約 2,966,451 件
https://w.atwiki.jp/takekazu-live/
たけかず たけかずとは、ニコ生・Twitterを中心に活動している中2の生主、Twitter主である。 放送中は、よく黙るがニコ生主として放送を黙るのはよくない。とよく言っており、このような矛盾してる意見(?)を持っている。 特に面白いわけではないが、つまらないわけでもない。これは、伸びない理由である。 頭脳は中の下ほど。趣味が、電子工作・(軽く)オーディオ・ゲーム・マラソンである。 簡単な連絡先は以下である。 Twitter take_kazu314 Skype take-kazu314 Mail take_kazu314@yahoo.co.jp Community co1950722 何気に、[314]が多いのは、円周率だからである。なぜ円周率かと問われると 特によくわからないのだが、たけかずは円周率を、たくさん覚えていて、 3.14159265358979323846264338327950288 までの36桁を暗記しているからである.(ww) 以下、放送についてのリンクです Minecraft
https://w.atwiki.jp/shiitake4mush/pages/15.html
シイタケ(椎茸、学名:Lentinula edodes、英語:Shiitake、Shiitake mushroom)は、ハラタケ目- キシメジ科(異説:ヒラタケ科、ホウライタケ科、ツキヨタケ科[en])- シイタケ属 (en) に分類されるキノコ。食用とされている。 シイタケは日本、中国、韓国などで食用に栽培されるほか、東南アジアの高山帯やニュージーランドにも分布する。日本においては食卓に上る機会も多く、数あるキノコの中でも知名度、人気ともに高いもののひとつである。かつてはマツオウジ属 genus Lentinus に入れられていたが、菌糸構成などの違いから分離された。なお、種小名 edodes を「江戸です」から採ったとする説があるが、[要出典]イギリス人菌類学者マイルス・ジョセフ・バークリー (en) による1878年の原記載論文には学名の由来は記されていない。ギリシア語で「食用となる」という意味の語は εδωδιμος であり、ラテン文字に置き換えると edodimos となるため、これに由来すると考えられている。なお、「江戸」にちなんで命名された学名では yedo と表記される例(ソメイヨシノ)がある。本菌の原記載論文はチャレンジャー号探検において1875年に日本で採集された標本に基づく。 食べる! シイタケは食用とされる。日本では「しいたけ品質表示基準」によって、食品としての「しいたけ」を「しいたけ菌の子実体であって全形のもの、柄を除去したもの又は柄を除去し、若しくは除去しないでかさを薄切りにしたもの」と定義している[1]。 シイタケ、生 100 g (3.5 oz)あたりの栄養価 エネルギー141 kJ (34 kcal) 炭水化物6.79 g 糖分2.38 g 食物繊維2.5 g 脂肪0.49 g タンパク質2.24 g トリプトファン0.011 g トレオニン0.134 g イソロイシン0.111 g ロイシン0.189 g リシン0.134 g メチオニン0.033 g シスチン0.022 g フェニルアラニン0.111 g チロシン0.078 g バリン0.145 g アルギニン0.156 g ヒスチジン0.056 g アラニン0.167 g アスパラギン酸0.301 g グルタミン酸0.68 g グリシン0.145 g プロリン0.1 g セリン0.145 g 水分89.74 g ビタミンB10.015 mg (1%) ビタミンB20.217 mg (14%) ビタミンB33.877 mg (26%) パントテン酸(ビタミンB5)1.5 mg (30%) ビタミンB60.293 mg (23%) 葉酸(ビタミンB9)13 μg (3%) ビタミンD18 IU (5%) カルシウム2 mg (0%) 鉄分0.41 mg (3%) マグネシウム20 mg (5%) マンガン0.23 mg (12%) セレン5.7 μg (8%) リン112 mg (16%) カリウム304 mg (6%) 塩分9 mg (0%) 亜鉛1.03 mg (11%) パーセントはアメリカにおける成人向けの栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典 USDA栄養データベース(英語) 旨み成分として、5 -グアニル酸やグルタミン酸を豊富に含むので、食材としてだけでなく、出汁をとるのにも使われる。グアニル酸は生のシイタケでは総重量に占める割合が少ないが、乾燥して温度が上昇する過程で、リボヌクレアーゼやホスホモノエステラーゼなどの酵素の働きにより増加する。また乾燥することで細胞が破損し、旨味成分の抽出効率も上がる[2]。風味・食感に癖があり、ピーマンやニンジン、グリーンピースと並び好みの別れる食物の一つでもある。また栄養価としては炭水化物、食物繊維、ミネラルが主で、低カロリー食である。 中国医学では香蕈(こうしん)と称して生薬ともした。益気、健脾、健胃、化痰の作用があり、貧血や高血圧に効くとされる。近年は、β-グルカンの免疫強化、抗癌作用の研究も行われているが、通常の摂取量での効果は疑問である。その他の医療的利用ではシイタケ属から抽出されたAHCCが健康食品として利用されている。 生椎茸 生椎茸(なましいたけ)は遠火で炙り焼きにしたり、鍋料理、スープ、茶碗蒸し、うどん、巻き寿司などに入れたり、炒め物、天ぷらなどにして食べる。鮮度が落ちやすい食材で、店頭で大量の汗をかいているもの、切り口や傘の裏が茶色く変色したもの、開封すると刺激臭のあるものは食さないことが望ましい。 干し椎茸 干し椎茸(ほししいたけ・乾椎茸とも)は、椎茸を乾燥させた食品である。椎茸は乾燥によって旨み・香り成分が化学的に増すという特徴がある。出汁をとったり、水で戻してから煮物や佃煮にしたりする。もどし汁も出汁として利用される。また、陽に当てて干すことによって、ビタミンD2の含有量も増える。 成長程度の違いから、肉厚でかさが開ききっていない冬菇(どんこ)と、薄手でかさが開いている香信(こうしん。本来は香蕈と書く)、さらに両者の中間的存在の香菇(こうこ)の区別がある。いずれも中国での呼び方を取り入れたもので、どんこは中国語の発音「dōnggū」を模している。かさの表面に亀裂の様な模様がひろがっているものは花冬菇(はなどんこ。中国語では花菇)と呼ばれる。この他、スライスしてから乾燥させた製品もある。 健康への影響[編集] 生シイタケを食べた場合、しいたけ皮膚炎と呼ばれる炎症が発生することがある。体部に掻痒が強い紅斑や丘疹が発生し、掻痕に一致した線状の皮疹も呈する。原因は不明だがシイタケに含まれるレンチナンに対するアレルギー反応だという説がある。しかし後者の場合掻痒がない。干しシイタケの戻し汁などでも症状が発生することが確認されている。特にアレルギー体質の児童に対しては注意を要する。 トップページ
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/41.html
声優(五十音順) 検索する声優さんの頭文字を下記の五十音順からクリックして下さい。()の数字は声優さんの人数です。 あ行(130) か行(94) さ行(83) た行(104) な行(54) は行(73) ま行(73) や行(41) ら行(1) わ行(6) 【ま行】 ま 前田 淳(まえだ じゅん) 前田 剛(まえだ たけし) 前野 智昭(まえの ともあき) M・A・O 牧口 真幸(まきぐち まゆき) 牧野 由依(まきの ゆい) MAKO 間島 淳司(まじま じゅんじ) 増田 俊樹(ますだ としき) 増谷 康紀(ますたに やすのり) 増元 拓也(ますもと たくや) 又吉 愛(またよし あい) 町田 広和(まちだ ひろかず) 町田 政則(まちだ まさのり) 松井 恵理子(まつい えりこ) 松井 菜桜子(まつい なおこ) 松浦 チエ(まつうら ちえ) 松岡 禎丞(まつおか よしつぐ) 松尾 佳子(まつお よしこ) 松風 雅也(まつかぜ まさや) 松来 未祐(まつき みゆ) 松嵜 麗(まつざき れい) 松田 健一郎(まつだ けんいちろう) 松永 真穂(まつなが まほ) 松本 さち(まつもと さち) 松本 忍(まつもと しのぶ) 松元 恵(まつもと めぐみ) 真殿 光昭(まどの みつあき) 間宮 康弘(まみや やすひろ) 丸山 詠二(まるやま えいじ) み 三上 哲(みかみ さとし) 三上 枝織(みかみ しおり) 三木 眞一郎(みき しんいちろう) 味里(みさと) 三澤 紗千香(みさわ さちか) 水樹 奈々(みずき なな) 瑞沢 渓(みずさわ けい) 水沢 史絵(みずさわ ふみえ) 水島 大宙(みずしま たかひろ) 水野 マリコ(みずの マリコ) 水橋 かおり(みずはし かおり) 水原 薫(みずはら かおる) 三石 琴乃(みついし ことの) 三ツ矢 雄二(みつや ゆうじ) 三戸 耕三(みと こうぞう) 緑川 光(みどりかわ ひかる) 皆川 純子(みながわ じゅんこ) 水瀬 いのり(みなせ いのり) 三村 江里(みむら えり) 三森 すずこ(みもり すずこ) 宮川 美保(みやがわ みほ) 三宅 健太(みやけ けんた) 三宅 淳一(みやけ じゅんいち) 三宅 麻理恵(みやけ まりえ) 宮澤 正(みやざわ ただし) 宮下 栄治(みやした えいじ) 宮田 幸季(みやた こうき) 宮野 真守(みやの まもる) 宮本 佳那子(みやもと かなこ) む 麦穂 あんな(むぎほ あんな) 村井 理沙子(むらい りさこ) 村上 裕哉(むらかみ ゆうや) 村川 梨衣(むらかわ りえ) 村瀬 歩(むらせ あゆむ) 村田 太志(むらた たいし) め も 最上 嗣生(もがみ つぐお) 持月 玲依(もちづき れい) 桃井 はるこ(ももい はるこ) 森久保 祥太郎(もりくぼ しょうたろう) 森嶋 秀太(もりしま しゅうた) 森田 了介(もりた りょうすけ) 森 なな子(もり ななこ) 森谷 里美(もりや さとみ)
https://w.atwiki.jp/avoyaji/pages/11.html
