約 1,769,376 件
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/7590.html
トルネコ1のダンジョンで【しあわせの箱】あるいは【奇妙な箱】があるフロアで流れる曲。 直前の【マグマのダンジョン】とは対になっており、曲調が危なさとは無縁の神秘性になっている他、 マグマのダンジョンのモチーフの転回形でメロディが作られている。 危険はまだ続きつつも、とうとう目的地に辿り着いたというのが曲にも現れているといえる。 そして目的の箱を入手したら同じ道を帰ることで、次第にトルネコのテーマが戻ってくる過程も聴ける。 なお、上記の「箱のあるフロア」とは不思議のダンジョンでは27階以降、 もっと不思議のダンジョンでは30階以降を指すが、より厳密に言えば、 この曲と背景が使われるのは「箱が落ちているフロア」のみである。 目標のフロアより更に深く潜ってから箱を取って帰還しようとすると、 帰り道には箱が落ちていないので、たとえ30階以降でも「マグマのダンジョン」の曲と背景になる。 つまり証明の巻物を取りに行く場合、帰り道は25階までずっと心臓に悪い曲が流れ続けることになる。 行きはよいよい帰りはこわいとはこのことか。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10130.html
登録日:2010/11/02(火) 13 18 17 更新日:2024/09/17 Tue 00 55 40NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 タイムパトロール パワプロクンポケット パワポケ ブラッドバタフライ ポケ6 主人公 和桐バブルス 島流し 未来人 歴史を変えた者の一人 未来を作るんだ。 自分達の手で、明るい未来をね。 パワプロクンポケットシリーズ第6弾、パワポケ6の主人公。 サイボーグだった1、3主人公はまだまだ、プロペラ団の存在などでプレイヤーに耐性ができていたが、4.5と主人公が普通の人が続いていたところ、タイムパトロールという設定は度肝を抜いた。 【6主人公の特徴】 タイムパトロールの主人公は現在、つまりは6の舞台となる時代に時間犯罪者を捕まえるためにやってきた。 タイムマシンによって未来を改変しようと企む犯罪者のターゲットは和桐製作所と言う中小企業らしい。 下手に動くより、敵を迎え撃つことにした主人公は和桐製作所で働くことになる。 しかし、和桐を狙うのは時間犯罪者だけでなく、様々な問題、個性的な社員達も多いことに気付いた主人公。 果たして彼は任務を遂行出来るのか!? タイムパトロールというステータスはぶっ飛んでおり、過去の経歴もほぼ完全に謎。 だが基本的に他の社会人主人公と比べて普通の人。 ちなみに彼のいた時代では携帯電話は連絡手段として既に時代遅れとなっており、「この世界は、あと百年もたっても解明できない謎と神秘に満ちている」の台詞から少なくとも100年以上未来の人間と思われる。 職業と出身世界的な問題で歴史に関しては詳しいようだが、一方でプロペラ団について認知していない描写がある。 良くも悪くもパワポケの主人公で、熱くお調子者。製作所を復活させる(後述)だけの根性もある。 たまに、 『フヒヒ、ラブラブです』 『愛の狩人です』 『負け犬が何の用かな?』 とか、ミョーな回答したりするが、パワポケにはよくあることなので気にしてはいけない。 あと、とても女性にモテる。展開次第では勤め先の社長の娘(現役女子高生)や893の娘と交際することも。蛇足だが、今作は彼女候補との好感度が一定値を越えるとデート後にラブホテルの前で別れるようになる。 女子高生などもラブホテルに平然と連れ込む辺り、歴代主人公としては性的な面は一番だらしない可能性が指摘されている……管理社会から来た反動か何か? 容姿に関してはパワポケ2の主人公と似た容姿を持つことが示唆されるイベントがある。 荒井金男は1.3主人公と同じ雰囲気を持つと指摘しているが、そもそもポケ2主人公が1.3主人公と似た容姿なので当然ではある。 後に8主人公も1.3主人公と似た雰囲気を持っていると指摘されていることから、6主人公は8主人公とも似た雰囲気があるのかもしれない。 最初は製作所に入ったのも時間犯罪者を捕まえるためだったが、日々を過ごしていくことでかけがえのないものへとなっていき、ラストで未来に帰る選択をした時は 『あの人たちにもう一度会いたい』 と話していた。 また、タイムパトロールという職業から戦闘力も三番目(ただし、この戦闘力は11時点で)と高い位置に居る。ヤーサンには勝てないらしいが… 野球のスカウトが彼の元にくるイベントなどから見るに、純粋に身体能力が高いのだろう。 ゲーム本編の末路としては、上述したようにラストで未来へ帰還するか現代に残るかを選ぶこととなる。 任務を果たす・誤認逮捕をして生還して任務失敗・彼女候補と結ばれたため現代に残るなど、様々な展開が用意されている。 当然BADEND展開もあり、BADENDでは借金の肩代わりのために島送りにされる展開である。 この島送りにされるBADEND後のお話が、パワポケ6における裏サクセス『謎のしあわせ島編』である。 【正史の結末など】 正史では時間犯罪者を見事に捕らえられないというまさかの展開で終わっている。 6主人公は大帝国キラーズに敗北して幸せ島に行ったのが正史らしく、しあわせ島からとしおくん騒動に生じて生還する。 (表サクセスのクリアがパラレル展開でゲームオーバーが正史という設定は、後のシリーズでも見られない) 無事帰還した6主人公は、一度潰れた和桐製作所を幸せ島に送られた仲間達と元の和桐製作所社員達と合同で建て直した。 皮肉にも、逮捕されなかった時間犯罪者の一度は成功した目論見を、結果的に捕まえずとも潰すことになったのである。 また、ゲーム本編では主人公が最終的に未来に帰るのかどうか選択肢が出るが、正史における彼が、和銅再建後にどう選択したかは現在まで不明である。 パワポケダッシュの紹介文では、しっかり未来への帰還を遂げられたかどうかを疑問視させるような不穏な文章がある。 未来への帰還を決意したと仮定した場合は、最終作の14終了時まで本編世界のどこかでスリープ状態で眠っている可能性が指摘されている。 