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106 :ロリ姉とたっくん1 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 04 20.63 ID Iv5qW+Fw (2/11) 俺の姉。名を神咲瑠璃子(かんざき るりこ)。 大人っぽくていい名前だと思う。姉弟の俺から見ても。 聞くからに優しく物静かなお姉さんと言った感じだろう。 そう、名前を聞いて格好良い女性を想像した人も多いと思う。 そしてその想像は必ず裏切られることになる。 そう特にこの時期は。 「お前の姉ちゃんって綺麗って聞いたぜ? 見に行こうぜ」 「入学式だろ? 嫌でもこれから目にするって」 友人の質問に、俺はうぜえと言った感じで机に突っ伏しながら答える。 「でもさ。お前と同じガッコの奴が絶対見とけって」 「誰だよ、そんな無責任なこと言うやつは」 どうせネタにしようとしてるに決まってる。姉ちゃんは良くも悪くも有名人だからな。 「行こうぜ!」 「いやだ」 「名前からして相当な先輩なんだろ? 俺に惚れられるのが怖いか?」 「そうやって期待持つと泣くことになるぞ」 「またまた~もう名前からして美人で大人の先輩って感じじゃん」 「だからさ…」 そう言いかけた時だった。教室の外から声がしたような気がした。 「たっくーーーん!」 俺は耳を塞いだ。あの声は幻聴だ。絶対にそうだ。そうに決まってる。 「おい、廊下からすげえ可愛い子が手振ってるぜ。ちっちゃくて可愛いなぁ。俺たち新入生であんな子いたっけ?」 だからアレが俺の姉ちゃんなんだよ! 「神咲くん、あの子…じゃなかった。お姉さんが呼んでるわよ」 「ああ…わかった…」 俺は廊下に出ることにする。友人を見ると興味ない顔で手を振っていた。 おまえさっきまで興味深々だったよな? るり姉見た瞬間興味ゼロかよ。 「ようロリ姉、なんかよう…ぐふっ!」 言った瞬間鳩尾に姉のパンチが入っていた。 「なんか言ったかなぁ? たっくん」 「い…言ってません」 瑠璃子だからるり姉と呼んでいる。でもつい本音が出てロリ姉と読んでしまうことがある。 そう。目の前の姉は俗に言うロリ系と呼ばれる部類に属する。 身長142㎝。黒髪の左側にツーテールのロング。 バストは…小さいけど普通だと思う。出るところは出てるし。 そしてルックス。明らかに高校2年とは思えない。ぶっちゃけ小学校6年でも通用すると思う。 とにかく幼い。でも見る人が見たらむちゃくちゃ可愛いんだとか。まあ俺には理解不能だ。 「たっくん今日の帰りヒマ?」 「めっちゃ忙しい」 「入学祝いしたいんだけど」 107 :ロリ姉とたっくん2 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 06 10.45 ID Iv5qW+Fw (3/11) るり姉は指を口に当てて上目遣いをする。俺は昔からこれに逆らえない。 姉に異性など感じない。感じても所詮姉だ。なんとも思わないはず。 だけど俺は何かを感じてしまう。なぜか逆らえない気持ちになるのだ。 「ああ、いいよ」 「やった。じゃあ放課後迎えに行くね」 「好きにしてくれ」 「うふふ。じゃあねぇ。あと何か学校でわからないことあったらなんでも聞いてね」 そう言って姉は自分の学年の階に降りていった。 俺は教室に戻る。 「おまえロリコンでシスコンだったんだな」 「…」 アホな友人が決めつけてくる。ああ…やっぱり… 周りかもヒソヒソ声が… 「神咲くんって結構タイプかと思ったけど…」 「あれじゃあね」 「お姉さんも可愛いしあれは相当見る目厳しんじゃない」 「あの人と自分見ると自信なくすわぁ」 言いたい放題だ…ああやっぱり…中学の時と一緒だ。 姉と一緒に玄関を潜る。いい年して姉弟べったりで恥ずかしいと思う。 でもこの習慣が変わることはない。なぜか変えようとも思わない。変えたほうがいいのに。 後ろからカチリと玄関の鍵を閉めた音が鳴った。 「たっくん」 「何?」 「入学祝いするね」 そう言って腰に手を回して背中を直に触ってくる。 「おい! なんだよ、るり姉!」 「別におかしくないよね?」 「おかしいに決まってるだろ! なんのつもりだよ!」 俺を見ながら、るり姉は自分の口に指を当てて上目遣いでもう一度囁く。 「別におかしくないよ。今時の姉弟ってこんなもんだよ」 いや、おかしい…くないのか? なんか頭がくらっときた。 確かによくあることなのかも知れない。 「お姉ちゃんがキスしてあげるよ。ちょっと屈んで」 「あのさ、るり姉…」 いや明らかにおかしいだろ! 俺も何屈んでんだよ。 「ん…ちゅ…んぐ…ちゅ…」 「んぐっ…ん?」 姉にディープキスされてる俺。 幼い顔をした姉が間近になる。 良い匂いがする。熱心に舌と唾液を絡めてくる。 108 :ロリ姉とたっくん3 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 07 53.55 ID Iv5qW+Fw (4/11) 「ん…んチュ…ん…あふ…」 「うん…んん…んく…!」 って何やってんだよ! 急いで姉を引き剥がす。 「おい! るり姉! やっていいことと悪いことが!」 「入学祝だよ。それに欧米では普通だよ?」 また上目遣いで口に指を当てる。 普通…なのか…? 言われてみればドラマとかでは普通にしている。 でも姉弟だぞ。ディープキスまでは… いや、するのかも知れない… 「これからたっくんにしてあげることは姉と弟なら普通のことだし。凄く気持ちのいいことで、お姉ちゃんを抱きたくて我慢できなくなるんじゃないかな?」 また上目遣いで指を口に。その人差し指をねっとりと上下に舐める動作をするるり姉。 ああ、あんなふうにしゃぶられたらたまんないだろうなぁ…あの幼い口におもいっきり精液をぶちまけてみたい。 おい! 今何考えた? 俺? しっかりしろ! 姉弟だぞ! 近親相姦だぞ? 「ん…お祝いだから普通のことだよ。これからお姉ちゃんはたっくんにフェラチオしてあげるけど私にしゃぶられるたびに幸せな気持ちになると思うよ」 ああ…そうなのかも知れない。