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さっきから 激しい雨が 容赦なく 私に降り注ぐ これ以上 踊らされるのは嫌 だから 終わりにしたいの 踏み切り前に立って ポツリ呟いた まわりには誰もいない 後悔はしない 向こうから電車が 走ってくるのが見えた 飛び込まなきゃ 一歩踏み出した 電車の音が近くなる 私の行動を 誰かが止めてくれるって どこか少し期待してた 結局 誰もこなくて 私は電車にはねられ 地面に叩き付けられた これでよかったのかな? 朦朧とする意識の中思った 後悔しないって決めたのに 最後までだめだったな…私
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2008/06/09 【さくらんぼ】 りょうたくんちから、さくらんぼを頂きました。 現在、21時14分。 ちょっと眠たいです。。。 2008/06/22 【暗所注意】 みんなで映画を見に行きました。 びびりゆっきーは、始まる前から既にこんな状態。 この後だっこやら、目隠しやら、とうちゃんの膝の上でぐるぐるしたりで、もう大変。 頼むから、しんちゃんの映画でびびらんでくれ! 2008/06/26 【作品】 保育園で制作した作品だそうです。 タイトルは「いちごのあいす」 うーん。なるほど。。。 よくできました! 2008/07/01 【かめ?】 浜辺に上がったウミガメでしょうか? 疲れて、すやすや眠っています。 2008/07/06 【あさがお】 今年もきれいな花が咲きました。 ゆっきーが大好きな、淡い紫色です。 2008/07/12 【ベランダプール】 今年も登場!プライベート・ベランダプール。 今年こそは、大事なところをしっかり隠して、お見せしませんよ。 2008/07/13 【久しぶりのお出掛け】 急遽、信州方面にドライブに出掛けることになりました。 久しぶりのお出掛けで御機嫌さんです。 チロルの森に到着! お花がいっぱい咲いていて綺麗です。 ※ でも期待していたほど涼しくなくて、とうちゃんとかあちゃんはぐったり。。。 ラベンダー畑は少し時期が早かったみたい。でも、いい香りがほのかに漂っていました。 お兄ちゃんと一緒にバスに乗りました。 何故か踊りだす娘。 ソフトクリームおいしかったね。 2008/07/19 【花火をしよう!】 おにいちゃんと一緒に花火をしました。 手持ち花火は楽しそうでしたが、打ち上げ花火を始めたとたん大騒ぎ。 もうー。 2008/07/20 【ケンおじちゃんが・・・】 おいちゃんが大ケガをしてしまいました。 みんなでお見舞いに行こう! 水着を持って・・・? ねーみんなー。おいちゃんのお見舞いはしたんですか? みぃちゃん。お水、気持ちよさそうだねー。 隼汰くんも嬉しそう・・・ お庭が広いから、おっきいプールが置けていいなー。 ゆっきーはみぃちゃんにべったり。 りょうたくんは、かっちゃんが大好き。気を引こうとして・・・ ねーみんなー。おいちゃんのお見舞いに来たんですよ。 少し高台にある隼汰くん家は、涼しげな風が吹いていて、とっても気持ちよかったです。 早く好くなってくれよ。賢君。 2008/07/26 【花火大会】 今日は地元の花火大会。家族みんなで出掛けました。 携帯じゃあこんな程度にしか撮れなかったけど、実際はもっと綺麗。 「ゆっきーを連れて、橋の袂で待ってるよ!」って言ったのに、かっちゃんとかあちゃんは最後まで現れずじまい。 お陰で娘と二人で、「花火デート」しちゃいました。 ゆっきー6 子供たちメニュー ゆっきー8
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回想 3年前、中学校の修学旅行にて 自由行動は班で一緒に動くことになっていた 唯が属していたのは和と仲のいいオタたちのグループであった オタ子『ついに念願の自由行動ですなwwww まずどこに行きますかなwww』 オタ美『んんwwwwwまずはお土産を買うのがセオリーといったところwwwww』 和『そうねえ……唯はどこに行きたい?』 唯『んーっとねえ……あー。私あのアイス食べたーい』 和『えー、アイスー?』 唯『ねえーいいでしょ和ちゃーん、 オタ子ちゃんもオタ美ちゃんもアイス食べたいよねー』 オタ子『オウフwwwwその上目遣いたまりませんぞwwwww さすが我がクラスのナチュラル萌えリストwwww』 オタ美『唯氏がおれば我が班の戦力もうなぎのぼりですブッフwww』 唯『えへへー、なにそれー』 和『ふふ、唯が羨ましいわ…… その萌えでどれだけの男を惑わしてきたのでしょうね』 唯『アイス美味しー』ぺろぺろ オタ子『ムホwwwその舌使いむらむらきますなwwww』 オタ美『真鍋氏は羨ましいですなwww こんな可愛い唯氏と幼い頃から一緒だったのでござろうwwww』 和『うふふふ、小さい頃は今の比じゃないくらい可愛かったわよ。 ねえ唯』 唯『ええー、和ちゃんも可愛かったよぉー』 オタ子『ムッフこれはwwwこれは百合フラグびんびんでござるwww』 オタ美『しかも幼なじみときますたwwwwwwww』 オタ子『薄い本はwwまwwだwwでwwすwwかww』 唯『みんな楽しそうだねえ』 和『ん、あれは……』 オタ子『どうしたのですかな真鍋氏wwww』 和『こんなところにメロンブックスがあるわ』 オタ美『ファーwwwこれは大発見ですなでかしましたぞ真鍋氏www』 オタ子『ブホオwwwwこれは凸せざるをえないwwww』 唯『あれー、みんなどこいくの? おみやげは?』 和『その前にちょっと寄りたいところがあるの』 オタ子『しかし修学旅行にメロブとはwwww』 オタ美『なにをおっしゃるwwww我々生粋のオタクですぞwwwww 眼の前にエサがあるなら食いつくのが生き様wwww』 オタ子『いかにもwwwww』 和『ふふふ、掘り出し物のにおいがぷんぷんするわ』 オタ子『真鍋氏www狩人の目をしておられるwwww』 オタ美『はやくいきますぞ唯氏wwwww戦いはすでに始まっておりますゆえwww』 唯『あーん、待ってよー』 ウィーン 店員『いらっしゃいませー』 和『そういえばメロブに入るのは初めてね』 オタ子『地元にはとらのあなしかありませんでしたからなwww』 唯『わー漫画がいっぱーい』 オタ子『ブフォwwwwこwwwwこれwwwwはwwwwwwww』 オタ美『どうしたでござるかwwwww』 オタ子『ずっと探していたデジモンの同人誌でござるwwwwwww まさかこんなところで巡り会えるとはまさに運命フォカヌポゥwwww』 オタ美『ファファファアwwwそれは確保するべきですぞ迷わずにwwwwwwwwww』 和『ちょっと、それ18禁じゃない。 