約 119,739 件
https://w.atwiki.jp/nicomasmaking/pages/76.html
抜き合成 BBコマンド(765Comm@nd、L4U参照)によるキャラクター抜きを利用した合成に関する技術などです。 背景との連動に関するものは背景合成へまとめています。 亜美真美同時出演など 【ニコニコ】底辺Pの集い81【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1220773381/ 271 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 20 30 33 ID gxQZByMu0 トリオで1st美希、2nd亜美、3rd真美を踊らせたいんですが、 作業手順としてはどういった形になるのでしょうか? 背景(ステージ)は野外です。 273 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 20 39 12 ID ui46cPe80 》271 まず美希、亜美、3rdでキャプチャ。 次に同じアングルで美希、2nd、真美でキャプチャ。 そうやってキャプチャした2本の動画を編集ソフトで重ねて ガベージマットとかで合成。交差するところは切り抜き。 276 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 20 48 18 ID gxQZByMu0 》273 ありがとうございます、やってみます。 交差部分の切抜き…というのはどういう意味でしょうか? 277 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 20 56 03 ID A/sL8frw0 》276 □□■ ■□□ ↓ □□□+■□■ 逆算すればよろし 278 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 21 01 49 ID S0BN49ki0 二本の動画が重なってるんだけど美希と亜美、美希と真美が交差するのは各動画を生かせばおkなんだけど 亜美と真美が交差するとなると・・・通常その位置には別のキャラが居るから普通にやったら交差できないよね で、交差する前方側を1フレームずつ書き出して切り抜いて重ねるか、ソフトによってはマスク操作でキャラ部分以外を 隠してしまうことをするんだ で、例えば美希、亜美、あずささんという動画と美希、あずささん、真美という動画を用意して合成しようとすると 亜美と真美が交差する部分は元では亜美とあずささん、真美とあずささんが交差するわけだよね これを切り抜きで置き換えてあげる作業をするんだよ しかしこまったことに・・・今あげた例だとあずささんと亜美真美の身長差が結構あるので前方に来るキャラだけ 単純に切り抜いてもあずささんのあたまが残ってしまうという状態にwイメージしてみてね そうならないように身長差の無いもしくは切り抜きたいキャラより小さい、幅がせまい(胸的は関係ないw)髪の毛が 少ないキャラをダミーキャラに選んだ方が後で処理するのは楽だったりする これは合成をやってみれば判ると思うのでとりあえずやってみるといいよ 279 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 21 04 37 ID A/sL8frw0 原始的な方法だと、右半分と左半分ずつで重ね合わせ。 合成じゃなくて右半分と左半分をくっつける。 しかし、右から左に流れるシーンや二人が重なるシーンがある。 その重なる部分をあらかじめマットで切り抜けるようにするのと、 交差後には右と左の素材を入れ替える。 ずっと重なってるとやっかいなのでそういうシーンは使わないetc... 280 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 21 41 42 ID XqtzZv5f0 横からすんまそん、上記の重ね合わせ時に ライトとかのランダム要素はどうしてますか? 281 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 21 46 22 ID A/sL8frw0 変化の少ないステージ選ぶかカメラ固定するかBBコマンド、オーバーレイの透過率でごまかす等。 282 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/20(土) 21 49 44 ID XqtzZv5f0 なるほど、片方のライトを透明にすればいいのか・・・どもでっす! 色反射対策 【ニコニコ】底辺Pの集い75【アイドルマスター】(実質78) http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1215255672/ 479 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 02 44 13 ID QHyySU2c0 今、合成してる所だけど、グリーンバックにすると、キャラクターにグリーンで反射が残るようでこれを除去するのがなにげに難儀だ。 グレーだと黒部分まで巻き添えにして消える。 簡単そうに思えたが、もう一つ突破しなければならない壁があるようだ。 合成する素材に合わせた背景にしなければならないという事かな。 でもそれを考慮して4種類もカラースクリーン用意してくれたんだし、この程度の事はみんな乗り越えていくだろう。 482 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 02 46 13 ID L3eT8PI70 4色から半透明を作る技とかあるんじゃないか 490 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 02 49 56 ID 3bGeovF10 》479 ブルーグリーンレッドグレーの各色で同じアングルのPVを撮影。 それぞれで条件きつめで消して重ねればいい感じになるんじゃね? 492 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 02 50 27 ID QHyySU2c0 最初はブルーバック自体に驚いたが、今はブルーバックになんでリフレクションが働いてるのか、そこにちょっと苛立ちを感じつつある。 これ、どうやって取り除くんだろう? もちろん素材にはNRかけて、軽くシャープ系でエッジ立たせてるけど、試しに水着でグリーンバックにして、アップで肩のあたり見てもらいたい。 切り抜いても緑が残る。 リサイズする時に混ざってる? 493 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 02 51 58 ID QHyySU2c0 》490 なるほど3色合成か。 そうすりゃリフレクション自体は白に飛んで消えそう。 ちょっとやってみる。 506 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 03 05 58 ID QHyySU2c0 三色合成しようとして気づいたけど、カメラ固定しないとダメじゃん! 結局は合成する素材に合わせてバックのカラー選ばないといけないみたい。 》499 ライティングはステージ依存なのかもしれない。 野外のフェードもやっかいだなぁ。 ライブハウスでグレーバックが定番になるのかも。 ただ、コスチュームによっては綺麗に抜けるとは限らないし、やっぱり優秀なキーイングツールは必要みたい。 510 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 03 10 31 ID R71dP2v60 赤緑青背景のどれかでマスク作成→灰背景で抜くとか 518 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 03 16 55 ID QHyySU2c0 ライブハウスは反射きつめなんだね。 市民ホールと今比較中。 野外はこれ、使い物にならないね。 まだスモーク曲はやってないからなんとも。 他の人達も検証中かな? 抜いたあとにまだ課題が残る所がにくい。 まあ、あと数日の後にこれも研究されて乗り越えられていくんだろうけど。 519 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 03 17 55 ID 26EMyTvc0 バックからの光の回り込みはキャラ扱いなのかな? そういえば、スモークのステージはどうなってる? 532 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 03 41 55 ID Wl5aA//b0 とりあえずやっててわかったこと(今更だけど) 明るさは常に一定 明るさはコマンド入力をしたステージに依存(野外は上が明るいから合成には不向き) スモーク、紙吹雪は表示されないが、噴出す音は出る(足元のスモークは無視) 546 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 04 43 45 ID QHyySU2c0 うーん、やっぱりエッジのもやもやが気になる。 どうにかならないかな。 554 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 05 40 06 ID 3bGeovF10 》546 同じアングルで赤と灰色で1280x720キャプチャ。 灰色の方に対してディファレンスキーでキーイングし、αチャンネルをひっくり返して50%に縮小。 できあがった抜き抜き画像 http //imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/src/imas24395.png 2本の素材を用意する必要があるけど、これならどんなアクセでもスクリーンの色を気にしないで抜けるはず。 灰色をベースにすれば写りこみも気にならない範囲だしね。ただHDキャプチャ必須かも。 556 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 05 46 19 ID xqX+oh3O0 灰色ベースだとめちゃんこ綺麗だなぁ 558 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 06 02 31 ID QHyySU2c0 うん、色々試行錯誤したけど灰色ベースが安定して合成しやすい。 他の三色は使い方うまくすればもっと綺麗になるみたいだけど、マジで素材を選ぶ。 素材というかコスチュームかな。 とりあえず検証しつつ作った動画をもうちょっとしたうpする。 559 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 06 08 55 ID QHyySU2c0 アイドルマスター春香(夏)~Relations 南国G-ReMix~ http //www.nicovideo.jp/watch/sm3883402 多分、グレーで全部合成した方が綺麗。 色々ごちゃごちゃやったけど、それが結論。 ただ、前回の合成の時はグレーバックはピンクや赤系では逆に違和感があった。 このあたりはやはり素材に応じて使い分ける必要がありそう。 579 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 08 54 48 ID QHyySU2c0 あと、アピールを抜くのはやっぱりきついね。 赤で抜くのがいいのかな。 これは三色合成使いたくても毎回同じになるとは限らないから運だよりになるし。 局所的には抜きプラグインはまだまだ使えると思うけど。 それよりも、Power matteのようなツールが売れるのかな。 結局、ここでも技術格差が生じる気がしてきた。 