るり姉のことは嫌いじゃない。大切な血の繋がった家族だ。 第一、俺のモノはビンビンに立ってる。るり姉にしゃぶってもらいたい。 これは家族を思う普通の感情だ…と思う。いや、違うだろ! さっきから頭がくらくらする。 「でもたっくんの意見を尊重するよ。私はたっくんがしゃぶって欲しいならしゃぶってあげる。幸せにしたげる」 「るり姉…」 「たっくん、きっと気持ちいいよ。お姉ちゃん、がんばるから。たっくんを気持ちよくしてあげたいの」 「でも近親相姦…」 「それだから余計に興奮して気持ちよくなるかもね」 指を口にしたるり姉の気持ちが伝わってくる。ああ、そうだ。このまま一線を超えたら… だからダメなんだって! でもるり姉にしゃぶってもらえたら… そう、だから興奮するんじゃないのか? そう、姉弟だから…あの幼い顔と体と口がたまんないんじゃないか? 禁忌だからこそ燃えるんだろ? 「精液も飲んだげるよ。飲みたいの」 「るり姉…」 「なあに?」 「しゃぶってよ」 「本当!?」 「我慢出来ない。早く…るり姉、口で…」 「うん!」 るり姉がしゃがんで俺のズボンのベルトに指をかける。チャックから出た俺のモノは今にもはちきれないばかりだった。 それを手にとる。まじまじとそれを見つめるるり姉。 「たっくん凄い…」 「るり姉…早く…」 「うふ…わかってる。ちゃんと唾を付けて濡らして…んぐ」 るり姉が俺のチンコを咥えた。ヤバイ。気持ちいい。 るり姉の口の中があったかい。上目遣いで見るるり姉を見るだけでいけないことをしてるのが痛感できる。 「んん…ちゅぽ…んちゅ…ちゅ…んん…ん…んぐ…んふ…たっくん…どう…?」 109 :ロリ姉とたっくん4 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 09 22.28 ID Iv5qW+Fw (5/11) 上下にゆっくりと俺に媚びたように上目づかいでチンコをしゃぶる。その幼い顔を見るたび幸せな気分になる。 早く出したい。るり姉に俺の精液を飲ませるんだ。 「ん…ちゅぐ…んぐ…ちゅる…ん…はっくん…ひひでひょ…ん…ひい…んぐ…」 るり姉は本当に可愛い。どれだけ俺を想ってるのか強烈に伝わってくる。 るり姉の幼い口を犯してる気分は最高だ。こうやって意識してみるとその仕草はかわいすぎる。 そろそろこみ上げてきた。出そうだ! 「るり姉…出る!」 「ん! 口に出して! 私にたっくんのザーメンいっぱい飲ませて!」 そう言ってディープスロートを必死で始めるるり姉。懸命な姉の姿に感動を覚える。 ああ…るり姉…好きだ…気持ちいい。 「んぐ…ん…ちゅ…ちゅく…ちゅる…ん…んん…んぐ…んぐ…ん…ちゅ…んぐ…ん…ちゅぅ」 「出る! 出るよ! るり姉、飲んで!」 思い切りるり姉の頭を掴んで、その幼い顔を引き寄せた。 「んーーーー!! ん! んん…!」 その口に思いっきり精液をぶちまける。 るり姉の口の感触とザーメンの熱さがチンコに伝わってくる。 気持ち良すぎる! オナニーなんかと比べ物にならない! 「んん…こくっ…ん…ごくん…んぐ…ん」 必死で大量に出したザーメンを飲んでいるるり姉。 「ぷは…ああ…あごがしんどい…」 「おい、るり姉、だいじょうぶか?」 「うん…ありがと…」 瞬間凄い罪悪感がした。姉とファーストキスをした。 それどころか姉にしゃぶってもらってしまった。 さらに大量に精液を飲ませてしまった。しかも姉弟で… もし世間にバレたら… 「たっくん」 「な…何?」 「大丈夫だよ」 「な、何が?」 「お姉ちゃんのフェラチオ気持よかった?」 「フェ…!?」 直接的な言葉で聞くと物凄いことをしたと実感する。 るり姉の口元にはまだ精液が付いている。 なんてことをしてしまったんだろう… 「るり姉…ごめん…ごめん」 許されることじゃないけど自分からしたことだ。 謝るしかなかった。 「…優しいんだね、たっくんは」 「な、なんでだよ…」 110 :ロリ姉とたっくん5 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 10 11.56 ID Iv5qW+Fw (6/11) るり姉が俺の頭を包み込むように抱いてくる。 幼い体つきの割に意外と胸もあるんだと不埒なことを考えてしまう。 「悪いのはお姉ちゃん。たっくんは悪くない」 「そ…んなこと言っても…う…」 「今日、朝から変じゃなかった?」 「何が…だよ…」 「私がほら、こうすると…」 るり姉が口元に人差し指を当てる。 「……!」 動けない。固まってしまう。 「ごめん。2ヶ月前から催眠術かけてたの」 「あ…あ…」 そう言えば思い当たる節がある。るり姉は毎日、夜中に俺の部屋に来ていた。 部屋に入ってしゃべりかけてくるだけで特別なにもないと思ってたけど。 「だから、ほら…おちんちんまだ硬くなるでしょ?」 ニッコリと妖艶な幼い顔で笑いかけてくるるり姉。 「あ…っく…」 その仕草に反応して反応してしまう。駄目だ。時分の姉なのに… 「たっくん。可愛い。それじゃ今度は私がするね。ほら、お姉ちゃん綺麗でしょ?見て」 制服を脱ぎだするり姉。小柄な体に反して凄くイイ体をしてる。 バストは控えめでも思ったよりある。ウエストもしまってる。 パンツを脱ぐときのおしりのラインに興奮してる自分がいる。 「犯して」 全裸になった姉に対してドクンと心臓がなった。 「好きにして。ほらお姉ちゃんのおまんこ見て。濡れ過ぎちゃってどうにもならないの」 指でおまんこを広げるるり姉。俺の理性は切れていた。 「きゃあ!!」 るり姉の腕を掴んでソファに押し付ける。後ろから胸を揉みまくってやった。 「あはぁん…お願い…優しくして…ん…ううん…」 小振りで意外とあるおっぱいを揉んだあと、両手でるり姉の腰を掴んで、バックの体制を取った。 「ああ! ちょっと! 初めては向きあいながらがいい!」 「知るかよ」 弟の純情弄びやがって。 「お願い!」 泣きそうなるり姉を見て小学生を犯してる気分になる。 構わず後ろから挿入した。 