私たちじゃ買えないわよ』 オタ子『案ずるないさーwwwwwww 我々は中学生といえど今は私服wwwwww 堂々としてれば案外ばれないもんですてwwwwww』 和『身分証明求められるわよ』 オタ子『忘れたって言えば問題ございませぬwwww そもそもこの手の店での年齢確認など ただの建前でしかないわけでwwwwホホウwww』 唯『よく分かんないけど、買っちゃいけないものは買っちゃだめだよぉ~』 オタ子『唯氏www唯氏はまだ穢れ無き乙女であらせられるから まだおわかりでないかも知れませんがwwww 時には悪の道へと踏み出すことも重要なのですぞwwww』 和『やめときなさいって』 オタ子『これお会計お願いしますぞwwwww』 店員『いらっしゃいませ……』ジロジロ 和『……』 唯『……』 店員『600円になります、400円のお返しです。 ありがとうございました』 オタ子『ふう……』 唯『中学生だってばれなくてよかったねえー』 和『ちょっ……!』 オタ美『ゆ、唯氏!』 店員『なっ、君ら中学生なのか?』 唯『うん、桜が丘中学の3年……』 オタ子『に、逃げるが勝ちでござる!』 オタ美『ひいー!』 和『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!』 店員『まてコラッ!』 そこから先のことはあまり覚えていない 逃げていったオタ子もオタ美もあっさり捕まり 先生がメロンブックスまで呼び出された そして私たちはこっぴどく叱られた 悪いのはオタ子だけだったのに 私や和ちゃんまで悪者扱い……そして変態扱い でもそれも仕方がない 修学旅行中にホモ漫画買うなんて 変態以外の何者でもないだろうから どこから漏れ出したのかは知らないが この騒動はクラスのみんなが知るところとなっていた 『あいつらホモのエロ本買ってたらしいぜ……』 『マジかよ、きめえ……』『平沢じゃなくてホモ沢だな』 『真鍋さんとか平沢さん、そういう趣味が……』『オタクってほんときもちわりいなあ』 唯『……』 オタ子『あ、あの、唯氏……』 唯『近寄らないで』 オタ子『えっ』 唯『気持ち悪い』 回想終了 ――――――――――― 唯「そこからかな、私がオタクを恥ずかしいって知ったのは」 澪「……」 律「オタクっていうのは業が深い生き物なんだな」 梓「そのあとはどうなったんですか?」 唯「私はオタ子とオタ美と縁を切ったよ。 でも卒業するまで変態呼ばわりは続いたけど……」 律「ひどい話だなあ、唯は関係ないじゃんか」 唯「仕方ないよ。 そして和ちゃんもこの件をきっかけに 高校では隠れオタクの道を歩むことになったのです」 澪「へえ……」 唯「和ちゃんのあのオサレメガネも高校からかけ始めたんだよ。 カモフラージュのために」 澪「そうだったの?」 律「でもまあそんなことがあったのに 和のオタ趣味に付き合ってやってるんだから唯は偉いな」 唯「うんまあ和ちゃんは別にオタ子みたいに気持ち悪くないし……」 律「ウルトラマンのホモ小説書くのは気持ち悪くないのか」 プルルルル 唯「はいもしもーし、あっ和ちゃん?」 和『唯、ちょっと今から私の家来てくれない?』 唯「いいよーちょうど暇になったとこだし」 真鍋家 唯「うぃーっす」 和「ああ、早かったわね。制服?」 唯「部活から帰るとこだったから」 和「ああそう、暑いのによくやるわね」 唯「練習は全然してなかったんだけどね。 で、なんの用?」 和「夏コミの戦利品の整理を手伝ってもらいたくて」 唯「えー、それくらい自分でやりなよぉー」 和「ちょっと自分だけじゃ捌き切れないのよ。 山ほど買っちゃったから」 唯「そういえばそれくらい買ってたねえ、 和ちゃんが両手いっぱいに紙袋持って 私も6つくらい紙袋持たされたし」 和「さすがにこれだけの量を無造作に置いとくと 親にも見られちゃいそうだから、お願い」 唯「はいはーい」 唯「うわ、ほんとにいっぱいある」 和「そっちがもう読んだやつで、こっちがまだのやつだから。 読んだやつからそのAmazonの空き箱に詰めてって」 唯「はーい」 和「じゃあよろしくね」 唯「和ちゃんは何するの」 和「私は冬コミに向けて色々とね……今のうちからやっとかないと」 唯「気が早いなあ」 和「コスプレの衣装もまた作りたいしね」 唯「え、もしかしてまた私もコスプレやるの?」 和「あら、いやかしら。結構楽しんでやってなかった?」 唯「まーやるのは楽しかったけどー」 和「今度は何がいい? ゆるゆりか、それともセイクリッドセブンとか」 唯「あのさー和ちゃん」 和「何?」 唯「和ちゃんがアニメオタクだってことみんなにバラしちゃった」 唯「ごめんね」 和「なっ……」 和「ど、どこまで?どこまで言っちゃったの?」 唯「んー……まあ全部……かなあ」 和「ぜ……全部……?」 唯「うっかり口滑らせちゃったらみんな食いついて来ちゃってさあ」 和「……」 唯「和ちゃん?」 和「……」 唯「一応言っとくけど自分からばらしたわけじゃないんだよ、 コミケでコスプレした時の画像がネットに上がっててさ、それを見られちゃったの」 和「コスプレ……コミケまで……」 唯「ゆるしてヒヤシンス」 和「終わった……なにもかも」 唯「和ちゃんがホモの同人誌書いたとこまで言っちゃった」 和「うわああああああ!」 4
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EV143 ”幸せってなんだっけ” 発表資料 みんなで飲むビール
