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ゼクンドゥス(ぜくんどぅす) 概要 ゼクンドゥスとは時を司る大晶霊を召喚する術。 北米版表記は「Sekundes」である 登場作品 + 目次 エターニア 関連リンク派生技 関連技 ネタ エターニア 習得者 キール・ツァイベルorメルディ タイム・クレーメルそして時は凍りつく 分類 召喚術 属性 時 HIT数 8 消費TP 150 威力 6000 詠唱時間 約1秒 習得条件 シゼル城の時の間にいるゼクンドゥスと契約する(戦闘は不要) 発動条件 ゼクンドゥスの晶霊活力が最大 範囲:敵全体、長時間のダウン効果 召喚術の一種。ゼクンドゥス加入後、活力が最大だと使用できる。 時の流れを凍らせてダメージを与える呪文。 この術を唱えると敵全体は無防備となり、無条件で全ダメージを喰らってしまう。 起き上がった直後の敵はまだ無防備状態だが、続けて攻撃しても連続ヒットにはならない。 アワーグラスの効果切れのあたりでコンボが途切れるのと似たような感覚である。 余談だが、1200の固定ダメージを5回→2400の固定ダメージで、最後の1ヒット以外では敵のHPは1までしか減らない ▲ 関連リンク 派生技 関連技 ネタ
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冬の2日(本スレ199スレ)時点 ┏■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓■□■ 名前:クラース・F・レスター 《テイルズオブファンタジア》┣■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃ ィニニ-ヽ┃ /二二-.∧┃ /二二二二.∧┃ /二二二二二二 ′┃ _ __,,.. -=f_j r弌二二二_二ト;┃ -=ニ二二二二二二二人乂二二八_)二ー- ..,_┃  ̄ ー-=ニ二二二二二二二二二二二二 ー- ..,_┃ ///`ーitr㍍、_二_二_二ニ==-― '' " ̄┃ / .イ.{ { 汽z才 i{ {だ㌢} i| ∨∧┃ '′ / 」从 小 、 j〉 { ~~刈「 ∨∧┃ / / .′{「~ \{{ ヽ - ‐.乂 イ 八 !_人. ヽ┃. ,′ / 八rfiイ{\...≫-r<{\/、  ̄`┃. { { /rfi「 i i i i { {{\ `ヽ / { ./ハ i iト..,_┃. {_/f「=ミ i% i i i i ∨∧ ー-、 r- }∧ i i i i ‰..,_┃ ノ~´ 」三ニ\% i i i i∨∧_ イ}..∧ i i i i ‰ i{ト、┃ ( ∨「~ '≪.\% i i ∨∧\ .{..} { i i i i i ‰/ニ〉┃ ヽ ' 」=ミ \;v% i i∨≠「冊rf冊∨ 「 i i i ‰/-/!┃ ∨) ) Y % i i.∨i {{「}} 「∨∧ ! i i i ‰ァ }.!┃ }( ムzz } i‰ i i i V.{{. }}..| ∨∧ i / ニユ ~|┃ ___`ヾ i i rニニニコー- 7/∨∧{ー―ヨヾ.l┃ V'´ ̄ミメ{{二二〕 //.  ̄ff~~ア⌒ー'≠ {┃ ∨≠ミ 人>< ( ( `ヾ ヽ, `ヽ ,┃ ′  ̄ ` ≫< \ .\ i┃ } rf「 / > .,_) } _ノ┃ 乂_.., 厂 ≫ ´≠ '"´==ア_,. ̄「三0「┃ }三三三三7. . . . . .「 {. . . . .∨=∧┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -┃ できる夫の募集広告に載せられて村までやってきた大工見習い。本業は精霊の研究者。┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -┃ 【種族:職業】大工見習い┃ 【交友値】 ☆(1)┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -┃ □所持スキル┃ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -┃ 【大工:LV.01@06】┃ 【呪文使うな!】 強力な呪い。根源に対する暗示の一種で、魔法に属するもの全ての使用が禁じられる。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆
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ひび割れた虹裏の大地において打ち捨てられし、不毛なる永遠の荒野に夜の帳が覆いか ぶさる。 地平線の底から浮上する下弦の月が、荒野と山々をうっすら照らしている。 人々が楽しみ語らう正気の時間はとうに過ぎ去った。 少女は踏み込む。狂気と闇の領域へ。 「踏み潰せ、わたしのかわいいギガプラント」 号令を浴びた「それ」がのそりと動き出す。家一軒はあるかという、山を連想させる巨 大な物体が、少女の示した方へと勢いよく倒れ込んだ。 地響きが鼓膜を揺さぶる。 「敗者アルマロス、いなくなりなさい」 そして「それ」の下敷きとなった犠牲者がまた一人、音もなく闇に埋葬される。 闇のデュエル、それは負けた方が消える死のゲーム。 荒野の中心にぽつんと存在する、とある一族の築いた大礼壇。その頂上において少女は ひとり戦い続けていた。敵対者を葬り続けていた。 少女、アウナス・ミフイム――「アウナ」は、何度目かの命の削り合いで対戦相手を葬 り去り、闇色の砂になって飛び去ってゆく彼らの残骸を一瞥した。ついさっきまでこの世 界に生きていた血肉ある人間が、敗北とともに闇の中へ消し去られる。それが闇のデュエ ルなのだ。 「アウナス……ミフイム……」 膝をついた一人の青年が、もうまともに息もできないという風に、震えた声で呼びかけ てくる。青年はこの晩に繰り広げられた幾度もの死のゲームを、見知った人々から正気が 失われ、別のものになる様子を、その断末魔の悲鳴を、臆病であったがゆえに黙視してい ることしかできなかった。 「アウナ……っ、狂人め……! なぜ、なぜ、こんなことが平気でできる!」 「判らないかしら?」 「解るものか……! 父さんも、母さんも、姉さんも、みんなおまえとのデュエルでおぞ ましい何かに変質し、そして敗れ、殺されていった……! なぜこんなことを!」 「なぜ、と問われれば、そうね……どうでもいい奴らなら爆弾と猛毒で大雑把に狩ってい くのも別にいいけれど、あなたたちだけは、顔を突き合わせながら一人ずつ消していった 方が確実だと思ったからよ」 「違う! 僕はそんなことを訊いてるんじゃない! なぜ! なぜ! おまえが!」 「滅ぼしたかったの」 「滅ぼす、だって?」 「根絶やしにしたかったのよ。みんないなくなるのがわたしの幸せだから」 「――――」 荒野に吹いていた風が急に止む。 空気が淀み、なにかやたら粘ついたものに変ってゆくのを感じる。 男がゆらりと立ち上がる。彼はデュエルディスクを手にアウナの正面へ躍り出た。掻き 毟った顔と、血走った眼から流れ出る血が、大礼壇を汚すのも気にとめない。 「赦せない……アウナ、お前だけは赦せないよ、ふふふ! ハハハハハハ!」 「情に厚いのね。そうよね……母も、姉も、家族であるとともにあなたの恋人だったんだ もの、いなくなれば悲しくなるのは仕方がないわ」 「贖わせてやる、アウナス、呪われた鬼子め。まるで創世神話のように、おまえを礎にし てやろう」 「あなたの番が来たのね、アラケス、次の相手はあなたよ」 敵意を漲らせる青年に応え、アウナもデュエルディスクのベルトをきつく縛って対峙す る。いまや相手に怯えの表情は微塵もない。彼より先に戦っていた者たちもみな同様、い ざ決闘となると決まって一人ずつ、何かに憑かれたような状態になった。 癲狂司法驚愕実験。その発病。その発癌。 彼らの内側にある何かが、等しく彼らをそれにする。 個人差はあるが支配的性質を与え、かつ盲目的にし、挑戦を拒むことさえ忘れさせる。 「木の天秤で先攻を決めましょう」 リンゴくらいの大きさをした、鉛色の正六面体をアウナは鷲掴みにした。 突如それを野球のボールでも放る勢いでアラケスの顔面めがけて投げつける。 「舐めてくれるな。腐れメタビート使いの外道めが」 「ふん……弱小ロマンデッカー風情がよく吠える。今のうちよ? メタ対策カードをフル 投入する時間をあげられるのはね」 大礼壇の最上層に設えてある、樹木ほどの大きさの古びた下皿天秤をしばし見上げる。 それは、はるか遠い昔、mayに住む闇の勢力と敵対していた「司法の城」の光纏う者 たちが攻め入ってきたとき持ち込まれ、争いののち遺されたものだという。 荒野に住む一族の研究によれば、この天秤はただの巨大なシンボルではなく、ルール設 定・ルール介入とでもいうべき現象を引き起こす演出装置だという。 電撃や火炎などの目に見える現象を発したりはしない。