111 :ロリ姉とたっくん6 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 11 25.30 ID Iv5qW+Fw (7/11) 「んああぁ! 入ってくる! たっくんのが入ってくる! あぁ!」 凄い締め付けだった。その小さな体にこんな力があるのかと言うほど。 「あん! あぁん! …んふ! あぁん! あ…ああ…あふ…うぅ!」 るり姉のおまんこの中は熱くてキツくてヌルヌルしていて気持ちよかった。 フェラの時もすごいと思ったがこっちは別次元だ。 「あっ! あんっ! あっ! あんっ! ああっ! あぁん!」 後背位の形でるり姉の腰を持って突きまくる。 小学生は失礼だ。こんなエロい小学生がいるわけない。 せめて中学生だろう。それにしてもおまんこの中は気持よすぎる…! 「あん! あん! あはぁん! 突いて! もっと激しく犯して!」 「うるさいな」 パアンと思いっきり尻を叩いてやった。 「痛い!」 瞬間、おまんこの締りがきつくなった。 「うっ…!」 思わず射精しそうになる。さっきしたばかりなのに。 「はぁ! あん! たっくん、乱暴しないで…!」 涙目のるり姉を見てもっといじめてやろうと火がつく。 催眠術なんかセコイ真似で強姦しといてよく言う。 「まずそっちから謝れよ」 「え? た、たっくん?」 「俺は本気で悪かったと思ったんだぞ。騙しといてそれはないだろ」 「う、うん…ごめんなさい」 「よし」 「ごめんなさい」 「わかったから。もうすぐ出そうだからどこに出して欲しい」 「お尻か背中にかけて。妊娠は怖いから」 「そっか」 るり姉の華奢で幼くてエロい体を舐め回す。 繋がったままの状態で首筋と耳にキスしまくった。 「んふ…はふん…あふ…あん…もっと愛して…」 「じゃあ膣内で出すから」 「え?」 瞬間、るり姉の童顔が恐怖で引きつる。 セックスを開始した。懸命にるり姉のおまんこにちんぽを出し入れする。 「あんあん! あぁあん! や、やめて! 膣内はやめて!」 「はぁはぁ! いいじゃん! 孕んじゃえよ!」 「お願いぃ…やめてぇ…あん…あん…あふ!」 最初に手を俺に手を出したのはるり姉だ。 妊娠しても自己責任なはずだ。 なにせ弟を犯して弄んだんだ。 112 :ロリ姉とたっくん7 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 12 37.64 ID Iv5qW+Fw (8/11) 「はあ! ほら! 俺の子供産んでくれよ!」 尻を叩きまくったあとキュンキュンしまるおまんこの中を突きまくる。 「あん! ああ! やめて! 妊娠はいや! お願い! 外に出して!」 「くっ! 出そうだ! 中に出すぞ! るり姉!」 「やめてぇ!! お願い!! やめてぇ!!」 「ぐっ…!」 るり姉のおまんこが締まると同時に膣内に大量に射精した。 「あぁあぁっ! 膣内に出てるぅ! いやぁ! 妊娠しちゃうよぉ!」 「くぅ…!」 締り具合が半端じゃなかった。数秒続いた射精。 中の精液が全部絞り取られるんじゃないかと思った。 「熱いよぉ…熱い…いやぁ…」 自分のモノをるり姉のおまんこから引き抜くとドロッと精子と愛液が流れでてきた。 るり姉を犯してしまった思いと同時に幼い子を犯してしまった感覚にとらわれる。 ロリコンの気持ちがわかった気がする。大量のザーメンが流れでてくる姉のおまんこをみながらそう思った。 「やだよぉ…もっと…優しくして欲しかったよぉ…」 「るり姉から誘っといてよく言うよ」 「あぁん…たっくんが好きだったからぁ…」 「妊娠するって言ってたけど今日危険日?」 「ううん…でもこれだけ出されたら…」 「るり姉」 「な、何?」 「シックスナインしよう」 「う…うん」 はっきり言ってこんなもんで収まるわけがない。 こんな気持いいことがあるなんて知らなかった。 るり姉の体は最高だ。 俺を上にるり姉が尻をこちらに向けてまたがる。 まだ濡れ状態のおまんこにキスをする。 少し血の味もした。処女だったのか。 「あん…そこ…もっと上、クリトリス…うん、そこ舐めて」 「ん、わかった。るり姉も休むなよ」 「うん、はぐ…あむ…ん…ちゅ…ちゅく…ん…んふ」 お互いに性器を貪り合う。 そして今度は騎乗位の形になる。 「今度はるり姉が動いて」 「うん」 るり姉は時分のおまんこと俺のちんぽに手をやりながら、結合してくる。 「ん…はぅん…入った…あん」 るり姉のイヤラシイ幼い体が跳ねるたびに射精しそうになる。 「あん! あん! 気持ちいい! 気持ちいいよ! たっくん!」 「くっ! 俺もだ、るり姉!」 113 :ロリ姉とたっくん8 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 13 28.32 ID Iv5qW+Fw (9/11) 気持よすぎる。おまんこがちんぽへ吸いつきが凄すぎる。 近親相姦は相性が多いとは聞いたことがあるが、これほど凄いとは。 るり姉が初めてだからかわかんないけどシャレにならないくらい気持ちいい。 「あん、あ、あ…ああん、ぁあん、うふん、うぅ…あん! あ! イキそう!」 「ぐ…」 おまんこの締め付けがキツくなる。その瞬間るり姉の尻を思い切り持ち上げた。 正常位の形になる。我慢出来ない。早く射精したい。早く… 「あん! あ! あんあん! イキそう! イク! いっちゃうぅ!」 「イケよ! 俺も出そうだ! また中に出すぞ!」 「うん! お願い! 出して! たっくんのザーメン、私のおまんこに注いでぇ!!」 「くっ…出る!」 思い切りるり姉の胸を揉みながら深いキスをする。 「んん…んふぅ! 好き! たっくん好き!」 「俺もだ! るり姉! イクぞ!」 「来て! 来て! あんああん! あん! あぁん! んふ…んぐ…」 「ん…んん…」 思い切りお互いキツく抱きしめあいながらディープキスをした。 そのあとに続く快感。 「んんんんーーーー!!」 るり姉の膣と体が痙攣する。 その瞬間、大量に膣内に射精した。 「っく…気持よすぎるだろこれ…」 射精後も腰を振りまくってるり姉を犯しまくった。 その後、るり姉は失神してしまった。 