約 6,940,508 件
https://w.atwiki.jp/omotojikkyo/pages/219.html
AA解説 AA < / ̄/ >< / ̄.  ̄/ > { ̄/ / / \〈∧〉 .ヘ<  ̄/ / ̄ > | .ハ / | / イ / | \.| ハ< _/ ̄/ ̄_,,.ノ ノ ̄/> / l/ | { フハ/|/ イ イ / イ ./ハ .}</ __  ̄// ̄ /.>∧ ;i l | l N ィ==x{ /l /L_イl / .} /<ー' ___ノ /  ̄/ / >l トl l、 ', ヘ|ゝ{ノ.cj \{.〃ィ=z\// ./_____ /< /____/ /__/ >l !ヘ!ヘヘ N 弋_ン ´{ノc jゝV/ / /'′< _ノ ̄/ / ̄/ .> / 从 辷ン ノ {___,イ''" /< / ̄ / / ゙ー-; . >./ ,.イハルl、 、´_ , __. -‐'' l// /<  ̄/ / / /ー--'゙ >/ / / ̄`ゝゝ_ ./ / ‐'Lr '′<. /__/ /_/ > l / | ./' j'" >' 主なコンボ ナイトウィ ザー ド
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/360.html
※ 柊蓮司がその少女と出会ったのは、初めて訪れた見知らぬ街での、ある日の早朝のことだった。 ※ 周囲の大気に充満する、肌を刺すような殺気。 澱のように沈殿する淀んだ気配が、足元から胸元までせり上がって来るような感覚に、ごくりと音を立てながら思わず生唾を飲み込む。 自分を格好の獲物と見たものか ――― 取り囲むように包囲の輪を狭めてくるのは、不恰好にねじくれた姿をした、到底人間のパロディーとしか思えぬような異形の姿をしたものどもだった。 あるものは二本足で直立する獣であり。 あるものは四肢の先端に巨大な鉤爪だけがグロテスクに強調されて生え揃った、四足歩行の“人間だったもの”。 見回せばそんな連中が、ざっと数十体。ぐるりと、自分のことを取り囲んでいるのである。 依然振り切ることの出来ない悪寒と吐き気は、目の当たりにした怪物たちの姿に違和感と嫌悪を覚えた所為ではない。この程度のクリーチャーとはかつて幾度も交戦を重ねてきたし、見てくれだけなら彼ら以上のおぞましいモノとも戦ったことがある。 だが ――― やはり、空気が濁っている。 やはり、大気に淀んでいるものがある。 かつて感じたことの無いこの感覚は、彼の戦闘能力を削ぐほど深刻なものではなかったが、それでも決して気持ちのよいものではない。 「なんなんだよ、こりゃ……エミュレイターじゃ、ねえのか……?」 彼 ――― 柊蓮司の口から、歯軋りと同時に疑問の言葉が漏れ聞こえてきた。 見上げた空には、燦燦と降り注ぐ太陽の光。紅い月は、見えない。 ただ、辺りを包む空気の“濁り”だけが、深々と降り積む雪のように濃度を増していた。 「んなこと言ってる場合じゃ、ねえけどよ」 脳裏を蝕む疑問を振り払うように、吐き捨てる。 手を虚空に差し伸べ、なにも無いはずの空間から彼自身の武器を引き抜いた。 魔剣の柄が。ルーンの刻まれた刀身が。 するり、するりとなにも無い空間から突如として現出する。 月衣から、文字通り魔法のごとくに剣を引き抜いた柊の動作に、異形どもがたじろいだ。 容易く蹂躙できる相手ではないと、獣の本能で悟ったのであろうか。 大上段に構えた剣に渾身の膂力を込め、大地に楔を打つように脚を根差した磐石の構えは、どことなく物語に聞く剣豪を髣髴とさせる。 言うまでもなく、数多の戦いを生き抜いてきた歴戦の猛者だけが持ち得る迫力と風格を、いまの柊蓮司は身に纏っていた。 「わけもわからず他所の街に放り出された挙句、また学校通い。しかも登校初日から戦闘とは、先が思いやられるぜ……」 闘気が膨れ上がり、剣気が鋭さを増し。 それでも口調だけは普段の彼がぼやくときの、いつもの口調で柊は言う。 身を包む淡いグレーのブレザーは、これからしばらく彼が通うことになった、任地である学園の制服だ。たしか、私立瀬戸川学園 ――― そんな名前だったはずである。 詳しい成り行きの詳細は割愛するとして。 相も変わらず飽きもせず、任務という名目で柊をこき使うことに微塵の躊躇も感じることのない銀髪の美少女によって、柊は目出度く二度目の学園生活を送る羽目となったのだ。 今回もご他聞に漏れず、連れてこられるまでの状況の詳しい説明は一切なし。街中をぶらついていたところを問答無用で拉致されて、連れて来られたのは毎度お馴染みアンゼロット宮殿。 宮殿の主たる“世界の守護者”は、 「これからするわたくしのお願いに、ハイかイエスで」 定番の台詞を最後まで言わずに、そのほっそりとした繊手を頭上に伸ばした。 途中で言葉を切ったのは、ただ単に恒例の儀式を端折っただけであろう。 最近では、こんなことまで手を抜きやがる ――― 後にこのときのことを思い出して、柊はひどく憤慨したものだった。 兎にも角にも、いつもの“お願い”の台詞を中途半端なところで切ったところで、天井からぶら下がった飾り紐を、少女 ――― アンゼロットはぐいっと思い切り良く引っ張った。 足元の床がパクリと音を立てながら底を抜き、異空間に浮かぶ宮殿から、柊の身体が宇宙空間へと思い切り放り出されたのは言うまでもない。 ウィザード固有の個人結界、『月衣』の存在がなければ到底できない暴挙に、 「アァァァァァンゼロットォォォォォっ! 憶えてやがれぇぇぇぇぇっ!」 これもまたお決まりの台詞を叫びながら、柊は真っ逆さまに母なる地球へと落ちて行った。 現地で協力者を募れ、と最後に笑いながら言い放ったアンゼロットが、ひらひらとハンカチを振りながら自分を見送る姿が視界の片隅に入る。 そして ――― お決まりの手順をお約束通りに踏み、見知らぬ街に叩き落された柊は、現地で待ち受けていたロンギヌスに新しい学生服を手渡され、任務の間、彼が住むアパートへと案内されたのである。 ならば初めからここの住所を教えてくれればいいものを、と内心アンゼロットに悪態をつくのだが、これもいまに始まったことではないことに改めて気づき、諦めの溜息を吐く。 「追って、任務の詳しい内容は連絡が入るかと思われます」 ロンギヌスの仮面の向こうから、そんな事務的な調子で言われると、もうぼやく気力も失せた。 どうして初めに任務の説明をしておかないのか、という愚痴も、この状況では今さらのような気がしないでもない。 こうして、なんだかんだでいつものように始まった新しい任務。 任務初日の朝を迎え、任地である瀬戸川学園への通学路を歩む柊は、さっそく異形のものの襲撃を受け、戦いに巻き込まれたわけであるが ――― 「なんだか訳のわからねえことだらけだ ――― ぜっ、と!」 刀身が閃き、その切っ先が空間を真一文字に薙ぎ払った。耳障りな絶叫と、血飛沫が上がる。 言葉と同時に振り払われた魔剣の一撃が、踊りかからんとした異形の一体の機先を制し、その胸元を切り裂いたのである。 訳のわからないこと ――― それはこの異形のものたちの存在である。 エミュレイターであれば、出現と時を同じくして空に昇るはずの紅い月が見えない。 周囲に展開されるはずの月匣の存在も、感じられない。 それなのにどういうわけか、この異様な感覚に満ち満ちた重苦しい大気は、所謂“結界”と同様の働きをしているようで、この戦いの喧騒が外部に漏れ聞こえている様子もないのである。 しかし、この状況をいちいち検証している余裕は、さすがの柊にもない。 とりあえず、こいつらをなんとかしなきゃな ――― そう思い定め、続く攻撃に備えるために剣の柄を握りなおした柊の視界に、そのとき突如として戦いの場に踊りこんできたものの姿が飛び込んでくる。 「……っ、おいっ! お前、こっち来るな! あぶねえぞっ!」 柊の顔が一瞬にして青褪めた。彼の視線が捉えたものは、ひとりの少女の姿である。 いったいなにを考えたものか。 その少女は、人外のモノたちと、それに対峙しつつ剣を構える柊の姿を見て、逃げ去るどころかむしろこちらへと駆け寄ってきたのである。 歳の頃は、柊よりも一つ、二つ年下であろうか。 少し長めの後ろ髪を襟足の辺りで簡単に結んだ、快活そうな顔立ちの少女である。 身に着けているものは、柊と同様の学校の制服。 これから彼が通うことになった、瀬戸川学園の女子制服である、と柊は瞬時に察知した。 「私も、手伝うよ!」 無謀にも、少女はそんな台詞を吐いた。 その瞳には強い意志の光。迷いのない、よく通る声音。だが、しかし。 「馬鹿ヤロウっ! こっち来るんじゃねえよっ!?」 つい、柊が叫んでしまったのも仕方のないことであっただろう。相手はなんといっても、見かけは普通の高校生の少女なのである。 (それに、あの手の顔つきと……この手の言動するヤツは ――― ) 困っているから助太刀しよう、大変そうだから私も協力しよう。 そうやって、考えなしに飛び込んでくるような性格に違いないのである。 柊は、普段の自分の言動は見て見ない振りをして ――― いや、彼のことだから本当に自覚がないのかもしれないが ――― 戦いの場に飛び込んできたこの少女に、随分と失礼な人物評を下したのだった。 (それにしたって、どう見てもここにいるのは化け物で、襲われている当の俺にしたって、物騒なモンを振り回しているんだぜ?) 