約 244,265 件
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/4647.html
お飾りの海老│和(阿州)│鱗部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-4496.htm
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1787.html
* 俺設定あり。 * 規格外ゆっくりが一匹います。 「ゆっへっへっへ、おやさいさんがいっぱいとれたんだぜ!」 「ぱちぇたちにかかればこんなのらくしょうよ」 「ゆっゆ~♪ さすがぱちゅりーだね!!」 ゲスまりさ達の下卑た笑いが森の中に響く。 先程気の弱そうな老人の畑から野菜を強奪して来たのだ。 ドゲスまりさを筆頭に側近のぱちゅりー二匹と同じく側近のまりさと れいむが百に近い数十のゆっくりを率いて老人のいない隙を狙って畑に ある野菜を好き勝手奪って行ったのだ。 「むきゅ、これでふゆさんもゆっくりできるわね!」 もりのけんじゃ(笑)の側近ぱちゅりーがどすのお帽子の上で高らかに言う。 冬はまだかなり先で、今はまだ残暑が残る季節だというのにもう準備に 取り掛かっているというのだが、おそらく我慢出来ずに全て冬が来る前に 食い尽くしてしまうだろう。 そうではなくてもゆっくりのお粗末な保存の仕方では傷んで 食べられなくなってしまうだろう。 だがそんな事、当のゆっくり達にはわかりはしない。 今はお野菜を貪る妄想でいっぱいだった。 だからゆっくり達のいる広場に数人の人間が立っていたのにも なかなか気付かなかった。 「おきゃあしゃんたずげでえ゛え゛え゛え゛ッ!!?」 「むっぎゅう゛う゛う゛んッ!!?」 「やめてね!?ひどいことしないでね!?」 群れの広場から阿鼻叫喚の渦が広がっていた。 そこには群れに残ったゆっくり達の髪の毛や帽子を強奪していた人間の 姿があった。 「ゆううぅ!!?なに゛じでる゛のぼお゛お゛お゛お゛お゛!!?」 ようやく事態に気付いたドスは大きな声で叫ぶ。 「おちびちゃんだちになにじでるんだぜえ゛え゛え゛ッ!!?」 野菜を盗んだゆっくり達が人間達を糾弾する。 しかし、 「これは制裁なんだぜ!! ゆっくり達はずるいんだぜ!! 綺麗なお帽子やリボンや髪の毛を独り占めしてるんだぜ!! だからそれをもらうのは当然の権利なんだぜ!!」 と…あまりにもな暴論が返ってきたのだった。 「なにい゛っでるの゛お゛お゛お゛!!? かみのげやおぼうじはまりざだぢのぼのだよお゛お゛お゛お゛ッ!!?」 「むきゅ、そうよ!おぼうしやおかざりはたいせつなものなのよ!!」 「はやくかえさないとゆっくりできなくするよ!!」 「あまあまとおかざりさんをかえしてさっさとでてっとね!! じゃないとドススパークでゆっくりできなくするよ!!」 ドスまりさが威嚇して、周りのゆっくりが叫ぶ。 ゆっくりにとって飾りは個体識別の印でありアイデンティティでもある。 それを奪われるという事はもう二度とゆっくり出来なくなる事を意味している。 だが人間達は、 「何言ってるの?お帽子やお飾りや髪の毛はゆっくりから勝手に 生えてくるんだよ。そんな事も知らないの?ばかなの?しぬの?」 聞く耳を全く持たなかった。 ゆっくり達は絶望した。 人間の愚かさに…ここまで人間が馬鹿だとは思わなかった…。 お野菜が地面から勝手に生えてくる場所を独り占めするだけではあきたらず、 ゆっくりの命とも言えるお帽子や髪の毛を奪おうとするなんて…、 「ゆっくりできないにんげんはじね゛え゛ぇ゛ッ!!!」 だからドスはドススパークで人間を皆殺しにしようとする。 しかし、 「このドスきのこまで独り占めしてるよ!」 そう人間が叫ぶと同時に神速の速さでドスのキノコを抜き取った。 たちまちドスの顔が青く染まる。 数少ない人間に対しての有効打を瞬く間に奪われてしまったのだ。 「かえ゛じでえ゛!! ドスのぎのござんがえ゛じで!!?」 「ダメなんだぜ!!ドスはドススパークを出すキノコを独り占めしてるんだぜ! だからこれは制裁なんだぜ!! 勝手に生えてくるキノコさんを独り占めしている悪いドスはゆっくり死ねえ!! 」 そう言ってキノコの代わりに凝縮唐辛子エキス錠剤バージョンを大量に流し込む 。 「ゆぎゅ゛ぶべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!?」 ドスは顔を真っ赤にして泡を吹いて二度と動かなくなった。 「悪いゆっくりを倒したよ!! これでゆっくりできるね!!」 「凄いよお兄さん!!」 人間達が喜びに湧く。 「ドスううううう!!?」 「おぎでよどずう゛う゛う゛う゛!!」 ドスの遺骸に駆け寄るっていうか跳ね寄るゆっくり達。 しかしドスはもう二度と動かない。 「むきゅううう!ごめんなざいゆるじでぐだざい!! にんげんさんのおやさいとったのあやばりまずがだあ゛あ゛あ゛!!!」 側近ぱちゅりーが頭(?)を下げて人間達に詫びる。 ドスが殺された今、自分達が人間に勝てる要素が一切無くなった為何とかして助 かろうと無い知恵絞って出した結論だった。 ぱちゅりーは人間達がお野菜を取り返しに来たと考えたのだ。 勝手に生えてくるお野菜を独り占めしている人間が悪いのだが人間達は強い。 ドスがいなくなった今、穏便に済ますにはそれが一番なのだ。と側近ぱちゅりー は結論した。 しかし、 「何言ってるの? お野菜さんは地面から勝手に生えてくるんだよ。 だから見つけた皆の物だよ。 お兄さん達は独り占めなんかしないよ!!」 あろう事か人間はそれを拒否した。 そして、 「だからゆっくりが独占している髪さんやお帽子やリボンはお兄さん達が 貰うね! 独り占めはよくないもんね!」 そう答えるとお兄さんの一人が側近ぱちゅりーを掴み、 「お帽子と髪さんをもらうよ。 独り占めはいけないからね」 迷い無く帽子と髪を奪っていく。 髪が抜けていく痛みよりもそれを奪われたショックの方が 側近ぱちゅりーには大きく、 「むっぎゅう゛う゛う゛う゛ん!!? ぱぢぇのぢでぎなおぼうじがあ゛あ゛あ゛あ゛!!? エ゛レエ゛レエ゛レエ゛レエ゛レエ゛レ……」 側近ぱちゅりーはそのままクリームを全て吐き出し、ドスに続いて二度と 動かなくなった。 「ぱぢゅ゛り゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 「じっがりじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「どぼぢでごんなごどずるの゛お゛お゛お゛!!?」 ゆっくり達が叫び出す。 群れの代表が次々と死んだのだから冷静でいられる訳がない。 「お兄さん悪くないよ! ぱちゅりーが弱いのがいけないんだよ!ゆっくり理解してね!!」 しかしお兄さんは自分の非を認めずあまつさえぱちゅりーが悪いと言い始めた。 「そうだね!!ゆっくりできないぱちゅりーは死んで当然だよ!」 「また新しいぱちゅりー作れば大丈夫だよ!!」 他のお兄さん達もそれに便乗する。 群れの広場に残った子供達の帽子を奪われ、ドスを殺され、側近ぱちゅりーを侮 辱された。 ただでさえ野菜を群れ総出で奪いに行くような連中だ。人間を低く見ているこい つ等のただでさえゼロに近い堪忍袋の緒はは一瞬にして破れたのだ。 「「「「ゆっぐりでぎないじじい゛ばじね゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ !!!」」」」 まりさ種を筆頭にゆっくりが一勢にお兄さん達に体当たりを仕掛ける。その結果 、 「独り占めするゆっくりは制裁だよ!!!」 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「でいぶのぎゅ~どなおでぃぼんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?ゆぎゃ あ゛!?やめでね!?れいぶのがわいいもみあげざんひっぱらないでね…ゆぎゅ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 「いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あでぃずのぎでいでどがいばながぢゅ~じゃがばあ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!? ゆう゛う゛ぼうやべでぇ!! ありずいながぼのでいいがだかびのげむじらないでえ゛え゛え゛え゛!!?」 「わがらないよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!? じっぼどみみざんぼどうぢでどるの゛お゛お゛お゛お゛お゛!!! いぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 「むっぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 「口は塞がせてもらうよ! クリームさん吐いたらゆっくり出来ないからね!!」 「やべるんだぜ!!? までぃざのぼうじどったらただじゃ…やべでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!? まりざのおぼうじざんがえじでぐだざい!!ぞれがないどゆっぐりでぎないんで ず!!…え、つぎはかみのげざんをもらうって!? だずげでドズう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!?」 「ぢい゛い゛い゛い゛い゛い゛んぼお゛お゛お゛お゛お゛!!?」 一匹残らず返り討ちにされて飾りと帽子と髪を、ちぇん種は尻尾と耳まで奪われ たのだった。 「おねがいじまずぅ…おかざりざんをがえじでぇ…」 「おぼうじがないどがわざんわだれないんでずぅ…」 「わぎゃら…ないよ…らんしゃまぁ…」 「むっきゅ…」 「ん、んほおおお…」 何だかおかしい反応してる奴もいるが大体が命よりも大事といわれるお飾りや髪 を奪われ、見分けがつかない丸い肌色饅頭に成り果てながら絶望している。 「独り占めするからこうなるんだよ!ゆっくり理解してね!!」 手に持つ袋にぎっちり帽子や髪を詰め込み、お兄さん達は宣言する。 「ゆ、ゆうう、ゆるじでえ゛え゛え…」 一方そこから離れた距離に数少ない帽子や髪が無事なゆっくり達が固まっていた 。 何時自分達の番になるか不安でしょうがないのだろう。 「それじゃお兄さん達は帰るね!! そこのゆっくり達のお帽子はとらないよ!! 独り占めになっちゃうからね!!」 だがお兄さん達はそれだけを告げるとそそくさと去っていった。 「………ゆ、たすかった…?」 事態が理解できず呆然とする飾りが無事なれいむが呟く。 すると段々と助かった実感が沸いて来る。 「やったあたすかったよお!!」 「ゆっぐりでぎるよおッ!!!」 「まりささまにくずにんげんがおそれをなしたんだぜ!!」 「とかいはなありすのうつくしさのおかげね!!!」 髪と飾りが無事なゆっくりは喜びに沸く。 まるで自分達が特別だから助かったかのように…。 「きもちわるくてゆっくりできないみんなはあっちにいくんだぜ!! ここはにんげんをたおしたまりさたちのゆっくりプレイスなんだぜ!! おやさいもぜんぶまりさたちのものなんだぜ!!」 ただ恐怖に震えていただけなのにいつの間にか自分達が人間を追い返したと思い 上がりだしていた。 その筆頭にいた側近まりさが叫んだ為、無事なゆっくりもそれに続いた。 「きもちわるいからさっさとどっかいってね!! でないとれいむたちがゆっくりできなくさせるよ!!」 「…………」 「……………」 「……………」 「……………」 「だまってないではやくきえるんだぜ!! にんげんにまけるようなくずなんかがまりささまにかてるわけないんだぜ!! しにたくなかったらさっさときえるんだぜ!!」 「むきゅうん!!そうよここはちてきなぱちゅたちのおうちよ!! おかざりさんをなくしたゆっくりできないゆっくりはさっさときえなさい!!」 「ここはいなかもののいていいばしょじゃないわ!!」 「……………」 「……………」 「……………」 「……………」 「だまってないでさっさときえてね!! いくらおんこうなれいむでもおこるよ!!ぷくうううーッ!!!」 何も答えず飾りが無事なゆっくりを見つめ続ける肌色饅頭達に対してゆっくりで きない何かを感じたのか飾りが無事なゆっくり達は威嚇する。 何せかつてドスの群れの中で側近を務めていたまりさ、れいむ、ぱちゅりーがこ ちらにいるのだ。 後ろ盾を持っていれば強気に出るのはゆっくりも人間も同じだった。 それが実際は何の意味がないとしても…。 「………………」 「………………」 「………………」 「………………」 だが肌色饅頭はその威嚇に全く反応せず、じりじりと近付いてきた。 「ゆ!こっちくるんじゃないぜ!! まりささまはドスのあとをつぐいだいなゆっくりなんだぜ!! おまえらみたいなゆっくりできないゆっくりがかんたんにちかづいていいそんざ いじゃないんだぜ!!!」 何も答えず異形の姿をしてこちらに近付く肌色饅頭にビビりながら飾りが無事な ゲスまりさが叫ぶ。 だが肌色饅頭達はその言葉にも反応せず、ただ一言、 「………かえじてね…」 「ゆ?なにいって…」 「まりさのおぼうしかえしてね…」 「ゆ!?なにいっでるの!!? これはまりさのおぼうしなんだぜ!! そんなこともわからないの!?ばかなの!?しぬの!?」 自分達のつけているお帽子や飾りは自分達のものだ。 そんな事もわからないのかと飾りや帽子が無事なゆっくりは 飾り無しゆっくり達を罵倒する。 「………かえじてね。れいむのきれいなおりぼんかえじてね…」 「わかるよォ…ちぇんのしっぽとみみをとったんだねわかるよオオォ……」 「とかいはなありすのかちゅーしゃをとるなんてとんだいなかものね…」 「むっきゅうぅぅ…エレエレ…ごっきゅん…むっきゅうぅぅ…エレエレ…ごっき ゅん…」 「ちいいいんぽぉ…」 しかし全くそれに反応せず、ただならぬ雰囲気でじわじわと近付いてくる 肌色饅頭達に飾りの無事なゆっくり達は戦慄を覚えた。 帽子や髪が失われ、二度とゆっくり出来なくなった中 幸せそうにしているゆっくりを見るあまり狂ってしまったのだ。 その様子に飾りか無事なゆっくりが恐怖する。 「こっぢぐるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 ただ無心に帽子を奪おうとする肌色饅頭に怒声を浴びせる側近まりさ。 ちゃっかり側近の三匹は飾りが無事なままだった。 だが明らかに怯えが入った怒声に肌色饅頭達が反応する筈もなかった。怯えが入 っていなくても反応はしなかっただろうが…。 「かえじで…かえじで…」 「むっきゅううううん!!? このままじゃおぼうしをとられてしまうわ!! いったんにげましょう!!」 危機を感じた側近ぱちゅりーがそう叫び、逃げ出そうとする帽子有りぱちゅりー 。 だが、 「どうぢでがこまれでるのぼおおおおおおッ!!?」 逃げるにはあまりにも遅すぎていた。 飾りが無事なゆっくりは全体で一割。 数があまりに違いすぎたのだ。 「どどどどど、どうするんだぜぱちゅりー!!?」 側近まりさが側近ぱちゅりーに問い掛ける。 「むきゅ、しかたないわ!れいむはぱちぇのためにゆっくりしんでね!!」 「ゆ?ゆぎゃあああ!!?」 逃げ場がないと理解した側近ぱちゅりーは迷わず近くにいた側近れいむを突き飛 ばした。 側近れいむはそのまま肌色饅頭達がいる所まで転がっていく。 「ゆううう、なにずるの!!?ゆっぐりあやばっでね!!」 転がった先で飾りのある側近れいむは大声で文句を言う。 だがそんな事言う暇があったらさっさと逃げるべきだったのだ…。 「りぼんよごぜぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!」 肌色饅頭の一匹、おそらくは元はれいむだったのであろう饅頭がれいむに襲い掛 かる。 「ゆ!?やめてね!?れいむのおりぼんとらないでね!?」 「かざりがあればゆっくりでぎるんだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ お゛!!!」 「よごずんだぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 それが起因して一斉に肌色饅頭達が無事なゆっくり達に襲い掛かった。 もはや誰の飾りであるかなんて関係ない。 “かざりがあればゆっくりできる。” ゆっくりの本能と絶望に満ちた現実に対する逃避が結び付いて異常な結論が導き 出された。 それに気付く者はいない。 異常が当たり前な中、正常な意識など意味がある訳がなかった。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「はふっ!