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「まりさぁ!ゆっくりうまれるよ!!」 「れいむ!!ゆっくりがんばってね!!」 「ゆっ、ゆっ、ゆー。ゆっ、ゆっ、ゆー」 「もうちょっとだよ!!がんばってね!!」 『ゆっ!』 「ゆー!!あかちゃん!!ゆっくりしていってね!!!」 『ゆっ!!!』 「まりさ・・れいむの・・・あかちゃんは?」 「すごくゆっくりしてるよ!!」 「よかった・・・ゆっくりしていってね!」 『ゆー!!!』 こうしてこの家族に新たな命が生まれた 産まれてきたのはれいむ種が一匹 まだ体もテニスボールほどで皮が安定してなくプルプル震えている 「あかちゃんれいむ!!まりさがおとーさんだよ!!」 『ゆっ!!』 「はじめましてのあいさつだよ!ほっぺたすりすりするよ!!」 『ゆゆっ!?』 「あかちゃんのほっぺたやわらかいよ~、ほっぺた~♪ふにふに~♪」 『ゆっ!?ゆゆっ!?』 「まりさばっかりずるいよ!!れいむもふにふにさせてね!!!」 「いいよれいむ!いっしょりすりすりしようね!!」 「ほんとだ~、すごくゆっくりしてるよ~♪すべすべ~♪」 『ゆっ!ゆっ!!ゆーん!!ゆーん!!』 「ゆっ!!あかちゃんがないちゃったよ!!」 「ごめんね!いたかったよね!?いっしょにゆっくりしようね!!」 「ほーら、どすからおしえてもらった”たかいたかい”だよ~」 『ゆっ!・・ゆっ!?・・ゆー♪ゆー♪』 「まりさ!!あかちゃんがわらってるよ!!」 「ゆゆっ!!さすがはどすじきでんの”たかいたかい”だね!!!」 こうして二人の初めての子育てが始まった 『ゆー!!ゆー!!』 「いたいの!?どこがいたいの!?」 『ゆーーん!!ゆーーん!!!』 「わがらないよぉぉぉ!!!まりざぁぁぁぁ!!どうじよぉぉぉ!!」 「ゆゆっ!?こんなときはぱちゅりーにおしえてもらった”あれ”をやるよ!!」 「「いたいの、いたいの、ゆっくりとんでけ~!!」」 目を離した隙に子供が蜂に刺された、と右往左往し 『ゆー・・・ゆー・・・』 「ゆっ!?くるしいの!?だいじょうぶ!?」 『ゆー・・・ゆ・・・』 「までぃざぁぁぁ!!あがじゃんがじんじゃうよぉぉぉ!!」 「だいじょうぶだよ!!ようせいさんにこおりをもらってきたよ!!」 突然熱を出した、と騒いではあちこち走り回ったり 「あかちゃーん!!どこー!!」 「ゆっくりでてきてねー!!」 「までぃざぁぁぁ!!どごにもいないよぉぉぉ!!」 「れいむ!!もっとおおきいこえでよぼうね!!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 『ゆっ!!ゆー!!ゆー!!!』 「「みづがっでよがっだー!!!」」 自分の子供がいなくなった、と泣きじゃくっては一晩中森の中を探した そんな子育ても問題なくこなせる様になり、子供もサッカーボールほどに成長した 『ゆ~・・・ゆ~・・・』 「まりさ、あかちゃんもおおきくなったね」 「れいむ、もうあかちゃんじゃなくて、なまえでよんであげようね」 眠ってしまった子を二人寄り添いながら見守り語り合う 初めての子育てで上手くいくか心配だったが 群れの仲間の助けもあり子供は順調に成長していた 「まりさ、そろそろれーむもしゃべるころかな?」 「れいむ、あせらなくてもきっとしゃべれるようになるよ」 「そうだよね、ゆっくりまってるよ!」 そんなある日、家族で歌を歌っているときにその時が来た 「「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆゆっ♪ゆゆ~♪」」 『ゆ~♪ゆ~♪』 「「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆ~っくり~♪していってね~♪」」 『ゆ~♪ゆゆ~♪・・っきゅり~♪』 「ゆゆっ!?まりさ、もしかしてれーむがしゃべった?」 「れいむ、たしかめてみようか?」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 『ゆっ、ゆっくち、ちていっちぇにぇ!』 「しゃべったー!!れーむがしゃべったよー!!!」 「れーむ!まりさのこと”おとーさん”ってよんでみて!!」 『ゆ~?ゆっくちちていっちぇにぇ!!』 「れーむ!れいむのことは”おかーさん”ってよぶんだよ!!」 『ゆっくち!!ゆっくち!!』 「れいむ、それはまだはやかったね」 「まりさ、でもうれじいよぉぉぉぉ!!!」 「「みんなでゆっくりしようね!!!」」 『ゆっくちちていっちぇにぇ!!!』 二人の子育てはまだまだ続く ~おわり~ この一家の幸せが長く続きますように -- 名無しさん (2012-12-24 17 37 28) 名前 コメント
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※ 作者名:天海 ※ 時代考証とか世界観とか、その他色々と気にしない方向でお願いします。 年越しの準備をあらかた終えて日常の落ち着きを取り戻した小さな村落に、地響きが鳴り渡った。 「来おったか……」 村の長老は極めて冷静にそうつぶやいた。 ドスまりさと多数のゆっくり達の襲来を まるで予想していたかのように。 この地方は冬でも雪が降る事は稀であり、この辺りに住むゆっくり達は冬籠りという物をする必要がなかった。 もちろん外は寒いし、食糧となる虫や植物も無いため、巣に籠りがちになるのは変わらないのであるが。 とはいえ、少なくとも巣に籠っている間に食糧が尽きたまま泣き寝入りしたり、積もった雪で出口が防がれたりという事もない。 ゆっくり達にとっては冬でも比較的安全である場所なのである。 ドスまりさは村の広場に辿りつくと、早々に長老へと切り出した。 「まりさのむれは たべものがたりなくてこまってるんだよ。だから たべものをわけてほしいよ。どうかおねがいします。」 無理を招致で言っているのであろう。ドスまりさのトーンはゆっくりとは思えないほどに低かった。 そう、ドスまりさにもわかっているのだ。 毎年、草原には群れの皆だけでは食べ切れないほどの植物が生い茂げるのに、この年に限って植物は異様なほどに少なかった。 村落の畑の方も 人の手が入っているとはいえ、そう思わしい収穫は得られなかったであろう。 それでも仲間のゆっくり達を幸せにしないといけないという使命感から、ドスまりさは今回の行動に出たのだ。 ……ドスまりさはゆっくり側の被害を覚悟の上でも、人間と戦って食糧を得るという覚悟を決めていたのである。 その証拠が、ドスまりさの後ろに並び立つ100を超える数のゆっくり達である。 とは言っても、人間は強い。 ドスまりさはさておき、普通のゆっくりでは束でかかっても人間に敵うわけがない。 そこでドスまりさは一策を講じていたのである。 ここにいるゆっくり達は いわば囮。 これだけの数のゆっくりがいれば、対応する人間側も それなりに人員を割く必要がでてくるであろう。 人間達が広場に集まったところで、ドスまりさがゆっくりオーラを発動させる。 その隙に別動隊が人間の食糧庫から食糧を奪おうという作戦であった。 人間達には食糧を長期間保存する技術がある。 また、長距離を移動する術や、隣村へのツテもある。 多少の食糧が無くなっても、強い人間達ならなんとでもできるはずなのだ。 さらにいえば、この村の人間達は過去一度たりとも、ゆっくりの群れに手出しをしてきたことがない。 そのような経験もまた、今回のドスまりさの決断を手伝ったのである。 そして、こんなことを考えてはいけないが……もし人間が今回に限って怒りを見せた場合、 囮となるゆっくり達、そしてドスまりさ自身の事を食糧の替わりに人間に食べてもらっても良いとすら、ドスまりさは考えていた。 人間達の怒りを、それで鎮められるのであれば。 ゆっくりの共食いはタブー。それを一度でも崩してしまえば群れの存続はありえないであろう。 人間にゆっくりを差し出して替わりに野菜をもらうという悪魔の考えも思い浮かんだのだが、これをしては他のゆっくり達の信用を失う。 それでは結局群れの存続はありえない。 だが、戦って食われるなら仕方ない。 結局数体のゆっくりが食われて、替わりに野菜を得るという結果は変わらないが、過程の違いが群れの存続には重要なのである。 「残念ながら聞けぬ相談だ。こちらも苦しいのでな。」 長老の返答は、ドスまりさの予想した物だった。 「だったら」「力づくか……? それもよかろう」 実力行使を示唆するドスまりさの言葉を遮った長老はさらに続ける。 「ただし、互いに損害は最少に留めるべきだろう?」 「……ゆゆ?」 予想とは違う展開にドスまりさは戸惑う。 「1vs1。人間とお前で決着をつけ、お前が勝てば食糧をやろう。お前が負ければ、おとなしく帰るんだ。我らは何も奪わぬ。」 「……ゆゆゆ?」 これはゆっくり達にとっては、予想よりも遥かに美味しい提案ではないのか。ドスまりさはさらに戸惑う。 ドスまりさは、このような美味しすぎる提案に諸手をあげて喜べるほどの餡子脳ではないのだ。そもそも手がないし。 「ただし、ルールはこちらで決めさせてもらう。それに納得が行かなければ他の方法でくるがいい。」長老はそう付け加えた。 やはりきたか、とドスまりさは思う。人間の考える事には何か裏があるのだ。とはいえ、ルールを確認だけしてみる価値はある。 ドスまりさはさらに詳細を聞く体勢に入った。 長老の示したルールは以下のような物であった。 ドスまりさと人間の1vs1で決着をつける。他の人間及びゆっくりの手出しは禁止する。 両者とも、互いの同族を人質及びゆっくり質にとることを禁止とする。 場所は広場に特設した7m四方のリング。場外への脱出は試合放棄とみなし、反則負けとする。また、相手を故意にリング外に落とすことも禁止する。 人間はオープンフィンガーグローブ、マウスピース、ファウルカップ、レガースの着用を義務づける。その他のあらゆる道具は使用禁止とする。 人間はドスまりさへの目つぶし攻撃、口内への侵入、帽子への攻撃は禁止とする。 人間はドスまりさへの噛みつき攻撃及び食すことを禁止とする。 ドスまりさは人間を口内へ含むこと、食すことを禁止とする。 ドスまりさは故意に自らの帽子を落とすことを禁止とする。 ドスまりさはあらゆるキノコの使用を禁止とする。 両者、故意での急所攻撃を禁止とする。 軽度の出血あるいは出餡をした場合は、傷を塞ぐ応急処置を施して試合を続行する。その他の場合の応急処置等は一切認めない。 1ラウンド内に3度ノックダウンを奪われた場合、その時点でTKO負けとする。 その他、レフェリーの判断により試合続行不可能な状態と認められた時点で、レフェリーストップとして試合を終了する。 3分間3ラウンドで戦い、それでも決着がつかない場合はジャッジによる判定で決着をつける。 「ゆゆ〜……」 ドスまりさは熟考した。 このルールは思いの他、ドスまりさの事も考えて作られている。 ただ一点、キノコの使用禁止が気にならないではないが、人間と1vs1で戦うのであれば、このくらいのハンデは仕方ないであろう。 このドスまりさは体長2mほど。帽子を含めればさらに高くなるが、ドスまりさ種としては比較的小さい、若いドスまりさであった。 一方この村落の人間達の中に、見たところ自分より大きい人間はいない。 さらにルールで自らの身も、仲間のゆっくり達の身も安全を確保されており、思う存分戦うことができるのである。 そして万が一人間側が何かを仕掛けてきても、長老は何も奪わないと公言したではないか。 「ゆゆ! わかった! やるよ!」 ドスまりさは決断した。 「……そうか。 では日時と場所は、本日夕刻からこの広場で。 準備ができるまでここでゆっくりしてるがいい。」 そう言った長老は、村の者達にリングの準備と、ゆっくり達へのもてなしを命じた。 夕刻。 組みあがったリングの周りに設けられた観客席は、小規模ながらも村の者たちでびっしりと詰められていた。 一方向は特設ゆっくり応援シートとなっており、ドスまりさが連れてきたゆっくり達と別動隊のゆっくり達が雛壇にびっちりと詰められていた。 なかなか珍妙な光景である。 10カウントゴングが鳴り、会場の照明が灯る。 「皆様、大変長らくお待たせいたしました。これより、試合を開始いたします!」 場内に響くアナウンスは、おあずけ状態だった観客たちのボルテージを一瞬にして最高点まで上昇させた。 「それでは、青コーナーより、ゆっくり代表選手の入場です!」 「「「 どすー、ゆっくりさせてねー 」」」 「やっさっいっ!やっさっい!」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」 特設ゆっくり応援シートのゆっくり達から、一斉に声援(?)が飛ぶ。 花道に焚かれるスモーク。その中に巨大な影が現れた。 それと同時に会場に響くのは、女性声の入場コール。 「インザブルゥゥゥゥーコォナァァァー!、 フロォム、チカクノソウゲェン、 ドォスゥゥ、マ、ルィッスァァァ!!」 「その巨大な背中に背負うのは、幾多のゆっくり達の願い……ゆっくりしたい、ゆっくりさせたい、必ずゆっくりさせてやる! 絶対ゆー者、ドスまりさ入場!」 実況席の言葉に、応援シートのゆっくり達がさらなる盛り上がりを見せる。 ドスまりさはリングの前まで小刻みに跳ねていき、そこから高々とジャンプしてリングへと着地する。 その際の衝撃音が、村の者達の不安を駆り立て、ゆっくり達の高揚を呼ぶ。 ドスなら自分達をゆっくりさせてくれる。ドスまりさに人間が勝てるわけがない。 ゆーゆーとリングに着地したドスまりさは、応援シートのゆっくり達の方へ向き気合をいれる。 「「「「『 ゆっくりしていってね! 』」」」」 ドスまりさとゆっくり達の、ゆっくりしていってね大合唱である。 さらにドスまりさは本部席にいるゆっくりれいむを見やる。 このれいむは試合に決着がつかなかった場合のジャッジ役の一人に選ばれたゆっくりであり、ドスまりさの愛するゆっくりでもあった。 ドスまりさは愛しのれいむにウインクをしてみせる。頬を赤らめるジャッジ役のれいむ。 この試合が終わったらいよいよ婚約を申し込もう、そう心に決めて試合への決意をさらに高めるドスまりさであった。 ちなみにジャッジは計3人。 不公平にならないように、ドスまりさの承認も得た上で以下のメンバーにジャッジを任せることにした。 村の代表として長老を、ゆっくりの代表としてれいむを、そして中立の立場として村から離れた場所に住んでいる一人の少女を。 レフェリーはその役割の都合上 村の者になるが、ドスまりさの参謀のぱちゅりーとありすをセコンドに置き、何か不平があればレフェリーに抗議できる権利を与えることでゆっくり側の了解を得た。 再び、アナウンスの声が場内に響き渡る。 「つづいて、赤コーナーより、人間代表選手の入場です!」 「「「 にんげんさん、ゆっくりしていってね! 」」」 「どぼぢでれいむのぶんのおべんとうたべぢゃったのぉぉ?」 「ゆゆ、こんなところにのこしておく れいむがわるいんだぜ!」 特設ゆっくり応援シートのゆっくり達から、一斉に野次(?)が飛ぶ。 花道に焚かれるスモーク。その中に人影が現れた。 それと同時に会場に響くのは、やはり女性声の入場コール。 「インザルェッドォーコォナァァァー!、 フロォム、ココノムラ、 ギャクゥタァァイ、オ、ニィッスァァァンッ!!」 「道具など要らない、仲間など要らない、ゆっくりさえいればそれでいい! その虐待魂は地獄の閻魔にも止められはしない! 