内心でそうぼやく。 (現地の協力者……アンゼロットの言ってたウィザード……ってことなら納得だが ――― ) そうでもなければ危機管理意識のとことん欠如した、底抜けのお人よしだ。 普段、自分が朴念仁だの、後先考えなしの猪武者だのと周囲に思われていることなど、彼は完全に度外視している。人間、他人のこととなると物事がよく見える、の良い見本であった。 「おい、お前! 一応訊いとくが、ウィザードなんだろうな!?」 それならそれで、少女と共闘したほうが簡単に事を済ませることができる。 違うなら違うで、彼女にはやはりこの場は退場願わなければならない。 どちらにしても、彼女がウィザードであるかどうかはキチンと確認しておかなければいけないことであろう。 ところが柊の予想は悪い方向に当たったらしく。 「うぃざ………? なにそれ?」 こちらに走りこみながら、少女は柊にしてみれば最悪の返答をしたのだった。 きょとん、とそんな音が聞こえるほど。 ? というマークが目にも見えるほど。 ウィザードなんて私、知りません、とでも言うような、あまりにも朴訥そうな顔をして。 「だああああっ!? やっぱり来んなっ! 引き返せよ、おいっ!?」 叫んでも、もう遅かった。少女の意外なほどの健脚は、ベースボールで二塁を盗むランナーよろしく、戦いの輪の中に滑り込み ――― 結果として、むしろ柊よりも多くの人外に周囲を囲まれてしまったのであった。 訂正。 囲まれたのではない。 少女は、わざわざ化物たちの密集する地点に、頼まれもしないのに飛び込んできたのである。 最悪の想像が最悪の形で現実となり、柊の背筋に冷たいものが走った。 自分の戦いに、なにも知らない善意の第三者(?)を巻き込んでしまった。もしそれで彼女に怪我でもさせてしまったら。いや、それどころか命に関わるような危機に陥れてしまったとしたら。 「……っ、それこそ、悔やんでも悔やみきれねえだろーがっ!!」 叫んで、大地を思い切り蹴り。一足飛びに少女の立つ地点へと走る。疾風のごとく身を翻し、人外のモノたちの作る壁を突き抜ける。 鉤爪が。牙が。凶器のごとき長い尾が。 走る柊に襲い掛かる。 それを魔剣で受け流し、巧みなステップでかわし、それでも避けきれなかった幾つかの打撃を身体に受けながら。痛みによって漏れそうになる呻きを噛み殺して、柊は走った。 自分の身体の傷なんてなんということはない。それより一秒でも、いや何十分の一秒でも、あの人の良さそうな少女の前に立ち、自分が盾にならなければ ――― その想いだけで柊は走る。 しかし。 地の底から響くような咆哮と共に、少女の眼前に立つ化物のうち一体が、丸太のように太い腕を振り上げ、彼女の頭上へとその凶器を振り下ろした。 「くそっ、間に合わねえっ!?」 身を切るような思いと共に、柊が叫ぶ。同時に、また“あの悪寒”が肌身を刺した。 大気に満ちていく、微粒子のような不可視の異物。常識外の違和感。しかし、月匣やエミュレイターの放つ気配とは確実に異なる、未知の感覚。 そして、柊は気がついた。 その新しい違和感が、あの少女から発せられているのだということに。 「なにっ……!?」 思わず、柊の口から驚嘆の叫びが漏れる。 少女は、身構えていた。 けっして怖れることなく。背を向けることなく。 腰に溜めた腕の先端。虚空に開かれた手のひらに無数の輝きが生まれ、また収束していく。 それは次第に確かな形を形作り、輝きは美しい白銀へと色彩を変えていった。 光が濃縮され、凝縮され、生まれ出ずるその形は。 まさしく、柊が手にしたものと同じ ――― 一本の剣の形をしているのだった。 眩いばかりに光り輝く、一振りの剣。 それが、ウィザードのように月衣から取り出したものではないことは柊の目にも看破できた。 周囲の光源を意志の力で掻き集め、戦うための武器を作り出した ――― そんな形容が正しいような気がする。 あまりにも唐突な展開に息を飲む柊の眼前で、光の剣が煌いた。 耳障りな悲鳴と共に、瞬く間に胴体を両断される化物たち。 思わず安堵の息を吐きながら、柊が振り返りもせずに自身の魔剣を背後に突き出した。 ずぶり、と柔らかいものを貫く感覚。そして新たなる断末魔の悲鳴。 背後からの襲撃に、柊が無造作に繰り出した魔剣の刺突は、確実に彼に襲いかかろうとして迫り来た化物の急所を寸分狂わず刺し貫いた。 「ったく。戦えるなら言ってくれって」 頭を掻きながらブツブツとぼやく。そして、 「……まあ、文句を言うのはこいつらを片付けてからにすっか!!」 そう叫ぶと同時に駆け出した柊と、光の剣を振るう少女が、この戦いを終えるのに、そう長い時間はかからなかった ――― ※ 戦いは、思ったよりもあっけなく終結した。 少女を無力な一般人と思い込み、彼女を助けようと防御や回避を度外視して駆け出した際に、多少のかすり傷を負いはしたが、それ以降柊が負傷することは決してなかった。 また、少女は少女でこの手の戦いにはかなりの経験を積んでいるようで、怪我どころかわずかな汚れすら制服に負うこともなく、けろりとした顔をしているのである。 「おい、あのさ ――― 」 聞きたいこと、確認したいことは山積みである。 月衣に魔剣をしまいながら、柊が少女に声をかけた。 「あ、ごめん、ちょっとだけ待って」 そんな柊を手で制しながら、少女は謝りつつポケットから携帯電話を取り出し、どこかへと連絡を取り始める。言葉の端々に、「戦いに巻き込まれて」とか、「結構大惨事だよ」とか、「処理をお願いしたいんだけど」とか、そんな言葉が漏れ聞こえてきた。 おそらく、“この手の事情”に詳しい別の人間 ――― 事件の事後処理能力を持ったものか、そういった類いの人間や組織にコネのあるもの ――― と、話をつけているのであろう。 わずか四、五分で会話は終わったようで、ふう、と深い溜息をつくと、少女はくるりと柊を振り向いた。 「見かけない顔だよね? 制服も新しいし ――― って言ってもボロボロか ――― 、もしかして君、転入生?」 こちらから質問をぶつけようとした柊の機先を制するように、少女はそう言った。 なぜか、その瞳がキラキラと輝いている。期待に満ちた、というか、そんな目の色だった。 「お、おう……柊、柊蓮司ってんだ。今日から瀬戸川に通うことに……」 こちらに身を乗り出すほどの勢いで尋ねてくる少女の迫力にたじろぎながら、柊は『仮の身分』を名乗ることにする。同じ学園なら、今さら取り繕って適当なことを言うより、半分は本当のことを話しておいたほうが面倒はないだろう。 それに。 ウィザードではないにせよ、この少女がなにもないところから光の剣を生み出し、怪物を叩き伏せたのは事実なのだ。いずれにせよ只者ではないだろうし、現地でさっそく協力を仰ぐことの出来そうな人間と出会えたことは幸運であるかもしれない。 「やっぱり! 転入生なんだ!」 両手をぱちん、と打ち合わせ、彼女は実に楽しそうに、嬉しそうにそう言った。 「この街も来たばかりでしょ? 新しい学校にも慣れるまでは大変かもしれないよね? ね?」 俺が新しい環境に慣れるのが大変だと、なにがそんなに嬉しいのだろうか? 訝しむ柊などお構いなしに、少女は早口でまくし立てる。 「困ったことあったら、色々聞いてくれていいからね? それと、買い物代行、テストの準備に探し物、物の貸し借り、先生への交渉、なんでもやるよ?」 「お、おい待てよ ――― 」 「あ、お代は結構。いつか役に立ってもらえればそれでOK」 「そ、そうじゃねえって! 大体、お前、なにもんだっ!?」 なんだこの女は!? どうして俺の周りに居る女や、関わり合いになる女ときたら、どこかこう世間の常識を微妙に逸脱したり、浮世離れした連中ばっかりなんだ!? 新しい任地でさっそく戦闘に巻き込まれた挙句、最初に接触した人間が“こんな”一風変わった少女であるということに、柊はいつものことながら前途多難の空気を敏感に察知し、激しく落ち込んでいた。 しかし彼女が柊の内心の煩悶になど、これっぽっちも気づいた様子はなく。 「そっか。私の自己紹介がまだだったね」 屈託なく、朗らかな笑顔を満面に浮かべると、柊に向かって右手を差し出した。 それは多分、握手を求める仕草なのだろう。 差し出された右手と、少女のにこにこ顔を見比べていた柊の手を、少女はぐいっと無理矢理に掴みあげた。 あまりにも強引な握手である。 しかし、その一見図々しくさえ見られがちな行動も、彼女の持ち前の明るさのおかげか、決して悪い気分はせず、むしろその単刀直入さが好ましくさえある。 「私の名前は、七村紫帆。瀬戸川学園の何でも屋」 「なん……でも屋……?」 唐突に耳慣れない単語を聞かされて柊は硬直する。 七村紫帆と名乗った少女は、その笑顔をますます深めると柊の手を解放し、 「お役に立ちますっ!」 そう言って自信満々にサムズアップをして見せたのである。 これが ――― ウィザードである“魔剣使い”柊蓮司と、“オーヴァード”七村紫帆の、あまりにも唐突といえば唐突な出会いであった ――― ← Prev Next →
https://w.atwiki.jp/seirei_san/pages/719.html