114 :ロリ姉とたっくん9最終話 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 44 25.76 ID Iv5qW+Fw (10/11) 「姉さん、起きてよ、姉さん」 「ん…もう少し…」 「ダメ」 「寝かしてよ~」 姉さんを起こす。この人はいつまでも変わらない。 俺たちは社会人になった。それからもあまり生活は変わってない。 呼び方がるり姉から姉さんに変わったくらいだろうか。 結局姉さんの身長も体もあまり成長しなかった。 本人は成長したと言ってるが、俺的には成長しないもらいたい。 童顔でロリ系の姉さんが好きだから。 俺が今でも結婚しないのも姉さんがいるからだ。 姉さんもまたしかり。俺たちはあれからお互いしか愛せなくなった。 というのもお互い他の異性とも付き合ったが、結局帰ってくるのはお互い姉弟のところだから。 最初は罪の意識がかなりあったが最近はなくなってきてる。 実にヤバイことだと思う。 姉弟で結婚できたら一番いいんだろうけど、日本に結婚できる法律はないしな。 … お互いの通勤でいつもの駅に歩いている最中。 「姉さん」 「何?」 「俺たちどうすんだよ、これから」 「今日は仕事終わったらすぐに帰ってくるよ」 いつもと変わらなくて可愛い姉さんが微笑む。 「違うくて、将来だよ」 「え?」 「俺さ。日本で姉弟が結婚できる法律あったら間違いなく姉さんと結婚してるよ」 「ちょっと…!?」 姉さんは目をぱちくりしている。スーツ姿でもロリ可愛さはかわらない。 「たっくん、どうしたの? 熱でもあるの?」 「真剣な話だよ」 「でも今のままでいいじゃない」 「俺、姉さんの子供が欲しい」 「う…何を…」 「マジで言ってるんだぜ」 「うん、ありがとう、でも…」 「でも?」 「あはは…妊娠してるって言ったら信じる?」 「は?」 「いや…あの…たっくんの子…だよ…」 「マジで?」 「うんマジ」 姉さんの顔は真剣だった。 そしてこれからが俺たちの物語の始まり… 「姉さん、愛してる、結婚出来ないけど結婚しよう」 「私もたっくんを愛してます、幸せにして下さい」 二人の愛は永遠に ~FIN~
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設定 京太郎物 京太郎が怜と姉弟で園城寺京太郎に 色々あって千里山が共学 時々地の文あり 以上に注意です。 ◇大阪 園城寺家 ジリリリリリ 京太郎「ん……」バシッ 京太郎「………朝か」ポケー 京太郎「起きないと……な」 京太郎「ふぁーあ」ムクリ 目覚ましの耳をつんざくような音に叩き起こされベットからのそのそと京太郎が起き上がる。 いつもの”日課”を行うべく。 ガチャッ 京太郎「トキ姉ー、起きてるかー?」 京太郎「……って起きてる訳ないか」ハァ 怜「…………」 自身の大事な家族であり、実の姉である園城寺怜の部屋の扉を開ける。 そう、それこそが彼の日課だった。 子供の頃から続く、実の弟である園城寺京太郎の日課。 京太郎「ったく……そろそろ起きないと遅刻するってのによぉ」ポリポリ 京太郎「はぁ……俺が起こさないとトキ姉は何時までも寝てるからなぁ……」 まだ小学生の頃からだろうか、姉は『だって私病弱やからー』とか『うぅ…私低血圧だから朝起きるの辛いわぁ……』と何かと理由を付けて自分から起きようとしなかった。 当然、というべきだろうか。 姉は未だ起きずに、ただただ布団が静かに呼吸に合わせて上下に動いているだけだ。 京太郎(いや、実際問題確かにトキ姉は病弱なんだけどさ……) 京太郎(もう高校3年生になるってのに弟に起こし続けてもらうっておかしくねーか…?) 京太郎(普通はいい年頃の弟に自分の部屋に入られるのとか嫌だろうに……) などと、もう数十回、数百回と繰り返したであろう自問を繰り返す。 だが結局の所は『俺が起こさないと、トキ姉はそのまま寝過ごして遅刻するから起こす』という結論に達するのも数百回目だ。 そんなこんなを考えている内にベッドの中で穏やかに寝息を立てている姉のすぐ側まで歩みを進めていた。 京太郎「トキ姉起きろー」ユサユサ 京太郎「早く起きないと遅刻すんぞー」ユサユサ 掛け布団の上から怜を気遣いつつ、優しく体を揺する。 怜「…………」 だが京太郎の優しさを他所に無常にも怜は無反応だ。 京太郎(と…まぁここまでは割りと想定済みなんだよな) 京太郎(こんな簡単に起きてくれれば苦労しねぇし……)ハァ 京太郎「トキ姉ー!いい加減起きろー!」ユッサユッサ 中々起きない姉に巻き込まれて自身まで遅刻するもの嫌なので、それを防ぐためにも先ほどよりも強くその体を揺する。 いい加減起きてもらわねば困るのだ。 怜「………ん」 怜「………すぅー……すぅー」 京太郎「……これでもだめか」 一瞬身じろぎをしたと思って揺するの止めるが、またすぐに寝息を立て始める。 寝覚めのいい時はこれで起きてくれるし、悪い時でみ『後5分ー……』とか言って時間を稼ぐのだが 京太郎(この反応……今日は強敵だな……) 京太郎(まぁ……こうなれば致し方無いよな)ニヤリッ 京太郎「………すぅー」 京太郎「いい加減起きろおおぉぉぉ!」ガバッ 姉の体を優しく包み込む掛け布団を一気に逸るという強行手段に京太郎は移る。 これを実行すればこれまで姉は100%起きていた。 だが 怜「………ん」スッ しかし剥ぎとった掛け布団を掴む京太郎の手を姉の白く小さい右手が素早く掴みとり、自身の胸元へと持っていく。 まるで布団の代わりに温もりを寄越せと言わんばかりにぐいっと、非力な姉なりの全力で手を引っ張る。 直後、京太郎の手に姉のおもちの感触と薄いピンク色のパジャマ越しに伝わる肌の暖かさが伝わってくる。 怜「んんっー………」ギュッ さらに左手もが出撃し、京太郎の手だけでは飽き足らず腕までも掴みとり自身の体へと引き寄せ密着させる。 怜「……………」ニコニコ 京太郎「……トキ姉絶対起きてんだろ」 目こそ瞑ったままだが、頬が完全にだらしなく緩みきった姉へ容赦なく声をかける。 怜「………ばれてもうた?」ペロッ イタズラっぽく舌をチョロっと覗かせた姉が目を開ける。 