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『フレグランス・ストーム』 26KB 実験 赤ゆ 透明な箱 現代 独自設定 うんしー リビングデッドならぬ、リビングうんうん 今回も臭いネタです。 「anko2808 開ウン実験」と繋がりはありますが、読んでなくても何の問題もない作りになっています。 ○ 掃除がゆきとどいた長方形の部屋。 そこには、いくつかのものがあった。 部屋の隅には灰色のごみ収集ボックス。 その反対側にある、ダンボールや備品の小山。 それらに挟まれる形で光を取り入れる、一つの窓。 窓の近くにまとめてられた、十数個の透明な防音箱。 入り口に近いところには、事務用のデスクとパイプ椅子がある。 デスクの上には、中が透けて見える正方形の箱が二つ。 箱の中では数匹の赤ゆっくりがゆっくりしていた。 その内の二三匹が自分らを覗き込む者に気づく。 赤ゆっくりの全てが、天に向かって挨拶した。 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 ───なんとまあ、下品なものができたものだ。 箱を覗き込んだ青年は、挨拶に苦笑する。 荷物を置きながら、彼は一週間前のことを思い返していた。 ● 十数個の透明な箱に分けられたゆっくり達を青年が見下ろしている。 ゆっくり達の全てに植物型妊娠の痕があり、青年を見上げて涙を流していた。 ───思い込みには限界があるか。こいつらなら違う意味で想像妊娠が出来ると思ったんだが。やはり、生殖信号があるのか。 精子餡を使った実験は終わった。 わかったことは四つ。 生殖能力を持っているのは一日程度だということ。 冷凍することで、生殖能力の有効期限を引き伸ばせること。 市販の餡子やカスタードなどと混ぜあわせると、生まれる個体数が減少すること。 そして、思い込みの後押しがあったとしても、市販の餡子では子どもができなかったことだ。 ───さて、次に移るか。こっちのほうが楽しみだ。 青年は箱の中のゆっくりに興味を無くし、デスクへと歩を進めた。 たどり着いたデスクには、いくつかのものが置かれている。 彼の研究ノートと筆記用具。 赤ゆっくりがついたままの大量の茎。 そして、中身がマーブル模様の塊で満たされたラベルつきの牛乳瓶三つ。 ───採取したのは十分前。茎になっている個体の記録をして、挿すのはそれからだな。 ペンを走らせ、茎と赤ゆっくりの組み合わせを手早く記録する。 記録し終わった茎から、無造作に瓶の前に振り分けていく。 それぞれ五本ずつ振り分け終えると、残った個体をまとめてゴミ袋に詰めてゆく。 詰められたのは、個数の少ないものや状態が悪いものばかりだった。 ───この内ふたつは予想が付く。問題は、残り一つ。 牛乳瓶のラベルにはそれぞれ、『市販』『精子餡』『糞』と記されていた。 該当するものを鍋で汁粉に加工した物が詰められている。 時間が経ったそれはまだ暖かく、粘性が高い。 そのプランターへ、青年は茎を挿していった。 ───カメラよし。時計よし。生まれるまで五日から一週間ってところだな。 実験初日、彼はここで部屋を後にする。 そして記録を始めた翌日、実験二日目。 精子餡プランターに変化が出ていた。 ───なるほど。時間差なのか。 このプランターになっている全ての赤ゆっくりには、植物型妊娠が起こっていた。 茎から精子餡を吸い上げ吸収した際、生殖機能が働いたと彼は考えた。 ───だが、まだ生きているようだな。 精子餡プランターの赤ゆっくり達は、苦しい顔をしながらも生きていた。 本来ならば体の出来上がっていない子ゆっくり以下の形態では、内容物が足りずに衰弱死する。 しかし、衰弱をしているものの体は丸いままで、死の兆候はない。 ───もしかすると。精子餡から生殖信号だけでなく、栄養を得ているのかもな。 変化と推測をノートに書き残してゆく。 書き終えて顔をあげると、一番近くにあった糞プランターが目に入った。 見ると、どれも眉をしかめて不満を訴えている。 糞の汁粉をゆっくりに見せたときに彼女らが過剰に嫌がっていたことを、彼は思い出した。 ───臭うのか? 彼は市販餡プランターを近くに寄せて、変化を見た。 近くに寄せても、市販餡プランターの個体には変化がない。 嬉しそうな顔で、ゆうゆうと安らかな寝息をたてていた。 ───生まれる前は嗅覚が無いのか?体が出来上がってくると嗅覚が出来る?……なら、こいつらは何に対して顔をしかめているんだ? 予備の瓶に差し替えながら、考える。 だが、答えは出なかった。 ───実験が進めばわかるか? 疑問を抱えたまま、二日が経った。 実験四日目、次の変化が起こる。 変化は二つ。 ひとつは、精子餡プランターと糞プランターの個体の半数以上が死に、デスクの上で潰れていたこと。 もうひとつは。 ───表情が変わっている? 糞プランターの個体が、安らかな顔をしていたことだった。 ───もし、糞に含まれる嫌な記憶が原因ならこんな顔にはならない。そうでなく、吸い上げた餡を糞と認識したから顔をしかめていた? ノートの上をペンが踊る。 ───だが、生まれる前は臭いを感じ無い。……いや、今ならするのか? 市販餡の瓶を見やるが、変わりは無かった。 糞入りの瓶に近づけても、笑顔のままだった。 ───声や動きは認識するが、臭いは認識しないのか。とすると、臭いに慣れたのか?いや、前の実験ではそれはなかった。 彼はこの実験の前に、ゆっくりの糞がいつまで臭うのかという実験を行っている。 その時は実験個体と彼女らの出す糞を十日以上同居させたが、臭いに慣れるということは無かった。 ───糞というストレスに適応したのか?……生まれたらわかるかもしれない。 生まれたら直接聴くことに決め、彼はデスクに三つの箱を載せた。 内側に草原と青空が描かれている防音性の箱だ。 箱の底には柔らかい土が敷かれ、隅には水が流れていた。 内側のゆっくりからは草原と青空が広がる空間に見えるが、外からは中の様子が透けて見えるようになっている。 小型改良された豆ゆっくりと呼ばれる個体を買うための、小型の飼育ケースである。 その箱の中に、瓶を分けていれてゆく。 ───恐らく、明日か明後日には生まれる。楽しみだ。 そして実験七日目。 答えを告げる声が、部屋に響き渡った。 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 「……何なんだ、これは」 青年のうめき声と共に。 ● ここで話は冒頭に戻る。 現在、実験開始から八日目である。 七日目は酷い奇襲を受け、青年が気疲れしたために瓶の撤去と茎の分配のみで終わってしまった。 一匹の赤ゆっくりを摘んだ青年の前には、二つの箱がある。 ヤメチェネ、ヤメチェネ、ユックチサセチェ 青年が摘んでいるまりさ種の赤ゆっくりは、精子餡プランター唯一の生き残りであった。 他の赤ゆっくりは地面に降り立つと同時に潰れたが、このまりさだけ潰れず耐えた。 まりさが生き残っていたのはいくつかの幸運によるものである。 根元に居たため他の個体より落ちる距離が短かったこと。 栄養を多くとれたため、比較的健康であったこと。 姉妹の落ちる衝撃で、頭に生えていた蔓の実が殆ど落ちていたこと。 そして、青年がゴミ袋に放り込もうとした直前に、まだ利用価値があると判断されたからである。 彼に寄って茎が除去され、市販餡プランターの残りを口に詰め込まれたおかげで生き延びた。 ───せっかくだし、実験に使ってから処分しよう。 赤ゆまりさを指でぷにぷにと弄りながら、タッパーを取り出す。 中には、今までの実験で使った餡がひとまとめにして入れられていた。 その餡を、小さなスプーンで掬って指で丸め、塊にしていく。 アマアマシャン?マリチャニクレリュノ? 口を締めるように赤ゆまりさの顔を手に押し付け、そのまま軽く握り込む。 二十個ほど塊を作ってから、右側の箱の蓋をあけた。 「ゆっくりしていってね」 「「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」」 この箱は、市販餡プランターから生まれた赤ゆっくりの箱である。 いずれも健康で、生まれるまでに欠けたものは居なかった。 内容は、複数種いるもののれいむ種とまりさ種がやや多めになっている。 「今日のあさごはんさんをあげよう。喧嘩せず、置かれたら食べるんだぞ」 中から聞こえる歓声を無視して、手早く餡の塊を置いてゆく。 全ての赤ゆっくりに行き渡り、われ先にと食事を始めたのを確認してから蓋を閉めた。 先程と同じように餡の塊を十個ほど作ったあと、左の箱を開けた。 箱から、微かに甘い臭いがする。 ───さてと。本命だ。 「ゆっくりしていってね」 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 この箱にいるのは、糞プランターから生まれた赤ゆっくりである。 ───糞で育った赤ゆっくり、さしずめ赤糞ゆっくりってところか。フンドシみたいな名前になっちまったな。 生まれたのは十匹程度と、市販餡プランターに比べればかなり少ない。 種族はばらついており、いずれも市販餡プランターの赤ゆっくり達よりのんびりとしていた。 「今日のあさごはんさんをあげよう。喧嘩せず、置かれたら食べるんだぞ」 彼は急ぎ気味に、赤糞ゆっくり達へ餡の塊を分配した。 赤糞ゆっくり達は全員に行き渡ったのを確認してから、号令をかけてのんびりと口に入れてゆく。 その様子を、青年は楽しそうに眺めていた。 「ゆゆっ?うんうんちたくなってきちゃよ?」 食事から五分後、ある赤糞れいむが便意を口にする。 その便意は、言葉にのって箱の中に伝わってゆく。 「まりちゃもうんうんでそう!」 「ちぇんもちたくなっちゃんぢゃよー!わきゃるよー!」 「べんい!かんちょうぷりぇい!すかとろいめらい!」 ───どこの連携技だよ。 全てのゆっくりが反り返り、肛門を空高く挙げる。 そして、声がシンクロした。 「「「「「うんうんでりゅよ!!!ちゅっきり~!!!」」」」」 いくつもの糞が、同時に生み出された。 赤糞ゆっくり達は皆、達成感に満ちた顔をしている。 その表情が緩んでゆく。 人が、コーヒーの芳醇な薫りを堪能するかのような顔に。 「れいみゅのうんうんしゃん、いいにおいだよぉ~!ゆっくちしちぇるよぉ~!」 「ぱちゅりーのうんうんしゃん、ちょかいはなかおりね!」 「ありがちょう。ありしゅのうんうんしゃんもちょかいはよ」 赤ゆっくり達は自分の糞の臭いに幸せを感じていた。 それにとどまらず、糞の嗅ぎ比べや舐め比べをしているものまでいる。 ───昨日、茎をやったときと同じだ。糞に対する嫌悪感が無い。それどころか、精神的充足すら得ている。 彼は蓋を閉めると、タッパーから少量の餡を掬った。 指でこねて丸めながら、握りったままの赤ゆまりさを解放する。 ユヒュウ、ユヒュウ、クルチカッチャヨォ 箱の中の赤ゆっくりに与えた物よりも小さい塊を、赤ゆまりさの口にねじ込む。 赤ゆまりさは一瞬苦しんだが、口に入れられたものが甘いモノだと気づくと、顔をほころばせた。 アマアマシャン!ムーチャ、ムーチャ、チアワチェー! その様子を彼は、何の感情も込めずに眺めていた。 やがて、赤ゆまりさが便意を訴え、尻を上げる。 ウンウンデリュヨ!チュッキリー! 赤ゆまりさが糞をひり出して、やりきったような表情をする。 その表情は、二秒で不快感に塗りつぶされた。 ユユッ!?ウンウンクチャイ!ウンウンシャンハドッカイッチェネ! ───本来なら、こういう反応をするはずなんだ。だが、あいつらは違う。 うにうにと体をくねらせて糞から逃げる赤ゆまりさを眺めながら、考えを巡らせる。 ───本来拒絶するはずの臭気信号を受け入れるよう適応したんだろう。境目はいつだ? 糞から遠ざかった赤ゆまりさが、勝どきをあげている。 その雑音を無視して、彼は続けた。 ───確か、四日目当たりに糞プランターの個体の表情が変わっていた。あの頃か。そして、環境に適応出来なかった個体は機能を停止した。 なおも騒ぐ赤ゆまりさを掴み上げる。 赤ゆまりさを軽く放り上げて、彼女の顔を叩くように握り直す。 もがく赤ゆまりさの感触を手で受けながら、更に思考を続ける。 ───それ以外に変化は無いのか?もしかしたら、あの瓶の個体は糞そのものになっているのかもしれない。それを確かめる。 まりさをつかんだ手に向かって、口を開く。 「生かした分、仕事をしてもらうぞ」 彼は糞で育った赤糞ゆっくり達の箱を開け、糞を回収する。 そして、箱の中で赤ゆまりさを解放した。 突然現れた赤ゆまりさに驚く赤糞ゆっくり達に、中を覗き込んだ青年が教えてやる。 「そいつは新しく友達のまりさだ。お前ら、仲良くしてやれ」 「「「「「わかっちゃよ!!!」」」」」 「聞き分けがいい子は好きだぜ。ゆっくりしていってね」 青年が身を引き、椅子の背もたれに寄りかかった。 その見つめる先には、未だ状況をつかめない赤ゆまりさがいた。 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 「ゆっくちしちぇ、ゆゆ?」 揃った赤糞ゆっくりの挨拶に、赤ゆまりさが返そうとする。 その言語は途中で止まり、赤ゆまりさはもんどり打った。 「ゆびゃぁあああ!くちゃぃいいい!」 青年の顔に笑みが浮かんだ。 ───よし!いい反応だ! 急いでペンをとり、メモ用紙に字を刻んでゆく。 その間にも箱の中の状況は変化していた。 「しちゅれいしちゃうわ!みんなちょかいはなかおりなのに!」 「まりちゃ!みんなにあやまっちぇね!ゆっくちしちぇないよ!」 赤糞ゆっくりのうち、れいむ種とありす種が一匹ずつ赤ゆまりさに詰め寄っていた。 二匹が近寄るのに合わせて、赤ゆまりさが後ずさる。 「こっちにこにゃいでぇえええ!ゆひぃいいい!うんうんのにおいがすりゅぅううう!」 その言葉に、赤糞ゆっくり達が不思議そうな顔をする。 赤糞ゆちぇんが口を開いた。 「わきゃらないよ~?うんうんのにおいはとっちぇもゆっくちしちぇるのにね?」 「まりちゃへんなの!うんうんのにおいでゆっくちしにゃいんだね!」 赤糞ゆっくちがゆうゆうと不思議がる。 隅で震えるまりさをよそに、円陣を組んで会議を始めた。 「もしかしちぇ、まりちゃはどこかびょうきなのかもちれないよ!」 「ぱちぇ!なおしゅほうほうはにゃいの?」 「そうね。ぺ~りょぺ~りょしたり、す~りす~りしたりしゅればなおりゅわ!」 ───いいね。これは愉快なことになってきたぞ。 赤糞ゆっくり達が、赤ゆまりさへと近づいてゆく。 赤ゆまりさを囲むように、曲線を描いて近づいてゆく。 「おねぎゃぃいいい!あっちいっちぇえええ!くちゃい!くちゃぃいいい!」 涙と、涎と、尿をまき散らして赤ゆまりさが拒絶する。 願いも虚しく、肌と肌が触れ合った。 「す~りす~り!まりちゃのおはだ、もちもちだにぇ!」 「ぺ~りょぺ~りょ!ゆっくちなおっちぇね!」 三匹の赤糞ゆっくりが、赤ゆまりさにスキンシップを行ってゆく。 赤ゆまりさの快癒を願い、全身全霊ですりすり、ぺろぺろと触れ合う。 「ゆんやぁあああ!