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RPGツクールDS+ みんなでゲームを作る 本ソフトでは、『RPGツクールDS+』を持っているユーザー同士で、 作成したゲームデータをあげたりもらったりといったやり取りが可能です。 さらに、やり取りできるのはゲームデータ全体だけでなく、データベースで作成したデータを個別単位でも行なえます。 たとえば、面白い魔法を思いついたら、それだけを作って友だちのゲームに送信して使ってもらう、 というような共同制作も簡単にできます。 また、データのやり取りは、Wi-Fiコネクションを通じて行なうことも可能です。 Wi-Fiコネクションを使用できる環境があれば、あらかじめフレンド登録を行なっておくことで、 相手が近くにいないときでもデータをやり取りできます。 コメント 管理人さんは、どんなゲームを作りますか?返事求む! -- 俺 (2012-05-20 10 12 14) フレンドこうかんしたい~ -- みぃ(弟) (2012-08-12 11 31 00) みなさんフレンドになりましょう!! -- ミカヅキ (2013-04-08 20 19 08) 訂正wwwいいな!それは是非ともフレンド交換したい!返事まってます。 -- ノーコメもありや (2013-05-09 12 55 37) フレコ交換しましょう! 返事下さい!待ってます! -- アル (2013-09-16 11 16 48) フレコってなに?? -- イクスラノ (2013-09-21 18 08 03) 名前 コメント
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あらすじ ケイ「魔力パネェ」 マイルズ「スコップに愛されすぎでしょ」 俺「固有魔法が身体強化だと思ったかい?残念!!スコップ強化だよ!!」 以上!! さて、俺の異常魔力とスコップ強化という独特すぎる固有魔法が判明した翌日。 マイルズ「ふあ~・・・今日も暑くなりそうね」 日が出てまだ間もなくほどよい気温になっている時、ゴシゴシと目を擦りながらこの砂漠で私室として使っているテントから出てきたのはマイルズである。昨日は驚きの連続で疲れてるのだろう、ふわァと可愛らしいあくびをする。 ヒュン、ザザッ マイルズ「・・・ん?」 すると、彼女の耳に何か物を振り回す音と、砂の上で何か動いている音が聞こえた。 マイルズ「(何かしら?まだ起床ラッパが鳴るにはまだ早いし・・・)」 途切れることなく聞こえるその音にマイルズは興味を抱いたのか、そちらのほうへと歩いていった。 ~~ちょっと離れた場所~~ マイルズが向かおうとしていたところには、すでに先客がいた。 俺「ふっ!!」 そこには上下迷彩服を着た俺がいた。 俺「シッ!!」 ヒュンッと俺は右手に持ったスコップを斜めに振り下ろす。そして、返すスコップで何かを払うかのように廻し下からスコップを突き上げる。 斜めから、横から下から上から様々な角度からスコップを振る、体を捌き、左手で何かをいなす様に動かす。スコップで捌きときたま両手でスコップを握り短鎗のように振り回す。 俺「フンッ!!」 そして両手持ちで振り下ろす。俺がしているのは対人戦用の格闘術・・・いってしまえばスコップ格闘術だ。以前某有名動画投稿サイトで偶然見つけた動画で、 スコップで相手を制圧をする方法をこと細かく教えている動画を見つけた俺は、その動画を見ながら独学でその技を習得した。まあ覚えて何になるともいえるが、 一軍用スコップマニアの俺にとってはそれは凄い有意義なもので、覚えた後も暇があればたまに練習しているのだ。 俺「セイッ!!」 今度は両手でスコップを持ち、槍で突きこむかのように突く・・・その動き一つ見ても無駄なものがない。俺は自分の想像通りに動けたことに満足したのか、 ウンと頷き、元の体制に戻る。 マイルズ「呆れた・・・あなたのいた世界じゃわざわざそんなスコップで戦う技術まで存在するの?」 すると、俺の後ろからここ数日で案外親密な仲になったマイルズがそこにいた。俺はくるっと振り返りおっと見る。 俺「おっは~マイルズ少佐。まあな、俺の居たところじゃ人同士の戦争だったし、こういう技術も自然に生まれてくるもんさ・・・まあ教えているのはほんの 一部の国だけどな」 マイルズ「ふ~んそうなの」 俺の話にマイルズはそう返した。ちなみに俺のいう国はロシア、こちらでいうオラーシャだ。特にスペツナズは非常に細かくスコップでいかに効率よく人間を バラすかを訓練している。 俺「まあそれはそれでなんだけどよ・・・マイルズ少佐、朝から随分と過激な姿じゃないかおい」 スチャッと腰のシースにスコップを入れながら、俺はマイルズのことを見る。 マイルズ「?いったい何を言って・・・!?」 俺の言ったことに最初は理解できなかったのか怪訝な顔になるが、すぐにその意味を理解してしまう・・・先ほどマイルズは何か音がすると思い、いつもの軍服を 羽織っただけなのだが・・・つまりその下は彼女が普段寝ているときの薄着で、ズボンと薄いシャツ一枚なのだ。しかもボタンは三個ほど外れておりなかなか 主張をしている胸の谷間が見えており・・・まあ朝に見るには少々過激が強い姿である。 マイルズ「な・・・な、な・・・!!」 俺「まあね?俺もねいい年した23歳の男だよ?そういうのに興味ないといえば嘘になるけど、せめて淑女らしい格好を進める・・・ってあれ?なんで拳握ってるの?」 マイルズ「こ、この・・・!!」 俺「(あ、なんか嫌な予感)」 プルプルと震えるマイルズを見てなんとなく嫌な予感を感じた俺・・・そして、 マイルズ「なに見てんのよこの変態!!」 顔を真っ赤にさせたマイルズの綺麗なアッパーカットが、俺の顎に見事に炸裂した。 俺「あべし!!」 俺はメキョッという変な音と悲鳴を上げてぶわっと宙へと舞い上がった・・・ 俺「(あれ?今のって俺が悪いの?)」 だんだんと輝きを増す太陽を見ながら、俺は短い空中散歩と洒落込んだ。 ~~しばらくして~~ さて、俺が空中散歩を楽しんだ数十分後。俺とマイルズ、そしてケイは会議等で使う少し広めのテントに来ていた。おそらくこれから行う戦術指導に使うのだろう。 ケイ「ええと・・・まあ色々と聞きたいことあるんだけど・・・とりあえず大丈夫?」 ケイは一通り使うであろう資材を集め終えた後、目の前に座っている顔面がやや凹んでるように見える俺へと話しかけた。 俺「はっはっはっ、ケイ。これが無事に見えるな眼科に行きな。見ろよ、どっかの誰かさんのおかげで顔面が絶賛凹み中なんだぜ?凄くね?」 マイルズ「な、あれはあんたが見るからいけないのよ!!この助平!!」 