京太郎「そりゃな……」 京太郎「さっさと起きねーと母さんが作ってくれたご飯が冷めるし、遅刻すんぞ」パッ 怜「ぁ………」 何歳になっても子供の頃のように自由奔放に京太郎をからかう姉に半ば呆れつつもスッとその手を姉の胸元から抜き取る。 ギューッと京太郎の腕を抱きしめているつもりだったようだが、如何せん姉は非力なので抜くのは容易かった。 京太郎(……空気が冷たい) 姉の体温を直に感じていたせいだろう。 外気に触れた手が少しだけ肌寒く感じてしまった。 京太郎「それじゃ俺はパッパと着替えて先に茶の間に降りてるからトキ姉も早く来いよー」スッ とりあえず寝間着から着替えなくてはどうしようもないので、一度自身の部屋に戻るべく姉に背中を向ける。 怜「えっ、着替えさせてくれないんか?」 京太郎「いやいや、流石にそろそろ自分で着替えろよ」 京太郎「前にも言ったけどさ、この事を友達に話したら高校3年生の姉を弟が着替えさせるのはどう考えてもおかしいって言われたんだぞ……」ハァ 京太郎「それを聞いて先週でトキ姉も、最後だからー後生だからーって言ってアレで最後になったはずだろ?」 怜「……そんな事もあったなぁ」メソラシ 京太郎「おい」 怜「ええか、京ちゃん」キリッ 怜「私はな、やっぱりこう思うんや……」 京太郎(トキ姉が表情を引き締めると大体碌な事言わないんだよなぁ……) ベッドの上でご丁寧に正座をしながら、真っ直ぐに姉が京太郎を見据える。 怜「私は病弱やし、私達は姉弟やろ?」 京太郎「……あぁ」 怜「姉弟は仲が良いほうがええやろ?」 京太郎「…………あぁ」 怜「そう……ならやっぱり私の着替えは京ちゃんがやるべきや」ビシッ 京太郎「いや、その理屈はおかしい」 何処かのドラゴンロードとかいうアダ名を持ってそうな少女の如きドヤ顔でビシィっと俺にか細い人差し指を向けて来る。 怜「えー……」 怜「なんでや……?」 京太郎「いや、むしろ今の説明で納得しろって方が無理だろ」 怜「うぐっ……」 怜「今日の京ちゃんはえらい辛辣やなぁ……」 京太郎「遅刻したくないからな」 京太郎「それじゃ、俺は部屋に…」クルッ 再度反転して自身の部屋に戻ろうとする。 怜「京ちゃんもしかして反抗期入っちゃたんかいな……?」 京太郎「いや、ちげぇよ…」 だがそんな姉の声に反応してしっかりと振り返ってしまう。 最早条件反射だ。 パブロフの犬 そんな単語が頭をよぎる。 怜「私……京ちゃんに見捨てられたら生きていけへん……」ジワッ 京太郎「っ……」 だが、振り返った京太郎の目に入った姉は予想外な事に涙目だった。 怜「…………ぐすんっ」 怜「ごめんな……京ちゃん」 怜「これからは私一人で着替えるわ……もう京ちゃんに迷惑はかけへん……」 怜「こほっ……こほっ……」 怜「病弱な上に……弟離れ出来ない姉で……ぐすっ……ごめんなぁ……」パッ 姉がこぼれ落ちる涙を抑えるように目を両手で覆い隠す。 京太郎「………はぁ」スッ 京太郎「しょうがねぇ……今日だけだぞ……」 そんな姉の姿を見て先ほど決心は何処へやら。 ベットで肩を震わせている姉に再度近づいていく。 どうしても大事な姉のこういう姿を見ると心が痛むのだ。 京太郎(……俺も姉離れ出来てないんだろうな)ハハッ 軽く自嘲気味に笑う。 京太郎(この間も昼休みに屋上で互いにあーんしあいながら弁当を食べていた時に、隣に居たセーラさんに『もう結婚しちゃえばえんちゃうっ!?』なんてからかわれたのを思い出すぜ……) 京太郎(その時に俺もまんざらでもない、なんて思っちまったんだよな……) 京太郎(一緒に昼食を食べていた竜華さんに『姉弟じゃなければ絶対に結婚してるでー』なんて爆笑しながら言われたし……) 京太郎(あの時のトキ姉は珍しい表情をしていたなぁ) 京太郎(まるで結婚後の情景を思い浮かべているように幸せそうに微笑むながら頬を染めて…) 京太郎(何というか……そう、恋する乙女って感じだった) 京太郎(トキ姉ももう高校、3年生だし多分好きな人とか居るんだろうな) 京太郎(なら……せめてその人とトキ姉が結ばれるまでの間は着替えやお風呂の面倒は俺がやってやらないとな) 京太郎(弟として、な) 京太郎(トキ姉曰く、弟は着替えだけじゃなくてお風呂で体を洗いっこしたり、食事をあーんさせあうのとかは当たり前らしい) 京太郎(トキ姉曰く、姉以外の女の子の事を考えるのもあまりよろしくないらしく、たまに俺が竜華さんの事を考えているとまるで未来や俺の考えを予知しているのかのように少しだけ不機嫌そうに絡んでくる) 京太郎(背中からおもちを押し付けてきたり、うなじに舌を這わせてきたり俺の思考を遮るように……) 京太郎(弟だからいいけど……あんな事をもし他の男にやっていたらと考えるとトキ姉の未来が少しだけ不安になる) などと思考に耽っている内に姉のパジャマ越しにでもわかる程に細い体が目の前にあった。 京太郎(それじゃ、着替えさせますか)スッ 姉が座っているベッドの上に同様に腰掛け、制服へと着替えさせるべくパジャマの一番上のボタンへと手を掛ける。 怜「………くっ……」ビビクン 京太郎「………ん?」 だがよく見るとその肩が泣いているのとは別な感じで震えている事に気づいた。 京太郎(まるで……笑いを堪えているような……) 京太郎「………はっ」 京太郎「おい、トキ姉」 声のトーンを下げ、ドスを利かせた声で姉へと話しかける。 怜「な……なんでしょう?」カタカタ 京太郎「手……どけてみろよ」 怜「………ふしゅー……ぽしゅー……」 姉が目を覆い隠し俯いたまま口笛を吹き始める。 京太郎「いや、吹けてねぇしッ!」バッ 怜「うぐっ」 直後、姉の手を優しく、されどしっかりと掴みとり自身に引き寄せその顔を覗き込む。 京太郎「………おい」 そこには泣き顔のなの字もない程にニヤけきった姉を顔があった。 京太郎「………泣きまねか?」 怜「………」 怜「はいっ!」ニコッ 無駄に満面の笑みで元気よく(当社比1.5倍。常人の0.8倍程度)返事をする。 だが今更元気よく返事をした所で色々と手遅れである。 京太郎「………今日は自分で着替えろ」 京太郎「オーケー?」 