ウィザードナイト ウルトラレア 必要魔力 18 近距離 俺嫁→ 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 4148 5627 9775 7000 誕生日 6月30日 身長 164cm 体重 51kg 3サイズ スキル 魔封斬り効果 大きなダメージを与えつつ一定確率でしばらくスキルを使えなくする強化後スキル 封魔の一閃効果 かなり大きなダメージを与えつつ一定確率でしばらくスキルを使えなくする 親愛度 コメント 低 修行の旅の途中であなたのウワサを耳にしました。あなたの力、あなたの行く末…私に見届けさせてくれませんか? 中 誰かのために尽くすこと…その想いはやがて大きな力になると聞きます。私は誰かを愛したことがないので、理解しかねますが… 高 私はマスターに個人的な感情を抱いてなど…なな、なんでそんな悲しそうな顔をするのですか!じょ、冗談です!冗談ですから、顔を上げてください! 嫁 …っ、いつもマスターからなので…そ、その、今日は私からキキ、キスを…してみたんです、けど…迷惑、だったでしょうか? 親愛度 セリフ 低 研鑽の毎日…得るものはたくさんあります 一流の魔法騎士になるには…まだまだ修行が足りません ふぅ…少し休憩しようかしら…? …マスター、寝癖がひどいですよ? 中 マスターとの旅は良い訓練になります 身だしなみに気を遣うのも魔法騎士の務めです この帽子は精神を落ち着かせてくれるんです マスター、よろしければ剣の相手をしてほしいのですけど… 高 うぅ、最近胸が少しキツく…って、今の聞いてたんですか!? マスターのせいで…修行に集中できません… マスター、あまりジロジロ見ないでください…は、恥ずかしいです… 付き合ってもらえますか…?しゅ、修行に…ですよ? 嫁 マスターのせいで私の心は…責任、取ってくださいよ…? …そんなに見つめても、スカートの中は見せませんよ…? 私、マスターに相応しい魔法騎士になれたでしょうか…? よ、夜は一緒に寝るんですか?別にかまいませんけど変なことしないで下さいね… ダ、ダメですよこんなところでキスなんて…!皆見てますからぁ…! スキンシップ後 朝 こ、こんなことで、私の気持ちが揺らぐとでも…? 夜 …っ、寝込みを狙うなんて卑怯です…マスター なでなで そ、そんなことされたら、修行ができません!もう、マスターったら… その他 誕生日 誕生日だろうと私は修行を…え、プレゼントを…頂けるのですか? 真冬のタイムデートの思い出 一流の魔法剣士となるため、日々研鑽を積むことが私の課題です。ですから真冬のタイムデートに連れてってもらえただけで十分です…そんな贈り物なんていただかなくても、私は幸せです… 親愛度・中ーコメント:誰かのために尽くすこと…その想いはやがて大きな力になると聞きます。私は誰かを愛したことがないので、理解しかねますが…/セリフ:マスターとの旅は良い訓練になります/身だしなみに気を遣うのも魔法騎士の務めです/この帽子は精神を落ち着かせてくれるんです/マスター、よろしければ剣の相手をしてほしいのですけど…/ -- 名無しさん (2014-08-23 20 13 33) 親愛度・高‐コメント:私はマスターに個人的な感情を抱いてなど…なな、なんでそんな悲しそうな顔をするのですか!じょ、冗談です!冗談ですから、顔を上げてください!/セリフ:うぅ、最近胸が少しキツく…って、今の聞いてたんですか!?/マスターのせいで…修行に集中できません…/マスター、あまりジロジロ見ないでください…は、恥ずかしいです…/付き合ってもらえますか…?しゅ、修行に…ですよ?/ -- 名無しさん (2014-08-23 20 14 27) 誕生日:6/30 身長:164cm 体重:51kg/スキンシップ後・朝:こ、こんなことで、私の気持ちが揺らぐとでも…? -- 名無しさん (2014-09-06 00 03 14) 親愛度・嫁ーコメント:…っ、いつもマスターからなので…そ、その、今日は私からキキ、キスを…してみたんです、けど…迷惑、だったでしょうか?/セリフ:マスターのせいで私の心は…責任、取ってくださいよ…?/…そんなに見つめても、スカートの中は見せませんよ…?/私、マスターに相応しい魔法騎士になれたでしょうか…?/よ、夜は一緒に寝るんですか?別にかまいませんけど変なことしないで下さいね…/ダ、ダメですよこんなところでキスなんて…!皆見てますからぁ…! -- 名無しさん (2014-09-06 00 04 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ragmaswiki/pages/40.html
ウィザード 概要 魔法攻撃特化型の職業。 属性攻撃が得意で、火力が高い半面防御力は低いのでオート狩りの際は注意が必要。 装備可能武器は杖と短剣。下位職はマジシャン、上位職はハイウィザード。 ステ・スキル・育成プラン 主観でもいいのでステ振りや型の紹介など スキル スキルツリー <スキルツリー画像> 一覧 名前 最大Lv 性能 備考 マジッククラッシャー 5 敵単体に無属性物理ダメージ ファイアーボール 10 敵単体とその周辺の敵グループに火属性魔法ダメージ サイト 1 周辺の隠れている敵ユニットを探索。 ゴースト系は探索不可 サイトラッシャー 10 サイトを利用して敵ユニットをノックバック 周囲の敵ユニットに火属性魔法ダメージ ソウルドレイン 10 MaxSPアップ 敵ユニットを一体倒すたびに自身のSPが回復 パッシブスキル エナジーコート 5 物理ダメージ軽減 魔法ダメージアップ ストームガスト 10 指定範囲に水属性魔法ダメージ ノックバック ユピテルサンダー 10 敵単体に風属性魔法ダメージ ロードオブヴァーミリオン 10 指定範囲に風属性魔法ダメージ 確率で暗闇 ヘヴンズドライブ 10 指定範囲に地属性魔法ダメージ スキル詳細 スキルA 説明文 スキルB 説明文 スキルC 説明文 狩場考察 転職~20Lv:下水 20Lv~25Lv:迷宮の森 25Lv~35Lv:沈没船、幽霊船、伊豆D 35Lv~45Lv ゴブリン村、ミョルミール山脈
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/203.html
紅い満月が昇るとき、世界は否定され 世界が否定されるとき、銀の雨が降り注ぐ ファー=ジアース、それは常識によって成り立つ『世界結界』で覆われている世界。 この世界には、世界を守る二つの存在がある。 一つは、常識を遮断することによって力を発動する『ウィザード』。 そしてもう一つは、異世界から流れてくる物質『詠唱銀』を受け入れ力を発動する『能力者』。 「月匣!?いや違う、これは!?」 「君も能力者!?でも…何か違う…?」 「ここは、共同戦線と行こうじゃねぇか…!!」 奇妙な雨の中出会ったのは、古代のエミュレイターの力を使う 不思議な訛りの少女。 常識の向こうの世界で起きた非常識、その次の日 アンゼロットの依頼で、柊蓮司はとある学園へ転校することとなる。 「柊さん、貴方にはとある学校へと転校…という名目で潜入して頂きます。」 学園の名は、銀誓館学園。 「おい、俺先月卒業したばっかなんだが…」 「学年は、高校1年でいいですよね♪」 「まてえぇぇぇ!!!」 ← Prev Next →
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/1599.html
1282919258562.jpg 賞金稼ぎ( Bounty hunter ) テンガロンハットにロングコート、スカーフからブーツまで全身黒尽くめの男 人間、本名・年齢不詳、喋らない .458ウィンチェスター・マグナムを使用する 巨大なダブルアクション・リボルバーを携える 常人では扱いきれない銃を軽々と使いこなすことから 魔法使いのようだということでウィザードと呼ばれるようになった ちなみに弾丸の威力が強すぎて賞金首の顔が分からず金が払われないこともある ∥幻想西部劇
https://w.atwiki.jp/chococornet0000/pages/14.html
◆ ウィザード ◆ 魔法系職の火力専門。 特に単体攻撃力には優れていて 範囲攻撃で一気に敵を殲滅させることも。 基本の攻撃ステータスは、INTとDEX。 よく使うスキルと相談してステータスを割り振ってみましょう。 サブ職としては圧倒的人気は【プリースト】 ウィザードは脆さもあるために プリーストで回復をすることで安定して火力を出すことができます。 また、PTでは火力ときどき回復の役割も可能に。 ◆ スキル ◆
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/447.html
