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『ゆっくらいだーディケイネ外伝』 EPISODE 0 /\ /\ /\ /\ /\ /\ /\ /\| 戦 || 士 | | が | | 生 | | ま || れ | | た | | 日 |\/ \/ \/ \/ \/ \/ \/ \/ どこかの世界にある館、紅饅館。そこは今まさに、何者かによる襲撃を受けていた。 「第3客室、敵の侵入を確認!」 「第6遊撃班、迎撃!」 「厨房にて火災発生!」 「隔壁!消化剤防除!」 「隔壁ってなんだよ!そんなもん無いよ!」 押し寄せる敵の大群を迎え撃つは、紅饅館のメイドゆっくり部隊。善戦してはいるものの、状況は劣勢にあるようだ。 「…」 「…」 「…」 館に侵攻している『敵』。その姿はあの『ゆっくりできない世界』の兵士、ユックレスと酷似していた。 だがその輪郭はぼやけ、向こう側が透けている。まるで亡霊のようだ。 「駄目です!エントランス突破されます!」 「1階部分は放棄する!2階へ上げるな!」 「左舷!弾幕薄いぞ何やってんの!」 「モノマネして遊んでんじゃねーよ!」 必死に防戦するメイドゆっくり部隊だが、次第に押され、防衛ラインが下がっていく。 「…」 「…」 「…」 2階の守りを固めるメイドゆっくり部隊だが、それでも敵の侵攻は止まらない。やや速度は落ちたものの、 押し切られるのは時間の問題だろう。 だが…どこの誰とも知らぬ連中のこの暴挙を許すほど、紅饅館は寛大ではなかった。 『 そ こ ま で よ ! 』 『 う ー ! 』 館中にれみりゃとぱちゅりー、二人の声が響く。同時に館全体が紅く輝きだした。 「!」 「!?」 「!!!」 その光はゆっくりと、敵の身体を包み込みその動きを束縛する。そして包んだ敵の身体ごと縮んでいき…やがて完全に消滅する。 館全体に魔法陣を描き、れみりゃとぱちゅりー二人分の魔力で発動させた大規模魔術。それにより雌雄は決した。 紅饅館の勝利だ。 「終わったわね…」 「うー…」(そうだね…) 敵が消え、メイドゆっくり達も治療や休息のため部屋へ戻っていき、掃除もされず放置されたままの誰もいなくなったエントランスを れみりゃとぱちゅりーは見下ろしていた。 「今回は退ける事が出来たけど、次また現れたときはどうなるかわからない…」 「うー、うーうー。うー」(そうだね。だから、今回得られた情報を分析して原因を調べて、対抗策を… むしろこっちから打って出られるくらいの用意をしなくちゃね) 「だから、今回得られたデータをもとに調査・分析して対抗策を…こちらから打って出るくらいの用意をしなきゃあね」 「うーうー。うー?」(いやそれさっき私が言ったじゃん。人の話聞いてた?) ぱちゅりーはじっと、帽子から取り出したものを見つめる。 それは今回得られたデータの中でもおそらく最大の収穫…一枚のメダルだった。 ―――数日後。 「むきゅー…みんな、集まったわね」 図書館にぱちゅりー、れみりゃ、さくや、そしてめーりんが集い、テーブルを囲んでいる。 例のメダルについての調査結果が出たため、その説明をするべくぱちゅりーが全員を招集したのだ。 (ちなみにふらんは呼んだら話がややこしくなりそうなので、別のテーブルで漫画を読ませてある) 「Zzzz…」 「めーりん寝るな」(ザクッ) 「はうっ!」 「じゃあ早速始めるわね」 額にナイフの刺さっためーりんを「まぁ、いつもの事だし」で済ませ、ぱちゅりーは調査結果の説明を始めた。 あのメダル、そして残留魔力のデータからわかったのは。 一つ、ここではないどこかの世界が『ゆっくりできない世界』へと変貌した事。 一つ、それを放置するとやがて別の世界までも『ゆっくりできない世界』へ変わってしまう可能性がある事。 一つ、この前現れた連中はその影響の一つ、この世界をゆっくりできなくするために現れた尖兵である事。 「つまり…ゆっくりは絶滅する!」 「「な、なんだってー!」」 「う、うー!」(な、なんだってー!) 「寝るなめーりん」(ドスッ) 「いや起きてましたよ!?一緒にMMRやりましたよね!?」 「ついてはこの事態に対抗するため、しばらく研究をやろうと思うの」 2本目のナイフが刺さっためーりんをやはり流し、ぱちゅりーは話を進める。 「だから人員と資金をまわしてほしいんだけど…れみぃ、いいかしら?」 「う?うー…」(うーん、確かにそれも大事なんだけど、PGダブルオーライザーほしいし…) 「ありがとう!そんなにあっさり快諾してくれるなんてさすが親友ね!」 「うー!」(してないよ!) 「世界のためゆっくりのため私財を投じるそのお姿…さすがお嬢様です」 「うー!」(違うって!) 「お…」 「死ねめーりん」(デュブチュッ) 「人の台詞邪魔しないでくださいよ!っていうか今死ねって言いましたね!?」 「なんかものすごい音がしたけど大丈夫?」 3本目は流石にスルーしきれなかった。なんかこう、なんか…アレなことになってるし。 ともあれ、こうして世界がゆっくりできなくなる危機…ゆっくらいしすに対抗するための切り札、ゆっくらいだーシステムの開発が開始された。 異世界の物であるメダルを元に行われたその研究は困難を極め、日夜不眠不休の作業が続いた… 「どうやら私達ゆっくりからは、個体ごとに異なる粒子が発せられているようね…これをゆっく粒子と名づけましょう」 「ダサッ」 「ねーよw」 「むきゅー!ゆっく粒子ったらゆっく粒子なの!」 「成長性を重視して初期性能を低めのプランでいくか、それとも成長性を犠牲にしても初期性能が高いプランでいくか…」 「敵の力は未知数なんだから、成長性があったほうがいいよ!」 「その前にやらちゃったら元も子もないよ!最初から強い方がいいよ!」 「じゃあいっそ両方作っちゃいましょうか」 ((…言わなきゃ良かった)) 「ぱちゅりー様、ゆっくらいざーが完成しました!これでゆっく粒子を効率よく制御できるようになります!」 