約 2,144,273 件
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3801.html
354 名前:NPCさん[] 投稿日:2008/08/13(水) 08 18 18 ID jhlfCuJi プレイ中にウンコ漏らした俺は、このスレ的には困ったちゃんになるのか? 先週、突然の便意に「ワリー、ちょっとタイム」って立ち上がった瞬間、尻穴が緩んで、ぶり、びちびちって…… 周りは極力触れないか、しょうがない腹具合が悪いのは誰にでもあるって慰めてくれたんだが…… 三十路過ぎで、女性もいる定例会でとんだ失態だよ。そろそろ引退しろっていう神のお告げなのか? スレ194
https://w.atwiki.jp/poke-seitai/pages/171.html
●質問 バネブーが頭の真珠をなくたみたいです。 真珠がないせいか元気がなくいつものように飛び跳ねてくれません。はねてないと死んでしまうと聞きました。 パールルの真珠を買ってあげたいけどどれも高く手に入りません。どこか真珠を安く売ってないでしょうか? ●回答 頭の真珠がバネブーの身体のバランスを保っています。 真珠が無くなると平衡感覚が失われてしまうので、元気が無いように見えるかもしれません。 真珠は野生のパールルを捕まえるとたまに持っています。 真珠がない状態でブーピッグに進化させても自然と元通りになりますのでご安心を。
https://w.atwiki.jp/island-of-refugee/pages/17.html
発してしまった珍言、奇言 本人にその意思は全くないのに。いや、まじで プレイした順に並んでいます。 【ヨッシーアイランド編】 【カービィSDX編】 【マリオ3編】 【がんばれゴエモン2編】 【マリオRPG編】 【スーパードンキーコング1編】 【マリオUSA編】 【スーパードンキーコング2編】 【聖剣伝説2】 【マリオワールド編】 【マリオ2編】 【ロックマンX編】 【カービィ3編】 【FF8編】 【スーパードンキーコング3編】 【風のクロノア1編】 【ポケモン赤編】 【46億年物語編】 【スーパーマリオ64編】 【ワリオランド2編】 【FF10編】 【バイオハザード編】 【勝負師伝説哲也編】 【安価で飽きるまで倍速ゲーム編】 【ドラえもん のび太と妖精の国編】 【マリオ1ノーミス編】 【ゴエモン64 でろでろ道中編】 【縛りいれてポケモン金編】 【MOTHER2】 【レミングス】 【メタルギア編】 【シレン2編】 【縛りいれてFF10リターンズ編】 【RPGツクール2000編】 【ドンキー26時間でクリア編】 【ヨッシーアイランドノーミス編】 【メタルギアソリッド2サブスタンス編】 【FF7編】 【ノーミス逆走マリオワールド編】 【番外編】
https://w.atwiki.jp/liveinfukushima/pages/32.html
福島市内幼稚園・小学校・中学校の放射線量率まとめ 福島市(福島県)内の環境放射線まとめ管理人さまがgoogle mapにて作成くださいました。 複数人でどなたでも編集可能ですので、データをお持ちの方はぜひ情報をお寄せください! データは福島県発表の値を使用、測定場所は「県北保健福祉事務所事務局東側駐車場」との事。 線量は場所や条件によって値が変化します。このグラフは参考としてご覧ください。 福島市から 福島市の線量 https //sites.google.com/site/fukushimashikara/ この情報に付けられたタグ ホットスポット 地図 放射線計測 放射線量 福島市
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3314.html
後日早速ハルヒに長門のことで、と相談を持ちかけ、昼食は長門を交えて三人で食堂で食べることにした。 そしてその由を廊下で長門に伝えたついでに、AコースとBコース、どちらに決めたのかを問うと、長門はBのほうに決めたようだった。なんでも、 「そちらのほうが朝比奈みくると密着する確率が高いと判断した」 ということらしい。まあそうといえばそうなのだが、こいつは朝比奈さんに触ることしか考えてないのか。 やれやれ、本当はお前はもともと男寄りのインターフェースだったんじゃないのか? とりあえずBコースだと古泉への要請が必要である。こいつはまあ休み時間の10分で話をつけてしまえばいいだろう。 