怜「………はい」シュン その後結局、自身が着替えた後に姉の部屋を覗きこむとまだ下がパジャマを着たままだったのでしょうがなく着替えを手伝い一緒に下へと降りる。 ……… …… … ◇園城寺家 食卓 怜「あ~~ん」ニコニコ 京太郎「ほいっ」ヒョイ 怜「んっ」パクッ 怜「ほれっ」スッ 京太郎「ん……」アーン 怜「よく噛んで食べるんやでー?」ニコニコ 京太郎「うん」モグモグ 母「……ホント、アンタ達は仲いいわよねぇ」ハァ 怜「姉弟やからなっ♪」ニコニコ 京太郎「まぁ姉弟だしな」ウンウン 母「まぁ仲が悪いよりよっぽどいいけど……」 母「間違いだけは起こさないでちょうだいね……」 京太郎「ははっ、当然だろ」 京太郎「なっ、トキ姉?」 怜「………せやせや」メソラシ 母(……本当に大丈夫かしら?)ハァ 京太郎(俺はどっちかというと竜華さんみたいなタイプが好きだしな) 京太郎(トキ姉もかわいいって思う時はあるけど……まぁ実姉だしな)ウンウン 京太郎(うん……やっぱりあの竜華さんのおもちは捨てがたい!) 等と男子高校生らしい考えをしているとその考えを邪魔するように姉の声が響く。 怜「あーもうこんな時間やー」 怜「京ちゃんはやく学校いかへんとー」ボウヨミ 何故かやたらと棒読みである。 京太郎「誰かが起きないせいでこんな時間にな」ジトー 怜「ふっ」ドヤァ 京太郎「いや、褒めてねぇよ!?」 母「漫才はいいからさっさと食べて学校行きなさいなっ!」 二人「「は、はいっ!」」 ……… …… … その後二人で家をダッシュで出て、大急ぎで千里山高校へと向かうも案の定と言うべきか姉が手前の坂で力尽きる。 怜「……あかん……もう限界や……」 京太郎「だから……いい加減鍛えろよ」ハァ 怜「私病弱やから……♪」ニコッ 仕方ないので姉を背負いながら一気に坂を駆け上り、呼吸困難になりつつも辛うじて高校へと到着する。 遅刻ぎりぎりだった。 京太郎「はぁ……はぁ……」タラー 怜「もうちょっとやでー」ニコニコ 3年生の教室がある3階への階段を一段一段ゆっくりと登って行く。 京太郎(トキ姉が千里山高校へと進学した中学2年生の頃からほぼ毎日この行動を続けているせいか、ハンドボール部を辞めたのに体力や筋力が随分と鍛えられた気がするぜ……) 尚、中学は高校より始業開始が30分遅いため、姉を高校に送り届けた後にダッシュで自身の中学へと向かうのが京太郎の日常だった。 怜「京ちゃんふぁいとやでっ!」ギュッ 姉がより一層俺へと強く手や足を絡めてくる。 そのせいで背中に当たるおもちの感触が先ほどよりも強く感じられる。 京太郎「お、おうっ」ドキッ 京太郎(……トキ姉のおもち……少し成長したな……) 京太郎(って何を考えているんだ俺は……!?)ブンブン 怜(京ちゃんの背中……少し成長したなぁ……) 怜(………)スンスン 怜(……もう子供の頃から嗅ぎ慣れた匂いやけど) 怜(京ちゃんの匂い……やっぱり好きやわぁ)ニヘラッ 怜(にししっ) …… … 千里山学生A「お、京太郎君がんばっー!」 千里山学生B「いつもお姉ちゃんのために偉いなぁ」ニコッ 千里山学生C「もうちょっとで教室やでー」フリフリ 京太郎「はいっ!ありがとうございます!」ニコッ 既に見慣れているからだろう、その光景を見られても普通に応援される。 つい昨年まで女子校だったせいか、千里山高校の男女の比率は2:8と言った所だ。 特に3年生はその全員が女子のため、思春期の男子にとってその声援の効果は絶大だ。 怜「…………」ムスー 京太郎(うん……顔は見えないけどトキ姉が不機嫌な気がするぞ) 何故か竜華さんやセーラさんとかを除く他の女の子と接するとトキ姉は不機嫌になる。 本当に何故かはわからないが。 宛もなくその理由を考えていると、首筋にぬめっとした感触が這い回る。 京太郎「!?」ビビクン 怜「ん……れろぉっ……むちゅっ♪」 京太郎(アイエエエエ!?ナンデ!?) 京太郎(ナンデ!?ナメテル!?) 怜(にししっ……慌てとる慌てとるっ♪)ニヤニヤ 怜(まっあんまり困らせても可哀想やし、この辺りでやめとこか)ピタッ 京太郎(止まった……) 京太郎(廊下に居た先輩達に見えない角度でよかった……)ホッ 京太郎(ばれたら嫌な予感しかしなかったぜ……) 京太郎(トキ姉め……家に帰ったら絶対に文句言ってやるぞ……!) 怜(……と思ったけど……なんかあの京ちゃんの味?とでも言うべきやろか……とりあえず我慢出来ひん) 怜(最後にもう一舐めだけ……ええよな?) ガララ 竜華「あっ、やっぱり居たっ!」 竜華「おはようー京太郎君、怜ー!」フリフリ セーラ「うんうん、そろそろ来る頃と思ってたわ!」 数メートル先の教室のドアが開き、何だかんだ姉絡みで付き合いの長い二人の先輩が廊下に出てくる。 京太郎「あ、竜華さん、セーラさんおはようござ」 怜「ぺろっ♪」 京太郎「ひうっ!?」ビビクン 止んだと思った所への不意打ちにより京太郎が姉を背負ったままバランスをその場で崩す。 竜華「あ、あぶないっ!」 怜「きゃっ………」 京太郎(このままじゃトキ姉が地面に……!) 京太郎(それだけは!)ギュッ 咄嗟に姉の細い腰を抱きしめ、姉を自身の上に行くようにするべく自身の体を反転させる。 京太郎(っ……少しだけ背中を打ったけど、トキ姉が地面に落ちることは回避出来たはずだ……!) セーラ「だ、大丈夫か……なっ……!?」 竜華「怪我はな……い……んんんッ!?」 何故か二人の語尾が急速に弱まっていく。 京太郎「ふがふが」 怜「んぁっ………」 京太郎(あれ、大丈夫ですって喋ろうとしたのに声が上手くでねぇ) 京太郎(痛みは全然ないのに……) 京太郎(……って冷静になったら口の上に何かが乗ってる?) 京太郎(………)チラッ 辛うじて動く目線を口の上に向けるとそこには 怜「ふふっ……大胆やなぁ……京ちゃん」ハァハァ 息も荒く、頬を紅潮させた姉の姿があった。 京太郎(………ってことは)オソルオソル そう、京太郎の口には今姉のパンツが密着していた。 京太郎(………あ、やべ)タラー 見れば周りの少女たちが全員口元を抑え、或いは目を背けている。 元女子高には刺激が強すぎたのだろう。 