約 2,903,935 件
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/197.html
『新婚生活』 「おかえりなさい」 水色の真新しいエプロンを付けた女性が、にっこりと微笑んだ。その女性の向かいには、スーツの女性が立っており、その女性もにっこりと微笑む。 「ただいまぁ、ハニー」 「………その呼び方はどうかと思うよ」 「やっぱり?一度言ってみたかったんだけどねぇ」 先程の清楚な世界観は何処へやら。ガラガラと音をたてて崩れていく様は、誰にでも見えただろう。 けれど、確かなものはそこにあった。 「なんたって、新婚生活初日だものぉ。色々とやってみたい事はあるわぁ」 「はぁ……程々にね?」 二人は女性同士、つまり同姓である。同姓同士が結婚出来る筈もない。 籍を入れている訳ではない。外から見ればただの二人暮らしに見えるが、ちゃんと式は挙げていた。親しい友人の中でだが。 「改めて。ただいまぁ、蒼星石」 スーツの女性は、蒼星石と呼んだエプロンの女性の頬に口付けを落とした。 「おかえりなさい、水銀燈」 唇の温もりを感じた頬を赤らめつつ、優しい微笑みで答える。 お互い、今の幸せを実感していた。 ――――― 「す、水銀燈…くっつきすぎだよ…」 「いいじゃなぁい。夫婦なんだし」 キングサイズのベッドの上で、四本の腕が絡み合う。 ちなみに、蒼星石は青いパジャマを着ているが、水銀燈はキャミソール一枚だった。 「へ、変な事しないよね…?」 「そう言われるとしたくなるけど、初日はまだしないわぁ」 「初日以外は!?」 「今日だけは……」 少しだけ警戒を見せる蒼星石を、ギュ、と抱き締める。 「貴方を抱き締めて、眠りたいわぁ……」 「……今日だけじゃなくても、良いのに…」 「…………」 「……水銀燈?」 呼び掛けても、何の反応も返って来ない。不思議に思い水銀燈の顔を見てみると、いつも余裕の笑みを見せるその顔は、幸せそうに眠る少女になっていた。 「……水銀燈も、こんな顔するんだ……」 暫く寝顔を見つめていた。が、ふと自分も眠気に襲われ、それに従う事にした。 意識が完全に落ちる前に、水銀燈を、ギュ、抱き締めた。 end
https://w.atwiki.jp/dngssc3/pages/172.html
幕間 『泡沫夢幻』 「ちょっとヒカリ! おーそーいー!」 帽子とサングラスをかけた学生服の少女の透き通った声が、辺りに響いた。 そこに駆けてくる、こちらもまた学校指定のブレザーに袖を通した長髪の少女。 彼女は苦笑しながら、その場に待ちぼうけていた二人の少女に謝った。 「たはは。悪い悪い。数学の補習が終わらなくてさ」 彼女は胸の前で手を合わせる。 その様子を見て、サングラスの少女の隣にいたどこかボーイッシュな雰囲気の少女が笑った。 「ナルちゃんも物好きだね。僕には刈谷先生の良さはわからないなぁ」 ヒカリ、またはナルと呼ばれた少女は慌てたように手を振る。 「そ、そんじゃないってば、ななせ! たしかにあの人はちょっと、ほっとけない部分はあるけれど……って違う! それに刈谷センセ、婚約者がいるんだよ! わたしなんて目に入ってねーの!」 少し頬を赤らめながら首を横に振る彼女に、サングラスの少女が呆れたように溜息をついた。 「あんたの年上好きはどうだっていいから。それより早く案内してよね。こっちはこの後仕事なんだから」 悪態をつく彼女に、ヒカリは笑う。 「ああ、ごめんごめん。天下のアイドル様のお時間を頂戴してるんだから、早くしないとな」 二人を先導するように、ヒカリは歩き出した。 彼女は前を歩きつつ、振り返る。 「……それにしたってその格好、いつもながら用心しすぎじゃないか?」 「う、うるさいわね。この格好は、その、アイドルとしての身だしなみっていうか……」 サングラスと帽子の位置を直しつつ、少し恥じらうように彼女は口を尖らせた。 二人の会話に、ななせと呼ばれた少女が笑う。 「ソラちゃんとナルちゃん、そっくりなのに並んで歩いてるんだから変装の意味がないよね」 「これはヒカリが真似してんの!」 ソラと呼ばれたサングラスの少女の言葉に、ヒカリは笑った。 「美容室じゃ『進道ソラみたくしてください!』って言ったらてっとり早いからなー」 「やめてよ。ストーカーみたいじゃない」 「熱心なファンと言ってくれ。……と、ここだよ。ここ」 ヒカリが案内したのは看板に『Eat like you』と書かれた小さな喫茶店だった。 昭和にでも建てられたかのような古い西洋建築の建物で、二人の少女はヒカリの後に続いて少しためらいながら中へと入る。 中にはアンティークな家具や、南米かどこかのお土産のような雑貨が溢れており、少々雑多な印象を受ける。 誰も客のいない店の奥から柔和な笑みを浮かべた女性が出てきて、少女たちを出迎えた。 「あら、また来たの? いらっしゃい」 にっこりと微笑み大人な女性の雰囲気を出す店主に、ソラとななせは少々気圧された様子を見せる。 ヒカリは特にためらう様子もなく、店の隅にあるテーブル席へと座った。 「今日は友達連れて来たんだ」 「ふふ。それじゃあサービスしなくちゃね」 「やりぃ!」 そんな彼女たちの会話を横目に、ソラとななせは小さく会釈しながら席へと着く。 席に着いた二人に対して、ヒカリは自慢するように笑った。 「この前偶然見つけた店なんだ。オシャレだろー? これがこの店、出てくるものみんな美味いんだよ!」 「オシャレ……。まあ、そう……ね」 柱に立てかけられたどこかの部族が付けているような奇妙な面に視線を送りつつ、ソラは歯切れ悪くそう言った。 その隣で、ななせが元気に笑う。 「うんうん! すっごく可愛いお店だね! 僕気に入っちゃったなー」 「あらあら。ありがとう。そう言ってくれと、とっても嬉しいわ」 店主はメニューと人数分のお冷をお盆に乗せて、彼女たちの席へと持ってくる。 『おしながき』と書かれたそのラミネート加工された紙には、いろいろな品名が書かれていた。 「海鮮丼とかラーメンとか……結構せっそうがない品揃えね……」 メニューを見つめるソラの横でヒカリが手をあげる。 「はい! わたしこのチョコレートパーフェー!」 「はいはい。りょーかい」 ヒカリの言葉に店主はメモを取る。 ソラが呆れたような顔をヒカリに向けた。 「ヒカリまーた甘い物? ……絶対太るから、それ」 「ぐおお! やめてくれ! 今は現実を直視したくない!」 「丸くなったら絶対その髪型似合わないからね。私の引き立て役になりたいならってなら、べつにそれでもいいけど」 「……そのときは厳しいと噂のアイドル式体重管理術を教えてくれ」 ソラとヒカリのやりとりの向こうで、それまで悩んでいたななせが一つ頷いて注文を口にした。 「……うん! 僕はこの牛タン定食! 大盛りで!」 「この時間にそんなにがっつり食べるの!?」 ソラの言葉にななせが「えっ!?」と驚きの声をあげる。 「食べ盛りの乙女はこれぐらい食べないと……」 「乙女の定義がおかしい」 さすがのヒカリもツッコミを入れ、それを聞いていた女店主は笑う。 「いいじゃない、いいじゃない。いっぱい食べる子は好きよ。……それじゃあ、あなたは何にする?」 女性の言葉に、ソラはメニューを眺めた。 「うーん、どれにしようかな……」 ――いや、でも。 ソラの視界がぼやける。 ――だって、そう。 彼女は瞳を閉じた。 ――私に、味なんてわからないから。 § 病院のベッドで進道ソラは目を覚ます。 DSSバトルの録画を見ながら、少々うたた寝してしまったらしい。 画面には以前の試合の様子が流れていた。 「――ああ」 なんて。 「……最低な夢物語」 彼女は白い天井を見つめる。 設定も関係もメチャクチャの、ありえない夢。 絶対に起こり得ない物語。 彼女は自身の頬に、水分が揮発したときのような涼しさを感じた。 「こんな物語……食べられたものじゃあないわ」 彼女は病室で一人そう呟いて、静かに目を閉じる。 その物語の味は塩辛く、それでいて少し苦くて。 そしてどこか、懐かしい味だった――。