またあいつの変な理論を長々語られるのは御免被りたいからな。 「で、話ってなんなの?」 ハルヒは食堂のおばちゃんたちお勧めと銘打っている北高ランチをガツガツと貪り食べながら俺と長門を見比べた。 4限目が終了して胃に空洞ができそうなくらい腹が減っているのは俺も重々承知である。 何度椅子を引いたりして腹の音をごまかそうとしたことか。しかしな、女としてその食いっぷりはどうかと思うぞ。 「もうあんたはいちいちうっさいわね、あたしは有希に聞いてんの。 あの有希の悩み事だってときにあんたの説教を悠々と聞かされる暇なんてないのよ!」 その長門の悩み事を通訳するのが主に俺の役目なんだがな。 まったく、お前は俺の地味な役割の有難みをわかってねーな。 俺のような勤勉な雑用がいて初めてお前は団長として成り立てるんだぜ。 「だから、そういううだうだはいいのよ、ホントあんたってねちっこいわね。 で、なんなの?単刀直入に言ってちょうだい。あたしは遠まわしなのが大ッ嫌いだから」 じゃあ遠慮なく言わせてもらうぞ。 心の準備は出来たか?じゃなきゃあと3秒待ってやる。いらない? だったらマジでいくぞ、言ってからちょっと待てとか言っても俺は知らんからな。 長門に好きなヤツが出来たそうだ。 そういうとハルヒは面白いくらいにピタリと静止した。 あんなに高速で豪快に動いていた箸をこうも簡単に止められるなんてむしろ尊敬しちまうぜ。 「はっ・・?有希が?誰を?」 「お前もよーくご存知の朝比奈みくるさんだよ」 今度は目を見開いて口をあけた。そうだな、擬態語をつけるとぽかんというのがちょうどしっくりくるだろう。 まあ俺はこのほかに長門が朝比奈さんを好きすぎて性転換しちまったという驚くべき事実を知らされたからな、その驚きに比べりゃお前のなんてミトコンドリア並に小さいもんだ。いやそれは言いすぎか。 ハルヒは再び箸を持ち直して長門を見た。長門はずっとハルヒのことを見据えたままだった。相変わらずまったく微動だにしないやつだ。 普通こんな相談をしているときは当の本人はもっと顔なんかを赤くして照れているはずなんだが。 そう思うのは妹が見てる少女アニメをたまたま一緒に見てしまったせいだろうか。 「ふぅん・・・有希がみくるちゃんをねぇ・・・意外だけど、あたしは応援するわ だって有希にも色々相談乗ってもらったしね」 ハルヒが長門に相談なんてしてたのか? 朝比奈さんに相談とかならまだ分かるが、こいつらが二人で話している光景はあまり上手く思い描けない。 しかも一体なんのことを相談してたのだ。一応高校に入ってからこいつの願望は叶いっぱなしだし、 古泉の最近のバイト量も減っているらしいから悩みなどあまりないように思えるが。 気になって長門に目配せをすると、口だけを動かして「ひみつ」といわれた。 秘密といわれれば気になるのが人間ってもんだが、ここはぐっと抑えよう。当初の目的とズレてくるからな。 あらかたのことを説明すると、ハルヒは全面的に協力してくれるようだった。 自分の恋愛は病気だとかなんとか言っていたが、他人の恋路は見ていて楽しいのだろう。変人だが一応女子高生に変わりはないのだ。 俺だって長門のためとはいえ、このキューピッド役をどこかしら楽しんでいるのかもしれない。 恋愛方面に関してこんなに積極的に動いている自分を見るのは初めてだからな。 とりあえず今度は古泉に話しにいく番だ。9組は特別進学理数コースという聞いただけで頭がふらつくようなクラスだからか、 俺たちのいる教室とは少し離れた場所にあるから、5限目の終了をつげるチャイムを聞くと同時に教室を飛び出した。 9組に到着して教室内をぐるりと見渡しながら古泉を探すと、本人が横からぬっと現れるもんだから 俺は思わず声をあげてしまったじゃないかこの野郎。休み時間の騒々しい空気が一変して視線が一気に注がれ、完全に俺たちは浮いてしまった。 根本的原因である古泉本人はそんな空気を微塵も気にする様子もなくただへらへらと笑っている。 元はといえばお前のせいなんだからな、なんでそういつも出だしからろくでもないことばかりするんだ。 「驚かせてしまって申し訳ありません、何かご用件でしょうか?」 クラス中のやつらが注目してるなかではさすがに居心地が悪かったので古泉を廊下にひっぱりだして話すことにした。 古泉の意見や反論を聞く気はさらさらないので相槌をうつくらいしか隙を与えないようにしながら 長門が朝比奈さんを好きになった経緯をこと細かに説明した。ふむ、と古泉は口もとに手を当てて考え込むようにした。 