約 294,816 件
https://w.atwiki.jp/madomagi/pages/97.html
魔法少女おりこ☆マギカに登場する魔法少女の一人。 作者に「ラスボスっぽい主人公」と言われているとおり、同作の主人公とラスボスの二つのポジションを兼任している。 同じ外伝作品であるかずみ☆マギカの主人公・かずみに比べ主人公らしくない。 1巻の活躍はほぼ杏子に取られており、主人公(笑)扱いされてしまっている。 加えて、主人公なのに1巻の表紙にいない、2巻の表紙でもセンターをまどかとほむらに取られキリカと共に後ろにいるなど、主人公としてどうなのだろうか? もっとも本作作者が明確に主人公と証言しているモノのタイトルにキャラクターの名前が使われていても、そのキャラが主人公ではないケースなんていくらでもあるので、注意は必要。 内面を見るに心優しい少女ではあるようだが、第一巻の時点では目的の為には手段を選ばない性格ととれる。 父は政治家の美国久臣で、母は早くに亡くしている。 物語冒頭でキュゥべえと契約し、魔法少女になる。 私服では髪型をポニーテ-ルに、そして巨乳であり、スタイルは結構良いほうである。 幼女姿はそのまま幼女化させたような容姿だが、とてつもなく可愛い。 自分の父親を尊敬している。また裕福な家庭であるような描写がある。 制服姿の彼女を見た見滝原中学校の生徒が「お嬢様学校の白女」と言っているが、正確な学校名は不明。 初期案では虫を見るような目をするという無茶なことが書いてあったらしい。 魔法少女としての織莉子 魔法少女服は純白のショールの付いた帽子を被り、白い衣装を身にまとっており、銀の髪も合わせて真っ白である。 ソウルジェムの色は白(作者曰く、パールっぽい光沢)、シンボルマークは楕円、変身後の位置は胸元。 武器は浮遊する宝石のようなもの。 同時に未来を見通す能力を持ち、契約直後に魔法を使いワルプルギスの夜の襲来を受けた見滝原の惨状と、そこで誕生する誰にも倒せない存在を知る。 それが解き放たれることを阻止するために、キュゥべえにゆまのことを告げる一方親友であるキリカとともに「誰にも倒せない存在」となりうる魔法少女を探し出すため「魔法少女狩り」を行うようになる。 また、何より彼女の存在を印象付けているのは、その身にまとった圧倒的なプレッシャーであろう。 初対面時、最ベテランの魔法少女である巴マミをも怯ませたその迫力は、まさに「ラスボス」の称号に相応しいと言える。 友好関係 唯一友人と呼べる存在は、自身を「政治家の娘」ではなく個人として見てくれたキリカであり、彼女に対して「貴方が居なければ自分はとっくに壊れていた」と発言し、最終決戦にて魔女化して抜け殻となったキリカの亡骸を庇うといった行動を見れば一目瞭然である。 キリカの方も織莉子を病的に愛しており、二人の絆が見て取れる。 普段は紅茶を嗜む優雅な生活を送っており、キリカが織莉子に懐くように彼女もまたキリカに依存している。 織莉子の願い 彼女が魔法少女になった時に叶えた夢は、「自分が生きる意味を知りたい」というもの。 織莉子の父親である久臣は政治家であり、周囲の人々から尊敬される存在であった。 織莉子は名士の娘として何不自由なく育てられたが、あるとき父親に経費改ざんなどの不正疑惑が持ち上がり、それを苦にしてか父親は自殺してしまう。 それまで優等生で通っていた織莉子だったが、汚職の疑惑がかかっていた父を、自殺という形で亡くして以来世間から冷ややかな目で見られるようになる。 そうした経緯から自分は織莉子という個人ではなく、久臣議員の娘としてしか見られていなかったということに気付き、彼女は自身のアイデンティティを喪失してしまった。 そこへ現れたキュゥべえと契約し、未来を見通す魔法少女となった彼女は、やがて世界が「誰にも倒せない存在」により滅ぼされるのを予知しそれの誕生を阻止することを自分の生きる目的とすることに決めたのだった。 最後は魔女化しキリカの死体を杏子の攻撃から庇い致命傷を負った織莉子は、「私の世界を守るため」と、一連の事件の動機を語った末、ほむらによってソウルジェムを撃ち抜かれる。 これで魔法少女狩り事件にようやく決着がついたと思われたのだが、死の間際に最後の一撃をまどかに放ち絶命させた。 結果的にまどかを救えなかったほむらは再び時間遡行を行うがその行為を織莉子は「違う道に逃げ続けている」と評している。 数十名もの行方不明者を出した見滝原中学校の無人の校内で織莉子は再びキリカと出会う。 織莉子は善意とは言えど、奪った命の罪悪感に悩んでいたが、明るい笑顔を浮かべるキリカに手を差し伸べられ、その手を取って歩いていった。 どんな形であれ、一度失われた「私の世界」を取り戻すことができたのは、彼女にとっても救いとなったのであろう。 最悪の魔女の出現阻止のため、彼女が取った方法は魔法少女の虐殺である。 死を迎える瞬間と思われる場面で、彼女もそれを悔やんでいたものの結果的に彼女の行動は、やがて来る災いから世界を救うことになった。 杏子達によって倒されるべきラスボスであると同時に織莉子もまた世界を思い救うために行動した紛れもない「主人公」であったと言えよう。 その一方で、彼女が真に望んでいた「生きる意味」はこの世界の未来に殉じる事ではなく、 唯一の理解者であり『友人』であるキリカと共にある未来だったのではないか……とも取れる描写もあり、「彼女もまた他の魔法少女たち(そして多くの魔女たち)同様、真に望む物は手に入れていない」という評価もある。 関連項目 バケツさん 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/19.html
静かに日が落ちていく。夕暮れのオレンジが、段々とパープルに変わっていく。 それを、マミは無感情で眺めていた。 夕日が地平線に落ちていくのを、ただ、部屋の電気もつけずに見ていた。 大きなリビングの中心にポツンとあるテーブルの上には3人分のケーキ。 今日、魔女退治が終わった後に、一緒に食べようと用意していた。 だけど、それも全て無駄になった。 「あはは……私って駄目ね。本当に、駄目……」 独りでいる時は、こうして弱音を吐くことの方が多い。 ああして、まどかやさやかの前で強がってはみたけど、やっぱり辛い。 気づいたら、また、ポロポロと涙が零れていた。 「……っ」 魔法少女になってから、マミは誰かを助けるために戦うという口実で 独りの寂しさを紛らわしていた。 だけど、やっぱり独りである事を癒せるものなんて何もない。 独り、ずっと独り。 お父さんもお母さんも死んで、親戚からは突き放されて、こうして独りで 暮らすしかなくて。 その辛さにずっと耐えてきて、無理矢理取り繕って。独りで泣いて。 戦って、怪我をして、でも、そんな痛みも口に出せなくて。 「…………鹿目さん」 そして、そんな中に彼女は現れた。 キュゥべえが見出した魔法少女の才能を持つ少女、鹿目まどか。 『――彼女はすごい才能を持っている。計り知れないほどの力だよ!』 キュゥべえは、そう言っていた。 だとすれば、もし彼女が魔法少女になってくれたのなら、こんな孤独とも 別れる事が出来るんじゃないだろうか。 そう思った。本当はいけないことだと分かっていたけど、でも考えずには いられなかった。 命がけの戦いで、死と隣り合わせの戦いだとしても、同じ魔法少女同士で 手を取り合いながらやっていけるんじゃないかと思った。 自分が先輩で、彼女が後輩で、自分が色々教えてあげながら背中を預けあう。 どれだけ辛くても、誰かがいるなら耐えられる。 そう、思った。 「でも……」 それも、全ては水泡に帰した。亜樹子と、あの暁美ほむらによって。 あんな事があっては、もう二度と彼女達は自分に付き合ってくれないだろう。 そう、結局はまた独りに逆戻り。 また独りで魔女と戦う日々が戻る。孤独に耐える辛い日々が戻る。 たった2日の出来事なのに、酷く永い時間を過ごしたような気がした。 「……言っても、始まらないか」 もう、この事を考えるのはよそう。これ以上考えても辛いだけだ。 そう思って、自分の寝室に戻ろうとした時だった。 ――ピンポーン チャイムが鳴った。 また新聞の勧誘だろうか、玄関のドアまでマミは行く。 新聞の勧誘なら居留守を使おう、そう思って覗き穴から外を見てみた。 「あ……!」 マミの瞳が驚愕に見開く。次の瞬間、マミはドアを開け放っていた。 「マミさん……」 鹿目まどかがそこにいた。 「言い過ぎたかな……」 はぁ、と亜樹子が溜息をつく。マンションの階下から、マミの部屋を見上げる。 さっきまで真っ暗だった部屋が、今は明かりが燈っている。 「ま……あんくらいの年頃ってのはビミョーなお年頃だからな。 ましてや、あんな……魔女だったか? そんなもんと戦ってたら尚更だ」 近くのベンチに腰掛けていた翔太郎が顔の上にソフト帽を乗せて、 亜樹子に話しかける。 「翔太郎、落ち込んでいるのかい?」 沈んだ翔太郎の声に、フィリップが反応する。それに対して、翔太郎は しっしっ、と追い払うように手を振って反応を返す。 「やれやれ、君という奴は本当に――」 「私は、鹿目まどかを守れといったはずよ?」 そんな3人のやり取りを遮るように、ほむらの声が割って入る。 「なぜ、鹿目まどかと巴マミを合わせるの?」 「固い事は言いッこなしだ。マミちゃんは、まどかちゃんや君の学校の先輩だろ? 友達みてえなもんじゃねえか」 「ふざけないで」 ほむらは、冷たい口調で斬捨てた。まるで、マミがまどかを殺すとでも言いたげに。 そのただならない様子に、翔太郎達も違和感を覚える。 確かに、あの魔女というのは危険だ。あんな結界とやらの中に巻き込まれて 生き残れるのはライダーになった自分達や彼女達くらいのものだろう。 しかし、それだけではない。 ほむらの言葉は、そういった危険を指し示すものではない。 彼女の言葉は全て、鹿目まどかという一人の少女に向けられてしか放たれていない。 「君は、なぜそこまで彼女にこだわるんだい? あの鹿目まどかという少女に」 「…………」 答えは返ってこなかった。代わりに、意味がない、そうとしか言えないような瞳で ほむらがフィリップを見つめ返す。 「答える気、ないのかい?」 「ないわ」 即答だった。 「じゃあ、これだけは答えてくれ」 「……何?」 翔太郎が、そこで初めて顔の上に乗せていた帽子を外してほむらを見た。 真っ直ぐに射抜くような瞳がほむらに向けられる。 「君は、俺達を信用できるか?」 「…………」 ほむらと翔太郎の視線が互いに交錯する。日は完全に落ち、電灯が その場にいる四人を照らし出す。 数分――いや、本当は数十秒だったのかもしれない。 交錯した視線がほむらの方から外され、彼女は何かを振り切るように 髪をかきあげた。 「…………時と場合によるわ」 「じゃあ、今は信じてくれ。今の俺達の判断を」 静かに、しかし力強く、翔太郎が答える。 夜の中にあって、一際強い存在感をその時の翔太郎を放っていた。 それに、ほむらも気づく。 「俺は、依頼をやりきる。そして依頼人を絶対に傷つけねえ。それは、 依頼されたまどかちゃんだけでなく君もだ、ほむらちゃん」 ソフト帽を被りなおし、ベンチから立ち上がる。 「俺達はあの子を魔女から守る。そして、みんなを守りきる。君の依頼は 絶対に果たしてみせる。」 「翔太郎くん……」 ゆっくりと歩を進め、翔太郎はほむらの前に立る。 「だから……な?」 そして、スっと手を差し伸べた。 「……どういうつもり?」 「信頼の握手だ。君の依頼を守る、その約束のためのな」 ニヤリと、ハードボイルドを気取って格好つけて笑んでみせる。 いや、本人からすればこれがハードボイルドだったのだが、周りからはそうとしか みえなかった。 「…………」 無表情に、ほむらは差し伸べられた手を見る。しかし、目の中にある色は かすかな迷いと戸惑い。 「どうだい?」 「…………」 幾ばくかの逡巡、しかし、 「えいっ!」 亜樹子がほむらのてを取り、翔太郎と無理矢理握手をさせていた。 「な、何を……」 「迷うくらいだったらさ、信じてよ。こう見えても私達、ほむらちゃんより 長生きしてるんだから」 亜樹子が、二人の手を握ったまま笑ってみせた。 「亜樹子……」 「まあ、翔太郎くんがかっこつけてても意味ないし、見ててやきもきするだけだから 手っ取り早くやってみただけなんだけどねー」 次の瞬間、翔太郎がずっこけた。盛大に。 「おまっ……亜樹子!! てめっ、人が久しぶりに感心したってのに!!」 「ハーフボイルドの翔太郎くんがカッコつけても限度があるからねー。 ねー? フィリップくん?」 「まあ、確かに翔太郎のキザな台詞というのは、いつもの事だしね」 四面楚歌とはこの事だった。 「お前等……! フィリップ! 亜樹子! そこに直れ! 俺が直々に てめえらに社会の厳しさというものを――!!」 握手した手を離し、翔太郎が亜希子達へ向かった。 既にスタンバイしていた亜樹子のハリセンが宙を舞う。 「ちょやぁ!!」 「だぁれが、見え透いたハリセンの軌道に乗せられ――――っ痛ぁっっ!!」 しかし、次の瞬間、隠されていた左手に握られたスリッパが翔太郎の 頭を強かに張り倒した。 パコーンと、小気味言い音がマンション階下の公園に響き渡る。 「ッ痛ああ! ッ痛ぁぁ! おま、亜樹子!! なんでスリッパ!?」 「能ある鷹は爪を隠ーっす!! いつからアタシがハリセンだけしか持ってきてないと 思ってましたかー?」 クケケケと、明らかに女性がやって良い笑い方から外れた笑い声をあげて 亜樹子が翔太郎を高らかに嘲笑った。 「なるほど、二刀流とは……実に興味深い」 「てめぇ! フィリップ! 感心してるんじゃ――」 「隙ありぃ!!」 パコーン、スパコーン、と今度は二度、小気味良い音が鳴り響く。 ハリセンとスリッパの二刀流が翔太郎を張り倒した。 「亜樹子おおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「きゃー、翔太郎くんが怒ったー」 そして、始まる3人の追いかけっこ。それをほむらは呆気に取られて 眺めていた。 だが、不意に我に返る。先ほど握られた手をマジマジと見ていた。 暖かく、大きな手。その温もりがまだ手に残っていた。 「…………信じる」 誰にも聞こえないように呟く。無表情な仮面がその時、一瞬だけはずれた。 年頃の少女の、穏やかな瞳がそこにあった。 ――無理よ! 独りであんなのに――!! ――それでも私……魔法少女だから ――さよなら……ほむらちゃん ――鹿目さぁぁぁぁぁんッッッッ!! そして、夜は開ける。 「――――」 ゆっくりと世界は広がり、ほむらの視界には見慣れた天井が映し出される。 「…………また、夢」 一番古く、一番見たくない、一番悲しい、一番最初に見た夢。 起き上がり、ほむらは洗面所へと行く。 「…………イレギュラー」 鏡に映し出された自分を見て呟く。しかし、ほむらの目に映ってるのは 自分自身だけではない。 左翔太郎、照井亜樹子、フィリップ、火野映司、そしてアンク。 かつて一度もありえなかったイレギュラー達が、まるで狙い済ましたかのように この見滝原に一堂に会した。 「っ…………」 しかし、それがほむらには怖い。 ほむらは、鹿目まどかを救うためだけに、何度も時間を繰り返した。 しかし、その度にイレギュラーがほむらの運命を狂わせ、鹿目まどかは破滅した。 ある時には、美樹さやかが鹿目まどかを殺した。 ある時には、巴マミが鹿目まどかを殺した。 ある時には、鹿目まどかが自分を守って命を落とした。 ある時には、佐倉杏子が裏切った。 ある時には、美樹さやかだけでなく巴マミも魔女になった。 ある時には、皆は皆、魔女になった。 ある時には、皆が皆、狂った。 ある時には、出会う前にまどかが死んだ。 ある時には、ワルプルギスを迎える前にまどかが死んだ。 ある時には、事故でまどかが死んだ。 ある時には、契約をする前に魔女に食われた。 ある時には、同士討ち。 ある時には、ある時には、ある時には、ある時には……――――エンドレス。 繰り返したループが何度目かを数えなくなって、既に久しい。 それほどに、この永遠の春をほむらはループしていた。 壊れてしまいそうになったことも何度もあった。死にたくなる事も何度もあった。 だけど、そのたびに、初めて契約した時の事を思い出す。 夢を見て思い出す。 そして、今回。魔法少女以外のイレギュラーがほむらの前に現れた。 自分達よりはるかに大人な存在の出現。仮面ライダーという存在の出現。 OOO【オーズ】、W【ダブル】、二人の戦士。 ほむらは、オーズをその目では見ていなかったが、しかしダブルは見た。 ――凄まじかった。 一度見ただけで、ほむらには分かった。それは何度も時間を繰り返してきた事に よる経験の賜物。 あの戦士の秘めるポテンシャルを、ほむらはその時理解せざるを得なかった。 その精神力、その体力、その技術力、全てが自分達魔法少女を凌駕していた。 「……そう、インキュベーターはそれすらも見抜いて魔法少女を」 呟く。結局どんな力を手に入れても、魔法少女はただの少女でしかない。 ヒーローなんかじゃない、ただの女の子。 いつまでも、少女が戦いの辛さに耐えられる訳がない。 その痛みと孤独は次第に己を苛み、その精神の未熟さがいずれ己の破滅をもたらす。 そして、遂には自分達自身であるソウルジェムは濁りきり、そして、遂には、 「魔女になる……」 手のひらに載せたソウルジェムを見つめる。このループに入ってから殆ど魔法を 使ってないお陰で、ソウルジェムの濁りはないに等しい。 「どうするの……暁美ほむら?」 自分に問う。これまでに現れた事のないイレギュラーをどうするのか。 依頼という形で、自分がまどかの側を離れなければならないときの保険に彼等を 利用したが、どうするのか。 「賭けるの? それとも、賭けないの……?」 ありえないイレギュラーに、ほむらは迷う。未知の展開を恐れる。破滅を恐れる。 だが、自分達以外の存在の介入はこれまでに一度もなかった。 だとすれば、 「迷う暇なんて……ない」 やるしかない。やってみるしかない。 まどかを救うために、やれる事は何でもやってきた。だから、今回も同じ。 昨日、左翔太郎に握られた手を見つめ、あの暖かさを思い出す。 不思議と自分の中から恐怖が引いていくのをほむらは感じた。 今までにないイレギュラーへの恐れは確かにあるはずなのに、それ以上に 良く分からない安心感をあの手のぬくもりの中に感じた。 「馬鹿みたいね……」 そんな事を考えた自分を軽く自嘲し、ほむらは鏡の中の自分をもう一度見つめた。 「やりましょう、暁美ほむら……」 自分に向かって答える。強い意志を目に湛えて、宣言する。 そして、ほむらは素早く学校へ行く用意をした。今までどおりのルーチンワークを 淡々とこなし、全てを終える。 支度を整え、また始まる今日へ意志を確かにする。彼女を守りきるという想いを 胸に秘め、そして、ほむらはドアを開け放った。 「やあ、暁美ほむら」 「…………え?」 一瞬の忘我。玄関の外、ほむらの眼の前にフィリップがいた。 「マミさーん!」 「あら、おはよう。鹿目さん、美樹さん」 後輩の元気な挨拶にマミが笑顔を向けた。そこには裏表などなく、ただただ嬉しい という感情だけがそこにはあった。 一昨日、自分を心配して来てくれた二人にマミは全権の信頼を寄せていた。 ほむらや亜樹子からあんな事を言われてたのに、それでも自分の事を信用して 家まで来てくれた彼女達が、マミにとってはかけがえのない存在になっていた。 「おお、やっぱりマミさんは美人だ……うらやましいっぜ!」 「もう。美樹さんてば、年上をからかわないの」 クスクスと笑いながら、3人で登校する。これまでずっと独りだった学校が 一気に華やいだようだった。 「あら。美樹さん、鹿目さん」 「仁美ちゃん!」 道向かいからやってくる人影にまどかが反応する。ウェーブがかった髪の おとしやかな少女がこちらに微笑みかけていた。 「こちらのお方は?」 「マミさんだよ、仁美ちゃん。私達の先輩で、とっても優しいの」 「あら、まあ」 仁美が遠い目になった。 「鹿目さんってば、美樹さんだけでなく、年上のお姉様まで………。 禁断の三角関係……まさか、この目で見るなんて思いもしませんでしたわ」 「仁美ちゃん!? なに言ってるの!?」 突然のセリフに驚くまどか。それに、はてなマークを浮かべて完全に 勘違いをしている仁美。そんな二人の様子を見て苦笑いをするさやか。 今まで夢見て、手に入らなかった普通の中学生としての風景が、今、 マミの目の前に広がっていた。 「……マ、マミさん!?」 「え……」 不意にかけられたまどかの驚いた声。そこで初めてマミは、自分が泣いてる事に 気づいた。 「大丈夫ですか、マミさん?」 「え、あ……うん、大丈夫。ちょっと、昨日見た映画の事思い出して……」 ハンカチで目元を拭い、マミは精一杯の笑顔をまどかに返した。 「ほほぉ……マミさんってば結構感動屋さんなのかぁ」 「感受性が豊かなのですねぇ。ああ、その感受性……なんて素敵な女性同士の」 「仁美、それ以上変なこと言ったら駄目だからね?」 他愛のない会話、それが今自分の側にある。 ただ、それだけでマミは元気付けられた。 「もう、だから年上をからかわないの。あと、早くしないと学校に遅れちゃうわよ? こうしてるのも良いけど、遅刻は嫌でしょ?」 そして、先輩らしくマミは振舞う。 「おお、そう言えば! すっかり忘れてたぜぇ!」 「こうしてはいられません! さあ、皆さん参りましょう!」 「マミさん、いきましょ?」 「ええ……うん!」 差し出されるまどかの手。マミはそれを取った。 そして、3人の後輩に囲まれてマミは学校へと歩き始める。 今、マミは幸せだった。 『…………』 そして、それをキュゥべえは静かに眺める。 