ま 名前をクリックして下さい 松島かえで まつしまかえで T 160B 85 ( D )W 58H 84 牧原れい子 まきはられいこ T 158B 80 ( B )W 57H 83 松嶋れいな まつしまれいな T 163B 88 ( G )W 59H 85 松野ゆい まつのゆい T 165B 86 ( D )W 59H 86 Marin. まりん T 155B 86 ( D )W 57H 84 松下ゆうか ( 愛乃彩音、藤咲ゆうか ) まつしたゆうか ( あいのあやね、ふじさきゆうか ) T 155B 88 ( D )W 60H 86 前嶋美歩 まえしまみほ T 157B 88 ( E )W 58H 89 MARINA まりな T 161B 88 ( E )W 56H 88 牧本千幸 ( つかもと友希 ) まきもとちゆき ( つかもとゆき ) T 154B 83 ( F )W 59H 81 マリア まりあ T ---B -- ( - )W --H -- 真木あんな まきあんな T ---B 88 ( E )W 57H 85 松岡理穂 ( 佐藤みく ) まつおかりほ ( さとうみく ) T ---B -- ( - )W --H -- 松浦ユキまつうらゆきT ---B 93 ( G )W --H -B 松本亜璃沙 まつもとありさ T 158B 86 ( D )W 60H 84 増田ゆり子 ますだゆりこ T 155B 90 ( G )W 64H 93 真央♪ まお♪ T 161B 90 ( E )W 57H 85 松坂みるく まつざかみるく T 156B 105 ( J )W 63H 88 増尾彩 ますおあや T 160B 85 ( C )W 62H 88 松本まりな まつもとまりな T 159B 82 ( - )W 59H 87 松坂樹梨 まつざかじゅり T 155B 93 ( G )W 58H 84 前乃さとみ まえのさとみ T 157B 82 ( - )W 58H 84 牧野遥 まきのはるか T ---B 85 ( D )W 60H 85 眞鍋かをり まなべかをり T ---B -- ( - )W --H -- 黛ミキ まゆずみみき T 163B 83 ( C )W 57H 84 み 名前をクリックして下さい みひろ みひろ T 153B 82 ( B )W 59H 84 峰なゆか みねなゆか T 162B 93 ( H )W 59H 91 美竹涼子 みたけりょうこ T 155B 90 ( E )W 55H 85 宮下杏奈 みやしたあんな T ---B -- ( - )W --H -- 水元ゆうな みずもとゆうな T 157B 88 ( E )W 59H 86 水城奈緒 みずきなお T 159B 90 ( G )W 58H 87 美優千奈 みゆうちな T 167B 90 ( G )W 56H 84 美咲 みさき T 155B 84 ( D )W 58H 86 宮田まり みやたまり T ---B -- ( H )W --H -- 三浦亜沙妃 みうらあさひ T 167B 85 ( C )W 58H 86 宮地奈々 みやちなな T 147B 80 ( B )W 58H 85 三浦あいか みうらあいか T 155B 81 ( B )W 54H 79 南つかさ みなみつかさ T 157B 90 ( F )W 58H 85 美上セリ みかみせり T 160B 83 ( C )W 58H 82 美咲みゆ みさきみゆ T 160B 82 ( D )W 58H 84 三村翔子 みむらしょうこ T 154B 75 ( - )W 60H 75 水朝美樹 みずあさみき T 170B 94 ( E )W 65H 95 三木藤乃 みきふじの T 151B 100 ( G )W 66H 90 宮下真紀 みやしたまき T 160B 93 ( D )W 59H 86 南原香織 みなみはらかおり T 165B 83 ( D )W 63H 88 三上翔子 みかみしょうこ T 156B 83 ( D )W 61H 88 MIMI みみ T 168B 82 ( C )W 57H 85 美花ぬりぇ みかぬりえ T 148B 85 ( C )W 58H 88 水森あおい みずもりあおい T 157B 90 ( G )W 58H 84 む 名前をクリックして下さい 紫彩乃 むらさきあやの T 160B 90 ( F )W 62H 90 村上涼子 ( 中村りかこ、黒木菜穂 ) むらかみりょうこ ( なかむらりかこ、くろきなほ ) T 158B 88 ( G )W 61H 88 村上里沙 むらかみりさ T 167B 86 ( D )W 58H 86 むらさき真珠 むらさきしんじゅ T 161B 90 ( E )W 57H 85 むかいねね むかいねね T 139B 75 ( B )W 57H 86 向井莉奈 むかいりな T 158B 88 ( E )W 59H 86 武藤まや むとうまや T ---B -- ( - )W --H -- 村上洋子 むらかみようこ T ---B -- ( - )W --H -- 村上まゆ むらかみまゆ T ---B -- ( - )W --H -- 村元由利 むらもとゆり T 156B 82 ( C )W 56H 82 村上あずみ むらかみあずみ T ---B -- ( - )W --H -- 村上てん むらかみてん T ---B -- ( - )W --H -- 村山かづは むらやまかづは T 147B 89 ( E )W 55H 83 村咲志乃 むらさきしの T ---B -- ( - )W --H -- 村瀬優花 むらせゆうか T 150B 85 ( - )W 57H 85 村田明美 むらたあけみ T ---B 85 ( C )W 60H 85 村瀬ナナカ むらせななか T ---B -- ( - )W --H -- 村上りょう むらかみりょう T ---B -- ( - )W --H -- 睦美杏奈むつみあんなT ---B -- ( - )W --H -- 睦月みどり むつきみどり T ---B -- ( - )W --H -- 向井ゆうき むかいゆうき T 153B 88 ( E )W 56H 83 武藤さき むとうさき T 157B 78 ( B )W 59H 81 村田久美 むらたくみ T ---B -- ( - )W --H -- 村瀬さやか むらせさやか T ---B -- ( - )W --H -- め 名前をクリックして下さい MECUMI めくみ T 169B 85 ( D )W 60H 84 恵けい めぐみけい T ---B -- ( - )W --H -- めぐみ めぐみ T ---B -- ( - )W --H -- 芽菜 めいな T 145B 84 ( D )W 60H 86 女池さゆり めいけさゆり T 163B 98 ( H )W 62H 90 MEGU めぐ T ---B 87 ( - )W 61H 86 芽衣 めい T 160B 83 ( C )W 56H 85 メルセデス めるせです T ---B -- ( - )W --H -- MEI めい T ---B -- ( - )W --H -- 芽吹あい めぶきあい T ---B -- ( - )W --H -- 恵ちとせ めぐみちとせ T ---B 83 ( D )W 61H 86 目黒夏樹 めぐろなつき T ---B 127 ( - )W --H 130 めろん めろん T 150B 78 ( A )W 56H 78 も 名前をクリックして下さい 紋舞らん もんぶらん T 152B 88 ( F )W 60H 85 森下くるみ もりしたくるみ T 164B 85 ( C )W 60H 89 桃瀬えみるも もせえみる T 150B 85 ( C )W 59H 83 持田茜 もちだあかね T 156B 85 ( E )W 59H 86 森美咲 もりみさき T 160B 82 ( C )W 60H 87 望月加奈 ( 松沢真理 ) もちづきかな ( まつざわまり ) T 158B 92 ( G )W 61H 86 桃井りか ももいりか T 155B 100 ( G )W 63H 86 桃井望 ももいのぞみ T 148B 86 ( F )W 56H 85 桃咲まなみ ももさきまなみ T 151B 90 ( E )W 60H 88 森本みく もりもとみく T 155B 75 ( A )W 60H 85 桃野なごみ もものなごみ T 154B 86 ( E )W 60H 88 桃井なつみ ももいなつみ T 150B 88 ( E )W 54H 88 森村ハニー もりむらはにー T 156B 93 ( G )W 60H 88 MO☆MO もも T 159B 90 ( G )W 58H 88 モカ もか T 160B 92 ( G )W 60H 86 桃香 ももか T 158B 98 ( I )W 58H 79 望月るあ もちづきるあ T 164B 88 ( E )W 59H 86 森文乃 もりあやの T 150B 92 ( E )W 68H 93 森村はるか もりむらはるか T 150B 58 ( D )W 58H 87 望月ゆみ もちづきゆみ T ---B -- ( - )W --H -- もえ もえ T ---B -- ( - )W --H -- 桃瀬れな ももせれな T 148B 83 ( C )W 58H 83 持田准子 もちだじゅんこ T ---B -- ( - )W --H -- 森野いちご もりのいちご T ---B 90 ( F )W 62H 88 熟女動画
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/656.html
5/10 地下鉄八乙女駅構内の『ふみや』で「塩ラーメン」(400円)を。写真は店内がかなり暗かった為、このような見づらい感じに。すみません・・・ ?cmd=upload act=open pageid=11 file=%E3%81%B5%E3%81%BF%E3%82%84%2B%E5%A1%A9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3.jpg なぜここに来たかというと、家に広告が入っていて、内モンゴル産の岩塩とカン水使用のこだわりの塩ラーメンと書いてあり、気になって来店。 ここは朝は焼きたてパンやそば・うどんを出し、昼はそれらに加え、ラーメンや丼物。夜は更に加えて酒やつまみも出すという不思議なお店である。 透明度が高いスープに中太ストレート麺。具はたっぷりワカメに、苦手な白ネギもたっぷり。味の感じとしては、牛タン屋で出される牛テールラーメンのような感じ。 内モンゴル産岩塩特有の甘みは感じたが、スープのコク不足は否めない。麺もかなりやわめでした。(バイトの女の子が作っていたのでしょうがないか・・・) この時は、かなり酔っ払っていたので、記憶が曖昧な感じもしたので、機会があったらまた食べてみます。 住所:仙台市泉区 地下鉄八乙女駅構内 by hiro 今日ふみやで起こったこと。 メニューを見たが温冷どちらなのかが書いてないため、両方あるかと聞いたら、両方あるといわれたので、300円と書いてあった冷やしとろろそばを注文。 会計時には「360円です」といわれ、メニューを見せて確認すると、これは熱いほうのメニューだとのこと。 冷たい方のメニューは出していなかった。 小額だしとりあえず払ったけど。 -- kamo (2008-04-30 21 28 41) kamoさん、初めまして。 >会計時には「360円です」といわれ、メニューを見せて確認すると、これは熱いほうのメニューだとのこと。 それは災難でしたね~。 私は食べたのは2年くらい前ですが、その時は食券制だったので、そういうこともなかったのですが、今は後払い制になったんですね。 このお店に限らずですが、メニュー表は分かりやすく書いて欲しいものです。 -- hiro (2008-04-30 22 34 59) 八乙女駅は7:30頃に入りますがオープンしてないです。 もっと遅い時間なのでしょう。 前の立ち食い蕎麦の時はかなり食べました。 だしが効いたつゆがおいしかった。 目の前で鰹節をこれでもかと入れてました。 旨いわけです。 葱も使う分しか刻みません。 -- akimu (2008-05-01 14 14 07) akimuさん、マイドです。 ここ2年ほど行ってませんが、以前は結構早くからやっていたんですけどね~。 飲みが主流になって、開店時間遅くなったんでしょうね。 -- hiro (2008-05-02 08 45 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1443.html
