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【作品名】魔法少女まどかマギカBD6巻のパッケージ 【ジャンル】パッケージ 【先鋒】暁美ほむら 【次鋒】美樹 さやか 【中堅】佐倉 杏子 【副将】巴マミ 【大将】鹿目 まどか 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】 【名前】暁美ほむら、美樹さやか、佐倉杏子、巴マミ 【属性】魔法少女 【大きさ】地球並みのサイズの女子中学生並み 【攻撃力】暁美ほむらは杖っぽいもの持った女子中学生並み 美樹さやかはサーベル持った女子高生並み 佐倉杏子は自分の身長の1.2倍ほどの槍を持った女子中学生並み 巴マミはマスケット銃持った女子中学生並み 【防御力】【素早さ】大きさ相応の女子中学生並み 【特殊能力】地球の外に立っているので宇宙生存可能 【長所】大きい、五人いたこと 【短所】マミのマスケット銃はおそらく単発、テンプレ作ってる途中に大将以外ののメンバーのサイズに気付いたこと 【大将】 【名前】鹿目まどか 【属性】魔法少女 【大きさ】地球の三倍の大きさの女子中学生並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】 大きさ相応の女子中学生並み 【特殊能力】地球の外に立っているので宇宙生存可能 【長所】でかい、神々しい 【短所】こいつを見てテンプレ作ろうと思ったら全員がでかくなってた 参戦 vol.103 819 修正 vol.104 36 vol.104 36 :格無しさん:2011/09/26(月) 07 52 28.05 ID 31qWTw7p まどかBD考察 魔法少女まどかマギカBD6巻のパッケージに全員に特殊能力追加 【特殊能力】地球の外に立っているので宇宙生存可能 でかいので惑星サイズの壁から ドラえもん(ED映像4「ぼくたち地球人」) 【先鋒】大きさ勝ち 【次鋒】サーベル勝ち 【中堅】槍勝ち 【副将】銃勝ち 【大将】気絶負け ○○○○× 竜神伝説 【先鋒】大きさ勝ち 【次鋒】サーベル勝ち 【中堅】槍勝ち 【副将】銃勝ち 【大将】大きさ勝ち ○○○○○ 黄金の太陽シリーズ 【先鋒】【次鋒】【中堅】【副将】倒されない倒せない 【大将】大きさ負け △△△△× ネオアトラスシリーズ 【先鋒】大きさ勝ち 【次鋒】剣勝ち 【中堅】槍勝ち 【副将】【大将】大きさ負け ○○○×× milk junkie 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】槍勝ち 【副将】銃勝ち 【大将】大きさ負け ××○○× トランスフォーマーシリーズ 【先鋒】【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】【副将】【大将】大きさ負け ○○××× アニレオン! 【先鋒】光覇滅却拳負け 【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】光覇滅却拳負け 【副将】お兄ちゃんの馬鹿砲負け 【大将】光覇滅却拳負け ×○××× 黄金の太陽シリーズ=ネオアトラスシリーズ=魔法少女まどか☆マギカ(BD6巻パッケージ)
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その瞬間を、忘れろと言われても無理な話だ。 仲間を守ろうとして戦い、ちょっとした油断をして――首をやられた。 痛みのようなものは不思議となかったけれど、人生で間違いなく最大級の恐怖を覚えた。 あの時、自分は死んだ筈だ。 首を喰われてしまえば、死なない生物なんているわけがない。 なのにこうして生き返っている理由は、一体どこにあるのか。 巴マミという中学三年生の少女には、そんなこと分かる筈もなかった。 分からないけれど、マミの中に蔓延る強い恐怖は未だ消える素振りを見せない。 当然と言えば当然だ。一度死んで生き返った、その事実をすんなりと受け入れられるほど彼女は強くない。 どうにか最大限の理性で、暴れて取り乱すような真似だけはせずにいたが。 それでも、かつてのように凛々しく戦うなんて、暫くはとてもじゃないが出来なそうだ。 自分が願いと引き換えに手に入れた『力』の証、ソウルジェムを見やる。 これがあればまだ戦える――いや、戦わなくてはならない。 願いを叶えた代償は、魔法少女として戦いの日々に身を投じることなのだから。 茫然自失としたままで、恐怖を紛らわすように参加者名簿を取り出し、眺める。 ――その行動は、巴マミにとってプラスの意味を生み出した。 そこに記載された『仲間』と『知り合い』の名前を見て、彼女の顔色が変わる。 「鹿目さん、美樹さん………!」 それは、彼女が先輩魔法少女として可愛がっていた二人の後輩だった。 魔法少女の自分が招かれている以上まさかとは思ったが、実際にそうなるとやはり心配だ。 ――助けないと。 マミは恐怖以上に、自分の怖いものを取り除いてくれた二人を守ることに胸の内の正義感を昂らせる。 ここで燻っていては、あの優しい少女たちが永遠に失われてしまうかもしれない。 そんなことがあってはいけない。いい筈がない。 そう考えると手足の震えは消えて、顔には自信ありげな笑顔さえ浮かべられるようになっていた。 これなら戦える。 正義の魔法少女としての志を見失わないで、誰かを守ることができる。 マミは、いよいよ完全に恐怖から立ち直ろうとしていた。 後輩を守りたいという想いが、死の絶対的な恐怖さえも凌駕し、マミに元の強さを取り戻させる。 空っぽになった胸に再び満ちていく熱いもの。 「……やれる。私はまだやれるわ」 ジェイル・スカリエッティ。 何の罪もない人々を結集させて殺し合わせるなんて、魔女よりもずっと質の悪い害悪だ。 魔法少女の本来の仕事とは違うけれど、あれは倒さなきゃいけない敵だ、とマミは判断する。 それはきっとあの二人も同じだろう。 そして――恐らく、名簿にて見付けたあと二人の魔法少女も、同じであることを祈りたい。 佐倉杏子と、暁美ほむら。 どちらもマミと同じ魔法少女だ。 この二人は誰かに守られなくても、自分の力だけで戦えるだろう。 しかし、杏子はともかくとして、暁美ほむらについては少々疑念がない訳でもなかった。 暁美ほむらの素性が分からない。 マミの友達、キュゥべえに乱暴をしていた魔法少女。 『お菓子の魔女』と戦い、結果として命を散らしてしまうことになった時にも、彼女は姿を見せた。 あの時は拘束しておいたが、もし共同戦線を張れていたなら、結果はもう少し違っただろう。 彼女の目的が分からない以上、すぐに信用してしまうのはあまりにも危険だ。 けれど、ほむらもまた魔法少女――。 進んで殺し合いに乗るような人物ではないと、信じたい自分も確かに存在していた。 「駄目ね。思考がごちゃごちゃしてきたわ」 やはり、慣れない。 魔女との戦いで大分非現実的な光景を見てきたが、殺し合いなんてことに経験はない。 それも、この『実験』とやらは魔法少女だけの問題ではないのだ。 一般人も合わせて参加者を選別し、武器を支給して『平等な条件』を整える。 「あの時私達を拘束していたのは、確かに魔法のようだった――だとしたら、主催に魔法少女が……?」 それに、スカリエッティもまた魔法少女の存在を知っていると考えられる。 そうでなければ、魔法少女を三人も偶然選び出せる訳がないからだ。 当然だが、魔法少女になれるのは女性だけ。 男性であるジェイル・スカリエッティに『契約』を行うことは不可能だ。 なら、どうして魔法少女の存在を知れたのか。 考えられるのは、やはり主催側に魔法少女がいること。 そして、こう考えるのは心苦しいが、契約獣――キュゥべえが関わっている、くらいしか可能性はない。 「優勝の景品のこともあるし、やっぱりちょっと疑った方がいいのかもしれないわね……場合が場合なんだから」 聖杯、という言葉に心当たりはなかった。 だけど、酷似した力のことは知っている。 かく言うマミも、その力を使って願いを叶えているのだから。 キュゥべえとの契約で魔法少女になる。 それは魔女と戦う使命を帯びるということでもあるが、ただ一方的に押し付けられるのではない。 契約の際には、自分の抱える願いを一つ叶えることができるのだ。 どういう原理だとかは知らないが、スカリエッティの語った聖杯と非常に似ている、とマミは思う。 ただ、問題はキュゥべえがスカリエッティに力を貸す理由が分からないことだ。 理由もないのにあんな悪鬼に力を貸す、キュゥべえはそんな存在ではないと思えた。 やはり、分からない。 この悪夢のような実験の根幹に、一切近付けてすら貰えない。 渦中にあるのに蚊帳の外という感覚はどうにも居心地が悪く――同時に、腹立たしくもあった。 ――――と、その時だった。 「……誰かしら?」 息を潜める何者かの気配を察知して、マミは確認するように声をあげる。 敵に対しての脅迫の意味合いではなく、これは『いるのは分かっている』という意思表示の意味合いが大きい。 殺し合いに乗っている相手なら戦う。 しかし、殺し合いに放り込まれてどうすればいいのか分からずにいる一般人なら、守らなければいけない。 だが。返ってきた声は、マミにとって予想外のものだった。 「流石ね、巴マミ」 冷たい声。その声を、マミは聞いたことがある。 先程も例に挙げた、素性の知れない謎多き魔法少女――暁美ほむらの声だった。 敵意があるかないかを確認しなければ、とマミはすぐに判断を下す。 マミが確認をするより早く、ほむらの方から口を開いた。 「私は乗っていないわ。貴女が乗っているかどうか――確認したかっただけよ」 「……そう。暁美さんも乗っていないのね?」 ええ、とほむらは短く答える。 確かに、魔法少女といえど簡単に信用してしまうのは危険だ。 逆に、もしも魔法少女が殺し合いに乗っていた場合――道理外の力を振るってくる、非常に厄介な相手になる。 彼女らしい考えだな、とマミは思った。 「暁美さん、貴女の方で心当たりはあるかしら? この『実験』の主催者に」 「……残念だけど、スカリエッティなんて男は聞いたことがないわ。ただし、関わっていそうな奴になら心当たりはある。――巴マミ。貴女もよく知っている、白い獣よ」 キュゥべえ。ほむらがかつて襲撃していた、巴マミの友達。 が、ほむらの言うことも一概に間違っているとは言えないだろう。 願いを叶える、という言葉でどうしても連想するのは彼のことなのだから。 それに、ほむらがかつてキュゥべえを襲撃していたことがここに来て、急に脳裏に引っ掛かる。 まるでキュゥべえがスカリエッティと同じような悪の存在なのではないかと――疑念が生まれる。 「貴女はキュゥべえ――いいえ、インキュベーターの本性を知らないでしょう」 インキュベーター。聞き覚えのない言葉だ。 インキュベーターとキュゥべえ。語感がどこか似ている。 ほむらの顔色は真剣そのものだ。 瞳にはどこか嫌悪めいた色さえ宿っている。 その様子が、ほむらの語ることが只の戯言ではないとマミに信用させる何よりの根拠となっていた。 ここから先を聞いてはいけない。 ここから先を聞けば、取り返しのつかないことになる――本能が警告している。 けれど、人間というものは。 聞いてはいけないと思えば思うほど、気になってしまうものなのだ。 ましてほむらは正体不明の魔法少女。 自分の知らないことを知っていると思えば尚のこと。 「結論から言うわ。魔法少女なんて仕組みは全部、インキュベーターの目的の為の口実に過ぎないのよ」 「……なんですって?」 インキュベーター、というのがキュゥべえのことであるのはマミにも分かった。 彼の正式な名前なのだろう。マミは知らなかったが、ほむらはどうしてそれを知っているのか。 疑問は尽きなかったが、そんな疑問を遥か彼方へ吹き飛ばすようなことをほむらは言ったのだ。 「どういうこと……? キュゥべえが私達を騙していたっていうの?」 「その通りよ。魔法少女の契約は確かに願いを叶えられる。そこに偽りはないわ。でも、魔法少女システムの本来の目的は魔女との戦闘なんかじゃない。インキュベーターという生命体の、エネルギー収集を効率的に行う為の手段」 エネルギー収集。魔法少女システム。 マミは目眩さえ催しそうになった。 普段なら虚言と笑い飛ばしていたかもしれないが、現在は違った。 状況が状況なのと、暁美ほむらという人物がようやく明かした真実であるかもしれないということが――信憑性を増させて、マミの心へと容赦なく入り込んでくる。 友達だと思っていた存在に騙されていた、というショックも当然大きい。 「エネルギー収集の手段はもっと悪質ね。私達が想像もしないようなものをエネルギーとしているんだもの」 「想像もしないようなもの? 魔女と戦って生まれたエネルギーを回収するとかじゃないの……?」 「――魔法少女の絶望よ。思春期の少女の絶望が、最も良いエネルギーになるそうでね」 がつーん、と頭をぶん殴られたような衝撃だった。 しかしほむらは喋ることを止めない。 マミは分からない。ほむらがどうして今こんなことを語るのか。 それを知るには――ほむらと同じ、時間遡行者でなければならなかったろう。 「その為の道具が、このソウルジェム。貴女は知らないでしょうね。ソウルジェムの穢れが頂点に達する意味を」 ソウルジェム。それは、魔法少女の契約が完了したことを意味する大切なものだ。 一見宝石のような姿をしているそれは、魔力を使うと少しずつ濁っていく。 この濁りを、マミ達魔法少女は『穢れ』と呼んでいた。 しかし、マミはほむらの語る『インキュベーターの目的』について何も知らない。 だから、ソウルジェムの穢れが頂点に達する意味なんて知る訳がない。 ほむらはそれを知っている。 知った上で――彼女に絶望の銃口を突き付ける。 「ソウルジェムは――――」 ほむらは死神のように冷俐な微笑を浮かべて、悪魔のように言った。 真実を――それを巴マミに告げる意味を承知の上で。 「――――魔女を生むのよ」 ◆ ◆ 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ――――!」 巴マミは走っていた。 先程までの凛々しい決意などかなぐり捨てて、顔を青ざめて走っていた。 信じたくなかった。けれど、信じずにはいられなかった。 彼女の語ることが嘘ではないと信じてしまった。 一度信じてしまったことを嘘だと振り払おうとしても、どうしても絶望となってそれは付きまとう。 (みんな……死ぬしかないじゃないっ!) 暁美ほむらに聞かされた真実が、マミの心を少しずつ、少しずつ汚染していく。 まるで床に溢したジュースのように、緩やかだが確実に広がっていく。 ほむらの語った真実は、巴マミの思っていた魔法少女の仕組みとはまるで異なるものだった。 魔法少女という存在は、キュゥべえことインキュベーターのエネルギー回収手段に過ぎない。 魔法少女の絶望でインキュベーターの目的たるエネルギーは回収される。 そして、限界まで穢れを蓄えたソウルジェムは魔女を生む。 そのからくりを聞かされて冷静でいられるほど、マミは強い少女ではなかった。 ――呆然となったマミに、ほむらは言った。 『ごめんなさい。私は嘘を吐いていたわ。私は殺し合いに乗るつもりよ――優勝して、全ての魔法少女を救うために。そうすれば、願いを叶えられる。魔法少女は救われる』 それに異を唱えるなんて、マミにはとてもじゃないが出来なかった。 間違っていると、思えなかったからだ。 魔法少女を救うにはそれしかない。 そうでもしないと――自分達は、いずれ絶望を撒き散らすのだから。 