何も言わず、マミを――いや、鹿目まどかを、観察していた。 「それで……何の用?」 見滝原の生徒が学校へ向かう通学路の公園、通学路から少し外れたベンチに ほむらとフィリップはいた。 「端的に聞こう。いったい君は何を、何処まで知っているんだい?」 「…………」 その意味の真意を図りかねて、ほむらは黙り込む。 「どういう意味かしら?」 「魔女、使い魔、魔法少女。巴マミから聞いた話は確かに興味深かった。 しかし、何かが足りない」 ベンチから立ち上がりくるくると回りながらフィリップの話は続く。 「魔女。古いヨーロッパにおける俗信。悪霊と交わり魔力を得るという女性を指す。 しかしながらそれは迷信であり、多くの人々が魔女の疑いをかけられたという 魔女裁判の歴史もある」 そこで、一度、フィリップがほむらを見た。 「だがしかし、君達の言う魔女は、そこから大きく逸脱する」 「…………」 答えないほむらを無視してフィリップの話はまた再開する。 「魔女を倒すために契約するというキュゥべえの存在。そして、願いを叶える事で 生み出されるソウルジェムという存在。だが……」 「だが?」 「そのように魔法少女が生まれるとして――魔女はいったい何から生まれた?」 世界が一瞬凍りつく。ほむらの体が大きく震えた。 「やはり、君は何か知っているのか?」 「…………」 「僕も地球の本棚で検索を行ったが、君達の言うところの『魔女』と『魔法少女』は 該当項目が多く、絞りきるのが実に難しい。 故に、君から情報を引き出せれば何かしらの目処がつくと思ったのだが」 そういって、フィリップはポケットからあるものを取り出す。 それは黒い宝石、グリーフシードだった。 「ッ!? なんで、あなたがグリーフシードを……!?」 「巴マミ、彼女が回収をしなかったものを僕が預かった。検索のために使えると 思ったが、生憎、グリーフシード単体では魔女を絞りきるのには足りなかった」 実に残念、そういった顔でフィリップはグリーフシードを自分の裾ポケットに また直してしまう。 「聞かせてくれ、暁美ほむら。巴マミが持つソウルジェムと、グリーフシード。 全体の形状こそ違えど、なぜ共通点が多く見られる?」 「…………!!」 それに、今度こそほむらは大きな動揺を示した。 たった一晩かそこらで、かつてのループでほむら以外の誰も到達できなかった真実に、 眼前の彼は近づいてしまったのだ。 ほむらの中で、全ての真相を吐露してしまいたくなる感情が湧きあがった。 誰も信じようとしなかった事実を、今、目の前にいる彼は辿り着こうとしている。 このループにおける賭けに、今度こそ勝てるかもしれない。 そんな感情に押され、口を開きそうになったその時だった。 『やあ、暁美ほむら』 「――ッ!?」 そのおぞましい声に、ほむらの敵意が臨界点に達する。 絶対零度の瞳が、その場所に入る生命体を視認する。 「キュゥべえ……!」 『おやおや、ボクは相当に嫌われているみたいだね。そこまでの敵意を向けられる真似、 ボクはした覚えがないんだけどな』 キュゥべえ自体は何とも感じていないようだったが、その態度にほむらの怒りの 色は更に増す。 『おっと、僕を傷つけるのはやめてほしいな。近くにマミやまどか達もいるんだし 互いに争うのも良い事だとは思えないだろう?』 「くっ……!」 明らかに不穏な空気の流れるほむらとキュゥべえ。 しかし、そんな一人と一匹の会話に、フィリップは構いもせずに割り込んだ。 「いきなりで話が見えないんだが、話をして良いかな?」 「っ!?」 『…………』 フィリップには、キュゥべえが見えていた。 『まさか、君も、ボクが見えるのかい……?』 「ん? ああ。見えるがそれがどうかしたのかい?」 『これは驚いた……まさか、連続で僕が見える人間に出会えるとは』 魔法少女の素質のあるものにしかみえない筈のキュゥべえが見えることに、 ほむらもその驚きを隠せず表情に出していた。 「まあ、良い。キュゥべえ、君に聞きたい」 『え、なんだい?』 キュゥべえは首をかしげて、フィリップに答えた。 「っ……」 それを、ほむらは止めようとして、止めた。できなかった。 コイツの話には真実はないと言いたかった。嘘はつかないが、真実を答える気のない モノだと大声で言いたかった。 しかし、言えない。できない。 自分がループしているという事実を、契約した張本人であるこの生き物に知られるのは リスクが大きすぎた。 「グリーフシードとはなんだ? なぜ、ソウルジェムと似ている?」 『君たちの世界でいうところの天敵の関係、それが魔女と魔法少女さ。魔女を倒すのは 魔法少女の役目。だから、その性質が似ていてもおかしくはない』 「…………」 惑う事無く出されたその答えに、フィリップが黙り込む。 何かを考えている様子だった。 『いきなり質問されたから答えてみたけど、これでよかったかい?』 「……ああ、ありがとう。結構だ」 しかし、そこで何かしらの合点がいったのか、素直にフィリップは答えた。 『そうか。それなら良かったよ』 そういって、キュゥべえも尻尾を振った。 「……それで、何の用かしら」 その空気をほむらが切り裂く。敵意と害意を持ってほむらがキュゥべえを 睨みつける。まるで、家族の仇のように。 『用は一つだよ、暁美ほむら。僕としても、理由が分からず君に追い回されるのは あまりよろしくないからね。誤解を解きにきたのさ』 ほむらの瞳が、これ以上なく敵意を発した。 さすがに、その様子にフィリップも感じることがあったのか眉を寄せてその ただならぬ様子に身を構えた。 「鹿目まどかを契約させようとするお前の何処に誤解があるというの……」 『別に、彼女達に無理矢理魔法少女になれって言ってるわけじゃないんだけどなぁ。 素質があるからなってほしいな、ってお願いしてるだけだよ?』 「ッ……!!」 ギリ、と歯を噛み締める音がした。全身から上る怒りが目に見えるようだった。 「言っておくわ、キュゥべえ……私は鹿目まどかをお前の思い通りにはさせない。 魔法少女なんかには、絶対させない」 『誤解を解きたかったんだけど、そうまで言われたら無理みたいだね。 仕方ないけど、ここは退散するしかないようだ』 「ええ、消えなさい。今すぐ、さもないと……」 「分かったよ、暁美ほむら。でも、ボクはそんな君に興味があるんだけどね……」 そして、キュゥべえはくるりと振り返り背を向けて歩き出すと、そのまま フィリップとほむらの前から姿を消した。 公園の中に沈黙が流れる。既に、この近くを歩いている生徒の姿も声も 何もなかった。 遠くで学校のチャイムが鳴る。 「……行くわ。これ以上、遅刻できないから」 そうして、ほむらもカバンを持つと歩き出した。 「待ちたまえ」 「……」 後ろから声をかけられ、首だけ、ほむらはそちらへ向けた。 「鹿目まどかを守れ、という依頼だが、それはつまり、あのキュゥべえと契約を させないようにしろということで良いのかな?」 「…………」 沈黙を保ったまま、ほむらは髪をかきあげた。 「ええ、そうよ」 「なるほど、大体分かった。それなら納得できる」 初めて、フィリップがほむらに微笑んだ。 「……聞かないの?」 「必要がない。先程のやりとりである程度の予測が立った」 「どういうこと?」 顎に手をやりながら、フィリップが魔的な笑みを浮かべる。 何かを企むような、しかしそれでいて無邪気な笑み。 「あのキュゥべえという生き物は、ボクの信頼を置くに値しない。 僕の知りたかった真実を誤魔化すようでは、尚更だ」 「……!?」 気づいていた。眼の前の彼は、キュゥべえの言葉を。 「あなた、一体……」 「もっとも、虎穴に入らんずば虎児を得ずという。キュゥべえとの 接触には細心の注意を払うべきだろう」 既にこちらに体を向けていたほむらの事を構う事無くフィリップは 持論を展開する。 「そして、彼の真意を探るために鹿目まどかと巴マミを一緒に行動させる。 君の言葉からすれば、君以外の魔法少女は彼の言葉に疑問を 抱いてないようだからね」 「…………」 「君にとっては不満だろうが、現在の最善手はこれだ。 僕としては君に全てを話してもらうのが最善だが、君が話さないのならば 仕方ないし、君もあの生き物がいる場所では話せないんだろう?」 「っ!!」 フィリップの魔性を秘めた瞳がほむらを射抜く。あらゆる知識を総動員し 組み立てた彼の推測にほむらは何も言えなくなる。 「ふむ。大方の予測は正しいようだ。じゃあ、そういう事で。ホテルで 寝ている翔太郎達を起こしに行かねば」 「あ……ま、待って!」 先程とは逆に、背を向け歩き出したフィリップにほむらが声をかけた。 振り返り、フィリップとほむらが正対する。 「……これから数週間後、『ワルプルギスの夜』がこの街に来る」 「『ワルプルギスの夜』? それはなんだい?」 「魔女……巴マミや、私だけでは絶対に勝てない魔女よ。 あまりにも強大で、あまりにも巨大な、弩級の魔女……それがやって来る」 「巨大……コアのようなものか」 なんとか言えるのはコレだけだった。 現在の時間軸で知りえる情報の中でも、キュゥべえに自分の存在を知られることなく 伝えられる情報の中でも最も危険の少ない情報。 「そう……だから」 「一緒に倒してくれ、と言うんだろう?」 「……え?」 先に言われた言葉に、ほむらの目が点になった。 「ん? 違ったかい?」 「いえ……そう、だけど」 これまで余り人間味を感じなかった彼の顔に、初めて人らしいものが見えた。 それに戸惑い、ほむらも自分が何を言えば良いか忘れてしまった。 「そうか。なら、それで結構だ。あとは、翔太郎達と話をするさ」 「い……良いの?」 「特に断る理由がない。現在、君は僕達の依頼人であるし、巴マミも依頼人から 様子を見るように言われている。 経費の問題はあるが、それはアキちゃんがやってくれるし、何も問題はない」 一息でそれだけ言ってしまうと、今度こそフィリップは歩き出した。 もはや、これ以上はなす必要はないと。 「では、そういう事で」 「…………」 恐らく、彼にはそういった心遣いなんてものはないのだろう。ただ、当然と判断し 導き出された結果に基づいて行動しただけなのだろう。 しかし、それでも、 「――――」 ほむらは、誰にも聞こえないように小さく呟いた。 背を向けて去るフィリップに向かって、その言葉を投げかけた。 もしかすると、今度こそありえるかもしれない正しい未来に向けて。 そのカギとなるかもしれない彼に向かって。 ただ一言、 「――――ありがとう」 と。 BACK 2 partB Next 3 partB
https://w.atwiki.jp/miyabi733/pages/99.html
imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 キュゥべえ 鹿目 まどか 鹿目 まどか(2) アルティメットまどか 美樹 さやか 美樹 さやか(2) imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 巴 マミ 巴 マミ(2) 佐倉 杏子 佐倉 杏子(2) 暁美 ほむら 暁美 ほむら(2) imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 . . . 暁美 ほむら(メガネ) 志筑 仁美 百江 なぎさ . . .
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/73.html
第1話冒頭の文字・数字 1話アバンタイトルの解釈 歯車の魔女の正体は? [部分編集] 第1話冒頭の文字・数字 1話冒頭の文字は「プロローグ 天国で」。数字は2011と解読されている 【画像】 1話アバンタイトルの解釈 「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた」「でも、彼女も覚悟の上だろう」等、QBの営業シーンであることは自明。(但し、時期は不明) :テーマの提示・トレーラー他にも「ファウスト」ネタがあることから意味的には「天上の序曲2011」と思われる。 OPで出てきた高くて鋭い建物は 第一話冒頭で建物を下から見上げる1人称のシーンの建物のようだ。その建物の頂上に魔方陣のようなものがあったところからその高い建物がワルプルギスの夜に魔女が来る場所 なのかもしれない。 仮説:未来 予知夢、このままだと発生する出来事とか 1話アバンは予知夢(警告夢) と推測。 モノクロチェックの内部が螺旋階段の様になった建物を上るまどか。( 螺旋階段の歪み具合から結界の中 と推測) 2次仮説:6話から数えて2週間後に発生するワルプルギスの夜の出来事 仮説:過去 前世、忘れてしまった過去 仮説:夢 QBが営業用に見せたPV 歯車の魔女の正体は? さやかに似ている。 【画像】 明度を挙げまくると、7話の影絵(さやか)と同じように、ちゃんと書き込まれてる(ただのベタ塗りじゃない)。青いドレスを着た女性って感じ。青はさやかの青とほぼ同じ色…。 【画像】 歯車(時計)はほむらと関連があるモチーフ(8話よりほむらの部屋の天井に歯車、振り子。盾の中央の内部に歯車)なので、(戦っているほむらとは別の時空の)ほむらである可能性もある。 事実:ワルプルギスの夜。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1687.html
登録日:2011/05/13(金) 23 17 03 更新日:2024/08/01 Thu 22 11 07 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ※主人公です アンチ二次創作 バッドエンド ムラ黒江 傑作or問題作 外伝 悲劇 杏子ちゃんマジ聖女 洗脳 漫画 衝撃のラスト 骨 鬱展開 魔法少女おりこ☆マギカ 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女狩り←嫌な予感しかしない それは、彼女たちの存在を試す物語 それは、過ぎ去ったひとつの時間軸 『魔法少女おりこ☆マギカ』とは東方Projectなどの同人サークルトイヘルベッケの作家・ムラ黒江による、 「魔法少女まどか☆マギカ」の公式スピンオフ作品であり、外伝にあたる「もうひとつの物語」。 かなりアクの強い本作だが、それでも一定の支持と需要があるのか、連載終了後の展開には恵まれている。 『まんがタイムきらら☆マギカ』では、おりマギ本編と絡まない外伝エピソードが描かれた『別編』シリーズ、本編の補完と思しき『新約』シリーズが掲載されている。 単行本は本編が全2巻、別編全1巻、新約全4巻で、全て完結している。 ただしムラ氏は別に連載を持っているため、おりこ☆マギカの新作を描く度に死にそうになっている。 また今回作画を務めるムラ黒江氏は知る人ぞ知る、グロテスクな描写がだぁい好き☆な御人なので、 アニメの和やかな作風絵柄に愛着がある方やグロ耐性の無い方にはダークサスペンスと化した本作の本編は非常にオススメしづらい。 一応修正はかかっている。断面とか。 そもそも「魔法少女狩り」をテーマにしている時点で嫌な予感しかしなかった。 それでも別編からは一般的に好まれる絵柄に変化しており、内容にともなってか頭身も低めに描かれているためかなり可愛くなった。 新約はグロ描写もなく絵柄も綺麗だが……主人公(織莉子)側の事情が詳しく描かれ、本編とは違った意味で胸を抉るというか、胸糞悪さを残すような内容となっている。 世界観及び設定は同一であるが、『まどか☆マギカ』では描かれなかった時間軸(アニメを見ればどういうものかはわかるが)を舞台にしており、 メインを担っていた主要キャラの立ち位置や活躍はそれぞれ違うものとなっている。 番外編的内容である別編は打って変わって平和。独自の世界観で本編及び新約とは設定が違うものの、キャラの抱える事情の補完ができ、主に新約と対になったセリフや行動が多く見られる。 また、当作はスピンオフ作品の中で最初の「魔法少女まどか☆マギカ本編のストーリーと大きく関連性を持つ」作品である事から 良くも悪くもファンの間でその存在の是非について議論されてきた作品でもある。 現在では公式側が「(『魔獣編』を除く)各スピンオフとアニメは独立した作品であり、互いに影響は与えない」というスタンスを 明確にしているためある程度沈静化しているが、現在でも原作アニメを当作の内容を前提として語ること、 あるいは逆に当作の存在を無いものとして扱うことに対して強い拒否感を示すファンが少なくないため、 当作を話題に出す際は各自その場の空気を良く読んでからにする事を推奨する。 【あらすじ】 孤高の戦いに明け暮れる佐倉杏子、正義を胸に見滝原市を守る巴マミ、静かに鹿目まどかに寄り添う暁美ほむら。 交わることのないはずの三人の魔法少女としての戦いが、「魔法少女狩り」という事件を中心に一本の物語を紡ぎ出す。 それは、彼女たちの運命をかえてしまうような事件―― それは、もうひとつの魔法少女の物語の始まり―― 【登場人物】※ネタバレ注意 ◇美国織莉子(みくに おりこ) 白い魔法少女。 タイトルに名を冠するラスボス主人公。本編では影が薄かったが、別編と新約では主人公としての活躍を見せた。その代わり異常さと腹黒さも露呈したが 白羽女学院というお嬢様学校に通う秀才。おっぱいはめちゃくちゃでっかい。 政治家の父親を尊敬しており、幼い頃に失くした母の代わりに「大人として」彼を守り支えてきた。しかし本当はずっと内面に不安定な「幼稚さ」を抱えている。 市議からついに国政へと進出した父の傍で織莉子も「幸せな国(美国はおそらくこれが由来)の実現」を夢見ていたが、汚職が発覚して自害し帰らぬ人に。 残された織莉子は『私の生きる意味を知りたい』という願いでキュゥべえと契約し、守り切れなかった父の願いを継ぐため暗躍する。 本作の事件はその責任感ゆえの暴走が引き起こしている。ちょっと病的なファザコン。二重人格なふしも。 まどかから目を逸らすためにキュゥべえにゆまを知らせ、自ら契約を焚きつけ、キリカを駒にして魔法少女を襲わせた張本人にしてこの物語の諸悪の根源。だが主人公。 魔法の種類は『未来予知』で、『ワルプルギスの夜』や『救済の魔女(まどか)』を予知した。 詳しくは別項目。 ◇呉キリカ(くれ きりか) 黒い魔法少女。織莉子の下僕。人格を織莉子に塗り替えられた操り人形。 『違う自分になりたい』と願って契約したが、魔法少女になった途端にその願いに至った理由と自分の過去の一部を忘れてしまっており、それによってストレスを抱えていた。 そんな時織莉子に出会い、戦って殺されかけ… 周囲の速度を遅くする『速度低下』の魔法を使える。別編や新約によると、やや戦いやすくなるくらいの効果の模様。 織莉子に洗脳され、人生と自我と倫理観を全てぶち壊されたクッソ哀れな娘。 新約にて彼女の性格が壊れる経緯(願いの結果ではない)が発覚し、結構酷い扱いを受けていたことが明かされる。 本編でああなってしまったのはとりあえず運が悪すぎた。色んな部分で誤解されがちだが、本当は正義感も強く、年頃の女の子らしいとてもいい子。 詳しくは別項目。 ◇千歳ゆま(ちとせ-) 魔女に両親を殺され窮地を杏子に助けられた少女。 杏子と行動をともにすることになるが、ゆまは杏子が目を離した隙に織莉子にそそのかされて契約してしまう。 織莉子が裏の主人公なら、ゆまはこの物語の表の主人公といえる立ち位置。本編では主役級の活躍を見せていたが、『裏』がメインに語られた新約では影は薄い。 詳しくは別項目。 ◇佐倉杏子 ゆまの危機を颯爽と救い、ツンツンしながらもついつい面倒見ちゃう相変わらずの聖女。おっぱい増量中。 ゆまに死んだ妹を重ねて面倒を見ていたが、ゆまに魔法少女の契約を囁いた織莉子の存在を知って不信感と憤りを抱き、 彼女を探していく内に「魔法少女狩り」の事件へと巻き込まれていく。 ゆまは杏子に怒られたため野菜嫌いを克服。彼女の教育の甲斐あって、ゆまは食の守護神スタイルを極めつつある。 ◇巴マミ 跋扈する魔女から見滝原市を守る孤高の戦士。 アニメではシャルロッテ相手に命を落としたが、今回はある理由から既に海苔巻き形態だったためか、その宿敵シャルロッテを激闘の末に倒している。 「魔法少女狩り」を調査する中でキリカの襲撃に遭うが、ベテラン魔法少女としての意地と本領を発揮し見事返り討ちにした。 ◇暁美ほむら まどかの傍を常に離れず頑なに守る。 本作では「もう誰にも頼らない」の後もまどかやさやか、仁美などのクラスメイトと仲良くしていた頃の時間軸があったことが描れている。 しかし、最終的にはそれが仇となり…… 例のトラウマ時間軸からそう経っていないためか、巴マミに強い警戒心を向けている。 他作品で一貫して平らだった彼女も、やはり多少なりともおっぱいは増えている。別にマミへの敵意はおっぱいのせいではない 今回、「魔法少女狩り」事件と織莉子の策略のおかげでまどかとさやかを魔法少女に関わらせずに済んでいた。だが、そんな平穏が続くはずもなく… ◇鹿目まどか 普通の中学二年生。にぱ~ 原作『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公にして今回の話の主軸ともいえる存在。その割に出番は少ない。 強い素質を持ち、その運命のせいで織莉子から狙われる。 ◇美樹さやか まどかの友達。 契約無しでも使い魔の手から仁美を守る為に奮闘する。本作では出番は少ないが、友達思いの一面が光る。 ◇キュゥべえ 本編冒頭で織莉子と契約し、魔法少女の素質を持つゆまを紹介される。 その後はゆまのことを探していたが、「魔法少女狩り」の事件が発生してマミと探るようになる。 