・鬼意山系統は一切出てきません。 代わりに原作キャラがガンガン出てきます。嫌いな方はお気を付け下さい。 ・虐待と考察のようなものが入り混じっています。 なので、独自設定が入っています。いつも通りですね。 では、ゆっくりしていってね!!! 「ゆ…ゆ?ゆっくりしていって…ね……?」 気がつくと、そこは石段の前だった。 ここは、どこなのだろうか? れいむは確か…どこにいたんだっけ? それどころか、今まで何をしていたのか。 他の子達はどこにいるのか、それすらもわからない。 親というものが、どういった存在なのかはわかる。 友達がどういった存在であるのかもわかる。 自分が、ゆっくりだという種族である事も知っている。 その他諸々の生きる為に必要な知識も、そうでない知識もそれなりに持っている。 むしろ自分は結構な物知りではないかと思うほどだ。 が、自分の友達、両親が誰なのかは全く思い出せない。 お母さんがれいむだったか?それともお父さんだったのか? 友達にはどんな性格の、どんな種類のゆっくりがどれだけいたのか? そして、自分は今までどこにいて、今いるところはどこなのか?どうしてこんな所に居るのか? れいむは、何ひとつわからなかった。 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け 「…何、こいつ……生首?」 れいむが途方にくれていると、後ろから声がした。……人間だ!! 「ゆっ!?に、にんげんだぁぁ!!たすけてね!れいむなにもわるいことしてないよ!!」 「はぁ?れいむ!?…どういうことかしら。妖怪……に見えないこともないわね」 れいむは知っていた。人間はゆっくりをゆっくりさせない生き物だ。 人間はれいむに見覚えがない、ヒラヒラした白と赤の変わった服を着ている。 ただ、頭についてるあのおりぼんさんはどこかで見たようなことがあるような… 「ねえアンタ。一応言葉わかるんでしょ?」 「う、うん!ちゃんとれいむおしゃべりできるよ!あたりまえでしょ!」 「…チッ。まあいいわ。なら、さっさと質問に答えなさい。アンタ妖怪?」 「ようかい?なにそれ。れいむはれいむだよ!!」 「理解力か、語彙に乏しいのかしら…じゃあ、あんたはれいむっていう生き物なの?」 「ゆっ?ちがうよ!れいむはゆっくりだよ!れいむっていうおなまえなんだよ!!」 「はぁ?ゆっくり…ああ、ゆっくりって言う種族なのね。で、名前がれいむ、と。 害はなさそうだけど、ゆっくりなんて種族聞いたことないし。…って言うか何なのよ、それ……」 「おねえさんはだれ?なにしてるの?」 「んー?私は、この上の神社で巫女やってんのよ。 名前は―――やめとくわ。なんか混乱しそうだから」 それなら、きっとここがどこなのかも知っているだろう。聞いてみようか。 「ここはどこなの?れいむどこにいたのかもわかんないの」 しかし人間はまるで聞いていない。自分の思考の世界に入り込んでいる。 「……やっぱりこんな凝った悪趣味な事できる奴は限られてるわよね。 あのスキマ…結界でも緩めて、仕事増やしてやろうかしら。 とりあえず問い詰めてみるべきね。ま、暇だから良いんだけど」 「おねえさん!れいむのいってることきいてるの!」 「あーはいはい。聞いてない聞いてない。 いくら暇でも私はアンタみたいなヤツに付き合ってる程の暇はないのよ。 ったく。ここは博麗神社前。以上!わかったら目障りだから、とっとと散った! アンタみたいなのが近隣にいると知れたら、また参拝する人間が減っちゃうじゃない。まったく…」 そう言うと人間は、空を文字通り、飛んで行った。 「まっ、まってねおねえさん!いじわるしないで……いっちゃった… どうしてこんないじわるするのぉ……?」 状況を把握する為の唯一の手がかりを失ってしまった。 そもそも人間は空を飛べたっけ?など幾つか疑問はあったが、 今はそれよりも、孤独感による寂しさが辛かった。 「とりあえず、ここにいるとまたおねえさんにおこられちゃうよ。 かえってくるまえにゆっくりにげるよ。 おうちかえりたいよ……」 寂しげにれいむは、当てもなく雑木林の中を跳ねていった。それしかないのだ。 自分のおうちのことさえ、れいむは何も分からないのだから。 ―――――――――― しばらく跳ねていると、急に拓けたところに出た。 「ゆわぁ~、すごいよ!おはなさんがいっぱいだよ!!」 そこに広がるのは、一面の花畑。名前は知らないが、とにかく色んな種類がある。 「ゆぅぅ…そういえばおなかがすいたよ…」 極度の不安と、ひたすら跳ねるのに忙しかった事ですっかり忘れていたが、 むせかえるような花の香りによって、れいむは空腹だったのを思い出した。 「…そうだ!おはなさんこんなにたくさんあるんだから、いっぱいむーしゃむーしゃするよ!! おなかすいてるからきっとおいしいね!こんなにいっぱいおはなさんがたべれるなんてゆめみたい!!」 言葉の通りだ。れいむは花を食べ物としか見ていない。 別に綺麗だと思わない訳ではない。ただ、『花は食べ物』という知識しか持っていないだけなのだ。 「れいむのすーぱーむーしゃむーしゃたいむ、はじまるよ!!」 空腹が限界に来ていたれいむは、花畑に一目散に突撃する。 「いただきまー「騒がしいわね…誰か居るのしら?」…ゆ?」 気が付かなかったが、区切られるようにあった背が高い花が咲き乱れる場所に、一人の女性が立っていた。 緑色の髪をなびかせながら日傘を差して花の中に佇む姿は、れいむから見てもとても優雅に見えた。 「こういう所では静かにするのがマナーというものよ。どこの礼儀知…らず……何、これ?」 絶句する人間。 雰囲気からしてとりあえずれいむをゆっくりさせない人間ではなさそうだ。 「に、にんげんさんこんにちは!ゆっくりしていってね!!!」 「……言われなくてもゆっくりしてるわよ。あと、私は妖怪よ。人間だなんて間違えないで欲しいわね。 まああなたの物の怪具合には負けるかもしれないけど」 「おねえさんがようかいさん?にんげんさんとそんなにかわらないね! れいむにはわかんないよ!! それでおねえさんはなにしてるの?」 「れいむ?・・・偽者というにはあまりにも懸け離れすぎてるし……まあいいわ。 それはこっちの台詞よ。私は見ての通り、ここが満開になる時期だから見に来ただけ。 で、あなたが何者なのかは知らないけど、 見たところ花を見て楽しむ趣味があるようだとも思えないし、何しに来たの?」 「ゆっ、そうだよ!れいむはおはなさんをむーしゃむーしゃしにきたんだよ!!」 「…なんですって?」 「このたくさんのおはなさんは、おねえさんのものなの?でもひとりじめはいけないよ!!」 「ふざけているの?生憎とここは私の花畑じゃないわ。 でも、だからと言ってここを食い荒らして良いということにはならないわよ」 「なんでみんなれいむにそんないじわるいうの!? れいむはおなかがすいてるんだよ!かわいそうなんだよ!! ひとりじめはげすのすることだよ!!げすなおねえさんのいうことなんかしらないよ!! れいむもうおなかいっぱいむーしゃむーしゃするからね!!げすはじゃましないでね!!!」 「・・・そう。わかったわ、もう止めない。 その代わりといってはなんだけど、良い物あげましょうか」 「なに?はやくしてね!れいむはおなかがすいてるっていってるでしょ? いってることわかんないの?ばかなの?しぬの?」 「……チッ。まあ見てなさい」 そう言うと女はどこからともなく2、3粒の種を取り出し、周りに花の無い地面に蒔いた。 すると、どうした事か。見る見るうちに根が張り、芽が出て、淡紅色の花が咲いた。 「すごーい!おはなさんがあっというまにさいちゃったよ!! これ、たべてもいいの?」 「バカね。これは野薔薇よ?食べちゃ茎の棘で口の中がズタズタになっちゃうわ。 それはそれで面白そうだけど・・・もう少しだけ待ってなさい」 「れいむいたいのはやだよ!ゆっくりまつよ!!」 それから間もなくして花が散り、今度はそこから真っ赤な実が生って地面に次々と落ちる。 「これあげるから、食べるならこっちになさい。花よりは(私のストレスが)マシなはずよ」 「おいしそうだね!おねえさんありがとう!!む~しゃむ~しゃ、しあわせー!!」 「あら、美味しい?沢山食べなさい。余らせても困るし」 女が言うまでも無く、れいむは一心不乱に貪っている。 それなりの量があったはずだが、あっという間に全て平らげてしまった。 「げっぷ。ごちそうさま!もうおなかいっぱいだよ!!おいしかった~」 「そう、よかったわね。・・・気分はどう?体の調子は大丈夫?」 「……?だいじょうぶにきまってるよ!なにいって……うっ!?」 れいむは急に体を強張らせた。 おなかが痛い。気分も悪い。どういうことだろう?なにがおきたんだ? 「う゛…ぎぼぢわるい゛よ・・・ゆ゛っ!?ゆげぇぇぇぇ!!!」 我慢できずに餡子を吐いてしまった。そして――― 「ゆげぇぇ゛ぇ゛!!あ゛ぁ゛!!?どぼじで!?う゛んう゛ん゛でじゃだめぇぇ゛ぇ゛!!」 うんうんまで出始めた。それも自分の意思とは関係なく。 「クスクスクス・・・・・・アハハハハ!! 冗談のつもりだったのにホントに効果があるなんて、どういう構造してるのかしら!!」 「ひゅー、ひゅー…ど、どぼいうごどぉ……?ゆぐっ!?うべぇぇぇ!!」 「これ、餡子?まるで饅頭ね。 鈴蘭畑の子と同じ様なものかしら……」 本人が聞いたら怒り狂いそうなものだが、そんなことはれいむには関係ない。 気分が落ち着くまでひたすら口から、あにゃるから、餡子を出し続けた。 やっと餡子を吐かなくなったれいむは、随分とやつれていた。体積も3分の2ぐらいになっている。 「ゆひゅー、ゆひゅー。ぎぼぢわるい…どぼじでぇ……?」 れいむ、おいしいはなのみさんをたべてただけなのにぃ…」 ぐったりとしているれいむを嘲笑うかの様に、女が覗き込んだ。 「汚らしいわねぇ…せっかくの壮観な景色が台無しだわ」 「おねぇさん・・・でいぶどうしちゃったのぉ…?」 「あぁ。野薔薇はね、実に嘔吐や下痢作用なんかがある毒花なのよ。 薬としても使われるみたいだけど、あんなに沢山食べちゃ毒になるに決まってるわ。 まあその効果は主に人間に対するものだから、まさかここまで効くとは思ってなかったけど」 「ぞんなぁ……どおしてこんなひどいことするのぉ?でいぶおなかがすいてただけなのにぃ……」 「だからよ。 一応教えておいてあげるわ。私が嫌いなのはね、 花を愛でる心が無い者。そして、あなたみたいに弱いくせに身の程を知らずに吠えたてるバカよ」 ゴミを見る様な目でれいむを見下す女。口元は三日月形に歪んでいる。 「よかったわね。食べる物出来たじゃない。ちゃんとその汚い餡子、片付けてから消えて頂戴ね。 あなたみたいな饅頭じゃ肥料にもならないし、そのために生かしておいてあげる。 ま、あなたみたいな弱いのをネチネチ虐める趣味も無いし」 「いだいよぉ…きぼぢわるいよぉ…ゆっぐりできなぃぃ……」 「醜いわねえ・・・とりあえず視界から消えなさい、よっ!」 「ゆべぇ!!」 蹴り飛ばされた。女にとっては本当に軽くだったのだが、弱ったれいむにとっては強烈だ。 端に居た事もあったが、あっという間に花畑の外に飛ばされて木に激突する。 「ぶぎゅ!!で…でいぶ、じんじゃ…う…」 そのまま意識を失った。言葉とは裏腹に死んではいないようだ。 「さて…わけの解からない邪魔者もいなくなったし、 後は生やしちゃったこの子を相応しい場所に移してあげないとね」 枯れた野薔薇を手ごろな大きさに戻し、苗のようにしてから、女はそれを持って何処かへ飛んでいった。 「それにしてもれいむ、ねぇ……あの巫女があれを見たらどういう反応するかしら。 ちょっと面白そうじゃない・・・やっぱり蹴っ飛ばさずに持って行ってあげればよかったかしらね」 じつはもう既に会っている事も知らずに、彼女の嫌がる顔を想像して心底楽しそうに笑った。 それからしばらくして、ようやくれいむは目が覚めた。体調は悪くない。 「ゆ、ゆん…ここどこ?たしかれいむ……うわぁぁぁ!!!」 目の前に広がるのは壮大な花畑。それを見てれいむは、何があったのかを思い出した。 「おはなざんごわいよぉぉ!ようかいざんごわいよぉぉ!! もうおはなざんたべたりじまぜんがら、ゆるじでぐだざい!! ゆ゛んやぁぁ!!もうおうちがえるぅぅぅ!!!」 病み上がりの上に餡子を失って体力に余裕が無いにもかかわらず、れいむは全力で跳ねて行った。 どこへ?などとは考えない。とにかく遠くへ。花やあの妖怪のいないところへ。それを考えるだけで精一杯だった。 ―――――――――― 何も考えずにひたすら跳ねていると、前方に川が見えた。 