約 10,108 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/531.html
~演劇部前~ 咲「授業早めに終わっちゃったし、部室で読書でもしてようかな?」 演劇子「あっ、おーい宮永さーん」 咲「あっ、演劇子さん」 演劇子「今暇ー?」 咲「えっ、うん、一応空いてるけど」 演劇子「んじゃ、きてきて~」チョイチョイ 咲「えっえっなになに?」 --------- ~演劇部室内~ 演劇子「宮永さんなら似合うかな~と思って」 バサッ 咲「うわぁ」 演劇子「おー似合う似合う♪」 咲「って、ロングヘアーのかつら?」 演劇子「ウィッグって言いなよ…」オナジダケドサ 演劇子「うん、でもすごく可愛い♪」 咲「な、なんか恥ずかしいんだけど…」 ガラッ 京太郎「おーい、演劇子~この間のCDさー」 咲「うわぁ」サッ ←演劇子の後ろに隠れる 京太郎(あれ、演劇部にこんな子いたっけ?) 咲「…」モジモジ 京太郎(やべぇ、可愛い…) 京太郎「そ、そちらさんは?」 演劇子(うはww気づいてないwww面白っwww) 演劇子「あははーこの子ちょっと人見知りでねー」 演劇子「ほらほらー自己紹介しなよー♪」 咲「ちょ、ちょっと…」アセアセ 京太郎「あ、俺は須賀京太郎!演劇子の友達です!」ニコッ 咲(あ、あれ、気づいてない…?)゙ 京太郎「?」 咲(よ、よーし、からかってやる)イツモノオカエジ 咲「あ、あの、わたしも演劇子さんのお友達の、長崎美夜って言います」ペコリ 咲「よ、よろしくお願いします」 京太郎「あ、あはは、よろしく」 演劇子「うひひ、あんまビビらないで大丈夫だよ!」 演劇子「須賀ちゃんこう見えてヘタレだし!」 京太郎「な、なにおう!」 咲「そうなんですかー?」 京太郎「うーん、否定できないな!」 咲「うふふ、面白い方なんですねー」 京太郎(笑顔も可愛い…///) 咲「どうしたんですか?」 京太郎「うあ、いや、なんでもないよ」ニコッ 咲「うふふ、優しそうな方で安心しました」 京太郎「あ、あはは…」 京太郎「あ、そろそろ部活に行かないと」 咲「そうですか…」 演劇子「ひひっ、バイバーイ!」 京太郎「じゃーまたね!」ガラッ 咲「あ、あの、京ちゃ…京太郎さん!」 京太郎「ん?」 咲「また、お話してくださいね」ニコッ 京太郎「もちろん!」 ガラガラ…ピシャ 咲「ふぅ」 演劇子「宮永さん!演劇部に入らない!?」 咲「えっ」 --------- ~麻雀部室前~ 咲「ふぅー勧誘されて大変だったよ…」 優希「おっ、咲ちゃんも今来たとこかー?」 咲「あ、優希ちゃんも今来たところ?」 優希「おー!」 ガチャッ 優希「おはー!ってまだ犬だけか?」 咲「おはよー!京ちゃんだけなんだねー」 京太郎「…」ポー ←一応掃除中 咲「?」 優希「お、おい犬…どうしたんだじぇ?」ツンツン 京太郎「お、おう、優希と咲か、おはよーさん」 優希「なにボーッとしてるんだじぇ?」 京太郎「いやーさっき演劇部によったらスゲー可愛い子がいてさ」 京太郎「またお話しましょうって言われちゃってさー」デレー 京太郎「ついに俺にも春が…」デレデレー 優希「どっせい!」ドカッ 京太郎「ぐはっ…!」 京太郎「なにすんだよ!」 優希「うるさい!犬のクセに発情しおって!」 ギャーギャー 咲(髪…伸ばそうかな…///) おわり
https://w.atwiki.jp/negiijime2/pages/327.html
「ほらさっさと入ってきてくださいよ、桜子さん!」 「はーい!」 名前が呼ばれるとすぐに桜子は教室に飛び込んだ 今日は個別面談。順番は生徒たちの部活などの予定との折り合いで決定した そして桜子は一番最初に面談の予定が組まれていた イスや机は全て教室の後ろのほうへ寄せられ、面談用の机と一対の椅子だけが広くなった教室の中央にぽつんと置かれている ネギはその椅子に腕をだらりと垂らしてだらしなく座っていた。 右手に持ったペンでコツコツと机を叩きながら、倦怠と嫌悪の色が帯びた目で桜子のほうをちらりと見た 彼は明らかに不機嫌だった (ああ!ああ!なんだってコイツはいつもこんなにテンションが高いのかね!うざいんだよなマジで!!) 「ネギくーん!私がトップバッターなんでしょ?ねえねえ!なんで私が一番最初なの?もしかしてネギくんってば…キャー!」 ネギの機嫌なんてお構いなし。桜子は席にもつかず両手を馬鹿のように振り回しながら、もの凄い勢いで喋り出した 「はいはい…そうですね…わかったから、さっさと席についてくださいよ…」 「あれー?なんかネギ君今日元気ないよお?どおしたの?」 「あー……まあいいから、始めましょう」 一瞬桜子の質問に答えようとしたネギだったが、面倒になったのか、そのまま流してしまった しかし桜子はニコニコして気にする様子もない 「えっと…なんか最近悩みとかあります?」 「悩みかあ…う~んう~ん」 「……」 ネギは考え中でも閉ざされることない桜子の口を憎々しげに睨んでいた 「そうだ!最近ビッケがね」 「ああ!悩みはないんですね!!わかりました!わかりました!じゃあ次の質問ですっ!!」 ネギの乱暴な口調にさすがの桜子も驚いてしまった 「ネ、ネギくん…?どうかしたの?なんだか今日のネギ君…」 「質 問 す る の は 僕 で す よ !!」 「ひっ!ご、ごめんね!ごめんねネギ君!」 桜子の言葉はネギの怒声によって遮られた。彼はイラついているのではなく、もはや憤怒に駆られていた 「桜子さん!僕はね、イヤなんですよ!あなたのテンションが!!無意味に高いテンションが嫌で嫌で仕方がないんですよ! なにがそんなに楽しいんですか!?ええっ!?毎日そんなに幸せですか!?そんなわけないでしょう!!このバカ! 毎日楽しく始終笑って過ごせるのはキチガイだけなんですよ!!それなのにあなたはいつもニコニコニコニコッ!! ムカつくんですよ!!その仮面のように貼り付けた笑顔が!!変わることないテンションが!!僕はムカつくんですよ!!」 堰を切ったようにネギは鬱憤をぶちまけた。一息で捲くし立てたため、言い終えた彼はぜいぜいと息を切らしていた 彼の小さな肩が激しい呼吸に合わせて上下に揺れている 「ごめんね…ごめんね………うっ…う…ひっぐ…」 桜子は理不尽なネギの罵倒に不平も言わず、泣きながら消え入りそうな声で謝り続けた 「それにね…」 ネギは容赦なく言葉を続ける 「それに、なんでいつも口開けてるんですか?