俺はケイの横にいるマイルズをジトッと見ながら言う。対するマイルズは顔を真っ赤にしながらそう言い返す・・・ちなみに服装はいつもの軍服である。 俺「ああん!?第一あれはあんたがシャツとパンツ・・・じゃなかったズボン一枚で外に出てきたから悪いんだろうが!!」 マイルズ「う、うるさいわね!!それをガン見したのはあんたでしょうが!!この変態!!」 俺「うっせ痴女!!」 マイルズ「な・・・誰が痴女ですって!?変態!!」 俺「うっせあんたなんか痴女で十分なんだよ!!ちーじょ!!」 マイルズ「なんですって!?このド変態!!助平!!発情犬!!」 ギャンギャンエイメンワーワークリーク!!二人は互いを罵倒しあいながら机をバンバン叩く・・・言ってる内容がアレだが、ぶっちゃけ子供の言い争いに見える。 ケイ「はいはいはい!!二人とも落ち着く!!」 そしてこの二人の仲裁に入るのがもはや自分の仕事じゃないか?と思い始めたケイはパンパンと手を叩きながら仲裁に入る。 俺「だって圭子母さんマルトーが!!」 マイルズ「誰がマルトーよ!?」 ケイ「はいはいわかったから落ち着き・・・ってちょっと俺君!?誰が圭子母さんよ!?私は独身よ!?」 俺「いやだってねぇ・・・なんか仲裁の入り方が子供の喧嘩の仲裁に入るお母さんに見えたから」 ケイ「私はまだ23よ!?」 俺「なん・・・だと!?」 ケイ「ちょっと何よその反応!?」 俺「いやだって正直23ちゅうよりは二十台後半か三十代前半に見えたから・・・メンゴ」 ケイ「ぶっとばすわよ!?まったくもう失礼しちゃうわ!!ねえマイルズ少佐」 ケイは同意を求めるようにマイルズのほうに向いた・・・が、 マイルズ「・・・」 マイルズはどこか気まずそうに視線をよそに向けていた。 ケイ「え、ちょっとなんであなたまで黙り込んでいるのよ?ねえちょっと!?」 マイルズ「だ、大丈夫よケイ!!扶桑人は実年齢よりはるかに若く見えるんだから!!」 ケイ「つまり私はかなり年上って見られたわけ!?」 マイルズ「お、落ち着いてケイ。少なくとも私より10歳ぐらい上だと・・・」 ケイ「ちょっと待ちなさい。あなた確か十八歳よね?つまり私は28に見られてたわけ?」 マイルズの年齢をかがんみて、ケイは聞くと・・・マイルズは気まずそうに首をコクリと頷かせた。それを見てケイはふうとため息をつき、 ケイ「もう怒る気もなくなってきたわ・・・でもいい?次は間違えないでよね?絶対よ?」 マイルズ「わ、わかったわ」 怒る気がなくなった・・・といってるわりにはなにやらものすごいオーラを全身から滲み出している。マイルズは思わず反射的にコクコクと首を縦に振る。が、そんなケイの圧力に気付いていないのかどうか・・・俺は何かを考え込むように中空に視線を向けていた。 俺「・・・」 マイルズ「(ちょ、ちょっとあなたも謝りなさい!!さすがにこれ以上は不味いわよ!!)」 そんな俺にマイルズは横から指摘する・・・が、俺は何かを思いついたのかぽんと手を叩き、スッとマイルズのほうへ指を差し、 俺「マイルズさんじゅうはっさい」 と言った。 マイルズ「???どういうことよ?」 ケイ「?」 マイルズもケイもなんだかわからないといった感じだ。 ケイ「マイルズさんじゅうはっさい・・・ん?・・・ぶふっ!!」 ケイは俺の言ったことを反復して何かに気付いたのか、急に噴出し腹を抱えて笑い出す。 ケイ「あっはははは!!お、俺君、なかなか面白いこと思うついたわね・・・ふふ!!」 俺「おう、俺もまさかこんなに面白いネタが浮かんでくるとは思わなかったぜ。なあマイルズさんじゅうはっさい」 マイルズ「いや、だからどういう意味よ!?・・・ん?」 俺にさらに言われ、マイルズはん?と違和感を感じた マイルズ「(ちょっと待って・・・マイルズさんじゅうはっさい・・・マイルズさん十八歳・・・!?)」 そこでマイルズはようやく気付いたようだ。俺はそれを見てにやっと笑い 俺「はい、正解はマイルズ三十八歳でした~ずいぶんと年取ったね~」 マイルズ「な、誰が三十八歳よ!?」 俺「おまえやーーー!!」 マイルズ「キイィィィィィィィィッ!!」 人差し指で差す俺に対し、マイルズはだんだんと地団駄を踏む・・・そこで仲介に入るはずのケイはいまだ笑いを収まらずヒイヒイと腹を抱えて笑っていた。 もはや、カオスの極みである。 ~~しばらくして~~ ケイ「はあはあ・・・あ~久しぶりに笑ったわ~」 ケイはふうと息を吐きながら言いつつ、目に浮かんだ涙をぬぐう。 マイルズ「冗談じゃないわよまったく・・・誰が三十八歳よ・・・」 その横ではいまだぶつぶつと文句を垂れるマイルズがいて・・・ 俺「だから・・・おまえやーー!!」 先ほどと同じようにビシッと人差し指で指差す俺がいた。 マイルズ「~~~!!」 もちろんそれに反応して地団駄を踏むマイルズ・・・もはやおなじみになった光景である。 ケイ「ふう・・・まあ落ち着いてマイルズ少佐。そろそろ話を進めないと今日中に終わらないわよ?」 マイルズ「むう・・・わかったわ」 渋々という風に引くマイルズ。俺もさすがに空気を呼んだのかケイのほうへと向く。 ケイ「準備はいい?それじゃあ今日は俺君に色々と教えるんだけど・・・この世界の情勢について少し触れるわよ」 俺「ああ、そうしてくれると助かる」 ケイの言葉に、俺は頷く。大体のことは最初の尋問のときに(その4 尋問でもスコップをもたせましょう参照)説明を聞いたのだが、改めて聞いておきたいと 思ったのだ。ケイもそれがわかっていたのか、はい、と頷き ケイ「それじゃあ説明をするわよ。そうねまずはーーーー」 ケイの説明が始まった。 ~~一時間後~~ ケイ「ーーーとまあ大体こんな感じかしら?何かわからないところある?」 大体の説明を終えたところでケイは俺に聞く。俺はう~んと呻き 俺「・・・まあなんだ?ようはあれだろ?ネウロイ来たから人類みんなで倒すぞ~みたいな感じだろ?」 ケイ「・・・大体合ってるけど何かしら?このもっとまともな答えが欲しいと思う心は?」 せめて、もっとまともな説明はなかったのだろうか?ともケイは思ったが、残念ながら馬鹿な俺にはこの表現が精一杯である。 俺「いやいやいや、でも大体こんなんだろ?んでそのネウロイに対抗しえるのが魔力を持った少女・・・ウィッチでそこのマイルズさんじゅうはっさい「誰が三十八歳よ!!」・・・十八歳 のマイルズ少佐とかだろう?」 ケイ「ええそうよ。でも魔力は無限に続くわけではないわ・・・ウィッチは歳を取るごとに魔法力が衰退していくの。そして二十歳を越えると戦闘に参加できる魔法力はほぼ完全になくなるわ」 俺「?でもケイは確か23だよな?それと俺もそうだし」 ケイ「あくまで戦闘ができるほどの魔法力よ。空を飛ぶくらいの魔法力は味噌っかす程度だけどは残ってるの。あなたは・・・異世界人だからじゃない?」 