エピローグ 数日後、学校の屋上。 「ふぁああ~。眠い・・・・・。」 屋上で明はあくびをしながら昼寝をしていた。 執行委員と協力関係を結んだとは言え、それはデビルマンの身分を証明する為のものであり、 基本的に明は一人で動いていた。 昨日も、夜中にどっか別の世界のモンスター達と戦って一人寝不足である。 ぐ~、と腹の虫がなった。 そういえば朝から何も喰ってない・・・・・。 「腹減った~。」 「明様。軽い物ですが、お食事をお持ちいたしましたわ。あとこちらに食後のコーヒーも。」 そう言ってエイミーがホットサンドウィッチのセットを持ち出す。 月衣にでも入れていたのか焼きたてのままのサンドウィッチは明の胃を激しく刺激していた。 「おう。・・・・悪いな。」 そういって起き上がり、もぐもぐと食事を始める明。 朝から何も入れてなかった胃にハムサンドの味が染み渡る。 「・・・・・うん。うまい。」 「それはよかったですわ。」 明の横でコーヒーをカップに入れているエイミー。 「・・・・・・ところで、・・・・・・・・なんでお前がここにいる!?」 明がエイミーの存在に疑問を持ったのはサンドウィッチを全部平らげ、食後のコーヒーもしっかりいただいた後であった。 よっぽど腹が減っていたらしい。 「あら?ルー様がおっしゃってませんでしたか? 私“誘惑者エイミー”は意地でも明様を堕としてみせると」 たしかに、意地になってるとか何とか言ってた気がする。 前回の事件もエイミーの独断だったわけだし。 「・・・・・・確かに、前回の私は、いささか急きすぎていましたわ。 ですから・・・・・・今度こそ、じっくりと誘惑し堕とさせていただきます。」 覚悟してくださいましね?と笑顔で告げてくるエイミー。 「・・・・・・いや、なんというか・・・・・。まあいい。勝手にしてくれ。」 「ええ、当然、勝手にさせていただきますわ。」 どうせ何をいっても、エイミーのでかい面の皮を破ることは出来まい。 それに正直・・・・・飯作るのとか面倒くさいからありがたいし・・・・。 (・・・・・・・・・・って!まずい!!それじゃあ完全にコイツの思う壺じゃねえか!!) 慌てて考えなおす明 「おい!」 しかし・・・・・ 「ところで明様。あの者がウィザード達とまたなにやら関わっているようですが?」 あっさりと別の話題をとりだすエイミー 「ん?そりぁあムツミの奴はウィザード達と行動してるはずだし当然なんじゃあ?」 ムツミはウィザード達に協力を惜しまずこの世界を守り続けている。 ちょくちょく自分を揉め事に引っ張り込んでくるのが悩みどころだが、 まあいつもの事なんじゃあ・・・・・・・・・っ!!ってちょっと待て!!!!!!!! 「ま、まさか・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!」 嫌な予感が走る・・・・・・たしかに以前はムツミはウィザード達と一緒には行動していなかった。 だが、手を貸したウィザードの中には、今まで個人的にムツミと交流を続けていた者達も少しはいたのだ。 しかも、ムツミに共感した連中が・・・・・ 「まずい!!!!!!!!!!」 あいつ等!!『アレ』を実現するつもりだ!!!! 別にあいつ等が勝手にやってるならかまわないが、自分をその仲間に勝手に加えられては困る!!!!! 今まではムツミが大っぴらに表舞台で動けなかったから実現してなかったが!!!!! 「明様?」 「どこだ!!!!あいつは今、どこに居る!!!?!?!?」 「え!?えっ、ええ。私の下僕の話では『まじしゃんず=あかでみぃー』の方に向かったとか・・・・・・」 「ちっ!!また人の多い面倒くさいとこに!!!間にあえよ!!!デッ!!ビイイイイィィ!!!!ルゥッ!!!!!!!!」 言うが早いか、デビルマンに変身して慌ててまじしゃんず=あかでみぃーの方に飛んでいく明 「デビルウイィィィィング!!!!!」 「あ、明様!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・行ってしまわれた。・・・・・・・・・誰かに見られたらどうするつもりだったのかしら?」 まあ、それならそれでエイミーとしてはありがたいが・・・・・・・・ エイミーの疑問に答える事無くデビルマンはまじしゃんず=あかでみぃーの方に飛んでいってしまった。 その頃、まじしゃんず=あかでみぃーは(ある意味で)世界の危機に瀕していた 「ふ、ふふふふふ!!!!!!は~はははははははははは!!!!!!!!!!!!!!」 「なぁぁぁ~はっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!!!!」 「わあ~はっはっは!!!なのである~~!!!!」 やたらテンションの高い人達(主に男二人)のせいで・・・・・・ 学園に三人の笑い声が響く はっきりいって凄くうるさい。 「よ~し、いい笑いだ!!!タナロット君!!!!!! さあ!!!この私の最新兵器!!!!『ミミガー00ライザートランザムすぺしゃる』を使って この学園中を!!いや!!!!学園世界中をケモノミミで埋め尽くすのだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 暑苦しい叫びを上げながら学園の教授の一人・・・・ ケモノミミに命を掛ける漢フランクラム・シュタイン教授が生徒の一人タナロットに命令する。 「らじゃ~なのである!!!!!」 元気よく教授の作り出したミミガー00ライザートランザムすぺしゃるの砲台を背負うタナロット ・・・・・・・・あきらかに何やってるかは理解していないだろう。 ミミガー00ライザートランザムすぺしゃるに自らの有り余る魔力を エネルギーチューブを通して充電していくタナロット 「よぉぉ~し!!!いいぞぉ~!!!!タナちゃん!!! 魔力の調整は任せろ!!!!」 そう言いながらタナロットの後ろで計器をガチャガチャやっているのは最後の一人佐久間榮太郎 萌えキャラをこよなく愛し、萌えに命を掛ける漢であり、トラブルに首を突っ込んでさらにしっちゃかめっちゃかにしてしまう トラブル・ブースターでもある困った奴・・・・・・ちなみに、一応こんなんでも学園の準教師である。 「そう!!!!我がミミガー00ライザートランザムすぺしゃるの力とタナロット君の魔力が重なればぁ!!! 学園世界中をケモノミミの楽園にすることなど!!!!! 巨神兵が世界を焼き尽くすよりも簡単な事だああぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」 「お~う!!!今だ!!!火を放て!!!!である!!」 ・・・・とりあえず凄いらしい。 「むっ!!!シュタイン教授!!!!執行委員達が来たようだ!!!!!!」 ドタドタ!!!といろんな武器を掲げながら執行委員達がこちらに迫ってくる。 まあ、こんだけ騒いでれば誰だって気が付くと言う者だろう・・・・・。 「ふん!!我々の崇高な野望。ケモミミ帝国の建国を阻む愚か者共め。 佐久間君エネルギーは!?」 シュタイン教授の問いに、グッ!っと親指を突き立てて力強く答える榮太郎!!!!!! 「エネルギー循環率100%!!!!!いけるぞ!!!!タナちゃん!!!!」 「よ~し!!!タナロット君!!!!我が野望の邪魔をする愚か者共に正義の鉄槌を下すのだぁぁぁ~!!!!!!!!」 シュタイン教授がビシィ!!!と執行委員達の方を指差して叫ぶ!!!! 「了解である!!!ケモミミライザーふるば~すとおおぉぉぉ!!!!!!」 実に楽しそうに執行委員達にミミガー00ライザートランザムすぺしゃるの攻撃をぶつけるタナロット ・・・・実の所タナロット自体並の存在ではなく『未分化魔神』と呼ばれる存在である。 そんなもんの一撃をまともに耐えれるわけも無く・・・・・・・ 「「「「「「「「「うわあああああぁぁぁぁ~~~~~~~~もうだめだ~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」 ケモミミライザーの一撃が放たれたあとその場に残っているのは・・・・・・・ 「ぎゃ~!!!!耳が~~!!!!耳が~~~~!!!!」 「なんで豚ミミなのよ~!!!!!!」 「み、皆落ち着くんだにゃ~。気をしっかり持つんだにゃ~!!!!」 「にゃ~にゃ~うるさいワン!!!!!!静かにしろワン!!!!!!!」 「ってまずいですよみぃ~。だんだんなんかしゃべり方も動物っぽくなってきたですみぃ~~!!!!」 「あっ!なんかドックフ~ド食べたくなってきた・・・・・。」 「マ、マタタビが~!!マタタビがよう~!!!マタタビが足りね~んだにゃあ~!!!!!」 「ヒヒ~ン!!!私は馬です~。もっと罵ってください~!!!」 「いや~猫的には、ネコミミ仲間が増えるのはグレートキャッツビレッジ的にもハッピ~にゃんだけど~。 イヌミミだけはノ~センキュ~。こう~なんてゆうか?カレー的な意味で?」 「ガウ!ガウ!!ガア~!!!!(みんなおそろい~!!)」 「うっほっほ!!!ほっほっほっほ!!!!!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ゴリラ!!!!フレディー!!!!!!!!ちぃ~まずいぜ。うっ!!!俺もだんだん・・・・・体がメカっぽく!!!」 「いや、君たち変わらないでしょ」 完全に阿鼻叫喚の図とかしたケモミミ人間達の姿 先ほどの一撃の範囲・・・・・少なくとも直線で十キロはこれと同じ光景が広がっているだろう。 まあ、元から動物だったり、動物みたいなもんだったり、そもそも生物じゃないものには効いてないようだが 「か、完璧だぁぁぁぁああああ~~~~!!!!!」 「やりましたね!!!シュタイン教授!!!!!!」 「うにゅ??」 「うむ!これも二人が私に協力してくれたおかげだ!!!! さあ!!このまま一気に学園世界をケモノミミの楽園に作り変えてしまおう!!!!!!!」 「おう!!!!!」 「う~みゅ。