「ゆぅ……あっ、かわさんだ!そういえばのどもかわいたよ。 ・・・かわさんならおこられないよね?れいむおみずさんごーくごーくするよ!!」 邪魔する者が誰もいないことを確認すると、れいむは川へと跳ね寄った。 「ちゃぽん!ごーくごーく、さっぱりー!! おなかはすいたけど、これでもうすこしがんばれるよ!」 今度は軽い足取りで川を下り始めたれいむ。 しばらく行くと、木陰に何かの姿を確認した。影は二つある。 「ゆ!?あれは・・・にんげんさん?それともようかいさんかな?」 片方はフリフリの服を着た銀色の髪をした女性。 もう片方はピンクの服と帽子に真っ赤なリボンをつけた、赤い目をした少女。 背中には真っ黒な翼が生えている。 少女は木の下に座り込んでおり、大きい方の女性は日傘を差している。 「いたたた…まったく、油断したわ…」 「お嬢様。手当ての方は・・・」 「いらないわよ。この程度のかすり傷なら少しすれば治るんだし。 それにしてもあの紅白巫女、急にケンカなんて吹っ掛けてきて何のつもりかしら。 不意討ちみたいに来て、やるだけやってさっさと何処かへ行っちゃうし」 「まるでストレス発散みたいな感じでしたね。何か嫌な事でもあったんでしょうか?」 「そんな事はどうだっていいわよ。問題は何故のんびり散歩してただけの、しかも私だけを襲うのかってこと! 不覚を取ったわ。もし昼じゃなかったら、こんな無様にやられはしないのに…」 仲が良さそうに話している。どうやら悪い者ではなさそうだ。 しかし、あの小さい方のお帽子、何処かで見たような… 「にんげんかようかいさん、ゆっくりしてい…って…うわぁぁ!れみりゃだぁぁぁ!!!」 思い出した、れみりゃだ!何てものに話しかけてしまったんだ、ゆっくりできなくなる! 「え、ゆっく…り…なに、こいつ…?」 「見た所・・・饅頭にしか見えませんね。喋る饅頭は見た事ありませんが。 お嬢様の御名前を知っているようですが、お知り合いで?」 「こんな珍奇な知り合い居ないわよ。それに今、なにか発音おかしくなかった?」 「えっと。あなた?お嬢様の事を知っているの?」 「ゆっ!?にんげんさん?…じゃあこのれみりゃはおねえさんがかってるの?」 「私が、飼われる……咲夜に?・・・なかなか面白い事を言うのねぇ」 「ちょ、ちょっと!あなた、変なこと言わないで頂戴!! とりあえず…どうやら何かと間違っているようですね」 「まちがい…?そういえば、れみりゃのおぼうしとにてるけどすこしちがうよ。 もう!まぎらわしいよ!れいむおこるよ!!ぷんぷん!!」 「あんたが勝手に間違えたんでしょうに。 って、れいむ?」 「そうだよ!れいむはれいむだよ!れいむはいまとってもこまってるよ! かわいいれいむにやさしくしてね!!」 「なんか一々癇に障るわね……そういえばあのふてぶてしい仏頂面に似てるような気がするわ」 「そ、そうでしょうか?・・・ところで困ってるって言うけど、何が困ってるの?」 「ちょっと、咲夜。あんまり関わらない方がいいわよ」 「いえ。そうなんですが、ここで見捨てるとなにやら祟られそうな気がしまして…」 視線の先には、例の巫女に似たリボンを着けたふてぶてしい顔の饅頭。 確かに何か曰くがついてそうではある。 「なにかよう?…あっ、そうか!れいむがかわいいからみとれてるんだね!! それならそうといってくれれば、もっとみてていいのに。かわいくてごめんね!!!」 「…チッ。まあいいわ。どうせもう少し完治には時間が掛かるし、好きになさい」 「はい、ありがとうございます。で、れいむと言ったかしら。何が困っているの?」 「れいむ、ここがどこかわかんないんだよ。 にんげんさんとようかいさんにもあったけど、いじわるされただけでだれもおしえてくれなかったよ」 「誰に会ったのかは知らないけど、よく今まで無事で居られたわね… それはともかく、ここは博麗神社と人里の大体中間地点にあたる部分よ」 「はくれいじんじゃはしってるよ!!そうじゃなくてここがどこなのかしりたいんだよ!!」 「あら、そこは知ってるのね?」 「うん。あかくてしろい、みこさんってひとにおしえてもらったの!!」 「赤くて白い巫女って、会ったの!?」「うん、あったよ!!」 「機嫌悪かった理由、多分間違い無いですね……」 そりゃこんなふてぶてしい奴が自分とそっくりな格好で出てくれば、誰だってプッツンくるだろう。 「じゃあ私がこうなったの、あんたのせいじゃない!」 「な、なんのこと!?ゆっくりしていってよー!!」 「あんたのせいでゆっくりできてないのよ!!」 「お、落ち着き下さい、お嬢様!!別にこれが何かしたというわけではないんですから!!」 「はあ…はあ……。大体何なのよ、さっきからゆっくりゆっくりって。意味わかんないんだけど」 「ゆっくりはゆっくりだよ!れいむはだれよりもゆっくりしてるんだよ! ゆっくりしてるゆっくりはすごいんだよ!おねえさんはぜんぜんゆっくりしてないね。ゆぷぷっ!」 「はぁ!?ケンカ売ってんの、アンタ!!」 「落ち着き下さいお嬢様!!お気持ちは分かりますが、先程からカリスマが大暴落です!」 「離しなさい、咲夜!がおー!!!」 ―――――――――― 「……ふぅ。まあゆっくりしてるしてないはこの際どうでもいいわ。 って言うか、結局何なのよこいつ。もういいでしょ、咲夜?」 「はぁ…。まあ、確かにどうでもいいような気がしてきました。害も無さそうですし」 「どうでもよくないよ!!おねえさんたちはまったくゆっくりしてないね! ゆふふ、なんなられいむがゆっくりさせてあげてもいいよ?」 「あんたが…?今まさにあんたのせいでゆっくりできてないんだけど」 「だからだよ!れいむをゆっくりさせてくれれば、ゆっくりさせてあげるよ!」 「ゆっくりさせるって……こちらは具体的に何をすれば良いのかしら」 「れいむはおなかがすいたよ!あまあまさんちょうだいね! あとゆっくりできるおうちもほしいよ!よういしてね!!」 丁度良い。これなら今足りないもの全部満たされるだろう。なんて良い考えなのか。 たったこれだけでゆっくりできるのだ。この人間達も喜んで首を縦に振るだろう。 「・・・それはまるで紅魔館に、我等の住処に招けと言っているように聞こえるのだけど」 「ゆっ、それはいいかんがえだね!しかたないからおせわになってあげるよ!!」 「何を言うかと思えば…あなたそんな「駄目よ」・・・お嬢様?」 少女の眼つきが、突然鋭いものへと変わる。 「それは断じて許されないわ。話にもならないわね」 帰ってきたのは、れいむの予想と違った答えだった。 「ど…どおじでそんなこというのぉぉぉ!!? またいじわるするのぉぉ!!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「意地悪?違うわね。これは、紅魔館の主としての真っ当な評価よ。 何もできない役立たずが生きていけるほど、紅魔館は生易しいところじゃないの」 「だからゆっくりさせてあげるっていってるでしょ!? きいてなかったの?ばかなの?しぬの?」 「生憎とあなたみたいな馬鹿のまま、何百年も生きていられる様な温い環境にはいないわ。 それに、あなたが言うゆっくりがなんなのか大体の想像はついたけど、 その上で聞くわ。“あなたは、どうやって私をゆっくりさせてくれるの?”」 「だからゆっくりはゆっくりだよ!ゆっくりに、どうやってもなにもないよ!!」 「やれやれね。なら質問を変えるわ。あなた、どういう時がゆっくりできるの?」 「おいしいごはんさんをむーしゃむーしゃしたり、きれいなおうちですーやすーやするとゆっくりできるよ!」 「そう。なら、やっぱりいらないわ。あなたは、我が紅魔館には必要ない」 「なんでぇぇぇ!?ゆっくりしてないにんげんをゆっくりさせてあげるっていってるのにぃぃぃ!!」 「・・・なら、あなたはどうやって私をゆっくりさせるつもりなの? 美味しい食事が作れるの?快適な睡眠を約束してくれるの?生憎全部間に合ってるけど」 「ゆっ!?それは……かわいいれいむをみればゆっくりできるでしょ!」 「なら一生鏡でも見てなさい。それでゆっくりできるんだから私の庇護は必要ないわね」 「そんなわけないでしょぉぉ!?おなかすいてちゃゆっくりできないぃぃぃ!!」 「第一、さっきから聞いてれば、ゆっくりしていないのがそんなにいけない事なのかしら」 「あたりまえでしょぉぉぉ!!いそがしそうにしてるにんげんさんに、 ゆっくりがどうとかなんて、いわれたくないよ!!」 「そう。なら、一生懸命毎日働くことはゆっくりしていないことなのかしら?」 「そうだよ!!そんなことしてるからにんげんさんはゆっくりしてないんだよ!!」 「じゃああなたがうちに来たとして、その食事や寝床は誰が用意するの?」 「ゆっ!?それは・・・」 「我が紅魔館で働くメイドよ。そうなればあなたが来た分、誰かがゆっくりできなくなるわね」 「で、でもれいむは!」 「生きる者は、妖怪、人間、妖精、全て等しく何らかの責務を負うものよ。 この咲夜は、メイド長として他のメイドを束ね、尚且つ私の従者として身の回りの世話をする。 門番は・・・まあ少しザルな所もあるけど、本当に一部を除いた不埒な侵入者はきっちり排除するわ。 私の友人は、広大な図書館の管理をしてくれている。どれも、他の誰にもできないことだわ」 「れ、れいむは、れいむは・・・」 「他の者達も必死になって屋敷を維持するために働いている。 そして私はそういった者たちを正当に評価し、居るべき場所を作ってやれる。 つまり紅魔館には、あなたが言う“ゆっくりしてない者”しかいないのよ。 誰かをゆっくりさせたいなら、誰かがゆっくりできなくならなければならない。 それがこの世界に生きるものにとって当然の事なの。…私も気付くのが随分と遅れたけどね。 そしてだからこそ、みんなそれと同時に誰かのおかげでゆっくりできるのよ。 だから何もできない、口先だけのやつは要らないの。私の紅魔館にはね」 「そんなこと・・・」 「無いと言えるのかしら?その根拠は何処にあるの? ・・・まあいいわ。今の話をした上でもう一度だけ聞くわね。 “あなたは、どうやって私をゆっくりさせてくれるの?あなたは何ができるの?”」 「そんな…れいむは…ゆっくり……」 「わかったわ、もう結構よ。存分にゆっくりしていなさいな。 独りでね。 まったく、こんな奴に本気になるなんて……無為な時間を過ごしたわ。 傷も完治したし、行くわよ咲夜。・・・咲夜?」 「お、お嬢様……」 「ちょ、咲夜!?なんであなたが泣きそうになってるのよ!」 「まさかそんな風に想っていただけているとは、私思いもしませんでした。 その上、こんなに御立派な考えをお持ちだったとは…… 最近うーうー仰っている御姿しか見ておりませんでしたので」 「う、うるさいわね!それは忘れなさい!!・・・行くわよ!!」 「はい! でも、いいのですか?あんな物でも、妹様の遊び道具くらいにはなるかもしれませんよ?」 「それこそまさか、よ。あんな変なの与えてあの子が悪影響受けて、これ以上おかしくなったらどうするの。 第一生きている物にあの子が、キュッとしてドカーン!したときの惨状を忘れたの? 色々飛び散った部屋を片付けるの、誰だか忘れたわけじゃないでしょうね」 「・・・行きましょうか、お嬢様」 「それが懸命だわ」 (ま、結局一番の理由は私が単に、あいつがすっごく気に入らなかったってだけなんだけど。) そして、人間と妖怪は興味をなくしたように、れいむに一瞥もくれず歩いていった。 「れいむは…ゆっくりしてるゆっくりなんだよ。 れいむだって、おともだちがいれば…おかあさんたちがいれば…おうちさえあれば……」 れいむは言い返すこともできず、追いかける気にもなれずに、ただ立ちつくすだけだった。 ―――――――――― 「むーしゃむーしゃ、ふしあわせー…」 あれから一時間。れいむは何もする気が起きずボーっとしていたものの、 とうとう空腹が我慢できずに、そこら辺に生えていた葉っぱを仕方なく口にした。 