ふ~んと、俺はケイの説明を聞いて自分の拳をぐっぐっと握り締めする・・・また何か考えてるのだろう。 俺「(まあ俺はこの世界じゃイレギュラーだからな・・・わからないのは当たり前か)そういや、ウィッチってのは女だけらしいけどよ。男である俺もそのウィッチ の才能があるんだから他にも何人かいるんじゃないのか?」 そこでふと俺は疑問に思ったことを口にした。まあ俺の疑問ももっともだ。この世界にも男のウィッチの一人ぐらいはほかにいるだろう。ケイはその質問を受けええと頷く。 ケイ「いい質問ね。確かにあなたのほかにも何人かはいるわ・・・でもそれだってほんの一つまみで国に一人いるかいないかとなのよ。扶桑陸軍にもいるって話は聞いたことあるけど・・・あったことは一度もないわね」 マイルズ「ブリタニアもそうね。名前やコールネーム、男性ウィッチの噂は聞くけど実質その姿は見たことが無いわ」 二人の答えに俺はうむうむと頷く。 俺「(な~るほどね。いるらしいけど実質的には見たことが無い・・・むしろいるかも定かではない・・・か。折角TOMODATIになろうと思ったのになァ)」 ※ちなみにアルファベットにした意味は特に無い。 俺はバリバリと頭を掻き、話を続ける。 俺「まあ大体の世界情勢やらなんやらはよくわかった。わかんないところがあったらまた聞くからそんときゃよろしくたのまァ」 ケイ「ええそうして。それじゃあこのまま戦術指導だけど・・・ここからはマイルズ少佐お願いね」 マイルズ「ええ、わかったわ」 世界情勢の話もおいおいと、今度は戦術指導に入ることにした三人。だがここで講師交代でケイからマイルズへと変わる。 俺「なんで代わるん?」 もちろんここで絡まるのが俺クオリティ。俺は講師交代の理由を聞く。 マイルズ「・・・何よ?私じゃ何か問題でもあるの?」 俺「んにゃ?特に?ないよ?たぶん?おそらく?絶対?」 マイルズ「なんで全部疑問系なのよ!!」 バンと机を叩きながら俺に怒鳴りつけるマイルズ。が、そこは俺。そんなのどこ吹く風か、ふうやれやれとどこかリベリアンスタイルで首を左右に振る。 俺「やれやれ・・・そんな起こると小皺が増えるぜ?マイルズさんじゅうはっさい」 マイルズ「うっさいわね余計なお世話よ!!私はまだ十八よ!!というよりあんた同じネタ使いすぎてしつこいわ!!」 俺「同じネタで相手をイラつかせる!!それが俺のジャスティス!!」 シュパッ!!とそげふの決めポーズを取りながら俺は叫ぶ。 マイルズ「ああああああ!!もうなんかよくわからないけど、言動が一致していないような気がするわ!!」 俺「たりめえだボケ!!ジャスティスもそげふもまったくの別作品だバーカ!!」 マイルズ「逆切れ!?またここで逆切れ!?」 またもや始まった俺とマイルズの漫才・・・ケイはふうとため息を吐き ケイ「(またか・・・この二人本当は仲いいんじゃないの?)はいはい、二人とも落ち着く!!お昼までには終わらせたいんだから喧嘩しないの!!」 ケイの言葉に二人はおとなしく黙る・・・もはや完全にお母さんである。 ケイ「(なんかまた嬉しいような嬉しくないような気がするんだけど・・・気のせいかしら?)まああれよ。私もマイルズ少佐もウィッチだけど、私は航空ウィッチでマイルズ少佐は 陸戦ウィッチなの」 俺「ああそういやそんなこと言ってたな」 俺は先ほどとこの二日間に聞いたことを思い出す。確かにそんなことをいっていたような記憶はある。初日にも確か歩行脚という陸戦ユニットを履かされた記憶がある・・・ 履いた瞬間に壊れたが。 ケイ「で、あなたは航空ウィッチの適正がなかったから陸戦のプロフェッショナルであるマイルズ少佐に頼んだのよ・・・大丈夫理解できた?」 俺「は~い、ケイ先生わかりました~」 ばっと手を上げる俺に、ケイははいはいと手を振る。 ケイ「それじゃあ頼むわよマイルズ少佐」 マイルズ「ええわかったわ・・・それじゃあまずは」 こうして、マイルズの戦術講座が始まった・・・が、もちろんそんなすっぱりと聞く俺ではない。 マイルズ「それじゃあまず、哨戒中に敵ネウロイを発見したとするわ。まずどうする?」 俺「スコップで突撃!!」 ずばっと0.1秒もあけずに答える俺。まあ俺らしい答えといえば答えなのだが・・・マイルズはぴクッと米神を引くつかせる。 マイルズ「・・・相手ネウロイに発見されたとして、交戦となったわ。どうする?」 俺「スコップでコアを叩き割る!!」 これもまた予想を裏切らない答えだ。マイルズの米神がさらにピクピクと引きつく。 マイルズ「・・・・・・相手ネウロイのビームか弾丸が飛んできたとするわ。どうする?」 俺「スコップで弾く!!」 まあある意味間違ってはいない。実際スコップをそのように使う技術はしっかりとあるし、日本軍(こっちだと扶桑軍)だとスコップに小さい穴が開いており、 即席の覗き穴のある防弾盾になるスコップがあるぐらいだ(ちなみに少円匙と呼ぶ) マイルズ「(落ち着いて私。こいつは本気に相手したらだめよ冷静になるのよ私)・・・・・・・・・相手ネウロイのコアは見えたとして残弾が尽きたとするわ。近接戦でも届かないところにコアがあるとするわ。どうする?」 俺「スコップを投げてコアを叩き割る!!」 まあ、これもロシアのスペツナズなどでは教えているので間違ってはいない。が、 マイルズ「あああもうううう!!あんた何でスコップにこだわるのよ!!馬鹿なの!?馬鹿なんでしょ!?」 もちろん講師をしているマイルズはこんなスコップスコップばっか言ってる俺に対して切れるのも当たり前といえば当たり前だろう。 俺「あんだと!?馬鹿は認めるがスコップは便利な近接武器なのは確かだろうが!!」 マイルズ「うっさいわね!!第一あんたはーーー!!」 俺「なんだと!?そういうあんんたもなーーーー!!」 ギャンギャンワンワンヒャッハー!!ジャスティス!! ケイ「(ああ・・・この二人はどうしてこう・・・)」 ケイは目の前で言い争いをする俺とマイルズを見てふうとため息を吐く。 マイルズ「第一ね銃剣突撃はどこにいったのよ!!ブリタニアでは銃剣突撃は伝統で最高の戦法なのよ!!」 俺「だァから!!銃剣で相手を刺突したら抜けなくなるだろうが!!そこで縁を砥いだスコップで戦斧みたいに振り回すんだよ!!」 マイルズ「銃剣突撃ならいざとなったら銃も撃てるわよ!!そっちは近接戦だけじゃないの!!」 俺「あほか!!背中に最初ッから銃背負っときゃ問題解決するだろうが!!あと手榴弾!!てかスコップ投擲で相手を倒す!!はいこれでかつる!!」 いつのまにか話の内容が銃剣突撃とスコップの戦闘どちらが上かという話に摩り替わっていることに気付かず、二人はそのまま熱い議論を続ける。 ケイ「(これはこれで貴重なシーンね。せっかくだから撮っておきましょう)」 カシャッと熱くなってる二人が気付かぬ間にケイは愛用のライカでその貴重なシーンを撮った。 ちなみにこの熱い議論が終わったのは真美が昼食に呼びにきた二時間後だったとか。
