約 5,031,195 件
https://w.atwiki.jp/ta0rukettow0mouitid0/pages/299.html
概要 かなしみホッチキスさんによるRPGツクール2000使用のフリーゲーム。 RPG。シンボルエンカウント制。 『タオルケットをもう一度』シリーズの、発表順でいえば、第4弾。 構成 第一章 ずたずた 第二章 狂った母親 第三章 おわらいぐさね。 第四章 でぅでぅでぅなしろいふわふわ。 第五章 おかしな博士とかわいい、わんこ♪ 第六章 光恵あなうんさー!なんて馬鹿をしてくれたのさ!お前のせいでいろんなことが駄目になっちまったよ!あーあ!やってくれたよな!本当にありがとうよ! 第七章 魚帽子達の願い猫足昆布の願い 第八章 あごちゅの思い出 第九章 わらわぅの思い出 第十章 人と人となにかとなにかの? 配布中のサイト 現時点では、ゲーム配布サイトでの登録および公開はされていません。 バージョン (0バージョン?)2009年12月24日公開 もどる
https://w.atwiki.jp/ta0rukettow0mouitid0/pages/324.html
テレビ局で牛ちゃん(裏)が歌うナゾの歌。正確なタイトルは不明。 タイトルフレーズが出て来る箇所のひとつ。 │タオルケットをもう一度/裏│
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/33.html
夢をもう一度 ◆0RbUzIT0To 夕闇に染まる景色の中。 草原の中にぽつんと孤立した小屋の中で、二人の男が酒を飲み交わしていた。 一人は静かに酒を呷り、どこか虚ろな瞳を浮かべている。 頬には大きく太い傷が走っているが、決して醜い顔つきではない。 銀色に輝く流れるような長髪、どこか危うい空気を纏った精悍な顔つき。 年は若くないだろうが、しかし老けている訳ではなかった。 強いて言うならば、大人の男――それがこのセッツァー=ギャッビアーニであった。 一方、そんなセッツァーに向かってぺちゃくちゃと大声で、かつ楽しげに話している男がいた。 特徴的な縦縞の服を着たその身体は、脂肪がつきすぎてセッツァーと共に囲んでいるテーブルにつっかえている。 白髪が混じった青い髪と髭。 よく笑う為なのか目尻と口元には皺が出来ており、この男が若くない事は一目で判る。 小太りの中年の男――トルネコは、尚も盛んにその口を動かしていた。 二人が出会ったのは、ほんの数十分前である。 この地に降り立ったトルネコは、一先ずの隠れ家として目の前にあった小屋に入ろうとした。 ドアノブに手をかけ、戸を静かに開ける。 そこにいたのは、一人で静かにグラスを傾けるセッツァーだったのである。 「いやぁ、しかしあの時は驚きましたよ。 まさか人がいる家をドンピシャリで当ててしまうとはね、セッツァーさんを見た時は肝が冷えました」 手を叩いて笑いながら、トルネコは思い出すように言う。 何せ大きな傷を顔に持つ男が一人、暗い部屋で酒を飲んでいるのだ。 しかも、その足元には得物を携えて。 これが驚かずにいれるはずがない。 見た瞬間思わず逃げ腰になったトルネコだったが、ふとその時気付いた。 それは、自分のような無防備で見るからに動きの鈍そうな男が突然現れたというのに、 セッツァーが自分の得物に手をかけようとしていないという事だった。 このふざけたゲームに乗っている人間ならば、まず自分を標的にするはずだろうに。 それがわかった瞬間、トルネコは咳払いを一つしてセッツァーに向き直り言った。 ただ一言、「あなたはやる気なのですか?」とだけ。 セッツァーは何も言わず、ただ首を横に振った。 それからは早い。 元々陽気な性格で人懐こいトルネコはすぐに家の中へ入るとセッツァーと同じテーブルへとつき喋り始めた。 自分もやる気はないだとか、身の上話やここへ連れられてくるまでしていた事。 途中からはセッツァーが注いでくれた酒――セッツァーの支給品で老酒という珍しい酒らしい――も入った事もあり、 この場に連れてこられて緊張していた心も徐々に解れたのだろう。 とにかく、喋れる事は何でも喋った。 「なぁトルネコ……」 トルネコの愛妻の自慢話の腰を折り、セッツァーが声をかける。 この談笑――といっても、単にトルネコが一方的に話していただけだが――の中、初めてセッツァーが口を開いた。 その事に少し驚きながら、トルネコは口を閉じてセッツァーの目を見る。 何か機嫌を損ねただろうか? それとも、外に他の参加者の気配でも見つけたのだろうか? セッツァーの眼差しは真剣そのもので、思わずトルネコは身を堅くする。 しかし次に発したセッツァーの言葉は、別の意味でトルネコを驚かせた。 「あんたはどうしてそんなに陽気なんだ?」 「へっ?」 思わず間抜けな声が出てしまい、慌てて口を強く結ぶ。 目の前の男は、"何故自分が陽気なのか?" ……そう聞いたのか? ……いやいや、そんなはずはない。 あれだけ真剣な眼差しをしていたのだ、そんな馬鹿馬鹿しい事を聞くはずがない。 きっと自分の聞き間違いなのだ。 そう結論付けて、トルネコは聞きなおそうとする――が。 「あ、あの、セッツァーさん? 今、何と……」 「答えてくれ、トルネコ。 何であんたはそこまで陽気になれる?」 ……どうやら自分の耳は正常だったらしい。 これが冗談交じりの言葉や、或いはどこか皮肉を交えた言葉ならまだ返答しやすい。 だが、目の前の人物は真剣に自分に聞いてきてるのだ。 「えっと……質問の意図が、わかりにくいのですが……」 「……言葉のままさ。 お前は、何故陽気なんだ。 何故そんなに、明るい。 こんな……腐った世界の中で」 そう言うセッツァーの真剣な瞳は、再び濁りだす。 腐った世界……セッツァーの生きている世界は、そんな世界だった。 いや、正確にはそんな世界になってしまったのだ。 一年ほど前の事、浮上した魔大陸でガストラ皇帝やケフカ=パラッツォを追い詰め――そして、三幻神のバランスが崩れて世界が崩壊してから。 美しかった世界はもう無い……帝国と共に戦っていた仲間とも散り散りになってしまった。 そして、何より大切にしていた翼は――使い物にならなくなってしまった。 ……一部の人間は、まだ完全に絶望をした訳ではないらしく各地で復興活動をしていると聞く。 だが、そんな事は自分にとってはどうでもいい事だった。 翼を失ってしまった今の自分は、何をする気力も沸かない。 ただ毎日パブに通っては退屈を紛らわすように酒を飲むだけだった。 命を失う事など今更惜しい事ではなかった。 翼を失ってしまった以上、今の自分には何の存在意義も価値も無い。 元々自分はギャンブルの世界で生きてきた人間。 人々の心にゆとりが無い今の世は、あまりにも生き辛い。 生きていたって死んでいたって、どうせ同じ事だ。 こんな小屋で無防備に酒を飲んでいたのだって、そんな自暴自棄な考えがあったからこそ。 「だからこそ、あんたがわからない……なんでこんな状況で陽気になれるのか、な」 「……世界は腐ってなどいませんよ」 「何?」 いつの間にかトルネコは俯いていた。 俯いたまま、先ほどとは打って変わって小さくか細い声で呟いた。 「……確かに、今の世には魔物が大勢います。 人間同士で戦争を起こしてしまいそうになった国があります……。 ですが、ですがね……世界はセッツァーさんの言うように腐っちゃあいませんよ」 酒を呷り、トルネコは再び顔を上げた。 そこには先ほどまでのような陽気で朗らかな人懐こい笑顔は無い。 真剣な――そして、どこか悲しみを帯びたような表情のまま、トルネコは続ける。 「あの魔王と名乗る者に飛び掛った格闘家を思い出してご覧なさい。 確かに、彼の行動は蛮勇でしょう。 馬鹿のやる事でしょう。 ですがね、彼は……少なくとも彼は、あの魔王と倒そうと挑みかかったのです。 腐った世界で、あのような真っ正直な人間が作られますか?」 答えは否だろう。 彼の居た世界はセッツァーやトルネコの居た世界とは違うとはいえ、相応に熾烈な世界だった。 街中で恐喝や食い逃げ、窃盗が多発する。森には野盗が出る、決して治安がいいとは言えない世界。 しかし、それでも彼はあのように真っ正直な人間に育った。 ――少しばかり頭は悪かったかもしれないが、少なくとも腐った人間ではない。 「そして、死んだ彼を必死に蘇生しようとした神官がいました――私の仲間です。 彼は……私と同じように、決して勇敢な人間ではありませんでした。 でも、彼は死んだ青年を蘇生しようとした……あの状況で、です」 普通なら物怖じしてしまうような状況で、彼は果敢にも死んでしまった青年を蘇生をしようとした。 それは傍から見れば無謀な行為だったかもしれない。馬鹿のやる行為だったかもしれない。 だが、トルネコはそんな彼の仲間であった事を誇りに思う。 彼は少しなよなよしていて頼りない一面もあったが……しかし。 それでも彼には強い正義感と、真っ正直な人間の呆気ない死を放ってはおけない優しさがあった。 「セッツァーさん……正直な話をして私は、魔大陸の事なんて知りません。 あなたの言う世界の事情なんて、何も知りません。 恐らくは噂に聞く天界とかいうのと私の住む世界がまるっきり違うように、私達の住む世界はまるっきり違うのかもしれません。 でもね……」 そこで言葉を切り、トルネコはその厳しかった瞳を柔和なものへと変え、言った。 「人間は……世界ってもんは、そんなに簡単に腐らないんですよ。 何故なら、人には希望があるから、絆があるから……夢があるからです」 「夢……?」 その言葉を最後に聞いたのは……一体、どれほど前だっただろうか。 呆然としているセッツァーを余所に、トルネコは更に言葉を続ける。 「こんな年になってもね、私は夢見ているんですよ。 世界一の武器商人になるという夢――天空の剣という名の伝説の武器を見つけ出すというものが」 無論、トルネコは伝説の武器を扱えるような戦士ではない。 しかし、それでも彼はその天空の剣を見つけ出したいのだ。 