「確かに長門くんの言うことはよくわかります。あの朝比奈さんのバストは素晴らしいですからね、 しかし僕はどちらかというと大きさより形なタイプでして、こう、手のひらにおさまるくらいがちょうどいいですよね」 お前、一体どこに重点を置いて話を聞いていた。 すると、あの日の長門と同じように首を傾げながら古泉は答えた。 「胸でしょうか?」 お前もかよ。 一応男として理解はしてやるが、そんなことハルヒが知ったら幻滅して副団長の座なんて即クビどころか存在自体消失させられちまうぞ。 俺は思わず閉鎖空間の神人にひねる潰される赤球を想像してしまった。 ちょっとしたスペクタクルどころじゃ収まらんな、これ。 「あはっ、冗談ですよ」 ウィンクとかするな忌々しいその笑い方をどうにかしろ。 お前は本当にナチュラルに気色悪い冗談を言うのが得意だな。笑えるか。 9組の扉の隙間から時計を見やると残り少なくなってきた休み時間に俺は慌てて、長門の目的と、 古泉、というより機関の協力が必要だということを説明した。 長門と機関はそれほど直接的な関係はないし、長門の個人的な願望を手助けする義理もないだろうから、 期待小さめのお願いであったのだが古泉は意外にもあっさりと了承した。 「いいでしょう。確かに我々は涼宮ハルヒ外のことでは基本的には動かないつもりですが、 長門くんとなると少し話は違いますね。長門くんの不満が涼宮さんに連鎖することも大いにあるでしょうし、 彼を敵に回すと少々やっかいですからね」 やっかいもなにも、こんなことで機関バーサス長門の戦争が勃発したら笑っちまうな。 とりあえずBコースに必要不可欠なチンピラ組みは古泉のツテでなんとか用意してくれるらしい。いやあ、よかったよかった。 無事話がついたことに安心して、鼻歌でも歌えそうな勢いで教室へ戻っていると急にチャイムが鳴って、俺は慌てて廊下を走り出した。 一方その頃、長門は授業中にもかかわらず、Bコースを脳内シミュレートしていた。 * 「ちょっと嬢ちゃんがぶつかったせいで肩が脱臼しちまったじゃねえか?ああ?」 「ふぇええ、怖いですう」 ここで朝比奈みくるが涙を浮かべて僕にしがみつく。 その時にちょうど背中、そう丁度肩甲骨の下あたりにあのふくよかな胸の感触が伝わるはず。正直、たまらない。 「大丈夫、俺がさせない」 彼が男らしい一面を見せるときには一人称を『俺』に変更しろといっていた。 なるほど、こうすれば全力で朝比奈みくるを守るということが強調されるのだろう。 全力で朝比奈みくるを保護する自分・・そこに痺れる憧れる。 「ありがとう、長門くん・・・」 泣き笑いする彼女を見ればきっと思考回路はショート寸前。 想像しただけであの日胸に触れた瞬間のエラーがぞくぞくと身体中を駆け巡っているような気がする。 その彼女の微笑みにコクリと頷いて鮮やかに関節技で決めてしまう。 そして腕にしがみつく彼女をゆっくりと引き離して、「行こう」と言って手をひく。 彼女はやや目を伏せて頬を赤らめながら一言、 「・・結婚してください、有希くん」 完璧だ。全て、計画通り。 * 長門がシミュレートという名の妄想に浸っている間、教室はざわめいていた。 教師が長門を当てたのだが、うんともすんとも反応しないからだった。 「おい、長門マジでさっきからピクリともうごかねーぞ、死んでんじゃないの?」 「ほら、今まで真面目だった分のストレス発散とかさ、いわゆる一つの反抗期」 散々な言われようである。 結局、長門のBコース妄想は結婚生活までに発展してしまったのか、終礼のSHRが始まるまでずっとフリーズしたままだった。
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/461.html
今夜は満月だった。 月はイイ、太陽と違って月は俺たちを受け入れてくれる。 所詮俺たちは闇に生きる生物、そう言う俺たち一族を慰めてくれているようだ。 そんなあいつは今夜も絶好調……いつも以上に美しく、可憐で、そして儚い。 掌の中の赤石をそっと掲げてみる。 光が何重にも反射し、その美しさは際立つ。思わず溜息が出るほどだ。 一族の悲願がこの手の中に、そういう感動もあるが純粋に美しさだけでもこの赤石は素晴らしい。 赤石と一族の野望。 そう、正確には『俺たち』の目的だったはずだ。 俺はカーズに黄金の意志を見た。 克服できない最大の敵、最大の弱点、太陽を超越する。 俺はそんなやつを尊敬していた。誰もが超えることを諦めていた壁に挑むあいつは、誰よりも眩しかった。 