とりあえずVSのクロマキーじゃ話にならないような・・・ 665 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 16 56 59 ID /hwOt0N60 アナログキャプチャするときつい色の境界線は色が侵食されるはずなんだけどなぁ・・・ 673 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 17 16 32 ID nrAMcyEk0 》665 うち、monXでキャプってるんだけど、バック緑で撮ると、キャラの内部にも緑色がかぶってしまうんだ。そのキャラはとてもじゃないが使えないので、 さあどうしたもんかと考えて、(自分は駆け出しpなのでまだマスクとか試行錯誤中) クロマキー:緑でキャラ以外を透明化し、そのトラックをトラックマットキーの対象にして、灰色バックの別キャプチャを重ねているんだけど、 もっと良い方法ありますかね?(Premiere Pro CS3) VIDEO2 クロマキー 緑(素材は緑バック) VIDEO1 トラックマットキー→VIDEO2(素材は灰色バック) こんなかんじ。VIDEO2単品だとキャラが緑がかっちゃうんだ。灰色バックだとキャラそのものはキレイ。 679 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 17 47 55 ID 3bGeovF10 》673 俺は》554の方法でやってる。同じような感じで説明するとこうなる。 VIDEO3[灰色] 異なるマット(表示 最終出力, 異なるレイヤー VIDEO2) アルファチャンネルキー(アルファを反転) VIDEO2[灰色以外] 表示しない VIDEO1 [背景画像] 表示する 異なるマットで同じ部分(つまりキャラ部分)を透明にしてアルファチャンネルでひっくり返すしてキャラ部分を抽出する。 VIDEO2はマッチングに使うだけなので表示しない。表示しなくても異なるマットはちゃんと計算してくれる。 でVIDEO1で背景と合成ってわけさ。 この方法だと衣装やアクセの配色と背景の色を気にせずに作業できる。 灰色ベースなのは若干残る輪郭部分が目立たないようにするため。 多少ジャギるくらいまで削っても、縮小処理すれば結構わからなくなる。 参考動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3883687 681 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 17 52 33 ID 2oLTojJI0 》673 グレーバックで撮って、カラーキーを複数重ねたら? 衣装によると思うんだけど、俺はグレーバック+カラーキーでいい感じに切り抜きできてるよ。 688 :673 :2008/07/07(月) 18 45 12 ID nrAMcyEk0 》679 premiere用の解説までつけてくれてありがとう!早速試してみましたよ。 境界はとても良いけれども、これって、2つの動画のまばたきタイミングがずれていると そのときに透明にヌケちゃって背景画像が目の中に出てきちゃいませんか? (うちの素材だとまばたきが一致せず、そうなっちゃいました) つぎは》681さんの方法をやり方初めてだけど試してみます。 689 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 18 57 36 ID 3bGeovF10 》688 うお、まばたきのタイミングってずれるもんだったのか!知らんかった。 もう1レイヤー用意して、顔に穴が開かないようにしてあげないとダメか。 692 :673 :2008/07/07(月) 20 37 06 ID nrAMcyEk0 クロマキーに悩む駆け出しpです。 》681さん方式、カラーキーは複数重ねると結構いいですね!この方式だと素材は灰色バック一つですむのが魅力ですねえ。 でももう少しビシッと抜ける方法がないかと思い、こういう案ができました。先輩方、どうですかね? (premiere pro cs3において) VIDEO4[グリーンバック]クロマキー:緑、マスクのみ! VIDEO3[灰色バック]トラックマットキー→VIDEO4+不透明度90%(エッジの利いた画像を下画像に重ねる) VIDEO2[灰色バック]トラックマットキー→VIDEO4+ブラー(ガウス)(周囲をほんのりぼやかして柔らかい感じをだす) VIDEO1[背景画像] これが自分的にはもっともしっくりきました。 ただ、トラックマットキーって、スケールで縮小するとおかしなことになりますよね(簡単に言うと周囲がシーケンスの画面サイズでトリミングされちゃう)。 抜きキャラが拡大縮小を伴う場合は、一度抜きキャラのみでブルーバックかなんかでロスレスでファイルを作っとかないとだめっぽいです。 HDMI取り込みの場合は今回の箱○ブルーバックでも、色ズレ一切ナシ!な感じで、クロマキーの類似性0パーセントでもズバっと抜けたりするんですかね?(うちはD端子キャプmonXだもんで。本体もHDMI無いし) 694 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 21 04 30 ID 2oLTojJI0 》692 》HDMI取り込みの場合は今回の箱○ブルーバックでも、色ズレ一切ナシ!な感じで、 》クロマキーの類似性0パーセントでもズバっと抜けたりするんですかね? 》(うちはD端子キャプmonXだもんで。本体もHDMI無いし) これは同じくMonx使いの俺も気になった。 アナログだとブルーバックといっても複数の青があるらしく、一発では抜けないから HDMIだと一発ならちょっとHDMI環境が欲しくなるなw AEがあれば、アナログでもKeylight使えば一発で抜けるからしばらくはこっちで我慢するけど。 697 :673 :2008/07/07(月) 21 22 20 ID nrAMcyEk0 》694 》AEがあれば、アナログでもKeylight使えば一発で抜けるからしばらくはこっちで我慢するけど。 これって、 「普通のカラーキーイングだとキャラの周辺に背景の色が残っちゃう。」な問題も解決する魔法のエフェクトなんでしょうか? 私の箱ブルーバックのブルーを消すと(精一杯消したつもり)、キャラ本体の肌色が青みがかっているのですが・・ それ以上抜こうとすると、今度は本体が透明人間になっていくし。。 うちの取り込み環境がへぼすぎるだけなのかなあ・・(←真剣に心配しているsony SB-RX300D分配器使用のMonXD端子取り込み) AEまで買うのはウチではきびしいなあ・・NiVEなる素晴らしいらしいやつについて調べてみようかなあ。 698 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 21 29 55 ID ywdKrfyw0 》697 Keylightはアカデミー賞技術賞を取ったことのあるキーイング 慣れるととても使いやすいよ ただNiVEのカラーキーも綺麗 前スレくらいにマットのちょっとした補正の仕方も載ってたので ゴミが残って綺麗に抜けない人はNiVE試してみてはどう? 703 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 21 41 28 ID 2oLTojJI0 》697 いや、元の動画自体のキャラの肌に青味かかってるから、 どんなツールを使っても青っぽい肌色の解決はできないよ。 カラーキーを複数掛けしなくてもKeylight使えば、ブルーバックが一発で抜けるだけで 元動画が悪ければ意味がない。 Monxでブルーバックだと肌に青味掛かってるけど、 HDMIだと肌は青くない?>>HDMI使いの人。 705 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/07(月) 21 45 43 ID 2oLTojJI0 AEのCS3にはKeylightが標準で付いてるよ。 819 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/09(水) 19 45 30 ID 3hU6H5Ec0 》809 Niveのカラーキー放り込んだだけでここまで抜けるとは思わんかったw http //imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/src/imas24552.jpg これでちゃんと動くんだから十分実用レベルだ 820 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/09(水) 20 52 25 ID ND2K+Mps0 》819 あー、バックのカラーを背景の系統色に併せるって言うのも良い手だねぇ ある程度写りこんでてもかえって親和性が上がると言うか 821 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/09(水) 21 09 50 ID Ym1CZDBD0 ていうかその為に複数バックが揃えてあるんじゃないの? 822 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/09(水) 21 22 41 ID Uw4iBooP0 複数揃えてあるのはキャラや衣装で色が被って抜けない場合が有るからってのが主だろうね 872 :名無しさん動画閲覧中@全板トナメ出場中 :2008/07/10(木) 11 25 36 ID bOiKeF2Q0 Premiere pro CS3で自分的にキャラ抜きの方法の方向が見えたのでSRS。 ベールやレースの向こう側がちゃんと透けているのが再現できました。 「双海亜美、教会でご乱心!?Do-Dai」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3915372 (こんな感じで合成↓) VIDEO3 (素材:ブルーバック緑) クロマキー カラー:緑 類似性40% ブレンド95% VIDEO2 (素材:ブルーバック灰) トラックマットキー:VIDEO3 VIDEO1 (素材:背景画像) 合成用に使えるAviUtlプラグイン 一般的なクロマキーを使って合成する際に、クロマキー機能の色指定での自由度が低い(精度の高くない)ソフトの場合は、素材の下準備の段階で透明にしたい色を単一色(真緑、真青等)にしておくと良いでしょう。 ここでは、AviUtlプラグインで行う方法を紹介しておきます。 マスク部分を単一色にする方法1(ImasNuke1使用)準備する素材ブルーバックやグリーンバックのPV 上記の色に合わせた単一色のBMPファイル 色差幅を指定して一致する部分がプラグインで指定した単一色になります。 マスク部分を単一色にする方法2(ImasNuko使用)準備する素材ブルーバックやグリーンバックのPV 色差幅を大きめの値にして画面上で色指定する事で単一色になります。 マスク部分を単一色+色反射対策(ImasNuko使用)準備する素材ブルーバックやグリーンバックのPV グレーバックのPV(上記と同じカメラのPV) 色差幅を大きめの値にして画面上で色指定する事でマスク部分が単一色になります。 さらに、グレーバックを追加読みする事で抜けたキャラの部分をグレーバックの素材の絵と差替える事が出来ます。 ツールのDL・説明はAviUtlプラグインから。 ※透け部分などのない普通の衣装の場合です。ミニウエディングのように背景が透けた衣装の場合αチャネルを使って抜く必要があります。その場合はNiveを使うかAvisynthのプラグイン等αチャネルが扱えるツールが必要になります。 エッジ色対策 【ニコニコ】底辺Pの集い79【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1215704819/ 886 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/29(火) 07 14 26 ID +Du6i/Dl0 》874 個人的に合成部分にやはり緑が残るのが気になりました。 