約 1,059,468 件
https://w.atwiki.jp/kinoutun/pages/378.html
メイド喫茶(&温泉) 周辺環境シリーズ交易路 「和風喫茶・絹の道」 涼しい家「バーバルスクエア」 大きな港 ツーン港「アイゼンザルク」 蜃気楼(挑戦の塔)「蜃気楼の塔」 オアシス「オアシス」 政庁「ミストバリア」 整備工場「夢と現と幻亭」 飛行場「フライトアテンダント」 廃墟「アンバー・キャット」 戦場「フリーダム・ハート・ガールズ」 高層ビル「エスティアトリオ~εστιατοριο~」 陣「メイドクロス」 プライベートビーチ「Powder Snow」 音楽ホール(王宮、宮廷)「4'33"」 温泉街 カフェテリア「DERE Cafe」 キノウツンの砂漠「砂漠の猫」 密林「ヘル&涅槃」 施設シリーズアイドレス工場「積出例食堂」 燃料生産地「ブラックブラックマンデー」 燃料精錬所「ダークマター」 メゾンツン荘(アパート)「喫茶ツン荘」 交番「ぽりす☆ぼっくす」 その他、設定施設シリーズ淡水化プラント 住宅街の片隅「ソウルブラザー」 街・住宅街(平凡な家、桜並木)「毎日軒」 マンション「Cafe in ~」 緑の沃野(草原、牧歌的な家、憩いの我が家、キノウツンの森)「草色」 病院「ナイチンゲール」 欄外焼鳥屋「やきとりや」 温泉村(最上部イラスト右下) メイド喫茶(&温泉) #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ~涼しい家「バーバルスクエア」より~ 映っていただいたのは、ガイドのKさん。 (キノウツン国はガイドさんもメイドさんである) バーバルスクエアは、窓から港を望むことの出来る、比較的涼しいメイド喫茶。 入り口にはおみやげの露天(とガチャガチャ)があり、様々なメイド喫茶グッズが買える。 ガチャガチャにツン様フィギュアが1000分の1の確率で紛れているらしい。 国家政策の一つとしてメイド喫茶を奨励する国。 それがキノウツン国である。 キノウツン国はありとあらゆる施設にメイド喫茶が存在する。 その多さ故に、いまでは観光名所として他国に知られているほどである。 周辺環境シリーズ 交易路 「和風喫茶・絹の道」 交易路のパーキングに転々と存在するのがメイド喫茶「絹の家」である。 お店のコンセプトは「安らぎ」。 メイド喫茶の本質ともいうべき「安らぎ」を追及した店内は、純和風に彩られており、非常に落ち着いた雰囲気。 メイドさんの制服も茜色の和服に白の割烹着と、自宅に帰ってきたときの暖かさを思い出させてくれる。 メニューはおでんやお鍋、白ご飯のセットなど、家庭の味をイメージさせる一品が勢揃い。 女性には、葛きりや白玉ぜんざいなどの甘味メニューが人気。 旅する商売人が足繁く訪れる喫茶店であり、店内では商人同士が情報を交換したり、取引を行っていたりすることも多い。 中間貿易国キノウツンの表玄関ともいえるだろう。 なお、夜十時以降はお酒も出していたりする。 もちろん、車を運転する人は飲めません。 (はる) 涼しい家「バーバルスクエア」 伝統的な設計方式により建築された昔ながらの建物、 その2階にバーバルスクエアは存在します。 バーバルスクエアは「キノウツン的アットホーム」を経営理念に組み入れ、 店内におけるメイドさんも西国人がほとんどです。 店内の雰囲気はキノウツン国における一般家庭とさほど変わらず、 一人暮らしの若者や子供達とは別居している老人達に 「家庭の温かみを思い出させてくれる」と好評を博しています。 また、アットホームを念頭に置いた店であるため、 ここで出される料理は全てメイドさんたちの手作りでもあります。 店内全てのメイドさんは「おふくろの味」を出せるよう 厳しい修行をして厨房に立っているのです。 メイドさん手作りの肉じゃがは絶品です。 貴方もお立ち寄りの際にはキノウツン的アットホームを 是非体験してみては如何でしょうか? 目印は家の2階にかかっている黄色地に赤でかかれたお店の名前です。 (周辺環境:涼しい家より抜粋) 大きな港 ツーン港「アイゼンザルク」 今や忘れられた義勇号を改装して作られたのがアイゼンザルクである。 外観はそのまま海に浮かべた義勇号だったり。 以下メイド喫茶紹介より抜粋。 このお店のコンセプトは「爽やか」。 青い海、青い空、白い雲がまぶしい、この場所ならではのコンセプトですね。 もちろんお店も海風の心地よい立地条件。 なんとこのお店、海の上に浮かんでいるのです! かつて戦艦として使用されていたアイゼンザルク号を改装した店内は、 今ではとても温かみのある内装です。 メイドさんの制服は船のお店らしくセーラー服。 胸元のリボンの赤が白と青の生地にアクセントになっていますね。 メニューはもちろんシーフード。港からやってきた香辛料で、少し濃い目の味付けです。 この店お勧めの炭酸飲料と一緒にいただくと、ちょうど良いのではないでしょうか。 (3行目以降は:持ち込み「メイド喫茶紹介」より抜粋) 蜃気楼(挑戦の塔)「蜃気楼の塔」 高原鋼一郎が挑戦の塔を獲得したのと同時期である。 キノウツンの砂漠、その名物である蜃気楼に塔のような陰が映るようになった。 そんな噂が流れた。 まさか、あれが挑戦の塔か―― いや、そんなはずはない。 挑戦の塔は大和ヶ丘にあるのだから。 ではあれは――? そんなことはどうでもよい。 立ち上がったのはキノウツン観光省だった。 砂漠に塔ができあがったというのならば、そこにメイド喫茶を作らねばいけない。 決死隊が結成された。 とりあえず1年、営業できる兵糧を詰んで、メイド部隊は歩み出した。 メイド喫茶蜃気楼の塔。 砂漠の環境に適応できるよう、砂の民ルックである。 マントの上からメイドエプロンを着込み、メイドの体裁はぎりぎり保っていた。 食料――いや、メニューは乾パンをメインとした保存食。 そしてサボテンの種から抽出される、特性コーヒーである。 はじまるのは、蜃気楼の塔を目指して旅立った彼女たちの物語。 きっといるはず。まだ見ぬお客様(ごしゅじんさま)。 えいえいおー しかし、それはまた別の話。 (はる) オアシス「オアシス」 オアシスに位置するこちら、オアシスの紹介です。 ストレートなネーミングのこのお店。コンセプトはずばり「オアシス」。 統一された、このオアシスという単語。安直なようですが、砂漠の民には欠かせないものなのです。 オアシスの高台に位置しているお店には、一枚のガラスで出来た大きな窓が二方面にあり、 どちらからも景色が見えます。 一方の窓からは砂漠が、もう一方からはオアシスの滝や水場が見える、まさに一粒で二度おいしい、 というのでしょうか。 涼しくくつろげる店内席の他に水辺の席も用意されているので、 お子様連れのお客様などはそちらを利用することが多いようですね。 メイドさんの制服は水辺での給仕も多いせいか、少し露出の多いセクシーなツーピースにパレオ。 ヘッドドレスから流れる布は、まるでウェディングドレスのようです。 服の色はメイドさんの好きな色を選べるようで、メイドさんが集まるとまるでそこは花畑。 メニューは主にデザート系で、目の前の森から採れる新鮮な果物を使っています。 その中でもお勧めはオレンジのシャーベット。 水辺で足を水に浸しつつ食べるのが、とても心地良いです。 (持ち込み「メイド喫茶紹介」より抜粋) 政庁「ミストバリア」 「どうだろう。今度からは私の国で働いてみないかね?報酬は今の10倍出そう。 君はメイド喫茶などで終わるべき人ではないはずだ。」 …これで何度目だろうか。 この手の誘いはここ、政庁附属メイド喫茶「ミストバリア」では日常茶飯事と言っていい。 キノウツンにおいてメイド喫茶は数知れず。 その中でもここはある種の最高到達点と言える。 国内でも最高峰の設備、食事、サービスを提供する私たちミストバリアのメイド。 私たちを凌ぐとすれば、ツン様直属メイドくらいのものだろう。 幼少時より厳しく育てられ、メイド学校を首席で卒業。 スポーツ万能、語学堪能、容姿端麗。そして完璧な立振る舞い。 ここでご奉仕するということは、この国の顔となるということなのだ。 実際私も、エリートメイドとして数々の競争に勝ち抜いてきた結果、この場に立っている。 この場でご奉仕することこそ私の誇りであり、夢だった。 それを「メイド喫茶など」という言葉で片付けるような輩の下で働くなど、 札束を政庁より高く詰まれたところで願い下げだ。 そこで私は豪奢な造りの椅子に座る先ほどの男にいつもの如く笑顔で、 霧のように薄く、それと感じさせないほどにやんわりとした障壁を張るのだった。 (青狸) 整備工場「夢と現と幻亭」 こちらのお店は整備工場内に設置された和風喫茶です。 整備工場の食堂も兼ねており、食事時には整備員たちが大急ぎで食事を行う姿も見受けられるでしょう。 名物はツン港から直接仕入れているかにを使ったかに味噌定食。 酒と昆布出汁で溶かれたかに味噌を甲羅の上で焼くことで芳醇な香りが楽しめます。 とはいえ、それ以外の営業時間内には熱いほうじ茶やすぐ近くのオアシスであるツン湖の水を冷やして作ったかき氷など和風のお菓子が楽しめます。 変わったところでは飴細工で作られたTUN=DERE飴やうささんを象ったうささんチョコ。ウェディング印のしびれるウェディングケーキ型サイダーなども売られています。 (オールドシルバーをモチーフにした渋茶もあったが現在は発売中止だとか) 制服はエプロンに姉さん被り。動きやすさを重視してスニーカーに袖を切ったつなぎを着用しており、いわく無礼な振る舞いをした整備員には必殺のキックが飛ぶとか。 怖いもの知らずの整備員たちも、胃袋を握られているこの店のメイドさんたちには頭が上がらないそうです。 (周辺環境:整備工場より抜粋 高原鋼一郎) 飛行場「フライトアテンダント」 ここは訓練に疲れたパイロットや、広大な空港を管理するのに忙しい管理官、 はたまた国内外のメイド喫茶マニアなどが 癒しを求めて訪れる空間として有名です。 多くのパイロット達はドラッカーであり、寿命はそう長くありません。 また常に命の危険を帯びた任務に就くために、 ストレスの緩和が重要課題となっています。 その大役を果たすのが、フライトアテンダントに勤務する(ご奉仕する) メイドたちなのです。彼女達は薬で傷ついた男達の神経をいたわる 天性の感覚とも言うべき素質を備えています。 彼女達がいるからこそ、 キノウツン国の飛行場はその機能を果たすことが出来るといっても 過言ではないでしょう。 また平常時、この飛行場は多くの観光客が訪れ賑わいを見せます。 そのためフライトアテンダントのメイドたちは 語学においてもその才能を発揮します。 キノウツン国において飛行場はRBの離着陸に使用されるだけでなく、 才色兼備のメイドたちが男達の心の傷を癒す場所でもあるのです。 (周辺環境:飛行場より抜粋) 廃墟「アンバー・キャット」 ドラッガーの癒しとして、廃屋を大胆に改装したのがこのアンバーキャットである。 特徴としてはまず屋根がない 四方を壁のみに囲まれた斬新なオープンカフェである。 更なる特徴として、昼に明るく夜は暗い。夏は暑く冬は寒い。 エアコンだね!(違う) 廃墟という一筋縄ではいかない場所に開店している喫茶店だ。 その従業員はバトルメイドに負けず劣らずの屈強なメイドさんで構成されていた。 都市迷彩のメイド服に身を包んだ彼女たちは、貧弱なドラッガーなどものともしない。 (実際に猫士派生枝の方が強いという情けなさ) 人気メニューは野鼠のスープ。 名前はあれだが、ただのシチューだったりする。 本当に野鼠が使われているかは、メイドさんしか知らないのだった。 また、彼女らメイド達の奉仕活動によってガラスや古釘、錆溜まり油溜まりなどの不衛生なスポットは一掃されていることも特筆すべきであろう。 アンバーキャットこそが、廃墟のスラム化を止める最後の砦なのである。 とはいえ、オープンルーフから覗く傾いた摩天楼にかかる夕焼けは、廃墟に見合わぬ美形と評判が高い。 