https://w.atwiki.jp/4thheart/pages/20.html
■システム関係Q. 会話のスキップ機能無い? Q. OPムービーをまた見たい! Q. アーチに●●がいるのにセーブデータのアイコンは○○になるんだけどこれってどういう状態? Q.初めてで何をすればいいかわからない ■学園生活関係Q. パラ上げが難しい Q. 運動部の練習試合で勝てない Q. 男の子から学食ランチイベントに誘われない Q. 今回も下校って完全ランダム? Q. 「距離を感じる気がする……」って出たのは何? Q. 今作って爆弾爆発する?なかなか爆発の音がしない Q. 記者コマンド成功しないんだけど Q. クラブマスターない? Q. 外出で、みちるが出てくる仕様はキャンセルできない? ■グループ、告白関係Q. グループが作れない Q. グループ作ると喫茶店や追加デートの質問選択肢がグループ専用に変わっちゃうんだけど、通常の質問に戻すにはどうしたらいいの? Q. グループデートに誘ってくれない。全員好き状態だったら発生しない? Q. グループ告白ED、逆転告白EDが迎えられない ■イベント、デート関係Q. デート後のホタルイベントが発生しない Q. 毎回大接近になる Q. (デートスポット)キャンプ場が出ない Q. (デートスポット)わんにゃんハウスが出ない Q. 修学旅行の隠れるイベントで鉢合う相手は完全ランダム? Q. 枕投げの必殺技カットインを飛ばす方法ない? Q. 風真・3年目7月の秘密の電話イベントが起きない Q. 風真・プールや海デートをオッケーしてくれない Q. 颯砂・「胸張って視線は」の画面から先に進めない Q. 颯砂・温水プール(ジャグジー)スチル出ない Q. 本多・課外授業スチルが取れない Q. 御影・課外授業って何ヶ月ペースで開かれるの? Q. 御影・先生狙いじゃないときは課外授業行かないほうがいい? Q. 御影・花火大会、クリスマスパーティー翌日のデートに誘ってくれない Q. 御影・葛藤イベが起きない Q. 氷室・好き状態で修学旅行の夜にスチル出たんだけどこれってとき修? Q. 氷室・修学旅行が心配?の会話が出ない Q. みちる・和菓子屋バイトじゃない方のスチル条件が分かりにくい ■コーディネート・ファッション関係Q. 部屋デートの薄着判定会話が出ない Q. ファッションレベルって好感度関係しますか? Q. 1年目から振袖ってなかなか厳しくない? Q. 白ワンピ、何の属性も上がらないんだけどただのコレクションアイテムなの? Q. 取材できーるサンダルの効果は? Q. 女王養成ギプスや、ガチンコはちまきの効果は? Q. 猫耳ってどんな効果あるんだろう? Q. 水着で最上位属性って作れる? ■バグ・未検証情報・その他Q. 本多・花火に誘って花火大会終了したら急に場面飛んで別のスチルイベに飛ばされる Q. 攻略本は目次や逆引き付いてる?ネタバレ回避したいから紙か電子か迷ってる Q. テレビモードだと不便ですか?スキンシップしづらい? ■システム関係 Q. 会話のスキップ機能無い? A. Lボタン長押し Q. OPムービーをまた見たい! A. タイトル画面で放置 Q. アーチに●●がいるのにセーブデータのアイコンは○○になるんだけどこれってどういう状態? セーブアイコンには親密度がより高いほうが出る セーブアイコンは傷心度も参照したランキング ちなみにクリスマスとか修学旅行とかはセーブアイコンのキャラが優先されるので注意。 Q.初めてで何をすればいいかわからない A. タイトル画面で+か-を押すと説明書が見られる。都度分からないことがあったら+か-でヘルプを見る。 ■学園生活関係 Q. パラ上げが難しい A. 占いを見てコマンド実行する。ラッキーアイテムを身に着けていればコマンド成功率アップ。 初詣では願い事をする前(「何をお願いしようかな」というセリフのとき)に鈴緒に触れると効果がアップするので、学力補強やストレス軽減におすすめ。 バイトをしているとストレスが貯まりやすくややパラ上げには不利。 Q. 運動部の練習試合で勝てない A.部活の実行回数が一定以上ないと勝てない。練習試合後の台詞でどの程度実行回数が足りないかは大まかにわかるため参考にしましょう。(詳しいノルマ値は攻略本を参照) バイトをやっている場合は実行回数が足りなくなりがちなので意識して多めに実行する必要あり。 Q. 男の子から学食ランチイベントに誘われない A. マリィガーデンに3人以上の男子がいる(グループ状態)だとその3人が誘ってくる。 爆弾持ちだったりメラメラ状態だったり多忙だったりすると出てこない。 グループを組んでいない、友好2人の状態でもたまに誘ってくるが、会話内容が虚無。 Q. 今回も下校って完全ランダム? A. 完全ランダムです。 週初めにセーブして下校イベが起きたらお目当ての人がくるまでロード繰り返すといい。 前回下校したキャラは次に出てこない仕様。同じキャラと連続下校は不可。 Q. 「距離を感じる気がする……」って出たのは何? A.ガーデンでアーチ乗ってた状態で1度降りる時に出る模様。 一定期間デート1度もしてないとアーチから降りて、それ発生するっぽい 1回降りてもデートしたらまた登ってくれるからそんな不安にならなくてもいい Q. 今作って爆弾爆発する?なかなか爆発の音がしない A. GS3から1回もデートしなかったら爆弾つかなくなった。だから中々爆発はしない。 ドガーンっていう爆破音は、今作にはない。 パラ萌えしやすくなってるから嫌われる方が逆に難しいかも? Q. 記者コマンド成功しないんだけど A. 対応運勢は行楽なので行楽の運勢が良い日に実行する Q. クラブマスターない? ある。過去作と違い文化部の場合は3年目文化祭後に引退となりコマンド実行できなくなるため注意。 Q. 外出で、みちるが出てくる仕様はキャンセルできない? できない(回避不可)レベル5以降も出続けます。 ■グループ、告白関係 Q. グループが作れない A. 全員、友好以上になってからデートして、3人ともマリィガーデンに登場させるのが条件。(例えば、普通状態でしかデートしておらず、その後プレゼントや月末補正等で友好になった場合はガーデンに出てこないため友好以上になった段階でもう一度デートする必要がある) Q. グループ作ると喫茶店や追加デートの質問選択肢がグループ専用に変わっちゃうんだけど、通常の質問に戻すにはどうしたらいいの? A. 荒業だけど、グループ内の誰か1人傷心状態(メラメラ状態。一度マリィガーデンのアーチに載せてから他の男子をアーチに乗せ、アーチから下ろされた男子の目から炎が出ている状態)になると通常質問に戻る模様。 ちなみに、グループメンバーがメラメラ男子になるとグループが解散されてしまう。