いいありゃわせにゃいほどくしゃぃいいい!おはなしゃんがもげりゅぅううう!」 そんな願いも露知らず、赤ゆまりさは叫んでいた。 ───よし、こんなもんでいいだろう。もしこのゆっくり達が糞と同じなら、軽くすりあわせただけで周期信号が移るはずだ。 青年は赤ゆまりさの様子を書きなぐると、ペンを放り出して赤ゆまりさを回収する。 戸惑う赤糞ゆっくりに、彼は声をかけた。 「ごめんな。でも、まりさは病気だからお兄さんが何とかして治してみるよ」 「「「「「わきゃったよ!!!おにいしゃんにおねがいしゅるよ!!!まりちゃをおねがいね!!!」」」」」 彼は赤糞ゆっくり達に笑みを向け、蓋を閉める。 その隣の箱を開け、中にいる赤ゆっくり立ちに向かって頼んだ。 「新しいお友達が来たんだ。仲良くしてやってくれないか」 そう言って、赤ゆまりさを中央におく。 まだしゃくりあげている赤ゆまりさを心配そうに見つめたのも束の間。 一斉に声を挙げた。 「「「「「くちゃい!うんうんのにおいがしゅるよ!!!まりちゃはうんうんだにぇ!」」」」」 「まりちゃはうんうんじゃにゃぃいいい!」 ───見事なシンクロだな。これで反応は見れた。回収だ。 赤ゆっくり達に侘びを入れて、赤ゆまりさを回収する。 泣け叫ぶ赤ゆまりさに向かって、言い放った。 「協力してくれた礼だ。……苦しまないよう、一瞬で破壊してやる」 言い終わると、勢い良く赤ゆまりさを絞り上げる。 赤ゆまりさの体は中央から半分にねじ切られた。 彼は残骸をゴミ袋に入れると一度部屋を出て、片手鍋を手に戻ってきた。 彼は赤糞ゆっくりの糞を手に持つと、部屋の奥へと向かう。 奥にある透明の箱のうち、一番近いものを開ける。 すぐさま、手に持った糞を投げ入れた。 成体ゆっくりの叫びが聞こえてくる。 「ゆびゃぁあああ!くさいぃいいい!ひつぜつにつくしがたいほどくしゃぃいいい!」 「いままでかいだなかでもぶっちぎりでくさいぃいいい!」 箱の中に居たれいむとまりさの反応を見て、投げ入れた糞を回収する。 次に、鍋の中身をおたまで掬って、目の前に差し出した。 「くさいぃいいい!もうやべてぇえええ!」 「どっちが臭かった?」 「どっちもくさいよぉおおお!」 「わからないなら両方置いて比べてやろうか?そのほうがわかりやすいだろう」 「いいますぅ!いいますからやめてくださいぃいいい!れいむはさっきのうんうんのほうがくさかったですぅううう!」 「まりさはどうだ?」 「れいむといっしょですぅううう!こたえたんだからどけてくださいぃいいい!」 「わかった。いいだろう。協力に感謝する」 約束通りおたまを引っ込めて、箱に蓋をする。 箱の中で悶えるれいむとまりさから離れ、青年は机に戻った。 背もたれに片腕を引っ掛ける形で寄りかかると、彼は頭を働かせ始めた。 ───この箱のゆっくりは糞を吸い上げることで育った。その体から出た糞は、通常の肥溜めよりも更に強い臭気信号を放つようだ。後で全部解析してみるとして、今はやれることをやろう。次は何をする?……そうだな、通常の個体と共同生活させて様子を観察しよう。箱を取ってこないと。 椅子から立ち上がり、部屋を出て行く。 しばらくして、彼は台車を押して戻ってきた。 台車にはデスクの上にある箱と同じ仕様の水槽、水を送るポンプや土、スコップなどの環境整備の道具があった。 いずれも、豆ゆっくり用の観察環境を作るための道具である。 ───今日は環境調整で終わりだな。共同生活は明日からだ。 楽しそうな顔で、青年は土いじりにとりかかる。 水槽の環境が整ったのは、赤ゆっくりが皆眠りに入る夕方ごろだった。 眠っている赤ゆっくりと赤糞ゆっくりを全て入れ、彼は荷物を手にして部屋を後にした。 ● 朝。赤ゆっくり達は寝る前よりも広いゆっくりプレイスにいた。 だが、ゆっくりプレイスの中央には細い鋼鉄製の柵があり、ゆっくりプレイスを半分に分けていた。 そして、漂う異臭。 「だれきゃうんうんしちゃの?」 「くちゃいよぉ、ゆっくちできにゃいよぉ」 臭い臭いと喚く赤ゆっくり達の声で、仕切りの反対側にいる赤ゆっくりが目を覚ました。 目覚まし時計のごとく、声を張り上げる。 「あちゃだよ!ぶりぶりしちぇいっちぇね!」 声に反応して、周りの赤ゆっくりが起き始める。 「おはようれいみゅ!ぶりぶりしちぇいっちぇね!」 「おはよう。ぶりぶりしちぇいっちぇね!」 「おはようまりちゃ!ぱちゅりー!ぶりぶりしちぇいっちぇね!」 そうして全員が起きると、スペースの中央で円陣を組み、声を合わせる。 朝一番の挨拶、その合唱だ。 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 赤糞ゆっくり達の挨拶を見て、赤ゆっくり達は思考が追いつかなかった。 変わった環境。 聞いたことのない挨拶。 対岸から流れてくる強い異臭。 並べられた変化は、赤ゆっくりの処理能力を超えていた。 「……ぱちゅがさぐってくりゅわ!」 なんとか立ち直った一匹のぱちゅりーが、仕切りへと歩を進めてゆく。 仕切りに近づくに連れ、強くなっていく異臭。 なんとか仕切りの鉄格子までたどり着いたが、ぱちゅりーの体は限界を訴えていた。 吐き気を堪えながら、ぱちゅりーは仲間の元へと這ってゆく。 「もうだみぇ。こりぇいじょうはたえられにゃいわ」 「……わかっちゃよ!まりちゃがいってみりゅ!」 赤ゆっくりの一番の元気星であるまりさが、流れ星のごとく鉄格子へと突進していく。 その勢いのまま、まりさは鉄格子に顔をねじ込む。 悪臭に気持ち悪さを感じながら、円陣を組む赤糞ゆっくりに挨拶を投げかけた。 「ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 排便をしろと言わんばかりの挨拶を受け、まりさはめまいを感じた。 赤糞ゆっくりが近づくに連れ、めまいと吐き気は強くなっていった。 臭い。 今まで嗅いだことが無いほど、臭い。 臭いと思っていたうんうんよりも、臭い。 「くちゃいよぉおおお!」 まりさは逃げ出そうとした。 しかし、それが出来ない。 顔がはまり込んで抜けないからだ。 滝のように流れる涙は、悲しみか、臭いが目にしみたのか。 浮かせた尻を、全力でもるんもるんと振っていた。 「だりぇかぁあああ!たちゅけてぇえええ!ゆびぇえええ!」 笑顔を心配顔にかえ、赤糞ゆっくり達が更に接近する。 赤糞ゆっくりと鉄格子までの距離に反比例し、まりさの懇願が激しくなる。 「くちゃいくちゃいがどんどんせまってくりゅぅううう!せかいのおわりがきちゃよぉおおお!たちゅけてよぉおおお!」 必死の祈りが天に届いたのか、まりさの体に力が加わる。 まりさの頭頂部と底部が摘まれ、鉄格子から引きぬかれた。 そのまま、仲間の元へと返される。 「ゆっくりはこういうことに事欠かないな」 まりさを助けたのは、青年だった。 「ゆっくりしていってね」 「「「「「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」」」」」 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 「あさごはんさんをあげよう。仲良くしろよ」 全ての赤ゆっくりに、餡の塊が置かれてゆく。 片側の赤ゆっくりが置かれるそばから食べるのに対し、赤糞ゆっくりは全員揃ってから挨拶をして食べ始める。 食べる速度も、赤糞ゆっくりのほうが遅い。 片側の赤ゆっくり達が食べきっても、赤糞ゆっくりはまだ半分に差し掛かった程度だった。 「おにいしゃん!このゆっくりぷれいちゅ、くちゃいくちゃいだよ!」 「しょうだよ!すっごいにおうよ!」 「あっちのがくしゃいくしゃいだよ!」 四十を越える赤ゆっくりが、柵の向こう側の連中が臭いと訴える。 それに対して青年が返したのは、笑い声だった。 「ははは!何言ってるんだお前たち。俺には甘くていい匂いしかしないぞ?なあ?」 反対側、赤糞ゆっくり達に笑いかける。 食事を終えて仰向けに転がる彼女らが、笑顔を返した。 「そうだにぇ!れいみゅたちはゆっくちしちぇるよ!」 「きのうのまりちゃといい、ふしぎだにぇ!」 「ぶりぶりしたら、もっとゆっくちできりゅね!」 「ゆう?いわりぇたら、ぶりぶりちたくなってきちゃよ!」 「じゃあ、うんうんちよう!しゅっきり~!」 「「「「「しゅっきり~!!!」」」」」 円陣を組んだまま、糞をひり出す赤糞ゆっくり達。 その様子にうなづいてから、青年は赤ゆっくりの大群に声をかけた。 「あんなにゆっくりしてるあいつらが臭いわけないだろ?気のせいだって」 「……でも、ちきゃづくとくちゃいくちゃいだったわ」 「お前らがゆっくりしてたら気にならなくなるかもな。ほら、出すなら今のうちに出しな。片付けてやるから」 「……ゆう、ゆっくちりきゃいちたわ」 「ぱちゅりー、うんうんちてちゅっきりちて、わしゅれよう」 「ごはんさんたべてうんうんしゅればなおりゅよ!」 青年の言い分に渋々頷き、皆が糞を産み出してゆく。 赤ゆっくりのだした糞を回収し、赤糞ゆっくりの糞は全て残して、青年は蓋を閉めた。 それから一時間ほど経ち、異常が発生した。 強烈な異臭が、箱の中に広がり始めたのだ。 「くちゃい!」 「……にゃんだか、きもちわりゅくなってきちゃわ」 「ゆうう、ゆうう」 原因は二つ。 赤糞ゆっくりの出した糞と、閉められた天井だ。 天井が空いている間は糞の周期信号の一部を外に逃がすことが出来ていた。 しかし、天井が閉じられた今。 この箱の中は、毒ガスで充満しているも同じだった。 「ゆっくちできりゅね!」 「いいにおいがしゅるよ!ゆっくち~!」 「うんうんしゃんはゆっくちしちぇるね!」 片側は地獄、片側は天国だった。 赤糞ゆっくりはこの環境に適応している。 否、最も快適な環境にある。 彼女らが放った、糞のフレグランス・ストーム。 それが環境を破壊し、新たな環境を構築した。 この空間を、彼女たちの好む最高のゆっくりプレイスへと変えていった。 最高の空間が、赤糞ゆっくり達を最高の眠りへと誘う。 「もう、だみぇ」 「ゆっぐぢぃ、ゆぐぢぃ」 「えげっ、えれえれ」 だが、普通の赤ゆっくりではこの空間に耐えられなかった。 元々、普通のゆっくりにとって糞の臭いとは忌避するもの。 それが更に強まったもので、箱の中は満たされている。 成体でも、耐えられるかはわからない。 そんな場所に押し込められている赤ゆっくり達は、臭いから逃げようと体を出来る限り平たく潰していた。 「ゆ?ゆゆ!?ゆっゆ~、ゆっくちゆっくち~」 「ゆっぺっぽ~!ゆっぴぴぴ!ゆっぴゃあ!」 限界が来た。 何匹かの赤ゆっくりが発狂した。 この声が口火となり、赤ゆっくり達にパニックを引き起こした。 「ゆっくちぃいいい!ゆっくちさせちぇえええ!」 泣き叫ぶもの。 「だれかたちゅけろぉおおお!まりちゃさまがめいりぇいしちぇるんだぞぉおおお!」 誰かに強要するもの。 「こんなときょろ、ちょかいはじゃないぃいいい!たしゅけてぇえええ!」 助けを請うもの。 「わきゃらないよー!わきゃらないよー!」 現実逃避をするもの。 全てに共通していることは、ここから逃げ出すことだった。 「まさか、一日どころか半日すら持たないとはな」 そして、救いの手は差し伸べられた。 時刻は正午を過ぎた当たり。 昼食を与えようと、青年が戻ってきた。 ───こんな短時間で発狂するとはな。蓋をしてから二時間も経っていない。赤ゆっくりだからか、それだけ強烈な悪臭なのか。何にせよ、実験は終わりだ。これじゃあ実験の邪魔でしかない。 喚く赤ゆっくりを掴んで、ゴミ袋へと入れてゆく。 涎をたらして眠る赤糞ゆっくりを残し、彼は蓋を閉めた。 ● 悪臭の園から脱出した赤ゆっくりに待っていたのは、親との再会だった。 「おちびちゃん?おちびちゃんなんだね!わかるよ!ゆっくりしていってね!」 「おちょうしゃんなの?ゆっく、ゆっくちしちぇいっちぇね!」 「ゆっくちぃ、ゆっくちぃ!」 透明な箱に隔離されていた成体ゆっくりは、台車に乗った木箱にまとめて詰められていた。 そこに、青年がゴミ袋の中身をぶちまけたことで、再会ができた。 親も子も、歓喜の涙に打ち震えた。 そんなゆっくり達を載せ、台車は進む。 扉をくぐり、部屋の外に出て行く。 部屋の外は研究室になっており、昼時のせいか今は人がまばらだ。 青年は台車を押し、研究室を横切ってゆく。 そして、ある部屋の前に到着した。 「おきゃあしゃん、あのどあしゃんになにかついちぇるよ?」 「ほんとだね!きっとゆっくりしてるからだよ!」 ゆっくりの親子が視線を向ける先には、『処分室』と書かれたプレートがあった。 その扉を開け、中へと入ってゆく。 ───ゆっくりが騒がない。二三日使ってないんだな。多分、死臭信号も一日二日で消えるんだろうな。 彼が箱を見下ろすと、どのゆっくりも幸せそうな表情をしていた。 きっと、明るい未来が待っていると信じているのだろう。 顔を挙げた青年は、台車と共に部屋の奥へと進む。 そこには、小さな緑色の装置があった。 鋼鉄製のフレームの上に、長方形とすり鉢を合わせたボディが据えてある。 装置の下には箱のおけるスペースがあった。 「これなあに?」 ───すぐわかるさ。 緑の装置の隣にあるリフトへと箱を押しこみ、リフトを上げてゆく。 緑の装置より高い位置まで上がったのを見ると、青年は緑の装置の蓋を開けた。 中は空洞になっており、長方形の箱のようだった。 青年は箱の側面板を取り外し、箱の中へとゆっくりを流しこんでゆく。 それが終わると、装置の蓋を閉めて、装置の下に箱があることを確認してから、装置のスイッチを押した。 装置の内部、鉄箱の床が抜ける。 「「「「「おそらを」」」」」 僅かな浮遊感。 襲い来る着地の衝撃。 そして、悲鳴。 「ゆがががががが!」 「なに?なんなの?」 「ゆっくりしてないよ!」 周りからは機械の唸り声がする。 下からは、苦しむ声が聞こえる。 否、声になっていなかった。 「ありすのからだをけずらないでぇえええ!べべべべっべべ!」 響く叫びと共に、みんな重力に従って下へ下へと移動してゆく。 上にいるゆっくりが同胞の隙間から覗き見えたのは、仲間を粉砕する鉄の歯だった。 「なにごれぇえええ!」 「きょわいよぉおおお!」 「たづけてぇえええ!しにたくないぃいい!」 「やぢゃぁあああ!たしゅかったとおもっちゃのにぃいいい!」 苦しみは止まらない。 下へ。下へ。 潰れる音がする。砕かれる音がする。痛みに苦しむ声がする。 どれもがすぐに消える。 どれもすぐに始まる。 「やぢゃあああ!やぢゃあああ!もっとゆっくぢしゅるんだぁあああ!」 最後に粉砕されてゆく成体の上で、赤ゆっくりが叫ぶ。 その赤ゆっくりを噛み砕いて、装置は静まった。 静寂の中で、青年は思う。 ───確か餌が足りないって言ってた人がいたな。このペーストを二日ほど寝かせて譲ろう。 ● 研究室の机に、白衣の研究者達が集まっていた。 机を囲む円には、青年と胴付きゆっくりが加わっている。 「お兄サン、これ何アルか?」 青年の反対側に立つ、胴付きめーりんが尋ねた。 机の上に置かれている豆ゆっくり飼育用の箱、その中身を差した言葉だ。 