だから一緒に出てきた。やつが一族を皆殺しにしようと何も言わなかった。 やつのどでかい夢は、いつのまにか俺の夢にもなっていた。 俺はワムウのやつを気に入っていた。 やつは俺より遥かに若いがそんなのことはどうでもよかった。 やつの戦士としてのストイックさ、自分の肉体を極限まで痛めつけてまで何かを求めるあいつの姿に敬意を表していた。 俺も闘うことは好きだ。だがアイツはその闘いの中で何かを常に掴み取ろうとしていた。 俺にはそれができなかった。だから俺はそんなワムウが好きだった。 「今更何を思い出している……」 思わず口をついて出た言葉に自分自身驚く。 だがこれはまぎれもなく俺の本音だ。 俺は、迷っている。 人間とは……一体何だ? そして俺たち一族とは……一体何なのだろうか? 人間、人間、人間……ここ数時間そのことばかり考えている。 人間の強さ、人間の存在、人間の素晴らしさ。 会う人間、会う人間皆そうだ。俺に訳知り顔でそんなことばかり言ってくる。 川尻早人、リンゴォ・ロードアゲイン、そしてオインゴ。 俺は視線をチラリと下に向ける。 風が心地いいと俺はコロッセオの外壁を登っていた。 俺を楽しませようとしているのか、それともただ単に話を聞いてほしいのか。 オインゴは必死に俺についてこようと脆くなったコロッセオの壁をよじ登っている。 震える体に鞭をうちながら、だ。 俺への恐怖か、はたまたただ単に高所に脅えているだけなのか。 ただ最終的に、こやつが脅えてるもの、それは『死への恐怖』だ。 数時間前にはこの俺を驚かせるほどの啖呵を切った男が、である。 わからない……人間とは、理解できない。 どうしてお前たちはそんなにも脆い? どうしてお前たちはそんなにも弱い? どうしてお前たちはそんなにも強い? どうしてお前たちは……立ち向かうのだ、抗うのだ? カーズだったらこんなことで悩まないだろう。 やつは人間は下等生物、と割り切っている。あくまでやつにとって人間は食糧の食料。 それ以下でも以上でもない。 だから闘いにおぼれることはない。どれだけ人間に挑発されようともやつは淡々と、ただ殺すだけだ。 ワムウだったらどうするだろうか。 これも簡単な話だ。やつは嬉々として闘うだろう。柱の男、我々一族の誇りを胸に全力でぶつかっていくだけだ。 強さこそが正義、強さこそが真理。 戦士と勇者は友であり尊敬するもの。ワムウは常々そう言っていた。 だが俺は違う。 俺は……そう簡単に割り切ることはできない。 戦士だとか、闘いだとか、食料だとか、屑だとか。 そんな一方的に決めつけるのは『納得』ができない。 俺は知りたいんだ。 どうして神は俺たちに『スタンド』を授けなかった? どうして俺たちは太陽の元で暮らせない? どうして俺たちは闇とともに歩まなければならない? 何故『人間』なのだ? 何故俺達でない? 何故俺たちは……滅ばなければならなかったのか? 『今分かった……貴様は赤ん坊のようなものなのだと。人間を理解できずに苦悶する、哀れな子供なのだと』 リンゴォ、お前はそう言ってたな。 ああ、そうだ。俺は人間が理解できない。 理解できなくて苦しんでいるだろうな。まったくもってお前の言うとおりだ。 俺はお前たちとは違う生物だ。お前たちとは到底分かり合えないのだ。 だってそうだろう? 豚や牛、鶏が口をきき、人間に反乱をおこしたらお前たちはどう思う? 魚がお前たちに反旗を翻したらどうする? どうだ……? 理解できるわけがないだろう。 お前たちはそれでも変わらず肉を食らい、植物を食べ、そうやって生きていくだろう。 お前たちが人間であることを誇りに思ってるように、俺も自分自身の存在を誇りに思っている。 カーズ、ワムウ、そして死んでしまった一族全員。 俺は自分が人間ではない生物であることを誇りに思っている。 俺は……見せつけてやることしかできない。 いや、『見せつける』ことが今の俺の義務なのかもしれない。 伝えさせる、受け継がせる相手はもう存在しない。 その相手が人間しかいないというならば……人間『しか』いないとしても……俺が取るべき道はもう一つしかない。 「俺は……」 俺は一族全員のために戦いたい。 一族全員がこの地球上に存在していた、そのことを証明したい……残したい! 誰にも知られず、何も残せず消えていく。 それはあまりに寂しすぎるではないだろうか。 永久にも思える間、俺たちは生きてきた。 そこに意味を見いだせないのは、あまりにむなしすぎないだろうか。 『あらゆる闘志に敬意を示せ』 リンゴォ、お前には感謝しよう。 