https://w.atwiki.jp/3dsmiisuretigai/pages/17.html
No お祝い内容 01スペシャルMiiとすれちがった! 02スペシャルMiiと10回すれちがった! 031度に5人連続で男のMiiがやってきた! 041度に5人連続で女のMiiがやってきた! 05同じMiiと10回すれちがった! 061日で100回すれちがった! 075日連続すれちがった! 0810日連続ですれちがった! 09久しぶりにすれちがった! 10かなり久しぶりにすれちがった! 11今日誕生日のMiiとすれちがった! 12初めて「すごくいい」と言ってもらった! 13「すごくいい」と10回言ってもらった! 14「すごくいい」と50回言ってもらった! 15「すごくいい」と100回言ってもらった! 16合計2つの地域のMiiに出会った! 17合計3つの地域のMiiに出会った! 18合計5つの地域のMiiに出会った! 19合計10の地域のMiiに出会った! 20合計20の地域のMiiに出会った! 21合計30の地域のMiiに出会った! 22合計50の地域のMiiに出会った! 23じぶんの国にあるすべての地域を制覇! 24合計2カ国のMiiとすれちがった! 25合計3カ国のMiiとすれちがった! 26合計5カ国のMiiとすれちがった! 27合計10カ国のMiiとすれちがった! 281度にやってきたMiiが3人連続でさいごに遊んだゲームが同じ! 29はじめてこべつあいさつがきた! 30はじめてすれちがった! 3110回すれちがった! 3250回すれちがった! 33100回すれちがった! 34500回すれちがった! 35777回すれちがった! 361000回すれちがった! 372000回すれちがった! 383000回すれちがった! 394000回すれちがった! 405000回すれちがった! 416000回すれちがった! 427000回すれちがった! 438000回すれちがった! 449000回すれちがった! 459999回すれちがった! 46広場が10人になった! 47広場が50人になった! 48広場が100人になった! 49広場が500人になった! 50広場が1000人になった! 51広場が2000人になった! 52広場が3000人になった! 53ピースあつめの旅で3回連続してピースがかぶった! 54ピースあつめの旅で初めてパネルがそろった! 55ピースあつめの旅でパネルが5枚そろった! 56ピースあつめの旅でパネルが7枚そろった! 57ピースあつめの旅でパネルが10枚そろった! 58すれちがい伝説で1部屋突破した! 59すれちがい伝説で3回連続剣でミスした! 60すれちがい伝説で1ターンで50ダメージを越えた! 61すれちがい伝説で黄色の盾を破壊した! 62すれちがい伝説で水色の盾を破壊した! 63すれちがい伝説でやみの部屋を突破した! 64すれちがい伝説をクリアした! 65すれちがい伝説を2回クリアした! 66すれちがい伝説を5回クリアした! 67すれちがい伝説を10回クリアした! 68すれちがい伝説を30人以下のMiiでクリアした! 69すれちがい伝説Ⅱでまぶしい部屋を突破した! 70すれちがい伝説Ⅱで炎の部屋を解除した! 71すれちがい伝説Ⅱで冷気の部屋を解除した! 72すれちがい伝説Ⅱで毒の部屋を解除した! 73すれちがい伝説Ⅱで白と黒の盾を破壊した! 74すれちがい伝説Ⅱをクリアした! 75すれちがい伝説Ⅱ裏伝説をクリアした! 76すれちがい伝説Ⅱ裏伝説を2回クリアした! 77すれちがい伝説Ⅱ裏伝説を5回クリアした! 78すれちがい伝説Ⅱ裏伝説を10回クリアした! ◎条件達成のワンポイント 01・02 期間限定で配信されるスペシャルMiiとすれちがう 09・10 それぞれ10日以上、30日以上を空けてからすれちがうことで達成 12~15 同一Miiとの2回目のすれちがい時に評価され、3回目のすれちがい時に届く 53 ゲームコインでもらったピースが、3回連続で入手済みのピースで達成。同じ位置のピースである必要はありません 60 2週目のよろいデーモン2体(げんえいの塔 4階)を、ねむりやこおった状態にしてレベル7の勇者で1人で倒す 68 レベル7の勇者の剣で進める。盾とやみの部屋に注意しつつ勇者を雇うこと。最大270枚のゲームコインが必要
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みんなあつまれ 収録作品:あつまれ どうぶつの森[NS] 原曲作曲:岩田恭明 編曲者:戸高一生(ライブ版) 概要 やあ、****島の みなさん。 今日は ぼくを呼んでくれて ありがとう いつだったか ここによく似た 素敵な 無人島の夢を 見た気がするんだ・・・ ここも 元は 無人島だったと聞いたけど、 もしかしたら ここが あの夢の場所なのかも しれないな ヒトも 島も 活き活きしていて 色んな仲間が あつまりたくなる、 そんな魅力を 感じるよ ・・・・・・ ひとりで ながながと しゃべっちゃって ごめんな もう、そろそろ 演奏を始めようか それじゃあ、聴いてくれ ****島の みんなにささげる みんなあつまれ あつまれ どうぶつの森から追加されたとたけけライブの一曲。 本作はシリーズとしては初となる、ゲーム開始から数日に跨って進行するストーリーが存在する。 住人を増やし、島を発展させてとたけけのライブを行うのが最終的な目標となる。 その際のライブで演奏されるのがこの曲であり、実質的なエンディングテーマである。 曲としてはオープニングテーマのアレンジ。ビッグバンドの生演奏による原曲とはまた異なる、アコースティックギターとどうぶつ語の優しく温かな弾き語りで、深い感慨に浸れる一曲。 このイベントのみ、住人全員に加えてしずえやたぬきち、フータなど施設住人も揃って聴くライブとなる。(あさみときぬよだけ何故かいないが) ライブではシリーズ共通演出でスタッフロールが流れるが、どうぶつの森シリーズにおいて明確な『エンディング』が演出されるとたけけライブは初の試み。 オープニングテーマは初公開PVから使われており、その優しい旋律は発売を待つ間もファンの心に刻み込まれていた。 無人島から始まった島生活の中で住人を集め、整えた舞台でシリーズおなじみのとたけけによって演奏されるとあれば感動もひとしおである。 オープニングテーマのアレンジということもあり、ゲームの本格的な始まりを告げる歌とも言えるかもしれない。 なお、エンディングイベント後は毎週土曜日、とたけけが島にやってくるようになる。 リクエストすればもちろん歌ってくれるので、一週間の終わりに聴いて疲れを癒すのもまた一興。 過去ランキング順位 みんなで決める2020年の新曲ランキング 12位,67位(オープニングテーマ) 収録サウンドトラック 「あつまれ どうぶつの森」オリジナルサウンドトラック とたけけミュージック集 Instrumental