中では赤糞ゆっくりが食後の昼寝をしていた。 「臭いが甘いんだ」 「甘い?」 彼の言葉に返すように、研究者が繰り返した。 それに頷き、青年は言葉を続ける。 「嗅いでみればわかりますよ」 青年が薄く蓋を開けた。 その隙間へ、皆が顔を近づける。 「甘い」 「甘いな」 「甘いっす」 「甘いわ」 「エ゛ン゛ッ!」 研究者達は甘いと口にし、めーりんは奇声を上げてのけぞった。 めーりんは口元を塞ぎ、涙目で文句を言う。 「アイヤー!臭いが目にしみるアル!何ヨ、この臭い!」 「いい忘れてた、これ赤ゆっくりが二時間で発狂しかねない臭いだから嗅ぐなって」 「そういう事は先に言うヨロシ!死ぬかと思ったアル!」 めーりんの反応を見て、壮年の研究者が疑問を口にする。 「我々には爽やかな香りなんだが、ゆっくりには辛いのかい?」 「ええ。この個体はゆっくりの糞と同じ臭いがするんです。糞は通常の数倍臭うようです」 「道理でクッサイと思たヨ。肥溜めを凝縮したような臭いアル」 「中の個体には影響はないのかしら?」 「これが快適な空間のようです。細かいことは後でレポートにまとめます」 「これだけゆっくりが嫌がるなら、野良避け用のペットに売り出せるんじゃないっすか?」 「恐らく無理です。見ててください。……ゆっくりしていってね!」 蓋と箱の隙間から、青年が大声で呼びかける。 それに目を覚まし、中のゆっくりが声を揃えた。 「「「「「ぶりぶりしちぇいっちぇね!!!」」」」」 静寂が研究室を包む。 一拍置いて、皆が言った。 「「「「「だめだこりゃ」」」」」 ○ やっぱり実験は後片付けするまでが実験ですね。 「ゆっくりが関わる描写が殆ど無いから設定話止まり」という感想を頂いたので、ゆっくりの描写を増やしてみました。 問題は、赤ゆっくり達が苦しむところまでが長いことですね。掴みがうまくいっていればよいのですが。 この話は「anko2808 開ウン実験」の最後にある「うんうんに赤ゆっくりの茎をさしたらどうなるの?」が原型です。 最後のめーりんは、「じゃおじゃお言うんじゃなくて、エセ中国人の喋り方をしたら面白いんじゃ?」が浮かんだので試しに出しました。 でも、めーりんじゃなくてクイズマジックアカデミーのヤンヤンが先に出てくる。何故だ。元の美鈴と口調がかけ離れてるからか。 半角カナ記法といい、書き方の方でも実験が続きそうです。 投稿済み作品 anko2549 箱庭のゆっくり anko2621 人が見たら飼うとは言わないだろうな anko2638 優秀さとは状況によって、万華鏡のように姿を変える anko2705 ままごとには変わらないがな anko2775 どうあがいても足りねえじゃねえか (修正版有り) anko2777 わらしべまりさ anko2808 開ウン実験
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「わたしの なまえは ほんめいりん」 地獄からの使者や真前アイドルを製作したふうりん氏による紅美鈴(?)。 その8bitの世界から抜け出してきたような容姿はナムコ発売のFCソフト『 ケルナグール 』が大元になっているためである。 元ネタのプレイ動画 + と゛うして こんなキャラ つくったんた゛!? ふぁミクん 風初音ミクを製作しよう! ↓ 使いやすそうなケルナグールのドットを調達 ↓ ツインテールがめんどくさいのでやめた ↓ 勿体無いので中国衣装つながりのめーりんで作ろう との事。 使用ボタンはA・B・スタートボタンのみと操作感覚もファミコン時代のゲームのようだが、技はしっかり美鈴している。 高火力なコンボが多いことから「ファミコン時代の火力再現」と言われることもしばしばあるが、 実際はシステム周りにナムコ繋がりで『鉄拳』シリーズのものを採用しているためである。 また、技の一部や名称に『鉄拳』シリーズの八極拳使い、ジュリア・チャンのものが使われている。 ちなみにファイル容量が1.48MB(最新版)と夫氏のゆっくり霊夢よりも軽い、東方最軽量キャラだったりする。 + ファミコンめいりん の システム 基本システム Aボタン :パンチ Bボタン :キック A+Bボタン :射撃(ゲージ150消費) スタートボタン:霊撃 鉄拳 技の最速発生は8フレームから ボタン順押しによる派生技 空中コンボ中は受身不能 隙が極大な代わりにガード不能、大ダメージを与える特殊技 東方萃夢想 霊撃 グレイズ(自キャラのみ) ゲージの自動回復 壁バウンド ケルナグール ぶつかり判定が常時存在しない 必殺技・超必殺技ではナムコ繋がりで『パックマン』や『ゼビウス』のキャラクターが呼び出されるのも特徴である。 光符「箔満玉」(光符「華光玉」のパロディ)は飛び道具を食べてサイズ・威力が増大するパックマンを放つ技。 飛び道具キラーにもなる他、持続時間が極端に長いため相手を固める手段としても役立つ。 彩符「彩光嵐」(彩符「彩光風鈴」のパロディ)は完全無敵の竜巻に変化(変化中のBGMも『パックマン』から)する。 割り込みや回避にも使えるが、最新版では発生が若干遅くなり割り込みには使いにくくなった。 更新で追加された 彩華「肆色太極拳」(彩華「虹色太極拳」のパロディ)はやはりパックマンに出てくるお邪魔モンスターをけしかける。 ヒットすると相手は空高く跳ね上がるため、ヒット後に空中Bで叩きつけてなんちゃってバスケが可能だったりする。 また、2009年11月20日の更新で「龍星脚」が使えるようになり、「尖兵もどきモード」なるものが搭載された。 尖兵もどきモードではカラーが尖兵っぽくなる他、 テレポート 通常弾が総て3wayショットに変化 屈みBがスライディングに変化 ゲージ自動回復量の増加 が搭載されている。 外部AIはお家氏によるものが公開中。 この他にも凶悪改変を施された「スーパーFC美鈴」、略して「SFC美鈴」が秋マリオ氏によって作られている。 出場大会 + 一覧 人の持つ可能性タッグトーナメント【カイザーナックル杯】 風雲!作品別DE良キャラ発掘トーナメント 【mugen】+【紅魔郷】でトーナメント ころしてでも うばいとる ばとる ランダムタッグで成長サバイバル 主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 本体はロバートナメ ふたたびのりものたいかい 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 オールスターゲージ増々トーナメント Let s餌やり!★取りサバイバル 第3回遊撃祭 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト 満腹度0%残りHP1アイテムなしトーナメント 新秋東方タッグ杯 おんばしらチキンラン MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 影慶主催愾慄流シングル大会 幻想郷お祭ランセレトーナメント ランセレバトルロワイアル【凶VS狂】 神以上論外未満? 矛vs盾チーム大会 ぶちクロスランセレサバイバルinタッグ 手書きキャラonlyトーナメント 神キャラ 混同大会外伝 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 打倒剣帝!無差別級大会 東方狂大祭 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 更新停止中 自作AI搭載キャラでトーナメントV2 狂下位前後ランセレバトロワ大会 出演ストーリー 無限のウォルターク 黄金の仮面伝説
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交流戦の申し込みはheiまで。 居ない場合には幹部の誰かまでおねがいします ◎只今総勢63名 勢力図 なまえ(敬称略) すきなきゃら ひとこと 備考 社長 ネピア勢 黒ヘイ 宇宙最強の黒ヘイ 東方について最近ちょっと分かってきた感じ、緋から入った新参ですがよろしくお願いします 2代目chリーダー 幹部 ネトゲ勢 タムラン くぎゅ ツンデレっていいよね。 なると管理人兼お世話役(めったに出てきません) ゆうかちゃんとにゃんにゃんしてる勢| ω ) チラッ 宇宙の戦士子山羊ブレード ゆうかちゃんくぁいいよだきしめちゃうよ ひまわりにみずやりしてるゆうかちゃんをうしろからぎゅっとだきしめてみみもとであいしてるってうなじにキスマークつけながらささやきたい ゆうかちゃんあいしてる あ、別につるぺたとかロリとか興味ないんで( ω )三( ω ) 僕にはゆうかちゃんさえいれば水もいらないんで( ω )三( ω ) 「こんな時間から積極的なのね・・・」 だいじょうぶだよゆうかちゃんだれもみてないよ 「もう、向日葵が見ているじゃないの・・・」 じゃあひまわりたちにもっとみせつけてやろうよゆうかちゃん 「ん・・・ぁぅ・・・ちゅ・・・、全くもう、激しいんだから・・・・・・ねぇ、もっと乱暴にしていいのよ・・・・・・」 もみじもじもじ勢 ぬん 犬走椛 椛を2ボム安定って言った奴一歩前に出なさい 総大将 マジでイケメン una やっぱアリスかな DMC3のコスプレした椛に切り刻まれたい うな兄(●ナニー)、マジでイケメンだから困る ゆかりん勢 式神 紫 紫をババァっていった奴ちょっと緋でぼこるな(#^ω^) 南斗禅寺拳伝承者(変態です) ロリ巨乳部 キックアップ勢 レミリア様激love れみりあさま クレイドルの無敵いらないのでキックアップの速度を戻してください MuckYou フィギュア勢 ADLSUWA 天子 基本、ロリコンですねw つるぺたろりこん部 ろりこん勢 いいえ、束です。 のんさん 「今夜のオカズはツナで安定」 ろりこん勢 緋炎 クドリャフカ ボドドドゥドオー レイプされ専 ケチャップ勢 トマトマン ようむ トマトは美しいと思います 早苗勢 くろちゃん 早苗 空気ですが何か 早苗使われ見習い スキマ劇場勢 きょんきち ゆかりん ゆかりんはロリキャラですよ 眠い 酒乱 5rin5 鬼っ子 酒乱で何が悪い!! 修羅 グルグル勢 Foo 兎 うどんげは美乳 目玉焼きにはケチャップだよね? hamachi勢 おるすて 優曇華 最近執念が足りてきた 通販で南兎聖拳受講してます 道想会勢 とけー レミリアお嬢様 いえすろりーたのーたっち(´∀` ) 永遠の36歳 ロリ勢 まいっちんぐ先生 小町 余命とかします 糞スペ勢 ナツ 魔理沙 お尻をぺんぺんしてあげたい ろりひんぬーはぁはぁ つるぺた勢 Rhythm 霊夢 霊夢の汗かいたワキなめなめしたい だいたい合ってる つるぺた勢 鳳仙花 半霊 半霊大好きぃ♪ ニコ生勢 謙虚なおぜうさま フラン アグネス嫌い全一 ものぐさ勢 さつき 咲夜さん よろしくおねがいします~ むすめーかー ロリ鬼畜勢 にとりうららか 二期のホロも相変わらず可愛い Q.芋って英語でなんて言うの?A.ジャガだろ むすめーかー 空気勢 ママ ビューティ市ヶ谷 イクさんの髭って陰毛でできてるんだよ♪ むすめーかーってなんですか? レジスタンス巨乳部 エロゲ勢 はじさんだぞう こーりん使います バナナとマンゴーの核世界 超最強 炒飯勢 ちんちん王子 ( ´゚ー゚`) 炒飯と水さえあれば生きていける 兄貴担当 みにゅうりょく 変態元帥 みにゅうりょく みにゅうりょく みにゅうりょく 夜型勢 夜型暇人 シレン 朝起きて朝寝る生活です つるぺた史上最弱 QMA勢 すず サツキお姉ちゃん おさけのみたい 小足昇竜 谷間勢 あるこ 小町 よろしくおねがいします ウンガロウンガロ へたれ勢 cham アリス ゆっくりぼこぼこにしていってね! 文のしまパン最高! 空気勢 ∩(・ω・)∩ めいりんとめーりんと美鈴 ┌┤´д`├┐クウキリョクガタリンゾ 激流に身を任せている 兄貴勢 aim VAN様 Fuck you! やっすいTNTNね それ以外の悪に満ちた何か 空気勢 PSK パチェ いなかったことになる程度の能力 空気勢二等兵 へたれ勢 BlackCat_ あきゅん ←緋追加・と、いうか解説キャラだろJK つるぺた勢 四条流れ星 さとり 闇の力が混沌としておるわ・・・ 邪気眼持ち 早苗勢 ゆうびーん 早苗さん 早苗さんぐんるぁぐんるぁ M勢 ものぐさくや 咲夜さん あ、何か常識人すぎて浮いてますね、ゴメンナサイ…ふへへ 八橋杯での偽名に至るまで ものぐさ→まぞぐさ→M 草→M_leaf いいじゃない、単語間違えたって/(^o^)\ 澪勢 Duca(づか) 天子ちゃん 人生は難しいですこんちくしょうという感じです。 DP(デリカシー・ポイント) なんでも勢 業火マントル フラン フラン可愛いよね お腹すいた hamachi勢 カルーア クリアリス アリスのブーツに顔突っ込んでクンカクンカしたい アスカ勢 れみすち みすちー 新参のどぱんぴーですぅ サボリ勢 悪兎 小町 小町はやればデキる子 ひんぬー勢 星☆波 小町 小町可愛いよ小町 小町はひんぬーじゃなくてもいいのよ 餅勢 もっちもち ゆかりん 腐れもっちー 萌えキャラですけど何か?^q^ 調味料勢 くろごま 半霊と琥珀 猫かわいいよね! もうすぐPC取り上げられます つるぺた勢 スリーフラット レミリア 一瞬でやられないようがんばるむしろ勝ちにいきたい 紅茶館勢 椛勢 椛 椛・もこたん など ずたずたに(服を)引き裂いてやろう・・・ じすお窓 黒ウニ ゆゆ様 一生をゆゆ様の下で過ごしたい 炯眼剣命です ネトゲ勢 つぶあん レミリア 絵描きはじめました。 右手がうずくッ・・・! 寝落ち勢 にゅま パチュリー Zzz つるぺたの砦 やりこみ(笑)勢 ちあんげ うどんげ 脳内全一 お絵描き部 糞スペイクトパス支部 ふるすろっとる! みすちー ( ´゚ー゚`) 呼べばきます 絵描き勢 しば てんこ いつも上の空 乳は脂肪の塊 ネピア勢 agi レミリ ランダマイザー 僕が絵を描こう・・・ 麻雀部 麻雀勢 ぷりてん 幽香様 幻想麻雀しようぜ 全1神綺様使われ すいかかわいい勢 TOMO すいか あや使いだけど、すいかガチ勢なんで・・ アルカナやろーぜ! 空気勢 空気王 小傘ちゃんとみすちーで 空気力たったの5だと・・・目立ちすぎだ!!! ウサ 乳輪勢 ウォッシュレット勢 森山 YUYUKO つるぺたは乳輪次第です(キリッ みにゅうりょく 大きさじゃない!年上であることが重要だ!勢 合宿勢 えいや ゆゆ様 つるぺたでもいいじゃないか みにゅうりょく ホットパンツ勢 罪袋少佐 勇儀 ( ´^ω゜`)b イケメン へたれ勢 へたれ勢代表 へたれ 勇儀の姐さん 星蓮船ってことは蓮子ちゃん出るよね へたれ勢シゲルポジション へたれ勢 辛酸 魔理沙だZE ぶっぱとミアズマレイラインが自重できません へたれ四天王 TSUTAYA ネピア勢 shin ゆかりん (´◉◞౪◟◉)<ガンダム 鶴田 ゆゆぴったんファンクラブ (非公式) ゆゆぴた勢 オマリー おっぱちぇ FC No1オマリーです! ゆゆぴたFC No1 ゆゆぴた勢 オリマー おめぇまる FC No2オリマーです! ゆゆぴたFC No2 ゆゆぴた勢 ポリマー おまち FC No3ポリマーです! ゆゆぴたFC No3 休日忙しい ファミコン勢 もはん みょん よろしくおねがいします~w ch創立者 ※交流戦にはここに掲示されている人以外のプレイヤーも登場したりします