わかりあうことはできないかもしれない。 だが理解した。『魂』で、俺は人間を『理解』することができたのかもしれない。 『男の世界』が柱の”男”と人間との架け橋になった……そういったらお前は笑うだろうがな。 「オインゴ」 「はひぃ!?」 一族のため、俺の納得のため。 俺は生きる。 『柱の一族、そう言われた存在が生きている』ということを示すために! 「死ぬ前に何か言い残したことはないか?」 「…………それって……」 俺は腰掛けていた壁から飛び降りると、後ろに座る人間に話しかける。 振り向くこともなく俺は無造作に言い放った。 やつの顔から血の気が引き、動悸が早くなったのが見なくてもわかった。 僅かな温度の違いから、やつの心が移り変わっていくのが手に取るようにわかった。 沈黙、唇を震わせ、再びかみしめる。 そのわずかな間にいくつもの感情がやつの心を、魂を駆け巡ったのだろう。 諦め、諦めきれない。 達観、呆然、覚悟、犠牲、怒り、悲しみ。 不安、焦り、安心、恐怖。 しばらく経った後、オインゴはゆっくりと口を開いた。 「弟に……」 「…………」 「いや、あんたに言っても意味はないかかもしれねェけどよォ……。 そもそも俺としては……いや、やっぱりいい。 ……一思いに、殺してくれ」 前まではなにも感じなかった。 心変わりは臆病風に吹かれたからだろうな、と鼻で笑って一蹴していただろう。 それが今はわかるのだ。この男が覚悟を決めた上で決断したのだと。 弟、という存在は俺の一族にかける思いと同じぐらいに大切なものなのだろう。 弟に言葉を残す、それは即ち俺が弟に会うことを意味してる。 俺が約束を守るにしても、言葉を伝えた後に弟の命を保証する約束はしていない。 兄として言葉を残すべきなのか。それを諦めてまで俺と弟を接触させないほうが賢明なのか。 やつは弟の安全を選んだ。 それはなんと苦しいことなのだろうか。 自分を『殺して』でも守りたかった存在なのだろうか。 「……約束しよう」 「あぁ?」 「貴様の弟は殺しはしない、と」 俺はそんな『勇気』に敬意を表そう。 ちっぽけなプライドかもしれない、羽虫の足掻きかもしれない。 それでもそこに敬意を表することに意味はあるのだろう。 またしても沈黙。 そして男は顔をあげると俺に向かって言った。 体はガタガタと気の毒になるほど震えていた。 顔は今にも倒れるんじゃないかと思えるほど真っ青だった。 「お前はやればできる子なんだ。 最後に決めるのは俺じゃねェ、お前なんだ。 勇気を持て、一人で歩く勇気を持て。 お前はもう一人で生きていけ。 それから……兄ちゃんみたいには絶対なるな、そう伝えてくれ」 「わかった」 それでもやつは言い切った。 俺は静かに、だがはっきりと返事をした。 そしてやつの首に手をかける。 「死にたくねェ……死にたくねェんだよォオ。 まだ生きてェ……したいこともたくさんある。 やり残したことだってたくさんある、やりたいことだってたくさん、たくさん……」 情けないと言えるだろうか。 カッコ悪いと馬鹿に出来るだろうか。 必死に生きようとする、無駄だとわかっていても抗う。 その姿は人間そのものだ。 愛おしく思えるほどに、狂わしいと思えるほどに。 俺は最後まで聞かずに、男の首元から俺の血液を流し込んだ。 沸騰した液体が頭部に流れ込み、まるでつぶれたトマトのように頭部がはじけ飛ぶ。 鈍い爆発音とともに、空気中に真っ赤な花が咲いた。 「―――綺麗な花火だ」 人が死ぬ、今までは当たり前だったが今の俺には不思議と違うモノが見えた。 オインゴが死んだ瞬間、なにか目には見えないエネルギーがそこから溢れ出ている様だった。 それは美しく、可憐で……儚かった。 残りカスのような肉体を地面に横たえると、俺はオインゴだったものの右肘辺りを優しく撫でる。 さっきから文字通り『手ぶら』な右腕を元に戻すためだ。 太さはだいぶ違うが……まぁそのうち慣れるだろう。もっといい腕があれば付け替えればいい。 ……風が吹き始めた。 そろそろコロッセオを後にしようか。 向かう先はDIOの館か、はたまたナチス研究所か。 人の強さはひとまず後に置いておいても構わない。 ディオ・ブランドーが本物の強者ならば必ずや死合うことになるのだから。 ナチス研究所に向かのも悪くない。 そこにいけば何人もの人間に会えるだろう。この俺の、一族の強さを示すには絶好の場だ。 「……よし」 一瞬の考えの後、俺はゆっくりと歩き始めた。 向かう先はどちらだろうと一緒だ。 目的はあくまで変わらない。