京太郎(……その後結局立ち直った竜華さんとセーラさんがトキ姉を俺の上から引っ張ってどけるまで俺はトキ姉のパンツの食感と匂いを味わうはめになった) 京太郎(この事件は千里山で後々まで語り継がれる事となるのだが、それはまた別のお話) 京太郎(ちなみに去り際にトキ姉が) 怜「そういう事がしたいならもっと早く言ってくれればええのにっ……♪」ボソッ と小さく耳元で囁いてきたのは聞こえなかったことにした。 ◇夕方 園城寺家付近 京太郎(そしていつも通り、ハンドボール部をやめた俺が今所属している部活の麻雀部での部活動を終えて家路についた) 京太郎(……と、まぁ色々とあるけどそれが今の俺とトキ姉の日常だ) 京太郎(夕暮れ時の歩道を姉弟で手を繋いでゆっくりと歩いている) 京太郎(……これは小学生の頃からずっとやっている事だな) 怜「京ちゃん」 なんて昔の思い出を思い出していると姉から声がかかる。 京太郎「ん」 怜「いつもありがとなー」ギュッ 京太郎「ん?何がだ?」 怜の白い手が京太郎の手をよりしっかりと、深く握ってくる。 京太郎は知らないがそれは所謂恋人繋ぎという物だった。 怜「色々と、やでっ♪」ニコッ 京太郎「気にすんなって」ナデナデ 空いた方の片手で自身より遥かに小さい姉の頭を優しく撫でる。 指の間をサラサラとした艶のある姉の髪がすり抜けていく。 怜「んっ」ギュッ 京太郎(昔からトキ姉は頭を撫でられると気持ち良さそうに目を細めるんだよなぁ)ウンウン 怜「あ、せや」 怜「京ちゃん」 京太郎「んー?」 怜「明日の朝もまた起こしてなー?」クビカシゲ 京太郎「……はぁ、いいぜ」グッ 怜「やったっ♪」ニコニコ カンッ ◇大阪 元旦 四天王寺 怜「うわぁ……ぎょうさん人がおるなぁ……」 京太郎「噂には聞いていたけど……すげぇなこれは…」 京太郎は今、初詣だけでおおよそ10万人もの人が参拝に訪れるという四天王寺に来ていた。 竜華「怜は人混みとか嫌いやもんなぁー」 セーラ「ここに来るもの初めてなんとちゃう?」 部活の先輩であり、自身がもっと小さい頃からトキ姉絡みで何かとつるんでいる事が多い竜華とセーラと一緒に。 ちなみに余談だが麻雀を始めたのも彼女達とトキ姉の推薦だった。 怜「だって私病弱やし」ドヤァ 怜「人混みに行ってお正月から風邪とかうつされたら嫌やもん」 竜華「なんでドヤ顔で言うとるん…?」ハァ 京太郎「」 セーラ「……話は変わるんやけどな、なんかさっきからすれ違う連中にジロジロ見られてる気がするわ」 セーラ「俺の思いすごしやろか?」ウーン 京太郎「あははっ、多分気のせいじゃないと思いますよ」 セーラ「へ?なんでや?」キョトン 何故かわからないといった様子でセーラが首をかしげる。 怜「まぁこんだけの美少女が3人も揃ってその中心に一人だけ男がおるんや」 怜「目立つやろうなぁ」ニシシ いたずらっぽく目を細めて姉が笑う。 京太郎「まぁ、そういう事です」 セーラ「はぁ、美少女が三人って何処におるんや?」 セーラ「竜華と怜は……まぁわかるけど三人目って…」 京太郎「ははっ、何を言っているんですか?」 京太郎「セーラさんの事ですよ」 セーラ「……俺ぇ?」クビカシゲ 京太郎「ええ、そうです」 京太郎「今のセーラさんはとても可愛らしいですよ?」 セーラ「かわい…………ふ、ふぇっ!?」カァァ 何を隠そう、今のセーラは普段の学ランや男性的な服装からは想像のつかない女性物の着物を着ていた。 柄は落ち着いた色合いの京小紋。 だがそのシックは雰囲気がセーラのサバサバとした快活な魅力をより引き出していた。 ……間違いなく竜華の手によってだろう、施された薄い化粧が普段は隠されたセーラの少女らしさをしっかりとアピールしている。 京太郎「多分10人の男女が居たら10人がセーラさんに振り返ります」ニコッ セーラ「お……おまぁ……!」 竜華「ふふっ、良かったなぁー?」ニコニコ 竜華「嫌がってたけど」 竜華「お望み通り京君に褒められちゃってっ」ペロッ 片目を瞑った竜華がチョロっと舌を出しながらセーラに微笑む。 セーラ「竜華お前ぇ……!!」ボンッ 林檎のように顔を真赤に染めたセーラが恨めしそうに竜華をジト目に睨みつける。 竜華「くっくっく…セーラの乙女モードがお正月から見れるなんて珍しいなぁ」 竜華「これは今年こそインターハイで優勝出来るかもしれへんでー」ニヤニヤ 怜「せやせや、幸先いいなぁ」ニヤニヤ セーラ「むぐぐ……」 京太郎(うわぁ……悪い顔だ) もし四天王寺で悪い顔コンテストなんて物があれば、間違いなく優勝できるだろう表情で怜と竜華がセーラを見つめる。 京太郎「って……お望み通りってどういう意味です?」キョtン 先ほどのセーラのように訳がわからないといった様子で京太郎が首をかしげる。 竜華「………はぁ」 竜華「今年も困難な道程になりそうやな」 怜「京ちゃんは一筋縄ではいかないで……」ハァ 二人がほぼ同時にため息をつく。 苦笑いのおまけ付きだ。 その理由を知らぬは当の本人だけだった。 京太郎「なんでため息…?」 セーラ「絶対知らない方がええでッ!」クワッ 京太郎「は、はいっ」ビビクン その気迫に押し切られる形で思わず頷いてしまう。 竜華「せや!京君京君!」グイグイ 京太郎「ん、どうしましたか竜華さん」クルッ 右を歩いている京太郎の服の袖を竜華がくいっくいっと引っ張る。 人混みに引っかからないように注意しつつ顔を竜華の方へと向ける。 竜華「そういえばうちの着物の感想聞いてなかったけど、どうや?」クルッ そう言って竜華さんが微笑みを浮かべながらその場で小さく一回転する。 その際に竜華の長く綺麗な黒髪が京太郎の顔を掠め、竜華のシャンプーだろうか? 竜華の雰囲気とよく似たどこか優しい香りが 鼻孔をくすぐる。 チラチラと京太郎達の方を見ていた人々がその様子を見て思わず、おぉ……っと感嘆の声が漏らす。 主にというか9割以上は男から、だが。 直後彼女連れと思わしき男は彼女にどつかれて向き直らされていた。 京太郎(けど……気持ちはわかるぜ……) 何しろ俺もその様子に一瞬目を奪われてしまったのだから。 