なお、しあわせ島に送られる経緯を歩んでいる事情などから、歴代では珍しく正史彼女が存在しない主人公ではないかと推測する声もある。 ※以下、かなりのネタバレ 本来彼の任務は時間犯罪者を捕まえることであったが、実際は時間犯罪者は既におかしくなっていた過去を元に戻そうとしていただけ。 そもそも何故こんなことになったのかというと3のヒロインである寺岡薫は6の時代では死んでいる筈であった。 しかし破滅の未来を変えるために『彼』や時間犯罪者らによって持ち込まれたサイボーグ技術で生き延びてしまい、薫は和桐製作所に入る。 そこで薫はWGバッテリーを開発するが、未来ではこれによりエネルギー問題が解決。人類は破滅は回避したが管理社会という平和によって腐っていく。 時間犯罪者はそうして狂った未来を再び修正するために6の時代にやってきていた。 つまり、主人公は無自覚ながらにやばい未来に繋げてしまった可能性がある(だからといって6主人公が悪いという訳では断じてないのだが)。 これは、犯罪者イベントを完璧にこなすと発覚する時間犯罪者との会話で 『お前は間違っている』 という台詞からもよくわかる。 もし仮に主人公が既に変化した未来からやってきていたとするならば、犯人のやっていることを時間犯罪とするのも一応納得でき、おそらくバッテリーが存在する未来から来ているのでその可能性は高い。 さらに言うと、6主人公は正史でのしあわせ島ではとしおくん騒動を経て脱出したとされている。 このとしおくんの遺骸は後のジャジメントが兵器用として利用しており、その結果ドラコが生まれているなど地味にそちらでも影響を与えている。 ドラコはパワポケ12でもパカーディルートでは敵として立ち塞がることもあるが、このルートは多分正史の扱いではないだろう。 ちなみに、「14」にて主人公の育ての親となるメガネのうち2人(山田と落田)は彼の和桐製作所再建がきっかけで巡り合っているため、そういった意味でも後のシリーズに影響を与えた重要な人物だったりする。 追記修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 6主の説明でドラえもんを思い出したのは俺だけ? -- 名無しさん (2014-03-19 17 31 39) 正史彼女がいないことがほぼ確定してる珍しい主人公 -- 名無しさん (2020-10-23 22 38 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kisidakyodan_wiki/pages/236.html
ほんとうの光 原曲 明治十七年の上海アリス 作詞 TAKEGON 編曲 Ranlu 収録 『くるいちご』 歌詞 間違いのない 争いのない 生き甲斐のない時代で 暗闇の中、手探りながら抗い続け進む 真理も 倫理も 教えられた全て 不徳 道徳 答えなんてない そして流され長いものに巻かれ 本当に確かな自分はどこ… 足元の光さえ 見ようとせず 生きてて 歪んでる常識でさえ正しい 足元の光さえ 見ようとせず 生かされて 歪んでる常識でさえ もう消せはしないもになってた 協調性が持て囃された やり甲斐のない時代に 出る杭なんだと抑えられてる下らないこの世風に 義理も 正義も 教えられた全てを 取捨して 選択 自分で選べ そして変われる心の何かが 掴む確かな自分はここに… 本当の自分さえ 理解出来ず 迷って 腐敗した世の中にただ漂う 本当の自分さえ 理解できず 彷徨って 腐敗した世の中に ただ認められていた気がした 足元の光さえ… 足元の光さえ 見ようとせず 生きてて 歪んでる常識でさえ正しい 本当の自分さえ 理解出来ず 迷って 腐敗した世の中にまだ漂う 本当の自分さえ… 前曲(どれきはのま) 次曲(大事なものはしまっておけばいいんじゃない?) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokemonsv/pages/1787.html
もくじを見る 概要 所持ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 所持ポケモン No. 名前 特性 通常特性 隠れ特性 関連項目 特性 あ行 ARシステム アイスフェイス アイスボディ あくしゅう あついしぼう あとだし アナライズ あまのじゃく あめうけざら あめふらし ありじごく アロマベール いかく いかりのこうら いかりのつぼ いしあたま いたずらごころ いやしのこころ イリュージョン いろめがね いわはこび うのミサイル うるおいボイス うるおいボディ エアロック エレキスキン エレキメイカー えんかく おうごんのからだ オーラブレイク おどりこ おみとおし おもかげやどし おもてなし おやこあい おわりのだいち か行 カーリーヘアー かいりきバサミ かがくのちから かがくへんかガス かげふみ かぜのり かそく かたいツメ かたやぶり かちき カブトアーマー かるわざ かわりもの がんじょう がんじょうあご かんそうはだ かんろなミツ ききかいひ きけんよち きずなへんげ ぎたい きみょうなくすり きもったま ぎゃくじょう きゅうばん きょううん きょうえん きょうせい ぎょぐん きよめのしお きれあじ きんしのちから きんちょうかん くいしんぼう クイックドロウ クォークチャージ くさのけがわ くだけるよろい グラスメイカー クリアボディ くろのいななき げきりゅう こおりのりんぷん こだいかっせい こぼれダネ ごりむちゅう こんがりボディ こんじょう さ行 サーフテール サイコメイカー さいせいりょく さまようたましい さめはだ サンパワー シェルアーマー じきゅうりょく じしんかじょう しぜんかいふく しめりけ しゅうかく じゅうなん じゅくせい じょうききかん しょうりのほし じょおうのいげん じりょく しれいとう しろいけむり しろのいななき しんがん シンクロ じんばいったい しんりょく スイートベール すいすい すいほう スカイスキン スキルリンク スクリューおびれ すじがねいり すてみ スナイパー すなおこし すなかき すながくれ すなのちから すなはき すりぬけ するどいめ スロースタート スワームチェンジ せいぎのこころ せいしんりょく せいでんき ぜったいねむり ゼロフォーミング そうしょく そうだいしょう