約 1,826,392 件
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1127.html
「妹様、お茶にしましょう。図書館に来て下さい」 もうすぐ優雅なお茶会の時間だ。 それにフランを誘うため、咲夜が地下室にやってきた。 「ねぇ咲夜、これ見て? 私が描いたんだよ」 咲夜が部屋に入るなり、フランは手にしたスケッチブックを見せた。 それにフランは何枚かの絵を描いていた。 例えば自分が姉と遊んでいる絵、紅魔館の中庭、花や小動物など。 いかにも純粋無垢な子供が描きそうな絵ばかりが並んでいる。 「頑張って描いたんだけど、どうかな? あまり上手くないかも・・・」 「そんなことありませんよ? とってもお上手です」 そう言う咲夜は実に嬉しそうだ。 実際、フランの絵は見た目の年齢の割には上手かった。 しかしそんなことよりもフランが自分に絵を見せてくれたのが嬉しかったのだ。 己の主人の妹に初めて会った時、彼女は全く心を開いてくれなかった。 自分のことを新しい玩具にしたいなどと言われて度肝を抜かれた。 主も妹は手に負えない暴れ者だと言っていた。 そんな出会いから少しずつ距離を縮めていき、今ではこうして普通に会話が出来るようになった。 それどころか、彼女と一緒にいる時間が最も長いのは、その世話をしている自分なのかも知れない。 今の二人の関係は単なる主の妹と館のメイドではなく、もっと重たいものになった。 「まぁ! これ・・・私ですか?」 「そうだよ、咲夜だよ。」 「ありがとうございます。私・・・この絵が一番好きです」 1ページ丸々使って咲夜が描かれていた。 気のせいかも知れないが、咲夜はこの絵が一番丁寧に描かれているような気がした。 「あー・・・気分悪い・・・体だるいよ」 「昨日、飲みすぎたんじゃないの?」 「いや、二日酔いじゃない。と言うか、ここんとこずっとこんな感じよ」 「珍しいこともあるものね・・・」 「全くよ。何てことだ、このレミリアが・・気分が悪いだと・・・」 元来、吸血鬼は極めて頑丈な種族。 そのレミリアが体調不良を訴えるなんて、まずありえない筈だった。 最も、24時間365日、ほぼ常に体調の優れないパチュリーはあまり心配する気にならなかったが。 「お嬢様、パチュリー様、お茶の時間ですよ」 そこに咲夜とフランがやってきた。 「あ、咲夜。悪いけど今日は・・・」 「お姉様、パチェ! ねぇ見て? 私、絵を描いたのよ」 フランが早速、手に持ったスケッチブックを見せてきた。 「・・・あんたもよく飽きないよね」 「まぁ、上手いんじゃないの?」 レミリアもパチュリーも、あまりそれに興味を示してはくれなかった。 「ちょっと、もっとちゃんと見てよ! これがパチェで、これがお姉様だよ」 フランにとっては、二人の反応が咲夜のそれよりも大分薄いのが不満だったらしい。 しつこく自分の作品を見せ付ける。 「・・・これはね、皆でお食事しているところ。それでこっちはね・・・」 しかし、それでも二人は真面目に見ようとはしない。 レミリアはぼんやりと宙を見ているし、パチュリーは本から一瞬だけ目線を移すだけだ。 「ねぇ、だからちゃんと見てってば! これなんて結構上手く出来て・・・」 「うるさい! フラン! 私は今、気分が悪いのよ!! 静かにしてくれる!?」 「お姉様・・・?」 体調が悪い時に周りで騒がれたのではたまったものではない。 レミリアはつい、妹を怒鳴りつけてしまった。 「お嬢様、お体の調子が優れないのですか?」 「まあ、そうね。悪いけど、やっぱり紅茶はいいよ。しばらく部屋で休んでるから」 「お医者様をお呼び致しましょうか?」 