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PREV:第9話 後編 NEXT:みんなでキャンプ 中編 ストーリー チュリンさんに呼ばれて森までやってきましたけど…… ルピコ お、来た来たー!三人ともこっちこっちー! 自然の守護者 チュリン チュリン!今日はどうしたんだ? 火の守護者 グレン 実はバルガライゾウと遊ぶ時間が欲しいんだけど…… 自然の守護者 チュリン ここじゃまだ人目もあるし、実体化してこないだみたいに誰かに見られたら大変でしょ? 自然の守護者 チュリン だから―― 自然の守護者 チュリン 絶対にだーれも来ないくらい森の奥まで行って、そこで遊ぼうと思って 自然の守護者 チュリン じゃあなんで俺達をここまで呼んだんだ? 火の守護者 グレン お前なら俺達なんていなくても自由に森の中を歩けるだろ? 火の守護者 グレン 森の奥に行くだけなら確かに一人でいいんだけど…… 自然の守護者 チュリン 強者とのデュエルでもないとバルガライゾウは出てきてくれないからね 自然の守護者 チュリン それに…… 自然の守護者 チュリン それに……? ルピコ せっかくならみんなで森の奥までキャンプでもしながら向かおうかなって思ってさ 自然の守護者 チュリン わぁっ!とっても楽しそうですね! ルピコ キャンプか……たまには野営も悪くないな 火の守護者 グレン やったーっ!乗り気で助かるよー!それじゃあ早速しゅっぱーつ! 自然の守護者 チュリン おーっ! ルピコ よし、今日はこの辺の入り江でキャンプしよっかー! 自然の守護者 チュリン そうだな、じゃあ俺は今夜のメシ、釣ってくるぜ! 火の守護者 グレン じゃあ食料はグレンに任せよう! 自然の守護者 チュリン 私達はどうしますか? ルピコ んー、食材を待つ間は暇だしここは一戦、デュエルしない? 自然の守護者 チュリン いいですね!それじゃあデュエルしながら釣りの成果を待ちましょう! ルピコ 勝利時 待たせたな! 大漁だぜ! 火の守護者 グレン うわぁ~! お魚がたくさんです! ルピコ じゃあ、次は火起こしだな! 火の守護者 グレン 火起こしなら結構やってるからなすぐに付くぜこれを…こうしてっと 火の守護者 グレン さすがは火の守護者ですね! ルピコ それはなんか違くない……? 自然の守護者 チュリン えぇ……そうでしょうか……? ルピコ あれ……前はこれですぐに……なんでだ……!?くっ……!! 火の守護者 グレン えっと……グレンさん? ルピコ グレン……大丈夫……?ボクがやろうか? 自然の守護者 チュリン 待て! もう少しなんだ!もう少しで火が……!うおおおおおお……! 火の守護者 グレン あははー、こりゃもう少し時間が掛かりそうだね 自然の守護者 チュリン 敗北時 グレンー! 釣れた―!? 自然の守護者 チュリン い、いや……ま、まだ……に、人数も多いしなっ! 火の守護者 グレン うーん、もう一戦できそうだね! 自然の守護者 チュリン PREV:第9話 後編 NEXT:みんなでキャンプ 中編
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みんなで作るパチスロ大辞典 パチスロで使われる用語などを網羅した辞書を作ってしまおうというコーナーです。 ●辞書検索 調べたい言葉を記入して「検索」を押してください。 検索 ●新規ワード登録 パチスロについて詳しく知っている方は是非知識を共有させてください。 ↓こちらから新しいページを作成してください。 新規ワード登録 ●既にあるページに加筆編集 既に作られたページでも加筆/編集が誰でも可能です。 検索窓でワード検索し、希望のページを表示する。 そのままでは編集出来ないので【「○○」 の 次の単語がハイライトされています】の「○○」 部分をクリックし正式ページを表示する。 ページ下の「このページを編集する」から編集モードへ。 必要箇所を編集する。(くれぐれも事実に基づいた記入を願います) 投稿ボタンで完了。 正常に表示されているのが確認出来ましたら、コメント欄にどこを編集したのか一言お願いします。 広告
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敗走! ジョータローと逢えてよかった 降り続けた雪により銀色に染められたアルビオンの降臨祭十日目、最終日。 街の西側に駐屯していた連隊が武装してやって来たと思ったら、連合首脳部の泊まる宿をいっせいに襲撃した。 反乱である。 街の西区に駐屯していた連隊および一部ゲルマニア軍が反乱を起こし、各地で連合軍と交戦を開始した。 シティオブサウスゴータに駐屯していた部隊の崩壊は早く、反乱などまったく予期していなかったために指揮系統は混乱していた。 反乱の原因すら解らない。兵から不満の声が上がっている訳でもないし、内通者らしき存在もまったく無かった。 勝利を祝った戦友が虚ろな表情で武器を向けてきたがため、王軍の士気は低く戦意を持てないものまでいる。 昼前には市内の防衛線は崩壊し、至る所で王軍は壊走を開始した。 そして偵察の竜騎士の報告により、アルビオン軍主力がシティサウスゴータを目指し進軍を開始したとの知らせも入る。 連合軍はロサイスまでの退却を決定。 この命令は慰問隊には一切知らされぬまま実行され、魅惑の妖精亭の面々は承太郎が知らせてくれねば置いてきぼりになるところだった。 ロサイスに到着した連合軍は、まだ危機を脱した訳ではなかった。 事情を飲み込めてない王政府は撤退を認めず、やっとの事で許可が出たのは半日後。 敗軍が乗船を開始した時、アルビオン軍主力の進軍が予想より早いと報告が入り、連合軍すべてが乗船しアルビオンから退却するより早く、主力五万に連合軍から離反した二万を加えた七万の軍がロサイスに到着する方が早い。 連合軍が生き残る手段はひとつ、七万の大軍を足止めするしかなかった。 ルイズは意気消沈していた。 今までにない最低な喧嘩を承太郎としてしまい、ただでさえ気分は最悪なのに、反乱が起きて大混乱になりロサイスまで敗走してしまうだなんて。 楽しかった降臨祭の最後がこれだなんて、あんまりだ。 でも、ルイズにはまだそれよりさらに最悪たりえる事態が迫っていた。 それは乗船を待つための天幕にまでやって来た伝令兵が伝えてきた。 司令部へ来い、との命令を聞きルイズは一人で命令を受けに行く。 そして、蒼白な顔で司令部から出てきたルイズは、なぜかロサイスの街外れに向かう。 気になった承太郎は、それがルーンの働きかけなのか解らぬ苛立ちを噛みしめながら、ルイズの後を追いかけた。街外れの寺院に到着すると、 ルイズは馬丁から馬をもらいまたがろうとした。 そのルイズの肩を、承太郎が掴む。 「そっちは街の外だぜ」 「……解ってるわよ」 震える声で答えるルイズの握られる命令書を目ざとく見つけた承太郎は、スタープラチナを使って即座に奪い取り目を通す。 「……何だこれはッ」 「字、勉強したんだから読めるでしょ? 