ソウルハート た行 ダークオーラ ターボブレイズ たいねつ ダウンロード だっぴ たまひろい ダルマモード たんじゅん ちからずく ちからもち ちくでん ちどりあし ちょすい テイルアーマー てきおうりょく テクニシャン てつのこぶし てつのトゲ テラスシェル テラスチェンジ テラボルテージ デルタストリーム テレパシー でんきエンジン でんきにかえる てんきや てんねん てんのめぐみ とうそうしん どくくぐつ どくげしょう どくしゅ どくのくさり どくのトゲ どくぼうそう どしょく とびだすなかみ トランジスタ トレース とれないにおい どんかん な行 ナイトメア なまけ にげあし にげごし ぬめぬめ ねつこうかん ねつぼうそう ねんちゃく ノーガード ノーてんき ノーマルスキン のろわれボディ は行 ハードロック はがねつかい はがねのせいしん ばけのかわ はじまりのうみ パステルベール はっこう バッテリー はとむね バトルスイッチ ハドロンエンジン はやあし はやおき はやてのつばさ はらぺこスイッチ バリアフリー はりきり はりこみ パワースポット パンクロック ばんけん はんすう ビーストブースト ヒーリングシフト ひでり ひとでなし ひひいろのこどう ビビッドボディ びびり ひらいしん びんじょう ファーコート ファントムガード フィルター ふうりょくでんき フェアリーオーラ フェアリースキン ふかしのこぶし ぶきよう ふくがん ふくつのこころ ふくつのたて ふしぎなうろこ ふしぎなまもり ふしょく ふとうのけん ふみん ふゆう プラス フラワーギフト フラワーベール フリーズスキン プリズムアーマー ブレインフォース プレッシャー フレンドガード ヘヴィメタル ヘドロえき へんげんじざい へんしょく ポイズンヒール ぼうおん ほうし ぼうじん ぼうだん ほおぶくろ ほのおのからだ ほろびのボディ ま行 マイティチェンジ マイナス マイペース マグマのよろい まけんき マジシャン マジックガード マジックミラー マルチスケイル マルチタイプ ミイラ みずがため ミストメイカー みずのベール みつあつめ ミラーアーマー ミラクルスキン むしのしらせ ムラっけ メガランチャー メタルプロテクト メロメロボディ めんえき もうか ものひろい もふもふ もらいび や行 やるき ゆうばく ゆきかき ゆきがくれ ゆきふらし ようりょくそ ヨガパワー よちむ よびみず よわき ら行 ライトメタル リーフガード リベロ リミットシールド りゅうのあぎと りんぷん レシーバー わ行 わざわいのうつわ わざわいのおふだ わざわいのたま わざわいのつるぎ わたげ わるいてぐせ コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る ※こちらは「情報提供欄」です。質問や雑談はご遠慮ください。
https://w.atwiki.jp/patapon2/pages/154.html
パラゲトにもどる ギャノディアス戦への卵 ステージ攻略 制限時間 6分 お勧め編成 パラゲトの仕様上、避けるタイミングがシビアになる超死滅砲に注意。(下手すると一瞬で全滅します。) 弱点が複数箇所あるため、超死滅砲対策にもとりポンヒーローは入れておいて損はない。 HPが多いのでフルアタック編成で挑まないと時間切れになりがち。 ドンチャカセッション リズムにあわせて ○-○- ○-○-○○○- ○○○- ○□○○-□○- ○○□○○□○- おとだけで ○-○-○--- ○○○-○--- ○○○- ○□○- ○○□○○□○- じぶんのタイコだけ □□○○××△△○○□□△△××□○□○×△×△□○×△×△□○□□○○××△△○○□□△△××□○□○×△×△□○×△×△□○ さいごのしあげ ○○○○○○○- ○○○○○□○- ○○○- ○○□○○○□○○○○- □□□□□□○- □□□□□□○- □□□□□□○○○○□○○○○- × 卵の中身 仮面 ズババ ズビズバ ズンズビバ ズビズババヤ こむポン その他 あくまの合金 宝箱 宝箱 必要パラチャリ 中身 大 60 あくまの合金 まほうの合金 すごい合金 中 30 まほうの合金 すごい合金 かたい合金 小 10 すごい合金 かたい合金 ざつな合金
https://w.atwiki.jp/aaa333/pages/14203.html
新型インフルエンザになっちゃいました・・・。昨日の夜に熱が39・6あったんで・・・。部屋にひきこもりです。・・・。 -- 愛 (2009-12-03 13 54 47) だいじょうぶですか・・・ -- くま (2009-12-03 14 15 02) 大丈夫ですかぁ~? うちは「もうインフルエンザA型になったので大丈夫ですが・・・ まぁ、ゆっくりとおやすみになってくださいね(-人ー)ii~~ -- ブロックテレサ (2009-12-03 15 10 18) 大丈夫~?なわけないか・・・。まっ、おだいじにー!! -- るー (2009-12-03 15 19 02) くまs・ブロックテレサs・るーsありがとうございます♪今は熱が38・7あります・・・。あぶないです・・・ -- 愛 (2009-12-03 18 16 32) うちゎ、インフルの時に、37・7度あったなぁ~ でも、タミフル飲んだらすぐ治るよ(-人-)ii~~ -- ブロックテレサ (2009-12-03 18 24 08) 今日、医者にいってタミフルもらった~!粉みたいなやつすった・・・。けど、熱さがらなそう -- 愛 (2009-12-03 18 42 35) 様子みるから落ち ノシ -- 愛 (2009-12-03 18 43 08) 大丈夫ですか? ウチわまだなってないです。10月にインフルはやってました。 A型インフルだったら、新型って、判断されるんですよねー 確か・・・ それに、去年、冬休みに、A型インフルと、B型インフルに、かかっちゃいましたー!! おかげで、年末年始楽しく過ごせんかったーー!!親戚とも、会えんかったし・・・ -- ポテト (2009-12-03 18 47 45) やっぱりぃ?つらいよね;; -- 愛 (2009-12-04 11 44 45) うん -- ポテト (2009-12-04 16 12 33) 新型ですか・・・。実はわたしもなりましたよ´・ω・`;本当につらいですよね; -- しーちゃん (2009-12-04 16 26 43) うん^^いまは全然ねつないけどね^^ -- 愛 (2009-12-04 16 37 20) ねことあひるがちからをあわせてみんなのしあわせを~!まねきねこだっく♪ニャックワッ! -- るー (2009-12-04 17 34 07) 愛sが大変なときに↑こんなことかかないでください!! -- なな (2009-12-04 18 00 30) ななsどうも^^ -- 愛 (2009-12-04 18 29 07) いえ -- なな (2009-12-04 18 33 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1303.html