はふっ!うめぇ、これめっちゃうめぇ!!」 もはやまともな思考も出来ず意味もなく飾りが無事だったれいむを食べ始めるゆ っくりも出始める。 側近れいむの周りはゆっくりが重なり合って山のようになっている。 その中心にいる側近れいむの姿は見えないが苦しみにのたうつ絶叫がその場が地 獄のようであるのを伝えていた。 一方側近れいむをそんな状況に追い込んだ側近ぱちゅりーは肌色饅頭達が側近れ いむに向かっていった隙を突いて手薄になった場所から側近まりさと共に逃亡を 試みていた。 他の飾り有りのゆっくりは別方向に飛び出したゆっくり以外反応が遅れたゆっく りは全て瞬く間に肌色饅頭の波に呑まれていった。 「……たす……ゆ…!?」 「…も……ゆっ……った……」 「ゆっ…した…っかが……れだよ…!!」 あまりにも密集しすぎて断末魔の叫びすら響かない。 無事なゆっくりは飾りも含めて原型すら残らないだろう。 「むっきゅう!!ぱちぇはこんなくずどもにころされるようなゆっくりじゃない わ!!」 「さすがぱちゅりーなんだぜ!」 この側近ぱちゅりー、ぱちゅりー種にしては身体能力が高く、いわゆる突然変異 種のまちょりーだった。それだけではなくゲスだった。 つまりはゲスまちょりーだった。 普段はもう一匹の側近ぱちゅりーを目立たせて、あまり表立たず、群れを裏から 操っていたのだ。 あくまで群れは使い捨て。 ドスに取り入って助長させ、畑を襲わせて自分は人間が来る前に野菜を少量持っ て逃げ出す。 そういう風にしながら幾つもの群れを潰して生きてきた。 だからこそれいむを囮にして逃げ出すなんて行動を迷いなく起こせたのだ。 ゆっくりとしては最低だが生き残るという事に関してなら間違った行動ではなか った。 「むっきゅっきゅ!! ばかなみんなはそこでゆっくりしてなさい!! ぱちぇたちはもっといいところでゆっくりするわ!!」 少ないながらも寄ってくる肌色饅頭を返り討ちにしながら側近ぱちゅりーは広場 から逃げ出そうとする。 「むっきゅっきゅ!!もうすこしでゆっくりできるわ!!」 「こんなきたないむれはこっちからねがいさげなんだぜ!!」 既に逃げ切ったと確信して好き放題叫ぶまりさ。 だが、 「ちぇんのぼうしなんだねわかるおおぉ…」 「ちぇんはぼうしがあればゆっくりできるんだねわかるよおおお!!!」 「わがらないよぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!! どうじでごんなべにあうがわがらないよお゛お゛お゛おッ!!!」 叫びからちぇん種だと何とかわかる肌色饅頭がゆっくりには有り得ないスピード で側近ぱちゅりー達に迫り来る。 もはや相手がちぇん種でなくても関係ない。 “飾りがあればゆっくりできる” もはや何の飾りであるかは関係ない。 飾りがあればいいのだ。 例え自分達とは違うぱちゅりー種とまりさ種であろうと…。 迫り来るちぇん種は他の通常種のゆっくりに比べて小型で、その分敏捷性に富ん でいる。 その上ゆっくりの無駄な部位が無くなり、球型に近くなった身体は皮肉にも空気 などの抵抗を少なくして、ちぇん種のスピードを更に高めて側近ぱちゅりー達に 追い付けるレベルにまでなっていた。 その上ただ“飾りがあればゆっくりできる”という強迫概念のみで行動している 為負傷など度外視して追って来ているので、生きる為に逃亡している二匹とは地 力に違いが出来てしまうのだった。 「このままじゃおいつかれるんだぜ!!?」 側近まりさが叫ぶ。 ちぇんが帽子に噛み付こうとして、紙一重で回避する。 生きた心地がしない。 「おぼお゛お゛じい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」 「それ゛ぢぇんのだよお゛お゛お゛お゛お゛わがっでね゛え゛え゛え゛え゛え゛ え゛え゛ッ!!!」 「わがら…だい…よ…」 ただ無心に飾りを追い掛けていたせいで傷を負い、力尽きるゆっくりも現れ出す 。 「うめ!これめっちゃうめ!!」 「やべでよおおお!?ちぇんばたべぼのじゃなあ゛いよ゛ぼお゛お゛お゛お゛お ゛ッ!!!?」 その結果共食いの事態まで発生した。 しかしそれでも数は多く、このままでは側近ぱちゅりー達は追い付かれてしまう 。 「むきゅ!このままじゃおいつかれてしまうわ!!?」 「どうずるのぱちゅでぃー!? ばりざまだじにだくないんだじぇえ!!?」 「むきゅ、こうするのよ!!」 側近ぱちゅりーが答えた次の瞬間、側近ぱちゅりーは小石を自分の髪の毛を使っ て側近まりさの顔に投げ付けた。 「ゆぎい!!? なびずるのお゛ッ!!!?」 顔面に小石がぶつかり、痛みと疑問に側近まりさは涙ぐむ。 「やくにたたないまりさはぱちぇのためにゆっくりたべられてね!!む~きゅっ きゅっきゅッ!!!」 側近ぱちゅりーは笑い、側近まりさに告げた。 「ゆううううう!!?なにいっで…「ちぇんのかざりなんだねわがるよおおおお おオオオッ!!!」ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 瞬く間に元ちぇんの肌色饅頭が側近まりさに群がっていく。 「じねええええ!!?まりざざまをみずでるぱちゅでぃはゆっぐりぢねえ゛え゛ え゛え゛え゛え゛!!! ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!? やべでえ゛え゛え゛え゛え゛!!たべるならあのぐぞぱちゅでぃーにじでえ゛え ゛え゛え゛!!! まりざおいじぐないよお゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「ちぇんのおぼうじががえっでぎだよお゛お゛おッ!!!」 「ちがうよ゛ぉ!!ごれはぢぇんのだよぉ!! わがっでねえ゛え゛え゛え゛!!」 「む~しゃむ~しゃしあわしぇ~♪ おいしいおまんじゅうなんだねわかるよ~!!」 「も…ぢょ…ゆっぐち…じたがっ…」 側近まりさは肌色饅頭に身体を貪られ、自分の帽子を奪い合う中、帽子が破れて いく様を見ながら二度と動かなくなったのだった…。 「むっきゅっきゅ♪ ぱちぇにかかればこんなものよ♪ あんなくずどもなんかころされるわけないわわ!! あんなのにころされるのはばかなまりさとでいぶくらいね!! む~きゅっきゅっきゅ!!!」 側近ぱちゅりー…いや既に群れは瓦解し、頭であるドスも死に、もう側近という 言葉に何の意味も無い。そこにいるのはただのゲスぱちゅりーだった。 辺りには追跡して来る肌色饅頭はいない。 数少ない飾りを奪い合って勝手に自滅しているのだろう。 「むっきゅっきゅっきゅ! さてつぎはどんなむれへいきましょうかね♪」 完全に逃げおおせたと確信し、これからの事を考えている。 辺りは暗くなり始めているがゲスぱちゅりーの身体能力を持ってすればれみりゃ 等おそるるに足らない。 だが、 「むきゅ…おぼうちよきょちてね…」 「むきゅ?」 ゲスぱちゅりーが声のする方に振り向く。 そこには顔色が悪い元赤ぱちゅりーの肌色饅頭がいた(以下、はげ赤ぱちゅりー )。 本来なら髪を抜かれたショックで死ぬはずだったのだが口を塞がれて中の生クリ ームを吐き出す事もできず生きながらえたのだった。 身体能力の低いはげ赤ぱちゅりーは群れのゆっくりが戻ってくる前に早々に人間 に捕まえられ、ショックで気絶していた為、生き残ってしまったのだ。 肌色饅頭が飾りを奪い合い死に絶える中、はげ赤ぱちゅりーは逃げ出し、道に迷 って宛ても無くさ迷っていた時、ゲスぱちゅりーを見つけたのだ。 自分が失った髪と帽子を持っている…。 それははげ赤ぱちゅりーにとって欲しくてたまらないものだった。 成体に勝てる訳が無いという当たり前の思考すら浮かばない。 今のはげ赤ぱちゅりーはゲスぱちゅりーなど見ていない。 見ているのは帽子と髪だけだった。 ゲスぱちゅりーがつまらなそうな表情を浮かべる。 「むきゅ、きもちわるいゆっくりはあっちにいきなさい。 ちてきなぱちぇはきもちわるいゆっくりのあいてをしてるひまなんてないのよ」 汚らわしい、と目で語りながらゲスぱちゅりーは告げる。 一匹の赤ゆっくり程度まちょりーであるゲスぱちゅりーの相手にもならない。 せいぜい小腹が空いた時のおやつ程度だ。 「おびょうししゃん…よきょちてね…」 だがはげ赤ぱちゅりーにそれはわかりもしない。 最初からゲスぱちゅりーなど見ていないからだ。 「むきゅ、めざわりなくずはあっちにいきなさい」 もはや本性を隠す事すらしない。 