虚無の魔法で敵軍を足止めするの」 ルイズが答えると、命令書に興味を持ったデルフリンガーが鞘から口を出す。 「おでれーた。しんがりを任されるたぁ、すげーな。 しかも敵軍は七万ときた。てーしたもんだ。でもどうやって足止めすんの?」 命令書にはこう書いてある。 『ここから五十リーグ離れた丘の上で待ち構えて虚無を放て。 敵に見つからぬよう、陸路で迎え撃ち、魔法が尽きるまで敵軍を足止めせよ 尚、撤退も降伏も認めない。何としても街道を死守せよ』 つまり、死ね、と命令されたのだ。ルイズは。 「……本気で行くつもりか?」 「……何よ。心配してるの? 私みたいな女、嫌いなんでしょ?」 ルイズは承太郎を睨みつけたが、瞳には恐怖や悲しみの色が濃く刻まれていた。 だがそれでもルイズは任務を遂行しようとする。 「軍は私を認めてくれている。虚無の私を認めてくれている。 だからこんな大役を仰せつかる事ができたの、とても名誉な事だわ。 私が行かなきゃ、みんなが死ぬ。ギーシュやメイド、魅惑の妖精亭のみんなが。 ……私の事はほっといで。私はあんたのご主人様になれなかった……駄目なメイジよ」 肩に乗った承太郎の手を払い、しかしルイズは馬に乗ろうとしなかった。 どうしてだろう。行く覚悟はできているのに、足が動かない。 承太郎がすぐ後ろにいると思うと動けない。 その瞬間、雷が全身を駆け巡るかのように、ルイズは唐突に閃いた。 ――ああ、そうか。ジョータローと喧嘩したままじゃ、イヤなんだ。 閃いて、顔が熱くなる。何で、そんな事を閃くのか考えつくのか思ってしまうのか。 相手は、無口で、デカくて、無口で、何考えてるか解らなくて、無口で……。 そんな奴を相手に、どうしてこんな気持ちになってしまうんだろう。 昨日、言われたのに。 『俺はてめーみたいなうるせえ女が一番ムカつくんだ!』 一番、一番……誰よりも、ムカつく相手。それがルイズ。 ふと、ルイズは思い出した。 フーケのゴーレムの下から承太郎が現れた時の安堵と喜び。 ワルドが裏切った時、壁を破って承太郎が現れた時の安堵と喜び。 ヴァリエールの湖の上で、承太郎が手を差し伸べてくれた時の……。 カァッ、とますます顔が熱くなる。 自覚してはいけない、必死に目をそらしていた感情が湧き出てくる。 もし相手が普通の貴族の男性だったなら、目をそむけなかったかもしれない。でも。 「ジョー……タロ。あんたが私の事を嫌ってるっていうのは、よく解ってるわ。 キュルケみたいに色っぽくないし、タバサみたいに賢くないし、 メイド……シエスタみたいに料理が得意じゃなければ素直でもない。 何より、すぐ怒鳴って、やかましくて、ムカつくんでしょ? でも、最後のお願いくらい、聞いてくれる?」 どうせ、どうせ死んでしまうなら。 連合軍の盾となって、七万の軍勢に蹂躙されて死ぬのなら。 せめて、最後に――。 ルイズが振り返ると、厳しい表情の承太郎が言葉の続きを待ってくれていた。 「結婚式、したいの」 恐る恐る差し出した手を、承太郎が優しく掴み返す。 するとルイズは高鳴る鼓動を必死に抑えて、寺院の中に向かった。 「か、勘違いしないでよね。あんたが私の事を嫌ってるのは知ってるし、私だって別にあんたの事、そんな目で見てたりなんかしないんだから。 ただ……やり直したいの。結婚式の思い出が、裏切り者のワルドとだけなんて、それって……すごくさみしいって言うか……だから、この際、あんたでもいい」 寺院の中にはすでに人影は無かった。 ステンドグラス越しの夕陽が荘厳な雰囲気に仕立て上げ、静謐な空気が漂う。 ルイズは祭壇の前まで行くと、承太郎と向かい合った。 何を考えているのか解らないポーカーフェイスの承太郎は、相変わらず無言。 誘ったのは自分なんだから、何か言わなくちゃ、言わなくちゃと焦燥感がつのる。 「ち、誓いの言葉、言わなくちゃ。ええと……えっと、えと……」 「悪いがウェールズが言ってた誓いの言葉は覚えてねーぜ」 「て、適当でいいのよ、適当で。どうせ、その、お遊びみたいなものなんだし」 そう、こんなものはお遊び。ごっこ遊び。 でも、それでもちょっとは、照れたり、恥ずかしがったり、戸惑うとか、嬉しそうにするとか、してもいいんじゃない? 何で無言。何で無表情。何を考えてるのか全然解んない。ほんと、解んない。 「わわ、私……ルイズ・フランソワーズ……は、その」 一生懸命言葉を考えるうちに頭が茹だってきて、訳が解らなくなってくる。 何を言えばいいかなんていくら考えても解らないし、いっそ勢いに任せて唇がつむぐがままに何か喋ってしまえばいいかもしれないとも思う。 「私は……!」 うん、それがいい、そうしよう。思考を放棄して後は本能に任せよう。 「あんたを勝手に召喚しちゃって、悪かったと思ってる」 今さら謝るの? もう嫌われちゃっているのに。 「で、でも。あんたは異世界の人間だから、召喚しなきゃ、一生……逢えなかったから」 逢えなかったら、この今は無かっただろうから。 「例えあんたにとっては不服でも、私は、ジョータローと……」 つらい事もあったけど、嫌われたりもしたけれど、今までの過去を否定したくないから。 「ジョータローと逢えてよかった」 これは私の、正直な気持ち。だと思う。 「この際だから、あんたも好きな事、何でもいいから言ってみなさいよ。 ……私への文句だろうと、特別に許して上げるわ」 これで最後だから、正直な気持ちが聞きたい。 正直な気持ちが――。 「ルイズ。おめーはわがままで口うるさくて高飛車で偉ぶっていてムカつく」 特別に許すって行ったけど取り消したい気分になるルイズだった。 怒りがフツフツと燃え上がり、顔がさっきまでとは違う理由で赤くなる。 「だが……誇り高い貴族であろうという志の高さは認めていた」 持ち上げてから落とすのと、落としてから持ち上げるの、それぞれ違った効果があるけれど、まだ話の途中みたいだから油断はできない。 「……かつてDIOを倒すために旅をした仲間達のように……。 いつしかお前を信頼している自分に気づいた……だが……」 だが、と来た。だが、何なのか。 ルイズにはその続きが想像できなかった。 「その気持ちが俺のものなのか、ガンダールヴのルーンによるものなのか判らなくなった。 おめーの虚無の詠唱を聴くたび、俺の精神は昂り、同時に安らぎを覚えた。 デルフリンガーが言うにはそれがガンダールヴの本能らしい……。 そしてコントラクト・サーヴァントした使い魔は主人に忠実になるそうだな。 