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脅しの代償 25KB 愛で いじめ 制裁 思いやり 愛情 自業自得 差別・格差 戦闘 同族殺し 飼いゆ 野良ゆ ゲス 捕食種 希少種 現代 「条件」の作者です。時間のある時にどうぞ 「条件」を書いたものです。この作品を読む上で以下の注意点があります。 誤字脱字、文的に変なところがあるかも知れません。 希少種優遇ものです。(希少種は死ね!!という派の方はUターンをお勧めします) 納得いかない終わり方かも知れませんので覚悟の上でご覧下さい 設定に納得いかない点があるかも知れませんがご了承下さい。 『嫌われた代償と招く幸福』の登場人物が出ます? タイトルと内容が咬み合ってないかもしれません 中二病のような設定があるかも・・・ 以上の注意点を踏まえた上でお楽しみください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「おいおい、マシかよ・・・」 ちょっとコンビニ出かけ、帰って来たらが空いていた。玄関は鍵を閉めたが戸は閉め忘れたらしい。 汚れから見てゆっくりに間違いない。中から物音がする・・・どうやらまだいるようだ。 となるとお家宣言されている可能性が高い。 「はぁー潰すのめんどいな・・・」 愚痴りながらも早く中にいる糞饅頭を駆除するため、戸を勢い良く開けた。 「おい!糞饅頭共!!今からブッ潰して・・・え?」 俺は侵入したゆっくりの正体を知って思わす目を疑った。 「じ、じゃおおん・・・」 「めーりん?」 そこにいたのはゆっくりめーりんであった。 脅しの代償 少しの間があったが、俺は被害を確認したが特に荒らされている様子もなかった。机付近は汚れが目立っていたが、他はそんなに汚れてはいない。 どうやら、机の上にある食べ物目当てらしい。 「じ、じゃおおおんじゃおおおん!」「うお!?」 めーりんは額を床に擦りながら何度も頭を下げている。言葉が話せない為、何を言っているか解らないが謝っているのは見て解る。 俺はめーりんを持ち上げた。 「謝るなら最初からするな」 めーりんの額にデコピンをして庭の地面に下ろした。 「じゃおん・・・?」 「許してやるから行きな。もうこんなことするなよ」 これが通常種なら潰していたが、生憎俺は希少種愛で派だ。潰したりはしない。めーりんは振り返りながら何度も謝っている。 だが、その背中は何故か重く見えた。 めーりんはあれから河原等で食べられる花や草、虫などを必死に集めていた。お帽子が膨れる程集めためーりんは家と急いだ。 何故、こんなにも餌を集めるのか、それには深い理由があった。 河原近くの公園にめーりんの家がある。 「じゃおおん・・・ ただいまの挨拶をする 「おそすぎるだせ!!」 「れいむがおなかすいているんだよ!ばかなの?しぬの!」 「そうよ!このいなかもの!!」 「むきゅ!くうふくのあまりぱちゅりーがしんだらせかいのそんしつになるよ!!」 「はやくたべさせるんだね!わかれるよー!」 「やっぱりめーりんはくずでのろまだみょん」 めーりんの家には悪魔が住み着いていた。この通常種メンバーはめーりんの家族でなければ友達でもない。めーりんはこの6匹に脅されているのだ。 「なんだぜ?もんくがあるならこいつがどうなってもいいんだぜ!」 「みょんみょん!」 「じ、じゃおおん?!」 まりさとみょんが加えている枝先には傷だらげで片羽のないふらんがいた。 このふらんはめーりんの番である。先日、ふらんは怪我をしてしまい看病していると6匹が攻めてきた。 追い返すことが出来ず動けないふらんをゆん質に取ったのだ。ふらんを返して欲しかったら食べ物を持ってこい、さもないと永遠にゆっくりさせるぞと・・・。 めーりんはふらんを助ける為に必死で狩りをした。毎日一人で6匹分のご飯用意した。 思いのほか使えるとわかった6匹はあまあまを持ってきたらふらんを返してやるといった。 勿論6匹は持ってきたとしてもふらんを返す気はない。だが、めーりんは必死で探した。 だが、見つからず途方にくれていると戸の開いたあの家を見つけた。 めーりんが持ってきたごはんを平らげた6匹は恒例の食後の運動を始めようとしていた。 「むきゅ!きょうはなにしてあそぶかなー」 「ぼーるさんあそびもとかいはね!」 「わかるよーかじかじもいんだねー!」 「きりきりさんもいいみょん!」 「まりさはなにがいい?」 「う~ん、きょうはしんぷるにたいあたりしてたのしむだせ!!」 この6匹は、疲れて帰って来ためーりんをいじめて楽しんでいたのだ。もうめーりんは限界だった。視界が歪む中、ふらんの方へと目を向けた。 ふらんはこちらに向かって何かを話している。 「や、やめろ・・・めーりんをいじめるな・・・!」 めーりんの危機に体を動かそうとするふらんだが動けない。めーりんは薄れていく意識の中で二つの事を思った。 ふらんと一緒にもっとゆっくりしたかった・・・子供を作りたかった・・・。 そして、悪いことをした自分を許してくれたお兄さんにもう一度ちゃんと謝りたかった・・・。 「さあ、まずはまりささまからなのぜ!」 でも、もう無理なのは分かってる。このたいあたりはもう耐えられない。体が壊れる。めーりんはそっと目を閉じた。 勢いを付けたまりさの体当たりが迫る。 「くらうのぜ!!」 「ゲスの癖に身の程を弁えやがれ・・・!!」 「ゆぎゃあああ!!!??」 「「「「「ま、まりさ!!?」」」」」 俺は迫るまりさを蹴り飛ばした。理由は簡単だ。ゲス野良の分際で希少種、いやめーりんを利用していたことが何よりも気に食わない。 あの後、家の戸締まりをしっかりし、めーりんを尾行した。見ていると明らかに多過ぎる量の食べ物を集めているのでこれは何かあると確信した。 ゲス野良共にふらんをゆん質に捕られて従っていたのだろう。なら、やる事は一つ。 目障りに騒ぎ立つ野良共を無視し、来る途中で買ったオレンジジュースを開けめーりんにかけた。弱り切っていためーりんは見事に回復した。 「むぎゅ!あれはおれんじじゅーすさんよ!!」 「あまあまだね!おい!じじい!はやくれいむたちにちょうだいね!」 「くずめーりんにやるなんていなかものね!」 「わかるよー!あたまがかわいそうなんだねー!」 「はやくよこさないとひどいめにあわせるみょん!」 完全無視し2リットルのオレンジジュースを開けた。 「ゆ!やっとれいむたちにあまあまをわたすきになったね!」 「おそいわよ!いなかもの!」 「やっとだねー!わかるよー!」 「みょーん!」 「はやくよこすだぜ!」 「けんじゃにはあまあまが必要なのよ!」 まりさが復活したようだ。俺は野良共を無視してあるゆっくりにオレンジジュースを惜しみ無くかけた。 「ほら、ふらん。これで大丈夫だぞ」 「うー・・・」 その光景に思わずフリーズする野良6匹。 「むぎゃうう!な「ところでさ、賢者さまよ」!」 「お前等にゆっくりにとってオレンジジュースってなんだ?」 「むきゅ!そんなこともわからないの?どんなゆっくりできないびょうきやげがをすぐになおせるゆっくりのおくするよ!」 「じょうしきだぜ!」 「そんなこともわからないなんてやっぱりにんげんはばかだね!」 「そうか、次にふらんはなんだ?」 「ゆっくりをたべるゆっくりできないゆっくりよ!あたりまえでしょう?」 「ふんふん、流石賢者様(笑)賢いな」 「むきゃきゃ!とうぜんよ!」 「わかるよーぱちゅりーはてんさいなんだねー!」 「みょんたちのじまんだみょん!」 ぼん! 「しねーーーーー!!!!」 「「「「「「ゆひぃ!!?」」」」」」 突然の叫びにゆっくり一同は震え上がった。その叫びがした所を見ると胴付きが立っていた。胴付きのゆっくりふらんが立っていた。 「「「「「「どうじでどうづぎのぶらんがいるのー!!?」」」」」」 今まで居なかったのに突然現れた脅威の化身に滝汗を流すゲス野良共。この胴付きふらんは突然現れたのではない。最初からこの場にいた。 「よくも・・・よくも!」 憤怒の炎を目に宿らせてゲス野良共を睨み付ける胴付きふらん。その恐ろしい目つきにゲス野良共は仲良くおもらしーしーを流す。 「むぎゅー!まつのよ、ふらん!ぱちゅりーたちはふらんをおこらせるようなことはしてないわ!!?」 「そうだよ!」 「そうよ!」 「なんでおこってるのか、わからないー!!? 」 その命乞いに俺は呆れた。 「ぱちゅりー、お前はやっぱりどうしようもない馬鹿だな」 「む、むぎゅー!!?どりげぜー!ぱち 「そのふらんはお前等がゆん質に捕っていたふらんだ」 ゆ?」 「そのふらんは散々お前等が痛め付けいたふらんだよ。」 「「「「「「う、う、うそだー!!?」」」」」」 嘘ではない。このふらんは先程まで重傷だったふらんだ。俺がかけたオレンジジュースで傷が完全に癒えた。 ここまでは俺も思っていた通りの流れであった。目の前でふらんは胴付きへと進化したのだ。 ここで余談だが、知り合いのゆっくりの学者から聞いた話では何故れみりゅとふらんの胴付きが多いのは理由がある。 れみりゅとふらんは絶望や苦痛で甘くなったゆっくりを食すため野良でも十分に栄養を捕っている。 一説では補食種はゆっくりを食べ続ける事が胴付き化の条件であると言われている。(但し、ゆうかやきめぇ丸等は違う条件があるようだ) そして、なにより補食種のれみりゅとふらんは再生能力がゆっくりの中でトップクラスである。この二種は怪我をしてしまい回復の末胴付き化をしたという報告がある。 今回ふらんはこの二つの説を同時に満たした。 オレンジジュースというゆっくりの万能薬であり最高の栄養剤とも言えるものを2リットルも浴びるように飲んだ。 それにより弱っていた体は快調時を優位に越える程の回復した。これが胴付きへの進化を可能にした。 そして・・・なによりも・・・ 「よくも・・・!よくも・・・めーりんをいじめたな!!!」 自分はどんなに傷付いても構わなかった。だが、愛するめーりんを馬鹿にされ傷付けられるのは我慢が出来なかった。 当然の野良共に激しい怒りを向ける。野良共は理解してしまった。このふらんが自分達に向ける理由を・・・。 めーりんをふらんの目の前で虐めてしたのは何もできないフランの悔しがる顔を見て笑う為だ。 激しい怒りを覚えながらも何もできない悔しさ・・・。その顔を見て自分達は馬鹿にして笑った。そして、めーりんを傷つけた。 くずめーりんを虐め終わった後にふらんが放つ言葉はとても良いお歌にも聞こえた。 だが、今はどうだろう? ふらんの目の前でくずめーりんを虐められたのも、ふらんの悔しがる顔を堪能できたのも、ふらんを好き放題に出来たのも・・・ ふらんが動けないからだ。 動けないから自分達を襲えない。反撃できない。何も怖くはなかった。 でも、もうそれは過去のこと。 今は・・・ 「ゆっくりしねぇえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」 「「「「「「ゆぎゃあああああああああ!!!!!!!????」」」」」 今まで好き放題していたゲス共をせいさい出来るまで回復し、さらにまで手足まで手に入れたのだ。 もうゲス野良共がふらんよりも優位な立場に立つことは絶対にあり得ない・・・。 6匹の野良はお飾りを無惨に壊され特徴のある部分をずたずたにされ体中痣だらけのゴミと化していた。 「れ・・・いむは・・・わる・・が」 「まり・・・さ・・・はさい・・き」 「ど・・・が・・・」 「げん・・・じゃ・・・」 「わ・・が・・・」 「ち・・・ぽ」 20分後、そこには6個のゴミ饅頭が転がっていた。 ふらんには返り血ならぬ返り餡がこびり付いていた。 こいつらはまだ生きているようだ。 「こんな奴ら殺す価値もない・・・せいぜいゆっくりしね・・・!!」 殺さない、それがこのゲス共にとって何よりも地獄だった。 捕食種は基本通常種を襲った場合必ずその場で食べてしまう。これは食べられる側にとってもある意味幸福なことだ。 だって、痛くても必ず死という痛みからの解放が待っているのだから。 だが、中には食べることもせずただ痛めつけて遊ぶだけ。決して殺さない。なぜなら絶望と恐怖の悲鳴を聞きたいのだから。 胴付きふらんが行ったのはもちろん後者だ。さらに愛するめーりんを利用した怒りを上乗せしてある。 「めーりん!!」 「じゃおおおー!」 もう二度とすりすり出来ないと思っていた。涙を流しながら喜んだ。 「お兄さん・・・助けてくれて本当にありがとう・・・」 「じゃおん・・・!」 二匹は俺に深く頭を下げお礼を言った。 「いや、気にするな。俺の勝手にしたことだ。」 「ふらん達はお兄さんに恩返しがしたい!!」 「じゅおおん!」 「え、気にしなくていいんだぞ?」 それでもお礼がしたいと迫るふらんとめーりん 「そうか・・・なら」 あれから数週間後 「ただいまー!」 俺は元気にただいまを言うようになっていた。何故なら・・・ 「お兄さん、おかえりー!」 「じゃおおん!」 あのめーりんとふらんは今では俺の飼いゆ、いや、家族となった。 俺が出した頼みは二人で俺の家の番ゆっくりになって欲しいと頼んだのだ。二人は喜んで番ゆっくりとなった。 かなり優秀でゆっくりに侵入されても被害が出る前に対処してくれたので野良ゆっくりからの被害が激減した。二人の帽子には銀バッチがついている。 今は知り合いのゆっくり学者のプラチナバッチのゆうかさんに金バッチの勉強を教えて貰っている。 ゆうかさんが言うには二人とも優秀で合格も確実と言われた。一つ驚いたことがある。 めーりんが胴付き化したのだ。ゆっくり学者の友人に話したら余程俺はめーりんに大切、また愛されているらしい。 それとよっぽど胴付き化を望んでいたとも考えられる。一緒にいる胴付きのふらんを見ていて、胴付きならもっとお兄さんの役に立てると考えたのだろう。 事実、色々と助かっている。それと同時に幸せを感じている。今はめーりんとふらんを妹のように大切にしている。 俺は今この幸せを守っていこうと固く決意を立てながらこれからを生きていこうと思う。 おまけ【ゲス野良6匹のその後と幸せを守るために戦う赤い悪魔】 ゴミと化していた野良共は目を覚ました。 「ゆ、ここはどこ?」 お互いを見回すとふらんによって傷付けられた体は無くなっていた。さらに新しいお飾りがそれぞれの頭に乗っかっていた。 「やあ、目が覚めたかい?」 「「「「「「ゆ!?」」」」」」 声がしたところを見ると人間が立っていた。 「じじいはだれなんだぜ!?」 「じじいは失礼だなー」 「じじいはじじいなんだねーわかれよー!」 「人が折角助けてあげて、しかもあまあまも持って来てあげたのに・・・」 「「「「「「ゆ、あまあま?」」」」」」 「でも、助けて貰った人にお礼も言えないゆっくりできないゆっくりにあまあまをあげる必要はないよね」 「むぎゅ~!まってじじ、おにいさん!」 「だずげでぐれでありがどうございます、とかいはなじ、おにいさん」 「とてもゆっくりしているじじ・・・おにいさんだみゅん!」 あまあまが遠退くと知ったゆっくり達は必死で止める。 「あげてもいいけどこの後、お兄さんの頼みを聞いてくれない?」 「なんでれいむたちが「もしも、望みを果たしたら飼いゆっくりにしてあげるよ」ゆ!?」 飼いゆっくり・・・野良にとっては妬ましい存在とあると同時に憧れの存在。 「美ゆっくりも沢山のあまあまもふかふかの寝床も用意するのにな・・・でも聞いてくれないのか。誰か他に」 「ま、まってね!」 「ありすたちはやるわ!」 全員がその話を飲んだ。 30分後 出されたあまあまを平らげた6匹はある部屋に連れて来られた。早くしろ等騒いでいる内にお兄さんが何かを抱えながら入って来た。 「待たせたね」「じゅおん」 ゆっくりめーりんであった。何故くずめーりんがこんな所にいるんだと騒ぎ出す。 「お兄さんの頼みはね、めーりんの遊び相手になって欲しいんだよ」 「「「「「「ゆ!?」」」」」」 その言葉に耳を疑った。ゆっくりできる自分達がゆっくり出来ないくずのめーりんの遊び相手だと?!ぶざ 「むきゅ!おにいさん!」 そう考えていた5匹を余所にぱちゅりーが叫んだ 「うん、なにかな?」 「お兄さんのかいゆっくりはく、めーりんだけなの?」 「そうだよ、この子しか家にはいないよ。なあ、めーりん。」 「じゃおん!」 「むきゅ、わかったわ。ちょっとまちなさい。」 ぱちゅりーは他のゆっくりを集め隅に移動した 「どういうことなの、ぱちゅりー!!?」 「なんでまりささまがあんなくずとあそんでやらないといけないんだぜ!?」 「まちなさい、これはあのにんげんをどれいにするちゃんすよ!」 「「「「「ゆ!?」」」」」 「あのにんげんはくずをだいじにしてるわ!あのくずをゆんじちにとってしまえばこっちのものよ!」 「ゆゆっ!さすがはぱちゅりー!!」 「とてもとかいはなさくせんだわ!」 「かんたんなことなんだねーわかるよー」 「よゆうだみょん!」 「ゆふふ、ぱちゅりーのあまりのてんさいぶりにまりさはおそろしいだぜ!!」 「むきゃきゃ!このけんじゃさまにかかればとうぜんよ!」 ひそひそ話を忘れ声高々に話す野良ゆっくりたち。 「それじゃ頼めるかな?」 「「「「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」」」」 「そうか、ならお兄さんはおやつを買ってくるからね。頼んだよ!」 めーりんを降ろす際に気付かれないように 「いいかい、めーりん。もう仕込みはしてあるとは言えすぐに壊しちゃダメだよ?」「じゃおん!」 そういってお兄さんは部屋から出て行った。 部屋にはめーりんと野良6匹しかいない。野良共は早速行動に出た。 「ゆへへ!くずめーりん!!いたいめにあいたくなったらおとなしくするだぜ!!」 「れいむたちのばらいろのゆんせいのためにしんでね!」 「れいむーまだころさないよー」 「そうだみょん!じじいをりようしたあげくめのまえでころしてやるみょん!」 「そのまえにたっぷりすっきりをするのもとかいはね!」 「むきゃきゃ!さあ、すこしでもいたいめあいたくなかったらおとしく・・・」 ふっとめーりんを見ると大きくあくびをして全く聞いていなかった。 「「「「「「ゆがあああああ!!」」」」」」 簡単に切れる野良共の堪忍袋の御が切れた。 「ぐずめーりんはじねぇええ!!」 れいむが殺意の篭った体当たりを仕掛ける。このれいむは野良共の中で一番大きい。体当たりの威力も一番強い。 「じゃおん」ひょい ひょいと何事も無かったように避けるめーりん。そして・・・。 「ゆがあああ!!くずの・・・。」 れいむの視界に緑色の帽子が迫るのが見えた。それがれいむの見た最後の光景であった・・・。 「じゃおおん!」 「ゆぎゅげ!?」 めーりんの頭付きが人間で言うと鼻の上付近を直撃した。 「ゆげん!!?」 吹き飛ばされバン!と壁に激突するれいむ。 「「「「ゆ、ゆ ?」」」」 「む、「コツン!コツン!」むきゅ?」 何が起きたか分からなかった。ぱちゅりーは自分に当たり、転がっていく何かを見た。 「む、むぎゃああああ!!?」 転がっていく何か・・・それはれいむの右目と左目だった。 「いたいよ・・・ど、どうじでなにもみえないの・・・?!」 視界が狭まった事に恐怖するれいむ。 「にゃがががが!!くずめーりんのぶんざいで!!」 「やつざきにしてやるみょん!!」 れいむをこんなにしたのはめーりんだと理解したちぇんと鋭い枝を取り出したみょんはめーりんにせいさい!しようと襲い掛かった。 「ちぇん!がじがじぶすぶすこうげきだみょん!」 「わかるよー!ひっさつわざなんだねー!」 がじがじぷすぷすとは前後からがじがじ、ぷすぷすするみょんとちぅんの最強の必殺技である!(笑) 「くらうんだ・・・にゅ!?」 