「…あ、そう…」(ゆっく粒子って何だったかしら…) 「紅魔郷クリアしたー?」 「ううん。6面で力尽きちゃうんだよねー。ぱちゅりー様は…あれ、どうしたんですかぱちゅりー様」 (…紅魔郷って5面までじゃないの!?) 「そこちょっと、8・2・0~(ぱ・てゅ・りぃ~)」 「…」 「…」 (…見られた!) 「カバディ!」 「カバディ!」 「カバディ!」 「カバディ!」 嘘です。実際は一日2時間くらいのペースでゆっくりやってました。 まあ、そんなこんなもありまして。 「つい」 「遂に完成しましたね…2つのゆっくらいだーシステム」 「ええ、でもこ」 「でもこれで終わりじゃありませんよね。むしろこれが始まり、ようやく戦いが始まるんです」 「そのために、い」 「そのために一刻も早く装着者の選出をしなければ…」 「むきゅー!最後まで言わせなさいよ!」 堪忍袋の 緒が切れた! 「どうも最近、あなた達に下に見られてる気がするわ…」 「そんな事ありますん」 「そんけにしてます。あ、そねけいして…尊敬してます」 「…2回も噛むほど言いたくないの?」 「ぱちゅりー様。そんな事より…」 「ええ、そうね」 開発室にいるゆっくり達の全ての視線が一箇所に注がれる。全ての瞳がそれを見る。壁に掛けられた時計を。 3時だった。 「おやつにしましょう」 「「「「はーい」」」」」 どんな時でもおやつは大事。そうネ、そうだよネ。ぱちゅりー含む全員は、開発室をぞろぞろと出て行った。 キチンと箱にしまわれた2つのゆっくらいだーシステムを置きっぱなしにして。 「あら?」 そして翌日。 「むっきゅぁぁぁぁぁぁぁ!」 開発室にぱちゅりーの絶叫がこだました。その顔は真っ青になっている。ぱちゅりーなだけに。 「ない!ない!どこにも無い!」 机の上に置きっぱなしにしておいた2つのゆっくらいだーシステムが忽然とその姿を消していたのだ。 ちゃんとしまって帰れよ。 (一体どこに…まさか、あのゆっくりできない世界の連中がもぐりこんで持ち出したんじゃ…!) ゆっくらいだーシステムはゆっくらいしすへのカウンター。『ゆっくり』を取り戻し、守るためのもの。 ゆっくりできない世界、そしてそれを創り出そうとしている連中にとってはとても迷惑な存在と言える。考えられない話ではない。 (なんてこと!ここまで来て…!) ぱちゅりーは俯き、その身体を震えさせる。自らの無念と、後悔と、ふがいなさに。まぁ、完全に不注意だしね。 「ぱちゅりー様、おはようございます」 「さくや…早いのね。まだ11時よ?」 昼前じゃないっすか。普段どんだけ遅いんですか。 「ああそうだ、プレゼントなら昨夜私が発送しておきましたので。さくやなだけに。ふふっ」 「…は?」 「昨日机の上に置いてあった箱。あれプレゼントですよね」 「え!?ちょ、ちょっと待って!?」 「勝負はこれからさはったはった、ですか?」 「そうじゃないわよ!諦めた時点でゲームオーバーだけど、なんか現状をこの手で切り開けそうな気がするから幾つか質問させて!」 出典:「少年ハート」(HOME MADE 家族) 流行ってるんです今。紅饅館で。 「まず…さくやあなた、ここにあった箱がどこに行ったか知ってるの?」 「知ってるも何も、送ったと申し上げたではありませんか。プレゼントですよね?あれ」 「そのへんから話が見えないわ。プレゼントってどういうことよ?」 「これの事ですが」 さくやはどこからともなくラジカセを取り出してテープを再生した。ちなみにラジカセっていうのはラジオとカセットテープレコーダーが 一緒になった機械の事で、カセットテープっていうのはカセットテープの事なんですよ。 『ゆっくりぱちゅりーの、むっきゅん☆だぁいほうそう~』 「むっきゅぁぁぁぁぁぁぁ!」 再びぱちゅりーの絶叫がこだました。今度は顔を真っ赤に染めて。 (これは私が毎週密かに録音してるひとりラジオ…!なんで、なんでさくやが…) 平たく言うと、現在進行形の黒歴史。みんなにも過去に一つくらいあるだろう。あるよね。あるって言って。 『今夜もみんなで、むっきゅむきゅになろうね~♪さぁ~て、まず最初のおたよりは~』 「私これ毎週楽しみにしてるんですよ。まさかリスナープレゼントまで用意してたとは思いませんでした」 にこやかに笑いながらテープを再生し続けるさくや。ぱちゅりーは羞恥に身体を震わせている。 『鳥島県(架空の地名)にお住まいの、ラジオネーム眠れぬ森の魔女(架空のリスナー)さんから…』 「…ド…アル……ド………スク………ロス………ルク……… 灰燼と化せ冥界の賢者!七つの鍵をもて開け地獄の門!」 耐え切れなくなったぱちゅりーはヤケクソ気味に呪文を詠唱し、ありったけの魔力を集める。 ふしぎなちからが くわわる!くわわる! 「七鍵守護神(ハーロ・イーン)!」 集束された魔力が一条の光線と化し、ラジカセを飲み込み蒸発させる。これで平和は保たれた。 「ちなみにあのテープですがダビングして館内の全員に配布してますので」 「ぐっはぁ!」 ここ最近の部下達の態度の謎が解けた気がした。早急に手を打たねばなるまい。 というかぱっちぇさん、なんか忘れてませんか? 「そ、そうよ!ゆっくらいだーシステム!どこに送ったの!?」 「?もちろんリスナーに送りましたが…」 そう言ってさくやは2枚のハガキを差し出した。 『アンケートの回答:2,2,5,1,3 たたみいわし 希望するプレゼント:ふるさと小包がいいです。 住所:(個人情報保護バリアー) 氏名:床次紅里』 『ぱちゅりー!ぱちゅりー!ぱちゅりー!ぱちゅりーちゅぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ぱっちぇぱっちぇぱっちぇぇええぅわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー (※一部というか大分不適切な表現があるため省略させていただきます。