人間を使い魔にした場合も同じような効果があったとして不思議は無い……」 「あ……あの、ジョータロー? 何の……何の話よ、それ」 「だから……これが俺とガンダールヴ、どっちの気持ちかは解らねーが……。 ルイズ、俺はお前を見殺しにはできない。仲間を喪うのは……二度とゴメンだぜ」 「ジョ……」 「アルビオン軍は俺が足止めする」 突然承太郎はスタープラチナを発現させ、ルイズの首に当て身を食らわせた。 意識が暗闇に落ちる中、ルイズは承太郎に抱き支えられるのを感じた。 ルイズが気絶したのを確認すると、空気を読んで黙っていたデルフリンガーが口を開く。 「結局相棒は伝説通り虚無の盾になるつもりかい?」 「……俺の精神がルーンによって操作されたものなのかは解らないが、少なくともルイズの精神は操られたものじゃあない……それで十分だ」 承太郎の瞳には、エジプトへの旅の間ずっと宿っていた黄金色の光が、色あせる事無く輝いていた。まるで星のように。
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発言者:ムンサラート 対象者:フレデリカ 黒白のアヴェスターの第十二章おけるムンサラートの台詞。 上げた(ように見えた)株を同じ章の内に落としていく執事の図。 ムンサラート……! 憎悪と我力が宿った魔王の凝視。並の者がこれを浴びれば、瞬時に魂まで溶け崩れてしまうだろう。 だが問題の従僕――否、そう見せかけていただけの存在は、満面に滴るような笑みを浮かべてフレデリカの視線を受け止めていた。 これだ、これが見たかったのだと拍手喝采するかのごとく。 整然とした隙の無い立ち姿からは、邪悪の極みであると同時に愛娘の成長を寿ぐ慈父にも似た喜色を溢れ返らせている。 どちらも彼の本質で、どちらも虚飾に違いないと思われた。 謀(たばか)りましたね。よくもこんな…… 少し誤解されていますねお嬢様。私は何も、意図的にあなたを弄んだわけではありません。むしろこれは、自業自得というものでしょう ……なんですって? 性質の悪い転嫁としか思えぬ言いように眉をひそめたフレデリカだったが、ほどなく相手の言わんとしていることを理解した。 返し風…… 仰る通り。私の戒律は主人に格を要求します。何でもご下知に従いますが、相応の代価を払っていただく次第でして……端的に申せばあれですな、不運に見舞われるのだと思えばよろしい いつどんな形で、どう風が吹くのかは生憎私にも分かりません。 が、読めぬからこそ器を量れるというものでしょう。お嬢様は仮の主でございますが、まあ長い間あれやこれやと色々やらされましたから、纏めてきたのだと愚考します。ご理解いただけましたかな? ………… ふむ、そのお顔を見るにどうもご不満なご様子。残念ですね、私はてっきりお喜びになるかと思ったのですが 何を言ってるのです、あなたは おやおや、お分かりになられない? 運命の赤い糸が見えてよかったではないですか その瞬間、剣を止めていたマグサリオンが再び獰猛に動きだす。 生涯初の恋心に、確たる理由と因果が証明された。こんなに喜ばしい話はないでしょう。 常識?良識?馬鹿馬鹿しい――そんなものを気にするあなたではないはずだ! 袈裟に斬られ、腹を抉られ、右目を頭蓋ごと叩き割られる。 連続する凶剣の風を微動だにせず満身で受け止めるフレデリカにムンサラートは、翼を広げる怪鳥のようにけたたましく叫び続けた。 むしろ俄然燃えてくるのではありませんかな? それでこそ不義者(ドルグワント)――悪徳と放埓の天使たる殺人姫の本分でしょう。お嬢様は今こそ彼の臓腑を啜り、その“血”に感涙せねばなりません。ああこれが、私の求めた生の意味だと! ………… さあ、さあ、さあさあほら――!奥様もきっとお喜びになられますよ。あらゆる理不尽に翻弄されたあの方が、ようやく得たと思った小さな幸を、次の刹那に踏みにじられたあの方が!私の生は一体全体なんだったのだと、彼岸で嘆き狂う様を共に拝もうではありませんか! なんでしょうねこれは。まるで私が阿呆のように思えるのですが、少し寂しくなって参りましたよ ………… もしやこれが父の心境というものでしょうか。 なるほどなるほど素晴らしい――飛び立つ娘を見送る想いは、斯くのごとき寂寥!嫉妬!興奮!虚脱!歓喜!哀憐!さらにスピード! まさに万感極まるとはこのことだ。本当の父君に代わって残らず味わわせていただきますからご安心を!ははは、はははは、ははははははは――! うるさいですね、この屑虫は 少し考え事をしてるのです。黙ってなさいな、あなたは 備考 ようするに、フレデリカは自発的にマグサリオンを魅力的な男だと想い、恋心を抱いていざ告白に行ったのだが、肝心なタイミングで「おまえの恋心の正体は兄妹愛ですよークスクス」と外野が冷やかしを入れてきたのである。 兄妹で愛し合う(殺し合う)、結構ではないですか?貴方は不義者で、そういうのは好きでしょう?と。 自分の一世一代の恋に、不義者だの血縁だのとレッテルを貼られてしまったフレデリカ。 そんな彼女が考えた末に出した答えは……。 関連項目 ――彼らは今、嘗てないほどに愛し合っているのだよ、マルグリット……似たような状況の女の子 女の陰でバトルの解説なんかをしてる男は、死んでいいだろ 神座恒例のクズによる長台詞 -- 名無しさん (2021-05-29 12 39 54) 見た目はくらなくん、中身は神野、 -- 名無しさん (2021-05-29 12 46 32) 小物だけど愉悦に全身全霊を賭けてるから、ぶらな君は嫌いじゃない -- 名無しさん (2021-05-29 13 01 28) 最も、恋する少女は無敵だった訳だが -- 名無しさん (2021-05-29 14 50 17) くらなくんの皮被った神野 -- 名無しさん (2021-05-29 15 16 33) 悪に酔って勝手に盛り上がってるのが実に不義者。というか、さらにスピード!ってなんなんだw -- 名無しさん (2021-05-29 15 52 05) スピード感って意味でしょ多分 -- 名無しさん (2021-05-29 16 10 14) うるさいですね…… -- 名無しさん (2021-05-29 16 19 00) さりげなくフレデリカもマグサリオンとパラ回しが似てる -- 名無しさん (2021-05-29 17 24 21) 巫女クインさんの遺伝子じゃね? -- 名無しさん (2021-05-29 17 47 27) スィリオス(認知しなかったけどさ…こんなことになってるとは思わないじゃん…) -- 名無しさん (2021-05-29 18 41 16) ↑3「謀ったな。