『貴女も、しなければならないことは分かるでしょう?』 そう言ったほむらの言葉は、刃となってずぶずぶとマミに突き刺さっていく。 「もう、嫌よ……っ!!」 少女は走る。 見えざる恐怖から逃れたい一心で走る。 ソウルジェムが黒く濁っていくことにさえ、気付かずに。 【一日目/深夜/G-7 森】 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]精神恐慌、疲労(小)、ソウルジェムの穢れ二割 [装備]巴マミのソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品×2 [思考・行動] 0:??? ※三話にて死亡した直後からの参加です ※暁美ほむらに、魔法少女の真実を聞かされました ◆ ◆ 巴マミが走り去った後も、黒髪の魔法少女――暁美ほむらはその場所で変わらず佇んでいた。 罪悪感を感じている様子はこれっぽっちもなく、現に彼女はマミに真実を伝えたことを、一切悪いと思っていない。 何故なら、あれはこの実験を加速させるための『火種』だったのだから。 「巴マミがどこまで参加者を減らせるか。まあ、期待はしないでおくのが良いでしょうね」 暁美ほむらは時間遡行者だ。 魔法少女となって手に入れた力を使い、一人の少女を救うまで何度も出会いと別れを繰り返している。 その旅路の最中で、巴マミが魔法少女の真実を知ったらどうなるかは既に見た。 暴走して仲間を殺害する。巴マミでは、その絶望的な真実に耐えきることができない。 それを知っているからこそ、ほむらは彼女を参加者を減らす道具として活用することにした。 マミの実力は高い。少なくとも、一般人では手も足も出ないだろう。 おまけに、魔法少女全てを救済できるかもしれないなんて希望を渡されたのだ。 彼女はきっと乗るだろう。 魔法少女を救うために、他の全てを殺そうとするだろう。 深く考えることもせず、暴走のままに動くだろう。 それでいい。 それでこそ、役に立つ。 「……まどか。貴女は、こんなやり方で救われても喜ばないでしょうね」 暁美ほむらは殺し合いに乗っている。 鹿目まどかを、幾度のループを経ても救えぬ少女を救うために。 その為になら、この手を血で染めることに躊躇いはない。 それでまどかが哀しむとしても、止まることは出来ない。 巴マミは良いとして、同じ魔法少女の美樹さやかや佐倉杏子が当面の課題ではあった。 美樹さやかはマミと同じく暴走する可能性が高い。 だが、どちらも魔法少女としては弱小な力しか有さないほむらには、真っ向からは戦いたくない相手だった。 しかし、それも不意討ちでなら話は別だ。 時間停止という能力は暗殺や隠密行動にとても適している。 真っ向からの戦闘を避けて不意討ちに徹すれば、彼女たちを殺すことは可能だろう。 「貴女とだけは、会わないことを祈っているわ」 ほむらは止まれない。 仮にまどかが喪われても、聖杯さえ勝ち取れば最悪構わないのだ。 だから――本当に最悪の場合、まどかをこの手にかけることもあるかもしれない。 それでも止まれない。 少女不相応な覚悟を胸に、時間遡行者・暁美ほむらは修羅の道を往く――――。 【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]健康 [装備]ほむらのソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品×2 [思考・行動] 0:まどかを救うために、聖杯を獲る 1:基本は不意討ち。危険は侵さないようにする 2:美樹さやか、佐倉杏子には警戒。巴マミも頃合を見計らって排除する ※十一話、ワルプルギスの夜戦前からの参加です ※時間停止は数秒しか出来ません、また、時間を遡ることは不可能です 時系列順で読む Back 忍法・死線破り Next 夢を見る荒野 投下順で読む Back 忍法・死線破り Next 夢を見る荒野 キャラを追って読む 実験開始 暁美ほむら Next いいわけ 実験開始 巴マミ [[]]
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魔法少女まどか☆マギカscene0 Copyright Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners キャラクター原案:蒼樹うめ シナリオ:下倉バイオ(ニトロプラス) 開発協力:ニトロプラス 開発・運営:f4samurai ゲームアプリのコンテンツ 明らかにされたまどか☆マギカの謎たち spoiler 新登場人物愛生まばゆ(あきまばゆ)能力 契約 愛生咲笑(あきさきえ) 愛生まばゆの母 他作品にも出演している登場人物鹿目まどか(かなめまどか) 暁美ほむら(あけみほむら) 巴マミ(ともえまみ) 美樹さやか(みきさやか) 佐倉杏子(さくらきょうこ) 百江なぎさ(ももえなぎさ) キュゥべえ(きゅぅべえ) 志筑仁美(しづきひとみ) 上条恭介(かみじょうきょうすけ) 鹿目詢子(かなめじゅんこ) 早乙女和子(さおとめかずこ) エイミー サイドストーリー [部分編集] 魔法少女まどか☆マギカ scene0 ゲームアプリのコンテンツ 魔法少女まどか☆マギカ scene0は、スマートフォンアプリ「マギアレコード」のゲーム内コンテンツである。形式はヴィジュアルノベルで、ノベルゲームのような分岐はなく、ゲーム内で配布されるアイテムを消費して、先を読み進めていく形になっている。 配信期間中はデイリーおよびログインボーナスにて、読む為に必要なアイテム『リコールランプ』および『ドアプライズフィルム』を集める形となっていた。 2024年3月8日以降、同アイテム群はショップにてサポートポイントを用いて購入する形へと移行されている。両者とも比較的安価で入手可能であり、所定のptを貯める時間は然程掛からず、アカウント作成後まもなく全話一気視聴も可能であるとみられる。 明らかにされたまどか☆マギカの謎たち Film.2/DAY.18(3周目) "「あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて、一体何の得があるわけ?」" 「この日を経験するのは、今で、3回目なのです。」 まどか☆マギカ10話タイムライン3「あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて、一体何の得があるわけ?」のシーンは、まどか☆マギカscene0において、本当に3周目だと宣言される。 Film.2/DAY.23(3周目) "ソウルジェムが魔女を産むなら…みんな死ぬしかないじゃない!あなたも私も!" 魔法少女まどか☆マギカ10話にて、上記のセリフの出来事は3周目であったことが確定する。 魔女になる前の存在を倒した、という表現をすれば、仲間の魔法少女を倒す巴マミの行為にも一分の理がないわけではない。 また、巴マミがこの様な行動を取った所以としては、今まで積極的に魔法少女になるように勧誘していた責任を感じてとのことであり、責任感の強さの裏返しとも言える。 ベテラン魔法少女である巴マミを止めた鹿目まどかの判断力・戦闘力はなかなかのものである、と10話放映のころ賞賛された。 Film.2/DAY.32(3周目) "キュゥべえに騙される前のバカなわたしを…助けてあげてくれないかな" 魔法少女まどか☆マギカ10話にて、重要な出来事であるまどかとの約束も、3周目であったことが確定する。 魔法少女まどか☆マギカにおいて、暁美ほむらが、推定何百~何万周も戦い抜くことができたのは、この約束があったからだと推測されていた。 また、ループが32日間の繰り返しであることも、ほぼ確定する。 Film.4/DAY.16(5周目) "魔女を倒すのはかわいそう?" 「願い事が叶わないならっ」「魔法少女のなぎさたちが!」「楽にしてあげるのがしあわせなのですっ!!」 「下手に同情したらだめなのです」(Film.4/DAY.16) 魔女の分体がいう言葉なので、真実と思われます。 Film.5/DAY.17(6周目) "ソウルジェムは魔女のいる方角を指し示す" 「ソウルジェムの光が指す方角は…と」(Film.5/DAY.17) spoiler 2周目 愛生まばゆが、訳も分からず魔法少女の世界に巻き込まれてく周回。 Film.1/DAY.1 妙な夢を見てしまった気が、そして泣いちゃったような気がする、釈然としない目覚めと共に起床するまばゆ。 Film.1/DAY.3 エイミーが死亡し、まどかの願いにより蘇生される。 3周目 まばゆが魔法少女のルールを知る周回。 Film.2/DAY.2 まばゆが魔法少女であることをキュウベエから教えてもらう Film.2/DAY.18 魔女の正体が魔法少女の成れの果てである事をまばゆが知る Film.2/DAY.22 ソウルジェムが体から遠く離れると、体が生命反応を失う事をまばゆが知る Film.2/DAY.32 「何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる!」(魔法少女まどか☆マギカ10話) 4周目 まばゆとほむらが知り合い、まばゆがほむらの信頼を得るまでの過程を示す周回。 Film.3/DAY.2 キュゥべえは複数個体居るが為に、例え処分しても際限なく現れると言う事が判明。 Film.3/DAY.3 ほむらとまばゆが初の対面。 Film.3/DAY.5 見滝原市内の密輸グループから、恐らくはほむらが現金を強奪。 Film.3/DAY.6 ほむらを庇って自らの命を擲つまばゆ。 5周目 鹿目まどかが、お菓子の魔女の救済を願う周回。百江なぎさ活躍回。本周回にて、まどかに『魔女の真実』を開示する事は、寧ろ即座に契約を決意させる悪手である事を心得る。 Film.4/DAY.15 まどかに魔女の正体の情報を伝える。 Film.4/DAY.20 なぎさが自らが魔女であった事を思い出してしまう。 Film.4/DAY.22 まばゆの母が自らの死の運命を視てしまう際の記憶。 Film.4/DAY.23 咲笑さんお手製の世界一のチーズケーキをまばゆ・ほむら・まどか・なぎさの皆で食べる。まばゆの母に拒絶される記憶。 fiml4/DAY.32 なぎさちゃんはなぎさちゃんだもの 6周目 まばゆが美樹さやかに嫌われ、裏切り者呼ばわりされる周回。さやかは嘘に敏感で、一方でまばゆは嘘を吐くのが致命的に下手と言う描写がなされる。 Film.5/DAY.17 ソウルジェムの光が指す方角は……と。 Film.5/DAY.22 美樹さやかの苦しみを取り除くために、まどかが契約 Film.5/DAY.32 今の美樹さんにとって私たちは敵・裏切り者 7周目 まばゆと美樹さやかが仲良くなり、さやかはラッキーミュージックを聞きながら戦うと強くなる、という秘密が開示される周回。 Film.6/DAY.14 美樹さんは、何を願ってキュゥべえと契約したんだろう。 Film.6/DAY.15 まばゆが、美樹さやかの願いを知る。 Film.6/DAY.16 さやか契約。今日のラッキーミュージックは……。 Film.6/DAY.22 仁美による告白の宣戦布告。 Film.6/DAY.23 さやかが自分のソウルジェムを投げる Film.6/DAY.32 今日のラッキーミュージックはモーツァルトの「怒りの日」です! 8周目 美樹さやかを契約させないために、愛生まばゆが信頼を得て友達になろうとする周回。その試みは失敗し、さやかはまばゆに騙された、と感じる。 Film.7/DAY.16 まばゆが美樹さやかに、仁美の想いを伝えたことがわかる。「すごく親切だなあとかそういうふうに思ってたけど」「全部嘘だったんだ」 Film.7/DAY.32 美樹さやかは自分の体の秘密に気づき、精神のバランスを崩し、さやかの魔女化を押しとどめようと、まどかも魔法少女になった。さやかに嫌われた事により自暴自棄になって引き籠ろうとするまばゆを叱咤激励するほむら。「それを教えてくれたのはあなたでしょう!? 私よりも先に絶望するなんて、私をひとりにするなんて許さないわよ、まばゆ!」 9周目 まばゆがさやかと友達になる事を諦める。さやかが契約するキッカケとなる記憶、すなわち恭介に八つ当たりされた際の記憶を切除する事により、契約から遠ざけようとする。まばゆが初めて『救済の魔女』顕現を目の当たりにする周回。 Film.8/DAY.16 さやかの恭介に八つ当たりされた記憶をまばゆが切除。 Film.8/DAY.32 まばゆとほむら、まどかの魔女化を目の当たりにしてしまう。この際のほむらとまどかのセリフ内容から、TV本編で言う所の『タイムライン4』まどか山(クリームヒルト・グレートヒェン)の回であったことが判明 10周目 対ワルプルギスの夜との戦いにおいて、まばゆが戦力となれる様ほむらが特訓を施す周回。 Film.9/DAY.3 最終日に於けるまどかの契約条件を整理、またまばゆの特訓を決意。 Film.9/DAY.10 まばゆ、未来予知を使用しながら初の単騎魔女撃破。 Film.9/DAY.13 特訓の最中で、自らが命懸けで戦う理由を知りたがる様になるまばゆ。 Film.9/DAY.32 「鹿目さんの契約を防ぐため」「ループから抜け出すため」どれも戦う理由としてはしっくりこないまばゆ。 11周目 杏子の猛攻からほむらを庇い、まばゆが秒殺される周回。 Film.10/DAY.3 より多くのグリーフシードを確保するため、戦線拡大を決意する。 Film.10/DAY.5 風見野に侵攻したが為に杏子の怒りを買い、命を狙われる事となったほむら。そんな彼女の為に命を擲ったまばゆ。 12周目 まばゆがキュゥべえから「鹿目まどかの代わりになれる」と指摘される周回。 Film.11/DAY.21 杏子から命を狙われるほむらだが、まばゆとの共同作戦により撒く。 Film.11/DAY.32 キュゥべえ「キミが暁美ほむらを支えたんだね。とても感謝しているよ。もしそれがかつてのボクの仕掛けなら、目論見は成功だ。キミならきっとなれる筈だ。鹿目まどかに代わる存在に。」 13周目/前半 愛生まばゆと巴マミの仲が明かされる周回。 Film.12/DAY.1 巴マミを仲間に引き入れれば戦果は変わってくるのでは……と思い付くが、ほむらに一蹴されるまばゆ。 Film.12/DAY.5 杏子と休戦および対ワルプルギスの夜への共闘協定を結ぶ。 Film.12/DAY.6 ほむらの武器では威力不足である事、および戦車や戦闘機等と言った兵器による総攻撃を提案する杏子。 Film.12/DAY.7 ループの中で過ごす日々を心地の良い物だと知らず知らずの内に思ってしまっている事を、杏子から指摘されてしまうまばゆ。 Film.12/DAY.15 杏子の発言をキッカケに、早く悪夢のループから抜け出さないと……と焦燥感に駆られるまばゆ。その為に知らずの内にお菓子の魔女、すなわち百江なぎさの成れの果てを撃破しても、何も感じなかった事に悲しみを覚えてしまうまばゆ。時間を重ねる度に様々な意味が薄れてしまう。そんな中でほむらは、ずっと支えてくれたまばゆに……。「もういい加減、名前で呼んでくれても構わないのだけれど」 Film.12/DAY.17/前半 裏路地にて単独で使い魔を撃破するまばゆだが、ただならぬ様子の巴マミに遭遇し『まばゆさん』と呼ばれ泣き縋られる。「巴さん……? 一体何を……?」「お願い……。そんな呼び方はやめてよ……。『マミさん』って呼んで……。前も、そうしていたみたいに……」その後、愛生まばゆの身柄を巡ってほむらとマミで戦闘勃発。