目の前にいた筈のめーりんが居なくなっていた。 「じゃあおーん!」 「にぎゃ!!?」 突然なにかに尻尾を噛まれた。尻尾をみるとめーりんが噛み付いていた。はなせと怒鳴ろうとするが 「じゃーおん!」 みょんの方へと投げ飛ばされた。おまけに尻尾も千切れた。 「ちぇんのし・・・おそらとんでるみたいー!!」 ちぇんが投げられた先にいたのは 「みょん?」 これからぷすぷす攻撃をするために枝を咥えていたみょんであった。 ドガン!! 二つのゴミ袋が激突した。ぶつかった音の後に・・・ 「にゃがああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!???」 「ちんんんんんんんんぽぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!???」 ちぇんとみょんの激痛の叫びが部屋の隅々まで響き渡った。 ちぇんとみょんは一つになった。 みょんの枝がちぇんの左目を貫通し、ぶつかった衝撃で咥えていた枝がみょんの喉に深く突き刺さった。 ちぇんは悲鳴を上げるが、みょんは最初の激痛の叫び以降全く声を発していない。 いや、喉が潰れてしまっているので叫ぶことが出来ない。だが、痛いことに変わりはない。 そして、二匹は痛みから逃げようと必死で体を動かす。だが、一本の枝がお互いに深く刺さっているので抜けることはない。 また、中枢餡を決して傷付けない位置に刺さっているので動くことはただ激痛を呼ぶだけであった。 「よくも・・・よくも・・・れいむたちを・・・!」 「このいなかもの・・・!」 「むきゅ!ふたりでどうじにこうげきするのよ!」 「「ゆっくりりかいしたよ(わ)!」」 まりさとありすのコンビネーションは凄かった。このコンビネーションでゆっくりできない奴を幾つも葬ってきた。まあ、カマキリやムカデ程度だが 「「ゆっくりできないくずめーりんはしねー!!」」 長い台詞もズレずにハモる。指示を出したもりのけんじゃ(笑)もめーりんの惨めな姿を確信した。だが・・・ 「じゃおん!」 左右から来るまりさとありすがめーりんにぶつかる前に飛んだ。当然、ターゲットを失った二匹は・・・ 「ゆげぇ!!?」「むほぉ!!?」 見事に顔面衝突をした。 「くずの・・・ゆげ!?」 当然ジャンプしためーりんは落ちてくる。まりさの顔面に着地した。 「まりさー!このい!!?」 再び飛び今度はありすの顔面に着地した。まりさありすまりさありすの顔面を交互に踏んでいく。最初は「こうきなかおに」や「えれがんとなかおに」と騒いでいたが今は 「ご・・・めん・・・ざ」 「あ・・・り・・が・・・い・・・かも」 まりさとありすの顔面はそこら中痣だらけで命乞いをしている。めーりんは踏むのを止めた。 許して貰えたと思った二匹は完全復活したらせいさい!してやろうと考える二匹だ。 「じゃおん!!」 でも、そんな考えは一瞬で砕けた。めーりんの体当たりで二匹は同時に仲良く壁に激突した。悲鳴すら上げられず弱弱しく痙攣している。 「むぎゃ・・・これは・・・どうしで・・・」 片目を失いただただ暗闇に恐怖するれいむ。奇妙なオブジェと化したちぇんとみょん。何度も踏まれ顔がボロボロになったまりさとありす。 そして、めーりんは無傷のぱちゅりーに向かって微笑んだ。その微笑みは、人間からしてみればとても愛くるしく見える。 めーりん好きならお持ち帰りの衝動に駆られるだろう。だが、ぱちゅりーにとってはとてつもない恐怖が襲う。 「ご、ないで・・・!ぱちゅりーだちがげすでしだ・・・むのうで!!?」 めーりんの表情で何を考えているか読み取れてしまった。 『ツギハアナタノバンダヨ、モリノケンジャサン・・・』 「む、むぎゃあああああ!!?」 バチン!! めーりんのおさげがなんどもぱちゅりーを叩く。心地良い音が部屋に鳴り響いた。 何度も何度も・・・全身真っ赤に腫れたもりけんが出来上がるのもそんなに時間が掛からなかった。 お兄さんが部屋を出ていて5分も経たない内に野良共はぼろぼろになっていた。そこへお兄さんが帰って来た。 「戻ったよ、めーりん!」 「じゃお~ん!」 「こらこらー!じゃれるのは嬉しいけどまずは体を拭いてからな」 「じゃおん・・・」 他から見れば愛で過ぎだろうと言わんばかりに愛でるお兄さん。 「おと、忘れてた」 ボロボロで死にかけている野良共にオレンジジュースの入った霧吹きを数回吹きかけた。一応死ぬ事は無くなったがダメージはまだ残っている。 「ありがとうな、ゴミ共」 「まりざ・・・だちは・・・ごみじゃない・・・!!」 「これからもめーりんの遊び相手を頼むよ」 「「「「「「ゆひっ!!?」」」」」」 「誰も一回きりとは言ってないよ?何勘違いしてるの?馬鹿だね、死ぬだね」 「「「「「「ゆぎぎいいい・・・!! 」」」」」」 「安心してよ、めーりんが満足したら飼いゆっくりにしてやるから」 「「「「「「ゆう・・・!!」」」」」」 飼いゆっくりという言葉に僅か希望を見出だす。 「だけど、この頼みをしたのは何回目かな?他にも頼んだゆっくりがいたんだけど誰ひとり飼いゆっくりにしてないんだよね」 「「「「「「ゆう?」」」」」」 「そうだ、満足する前に壊れちゃうんだ」 「・・・ゆ?」 「これが証拠な」 お兄さんが取り出した袋には通常種のゆっくりのお飾りが大量に入っていた。死臭をたっぷりと付けたお飾りが・・・ 「・・・!!?」 声にならない叫びを上げる野良共。 「これ全部めーりんがゲス野良をせいさい!した証なんだよ。凄いよね」 「じゃおお~ん」 胸を張るめーりん。だが、野良共は震えが止まらなくなっていた。このお飾りの数だけめーりんはゆっくりを殺したということ、とんでもないゲス・・・ 「このめーりんはな・・・お前等通常種のゲスに家族や仲間を殺されたんだよ。この子だけは偶然通り掛かった僕が助けることが出来た・・・」 めーりんの頭を優しく撫でるお兄さん。 「保護して一緒に暮らすようになってから夜な夜な突然恐がるように泣き叫んだ・・・どうやら、ゲス共の事が忘れられないみたいでね。 偶然、この子の家族達を殺した残党が現れてね。急いで駆除しようとしたけどその必要は無かった めーりんが誰ひとり残らずせいさい!してしまっただよ。僕は気付いた・・・めーりんが夜怖がらなくさせるにはゲスをせいさい!するのが一番だとね」 「お前等を拾ったのはちょうどゲスがいなかったらさ。ゲスじゃなかったらある程度回復させて森にでも帰してやろうかと思っていたけどその必要は無かった・・・」 「起きた途端、僕をジジイ扱い、これでゲス確定だ。さらにめーりんにクズとか言ったら完璧にゲスだ。 知ってるかい?めーりんをゲス扱いしないゆっくりって本当にゆっくりしたゆっくりなんだて。 お前等はゲスでゆっくりできないゴミ饅頭だ。そんな奴らが居なくなっても誰も困らないだろう?」 お兄さんは野良共に微笑んだ。 「ゆっくりできないゴミ共はめーりんの為に役に立っていってね!」 野良共は理解した。この先自分達には一切幸福は訪れないと・・・。ゆっくり出来ないと散々馬鹿にしていためーりんの為に虐められる。 野良共にはめーりんに対する怒りもめーりんから繰り出される攻撃によって砕け散っている。今は助けての命乞いをするだけ。 でも、絶対に聞いてくれない。めーりんのゲスに対する憎しみが消えない限り止めない。 そして、気付いてしまった。自分達は散々クズと馬鹿にしていためーりんには足元にも及ばないことに・・・ 目の前で自分たちよりも何倍もあるドゲスまりさを容易くゆっくり出来なくさせるほどの強さを持ち。 奴隷にしていためーりんも自分達が満足する位の餌を採ってこれるほどの狩りの腕前が良かった。 それに比べて自分達は力もなければ狩りの腕は最悪・・・。否定しようにも今のこの状況がそれの結果だ。 吐いて永遠にゆっくりすることも精神崩壊することも打たれた防止薬によって逃げられない。野良共はいつ終わるか分からないこの世の地獄を体感し続ける。 だが、意外にも一週間と経たない内にこの世を去った。めーりんが興味が無くなったという理由で・・・。 全員めーりんの本気の体当たりを喰らい一撃で死んだ。断末魔を上げる事なく・・・ その後、めーりんはお兄さんの知り合いからの紹介でゆっくりによるゲスゆっくり駆除組織『ゲス制裁団』に入り活躍することとなった。 善良なゆっくりをゲスから守るため、例えゆっくりを殺す事であったとしてもめーりんは戦うと決めたのだ。 自分のような復讐の悪魔を生み出さないためにも・・・。 ある日、お兄さんと散歩をしている時、善良なゆっくりの幸せそうにしている光景が目に入った。 めーりんは幸せな光景を見ると立ち止まって眺めることがあった。その度にお兄さんはこう聞く。 「めーりんも幸せになりたいのか・・・?」 お兄さんは対象がゲスだとは言え、ゆっくり殺しをさせてしまっていることに心を痛めていた。 だが、決まってめーりんは全身を横に振り、お兄さんに愛情表現のすりすりを求めた。 めーりんは今が幸せだった。大切な家族や仲間が殺されて絶望よりも酷い状況であったところをお兄さんに救われているのだ。 ゲスを探し出してくれたことや『ゲス制裁団』に入れてくれたことも全てはめーりんの為にしてくれたことだということをめーりんはしっかり理解している。 それにめーりんが幸せな光景を見るのは羨ましいからという訳ではない。 あの幸せが、いや善良達の幸せをゲスから守ることがめーりんのゆっくり出来ることなんだから・・・ <ピピピピッ!> 「はい、もしもし。・・・了解です。<ピッ>めーりん、仕事だよ。東公園の人間と良好な関係を築いている善良な群れにゲス共が暴れようとしているらしい」 その言葉を聞き、めーりんの顔つきが変わる。 「出動要請が出たが行くか?」 「じゃおん!!」 「だよね、それじゃ行こうかめーりん!!」 今日もめーりんは戦い、お兄さんはめーりんのサポートをする。 善良達の幸せを守るため、今日もめーりんは戦い続ける・・・。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき オマケが本編より長くなってしまいました。まさか、こんなに長くなってしまうとは自分でも思わなかった・・・。 今後、より計画を立てて作っていきます。 また、名前を名乗ろうと考えています。 よく薬を使う表現があるので「ドラックあき」もしくは「薬あき」を考えていますが今回の作品の感想にどちらがいいか記載して頂ければ幸いです。 希少種優遇が多い作者ですが、今後ともよろしく願います。 それでは今回はこの辺で・・・ 過去作 1856「条件」 1907「嫌われた代償と招く幸福(前編)」 1914「嫌われた代償と招く幸福(中編)」 1957「嫌われた代償と招く幸福(後編)」 2063「家出の代償」 2167「愛の努力」 挿絵:車田あき
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※ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり、ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編)の続編です。 ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 「・・・というわけだったんだよ。」 「そうか。私のれいむはれてぃに・・・」 結局のーぶるれいむは全てを白状した。 最初はしらを切っていたが、男が「正直に言えば怒らない」「それどころかあのれいむの代わりにここにおいてやる。この部屋も好きに使っていい」と言ったら全てを吐いた。 恐らく嘘はないだろう。れてぃの仕業なら今までの飼いゆっくりの失踪事件も説明がつく。 覚悟していたとはいえ・・・ショックだった。 あのれいむがもうこの世にいないなんて。 男は思い返していた。れいむとの思い出を。 なぜれいむを創り出したのか。全ては3年前にさかのぼる。 ゆっくり Change the World(解答編) 作、長月 3年前、男は大手ゆっくり企業「ゆっくりカンパニー」の会長だった。 男には1つの信念があった。 ゆっくりは万人から愛される存在でなければならない。 それこそが男の行動理念であり、男にとっての全てだった。 そうした会長直々の陣頭指揮のもと、「愛されるゆっくり」をテーマに様々なゆっくりの品種改良が行われた。 ゆっくりもみじとれいむを掛け合わせてできた「わふーれいむ」 さくやとれいむを掛け合わせたメイドカチューシャをつけた「めいどれいむ」 さなえとれいむを掛け合わせた信心深い「みこみこれいむ」 どれもヒット商品になり現在も売れ続けるロングセラー的商品である。 しかし男は満たされなかった。 もっと・・もっと愛されるゆっくりを作れないのか? そう思った男は思い切った行動に出る。 それは自社にある品種改良専門のトップブリーダーを招き、最高の「愛されるゆっくり」を作って欲しいというものだ。 研究に必用とされるゆっくりは全てゆっくりカンパニーのほうから取り寄せ、男の会社の研究員を数人を部下にすることを条件にブリーダーはこの提案を了承した。 当然社内では公私混同であると批判されたが、この研究データは会社にも役に立つことや、ゆっくりの代金やブリーダーへの報酬は男が全て負担することを説明すると渋々ではあるが認められた。 ちなみに時田の言っていた1千万というのはブリーダーへの報酬と研究に必要なゆっくりの代金である。 そして半年後、偶発的な突然変異による一匹のみではあるが研究は成功する。 さなえやさくやなどの人気のあるゆっくりの愛される要素を凝縮させた個体。 純粋無垢でけしてゲス化せず、愛くるしいしぐさで人々を魅了するゆっくり。 通称「愛されいむ」の誕生だった。 愛されいむは全ての人間に愛された。 ゆっくりランにいけば、たちまち人だかりができ、全ての人間がれいむを賞賛した。 ゆっくりたちの間でも人気者で、つがいになってほしいと言われた回数は100を超える。(溺愛する男が全て断ったが) TVに出てくれと言われて出演すれば「ゆっくりしていってね」の挨拶しかしていないのに、他に出演していたどの希少種達をさしおいてぶっちぎりの一番人気だった。 愛されいむは「ゆっくりしていってね」しか言えなかったのではない。 「ゆっくりしていってね」だけで十分なのだ。 それだけで全ての人を虜にできるのだから。 そんなれいむを男はいたくかわいがり、セレブゆっくりの証であるダイヤモンドバッジを与えた。そして会長職を辞任し、れいむと共に悠々自適な老後を楽しむことにしたのだ。 しかしれいむは行方不明になってしまう。 男は必死になって探した。自分で、使用人を使って、時には探偵を雇って。 そんな中やっと掴めたれいむの所在。男は病院へと急いだ。 しかし居たのはまったくの別ゆっくりだった。 男にはわかってしまうのだ。れいむをずっと見ていたのだから。 所詮どれほどうまく演じようともゲスはゲス。愛されいむの可愛らしさには似ても似つかぬものだったのだ。 おそらく成りすますのが普通のゆっくりならうまくいっていたのだろう。ゆっくりの顔など人間には同じに見えるのだから。 だが残念ながらのーぶるれいむが成りすまそうとした相手は世界でただ1匹しかいない愛されいむだったのだ。 その違いは男の飼っているゆっくりさくや達も違和感を感じるほどのものだ。男が間違えるはずもない。 男があの時、涙を流したのはのーぶるれいむの策にだまされた訳ではない。 飼いゆっくりにとって命同然のりぼんとバッジをこのれいむがしている以上、もはや愛されいむの生存は絶望的だと悟ったからだ。 男はその場でのーぶるれいむを叩き潰してやりたかったがぐっと堪えた。 自分の愛するれいむに成り代わろうとするこの偽者にはもっと悲惨な目に合わせなければ気がすまない。 そう思ったからである。 「ゆゆっ、むししないでね。ぷんぷん。」 れいむの声にはっとなる男。どうやらずっと考え込んでいたせいでれいむが話しかけているのに気づかなかったようだ。 「やくそくどおりれいむをかってね。あんなれいむよりれいむのほうがいいでしょ。だってれいむは・・・」 延々とのーぶるれいむの自慢話が続いていたが男には聞こえていなかった。 あんなれいむ・・・だと。 愛されいむは男にとって理想のゆっくりだった。愛されいむを馬鹿にすることは男の生涯を馬鹿にすることに等しい。 猿芝居と浅知恵しか能のない腐れ饅頭が私のれいむをあんな、だと。 男の怒りはすでに沸点を超えていた。 「ああ勿論だとも・・・約束は守ろう。」 そう言いながら笑顔でれいむに近づく。 その表情は笑顔でありながらどこか薄ら寒い恐怖を感じさせるものだった。 「ああ勿論だとも・・・約束は守ろう。」 この言葉にれいむは色めき立った。 やった。当初の計画とは違ったがついにセレブ飼いゆっくりになれたのだ。 しかもあの無能なれいむとしてではなく、のーぶるれいむとして。 あのじじい、いろいろ言っていたが結局あのクソれいむよりのーぶるゆっくりである自分を選んだのだ。 この理想のゆっくりプレイスで好きなだけあまあまを食べ、あの美ゆっくりたちとすっきりーをしてたくさんの子供を作ろう。 そしてその子供達にのーぶるゆっくりとして英才教育を施し、ここをのーぶるれいむの王国にするのだ。 愚民たちめ。支配してやるぞ。のーぶるれいむ様の英知の前にひれ伏すがいい。 ゆっくり特有の願望と誇大妄想のいりまじった思索にふけるれいむ。 だから気づかなかった。男の怒りに。そして男が右手に持っているものに。 ちくっ。 「ゆゆっ、何を・・・ゆっ!?」 何か尖ったものを刺されて急に身体が動かなくなったれいむ。にやけ面のまま固まってしまった。 それもそのはず男の持っていたのは注射器。中に入っていたのはゆっくりを半永久的に動けなくするゆっくり餡凝固剤である。 餡子そのものが固まるので声すらももうれいむは出せない。 「約束は守るぞ。クソ饅頭。この部屋に置いてやるよ。一生な。」 (ゆゆっ・・うごけな・・・い・・・) 急激に餡子が固まったショックでれいむはそのまま気絶してしまった。 れいむが動けなくなったのを確認して男は部屋を出る。 「旦那さま・・・」 心配して扉の外に待機していた時田が話しかける。 「時田、聞いての通りだ。すぐにれいむを殺したれてぃを探し出し、駆除するようゆっくりギルドへ連絡しろ。武勇のハンター鬼意山を雇うのだ。金はいくらかかっても構わん。」 「はっ。かしこまりました。」 「私は少し疲れた。一人にしてくれ。」 「旦那さま・・・」 そう言い残し自室へとぼとぼと向かう男を時田は心配そうに見送った。 のーぶるれいむが目覚めたのは次の日の昼過ぎだった。 なぜかあのまま寝入ってしまった。記念すべきのーぶるれいむ様のセレブデビューの日に。 そう思いながらもみあげで目をこする。どうやら注射されたことは忘れたらしい。 まあいい。時間はたっぷりある。今日はとりあえずあの美ゆっくりたちのもとに挨拶へいってやろう。 あの無能なれいむに代わり自分があのゆっくり達を支配してやるのだ。 きっとあのゆっくり達もあんなクズから偉大なのーぶるれいむ様が支配してやることに泣いて喜ぶだろう。 そう思い扉のほうへ跳ねようとしたが・・・動けなかった。 それどころか昨日のにやけ顔から表情を変えることもできない。動くのは、もみあげだけだ。大声をあげたいがそれもできない。 どういうことだ?何がおきている!?このれいむ様に!!? れいむが混乱しているとドアの開く音がした。男が来たようだ。 どういうことだじじい!!このれいむ様に何をした!! そう言おうとした所(言えないが)目が点になった。 男は足元にゆっくりを連れていた。