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. 362 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 07 21.66 発信元 221.30.151.167 シベリアにブーン系専門の図書館が設立されて早2年になろうとしている。 ( ^ω^) 館長のブーンは大好きなクッソスレ集を読み終えると、手を膝の上に組み、窓の外を眺めた。 雪は吹雪くでもなく、しんしんと降っている。 清冽そのものの雪景色とは対照的に、ブーンの脳内にはまだクッソスレの残り香が強く立ち込めている。 この奇妙な静寂の中で、柄にもなくブーンは考えだす、 ブーン系とは?ひいては物語とは、本とは? ( ^ω^)(このウンコの香りは僕の中での実在だお・・・) ( ^ω^)(当然、作者にとっても実在だお・・・) ( ^ω^)(実在の共有こそが、物語の意義なのかお?) ( ^ω^)(わからんお) 363 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 08 44.27 発信元 221.30.151.167 ブーンはおもむろに立ち上がった。 給湯室に行ってお湯を一杯飲もうと思ったのだが、椅子に手を置いたまま再び考えだした。 ( ^ω^)(いや、むしろ共有されなければ実在ではないのかお?) ( ^ω^)(人間相互の中で共有される認識が、実在なのかお?) ブーンは歩きながら考える。 ( ^ω^)(例えば赤ん坊は、自分の存在を認めてもらいたくて一生懸命なくお) ( ^ω^)(そうやって、自分が無力で、他者の保護を必要としていることを示すんだお) ( ^ω^)(そう考えると生けるもの全ては、物語を発信しながらいきてるんだお) ( ^ω^)(送信と受信のコネクションが成立して、実在が認められないと生きていけないんだお) ( ^ω^)(だれにも届かなくって、社会的にも生物学的にも死んでしまう人もたくさんいるお) ( ^ω^)(そう考えると、僕の大好きなクッソスレもなんらかの意義を帯びているような気がするお) ( ^ω^)(それは悲愴な叫びなのか、意識や感情の余剰から生じるものなのか) ( ^ω^)(わからんお) 364 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 09 54.76 発信元 221.30.151.167 給湯室でお湯を飲むと、閲覧室の方へ向かった。 物語の受信者たちを見るためである。 ( ^ω^)図書館であいましょう のようです ブーンがそんな考えに囚われ始めてからというもの、彼にとって本を読んでいる人に話しかけたり、 うしろから何を読んでいるかを覗き込んだりするのが習慣となっていた。 「キモイのでやめてください」 という声が後を絶たなかったが、これは館長としての務めだと考えてしつこく行っていた。 そんなわけでブーンの株は下がり気味であった。 今日のターゲットは、髭面、初老の男性だ。 ( ´W`) 365 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 10 47.68 発信元 221.30.151.167 ( ´W`) ( ^ω^)「何をお読みですかお?」 ( ´W`) 「ふん、なんだ、館長か。気楽な稼業だな、まったく」 ( ^ω^)「本も興味ありますけど、誰が書いて誰が読んでいるのかも興味あるんですおー よりよい図書館にしていくために必要ですおー で、何読んでるんですかお?」 ( ´W`) 「ん?これか。これは、全くくだらない、つまらん話だ」 ( ^ω^)「・・・なんでそんな本を読もうと?」 ( ´W`) 「消息文代わりだ。これを書いているのは俺の息子だ。 奴はヴィップグラードの大学に進学して、勉強に身を入れるでもなくこんなものを 書いている。手紙一つもよこしやしない、あのバカめ。 だから、これを読んで奴の身辺を探ってるわけだ」 ( ^ω^)「そうですかお・・・親心子知らずですね・・・」 366 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 12 14.97 発信元 221.30.151.167 ( ´W`) 「まあな。昔は、親を肥溜めに落としたり、爆弾巻きつけて走らせたりとか そんな話ばっかり書いておったわ。 ちょっと前まではエロ恋愛を書いておった、あいつめ、女に飢えていたと見える」 ( ^ω^)「では・・・最近はリア充に?」 ( ´W`)「充実しとるかどうかはわからんが、どうやら、女ができたと見えるな。 女の悪口ばかり書くような作風になった。苦労しとるんだな」 ( ^ω^)「現実感のある異性を描くようになったということですかお」 ( ´W`)「そうだ。甘い幻想が過ぎ去った後は、ただの作業だ。ストッキングの伝染に苛立ち、 化粧前の顔は見ないふりして、夜は疲れているからと断る。これが現実だ」 ( ´W`)「そんなこんなで、昔はあんなに親に尖っていたのに、最近じゃ父親に対する 尊敬みたいなもんが感じ取れる。 奴もわずかばかり成長したんだろう。 まあ、そんな風にここを利用させてもらっとるよ」 367 :( ^ω^)図書館で会いましょう のようです:2012/01/29(日) 14 15 30.88 発信元 221.30.151.167 ( ^ω^)「そうですかお・・・・」 ( ^ω^)「ん?」 ( ^ω^)「父親に対する尊敬・・・ひょっとして・・・」 ( ´W`)「なんだ」 ( ^ω^)「子どもができた、とか・・・」 (; ´W`)「な、な、な、な、なんだって!」 ( ^ω^)「いや、例えばの話で」 ( ;´W`)「いやありうる、アイツならやりかねん、クソッ! バーさんと今すぐにアイツのところにいかなきゃならん!」 本をその場に置き捨てると、勢い良く走り玄関を開けて、外へ飛び出した。 冷気が一気に吹きこみ、来館者たちは迷惑そうな顔をした。 ブーンは考える。 ( ^ω^)「本は人なり、人は本なり・・・だお」 (^ω^)「図書館で会いましょう」 その2 戻る