よくわかんないけど・・・・・楽しそうだからいいのである~~!!!!!」 ケモミミライザーの威力に満足し、さらに学園世界すべてに進軍しようとするバカ三人 しかし・・・・・・・ 「よ~し!みんな!!いくよ!?」 学園の塔の上に隠れていた4人の影の一人が答える 「ああ!!!いよいよだぜ!!!みんな!!!準備はいいか!? ピンク!!ホワイト!!」 4人の中の一人、この中で唯一の男である少年が残りの二人に問いかける。 「・・・・・ね、ねえ。やっぱりやめない?」 ホワイトと呼ばれた少女が恥ずかしそうに答える。 「なにを言ってるんだよ。ホワイト!!あんな悪い人達、放っておけないよ!!その為に私達が居るんだから!!」 ピンクと呼ばれた少女がそれに反論する。 「い、いやあのね、マ「ピンク!!!」・・・・・はいはい。 ほら、まだグリーンも来てないし・・・・・それに、私ホワイトって言っても、ただ普段着が白いの多いだけで別に・・・・・」 「大丈夫!!!胸に熱い正義の炎があれば!!!キミは立派なホワイトになれるよ!!!!なあピンク!!!ブラック!!!」 「「うん!!!レッドの言うとおりだよ!!!!さあ!!!!!!!!!」」 そう言いながらホワイトに手を差し出すブラックとピンクの二人 ・・・・・これだけ騒いでるのにばれないものだろうか? まあ、下は下で騒がしいわけだし。 「それにグリーンなら大丈夫!!!!こっちに飛んできてるのを感じるから!!!!!!」 ブラックと呼ばれた少女が追い討ちを掛ける。すでにホワイトに逃げ場はない。 「う、うう~~。(誰か助けて~)」 元々親友であるピンクの付き添いで巻き込まれたようなものである。 彼女だけが乗り気でないのは仕方ない。 もう一人・・・・グリーンと呼ばれる彼が来てくれれば、止める事も出来たかも知れないが・・・・・・間に合いそうもない。 既に、レッドが下の三人に向かって叫んでいた。 「待て!!!悪党共!!」 「うん?」 シュタイン教授達がその声を聞いたのは、学園の外に出ようと校門前に移動した直後である。 周囲にはケモミミライザーの一撃を喰らった者達が、完全に動物になりきってゴロゴロしている。 「己の欲望のために人々をケモミミにしようとする悪のケモミミ帝国!!! お前達の野望も此処までだ!!!!!!!」 「な、なんだ!?」 「お~!!!!なんだかわからないけどかっちょいいのである!!!」 「くっ!!!私の夢が悪だと!?だれだ!!?姿を見せろ!!!!」 シュタイン教授が叫ぶ!!! 「私達なら!」 「ここにいるよ!!!」 「何!?」 「!!!上だ!!アカデミィーの塔の上だ!!!」 「くっ!!!逆光で何も見えん!!!!!」 「ふん!!心配しなくても今からそっちに行ってやるよ!!!!!トウ!!!!」 そういって4人の内の一人が真っ先に飛び降りる!!! 「私達もいくよ!!ピンク!!!!ホワイト!!!!トウ!!!!!!!」 「うん!!!!行こうホワイト!!!!!!トウ!!!!!!!!」 「はぁぁぁぁ。しょうがないな~。もう!!!!!!」 そういって次々と飛び降りてくる残り3人 「「な!?」」 「おお~~!!!」 普通なら自殺行為でしかないこの行為だが、彼等・・・・『ウィザード』達には関係ない!!!! 呆気に取られている教授達三人の前に降り立ち、それぞれのポーズを取るレッド達!!! 「ジャスティス=レッド!!山瀬京介!!!!!!」 「ジャスティス=ブラック!!ムツミ=アマミ!!!!」 「ジャスティス=ピンク!!蘭堂舞!!!!!!!!!!」 「・・・・ジャスティス=ホワイト。朔野美景・・・・・・」 「「「我等!!!!超☆正義戦隊『真・ジャスティスV』!!!!!!!!」」」 ドド~ン!!!!と4人の背後で爆発が響き、彼等の名乗りは終了した。 『ジャスティスV』それはかつてウィザードの一人山瀬京介が所属していた だが、互いに譲らないその激しいまでの正義性故に、わずか一日で解散した伝説のウィザード部隊である!! その存在は、しばしば失われた過去として扱われ、人々の間から忘れ去られていった・・・・・ しかし!ここに京介とその新たな仲間のもとジャスティスVは新たな組織『真・ジャスティスV』として蘇ったのである!!!! ・・・・・・ちなみに・・・・・『中坊戦隊』ではないのは京介が中学を既に卒業しているからである。 「お~かっこいいのである!!!!すごいのである!!!!!」 パチパチパチ!っと無邪気に感心して彼等に拍手を送るタナロット しかし・・・・・ 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」 残りの二人は思いっきり胡散臭げな目を向けていた。 「ほ、ほらぁ~。だからやめとこうって言ったんだよ。あの人達、呆れてるじゃない。」 ホワイト=美景が恥ずかしさから顔を真っ赤にしてピンク“蘭堂舞”に詰め寄る。 「あれ~。おっかしいな~????」 ピンク=舞も予想外に反応が薄いのに困惑していた。 「大丈夫!!きっと俺達のあまりのジャスティス性に声もでないんだよ!!!」 自信満々にレッド=京介が言い切る。 「その通り!!!と、いうわけで!!!貴方達のたくらみもここまでだよ!!!! 覚悟しなさい!!!!!」 ブラック=ムツミも京介に同意して、もう一度シュタイン教授達に向かって宣言する。 だが・・・・・・ 「・・・・・・違う」 ボソリ、とシュタイン教授が呟く 「「「へ?」」」 「・・・・・・だから・・・・違うって。」 榮太郎が、むしろ可哀想なものを見る目で教授に続く 「大体ね?おかしいじゃないか?なんでVなのに4人しかいないんだよ?」 「「「!!!!うっ!!!!!」」」 「・・・・だから言ったのに。」 やれやれ、と呆れながら美景が呟く 残りの三人は、まさか行き成り核心を突かれると思っていなかったのか衝撃にたじろいでいた。 「Vなんだろ?Vなんだよなあ?Vってことは5人じゃないの~?な~んで4人なのよ?ん~? 俺が間違えてんのかなあ~?」 「い~ち、に~、さん、よん!大丈夫4人しかいないのである!!」 「だよねぇぇぇぇ??なんで4人なのかなぁ~???ジャスティス『V』さん???」 榮太郎がいやらしい笑みでジャスティスVに詰め寄る。 「そ、それは!!ちょっとグリーンが遅れてるだけだ!!!! グリーンがくればちゃんと5人になるんだよ!!」 京介が反論する。どっちにしろレッド、ピンク、ホワイト、ブラック、グリーンとかなりバランス悪いのだが・・・・・ しかし 「ふ~んそう。でもさ・・・・・・・・」 榮太郎がさらに詰め寄る。 「な、なんだよ!?」 「戦隊なのにさあ・・・・・な~んで5色のスーツ着てないのかなぁぁぁぁ~~~!!!!!」 「「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」 ひぃ~ひひひひひひいひひ!!!!!! と、とても嬉しそうな笑顔で止めを刺す榮太郎 そう、ジャスティスVの面々はいつもの格好・・・・・・輝明学園の制服で現れたのである。 はあぁぁぁ。とため息しか出ない美景。 「そ、それは・・・・・」 「うううう。ま、まずいよレッド、ブラック、ホワイト。ジャスティスV始まって以来のピンチだよ!?」 「・・・・・舞ちゃん「ピンク!!!」・・・・・ピンク。始まっても何も、今日初めて出てきたばかりでしょ?」 「うう!!どうしよう!!!そうだ!!!この制服がユニフォームだって事にすれば!!!!」 「いや、それもまずいよピンク!!!だってグリーンは他の学校の学生だし!!!!」 「くそう!!!こんな所で俺達のジャスティス性が試されるなんて!!!どうすればいいんだ~!!!!!」 「・・・・・・なんか、ほんとにgdgdだなキミ等。」 「・・・・ええ、まあ。お恥ずかしい事に・・・・」 すばらしいまでのgdgdぶりにあきれ返る榮太郎。 美景も思わずそれに同意する。 敵前の目の前で作戦会議を繰り返す戦隊という、かなりシュールな光景が繰り広げられていた。 「・・・・・・・まあいいか。さあ!!シュタイン教授!!!!!タナロット!!!!!!!! ミミガー00ライザートランザムすぺしゃるの再チャージはぁ!!!!!!!!!!??????」 「「「え!?」」」「・・・・え?」 榮太郎が突然後ろを振り返り、シュタイン教授に聞く。 驚いているジャスティスVの面々を置いて、 シュタイン教授がグッ!!!!と指を立てて答える。 「超オッケエエェェェェェ!!!!!! いつでも発射できるぞ!!!!!」 「準備OKなのである~!!」 そう言うタナロットの背負っているケモミミライザーの銃身は思いっきりジャスティスVの方を向いていた・・・・・ 「「「「えええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」」」」 「な~はっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!!!! 愚かなりジャスティスV!!!!!俺が貴様等の気を引いている間にエネルギーの再チャージをしていたのだ!!!!!! さあぁぁぁぁ!!!!貴様等もケモミミになってしまえええぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!! そして!!!