借り物なので仕方ないでしょうが、白バックにはグレーの方が馴染みやすいです。 ただ、それを演出で乗り切る方法もあります。 キャラをモノトーンにしたり、彩度を落としてしまうという方法です。 全体の色を飛ばす事で緑成分を減らそうという感じで。 もしAEも使っているようなら、ステンシルアルファ使ってみると緑はまあまあ消えてくれます。 でもここまで写り込んでるのは消えないようなw 888 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/29(火) 07 37 11 ID PcihH8Oy0 》874 ほぼ出そろってるみたいなので一つだけ 抜きでどうしても背景色が残る場合無理に除去しようとするのではなく今回の場合なら 照明や背景をを緑系にしてあげれば違和感なくなります 押してもダメなら引いてみろってことで 889 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/29(火) 07 55 46 ID W7TaR8KD0 抜いた色を灰色あたりに置換しては? パラメーターで多少柔軟度付ければ 緑で抜いたもののアルファチャンネルをグレーバック素材に移すという手もあるけど 890 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/29(火) 08 29 59 ID v9uHTO190 》888 ステージの色が違う映像をつなぐとき、違和感を減らすには フェード使うくらいかなと思ってたが 色相をいじって抜きキャラをかぶせるという手を思いついた がいしゅつかも試練が…… アルファ付き動画 【ニコニコ】底辺Pの集い79【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1215704819/ 901 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/29(火) 22 58 47 ID yzymKSmi0 アルファチャンネルつきのavi(VP6エンコ?)をどう使ったらいいのか分からない。 コーデック入れたところでVSでは読み込めないもの? 変換したらアルファの意味はあるのかしら。 925 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 03 15 31 ID oqWS/FI80 》901 アルファ付きの素材は読める編集ソフトと読めないのがあるから注意。 aviutlはダメだった。 Premiereはそのまま使えた。 便利って言えば便利なんだけど、トランジション使う時にマスクされた内部にしか適用されないから使い方は難しい。 たとえば http //www.nicovideo.jp/watch/sm4078703 この動画の22秒からのトランジションではキャラクターにしかクロスオーバーが適応されてないから違和感がある。 でも、2分15秒あたりのトランジションはキャラにのみ適応させる事で特有の効果を得られてる。 アルファ付きの方が合成はやりやすいけど、扱いが難しいって事で。 この作品では全部の動画をアルファ化して処理したんだけど、やりやすかった反面背景処理にまで手が回らなくなった。 926 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 03 32 17 ID oqWS/FI80 それはそうとUltraでアルファ化する時、512*288って解像度では出力できないんだけど、何か方法ないのかな。 選べる16 9の解像度って言うと1280*720しかない。 無圧縮でこんなデカいサイズの動画扱うから凄まじい勢いでHDDが消費されて困りもの。 今んとこ、これが一番綺麗に手軽に抜けるから気に入ってるんだけど・・・・ 928 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 14 00 14 ID GhZpzBbF0 俺はアルファ用の動画を別で持つ方法でやってるけど、これが一番楽だな。 編集するツールでキーイングあればどうにでもなるし、アルファ用の動画は白黒だから 容量も少なくてすむ。 2つ1セットで運用しなきゃならない点以外はこれといって欠点が見あたらない。 929 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 21 40 55 ID goR/HAZX0 NIVEでもアルファ用とRGB用の二つをトラックマットで合成できるよ。 アルファ付の動画が無いからそれが使えるかはわからないけど。 932 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 22 40 23 ID xxFkyGPD0 ごめん勉強不足なのか》928の言ってることがよくわからないんだけど よければ例で教えてもらえませんか? 933 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 22 51 20 ID jdkU444i0 ルミナンス情報を元にしたトラックマットのことだろう NiVEにもあるから解らなかったら実際試した方が良い 934 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/30(水) 23 24 23 ID K8FcPTW40 そうじゃなくて、BB素材からアルファチャンネルを作成する方法がわからないのでは? 切り抜き合成の基本というか、クロマキーやカラーキーでやるより春香に効率よく編集できるから。 935 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/31(木) 00 17 20 ID ALvTmaLV0 Aviutlで使えるα生成auoとか無いですかね synthはなんか敷居が高いような感じがして・・・ 936 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/31(木) 01 06 24 ID cdF4vU4h0 》932 》934のアルファチャンネル作る話なら、》250の紹介した動画(http //www.nicovideo.jp/watch/sm3907506)を参考に。 アルファ値(透過レベル)が0%と100%の二段階のものを説明しているからわかりやすいと思う。 半透明なものだと》136辺りを参考に。 アルファチャンネルの使い方、合成についてなら》77の紹介動画を参考に。 ルミナンス(明度?)マットじゃなくてアルファマット使う場合の補足~ ①アルファチャンネル用のタイムラインにエフェクト追加([エフェクト]→[色調変換]→[アルファ変換]) ②アルファ用のタイムラインのとこのアルファ変換の色の設定を[モノクロ(黒)]にする ③RGB用のタイムラインのトラックマットのマットの設定で[アルファ]を選ぶ 微妙に効果が違ったりするー 2動画にてズレる場合 【ニコニコ】底辺Pの集い80【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1217474819/ 517 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 09 32 ID zM/bNzLw0 すみません質問です。 初めてBB素材の抜きに挑戦してみたんですけど、 アルファチャンネル用の動画と灰色の背景動画を合わせる所で 微妙に時間にズレができてしまいます…。 やり方はタイムラインの軸をずらして調整しているんですが、 なにかやり方が間違っているのでしょうか? AEやNIVEなどで試してみたんですが、どちらも駄目でした 518 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 27 28 ID LqdM+iOi0 》517 多分ソースがズレてるんでしょう SDキャプで速度変更とかの前からズレてるようならなら 合うようになるまで再キャプ 最初はあってるのに速度変更やfps変更の後でズレる場合は 時間伸縮の基準点を揃える、もしくはfpsや再生速度変更の前に抜く BBコマンドでHDキャプの価値が上がったね 519 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 32 08 ID FRv/pdfM0 》517 アルファチャンネルの動画と灰色の動画のどちらかがキャプチャミスで ドロップフレームがあるんじゃないかと。 PV2分間を1回でやったりしてない? 短時間(5~10秒間)で問題ないなら、ドロップフレームがどこかにあるということだから、 再キャプチャするか、短時間を複数やって、ドロップフレームのところはあきらめるかだね。 520 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 35 13 ID p74WAPWYO SDキャプでも、ふぬああが使えれば可逆圧縮キャプでピッタリ合うぞ 521 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 38 40 ID 3jo0VMUP0 》517 まずアルファ用動画と灰動画の時間をぴったり合わせること。 ランキングの動画をキャプるとミニキャラが消える瞬間とお手振り後が 基準にできる。んで、速度変えるときも当然同じ速さにそろえる。 そしたら http //www41.atwiki.jp/nicomasmaking/pages/76.html の お好きなやりかたで。 今ちょうど俺もBB抜きの作業やってるんだけど、上で書いた手前 なんだけど、1フレームずれた素材でやってて特に問題なさそうw 522 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 12 49 09 ID zM/bNzLw0 517です。 SDキャプなんですが、やはりキャプチャミスなのかな 何回もキャプチャして試したんですが、どうしてもズレるんですよね… ふぬああも試してみます。ありがとうございます。 523 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 13 11 14 ID XR8vRXCa0 》517 基本は上記で言われているようにやるんだけどSDキャプ(mpeg)でどうしてもずれてしまう場合 最終手段としてレタッチしてごまかすというのがあるw AEがあるみたいなのでAEのペイント機能をつかって書き足したり塗りつぶしたりすればおk 動画に直接書けないソフトであれば連番BPMで出力後ペイントソフトでレタッチした後AVIに戻す フレーム数が少ないなら何度も取り直しするより楽な場合もあるので参考までに 動画の場合静止画みたいなきれいなレタッチでなくても大丈夫! 524 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 13 17 42 ID zM/bNzLw0 》523 そういう手段もありましたか! 試してみます。ありがとうございます。
https://w.atwiki.jp/orimoe/pages/193.html