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「夢の中で逢いましょう」(ゆめのなかであいましょう)は、B zの楽曲。作曲は松本孝弘。作詞は稲葉浩志。 アルバム『MAGIC』収録曲。 昭和歌謡を意識して制作された楽曲。 アルバムツアー「B z LIVE-GYM 2010 Ain t No Magic 」では演奏されず、ライブ未演奏。 参加ミュージシャン 松本孝弘:ギター、作曲、編曲 稲葉浩志:ボーカル、作詞、編曲 シェーン・ガラース:ドラム バリー・スパークス:ベース 仲兼一郎:トランペット 上石統:トランペット 渡辺ファイアー:サックス 東條あずさ:トロンボーン 寺地秀行:編曲 使用機材 Gibson TAK MATSUMOTO D.C Gold Top Prototype #2008-2P-90搭載。 F.A.T K23 RED 収録作品 リリース日 タイトル 2009年11月18日 MAGIC 名前 コメント
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お誕生日お祝いのお寿司 2008年11月22日 (土) ごはん日記にもたびたび書いている、 お気に入りの近所のお寿司屋さんのお寿司まで注文してくれていました。 配達をしていないお寿司屋さんなので、わざわざ受け取りに行ってくれたみたい。 生モノは苦手な私ですが、ここのお寿司なら少しいただけます。 何より妹たちの心遣いに感動。 2008/11/22 19 07 02 Canon EOS Kiss Digital X おいしいもの
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みんなでつくろう幻想入り 動画リンク コメント みんなでつくろう幻想入り 119人目の幻想入り。 おおー。この発想はなかったわ。まずはキャラメイキング!からという動画です。ほほう、本当に1からつくるみたいです。これは新しい試み。 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 何となく見てみたが、これはもっと評価されても良い気が・・・ -- 名無しさん (2008-04-03 23 20 11) もっと評価されるべき。最新作が出たら一気に伸びそうな気も……。 -- 名無しさん (2008-04-12 13 14 15) 名前 コメント すべてのコメントを見る ※レビューについては、こちらもご覧下さい。
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よかったのかホイホイついてきて 張角軍、小次郎軍で敵将がホイホイとブルーゾーンにやってきた時に挿入される台詞。 声の主は某キングオブゲイ阿部高和。ちなみに『アッー!』は無関係。 よい子のみんなと心臓の弱い人はググっちゃダメだぞ!
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とある冬の風の強い金曜日。 午前の授業の終了を告げるチャイムがなると、今まで突っ伏して寝ていたカナが飛び上がって起きたので、隣の席のケイコは驚いてびくりと身をすくめた。 「あーー終わったーーーーメシだメシだーー」 カナは腕を天に突き上げて背伸びをしながら言う。 「カナ?」 ケイコが怪訝な視線を向けてきたので、カナは不思議に思った。 「どうしたーケイコ。楽しい楽しい給食の時間だぞぉ」 「今日は給食、ないよ」 「え」 「というか、午後の授業がないんだよ」 「ええっ」 ケイコの話によると、なんでも校舎の一部を改修するらしいが土日だけでは難しいので、金曜、すなわち本日の午後も使って工事を行うらしい。 「それなら給食を食べてから休みにしてもいいじゃないかーーーー」 「私に言われても……聞いてなかったの? 昨日から先生が何回も言ってたのに……」 「そうだっけか? はあ……唯一の楽しみが……」 ケイコはそんなカナを見て小学生の頃のクラスの男子を思い出したが、何も言わないことにした。 「……早く家に帰ってごはん食べたら?」 「そうするよ……」 「うん。じゃあ、またね」 ケイコが手を振って去っていく。カナはなんだかがっかり感に襲われて、椅子に座り込んでしまった。 「みなm……カナ」 声をかけられたので顔をあげると、藤岡が心配そうな視線を向けていた。 「藤岡か。どうした」 「どうしたって……こっちのセリフだけど。なんか元気ないから」 「元気もなくなるよ。一日の唯一の心の拠り所が奪われたんだから」 「ええっ?」 藤岡がこれはただごとではないぞ、と思っていると、カエルの鳴き声のような切ない音がした。 「ひもじい」 「……お腹がすいてるの?」 無言でこくりとうなずく。藤岡はカバンを開けると、中から銀紙につつまれたおにぎりを出し、カナに手渡した。 カナの顔が輝く。 「いいのか!?」 「もう食べてるじゃないか。いいけど」 あっという間に食べ終えたカナに、2つめのおにぎりを渡す。 それもぺろりと平らげると、カナの表情に生気が戻った。 「よし! 藤岡! 褒めてつかわす!」 「恐れ入ります」 ふざけて言って、笑いあう。 「お礼にハルカの晩飯を食わせてやるよ。今日夕飯食べに来い」 「じゃあお呼ばれしようかな」 「なんなら今から遊びに来るか? ゲームでもしようぜ」 そう言うと、藤岡は残念そうな顔をした。 「いや……俺は今から部活あるから」 「こんな日でもサッカー部は活動してんのか」 「一応レギュラーで先輩だしね。後輩に示しをつけないと……」 「そっか。何時くらいに来れる?」 藤岡は一旦時計を見て、 「4時前くらいには行けるかな」 「思ったより早いな」 「せっかくの半ドンの日くらい、短めに切り上げても文句は出ないさ」 先ほどと微妙に矛盾するようなことを言って、藤岡はニコリと笑った。 「わかった。もてなしの準備しておく」 「期待してるよ」 昇降口で藤岡と別れ、校門を出ると、道端に工事器材を積んだトラックが何台も止まっていた。 トラックを横目に、帰ったら誰もいないけど何をしよう、などと考えてると、ふとあることに気づいた。 もしや、さっきのおにぎりは、部活に向けて用意したものだったんじゃないか? 「……お人よしだなぁ、番長は」 半ば呆れたような声を出しつつ、どうやってもてなすかをカナは考え出した。 風がびゅうと吹いて、藤岡のコートの襟を揺らす。 (寒い……) 部活を終えた藤岡は、一旦家に帰って私服に着替え、親に外出の書き置きを残し、南家へと足を向けていた。 本日の部活は最悪であった。 とにかく環境が悪かった。