「う゛う゛…まずいよ……おはなさんでもいいからおいしいものたべたいよぉ……」 「―――こんな所にいたのね。随分と探したわ」 「だ、だれ!?こんどはなんなの!!?」 どこからともなく聞こえた声に、身を強張らせるれいむ。 すると、急に何も無いところに裂け目が走り、そこから人間の女性が出てきた。 いや、妖怪かもしれない。こんな不思議な事ができるのは、きっと人間ではないだろうから。 「おねえさんだれ?もしかしてようかいさん?」 「あら、よく解ったわね。私はしがない、ただの一妖怪。 それでも、あなたの疑問には答えられるかもしれませんわよ?」 「じゃあ、ききたいことがいっぱいあるよ!こたえてね!! ここはどこ?なんでれいむこんなところにいるの? れいむなにもおぼえてないんだよ?かわいそうなんだよ? なのになんでみんなれいむにいじわるするの?」 ここぞとばかりに、これまでの疑問を全て浴びせるれいむ。 対する女性は涼しげな顔で聞いている。 「少し待って頂戴な。ちゃんと一つずつ答えるから」 「ゆっくりこたえていってね!!!」 「まず、ここはどこか?という事だけど。 ここは幻想郷。世から忘れ去られたものたちや妖怪の住まう、最後の楽園ですわ」 「げんそうきょう?」 「ええ。そして私はこの幻想郷を見守り、心から愛する妖怪よ。『妖怪の賢者』だなんて呼ばれた事もあるわね。 まあそれはともかく、改めまして。―――ようこそ、幻想郷へ。忘れ去られた来訪者さん」 「れいむこんなところにきたゆもりはないよ?」 「勿論、それはそうですわ。正確に言えば、あなたはさっき生まれたばかりなんですもの」 「ど、どういうこと!?れいむもうりっぱなゆっくりだよ!おちびちゃんじゃないよ!」 「それもちゃんと説明するわ。 …これは私の推論になりますけど、よろしいかしら? まあ、あながち当てずっぽうと言う訳でもないのだけど」 「ゆっくりしないでおしえてね!!」 「あら忙しないわね。もう少しのんびり構えてはいかが? まあいいでしょう。あなたがさっき生まれたばかりだという根拠。 あなた、自分がここに来たときより以前の記憶はあるかしら?」 「ゆっ! な、ないよ…れいむ、おかーさんのおかおも、おともだちのおかおもしらないよ…」 「でしょう?その割には、一般的な知識や常識にだけは長けている。 それが表すことの内の一つは、今あなたが“そういう存在”だとして生まれたのだということ」 「ゆー。むずかしいよ!れいむわかんないよ!!もうすこしわかりやすくせつめいしてね!!」 「あら、ごめんなさい。あなたは今までとは違う、特別なケースだから少し説明しづらいのよ」 「とくべつ?れいむとくべつなの?」 「ええ。今までも色んな、物や人や妖怪、果ては神まで幻想郷に入ってきたわ。 でも、あなたはそのどれにも当てはまらない。 あなたは“概念”が形を成したものとして、ここに来たのよ。 いえ、願いといったほうが正しいかしらね」 「がいねん…?どういうこと?れいむなんにもおねがいしてないよ?」 「願ったのはあなたではないわ。あなたを“れいむ”という概念として形作った誰か。 いえ、概念を形にするくらいの強いものだから、きっと誰か達、複数ね」 「ちゃんとれいむにおしえてね!!」 「つまり、あなたは元から外の世界にいた生命体ではないの。 沢山の外の世界の人間たちの、 “こういうものが存在して欲しい。こんな形であって欲しい。こうあるべきだ。” と言った、強い願いから生まれた存在なのよ。どういった願いかはともかくね。」 「そんなぁ…じゃあれいむのおかーさんは?おとーさんは?」 「実際には居ないわ。あなたはそういう独自の知識を持った、作った者にとって都合の良い存在として生まれただけ。 あなたの知る繁殖方法が何なのかは知らないけど、きっとそれと比べても真っ当な生まれ方ではないでしょう」 「じゃあれいむはどうしてうまれちゃったの!?なんのためにうまれたの!?」 「あら哲学的。 確かに不思議な話ではあるわね。 いくら強いといっても、元々形のない物がこの世に現れるなんてことは無い。 と、思うでしょう?普通はね。 でもここは幻想郷よ。あなたがそれなりの知識を有していても、 それも結局は外の世界を基準としたのものでしょう? 向こうの常識はこちらの非常識。そしてその逆も然りよ。ここでは常識に囚われてはいけないわ。 それにあなたの姿……こちらに居る人物によく似てるの。本人が聞いたら怒り狂うでしょうけど。 それが何故かは知らないけど、そのせいであなたとこちらの結びつきが強くなったのかもしれないわね。 いずれにせよ確かなことは何も言えないわ。 あなたに会うまでに結界に異常を感じて、随分色々と調べ回ったのに結局解ったのはこれだけ。 本当に頭が痛いわ。大したものよ、あなた。私をここまで悩ませる存在なんて、そうは居ないもの」 れいむは途中からほとんど話を聞いていなかった。 自分の存在が、自分の記憶が、全部作り物? それも母親でなく、人間に作られた都合の良い… 「じゃあ、れいむこれからどうすればいいの?なんでここにきたの?」 「残念ながら、そこまでは私にはわからないけど…そうね。 ここに来てから今までにあなたは誰か、 人間でも妖怪でもいいから出会った筈よ。 その者たちにあなたはどんな風に扱われたかしら? それであなたがどういった願いを持って形作られたのか、 どう生きていかなければならないのかが大体分かる筈よ。どうだった?」 れいむが今まで会ってきた者達。されたことといえば・・・ 「いじわるしかされなかったよ…」 「そう。ならそういう風に作られたのよ、あなた。 誰にも優しくされる事なく生きていくしかないわね」 「そ、そんなぁ!れいむいやだよ!!」 「嫌と言われてもどうしようもないわ。あなたは“そういうもの”なんだもの。 安心なさい。例えそうであっても幻想郷は全てを受け入れますわ」 だが、そんな言葉はれいむにとって何の気休めにもならない。 「おねえさんたすけてよ!れいむかわいそうでしょ!? かわいいれいむをたすけてね!!」 「あら、駄目よ。確かに哀れだとも思うし、何とかする方法もあるけど、駄目。」 「どぼじでぞんないじわるずるのぉぉぉ!!?」 「あなたの存在意義の境界をいじれば、何とかなるかもしれない。 でもね、それはこの幻想郷を維持する境界のバランスを崩す事にもなりかねないの。 ただでさえあなたの存在は、今までに前例がない不確かなものなのよ。 だというのにその危険を冒してまであなたの境界を更にいじるなんて、私がすると思う? まあ早い話が、私はあなた個人よりも幻想郷の方が大事なのよ」 「や、やだ…でいぶがわいぞうなんだよ…やざじぐじでよぉ……」 「これからもあなたのような存在が、どんどんこちらに入ってくるかもしれません。 その者と徒党を組んで暮らすもよし。孤独に過ごすもよし。好きなようになさい。 やりすぎなければ、私は目を瞑りましょう。他の者はどうかは知りませんけど。では―――」 「ま、まって!れいむをたすけてよ!やさしくされないのはやだよ!!」 「ごめんなさい。正直言うとね、私も可哀相だとは思うけど、 あなたを助けたいという気持ちが一切湧かないのよ。 一応この後も勝手に、あなた達の事は色々と調べてはおくけど。 ここまで来ると大したものね…私にまで影響を与えられるなんて、 あなた相当願いを込めた者達に嫌われてたのね。もう願いというより呪いだわ。 では、今度こそ御機嫌よう。哀れな来訪者さん」 そう言うと、女性は現れたときと同じように空間に切れ目を入れて、 そこに入って去っていった。切れ目が閉じれば、そこにはもう何もない。 「まって!ま゛っでね゛!!おねぇざん!! でいぶゆっぐりじだいんでず!!もういじわるざれるのはいやなんでず!!」 ただただ何もない所に向かって懇願を続けるれいむ。 今の話を聞いたれいむには明るい未来など少しも見えなかった。 あの妖怪さんは言った。仲間が来るかもしれない、と。 もしかしたら、他のゆっくりも来てくれるかもしれない。 だが、もしそのゆっくりが、ゲスだったら。レイパーだったら。 自分はきっとゆっくりできない。食い物にされるだけだろう。 善いゆっくりが来たとしても、仲良くできるかは解らない。 なにせ、自分は嫌われる為に生まれてきたようなものだと知ってしまったのだ。 ゆっくりにまで嫌われるのかは分からないが、れいむは不安でしかたがなかった。 「ゆっくりしたいよ…おいしいごはんさんもいらないから、おうちなくてもいいから… だれかとゆっくりしたいよぉ…だれかいっしょにゆっくりしてよぉ…ひとりぼっちはやだよぉ……」 こうして、幻想郷にゆっくりという種族が新たに増え、 やがて留まる事を知らずにその数を増やし、そのほとんどが悲惨な運命を辿ることとなる。 このれいむも、これからどうなるのかは誰も知らない。 同じようにこちらに来た仲間を見つけて、共に暮らすことができたのかもしれない。 もしくは呆気なく誰かに潰されたり、食われたりしてしまったのかもしれない。 が、きっと真実を知ったれいむは、一生不安なまま、ゆっくりできる事はないのだろう――― ―――――――――― ゆっくりとは。 とあるゲームのキャラクターたちを模した、創作キャラクターである。 様々な場所に顔を出すようになり、様々な想いを人々はゆっくりに抱いた。 ある虐待好きの者は “こいつらをゆっくりさせたくない。もっと酷い目に遭う姿が見たい” という心で、ゆっくりが酷い目に遭う絵を書き上げた。 あるゆっくり愛護派の者は “もっと可愛いゆっくりが見たい。幸せな姿が見たい” と言って、可愛いゆっくりが出る物語を考えた。 他にも、数多くのジャンルで“自分達にとって都合が良い存在” として考えられたゆっくりが、生まれては次々と消えていった。 ある者は、ふてぶてしくも、何故か憎めないゆっくりを。 またある者は、疎まれ、蔑まれるだけに生まれてきたようなゆっくりを。 そしてある者は、新しく思いついた、新種のゆっくりを。 性格、出自、持っている知識、記憶。そのゆっくり自体がどういう目的で登場するのか。 練りこまれ、考え込まれたそれらの設定の違いの数だけ、ゆっくりは生まれる。 Aのれいむと、Bのれいむでは外見以外が。 いや、設定によってはそれさえもがまったく違うのだ。 今日もゆっくりを想い、創る人の数だけ、 またはそれらが世に出て人目に触れた数だけ、 何らかの強い想いによって様々なゆっくりが生まれ、そして忘れ去られて消えていく。 その果てが、どこに行き着くのかも知らずに――― ―――――――――― 一方幻想郷ではそんな理由で送られてきたり、一部のゆっくり自身の繁殖力もあって 潰しても潰しても姿を消さず、何処からともなく増えるゆっくりに対して、 腹を立てる者や、うまくやっている者、道具として利用する者と、とりあえず棲み分けができていた。 紅魔館にて。 「ぶぎっ!やべでぇ!!でびぃのかもしかのようなあんよちぎら、いぎぃぃ!!」 「あはははは!!こいつすっごーい!どれだけ千切ってもすぐ生えてくる!! よーし、キュッとしてドカーン!!「か、かわいいでびぃ…ぶぎゃん!!」『ボンッ!!』…壊れちゃった。 なーんだ、もう終わっちゃったの?つまんない。さくやー、新しいやつ持ってきてー」 「もう壊したのですか!? ああ、またこんなに散らばって…肉汁って取れにくいのに……」 見えぬように密かに肩を落とすメイド長。 どこか別の部屋では『それ見たことか』と幼き紅い月が呆れながらも微笑んでいた。 妖怪の山の神社にて。 「あーうー。…あう? あ、あーうー!あーうー!!」 「あっはっは、本当に面白いねこいつ!この帽子なんかそっくりじゃないか! ほーれほーれ、取ってみな。でないと遠くに投げちゃうぞー」 「あーう!あうー!あ~う~……ぐすっ」 「もう。神奈子様!すわちゃんを虐めるのはやめてあげてください!ほら早くお帽子も返して!!」 「え~、泣き顔見るのが楽しい「お夕飯無しでいいんですね?」・・・わかったよ、悪かった。ほれ」 「う~?…あうー!