Top 創作してもらうスレまとめ 1 1-368 「a night -牧-&-繊-」 「a night -牧-&-繊-」 作者:本スレ 1-091様 368 :オリキャラと名無しさん:2012/05/29(火) 20 51 07 1-091です。 》366を受けて、繊→←牧×エイシアさんの妄想を拡げちゃったので晒します ・やたらと長文です。エロなし ・繊は人の名前を覚えません (白髪→エイシアさん、王子→アル様、ロン毛→ウィル様です) ・二人ともgdgdです 369 :a night -牧-:2012/05/29(火) 20 53 09 昼間は散々だった。 変な言いがかりはつけられるし、そいつからは迫られるし、そのせいで長々と説教されるし、 繊のやつは部屋から出てこねえし。 くっそ、休日だっていうのになんでこんな疲れなきゃならねんだ。なんなんだ今日は。厄日か? 正直顔をあわせづらいところだが、あいつに後ろめたいことは何もない……はず……だし、 話したいことも話すべきこともたくさんあるし、いつもどおり缶ビール一本持って繊の部屋の前に立った。 「……繊……入るぞ」 返事を待つ必要はない。 いつもそうしているようにドアを開け、部屋の隅に座っている繊の隣に腰を下ろした。 こいつはアルコールの類は一切飲まないが、隣で黙って座って、俺に付き合った。 俺はそれを心地良いと感じていたし、こいつも居心地の悪さは感じていないようだった。 いつからか、夜はこうしてこいつの部屋で並んで一杯飲むのが習慣になっていた。 だが、いざ座ってみると、何から切り出していいのか思いあぐね、何も話すことができなかった。 「あいつ……あの白髪、17だってよ」 しばらく黙っていた繊の口から、ぽつりと、静かな声が洩れた。 「お前のさ、半分にも満たねんだけど」 辛辣な物言いに、思わず俺は繊の方に目を向けた。 繊の顔はこちらを見てはいない。 多分、何も見てはいないんだろう、前方を見据えたまま動かない。 もともと整ってる顔だとは思っていたが、無表情でまばたきもしない横顔は、まるで人形のようだった。 「まあ、お前も男だし……まだ涸れちゃいねえだろうから、さかるなとは言わねえけどよ……」 「……だから……」 「本気だろうが遊びだろうがどっちから誘おうが、そんなん正直どうだっていいんだ。 無理矢理だろうが双方合意の上だろうが、それだってどうでもいい」 「いや、待て……!」 待て待て!あの状況で!俺から誘うってのはあり得ねえだろ! 「ただよ、未成年に手ェ出して新聞沙汰にはならないでくれ、近所歩けねえ」 「いや、だから……何もしてねえだろって!」 「……王子とロン毛が止めてなきゃ……するつもりだったんだろ」 「……っ……!」 これには、即座に否定できなかった。 誘ってきたエイシアに多少恥をかかせることになっても、はっきりきっぱり突っぱねて尚且つ諭すのが、 俺の責務でベストな判断だったんだろうが……ご無沙汰な体は正直なんだぞ!? もしあそこでドアが開けられていなければ……繊の言うとおりになってた……かもしれない……。 たとえ相手が男であろうが、自分の子供でもおかしくない年代であろうが。 俺もまあ、身持ちの固いほうではないし、流れ次第ではそうなっていただろうな。 だがそれはあくまで可能性の話であって、何も起きなかった、これが事実だ! 「お前の性欲は否定しねえけど、発散する相手選べよ。たまってんなら、そのへんの風俗にでも行って 適当に抜いてこいや」 「……お前いい加減にしろよ!……ちょっとおかしいぞ?」 何がこうまで繊の気に障ったのか正直わからねえが、いつになく語気の荒いトゲのある言い方に、 思わずかっとなって繊を畳の上に組み敷いていた。 「……ってぇな……」 怯えて揺れる視線にぶつかって、後悔した。 「……俺のことも犯すのか?」 手の下にある薄い肩が、小さく震えているのがわかる。 違う……。 こんなんじゃだめなんだ。俺はこいつを不安にさせたかったわけじゃない。 ただ、何を話しても何をしても傷つけることしかできないような気がして、少しだけ胸が疼いた。 こいつがこんなふうに怖がったりするのは、俺が怒鳴ったり手を上げたりするときだけだ。 俺だけを怖がるようになったのは、もちろん俺のせいだ。昔、手酷い仕打ちを与えた。そのせいだ。 「悪い。……怖がらせて悪かった……」 俺は繊を抱き起こすと、その背中を擦った。まだ、強張ったままだ。 「寝るわ。邪魔したな」 空き缶を持って立ち上がる。なるべく繊の方は見ないようにした。 視線が合うとまた怯えさせそうで、それを見るのもそうさせるのも願い下げだ。 部屋を出てドアを閉めようとしたとき、背中で声がした。 「俺も言い過ぎた……ごめん」 俺は振り返ることはせずにそのまま自室へ向った。 明日、もう一度落ち着いて話そうか。 ▲ 370 :a night -繊-:2012/05/29(火) 20 54 08 畳の目を数えていたら、いつの間にか部屋の中が真っ暗だった。 4,300を過ぎたあたりから、何度数えてもうまくいかない。 数えてる間は、忘れていられた。 白髪が誘ったのか、それとも牧の方から誘ったのか、本気だったのかふざけてたのか、無理矢理なのか 二人とも乗り気だったのか、キスだけで済んだのか、とか、そんなことを考えずに済んだ。 でもやっぱり思い出してきて、苛ついて、数えられなくなる。 我ながら馬鹿らしくなって、部屋の明かりを点けた。 明かりを点けたからといって、何するわけじゃない。もともと暗さに不便を感じるわけでもない。 今日はさすがに来ねえだろうと思いながらも、内心では牧のことを待っているんだということに気付いて、 そんな自分に呆れた。 「……繊……入るぞ」 鍵なんてかかってない。別に俺がいちいち許可しなくても、勝手に入ってくる。 いつもどおりに俺の部屋にやってきて。いつもどおりに隣に座って。いつもどおりに一人でビール飲んで。 どのツラ下げてやってきてんだよって、俺も勝手にそう思って。 そもそも、牧と白髪が二人で何しようが、俺のでしゃばっていいところではなくって。 それでもやっぱり苛ついて。 「あいつ……あの白髪、17だってよ」 気にもしてなかった年齢を口実にして、牧を責めた。 「お前のさ、半分にも満たねんだけど」 自分勝手な嫉妬だっていうのはわかってる。 「まあ、お前も男だし……まだ涸れちゃいねえだろうから、さかるなとは言わねえけどよ……」 「……だから……」 一度口にしてしまうともう止められなくなった。 「本気だろうが遊びだろうがどっちから誘おうが、そんなん正直どうだっていいんだ。 無理矢理だろうが双方合意の上だろうが、それだってどうでもいい」 どうでもいいのかどうでもよくないのか、それすらもうどうでもいいわ。 いきさつがどうであれ、牧の上に白髪が乗っかってキスしてた、それが事実だ。 「いや、待て……!」 「ただよ、未成年に手ェ出して新聞沙汰にはならないでくれ、近所歩けねえ」 嫉妬する立場じゃないってのもよくわかってる。俺が勝手にひとりでこいつに惚れてるだけだ。 その気持ちはこいつにはまったく関係ないっていうのもよくわかってる。 「いや、だから……何もしてねえだろって!」 「……王子とロン毛が止めてなきゃ……するつもりだったんだろ」 「……っ……!」 ……クソ、当たりかよ……! 「お前の性欲は否定しねえけど、発散する相手選べよ。たまってんなら、そのへんの風俗にでも行って 適当に抜いてこいや」 こんな言葉で牧を詰って、困らせたいわけじゃない。ますます嫌われるだけだってわかってるのに。 わかってるのになんで、こんなこと言ってんだろ……自分のウザさに腹が立つ……! 「……お前いい加減にしろよ!……ちょっとおかしいぞ?」 背中と頭に鈍い痛みを覚えて、床に叩きつけられたのだと知った。 俺の肩を抑える腕に容赦はなかった。 怒らせてしまった。 「……ってぇな……」 目が合った。怖かった。 「……俺のことも犯すのか?」 俺はずるい。自分が傷つくフリをして、牧を揺さぶってる。 ほんとはそうしてこいつとやりたいくせに、そこから入ってくるこいつの底意は知りたくなくて、 自分の願望を批難に隠してわざと地雷踏んで、傷を抉って自分を刻んで、そんなことしかできない自分が 卑怯で情けなくて女々しくて大嫌いだ。 「悪い。……怖がらせて悪かった……」 牧の手が俺を起こした。背中をはらってくれた手つきが優しくて、もう怒ってないのかと思ってしまう。 でも、俺の方を見ようとしないから、まだムカついてんだろうな。 いっそ、こいつがこんなに優しくなくて、他の人間がそうであるように邪険にしてくれてたら、そうだったら こんなふうに勘違いして好きになんてなってなかったかもしれない。 でも、今更どうしようもないほど好きになっていて。 「寝るわ。邪魔したな」 立ち去っていく背中を見て、急に寂しくなって、とりあえず謝んなきゃって思って、声をかけた。 「俺も言い過ぎた……ごめん」 誰かを好きになるって苦しいことなんだな。 【END】 拙文にて失礼! 改めまして、1-710姐さんありがとう その後のエイシアさんがお仕置きされてるところとか(もちろん性的な)、 ひとり何事かわかってないシルヴィアさんとかも 勝手に妄想して楽しかったですww ※各キャラクター設定の詳細は、本スレ1-866 と、設定スレ 1-036へ ページ最上部へ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/3314.html
唯「はー、やっと授業終わったよ~。 音楽室いこーっと」 ガチャ 唯「ちょりーっす」 梓「遅かったですね、 もう下校時刻ですよ」 唯「え?」 唯「いやいや、さっき授業終わったばっかりだよ」 梓「何言ってるんですか、 時計見てくださいよ」 唯「……あれ、5時? さっきまでは3時だったのに」 澪「何を寝ぼけてるんだ」 律「明日は遅刻するなよ」 唯「???」 紬「じゃあ今日はもう帰ろうか」 梓「はい」 澪「ほら唯、いくぞー」 唯「おかしーな……」 翌日。 唯「ふー、授業終わったー」 律「唯、部活行こうぜ」 紬「あら、唯ちゃんは今週いっぱいは掃除当番でしょう」 律「あ、そうだっけ」 紬「今日は遅刻しないできてね」 唯「あ、うん。大丈夫だよ」 律「じゃー掃除頑張れよ」 唯「はーい……」 クラスメイト「あ、平沢さん」 唯「さーて、掃除しよう掃除」 ク「何言ってるの、掃除なんてもうとっくに終わったよ?」 唯「え?」 ク「掃除サボってどこ行ってたのよ」 唯「ど、どこって……ずっとここにいたけど」 ク「嘘つかないでよ、 2時間もずっと気づかれずにここにいたっていうの?」 唯「に、2時間? まだ授業終わったとこじゃ……」 ク「はあ? 時計見てみなさいよ」 唯「ご……ご……5時……!?」 ク「はあ……嘘つくのもいい加減にしてよね」 唯「そ、そんな……」 唯「……」 律「あ、唯!」 澪「唯ー、部活サボるのもいいかげんにしろよ」 唯「え、ちが……」 梓「やる気あるんですか?」 紬「唯ちゃん……」 唯「いやその……」 ク「平沢さん、掃除だけじゃなく部活までサボったの?」 唯「ち、違うの! 授業が終わって、 気づいたら5時になってたんだよ……」 澪「そんな下らない嘘ついてないで素直に謝れ」 唯「で、でもお……」 澪「おい、唯」 梓「唯先輩!」 唯「う……」 ク「平沢さん、子供みたいなこと言ってちゃダメよ」 律「そうだぞ、掃除や部活をサボったんだから 素直にサボってゴメンナサイとだな……」 唯「サボってない! サボりたくてサボったわけじゃないよ! もういいよっ!」だだっ 澪「唯!」 紬「行っちゃった……」 平沢家。 憂「おかえり、お姉ちゃん」 唯「ういいいいい……」 憂「ど、どうしたのお姉ちゃん!」 唯「みんながあ……」 憂「みんなにイジメられたの!?」 唯「私の話を聞いてくれなくて……」 憂「みんなに無視されたの!?」 唯「放課後がなくなってすぐ下校時刻……」 憂「下校時刻まで居残りさせられたの!?」 唯「誰も信じてくれない……」 憂「私は信じるよお姉ちゃん!」 唯「ううう……ういいい……」 憂「で、何を信じてもらえないの?」 唯「あのね、6時間目の授業が終わってね、 放課後になったらね」 憂「うん」 唯「すぐ下校時刻になっちゃうの」 憂「は?」 唯「放課後になったと思ったら、 一瞬で下校時刻になっちゃうの!」 憂「……」 唯「あー、信じてない! 憂も信じてくれないんだ!」 憂「そ、そんなことないよ…… ただ話が突飛すぎて」 唯「でもほんとなんだよ、 このせいで掃除当番も部活もできなくって」 憂「そ、そうなんだ」 唯「それでみんなに怒られちゃって」 憂「大変だったね」 唯「明日もこんななのかな…… どうすればいいんだろ」 憂「うーん……放課後が一瞬で終わっちゃうのは、 お姉ちゃんだけなんでしょ?」 唯「うん、みんなは普通に放課後を過ごしてる」 憂「じゃあ、誰かと一緒にいてみたらどうかな。 他の人と一緒なら、時間間隔も共有できるでしょ」 唯「そっか、さすが憂は頭がいいね」 憂「えへへ」 翌日。 