そしてそのゆっくりは昨日のさくや達の誰でもなかった。 クズめーりんだ。しかも昨日車の窓から道路で見たあのクズ親子。 どうしてあの薄汚い虫けらどもが偉大なるれいむ様の聖域に? なぜこんな事になったのか。話は数時間前にさかのぼる。 男は歩いていた。朝の町並みを。ただ一人で。 自室にこもっていても気が滅入るばかりなので散歩へ出たのだ。 しかし失敗だった。 この道は愛されいむと共に歩いた散歩道。いやでもれいむのことを思い出し、悲しみがこみ上げてくる。 「うぅ・・・れいむ・・・」 思わず涙声でその名をつぶやく男。だがもう男のれいむはこの世に居ないのだ。 そう悲嘆にくれている男の耳に悲鳴のようなものが聞こえた。 どうやら悲鳴は近くの路地裏から聞こえてくるようだ。なんだろうと覗き込んで見る。 それはゆっくり同士の喧嘩だった。正確には喧嘩というより集団リンチだったが。 数匹のゲスまりさとでいぶが因縁をつけめーりんを痛めつけているのだ。どう考えてもめーりんに勝ち目はない。 「クズめーりんがいるせいで、まりさたちがじじいたちからあまあまもらえないんだぜ!!」 「れいむたちがにんげんさんにけられたのもめーりんがしくんだんことでしょ!!」 「クズのぶんざいでなまいきなんだぜ!!」 ちなみにこのまりさとれいむ達は通行人に物乞いをして生計を立てるゆっくりだったが 「おらおらじじいども。まりささまはつよいんんだぜ。とっととあまあまよこすのぜ。」 「れいむはしんぐるまざーなんだよ。かわいそうなんだよ。だからさっさとあまあまちょうだいね。そんなこともわからないの!? ばかなの!?しぬの!?さんびょういないでちょうだいね。ぐずはきらいだよ。」 などと喧嘩を売っているとしか思えないことを言うゲス達のため、良くて無視、悪いと思いっきり蹴飛ばされていたのだ。 そしてその憂さをおとなしくて人間に人気のあるめーりんへと向けた。めーりんは人気もあり性格もいい為、何もしなくても通行人に餌をもらえていたのだ。 自分より下のはずのクズめーりんがなぜ・・・きっと裏で何かしているに違いない。だから自分達には餌がもらえないのだ!! そんな嫉妬と差別心、更には被害妄想が入り混じり今回の凶行に及んだわけである。 100%純粋な、ここまで来ると気持ちいい位のゲスっぷりである。 男はそのまま立ち去るつもりだった。ゆっくり同士のいさかいに首を突っ込んでる気分ではなかったから。 立ち去るつもりだったが・・・いつの間にかゲスたちを潰しめーりんを助けていた。 その後、傷ついた親めーりんと子めーりん2匹を屋敷につれて帰り、ゆっくり医を呼んで手当てさせる。幸い体当たりによる軽い打撲だけで済み、それもオレンジジュースをかけるとすぐに治った。 そしてメイドに命じて体の汚れを落としてみるとなかなかの美ゆっくり。それにどことなく愛されいむに雰囲気が似ている気がする。 男はめーりん親子を飼うことにした。これも何かの縁だと思って。 以上のような経緯があったのだが当然のーぶるれいむは知るはずもない。 「さあ、めーりん。ここがお前達の部屋だ。好きに使っていいんだよ。」 その男の声に子めーりん2匹が遊具へと跳ねていく。始めて見る遊具に興味しんしんなのだ。その後から親めーりんがついていく。 れいむにとってめーりんは害虫でしかない。当然排除しようとする。 (そこのくずめーりんたち!!とっととでていってね!!ここはおまえたちみたいなくずのはいれるばしょじゃないんだよ!!) れいむとしては大声を出してるつもりだが、人間にとって喉にあたる場所も昨日の薬剤で固まっているため声を出せない。 だから当然無視される。子めーりん達は遊具で遊び始め、親めーりんはその様子を見守っている。 (うがぁぁぁぁあ!!むじずるなぁああ!!くずどもぉぉぉぉ!!) 叫ぶれいむだが当然聞こえていない。実力行使でめーりんたちを排除しようにも体が動かないのでどうしようもない。 そんななか子めーりんたちが遊具で遊ぶのをやめ、れいむのほうへ近づいてきた。 れいむの内なる声が聞こえたのではない。もっと面白そうなものに気づいたからだ。 子めーりん達の見つけた面白そうなもの。それはピコピコ動くれいむのもみあげだ。どうやらもみあげ以外動かないれいむをそういうぬいぐるみと勘違いしたようだ。 冗談じゃない。こんなクズどもに触れられたら体が穢れる。 そう思うれいむだったが動けず、声も出せないのではどうしようもない。 なすがまま、されるがままにされるしかなかった。 その日のうちに愛されいむの死と代わりにめーりん親子が飼われることが館のゆっくりたちに知らされた。 最初は泣き崩れていたゆっくり達だったが、 「いつまでもないてはいられませんわ。きょうからめーりんさんたちがおじょうさまですわ。」 とさくやが言うとみんなそれに賛成してくれた。めーりん親子ははれてこの館へ迎えられたのだ。 その様子をれいむは歯軋りしながら見ているしかなかった。 それから毎日れいむは地獄だった。 ある時は子めーりんたちにトランポリン代わりにされ、顔じゅうあざだらけになった。 ある時は噛み癖のあるもみじにあたまをガジガジと齧られ、自慢だった髪を半分以上引き抜かれた。 ある時はちぇんにサッカーボール代わりにされて壁に激突した衝撃で目玉が1つ飛び出た。 もはや見る影もなく落ち武者のような姿のれいむ。 そんなれいむを見て、さなえとさくやは「ゆっくりできないぬいぐるみ」と汚いものを見るような目で見られる毎日。 れいむはのーぶるゆっくりなのに。本来、畏怖と尊敬の念で見られるべきなのに。 れいむは人知れず涙を流した。 そんなある日、のーぶるれいむは自分の目を疑う。 男と共にドアを開けて入ってきたのは・・・なんと研究お兄さんだった。 研究所で自分の世話をしてくれたあのお兄さんなら助けてくれるに違いない。 なぜなら自分はのーぶるゆっくりなのだから。 その研究お兄さんに捨てられたからここに居るのだということをすっかり忘れているようだ。すさまじい餡子脳である。 (ゆゆっ、おにいさん!!のーぶるれいむだよ!!はやくたすけてね!!) 当然無視される。そもそも研究お兄さんがここに来た理由はのーぶるれいむなどではないからだ。 「それじゃここに設置ということでよろしいですね?」 「ああ。完成までどれぐらいかかるかね?」 「1時間もあれば十分です。」 そう言い研究お兄さんはなにやらその場で組み上げ始めた。 1時間後。 「ふう。できた。」 研究お兄さんが組み上げたのはゆっくりハウスだった。 大きな門。「こーまかん」と書かれたゆっくりが数匹休めるスペースの屋敷。小さな造花の花壇。 ゆっくりハウス(こーまかん、門番めーりん仕様)。男からめーりん親子へのプレゼントだ。 実は研究お兄さんの働いてる店の店長と男はゆっくりハンター仲間なのだ。(なお男は中級、店長は上級ライセンスを持っている) だからそのよしみで男は研究お兄さんと会うことも多く、今日も男が店で購入したこのゆっくりハウスを配達しにきただけなのだ。 「じゃあ僕はもう店に戻りますので。」 「ああごくろうさん。店長によろしく。」 まずい。 れいむは焦った。お兄さんが帰ってしまったらもう誰も助けてくれない。 このままこの地獄でゆん生を終えることになる。それだけはいやだ。 もはやれいむにのーぶるゆっくりとしての選民思想など残っていなかった。 (おにいさんおねがいじまずうぅぅぅぅっ゛!!!でいぶをだずげでぐだざいぃぃぃぃぃ!!!) プライドも見栄もなくそう叫ぶ。声にならなくても思いは届く。そう信じて。 (でいぶわるいこでしたぁぁぁぁぁ!!かみさまにえらばれたゆっくりなんてちょーしこいてまじだー!!) (いいこに・・・いいこになでぃますからぁぁぁああ!!でいぶをみすでないでぇぇぇ!!) 正に捨て身の懇願。その時奇跡が起きた。 のーぶるれいむと研究お兄さんの目があったのだ。 やったこれで助かる。そう喜んだれいむだったが。 現実は非情だった。 「汚いぬいぐるみだな。」 汚物を見るような目で一瞥し、ぼそっとつぶやく研究お兄さん。 のーぶるれいむの最後の希望、そして最後のプライドが粉々になった瞬間だった。 その夜れいむは寝付けなかった。 結局お兄さんはれいむを助けてくれなかった。それどころかのーぶるれいむだと解らなかった。 もう自分には何の希望もない。 「・・・どうしてころしたの?」 不意に誰かがつぶやいた。誰も居ないはずなのに。 誰だ?どこにいるんだ?怯えるれいむ。 「どうしてママをころしたの・・・・おちびちゃん・・・」 姿を見せた声の主にれいむは恐怖した。 それはのーぶるれいむの母親だった。全身から餡子をふきだしながら苦悶の表情を浮かべれいむへ近づいてくる。 そんな・・・死んだはずだ。自分の母親は・・・。自分が確かに殺したはず・・・。 「れいむ・・・どうしてちぇんをころしたの・・・わからないよ・・・」 「こんなの・・・とかいはじゃないわぁ・・・」 「すごく・・・すごくいたかったんだぜぇぇぇ・・」 母れいむの後ろから出てきたゆっくりに更に驚愕するれいむ。 それはれいむが研究所で殺したゆっくりたちだった。みな全身餡子やクリームまみれでまるでゾンビのような姿だ。 ある者は足し算ができなかったから。 ある者はかけっこが他のゆっくりより遅かったから。 ある者はのーぶるれいむに口答えしたから。 そんな些細で理不尽な理由でみんな殺してきたのだ。クズを排除できるのはのーぶるゆっくりの特権、そして使命であると信じて。 「むぎゅぅぅぅ・・・・どうしてぱちゅにあんなことしたの・・・ひどいわぁぁぁぁ」 「れいむは・・・とんでもないくされゲスだみよぉぉぉぉぉぉん」 どんどんゾンビのようなゆっくりは多くなる。新しく現れた者達は野良時代にれいむが殺したゆっくりだった。 ある者はえさを横取りする為に。ある者は住処を奪い取る為に。ひどい時など憂さ晴らしの為にその命を奪った。 (どうじでいきてるのぉぉぉぉぉぉぉ!!!みんなしんだはずでしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!) 声なき声でれいむは叫ぶ。発狂しそうな恐怖に震えながら。 「ゲスれいむにふくしゅうするためじごくからまいもどってきたんだぜぇぇぇぇぇ」 「いなかもののれいむにはてんちゅうをくだすわぁぁぁぁぁ」 「ゲスはせいさいなんだよぉぉぉぉぉぉ。わかってねぇぇぇぇぇぇ」 口々に恨み言を漏らすゾンビゆっくり達。 もちろんこのゆっくり達はれいむに殺されたゆっくりが生き返ったわけではなく、悪霊というわけでもない。 これは幻覚。れいむの罪悪感が見せたまぼろしなのだ。 今までれいむは仲間であるゆっくりを殺すのに何の罪悪感も感じなかった。自分は神に選ばれしのーぶるゆっくり。他の平凡なゆっくり達の生殺与奪の権利は自分にある。そう考えていたからだ。 しかしれいむは認めてしまった。自分は神になど選ばれていないただのゆっくりにすぎないと。 その結果、潜在意識にあった罪悪感が一気に幻覚という形で表に出たのだ。 (ゆうううううぅぅぅぅうううう!!!だれかたずげでえぇぇぇぇぇぇぇ!!) 恥も外聞もなくしーしーを垂れ流しながら助けを求めるれいむ。動けないれいむにはそれしかできない。(正確には声が出ないのだからそれもできていないのだが。) しかし誰も助けには来ない。例え来ても助けることはできない。 なぜならこれはのーぶるれいむの罪そのもの。けして逃げることはできないのだ。 (ゆんぎゃあああああぁぁぁあああああ!!!」) れいむの声にならない叫びが館に木霊した。 男は窓からゆっくり達を見ていた。男の部屋は2階にあり、庭で遊ぶゆっくり達を見るのには特等席である。 暖かな日差しの中、ゆっくり達は皆一様に楽しそうに遊んでいる。その様子を目を細めて男は眺める。 男は思う。 愛されいむは自分の産み出したゆっくりの中でも最高傑作だ。今でも愛している。それはこれからも変わらないだろう。 だが同時に思い出す。初めてめーりんに会った時のことを。 あの時めーりんのそばには子ゆっくりたちが居た。 めーりんは2匹の子供を守っていたのだ。子供達に覆いかぶさるように自分の体を盾にし、ゲス達の攻撃を一身に受けて。 恐怖でブルブルと震える子供達にめーりんは子供達に向かって微笑んでいた。 おちびちゃん達は自分が必ず守る。だから心配しないで。そう言わんばかりに。 ゲス達によるリンチに苦しんでいたはずなのに。そんなめーりんだからこそ男は思わず助けてしまったのだ。 彼女もまたれいむと同じ愛される、いや愛すべきゆっくりだと思って。 穢れを、悪意を知らぬゆえに悪意によってその命を散らせた愛されいむ。 その身を挺して悪意から自分の愛するものを守ろうとしためーりん。 どちらが真のゆっくりと言えるのだろう。いや答えなど存在しないか。 願わくばあのゆっくりたちの笑顔がいつまでもかげらんことを。 そう思いつつ男は部屋を出た。 愛するゆっくりたちのもとへ向かうために。 今日の希少種 愛されいむ 希少度 不明 愛されることを目的に品種改良されたゆっくり。純粋無垢でゲス化することもない愛玩動物としては理想のゆっくりだが、虐待緒お兄さんやゲス、捕食種には効果がないので注意。ありとあらゆる生物に愛される完全体の愛されゆっくりもいるらしいが真相は定かではない。 補足説明 ゆっくりハンター ゆっくり局の監督するゆっくり関係の仕事をする者の総称で全国に数千人いる。主な仕事はゲスの駆除、捕獲、希少ゆっくりや虐待ゆっくりの保護など。ハンターはクラスによって希少ゆっくりの売買などの権利を得るので、ゆっくりショップの店員はこのライセンスを持っていることも多い。 階級としては初級ハンター、中級ハンター、上級ハンターとあり、その上のクラスがハンター鬼意山である。ハンター鬼意山には二つ名が与えられ「○○のハンター鬼意山」と名乗ることが許されるが、その資格を持っているのは日本で十人ほどしかいない。 あとがき 解答は 「セレブれいむは愛されいむと言う人間に愛されることに特化した品種改良種。人間、特に飼い主がみればゲスのれいむがどう演技しても一目瞭然だから。」でした。 すいません。こんな「わかるか、ボケ!!!」と言いたくなるようなひどい作品で。その上難易度上げすぎて出題編2を作るようなグダグダっぷり。本当に申し訳ありません。次回作こそこのようなことのないようがんばりますので。 ちなみに愛されいむを思いついたきっかけは、コードギアスR2、15話にでてくるCCが昔持っていた「愛されるギアス」です。 なお書き始めた当初は原種ゆっくりが正解だったので出題編1で原種ゆっくりと書いた人は全員正解あつかいとします。その上で一番今回書きやすかったコメントナンバー1254013508 さんのリクエスト「研究お兄さんとの再会」を今回書かせていただきました。たくさんのコメントありがとうございます。他の方のリクエストもいずれ書く予定なので気長にお待ちください。 PS 店員お兄さんの名前は研究お兄さんに戻しました。そのほうがしっくりくるので。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生 ふたば系ゆっくりいじめ 298 ゆっくりを拾ってきた ふたば系ゆっくりいじめ 336 ゆっくり Change the World(出題編) ふたば系ゆっくりいじめ 357 ゆっくり Change the World(出題編2)
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ゆっくり冬将軍 人間に名前があります めーりんの鳴き声が「JAOOOON!」じゃありません すっきり注意 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― プリヴィェート(やあ)!ワシは虐待おじいさん。 皆はドブロクスキー将軍と親しみを込めて呼んでいるよ。 突然だが最近の若い者はだらしがない。寒いと言っては厚いコートを着てガタガタ震えておる。 ひどいのになると10月になった途端に長袖を着はじめる始末。 全く最近の若い者は…。ウォッカを飲め!コサックダンスをしろ!あっという間に体がポカポカと暖かくなるわ! 寒いと言えば最近増えているゆっくりは寒さに非常に弱いそうだな。 なんでも雪の降ってくる季節になると冬ごもりをするらしいじゃないか。 だが、ワシの部下のゆっくりは違うぞ! 「ypaaaaaaaa(ウラー)!!!」 紹介しよう!我がタヴァリシチ(同志)、めーりん達だ。 大概のゆっくりは雪の寒さで餡子が凍って死ぬそうだが、その点めーりんは違う! 厚い皮が寒さから中身のピザを守り、しかもピザの成分にも唐辛子が入っているから この辺りの寒さ程度じゃ行動になんの支障もないのだ! 無論、このめーりんは常に我が祖国のソフホーズ(農場)で襲いかかるゆっくり共と戦っていたから この辺りの弱いめーりんとは全く違う。ほら、見てみぃ、この鋭い眼!覇気のある叫び声! 「ypaaaaaaaa!!!」 うむ、よろしい。さて、ワシがここにいるのは他でもない。農場を荒らすゆっくり共を 冬の間に殲滅する為に村に頼まれたのだ! ふふ、久しぶりの戦に血が騒ぐわ。では往くぞ、同志めーりんよ! 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 小一時間歩いた後、ワシと同志めーりん達は依頼された森にたどり着いた。 この辺りに住むゆっくりはドスを含めざっと80匹。殲滅目標は全て! 冬の間餌の消費を抑える為に数を減らしているようだがワシにとっては好都合よ! あたりを見回すとあるわあるわゆっくりの巣が次々と見つかる。 流石に寒さが入らないよう隙間は開いていないがこんなものが擬装とは甘すぎる、甘すぎるわ! ではタヴァリシチよ!任せたぞ! 「ypaaaaaaaa!!!」 ポリトルーク(政治将校)めーりんの号令一下の元、同志めーりん達が小枝や石を取り除いていく。 耳を澄ますと 「ゆ!なんだか寒くなってきたよ!」 という声も聞こえる。 「おきゃーしゃん、ちゃむいよぉ」 「まっててね、ゆっくりふさぐよ!」 「おちょーちゃんしゅごいしゅごい!」 冬ごもりなのに家族連れか。冬を甘く見た報いとしてシベリアの永久凍土で永遠にゆっくりさせてやろう! 「ゆゆゆ!くずめーりん!えださんやいしさんをもっていかないでゆっくりしnゆべっ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 文句を言いながら飛び出してくるまりさ種を横に吹っ飛ばすと同志めーりんは次々と巣の中に突入していく。 「ゆ!やめてねくずめーりん!ゆっくりで、で、でででだいおう!」 「おかーしゃんにひどいこちょすりゅ…りゅ、りゅーまち!」 「ゆわーん、やめちぇええええええんでぼばっ!」 次々と同志めーりんによって叩き出される屑以下の饅頭ども。てきぱきと横一列に並ばされる。 先ほどの父親と見られるまりさが 「ゆううううう!!!おうちをこわすくずめーりんどもはぢねええええええ!!!」 と飛びかかってくるが、同志めーりんはてきぱきと足を噛みちぎっていく。 「ゆぎゃああああああ!!!!!」 「でいぶの、でいぶのあじがああああ!!!!」 「うわゃーん、おかーしゃん、あちがいちゃいよおおおおお!!!!」 でいぶとはなんだ?米帝デー○=ス○クターか? 一通り足を使いものにならなくしたとこでおもむろに声をかける。 「ユックーリシテイッテネ!!」 「ゆびいいいゆっぐりぢでいっでねええええ!!!ゆっぐりでぎないいいい!!!」 一通り挨拶をすませた後、簡単に人民裁判を開始する。弁護士はなし、傍聴人は同志めーりんだけだ! 「さて、君たちはこれまでの間我々人間の畑を漁って散々野菜を盗んだ。