しかしどのような術とも異なっ た次元の違う理力によって、デュエルの勝敗を絶対化する。それをさかしまにすることを 許さず、また法をたがえる者はことごとく罰せられる。 光纏う者たちは大天秤を、何か重大なことに使っていたようだが、今日ではデュエルを 公平にするための立会人として使われるのみである。 「賭ける命は定まったらかしら?」 「おお、決まったとも」 先ほど投げつけた正六面体と同じ物をアウナもまた手にとった。 (わたしは二つ……いいえ、三つでギリギリかしら) 篝火を頼りによく見れば、物体は同じ大きさをした八個の正六面体が集まってできたも のであることがわかる。それらは一つにつきライフ1000ポイントを表している。 アウナが指先を三度めり込ませると、そのたび物体がずしりと重さを増した。 六面体の内側に仕込まれている芯か何かが「指定」されたことで回転を始め、その抵抗 により重量が増大したように感じるのだろう、とは言われているが、実際のところ今に至 るまでブラックボックスのまま解明されておらず、定かではない。 「――闇のゲームの始まりだ」 互いに天秤の皿の双方それぞれへ歩み寄り、その手に握る「命」を投げ入れた。 「「召喚合戦《デュエル》!」」 篝火が乾いた風でいっそう燃え上がる。 ギイイィィ……と耳障りな音をたて、天秤がアウナの側へと傾いてゆく。二つの物体の 重量を比べて重い方に傾くのが普通の天秤だが、この場合、アラケスよりも重い『ライフ コスト』を支払ったアウナが先攻・後攻を選ぶ権利を取得したことを意味する。 アウナは先攻を取るためライフコスト3000を支払った。 支払ったライフはただプレイヤーが失うだけにはとどまらない。命をより多く投げ出し た側がその分のライフを失うとともに、命を惜しんだ側は自分の支払い分を帳消しにされ たうえで、相手の支払ったライフを丸々吸収する。 つまりアウナの初期ライフは5000、アラケスは11000となる。 なお、仮に両者が同じ分のライフを賭したならば、先攻・後攻を選ぶ権利は大礼壇の入 口と近い側にいるアラケスが得る。その場合ライフの移動は発生しない。 「わたしの先攻ね。ドロー」(LP5000) デュエルディスクから引き抜いたカードが炎と闇の世界に軌跡を描く。 「わたしはイービル・ソーンを召喚するわ」 トゲのついた実のような物体と、淡い色をした花のような物体をあわせ持つ植物族モン スターが、闇の中より姿を現した。 「召喚優先権で効果発動。イービル・ソーンを生贄に捧げ、300ダメージを与える」 アウナが行った宣言とともに、垂れ下がる実がはじけ飛び、トゲの群れが真っすぐアラ ケスを突き刺す。 「っ……ぐぅッ……!」 闇のデュエルは、与えられるダメージの大きさに比例した実際の苦痛を伴う。 イービル・ソーンが備えるバーン効果により削られるのは、ただのデュエルなら微量な ダメージでしかないが、それでさえナイフが身体を刺し貫いたかのような苦痛を味わわさ れる。 「アラケス、これからこうやって、もっともっと痛めつけてあげるわけだけど……お願い だから、ちょっとは長持ちしてね」 「……なにぃ?」 「限界を超える苦痛のあまり廃人化……ドローフェイズであるにもかかわらずカードを引 くことができなくなって、とか、トラゴエディアや冥府の使者ゴーズをフィールドに出す ことができなくて、とか……そんなことで終わってもわたしが勝ったことにならない。克 服したことにはならないのだから」 「フフフ……ぼくのように「成る」のがそんなに怖いか? 顔は相変わらず穏やかでいる のに、その必死な足掻きが滑稽だよ、アウナ」 話している間に、イービル・ソーンの効果処理のためデュエルディスクがデッキから同 名カード二枚を自動的に抽出したうえで排出、シャッフルまでをやり終えていた。 「……その後デッキから、イービル・ソーン、B・Cの二体を攻撃表示で特殊召喚」 地に落ちたピンクの花の中から爆発的に膨れ上がるものが二つ。即座に同名モンスター 二体が新たに召喚される。ただしトゲの実の部分がまだフニャフニャと柔らかく未成熟で あるためか、バーンと特殊召喚の効果は発動自体できない。 「さあいくわ、イービル・ソーンBを生贄に捧げて発動。永続魔法、超栄養太陽」 小型の太陽とでも言うべき火球に照らされた植物モンスターはガン細胞のような突然変 異を起こし、瞬く間に別の植物へと変化・変態してゆく。しかし所詮は異常な変身である ためか、永続魔法が破壊されると存在することすらできなくなる。 「デッキからローンファイア・ブロッサムを守備表示で特殊召喚し、効果発動……イービ ル・ソーンCを生贄に捧げ、さらにデッキから特殊召喚する」 蔦の先に打ち上げ花火の弾が付いたモンスターが特殊召喚されるやいなや、効果発動の 宣言とともにイービル・ソーンに素早く絡みついてゆく。同時に、導火線から迸る火花が 輝きを増し、ついには炸裂した。 「汝は波なきもの闇なきもの海なきもの月なきもの、あらわれいでよ。ギガプラント!」 爆風と粉塵の中から巨大なものが起き上がる。 それは家一軒ほどの大きさはあろうかという巨大なモンスターだ。森より生まれ、森を 所有する、森そのもの。カードを通じて精霊世界から召喚した、質量を伴う実物の怪異、 蘇生効果を持つ植物族デュアルモンスター。ギガプラント。 現在のサイズはギガプラント本来のものではなく、アウナの意図的な制限のために抑圧 された姿である。もし際限なく生長・繁茂させたならば巨大さは地縛神にも匹敵する。 「カードを一枚セット。ターンを終了するわ」 ターン終了を宣言するたび、アウナは冷風が腹の底に流れ込む感覚を味わってきた。 「先攻からソリティアか。だが少々手札に恵まれなかったとみえる!」 自由な攻めから不自由な守りに転じねばならない不安感が、その正体であろうか。はた また、ターンエンドを宣言したが最後、次のターンなど回ってこないかもしれないという 死の恐怖か、その予兆か。 「僕のターンだな。ドロー……」(LP10700) クチャァ……と粘っこい笑みを浮かべたアラケスはどこか不気味であった。 (まるで別人のよう……いいえ、別人に成っているのね) 現在フィールド上に居座るギガプラントといえば、アラケスにしてみれば母や姉にとど めを刺していった怨敵のはずだ。震えながら闇のデュエルを観戦していた時は、ギガプラ ントが出現するたびに真っ青になって金切り声をあげたりもしたが……。 「ハハハハッ! 僕はフィールド魔法、死皇帝の陵墓を発動するぞ! これに対しておま えは何をチェーン発動してくれるのかな?」 発動に成功するとすぐさま、ソリッドビジョンが周囲の風景を陵墓に変える。貴人の墓 を守る二人の番兵のシルエットが、アラケスの背後で揺らめいている。 (死皇帝の陵墓、アラケスお得意の最上級モンスターか。普通ならライフコストの払い過 ぎで首を絞めることにも繋がるが、今回は天秤によってライフゲインした分がある) 目を細めるアラケスをポーカーフェイスで睨み返すアウナ。 その沈黙を権利の放棄と受け取る。 「何も発動するものがないなら僕の行動に移る。汝は夜なきもの霧なきもの森なきもの海 なきもの、もはや巻き戻すことはできないぞ! 陵墓の効果を使用して召喚、あらわれい でよ! 火之迦具土!」 2000のライフを払って陵墓の効果使用を宣言する。それに応じて皇帝陵に埋葬された無 数ある兵士の土人形のうち、二体が命を得たかのごとく鳴動して踊り始め、またすぐさま 砕け散る。この土人形を生贄モンスターに見立てて上級・最上級モンスターの召喚を行う のが、死皇帝の陵墓の効果だ。 「スピリットモンスター、日の出ずる国に伝わる神々ね……!」 若干鼻息の気の荒い、ボディビルダーさながらの巨体が現れ、頼んでもいないのに勝手 に燃え上がって暑苦しいエネルギーを振り撒いている。火の神ともなると吐息ひとつでさ え熱風に変わるようだ。 アラケスは臆病なくせに驚くほど大胆な面があった。ただのビートダウンでは他人に勝 てなかったからといって、巨大なパワーを持つ最上級スピリットに手をつける感覚は普通 ではない。わりと運任せな構築で軸も曖昧、ただし狙いがハマると恐ろしく、単発パワー カードで勝負がつくことも多い、そういったタイプのデッキを好む。 「バトルフェイズだ! 火之迦具土よ、ギガプラントへ攻撃しろ!」 ますます出力を増す業火の拳が降りかかると、たちまちギガプラントは燃やし尽くされ 灰に変えられる。攻撃力に差があるため打ち負けるのは当然なのだが、なんとも呆気なく 焼き払われるものである。 「ぐうぅっ……あ、熱い……このわたしを火炙りだと……? やってくれたな……!」 苦痛にあえぐアウナを見ながら、その敵対者が上機嫌に微笑んだ。 「フフフフフ、これで勝ったも同然だね」 「ぬうう……」 「僕はカードを二枚伏せターンエンド。残念だが火之迦具土はいったん手札に戻るぞ」 明々と燃えていた火之迦具土が自身の効果でバウンスしたことで、再びフィールドに静 けさが立ち込める。 「わたしのドローフェイズに移行する」 「この瞬間! 