織莉子の策略で目を逸らされていたため、まどかのことには気づいていない。 被害者の残した「黒い魔法少女」の証言から、謎の魔法少女ほむらを犯人だと断定するが…… ◇浅古小巻(あさこ こまき) 織莉子のことを勝手にライバル視している同級生。でも本当は織莉子のことを認めているツンデレ。だったのだが…… 「魔法少女狩り」の最初の被害者。当の織莉子の反応も薄い。この仕打ちはあんまりである。 別編と新約で名前が判明するが、本編でも1コマだけ登場している。 火災に遭って死にかけた際に『私達を守って』と言って契約している。やると決めたことはやり通す女。 その願いから武器の斧には盾がついており、盾を分離して防御を張るような魔法を得意としている。 彼女の死をきっかけに物語は更なる悲劇へと傾くことになる。織莉子は彼女のことも一度協力者にしようか迷ってはいたのだが… もしも少しだけ運命が違えば、彼女と協力してまどかの魔女化を阻止するような正しい方向へ向かわせることも出来たのかもしれない。仲たがいして始末されなければだが。 詳しくは別項目。 ◇浅古小糸(あさこ こいと) 小巻の妹。 契約してから夜間外出の増えた小巻を心配していたが、小巻の死後、自分のせいだと責めてしまう。 織莉子は同じ学校の先輩であり、慕っている。 ◇優木沙々(ゆうき ささ) 新約と別編に登場。 風見野から来た魔法少女。典型的な「利己的魔法少女」であり、自分より強い者や優れた者を嫌う卑屈な娘。 洗脳魔法の使い手で、魔女や魔法少女、人間を操ることが出来る。 犠牲を顧みない行動から風見野の魔法少女チームに追われているところに織莉子が協力を申し出る。 風見野の魔法少女チームを絶滅させようと画策するが、織莉子に利用された後、魔女化の真実を知ったところであっけなく死んだ。 「別編」にも登場し、その時は縄張り拡大のために織莉子達の命を狙っていた。が、織莉子に魔女化の真実を知らされあっけなく自殺する。 小物にして卑怯者な性格は、ある意味能力とマッチしていると言える。織莉子のような大物の悪役にはなれない模様…。 ◇行方晶(なめかた あきら) 「魔法少女狩り」の最初の犠牲者の二人目。 小巻を追って戦場に足を踏み入れた一般人。林間学校で小巻に命を助けてもらったことがある。 ◇長月美幸(ながつき みゆき) 小巻の友達。織莉子のクラスメイト。 まだまともな時のキリカに最後に会った人でもある。 ◇間宮えりか(まみや -) 『別編』にて存在が語られたキリカの幼馴染。 キリカの親友だったが、えりかの転校をきっかけに仲が拗れたまま離れてしまう。 別編にて年月を経て再会する。本編時間軸では一切出てきていない。 【魔女】 ◆ROSASGAGN(ローザシャーン) [玩具の魔女] ぬいぐるみを投げつけてくる。後片付けが出来ない子。 ◆SISEL(シズル) [趣の魔女] 一本多々良みたいな魔女。杏子のお尻を舐め、「っひゃあ!」と言わせた猛者。 中身の顔のある触手が本体であり、溶解性体液を自在に操って杏子を達磨にした。 ◆VIRGINIA(バージニア) [鎧の魔女] 名の通り鎧を纏う人型の魔女。織莉子とキリカのティータイムを襲撃し瞬殺された。魔法少女時代はとんでもなく美人の少女。 ◆STACEY(ステーシー) [猫の魔女] 化猫の間違いではないかと疑ってしまうグロテスクな魔女。おっぱいがある。魔法少女時代はとんでもなく可愛い幼女。 以下最大のネタバレ注意 ◆Latria(ラトリア) [針の魔女] その性質は篭絡。マギアレコードで名前が明かされた、キリカの魔女化した姿。 「織莉子にふさわしい自分になり続ける」願いをもとに魔女化しており、最期まで織莉子に篭絡されたまま、織莉子には攻撃をせず魔法少女たちと戦う。 一体彼女に救いはあるのだろうか…新約の結末を見る限り死んだ後にすらなさそうである。これ以外の織莉子に洗脳されなかった世界では全く別の魔女になっていると思われるが。 ちなみに、魔法少女まどか☆マギカ ポータブルに出てくるQuitterieも「針の魔女」と分類されている。そちらとは当然性質も中身も違う。 Quitterieの性質は敬愛。何か通じるところでもあったのだろうか…? 私達が追記・修正を成し遂げます。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 無理だと思うけどこの作品がアニメ化するとしたら、織莉子役に遠藤綾さん、呉キリカ役に沢城みゆきさん、千歳ゆま役に花澤香菜さんでやって欲しい。 -- 名無しさん (2013-07-31 12 43 14) 絵柄で毛嫌いしないで。真っ当な原作ifストーリー -- 名無しさん (2013-07-31 16 35 20) 何故かさやかが本編以上にまともな活躍してる外伝 -- 名無しさん (2013-08-08 22 21 50) 視覚的なグロさなら本編を上回ってる件。 -- 名無しさん (2013-08-20 09 27 46) 主人公がラスボスとは -- 名無しさん (2013-09-21 17 44 50) 別編の新キャラ・優木紗々が良い感じにキチってる -- 名無しさん (2013-09-21 22 26 49) 主人公にしてラスボス…という作者評の通りだった。まさか、織莉子に行動のヤバさを指摘されたほむらがキリカレベルを通り越してユベル化しちゃって唖然とした -- 名無しさん (2013-12-15 19 30 55) 新約も早く進んでほしい。小巻ちゃんがどう絡んでくるか楽しみ -- 名無しさん (2014-05-11 23 46 54) 本編でマミさんが中二病とか言われてたけど、中二度においてはキリカやオリコの方がガチな気がする -- 名無しさん (2014-08-15 22 22 50) ほむらの持つ銃の描き方が下手くそなのが残念 それともあえてああいう描き方なんだろうか? -- 名無しさん (2014-08-15 22 47 20) ドラマCD化して欲しい -- 名無しさん (2014-09-14 14 38 47) 本編で顔ズタズタにされてた子美緒ちゃんっぽいかな -- 名無しさん (2014-12-13 21 38 01) グッズ化してほしいけど、おりキリはあの五人の誰とも決して相容れないだろうしなぁ… -- 名無しさん (2014-12-24 22 58 40) むしろムラ黒江さんのあの絵が好きなんだが、やっぱ苦手な人もいるのか・・・ -- 名無しさん (2015-03-04 17 04 17) ifストーリーだと聞いて手を出したが、読み終わってしばらくして本編より好きになってる自分に気付いた -- 名無しさん (2015-08-19 22 36 37) きらマギで新訳が連載してるが次回から杏子出てきそうで俺歓喜 -- 名無しさん (2015-08-19 22 58 22) 骨って何の事だと思って読んでみたら本気でビビった...直接的なシーンが無い僅か数コマの出来事なのに怖すぎんよ... -- 名無しさん (2015-09-21 22 29 56) まどマギは「残酷」だけど、おりマギは「残虐」。主人公が冷酷無慈悲で残忍な魔女なのに完全には悪行扱いしない辺り、「懲善」ではなくとも「歓悪」と言える。 -- 名無しさん (2016-03-29 13 54 27) 本編アンチが変な風に持ち上げた影響がなー…新約だと織莉子のファザーコンプレックスやキリカのサイコパス等々「到底褒められたもんじゃない部分」まできっちり掘り下げてるけど旧版だとそこまでやれるほど尺無かったから -- 名無しさん (2016-06-12 02 02 46) >本編の和やかな作風に愛着がある方 和やかな作風……? -- 名無しさん (2016-10-13 20 17 11) ↑確かに作風っておかしいね、絵柄のことを言いたかったのかもね -- 名無しさん (2016-10-14 09 41 01) 織莉子:早見沙織 キリカ:井口裕香 ゆま:久野美咲 -- 名無しさん (2017-09-15 08 22 17) ↑22仮にアニメ化したとしてマギレコキャスト続投だろうか -- 名無しさん (2018-04-12 19 23 26) 荒らしの自演コメントを削除 -- 名無しさん (2018-10-20 14 51 36) キリカをマジキチのサイコパス呼ばわりするのはネタにされて織莉子が批判されるとキレる人も謎だね。やってることはそれ以上なのに。あれが荒らしの自演に見えるなら相当だぞ。自分の気にくわない意見は全部一人が言ってると思ってるの? -- 名無しさん (2018-11-04 14 25 02) あれ? おりこが最初から良い奴でラブラブだってVerもあったよね? この記事にあるのはその新版ってことなのかしら? -- 名無しさん (2018-11-04 15 53 50) 書いてあることを嘘と決めつける前に内容をよく読んだらいかがですか?どのページにもちゃんと書いてありますよ。とにかくこれ以上の差し戻しは荒らしと判断しますので。 -- 名無しさん (2018-11-04 17 12 03) ↑2すみません、織莉子・キリカの記事のほうで現れている問題ユーザーと間違い的外れなことを言ってしまいましたね。強いて「ラブラブ」といえるとしたら別編のみですが、あまりCP的な表現を使うことはやめたほうが無難だと思いますよ。詳しいことは各記事に書いてある通りです(何度か古い情報に戻すという荒らしが発生しているので、9月以前の編集履歴から見ることをおすすめします) -- 名無しさん (2018-11-04 17 48 14) ほむらと対照的な目的に向かって行動する織莉子が描かれたことでほむらのキャラクターも改めて掘り下げられたように感じる。 まどか1人が助かるためにほむらは数多くの崩壊していく世界を見捨ててきたわけだ。 そして織莉子が唯一無二の理解者であるキリカを得たのとは逆にほむらは理解者を得るための行動を結局放棄したのが哀しい。 ほむらの理解者はまどか・・・と言いたいところだけど、まどかはほむら自身が最も望んでいない決断をしたからなぁ。 -- 名無しさん (2020-06-03 19 35 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/madokaoffline/pages/106.html
403 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 51 33.15 ID N4o7+TZXo ━美国邸━ 406 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 53 01.39 ID N4o7+TZXo 織莉子「……」 ほむら「……」 織莉子「……貴女の要求は確かに飲みました」 織莉子「けれど、過度の接触は……」 ほむら「飲んだ以上、口出しを避けてくれると助かるわ」 織莉子「……」 織莉子「……これは、貴女に対する啓蒙でもあるのです」 ほむら「自分の虚しい埋め合わせをする救世主がよく言えた物ね」 キリカ「……ッ」ギリッ... 織莉子「……」 ――「……」 409 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 55 46.05 ID N4o7+TZXo 織莉子「……貴女は今朝、特異点からメールを受け取った」 織莉子「そうですね?」 ほむら「えぇ」 織莉子「……」 ……。 織莉子「……それでは、またこの舞台の台本が書き換えられた事でしょう」 織莉子「特異点によって……」 ほむら「……」 キリカ「……」 ――「……」 織莉子「……では、始めます」 ――パァァ... 410 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 56 17.96 ID N4o7+TZXo 織莉子「━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ッッッッッ!??!?!?」 417 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 57 36.66 ID N4o7+TZXo ほむら「……?」 キリカ「お、織莉子……?」 ――「――――――――――」 織莉子「……ぁ……ぁぁ……!!」 ……青ざめる織莉子。 キリカ「ど、どうしたんだい……!?織莉子!!」 ――「―――――――」 ほむら「自分の死に際でも見えたのかしら?」 織莉子「……ッ!!」 418 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 58 10.69 ID N4o7+TZXo 織莉子「――――逃げ……ッ!! 419 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 58 37.57 ID N4o7+TZXo ―バシャアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!! 424 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 00 59 27.96 ID N4o7+TZXo ――……ハハ……! ――アハハハ……ッ……!! 427 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 01 12.62 ID N4o7+TZXo ほむら「っ……身体……が……ッ!?」 織莉子「……っ!!!」 キリカ「ぁ……がッ……!?」 ――「……ぁ……!」 ――アハハハハハハハハハハッ……!! ほむら「っ……!貴女……は……ッ……!!」 キリカ「……糞……ッ……!」 織莉子「っ……!」 ――「……っ」 434 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 02 57.14 ID N4o7+TZXo ――救世主気取りの烏合の衆。 ――己が空虚な埋め合わせ。 ――そこに大義は無く。 ――自らの滾る欲望のみ。 ――さぁ……。 437 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 03 57.99 ID N4o7+TZXo あすみ「神の子を磔にしましょう……?」 492 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 46 29.02 ID N4o7+TZXo ━美国邸・深夜━ あすみ「……フフッ……!」 織莉子「……っ」 キリカ「……お、りこ……ッ」 ――「……ッ……!」 ほむら「……」 ほむら「……何が、望みなn――」 ――ガスッ ほむら「ぁぐ……ッ!?」 あすみ「……くヒッ……!」 ―ガスッガスッグシュッ...!! 494 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 47 03.47 ID N4o7+TZXo ほむら「ぁあっ……!!」 あすみ「……自分の立場分かってないのぉ……?」 あすみ「今、全員が能力使えないんだよ……?」 ほむら「っ……!」 織莉子「く……っ」 キリカ「……ぉ、りこ……」 ――「……ッ」 あすみ「……だ・か・らぁ……」 あすみ「……『貴女様のお望みをご教示願います』ぐらいには言わないとねェ……!?」 ―グジィッ...!! ほむら「ぁぐ……ッッ!!」 あすみ「……あハハっ!」 ほむら「……っ……」 496 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 47 52.09 ID N4o7+TZXo ほむら「……」 ほむら「……貴女様のお望みをご教示願――」 あすみ「捻りが無いっ♪」 ―ゴシャッ...!! ほむら「ぁぐ……ッ!!」 あすみ「……ほいっ」ポイッ ―コロッ... ほむら「……グリーフシード……!?」 あすみ「その傷はソレで治してよ」 あすみ「根暗がお高く留まったのが崩れるの、見たくもあったの……!」 あすみ「……目は変わってないけどね」 ―ゴキィッ...!! ほむら「……ッ!!」 ほむら「……!」ギロッ...!! あすみ「……」 497 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 48 19.33 ID N4o7+TZXo あすみ「……さて、と……」 あすみ「貴女達の言う……その……」 あすみ「特異点?だっけ?」 あすみ「もとい、井上葉子」 ほむら「ッ……!」 織莉子「……えぇ……」 キリカ「未来が掴めない、正体不明だね……」 ――「―――――――――」 あすみ「……フフッ……!」 498 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 48 47.42 ID N4o7+TZXo あすみ「……ま、最早フシアナな予知を通して知ってるとは思うけどぉ……」 あすみ「特異点って呼び方で、警戒はしている事も……」 あすみ「そちらの救世活動の色々な情報も」 あすみ「ぜんっぶそっちのコが流してくれてたのよねぇ……」 ――「……」 あすみ「……」 あすみ「……ま、流す情報も選んでたみたいではあるけれど?」 あすみ「ねぇ……?」 500 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 49 31.44 ID N4o7+TZXo あすみ「――志筑仁美」 504 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 50 17.05 ID N4o7+TZXo 仁美「ッ……!」 あすみ「……」 あすみ「あハッ……!」 ―ゴシャァッ...!! 仁美「ぐ……っ!!」 あすみ「あハハっ……!」 あすみ「病んだクズ共の中でも、タフな精神してたけどぉ」 あすみ「全面外交気取りも全部裏目に出ちゃってたね……!?」 仁美「……」 506 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 51 48.89 ID N4o7+TZXo あすみ「あの青魚も!」 あすみ「バイオリンしか能の無い不能も!」 あすみ「このクラスタに足を踏み込んじゃって、死亡率七割の世界だって知っちゃってからは」 あすみ「裏から奴等を守ろうともしていたのに、結局あすみのお人形さんになるしか無いんだ!」 あすみ「アハハハハハハハハハッ!!」 仁美「……っ……」 508 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 52 25.71 ID N4o7+TZXo あすみ「……ってコトでぇ……」 あすみ「概要は後で説明するからとりあえず……」 あすみ「……眠って★」パチッ 仁美「――――」バタンッ ほむら「……!志筑仁美……ッ!」 ほむら「ぐっ……!」ギチィッ...!! あすみ「あぁ大丈夫大丈夫」 あすみ「催眠掛けて眠らせてるだけだから」 ……。 あすみ「ココで真実を知って絶望されても困るでしょお?」 あすみ「『魔力の暴走』と折角誤魔化してきたのに……」 ほむら「……っ」 あすみ「……」 510 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 53 27.88 ID N4o7+TZXo あすみ「……もう気付いてると思うけどぉ……」 あすみ「あの特異点、もとい神の子」 あすみ「素質がどんなモノか分かってるわよねェ……?」 あすみ「ま、かのヘクセンナハトをも凌駕するのは当然として……ねっ?」 ほむら「……」 織莉子「……」 513 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 55 02.17 ID N4o7+TZXo 織莉子「……暁美さんからの報告だと」 織莉子「魔力の波動からして、鹿目まどかに次ぐかもしれない……と」 あすみ「……」 あすみ「Ping★Pong」 あすみ「そのとーり」 あすみ「けど尻軽淫乱ピンクと違って、殺そうと思えば躊躇なく殺せる相手」 あすみ「……でしょ?根暗女」 ほむら「……えぇ」 あすみ「……」 ……。 あすみ「……けどさぁ……」 あすみ「これが、普通の魔女よりもタチが悪いんだぁ……」 518 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 58 51.43 ID N4o7+TZXo ほむら「……」 織莉子「……どう言う、事……?」 キリカ「貴様……っ」 あすみ「……」 あすみ「……鹿目まどかが世界を滅ぼすなら」 あすみ「奴は国を滅ぼす」 織莉子「……ッ!?」 ほむら「……!」 キリカ「……」 あすみ「……そして……」 520 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 59 31.94 ID N4o7+TZXo あすみ「意思を持ってる分タチが悪い」 521 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 01 59 58.42 ID N4o7+TZXo ほむら「なッ……!?」 織莉子「……馬鹿な……」 キリカ「……ハッタリかい……?」 ―ゴリュッ...!! キリカ「ッ……!」 あすみ「あハハッ!そんなウソついてどうすんのぉ?」 