まばゆへとリボンで接続して時間停止を破ってまばゆを連れ去ろうとするマミだが、リボンを裁断されて逃走される。『魔女化の真実』がマミを苛んでいると察したまばゆは、マミの記憶を断ち切ろうとするが──『自らの知らない自分』を知る事となるまばゆ。 マミのフィルム 巴マミの視点から見た、愛生まばゆとの大切な思い出の数々が綴られたフィルム。 Film.12MT/DAY.??(1) レコンパンスにて、キュゥべえを連れた巴マミと初めて会い、魔法少女の存在を知るまばゆ。初めて出会った時のこと。 Film.12MT/DAY.??(2) 母からつらく当たられ、契約を決意するまばゆ。 Film.12MT/DAY.??(3) まばゆの願い『お母さんが未来を占った記憶を消して欲しい』により、かつての優しい母へと戻る。巴マミと愛生まばゆのコンビ結成。従来から巴マミが周囲から『マミさん』と呼ばれていた理由としては、マミ直々に『マミでいいわ』としていた事によるものだったと判明。「よろしくね、まばゆさん」「よ、よろしくお願いします……。マミ、さん……」一緒に魔法の練習をした時の事 Film.12MT/DAY.??(4) 未来予知の魔法を初めて知ったときのこと。 Film.12MT/DAY.??(5) まばゆは引きこもり、未来予知を頼りにマミに討伐に行かせる。この日を以って、まばゆの存在を秘匿する方針に決める。「いっそこうやって軍師に徹するというのはどうでしょうか! ……なんちゃって」「確かにっ」「えっ」 Film.12MT/DAY.??(6) 未来予知により、新人魔法少女候補を勧誘する。 Film.12MT/DAY.??(7) 新人魔法少女が、家の借金返済の為に『お金持ちになりたい』と契約したが、何でも金で解決する荒さを見せ始めた事がマミから告げられる。新人魔法少女に未来予知の存在を告げると『騙された』と激昂し、あわや家の中で変身……となったその時に、まばゆが記憶を切除。この時、マミはまばゆの奥の手を知る。 Film.12MT/DAY.??(8) 例の新人魔法少女が行方不明となっていた。マミがいつの間にか新人と仲違えして、その記憶を消去されてはいないだろうかと不安を覚えるが、まばゆは「友情に誓います」とその説を否定。みんな自分から離れてく寂しさを吐露し、洋酒ケーキで酔っぱらってた事もあり、まばゆに泣いて甘えてしまうマミ。ストレス解消法として『爆弾作成マニュアル』を貸し与えられるマミ。 Film.12MT/DAY.1 まばゆの態度が他人行儀となっていた事から、彼女の記憶が消えている事に気が付いてショックを受けるマミ。 Film.12MT/DAY.2 再びまばゆの記憶の有無を確認しに行くマミだが、依然と結果は変わらない。キュゥべえからもまばゆにまつわる記憶が消されている事に気が付き『そうしなければならなかった理由がある筈』と、信頼していたキュゥべえすら欺こうと試み、まばゆのイレギュラーさについて知らないかと尋ねるキュゥべえからシラを切るマミ。その日の晩には、ほむらから一方的に『愛生まばゆの新しいパートナー』を宣言され、まばゆへの接触を避けるよう脅迫を受ける。 Film.12MT/DAY.9 まばゆへの恋しさから、遠巻きに彼女を眺めに行ってしまうマミ。そこで杏子がほむら一派入りしている事を知り、情報交換を持ちかけるマミ。 Film.12MT/DAY.16 杏子から魔女化の真実を告げられるマミ。 Film.12MT/DAY.17 一番大切な友達を、魔女化の運命に貶めてしまった……と罪の意識に、そして寂しさに堪え切れず、まばゆを連れ去ろうとするマミ。もはや魔女化の真実さえもがまばゆとの日々に強く結びついており、魔女化の真実のみを切り取る事など不可能となってしまっていた。この記憶をもって、3周目でマミが魔法少女を葬ろうとした理由を「自分が彼女たちの運命を変えてしまった事に、責任を感じたから」と汁。そんなマミの心を知ってしまったまばゆは、激しい自責の念を覚えてしまう。「記憶を消して、自分だけが過去から逃げたんだ! 大切な友達を、見捨てて!」その後、ほむらからマミへの接触を断っていた理由『まばゆの魔女化への危惧』を知らされる。ほむらの瞳を覗いて視てしまった未来は『まばゆが罪の意識に堪え切れず魔女へと堕ち、同じくまばゆの魔女化を目の当たりにして魔女化してしまったマミと共に、ほむらの手により討伐される。そして次の周回にて再び目覚めるも、罪深い自分がまた生きてしまっていると言う絶望により再び魔女化し、またもやほむらに討伐され……』と言う凄惨な未来。そんな絶望に囚われたまばゆを救うべく、まどかが契約してしまう。 1周目 かつて、まばゆが切除したまばゆ自身の記憶のフィルム。愛生まばゆを絶望から救うべく、あらゆる時間軸に遍在するアルティメットまどかが見せる、希望のフィルム。 Film.0/DAY.4 まどかを貴重な仲間として招くマミ。まばゆはこの記憶を、かつて自らが切除し破棄したフィルムである事を知る。 女神空間 まばゆはこの記憶を、かつて自らが切除し破棄したフィルムである事を、そしてそれを因果律を超越したまどか──即ちアルティメットまどかが見せていると知る。 Film.0/DAY.6 まどかへと存在を開示するまばゆ。まどかの瞳を覗いて未来予知を行った事により、約1か月後にワルプルギスの夜の襲来を知る。ここでの出来事により、マミがワルプルギスの夜の襲来を知った事が判明。 Film.0/DAY.10 未契約時代のメガほむ登場。まどマミに救われた事により、魔法少女の存在を知るほむら。 Film.0/DAY.15 魔法少女体験ツアーに連れられるほむら。あわやお菓子の魔女に喰われかけるまどかを、そして寸でのところで横からティロ・フィナーレで討伐するマミ。その光景を目の当たりにしたほむらが、契約に対し「これ以上は、無理だ……」と縮こまる。 Film.0/DAY.17 レコンパンスの制服を着て年相応にはしゃぐマミ。ほむらを仲間に引き入れる事が出来なかった件について負い目を感じているまばゆへと「あなたの視た未来は、いつでもベストを尽くした未来でしょ?」「だってまばゆさんは、私の軍師様……でしょ?」と労いの言葉をかけるマミ。 Film.0/DAY.32 ワルプルギスの夜襲来。その日に見た予知は『魔力が切れてまばゆが魔女と化し、今まで皆を魔女に仕立て上げてたんだ……と罪の意識から、そして苦しむまばゆをひとりぼっちにしない為に、自らも魔女と化してしまうマミ』と言う凄惨過ぎるモノだった。今更絶望は変えられないなら、せめて大好きな友達と一緒に倒されるのも悪くないのかも……と泣くまばゆだったが「そんな悲しい結末はやって来ない。だってあなたの祈りは、あなたのお母さんを救った優しい魔法なんだもの」とまどかが否定。遥か彼方の未来にて、魔法少女の終わりが絶望ではなく希望となる世界――円環の理が敷かれた世界が待っている事を告げられ「絶望しなくていいんだ」と持ち直すまばゆ。自らが視てしまった絶望の未来の記憶を、自らの手で切除する事により、未来は不確定なものとして、まばゆとマミ両者の魔女化を回避。今までとは違って未来の定まらない戦いだけれど、まばゆとマミが過ごし積み重ねた時間が成せる技として、抜群の連携を繰り広げて死闘に挑む。だが、やっぱりワルプルギスの夜には勝てる筈もなく、二人とも戦死。 かつての2周目 まばゆが自身の記憶を切除した朝の出来事。 Film.1-0/DAY.1 まどかの見せた未来へとたどり着く為に、魔法少女としての『愛生まばゆ』を知る者から記憶を切除しようとするまばゆ。この時にキュゥべえの記憶を切除。そして、他に彼女を知る者は――。深呼吸して、決意を固め、「もう二度と戻らない、掛け替えのない日々の記憶」を、泣きながら自ら切除するまばゆ。「マミさん……バイバイ……」。そして最初の朝、『泣いちゃったような気がする』朝へと続く。まばゆは逃げる為に記憶を消したのではなく、希望の未来へと繋ぐ為に記憶を消したのだと知る。これこそが、まばゆが希望を失わなくていい理由。まどかはまばゆへと「お願い、まばゆさん。あなたの希望を未来に繋いで――」と託される。全ては、魔法少女達の希望の為に。 13周目/後半 「運命を変えてみせる」と決意を固め、正しき未来を掴もうとするまばゆの周回。 Film.12/DAY.17/後半 見滝原中学にて、マミを魔女化の運命から救うべく死闘を繰り広げるまばゆ。初めて出会った時のこと。一緒に魔法の練習をした時のこと。未来予知の魔法を初めて知ったときのこと。その思い出の数々を、記憶の切断を泣いて拒むマミへと語って思い出させるまばゆ。マミに記憶を残してしまった訳は、まばゆがマミの中から消え去りたくなかったから。けれど、それがあなたを苦しめてしまうのなら……と、記憶を消すと言うまばゆ。それだけは……! と泣き縋って拒むマミだが、まばゆは『マミさん』と呼び掛けながら優しく諭す。例え記憶が消えようとも、自分達が友達だった事実は消えない。自分達が居た時間は、魔法少女の希望の未来へと繋がってく。「マミさん、私を信じて……」との言葉を受けたマミは、涙ながらに受け入れる。「私たち……友だちだったよね……?」「ずっと、ずっと、友だちだよ……」 Film.12/DAY.32 ワルプルギスの夜、襲来。魔法少女は計5人、そしてありったけの兵器の力をぶっ放すほむらだったが、それでもワルプルギスの夜は斃れない。 14周目 魔法少女まどか☆マギカscene0上での最後の周回。最後の清算。「嘘の結末。偽りの関係。でも、それも、もう終わりだから……。バイバイ――」 Film.13/DAY.1 登校中に、記憶の無いマミはまばゆへ話掛けない。前の周のマミは、こんな寂しさを味わっていたのかと、心を痛ませソウルジェムを濁らせるまばゆ。これでは鹿目さんを救えない……と、最後の仕事に取り掛かる。自分が居たからフローチャートを残せたのなら、こんな自分でもきっと居る意味があった、とほむらに別れを告げるまばゆ。「ほむらさん。今までありがとうございました。あとは、よろしくです」その日の晩、まばゆは走馬灯が如きフィルムを視ながら、思い出の数々を惜しみながら自らの記憶を切る。「ああ……いろいろ、あったけど……。とっても、ステキなフィルムになりましたね」「それでは、みなさん……」「さようなら」そんな彼女が最期の間際に思い浮かべるは『いつかどこかの私たち』。 Film.13/DAY.2 代り映えの無い朝、目覚ましに叩き起こされるまばゆ。当たり前の日常を過ごすまばゆ。その日の夕方に、レコンパンスにクラスメイトが客として訪ねてくる。バイトじゃなく家のお手伝いなので、どうか内密に……と懇願するまばゆだが「ふふふ、大丈夫よ。だって、このお店にはいつもお世話になってるんだもの」との快い返事をクラスメイトから貰う。会計を済ませ、なぜ名前で呼び合ってしまうのかも分からないまま、その日を後にする。「また来るわね、まばゆさん」「お待ちしています、マミさん!」 新登場人物 愛生まばゆ(あきまばゆ) 能力 "Film.1(2周目)で明らかになる能力" 暁美ほむらによる時間停止中でも、行動ができる。時間停止中にラテ・アートの練習をして、ラテ・アートを上手に描く能力を獲得した。Film.2(3周目)DAY.14で、はじめて咲江さんにラテ・アートの中身を当ててもらうほどに上達。 "Film.2(3周目)で明らかになる能力" 暁美ほむらの時間遡行に巻き込まれる、という能力も有している(DAY.1)。 望遠視覚(DAY.3)。遠くのものを拡大してみることができる。 光学迷彩(DAY.4)。周囲の光をねじまげて、自身の姿を見えなくする。 読唇(DAY.4)。唇の動きを音として聞く魔法。 "Film.3(4周目)で明らかになる能力" 魔法のハサミで切ることができる(DAY.6)。切ることができるものは、修業を重ねるにつれて段々強化されてゆく。 Film.4/DAY.13では修業の成果でドラム缶を切ることに成功した。 "Film.3(4周目)で明らかになる能力" 予定的未来視。相手の目を見ることで、相手と自分が最善を尽くした末の未来を見て、未来を確定させることができる。 Film.1でエイミーに対して発動している。 Film.3/DAY.6でほむらに対して発動している。 「私は、相手の目の中に未来が視える…」(Film.4/DAY.1) 「あなたが視る未来は、最善を尽くした先の未来ということよ」(Film.4/DAY.1) "Film.4(5周目)で明らかになる能力" 記憶切除。対象が現在思い出している記憶をハサミで切断し、忘却させることができる。(Film.4/DAY.22) 「カットする瞬間は、フィルムを頭で再生している必要があって」(Film.4/DAY.23) "Film.で明らかな能力" 未来視破り。未来視した自分の記憶を切除することで、未来を不確定な状態に戻すことができる。 契約 自分の死を予見して絶望して自暴自棄になった、愛生まばゆの母の記憶を消し去ることが願いだったようです。(Film.) 愛生咲笑(あきさきえ) すごいパティシエ。世界一のチーズケーキを作る。(Film.4/DAY.23) "世界一のチーズケーキ" 「ポーランドからチーズが届くわ」(Film.4/DAY.21) 愛生まばゆの母 すごい占い師。魔法少女だったかどうか不明だが、超常能力を持っていた可能性は高い。予定的未来視の使い手で、未来視した未来は、奇跡でも起こらない限りは実現する。 他作品にも出演している登場人物 鹿目まどか(かなめまどか) 私服がかわいい(Film.2/DAY.19)。 Film.1(2周目) ネコ(エイミー)を救うために契約(DAY.3) Film.2(3周目) ネコ(エイミー)を救うために契約(DAY.3) Film.3(4周目) ネコ(エイミー)を救うために契約(DAY.3) Film.4(5周目) お菓子の魔女(CHARLOTTE)を絶望から救うために契約(DAY.15)。「あの魔女をもう絶望させたくない」「彼女の心残りを晴らして未練から解き放ってあげたい」 Film.5(6周目):「みんな、喧嘩はやめて!」「これ以上、さやかちゃんを困らせないで!」(DAY.22) Film.6(7周目):美樹さやかを生き返らせるために、遠くに離れたソウルジェムを手元に戻すために、契約(DAY.23) Film.7(8周目):美樹さやかの魔女化を押しとどめようと、まどかも魔法少女になった。(DAY.32) Film.8(9週目):ワルプルギスの夜を倒すために、契約「わたしが…未来を、変えてみせるッ!!」(DAY.32)一撃でワルプルギスの夜を倒してしまう。 Film.9(10週目):おそらくワルプルギスの夜を倒すための契約だが、明示されていない(DAY.32) 暁美ほむら(あけみほむら) scene0では14回タイムラインをくりかえした、一人では孤独に耐えることができない魔法少女として描かれる。しかし、scene0以外のループが存在していたことを否定する証拠はなく、「魔法少女ほむら☆たむら」的な何百回もループをくりかえした、という解釈を否定するものではない。なお、14回のループというのは、 偽街の子供たち(にせまちのこどもたち) の人数(アイを除く)とも符合する。 まどか☆マギカ11話でまどかに絡んだ糸の数が14本だったという説もある。(要確認) 武装Film.1 爆弾 Film.2(3周目)DAY.20 非合法実力組織から重火器を含む火器を盗み出して装備。 巴マミ(ともえまみ) Film.で、愛生まばゆとパートナーを組んでいたことが判明。 "巴マミの魔法の象徴(Film.2/DAY.14)" 「巴マミは、交通事故で命を繋ぐために契約した」「彼女の使うリボンはその象徴でもあるんだ」 美樹さやか(みきさやか) Film.8/DAY.32で、契約をせずに恭介とハッピーエンドを迎える。 "美樹さやかの願いと魔法" 「癒しの祈り」を願った美樹さやかは、強力な自己治癒力を持つ(Film.2/DAY.17)。 自分の痛みだってコントロールできるんだよ(Film.6/DAY.22)。 佐倉杏子(さくらきょうこ) 巴マミとはかつてパートナーを組んでいて、旧知の仲。 百江なぎさ(ももえなぎさ) "scene0の百江なぎさ" 魔女が未練を果たすために得た人間性の化身「本体から切り分けられた未練の擬人化」(Film.4/DAY.15)。 未練は空腹と関連性があるかもしれない「おなかが空くと、イライラしたりハァ…となったりするのです」(Film.4/DAY.15) 魔女であることは悲しいことなのかもしれない「もう、悲しいのは、いやなのです」(Film.4/DAY.16) やっぱりチーズが好き「映画は一時停止で、なぎさもチータラをいただきたいのです」(Film.4/DAY.18) 戦闘力はとても高い。負の衝動の権化である魔女が本質であるせいか、扱いが難しい部分をもっている。 魔法少女ではないため、ソウルジェムをもたない。 なお、成仏するにあたって、世界一のチーズケーキを食べることが必須のフラグであったかどうかについて明示はないが、必要条件だった可能性も否定しきれない。「なぎさは、世界で一番おいしいチーズケーキが欲しいのです!」(Film.4/DAY.16) キュゥべえ(きゅぅべえ) エネルギーを回収したい生き物のような存在。 志筑仁美(しづきひとみ) 美樹さやかとの上条恭介争奪戦の勝率は、 Film.1 不明 Film.2 /DAY.19で志筑仁美の勝利。 Film.3 不明 Film.4 不明 Film.5 不明 Film.6 /DAY.23で志筑仁美の勝利。 Film.7 /DAY.16で志筑仁美の勝利とも思われるが、明示されていないため、不明とする。 Film.8 /DAY.32「車椅子を、借りてきてもらえる?」で美樹さやかの勝利とする。 Film.9 不明 上条恭介(かみじょうきょうすけ) トロフィーボーイ。絶望すると癇癪持ちになる。 鹿目詢子(かなめじゅんこ) 鹿目まどかの母。 早乙女和子(さおとめかずこ) 学校の先生。 エイミー "エイミー(えいみー)" 初登場は、まどか☆マギカOPにでてくる黒い猫。限定BD特典ドラマCD「メモリーズオブユー」でエイミーと名前を得て登場。 OPがつくられた当初は深い意味をもたない猫だったが、視聴者のあいだでまどかの初回契約の理由にちがいないという風説が流布した影響か、ドラマCDに登場。scene0でも、まどか契約の理由として重要な役割を果たす。 チキン味のカリカリが好き(Film.1/DAY.8) サイドストーリー Film.1No.1/DAY.1
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1 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/22(水) 23 55 28.89 ID A46ba0PAO 「やぁ、よく来たね」 「このスレはコンマスレだ。運命は君たちの手に委ねられている」 「君たちがどんな物語を描くのか……非常に興味深いね」 「さぁ、解き放ってご覧。ソレが君の――運命だ」 6 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 04 47.41 ID 5GBEX0IAO ――――3日目(火)、朝、自室 ……重たい身体を、起こせない。 いや、普段なら惰眠なぞカモンベイベーなのだが、今日ばかりは寝づらい。 ほむら「…………」スヤスヤ ……アタシの日常どこへ行った……見送られる事も無く、ってか? キョン「やれやれ……」 ガラッ 妹「キョンちゃんおはよー……って」 おはよう、妹よ。それから待て。 妹「おかーさーん! キョンちゃん事後だー!」 ……頭痛が。 9 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 07 48.99 ID 5GBEX0IAO 母「ほむらちゃん、昨日は良く眠れた?」 ほむら「……はい」 母「キョンが友達を泊まらせるなんて久しぶりだったから驚いたわー」ニコニコ 勘弁してくれ…… ……母上様曰く、二人で学校に行けば? だそうだ……日常…… 11 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 10 30.19 ID 5GBEX0IAO ――――通学路、朝 ほむら「さぁ、行きましょう」 先に行ってくれ……アタシはゆっくり行くから。 ほむら「……協力してくれるって言ったわ」 あぁもう、分かった。分かったから手を離せ…… 直後接触判定 12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 10 50.59 ID tH0KgePqo 来るか? 13 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 13 58.24 ID 5GBEX0IAO 仁美「き……キマシタワー!」キャワー! えっ……志筑か? それに美樹に鹿目…… さやか「ん、キョンだ。おはよっ!」オッス まどか「暁美さんと仲良くなったんだね」ウェヒヒ 直後、仁美初期友好ランク判定 更に直後、さやか初期友好ランク判定 更に直後、まどか初期友好ランク判定 全て心理+3 14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 14 12.63 ID F/CLrwyoo ほい 15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 14 35.24 ID F1Xt/vE8o ほぇ 16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 15 01.33 ID otvJOBD2o マドカァー 23 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 23 59.64 ID 5GBEX0IAO ※仁美【普通】さやか【普通】まどか【普通】を獲得しました 仁美「禁断の愛ですのねー!」キャーッ 勘弁してくれ…… ほむら「……」ズイッ え、おい何する気だ? ほむら「鹿目まどか」 まどか「は、はい」キョトン ほむら「貴女は、今の自分から変わろうと思わない方がいい」 ほむら「奇跡を約束して取り入ろうとする奴の言うことを、信じてはいけないわ」 ポカーン キョン「すっ、すまんアタシら急いでるからぁぁぁぁ!!」ガッシ、ダッ!! ほむら「えっ、あぁぁぁぁ……」 まどか「……何だったんだろう?」 さやか「さ、サイコな電波さんだぁ……」ウワァ 25 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 28 12.08 ID 5GBEX0IAO ――――教室、朝 お前、わけがわからんぞ。 ほむら「?」 すぐその「何が?」って首を傾げるのを止めなさい! ほむら「……何かおかしかったかしら?」 ぜ・ん・ぶ、だよぉぉぉ!! ……あぁ、疲れた。 もう良いわ。 1、寝る 2、誰かと話す ↓3 28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 28 43.62 ID 4xfhxelFo 2 ほむら 31 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 30 46.15 ID 5GBEX0IAO ……今日はツインテールなのか。 ほむら「……僅かな違いが因果に影響を与えるかどうか、バタフライ効果を試している」 そうかい。効果はあったか? ほむら「貴女が話しかけてきた」 ……へっ、そうかい。 直後友好ランク判定 心理+3 32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 31 26.02 ID F1Xt/vE8o クリティカルこい 36 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 35 15.53 ID 5GBEX0IAO ♪ ♪ ♪ 明日は? ほむら「ポニーテール――」 結婚しよう。 ほむら「ふにゃっ!?」カァッ ――――学校、昼休み ねむー……教師は絶対魔法使いだな。ラリホー打ち過ぎだろ…… 1、誰かと話す 2、寝る 3、自由安価 ↓3 39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 35 44.76 ID tH0KgePqo 3 ほむらを昼食に誘う 42 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 38 40.66 ID 5GBEX0IAO ……あんな自己紹介したから孤立してるな。 ……うーん、放っておくのも後味が悪いぞ。 中沢「キョン?」 済まんが今日は別件ベッケンバウアーだ。 中沢「……お前、そういうとこあるよな」 さぁな。 おい暁美、屋上で飯でも食わないか? ほむら「……いいけど」 43 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 43 19.60 ID 5GBEX0IAO ――――屋上、昼休み 母さんの弁当オープン――何だコレはぁぁっ!? キョン「トマトがまるごと入ってる……」 ほむら「くっ」プッ ほむら「…………」プルプル ツボに入ってる所済まないが、お前の昼飯は何なんだ? ほむら「カロリーメイトだけれど……」ホラ アホか。アタシたちは今が育ち盛りだぞ……だからそんなに貧相なんだ。 直後、キョン胸囲判定 44 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 43 40.54 ID F/CLrwyoo む 52 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 46 47.26 ID 5GBEX0IAO アタシも常に努力している……が、胸は育たんのだよな…… ほむら「…………」ペタペタ 気にするな。 まだチャンスはあるんだ。そう言い聞かせてないとやってられんぞ。 ほむら「確かに」ホム だから貴様にはこのありがたいトマトをくれてやろう。 ほむら「まるごと?」 まるごと。 ほむらは笑いを堪えていた…… それは何か、ちょっと可愛かった。 直後友好ランク判定 心理+3 53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 47 02.71 ID DN044r5s0 そい4 58 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 50 52.40 ID 5GBEX0IAO 心理+3は魔眼クラス ♪♪ ※ほむら【友好】→【友好・大】 ほむらと仲良くなった気がした…… でも日常から遠ざかってる気がする…… ――――学校、放課後 ほむらはどこかへ行ってしまったようだ…… 1、帰る 2、寄り道する ↓3 61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 51 35.69 ID DN044r5s0 2 62 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 52 54.88 ID 5GBEX0IAO 帰っても暇だしな…… 見滝原 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 53 31.57 ID ql781raQo 1 【市街地】 68 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 00 57 55.62 ID 5GBEX0IAO 市街地をうろつく…… この辺りは人が多く、嫌が応にも噂話が耳に入ってくるんだ。 「最近自殺が増えてるんだってさ」 「さっき路地裏に女の子達が入っていったけど、何だったんだろ?」 「落書き凄いらしいぜ、美国議員の家」 色々な噂があった…… ――――市街地、放課後 見滝原 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 00 58 53.37 ID otvJOBD2o 行けといわんばかりの 路地裏へ 77 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 05 57.92 ID 5GBEX0IAO ――――路地裏、放課後 何となく気になって、路地裏に来た。 ――鹿目と美樹がいた。 何やってんだ……ってソイツはキュゥべえ? まどか「知ってるの!?」 あ、いや、まぁ。 QB「助けて……ボクを助けて……」 どうした。えらく派手にスッ転んだみたいだな? QB「んな生易しい傷に見えるのかいぃぃぃぃ……」プルプル さやか「ちょっと……回り!」 ――あの時の! アタシが契約して逃げおおせた時も、この魔女結界だった…… 逃げないと……こんな化け物に敵いはしない―― まどか「ひぃ……」 さやか「な、何よコレ……!?」 一人で逃げるなら容易だが…… 1、逃げる 2、……放っておくのも、後味が悪い ↓3 80 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 06 41.31 ID BGfX3F23o 2 85 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 09 36.05 ID 5GBEX0IAO ――くそっ、バカヤロウ! まどか「えっ――」 さやか「キョン、アンタ!」 貴女は魔法少女に変身する。 ――ポニテ回りのリボンが、ちょっと豪華になった。 QB「(ショボぉぉぉぉっ!?)」ガーンッ キョン「や、やってやるぜっ! 多分!」 ※戦闘開始 直後、開幕距離判定 87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 10 41.60 ID DN044r5s0 こい 93 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 14 18.11 ID 5GBEX0IAO 【info】 壱、使い魔 |壱| |近|キョン キョン 近±0、中±0、遠-1 キョン「お、おらぁっ!」 使い魔「!?」 直後先制攻撃判定 94 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 14 21.04 ID ql781raQo 状況はもっと深刻でたしかターンごとにSGが自動減少する。 まどさやの前で魔女化してしまうぞ。 103 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 23 33.05 ID 5GBEX0IAO 判定4 +(筋力-4、近距離±0) -(防御-3、補正-1、近距離+1) →3 【Fumble!!】 