火之迦具土の予約した効果が発揮される! ドローフェイズにおいて、ド ローをする前に手札をすべて捨ててもらうぞ、アウナ」 「……ふん」 デュエルディスクから立ちのぼる鞭のごとき火炎の腕が、アウナの意志とは無関係に手 札を攫って墓地に放り込んでゆく。失った手札は大寒波、ブラックホール、死者蘇生の三 つ。そうそうたる強カード群である。 「ドロー……」(LP4600) 陵墓の重いコストを払って召喚し、さらに戦闘ダメージ与える。それらの厳しい条件を 乗り越えての対価が、極刑に等しい三枚ハンデスならむしろ儲けたとさえいえよう。勝っ たも同然と口に出したはこれを指してのことだ。 「後悔しろ……おまえの肉を僕の血で満たしてやる! ハハハッ! ハハハハハハ!」 「気が早すぎる。悪い癖よ、あなたの」 たった一枚の手札を見つめながら、できるだけ心を冷やす。 彼女のデュエルにおいてその目的はただ一つ。敵対する愚か者を丸裸にし、抉るように ライフを削ぎ取り、この世から消し去ること。それのみであるべきなのだから。 「フィールドに残っているローンファイア・ブロッサム自身を生贄に捧げ、効果発動。デ ッキから特殊召喚する……! 汝は波なきもの闇なきもの海なきもの月なきもの、あらわ れいでよ、ギガプラント!」 二枚目のギガプラント。二体目のギガプラント。大きさを制限されていようと、あいか わらず増殖を目指す本能だけに従い闊歩する。 「ギガプラント再度召喚。モンスター効果でローンファイア・ブロッサムを墓地から蘇生 させ、優先権で生贄に捧げて効果発動。わたしのデッキから特殊召喚する!」 「チューナー……? ではないな。そうか、僕に辛酸を嘗めさせたあいつを召喚する気だ な……! いいだろう、さあ続けろ」 「汝は波なきもの闇なきもの海なきもの月なきもの! あらわれいでよ! 椿姫ティタニ アル!」 繁茂するギガプラントが作りだした小さな楽園に、匂いたつ紅い花のベッドにて眠りか ら覚めた妖艶な麗人が、女王のごとく鎮座する。 「バトルフェイズ! 相手フィールド上にモンスターは存在しない。ギガプラントよ、相 手プレイヤーにダイレクトアタックしなさい!」 相手の場に伏せられた二枚のカードは看過できないものであるが、どのみち今のアウナ にそれらを消耗させる手札は無い。自分の場に伏せたカードも、三枚投入している王宮の お触れなどではなく、ましてや罠カードでも速攻魔法でもない。ギガプラント蘇生のため の通常魔法、思い出のブランコ……要するにただのブラフだ。死者蘇生と蘇生効果がかぶ っていなかったらブラフで伏せることさえしなかっただろう。 デッキに積んである罠カード、計五枚のなかで激流葬、マインドクラッシュを除くと、 残りの三枚は王宮のお触れである。なのにこうした大事な場面でフル投入したメタカード が一枚も手札に来ない。よくあることだ。 だが多少の苦難があっても向かっていくべき時だと考えた。 「相手の攻撃宣言時! 僕は罠カード、魔法の筒を発動する!」 「椿姫ティタニアルの誘発即時効果をチェーン発動! ティタニアル自身を生贄にするこ とで、フィールド上に存在するカードを対象にした魔法、罠、モンスター効果……この場 合はギガプラントを対象にした魔法の筒の発動を、無効にして破壊する!」 「ふふ……それでいい。対象効果メタを発動してくると思っていた」 「嵐の夜、稲光の夜、蛆湧く土と血さみだれ……顕現せよ鋼鉄の貞操!」 ティタニアルの座する赤い花が、みるみるうちに茶色く変色して萎れてゆく。人間形状 であるティタニアル本体も、しみ一つ無かった肌に、水疱、亀裂、炎症、黄疸、硬化とい うような、ありとあらゆる病害的なしるしが現れる。 そして凶事をその身に引き受けたうえで、すかさず己自身を灰に変えた。 自分フィールド上の植物族モンスター、場合によっては自分にさえも呪詛を移し替え、 その生贄を滅却することによって、おおもとの発動さえ無効にして道連れに破壊する。そ れがティタニアルのモンスター効果の実態である。 「――だが、魔法の筒はそいつを除去するために使ったカードに過ぎない。ティタニアル の効果にさらなるチェーンをして、このカードを発動する!」 のしかかる攻撃を続行するギガプラントの身体が、あるところまで来て不自然に歪む。 直後、形容しがたい大圧力が、背後から容赦なくアウナを襲った。 悲鳴どころか息をすることもできないほどの衝撃を受け、とても踏み止まれず前のめり に倒れ込む。叩きつけられながらもアウナは相手に何をされたか即座に理解した。 「僕が発動した罠カードは、ディメンション・ウォール。対象をとることもなく、バーン ダメージでもない。戦闘ダメージを反射するが、攻撃を無効にすることはできないので戦 闘破壊そのものは免れない……と。まあ、ダイレクトアタックを反射すれば魔法の筒と変 わらないダメージになるがね」 「ぐ、ぎ、ぎぎぃぃ…………ッ、はァッ、はァッ……」 重圧から解放されるまでがやけに長く感じられた。しかし解放されてみれば、不思議な ことに闘志が無尽蔵に湧き起こってくる。 「僕の大好きだった母さんは! 僕を愛してくれた姉さんたちは! みんな! そうやっ て次々とおまえの植物モンスターに潰されて殺されたんだ! ハハハハハハハハ!!」 「…………カードをっ……一枚伏せ、ターンエンドよ」 アラケスが魔法の筒→ディメンション・ウォールの順番で発動したのには理由がある。 魔法の筒は王宮のお触れをチェーンするか、それともティタニアルの効果をチェーンする かの様子見のために発動したのだ。ディメンション・ウォールを先に発動した場合、もし もお触れをチェーンされると、続く魔法の筒はティタニアルの効果で潰される。カード消 費は同じでも攻撃が通ってしまう確率が高くなる。 とかく現在までアラケスは戦闘では無傷だ。 「僕のターンだ! ドロー!」(LP8700) 先の攻防で、アウナの最初の伏せカードがお触れでないことをアラケスは確信した。新 たな伏せカードは警戒すべきであるが、彼もまたアウナと同じく今は攻めるべき時だと考 えた。 「殺しはしない。そして決して死なせもしないぞ。おまえは我が一族を再び繁栄させるべ く血統の礎として、僕の妻とならねばならない。器械になれる喜びを嫌というほど刷り込 んでやるぞ、アウナ!」 爛々と眼に炎を灯したアラケスが手札をデュエルディスクに叩きつけようとする。 「死皇帝の陵墓の効果を使用! 汝は夜なきもの霧なきもの森なきもの海なきもの、僕は 2000ライフポイントを払うことで、火之迦具土を召喚――」 「――却下。「火之迦具土」を宣言し、罠カード発動。乙女も鷲も獅子も牡牛も、炎と毒 に枯れ果てなさい。マインドクラッシュ!」 「なァ……っ!?」 火之迦具土のカードが、デュエルディスクから伸びた何かに掴まれ、奪い取られて墓地 に捨てられた。 「分かっているでしょうけど、もう通常召喚を行うことはできないわ」 「Q.選び直しできないのか!?」 「A.できません」 死皇帝の陵墓による召喚はチェーンブロックを作る。召喚するカードが効果解決時に存 在しない場合、そのカードを召喚することもできず、それ以上は通常召喚権も行使するこ とはできない。 チェーンサイクによって陵墓を破壊することでライフだけ払わせ、召喚権を潰す妨害テ クの亜種といったところだ。マインドクラッシュを運用する上では基本的なタクティクス でもある。アウナは遅延カードで足止めされるのが嫌いなので、バトルフェーダー除けを 兼ねてマインドクラッシュを忍ばせていた。 「くっ……僕は、カードを一枚伏せて……ターンエンドだ」 アラケスはあからさまにしょんぼり肩をすくめる。 「わたしのターン、ドローカード」(LP2200) 引いたカードは、スーペルヴィス。ギガプラビートではわりと必須になるデュアルモン スターのサポートカードなのだが、デュアルスパーク信仰が篤いと思われるデュアルデッ キでは、あまり顧みられていないという不思議なカードだ。 (三度散らされれば三度、五度枯れ果てれば五度、そのつど蘇ればいい……だけど) アラケスは、良くも悪くも心中が顔や言動に出る男だと、アウナは記憶している。妨害 を受けてがっかりしたような風であったが、限りなく嘘くさいと感じた。 次からは失敗が許されない。念入りに危険要素を剥ぎ取ってゆく必要がある。 「わたしは場に伏せてある思い出のブランコを発動」 「おおっ!? なぁんだ、単なるブラフの通常魔法だったのか。ついさっきまで王宮のお触 れかと思ってドキドキさせられちゃったじゃないか。まあ、エンドお触れをしなかった時 点でそうなんじゃないかとは思っていたけどね」 「……墓地のギガプラントを蘇生させるわ。そして、復活したギガプラントにスーペルヴ ィスを装備。いつでもいいわ。このわたしに何かイタズラしてくれるのかしら?」 「……いいや、特に何も」 「ならばギガプラント効果発動。……墓地からローンファイア・ブロッサムを蘇生し、自 身を生贄に捧げる。デッキからローンファイア・ブロッサムを特殊召喚。