それは彼が一流の剣士になりたいからという夢を見ているからではなく、世界一の武器商人になりたいと思うからこそ。 「世界一の武器商人には、やはり世界一の武器が相応しいでしょう。 無論私には使えませんから、その剣はちゃんとその剣を扱える方――勇者様にお譲りします。 ですがそれでも私は満足なんです。 武器商人にとっての最大の喜びとは、その武器を相応しい人にお渡しする事なのですから」 そう、トルネコの目的はあくまでも天空の剣を見つける事にあるのだ。 決して天空の剣を手に入れたい訳ではない。 単に彼はその世界一の剣を装備するに値する人に天空の剣を渡したいだけなのである。 だからこそ、彼は勇者の旅に同行し――その天空の剣を見つけ出す事を手伝っている。 「夢があるから、希望があるから、絆があるから人は絶望なんかしないんです。 例え世界がどうなろうと、夢がある限り人の心は枯れません」 「夢……夢か」 「そう、夢です……セッツァーさんにだって、あるはずですよ。 そして、こんな世界だからこそ……こんな状況だからこそ! 夢を追いかけるべきなんです!」 確かに、セッツァー=ギャッビアーニには夢があった。 だが、それは崩壊してしまったのだ……一年前の、世界崩壊の時に。 翼が無い限り、夢は追いかける事は出来ない。 そう考えていたセッツァーの頭に、突如電撃が走る。 ――確かに翼は壊れてしまった、あの時……自分の夢は潰えてしまった。 だが、本当にそうか……? それで全ては終わってしまったのか……? 違う……まだ、夢は終わっていない。 俺の……否、友の夢は。 いつしかグラスを持っていたセッツァーの手は震え、口元には笑みが浮かび上がっていた。 自分の翼は壊れた……だが、まだ自分には残されている。 友の遺産――友の夢が、まだ残されている。 それを思い出した瞬間、セッツァーの虚ろな瞳は消え失せ、代わりに熱い情熱の炎の色が灯る。 「ふふ……確かに、あんたの言う通りだ……」 「セッツァーさん……!」 セッツァーの手を両手で包み込むようにして強く握りながら、トルネコは熱く語り掛ける。 「一緒に夢を追いかけましょう……私は見ての通り腕に自信はありません。 ですが、今まで幾度と旅をしてきて魔物と戦ってきた経験があります。 武器や道具を見る目だってあるつもりですし、頭の回転だってそんなに悪くないつもりです。 それにきっと、私達と同じように夢を持ち希望を持ち、あの魔王と戦おうとしている人もいるはずです。 その人達と協力をして知恵を練れば――きっとこんなふざけたゲームを止める事が出来ます! もう一度、夢を追う事が出来るんですよ!」 「ああ、そうだな……本当にその通りだ……!」 いつしか、両者は瞳に涙を浮かべていた。 目指すものは違えど、その気持ちは両者共に同じ。 だからこそ、セッツァーは己の手を力強く握るトルネコの手をそのままにしておいた。 そして、もう片方の手で持っていたグラスを静かに置く。 「トルネコ……あんたは本当に……」 語りかけながら、セッツァーは一度グラスを持っていた方の手をテーブルの下へと這わせ――。 「いい奴だな……」 そこにあった"ナニカ"を掴み取り、テーブルの下からトルネコの腹へと思い切り突き上げた。 突き上げた振動により、ガタンと音を立ててテーブルが倒れ酒の入ったグラスと瓶が割れる。 テーブルが倒れた事により露になったのはトルネコの腹に深々と突き刺さった一本の槍。 最初にトルネコがこの場に来た時にセッツァーが横に携えていた得物だった。 「セッ、ツァー……さん……?」 喉から込み上げてきた粘着性のある赤い液体を垂らしながら、トルネコは焦点の定まらない瞳で目の前の人物を見る。 彼は――涙を流していた。 涙を流したまま、トルネコを突き刺していた。 「感謝してるよトルネコ……あんたは俺に大切な事を思い出させてくれた。 本当に、大切な事をな」 彼が情熱的に夢の話をしてくれなければきっと己はあのまま腐って酒に溺れていただろう。 そして、何も為せぬまま何れは死んでいたに違いない。 全てに絶望をしたまま、夢を思い出す事もなく。 だからこそ彼はトルネコに対して感謝をしている。 自分を蘇らせてくれたのはトルネコなのだから――大切な事を思い出させてくれたのはトルネコなのだから。 「な、ら……どうして……こ、こん……な……」 「もう一度夢を追いかける為さ」 彼の言っていたように、自分達を集めて殺し合いを強要しようとしている魔王を倒す――それもまた夢を追いかける為の道ではある。 だが、それはイレギュラーな夢の追い方でしかないのだ。 この"ゲーム"の中では。 ゲーム……そう、これは己の命をチップとした、殺人ゲーム。 あの魔王を倒すというトルネコの意見はそのゲームをただ放棄しているだけに過ぎない。 しかしセッツァーはそれを好しとしない。 何故なら彼は勝負事の世界に生きてきた人間――戦わない内にゲームを降りる訳にはいかない。 最初はこんなゲームに乗るつもりはなかった……無気力だった自分は生きても死んでも同じ事だったのだから。 だが、今は違う。 今は夢を追いかけるという新たな生きる目的が出来てしまった。 ただ怠惰な毎日を送ってきたセッツァーは消え去り、大空を駆ける勝負師へと舞い戻ってしまった。 故に、セッツァーはゲームを行う――勝負師として、夢を叶える為に。 「不意打ちは卑怯? 一度でも心を通わせた相手を殺すなんて外道だ? ――馬鹿を言うなよ、これは勝負事だ、博打なんだ。 博打の世界にゃ卑怯も何もねぇ」 槍を持つ手に更に力を込め、ずぷずぷと突き刺していく。 肉付きのよすぎるトルネコの体を、しかしその槍はいとも容易く貫いた。 その槍は元々屈強な鎧兵士の装甲をも簡単に突き殺すよう作られている。 ただの脂肪に過ぎないトルネコの体を容易に貫けたというのも、ある意味では当然なのかもしれない。 ぶくぶくと赤い泡を吹き出しながら、それでもトルネコは何かをまだ言おうとしていた。 全身は痙攣を始め、顔面はどんどんと蒼白になっていく。 そして数分が経過した後――トルネコは、大きな音を立てて地面へと倒れこみ、もう二度と立ち上がろうとはしなかった。 ずぷり、とトルネコの胴体から槍を引き抜きついてしまった血糊を小屋にあった布で拭き取る。 拭き取りながら、セッツァーはもう二度と動かないトルネコを見た。 感謝をしている……というのは本当だ。 こんな状況で、こんな場所で出会っていなかったなら……きっといい友人になれていただろう。 あんな年になりながら夢を追い続ける事の出来る男……尊敬の出来る人物だった。 しかし、それはあくまでも平時の時――こんな状況でなかったならばの話。 セッツァーが夢を取り戻し、勝負師としてのかつての自分を取り戻した瞬間――彼はただの標的になりさがってしまった。 不運にもセッツァーを立ち直らせようと決死にトルネコが話しかけた事が、結果的にセッツァーの魂に火をつけてしまったのである。 「あんたは本当にいい人だった……俺の昔の仲間にも見せてやりたいくらいに出来た人間だったよ。 出来る事ならあんたにも夢を追って欲しかった……って、こんな事言っても言い訳にもならねぇだろうがな」 血糊を目立たない範囲で拭えたのを確認した後、自分とトルネコの持っていたデイパックを回収して戸に手をかける。 さぁ、自分は乗ってしまった、このゲームに。 乗るかそるか――命を賭けた殺人ゲームに。 勝てば無事生還、負ければ……命と、思い出した夢が没収される。 だが、怖くは無い。 ――久しぶりに感じるこの感触、この緊張感こそがギャンブルの醍醐味だ。 戸を開けると、辺りはまだ暗い。 当然だろう、トルネコと共に過ごした時間はそれほど長いものではなかったのだ。 しかし、そんな薄暗い辺りの様子とは裏腹にセッツァーの心は透き通り光に満ち溢れていた。 「もう一度蘇らせる……友の翼を!」 力強くそう吐き出すと同時に、セッツァーは外へと一歩踏み出す。 もう一度夢を見るために、夢を掴み取る為に。 【トルネコ@ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 死亡】 【残り 52名】 【H-4 小屋の外 一日目 深夜】 【セッツァー=ギャッビアーニ@ファイナルファンタジー6】 [状態]:若干の酔い [装備]:つらぬきのやり@ファイアーエムブレム 烈火の剣 [道具]:ランダムアイテム0~1個(確認済み)、トルネコのランダムアイテム1~3個(未確認)、基本支給品一式×2(セッツァー、トルネコ) [思考] 基本:夢を取り戻す為にゲームに乗る 1.手段を問わず、参加者を減らしたい 2.扱いなれたナイフ類やカード、ダイスが出来れば欲しい ※参戦時期は魔大陸崩壊後~セリス達と合流する前です ※名簿は未確認です。ティナ達が呼ばれている事には気付いていません 時系列順で読む BACK△010 デスピサロNext▼012 踊る道化は夢を見ない 投下順で読む BACK△010 デスピサロNext▼012 踊る道化は夢を見ない GAME START セッツァー 031 黒のジョーカー トルネコ GAME OVER ▲
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/935.html
依頼主 メドゥーサ 出現条件 メドゥーサ第一進化 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるメドゥーサ:親密度55 成功報酬 真珠のケーキ真珠があしらわれた可愛いケーキ。マーメイドたちが作ってくれたとのウワサ。 依頼時 今度は私本来の姿で、もう一度お前との仲を取り戻したいんだ。お前を信頼しているよ。 クリア時 ありがとう。やっぱりお前はすごいやつだね。ふふ、これを持っておいき?私も好きなケーキだよ。
https://w.atwiki.jp/rikumywiki/pages/14.html