キョン「キョンパンチ!」 髭面を殴ろうとするが、ぴょんぴょん跳ねて避けられて転んだ。 まどか「キョンちゃん!?」 大丈夫、まだまだ……いやキツい。 【info】 壱、使い魔 |壱| |近|キョン キョン 近±0、中±0、遠-1 移動しますか? (キョン【中速】) ↓3 106 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 24 30.10 ID BGfX3F23o 1段階前進 111 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 27 21.47 ID 5GBEX0IAO うわぁぁぁっ、近いっ! 【info】 壱、使い魔 |壱| |超|キョン キョン 近±0、中±0、遠-1 1、攻撃【補正-4】 ×、防御【チャージ±0、ブレイクダメージ1】 3、回避【俊敏-1】 ×、魔法【発動可能魔法A】 5、撤退【補正合計±0】 6、待機 ↓3 114 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 28 03.29 ID BGfX3F23o 1 118 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 29 25.02 ID 5GBEX0IAO 判定9 +(筋力-4、近距離±0) -(防御-3、補正-1、近距離+1) →8 【Great!】 直後ダメージ判定 119 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 29 34.00 ID DN044r5s0 こいこい 125 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 33 03.62 ID 5GBEX0IAO 【Double Critical!!】 ダメージ判定100 超近距離+33 大成功×2 →266ダメージ キョン「キョン・キック!」 貴女は使い魔を蹴り飛ばすと、鞠の様にバウンドする。 とどめだっ! キョン「キョン・パンチ!」 使い魔は殴られて弾けた。 キョン「や、やった! アタシやるなぁ!」 ※戦闘終了 130 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 37 26.35 ID 5GBEX0IAO ※来るぞ……奴がな ――――魔女結界 さやか「キョ、キョン助けてっ!」 ――美樹の方に使い魔がっ! チクショウ、数が多すぎる! 一匹倒したぐらいじゃあ…… 「ん~~っっ!!! 今のパンチはなかなかっ!!」 なんか、変な、人が、現れました。 136 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 47 55.56 ID 5GBEX0IAO その魔法少女?がマスケット銃を大量に召喚して、使い魔を殲滅する。 ?「へっへっへっ、またまたやらせていただきましたァン!」 いや、強いんだけど……何か違う。 ?「もう安心だっ! 私が来たからには貴様らには指一本触れさせんっっ!!」 まどか「あ、あなたは……」 マミ「聞きたいかっ! この【巴マミ】には夢があるっっ!!」 マミ「魔法少女としてっ! 人々を救うんだよぉぉぉぉぉぉっ!!」 エクスクラなんたらが多い人だ…… 使い魔「――!」 しまっ―― マミ「油断とはいつも君の背後にあるものだ」 リボン……? リボンで縛ったのか、敵を。 148 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 55 19.27 ID 5GBEX0IAO マミ「君」 は、はい? マミ「何て言うか……さっきの……パンチ、か」 マミ「良かった……! とても良かった……ッ! だがな~~……」 マミ「腰……っていうか~……そうっ!! 足りないっ!!」 マミ「見ているがいいっ! コレが真実の拳だっっ!!」 縛られた使い魔の目の前に立って、何か変な人は腰を落とした。 直後ダメージ判定 このレスから一分間の間に書き込まれた【アリ】一回につき10ダメージ ※同じレスでの複数入力受付可 ※連投可 149 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 55 35.94 ID BGfX3F23o 1 150 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 05.09 ID DN044r5s0 アリ 151 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 08.05 ID BGfX3F23o アリ 152 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 10.76 ID T69EZM5po アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ 153 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 11.09 ID tH0KgePqo 【 アリ】 154 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 12.61 ID wWx6MF+lo アリ 155 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 01 56 14.61 ID ql781raQo 【アリ】 170 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 02 04 11.24 ID 5GBEX0IAO 149-155まで50発 マミ「スゥゥ~~っ!」 何か息吸い込んだ…… マミ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」 凄い勢いで殴り始めた!? マミ「アリアリアリアリアリアリアリ、アリアリアリぃぃっ!!」 マミ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリっっっ!!!」 マミ「アリアリアリっ!!アリアリアリアリアリアリアリ!!」 使い魔は原型が残ってないっ! ……って、移ってる移ってる。 マミ「アリーデ・ヴェルチ(さよならだ)」 最後に決めポーズと共にマスケット銃で撃ち抜いた……って途中要らないんじゃ…… 174 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 02 19 13.01 ID 5GBEX0IAO ――――路地裏、夜 マミ「……無事のようでなによりっ」 さやか「あ、ありがとうございます……」 ……凄い髪型だ。 マミ「っ! 今っ! てめぇ、この髪型がサザエさんみてぇ……だって思わなかったかぁ~~!?」 思ってません……勘弁してください。 マミ「――貴様っ!!見ているなっ!!」 な、何だ? ほむら「」ポカーン マミ「てめぇ……キュゥべえをさぁ……随分とっ、可愛がってくれたそうだなぁぁ?」 マミ「この私でもなぁ……『動物』って言葉は分かるよ……すげー分かる……動く物って書いて動物だ……簡単だ」 マミ「だがなっ! それに『虐待』って付けちまうと……『動物虐待』になっちまうだろうがぁぁっ!!」 ほむら「……」クルッ、サッ キョン「(逃げやがったぁぁぁぁ!?)」 180 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 02 23 35.79 ID 5GBEX0IAO さやか「一体アレは……」 マミ「説明を聞きたいかぁ~~? ん?」 QB「この子たちにも素質があるみたいだ(やっと喋れた……)」ホッ まどか「私……」 スルーされて取り残された…… 何か自分の一般人オーラにちょっと腹立つな…… 今日は遅い……もう帰るか。やれやれ…… 3日目、終了 185 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 02 25 45.67 ID 5GBEX0IAO 3日目(火) 貴女ソウルジェム 2/5 貴女グリーフシード 0 アーティファクト 無し 友好度 中沢【普通】 デブ【友好・大】 キュゥべえ【普通】 ほむら【友好・大】 仁美【普通】 さやか【普通】 まどか【普通】 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 188 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga sage] 投稿日:2012/08/23(木) 02 28 59.93 ID 5GBEX0IAO でもジョジョ読んだら誰だってこーなる、俺だってこーなる。 211 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 42 55.90 ID 5GBEX0IAO ――――4日目、朝、自室 ………… ……何だか調子が悪いな。 昨日あんな事があったからか? 母「キョン、ご飯はー?」 今日はいらない…… ――――通学路、朝 直後、接触判定 212 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 43 08.02 ID YHJ1qoRI0 こいこい 213 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 47 18.88 ID 5GBEX0IAO ……気付いたら学校だった。 学校までの記憶がぼんやりしている。いかんな……どうしたんだ今日は。 ……疲れている。 ホームルームまで寝よう…… ――――ホームルーム 少し楽になった…… 背中を指でつつかれる感触がある。 ほむら「どうかしたの?」 ちょっと眠いだけだ。気にするな。 ほむら「そう」 215 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 51 00.57 ID 5GBEX0IAO ――――学校、昼休み 身体がダルい…… ほむら「ねぇ」 何だ……アタシは今休養中なんだが…… ほむら「イレギュラーな魔法少女を集める方法は無いかしら……考えたのだけれど、答えが出なくて……」 1、知らん知らん、他を当たれ 2、……そういう部活でも作れば良いんじゃないか? ↓3 218 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 51 50.67 ID YHJ1qoRI0 2 221 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 55 07.01 ID 5GBEX0IAO ほむら「――そうよ! それだわ!」 そう叫ぶとほむらは貴女の手を引っ張って職員室まで走り出した。 貴女は今更ながら、案を出した事に後悔した…… 早乙女「ダメよ、こんな訳の分からないおままごとの部活」 ほむら「えっ」 ですよねー 224 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 14 58 14.26 ID 5GBEX0IAO ――――学校、放課後 ほむら「……むむむ」 暁美はアレからずっと悩みっぱなしだ…… 1、ダルい……放っておいて帰る 2、待ってやるか…… ↓3 227 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 14 59 00.30 ID UmoqWKUMo 2 230 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 15 01 27.91 ID 5GBEX0IAO ほむら「――そうだわ!」 今度は何だ? ほむら「仕方ないけれど、人数の少ない幽霊部活を乗っ取るのよ」 おいおい、乗っ取られる方は洒落にならないぞ!? ほむら「一番少ないのは……手芸部ね! 行きましょう、キョン」 分かった……分かったから引っ張るな…… 235 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 15 07 42.53 ID 5GBEX0IAO ――――学校、手芸部部室、放課後 バッタァァァンッ!! ほむら「たのもー……」 頼まれたくないなぁ……手芸部の人、済まん。 交通事故にあったと思って諦めてくれ。 まどか「へっ……キョンちゃん?……と暁美さん?」 ……鹿目? 他に部員は? まどか「わたしだけだけど……」 ほむら「この部活は、これより魔法少女による魔女討伐部、名付けてMM部になるわ」 ほむら「よろしく」 まどか「へっ、へぇえっ!?」 ……普通に手芸部入部は出来るか? まどか「あっ、うん」 じゃあそれで頼む…… ※MM部が設立されました 236 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 15 15 18.22 ID 5GBEX0IAO ――――MM部部室 ほむら「じゃあ……私が部長ね」 まどか「えっ」←手芸部部長 済まん……合わせてやってくれ。 ほむら「もちろん副部長はまどかよ?」 何がもちろんなんだ、何が。 ちなみにアタシは? ほむら「…………」 ほむら「……雑用?」 ……確かにピッタリだな。 けど腹立つわー。 まどか「あ、あの……わたしもう行くから、鍵閉めお願いするね」 あぁ、分かった……任せろ。 まどか「ありがと……マミさん待ってるかな……」トテテ…… ほむら「……追うわよ」 ちょっと待て――って、あれ? 視界が揺れる――? ほむら「――っと、どうし――」 何を言っているんだ……? よくわからない…… ほむら「――――!――!!」 アタシはそのまま意識を手離した。 233 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 15 05 02.31 ID Cy7DmSP/0 [4/5] 特異点とは別にクロスの因果にキャラが影響される可能性があるんだろうか… ほむらがそのパターンですね 266 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 23 41 39.98 ID 5GBEX0IAO ――――部室、放課後 キョン「う……?」 アタシは……? 眠っていたのか…… 枕が柔らかい…… ほむら「起きたかしら?」 暁美が頭上から覗き込んできた。 ……このアングルが示す事実はだな。 キョン「……太もも、柔らかいんだな」 ほむら「ふんす」ドゴゥ 胃から昼飯がリバースしなかったのは奇跡だと思います。 267 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 23 46 03.85 ID 5GBEX0IAO 気を取り直して…… アタシは何で気絶していたんだ? ほむら「……貴女、ソウルジェムを見せなさい」 えー…… ほむら「? 何で嫌がるの?」 ……恥ずかしい所に付いてるんだ。 