あすみ「そりゃぁあすみだって死にたくないわよぉ?」 あすみ「そんな奴、具現されたら溜まったもんじゃない」 あすみ「……ま、意思を持ってってのは語弊があったかも」 あすみ「半魔女化?的な物よ、うん」 あすみ「……充分に国一個滅ぼす力を持ち併せてるけどねっ」 ほむら「……」 織莉子「……」 キリカ「……」 524 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 01 05.13 ID N4o7+TZXo あすみ「……大体は分かってくれたぁ?」 ほむら「……」 ほむら「……井上葉子の排除に協力しろ……と?」 あすみ「ご★明★察」 ―ガスッ ほむら「っ……ッ!」 あすみ「……あハっ!」 530 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 03 02.82 ID N4o7+TZXo キリカ「……しかし、どうするんだい?」 あすみ「あァ……?」 キリカ「君の言う神子様への作戦……さ」 あすみ「……」 あすみ「……それは、ね……?」 ――― ―― ― 533 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 05 06.92 ID N4o7+TZXo ――― ―― ― ほむら「……正気なの……!?」 キリカ「中々にネジが外れてくれているね」 織莉子「……そんな事したら……!」 織莉子「奴が魔女に……!」 あすみ「……」 あすみ「問題ない」 あすみ「寧ろ今の状況のが危ういわね」 あすみ「なぜなら……ば」 534 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 05 33.89 ID N4o7+TZXo あすみ「――幸せを知って絶望する」 544 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 08 14.03 ID N4o7+TZXo キリカ「は……?」 ほむら「……なによ、それ……」 織莉子「……ッ……?」 あすみ「己が過ちに対する後悔と懺悔と共に魔女へと成り果ててしまう……」 あすみ「……と言った所かしら?」 あすみ「取り込まれたエントビェッリッヒェ・ブラウト、花嫁の魔女の素体曰く……ね」 ……。 あすみ「けどホント、気分悪いわ……」 あすみ「自分の正体知るなんてさぁ……」 ほむら「……?」 あすみ「……分からないなら良いよ」 ほむら「……」 548 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 10 38.19 ID N4o7+TZXo キリカ「……しかしだな」 キリカ「真っ向勝負をするとなれば、当然猛威を振るう」 キリカ「と、言う事は……」 あすみ「えぇ……!」 あすみ「ゴキブリらしくカサカサと陰で動き回る」 あすみ「陰湿な根暗女の出番ね」 ほむら「……」 あすみ「……そう言うの得意でしょ?」 あすみ「ネっ?」 ほむら「……」 550 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 11 56.53 ID N4o7+TZXo あすみ「……これは、淫乱ピンクの命を脅かす輩を潰す為でもあるの」 あすみ「貴女にとっては、良い取引だとは思うけれど?」 ほむら「……」 あすみ「もちろん、救世を誓うあなた達も……ね」 織莉子「……」 キリカ「……」 あすみ「……断ればぁ……」 あすみ「――ここで全員脳死させる」 553 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 12 46.40 ID N4o7+TZXo ほむら「……」 織莉子「……」 キリカ「……」 あすみ「……」 あすみ「……覚悟、決まったようね……?」 ほむら「……えぇ」 あすみ「……」 554 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 13 12.87 ID N4o7+TZXo あすみ「……じゃ、さっそく行って来てよ」 あすみ「仕掛けに……さ」 ――― ―― ― 555 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 14 09.04 ID N4o7+TZXo ━自宅・深夜━ 葉子「……」ZZZzzz... マミ「……」ZZZzzz... ゆま「すー……すー……」ZZZzzz... ……。 虻「――――――――!!」 下1レスコンマ秒数判定「起床」→01~50 556 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 14 18.48 ID FPpGi3FQ0 あすみんに2週目までの情報与えたからそれ利用して何かブラフを考えるか、情報に目を取られてそうだし いままでにない発想ではったりかましたりすればこうかあるかも あんかした 561 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 15 02.75 ID N4o7+TZXo 葉子「―――ッ!?」 虻「――――――――!!!!!」 葉子「……」 葉子「……ッ!!」 566 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 15 46.10 ID N4o7+TZXo 葉子「皆起きてッ!!!」 マミ「――!?」 ゆま「ふぁ……?」 葉子「……っ!」 ……逃げないと……! 葉子「……ッッ!!」 早くここから逃げないと……!! 567 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 16 19.51 ID N4o7+TZXo 葉子「――ここから逃げてぇっ!!!!!」 下1レスコンマ秒数判定「間に合う」→01~65 568 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 16 24.84 ID xk+fkK/50 襲撃からうまく逃げた龍馬みたいに逃げるのか? 安価下 577 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 17 09.09 ID N4o7+TZXo ――P━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━........................... 580 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 17 36.23 ID N4o7+TZXo ―ズガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンンンン!!! 585 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 18 12.06 ID N4o7+TZXo ―メラメラ... ――パチッ...パチパチッ... 588 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 18 52.00 ID N4o7+TZXo ━自宅跡地・深夜━ 葉子「っ……ぐ……っ……!」 ……く……そ……っ。 下1レスコンマ秒数判定「なんとか意識をもちこたえる」→01~45 589 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 18 55.97 ID xo0PxEp/o ほい 600 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 19 50.28 ID N4o7+TZXo 葉子「……あ―――――――」 ――ドサッ... 葉子「―――――――」 マミ「―――――――」 ゆま「―――――――」 607 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 21 55.46 ID N4o7+TZXo ――ザッ...ザッ... 仁美「……」 あすみ「……」 ほむら「……」 あすみ「……神子と糞豚」 あすみ「全員まだ生きてる」 あすみ「子猫も咄嗟に守られたから、どうにか……ね」 ほむら「……」 仁美「……」 614 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 23 47.32 ID N4o7+TZXo あすみ「……全員意識が戻らない程度に治癒して」 あすみ「まだ死なれちゃ困るわ」 仁美「……はい」 あすみ「そして、生きたまま持ち帰る事」 あすみ「神子だけココに放置で」 ほむら「……えぇ」 ――パァァ... マミ「――――」 ゆま「――――」 葉子「――――」 623 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 26 05.27 ID N4o7+TZXo 仁美「……終わりましたわ」 あすみ「おっけい」 あすみ「じゃ、そいつら担いでよ根暗」 ――グイッ... ほむら「……」 マミ「――――」 ゆま「――――」 あすみ「……それじゃ、そいつら連れてクソワカメと一緒に指定の場所へ」 あすみ「行ってらっしゃい」 仁美「……はい」パッ ほむら「……」パッ …… あすみ「……」 626 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 26 57.51 ID N4o7+TZXo あすみ「……フフっ……」ポイポイポイポイッ ―コロンコロンコロンコロン... 葉子「――――」 あすみ「……」 628 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 27 24.74 ID N4o7+TZXo あすみ「あハっ……!!」 634 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 28 50.77 ID N4o7+TZXo Result LV.7 EXP 2388 NEXT 72 スタイル:近接激情態 武器:多節槍 貴女のソウルジェム 覚醒:【0】 ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□ バースト ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 貴女の技・術 精神統一(-50%消費) アブゾーブ(-10%消費) 精神汚染(-15%消費) 軽度精神汚染(-5%消費・非変身時) Tofu.DarkMatter(-5%消費) ソウルジェムサーチ(-250%消費) 葉子汁(-5%消費) 毒コーヒー(-5%消費) 全熟練武器必殺技(バースト時専用・ゲージ残量全消費) スタイルチェンジ(-5%消費)近接激情態レガーレ・ヴァスタアリア(-40%消費) クロックアップ(-75%消費・近・遠) ゲイ・ボルグ(-85%消費) 堕天使の鉄槌【ルシファーズ・ハンマー】(-85%消費) 悠久の哀しみ【ハートブレイク】(-70%消費) 忘却せし信仰【リリンキッシュ】(-85%消費) 近接・重激情態 遠距離激情態レガーレ・ヴァスタアリア(-40%消費) クロックアップ(-75%消費・近・遠) 穿孔されし魂【ピアースド・スピリット】(-85%消費) マジカルスコール(-85%消費) 治癒術激情態治癒魔法(-5%消費) 超感覚激情態(-55%消費)超感覚 アイン・ソフ・オウル(-30%消費+覚醒【1】必須)結界 バーサーカー(-335%消費)結界 Tofu.DarkMatter(-5%消費) 武具具現(-0%消費) 肉体強化LV0(-1%消費) 痛覚遮断LV0(-2.5%消費) 痛覚遮断LV1(-10%消費) 狂想曲(-40%消費+時間的連続消費) ……(-??%消費) スキル二刀流 反逆者 殺戮マシーン グリーフシード 鳥かごの魔女のグリーフシード ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□ あすみからの餌1 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ あすみからの餌2 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ あすみからの餌3 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ あすみからの餌4 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 640 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 02 30 39.29 ID N4o7+TZXo 所持アイテム 焼失・破壊された写真(; ; 子; ; ミ,ゆ; ; 2; ; 日) ソウルジェム グリーフシード 友好度/to葉子 鹿目まどか【……】 暁美ほむら【殺意】 美樹さやか【憎悪】 巴マミ【親友+】 佐倉杏子【嫌悪】 志筑仁美【殺意】 千歳ゆま【家族】 美国織莉子【殺意】 呉キリカ【殺意】 神名あすみ【殺意】 鹿目まどか【――】 友好度/from葉子 鹿目まどか【憎悪】 暁美ほむら【憎悪】 美樹さやか【……】 巴マミ【愛情】 佐倉杏子【憎悪】 志筑仁美【険悪】 千歳ゆま【愛情】 美国織莉子【憎悪】 呉キリカ【知人】 神名あすみ【狂愛】 鹿目まどか【……】 808 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 11 39.89 ID 4EEVm3yWo ━道中・朝/3(日)━ 葉子「…………」 ……マミさん……。 ゆま……。 葉子「……っ……!」ポロポロ ――― ―― ― 810 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 12 08.03 ID 4EEVm3yWo ━廃ビル・1時間前━ 葉子「どこ……?ねぇ……!」 葉子「どこなの……!?」 ……。 葉子「……居るんだよね……?」 葉子「ねぇ……!」 ……。 811 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 12 45.76 ID 4EEVm3yWo 葉子「……嘘、だよね……?」 葉子「……ちゃんと、居るんだよね……?」 ……。 葉子「……何時もみたいに抱き着いて来てよ……」 葉子「いつもみたいに抱きしめてほしい……!」 ……。 葉子「……っ」 814 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 13 43.90 ID 4EEVm3yWo 葉子「……お願い……出て……」 葉子「出てきてよ……!」ポロポロ 葉子「私……謝るから……!」ポロポロ 葉子「マミさん、騙してた事謝るから……!」ポロポロ 葉子「ゆまを洗脳しちゃってた事、謝るから……っ……!」ポロポロ ……。 葉子「っ……」ポロポロ 816 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 14 29.15 ID 4EEVm3yWo 葉子「……お願、い……っ……」ポロポロ 葉子「……だから……っ……、お願……い……っ……!」ポロポロ 葉子「……生き、て……て……よ……ぉ……!」ポロポロ 葉子「……っ……!」ポロポロ 葉子「っぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ……!!」ポロポロ ――― ―― ― 817 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 15 12.20 ID 4EEVm3yWo ――― ―― ― 葉子「……っ……く……ぅっ……」ポロポロ 葉子「……マミさん……っ」ポロポロ 葉子「ゆま……ぁ……」ポロポロ ……。 目が覚めたら、この廃ビルで捨てられていた。 あの時に受けた傷がなぜか完治された状態で。 葉子「……ぁぁ……っ……」ポロポロ 821 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 18 59.89 ID 4EEVm3yWo ……あの時直前に鳴り響いた機械音。 寝ている隙に、きっと暁美辺りが建物自体に爆弾を仕掛けたのだろう。 四方八方に……。 葉子「……っ……」 ……咄嗟にゆまを庇った。 けれど……。 葉子「……っ……!」 葉子「……ごめ、……なさ……っ……」ポロポロ ……魔法少女でもないのに あれじゃあ、生きてる訳ないよ……。 822 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 20 56.37 ID 4EEVm3yWo 葉子「っ……ゆまぁ……」 葉子「マミさん……っ……!」ポロポロ ……。 葉子「……ごめん、なさい……っ……」ポロポロ ――ガサッ……。 823 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 21 23.16 ID 4EEVm3yWo 葉子「……え……?」 ……何かに手が当たった。 葉子「……?」 ――ガサガサッ... ――パラッ... 葉子「……」 ……紙だ……。 それに……。 ――コロン... 葉子「……グリーフ、シード……」 824 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 22 16.24 ID 4EEVm3yWo 葉子「……っ……!」パラッ... ……この紙は手紙だろう。 すぐさま開いて、読む私。 ……そこには……。 828 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 25 17.74 ID 4EEVm3yWo ――巴マミ、千歳ゆま。 ――両者を預かっている。 ――さぁ、宴を始めましょう? ――命を繋ぎし者の館にて。 ――A.K a.k.a E.B...より 835 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 28 23.92 ID 4EEVm3yWo 葉子「……」 葉子「……生き、てる……?」 ……。 葉子「……マミさん、生きてる……」 葉子「ゆまも生きてる……!」 ……。 葉子「マミさんもゆまも、まだ生きてる……!」 葉子「助けられる……!!」 ……。 838 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 29 41.07 ID 4EEVm3yWo 葉子「……助けなきゃ……」 葉子「絶対に助けなきゃ……!」 葉子「……きっと怖い目に遭ってる……」 葉子「酷い目に遭わされてる……!」 葉子「……あの二人には笑顔で居ててほしい……っ」 葉子「……早く助けないと……!」 ――― ―― ― 842 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 30 26.52 ID 4EEVm3yWo ━道中・現在━ 葉子「……」 ……どうする……? 自由安価 下4レス 846 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 30 51.56 ID 8iaHTLYV0 二人は真実をしり敵対する可能性もある。そのときでも助けるのか自分に問う 851 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 33 24.91 ID 4EEVm3yWo ――マミ『――総て分かって居たのよ……!!』 ――マミ『この魔女……!!』 853 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 34 25.09 ID 4EEVm3yWo ……二人は真実を知り、敵対する可能性もある。 葉子「……っ」 ……その時でも、助ける覚悟はあるか? 葉子「……」 857 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 39 17.95 ID 4EEVm3yWo 葉子「……助けたい……」 ……真実を知り、魔女と罵る。 そうとなれば、どの道その程度の絆でしか無かったんだ。 ……私自身、偽りの絆で有る事を身を以て知っている。 ゆまの心も、アレは魔法で作られた偽物の心だ。 ……ならば、その魔女とも言える姿で絶望に落としてやろう。 858 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 39 47.87 ID 4EEVm3yWo 葉子「……助けたい……っ……!」 葉子「私の正体がバレて、魔女と言われたっていい……!」 葉子「ただ私……マミさんとゆまに生きててほしい……!」 葉子「……騙しててごめん……」 葉子「心を壊してしまってごめん……っ……!」 葉子「……だから、お願い……っ!生きていて……っ……!」 