よくもこんな……」「何だと?」「何を言っているのだ貴様は」「うるさいな、この屑虫は。考えが終わるまで貴様は黙ってろ」マグサリオン風に換えてみたけど違和感なさすぎる -- 名無しさん (2021-05-29 19 51 02) それでこそ不義者とか言われた次には、紙屑か何かのように破戒して「魔王」の位を捨てて無力な義者になって「持っていますね私」を微笑むフレデリカ。まさに「不変の恋」でしたわ -- 名無しさん (2021-05-30 07 40 09) 最後に意趣返しを受けたとはいえ、ナハトや神野みたいに無様な末路じゃない辺り正田卿的にブラナは悪魔とは別枠なんだろうか -- 名無しさん (2021-05-30 10 08 50) 真・綾模様エンジョイ勢だからなぁ、どう転んでも満足するから無残な末路になりようがないというか -- 名無しさん (2021-05-30 10 50 49) 単なる不義者・殺人鬼とも言い難くて、邪悪だけど我がある、自分の意志で不義者の本能に従ってそうだったから、作品的には自分があるとしてまだOKなのかも。 -- 名無しさん (2021-05-30 10 54 15) いかにもモテない奴が言いそうなセリフ(いかモテ綾模様ver) -- 名無しさん (2021-05-30 14 44 24) こういう煽りは相手からのレスポンスないと、滑稽になるってのがわかる -- 名無しさん (2021-05-30 15 54 06) 結局あしらわれちゃう辺りどうしても小物なんだよねムンサラート -- 名無しさん (2021-05-31 00 30 29) さらにスピード!って付けるだけでスピード感が出そう -- 名無しさん (2021-06-10 20 53 57) お前にはスピードが足りねぇ(我力感 -- 名無しさん (2021-06-10 21 32 26) 主人煽りに生涯を賭けているスタイル -- 名無しさん (2021-06-13 07 41 29) うるさいですね…… -- 名無しさん (2021-06-16 15 01 38) 取り澄ましてはいるが、内心マグマのように煮えたぎっている主人の怒りを察して喜ぶんだろうな… -- 名無しさん (2021-06-16 21 34 12) ↑2フ、フレデリカちゃん!恋心激しくしないで! -- 名無しさん (2022-02-26 22 39 49) この時代の近親相姦は善行だし、女性側が積極的だと尊みも生じさせられるんだよな。科学と数学で説明される遺伝法則的に俺たちはみんな大体7兆分の1の生命とされる。この7兆の1が生命は多様性という戦略で生存してきたことの証左と論ぜられる根拠になる。7兆分の1もあるならそら近親相姦したい命も同性愛したい命も発生するのもおかしい話ではないと理解される。ムンサラートは無知が過ぎる。サタさんが無知を嫌うのも仕方ない。 -- 名無しさん (2022-10-31 19 44 36) 名前 コメント
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みんなで想像する世界wiki規則が実行されました みんなで想像する世界のwikiへようこそ 新wikiへの移転お願い致します https //w.atwiki.jp/newmaltisekai 新wiki2 キャッチフレーズはみんなで作る 想像していく 架空世界wiki このwikiは見るだけじゃない... このwikiはみんなで作るのだ!! だが管理人による世り界の骨組みやインフラが揃うのだ!! コテハン無し,匿名ユーザーでも自由に製作/新規ページ作成または画像ファイルアップロード可能です!! 略称はみんかくう(皆架空)でお願い致します どうも、管理人です。何か質問あったら→質問コーナーここに言って書いていくようにお願い致します それぞれの架空世界の方針またはルールを守れば自由に作れます!! というか創作したい方は大歓迎です("⌒∇⌒") プロジェクトとというかこのwikiの概要 このwikiの目的 当Wikiでは、それぞれの架空世界に関連するページを作成・編集してそれぞれの架空世界を発展させ、かつ匿名ユーザーまたはログインユーザー同士の交流を行うことを目的とする。 当Wikiでは、このwiki規則およびATWIKI利用規約の範囲内で自由に創作活動や交流を行うことができるとなる。 世界を作るのに必要な物 画像ファイル コテハン(やらなくてもいいよ) 画像ファイルは自分で書いたりaiに画像生成してもらったらいいかもしれない、かも 世界地図の画像ファイル 紹介または魅力 アイコンは以下の意味がある ボーランドボールのポーランドがいってる言葉の意味は言語は単語、国は人間の住みか、主義は社会主義や民主、キャラクターは生き物のような物、戦いは...、自然は生物群系、鉄道はロマンなどロマンいっぱいです!! みんなで架空世界を作りましょう!!ただし最低限のマナーは守ること どんな人のためか みんなで作りたい方 架空世界が好きな方 管理者キンは架空世界かか好き 世界を楽しむためのルール 1.キャラクターを作ったらキャラクターの数に+1してください 2.人物を作ったら住人の数に+1してください 3.日本やアメリカそしてロサンゼルスや東京など実在する地名や都市名そして国名を架空世界の都市や地名そして国名として使うのは禁止です 日本の地名をカタカナにするならokそして実在する都市がモデルなのはOk 4.このwikiで制作していいただいてる方の作ったページに新しい設定を加えたいなら一度本人に許可をとりましょう 5.ヒカマニやヒカニチなどのキャラクターを作るのは禁止です追加したら削除されます 地名はokです 6.言うまでもないと思いますが過激な下ネタや禁止ワードは止めましょう 7.変なファイルはアップロードしないでください 8.