もう一度優先権 によって自身を生贄に捧げ、効果発動……! デッキから、グローアップ・バルブを特殊 召喚するわ」 「チューナー……! シンクロモンスターか!」 ギョロっとした瞳をもつ球根の植物族モンスターであるグローアップ・バルブ。植物族 の中だけにとどまらない汎用性を秘めている。しかしそんなことより、何でもない平時に 召喚した手乗りサイズのバルブを球根らしく土に埋めようとすると、根っこを指に絡めて 涙目で命乞いをするので結構おもしろい。 「レベル6のギガプラントに、レベル1のグローアップ・バルブをチューニング。汝は波 なきもの! 闇なきもの! 海なきもの! 月なきもの! 癲狂司法驚愕実験! あらわ れいでよ、ブラック・ローズ・ドラゴン!」 薔薇の花を思わせる赤い鱗を身にまとい、いくつもの棘の鞭をうねらせる漆黒の龍、ブ ラック・ローズ・ドラゴンがこの世界を飛翔する。 「ブラック・ローズ・ドラゴン、シンクロ召喚成功時の効果を発動する。乱雑統計、一斉 消去、あなたの名があなたであるならば!」 龍の雄叫びが天を衝く。大地震、大落雷、大災害、そしてあらゆる破滅を表現する地獄 の炎をふり撒き、すべてを崩壊させようとする。 「――却下! 天使族モンスターであるオネストを墓地に捨てて発動! 聖なる法により 其れを拒絶し否定する!」 闇を赦さぬまばゆき橙色の光があふれ出ては瞬いた。 「なるほど……隠し持っていたか」 「朱光の宣告者の効果により、ブラック・ローズ・ドラゴンの効果の発動を無効にし、破 壊せよ」 宣告者の法力に呪縛された黒薔薇の龍が端々より灰になって崩れ落ちはじめ、速やかに 破壊され風化する。 「ぎぃッ、あッ、ぐっ、がああああァァァァ!」 エンジェル・パーミッションは痛みこそ与えないが、コントロールするカードの発動を 無効にされ破壊されたとき、プレイヤー自身も無数のおぞましいものが体内を通り抜ける 感触に苛まれる。 朱光の宣告者は単にチューナーとして使うこともでき、要求されるコストには伊弉波、 伊弉凪、阿修羅、夜叉など天使族スピリットモンスターをあてられる。だから一概に愚か な選択だとはいえない。 一方オネストは突飛な採用だが、阿修羅+オネストのコンボはスターダスト・ドラゴン とティタニアルの守護をくぐり抜けつつ、大量展開した植物を一気に片付けられる。腐る 可能性はあれど意表を突ける。マジカル・アンドロイドなど光属性シンクロと組み合わせ てもいいし、アラケスがやってみせたように朱光の宣告者で投げるのもありだろう。 「まだだ、アラケス…………シンクロモンスターは破壊されたが、装備したモンスターと もども墓地へ送られたスーペルヴィスの効果は発揮される。チェーン1においてスーペル ヴィスの蘇生効果を発動! ギガプラントを、完全蘇生!」 「さすがにしぶといな、アウナ……。だてに神の名ミフイムを与えられてはいない」 「このターンの通常召喚権を行使することでギガプラントを再度召喚! 効果発動。墓地 より椿姫ティタニアルを蘇生する」 皇帝陵だろうがなんだろうが、植物モンスターたちはお構いなしで居座り続ける。この 問答無用さを、アウナはどこか気に入っていた。 「さあ、父も母も血も土も、選択の時だぞ。どうするかね? アウナ」 攻撃宣言の催促ともとれる問いに、アウナはしばし考え込む。 (アラケスは自分フィールドががら空きになることを想定して、魔法の筒を二枚とディメ ンション・ウォールを三枚、恐らく投入している。あの伏せカードがミラーフォースくら いならまだいいが、これが対処不可能なダメージ反射罠であればゲームオーバー。それに わたしの勘が正しければ伏せカードは十中八九、ディメンション・ウォールだ) アウナがブラック・ローズ・ドラゴンをけしかけた時、フィールド魔法を除けば、アラ ケスの場は魔法罠ゾーンの一枚しかない状態であった。そこからわざわざカウンターした からには、八汰烏の骸などフリーチェーンのカードである可能性は低い。発動タイミング を縛るカード、特に攻撃反応罠とみるべきである。 また仮に攻撃がすべて通ったとて、このターンで勝利することはできない。そして相手 の手札はゼロ。相手のデッキ構築的にも、墓地アドバンテージ的にも、ドロー一枚での急 激な逆転は難しいはずである。 「わたしのターンをこれで終了するわ」 思い至ったアウナは敢えて攻める姿勢を慎んだ。ここで強引に攻め込んで自滅する確率 は高く、相手にターンを回したことで蹂躙される確率はそれより低いと判断した。 相手の性格やデッキの内容までをある程度知っているからこその判断だ。 「なら……僕のドローだ!」(LP6700) ドローカードを手札に加えた瞬間、苦々しいような、それを通り越して苦笑いしてしま うような、奇妙な表情を見せるアラケス。思い返せば何年も昔、今と同じく自分フィール ド上のカードを処理しきれない状況でバブルマンを引いたとき、ああいう顔をしていたの を見たことがあった。少なくとも下らない誤魔化しの類ではない。 「僕は手札からスピリットモンスター、因幡之白兎を召喚する」 超小型ロケットエンジンを備えた杵で、臼の中にある光輝くものを一心不乱につき続け る、半透明の白兎が出現する。そのうち働くのをピタリと止めたかと思うと、紫色にぼん やり光る眼でぎろりとアウナを見つめた。 「……ウサギだとぉ?」 恐らくはスピリット+強制転移のコンボのため、スピリットモンスターの数を水増しす る目的を兼ねて投入されているモンスターだ。強制転移によって奪った相手モンスターで 因幡之白兎を殴り倒し、大ダメージを与えつつ、白兎が墓地へ行ったら今度は大和神を特 殊召喚するためのコストにする。そういう狙いがあるのだろう。 「攻撃する場合は、相手フィールドにモンスターが存在しても強制的にダイレクトアタッ クを行わねばならない。アウナにダイレクトアタックだ、因幡之白兎」 号令を受けると白兎は猛然と駆け出し、茂った蔦の盾を難なくすり抜けた。ふいに宙へ 飛び上がり、点火した杵のエンジンの勢いに任せて急下降する。 「ぐっ……この野郎ォォォ」 アウナはダイレクトアタッカーが嫌いだった。怖いわけでも、強いと思っているわけで もない。展開した大型モンスターの壁を何者も居ないかのように飛び越えてくる性質が、 ただただ途方もなく癇に障るのだ。 「エンドフェイズに因幡之白兎を手札に戻す。これで、ターンエンド」 兎に殴られる程度のこと、八俣大蛇によって大量にアドバンテージを回復されるのに比 べたら百倍マシだ。アウナ自身、冷静にそう判断している。ライフだって残り少ないこと は事実だが決して大量に失ったわけではない。 それでも、怒りによって血がマグマに変わってゆく感覚は止められない。 「アラケス……あなたはスピリットだの、フルモンスターだの、天変地異コントロールだ のと、どこまで下らないデッキでわたしをおちょくり続けてくれるのかしら」 どろりと淀んでいた空気が、突然それまでとは比べ物にならないほど重くなる。 「なにを、アウ、ナ……!?」 月は隠れ、星は瞬きをやめ、風もないのに篝火が激しく揺らめく。 地獄の威圧。 「邪悪なる奇跡に翻弄されるがいい!! ドロー!!」(LP1500) アウナはあくまで無表情に、手札に加わったカードを睥睨する。 ただひとりの観戦者すらおらず、ただひとりの味方すらいない。互いにハンド・アドバ ンテージを放出し尽くしたこのデュエルに、冷たい終極が訪れる。 「わたしのデッキには三枚目のサイクロンのつもりで入れているカードがある」 「三枚目の、サイクロン……? 砂塵……? ツイスター……? 撲滅の使徒……?」 「いいえ。1対1交換なんて生ぬるい。もっともっと、爆アドよ」 「あっ!? あああああっ……! アウナ、おまえは、おまえという存在はっ……!?」 すべてを覚った表情で絶望に打ちひしがれた声を紡ぎだすアラケス。 彼は気が付いたのだ。硬直したと思われたこの状況下で、自分を滅ぼす悪夢のカードを 相手がディスティニードローしたことに。 「わたしは、夜と親しみ霧と語る。森を愛し海を夢見る。しかるに――」 アウナの身体が著しくこわばった。 闇の中にあってなお闇を誘う、どす黒い「譜面」の闇精霊が少女を取り巻く。 邪悪さに満ち満ちた魔の咆哮が大気を揺るがすたび、ひとりの少女が禍々しい変貌を遂 げてゆく。現世を蠢くありとあらゆるものを八つ裂きにせんとする刃の爪。世界中の怨嗟 と呪詛を凝縮した血の色の瞳。闇を糧にして光を咬み千切る黒龍の牙。猛々しき勇者たち でさえことごとく薙ぎ払う鋼鉄の尾。筋肉が膨れ上がり、背丈は大幅に増し、元の面影す らない怪物と化したアウナの全身が闇黒に染まる。そして体のいたるところより殺意が剣 となって隆起する。 「――しかるに、わたしの名は! 森を焼く悪魔ダーク・アームド・ドラゴン!!」 彼女がそれを召喚したわけではない。 彼女自身がそれに成ったのだ。 「わたしの墓地のイービル・ソーンを除外し、手始めにまず死皇帝の陵墓を破壊してあげ るわね。姿なく、おのおのすべからく死するべし。モラル崩壊!!」 餌、つまり墓地コストにされたことで怨みの瘴気となったイービル・ソーンの闇の霊素 が、霧散しようとするところを強制的に召集。