それは―― 1、下腹部 2、胸の谷間 3、ヘソ 4、左内モモ 5、鳩尾 ↓3 274 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 23 50 08.93 ID 5GBEX0IAO ほむら「良いから見せなさい」 うう……分かったよ。 貴女は上着を脱いでカッターシャツになり、ボタンを上から外して―― ほむら「ちょっと?」 何だ? アタシのソウルジェムは胸の間に付いてるんだって…… ほむら「取り外したり、指輪にしたりできるわよ?」 マジか。 279 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/23(木) 23 56 34.21 ID 5GBEX0IAO はい、コレがアタシのソウルジェムだ。 ほむら「無色透明……でもかなり濁っているわね」 魔法なんか使った覚え無いんだが…… ほむら「魔法少女は生きているだけで消耗するわ。貴女は私と同じくらいしか容量が無いから……大変でしょうね」 何だと。あの白いのには今度キツいお灸が必要だ。 ほむら「貴女、グリーフシードは?」 いや、持ってないが? ほむら「――いけないわ。早く魔女を狩ってくるべきよ」 そんな事を言われてもだな、アタシはあんな化け物と戦うのはゴメンだぞ? 先に死んじまっちゃ意味が無いだろ。 ほむら「……貴女、魔法は?」 アタシの魔法? ……そういや、良く知らないな。 ほむら「……はぁ」 ほむら「一つ、グリーフシードをあげるわ。貴女を付き合わせたお礼よ」 1、? 礼をされる程じゃないぞ。 2、ありがたい、もらっておこう ↓3 282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 23 59 06.33 ID theGtXu5o 1 285 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 01 40.19 ID nYEK5REAO 大事な物なんだろ? こんくらいで貰えやしないよ。 ほむら「でも……」 大丈夫だって。 アタシも省エネするから。 ほむら「なら良いのだけれど……」 暁美と一緒に部室を出て戸締まりをした。 しかし、厄介な事になってきたぞ…… 286 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 03 50.29 ID nYEK5REAO ――――学校、夜 暁美とは別れた……何か用事があったようだが。 1、……帰るか。日常がアタシを待ってる 2、……ちょっとうろつくかね? ↓3 289 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 00 04 17.23 ID 33IFe0cho 2 293 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 09 33.98 ID nYEK5REAO ――ん? なんだか公園には近寄りたくないな……非日常がアタシを待ってる気がするし。 キョン「今日はどこ行くかねぇ……?」 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 296 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 00 09 59.16 ID 33IFe0cho 1こうえん 303 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 17 20.62 ID nYEK5REAO ――――公園、夜 何で来ちゃったかなーアタシは…… ……! 誰かの話し声が聞こえるぞ…… ……思わず物陰に隠れてしまった。 アレは…… ほむら「貴女は、一般人である鹿目まどか達を巻き込むつもりなの?」 マミ「関係無いぃ? 素質があるなら……そりゃあ……違うだろぉ~?」 うわ。 うわ。 312 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 29 09.34 ID nYEK5REAO ほむら「いいから、まどかを魔法少女にするのだけは止めなさい……良くない事が起こるわ」 マミ「…………はぁぁ~、良いか、聞けよ?」 マミ「魔法少女をやりたいヤツがやるのは勝手だ……個人の自由ってモノがあるし、死にたいヤツが自分の死に方を決めるのだって自由だ」 マミ「だがしかし! お前は『鹿目まどか』を魔法少女にするのは許さない……と『アンタはそう思っている』」 マミ「……コイツはさぁ……変じゃあないか?」 変なのはアンタだよ。 318 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 38 47.02 ID nYEK5REAO ほむら「それは……まだ知るべきでは無いわ」 マミ「それでこっちが信用するわけは……無いんだよなぁ~」 ――ほむらがリボンに捕まった!? マミ「おめーの次のセリフはこうだ。『何をするつもり、巴マミ!?』」 ほむら「何をするつもり、巴マミ!?……はっ!?」 マミ「アタシはさぁ……友達をヤられてさぁ……キレちまってんだよぉぉ~~っ!!」 な、何だかヤバそうだ!? 326 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 50 26.72 ID nYEK5REAO ど、どうする!? あの魔法少女は銃を使ったり、そうじゃなくても強い…… アタシなんかじゃひと溜まりもないよ…… ほむら「殴って気が済むなら殴りなさい」 マミ「いい覚悟だっ!!」 骨の鳴る音に貴女は萎縮する。 が、顔面にモロに入った…… ほむら「……つぅ」 マミ「暁美ほむらぁぁああッ!! キミがッ! 泣くまでッ!! 殴るのを止めないッ!!」 ほむらが殴られている…… ……ちょっと、腹立つわー 直後、貴女奇襲判定 330 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 00 52 05.20 ID D0FH7YjPo あ 336 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 00 56 55.17 ID nYEK5REAO おい。 マミ「ん?」 キョン「キョン・パンチだ」メメタァ!! 思い切り振りかぶって顔殴ったら吹っ飛んだ。 魔法少女って凄いな…… マミ「なっ、何をするんだァーー!! ゆるさんッ!」 喧しいわ。 キョン「キョン・キックな」 体制を崩している所にもう一発。 1、ほむらを連れて逃げる 2、このまま戦う ↓3 339 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 00 57 26.03 ID 33IFe0cho 1 343 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 00 12.71 ID nYEK5REAO 暁美、逃げるぞ。 ほむら「貴女……なんで」 たまたま通りかかった。 ほら、早く。 マミ「貴様ら容赦せんッ!」 はいはい……【くわばらくわばら】だ、全く。 貴女ソウルジェム 2→1 ※離脱しました 349 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 05 04.74 ID nYEK5REAO ――――路地裏、夜 ここまで来れば大丈夫か…… 暁美、痛むか? ほむら「も、もう下ろして……」 アタシも同級生をおんぶして逃げるのは初体験だったよ……ほら、下ろすよ。 あーあ……酷いケガだ…… キョン「(そうだ。【ケガは治せる】ってキュゥべえが言ってたな……)」 暁美、顔見せてくれ。 ほむら「……?」 治れー……おぉ、本当に治ってる。 ほむら「……貴女、治癒が得意なの?」 さあ。分からん。 350 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 06 59.81 ID nYEK5REAO ほむら「あの……」 何だ? ほむら「……助かったわ。ありがとう」 どういたしまして。 直後、ほむら友好ランク判定 心理+3 351 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 07 11.43 ID TAeQ8OBro ほい 354 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 10 26.89 ID nYEK5REAO ♪ ♪ ♪ よし、コレで良いだろ。 ほむら「治った……」 じゃあ、アタシは帰るが……一人で帰れるか? ほむら「……」コクッ うん、じゃあ明日な。 暁美と別れた…… 今日はもう遅い……身体もダルい。 家に帰って早く寝よう…… 358 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 12 13.33 ID nYEK5REAO ※ここ一番。 ――――自室、深夜 貴女は眠ってしまった。 直後、接触判定 359 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 12 20.42 ID D0FH7YjPo 1 368 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 15 36.60 ID nYEK5REAO あー…… ※システムメッセージ 続けますか? 1、はい 2、いいえ ↓3 371 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 16 07.15 ID 33IFe0cho 1 魔女加護かな 375 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 16 45.04 ID nYEK5REAO 【アナタハハンテンシマシタ】 378 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 18 13.03 ID nYEK5REAO 4日目、終了 貴女ソウルジェム 0/5 貴女グリーフシード 0 アーティファクト 無し 友好度 中沢【普通】 デブ【友好・大】 キュゥべえ【普通】 ほむら【友好・大】 仁美【普通】 さやか【普通】 まどか【普通】 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 384 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 19 33.64 ID nYEK5REAO 直後ほむら行動指針判定 5以下で目的【殺害】 6以上で目的【救出】 【友好・大】+1 385 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 19 43.63 ID 33IFe0cho そい 398 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 23 27.77 ID nYEK5REAO ――――アサ ……眠――ってなんだこりゃ!? 部屋が魔女の結界みたいになってやがる……どういう事だ。 ――! 妹や母さんは!? 居間には使い魔が二匹いた。 コイツら――!! 今なら力が湧いてくる! 1、使い魔を食い殺す 2、結界の外に出る ↓3 401 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 24 00.09 ID eQ0lvJJ/o 2 406 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 25 42.82 ID nYEK5REAO 今はそれより家族を探さねば…… ――――ツウガクロ ここも魔女の結界になってやがる…… 使い魔が大量にいた。 1、全部ぶっ飛ばしてやる! 2、今は放っておこう…… ↓3 409 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 26 13.65 ID D0FH7YjPo 2 415 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 29 24.30 ID nYEK5REAO ……ん、何だか変な香りが。 使い魔「!?」 ……何だか凄く――旨そうな使い魔がいるな。 食えるのか……? 貴女は、マスケット銃で撃ち抜かれた。 振り替えれば、魔女。 そして目の前の使い魔を護るようにして、もう一匹魔女が現れた。 くそ、こうなりゃヤケだ! ※戦闘開始 421 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 30 59.54 ID nYEK5REAO ――――魔女結界 どちらに攻撃しますか? 1、リボンの魔女 2、銃火器の魔女 ↓3 424 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 31 54.29 ID D0FH7YjPo 1 431 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 34 52.15 ID nYEK5REAO 貴女は巨大な腕を魔女に振り下ろす……が、あっさり受け止められてしまう。 大砲が、貴女を貫いた…… チクショウ……魔女の野郎―― 【Game over】 435 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga sage] 投稿日:2012/08/24(金) 01 37 21.08 ID nYEK5REAO お疲れ様でした。いやぁ魔女は強敵でしたね。 書いてたプロットが全部おじゃんだけど泣かない。だって私GMだもの。 440 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 01 39 36.40 ID nYEK5REAO とりあえず今日は中断します。 明日もシューカツですので寝ますね…… リカバリー希望があるなら次が始まる前にお願いします。 余りに希望者が多いなら考えなきゃいけませんしね。 473 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga sage] 投稿日:2012/08/24(金) 14 56 23.75 ID nYEK5REAO キャラの調整バランスの目安だよ。参考にしてね。 まどか……遠距離固定砲台。だが契約自体が物語の足を引っ張る マミ……何でもできる万能キャラ。だがブースト重い さやか……超絶戦闘力。だが安定のさやか 杏子……メンタル強い。だが器用貧乏 ほむら……異常に脆い。だが死なない。 織莉子……チート。だが遅い キリカ……サポート得意。だが脆い ゆま……サポート特化。だが単騎戦闘力皆無 かずみ……戦闘特化。だがブースト超重い カオル……速いし固いしメンタル強い。だが一撃軽い 海香……速い織莉子。だがステータス低め サキ……指揮官。だが味方いないと厳しい みらい……コンビネーション持ち。