間違いないな!」 「だがらどうぢだああああああ!!!!!ぞれよりざっざどまりざざまだぢを あだだがいいえのながにもどぢでゆっぐりぢねえええええ!!!!」 「「しょーだしょーだ!!」」 「おやざいはがっでにはえでくるものでぢょおおおおおお!!!!」 吹雪の中震えながらも罵声を浴びせるゆっくり共。反省の意図なし、と。 あっても判決は既に決まっているが。 「被告に悔悛の情なし!よってゆっくりまりさどもの巣を完全に破却した後、一匹づつ公開処刑に処する!」 「ゆ”ううううううううううう!!!!!!!」 叫ぶ死刑宣告されたゆっくり一家。一方同志めーりん達は 「「ypaaaaaaaa!!!」」 と喜びをあらわにしている。 「ypaaaaaaaa!!!!」 またポリルトークめーりんの号令がかかり、同志めーりん達は巣の中にあったものを全て外にぶちまける。 冬ごもりの餌は今夜の宴会用、綺麗な石を沢山帽子の中に入れて見せびらかしている同志もいる。 魚の骨には価値がないのか森の方に投げ捨てている。 「ゆがあああああああ!!!ばでぃざざまのぶゆのじょぐりょうがあああああ!!!!!」 「くずめーりん、れいみゅのちゃからものかえちてえええええ!!!!」 「やめちぇええええ!!!まりちゃのおさかなさんのおほねさんすてないでえええ!!!!」 ばでぃざとはなんだ?新種の怪物か? 一通り戦利品の分配が済んだ後はお待ちかね、 「ヒャア!汚物は消毒だあああああああ!」 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 叫び声をあげながら次々とまりさどもをレイプしていく同志めーりん達。 「やべでええええ!!!ぐずのごどもなんがぼぢぐないいいいいいい!!!!」 「ゆうううううう!!!!でいぶのばーじんはまりざのぼのなのにいいいいいい!!!!」 「ゆぇぇぇん!ちゅっきりちちゃくないよぉぉぉぉぉぉ!!!」 わりかし美ゆっくりだったれいむには同志めーりんの行列ができている。おお、前と左右とは4Pか。 あまりすっきりしすぎて腰を抜かすなよ! ワシも負けずにヴォートカ(ウォッカ)を飲みながら赤ゆっくりを一匹掴むと口の中に入れる。 うむ、美味い。やはりサハリンスカヤ(ウォッカの一種)には甘味がよく似合う。 「「ypaaaaaaaa!!!」」 「ゆぎゃああああああああでいぶのあがぢゃんがあああああ!!!!」 お、散々犯した後黒ずんだ赤ゆっくりを食べているな。うむ、自給自足こそ我らが極意よ! 「ごろず!ぜっだいにごろずううううう!!!!!」 こっちのまりさはまだ元気だ。頭に茎が10本も生えているのにまだ叫んでいる。 「同志めーりん!」 「ypa!」 「好きなように殺せ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 みるまに片目をえぐり、歯をすべて折り、茎を一本一本折ってまりさの目の前で食べ、すり潰していく。 「ばでぃざのがわいいおべべええええええ!!!!!」 「あがぢゃんがあああああ!!!ゆがががががが!!!!」 「ふぁふぇ(しね)!ふゅっふゅふぃふぇふぃふゃいふぃふぃいふぁふぃふぇぇぇぇぇぇ (ゆっくりできないじじいはしねええええ)!」 仕上げにまりさの左右を同志めーりんが押さえ、引っ張る。 「ふゅふゃあああああああああああああああうわらば!!!!!!」 もう耐えきれないだろうと思った瞬間、真中から千切れて吹雪とともに舞い飛ぶ大量の餡子。実に爽快だ! 周りを見渡すと他のゆっくりの処刑も済んだようだ。 「よおし!次のゆっくりを殲滅するぞ!ypaaaaaaaa!!!」 「「「「ypaaaaaaaa!!!」」」」 まだ雪は降り始めたばかりだ。この冬はゆっくり達の地獄となる事だろう。 終 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 虐待に重点を置いて書いたらどうなるか試してみたかったのでソ連軍をコンセプトに書いてみました。 なんでめーりんの鳴き声が違うの? ロシアから来た外ゆっくりだからです。ちなみにアメリカのみょんは「DIIIICK!!」と鳴きます。 めーりんは何匹? 兵士10匹に政治将校1匹です。ドス相手に背中を見せたりしたら政治将校に処刑されます。 これまでに書いたもの 剣客みょん 合戦 このSSに感想を付ける
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めーリンガルという物が販売された。 これはめーりんの様に喋れないゆっくりが何を言っているのか解るという物だ。 喋れないから良いんだ、という意見もあるだろうが、 めーりんを飼っている俺としては、何を喋っているのか興味がある。 そこで早速これを購入、めーりんに使ってみることにした。 めーりんの場合 「じゃおん!」(おはよう!) 「じゃおじゃおぅ」(まだ少し眠いよ) 「じゃおぉぅ?」(ご飯を食べたら一緒にお昼ねしてくれる?) ………これは想像以上の破壊力だ。 めーりん好きの俺にとっては、今世紀最大の発明といっても良いだろう。 早速友人を巻き込んで「めーリンガル」で遊ぶ事にしよう。 みょんの場合 友人が遊びに来るまで暇なのでもう一匹の飼ゆ、みょんにも使ってみる事にする。 「めーリンガル」は様々な種類のゆっくりにも対応している。 普段、卑猥な言葉しか喋らないみょんだが、いったい何を言っているんだろう? 「ちーんぽ!」(お兄さんだ!) 「おまえちんこでかっ!」(今日はお休みなの?) 「えろほん、きんたま、しこるすきー!!」(ご飯食べたら、遊んでね!) 意外と普通のことを喋っているんだな……… 金バッチの場合 友人が金バッチれいむを連れてきた、通常のゆっくりはどういう反応になるのか興味があったからだ。 このれいむは流石金バッチといった感じの優良ゆっくりだ。友人にも俺にも懐いている。 さあ、喋れるゆっくりにはどういう反応があるのか…? 「ゆゆっ!おにいさんこんにちは!おひさしぶりだね!」(またこいつか、もう顔も見飽きた) 「めーりんもこんちにわ!ゆっくりしていってね!」(くずのめーりんだよ!ゆっくりできないよ!) 「じゃおおん!」(ゆっくりしていってね!) 「おにいさん、れいむにきをつかわなくていいよ!ゆっくりしていってね!」(何してる、さっさとあまあま持って来い!) 「ゆゆっ!どうしたのおにいさん?」(アホ面みせるな、さっさと動け) 「………」 「………」 「…お前のれいむって実はゲスか?金ゲスなのか?」 「…そんな…はずはない…と思うけど…」 「でかまらほうけい?」(どうしたの、お兄さん?) 「ゆっ!みょん、ゆっくりしていってね」(ちんぽしか喋れない、無能ゆっくりが来たよ!) 「ちーんぽ!」(ゆっくりしていってね!) 「………」 「………」 「……お前、加工所行き決定な!」 「どおしてそんなこというのぉぉぉぉぉぉぉ!!」(なんだと!くそじじい!) ゲスの場合 「…まあ、そう落ち込むなよ」 「………」 とりあえず、ゲス容疑が掛かけられたれいむはケースに閉じ込められている。 いろいろ騒いでいるが、まあ気にしないで置く。 「まあ、一応あれも用意してあるんだが…」 「……せっかくだから、俺のれいむと比較してみるか」 「はなすんだぜぇぇ!!このくそにんげん!」(放してね、人間さん!) 「どうしてれいむが、かこうじょいきなのぉぉぉ!」(くず人間、れいむを敬え!) 「………なんだこれ?」 一応野良ゲスも用意しておいたんだが…… この機械、壊れているのか? だが、めーりんやみょんの会話がちゃんと聞けたし… 翻訳機能がおかしいのか? 「ぶれいなくそにんげんだぜ!まりささまにきやすくさわるんじゃないんだぜ!」 (まりさは弱いからすぐ怪我をしちゃうんだよ、あんまり強く持たないでね) 「ゆ!このまりさはなに?のらなの?のらはゆっくりできないよ」(薄汚い野良だね、ゆっくり死ね!) 「………」 「……やっぱりお前、加工所行き決定な!」 「どぼじでぇぇ?!」(なぜだ!) 野生の場合 「めーリンガル」の更なる機能を確かめるため俺達は近くの山に向かった。 話ではこの辺りにドスの居る群れがあるらしい。 善良な群れのようで、人里には降りてこないこと、畑に侵入しないことなどを約束したそうだ。 ちなみに金れいむは少し痛い目にあわせたら、ゲスの本性を現した。 とりあえず、野良まりさと一緒に加工所に送っておいた。 「たしか、このあたりなんだが…」 「ゆゆっ!にんげんさんこんにちは!どうしたの?」 「この辺りにドスの群れがあるだろ?案内してくれ」 「ゆぅ…なんのごようなの?」 「大した事じゃないんだ、危害も加えるつもりもないし」 「ゆん!わかったよ、案内するよ」 「めーリンガル」を使っておけば良かったと思いつつ、群れに案内してもらう。 「ゆ!にんげんさんこんにちは!どすになにかごよう?」(こんにちは、にんげんさん!) 「こんにちは………ふーむ、普通の反応だな」 「やっぱりこの機械が正しいのか?」 「むきゅ!どす、にんげんさん、どうしたの?」(嫌な奴らが居るわ) 「………」 「…ドス、このぱちゅりーは?」 「このぱちゅりーはどすのほさだよ、おしごとをてつだってもらっているんだよ」 (このぱちゅりーは、ドスの為に働いてくれるんだよ優しいよ) 「むきゅ、てつだっているってほどでもないわ」(ちゃんと褒めてくれ) 「………ドス、ちょっとこっちに」 「ゆ?どうしたの?」(どき!何かな?) 「むきゅ?!」(胡散臭い人間さんね) 俺達とドスは「めーリンガル」を使って、群れのゲス因子を排除した。 ドスも初めは信用しなかったが、何回か使っていく内に思い当たる節があったのだろう。 機械の性能を理解し、協力してくれた。 なお、ゲス因子の見つかったゆっくりは俺達で引き取った。 知り合いの鬼威参にでも渡しておくつもりだ。 「ゆぐぅ!ここからだしてね」(ここから出せ!くそ人間!) 「とかいはじゃないわぁぁぁ!」(ドサクサにまぎれてすっきり出来るわぁぁぁ!) 「むきゅ!どす!これはどういうこと?」(群れをのっとる計画がばれたのかしら?) 「だせぇぇ!まりさはげすじゃないんだぜぇぇ!!」(なぜばれた?) ペットショップの場合 「めーリンガル」の効果に気を良くした俺達は、今度は町のペットショップに向かうことにした。 ゆっくり専門ではないが、多くのゆっくりを扱っている。 たまに胴付の入荷もあるようで、ゆっくり好きな人間も虐待好きな人間も愛用しているほどだ。 「いらしゃいま…何だお前らか」 「ちゃんと仕事しろよ」 「で、何の様だ?」 「実はな、この前買った……」 ここの店員は俺達の仲間でどちらかといえば、鬼威参と呼ばれてもおかしくない人間だ。 ただ、虐待対象はゲスだけのようなので、ペットショップでも働けている。 「そんなに高性能なのか?面白そうだから俺もついて回る」 「まったく、まじめに仕事しろよ」 「いいじゃないか、…店内をご案内します、お客様……これでいいだろ?」 「まあ、なんでもいいけどな」 「こちらがゆっくりコーナーで御座います。どうぞごゆっくり」 「つまらんギャクだな」 「うるせーな、年寄りにはうけるぞ」 そんなやり取りをしながら、「めーリンガル」を取り出し、売り物のゆっくりに使ってみる。 「ゆゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね」(人間さんこんにちは!) 「にんげんさんはゆっくりできるね!」(お世辞でもいっておけばいいや) 「まりさはにんげんさんをゆっくりさせてあげられるよ」(はやくゆっくりさせろ) 「じゃおじゃーお」(お昼寝したいよ) 「にんげんさんはいいひとなんだね、わかるよー」(人間さん??) 「まりさはまりさだよ!よろしくね!」(にんげんさんとあそびたいよ) 「おにーしゃんゆっきゅりできりゅひちょ?」(ちょっとこわいよ) ペットショップだけあって優良な個体が多いが、反面上位バッチ付でもゲスっぽいものも居る。 まあ所詮ゆっくりといった処だろう。 「めーリンガル」の性能は想像以上だった。 これはあとで知った話だが、元は加工所がゆっくりの心理を知るために開発したらしい。 それが喋れないゆっくりに使ってみたところ効果があったようだ。 「まあ、ざっとこんな所だな」 「すごいもんだな、でもこれを持っていると迂闊にバッチ付を買えないな」 「まあ、元は喋れないゆっくり用だし、いいんじゃないのか?」 「実際喋れないゆっくりはその方がいいって事で買われていることが多いし、お前達のような使い方が特殊だろう。」 「あーそうだ、先週胴付が入荷したんだが……使ってみるか?」 胴付の場合 「先週入荷されたうどんげだ、喋らないから丁度良いかもね」 「ゼロがいっぱい………誰が買うんだよ…」 「さあ?だから売れ残ってるんだろ?」 「ではさっそく……」 『にこっ』(人間さんこんにちは!) 「「「おぉ!」」」 『きょろきょろ』(店員さんと……しらないおにいさんだね) 「かしこいな」 『じー』(ずっと一人だから、人間さんが来てくれて嬉しいよ) 「「「!?」」」 『じーーー』(遊んでくれたら嬉しいな…) 「「「な、なんだってぇぇぇ!」」」 『うるうる』(もう一人ぼっちは嫌だよ…) 「「「……………」」」 「すみません、これください!」 「ちょwてめ!うどんげはおれんのだ!!」 「お前にはめーりんがいるだろ?!うどんげは俺が買う!!!」 「店員はひっこんでろ!それにお前は鬼威参じゃないか!うどんげは俺が幸せにする!!」 「うっせー!うどんげは別だ!おれが責任もって面倒見る!!」 「貧乏人は引っ込んでろ!俺が買う!借金してでも買う!!!!」 「てめ…この…」 「おら…あきらめ…」 「く…おのれ…」 『おろおろ』(喧嘩はやめてー) 俺は醜い争いにやぶれ、家に帰ることになった。 結局うどんげは金ゲスれいむの元飼い主が「めーリンガル」とセットでお持ち帰った。 …まさか本当に借金してまで買うとは………まあ、俺も欲しかったんだか… 「じゃーおう?」(どうしたの?お兄さん?) 「じゃおじゃお?」(元気ないみたいだよ?) 「じゃおおん!」(めーりんがなぐさめてあげるね!) 「…………」 「めーりん!浮気しそうになってすまなかったぁぁぁぁぁ!!」 「じゃお?!」(?!どうしたのおにいさん?) 「どーていおとこ、びっくぺーす」(めでたし、めでたし?) どうしてもこれは単品にしておきたかったので短めですが投稿します 「めーリンガル」をほかの作品で使いたかったので 飽きられてなければ、ムシゴロウ王国の続編でも書いてみようと思います。 徒然あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草
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ゆっくり冬将軍 人間に名前があります めーりんの鳴き声が「JAOOOON!」じゃありません すっきり注意 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― プリヴィェート(やあ)!ワシは虐待おじいさん。 皆はドブロクスキー将軍と親しみを込めて呼んでいるよ。 突然だが最近の若い者はだらしがない。寒いと言っては厚いコートを着てガタガタ震えておる。 ひどいのになると10月になった途端に長袖を着はじめる始末。 全く最近の若い者は…。ウォッカを飲め!コサックダンスをしろ!あっという間に体がポカポカと暖かくなるわ! 寒いと言えば最近増えているゆっくりは寒さに非常に弱いそうだな。 なんでも雪の降ってくる季節になると冬ごもりをするらしいじゃないか。 だが、ワシの部下のゆっくりは違うぞ! 「ypaaaaaaaa(ウラー)!!!」 紹介しよう!我がタヴァリシチ(同志)、めーりん達だ。 大概のゆっくりは雪の寒さで餡子が凍って死ぬそうだが、その点めーりんは違う! 厚い皮が寒さから中身のピザを守り、しかもピザの成分にも唐辛子が入っているから この辺りの寒さ程度じゃ行動になんの支障もないのだ! 無論、このめーりんは常に我が祖国のソフホーズ(農場)で襲いかかるゆっくり共と戦っていたから この辺りの弱いめーりんとは全く違う。ほら、見てみぃ、この鋭い眼!覇気のある叫び声! 「ypaaaaaaaa!!!」 うむ、よろしい。さて、ワシがここにいるのは他でもない。農場を荒らすゆっくり共を 冬の間に殲滅する為に村に頼まれたのだ! ふふ、久しぶりの戦に血が騒ぐわ。では往くぞ、同志めーりんよ! 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 小一時間歩いた後、ワシと同志めーりん達は依頼された森にたどり着いた。 この辺りに住むゆっくりはドスを含めざっと80匹。殲滅目標は全て! 冬の間餌の消費を抑える為に数を減らしているようだがワシにとっては好都合よ! あたりを見回すとあるわあるわゆっくりの巣が次々と見つかる。 流石に寒さが入らないよう隙間は開いていないがこんなものが擬装とは甘すぎる、甘すぎるわ! ではタヴァリシチよ!任せたぞ! 「ypaaaaaaaa!!!」 ポリトルーク(政治将校)めーりんの号令一下の元、同志めーりん達が小枝や石を取り除いていく。 耳を澄ますと 「ゆ!なんだか寒くなってきたよ!」 という声も聞こえる。 「おきゃーしゃん、ちゃむいよぉ」 「まっててね、ゆっくりふさぐよ!」 「おちょーちゃんしゅごいしゅごい!」 冬ごもりなのに家族連れか。冬を甘く見た報いとしてシベリアの永久凍土で永遠にゆっくりさせてやろう! 「ゆゆゆ!くずめーりん!えださんやいしさんをもっていかないでゆっくりしnゆべっ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 文句を言いながら飛び出してくるまりさ種を横に吹っ飛ばすと同志めーりんは次々と巣の中に突入していく。 「ゆ!やめてねくずめーりん!ゆっくりで、で、でででだいおう!」 「おかーしゃんにひどいこちょすりゅ…りゅ、りゅーまち!」 「ゆわーん、やめちぇええええええんでぼばっ!」 次々と同志めーりんによって叩き出される屑以下の饅頭ども。てきぱきと横一列に並ばされる。 先ほどの父親と見られるまりさが 「ゆううううう!!!おうちをこわすくずめーりんどもはぢねええええええ!!!」 と飛びかかってくるが、同志めーりんはてきぱきと足を噛みちぎっていく。 「ゆぎゃああああああ!!!!!」 「でいぶの、でいぶのあじがああああ!!!!」 「うわゃーん、おかーしゃん、あちがいちゃいよおおおおお!!!!」 でいぶとはなんだ?米帝デー○=ス○クターか? 一通り足を使いものにならなくしたとこでおもむろに声をかける。 「ユックーリシテイッテネ!!」 「ゆびいいいゆっぐりぢでいっでねええええ!!!ゆっぐりでぎないいいい!!!」 一通り挨拶をすませた後、簡単に人民裁判を開始する。弁護士はなし、傍聴人は同志めーりんだけだ! 「さて、君たちはこれまでの間我々人間の畑を漁って散々野菜を盗んだ。間違いないな!」 「だがらどうぢだああああああ!!!!!ぞれよりざっざどまりざざまだぢを あだだがいいえのながにもどぢでゆっぐりぢねえええええ!!!!」 「「しょーだしょーだ!!」」 「おやざいはがっでにはえでくるものでぢょおおおおおお!!!!」 吹雪の中震えながらも罵声を浴びせるゆっくり共。反省の意図なし、と。 あっても判決は既に決まっているが。 「被告に悔悛の情なし!よってゆっくりまりさどもの巣を完全に破却した後、一匹づつ公開処刑に処する!」 「ゆ”ううううううううううう!!!!!!!」 