抜き身の青龍刀のような形へと加工して、 破壊すべき対象に襲いかからせた。 念には念を入れ、チェーン発動できないフィールド魔法から破壊する。 陵墓フィールドのソリッドビジョンが失われ、法を監視する巨大な天秤と、大礼壇の柱 が輪郭を見せ始めた。 「最初から……まさか、イービル・ソーンと超栄養太陽によるデッキ圧縮コンボを成功さ せた時すでに、この瞬間を予感していたというのか…………!?」 「そんな予感が早々にあったのなら、ダメージ反射罠に突撃する必要もなかったし、ブラ ックローズのリセットを仕掛ける必要もなかった。あなたがターンエンドした時にどうい う訳か、あなたの滅びが近づいているような気がしたのは本当だけれど……」 デッキ圧縮方法において、キラー・トマトを用いることなくイービル・ソーンの抽出を 最優先に行えば、おのずと墓地の闇属性モンスターは三体になる。クリッターやライブラ リアンなども墓地へ行ってしまった場合は、イービル・ソーン一体を薔薇の刻印やスポー アのコストにすることで調整可能だ。もちろんデュエル後半でドローした場合でも腐らな いよう、陰に陽に、墓地の闇属性モンスターの最適な枚数を維持していればこその対価で ある。 「続いて、あなたの場の伏せカードを対象に発動。モラル崩壊!!」 ついにアウナの足を止めていた伏せカードが叩き割られる。 予想した通り、件の伏せカードはディメンション・ウォールだった。計算を信じて攻め の手を休めていて正解だったということになる。 「ギガプラント効果発動、墓地にいるギガプラントを蘇生する。蘇生したギガプラント再 度召喚で効果発動、墓地からローンファイア・ブロッサムを蘇生。そして自身を生贄に捧 げ、デッキから特殊召喚……汝は波なきもの闇なきもの海なきもの月なきもの、あらわれ いでよ、ギガプラント」 かくしてアラケスの場に何一つカードがない状態となった。 手札こそ一枚残ってはいるが、因幡之白兎では戦況を左右する要素とはなりえない。 対してアウナの場のモンスターゾーン五つは、増殖したギガプラント二体でついに埋め 尽くされた。 「バトルフェイズ! 踏み潰せぇっ! わたしのかわいいギガプラントたち!」 闇のデュエルは飽くまで戦いによって完結せねばならず、サレンダーは存在しない。 見かけどおり鈍重なギガプラントの巨体が唸る。大天秤の理力のために、逃げ出すとい う行動そのものを禁じられているアラケスの方へと、ギガプラントの群れが殺到。無造作 にのしかかってゆく。 「うおおおあああっ、がああああああああああああああああああああああああ!!」 一体目。二体目。三体目。 お澄ましで鎮座する椿姫ティタニアルと、ダーク・アームド・ドラゴンを差し置いて、 繁茂したギガプラントたちが次々と直接攻撃でライフを奪ってゆく。 アラケスのライフポイントは、突撃の号令を下したアウナがしばし心やすらかに目をつ むっている間に、オーバーキル気味に全て削ぎ取られた。 なんとも情緒のない決着だ。 ぼんやり緑色の光を放つ大天秤の皿から、最初に払った「ライフコスト」の六面体が撥 ね飛ばされる。その二つの腕は量るべきものを失い、耳障りな音をたてつつ均衡のとれた 状態へ戻っていった。 「わたしの勝ちよ。さらば我が忌まわしき兄、アラケス」 「……う、うう、ううう、ううう……アウナ、アウナ……なぜ……なぜ…………」 「敗者アラケス、いなくなりなさい」 「大凶星の……麒麟児……次は、おまえが「わたし」に……なる……番、だ――――」 何やらはっきりしない囈言を遺してそれきり。闇色の粒子となったアラケスは次元の風 に運び去られ、永遠に消え去った。彼の存在は、今となってはもはや少女の記憶の中に残 っているのみである。 遺品のデュエルディスクに収まっているデッキの一番上から、停戦協定のカードがこぼ れ落ちた。 狂ったように湧き上がっていた血潮が鎮まってゆく。彼女をダーク・アームド・ドラゴ ンに変身させていた闇の譜面が剥がれおち、同時に、まるで何事もなかったかのように世 界が静寂を取り戻す。 「…………終わったというの……?」 雲間からのぞく下弦の月に照らされた大天秤を、アウナは見上げた。 この世界に彼女の問いを聞き入れ、語りかけるものは誰一人としていない。 彼女は孤独だった。 イライラ召喚術師・つづき
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アーチェ・クライン / Arche Klaine 「あんた達、頭のレベルは一緒みたいね。」 「ふ~んだ! チェスターなんて」「大っっっ嫌い!!」 「取っておきだしちゃうよ☆出でよ!創世の輝き!ビッグバン!」 「我侭なる虚空の彷徨い星…メテオスォーム!」 「起これ!黒き超重力の深遠!ブラックホール!」 年齢:永遠の17歳 性別:女性 身長:157cm(SFC版では162cm) 体重:39kg(自称。体験版では41kgと言っているが本当は45kg) 声優:かない みか 称号:××料理人(初代) ぺったんこ(初代) トーティスピンク 好物:メロン及びメロンパン(声優ネタだと思われる) 出身地:ローンヴァレイ クレスの友人であるハーフエルフの老j・・・少女。 明るく活発な性格で、ちょっと惚れっぽい性格。 RM2ではロゼット村ではクレス達と共にギルドに所属していた。 ほうきで空を飛び、攻撃魔法を得意としている。魔女の宅〇便ではない。 川´_ゝ`) 「ぺったんこ?なに、気にすることはない。さて、チェルシーとどちらがぺったんこかな?」 ハーフエルフのため微妙な過去を持っているがマイソロ中では関係ございません。ちょっとスキットで触れられる程度。セイジ姉弟もだが。 Pの寝ているときの寝言で「クレスどこ触ってんの」や「クレスだめ、だめだってばあ」「クレスのばかぁ」があったが、どんな夢を見ているのだろう。ぺチャからして胸ではないだろう。船長に「いいことしてあげる」の題詞に関して子供に何が出来ると言われていたが、17歳には見えなかったのかな? 船長がロリコンじゃなくて良かったな(?) 夢の中くらい理想の自分にしてあげても…。夢だもの アーチェはクレスに戸惑うことなくキスをしようとした、半分クレスに惚れている疑惑あり。 空を飛んでいるので雑魚の通常攻撃を食らいにくい。自操作時で最大高度まで上がればまず当たらない。バルバトスやダオスの攻撃ですらかわせる。かわせないものも当然あるが。VSでは自操作時は詠唱中にだんだんと高度が下がるようになり弱体化。ただしCPUは下がらない。ずるい。RM3では高度がそれほど上がらなくなり弱体化した。レイズに至ってはちょっと浮いている程度になり敵の攻撃をかわせるほど高度は出ないようにさらに弱体化した…。 RM2でもアーチェの魔術はかなり強力なのでLvさえ上げれば後半でも活躍できるだろう。惜しむらくは秘奥義と回復術が使えないことか。RM3ではビッグバンが秘奥義化。これで更なる活躍が期待される。今回のビッグバンはエフェクトはアビス仕様だが、ダメージ判定はなりダンX仕様で多段HITする。とはいえ前作と違いビッグバン連発といったことができないのである意味弱体化とも言える。代わりに高いところからRDによるタイダル連発という芸当ができるので問題はないかと。なんだ Vの洗濯機か。 PS版では某イベントで未成年なのに「うわばみ」の称号を得ていた。GBA及びPSP版では未成年の飲酒がCEROに引っかかるからか称号名変更、クレスが飲酒を咎めるスキット消滅。でもこっそり飲んでる。 原作では空中戦ではクレスが戦いにくい状態のため術で一網打尽にする姿が神に見えるが過去ダオス城のスイッチイベントでのイラつかせっぷりは異常。 外伝系での武器は「ブルーム」。キャラクターイラストどおり。SFC版からすでにサドル付き。ちなみにアーチェが髪を縛るのに使っているリボンはブルーリボン。これは親友リア・スカーレットの形見である。詳しくは原作を。RM1では怪談に「暴漢に襲われた村の生き残りの少女が憤死、怨霊となって道行くものに取りついては無念を晴らそうとする」と話している。…親友の少女の仇討ちを怨霊の怪談というのはいかがなものか。 外伝系でもチェスターとの夫婦漫才のような掛け合いは健在。ていうかすっかりチェスターにベタ惚れで一途っぽく描かれてるのがなんか違和感すごい。俺の知ってる原作アーチェは、もっとこう妙に色恋的に達観してるっていうか、ウブな男の子をからかったりするような小悪魔的な感じだったんだけどなあ。少なくともマジ惚れするような未成熟な娘じゃなかった。元彼設定はなくなってるみたいだし、マイソロ世界においてはチェスターが初恋なのかもしれない。だとすればアーチェ自身がウブなのも…納得できるかは個人の感性さ! 原作ではユニコーンのイベントで非処女問題が発生した。相手は小説版のあの男?RM1でもカノンノがアーチェのホウキを借りて空を飛んだ時「おまたが痛い」と言ったのに対して「大人というのはそういう痛みを体験するもの」など、処女喪失を思わせるようなフェイスチャットがあった。