ごめりんこ) 森定伝子』 「…何これ?」 「先日の襲撃の後片付けをしていたら出てきました。ラジオ宛てのお便りだと思ってここに置いておいたのですが…」 襲撃の後に出てきた、ということはおそらくあの時に生じた時空の歪みに巻き込まれて異世界から届いたハガキだろう。 少なくとも最初からこのラジオ宛てに届けられたハガキではない。だって放送してないもん。勝手に配布した奴は目の前にいるけど。 (2通目は妙な電波を受信というか発信している感じがするが気味が悪いので無視する) 「とにかく、送っちまったもんはしょうがないわ…どうにかしてこの二人にゆっくらいだーとして戦ってもらわないと…!」 そんな事言って、実は選別面倒になっただけでしょう。 「さくや!そーゆーワケだからかくかくしかじか説明してらっしゃい!なんだったらモノで釣ってもいいわ!5000円までなら許す!」 「かしこまりました。ついでに『うー!うーうーうー!ううー!』と謎の置手紙を残していなくなったお嬢様も探してきますね」 こうしてこの日、別々の世界で… 「ふるさと小包プレゼント!」 「乗った」 ゆっくらいだーディケイネと… 「さくやちゃん!?本物!?あぁぁぁりがとう神様ぁぁぁぁぁぁぁぁ…(ドスッ)…あぁぁ…愛が鼻と額から噴き出してるわ…」 「それは 血です」 ゆっくらいだーディエイキの、ゆっくりを守る戦いが始まったのだった。 ○ゆっくらいだーシステムに関する報告書 <概要> 様々な世界がゆっくりできなくなる危機・ゆっくらいしす。その尖兵として紅餡館を襲撃した謎のゆっくり達(=ユックレス・シャドウ)を 分析し、ゆっくらいしすに立ち向かうために開発された、全てのゆっくりする者達の最後の希望。それがゆっくらいだーシステムである。 ゆっくらいだーシステムは人間をゆっくりへと変身させ、それにより様々なゆっくりの力を使うことが出来るようになる。 <構造> 全てのゆっくり(他の世界のゆっくらいだー含む)はそれぞれ各個体独自の「ゆっく粒子」と呼ばれるものを放出している。そのゆっく粒子が 放出される波長(以後粒子パターンと呼ぶ)をメダルに記録・圧縮させ、専用のツールで解放する事で装着者をゆっくりへと変身させる。 開発されたゆっくらいだーシステムは2種類(永型・ディケイネ、映型・ディエイキ)あるが、この点は両者共通の基本特性となっている。 ゆっくらいだーシステムはアクセサリ型粒子解放ツール(永型はディケイネックレス、映型はディエイキーホルダーと呼ばれる)と 専用のメダルポシェットのセットで構成される。ポシェットの中には数枚のメダルが収納されており、装着者が取り出す際に ポシェット内部に構成されている粒子変調システムによってメダルに圧縮されている粒子を装着者の望むものへと書き換える。 装着者はメダルをポシェットから取り出し、粒子解放ツールに挿し込み、カバーを閉じる。この動作を行うことによりメダルに封じ込められた ゆっく粒子が解放、装着者の周囲に展開されゆっくりへの変身、あるいはゆっくりのスキル・スペルを発動させる事が出来る。 (その際、使用したメダルは自動的にリセットされポシェット内部へと戻る。ただしディエイキが他のゆっくりを生成する際に使用したメダルは 例外で、生成したゆっくりが消えるまでポシェットに戻らない。出た分だけポシェット内部で新たにメダルが生成されるので、 メダルがなくなる事は無い。) ただしゆっく粒子はあくまでゆっくりが放つものであるため、人間の姿のままではシステムを動作させることが出来ない。そのため、 永型・映型ともに第一段階として人工ゆっく粒子による基本形態「ディケイネ」「ディエイキ」に変身(ユックライド)する必要がある。 <永型・ディケイネについて> 永型は、2種のゆっくらいだーシステムのうち先に完成されたシステムである。基本形態ディケイネに変身するほか、その機能を応用し 他のメダルを使う事でディケイネ以外のゆっくりにも変身する事が出来る。永型の由来は粒子パターンを記録すれば理論上あらゆる ゆっくりに変身でき、『永遠に成長し続ける』事から。 <制約> 先述の通り理論上あらゆるゆっくりに変身することが出来る永型だが、最初からあらゆるゆっくりへと変身できるわけではない。 人工ゆっく粒子で変身する基本形態ディケイネ、テスト用の粒子パターンを記録した何体かのゆっくり(これについてはあくまで テスト用であったため、ラストスペルライドが使用不可などの制限がある)を除いたゆっくりに変身するためにはそのゆっくりの 粒子パターンをポシェットに記録させる必要がある。粒子パターンの記録に必要なのはゆっく粒子の蓄積量ではなく、 瞬間的な放出量である。ゆっく粒子の放出は常に行われているが、ゆっくりの感情によりその量は左右される。微弱な粒子を いくら浴びたところで粒子パターンは記録できない。ゆっくりが、ゆっくりさせたいと強く願った瞬間…つまり心の底から無意識のうちに 「ゆっくりしていってね!!!」と叫んだとき、最も大量のゆっく粒子が放出される。それを浴びたとき、ディケイネのポシェットは 粒子パターンの記録に成功する。 <追加装備-ヒストリボン> 早期に基本システムが完成した永型については追加装備が開発される事となった。それがヒストリボンである。 記録した全てのゆっく粒子のパターンを刻んだこのリボンを使う事でディケイネはハクタクフォームへと変身し、 性能の飛躍的な向上に加え「歴史を創る」程度の能力を得る事が出来る。 ただしこのハクタクフォームはあまりに強力すぎる性能のためリミッターが存在する。 9体以上のゆっくりの粒子パターンを記録している事。 そして、装着者である人間が、ゆっくりがゆっく粒子を最大放出する時と同じ感情…つまり、誰かをゆっくりさせたいと強く願う事。 以上の条件を同時に満たした時、リミッターは解除され装着者のもとにヒストリボンは現れる。だが装着者があくまで人間である以上、 2つ目の条件を満たす事はおそらく無いと思われる。 <映型・ディエイキ> 永型の完成から大幅に遅れて完成したのがこの映型である。他のゆっくりに変身する永型と違い、映型は記録された粒子パターンを 再現する事により他のゆっくりのレプリカを作り出すことが出来る。映型の由来はこの『他のゆっくりのヴィジョンを映し出す』機能から。 基本形態への変身システムを応用できた永型と異なり、この機能は完全新規のものであるため開発期間が大きく延びる事となった。 しかし永型と違い、本体であるディエイキはそのままに他のゆっくりを作り出す事でディエイキの力は単体による戦闘力から集団による 戦力へと変質し、より高度・強力な戦いを行うことが可能となる。システムを有効に活用するため、永型と違い映型のポシェットには 予め多数の粒子パターンが記録されている。粒子パターンの解析・記録も開発期間が延びた原因の一端である事は否めない。 なお、ある程度限られた装着者しか変身できない永型と異なり、汎用性を高めたこの映型は大抵の人間が変身する事が出来る。ただし 粒子適合率の低い者が変身した場合、エラー発生(異なる種類のファイナルフォームライドが適用されてしまう、ディエイキではない別の 何かになってしまう、などが想定される)の危険性があるため選出された装着者以外は使用しない方が賢明だろう。 以上がゆっくらいしすに対抗する『ゆっくらいだーシステム』に関するレポートである。 だが、紅餡館を襲撃した謎のゆっくり達の出現をはじめ既に色々な世界でゆっくらいしすの前兆…ゆっくりできなくなる異変が起き始めている。 それらの異変を乗り越え、ゆっくらいだーはゆっくらいしすを食い止める事が出来るのか…今の私にはまだ、それを知る術は無い。 しかし私は信じている。そして私は願っている。 ゆっくらいだーの勝利を。 ゆっくりできる未来を。 このレポートを読む者たちの前に、そんな世界がある事を…。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,. -‐-、 ,.- 、 / i /, ヽ. / ハ├──-//i i ,' / ソ ヽ、! | i / ; ; ゝ、____ノ 〉--' / /、__; ィ ハ 、_; ! i ハ 〈 i / ハ_ニ;、,レ レ、_;、ゝ | Y ハ レヘ i' (ヒ_] ヒ_ンハソ ハ | ノ l |" ,___, l | ノ ノ ハヽ、 ヽ _ン ノ i ( イ / / イヽ>, -r=i' ´イ ハノ 〈rヘ ! レ´ `y二」ヽレ' 〈 <おしまい> ※念のため ゆっくらいしす=ユックリバースの出現およびゆっくりできない世界の『病気』の蔓延による世界がゆっくりできなくなる危機のこと です。 でんこに追い掛け回される事ではありません。 書いた人:えーきさまはヤマカワイイ この作品はフィクションです。ゆえに実在する人物だのなんだのとは一切関係ないんじゃないかと思います。 ついでに言うと、報告者が報告者なので設定の信憑性は疑わしいところです。 紅饅館って美味しそうないい名前してる ディケィネ、ディエィキのコンセプトが明確になって読んでてわくわくした 両方とも「えい」型なのはやっぱり名前を掛けているのかな? -- 名無しさん (2009-12-19 13 49 48) 名前 コメント
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「あたしって、もう人気ないのかな・・・」 「そんな事ない、ツンデ霊はまだまだ健在さ。自信をもって・・」 「でも!」 俺の慰めを彼女の声が打ち消した。 「ずっと保守の連続で作品投下は無し、人気無いって事じゃないの!?」 「それは・・・」 「このままDAT落ち・・・消え去る運命なのよ・・・」 辺りを静寂が包み込んだ。 いつもは強気な彼女も、新スレのこの流れには消沈しているようだ。 「その為にスレ住人、俺達は頑張っている。まとめサイトを新たに立ち上げるのも 良作を知らしらめ職人を呼び込む為。今にきっと良くなるさ」 俺はそういって彼女に、ポケットに隠していた小包を見せる。 「何コレ?」 小包を受け取った彼女は、中の物を見て柳眉を逆立てた。 「キャンディ?馬鹿にして!あたしを餓鬼かなんかだと・・・」 「違う、今日は何の日か考えて欲しい。」 「え・・・と、3月14日・・・・・・あ!」 そう今日は特別な日、ホワイトデーだ。 「我々はツンデ霊が好きだ。この気持ちは変わらない、このスレは保守する。 どうか今しばらく待って欲しい」 真剣な場は慣れていないのか、彼女は目を逸らした。 「な、なによ、物好きな人たちね。」 「まあ君に怒鳴られたり殴られてたりしてるからね、物好きなのはわかってるつもりさ」 「フン、キャンディは気持ちとして受け取っておくわ。アリガトね」 「そりゃどうも、結構な値はしたんでね」 「値は張ってても味の方はどうかしら?アンタみたいにドン臭いんじゃない?」 「いや、俺のキスのようにあm・」 刹那、俺の視界が星型キャンデーに覆われた。 「キスの味が何?」 顎を押さえて俺は答えた。 「たった今、鈍い鉄サビの味に・・・」
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789 :名無したんはエロカワイイ:2007/02/17(土) 10 13 00 ID PHhx4XXA つまりドSな喫茶店「ツンドラ喫茶」を誰かが設立すればいいわけだな。 まぁ元就様の場合、 「我に茶を運べだと?自分で注げ。」 と冷ややかな目でティーカップを投げつけてくれたら自分は満足。 790 :名無したんはエロカワイイ:2007/02/17(土) 10 33 35 ID kq3Z0KLU (* #039;o #039;)<ここがツンドラ喫茶…ドキドキ 川゚∀゚)<いらっしゃいませー。ご指名はありますか? (* #039;o #039;)<も…もとなりさまを 州゚д゚)<貴様如きが我を指名だと?氏ねぃ! (* #039;o #039;)<もとなりさまああああ 州゚д゚)<何?注文だと?そんなものは自分で厨房まで言いにこい!そして自分で作れ! (* #039;o #039;)<もももももとなりさまああああ こんな店ですか?<ツンドラ喫茶 [[@wikiへ http //kam.jp" META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http //esthe.pink.sh/r/]]