叫ぶ死刑宣告されたゆっくり一家。一方同志めーりん達は 「「ypaaaaaaaa!!!」」 と喜びをあらわにしている。 「ypaaaaaaaa!!!!」 またポリルトークめーりんの号令がかかり、同志めーりん達は巣の中にあったものを全て外にぶちまける。 冬ごもりの餌は今夜の宴会用、綺麗な石を沢山帽子の中に入れて見せびらかしている同志もいる。 魚の骨には価値がないのか森の方に投げ捨てている。 「ゆがあああああああ!!!ばでぃざざまのぶゆのじょぐりょうがあああああ!!!!!」 「くずめーりん、れいみゅのちゃからものかえちてえええええ!!!!」 「やめちぇええええ!!!まりちゃのおさかなさんのおほねさんすてないでえええ!!!!」 ばでぃざとはなんだ?新種の怪物か? 一通り戦利品の分配が済んだ後はお待ちかね、 「ヒャア!汚物は消毒だあああああああ!」 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 叫び声をあげながら次々とまりさどもをレイプしていく同志めーりん達。 「やべでええええ!!!ぐずのごどもなんがぼぢぐないいいいいいい!!!!」 「ゆうううううう!!!!でいぶのばーじんはまりざのぼのなのにいいいいいい!!!!」 「ゆぇぇぇん!ちゅっきりちちゃくないよぉぉぉぉぉぉ!!!」 わりかし美ゆっくりだったれいむには同志めーりんの行列ができている。おお、前と左右とは4Pか。 あまりすっきりしすぎて腰を抜かすなよ! ワシも負けずにヴォートカ(ウォッカ)を飲みながら赤ゆっくりを一匹掴むと口の中に入れる。 うむ、美味い。やはりサハリンスカヤ(ウォッカの一種)には甘味がよく似合う。 「「ypaaaaaaaa!!!」」 「ゆぎゃああああああああでいぶのあがぢゃんがあああああ!!!!」 お、散々犯した後黒ずんだ赤ゆっくりを食べているな。うむ、自給自足こそ我らが極意よ! 「ごろず!ぜっだいにごろずううううう!!!!!」 こっちのまりさはまだ元気だ。頭に茎が10本も生えているのにまだ叫んでいる。 「同志めーりん!」 「ypa!」 「好きなように殺せ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 みるまに片目をえぐり、歯をすべて折り、茎を一本一本折ってまりさの目の前で食べ、すり潰していく。 「ばでぃざのがわいいおべべええええええ!!!!!」 「あがぢゃんがあああああ!!!ゆがががががが!!!!」 「ふぁふぇ(しね)!ふゅっふゅふぃふぇふぃふゃいふぃふぃいふぁふぃふぇぇぇぇぇぇ (ゆっくりできないじじいはしねええええ)!」 仕上げにまりさの左右を同志めーりんが押さえ、引っ張る。 「ふゅふゃあああああああああああああああうわらば!!!!!!」 もう耐えきれないだろうと思った瞬間、真中から千切れて吹雪とともに舞い飛ぶ大量の餡子。実に爽快だ! 周りを見渡すと他のゆっくりの処刑も済んだようだ。 「よおし!次のゆっくりを殲滅するぞ!ypaaaaaaaa!!!」 「「「「ypaaaaaaaa!!!」」」」 まだ雪は降り始めたばかりだ。この冬はゆっくり達の地獄となる事だろう。 終 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 虐待に重点を置いて書いたらどうなるか試してみたかったのでソ連軍をコンセプトに書いてみました。 なんでめーりんの鳴き声が違うの? ロシアから来た外ゆっくりだからです。ちなみにアメリカのみょんは「DIIIICK!!」と鳴きます。 めーりんは何匹? 兵士10匹に政治将校1匹です。ドス相手に背中を見せたりしたら政治将校に処刑されます。 これまでに書いたもの 剣客みょん 合戦 このSSに感想を付ける
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ゆっくりCUBE2 ※登場キャラクターがちょっと変わり、罠を増やしました。 こんにちわ、上白沢慧音です。 まず皆さんに謝らなければなりません。 SOW、ではなくSAWでした。 SOWというのは作者がやっているFPSのネットゲームのことで、SAWとはなんの関係もありません。 ご了承ください。 さて、今回登場するのはまりさ、ありす、ぱちゅりー、めーりんです。 結果は明らかと思っているかもしれませんが生暖かい目で見てやってください。 まりさは目を覚ました。 辺りは鏡張りでできた奇妙な部屋だった。 そして周りには、同じく不思議そうに辺りを見回しているゆっくり達がいた。 「ここはどこ? ゆっくりできるの?」 そう、尋ねる。 すると、部屋にいたありすとぱちゅりーが反応した。 「いなかくさいけどまあまあゆっくりできるわ!」 「ほこりっぽいけどだいじょうぶよ」 そして、もう一匹。 「じゃおおおん」 「ゆ!? なんでグズめーりんがこんなところにいるの!? しんでね!」 まりさは汚い物を見るかのような目でゆっくりめーりんに叫ぶ。 それを見たありすとぱちゅりーも調子に乗る。 まりさは多少はかしこく、多少は力があるのでリーダーとされることが多い。 ありす達は本能的にそれに反応したのだろう。 「しゃべれないいなかものめーりんはしんでね! このよにいらないよ!」 「むきゅ! あなたがいるとどくしょのじゃまになるわ! きえてなくなってね!」 起きた途端罵声を浴びせられ、めーりんは訳がわからなかった。 だが、これだけは把握していた。 今自分がいじめられようとしていることを。 「じゃお! じゃおおん!」 自分は何もしてないと言っているのだが、まりさ達には伝わらなかった。 「なにいってるかわからないよ! きもいよ!」 「しょせんいなかものはくずね!」 「じゃまだからきえてなくなってね!」 三匹はめーりんに向かって体当たりを仕掛ける。 めーりんは体の皮は厚いが、戦闘能力は皆無に等しい。 実際戦えば強いのだろうが、この饅頭には戦うという知能がなかった。 「じゃお、じゃお~ん」 「きもいよ! なきごえきもい! きもいやつはこのよにいらないからしんでね!」 「いなかものすぎておなかがいたいわ! きたならしくしんでね!」 ゲラゲラと笑いながらぼこすかと体当たりを食らわせ、めーりんはボロボロになっていた。 その時、ぱちゅりーが叫び声をあげた。 「まずいわ! このへやどんどんみずがはいってきてる!」 それに反応して二匹はぱちゅりーが言った先を見た。 細い管から水が勢いよく噴出している。 川の流れとは違う勢いに、4匹は身の危険を感じ取った。 「あそこからでられるわ! いっしょについてきて!」 そう言ってぱちゅりーが先頭になってありすとまりさを率いた。 めーりんは厚い皮のおかげかたいした怪我はなく、表面だけがボロボロになっていた。 急いで3匹の後追う。 「じゃお?」 その時きらりと輝く一つの物体を発見。 気になって近づいてみる。 「めーりんがじぶんからしににいってるよ!」 「ばかのだいめいしね!」 三匹は嘲っているが、めーりんは光るものに夢中だった。 光るものは細長い棒のような形で、先端に歪な四角い突起があった。 めーりんはそれを口の中に放り込んで急いで部屋を出た。 4匹が向かった先には、ある一本の通路があった。 ゆっくり一匹分が通れるほどである。 「さっさといこうね!」 「まって!」 通路を通ろうとするまりさをぱちゅりーが止めた。 「なにがあるかわからないわ! このめーりんからさきにいかせましょ」 「そうだね! めーりんはどうなってもいいもんね!」 「ぱちゅりーあったまいいー!」 賞賛されるぱちゅりーは照れ隠しにそっぽを向いた。 めーりんは何も知らずに通路に入る。 一歩、また一歩と進んでいくが、何の気配もない。 「やっぱりだいじょうだよ! ぱちゅりーもいっしょにいこうね!」 「むきゅ、そうだったみたいね、ごめんねみんな」 「べつにだいじょうぶよ! とかいはありすはかんようだもの!」 そう喚いているときだった。 がちゃん、と機械が動く音がする。 瞬間、めーりんの真後ろに鉄のアームのようなものが壁に付いていた。 「じゃお?」 めーりんが不思議そうに見ていると、アームは横をすべるように進んでいく。 慌てて走り出し、通路を越えた。 「な、なんだぜあれは……」 「わからないわ でもくずめーりんにできてわたしたちにできないことなんてないわ!」 「ありすのいうとおりよ!」 三匹は最初アームに驚いていたが、やがて勇気を出してありすが行く事になった。 「ゆっ! とうぜんよ! れでーふぁーすとだもの!」 そう言って通路を進んでいく。 やがて再び機械音が聞こえた。 お構いなしにアリスが進んでいくと、いきなり体に衝撃が走った。 「ゆぶぇっ!?」 何が起きたかわからず、横目で見るとアームが自分の体を掴んで壁に叩きつけられている。 ぱちゅりーとまりさの悲鳴が聞こえた。 だが、それも自分の悲鳴で塗り替えられた。 「ぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ごごっごごっごごっごがぎぎぎぎぎ!!」 アームが横にすべるように進む。 ありすを壁に張り付かせたまま。 摩擦でありすの体は摩り下ろされていた。 通路の壁にクリームの線ができる。 「ぎゃぎゅぎゅぎょげげげげげばっ! …………!!」 口を摩り下ろされ、何も喋れなくなる。 だが、残った目だけは痛みと恐怖を表していた。 アームが去った後は、ありすの折れたカチューシャと皮だけが残っていた。 「ありずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「むぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! だんでぐずべーりんはだいじょうぶなのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 二匹は通路の入り口で擦り寄って怯えている。 しかし、そんな二匹を時間が待ってはくれない。 「むぎゅ、うしろからみずのおとがするわ! まりさ、がんばって!」 「やだよぉ! ばじゅりーがさぎにいっでよぉ!」 泣き叫びながらまりさはぱちゅりーを押し出す。 仕方なくぱちゅりーは通路を進んだ。 また、あの機械音が聞こえる。 その瞬間、ぱちゅりーは横っ飛びをした。 アームは彼女がいたもとの地点に叩きつけられる。 そしてそのアームにぱちゅりーは噛み付いた。 「むきゅー!」 横にすべるアームにしがみついてなんとか出口にたどり着く。 まりさはそれを見て、泣きべそをかきながら同じ事をした。 何とか渡りきったまりさは、めーりんに体当たりを食らわせた。 「どおじであのどぎじなながったの!? ありずよりおまえがじねばよがっだのに!」 「ぞうよ! どうじてあのとぎおじえてくれなかったの!?」 理不尽な事を言って二匹はめーりんに八つ当たりをした。 二匹にとって彼女はただの鬱憤を解消する道具でしかないのだろうか。 次の部屋は何もなかった。 ただ扉だけがおいてある。 しかし、ものすごい距離だった。 「なにかあるわ! めーりんさきにいきなさい! ほらぐず!」 ぱちゅりーがめーりんを突き飛ばして走らせる。 めーりんが部屋を歩いていると、地面が揺れた。 「なななななに!?」 「ぱぱぱちゅちゅちゅりりりー!! そらがおちてくるよ!」 見てみれば、天井が段々と迫ってくるではないか。 ぱちゅりーは誤算だ、と思った。 この距離ならめーりんが助かり自分達はつぶれてしまうではないか。 ならばどうすればいいか。 「まりさ、わたしをめーりんのいるところまでなげてね!」 「ゆゆ! そんなことしたらぱちゅりーとめーりんだけたすかるぜ! そんなことはさせないぜ!」 「ちがうわ! わたしがめーりんをなげとばすからめーりんになげてもらえばあいつだけしぬでしょ!?」 その言葉にまりさは顔を輝かせる。 「そうだぜ! やっぱりぱちゅりーはあたまがいいぜ! それっ!」 まりさはぱちゅりーの髪をくわえ、思い切り投げ飛ばす。 実際には勢いをつけて転がしているのだが、それでもぱちゅりーはめーりんの元へたどり着いた。 「ぱちゅりー! はやくめーりんをなげてね!」 「……ごめんねまりさ! このめーりんはほかのへやにもつかうからまりさはそこでしんでね!」 突然の裏切り。まりさは目を丸くした。 なぜ、さっきまで一緒になってめーりんをいじめていたのに。 「どおじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 「むきゅ! かんたんよ! まりさよりくずめーりんのほうがいうこときくしずっとりようできるわ!」 そう言ってめーりんとぱちゅりーは部屋を出て行ってしまった。 置いていかれたまりさは急いで出口へ向かう。 もう天井はすぐそこまで来ていた。 その時、ぱさりと何かがまりさの後ろで落ちた。 「ゆっ! まりさのぼーし!」 ゆっくりにとっては命に等しい帽子が天井に引っかかり落ちたのだ。 慌てて拾う、だがもうその行動のおかげで出る事は不可能になった。 「ゆぐぐぐ! おもいぜ! だれかだずげでね!」 助けを求めるが誰も返事をしない。 「ぼでがいでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! まりざをだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 今度は本当の悲鳴。 天井の重さに圧迫されて体にひびが入る。 溢れる餡子は目から、口から溢れていた。 「ゆびゅべべっ!! ぎぎぎっ!! だずげべぇ……」 ズシン、と音がして部屋は閉ざされた。 出口からは餡子が一筋流れ出た。 次の部屋は質素な部屋だった。 一本道の坂があり、その中を振り子のように鎌が通り抜けていた。 「めーりん はやくいきなさい」 「じゃおおおん!」 言われた通りに進むめーりん。 振り子が遠ざかったのを確認し、進もうとしたそのときである。 「えいっ」 「じゃぐぼぼぼぼっぼぼ!!?」 奇妙な悲鳴を上げてめーりんは真っ二つになった。 ぱちゅりーは彼女の髪を引っ張り、鎌の餌食にさせたのだ。 「くずなめーりんにはおにあいね!」 そう笑ったとき、ぱちゅりーはめーりんの死骸から輝くものを見つけた。 最初にめーりんが拾ったものである。 「きれいね、これはぱちゅりーのたからものにしてあげるわ」 そう言ってそれを咥えて外に出た。 だが、そこはまたガラス張りの部屋だった。 その奥から慧音が現れる。 「おめでとう、ゆっくりぱちゅりー」 張り付いたような笑顔で笑う。 「そんなことはいいからここからはやくだしてちょうだい!」 「わかったわかった、じゃあその鍵を渡してくれ。外に出るには必要だ」 ぱちゅりーはさっきの輝くものを吐き出す。 宝物がなくなるのは惜しい事だが、命には変えられないと思ったのだ。 「さぁ、出口はこっちだ」 「むきゅ! おねーさんありがとう!」 出て行くぱちゅりーを慧音は冷たい目で見送った。 外ではアナウンスが流れる。 『今回の優勝者はゆっくりぱちゅりーでした~! やはり頭脳派ですから生き残る確立はまりさと半々でしたかねぇ。 めーりんが最後まで生き残っていた事にも驚き! これだからゆっくりCUBEはやめられない! 換金は出口の方でしておりますので予想が当たった方はそちらへどうぞ~』 ■■■ 「むっきゅー! さすがわたしね!」 喜びながら森の中を駆け回るぱちゅりー。 見捨てた饅頭などどうでもよく、今は出られた事の嬉しさに酔いしれていた。 その時まりさの群れがぱちゅりーの前に現れる。 「まりさたち! わたしね! にんげんのわなからだっしゅつできたのよ!」 褒められると思った。 すごいねぱちゅりーとか、どうやったの!?とか言われると思っていた。 「そうだね! まりさたちのなかまをぎせいにしてね!」 「むぎゅ!?」 ぱちゅりーは唖然とした。 なぜ? 見られていたのか? ぱちゅりーは知らない、あれがマジックミラーだという事を。 そして参加者の家族にもそのショーを見せる事を。 「まりさをみごろしにしたぱちゅりーはしんでね!」 「ちね! ゆっくりちね!」 「じごくにおちろ!」 「むぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!」 パチュリーの悲鳴が、森の中に木霊した。 あとがき。 生存確認。 登場させたゆっくりは全滅させる主義でしたが群れは殺せませんでした。 ゆっくりめーりんのやわらかさは紅美鈴のおっぱいのやわらかさと一緒だと思っています。 一応誤字については以前の後書きにも書きましたが慧音に謝らせました。 ごめんね、何でこんなに言うのかといえば英語の誤字は日本語の誤字よりめっちゃ恥ずかしいからです。 喫茶じゃ書き込めないんだよね そういやスレに報告できたの一回だけなんだよね 恐ろしい。 家庭の事情ですので沖になさらず。 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方? ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト? 慧音先生とゆっくり? ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 書いた慧音のムチムチおっぱい:神社バイト このSSに感想を付ける