え?バカみたいですよ?すごくね!まあ今は泣いてるから閉じてますけど… 桜子さんって普段はいつも口開けてますよね?一番前に座って、僕の目の前で大口開いてますよね? 僕のことバカにしてるんですか?そういうふうに見えるんですよね!目の前でドカーンって口あけて授業受けられると!」 「バカになんかしてないよお…うっ…う…ネギ君の授業…ちゃんと聞いてるもん…グスン」 いつもの元気な桜子はもうどこにもいなかった ネギは泣いている桜子を見ていたらだんだんと興奮してきた ムクムクとチンポがムクムクしてきた 「ひひひ!泣いたってダメですよ!桜子さんはいつも口を開けて僕に迷惑をかけているから罰が必要です!わかりますね!?」 「うん…わかります」 桜子は俯いたまま答えた。まだ泣いている ムクムク!ムクムク! 「じゃあ、いつも開けっ放しにしてるその口で僕のおちんちんをしゃぶってもらいます!ひひひ!」 ネギは桜子を強姦した 後日桜子が妊娠したことから事件が発覚し、ネギはスクワット200回の罰を受けた ネギ「スクワットつらいよお!もう悪いことはしないぞお!」ニヤニヤ
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/997.html
832 名前:【SS】箸の日[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 11 03 58.46 ID UKzV6V2p0 [2/8] 大介「お前たちに言っておきたいことがある」 京桐「「?」」 大介「今日が箸の日だからと言って ・あ~ん ・箸に感謝して使わず、口移しで食べあう ・お互いの箸を交換 といった行為は認めん」 桐乃「お父さん、あたしたちがそんなことするはずないじゃん」 京介「そうだぞ親父。変な夢でも見てたんじゃないか?」 大介「そうだな。どうやら俺の勘違いだったようだ」ホッ 桐乃「そうそう。蜂蜜の日に蜂蜜を指につけて舐めて貰ったり」 京介「首筋にこぼれた蜂蜜をツゥっと舐め取ったりなんかするはずないだろ?」 大介「・・・・・・」 桐乃「ところでお父さん、今日はお父さんにプレゼントがあるんだ」 大介「俺にプレゼントだと?」ワクワク 桐乃「はい、これ」 大介「これは・・・・・・塗り箸か」 桐乃「うん。ちゃんと名前も書いてあるんだよ」 大介「どれどれ・・・」 大介 質実剛健 大介「これは・・・」 桐乃「お父さんをイメージした文字も書いてもらったんだ」 大介「そうか。桐乃、この箸はずっと大事に使わせてもらうぞ」 佳乃「お父さんったら嬉しそうにしちゃって」 桐乃「はい、お母さんにも」 佳乃 良妻賢母 佳乃「ありがとうね。お母さん、嬉しいわ」 桐乃「ちなみに、これがあたしの」 桐乃 才気煥発 桐乃「文武両道とか才色兼備とか容姿端麗とか頭脳明晰とか華麗奔放とかも考えたんだけどね」 京介「・・・・・・俺にはないのか?」 桐乃「心配しなくたってちゃんと用意してあげたって」 京介「そ、そうか。そりゃ良かった。 ところで、俺の箸にはなんて書いてあるんだ? 全力投球とか難攻不落、聡明剛毅、高潔無比、ってところか」 桐乃「はい、これがあんたの」 京介 妹婚上等 京介「四文字熟語じゃねえ!?」 桐乃「『バカ兄貴』と迷ったんだけど、あんただけ名前じゃないのもかわいそうだから、ちゃんと『京介』にしてあげたよ」 京介「悩むところはそこじゃないだろ!?」 大介「桐乃。妹婚とはなんだ」 桐乃「これでシスコンって読むの。 こいつ救いようのないシスコンだからさ、これしかないって思ったんだよね」 大介「・・・そうか」 桐乃「とにかく、あたしからのプレゼントなんだから、あたしだと思ってちゃんと大事にしなさいよね」 京介「はいはい。ちゃんと一生大事にしてやるよ」 佳乃(箸のプレゼントには『幸せの橋渡し』や『一生食わせてやる』という意味があった気がするけど・・・ まぁ、気のせいよね) 851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/04(木) 13 08 05.17 ID UKzV6V2p0 [4/8] 832のおまけ 赤京「「いただきます」」 赤城「ん?高坂、おまえマイ箸なんか使ってるのか」 京介「ああ。桐乃に貰ったやつだ。 『あたしだと思ってちゃんと大事にしてね』って言われたから、 肌身離さず持ってる」 赤城「そ、そうか。 ん?」 京介 妹婚上等 赤城「ぶっ!」 京介「どうした?」 赤城「いや、高坂は遠くに行っちまったんだと思ってな・・・」 -数日後- 赤城「高坂、俺もおまえの妹に習って瀬菜ちゃんに箸を贈ったんだ。 『兄婚最高』って書いてあるやつ」 京介「おまえ、シスコンにもほどがあるだろう」 赤城「おまえら兄妹には負けるぞ。 それで瀬菜ちゃんは初め恥ずかしがってたんだけどよ、俺が 『俺だと思って大事にしてくれ』って言ったらな」 瀬菜「ふひひひひひ!ああ、妄想が先走る! これで『お兄ちゃん×箸置き』でもカップリングできる!」 京介「兄と無機物すらくっつけるのかあの腐女子は!」 赤城「その時ふと気がついたんだが、 高坂は妹だと思ってる箸を食事ごとにぺろぺろしてるんだな」 京介「ぶっ! そ、そんなわけあるか!」 -------------
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1418.html