追加して欲しい機能,修正して欲しい機能 起動音「ピッ!」止めて! PS3を終了後,録画のためにPS3が自動起動するがこのときの, 起動音が「ピッ!」と鳴るのを止めて欲しい シングルチューナーでは足りない! torneをフル活用しようと,いろいろ気になる番組を予約すると結構な確率で重複する。 ゲームできなくてもいいから,ダブルチューナーのtorne希望 BDディスクに保存したい! トル・ミル・ステルがコンセプトだし,そのつもりで買ったけど,いざ録画し始めるとお気に入りの映像はメディアに保存したくなるが今のPS3では保存できない。 BD書込対応PS3もいいけど,市販のBD書込可能なUSBドライブをPS3で動作可能なようにして欲しい。 CMスキップ機能 or CMカット機能が欲しい 5~10分程度の番組を保存すると,本編よりCMの方が長かったりする。 HDDの容量も無駄に食うので,CMカット機能は欲しいところ。 シーンサーチが毎回初期化される CMスキップするために15秒単位に設定しても,次に起動するとデフォルトの1分になっている。 これは何とかして欲しい。 検索パラメータが分かりずらい デフォルト時と,任意の検索ワードを入力したときで背景色が一緒なので,極端なところ「なし」という ワードを検索ワードにすると,見た目が全く分からなくなる。デフォルトと違う場合は,背景色を変えて欲しい。 早送り 1.5倍,10倍,30倍と一気に飛ぶ。CMスキップするのに,1.5倍だと速いし,10倍だと速すぎる。 CMが90秒だとして,10倍だと9秒・・・やっぱCMカット機能欲しい。 TV?torne? メインメニューにわざわざTV用の項目付けたと言うことは,今後いろいろ追加されるのだろう。 以下の機能が追加されると思われる。というか追加して欲しい。 ・メディアに保存する
https://w.atwiki.jp/ta0rukettow0mouitid0/pages/281.html
タオルケットをもう一度/裏
https://w.atwiki.jp/newrowa/pages/86.html
愛する人を取り戻すため 「殺し合いなんて冗談じゃない!!」 『BOARD』という文字が入ったジャケットを着た男が呟いた。 仮面ライダーブレイドとして日夜アンデッドと戦い続ける剣崎一真は怒っている。 思い出されるのは首を飛ばされた褐色の肌の女性、大衆の前で泣き叫ぶ男――そして、人の命を玩具のように弄ぶビッグバンという男の姿。 「俺はこの馬鹿げた殺し合い認めはしない!」 人々を守るために仮面ライダーになった剣崎が殺し合いを許容することはなかった。 力なき人々を守り、殺し合いを仕組んだビッグバンを倒す。そう強く決意した。 主催者に立ち向かうためにも現状を把握しなければいけない。支給品の確認を開始する。 バッグの中にあったのは緑の短刀とカード、鯖であった。 カード名は『SURVIVE』。今の剣崎は知る由もないが仮面ライダー龍騎の世界のライダーをパワーアップさせるためのものだ。 支給品を見終えた剣崎は参加者名簿に目を通してみる。 そして、ある女性の名前に疑問を抱く。 --深沢小夜子 先輩である橘朔也の最愛の人であり、ピーコックアンデッドに殺されたはずの人物。 ここで、剣崎は殺し合いの説明を受けた場所で聞いた言葉を思い出す。 -「叶える願いは自由! 死者の蘇生、不老不死、帝王の権利、億万長者!」- 『死者の蘇生』。ビッグバンが小夜子を蘇生させ、参加させた可能性が高い。 そして、この言葉を信じて既に殺し合いに乗っている者もいるかもしれない。 事態は思ったよりも深刻だ。動き出さなければいけない、誰かの命が消える前に。 □ 夜の教室の中、男はバックの中を漁り、持ち物を確かめていた。 殺人ゲームが行われているこの場所ではいつ襲撃されるか分からない。 それ故に武器として使える物がないか探っているのだ。 「役立ちそうなのはこれしかないな…」 男、切札疾風の手にはベレッタM92という銃が握られている。 銃器には詳しくないが同梱されていた説明書でベレッタに関することを理解できたと同時に、この場で行われているのが本物の殺し合いだと改めて感じた。 当面の目的は生き残ることだ。当然ながら死ぬのは怖い。 しかし、仮に優勝したとしても人を殺した罪悪感を一生抱きながら生きていくことになる。そんな事、耐えられるわけがない。 「とりあえず、信用できる人間を探すか」 殺し合いには乗れないと決した切札は信じられる人物を探すことにする。 100人もの参加者がこの場にいるのだ。殺し合いに乗らない人間もいるはず。 そんな人間が大勢集まったらこの状況を打開することができるかもしれない。 希望的観測を持ちながら教室のドアに向かおうとしたその時だった。 ――ガラッ 教室の扉が開き、長髪の美形男性が姿を現した。 切札が咄嗟に銃を構えると男は言葉を放った。 「俺は剣崎一真。 殺し合いには乗ってない」 剣崎と名乗った男は自分の意思を体現するかのうようにバックを足元に置き、両手を上に上げた。 すると、切札は銃を向けたことを申し訳ないと思いながらベレッタを握る手を降ろした。 「すみません!つい警戒しちゃって…」 「気にするなよ。ところで、君の名前は?」 「切札疾風っていいます。信用できる人を探しに行くところでした」 「だったら俺と一緒に来ないか? 一人より二人の方がいいだろ」 「いいですよ。 一人じゃ心細いですし」 行動を共にすることになった切札と剣崎は情報の交換をする。 そこから、二人は今後の行動方針を決める。 信用できる知人との合流。 剣崎一真の知人である橘朔也、相川始、上城睦月、白井虎太郎、深沢小夜子。 切札疾風の知人である羽田シンク、藤宮炎。 無敗KEN、ビブリオ・ガチホ・モンガ、reionikusu、津軽兄は知人ではあるが危険人物である。切札はそう語った。 まずはお互いの知り合いと合流を目指し、ビッグバンを打倒する策を練ることからだ。 剣崎と切札の二人は行動を開始する。 □ 三年の長い眠りから覚めた時、最愛の人は自分の前から姿を消した。 それから、いくら待っても愛しき人が帰ってくることはなかった。 「私が優勝してアキトを元の体に戻してあげるから!!」 白いカードケースを握り締めた美女、ミスマル・ユリカは決意をする。 三年前、自分と共に火星の後継者に拉致されたテンカワ・アキトはナノマシンの実験台にされ、五感を失った。 ある意味、死ぬよりも辛い境遇だっただろう。夢を見ることすらできぬ身になったのだから。 復讐を終えてから行方をくらましたのは自分やルリの荷物になって生きるのが嫌だったからに違いない。 しかし、この殺し合いで優勝すればアキトを元の身体に戻すことができる。 昔のように幸せな日々を送ることができるのだ。 「待っててね、アキト…」 呟くと同時に耳に届いたのは足音であった…。 【1日目 深夜/D-9 雛見沢分校】 【剣崎一真@仮面ライダー剣】 【状態】健康 【装備】ブレイバックル@仮面ライダー剣、ラウズカード(スペードA~9)@仮面ライダー剣、パルセイバー(緑)@重甲ビーファイター 【道具】基本支給品一式、鯖@超光戦士シャンゼリオン 【思考・状況】 基本行動方針:切札疾風と共に知人と合流。その後、 ビッグバンを打倒する策を練る。 1:人を守る。 2:切札と行動する。 ※ヒーローズオペレーションFの参加者について知りました。 ※42話終了後からの参戦です。 ※深沢小夜子は主催者が蘇生させたと考えています。 【切札疾風@ヒーローズオペレーションF】 【状態】健康 【装備】ベレッタM92(8/8)@現実 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品×2(武器として使えるものではない) 【思考・状況】 基本行動方針:剣崎一真と共に知人と合流。その後、 ビッグバンを打倒する策を練る。 1:剣崎と行動する。 ※仮面ライダー剣の参加者について知りました。 【ミスマル・ユリカ@機動戦艦ナデシコ】 【状態】健康 【装備】カードデッキ(ファム)@仮面ライダー龍騎 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品×2 【思考・状況】 基本行動方針:優勝し、アキトの身体を元に戻す。 ※劇場版終了後からの参戦です。 ※カードデッキの使い方は把握しています。 ※名簿は見ていません。 007 光を求めて影は 投下順 009 二次裏の宇宙少年 007 光を求めて影は 時系列順 009 二次裏の宇宙少年 初登場 剣崎一真 035 積み木 初登場 切札疾風 035 積み木 初登場 ミスマル・ユリカ 035 積み木
https://w.atwiki.jp/kof13consumer/pages/83.html