再度結成したい場合はメラメラ状態を解消すること。 Q. グループデートに誘ってくれない。全員好き状態だったら発生しない? 最低1人は友好でないといけない。 全員好き以上の状態だと発生しない。 誰か1人の要求パラを満たさないようにすれば、友好状態のままキープできるから最後までグループデートに誘ってもらえる。 Q. グループ告白ED、逆転告白EDが迎えられない A. 別ページ「エンディング関係」を確認。 ■イベント、デート関係 Q. デート後のホタルイベントが発生しない 5月~9月にしか発生しない&大接近が優先される。 上記の点を留意して、↓のコツを活用するのがおすすめ。 2年目5月までに好き状態にさせる、親密度は大接近一歩手前まで上げて放置 →5月から追加デートでホタル出るまでリロ、70%の確率なのでわりと出やすい →9月後半からは親密度上げつつ、ときめき会話後の大接近無しを利用 →10月以降大接近と海会話回収 →3年目4月後半から親密度下げて5月からまたホタルリロ で2年間期間中全部ホタル行けた、ついつい触りたくなるけど我慢。 しばらくタッチせずに親密度下げれば該当の期間中ならホタル行きやすい。 大接近は、事前にデート二回分くらい触らずにいれば確実に起こらない。 3回目デートのときめき会話を出した時の回のデートには大接近起こらない。 Q. 毎回大接近になる A. スキンシップしなければ発生しない ちなみにスキンシップで溜まる親密度と好感度は別物 Q. (デートスポット)キャンプ場が出ない A. 2年目の2月~3月に記者コマンド実行で出てくる。 なので、キャンプ場でのイベントは必ず3年目にしか起こらない。 Q. (デートスポット)わんにゃんハウスが出ない A. 記者コマンドが必要。 記者コマンド実行数が関係しているようなので、記者コマンド集中してやるのがおすすめ。 経験値を蓄積させて、わんにゃんの前に数回「記事作成イベント」を発生させないとダメな模様。 最速で3年目1月の平日・記者レベル3で発生したという報告あり。 Q. 修学旅行の隠れるイベントで鉢合う相手は完全ランダム? A. ランダムなので枕投げは勝たなくてもok。 時間過ぎるまでぼーっとしててもいい。 Q. 枕投げの必殺技カットインを飛ばす方法ない? A. ありません。 ※2022年5月18日のアプデ(Ver.1.1.0)で飛ばせるようになりました。 Q. 風真・3年目7月の秘密の電話イベントが起きない A. フリマイベント必須。 ※攻略本記入漏れ(公式から発表あり) ≪お詫びと訂正≫ときめきメモリアル Girl’s Side 4th Heart 公式ガイド【ビーズログ.com】 https //www.bs-log.com/20211101_1414832/ Q. 風真・プールや海デートをオッケーしてくれない A. ゲーム開始後三回までは断られない(バイト日は除く)仕様なので利用しよう。 通常の場合だとときめき状態でもかなりの確率で断られるので根気よく。 Q. 颯砂・「胸張って視線は」の画面から先に進めない A. 唇の辺りをスライド Q. 颯砂・温水プール(ジャグジー)スチル出ない 友好以上発生。期間はいつでも大丈夫。 温泉好きなのは事前に聞いていなくても大丈夫。 (冬春は起きず秋で出たという証言もあり) Q. 本多・課外授業スチルが取れない 御影先生が課外授業に誘ってくる時点で行先が決まっているので、誘って来た週でセーブ分岐&リロードがおすすめ。 Q. 御影・課外授業って何ヶ月ペースで開かれるの? A.季節に1回(4、7、10、1月)。 Q. 御影・先生狙いじゃないときは課外授業行かないほうがいい? A. 先生入りのグループ作る目的ではない限り、一切出ない方がいい。 Q. 御影・花火大会、クリスマスパーティー翌日のデートに誘ってくれない A. 7月、12月の日曜を他の男子とのデート約束で埋めて前の週でリロード繰り返して出来たよ Q. 御影・葛藤イベが起きない A. 大接近一回目が成功した次以降のデートの帰宅時にイベントが起こる 大接近二回以上成功していても、時期になればイベントは発生するので大丈夫 Q. 氷室・好き状態で修学旅行の夜にスチル出たんだけどこれってとき修? A. 修学旅行の夜にスチル出る時点で好き確定だからとき修です。おめでとう。 Q. 氷室・修学旅行が心配?の会話が出ない A. 下校会話です。 修学旅行1週間前をひたすらロード繰り返したら見られたよ はばちゃイベントとか風真くん誕生日とか結構手間あるけど Q. みちる・和菓子屋バイトじゃない方のスチル条件が分かりにくい A. 喫茶店で恋愛について聞いたあとの文化祭で発生。 ひたすら下校で喫茶店狙って3年目文化祭までに間に合えば大丈夫。 ひめ椿屋でバイトして友好度高めて下校リロード延々と繰り返したらギリ間に合うよ バイト実績でも友好度上がるし ■コーディネート・ファッション関係 Q. 部屋デートの薄着判定会話が出ない A. 部屋デート特有の反応は特定のトップスとボトムス(またはトータル)の組み合わせかつ重ね着してない状態じゃないと駄目だよー アウターは着ても大丈夫だけどかなり薄着なので特に冬場は寒い判定入りがちだから気にする人は頑張れ 胸が空いてるキャミとそうじゃないキャミがあるから、レースキャミソール、チェーンホルターキャミならいけるはず Q. ファッションレベルって好感度関係しますか? A. ファッションレベルが高いと上位属性作りやすくなるから2年になるまでにレベル3以上に上げるのがおすすめ Q. 1年目から振袖ってなかなか厳しくない? A. 1年目、持ってる服全部売る+ポイントカードの半額割引で買ったよ~ 序盤の長袖トップスとスカート1.2着ずつ、アクセ、浴衣水着でポイント貯めてセール行けばいける Q. 白ワンピ、何の属性も上がらないんだけどただのコレクションアイテムなの? A. 連続で着ていっても怒られない・買い物の外出イベントが起きやすくなる Q. 取材できーるサンダルの効果は? A. 取材コマンド成功時のリッチ獲得量が増える Q. 女王養成ギプスや、ガチンコはちまきの効果は? A. 基本的な事は、前作GS3のご褒美アイテムページを参照 https //w.atwiki.jp/3rd_story/pages/41.html (今作との細かな違いは未検証です) Q. 猫耳ってどんな効果あるんだろう? A. わんにゃんハウスにつけていくといいよ Q. 水着で最上位属性って作れる? A. 水着固有のスペックによる模様。 オフショルダーフレアビキニ(パステル緑)が単品で小悪魔ついたと報告あり。 ■バグ・未検証情報・その他 Q. 本多・花火に誘って花火大会終了したら急に場面飛んで別のスチルイベに飛ばされる A. 2021.11.6時点でアナウンスはされていませんがバグのようです。 花火だけではなく夏に臨海地区のイベントに誘うと発生する模様(発生確率はまちまち)。 アルバムにも勝手に登録されてしまうので注意。 Q. 攻略本は目次や逆引き付いてる?ネタバレ回避したいから紙か電子か迷ってる A.電子書籍ならページジャンプできる目次はついている。逆引きは無い。 ただイベント条件の隣にスチルがバーンと載ってるので紙版買ってスチル部分は隠して使うのがいいと思う Q. テレビモードだと不便ですか?スキンシップしづらい? A. 接近モードはそりゃタッチの方が操作性いいだろうけど カーソル近づければ勝手にハートに吸い寄せられてくれるから難しくはないよ やり方分かってからは失敗したことない カーソル動かすと勝手にハートに吸い寄せられていくから、 タッチ(ハートがドクドクしてる)→Aボタン押す 溜めタッチ(ハートの周りにハートが浮かんでる)→Aボタン長押し スライド(ハートが斜めに動いてる)→Aボタン押しながらカーソルを斜めに動かす ぐるぐるタッチはスライドときの要領でAボタン押しながらカーソル回す