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851 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 17 08 00 ID ??? シャア「それでも私のライバルか、アムロ!」 アムロ「な、シャア!?」 シャア「貴様なら私を倒せると思っていたが…私の買い被りだったようだ」 クェス「大佐ってやっぱりアムロに対してツンデレよね」 ギュネイ「そうだな…」 853 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 18 58 00 ID ??? シュウト「鬼はー外!」 アル「福はー内!」 シャア「まさか私まで鬼役をやるとはな……イタタ」 アムロ「どうせ、この為に来たくせに。そこだけは感謝してやる!……イテテ」 キラ「アムロ兄さんも恥ずかしがってる」 シン「やっぱり両方ともツンデレだな」 855 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 19 03 56 ID ??? 853 アムロ兄さんはツンデレというには過激な時が多々あるような… 856 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 19 26 45 ID ??? ツンギレだな、わかりますw 「デレは…?」 「貴様にやるデレなぞない!」 857 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 19 33 41 ID ??? 856 いやいや、ごく稀にデレっぽくなる時もある 本当に稀だが 858 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 19 33 57 ID ??? シャア「アムロがデレてアルテイシアとロラン君のトレードが起こる予定だったが……どこで間違えた!? これではどうあがいてもデレが無いではないか!」 アムロ「貴様がそう言ってる時点で、うまくいくはずが無い! さあ、豆・ファンネルを食らえ!その邪な鬼をはらってやる!」 859 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 19 46 33 ID ??? 858 それなんてファンネル・ミサイル? 860 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/02/03(木) 20 28 20 ID ??? アル「ファングなんだよ!」 シン「こらこら」
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91 :1/4:2005/10/20(木) 05 48 52 ID 18AQ9KIE ツンデレ男×ツンデレ女 新作『遊園地シリーズ、観覧車』 データ消しちゃったんで、あらすじをば・・・・・・ 遊園地に遊びに来たツン男、ツン女、内藤、委員長の四人 お化け屋敷でのアクシデントにより、ツン男がツン女をお姫様抱っこしてでてくる 内藤の言葉で冷静になり、すぐにいつもの二人になるが、 委員長(・・・・・・もう、見てられないよぉ・・・) 視線をそらし、下唇をきゅっとかむ委員長の瞳にはゆらめくなにかが確かにあった (すまん、完璧に覚えてるわけじゃないから、台詞間違ってるかもw) ツン女「ん~っ!!やっぱり、遊園地といえばジェットコースターよね♪」 ツン男「うぷっ・・・・・・、なんだって、あんな気持ち悪くなるようなもんならねーといけねえんだ・・・・・・」 ツン女「あらぁ? ツン男ってもしかして絶叫系弱かったの? ごめんねぇ、そんなの知らなかったからさぁ」 ツン男「ばっ!! んなことあるか。あんなもん楽勝に決まって・・・・・・うぶっ!!」 ツン女「ちょっと、なにしてんのよ、馬鹿っ!!!」 ツン男の背中をさするツン女。それを後ろから見ている委員長と内藤 内藤「いつもの二人だお」 委員長「ぇ? ぁ、そうね」 内藤「委員長、やっぱり、お化け屋敷の時のこと気にしてるお?」 委員長「な、内藤くんったら、いきなり何いいだすのよ。そんなことあるわけないじゃない」 内藤「僕の気のせいならいいんだけどだお」(でも、やっぱり、どこかおかしいお。委員長のことは僕が一番見てるんだお、なんて言えないお) 92 :2/4:2005/10/20(木) 05 49 29 ID 18AQ9KIE ツン女「さ~て、もうそろそろ暗くなってきちゃったし、帰ろっか」 ツン男「あぁ、いいんじゃねえか? にしても、お前にしきられるとこう、なんかむかついてくるな」 ツン女「なんですってぇ? ジェットコースターで目を回してたのは誰だったかしらぁ?」 ツン男「お、お前だってお化け屋敷で腰ぬかして・・・・・・」 ツン女「ぬ、ぬかしてなによ・・・・・・って」(お、お姫様抱っこ・・・・・・) ツン男・女「・・・・・・」((絶対忘れられない思い出になったな)なっちゃった) 委員長「ねぇ!」 ツン女「ひぅっ!? な、なに? 高瀬、急に」 委員長「あ、あのさ、帰るんだったら最後に観覧車乗らない・・・・・・?」 ツン男「観覧車ぁ? 俺ああいうのは嫌いなんだよな。