地名または都市を作ったら地名または都市一覧にリンクを乗せといてください(ページ名) ルールを守って楽しく作りましょう!! このwiki 9強すぎるキャラクターはこのwikiには入れられますが架空世界では戦闘できません 理由 チート過ぎるとバランスが崩れるため 記法がわからない方はプラグインを使いましょう 後はご自身で追加したり減らしたりしてもOKです 長くなっちゃってすいません まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 みんなで開拓世界ガイド 西暦について 架空世界作りに役に立つサイト キャラクター危険レベル キャラクターの危険生物かを判定するための数値です この世界の基本キャラクター メンダコシリーズです データバンク 自由にご利用ください チャットなのん https //reachat.org/?65b731e51fcb62a1da263193b6b27852,300,20,1 コメント コメント 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください 現在のキャラクターの数 4人 末申告があると思うから できる人は追加してくくれば褒めまくります 現在の住人の数 0人 末申告があると思うから できる人は追加してくれれば褒めまくります アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート 質問コーナー お客様の声募集 パンくずリスト 他のWIKIが気になる方はこちら 精霊回路ドライヴ@wiki プログラミングに関する私的メモ AcesHigh Wiki Plus! REBELLION Z-LIMITED ハートオブクラウン@wiki バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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夢を見てたんよ 夢の中で、あーしはシンデレラ 性悪の継母と意地悪な二人の義姉に虐められて、灰色の青春を送っとった でもある日運命が変わったんよ 王子様のお妃候補を見つけるために、お城で舞踏会が開かれたんよ 継母と義姉は着飾って出かけていった でもあーしは着ていくドレスも、身につける宝石も、履いてく靴も無くて行けんのが 悲しくて、しくしく泣いとった したら、魔法使いのばっちゃんが現われて、あーしに色んなものを出してくれよった あーしは喜び勇んで城に出かけて、その後色々あってめでたく王子様のお妃になること が決まった え、はしょりすぎやって、しょうがないもん あーし、話すのは苦手やし で、継母と義姉は当然縛り首の刑、じゃなく一緒に城で暮らす事になった まあなんだかんだ言っても家族やしのう それに死なれてはこれまでの仕返しが出来んからのう、ふふふ でまあついに婚礼の日を迎えることになったんよ 教会からは偉い司祭様が来てくれて、二人の門出を祝ってくれる事になった こんなに幸せでええのかのう、と思っとったら案の定不幸がやってきた 「恐れながら、この婚礼の儀に異議があります」 黒い服を着た素敵な男の人がそう言った、ってお前はダークネスの吉澤ひとみやないか 一体こんなとこで何しとんのん 「無礼であろう、折角の二人の門出にケチをつけるとは たとえ大臣でも許さんぞ」 いやあ、やっぱりあーしの王子様はカッコいいのう 「無礼の儀お許しを、 しかしながら、王子様の横にいるその女 シンデレラと名乗る女性に、看過できぬ証言があり あえて異を唱えさせていただきました ことの詮議が終わった後で、私はいかなる処分も受ける覚悟 まずはこちらの女性の言葉に耳を傾けてください」 「大臣たるお主がそこまで申すとは そちらの女、なんという名だ」 今度は黒いベールを被ったきれいなおねーさんが出てきよった、げ、あんたはミティ 「ご無礼の段は平にご容赦を 私は北の辺境で占いを生業としているヘケートと申します このたびは王子様の結婚を祝い、お二人の前途を占わせて頂いたところ、 恐ろしい事 が判ったのです そのシンデレラと申す女は、世にも恐ろしい化け物、その手はこれまでに殺めた人の 血で血塗られております」 「馬鹿な、何を証拠にそんなことを」 「私は真実の鏡という魔法の道具をさる方より預かっております その鏡に姿を映せば、どんなに偽ろうともその者の真実の姿が判るという その鏡にその女を映せばたちどころに真実が判明するはず」 「司祭様、どう思われます」 「そのようなマジックアイテムが存在する事は教会の記録にもあります ただ、そのヘケートと申す女性が持っているのが、本当に真実の鏡なのかは わかりませんが」 「うーむ、そうだシンデレラ その鏡にあなたのの姿を映してみよう そうすれば大臣の言ってることが間違いである事がわかるだろう お前ほど美しくて、優しい女性はこの世にいないこともな」 あーしはなんか嫌やった 嫌で嫌で仕方なくて、断ったけど王子様に無理やり鏡の前に立たされた 鏡を見たあーしは悲鳴を上げて、気を失ってしまった なんでって、そこには化け物が映っとったからや あーしは化け物 あーしは人の心も読めるし、何千哩の道のりも一瞬で跳べる それに何よりあーしは光を飛ばすと、人が消えるんや 悲鳴を上げるまもなく、逝ってしまうんや せやからか、あーしはある研究施設に入れられとった そこで何十人、何百人もの人を消さされた 最初はちっちゃな動物 そのうちにあーしと同じように研究所に預けられとる子供 最後は催眠術をかけられた兵隊さん達 あーしがその力を使うんが上手くいくたびに研究所の人たちは喜んでた でもあーしを見る目は冷たかった まるで化け物を見るような目やった あーしは悲しかった しゃーけど悪い事ばかりでもなかったこんなあーしにも友達みたいなもんが できたんや 眉毛の凛々しいガキさんと、ほっぺがぷにゅぷにゅしとるあさ美ちゃん でも何といっても一番最初にあーしに声をかけてくれたあの子、そう… 水をかけられて目が覚めたらそこは牢獄やった あーしはドレスも、ティアラも、ガラスの靴もみんなひっぺがされて 肌着一枚にされとった いや、別にモノは要らんのよ、モノは ただ王子様の私を見る目が冷たくて、凍えそうで 「シンデレラ、お前は私を騙し、この国を乗っ取ろうとした その罪は万死に値する よって、明朝領民の前で処刑にする 大臣、後は任せたぞ」 と言って出て行った 待ってや、王子様、これで終わりなんか 「心得ました さて、シンデレラ お前のような化け物の魔力をそのまま放置して処刑しては、死後もこの国に 災いなす事は必定 よってお前の魔力を封印する儀式を執り行う事となった、おいへケート」 