だが発動まで微妙 ニコ……トリッキー。だがステ低 里美……ルールブレイカー。故に単騎戦闘力皆無 あいり……チート。だが寿命削れる ユウリ……チート。でも死んでる 双樹……チート。でもターン消費大 カンナ……チート。でも相手による こまち……平均アタッカー。だが普通 ひより……低ステータス。だが魔法チート クレア……信仰スキル持ち。だが育成に時間かかる エリーゼ……魔女化すら打ち消す。だが死ぬ 円環の理……無敵 474 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga sage] 投稿日:2012/08/24(金) 14 59 25.84 ID nYEK5REAO 後キョンが弱いのは、それ自体をコンセプトにしてるんだ。 あと必要素質1才能1って事は、何時でも選べるって意味もあるからね。 497 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 20 14 22.72 ID nYEK5REAO キョンの利点は何時でも選べる事なんですよね…… キョンを蘇らせるか否かの安価を取ろうと思いますが、何時くらいにしましょうか? 502 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 20 19 26.62 ID nYEK5REAO じゃあ21時半くらいにしましょうか。 ヽ(*゚д゚)ノ アツマットケー 512 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 29 59.04 ID nYEK5REAO キョンを復活…… 1、させる 2、させない ↓5 517 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 21 30 50.75 ID TAeQ8OBro 1 526 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 34 02.17 ID nYEK5REAO 4日目、夜 直後接触判定……成功 貴女ソウルジェム 1→5 4日目、終了 529 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 35 07.32 ID nYEK5REAO 4日目(水) 貴女ソウルジェム 4/5 貴女グリーフシード 0 アーティファクト 無し 友好度 中沢【普通】 デブ【友好・大】 キュゥべえ【普通】 ほむら【友好・大】 仁美【普通】 さやか【普通】 まどか【普通】 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 537 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 45 18.68 ID nYEK5REAO ――――5日目(木)、自室、朝 キョン「……む?」 妙な暖かさを感じてアタシは目覚めた。 身体が軽い……ソウルジェムが輝いている。 どういう……こと……だ――って。 ほむら「…………」スヤスヤ 自分の家で寝ろよ…… 538 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 48 00.30 ID nYEK5REAO ――――通学路、朝 キョン「……」テクテク ほむら「……」トテトテ ほむらは貴女の後ろを着いてきている…… ……会話が無い。 話しかけてみるか……? ↓3 541 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 21 49 37.39 ID Ts5Do2EIo 話しかける 542 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/24(金) 21 56 55.41 ID nYEK5REAO ……なぁ。 ほむら「何かしら?」 今朝は何でウチに居たんだ? 昨日は途中で別れたはずだが…… ほむら「貴女のソウルジェムが限界のような気がしたから……案の定だったから、浄化しておいたわ」 ……やけに拘るんだな。 ほむら「それは……」 ほむら「……それより、楽になったでしょう?」 確かに。悪くない気分だ。 ほむら「……昨日は本当に助かったわ。コレはお礼よ……お願い、受け取って」 グリーフシードだ…… 1、もらっておこう 2、要らん。礼をされたい訳でもなし ↓3 545 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] 投稿日:2012/08/24(金) 21 57 21.88 ID 5KDAL3Ce0 1 次【暁美ほむらの】-【憂鬱】14-2
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声 - 斎藤千和 ある晩、まどかの夢に現れ、その翌日にまどかのクラスへ転校してきた魔法少女。 一人暮らしをしており、両親の所在は不明。容姿端麗・学業優秀・スポーツ万能。 性格は寡黙でクール。長い黒髪をかき上げるのが癖。まどかに対して、謎めいた警告と助言を繰り返す。 その正体は、現在とは異なる未来の「時間軸」から来た、まどかの親友である。 元々の時間軸では、魔法少女として戦うまどかに憧れる、病弱かつ引っ込み思案な少女であったが、 最強の魔女「ワルプルギスの夜」との戦いでまどかが戦死するのを目の当たりにして、 まどかの悲劇的な最期を阻止することを決意、キュゥべえと契約を結び魔法少女となった。 その後幾度も時間を遡り、まどかを救うための戦いに身を投じる中で、 魔法少女の本質やキュゥべえの正体を知るようになる。 以後、まどかに契約を結ばないよう呼びかけ、キュゥべえの行動を執拗に阻み続けていた。 契約の際の願いから発現した「時間操作」の魔法を操り、 その際には左腕に装備した円形の盾に内蔵された砂時計を使う。 特異な能力だが、砂の量は1か月分で、砂時計の上部から砂がなくなるまで 時間軸を逆行させる事はできないなど、制限もある[56]。また、強力な攻撃魔法を持っておらず、 魔法少女としての純粋な戦闘力は低く[9]、一見並外れた実力も幾度も過去に戻っての膨大な努力と 戦闘経験によるものである。そのため、魔女との戦いでは、暴力団事務所や軍基地などから調達した銃器・爆弾と時間操作能力を組み合わせて戦う。 再構成された世界では唯一、以前の世界の記憶をそのまま保っており、 他の魔法少女と共に戦い続けている。以前の時間制御能力は失ったが、 その代わりにまどかの能力を継承し、まどかと同じ武器である弓を使うようになった[52]。 作中での活躍から、ファンの間ではまどかとほむらのどちらが本当の主人公なのか という議論もあった[2]。 脚本を担当した虚淵玄は、作中におけるまどかの足取りは成長とは異なるので、 人間としての主人公はほむらであろうとする発言をしている[56]。
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[名前]暁美ほむら(あけみ ほむら) [声優]斎藤千和 [性別]女性 [年齢]13~14歳 [外見]黒髪を腰の先まで伸ばしており、頭にはカチューシャを付けている [一人称/二人称]私/あなた、お前、名前を知っている相手は基本的にフルネームで呼ぶ [関連人物への呼称] 鹿目まどか → 鹿目まどか、まどか、鹿目さん(第10話) 美樹さやか → 美樹さやか、美樹さん(第10話) 佐倉杏子 → 佐倉杏子、杏子 巴マミ → 巴マミ、巴さん(第10話) [略歴] 鹿目まどかのクラスへある日突然転校してきた魔法少女。容姿端麗・学業優秀・スポーツ万能という優等生。 寡黙でクールな性格に加え、まどかに対して謎めいた警告と助言を繰り返すことから、何を考えているのか周囲の人物からは理解されていない。 その正体は、ストーリー開始時点とは異なる未来の時間軸から来た、まどかの親友。元々の時間軸では、魔女に襲われていた自身を助けてくれた魔法少女のまどかに憧れていた、病弱かつ引っ込み思案な少女だった。 しかし、そのまどかが「ワルプルギスの夜」との戦いで死亡したことから「鹿目まどかとの出会いをやり直し、彼女を守る私になりたい」という願いでキュゥべえと契約。「時間遡行」の能力を持った魔法少女となる。 その後、『まどかの悲劇的な最期』を阻止するため、何度も時を遡り、繰り返してきたことで、魔法少女の真実とキュゥべえの正体・目的を知る。 何度も同じ時間を繰り返していくうちに「他の魔法少女たちに真実を伝えて協力を求めてもまどかを救えない」という結論に至り、自分一人で全ての魔女と戦うことを決意する。 [性格] 一見すると寡黙でクールな性格だが、これは演技らしく、その本質は一言で言ってしまえば不器用。 他者とのコミュニケーションに関しても、相手に誤解を与えかねない言動の多さから、それが後々に祟ることもしばしば。 また、他人に対して非情に接してはいるが、どこか根本的な優しさを捨てきれずにいる。
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《鹿目 まどか&暁美 ほむら(327)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト4/発生コスト2/赤/AP40/DP40 【魔法少女】 〔コンビ〕 このカードが登場した場合、カードを2枚引く。その後、手札1枚をデッキの上または下に移す。 (ほむらちゃん、やっと名前で呼んでくれたね。うれしい……な。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカで登場した赤色・【魔法少女】を持つ鹿目 まどかと暁美 ほむらのコンビ。 登場した時にデッキからカードを2枚引き、手札1枚をデッキの上か下にバウンスする効果を持つ。 2枚ドローした後に1枚バウンスするので、手札交換となる。 実質コスト軽減効果と言え、実質コスト2で出せるのは強力。 さらにデッキの上に置くこともでき、デッキトップの固定も可能。 ブレイクなどとの相性は抜群なので、狙えば強力。 《KAITO(392)》と全く同じ効果を持つ。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第10話「もう誰にも頼らない」/[後編]「永遠の物語」でのまどかのセリフ。 関連項目 《KAITO(392)》 《思わせぶりな態度》 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 03-027 パラレル 編集
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《暁美 ほむら&鹿目 まどか(039)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト2/発生コスト1/青/AP30/DP30 【水着】/【メガネ】 〔コンビ〕 [アプローチ/自分] [青1]このカードがアプローチに参加している場合、手札からAPとDPの合計値が50以下の【水着】を持つキャラ1枚を場に出す。 (間に合って良かった。はい、ほむらちゃん。) 魔法少女まどか☆マギカで登場した青色・【水着】【メガネ】を持つ暁美 ほむらと鹿目 まどかのコンビ。<水着>では必須カード。 アプローチした時に手札にあるAP・DPの合計値が50以下の【水着】キャラ1枚を場に出す効果を持つ。 休息状態にならないため、場に出したキャラはそのまま追撃可能。 ほとんどの【水着】キャラに対応するため、非常に使いやすい。 《長月 早苗(024)》《赤井 林檎&大神 涼子(073)》などのAPが高めのキャラを場に出せば効果的。 効果コストが必要であり、さらに青色と指定されているが、【水着】キャラはほとんどが青色なので特に気にする必要はない。 <水着>では採用する価値があるだろう。 《まどかとほむら》を使えば効果が重複し、なんとAP・DPが40も上昇する。 《サマーパッション》と比べると対象に制限はあるが、発動条件はこちらの方が緩い。 カードイラストは版権絵。 このカードで場に出せるカード 《平沢 唯(039)》 《田井中 律(040)》 《琴吹 紬(042)》 《中野 梓(043)》 《ゆの(071)》 《宮子(072)》 《ヒロ(073)》 《沙英(074)》 《乃莉(075)》 《なずな(076)》 《吉野屋先生(078)》 《千石 撫子(011)》 《桐木 アリス(056)》 《桐木 アリス(057)》 《竜宮 乙姫(059)》 《赤井 林檎&大神 涼子(064)》 《大神 涼子(067)》 《赤井 林檎(068)》 《鶴ヶ谷 おつう(070)》 《マジョーリカ・ル・フェイ(071)》 《赤井 林檎&大神 涼子(073)》 《吉備津 桃子&宇佐見 美々(076)》 《嵐山 悟郎(010)》 《シンディー・キャンベル(011)》 《長月 早苗(018)》 《斉藤 渚(019)》 《相沢 栄子(023)》 《長月 早苗(024)》 《嵐山 悟郎(060)》 《イカ娘&シンディー・キャンベル(070)》 《長月 早苗&シンディー・キャンベル(065)》 《嵐山 悟郎(077)》 《偽イカ娘(079)》 《柳生 十兵衛(005)》 《真田 幸村(030)》 《後藤 又兵衛&真田 幸村(052)》 《服部 半蔵(076)》 《シャルル・ド・ダルタニアン(077)》 《後藤 又兵衛(079)》 《直江 兼続(081)》 《柳生 義仙(082)》 《真田 幸村(083)》 《柳生 十兵衛(086)》 《服部 半蔵(090)》 《高坂 桐乃(034)》 《新垣 あやせ(035)》 《鹿目 まどか(033)》 《志筑 仁美(038)》 関連項目 《サマーパッション》 《暁美 ほむら&鹿目 まどか(008)》 《暁美 ほむら&鹿目 まどか(009)》 《暁美 ほむら&鹿目 まどか(P002)》 【水着】 収録 魔法少女まどか☆マギカ 01-039 パラレル 編集
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ほむら界隈主催 界隈は主催するものじゃないぞ、低脳透けてるやん