物怖じせぬのであれば、一度訪れてみても良いだろう。 (はる) 戦場「フリーダム・ハート・ガールズ」 弾薬が尽きた。 穴だらけの塹壕の裏で、兵士は背を向けて座り、震えながら己の死を悟った。 部隊は、戦塵の舞う荒野に、包囲され、取り残された。 一人、また一人と同胞達が血煙を上げて死んでいく。 「...畜生」 爆裂、大地をふるわせる振動。 最終砲撃が開始された。 大気を振るわせる雄叫びの音。 敵の白兵部隊が取り残された陣地へ突撃を開始したのだ。 「畜生...もう一度だけでいいから、パインサラダが食べたかったなあ」 と、 「は~い、パインサラダはいりま~す」 「へ?」 震えて膝を抱える横に、黒いスカートと白いエプロンドレスがはためいた。 スカートの下に軍靴が覗く。 上を見上げれば、メイドさんがいた。 戦塵の中でさえ、損なうことのない。そんな美少女だった。 「め、メイドさん?」 「はい、今オーダーしましたので、しばらくお待ちくださいね」 インカムの無線を切って、微笑む。 一撃で世界を塗り替えるような、そんな極上の笑顔だった。 「え、なんでこんなところにメイドさんが。というか、メイド喫茶?」 メイドさんは微笑みを崩さず、こういった。 「周辺環境ですから!」 「どういうことっ!?」 「全ての施設にメイド喫茶を、それがキノウ=ツン様の心志です」 「施設じゃないし!!」 その時だった。ちょうど、態勢を入れ替えたため、それが見えた。 敵陣地から飛んでくる砲弾。 「あぶなっ」 自分の危険を忘れて叫ぶ兵士。しかし、 「えい」 メイドさんはすかさずその辺にあった土嚢を投げて迎撃した。 「なにぃいいいいい!!」 次いで陣地に敵の白兵部隊が躍りかかる。 しかし、メイドさんはそのことごとくを。 「おかえりなさいませ、ご主人様! ご注文をどうぞ☆」 「め、メイド!?」 無敵のスマイルで迎え入れる。 空気を読まない敵兵死がアサルトライフルをフルオートで連射する―― ――直前でメイドさんの姿が戦塵にかき消え、次の瞬間には歩兵を抑えて機関銃をたたきつぶしていた。 「ご主人様、店内での銃撃はお控えください」 誰もその動きを追えなかった。 あっけにとられる敵味方の兵士達。 一方で、周囲の戦火は拡大の一歩をたどっていた。 つんざく阿鼻叫喚に、メイドさんは眉をひそめる。少しだけだが。 「困りましたね。これではゆっくりご奉仕できませんわ」 ちっとも困ってなさそうな言い方だった。 ため息を残してインカムをつまむ。 「やむを得ません。バトルキーパーより全スタッフ、最終奉仕モード」 【イエス、アイアイ、ミセス】 「我々はこの戦場で奉仕をせねばならない。だが、この戦禍は終わることはないだろう」 【イエス、アイアイ、ミセス】 「かくなる上は、最終手段だ。我々はこの戦争という悲しみに奉仕をする」 【イエス、アイアイ、ミセス】 「総員、戦闘準備。ただし殺すな。すべてのご主人様を救ってみせろ!!」 【イエス、アイアイ、ミセス!!】 ザン――!! とたん、塹壕の上に、 戦列の前に、 火線の先に、 包囲の更に外に、 そして高度1000mの空に! メイドが颯爽とスカートとエプロンをはためかせて現れる。 口を開ける兵士達をよそに、インカムをつまんだメイドさんは、 「突撃」 笑った。 戦争が――終わる。 (はる) 高層ビル「エスティアトリオ~εστιατοριο~」 高層ビルの最上階に位置する高級メイドカフェ。 それがエスティアトリオだ。 本来ならば高級レストランが位置するような場所にメイド喫茶。 それがキノウツンクオリティである。 豪奢なインテリア、ニューワールドを統べるかのような至高の料理の数々。 だが、ガラスに張られた高層の夜景は、それすらも引き立て役にしてしまう。 そんな高級店のメイドはといえば、その全てに溶け込むように簡素でスタンダードなメイド服。 誰からも一歩遠ざかり、気を配らなければ気づくこともなく、自然と佇んでいるのだ。 しかし、見るものが見れば、そのメイド服がとてつもない仕立てであると言うことに気づくであろう。 エスティアトリオは夜景を楽しむような薄明で、静かなカフェテリアである。 その静謐な空間で衣擦れの音すらなく、誰の目も必要以上に引かず給仕が出来る。 消え入るのではない、確かな存在を持って溶け込んでいるのだ。 それがどれほど凄いことであるかを、想像して欲しい。 確かに彼女たちのメイド服は簡素で、目立つものではない。 しかし、きらびやかな衣装を着て現れる客よりも派手でないことはもちろん、逆に見劣りをしすぎて相手を不快に思わせることもない。 どんな客が現れても側らで調和の取れた姿を見せることができる。 まさに、メイド服の中のメイド服である。 このメイド服は、明るい部屋で見れば紺の明るい色味を持つが、照明を落とし気味のエスティアトリオでは黒よりもはっきりとした黒色に映る。 また、衣擦れの音がないということは、すべてが手縫いのオートクチュールであるということを示している。 正真正銘、エスティアトリオのためだけに作られた最高級のメイド服なのであった。 (はる) 陣「メイドクロス」 よいかパーラー。 我々はメイドクロスという陣形でご奉仕をする。 防御力の高いオールワークスが前衛、 両脇をハウスメイドとキッチンメイドが固める。 お前はハウスキーパーの後ろに立つ。 お前のポジションが一番安全だ。 安心してご奉仕しろ。 (はる) プライベートビーチ「Powder Snow」 パウダースノー、それは世にも珍しい船上メイド喫茶の名前である。全長9m、全幅3mのボートには、船長と2名のメイドさんが乗り込み、あらゆる海沿いの場所での営業が可能だ。船体の色はその名前の通りに粉雪を連想させるまばゆい白で、遠くからでもそれと見て取れる。 店内のレイアウトや食器の選定は船上という特殊な環境を考慮しており、大きな揺れの中でも淹れたてのお茶を楽しむことができるよう工夫されている。 また、この店のメイドさんの制服も他とは一風変わっており、セーラー服をベースに仕立てられた専用のメイド服を使用している。水中での活動に邪魔とならず、体温の低下を可能な限り防ぐようデザインされたこの制服は、万が一お客様が誤って海に転落しても、そのまま迅速に救助に向かえるよう配慮されている。 人気のコースとして、早朝に乗り込み温かい紅茶と共に朝日を見る「曙」、夕方から夜にかけて日の入りを堪能する「宵」、遠くからホエールウォッチングを敢行する「恵比須」などがある。 神出鬼没で次にどこで営業しているのか一般には知らされないため、噂や過去のデータ、占い、予想屋などから、その日のポイントを見付ける必要がある。その不可思議さ、ある意味でお客様への挑戦ともとれるような態度が、逆にその筋の人の魂に訴えるものがあるらしく、何年も追い続けている人も多い。 現在は、ふみこ・O・V嬢が所有するプライベートビーチ周辺を中心に営業を行なっている、という噂だ。運が良ければ水着の魔女と同席することがあるかも知れない。 (担当:小宇宙) 音楽ホール(王宮、宮廷)「4'33"」 王宮に併設されている大音楽ホール、そのロビーにあるのが、この『4'33"』です。 ここのメイドさん達はクラシカルなメイド服で身を装い、一見普通のメイド喫茶と変わらないように見えます。が、一度お客さまからリクエストが入ると、様子は一変します。実は彼女たちは、あらゆる楽器を弾き熟し、あらゆる音楽を嗜む、一端のミュージシャンなのです。ロックからジャズ、民族音楽からクラシックまで、あらゆるお客さまのニーズに応えます。この喫茶店のOGで結成されたキノウツン弦楽団、通称メイドさんオーケストラはNW的にも有名な楽団の一つとなっているのもその傍証となるでしょう。 ある音楽家は「何もしなくてもこの店はとても音楽的だよ」と力説しています。彼は、お茶を淹れる音、食器のふれ合い、メイドさんの足音、どこからか聞こえる笑い声、誰かが練習している歌声、その他諸々のあらゆる音こそが、彼らの耳を楽しませる、最も高貴で最も美しく何物にも代え難い逸品なんだ、と主張していて、他の音楽家にもそれは受け入れられているようです。 コンサートを聞いて興奮冷めやらぬ聴き手や、演奏を終えた心地良い疲れを癒す演奏者、宮廷の激務の合間を縫って訪れる人々にも大人気のこの喫茶店で、時に優雅な、時に熱い一時をお過し下さい (小宇宙) 温泉街 カフェテリア「DERE Cafe」 ※詳細は最下部温泉街を参照。 ここではDERE Cafeのメイドさん達の衣装を紹介しよう。 温泉街と言うこともあって割烹着や着物などの姿があでやかだが、 一番に目を引くのは「湯女」の格好をしたメイドさんである。 イメージが思い浮かばない人は「○と○尋の~」の格好だと思えばよろしい。 別に神様が湯治に来ることはないが、たまに雷電が湯治に来る。 注意されたし。 温泉内のバスローブで利用できるカフェテリアで湯女のメイドさんと会うことが出来る。 たすきでがけの袖から覗く白い二の腕と、たくし上げた裾から覗く足首の白さがなんともまぶしい。 人気メニューはセンシュウ鶏と食用サボテンを使ったワンプレートディッシュだが、温泉内カフェに限ってはビールも飛ぶように売れる。 ただし、成人でないと提供できないので注意されたし。 (はる) キノウツンの砂漠「砂漠の猫」 砂漠に引かれた砦にそのカフェは存在する。 砂漠の戦闘は海に喩えられる。 それぞれの陣地は砂の中に孤立し、戦線は意味をなさず、兵站は維持できず補給もままならない。 この陣地はその戦訓によって廃墟と化した場所であった。 ぶっちゃけていえば、側面奇襲を受け砂漠の海で他の部隊の援護も受けれるはずもなく、あっけなく沈んだのがこの砦だった。 そんな砦も戦いが終われば誰かが住むにはちょうどよい。 戦線として作られただけあって、砂漠の道無き道路の真ん中に位置し、砂漠をわたるものにとってはちょうど良いレストポイントなのだ。 口の中まで砂まみれの旅、そんな旅人たちを優しく歓迎してくれるメイド喫茶。 砦の真ん中にぽつんとたっている知る人ぞ知る名店といったところか。 その店は砂の侵入を防ぐためだろうか、幾重もの扉で隔たれていたりする。 ――最初の部屋でまず砂の侵入を防ぎ、「次の部屋へ」 ――次の部屋では「コートを脱ぎ、服の砂を払い、髪を溶かす」 ためにあり、 ――さらに次の部屋では「あぶないので金属製のものを外す」 ように注文されて、 そして先に進むたびに「クリームを顔に塗っ」 たり、「頭から酢をかけ」 たり、「壺の中の塩を体中にまんべんなく塗っ」 たりするのだが、 ...まあそれは余談としておこう。 ちなみに、最後の部屋の扉にはこう書かれている。 「さあ、存分に食べ“られ"てください!」 ・ ・ ・ ――砂漠に人を喰らう化猫がいるという伝説が、キノウツンにはあった。 (はる) 密林「ヘル&涅槃」 密林といえばakiharu国である。 密林の中の、メイドカフェではakiharu国をモチーフとしたフェアが行われているのだ。 店名もその観光地のメインコース名にちなんで付けられているのだそうな。 メイドさんの衣装は、南国人らしいヘソだし(西国もたいていヘソ出しだが)ルックに、サバイバルウェアや風紀委員会、白衣など。 それらのメイド風アレンジにしたちょっと無理矢理なスタイルが人気だったりするのだ。 噂ではカマキリ剣士の着ぐるみもあるらしいが、まだ見たことはない。 主なメニューは聯合中に仕入れたakiharu国名物の数々である。 たとえば、 物干し怪鳥・沼の主カレー(レトルト)・ピラニア缶。 芳醇にしてまろやか、コクがあってしつこくない、フルーティーな香りと、極上の肉質なワニの肉を使った元祖ワニ饅頭。 などなど... ワニといえば凶暴きわまりない巨大生物バナナワニ、 ――なのだが、あちらさんではこのワニ、ただのエサ扱いだそうだ。 グルメハンター真っ青の、とんでもない国である。 味は、西国人からすれば不思議な味覚なのだが、慣れればおいしく、おおむね好評。 最近聯合してないので食糧が尽きそうなのが難点か。 