虐待お兄さん入場!」 実況席の言葉に、今度は村の者達の盛り上がりが最高潮となる。 花道に姿を現した虐待お兄さんは一目散にリングへと駆け、リングインすると同時にドスまりさの目前に立ち、ドスまりさと頭を合わせて睨みつけ続ける。 慌てて両者の間に割って入り、なだめるレフェリー。 両者のボディチェックを終え、少しだけ間を計って、レフェリーが試合開始の合図を送る。 同時に会場にゴングの音が鳴り響いた。 第1ラウンド序盤は静かな立ち上がりとなった。 ドスまりさとの間合いを慎重に測る虐待お兄さん。 虐待お兄さんの出方を窺うドスまりさ。 互いが互いを牽制し、両者とも攻撃らしい攻撃をせずに、ただ時間だけが過ぎ去っていく。 そんな展開を観客席の人間、そしてゆっくり達はじっと見つめていた。 突如、マットを強く蹴る音が会場の静けさを打ち破る。 先手を打ったのは虐待お兄さん。 一瞬の踏み込みから、ムチのようにしなるローキック。乾いた打撃音が響きわたる。 そしてすぐさま、元の間合いに下がる虐待お兄さん。 観客席からは一斉にどよめきの声が漏れだした。 虐待お兄さんのローキックは、確かにドスまりさの顎の側面にクリーンヒットした。 クリーンヒットしたのだが…… 「ゆふん、ぜんぜんいたくないよ!」 ドスまりさにはまったく効いていなかった。 ローキックは一見地味な技ではあるが、威力は回し蹴りの中でも高い部類であるはずだ。 そして打つ際の隙の少なさという利点もある。 どこを蹴ってもそう違いが無いであろうドスまりさ相手には、もっとも適した打撃であることは確かであった。 ……が、それが欠片も効く様子が無い。 ただでさえ中身が餡子である。皮さえ破れなければ、ゆっくり種は打撃には強いはずなのだ。 その様子を見たセコンドのぱちゅりーとありす、ジャッジれいむ、そして応援シートのゆっくり達はドスまりさの勝利を確信した。 そもそも体格的にはドスまりさが圧倒的に勝っているのである。 何度打撃を打たれようとも、ルール的に人間はそれ以上のことはできないはずである。 その打撃が効かないとあれば、あとは一度でもドスまりさが踏みつけ、あるいはのしかかり等を決めれば、ドスまりさは勝てるのだ。 虐待お兄さんはしかし、その事に動じる様子は無かった。ただ、冷静な視線でドスまりさの動きを見つめている。 その様子を見て、長老はうなずく。頼もしい青年に育ったものだ、と心の中で青年の成長を喜んでいた。 この虐待お兄さんは、元々孤児であった。 孤児であるが故のストレスを発散するかのように、ゆっくり達を むやみに傷つける生活を送っていた。 それを知った長老が少年を家族として受け入れ、そして諭し、格闘技に打ち込むように促したのである。 試合は進む。 虐待お兄さんはヒット&アウェイの要領でローキックを放ち続けていた。 しかしそのどれもが、目に見えたダメージをドスまりさに与えるには至らない。 ドスまりさは余裕の表情で、じりじりと虐待お兄さんへ近づくように動くだけである。 虐待お兄さんの身体からは汗が噴き出していた。 仮にも格闘技に打ち込んできた虐待お兄さん。スタミナ面ではなんの不安も無いはずなのである。 しかし、リング上での実戦となると、今回が初めてなのだ。この村にそのような機会はそうそう無いのだから。 リングを照らす照明が冬の屋外とは思えぬほどの温度を生み出していた。 不慣れな環境での戦いが、虐待お兄さんのスタミナを奪っていたのかもしれない。 第1ラウンド残り1分のあたりで、アクシデントは起こった。 虐待お兄さんがローキック後に後方へ下がる際に、自らの汗が溜まっていた場所で足を滑らせてしまったのである。 虐待お兄さんが仰向けにスリップダウンすると、ドスまりさはすかさず間合いをつめ、虐待お兄さんへとのしかかった。 観客の人間達からは悲鳴が、ゆっくり達からは大歓声が起こる。 ドスまりさは完全に虐待お兄さんの上にのしかかり、観客からは虐待お兄さんの姿を確認することができなくなってしまった。 ドスまりさの重量は定かではない。ただ、恐らくは人間でいう百貫デブなどとは比べ物にならない重さであろう。 さらに完全にドスまりさとリングの間に挟まれている状態で、窒息状態に陥っているかもしれない。 ともすれば、レフェリーストップ負けになる恐れもあるのだ。 レフェリーはしきりにドスまりさの下を確認する。しかし虐待お兄さんの姿は見えない。 第1ラウンド終了まではもう少し時間が残っている。ゴングに救われる可能性を期待するのは厳しい状態だ。 ドスまりさは鎮座する。虐待お兄さんの真上で、不適な笑みをうかべながら。 「まりさ〜、すてきよ〜」 ジャッジれいむが、ドスまりさの不適な笑みに思わず声援を送る。 公平さの欠片も見られないが、ゆっくり種にそんな物を求めるだけ無駄である。 「まっててね、もうちょっとでおわるからね!」 ドスまりさはリングから声をかける。 すでに勝った気でいるゆっくり達を横目に、村の者達と長老は冷静に試合を見守っていた。 「……ゆ?」 ドスまりさが声を漏らす。何か自分の体の下部に違和感を感じたのだ。 次の瞬間、ドスまりさの体が横方向に傾く。「ゆゆゆ!?」 ごろん、と横方向に1/4回転したところで、しばし姿の見えなかった虐待お兄さんが姿を現す。 虐待お兄さんの両腕は、ドスまりさの下部をつねってひっぱった状態で、両足はその根元を固定しているようにカニ挟みの状態になっていた。 おそらくその部分でのテコの原理を利用して、相手を回転させたのであろう。 いわば、対ゆっくり用のオモプラッタである。虐待お兄さんの攻撃手段は、何も打撃だけというわけではないのだ! 横たわるようにひっくり返ってしまったドスまりさから手を放し、虐待お兄さんは立ち上がった。 セコンド、及び応援シートのゆっくり達は一体何が起こったのかわからず、一様に呆けた表情を見せている。 虐待お兄さんはそんな事もかまわず、ドスまりさの底部にあたる部分に、今度はミドルキックの連打を浴びせ続けた。 ドスまりさが動けない状態である以上、ヒット&アウェイに徹する必要は無くなったのである。 第1ラウンド終了まではもう少し時間が残っている。ゴングに救われるまで、ドスまりさはひたすら底部を蹴られ続ける羽目となった。 第1ラウンド終了のゴングが鳴る。 虐待お兄さんは赤コーナーに戻り、用意された椅子に腰を掛け、タオルを頭からかぶり、水を口に含み、そして吐き出した。 スタッフ達がドスまりさの体躯を立たせてやり、青コーナーまで戻す。 セコンドのぱちゅりーとありすは声をかける。 「むきゅ、さいごはやられたわね、つぎのちゃんすがあったら、じゃんぷしてふみつけるのよ!」 攻撃のアドバイスを施すぱちゅりー。 「あんなてくをもっているなんて、あいてはなかなかのとかいはね! きをつけて!」 防御のアドバイスを施すありす。 その言葉にうなずくドスまりさ。アドバイスとして役に立つのかは疑問であるが、人間には推し量ることができない所なのであろう。 そうこうしているうちに、インターバルは終了し、第2ラウンド開始のゴングが鳴り響く。 第2ラウンド開始直後から、虐待お兄さんは再びローキックでのヒット&アウェイ作戦に出た。 ドスまりさはそれを気にせず、ひたすら虐待お兄さんとの間合いをじわじわと詰めるだけである。 だけであるのだが…… おかしい。先ほどよりも間合いを詰めることができない気がする。 インターバルの休憩で虐待お兄さんのスタミナが回復したせいかもしれない。 またリング上の汗が拭きとられたことで、虐待お兄さんが動きやすくなったのかもしれない。 ドスまりさは考える。 今の素早い動きの虐待お兄さんにジャンプ踏みつけを決めることができるのか。 リングは広くて平坦なため、虐待お兄さんの動きを封じた状態からジャンプしないと、とてもじゃないが踏みつけを決めることはできないであろう。 闇雲にジャンプ踏みつけを繰り返す方法もあるにはあるが、いたずらにスタミナを消費すると後が怖い。となると…… ドスまりさの作戦は、再び相手のスタミナ切れまでひたすら耐える事となった。 消去的な作戦ではあるが、先ほどのようにスリップダウンを期待できるかもしれない。 そしてなにより、なかなかにゆっくりした作戦ではないか。 そんなよくわからない理由で作戦を決定したとは露知らず、虐待お兄さんはひたすらローキックを何ダースと放っていく。 そしてそのまま、ただただ時間が過ぎていった。 リズミカルなローキックの音に、応援シートのゆっくり達はうとうとと船を漕ぎ始めている。 第2ラウンド残り1分のあたりで、再びアクシデントは起こった。 なんと、またもや虐待お兄さんがローキック後に後方へ下がる際に、自らの汗が溜まっていた場所で足を滑らせてしまったのである。 虐待お兄さんが仰向けにスリップダウンすると、ドスまりさはすかさず間合いをつめ ……られない。 足が思うように動かないことに、ドスまりさはここへ来て初めて気がついたのである。 第2ラウンド開始直後から間合いを詰める速度が遅くなったように感じたのは、ドスまりさの動きが遅くなったからなのだ。 虐待お兄さんのローキックは、ドスまりさに痛みを与えることは確かに無かった。 無かったのではあるが、一撃ごとに見えない傷をドスまりさの下部に確かに刻み続けていたのである。 その傷が増えたこと、そして打撃を浴び続けたことにより、ドスまりさの下部及び底面の皮と餡子が硬化して、ドスまりさの歩行を妨げるようになったのである。 ドスまりさは驚き、そしてとっさに考える。このままではまずいのだ。 今は少しだけなら動けるのだが、このままローキックを浴び続けていれば、きっと完全に動けなくなる。 そうなれば、ジャンプしたりのしかかることすらできない。それどころか、自ら倒れることもできない。 ドスまりさの攻撃手段が完全に失われてしまうのだ。 これ以上 もたもたするわけにはいかない。ドスまりさは最後の賭けに出ることにした。 大きく口を開け、口内から輝きが広がりだす。ドスパークの体勢である。 ルールにより、キノコの使用は禁止されているが、体内に残っているキノコ成分を搾りだせば、何とか一発くらいはドスパークを放つことができるのである。 虐待お兄さんはハッと気づき、横方向に回避するが…… 『あまいよ!』 ドスまりさは振り返り、ドスパークを発射させた。閃光が広場に広がる。 キノコが無い分、通常のドスパークより威力は無いが、それでも十分な威力は残っている。 閃光が収まった後、ドスまりさは自らが奪ってしまった命に黙祷を捧げる。 『ごめんね、こうするしかなかったんだよ。あの世でゆっくりしていってね。』 ……確かにドスパークの威力は十分であった。 特設ゆっくり応援シートとそこに座っていた100を超えるゆっくり達を完全に蒸発させるには十分であったのだ。 「「「ゆ、ゆ、ゆ、ゆぎゃああああぁぁぁぁ」」」 セコンドのぱちゅりーとありす、そしてジャッジれいむの悲鳴が場内にこだました。 そして聞きなれた打撃音が再び響きだす。 虐待お兄さんはドスパークをしっかり回避していたのである。 最初の回避で特設ゆっくり応援シートの方向にドスパークを誘導させた上で、斜めに回り込むように前転してドスまりさの背後へまわっていたのだ。 ドスまりさは魂が抜けたかのように固まっていた。 自ら、群れの同族を、100を超える同族達を消し去ってしまったのである。 その後は第2ラウンド終了のゴングが鳴るまで、虐待お兄さんの足とドスまりさの体が聞きなれた打撃音を奏で続けることとなった。 第2ラウンド終了のゴングが鳴る。 「リング調整のため、しばらく時間をいただきます。あらかじめご了承ください。」 ドスパークで消失したロープを補修するため、インターバルは少し長めに取られることとなった。 虐待お兄さんは赤コーナーに戻り、用意された椅子に座って眠りはじめてしまった。 慣れない環境で第1ラウンド途中から動きっぱなしで、さすがに疲れてしまったのであろう。 一方のドスまりさは、スタッフの手を借りずには動けないほどひどい状態であった。 セコンドのぱちゅりーとありすも目の前で起こった惨劇のショックからか、口数は少ない。 ジャッジれいむは白目をむいて気絶していた。 「むきゅ、すぎたことはしかたないのよ。きりかえて、さいごまでたたかいましょう。」 なんとかドスまりさを勇気づけようとするぱちゅりー。 「まりざがぁぁぁぁ! ありすのはにーがぁぁぁぁ!」 隣でショックをぶり返させるかのように泣き叫び続けるありす。 どうやら応援シートにいた最愛のまりさ(通常サイズ)を失ってしまったようである。 その言葉を聞き、ドスまりさは目に涙を浮かべはじめていた。 「むきゅ、ありす、しっかりして! しぬことはかくごのうえだったはずよ!」 ぱちゅりーがありすをなだめる。 「ゆぅ〜、ゆぅ〜、ゆぅ〜…… そうね…… どす、あいてはあんなにへばってるわ、ちゃんすはあるはずよ。」 深呼吸をしてどうにか落ち着きを取り戻したありすは再びアドバイスを送った。 「レフェリー、まりさの足の応急手当を要求するわ!」 レフェリーを呼びつけるぱちゅりー。 しかし、レフェリーは首を横に振る。ルールに明記してあるからだ。 ”・軽度の出血あるいは出餡をした場合は、傷を塞ぐ応急処置を施して試合を続行する。その他の場合の応急処置等は一切認めない。” この試合、ドスまりさは餡子を流していないのである。 「む、むきゅ〜」 ぐうの音も出ないぱちゅりー。 そうこうしているうちに、インターバルは終了し、第3ラウンド開始のゴングが鳴り響く。 「ひゃっはぁぁぁぁぁあああああ!」 第3ラウンド開始と同時に、虐待お兄さんはラッシュをかける。 「「『な、なんで? さっきまであんなにつかれていたのに!?』」」 ドスまりさもセコンドの2匹も驚きを隠せない。虐待お兄さんのどこにそんなスタミナが残っているのか。 虐待お兄さんは思い出す。自らの過酷な練習の日々を。 玄翁を持ってゆっくりを追いかけまわすロードワーク。 群れからこっそりと誘拐してきたゆっくり達の皮をつぎはぎして作ったサンドバッグ。 その中に赤ゆっくり達を詰め込んでのキック練習。 そして、ゆっくりをそのままミットにしてのコンビネーション打撃練習。 どの練習もとても過酷で……とても楽しく身が入った。 この練習を考えたトレーナーには感謝しきりである。 そんな楽しい練習を続けてきた虐待お兄さんにスタミナの心配など不要なのである。 先ほど眠っていたのは、より全力でラッシュをかけるための準備にすぎない。 虐待お兄さんは短時間の睡眠で体力を完全に回復させることができる、生粋のアスリートとなっていたのである。 左右パンチ、フック、ストレート、アッパー、ローキック、ミドルキック、ハイキック、ジャンピングキック、膝蹴り、エルボー、頭突き、ハンマーブロー、水平チョップ、ドロップキック、フライングクロスチョップ、延髄蹴り…… 先ほどまでとは打って変っての打撃技のオンパレード。まるで水を得た魚のようである。 全力の生身虐待をぶつけることをできる喜びを、技の一つ一つで表現するかのようであった。 「ゆぎゃっ!」「ゆぶっ!」「ゆげっ!」「ゆぼぅっ!」 その一撃一撃はドスまりさへ確かに痛みを伝えていた。 先ほどまでのローキックはあくまで表面を傷つけるために放っていた物である。 しかし今回は内部の餡子を傷つけるために攻撃を放っている。 時には中枢餡へと届くかというような攻撃もあるのだ。 第3ラウンドは3分間みっちり、虐待お兄さんのラッシュが続き、そのまま終了のゴングが鳴った。 「それでは判定に入ります。」 ゆっくりがほとんどいなくなった場内にアナウンスが響き渡る。 「ジャッジ長老……10 0 赤、虐待お兄さん!」 