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ゆっくりいじめ系1912 ゆっくりちんちんを求めて 1よりつづく そうして、2匹はうちの実験場に来ることになった。 きてからも、まりさはめーりんをクズとよびエサを独占したり、 棒でなぐったりを続けていたが、母めーりんが悲しむため捨てることはせずに躾を行ったのだ。 子供と大人の中間の大きさになった後、めーりんを棒で殴った時は、10倍の回数を棒で殴り、棒を刺せば、針を10回刺す。 エサを独占した罰は10日間飯抜きなどの10倍返しを行ったのだった。 結果、暴力面では、おとなしくはなったが、めーりん種への暴言は続いていた。 しかし、暴言の度に制裁をしたために、暴言をはかないようなっていったのである。 めーりんの体の硬さとまりさ種のリーダーシップに期待して交配をさせた。 しかし、ゲスしか生まれず加工所への処分の寸前に、だぜ言葉を気に入った愛出さんにもらわれた過去をもっている。 元ゲスでありながら、かなりの躾を受けたまりさは、評判がそれなりに良かった。 結果、ゲスを矯正するブリーダーとして私は、有名になり躾教室が収入源のひとつになっている 実験の方は、めーりんの精子餡と他の種と交配させたが、しゃべれるめーりんは生まれたことはなかった。 現在、めーりんには、ふらん種の母役を頑張ってもらっている。 余談だが、まりさがめーりんとあった時の対応は面白かった。 まりさは、ふらんを怖がりすごい卑屈になりながらふらんに遊ばれたのであった。 死の恐怖とはいえめーりん譲りの硬い体で助かっておきながら、母めーりんを馬鹿にするとは、許せる事ではなかった。 オレは、りぐるがいると髪の毛ごと帽子をぶち破ってやった。 「ばりざのかみがぼうしが、じじいはしねええ」 と叫ぶが、少し餡子の見える穴にリグルがいた気がしたので、 例の草を液状にしたものを注射器の中に入れると消毒のために、針が真っ赤になるまで火で炙り頭に差し込んでやった。 「ゆぎゃああああああああああああああああ!?ゆぎぃ! やめるうだぜ!」 ジューと言う音がなったが、それと共にりぐるが何匹も口から出てきたのだった。 気にせず同じように頬や背中に一回ずつ火で炙って5箇所を刺した。 4回目当たりからりぐるが出なかった気もするが気にしないことにした。 口の中に何かが見えたので引き抜くことにしてやった。だが、間違えて舌をちぎってしまったようだ。 最終的に10箇所に注射を刺され、炙った針による制裁、もとい消毒を受けたまりさはぐったりしている。 母めーりんのために命は奪わないでおいた。内心で満面の笑みを浮かべてオレは愛出さん達へ 「この草をつければりぐるは、襲わないらしいですが、体内のりぐるを出すのにはこれしかなかったのです。 口に薬草を入れた場合には、りぐるが口以外から皮膚を突き破って逃げる可能性もありました。 舌を抜いたのも、りぐる達が外に逃げやすい様にするための処置でした。(これは嘘) 最悪、母めーりん譲りの皮の硬さが原因で、皮を破れずに中の餡子だけを食べられてしまう可能性もあったのです。 愛出さん、ぱちぇ、れいむには、乱暴に見えたようで申し訳ありません。 まりさもごめんな。でも、母めーりんの皮のおかげで外部に怪我がはひどくなくてよかったな。今度、母さんに会いに来いよ」 と形式上の謝罪をいれるのであった。 「ぷんぷん、ぼうしのなくてゆっくりできない、クズめーりんのこどものまりさとはにどとあそばないよ」 とれいむがいっているの聞いて、こいつは、潰しとばよかったかと少し後悔をしている。 まりさは愛出さん家では、爪弾きになるだろうとも思った。 「ごめんよ、まりさゆっくりできるようにお母さんに返してあげるからね」 「むきゅー・・・しかたないわね・・・」 と愛出さんとぱちぇは、れいむの言動からまりさを私に返却する気のようだ。 「ふずふぇーふぃんひゃふゅぎゃんひゃひゅっひゅふぇふはい」 訳(くずめーりん や ふらんは、 ゆっくりできない) まりさが何か行ってるが、母めーりんと血のつながらない妹のふらん種達との生活を思っていのだろう めーりん譲りの硬い体のおかげで、さぞゆっくりできることだろうと思った。 商品のアイデアを思いついためーりん種との交配によって皮膚の硬いゆっくりをつくるのだ。 そして、れみりゃ種やふらん種のおもちゃに発売できないだろうか、狩りの練習や遊び道具に最適かもしれない。 しかし、親のめーりん種が子供の扱いを知ったらかわいそうだなと考えていた。 その妄想を破るように、紫のゆっくりが私に話しかけてきた。 「用事は終わったかしら、これから群れの説明をしようと思うのだけどいいかしら」 と紫のゆっくりが話し始めた。どうやら、漢字や句読点の使い方から知的な種(たぶんゆかりん)だと感じた。 「ああ、ゴタゴタがあって挨拶が送れてすまない。私は、ゆっくりブリーダをしてるものだ。 同行者は、彼が愛出さんとその友達のれいむとまりさとぱちぇだ。 ここにはいないがるーみあと話しをしている職員さんとゆゆこのリーダーに会いに行った鬼意山がいる。 私達の目的は、ゆっくりちんちんにあうことなのだが、ゆっくりちんちんについて教えていただけないだろうか?」 というと彼女は、私に対して群れの仲間達について答え始めた。 「理解してると思うけど私はゆかりん。ちんチンチンの参謀をしているわ」 やはり、彼女は、ゆっくりゆかりんであるのか実物をみるのは初めてなので驚いた。 「横のは、らんといって私の右腕として活躍しているわ。 あなたがだいてるちぇんは、らんの可愛いハニーとの子供でその子を含めて7人いるわ。 ゆゆこは一人しかいないからリーダーとかはいないけど守備隊長という意味ではリーダーといえなくはないはね。 ちるのとだいようせいの夫婦がひとつで子供は、両方の種類が5人ずつで合計12人いるわ。 ゆうか種は、ほとんど一人づつで暮らしているけど5人で野菜やお花を提供してくれるわ。 みょんは、守備隊所属よ。赤い目だから捨てられたり殺されかけた処をゆゆこに拾われたのが10人いるわ。 れてぃは、数は1人よ毎年、代は変わるのだけど。防衛隊の壁役でいざという時の隠れ家になってくれるわ。 るーみあは、ご飯を取れないで泣いてる姉妹が5人ほどちるのと一緒にかえってきたわ。 めーりんは、家族ごと10人でやってきたのよ。門番のつもりらしいけどいつも寝ているわ。 りぐるは、緑の髪のお兄さんが、大人を二匹連れてきたわ。だけど気づいたら大人は50匹に子供はわからないほどいるわ。 現在の群れの構成はこんなところかしら」 とゆかりんは私達に、群れの状況を説明してくれた。 だが、私達の目的のゆっくりちんちんについて教えてくれないのでもう一度、質問することにした。 「私達の目的は、ゆっくりちんちんにあうことなのだが、ゆっくりちんちんについて教えていただけないだろうか? あと、チンちんちんとは何者なのだ?」 「あなたは、私が何故ちんちんについて話さないか理解できないようね。 夜を待ちなさい。そうすればすべてがわかるのだから、その時、チンちんちんにも会えるようにしてあげるから」 理解のできない部分もあったが、私は、ゆかりんの答えに概ね納得した。 それに、普通の人間3人だけでは、これほどの希少種を中心の群れを相手に勝てるかは怪しかった。 ゆうかのドススパーク、赤い目のみょん、れてぃの太ましさ、ゆゆこの食欲、りぐる種の恐怖である。 しかも、これだけの知識を持ったゆかりんがいるのだ。 誠意をこめて話せばわかってくれる可能性は高いと信じて交渉にもって行くことにした。 ドスがいた時やリーダーが優秀な時の交渉のために持ってきたゆっくり用のお菓子と野菜を渡した。 だが、このゆっくりの数では食料が足りないかもしれないと感じてひとつの作戦を考えた。 2週間の食料を、半分譲っても帰り行程の三日は問題はないだろうと考えて自分の食料も半分を渡すことにした。 「そうか、ありがとう。これはつまらないものだが野菜とゆっくり用のお菓子だ信用の証にもらってほしい。」 「あなたは、お友達と違ってゆっくりの境界を越えてしまえるようね。夜を楽しみに待っていなさい。」 私だけというところが引っかかったので、言いかたを変えることにした。 「いや、これはここに来た全員分の誠意なんだ。そのことを理解してもらえないだろうか?」 「そうなの、でも境界を越えれるのは、あなただけみたいよ。」 よくわからないので、質問をすることをやめる事にした。 野宿場所は、川から歩いて10分ほどの群れが小さく見える丘をゆかりんに指定された。 ここならば、観察に問題もないだろうと考えて了承することにした。 ふんどし一丁ですっぱいベトベトの姿になった鬼意山が帰ってきって、必勝祈願のための断食だと意気込んでいた。 るーみあと加工されたくないと話し続ける職員さん。 ゆっくり達に今日のことを謝る愛出さん。 誰も手伝わないので、夕食の用意を何故か一人でやりながら昼のことを思い出していた。。 「でも境界を越えているのは、あなただけみたいよ。」 という言葉に何かを感じながら私は夜まで待ち続けた。 愛出さん、鬼意山、職員さんとの違いとは、境界とはいったいと考えながら、 膝の上の子ちぇんや遊びに来ためーりんやゆっくり達にご飯を分けてあげたりしてる。 考え疲れたためか、ここは、まるで楽園みたいな場所だと感じていると、愛出さんが何ともなしに話しかけてきた 「もうすぐ夜ですが、チンちんちんとはどのような姿なのですかね?やはり、ひよこまんじゅうの形なのですかね?」 「天・天・天・天・天・天・天を目指す」と指をつきに向けて鬼意山が叫ぶ。 「加工所のために頑張っているのに、今回、チンチンがいなければ私は加工される。」 「そーなのか、まけずにがんばるのだ」 と職員さんとるーみあがはなしてる。私は、るーみあも可愛いなと思った。 「あの、ゆかりんですが、彼女の知識ならば、リーダーとして他の群れに言っても問題なくすごせるはずです。」 「ああ、ゆかりんかわいいよ 少女臭…」 愛出さんの対応が面倒なので無視することにして話を続けた。 「なので、相当な知識か特殊能力を持った変異種か、最初の『チン』という言葉からドス系の巨大種ではないかと考えています。」 「でいぶーは、あがじゃんがでぎだいがらだになっぢゃっだーーーー」 「ふぉにーしゃんちにふたひんふぁぜふふぁんはおふぉあいふぁぜ」 訳( おにいさんちに いたいんだぜ ふらんはこわいんだぜ) 「むきゅー、いまおもいだしたは、チンちんちんは会うのはすごく、こうえいなことだっておばあさんのおばあさんのおばあさんの・・・げほー」 「うんうん、わかるよーチンちんちんはすごいんだよ」 「あかまらー。しんのちんぽ」 「ゆっくりくろまく。チンちんちんはもっとくろまく」 「あたはさいきょー?よ。なにかちょうだい。チンちんちんよりさいきょーよ」 「ちるのちゃん、チンちんちんのことをそんなふうにいったら駄目よ」 「JAOOON、EMPEROR」 「こぼね、ちんちん食べたい」 というか、人間は私の話を聞いてない気がする…まあ、いいかゆっくりの答えが楽しいから。 と鬼意山と職員さん以外は楽しい時間を過ごしている様だった。 そんな団欒の途中だった。どこからとも無く鼓膜が破れるかと思うほどの鳴き声が聞こえてきた。 「「「「「「「チンチンチンチンチンチンチンチン」」」」」」」 驚きのあまりご飯を落としてしまうとまりさがそれを食べ始めてりぐるも飲んでしまい苦しがってる。 気にせずに声のほうに向かっってみると、百はくだらないであろう鳥の群れが空に現れたのであった。 まさか、こいつらは、ゆっくりちんちんを食べにきたのだろうかと思い周りを見てみたが鳥以外は何もいないので驚いた。 しかし、よく見てみると鳥の正体が、昼間は動かずにいたゆっくりちんちんであることに気づいた。 ちんちん達は、空から勢いよく川に潜るといろいろな川の生物を取っているようである。 見た感じでは金魚やコイやタニシやフナなどの水産物が積まれている。 そんな中ひときわ大きなチンチンがいた2メートル以上の大型である。 そのちんちんは、川から上がってくると口から大量のヤツメウナギを吐き出したのだった。 赤い目のみょんが、ヤツメウナギや魚を木製のカッターナイフの様なものでさばいてる姿が見えた。 そこに、ゆゆことれてぃがきて、すごい勢いで内臓を食べ始めたのだ。 ただ、れてぃはりんごや木の実などを代わりにおいているように見えるのは気のせいだろう。ゆっくりにそんな知能がある訳がない 「気のせいではないわよ。あなたの考えてる通りの物々交換よ。ゆゆこは、隊長給料としてタダで食べているけど」 そのこえに、ハッとして横を見ると昼間のゆかりんが横にいた。 ちるのは、魚や生き物を凍らせている姿が見える。目の錯覚だろうかと疑問をゆかりんに尋ねようとすると 「ご名答、冬用の非常食にするわ。内臓は、先に食べて腐ったものからゆうかの畑の肥料かりぐるのエサにするのよ」 ゆうか種はひまわりの種や花や野菜、他の種もそれぞれの食べ物を出してるようだ。 その間にも漁や物々交換は続いていく。 そんな中、数種のゆっくりがどこかに食べ物運んでるようなので追いかけようとした。 「ごぼね」とゆっくりゆゆこに行く手を阻まれてしまった。 虐待百戦錬磨の鬼意山の勝てない相手に私が勝てるわけもないので私はあきらめた。 ただ、いくつかの魚を大きな木の筵に日干しにするように見えたのは、何故だろうか? 「それも正解よ。長持ちする魚は、冬の非常食になるわ」 「ゆかりんに質問だが、あの大きなゆっくりちんちんがチンちんちんなのか?それとこの流れ作業を考えたのは君なのかい?」 「最初の質問は正解よ。あの方がちんチンチンよ。後半の質問は不正解」 「ならこの作業をかんがえたのは誰だというんだ?ぱちぇ種かドスかゆかりん種以外の誰が思いつくというのだ?まさか人間?」 「答えはあなたが考えなさい。私から言えるのはそれだけよ。 ただ、ここにいるのは、皆、迫害されたり嫌われたり忘れられたゆっくりばかり・・・ そして、皆から隠れて生き続けているのよ。もしくは誰も知らない存在となってしまっているかもしれない」 「確かに、個人研究者の私の知らない希少種が多いのは認めるが、それがどうしたというのだ。 君達は、虐待もされずに自然の中で幸せに暮らしているのではないのか? 疑問を言わしてもらえれば、あれだけの魚は、人間でもめったに取れる量ではないそれを君達はとっているではないか? あの量を毎日とれば水産資源は枯渇してしまうほどの量だぞ」 「虐待はされないようにしているだけよ、あなた達が連れてきたゆっくりたちがどうなったかをおぼえている?」 連れてきたゆっくり達が、りぐるに食い殺されかけていたことを思い出した。 「もし、あなた達人間がいなければどうなっていたと思う?たぶん私達の物々交換の材料にされていたでしょうね」 確かによく見れば、物々交換の中にゆっくりの死体がいくつかあることに気づいた。 「あと、資源の枯渇の問題もないはあそこをみてていればわかるわよ」 その言葉に、私は、ゆっくりちんちんの群れが半分以下になってることに気づいた。 そして、川には流されていく溶けかかったゆっくりちんちん達が何匹もいることに気づいた。 「チンチン、チンチン、チンチン、チンチン」などいいながら川を流れているものもいる。 生き残った何十匹は、互いの体こすりつけ始めたのだが、、それには無理があった水で濡れた状態のまんじゅうがこすれあった結果、 彼らの首は、折れてしまったり餡子がこぼれたりして死んでいく姿に、思わず大声を上げてしまった。 「あいつらは、何をしているんだ自殺行為をしてるぞとめなくていいのか!?」 と言って体が勝手に動いてしまい思わず止めようとするとゆかりんに止められた。 「いいのよそれでちんちんは、満足してるのだから彼らにとっては、最初で最後の狩りなのよ。 あとは、自分の子孫を仲間たちに任せるだけなのよ」 「何を言っているんだ子孫を残すだって・・・ということはまさか子供が生まれているのか」 自分の言葉に、自分で驚きゆっくりちんちんのいた辺りを見渡してみた。 死んだちんちんの場所には、いくつかのうずらの卵らしき物体が落ちていた。 卵を産んでも生き残ったちんちんは、何回もすりすりを続けている。 死体は、捕食種に食べられていく、瀕死のすりすりできない個体はお食べなさい。 という意味なのだろうか「チンチン、チンチン」と言って食べられている。 残ったのは、数百個の卵と大きなチンチンであるチンちんちんだけだった。 「チンチン、みんなのタマゴは、チンちんちんたちがせきにんをもってそだてるからしんぱいしないでね」 そういうとチンちんちんは、その場に、残っていた食料の大半を食べ始めた。 その様子を群れのゆっくり達は、食力旺盛なゆゆことれてぃも含めてじっと見守り続けているのである。 結果として残ったのは、氷付けにされた保存食と干物のもとになる魚の残りカスだけが残っていたのである。 そして、いくつかのちんちんの死体は残されているがどういうかとなのだろうか。 そんなことを考えてると空から、強い突風と共に何かが降りてきた。 目の前には、体長2メートルから3メートルになったチンちんちんがいた。 形状は、したぶくれというよりは半円を下に少し長くして、 胴体の左右には、ペンギンの羽らしき物をつけて目は二本の縦線のような感じである。 口は鳥の特有の形をしているが、饅頭ではなく堅めのクッキーか何かに見えた。 「チンチン、にんげんんさんこんにちわ、ちんは、チンちんちんたちだよ。ゆっくりチンチンしていってね」 「今日は、色々ゆっくりさせてもらった、こちらこそ、本当にありがとう。」 「きょうは、みんなとチンチンしてくれてありがとうね。むれのみんながたのしそうだったよ」 「・・・今の行動は、どういう意味があるか教えてくれないかなちんチンチン」 「チンチン、おしえるよちんたちは、ふつうのゆっくりにくらべてみずにはつよいんだよ。」 やはり水には、強い種類だったたのか、だが死んでいるのは何故なんだと思っていると 「でも、あまりながいじかんみずにつかることができないんだよ。だから、ごはんやはんしょくをまとめてやることにしているんだよ」 「ここの群れの連中なら、普通のゆっくりのように狩りをすればいいではないか?それも難しくはないだろうに」 「たしかに、ちんたちのむれは、みんなつよいしゅぞくがおおいかもしれないよ。 でもねにんげんさん、たとえば、 ちんたちは、かわをおよげるけどおさかなさんにあしからたべられてしまうんだよ。 そらには、とりさんたちがいておそわれてしまったりたべられてしまうんだよ ほかのゆっくりには、『チンチン』しかいえないし、かたちがちがうっていじめられていっしょにくらせないんだよ」 なるほどゆっくりちんちんの個体数が少ないのには、そんな秘密があったのかと思った。 「だから、ゆっくりできないといわれてかわいそうなみんなとむれをつっくているんだよ。 ゆゆこは、ひとりがさびしいんだよ。 けど、ゆゆこのすむばしょにふたりいるとごはんがなくなるからひとりでしかくらせないからかわいそうなんだよ。 みょんたちは、めがあかいだけで、いじめられたりころされてかわいそうなんだよ ちぇんは、ふつうにくらせるのにこのむれにはいってしまいかわいそうなんだよ。 らんは、からだがついたせいで、しっぽをゆっくりやにんげんになんかいもとられてかわいそうだったんだよ。 ゆかりんは、くさいからみんなからきらわれてしまってかわいそうだったんだよ れてぃは、ほんとうはやさしいのにおおきくていっぱいたべるから、みんなにこわがられてかわいそうなんだよ。 ちるのとだいようせいは、ちるのが?だからかわいそうなんだよ。 るーみあは、ゆっくりをほしょくできないのにほしょくしゃだからってきらわれてかわいそうなんだよ。 めーりんは、おにいさんいはいわなくてもわかるよね。 ゆうかは、はなをそだてたり、すごいことをしてるのにまわりがりかいできないからかわいそうなんだよ。 りぐるは、もとになったおにいさんにまでみすてられてしまってかわいそうなんだよ」 「わからないよ、ちぇんだってみんなといないとさびしいんだよ。かわいそうじゃないんだよ」 とちぇん達が、チンちんちんの言葉に泣き始めたが、話は、終わっていないようだ。 「でも、ちぇんは、みんなのためにがんばってくれてうれしかったよ。 だから、なかないで、それにここのむれのみんなはすごいよわいんだよ。 みんな、つよいかもしれないけど、ほんとうはよわいこばかりなんだよ それで、ひとりはさみしいからみんなですむことにしたんだよ だから、このもりは、みんなでたすけあおうとおもったゆっくりだけがくらせるばしょなんだよ。 れいむやまりさふらんやれみりゃもきたことは、あるけどわかってくれなかったんだよ。 ちんちんやめーりんを、いじめたりぶつぶつこうかんがりかいできなっかたりしてね。 ぱちぇは、からだがよわすぎたよ。 りかいはしても、はんしょくのひにショックでしんでしまったよ。 きめぇまるは、ここのことをりかいしてだれにもいわないやくそくをしってかえっていたよ。 だから、このむれのみんなだけでしかくらせないんだよ」 なるほど、この群れのできた理由は納得ができた。だが、疑問は残る。 「だったら、この卵はどうするんだ。どう考えてもお前らだけでどうにかなる数では無いだろうに?」 「しんぱいしなくてもだいじょうだよ。ちんはせきにんもってそだてるよこれでさんかいめだからね。 3年以上は、こんな行動が行われたと言うのか、何故、誰も知らないのだと疑問に思ったの質問を・・ 「ふぁー、ねむいからちんはどうくつにもどるよ。ゆかりん、あとはたのんだよ。」 「わかったは、ちんチンチン。またあとで、会いましょうね。」 というと、ちんチンチンは、数百個の卵を口に入れてどこかにいってしまった。 私が、あとを追おうとすると周りが真っ暗になり何も見えなくなってしまった。 「あなたは、ちんチンチンの力で鳥目になってしまったわ。それと、るーみあの力であなたの周りを暗くしてしまったわ。」 