相手は髪も帽子もなくなった赤ゆっくり。 生き残れる可能性など万に一つも無い。 こういう状況ならばいつものゲスぱちゅりーはこのはげ赤ぱちゅりーを殺してお くのだが、今は必死の逃走を行って来た為、疲労しており相手をするのも億劫だ った。 興味なさそうにゲスぱちゅりーは背を向けた。 はげ赤ぱちゅりーはそれをチャンスと判断した。 枝をくわえ、 「ゆっきゅちちねええーー!!!」 叫びながら突進していった。 どうして口に枝をくわえているのに叫べるのかわからないが存在自体が不可思議 な生物だ。考えるだけ無駄だろう。 はげ赤ぱちゅりーはそうして、枝の先をゲスぱちゅりーに向けて刺そうとして、 「むっきゅん!!」 ゲスぱちゅりーの束ねた髪で吹き飛ばされた。 「ゆぎいいいい!!? いちゃいよおおおおお!!?」 「むきゅ、したてにでてあげればちょうしにのって…。 もりのだいけんじゃであるぱちぇさまがおまえみたいなくずにたおされるわけな いわ!!」 ゲスぱちゅりーは振り向く際の遠心力を利用して髪の毛をはげ赤ぱちゅりーにぶ つけたのだ。 「いじゃいよおおおお!!? どうじでぱぢゅでぃーがごんなべに゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 「むきゅ、ぱちゅりーだったのねあなた。 ごみかとおもったわ」 ゲスぱちゅりーははげ赤ぱちゅりーをない鼻で笑う。 「ごみはちゃんとかたづけないとね。 むきゅ、さすがもりのだいけんじゃさまのぱちゅりーさまはかんきょうのことも よくかんがえてるわ♪」 「む、むぎゅううう…げほ!?ごほ!?」 はげ赤ぱちゅりーは生クリームを吐き出す。 「きたないなかみね。 ちてきなぱちぇさまとはおおちがいね」 嗜虐心たっぷりに笑うゲスぱちゅりー。 人間ごときに殺されかけた屈辱と疲労の鬱憤をこのはげ赤ぱちゅりーに向けるこ とにしたようだ。 「ゆっくち…ちゅるんじゃあ…げほ!?えほ!?」 だがそんな事も知らず、はげ赤ぱちゅりーは咳込み続けていた。 元々赤ゆっくりが成体のゆっくりに勝てる訳がない。 「むきゅ、うるさいわ!!」 咳込みがうっとおしく感じたのかゲスぱちゅりーははげ赤ぱちゅりーに体当たり をする。 だがそれが間違いだった。 「げぴゅッ!!!?」 咳込み中に体当たりされたはげ赤ぱちゅりーが今までにないくらい勢いよく生ク リームを吐き出す。それはもはや噴出と言っていいレベルだった。 そして返り血ならぬ返り生クリームがゲスぱちゅりーに当たる。 それだけならばまだいい。問題はそこからだ。 その生クリームが当たった先は、ゲスぱちゅりーのおめめだったのだ。 その瞬間、ゲスぱちゅりーの視界が生クリームで覆い尽くされた。 「む゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!? ぱちぇさまのぢでぎなおめめがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 今まで圧倒的力で他者を屠ってきたゲスぱちゅりーが偶然だが初めて受けた痛み に動揺していた。 今まで生まれ持った圧倒的能力で生き抜いてきたゲスぱちゅりーは窮地に陥った 事すらなかった為、初めて起こる不足の事態に対応出来ずにいた。 「まえが、まえがみえないわ!? どうじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 もはやはげ赤ぱちゅりーの事など忘れて動揺し続けるゲスぱちゅりー。 さっさと髪の毛を使って拭えばいいものを、それも思い付かず跳ね回っていた。 「む、むきゅ…」 一方、身体の中の生クリームを大量に吐き出して、意識が朦朧としているはげ赤 ぱちゅりーが跳ね回っているゲスぱちゅりーを見つめる。 本能的にチャンスだとはげ赤ぱちゅりーは理解した。 ぼやける視界で懸命にゲスぱちゅりーを捉え、枝を再びくわえて、 「ゆ゛っぐぢぢにぇええええええッ!!!」 ゲスぱちゅりーのまむまむ辺りの位置に突き刺した。 「むぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 ゲスぱちゅりーが醜い悲鳴をあげる。 ゲスぱちゅりーは混乱していた。 どうしてこうなったのか? どうしてぱちゅりーさまがこうげきされているのか? ちてきでつよいぱーふぇくとなぱちゅりーさまがいじめることがあってもいじめ られることはぜったいにないはずなのに…。 不測の事態に対応する事が無かったゲスぱちゅりーは、もう何をすればいいかさ えわからなかった。 「むきゅう!!ぱぢぇばまだじにだぶな゛い゛い゛い゛い゛!!?」 「むぎゃ!?」 さまを付ける余裕すらなくしたゲスぱちゅりーは、見えぬ目ではげ赤ぱちゅりー を跳ね飛ばして逃げ出そうとする。 だが足場の悪い森の中で視界を塞がれて逃げられる訳も行かず転んでしまう。 しかも運河悪い事にまむまむに突き刺さった枝を下にして…。 「むぎょびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ! !!?」 結果、枝がより深くゲスぱちゅりーに突き刺さり、ゲスぱちゅりーの身体を貫通 する。 それは言い難い激痛だった。 痛みとは縁遠い生き方をしてきたゲスぱちゅりーは転ぶだけでも大事なのに身体 の中に枝が突き刺さり、貫通するようになる程の傷だ。 もう完全にパニックだった。 「はやぐぱちぇをだずげろ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!? ぱちぇはぼりのげんじゃなんだぞ!! えらぐでこうげつばのよ゛!!! だがらざっざとゆっぐりじないでだずげろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!! !?」 ゲスぱちゅりーは叫ぶが誰も助けに来ない。 当然だ、自分で見捨てたのだから。 自分の力に自惚れ、過信していた結果である。 「ゆ…ゆぅ…おにゃきゃ…ちゅいちゃよ…」 跳ね飛ばされたはげ赤ぱちゅりーが起き上がる。 身体は衰弱し、意識は朦朧としている。 もはや帽子の事を考える余裕すらなくなっている。 喉が渇いた、お腹すいた。 そんな本能的な欲求が大部分を占めていた。 そして、 「あみゃあみゃのによいがしゅるよ…」 はげ赤ぱちゅりーは前方から漂う生クリームの薫りに心奪われた。 そしてぼやけた視界に映るのは生クリームを滴らせた饅頭があった…。 「あみゃ…あみゃ…」 はげ赤ぱちゅりーは迷う事なくその饅頭に噛み付いた。 「むぎょあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 視界が奪われたゲスぱちゅりーに激痛が走る。 「む~ちゃ…む~ちゃ…ちあわしぇ~…」 するとあのゲスぱちゅりーからすればゆっくりできないはげ赤ぱちゅりーの声が 聞こえるではないか。 「よ、よぐぼぱちゅりーのせんれんざれたぼでぃーをおおおおおおおおおおおお ッ!!!?」 ゲスぱちゅりーは怒り心頭だ。 高潔で高尚で崇高で完璧で神聖で非の打ち所のない洗練された世界最高級の宇宙 一の美ゆっくりで唯一神であるぱちゅりー様をよくもよくもおおおおおッ!!! とか思っていた。 そして今すぐはげ赤ぱちゅりーを殺そうとし…、 「む…むぎょええええええええ!!!? いひゃひいいいいいいい!!?」 激痛に泣き叫んだ。 身体を一部をかじり取られた痛み、それだけでゲスぱちゅりーは何も出来なくな った。 身体能力と知能は高くても心は甘ったれの赤ゆっくりと何等変わりなかった。 「たじゅげでおきゃあしゃああああああああん!!?」 ゲスぱちゅりーは在りし日の母に助けを求める。 だが来る訳がない。 ゲスぱちゅりーがかつて見捨てた中にその母もいるのだから。 まちょりーであるゲスぱちゅりーと違い、普通のぱちゅりーだった母を見下し、 越冬の際に食糧に余裕があるにもかかわらず食い殺したのに自分勝手にも程が ある。 勿論、そんなゲスぱちゅりーを助けよう等とは誰も思わない。 周囲に他のゆっくりがいても見捨てられただろう。 ゲスぱちゅりーはあまりにも孤独だった。 自業自得ではあるが。 はげ赤ぱちゅりーは痛みにのたうつゲスぱちゅりーに再び噛み付いた。 「む゛ぶう゛ううううううう!!?」 身体が食われていく痛みと苦しみに泣き叫ぶゲスぱちゅりー。 その結果、目に付いていた生クリームが流れ落ちる。 