余談だが一度、観光交換留学ということでakiharu国のガイドさんがやってきたことがある。 その時、なぜかは知らないがキノウツンの観光大臣は「長期休暇」を取って顔面蒼白で旅に出たという。 (はる) 施設シリーズ アイドレス工場「積出例食堂」 早い安い旨いがモットーのセルフサービス型食堂である。 もはや喫茶店ではない気もするけど、メイドさんが忙しく料理してたりおにぎり握ってくれたりしてるので、キノウツンの男どもはそれで満足なのだった。 余談だがアイドレス工場の設計でもっとも気が遣われたのが、メイド喫茶の位置と配置数である。 キノウツン藩国は、とにもかくにも、まずメイド喫茶のあり方から施設を設計する。アイドレス工場も例外ではなかった。 最終的に1区画に1店舗と無難な線に収まったが、休憩室や仮眠室の数を減らしてでも1区画2店舗ぐらいにすればよかったかなあと言うのが、大方の声である。 おにぎり、天ぷら、定食などがメインで、客も工場作業員で99%が占められている。食器の裏に貼られたチップで値段を計算し、IDカードによる月給からの一括天引きとなるべく労力を減らした上で、エプロン姿のスタンダードなメイドさんが笑顔で「がんばって」と応援してくれるのだった。 居住エリアでは夜中も開業する店があり、こちらは普通のメイド喫茶らしいセルフサービスでない喫茶店となっている。 (はる) 燃料生産地「ブラックブラックマンデー」 燃料生産地は、観光地と並ぶキノウツンの産業の一つです。 朝早くから燃料の採掘作業をする男たちを癒すのがこの店、ブラックブラックマンデー。 砂漠に立てられている生産地内を移動するため、キャンピングカーに防砂加工を施した移動喫茶となっています。 主力商品は何といっても不眠不休のエネルギー源である地獄よりも濃いコーヒー。男たちの朝の活力です。 コーヒーなんぞ邪道!という方にはこれまた濃い紅茶をお出ししております。暑さと濃さが病みつきになるのだとか。 軽食としてセンシュウ鳥のモモ肉を特産の唐辛子で味付けし、ベーグルにはさんだサンドイッチも販売中。 暑さもあってか、制服にはタンクトップとホットパンツという涼しげな格好が採用されています。 砂漠の日差し避けのために外に出るときはスキンケアと砂避けマントが欠かせないんだとか。 キャッチフレーズは『キノウツンで飲む朝のコーヒーは苦い』 (高原鋼一郎) 燃料精錬所「ダークマター」 精錬、すなわち――錬精。 つまり錬金術! ――というコンセプトで誕生したのがダークマターである。 店内には中世の錬金術師や、某アトリエが有名な錬金術師みたいな格好のメイドさんたち。 そんなちょっと異様な雰囲気の彼女たちが料理を「調合して」 食べさせてくれるだ。 調合というのは文字通りの意味である。 たとえばドリンク。 ずらっと、目が覚めるような青色や緑色の液体の入った試験管が持ってこられる。 それを目の前で数本並べて容器に混ぜて作ってくれるのだ。 要はカクテルなのだが、容器はビーカーだし、ましてや混ぜた液体が煙を吐いたり、突如あり得ない色に変色なんてするのだから、飲むのをためらいたくもなる。 実際はハーブエキスを用いた初歩の化学反応で、味もまあ飲めないことはない安全な飲み物だが。 しかし、妖しげな錬金術師に扮したメイドさんはそんなことを絶対に説明せず、 「さあ、飲んで?」 と楽しげに言ってくれるだけなのだ。 ちなみにオススメメニューは、「キメラテック☆八宝菜」 名前からして逃げたくなる。 まかりまちがってもオススメであって人気メニューではないのだが、うっかりメイドさんにオススメを聞いてしまうと十中八九「これ」 を不気味な笑顔で持ってきてくれる。 もちろん材料は普通の「八宝」ではなく、何が入っているかはメイドさんしか知らない。 おそるおそる口に入れようとすると、 「あらあら、ふふ...最初からそれを食べてしまうなんて、お気の毒」 なんて含み笑いで言ってくれたりするのだ。 「ああそれをそんな風に食べてしまうだなんて、くふっ、明日の朝は鏡を見てはダメよ?」 などと囁かれた日には、もうたまらない。 そっち系の人は是非いってみることをオススメする。 (はる) メゾンツン荘(アパート)「喫茶ツン荘」 喫茶店とは名が付いているが、メゾンツン荘のロビーでたまに開かれるお茶会のことである。 暇なときに浅田が給仕してくれるのだった。 ツン荘は特になんの用もなくロビーでごろごろしてる奴が多いので、浅田がこれもなんとなく喫茶店を開いてくれるのだ。 冒険騎士団員もときどき入り浸る。 よーするにただの自宅バーなのだが、観光省のはるがいろいろ持ち込んだため、本物の喫茶店並みの設備がある。 酒も用意されているため、時々青森が入り浸っていた。 とはいえ、弱い人や&未成年が多いためそれほど本格的な酒はおいていない。 それでもたまに酔っぱらって妄言を吐くVZAの姿があったりするのだが。 「俺が一番うささんを上手く扱えるんだ!」 は彼の名言。 料理は浅田印の絶品で、たまに新米主婦達を開いて料理教室が開かれる。 どういうことか船橋が一番熱心に参加していたりするのだが。 (はる) 交番「ぽりす☆ぼっくす」 交番にメイド喫茶というのはおかしいだろうというそこの旦那方。考えが甘い。 交番にメイド喫茶なのではない、メイド喫茶が交番なのだ。 設立された当初は普通の交番だったのが、警官たちをねぎらおうとメイド学校のメイド候補生達が思いついたのが運のつきであった。 お茶を持ってきましたークッキー焼いてきましたー椅子置かせてくださいーとあれよあれよという間に物が運び込まれ、気づいた時には既にメイド喫茶と化していたのであった。 警官達もようやく気づいたが時既に遅し。お茶やコーヒーも飲めるしまあいいか、と馴染んでいるとか。 軽食と飲み物を主とする喫茶店としては珍しく、量の多い丼物が人気なのは警察官への出前も兼ねているからでしょう。 制服は婦警を模したミニスカスタイル。巷では比野火焔モデルと言われてるとか言われてないとか。 (高原鋼一郎) その他、設定施設シリーズ 淡水化プラント 住宅街の片隅「ソウルブラザー」 食糧増産計画において建設された淡水化プラント。 その中にももちろんメイド喫茶は存在します。 名前はソウルブラザー。魂の兄弟、心の友という意味です。 今でこそ賑わいを見せるこのメイド喫茶に、 姉妹店があることはあまり知られていません。 プラント店舗よりもかなり昔に建てられたその姉妹店、 いわばソウルブラザー1号は、 藩国住宅街の片隅に居を構えています。 1号店は小さいながらも値段が安く、食事の量も多いことから、 付近の学生が学校帰りに立ち寄る定番スポットとなっています。 プラントの開発者もこの1号店をこよなく愛していました。 そのため、プラントに併設されたメイド喫茶にも同じ名前を付けたそうです。 姉妹店らしく、1号2号の内装や食事、そしてメイドさんの制服は 統一されたものを使用しています。 ただ1つ違うのは、 制服はどちらも学生の着るブレザーをアレンジした制服ですが、 胸元のリボンが1号店は青色、2号店は赤色になっているところです。 これは1号店に最も近い学校の学年カラーが3年生は青、1年生は赤であることに由来し、 2号店で経験を積んだメイドさんが、 身も心も「先輩」になって1号店へと移ることを表しているそうです。 あなたもこの店を訪れて、昔日の友人たちとかつての思い出を語り明かしてみませんか? 同窓会受付も行っておりますので、ご希望の方は ××-2222-2220(市外局番-ツンツンツンツンのツンツンツンデレ) までお電話をお願いします☆ 街・住宅街(平凡な家、桜並木)「毎日軒」 住宅街の一角に作られた店。店長の自宅を改装して店舗にしたためなんとなく居心地がいいと評判です。 元々ご近所の人々に振舞っていたお茶が評判を呼び、開店を行うことになったとか。 そのためか他の店舗よりも地域密着型で差し入れてもらった食材を使用したお菓子を出してるそうです。 にこやかな笑顔を湛えた店長以下3名の少数精鋭で回すこの店は、遠くからのお客も地元の常連も居心地がいい、と評判です。 小さなカウンターと庭に置かれたデッキチェアとテーブルでいただくスコーンとミルクティーが名物。 制服はスタンダードな黒のワンピースに白エプロン。 奇抜さを狙わず正統派のいでたちです。 (高原鋼一郎) マンション「Cafe in ~」 マンションにもメイド喫茶はある。 さながら1階に喫茶店のあるマンションのごとく。 とはいえそう大きな店ではない。 最寄りのメイド喫茶から一人か二人が派遣されて、こじんまりと開かれているのが実情である。 そのため、メイドさんの特色は周囲の環境によるのが普通だった。 客層はマンションらしく主婦や一人暮らしの男性。 なにやら打ち合わせをする人もいれば、マンガの原稿が仕上がるのを待つ編集者などもいたりする。 主婦とメイドという組み合わせは一見どうかと思われたが、意外と好評だった。 一流メイドの家事知識を求めて相談に訪れる主婦が多いのだ。 「旦那をうまく扱う奉仕術」 なんてのも陰で教わったりするらしい。 人気メニューは前述のため、これといってないのだが、 カフェとしての利用者が多いためか、コーヒーにこだわるメイド喫茶が多いようである。 緑の沃野(草原、牧歌的な家、憩いの我が家、キノウツンの森)「草色」 草原に吹く風を感じながら―― 青空喫茶、いやメイド茶屋とでも呼ぼうか。 掘っ立て小屋と、傘と古風なベンチ。 まさしく峠の茶屋という佇まい。 遠くには森も見えた。 砂漠の国と言うことを忘れそうな牧歌的な喫茶店こそが「草色」である。 その緑の息吹はキノウツンメイド達をして敬意を払わせ、 木と瓦を組んだ程度の簡素な茶屋によってきりもりされていた。 メイドさんは茶屋に似合うようにと、矢袴姿和風の出で立ちである。 主な客層は観光客ではなくキノウツンの民である。 仕事に、戦いに疲れて心すさんだ民が、保養に訪れるのである。 同僚であるはずのメイド達も、その疲れを癒すために足繁く訪れる。 キノウツン国民専用の、隠れ家的なメイド喫茶といえよう。 人気メニューは、7種のハーブのお茶とサラダ。それと草餅である。 緑の風景とともに、心に癒しを与えてくれる「草色」オススメのセットである。 ハーブは現地で生活している一家が栽培したものを、提供していただいている。 運がよければ、赤い髪の美女が自家製のハーブと食料や生活用品とを物々交換に光景を見ることが出来るだろう。 (はる) 病院「ナイチンゲール」 ナースメイドとか言った奴出てこい。 握手してやる。 ちなみに、ナースメイドは乳母という意味があるので注意。 制服はナースというほどではないが、昔の紺色の看護服をモチーフとしている。 ナイチンゲールが着ていた看護服というとイメージしやすいだろうか。あるいはメンソレータムのリトルナース。 現在の白衣の看護師とは見分けが付くので、院内でも混同されることはすくない。 なお、病院内のメイド喫茶と言うこともあって、病院全体のハウスキーピングや患者への奉仕活動なども行っている。 ただし介護は医療の領分なので、あまり関わってはいない。 誰が考えたのか病院食をあーんして食べさせてくれるサービス...なんてのもあるようだ。 ナースとメイドが入り乱れている病院内では、ナース派とメイド派による大論争が絶えないらしい。 あまつさえ、ナースメイド派とメイドナース派が参戦して、更なる波乱を呼ぶのだが、まあそれはどうでもいい。 ほんとどうでもいいな。これ。 人気メニューはこれといってないが、そのかわり望めばどんな料理でも作ってくれる。 入院中の患者にはそれがいちばんの人気料理なのだろう。 たまに「あのとき食べた母ちゃんのスープ」 とか謎の料理をふっかけられたりするときもあるが、メイドさんは嫌な顔すらせずに精一杯がんばってくれる。 ただし、料理を試作したり食材を見つけたりと、3話分ぐらいの余裕は必要である。 患者の場合は医師の許可が必要なので注意して欲しい。 (はる) 欄外 焼鳥屋「やきとりや」 政庁前の地区には様々な店がある。 