彼女がいつも目覚めるのは、部屋の中に日光が差し込んでからだった。 暗い眠りの中に落ちていた意識が、物理的に引っ張り上げられる感覚。 未だ惰眠を貪りたいという欲求を黙殺し、ゆっくりと布団から身を起こす。 少し冷える。 暖かな寝床が恋しいが、きっぱりと未練を断ち切らねばならない。 ―――お兄さんの言う所によると、どうやら自分は"てーけつあつ"らしい。 そんな事をぼんやりと考えながら、服を着替える。 薄いピンク、人参のプリントがされたパジャマを脱ぎ、一張羅に袖を通す。 今日は、思ったより寒い。 ブレザーも着込んだ方が良いだろう。 脱いだパジャマを畳んでから、両手に抱え持つ。 ちょいちょいと布団の乱れを直してから、彼女は自分の部屋を出た。 たん、とん、たん……と、規則的なリズムで階段を下りる。 この家は2階――正確に言えば屋根裏を含めて三階建てなのだが、彼女の部屋は二階にあった。 リビングに行く前に洗面所へと向かう。 洗濯籠の中にパジャマを入れてから、補助用の台に乗り、化粧鏡の前に立った。 ―――よし。大丈夫。 ちょいちょいと髪に手を伸ばしながら確認した。 変な所は見受けられない。 薄桃色にも見える、銀糸を束ねたような髪は彼女にとっての自慢だった。 毎日の手入れは欠かさず、一本の枝毛も無い。 台を軽く蹴って、着地する。 彼女には歯磨きも、洗顔も必要なかった。 「おっ、おはよう。今日は良い天気だぞ」 リビングのドアを開けた彼女を出迎えたのは、忙しなく動き回る男の姿だった。 彼はこの家の持ち主であり、彼女にとっての"お兄さん"である。 この光景は特に珍しいことではない。 彼女が起きる頃にお兄さんは会社へと向かうからだ。 「朝ご飯はいつも通り置いておいたから、ちゃんと食えよ? あと昼ご飯は人参スティックでよかったな?冷蔵庫に2本分切ったの入れてあるから」 ネクタイを締めながらてきぱきと指示を下していくお兄さん。 一言一句聞き逃すまいと、両手をぐっと構えてこくこくと頷く彼女。 「よし、それじゃあ俺もう行くわ」 玄関へと向かうお兄さんについて行く。 見送りは彼女の、毎朝の日課だった。 ……それに、やって欲しい事もある。 ぐっと、彼女は背伸びをする。 頭をお兄さんへと突き出す。 彼もまた、この行為の意味を知っている。 やれやれとばかりに苦笑すると、ぽんと彼女の頭に手を置いた。 「ちゃんと良い子で留守番するんだぞ?」 そのままゆっくりと、頭を撫でるお兄さん。 暖かな温もりが伝わってくる。 彼女の耳はふにゃりと垂れ下がり、四肢の力が僅かに抜ける。 自分から彼の手にすり付くように動き、目を細めて全身で「気持ち良い」と表現していた。 「……ま、こんなもんだろ。ほら、もう終わり」 ぱっと、手が頭から離れた。 途端にしゅんとうな垂れる彼女。 そんなに名残惜しいのだろうか、とお兄さんは思う。 しかし彼自身も悪い気はしない。 扉を開ける。そろそろ時間だった。 「それじゃ、うどんげ。行ってきます」 最後にそう言って、お兄さんは家を出る。 名を呼ばれた彼女―――ゆっくりうどんげは、大きく手を振って応えた。 ―――いってらっしゃい、お兄さん。 うどんげの一日が、始まる。 うどんげを怖い目に遭わせてみた ゆっくりうどんげ。 主に竹林を住居として好む、所謂『希少種』に分類される銀の髪に兎の耳を持った珍しいゆっくり。 れみりゃ、ふらん等と同様に、大多数の個体が胴付きであるという特徴を持つ。 性格は基本的に臆病。これは兎の因子が混じっている為という説が有力である。 彼女もまた、そんなゆっくりうどんげ種の中の一体だった。 紆余曲折――話の大筋には全く関係ないので省略――を経て、現在の飼い主、つまり「お兄さん」と同居する身である。 この話はそんな彼女のとある一日を描写したものに過ぎない。 はっきり言えば、山も落ちも意味も無いものだ。 嫌ならブラウザの「戻る」ボタンを押すことを強く薦める。 以上を了承された方のみ、以下の本編をご覧頂こう。 それでは始まり。 *** お兄さんを見送った後。 うどんげは、一人で食卓の前に座っていた。 右手には箸。左手には茶碗。 人間よろしく器用に手先を使えることが、うどんげの微かな自慢でもある。 白米をゆっくりと咀嚼してから、汁物椀を手に取り、口をつける。 薫る味噌の匂いは、それだけで食欲をそそった。 朝食が簡素に済ますことはお兄さんの趣味である。おかずは主采、副菜合わせて二品。 鰆の塩焼き。この時期は脂が乗って旨い。 人参の漬物。お兄さんが手ずから漬けて、味が出ているだろう。 迷い箸は行儀が悪いが、なに、誰も見ていない。 己の優柔不断さを遺憾なく発揮できることも、うどんげには幸せだった。 ゆっくりは基本、大食漢である。 例に漏れず、うどんげも健啖家だった。 炊飯器にご飯の残りがあったため、お代わりをする。 ―――ご馳走様でした。 全て綺麗に平らげ、合掌した。 食器を片づけ、台所に持っていく。 蛇口から水を出し、軽く洗う。 ここから先はお兄さんの仕事だった。 うどんげもゆっくりである。 通常のゆっくりに比べ多少の耐性は持っているが、それでも水には弱い。 水仕事はゆっくりにとって大変危険なのだ。 ……それでもうどんげは、自分の分くらい洗いたいと思っているのだが。 それを許してくれないのは、ささやかな不満だった。 時計は9時の少し前を指している。 ゆっくりと食事を楽しんでいると、このくらいの時間になってしまうのだ。 ―――よし。 ふっと気合を入れるうどんげ。 お兄さんは言ったのだ。「良い子で留守番しろ」と。 それは寝床に戻り、惰眠を貪って良いという意味では決してない。 