長老は静かに、リングを見つめ続ける。妥当と言えば妥当なジャッジである。 「ジャッジれいむ……0 10 青、ドスまりさ!」 気絶状態から復活した涙目のれいむ。ゆっくり種としては当然なジャッジである。公平ってなんだろう。 結局、勝敗は一人の少女ジャッジに委ねられる事となった。 「ジャッジ阿求……10 10 ドロー!」 少女の名前は阿求と言うようだ。 結果は1−1、ポイントも20−20で完全なドローである。 不測の事態に本部とアナウンスは慌て出す。 数分の協議の結果、一つの結論が導きだされた。 「ジャッジで決着がつかなかったため、3分間の再延長戦を行います!」 場内アナウンスに、観客達は大いに沸いた。 「ゆゆ? ゆゆゆゆゆ!?」 ドスまりさは驚きを隠せない。もう終わったと思ったのに。もう帰れると思ったのに。 第4ラウンド開始のゴングが非情にも鳴り響いた。 「いやっはぁぁあああああぁぁぁぁ!」 ジャッジの最中も再び眠りについていた虐待お兄さんはこのラウンドも元気いっぱいである。 第4ラウンドも3分間みっちり、虐待お兄さんのラッシュが続き、そのまま終了のゴングが鳴った。 再びジャッジが行われる。まるでデジャブであるかのように。 そしてその結果もまた、デジャブであるかのようであった。 「ジャッジで決着がつかなかったため、3分間の再々延長戦を行います!」 ……この一連のデジャブは2度3度と続いていくのであった。 結局、その後第10ラウンドまで行ったところで、ぱちゅりーがジャッジれいむを説得してゆっくり側の敗北を認めるこっとなった。 「ゆ゛……ゆ゛……ゆ゛……」まともな言葉も発することができなくなっているドスまりさ。 試合後にようやく応急処置が認められたが、自走できる状態ではなく、村の者たちが巣まで送り届けてやることとなった。 「はい、あなたのれいむよ。」 阿求という少女が、れいむをドスまりさのところに連れていってやった。 「あなたはよくやったわ。群れも無くならないでしょ? だって……あなたが自ら口減らししたんだもの。」 少女がドスまりさに言う。 その言葉は慰めにならない。その言葉は追い打ちにしかならない。もちろん、その事は言葉を発している少女が一番よくわかっているのであるが。 なにより、その声のトーンは喜びの色を隠し切れていなかった。 「ゆゆ? ゆっくりしていってね!」 うなだれるドスまりさを見て、れいむは無垢な表情でそういった。 あまりのショックで記憶を失っているのかもしれない。むしろその方が幸せなのであろう。 ドスまりさは、れいむに合わせる顔が無く、うつむいたままであった。 「れいむ、ぼうしのなかにはいってね……」 ドスまりさはうつむいたままそう言って、阿求に手伝ってもらい、帽子の中にれいむを収納した。 これで少なくとも巣に帰るまで顔を合わせずに済むのである。 「おさわがせしてごめんね……ゆっくりしていってね……」 ドスまりさはそう言って、村を去っていった。 正々堂々と戦い敗れたドスまりさに、観客達からは拍手が浴びせられる。 しかしその拍手さえも、ドスまりさには慰めにすらならなかった。 ドスまりさ達が去ったのを確認した後、リングとその周辺には残された虐待お兄さんと長老、そして観客達が興奮さめやらぬ様子で居残っていた。 虐待お兄さんがマイクを要求し、これを受け取る。 「しょっぱい試合してすんませんでした!」 リングの各方向にお辞儀をする虐待お兄さん。 「そんなことないぞー!」「おもしろかったぞー!」 観客はそれを否定し、虐待お兄さんはその言葉に再びお辞儀をした。 「長老、はいってきてください!」 虐待お兄さんは長老を呼び込む。 「長老、ここまで育ててくれて、本当にありがとうございます! これからもご指導よろしくお願いします!」 虐待お兄さんは長老に非常に感謝しており、この場を借りてお礼を言いたかったのだ。 何せ、今日までの特訓のトレーナーを務めたのは、誰あろう長老その人であったのだから。 その言葉を聞き、観客達は大きな拍手を送る。2人の事情を知っており、涙ぐむ者までいる。 すると、今度は長老が虐待お兄さんからマイクを受け取り、言葉を発した。 「素晴らしい試合だった。本当にありがとう! 感動した!」 まずは虐待お兄さんを労い、続ける。 「そして、長年の計画に協力してくれた皆、本当にありがとう!」 長年の計画…… 長老が若い頃から抱いていた野望…… それは1vs1ならば人間にも勝てると思っているドスまりさの心を、完膚なきまでに叩き折る事であった。 長老もまた、虐待お兄さんだったのである。 計画の主軸はすなわち、生身の人間との1vs1でドスまりさを打ち倒すことである。 この計画を思いついた時点で、残念ながら初代虐待お兄さん=長老の肉体は すでにピークを越えて久しかった。 そこで出会ったのが、ゆっくり虐待していた孤児の少年=今回戦った虐待お兄さんであった。 長老は少年に比類なき虐待の素質を感じた。そしてその可能性にすべてを賭けたのである。 長老は少年にゆっくり虐待アスリートとしてのエリート教育を施した。 そして、少年が青年になり、肉体のピークを迎えつつある今、計画を実行に移したのである。 今年は草原の植物が異様に少なかった。ドスまりさ達はそう思っていた。 しかし実際は、長老が命じて早い段階で植物の芽を摘んでいたのである。 村の畑は今年も豊作で、食糧庫には売るほどの蓄えが備わっているのだ。 村の者達はゆっくりの群れに手をだすことはない。ドスまりさ達はそう思っていた。 しかし実際は、長老が命じて気づかれないように誘拐して、各種処理を施していたのである。 その結果、虐待お兄さんのトレーニングは非常に身になる物となったのだ。 「それでは、皆さん、御唱和願います。」 長老は続ける。 その手には1匹のゆっくりが握られ、ガタガタと震えていた。 それはゆっくりれいむ種。ジャッジれいむであったゆっくりれいむである。 隣でジャッジを務めていた少女が気を利かせて、ストックしていた他のゆっくりれいむと飾りだけを交換して、偽物のれいむをドスまりさに渡したのだ。 長老は続ける。 「いくぞー!」 観客は応える。 「「「『 おー! 』」」」 そして長老と観客達が声を合わせる。 「「「「『 3! 』」」」」 「「「「『 2! 』」」」」 「「「「『 1! 』」」」」 「「「「『 ひゃっはああぁぁぁ! ぎゃくたいだあああぁぁぁ!!! 』」」」」 合唱とともに、長老……いや、初代虐待お兄さんは、手にしたゆっくいれいむを握りつぶした。 感動の試合をその目に焼きつけ、幸せな年の瀬を迎えるであろう村の者達であった。 一方、ドスまりさ達は絶望の年の瀬を迎えることになる。 それでも、ドスまりさは生き続けなければならない。 そうでなければ群れのために死んでしまった……いや自分が殺してしまった者達に示しがつかないのである。 だからドスまりさは生き続ける。 人間と1vs1で負けたことを背負い生き続ける。 100を超える同族を殺した罪を背負い生き続ける。 愛するれいむを失ったことも気づかぬまま生き続けるのである。
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ここはゆっくり草原。 猫や蛇、れみりゃ種といった捕食する生物がほとんどいないゆっくりの楽園だ。 その中に大規模なコロニーを築くゆっくり大家族がいた。 れいむ種やまりさ種、ちぇん種にみょん種といった色んなゆっくりの家族が寄り添い協力して過ごしている。 今日も母ゆっくりと中ゆっくりの半分がまだ小さいゆっくりや赤ちゃんゆっくりのために餌を集めに出かける。 残り半分のゆっくり達は子供たちを守ると同時に遊びの相手をしてあげる。 この平和なゆっくりコロニーの中で子供のゆっくりたちはすくすくと育っていくわけである。 そんなゆっくりコロニーの日常を観察しようと思う。 1.食事 餌を取りに出かけたゆっくり達が帰ってくるとこのゆっくり草原は騒がしくなる。 基本的には自分の子供/妹たちにしか餌を与えないようである。 なので食事の際は家族ごとに点々と寄り添って食事を行う。 だが、この時に面白いことが起きる。 家族ごとに集まるときにゆっくり達は誰が自分の娘や妹なのか分からないのだ。 そこで起きるのが『子の奪い合い』だ。 「この子はわたしのこどもだよ!!」 「ちがうよ!わたしのこども!!」 母であるゆっくりれいむが二匹争っている。 いや、そこらじゅうで何組かの母ゆっくりが争っている。 「ちがうよ!おかあさんはこっちだよ!!」 しかし子ゆっくりは母を覚えている。 母ゆっくりもそれを知っているようで、子ゆっくりが主張すれば大抵その場は収まる。 だが、その時に何も言わず本当の母を探している小ゆっくり達は大抵悲惨な結末を迎える。 「わたしのこどもだからこっちね!!」 「ちがうよ!!こっちだからね!!」 自分の子供だと主張しあう母たちに挟まれておろおろしている小ゆっくりを母ゆっくりが咥えて引っ張る。 そうすると取られてたまるかともう一方の母ゆっくりも咥えて引っ張る。 「ゆっくりはなふぃふぇね!!」 「そっちこそはなふぃふぇね!!」 小ゆっくりを引っ張り合う母ゆっくり。 「い”だい”よ”!は”な”じでぇ”!」 強い力で両側に引っ張られて体が引き裂かれる痛みに襲われる小ゆっくり。 しかし興奮した母ゆっくりはそんな事はどうでもいいようだ。 「や”あ”あ”あ”!じぬ”う”っ!!」 ばつんっと小ゆっくりの皮が真中から裂けて中身が地面へと落ちていく。 小ゆっくりを奪い合った結果殺してしまうなんて大事件のはずだが、他のゆっくりは自分の食事に夢中で気づく様子もない。 「そっちのせいだからね!!」 「ゆっくりあやまってね!!」 犯人である母ゆっくり達も悲しむ様子もなく、責任転嫁しあうとぷいっと顔を背け合う。 小ゆっくりの本当の母親はそのすぐ傍で「うっめ!めっちゃうめっ!」などと食事に夢中なのだから何とも報われない話である。 大体一回の食事で2~3匹の子ゆっくりがこういった惨劇の被害者となるが、小ゆっくりの数は多い。 なので気づくものもいないし、気づいたとしてもすぐに忘れてしまうのだ。 この子の奪い合いは、このような大規模なコロニーでないと中々見られない貴重な光景である。 2.外来者 今回の取材の中で面白い事件と遭遇した。 草原の外からだろうか、ゆっくりアリスが数匹この大家族の仲間入りをしたのが始まりである。 ゆっくりアリスは特にゆっくり魔理沙と仲が良く、よく寄り添っていた。 だからといってまりさ種だけじゃなく他のゆっくり種ともうまくやってるようだ。 子ゆっくり達は初めて見るゆっくり種に興味心身らしい。 「ゆっくりあそんでね!」「いっしょにゆっくりしようよ!!」 こんな感じでゆっくりアリス達にベタベタである。 そんな小ゆっくり達相手にもゆっくりアリスは優しく応じているようだった。 ゆっくりアリスが来てから数日。ふと違和感を感じた私は夜中のゆっくり達も観察することにした。 というのもいつの間にかアリス種の小ゆっくりが増えていたのだ。 さらに中ゆっくりの枯れ果てた姿が複数見受けられた。 間違いなくこれはゆっくりアリスが中ゆっくりに対して性行為を行った結果なのだろう。ともかくその瞬間を見ようと思う。 夜中、NITORI製の暗視ゴーグルにて観察を行う。 すると他のゆっくりが寝静まった頃、ゆっくりアリスが活動を始めたようだ。 ゆっくりアリスが同じぐらいの大きさのゆっくりに近づいていく。 母ゆっくりはゆっくりアリスにとっては大きすぎるから性交渉の相手にはならないのかな。 そんな事を思いながら見ていると、ゆっくりアリスは中ゆっくりではなく、中ゆっくりの傍で眠る小ゆっくりに向かっていることに気づいた。 小ゆっくりを襲うのかなと見ていると確かに襲った。性的な意味でじゃない。完全に踏みつぶしていた。 あの感じだと声も出ずに潰れただろう。 一瞬で潰れた饅頭と化した小ゆっくりをゆっくりアリスは食べていく。共食い? しかし食事は全員たっぷり食べていたと思うけど。 そうやって他数匹の小ゆっくりを潰して食べると、今度は中ゆっくりに寄り添うと交尾を始めた。 「はぁはぁ!ゆっくりさせてあげるね!!」 「あ”、あ”あ”~~!!」 どう見ても寝込みレイプです。 他のゆっくりアリスも見ると、同じような行動を取っていた。 しばらくするとゆっくりアリス達はすっきりしたようだ。 元寝ていた場所に戻って再び寝始めた。 そして寝込みを襲われた中ゆっくりはと言うと目を見開いた驚愕の表情で固まっていた。 頭の先から徐々に蔓が延びていた。 翌朝にはゆっくりアリスがまた増えていた。 そして数日後 さまざまな種類のゆっくりが生息していたこのゆっくり草原だったが、 今や生息するゆっくりの大半がゆっくりアリスになっていた。 母ゆっくりは自分の娘たちが減っているような気がしたが、元々自分の娘が何匹いるかなど知らないので気のせいかとやはり思っていた。 そして今日もゆっくり草原へ足を運ぶ。 するとすでに平和なゆっくり草原は無くなっていた。 母ゆっくりに群がり交尾を強制する大量のゆっくりアリス。 残り少なくなったアリス種以外のゆっくり達に襲いかかっていた。 とうとう隠れてゆっくりを襲うことをやめたようだ。 集団で襲われた母ゆっくりは最初抵抗したのだろう。何匹かのゆっくりアリスが潰れていた。 しかし集団で押さえつけられ、何度も絶頂へと押し上げられて動けなくなっていた。 どんどんと母ゆっくりの体から蔓が延びていく。 見るのは初めてだったが母ゆっくりは中ゆっくりと違って一回の強制性交渉で死ぬことはないようだ。 それでも体が蔓で覆われる頃には死んだ。 結局この草原はゆっくりアリスだけが住む草原となった。それも一日だけ。 ゆっくりアリスというのは安住の地というものに興味がないらしい。 大きなものも中ぐらいのものも、小さいアリスもそれぞれバラバラに草原から去って行った。 繁殖する相手がいないからここにいても仕方ないと判断したのだろう。 だがこの草原の外はゆっくりにとって危険な存在がたくさん生息している。 他のゆっくりに会えるゆっくりアリスは一割にも満たないだろう。 他のゆっくりに会うとゆっくりアリスは共生する。 そして小ゆっくりを殺し、中ゆっくりで仲間を増やす。そして最後は集団で母ゆっくりを襲うのだ。 今回はそれがただ大規模になっただけ。自然界ではよくあることなのだ。 ゆっくり草原もしばらくすれば徐々にゆっくりが戻ってくるだろう。 その時はまたゆっくりの生態を調べにここに来ようと思う。 終