「暴走する蒼き炎」 アッシュに奪われた力を取り戻し、再び炎を使えるようになった庵(通称炎庵)。 今回のストーリーとは関わりはなく本来はifとしての扱いなダウンロード専用キャラで解禁後八神庵にカーソルを合わせてセレクト(バック)ボタンを押すと切り替わる。 飛び道具、無敵対空、突進技、コマンド投げと一通り揃ったスタンダードなキャラクター。 EX必殺技にはちょっと珍しい性能に変わるものもある。 強制ダウンからの起き攻めループは健在。 鋭いジャンプ攻撃と崩し専用のコマ投げを武器にガンガン攻めこんでいくタイプ。 + 紹介動画 紹介動画 + コマンド表 コマンド表 コマンドはキャラクターが右向きの場合 アイコンの意味は以下の通りです。 :EX対応 :スーパーキャンセル :ドライブキャンセル :MAXキャンセル :近距離で :空中近距離で :空中で :空中可 :連打 :連打可 :溜め :押し続ける :4秒以上押して離す 種別 EX SC DC MC 技名 コマンド 通常投げ - - - - 逆剥ぎ 特殊技 - - - - 外式・夢弾 - - - - 外式・轟斧 陰 "死神" - - - - 外式・百合折り 必殺技 - 百式・鬼焼き - - 百八式・闇払い - 百弐拾七式・葵花 (三回連続入力) - 弐百拾弐式・琴月 陰 - - - 屑風 超必殺技 - - 禁千弐百拾壱式・八稚女 - - - - ┗裏参百壱拾六式・豺華 (八稚女中)×4 - - - - 裏千弐百七式・闇削ぎ NEOMAX超必殺技 - - - - 裏千弐拾九式・焔甌 + 連続技 連続技 アイコンの意味は以下の通りです。 :スーパーキャンセル :ドライブキャンセル :MAXキャンセル :ハイパードライブ発動 :ハイパードライブキャンセル 主力連続技 1 ジャンプ強P近強P夢弾(1)強葵花 コメント 飛び込みからの基本コンボ。強制ダウンを奪えるのでそこから起き攻めへ。dm302 備考 とりあえずこれさえ出来れば良いというくらい基本かつ重要なコンボ。 2 屈弱K屈弱P夢弾(1)強葵花(2)EX葵花(2)八稚女豺華 コメント パワーゲージ3本、HDゲージ50%を使った下段始動のコンボ。相手を凄く運べる。dm491 備考 補正の関係でEX八稚女を使うよりもノーマル八稚女豺華と繋いだ方がダメージが大きい。 3 近強P夢弾(1)遠D強闇払い八稚女焔甌 コメント 3ゲージの簡単かつ高ダメのHDコンボ。dm803 備考 発動からの遠Dはレバーを逆に入れながら少し待って出すと良い。 その他の連続技(自由記述欄) ジャンプ強P>近強P>闇払い 199 ジャンプ強P>近強P>強鬼焼き 243 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>強葵花 303 ジャンプ強P>近強P>琴月 陰 267 ジャンプ強P>近強P>禁千弐百拾壱式・八稚女 328 ジャンプ強P>近強P>裏千弐百七式・闇削ぎ 334 (めくり)百合折り>立弱K>夢弾(2)>禁千弐百拾壱式・八稚女~裏参百壱拾六式・彩華 440 (めくり)百合折り>近強P>強鬼焼き(2)>DC屑風>遠強P>禁千弐百拾壱式・八稚女~裏参百壱拾六式・彩華 522 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>強葵花(2)>DC琴月 陰 340 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>強葵花(2)>SC>禁千弐百拾壱式・八稚女~裏参百壱拾六式・彩華 500 ジャンプ強P>近強P>琴月 陰(1)>DCEX闇払い>(めくり)百合折り>近強P>強葵花 341 ジャンプ強P>近強P>琴月 陰(1)>DCEX闇払い>(めくり)百合折り>近強P>夢弾(1)>EX禁千弐百拾壱式・八稚女 481 ジャンプ強P>近強P>琴月 陰(1)>DCEX闇払い>(めくり)百合折り>近強P>琴月 陰(1)>DCEX闇払い>(めくり)百合折り>屈弱P>屑風>近強P>EX禁千弐百拾壱式・八稚女 547 (めくり)百合折り>屈弱P>屑風>遠強P>裏千弐拾九式・焔甌 521 (画面端)ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>強 葵花(2)>DCEX闇払い>弱 葵花(2)>EX禁千弐百拾壱式・八稚女>EX琴月 陰 550 (画面端付近)ジャンプ強P>近強P>琴月 陰(1)>強 葵花(2)>DCEX闇払い>EX禁千弐百拾壱式・八稚女>EX琴月 陰 541 (16) ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>強 葵花(2)>DCEX葵花(2)>禁千弐百拾壱式・八稚女~裏参百壱拾六式・彩華 574 ジャンプ強P>近強P>EX鬼焼き(5)>DC屑風>EX鬼焼き(5)>DC屑風>遠強P>EX禁千弐百拾壱式・八稚女 593 ジャンプ強P>近強P>強鬼焼き(2)>DC屑風>遠強P>強葵花 379 (めくり)百合折り>近強P>琴月 陰(1)>DCEX闇払い>(めくり)百合折り>近強P>琴月 陰(1)>DC屑風>遠強P>EX禁千弐百拾壱式・八稚女 490 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>発動>近強P>【強鬼焼き(2)>HDC強葵花(1)】×3>HDC強鬼焼き(2)>HDC屑風>遠強P>EX禁千弐百拾壱式・八稚女 690 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>発動>近強P>夢弾(1)>【強葵花(1)>HDC強鬼焼き(2)】×3>禁千弐百拾壱式・八稚女~裏参百壱拾六式・彩華 702 ジャンプ強P>近強P>夢弾(1)>発動>近強P>夢弾(1)>【強葵花(1)>HDC強鬼焼き(2)】×3>HDC強葵花(2)>HDCEX闇払い>弱葵花(2)>EX禁千弐百拾壱式・八稚女>EX琴月 陰 733 + 基本戦術 基本戦術 遠距離戦では飛び道具の闇払いを蒔いてけん制する。ただし硬直が長いので貫通性能のある飛び道具や闇払いをかわせる突進技で逆にさしこまれたりされる場合があるので闇雲な使い方はしないよう注意。 接近気味になったらジャンプBやジャンプDのリーチを活かしけん制しつつうまくもぐりこむ 攻めに関してはジャンプCラッシュや百合折りを使いつつもしゃがみBや近立ちCも織り交ぜ、投げも使うと相手を崩しやすい 暴れ対策には対空の鬼焼きや判定が強い葵花が機能しやすい。 難敵対策 雑記 八稚女キャンセルについて 葵花ヒット時(ガード時は不可)の1,2段目の攻撃の硬直が激減するテクニック。過去作にもあった要素ではあるが今作では容易ではなくかなりの精度がない限りはループは不可能なレベル。 やり方は『葵花』1~2段目ヒット中に『八稚女』が発生しないタイミングで『八稚女』コマンドを入力すること。 これにより追撃が間に合うくらい硬直が減りドライブキャンセルやスーパーキャンセルをしなくても必殺技等で追撃が可能にもなる。 パワーゲージやドライブゲージがないときは先行入力で『八稚女』コマンドを入力するだけで安定して成功するが、ゲージがある場合はスーパーキャンセル『八稚女』が発生しやすくなるので少しコツがいる。 タイミングはシビアなので要練習。 + 通常技性能解説 通常技性能解説 通常技 Ca:キャンセルの可否 連:連打キャンセル可 必:必殺技以上でのみキャンセル可 超:超必殺技以上でのみキャンセル可 特:特殊なキャンセルが可 技 Ca 解説 弱P 近 ◯ 思ったよりリーチはある。キャンセルも可能なので夢弾へ繋ごう。ガードされても大きく有利で、ヒット時は目押しで近強Pが連続技になる。 遠 超 超必殺技以上でキャンセル可能。ガードされても大きく有利なので、屈弱Pがガードされた後などに出して固めに使える。 弱K 近 ◯ 足を踏みつけるような下段攻撃。百合折りの後はこれから夢弾2段目まで繋ぐのが有効。 遠 超 横蹴り。意外とリーチはある。超必でのみキャンセル可。 強P 近 ◯ 主力技。発生も速く、認識間合いも広く、上方向への判定も強い。ここから夢弾へ。 遠 ◯ 上から下に引っ掻く。リーチは結構ある。 強K 近 - 見た目通り上方向への判定しかない。しゃがみには当たらないし、使うことはほぼないだろう。 遠 - 庵の唯一と言って良いくらいの地上牽制技。思ったよりリーチはなく、しゃがみに当たらないキャラもいるのに注意。 屈弱P ◯・連 リーチはそこそこある。屈Bから繋いで夢弾へ。 屈弱K 連 姿勢が極端に低くなる。リーチもそこそこあり優秀な技。キャンセルは不可なので屈Aへ繋ごう。 屈強P ◯ 簡易対空に。判定はあまり強くないので、なるべくなら使わない方が良い。 屈強K - 姿勢が低く、発生も速く、リーチもあるが、隙が膨大なのであまり使わない方が良い。遠めからの対空に使うくらい。 J弱P - 斜め下への判定があり、持続も長めだが、JCが優秀なので使うことはあまりないだろう。 J弱K - 横方向に異常に長く、持続も長い。垂直JBなどで相手のJ攻撃を潰せる。 J強P - 飛び込みの主力技。下方向への判定が強い。 J強K - 横方向への判定が強い。空対空での主力技。 吹っ飛ばし ◯ リーチは意外とあるが、吹っ飛ばし攻撃としては極普通の性能。空振りキャンセルなどの使用に J吹っ飛ばし - 判定がやや強いくらいで、特筆すべきことはない。 通常投げ - 受身は可能。 特殊技 技 Ca 解説 外式・夢弾 ◯/◯ 遠立ち強Pに似たモーションの2段技。2段目のリーチが短いので基本的には1段目に必殺技でキャンセルで安定。 外式・轟斧 陰 "死神" - かかと落しの遅い中段。発動コンボの始動に。 外式・轟斧 陰 "死神"(キャンセル版) ◯ こちらは上段。出は遅く通常技からは繋がらない。 外式・百合折り - めくり専用技。しゃがんでいる相手なら小中ジャンプからもめくれて、ヒット時ののけぞりも長め。ただししゃがみガード可能なので注意。これとジャンプ強Pで攻めていくのが定石。 + 必殺技性能解説 必殺技性能解説 Bt:ボタンの入力 共:弱強共通 Ca:キャンセルの可否 種 技名 Bt Ca 解説 必 百式・鬼焼き 弱 発生は速いが無敵はないので対空に使うなら早だしが必要。 強 対空に使うならこっちで。長い上半身無敵がある。 EX 弱鬼焼き×2で前進しつつ最後は強鬼焼きの3連続鬼焼き。発生が非常に速く、ダメージも八稚女を上回る。反撃やリバーサルに使おう。 百八式・闇払い 弱 弾速はやや遅いが硬直は少ない。強闇払いと使いわけよう。 強 弾速は通常飛び道具の中では最速の部類。硬直は結構大きいので過信しすぎないように。 EX 一瞬溜め動作の後、弱と強の中間くらいの速度で発射する。ヒットすると一定時間相手を拘束するので、そこからコンボが可能。 百弐拾七式・葵花 弱 発生が非常に速い。近Cでは届かない位置への反撃に使おう。ちなみに今作では八稚女キャンセル要素が復活している。やり方は基本戦術の雑記にて記述 強 連続技の主力。強制ダウンを奪えるので起き攻めしやすい。