一歩表通りから路地に入ると、たくさんの雑居ビルが立ち並んでおり各フロアに変わった店が入っているのだった。 その中の一店に足を運ぶ。のれんにはやきとりやとだけ書かれたわかりやすい店であった。 店内に入ってまず香るのは鳥の脂が赤く焼けた炭に落ちて出来た煙。 うらぶれた店内には、仕事帰りと思わしきサラリーマンと学生達の笑い声が歌謡曲と共に流れる。 カウンターに座って頼んだのは自慢の一品であるレバーとモモ肉のたれ。 冷えたビールを飲み干したあと、口にレバーを運ぶ。 内臓のほろ苦さと旨みが仕事帰りの疲れた体にたまらなく染みていく。 思わずビールをもう一度飲み干した。 ふと見れば気心の知れたおやっさんと若い職人達が黙々と串を焼き、鮭を運んでいる。 つまりはメイド喫茶などではなく普通に焼き鳥屋なのであった…! (高原鋼一郎) 温泉村(最上部イラスト右下) いまひとつ、観光資源を紹介しよう。 こちらは奇をてらわない歴とした観光施設である。 西部山岳地帯の麓に存在する湯治場。公式には、キノウ=ツン 温泉村と呼ばれている。 ツンタイトを原料とした建材「デレー」で統一された町並みは美しく、湯治客を目でも楽しませている。 この国に美人が多いのは温泉のおかげだという説もある。そもそも、キノウツン 藩国の気候は非常に乾燥している。特にツン期は乾燥と高熱が肌を焼き、細かい砂が皮膚の水分を奪ってゆく。布の多い服装である程度カバーできるとはいえ、やはり肌の保湿を考えると、極めて厳しい環境と言える。 そんなツン国の人が愛してやまないのが、温泉村である。じっくりとお湯につかり、毛穴の奥にまで入った詰まった砂を落とすことで、肌にハリと透明感を蘇らせ る。また、温泉成分を活かした泥マッサージやスチームサウナなど、美容と健康を考慮した施設が取りそろえられているのも、この温泉街の特長である。 「ツン藩王陛下の肌がぷるぷる度を保っているのも、この温泉あってこそ」とある従業員は語る。 治療効能が高く、長逗留の湯治客や美肌目当ての女性客が多いが、頭部戦線の維持にも効能があるとの噂が流れ、遠く別の国より王侯貴族がお忍びで来るとの噂も絶えない。 西部山岳地帯沿いには、いたるところに温泉がわいているが、内陸部には落ち着いた雰囲気の温泉付きの小さな宿が多い。カルデラ湖に近いこのあたりは景色も良くおすすめ。個室風呂を完備した部屋もあることからカップルにも人気が高い。なるべく早めに予約をしておこう。 また、温泉に併設されているカフェテリア「DERE Cafe」では、地元キノウツン藩国の名物、センシュウ鶏と食用サボテンを使ったワンプレートディッシュが人気。 スパイスを利かせたセンシュウ鶏と、食用サボテンをヤギのバターでソテーした通称:「メタボリックプレート」は、体脂肪率をモノともしない、メタボラー憧れの的として名高い。 もちろん、さっぱりとした海産物をメインとしたプレートも常備。また、ベジタリアン向けのメニューも用意されている。行き届いたサービスの端々にメイド学校のモットーが見え隠れする。 「たとえ、一期一会でも、ご主人様をお迎えするのはメイドの努め。真剣勝負と心得よ」年若き可憐な少女達には厳しい内容かも知れない。しかし、その精神が貫徹されるからこそ、キノウツン藩国を訪れる人々は快適なサービスを受けられる。 キノウツン藩国のブランドイメージは、一朝一夕に成り立ったものではない。幾多の真剣勝負をメイドさん達が積み重ねてきた結晶。それが、キノウツンをキノウツンたらしめる神髄なのだ。 絵(キノウツン・庄津K太・はる) 文章(DeepBlue) メイド喫茶探訪2へ
https://w.atwiki.jp/arateam/pages/100.html
鉄研遺産登録。模型班長であった傘氏が作ったストラクチャー。更新前と更新後の2形態に分かれる。 〔更新前〕この形態が有名。やたらデカい(壁1面の大きさ=プラ板1枚の大きさ)ビルに寸法のおかしい窓(公称12階建て、実際はどう見ても6階建て)、そして何より1階部にある建物を支えられないであろう5本の細い脚が見所。て言うか入り口無いよね? 偏った知識をのちの世代に植え付けないためにも製作した傘氏の反論も掲載しておく。 「1階が駐車場のビルを作りたかった。入口は作るつもりだったが面倒くさくなった。柱の部分が入口という設定だった」 〔更新後〕脚が無くなった。屋上のヘリポートにLEDによるライトが付いた。でも入り口が無い・・・ このビルができて以降、クオリティの低い建物を「ツンドラクオリティ」と形容するようになった。 ちなみにこのツンドラビルはやたら頑丈に作られていたため2年以上もったが、最後は赤塚氏らにより建物内に角材の切れ端(高架橋脚の余り)を突っ込まれた揚句「ごきげんよう」のサイコロの代わりにされ大破した。 あまり知られていないが、ツンドラには2号が存在する。ただそれは妙な脚がついたものではなく、1階当たりの高さが2cmのごく普通のビルだった。サンドとスカイブルーとグレーのゼブラ塗装を施されるまでは。 結局このビルは未完成のまま放置されてしまった。
https://w.atwiki.jp/xxxxzzzz/pages/932.html
136 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 12 52 40 ID BhbGEd++0 ある日曜日の朝。 空には雲一つ無く、まさに快晴といえる日だった。 そんな気持ちの良い朝にも関わらず、最悪の目覚めで一日が始まった者がいた… ξ;゚⊿゚)ξ「…!」 恐怖で引きつった顔のまま、自分の布団から飛び起きる。 …ツンだった。 そのすぐ後に、ツンは『色々な事』を確かめるように辺りを見渡す。 見慣れた自分の部屋、最近買ったばかりのCD、そして机の上に置いてある三国志大戦のカード。 それらを確認したツンは、安堵の息を漏らす。 ξ;゚⊿゚)ξ「良かった…」 『今』であることを確認したツンは、その顔から恐怖の色が消えていく。 時計を見てみると、時間は朝の七時四十分。 いつもの起床時間より少し遅かったが、日曜日なので誰も咎める者はいない。 ツンは急いで着替えた後、リビングへ行って朝食を食べた。 いつも通りの光景、いつも通りの日常。 そして、お昼過ぎにはブーン達と三国志大戦で遊ぶために、ゲームセンターバーボンハウスへと赴くだろう。 一つ一つ確認できていくその事実に、ツンの心は和らいでいく。 ξ゚⊿゚)ξ(…まさか今頃また『あの夢』を見るとは思わなかったけど… 大丈夫、ここは確実に『今』だもんね…) 138 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 12 54 00 ID BhbGEd++0 ◆ そしてお昼過ぎ、バーボンハウスにて… ξ゚⊿゚)ξ「はい、私の勝ちー!」 ( A`)「くっそー、また負けちまった…ツン、今日は調子良いなあ」 いつも通り、三国志大戦で店内対戦をしているお馴染みの面々。 今日はツンとドクオが対戦していたが、先ほどからドクオが三連敗している。 ξ゚⊿゚)ξ「ふふん、今日の私は負ける気がしないわね! 何ならもう一回やってみる?」 ( A`)「こうなったら絶対一矢報いてやる…行くぜ!」 意気込んでツンに再び臨むドクオ。 だが、結局試合はツンが勝ってしまった。 喜ぶツンに対して、四連敗に落ち込むドクオ。 そんな二人を遠目に見ながら、ブーンと店長が雑談をしていた。 (´・ω・`)「今日はドクオ君、思いっきりやられているねえ…」 ( ^ω^)「見たところドクオはいつもと変わりないみたいだし、今日はツンが絶好調なんだと思うお」 (´・ω・`)「それにしても、さっきからドクオ君が押されっぱなしだね…逆転の機会を何度も潰されてるよ」 ( ^ω^)「そういえばそうですね…今日のツンは何だか冴えてるお」 二人は気付いていなかったが、今日のツンはいつも以上の笑顔をしていた。 その理由は、ツンが見た『ある夢』が原因だった。 それは、ツンが久々に見た夢。 そして、長い間ツンが悩まされてきたもの。 その夢の原因は、ツンの小学校時代にまでさかのぼる… 139 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 12 55 09 ID BhbGEd++0 ◆ それはツンが小学生時代の頃。 この頃のツンは今とは違い、『捻くれ者』という感じだった。 その行動が照れ隠しなのは今も昔も変わっていないのだが、その為の言動や行動の一つ一つにトゲがあったのだ。 もちろん、そんなツンにも友達はいた。 だが、その友人は全て一年生の頃に出来た友人達。 三年生に上がってからは、一人も新しい友人ができていなかった。 それも全て、ツンの言動と行動が招いた事。 つい余計な事を最後に言ってしまう為、出来るはずだった輪を自ら壊してしまう悪循環に陥っていた。 女子生徒「ねえねえツンさん、昨日のムーンS見た?」 ξ゚⊿゚)ξ「…え、あの……いや、別にそれはあまり見てないから…ちょっとわかんない」 女子生徒「あれ、そうなの? でも、その自由帖はムーンSのじゃない」 ξ;゚⊿゚)ξ「こ…これは、可愛かったからつい買っちゃっただけで、アニメを見ている訳じゃないんだから…」 女子生徒「えー、でも面白いよ? 今度見てみてよ、絶対はまるからー」 ξ゚⊿゚)ξ「いいのよ、私は見ないから! 可愛くったって、別に話自体に興味がある訳じゃないんだから!」 女子生徒「え、でも…」 ξ゚⊿゚)ξ「しつこいわよ、私はこういうものはあまり見ないの!」 女子生徒「…そう、わかったわ…」 一事が万事、こんな状態だった。 その『自分に合わない事を全て突っぱねる』とも取れるような行動は、周りの人間から避けられる元となっていたのだ。 それは年が過ぎる毎に強くなり、次第に以前からの友人も少しずつ離れていくようになった。 しかも悪いことに、自分から他人へのコミュニケーションの取り方がぎこちなかった。 素直ではない性格が、ここにもデメリットとして表れてしまったのだ。 あまりにつっけんどんな態度を取り続け、それでいて自分からの『自主的な感情表現』が苦手。 そして遂にクラス内からは『あいつとは関わらない方が良い』と影で囁かれるまでになってしまった。 ツンと仲が良かった友人達も、ツンと一緒にいると同じように陰口を言われる事に耐えかね、一人また一人とツンの周りから消えていった… 140 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 12 56 37 ID BhbGEd++0 …そして小学校五年、最後のクラス編成の年。 ツンの入ったクラスは三分の二以上が『一度同じクラスになった人』だった。 仲の良かった友人も殆どが離れてしまい、ツンはほぼ孤立状態となっていた。 …ツンは寂しかった。 友人達が殆どいなくなり、しかも新しい環境になる筈だったこのクラスは知り合いばかり。 それも、ツンをあまりよく思っていない連中ばかりだった。 ならばせめて、新しい友達を一人位作りたい。 気兼ねなく話せる相手がどうしても欲しい。 それは、これまでの寂しさに段々と耐え切れなくなったツンの正直な気持ちだった。 しかし… ξ゚⊿゚)ξ「あ、あの…私…」 女子生徒「…あ、ごめん…ちょっと今からトイレ行って来るから…」 ξ;゚⊿゚)ξ「え…ちょっと、あの…」 ツンにとって初対面の人に話しかけようとするも、皆そそくさとその場を去ってしまう。 まるでツンと関わるのを避けているかのようだった。 一体何故なのか…初対面の人が自分を避ける原因が全くわからないツン。 142 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 12 58 39 ID BhbGEd++0 その時だった。 少し離れた場所から、ツンにとって衝撃的な言葉が聞こえてきたのだ。 男子生徒A「…あそこにいるツンっているだろ? あの子とはあまり関わらない方がいいよ」 男子生徒B「どうして? 