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このページには、ゆっくりいじめ系251~500まで一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 250以前および501以降につきましては下記から。 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.750 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ系251 ゆっくりえーきの生涯(前編)制家 ゆっくりいじめ系252 ゆっくりえーきの生涯(後編)虐性 ゆっくりいじめ系253 ゆっくりまりさとないた赤鬼 後編虐そ無 ゆっくりいじめ系254 素敵な箱虐環薬無 ゆっくりいじめ系255 ゆっくりのっとっていくね制環家共無 ゆっくりいじめ系256 猟ゆっくり虐そ無 ゆっくりいじめ系257 ほほえみの村_1そ家性環捕 ゆっくりいじめ系258 ほほえみの村_2そ家性環捕 ゆっくりいじめ系259 ほほえみの村_3そ家性環捕 ゆっくりいじめ系260 ほほえみの村(永琳の報告書)そ環 ゆっくりいじめ系261 大好き!ゆっくり魔理沙_1虐環性家無 ゆっくりいじめ系262 大好き!ゆっくり魔理沙_2虐環性家無 ゆっくりいじめ系263 くろすゆっくりそ無外 ゆっくりいじめ系264 幻想郷のみにくい生き物虐そ家料無 ゆっくりいじめ系266 ケシの実2制薬無 ゆっくりいじめ系267 愛の劇場 -背徳の饅頭-そ性無 ゆっくりいじめ系268 後のまりさ虐性 ゆっくりいじめ系269 雪中のゆっくり前編制無 ゆっくりいじめ系270 ゆっくりスイーツ(笑)虐無 ゆっくりいじめ系271 ゆ民虐共料無 ゆっくりいじめ系272 出産ゆっくり_1虐家無 ゆっくりいじめ系273 出産ゆっくり_2虐家無 ゆっくりいじめ系274 れみりゃの帽子そ家捕 ゆっくりいじめ系275 妖怪とゆっくり虐そ家 ゆっくりいじめ系276 ゆっくりコルホーズ虐制環性無 「ゆっくりいじめ系277 ゆっくりのあねきィィ!は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系278 永夜緩居― 二匹のゆっくり_1虐そ環家 ゆっくりいじめ系279 永夜緩居― 二匹のゆっくり_2虐そ環家 ゆっくりいじめ系280 ゆっくり達の奮闘記制家無 ゆっくりいじめ系281 冬眠ゆっくりの子守唄そ環性家 ゆっくりいじめ系282 ゆっくり踏み虐家薬無 ゆっくりいじめ系283 山でゆっくり虐制家 ゆっくりいじめ系284 花屋の娘制無 ゆっくりいじめ系285 ペロ・・・これは・・・ゆっくり虐制家料無 「ゆっくりいじめ系286および287は作者さん要請により削りました。by管理人」 ゆっくりいじめ系288 ピタゴラゆっくり2虐機無 ゆっくりいじめ系289 詰め替えゆっくり虐環無 ゆっくりいじめ系290 崩壊ゆっくりずむ虐そ ゆっくりいじめ系291 原点回帰虐家捕 ゆっくりいじめ系292 ゆっくりの守護者虐制無 ゆっくりいじめ系293 愛はゆっくりすれ違うそ性 ゆっくりいじめ系294 ドスまりさ1そ ゆっくりいじめ系295 ドスまりさ2虐制性共 ゆっくりいじめ系296 まりさの誕生 1虐家 ゆっくりいじめ系297 中に俺しかいませんよ虐無 ゆっくりいじめ系298 まりさの誕生 2制家無 ゆっくりいじめ系299 強制ゆっくり虐制家環性無 ゆっくりいじめ系300 天井のゆっくり虐家環無 ゆっくりいじめ系301 ゆっくりゃかわいがり(笑)虐無 ゆっくりいじめ系302 ゆっくりになった男虐家無 ゆっくりいじめ系303 ゆっくりCUBE虐家機 ゆっくりいじめ系304 ゆっくりと男制環家料無 ゆっくりいじめ系305 まりさの誕生 3そ共 ゆっくりいじめ系306 ゆっくり改造職人のお話 前編虐そ無 ゆっくりいじめ系307 ゆっくりの思い込み制捕無 ゆっくりいじめ系308 ゆっくり達の夏そ家無 ゆっくりいじめ系309 ゆっくりれいむのぎゃくしゅうーハシノシター虐家捕無 「ゆっくりいじめ系310 ゆっくりと青い石_後は作者さんの要請で削除されました。」 「ゆっくりいじめ系311 Killer -scarlet- queenは作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系312 乙女よ、森はまだ早い虐性無 ゆっくりいじめ系313 ゆっくり家族とエターナルフォースブリザード制家無 ゆっくりいじめ系314 まりさの誕生 4 まりさの幸せそ ゆっくりいじめ系315 夏のとあるゆっくり虐環無 ゆっくりいじめ系316 虐待おねーさん制家無 ゆっくりいじめ系317 ケロちゃんカナちゃんのラブラブ生活そ家性 ゆっくりいじめ系318 ドスまりさの誕生 5 ドスまりさの最期虐性 ゆっくりいじめ系319 ゆっくり競馬虐捕無 ゆっくりいじめ系320 雪中のゆっくり後編虐制家機無 「ゆっくりいじめ系321 東方玄精阿は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系322 ゆっくりボール虐道無 ゆっくりいじめ系323 ゆっくりハンターの生活虐家無 ゆっくりいじめ系324削除 ゆっくりいじめ系325 因果応報ご用心虐そ性家 ゆっくりいじめ系326 因果応報ご用心_2虐そ性家 ゆっくりいじめ系327 ゆっくりのすくつ虐家無 ゆっくりいじめ系328 ドスまりさの誕生 番外編1 多分こんなこともあったかもしれない制共 ゆっくりいじめ系329 都会派と甘い罠虐性無 ゆっくりいじめ系330 電子生命ゆっくり誕生そ制捕無 ゆっくりいじめ系331 ゆっくりゆゆこを餓死させてみた虐家機捕無外 ゆっくりいじめ系332 大会に行こう! 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ゆっくり仮面制無 ゆっくりいじめ系407 波乗りまりさ(平穏編)虐環無 ゆっくりいじめ系408 ゆっくりまりさの水上生活虐そ環家無 ゆっくりいじめ系409 きれいなれいむ虐無 ゆっくりいじめ系410 ゆっくり焼き土下座(前)_1制環 ゆっくりいじめ系411 ゆっくり焼き土下座(前)_2制環 ゆっくりいじめ系412 必殺コンボ?虐 ゆっくりいじめ系413 ゆっくりフルフォース_1虐制環共料性家無 ゆっくりいじめ系414 ゆっくりフルフォース_2虐制環共料性家無 ゆっくりいじめ系415 ゆっくりフルフォース_3虐制環共料性家無 ゆっくりいじめ系416 ゆっくりフルフォース_4虐制環共料性家無 ゆっくりいじめ系417 ドスまりさ暗殺 mission-Ⅱ虐無 ゆっくりいじめ系418 大乱交!ゆっくりファミリー虐性無 ゆっくりいじめ系419 かわいいかわいいゴミクズ決定戦虐 ゆっくりいじめ系420 ボナンザそ無 ゆっくりいじめ系421 めーりんとこうりん虐制 ゆっくりいじめ系422 ゆっくりCUBE2虐環機 ゆっくりいじめ系424 ゆっくりの歌虐家 ゆっくりいじめ系425 三匹が死ぬ虐そ共 ゆっくりいじめ系426 ゆっくりぱちゅりぃ2虐共 ゆっくりいじめ系427 原点回帰っぽく虐無 ゆっくりいじめ系428 ゆっくり花火虐そ道無 ゆっくりいじめ系429 ゆっくり合戦虐家無 ゆっくりいじめ系430 少年と戯れるゆっくり_1虐性家無 ゆっくりいじめ系431 少年と戯れるゆっくり_2虐性家無 ゆっくりいじめ系432 少年と戯れるゆっくり_3虐性家無 ゆっくりいじめ系433 私のゆっくり虐制性無 ゆっくりいじめ系434 親とは?前編制家無 ゆっくりいじめ系435 とかいは(笑)ありすそ家無 ゆっくりいじめ系436 ゆっくりみだら1そ家性無 ゆっくりいじめ系437 ゆっくりゼルとゆっくりーテル虐料無 ゆっくりいじめ系438 ゆっくりみだら2そ家性無 ゆっくりいじめ系439 仲良し家族制家無 ゆっくりいじめ系440 親とは?中編制家無 ゆっくりいじめ系441 ゆっくりと理科実験虐機無 ゆっくりいじめ系442 ゆっくりみだら3そ家性無 ゆっくりいじめ系443 ゆッカー虐そ道 ゆっくりいじめ系444 ゆっくり整形手術制家無 ゆっくりいじめ系445 親とは?後編虐制家共無 ゆっくりいじめ系446 ゆっくり研究してね!赤ちゃん食い研究虐環家無 ゆっくりいじめ系447 無限ループ制制家共無 ゆっくりいじめ系448 ディスコミュニケーションそ無 ゆっくりいじめ系449 あるゆっくり姉妹の話そ家 ゆっくりいじめ系450 あれから○年虐そ環無 「ゆっくりいじめ系451 つゆっくぽえむは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系452 表札制家共 「ゆっくりいじめ系453 ゆっくりふらんを殴り倒すは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系454 ドスまりさのお仕事(前編)そ ゆっくりいじめ系455 ドスまりさのお仕事(後編)制 ゆっくりいじめ系456 昔の遊び虐 ゆっくりいじめ系457 ゆっくり戦争虐外 ゆっくりいじめ系458 ゆっくりみだら4そ性無 ゆっくりいじめ系459 色つきゆっくりの結末虐 ゆっくりいじめ系460 旦那さんだってすっきりしたいんだよ制性 ゆっくりいじめ系461 まさかの時のゆっくりしていってね!!制性 ゆっくりいじめ系462 虐待お兄さんプロフェッショナル虐家 ゆっくりいじめ系463 ゆっくり競泳制 ゆっくりいじめ系464 森に魚を求める虐家無 「ゆっくりいじめ系465 ふらん拘束鞭えろ攻めは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系466 ゆっくりに激しいぼうこうを加えるお話虐 ゆっくりいじめ系467 ゆっくりFaithそ ゆっくりいじめ系468 弓っくりそ ゆっくりいじめ系471 俺とゆっくりの話 1そ 「ゆっくりいじめ系472 農家ちぇんいじめは作者さんの要請で削除されました。」ゆっくりいじめ系473はデッドリンクのため一時外しました。by管理人 ゆっくりいじめ系474 ゆっくりにっく_1そ ゆっくりいじめ系475 ゆっくりイクと俺虐 ゆっくりいじめ系476 永夜緩居[胎動]_1そ ゆっくりいじめ系477 永夜緩居[胎動]_2そ ゆっくりいじめ系478 ゆっくりいじり(視姦)そ環 ゆっくりいじめ系479削除 ゆっくりいじめ系480 ストーキング虐 ゆっくりいじめ系481 うーパックとゆちゅりー虐制家無 ゆっくりいじめ系482 ゆっくり仮面の憂鬱~邪悪な心~_1制 ゆっくりいじめ系483 ゆっくり仮面の憂鬱~邪悪な心~_2制 ゆっくりいじめ系484 鬼意さんVSドス 1虐 ゆっくりいじめ系485 鬼意さんVSドス 2虐性 ゆっくりいじめ系486 鬼意さんVSドス 3_1制 ゆっくりいじめ系487 鬼意さんVSドス 3_2虐 ゆっくりいじめ系488 ゆっくり飼ってます制 ゆっくりいじめ系489 ゆっくり焼き土下座(中)_1制 ゆっくりいじめ系490 ゆっくり焼き土下座(中)_2制 ゆっくりいじめ系491 まんじゅう女房虐 ゆっくりいじめ系492 レミリアと森のゆっくり_後編その1※年齢制限内容を含むため、本文は外部ページ ゆっくりいじめ系493 ゆっくりペットショップ制無 ゆっくりいじめ系494 ゆっくりミックス制無 ゆっくりいじめ系495 ゆっくり腹話術(前)制無 ゆっくりいじめ系496 落ちたゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系497 携帯でチマチマ書いてみた虐無 ゆっくりいじめ系498 色違いのれいむ制無 ゆっくりいじめ系499 ゆっくりアイス虐無 ゆっくりいじめ系500 ゆっくりみだら5虐無
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注意事項 「性」要素あり。 人間は虐待しません。なので、虐待成分は薄めかもしれません。 ナレーションが地の文の役割を果たしているので、描写が不足&単純かもしれませんがご容赦ください。 設定は一応現代ですが、あまり関係ないです。 NYK撮影のドキュメンタリー 「ゆっくりの一年」 皆さんは、ゆっくりがどのように一年を過ごすのかご存知でしょうか? ゆっくりには、ゆっくりなりの季節の過ごし方があります。 今回は、皆さんにゆっくりれいむとゆっくりまりさの夫婦5家族を一年間密着して撮影した記録をご覧になっていただきます。 季節は春 長い冬を終え、雪は溶けて新緑が萌える季節です。 そして、越冬を終えたゆっくりが巣から出てくる季節でもあります。 「ゆゆゆ、ゆっくりしていってねー!!」 おや、そうこう言っている内にA家族のゆっくりまりさが厳重に戸締りしていた入り口を開け放って飛び出してきましたよ。 「ゆぅ~ぽかぽか暖かいよー」 その後ろから、ゆっくりれいむもゆっくり出てきましたよ。 「ゆ!おうちでのこりのご飯たべたら、ゆっくり狩りにいこうね!」 「そうだね!ゆっくり むーしゃ、むーしゃ、しようね」 どうやらこの夫婦は食料を残したまま無事に越冬を終えたみたいですね。 ゆっくりの中には秋に餌集めを怠ったり量が集められなくて巣の中で餓死してしまう家族もいますから、この夫婦は優秀なゆっくりと言えるでしょう。 さて、他のゆっくりはどうなっているのでしょうか? 「ゆ~きょうはこののこりのご飯で、ゆっくりしようね!」 「ゆっくりしようね!」 「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー♪」」 どうやら、B家族もA家族と同じように無事に越冬できたみたいですね。 「ゆ~、ゆっくりしないでご飯たべにいこうね」 「ぽんぽんがぐーぐーなって、ゆっくりできないよ」 おや、CとD家族は元気がありませんね。 どうやら餌が少なかったのか、はたまた無計画に食べてしまったのか途中で餌が無くなってしまったようですね。 しかし、狩りにいく元気はあるようなので大丈夫でしょう。 さて、最後のE家族は・・・ 「ゆぅ・・・ゆっくりしないでご飯たべてくるんだぜ・・・」 おやおや、ゆっくりしないでと言いつつ、ゆっくり這いながら森の中へ入っていきましたよ。 でも、おかしいですね。番のれいむがでてきませんよ?ちょっと巣の中を見てましょう。 おやや、中はスッカラカンですよ。 餌がないのは当然としてもベッドや防寒用として使う葉っぱや藁などが見当たりませんね。どうやらお腹が空いて食べてしまったみたいです。 そして、床に何か落ちてますよ?この赤と白のリボンは・・・おそらく番のれいむのものですね。 どうやら空腹に耐えかねて共食いをしてしまったようです。 「うっめ!これめっちゃうっめ!」 先ほどのまりさが虫を食べていますね。よほどお腹が空いていたんですね、周囲を気にすることなく一心不乱に食べています。 しかし、季節は春。目覚めるゆっくりは他にもいます。当然その中には・・・ 「ま゙りさああぁぁぁぁ!!!ごんなどころでわだじをばっでいたのねええぇぇぇぇぇ!!!!」 「ゆゆゆゆっ!!ありすぅぅ!?」 あらら、ありすに見つかっちゃいましたね。 冬眠を終えた直後のありすは冬の間中積み重なった性欲が爆発するので、ゆっくりにとっては非常に危険な存在なんですね。 「ゆっ!ゆっくりしないで逃げるんだぜ!!」 「わだじを捕まえてごらんってわ゙げねええええぇぇ!!もえるわ゙ああああぁぁ!!!!」 ぴょんぴょんと跳ねて逃げていますが、まだ完全に栄養を補給したわけじゃありませんから、ありすにどんどん差を詰められていますね。 「づかまえ゙だわよぉぉぉぉっ!!!わだじのあいをうげどめでねぇぇぇぇぇっ!!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!!やめてぐれなんだぜぇぇぇ!ま゙りさにはれいぶがいるんだぜぇぇぇっ!!」 おやおや、自分で食べてしまったれいむを使って命乞いしようとしていますね。どうやらこのまりさは、げすまりさのようです。 でも、レイパー化したありすにとっては・・・ 「んほぉぉぉぉぉおぉぉ!!!ま゙りさは、ひどづま゙だっだのねえええぇぇっ!!!ますますもえるわ゙ぁぁぁああぁぁっ!!!!!」 やっぱり、こういうことになります。それにしても、人妻なんて言葉どこで覚えるのか不思議です。もっとも「人」ではないんですけどね。 「いい゙わ゙ぁぁぁ!!さいごお゙ぉよ゙ぉぉぉぉっ!!!