俺達を萌えさせろおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!」 「よ~し!!!タナロット!!!!!キミが勝利の鍵だあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」 「よ~し!了解である!!」 ニコニコとケモミミライザーを発射しようとするタナロット。 この距離ではジャスティスVに逃げ場はない!! しかも・・・・・・ジャスティスVのメンバーはほぼアタッカーであり・・・・・ぶっちゃけガードが苦手だった!! 「ま、まずい!!!!」 「逃げられないよ!!!!!!どうしよう!?!?」 「と、とりあえず私が月匣を展開して!!!!!」 「だめ!!!間に合わない!!!!!」 ジャスティスVの叫び虚しくケモミミライザーの魔力が彼等にも降りかかろうとしていた 「ひっさ~つ!!ケモミミ~」 ・・・・・その時!!! 「ライ「デビルカッター!!」ざ、あ?・・・・・・うにゃ?」 ぷしゅうぅぅ~~。と ミミガー00ライザートランザムすぺしゃるとタナロットを繋いでいたエネルギーチューブが切断されて そこから、チャージされてた魔力が風船の空気みたいに抜けていく。 「なああぁぁぁぁ!?!?!?ミミガー00ライザートランザムすぺしゃるがああぁぁぁ!!!!!!!!! 俺達の希望があああぁぁあ!!!勇気の証がああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 シュタイン教授の悲鳴が轟く 「ば,馬鹿な!!!エネルギーチューブだけを狙うなど・・・・・。何ものだ!!!」 「む~!これ動かなくなったのである~。」 榮太郎が衝撃波の方向、遥か上空を睨みつける。 そこにいたのは・・・・・・・ 「貴様は・・・・・・!??」 「「「ジャスティスグリーン!!!!!!」」」 「だれがグリーンだ・・・・・。」 ジャスティスVの三人の叫びに頭を抱えながらデビルマンが言い返す。 ふとホワイト=美景の方を見るとジェスチャーで“止められなかった。ごめんなさい”と詫びて来ていた。 やっぱり間に合わなかったらしい・・・・・。 山瀬京介、蘭堂舞、朔野美景の三人は、執行委員達からなるべく隠れていた頃に偶然出会い、互いに協力し合った仲だ。 その時、京介と舞、ムツミがやたら意気投合して、いつかやろうとしていたのがこの『真・ジャスティスV』というわけだ・・・・ 美景と二人何とか止めようと、せめて俺たちと関わらない所でやるように説得したが・・・・・・・・・・・無駄だったらしい。 「くそうっ!!!!!よくも俺達の夢をおおおぉぉぉ!!!!こうなればぁぁぁ~。 ・・・・・・・・・タナちゃん!!!!!!や~っておしまいなさい!!!!!!!!!」 「アラホラサッサ~~である!!!」 いうが早いがタナロットがエネルギーチューブを取り外しいつもの軽装な衣装でこちらに向かってジャンプしてくる!!!! だが・・・・・ 「・・・・・・・・・」 更に高くまで上がるデビルマン 「はにゃ??」 ひゅ~~んと落下していくタナロット・・・・・地面に付いたらまたジャンプしてくる。 飛ぶタナロット・・・・・避けるデビルマン・・・・・落下していくタナロット・・・・また飛ぶタナロット・・・・・・ 「しぃまつったあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!! 空中戦闘用のロケットウェポンぐらい用意しておけばよかったああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」 「なああぁぁぁんてこったああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 ぴょんぴょん飛んでるタナロットを尻目に馬鹿二人が、頭を抱えて叫んでいた。 それを呆れた目で見ているデビルマン。 「むうぅぅぅ!!卑怯であるぞ~!!!正々堂々と降りてきて勝負するのである~!!」 タナロットが下で喚いているが、あんな子供とやりあう気はない それに・・・・・ 「・・・・・・・・お。どうやらここの『用務員』がやっとここまで来たらしいな・・・・・。」 ニヤリっ、と珍しく悪魔らしい顔をしながら榮太郎達に向かってある忠告を行う。 「別に戦ってもいいんだがな。・・・・けどいいのか?ぼやぼやしてると用務員がここにやってくるぞ?」 「「えっ・・・・・???!!」」 榮太郎とシュタイン教授の顔が固まる。 更に・・・・デビルマンは周囲で完全に動物になってるケモミミ人間達を見ながら・・・・・・ 「なかなかおもしろい事をしてたらしいが・・・・・・さて『ヤツ』はどうなっているのかな?」 「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」 と、とんでもない事を言ってくるデビルマン 「「「「?????」」」」 「お~い!!なんでもいいから降りてくるのである~!!!」 事情が分からないジャスティスVのメンバーとヤバさに気が付いていないタナロットを傍目にみながら 「さて、俺もあまり、あんなのと関わりたくないからな・・・・・さっさと退散させてもらうぜ。 ジャスティスV!!!お前等も早く逃げた方がいいぞ!!!」 「「「「へ?」」」」 「じゃあ、おれは注意はしたからな!!!デビルウィーング!!!!!!!!」 「あ~~~!!待つのである~~!!!!!!」 「あ、ちょっと!!!!」 一目散に去っていくデビルマンとよっぽど相手にされてないのが悔しく それを追って去っていくタナロット・・・・・・まあ、タナロットは飽きたらすぐに戻ってくるだろうが・・・・・・ 「・・・・なんなんだ?一体???」 「さあ??」 京介と舞が頭を捻る 「デビルマン・・・・急いでたみたいだったけど?」 「うん。それに早く逃げろって・・・・?」 美景とムツミもなんの事かと頭を捻る。 「・・・・まあとにかく!!この機械を破壊しないと!!」 「うん!!そうだね!!!」 と、ジャスティスVの面々がミミガー00ライザートランザムすぺしゃるを破壊しようと各々の武器を月衣から取り出した ・・・・・・・・ちょうどその時 「あっら~~ん。何か騒がしいと思って来てみれば~~!!!!! なんてかわいらしい格好で吾輩を向かえてくれるのかしら~~!!!! もう!!!!!吾輩その格好見てるだけでイっちゃいそう~~!!!!」 きゃ~~!!と気色悪い野太い悲鳴を上げながら・・・・・・ナニカガヤッテキタ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何だ? 何だあれ・・・・・?・・・・・・・・・何なんだあれ!!! それは、6対の純白の羽を持っていた。 それは、一般の人間が想像するような天使のリングを頭に付けていた。 それは、やたら盛大なファンファーレと共にやって来た。 それは・・・肉だった。 ただの肉ではない。・・・・・・筋骨隆々としたムキムキマッチョマン。 しかもそれがやたらとピッチピチのスパッツを穿いて下腹部のへその辺りから鈴をたらして くねくね腰を振りながらこっちにやってくるのだ!! おまけにさっきのケモミミライザーをしっかり喰らっていたらしく その頭には美しい豹柄のネコミミと尻尾がしっかりと付いていた・・・・・・・・。 「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」 榮太郎とシュタイン教授はそれを見て声にならない悲鳴を上げていた。 さらに!!!! 「あら?大変。怖がらなくていいのよ~。それじゃあ~吾輩がたくさんかわいがってあ・げ・る」 筋肉はそこらへんで本能から縮こまっているケモミミ人間達を一匹ずつ捕まえ、 ハグして、テッカテカに光ってる分厚い唇でディープな口付けを行いだしたのだ!!!!! やめてくれ!!!!と言う事も動物化しているからできない周囲に散らばるケモミミ人間達 筋肉天使の接吻のショックで皆、悲鳴を上げながら深い・・・・・・不快、眠りに落ちていってしまう・・・・・・・ 榮太郎とシュタイン教授は恐怖のあまり真っ白になってガタガタと震えていた。 ジャスティスVの面々もあまりのおぞましい光景に固まっている。 デビルマンが言っていたのはコレか!!!コレの事なのか!!!!!!! ・・・・・・・・今更気付いてももう遅い!・・・・ヤツは・・・・まじしゃんず=あかでみぃーの用務員ハプシエルは 既に皆の目の前、榮太郎とシュタイン教授の目前にたどり着いているのだから!!!!!!! 「あ~らもう!!二人とも吾輩の愛をずっと待っていてくれたのねぇ~。かわいらしい~~!!! いいわぁ~吾輩の愛でいっぱい甘えさせてあ・げ・る。」 語尾にハートマークが付く勢いで二人を抱きしめるハプシエル 「「~~~~~!!!!~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!」」 「あん!もう。そんな激しくじゃれついちゃってもう~甘えんぼさん達なんだから~!!!!」 「「!!!!!!!!!!~~~~~~~~~~~!ブクブクブクブクブク・・・・・・・ (ガク!)」」 段々と体の色が真っ白から真っ青に・・・・とうとう真紫になった所で泡を吹いて気を失った二人 「あらあら。安心したら寝ちゃったのね~。」 