別に見た目普通だし、特に性格も悪くないように見えるんだけど…」 男子生徒A「ところが性格に問題大有りなんだよ。とにかく空気の読めない奴でさ、妙にひねてて… はっきり言って、あいつと一緒にいると気分を悪くするだけだから近付くのはやめとけ。 俺は去年も同じクラスだったけど、あの酷さは半端じゃないぜ…」 男子生徒B「…そ、そうなんだ…わかったよ」 何と、元同じクラスだった人がツンの悪い部分を教えていたのだった。 しかも悪いことに、新しい人達のほぼ全員にその話が行き渡ってしまっていた。 新しい友達を作りたい…そのツンの願いは、わずか一週間で潰される事になった… 完全にクラス内で孤立状態になってしまったツン。 疎外されるという事を初めて味わったツンは、ショックから立ち直れなかった。 家に帰ると家族には元気な顔を見せるものの、それは空元気だった。 夜になると寂しさと悲しさが一斉に襲ってくるようになり、それはツンを長きに渡って苦しめた。 そして更に、ツンは『自らによって』更に追い込まれることになる。 143 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 01 32 ID apoxOEL10 ◆ ある夜、ツンは気が付くと不思議な場所に立っていた。 見渡す限りの荒野。周りには岩ばかりで何も無い。 そして何より、近くに生き物の気配が全く無かった。 ξ゚⊿゚)ξ「…何、ここ…どこなの…?」 自分が何故ここに立っているのか、それすらもわからない。 何故、自分は一人だけでこんな場所にいるのだろうか。 家に帰りたくても、場所がわからないから帰りようが無い。 その不気味さと孤独さが、ツンの心を少しずつ侵食していった。 ξ;゚⊿゚)ξ「どこなのここ…誰かいないの? お父さん…お母さん? 誰か……!」 叫んでも全く返事は無い。 聞こえてくるのは、自分の体に当たる風の音だけだった。 目標も無い場所で一人立ち尽くすツン。 まさにそれは、孤独を絵に描いたような状態だった。 ξ゚⊿゚)ξ「…とりあえず歩こう。 いつもでも立っていても…仕方が無いもん…」 意を決したように歩き出したツン。 何も無い荒野を、ゆっくり一歩一歩進んでいった。 しかし、どこまでいっても景色に変化は表れない。 草木の一本や小動物の一体でもいそうなものだが、それすらも現れる気配が無かった。 ツンの心にどんどん広がる、恐怖感と孤独感。 しかし、ツンは止まることなく進み続けた。 144 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 02 46 ID apoxOEL10 その時だった。 ツンの視界がいきなり闇に覆われた。 慌てて目の周りを触るツン。 そこには、ざらざらとした目隠しのようなものがくっついていた。 ξ;゚⊿゚)ξ「な…何よ、これ…っ!」 顔にくっついている目隠しのようなものを、何とかして取り除こうとするツン。 しかし引っ張っても剥がそうとしても、全く取れる気配が無かった。 視界が塞がれた上、まだ荒野の真ん中に立っている状態のツン。 いよいよツンの心は、恐怖と絶望に支配され始めた。 ξ;゚⊿゚)ξ「何で…何でこんな事になってるのよ…どうして私がこんな目に遭わなきゃいけないのよ…!」 孤独感から来る、どうしようもない寂しさと恐怖。 近くに頼れる者は一人もおらず、全く知らない場所に自分だけ。 それだけでも心が押しつぶされそうだったツンに、更に追い討ちがかけられた。 …ツンの後ろから、妙な音が近付いてきたのだ。 それは人ではない足音、そして妙に荒い息のような音。 更にそれ以外にも妙な音も混じっていた。 ξ;゚⊿゚)ξ「な、何なの、何なのよ一体! 嫌だ…嫌よ、こんなの嫌…っ!」 混乱するツン。 しかし、その間にも不思議な足音は少しずつツンに近付いてくる。 耐え切れなくなったツンは、音と逆方向へと走って逃げ出した。 視界は不思議な目隠しに遮られ、全く見えない。 しかしそんな事はおかまいなしに、ツンは音の逆方向へと走り続けた。 …だが、音はしつこく追い続けてくる。 得体の知れないモノから、必死で逃げ続けるツン。 もはやツンの心は、恐怖に完全に支配されていた。 145 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 04 07 ID apoxOEL10 ξ;⊿;)ξ(助けて…助けて! 誰か…誰でもいいから助けて…!) 必死で逃げ続けるツンだったが、途中で体にある変化を感じた。 足から地面を踏んだときの抵抗感が急に消えたのだ。 空を切る右足。それと同時に、体が前のめりに倒れこむ。 体が宙に浮いたと思ったその瞬間、視界を遮っていた目隠しが急に消える。 ξ゚⊿゚)ξ「取れ……!?」 目隠しが取れたと思った次の瞬間、ツンの目に入ってきたのは暗い谷底。 自分が谷底へ向かって自由落下していると気付いたのは、数秒経ってからだった。 ξ;゚⊿゚)ξ「……嘘……嘘でしょ……?」 暗く、最深部が全く見えない谷底へと自由落下し続けるツン。 その状況をはっきりと理解した時、ツンは無意識に叫んでいた。 ξ;⊿;)ξ「…嫌ああああああぁぁぁああぁぁぁぁあぁっっっ!!!!!」 底へと近付くにつれ、ツンを暗闇が包み始める。 それはまさに、恐怖と絶望の象徴のような闇だった。 なす術も無く落下していき、ツンは完全に暗闇に包まれた。 そして… 147 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 05 12 ID apoxOEL10 ◆ ξ;゚⊿゚)ξ「………うあぁっ!」 布団から飛び起きたツン。 そこは先程までいた荒野ではなく、見慣れた自分の部屋。 体中から汗が流れ出ており、着ていたパジャマはびしょ濡れになっていた。 ξ;゚⊿゚)ξ「夢…だったの…? 何だったのよ…あれは…」 時計を見ると、時刻は五時四十分。 やはり先程まで見ていた夢が原因なのか、いつもより一時間以上も早く起きてしまった。 流石にまだ眠気が残っていたので、もう一度布団に入りなおすツン。 …だが、横になった瞬間に先程の夢が頭の中に蘇る。 『孤独』というものの怖さ、そしてその先にある不安と絶望。 その全てがツンの頭を駆け巡り、なかなか離れてくれない。 寝ているとその怖さが襲ってくるので、結局ツンは時間まで起きている事にした。 ξ゚⊿゚)ξ「…私、やっぱり…独りが怖いの…かな…」 ツンは普段は強気だが、その根幹はとても弱く繊細。 自分で撒いた種とはいえ、孤独な状況に陥った事が耐えられなかったのだ。 仲の良い友達も殆どいなくなってしまい、クラスで話せる人もいなくなった。 それは全て、自分の行動と言動に原因があるという事も認識するようになってきた。 …だが、気付くのが如何せん遅すぎた。 このままでは、これから二年間は孤独感に耐えながら学校生活を過ごしていかなければいけない。 149 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 06 13 ID apoxOEL10 ξ>⊿<)ξ「嫌…それは嫌…!」 どうにかして、皆と気楽にコミュニケーションを取れる状態に戻りたい。 しかし、どうすればいいのかが思い浮かばなかった。 まだ少し眠っている頭を回転させつつ、ようやく出した手段は… ξ゚⊿゚)ξ「…恥ずかしがらずに、もっと皆と共通の話題を喋れるようにしようかな…」 それは、この時点でのツンが考え出せる精一杯のものだった。 そして決意を新たに、ツンは学校へと向かった。 友達を増やす為に、以前のように皆と楽しく話す為に。 だが、現実はそう上手く事が運ばなかった。 ツンを毛嫌いしている人は最初から話す気が無く、あまり話をした事が無い人にはツンの出す話題を逸らすような態度を取られたのだ。 朝に考えた作戦は、ものの数時間で失敗してしまった。 その日、ツンはどうしたら良いかを考え続けたが…結局、最後まで良い案は浮かばなかった。 それから二ヶ月、ツンは度々あの悪夢に悩まされ続けた。 クラスで孤立する寂しさ、そしてこのまま改善できなかったらどうしようという不安感。 そして何より、その二つが合わさった事による恐怖感がツンを襲ってくる。 そのうちツンは、少しずつ自分の殻に閉じこもるようになった。 いくら自分から皆に話を持ちかけようとしても、すぐに拒否されてしまう。 皆とコミュニケーションを取る事自体に『恐怖感』を覚えるようになってしまったからだ。 ならば、いっその事話なんか無理にしない方が楽だ。 ツンの考えがネガティブな方向に傾き始めた、その時だった。 そこに、一つの救いの手が差し伸べられたのだ。 151 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 08 32 ID Rkbgd29D0 ある日の昼休み、ツンが廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。 それは、昔からとても馴染みがある声だった。 ( ^ω^)「おいすー、ツン。こんな所を歩いてどうしたんだお? こっちには教室は無いお」 ξ゚⊿゚)ξ「知ってるわよ…別に、そんな事どうでもいいじゃない…」 (;^ω^)「…ツン、何だかいつもと様子が違うお? 一体どうしたんだお?」 ξ-⊿-)ξ「別にどうもしないわよ…」 声をかけてきたのは幼馴染のブーンだった。 ツンは、仲の良いブーンの前だけでは落ち込んだ顔をしないようにと決めていた。 当然、自分がクラス内で孤立している事も伝えていない。 だが精神的に参ってしまっていたツンは、もはやそれさえも実行する気力を失ってしまっていた。 (;^ω^)「いくらなんでも暗すぎだお…二週間前に会った時とは別人だお…」 ξ-⊿-)ξ「私だって、たまにはこういう時もあるわよ… もういいでしょ、私ちょっと休んでくるから…」 ふらふらとした足取りで再び歩き出すツン。 そんなツンの姿を見て、ブーンが急にツンの腕を掴んで引っ張った。 ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ…ちょっと、何をするのよ!」 ( ^ω^)「…ツン、是非とも今すぐ来てほしい所があるんだお!」 ツンに向かって話すブーンの目は真剣だった。 ツン自体は、そんなのは面倒だと思っていたのだが… ブーンの真剣さに断るわけにもいかず、ツンは仕方なく了解した。 ξ゚⊿゚)ξ「…わかったわよ…で、どこへ行くの?」 ( ^ω^)「こっちだお!」 153 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 10 05 ID Rkbgd29D0 そういうとブーンはツンの腕を掴んだまま、近くにある階段を上り始めた。 そのまま最上階まで上ったブーンは、屋上への扉を開ける。 この学校は特定の活動を屋上の広場で行う事があるので、扉は常時開放されているのだ。 もちろん転落防止の為に、隙間が無い透明な落下防止板と網が柵に設置されている。 だが、そのおかげで屋上からの風景を楽しむことが不可能になっている。 しかしブーンは、安全対策がしてあるエリアには向かわずに貯水タンクや排気口のあるエリアへと向かった。 ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっとブーン、何でこんな危ない所へ連れてくるのよ! これ、先生に見つかったら怒られるわよ!?」 ( ^ω^)「大丈夫大丈夫…ほら、着いたお!」 ブーンが連れてきた場所。 それは、三つの貯水タンクに囲まれて外側からは死角になっている場所だった。 当然このような場所に生徒が来ることは想定されていないので、近くの柵に目障りな落下防止板も無い。 太陽の光も丁度邪魔されずに差し込み、絶好の場所となっていたのだ。 ξ゚⊿゚)ξ「へえ…良い感じの所ねー」 ( ^ω^)「三ヶ月前位に見つけたんだお! もし先生がチェックしに来ても、あそこにある隙間から抜け出せば絶対に見つからないんだお。 