「むきゅ…みえるわ…」 うすぼんやりと視界が回復したゲスぱちゅりーははげ赤ぱちゅりーを視界に捉え た。 「むきゅ…ゆっきゅりしになさい…」 弱々しげながらも殺意を帯びてゲスぱちゅりーは宣言する。 一方はげ赤ぱちゅりーは夢中でゲスぱちゅりーの身体を貪っていた。 「む~ちゃむ~ちゃちあわしぇ~♪」 それなりに回復しているようだ。 だがまだゲスぱちゅりーをただのあまあまだと勘違いしたままだった。 油断し、隙だらけの状態であった。 殺せる、とゲスぱちゅりーは判断した。 「ゆっ…くり…しね…」 「むきゅうううう!!?」 突如はげ赤ぱちゅりーにのしかかるゲスぱちゅりー。 通常ならばこれではげ赤ぱちゅりーは潰されておしまいだったのだろう。 だが、 「むぎゅあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぱちぇのながびがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛ッ!!!?」 穴の開いたゲスぱちゅりーでははげ赤ぱちゅりーを潰そうとする事で自分の中身 を逆に押し出す形になってしまった。 結果圧迫はしたが潰すには至らず、包み込むようになってしまう。 「む~ちゃむ~ちゃ…」 「むっぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!? やべろお゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!?」 はげ赤ぱちゅりーは相変わらずゲスぱちゅりーを あまあまと判断し、圧迫されながらもゲスぱちゅりーの身体を貪る。 その結果、どんどんゲスぱちゅりーの身体の中にはげ赤ぱちゅりーが侵入した。 ゲスぱちゅりーの身体に走る嫌悪感と恐怖。 人間に例えるならどぶねずみが体内に侵入して身体を食われているようなものだ 。 「でてげええ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!! ごうぎな゛ぱぢぇのがらだを゛だべぶう゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」 ゴロゴロと転がってはげ赤ぱちゅりーを追い出そうとする。 だがそんな事で飛び出すことはなく、ゲスぱちゅりーの中身の生クリームが飛び 散るだけだ。 木に自分の身体をぶつけていれば万全の状態ならば赤ゆっくりの方が身体が脆い から死ぬだろうが、今ぱちゅりーの身体には二つの穴が空いている。 そこから今も生クリームが流れている。 強力なまちょりーの身体でなければとっくに行動が不能になっていただろう。 ゲスぱちゅりーの命運は既に最初に食われた時点で尽きていたのだった。 ゲスぱちゅりーの中から「ちあわしぇ~」の声が聞こえる。 直後人間で言うならば鳥肌のような悍ましさがゲスぱちゅりーの体中を駆け巡る 。それ程までにゲスぱちゅりーには耐え難いものだった。 「いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? ぼうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 ゲスぱちゅりーはまるで駄々っ子にでもなったかのように叫ぶ。 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛!!! ぱぢぇはまだじびだぶな゛いッ!! まだやびだいごどいっばいあぶのびごんなぐぶにこぼざれるなんてうぞよ゛お゛ お゛ぉッ!!!?」 自分の全てを誇っていたゲスぱちゅりーにとって殺されるという事は耐え難い屈 辱だった。 それだけでなくゲスぱちゅりーにとって食われるという事は他の生物全てをうん うん以下の愚物と判断している為、絶対あってはならない事だった。 しかもゲスぱちゅりーにとって最悪なのはそれが愚物の中でもゲスぱちゅりーに とって最底辺の位置付けとなっているはげ赤ぱちゅりーに食われるという事だっ た。 「やじゃあ゛あ゛あ゛!!? ごんなゆっぐびでぎないぐぶにだべられだぶないッ!!! たぶべでよ゛!!おばえらびんなぱぢぇざまのおがげでいぎでるんだばらざっざ とたぶべなざいぼおおッ!!!」 そう、この世界にある全てのものはゲスぱちゅりーの為にあると本気で信じてい るゲスぱちゅりーにはこんな事はあってはならないのだ。 ましてや、ゲスぱちゅりーの価値基準でうんうんにも遥かに劣るはげ赤ぱちゅり ーに殺されるという事は、人間で言えばゴキブリを殺そうとして、そのゴキブリ に返り討ちになってしまうという事だった。 しかも生きたままゆっくりとゴキブリに貪られる事に等しかった。 あまりにも有り得ない例えだが、ゲスぱちゅりーの肥大化したプライドからすれ ば今の状況はそれに等しいものだった。 「やべでえぇぇ…おべがいだがらやべでえぇぇ……」 ゲスぱちゅりーは虚ろな顔で呟く。 「ぼっどおいじいあばあばあべるがだ…ぱちぇのながみだべばいで…」 しかし完全に本能だけでゲスぱちゅりーを貪るはげ赤ぱちゅりーにその嘆願は届 かない。 「ぴぎいぃッ!!?」 遂にはげ赤ぱちゅりーがゲスぱちゅりーの中枢餡に位置する部位に到達し、痛み になんとか慣れ始めた身体に再び激痛が走る。 それだけではない。 「むきゅう゛う゛…ぢでぎで…………むきゅ?」 ゲスぱちゅりーは思い出せなくなっていた。 自分の名前を、それに付属させる美辞麗句を…。 「むきゅ…うぞぼ…どうじべおぼいばべばいぼおお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ! !!?」 ゲスぱちゅりー当人にとっては「どうしておもいだせないの」と叫んでいるつも りなのだろうが既に喋る機能にまで影響が出ていた。 自分の知識が消えていく…。 それは知識を誇りとするぱちゅりー種にとって自身のアイデンティティそのもの が消失していくに等しい。 ゲスぱちゅりーにとっては何よりも恐ろしい事だった。 ゲスぱちゅりーが他のぱちゅりーと格が違うのも知識があったから…。 それなのに今は自分の名前さえ思い出せない…。 思い出そうとしても微塵も思い出せない。それはそうだ。忘れているのではなく 、その記憶を司る部位そのものが食われて無くなっているのだから。 「やべでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!なばみぼだべばびべへ ええええええええ!!!?」 ゲスぱちゅりーは中枢餡を食われる痛みよりも自分の知識が無くなっていく事に 多大な恐怖を感じた。 ゲスぱちゅりー自身、知識が消えているのに気付いていた。 食われていく事でそこら辺の駄ゆっくりと同じになっていくのを理解してしまっ た。 「やばあ゛!!あんばばつらどいっびょになびだぶなびいい゛い゛い゛い゛い゛ い゛い゛い゛ッ!!!?」 ゲスぱちゅりーは恐怖する。 見下してた奴等と同じになっていく事に…。 人間で言うゴキブリみたいな存在の餌になる事に…。 自身の誇りも何かも…見下していたものに奪い取られていく事に……。 「むぎゅびゅびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 そうして…皮肉にもゲスぱちゅりーは最期まで恐怖を感じる器官を食われる事な くはげ赤ぱちゅりーのあまあまとして食われていった…。 「むきゅうぅ…たべちゅぎちゃったわ…」 はげ赤ぱちゅりーは体積が三倍近くになりながら満腹感を楽しんでいた。 一時の幸せを満喫し、今自分が到底ゆっくり出来ない状態であるのも忘れてゆっ くりしていた。 周囲にはかつてゲスぱちゅりーであった残り滓が散らばっていった。 ゲスぱちゅりーの帽子も髪も全て食い散らかされてもうゆっくりであろうと人間 であろうとこれがかつてゆっくりぱちゅりーであるとわからないだろう。 「むきゅう…それじゃおうちにもどりましょうきゃ…」 一息ついたはげ赤ぱちゅりーは群れがどうなったさえ記憶から消えてしまったよ うだ。 それに…、 「むっきゅうううう!!? どうぢでうごけにゃいのおおおッ!!!?」 思う存分食い散らかして体積が倍以上になった身体が思い通り動く訳がなかった 。 しかも時間はもう完全に夜…そのうえさっきまで散々食われたゲスぱちゅりーが 悲鳴を上げていた。 そうなれば、 「うーうー♪」 捕食種である胴なしれみりゃが来ても何等おかしくなかった。 「むきゅううううう!!? れみりゃよおおおおおおおッ!!?」 