ほんと子供なんだから~と微笑みながら、残りのターゲット・・・・・ジャスティスVの面々に目を向けるハプシエル 「あらあらまあまあ~!!!!!!今日は本当に千客万来ね~。 でも、大丈夫。貴方達にもちゃ~んと愛を分けてあ・げ・る」 「「「!!!!!!!」」」 恐怖のあまり声もでないジャスティスV しかし 「げっ月匣~!!!!!!!!」 「あら?」 間一髪!!!!ムツミの展開した月匣が間に合い、ハプシエルを月匣内に封印する事に成功した。 へなへなへな~。とその場に崩れ落ちるムツミ 「な、なんとか間にあった~。」 「・・・・・・・・助かった・・・・・のか?」 京介が問う 「うん・・・・・多分・・・。」 「そ、そっか・・・・・・美景ちゃ~ん怖かったよぉぉ~~。」 そう言いながら美景に抱きつく舞。・・・・・・よっぽどの恐怖だったのだろう・・・・いまだに体が震えている。 「そ、そうね。恐ろしい相手だったわ。ムツミちゃんがいなかったらどうなっていたか・・・・・・」 正直、美景の体も震えていた・・・・・もしかして以前戦った冥魔なんかよりよっぽど恐ろしかったんじゃないだろうか? 「ま、まあ、とにかく・・・・・悪人も滅んだみたいだし!!これで解決だな!!!」 京介が榮太郎とシュタイン教授の亡骸にちらっと目をやって締める。 本当はこの後勝利のポーズとか色々考えてたんだけど・・・・・・今は、一刻もはやくこの場から離れたい! それは、残りのメンバーも同じだった。 少し早歩きで去っていこうとするジャスティスV・・・・・・・しかし ピシリッ!! 嫌な音が空間に響き渡った。 「「「「・・・・・・・・え?」」」」 ピシリッ!!ピシリッ!!!!! 音が段々大きくなってくる・・・・・・これは・・・・・まさか!!!!!!!!! ガッシャーン!!!!!と空間が割れる音がしてそこから丸太のように太い腕が出てきた その腕にはしっかりと『ラブ&ピース』の文字が!!!! 「に!!!!「うふううぅぅぅん!!!!吾輩こんな拘束プレイなんて初めて~!!!! 初めての感覚に吾輩ちょっぴりDO・KI・DO・KI~!!!!!」逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」 「「「「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」」」」 皆が一斉に逃げ出す!!!! ヤツから少しでも逃れるために!!!! 「あらあら~。今度は鬼ごっこなのね~。 うっふっふ~。おまちなさ~い、子猫ちゃん達~~。」 「来るなああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「「「嫌ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」」」 学園世界に少年と少女達の悲鳴が響きわたった。 『真・ジャスティスV』・・・・彼等がこの最大の危機を乗り越える事が出来たかどうかは・・・・・・・誰にもわからない。 「きゃああああああああああああ~~~~~~~~~~」 ムツミ達の悲鳴が聞こえてくる。 学園世界のはるか上空で腕組みをしながらデビルマンはムツミ達を眺めていた。 「やれやれ。ま、死ぬわけじゃないし・・・・・精々頑張れよ?」 まあ、美景ぐらいは助けてやったほうがよかったかな?と思わなくもないが あそこのメンバーのウィザードの中では彼女が一番経験豊富だし大丈夫だろう・・・・・・・ 「ああ!!京介君が~~~~!!!!!!」 「お、俺の事は良いから逃げろおおぉぉぉぉぉぉ~~~!!!!!!!!!!!」 ふと、他の所に目を向けると、別の所ではまたこことは別の事件が起きていて、 それを執行委員達や、他の者達がそれぞれ、時に必死に、時に面白おかしく解決している。 「まったく・・・・。騒がしい世界だ。」 クスリと笑いながらデビルマンは呟く。 あちこちで精一杯生きる学園世界の住人達。 皆、泣きながら、笑いながら日々を仲間達と共に楽しく生きている。 「・・・・・やっぱり。美しいな」 精一杯に生きる人々の・・・・・そんな人間達が作っていくこの世界のなんと美しい事か・・・・・・ この美しい世界(もの)を守りたいと思ったからこそ、デビルマンは戦うことができた。 そして・・・・・・これからも・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 「・・・・・さて!行くか!!」 そう言ってデビルマンは赤い羽根を広げてこの学園世界の空を飛ぶ。 この世界を守る戦士として・・・・・・・・ 今日もどこかで。 「はわ?さやかさん。あれって・・・・・・・」 「あ!そうですね。」 「どこに行かれるんでしょうか?」 「馬っ鹿!!簡単じゃねぇか、ネギ。そうゆう事は本人に聞けばいいんだよ!!」 「はわぁ。ひ~らぎらしいと言うか何というか・・・・・・」 「「あはははは・・・・・・」」 「いいじゃねえかよ。お~~い!!!」 ―――――――デビルマン――――――― 「・・・・・よかったのか?」 「うん?何の事だ・・・・・」 赤い・・・・赤い闇の中・・・・・・・・・フール=ムールがルー=サイファーに問う 「・・・・・・・・デビルマンの事だ。・・・・・・・求めてたんじゃないのか?」 “風雷神フール=ムール”時に男女の仲を取り持つ為に奔走する彼女だからこその疑問をルーにぶつける。 これで良かったのかと・・・・・・・・・・一緒に居たかっんじゃないのか?と・・・・・・・・だが・・・・・・・・・ 「ふん。笑わせるなフール=ムールよ。あやつを求めるのは、ただ戦力としての事・・・・・・貴様の思っているような事はない・・・・・・・・・」 そう言いながらルー=サイファーは、学園世界が映っている水晶を眺めていた。 水晶の中ではムツミ達が必死にハプシエルから逃げており、それをデビルマンが笑いながら見ている。 「・・・・・・・まあ、それならばよいのだがな。」 やれやれと、ため息をつきながらフール=ムールが去ろうとする。 男女の仲を取り持つのが彼女の生きがいだ。 この学園世界に数多くの学生達がいて、恋愛を育んでいる以上、彼女にルーだけにかまっている暇はない。 「ああ、そうだ。・・・・・・以前はご苦労であった。」 「別に。ただ・・・・・・アレではデビルマン・・・・・不動明は私達にも牙を向くだろうと考えた結果だよ。」 アレ・・・・以前のエイミーの策の時、万が一、柊達が間に合わず、デビルマンが学園世界の敵になっていたとしても、 裏でエイミーが動いていた事に気付いてた以上、ルーの配下になる事は無かっただろう。 それこそ、飛鳥了の記憶の中にある牧村ミキの時のように。 単にその対象が、ミキからさやかに変わっただけだろう。 それでは、意味がない・・・・・・ デビルマンはただ、ウィザードにもエミュレイターにも牙を向く存在として、打ち倒されるだけだったろう。 それでは、あの記憶の世界と同じ、ただの繰り返しだ。 「・・・・・・それで、デビルマンの事はまだ諦めてないのかい?」 フール=ムールが問う 「当然だ。あれだけの存在。今後の冥魔共や超至高神との戦いにおいて、放っておくには惜しい存在だ。」 あくまで、戦力としてデビルマンを欲するルー 「・・・・・戦力として・・・・ねぇ?」 「ふん。なにが言いたい?」 「いや別に。・・・・・・それでは、今度こそ、私は失礼させてもらうよ。」 「ああ、せいぜい人間共を交わらせてやればいい。」 「ふふ、そうさせてもらおう。」 軽口を叩きながらフール=ムールは闇に消えた。 恐らく、今頃学園世界のどこかで新しいカップルが出来上がっている事だろう。 「ふん。可笑しな奴だ。」 男女の仲を取り持つことに生きがいを感じる彼女、 だからこそ、自分とデビルマンの間に関わってくるのだろう。 己の好奇心を満たす為に・・・・・・・・・。だが・・・・・・・・・・・・・ 「・・・・・・・あいにくと、我は奴だけに関わっているほど暇ではない。」 そう、ルーには他にやるべき事が山ほどある。 己が力の回復、裏界の統治、冥魔共への対処などなど・・・・・・・・ 少なくともデビルマンだけに絡んでいる暇は彼女にない。 だが・・・・・ 「まあ、だからこそ、我を楽しませる為に頑張ってくれよ?」 明―――と、水晶を見ながらルーが呟く。 彼との記憶はあくまで、この学園世界が見せる夢でしかない。 しかし・・・・・・ 「貴様を求めるのもまた、この学園世界の見せる幻とはいえ・・・・我の本心なのだからな。」 笑いながら、ルー=サイファーは囁く。 飛鳥了の影響とは言え、彼にある程度の好意を向けているのも事実・・・・・だからこそ 「せいぜい、我に飽きられないようにな?明」 そう笑いながら、ルー=サイファーは学園世界に生きる者達をやさしく見守る。 彼女は魔王、裏界を統べる史上最悪の魔王。 だからこそ、 「さあ、我を楽しませてくれ、学園世界よ」 我が愛しき者達が、幸福の内に生きていけるように。と、金色の魔王は学園世界に語りかける。 彼女は金色の魔王ルー=サイファー・・・彼女こそ学園世界を見守り、人々を慈しみ見下す最悪の魔王 魔王はただ、妖艶に、美しく、優しく、そして冷たく世界を見つめ続ける。 いつか来たる神々との戦いのその日まで・・・・・・・・・ Fin ← Prev Next →?