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シュタインズ・ゲート -比翼恋理のだーりん- クリア(・∀・) 2014/12/20 「星屑のデュプレット」をクリア。 これですべてのシナリオをクリアしたことになります。 そしてそのあとにプラチナトロフィーもゲット! 2014/12/17 「華氏93度のキアロスクーロ」をクリア。 2014/12/15 「根源のアガペー」をクリア。 残ったまゆりルートがどうしても無理だったのでネットで調べることに。 どう考えても無理ですねぇ( ・ω・) 2014/12/13 「破滅と終焉のフーガ」をクリア。 2014/12/07 「迷走螺旋のアルケー」をクリア。 2014/12/06 「愛と幻創のシナジー」をクリア。 2014/12/01 「封神のピグマリオン」をクリア。 2014/11/29 「倒錯のアニマ」をクリア。 2014/11/27 「楼閣都市のネフシュタン」をクリア。 2014/11/24 「猫耳乙女のドメイン」をクリア。 2014/11/23 「黎明曙光のレシオ」をクリア。 2014/11/20 「失楽のメランコリア」をクリア。 2014/11/16 「永劫回帰のレゾナンス」をクリア。 2014/11/15 「相克のパ・ド・ドゥ」をクリア。 2014/11/12 「哀哭悲嘆のアポリア」をクリア。 2014/11/08 「起源鳴動のエントロピー」をクリア。
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《紅魔館門番 紅美鈴》 効果モンスター 星4/風属性/戦士族/攻1600/守1800 このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、 デッキから「咲夜」または「レミリア」と名の付いたモンスター1体を選択し手札に加える。 サーチャーの一体であり、戦闘破壊された際にデッキから《紅き月の従者 十六夜咲夜》《紅き月 レミリア・スカーレット》を手札に加えることができる。 元ネタでの扱いから使えないなどと言われることが多々あるが実際は 最低限の戦闘程度はこなせる攻撃力(《紅き月の従者 十六夜咲夜》の起動効果の存在からこれは意外にも大きい) 壁として運用できる守備力(戦闘破壊されるのが前提のサーチャーにとっては欠点とも言えるが) 専用サーチャーにありがちな特定の必須カードしかサーチすることができず嵩張ると腐るという事態に陥りづらい 破壊された瞬間に後続のモンスターを加えることができることと、このカードでサーチできるため最上級モンスターである《紅き月 レミリア・スカーレット》を無理に大量投入する必要がなくなるという二重の事故回避 とかなりの強サポートであると言える。 サーチ対象が下級モンスターと最上級モンスターの二択とやや極端だが、1900の攻撃力と多数の効果を持ち併せ、対抗馬だった《黒魔法少女 霧雨魔理沙》《冥界の庭師 魂魄妖夢》の弱体化により、オリカ全体でもトップクラスの下級アタッカーとなった《紅き月の従者 十六夜咲夜》と最上級モンスターの中でも高めの攻撃力2900、更に攻撃力を上昇させる起動効果、守備モンスターには無類の強さを発揮する守備力半減効果、そしてこれらをフルに活かす貫通効果で即死級のダメージを叩きだせる《紅き月 レミリア・スカーレット》という非常に強力な二択なので大した問題ではないだろう。 これらのカードを主軸に据えたデッキならハイランダーなどの拘りが無い限りは3枚投入するべきである。 咲夜さんCGIオリジナルカード第二期までに《彩光乱舞》《崩山彩極砲》という2種のサポートが存在する。 《彩光乱舞》はサーチャーである《紅魔館門番 紅美鈴》との相性はやや悪い。《彩光乱舞》自体は、装備罠であるため奇襲的に使用でき、ステータス上昇も永続である上に、付加効果も地味だが優秀である。 《崩山彩極砲》は条件付とはいえ、ノーコストで擬似ライボルが撃てるのだからこれが弱いはずがない。 これらのカードを軸に《紅魔館門番 紅美鈴》をサーチャーではなくアタッカーとして、引いてはデッキの主役として活躍させる専用デッキを組んでみても面白いかもしれない。 咲夜さんCGIオリジナルカード第六期で3枚目のサポートカード《地龍天龍脚》が登場し、美鈴メインのデッキを組む意義は増した。しかし、これを採用してしまうと【紅魔館】での仕事はサボり確定コースである。 だがめーりんプッシュはこれでは止まらず、廃墟後にはついに上位カード《華人小娘 紅美鈴》が登場、専用デッキが無理なく組めるようになった。ここまで来れば館の中に敵を迎えず門前払いすることも夢ではない。 蛇足だが紅魔館メンバーで唯一《紅魔の従者》による特殊召喚ができない。めげるな美鈴 攻撃名は「虹符「彩虹の風鈴」!」 原作及び二次創作での扱い―~ 初出は東方紅魔郷3面ボス。パターン必須の回転弾幕や嫌らしい弾道でチルノと共に初心者を大いに苦しめる。 その後、最萌優勝の煽りを受けてか東方萃夢想に追加キャラとして特別参戦。しかし既に不遇キャラで定着してしまっていたため非常に残念な性能であった。 それからはしばらく音沙汰なしの状態が続いたが、東方文花帖にて復活。初見殺し以外の何物でもない通常攻撃(通称ライダーキック)で多くのシューターをイラつかせた。 名前の読みが特殊であるため「くれない みすず」「本みりん」「中国(格好が中華風だから)」等、様々な愛称(蔑称?)が付けられる(因みに正しい読みは「ホン・メイリン」) 東方紅魔郷発売から6年近く経った今でも名前で呼んで貰えていない。ある意味これほど愛されてるキャラは他にいないだろう。 関連カード 《紅き月 レミリア・スカーレット》 《紅き月の従者 十六夜咲夜》 《崩山彩極砲》 《彩光乱舞》 《地龍天龍脚》 《華人小娘 紅美鈴》
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『ゆうかとバレンタイン大作戦の計』 4KB 愛で 変態 希少種 モアHENTAI 多少HENTAI表現が含まれております すいませんが苦手な人はお帰り下さい。 読者が読んで面白いSSより自分が書いていて楽しいSSです。 時間がもったいないとか仰る方もお帰り下さい。 前に書いたSS anko2842 私とゆうかの一日 等 ------------------------------------ 本日は待ちにまったセントバレンタインデーである。 ルンルン気分で帰宅するぞおお リア充でごめんねーーー 「ゆうかりんただいまーっ今日はバレンタインデーだよおおお」 「おにいさん、それはなんなのかしら?」 お兄さんのバレンタインデーは終った・・・ 「どぼじでばれんだいんでーざんをじらないのぉぉぉ テレビとかでもよぐあるでじょぉぉぉ」 「しらないわよそんなこと、だいいちわたしのみるてれびさんはおにいさんといっしょに見ている どきゅめんたりーやばらえてぃーばんぐみだけよ おにいさんがいないときはお花さんのおせわやおべんきょうさんでいそがしいの」 「どぼじで… どぼ(ん?)」 よく考えればチョコレートが欲しいのではなく だたゆうかといちゃいちゃできればいいのだ、 そもそも街のカップルどもだってチョコが最大の目的ではなくサルみたいにバカスカヤル事である。今夜の証拠にホテルは割高だ。 そうだ・・・今夜はお兄さんとゆうかのアツイ夜にするぞぉぉぉぉ 「あ、おにいさんいまのじき(冬)はおはなさんがさむくないようにしなくちゃいけないから あさははやいしよるはおそいからひとりで寝ててね ゆうかもじゃまをしないようにひとりでねるわ」 俺は一人寂しく枕をぬらし部屋をエビ臭くしながら寝るのであった… ------------------------------------ 以上が去年のバレンタインデーである。 今年は去年の失敗を踏まえて必死に2/14日アピール、恋愛ドラマの垂れ流し チョコレートのCMばかりを撮ったDVDを1日1時間鑑賞を続けたのだ、 かんっぺきでごめんね!! 「ゆうかりんただいまーっ今日はバレンタインデーだよおおお」 「おにいさん、それはなんなのかしら?」 「今まであんなに説明したでしょぉぉぉぉぉ」 「じょうだんよ、わめくまえにかえってきたんだからすーつさんをぬいできがえてきてね」 うん、飼い主に向かってわめくなとかなんて可愛いんだ。 確かにスーツにシミとかついたら大変だから着替えてこよう。 おにいさん着替中----- 「ゆうかりんきがえてきたよーチョコレートさんはどこかなー?」 「ないわよ」 よく聞こえなかった、恐らく空耳であろう、そうだよね、ゆうかはチョコレート… 「だいいちわたしにちょこれーとさんがよういできるわけないでしょ」 最もである… 胴付きはともかく悲しいかな胴無しじゃあチョコどころか料理もできない あ、いやそこが可愛いんだけど胴無しにこんな欠点があるなんて今まで気が付かなかった…おーあーるぜっと あれ?でもお祝いの言葉とか「ちょこをつくれなくてごめんなさい…かわりにわたしをたべてね」ぐらいあってもいいのでは? よく考えればチョコレートが欲しいのではなく だたゆうかといちゃいちゃできればいいのだ、 そもそも街のカップルどもだってチョコが最大の目的ではなくサルみたいにバカスカヤル事である。今夜の証拠にホテルは割高だ。 「ぺにぺにイライラしてきたから一発やらせろぉぉぉぉ」 「そのまえにごはん、おふろ、やることはぜんぶやってからにしてね あ、おにいさんまってね ばらさんがきれいにさいたからおにいさんにあげるわ」 ぺにぺにイライラしてるのにお預けをくらってしまった、さすがゆうか、伊達にエロイからだしてない。 「じゃあ一緒にお風呂入ろうね、仲良しでごめんねーっ」 「いっしょにおふろはいいけどすっきりーはなしよ、おふろでそんなことしたらゆうかとけちゃうから」 ぎゃん… そんなこんなで就寝前----- 「どぼぢでゆうがはひどりでねるなんでいうのぉぉぉ」 「おはなさんがさむくないようにしなくちゃいけないからよ おにいさんがつぎのひかいしゃのときはまいにちそうしてるでしょ?」 「カレンダーのばがぁどぼぢで月曜がバレンタインなのぉぉぉ」 「よのなかおにいさんのつごうでできてるわけじゃないのよ それぐらいわからないの?」 「ぐすん…もういいねりゅ」 ああ… 今年も結局何も無いただの夜だった… リア充爆発しやがれ… 一人でぺにぺになでなでしようかなーでも彼女(ゆっくり)がいるのにひとりすっきりも寂しいしな… イカン去年はひとりすっきりして賢者タイムに軽く鬱はいったんだった。 そういえばゆうかからバラを一輪もらったけどあいつも園芸頑張ってるんだよな、 なんだかんだでお部屋は綺麗になってるし欲望を抑えたほうがいいのかなー嫌われたくないし。 ちょっとゆうかにはにがてなほうほうであぴーるしたのだけどおにいさんきづいてくれたかしら? あかいばらのはなことばは「あいじょう」「じょうねつ」 ゆうかにちょこはつくれないからてれびさんでみたばれんたいんにおはなさんをおくるくにのまねをしたんだけど ちょっとはずかしかったわね。 きづいてほしいけどおにいさんはそのへんのことにはどんかんさんだからきづかないんだろうから ちゃんとあとでおしえてあげなきゃ 一週間後の朝 俺はバラの意味を教えて貰いウキウキしながら出社するのだった。 おしまい ------------------------------------ あとがき バレンタインデーということでふと思いつき次第一気に書きました。 エロもないしオチもイマイチですが書いてて楽しかったので満足です。 せめて先週ぐらいからネタを思いつけばもうちょっとマシな肉付けができたのに、時事ネタは大変でした。 私個人としてはスレでめーりんあきさんやさなえあきさん、らぶぺろあきさんからチョコ(の絵)を頂けたので満足です。 ええ、満足ったら満足です
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注意。百合表現あります キャラクターの性格が壊れ気味です あーあ、また今日も咲夜さんに小言を言われちゃいました。いい加減うんざりです お嬢様は相変わらず我がままで、変な注文ばっかりするし パチュリー様もミスするたびにボソボソグチグチ五月蝿いし、魔法の新薬の実験台にされるし・・・・ ようやく長い長い一日の私の門番勤めが終わりました 夜勤明けですが、私はちょっとした癒しを求めて自室ではなく地下室に足を向けます 「フランお嬢様~」 言いながら扉をノックをし返事を待たずに扉を開けます 「お邪魔しますね~・・・・・・・・おや? 眠ってましたか」 どうやらフランお嬢様はベットで熟睡中のようです。お話すのはまた今度ですね しかし吸血鬼なのに夜に寝るとは・・・・・・館内はたまにしかうろつかないので体内時間がズレてるのでしょうか? 持ってきた水筒を部屋の中央にあるテーブルの上に置き そこにあった椅子を引っ張ってきて、ベッドの横に置きその椅子に座り寝顔を観察します 天使のような悪魔の寝顔、安らかに眠るそのお姿に癒されます フランお嬢様は、まぁいささか精神がアレなところもあるかもしれませんが 決して、暴れるとか好戦的というわけではないので 姉のように変な思いつきやわがままや異変、咲夜さんやパチュリー様のような小言は言わないところを比べると実害は紅魔館の中で低い方です ちゃんと話せば会話も成立するので私にとっては非常に良い子に見えます むしろ最近の姉の馬鹿っぷりを見ていると、この子の方が賢いんじゃね?とか思ってしまいます(お嬢様ごめんなさい) 「んん・・・・・」 おや、そうこう考え事をしているとフランお嬢様がお目覚めになりましたね。困りました、寝顔を眺めて退散しようと思ったのに 「・・・・・・・・・・・・めーりん?」 「おはようございます、フランお嬢様」 寝ぼけ眼(まなこ)で気だるそうな所もまた可愛いですね 「んーーー何しに来たのー・・・・・・・・」 何ってそんな決まってるじゃないですか? 日々のうっぷんをあなたを使って晴らしに来たんですよ 実は兼ねてよりずっと計画してたんですよ。あなたをストレス解消のはけ口にしようと ちょうど良い機会なので、今日実行しようと思います 「フランお嬢様、高い高いしてさしあげましょうか?」 「?・・・・別に良いけど?」 許可が出たのでフランお嬢様の両脇を持ちました 「では失礼して・・・・・・・・・・・・たかいたかーい♪」 持ち上げられた感覚にフランお嬢様はまんざらでもない御様子。