「なるほどそれが、お前等の持ってる奥の手ということか?」 ゆかりんは、それに答えずにいた。仕方ないの待っていると何処かからか、ゆかりんの声が聞こえてきた。 「私達は、これからここを離れるけど何か聞きたいことはある。」 質問なのいくらでもあるが、最初の質問は決まっている。 「ゆっくりちんちん達が残した卵は、赤ゆっくりの卵なのか?それをチンちんちんたちはどうするのだ?」 「あなたを信じて話してあげる。ご名答、ちんちんが残した卵は、赤ゆっくりの卵よ チンちんちんは、赤ゆっくりが大きくなる来年まで巣で面倒を見続けるわ。 私も、巣の場所は知らないけど、一度も巣からは出ないらしいわ。 チンちんちんだけは、水に何度も入っても大丈夫だから保存食と干物は夏になってから 毎日、作ってたわ。それを巣に持って帰ったようだから来年の春までは帰ってこないと思うわ。 あと、このことは、他言無用よ。あなたに一人の子ちぇんをあげるから連れて行きなさい。」 私は、こいつらがかわいそうでしかたないと思った。それに私自身も、彼等の為に、何かをしてやりたかった。 ちゃんとした環境を作ってやれば、人間との共生が可能だとゆっくりちんちんたち種に感じたからである。 そして、それに似た気持ちを、この群れ全体に感じたのである。 そして、私は、大声で叫んでいた。 「本当に困った時は、オレの家に来い。みんなまとめて面倒を見てやるからな」 その瞬間に、私は眠さのあまり意識がとおのいていくのであった。 「これから、裏切られても純粋さを失わないで」 それは、誰の声であっただろうかはわからなかった チンチンという声が遠くから聞こえる気がした。俺が住む環境を作ってやれば、そうすればこいつらは・・・・・ 次の日に、いろいろとゴタゴタが起きたのだが、ゆっくりには、関係ないことなので割愛しておく。 そして、私は帰る準備を行い同行者とその仲間にお礼を言って帰ることにした。 同行者3人は、それぞれの理由でもう少し残るようだったが気にはしなかった。 家に着くと、この一週間がすべて夢のように思えてしかなかった。 チンちんちんについては一切触れずに簡単なレポートをまとめる事にした。 ゆっくりちんちんの事は、以下の二つの考察をまとめておいた。 ゆっくりちんちんには、人を眠らせる力があるかもしれない ゆっくりちんちんには、人を引き寄せる力を持つものがいる それに、旅の内容を加えてレポートにまとめた。 これで繁殖所の資金は、手にはいるので観察や実験ができるなとおもった。 両親に、旅の終わったことを報告すると自宅に帰った。 周りには、「ゆっくり豪邸」「ゆっくり成金」などといわれている自宅兼研究所についた。 ゆっくり達にかわったことないかを確認して私は布団に入ったのだ。 『でも境界を越えれるのは、あなただけみたいよ』 あの声は、聞こえたが怖くないし忘れる事にした。 次の日に、大工の棟梁に頼んだ。養鶏所を基に考えたゆっくり繁殖所も冬前に完成するといわれた。 だが、ゆっくりを捕まえる気がしないので来年の春までゆっくりすることにした。 さて、ちぇんやらんと遊ぼうと思い自宅にむかった。 【あとがき】 ゆっくりちんちんが酔っ払いに「うるせー」といわれて潰されるだけの子ネタが、なぜこんなことに・・・ ゆかりん中心、主人公虐めになってしまった。 ちんち○とかにするか悩みましたがたが「ちんぽ」と叫ぶやつがいるのでちんちんと開き直りました。 次回作の名前は決めています。「ゆっくり養ちん場」です。 あと、同行者の仲間やちんちんの死体の行方は「ゆっくりちんちんその後」で書きます えっ、ちんちんはみすちーじゃない2次創作・・・・気にしたら負けです。 あと、こんなのでよければ、好きに食べたり虐待したり設定変更してやってください ちんちんのたまごは、かも○のたまごかチョ○エッグを考えています。 こんな駄文に付き合っていただきありがとうございました。 かいたひと=ゆっくりちんちんの人
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ゆっくりCUBE2 ※登場キャラクターがちょっと変わり、罠を増やしました。 こんにちわ、上白沢慧音です。 まず皆さんに謝らなければなりません。 SOW、ではなくSAWでした。 SOWというのは作者がやっているFPSのネットゲームのことで、SAWとはなんの関係もありません。 ご了承ください。 さて、今回登場するのはまりさ、ありす、ぱちゅりー、めーりんです。 結果は明らかと思っているかもしれませんが生暖かい目で見てやってください。 まりさは目を覚ました。 辺りは鏡張りでできた奇妙な部屋だった。 そして周りには、同じく不思議そうに辺りを見回しているゆっくり達がいた。 「ここはどこ? ゆっくりできるの?」 そう、尋ねる。 すると、部屋にいたありすとぱちゅりーが反応した。 「いなかくさいけどまあまあゆっくりできるわ!」 「ほこりっぽいけどだいじょうぶよ」 そして、もう一匹。 「じゃおおおん」 「ゆ!? なんでグズめーりんがこんなところにいるの!? しんでね!」 まりさは汚い物を見るかのような目でゆっくりめーりんに叫ぶ。 それを見たありすとぱちゅりーも調子に乗る。 まりさは多少はかしこく、多少は力があるのでリーダーとされることが多い。 ありす達は本能的にそれに反応したのだろう。 「しゃべれないいなかものめーりんはしんでね! このよにいらないよ!」 「むきゅ! あなたがいるとどくしょのじゃまになるわ! きえてなくなってね!」 起きた途端罵声を浴びせられ、めーりんは訳がわからなかった。 だが、これだけは把握していた。 今自分がいじめられようとしていることを。 「じゃお! じゃおおん!」 自分は何もしてないと言っているのだが、まりさ達には伝わらなかった。 「なにいってるかわからないよ! きもいよ!」 「しょせんいなかものはくずね!」 「じゃまだからきえてなくなってね!」 三匹はめーりんに向かって体当たりを仕掛ける。 めーりんは体の皮は厚いが、戦闘能力は皆無に等しい。 実際戦えば強いのだろうが、この饅頭には戦うという知能がなかった。 「じゃお、じゃお~ん」 「きもいよ! なきごえきもい! きもいやつはこのよにいらないからしんでね!」 「いなかものすぎておなかがいたいわ! きたならしくしんでね!」 ゲラゲラと笑いながらぼこすかと体当たりを食らわせ、めーりんはボロボロになっていた。 その時、ぱちゅりーが叫び声をあげた。 「まずいわ! このへやどんどんみずがはいってきてる!」 それに反応して二匹はぱちゅりーが言った先を見た。 細い管から水が勢いよく噴出している。 川の流れとは違う勢いに、4匹は身の危険を感じ取った。 「あそこからでられるわ! いっしょについてきて!」 そう言ってぱちゅりーが先頭になってありすとまりさを率いた。 めーりんは厚い皮のおかげかたいした怪我はなく、表面だけがボロボロになっていた。 急いで3匹の後追う。 「じゃお?」 その時きらりと輝く一つの物体を発見。 気になって近づいてみる。 「めーりんがじぶんからしににいってるよ!」 「ばかのだいめいしね!」 三匹は嘲っているが、めーりんは光るものに夢中だった。 光るものは細長い棒のような形で、先端に歪な四角い突起があった。 めーりんはそれを口の中に放り込んで急いで部屋を出た。 4匹が向かった先には、ある一本の通路があった。 ゆっくり一匹分が通れるほどである。 「さっさといこうね!」 「まって!」 通路を通ろうとするまりさをぱちゅりーが止めた。 「なにがあるかわからないわ! このめーりんからさきにいかせましょ」 「そうだね! めーりんはどうなってもいいもんね!」 「ぱちゅりーあったまいいー!」 賞賛されるぱちゅりーは照れ隠しにそっぽを向いた。 めーりんは何も知らずに通路に入る。 一歩、また一歩と進んでいくが、何の気配もない。 「やっぱりだいじょうだよ! ぱちゅりーもいっしょにいこうね!」 「むきゅ、そうだったみたいね、ごめんねみんな」 「べつにだいじょうぶよ! とかいはありすはかんようだもの!」 そう喚いているときだった。 がちゃん、と機械が動く音がする。 瞬間、めーりんの真後ろに鉄のアームのようなものが壁に付いていた。 「じゃお?」 めーりんが不思議そうに見ていると、アームは横をすべるように進んでいく。 慌てて走り出し、通路を越えた。 「な、なんだぜあれは……」 「わからないわ でもくずめーりんにできてわたしたちにできないことなんてないわ!」 「ありすのいうとおりよ!」 三匹は最初アームに驚いていたが、やがて勇気を出してありすが行く事になった。 「ゆっ! とうぜんよ! れでーふぁーすとだもの!」 そう言って通路を進んでいく。 やがて再び機械音が聞こえた。 お構いなしにアリスが進んでいくと、いきなり体に衝撃が走った。 「ゆぶぇっ!?」 何が起きたかわからず、横目で見るとアームが自分の体を掴んで壁に叩きつけられている。 ぱちゅりーとまりさの悲鳴が聞こえた。 だが、それも自分の悲鳴で塗り替えられた。 「ぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ごごっごごっごごっごがぎぎぎぎぎ!!」 アームが横にすべるように進む。 ありすを壁に張り付かせたまま。 摩擦でありすの体は摩り下ろされていた。 通路の壁にクリームの線ができる。 「ぎゃぎゅぎゅぎょげげげげげばっ! …………!!」 口を摩り下ろされ、何も喋れなくなる。 だが、残った目だけは痛みと恐怖を表していた。 アームが去った後は、ありすの折れたカチューシャと皮だけが残っていた。 「ありずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「むぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! だんでぐずべーりんはだいじょうぶなのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 二匹は通路の入り口で擦り寄って怯えている。 しかし、そんな二匹を時間が待ってはくれない。 「むぎゅ、うしろからみずのおとがするわ! まりさ、がんばって!」 「やだよぉ! ばじゅりーがさぎにいっでよぉ!」 泣き叫びながらまりさはぱちゅりーを押し出す。 仕方なくぱちゅりーは通路を進んだ。 また、あの機械音が聞こえる。 その瞬間、ぱちゅりーは横っ飛びをした。 アームは彼女がいたもとの地点に叩きつけられる。 そしてそのアームにぱちゅりーは噛み付いた。 「むきゅー!」 横にすべるアームにしがみついてなんとか出口にたどり着く。 まりさはそれを見て、泣きべそをかきながら同じ事をした。 何とか渡りきったまりさは、めーりんに体当たりを食らわせた。 「どおじであのどぎじなながったの!? ありずよりおまえがじねばよがっだのに!」 「ぞうよ! どうじてあのとぎおじえてくれなかったの!?」 理不尽な事を言って二匹はめーりんに八つ当たりをした。 二匹にとって彼女はただの鬱憤を解消する道具でしかないのだろうか。 次の部屋は何もなかった。 ただ扉だけがおいてある。 しかし、ものすごい距離だった。 「なにかあるわ! めーりんさきにいきなさい! ほらぐず!」 ぱちゅりーがめーりんを突き飛ばして走らせる。 めーりんが部屋を歩いていると、地面が揺れた。 「なななななに!?」 「ぱぱぱちゅちゅちゅりりりー!! そらがおちてくるよ!」 見てみれば、天井が段々と迫ってくるではないか。 ぱちゅりーは誤算だ、と思った。 この距離ならめーりんが助かり自分達はつぶれてしまうではないか。 ならばどうすればいいか。 「まりさ、わたしをめーりんのいるところまでなげてね!」 「ゆゆ! そんなことしたらぱちゅりーとめーりんだけたすかるぜ! そんなことはさせないぜ!」 「ちがうわ! わたしがめーりんをなげとばすからめーりんになげてもらえばあいつだけしぬでしょ!?」 その言葉にまりさは顔を輝かせる。 「そうだぜ! やっぱりぱちゅりーはあたまがいいぜ! それっ!」 まりさはぱちゅりーの髪をくわえ、思い切り投げ飛ばす。 実際には勢いをつけて転がしているのだが、それでもぱちゅりーはめーりんの元へたどり着いた。 「ぱちゅりー! はやくめーりんをなげてね!」 「……ごめんねまりさ! このめーりんはほかのへやにもつかうからまりさはそこでしんでね!」 突然の裏切り。まりさは目を丸くした。 なぜ、さっきまで一緒になってめーりんをいじめていたのに。 「どおじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 「むきゅ! かんたんよ! まりさよりくずめーりんのほうがいうこときくしずっとりようできるわ!」 そう言ってめーりんとぱちゅりーは部屋を出て行ってしまった。 置いていかれたまりさは急いで出口へ向かう。 もう天井はすぐそこまで来ていた。 その時、ぱさりと何かがまりさの後ろで落ちた。 「ゆっ! まりさのぼーし!」 ゆっくりにとっては命に等しい帽子が天井に引っかかり落ちたのだ。 慌てて拾う、だがもうその行動のおかげで出る事は不可能になった。 「ゆぐぐぐ! おもいぜ! だれかだずげでね!」 助けを求めるが誰も返事をしない。 「ぼでがいでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! まりざをだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 今度は本当の悲鳴。 天井の重さに圧迫されて体にひびが入る。 溢れる餡子は目から、口から溢れていた。 「ゆびゅべべっ!! ぎぎぎっ!! だずげべぇ……」 ズシン、と音がして部屋は閉ざされた。 出口からは餡子が一筋流れ出た。 次の部屋は質素な部屋だった。 一本道の坂があり、その中を振り子のように鎌が通り抜けていた。 「めーりん はやくいきなさい」 「じゃおおおん!」 言われた通りに進むめーりん。 振り子が遠ざかったのを確認し、進もうとしたそのときである。 「えいっ」 「じゃぐぼぼぼぼっぼぼ!!?」 奇妙な悲鳴を上げてめーりんは真っ二つになった。 ぱちゅりーは彼女の髪を引っ張り、鎌の餌食にさせたのだ。 「くずなめーりんにはおにあいね!」 そう笑ったとき、ぱちゅりーはめーりんの死骸から輝くものを見つけた。 最初にめーりんが拾ったものである。 「きれいね、これはぱちゅりーのたからものにしてあげるわ」 そう言ってそれを咥えて外に出た。 だが、そこはまたガラス張りの部屋だった。 その奥から慧音が現れる。 「おめでとう、ゆっくりぱちゅりー」 張り付いたような笑顔で笑う。 「そんなことはいいからここからはやくだしてちょうだい!」 「わかったわかった、じゃあその鍵を渡してくれ。外に出るには必要だ」 ぱちゅりーはさっきの輝くものを吐き出す。 宝物がなくなるのは惜しい事だが、命には変えられないと思ったのだ。 「さぁ、出口はこっちだ」 「むきゅ! おねーさんありがとう!」 出て行くぱちゅりーを慧音は冷たい目で見送った。 外ではアナウンスが流れる。 『今回の優勝者はゆっくりぱちゅりーでした~! やはり頭脳派ですから生き残る確立はまりさと半々でしたかねぇ。 めーりんが最後まで生き残っていた事にも驚き! これだからゆっくりCUBEはやめられない! 換金は出口の方でしておりますので予想が当たった方はそちらへどうぞ~』 ■■■ 「むっきゅー! さすがわたしね!」 喜びながら森の中を駆け回るぱちゅりー。 見捨てた饅頭などどうでもよく、今は出られた事の嬉しさに酔いしれていた。 その時まりさの群れがぱちゅりーの前に現れる。 「まりさたち! わたしね! にんげんのわなからだっしゅつできたのよ!」 褒められると思った。 すごいねぱちゅりーとか、どうやったの!?とか言われると思っていた。 「そうだね! まりさたちのなかまをぎせいにしてね!」 「むぎゅ!?」 ぱちゅりーは唖然とした。 なぜ? 見られていたのか? ぱちゅりーは知らない、あれがマジックミラーだという事を。 そして参加者の家族にもそのショーを見せる事を。 「まりさをみごろしにしたぱちゅりーはしんでね!」 「ちね! ゆっくりちね!」 「じごくにおちろ!」 「むぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!」 パチュリーの悲鳴が、森の中に木霊した。 あとがき。 生存確認。 登場させたゆっくりは全滅させる主義でしたが群れは殺せませんでした。 ゆっくりめーりんのやわらかさは紅美鈴のおっぱいのやわらかさと一緒だと思っています。 一応誤字については以前の後書きにも書きましたが慧音に謝らせました。 ごめんね、何でこんなに言うのかといえば英語の誤字は日本語の誤字よりめっちゃ恥ずかしいからです。 喫茶じゃ書き込めないんだよね そういやスレに報告できたの一回だけなんだよね 恐ろしい。 家庭の事情ですので沖になさらず。 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 書いた慧音のムチムチおっぱい:神社バイト このSSに感想を付ける