姿を現した…すなわち、能力を発動した状態で、赤い靴は契約者の少女と共に歩いていた マッドガッサー一味が、不意打ちが得意である事がわかったから、一応警戒しているのだ 一応、赤い靴は既に女性の姿にされている 次に襲われたらどうなるか……は、残念ながら、赤い靴には容易に想像できた 契約者のほうは、あまり想像できていないようだが …いや、想像などしてほしくない まだ10歳にも満たないロリに、そんな事を想像してはほしくないものだ ロリはピュアが一番だろう、常識で考えて 「…どう?気配は感じる?」 「いや、あまり……そもそも、マリ・ヴェリテのベートは気配を隠すのが得意だしな」 学校町は、都市伝説が多い だから、その他の都市伝説の気配に紛れ込まれたら、どうにもならないだろう つまるところ…警戒しているしかないのだ、自分たちは ならば、騒動が治まるまで…元に戻る方法が見付かるまで、こうやってうろつくべきではないのかもしれない しかし、それでは契約者が納得しないのだ ガタガタ震えて閉じこもるのは御免、という事だろう その気持ちは赤い靴もわからないでもないが……契約者に、危険は及んで欲しくない 己の身体能力が、本来の姿の頃に比べて明らかに落ちている事を、赤い靴は自覚している 本来の自分ならば、あの時…Tさんたちと共にマリ・ヴェリテに遭遇した時、押さえつけられても反撃できたはずなのだ しかし、あの時の自分は、押さえつけられた状態から動く事すらできなかった 元々、熊くらいなら軽く殴り殺せるだけの腕力はあったから、女になった今でも、猪を押さえつける程度ならできるかもしれない だが、それでも……力が、足りない ……今のままでは、契約者を護れるかどうかも、危ういのだ 出来る限り、早く元に戻りたい まぁ、中和方法も聞いた訳だが、あれは却下。色んな意味で 主に、契約者に見せられないよ!聞かせられないよ!!的な意味で ……と そうやって、考え事をしていると 「……む、気配を感じる」 「本当?」 「……空中から。魔女の一撃が仲間にいると言っていたから、そっちだろう」 「……空中、はまずいわね」 戦闘能力に関しては、自分たちは接近戦闘能力しか持っていない …一応、赤い靴には銃器の類を扱う知識はあるが、そんな物もっていないし、使いたくもない とにかく、空中から襲い掛かってくる魔女の一撃相手には、あまり有利な戦闘は期待できない 「向こうがこちらに気づいているかどうかわからんが……襲い掛かってきたら、退くぞ?」 「えぇ、わかってるわよ」 むすっとした表情を浮かべながらも、同意してきた契約者 今の自分達の戦闘力が下がっている事は、彼女も自覚してくれている 空を飛ぶ都市伝説の気配は、ゆっくりと近づいてきていた …気づかれている、ような気がする そろそろ、異空間を形成した方が良さそうだ 赤い靴がそう考え出した、その時 「--------っ!!」 獣の気配 マリ・ヴェリテの気配 「不味い……っ!」 「え?きゃあっ!?」 咄嗟に、異空間を形成する そして、そこに咄嗟に契約者だけを押し込めて… ばしゃり 赤い靴の頭上に、空から液体が降り注がれた 一歩遅かったら、契約者にもこの液体は降り注いでいた事だろう 急いで、赤い靴も異空間に逃れようとしたが 「----ぅあ!?」 じわり 体に、熱が篭る 体に力が入らず…集中が乱れ、異空間に入り込めない これは、まさか 「……ッ媚薬、か」 「ひっひっひっひ!!あぁ~~ったりぃ!」 けたけた、箒にまたがる魔女が下りてきた ……っち、ババアか 「…何だか、この姿になってから始めて、ババアと認識された気がするわ」 「ババアー?」 てちてち 駆け寄ってきた、幼女姿のマリ・ヴェリテ じっと、赤い靴を見つめてくる 「……前は、よくも騙してくれたな」 「騙すー??」 マリ・ヴェリテはかくんっ、と首をかしげて …そして、笑った 「ひゃはははは、お前が勝手に騙されたんだろぉ?」 どしゃり その場に押し倒される 時刻は、夕暮れ時 場所は……北区の公園 辺りに人気など、ない 「…んじゃあ、楽しませてもらうか」 「ひひひっ、ごゆっくりぃ!私は、主のところに帰ってるわね」 人狼姿になったマリ・ヴェリテが、赤い靴の体を担ぎ上げる きょろ、と辺りを見回し…より、人目に付かないであろう茂みまで、赤い靴を連れ込んだ どさり、そこに投げ込まれる 「ぐ……っ、お前の獲物は、女子供だけだったはずだが…」 「ひゃっはは、お前も今は女だろぉ?」 びりぃっ!と 音を立てて、着衣が引き裂かれる ふるんっ、と豊かな胸元が晒され、体が震えた 先ほど駆けられた媚薬の影響でか、体が熱い ぴちゃり、降りてきた舌の熱い感触に、体が跳ねる 「…っやめ……精神が男の奴をヤっても……楽しくはないと思うがな……!」 「そうかぁ?結構楽しいもんだぞ?」 けたけたけた、マリ・ヴェリテは笑う この言い方……既に、何人かを餌食にした後か 残酷な笑みを浮かべて、マリ・ヴェリテは続ける 「本来は男なのに、女にされて、男に翻弄される……その絶望した顔は、見てて楽しいぜぇ?そして、その顔がその内、快楽一色に染まる様子!たまらねぇな」 「………っの、下衆が…!」 ぴちゃり、ぴちゃり 赤い靴を押さえつけたまま、マリ・ヴェリテの舌は、赤い靴の体を滑り続ける 濡れた箇所が空気に触れて、じわじわ、熱を生み続ける 「いいだろぉ?別に。てめぇだって、元々は俺と同じような存在じゃねぇか」 「……っ、誰が……!」 「「赤い靴」。異人が女のガキを連れて行く歌」 ……ぴくりっ 赤い靴の体が、小さく震える 「連れて行ったガキを、異人はどうした?犯した?殺した?食い尽くした?」 「------っやめ」 「お前、古いもんだが……血の匂いがするぜぇ?」 ーーーーーーーーーっ 思い出したくもない記憶が、引きずり出される 血で染まりきっていた、己の記憶を 獲物を見つけて、犯せや犯せ 獲物を見つけて、殺せや殺せ 肉塊にして、見付かったら大変だ それじゃあ、この子をどうしよか? 「…やめ、ろ」 「ひゃはははははは!!変わったつもりかぁ?人殺しじゃない「赤い靴」に!無駄に決まってんだろ!都市伝説が、その生まれの由来から逃れられるとでも思ってんのか?」 のし、と 赤い靴に圧し掛かり、その耳元に口を寄せ…マリ・ヴェリテは囁く 「…俺も、な。人食いをやめようとした時期があったよ。正義面した連中に殺されるのもうざくなったからな………だが、無理だった。体が疼くんだよ。犯してぇ、殺してぇ、食いてぇ!ってよぉ!!俺達は都市伝説だ、人間が噂したその性質から変わるなんざ、無駄なんだよ!!」 ----びりっ、と ジーンズも引き裂かれ、下腹部が露出する ぴちゃり、舌は今度は両足の付け根を味わいだした 「ひぐ………っ、や、め………っ」 「感じちまえよぉ?堕ちちまえばいいだろぉ?お仲間同士、仲良くしようじゃねぇか……人殺しの、人食い同士としてなぁ!」 下衆な笑いが、耳を犯す ぴちゃり、ぴちゃりと、与えられる刺激が思考を掻き乱す 嫌だ 嫌だ、嫌だ、嫌だ!! あの頃に戻るなど、御免だ 自分は、もう二度と幼女を殺したくなどない!! 「…さぁて、そろそろいいかぁ?」 じっくりと味わい尽くされ、とろり、蕩けてしまったそこから、マリ・ヴェリテはようやく舌を放す ……のし、と 赤い靴に覆い被さり、その豊かな胸元をいじくりながら、笑う 「安心しなぁ?