唯「ふー、授業終わった」 律「唯、今日こそ部活来いよ」 ク「今日こそ掃除当番やってよ」 唯「あ、2人とも…… 私と一緒にいてくれない?」 律「はあ?」 唯「一人でいたら、また放課後が一瞬で終わっちゃうから」 律「まだそんなこと言ってんのか」 唯「お願い……」 ク「分かったわよ、見張りも兼ねて一緒にいてあげる。 どうせ私も掃除当番だし」 律「じゃあ私も、掃除終わった唯を部室まで 連れて行くためにいてやるよ」 唯「ありがとう……」 ク「じゃあ、さっさと掃除するわよ」 唯「うん……あ」 ク「何?」 唯「手つないでもらってていい?」 ク「はあ?」 唯「な、なんか不安で……」 ク「私ら二人で手つないだら掃除しにくいでしょうが」 律「じゃあ私がつないでてやるよ、 ほれ」 唯「ありがと、りっちゃん」ぎゅっ 律「今日は逃がさないからな」 唯「うん」 律と手をつないだことによって安心した唯。 これでもう放課後が一瞬で終わったりしない、 もし終わったとしても律と時間感覚を共有できる……そう確信した。 しかし、唯が無意識のうちにまばたきをして、 まぶたをひらいたその時。 律「うおっ!」 唯「え?」 澪「ゆ、唯?」 梓「いつのまに……」 唯「え? え? ここどこ?」 澪「どこって……昇降口だけど」 梓「今から帰るとこですよ」 唯「…………」 律「唯?」 唯「一応聞くけど、今何時?」 紬「5時よ」 唯「……」 梓「また部活サボって…… 今までどこにいたんです?」 唯「……ねえりっちゃん、掃除中に…… 手つないでたよね」 律「え? ああ…… 掃除をし終えるまではな」 唯「え?」 律「そんで唯がロッカーにホウキを片付けるとき…… ちょっと目を離したら、唯がいなくなってて」 唯「……」 律「ホントに一瞬だけ目を離してたんだ、 でもそんな一瞬のうちに 気づかれず逃げるなんて……」 澪「な、なんだよ…… どういうことなんだ?」 唯「だから、放課後が一瞬で終わっちゃうんだよ」 梓「そんなことあるわけないでしょう。 バカなこと言わないでくださいよ」 紬「そうよ、唯ちゃん。 逃げたなら逃げた、サボったならサボったと 正直に言って。 別に怒ってるわけじゃないから、ね」 唯「だ、だって…… りっちゃんは信じてくれるよね……?」 律「うーん…… 何か普通じゃないって感じはするけど…… よし、じゃあこうしよう。 明日の放課後、すぐに私達のクラスに集まって、 唯を監視していよう」 澪「か、監視って……」 唯「監視でもなんでもいいよ、 誰でもいいから放課後は私と一緒にいてよ…… もうこんなの怖いよ……」 翌日。 唯「はあ、授業終わった」 律「よし唯、私たちが見ててやるからな、 逃げるスキもないくらいに」 唯「助かるよりっちゃん」 紬「私も一応……」 律「すぐ澪と梓も来るからな」 唯「うん」 ガラッ 澪「おーい、律」 律「お、早速来たな」 梓「上級生の教室って緊張しますね」 律「よし、唯を監視するぞ」 澪「じーっ……」 梓「じーっ……」 紬「じーっ……」 唯「あはは……」 ク「平沢さん、今日の掃除……って何やってんの」 唯「逃げないように監視してもらってるの」 ク「はあ……まあ、監視はいいけど 掃除はちゃんとやってもらうからね」 唯「そりゃもちろん」 律「気をつけろよ、一瞬でも目を話すといなくなるから」 澪「じーっ……」 梓「じーっ……」 紬「じーっ……」 ク「……なんかこうも監視されてると すごくやりづらいわ」 唯「ご、ごめん……」 ク「まー別にいいわよ、 逃げられるよりはマシだから」 唯「私も逃げたくないんだけどね」 律「じーっ……」 澪「じーっ……」 梓「じーっ……」 紬「じーっ……」 ク「……あれ?」 唯「どうしたの?」 ク「外が暗いような……」 唯「え……え? まさか……」 ク「あれ? もう5時?」 律「え?」 澪「あ、ほんとだ……もう5時だ。 ……って」 梓「え? さっきまで確かに3時でしたよね」 紬「嘘、こんなことって……」 唯「ほらね、一瞬で放課後終わっちゃったでしょ! 私の言うことは正しかったんだよ!」 ク「そうね、疑ってごめん…… ってそういう問題じゃないわよ」 律「ああ、確かに唯の言うことは本当だった…… 本当だったけど」 唯「けど?」 澪「なんか取り返しの付かないことに なってしまったような気がする」 唯「うーん…… 憂は誰かと一緒にいれば、 時間感覚を共有できるって言ってたんだけど」 紬「みんなが唯ちゃんの時間感覚に合わさっちゃったわね」 ク「なんだか気味が悪いわね」 律「ああ……」 澪「と、とりあえず今日はもう帰ろう……」 梓「そうですね……」 唯「いやー、みんなに信じてもらえて良かったよ」 澪「私はなんだかイヤな気分だ」 翌日。 唯「はひー、授業終わったあー」 律「私部活いくわ」 紬「私も」 唯「え? 一緒にいてくんないの?」 律「だって……なあ」 紬「昨日みたいなことになるから……」 唯「そんなあ…… 私一人だけ時の流れから取り残されろっていうの?」 律「そういうわけじゃないけど……」 唯「ひどいよ、2人とも……」 ク「平沢さーん、掃除~」 唯「はーい……」 律「…………あれ?」 紬「どうしたの、りっちゃん」 律「外がいきなり薄暗くなったような」 紬「ま、まさか……」 律「……5時……だと……!?」 唯「へ?」 ク「あっ、ほんと……5時……!」 ガラッ 澪「おい、唯、律、ムギ!」 梓「い、今、なにがなんだか……」 律「もしかしてお前らも……」 梓「はい、気づいたら5時になってて」 律「……」 2
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1617.html
D.H.N俺 第4話「謹慎処分明け」 後半部 俺『こちら、俺。敵の進路に依然代わりはないですか?』 坂本『進路変わらず、だが速度を上げてきているぞ』 俺『まったく、めんどうだな』 シャーリー『俺!見えたぞ!』 俺『今から戦闘に入る!敵の進路を阻みつつ、確実に撃墜する!』 シャーリー『俺、どうするんだ?』 俺『まずは敵の速度に合わせつつダメージを与え速度を落とすぞ。その後にコアを破壊する。ああ、あと……』 シャーリー『なんだ?』 俺『ネウロイ化せずに倒す。まだ敵がいるかもしれないしな』 青空に一点の黒粒から微かな赤い線が流れる。 その赤い線は周りの空気を跳ね除けながら俺の横をぐっと通り過ぎた。 いくつも続くその線の流れがだんだんと正確になりはじめた頃に、シャーリーに目で合図を送る。 俺『敵の攻撃に注意を払いながら、装甲を剥いでいけ!俺は進路を妨害しつつ攻撃をしかける!』 シャーリー『わかった!無理するなよ!』 シャーリーは上に、俺はネウロイの正面から速度を合わせ仕掛ける。 一気に距離をつめたネウロイが俺をまず第一の標的と定め、致命傷を狙うビームの乱射。 それに対し、俺はBARで敵のビーム門を確実に狙っていく、もちろんビームをすべて避け通して。 俺『くそっ!火力が足らねぇな』タタタタタタ! シャーリー『じゃあ、二倍だ!』タタタタタタタ! 俺『フリーガーハマーでも借りるんだったな!』 シャーリー『でもこの速さじゃあまり当たらない気もするけどな!』 俺『違いない!このネウロイ、大型と聞かされていたが大きさは大型の幕下だ!』 シャーリー『だけど速いぞ!』 俺『それに余裕でついていってるみたいだが?』 シャーリー『あたしのほうがもっと速いってことさ!』 俺の方に向かってくるビームの軌道を一目で把握し偏光ぐあいも兼ねて大きく避ける。 仕返しにと弾丸の雨を一気にふらせる、銃口から重厚な音をたてて。 さらにカウンター気味のあらゆる方向からのビームを目もくれずシールドで体を守り、後方、前方、横すべての攻撃を無力化する。 3つの黒点がとてつもない速さで空を入り乱れ、駆け巡る。 ヒュン……ビシュゥィィン……タタタタタ!タタタタタタ!パキィィィン! シャーリー『おし!あそこがコアだな』 俺『ネウロイの速度も少し落ちている。完全に再生を済ます前に集中して攻撃するぞ!』 シャーリー『了解!』 俺『俺が一発でコア上装甲の一部分を叩き飛ばす。そこを狙え、できるな、シャーリー?』 シャーリー『まかせろー!』 俺『おねんねしろ、ネウロイ』キュィィィィン… シャーリー『何をするつもりなんだ?』 俺『コアを活性化させ人間ではありえない規格外の一撃を食らわせてやるんだよ。かまえろ、シャーリー』ビキビキ シャーリー『ま、待てって!俺の体は持つのか!?』 俺『直接俺の拳を食らわせるわけじゃ……ない!』ヒュン 右腕に血管がびきびきと浮かび上がり腕に流れる血液量が早まる。その腕にBARを逆にして持ち変える。 少しだけ速度の落ちたネウロイとの距離を素早く詰め、一箇所を狙い見定め……強靭な握力を加えた。 赤いビームを空へと走らせながら、2つの黒点が急所を狙うために何度も交差。 その側でその光景を見据えながら一瞬の時を見逃すまいと、シャーリーはまばたきをせずBARを構える。 ネウロイ〈キィィィィィシュゥゥゥゥゥゥン〉 俺『(雲の中に逃げる気がだろうが……)』ヒュン シャーリー『俺!ネウロイは雲の中で私たちを離す気だ!』 俺『いつだって逃げるやつは、狩られるんだよッ!雑魚がッ!』 一瞬の逃げの姿勢を見逃さず距離を肉薄まで近づいた、狙う一部分のもとへと。 そのチャンスを逃す俺ではない。 力を凝縮、さきほどの間の戦闘でこれだけの衝撃を与えれれば装甲が砕けるであろう程度の。 剛力のみちた両腕に握りしめたブローニング自動小銃を振りかざす。 俺『砕けろ』ヒュン ネウロイ〈―――キュィィィィィィンッ!!〉ズゴッシャアアアアアアアン! 本来の用途を超えた使用方法。ハンマーの如く振り下ろされた物体。 少量の血が拡散、小銃は粉砕、甲高い悲鳴が上がる。 それは敵の殻を豪快な音を立てて打ち砕き、響き渡る金属音とともに白塵をめいっぱいに散らせた。 内には真っ赤な敵の心臓―――コア。 俺『いけぇっ!』ピッ シャーリー『終わりッ!』タタタタタタ! ガガガガガガガガガガガッ……ピシッ! パキィィィィィィィィィィィィィィィィィィン―… 確実な状況を得た、シャーリーのコアを目掛けた射撃。 流し込まれた銃弾により見事敵のコアを破砕。 それと同時に、体裁を保てなくなった敵はまばゆい光とともに爆発するように砕け散った。 シャーリー『よっしゃぁー!!』 俺『よしっ!!』 パァァンッ! そこで高い音を空に響かせてハイタッチ。 気分の高揚が実に心地いい。 シャーリー『お~、結構手間はかからなかったな~』 俺『敵は速いだけだったからな。……最後、よく狙い撃てたな』 シャーリー『ん?』 俺『高速度でコアだけをめがけて撃ち通すのはなかなか難しいんだぞ。よくやった』グッ シャーリー『そりゃ一応訓練してるからな。まぁ俺がチャンスを作ってくれたから、ミスするわけにもいかないしな!』 俺『そりゃ、ありがたいな』 ザザッ― 坂本『シャーリー、俺。こちらでもネウロイの消滅を確認した。お疲れ様だ』 俺『じゃあ今から帰投します』 坂本『ああ、気をつけてな』 俺『ふぅ。じゃあ帰るか、シャーリー』スッ シャーリー『へ?』 ふと手を伸ばす。 なんとなく信頼の意味も含めて握手でもしたかったのだろうけども。 少し違う意味に捉えられたのかもしれない。 シャーリー『え、えっと手をつないで帰るのか?』 俺『あ……えーと。あー……まぁ、それでいいか』 強引だ、と言われて少し怒られるかもしれないが、俺はシャーリーの手をとった。 そのすべすべの手(軽く汗ばんでいるが)を軽く握りしめ、基地へと向けゆっくりと飛び出す。 若干照れ隠しに微笑むシャーリーの表情が可愛かった。 シャーリー『あ、あははっ……ち、ちょっと汗かいたし帰ったらシャワーでもあびるか~』 俺『じゃあ俺はそのあとで浴びるか』 シャーリー『今日も一緒にはいるか~?』 俺『ぜひ……じゃなくて、はいらないぞ。絶対に入らないぞ』 シャーリー『あははっ!でも坂本少佐が裸の付き合いは必要だー!っていってたぞ』 俺『それは同性同士の話だ』 シャーリー『そういえば俺はまだ生身でも戦えるんだな~、いったいどこに魔法力があるんだ?』 俺『人体拡張反応コアが基本的に魔法力を補充している。たぶん近々詳しい話をすると思うぞ』 シャーリー『近々ってどういうことだ?』 俺『なんとなくそんな気がしてな。勘は当たる方なんだ』 シャーリー『よし!じゃあそんときにしっかり聞くからな。