お兄さんの言いつけを守る為。 そして何より褒められたいが為。 先ず第一に取るべき行動は――― ―――何、しよう? 行動は……行動は、特に無かった。 うどんげに出来る家事はそれ程多くない。 今すぐに思いつく仕事――つまり洗い物は、禁止されていた。 有体に言うなら、暇そのものだった。 暇ならば外に遊びに出かければいいではないか、と思うかもしれない。 だがうどんげは、それを思いつく事すらしなかった。 彼女は臆病な性格である。何処に行くにもお兄さんの後をついて回っていた。 加えて、この街にはまだ野良ゆっくりが多く生息している。 うどんげ自身、野良ゆっくりに襲われる飼いゆっくりを見たことがあった。 たった一人で外を歩き回るなんて事は、最初から視野にも入れていない。 とりあえずテレビの電源を点けるうどんげ。 チャンネルを回すが、ニュース、ニュース、よく分からない番組、ニュース…… 興味を惹くものは無い。 本格的に困った。 何もやることが無いのだ。 何かしらお兄さんの役に立ちたいうどんげにとって、これは非常に良からぬ事態といえる。 きょろきょろと周囲を窺い、何か無いかと思案する。 台所に行った。 冷蔵庫を開け、昼食の人参スティックがラップに包まれ皿に置かれているのを確認する。 これはうどんげの大好物だった。 まだ食べるつもりは無いが、卓上に出しておく。 洗面所に行った。 洗濯機が目に入る。が、これも駄目だ。 洗い物と同様にお兄さんに禁止されている。 隣接した風呂場に目を向ける。風呂掃除……も駄目だろう。 うどんげは大抵の場合、ドライシャンプーを使っていた。 シャワーを使ったことも数える程度しかない。 二階へと上がり、自分の部屋の隣、お兄さんの部屋を覗く。 質素な部屋だ。 布団の他には最低限の家具しか置いていない。 他に目につくものと言えば、クローゼット程度か。 勝手に入るのも悪いので、早々に立ち去った。 家の中を探し回る。 何か、自分に出来る事は無いだろうか。 ゆっくりの身でも出来る、そう難しくないお仕事。 実際にはそんなもの、なかなか存在しない。 ある意味これも暇つぶしにはなっているのかもしれない。 一階に戻り、リビングの隣にある和室でうどんげは休憩する。 少々疲れてしまった。 溜息と共にふと視線を投げかけると、 ―――あ、あった。 どうやらうどんげは、漸く自分の仕事を見つけたようだった。 *** ―――襟元、中央、最下段のボタンをとめて、袖を広げて置く。 箸を使えるうどんげである。 少々てこずったが、出来ないという事は無かった。 ゆっくり丁寧にボタンをとめていく。 ―――両腕をたたんで、二つ折りに。 うどんげの身長と比較するに、人間のそれは非常に大きいと言える。 自然、身に纏うものもそれなりの大きさだ。 彼女が扱うには少々難しい。 それでも手を抜くような事はしない。 教えられた通りにしっかりと畳んでいく。 うどんげは今、「服を畳む」という作業に従事していた。 和室から繋がる縁側には庭があり、そこには物干し竿が吊られている。 この家では、取り込まれた洗濯物は和室に置かれ畳まれていた。 そして畳むことを忘れていたか、時間が無かったのだろう。積まれていた大量の洗濯物。 過去にうどんげはお兄さんの手伝いをして、一通りのやり方を教えてもらっている。 と来れば、今この光景は当然のものと言えるだろう。 人間の児童程度の四肢を持つうどんげだ、ある程度集中すればそう難しい事ではなかった。 家の中に一人という現状も相まって、うどんげは作業に没頭する。 4~5枚程度を畳んでから、箪笥の中にしまう。 その繰り返しだ。 服を畳んで、隣に置く。 服を畳んで、その上に置く。 服を畳んで、その上に置く。 「……ゆっ!………なか……………だね!……こを………の……にす………」 服を畳んで、その上に置く。 立ち上がる。畳んだ服を抱える。 箪笥を開き、服をしまい、閉める。 元の場所に戻り、座って作業を再開する。 「ゆっ……………さす…………さのれいむな………こん……いおうち………けるなん…………」 先程の作業を繰り返す。 畳んで、置く。 ある程度溜まったら、箪笥の中にしまう。 「おきゃ………こんにゃ………いりゅよ………しゃいっしゃい……………にぇ!」 「れいみゅ………きょわ……………ぷきゅー………っきゅり………しゃしぇろ~!」 ひたすら同じ作業の連続である。 没頭しきったうどんげには、何も聞こえていない。 こういう所はゆっくりだった。 間が抜けている、と言える。 服を全て畳むのに費やした時間は10分ほど。 最後のひとつをしまい込んでから、うどんげはぐっと背伸びをした。 時間にすればほんの僅かだが、身体に疲れが溜まるには充分だったようだ。 こった体がほぐれていく。 ―――さてと。これからどうしよう。 洗濯物は終わった。 きっとお兄さんに褒めてもらえる。 だが、うどんげはまだ満足していなかった。 もっと仕事をすれば、もっと褒めてくれるに違いない。 再び仕事を探すことにしたうどんげ。 そのまま振り返って――― 「いい゛がげんに゛れ゛い゛む゛をお゛うぢのな゛がにい゛れ゛ろおお゛おおお゛おぉ゛ぉ゛ぉ!!!!!」 窓ガラスに張り付いている凄まじい形相のれいむを見つけ、腰を抜かした。 *** 「ごのっ!!はやぐっ!!れいむをっ!!おうちのっ!!なかにっ!!いれろ゛っ!!」 それはとても大きなれいむだった。体長は約60センチほど。 恐らく野良だろう。 髪は油じみたものでベトベトのテカテカ、全体的に黒く汚れた肌とリボンは謎の分泌液にまみれている。 ガラス越しの向こうでなにやら吼え、歯を剥き出しにして猛り狂っていた。 「ゆへっ、ゆひぇっひぇ、ゆっひぇっひぇっひぇ………」 れいむの後ろには、恐らく番であろうまりさがいる。 体長はれいむと同じくらい。 汚れ方も似たようなものだった。 トレードマークの山高帽はボロボロで、つばが千切れかけている。 ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべて、うどんげを見つめていた。 「おきゃーしゃん、ゆっきゅりやっちゅけちゃっちぇにぇ!」 「しぇーしゃい!しぇーしゃい!」 「れいみゅちゃちはちゅよいんぢゃよ!?しゃっしゃとこうしゃんしちぇにぇ!!」 「どりぇーにしちぇあげりゅ!」 まりさとれいむの間を跳ね回っているのは、子ゆっくりと赤ゆっくりだ。 子れいむと子まりさが2匹ずつ。 