なにがおもしろいのかわかんねーし」 委員長「あ、そっか・・・」 内藤(・・・・・・おかしかった理由がわかったお・・・) 委員長「なら、しょうが・・・・・」 内藤「僕も乗りたいお! ツン女ちゃんも乗りたいお?」 ツン女「ぇ? あぁ、いいんじゃない?」 内藤「ほら、多数決で乗るお。ツン男もあきらめるお」 ツン男「ちっ、しゃーねえな」 内藤「委員長、がんばるお・・・・・・(ボソ)」 委員長「ぇ・・・?」 内藤「観覧車はあっちだお、ブーン」 委員長「あのね、ここの観覧車は二人乗り専用なんだって」 ツン男「ふーん」(ツン女と・・・・・・) ツン女「へぇ」(ツン男と・・・・・) お互い相手を見てしまう ツン男「な、何見てんだよ!!」 ツン女「あんたこそ何見てんのよ!!」 内藤(今だお!)「喧嘩はいけないお。ほら、ツン女ちゃん、一緒に乗るお」 ツン女「・・・・・・ぁ・・・、ぇ、うん・・・・・・」(なにやってんだろ、あたし・・・・・・) 委員長「じゃ、じゃあ、ツン男くんは私とだね、あは・・・」 ツン男「ぁ、あぁ、そうだな。・・・・・・いくか・・・」 93 :3/4:2005/10/20(木) 05 49 57 ID 18AQ9KIE ツン女「うわ~♪ ほんときれ~♪ ほらほら、内藤くんもみなさいよっ」 内藤「わ、わかってるお。うわー、綺麗だお」 ツン女「なんか棒読みっぽいわね・・・・・・」 内藤「き、気のせいだお;;;」(委員長とツン男はどうなってるかな) ツン男「・・・・・・」 委員長「・・・・・・」 ツン男「・・・・・・あのよ、黙っててもおもしろくねーじゃん」 委員長「ぁ、ごめんなさい。ちょっとぼぉっとしちゃって・・・」 ツン男「委員長から誘ったんだからしっかりしてくれよ~?」 委員長「ぁ、あのさ・・・・・」 ツン男「ぅん?」 委員長「今日楽しかったね・・・」 ツン男「あぁ、そうだな。遊園地なんて久しぶりだから、ついはしゃいじまったぜ」 委員長「そ、そうなんだ・・・・・・。・・・・・・ぉ、お化け屋敷のあれもそのせいなのかな・・・・・・」 ツン男「な、あ、あれはツン女が泣くし、立てねえしでなぁっ、あ、あれだ、あの、そぅ、仕方なくってやつだよ!!」 委員長「そんなあわてなくても私しか聞いてないよ・・・・・・」 ツン男「あ、あぁ、そうだな・・・・・・」(そうじゃねえか、俺今委員長と二人っきりなんだ・・・・・・。うぉ、急に意識してきた・・・・・・) 委員長「あのさ、も、もしもだよ? もしも、私もツン女みたいになっちゃったらさ・・・・・・、ツン男くん、・・・どうする?」 ツン男「いや、ツン女みたいになっちまったら。そりゃ、同じようにするけど? 当たり前じゃん 委員長も・・・」 委員長「委員長じゃなくて、高瀬、・・・だよ?」 ツン男「た、高瀬もツン女も俺の大切な友達だしな」 委員長「そ、そうなんだ♪」(なんかこの台詞だけで幸せになれちゃった・・・・・・。だから、だめなのかな・・・) ツン男「ん? なんかうれしそうだけど?」 委員長「ぇ、あ、ううん。そんなことないよ、普通だよ、普通。そっかぁ、ツン男くんにとって私は大切な友達なんだぁ」 ツン男「あぁ、そうだけど」 委員長「それでぇ・・・、ツン女は大切な“特別”な友達なんだよね♪」 ツン男「な、そんなんじゃねえってのっ!! からかうなよなっ」 委員長(これでいいの・・・・・・。ツン男くんは不器用で、鈍感で、まっすぐで、うそのつけない人。だから、分かっちゃうんだよね・・・・・・) 94 :4/4:2005/10/20(木) 05 50 53 ID 18AQ9KIE ツン女「おっそ~い! 委員長となんかへんなことでもしてたんじゃないでしょうね」 ツン男「んなことするわけねえだろっ!! てめえも内藤となにしてたんだかね・・・」 ツン女「な、なにしてってなによ!? あんたなんか死んじゃえ~!!!」 バキッ ツン男「ぐほっ!!!」 内藤「それで、ちゃんと話できたお?」 委員長「えへへ、失敗しちゃったのかな」 内藤「委員長、失敗っていってるわりに笑ってるお」 委員長「なんかね、そういう気分なの。あの二人は特別なの」 ツン女「高瀬に内藤くん、おそい~!!」 委員長「はいはい、今行くわよ。内藤君、行こ♪」 委員長の手が内藤の手を握り、そのまま走っていく 内藤(い、委員長の手小さくてぷにぷにしててやわらかすぎるお!!) 委員長はくるりと走るのをやめ、内藤の方を向く 委員長「ツン男くんの特別はツン女だけど、私の特別は内藤君、かな? あは♪」 その微笑は今までに見たことのないほどさっぱりとした明るい笑顔だった ツン男たちからは見えない遊園地の一角では ファービー「オイ、クソボケ!! デケエ図体シテ泣イテンジャネエヨ」 番長「・・・・・・くっ・・・、内藤・・・・・・」 ファービー「チ、酒飲メルダロ? シャアネエカラ、オゴッテヤラア・・・・・・」 番長「・・・・・・うぅぅ・・・・・・、目から汗が止まらん・・・・・・」 書いていて、思ったが・・・・・・。俺が書くとツンデレ要素が薄くなる・・・・・・orz
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ある日のお昼休み。かがみは自分のクラスで、みさお・あやのとともにお昼を過ごしていた。 「でさー、そん時あやのがさ――」 みさおが中心になって、休日に遊びに行った時のことなど話している。あやのとかがみはほぼ聞き役だ。 「あんたら二人はホント、仲良いわね。姉妹みたいっていうか」 話が一段落付いたところで、かがみはしみじみとそう言った。 「んー、まあそうだな。でも、あやのもちょっと付き合い悪ぃ時もあるんだぜ」 「へえ、どんな時?」 「もち、こっち優先の時よ」 こっち、と言いながらみさおは親指を立てる。あやのは慌てふためき顔を赤くする。 「ちょ、ちょっとみさちゃん!」 「あー、確かに。いるとやっぱりそうなるんでしょうね」 「柊ちゃんまで……」 「今さら恥ずかしがることでもないじゃん」 「そうよ。