校庭の土は霜が降りて走りにくく、風がびゅうびゅうと吹くので体温を容赦なく奪われ、校庭の一部に工事のトラックが進入していたため狭い面積に野球部やラグビー部がひしめきあい、極めつけに工事の音が予想より激しく笛の音すら聞こえない有様であった。 部員からこれでは練習にならない、せっかくの連休前の半ドンなんだから休ませろ、との意見が多発し、結局一時間もしないうちに部活はお開きとなったのであった。 (こんなことなら、はじめから休みなら良かった) そうすれば、しばらくカナと二人きりでいられたのに。 と思ったが、同時にそんなに長時間二人でいても会話に困りそうだな、などとネガティブになる藤岡であった。 マンションの前に着いたとき、また風が吹き、白い粉が空中を飛びまわっているのに気づいた。 「雪だ」 思わず口に出してしまい、藤岡は誰かに聞かれていないかと周りをみたが、視界には誰も入らなかった。 ロマンチックな降り方ではなく、風が強いためにゴミを撒き散らしているかのような光景である。 エレベーターに乗りながら左の手首にした腕時計を見る。二時半。カナに言った時間よりも大分早かった。 (迷惑……じゃないよな) 家を出る前に電話をすれば良かった、と後悔する。とはいえ、今更仕方がない。エレベーターの扉が開いた。 すると、 「あ!?」 「あれ、みn……カナ」 「ふ、藤岡」 今まさにエレベーターに乗ろうとしたカナと鉢合わせた。 「早かったな」 「うん……部活が早く終わって」 「そうなのか……参ったな、どうしよう」 カナはそわそわとして、藤岡の顔と後ろの廊下を見比べた。 「……もしかして、早く来すぎた?」 「うん、いや! 大丈夫。なんでもない」 そう言うと、カナは回れ右をして廊下を戻り始めた。 慌てて藤岡も後を追いかけ、その背中に話しかける。 「カナ? どこかいくんじゃ……なかったの?」 「うん、まあ、でも、寒い部屋にお客さんを残すわけにいかないし」 「別に廊下で待ってても良いけど」 「いや、そういう意味じゃなく……大した用事じゃないからいいよ」 ガチャガチャと鍵を開けながら言う。 ひときわ強い風が吹き、二人の髪を乱した。 「すごい風だな。寒い寒い。さ、入って入って」 遡ること約30分前、おにぎりだけでは食い足らず 冷蔵庫の残りの食材で作成した豪華な創作料理を平らげたカナは、 コタツに入ってテレビを見て寛いでいた。 (さて、どうしたものか……) (おにぎりの恩をうまいこと返さないと……) (それにしてもさっきの料理は我ながらまずかった) (なので食い物でもてなすのは却下……ハルカに任せよう) (っていうか冷蔵庫のなか空にしちゃったし……ハルカは買い物してきてくれるかな?) テレビを消して、ごろんと寝転がる。 外ではびゅうびゅうと風が吹いていて、窓を揺らしていた。 (外は寒そうだな) (藤岡は部活で疲れてやってくるわけだ) (おにぎりを食べてないから、おそらく腹も空かせて) (そして、サッカーは外でやる競技) (この風だ。とても身体を冷やしてくるに違いない) そして、脳内で自分に置き換える。 (自分が腹をすかせ、疲れきり、冷え切った身体で家に帰ってきたとき、何が一番嬉しいか?) 少し考え、 (温かい料理、温かい飲み物、熱い風呂。これだな) そのあと暖かい寝床があれば最高だ。 (いや、料理は却下したんだった。飲み物は?) ふん、と気合を入れて身体を起こし、台所へ。 まず冷蔵庫を見て、次に戸棚をチェックする。 「……何もない」 お茶っ葉もお菓子も何もなかった。これは流石に予想外であった。 「となると、残るは風呂か」 風呂のスイッチをONにする。これで30分もしないうちに沸くだろう。 しかし、もてなしが風呂だけというのはやはり悲しくはないか? せめてお菓子と飲み物くらいは用意したいところだ。 財布の中身を確認する。緑っぽい札が2枚。うおっ、片方は野口英世じゃなく夏目漱石だ。 (確か4時にくるとか言ってたな……) 時計をみると、2時半。まだ時間がある。よし、近所のコンビニにでも行くか。 ――しかし、エレベーターに乗るところで藤岡と鉢合わせたので、外出は中止になった。 (藤岡に留守番をまかせて買い物にいくか? いやいや、それだともてなし効果が薄くなるな) マンションの廊下にすさまじい風が吹き荒れる。寒すぎる。とにかく中へ。 「おじゃまします」 「いらっしゃい」 廊下を歩きながら、考えを巡らす。 風呂は? 駄目だ、さっきスイッチを入れたばかりだ。しばらくは沸かない。 食材も飲み物もない。どうする? そうだ! こたつはまだ暖かいはず! 「藤岡、こたつに入って待っててくれ」 「うん」 ついさっき消したばかりのこたつのスイッチをもう一度入れ、キッチンへ。 とはいえ、先ほど確認したとおり、やはり茶葉も菓子も見当たらない。 どうする? どうする? 食い物も飲み物もないなら、残りの暖かい環境で勝負するしかない。 しかしこたつではもてなしたことになるか? 否、こたつはもてなしでもなんでもなく、南家では全員が享受できる「普通のこと」である。 何より「もてなした実感」がないではないか。 腕を組んでうーむと唸りながらリビングに戻ると、藤岡が難しい顔をしてこたつに入っていた。 「カナ……なんかこのこたつ暖かくないんだけど」 「そんなバカな」 こたつ布団をめくってスイッチを確認する。確かに「入」になっている。しかし、電熱線は光っていなかった。 「あれ? おかしいな。壊れたか?」 なんということだ。もてなしどころか、「普通のこと」すらできないではないか。 「そうだ。エアコン入れるか」 しかし、エアコンも無反応。そこで、カナは照明もついていないことに気づいた。 「げっ、停電だ!」 「ええっ」 テレビの下にあるDVDデッキを見ると、常時時間がデジタル表示されている部分が暗くなっていた。 そういえば、さっきから冷蔵庫の唸り音も聞こえない。 「……ついさっきまで普通だったのに」 「エレベーター動いていたよね?」 「そうだったな。てことはさっきから今のわずかな間か」 なんという不運だろうか。 「…………」 「…………」 二人して思考停止していると、不意に寒気が背中を走った。ぶるりと震える。 藤岡を見ると、表情こそいつも通りだが、どことなく身体が縮こまっているように見えた。 そして、いつもの位置に座る藤岡を見て、ピーン! という音を立ててカナの脳裏に名案がよぎった。 「藤岡、こっち来て! うわっ、お前手ぇ冷たいな!」 「そ、外から来たからね」 藤岡の手をとり、引っ張る。突然のカナの行動に藤岡は顔を赤くしたが、カナは気づかなかった。 カナが向かった先は、自室であった。うす暗い。今朝は寝坊してカーテンを開けるヒマすらなかったのであった。 「こ、ここは?」 カナは朝出かけたときから乱れたままの布団をはぎとり、シーツを露出させた。 