赤ゆっくりはれいむとまりさが1匹ずつ。 全員が全員、口汚く騒いでいる。 ガラスを挟んだ家の中、うどんげはへたり込んでいた。 驚き竦み、腰を抜かしたのだ。 元来が臆病な上、彼女は飼いゆっくりである。 どうしても目の前の醜悪なものに恐怖心を覚えてしまっていた。 れいむが窓ガラスにぶつかる度に、バンッ、という音が響き渡っる。 未だ窓は割れる気配を見せない。 だが、この先はどうだろうか。 そんな不安を抱かせるほどに、れいむは激しく身体をぶつけている。 ―――怖い。 体に震えが走った。 涙がこみ上げてきた。 うどんげは座り込んだまま、必死に後ずさる。 「ゆっぐりっ!!でぎないっ!!まどさんはっ!!さっさとっ!!じねっ!!!」 「れいむ。おちつくのぜ」 いきり立つれいむにまりさが声を掛ける。 粘着質な視線をうどんげに向けたまま、まりさは話し始めた。 「そんなんじゃいつまでやってもまどさんをやぶることなんてできないのぜ」 「だったらどうずればいいのおおおぉぉぉ!!!?」 「これをつかえばいいのぜ」 ぼろぼろの帽子から何かを取り出すまりさ。 れいむの目の前に置かれたそれは、拳大ほどの大きい石ころだった。 「これをくちにくわえてぶつかれば、まどさんなんてなんでもないのぜ」 「ゆううぅぅ!!さすがれいむのだーりんだよおおおぉぉ!!」 「それほどでもないのぜ」 れいむの賞賛にも、まりさの態度は素っ気無い。 依然としてその目はうどんげを見つめたまま。 「おかーしゃん、やっちゃえー!!」 「ゆっきゅりできにゃいまどしゃんは、しぇーしゃいだよ!」 「ゆひひっ。がんばるのぜぇ、れいむ?」 「ゆん!!ゆっくりできないまどさんは、れいむがせいっさいっしてやるよ!!」 子ゆっくり達の騒がしい、まりさの蛇じみた応援を受けてれいむは石を銜えた。 ぐっと力を込め、ガラスの向こうのうどんげに対して嘲る。 「このゆっくりできないまどさんをせいっさいっしたら、つぎはおまえのばんだからねぇ!! どれいにしてしぬまでこきつかってあげるよ!!」 ―――怖い、怖いよ。助けて。 背中が壁に着いた。 涙が溢れる。震えが止まらない。 うどんげは縮こまって、恐怖することしか出来ない。 「ゆ゛~っぐりぃ!!ゆ゛ぅ゛~っぐりいぃ!!じねえええぇぇぇ!!!」 れいむは跳んだ。 顔面に張り付いた笑みは、もうすぐ手に入るゆっくりプレイスを思い描いての事だろう。 れいむと窓ガラス、両者の距離は縮まる。 20センチ、10センチ、5センチ、1センチ…… そして、ゼロ。 ―――助けて、お兄さん! 助けは来ない。 誰もうどんげを助けはしなかった。 窓ガラスが割れてれいむが入り込んできても、うどんげはただ震えて見ていることしか出来なかった。 *** 散乱するガラス片。 割れた窓から吹き込む寒風。 それが意味する所は、野良ゆっくりの侵入を許したと言う事に他ならない。 「よっと。おちびたち、もうでてもいいのぜ」 「ゆっきゅちー!!」 「きょきょをれいみゅたちのゆっきゅりぷれいしゅにしゅるよ!!」 上手く割れたガラス窓を潜り抜け、帽子の中から子ゆっくり達を降ろすまりさ。 どれだけ動き回ろうと、常にうどんげだけを見続けている。 「ゆぎゃあああああああ!!!れいぶのおぉ!!れいぶのまっしろなはがあああぁぁぁ!!!」 部屋の隅で転がっているれいむは、前歯が折れ散っていた。 飴細工の歯で石を銜え、ガラスと勝負したのだから当然と言えば当然である。 「おちつくのぜ、れいむ。そんなことよりも、ゆっくりプレイスがてにはいったんだぜぇ?」 「れいみゅちゃちのゆっきゅちぷれいちゅだにぇ!!」 「ゆぎ……でぼ……でいぶのはがぁ……」 「もとのばしょにさしときゃすぐになおるのぜ。それよりも……」 まりさのおさげが指し示した先には。 ―――逃げなきゃ。 うどんげは這い蹲りながら逃げていた。 腰はまだ抜けている。 だからといってあのまま震えているのは嫌だった。 どこか隠れる所を探さなければならない。 まずは逃げなければ。 あの野良ゆっくりは、怖い。 うどんげの胸ほどに迫る体長で、それが2匹なんて勝てる気がしなかった。 下手をすれば殺されてしまうかもしれない。 まずは逃げて、それから――― 「どこにいくつもりなんだぜぇ?」 考えられたのはそこまでだった。 衝撃が走る。 体が地面に叩き付けられた。体の自由が利かない。 全身が痛い。何かに押さえつけられている。 この状況で、それが意味する所はつまり。 うどんげはまりさに圧し掛かられていた。 「にげるなんてゆっくりしてないやつなのぜ。まりささまがどれいにしてやろうっていってるのぜ?」 まりさはぐにぐにと底部に力を込める。 うどんげはまりさに押さえつけられ、苦しげに声を出す事しか出来ない。 圧倒的優位に立った今、まりさは隅々までうどんげを舐めるように見回す。 「……やっぱり、おもってたとおりのびゆっくりなのぜ」 うどんげの耳元でぼそりと呟くまりさ。 そしてそのまま、 「ゆべっ……ぇろぉんっ」 うどんげの頬を、思いっきり舐め上げた。 ―――気持ち悪い!! うどんげは総毛立った。 おぞましさなどという生温いものではない。 頬にはべっとりと唾液がつき、まりさの舌と糸を引いている。 「おまえはこれからまりささまのすっきりーどれいにしてやるのぜ。ありがたくおもうのぜ?」 れいむには聞かれないよう、そっとまりさは囁く。 今もその視線は厭らしいものを含んでいる。 完全にうどんげを『そういう風に』見ている目だった。 「ゆっ!!まりさ、そのゆっくりできないのをせいっさいっしてるんだね!! れいむもせいっさいっするよ!!」 「れいむ、ちゃんといかしておくのぜ?このどれいにもまだつかいみちはあるのぜ」 「わかったよ、まりさ!!」 れいむも復活した。 どすんどすんと鈍い音を立ててうどんげのほうへと跳ね寄っていく。 まりさがうどんげの上から退いた。 代わりに来たのは、れいむの体当たりだった。 弾力のある体がぶつかる。 うどんげは吹っ飛んだ。 「ゆっへん!!れいむはつよいんだよ!!くそどれいはれいむのつよさをおもいしってね!!」 「おかーしゃん、ちゅよーい!!」 「くしょどれいはれいみゅのちゅよしゃをおもいちってにぇ!!」 ごろごろと床を転がるうどんげ。 その場でふんぞり返るれいむ。 倒れたうどんげの上に乗り、ぽむぽむと踏みつける子ゆっくり達。 ―――痛い。 れいむの体当たり自体は、それ程痛くなかった。 