ちゃんと包み隠さず話すんだぞ』 俺『そうは言われても機密事項もあるからなぁ』 シャーリー『みんな密かに知りたがってるんだぞ』 俺『はぁ……言えることだけ話すさ。それにしてもなんでそんなに知りたがるんだ?』 シャーリー『あ、いや、なんとなくだよ!』 あたふたするシャーリーを見つつ、基地が見えてきたので少しずつ減速させる。 表情がころころと変わって見てて飽きないやつだ。 最初はどうなるかと思ったが、なんとかここでやっていけそうな気がする。 最後まで。 それから一日経って宮藤とリーネ、ペリーヌの三人が無事?修行を終えて帰ってきた。 少々愚痴でも垂れるのかと思いきや、またアンナさんのとこいきたいね、などと話していた。 端っこでその様子を伺っていた俺は二度と行きたくないと思っていたのだ。 宮藤「基地が懐かしいな~」 ペリーヌ「基地を離れてからそんなに経っていないでしょうに」 俺「あのばあさん、めんどくさかっただろう?」 宮藤「あ、俺さん。全然いい人でしたよ!」 リーネ「いい人っていえばちょっと違うかもしれないけど……」 ペリーヌ「ふん、二度と見たくありませんわね」 坂本「まぁそういうな、ペリーヌ。で、全員修行の方はちゃんとできたのか?」 リーネ「はい!ちょっと時間がかかっちゃいましたけど」 坂本「ふむ。じゃあ明日からまた訓練に戻るぞ」 宮藤「えぇ!?少しは休ませてくださいよ~……」 坂本「何を怠けたことを言ってるんだ。お前たち三人はただでさえ戦線を離れていたというのに」 俺「今日はゆっくり休むといい。ご飯はシャーリーたちがつくってくれてる」 ペリーヌ「今日は疲れましたからすぐに寝たほうがいいですわね」 坂本「ペリーヌ、今日はしっかり体を休めておけよ」 ペリーヌ「はいぃ、少佐!よければ今日もお風呂にご一緒してもよろしいですか!?」 坂本「おっ、全然かまわないぞ。みんなで入るほうが楽しいからな」 宮藤「あ、じゃあ私も一緒に~」 ペリーヌ「くっ……この豆狸……私と少佐のひとときを邪魔しにかかるなんて」 宮藤「べ、別にいいじゃないですか~」 リーネ「それじゃあ私も一緒にはいろうかな……」 ペリーヌ「リーネさん!あなたまでも!?」 俺「じゃあ俺も―――はい、冗談だ、坂本。そんなに睨むな」 坂本「言っておくが、入ってくるなよ?」 俺「この間のは気づかなかっただけだ!別に悪意はない!そ、それにシャーリーは許してくれたからな」 宮藤「え?何をですか?」 俺「あ、いやなんでもない」 宮藤「え~、教えて下さいよ~!いいじゃないですか」 俺「言えるか!」 宮藤「なんでですかぁ?もしかしてやましいことなんじゃ……」 俺「べつに俺はやましいとは思ってないぞ。あれはミスだ、ミス」 宮藤「じゃあ教えてくれてもいいじゃないですか~」 しつこく俺から聞き出そうとしてくる宮藤を若干避ける。 シャーリーと一緒に風呂にはいったなんてこの三人に聞かれたらたまったもんじゃない、例えそれがわざとじゃなくても。 シャーリー「おーい!みんなー、ご飯できたぞー」 俺「おっ!夕食ができたみたいだからいくぞ、宮藤」 宮藤「あ!俺さんってば!あとで教えて下さいよ!」 俺「めんどうだ」 坂本「宮藤、そのことならシャーリーに聞くといい」 俺「おい、坂本!よ、余計なことをいうな」 坂本「ふっ、私とて口がすべることがある」 俺「何を白々しそうに―――」 ―――…… …… 第4話「謹慎処分明け」終わり
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2120.html
D.H.N俺 第4話「謹慎処分明け」 後半部 俺『こちら、俺。敵の進路に依然代わりはないですか?』 坂本『進路変わらず、だが速度を上げてきているぞ』 俺『まったく、めんどうだな』 シャーリー『俺!見えたぞ!』 俺『今から戦闘に入る!敵の進路を阻みつつ、確実に撃墜する!』 シャーリー『俺、どうするんだ?』 俺『まずは敵の速度に合わせつつダメージを与え速度を落とすぞ。その後にコアを破壊する。ああ、あと……』 シャーリー『なんだ?』 俺『ネウロイ化せずに倒す。まだ敵がいるかもしれないしな』 青空に一点の黒粒から微かな赤い線が流れる。 その赤い線は周りの空気を跳ね除けながら俺の横をぐっと通り過ぎた。 いくつも続くその線の流れがだんだんと正確になりはじめた頃に、シャーリーに目で合図を送る。 俺『敵の攻撃に注意を払いながら、装甲を剥いでいけ!俺は進路を妨害しつつ攻撃をしかける!』 シャーリー『わかった!無理するなよ!』 シャーリーは上に、俺はネウロイの正面から速度を合わせ仕掛ける。 一気に距離をつめたネウロイが俺をまず第一の標的と定め、致命傷を狙うビームの乱射。 それに対し、俺はBARで敵のビーム門を確実に狙っていく、もちろんビームをすべて避け通して。 俺『くそっ!火力が足らねぇな』タタタタタタ! シャーリー『じゃあ、二倍だ!』タタタタタタタ! 俺『フリーガーハマーでも借りるんだったな!』 シャーリー『でもこの速さじゃあまり当たらない気もするけどな!』 俺『違いない!このネウロイ、大型と聞かされていたが大きさは大型の幕下だ!』 シャーリー『だけど速いぞ!』 俺『それに余裕でついていってるみたいだが?』 シャーリー『あたしのほうがもっと速いってことさ!』 俺の方に向かってくるビームの軌道を一目で把握し偏光ぐあいも兼ねて大きく避ける。 仕返しにと弾丸の雨を一気にふらせる、銃口から重厚な音をたてて。 さらにカウンター気味のあらゆる方向からのビームを目もくれずシールドで体を守り、後方、前方、横すべての攻撃を無力化する。 3つの黒点がとてつもない速さで空を入り乱れ、駆け巡る。 ヒュン……ビシュゥィィン……タタタタタ!タタタタタタ!パキィィィン! シャーリー『おし!あそこがコアだな』 俺『ネウロイの速度も少し落ちている。完全に再生を済ます前に集中して攻撃するぞ!』 シャーリー『了解!』 俺『俺が一発でコア上装甲の一部分を叩き飛ばす。そこを狙え、できるな、シャーリー?』 シャーリー『まかせろー!』 俺『おねんねしろ、ネウロイ』キュィィィィン… シャーリー『何をするつもりなんだ?』 俺『コアを活性化させ人間ではありえない規格外の一撃を食らわせてやるんだよ。かまえろ、シャーリー』ビキビキ シャーリー『ま、待てって!俺の体は持つのか!?』 俺『直接俺の拳を食らわせるわけじゃ……ない!』ヒュン 右腕に血管がびきびきと浮かび上がり腕に流れる血液量が早まる。その腕にBARを逆にして持ち変える。 少しだけ速度の落ちたネウロイとの距離を素早く詰め、一箇所を狙い見定め……強靭な握力を加えた。 赤いビームを空へと走らせながら、2つの黒点が急所を狙うために何度も交差。 その側でその光景を見据えながら一瞬の時を見逃すまいと、シャーリーはまばたきをせずBARを構える。 ネウロイ〈キィィィィィシュゥゥゥゥゥゥン〉 俺『(雲の中に逃げる気がだろうが……)』ヒュン シャーリー『俺!ネウロイは雲の中で私たちを離す気だ!』 俺『いつだって逃げるやつは、狩られるんだよッ!雑魚がッ!』 一瞬の逃げの姿勢を見逃さず距離を肉薄まで近づいた、狙う一部分のもとへと。 そのチャンスを逃す俺ではない。 力を凝縮、さきほどの間の戦闘でこれだけの衝撃を与えれれば装甲が砕けるであろう程度の。 剛力のみちた両腕に握りしめたブローニング自動小銃を振りかざす。 俺『砕けろ』ヒュン ネウロイ〈―――キュィィィィィィンッ!!〉ズゴッシャアアアアアアアン! 本来の用途を超えた使用方法。ハンマーの如く振り下ろされた物体。 少量の血が拡散、小銃は粉砕、甲高い悲鳴が上がる。 それは敵の殻を豪快な音を立てて打ち砕き、響き渡る金属音とともに白塵をめいっぱいに散らせた。 内には真っ赤な敵の心臓―――コア。 俺『いけぇっ!』ピッ シャーリー『終わりッ!』タタタタタタ! ガガガガガガガガガガガッ……ピシッ! パキィィィィィィィィィィィィィィィィィィン―… 確実な状況を得た、シャーリーのコアを目掛けた射撃。 流し込まれた銃弾により見事敵のコアを破砕。 それと同時に、体裁を保てなくなった敵はまばゆい光とともに爆発するように砕け散った。 シャーリー『よっしゃぁー!!』 俺『よしっ!!』 パァァンッ! そこで高い音を空に響かせてハイタッチ。 気分の高揚が実に心地いい。 シャーリー『お~、結構手間はかからなかったな~』 俺『敵は速いだけだったからな。……最後、よく狙い撃てたな』 シャーリー『ん?』 俺『高速度でコアだけをめがけて撃ち通すのはなかなか難しいんだぞ。よくやった』グッ シャーリー『そりゃ一応訓練してるからな。まぁ俺がチャンスを作ってくれたから、ミスするわけにもいかないしな!』 俺『そりゃ、ありがたいな』 ザザッ― 坂本『シャーリー、俺。こちらでもネウロイの消滅を確認した。お疲れ様だ』 俺『じゃあ今から帰投します』 坂本『ああ、気をつけてな』 俺『ふぅ。じゃあ帰るか、シャーリー』スッ シャーリー『へ?』 ふと手を伸ばす。 なんとなく信頼の意味も含めて握手でもしたかったのだろうけども。 少し違う意味に捉えられたのかもしれない。 シャーリー『え、えっと手をつないで帰るのか?』 俺『あ……えーと。あー……まぁ、それでいいか』 強引だ、と言われて少し怒られるかもしれないが、俺はシャーリーの手をとった。 そのすべすべの手(軽く汗ばんでいるが)を軽く握りしめ、基地へと向けゆっくりと飛び出す。 若干照れ隠しに微笑むシャーリーの表情が可愛かった。 シャーリー『あ、あははっ……ち、ちょっと汗かいたし帰ったらシャワーでもあびるか~』 俺『じゃあ俺はそのあとで浴びるか』 シャーリー『今日も一緒にはいるか~?』 俺『ぜひ……じゃなくて、はいらないぞ。絶対に入らないぞ』 シャーリー『あははっ!でも坂本少佐が裸の付き合いは必要だー!っていってたぞ』 俺『それは同性同士の話だ』 シャーリー『そういえば俺はまだ生身でも戦えるんだな~、いったいどこに魔法力があるんだ?』 俺『人体拡張反応コアが基本的に魔法力を補充している。たぶん近々詳しい話をすると思うぞ』 シャーリー『近々ってどういうことだ?』 俺『なんとなくそんな気がしてな。勘は当たる方なんだ』 シャーリー『よし!じゃあそんときにしっかり聞くからな。ちゃんと包み隠さず話すんだぞ』 俺『そうは言われても機密事項もあるからなぁ』 シャーリー『みんな密かに知りたがってるんだぞ』 俺『はぁ……言えることだけ話すさ。それにしてもなんでそんなに知りたがるんだ?』 シャーリー『あ、いや、なんとなくだよ!』 あたふたするシャーリーを見つつ、基地が見えてきたので少しずつ減速させる。 表情がころころと変わって見てて飽きないやつだ。 最初はどうなるかと思ったが、なんとかここでやっていけそうな気がする。 最後まで。 それから一日経って宮藤とリーネ、ペリーヌの三人が無事?修行を終えて帰ってきた。 少々愚痴でも垂れるのかと思いきや、またアンナさんのとこいきたいね、などと話していた。 端っこでその様子を伺っていた俺は二度と行きたくないと思っていたのだ。 宮藤「基地が懐かしいな~」 ペリーヌ「基地を離れてからそんなに経っていないでしょうに」 俺「あのばあさん、めんどくさかっただろう?」 宮藤「あ、俺さん。全然いい人でしたよ!」 リーネ「いい人っていえばちょっと違うかもしれないけど……」 ペリーヌ「ふん、二度と見たくありませんわね」 坂本「まぁそういうな、ペリーヌ。で、全員修行の方はちゃんとできたのか?」 リーネ「はい!ちょっと時間がかかっちゃいましたけど」 坂本「ふむ。じゃあ明日からまた訓練に戻るぞ」 宮藤「えぇ!?少しは休ませてくださいよ~……」 坂本「何を怠けたことを言ってるんだ。お前たち三人はただでさえ戦線を離れていたというのに」 俺「今日はゆっくり休むといい。ご飯はシャーリーたちがつくってくれてる」 ペリーヌ「今日は疲れましたからすぐに寝たほうがいいですわね」 坂本「ペリーヌ、今日はしっかり体を休めておけよ」 ペリーヌ「はいぃ、少佐!よければ今日もお風呂にご一緒してもよろしいですか!?」 坂本「おっ、全然かまわないぞ。みんなで入るほうが楽しいからな」 宮藤「あ、じゃあ私も一緒に~」 ペリーヌ「くっ……この豆狸……私と少佐のひとときを邪魔しにかかるなんて」 宮藤「べ、別にいいじゃないですか~」 リーネ「それじゃあ私も一緒にはいろうかな……」 ペリーヌ「リーネさん!あなたまでも!?」 俺「じゃあ俺も―――はい、冗談だ、坂本。そんなに睨むな」 坂本「言っておくが、入ってくるなよ?」 俺「この間のは気づかなかっただけだ!別に悪意はない!そ、それにシャーリーは許してくれたからな」 宮藤「え?何をですか?」 俺「あ、いやなんでもない」 宮藤「え~、教えて下さいよ~!いいじゃないですか」 俺「言えるか!」 宮藤「なんでですかぁ?もしかしてやましいことなんじゃ……」 俺「べつに俺はやましいとは思ってないぞ。あれはミスだ、ミス」 宮藤「じゃあ教えてくれてもいいじゃないですか~」 しつこく俺から聞き出そうとしてくる宮藤を若干避ける。 シャーリーと一緒に風呂にはいったなんてこの三人に聞かれたらたまったもんじゃない、例えそれがわざとじゃなくても。 シャーリー「おーい!みんなー、ご飯できたぞー」 俺「おっ!夕食ができたみたいだからいくぞ、宮藤」 宮藤「あ!俺さんってば!あとで教えて下さいよ!」 俺「めんどうだ」 坂本「宮藤、そのことならシャーリーに聞くといい」 俺「おい、坂本!よ、余計なことをいうな」 坂本「ふっ、私とて口がすべることがある」 俺「何を白々しそうに―――」 ―――…… …… 第4話「謹慎処分明け」終わり 第5話「憂愁のロマーニャ」へ