それの途中に俺の納得がついてこれば。 「全生物の頂点に……!」 カーズの夢をかなえ、ワムウに敬意を表し、俺の納得のために戦う。 悪名だろうが構わない。 俺の、俺たちの存在を伝えよう。 人間たちよ、覚悟はいいか? ―――俺はできてるぞ その時きっとおれは笑っていただろう。 皮肉でもなく、嘲笑でもなく、俺は心の底から笑っていただろう。 【オインゴ 死亡】 【残り28人】 【E-3 コロッセオ/1日目 夜中】 【エシディシ】 [時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間 [状態]:健康 [装備]:『イエローテンパランス』のスタンドDISC [道具]:支給品一式×4(食糧をいくらか消費) 不明支給品0~2(確認済み)、岸辺露伴のサイン、少年ジャンプ 『ジョースター家とそのルーツ』リスト、ブラックモアの傘、スーパーエイジャ 首輪探知機、承太郎が徐倫に送ったロケット、青酸カリ、学ラン、ミキタカの胃腸薬、潜水艦 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いに優勝し、全生物の頂点にッ! 0.DIOの館 or ナチス研究所へ向かう。 1.全てのものに敬意を表する。だが最後に生き残るのはこの俺だ……! 2.参加者をすべて殺す [備考] ※時代を越えて参加者が集められていると考えています。 ※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました 。彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています ※『ジョースター家とそのルーツ』リストには顔写真は載ってません。 ※『イエローテンパランス』の変装能力で他者の顔を模することができます ※頭部を強打されればDISCが外れるかもしれません。 ※イエローテンパランスはまだ完全にコントロールできてません。また具体的な疲労度などは後続の書き手さまにお任せします。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 195 生きることって、闘うことでしょう?(後編) エシディシ 202 さようなら、ギャングたちⅠ 195 生きることって、闘うことでしょう?(後編) オインゴ GAMEOVER
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/45879.html
ただうまれてしまった【登録タグ VOCALOID た 曲 鏡音レン 陰絵】 作詞:陰絵 作曲:陰絵 編曲:陰絵 唄:鏡音レン 歌詞 (動画概要欄より転載) どれだけ追い詰めた所で気は済まず やめることが出来ず繰り返すこの日々 壊れて、零れて それでも、愛しく 怖いよ、消えてく 消えない想いが ただ生きたい。 それが罪に問われて 死にたくなる 今増やした この痛みに問いてる 僕の?僕は? ただ苦しい それを人生と呼ぶ 強さが無くて 今閉ざした この声ごと隠れる 僕は……僕が…… どれだけ否定した所で満たされず 育むつもりなく育ててる孤独を 崩れて、解けて 何度も、怯えた 温もり、掴んで 離して嘆いた 当たり前や人並みとか 言い寄り無力になる 今堪えた 虚しさごと絡まる なんで?なんで? ただ生まれたから 生きてもいいのだと 言われても どうしてかな この心は違うと 叫び、泣いた。 ただ生きたい。 それが罪に問われて 死にたくなる 今増やした この痛みの答えは 僕に?僕に? ただ苦しい それを捨てたいと言う 弱さが溢れ 今閉ざした この声ごと隠れる 僕は、僕が…… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tannkimennkyo/pages/13.html
自動車免許(AT/MT)を合宿免許で短期取得! 合宿免許の合宿教習予約センターでは日本全国のおすすめ自動車学校、自動車教習所をご案内いたします。自動車免許(普通車免許・普通自動車免許)の合宿免許を幅広く取り扱っております。 当センターは全国優良合宿校と提携して運営しているサイトで、たくさんの方々に入校をしていただいております。この機会にぜひ、あなたもご参加してみませんか?自動車免許を合宿免許で取得するなら、当合宿教習予約センターにお任せください。 各校定員制になっておりますご予約はお早めに!