862 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 41 19.16 ID 4EEVm3yWo ……。 葉子「……それまで、きっと怖くて辛いと思う……」 葉子「けど、もうすぐだから……」 葉子「……助けてみせるから……っ!」 ……。 866 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 42 17.53 ID 4EEVm3yWo キリカ〈――井上葉子〉 871 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 43 14.37 ID 4EEVm3yWo 葉子「……ッ!?」 ……この声、は……ッ……! キリカ〈……ごきげんよう〉 葉子「ッ……!」ギリッ...!! どこだ……!? 何処に居る……!? 自由安価(一回限り) 下4レス 875 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2013/02/10(日) 21 44 45.92 ID HVPRtFwy0 ゆまとマミさんはどこだ? 881 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 46 43.56 ID 4EEVm3yWo 葉子〈……マミさんとゆまは何処だ……!?〉 キリカ〈……〉 キリカ〈……あぁ、やっぱりそう言う一派だと思われている訳か〉 キリカ〈実際、誘拐したんだから仕方のない事ではあるが〉 葉子〈……ッ!!〉 ……やっぱり、お前等が……ッ……! 葉子〈五月蠅い!ゴタクを並べるな!!〉 葉子〈マミさんとゆまは何処だ!?〉 葉子〈お前の速度低下如きなんて怖くない!何時でもお前を殺せるんだ!!〉 葉子〈答えろ!!〉 キリカ〈……〉 886 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 47 51.44 ID 4EEVm3yWo キリカ〈……巴マミの家だね〉 葉子〈……!〉 ……命を繋ぎし者。 マミさんの願い……だったか。 キリカ〈そこに二人とも、生きた状態で捕えられている〉 葉子〈……っ……〉 キリカ〈だが、気を付けた方が良い〉 889 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 48 26.56 ID 4EEVm3yWo キリカ〈――私達には、心の爆弾を仕掛けられている〉 キリカ〈――君にもだ〉 893 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 50 20.25 ID 4EEVm3yWo 葉子〈――――ッ!?〉 キリカ〈……〉 ……あすみの奴……か……!! キリカ〈妙な事を考えるだけでは、さほど問題は無い〉 キリカ〈……が、実際に行動に移そうと考えた時点で……〉 キリカ〈その精神は爆殺されるだろうね〉 葉子〈……ッ……!〉 ……こいつ、等……っ……! 901 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 53 36.85 ID 4EEVm3yWo キリカ〈……無論、この接触も死神による御通達による物だ〉 キリカ〈私から情報を得られることを期待したりはしない方が良いだろうね〉 葉子〈……っ〉 キリカ〈……〉 キリカ〈……それでは、御暇させてもらおう〉 キリカ〈長くとどまって居ては、本当に心が殺されてしまう〉 キリカ〈それでは〉 葉子〈……待て……っ!〉 ……。 905 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 54 37.59 ID 4EEVm3yWo ……ふざけるな……。 葉子「……っ……!」 ふざけるな……! 葉子「っ……ぁぁ……っ……!」 ……何で。 何で邪魔をする……!? 何でそこまで邪魔をするんだ!? ……私は、ただ……! 葉子「……っ……!」 911 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 56 06.25 ID 4EEVm3yWo ……。 葉子「……二人幸せになって欲しかっただけなのに……!!」 葉子「……っ……!」 葉子「っぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああっ!!」 ――― ―― ― 913 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 57 18.84 ID 4EEVm3yWo ━道中・昼━ 葉子「……っ」 ……どうする? 1・巴マミの家に行く 2・墓地に行く 3・美国邸に行く 4・志筑邸に行く 5・自宅へ戻る ×・自由安価不可 下4レス 917 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 21 58 18.69 ID 9ojrkO+Fo 1 925 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 00 11.63 ID 4EEVm3yWo 葉子「……助けなきゃ……」 ……マミさんの家に……。 葉子「助けに行こう……!」 葉子「マミさんとゆま、きっと待ってる……」 葉子「早く、行かないと……っ……!」 葉子「……待ってて……っ……!」 ――― ―― ― 929 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 02 09.58 ID 4EEVm3yWo ━道中・午後━ 葉子「――!」 ……マミさんの家に近づくにつれ、ハッキリと分かった事がある。 それは……。 葉子「……魔女の、反応……」 それも、使い魔の結界ではなさそうだ。 葉子「……」 1・行く 2・一先ず引き返す ×・自由安価不可 下4レス 933 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 02 43.04 ID bAjq+9rOo 1 940 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 03 50.38 ID 4EEVm3yWo ……行くしかない……! 今更後には引けない……! 葉子「……魔女が居るもん……」 葉子「……だったらマミさんも、ゆまも……」 葉子「危険……っ……!」 葉子「……行こう……!!」 ――― ―― ― 949 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 07 18.04 ID 4EEVm3yWo ━マミ宅前・午後━ 葉子「……っ……!」 やはり結界が展開されていた。 それも思った通り、マミさんの家の中をピンポイントに……。 葉子「……」 ……きっと、あすみが仕掛けた物だろう。 1・進入する 2・引き返す 3・自由安価 下4レス 953 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 08 14.91 ID 96zkSH0Bo 最速で覚醒ゲージを溜める方法について考察 精神統一やGSの大量使用も考慮に入れる 960 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 10 27.62 ID 4EEVm3yWo ……先手を打って早急に覚醒する方法はあるだろうか? 精神統一や、グリーフシードの大量使用も考慮に入れた上で……。 葉子「……」 ……後者はともかく、前者可能ではあるだろう。 ……だが呉の言った通り、私の中に水銀が仕組まれているとしたら 実際行動しようと決意した段階でアウトだ。 きっと、脳死させられるに違いない。 965 名前: ◆L9VMHigN.k[saga sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 12 31.45 ID 4EEVm3yWo 葉子「……」 1・進入する 2・引き返す ×・自由安価不可 下4レス 969 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/10(日) 22 12 56.01 ID 96zkSH0Bo 1 だが、時間がたてばたつほど状況は悪化する。好転の見込みはない。 次51-1
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/68.html
「ほむらちゃん、ちゃんと話せばお友達になれそうなのに どうしてマミさんとは喧嘩になっちゃったのかな…」 草加がファムやゾルダと戦っていた頃、まどかはほむらと別れ帰路を歩いていた。 「あれ?仁美ちゃん…」 街中を歩く人波の中でまどかの友達である仁美の姿を見かけた。 「仁美ちゃ~ん。今日はお稽古事…あ」 たくさんのお稽古を掛け持ちしてる仁美がこの時間帯で町を歩いていることに 疑問を感じたまどかは仁美に近づくと仁美の異変に気づく。 「あれ…あの時の人と同じ」 魔女に操られた人間の首筋には特有の痣が付けられている。 仁美の首筋に(^U^)の模様をした痣を見つけたまどかは 今の仁美は魔女に操られているのだと悟った。 「仁美ちゃん。ね、仁美ちゃんってば」 「やあ、鹿目さん、御機嫌よう♪」 まどかの声を聞いて振り向いた仁美の顔は不気味なほど強烈な笑みを発していた。 「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」 「どこって、それは…フォーティーン様のいる、ここよりもずっといい場所、ですわ」 「どうしよう…これってまさか…」 「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒にフォーティーン様の元へ行きましょう ええそうですわ、それが素晴らしいですわ」 「どうしよう…そうだ草加さんに」 仁美はこれから魔女のいる所へ行こうとしているのだと知り まどかは携帯で草加と連絡を取る事にした。 「はあはあ……どうした?まどかちゃん……」 草加の名誉の為にフォローするがまどかの声を聞いた草加が欲情しているのではなく ゾルダのエンドオブワールドを受けて負傷した草加が息切れしているせいである。 「く、く、草加さん、魔女が!」 「何!?今向かう、場所は?」 負傷していてもまどかの為ならと体に鞭を打ち、起き上がる草加 これこそまどかに対する草加の愛の力である。歪みまくった愛であるが 「どうしたの?行かないの?」 「きゃっ!」 ニコニコ笑いながらまどかの腕を引っ張る仁美 「駄目だよ!そこに行ったら仁美ちゃんが危ない!」 「危ない?…もしかして私の事を心配してくれるの?」 まどかの腕を引っ張ていた仁美がその言葉を聞いて手を離す。 もしかしたら話が通じるのかもしれない。 「当然だよ!だって私たち友達だもん!」 「友達か…いい台詞ね、感動的だわ」 (やった、わかってくれた!) 仁美が自分の言葉を信じてくれた事に安心したまどかは仁美に近づく。 「だが無意味ね」 ドゴッ! 「うぐ……なん…で……?」 魔女による束縛はそう容易く解ける物ではなかった。 腹パンされ意識を失ったまどかは仁美に担がれて連れ去られてしまうのだった。 「まどか?まどかー!?」 途中で返事が消えた事でまどかの身に何かが起きたのだと気づいた草加は 魔女のいそうな場所へと手当たり次第探す為サイドバッシャーに乗り走らせた。 「………近いな」 魔女を探していた黒い服を着た長身の男がまどかの携帯を見つけ拾い上げる。 「……行くぞ」 男はまどかが連れ去られた方角へと向かって歩いた。 ガラスに映る蝙蝠の化物も男の後を追うように。 「…う、ううん……ここは…?」 目を覚ましたまどかは辺りを見渡すとそこは暗く薄汚い廃ビルの中で 十数人の人達が集まっていた。 全員(^U^)の模様が首筋についており魔女に操られている。 「ようこそ、おいでくださいました!」 仁美が笑顔でまどかを迎え入れる。 「申し訳ございません、このような場所で、ではこれから フォーティーン様の為に儀式を行います、皆様拍手を!!」 周りの人達もニコニコ笑いながらパチパチと拍手を送った。 儀式が始まったのか部屋の真ん中にバケツが置かれ洗剤の容器が運ばれて行った。 一つ目の容器の液体をバケツに投入され、二つ目の容器を開けようとした時 まどかは思い出す、混ぜれば有毒ガスが発生する事を 「ダメ…それはダメっ!」 「邪魔をしてはいけません。あれは神聖な儀式ですのよ」 「だって、あれ、危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」 「そう。私達はこれからみんなで、フォーティーン様の治める素晴らしい世界へ旅に出ますの」 「放してっ!!」 まどかは仁美の手を振り払い、バケツを掴んで近くにある窓へと放り込んだ。 「そぉい!」 ガシャン! 窓ガラスをぶち破り屋外へと投げられたバケツは丁度真下にいた 二人組みの一人の男の頭にスッポリと入り、中身の洗剤が男の全身を濡らした。 「兄貴!大丈夫?…凄い洗剤臭いけど……」 「笑え…笑えよ……どうせ俺なんか……」 そんな事実を知らず、まどかはニコニコ笑う人達から必死に逃げていた。 「…ど、どうしようっ…どうしようっ」 ボイラー室を見つけたまどかは部屋の中に入り鍵を閉める。 「どうした?開けないのか?」 ドンドン! 「後悔するぞ、儀式の邪魔をした事を」 ドンドン! (誰か、助けて…) まどかはボイラー室の中で震えて誰かに助けを求めるしか出来ない。 数秒後にドアのノック音が途絶えると室内が犬カレー空間へと変容する。 「や、やだっ…こんな…」 ゴキブリ型の黒い使い魔達がまどかに迫りくる。 「いやだっ、助けてっ…誰かあぁぁ!」 囲まれ逃げ場を失ったまどかの眼前まで使い魔の魔の手が伸びてきたその時。 「とぉぉぉぉりゃああああ!!!」 斬撃を受けた使い魔達が次々と消滅する。 使い魔を倒した人間には見覚えがあった、それはまどかにとって親友の 「さやかちゃん!?」 美樹さやかが駆けつけてきたのだ。 魔法少女となったさやかは剣を振るい周囲の使い魔を切り消滅させた。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 「これが魔女ね!」 上空から巨大な邪神の魔女が現れ、その禍々しい姿を見せる。 これこそが先ほど仁美が話した魔女、フォーティーンなのだ。 「うおおおおおお!」 さやかは地面を強く蹴り、魔女目掛けて特攻を仕掛ける。 「シャアアアアアア!!」 だが魔女の持つ巨大な剣による一撃でさやかは叩き落され 墜落したさやかは背中を強打する。 「いててて…」 「さやかちゃん!」 「く……この…!」 さやかの背後には倒したはずの使い魔達が迫っていた。 まどかの声を聞いて気づいたさやかは素早く反撃し 魔女の雷撃を避けながら使い魔を蹴散らす。 「くそう……キリがない…」 「こいつが魔女か」 「だ、誰!?」 二人の前に黒い仮面ライダー、ナイトが使い魔を切りながら現れる。 「魔女を狩りに来たライダーだ、下がっていろ」 『ソードベント』 電子音声と共に出現した槍を振るい魔女へと向かう 「ガアアアアアア!!」 魔女の雷撃を避けながらナイトはカードをバイザーにセットする。 『アドベント』 「グウウウウ!?」 蝙蝠型モンスター、ダークウィングが魔女に襲い掛かり 腕を二本切り落とす。 「てやああああ!」 さやかは増殖し続ける使い魔を一心不乱に倒していた。 「あれは?」 昆布を捻ったような置物から使い魔がどんどん増殖している 「そこだぁ!」 捻れ昆布を切り落とすと消滅し使い魔の増殖は止まった。 ……と思いきや捻れ昆布が復活しまた使い魔を生み続ける。 「もうー!なんなのよー!」 「うるさいぞ、騒ぐな!」 『ナスティベント』 「ギャアアア!」 ダークウィングから超音波が発せられ魔女が怯み動きが止まる。 『ファイナルベント』 ダークウィングがナイトの背中に装着し上空へと飛ぶと 姿をドリル状に変えきりもみ回転しながら急降下し 魔女の体を突き刺し貫通し爆散する。 「お、終わった…」 魔女が倒された事で使い魔達の増殖も止まり犬カレー空間が消滅する。 「キィwキィwキィwキィwキィwキィwキィwキィwキィw」 魔女と大量の使い魔の魂を独り占め出来るからか ダークウィングがご機嫌で魂を貪っていた。 「いやーゴメンゴメン。危機一髪ってとこだったね」 「さやかちゃん…その格好」 まどかが悲しそうな目で見る、魔法少女になったさやかの姿を見て 「ん?あー、んーまあ何、心境の変化って言うのかな?」 「でも……あ!?」 「…………」 二人の前にほむらが現れ厳しい目で見つめる。 「おいお前」 そこに割って入ってナイトがまどかの傍まで歩き携帯を見せる。 「落し物だ」 「あ、はい、ありがとうございます!」 「それとお前」 ナイトがさやかの法へ向くと先ほど倒した魔女からグリーフシードを投げ渡した。 「俺には必要無いからな、お前が持っておけ」 「あ…ありがとう」 「あのう…」 「何だ?」 「仮面ライダー…なんですよね?だから私達を助けてくれたんですよね…?」 シザースの一件でまどかは仮面ライダーに対する認識があまりよくない物へと変わっていた。 だからこそ問いたかった、シザースは稀な例で仮面ライダーは正義の味方だと確証出来る様に。 だがまどかの望んだ答えは返ってこなかった。 「助けた?勘違いするな、俺は魔女を倒しに来ただけだ 魔法少女だか何だか知らないが死にたくなければライダーを善人だと思うな」 そう言い残しナイトは去っていった。 「彼の言うとおりよ、ライダーは危険な存在…信用してはいけない」 ほむらもライダーに対し否定的な発言をし去る。 「あの転校生、相変わらず嫌な奴!草加さんのような立派なライダーがいるのに~!」 「ほむらちゃん……」 仮面ライダーは正義のヒーローだと信じたい。 だけどほむらの言うことも嘘だとは思えない。 まどかはどちらが正しいのか未だ答えを見つけられずにいた。 夕日が沈み、ネオンの光が夜の街を明るく照らす。 その街中のとあるゲームセンターにて白熱したバトルを見せる男女がいた。 『KO!』 「チョロイチョロイ♪」 さきほどゲームにて勝利を手にしたのは赤髪のポニーテールの少女、佐倉 杏子 「あ~ん!おっしい~」 「頑張ってー、芝浦く~ん♪」 その対戦相手の名は芝浦 淳 沢山の女子をはべらせハーレム状態を築いている羨ましい男だ。 「まだ一勝一敗でしょ?次で決めてやるよ」 「キャー!余裕の勝利宣言、カッコイイ!」 世の男共から見ればリア充市ね!と言いたくなるウザさ 「あ……悪いね、もう小銭切らしたから帰らせてもらうよ」 「あんた貧乏人なわけw?しょうがないなあ~」 芝浦は帰ろうとした杏子を呼び止め、掌にある数枚の100円玉を見せびらかす。 「『芝浦様ありがとうございます』と頭下げて礼を言うならあげてもいいよw」 「芝浦君、やっさしい~♪」 (うぜえ……) ゲラゲラ笑いながら小馬鹿にしてくる芝浦に対し杏子は怒りのボルテージが上がっていく。 「どうしたの?もしかして小銭無いのは逃げる為の嘘だったとかw?」 「…人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ」 「なにマジギレしてんのww?やっぱり図星かww」 「てめえ!」 怒りを露にした杏子が殴りかからんとする勢いで芝浦の胸元を掴み鋭い眼光を向ける。 チャリンチャリン 芝浦の体を揺らした事でゲーム機器の台に置かれた大量の小銭が床にばら撒かれた。 「あーあ、拾ってよぉ気が利かないな~」 「……ちっ、しょうがないな」 先に手を上げたのは自分だ。 だから杏子は渋々、小銭を拾うことにした。 その様子を見ている芝浦は無防備な杏子の背中に蹴りを入れる。 ドンッ! 「いてっ!!てめえ!!」 「はははwwwこんな貧乏臭いガキは無視して行こうぜ~」 「そうよね~♪行きましょ行きましょ♪」 「キャハハハ!」 「ふん、だっさい娘」 (こ、こいつらぁ……) 取り巻きの女達に好き放題言われてしまう杏子 これがギャグ漫画なら体から憎しみの炎が燃え盛っていただろう この憎しみを抑えるべく足元に落ちている100円を全て回収した後 お菓子を大量買いするのだった。 「クソッ!クソッ!」 杏子の好物である(0H0)のマークが付いたお菓子、ムッキーを ポキポキと音を鳴らしながら食べるがなかなか怒りが収まらない。 「マミの奴がくたばったと聞いたから来てやったのに既に新米がこの街にいるわ ゲーセンにムカつく男がいるわ、踏んだり蹴ったりだよ、こういう時は…」 魔女を探して八つ当たりをしよう。 魔女退治は良い、イライラがすっきり消える。 善は急げ、イライラを解消させる為に早速魔女を探しに行くのだった。 「じゃあね芝浦君♪」 「また遊びましょう~」 「おう、気を付けて帰れよ、さてと」 取り巻きの女達と別れた芝浦は携帯を取り出す。 「俺俺、芝浦だけど狩りに行こうぜ~」 連絡をして待ち合わせ場所に指定した喫茶店で芝浦はコーヒーを飲みながら待っていると 「よう芝浦、待った?」 「いや、こっちも来たばかりさ、さあ行こうぜ佐野」 佐野 満が待ち合わせ場所に現れ行動を共にした。 「じゃあ皆、魔女を探してきてよ」 「ギャギャギャ!」 佐野がゼール軍団に指示を出すと一体のギガゼールが頷き全員が ミラーワールドの奥深くへと散っていった。 