実際に一回試したことがあるから、そこは保障するお!」 ξ゚⊿゚)ξ「やっぱりチェックしに来るんじゃない…まあ、ブーンらしいわね」 ツンが言葉を発し終わったと同時に、ブーンはその場に仰向けに寝転がった。 ( ^ω^)「ツンもここで寝転がってみるお!」 ξ゚⊿゚)ξ「嫌よ、服とか髪が汚れるじゃないの」 ( ^ω^)「寝てもらわないと、ここに連れてきた意味が無いんだお。 とりあえずそこにティッシュとハンカチを敷くから、これで…」 ξ;゚⊿゚)ξ「…あー、わかったわよ…寝転べばいいんでしょ」 154 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 11 18 ID Rkbgd29D0 ブーンの勢いに負けて、ツンもその場で仰向けに寝転がる。 空には、抜けるような青空と小さな白い雲が見えた。 ゆっくりと空を見ていると、ブーンが寝ながらゆっくりと話し始めた。 ( ^ω^)「僕はここで空を見ながら日向ぼっこするのが好きなんだお。 暖かくて気持ちが良いし、何より空を見ていると凄く安心するんだお」 ξ゚⊿゚)ξ「…安心?」 ブーンの横顔をみるツン。 青空を見たまま、ブーンは更に話を続けた。 ( ^ω^)「何だか不思議なんだけど、空をずっと見ていると不思議な安心感が来るんだお。 どう言えばいいのか少し迷うんだけど…『とても頼れる大きな存在』に包まれてるって感じかお?」 ξ゚⊿゚)ξ「へえ、ブーンもなかなか詩人なのねー」 ( ^ω^)「茶化さないでくれお…ツンも気を楽にして、もう一度空を見てみるお。 多分、僕が言っていることがわかると思うお!」 ξ゚⊿゚)ξ「ふーん…?」 ツンは言われた通り、改めて青空を見つめた。 美しい青と白のコントラストが目に入ってくる。 視界の殆どが空の風景で埋め尽くされ、ツンは無意識に言葉を発した。 ξ゚⊿゚)ξ「…空って、広いのね…」 当たり前にある空。 しかし、ツンは空というものを特に意識してじっくりと見た事が殆ど無かった。 特にここ数ヶ月は落ち込んでいたせいもあり、空自体を見る機会も少なかった。 改めて見た大きな空に、ツンは思わず感嘆の声を上げた。 157 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 12 44 ID Rkbgd29D0 ξ゚⊿゚)ξ「不思議ね…何だか本当に心が落ち着くというか…ほっとするわ。 それにまるで…何だかお母さんに抱かれているような安心感が…」 ( ^ω^)「…空は、気分が落ち込んでいるとなかなか見る事が難しい景色だお。 だから僕は、一日に一回は必ず空を見上げることにしているんだお。 気分が落ち着くし、心がほぐれて笑顔になれるし…」 ξ゚⊿゚)ξ「あんたは年中笑顔じゃないの…」 (;^ω^)「…ま、まあ僕の場合はあまり普段と変わらないだろうけど… でもツンは表情に変化が出てるお。さっきとても良い笑顔をしていたお」 ξ゚⊿゚)ξ「え…?」 ブーンの一言に驚いたツン。 自分はいつの間に笑っていたのだろうか。 つい先程まで、自分は深く落ち込んでいた筈。 空をただのんびりと見ていただけなのに… そんな考えが、ツンの頭を駆け巡った。 ( ^ω^)「さっきのツンは、まるで別人だったお。 いつもの笑顔が消えたツン…言っちゃ何だけど、人を寄せ付けない感じだったお。 まるで自分から関わることを拒否しているみたいな…」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 まさにその通りだった。 事実、ブーンに話しかけられた時もツンはブーンと関わることを面倒だと思っていた程だ。 しかし今は… ( ^ω^)「…だからここに連れて来たかったんだお。 ここに来て空をゆっくり見れば、笑顔が戻ってくるから… ツンにあんな暗い表情は似合わないお、やっぱり今みたいな優しい笑顔が一番だお!」 158 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 14 32 ID Rkbgd29D0 ブーンが言い終わると同時に、ツンはブーンの手を握った。 そして今まで全く発することが無かった、素直な感謝の言葉を発した。 ξ゚⊿゚)ξ「…ありがとう、ブーン。 今日は…素直に感謝するわ…おかげで見つからなかった『鍵』が掴めたかもしれない…」 ( ^ω^)「鍵? どこかで宝箱でも見つけて、開けられなかったのかお?」 ξ゚⊿゚)ξ「ふふ…そうね、ある意味『宝箱』かもしれない。全部ブーンのおかげよ、本当にありがとう」 (;^ω^)「な、何だかわからないけど…良かったお!」 ツンはブーンにお礼を言った後、教室へと戻っていった。 その顔からは、先程までの険しい雰囲気が無くなっていた。 そこにはツン本来の表情…優しい笑顔がいっぱいに広がっていた。 それを証明するかのように、ツンは教室に戻ってすぐ、とあるクラスメイトから声をかけられた。 女子生徒「あれ…ツンさん、妙に良い笑顔だけど…何か良い事あったの?」 先程とは全く違う雰囲気になったツンに戸惑うクラスメイト。 だが、ツンはそのまま『素直に』言葉を返した。 ξ゚ー゚)ξ「うん、とても良い事があったわ…それもついさっき、ね」 ツンの凝り固まっていた心をほぐしたもの。 それはブーンの言葉と、どこまでも広がる青空だった。 心が開放されたツンは、少しずつクラスメイトとのコミュニケーションが増えていった。 それに伴い、わずかではあるが友達も戻ってきたのだった。 中学に進んだ後、素直になれない性格が少しだけ復活してしまい、 現在のような性格に落ち着いたのだが…それはまた別のお話。 161 :青空 -ツンの記憶-:2008/02/22(金) 13 16 43 ID OET6P9iu0 ◆ ξ゚⊿゚)ξ(結局あれから、私も一日に一回は空を見上げるようにしたのよね… ブーンのあの言葉が無かったら、こうやって今友達と楽しく遊べていなかったかもしれない…) ちらりと待機席付近を見るツン。 そこには、いつものように笑顔を絶やさないブーンが店長と共に立っていた。 ξ゚⊿゚)ξ(相変わらず良い笑顔をしてるわね。 私もブーン程とは言わないけど、いつも良い笑顔でいられるようにしたいわね…) 朝、久しぶりに小学生の時の悪夢がフラッシュバックしたツン。 しかし、もうあの時のようにいつまでも夢の内容を引きずらなくなった。 落ち込んだら空を見る。それが笑顔を保ち、心を落ち着かせる秘訣。 更に今は昔と違って、楽しく話せて遊ぶ事ができる友人がこれだけいるのだ。 皆のおかげで、自分は本当に幸せになれた… ツンは改めてそう思った。 (;^ω^)「あのー、何か用ですかな…?」 じっと自分を見つめるツンに対して、不安げな声で質問するブーン。 その様子を見て、少しだけ笑いながらツンはブーンに言葉をかけた。 ξ゚⊿゚)ξ「ねえブーン、対戦しない? ドクオはもう疲れたってやめちゃったけど、私はまだやり足りないから」 (;^ω^)「むむむ、今日のツンは何だか絶好調だし…しかし、それでも挑むのが男だお!」 ξ゚⊿゚)ξ「決まりね、じゃあ遠慮なくいくわよ?」 ( ^ω^)「よーし、返り討ちにしてやるお!」 この日は雲が少なく、抜けるような青空だった。 今日も色々な人が空を見て、心を癒していくだろう。 何かに疲れたら、一度空をゆっくり見てみるといいかもしれない。 とても大きい安心感が、そこにはあるのだから。 162 :ゲームセンター名無し:2008/02/22(金) 13 19 32 ID OET6P9iu0 以上です。 今回も登場人物の過去話という感じにしてみました。 しかし前回書いた孟徳の過去話もそうでしたけど、私はどうも重い話にしてしまう傾向がありますねorz ちょっとした短編でしたが、ゆるりと読んで頂ければ幸いです。 では、お目汚し失礼致しました。
https://w.atwiki.jp/mutenmarutcg/pages/227.html
びっくらボム 枠:銀 シンボル:木 パワー:500 星:☆☆☆ 効果:相手の主人公の星が2個ならパワー+700。
https://w.atwiki.jp/wiki1_orz/pages/8.html
ツンデレQ~べ、別にお前とクイズしたいわけじゃないんだからなっ!~ ツンデレQ~べ、別にお前とクイズしたいわけじゃないんだからなっ!~ストーリー キャラクターオカルトツンデレ(丘 瑠徒) ヤンキーツンデレ(安西 番) メガネツンデレ(茂須賀 謳) Vipperツンデレ(落地 零) 主人公ツンデレ?(津出 好) ゲームの流れ スタッフ 素材お借りしました。 製作について ストーリー バレンタインに気になる彼にチョコレートをあげちゃうぞっ! でも彼にチョコレートを渡すにはクイズに挑戦しないといけないの…… がんばれ私!ファイトだ私!! ↑ キャラクター オカルトツンデレ(丘 瑠徒) 丘 瑠徒(おか・ると) 高飛車で根暗でオカルト大好きツンデレ。 主人公と同じ学校の後輩。オカルト研究会の部長。 クイズジャンルはオカルト ヤンキーツンデレ(安西 番) 安西 番(あんざい・つがう) 父も母も元ヤンという生粋のヤンキーツンデレ。 主人公の地域では絶滅危惧種であるヤンキー達の頭として名を轟かせている。 クイズジャンルは文学 メガネツンデレ(茂須賀 謳) 茂須賀謳(もすか・うたう) メガネをこよなく愛しているツンデレ。色々な人にとくとくと語る… しかし主人公ぐらいしかまともに聞いていない。 クイズジャンルはメガネ Vipperツンデレ(落地 零) 落地 零(おち・こぼれ) 趣味は2ch。ニュー速VIP板、二次系板住人。Vipperツンデレ。 最近疎遠ぎみだが主人公とは家が近所で、小学校からの付き合い。 クイズジャンルは2ch? 主人公ツンデレ?(津出 好) 津出 好(つで・このみ)※デフォ名 主人公なツンデレ? 見た感じ普通なお嬢さんだが実はツンデレを秘めていたりいなかったり。 ねらーだったりそうじゃなかったり。 ↑ ゲームの流れ キャラ選択→クイズ1スタート!→イベント1→クイズ2→イベント2(エンディング) スタッフ 原案 66さん タイトル案 298さん、 315さん、その他ななしさん タイトルロゴ 226さん、 493さん オカルト 210さん(立ち絵/シナリオ) ヤンキー 214さん(立ち絵/シナリオ) メガネ 213さん(立ち絵) 362さん、 213さん(シナリオ) Vipper 227さん(立ち絵) 273さん(シナリオ) スクリプト 216さん クイズ問題提供、応援等 スレ住人さん 企画進行 209 素材お借りしました。 ありがとうございました。(敬称略) ■背景 K sFactory(http //members.at.infoseek.co.jp/newfrontier/) 213さん(メガネ屋) 背景写真補完の会(http //www.globetown.net/~katokiti/) ■音楽 Music with myuu(http //www.ne.jp/asahi/music/myuu/) Kohzas Station(http //www.kohzas.net/) 煉獄庭園(http //www.rengoku-teien.com/) 遠来未来(http //e-m.afz.jp/) Remair ~記憶の星~(http //remair.net/) nerve (雑音空間)(http //k2works.com/nerve/) ■効果音 零式マテリアル(http //www.zero-matter.com/) ■クイズサンプル おさかな定食。(http //kgs.tenkyu.com/)Aqua Palace内(http //soft.tenkyu.com/) ■フォント S R H(http //vvix.com/) STUDIO twoG(http //s2g.jp/) ■立ち絵 [y]da s room(http //park20.wakwak.com/~yda/) ↑