はげ赤ぱちゅりーは急いで逃げようとする。 しかし鈍重になった身体は思うようにもいかず、万全であっても逃げられないだ ろうはげ赤ぱちゅりーは一瞬にして捕まり、中身を吸われてしまう。 「む…きゅ……」 じっくりと食われていったゲスぱちゅりーと違ってあまりに呆気ない最期だった …。 こうして、野菜を強奪したゆっくりの群れは帽子と髪を人間に奪われただけであ っさり壊滅したのだった…。 END おまけ(蛇足) ある広場に何人かの若者達が火であるものを燃やしていた。 それは群れのゆっくり達から奪った帽子や髪である。 「おお、もうやってんのかー!」 そこに新たに若者が加わっていく。 「お前が来んのが遅いんだよ」 「悪い悪い。帰りに面白い見世物があってな、思わず夢中で見ちまったよ」 そういいながらたき火に加わる男性は胴なしれみりゃを食べながら答える。 「う゛あ゛あ゛あ゛ー!!? ざぐやあああーー!!?」「うっさい」 「ぐびゃあ゛!!?」 れみりゃがうるさいので若者は目に手を突っ込んで黙らせる。 「それにしても今回は大量だな」 たき火に燃えてく帽子や髪を見てれみりゃを食事を再開した若者は呟く。 「今回はドスもいたからな。 ま、こんなのが大量でも何の意味もないがな」 「確かにな」 若者達は笑い合う。 彼等が群れの帽子を奪っていった張本人だ。 彼等が何故こんな事をするかというと訳がある。 彼等の住む地域は長年ゆっくりの被害に悩まされていた。 大規模な山狩りを毎年行っていたがそれでも数は一向に減らない。 それはそれで構わないのだが問題はゆっくり愛護団体なる集団の存在だった。 ゆっくりを狩るのを不法だとのたまいある事ない事言われて痛くもない腹を探ら れるのも正直不快でしかない。 畑の被害を減らすのに必要な行為だと述べても聞く耳持たないというよりそんな 事知った事かと言ってるようなものだった。 だからとった手段がこれだった。 帽子を奪い、悪いゆっくりといいゆっくりを区別するという名目で帽子を奪った のだ。 帽子はゆっくりにとって大事なものであるが人間にとっては飾りでしかない。 帽子や飾りでゆっくりが他のゆっくりを識別するという事を知らない人間は多い 。 都会の方のゆっくりには飾りがないゆっくりも多い為尚更説得力は少なかった。 殺してないのだからいいのではないか。 そういう意見もあった為、愛護団体も以前みたいに強く言ってこれなくなった。 しかもそれを行うとゆっくり達は他のゆっくりを殺して飾りを奪おうとし、勝手 に数を減らし始めたのだ。 一匹二匹が飾りを奪われただけならそのゆっくり達は飾りのあるゆっくり達から ゆっくりできないゆっくりとして殺されるだけだが、それが数十にも及べば殺す 側と殺される側が逆になる。 飾りのあるゆっくりも奪われたらゆっくりできないから必死に抵抗する。 そうなれば飾りは奪えても使い物にならなくなるまでにボロボロになってしまう から結局無駄になってしまう。万が一無事に飾りが奪えても、次の瞬間には仲間 から標的へと変わり、飾りのないゆっくりに襲われる。 そうする事でわざわざ山狩りをしなくてもゆっくり達の数は減少してくれるよう になったのだ。 奪った帽子等は加工所に売る事もあったが大半はこうして焼却していた。 この若者達はボランティアでその帽子狩りに参加していたのだ。 「それにしても帽子が無くなっただけで殺し合うってのがこいつ等の面白いとこ ろだよな」 「確かにな…」 飾りが燃えてく中打ち上げが行われていく。 胴なしれみりゃをつまみに酒を飲む若者とその友人。 何回も飾り狩りに参加していた彼等にはいつもと変わらない日常の一部だった。 「う゛ぁ…ぁぁ…」 もはや顔半分を食われてれみりゃは虫の息となっている。 それを見て友人が若者に問い掛ける。 「そういや面白い見世物ってなんだったんだ?」 「ん?ああそいつがさぁ、俺達があいつ等の飾りを奪った場所から少し離れた所 に逃げ延びたっぽいぱちゅりーがいてなぁ…」 こうして何事もなかったかのようにゆっくりにとって大事だった飾りや帽子は燃 えていったのだった…。 END あとがき ゆっくりが自滅する様を書きたくて今回の作品を作りました。 読みにくい上に展開が冗長になっていると思いますがその辺はご容赦下さい。 最後に、このような駄文を読んでいただきありがとうございます。
https://w.atwiki.jp/ro_kyu/pages/298.html
【種別】 人名 【初出】 1巻?、8巻 【登場巻数】 1巻?、8巻 【解説】 私立慧心学園初等部の生徒でクラスは6年D組。 慧心学園初等部男子バスケットボール部のメンバー。
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/5583.html
作詞:まさP(彩木雅夫) 作曲:まさP(彩木雅夫) 編曲:まさP(彩木雅夫) 歌:初音ミク 翻譯:ralianw(不當之處請指教!) 無法以花兒裝點 一個人的夜晚 一個人的時刻 在一個人的房屋裏 要做些什麽好呢 明天的事 現在無法去想象 我是因你的愛而活著的 這被稱作是虛僞的愛戀嗎? 我是依靠著你而活著的 這難道也是一時興起嗎? 不要 不要 我不要與你離別 花兒無法裝點此屋 兩個人夜晚 兩個人的時刻 在兩個人的房間裏 雙唇交錯的日子 這是夢境?你難道是幻覺? 夜晚尚有替代之物 但你绝是獨一無二 因爲這纏綿的戀愛 淚兒化作雨水 不要 不要 我不要與你離別 花兒無法裝點此屋 我是因你的愛而活著的 這被稱作是虛僞的愛戀嗎? 我是依靠著你而活著的 這難道也是一時興起嗎? 不要 不要 我不要與你離別 花兒無法裝點此屋
https://w.atwiki.jp/197yo/pages/26.html
依頼主 目的 階数 制限 難しさ お礼 パスワード 依頼主 目的 階数 制限 難しさ お礼 パスワード ソルロック たからさがし(黄金のトゲ) 16F なし ? いわのパウダー S136 #2H8 WPJH @-8@ 1&Q= XTR0
https://w.atwiki.jp/nukegara/pages/17.html
バーベキュー2007(旧トップページ) お疲れ様でした。 メーリングリスト:himatubusi-2007@freeml.com ログとか見るならfreeml 最新トップページはこちらトップページ 連絡事項 お米について食べたい人が食べたい分だけ持ってきてください。 まとめて炊きます。 お酒について飲まない予定の人達でほとんど仕切ってます。 必要な物はあらかじめ用意 or チュウソンリクエストしてね 時間について11時前に集合しましょう 久保自動車工場(畑沢)からでも小一時間を見込んでます クーラーボックス意外と足りません。保冷材つきで持ってる人は協力下さい。 その他なるべくお腹は空かせておいてください 進行状況 4/28 下見【完了】予約完了、必要な物リストなど事前打ち合わせ完了 5/3 前夜祭【完了】買出し、仕込み、リハーサル、だいたいOK 5/4 本番【完了】残りの必要分を買ってあとは楽しむだけ。 5/x 反省【完了】コメント集感想募集、次回はもっと大勢&時間をたっぷりで。 決定 場所 清和県民の森 →清和県民の森メモ 日時 5/4(金) 11 00~16:00 参加人数 11人(参加者リスト2) やる事 肉を焼く ご飯を炊く 酒を飲む(一部非該当) わいわいやる 初期分担 設営(7人)ダブルあさの/おかざわ/くぼ/こいそ/しみず/ちば 買出(4人)くにた/こが/なかむら/ふくはら 料金 1人4000円を予定(そんなに高くはならないと思うけど) 買い物 必要な物リスト 補足情報 バーベキュー場は屋根つきで2サイト予約→1サイトでした。。なので網と鉄板と分けていいじゃん→なんとかなりました。。 車は3台で移動(サイトへの一時的侵入は1台まで可) 「焼肉を青空のもと行う」がコンセプト 串は使わない マムシ、ハチに注意して下さい 家に帰るまでがバーベキューです 昔の分。 焼きりんご(PC用) キャンプ候補地 コメント テスト -- nukegara (2007-04-24 17 58 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sweetpotato/pages/83.html