うれしい限りです でも、私の目的はそれじゃないんです カコンッ 高い高いの体勢のまま私はフランお嬢様の両肩を外しました(拳法の中に関節を技があるのですがその応用です) フランお嬢様の両肩だけ元の位置で他は全て15cmほど下に下がりました。影だけ見るとすごく不自然な生き物に見えます 「おお!」 目をパチクリして不思議そうなお顔のフランお嬢様。この状況で平静を保つとは流石です 肩を外したまま、フランお嬢様を床に降ろして仰向けに寝かせ、今度はスカートの上から足の付け根に手をあてて体重をかけます ガコッ 今度は股関節を外しました、上を向いていた指先がパタリと力なく横に傾きます 相変わらず不思議そうな顔をしてますね 向かいあっている私の顔を見て尋ねてきました 「これどうなってるの?」 「心配には及びません。両肩と股関節を外しただけですよ、元にちゃんと戻せます。両手両足に力が入らないはずです?」 「あ、ほんとだ。でも全然痛くない」 「ええ、私が『気』を使っているので痛みが和らいでいます。本当は痛いんですが、痛くないように体が錯覚してるんです」 「そうなんだ、めーりんの能力で痛くないようになってるんだ」 「そうです。試しに『気』を絶ちましょうか?」 「え?」 フランお嬢様に送っている『気』をほんの一瞬だけ止めました 「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」 体中の筋肉が自分の意思と関係なく暴れまわる痛みが相当なものです。4ヶ所同時ならなおのこと 一瞬だけの経験に関らず、涙目になってるフランお嬢様 ああ、潤んだ瞳も素敵です 「いや~『気』って本当に便利ですね~」 そう言いつつフランお嬢様の左手を掴み、ヒジと手首の関節を外して腕を前に伸ばしました 「ほら腕って関節外すと結構伸びるんですよ? でもこの状態でまた『気』を止めるとどうなると思いますか?」 「待って!!止めて!!お願い!!」 いつもの余裕さもやや小生意気な態度も無く、全てが一変して急に怯えだしましたね~。まるで別人みたいです やっぱり痛いっていうのは誰だって怖いものなんですね、この子も例外ではないようです 少しいじわるしたくなりました 「ほ~ら、伸び~る伸び~る伸び~る、でちょっと捻りながら・・・・・・一瞬だけ『気』を停止」 「いやああああああああぁああああぁあああああぁあああ!!」 体がビクンビクン跳ねて、頭なんかブンブン振っちゃって可愛いなもう・・・ でも泣いちゃってるし、これ以上は流石にかわいそうだな 「大丈夫ですよ、もう痛いことはしませ・・」 「いや!!やめて!!許して!!何でも言う事きくから!!」 「だから、もうなにも・・・」 「もうやだ!!もうやだ!!もうやだ!!」 完全にパニック起こしてますね まぁ誰だってこんな状況に直面したら情緒不安定じゃなくてもパニクリますけどね 「ごめんなさい、少し調子に乗りす・・・」 「ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」 話を聞いてくれないな~、ちょっと気付けが必要ですね 「えい♪」 「――――――――ッ!!」 少し強めにやったらグッタリしちゃいました、困りました。脳の神経が焼ききれてないか心配です ああそうだ“アレ”がある 私はここに来たときにテーブルに置いた水筒を持ってきて、フランお嬢様に見せました 「・・・・ぁ・・・・・ぅ・・・・・ぁ・・・・・・・」 あちゃ~反応が無い。「じゃあもう一回気付け」と思って今も外れたままの腕を掴むと、急に目を見開いて覚醒してくれました。良かったです 「そ、それなぁに?」 フランお嬢様はこれに興味深々のようです。好奇心の強い子は大好きです でもすこし顔が引きつってますね 「私が花壇で育てている草花をお茶にしたものです、中身は薬草半分毒半分といったところでしょうか」 「おいしいの?」 「わかりません、飲んだことが無いので」 「?」 「フランお嬢様に飲めるかどうかの実験台になってもらおうと思いまして」 「嫌!なんで私が!?」 「だってパチュリー様、よく私を魔法の新薬の実験体にするんですよ? 不公平じゃないですか?」 ぶっちゃけフランお嬢様は関係ありません。どう見ても私のやつあたりです 「別に飲んでも死にはしませんし」 そう言って私は依然、両手足の関節が外れたままのフランお嬢様の顔を優しく撫でました、プニプニのほっぺたのさわり心地が最高です 「まあ嫌なら断っても良いですよ? でもその時は・・・・・・・・・・」 見る見る顔が青ざめていきますね。私の言いたいことがわかってくれたようです、やっぱりフランお嬢様は賢いですね 「・・・・・む・・」 「なんですか? 聞こえるようにはっきりお願いします」 「それ飲む・・・・・・」 「嫌なんでしょ? 無理しなくてもいいですよ」 「飲ませてください・・・」 はい、よく言えました まず私がベッドに座り、私の膝の上にフランお嬢様を座らせます、もちろん関節は外したままなので全ての主導権は私にあります 「飲ませてあげますね」 水筒のコップにお茶を注いで、フランお嬢様の小さなお口に一口分ずつ注いでいきます、飲んだのを確認したら次、次とコップの中が無くなるまでこの動作を繰り返します 飲み終わり、20分ほど様子を見ようと思います フランお嬢様は飲ませている間、終始震えっぱなしで目も尋常じゃないほど見開いていました、やはり体内に異物を流し込むのは怖いようです なので変化が出るまで後ろからギュッと抱きしめながら頭を撫でてお腹を擦ってあげました 観察しているとフランお嬢様の顔色が徐々に悪くなっていきます 「どんな感じですか?」 「頭がぐるぐるする・・・・・・・・・あと体も少し寒くて、変な感じ・・・・・」 あちゃ~、やっぱり花壇の花で漢方はやっぱり無理そうですね そして体調を悪くしながらも健気に答えてくれるフランお嬢様に感激です 「めーりん・・・怖い・・・・・・・・・・」 「怖い」って言っちゃいましたよこの子! 幻想郷で最高クラスの戦闘能力を持つフランドール・スカーレット様がザコ妖怪の私に向かって「怖い」なんて弱音を吐きましたよ!? やっぱり精神は外見相応の女の子なんでしょうか それにしても、この子の怯えた目を見るとゾクゾクします。やはりこの子をターゲットに選んだのは正解でした(小悪魔にしようか悩んだのは内緒です♪) フランお嬢様をベッドに寝かせてあげるとすぐさま眠ってしまいました 体が回復しようとしているのでしょうか? 本当は仕事に戻る昼過ぎまで添い寝したかったのですが、これ以上体調を乱してはいけないと思い残念ですが大人しく引き下がることにしました 一晩経ち、夜勤が終わりました また今日も咲夜さんにネチネチと小言を嫌味を言われました。あの人といるとストレス溜まります そんなわけで今日もフランお嬢様の地下室に来ました 驚かせようとノックも無しに部屋に突入したのですが、部屋にフランお嬢様が居なかったので逆に私の方が驚かされました 館内をうろつくとは考えられないのでこの部屋にいると思います 部屋に怖い人が入ってきたらどうするのかと、子供の視点で考えたら答えは簡単です ベッドの下を覗き込むと、ほらやっぱり。フランお嬢様が隠れていました そこですやすやと寝息を立てていられました 狭いスペースに潜り込んで、布団に包まって眠る姿はハムスターを連想させてとてもキュートです、眼福です 私の視線に勘付いたのでしょうか、目がゆっくり開きました 「きゃあああああああああああぁあああああぁあああああああああああぁあああ!!!」 私を見るなり叫び声を上げるなんて少しショックです とりあえず、腕を掴んで引っ張り出しました 「いや!!離して!!触らないで!!」 暴れられたら私には勝ち目が無いので、またこの方法を使いたいと思います 「それっ♪」 次の瞬間、フランお嬢様の体は糸の切れた操り人形のように不自然な姿勢で床に座り込みました 「うそっ!?なんで!?腕だけしか掴まれないのに!!」 「体中の骨は繋がってるんですよ?私ぐらいの達人なら指一本握っただけでも全身の関節を外すことくらい容易いことです」 ああ、そんな無防備な姿のまま怯えた目で見ないで下さいよ・・・・・・・・・私の理性が持ちません 動けなくなったフランお嬢様をベッドに寝かせてから、水筒を置こうとテーブルの上を見たらあるものを見つけました 「ケーキがあります、美味しそうですねー」 私にとっては頻繁に食べることができないシロモノなので羨ましい限りです 「ケーキあげるから・・・・・・・・お願いだから帰って!!」 「なに言ってるんですか? 一人で食べるケーキほど寂しいものはありません、一緒に食べましょうよ」 ケーキの乗った皿をフランお嬢様の前に持ってきます 「仲良く半分こです」 フォークでケーキを切ってるだけなのに、なんでこんなに警戒されるんでしょうか、別に何もしませんよ? ひとしきり食べた後、最後に苺が残りました。これを食べる権利はやはりフランお嬢様にあります 「はい、口開けて下さい」 ちょっといじわるしたくなって苺をのどの奥まで突っ込んじゃいました 「ぐっ・・・・・・うう・・・」 ちょっと苦しそうですね、やめてあげましょう フォークを引き抜いて見ると・・・・あれ!?苺が無い!! たいへんです!! フランお嬢様の喉が不自然な音を立てていて目は白目むいてます! 「大丈夫ですか!!」 私は急いで背中を3回ほど叩くと「ゲェッ」という音と共に苺が床に転がりました 「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・」と苦しそうに息をするフランお嬢様を抱き寄せて背中を擦ってあげます しばらくしたら落ち着いたようです フランお嬢様が吐き出した苺を拾い、いったん私の口の中に入れて舐り綺麗にしたあと 「ふぉこふと、もったひないへふほ?」〈訳:残すと勿体無いですよ?〉 と言って、私は苺を口に咥えたままの状態で差し出しました しかし口を堅く閉じてイヤイヤと首を振って嫌がるので、しょうがないですがこの苺は私が食べることにします この子の可愛い唇を味わいたかったのですが残念です 今の状況なら無理矢理奪うことも可能なのですが、それじゃあ意味がありません 自分からさせるということが重要なんです 次の作戦にいってみたいと思います 「食後のお茶ですよ~」 昨日と同じ水筒を見せると、そのお顔は見る見る青ざめていくのがわかりました 「いや・・・・・・・・・・いや・・・・・・・」 「あれぇ? 断るんですか?」 腕を強く掴むと「飲む!飲む!」と言ってくれました。聞き分けの良い子は大好きです 昨日と同じ手順・姿勢でコップ一杯分飲ませました 飲んで早々気分が悪そうです 「これ・・・・昨日と違う・・・・・」 「昨日のは水で希釈してありましたが、今のは濃い原液のままです」 「そんな・・・・・・」 私はポケットから丸薬を一つ出します 「なにそれ・・・・・」 「解毒効果のある薬です、これを飲んだら少しは楽になりますよ?」 「頂戴・・・・・・」 「良いですとも」 丸薬を私の口に放り込み、舌に乗せて差し出します 「どうぞ、早くしないと溶けちゃいますよ」 言った瞬間、フランお嬢様が自分から私の口に吸い付いて来ました、感激です 私は長くこの快感を味わいたいので、丸薬を頬の裏側に隠します 「んん・・・・・・・ちゅうッ・・・・・・・・・ふう・・・・ん・・・・・・」 ピチャピチャと拙くも舌を必死に這わせて来ました、苦痛から逃れるために私の口内を一生懸命探しています 才能がありそうです。私が仕込めば一流のテクニシャンになれますね 他にも唇にかかる鼻息がまたなんとも・・・・・・・ああ凄く気持ち良い、興奮します ご褒美に丸薬をちゃんと渡してあげました 渡す際に舌と舌が絡み合ってそれだけでイきそうになりました。お恥ずかしい限りです 「ぷはっ」 「おつかれさまです」 薬を飲んだことで、少し冷静になれたのでしょうか。自分の今してしまった行為を思い起こしているようです 恥辱に満ちた顔がそそるなぁ・・・・で私の顔を見るなり恐怖で顔面蒼白 ああなんて期待どおりのリアクション なぜあなたは私の欲求をこうも刺激するのですか? とりあえず、関節を元に戻してあげます 手足が自由になったら急に部屋の隅に駆け出し、そこで体を丸めて頭を抱え震え始めました 「あの?」 「来ないで!!」 顔を伏せ、耳を塞ぎ完全に拒絶されてしまいました これ以上怖がらせて嫌われるわけにはいかないので、今日はこのへんで引き上げることにします 今日こそ添い寝したかったのですが残念です 次の日 私は仕事の時間が終わるとすぐに地下室に駆けつけました 門に立っている間ずっとフランお嬢様のことばかり考えていました 昨日のことが心配で仕方がありません 扉を開けると昨日と同じ場所、部屋の隅にフランお嬢様は居ました 毛布を頭からかぶって座り込んでいました 目の下のくまが酷いです、どうやら昨日からあの姿勢のまま一睡もしていないようです。気の毒です 目がうつろでした 近づいても私に気が付きません 目の前に立って声をかけてみました 「大丈夫ですか?」 光の宿らない双眼が私を捉えました 「ぃ!!」 私の姿を見て、声にならない声をあげた瞬間、毛布をさらに深くかぶりガタガタを震え出しました けれども昨日のように叫び声をあげないので妙だと思い耳を傾けてみると 「・・・・くっ・・・・・あ・・・・・・か・・・・・・かっ・・・・・・」 その奇妙な声を聞いたとき、私はマズイと思いました フランお嬢様は過呼吸を起こしていました 私は慌ててフランお嬢様を抱き寄せて、口に通気性の良い薄い布をあてがいます 気休めにお腹を擦り、「がんばって」と呼びかけ続けます 丸一日もこんな姿勢でいたからでしょうか、体も大変冷え切っていました なんとか治まり大事にいたらずにすんで良かったです ひと段落したと思うと、また急に私の腕の中で暴れ出しました。ものすごい力でした そして難なく私の拘束を解き、また部屋の隅に逃げ出し毛布をかぶり丸まりました 「帰って!! もう酷いことしないで!!」 泣いているのがその声からありありと伝わります 私は毛布の上からお嬢様を優しく撫でます 「とりあえず、ベッドで横になりましょう。一睡もしていないのはそのお姿を見ればわかります。今日は何もいたしませんから」 毛布ごしにフランお嬢様の手、腕、肩を両手で順番に握っていき、強張った筋肉を体温で温めてほぐしてあげました そしたらいつの間にか震えは止まっていました すると毛布の隙間からフランお嬢様が顔を覗かせてきて 「本当に? なにもしない?」 と恐る恐る上目づかいで訊いてきたので、襲いたい衝動を必死に抑えて 「はい、お約束します」 子供向けの笑顔でそう言うと、安心したのか。体中の力が抜けてポフっと頭から私に体重を預けてくれました その信頼にこたえるためにも、約束は絶対に守ります お姫様だっこをして運んでベッドに寝かせました どさくさに私もベッドインしましたが、何も言われなかったのでこのまま仕事の時間まで一緒に寝ようと思います 添い寝ができてとても幸せです カミングアウトします 今このとき、もしも私に男性器がついていたら間違いなく犯してました ああもう!!