あ~う~♪」 「よかったですね、すわちゃん」 そんな様子を少し離れたところで見ている、特徴的な帽子をかぶった小柄な少女が一人。 「私ってこんな風に見られてるのかな……」 天界の片隅にて。 「だ、だずげで…ばでぃざをだべないで…ゆぎぃ!?」 「「おちょーしゃーん!!」」 「で、こんな所でそんなもの食べないで欲しいんだけど」 「何で?良いじゃん。ここはあたしがあんたから勝ち取った場所だよ!何しようがあたしの勝手さ。 硬いこと言いっこなしだよ。不良天人の癖にー」 「まあそうなんだけど…何もわざわざこんな物食べなくたって、ここには桃が沢山あるじゃない」 「な゛にが…わるいごどじだなら…あやばりばずから……」 「ゆんやぁぁぁぁ!!まりしゃたちをたしゅけてちぇにぇ!!」 「ちゅいでにおいちいあみゃあみゃなももしゃんもちょーらいにぇ!」 「流石にそればっかじゃ飽きるでしょ。第一、何時までも桃で酒飲むってのもねぇ。 それにこいつら結構美味いんだよ?特に小さい奴。何なら一匹食ってみる?」 「そ、そう?…こんなに悪趣味なのが本当に美味しいのかしら。まあいいわ、いただきまーす」 「どうちたにょ!?いうこちょきかにゃいばばあは『プチッ!』ゆぴぇ!!」 「あら、結構美味しい」 「だろ?」 「ゆ、ゆ゛んやぁぁ゛ぁ゛!!おねえぢゃぁぁん!!」 「ば、ばでぃざの…おぢび……ぢゃ…ん……」 「ありゃ、死んだ。ショックでかな? あーあ、味落ちちゃうよ。まあいっか。まだチビがいるし」 「大した神経してるわ。まるで鬼の所業ね…」 「その通り!そんでもってあたしは鬼そのものなんだから、何の問題も無いさね。 さ、せっかくだからあんたも飲んでいきなよ! たまには甘い饅頭で飲むのもオツなもんだよ?こいつら、探せばいくらでも居るしね」 「なんか煙に撒かれた気分だわ…いいわよ、頂こうじゃない。結構美味しかったのも事実だし」 「そうこなくっちゃ!! では、新しく幻想郷にやってきた酒の肴に」 「「乾杯!!」」 「やぢゃぁぁぁ!!まりちゃちにちゃくにゃいよぉ!! だれきゃたしゅけちぇにぇ!!きゃわいいまりちゃ『プチッ!!』ゆぴゅん!!」 ―――そして、博霊神社にて。 「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」 「また湧いてきたの?いいかげんにしなさいよね・・・!!」 そこには腕を組んでゆっくりれいむたちの前に仁王立ちをする巫女と、 縁側で我関せずといった様子で茶をすする、紫色の服を着た金髪の女性が居た。 「で、アンタもいい加減なんとかしなさいよ、これ!」 「あら、どうして?特に何もしていない者を懲らしめるのは流儀ではないわ」 「山の資源とか減ったりしてるじゃない!駆除しても駆除してもいつの間にか増えてるし!」 「修正できる範囲内よ。今までの異変に比べれば単純明快。可愛いものでしょ。 定期的に狩れば調整できるんだし、仕事も増えるじゃない。 よかったわね。人々のために働いて信仰を集める良い機会ではなくて? あなたも楽園の巫女なら、もう少しどっしりと構えてなさいな。品が無くてよ。」 「「「「「どっしりかまえるよ!!!」」」」」 「やかましい!!同じ格好して同じ事ばっかり言って、ケンカ売ってんの!? あ~、もういいわ。全員封印(潰)してやる!!」 「い゛やぁぁ゛ぁ゛!!やべでぇぇぇ!!!」 「どぼじでごんなびどいぎゅべぇ!!!」 「がわいいでいぶだげはだずげでねぇぇ!!」 「だ、だずげでおねえざん!!」 「ごんなのゆっぐりでぎないよぉぉぉ!!!」 「あらあら」 逃げ惑い、こちらに助けを求めながらも、陰陽玉に潰されるゆっくりれいむたちを見ながら、 一番最初に会った、あのゆっくりれいむのことを思い出してクスリと笑う女性。 持った知識や常識、果ては生態まで違うというのは、きっと予想以上の混乱を招く事だろう。 あらゆる認識の違いが生み出すのはきっと、恐れによる区別、差別、そして争い。 案外この饅頭たちは自分達の手によって滅びるのかもしれない。 が、こちらに飛び火さえしなければ、そんなことは自分には関係ない。 滅ぶも栄えるも好きにするがいい。私はただそれを見守ろう。 それこそが、この世界の在り方なのだから。 ―――幻想郷は全てを受け入れるのよ。それはそれは残酷な話ですわ――― ・あとがき 逆輸入でもいいじゃない。そんな感じです。 どこからゆっくりが湧いてくるのかを考えていたらこんな事になりました。 ゆっくりが微妙な立ち位置にいるのは気にしないで下さい。仕様です。 では、ありがとうございました!! 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後 ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/536.html
第430話:裸ワイシャツも添い寝も失敗したけれど 作:◆eUaeu3dols 「おや、もう起きていたのか。おはようクエロ」 サラが空目を伴って保健室を訪れたのは、そろそろ3時を過ぎるかという時間だった。 「ええ、少し前に起きたわ」 「そうか。既に着替えも済ませているのは残念だ」 「着替えを済ませているのが残念?」 早々に何を言い出すのかと勘ぐるクエロ。 サラは「うむ」と頷き、手に持っていたワイシャツを掲げて見せた。 「裸ワイシャツでクエロの悩殺度アップ大作戦などを考えていたのだが」 「………………は?」 クエロの脳内で疑念が渦巻く。 (どういうつもりなの。衣服を取り上げて動きにくくさせる気? それともワイシャツに何かを仕込んで……いいえ、そんな事をしてもすぐにばれる。 そもそも公言したという事は公言自体に意味が……) 堅苦しく決意を固めていたのが災いし困惑するクエロ。 クリーオウがくすりと笑った。 「もう、サラ。クエロが困ってるよ」 「そうか、それは残念だ。軽いジョークだったのだが」 「…………結構よ」 クエロは一気に疲れた様子で肩を落とした。 考えてみれば、自分の支給品を無意味に『巨大ロボット』などと吹く相手だ。 唐突にジョークを飛ばす可能性を考えるべきだった。 そしてサラは考える。 (そうか、そこまで戸惑うか) 裸ワイシャツはもちろんジョークだ。 だが、サラのジョークは時に本質を見抜く為のフェイクとしても使われる。 『本当に意味の無いジョーク』も乱発する以上、これを見分けるのは人間業では不可能だ。 奇人や変態、異星人とか無貌の神なら可能かもしれない。あと世界の中心とか。 (以前に放ったジョークは彼女にバッサリ切り捨てられた。なのに今度はこの有様だ) サラは真面目な話を想定していた程度では無いと推測した。 そう、例えば…… (例えば、自分に何か仕掛けてくる事を想定したなどが有り得るだろう) 推測を元に推論を組み立てる。 (議事録で疑っている様子は見せなかったはずだ。 …………ああ、『だから』気づかれたのか) 例えば一発だけ減っている弾丸とそれに合致する謎の剣。 クエロを露骨に疑っていたゼルガディスが死んだという状況証拠。 自分が疑われるに足る種を撒いたと自覚していて、それが話題に出なかった。 なら、その裏で疑われている事を予想するのは十分に可能なはずだ。 (もしかすると、疑いの度合いを測る為にわざと疑われる事をした……考えすぎか。 どこまで疑われたかを確信する材料は無いはずだが、どうしたものか) 材料は無いはずだ。だが、だからといって辿り着いてないと限らない。 サラは、それに気づけない。 「ところで少し話が有るのだが、良いだろうか」 「話……?」 「クエロが持ち帰った剣と、あの弾丸についてだ」 (今度こそ来たわね) クエロは改めて気を引き締める。 「ええ、良いわよ。でも……あの時の事に少し触れるかもしれないわね」 少し表情に影を落とし、クリーオウを横目で見る。 (この子を同席させても良いのかしら?) サラがそれに応え。 「どうする、クリーオウ。あの時の話題に触れるかもしれないが」 「聞く。仲間外れは嫌だもの」 返答を任されたクリーオウから即答が返る。 「だ、そうだ。さて、ついでに君達はどうする?」 「ついでとはヒドイなあ。まあ、僕も拝聴しましょうか」 「………………」 せつらも腰掛け、空目は少し離れた場所で読書を続行した。 「そうか、では始めよう」 疑いの札を切り合うカードゲームが始まった。 「まず、クエロの持ち帰った魔杖剣そのものについて説明をお願いできるだろうか。 昼過ぎはクエロが酷く消耗していたし、詳しい話が訊けなかったからな」 (疲れが酷かった、ね。そう取ってくれるのはありがたいわ) 知っていたら話していてしかるべき事も、気にせず話すことが出来るだろう。 手札が増えた事を有り難みつつ、慎重に返事を返す。 「その前に、あなたの調べた結果を聞けないかしら。 他にも有った魔杖剣というのが気になるわ」 話の内容は、建前上はどちらが先に話そうと同じ内容だ。 しかし、実際は相手の話に『合わせる』形で情報が出される。 後攻を取った方が有利に情報を操作できるのだ。 「確かにわたしの方でも魔杖剣と弾丸について調べていたが、 その前に弾丸の本来の機能を確認しておきたいのだ。よろしく頼む」 状況の優位性を武器に切り返すサラ。 (ここで食い下がる建前は……無いわね) クエロには情報を集める『建前』が不足している。 内心で舌打ちしつつ、折れた。無理に食い下がるのは危険だ。 「ええ、判ったわ。 マニュアルに書いてあった内容によると、あの剣は魔杖剣『贖罪者マグナス』。 弾丸を篭めて使うことにより強力な防御障壁を発動できるわ」 サラが剣と弾丸を調べた事によりどういう成果を得たのかは判らないが、 それほど詳しいことは判っていないはずだ。 そのまま札を切り続ける。 「だけどかなり使いにくいわ。発動にも時間がかかるし、脳にも負担が掛かる。 それに魔力だとかそういう物を持つ人間じゃないと使えないの。 私も今は使えないけど、元の世界で咒式という物が使えたから……」 「なるほど。 おそらく、魔力さえ有れば素人でも一つ術を使える杖というところか」 「ええ、そういう事みたいね」 (素人でも一つ、ね) 魔杖剣が咒式を使うための媒体である事を確信する材料は無いだろう。 防御障壁以外の使い方も有る事は予想されているかもしれない。 だが、建前が『弾丸を消費して防御障壁を生み出す使いにくい杖』な事は変わらない。 「とりあえず、あの剣と弾丸は私が担当するという事でいいかしら? サラとピロテースは使えるでしょうけど、使い勝手は良くないわ」 今の所、これを断れる理由は無いはずだ。 「ふむ……念のために聞いておこう。空目、クリーオウ、せつら。 君達は元の世界で魔法の類を使った事は?」 「えっと……身体がドラゴンになっちゃった時は色々出来たけど、 わたし自身はそういう才能は無いかな」 (身体がドラゴンになっちゃった……?) 数人ほどその状況に多少の好奇心を覚えたが、とりあえずはスルー。 「俺も魔術師の真似事をした事は有るが、その時に力を借りた相手が居ない。 使えんと見て良いだろうな」 空目も使えない。 「僕は使えるかもしれませんが、脳に負荷を掛けてまで使う気にはなれませんね」 せつらの答えも予想通り。 クエロはサラへと視線を移し、視線と視線が絡み合う。 「ああ、剣はクエロに任せるとしよう」 そしてサラは、意外なほどすんなりと贖罪者マグナスを差し出した。 だが、剣だけ。 (弾丸だけ渡さない理由が有るの? まさか……) 問い掛けるクエロ。 「弾丸はどうするの? 他に使い道は無いでしょう?」 「ああ、その事についてだが、話がある」 サラが懐から柄だけの剣を取りだした。クエロにも見覚えのあるそれは…… (断罪者ヨルガ。良かった、内なるナリシアではなかったのね) 砕けた魔杖剣が『自分の切り札』でなかった事に内心で安堵するクエロ。 だが、この砕けた魔杖剣は『サラの切り札』だろう。 「この通り、これは既に刀身が砕けている。本来の機能は失われているだろう。それでも」 剣先を部屋の隅にあるバケツに向ける。 そして弾倉に術として完成された理の力を篭め、引き金を引いた。 