何言うとんや、この吉澤ひとみが あーしから全てを奪っておいて、その上何をする気や 美貴ちゃん、お願いやから助けてーや、後生やから 「名前をつけるということは、その者を支配するということ だから、あんたからシンデレラという名前を奪って、新しい名前をつけてあげる 入っておいで」 へケートはそう言うと、牢獄の中に皮の覆面をつけた処刑人を呼び込んだ 処刑人の手にはジュージューと焼け焦げた焼きごてがあった 処刑人はそれをあーしの顔に押し当てた、何のためらいもなく 熱い筈やのに、熱くてたまらん筈やのに、涙が出なかったのは、もー あーしの心が死んでたからやろね 「アハハハ、ご覧これがお前の新しい名前 一夜限りの名前 i914っていうのは化け物には勿体ない名前だねえ」 あーしは火傷の手当てもされずに、手足を縛られたまま牢獄にほっておかれた あー、あーしは死ぬんやなあ でもしょうがないわ、あーしは化け物やから そー思っとったら足音が近づいて来たんよ あー誰かがあーしのことを痛ぶりにきたんや、そー思ってたら牢獄の扉が開いたんや 「大丈夫ですか、シンデレラ 貴女を助けに来ました」 何か逞しそうな男の人が入って来よった 誰やのん あーしは化け物やで 近づいたらあんたを消してしまうで 「そんなことは無い 貴女ほど心の優しい女性はいない 私はそのことを知っています」 あーしの目から涙がこぼれたんは、この人があーしの心を生き返らせてくれたからやね 「私の名はナイロン 貴女を貶めた大臣に仕える身です」 あーしの身体が固まったのを感じたのか、そのナイロンっていう人はこう言った 「怖がらないで、貴女を助けようという気持ちは真実です」 あんたの気持ちはありがたいけど、あーしは何もかも失くしてしまった その上顔にはこんな醜い烙印まで もうこのまま死なせて ナイロンさんは柔らかい物腰の人やったけど、このときばかりは怒ったで 「何を言ってるんですか、シンデレラ 貴女にはたくさんの仲間と、帰るべき場所があるじゃないですか」 仲間って、そんな人たち、あーしにおったかのう 考え込むあーしをナイロンさんは抱きかかえるようにしてて、牢獄から連れ出した 道々、少し話をした 「大臣の事、許してくださいとは言いません ただあの方も、本当は心の優しい人なのです」 あーしはかーっとなった 優しい人がこんなひどい事をするの ナイロンさんは本当に済まなそうに俯いた 「あの方は優しさゆえに、部下を戦争で死なせたくなくて それゆえに、もっと力が欲しいと思い、その心の隙を闇に魅入られてしまったのです」 あーしは難しい事はようわからん ただんナイロンさんがここまで言うなら大臣も最初から悪い人では 無かったのかもしれん でも、許せんよ やがてうっすらと光が見えてきた 「あれが出口です あそこを抜け出れば、貴女は自由の身」 したら城の中が騒がしくなった あーしが逃げ出したんがバレたんや がたがた震えだしたあーしの手をナイロンさんは強く引っ張って、出口の近くまで 連れて行ってくれた ん、この手は前にも握った事があったような気がするで 「さあ早く、シンデレラ 私はここでお別れです、貴女は貴女のいるべき場所へ」 待ってナイロンさん、一緒に行こう 残ったりしたら、何されるかわからんで 一緒に行こう 「それは覚悟の上です たとえ闇に魅入られたとしても、あの方が私の主人であることは揺るぎなき真実 最後まで従うつもりです」 そんなんいやや、あーしはやっぱり一人ぼっちなんやし お願いやから一緒に来てぇや 泣きながらナイロンさんにすがりついたら、ナイロンさんが目深にかぶってた帽子が脱げてもうた その時はいめてナイロンさんの顔が見えたんや あーしははっとした 麻琴、麻琴やないの どうしたん、あんたなんでそんな格好してんの 一緒に帰ろうよ 久しぶりにあんたの顔マネも見てみたいし、なあなあ麻琴 「愛ちゃん、それは出来ないよ 私はもう愛ちゃんとは住む世界が違うんだ」 そんなことないし、麻琴 「聞いてよ、愛ちゃん 愛ちゃんは一人ぼっちじゃないよ あんなに愛ちゃんのことを心配してくれる仲間がいるし それに愛ちゃんは、化け物でもない 私が知ってる人間の中で、愛ちゃんが一番心が綺麗だよ だから、さあ、みんなのところへ戻ってあげてよ、愛ちゃん」 知らん間に麻琴の姿は消えてしもうていた あーしは悲しかった 悲しかったけど、でも光の方へ進んだんや そーせんかったら、麻琴が悲しむような気がしたからや 闇を抜け、光の中へ出た時、そこには 「愛ちゃん、良かった、心配したよ」 あーしはガキさんの腕に抱えられとった 何やあーしの顔が濡れとるけど、ガキさんまさかよだれでも垂らしたんか あーし達はダークネスの軍団と戦って、見事に追い払ったけど、敵のボスが最後っ屁で しかけてきた強烈な催眠術に、あーしがまんまとかかってしもうたらしい 「最後っ屁なんて言わないの」 「リーダーたるものが恥ずかしいのう」 「しょうがないよ、皆を助けようとあんだけ頑張ってたんだから、本当に凄かったから」 ガキさんの目元が光っているのは、涙なんかのう 「高橋さん、すんません あたしがもっと正確に予知していれば」 「愛佳は頑張ったよ、 敵の出現ポイントを予測してくれたし あれがあったから、勝てたんや」 「小春は、小春はどうっだった」 「小春も頑張ったんやないかな、多分」 「ひどいーっ」 頬をふくらませた小春を笑いながら見てると、ガキさんが言った 「ところで目が覚めたんなら、手を離してくれないかな、愛ちゃん」 あーしは知らん間にガキさんの手をきつく握っとったみたいや あーしは少し恥ずかしかったけど、それでも手は放さんかった 「こうしてると、ガキさん王子さまみたいやのう」 「王子様にしてはちょっと背が低いけどね」 「うへへへガキさん顔が赤くなってますよ」 「コラー、カメッ、そういうこと言わない」 「二人とも不純だっちゃ」 「なんだかエロスなの、ジェラシーなの」 「新垣照れてルのか」 「二人ともバッチリです」 みんなの声があーしの中で心地良く響くのを感じながら、あーしは麻琴の最後の言葉を 噛み締めていた そーやのー、麻琴 あーしは一人じゃなかった こんなに大事な仲間がおったんやな、麻琴 けどな、麻琴 あーしは自分のこと化け物で良い そー思っとるよ こんなに大切なみんなを守る為なら、あーしは化け物にだってなるよ そやから麻琴 あーしの心が挫けそうになった時は、また会いに来てや 夢の中へ