表紙 タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 えむの王国 中平凱 表 魔法のじゅもん あらきかなお 表 表 LR少女探偵団 濱元隆輔 表 表 天然女子校物語 門井亜矢 表 表 表 表 表 表 ピンナップ タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 えむの王国 中平凱 ピ ピ 魔法のじゅもん あらきかなお ピ 悪魔のマクアさん 超肉 ピ LR少女探偵団 濱元隆輔 ピ 天然女子校物語 門井亜矢 ピ ピ ピ ピ ピ 11月号はピンナップなし。 掲載作品 タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 エンジェルハイロゥ 熾城けいすけ 連 - 終 マーメード・ノート 亀井樹里 - 連 終 帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!? 石田あきら 隔 = 隔 = 終 Healing Spell. 水瀬凛 隔 = 隔 = 終 茶華道部へようこそ★ ねこやなぎショウ 連 連 連 連 連 連 終 いんぷれ あかざわRED 隔 = 隔 = 隔 = 終 烈!きなこパーティー 犬神なお 連 連 連 連 連 連 連 連 連 終 Glee Green Island あづまゆき 連 連 連 連 連 - 連 連 連 終 最後の制服 袴田めら 連 連 連 連 連 連 連 連 - 終 Wハーフ 仙銀神酒 連 連 連 連 連 連 連 連 連 終 タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 LR少女探偵団 濱元隆輔 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 えむの王国 中平凱 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 ひより日和 高藤アユミ 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 ベリースイート 神武ひろよし 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 ○本の住人 kashmir 連 連 連 連 連 連 - 連 連 連 連 魔法のじゅもん あらきかなお 連 連 連 - 連 連 連 - 連 - 連 看板娘はさしおさえ 鈴城芹 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 りんたま 鶏子 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 ことはの王子様 渡辺純子 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 カラフル曜日 ウエクサユミコ 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 きらきらきら 藤島じゅん 連 連 連 連 連 連 連 連 - 連 連 0からはじめましょう ととねみぎ 連 - 連 - 連 - 連 連 連 連 - ももえん。 霧野むや子 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 スズナリ! 石見翔子 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 にこプリトランス 白雪しおん 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 兄妹はじめました! 愁☆一樹 連 - 連 連 - 連 連 連 連 連 連 ワンダフルデイズ 荒井チェリー 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 連 悪魔のマクアさん 超肉 隔 = 隔 隔 = 隔 = 隔 = 隔 = タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 落花流水 真田一輝 ゲ 新 連 連 連 連 連 連 連 連 連 アイオン MR+ 新 連 連 連 連 連 - 連 天然女子校物語 門井亜矢 新 連 連 連 連 連 てまりこまり 藤井理乃 新 連 連 連 - - お仕えしたいの! kimarin 新 連 連 連 - 連 なのはな。 華月ちえり 新 連 - 連 - - はなまるべんと! 大宮祝詞 新 連 - ゲ ゲ 無敵せんせい ザンクロー 新 連 連 連 あきばちゃんねる 来栖達也 新 連 連 連 しらたま! あづまゆき 新 ちかちかプラネッツ 佐々木亮 新 タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 クッキングアワード 仙銀神酒 ゲ いきなりShooting Star 間狩修 ゲ ゲ ひまわり 片瀬優 ゲ 配るN.P.S MR+ ゲ 十色ぱふゅ~む 藤枝雅 ゲ メイド刑事 里美いちか ゲ ゲ ゲ ゲ レンタルきゅーと 白雪しおん ゲ ゲ ゲ 退魔師の就職事情 宇東いさお ゲ みこさん 月見里 中 ゲ えどぱに! 真田一輝 ゲ マジカルブレイン マカ KENGOU 新 連 終 ようこそ。若葉荘へ 阿倍野ちゃこ ゲ ゲ ゲ オオカミの手かします! 大和狸 ゲ ゲ ゲ ぴよぴよライフ 櫻太助 ゲ ひろなex. すか ゲ ゲ いつの日もX-DAY 赤鳥さかな ゲ ねんじゅうシマようび アキヨシカズタカ ゲ 通りすがりのLibreria 永和なやり ゲ 羊雲日和 鈴木優子 ゲ タイトル 作者 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
https://w.atwiki.jp/kazami/pages/4.html
私の周りでのMTFは全てが見かけだけ気にしてるような人ばかりだったんです。女装して綺麗になったとかってことばかりが話題で、心ってないのかなってね。 私も男性として生きてきたから男性の気持ち分からないわけじゃないんです。でもね、それでももう少し内面を見てもいいんじゃないかなって思うんですよね。 ファッション一つとっても然り。女性ってみんな自分に似合うものを必死になって探してその中で好みのものを選んで買ってきてるんですよ。お金なんて無限じゃないんだもん。そうせざるを得ないんですよね。 女性はその上、化粧品だとか生理用品だとか防犯グッズだとか男性にはピンとこないような出費も多いんですよね。給料はなんだかんだ言ったって男性より安いし。 そういった女性の苦労も分かろうとせずに、女性の華やかな部分だけを見て女性になりたいだなんて、本当にGIDなのかしら?って思ってしまいますね。私も若くて美しい女性に憧れますよ。そうなれれば嬉しいでしょうね。だけど、一般女性だって全員がグラビアアイドルじゃないんですよね。むしろそんな美しい女性って少なくて、多くの女性は(言っちゃ悪いけど)十人並みなんですよ。 その十人並みの女性が必死に美しくなろうと努力しているのに、昨日まで胡散臭いおっさんやってた男が女装したくらいで突然美しくなれるわけないじゃないですか。そんな魔法があるのなら私だって借金してでも魔法かけてもらいますよ。女性として生きてきた歴史もないんだから、全てが男性的な考えの基からの出発だもん。それじゃいくら努力したってオカマの域を抜け出せないはずなんですよね。 私は自分のやり方が正しいのか間違ってるのか分からないんですけど、女性の中にとけ込んで女性達が違和感なく過ごせるような雰囲気を探してきました。女同士で話すエッチな話題にも参加できます。「あのぉ俺、これでも一応男なんですけどぉ」ってわざとらしく言うことだってありますよ。そういう会話聞いてると男と女の性欲が全く違う方向のものだということが分かりますね。 でもMTFは女性だって言い張りながらもやっぱり男性としての性欲なんですよ。聞いてて不快なんですね。まあ、人それぞれだからそれでもいいんでしょうけどね。 で、見かけに関してですけど、男性には想像もつかないほどの高度な識別能力が女性には備わっているんですよ。 たとえばね、夜の繁華街に出てごらんなさいよ。飲み屋だとかピンサロだとかの呼び込みに呼び止められること男性ならよくあるでしょ。私は最近めっきり無くなりました。男性の服着てても女性に間違われるくらいだから、一瞥しただけなら私を女性だと思うわけで、女性をそんなところに誘いませんよね。 