い゙まならおぞらもとべるぐらいぎぼぢいいいわああぁぁぁぁぁああぁっ!!」 「ずっぎりぢだくないんだぜええぇぇ!!ゆっくりしないでやべるんだぜええええ!!!」 「つんでれなまりさもい゙い゙わあああああぁぁっ!!ひどづまでつんでれなんでさいこおぉぉよおぉぉぉっっ!!! んほぉおおおおおおお!!!もうい゙ぐわ゙あ゙あ゙あ゙ああぁぁぁ!!!!ゔげどめ゙でね゙ばでぃざあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」 「「んほぉぉぉおおおおお!!!すっきりーーーーーー!!!!!!!」」 おっと、すっきりーしましたね。植物方の出産では交尾を終えた母役ゆっくりの頭から茎が生えてくるんですねー ここから実のように赤ちゃんが実るわけですが、その際に大量の餡子を吸われるので、それが原因で死んでしまうゆっくりもいます。 「ゆぐぐ・・・・・・」 瀕死ではありますが、どうやら助かったようですね。しかし、長い冬眠でヘドロのように積み重なった性欲をこれぐらいで発散できるわけもありません。 「ごんどはびょうじゃくなのぉぉぉ!?「ひとづまつんでれびょうじゃく」だなんてとかいはだわあああぁぁっ!!ぺにぺにもふっがづよおおぉぉぉおぉぉぉぉ!!」 「ゆ゙ゆ゙ゅ゙ーーーーーーーー!!!!!」 こうなってしまったらもはや助かる見込みはないでしょう。早々に1家族が大自然に帰しました。 さて、他の家族は夫婦で交尾をしていますね。 秋から冬は交尾すると冬眠の際に住宅や食料で問題が起きますから、後先を考えるゆっくりは春に交尾をするのが普通なんですねー 「「すっきりーーー!!!」 おや、A家族が交尾を終えたようです。母役のれいむから茎が伸びてきましたよ。 「れいむゆっくりできてる?」 「ありがとうね、まりさ!すごくゆっくりできてるよ!」 妊娠したゆっくりは巣の中で安静に過ごすのが普通です。 そのため父役のゆっくりは餌を集めるのは勿論のこと、葉っぱややわらかいものを集めて番や生まれる赤ちゃんのためにベッドを作ってあげるんですねー どうやらこのまりさは、もうベッドを作ってあり餌も大量に集めているようですね。これならば、れいむもゆっくりできるでしょう。 BもC家族も同じように準備ができていますね。 「ゆ~これがあかちゃんようのてーぶる!こっちがいすだよ!!」 「ゆゆっ!さすが、まりさだね!これならあかちゃんもゆっくりできるよ」 おや、D家族はさらに家具まで用意していますよ。 ゆっくりは家具と称して石や木を巣の中に置くことがあります。 冬眠での準備不足を反省したのか、今回は準備万端のようですね。 通常、茎が生えてから赤ちゃんが茎から落ちてくるまで1~2週間かかります。 ここで赤ちゃんが生まれてくるところまで時間を飛ばしてみましょう 「「あかちゃん、ゆっくりうまれてね!」」 A家族の赤ちゃんが、自ら体を振って茎から落ちようとしていますね。 こうなると、もう数分も待たずに生まれるでしょう。 おっと、赤ちゃんが生れ落ちましたね。れいむ種が2匹とまりさ種が2匹のようです。 「「「「ゆっくちしていっちぇにぇ!」」」」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 無事に生まれたようです。B、C家族も同様のようですね。 おっと、D家族も生まれるようですよ。 「ゆゆっ!あかちゃんすごいげんきだよ!これならしょうらいは狩りのめいしゅになれるよ!」 「たくさんごはんあつめてきたかいがあったね!」 D家族の赤ちゃんは大きく体を振っていますね。 赤ちゃんは妊娠中に母ゆっくりが、どれだけゆっくりしていたかや餌の食べた量に発育が影響されるんですねー 家具を取り揃えたり、餌を大量に集めていただけあって赤ちゃんも凄い元気ですよ。 「うまれるよ!れいむとまりさのあかちゃんうまれるよ!!」 「ゆっくりしないで、はやくうまれてきてね!!」 おやおや、嬉しさと期待のあまりか赤ちゃんに「ゆっくりしないで」って言ってますね。 でも、赤ちゃんも親の期待に応えようとしているのか、さらに体を大きく振っています。 お、ついに茎からちぎれましたよ。 「ゆっくちし、ゆげぇ!!!」 「「・・・・・・・・・・・・・ゆ?」」 あらら、元気に体を振りすぎたせいで落ちる時に横に飛んでしまいましたよ。 そして、横に置いてあった家具の枝に突き刺さって死んでしまいましたね。 「「でいぶとばでぃざのあ゙がぢゃんがあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!」」 期待していた赤ちゃんが死んで悲しんでますね。 でも、ここは泣き叫ぶのではなくて他にやらなければならないことがあるはずですが・・・ 「ゆっきゅちしないでうみゃれるよ!!」 まだ、茎には3匹の赤ちゃんが残っていますが、たったいま起きた惨劇には気づいてないようです。 さっきの赤ちゃん同様に体を大きく振って・・・あ、落ちましたね。 「ゆっきゅ、ゆべっ!!!」 今度はテーブルとして使っている石に当たって餡子を吐き出して死にましたね。 「どぼじでごゔな゙る゙の゙おおおおぉぉ!!!!!」 「あがぢゃん、ゆっぐりうまれてえええええええ!!!!」 「「ゆゆ?わきゃたよ!ゆっくちうみゃれるね!」」 ここでようやっと体を大きく振らすのをやめましたね。 おかげで、残ったれいむ種とまりさ種1匹ずつは無事に生まれてきました。 「「ゆっくちしていっちぇね!!」」 「「あがちゃん、ゆっぐりしでいっでね!!」」 まだ、先ほどの悲しみが残っているようで親ゆっくりは泣いていますね。 何はともあれ、残りの春はどの家族も無事に過ごせたようです。 では、季節を夏まで飛ばしてみましょう。 つづく 後書き 処女作だというのに、こんな変り種を書いてしまいました。 本当は春・夏と秋・冬の2部作にしたかったのですが、執筆スピードが遅いのでとりあえず春編だけでもUPしておきます。 書きなれていないため、色々と読みにくかったり詰まらなかったりする点もあると思いますので、皆さんのご指摘お待ちしています。 このSSに感想を付ける
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アップローダコメントより:原作キャラ注意 「ようこそお越し下さいました、当店はどなたでもウェルカムです」 男はやってきた女性に仮面を渡す 渡された女性もそれが当然のように仮面を付ける 「それでは、ご案内いたします」 ウェイターが現れ女性を奥へと案内していく 扉を開けたその先はカジノであった だが、ここは普通のカジノではない 女性はまずコインを購入する ここまでは普通のカジノと一緒である。 最初に向かったのはルーレットだった ディーラーがルーレット回転させるとそこに玉が投入される 「ゆ!ゆ!」 その玉はなんとゆっくりだった そう、ここはゆっくりカジノ 店内全てのギャンブルがゆっくりを使用したものとなっている特別製 先ほどのようにゆっくりを玉にしたゆっくりルーレットから自分のゆっくりを持ち込み可能なものまでそれこそ様々なものがある また、この店はプライバシー保護のためお客さん全てに仮面を付けることを義務づけている これは世間体の問題でもある この様な場所に公に来られないものなどのために設けられたシステムだ また、ゆっくりを連れてくる場合必ず防音用のケージに入れ、このカジノ場所が分からないようにするという決まりがある 入口は人間の里に6箇所ほどあり、そこから地下通路を通ってこの地下ゆっくりカジノへとやってくる仕組みだ 奇しくもこのカジノは上白沢慧音の寺子屋の丁度真下にあたる 彼女はこの様な行為は反対するため、秘匿義務も発生する ギャンブルは楽しく行わないといけない 先ほどゆっくりルーレットではルーレットの回転が止まり玉であるゆっくりれいむが赤の23番のポケットに入る それを見たコインを賭けていたもの達から歓声と落胆の声があがる 早く倍率分のコインを得ようとしたとき 「れーみゅはこっちのあなさんのほうぎゃゆっきゅりできるよ!」 ゆっくりれいむが隣のポケットへと移動してしまった そこは白の3番で、丁度勝ち負けが逆転することとなった これがゆっくりルーレットの醍醐味である 玉として使用されるゆっくりが気分次第でポケットを移動する また、時折回転に酔ってしまいエレエレしてしまうゆっくりが出るとそのポケットにはもう入らない ちなみに、ディーラー総取りのポケットは特別ゆっくりがゆっくりできるようになっている 「ちょっと、なんで移動するのよ!ふざけてんの!ばかなの?死ぬの?!」 「おいよせよ…ここじゃあこういうルールなんだぜ」 紅白の衣装を身に纏い仮面を付けた女性がゆっくりの移動に思わず罵声を浴びせる そしてそれを隣の白黒の衣装に仮面の女性がなだめる 彼女たちは時折訪れており勝ちと負けが7:3という好成績を誇っている その後紅白の女性は黒白の女性と別のゲームへ参加しに行った 続いてはゆっくり丁半をご紹介しよう 丁半博打と言えば二つの賽子を使い目の合計が偶数か奇数かを当てるゲームだ ゆっくりでそんなことはできるのか?という疑問もあったがそれを革新的な方法で解決した このコーナーにも客が集まっており、それぞれ偶数か奇数かと選んでいる その真ん中には二つに仕切られたゆっくりのケージがあり丁度客はそれを囲っている形となる 中ではゆっくりまりさがとてもゆっくりしている。ちなみにマジックミラーのため中から外は見えない そして選考時間が終了するとケージの中にそれぞれれいぱーありすが投入される 「「ゆげええ!ありずぅぅぅぅ!!!」」 仕切られた壁の奥からも同じ声がこだまする 二匹のゆっくりまりさのケージにありすが入れられる 「「むほおおお!!まりざあああああ!!!」」 同じく声をハモらせながらありすは凄まじい速度でまりさに肉薄し押し掛かる 「やめてね!まりさはすっきりしたくないよ!!」 「まりさったらツンデレねええ!!ツンデレもずきよぉっぉぉお!!!」 「い”や”だ”あ”あ”あ”!!!!」 「「む”ほ”お”お”お”お”!!す”っ”き”り”ー”!」」 ありすが精子餡を注ぎ込み終わるとまりさの頭に茎が生え子供が出来る 一匹目のまりさから出来た子どもは4匹 そして二匹目は…なんと7匹で合計11匹の奇数! 電光掲示板で結果を伝えられコインが配当される なお、この赤ゆっくりは回収され選考されたのちカジノで使用される れいぱーありすもこのゲームのために回収される そしてまりさも苗床扱いで回収する この親まりさの教育次第でどのゲームに使用されるかが変わってくるのだ また別のコーナーではゆっくり同士による戦いが行われていた 現在はれみりゃVSゆっくりみょんで倍率が×2と×40である 開始当初れみりゃ優勢かと思われていたが、みょんが素早い動きで翻弄し愛用の加工された木の棒でれみりゃの目を抉ったのだ 「れみりゃのぎでいなおべべがあああ!!!」 悲鳴を上げるれみりゃに観客達は盛り上がる 「ああ、れみりゃ様があああ!」 と、別の声をあげる者も 「みょん!」 トドメとばかりにみょんは喉に棒を突き立てる それで勝負あり れみりゃはもはや何もできなくなりただ「ざぐやぁ〜!ざぐやぁ〜!」と泣き叫ぶだけになった 女性はそれを悲しげに見つめ連れ添いのチャイナドレスの綺麗な女性に慰められている 「まあまあ、あれはウチのれみりゃじゃないんですから」 「それはそうだけど…」 女性はれみりゃ愛好家なため負けたれみりゃを気にしていたのだ しかし、それも次に巻き起こる歓声にかき消されてしまう 「お待たせいたしましたぁぁ!本日のメインイベントォォォ!」 闘技場で司会をしている男性がマイクを使い盛り上げる この闘技場は広いのだ 「漆黒の流星ゆっくりまりさVS白銀の弾丸ゆっくりれいむの試合を行います!」 「「「わああああああああああああああ!!!!!!」」」 まるで厨二のような二つ名を付けられたゆっくりがリングに凄まじい熱狂ぶりを見せる この二つ名にはワケがある。ただカッコイイとかでは断じてない この場は一応非公式なため、誰が育てか、と言うのを公にはできない そのためゆっくりを区別する必要がある場合にはこの様に二つ名を使って区別する また、二つ名持ちとそうでないゆっくりを一緒に戦わせるという試合もある その場合どちらも普通にまりさやれいむとしか紹介されない いざ始まれば試合前人気とは打って変わってのバトルロイヤルが開催されるため人気ゲームの一つである そして今は二つ名持ちによる一匹VS一匹の勝負である まりさを育てた鬼意燦とれいむを育てた鬼意燦がそれぞれゆっくりにアドバイスを送る 「れいむ、相手の動きに惑わされるなよ!」 「とにかく序盤は相手の攻撃をよけるんだまりさ!」 そして試合開始のゴングがなる 漆黒の流星の二つ名を持つまりさは流星の名にふさわしい機敏が動きを見せる 野生のゆっくりちぇんを凌ぐスピードでれいむの周りを縦横無尽に駈け巡る 対するれいむはじっと待ちかまえる れいむにはまりさほどのスピードが無いため追うだけ無駄だと理解している そしてまりさが正面に来た瞬間、ありったけのパワーを脚にかけての体当たり これが弾丸の異名の由来だ まりさの体にれいむの体当たりが掠る それだけでまりさは体制を崩してしまった 「今だれいむ!一気にたたみ込め!」 「まりさ、離脱しろ!」 二人の鬼意燦が指示を飛ばす 動いたのはれいむの方が速かった ジャンプすると全体重をかけまりさに落下する まりさはボディプレスを受けて何度も顔をリングに打ち付けられる そうして幾度目かのボディプレスを受けるかと思われたとき 「ゆ?」 れいむがジャンプした瞬間まりさはゴロンと横に転がりそれを回避した 今度はれいむがリングに打ち付けられる 「まりさ、今がチャンスだ!」 鬼意燦の声を聞きまりさは連続攻撃を仕掛ける 攻撃しては間合いの外まで行きまた攻撃するヒットアンドアウェイ これぞ必殺チャージアンドアサルトだ 「…ゆぎゅぅん」 こうして最初は優勢だったれいむが倒れた 「勝者、漆黒の流星、ゆっくりまりさぁぁぁ!!!!」 レフェリーが勝利を告げるとまりさは鬼意燦の元へと戻っていく このゆっくりは鬼意燦の持ち込んだゆっくりである まりさの用に試合に出るようになるためにいくつかの審査を通らなければならない そのため出場するゆっくりは皆優秀なゆっくりだ また、れいむも鬼意燦に回収され治療を受けている この鬼意燦はまだ善良だが負けたゆっくりをその場で殺してしまう鬼意燦も存在する 敗者に未来を選ぶ権利はない このゲームは特に男性の支持を得ている その逆に女性の指示を得ているのがすぃーを使ったゲーム このゲームではすぃーにゆっくりを乗せてレースを行わせる そしてその着順を当てることで倍率分のコインをもらう仕組みだ 余談ではあるがこのレースに出場するゆっくりはまりさ種が多い それはまりさ種の悪知恵でレースを盛り上げるためである 「ゆっへっへっ!まりさがいちばんだぜ!」 丁度レースが始まろうとしていたが3番のすぃーに乗ったまりさがフライングスタートをしてしまった これもこのすぃーレースの魅力の一つだ しかし、腐ってもこれはルール上でのギャンブル。 ゆっくりと言えども反則行為は許されない 独走状態の3番まりさだったが突如下から何かに突き上げられてすぃーから落ちてしまう 「ゆぐぐ…いたいんだぜ…」 コースには様々な仕掛けが施されており、先ほどフライングしたゆっくりを制裁する仕掛けが作動したのだ それを見てスタートの合図が出される 3番以外のまりさが一斉にすぃーを走らせる 「ゆっくりとまるんだぜ!