今上に乗っている子ゆっくり達の攻撃も、それは同様だ。 だが床に叩きつけられた時の痛みは酷いものだったし、それに、心が痛い。 ―――痛いよ、お兄さん。 胸がズキズキと痛む。 目の奥が熱い。 そして誰も助けてくれないと言う事実が、うどんげの心を打ちのめす。 泣き喚きたい衝動に駆られていた。 大声で泣いて、誰かに助けを求めたかった。 そうだ。泣いてしまえば少しは楽になるかも――― 「どれいのぶんざいでなにないてるの!?うっとおしいからだまっててね!!」 れいむの揉み上げがうどんげの頬を張った。 ただ泣くという事すら、彼女には許されていない。 今のは痛かった。もう二度と味わいたくない。 うどんげはなんとか、泣くのを堪えた。 「ほら、いくよ!くそどれい!!」 れいむがうどんげの髪を噛み、そのまま引っ張った。 うどんげの頭に痛みが走る。 痛みが嫌ならば、大人しくれいむの後をついていくしかない。 自慢の髪が、今や縄の役目を果たしていた。 *** 一つだけ幸運だとするならば、この野良ゆっくり達はそれほど頭が良くなかった事だろう。 「ゆゆ!?おいしそうなにんじんさんがあるよ!!」 「ゆわーい!」 「にんじんしゃんたべりゅー!」 「おいくそどれい!にんじんさんをとってこい!!」 うどんげは昼食の人参スティックをれいむ達に差し出さなければならなかった。 ラップを外し、れいむ達の前に皿を置く。 「むじゃっ!!むーじゃ!!し☆あ☆わ☆せぇ~!!」 「くしょどりぇいにしちぇはじょーできだにぇ!!」 「にんじんしゃんたべちゃらうんうんしちゃくなっちぇきちゃよ!!うんうんしゅるよ!!」 うどんげが食べる筈だったものは全てれいむ達に食べられ、皿の上には代わりに山盛りのうんうんが残された。 「くそどれいはくそどれいらしく、れいむたちのうんうんでもたべててね!!げらげらげら!!」 「おお、あわりぇあわりぇ」 「まりしゃたちのうんうんたべらりぇるんだよ?うれちーでしょ!!ぷすー☆」 れいむ達は冷蔵庫、戸棚の存在を知らないようだった。 その中にある食材・菓子には一切手を触れず、ティッシュなどを貪り喰らう。 お陰で部屋の中はそれほど荒らされたというわけではなかった。 「ゆ?おいくそどれい!!れいむはこっちにいくよ!ついてこい!!」 「ちゅいてきょーい♪」 「どりぇいはほんちょうにのりょまだにぇ!!」 髪を引っ張られて、家の中を引き回された。 「ゆ!こっちになんかあるね!!」 「ほんちょだにぇ!!」 「ここもれいみゅたちのゆっきゅちぷれいちゅにちようね!!」 れいむ達はドアを認識できなかった。 視界的に繋がっている部屋しか見つけられないのだ。 お陰で全く被害に遭わない部屋の方が多かった。 「ゆへへ……どれいはまりささまにつかえられて、ほんとうにしあわせなのぜ? まりささまのちょうあいをうけるなんて……れろっ、そうそうないのぜ。 はむっ……ゆひぇっ、びゆっくりってやつは、ほんとうにやみつきになるんだぜぇ」 目を血走らせたど変態のまりさに、体中を舐めまわされた。 「いいのんかぜ?……ここがいいのんかぜ? ゆひぇっ、いやがるふりしててもまりささまにはわかるのぜ。かんじてるのぜ? やっぱりかいゆっくりのはだは、ほんとうにうまいのぜぇ」 足、手、首筋、頬と、まりさは変態的な情熱を持ってうどんげを舐め上げた。むしろそれ以外は全くやらなかった。 本気で嫌がられているのに、それを曲解してさらに熱を上げるという偏執ぶりも兼ね備えている。 最も賢いであろうまりさがうどんげのみに執着し、他の事に全く関心を持たなかったのは幸いだった。 「ゆんっ!つよいつよいれいむにくらべて、ほんとうにくそどれいはよわっちいね!!」 「くしょどりぇい!くしょどりぇい!」 「こんにゃによわくちぇはじゅかしきゅにゃいの?くしょどりぇいはほんちょうにくじゅだにぇ!!」 れいむ達の気分でうどんげは突き飛ばされ、踏みつけられた。 ただ悦に浸るためだけに、赤ゆっくりにまで馬鹿にされた。 仮にも胴付きである。この程度の攻撃では、大した怪我を負うはずも無い。 心の方はともかくとして。 総合するなら。 野良ゆっくり一家の襲撃、その被害は軽微と言っていいだろう。 うどんげ個人を考慮に入れなければの話であるが。 *** 「ゆっゆっゆ~♪ゆゆ~ゆ~♪」 「おきゃーしゃん、じょーじゅだにぇ!」 「ゆふん、それほどでもあるよ、おちびちゃん!」 得意絶頂な鼻歌を披露するれいむに引っ張られて、うどんげは二階へと上っていた。 一階はあらかた荒らし尽くされている。 れいむの餡子脳でも、二階へと続く階段の意味は何とか理解できたようだった。 ―――辛い。苦しい。 そう思っていても、うどんげは何も出来なかった。 沸き上がる感情より、恐怖の方が勝っている。 今はじっと耐え続けるしかなかった。 そうやって来るかどうかも分からない助けに期待しているだけだ。 既に自分の部屋は荒らされ放題だった。 ところどころに糞尿を撒き散らされ、尚足りないとばかりにれいむ達は家具を破壊しようと試みている。 どうやら奴隷が立派な部屋を持っていたのが気に食わないらしかった。 「……ふんっ!」 またもれいむに突き飛ばされる。 床に倒れこんだ。 ―――耐えなきゃ。 耐えれば何とかなる。 お兄さんが帰ってきてくれる。 それまでは耐えるんだ。 「おお、あわれあわれ!くそどれいはそうやってみじめなのがおにあいだよ!!」 「げりゃげりゃげりゃ!ほんちょうにみじみぇにゃくじゅだにぇ!」 侮蔑も顕に笑うれいむ達。 うどんげの事を唾棄すべき屑だと、完全に見下している。 この家の主は自分達だと疑っていないような顔だった。 「………いったいなにをそんなにがまんしているのぜ?」 ただ一匹、まりさだけは違った。 訝しげな視線をうどんげに投げかける。 目の前の玩具が、健気に何を耐えているのか知りたいのだ。 だが、まりさにも全く分からないわけではない。 ある程度の検討はついているのだろう。 唇の端が吊り上げる。まりさもまた笑っていた。 「もしかして、このおうちにすんでるにんげんでもまってるのぜ?」 ―――! 図星だった。 顔を上げるうどんげ。 見上げた先には、まりさの舌が轟いていた。 「……ゆひぇっ、ひぇっ」 まりさは引き攣るような笑い声を発する。 ぬめる舌先がうどんげの頬に触れた。 ゆっくりと舐め回しながら、徐々に襟元へと落ちていく。 「きたいしてもむだなのぜぇ?にんげんがきても、まりささまにはかてないのぜ」 ぬるり、と音を立ててブラウスの中に舌が潜り込んだ。 