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1205.html
『ゆっくらいだーディケイネ』 第1話 戦士 が 旅立つ 日 ―――5/17 AM10 43 『ざんねん!れいむのぼうけんは これで ゆっくりしてしまった!』 「何なのよこのクソゲーは…!」 その日、私は自宅でダウンロードしたゲームをやっていた。名前は忘れた。 もうかれこれ2時間くらい続けているのだが序盤から一向に進めない。ふざけてんのか。 「おねえさん!たまにはれいむ達とも遊んでね!」 「おねえさんは今すぐまりさ達と遊ぶべきなんだぜ!そう出来なければ腹を切って死ぬべきなんだぜ!」 足元から声が聞こえる。ウチの同居人のゆっくり達だ。 「私は今このクソゲーを攻略するのに忙しいから勝手に遊んでなさい。 あとまりさ、そのネタは色々とアレだからやめなさい」 「だったらいいよ!れいむ達はお外で遊ぶよ!」 「地獄の火の中に投げ込むんだぜ!」 二人はぷんすか怒りながら出て行った。と言うかまりさ、それはやめれと言っただろうに。 この二人が居ついたのはいつからだったか。もう随分前のような気もするし、ついこの間だった気もする。 スペースは持て余していたし、(どこから調達してくるのかは知らないが)家賃も払ってくれているので特に問題も無くやってきている。 …ま、そんな事はどーでもいいか。今はとりあえずこのゲームを終わらせなければ。川の中に何かありそうな気がするな… 『すいませーん、お届け物でーす!』 再開しようとしたとき、玄関の方から声が響いた。もちろんさっきのゆっくり達のものではない。 お届け物?この間通販で買った模造刀はもう届いたし、実家から何か送ってくるとも聞いてないし…何だろう。 そう思いながら玄関まで歩いていった。世の中には下着姿で暮らすだらしのない女の子もいるようだが、私はそんな事は無い。 きちんと作務衣を着ているので大丈夫だ。 荷物はクール便で届いた。生ものだろうか? …違った。ネックレスとポシェットだった。なぜクール便で。 ネックレスにはロケットが付いており、開くと丸いくぼみがある。何故だろう?これには見覚えがあるような… 妙な感覚を覚えながら送り主を確認しようとすると 「ゆわあああああああああああ!」 外から悲鳴が聞こえた。れいむの声だ。 「どうしたの!?」 慌てて外に飛び出すと、そこにはまりさだけしかいなかった。 「おねーさん!れいむが大変なんだぜ!」 「そのれいむはどこよ!?」 「空を見てね!うつむかないでね!」 だからそういうネタはやめろと言ってるだろうに…と思いながら空を見ると。 いた。 「まるでおスカイをフライングしてるみたい!」 …何か、普通では考えられないほど馬鹿でかいカラスにくわえられて、↑こんな事を口走っている。嘴だけに。(あ、上手い) 「…ねえ、あれ実は楽しんでるんじゃない?」 「そんな事ないのぜ!れいむが大変なんだぜ!まりさの忠実な下僕のれいむが!」 「ドサクサにまぎれて主従関係を捏造しないでね!」 「とにかく早く助けてほしいんだぜ!」 どうしたものか、と思いつつネックレスを見る。 これを使えばれいむを助ける事が出来る。だが… 「…あんまりやりたくないなぁ」 しまった、つい本音が出てしまった。足元と上空から「ひどいぜ!鬼!悪魔!」「人でなし!」「眼鏡!」「貧乳!」だの猛抗議だ。 …おい貧乳っつったのどっちだ。後でぶっ飛ばす。 「しょうがないわね。やりゃあいいんでしょやりゃあ」 ネックレスのロケットを開いて、ポシェットからメダルを一枚取り出し… 「変身!」 ロケットのくぼみにはめ込み、 『ユックライドゥ!』 声が発せられると同時にロケットを閉じる。 『ディケイネ!』 周囲に次々と現れる一頭身のシルエット。それらが集まり、光の中から現れたのは… ゆっくりの力を使い 世界をゆっくりさせる者 ゆっくらいだーディケイネ! 「かっこ悪!」 「うるさいな!だからやりたくなかったのよ!」 どストレートな感想ありがとう。若干涙目になりつつも、とっとと終わらせるべくポシェットから次のメダルを取り出した。 『ユックライドゥ!きめぇ丸!』 ディケイネからきめぇ丸へと変身し、更にメダルを使用する。 『スペルライドゥ!きめぇ丸!』 突風「猿田彦の先導」 突風と化したきめぇ丸がカラスの眼前を掠めて飛ぶ。 「グェッ!」 それに驚いたカラスはれいむを放し、どこかへ飛び去っていった。 落下するれいむを空中で捕まえ、きめぇ丸はヒュンヒュン飛びながらまりさの下へ帰還する。 「れいむ!まりさの最高の相棒のれいむ!」 「白々しいにも程があるよ!」 きめぇ丸への変身を解除し、やれやれといった感じで部屋に戻ろうとすると突然目の前に大きな川が現れた。 …そういえば、ここは街中のはずだがいつの間にか木々が乱立する山の中のような風景に変わっている。 「これは一体…」 「ゆっ!?川ならまりさに任せるんだぜ!」 状況を把握しようと周囲を観察していると、まりさが勇み足(?)で川の前へとやってきた。 「どうするつもりよ?」 「ゆふふ…こうやって帽子を川に浮かべて…ゆっくり渡るよ!」 帽子を川に浮かべてその上に飛び乗るまりさ。 あ、沈んだ。 「バカなァ!」 「当たり前でしょ。なんで浮かぶと思ったのよ」 A.インターネットで見た。 「しょうがないわね…」 再びポシェットからメダルを取り出し、ネックレスにセットする。 『ユックライドゥ!にとり!』 にとりに変身した後妙な視線を感じるので振り返ると、れいむがやけにキラキラした目でこちらを見ている。 『次はどんな面白い事するの?』とでも言わんばかりの目だ。 「次はどんな面白い事するの?」 言った。 「…いや、にとりなら普通に水中潜れるから別に何もしないけど」 「…」 「心底残念そうな顔をするな!」 それだけ言い捨てて川へ飛び込む。まりさはばしゃばしゃ暴れており、横から近づくのは危険だ。 実際、人間がおぼれている場合でもそのまま近づいたらしがみつかれて共倒れになるとか聞いたことある気がする。 「ゆぼぁ!?」 なので下から思いっきり突き上げてやった。水面から勢い良く発射されたまりさは無事、れいむの隣の地面にGEKITOTZした。 少し勢い良すぎた気がする。大丈夫だろうか。 「ゆう…れいむ…時が見えるよ…」 「こんどれいむにも見せてね!」 良かった、大丈夫そうだ。 ほっとしたのも束の間、またもや景色が変わった…と言うより、真っ暗になった。 「ゆゆっ!?夜になったよ!」 「おやすみれいむ!」 「違う。寝るな」 まりさに頭突きをかまして辺りを見回す。さっきまで見えていた自宅のドアも見えなくなっている。 「…とりあえず、これは解いとこうか」 ネックレスを外し、変身を解いた。ひょっとしたらこの先また使う事になるかもしれないが、 だからと言っていつまでもあの格好でいるのは… ぶっちゃけ ハズい。 「…ぅー」 「ん?」 どこからともなくぱたぱたと羽音が聞こえ、ゆっくりこちらに近づいてくる。 しばらくすると視認できるまで近寄ってきた。音の主はれみりゃだった。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「うー!」 ゆっくり同士、何か通じるものがあるんだろうか。しばらくこいつらを観察することにする。 「うー!うー!」 「うんうん」 「うー!ううー!」 「うん」 「うー、うっうー!」 「そうなんだ…」 一通り終わったようなので通訳を頼んでみる。 「…で、コイツなに言ってるの?」 「「さっぱりわからないよ!」」 「うー!?」 …テキトーに相槌打ってただけか、コイツら。 どうしたものかと考えていると、れみりゃの来た方向から別の誰かがやって来た。 「ここにいらしたのですか、おJOEさま」 さくやだ。なんか『お嬢様』の発音がものすごく怪しいが、とりあえずさくやだ。 「大方、伝えたい事があるのに全然伝わらなくて困っていたのでしょう。私が間に立ってお話いたしますわ」 どうやら、さくやにはれみりゃの言う事が解るらしい。さすがは従者だ。 「うー!うーうー!うー!」(さくや、お腹すいたからこのお姉さんに何か分けてもらえないか聞いてみて!もしくはおやつ頂戴!) 「ふむ…」 「なんて言ってるの?」 「おじょっ様が言うには…『あなたはこれからいくつかの世界を旅しなければなりません』」 「うー!?」(違うよ!?) れみりゃがひどく驚いた顔を見せた。何があったのだろうか。 「え…やだ。めんどくさい」 そう答えると今度はさくやが驚いた。この主従おもしろい。 「ここで断ったら連載終了ですよ!?」 「別にいいよ」 「うー…」(お腹すいた…) 「ほら、お嬢様もこんなに悲しんでいらっしゃいます」 「うー」(違うって) 二人は必死で旅を勧めてくるが、私には全くやる気が無かった。タルいし。 「諦めた方がいいよ。おねえさんは自分の利にならない事は何が何でもやらない人なんだよ」 「そうだぜ。全ての行動が損得勘定のもとにあるような人間なんだぜ」 お前らそれは言いすぎだ。 れみりゃとさくやはまさかここまで頑なに断られるとは思っていなかったらしく、何とかして受けさせようと考えているようだ。 「うー…」(もう帰ろうよ…) 「…ならば…達成の暁にはふるさと小包プレゼント!」 「ショボいぜ!」 「バカにしないでね!せめて100万円くらいは包んでね!」 「乗った」 「「「乗るんかい!」」」 なぜかさくやからもツッコまれてしまった。コイツらにはふるさと小包の偉大さが解らないのだろうか。 「まぁ、経緯はどうあれ受けてくださって何よりですわ。それでは…」 「ちょっと待って」 「なんでしょう?」 「聞きたいんだけど…私、何故かこのネックレスの使い方を知ってたのよね。そのへんの理由ってわかる?」 「ああ、それでしたら…」 さくやはにっこりと笑った。瀟洒スマーイル。 「あなたが寝ている間にこっそり睡眠学習で刷り込ませてもらいました」 「勝手に何してくれてんのよ!」 「いいじゃないですか、結果として役に立ったわけですし。それでは頼みましたよ…」 その声を最後に、れみりゃとさくやの姿は消え、この暗い空間からも解放された。 「さっ」 れみりゃとさくやのいた暗い空間から私達が訪れたのは、対照的に真っ白い世界。 天も地も、山も川も、何もかもが一面雪で包まれた銀世界… 「ぶううううううううううううううううううううううう!」 いきなりこんな所に放り出すな、バカ。こちとら作務衣一枚なんだぞ。 私達は暖を求めて自宅へと全力疾走した。竜巻(トロンベ)の如き速さで駆け抜け、3人同時に布団に潜り込む。 しばらくガタガタ震えていたが、思いのほか早く暖かくなってきた。3人身を寄せているからだろうか。 少し余裕が出てきたので部屋を見回す。間違いなく私の部屋だ。 ただ、出て行ったときと一つだけ、変わっているところがあった。 「5月…24日…?」 日付が一週間進んでいる。あの妙ちきりんな空間に巻き込まれた影響だろうか。 それともこの世界の日付に合わせて変化しているのだろうか。だとしたら、この世界は… 「この時期になっても止まない豪雪…なるほど、まずは『妖々夢の世界』ってことね」 -つづく- おまけ 「うー…」(お腹がすいて死にそうだよ…) 「さあ、用事も済んだ事ですし帰ってお食事にでもいたしましょう」 「うー♪」(やった!さくや大好き♪) 「今日はペペロンチーノですよ」 「う"ー!」(死ね!) 書いた人:えーきさまはヤマカワイイ NEXT 第2話 妖々夢の世界 100万円よりも価値のあるふるさと小包……一体何が入っている…… -- 名無しさん (2009-05-18 16 23 03) れいむとまりさのやり取りが面白すぎるw 良い笑いを提供させてもらいましたー -- 名無しさん (2009-05-21 03 39 44) れみりゃの可愛さがやべぇ・・・ -- 名無しさん (2009-05-21 08 45 29) 遊んでるのはゆっくりげいとか。 -- 名無しさん (2009-05-21 19 46 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1257.html