「私のプライベートルームだ。よし、ここにあぐらをかいて座れ」 「ええっ!?」 藤岡はカナの意図が読めず困惑し、突然部屋に招かれたことに驚き、動きが止まった。 その隙にカナは藤岡の手を引いて、ベッドに放った。 「うわあっ」 「あ、コートは脱げよ」 しかし、突然のことについていけず、藤岡は目を白黒させるばかりであった。 「もうっ、早くしろよ」 「あ、ああ」 言われるがままにコートを脱ぎ、傍らに置く。 「そりゃっ」 と気合の入った声をあげ、毛布と布団を藤岡の背中からかけ、てるてる坊主のようにする。 「……えっと、ありがとう」 「ふふん、どういたしまして」 「こ、これって、カナの布団なんだよね?」 「そうだけど?」 (カ、カナの布団……!!) 藤岡は顔がどんどん熱くなっていくのを感じた。心臓の鼓動は8ビートである。 しかし、次の瞬間に布団の隙間にカナが滑り込んできたことで16ビートになった。 「――――!!!!??」 「チアキのいつもの体勢にヒントを得たフォーメーションだ。 どうだ、暖かいだろう。女のほうが男より体温が高いらしいぜ」 「う、う、うん!? うん……」 「ってかお前ホント冷たいな。もっとくっつけ。湯たんぽみたいにしていいよ」 カナは毛布の端を掴んで、絞るようにして藤岡の腕の中にぴったりと収まった。 さらに藤岡の冷えた手をとり、自分のお腹と手で挟んで暖める。 「多分、そのうち停電も直るから、それまでこれで辛抱してくれ」 「――……!!」 藤岡はもうぱくぱくと口を開閉させるだけで、何も言えない。 (あれ? こいつ……) 密着したことではじめて、カナは藤岡の鼓動に気づいた。 (――……!!) そして、ようやく今の状況の危うさに考えが至る。 「…………」 「…………」 すごく熱い。カナは自分の体温が急上昇していくのを感じていた。 藤岡も同様であった。 冷え切っていた身体はあっという間に熱を帯び、また腕の中のカナがどんどん暖かくなっていくのを感じ、さらに熱くなる。 (あわわわわわ……) 藤岡の心臓は信じられないほどに跳ねている。 あまりに激しい動きなので、心臓につられて身体がぴくりぴくりと跳ねる。 (ど、ど、ど、どうしよう) カナも同様に心臓が急加速をはじめ、わずかに痛みすら感じていた。 背中ごしの藤岡の早い鼓動がとても大きく聞こえ、シンクロするかのようにカナの鼓動も早まっていく。 「カ、カナ……」 耳元で名前を呼ばれ、驚いたカナはぴくりと震えて身を固まらせた。重ねた手に思わず力が入る。 「お、お前、すご、すごい、ド、キドキしてん、ぞ、ひゃっ」 「カナだっ、て、わ、うぅっ」 もぞもぞと身体の位置を直すたびに、互いに悲鳴のような吐息が漏れる。 「おま、まさか、チアキ、と、か、トウマとか、にも、こ、こ、こんな……」 「え、ち、違うよっ、そんな……」 思いがけない言葉に、藤岡はつい腕に力をこめて、抱きしめてしまう。 「ひぇあ」という間抜けな声がカナの喉から飛び出た。 「カ、カ、カナだからだよ……」 「わ、私、だから……?」 「う、うん……」 「お、お前、何言って……」 藤岡はつい腕の力を強くしてしまう。 「い、痛い、ふじ、痛い」 「ご、ごめん……」 「…………」 「…………」 さっきからどっくんどっくんと心臓がうるさい。黙ってしまうと、聞こえてしまうのではないかと不安になった。 「……あ、あの……そ、それって、どういう……?」 カナが蚊のように小さい声で呟く。 藤岡は今度は痛がらないようにと、優しく抱き締める。 カナは身を堅くして、ぎゅっと藤岡の手を握った。 藤岡が何も言わないので、カナは沈黙に耐えられずに言葉を続ける。 「も、もしかして、いつかの、教室で言ったのって」 「うん……どうも、なんか、伝わってないみたいだけど……」 かあーっ、と顔と頭に血が集まるのをカナは感じた。 (かわいい……) 薄暗い部屋の中、後ろから見ててもわかるほどにカナが赤くなったので、藤岡はカナのことを好きになってよかったと思った。 (どうしようどうしようどうしよう) カナはパニックに陥り、身体も思考も固まったまま動かなくなってしまった。 「……もう一回……言った方が良い?」 どきーん、とカナの心臓がひときわ大きく跳ねた。 カナは返事もままならない状態だったが、藤岡は構わず、 「俺は、カナのことが、すごく好きだよ」 ぴょおー、と声にならない声がカナの喉から駆け抜ける。 同時に、きゅっと胸が締め付けられるような感覚に襲われた。 心臓のビートは熱暴走を起こしたエンジンのよう。カナはたまらなくなって、カタカタと震えだした。 「ぅぁ、あの、う、う、えーと……」 「う、うん」 唇も震えて、うまく声が出せない。口の中も乾いていた。 「も、も、もも」 「も?」 「もう一回、言って」 藤岡はカナの耳元に唇を寄せて、 「好きだよ」 心臓を見えない手で握りつぶされたかと思った。 恥ずかしさで頭に血が集まりすぎて、頭も痛い。目眩がする。 くらり、とカナの身体から力が抜けた。背後の藤岡に体重を預ける形になる。 「カ、カナ?」 「……ん。あ、ご、ごめん。重いか?」 「いや! 全然! そ、それで、カナ」 「う、うん」 「カナの返事が聞きたいんだけど……」 「…………」 カナはしばらく何かを考える様子で黙り込んだ。 自分の心臓の音がやたらうるさく感じるが、不快ではない。 背中越しの藤岡の鼓動と耳元の吐息がなんだか心地よい。 自分は藤岡をどう思っているのか? 正直よくわからない。 自分は男の子に恋をしたことがないから、この気持ちが「好き」なのか判断がつかない。 ただ、藤岡に触れられたら嬉しいと思った。 藤岡がどきどきしていると嬉しいと思った。 「好き」と言われたらただ嬉しいと思った。 もしかしてこれが「好き」なのかな? それだけがどうしても自分では判断が出来ない。 口にだす勇気はない。だから、自分の今の気持ちを伝えるには、これしかない。 カナは藤岡の手をとり、自分の胸に当てた。 「――っ!!!!?」 手のひらにやわらかい感触と、激しい心臓の鼓動が伝わってきた。 「……わかった?」 「う、う、うん、うん」 「……嬉しい?」 ごくりと生唾を飲む音がすぐ真横でしたので、カナもついつられてごくりと喉を鳴らした。 「うん、す、すごく嬉しいよ」 「それは、私が好きだから?」 「うん」 好きだと、嬉しい。 やっぱり、そういうことなんだ。確信すると勇気が少しわく。 「……じゃあ、多分、私も藤岡が、好き、なんだと思う……」 ふいーっ、と口の隙間から妙な音を漏らして、藤岡は大声で快哉を叫びたくなる衝動をなんとか堪えた。 代わりにぎゅっと腕の中の細い身体を抱きしめる。細い吐息を漏らすのがこの上なくかわいい。 次へ→ 名前 コメント 5-043氏 5スレ目 保管庫