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暁美ほむらの退屈 ◆Z9iNYeY9a2 「ふぅ…」 一人になったほむらは一息つく。 元々人見知りが多く人付き合いも少なかったほむらは、そもそも腹芸が得意ではない。 かといって喋らない状態のままであの場に乗り込むなどしたら舐められかねない。 実際にはそのような感情を抱く者が相手ではなかったし必要かと言われれば微妙なところなのだが、そんなことはほむらは知らない。 故に、仮面を被ることにした。 不安や願いを悟られぬほどには人格を変えられる仮面。 新しい顔を生み出すのはこれで二度目といったところだろうか。 かつての仮面は結果的に人が近寄ることを避けさせるようなものだったが、今回は相手に舐められないためのもの。 少しばかり精神的な負担もあった。 衣装を黒いドレスから制服に戻し、放送内容を反芻する。 残りの参加者は9人。 その中には鹿目まどかもいる。 正直なところ、若干苛立つ気持ちがあった。 (今までまどかを助けられた世界はなかったというのに) この殺し合いの中でまどかが生きられる可能性は低いと最初から考えていた。 だからこそ、まどか一人を生かすことよりも全てのまどかを救うという目的を心の中に置いて動けたのだ。 このまどかを死なせることになっても、と。 だというのに、今彼女はこうして残っている。 まどかのことだけではない。 美樹さやか。 自分との相性が悪く、また彼女の心も強くはないため共闘を避けてきた少女。 その弱さがまどかの心を縛ることもあり、目的のための障害になったことは数え切れない。 そんな彼女は、これまでの世界では見られなかったような心の強さを手にして、最後は魔女化する覚悟をもって多くの参加者を守って死んだ。 その強さがかつての世界で表せたなら、どこかの世界のまどかを救うくらいはできたかもしれないのに。 美国織莉子もそうだ。 今更あの時の敗北についてとやかく言おうとは思わない。 だが、一体何の心変わりがあったのかは知らないが彼女の最後の行動は確かにまどかの命を救うためのものでもあった。 本来ならば感謝の一つでも投げはしたかもしれないが、今の自分にとっては。 「………」 自分の中に、矛盾と葛藤があるのを感じた。 もしも自分の手が届かぬ場所で死んだのであれば、それも止むなしと諦め、また彼女も救うべき存在としてこの身を動かすことができただろう。 しかし、今の自分にはあのまどか一人を救うための手は届く。 (私に、まどかを殺すことはできないでしょうね) それを幻視するだけで、かつてソウルジェムを砕いたまどかの姿が脳裏によぎって心を激しく揺さぶってくる。 「随分悩んでいるみたいね」 気配もなく隣に現れたアーニャに、それでも動揺を見せぬよう無表情に視線を向ける。 「警戒しなくてもいいのよ。今の私は、一応あなたの味方だから」 「……」 「気になる子でもいるのかしら?」 動揺を抑える。 「…」 「どうして分かったのって目をしてるわね。 だってあなたの顔、ナナリーのことを気にかけてる時のルルーシュと同じだったもの」 「はぁ…」 隠していても仕方ない、と息を吐く。 「キュゥべえは、私に接触を図ってきたことを考えたら少なからずあの儀式に対して干渉を行っていたのよね。 もしもだけど、私も干渉しようとしたら、許されるのかしら?」 「別に構わないと思うわ。 ―――と、言いたいんだけど、この段階であなたがしようとしてることを許すとなると少し宜しくないのよね。 そこまで許容するとなると、シャルルかアカギに聞くしかないと思うけど、流石に許してくれないでしょうね」 「………」 ほむらの中で思考がめぐる。 どうするべきか。 強引に行くべきか、それとも心を凍らせて諦めて彼女自身の可能性にかけるか。 前者はこれからの行動において最終目標に差し支える。 後者は心に大きな痼を残してこの先をいくことになる。 後者は個人的な問題だ。彼らに話したところで解決策など出るはずもない。 「だけど、無理ってわけじゃないと思うのよね」 小さく笑いながら、悩むほむらにアーニャは呼びかけた。 「私から言える条件としては2つね。 まず今現在、儀式は一時的な停滞期間になっているわ。積極的に人を殺せるような子達がいなくなってしまったんだものね。 キュゥべえの見立てだとここから状況を動かそうとするなら、彼らが私達の元に近づいてくるしかない」 「つまり、そのための行動だというのなら、多少は肯定されると」 「そうね。そしてもう一つ、こっちが重要になるんだけど」 そうして問いかけられるアーニャの言葉。 それにほむらは静かに頷く。 「何だ、そんなことなの」 「できるのかしら」 「できるわ」 告げられた課題を、異論を挟むこともなく受け入れた。 「ただ、その前提で動くなら少しだけ、私の計画の流れも変えなければいけないわ。 そこだけは了承してもらいたいわね」 ◇ 殺し合いの目的。 アカギやシャルルの狙う世界の想像。 それをなすための装置として、この儀式の核たる部分には最終兵器が備え付けられていた。 かつて多くのポケモンの命をエネルギーとして捧げて駆動させることで、兵器として世界を滅ぼしたと伝えられる兵器。 しかしキュゥべえにしてみればこれはとても非効率的なものだという見立てだったらしい。 多くの命を捧げてなしたことが一個体の生命の蘇生、そして何も生み出さない戦争による単純な破壊活動。 これに対しての改良を加え、効率を上げることとなったのがキュゥべえの最初の仕事だったという。 まず、ポケモンの命のみを捧げていたこれに対し人やその他の命も動力として使えるものに変更。 さらに焚べた命に対してのエントロピーを換算して出力を底上げできるよう、キュゥべえ達自身の持つ技術を導入。 これにより、殺戮兵器だったこの装置は世界の創造を成し得るものへと形を変えた。 無論、世界の創造となればそれだけのエネルギーが必要となる。 効率を上げたとはいえ、そのために何万、何億も必要かもしれない人間の命を回収することは不可能ではないが難しく、時間も膨大で妨害だって有り得る。 そこで無作為、しかし多くの因果を備えうるという者たちを厳選し、殺し合いをさせることでエネルギーの回収を目的としたのが、この儀式である。 これにはある世界で行われていた聖杯戦争という儀式の形式に一部倣わせているところがある。 このエネルギーを世界創生へと用いることでアカギ達の望む世界を作る。 更にもう一つ。アーカーシャの剣というものがある。 シャルルの持つ、神を殺す武器と呼ばれる装置。集合無意識に干渉し世界を作り変える役割を持っている。 この機能、Cの世界の法則を書き換える武器を合わせることが可能ならば、より広い世界へと干渉できる。 破壊されたはずの装置ではあるが、アカギの力を借りることでこの空間にて再現することができたのだ。 だが再現が限界。これを実際に動かすには鍵であるコードが足りなかった。 かといって敗北を認めて世界から弾かれたシャルルや別世界の住人のアカギにはコードを収集することはできなかった。世界が拒絶するのだ。 しかし、今ここにはそのコードを持っているほむらがいる。 ◇ 「それで、あなたをあの会場に送り込んでほしい、と」 「ああ」 そうキュゥべえが頼み込んできたのは手持ち無沙汰になったほむらが待機している間だった。 「現状で脱落者が出る可能性は低く、むしろ彼らがこちらに来る可能性の方が高いだろう。 だけど今からタイムリミットまで待ってしまうと彼らは余計なことをするかもしれない。少し頭が回る者が残っているからね。 ほどほどに手を加えておいた方がいいと判断した。アカギとシャルルにも了承してもらったからね、反対することは彼らに対する裏切り行為になるから気をつけてね」 「……」 横のアーニャに目をやると、小さく肩をすくめた。 どうやらここは逆らえないようだ。 「分かったわ。会場に繋がる空間の穴を作ればいいのね?」 「いや、そこまでは必要ないよ。アクロマが残した装置があるからね。 ただ転移先の座標が固定できないんだ。干渉遮断装置はそれほどに強力でね、パスがない状態から繋げるのが難しいんだ。 変なところに飛んでしまうと生存者に会うまで時間がかかってしまう。時短のための介入なのにそれはまずいからね」 「私が空間を繋げて送ってもいいのだけど」 「君が会場に対する干渉を行うのは今回が初めてだからね、不確定要素はできれば下げておきたいんだ。 介入実績があるアクロマの方が信頼性が高いんだよ、気を悪くしないでほしいけど」 「ならそのアクロマの装置自体から繋げられないの?」 「細かい調整を行う肝心なところがブラックボックス化されてて下手に手が出せないんだよ」 はぁ、とため息を一つ付くほむら。 最初の仕事がキュゥべえの手助けだという事実は気に入らないが、ここでごねたところで印象を悪くするだけだろう。 ほむらの身を包む衣装が黒いドレスへと変える。 その腕にかつて盾があった場所に装着された場所につけられた時計状の装置に手をやる。 「じゃあ、その空間を開きなさい。私のギアスで因果を確定されてあげる」 コードを受け継いだことでほむらに発現したギアス、それは因果を操る能力。 様々な可能性に揺れる世界を確定させることができる。端的にいえばそういうものだ。 一見強力な力に見える能力だが、手にして間もない力なこともあって制約が分かっていない。 そういう意味ではキュゥべえの懸念も当然だろう。 少なくともアカギやシャルルの力も合わさっている干渉遮断装置の内側には力を及ばせられないということは確認しているが。 「……」 時計の針が動いた瞬間、幻視したのは多数の糸が分岐するように広がった因果。 それが一本の糸に集約されていく形。 やがて目を開いた辺りで、キュゥべえが起動させた転送装置の先が見えた。 会場の中でもキュゥべえ達しか入ることができない場所の風景が映っているらしい。 とりあえずは成功したようだ。 「じゃあ、あとのことは頼んだよ。 これを通って会場に行くと僕のスペアもこちらには出せなくなるようだ。会場の制約が僕自身にもかけられてしまうからね」 「安心しなさい、一応あの場であなたに手が加えられないようにもしておいてあげたから」 「気休めだとは思うけど、一応信用させてもらうよ」 ピョンと穴の中に飛び込んでいき、空間に開いたワームホールは小さく消えていった。 「それにしても意外ね。あなたのことだから事故に見せかけて彼を次元の狭間に落として消すかもとも思ったのだけど」 「そこまで感情的には動かないわよ」 アーニャの軽口に答えるほむら。 それに、と更に言葉を続ける。 「キュゥべえに手が加えられないようにしたというのは本当のことよ。だけど、もう幾つかキュゥべえ自身に因果操作を加えさせてもらったわ。 少し私に都合のいいように動いてくれるようにね」 これも実験だ。 自分の能力がどこまで通じるのか。 いずれ来るだろう生き残った者たちとの戦いに備えて、己の能力を把握しておく必要がある。 「それにしても、キュゥべえもその考えに至らないとも思えないんだけど。少し迂闊だったんじゃないかしら」 「少し焦っているのでしょうね。あなたが自分では及ばない力を手に入れたってことに。 だから多少のリスクを飲んででも動こうとしてるのよ」 果たしてその言葉が嘘か真か、あるいは彼女自身も騙されているのか。 それを読もうとしたところでにっこりと笑顔を向けられてしまった。 読まれたのだと察し、やはりこういうのは向いていないと心中ため息をつきながら衣装を解除して座るほむら。 「さて、キュゥべえも向かったし次に動くまで少し時間があるわね。 せっかくだし少し親交を深めない?」 「断るわ。一人でいるのは慣れてるし、今後の段取りだって決めなきゃいけないし」 会話が好きではない。それにこの少女の姿をした女に苦手意識を持っていた。 できれば関わり合いたくない。静かに過ごしたいと思っていた。 利用できればいいと思っていたのだが、心中を悉く読まれているような気がする。 「もう、そうやって一人で抱え込んでワルプルギスを倒すためにどれだけ繰り返してるのかしら?」 「………うるさい、母親みたいなこと言わないで」 今の言葉には少しカチンとくるものがあったほむら。 「こういうことを言ってくれるような人がお母さんしかいなかったってところかしら?」 「そもそも私の親は今の私を知らない。今も病弱だった頃の私がいると思ってるわ」 徐々にアーニャのペースに入れられていることに、ほむらは気付いていなかった。 「そう。じゃあずっと一人暮らしだったってところかしら」 「あの頃の私と今の私はもう別物よ。だから親のことはもう片隅に置かれた記憶の一つでしかない」 「そう」 気がついたところで目の前にカップとコーヒーが置かれている。 間を取る何かがほしいと思い、具現化させたものだ。 疑うこともなく目の前に現れたそれに口をつけるアーニャ。 「あなたはそうやって過去を切り捨てたのかもしれないけど、案外過去ってどこまでいっても付いてくるものよ」 「………」 「例えばあなたを殺した相手が鹿目まどかを守って死んだことも気にしないようにしてたりとか」 「…………」 ほむらが一度に口に含むコーヒーの量が多くなった。 「私のことは置いていたとして、じゃあじゃああなたはその過去に囚われて生きるべきだというのかしら?」 「そうは言わないわ、というか囚われてたのはむしろ私達だもの。言う資格はないわね」 気がつけばコーヒーは空になっていた。 「そもそも説教とかじゃない、ただの雑談のつもりだけどね」 「ならこれで終わりにさせてもらうわ」 「こらこら。 確かに重要じゃないけど、そんな細かい積み重ねが人を変えるものよ。 少なくとも今生き残ってる参加者は、みんな大なり小なりそういったところに影響を受けている。 あなた自身が与えたものだって、ね」 「……」 敢えて言葉に対しての反応はしなかった。 ただ、数秒だけ瞳を閉じた。 「一般論はそうかもしれない。だけど。 それは、私の目的には必要のないものよ」 気がつけば、カップにコーヒーが入っている。 それを、静かにすすった。 「やっぱり、”時間”かしらね、問題は」 やはりこの少女の心に踏み入るには、時間が不足しているようにアーニャは感じた。 自分たちの使命、とは別にこの少女の行く末を見届けてみたいと思っているアーニャ。 しかしこの少女の心の壁の向こうを見るには時間が足りないだろうと感じていた。 キュゥべえが動いた以上、あと数時間単位のうちに状況は動くことになるだろう。 (ま、それまでできるだけのことはやってみましょうか) 目の前に復活していた、まだ熱がこもったコーヒーを一気に流し込んだ。 【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:健康、ギラティナと同化、魔女の力継承、悪魔化 [服装]:悪魔ほむらの衣装@魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語、ギラティナの翼、まどかのリボン@魔法少女まどか☆マギカ [装備]:ダークオーブと化したはっきん玉、変質したほむらの盾 [思考・状況] 基本:アカギ達に協力、ないし利用し最終目標のための手はずを整える。 1:アカギを含む皆の動向を見て動く。 2:キュゥべえの動きを見て、今の生存者に合わせて動く 3:アーニャがちょっと鬱陶しい 最終目的:“奇跡”を手に入れた上で『自身の世界(これまで辿った全ての時間軸)』に帰還(手段は問わない)し、まどかを救う。 [備考] ※はっきん玉はギラティナの力と魔女の力を完全に取り込み自身の因果と同調させたことでダークオーブ@魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語へと変化しました。 その影響でギラティナの能力を使用することが可能です。 ※ギラティナの体はRガス@名探偵ピカチュウによってほむらの精神を移された後、ギアス継承の反動を押し付けられたことで力が弱まりほむらの体内に取り込まれています。 ギラティナ自身の意識が弱まっただけの状態であり死んではいません。 ※ギアス能力について 腕の変質した盾についた時計の針を動かすことで、因果を操り固定することが可能です。 現状で分かっている制約としては、魔女の刻印が残っている影響で会場に対する干渉には強い制限がかかっているため現在の参加者への干渉はできません。 163 Why その理由 投下順に読む 165 消せない罪(前編) 時系列順に読む 160 第四回定時放送 暁美ほむら 169 I beg you マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 170 黄昏の騎士達の輪舞曲 161 ニャースとアクロマ・世界のカタチ キュゥべえ 165 消せない罪(前編)