前方向へ移動しながら攻撃するので、遠めへの反撃にも使えるが、発生はそこまで速くないので注意。 EX 出掛かりに無敵時間があり、二段目で大きく浮くのでそこから八稚女がキャンセルなしでも入る。 弐百拾弐式・琴月 陰 弱 強制ダウンを奪えるが、ほとんどの面で葵花に劣るので敢えて使う理由はない。HDコンボ専用。一段目の仰け反りは大きいのでDCEX闇払いが繋がる。 強 弱との違いは突進距離くらいしかない。 EX その場で叩きつける技に変化。ダウン追い討ち属性があるが、画面端かつ弱葵花、EX葵花、EX八稚女後くらいしか確定状況はない。ちなみに打撃技のままなので、当然ガードはされる。 屑風 共 - 投げ間合いは広くないが、一応密着弱攻撃からキャンセルで繋がる。掴むのに少し間があるが、成立すると相手を逆側に投げ飛ばして体勢を崩せる。一応ダッシュから近Cが繋がるが、ややシビアなので安定を求めるなら遠Cが良いだろう。 EX 無敵時間が付与され、発生も早くなる。成立後の有利フレームも増えるので、ダッシュ近Cからのコンボを入れよう。 超 禁千弐百拾壱式・八稚女 弱 無敵はほぼないので連続技専用と割りきろう。最終段が固定ダメージなのでコンボの〆として非常に優秀。ダウン回避可能。 強 弱との違いは突進距離のみ。 EX 発生が3Fと非常に速くなり炎庵の必殺技の中で最速。移動距離も長くなる。無敵はないがその発生の速さと突進力を活かして反撃技として非常に優秀。ダウン回避不可。 裏参百壱拾六式・豺華 - - ノーマル八稚女からの追加専用技。ダメージは低いが補正を一切受けないので、場合によってはEX八稚女を使うよりもダメージが大きくなる。ダウン回避不可 裏千弐百七式・闇削ぎ 弱 - 一段目がヒットすると相手をロックするが、1段目が空振りし2段目のみがヒットした場合最終段は発生しない。最終段がヒットするとダウン回避不可。八稚女よりダメージが大きいが、ヒット数が多くなると八稚女で〆るよりダメージが下がるので連続技でこちらを使う事は少ないだろう。発生は早めで初段のリーチが長いので距離が離れる弱残影拳や、各種ジャイアントボム等の先端ガード後でも反撃技として使う事が出来る。 強 弱より発生が遅くなるのでこちらを使う必要は無い。 N 裏千弐拾九式・焔甌 - - 発生がかなり速く、画面の半分強をひとっ飛びで移動する投げ技。暗転を見てからジャンプで回避されやすいがダメージが非常に大きく、無敵時間も長いので、相手の飛び道具に合わせるような使い方も出来る。チンが相手の場合、ノーマル八稚女の最終段を最速でMAXキャンセルするとヒットしないので少しだけ遅らせて出そう。 + 技解析 技解析 Hit:ヒット数 Dmg:ダメージ ()内:小ジャンプ時のダメージ Stn:スタン値 G段:ガード段 全F:全体フレーム 発生:発生フレーム Ca:キャンセルの可否 連:連打キャンセル可 必:必殺技以上でのみキャンセル可 超:超必殺技以上でのみキャンセル可 特:特殊なキャンセルが可 通常技 種 技 Hit Dmg Ch Stn G段 全F 発生 無敵 硬直差 Ca 備考 通 弱P 近 1 25 3 上 ◯・連 遠 1 25 3 上 超 弱K 近 1 30 3 下 ◯ 遠 1 30 3 上 超 強P 近 1 70 7 上 ◯ 遠 1 80 7 上 - 強K 近 1 70 7 上 - 遠 1 80 7 上 - 屈弱P 1 25 3 上 ◯・連 屈弱K 1 30 3 下 連 屈強P 1 70 7 上 ◯ 屈強K 1 80 7 下 ◯ J弱P 1 45(40) 3 中 - J弱K 1 45(40) 3 中 - J強P 1 72(70) 7 中 - J強K 1 70(68) 7 中 - 吹っ飛ばし 1 75 10 上 ◯ J吹っ飛ばし 1 90(80) 8 上 - GC吹っ飛ばし 1 4 0 上 - 投 通常投げ - 100 0 投 - 特 外式・夢弾 2 40/60 4/6 上/上 ◯/◯ 外式・轟斧 陰 "死神" 1 70 6 中 - 外式・轟斧 陰 "死神"(キャンセル版) 1 70 3 上 ◯ 外式・百合折り 1 55 4 上 - 必殺技 Dmgの見方 必殺技単体で初段からフルヒットさせた補正込みの合計ダメージ値。 ( )内は各段数のダメージで、その段を初段に当てた場合の補正抜きの値。 [ ]で括った数値は固定ダメージ(補正の影響を受けず、ヒット数に関わらず増減しないダメージ) 種 技 Hit Dmg Ch Stn G段 全F 発生 無敵 硬直差 Ca 備考 必 鬼焼き 弱 1 70 / 35 6 / 3 上 技モーションの後半を当てるとダメージが下がる 強 3 119(50-50-25) 4-4-3 上 EX 7 218(30-40-30-40-30-40-50) 0×7 上 闇払い 弱 1 65 4 上 強 1 70 4 上 EX 7 50-[4]*6 0×7 上 葵花 弱 3 135(30-45-70) 2-2-6 上-上-中 強 3 153(30-45-90) 2-2-6 EX 3 188(50-70-80) 0-0-0 琴月 陰 弱 3 146(30-4-125) 0-0-0 上 強 3 EX 2 127(4-130) 0-0 ダウン追撃判定有り 屑風 共 1 0 0 投げ EX 1 0 0 超 八稚女 弱 9 204(0-10-10-16-16-16-16-20-[100]) 0 上 強 EX 13 310(0-20-20-40-40-40-40-20-[10]-[10]-[10]-[10]-[50]) 0 上 ┗豺華 EX 7 90([0]-[10]-[10]-[10]-[10]-[10]-[40]) 0 ノーマル八稚女ヒット時のみ派生可能 闇削ぎ 弱 3 220(60-60-100) 0-0-0 上-上 強 N 焔甌 1 480 0 投げ ※八稚女(EX含む)、闇削ぎは初段がヒットした時点の補正を継続する。
https://w.atwiki.jp/anipokedp/pages/332.html
順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 緑川光 1767 (14%) 2 久川綾 1700 (14%) 3 折笠富美子 1086 (9%) 4 金田朋子 1086 (9%) 5 千葉一伸 472 (4%) 6 櫻井孝宏 340 (3%) 7 松来未祐 336 (3%) 8 鈴村健一 336 (3%) 9 飯塚雅弓 172 (1%) 10 ゆかな 170 (1%) 11 名塚佳織 145 (1%) 12 根谷美智子 145 (1%) 13 堀江由衣 140 (1%) 14 國府田マリ子 131 (1%) 15 茶風林 126 (1%) 16 朴(王路)美 121 (1%) 17 川上とも子 113 (1%) 18 佐久間レイ 111 (1%) 19 浅田葉子 111 (1%) 20 熊谷ニーナ 111 (1%) 21 かないみか 101 (1%) 22 こおろぎさとみ 101 (1%) 23 愛河里花子 101 (1%) 24 高山みなみ 101 (1%) 25 佐藤利奈 91 (1%) 26 小林優子 90 (1%) 27 山口勝平 90 (1%) 28 水樹奈々 90 (1%) 29 植田佳奈 83 (1%) 30 新谷良子 80 (1%) 31 神谷浩史 80 (1%) 32 関智一 80 (1%) 33 早見沙織 75 (1%) 34 松本保典 75 (1%) 35 関俊彦 75 (1%) 36 柿原徹也 71 (1%) 37 釘宮理恵 71 (1%) 38 高橋広樹 71 (1%) 39 岸尾だいすけ 70 (1%) 40 小野大輔 67 (1%) 41 柚木涼香 67 (1%) 42 石田彰 67 (1%) 43 福山潤 67 (1%) 44 遠藤綾 67 (1%) 45 浜田賢二 64 (1%) 46 小山力也 62 (1%) 47 小林由美子 61 (0%) 48 こやまきみこ 60 (0%) 49 清水愛 60 (0%) 50 小杉十郎太 55 (0%) 51 斉藤千和 55 (0%) 52 松岡由貴 55 (0%) 53 桑谷夏子 55 (0%) 54 白石文子 54 (0%) 55 生天目仁美 52 (0%) 56 置鮎龍太郎 50 (0%) 57 高木渉 50 (0%) 58 甲斐田裕子 49 (0%) 59 伊藤美紀 48 (0%) 60 中田譲治 44 (0%) 61 渡辺久美子 44 (0%) 62 大川透 42 (0%) 63 小清水亜美 40 (0%) 64 松風雅也 40 (0%) 65 真殿光昭 35 (0%) 66 三石琴乃 33 (0%) 67 玉川紗己子 33 (0%) 68 若本規夫 32 (0%) 69 堀川りょう 30 (0%) 70 津田匠子 28 (0%) 71 笹本優子 27 (0%) 72 白石涼子 25 (0%) 73 能登麻美子 24 (0%) 74 中島愛 21 (0%) 75 くまいもとこ 20 (0%) 76 福島おりね 20 (0%) 77 榎本温子 15 (0%) 78 矢作紗友里 10 (0%) 79 豊嶋真千子 10 (0%) 80 斎賀みつき 8 (0%) 81 浅野真澄 7 (0%) 82 高乃麗 7 (0%) 83 大塚芳忠 6 (0%) 84 藤原啓治 6 (0%) 85 市村正親 5 (0%) 86 平松晶子 5 (0%) 87 私市淳 5 (0%) 88 金丸淳一 5 (0%) 89 三田ゆう子 4 (0%) 90 森久保祥太郎 4 (0%) 91 矢島晶子 4 (0%) 92 石川寛美 4 (0%) 93 石野竜三 4 (0%) 94 荒木香恵 4 (0%) 95 豊島まさみ 4 (0%) 96 速水奨 4 (0%) 97 長嶝高士 4 (0%) 98 高戸靖広 4 (0%) 99 かかずゆみ 3 (0%) 100 冬馬由美 3 (0%) 101 前田このみ 3 (0%) 102 古島清孝 3 (0%) 103 子安武人 3 (0%) 104 小林沙苗 3 (0%) 105 山崎和佳奈 3 (0%) 106 岩永哲哉 3 (0%) 107 戸田恵子 3 (0%) 108 日高のり子 3 (0%) 109 水島大宙 3 (0%) 110 江原正士 3 (0%) 111 田中敦子 3 (0%) 112 田中理恵 3 (0%) 113 田中真弓 3 (0%) 114 皆口裕子 3 (0%) 115 立木文彦 3 (0%) 116 篠原恵美 3 (0%) 117 西凛太朗 3 (0%) 118 飛田展男 3 (0%) 119 千葉進歩 2 (0%) 120 宮村優子 2 (0%) 121 山田ふしぎ 2 (0%) 122 柳沢三千代 2 (0%) 123 桑島法子 2 (0%) 124 梁田清之 2 (0%) 125 米澤円 2 (0%) 126 豊口めぐみ 2 (0%) 127 野沢雅子 2 (0%) 128 鈴木カオリ 2 (0%) 129 うえだゆうじ 1 (0%) 130 てらそままさき 1 (0%) 131 三宅健太 1 (0%) 132 上村典子 1 (0%) 133 勝生真沙子 1 (0%) 134 千葉千恵巳 1 (0%) 135 古谷徹 1 (0%) 136 吉野裕行 1 (0%) 137 坂本真綾 1 (0%) 138 宮田幸季 1 (0%) 139 屋良有作 1 (0%) 140 山本百合子 1 (0%) 141 島田敏 1 (0%) 142 川澄綾子 1 (0%) 143 後藤麻衣 1 (0%) 144 村井かずさ 1 (0%) 145 森川智之 1 (0%) 146 横山智佐 1 (0%) 147 檜山修之 1 (0%) 148 浪川大輔 1 (0%) 149 緒方賢一 1 (0%) 150 遊佐浩二 1 (0%) 151 野島健児 1 (0%) 152 鈴木達央 1 (0%) 153 青野武 1 (0%) 154 鶴ひろみ 1 (0%) その他 投票総数 12253
https://w.atwiki.jp/kakiterowa/pages/512.html
孔明の策を成就させ、WIKI管理人にしっぺ返しを食らわせる為だけに今まで戦ってきた。 決意は、あの時から何ら変わっていない。 地図氏は人を利用するのは好きだけど、利用されるのは負けるのと同じくらい嫌いだから。 未だにWIKI管理人に対する敵意という薪はくべられ続け、殺意の炎は燃え続けている。 ロリスキーさんを殺すのもその為の手段の一貫に過ぎない……はずだった。 「……こなた……私を、殺す……の?」 「…………ぁぅ」 詰まるのは、一瞬だけ。 言葉にされたのはやっぱり少し堪えたけど。 決意は、少しも揺るがない。 ……違う、か。 私は、愛し方を覚えていない。 人を愛する心は全部半身であるドSに委ねてしまったから。 それでも、あの時感じた喪失の痛みは本当だったから。 今からするのは、ただの私闘。私の、私による、私の為のバトルロワイヤル。 真の対主催としてでなく、地球破壊爆弾として、私が、私の意志でクールなロリスキーを殺す。 「ああ、殺すとも、ヒューマン。ううん、ロリスキーさん」 今度こそ彼女の眼を見据えて、答える。 突き付けるは剣と槍。 右手にはレヴァンテインを。左手には、激戦を。 空回りさせられてばっかりだったとはいえ、コロンビーヌとの戦いの熱は未だ冷めていない。 先程まで床を穿ち、柱を寸断し、リノリウムの壁を溶解せしめたように、少女を殺せばそれで終わり。 「それがこなたの望み?」 簡素なベッドから身を起こし、問いかけてくるロリスキーさん。 その声が僅かに恐怖で震えていることに気付くも、悲しいとは思わない。 むしろ、歓喜すら湧いてくる。恐怖という感情を与え、彼女を揺れ動かしたのは他ならぬ私なんだって。 「わたしは、ロリスキーさんが好き。笑っている顔も、泣いている顔も、怒っている顔も、 泣いている顔も、呆れている顔も、泣いている顔も、困ってる顔も、えちい顔も、泣いている顔も好き」 「なんかやけに一種類に偏ってる気がするけど、いいわ。聞かないであげる」 思いっきりびんたして、両目におっきな涙の粒を溜めているロリスキーを思い描き、思わずうっとりしてしまう。 いい、それいい、すごくいい!と。 そんなこなた顔特有のだら~っとした笑みに言いようのない悪寒を感じたのか、ロリスキーさんはびくんと一度大きく震える。 その小動物のように怯えた様子もまたいいなあって心の底から思ってしまう。 でも、その思いも地図氏としての愛の半分で。 こな×かが効果付きのロリスキーさんの愛の量の3分の1にしか満たなくて。 私は隣に並んでくれるという貴方を同じくらい愛せない自分が許せない。 ううん、違う。違う違う違う違う違う! 本当に許せないことは別にある。 いつまで隠している気だ、地球破壊爆弾No.V-7! 「あのね、ロリスキーさん。さっきは愛を受け止めきれないなんて言ったけど、手段がまるでないわけじゃないんだよ? 私の愛がロリスキーさんの愛に追いつける方法がさ~。 実はね、すんごくすんごく簡単なことなんだ~。 私がね、いかにあの地図氏でも、所詮はオリジナルの半分に過ぎないよね。 そしてなりきっているキャラはどれも地図氏に負けず劣らずの濃い面子ぞろい。 ねえ。私がさ、真の対主催っていう独自の立場を捨て、なりきりをたった一人のキャラに集中させれば 真の対主催っていう独自の立場を捨てて、なりきりをたった一人のキャラだけに集中すればどうなると思う? うん、今かがみんが思った通り。半分の地図氏じゃ、丸ごとな彼らには勝てない。 つまり、こなたにだってやろうと思えばなりきれる。 そしたらさ。私はもう地図氏の半分じゃなくて、地球破壊爆弾No.V-7っていう一人のオリジナルキャラクター。 地図氏としての50%の愛じゃなくて、地球破壊爆弾No.V-7としての100%の愛を与えてあげられる」 きっとそれは、最良の選択。 地図氏であることに拘らなければ、主催者を目的ごと打破する必要はなくて。 その手段であるロワの加速――人殺しもしないでいい。 二人で生きて脱出すれば、文句なしのハッピーエンド。 「でも、でもね。私は、地図氏であることを捨てられないんだあ。 好きな人より、自分のことを優先しちゃうなんて最悪だよねえ」 「…………」 ロリスキーさんが下を向いて押し黙る。 当たり前だ。自分でも思うもん。私どれだけ自己中なんだよ、って。 ねえ、ウッカリデス。知らなかったと思うけど、私は羨ましかったんだよ? キャラに取り込まれないで、そのまんまの自分でかがみんを100%愛することができたウッカリデスがさ。 同時に妬ましくもあったけどね。あははははは。 そうだね。どうせだから全部暴露しちゃおう。この醜い想いさえも。 「そしてね。地図氏はこうも考えるんだ。私以外の誰かが、貴女の心を動かす事をどんな形でも許しはしないって。 私が先に死んじゃっても、他の誰かと幸せになって欲しいなんて思えない」 だから、殺す。 死んだ人間は誰にも振り向かせられないから。 殺して、灰にする。 死に顔さえも私だけのもの。 私より、先に死んで。 おいてくことより、おいてかれることの方が怖いから。 「だったらこの気持ちは愛なんかじゃない。ただの独占欲。ただの、わがまま」 さあ言おう、別れの言葉を。終わらせよう、泡沫の夢を。 「クールなロリスキーさん。私はあなたを愛してなんかいなかった。愛したことなんて、一度も無かった」 彼女の肩がわなわなと震えだす。 ほおら、これで破局。 今まで散々好きだの、隣に居て欲しいだの言って、最後の最後で自分から潰すなんて、やっぱり私は、とんだドSだ。 泣いているロリスキーさんの顔が脳裏に浮かぶ。 なんでか、さっきと違って全然楽しくなかった。 迷いを絶ち切れたからだろうと強引に納得する。 でも、やっぱり、その泣き顔を見たくないなあって、思ったのに。 「こ、な……た」 ロリスキーさんは、私が踏み込み切る前に顔を上げちゃって、その顔にはやっぱり、どこか悲しげな、 「愛なら、もらったわよ。沢山、たくさん」 笑顔が、え? 「愛なら、もらったわよ。沢山、たくさん」 ベットから降り、地に足を下ろし、ロリスキーはそこで気付く。 裸だ。すっぽんぽんだ。申し訳程度に大事な部分が隠されているのが逆にエロ度をアップしている。 わわわっと顔を赤くし手をぶんぶん振りまわすも、全身を隠せるわけでもなく。 後ろ向いたりくるくる回ったりするも、遂に諦め、やけくそ気味に前を向く。 「かがみん?」 「決めた」 爆弾は、わけがわからないといった表情のまま止まっていた。 まだ、少し距離があった。なら、私から、歩み寄る。 ドSで、変態で、えちくて、でもたまにドMな彼女の隣に立とうと決めたのは、他ならぬ自分なのだから。 「私は、あんたに絶対殺されてなんかやんない。ううん、他の誰にも殺されてなんかやんない」 更に、一歩。 けれど、二人の距離は縮まらない。 来ないで、とおびえる赤子のように爆弾が後ずさったから。 構わない。こなたが一歩下がるなら、私が二歩進めばいい。 「だって、そしたらこなた、これからもずっと一人になっちゃう」 人にも、時にも奪われたくないから、愛することができないと嘆く少女は、大切な人を己が手で殺していくのだ。 ロリスキーの頬を涙が伝う。 何度も何度も一人ぼっちの小さな背中が浮かんでは消えていく。 誰よりも激しく人を愛するのに、その愛ゆえに地図氏は独りぼっちだ。 永遠に孤独。愛を知っているからこその悲劇。 人一倍寂しがりやで、愛を求めているはずなのに。 「そんなの、そんなのって、悲しすぎるよ」 約束、したのだ。 これからは、いつも隣同士でいようって。 手を繋いでてさ、ずっと仲良く喧嘩しあおうって。 だったら、これも喧嘩だ。 「置いてかないで。置いて行かさないで。あなたの居場所は、ここなんだから!」 