可愛いな可愛いなこの子 私のものにしたいな 毎日抱きついて寝たいな 「おねえちゃん」って呼ばせて、甘えてきてくれないかな メイドの服着せてご奉仕させたいな、主従逆転プレイしたいな 娼婦みたな服着せて辱めたいな この子大人になったらどうなるんだろう? ボン! キュッ! ボン! のグラマラスなお姉さん スレンダーなかっこいい美人 それともずっと今のまま どれも私の大好物です 退職金がわりにこの子くれないかな? でもお嬢様が駄目って言うだろうな いっそお嬢様を殺っちゃおうかな。フランお嬢様がいるから2対1で勝てそうだな ああでも咲夜さんがいるから無理か・・・・・・でもあと十数年たてば小じわの目立つおばさんになるからそれまで待とうかな そういえば、パチュリー様もいたな、ちょっとずつハウスダストを図書館に毎日散布し続ければいつか勝手に死ぬかな 小悪魔は戦力にならないからどうでもいいや 百合(ネチョり)てぇ・・・・全年齢という言葉が憎いです 毎日、ちゅっちゅしたいです どこをちゅっちゅするかって? 無粋なこと訊かないで下さい 寝顔を眺めているだけで色んな妄想が止まりません いつの間にか門番の時間が来てしまいました、結局脳みそがフル回転してたせいで一睡もできませんでしたが フランお嬢様自身がちゃんと眠っていてくれているのと、そのフランお嬢様を抱き枕にして感触を十分堪能できたので文句はありません 門番の仕事を終えて 再びフランお嬢様のいる地下室に伺います 今日は私を見ても怯えることなく迎え入れてくれました 私は床に胡坐をかいて、膝をたたきます 「フランお嬢様、ここに座ってください」 「え・・・・・・・・う、うん」 何かされるんじゃなかと警戒しているようですが、私がにっこりと微笑むとすぐに警戒を解いて駆け寄ってきてくれました 私は決めました フランお嬢様を私好みのフランちゃんに『調教』することを 紅魔館で1,2を争う実力者でも、私に対しては怯えた子猫同然です 幸いにも、初日と二日目のいじわるでこの子の私に挑もうとする殺意という名の牙は、すでにへし折ってあります 一度植えつけられたら最後、もう私に対する深い恐怖心を払拭することはできません。パワーバランスはこちらのほうに傾いています 私が怒鳴ればこの子は完全に戦意喪失するでしょう 優しく語りかければ催眠術にかかったように言う事を聞きます 全ての主導権は私にあります 姉にも、他人にも見せない表情と感情を私だけが独占していると考えると興奮します 私は宣言します この子を愛し、この子に愛される主人になると 今日がその記念すべき一日目です 世の中には支配“する”喜び そして支配“される”喜びがあります 何もSMの世界の話しをしているわけではありません なにかを支配下に置くことに喜びを感じる方はいますか? 自分が誰かの“モノ”、支配下に置かれることを想像してみて、ものすごい安心感に囚われる方はいらっしゃいますか? 私は膝の上のフランお嬢様を抱きしめて可愛がりながら、目の前に『首輪』を差し出します 「これを着けてみませんか?」 「え?」 首輪には不思議な力があります 手錠や枷のように相手の体を拘束し自由を奪うのではなく、首輪は“精神”を拘束します これを首に巻かれると、無条件で自分は誰かの“もの”になることを体と心が理解し、それの喜びを何倍にも増幅させます 「二人きりの間だけで結構です。これを着けたら、ず~~と可愛がってあげますよ。もう酷いことは二度といたしません」 「ほんとに? 腕引っ張ったりしない?」 「ええしません。あなたが望むならいつだってこうして頭を撫でて、ギュッと抱きしめてあげます」 それは何よりも甘美なもの、きっとあなたは今まで一度もそんな体験をしたことが無いはずです あなたは誰のものでも無く、誰かに干渉することも、されることも無い存在だと知っています あなた自身がそれに無関心だということも ですがそれも今日までです 「私のものになれば、495年の間、一度も味わったことの無い快感と充実感と温もりを約束します」 フランお嬢様は無言で首輪を手に取るとおもむろに自分の首に巻きました 「これで・・・・・・いい? もう痛いことしない?」 「はい、よくお似合いですよ。フラン様」 私は不安そうなその顔を安心させるようにそっと撫でる フランちゃんは私のその手を取り、愛おしそうに頬ずりする もう二度と逃がさない 美鈴にかるーく殺意が・・・ -- 名無しさん (2009-04-07 21 23 44) 小悪魔敵に回すのはまずいだろww運が良い -- 名無しさん (2009-04-08 00 26 43) しっかしここらへんの小悪魔と美鈴は強いし黒いなw -- 名無しさん (2009-04-12 17 46 00) ハウスダスト吹いた -- 名無しさん (2009-05-05 19 04 04) 変態だなー中国、しかもロリコンかよ。まあ気持ちはわかるんんだけどね -- J (2009-10-24 16 44 44) 美鈴はSなのかMなのか解らないな。ただ言えることは、途轍もなく変態だってことだ。 ·······出来れば18歳以上対象だったら良かったぞおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!! -- 名無しさん (2009-11-17 20 27 18) なんかこの美鈴は意味もなく常に笑っていそうだw -- 名無しさん (2009-11-18 22 48 59) なんかエロいww -- 名無しさん (2010-08-07 16 19 11) 懺悔します。キスシーンでテント張ってしまいました -- 名無しさん (2010-08-07 20 20 44) 小悪魔には力はないけど知将っぽいイメージが -- 名無しさん (2010-09-18 17 35 55) このロリコンめ!よくやった! -- 名無しさん (2010-09-18 17 36 50) このSSの美鈴の中の人は俺 -- 名無しさん (2011-01-25 16 14 02) ↑おっさんが美鈴のコスプレしてるあの画像の人ですねwわかりますw -- 名無しさん (2011-02-19 16 38 58) よーし、よくやった美鈴!あとは俺に任せてくれ! -- 名無しさん (2011-02-19 22 13 28) 咲夜がしわくちゃババァ -- サクラクローバー (2014-11-02 23 40 49) めいりんこわいめいりんこわいめいりんこわい (゚Д゚ )ハッ!!私はなにを? -- 美鈴ファン (2014-12-31 00 10 33) レミリアを殺せるわけないじゃんWW -- レミリアかわいいよハァハァ (2015-08-12 12 05 39) めーりんがすごくこわい!さりげなく殺そうかなーって考えてやがる -- 名無しさん (2015-08-20 05 41 25) ついにSMに走ったか・・・ -- 名無しさん (2015-10-31 23 45 46) レミリアはくっそ強いぜww 美鈴とフラン2人がかりでも勝てるわけないし、 美鈴も戦力にならないよw? -- 名無しさん (2015-11-25 18 24 16) めーりんひどいなあ 羨ましい、、、 -- ロリこん (2018-01-13 20 47 32) レミリアかなり強いから二人掛かりでも倒せるかどうか…ww つーか美鈴ロリコンひでぇww -- パンダヒーロー (2018-02-06 23 43 41) デュフフじゃないな 本当に出る音はフヒヒ なんだなぁ この組み合わせ大好きだわ -- 白い花大好き (2019-11-08 03 17 27) 名前 コメント
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※久城学園の飼育→久城学園の夜→と続いています この二つを読まないと、訳がわからないかもしれません ギャグです、ぬるいじめです HENTAI注意 今回の登場人物 まりさ 今回の主人公。 久城先生 学校の理事長。胡散臭い笑みが素敵なお兄さん。 鬼居先生 芽出先生(同僚のお姉さん。今回は登場無し)LOVEの人。 めーりん 金バッチ。中身は激辛ピザまん。 あらすじ 人間の卑怯な罠に落ちて、お帽子に鎖を取り付けられてしまったまりさ。 しかし、人間の手先となっためーりんを聡明なるまりさの作戦によって倒し、 ついに、自らの手で自由を手にしたまりさ・・・。 卑劣な手段で自分を捕また人間に、まりさの復習が始まるのだった・・・。 ・・・以上まりさの餡内(脳内)より引用。 以下本編 キーンコーンカーンコーン ・・・という鐘の音が鳴り響いていた校舎も今はしいんと静か。 それは、今が真っ暗な夜だから。 中等部の生徒達は既に家に帰り、昼間の喧噪が嘘であるかのよう。 その、真っ暗な校舎の隅をぽよん、ぽよんと跳ねる一つの影・・・。 ゆっくりまりさだ。 先ほど帽子を交換したまりさの事は心配要らないだろう。 あのおうちに居る限りは人間は手出しができない。 人間に使われている以上、れみりゃだって手出しは出来ないのだから。 たしかに、毎日人間がご飯を持ってくるのは魅力的だ。 町にいる間、まりさはちっともゆっくり出来てはいなかったのだ。 しかし・・・とまりさは思う。 もともとまりさは、人間が独り占めしている野菜を取り返しにきたのだ。 たしかに人間が持ってきた『きゅーしょく』とかいうのは美味しかった。 しかしだ、ケチな人間がわざわざまりさに持ってきたくらいだ。 あんなに大事にしているお野菜はもっと美味しいに違いないのだ 残念ながら、畑の周りには、人間が卑怯にも罠を仕掛けている。 それに、あのお帽子を交換したまりさも助けに行かねばなるまい・・・。 まりさ程ではなかったが、まりさはたしかにあのまりさ(山まりさ)の中にも見いだしていたのだ。 決して、人間に下ることのない強い意志を。 まりさは、元々飼いゆっくりだった。 とは言っても、飼い主が気まぐれに、捕まえてきた二匹に作らせた子供ではあるが。 子供が出来た途端、両親は捨てられた。 そんなことをする飼い主に、まともな躾が出来るはずはない。 しかも、野良の二匹から生まれた子供なのだ。 案の定自分の強さを勘違いし、増長したまりさは、春になって放り出された。 ・・・選別に、残ったゆっくりフードを持たされて。 運良くまりさは学校からの脱出に成功した。 それは、山まりさが連れてきた子ゆっくりの一部が校舎に侵入し、人間とれみりゃがそっちを追っていたためではあったが・・・。 まりさは、ひとまず自分の『おうち』へ向かい、その後近くの公園に集まっているゆっくり達を総動員。 人間のあの大きなお家へ攻め込む、という絵を描いていた。 ぽよん、ぽよんとまりさは進む。 おうちに残してきたれいむとおちびちゃんが心配だった。 聡明なれいむのことだ、何も心配はいらないだろう。 それに、まりさに万が一のことがあったときのため、お家にはれいむとおちびちゃんが暫く暮らせる食料を置いてきた。 だが、もし人間に見つかれば、卑怯な人間に何をされているかわからない・・・。 英雄であるまりさなら兎も角、普通のゆっくりが人間に適うはずはない。 学校の近く、路地裏に段ボールが積んである場所がまりさの『まいほーむ』だった。 まりささがおうちに近づくと、れいむの背中が見えた。 だが、様子がおかしい。 ・・・まるで、れいむの様子はおちびちゃんが永遠にゆっくりしてしまった時のように暗い・・・。 何かあったに違いない・・・自然とまりさのあんよは速度を増した。 「れいむっ!?どうしたんだぜっ!!!」 慌てて家に飛び込むまりさ。 家の中に変わったことは・・・ 居ない!ありさのおちびちゃんが居ない! それに、まりさが貯蔵しておいた食料が、食い散らかされていた。 「れいむ!いったいなにがあったんだぜっ!!!」 振り返ったれいむの目に映ったのは、一人のまりさ。 そのお帽子は・・・お帽子は・・・あの、まりさであった。 山から下りてきたばかりで、ご飯の取り方が分からずに飢え死にしかけていたあの。 れいむは、狩り(ごみ漁り)が上手だったし、夫であるまりさの残してくれた食料もある・・・。 だから、れいむはそのまりさを助けてやった。 水と、食料を与えてやることによって。 だが、あのまりさはご飯をひっくり返した。 「こんなまずいもの、たべられるわけないでしょぉぉぉぉ!?ばかなの!?しぬの!?」だ。 れいむが必死に集めた食料を・・・。 仕方なく、れいむはまりさが残した食料を与えてやった。 乾式のゆっくりフードだ。 万一、ご飯が取れなくなった時のため残しておくつもりだったが・・・。 次の日、れいむは食料を見つけることが出来なかった。 人間が、ご飯を捨てている箱にふたを付けたのだ。 どうせ捨てるなら、れいむたちにくれてもいいのに・・・。 だが、そんなことを言っても仕方がない。 れいむは、山から来たというまりさに子供を預け、少し遠くまでご飯を探しに行くことにした。 果たして、ご飯を見つけることは残念ながら出来なかった。 仕方がない・・・今日はまりさが残してくれた食べ物を食べよう。 早くまりさは帰ってきてくれないかな。 ・・・家に帰ってきたれいむが見たものは、食い散らかされたごはんと、 だれも居ない家だった。 まさか、人間が来たのか!? 慌てて何があったのか、この場に住む長老ぱちゅりーに訪ねる。 れいむに返って来たのは意外な答え。 「むきゅん・・・れいむがかくまっていたまりさが、 みんなのおちびちゃんをつれてにんげんのいえにいっちゃったの」 「ゆぅぅぅぅ!?」 「れいむ、ざんねんだけど、あなたをこれいじょうここにおいておくわけにはいかないわ。 あなたがここにいるとおちびちゃんをとられたほかのみんなが、とてもゆっくりできないもの・・・」 「ゆあ゛ぁぁぁぁぁぁ!れいぶはなに゛もじでないのにい゛ぃぃぃぃ!?」 「・・・おなじことよ。あなたがたすけたまりさがあんなことをしてしまったんだもの。 あなたがあのまりさをたすけなければ、おちびちゃんたちはぶじだったの!!!」 「でも゛・・・でも゛・・・でいぶのまりざががえっでくるがもじれないのに゛ぃっ!」 「・・・れいむのまりさも、にんげんさんのおうちにやさいをとりにいったんでしょう? ざんねんだけど、もうあきらめなさい・・・きょうはもうくらいから、あしたのあさまではいてもいいわ だけど、あしたおひさまがのぼったら、すぐにでていくのよ。 ゆっくりしないでね!!」 ゆっくりしないでね・・・ゆっくりにとって、これほどの拒絶があるだろうか? 兎も角れいむは、これ以上此処には居られないのだと悟り、涙を流した・・・。 そこへ、まりさが帰ってきたというわけだ。 あのお帽子を見間違えるはずはない。 助けてあげたのに、ご飯を食い散らしていった。 助けてあげたのに、おちびちゃんを奪った。 あの、憎い、憎い、まりさだと。 「ゆあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆっぐりじないでじねえぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 憎しみを込めて飛びかかるれいむ。 