https://w.atwiki.jp/childreninfukushima/pages/154.html
(情報掲載日:2011.05.22) 対象者 東北・関東・甲信越地方で震災に遭われて避難されている方。福島第一原子力発電所の事故により避難されている方。 受け入れ時期 3月21日(月)~ ※状況に応じて対応させていただいております。 受け入れ可能人数 30家族程度(100名前後) 費用 原則として無料 恵みシャレー軽井沢で提供可能なもの 家族ごとの宿泊部屋、食事、入浴など身の回りの必要となる買い物、病院、洗濯(コインランドリー)等のご案内など 利用する方へ 長野新幹線軽井沢駅よりタクシーで約5分です。交通手段についてご不明な方は、ご相談ください。恵みシャレー軽井沢内は「禁酒禁煙」です。軽井沢町の余震は、時折、震度1~3の揺れを感じますが、ライフラインは確保されております。福島第一原子力発電所⇔軽井沢は直線で約230km程です。 申し込み・問合せ先 専用受付電話のみで受付けます。TEL 0267-42-4883 朝9時~夜7時受付 情報元リンク 「恵みシャレー軽井沢」恵みシャレー軽井沢の被災者・避難者の受け入れについて http //megumichalet.org/stay/201103.html
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/625.html
104 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/03/01(木) 01 42 09 ID UY0YWck8 5月15日 「おはよう、沙紀さん。今日はいい天気だね」 秋月否命(あきつき いなめ)のこの何気ない一言に、浅原沙紀(あさはら さき)は何 か別の世界に引き込まれて、この世では無い物語を聞かされているような気になった。 時刻はまだ六時、沙紀は起きたばかりの胡乱な頭で自分の身に起きた事を必死に整理して いた。とりあえず、沙紀は周りを見回した結果、ここが自分の部屋であることを確認した 。それでも、まだ沙紀の頭はこんがらがっている。 もっとも否命も沙紀のこの反応を予測していたのか、ニッコリと沙紀のベッドの傍らで得 意げな様子で微笑んでいた。否命は待っているのだ、沙紀がこの状況につっこみを入れる のを。 「お嬢様…私は長らくお嬢様の使用人としてこの家、秋月家に仕えて参りましたが、未来 過去においてこのような事…お嬢様が早起きし、尚且つ私を起こして下さるなんてことは ありませんでした。はい。未来過去に渡ってです!しかしながら、現在においてお嬢様が 私を起こして下さっているのはどうしたことでしょう?」 「どういうことだと思うの?」 「ありえません。はい。ですからこれは夢に違いないかと」 そう結論付けた沙紀は、もう一度ベッドに潜り込み寝ようとした。 「違うの、私だってたまには早起きすることだってあるんだもん!ほら沙紀さん起きて」 「バレバレの嘘ですよぉ、ゲンカクさん、あの鈍くて、ドジで、何処か抜けていて、それ が魅力のお嬢様が…」 「だから、これは現実なんだってば!って沙紀さん、言っている傍からベッドで丸くなら ないでよぅ。ねぇ、起きてったら」 否命は丸まっている沙紀の肩に手を添えると、それをユサユサと揺さぶった。 「うーん、なんだか夢にしてはこの振動は妙に生々しいですね、それにお嬢様の声が良く 耳に響いています」 「じゃあ、沙紀さんはこの状況をなんて説明するの?」 「はい。最近の夢は随分生々しくなったなぁ…と」 「違うの、私が早起きして沙紀さんを起こしているの。これは現実なんだってば」 否命は真っ赤になりながら腕をブンブンと振り回しながら熱弁する。 「沙紀さん…、お願いだから寝ぼけないでよぅ」 「寝ぼけている…、私がですか?」 「沙紀さんがッ!」 「そうですね、私としたことが寝ぼけている場合ではありませんでした」 やっと分かって貰えた…と否命は溜息をついた。 「色々考えましたけど…やはり、お嬢様がこんな朝早くに起きるはずはありません。はい 。とするならば、これは間違いなく夢。はい。そして夢の中なら何をやってもいいわけで す。