「相変わらずお前のモンスターは便利だな、沢山いるしさ」 「……意外とそうでも無いんだよね…」 感心する芝浦に対し佐野の表情は暗い。 「最初にどのモンスターと契約しようか迷ってた時にゼール達が来て 『一体一体は弱いけど沢山の仲間がいてお買い得ですよ~』と ボディーランゲージで必死に売り込んできたから契約したんだけど」 (なんか佐野みたいな性格のモンスターだなw) 「数が多い分あいつらの餌代が物凄いんだよ… モンスターや魔女を倒しても倒しても空腹を訴えてきてさ… 特に餌を確保出来なかった日は俺が飯食ってる所を鏡の向こうで沢山のゼール達が 羨ましそうにじいっと見てきてさ、よだれとかだらだら出してるのよ… 弁当じゃなく俺の方を見てさ、すげえ食いにくかったよ、あの時は…」 「へえ、あんたも一応苦労してるんだ」 (そんなに切羽詰ってるならモンスターや魔女だけでなく人間も襲えばいいのに こういう非情になりきれない性格の奴は長生き出来ないタイプだな まあこいつがいつ、くたばってもどうでもいいけどね) 「ギャーギャー!ギィーギィー!」 「魔女を発見した?だけど先を越されている?」 「よく理解出来るなw」 「もう慣れてるから」 一体のメガゼールが戻ってきてボディーランゲージで佐野に語りかける。 「どんなライダーが戦ってるのか気になるし行ってみようぜ」 「そうだね、行こう!」 メガゼールに案内されながら芝浦と佐野は魔女の巣へと向かった。 「お、ここか入るぜ」 「魔女の中の空間はキモくてどうも慣れないよ…」 「こんなのダンジョンとでも思えば平気じゃんw早く行くぞ~」 辺りをキョロキョロ見ながら慎重に歩く佐野を急かして芝浦はどんどん前へ行く。 「ボス階発見!突入~!」 「ちょ…芝浦、置いてかないで」 魔女と戦っているのはどんなライダーなのか 芝浦は興味心身で魔女のいる部屋に侵入し佐野も後に続いた。 「フォーーーーーーーーーーーー!!!」 甲高い鳴き声を出しながらヤギの姿を模した魔女から光弾が放たれる。 それを回避しているのは二人の予想していた仮面ライダーではなく 「そりゃあ!」 「フォ!?」 赤い衣装に身を包んだ魔法少女であった。 「あれって、もしかして…」 「高見沢さんが言ってた『魔法少女』って奴か、へぇー本当にいるんだぁ」 高見沢と手を組んだ際に教えてもらった魔法少女と呼ばれる戦士達 今まで実物を見ていなかった二人にとってはそのような存在がいることに いまいち信憑性が沸かず半信半疑だったのだ。 「フォォォォォォォォ!!!」 魔女がブーメラン型の刃物を魔法少女に向け撃ち出す。 「これでおしまい!」 槍でブーメランを叩き落し魔女を真っ二つに両断すると 甲高い悲鳴と共に魔女は消滅する。 「あんた、魔法少女なんだろ?…ってお前!?」 魔女を倒した魔法少女に興味が沸き、近づいた芝浦は驚く。 「そうだけど、私になんか用?…ってあんた!?」 話しかけられ振り返った魔法少女も同じように驚く。 「ゲーセンにいた、あの貧乏臭いガキじゃんw」 「ゲーセンにいた、あのムカつく奴!」 「え、何々?二人とも知り合いなの?」 対し馬鹿にしたような態度を見せる芝浦に対し睨みを効かせる杏子 「さっき寄ってたゲーセンでね、でお前さ~魔法少女ってことは戦えるんだろ?」 「当たり前じゃん」 「じゃあ俺と戦おうぜ」 「あんた正気?ただの人間が私に勝てる訳無いじゃん」 「ただの人間?そうでも無いんだよねw」 魔法少女が一般人に遅れを取ることはあり得ないと余裕の表情を見せる杏子 だが芝浦がポケットから出したデッキをかざし姿を変えることで 余裕を見せていた表情が険しくなる。 「あんた……」 「驚いた?w特別な力なら俺も持ってるんだよね~wじゃあゲームの続きと行こうぜ」 芝浦がサイ型の仮面ライダー、ガイへと変身し杏子と対峙する。 「ちょっと芝浦!あの娘ははライダーじゃなくて魔法少女だから襲わなくても…」 「高見沢さんも言ってたじゃん、魔法少女は倒しても構わないって それに魔法少女を相手にするなんてなかなか味わえない経験で面白いでしょw」 「でも…まだあの娘は子供だし殺し合いなんて…」 「なに言ってんの?殺し合いに大人も子供も関係無いでしょ? いいから下がってよ、タイマン勝負だから手は出さないでよ」 まだ少女と呼べる相手と殺し合う事に抵抗があるのか 佐野は止めようとするが芝浦は意に介さない。 「仕方ねえ、降りかかる火の粉は払わなくちゃな!」 杏子も槍をガイに向け臨戦態勢に入る。 『ストライクベント』 メタルホーンを装着したガイの突きと杏子の槍が衝突し火花を散らす。 ガイの腕力は龍騎ライダーの中でも相当高く、一度の衝突で杏子は押し負け 後方まで吹き飛ばされる。 (馬鹿力め…) 近接戦は不利だと踏んだ杏子は追撃をかけるガイの攻撃を避けながら距離を取り 中距離からガイに仕掛ける。 「槍が伸びた!?ぐうっ!」 槍の間合いの変化に対応出来ず一撃が入る。 「芝浦!あの娘の持つ武器は蛇轍槍みたいな槍だから気を付けろ!」 「蛇轍槍ってなんだよ?」 蛇轍槍(じゃてつそう) 如意棍槍(にょいこんそう)とも呼ばれ、槍術極意といわれる。 室町時代後期、希代の槍の達人といわれた辺見鉄山(へんみてつざん)によって考案された 中国の十節棍に改良を加えた変幻自在の仕掛槍。鉄山没後、多くの武芸者達がこれを極めようとしたが その操作性の難しさ故に習得し得た者はいないという。 民明書房刊 戦国武芸者往来より 「と言う武器に似てるんだよ」 「つまり、かなりトリッキーな攻撃をしてくる槍ってことか」 武器の性質を理解した所で槍の長いリーチを生かした攻撃になかなか対処できず ガイは防戦一方であった。 「どうしたどうした?今なら『許してください杏子様』と言えば見逃してあげてもいいよ」 「勝った気になるのはまだ早いんじゃないかな?」 『アドベント』 「…!?」 ガラスの中から現れたサイ型のモンスター、メタルゲラスの奇襲を受け 杏子の横腹に角が深々と刺さり口内に血の味が充満する。 「てめえ…タイマンって言っておいて……」 「これは格ゲーで言う『ストライカー』みたいなものさ」 『ファイナルベント』 杏子が動けなくなった隙を狙いガイは止めを狙った。 ガイを乗せたメタルゲラスが猛スピードで杏子目掛けて突進する。 「やめろォーー!!」 杏子とガイの間に割って入った新たなライダーによって ガイのヘビープレッシャー(AP5000)は弾かれた。 「あとちょっとでクリアだったのに…何邪魔してくれてんの?」 「こんなこと、見過ごせる訳無いだろ!」 「もしかしておたく正義の味方気取りな訳?うざいなぁ」 「な…!?正義の味方とかじゃなくて人として当然の事を…」 「まあプレイスタイルは人それぞれだけどこっちのゲームだけは邪魔しないでよ」 「ゲームってお前…」 「ライダーバトルも魔法少女狩りも俺にとってはゲームと同じなんだよね」 「人が死ぬんだぞ!それがゲームなんて絶対間違ってる!」 「今のうちに…」 ガイが乱入したライダーと揉めてる内に杏子は跳躍力を生かし素早く戦線を離脱した。 「あらら…逃げられちゃった、もう萎えたから帰るわ」 「待てよ!まだ話が」 「行こうぜ佐野~」 「ああ、今行くよ」 「あんたもあいつと同じ考えなのか?」 ライダーが佐野を呼び止める、その言葉は真剣だ。 「……俺達はそういう争いをしているんだ、これも仕方ない事なんだ」 そう言って佐野は去った。 「いくら願いが大事だからってこんな殺し合いをするなんておかしいよ……」 悲しみに暮れながら立ち去ろうとした時、アスファルトに付着する血痕に気づく。 「そういえばあの娘、怪我を!」 杏子の血痕を発見したライダーは少女の無事を祈りながら後を追った。 二次創作での杏子の怪我率は最近妙に多いな 「あ~あとちょっとだったのにな~」 「また次を狙えばいいよ」 芝浦は口惜しそうに愚痴を零しながら帰りを歩いていた。 ゴツンッ! 芝浦の肩に黒い怪人の体が当たり、衝撃で怪人が道の隅にあるゴミ箱に激突する。 「ぐ……ぐぐぐ……」 「だっせえwwww」 「逃げるぞ芝浦!ごめんなさーい!!」 「ちょっとひっぱんなよ」 腰の低い佐野は謝りながら芝浦の手を引っ張り逃げ出した。 「……なんて惨めなんだ……」 黒い怪人は一時期、誰にも負けない最強の悪の組織を夢見て目指していたが 忌々しい刑事達に邪魔され仲間は全員捕まり自分だけおめおめと逃げ出してきたのだ。 夢というのは呪いと同じだ、呪いを解くには夢を叶えなければならない。 だが途中で挫折した人間はずっと呪われたままなんだ。 なぜこんな壮大な夢をもってしまったのだろう? 夢さえなければこんな苦しい思いはしなくて済んだのに 夢なんて寝て見る物だけで満足していればよかったんだ いまさらこんなことに気づくなんて 「俺は…本当に馬鹿だ……」 「ねえ兄貴、こんな所にも俺達と同じ闇に堕ちた人がいるよ」 「そうだな相棒、おいお前」 二人組みの男が怪人に近づき語りかける。 「……俺に何のようだ?」 「お前…俺の弟になれ」 「なんだと?」 「お前の目を見れば分かる、光を掴もうとして痛いしっぺ返しを受けたんだろ? 俺達もお前と同じだ、光を求めるな、地べたを這いずり回って闇の中で生きていくんだ それが俺達ろくでなしが生きる道なんだ」 この男の言うことは頭では理解出来ないが心でなんとなく伝わってくる。 そんな凄みを感じさせられる。 「俺は前科持ちだがいいのか?」 「関係ない…お前の名は?」 「俺は、ネガタロスだ」 それが地獄兄弟とネガタロスとの出会いだった。 「いてて、あのサイ野郎め…」 ライダー達から逃げ延びた杏子はビルの壁に持たれ休息を取っていた。 ソウルジェムがもたらす魔力で傷を塞いだが体力は激しく消耗していたのだ。 「おい!大丈夫か!?」 さきほど乱入したライダーが現れる。 疲れていたとはいえここまで接近を許してしまうとは 杏子は素早く槍を構築しライダーに切っ先を向ける。 「よせ!俺は誰とも戦う気は無い!」 「どうだか、油断させておいて不意打ちを仕掛けてくるかもしれないしね」 その言葉を聞いたライダーは変身を解除し青年の姿を見せると両手を高く上げる。 「ほら、俺は絶対に君を襲ったりしないから」 「あんた……この状態で槍をぶっ刺したら終わりだよ?」 「え?マジ?お願いやめてー!」 「ぷぷ…アハハハハ!分かったよ、あんたを信じるよ」 「何も笑わなくても…でも信じてくれてありがとう」 本気でビビる青年にやる気がそがれたのか、杏子は槍を消し警戒を解いた。 「そうだ!早く病院にいかないと!」 「いや、もう治ってるからって持ち上げるな!」 青年は杏子をお姫様だっこで持ち上げながら病院に向かおうとするが 杏子がジタバタ暴れ、降ろせざるを得なくなった。 「治ってるってこんなに血が付いてるじゃないか!」 青年の言うとおり攻撃を受けた横腹の部分の衣装に血が大量に付いている。 「ほら、なんとも無いだろう」 杏子が服をめくり攻撃を受けた箇所を見せる。 そこには傷一つ無い綺麗な素肌が見えている。 「あれ?おかしいな…こんなに早く傷が治るなんて」 「もう!あまりじろじろ見るなこの変態めッ!」 バシッ! 横腹を異性の男性にまじまじと見られるのは杏子でも流石に恥ずかしかったらしい。 顔を赤くしながら青年の顔を叩く。 「いたたた…変態は酷過ぎるよ、俺の名は真司、城戸真司だからな」 「あたしは佐倉杏子よ、じゃあそろそろ行くよ、縁があったらまた会えるかもね」 「あ、待って杏子ちゃん!お願いがあるんだ」 「なんだい?」 「もう誰かと殺しあったりするのはやめてほしい 話し合えば俺達みたいに和解だって出来るはずなんだ」 「…相手から仕掛けてきたらどうするんだ?大人しく命を差し出せば良いのか?」 「そうじゃないけど……何か他に方法はあると思うんだ!だから出来る限り殺さないでほしい」 「……一応考えておくよ、またね真司」 立ち去っていく杏子の背中を見送りながらも真司は悩んだ。 自分にライダーや魔法少女達との争いを止められるのか否か。 そんな事はいくら考えても一向に答えは見つからない。 だけど真司は行動する、この凄惨な殺し合いを止めるために それが真司の願いだからだ。 BACK 草加マギカ(仮) 2 Next [[]]
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/86.html
他の人物との関係対 鹿目まどか 対 暁美ほむら 対 巴マミ 対 キュゥべえ 対 佐倉杏子 魔法少女に対する考え [部分編集] さやかは肝心なところでいなかったり死んでたりするので、まどかや視聴者との間に、かなり認識のズレが生じてしまっている。 まどか さやか (3話)ほむほむが縛られてた事を 知ってる 知らない (3話)マミさんの涙、本心を 知ってる 知らない (4話)ほむほむから魔法少女の悲壮さを 聞いている 聞いていない (5話)ほむほむが2人を守ろうとしている(た)ことを 知ってる 知らない (6話)QBからソウルジェムの正体を 聞いている 聞いていない(死んでた) ソウルジェムの正体については6話後に聞いている 他の人物との関係 対 鹿目まどか 「まどかは私の嫁になるのだ!」(1話) ラブラブです(笑) まどかが魔女狩りに同行してくれることを、心強く思っている。まどかという守るものがあれば、慎重に戦えると考えている(5話) その直後杏子の挑発にまんまと乗って全然慎重に戦えてない(5話) 推測:冷静な時はちゃんと人のことも考えられる子なんだが、カッとなりやすい性格です。また冷静な時は、それを自覚もしています。 (まどかを契約させればというQBの提案について)「ううん、だめ!あの子を巻き込むわけには・・・」(6話) 「夕べのあれが、まどかにはケンカに見えたの?」(6話) この時点でまどかを巻き込むつもりはない。 が、まどかの甘さに対して苛立ちを見せている。 対 暁美ほむら 「あの時あいつは、マミさんがやられるのを待ってから魔女を倒しにきた。グリーフシード欲しさに、マミさんを見殺しにしたんだ」(6話) グリーフシードだけが目的の魔法少女の一人であり、マミさんを見殺しにした、と誤解している。 対 巴マミ 「うん、やっぱりマミさんは正義の味方だ!それに引き換えあの転校生、ホントむかつくな」(2話) 「あの時あいつは、マミさんがやられるのを待ってから魔女を倒しにきた。グリーフシード欲しさに、マミさんを見殺しにしたんだ」(6話) 「今ならわかるよ、マミさんだけが特別だったんだ。ほかの魔法少女なんて、あんな奴ばっかりなんだよ」(6話) マミさんを魔法少女として理想化しています。 対 キュゥべえ 6話冒頭時点では、QBの説明を信用していたようだ。 「騙してたのね アタシ達を」(7話) 対 佐倉杏子 「あれは正真正銘の殺し合いだったよ」(6話) 「絶対に・・・お前だけは絶対に許さない!」(6話) 佐倉杏子に殺されかけたと考えており、実力はともかく本気で殺すつもりだと推測されます。 「あんたのこといろいろと誤解してた。そのことはごめん、謝るよ。」(7話) 「私は負けないし、もう恨んだりもしないよ」(7話) 7話で杏子に対する誤解は解けたが、和解する気はない…? 魔法少女に対する考え 「もし魔女より悪い人間がいれば、私は戦うよ」(6話) 魔法少女は人間の犠牲を減らすために戦うべきだと考えている。またグリーフシードのために人間を犠牲にするような魔法少女は許せないと考えている。 しかし…魔法少女の真実を知った後、ゾンビのような自分の存在は魔女を殺すためだけにあると思いこみ、まどかに対して人間であること、魔法少女として素質があることを嫉妬する。そのような負の感情を友達に抱いた事で更に自分自身を責め立てていってしまう。 それでもほむらや杏子のように誰かを騙したり、利用したり、自分のために魔法を使うことはしないと誓い、無謀な戦いを続けていく。 短期間でショッキングな出来事が立て続けに起こった結果、精神的にも肉体的にも追い詰められ、電車でたまたま乗り合わせた男達の会話を聞いてるうちに人間を守ることに意味を見出せなくなり絶望する。ついには濁りきったソウルジェムが破裂、中からグリーフシードが出現。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/972.html
登録日:2012/11/13(火) 21 57 54 更新日:2024/04/13 Sat 06 34 42 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 ifルート アナザーストーリー アナザーループ スピンオフ ネタバレ項目 ハノカゲ ブレないQB 傑作or問題作 漫画 自重しない単行本カバー裏 魔法少女まどか☆マギカ 他人を見捨てたこんなあたしでも… 組めるっていうなら あたし… 幻滅するかも 『魔法少女まどか☆マギカ~The different story~』は、ハノカゲ氏によるアナザースピンオフ作品。上・中・下の三巻構成。全12話。 「もし巴マミがあの時生き残ったら」という本編のifの世界を描いている (つまり他のスピンオフのような「過去にあった時間軸」という扱いではない)。 きらら☆マギカでも告知され、vol.4では雑誌の全ページ数は普段と変わらないまま上巻の試し読みが掲載された。 特徴として、ドラマCD、アニメ本編、PSP版ゲームなど、多くの関連作品の設定やオマージュが取り入れられている。 上巻はドラマCD「フェアウェル・ストーリー」を元にハノカゲが脚色を施した内容となっており、巴マミを物語の主軸に置いている。 中巻はアニメ本編を踏襲しつつもアレンジを加え、そして下巻ではそれらの帰結となるハノカゲ独自の結末が描かれている。 ドラマCDを担当している平松氏によれば、本作品のストーリーはハノカゲ氏で作ったもので平松氏は関わっていない。 巴マミと佐倉杏子のダブル主人公という建前であるが、きらら☆マギカのインタビューによると当初はマミ単独主役のスピンオフの予定だった。 ちなみにハノカゲは以前にTwitterにて杏子主役でマミさんとの話を描きたいといった旨の発言をしている。 なお、ハノカゲ氏はあとがきにて、 「執筆するにあたり今回は本編コミカライズのような視覚的にえぐいのは全て自粛!…を貫いたつもりなのですが、別の意味でえぐいことになってしまったのは誠に申し訳ございませんというか…」と、コメントしている。 つまり、本編におけるグロ路線の始まりである「3話のアレ」が無くなったこともあって、肉体的なグロ描写が控えめになっているのである。 その代わり精神的に色々抉られる展開が多い。 また、原作アニメの展開と大きく異なる点として、 さやかがアニメにおける3話時以前に契約を果たしている。 それにより、マミさんがシャルロッテに殺されない アニメや他メディアには見られない魔女が多数登場する 上条がお世話になったさやかにお礼を言う マミさんがかつての後輩にして愛弟子である杏子とガチバトル 杏子はオクタヴィアを斃し、別の魔女との戦いで命を落とす ほむらが三周目時の自分とかつてそちらで心中を図ろうとしたマミ自身に重ねて、彼女を一喝する まどかの契約の願いが『さやかを助け、マミの代わりに戦うこと』 まどか、ほむら、さやかの三人でワルプルギスの夜に挑む まどかとさやかは最後まで魔法少女の真実を知らないまま といったいくつかの点が挙げられる。 〔 あらすじ 〕 巴マミは見滝原で魔法少女として一人で魔女退治をしていたが、ある日隣町の風見野から魔法少女になったばかりの佐倉杏子がやってくる。 杏子はマミに弟子にして欲しいと頼み、二人はコンビを組んで行動するようになる。 しかし、次第に考え方を変えていった杏子はマミと対立、戦いの末マミの元から離れていった。 それからしばらくしたある日。マミは鹿目まどかに呼び出され、美樹さやかと杏子の争いに割って入り、対立し合う魔法少女たち。 マミはさやか、そしてまどかと共に行動するようになり、 見滝原に戻ってきた杏子は1人で行動をとりつつ、暁美ほむらとワルプルギスの夜を倒すため結託しようとする――。 〔 登場人物 〕 ☆巴マミ まどか達の前で優等生を演じるも、多忙さからやり忘れていた課題を言われて思い出し落ち込む可愛いマミさん。 遂に主役の座を手に入れたマミさんは、新技『ティロ・リチェルカーレ(全方位砲撃)』を引っ提げて後輩たちをフォローし大活躍する。 しかも死なない。さやかを庇って瀕死の重傷を負うも無事に回復する。 だが、さやかにずっと隣に居て欲しいと求めた結果、それが葛藤するさやかの心に重くのし掛かっていってしまい……。 ラストの行動は一見PSP版ゲームだけが元ネタにも見えるが、ゲーム版とは違って杏子との再会の約束の証であるリボンを握りしめていることから、 アニメ版の杏子が満身創痍になりもう自分が長くないことを自覚した結果さやかと一緒にいることを選択したように、 グリーフシードを得て他の魔法少女の命を糧とする道を拒否してもう自分が長くないことを自覚した結果マミさんも杏子と一緒にいることを選択したという、 いわばアニメ第9話をも元ネタにした、マミさん版の「一人ぼっちは、寂しいもんな」であるとも言える。 ☆佐倉杏子 かつてマミさんを「マミ先輩」と呼んで懐いていた可愛い後輩。今は反抗期。 内心ではまた二人で一緒に戦いたくてヤキモキし、上手く言葉にできずにケンカになっちゃうけど、仲間のピンチはついつい助けちゃうツンデレ聖女。 アニメでは隅々まで詳しく語られなかった彼女の家族との悲しい過去が明かされる。 誰かを助けるといった見せ場が多い。 自分から使い魔を倒すようになった 盗みを指摘されない 幻術技を取り戻す さやかはいつも通り魔女化されても杏子はやられずに魔女を倒す 杏子が死んだ後は助けたはずのマミさんをまどかを使って後追いさせる 等。 