まりさをひいちゃだめなんだぜええええ!!」 3番まりさはコース上に取り残されたままだ 他のまりさ達はそれぞれ罵声を浴びせてまりさを轢いていく 「ふらいんぐするやつゆっくりしんでね!」 「おぉ、ぶざまぶざま」 「ずるしたらこうなることもわからないの?ばかなの?しぬの?」 「ゆぎゃあああ!!いだいいい”い”い”い”!!!」 こうして3番まりさは他のゆっくりに轢かれてあえなく失格となった 先頭集団が第1コーナーを曲がるとそこには数本の柱がそびえ立っていた ちょうど連続ヘアピンコーナーをイメージしてられていてこの柱の間を曲がりながら避けなければいけない 「すぃーはきゅうにとまれないぃぃぃぃ!!」 5番のまりさはスピードの出し過ぎでそのまま柱に激突してしまった 後続集団はすぃーのスピードを落として連続ヘアピンを超えていく そうして高低差のあるコースを越えて6番まりさ、1番まりさ、そして5番まりさの順でゴールに入る なお、三連複までしか無いため4位以降のゆっくりはゴールできないしようとなっている 3着が確定するとゴール前に落とし穴ができるのだ 「やべでええ!!ばりざはおぢだぐないいいい!!!」 4着のまりさが穴へと落下していき他のまりさも次々と落下していく 「ゆっへん!とまればあなにおちないよ!」 最後に残ったまりさが穴の手前で止まりすぃーから降りる 穴を見下ろして落ちていったゆっくりを嘲笑する しかし、そんなことが許されるはずもなくこのディーラーがスイッチを押すとこのまりさは下から突き出てきた針によって串刺しにされた 「もっどゆっぎゅりぢだがっだよ…」 また、別室ではこのカジノの作った河童が天狗と将棋を行っていた これはカジノではなく来賓用の別室で行われているため人目には付かない 河童が金の役目を持ったゆっくりを動かす 天狗はそれを受けて桂馬の役割を持ったゆっくりを動かす 「みょん!」 天狗が今し方動かした桂馬はみょんである この将棋の駒は全て脚を焼いたゆっくりを使用しそれぞれコマとしての役を与えられている 今行われている対局ではれいむが歩、ちぇんが香車と飛車、みょんが桂馬と角、ありすが銀でぱちゅりーが金、そしてまりさが王将だ「まりささまをまもるんだぜ!」 王将まりさは将棋のルールを何となくだが理解していた それはとにかく他のコマが自分を守ればいい。そして、れいむは真っ直ぐに一歩ずつしか動けないこと 河童、河城にとりは歩れいむを一歩前進させる 「のろまなれいむなんてこわくないんだ!さっさとちぇんかみょんにやられるんだぜ!」 この将棋には二通りの楽しみ方がある 一つは純粋に将棋を行うこと そしてもう一つがゆっくり達の反応を見ることである 先ほどからわめいてる王将まりさはゲスなため中々愉快な反応をしてくれている 天狗、犬走椛は金ぱちゅりーを動かして王将まりさから遠ざけていく それを見てにとりは角みょんや飛車ちぇんをすぐに椛の王将まりさの近くに動ける場所へと移動させる 「なにやってるんだぜ!まりさのまわりにはやくありすたちをもどすんだぜ!」 王将まりさは自分が取られると負けることを知っているために騒ぎ出す 「おねえさんまけたいの?ばかなの?」 この将棋では相手の駒を取っても自分で使用することはできない どちらかと言えばチェスよりのルールを採用している 何故かというと 「いやだあああ!れいむとられだくないよぉぉぉ!!」 「わかるよーれいむはちぇんにたべられるんだねー」 椛が飛車ちぇんを動かし歩れいむを取るとちぇんがれいむを食べていく 「むーしゃむーしゃ、しあわせー♪」 「でいぶばじあわぜじゃないいいい!!!」 このように食べられてしまうため駒であるゆっくりは必死に打ち手に勝つように叫ぶ 王将まりさは自分が盤上で一番安全だと思っているが実は一番危ない どちらが勝つにせよ王将は絶対に取られるので50%の確立で食べられてしまうのだから それに比べるとまだ他の駒は生き残れる可能性がある ちなみに虐待好きの打ち手はわざと全滅させる場合もある そうして王将まりさの周りに駒が無くなった 「まりさはおいしくないんだぜ!たべるならみょんをたべるんだぜ!」 だが、にとりは飛車ちぇんを動かして王手を掛ける 「ばやぐまりざをにがぜえええ!」 が、椛は歯牙にも掛けず歩れいむを逃がす 「いやあああああ!!」 王将まりさの叫びを無視しにとりは角みょんを動かした 「ばかなおねえさんだぜ!かてるちゃんすをのがしたんだぜ!おねえさんのちぇんはまりさがいただくんだぜ!」 「わからないよー!どうしてまりさをとらないのおおお!!」 しかし、椛が次に動かしたのは銀のありすだった 「とかいはなありすがいどうしてあげるわ!」 「やべろおおお!ばりざをたすげろおおお!!!」 こうやってこのようなゲスゆっくりの反応を楽しむのが今の二人のお気に入りだった そうして何度も何度も同じ事を続け、王将まりさの周りは前一マスを除いて全て埋め尽くされてしまった 王将まりさはがくがくと歯をならす ここに来て他のゆっくりも打ち手の趣向を理解したらしくニヤニヤとまりさを見つめている 「まりさがとられたらまけなんだぜ…おねえさんはまけたくないはずなんだぜ…」 そうして開いてる場所にのろまと罵った歩れいむが動かされた 「ゲスなまりさはゆっくり取られてね!」 「でいぶううう!!じねえええ!!!」 「むーしゃむーしゃしあわせ〜♪」 「やべどおおお!!いやだああ!ゆっぐりじだいいいい!!!」 結局王将まりさは最後に歩れいむに食べられて対局終了となった 「なかなか面白いッスねこれ」 「うーん、でも正直喧しいのよねぇ」 椛は楽しそうだがにとりは思案する 職人として納得がいかないようだ 「けど、売上は上々って聞いてるッスよ?」 この将棋は一部の虐待派に人気の商品だ 駒のバリエーションもゆっくりの数だけあるので反応がそれぞれ楽しめるとのこと 「次は麻雀にでもしようかなぁ」 にとりはゆっくりをつまみ上げてあんよを眺める ここに牌の模様を入れればゆっくり麻雀ができるだろう 「それじゃ次は普通に将棋をやるッスよ」 椛は別の駒を用意して対局を促す 今度も駒はゆっくりだが将棋のルールを教え込まれた利口なゆっくりを採用した駒だ 先ほどと違って反応を楽しむためではないので駒をちゃんと取って使う こちらはゆっくり達がそれぞれ自分がどう動けるか、今動けば誰が取れるか、と言うのを教えてくれるものだ 「考えても仕方ないね」 にとりはお茶請けとして先ほど駒として使ったゆっくりをつまむと再び将棋盤へと向かう 「なんでありずがだべらでどぅのおおお!!!」 ここ寺子屋ではちょうど慧音と妹紅が昼食を取っていた 「妹紅、最近何やら騒がしくないか?下から何か聞こえるような気がするのだが…」 「気のせいじゃないの?最近は神社に間欠泉ができるくらいなんだしさ」 慧音は納得しなかったが箸を進める よもや寺子屋の真下に巨大なカジノが作られていて妹紅がそこに出入りしてるとは思いもしないだろう
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;初SSに付き少々見苦しい点があるかも知れませんがご容赦を。 ;舞台は幻想郷ではありません。 ;鬼意山ではないので虐待はありません。 公園通りがかった時に鳩が交尾してたのを見たらつい書いてしまった。今は反省している。 ;書き終わってから思った事。鳩ってこんな喋ったり動いたりする様な得体の知れない物にものに近づかないような。 ;まぁゆっくりが出て暫く経つので餌という認識が定着したという事で。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 夜勤明けで帰宅する途中、何となく近くにある公園に足を運ぶ。 そこは都会には珍しく、比較的大きく緑の多い所だった。 適当にベンチを見つけて腰掛ける。 途中自販機で買った冷たい缶コーヒーをプシッっと開けて口にする。 朝の公園はまだ人も少なく、親子連れが二人と鳩達がまばらに居るくらいだった。 ふと、傍らの看板に目を向けると、注意書きがあった。 『ハトとゆっくりにエサをあたえないでください』 改めて辺りを見渡すと…あ、居たよゆっくり二匹。アレはゆっくりれいむとゆっくりまりさか。 バレーボール大の二匹は芝生の上で並んで空を見上げては「ゆ~」「ゆっくりぃ~」と、実にゆっくりしていた。 ゆっくりがこの世界に現れて早数年。ゆっくりブームも既に下火となって、殆ど見かけることは無かったのだが…珍しい。 俺もつられてではないが、何とはなしに空を見上げる。ビル街の中、ここだけは騒音や喧騒でなく、鳥の声等が支配していた。 まぁ長閑なもんだねぇ。コーヒーを含みつつ、ふとゆっくりに視線を戻すと、思わずコーヒー噴いた。 「ゆ゛ぅ!ま゛りざぁぁ・・・!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ!い゛い゛よぉれ゛い゛むぅぅぅ・・・!」 オイオイオイ盛ってますよ朝っぱらから公衆の面前で。まぁ畜生だし仕方ないね。 「ママーあのゆっk」「見ちゃダメ!」 うわぁ親御さん気まずいだろうなぁ…。そそくさと離れていく。 しっかし悠長に交尾していて外敵に襲われたらどうするんだろうか?鳩の交尾なんか一瞬で終わるのに。 しかもやたら生々しい、見苦しい。いっその事石でも投げつけてやろうかと思ったが、大人気ない気がするのでやめておいた。 その内交尾も佳境に入ったようだった。 「イ゛グよおおぉぉぉぉぉぉれ゛い゛む゛ぅぅぅ!!!」 「ま゛り゛ざま゛り゛ざま゛り゛ンほおおおおおおおおぉぉぉっ!!!」 「「すっきりー!!」」 ピョーン!と二匹とも大きく飛び跳ね、とてもスッキリー!した表情でフィニッシュを決めた。…何だろうこの殺意は。 と、れいむの頭からみるみるうちに茎が伸び始め、幾つものゴルフボール大の赤ゆっくりが実っていく。う~ん、生命の神秘だなぁ。 そして交尾から数分も経たないうちに最初の一匹が生れ落ちた。 「ゅっくりしてぃっちぇね!」 「「ゆっくりしていってね!」」 生れ落ちて初の挨拶を交わす親子。何とも微笑ましい光景だった。 「ゆ~すごくゆっくりとしたこだよ~」 「ゆゆ!さすがれいむとまりさのこどもだね!」 その後も赤ゆっくりはポロポロと生れ落ち、終いに10匹以上の赤ゆっくりに囲まれた二匹は幸せそうな笑みを浮かべていた。 と、そこに一羽のハトが近づいて来た。 「ゆ!トリさんもれいむたちのかわいいあかちゃんをみにきたんだね!」 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 無論鳩に言葉など理解出来る筈も無く、構わずにヒョコヒョコと一匹の赤ゆっくりの前まで来ると、 …おもむろに啄ばんだ。 「ゆ゛っ!?」 余りの出来事にゆっくり達は一瞬凍りつく。鳩は赤ゆっくりをどんどん啄ばみ、嚥下していく。 啄ばまれた赤ゆっくりは既に顔の大半を失い、虫の息だった。 「もっちょ…ゅっぎゅり゛…ちたがっ…」 「あがちゃん二なにするのおおおおおおおおおお!!!?」 「まりざのあがぢゃんをがえぜええええええ!!!!!1!!」 親まりさは怒号と共に鳩に体当たりをするが、それをあっさりとかわして再び赤ゆっくりの残骸を啄ばみ始める。と、 バサバサバサバサバサバサバサバサバサ! クルッポークルッポークルッポークルッポークルッポー 「「「「「ゆゆっ!!!??」」」」」 餌に有り付いた仲間を見たのか、大量の鳩が集まってくる。 「ゆっくりぃぃぃぃ!!?」 「おかあちゃんたちゅけてええええ!!!」 親ゆっくり二匹は必死に追い払おうと体当たりをするが、ゆっくりの体当たりが翼のある鳩に当たる筈も無く。 「「「「ゆ゛っぎゅりぃぃぃぃ!!!!!!??」」」」 親ゆっくりが他の鳩へ飛び掛っている隙を突いて、赤ゆっくりが一斉に啄ばまれる。 「たゃべないでえええええ!!」 「いちゃいよ゛ぉぉぉぉぉぉ!!?」 「ゆぎゃっ!ぅべっ!」 「「どおおしてぞんなごどずるのおおおおお!!!???」」 親ゆっくり達は泣きながら狂ったように鳩達に飛び掛るが、全く効果が無い。そして、 バサバサバサ! 「お~、カラスまで飛んで来たよ」 思わず呟いてしまった。鴉は親れいむを爪でがっしり掴むと頭から喰らい始めた。 「ゆ゛ッ!!?ゆ゛ぎゃあああああああああああああああああ!!!!」 「でいぶをはな゛…ゆ"ぎぇあああああああああああああああ!!?」 2羽目の鴉が飛んで来ると、親まりさを掴み(以下略 う~む、弱肉強食の野生の世界は厳しいんだなぁ。しみじみと頷く。 残っていたコーヒーを飲み干すと、もう悲鳴も聞こえなくなった鳥だかりを横目に何故かスッキリとした心持で公園を跡にした。 このSSに感想を付ける
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このページには、ゆっくりいじめ系501~750まで一覧となっています。 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてに纏めてあります。 500以前および751以降につきましては下記から。 ゆっくりいじめ.250 ゆっくりいじめ.500 ゆっくりいじめ.1000 ゆっくりいじめ.1250 ゆっくりいじめ.1500 ゆっくりいじめ.1750 ゆっくりいじめ.2000 ゆっくりいじめ.2250 ゆっくりいじめ.2500 ゆっくりいじめ.2750 ゆっくりいじめ.3000 ゆっくりいじめ系501 お兄さんの歪んだ愛_1虐無 ゆっくりいじめ系502 お兄さんの歪んだ愛_2制無 ゆっくりいじめ系503 ゆっくり家族と恐怖映像_1虐無 ゆっくりいじめ系504 ゆっくり家族と恐怖映像_2虐無 ゆっくりいじめ系505 公園でゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系506 ゆっくりと扇風機そ家無外 ゆっくりいじめ系507 原点回帰っぽい後編を目指したらわけ分かんなくなったそ捕無 ゆっくりいじめ系508 おれまりさの逆襲そ無 ゆっくりいじめ系509 紅い弾丸そ無 「ゆっくりいじめ系510 ゆふらんいじめは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系511 ゆっくり焼き土下座(後)_01制 ゆっくりいじめ系512 ゆっくり焼き土下座(後)_02制 ゆっくりいじめ系513 ゆさくや1そ性家共捕無 「ゆっくりいじめ系514 みんなのゆるフ3は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系515 強姦まりさの敗北制性無 ゆっくりいじめ系516 れいむのお味虐無 ゆっくりいじめ系518 盲目の子れいむ ゆっくりいじめ系519 ゆっくりBOMB制家機無 ゆっくりいじめ系520 ゆっくり移植虐 「ゆっくりいじめ系521 みんなのゆるフ4は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系522 ゆっくりめーりんの話虐無 ゆっくりいじめ系523 ゆっくりしすぎた逆転裁判_1 ゆっくりいじめ系524 ゆっくりしすぎた逆転裁判_2 ゆっくりいじめ系525 ゆさくや2_1そ ゆっくりいじめ系526 ゆさくや2_2虐 ゆっくりいじめ系527 ゆっくり腹話術(後) 作者により削除されました ゆっくりいじめ系529 ゆっくりみだら6 ゆっくりいじめ系530 ゆっくりぺにぺに制 ゆっくりいじめ系531 ハチノコ獲り式ゆっくりの捕まえ方 ゆっくりいじめ系532 乳むしり虐家無外 ゆっくりいじめ系533 【月とゆっくり】 「ゆっくりいじめ系534および535は作者さん要請により削りました。