https://w.atwiki.jp/datemen-atwiki/pages/16.html
おはなし中に、デートに誘われることがある。 デートを受ける場合、時間を指定(翌日の4 00、06 00、08 00、10 00、12 00、14 00、16 00、18 00、20 00、22 00)し、約束時間の前後15分の間にマイルームに行くと"デート"というアイコンが表示される。 デートをすると、選択肢によって親愛度やごきげんが上がったり、アイテムがもらえたりする。 断ることも出来るが、親愛度とごきげんが下がってしまう。 デートの場所は、堕天メンのレベルが上がると増えていく。 種族 デート場所 選択肢 上昇値 妖魔 ファミレス「ガスコ」 水で良いかな… ごきげん+6 ドカ盛りステーキセット!! ごきげん+3 ショッピングモール この服似合うかな? 親愛+8 パワーストーンだ! 親愛-4ごきげん-4 映画館「TOYO」 「キルデビル」観よう ごきげん+8 「水立ちぬ」観よう 親愛+5ごきげん-3 ゲームセンター「スガ」 パズルゲーム 親愛-5ごきげん-5 プリクラ 親愛+8 山へハイキング 悪魔に太陽って… ごきげん+ 散策しよう! ごきげん-5 水族館を楽しむ お魚いっぱいだね 親愛+5 サメがいる! ごきげん+ 動物園で癒される ライオン! 親愛-10 動物の赤ちゃんコーナー! 親愛+7ごきげん+8 スポーツセンター バッティングマシン 親愛-5ごきげん-5 卓球 親愛+5ごきげん+5 公園でほっこり もらう 親愛+10ごきげん+10ほんの気持ち×1 いらないかも… 親愛-10ごきげん-10 デュラハン ファミレス「ガスコ」 コーヒー飲もうかな ごきげん-6 ドカ盛りステーキセット 親愛+5 ショッピングモール この服似合うかな? 親愛+7 この人形可愛いね 親愛-4 映画館「TOYO」 555わんちゃん ごきげん+ 「ゾンビハザード」観よう 親愛-10 ゲームセンター「スガ」 クレーンゲーム 親愛+9 パズルゲーム ごきげん+6 山でハイキング 散策 ごきげん+ お昼寝 親愛+10 水族館を楽しむ イルカショー 親愛+10ごきげん+ 熱帯魚 親愛+6 動物園で癒される ゴリラ ごきげん-5 赤ちゃんコーナー 親愛+10 スポーツセンター ダンベル ごきげん+7 ランニング 親愛+4ごきげん-2 おうち TVゲーム ごきげん+ まったり 親愛+6 マンモン ファミレス「ガスコ」 コーヒー飲もうかな 親愛-4ごきげん-4 ドカ盛りステーキセット!! ショッピングモール この服似合うかな? ごきげん-7 このマグカップ可愛いね 映画館「TOYO」 「555わんちゃん」観よう 親愛+ 「ゾンビハザード」観よう ゲームセンター「スガ」 ガンシューティングしよう ごきげん+6 プリクラ撮ろう! 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター 公園でほっこり もらう 親愛+10ごきげん+10ほんの気持ち×1 いらないかも… 親愛-10ごきげん-10 ムルムル ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター サマエル ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター ネフィリム ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター インキュバス ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター ヴァンパイア ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター ヒュドラ ファミレス「ガスコ」 ショッピングモール 映画館「TOYO」 ゲームセンター「スガ」 山でハイキング 水族館を楽しむ 動物園で癒される スポーツセンター 追加・修正情報を、お気軽にお寄せ下さい。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/streetpoint/pages/433.html
私のやんごとなき王子様 午後の活動時間も終わり、私は残って一年の子に丁寧に仕事を教える利根君に声を掛けて部屋へと戻った。 去り際利根君がすごく心配そうな顔をしていたけど、私はこれ以上利根君に甘えちゃいけないと一人で廊下へ出た。 ちょっと……かなり? 疲れたかも。 「美羽っ!?」 ぼうっとしながら歩いていると、突然前方から飛んで来たさなぎの叫び声に弾かれたように顔を上げる。 「あ……さなぎ」 驚いていると、さなぎはすぐに私の隣りに並ぶと、眉間に皺を寄せて私のおでこに手を当てた。 「あんた顔真っ青だよ! どうしたのよっ!」 「何でも無いよ」 「んな訳ないでしょ?! 大丈夫?」 大げさな事言うな。なんて思っていると、さなぎは私の腕を肩に回して目の前のドアを開けた。 細いくせに案外力持ちなさなぎによって、私はベッドへ投げ出された。 「……痛い」 ベッドに顔から倒れ、それでも体を動かす気力もなかった私は取りあえず大きなため息と一緒に顔をしかめた。 「美羽~。何かあったの?」 さなぎの言葉が胸に刺さる。私はゆっくりと体を仰向けにすると、天井を見つめて心の中に溜めた思いを吐き出した。 「なんかさ、違うんだよね」 「何が?」 「利根君のコト」 「はあ? どういう意味?」 チラリとさなぎを見ると、椅子に座って訝しそうに私を見下ろしていた。 「最初から分かってた事だよ。本当に分かってたの……。私なんかが甘えちゃいけない人なんだって」 「……」 黙ったままさなぎは私の話に耳を傾けてくれている。 「なのに……バカだよね、私。利根君がすごく優しいから、少しだけ近づけた気がして。だから、ひょっとしたら利根君に喜んでもらえる仕事ができるんじゃないかって思ってた。でも」 私は一つ大きく息を吐いた。 「でも違うの。当然だけど全然違う! さっきたくさんの人が取材に来たけど、私は――」 もう言葉が出なかった。代わりに涙がボロボロと瞳から零れ落ちていく。 「美羽……」 さなぎが悲しそうな顔でこっちを見ている。さなぎにまでこんな思いさせて、私は本当に何がしたいんだろう。 「美羽、私達はさ……そりゃ違うよ。芸能人でも無ければ良家の令嬢でもないし。なんてったって電車で現地集合だし?」 そう言って少しだけおどけた表情を作るさなぎ。 「でもさ、そんな私達を――美羽を利根君は駅まで迎えに来てくれたじゃん?」 「うん……」 さなぎは私の顔を見つめると、にっこりと笑った。 「それってさ、きっと同じ学校に通う、同じ生徒だと思ってるからだと思う。