「でも、わたしの愛は、ドSが持って行っちゃったから」 あんたがわかってくれるまで、絶対に引いてなんかやんない! 「違う!」 「違わない!」 「違う!」 「違わない!」 二歩進む、三歩下がられる。 三歩進む、四歩下がられる。 互いに互いの意見を否定し合ってばかりで、心の距離も体の距離も一向に縮まらないままだ。 ええい、このわからず屋め!イライラしてきた。 なんであんた普段いい加減なのに変なところで頑固なのよ! 「だあかあらあ、そこがおかしいって言ってんのよ!」 私はこなたみたいに地図は作れない。絵も描けない。ロゴも、ダイヤグラムだって用意できない。 考察だって穴だらけ。『なりきり』がなんのことかもわからない。けど、それでも、これだけはわかる。 「私が好きなのは、私が隣に居て欲しいのは、会ったこともない地図氏なんて人じゃない! 地球破壊爆弾で、アーカードで、長門有希で、泉こなたで、レヴィで、キングゲイナーで、 あとついでにもう一つを含有したあんた、今の地球破壊爆弾No.V-7なんだから! どれが欠けてもあんたじゃないの!こなたになる?大きなお世話よ! ドSに持ってかれた?余分なものもいらないわよ!」 これ以上怖くても、これ以上優しくても、それは私の好きなあんたじゃないから。 「駄目だよ、かがみん。その理屈は私だって考えたよ。 でも、こなたになり切れない私じゃ、かがみんを泉こなたの50%しか愛せないのには変わりがない」 元が何であろうと、告白してきたのはあんたの意思、受け取ったのは私の意思。 こな×かがが基盤、それがどうしたっての。 結局人が如何に行動するかは、最後には自分で決めるもので。 私達があとあとどう思おうとも、絶対に私達という存在からはみ出しても、波状してもいないのだ。 爆弾は爆弾、私は私。それだけはず~っと変わらない。 それでも、それでも納得できないというのなら。 「他の6っつで補いなさいよ!あんたハーフどころかセブンスじゃない! 泉こなたの50%しか柊かがみを愛せない? なら後50ね。漫画ロワじゃ旦那かがみと殺し愛して気に入ったから30%追加!」 「ご、誤字はお姉さまの専売だよ、かがみん?」 さっそく突っ込まれる。うぐ。そりゃまあ、自分でも無理やりだと思うけど、いいのよこれで。 反逆よ、反逆!質量保存の法則なんてくそくらえ!……え?違う?いいのよ、もう! このまま最後まで勢いで押し切ってやるんだから! 「知るか!次は長門有希?情報統合思念体ね。あたし達書き手はいっつも情報爆発起こしていそうだからいい研究対象ね。 まあ、あの子は本体から分離したっていうし、まけにまけて10%よ!」 「い、いやあ、いくらなんでも私達閉鎖空間なんて作れないんだけどねえ」 「うっさい!レヴィ?うわ、やば、どうしよ!?あ、でも気まぐれ起こす時もあるし。よし、5%ね!」 「あ、あのね、かがみん?」 「何よ!?今からすんごく難しいところなのよ!?」 「え、えっと、そろそろその変にしとかないと原作ファンが怒るかなあっと」 「無視よ、無視!ロワなんだし、心情変化の一つや二つう!さあって、残るは地球破壊爆弾にキングゲイナー? む、無機物っていくらなんでも節操無さ過ぎよ!ええい、自棄よ自棄!アニミズムばんざーーい!二つ合わせて4,9%!!」 「さ、さすがにもうこじつけとしか……」 「アニミズムを舐めないで!これでも神社の娘なのよ、かがみんは!」 尚、アニミズムとは生物・無機物を問わないすべてのものの中に、霊魂もしくは霊が宿っているという宗教敵考え方である。 八百万の神々っていうんだし、爆弾やロボットにでも問題なし! 「さあ、これで残り1%よ!正体不明の最後の変身。つまり無限の可能性が宿っているのよ。0,1%なんて余裕でクリアー! 50+30+10+5+4,9+0,1=100%!!これで文句ないわよね!?」 内心文句ありすぎよ、とセルフ突っ込みしまくりだ。ほんとはすんごくびくびくしてる。 もっと上手な伝え方があったんじゃないかって。 爆弾は100%って数字を聞いてから、口を馬鹿みたいにポカーーーんと開けたまま(〓ω〓.)。 あ……。 「無茶苦茶だよ、かがみん」 爆弾は、笑っていた。さっきまでとは違う。いつもの彼女のゆる~い笑みで。 ずいぶん久しぶりにこなたスマイルを見た気がする。昼間にはさんざん見たはずなのに。 嬉しいって気持ちが溢れて止まらなくて、私の口も自然と笑みを浮かべていた。 「無茶を通して道理を蹴っ飛ばすのがあんた達アニロワ勢でしょうが!」 ついでにそんなフレーズも口から飛び出していたり。 あれ、私アニロワのことさっきまで覚えていたっけ? ってかこれ2のセリフよね?普通ここは1stのセリフを言うところなんだけどなあ。 ま、いっか。それじゃあ一番大切なことからやり直そう。 「独占したいならさ。こなたのことしか見えないくらい、私に愛させてよ。 こなたのことしか見えないくらい、私を愛してよ」 自分で言ってて恥ずかしいけど、考えたらいつも歩み寄ってきてくれたのは、こなたの方からだったから。 今度は、私の番。 「一緒に、生きよう、地球破壊爆弾。好きです。ずっと隣りにいてください――」 そう、仲直りの握手から。 手を差し出す。 二人の距離は、30センチ。 右手が延ばされる。いつでも準備はできている。つかんでくれとばかりに。 それは、なんて、甘美な、堕落のススメ。 地図氏と称された一人の人間の全ての意地を捨ててでも、掴む価値があり得る右手。 「あ、う、ああ……」 いいのではないか。 何となくだがわかる、自分は本物の地図氏じゃないって。 なら、地球破壊爆弾と名づけられたキャラが、地図氏と称された人間の誇りの為に幸せを犠牲にする必要はないのではないか。 「う、あ、うう……」 書き手としての誇りを埋め、WIKI管理人に『勝利』するのではなく、無難なハッピーエンドを掴み取っても良いのではないか? 爆弾は、その誘惑に逆らえなかった。 ぶちり、ぶちりと、自らを束縛する誇りという糸を引きちぎっていくかのように、のろのろと手を伸ばす。 あと 29㎝――ぶつり。 「かが、みん……」 24㎝――ぶちり。 「こなた……」 19㎝――ぶつり、ぶつり。 「もう、死んだりしない?」 14cm――ぶちりぶちり。 「うん。こなたも、約束して」 9㎝――ぶつり、ぶつり、ぶつり! 「私を置いて一人で死なないって」 4cm――ぶちりぶちりぶちりぶちり! 「大丈夫、私は絶対死んだりしな」 -1cm――トスッ 届いた。 クールなロリスキーの背に生えた触手が、爆弾の心の臓へと。 「え?」 それは、どちらの悲鳴だったか。 ずるりと、急所を砕かれた地球破壊爆弾が地へと崩れ落ちる。 伸ばした手は、繋がれることもなく、むなしく空を切る。 「ちょ、ちょっと、何よ、これ!?あたし、こんなの、こんなの知らない!」 トストス、トストス。 BGMは困惑したロリスキーの悲鳴。 触手は数を増やし軽快なリズムを立て続ける。 「やめて、やめてよ!止まってよ、ねえ!」 トストス、トストス、トストス、トストス、トストス、トストス。 止まらない、止まらない、止まってくれない。 願っても、自分で掴んで止めようとしても無駄だった。 触手は執拗に、執拗に、何度も何度も爆弾の体を貫いていく。 クールなロリスキーの不運は3っつ。 一つは今の自分がどういった身体かを理解していなかったことだ。 スーパーかがみんお記憶は確かに受け継いでいる。 けど、それはスーパーかがみんの全てを知っているということではない。 例えば、そう。 全てのスーパーかがみんが内包している柊かがみ因子が、参加者への残留思念の追加同様更新されていたとしたら? そしてそのことに当の本人が気付いていなかったとしたら? 本人の知らないことは、記憶には残り得ない! 故に、ロリスキーは知らなかった。 アニ2かがみん因子の一部として、誰よりも 『自分が死なないと思っている奴を殺したがる』一人の狂人の記憶が混ざっていたことに。 アニ2本編において、柊かがみがその記憶に振り回され、 彼女が依存していた男を死に追いやってしまったという悲劇を。 「う、嘘?なんで、なんで私がこなたを?こ、こんなの変よ、変。ありえない、ありえない、ありえない 私はただ、こなたを犯したかっただけ……あれ?嘘、嫌だ、助けてよ、アルベルト。あれ、あれれ? で、まさかあんたは自分が死なないなんて思ってるんじゃないわよね?いま闘争の真っ最中なんだから。 何これ、何これ、頭が痛い!あ、あああああああああああああああああああああ!!」 次々と不可思議な言葉を発しながらロリスキーが強烈な頭痛に耐えきれず、地面を転げまわる。 これが二つ目。 今の彼女の錯乱は『なりきり』システムと現ロリスキーボディの圧倒的な相性の悪さに起因する。 書き手としての思考制限を目的とした本ロワのなりきりは、 ボディの方を基盤としメンタルをキャラクター側に引きずっていく特色を持っている。 Q 今のロリスキーのなりきり対象は? A 柊かがみ そう、この『柊かがみ』が曲者なのだ。 カオスロワ、アニロワ2、漫画ロワ、ニコロワ、番外書き手ロワ2。 最後の一つは厳密には違うので取り除くとして、残り4っつのかがみんを思い浮かべて欲しい。 3っつでも2つでも構わない。 さて、皆さん。果たしてこの『柊かがみ』というキャラクターが、基は同一人物だったなんて思えるであろうか? 確かに基盤は一緒だ。カオスかがみんを抜いて外見も衣装の差こそあれ等しい。 では、肝心のメンタルは?なりきり時の最重要ポイントである性格は? 驚くほどにバラバラである。 しかも、このロワのなりきりはキャラの性格の全体像というよりも、もっとも目立った状態を模する傾向にある。 極端な精神状態の方が、考察妨害には向いているからである。 具体例を挙げれば 暴走、不死身の、ラッド化、レズなレイプ魔。 とこうなる。 そんな『柊かがみ』を対象になりきりシステムが発動すれば? どんなに性格が違えど、元キャラは完全に同一の『柊かがみ』。 なりきりシステムは存在意義に従い忠実にロリスキーを『柊かがみ』に近づけようと働く。 初めはそれでなんら問題なかった。 