あぁ、お嬢様!」 そういって、沙紀がベッドから跳ね起きた瞬間、沙紀はシーツに足を引っ掛けて ゴチンッ っと、盛大に頭から転んでしまった。 「沙紀さん、大丈夫?」 「なんとか大丈夫です。うぅ、なんだ、本物のお嬢様ですか…、ガッカリです」 「当たり前だよ!もう、さっきからそう言っているのにぃ」 「すみません、私ったら最近よくお嬢様の夢を見ますので…てっきりその発展系かと」 「ところで、沙紀さん、もし私が夢だったらどうする気だったの?」 「知りたいですか?」 沙紀の目が妖しく光る。 「いや、遠慮しておきます」 「ガッカリです」 肩をわざと大げさにすくめてみせると、沙紀は時計を確認した。 時刻は六時十分。 沙紀はこれが現実だと理解しても尚、狐につままれたような顔をしていた。 105 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/03/01(木) 01 42 59 ID UY0YWck8 浅原沙紀は四歳の頃から、十七歳の現在に至るまで秋月家の奉公をしている。と、いって も実際には秋月の家には否命しかいないから、沙紀は事実上、否命の専属の使用人である 。 元々、秋月家には否命とその姉「梓」が住んでいたが、梓は既に死んでいた。 その後、保護者のいなくなった否命は、親戚に引き取られる事となったが、親戚は否命の 身体の「ある一部分」とそれに伴う「奇行」を疎み、否命が元いた家に別居という形で住 まわせたのである。生計はその親戚の援助と梓の残した遺産で立てている。 「幼く、黄花女にして既に色狂いの気配。我が子に悪影響を与えるものと覚えたり」…、 否命が親戚に疎まれた理由であった。 沙紀は、一人暮らしをしている否命の補佐をするようにと、否命の親戚が雇った使用人の 娘であった。そして親に習って子である沙紀も、それが当然のように否命に奉公した。ち なみに沙紀と否命は同い年である。学校も小中と一緒に通い、現在は否命と高校に通って いる。使用人はこの二人を暖かく見守っていた。そうして、この日常がずっと続いていく のだと否命は思っていた。 しかし、使用人・・・沙紀のお母さんはある日、突然失踪した。だが、その頃には既に一人 で家事を切り盛りするには十分な年齢になった沙紀がいたので、別段それに困る事は無か った。それからは、こうして沙紀と否命は二人だけで暮らすようになったのである。 それにしても…と沙紀は思う。 自分はお嬢様を起こすために普段は六時五分に起きている。中途半端な時間のほうが、意 識しやすいからだ。そして、飯の支度を終えて、お嬢様を起こす時刻は七時半過ぎ。その 七時半過ぎでさえ、お嬢様が起きていた事もないのに、今日は普段より一時間半も早く起 きて私を起こしてくれた。 その事実が沙紀には未だに信じられなかった。 106 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/03/01(木) 01 43 53 ID UY0YWck8 「本当にどうなさったのですか?こんなに早く、ご起床なされて」 「なんだか、今日は新しい事が起こりそうな気がして」 「ワクワクして眠れなかったですか…」 「うん!」 「まるで小学生ですね」 「うぅ~」 「いえいえ、まるで小学生のように可愛らしい…という意味ですよ」 「それって、褒められているのかなぁ?」 「はい。幼い=可愛い事だと猿渡哲也さんも申しておりました」 「へぇー、そうなんだ。沙紀さん、ありがとう」 「いえいえ、どういたしまして」 ころころ表情を変える否命を見て、沙紀は一日が動き出したのを感じていた。 「おはようございます。お嬢様」 「おはよう、沙紀さん」 そういって、二人は挨拶を交しリビングへと降りていった。 しかし、新しい事が起こりそうでワクワクしている否命とは対象的に、沙紀の心境は複雑 だった。沙紀はこの日常が好きだった。この日常が変わる事なく、ずっと続いていけばい いと思っていた。その沙紀にとって「新しい事」が起こりそうと、喜ぶ否命の姿は何処か 沙紀に寂しさを感じさせたのである。 「新しい事が起こりませんように」 沙紀は、リブングへ向う否命の姿を見ながら心の中でそう呟いた。