有名な華道の家元の子息だとかオジョーとか関係なくてさ、大切な――友達だって思ってくれてるんじゃないかな?」 友達……? 「利根君はいっつも大人達に囲まれてるワケじゃない? しきたりとかそりゃーすごい厳しい家で育ってさ。だから、純粋に嬉しいんだと思うけどな。美羽が『普通』に接してくれる事が」 「嬉しい……?」 「うん、だって私だって嬉しいもん! 美羽が元気に笑って一緒に笑ったり怒ったり泣いたりしてくれるの、嬉しいもん」 「さなぎ……」 「違う事なんてないよ。ていうか、そりゃ違うんだけど、でもそうじゃないっていうか――あー、もうっ! 私ってば何言ってんの!? 自分でもワケ分んなくなってきた~~!」 大げさに髪を振り乱して叫ぶさなぎを見て、私は思わずくすくすと笑ってしまう。 「そうそう! 美羽は笑ってんのが一番だよっ」 さなぎはそう言って本当に優しく微笑んでくれた。 「ありがと……さなぎ。いつもゴメン」 「なーに言ってんの! なにかあったらいつでもさなぎお姉さまに相談なさい!」 そう言って自分の胸を大きく叩くさなぎ。そんなさなぎと私はお互いに顔を見合せると、同時に噴き出した。 ほがらかな笑いが部屋いっぱいに響き渡る。 「美羽、本当にさ――思いつめたらダメだかんね? 担当は違うけど、何かあったらいつでも私のトコに来なよ? 約束だよ?」 「うん」 私は笑顔で頷いた。 利根6日目・No.1へ 一つ戻る利根5日目・No.2 ブラウザを閉じてお戻りくださいv 私のやんごとなき王子様トップへ戻る
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/442.html
2007年04月13日(金) 16時20分-K どうして私が、ここ鳥取砂丘でひたすら、穴を掘ってはそれを埋め、穴を掘ってはそれを埋め、を繰り返しているかを知りたければ、続きを読んでくれればいい。知りたくなければ、読まないことだ。あらかじめ断っておくが、この話に意味とか意図とかそういった類のものを求められても困る。なぜ、みなにこんな話をするのか自分でもわからない。理由なんかないのだろう。つまり、この話にはほとんど意味はない。ほとんどない、と言い切っていいはずだ。もしこの話に何か意味に似たものが含まれているとしたら、それは残りかすに過ぎない。 小学生のころ、私は今よりさらに野生の猿に近かった。人間的な上下関係よりも、動物的な力関係に敏感であり、自分より強いものには、服従はしなくとも敬して遠ざけ、自分より弱いものには、進んでやるというわけではなくとも機会さえ与えられればいたぶり楽しんだ。その場の空気を読み、今誰に従うべきなのかを一生懸命判断しようとし、目をつけられないようビクビクし、どうにか群集に紛れ込もうと右往左往した。 人間は自分が多数派であることに安心を感じる。人は群れて、グループを作り、そこからあぶれたものは、彼らは彼らで小グループを作って自らが多数派であるような場所を確保する。そして、スケープゴートを捜し求める。 自分がグループと一体であることを、最も実感できる時とはどんなときであろうか。それは、外部の者をみなで攻撃するときである。そのために、われわれは時宜に応じて外部を作り出す必要があった。生贄は適当に選ばれることもあったし、生贄に適当であると、みなの意見が一致していた人物たちもいた。 山井もそんな人物の一人だった。 山井は知恵遅れだった。特別クラスに入れられなかったところを見ると、親はそうは思っていなかったのかもしれない。親がどう思っているかはともかく、どう見たって知恵遅れは知恵遅れだ。言葉が喋れることは確認済みだが、ほとんど喋らない。いつも何かにびっくりしているような顔をしている。目の前を誰かが通ったりすると、その後を目で追う。ふと、気がつくと、こちらのほうを目を丸くして見つめていることもある。何を見てるんだ! と声を張り上げても、さらに顔をこわばらせ、黙り込んでしまうだけだ。あの目に見つめられると、神経を逆なでされるし、やめさせることもできない。 物を見つめていないときは何をしているかというと、何を見つめているのかわからないのである。猫背になって机を見つめて、にへらにへらしているときもあったし、鉛筆を転がすのを何十分も続けていることもあった。 山井を仲間に入れようとするものがいなかったのは、半ば仕方のないことであった。山井は違っていたのだった。 今考えると、山井が他人を見つめてしまうのは、他人が怖かったのかもしれない。山井にとって、世界は理解不能だった。山井に何かを理解する能力がなかったのだから仕方がない。山井にとって、この世界で起こることは、すべてが唐突で予測不可能で無意味だったのだろう。そのような世界は恐怖でしかあるまい。そのような世界に、母の庇護もなく投げ出された者の、防御反応があの沈黙であり、あの自閉であり、あの凝視であったのかもしれない。そう考えてみると、あの目つきは道端で突然出会った野良猫のそれに似ていなくもない。 われわれは山井を遠ざけた。近寄らないようにした。冗談の種にした。物を投げたりもした。だが、今思い出してみると、直接的な暴力(たとえば、一時期私がその標的となったような暴力)はそれほど振るわれなかったことに気づく。なぜだろう。 それはわれわれも、山井が怖かったからだ。ほかの人の行動なら、大体の予想がつく。予想がついて、傾向と対策がつけられるものはそれほど怖くない。手のつけられない乱暴物や、ちょっとしたことですぐにキレてしまうやつも、扱い方を間違えなければ、何とかやっていける。しかし山井はそうではなかった。山井のその目が、世界に何の意味も見出せなかったのと同じように、われわれも、山井のその眼に何かを見出すことはできなかった。お互い目が合ったとしても、それは何の了解も生み出せない。 そこには深淵があった。それが怖かった。何しろただの深淵ではなく、見つめ返してくる深淵だったのだ。 そろそろ私の話もしなければいけないだろう。ただはっきりいって、私の話はそんなに面白くない。 私は、自分が決してクラスになじんでいないことをいつも気にかけていたので、何とか目立たないようにしようと思っていた。標的にされないように、いじめっ子たちとも、付き合おうと努力した。ただ、どうしてもある種の居心地の悪さ、自分がなじんでいないという感触を払拭することはできなかった。 私はそのころ、内田、高野、というどちらかといえばやんちゃな二人と、三人で行動していた。特に性質が悪かったのはこの内田という男で、私も蹴られたり、階段から突き落とされたりした。私はこの男をひそかに軽蔑していた。しかし、わたしはそんな様子は微塵も見せることはなく、この二人のちゃちな悪事に加担して続けた。 悪事といったって、やることは万引き、偽造テレフォンカード、ゲーセンに入り浸る、ピンポンダッシュ、とまあ、そんなところである。内田も高野も実に楽しそうであった。私も楽しそうな振りをした。しかしその実何が楽しそうのかまったく分からなかった。万引きといったって、何か欲しいものがあるわけでもない。万引きの標的となっていた近所の駄菓子屋で売っている、甘さ、塩辛さ、酸っぱさ、等一種類の味しかしない菓子の何がおいしいのかまったく分からなかった。電話がかかってくるのすらわずらわしいのに、なぜ偽造までしてこちらからかけねばならないのか。ゲームセンターの騒音は、脳を破壊しかねなく思われ、やつらがいなかったら一生足を踏み入れなかっただろう。