アーチェがユニコーンに会えない理由を話そうとするシーンでは訳知り顔で頷き続けるクラースが非常にいやらしい。ちなみにリフィル先生もユニコーンに会う際に「大人だからよ」といって断るシーンがある その際にしいなが赤面していた。 ミニゲーム「アーチェでポン!」にて、「パンパカパーン!お・め・で・とう!完璧よキミの性格。清らかで気高く決しておごることなく、博愛の心に満ちている。なぁ~んて素晴らしいのかしら。きっと心の美しさが外見にもにじみ出てるに違いないわね。もう言うまでも無いと思うけど、キミがそっくりなのはこのあたしアーチェよ。嬉しいでしょう。えっ!今なんか言った?変ねぇ。能天気とか何とか聞こえたような気がしたんだけど」とコメントされている。 「アーチェ」の名前の由来は古代エルフ語(プライマル・エルヴン・ロアー)より「たとえ何処に居てもゆかしき歓びが貴方と共に在らんことを」らしい。 某小説ではチェスターとの息子のファルケンがいるが、なりダンXでは登場しなかった。 なりダンXではブライトローズという素敵な名前をもらいました。しかし、仲間が次々不幸な事件が起こっていなくなっていった後も一人だけ生き残ったと言う設定…そもそもクレス達が戦って命を落としてるのに、お前は何で生きてるんだと小一時間問い詰めたい。ひっそりと暮らしたため生き残ってしまったと思われる。 SFC/PS/GBA版ではインデグニションが「インディグネイション」発音だったのに、PSP版でわざわざ「インデグニション」発音に録り直された(モリスンとオーディーンは「インディグネイション」のまま)。PXでもそのまま。なぜだ。「インディグネイション」は秘奥義で「インデグニション」は普通の上級術とか?…ないか 初代ぺったんこ。まな板娘。童顔·ロリ声·ぺったんこ。これが100年後も変わることが無いとされると言う、その筋の人にはたまらない逸材。 実際に200年後も変わりありませんw しかし、イリアに先駆けること12年。「うしゃしゃしゃしゃ」と言う声と、いやらしい目(所謂スケベ目)で笑う姿に、ファンは萎えたり萎えたりした。 萌えたり萌えたりしているファンがいることも忘れてはならない。 ハーフエルフであるため頭は良く、古代エルフ語(プライマル・エルヴン・ロアー)を読むことも出来る。「あんたあたしのことタダのパーだと思ってない?」いえ、婆だと思いました。(本編終了後の年齢は····)ロリババァだとも思っていましたビッグバン♪ ↑原作で「汚名挽回してやる~!」とか言うあたり頭が悪い気がしなくもないが。ちなみに汚名は挽回するのでは無く返上するものである(byクラース)。「汚名挽回=汚名を取り戻す」という事になってしまうので要注意だ。 尚「汚名挽回」(言い回しの誤り)はテレビアニメ「機動戦士Zガンダム」にて登場するジェリド・メサ中尉のセリフ台本の誤りがそのまま読まれ、放送された事が元になるもの。ジェリド・メサを演じているのは「テイルズオブファンタジア」クラース・F・レスター役の「井上和彦」で、配役が同一人物であることから、これが後にファンタジア作中のパロディとしてネタにされた。「テイルズオブファンタジア」ではピクニックイベントでアーチェが料理に失敗した際、「汚名挽回」と意気込んでいるところに対し「汚名は挽回するものではない、返上するものだ・・。」と、かつて誤った台本を読まされたクラース(井上和彦)本人がツッコミを入れているところが見受けられる。「えっ? そうだったんですか?」(PS版シナリオライターS氏) ××料理人。料理の腕前は歴代でも最悪に近くほとんどの人物を轟沈させる程凄まじいものである。まずTOP本編では特別料理?を振舞うが、試食した男性陣は一口で撃沈。特別料理もあえなく封印された。 リフィルはファーストエイドで対処できるがこちらはリザレクションでもライフディスチャージでもどうにもならないようだ…。RM1では未来の旦那、シンフォニアの某父子を撃沈させていた。 RM2のOPではリフィルと共に笑顔で魔鍋をかき混ぜていた···。 一応、本編終了後はそこそこ食える味になったらしい。だが、バークライト流マーボーカレーが完全再現できない事を悩んでいた。(と言うか流石にチェスターを見返してやろうと再会するまでに百年間も料理の練習をすれば悩める程度には成長している)だがなりダンXでは相変わらず××料理人のままになっている。万年××料理人への設定改変とは…彼女は永遠に××料理人のイメージを覆せないようだ。今回は誰かを撃沈させる前にクレス達5人がかりで料理当番から引き摺り下ろされる。メル「そんな団結力って…」初代なりダンでは主人公の好物を聞いて来て、ストーリーが進むとそれを作って渡してくれるのだが、食べ物の中でも性能が桁違いに高い最高の逸品で、店売りで一番効果が高いスキヤキの10倍以上。やはり百年の間料理の練習をしてきたのだろうか? なりダンXにおいてのアーチェ特製フルーツ焼きの効果は「EBG-50~50%回復」とプラスかマイナスかが極端。つまり、美味しい時は本当に美味しく、まずい時はかなりまずい、ということだろうか?ちなみに同じ効果で上位料理にやみなべがある。アーチェの料理はやみなべと同じと言う事か…実は上記料理二つはなりダンXでは絶対減少効果が発生しない。HPはおろか、EBGも減らない。実際マスターするまで30回以上作っても一度も減らなかった。まさか本当はいつも美味しいの? 料理熟練度をMAXにすると入手できる称号「グルメマスター」に彼女だけは「?」が付く でもフルーツ系のデザートは得意。特にフルーツポンチは絶品らしい。ふしぎふしぎ。 RM3では特製シチューでカイルを医務室送りにした。しかも一口で撃沈させたらしい…。レイズの「ティル・ナ・ノーグ ハロウィン」ではカイルとリアラのトリック・オア・トリートに対して赤いクッキーや青いクッキーを渡していたがその後彼らがどうなったかは語られていない。ミントよ、「気をつけてくださいね」の一言では注意不足だ。 彼女のテーマソング「happy!happy!」は歌詞も付いている。http //www.nicovideo.jp/watch/sm644759 RM2ではミント同様、戦闘中のフェイス絵がなぜかファンダム2仕様。 RM2では自己紹介で名前を言わないため、下手したら誰だこいつで終わってしまうキャラ(名前は一応上に出ているが…)。 RM1のOPムービーではカノンノは助けても一緒に食らってる主人公はウインクしてスルー。 っていうかあれカノンノの手ちぎれないのか? 原作OPでは非常に優遇されており主役のクレスとほぼ同等に登場している、しかもクレスとツーショットがあるのはミントとアーチェだけ。ついでに原作のパッケージもクレス、ミント、アーチェの三人。さらには原作でもアーチェが主役のミニゲーム「GROOVYアーチェ」(PS・PSP版)、「Let's go アーチェ」(GBA版)まである。 ゲスト出演はPS版D(クレスと一緒にSFC版ファンタジアのクイズを出してくる)・E(難易度ハード以上でクレスに挑むと登場/彼女の使ったデッキブラシ(七大秘宝の一つ)/時を超える物語で料理の不味さを語られる/GROOVYアーチェ)・H(EX援技「GROOVYアーチェ」)でします。 その他、ファンダム2では彼女を主人公した物語が存在する上、テイルズオブバーサス含む数々のお祭りゲーに出演。主人公すら凌ぐ総合的な出演数……優遇ってレベルじゃねーぞ!!これはファンタジアが、なりダンシリーズ皆勤(初代なりダンはPの派生作品だった)、初期三作(ファンダムの登場範囲)、藤島テイルズ(ファンダム2の登場範囲)であり、さらにRM1のファンタジアからの出演者が彼女とチェスターのみだった事から起きた現象である。『ブレイカー』および『ヴァールハイト』においても闘技場に登場する。長年保ってきた外伝系皆勤記録だが、TOHツインブレイヴでついに破られてしまった… ホウキで敵の頭上を飛びながら魔法炸裂とか超爽快じゃんとwktkしていたファン涙目 ちなみにバーサスとなりダンXではビッグバンが秘奥義になりました。 禁呪文ということでなりダンXではビッグバンの他にブラックホールとメテオスォームも秘奥義化。ただし通常術としてこれらが使えなくなったのにGROOVYで使っていたフリーズランサーとスパークウェブは採用されず。ちょっと残念。 秘奥義に格上げしたことで通常術が減ったのだからミントのヘイストとディレイみたいにSFC版のみの術とか復活させてもいいだろうに…。だが各属性ウォールとフレアトーネード以外は属性と消費TPが違うだけの即死術…。エクステンションはGBA版だとビッグバンの代理だし。 なりダンXでは2体以上の敵に同時に攻撃を当てると敵の数だけHIT数が増えていくと言う仕様のおかげで、敵が4体出た時にビッグバンで全員巻き込めばそれだけで100HITが出ると言う鬼畜性能。更にこれまた仕様で、仰け反りが解除されてもある程度はHIT数が継続するのでアイテムでBGを回復させてまたビッグバンを発動させればアイテムが続く限りコンボが続くと言う鬼畜仕様で、今作はアーチェ様無双である。