だが一方で自分の精神の安定をマミさんの存在にかなり依存しきっており、 上巻ラストでマミさんと再会してからはまるで別れた元カノにちょっかいを出すヤンキーな元カレのような未練がましい雰囲気を振り撒いている。 ☆美樹さやか マミさんがシャルロッテに食べられる寸前でお菓子の魔女を撃破しピンチを救ったヒーロー。 彼女の存在がマミさんの心の支えとなっていき、未来を大きく変えていった。でも安定のさやか。 上条の事で仁美を見殺しにしかねた罪悪感とそれでも自身を求めるマミさんの優しさが逆に彼女を苦しめてしまい、 自分の“正義”にも葛藤していったことから徐々に穢れが溜まっていくこととなる。 最終話では、ラストの場面でさやかがあの世にいるとお茶会の邪魔になるためか、まさかの復活。 上条のことは吹っ切れたのか、助けてくれたまどかを守ると新たな使命に燃える。ライバルはほむほむ。 ☆鹿目まどか マミさんの助けを呼ぶ係。念話使えよ。だが彼女が呼びに行くとどんなピンチでも間に合う。 彼女の行動の大胆さに磨きがかかっており、上条の腕を治したのがさやかだと告白する。 また本作にて自分の事を「何の取り柄もない役立たずな人間」と思い始めたのは、 自分とは対照的なさやかに幼い頃から守られ続けていた事による自己嫌悪からであると言う、アニメ本編でも無かった彼女の自身掘り下げも存在する。 そして、契約しない理由が原作と異なり、「活躍するマミとさやかの頼もしい二人の足を引っ張るのが怖かったから」とあえて身を引いていた。 終盤、彼女はさやかとマミさんのために魔法少女となったことから、宇宙改変は行われておらず、魔女の存在する世界のまま物語は幕を閉じた。 なお、彼女は魔法少女の真実を知らないまま…… ☆暁美ほむら 登場数が少ないほむほむ。裏方に徹してまどかを見守っていたということだろうか。 原作同様のポジションで、他のメンバーの結末を揺るがすような大きな行動は特には起こさない。 多くの知識を有していることから他のメンバーが自壊しないように立ち回り、時には辛辣な言葉を投げかけ、時にはピンチを助ける。最後はあのさやかと和解した。 …だが、彼女の知っていることは必ずしも全てが真実ではなく、 彼女は契約を思い留まるよう説得するマミさんを押し切ってまで契約したまどかを「巴マミの言葉に誘発されて契約した」と評し、 まどかが何故この物語の最後に契約したのか、一番理解していなければならないその理由、そのまどかの決意を、最後まで根本的に誤解したままであった。 それでも契約したまどかに最後まで付き合ってくれるが、恐らくこの時間軸も……。 要所にしか出ないのを良いことにカバー裏ではやりたい放題。 ☆双子の魔法少女 冒頭でマミさんとパーティを組んで魔女に挑んでいた双子の魔法少女。白い魔法少女が姉で、黒い魔法少女が妹。武器は姉が薙刀で妹が刀。 だが、その考え方は杏子同様に利己的なもので、見滝原市を守ってきたのは善意ではなく報酬(グリーフシード)のため、魔法少女を「ライバル同士」と捉え、 自分たちがピンチになると魔女を初心者のマミさん一人に押し付けて平然と逃げる。 どうやらその後は間もなく魔女化してしまったようで、マミさんと杏子に襲いかかる。 ☆和紗ミチル 魔法少女かずみ☆マギカからカメオ出演。 本作では台詞こそなかったものの、マミさんの回想シーンの中に、当時の場面が盛り込まれていた。 ☆キュゥべえ IQB。スピンオフでも通常営業。 余談だがかなり可愛らしく書かれていた同じハノカゲ氏の本編コミカライズの時に比べ、本作ではほぼ原作通りに描かれている。 「まどか…早く僕と契約を!」 〔 魔女 〕 ★冒頭の魔女 電気を放つ、プラグとクワガタが混ざったような姿の魔女。 ナウシカに出てきそうなデザイン。 ★杏子と因縁のある魔女 巨大な斧を振るう、一ツ目のミノタウロスのような魔女。 実は斧が本体で、幻であるミノタウロスの身体は何度でも再生する。 初登場は「フェアウェル・ストーリー」だが今回晴れてビジュアル化した。 余談だが、本作発売の約10年後に公開されたアプリ内スピンオフでは、原作アニメ出身でない魔女の中で唯一の出演を果たした。 戦闘シーンも濃い内容で描かれており、なかなかの優遇ぶりである。 もう一体のタコ型魔女は… ★二話の魔女 瞬殺された。 ★教会を襲った魔女 配達員の格好をした鳥の姿の魔女。 圧倒的な数の使い魔と手紙の竜巻で攻撃する。 ★氷の魔女 優雅なドレスに身を包んだ氷の女王のような魔女。 周囲に浮遊するクリオネの姿をした使い魔を刃に変えて射出したり、相手を氷結して動きを封じるなどの強力な攻撃で杏子を苦しめた。 ★扉の魔女 ヒヨコのような姿をしたすばしっこい魔女。 無数に配置された扉の中を空間移動し、出たり入ったりを繰り返し翻弄してくるが、マミさんとさやかの絶妙な連携に敗れる。 ★双子の魔女 双子の魔法少女が魔女化した姿。黒い蜂のような姿。蜂の巣を模した魔女結界を持つ。 使い魔の数も厄介だが動きは鈍い。実は黒い蜂(妹)は囮で、白い食虫植物の姿をした魔女(姉)が油断した相手を蔓で捕まえ捕食する。 紹介ページでは「姉が捕えた得物でジュースを作り、妹がジュースでミツを作る。ピンとピンクッション。いつまでも一緒の仲良し姉妹。」……怖すぎである。 この他にも原作アニメに登場した魔女も何体か登場している。 …ないの …嫌なの… もう戦いたくなんかない! 魔女なんて殺したくない! 私は…っ 大丈夫です。もう、いいんです ありがとうマミさん 今までずっと 街のみんなを 守ってくれて 私たちを 守ってくれて △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] やはりハッピーエンドにはならないのか… -- 名無しさん (2013-05-20 01 25 48) この作品の主人公(マミさん)は救われてたから一応ハッピーエンドだよ -- 名無しさん (2013-05-30 16 08 38) 龍騎と同じで色々なエピソードができるのがまどマギの売りみたいな番外編だったな -- 名無しさん (2013-09-08 13 01 29) 惜しむらくは他所の作品のネタ流用が多くて斬新さが少なかったことかな、アニメで見せ場多かった杏子が片方の主役だから仕方ないかもしれないけど。 -- 名無しさん (2013-09-08 13 05 36) マミさんのさやかの後追いを杏子が阻止して杏子の後追いでエンドねえ -- 名無しさん (2013-10-02 23 22 03) TDSにおけるマミのラストの行動がPSP版と決定的に違う点は、PSPと違って杏子との再会の約束の証であるリボンを握りしめているという点だと考えます。 これはアニメ版の杏子が満身創痍になりもう自分が長くないことを自覚した結果さやかと一緒にいることを選択したように、 マミもまたグリーフシードを得て他の魔法少女の命を糧とする道を拒否してもう自分が長くないことを自覚した結果杏子と一緒にいることを選択したという、 いわばアニメ第9話をも元ネタにした、マミさん版の「一人ぼっちは、寂しいもんな」であるとも言えるとも思います。 だからTDSのマミはPSPのような悲痛な表情ではなく、アニメ9話の杏子の様な安らかな表情で逝けたのだと考えます。 -- 名無しさん (2013-10-02 23 28 22) 杏子が止めずにさやかと心中していた方が被害が少なかったような。杏子の見せ場が無くなるけど -- 名無しさん (2013-10-02 23 41 17) マミさんに生きていてほしくて助けたのに贔屓キャラの杏子が死んだら道連れ話にするハノカゲさんまじ鬼畜 -- 名無しさん (2013-10-02 23 46 51) TDSで杏子が贔屓されてるとかよく聞くけどさぁ…どう考えてもこの話の杏子って心身ともにアニメより相当弱体化されてると思うんだが。分身使う魔女に殺されかけたり、マミさんが来てくれなかったら一家心中の後絶望してたかもとか自分で言っちゃったり 。FSの時も魔女からマミさんに助けられたりはしてたけど。正直FSの時はここまでベロンベロンにマミさんに精神的に依存しきった子じゃなかったと思う。演出が良いから誤魔化されてるだけで、この作品では杏子は今までにないほど精神的にポンコツに描かれてる。 -- 名無しさん (2013-10-02 23 57 38) 最初の魔女にやられかけるってフェアウェルまんまだけどね。その後は分身使えなくなっても自力で倒してる。 -- 名無しさん (2013-10-03 00 00 31) マミさん生きてたからやっていけたって別にマイナスじゃなくね?気にしてなかったら単なる嫌な子だし -- 名無しさん (2013-10-03 00 04 58) ↑うん、俺もマイナスではないと思う。ただ、間違いなく精神的には弱体化してる。それもFSやPSPよりも相当激しく。だから2ちゃんとかで良く言われる「TDSはハノカゲが杏子tueeeさせる話」ってのは全然違うと思うんだ。tueeeどころかポンコツ化してるし。むしろポンコツさせたお詫びに見せ場だけは作った感じ。 -- 名無しさん (2013-10-03 00 24 48) なお、マミさんとさやかは…… -- 名無しさん (2013-10-03 00 32 18) ↑マミさんはむしろ強化されてるだろ。TDSはアニメのほむらにとっての10話みたいなもんだ。ここまで内面描写しっかりやってなお色々言うようなのは、多分アニメの10話見てほむらがグスグス泣きっぱなしのメンタル弱い奴とかそういう解釈をする奴なんだろう。まぁ、TDSではほむらはかなり扱い悪かった感じだけど…何でも知っているような口ぶりで、実は一番良く知ってなきゃいけないはずのまどかが何で契約したのかすら正しく理解できてなかったという。 -- 名無しさん (2013-10-03 00 57 57) ↑杏子が好きなのはわかったからとりあえず落ち着け -- 名無しさん (2013-10-03 01 02 17) 杏子がひいきされてるとか他のキャラが踏み台にされてるなんて感想、はっきり言って2chのログとアフィブロのコメント以外で見たことがない。なんでそんな捻くれた見方になるのかさっぱり理解できない。2chのアニヲタっていつからこんなんになった? -- 名無しさん (2013-10-06 14 12 58) マミさんと一緒に行動してたのに魔力切れで魔女化したさやかって一体・・・ -- 名無しさん (2013-10-15 18 32 42) ツイッターとかじゃ炎上するから悪くは言えんやろ -- 名無しさん (2013-10-15 20 41 22) ↑↑でも魔女化しなかったらその後の話が続k…… -- 名無しさん (2013-10-15 21 11 14) ↑3マミさんの話をやりたくて作ったというわりにはマミさんのぼっち絵を描いてたり杏子ちゃんが出てくるフェアウェルをベースにしてるあたりが気になるんじゃないかな -- 名無しさん (2013-10-17 11 07 06) まどマギの番外編の話だよなあ -- 名無しさん (2013-12-01 19 45 26) 何気に最終話でさやかがほむらを名前で呼んでるんだよね。中々レアで好きな描写だ。 -- 名無しさん (2013-12-13 21 07 36) まーた誰かタグごっそり消したのか -- 名無しさん (2013-12-13 21 10 03) まどかの願いで杏子も一緒に生き返らすことは出来なかったんだろうか。旧ドラゴンボールと同じで1つの願いにつき一人だったのだろうか。もし二人とも生き返らせられたらマミさんの最後の決断も違ったものになったのではないかと思うと惜しい -- 名無しさん (2013-12-17 15 02 21) むしろ今まで蘇生禁止が暗黙の了解だったから、まどか契約自体やらない方が良かったな、アニメの突っ込みどころ増えるし。まあラスト数ページの所でさやかだけ生き返らせた理由はなんとなくわかるが -- 名無しさん (2013-12-17 20 10 09) 叛逆でまどマギに再びハマって、この漫画も衝動買いしたけど切なくて泣いた -- 名無しさん (2014-01-06 00 19 14) ツッコミどころはあるものの、外伝とは思えない出来だよな。自分はこれでマミあんに完全にハマった。 -- 名無しさん (2014-01-06 21 28 16) なげぇよ -- 名無しさん (2014-01-06 21 33 35) でもこの漫画のまどかのした事って何かと裏目に出てるイメージがな・・・ある意味叛逆のあの結末にも通じてると思う。 -- 名無しさん (2014-01-06 22 29 36) 基本的にまどほむさやマミは話作るための駒よ -- 名無しさん (2014-01-06 23 22 31) イラストレーターの蒼樹うめさんは女性です。うめさんのイラストは普通にかわいいけど、あんまり萌えませんね。私の好きなボーカロイドの初音ミクやMAYUやIA等のキャラクターも描いて欲しいですわね。 -- 名無しさん (2014-11-06 12 02 20) マミさんが生きていてくれると他のキャラが多少なりとも幸せになっている気がする。マミさんは必要だ! -- 名無しさん (2014-11-06 12 45 31) 最近ローソンでにくい淫獣を金を払ってマミることが出来るようになった。辛口だが・・・。 -- 名無しさん (2014-11-06 12 46 44) マミ杏好きの自分にとっては最高だった -- 名無しさん (2015-01-12 21 18 29) 魔獣編でついでにこれの知名度も上がってくれないかなー -- 名無しさん (2016-01-24 23 26 37) わずかでもまどか、さやか、ほむらの本編で仲良くしてほしかった三人組で共闘する場面が見れただけ収穫があった -- 名無しさん (2018-03-31 15 32 19) 「マミさんが正義に殺されるまでの物語」と言っていた人がいたが中々上手いと思う -- 名無しさん (2019-06-18 20 09 07) 冒頭にifって書いてるけどラストでほむらがループしようとしてたから、ループしてきた過去の物語じゃないの? -- 名無しさん (2021-01-17 21 30 18) 作者の原作に対する解釈に凄い共感できた。 結局ほむらは何度やり直そうがまどかの優しさの本質を理解することが出来ない。それが二人の最大の悲劇だと思う。 -- 名無しさん (2024-04-13 06 34 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/homura_wiki/pages/41.html
街灯xさん作『もう何も』 kutsuwadaさん作『詰め合わせ』 ちびまるさん作『まどかとほむほむ』ほむら単体 waraさん作『ぼむほむ』 沙彩さん作『ろりほむ』 Tondaさん作『マジカル☆アロー!シュートッ!』 カネコツさん作『まどっち10話観たよ落書き詰め』 シロサトさん作『友達からノートを借りておくように』 椋木ななつさん作『ほむぅ…』 Norioさん作『こぶら〜』 琴慈さん作『ほむぅ…』 せーさん作『メガほむ星☆』 白真弓さん作『ほむほむさん』 街灯xさん作『もう何も』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17291157 ほ ,... -―- ..、 む / ィ7ニ==ミ \ / 〃/l /l ト ヽ ′ レ''_ | /l| |レ'ヘ } . l ィ7○′ ○ V l | r、 rっ ⊂⊃ ィ7. V ` ヽ ー ' / 厂」 l ` ミr==メ ≧= ィ 7 /| i⌒ l lij ヾ トro'7/ // j l ⌒~~` }ヽ `~´、//i ハ | V⌒j \/|'′{ j } | l ハ ! 〉 ヽ ハ 〉、 ∧ ∧ r、 」 / / ヽ/ ∨ 〉、 'vr、 / ヽrv'′ |lllll|~~|llllll| |lllll| |lllll| |lllll|⌒!llll|、_/} ∧lllィ'ヾ lllll //{ 〉'¨7" `¨´ 〈 j _〃 / { o oi/i } ヽ_ 7´⌒ )、_~ _ i// `ヽ └{_,、/  ̄ `ヽrー-、 「 ` kutsuwadaさん作『詰め合わせ』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17433791 _____ ,ィ ´ `ヽ、 / |二二二二二\ / | | | ヽ ` \ f | .| ∧| | 、 ヽ | | | _| || /ヽ|\ | \ | | ' | | || ̄.i` __|_| } ! | | | |ノ乂丿 | | |∧| __ | ヽ | | .,,, `´, ' ¨ ` ヽ.r、 | ヽ| | , ' ヽiヽ、 | || | / i `、jヽ, | | 、 |ー-f‐| ./ /| ヽ ヾノ | | |、 | ヾ| / /! / .| }',,´ヽ, | / `\ |ヽ ̄.| | ./ / / .| | | |、ノ,rヽ | i´ ヽ|‐}_| i |-/‐'/ `ー|‐- i{ @ー | | | ヽ .{ .| i | | ◯ ◯| | , イ ヽ‐ ‐i | | | | !_ゝゝ"" ""℃,; イ , ゝ ヽ } } 〉 ~`fヽヾヽ、 、ー-、 _ r―ヽ , __イ_ <、 i 〈 ._ , / リ/ .| `i ー .´ / ゝ ´ `i { | `ゝ、 ', |ー--! ‐ i // __ }_ _ _ _ _ _| ̄ ノ 〉 . | /| '‐、 | | , _i_ _ヽ/ィ¨∠-‐',';` ̄∥ ヽ ´ | / | ノ}`¨´` ̄ ̄ゝ } 彡´ ∥ / ヽ / / |i ゝ _.|―‐‐'/´ / ´ ヽ / / | ゝー―――――ゝ- ´ _ヽー/ !`i | / | i__ | } /ゝ、 _ ! ``ヽ、 | / 〈 i―‐` ヽ / \ / `ヽ、 . | /| / i ゝ_ /、 ヽ / `ヽ | | / | | i 〉 ./ / ヽ, |/{ / | ヽ //\ i /;.`ヽ、 / //´ i | | | | ヽr;.;/;.;.;i;;\ /.、;.;.;.;..;.;.;.`;`;.;、 /-‐´´ i .| | | f.;./;.;.;.;i.;.;.;i;\/.;.;.;.;.;.`ヽ;、.;.;.;.;.;.;./ ヽ.、 i ヽ{ ヽ | |.;.;!.;.;.;.;i.;.;.;.i;.;.;.;.;\.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ.;/ \ }___ \ \_!.;.;!.;.;.;.;i.;.;.;.;ヽ.;.;.;.;.;.\;.;.;.;.;.;/` ヽ__ , ' _  ̄ . \/ヽ/.;.;.;.;.;i.;.;..;;.;.ヽ;.;.;.;.;.;.;\/_ _ _ _ _ _ i  ̄` ヽ、________, -‐― | ``' 、.;i.;_.;.;.;.ヽ;/ ` ´ ` |____ _, ! _ _ _ -ー―'´` `¨¨`――――――――― ¨´  ̄`´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ちびまるさん作『まどかとほむほむ』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17439911 / , -=二三二=- 、丶 // /‐´ ̄  ̄`ヽ \/ / ! ハ ヽ \ __ / | |ヽ ト、 jハ | ヽ ..ヽ ┌- 、 //〉〉/; | | ,斗匕 ̄`| |ヽ ! i .. | | ̄>>ー― ´∠ //、 ! | j´ !/ ヽ ! ! ヽ`|ヽ、 | ,-‐|_|/ ´ `´ `` 、/| j |xろニミ、 ヽ| z=x|、 ト、| ―=彡'/ / ┌- 、 -┐ | ト; | {ヘγ) κヽヾ j } ―=彡' | |\\//| | l l !  ̄´ ゝ㍗ ,' {l / / / / | | /{_}/ i| | l | ヽヽヽ ` ヽヽλ l/ / / / /イ / | |//  ̄ヽ|/l | _ { ヽ /// / ⌒i! /| |- 、./ | | | |/ ‘, l ト 、 ( `) 八 } / / // /,、| ハl | /ヽ|、 | フ } l |_>。_ ̄ ̄ _ < ) | 〆ニつ〆、 r' )/ j | xミ、 ||ヽ l / / /l |_二ニ=ミ〔 / / |∠/ /乂| `ヒリ |/ノヽ、|ヽ //7 // ノl |―- 、 ,,_| } / ) ノ― `ヽ_j } ノヾノ ⌒Y´ヽ トJ7ハ l! / / /` ̄ l レ' ̄,-――、_〉 ´ヽー'⌒ | ヘ )´ l{ \ `ゞ≠=7 / / l | ノ ―、‐'{ } ヽ ̄ヽ 〈`ヽ_)ハ /}\ ァ‐- `一′ / イ / l |/_x=z、 `ヾ´)ヽ 〉 \ _,/ ‘, \ヽ、_) / /ヲ // }γ/ ー―、 ` ´ ヽヽ、 { 〆´ l `―――┬‐//彡'7 //〈\ / { | ―‐、_)ヽ_) | | \ lゞ\ | /≪=≠´ ̄ // / ̄ヽ ヽ}`ー――― /==| |==`´ 〈 〃ゝ r‐┘ }} / 〃 ヽ ほむら単体 / , -=二三二=- 、丶 // /‐´ ̄  ̄`ヽ \/ / ! ハ ヽ \ / | |ヽ ト、 jハ | ヽ ..