ピンポンダッシュだって、みんながやっているからやっていただけで、あいつらだって何が楽しいのか分からなかったのではなかろうか。 この三人の間でも、山井は当然のごとく嘲りの格好の対象となった。どうしようもなく愚昧なこと、並外れて滑稽なこと、人並みはずれてナンセンスなことを「それってヤマイじゃん」という風に表現した。山井に触れると、「ヤマイ菌がうつる」という設定をつくり、触られると大騒ぎした。何らかの事故により、触ってしまった人は、他人に触り、ヤマイ菌を人になすりつけねばならなかった。山井はその騒ぎを見ながら、ポカンとしていた。自分が原因だとは思わなかったのだろう。山井の帰り道に待ち伏せし、上から、水を入れたビニール袋をぶつけたこともある。その水にその日の図画の時間の、絵の具を溶いた水を使うことを考えたのは私だった。突然冷や水を浴びせかけられ、山井は魂消てその場に立ち尽くしてしまっていた。泣きもしない、よく考えたらあいつが泣いたところを見たことがないが。自分に何が起こったのか理解できないのだろう。私たちは走ってその場から逃げた。私はそのとき、物音に驚いて、山井がこちらを見たと思った。見られた、と思った。さすがにこのことは、次の日の学校で問題になって、犯人探しが始まった。私は、てっきり山井が私たちのことを証言するだろうと思っていたのだが、ということは、彼は何も言わなかったことになる。山井の母親は、仕返しが怖くていえないんじゃないかと考えていたようだが、私は単に説明ができなかったのだと思っている。落ちてきた水と走り去る私たちとの、因果論的つながりを発見できなかったのかもしれない。犯人探しが行われているその場でも、山井はただただ周りをきょろきょろおどおど見回しているだけだった。今にも上から水が降ってきそうだといわんばかりだ。 このような、ドラマチックなことではないのだが、このころのことで、私の脳裏になぜか残っていた情景がある。場所は教室の中だ。私たち三人は、そこで声高に山井の悪口を言っていた。山井は二つ隣ぐらいの机に座って、中空に浮かぶチョークの粉か教室の隅っこに転がる虚無か何かそんなものを眺めていたはずだが、聞かれても理解する心配はなかった。私は、主に聞き手に回って、二人の「臭う」「腐る」「ぬめぬめする」「うつる」等、原始的で稚拙な罵言を聞き流していた。私は、退屈して別のことを考えていた、薄ら笑いは崩さずに。私はそろそろ合いの手を入れるころあいだと感じて、適当なことを言った。 「ま、取り合えず、生きている意味はないわな」 今まで、肉体的な欠点しか指摘できずにいた二人は、私の視点変換を喜んで受け入れたようだった。 「確かに!」 「今日死んだって、誰も困らんもんな」 「せめて、意味さえあったらなぁ」 「今のままじゃ意味なし芳一だもんな」 「意味もないのに呼吸されたら、空気がもったいないよな」 「まったくだ、臭くなるだけだしな」 別に山井は臭くなかった。母親が洗ってやっていたんだろうか。そろそろ体毛だって生え始めていただろうに。 私は彼らに固定観念に嫌気が差して、目をそらした。すると、山井が目に入った。山井はこちらを見ていた。山井と目が合ってしまった。 別段、山井と目が合うことは珍しいことではなかった。しかし、そのときのそれは、他のときのとはすこし、何かが違っていた。いつもの、何かにおびえたような目ではなく、何かを見つけたような、何かに気づいたような、そんな目つきだった。山井は何か意思に似たようなものを働かせて、こちらを見、こちらの話に耳を傾けようとしているように見えた。 私は背筋を大量の虫が這い上がるような感覚を覚え、すぐに目をそらした。何かに引きずり込まれるような感じがしたのだ。何に? そして、どこに? 私はそれまで、山井の視線を鬱陶しいくらいにしか思っていなかった。何をしたって、あの驚いたようなおびえたようなあの目つき。何かあるように見せかけて、結局その向こうには何もない眼球。しかし、私は、その底なしの闇の中にも、何か小さなものが潜んでいるのに、うごめいているのに、そのとき気づいてしまったのかもしれない。 小学校のころの話はこれぐらいにしよう。 中学時代は何事もなく過ぎた。私も、いい加減世の中の隙間に身を滑り込ませる技術を覚え、付き合いたくもない人間と付き合ったり、やりたくもないことをやったり、自分と同じくらい愚かな人間を憎んだりしなくてもすむようになり、おせっかいどもから身を隠す術も習得した。中学は付近一帯のいろいろな小学校から生徒が流れ込むため、古い知り合いから離れているのも楽だった。中学になってから作った知り合いは、自分と同じように気が小さく平和的で、洒落のわかる者ばかりだった。 そして私は、中学の間、山井のことをすっかり忘れていた。クラスが多くて会わなかったのだろう。私は人をいじめるのも、人にいじめられるのも、頭の中ならともかく、現実世界ではごめんこうむっていた。山井の、あの目の事もとっくに忘れてしまい、山井に何の興味もなかった。 そして、高校入学。高校時代も何事もなく過ぎ去るはずだった。私は、趣味を持ち始め、自分の時間、自分の空間、他人から自分を守る石垣、自らの体液で築き上げた城をくみ上げていった。 小学時代の知り合いとは、ほとんど縁が切れていた。うわさによれば、内田は無免許でバイクに乗って、事故って相手は死んで、一緒に乗っていた女も死んで、自分だけは生き残ったものの、一生車椅子で、廃人同然らしいし、高野は高校進学も決まって前途洋洋だったにもかかわらず、「生きる意味がなくなった」とかなんとか殴り書きをして、自殺してしまった。私は、顔を合わすだけでもいやだったので、いなくなってほっとした。私の世代は当たり年だったのかなんだったのか、妙に人生台無しにしているやつらが多い。野球選手や小説家もまとめて出てくることがあるので、ありえないことではないのだろう。 そして、そこで私は山井にもう一度出会ったのだった。 正直山井が、高校に進学できたことに私は驚いた。しかも普通科の高校にである。見れば、年月の力か両親の努力か、山井は確かに多少マシになっていた。もごもごと、聞こえるか聞こえないかぎりぎりであったが、しゃべれるようになっていた。これは大きな進歩だ。小学校では、呻きや悲鳴ぐらいしか発さなかった男である。これなら工場で働くくらいならできそうだ。 同じクラスにはいたが、私は山井を意識的に無視した。知恵遅れとは言わないまでも、馬鹿であることは変わりがなかったし、もしかしたら少し罪悪感があったのかもしれない。そのときでも時々起こっていた山井いじめにも加わらなかった。まあ、高校生にもなって馬鹿を馬鹿にしても詮無いことだ。もっと役に立ちそうなやつをいじめたほうがいい。 それに不思議と山井をいじめたやつはひどい目にあうのだった。仕返しを受けるわけではない。突然、登校拒否をしたり、テストにわけのわからないことを書いたり、学校をやめたりしたやつもいる。噂では気が狂って、親がやめさせたのだそうだ。山井は呪われている、山井の馬鹿はうつるという噂が飛び交ったりもした。もちろん、本気で因果関係を信じているやつなどいなかったが。 そんなある日のことだった。 高校からの帰り道だった。用事があって知り合いがみんな帰ってしまったため、駅までの少し長めに道のりをとぼとぼ歩いていた。そのとき後ろを誰か歩いているなと思って、振り返ると、山井がいたのだ。目が合うと、山井はにへらっと笑って、とことこ私のそばに早足で歩いてきた。