当然メルでも可能だが… 一応アーチェの方が術攻撃力が上。ただし、メルの場合はスキルでグレードが稼げたり、無限コンボが可能と言った利点はある。 余談だが、メルよりも圧倒的に詠唱→発動の速度が早い。代わりにグレイスが無いと言う所で差別化されている。 RM1では妹を探しているセネルを(本作で悪い意味でシスコンが誇張された)チェスターと同一視してボロクソに言ったり、ディセンダーに先輩風吹かせたりと嫌なキャラになっている。(本作で参戦キャラが嫌な奴になっているのはアーチェに限った事ではないが)セネルはセネルでシャーリィがギルガリムに飲まれているせいで若干狂犬じみており人当たりが悪いので一概にアーチェだけが悪いわけでもない。 RM3では妙に「ハーフエルフだから周りの人に取り残されること」について悟っているのでなりダンXの200歳仕様かもしれない。 マギルゥ曰く「魔女界のレジェンド」。 レイズにはイベント「FIGHTING OF THE SPIRIT ~火の章~」より参戦。救世軍のスパイとして活動しているチェスターに活を入れる役どころになるんだろうか?チャット絵は新規イラスト描き下ろし。原作の雰囲気もうまく再現している。 『ファンタジア』終了後には4202年の世界に帰還し、順当に歳を取り、4304年のクレス達と合流することとなる。その気になればアーチェは現代の3人との関係が変わるのを覚悟の上で、冒険前の幼い3人に会ったり、マルスの暴走(アドネード母娘への暴行やトーティスへの襲撃)を食い止めたりできたわけである。そういった改変に耐えた上で3人と再会したと思うと、プレイヤーはなんとも言えない気持ちになるだろう。 以下、順当に歳を取った場合の年齢を記す。 ※赤字は公式設定の数値(各ゲーム作品の冒険の舞台の年号及び加入当時のアーチェの年齢)。 ※黒字は各キャラの年齢や「アーチェ=17歳」という手がかりから計算して出力した参考用の数値。 + アーチェの年齢 アセリア歴 年齢 出来事 4173 -12 (クラース誕生) 4185 0 (アーチェ誕生) 4202 17 『ファンタジア』の過去編の舞台(クラース・アーチェの時代) 4286 101 ミント誕生 4287 102 クレス・チェスター誕生 4304 119 『ファンタジア』の現代編の舞台(クレス達の時代) 4343 158 すず誕生 4354 169 『ファンタジア』の未来編の舞台(すずの時代) 4399 214 「LET S GO ARCHE」の舞台「43××年」を「4399年」と仮定した場合 4408 223 『なりきりダンジョン1』の双子の時代 4765 580 『サモナーズリネージ』の時代「過去から召喚されたアーチェ」が加入するが、この時代ではすでに没しているかは不明 9999 5814 「LET'S GO ARCHE」のクイズに登場する珍回答の一つ + 水着画像 ファンダム2でアーチェが着ている水着です。称号名は「セパレート」 関連リンク 関連項目 被リンクページ ネタページ:TOPなりきりダンジョン ネタページ:あ行 ネタページ:かないみか(声優) ネタページ:アルベルト ネタページ:アーリア・エクバーグ ネタページ:エターニア ネタページ:カノンノ・グラスバレー ネタページ:カルセドニー・アーカム ネタページ:キール・ツァイベル ネタページ:クラトス・アウリオン ネタページ:クラース・F・レスター ネタページ:クレス・アルベイン ネタページ:ジュディス ネタページ:ジーニアス・セイジ ネタページ:スタン・エルロン02 ネタページ:ダオス ネタページ:チェスター・バークライト ネタページ:テイルズオブアスタリア ネタページ:テイルズオブクレストリア ネタページ:テイルズオブザレイズ ネタページ:テイルズオブデスティニー(TOD) ネタページ:テイルズオブバーサス ネタページ:テイルズオブファンダムVol2 ネタページ:テイルズオブリンク ネタページ:デミテル ネタページ:ドロッセル・K・シャール ネタページ:ヒルダ・ランブリング ネタページ:ファンタジア ネタページ:フレイン・K・レスター ネタページ:フレン・シーフォ ネタページ:マギルゥ ネタページ:ミュゼ ネタページ:ミント・アドネード ネタページ:メルディ ネタページ:リッド・ハーシェル ネタページ:リフィル・セイジ ネタページ:リリス・エルロン ネタページ:ルーティ・カトレット ネタページ:レイア・ロランド ネタページ:ヴァルキュリア ネタページ:他テイルズネタ(TOBe) ネタページ:藤林すず モンスター:アーチェ ▲
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【 Capacity 】 [統率:7][武力:0][知力:7+3][交渉:5][幸運:1] 【Benefits】:知力判定+3 【RP】:45 【SP】:4 【 Remarks 】 皇国の片隅に在るユークリッド村の出身 "主"出現までは発動までに掛かる過程、時間から軽視されていた召喚術の使い手 外界と大陸が隔てられてから皇国より声が掛かり 現在は皇国の客分術師&上級仕官待遇で迎えられている その理由とは皇国が研究している外界からの"勇者"召喚技術の専任研究者としての地位の為 更に技術者としての知識も有するのも一助となっている 本人は"主"の為に召喚術の研究が阻害されているのもあり "主"による世界分断を元に戻したいと考えている
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イエロウキングス(いえろうきんぐす) 概要 ファンタジアから登場した本系の武器。 登場作品 + 目次 ファンタジア エターニア イノセンスR TOPなりきりダンジョンX レイズイエロウキングス イエローキングス 関連リンク関連品 ネタ 被リンクページ ファンタジア クラース用の武器、本の一種。攻撃力+60、命中+20。 デミテルが未識別のものを落とす。 初期装備のネクロノミコンの三倍の攻撃力を持ち、特に属性もないオーソドックスな武器だが、割と地味なポジション。 分類 本 属性 物 攻撃 60 命中 20 買値 - 売値 4000 特殊効果 - 備考 一品物 装備者 クラース 入手方法 落 デミテル ▲ エターニア 本作では武器としては登場しない。 ミンツ図書館で紛失中の4冊の内の一つ。「心当たりのある方はご連絡おねがいします」と貼り出されている。 なお、残りの3冊は「セラノフラグノン」「ミストセブンサン」「NG」である。 ▲ イノセンスR 黄衣を着た王について書かれた書物。読む者を狂気へと誘うといわれている コンウェイ用の武器、本の一種。「イエローキングス」表記。 ▲ TOPなりきりダンジョンX 作中説明 魔術書の一種。物理攻撃力+12、術攻撃力+38、幸運+5。 クラースの初期装備。 No. 070 分類 魔術書 物攻 12 物防 0 術攻 38 術防 0 詠唱 0 敏捷 0 幸運 5 属性 物 買値 - 売値 1750 特殊効果 - 装備者 ディオ・精霊系・降魔術士クラース 入手方法 他 クラースの初期装備 ▲ レイズ イエロウキングス クラース用の武器。 イフリートを使えるようになる。 イエローキングス コンウェイ用の武器。 ファイアボールを使えるようになる。 ▲ 関連リンク 関連品 ネタ 「イエロウキングス」とは、クトゥルフ神話系の小説、及びその中に登場する戯曲や超常的存在「黄衣の王」のこと。 被リンクページ + 被リンクページ モンスター:デミテル 武器:TOPなりきりダンジョン 武器:あ行 武器:ミストセブンサン 武器:本(TOP) 術・技:イフリート(召喚術) ▲
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術・技名 分類 武器・魔鏡 備考 シルフ・シャード 術技 ガールフラグメン 本作で新たに習得 ウンディーネ・シャード 術技 アクアディンゲン 本作で新たに習得 ノーム・シャード 術技 セラノフラグメン 本作で新たに習得 イフリート 術技 イエロウキングス ノーム 術技 ミサレクイエム・P ウンディーネ 術技 ミストセブンサン・P シルフ 鏡装 魔法学者 クラース 秘技→グラインデッド・シルフ ヴォルト・シャード 鏡装 召喚士サンタ クラース 本作で新たに習得秘技→ヴォルト プルート・シャード 裏鏡装 盟約のもとに クラース 本作で新たに習得秘技→プルート オリジン・シャード BST鏡装 記念の礼装 クラース 本作で新たに習得秘技→オリジン グラインデッド・ウンディーネ 報酬魔鏡 ユークリッドの召喚士 グラインデッド・イフリート 通常魔鏡 精霊との契約 グラインデッド・ヴォルト 季節魔鏡 サンタ・コスチューム グラインデッド・オリジン 決戦魔鏡 オリジンへの頼み事 グラインデッド・プルート OR魔鏡 冥界の主との契約 フロスティ・ハウリング CO魔鏡 絶対零度の咆哮 +ヨーランド