すぐに天国見せてやるからよ」 「----っ」 逃げ出そうにも、体に力が入らない 次に来るであろう衝撃に、体を強張らせていると 「----子羊と羊の首を絞めろ」 どこからか聞こえてきた、子供の声 「子牛と子馬と雌ラバの首を絞めろ」 「-------ぐ!?」 聞こえてきた、その呪文のような声に マリ・ヴェリテは苦しみだす 「…我が家でなければ、どこへでも好きなところへ行け!!!」 「がぁあああああああああああああああ!?」 マリ・ヴェリテが耳を塞ぎ、苦しむ その隙を突いて、赤い靴は何とか、その下から脱出した …しかし、体に力が入らず、すぐに倒れそうになって 「大丈夫?」 「……っ、あんた、は」 「…さて」 がちゃり 赤い靴の体を抱えた女性……否、女性にしか見えない男性が、マリ・ヴェリテに銃を向けた 「……覚悟はいいわね?マリ・ヴェリテのベート」 水商売風の服装をした、女性の姿をした男性は ライフルを構え、勇ましくマリ・ヴェリテを睨み付けた 「……「幸運の眉毛コアラ」の契約者の……パパさん、か」 「大丈夫?「赤い靴」さん」 マリ・ヴェリテに向けていた鋭い表情とは違う、優しげな表情を彼は赤い靴に向けてきた 何度か、顔を合わせた事がある相手だから、赤い靴もちゃんと覚えている ……一応、赤い靴が今の女性の体になってからも、一度顔を合わせていたから、きちんと相手もこちらを認識している 「何故…ここに…」 「ちょっとね、お使いの帰りなの」 じゃきん、と 彼は、未だ苦しんでいるマリ・ヴェリテに銃を向けたままだ よろりっ、とマリ・ヴェリテは体を起こす 「くそ…っ、邪魔すんじゃねぇぞ…!」 「あなたは、私の息子の友人の契約している都市伝説を襲っていたんですもの。だから、あなたは私の敵」 …向けられている銃口に、マリ・ヴェリテはやや、怯んでいるようだった マリ・ヴェリテは最後には銃殺された、と伝説で語られている 故に、銃は苦手なのかもしれない 「……さぁ、覚悟はいい?地獄への片道キップ…その地獄への行き先も、生ぬるい物ではないわよ」 「っは!!所詮人間如きが、俺に勝てるとでも…」 「----それはどうかのぅ?」 きひひひひひっ、と 響いた、笑い声 「……んな!?」 げごぉっ、と 何時の間にかマリ・ヴェリテの背後に現れていた、巨大な蝦蟇 それが、べろぉんっ、と………一瞬で マリ・ヴェリテをその巨大な口の中に、飲み込んだ 「きひひひひひひひひっ!!大した事もないのぅ!」 けらけらと、滝夜叉が笑う その影には、赤い靴の契約者の友人である、「幸運の眉毛コアラの契約者」の姿があった 「うー!滝夜叉強いー!うーうー!」 マリ・ヴェリテを飲み込んだ巨大蝦蟇は、静かにそこに存在し続けている …ぱさり 赤い靴の肩から、コートがかけられた 「大丈夫?あなたの契約者は?」 「……何とか。彼女は、異空間に避難させたから無事だし…何も、見ていない」 何も見ていない 何も聞いていない 知らない、わからない 自分が、マリ・ヴェリテにされた事を彼女は何も見ていないし知らない 自分が、マリ・ヴェリテに言われた事を、彼女は何も聞いていないしわからない ………彼女は、何も知らないままでいい 「とにかく、場所を移動しましょ?」 「あぁ…そう、だな」 …ひとまず、服が欲しい いや、その前に、契約者を異空間から出してやるべきか 赤い靴が、異空間を解除しようとすると 「………うー!不吉、うーうーうー!!」 「-----っ」 …げごっ!?と 蝦蟇が、苦しげな声をあげ出した その背中が、不気味に盛り上がり始める 「-----っまさか!?」 ぼごぉっ!!と 蝦蟇の背中が……裂けた そこから、血塗れた巨大な獣が姿を現す ---おぉおおおおおおおおおん!! 獣の咆哮が、空気を振動させる 「…あの程度では死なぬと言うか!?」 滝夜叉が、今度は髑髏を出現させてマリ・ヴェリテを攻撃しようとする しかし、マリ・ヴェリテは身を翻し……こちらに背を向けて、一目散に逃げ出した 「逃がさないわっ!!」 ずどぉんっ!と銃声が響く しかし、マリ・ヴェリテは素早い動きでその銃弾を避け、公園から逃げ出していった その姿は、一瞬で見えなくなる 「…追いかけるわ」 「いや、待て……相手には「爆発する携帯電話」や「13階段」がいるんだ。そいつらが戦える場所におびき寄せられると…不味い」 ---薬の影響が、ようやく抜けてきたようだ 都市伝説であるが故に、影響が薄れるのが早いのだろう ようやく、意識がはっきりとしてきた 「うー……「13階段」は不吉ー!階段の中に飲み込まれるー!うーうー!!」 「…仕方ないのぅ」 「幸運の眉毛コアラ」の少年の言葉もあって、滝夜叉とその契約者である彼は止まってくれたようだ ほっと、赤い靴は息を吐く ……あぁ、そうだ 早く、契約者を異空間から、出してやらないと 空間を制御して、現実と異空間の間に隙間を作る そこから、こちらを見ている契約者の姿が… 否 睨んでいる、契約者の姿が見えて 「-----がはっ!?」 契約者の放ったとび蹴りを、まともにくらい 赤い靴は、その場に突っ伏したのだった 「っあんたねぇ!!いきなり人だけ異空間に押し込んで!!あんたがなかなか来ないもんだから、どれだけ心配したと思ってるの!?」 「よし、まずは落ち着け。わりと本気で痛い」 みし、と 遠慮なしに後頭部を踏みつけられる うん、その、痛いのわりと平気でちょっぴり気持ちいいのだが、地面とキスしたままはちょっと 「うー、怒っちゃ駄目、うー」 「う……わ、わかったわよ」 あぁ、ありがとうコアラショタ そのピュア心がありがたい 「この人は、あなたを護ろうとしたんだから。あんまり怒っちゃ駄目よ?」 滝夜叉の契約者も、援護射撃してくれた …やや、むすっとした表情のまま、契約者は赤い靴を見下ろしてくる 「…あんたは、あたしが契約した都市伝説なんだから。勝手に一人で危険な状態になってるんじゃないわよ。わかった?」 「………わかった。善処する」 小さく、苦笑する …まったく、このお嬢様ロリは こちらのことを、所有物とでも思っているのか ……まぁ、それでもいい 彼女に、あの残酷で残虐で、血にぬれてばかりだった頃の自分を、知られないですむのなら そんな扱いでも……自分は、全く構わないのだ 「とにかく…何があったのか聞かないけど、その状況でうろつきまわるのは色々とアレよね、一旦、能力の発動を解除するわよ」 「あぁ、わかっている」 ほぼ全裸の上に、コートのみの姿 この格好で、姿を現したままうろつくのは危険だろう、常識で考えて いや、能力を発動していなくとも、この目の前の親子のように霊感がある相手には効果はないのだが… …ひとまずは、危機を乗り越える事が、できた だが、自分一人では…どうにも、ならなかった やはり、元に戻らなければ……自分は、契約者を護りきれない 目の前の大切な契約者をじっと見詰めながら 赤い靴は、早く元に戻ろうと、決意を新たにしたのだった 終わる 前ページ連載 - 赤い靴