蛇のような舌が体中を這い回っていく。 もう何度目になるか分からない悪寒に、うどんげは震え立った。 「いくらにんげんがつよくても、まりさにはひさくがあるのぜ」 心底うどんげの味を愉しんでいるのだろう。 緩み切った表情のままで、まりさはお下げを帽子の中に突っ込んだ。 そのままゆっくりと、何かを取り出す。 ―――それは。 それが何かを、うどんげは知っていた。 過去一度だけお兄さんに教えてもらった事がある。 ヒトを傷つけて、殺してしまうこともできる代物だと。 鈍色の刀身は所々錆び付き、刃毀れを起こしている。 捨てられた物を拾ったのだろう。 まりさのお下げが揺れる度に、鈍く光を返した、 それは、一本のナイフだった。 刃渡りは10センチ程度しかない。 だがそれでも、殺傷力は充分に備えているだろう。 ゆっくりの身で人を害する、その可能性を持たせる凶器。 確かにまりさの言っている事は虚言ではなかった。 まりさの「秘策」は、脅威となり得る。 「このないふさんがあれば、にんげんくらいかんたんにころせるのぜぇ!!」 「にんげんもどれいにしてれいむたちのうんうんたべさせてあげるよ!!」 「よわっちぃにんげんにゃんてしゅぐにこりょせるにぇ!」 「くしょどれいをふやしょうにぇ!」 高らかに笑うまりさ。 お兄さんをも奴隷にしようと言うれいむ。 それを聞いて盛り上がる子ゆっくり達。 止めようとする者はいない。 殺意の有無は、疑うまでも無いだろう。 必要ならば、このゆっくり達は本当に人間を傷つけかねない。 ―――お兄さんを、殺す? 無論、ゆっくりが人を害しせしめる可能性はそれでも低い。 身長の問題である。 60cmほどのゆっくりでは、どう頑張っても人間の腰より下にしか届かない。 足にナイフを突き立てられても人間はそう簡単に死なない。 返り討ちに遭うのが関の山だ。 だが。 うどんげは想像してしまった。 もしも万が一、お兄さんがこのゆっくり達の体当たりを受け、転んでしまったら。 もしも万が一、倒れこんだお兄さんにまりさが圧し掛かり、ナイフを突き立てたら。 もしも万が一、そのナイフが心臓に刺さってしまったら。 いずれも馬鹿らしくなるほど低い可能性ではある。 しかし、決してゼロではない。 だからうどんげの脳裏に描かれた光景は、実現されるかもしれなかった。 血の海に倒れ伏す、お兄さんの姿を。 瞬間、意識が赤熱した。 視界が赤く染まり、何も聞こえなくなっていく。 収斂された心は一つの感情を作り出した。 それは、怒り。 何処かで何かが音を立てて千切れ飛ぶのを、うどんげは遠くに感じていた。 (後編に続くかも知んない) 挿絵:
https://w.atwiki.jp/dq_mbr/pages/319.html
まほうのよろい 種類 ちから かしこさ みのまもり すばやさ 鎧 0 16 25 15 属性耐性 つよい 全ての攻撃呪文 よわい 全ての属性攻撃 補足 呪文攻撃に対して耐性がある軽い鎧。 ステータスの上昇具合がバランス良く扱いやすいものの、 各種属性攻撃の耐性が下がってしまうので覚えておこう。 かしこさが低い戦士にオススメの一品。
https://w.atwiki.jp/zzzzz/pages/14.html
https://w.atwiki.jp/zzzzz/
「ホテルガチャ」東武が発売、1回5555円 当たりはスイート 冬のボーナス実態調査、半数近くが支給されず 予定額1位は「20万円~30万円未満」 Samsung、モバイル部門と家電部門を統合し、半導体部門と2部門体制に 「Pixel 3」以降でもボイレコの日本語文字起こしが使えるように LyftのCFO、NFTのマーケットプレイス最大手OpenSeaのCFOに就任 コンピュータサイエンス誌「bit」が電子版で復刻 Kindleで1冊198円 Facebook Gamingに「パックマン」登場 マルチプレイヤー対応、レベル作成も可能 タカラトミーが全国のサンタさんにお願い──「動作チェックして」 携帯電波は「基準の1万分の1程度で十分低い」 NICT調査 5Gもモニタリング継続 Intel、傘下の自動運転企業MobileyeのIPO計画を発表 Microsoft、Apple SiliconとArm版Windows対応のOneDriveクライアントをプレビュー開始 無料3DCGツール「Blender」が21年ぶりのメジャーアップデート レンダリング速度が最大8倍に 「給湯器の故障に注意」 ノーリツ、コロナ禍でパーツ供給に滞り 壊れてすぐの交換は困難 「鬼滅の刃」デザインの探し物トラッカー「Tile」、ローソンで12月9日発売 ピーチの旅ガチャ、九州上陸 14日から福岡パルコに NEC、D-Waveのクラウドサービス販売 Webブラウザで量子コンピュータ活用、日本語サポートも Qualcommの最新SnapdragonからPC市場のトレンドを考える 日本を周回する海底ケーブル「デジタル田園都市スーパーハイウェイ」を今後3年で構築 岸田首相が表明 Microsoft、中国のスパイグループのWebドメインを押収 Google、Pixelの7つの新機能を「Feature Drops」として紹介 新型コロナワクチン接種証明書アプリ、公開は12月20日 iPhoneとAndroid向け ビデオ会議のプロフィール写真を動かす技術 カメラオフでも誰を見ているか判別可能 iOS端末でヘッドフォンから「Googleアシスタント」呼び出し不可に 12月7日から ゲーマーのための“着る毛布”発売 ポケットの中でぬくぬくコントローラー操作 Android TV搭載ディスプレイ、ドンキが発売 「あえてテレビチューナー外した」 LINE Pay、約13万人の決済情報が「GitHub」で公開状態に グループ会社従業員が無断アップロード 東証一部の医薬品メーカーに不正アクセス 株主の個人情報など延べ22万件が流出か 訓練なしにWebサイトを最大2倍速く読めるように Chrome用拡張機能を無償公開 日本ユニシス プロ向けグラフィックスカード「NVIDIA RTX A2000」が登場するも取り合い状態で即入手困難化 楽天市場の独禁法違反調査が終了 送料無料化しない加盟店に不利益ちらつかせ 30 item(s) Last-Modified 2021/12/07 20 13 44 個人的なC++メモです。 - 人