あくまでも漫画ロワ2の書き手である彼女の身体は漫画ロワ仕様だったからだ。 何故か不死者ではあったが、一応漫画ロワの激戦使用時とイメージが重なったため、大したブレは発生しなかった。 漫画ロワのかがみんが暴走事故後は一番原作順守の性格だったことと、 事故の原因の一つであったアーカードの両方と友好関係を結べたことも、彼女の性格の安定していた要因である。 しかし、その安定が崩れる予想外の事態が発生した。 スーパーかがみんとの融合である。 この結果クールなロリスキーは漫画だけではなく、カオス、アニ2、ニコと他のかがみんの性格にも引きずられだしたのだ。 それが爆弾の死なない発言によるラッド因子の暴走により、一気に表面化。 別キャラと呼ばれるほど様々な違いがあるとはいえ、なりきりシステムからすれば全てが同じ『柊かがみ』。 全く別ベクトルに心を弄られ続けたことにより、なりきりが最も進行していたロリスキーは影響をもろに受け、 極度の錯乱状態へと陥ってしまったのである。 参加者でない故になりきりの制限下に入っていなかったスーパーかがみんが、 この問題を見落としていたのは仕方のないことだった。 それでも、それでもである。 所詮ラッド化は一発ネタに過ぎず。 所持していた激戦の力により、心臓を貫かれた爆弾も数秒後に完全復活。 無事だった彼女に悟らされるなり、肉体言語で語られるなり、パヤパヤするなりされれば、 ロリスキーも真相に辿り着き、事件は一見落着するはずだったのだ。 落ち着いて常に心を強く持っていれば、全くの無害なのだから。 ところが、三つ目の不幸がここでロリスキーを襲う。 「ば、化け物?不死身?ドラゴン?わからない、わからない、わからない!私はいったい何なのよお!」 アイデンティティの崩壊の危機を前に、自問自答を繰り返すロリスキー。 その問いに本来ならあり得ない、あってはならない答えが返ってきてしまったのである。 ――決まっている。他人にも自分にも不幸をばら撒く疫病神さ。最悪の、な。 「イヤアアアアアアアアアアア!!」 初めに思い出したのは白い仮面の男――GR版最速の人。 少なからず思うところがあった彼は。 何がきっかけで死んだ?誰を守ろうとして死んだ? 「違う、違う、違うぅぅぅぅぅぅう!!」 頭を抱え壊れた悲鳴を上げるロリスキー。 同時に赤いスタンドが顕現。回りに炎を撒き散らし、彼女を中心に焼け野原を形成する。 次に思い浮かんだのは黒い仮面の男――忘却のウッカリデス。 いつも私のフォローをしてくれたいた彼を。 殺した人物に利用されたのは?都合よく頼ろうとしたのは誰? 「嘘、嘘、嘘、嘘よ!私は、私は!」 最後に現れたのは幾つもの姿を持つ少女――地球破壊爆弾No.V-7。 私がずっと一緒にいると約束した彼女は。 誰が死で修羅へと堕ちた?誰の手で直接―― 殺された? 「疫病神?みんなを、不幸にする?三人が死んだのは、全部全部私のせい?」 ぎゃりぎゃりと、ぎゃりぎゃりと、なりきりが強い一つの感情に引きずられ固定されていく。 崩れ落ちる天井をロリスキーは避けもしない。 ぐしゃり。 ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり。 ――みんなが協力できるように頑張った私が間違ってたっていうの? アレな展開のせいで口げんかが始まって、その口げんかが原因でカッとなって殺されたニコかがみのやるせなさが。 ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり。 ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり、ぐしゃり。 ――考える事をやめてしまえばいい。考える事をやめて、殺戮の快楽に身を任せてしまえばいい。 信頼できる大切な人を己が手で殺した事実を受け入れられず、自我を殺し感情を麻痺させたアニ2かがみの諦観が。 じゅるり。 じゅるり、じゅるり、じゅるり。 ──だから……私はもう誰にも近づいてはならない……誰も近づけちゃいけない……!! ──私に誰かが近づいたら…………きっとその人も……また……また……! 殺し合いに放り込まれ、吸血鬼と出会い、誰かを殺す力を振るい、遂に化け物と呼ばれた己への漫画かがみの恐怖が。 歪に捻じれて『絶望』の名のもとに混じり合う。 その心の変化に合わせるかのように、再生に合わせて外見すらも変わっていく。 ――それらの事に対する報いとして、私はもはや人の姿ですらなくなってしまったのだろうか。 死んでは生き返らされ、死んでは生き返らされ、何度も何度も生き地獄を味わい、堕落したテラカオス4期かがみの悪夢へと。 収束する、収束する、収束する! そして……。 全てが灰色に染まる地の果ての世界に木炭のようなものがある。 それは僅かにうごめいたかと思うと、ゆっくりと起き上がってゆく。 立ち上がると同時に体にへばり付いていた炭は全て零れ落ちた。 木炭の中から、まるでサナギが蝶々へとなるように、あるいは不死鳥の誕生のように、新生した柊かがみが現れた。 周りを見渡すと赤く燃え続ける世界。 心臓を砕かれ、煉獄の炎にくべられては不死王とて生きていまい。 つまり……地球破壊爆弾は…………確実に、自分が………… 再び吐き気が襲うが巨竜と化した口から出てくるのは炎だけ。 惰性で吐き出すと、なぜだかクスクスと笑いがこみ上げてくる。 止まらない。 ──三人とも死んじゃったのに、私だけ生きてる……フフ 何処へ向かうでも無く、地上を目指して飛翔する。 もう自分がどうでも良くなり始めた。 ――この姿なら、誰も近寄ってこない。 ――近寄ってきたら、暴れて怖がらせれば、逃げてくれる。 ――それでも、逃げずに立ち向かってくるのなら、 ――きっと、その人が、私を殺してくれる。 今ここに一匹のドラゴンが生み出された。 炎を従え、八の尾をくねらせ、刃の翼をはためかせるその姿は、一種の芸術性すらも感じられる。 ただ、眼帯を嵌めた瞳から絶え間無く流れる涙が、やけに不釣合いだった。 【E-8/病院地下/夜中】 【クールなロリスキー@漫画ロワ】 【状態】:不死者、吸血姫、スーパーかがみんと融合、覚醒・復活、自閉、絶望、諦観、恐怖、ドラゴン化 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考】:私なんて、いなくなれば、いい。 基本:自閉 0:私は、疫病神……。 1:誰も近づけたくない。 2:近づいてきたら脅す。(無意識ですが本気で攻撃します) 3:殺してもらえるなら、それもいい。 ※容姿は柊かがみ@らき☆すたの髪の色をしたドラゴンです。 ヴァルセーレの剣の刃でできた羽を3対六翼持っています。 尻尾はマリンデビモンの触手が変化して8つです。 ※何故か不死身です。 ※スーパーかがみんと融合し、彼女の記憶と能力を継承しました。 柊かがみがその時点で使ったことのあるあらゆる力、アイテムを使用できます。 ロリスキーの絶望に呼応し、やばい時のかがみの記憶に引きずられ暴走中です。 ※地球破壊爆弾No.V-7の血を吸い、独立した吸血姫となりました。 ※地球破壊爆弾No.V-7を殺したと思っています。 ※いつ目覚め、どこから(コロンビーヌと地球破壊爆弾の)話を聞いていたかは後続の書き手にお任せします。 そしてクールなロリスキーだったものが去った後に、一人の男の声が木魂する。 「またか、また、かがみんを、奪うのか」 拳握りしめ、牙をむき出しにしているのは、アーカードに変身した地球破壊爆弾だ。 その手に握られた激戦が、彼が生き延びた要因であることは言うまでもない。 「仮面ライダー、書き手ええええええええええええええええええええええ!!」 爆弾は一瞬だが感じたのだ、あの男の魂を。 ロリスキー復活に際し使われたライダー書き手の腕。 恐らくあの腕を媒介に死に際のあの男の怨念が、ロリスキーに何らかの形でフィードバックしたのだ。 腕一本分な上、本編でも物議をかました設定だ。もはや残留思念さえ残っていまい。 それでも、自身の死を認められなかった彼は、恐らく直前に食った『柊かがみ』に不幸の責任を求めたのだろう。 真相は誰にもわからない。 けれども、地球破壊爆弾の胸には、今ただ一つの真の願いの炎が灯っていた。 「認めよう。貴様の言う通りだ、人形。こんな、独りよがりの結末など、私は認めない!!」 地球破壊爆弾。彼がこれからどう動き、そのことがどう物語に影響するのか。 それもまた、誰にもわからない。 【地球破壊爆弾No.V-7@アニロワ1st】 【状態】:疲労(大)、ダメージは完全回復、アーカードの姿、強い決意 【装備】:激戦@漫画ロワ、レヴァンティン@アニロワ1st 【道具】:支給品一式、着替え用の衣装(複数)、アダルトグッズ(大量) 【思考】:かがみん……。 0:ロリスキーい!! 1:??? ※基本的に中身はアーカードで、CVは平野綾です ※変化する姿に7つのバリエーションがあるらしいです。 【1:地球破壊爆弾】【2:アーカード】【3:長門有希】【4:泉こなた】 【5:銃撃女ラジカル・レヴィさん】【6:キングゲイナー】【7:1~6とか目じゃないよ?びびるよ、まじで】 ※クーガーの早口台詞が言えます! ※鎖鎌、鳳凰寺風の剣、ソード・カトラス、ノートPCの投影が可能です。 【スーパーキョンタイム】 地図氏以外の者はゆっくりとしか動けなくなります。一度使うとそれなりの時間使用不可能です。 【地図氏の地図】 参加者の位置、生死を含めた地図を投影できます。※長門有希の状態でのみ可能。 使いすぎるとアレなので、毎晩0時にのみ使うことにします。 266 主催者ジョーカーの事情 投下順に読む 268 クレイジー・ダイヤモンドは砕けない 261 最後の空気王 時系列順に読む 262 真夜中のサーカス 259 メタ思考の彼方に(後編) 地球破壊爆弾No.V-7 270 Take a shot 259 メタ思考の彼方に(後編) クールなロリスキー 269 異形の花々