別に普通のことなんだろうし」 「だろう、って付くのが私達の悲しいとこだな」 「言うな……」 独り身二人は苦笑いしながら肩を落とす。あやのは立場上、下手に慰めることもできずに黙っていた。 「そういえば、あやのって今の彼氏とどういうきっかけで付き合いだしたの?」 「おっ。何だよ柊。そんな情報仕入れて、これから彼氏作ろうなんて魂胆か?」 「そんなつもりじゃないわよ。受験もあるんだし……ただちょっと興味があるってだけで」 「本当かー? 自分だけ抜け駆けしようとか、いやらしいこと考えてんじゃないだろうなー」 「そんなことないってば――」 「『いやらしいかがみ』というキーワードに誘われてこなた&つかさが参上!!」 「いやらしくないって言ってんでしょうがー!」 「わ、私はそんな理由で来たんじゃないよう」 唐突に某漫画のパロをやりながら、騒がしくC組教室にやってきたこなたとつかさである。 「……で、つかさは何の用?」 「実は五限目の英語の教科書忘れちゃって……」 「あー、はいはい。こなたは? 同じ用件なら教科書は一冊しかないわよ」 「いやいや。私はツンデレーダーの赴くままにここへ惹かれてきたのだよ」 「何だよツンデレーダーって。意味が分からんわ」 ツンデレーダーとは 文字通りツンデレを探知するレーダーである。こなたのアホ毛から『ツンデレ萌え波』という電波を発し、それが目標物であるツンデレキャラにぶつかると、その反射波を受信して方向や位置を測定できる。主にかがみの捜索に用いられる。 「真面目に解説すんな! つか実際に存在しねえだろそんなもん!」 「まあまあ細かいことは気にせずに」 「あーもういいから。ほら、用が済んだらとっとと――」 「ところでかがみが彼氏を欲しがっているというのを小耳に挟んだんだけど」 追い返そうとするかがみを尻目に、こなたはみさおへ話しかけていた。 「いや、別にそういうわけじゃないぞ。流れでそういう話題が出ただけで」 「あ、そう。それなら安心だね」 「何よ安心て。あんたも抜け駆けされるのが嫌とか言うわけ?」 「抜け駆けとかじゃなくて、かがみに彼氏とか出来たら私がすごく寂しいじゃん」 「え……」 思いがけないこなたの台詞に、かがみは言葉を詰まらせる。 「かがみほどの突っ込み属性とツンデレっぷりを誇る猛者は他にいないからね!」 「って、そういう話かよ!」 「んー? じゃあかがみはどういう話と思っていたのかなー?」 にんまり笑みを浮かべながら、こなたはかがみの体にペタリとくっつき、頭を撫で撫でする。 「ちょっ、やめっ……触んなこら」 「ほっほっほ。可愛いねぇ、かがみは」 そんな二人の様子を、みさお達は少し離れたところから見ていた。 「あの二人も相当仲良いよなー。姉妹みたい……つーか、柊の妹はちょっと妬いたりしねーの?」 「え? んー……そういうのはないかな。私もこなちゃんと仲良いし」 「そっか。ちびっ子はお得なやつだなー」 「泉先輩は親しみやすいキャラクターっスからね。おかげでカップリングも色々作りやす――っとと、何でもないっス」 「あれ? ひよりちゃんいつの間に?」 どこからともなく湧いて出たひよりに、つかさが首を傾げる。 「私は百合ージスシステムを駆使してこの場に馳せ参じただけっスよ」 「百合ージスシステム?」 百合ージスシステムとは 独自の研鑽によりひよりが編み出した百合シチュ対応システム。目標(百合カプ)の捕捉・識別、萌え度の評価、タチネコの選別などが自動化されており、どのような状況でも効率よく妄想を膨らませることができる。自分を防衛する能力は無い。 「解説はもういいから! 離れろこなたーっ!」 「だが断る。この泉こなたが最も好きなことの一つは、大好きなかがみのツンデレっぷりを思う存分味わうことだ」 「……っ!」 『大好き』という単語が『かがみ』と『かがみのツンデレ』どちらに掛かるのか。そんな疑問がかがみの体を硬直させた。 「ツ……」 が、そんな問題はすぐに吹き飛び、次の瞬間には大きな声で怒鳴るかがみだった。 「ツンデレって言うなーっ!」 おわり コメントフォーム 名前 コメント いちゃつきやがって… ほのぼのGJ! -- 名無しさん (2008-04-03 12 11 19) オワタ(^0^) -- 名無しさん (2008-03-25 22 30 38) 萌え尽きたぜっ(^O^) -- 名無しさん (2008-03-25 21 38 16)
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5HY/W83-T30 カード名:ツンデレ 中野 二乃 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《五つ子》・《料理》 【永】あなたの手札が5枚以上なら、このカードのパワーを+2000。 【自】[①]アンコールステップの始めに、他のあなたの前列のレストしているキャラがいないなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードをレストする。 レアリティ:TD 五等分の花嫁収録
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No.614/ツンベアー ●属性 お姉さん 獣耳 胸前結び つっこみ ●一人称 私 ●瞳の色 黒 ●つながり クマシュン:妹 リングマ:友達 ヒメグマ:仲良し 「血ぃ出てるぞ!「クマー!」とか言ってる場合か!」 真面目で気配りのできるお姉さん。 真面目ゆえにつっこみ役に回ることがほとんどで、いつもリングマに振り回されている。 ヒメグマとも仲はよいが、噛まれる事はほとんどない。 というかいつも狙われるのはリングマなので狙われないだけかもしれない。 コメント欄 名前 コメント