https://w.atwiki.jp/mallow/pages/101.html
PCデータバンク「シセ(Cisse)」へ 人名辞典に戻る ロスベルク島自警団に所属するエルダナーンの神官少女。 - 2008-10-17 00 56 28 ギルドメンバー最年少の13歳。髪の色:茶色、瞳の色:青、肌の色:白 - 2008-10-17 00 57 00 いわゆる「みんなの妹」ポジション。健気な性格もあり、実に可愛がられている。 - 2008-10-17 00 57 27 レイウォールの侵略で神殿を破壊され、神々にロスベルク島の解放を誓う。 - 2008-10-17 00 57 47 家族は侵略ですべて失っている。 - 2008-10-17 00 58 11 シセの知らないとこで家族が敵側に保護されてたりしないかね。うひひ!?w - 2008-10-17 00 59 09 ザニアはその旗頭になると期待して付き従っている。 - 2008-10-17 00 59 43 ‥‥攻撃魔術では、ザニアより活躍してる、よな?w - 2008-10-17 01 01 23
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2344.html
都市型ゆっくり達の受難 作 キャベツ頭(仮称です。ハチの人から改称しました) ※すっきり描写&スカトロ描写注意(そこまでハードじゃないと思います) 都市に生きるゆっくりは、人間が出すゴミを食料源とする。 家庭のゴミをつめたビニール袋を破かれる側にしてみれば、 そうした行為は迷惑極まりないわけで、即座に対策が講じられた。 「ゆっ!!きょうもゆっくりさがそうね!!」 「「「ゆっくりさがすよ!!!」」」 ニワトリよりも甲高く、耳ざわりなコーラス。ゆっくりれいむの一家だ。 メロンサイズの親一匹に、リンゴサイズの子三匹。子は皆れいむ種である。 これからゴミ荒らしにかかろうというわけで、やる気満々である。 「ちびちゃんたち、ゆっくりがんばってね!おかあさんはここでみてるからね!!」 「「「ゆっくりがんばるよ!!!」」」 ふてぶてしい顔つきでどっしりと構える親れいむ。 どうやらゴミ荒らしが、野生における狩りに等しい行為となっているらしく、 子れいむたちは今日がその「狩り」デビューの時らしかった。 「まずは、じゃまな“あみ”をくぐってね!!でないとちかづけないよ!!」 「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」 カラスよけの網をくぐって、ゴミ袋を食い荒らすと言うのが、 ゆっくりのやり方だった。そこで、第一の防波堤として、 特殊な素材で編み上げたネットが用いられた。 「ゆっくり、ゆっくり……ゆっ?」 勢い良く近づき、ネットをくぐろうとした一匹の子れいむ。 違和感をおぼえ、一歩飛びのいたが、既に遅かった。 その体には、格子状の切り込みが入り、うっすらと餡がにじみ出している。 「ゆぅああああああああ!!!いだいよおおおおおおおおおおお!!!」 「どぼじでええええええええええええ!!!!???」 素材としてピアノ線を用いたネットは、いともたやすく、 饅頭の体を切り裂いた。 ぱっくり、ぱっくりと幾つも傷口を開き、絶命する子れいむ。 「もうやだ!!おうちかえる!!!」 「ゆっ!!!まっで、いまがえっだら、ごはんがたべられないよ!!!」 この場を去るか否かで揉め始めた親子。 本当は子れいむたちの判断が正しかった。ここで第二の防衛システムが作動する。 「そんなにごはんがたべたいなら、おかあさんだけここにのこってよね!! れいむたちしにたくないよ!!」 「そうだよ!いじきたないおかあさんはゆっくりいつまでもここにいてね!!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお!!!?……ゆぴぴっ!!!!!」 仲間割れした親子。そこに高圧の冷水が吹き付ける。 しつこく居座るゆっくりを退治するのと、 ネットにかかって死んだゆっくりを掃除する為の、洗浄用スプリンクラーだ。 強烈な水圧の為、触れるそばからゆっくりは粉みじんになっていく。 「あ゛ああああああ!!!!!!おがーざ いぴぴぴっ!!!」 「どぼじでえええええええええ べべべべ!!!!」 無残な餡塊となったゆっくり一家は水の流れに乗り、道路脇の排水溝へ一直線。 道路も綺麗に洗うことができて、一石二鳥である。 このおかげで、路上のゴミ袋を狙うゆっくりは絶えていなくなった。 「ゆぅ~これじゃ、まりさたちちっともゆっくりできないよ!!」 「れいむもおなかぺこぺこだよ!!ゆっくりごはんがたべたいよ!!」 不満を爆発させる、ゆっくりまりさとゆっくりれいむ夫婦。 数日前から降り続く雨と、人間の仕掛けたトラップのせいで、 いつものように餌を取りに行くことが出来ず、飢餓状態となっている。 ドブに突き出した家庭用の排水管にもぐり込んで、 命を永らえたのだが、もはや飢えと渇きは耐え難かった。 当然、排水管の中には、何の蓄えもない。 「ねぇれいむ、このなかをさがしてみようよ!」 「ゆぅ~、そうだね。おそとはあめさんがふってるからしかたないね…」 本来、暗くてじめじめした場所を好まないゆっくり。 デリケートなれいむは特にそうで、乗り気ではなさそうだが、 このままじっとしていても埒が明かない。 疲れた体に鞭打って、のろのろと排水管をさかのぼる二匹のまんじゅう。 「ゆっ!?まりさ、あかりがみえるよ!!」 「ほんとう!!?これでゆっくりできるね!!!」 「ゆぅ~、でもたかくてとどかないよ!!! これじゃぜんぜんゆっくりできないよ!!!!」 見上げれば確かに光が見えるが、ほぼ垂直に伸びる管。 