https://w.atwiki.jp/soufro/pages/1022.html
【アイテム】 はたき 装備種別 杖(片手) 攻撃力 22 魔法攻撃力 10 防御力 0 魔法防御力 0 レンジ - 消費SP 0 売却価格 3750G 装備レベル 杖15 装備可能クラス メイド(給仕) 装備可能種族 - 属性 付与属性 耐性 炎熱 - 100% 雷電 - 100% 氷結 - 100% 光輝 - 100% 闇黒 - 100% 【解説】 ほこりを払うための清掃道具。メイド用 【入手方法】 購買:11250G(全校) アイテム辞典/か アイテム辞典/は 杖 タグ メイド 杖 武器
https://w.atwiki.jp/livenicofx/pages/78.html
しらたきについて 配信名 愛称 年齢 在住 職業 使用会社 運用資産 生涯収支 トレード手法 備考 しらたき 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 しらたきの概要 しらたきとは しらたきに関して しらたき関連動画 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7463.html
“ΝНΚアーカイブス 戦争特集アニメ「幻の放課後」 (中略) 今回は、前回に引き続き、第12話「役人!」をお送りします” 学事課執務室。 「なるほど、ね…」 そうつぶやく学事課長席には、和がいる。 そして、その周りを軽音部員の面々が、やや緊張した面持ちで取り囲んでいる。 今や彼女らの関係は友人同士でなく、決裁権者と申請者だ。 自分たちが懸命に考えた企画を、正式な活動そして行事として、 認めてもらえるかどうかの関門だ。 『桜が丘支廠・桜が丘女子高等学校共催 出征決起大会』 和はこのように題された企画書を右手で持ち、 左手であごを支えながら熟考していた。 まあ、軽音部にしては考えて練った企画だ。 企画の趣旨自体には反対する理由はない。 軽音楽に眉をひそめるご老体もいるにはいるだろうが、 士気高揚を方便にして軍歌を演奏すればどうにかなるだろう。 しかし、それは本質的な問題ではない。 発表が許されるとしても、その練習の時間が取れなければ意味がない。 だが、今の軽音部員たちは、軍需生産局の人間。 他部署から手を突っ込んで人事を動かし軍需生産業務から引き離し、 練習時間を作ってやるのは生半可な手段では不可能だ。 実現する難しさは、針の穴を通すようなもの。 まばたきと言うには長すぎる時間、和は目をつぶって沈思する。 (時には、非常の、そして、非情の決断もやむを得ない…か) 和は、持っていた企画書におもむろに左手を添えると、くしゃくしゃに丸め、 あざ笑うような溜め息をつきながら放り投げた。 「却下。余計な仕事増やさないで。忙しいんだから」 その様子を目の当たりにして、軽音部員たちは唖然として言葉を失う。 「和ちゃん!何てことするの!?」 ようやく、唯が悲憤を込めてなじると、 それに呼応して皆も和を非難し、あるいは説得し、懇願する。 「壮行会があるんだからそれで十分でしょ? ただでさえ物資供給が苦しいのに、過剰投資をする余力はないわ」 「そういう問題じゃねーだろ!何かしてやりたいって気持ちが大事だろ!?」 「和、お前の力が必要なんだよ! そういう原則を曲げるのは好まないだろうけど、力を貸してくれ」 「そうよ!文化祭も開けないのだから少し融通してくれても… 無理は承知しているのよ。そこをどうにか!」 しかし。 「申し訳ないけれど、そういうセンチメンタルな人情話で 仕事が進むなら何の苦労もないわ。もうすぐ会議があるから出てって」 そう言って、和は未決裁の書類の束をつかみ取り、 その中身もろくに見ず、決裁印を押していく。 真鍋、真鍋、真鍋、真鍋、真鍋… 途中、和は顔どころか目線すら向けずに言い放つ。 「…あなたたち、いつまでそこに突っ立ってるの?邪魔。さぼってないで検品業務に戻りなさい」 ふと、流すように書類に判を押していた和の目線と手が止まる。 「ちょっと庶務係長。この“水道使用料の増額修正”って何なの? 予算の範囲内でお願いっていつも言ってるでしょ。 あなたがしっかり見てないからいけないんじゃない。 経理課に頭下げるのは課長の私なんだから!」 軽音部員を無視して仕事を進める和の様子を見て、律が心底軽蔑するような口調で挑発的に罵る。 「その仕事、ハンコと、下げるしか能のない頭と、怒鳴る口さえありゃ、 誰でもできるじゃんか。澪に代わってやれ。文字通りの盲判だよ。 あー、澪にはこんなゲスな仕事は向いてないか。ハハハ」 もともと気まずくなっていた執務室内の空気が一気に強ばる。 軽音部員たちはもちろん、学事課の課員たちも固唾を飲んで、 和と律を見つめる。 「お、おい、律!言い過ぎだろ!」 「澪、お前をダシにして悪かった。けど、この小役人にはお灸をすえないと。 そのすきっ歯、憂ちゃんにやられたんだってな。いい気味だ。ダッセぇの!」 「律先輩、落ち着いてください!何も喧嘩しにきたわけじゃないんですよ!」 「……もはや聞き捨てならないわ」 軽音部員たちを無視して机に向かっていた和が、 ようやく、険しい表情をして上半身をねじり律に向き直る。 その顔を上から眺めながら、さらに律がせせら笑うように言う。 「ようやくこっち向いてくれたな。 その様子だと、例の噂もまんざらウソとは思えねーし。 こちとら手足ちょちょぎれたりしてんのに、いいご身分だこと」 「そんな噂に惑わされるなんて、愚かね。 大体、ケガして帰ってこいなんて、誰も命令してないわ」 「ふざけんなっ!好きこのんでケガするヤツがいるか!」 律は和の襟元を右手でつかみ、怒りの籠もった目で和を見据えるが、 和もまた、蔑むような目つきで律を睨み返した。 「…こんな真似してどうするの?その義手で殴られたらさぞ痛いでしょうね」 「和ちゃん!りっちゃん!二人ともやめて、やめてよぉ…」 唯が狼狽しながら哀願する。が。 (ペッ!) (っ!) 「ふん…素手どころか義手でも触れたくないな」 律は、まさに唾棄すべき汚物を見るような目で和を睨み付け、 その顔に唾を吐きかけた。 和は、眼鏡の縁から滴る唾液を拭いもせず、律を冷ややかに睨み返す。 「…律、正直言って見損なったわ」 「和、その言葉、そっくり返す」 「本件は懲戒か懲罰の対象よ。覚悟はしておくことね、田井中室長」 「ご自由にどーぞ。木っ端役人の真鍋課長殿!」 「…そうなんだ。じゃあ私、会議室行くね」 和はそう言い捨てると、律の右手を乱暴に払いのけ、 会議資料をひったくるようにつかみ取って、学事課執務室を去っていった。 主を失った学事課執務室に、気まずい沈黙が満ちる。 そこに、少しずつ、課員たちが小声で囁き合う声が混じり始める。 憤りを抑えきれない律が、呼吸を整えながら言う。 澪と紬も、落胆と驚きを隠しきれない。 「和のやつ、確かに前から融通が利かなかったりしたけどさ、 曲がったことが嫌いっていうだけで、あんな人情のないやつじゃなかったはずなのに…」 「もう、和も完全に“支廠の役人”になってしまったのか… この狂った組織で生き延びるにはああなるしかなかったのかな…」 「…人は変わるものだけど、こうも変わってしまうものなのね」 唯もまた、くしゃくしゃになった企画書を両腕で拾い上げながら、 幼馴染みの豹変ぶりを目の当たりにして、肩を震わせていた。 「和ちゃん、ヒドい、ヒドいよ…。こんなの、私の知ってる和ちゃんじゃないよ…」 (第一段階は一応成功ね。殴られなくてよかった…これ以上前歯が抜けたらサマにならないわ。 挑発に乗ってくれた軽音部の面々には悪いけど、ここからが本番。 海千山千の老獪な小役人どもを、手玉に取れるかどうか…) 私は、そう考えながら、会議室に向かう。 ──桜ヶ丘支廠会議室 廠議で、いくつかの報告事項、討議事項が処理される。 支廠長が出席者に意見を促す。 「…他に、何か提案することはないかな?」 私は、挙手して発言する。緊張のあまりのどが渇く。 「はい。第32検品室の田井中室長以下について、更迭と懲罰を求めます」 私が意見を述べると、管財課長が続きを促す。 「ああ、廠議でここに来る途中、廊下を歩いていたら聞こえましたよ。 なにやら一悶着あったようですが、それと何か関係が?」 「ええ…。お恥ずかしいことですが、 活動に関する申し出を却下したところ、腹いせに侮辱と暴行を受けまして。 組織の秩序を保つためにも、 同席しながら制止しなかった室員等も含め、連座して処分すべきかと」 副支廠長が片方の眉を曲げて和に問う。 「…それは事実かね?」 「はい。先ほど管財課長がおっしゃったとおりです。必要とあらば居合わせた課員に問い合わせても構いません」 そこに人事課長が眼鏡を拭きながら質問する。 「では、処分を下さねばなりませんが、いかがしましょうか。 詳しくは分かりませんが、室長は戒告、他の室員は厳重注意といったところですか」 ここだ。ここで人事課、そして総務会計局からから主導権を奪わなければならない。 私は、慎重に言葉を選びながら、議論を誘導する。 憤りを混ぜつつも、衷心から述べるような声色。 「ならば、教育局に身柄を預けて頂けませんか? 戒告して始末書を書かせても、ああいう輩は、始末書一枚の重さが分かってません。 性根からたたき直さないといけません。教育上の懲罰が必要です」 軍需生産局長が難渋する。 「しかしィ、今のご時世、労働力は少しでも確保したいもんでねェ…」 「元々生産性の低い連中で、管理コストもバカにならないでしょうし、 さほどの損失にはならないのではないかと。 組織全体の秩序維持を考えれば許容すべき損失では?」 腹の探り合いのようなやりとりが続いた。 冷静を装いつつも、私の心臓は狭心症の発作のように締め付けられる。 総務会計局長でもある副支廠長は、オールバックを掻き上げてうなった。 「ふ~む、なるほどねぇ…」 副支廠長は、このように考えを巡らす。 (面倒なことだ。ついこの間、ムカゴ盗みの非行があったとはいえ、 軍需局の一職員に懲戒処分を下したなぁ…。 総務局人事課からまた軍需局の職員に処分を下すとなると、 軍需局の我々への心証も悪いだろうし…。 教育局で引き取って懲罰をしてくれるなら、 総務局が手を汚さずに、一応、組織全体の秩序も保てるか…。 仮に、教育局の手に余るようなら、そのとき対処すればいい。 あわよくば、それを理由に教育局に貸しを作ることもできるだろう) そして、それはまさに私の読みどおりだったようだ。 副支廠長はこう結論づけて、支廠長に進言する。 「綱紀粛正のためにはやむなし、か。 支廠長、私も学事課長の提案は理にかなうと思います」 「君がそう言うなら問題あるまいよ。それでいい。 軍需局にも特に異論はないね?」 老獪な狸親父どもの狡知に対して、初めて、私は勝利した。 (憎まれ役を買って出た甲斐があったわね ただ、みんながそれを理解してくれるかはわからないけど…) これで、軽音部員を現在の業務から引きはがせる。 なんとか練習だってできるだろう。 私は内心密かに胸をなで下ろしながら、今後の策に思案を巡らせた。 [第12話 終] 12