278 :名無しさん:2006/02/17(金) 23 58 58 ID FXnRcIhE 62 ・ツンデレがタカシで、タカシがツンデレで ある朝、タカシが不安な夢から目を覚ましたところ、ベッドのなかで自分がツンデレ に変わっているのに気がついた。長い髪を下にした寝姿だった。 ちょっと頭をもたげてみると、せりあがった双アーチ型の胸部が見えた。その胸の てっぺんには、身に着けたパジャマのボタンがいまにも弾け飛びそうなかっこうで やっとこふみとどまっている始末。いつもの大きさにくらべると、可憐なくらい細く小 さな手の平が、目のまえで頼りなげにちらちらしている。 「何が起きたのだろう?」と、彼は考える。そしてとりあえずのところ、下半身の状態 が気になったので、そのうちタカシは考えるのをやめた。 タカシの手がパジャマのズボンをずり下ろすと同時に、見慣れた姿の男性が部屋に 飛び込んできた。「あ、アンタねえ!人のカラダで何やってんのよっ!」オカマのように 女口調で喋る”彼”は、まぎれもなく自分の姿であった。女物の制服を着てはいるが。 「おお、愛しい俺の体」思わず自分の体に抱きついたタカシの頬に、男の力強い一撃 が飛んでくる。「ど、どこさわってるのよっ!」「いいじゃねえか。俺の体なんだし。ああ、 このちょっと伸びたヒゲまで愛おしい」「”今”は私の体なんだから、気安く触るんじゃあ ないわよっ!」何が原因かは分からないが、どうやら目の前の”彼女”は、今のタカシ の体の、元の持ち主らしかった。 四度目のビンタでようやく落ち着いたタカシは、目の前の自分の姿をしたツンデレと 置かれている状況について考えることにした。しかしタカシは気になることがあった。 大体の話し合いが終わりそうなとき、タカシはある一点をじっと見つめた。 「ど、どこみてるのよっ?」「どこって、そりゃ俺の股間」「だ、だから今は…はうっ!」 下に目をやった元の持ち主は、どうやら男性の生理現象についての理解が乏しい様 であった。よほどテンパっていたのだろうか。膨らんだ股間は、スカートの上からでも 十分に自身を主張していた。 「まあ、お前の体だっていうんならお前が処理してくれよな」「ば、馬鹿言ってるんじゃ ないわよっ!なんでそんな…」「嫌なら、俺がやる。俺に貸せ」そう言うと、タカシは元 の自分の体に覆いかぶさった。 数十秒後。女物の制服を着たまま勃起し、徘徊しているわが子(中身はツンデレ)を 案じたタカシの母親に、二人の乱交が目撃されるのだが、それはまた別の話。
https://w.atwiki.jp/seisyoujokisidan/pages/24.html
ツンデレ(第一部) 名前はレイラ=(ヴァイカウント)=レーデンツが有力か。年齢は十代後半くらい? そのツンデレっぷりは、主にショタに対して発揮される。 帝国初の武具結晶適合者。 没落貴族の娘であり、御家再興を願って騎士団に参加する。 他人に厳しく、何でも軽くこなせる天才のようにも見えるが、実際のところは努力の賜物である。 武具結晶は、水属性のハルバード。 霧化させ、敵を閉じ込めたり、凍らせたりとバリエーション豊かな攻撃か可能らしい。 水鏡を作り出し、アパ子の放つ光の矢を反射させる、などの補助的なことも出来るとか。 第一部では帝国聖少女騎士団に所属。 先輩アーチャーの死や、クロトワの鬼のような訓練に耐え、心身ともに成長していく。 第一部最終決戦時は、総大将との戦闘によって負傷し、ショタと共に撤退していたため難を逃れたとか。 第二部ではショタ同様帝国に所属。 新騎士団の副団長に抜擢され、不安定なショタを支える存在となる。 第三部では、連合軍に参加。 再び仲間となった団長たちと共に黒幕に挑む。
https://w.atwiki.jp/yakuwarironri66/pages/1207.html
★第9世代 このポケモンはポケットモンスタースカーレット・バイオレットに登場しませんなwww 藍の円盤では各種準伝説が解禁されましたが、なぜかカプ系とUBのみ出禁ですなwwwありえないwww SVではハバカミやサーフゴーといった役割対象になりそうな相手が見られますが出禁では使いようがありませんなwww ★第8世代 ■基礎データ No. ポケモン 種族値 タイプ とくせい HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 とくせい1 とくせい2 かくれとくせい 805 ツンデツンデ 61 131 211 53 101 13 ビーストブースト ■タイプ相性 倍率 タイプ ×4 ×2 ×1 ×0.5 ×0.25 ×0 ■役割関係(チョッキ) 有利 アーゴヨン、ウツロイド、オーロンゲ、カイリュー(*1)、カプ・テテフ(*2)、アローラキュウコン、トゲキッス、ドラパルト、ピクシー、ミミッキュ(*3) やや有利 エルフーン、カプ・コケコ(*4)、原種サンダー、ガラルファイヤー、ナットレイ(*5) 不利 (格闘全般、地面全般)(*6)、防弾、鋼半減の水全般、エアームド、ギルガルド、クレセリア、ポリゴン2 + 役割範囲の比較ですなwww ヤンギラスとの比較ですなwww被っている役割対象は太字にしてありますぞwww 有利 アーゴヨン、ウツロイド、オーロンゲ、カイリュー(じしん、ばかぢから持ち除く)、カプ・テテフ(きあいだま持ちは拘りアイテムのみ)、アローラキュウコン、トゲキッス、ドラパルト、ピクシー、ミミッキュ(ドレインパンチ持ち除く) やや有利 カプ・コケコ(眼鏡持ち除く)、原種サンダー、ガラルファイヤー 有利 アーゴヨン(D振り時)、アローラキュウコン、クレセリア、ヒートロトム、ガラルファイヤー、その他特殊低火力 やや有利 カプ・コケコ、ギャラドス、原種サンダー、トゲキッス(いのちのたまの場合)、ドラパルト ■性格・特性・持ち物 性格 ゆうかん 特性 ビーストブースト 持ち物 とつげきチョッキ ※鉢巻ヤケモンとして候補生に落ちた後チョッキヤケモンとして合格していた特異的なヤケモンであるため、鉢巻とチョッキ両方の記述がありますなwww 今世代ではチョッキヤケモンですが次世代は鉢巻で使えるかもしれませんなwww ※持ち物にとつげきチョッキが候補になる時点でヤケモンとしての耐性・耐久が足りていないことに留意する以外ありえないwww ■努力値 努力値配分 備考 ロジカルヤンデヤンデ H244 A252 B12orD12 基本ですなwww8n-1かつ6n-1になりますなwwwゆうかん最遅以外ありえないwww ■確定技 タイプ 威力 備考 ジャイロボール ~150(~225) 勇敢最遅以外ありえないwwwA131からの一致150が連発できるのはヤバコイルwww対象の素早さ実数値が96から最高打点を出せますぞwww ストーンエッジ 100(150) 飛行に抜群かつ水への打点になりますなwwwサンダーやギャラドスにはこれ一択ですなwww ■選択技 タイプ 威力 備考 じしん 100 ジャイロを受けにくる鋼勢に刺さりますなwww ヒートスタンプ 40~120 新規習得ですなwww205kg以下には威力100以上が見込めますなwww鋼飛やゴリラにも刺せますなwwwダイマされると無効になる点だけ注意ですかなwww ばかぢから 120 撃ちたい相手はヒートスタンプとほぼ同じですなwwwバンギは相手がS無振りでもジャイロで十分ですぞwww威力差がかなり大きいためボディプレスはありえないwww ■その他ステータス とつげきチョッキ こだわりハチマキ 体重参照威力 120 物理火力指数 45225(150ジャイロボール)30150(ストーンエッジ)24120(ばかぢから/ヒートスタンプ最大火力)20100(じしん) 67725(150ジャイロボール)45150(ストーンエッジ)36120(ばかぢから/ヒートスタンプ最大火力)30100(じしん) ダイマックス火力 39195(ジャイロボール/ストーンエッジ)26130(じしん/しねんのずつき/ヒートスタンプ)19095(ばかぢから) 物理耐久指数 38577 特殊耐久指数 30227 20207 ■考察 このヤケモンを使う際は必ずとつげきチョッキを所持させる以外ありえないwwwそれ以外の持ち物では繰り出し性能が足りない為ヤケモン足り得ませんぞwww ※とつげきチョッキを使用するのはヤロテスタントの「とつげきチョッキ肯定派」のみですなwww 貴重な炎等倍の鋼ですなwww 弱点が絶望的とはいえ、腐っても鋼ですので受けられるポケモンがけっこう見つかりますぞwww チョッキを着ると、テテフウツロアーゴヨンなど耐性的に見たい特殊方面の相手の処理が安定しますなwww ただし流石に気合玉はチョッキを着ても厳しく、またジャイロ以外の火力は高くないですなwww メインウェポンのジャイロは耐久水、カバルドン、ナットレイ等に低負担で受けられやすいのでそれらに対するケアは必要ですなwww ちなみにヤドラン(C種族値100)の持ち物なし不一致気合玉でぴったり確1ですなwww 逆に言えば火力を甘えているボケモンの気合玉は1耐えする可能性がありますが期待は出来ませんなwww 等倍技に関しては、ひかえめサンダーの珠10万程度なら2耐えしますなwww 飛行・ノーマル・毒を1/4以下に抑えられる上耐性的に格闘技を強く呼ぶため山田やヤャラとボスバが対面した時は一旦こいつに引いてから再度繰り出すとダイマ択を気にせず処理出来ますなwww ちなみにボスバの珠ジェットはB無振りヤンデに対し最大21ダメージですぞwww硬すぎですなwww + 耐性を用いた物理特殊判定法ですなwww 現在飛行技を使う両刀として主にカイリュー・テッカグヤ・ボーマンダがいますが、こいつは飛行技1/4なので飛行技読みで繰り出せばダイジェットを押されても少ないダメージで抑えられる上物理特殊を判別できることがあるんですなwww絶対では無いので過信は禁物以外ありえないwww ここではヤンデの努力値はH244A252B12としておきますなwww まずはテッカグヤですなwww基本特化前提ですなwww 型 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 物理 珠+補正 17 17 17 17 18 18 18 18 18 19 19 19 19 19 19 21 物理 珠 16 16 16 16 16 17 17 17 17 17 17 17 17 18 18 18 物理 補正 13 13 13 13 14 14 14 14 14 15 15 15 15 15 15 16 物理 無補正 12 12 12 12 12 13 13 13 13 13 13 13 13 14 14 14 特殊 珠+補正 22 23 23 23 23 23 23 25 25 25 25 25 26 26 26 27 特殊 珠 21 21 21 21 22 22 22 22 23 23 23 23 23 23 25 25 特殊 補正 17 18 18 18 18 18 18 19 19 19 19 19 20 20 20 21 特殊 無補正 16 16 16 16 17 17 17 17 18 18 18 18 18 18 19 19 特殊 C無振り 13 13 13 13 13 13 14 14 14 14 14 15 15 15 15 15
https://w.atwiki.jp/tuntun_sunao/pages/55.html
レイヤー処理おもしろいな -- 998 (2006-09-03 22 48 29) 天才だ!こんな使い方を思いつくとはww -- MACろ黒助 (2006-09-03 23 35 40) 鶴屋さんGJ -- コーヒー (2006-09-04 00 22 45) 名前 コメント