でもね、呼び込みの女性・・・・これは鋭いです。全員じゃないんですけど、何度か呼び止められるんです。はっきりと私が男性だと認識できるんでしょうね。男性から呼び止められることなんて皆無になったのにね。 これってね、重要な問題だと思うんですよ。何故って男性は女装する人が似合わなくてもあんまり気にしないんですよね。多分何かあっても対処できるからでしょうね。だからこそそういった見極め能力が退化していったんじゃないかなと・・。 女性の場合、何かあったら腕力では絶対女装する男に敵わないわけですよ。だからこそ研ぎ澄まされた能力が備わっている。そしてね、男性からパスできてたとしても女性はリードしてるってことが重要なんですよ。誰も言わないからってパスできてるわけじゃないんですよね。 1,気持ち悪いから最初から離れてる 2,言ったら逆ギレするかもしれないから言わない 3,言ったら傷つくだろうから言わない 上記のどれかでしょうね。だから女装子には分からないから自分はパスできてると思い上がってしまうんでしょうね。実際はリードされてるにもかかわらずね。 ずいぶん前関西のGIDに会ったことがあります。その人は若くてSRSも済ませてて、女性でも美しいほうじゃないかと思いますね。でもね、その人がある日街を歩いてると、数人の女子高生が「あいつ男じゃないの」なんてこと言ってて、頭に来るやら傷つくやらだったらしいんです。 女性の本音って、この女子高生みたいなもんじゃないかしらね。あれでパスできてないのならパスなんて不可能じゃないかと思うほど綺麗だったけどなあ。 女装が悪いとか言ってるんじゃないんですよ。ただね、それが変な方向に向かってるのが自称GIDの単なる女装子じゃないかなって・・・。家の中だとか女装スナックだとかで女装するのは大いに結構です。好きなだけすればいいと思いますよ。だけどさ、それで街の中を歩くってのはそれなりに見えなければ意味がないだけじゃなくて、周囲の人から気持ち悪いって思われるってことだから、直接的な迷惑かけてないとしても、ネイティブ女性にとっては不安感が拭えないんじゃないかなって思うんですけどね。 それでも女装したければすればいいんですよ。警察はそういう人の情報をつかんでますから、堂々と女装すればいいんですよ。ただね、GIDの会合とかで女装を勧めないで欲しいなってのが私の率直な気持ちなんです。
https://w.atwiki.jp/jichoudg/pages/186.html
■キャラクター名:勿忘草 蒼(わすれなぐさ あお) ■キャラクターの性別:男性 ■学年:その他 ■所持武器:秘書としての心構え ■攻撃:0 ■防御:8 ■体力:6 ■精神:4 ■FS:12 ■FS名:庭園管理 ■特殊能力名:Ein Garten von Rudolf ■特殊能力内容 自身を中心とした周囲2マスに勿忘草を咲かせフィールドを設置する このフィールドは戦闘終了時まで永続し、自身が死亡しても消えない この勿忘草の芳香は魔人の特殊能力を活性化、あるいは沈静化する この効果は自身を除く全ての魔人が対象となる フィールド内で、他の魔人が特殊能力の発動に成功した場合 特殊能力の効果範囲を一段階拡大、あるいは縮小する 同一マスのみ←→隣接1マス←→半径1マス←→周囲1マス←→ 隣接2マス←→半径2マス←→周囲2マス←→隣接3マス……(以下続く) 隣接・半径・周囲などではない特殊な範囲については 個別に範囲を拡大・縮小する また範囲が同一マスのみの能力が縮小された場合範囲なしとみなされ能力がたち消えてしまう。 フィールドが設置されてから、フィールド内で最初に特殊能力が発動されたときのみ拡大か縮小をランダムに決定(サイコロなどで)以降は、発動のたびに拡大と縮小を交互に繰り返す (一人目が拡大になった場合、二人目は縮小、三人目は拡大……と続いてゆく) 制約 フィールド設置中は、自身はフィールドの外に移動できない もし、強制的に移動されたりしてフィールドの外に出た場合、自身は即死する 花の香りを媒体に効果を発揮するので、ガスマスクなどを装備している人や そもそも鼻がない人間(ク〇〇ン)などには効果がない 一度、発動に成功すると、戦闘終了時まで再使用できない ■発動率 75% ■1ターン目リスク 1ターン目先手使用不可 ■キャラクター説明 シックなスーツに身を包んだ青年 サイズの合わない片眼鏡をしておりよくズレを直している 髪、服、靴、メガネ、時計など服装や身につけるもの全てが青色をした、自称執事兼秘書とある生徒に個人的に雇われた人物であるため学園生ではないが、最近雇い主が行方不明になりなかなか帰って来ないため 自身で短期間の派遣秘書業務を行いつつ主人の帰還を待っているところである なお、本人曰く身につけている物全て青色ではあるが 厳密には違う色(青、紺、藍、群青、茄子紺、鉄紺、瑠璃etcetc) 同じ色は二つと身につけていないとのこと 好きな飲み物は青汁 好きな芸能人は蒼井優、ブルース・リー、ブルース・ウィルス 好きなAV女優は蒼井そら(AV自体は観たことは無い) 好きな電車はブルートレイン 好きな都道府県は青森県 好きなガンダムのキャラクターはランバ・ラル、もしくはカジマ・ユウ 好きな色は、もちろん青色全般である
https://w.atwiki.jp/dazai/pages/9.html
概要 太宰治が宿泊した深浦の旧「秋田屋旅館」を改築したもの。2階の「太宰宿泊の間」では太宰が宿泊した当時の部屋が再現され、書簡や貴重な資料を展示している。 1944年(昭和19年)5月、太宰は「津軽」執筆に際して、「いちど見て置きたい」という理由でそれまで行ったことのなかった青森の西海岸の深浦町へ旅行するのだが、生家から遠く離れたその地でも兄の勢力が及んでいることを旅館の主人から知らされる。 また「回想の太宰治」によれば翌1945年(昭和20年)7月末、青森の生家に疎開する道すがら、太宰は妻子とともに再び秋田屋旅館に一泊している。太宰は酒を期待して足を運んだようだが、主人は病床に伏しており、期待した待遇は受けられなかったようだ。 小説「津軽」より抜粋 たまらない気持がして私は行きあたりばったりの宿屋へ這入り、汚い部屋に案内され、ゲートルを解きながら、お酒を、と言った。すぐにお膳とお酒が出た。意外なほど早かった。私はその早さに、少し救われた。部屋は汚いが、お膳の上には鯛と鮑の二種類の材料でいろいろに料理されたものが豊富に載せられてある。鯛と鮑がこの港の特産物のようである。 (中略) 翌る朝、私がわびしい気持で朝ごはんを食べていたら、主人がお銚子と、小さいお皿を持って来て、 「あなたは、津島さんでしょう。」と言った。 「ええ。」私は宿帳に、筆名の太宰を書いて置いたのだ。 「そうでしょう。どうも似ていると思つた。私はあなたの英治兄さんとは中学校の同期生でね、太宰と宿帳にお書きになったからわかりませんでしたが、どうも、あんまりよく似ているので。」 「でも、あれは、偽名でもないのです。」 「ええ、ええ、それも存じて居ります、お名前を変えて小説を書いている弟さんがあるという事は聞いていました。どうも、ゆうべは失礼しました。さあ、お酒を、めし上れ。この小皿のものは、鮑のはらわたの塩辛ですが、酒の肴にはいいものです。」 私はごはんをすまして、それから、塩辛を肴にしてその一本をごちそうになった。塩辛は、おいしいものだった。実に、いいものだった。こうして、津軽の端まで来ても、やっぱり兄たちの力の余波のおかげをこうむっている。結局、私の自力では何一つ出来ないのだと自覚して、珍味もひとしお腹綿にしみるものがあった。要するに、私がこの津軽領の南端の港で得たものは、自分の兄たちの勢力の範囲を知ったという事だけで、私は、ぼんやりまた汽車に乗った。 詳細 時間:8 30-17 00 休館日:年末年始(12月28日~1月4日) 料金:一般/300円(団体150円)、高・大学生/200円(同100円)、小・中学生/100円(同50円) 住所:〒038-2324 青森県西津軽郡深浦町大字深浦字浜町134 TEL/FAX:0173-84-1070 アクセス: 外部リンク ・太宰の宿「ふかうら文学館」 深浦町 ・「太宰の宿」ふかうら文学館 - MAPPLE 観光ガイド ※このWikiは個人的なまとめです。記載情報の正確性について保証するものではありません。情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。