サラの魔術が宝珠により増幅され、魔杖剣ヨルガを駆け抜け……刀身を通らず放出される。 本来の使い道、咒式ならば完成しない。しかし、別世界の魔術は既に完成している。 バケツの中の血を溶かす洗浄液が泡だったかと思うと、ぷかりと浮き上がる。 保健室の中空に浮かび上がる薄赤い水球。 中に閉じ込められているワイヤーがぐるぐると回り、蛇のようにとぐろを巻く。 輪廻を司る蛇を模して輪を作り、高速で洗浄液の中で踊り回る。 踊る極細の蛇は、既に殆ど溶け落ちていた血痕を脱皮すると…… ぱしゅっ 一瞬だけの龍の幻を伴い赤い羊水から飛び出して、保健室の床に生まれ出た。 「ワイヤー洗浄のシメ完了だ。使う時はドラゴンワイヤーと必殺技名を叫んでくれたまえ」 「ありがたく『普通に』使わせてもらいますよ」 苦笑しながらワイヤーを拾い上げるせつら。 ワイヤーの表面には血糊はもちろん、水滴一つだって残っていない。 「すごい、サラ!」 デモンストレーションに素直に感嘆するクリーオウ。 「とまあこの通り。わたしはこの剣をわたしなりに『使う』ことができる」 サラは朗々と宣言した。 (……何処まで使えるの?) サラは引き金を引き、術は発動した。 それだけならサラが自前の魔術を使っただけかもしれない。 いや、自前なのは間違いない。 問題は魔杖剣の機能を利用したかどうかだ。 (判別しようがないか) 魔杖剣を使う前に出来なかった事が出来るようになっているかどうか。 それには、魔杖剣を使う前の全力を知らなければならない。 だが、サラが魔術を使ってみせるのはこの大層なデモンストレーションが初めてだ。 出来ないフリだとしても、それを見抜くには判断材料が足りなすぎる。 サラは攻勢を続ける。 「更にこの剣を調べて仕組みを解析してみた所、わたしもこの剣で弾丸を使う事が出来そうだ」 そういうわけで、弾丸を分けてもらえるだろうか」 (……まずは慎重に行こうかしら) 下手な返答をすれば咒式との関係まで気づかれかねない。 「解析したって……異世界のアイテムなんでしょう? 本当に使えるの?」 如何にも驚いたという表情を浮かべ、返事を返す前に逆に質問を投げかけた。 魔杖剣の仕組みを知識も無く理解出来ているはずがない。 その問いに対し、サラは淡々と答えを返す。 「問題無い。もちろん、先に言ったように本来の使い方は出来ないだろう。 剣に仕込まれた術式とでもいう物を発動させる部分は詳しく解明出来なかった」 (そう、そこは判っていないのね) 本来の用途で魔杖剣を使う為には咒式を使いこなす必要がある。 つまり、『咒式を知らない素人には使えない』のだ。 クエロは『魔杖剣と弾丸は知らない物で、説明書が有ったから使えた』と説明した。 今更明かせば、経歴に隠し事をしていたという傷が付いてしまう。 つまり、サラに咒式をどうやって発動させるかに気づかれてはまずいのだ。 「もっとも、逆に言えばそれ以外の機能は理解した。後はフィーリングだ。 本来の術式の代わりに、わたしの魔術を流し込んでその機能の恩恵を受ける。 制御の要となる刀身が失われているのは痛いが、 それでもこの刃無き剣と特殊な弾丸から得られるメリットは十分にすぎる。 それに、刀身も修復できないこともない」 「どうやって?」 「この剣は極めて精密な作りをしている。 極々微細なチューブが通っていたりして、調べるのはなかなか骨だった」 それは刀身に組み込まれたカーボンナノチューブだ。 サラは理科室の顕微鏡を蒸留水のレンズで更に拡大する事でそれを発見した。 「だがどうやら、細い導電体で緻密に繋げば機能を回復させることが出来るようだ」 「細い導電体って……何処に捜しに行くつもり?」 「いや、捜す必要はない」 サラの視線が指している物に気づき、それに視線が集まる。 「……なるほど。ぼくが代用品に使っていた導線ですね」 「その通りだ」 サラは頷いた。 「しかし、接続にはそれなりの精密さを必要とする。 設計図は出来ているのだが……せつら、君に頼めるだろうか?」 「良いですよ。地下湖を見に行く前にさっと仕上げてから行きましょう」 「では、お願いしよう」 超極細の妖糸を操り信じがたい程の魔技を現実の物とするのがせつらの本来の力だ。 細かい作業はうってつけと言える。 せつらはサラから鋼線とヨルガと設計図を受け取ると、 少し離れて長机にそれらを並べ、軽快に作業を始めた。 針に糸を通すように精密な作業だが、彼にとってこの程度は話を聞きながら出来る事らしい。 「そういうわけで、弾丸の半分はわたしが頂こう。 クエロは元々戦い向きではないのだろうし、今はその様子だからな。 それに、脳を傷めるような障壁を連続で使う事は出来ないだろう」 否……と答える事は出来ない。 クエロはあまり強くないように装っているのだ。 仕方がないとはいえ、魔杖剣の使用によるデメリット(消耗)を喋っていた事も裏目に出た。 「……ええ、良いわ」 クエロはサラの手から2発の弾丸を受け取った。 これで交渉は成立したと見ていいだろう。 予想したより状況は悪かったが、この状況でこの結果なら上々といえる。 しかしクエロには、だからこそ腑に落ちない事があった。 自分の立場を危うくする危険を踏まえてもそれを確認しておく。 「でも、何故砕けた魔杖剣を使うの?」 魔杖剣を魔術の増幅具として使えるなら、それを理由に贖罪者マグナスを奪う事も出来るはずだ。 それにサラも弾丸を使えると言う以上、弾丸もあと1発は奪っておけただろう。 1発使うだけで大きく消耗してしまうなら連発は困難なのだから。 サラはあっさりとそれに答える。 「わたしが贖罪者マグナスを使えば、この砕けた魔杖剣は余ってしまうし、クエロの武器も無くなる。 これ以上被害を出さないためには戦闘力の低い者にも自衛力は有った方が良い。何か問題が?」 (どういうこと?) 内心で混乱しつつも、それを表に出さずに答える。 「……そう、ありがとう」 「そういえば、空目とクリーオウも武器が無かったな。護身用に何か持っておくといい」 「え、あたしより空目の方が……」 サラの言葉にとまどうクリーオウ。だが、空目は首を振る。 「見たところ、俺よりクリーオウの方が鍛えている。 何か有るならクリーオウに回してくれ」 「じゃあクリーオウはぼくの銃を使うといい。ぼくはワイヤーが有ればそれで良いからね」 「あ、うん。ありがとう、せつら」 早くも作業を終えつつあるせつらがクリーオウに自分の銃を手渡す。 どことなく和やかな人の輪。 それを横目に見ながらクエロは考える。 (……わたしはまだあの輪に含まれているの?) 空目やサラなら弾丸の減少と状況からゼルガディスの殺害に気づくと見たが、その様子が無い。 単に隠しているだけだと思っていたが、それすらも確信が持てなくなってきた。 (まさか。楽観的に考えすぎよ) 戦闘力の無いクリーオウと空目を守らせるために敢えて戦力を残した。それだけだろう。 もしそうだとしても、外敵よりは協力できると考えている、と見ていい。 それも、ある程度の戦力を預けて良いほどに思っている。 (……でも、やっぱり話が合わないわ) もしゼルガディス殺害に気づかれているならば、 魔杖剣から強大な殺傷力が生まれる事も気づかれているはずなのだ。 それほどの戦力の保持を認めている、あるいは…… (まさか……対抗出来る自信が有るの?) 考えられる事は一つ。 サラは魔杖剣を解析できた上、修復も出来る。ここまでは間違いない。 それに加えて魔杖剣と弾丸による魔術の強化が可能なのも本当で、完璧に使いこなせるとしたら…… (……つくづくとんでもない化け物揃いだわ) それはつまり、もしも彼女と対立する事が有った時に、 魔杖剣による高位咒式が決定打にならない可能性が出てきたという事だ。 下手な手は打てない。 ……だが。 逆に言えば、味方としてこれほど心強い相手もそう居ない。 (せいぜい利用させてもらうわ) そう考え、クエロは有事にもサラとの正面衝突を避けるよう思考を組み立て始めた。 (さて、うまく行っただろうか) 全く尻尾を出さずに信用しているフリをする事で、それを信じ込ませる。 どの程度まで疑いに気づかれていたのか判らないのは痛いが、少しは効果が有ったはずだ。 加えて弾丸を自分も使えると主張すると共に弾丸の半分を奪う事で、 自分達を裏切る事に大きな危険性を想像させる。 自分の切り札を相手も同じ数だけ使えるかもしれない。 冷静で慎重な人間ならそんな相手に正面衝突を挑む事は無いし、 もし衝突するとしても真っ先に奇襲による排除対象として選ぶだろう。 だが、『誰が誰を狙う』事が予想される奇襲など不意打ちにはならない。 サラが仕掛けたのは疑惑で編んだ守りの網だ。 サラが確実に、本当に咒式弾を使えるかどうかは関係ない。 人を疑う事が出来る人間には『かもしれない』という疑惑だけで十分なのだ。 大胆なハッタリはサラのもっとも得意とする所だった。 (もっとも、それにしてもこれは少し賭だっただろうか) クエロに魔杖剣と2発の弾丸を敢えて残したのは、数々の嘘を信じ込ませると共に、 下手に追いつめる事で危険な行動に出さないための心理的誘導策という意味合いも有った。 魔杖剣と弾丸をこれ以上に取り上げていたら、おそらく取り返そうとしてきただろう。 そうなれば激突が早まるだけでむしろ危険だ。 だがある程度の余裕を与えたという事は、裏を返せば戦いになった時に危険だという事だ。 その時も被害を出さないため出来る限りの事は布陣は整えたが、 不慮の事態を考慮すると万全と言うには少し足りないだろう。 (もっとも、十分に有利な状況さえ作れば後は出たとこ勝負だ) 大胆でありながら繊細、というには誉めすぎだろう。 サラは繊細に見えて意外と大雑把だった。 かくして疑惑のカードゲームは一局目の終了を迎える。 クエロはサラのハッタリに引っかかりながらも相手への疑惑は損なわず。 サラもクエロの疑い度合いには気づかずとも有利な札をばらまいて攻勢を仕掛けた。 * * * 「魔杖剣の修理も終わりました。ここに置いておいて良いですか?」 「ああ、それで良い」 「それじゃ、僕は地下湖の方に行ってきます」 「いってらっしゃい」 皆に見送られ、せつらはワイヤーを持って地下湖へと旅だった。 これでこの場に残るのは、サラ、クエロ、空目、クリーオウの4人となる。 「ではわたしも、その議事録にある予定通りしばらく寝させてもらう。 クエロ、隣のベッドを使って良いだろうか?」 「ええ、私は構わないわ」 隣で寝るとなれば、すぐ間近に無防備な姿を晒す事になる。 (今は味方……そういう意味かしらね) クエロは一瞬意外に思ったが、すぐにそう思い直した。 「もしピロテース以外の誰かが来る様だったらすぐに起こしてくれ。 これでも寝起きは良い方だ」 「任せて。 せつらから銃ももらったし、何かあっても少しくらい時間を稼いでみせるから!」 クリーオウが銃を見せて言う。 慢心している様子は無い。 銃を得た所で、この殺人ゲームの中で安心を得る程の寄る辺にはならない。 それを確認して、皆は頷いた。 「頼りにしているわ」 クエロがそう言うと、クリーオウは少し嬉しそうに笑った。 (さて、他にやるべき事は寝る事だけか) やれる事は色々有ったが、やれるだけはやっただろう。 装備の融通も情報のカードゲームも終わった。 そしてクエロに対する対策は、この最後のおまけこと添い寝作戦によってひとまず完了する。 そこまで考えた所で、ふと改良案を思いつきクエロに声を掛けた。 「では、隣で寝させてもらう。 ところで、わたしは同じベッドで仲良く寝ても良いのだがどうだろうか?」 「私にそういう趣味は無いわ」 すげなく断られた。 「……残念だ」 大人しく眠る事にする。 クエロが無防備な自分に危害を加える事はまず有り得ない。 この状況ではサラが危害を受ければクエロ以外に疑われる者が居ないのだし、 クエロにとってこのチームはとても価値のある事は間違いないからだ。 (だから、今は眠る。そして――) サラはすやすやと寝息を立て、深い眠りに沈んでいった。 その無防備な様子を見ながらクエロは考えこむ。 (サラは死体を使い捨てられる合理的思考を持つが、今の所は敵では無い。 それどころか今の状況ではこうやって無防備な姿も見せる。だけど……) クエロはサラの目的が読めないでいた。 クリーオウ、ピロテースやゼルガディスなどと違い、人捜しに懸命になる様子は無い。 参加者のダナティアという女性は仲間らしいが、合流に躍起になってはいない。 これは秋せつらにも言えるが、彼にはまだ捜し屋という仕事意識が存在する。 空目の厭世的な感とはかなり近い気がする。 だが、彼ほど流れに身を委ねる性格ではないようだ。 他の仲間をダシにすれば利用は出来るだろう。 自分を敵とは思っていない、 にも関わらず目的の読めない人間に、少々の不気味さを感じながらも…… 「……まあいいわ。おやすみなさい、サラ」 今の所、互いを害する事は無いだろう。 (それなら、少なくとも今は利用できる) そう結論を出すと、クエロもまた浅い眠りに就いた。 【D-2/学校1階・保健室/1日目・15 30】 【六人の反抗者】 >共通行動 18時に城地下に集合 ピロテースは城周辺の森に調査に向かっている。 せつらは地下湖とその辺の地上部分に調査に向かっている。 オーフェン、リナ、アシュラムを探す 古泉→長門(『去年の雪山合宿のあの人の話』)と 悠二→シャナ(『港のC-8に行った』)の伝言を、当人に会ったら伝える >アイテムの変化 強臓式拳銃“魔弾の射手”(フライシュッツェ):せつら→クリーオウ ブギーポップのワイヤー :バケツの中→せつら ヨルガ柄&刀身+鋼線 :簡易修復完了。鋼線はせつらから。 高位咒式弾×4 :クエロ4→クエロ2/サラ2 【クリーオウ・エバーラスティン】 [状態]:健康 [装備]:強臓式拳銃“魔弾の射手”(フライシュッツェ) [道具]:支給品一式(地下ルートが書かれた地図。ペットボトル残り1と1/3。パンが少し減っている)。 缶詰の食料(IAI製8個・中身不明)。議事録 [思考]:みんなと協力して脱出する。オーフェンに会いたい [行動]:空目と共に起きておき、誰か来たら警戒。 【空目恭一】 [状態]:健康。感染。 [装備]:なし [道具]:支給品一式。《地獄天使(ヘルズエンジェル)号》の入ったデイパック(出た途端に大暴れ) [思考]:刻印の解除。生存し、脱出する。 [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている。 クエロによるゼルガディス殺害をほぼ確信。 [行動]:クリーオウと共に起きておき、誰か来たら警戒。 【クエロ・ラディーン】 [状態]:疲労により再度睡眠中。 [装備]:毛布。魔杖剣 贖罪者マグナス [道具]:支給品一式、高位咒式弾×2 [思考]:集団を形成して、出来るだけ信頼を得る。 魔杖剣 内なるナリシア を探す→後で裏切るかどうか決める(邪魔な人間は殺す) [備考]:サラの目的に疑問を抱く。 空目とサラに犯行に気づかれたと気づいているが、少し自信無し。 【サラ・バーリン】 [状態]:睡眠中。健康。感染。 [装備]:理科室製の爆弾と煙幕、メス、鉗子、魔杖剣 断罪者ヨルガ (簡易修復済み) [道具]:支給品二式(地下ルートが書かれた地図)、高位咒式弾×2 『AM3 00にG-8』と書かれた紙と鍵、危険人物がメモされた紙。刻印に関する実験結果のメモ [思考]:刻印の解除方法を捜す。まとまった勢力をつくり、ダナティアと合流したい [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている。クエロを警戒。 クエロがどの程度まで、疑われている事に気づいているかは判らない。 【秋せつら】 [状態]:健康。クエロを少し警戒 [装備]:ブギーポップのワイヤー [道具]:支給品一式(地下ルートが書かれた地図) [思考]:ピロテースをアシュラムに会わせる。刻印解除に関係する人物をサラに会わせる。依頼達成後は脱出方法を探す [備考]:刻印の機能を知る。 [行動]:地底湖と商店街周辺を調査、ゼルガディスの死体を探す。 ピロテースは別行動中です。 せつらも別行動を開始しました。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第429話 第430話 第431話 第440話 時系列順 第453話 第404話 空目恭一 第470話 第427話 クエロ 第470話 第427話 秋せつら 第476話 第427話 クリーオウ 第470話 第404話 サラ 第461話 第404話 地獄天使号 第470話
https://w.atwiki.jp/wiki-inspiron/pages/143.html
パーティーション分割したけどIドライブ以降しか選べない コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→コンピュータの管理→記憶域で、 DVDドライブやメモリリーダーの割り当てを変更する
https://w.atwiki.jp/yasepoke/pages/19.html
けいけんち〇レベルわざ 〇とくべつなわざ 〇のうりょく 〇とくせい そだちかた〇ワイルド型 〇テクニック型 〇ミドル型 進化について けいけんち 当ルールには、原作ゲームのような「レベル」の概念がありません。 代わりに「けいけんち」を直接各能力に割り振ってステータスを上げたり、 「わざ」に「けいけんち」を振ってわざを習得したりすることができます。 PCポケモンの初期作成では「けいけんち」を「2D10+50」ポイント獲得できます。 この時のダイスロールでは「2D10」を2回行って、出目が良かった方の結果を採用します。 この初期作成時の「けいけんち」は全てのポイントを振り切らなければなりません。 「けいけんち」は以下の4通りの方法で使用できますが、PCポケモンの初期作成では「そだちかた」を選択し、 「そだちかた」によって初期作成では割り振ることのできないものがあります。 「けいけんち」はセッション中にポケモンを倒したり、目的を成し遂げた時に貰えることもあります。 セッション中に獲得した「けいけんち」は、「そだちかた」に関係なく好きな場所に振ることができ、 また、使用せずに貯めておくこともできます。 〇レベルわざ 割り振ったけいけんちのポイントと同じレベルまで、レベルアップで覚えられるわざを習得することができます。「基本(おもいだし)」のわざは0ポイントから習得できますが、そのわざがその後のレベルアップで習得できるわざにも含まれている場合は、そのレベルまでけいけんちが振られていなければ習得できません。進化後のポケモンを選んでいた場合、必ずそのポケモンの進化レベル以上のけいけんちを「レベルわざ」に使用しなければなりません。アイテムや場所による進化など、レベルやわざに関係のない進化条件の場合は、30ポイント以上を「レベルわざ」に使用しなければなりません。ただし、なつき度進化の場合は「レベルわざ」に振っている必要はありません。 〇とくべつなわざ 原作ゲームにおいて「わざマシン(レコード)」「おしえわざ」「たまごわざ」で習得できるわざを、1つにつき10ポイントのけいけんちを割り振ることで個別に習得できます。初期作成では、「そだちかた」で「ワイルド型」を選択している場合は「とくべつなわざ」に振ることができません。 〇のうりょく けいけんち5ポイントにつき、「こううん」「PP」以外のいずれかの能力値を1上昇させることができます。ただし現在値が「10」以上の能力を更に上げる場合は、1上昇ごとに10ポイントのけいけんちが必要になります。「HP」の場合は特殊で、2ポイントにつきHP実数値が1増加します。初期作成では、「そだちかた」で「ワイルド型」を選択している場合は「かしこさ」に振ることができず、「テクニック型」を選択している場合は「げんき」に振ることができません。 〇とくせい 30ポイントのけいけんちを割り振ることで初期作成で選択していない方の「とくせい」を獲得できます。隠れ特性も習得可能です。また、二つ以上の「とくせい」を同時に習得できます。 そだちかた ポケモンの初期作成時に「ワイルド型」「テクニック型」「ミドル型」の三つのそだちかたから一つを選択します。 選択したそだちかたによって、初期作成時のけいけんちの振り方に影響します。 進化前のポケモンのみ「ミドル型」を選択することができます。 ただし、進化後に種族値が変わらないポケモンは進化前のポケモンとして扱いません。(ストライクなど) 〇ワイルド型 本能のまま野生的に育ってきたポケモンです。ポケモンとしての基本的な能力が高くタフです。 経験値を振れる レベルわざ とくせい 「こううん」「かしこさ」「PP」以外ののうりょく 経験値を振れない とくべつなわざ こううん かしこさ PP 〇テクニック型 技や頭の良さを使って器用に生きてきたポケモンです。普通の個体では覚えないような技を覚えています。 経験値を振れる レベルわざ とくべつなわざ とくせい かしこさ 経験値を振れない 「かしこさ」以外ののうりょく 〇ミドル型 未だ成長途中のポケモンです。けいけんちを振れる場所に決まりがなく、進化前のポケモンのみが選択可能です。 経験値を振れる こううん PP 以外全て 経験値を振れない こううん PP 進化について 進化前のポケモンを後から進化させようとする場合には、 セッションを通して「けいけんち」を新たに累計30ポイント以上獲得した上で、 ポケモンの進化の条件を満たしている必要があります。 レベルによって進化するポケモンの場合、そのポケモンの進化レベル以上の「けいけんち」ポイントを 「レベルわざ」に振っていることで条件を満たしていることになります。 アイテムや場所による進化など、レベルやわざに関係のない進化条件の場合は、 30ポイント以上を「レベルわざ」に振っていることで条件を満たしていることになります。 特定のわざの習得により進化するポケモン場合は、該当のわざを習得し、 バトルで使用することで条件を満たしたことになります。 なつき度による進化の場合は特に条件はなく、「けいけんち」を新たに累計30ポイント以上獲得するのみで進化が可能です。 レベルによる進化 「レベルわざ」に進化レベル分の「けいけんち」を振る レベルやわざ以外による進化 「レベルわざ」に30以上「けいけんち」を振る わざの習得による進化 該当のわざを習得しバトルで使用する なつき度による進化 条件なし 進化のタイミング 条件を満たしていれば、セッション中の自由なタイミングで進化することができます。 進化の際、HPが全回復します。
https://w.atwiki.jp/honten/pages/25.html
あやしい BAD HIP 作詞・作曲 浅井健一 演奏・ブランキージェットシティ 新しい板ができた 住人わずか15人 それも全員職歴のない 空白ばかりが揃ってる ある日等身大ドールに抱かれて眠ってた ボスが目を覚ました 青ざめた顔に冷や汗を浮かべながら ブロッコリーの今日の株価 その売値は最安値だったぜ 寝ぼけ眼でセリフを吐き捨て ぁいぁい開いた パンツを履き忘れたまま 岡山県の引き篭もりはピクちゃんに首っ丈 だけど彼女の返事はいつもこうさ 「世界が終わるまでまっててヽ(・ー・)ノベイベー」 「Oh No!ピクちゃん待ち うぜえ!」 無職の期間が一番長いのはOCN ハロワをバックに彼は言った「俺達の国境はこの入り口さ」 履歴書まとめて さぁ出かけるぜ ネットの世界には別れを告げた どもりがちの声 プルプル震わせ 頭頂部のハゲを光らせながら 古い世代の奴らはnyで何でも集めまくった だけど俺達はてぷ鯖の恩恵に縋るとても情けない世代さ 児玉を取り囲む アタック25人 世界で一番アホらしい板 あやしい BAD HIP 味気ない日常 果てしない残業 今日もデリヘル 限りない鬱! Oh あやしい BAD HIP!