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/1029.html
民宿たき みんしゅくたき 大分県日田市にある温泉民宿。 所在地 大分県日田市川原町3-33 規模 5室・20人 地図 関連項目 2005年3月17日 2005年春合宿 2012-10-09 宿泊地一覧 この項目のタグ 2005年3月17日 2005年3月18日 大分県 宿泊地 日田市 民宿 温泉 タグ「宿泊地」+「温泉」がついた項目 明野ふるさと太陽館 / 有馬館 / 指宿白水館 / いまでや / 浦島ハーバーホテル / 大阪屋旅館 / 温泉民宿花や / 温泉民宿やまと / 勝浦ホテル三日月 / 金井旅館 / 川根温泉ふれあいコテージ / 霧島国際ホテル / 白神温泉静観荘 / しれとこ自然村 / 信州松本美ヶ原温泉翔峰 / 上州の宿 / 大栄温泉 / 中禅寺金谷ホテル / 花見屋旅館 / 馬頭館 / ひなの里山陽館 / フォレスパ木曽 / 富士野屋夕亭 / べふ峡温泉 / ホテルアンビア松風閣 / ホテルニューツルタ / ホテル北陸古賀乃井 / 道の駅両神温泉薬師の湯 / 民宿たき / 民宿古木屋 / 民宿本陣 / 民宿きらく / 弥栄館 / 湯の閣 / ライダーハウスクリオネ / RAKO華乃井ホテル / ラビスタ伊豆山 / 旅館永澤平八 / 臨江館 / ローゼンハイム白馬 / わじき温泉 タグ「日田市」がついた項目 2005年3月17日 / 2012-10-08 / 2012-10-09 / 旭饅頭 / 天ヶ瀬温泉 / 小ヶ瀬の沈み橋 / 女子畑発電所 / 観音の滝 / 亀山公園 / 草野本家 / 隈 / 隈まちづくりセンター黎明館 / 薫長酒造 / 国道210号 / 国道212号 / 国道386号 / 後藤家住宅 / 三洲峡 / 慈恩の滝 / 神田湯 / 長善寺 / 長福寺 / 日本丸館 / 原次郎左衛門味噌醤油蔵 / 日田 / 日田鮎やな場 / 日田温泉 / 日田やきそば / ひなの里山陽館 / 廣瀬資料館 / 豆田 / 三隈大橋 / 三隈川 / 民宿たき / 八坂神社(日田市隈) / 山田家住宅 タグ「2005年3月17日」がついた項目 2005年3月17日 / 国道212号 / 民宿たき タグ「2005年3月18日」がついた項目 2005年3月18日 / 小田温泉 / 国道212号 / 国道442号 / 道の駅小国ゆうステーション / 民宿たき / 民宿きらく / 旅館美里
https://w.atwiki.jp/1128amenbo/pages/27.html
ケンが対馬へ向かっているころ、ターゲットを見失ったあきのりは一人、マンションの残 骸で暴れていた。 「どこへいったァァァアッッ!!!高林シィィィイ!!!!」 『そう、騒ぐなあきのり』 『まっまっ間所様!!わが君!』 『ほ~体が私に服従するようにできたようだな(笑)ケンのやつは対馬の実家に帰ったよう だ。しかし、お前はまだ実家に住むケンの親父と互角に戦える力はない。』 『さすれば、わが君!どうしたら…』 『もう、手は打ってある。だから、慌てるな。お前には、修行してもらう。』 『わが君がなすままに…』 『では、私たちはアメリカに行き、“やつ”の元で力をつけるんだ。そして、私もエクソ シストらを倒すために“力”を蓄えるとしよう』 ~~~~~~~~~~~ そのころ翔平は大谷口を離れて、市進の南浦和校に来ていた。 『英語の加藤先生はいますかー?(大声)』 『そんな大声出さんでも、聞こえてるよ。どうした?』 『先生…実は俺、家を出てきました。母さんと色々…あって(涙)』 『そうか…なら、ここの空いてる教室で寝泊まりしなさい。飯なら私がなんとかしよう』 『先生……(涙)。それと先生にお願いがあります。』 『なんだ改まって、言ってみろ』 『先生、俺にイノセンスの最大の技を教えてください。』 『なんだっ!そのイノセンスとやらは…私は知らんよ。』 『知ってるんです。 先生が過去にイノセンスを使い、第一次ペチンガー大戦の際大活躍 なされて、“蒟蒻将軍”と呼ばれペチンガーを支配することができるのではないかと言わ れていた人ということも。』 『そっっそそれをどこでぇ?』 『my イノセンスのケナンチョのおっさんから』 『君はその歳でイノセンスと対話ができるのかぁっ!!!?』 『対話というより、いきなり潜在意識の中に連れてかれて… 昨日もそうでした。 それで お前の今の問題を解決するには加藤しかいないって言って去っていきました。その後、頭 の中に加藤さんの過去の映像がでてきて……』 『そうかぁ…知られているなら、しょうがない。君にイノセンスの技を教える。だが、最 大奥義は君には教えられない。それ以外の技は全て教える。そして、今のペチンガーらに 関しての情報を私にも教えてくれ。』 『はい。』 そして、だいすけや美枝子やあきのりのことを言った 『君も大変なんだぁ。(しかし…美枝子どこかで聞いたことがあるような)』 『それより先生、技を教えてください』 『よし、ではまず、イノセンスの極意を教える』 『極意?』 『1つ、イノセンスとシンクロリーディングしろ』 『シンクロ…リーディングってなんですか?』 『要するにイノセンスと意志疎通することだ』 『は…い(なんだよ。ややこしく英語にしやがって。あぁ~~FACK YOUぅぅ!!!!)』 『2つ、イノセンス発動は1日2回まで』 『なんで、2回なんですか?』 『それはな、3回以上は普通のエクソシストじゃ、体が耐えきれず………』 『耐えきれず、何なんですか?』 『性器を失ってしまうんだ、、それほど、体にはダメージが蓄積されるんだ。』 『普通のエクソシストってことは上級エクソシストだとどうなるんですか?』 『3回までできるようになる。だが、まだ翔平!お前にはその力はない。わかった かぁ!!!!』 『ふぇ~い!!!』 『そして最後の3つ目は、絶対に"無鼻"を使ってはいけない。』 『無鼻って……』 『内容は知らなくていい!!!お前みたいな小便くさい鼻野郎には教える価値もないんだよ 。わかったかぁ?』 『ふぇ~い!!!(うぜっ)』 『じゃあわかったところで、お前に聖射精球-セイントスペルマボール-を覚えもらう。こ れは、お前のイノセンス(ちんこ)を刺激し、一点に集中し、それを相手に目掛けて放出す る。この球体にはお前の気功を練りこむことにより、相手は少しの間動けなくなる。じゃ あやってみろ!!!』 そして、翔平は自分の息子を一生懸命しごき始めた。 『うっ!うっわぁーイっちまう。イっちまうよだいすけ…はっはぁ~~~ん』 ピュッ! 『なんだこれはただ、しこっただけじゃねーか!!!こないだの英単語の9級のテスト受かっ たからって調子乗んなよぉ!!!!』 『まぁあれは俺の英語力だけどねー(どや)』 『お前の弱点はそこだ…すぐ、自惚れる。 何かとドヤ顔。俺、モテるぜ(ドヤ) 俺、足速 いぜ(ドヤ) そういう考えじゃあ技なんてできるわけねーんだよ!!!!』 「たしかにすぐに自惚れてしまうかもな… でもまぁ全部事実だし(ドヤ)」 「貴様という奴は… まずはその腐りきった性根を叩きなおしてやる!! だがまぁ手加減してやらんでもないが… よし、私はイノセンス無しでやってやる」 「なめてんじゃねー!ケナンチェヨ発動っ!!!」 ビュウィィィィン そそりたつしょうへいの鼻、もといちんこはいつもより大きく、そして黒々として見えた 。 「ほぉ。 なかなか使い込んでいるのぉ。 ではこちらも…」 シュッパッッッッ 加藤はただ直立しているだけのようだったがまばたきをする間に下半身の服が全て弾けて いた。 (んなっ、なんてことだ… いままで数々の肉棒を見てきたが、あんなに右に傾いてるのは見たことがないぞ。 かの織田信長も右向きだった事からちんこが大きく右に向いているものは大成すると言う が本当みたいだな だが年のせいなのかふにゃふにゃじゃねえか! あんなの余裕だぜ) 「さぁ…こいしょうへい!」 加藤がそう叫ぶやいなや目にも止まらぬ速さで加藤の後ろに回り込み中指をケツに突き刺 した。 ハギャゴギギャギャギャギャ しょうへいの指の骨は粉々に砕け散った 「ッッッッギャーーーーーー! いってぇ! なんて固さなんだ奴のケツは… イノセンス無しであんな事できるのか!? ここは一旦回避だっ」 後ろにさがるしょうへいを見て、ふふっと不敵に笑う加藤はおもむろに自分のナニをしご きだした。 (まずは様子見だ。 どんな攻撃を繰り出してくるのかみてやるぜ! あぃきゃんドゥーイッツ!!!) 加藤は目をつぶり集中すると徐々に手の動きを早めていった。 そして… ドドドドドドドッパァァァァァァァァ~~~~ 「くきゃあっ」 しょうへいに加藤の精子が振り注ぐ (くっ、俺はアイツと80mは距離をとってたんだぞ!? どれだけとぶんだよ!!! まぁいい。 イった直後の賢者モード中の隙をついてやる) そして精子から抜け出そうとするしょうへいだが… ブッファ ぶちょちょ にゅっちゃぁぁ しょうへいの頭上にはまたも白濁した精液がとまる事なく降り注いだ。 「うぁーーーーーー なんでだ! なぜお前はそんな連続でいけるんだっ! それに…」 「ははっ。 動けないだろう。ん? 俺の精子に捕まって逃げれたものはいないよ。」 「なんて粘り気なんだこの精子は… もう降参だ降参。参りましたよ、ばかばかばかばかぁ~」 泣きじゃくるしょうへいをみて加藤はニンマリと笑うと 「では何か聞きたい事でもあるかね?」 と言った。 「たくさんあるわ! まずはそのケツの固さだ。 あと精子の飛距離になぜ賢者モードがないのか。 あとはこの精子がネバネバしてる理由だよぉー!!!」 「まずお前はケツが固いと言ったがそれは間違いだ。 正確には固いのは俺のウンコだ。」 「なんだってぇ!?」 「俺は調教術対策にかれこれ30年ウンコをケツに溜め込んでいる。 時が立てばたつほどそれは密度を増し、固くなっていくのだ。 飛距離の問題はVeryEasyさ! お前はイクときにアホヅラのままただドバドバ垂れ流してるだけ。 それじゃあダメだ。 そのイク一瞬を我慢する事で精道に一気に精子が溜まり飛距離が伸びるというわけさ。」 「なんでこんな簡単な事にいままで気づかなかったんだ俺は(泣) それに俺はアホヅラじゃないやぃ」 しょうへいを無視して加藤は続けた 「賢者モードにならないなんてのは俺レベルになると当たり前だ! っていうか戦場でイクたんびにわざわざ賢者モードになってたらすぐ殺られるぞ!? バカか貴様。 お前は性欲に身を委ねすぎだ。 イクときに自分を失わずに自制心を保つ訓練もせねばならんなぁ。 あと精液の粘度の事だが、これも自制心に関わってくる。 精子に粘度をだすためにはオナ禁が必要だ」 「むーーーーーりーーーーーーー だいすけがいなくて性欲の発散相手がいないってのにオナまで禁じたら俺のハートはぶっ 壊れちまうぜ!?」 「なにも分かっていないようだな。 もうお前はだめかもわからんね まぁイノセンスがなくてもやり方次第で戦う事は出来るというのは分かったろう。 イノセンスは体への負担がデカイから極力使うな。 じゃあな」 そういって立ち去る加藤に 「おいぃぃぃぃ、この精子からだせやぁ!」 としょうへいは叫んだ。 「そこから抜け出れたら強くしてやんよ。」 そう言って加藤は去っていった。 「あいつなんなんだよッッッ!マジむかつくんですけどー(ドヤ) オナ禁とかマジ… …… マジなんなんすかぁ!!! あぁ…誰か助けてくれよ… いつもなら母さんが駆けつけてくるのに… 姉ちゃん… 兄さん… 母さん… ……俺…気づいたら、ひとりぼっちになってた…」 しょうへいは絡み付く精子の中でうずくまり、一人静かに泣き始めた。 “お前は一人じゃない… …私がついていることを忘れるな…” その言葉が、しょうへいの頭に直接語りかけるかのように入ってきた。 「オ…オッサンか? ケナンチェヨのオッサンなのか?」 “そうだ。 さっきも言った通り、お前には私がいる!心配しなくていい! とにかく、戦いは立ち止まったら終りだ。目先の悲しみに落ち込んでいたら、本当に大事 なものを失ってしまうぞ! 元気をだせ!” 「元気をつったって… この状態じゃどうにも…」 “そこでだ、私と君が初めて現実世界で会話できた記念も兼ねて、君に『鼻技』を伝授し よう” 「『鼻技』!?…」