これを登っていくのは、かなり骨が折れそうである。 「れいむ、ゆっくりとまりさがふみだいになるよ! そうすれば、くだにひっかかってよじのぼれそうだよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 まりさが下敷きになり、れいむがそこに飛び乗る。 饅頭にしては良く考えたもので、自らの体の特性を生かし、 ぎゅうぎゅう詰めの状態で、体を蠕動させることによって、 じわじわと管をのぼっていこうというのだ。 「ゆっくりのぼるよ!!」 のろまなれいむはまりさの助けを借りて、 まりさは自慢の跳躍で、うまく足がかりを得て、 二匹は順調に排水管をさかのぼってゆく。 体力のとぼしいれいむは、途中で何度も休息をとりつつ、 のぼり続けて、気が付けば管の出口にいた。 「まりさ、でぐちだよ!!れいむやったよ!!」 「ゆっくりいそいで、まりさもゆっくりさせてね!!」 まりさのくぐもった声。れいむはぶよぶよと体を動かし、 管から飛び出した。続いてまりさも、同じように飛び出る。 薄暗いその場所は、使われなくなった廃屋のトイレで、 その排水管は、和式の便器に繋がっていたのだった。 「ゆぅ~、やっとゆっくりできるね、れいむ!!」 「そうだね、まりさ!!やっぱりまりさはかしこいね!! れいむほれなおしちゃったよ!!」 「ゆぅ~ん、はずかしいよ…」 顔を赤らめ、恥じらいながらも、れいむの言葉に満更でもない様子のまりさ。 いつしか二個の饅頭は発情し、激しく体をこすり合わせ、 ぎとぎとした粘液にまみれている。 「んほおおおおおおおおおおおおおおお!!ばでぃざ!!!」 「きひいいいいいいいいいいいいいいい!!でいぶぅ!!!」 干上がった和式便器の中で愛を叫ぶ、つがいの饅頭。 そこに闖入する者があったが、二匹は気付く由もない。 「これ、お前さんたち」 「「んひひひひひひひひ、ほおおおおおおおおお」」 「これこれ」 「……ゆ゛っ゛!!!!???おじさんだれ!!!?」 「わしはこの家で雨宿りしているホームレスじゃ」 「れいむたちすっきりー!するんだからじゃましないでよね!!!」 「こりゃすまんすまん。しかし、雨で体が冷えて、催してきてのう」 「もよおす?もよおすってなあに?おいしいもの?」 「うーん、食ったことが無いからわからんのう。試してみるか?」 「「ゆっくりたべたいよ!!!」」 「よしよし。それじゃ、そこに座って待っておるんじゃ」 「「ゆっくりりかいしたよ!!!」 言うが早いか、尻をまくって突き出し、力みだす老人。 その様子に目を白黒させる二匹の饅頭だが、望みのものはすぐにやって来た。 「ゆっ!ゆっくりでてきたよ…」 「ゆっくりたべさせてね!!ゆっくりさせてね!!」 「こ、これはゆっくりできんほどの量じゃぞ…!!」 飛び出したのは、悪臭を放つ、暗褐色の巨大な塊だった。 それが、れいむの右顔面を直撃し、穿つ。 「ゆっくり、ゆっく…… づぶぶびびっ!!!」 「でいぶうううううううううううううう!!!」 恐るべき質量を持った、ゆっくり風に言えば、うんうんの塊は、 新幹線のような勢いで、れいむに激突した。 やわな饅頭が耐え切れるはずもなく、 れいむの顔面はいともたやすく吹き飛び、うんうんに混じってわからなくなった。 「ゆぎゃああああああああああああああああああ!!!!! いだいよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!おうぢがえる!!! いまずぐがえる!!!!!」 「でいぶ!!!!!!!!でいぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「これはしばらく止まらんぞ!!東京から終点までノンストップじゃゾイ!」 便器にこんもりとしたうんうんの山ができあがり、 黒い新幹線はJR博多駅へ到着していた。 顔半分となったれいむは虫の息で、まりさもすっかりうんうんまみれである。 「いやあ、すっきりしたわい。おまえさんたち、味の方はどうじゃったかな?」 「ゆ……ゆっぐり…じねぇぇ……」 「……!…!…………!……」 まりさが悪態をつき、ハーフれいむがビクンビクンと痙攣して、 老人の言葉に答える。もはや、先は長くないだろう。 「よしよし。後は流して仕舞いじゃな」 その言葉とともに、老人が紐を引くと、赤さびた水が勢い良く噴射し、 すべてを押し流してゆく。幾度も紐を引いたので、 数分後には、すべてが綺麗に洗い流されていた。 「なんと、まだ水が出たとはのう。これで、わしもホームレス脱却じゃな」 つい先ほどまで、苦労してよじ登っていた管の中を、 ひどい臭いのする水とともに流されながら、まりさはひたすらに、 つがいのれいむのことを思っていた。 死ぬ前に、もう一度だけ、もう一度だけ「すっきりー!」をしたかった。 するはずだった。それが、すっきりしたのは、わけのわからないじじいだった。 目の前を、半分だけになったれいむが、うんうんとともに流れていく。 急速に近づく外の明かり。 まりさは、降り続く雨のことを思い出し、溶けはじめている体で、 なおも「どうしよう」などと考えたが、排水管から勢い良く飛び出して、 ドブの壁面に激突し、放射状の餡塊となった。 ほんの数秒前、同様の餡塊となったれいむの上に折り重なるようにして。 ドブに張り付いた、ふたつの饅頭。 しかし、その痕跡すら、後続の汚水が洗い流してしまうのだった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/120.html