by管理人」 「ゆっくりいじめ系536 ゆっくりをやめたちぇんは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系537 男と女がゆっくりと ゆっくりいじめ系539 少女と饅頭が地下室で ゆっくりいじめ系540 ゆっくり水雷戦虐家道無 ゆっくりいじめ系541 醜い美れいむ虐 ゆっくりいじめ系542 赤ちゃんゆっくりの冒険-前-そ環家性捕 ゆっくりいじめ系543 赤ちゃんゆっくりの冒険-後-そ環家性捕 ゆっくりいじめ系544 【めーりんが気功を覚えました】緩制無 ゆっくりいじめ系545 挙の歳末_1制捕無 ゆっくりいじめ系546 挙の歳末_2制捕無 ゆっくりいじめ系547 挙の歳末_3制捕無 ゆっくりいじめ系548 【おおきなかぶ】そ家 ゆっくりいじめ系549 ゆっくりの飼い方 私の場合虐環無 ゆっくりいじめ系550 体付きゆっくりの冬虐家捕無 ゆっくりいじめ系551 チェンジリング前制家無 ゆっくりいじめ系552 チェンジリング中制家無 ゆっくりいじめ系553 ゆっくりをからかうそ無 ゆっくりいじめ系554 -森の彼女とゆっくり知恵比べ-そ無 ゆっくりいじめ系555 こわいこわい逃走劇制無 ゆっくりいじめ系556 ゆっくりウェポンストーリー虐無 ゆっくりいじめ系557 ゆっくりがいる家庭虐家無 ゆっくりいじめ系558 【罠】制 ゆっくりいじめ系559 ゆさくや3虐制家 ゆっくりいじめ系560 定だったゆっくり虐そ家 ゆっくりいじめ系561 俺とゆっくり2(終編)虐制家捕無 ゆっくりいじめ系562 【押し問答】虐そ無 ゆっくりいじめ系563 シムゆっくりちゅーとりあるそ家 ゆっくりいじめ系564 俺とゆっくりの話 2そ無 ゆっくりいじめ系565 お兄さんの逆襲 前編虐無 ゆっくりいじめ系566 お兄さんの逆襲 後編虐無 ゆっくりいじめ系567 シムゆっくり仕様書そ 作者により削除されました ゆっくりいじめ系569 愛のある食卓虐そ無 ゆっくりいじめ系570 ゆっくりとりひき虐環無 ゆっくりいじめ系571 みんなで食べようそ料無 ゆっくりいじめ系572 きめぇ丸その後虐家無 ゆっくりいじめ系573 ゆさくや3.5虐そ無 ゆっくりいじめ系574 午後の紅茶虐無 ゆっくりいじめ系575 ゆっくり大戦(YW)そ共機 ゆっくりいじめ系576 【さっぱりしていってね!!!】そ薬無 ゆっくりいじめ系577 ゆっくり推進委員会_1虐環無 ゆっくりいじめ系578 ゆっくり推進委員会_2虐環無 ゆっくりいじめ系579 俺とゆっくりの話 3そ共無 ゆっくりいじめ系580 ゆっくりとりひき2虐環無 ゆっくりいじめ系581 ゆっくり大戦(YW)2そ共機 ゆっくりいじめ系582 淡々とゆっくりを尾行してみたそ家環無 ゆっくりいじめ系583 なつ☆こみそ無 「ゆっくりいじめ系584 俺がゆっくりするは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系585 -森の彼女と逆襲のゆっくり-制無 ゆっくりいじめ系586 ドスぱちゅりー『感染拡大』虐環薬家 ゆっくりいじめ系587 波乗りまりさ(妊娠編)虐環性家無 ゆっくりいじめ系588 ゆっくりしないでね!制無 ゆっくりいじめ系589 淡々とゆっくりを尾行してみた 2虐環家無 ゆっくりいじめ系590 ゆっくり大戦(YW)3虐共機 ゆっくりいじめ系591 巨大(ry制 ゆっくりいじめ系592 文々。新聞 コラム虐薬道無 ゆっくりいじめ系593 ゆっくりにっく_2虐無 ゆっくりいじめ系594 リアルに吐くゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系595 完璧なゆっくり≪準備編≫虐家共無 ゆっくりいじめ系596 ゆこまち虐共無 ゆっくりいじめ系597 虐待おばば虐無 ゆっくりいじめ系598 ゆっくりのいる街_1虐共料無外 ゆっくりいじめ系599 ゆっくりのいる街_2虐共料無外 ゆっくりいじめ系600 ゆっくり大戦(YW)4虐共機 ゆっくりいじめ系601 ある新人ゆっくりーだーの話(前編)制無 ゆっくりいじめ系602 淡々とゆっくりを尾行してみた3虐環家捕無 ゆっくりいじめ系603 ゆっくりそんぐ虐家無 ゆっくりいじめ系604 ゆっくりの一人カラオケそ無 ゆっくりいじめ系605 ゆっくりのいる街2虐家無外 ゆっくりいじめ系606 餡子とキリギリス虐家無 ゆっくりいじめ系607 ゆっくりみだら7虐性捕無 ゆっくりいじめ系608 ゆっくりしていってね!虐 ゆっくりいじめ系609 きらーうーぱっく虐家共無 ゆっくりいじめ系610 自由を求めて制環共 ゆっくりいじめ系611 どこで何が狂い出したのか…そ共 ゆっくりいじめ系612 ゆっくり詰め虐環家捕無 ゆっくりいじめ系613 虐待お兄さんVSゆっくりんピース虐無 ゆっくりいじめ系614 チェンジリング後①制家捕無 ゆっくりいじめ系615 チェンジリング後②制家捕無 ゆっくりいじめ系616 ゆゆほーる虐道無 ゆっくりいじめ系617 ゆっくりさらい虐家 ゆっくりいじめ系618 ゆっくり家族のある夏の日虐環家 ゆっくりいじめ系619 虐待場虐無 ゆっくりいじめ系620 ゆさくや4虐捕無 ゆっくりいじめ系621 ゆっくりと燕制機無 ゆっくりいじめ系622 ゆっくり訓練虐環家無 ゆっくりいじめ系623 きらーうーぱっく・2虐捕 ゆっくりいじめ系624 うーうー!ってやつかわいい虐家捕 ゆっくりいじめ系625 うーぱっく運送制 ゆっくりいじめ系626 ぶるぶる虐環家 ゆっくりいじめ系627 ゆっくりてんこ虐無 ゆっくりいじめ系628 鳩と餌と糞虐無 ゆっくりいじめ系629 ゆっくりTVショッピング虐無 ゆっくりいじめ系630 狭き門虐環家共無 ゆっくりいじめ系631 ゆっくりマウンテン制環共 ゆっくりいじめ系632 ゆっくりの木虐無 ゆっくりいじめ系633 家具ゆっくり虐道無 ゆっくりいじめ系634 ゆっくりのいる街3_1虐家料無 ゆっくりいじめ系635 ゆっくりのいる街3_2虐家料無 ゆっくりいじめ系636 俺とゆっくり2(完結編)虐環捕無 ゆっくりいじめ系637 木まりさで永久機関そ性無 ゆっくりいじめ系638 少年と木ゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系639 ゆかりんのピーッくっせぇ~~!制性 ゆっくりいじめ系640 えれえれ制無 ゆっくりいじめ系641 ゆっくり葬式虐家無 ゆっくりいじめ系642 満員電車とゆっくり虐環無外 ゆっくりいじめ系643 ゆっくりのいる街4_1虐無 ゆっくりいじめ系644 ゆっくりのいる街4_2虐無 ゆっくりいじめ系645 消えたゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系646 普通に虐待虐家無 ゆっくりいじめ系647 ある新人ゆっくりーだーの話(後篇)制共無 ゆっくりいじめ系648 狂ったドスまりさ虐無 ゆっくりいじめ系649 ギャルゲーでゆっくり虐そ無 ゆっくりいじめ系650 虐待おばば2虐無 ゆっくりいじめ系651 ユルジンと魔法のランプ虐家性共 ゆっくりいじめ系652 飛蝗虐環 ゆっくりいじめ系653 ゴッドかなこ虐共 ゆっくりいじめ系654 普通に虐待2~以下無限ループ~虐環家共無 ゆっくりいじめ系655 働き者虐 ゆっくりいじめ系656 -森の彼女と孤独のグルメ-虐料 ゆっくりいじめ系657 いい夢みれただろ?前編制性無外 ゆっくりいじめ系658 いい夢みれただろ?後編虐無外 ゆっくりいじめ系659 ゆっくり大学虐待学部虐性無外 ゆっくりいじめ系660 ゆっくりのいる街5虐無 ゆっくりいじめ系661 ずんぼー虐性 ゆっくりいじめ系662 大岡裁き制家無 ゆっくりいじめ系663 ルチャゆっくり虐無 ゆっくりいじめ系664 ゆっくりふれんどぱーく虐機無外 ゆっくりいじめ系665 ゆっくり研究虐家無外 ゆっくりいじめ系666 ゆっくり推進委員会2虐環家無 ゆっくりいじめ系667 髪飾りの影響 前虐無 作者さんの要望により削除しました。 ゆっくりいじめ系670 ゆっくり魔理沙の生涯『子育て編』虐捕 「ゆっくりいじめ系671 ……で?は作者の要請により削除されました。」 ゆっくりいじめ系672 Eゆっくり制家無 ゆっくりいじめ系673 街虐環無 ゆっくりいじめ系674 二つの計画制無 ゆっくりいじめ系675 一人きりの子育て虐性家 ゆっくりいじめ系676 ゆっくりのいる街6_1虐無 ゆっくりいじめ系677 ゆっくりのいる街6_2虐無 ゆっくりいじめ系678 ゆっくりべんじょ虐無 ゆっくりいじめ系679 オーディオお兄さん虐無 ゆっくりいじめ系680 ゆっくり刷り込みしてね!!!虐共無 ゆっくりいじめ系681 ただ永遠にこれだけを…虐無 ゆっくりいじめ系682 まりさは本当に強いのか虐無 ゆっくりいじめ系683 ゆっくり鉄骨渡り虐環家捕無 ゆっくりいじめ系684 鬼意裁き虐無 ゆっくりいじめ系685 ゆっくりのいる街7虐家無 ゆっくりいじめ系686 童謡虐家無 「ゆっくりいじめ系687 不感症ゆっくりは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系688 「ゆっくりしてるよ!!」虐環 ゆっくりいじめ系689 三回擦ってすぐ絶頂~驚異の三擦り半~虐性 ゆっくりいじめ系690 ゆっくりとカビ虐性家無 ゆっくりいじめ系691 普通に虐待2~以下無限ループ~加筆分虐環 ゆっくりいじめ系692 嗚呼、人違いそ ゆっくりいじめ系693 ドスまりさとゆうか虐無 ゆっくりいじめ系694 餡餡。新聞制無 ゆっくりいじめ系695 21世紀的ゆっくり生活虐家無 ゆっくりいじめ系696 SSC制環機無 ゆっくりいじめ系697 野生のゆっくり虐家無外 ゆっくりいじめ系698 ゆっくり大戦(YW)5虐機道 ゆっくりいじめ系699 ある研究者の日記虐環機無 ゆっくりいじめ系700 ゆっくり姫第一章そ無 ゆっくりいじめ系701 チルノvsちるの虐 ゆっくりいじめ系702 ゆっくり新聞制無 ゆっくりいじめ系703 ゆっくり掛川宿場虐無 ゆっくりいじめ系704 子ゆっくり制家無 ゆっくりいじめ系705 ある復讐の結末(前)虐性捕 ゆっくりいじめ系706 ある復讐の結末(中)そ捕無 ゆっくりいじめ系707 短編集虐家無 ゆっくりいじめ系708 醜い物(中)(ドスまりさとゆうか2)そ無 ゆっくりいじめ系709 餌やり制家無 「ゆっくりいじめ系710 Soul Strangerは作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系711 ある植物型奇形妊娠の話虐環家 ゆっくりいじめ系712 ゆっくりですれ違った男女の悲しい愛の物語虐家無 ゆっくりいじめ系713 頷き男とゆっくりまりさの自慢制無 ゆっくりいじめ系714 復讐のゆっくりまりさ(前)そ無 ゆっくりいじめ系715 不可侵条約虐無 ゆっくりいじめ系716 ストリートミュージシャン虐家無 ゆっくりいじめ系717 とりもち虐無 ゆっくりいじめ系718 ドスまりさのお願い(前)虐制家無 ゆっくりいじめ系719 ドスまりさのお願い(後)そ無 ゆっくりいじめ系720 豚小屋とぷっでぃーん虐無 ゆっくりいじめ系721 ある復讐の結末(後-1)そ捕無 ゆっくりいじめ系722 復讐のゆっくりまりさ(中)虐共無 ゆっくりいじめ系723 ゆっくり査定虐無 ゆっくりいじめ系724 ゆっくり整形虐無 ゆっくりいじめ系725 いなばの白ゆっくり制 ゆっくりいじめ系726 ある飼いゆっくりの悲劇虐捕無 ゆっくりいじめ系727 復讐のゆっくりまりさ(後)虐共無 ゆっくりいじめ系728 ゆっくり対策制無 ゆっくりいじめ系729 灰色の檻の中で虐環家無 ゆっくりいじめ系730 すぃー虐家機無 ゆっくりいじめ系731 ある復讐の結末(後-2)制捕無 ゆっくりいじめ系732 ゆっくり大サーカス虐環薬無 ゆっくりいじめ系733 thinker虐そ環無 ゆっくりいじめ系734 アリスが滑った話虐機無外 作者により削除されました ゆっくりいじめ系736 武器を手にしたゆっくり制 ゆっくりいじめ系737 からっぽのいえ制無 ゆっくりいじめ系738 永夜緩居[ゆっくり]虐環捕 ゆっくりいじめ系739 ある復讐の結末(後-3)制捕無 ゆっくりいじめ系740 ゆっくり改造論1虐捕無 ゆっくりいじめ系741 家庭餡園そ機無 ゆっくりいじめ系742 髪飾りの影響 後 「れいむ」(リボンまりさ)虐環家無 ゆっくりいじめ系743 楽園そ環無 ゆっくりいじめ系744 風船Ⅰそ家無 ゆっくりいじめ系745 ゆっくりれいむの悪夢虐環機無 「ゆっくりいじめ系746 不感症ゆっくり2は作者さんの要請で削除されました。」 ゆっくりいじめ系747 ゆっくり推進委員会3虐環捕無 ゆっくりいじめ系748 ある動物型奇形妊娠の話虐環 ゆっくりいじめ系749 現代ゆっくり虐家無 ゆっくりいじめ系750 人のふんどし虐環