私のことを覚えているらしい。それだけで、すさまじくいやな気分になる。しかもその笑顔。別に何かうれしいことがあるから笑っているわけではなく、ただ笑っていれば危害を受けることを避けられるのではないかというだけの、防御反応だけの笑いだった。だから、のっぺらぼうの表面にテクスチャを貼り付けただけのような、薄っぺらなへらへら笑いである。あの、びっくりしたような目のわずかな進化形。 山井は何か話しかけてくるのかと思えばただ、後ろについて歩いてくるだけである。鬱陶しいと思うが、帰る方角が一緒なのは仕方がない。話しかけてこないのなら、無視を決め込んで、黙って歩く。手ごろな大きさの石が転がっていたので、少しずつ前方に蹴って転がす。面白いわけではないが、一度やり始めるとやめるきっかけを見つけにくい遊びだ。 すると後ろから、ぼそぼそと声が聞こえた。私に話しかけているらしい。後ろを振り返り山井を見る。 「なに?」 山井がビクッと縮こまった。そんなに不機嫌そうだったかな、と思い、少し語調を和らげてもう一度訊く。 「なんて言ったんだ?」 「……いみ、あるの……?」 「ハァ?」 また、縮こまってしまう。はぁ、とため息をつき、もう知らん帰ろう、と思いかけたが、もう一度だけ、問いかけてみた。 「何? 何なの?」 すると山井は、もごもご口ごもりながら、こう言った。 「それって意味あるの」 「それって、どれ?」 山井は私が蹴り転がしていた石を、指差した。私は山井が何を聞きたいのが理解しがたかったから、もう一度念を押して確認した。 「意味があるかって、石を蹴ることに?」 山井はうなずく。なぜそんなことを聞くのか。馬鹿にしているのか? しかし、山井の顔を見返すと、おどおどとはしているが冗談を言っている顔ではない。山井が冗談? そんな冗談みたいなことがあってたまるか。 「意味なんてあるわけねえじゃん」 と言って、ちょうど車がいなかったので、石を車道に蹴りこんだ。そして、石蹴り遊びをやめる理由を見つけたことにせいせいした私は、そのまま歩き出す。背後で山井が「なんだ、無いんだ」とつぶやくのが聞こえた。 今思い出した、あれは夏のはじめだった。暑くて、歩くとすぐに夏服のカッターシャツの脇に染みができてしまった。日が傾いても、西日が強く、一向にましにはならない。駅までの道のりが余計に長く感じられ、音を上げた私は、自動販売機でドリンクを買おうとした。小銭が無かった。そこで、財布の札入れから千円札を出そうとしたとき、まだ後ろについてきていた山井が手元を覗いてきた。 「それ、なんなの?」 この馬鹿が! 昔みたいに殴ってやろうか? と思った。それは蛇の抜け殻だった。私はそんな気色の悪いもの入れたくなかったのだが、迷信深く愚かな私の母が無理やり入れたのだった。 怒鳴ってやろうと思って、振り返るとさらに山井は口を開く。 「それ、意味あるの」 また意味か! 何で意味にそんなにこだわるのか? 馬鹿のくせに! ふざけているのか! しかし、山井の顔を見ると、無邪気そのものの顔をしている。邪気を抜かれた私は、起こる気が失せてしまう。 「蛇の皮だよ。なんでも金がたまるんだそうだ」 「ふ~ん、そう」 納得してもらえたか、と思って取り出した札を自販機に差し込もうとする。後ろでは山井が独り言を言っている。 「……ちゃんと、意味があるんだ……」 札にしわがよっていて帰ってきてしまう。しわを伸ばして、もう一度差し込もうとする。 「……じゃ、くれよ……」 後ろで山井がそう呟いた。私は怪訝に思って振り返る。 「えっ、なんだって」 「……それ、くれよ……」 山井がそんな風に口をきくのは見たことが無かった。 「くれって、これ?」 私は、蛇の抜け殻を指差した。しかし病は横に首を振った。そして、しっかり私に目を合わせながらこう言った。 「その意味、くれよ」 山井は笑っていた。先ほどまでの、笑いとはまったく違う、新たな獲物をえた喜びの笑い。 私は山井の目を見てしまった。あれ以来一度も覗いたことが無いあの深淵を。そこにはやはりうごめくものがいた。が、それはあのときのようにちっぽけなものではなく、すでにさまざまなものを喰らい、肥え太っている最中のものだった。 それは私を見つめ返した。目の中の深淵に住むそれと私は目を合わせてしまった。 それは私から、さまざまなものを取っていってしまった。彼がくれと言ったもの以上のものを、強制的に分捕っていってしまった。 私はすべてを吸い込む深淵の中に、まっさかさまに落ちていった。 それ以降のことはよく覚えていない。覚えていても断片的なものだし、私はあのときから二度とそれらをちゃんと理解することはできなかった。家を飛び出したのは確かなのだろう。なぜ飛び出したのかは皆目見当がつかない。どうやって自分が食ってきたのか、今現在食っているのかもわからない。長く意識を保てるのは稀だからだ。今は鳥取砂丘を掘ったり埋めたりをし続けている。前は重りを使って永遠に動く機械を作ろうとしたりしていたような気がする。髪の毛をつかんで引っ張りあげて飛ぼうとしたり、1になるまで0.のあとに9を書き続けたこともあるかもしれない。よくわからない。記憶が定かではないのだ。だからここで語ったこともみんな信用しないほうがいい。気の狂った乞食の言うことを信じるものじゃない。だいたい、この広告やら何やらの裏に書き込まれた物語も、すぐに風に飛ばされ、砂に埋もれてしまうのだろう。 苦労して作った割に面白くないな。
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/1794.html
「残念だけど、君たちはみんなとお別れしなくちゃいけなくなったの」 この“家”で“先生”と呼ばれていた女性が、身をかがめて目の前の二人にそう告げる。 「お別れー?」 「なんでー?」 首を同じ方向に傾げて無垢な眼で女性を見つめるのは、二人の子供だった。 顔が瓜二つであることから、おそらく双子なのだろう。顔は女の子のようだが、もしかしたら男の子かもしれない。 「君たちはね、これから大きな会社に行って、手術をしてもらうの」 二人の眼を交互に見つめながら、微笑みを絶やさずに女性が言う。 「しゅずちゅー?」 「なにそれー?」 「しゅ、じゅ、つ。君たちをね、お医者さんたちに、もっともっと強くしてもらうの」 「もっと?」 「つよく?」 反対の方向に顔を傾げてから双子は顔を見合わせる。そして同時に、全く同じ言葉を女性に投げかけた。 「「じゃあ、もっといっぱい殺せるようになる?」」 「ええ、もちろん」 幾つもの死体が転がる血の海と化した部屋で、女性はとても優しそうな笑顔でそう答えた。 「どうかな?傷がまだ痛むかい?」 「んー、だいじょうぶー」 「だいじょうぶー」 双子は大きな部屋の大きなベッドに寝かされていた。 二人は“家”にいる女性や他の友達と別れた後、巨大なビルに連れてこられ、到着するなり手術を受けさせられた。 「そうか、それは良かった。ここが今日から君たちの部屋だ。欲しいものがあったら、何でもいってくれ」 二人の前にいる白衣の男がそう言って両手を広げ、大袈裟に二人に部屋を見せる。 眠る前にいたのが狭くて薬の匂いがする部屋だったのに、起きてみれば広い部屋の真ん中にいたので、二人は驚いた。 「広いねー」 「ねー」 顔を見合せて、にっこりと双子が笑う。その様子に男もふっと微笑むが、目は笑っていなかった。 「何か、欲しいものはあるかい?」 