竜華さんはセーラさんとは違い、紺色の下地に鮮やかな花と鞠模様の振り袖を着ていた。 紺色の下地と竜華さんの黒髪が落ち着いた雰囲気を醸し出しつつも、各所にあしらわれたピンクを基調としつつ、様々な色に染められた華の模様がアクセントになっている。 セーラと同様に普段はしていない化粧を薄くだが施してある事で、元々美少女と呼んでも差し支えのない竜華の華やかさがさらに引き立てられている。 竜華「もしかして……変……かな……?」シュン なんて事を考えていると、竜華が落ち込んでしまった。 恐らく反応が無いせいでイマイチと思われたと考えたのだろう。 京太郎「いえ、とても似合っていますッ!」 京太郎「何かあまりにも綺麗で見惚れてしまって返事が出来ませんでした」ニコッ 率直に思った通りの事を言う。 竜華「そ、それは良かった……」カァァ 竜華「ふふっ……ふふふっ…♪」ニヘラッ 直後、竜華が俯く。 ……ちなみに京太郎からは見えないが頬を染めて非常にだらしのない顔でにやけながら。 竜華(……もし似合ってないとか言われたら泣いてたかもしれへんなぁ) 竜華(けど……褒められてもうた……案外今年こそいけるかもしれへんなっ!)ニコニコ 京太郎「何だろう……この状態……?」 何故か左右に頬を染めた状態に陥った美少女が二人居るといった状況に陥ってしまった。 怜「自分の胸に聞くんやなー」 自身の腕の中にすっぽりと収まっている姉が適当っといった感じで返事をしてくれる。 怜「ん~~……ぬくいわぁ……♪」スリスリ そう、姉は今自身の両肩にそれぞれ俺の腕を乗せて、まるでマフラーの代わりと言わんばかりに首に巻きつけている。 時折、少し寒いのかすりすりと俺の手に頬ずりをしてくる。 京太郎「だから防寒具を着ていけって言ったんだよ」 怜「え~~……なんでや?」 京太郎「だってトキ姉寒そうだし」 京太郎「……ってか実際擦りつけてくる頬冷たいしな」 怜「いやいや、そんな物付けちゃったらこうやって京ちゃんに頬ずり出来ないやない?」 怜「そんなん論外や」 怜「京ちゃんの温もりを肌で味わえないくらいなら凍え死んだ方がマシやっ」ニコッ 京太郎「やれやれ……正月から変わらねぇなぁトキ姉は……」ハァ 怜「ふふっ……くしゅんっ!」 強がりつつもやはり寒いのか姉が可愛らしいくしゃみをする。 京太郎「……だから言ったんだよ」 怜「にししっ……くしゅんっ……」 京太郎「はぁ……正月から一つ貸しだからな」スッ 3人と違い普段着で来ていた京太郎がロングコートを脱ぎ、姉の着物の上から着せる。 ちなみに姉は淡い水色の下地に水玉の模様が入った着物を着ている。 口にこそ出していないが、何処か儚い雰囲気を持った姉によく似合っていると思った。 怜「んっ……ありがとな、京ちゃん」ニコッ 京太郎「前よりは体調が良いっていってもトキ姉が病弱なのには変わりがねぇんだから無理すんなよ」ギュッ 怜「あっ……」カァァ 姉に回している腕に入れている力を強め、こちらへと引き寄せる。 抱きしめるような形になるが、姉に風邪でもひかれたら困るので仕方ない。 基礎体力が無いせいで姉は一度風邪を引くと長引きがちな上に、苦しそうにしている所を京太郎としても見るのは非常に心苦しい物があった。 京太郎「……着物の上からコートって……まぁ変かもしれねぇけど許してくれよ」ギュッ 京太郎「トキ姉が辛そうにしている所……見たくねぇからさ」 怜「………んっ♪」コクンッ 怜(羽織らせてくれたコートから…京ちゃんの匂いが……)スンスン 怜(にししっ………元旦から幸せや)ニコニコ 怜「そや……お礼や」ピトッ 怜「京ちゃんの手……私が暖めたるっ♪」 自身の首元に回されている京太郎の腕から覗く手に自身の両手をピトッとそれぞれ密着させる。 腕部分と違い、手袋を履いていないせいで露出した京太郎の手はとても冷たかった。 京太郎「ってトキ姉の手も冷たいじゃねぇか」 怜「そんなんお互いで触れ合っている内に暖まるやろっ」ニコニコ 京太郎「ん……それもそうか」 怜「せやせやっ♪」 竜華(……この二人) セーラ(本当に姉弟なんやろか……?) セーラ(って言いたくなるくらい仲ええわぁ) 竜華(……今年も厳しい戦いになりそうや)ハァ 二人は内心でこれからの1年に予想される激戦を想像し、ため息をつく。 京太郎「っと着いたな」 そんなやりとりをしている内に賽銭箱の前へと到着する。 怜「さて、お参りしよか」 竜華「せやなっ~」 チャリーン それぞれ小銭を投げ入れる。 パンパン セーラ「今年こそ白糸台を倒して優勝出来ますようにッ!」 元気よくセーラが言う。 竜華「あははっ……セーラ願い事は口に出したらあかんで……」 怜「せやせや、口に出したら叶わなくなるってよく言うなぁ」 セーラ「ほ、ほんまかいなッ!?」ガビーン 京太郎「ふふっ、今のは聞かなかった事にしますんでもう一度お願いごとをするといいと思いますよ」 セーラ「わ、わかったでっ!」グッ 京太郎(……今年こそ千里山が……竜華さんやセーラさん、そしてトキ姉がインターハイで優勝できますように!) 京太郎(……それともしもう一つ可能なら) 京太郎(トキ姉が今年も一年健康で居てれますようにッ!) 怜(私達の最後の夏……竜華やセーラ、京ちゃんの助けに報いるためにも) 怜(うちをレギュラーに抜擢してくれた監督のためにも……勝てますように……) 怜(それと……もしもう一つ可能やったら) 怜(今年こそ京ちゃんと………を……ます……に♪)ニコッ ……… …… … 京太郎「さて、後がつかえていますし俺達は避けるとしましょうか」 竜華「せやなっ」クルッ セーラ「この後どうするんやー?」クルッ 二人が神社を後にすべく来た道を引き返す。 怜「京ちゃんっ」ギュッ 京太郎もそれに続くべく、後ろを向こうとするが片手をぎゅっと握られる事で立ち止まる。 京太郎「ん、どうしたトキ姉?」 怜「今年も一年仲良くよろしくなぁっ♪」ニコッ 京太郎「ん……当然だろ」ギュッ その手を握り返し、手を繋いだまま姉弟で神社を後にする。 そんな二人の顔には笑顔が浮かんでいた。 カンッ
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