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都市型ゆっくり達の受難 作 キャベツ頭(仮称です。ハチの人から改称しました) ※すっきり描写&スカトロ描写注意(そこまでハードじゃないと思います) 都市に生きるゆっくりは、人間が出すゴミを食料源とする。 家庭のゴミをつめたビニール袋を破かれる側にしてみれば、 そうした行為は迷惑極まりないわけで、即座に対策が講じられた。 「ゆっ!!きょうもゆっくりさがそうね!!」 「「「ゆっくりさがすよ!!!」」」 ニワトリよりも甲高く、耳ざわりなコーラス。ゆっくりれいむの一家だ。 メロンサイズの親一匹に、リンゴサイズの子三匹。子は皆れいむ種である。 これからゴミ荒らしにかかろうというわけで、やる気満々である。 「ちびちゃんたち、ゆっくりがんばってね!おかあさんはここでみてるからね!!」 「「「ゆっくりがんばるよ!!!」」」 ふてぶてしい顔つきでどっしりと構える親れいむ。 どうやらゴミ荒らしが、野生における狩りに等しい行為となっているらしく、 子れいむたちは今日がその「狩り」デビューの時らしかった。 「まずは、じゃまな“あみ”をくぐってね!!でないとちかづけないよ!!」 「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」 カラスよけの網をくぐって、ゴミ袋を食い荒らすと言うのが、 ゆっくりのやり方だった。そこで、第一の防波堤として、 特殊な素材で編み上げたネットが用いられた。 「ゆっくり、ゆっくり……ゆっ?」 勢い良く近づき、ネットをくぐろうとした一匹の子れいむ。 違和感をおぼえ、一歩飛びのいたが、既に遅かった。 その体には、格子状の切り込みが入り、うっすらと餡がにじみ出している。 「ゆぅああああああああ!!!いだいよおおおおおおおおおおお!!!」 「どぼじでええええええええええええ!!!!???」 素材としてピアノ線を用いたネットは、いともたやすく、 饅頭の体を切り裂いた。 ぱっくり、ぱっくりと幾つも傷口を開き、絶命する子れいむ。 「もうやだ!!おうちかえる!!!」 「ゆっ!!!まっで、いまがえっだら、ごはんがたべられないよ!!!」 この場を去るか否かで揉め始めた親子。 本当は子れいむたちの判断が正しかった。ここで第二の防衛システムが作動する。 「そんなにごはんがたべたいなら、おかあさんだけここにのこってよね!! れいむたちしにたくないよ!!」 「そうだよ!いじきたないおかあさんはゆっくりいつまでもここにいてね!!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお!!!?……ゆぴぴっ!!!!!」 仲間割れした親子。そこに高圧の冷水が吹き付ける。 しつこく居座るゆっくりを退治するのと、 ネットにかかって死んだゆっくりを掃除する為の、洗浄用スプリンクラーだ。 強烈な水圧の為、触れるそばからゆっくりは粉みじんになっていく。 「あ゛ああああああ!!!!!!おがーざ いぴぴぴっ!!!」 「どぼじでえええええええええ べべべべ!!!!」 無残な餡塊となったゆっくり一家は水の流れに乗り、道路脇の排水溝へ一直線。 道路も綺麗に洗うことができて、一石二鳥である。 このおかげで、路上のゴミ袋を狙うゆっくりは絶えていなくなった。 「ゆぅ~これじゃ、まりさたちちっともゆっくりできないよ!!」 「れいむもおなかぺこぺこだよ!!ゆっくりごはんがたべたいよ!!」 不満を爆発させる、ゆっくりまりさとゆっくりれいむ夫婦。 数日前から降り続く雨と、人間の仕掛けたトラップのせいで、 いつものように餌を取りに行くことが出来ず、飢餓状態となっている。 ドブに突き出した家庭用の排水管にもぐり込んで、 命を永らえたのだが、もはや飢えと渇きは耐え難かった。 当然、排水管の中には、何の蓄えもない。 「ねぇれいむ、このなかをさがしてみようよ!」 「ゆぅ~、そうだね。おそとはあめさんがふってるからしかたないね…」 本来、暗くてじめじめした場所を好まないゆっくり。 デリケートなれいむは特にそうで、乗り気ではなさそうだが、 このままじっとしていても埒が明かない。 疲れた体に鞭打って、のろのろと排水管をさかのぼる二匹のまんじゅう。 「ゆっ!?まりさ、あかりがみえるよ!!」 「ほんとう!!?これでゆっくりできるね!!!」 「ゆぅ~、でもたかくてとどかないよ!!! これじゃぜんぜんゆっくりできないよ!!!!」 見上げれば確かに光が見えるが、ほぼ垂直に伸びる管。 これを登っていくのは、かなり骨が折れそうである。 「れいむ、ゆっくりとまりさがふみだいになるよ! そうすれば、くだにひっかかってよじのぼれそうだよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 まりさが下敷きになり、れいむがそこに飛び乗る。 饅頭にしては良く考えたもので、自らの体の特性を生かし、 ぎゅうぎゅう詰めの状態で、体を蠕動させることによって、 じわじわと管をのぼっていこうというのだ。 「ゆっくりのぼるよ!!」 のろまなれいむはまりさの助けを借りて、 まりさは自慢の跳躍で、うまく足がかりを得て、 二匹は順調に排水管をさかのぼってゆく。 体力のとぼしいれいむは、途中で何度も休息をとりつつ、 のぼり続けて、気が付けば管の出口にいた。 「まりさ、でぐちだよ!!れいむやったよ!!」 「ゆっくりいそいで、まりさもゆっくりさせてね!!」 まりさのくぐもった声。れいむはぶよぶよと体を動かし、 管から飛び出した。続いてまりさも、同じように飛び出る。 薄暗いその場所は、使われなくなった廃屋のトイレで、 その排水管は、和式の便器に繋がっていたのだった。 「ゆぅ~、やっとゆっくりできるね、れいむ!!」 「そうだね、まりさ!!やっぱりまりさはかしこいね!! れいむほれなおしちゃったよ!!」 「ゆぅ~ん、はずかしいよ…」 顔を赤らめ、恥じらいながらも、れいむの言葉に満更でもない様子のまりさ。 いつしか二個の饅頭は発情し、激しく体をこすり合わせ、 ぎとぎとした粘液にまみれている。 「んほおおおおおおおおおおおおおおお!!ばでぃざ!!!」 「きひいいいいいいいいいいいいいいい!!でいぶぅ!!!」 干上がった和式便器の中で愛を叫ぶ、つがいの饅頭。 そこに闖入する者があったが、二匹は気付く由もない。 「これ、お前さんたち」 「「んひひひひひひひひ、ほおおおおおおおおお」」 「これこれ」 「……ゆ゛っ゛!!!!???おじさんだれ!!!?」 「わしはこの家で雨宿りしているホームレスじゃ」 「れいむたちすっきりー!するんだからじゃましないでよね!!!」 「こりゃすまんすまん。しかし、雨で体が冷えて、催してきてのう」 「もよおす?もよおすってなあに?おいしいもの?」 「うーん、食ったことが無いからわからんのう。試してみるか?」 「「ゆっくりたべたいよ!!!」」 「よしよし。それじゃ、そこに座って待っておるんじゃ」 「「ゆっくりりかいしたよ!!!」 言うが早いか、尻をまくって突き出し、力みだす老人。 その様子に目を白黒させる二匹の饅頭だが、望みのものはすぐにやって来た。 「ゆっ!ゆっくりでてきたよ…」 「ゆっくりたべさせてね!!ゆっくりさせてね!!」 「こ、これはゆっくりできんほどの量じゃぞ…!!」 飛び出したのは、悪臭を放つ、暗褐色の巨大な塊だった。 それが、れいむの右顔面を直撃し、穿つ。 「ゆっくり、ゆっく…… づぶぶびびっ!!!」 「でいぶうううううううううううううう!!!」 恐るべき質量を持った、ゆっくり風に言えば、うんうんの塊は、 新幹線のような勢いで、れいむに激突した。 やわな饅頭が耐え切れるはずもなく、 れいむの顔面はいともたやすく吹き飛び、うんうんに混じってわからなくなった。 「ゆぎゃああああああああああああああああああ!!!!! いだいよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!おうぢがえる!!! いまずぐがえる!!!!!」 「でいぶ!!!!!!!!でいぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「これはしばらく止まらんぞ!!東京から終点までノンストップじゃゾイ!」 便器にこんもりとしたうんうんの山ができあがり、 黒い新幹線はJR博多駅へ到着していた。 顔半分となったれいむは虫の息で、まりさもすっかりうんうんまみれである。 「いやあ、すっきりしたわい。おまえさんたち、味の方はどうじゃったかな?」 「ゆ……ゆっぐり…じねぇぇ……」 「……!…!…………!……」 まりさが悪態をつき、ハーフれいむがビクンビクンと痙攣して、 老人の言葉に答える。もはや、先は長くないだろう。 「よしよし。後は流して仕舞いじゃな」 その言葉とともに、老人が紐を引くと、赤さびた水が勢い良く噴射し、 すべてを押し流してゆく。幾度も紐を引いたので、 数分後には、すべてが綺麗に洗い流されていた。 「なんと、まだ水が出たとはのう。これで、わしもホームレス脱却じゃな」 つい先ほどまで、苦労してよじ登っていた管の中を、 ひどい臭いのする水とともに流されながら、まりさはひたすらに、 つがいのれいむのことを思っていた。 死ぬ前に、もう一度だけ、もう一度だけ「すっきりー!」をしたかった。 するはずだった。それが、すっきりしたのは、わけのわからないじじいだった。 目の前を、半分だけになったれいむが、うんうんとともに流れていく。 急速に近づく外の明かり。 まりさは、降り続く雨のことを思い出し、溶けはじめている体で、 なおも「どうしよう」などと考えたが、排水管から勢い良く飛び出して、 ドブの壁面に激突し、放射状の餡塊となった。 ほんの数秒前、同様の餡塊となったれいむの上に折り重なるようにして。 ドブに張り付いた、ふたつの饅頭。 しかし、その痕跡すら、後続の汚水が洗い流してしまうのだった。 このSSに感想を付ける
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ひょんなことからにとりは外の世界の雑誌を手に入れた どうやら子供向けの科学の本のようだ 読み進めていくと「ペットボトルロケットを作ろう」という企画が乗っていた ロケットとはあの紅魔館に住む住人達がなにやら最近密かに作っている乗り物だ これはその模型の様であるが原理は一緒らしい 早速作ってみることにした 必要なものはペットボトルを数本と空気入れと噴射口、それに発射台 香霖堂に足を運んだところペットボトルはすぐ見つかったが本に載っている噴射口と発射台はおいていないようだ だがこのぐらいのものなら作れるだろう 小躍りしながら巣に材料を運ぶ途中 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 遊んでいた赤ゆっくりより少し大きいぐらいのゆっくりまりさ・れいむ達とでくわした どうやら箱の中身に興味があるようだ 「おねえさんそれなあに?ゆっくり出来るもの?」 「これはロケットの材料だよ」 「ろけっと?」 「ああ簡単に言うと空を飛べる乗り物だよ」 「ゆゆ!おそらをとべるの?おねえさんゆっくりのせてね!」 このロケットの推進力であれば子ゆっくり数匹程度なら問題なく乗せて飛べるかな? まあ元は人を乗せるものだし試してみようか 「よーし乗せてやるからついといで!」 「「「「ゆっくりー」」」」 さて地上のラボについてから早速作業にかかる 空気入れにあう噴射口を作るのに少し時間がかかったがこれは問題なく完成 さて、燃料(この場合水)タンクの上の空洞部分がゆっくり達の搭乗スペースになるのだがそこに少し隠し味 ゆっくりたちと一緒に丸い玉を一つ入れる 「ゆゆ?おねえさんこれなーに?」 「これかい?これは遠くからでもおねえさんとお話できる玉だよ」 「ほんと?」「すごーい」 小型の発信機と周囲の画像や声の送受信を行える機械を入れる これはこの間魔理沙のミニ八卦炉に搭載したもののプロトタイプ かなり小さく作ったのだが八卦炉に載せるには大き過ぎたため没となったものだ この機械を玉つめたものでこの子ゆっくり達より一回り大きいぐらい。なじみ易いようニコちゃんマークも描き加えてある さあテープでペットボトル同士を巻いて完成だ ゆっくり達もこれから空を飛べるのだと説明してやるとキャイキャイはしゃいでいる さてロケットを発射台に装着し発射準備は整った 「それじゃあこれから空気を送り込んで飛べるようにするからね」 「おねえさんゆっくりいそいでね」 ゆっくりたちは今か今かと待ちきれないようだ 「それでは空気注入開始!」 「ゆー!」 空気入れのスイッチを入れる。機械の起動音にゆっくり達のわくわくもマッハで有頂天だ 「ゆ?おねえざんなにがおがじいよ」 「あ?気付いた?」 そうこのロケットには私なりのアレンジが加えられていた 外の世界の本物のロケットが発射する際Gと呼ばれる非常に大きな力が搭乗者に加わると本に書いてあった その気分を少しでも味わってもらうためにゆっくり達ののっている部屋にも空気圧が加わるように改造したのだ 気圧を指し示すゲージが徐々に上がっていく 中のゆっくりたちも目が窪み口もすっぱい梅干を頬張りでもしたようなおちょぼ口になり全体的に少し小さくなったように感じる 「おねえざんばやぐどべでね」 「み゛み゛がきーんとずるよ」 「もうちょっとの辛抱だよーがんばってねー」 そろそろ限界かな 「よーし発射台角度調整よーし」 手元のリモコンを操作しロケットの舳先を空に向ける 「ゆ”っぐりできないがらおねえじゃんどこかいっでね」 「おちびちゃんはやくどいでね」 「このぼーるおみょいよ」 当然体を固定されてないゆっくりとニコちゃんボールはペットボトルの底に転がり落ちて不平の声が上がるがロケットがうまく飛ぶかどうかでいっぱいのにとりにはそんな言葉は届かない 「秒読み開始ー3・2・1発射!!」 「「「「ゆ゛べべべべべべーーーーーーーーーーーー」」」」 発射台のスイッチを押すと無理に押し込められていた水と空気の力が開放され 水柱を立てゆっくり達の悲鳴と水をばら撒きながら瞬く間に木々の向こう側にへと消えていった 「おー飛んだ飛んだ。烏天狗までは行かないがあの黒白ぐらいのスピードは出たかな?」 「さーて中の様子はっと」 内部の観察をするためにゴーグルのつまみをいじるとレンズに内部の画像が鮮明に映し出される 「お”ね”え”ち”ゃ”んゆ”っぐじじな”いでばやくどいてね」 「ゆ”ーうごけない」 「オロロロロロッロロロロ」 「おいじがえるー」 想像していた通りロケットの中は吐くわ叫ぶわのつぶれるわの阿鼻叫喚と化していた 発射の衝撃で不細工なゆっくり達の顔がさらに歪んだ所はそれはそれはひどいものだった ペットボトルの底に押し付けられていたゆっくりたちだったが次第に圧迫する力が弱くなったようで体の自由が戻ってきたようだ ロケットが水平飛行の状態に移ってきたのだろう 「ほらみんなー外を見てごらん」 「ゆーゆ!おそらをとんでるよ」 「ほんとだー きがれいむたちのしたにあるよ」 「ろけっとさんゆっくりとんでね」 「とりさんがまりさたちよりゆっくりしてるんだぜ!」 まあ思い思いの感想を述べ初めての空の世界をゆっくり堪能しているようだ まあそう長くは続かないんだけどね 「ゆ!くっつかないでね」 「なんだかおかしいよ」 「またかたむいてきてるよ」 「ゆゆ!おねえちゃんせまいよぼーるさんもあっちいってね」 「あーそろそろ着地体勢に入ったかな」 「ゆ?どういうこと?」 「もうそろそろ地面につくよ。乗務員の皆様はお席を立たず座席に備え付けられたシートベルトの着用をー」 「おねえさんなにいってるの?」 「わかるようにはなしてね」 「まあ掻い摘んで話すと体を壁にでもくくりつけてないと命の保障は出来ないよ」 「だからわからないよ」 「もう馬鹿だなー壁にくっついてないと死んじゃうよって話」 「「「ゆゆゆ!」」」 命の危険があるなんて聞いてないと文句を言おうと口を開くや否や強い衝撃が艦内を襲う 「ぶべらっば「げぁあぁぁl」「おおっぷす」ぶけぇぇぇ」 ゆっくり達の断末魔を確認した後再びつまみを動かしレーダーを起動させる 着地地点を確認しにとりはゆっくりとロケットの回収へと向かった ロケットの飛距離はにとりのアレンジのおかげもあって外の世界での記録を軽く更新している まあ大会規約なんか守っていないのだから記録には載せられないが1・2キロは飛んだであろう 木々の合間をうまい具合に縫って地面に突き刺さったロケットは、外見に大きな損傷は見られなかったが乗員達は案の定ぐちゃぐちゃである 「ロケットを作る際は壁か何かに体をくくりつけておかないと体の丈夫な妖怪なら大丈夫でも周りに大怪我の危険性ありっと」 頭の中に思いうかべたロケットの内部設計に若干の修正を加えながら熱心にメモをつける 「ゅ・・・・」 「おや、まだ生きているのがいるのか」 「ぼーるさんが・・・おねえちゃんたちを・・・」 顔の3割がつぶれてはいたが1匹だけ奇跡的に生きていた 着地の衝撃で相当ニコちゃんボールが跳ね回ったのだろう他のゆっくりたちはものの見事に餡子の染みとなっている 「やっぱりねー」 「ゅ・・・おねざさんがわかってて」 「まってね今ゆっくりさせてあげるから」 そういうや否やにとりはロケットをすばやくシェイクする 「ゆべ!やべ・・・ごぁ」 「さてこの間作ったおはぎ製造機の試運転用の材料確保したことだし撤収しますか」 ロケットを小脇に抱え鼻歌交じりににとりは家路に着いた この後河童たちのが独自にロケットの開発を進めていたが水面下で永遠亭の薬師達に阻止されたなんて事があったりなかったり このSSに感想を付ける