naviで指定しているページは存在しません 公園を去ったアキは、ひとまず倉庫へと足を運んだ。 あの男と…… 組織と、自分自身に決着をつけるために。 あれだけ晴れ晴れと朝日が昇っていた空は、いつの間にか曇天へと様変わりしている。「嵐が来るな……」 次第に強まる風足をその身に受けながら、アキの瞳には覚悟が満ちて行く。 倉庫に着く頃には、嵐も本格的なものになっていた。 ポッポやオニスズメの群が山へと飛び去っていく。 嵐から逃げるためなのだろう。「……ははは、あのオニスズメ…… 何かくわえてやがる……」 燃え尽きた倉庫の前に立ち、そんな一団を眺めながら呟く。「また独り言かよアキィィ…… ひひひヒャハァッ」 不愉快な笑い声に振り向き、相手を見据えながらアキも笑う。「ああ、ははは…… 昨日、お前に言いそびれてた事があるんだよ……」「ふひひひゃひゃ、遺言か? 聞いても何もしてやれねぇよ、ごめんなぁ? ヒヒ…… ヒャハァッハハハ!!」 その笑い声に溶け込むように、数百単位の羽音が響く。 殺意に満ちたオーケストラを聴きながら、アキもまた…… 笑う。 諦めも怒りも無く、向かい合う男とは対照的な…… 無感動な薄ら笑い。 異常な空気を覆い尽くすかのように、雨と風が勢いを増していく……。 ――勝負は、あっけなく終わってしまった。 すでに先日の倉庫でのやり取りで、大半のスピアー達が弱っていた。 挙げ句、一昼夜に及ぶ捜索。 笑う男自身、あの最中で手傷を負っていたのだ。 アキは男に狙いを定めていた。 恐らく、この場で死ぬ事を覚悟していたのだろう。 襲い来る槍に怯む事無く、真っ直ぐに…… 不愉快な笑い声を上げる男に走りゆく。 肉が裂け、血が滴り、それでも尚……。 ――アキの足元には、すでに笑い声を上げることの無い男の身体が横たわっていた。 主人を亡くしたビークイン達は、その途端に嵐の空へと姿を消していった。 首があらぬ方向へと捻曲がった男を見つめながら、やはり……アキは無感動に笑う。 全てを諦めたかのような、もう取り返しのつかない罪を背負った男の笑い顔は…… まるで泣き顔のような様だった。 翌日、アキは一晩中街を徘徊した後に、あの公園へと足を向けていた。 最期に、見たい光景があったからだ。 公園の入り口に立ち、アキはその場にへたり込んだ。 力無く、それでも前を見つめながら……。 そこには、1匹のポケモンと……少女の姿があった。「……学校、遅れちゃいました」「……」「……この子、ずっと待ってたんですよ?」「……」 少女もポケモンも、雨に濡れて立っていた。 壊れた傘を傍らに、顔に笑顔を貼り付けて。「……なにか、言ってあげて下さい」「……っ」 何も言えない男に、そのポケモンが歩み寄る。 そして……「……っぐぼぁっ!!? ぃ痛ったぁっ!?」 その特徴的な大顎で、アキの顔面を殴り飛ばしたのだ。 そして、訳も分からず頬をさするアキの背に、そっと…… 震えながら抱きついた。「うん…… もう大丈夫みたいですね……」 小声で囁きながら、少女はその場を後にした。「……ごめんな、ごめんなクチート……」 泣きじゃくりながら、アキは初めてそのポケモンの名を呼んだ。 空に立ち込めた雲が晴れ、眩い朝日が街を照らす。 ――数週間後、1人の男が…… 犯した罪を償うために、町交番へと顔を出す。 その姿を、ある少女と…… 1匹のポケモンが見つめていた。 男はそのポケモンにひたすらに謝り続けて…… 最後に、「ありがとう」と微笑んだ。 罪を償い終えた男と、1匹のポケモン…… クチートが、再び出逢う日が訪れるかは…… まだ、誰にも分からないが……。 男は…… ある誓いを言葉にする。「再び逢える日が来たら、笑顔で抱きしめてやるんだ」と……。 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/44570.html
【検索用 あいいろのひひ 登録タグ CD CDあ r-906CD わたなしCD フミヅカイCD】 + 目次 目次 CD紹介 曲目 リンク コメント わたなし r-906 フミヅカイ 流通 即売 通販 発売 2019年10月27日 2019年11月3日 価格 ¥1,000 サークル 青色向上委員会 CD紹介 青をテーマにしたストーリーを題材に3人のボカロPが書き下ろしたコンピレーションアルバムです。 CD名:『藍色の日々』(あいいろのひび) ジャケットイラスト:なっさん Mastering:のいず タイトルフォント:東南機構 Track6のベース:晃 M3-2019年にて頒布された。 BOOTHにて通販(現在は在庫切れ)とDL販売が行われている。 曲目 八月の栞 / わたなし A rainy dancer / r-906 描く / フミヅカイ 夜が引いていく / r-906 遊覧逃避行 / r-906 哲学者と夕暮れ / フミヅカイ 七月より / わたなし リンク BOOTH(ディスク版) BOOTH(ダウンロード版) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki-story/pages/137.html
『お目覚めか?』 スーツ生足な女が目覚めた。 女の名は未来 未来は目覚め早々おかしかった。 身体の自由が効かない。 ドアが開かれた 『おはよ❤︎』 高見沢の姿が、だが いつもと様子が違う 黒マントに身包んだ姿ん。 「え・・・・・・高見沢?」 『高見沢?・・・違う、オレはタミタだぁ』 「タミタ・・・?・・・ここって・・・・・・」 『さ、どこかな?』 「‼︎」 ド ン 未来の身、 手腕は手首に枷が嵌められた、 ワイヤーにより多少の自由は確保さる。 臀、脚付根付近で枷で固定されているん。 二本ある足脚、片足は真っ直ぐ延ばされた感じに足首枷で固定、 もう片足は膝を立たせ足が斜めに固定さるよう足首に固定 「何これ⁉︎; どういうことなの⁉︎ これ、あなたがしたの⁉︎」 『未来ィ これなーんだ♪』 「くつ?」 未来は自らの足を見つめる 脱がされていたこと知るあ 「・・・・・・」 私のだ・・・・・・ 「あなた どういうつもり⁉︎ これ今すぐ外しなさい!」 『おぉ、いつもより怖い顔してますよね。 僕に微笑みかけてくれたこと なんて 一度でも ありましたっけ?』 「だ、だったら何よ そんなこと どうでもいいわ 早く外しなさいよ!」チラッ 『どうしたら 笑ってくれますかねぇ?』 「知らないわよ そんなこと!」 すでにイヤな予感はしていた 『何をされても笑わない?』 「・・・何よ・・・」 『笑わすには、コレしか ありませんよね こうやって・・・・・・ ひっひっひっ・・・』 タミタは、手を構え、指を鷲のように曲げ。 その手の形!を見て未来は察した。 「ま、まさか・・・」 『未来んは くすぐりに弱いですか? . どんなふうに 笑うのかなぁ?』 「だめーっ!;」 「アア、アタシの体に少しでも触ったら許さないから! こんな事して、ただじゃ済まないわよ!