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126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/28(水) 22 13 50.27 ID QIuSSZmVi [1/4] 残業が長引いてもう流石にいねーだろと思って帰ると鍵空いてておいおい他人の家とはいえ鍵ぐらいかけていけよとか思うけど扉開けたら膝に顔をうずめて玄関に座り込んだまま寝ちゃってるツンデレが居てこ のままじゃあ風邪引いちゃうからお姫様抱っこでベッドまで連れてってその後台所にビールとりにいくとめっちゃ豪華な夕飯が用意されててせっかくだからいただこうと思って席に着くとテーブルになんかぽつ ぽつ水滴が垂れててああ悪いコトしたなって反省しながら食べてるとツンデレが起きてきて馬鹿とか阿保とか連絡ぐらいしろとかめっちゃ怒られてなんか新婚さんみたいだなって男がふざけるとまた罵倒が飛んで くると思ってたのにツンデレは黙り込んじゃってやばいふざけ過ぎたと思って謝ろうとしたらツンデレは本当に心配したんだからとか迷惑がられて嫌われてると思ったとかごめんなさいとかなんか支離滅裂なコ トいいながら泣き出して男が抱きしめてやるとツンデレは安心して男の胸に顔をうずめてそのまま寝ちゃってしょうがないからもっかいベッドに連れてって晩ご飯食べおわってからお風呂はいっていざ寝ようとし たらソファとか予備の布団がなくてしょうがないからツンデレと同じベッドで寝て朝起きたら寝ぼけて抱きついてるツンデレを剥がすのに苦労するんですねわかります 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/28(水) 22 14 21.65 ID QIuSSZmVi [2/4] 119でした
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このページはこちらに移転しました ツンデレハート 作詞/MiZ 作曲/よーし 編曲/194スレ221 誰にだって負けたくない 素直になって近付きたい 精一杯腕を広げ あなたの元へ駆け寄りたい ツンデレハート 毎朝の通学路少し前にあなたの後姿 見つけるだけでちょっぴり幸せな気持ちになるの 自然と速まる私の速度 近づく程高まる私の鼓動 どうすればこの想い伝えられるのかな 素直になれば何かが変わってくるのかな あなたの背中がどんどん近付く 私の鼓動もドキドキ高まる あなたに満たされているようで 頭の中が真っ白になる そんな時に限ってあなたは振り返り 私に眩しい笑顔を向ける (セリフ)「な、なによっ! 用も無いのに振り返らないでっ」 (セリフ)「わ、私に挨拶? そ、そんなの必要ないわよっ」 (セリフ)「あんたと一緒に登校?……どうしてもって言うのならしょうがないわね……」 (2番) 夕暮れの帰り道 すぐ隣にあなたのその素顔 見つめるだけでちょっぴり照れくさくなるの 自然と赤らむ私の頬 指先が少しあなたに触れる どうすればこの時間止められるのかな 素直になればこの距離を縮められるかな あなたが不意に私を追い越し 「また明日な」と笑顔で振り向く あなたが浮かべる優しい笑顔で 頭の中が真っ白になる (セリフ)「かっ勘違いしないでよね! 今日はたまたま一緒に帰ってあげただけよ!」 (セリフ)「な、何笑ってるのよ! 変な誤解しないでっ!」 (セリフ)「も、もうっ! ばっかじゃないの!? いいからさっさと……帰りなさいよ…… 」 あなたは何も分かってないの 私がこんなに戸惑うのは ……全部あなたのせいなのに 誰にだって負けたくない 素直になって近づきたい 精一杯腕を広げ あなたの元 駆け寄りたい ツンデレハート (セリフ)「しょうがないじゃない……あんたの事が好き……なんだから……」 ヤンデレハート(ツンデレハート替え歌) 作詞/201スレ272 誰にだって負けたくない 素直になって近づきたい 気づかれないよう”罠”はって あなたのこと手に入れたい ヤンデレハート 毎朝の通学路 少し前にあなたのその姿 気づかれないように距離を置いて見つめ 自然と高まる私の鼓動 イヤホンから聞こえるこの声で 私の名前を呼ぶのを楽しみにしてる 素直になればこの想い受け入れてくれる? あなたの背中がどんどん離れる 私は今日もみつめているだけ あなたを手に入れる 計画だけで 頭の中は真っ黒になる 友「お前好きな子いるんだって?」 彼「え! 何で知ってるんだよ」 友「誰だよ! 教えろよ!」 彼「しょうがないなー 秘密だぞ? あのなクラスの……」 あなたは何もわかってないの 私がこんなに苦しいのは ……全部あなたのせいなのに!!!! 誰にだって 負けたくない 手段なんて 選べないの 外敵 すべて排除して あなたのこと手に入れたい ヤンデレハート 「大丈夫だよ……彼女は埋めておいたから あなたは私だけを愛するの 早く 愛してるって 言って……」 音源 ツンデレハート ツンデレハート(歌:夢乃サキ) ツンデレハート(アレンジver. ガイドメロ) ツンデレハート(アレンジver. カラオケ) ツンデレハート(アレンジver. ギター入れ用オケ) ツンデレハート(アレンジver. 歌:夢乃サキ) ツンデレハート(アレンジver. 歌:196スレ265) ツンデレハート(アレンジver. 歌:きぃ) ツンデレハート(アレンジver. ギター入れ:よーし 歌:きぃ) ツンデレハート(フルver ギター入れ募集/198スレ325) ツンデレハート(フルver 作曲者弾き語り) 第2ツンデレハート(よーしver.2)作詞/MiZ(原詞/ツンデレハート2番)アレンジ参考/194スレ221 第2ツンデレハート(よーしver.2) 第2ツンデレハート(よーしver.2)(歌:きぃ) 第2ツンデレハート(よーしver.2)(歌:myui) 第2ツンデレハート(よーしver.2)(歌:レンゲ) ヤンデレハート(歌:夢乃サキ)