https://w.atwiki.jp/shfarts/pages/635.html
仮面ライダーウィザード ランドスタイル(Kamen Rider Wizard Land Style) 商品画像 情報 登場作品:仮面ライダーウィザード 定価:3,675円 受注開始:2012年10月25日(金) 16 00 受注締切:2013年01月16日(水) 23 00 発送開始:2013年04月25日(木) 商品全高:約150mm 仮面ライダーウィザード×S.H.Figuarts S.H.Figuarts 仮面ライダーウィザード スペシャルページ 付属品 手首:×10(右×5、左×5) 武器:ウィザーソードガン(ソードモード/ガンモード) その他:アクション用ローブ、アクション用ベルト、専用スタンド一式 キャラクター概要 四角い黄色の宝石が埋め込まれたウィザードリングをウィザードライバーに読み込ませる事でスタイルチェンジした土属性形態。頭部の形状は力強さを思わせる四角形。パワーに秀で、ドッシリとしたスタイルから、「ディフェンド」による土の壁の防御を繰り出したり「ドリル」により自らドリルになって地面を掘り進んだりと、パワフルな戦い方をする。 商品解説 ウィザードシリーズ魂ウェブ商店限定第3弾。ランドスタイルが魂ウェブ商店で限定発売決定。 良い点 優秀な造型、塗装、可動 頭部、胸部のクリアパーツ使用 関節の緩さやベルトのポロリなど改善 付属台座のデザインがランドスタイル用になっている 悪い点 体が若干小さいので頭部がデカく見える ベルトがローブに干渉して持ち上がる事で胴が短く見える 不具合情報 関連商品 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル 仮面ライダーウィザード ウォータースタイル 仮面ライダーウィザード ハリケーンスタイル 仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン 仮面ライダーウィザード ウォータードラゴン 仮面ライダーウィザード ハリケーンドラゴン 仮面ライダーウィザード ランドドラゴン 仮面ライダーウィザード インフィニティースタイル 仮面ライダーウィザード エフェクトセット01 魂STAGE(ルパッチ マジック タッチ ゴー♪Ver.) マシンウィンガー 仮面ライダービースト 仮面ライダービースト マントセット 仮面ライダービーストハイパー フェニックスファントム メデューサファントム 白い魔法使い コメント 届いたけど、肩の可動がユルいな・・・ -- 名無しさん (2013-04-26 19 00 22) 自分のも右肩緩いです… -- 名無し (2013-05-08 22 14 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/79.html
その夜、少年は一人で街の中を歩いていた。 少し前に時間を確認した時から考えれば、そろそろ日付が変わった頃だろうか。 年明けの喧騒が幾分収まった時期とはいえ、本来ならこの街にはもっと人がいるはずだった。 だというのに、今この街を闊歩しているのは少年ただ一人だけ。 どちらが異常かと問うのならば、それは恐らく少年の方が異常と言うべきだろう。 なぜなら、昨年の暮れ頃からこの街では行方不明者が続発しているからだ。 原因は不明、被害者の共通点もなし。 まるでダイスを振るかクジを引くようにして街の人間がぽろぽろと消えていく。 日常の隣でそんな事態が発生すれば、人の溢れる昼間ならまだしも夜の街には誰もいなくなるのが道理というものだ。 肌寒い夜の空気に少年は身体を震わせて、空を見上げる。 「うわ、すげえ……初めて見た」 少年は場に相応しくない感嘆の声を上げる。 静寂を吸い込むような夜空の闇に、鮮やかな紅の月が一人きりで浮かんでいた。 少年は目的なく夜の街を歩いている訳ではなかった。 彼の目的は正しく、今この街で起こっている行方不明事件だった。 つい最近身に起こった出来事によって、少年はこのような異常な事態に足を突っ込む事になってしまったのだ。 しかし彼はその事に別段後悔している訳ではない。 むしろ、自分の得たモノが彼の周りにいる人達の助けになるというなら、喜ぶべき事だった。 そういった縁で今彼――厳密に言えば、彼ともう一人――は夜の街を彷徨っている。 一般に知られる事はない、行方不明事件の犯人と目される存在を。 「――!?」 静寂の中に紛れ込んだノイズを耳にして少年は振り返った。 耳をすまして様子を窺うと、再びノイズが響く。 聞き間違いではない。しかも、それは尋常のモノではない。 そう認識した瞬間、彼は既に走り出していた。 がらんとした車道を一気に横切り、ビルの隙間から路地裏へと入り込む。 次第に大きくなっていくノイズ――もはや雑音というより爆音だ――を頼りに彼は迷路のような路地を駆け抜け、そこに辿り着いた。 そこは迷路の行き止まり。 もはや先のない壁にもたれている女性。 そして少年に背を向けて、彼女の逃げ場を塞ぐようにして立つ一人の男。 背格好からして少年と同年代の男のようだった。 ただ、その男は手に無骨な大剣を携えていた。 見ればその周囲一帯はそこかしこが崩れていて、戦闘の痕跡が見て取れた。 「さあ、もう終わりだぜ」 男が大剣を振り上げる。僅かに差した月光に、剣の柄にはめられた宝玉が鈍い光を放った。 恐怖におののく女の顔を見たと同時、少年は渾身の力で地を蹴った。 「やめろっ!」 「――なっ!?」 驚くほどの速さで少年は男に組み付き、壁に押し付ける。 不意を打たれたのか男は驚愕の表情を浮かべて少年を見た。 「――っ」 少年の闖入を機と見たのか、女性は身を翻して走り出す。 男は逃げ出した女を舌打ちして睨み据え追おうとしたが、しがみ付いた少年がそれを許さない。 「お前、何やってんだ!?」 「それはこっちの台詞だろ! お前こそ何やってるんだ!」 「何言ってんだ! "ココ"にいるってこたあお前も『ウィザード』なんだろ! アイツは『エミュレイター』だぞ!」 「……うぃざーど? えみゅれいたー?」 聞いた事のない単語に少年は思わず眉をひそめ、男を掴んだ腕の力を緩めてしまう。 途端、襟首を捕まれて身体を引き剥がされ、投げ捨てられるように放り出されてしまった。 「くそっ、ごちゃごちゃ言ってる暇はねえ! 今日中に片付けねえと……!」 少年が起き上がる間に男は既に女を追って駆け出していた。 ぐんぐんと遠ざかってく男の速さに驚きながらも、少年は唇を噛む。 事情はよくわからないが、このまま見逃してしまえる訳がない。 咄嗟の事で、しかも久しく慣れていないかったために忘れていた動作を思い出す。 己が左胸に手を添えて意識を集中する。身体の奥に眠るモノが彼の意識に呼応するように動悸し、輝きを放つ。 湧き上がってくる衝動と噴き出してくる力に呼びかけるように少年――武藤カズキは咆哮した。 「―――武装錬金!!」 世界を照らすような輝きに、少年に背を向けて走る男――柊蓮司も思わずそちらを覗き見た。 そして自分に向かって疾走してくる輝きに眼を見開き、身体を捩ってそれを回避する。 「くっ……!?」 擦過する光をどうにかやり過ごし、蓮司は自分の前に立ち塞がった少年を観察した。 先程はいきなり揉み合いになったので判別しかねたが、今眼の前で見るにその立ち居も、やや小ぶりな槍を構える姿も堂に入っていて、 明らかに素人ではなかった。 「……どういうつもりだ、お前」 「どういうつもりもない! 今女の人を襲ってただろ! お前がブラボーの言ってたホムンクルスなのか!?」 「ほむ……何?」 「え?」 「……いや待て! それ以前に俺がアイツを襲ってたってのはどういう事だ! お前もウィザードならあいつが何なのかわかってるはずだろ!」 「……さっきも言ってたけど、その『うぃざーど』とか『えみゅれいたー』ってなんだ?」 「はぁ……!?」 カズキの質問に蓮司は大きく眼を見開き、肩をがくんと落とした。 そして彼は所在なさげに手を彷徨わせながら何事かを言おうと口をぱくぱくさせ――そしていらついたように頭を掻き毟った。 「くそっ、訳がわからねえ……俺は色々と切羽詰ってんだよ! 覚醒したてなのか知らねえが邪魔するな!」 「ふざけるな、訳がわからないまま見過ごすなんてできる訳ないだろ!」 「~~~っ」 なおも立ち塞がるカズキに業を煮やしたのか、蓮司は手にしていた大剣を握り締めた。 僅かに緊張した空気を感じ取ったのか、カズキもまたランスを握る手に力を込める。 「イチイチ説明してる暇はねえ、今日中に終わらせないと追試――とにかくちょっと眠っててもらうぞ! 詳細は後でアンゼロットに聞け!」 「アンゼロットって誰だよ! そんなんで退けるか――!」 両者は同時に地を蹴る。 蓮司の持つ魔剣の宝玉が力を灯し、カズキの持つランスが展開して光の奔流を放つ。 夜闇の静寂、紅の月の下。 二人の戦士が衝突した。 ← Prev Next →