「んーとね、んーとねー」 「んーと、じゃあねえ――」 二人が要求してきたのは、ナイフや拳銃の類と、無抵抗な人間だった。 「今日からコれに乗るのー?」 「乗るのー?」 「ああ、そうだ」 双子がこのビルに来てから数週間後。 双子の前にあるのは、ACのコクピット内部を模した装置だった。 二種類のコアを模した装置が一つずつ、太さがバラバラのケーブルを乱雑にまき散らしながら、床に固定されている。 「君たちには今日からこれでACに乗る練習をしてもらう。ACのことは習ったね?」 「習った!」 「習っタ!」 自信満々に双子が言い、そうか、と男が笑顔で返す。 「じゃあ、二人とも早速シートに座って。今から教えるから」 「人の撃チ方?」 「殺シ方ー?」 爛々とした顔で訊いてくる二人に男が苦笑する。 「まだだよ。まずは起動の仕方からだ。君たちだって、寝てる間は人は殺せないだろ?」 はーい、と元気よく返事をしながらシートに座る二人。 (狂ってやがるぜ……) 無垢な笑顔で人を殺すことばかり考えている二人を見て、男はいつものように二人に対する嫌悪感を抱いた。 「よし、そうだ!そう!よーし、よくやった。411号、412号、よくやった。今日はもういいぞ」 巨大なモニターを見つめる老人が、マイクに向かって訓練終了を告げる。 モニターには巨大な試験場の様子が写され、そこには大破して鉄屑となったMTやACの群れと、 大した損傷もないまま佇んでいる二機のACがいた。 「終わリダってー」 「ツまんナーい」 これだけの数を相手にしながらまだ物足りなげに、二機のコクピットに搭乗している双子は不満を漏らす。 ガショガショと歩きながらガレージに向かう二人は、通信機越しにこのあとの予定を話す。 無論、同年代の普通の子供たちが話すような内容ではないが。 「今日はこノアと手術だっケ」 「そーソー。まタ強くなれルンだって」 「さいキょー!」 「サイきょー!」 モニタールームに、双子のきゃははははという笑い声が響く。 「可愛いですね」 壮年の男の隣に、二人の教育係である女がやってくる。 「ああ、全くだ。このあとさらに可愛くなるぞ」 「今回は何を?」 「機体の駆動系と奴らの神経系をシンクロさせるための手術だ。これで通常のACには到底不可能な動きが可能になる」 「ああ、この前言っていたあれですか。ですがあれはまだ実験段階なのでは?下手すると潰れますよ」 「構わんさ、代わりはいくらでもいる。そのための“幼稚園”だ」 確かに、女性が笑って答える。 「そろそろ、“本家”も超えましたか」 本家という言葉に老人が顔をしかめる。 「ふん、OP-INTENSIFYは失敗だった……あれで我が社が三大企業のトップに立つはずが、流行るどころかその存在を知る者さえ少ないとは」 「コーテックスから利用規制がかかるのは予想外でしたからね」 「まったくだ、忌々しい……」 悪態をつく老人をしり目に、女はモニター越しに二機のACを見つめる。 ちょうどシャッターが開き、ガレージに戻るところだった。 「インテンシファイドAC、でしたか。アリーナにも何機かいるようですが、そう呼ばれることはおろか、あのパーツを装備しているということ自体知られていませんからね」 老人は女の方に向き直り、笑みを浮かべる。 「構わん、インテンシファイドACなどという言葉は、闇に葬るなりなんなりとすればいい。だが、“強化人間”はそうはいかん」 女も口の端を吊り上げ、とても穏やかとは言えない笑みを浮かべた。 「すでに、何件か注文も来ていますしね。」 「ほう、耳のいい奴がいたものだ。どのレイヴンだ?」 「いいえ、クレストと、ミラージュです」 老人が一瞬目を丸くし、そしてすぐに大声で笑い出した。 「はっはっはっはっは!クレストと!ミラージュが!頭を下げて!このキサラギに手術を頼んできたと!はっはっはっはっは!こりゃいい、傑作だ!」 「どうします?報酬はこちらの言い値で構わないとのことですが」 「ほう、財布の自慢のつもりか。構わん、好きなだけ巻き上げてやれ。強化人間の研究にはそれでも足りんほどの金を費やしているのだからな」 「では、そのように」 女が去った後、老人はまた大声で笑い出した。 「きょウノゴ飯はすテーキだ!」 「ナんのオニクー?」 「キノウの人ノだってー」 「あー、じャあおイシいかもー」 「アー、やっぱおいシイー」 「あしたハジメてのおシゴとだネ」 「タのしみダネ」 「ウまくやレルトいいね」 「ほメテくれルとイいね」 「たのしミダなー」 「タノシみだなー」 数ヶ月後、ミラージュはキサラギから送られてきた何体ものレイヴンを解剖、解析した結果、強化人間技術の解明に成功、 さらにその後、クレストまでもが強化人間技術の解明に成功する。 二社からの手術委託が途絶えたキサラギは、今まで通り三大企業のナンバー3に甘んじることとなる。
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/781.html
【登録タグ KOBU℃ L ふじちゃん 曲 邪気眼P 重音テト 鈴音アリカ】 作詞:ふじちゃん 作曲:KOBU℃ 編曲:邪気眼P 唄:鈴音アリカ・重音テト 曲紹介 UTAUによるコラボ。 歌詞 目が覚めたらあたしは 深い海の中にいたんだ 魚たちはとても残酷で あたしの体なんて消してゆくの 変わり果てた あたしの友達は 白クジラの遊び道具となった 目の大きな小人がこう呟くの あたしの手をとりにっこり笑ったの 「友達はとても残念だったね」 目が覚めたらあたしは 深い土の中にいたんだ ミミズたちはとても残酷で あたしの体は穴だらけになった 小人のご自慢の 大きな目玉は 黒アリに運ばれて行方など知れず 毛むくじゃらの小犬がこう囁くの あたしの顔舐めてにっこり笑ったの 「あの小人はとてもおいしそうだね」 目が覚めたらあたしは 深い森の中にいたんだ 木々も風もとても残酷で あたしの体は細切れになったの 丸々した小犬のお腹の中から 友達が楽しそうに笑う声がした 血まみれの友達は笑って云うの 本当にとても楽しそうに笑ってるの 「地獄の果てまで 一緒に行きましょう ねぇ 手をとって ダンスをしながら 逝きましょう 目が覚める頃には たどり着くはずだわ」 …いつ覚めるの? コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/komyuowatatsu/pages/14.html
今までワザップ!コミュニティーフォーラムに作られたオワタツ記録置き・オワタツの雑談のまとめです。 スレ番 タイトル スレ主 1 オワタツ記録置き・オワタツの雑談 じーちゃん
https://w.atwiki.jp/zousan2525/
ぞうさんにっこにっこクランページへようこそ! Aliance of Valient Arms で活動しているクラン『ぞうさんにっこにっこ』です。 本クランは非ガチワイワイクランです。 ですが非ガチとは言ってもやる時はやる、遊ぶ時は遊ぶで切り替えはしっかりしています。 基本的にエイムで勝つより連携を重視していきます。 クラメンのRPはプラチナ勢六人、ゴールド勢などばらばらです。 クランメンバー募集について 現在クランメンバーの募集は身内、知り合いのみ受け付けております。 AVA関連のリンク AVA公式サイト AVA wiki ぞうさんにっこにっこクランページ クランページの管理はAP_Fitsがしております。