まりさは、訳が分からなかった。 人間の居場所からやっと帰ってきたのに・・・おちびちゃんは居ない。 れいむは、ゆっくりしていない顔でまりさに攻撃を仕掛けてくる。 「れいむっ、やっ、やめるんだぜ!まりさはまりさなんだぜ!わからないのかだぜ!」 「わがらいでがああああぁぁぁぁぁぁ!!わがるがら、ゆっぐりじないで、じねぇぇぇぇぇ!!!」 「ゆうぅぅぅぅぅぅ!?」 容赦のないれいむの攻撃。 最初は長いこと家を空けて拗ねているのかと思ったが、どうも違うらしい。 一体、何が起こったのか。 しかし、このまま攻撃を受け続ければまりさだってゆっくりできなくなる。 仕方がない、ちょっとれいむには落ち着いてもらうためだ。 軽くのし掛かって、押さえ込もう。 「ゆん!」 「ゆが!?」 まりさは、間違ってしまった。 それは、今まで通りの力で体当たりしてしまったこと。 ・・・一週間以上鎖で繋がれ運動はしない。 なのに、子供達が給食の残りを持ってくるためまりさの栄養状態は豊富・・・。 詰まるところ、その、デブっていた。 重さが増えれば、当然のしかかりの破壊力も増す。 さっきまで泣いて、体の水分が少なくなっていたれいむ。 ・・・食べ物が見つからず一日以上何も食べていない。 更にはさきほどのぱちゅりーの言葉。 死にそうなほど弱っていた(と思い込んでいる)れいむは、その重圧に耐えきれなかった。 体に圧力をかけられたれいむは、餡子をはき出して、永遠にゆっくりしたのだった。 「ゆがあぁぁぁぁん!なんでぇ!?なんで、えいえんにゆっくりしちゃうんだぜぇぇぇぇぇ!!!」 当然、まりさは訳が分からない。 軽く押さえ込んだだけで餡子をはき出してしまったのだから。 まりさは自分がデブっているという自覚など無い。 なんで、なんで、なんで、なんで。 訳が分からずに、騒ぐまりさの声は当然響き渡る。 その声を聞きつけて、他のゆっくり達が家から這い出てきた。 見れば、おちびちゃんを奪っていったまりさ(の帽子をかぶったまりさ)。 なぜここにいる。 おちびちゃんはどうした。 やっぱり、にげかえってきた。 おちびちゃんがいない。 きっと、にんげんにころされたんだ。 どうして、おまえがここにいる。 どうして、おまえはしんでないんだ。 「ゆ・・・ゆぁあ?」 まりさに向けられる、明らかな殺意。 まりさは、(ゆっくりにしては)聡明だった。 危機を感知する感覚が鋭かった、と言ってもいい。 此処にいてはいけない・・・まりさは、再び逃げ出した。 後ろでは、まりさを睨み付ける視線。 あの場のゆっくり全てがまりさを追いかけてきている気がした。 まりさは再び学校に戻ってきていた。 道行くゆっくりの全てから、殺意を投げかけられる。 まりさには、訳が分からなかった・・・。 何かが狂ってしまったに違いない。 そうだ、もう一度帽子を取り替えよう。 もう一度、人間のところでゆっくりしてあげよう。 そう思った。 校庭のれみりゃは、もう居なくなっていた。 先ほどまで、ほのかに付いていた高等部の明かりも消え、まりさを照らすのは月明かり。 遠くで光る街頭だけ。 まりさは、先ほどまで自分が居た犬小屋の前に帰ってきた。 だが、小屋の鎖には、自分の帽子が繋がれていない。 まさか!まりさの帽子をちぎって逃げ出したのか!? あわてて、小屋の入り口に向かう。 だが、黒くてどろどろに溶けた何かが、ぽつんと入り口に置いてあった。 何だろう?と近づくと、つーんとした臭いが漂ってくる・・・。 「ゆあああああ!くさい、くさいんだぜぇぇぇぇぇぇ!」 だめだ、とても臭くてくわえる事なんて出来ない・・・。 こんな臭い物、くわえることなど出来ない! 元々飼いゆで、それなりには美ゆっくりの部類に入っていたまりさはすぐにつがいをみつけた。 小汚いれいむではあったが、おうちを持っているのが魅力だった。 残念ながら、れいむは狩りが下手であった。 れいむが持ってくる食べ物は、みんなこんな酷いにおいのするものだったのだ。 まりさに、そんなものが食べられるはずがない。 まりさはれいむが取ってきた食べ物に口を付けることはなく、持たされたフードを食べ続けた。 ・・・れいむには決して分けることはなく。 だから、お野菜が有る場所があると聞いて、すぐに人間から取り返すことを選んだのだが・・・。 こんな臭い物が置いて有る以上、家の中には入れそうになかった。 呼びかけてみても返事はないし、外にお帽子もない。 おそらく、中には居ないんだろう・・・。 まりさはそう判断した。 ならば、こんな所に用はない。 そうだ、この大きなお家をまりさのものにしてやろう。 その方が、人間なんかに使われるよりもずっと家も喜ぶだろう。 まりさは、そう考え、校舎の周りを一周した。 すると、どうだろう。 侵入するのに丁度良い穴が開いているではないか。 この穴、風の流れを起こすために低い位置と高い位置に2カ所設置された通風口である。 本来であれば、このような通風口にはゆっくりが入ってこないようにするため、柵を取り付ける。 しかし、何故か此処に柵は付いて居ず、大きく口を開けた暗闇が広がっているだけであった。 ・・・まりさは思った。 この家は、まりさに使われたがっているんだっ! 間違いない、と。 まりさはそこから校舎に入っていった。 「きょうから、ここはまりささまのおうちなんだぜ!」 ポチャン。 まりさの『おうち宣言』に答えたのは、水の音だけ。 暗い校舎の中、まりさに答える物は誰もいない。 これで、この大きなおうちはまりさの物になったのだ。 いくら人間でも、人の家に土足で入り込み、家主を追い出すような無礼なことはしないだろう。 まりさのゆん生は、順風満帆である。 「ん?なにかいいにおいがしてるのぜ」 良くは分からないが、良いにおいがしている。 まりさは、周囲を見回した。 するとどうだろう? 並んだ白い容器に良いにおいのする玉が二、三個転がって入って居るではないか。 これは、まりさへの贈り物に違いない。 さしもの人間も、まりさの偉大さに気づき、早速贈り物を用意したわけだ。 「ゆふう、はじめからこういうたいどならまりささまもかんだいにならざるおえないのぜ。 しかたがないのぜ、このいえのにんげんはまりささまのどれいとしてつかってやるのぜ。」 器用にも、そう喋りながら玉を口に入れるまりさ。 口に入れた瞬間、何とも言えない臭いと、嫌なしょっぱさが口中に広がり・・・ 「ゆげぇぇぇぇぇ!なんなんだぜっ!」 まりさはそれをはき出した。 「ぐうううう!まりささまにどくをよういするなんて、にんげんめ、やっぱりいたいめにあわせないとだめなのぜ!」 はき出して正解であった。 トイレの芳香剤などを食べれば、生命力の強いゆっくりと言えど、死に至るであろう。 だが、自信のそんな幸運に気づかないまりさは、にんげんをやっつけると意気込み、先へ進もうとした。 幸い、トイレのドアは引き戸で、少し隙間も空いていた。 まりさは、こんな薄暗いところに興味は無いと、トイレの入り口に向け跳ね始めた。 「あかないよぉぉぉ」 が、急に聞こえてきた声に足を止める。 「な、なんなんだぜ?だれかいるのかだぜ?れいむ?ありす?」 「あかないよぉぉ、あかないよぉぉぉ」 「ゆっ!ひきょうなんだぜ、すがたをみせるんだぜっ!」 まりさが、何を言おうと声の主は開かない、開かないと繰り返すばかり。 二・三回、問いを返したが声の主は同じ事しか言わず、だんだんと腹が立ってきた。 まりさはそんな愚図には用は無いのだ。 こんな薄寒い毒の置いてある変な場所ではなく、暖かく食べ物のあるどこかに行かなくては。 「ゆ、そんなことまりささまのしったことじゃないのぜ。 あかないなら、そこでゆっくりしてればいいんだぜ。まりさは、おししいごはんを狩りにいくのぜ!」 「あかないの・・・ドアが・・・あかないのぉぉぉぉぉ!!」 まりさが、大声で声の主に叫んだ瞬間、バタン!とドアが開く。 中から、すごい形相の少女が涙を流しながら前方に手を伸ばす。 ゆううううう! 少女のあまりにゆっくりしていない様に腰(?)を抜かし、しーしーを漏らすまりさ。 いくら相手が愚図の人間だったとはいえいきなり出てくればまりさだって怖いのだ。 少女は目線の先に誰もいないことを確認すると、だんだん下に目線を下ろし。 「なーんだ、ゆっくりか。出てきて損した~」 トイレに帰っていった。 「な・・・!なんだったんだぜ?にんげんのぶんざいでまりささまをおどかすなんていちまんこうねんはやいのぜ!」 しまった、光年は時間じゃない・・・距離だ。 などと自分で突っ込む知能がまりさに有るはずもなく、不満を垂らしながら外に出た。 あんよがしーしーで濡れて、べちょべちょと気持ちが悪かった。 ―その1・トイレの花子さん― しばらく進むと、まりさの目に光が入ってきた。 宿直室である。 こんどはまともな食事にありつけるだろう。 まりさは、意気揚々と光に向かい、さっきのことを思い出した。 もしかしたら、また人間が居てまりさを脅かすために隠れているかもしれない・・・。 現に、中から人間の声がした。 さっきのようにしーしーを漏らしてはまりさの沽券に関わる。 まりさは、少々様子を見ようと、ドアの隙間から中を覗いた。 宿直室内部 「ああ、お前が無事で良かったよ」 「じゃおっ」 「ああ・・・一目見たときから、お前が・・・」 「じゃおおお(///)」 「しかし、俺には芽出先生という心に決めた人が・・・でも」 「じゃお?」 「そうだね・・・痛くしないから、さあ、おいで」 「じゃっじゃおー?」 鬼居先生の只ならぬ雰囲気に、慌てて逃げ出すががっちりと捕まれてしまう。 心なしか、鬼居先生の顔が赤い。 もしかしたら、病気なのかも・・・ 「・・・大丈夫、優しくするよ」 そう言いながら、めーりんのまむまむをそっと開き 「クロスッ・イン!」 自らのそそり立つモノをめーりんの中へ。 そして 「いでえええええええええええええええ!!!」 あまりの刺激に絶叫をあげる。 ・・・めーりんの中は辛いピザまん。 しかも、先ほどまで命の危機にさらされていたためか、激辛であった。 「いだだだだだ、でも、この痛みが、また・・・」 「じゃぉ!?」 人間でも痛いのに、ゆっくりのぺにぺになど突っ込めば死んでしまう。 めーりんが馬鹿にされるのはこんな理由であったのかもしれない。 少なくとも、ありすからは嫌われるのでは無いだろうか? 「ゆわぁぁぁぁ!な、なんなんだぜあれは!」 まりさは硬直していた。 さっきの何倍も恐ろしいモノを見た気がする。 まりさはあわてて宿直室を後にした。 ―その2・宿直室に響く叫び声― 「ゆ・・・おなかがへったのぜ・・・」 思えば、夕方から何も食べて居ない。 このような状態で人間に見つかれば、負ける可能性もある。 速やかに食事を探さなければ・・・。 そう考えながらぽよんぽよんと廊下を進むまりさの前に、小さな何かがあった。 たべものかもしれないのぜ!と思い、ゆっくりと近づく。 ・・・お饅頭? いや、違う、あれは・・・ 「まりさ、まりさなのぜ!?」 それは、まりさの子供だった。 が、良くみるとお帽子のかぶりかたがおかしい。 まりさは、お帽子はきっちりかぶる様に教えたのに・・・ 帽子は、子まりさの頭で不安げにゆらゆら揺れている。 あれでは、風が吹けば帽子が飛ばされてしまうだろう。 もう一度きっちりお帽子のかぶり方を教えなければ。 手のかかるおちびちゃんだ・・・ そうして、子まりさに近づき 「ゆああああああああああ!」 悲鳴を上げた。 子まりさは、右上の部分が、無い。 右目から頭にかけてがごっそりえぐられていた。 「ゆ・・・ゆう?」 「まりさ、だいじょうぶなのかだぜ!しっかりするんだぜ!」 子まりさが、声を上げる。 息はあることが分かってほっとしたが、このままではいつ永遠にゆっくりしてしまうか分からない・・・ ぺーろぺーろしてあげるために、子まりさの正面に回った。 親であるまりさの姿を確認し、子まりさも声をあげる。 「ゆ・・・にんげんに・・・かてるんじゃ、なかったんだじぇ?」 「ゆ?」 その通りだ、人間なんかまりささまにかかれば・・・ でも、どうしておちびちゃんは今そんなことを言うのだろうか? 「どう・・・して・・・まりしゃたちをおいて・・・にげたのじぇ?」 「ゆぅぅ!?まりさは、にげてなんかいないのぜ!? こうして、にんげんのおうちをまりさのものに・・・」 「みんな・・・しんじゃった・・・のじぇ・・・ まりさが・・・にんげんに・・・かてるなんて・・・いったから・・・」 「ゆううううう!おちびちゃん、なにがあったのぜ!」 「しねぇ・・・うそつきは・・・しねぇ・・・」 「ゆわあああああ!どぼじでぞんなごどいうのぜぇぇぇぇ!!!」 「しね・・・しね・・・しねぇ・・・」 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!」 激情に任せ、まりさは子まりさを踏みつける。 それでもなお、しねぇ、しねぇ、と声がする。 まりさは、子まりさにのしかかったまま、踏む、踏む、踏む・・・。 「はあ、はあ、ま、まりさはわるくないのぜ! いうことをきかないおちびちゃんをおしおきしただけのなぜ! これは、あいがいきすぎたゆえのじこなのぜ! わるいのはおやにむかってしねなんていうおちびちゃんなのぜ!!!」 誰に言うでもなく、叫ぶまりさ。 そう、まりさは騒ぎすぎた。 夜の学校の管理者に存在を気づかせてしまう程度には。 「しねっ!しねっ!」 「ゆがあああ!まだしねなんていうのかだぜぇぇぇぇぇ!?」 そういって、ぐしゃぐやに皮と餡が混じった饅頭を踏みつける、が、 まりさは気づいてしまった。 廊下の端で月明かりを反射する羽に。 その声が、遠くから自分を狙う声だと言うことに。 「しねっ!し・・・」 夜の学校に放たれた、ふらんである。 学校に侵入してくるゆっくり対策の一つだ。 ゆっくりは1匹見つければ10匹居るといわれている。 学校に侵入されて隙間で子供でも生まれたら、駆除が大変なのだ。 そこで、夜間はふらんを学校に放っておく訳である。 「ゆああああああああああああ、どぼじでふらんまでいるのおぉぉぉぉ!?」 またしてもしーしーを漏らし、絶叫する。 これがふらんではなく、れみりゃだったならまりさは一目散に逃げていただろう。 だが、ふらんは・・・ 「あそぼー♪あそぼー♪」 侵入者がまりさだと気づくと、ふらんはにこっと笑いながら、ぱたぱたと近づいてきた。 ふらんは、まりさ種に対して何故だかこのように態度が変化する。 鳴き声も普段は『しね!』としかいわないのだが、『あそぼー』に変わり。 見た感じ、普段の殺意の波動剥き出しのふらんと違いにこにこと飛ぶふらんは可愛い。 が、この場合の『遊ぶ』とは鬼ごっこだ。 それも、捕まれば死。 まりさ種は本能的にふらんを恐れる。 その結果がこれである。 「あーそーぼー」 ゆわわ、としーしを漏らすまりさの周りをぱたぱた飛ぶふらん。 まりさが動き出すのを待っているのだ。 ふらんとしては、遊んでいるつもりなのである。あくまで。 「ゆわーーーーー!!」 しーしを周囲にまき散らしながらも、跳ねる、跳ねる。 