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ゆっくり冬将軍 人間に名前があります めーりんの鳴き声が「JAOOOON!」じゃありません すっきり注意 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― プリヴィェート(やあ)!ワシは虐待おじいさん。 皆はドブロクスキー将軍と親しみを込めて呼んでいるよ。 突然だが最近の若い者はだらしがない。寒いと言っては厚いコートを着てガタガタ震えておる。 ひどいのになると10月になった途端に長袖を着はじめる始末。 全く最近の若い者は…。ウォッカを飲め!コサックダンスをしろ!あっという間に体がポカポカと暖かくなるわ! 寒いと言えば最近増えているゆっくりは寒さに非常に弱いそうだな。 なんでも雪の降ってくる季節になると冬ごもりをするらしいじゃないか。 だが、ワシの部下のゆっくりは違うぞ! 「ypaaaaaaaa(ウラー)!!!」 紹介しよう!我がタヴァリシチ(同志)、めーりん達だ。 大概のゆっくりは雪の寒さで餡子が凍って死ぬそうだが、その点めーりんは違う! 厚い皮が寒さから中身のピザを守り、しかもピザの成分にも唐辛子が入っているから この辺りの寒さ程度じゃ行動になんの支障もないのだ! 無論、このめーりんは常に我が祖国のソフホーズ(農場)で襲いかかるゆっくり共と戦っていたから この辺りの弱いめーりんとは全く違う。ほら、見てみぃ、この鋭い眼!覇気のある叫び声! 「ypaaaaaaaa!!!」 うむ、よろしい。さて、ワシがここにいるのは他でもない。農場を荒らすゆっくり共を 冬の間に殲滅する為に村に頼まれたのだ! ふふ、久しぶりの戦に血が騒ぐわ。では往くぞ、同志めーりんよ! 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 小一時間歩いた後、ワシと同志めーりん達は依頼された森にたどり着いた。 この辺りに住むゆっくりはドスを含めざっと80匹。殲滅目標は全て! 冬の間餌の消費を抑える為に数を減らしているようだがワシにとっては好都合よ! あたりを見回すとあるわあるわゆっくりの巣が次々と見つかる。 流石に寒さが入らないよう隙間は開いていないがこんなものが擬装とは甘すぎる、甘すぎるわ! ではタヴァリシチよ!任せたぞ! 「ypaaaaaaaa!!!」 ポリトルーク(政治将校)めーりんの号令一下の元、同志めーりん達が小枝や石を取り除いていく。 耳を澄ますと 「ゆ!なんだか寒くなってきたよ!」 という声も聞こえる。 「おきゃーしゃん、ちゃむいよぉ」 「まっててね、ゆっくりふさぐよ!」 「おちょーちゃんしゅごいしゅごい!」 冬ごもりなのに家族連れか。冬を甘く見た報いとしてシベリアの永久凍土で永遠にゆっくりさせてやろう! 「ゆゆゆ!くずめーりん!えださんやいしさんをもっていかないでゆっくりしnゆべっ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 文句を言いながら飛び出してくるまりさ種を横に吹っ飛ばすと同志めーりんは次々と巣の中に突入していく。 「ゆ!やめてねくずめーりん!ゆっくりで、で、でででだいおう!」 「おかーしゃんにひどいこちょすりゅ…りゅ、りゅーまち!」 「ゆわーん、やめちぇええええええんでぼばっ!」 次々と同志めーりんによって叩き出される屑以下の饅頭ども。てきぱきと横一列に並ばされる。 先ほどの父親と見られるまりさが 「ゆううううう!!!おうちをこわすくずめーりんどもはぢねええええええ!!!」 と飛びかかってくるが、同志めーりんはてきぱきと足を噛みちぎっていく。 「ゆぎゃああああああ!!!!!」 「でいぶの、でいぶのあじがああああ!!!!」 「うわゃーん、おかーしゃん、あちがいちゃいよおおおおお!!!!」 でいぶとはなんだ?米帝デー○=ス○クターか? 一通り足を使いものにならなくしたとこでおもむろに声をかける。 「ユックーリシテイッテネ!!」 「ゆびいいいゆっぐりぢでいっでねええええ!!!ゆっぐりでぎないいいい!!!」 一通り挨拶をすませた後、簡単に人民裁判を開始する。弁護士はなし、傍聴人は同志めーりんだけだ! 「さて、君たちはこれまでの間我々人間の畑を漁って散々野菜を盗んだ。間違いないな!」 「だがらどうぢだああああああ!!!!!ぞれよりざっざどまりざざまだぢを あだだがいいえのながにもどぢでゆっぐりぢねえええええ!!!!」 「「しょーだしょーだ!!」」 「おやざいはがっでにはえでくるものでぢょおおおおおお!!!!」 吹雪の中震えながらも罵声を浴びせるゆっくり共。反省の意図なし、と。 あっても判決は既に決まっているが。 「被告に悔悛の情なし!よってゆっくりまりさどもの巣を完全に破却した後、一匹づつ公開処刑に処する!」 「ゆ”ううううううううううう!!!!!!!」 叫ぶ死刑宣告されたゆっくり一家。一方同志めーりん達は 「「ypaaaaaaaa!!!」」 と喜びをあらわにしている。 「ypaaaaaaaa!!!!」 またポリルトークめーりんの号令がかかり、同志めーりん達は巣の中にあったものを全て外にぶちまける。 冬ごもりの餌は今夜の宴会用、綺麗な石を沢山帽子の中に入れて見せびらかしている同志もいる。 魚の骨には価値がないのか森の方に投げ捨てている。 「ゆがあああああああ!!!ばでぃざざまのぶゆのじょぐりょうがあああああ!!!!!」 「くずめーりん、れいみゅのちゃからものかえちてえええええ!!!!」 「やめちぇええええ!!!まりちゃのおさかなさんのおほねさんすてないでえええ!!!!」 ばでぃざとはなんだ?新種の怪物か? 一通り戦利品の分配が済んだ後はお待ちかね、 「ヒャア!汚物は消毒だあああああああ!」 「「「ypaaaaaaaa!!!」」」 叫び声をあげながら次々とまりさどもをレイプしていく同志めーりん達。 「やべでええええ!!!ぐずのごどもなんがぼぢぐないいいいいいい!!!!」 「ゆうううううう!!!!でいぶのばーじんはまりざのぼのなのにいいいいいい!!!!」 「ゆぇぇぇん!ちゅっきりちちゃくないよぉぉぉぉぉぉ!!!」 わりかし美ゆっくりだったれいむには同志めーりんの行列ができている。おお、前と左右とは4Pか。 あまりすっきりしすぎて腰を抜かすなよ! ワシも負けずにヴォートカ(ウォッカ)を飲みながら赤ゆっくりを一匹掴むと口の中に入れる。 うむ、美味い。やはりサハリンスカヤ(ウォッカの一種)には甘味がよく似合う。 「「ypaaaaaaaa!!!」」 「ゆぎゃああああああああでいぶのあがぢゃんがあああああ!!!!」 お、散々犯した後黒ずんだ赤ゆっくりを食べているな。うむ、自給自足こそ我らが極意よ! 「ごろず!ぜっだいにごろずううううう!!!!!」 こっちのまりさはまだ元気だ。頭に茎が10本も生えているのにまだ叫んでいる。 「同志めーりん!」 「ypa!」 「好きなように殺せ!」 「ypaaaaaaaa!!!」 みるまに片目をえぐり、歯をすべて折り、茎を一本一本折ってまりさの目の前で食べ、すり潰していく。 「ばでぃざのがわいいおべべええええええ!!!!!」 「あがぢゃんがあああああ!!!ゆがががががが!!!!」 「ふぁふぇ(しね)!ふゅっふゅふぃふぇふぃふゃいふぃふぃいふぁふぃふぇぇぇぇぇぇ (ゆっくりできないじじいはしねええええ)!」 仕上げにまりさの左右を同志めーりんが押さえ、引っ張る。 「ふゅふゃあああああああああああああああうわらば!!!!!!」 もう耐えきれないだろうと思った瞬間、真中から千切れて吹雪とともに舞い飛ぶ大量の餡子。実に爽快だ! 周りを見渡すと他のゆっくりの処刑も済んだようだ。 「よおし!次のゆっくりを殲滅するぞ!ypaaaaaaaa!!!」 「「「「ypaaaaaaaa!!!」」」」 まだ雪は降り始めたばかりだ。この冬はゆっくり達の地獄となる事だろう。 終 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 虐待に重点を置いて書いたらどうなるか試してみたかったのでソ連軍をコンセプトに書いてみました。 なんでめーりんの鳴き声が違うの? ロシアから来た外ゆっくりだからです。ちなみにアメリカのみょんは「DIIIICK!!」と鳴きます。 めーりんは何匹? 兵士10匹に政治将校1匹です。ドス相手に背中を見せたりしたら政治将校に処刑されます。 これまでに書いたもの 剣客みょん 合戦 このSSに感想を付ける
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ゆっくりCUBE2 ※登場キャラクターがちょっと変わり、罠を増やしました。 こんにちわ、上白沢慧音です。 まず皆さんに謝らなければなりません。 SOW、ではなくSAWでした。 SOWというのは作者がやっているFPSのネットゲームのことで、SAWとはなんの関係もありません。 ご了承ください。 さて、今回登場するのはまりさ、ありす、ぱちゅりー、めーりんです。 結果は明らかと思っているかもしれませんが生暖かい目で見てやってください。 まりさは目を覚ました。 辺りは鏡張りでできた奇妙な部屋だった。 そして周りには、同じく不思議そうに辺りを見回しているゆっくり達がいた。 「ここはどこ? ゆっくりできるの?」 そう、尋ねる。 すると、部屋にいたありすとぱちゅりーが反応した。 「いなかくさいけどまあまあゆっくりできるわ!」 「ほこりっぽいけどだいじょうぶよ」 そして、もう一匹。 「じゃおおおん」 「ゆ!? なんでグズめーりんがこんなところにいるの!? しんでね!」 まりさは汚い物を見るかのような目でゆっくりめーりんに叫ぶ。 それを見たありすとぱちゅりーも調子に乗る。 まりさは多少はかしこく、多少は力があるのでリーダーとされることが多い。 ありす達は本能的にそれに反応したのだろう。 「しゃべれないいなかものめーりんはしんでね! このよにいらないよ!」 「むきゅ! あなたがいるとどくしょのじゃまになるわ! きえてなくなってね!」 起きた途端罵声を浴びせられ、めーりんは訳がわからなかった。 だが、これだけは把握していた。 今自分がいじめられようとしていることを。 「じゃお! じゃおおん!」 自分は何もしてないと言っているのだが、まりさ達には伝わらなかった。 「なにいってるかわからないよ! きもいよ!」 「しょせんいなかものはくずね!」 「じゃまだからきえてなくなってね!」 三匹はめーりんに向かって体当たりを仕掛ける。 めーりんは体の皮は厚いが、戦闘能力は皆無に等しい。 実際戦えば強いのだろうが、この饅頭には戦うという知能がなかった。 「じゃお、じゃお~ん」 「きもいよ! なきごえきもい! きもいやつはこのよにいらないからしんでね!」 「いなかものすぎておなかがいたいわ! きたならしくしんでね!」 ゲラゲラと笑いながらぼこすかと体当たりを食らわせ、めーりんはボロボロになっていた。 その時、ぱちゅりーが叫び声をあげた。 「まずいわ! このへやどんどんみずがはいってきてる!」 それに反応して二匹はぱちゅりーが言った先を見た。 細い管から水が勢いよく噴出している。 川の流れとは違う勢いに、4匹は身の危険を感じ取った。 「あそこからでられるわ! いっしょについてきて!」 そう言ってぱちゅりーが先頭になってありすとまりさを率いた。 めーりんは厚い皮のおかげかたいした怪我はなく、表面だけがボロボロになっていた。 急いで3匹の後追う。 「じゃお?」 その時きらりと輝く一つの物体を発見。 気になって近づいてみる。 「めーりんがじぶんからしににいってるよ!」 「ばかのだいめいしね!」 三匹は嘲っているが、めーりんは光るものに夢中だった。 光るものは細長い棒のような形で、先端に歪な四角い突起があった。 めーりんはそれを口の中に放り込んで急いで部屋を出た。 4匹が向かった先には、ある一本の通路があった。 ゆっくり一匹分が通れるほどである。 「さっさといこうね!」 「まって!」 通路を通ろうとするまりさをぱちゅりーが止めた。 「なにがあるかわからないわ! このめーりんからさきにいかせましょ」 「そうだね! めーりんはどうなってもいいもんね!」 「ぱちゅりーあったまいいー!」 賞賛されるぱちゅりーは照れ隠しにそっぽを向いた。 めーりんは何も知らずに通路に入る。 一歩、また一歩と進んでいくが、何の気配もない。 「やっぱりだいじょうだよ! ぱちゅりーもいっしょにいこうね!」 「むきゅ、そうだったみたいね、ごめんねみんな」 「べつにだいじょうぶよ! とかいはありすはかんようだもの!」 そう喚いているときだった。 がちゃん、と機械が動く音がする。 瞬間、めーりんの真後ろに鉄のアームのようなものが壁に付いていた。 「じゃお?」 めーりんが不思議そうに見ていると、アームは横をすべるように進んでいく。 慌てて走り出し、通路を越えた。 「な、なんだぜあれは……」 「わからないわ でもくずめーりんにできてわたしたちにできないことなんてないわ!」 「ありすのいうとおりよ!」 三匹は最初アームに驚いていたが、やがて勇気を出してありすが行く事になった。 「ゆっ! とうぜんよ! れでーふぁーすとだもの!」 そう言って通路を進んでいく。 やがて再び機械音が聞こえた。 お構いなしにアリスが進んでいくと、いきなり体に衝撃が走った。 「ゆぶぇっ!?」 何が起きたかわからず、横目で見るとアームが自分の体を掴んで壁に叩きつけられている。 ぱちゅりーとまりさの悲鳴が聞こえた。 だが、それも自分の悲鳴で塗り替えられた。 「ぎゅぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ごごっごごっごごっごがぎぎぎぎぎ!!」 アームが横にすべるように進む。 ありすを壁に張り付かせたまま。 摩擦でありすの体は摩り下ろされていた。 通路の壁にクリームの線ができる。 「ぎゃぎゅぎゅぎょげげげげげばっ! …………!!」 口を摩り下ろされ、何も喋れなくなる。 だが、残った目だけは痛みと恐怖を表していた。 アームが去った後は、ありすの折れたカチューシャと皮だけが残っていた。 「ありずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「むぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! だんでぐずべーりんはだいじょうぶなのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?」 二匹は通路の入り口で擦り寄って怯えている。 しかし、そんな二匹を時間が待ってはくれない。 「むぎゅ、うしろからみずのおとがするわ! まりさ、がんばって!」 「やだよぉ! ばじゅりーがさぎにいっでよぉ!」 泣き叫びながらまりさはぱちゅりーを押し出す。 仕方なくぱちゅりーは通路を進んだ。 また、あの機械音が聞こえる。 その瞬間、ぱちゅりーは横っ飛びをした。 アームは彼女がいたもとの地点に叩きつけられる。 そしてそのアームにぱちゅりーは噛み付いた。 「むきゅー!」 横にすべるアームにしがみついてなんとか出口にたどり着く。 まりさはそれを見て、泣きべそをかきながら同じ事をした。 何とか渡りきったまりさは、めーりんに体当たりを食らわせた。 「どおじであのどぎじなながったの!? ありずよりおまえがじねばよがっだのに!」 「ぞうよ! どうじてあのとぎおじえてくれなかったの!?」 理不尽な事を言って二匹はめーりんに八つ当たりをした。 二匹にとって彼女はただの鬱憤を解消する道具でしかないのだろうか。 次の部屋は何もなかった。 ただ扉だけがおいてある。 しかし、ものすごい距離だった。 「なにかあるわ! めーりんさきにいきなさい! ほらぐず!」 ぱちゅりーがめーりんを突き飛ばして走らせる。 めーりんが部屋を歩いていると、地面が揺れた。 「なななななに!?」 「ぱぱぱちゅちゅちゅりりりー!! そらがおちてくるよ!」 見てみれば、天井が段々と迫ってくるではないか。 ぱちゅりーは誤算だ、と思った。 この距離ならめーりんが助かり自分達はつぶれてしまうではないか。 ならばどうすればいいか。 「まりさ、わたしをめーりんのいるところまでなげてね!」 「ゆゆ! そんなことしたらぱちゅりーとめーりんだけたすかるぜ! そんなことはさせないぜ!」 「ちがうわ! わたしがめーりんをなげとばすからめーりんになげてもらえばあいつだけしぬでしょ!?」 その言葉にまりさは顔を輝かせる。 「そうだぜ! やっぱりぱちゅりーはあたまがいいぜ! それっ!」 まりさはぱちゅりーの髪をくわえ、思い切り投げ飛ばす。 実際には勢いをつけて転がしているのだが、それでもぱちゅりーはめーりんの元へたどり着いた。 「ぱちゅりー! はやくめーりんをなげてね!」 「……ごめんねまりさ! このめーりんはほかのへやにもつかうからまりさはそこでしんでね!」 突然の裏切り。まりさは目を丸くした。 なぜ、さっきまで一緒になってめーりんをいじめていたのに。 「どおじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 「むきゅ! かんたんよ! まりさよりくずめーりんのほうがいうこときくしずっとりようできるわ!」 そう言ってめーりんとぱちゅりーは部屋を出て行ってしまった。 置いていかれたまりさは急いで出口へ向かう。 もう天井はすぐそこまで来ていた。 その時、ぱさりと何かがまりさの後ろで落ちた。 「ゆっ! まりさのぼーし!」 ゆっくりにとっては命に等しい帽子が天井に引っかかり落ちたのだ。 慌てて拾う、だがもうその行動のおかげで出る事は不可能になった。 「ゆぐぐぐ! おもいぜ! だれかだずげでね!」 助けを求めるが誰も返事をしない。 「ぼでがいでずう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! まりざをだずげでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 今度は本当の悲鳴。 天井の重さに圧迫されて体にひびが入る。 溢れる餡子は目から、口から溢れていた。 「ゆびゅべべっ!! ぎぎぎっ!! だずげべぇ……」 ズシン、と音がして部屋は閉ざされた。 出口からは餡子が一筋流れ出た。 次の部屋は質素な部屋だった。 一本道の坂があり、その中を振り子のように鎌が通り抜けていた。 「めーりん はやくいきなさい」 「じゃおおおん!」 言われた通りに進むめーりん。 振り子が遠ざかったのを確認し、進もうとしたそのときである。 「えいっ」 「じゃぐぼぼぼぼっぼぼ!!?」 奇妙な悲鳴を上げてめーりんは真っ二つになった。 ぱちゅりーは彼女の髪を引っ張り、鎌の餌食にさせたのだ。 「くずなめーりんにはおにあいね!」 そう笑ったとき、ぱちゅりーはめーりんの死骸から輝くものを見つけた。 最初にめーりんが拾ったものである。 「きれいね、これはぱちゅりーのたからものにしてあげるわ」 そう言ってそれを咥えて外に出た。 だが、そこはまたガラス張りの部屋だった。 その奥から慧音が現れる。 「おめでとう、ゆっくりぱちゅりー」 張り付いたような笑顔で笑う。 「そんなことはいいからここからはやくだしてちょうだい!」 「わかったわかった、じゃあその鍵を渡してくれ。外に出るには必要だ」 ぱちゅりーはさっきの輝くものを吐き出す。 宝物がなくなるのは惜しい事だが、命には変えられないと思ったのだ。 「さぁ、出口はこっちだ」 「むきゅ! おねーさんありがとう!」 出て行くぱちゅりーを慧音は冷たい目で見送った。 外ではアナウンスが流れる。 『今回の優勝者はゆっくりぱちゅりーでした~! やはり頭脳派ですから生き残る確立はまりさと半々でしたかねぇ。 めーりんが最後まで生き残っていた事にも驚き! これだからゆっくりCUBEはやめられない! 換金は出口の方でしておりますので予想が当たった方はそちらへどうぞ~』 ■■■ 「むっきゅー! さすがわたしね!」 喜びながら森の中を駆け回るぱちゅりー。 見捨てた饅頭などどうでもよく、今は出られた事の嬉しさに酔いしれていた。 その時まりさの群れがぱちゅりーの前に現れる。 「まりさたち! わたしね! にんげんのわなからだっしゅつできたのよ!」 褒められると思った。 すごいねぱちゅりーとか、どうやったの!?とか言われると思っていた。 「そうだね! まりさたちのなかまをぎせいにしてね!」 「むぎゅ!?」 ぱちゅりーは唖然とした。 なぜ? 見られていたのか? ぱちゅりーは知らない、あれがマジックミラーだという事を。 そして参加者の家族にもそのショーを見せる事を。 「まりさをみごろしにしたぱちゅりーはしんでね!」 「ちね! ゆっくりちね!」 「じごくにおちろ!」 「むぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!!!!!」 パチュリーの悲鳴が、森の中に木霊した。 あとがき。 生存確認。 登場させたゆっくりは全滅させる主義でしたが群れは殺せませんでした。 ゆっくりめーりんのやわらかさは紅美鈴のおっぱいのやわらかさと一緒だと思っています。 一応誤字については以前の後書きにも書きましたが慧音に謝らせました。 ごめんね、何でこんなに言うのかといえば英語の誤字は日本語の誤字よりめっちゃ恥ずかしいからです。 喫茶じゃ書き込めないんだよね そういやスレに報告できたの一回だけなんだよね 恐ろしい。 家庭の事情ですので沖になさらず。 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3? 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE ゆっくりと男 虐待おねーさん 書いた慧音のムチムチおっぱい:神社バイト このSSに感想を付ける