ヽ/; | | ,斗匕 ̄`| |ヽ ! i .. ! | j´ !/ ヽ ! ! ヽ`|ヽ、 | ./| j |xろニミ、 ヽ| z=x|、 ト、| | ト; | {ヘγ) κヽヾ j } .l l l !  ̄´ ゝ㍗ ,' {l | l | ヽヽヽ ` ヽヽλ l |/l | _ { ヽ || l ト 、 ( `) 八 } | ! l |_>。_ ̄ ̄ _ < ) | !j /l |_二ニ=ミ〔 / / | l/ ノl |―- 、 ,,_| } / ) l l` ̄ l レ' ̄,-――、_〉 ´ヽー'⌒ー-j l l | ノ ―、‐'{ } ヽ ̄ヽ | lヽ l |/_x=z、 `ヾ´)ヽ 〉 i! l ‘ }γ/ ー―、 ` ´ ヽヽ、 { | l |\ / { | ―‐、_)ヽ_) | | \ lゞ ! l ! ヽ}`ー――― /==| |==`´ノ | | | waraさん作『ぼむほむ』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17529257 {∨ )__ / } _ノ 「\\ / }く ⌒< {∠ \ / {ニ}く 〈⌒ -──< 廴 `ヽ \_/ \__ノ / `丶 >‐ } }. / ノハ ___ _ / ,ィニニニニヽ \ \\ \ 丿 / _\ // \\ \ / }. 「`ヽ 「\ /| { \\く/ | } \} ∨ /. く\ \ | /\\ \ヽ /| ハj\ \ } イ \\/ \ \\_ ノ } >‐- j/ -─ヘ }小丿 く / ,/\ \_/ {笊ハ 笊ハ ハ八j _/ { / \ // |Vツ }}={{ Vツ }}{ ( //  ̄ /  ̄ } }====┘ └==彳八 \ /│ { /ー‐ヘ \ 人_(⌒ヽ _ノ/ \ \___. { \\ /\ ///\__}// /厂厂「 } } ト、 ー─=ミ\ \ \\__// \/// / {{ //{二} \ ノノ/ハ \ヽ. \ \_/ / / {{  ̄,/ .八 〉─┐} )丿 rイ \__/ \ / / {{__// ./ /\/ / }ソ {人 / / / ,/\_// \∟く/ } 「厂 ̄`ヽ / {ハ/ / く 「ハ _ノ __ 「ハ / ,/\ \ に}‐- . _,. --く///// \ 〔_ハ / // \\_____>/〕///////////}/‐-、_/ノ )ノ / ,. -‐ ´ / '; \ \┐///////// く\ { ,/ / '; \ ノ〕/////// くハ |/ } ノくノ`¨¨¨¨¨´ ⌒{ ⌒Y7廴 「こににハノニくリく/ ⌒ーヘ{こソノ///∧ \,///////∧ \//////∧ 沙彩さん作『ろりほむ』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17553560 / / ,...-―――-- 、 、 \ / / ///////////,-―-- 、 ヽ \ / ,' ///´、 \ ヽ_ ヽ . , , ,' 、 ヽ 、  ̄ , -<_ 、 .. ./ l , \ .、 `ヽ、 、 ̄ \ \ . l l ハ 、 \ ヽ }_ヽ、 \ `ヽ、 -, \ | | / 、ノ \ \ リ  ̄\7 、 \ ヽ | | /_,.- ' \ .`ヽ、 ,. -‐、、\ ヽ ヽ 、 | | ン __ `ヽ 、 イヘ、_ハ }' l ヽ ト、 \ \ | | / ,.イ´ 、ヽ 辷_(ソ { リ 、`ヽ、 \ 、 `ヽ、_ノ l | |/ l、!∨ー(ソ l \ 、 \ヽ / | ,.-┴- 、 `ー ´ ` ノ /´、 ー - 、_ ヽ .  ̄ , - '´ヽ ニ! .ト, , ,イ ( -、ヽ/三三三`ヽ、 .  ̄三三三ヽ lノ, `! 、__ ,.,< _{ `ヽム三三三三三三ヽ 三三三三ニ}ゝ' /イ-,ー ' ≧ ー - ´ ┴---{ )二`_l三三三三三三三 三三三三三!` ̄ / ノ三三ニ|k三三三と,..---ヽ三三三三三三三 三三三三ニ/ ̄ ´ - '"´三三三ニl 、三三三三三| . . . . . .. /ー、三三三三  ̄ ̄ \ . . . . . . . . . . . l }三三ニニ-,-、ニニ、ヽ三三! . . . . ./  ̄ ̄\三 \ . . . . . . . / /三/イ三/イ∨、三\三三| . . . ./ `ヽ、 . . l l三∨ー '三/三ヘ、/ . . . \三! ./、 .、 ヽ .| |三/`ヽ//、三/\ . . . . \l ヽ-――――― .........、 | // . . . ./イ . . / l`ヽ、 \ . . . / ', / 丶、 / `´\ ./' . . . . ./ l/´.ヽ . \' !\ / `, /イ`丶、 ./ / ', ∨' ヽ , \ / 、 l /、 、 l / .、 |, / / .ヽ , l l ヽ、 、___ ,'-― ''´ -‐ ' .、 l l /| {、 ` ー-- 、 ー{、- -―― ''´l\ 、 \! Tondaさん作『マジカル☆アロー!シュートッ!』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17561540 ....´ `.... ホ / \ ム / x≦三三三三三≧x ' ,. ゥ . l l .. : l i /! /! ハ l、 i ! l. : .l i ト!┼ト弋 ! ';, ┼弋ハ l. | l lソ ┬┬ゞ' ┬┬ l l | | l l |iiii| |iiii| l l |. O ゚, l..... `´ `´ ...l l | ○ | ', ト、  ̄ ̄ イ l |´  ̄` ヽ、 .| ヘ ';, `.....--^--.....´ l / |. 買 プ ヽ ヘ ヘ /illllハlllli\ l / |. わ ロ 帰ヽ ヾ l/ .!l/个ll/ . ∨′ |. な テ り | ソ i . . . l i l . . l ∨ ∧. き イ .に | / `´ lハl `´ ∨ ∧、. ゃ ン | | , l| T |l .! .| ヽ : .| γ´` i| ! .|i ´`ヾ l` カネコツさん作『まどっち10話観たよ落書き詰め』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17630334 ____ , s≦ -=ニ≧s。 / -=二/===ミマ № / / =/ i| i`ヌ ℡ , ' / -/ノ 刈 ハ i}川} ___. / ({ { 冱 ノイ)廾八li;| rf ¨¨/ 々)/ . / | | "" 冱从 j | ト.\( ¬ }. . / /|从 r ァ "/},/ )ノ |i i\二几〕ソ. . / / /乂 { 、 _ ,. イ ;/// r|i i i i i i i | ___/イ⌒}}i i iハ i i i i i i〃⌒>=ミ /| `¨¨¨¨´)⌒ヽ 八 [二[]二] i i i{{ / -=¬_ / . .「 彡' ∨ ∧ }i;ノ。§\i i i}} ⌒ 、 / . . . .八_ ∨ ∧~。゚ o / \{ / \___ / . . / . .  ̄ ̄ ̄ ̄厂'∨ o゚ oく /} \ 〃=ミヌ≧s。 . . / . . . . . . /′ .∨゚ / .o-=\ / ;_/\ {{ ( ヽ. o ヾ / . . . . . . . . . /.i . 。゚∨∧ 0 }‐= \{ ,/ r─{ミ八 o个彡リ }} / . . /. . . . . . . . / | .。. . . { o 〉 /{ ⊂「 ̄ }i \ ゞ=イリ ./ . . /. . . . . . . / .| .o. . . 〔_0 \,___ 〉、八(「¨ソi i i i≧=‐-=< / . . /. . . . . . ′ | . . . . 「人 ‰ 〕=-‐ / ハ─┐  ̄ ̄く . . / .. . .. ,{ { | . . . . 厂`ヽ }=- \_] . . \ : . . . . . . /! . 八 . . / ji / /\\ . . . \ ! . .{ . . . . ′ r< ̄ ̄ ̄ ̄ / ヽ__.ノ{ 〃 / \\ . . . \ . . ', . . 、 乙 じヘ.__./ / 厂「∧ 」{ `<.___ =‐- ヽ \{ \. .! \ 乙 }} / / / / |′‘, / \ rヘrヘ rヘ乙 \{ \乙/しヘ // / _] ∧ / rヘ「 . ..ヘJ}⌒ / ..... . . しヘ / / ,/ ∧ i{\ rヘ( . . ...‘, /. ..... . . . しヘ / /rヘrヘ_ ∧.i{._rヘ{ . . .......... .., { . ........ . . , ''"しヘ厂廴_rヘ{ 廴_rヘ{しヘrヘ . . .............. ; . .... . . {  ̄⌒廴rヘ厂 \ . . ......... ..、 } .. . . } \ . . . .. . .., i ... . . ; { .ヽ .. . ..′ | ... . . ;′ ' . . . . . .‘, | ... . ;′ 、 . . ........ . .., | .. . ;′ \ . . ..... ...′ ノ.. . { \ . . ......., /.. . . ハ 丶 . . ....′ /.. . . / / Y . .....\ x<ゝ--=彡i / {\___. 、 廴_____〃 Ц ヽ_ト __.ノ シロサトさん作『友達からノートを借りておくように』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17670915 / ヽ ) _,,,.---ーーー---- _ ,-'''" `ヽ、_ / /二二二二二二ヽ ヽ ヽ、 . ,-ー'''ー-// / l ヽ ヽ 証明してください。 .// / / i l i l l l // i /i ii i、 li 、 l l l !i i /| l i i lヽ i.i i l l l li i ll i l 人 i. iヽ i ヽ、 i、 l l l i i_,ノ"~、 V ~ 二戈".!i l ヽー-、 i i /"⌒ヽ ''i"⌒ヽ、| i ヽ ヽ i i,-i l () | ヽー--i'" l () )トl i `ヽ ヽ i il、ヽっ-' /. i、 !.,__ノo l / ` l i |; `"""~~ ' ~~~~~~ .ノ;.-'''i l i l `ii、 ,''''''''"""ヽ ,.-'""~""''i !、 _,,,-、,,,,, i l i `ヽ.`""⌒'''" / `ヽ ヽ - 二二\.  ̄ ̄`ヽ i l. ヽ `"''ー--ー7 ヽーi `i ヽ_)  ̄`〕 .ヽ ヽ l `i i' , l i i l ヽー'")、 .i `ヽ .l l.ムl !、!、 l_ `'"_) /\ l ノ ノi ,,-''"~ `7 ヽ 椋木ななつさん作『ほむぅ…』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17675380 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..丶 / . . . .>-───- 、 . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . ./..斗─≠─-、 \ . \ . . . . ヽ . . .ヽ / . . . // .i . . . .| . . 丶 . . .\ ヽ . .ヽ . . . . . . . . . .' . / . ./ . . . ./ .| . . . .| . . . . .\ . . ..\,l . . . | . . . . .i . . . . .| / . ./ . . . ./i /} . . . .|、 . . .i . . \ . . .| . . . | . . . . .| . . . . .| / .i . } . .l ./- i八 . . .| \ . |、 . . . . ヽ . . . . .| . . . . .| . . . . .| | /} .j . ./ 、./ ヽ .l ヽ-\ . . .l . . . . .| . . . . .| . . . . .| |八 . j ヤ芹ぅ ニ \| . . . . .| . . . . .l . . . . .| | . . ∨ i V ツ ^灯 圷i . . . . .|^ヽ . . . . . . . | | . . . . . i 、、、 弋/ツ゚} . . . . .| j〉} .l . . . . .|. | . . . .八 ′ 、、、 j . . .,' .ムィ . . .! . . . . |. | . . . l . . .丶 / . ./ .八 . . . . .', . . . .| | . . . 八 . . . > ヘ < / . ./} / . . ヽ . . . .ヽ . .| | .i . | j/ / i「 j / . /xj/ } . . . .\ . . . .八 |八j/ 、 ./ Y>ー./ ./彡 八__ . . . . \ . . . .'、 〈 〈 \ __》 _//____ ==< . . . . . . . . . .\ } / Y rx≦ /´ \ . . . . . . . . . .\ ./ / ノ-} / /´ ∨ . . . .丶 . . . .\ / l / 八 // l . . . . . . . .\ . . . .\ / ├‐‐'´/ / jヘ / } . . .ヽ . . . . . .\ . . . .\. / _.j_ / / .l ∧ } \ | . . . . .\ . . . . . 丶 . . . . \ /'ー/⌒ヽ 《〈 ノ j \ /ヽ | . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . .. / // x≠卞ー‐‐ォ=rf^/ \ 丶 } . .. . \ . . . . . . . . . . . . . . . . / {{ /,' . \ 《 // 、__ >≠< . . . . . . ヽ . . . . . . . . . . . . . . 〈 八'. {i .. ^Y /,' ∧ . . . . . . . . . . . .\ .. . . . . . . . . . .. \ \ト、 j / / } . . . . . . . . . . . . . . . . ', . . . . .\ . . .. >┬=\ ,' / ,' l . . . . .i . . .l . . . . . . . . .i . . . . . . . .ヽ } \ / j . . . . .i . . .l . . . . . . . . .| . . . . . . . . . .. Norioさん作『こぶら〜』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17698728 l ̄l / ̄' ´\ l_l / / \__ ,. -――- 、 ̄ / / ヽ _/ ,' l ,... ヽ、_, l_ / `´'ー'''-,,、/ ヽ、 / / ,...-――-- ._ . / / //////////////ヽ、_', . ,イ / / l イ / l`ヽ、_.l l . , , / イ ハ ハ ! l | | . , , , l ハ /_,', / ト、_l 、 l ! | ,-、-、 l_ l /l ト、l七´リ l / ヽ l l ̄! | ,、ト'/ ̄´ ヽ / l | , __ l/ ヾ!__ヽ!',| ∨´ \ \, | | } ひ⌒゙ ' ´⌒ヽ-k /,..ニニ! l/vヽ、! l ' し' l \ //!V`´ヽ l , ト. 、_ _, - 、 ,' l∨´ゝ' l | , l > _  ̄ ノ / l 、' , ゝ. , , l > - _ - < , ,' ` / ヽ ', l 、 {////ヽ-'´///ヽ' , / l ー、__', l / }////ー'、///// / / _,.... l | イ ヘ !/ ー,‐'/ l l/lヽ'/ イ /ー,-, l リ , l ヽ、'===l//},// l/ l l | 琴慈さん作『ほむぅ…』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17722353 , -r -,.、 _ , ⌒ ー -- _,.- ー`ー-、ヽニ-、 ヽ-、 l 、 __ _ー'´7-' ヾ 、l ヽ , ー ´ ̄ ̄  ̄/ / 7 /! /l `, . 、 ヽ / /l_/l/ l /-、! l . 、 ヽ , ― 、 / /.トソ ,/ュ-、l、 リ l ヽ \___ノ , ' 弋ソ/ , ,...... 、 ヽ- ノ∧ ` ,.イ / / { 、_ / / ヽ- ''"´ ` ヽ、 `' ー, -' ,イ {_ ` ̄ ){/- '´ -‐'- 、 /,.. -ニ,{ / l 、 ゝ \ ー――  ̄ , . . . . . . . ,.イ´ ̄`ヽ、 , {ヽ-, `ヽ、 }  ̄ ̄ ̄ ̄ ト- '"´ ', . . . . . ', ,、 .. 、 ヽ-- ' _,/ / ヽ . . . . . . l'l , /ヽ .ヽ/ イ , - ''"´,/ ` ーil´, / {イ´ ノ{ ( | { ( 、 _, ´ _/イ, , {´ ̄ ̄ ´ヽ ー , ´ _, ,イ l { -`ヽ、__ ` ̄ ̄} ´ l l 人 , l `ヽ _,.. -/__、 , ⌒ ヽ、 {, 、 .、.l |、 `ヽ、- , -―//l-r‐`=--,--,/ \ ヽヽ-! , ..、 ̄}, \l´∧/⌒!/⌒ヽ!/-‐,!,.イ ヽ-、 , !-、 .. / }ヽ、 `/` ̄´ `´ ー'l . V_/| ', ヽ,} l, !_,.. -' / `ヽ、/ ヾ .i . .lト, 、 {_;ヽ , |- ''"´ ヾi l 、 ヽ l_ノ l l ,ノ,ノ-'、ヽ ヽ ! } ヽ / ´ ヽ`、 \/ ヽ せーさん作『メガほむ星☆』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17812041 -―――- .. `丶 / \ . / / -―………‐- \ ヽ / / /´ -―─……―- `'. . , {/ \_} | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |/L∧厶ィ ∧ `ト|、∧ ∧| | | _,. -一ァ--‐'´ノ ∨∨ / |/ |/ | | | r-=イ (_/ /_ x<「 ,イア代ト _| / _イア代ト┐ | | ほむっ☆ _ノ ´\〉ー'´ ` ー-- 、込.リ }}⌒{{. 込.リ リ | | 〃 -=ニ∧ ‐=¬¬┬' =///==' 、 ヽ=///= 7 ∧ _/ __≫弋ニァ ‐-、_)人 _ 人 /|/ } /,/ ノ ̄ ̄/ | > ‘ -' . < 乂 | / / /7 { 人 ト、 _{、≧=v=≦} / /\〉 人 人二二二二ア ∨ _/\ ∨| ii /ハ, ∨ / { \ / / ̄ ̄¨¨Y⌒^ \| ii ∧∧ /厂ア''┴-、 } ′ /) 、\ |〔 ̄ ̄ 〔__〕 ̄ ̄〕/ ヽ | { \\ | i厂 // ハ ii ̄ii| ∨ \ `ー─ .....,,,____ヘ | ii // | i ii| /〉 } 人 〈\\. | ∨/|\_/| i ,リ| /. イ | / } |\丶 \/l |/│∧∨/ // 八 人 { / │ \\/l│{. |/| |'∨ / /\ \ 人 イ │ \/| | |八.| | //| ′ { } / } | | | |│.// │ \ 人 { リ | | | l │ト / / / } 〔\ / │ | | l |│ /| 〈 リ > く │ | | l │| / | \ / / 个┘ │\ 、| | |/ ′ 〈 ┌‐ヘ |/〕 / | ∧ | { \_匸}< {八 | r'{ \ ∨ } / . \N ノ / 〉 リ { | / ' ,′ |八 N / \ 、_/ '、 / \| ∧ 「 ∨ ) ∧ \ ∧ ∧ 白真弓さん作『ほむほむさん』 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=17852191 ,... ..... / ,////////ヽ . / / イ /, l, l l l . ! l / l / l リl /, ! l l ! l l /_,ノ l/ /ヽ、リ | l l | | ● ● l リ , , 、l | _ } / / ', ト、( `ー ュ_,. イ /l / , 、 ! `l77二7´ . . l l/ | / / 'l . . l//Yl / . . ./ l ヽ ´ / ヽ// .ハl l . . /l l \