その後をぱたぱた追っていくふらん。 この鬼ごっこは、まりさが疲れて足を止めるまで続く。 足を止めれば、中身を吸われ死ぬ。 走っている間は攻撃されないので、苦しみが、残りのゆん生の間永遠に続くのだ・・・。 「あそぼー♪」 そんなことお構いなしに、地獄の鬼ごっこを続けるふらんであった。 ―その3・廊下に聞こえる死の呪いの声― ―その4・廊下に誘う遊びの誘い― どれほど走っただろうか・・・? もう、まりさは走れそうになかった。 例え、足を止めれば死ぬと分かっていても死んだ方がましだとさえ思えてくる・・・。 死にたくはない、死にたくはないが、休みたい。 ふらふらになりながら、ふらんが自分を見失うことを願って教室の戸をくぐった。 「あそぼー、あそ・・・?」 急に、ふらんが教室の外で足を止めた。 「ゆ・・・?おって、こないのぜ?」 何故だか、ふらんは部屋の中まで入ってこようとしなかった。 このまま此処にいれば、安全だ。 まりさは、ほっとして教室の椅子、机と飛び乗ると、ほうっと息を吐いた。 ふらんは、相変わらず外でふらふら飛んでいるようだが、中に入ってこない。 流石に、ふらんを挑発する気にはならなかった。 此処には入って来れないと分かっても、である。 だが、外にふらんが居る以上ここから出ることはできないだろう。 あれだけ走ったら、お腹が空いた・・・。 まりさは、周囲を見回した。 月明かりに照らされ、部屋の中は見通しが良い。 部屋の中には、棚が並んでいた。 「ななな、なんなんだぜこれはあああああ!?」 今日何度目になるかという絶叫。 棚に並んでいたのは、ゆっくり。 もちろん、ただのゆっくりならばこんな絶叫はあげない。 顔の真ん中から二つに分けられ餡子がよく見えるれいむ。 目玉をえぐり出されたまりさ。 ぺにぺにを切り取られ、苦悶の表情のまま固まっているありす。 ビンの中でぷかぷかと液体につけられたぱちゅりー・・・。 色々な種類のゆっくりがそこには並べられていた。 そのどれもが、苦悶の表情を浮かべている。 こわい、こわい、こわい、こわい、 此処には居たくない! そうだ、こんな所から逃げ出さなければ! そう思い入り口を振り向けば、ふらん。 まりさは逃げ出せなかった。 此処に居るのもごめんだが、またふらんに追いかけられるのも嫌だ・・・。 どうすればいい、どうすれば! ふと、部屋にもう一つ扉が有るのに気づいた。 あわてて飛び込む。 少なくとも、この状況よりはましなはずだ。 「うっめ、これめっちゃうっめ!」 ぴちゃぴちゃと、何かをなめる音。 まりさが飛び込んだ部屋の先で、人間が何かを貪っていた。 「ゆっ!なにをたべてるんだぜ!まりささまがそれはもらってやるのぜ!」 ここは、まりさの家である。 この家にあるものはまりさのモノ。 人間が勝手にそれを食べるのは許されない。 だから、まりさがその食べ物を寄越せと主張するのは当然の事だ・・・。 まりさの中では、こうなっている。 人間は、その声に振り向く。 手には、饅頭。 りぼんの付いた饅頭だった。 「ゆああああああ!?」 「おやあ?ゆっくりですか、いけませんねぇ、こんな所に入って来ては。」 顔を餡子まみれにしてまりさに胡散臭く微笑みかける人間。 人間で言えば、顔を血で濡らして人間の足を掴んだ熊が目の前に出てきたようなものだろうか。 「ゆあ・・・あ・・・」 ついにはまりさの精神は限界を迎え、まりさは白目を向いて失神したのであった。 「おやおや・・・困りましたねえ?まあ、私が甘党だとばらされても格好が悪いですし・・・ 処分しておきますかねぇ・・・」 ―その5・理科室漂う餡子の香り― (いだいのぜぇぇぇぇぇ!?) まりさは、あまりの痛みに目を覚ました。 みれば、横には先ほど棚に並んでいた半分になったれいむ。 (ゆあああああ!なんなんだぜっ!あっちにいくんだぜぇぇぇぇぇ!?) だが、声が出ない。 聞こえるのは、うー、うーといううめき声だけ。 まりさの体は、セルロイドでコーティングされていた。 声どころか、体を動かすことも出来ない。 ただ、体の痛みだけが伝わってきた。 前方のガラス戸に映る自分の姿。 それは、さっきの子まりさと同じ。 1/4、右上だけが、餡子を剥き出しにされた、顔。 そこから、餡子と中枢餡が見える。 (ゆあ!ゆあぁぁぁぁぁぁ!!なんでっ、なんでまりささまがこんなめにあってるんだぜぇぇぇぇ!?) (たすけろぉぉぉ!だれか、まりささまをたすけろぉぉぉぉぉぉ!?) だが、聞こえるのは、同じようなうめき声のみ・・・。 誰も、まりさを助けない。 誰も、まりさに答えない。 (だずげろっ・・・だずげろぉぉぉぉぉぉ・・・) ゆっくり標本は、ゆっくりが生きた状態でコーティングしてしまうのが普通だ。 普通の生き物と違い、餡子が無くならなければ死なないゆっくりは、この状態でも一年は生きる。 その間、餡子が腐ることもない。 まりさの地獄は、始まったばかりであった・・・。 (だずげろ・・・だずげろぉぉぉぉぉぉ・・・) 「ふむ・・・この位元気なら、二年近く保つかもしれませんね・・・ねぇ?」 ―その6・準備室に響くうめき声― おまけ 「あら、鬼居先生は?」 「なんか、病院行くから今日は休みだってさ」 「珍しい事もあるものねえ?」 「そーだねー。」 あとがき 暫く間が開いてしまったのでリハビリです。 余り虐待出来ていないのですが・・・ すいませんです かいたもの ふたば系ゆっくりいじめ 349 久城学園のボランティア ふたば系ゆっくりいじめ 351 久城学園の飼育 ふたば系ゆっくりいじめ 354 久城学園の運動会~うえ~ ふたば系ゆっくりいじめ 355 久城学園の運動会~した~ ふたば系ゆっくりいじめ 358 久城学園の番人 ふたば系ゆっくりいじめ 363 久城学園の日常 ふたば系ゆっくりいじめ 365 久城学園の夜 これ
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「…あれ…あたい…いつの間に眠って…」 その実、一服盛って幻覚の世界にご招待だったのだがにこり笑顔でドスルー 「良い夢見られた?」 「…見られ…た」 頭の中に浮かんだのは夢で見た、猫のように全身を使ってじゃれついてくる小鳥さん 時々首元に鼻を寄せて匂いを嗅がれたのが恥ずかしかったりしたよあたいは! 額を合わせた時なんて、あたいの顔をじっと眺めてさ、いきなりぺろっと唇を舐… 「あーちょっと、戻ってらっしゃい?」 「いやん小鳥さんったら可愛い超可愛い!」 はっ! 「…おかえり?」 「はい…ただいま…」 「結論から言うわね」 「…はい」 うわぁ…嫌だなぁこういうお医者様から診断結果聞くまでの間って… 「治ったわ」 ほら…まるで死刑宣告 あたいもう二度と飛んだり跳ねたり回ったりさぼったり出来なくなるんだ 「以上よ」 小鳥さんに四季様…私またはあたいは貴方達を幸せにする事が出来ません 「聞いてる?」 「ぶはあっっっ!」 「わっ」 あー苦しかった…息止めて懺悔っぽい事してりゃ 早く時間過ぎるかと思ってやったけど苦しいだけだわこれ 「で、うん…うん?・・・・・・・…えっ?」 「やっぱり聞いてなかったわね?」 「き…聞いたろす」 「誰よ」 治った…だと…? 「冗談とか…嘘とかじゃ…?」 「ここで嘘を言ってどうするの? 医療に携わる者としての診察、治療にそういう事は持ち込まないわ 素直に受け取りなさい」 「あ、あああ…」 「自分で起きられるわよね?」 「ぃやったああああ!」 飛び起きた 文字通りに 今まで動けない、一生動けないかもという超絶ストレスから解放されて一気に 「ありがとうおばさ」 ビシュッドドッ 「お…姉さん」 「女子高生よ」 破顔一笑 続く 戻る
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☆夢想☆のwikiです ブログでは載せられないことも書くのでどうぞ見ていってください^^ チャットに戻る方はこちらにhttp //asakura.chatx.whocares.jp/ ~お知らせ~ 掲示板作成しました!URLはブログのリンクにあります ※10月10日から10月13日まではめーりん祭り!チャットも少し改造したよ!!! ※wiki更新したらか な ら ずコメントでどこを更新したか書くようにお願いします ※敬語を使わない人が増えています、いくら慣れたからといいリア友であるといい敬語を使って下さい。(敬語を使わない時はPMで) ※朝から夕方にかけて18禁用語及び公共の場に相応しくない言動または行動を禁止します ※極力敬語を使ってください。使わないと嫌われる的になりますよ 「あいつが敬語使わないから」ってのは通用しませんからね ※あまりにも酷いようでしたらキック2(アク禁)します。 ※暴走し過ぎないように 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - 作ったぜえええええええええええ! -- 東風涼子 (2009-07-03 23 27 20) お疲れさまです -- F.T (2009-07-04 22 52 04) 6弾のカードリスト編集しました -- 東風涼子 (2009-07-04 23 30 48) まぁ、気楽にやっていきまっしょい -- さくたん (2009-07-05 23 44 39) おうよ、人増えるといいなあw -- 東風涼子 (2009-07-05 23 49 29) 住人の名前F.Tからフェイトに変更しました。 -- フェイト (2009-07-11 20 47 26) ハルトマンさんの所を修正しました -- フェイト (2009-07-20 17 37 39) 名前とデッキと所編集しました。 -- マリア (2009-08-29 08 51 48) 某チャットの名前に戻しました&デッキのところと住民のところ編集 -- 平景清 (2009-08-30 08 11 36) 自分のトコ編集しとお -- マリア (2009-09-04 21 27 35) 全然更新されてないワロタw -- シンギョク (2009-12-06 23 58 48) 自分のところ編集したぜよー -- シンギョク (2009-12-07 00 12 53) 代理編集したぜよ -- シンギョク (2009-12-07 00 24 18) 自分のところ編集しました -- マリア (2009-12-29 08 39 40) 色々編集しました -- シンギョク (2010-01-17 21 24 44) 私の欄追加させていただきました -- セルレン (2010-05-29 22 47 15) チャットのトップページとwikiのトップページ更新 -- 管理人 (2010-05-30 15 09 33) 新たに項目追加 -- 管理人 (2010-05-30 19 01 59) トップページ更新 -- 管理人 (2010-05-31 21 48 11) チラ裏追加、普通の興味本位で見ないことをお勧めします -- シンギョク (2010-05-31 22 08 24) 自分の所編集しましたー。名前変えたのでよろしくです。 -- .fate// (2010-06-02 18 46 19) offの情報と大会レビュー書きましたので見てね! -- 神玉 (2010-07-06 21 35 02) 仲良くしたいです -- べー (2010-07-07 00 07 41) 大会レビュー追加しました、アンケートはここに書き込むようお願いします -- 師匠 (2010-07-08 19 39 05) 自分に所編集しました。 -- .fate// (2010-07-08 21 12 26) 自分のとこ書き換えマスター -- misaP (2010-07-10 20 00 43) 自分のところととある項目を追加しました。てか皆アンケートスルーかよw -- 師匠 (2010-07-10 22 58 59) ウニさんの代わりに更新しました -- 師匠 (2010-07-11 23 24 20) 自分のところ更新しました -- 師匠 (2010-07-13 01 24 57) 自分のデッキのところを編集しました。 -- misaP (2010-07-23 20 45 34) デッキのところを更新 -- 師匠 (2010-07-25 10 55 50) offのところ編集 -- 師匠 (2010-07-25 22 23 41) offのところ編集 -- nanoha (2010-07-25 22 33 10) offのところ編集 -- .fate// (2010-07-25 22 40 41) 住民のところ編集 -- 師匠 (2010-07-26 13 31 49) フレジさんのところ編集 -- 師匠 (2010-07-27 02 49 18) トップページ編集 -- 師匠 (2010-08-01 21 48 16) デッキのところ編集 -- 師匠 (2010-08-04 01 27 28) 自分のデッキのところ,を編集しました。 -- misaP (2010-08-04 19 09 44) あと、今更ながらオフのところに自分の名を追加・・・・遅くなってすみません。 -- misaP (2010-08-04 19 10 42) 自分のデッキを編集しました。 -- フレジ (2010-08-18 00 30 34) デッキを編集しました -- .fate// (2010-08-19 08 28 10) デッキのところ編集 -- 神玉 (2010-08-28 12 04 10) 自分のデッキを編集しました -- フレジ (2010-09-18 21 11 26) 自分のデッキのところを編集しました。 -- misaP (2010-09-23 13 04 23) チャットのお知らせの人を変更 -- 神玉 (2010-10-10 13 59 19) めーりん祭り開催のお知らせ -- 神玉 (2010-10-10 14 10 48) 今更だけどチャットの名前変更 -- 神玉 (2010-10-10 20 30 34) 自分の紹介とデッキを編集しました -- フレジ (2010-10-26 21 04 43) 今更ですが李斗さんの所編集 -- singyoku (2010-10-27 22 26 14) 自分のデュエマのデッキを編集しました -- misaP (2010-11-23 20 50 33) 色々と更新 -- 師匠 (2011-03-28 16 06 46) 編集させていただきました -- ありあ (2011-04-09 19 18 17) 編集しました -- ありあ (2011-04-26 17 05 03) 自分を住人に登録・デュエマのデッキ欄を編集しますた -- ドラムマスター (2011-05-15 16 14 14) 自分のデッキとか名前とか編集しました~ -- オリジン (2011-05-18 22 23 26) 正直もうwikiの存在意味無いよなww消すかwww? -- 師匠 (2011-06-27 05 10 29) 名前 コメント