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SFC版 術・技名 分類 備考 シルフ 召喚術 ウンディーネ 召喚術 ノーム 召喚術 イフリート 召喚術 マクスウェル 召喚術 ルナ 召喚術 ヴォルト 召喚術 アスカ 召喚術 シャドウ 召喚術 オリジン 召喚術 グレムリンレアー 召喚術(禁呪文) カメレオン 召喚術(禁呪文) 未来モーリア坑道B18F(要:エメラルド) PS/PSP版 術・技名 分類 備考 シルフ 召喚術 ウンディーネ 召喚術 ノーム 召喚術 イフリート 召喚術 マクスウェル 召喚術 ルナ 召喚術 ヴォルト 召喚術 アスカ 召喚術 シャドウ 召喚術 オリジン 召喚術 グレムリンレアー 召喚術(禁呪文) プルート 召喚術(禁呪文) 丸くて黄色いすごいヤツ 秘奥義 X(クロス)版にて追加。瀕死時のみ使用可能 GBA版 術・技名 分類 備考 シルフ 召喚術 ウンディーネ 召喚術 ノーム 召喚術 イフリート 召喚術 マクスウェル 召喚術 ルナ 召喚術 ヴォルト 召喚術 アスカ 召喚術 シャドウ 召喚術 オリジン 召喚術 グレムリンレアー 召喚術(禁呪文) カメレオン 召喚術(禁呪文) 未来モーリア坑道B18F(要:エメラルド) プルート 召喚術(禁呪文)
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アルヴァニスタ王立学院(あるヴぁにすたおうりつがくいん) 概要 テイルズオブファンタジア-琥珀の回廊-、TOPなりきりダンジョン(小説版)に登場した学園。小説オリジナル設定。 登場作品 + 目次 テイルズオブファンタジア 琥珀の回廊 TOPなりきりダンジョン(小説版) TOPなりきりダンジョン 太陽の章 ネタ 関連リンク関連項目 被リンクページ テイルズオブファンタジア 琥珀の回廊 クラースとミラルドの最終学歴。クラースが首席で卒業。ミラルドが次席で卒業とある。共に魔法学を専攻していた。王立アカデミーと書かれている場面もある。 ▲ TOPなりきりダンジョン(小説版) クラースとミラルドの最終学歴。矢島さら氏の小説設定にあやかってかこちらでも登場している。 ディオとメルの養父エリック・フォートはここで魔科学の研究員をしていたが、「大消失」によってマナが失われて廃れたため退職し、ドレフ島へと移り住んだ過去がある。 ▲ TOPなりきりダンジョン 太陽の章 4203年のクラースはここの学会で召喚術の理論を否定されてここまでは自分を抑えていたが、ユークリッドのクラース魔法研究所が王立学院では非公認の教育機関であるため取り潰すぞと脅された時は、我慢の限界で学会の場でマクスウェルを叩き込んだ。後日、クラース魔法研究所の方に弁償するよう通知が入っていた。 ディオとメルが精霊の試練に挑むために精霊との契約破棄を要求されたクラースだが、最初は渋っていたものの双子がなりきり師の力でミラルドとの仲立ちをしてくれたため、後日にクラース、ミラルド、ディオ、メルの4人でアルヴァニスタ王立学院が見える丘まで赴き、その場でクラースは12精霊との契約破棄を行った。 ▲ ネタ ▲ 関連リンク 関連項目 被リンクページ + 被リンクページ 設定:ファンタジア ▲
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Aより始まりSに終わる名を持つ一族。 一族の祖アリストレス・エクセリュスは、遥かなる昔、血を分けた双子の姉ひとりを連 れていずこからか来駕した。彼は司法の城の光纏う者たちのmay侵攻を抑えるため、光 と闇とが繰り広げる泥沼の争いに身を投じた。そして光の勢力を押し返した後は、その抗 争のために荒野となり果てて見放された土地へ、やがて住み着いた。 彼と双子の姉「アミ」は尋常なデュエリストを大きく凌駕する力を持ち、さらに「四つ の否定」と呼ばれる階梯を経ることによって、別次元からモンスターを自由に召喚するこ とができた。魔法カードや罠カードから実際の現象を伴った真の力を引き出すこともでき たと伝えられる。 決戦後の彼らは、血統の力を保つためにもっぱら近親結婚の手段をとり、戦利品である 大天秤を保存しながらひっそりと召喚術を相伝してゆく集団となる。 時は下って、一族の末裔アルマロスとその父アドナキウスの間に子がもうけられた。女 児は生まれて間もないというのに、誰に教わるでもなく六色それぞれの元素と精霊とをく っつけたり引きちぎったりして遊び始めた。それは、とりもなおさず天才的な術法の素質 のあらわれであった。 絶大な素質を持った子供の誕生は一族をあげて大いに喜ばれ、彼らは彼女に伝説の神の 名前を与えた。 それこそがアウナス・ミフイムである。 だがアウナは麒麟児であると同時に一族を滅ぼす禍の子に成長する。 血縁者を端から端まで手にかけ弑逆の限りをつくした理由は単純なものだ。彼女は兄の アラケスと母、姉たちによる享楽的近親姦という果てしない肉の宴に、強烈な嫌悪感を抱 いたのだ。 世の安寧にかまけて堕落をむさぼるようになった劣等な末裔どもの子など孕んでなるも のか、と。そのようにして一生を盲目的に過ごしてなるものか、と。 「そうだ……終わっていない……。違えてはならない。まだ、いずれわたしが別の、盲目 的な何者かに成りゆくという未来を克服していない」 東の空が白んでゆく。 夜が明ける。 「我々の間に息づき、もうそこに存在している者よ、このわたしとデュエルしろ! 光纏 う者たちが現れればそれらをことごとく葬り、深淵より沸き立つ者たちが現れればそれら をことごとく葬ってくれる!」 アウナス・ミフイムの黎明が終わりを迎えることを象徴するかのごとく燦々と朝日が立 ちのぼり、夜の領域を照らし出す。 「汝は波なきもの! 闇なきもの! 海なきもの! 月なきもの!」 受け継がれてきた「四つの否定」を経る召喚法によって、アウナはこの荒れた大地へ号 令を発する。 「――森よ、蘇れ!」 少女の叫び声に応じてすぐさま、山と見まごう大きさをした一体の怪物がこの世界に姿 を現した。不可思議な植物の生い茂ったその体から無限に種子がばら撒かれる。無数の蔦 が荒野に巡らされる。ただただ本能に従って森を増やし続けようとする。 生きる密林、ギガプラントだ。 地面の下より掘り起こしたローンファイア・ブロッサムにより、また異なるギガプラン トが現れた。さらに新たな二つのギガプラントが繁茂すると今度は、最初に呼び出された ギガプラントが動きをやめ、腐り果てては見る間に屍と化し、大地に沈んだ。腐敗した樹 液が沼を作り、死してなお蛆虫たちを育んだ。 まるで森林の一千年をビデオに撮って早回ししているかのような光景だ。森を所有すそ の怪物たちは次々と現れ、次々と死んでゆき、また次々と蘇る。蛆虫とその成虫を食する 昆虫もまた、ギガプラント自身から際限なく発せられる。闊歩するギガプラントによって 大地はならされ、耕され、またその土壌が植物族モンスターの苗床となる。 死亡、再生、死亡、再生、その繰り返し繰り返し。 必要なら山を切り崩し、川を作って水を流す。 頼もしさと安心感で熟睡してしまいそうになるほど力強い。 生い茂るのが速すぎて、みるみるうち大礼壇も大天秤も蔦と雑草に覆われていった。 「ふん……」 少女が暴力的なまでの緑化の成果を一瞥だけするや、たちまち全身のありとあらゆる所 から力が抜け、移動することさえままならず地に倒れ臥す。アラケスやそれ以前の対戦者 たちと一晩かけて召喚合戦を続けたせいで、体力が限界に達したのだ。 (少し……寝よ) ギガプラントの生命力が余すところなく発揮されているのを眺め、はやくも満足してし まったところで最上級の眠気に飲み込まれる。すると死んだように眠りはじめた主人を守 ろうとでもいうのか、ボタニカル・ライオがそっと大礼壇に登ってきてアウナの隣に座り こんだ。 召喚者であるアウナがコントロールをやめてもなお、カードを通じて精霊世界からやっ てきた植物モンスターたちは自由に生き、実体を維持し続けている。 少女がアウナス・ミフイムとして存在する限り、森はその威光を象徴するかのように佇 み、少女もまた変わらず木々のざわめきの中で君臨するだろう。 「…………眩しい。早く、木々で、野を覆い尽くしなさい…………イライラする」 お怒りの寝言にあわてたボタニカル・ライオがとりあえず体で陽光を遮った。 アウナは電気を全部消さないと寝られないタイプだった。 おしまい アウナ vs アラケス アウナ初期手札 (先攻 指定ライフ3000) イービル・ソーン、思い出のブランコ、大寒波、ブラックホール、超栄養太陽 アラケス初期手札 (後攻 指定ライフ2000) 火之迦具土、朱光の宣告者、死皇帝の陵墓、魔法の筒、ディメンション・ウォール アウナ1ターン目:死者蘇生 アラケス1ターン目:オネスト アウナ2ターン目:マインドクラッシュ アラケス2ターン目:ディメンション・ウォール アウナ3ターン目:スーペルヴィス アラケス3ターン目:因幡之白兎 アウナ4ターン目:ダーク・アームド・ドラゴン 勝因 ダムド連射から総攻撃