今なら 間に合うから、外しなさい」 『顔も超だけど 足も超キレイだなぁ❤︎』 『そ〜れっ♪』 シャカ シャカ シャカ 「 ひぐぅ・・・・・・‼︎ 」 タミタが未来の足裏に爪で引っ掻い始めると 未来に足裏から体内に入り込むような むず痒感 シャカ シャカ シャカ 『こちょ こちょ こちょ こちょ〜』 シャカ シャカ シャカ シャカ 『ほら笑って❤︎』 シャカ シャカ シャカ シャカ 笑うまいと耐え未来 シャカシャカシャカシャカシャカ 『足の裏 こんなにバタつかせて・・・・・・』 シャカシャカシャカシャカ 『未来は やっぱり強情だなぁ』 シャカシャカシャカシャカシャカ 未来、首を振りやりすごそうとす シャカシャカシャカシャカシャカ 未来は、横向き 一息。 『お⁉︎笑った!』 シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ 「うあっ あっ・・・・・・」 ヒク ヒク 笑ってたまるか・・・・・・! んな様子だ。 こんなヤツのいいようになんて絶対・・・・・・ 「あううううっ あっ・・・・・・あっ・・・・・・」 シャカシャカシャカシャカシャカシャカ あ・・・・・・ 「アッ」 もう・・・ パァ 「アハッ アハハハハハハ‼︎ いやーーーーーーっは はっはっはっはっはっはっ」 シャカシャカシャカシャカ 『わぁ〜 未来って10代の女みたいに笑うんだぁ(棒ふ)』シャカシャカシャカシャカ 「きゃっはっはっはっはっはっ‼︎; やめっ あはっ あはあ; ひゃ〜〜んっダメダメっ; くすぐったあ〜いぃん!;」 「や、やはっ やめなさいっ; あっはっはっはっはっはっ‼︎;」 シャカシャカシャカシャカシャカ 「こ、子どもの頃から 足の裏くすぐられるのは、 苦手なのよーっ! きゃはははははははっ;」 シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ 『分かりますよ こんなに皮が薄くて 敏感そうな足の裏は、 見たことありませんもん』 「あーっはっはっはっはっはっ‼︎;」 何なの・・・・・・? この状況・・・・・・・⁉︎? どうしてワタシが、 こんなふざけた目にあってるの??? 「キャハハハハ;」 足の裏が くすぐったすぎて もう何がなんだか わからないっ・・・・・・ 「お願いっ もう その辺で 止めてっ! あはっ ははは!」 シャカシャカ シャカシャカシャカ 『反省した?』 シャカシャカシャカ 「ぎゃはははっ‼︎; これから毎日、あなたには 笑顔見せるから! あひひっ‼︎; アタシも 悪かったわ!;」 シャカシャ・・・ 『じゃ、くすぐるのは 止めて 舐めます。』 ペロ 「ひゃっ⁉︎;」 ペロペロ 「ちょっ W 何すんのっ!; きゃははっ!; くすぐったい!‼︎!;」 ペロペロ 「やめっ あはははっ;」 ペロペロ 「ギャハハハ;」 ペロペロペ チュパ 「あひゃっは; やっあはっちょっと;」 チュパ 「何すんのよっ; 指しゃぶんないで; きゃっはっはっはっ; はっはっはっはっ!;」 チュパ チュパ チュ くわっ チュパ 俺は チュッパチャップスを 10秒で舐め尽くしてしまうことができるんだ! というかダメ元でやってみたらできたん。 チュパ チュパ ギャハハハハハハ; ペロペロコチョコチョペロペロ (俺は何て 幸せなんだ・・・・・・! 未来の足裏まで舐めたヤローは、 世界で俺だけに違いない・・・・・・っ‼︎!) コチョコチョペロペロコチョコチョ (カワイイ?笑い声聞きながら 誰にも邪魔されず こんなキレイな足を しゃぶれるなんて もう未来も将来もイラネ) 「ふひゃひゃはひひ; お願いやめてーっ; バカになっちゃうっ; てか死ぬーっ‼︎;」 あの冷酷でいて 端整な顔立ちを自慢した 未来が! すました態度の未来が! 俺の舌向 ひとつ で こんなアホ面晒して 笑い 狂ってる・・・・・・っ‼︎! チュパ チュパ チュパ くすぐりは 延々と続いた。 そのままキャバクラから直帰することに なっていたのが災いし この異変に気付く者が現れるまでの数時間、いや数日 どんなに助けを乞おうと くすぐり責めは 終わらない。 まさかオレが、あれが転機か、 ・・・・・・今から4時間先遡る 黒服に追い返され恨み節の高見沢、 とっさに駆け込んだ路地の傍ん 『我が悲願達成のため力を授けよう』 突然黒い煙が高見沢を包み込み 悶え叫び倒れ高見沢 ぬっと起き上がる高見沢 名をタミタに改め改めるんん 黒い煙が怨み心に付け込み高見沢の精神を侵食、タミタとなった。 『未来ィ心配することはない、 キサマは 恐怖を味わうことはないのだからな 伝え聞いた話だと、生きてて辛いんなら その身を とことん使ってやろう』 タミタは未来の延ばされた片足脚の足を口覆舐し、 もう片足脚の足裏を両手で擽りまくる。 両手だしつー、片手で内側に足の丸込む指を反り押し、もう片手で足裏、土踏まず、足指間を擦込 「あひゃっ⁉︎きひひひひひ‼︎; あーっ!あはっあははははは、ヤダーっ!;もうやめへぇ;!」 『ん〜!伝説の超クスグリン!』 女は擽りを止めようと前屈み、ん臀部脚付根の枷を掴む。 だが、これ以上の前屈みをワイヤーが容認せん。 「きゃはははっはっはっはっあははははっはっはっはっはっはっはっ;‼︎;」 ギャハハハ;ハンッ!; ガクッ 『気絶したか。』 ギシ ギシ 『まだ終わらんぞ、今迄否定した分、 くすぐりまくってやる・・・・・・』 参考 エンジェルハト28
https://w.atwiki.jp/karensenki/pages/309.html
日緋色 光儀 (ひひいろ こうぎ) 身長 166cm 体重 53kg 神人類。深淵に住まう神。 青黒い髪の毛をそのまま伸ばしている。白目が黒く、瞳は黄色い。青い肌をしており、捩れた角と悪魔のような尻尾、黒き羽をばら撒く悍ましき翼を持つ。 黒いビキニのようなアーマーを着ている。本人曰く「鎧なんていらねーし」。 その心は幼さが残る故に傲慢で、常に油断し慢心している。が、付け入る隙を全く与えないほどの強さと、相対するものに底知れぬ恐怖を与えるオーラを持つ。 物の可逆と不可逆を自在に操り、彼女の壊したものは彼女が直そうと思わない限り永遠に元に戻ることは無い。その他に冷気と熱気を操ることも可能。 神器は斬刀と撲刀。撲刀で打ち据えた相手を斬刀でとどめを刺す。身体能力を活かした野蛮な戦闘スタイルを好む。 「恐怖と絶望に打ちひしがれな!」 「アタシが、出る必要も無いもの」 「アタシらが負けるとこなんて想像付かないし」