「いや、そんなに大げさなものじゃないよ。ちょっと疲れてるだけだと思う」 「レミィ、それならいい薬があるんだけど・・・凄いのが。それこそ死人だって・・・」 「・・・遠慮しとく」 「それじゃ咲夜、ゆっくり休ませてね」 「はい、分かりました。お大事に」 こうしてレミリアは紅茶を楽しむことなく図書館を後にしてしまった。 「・・・何よ、お姉様ったら。怒鳴ることないじゃないの」 「まぁまぁ、妹様。お嬢様も少し虫の居所が悪かっただけですから・・・」 「それより、早くお茶にして欲しいんだけど・・・」 「あ、そうでしたね。すみません」 パチュリーの一言で、咲夜はやっと紅茶の存在を思い出した。 「ねぇ、咲夜。今日のお菓子は何?」 「今日は妹様の大好きなクリームレモンタルトですよ」 「本当!?」 「ええ、お嬢様の分も食べていいですよ」 先程の不満はどこへやら。フランは再び満面の笑みを浮かべた。 「ありがとう! 私、咲夜のこと、大好きだよ!!」 「ふふ、私も妹様のこと、大好きですよ」 その日の夜・・・ 「お嬢様、気分は良くなりましたか? もうすぐお夕食の時間ですが・・・」 「・・・・・・・・・」 ・・・ドア越しに話しかけてみたが、反応がない。 恐らく主はまだ眠っているのだろう。 ゆっくり休ませろとも言われていたし、自分も無理はしない方がいいと思う。 そういった理由で、咲夜はレミリアを放っておくことにした。 しかし、この時の咲夜には知る由もない事だったが・・・彼女の主は、既にもう死んでいたのだ。 『どく・・・んっ・・・』 「ひ・・・ひぃっ!?」 少し時間は遡り、レミリアが眠りに就いてから1時間ほど経った頃。 突然やってきた『どくん』に彼女は叩き起こされた。 「・・・何よ? なんか今・・・」 何やら嫌な振動を感じて飛び起きたものの、その正体を特定するまでには至らない。 しかしそれが外からではなく、己の体の内側から来たものだということは分かっていた。 すっかり眼の覚めた彼女は、取り合えず水でも飲もうかと上体を起こしたが・・・ 『どく・・・んっ・・・』 「あが・・・ぁっ!!!」 また来た。 今度は分かる。・・・これは心臓の鼓動だ。 心臓がぎゅぅぅっと搾られる感覚。 (私の心臓・・・どうなってるのよ!?) 背中から生暖かい汗が噴出す。奥歯から苦い唾液が分泌される。 『どく・・・んっ・・・どく・どく・どく・・・どっ・・くん』 例の大きな脈だけではない。心臓の鼓動そのものが不規則になっていく。 「嫌・・・! 嫌・・・! 来るな・・・来ないで・・・!!」 レミリアは暴れる心臓を何とか落ち着かせようとして、大きく深呼吸する。 『どくっ・・・・・んっ』 「やだ! やだ! やだぁぁぁぁぁぁ!!!」 それでも心臓はレミリアの懇願を無視して異常な動きを続ける。 『どくん』の度に彼女の体は大きく痙攣していった。 「嘘・・・嘘だよね・・・? こんなのって・・・」 『どくっ・・・・・んっ!!』 「嘘よっ・・・!」 「だって吸血鬼の私が・・・不死身の私が・・・」 『どくっ・・・・・・! んっ!!!』 「がぁぁっ・・・!!」 「静まれ・・・静まれ・・・私の心ぞ・・・」 『どくっっ・・・・・・・・・!! んっ!!!』 「何で・・・どうしてよ・・・!!!?」 いつまで経っても彼女の心臓は落ち着きを取り戻さない。 それどころか時間が経つにつれてますますおかしくなっていく。 「そうだ・・・! 咲夜を呼べば・・・!」 いよいよ困り果てたレミリアは咲夜に助けて貰うことにした。 机の上にある呼び鈴目指して立ち上がる。 その時・・・ 『どくっっっ・・・・・・・・・・・・・・・』 「・・・・・・・・・っっっ!!!」 今までで一番大きな波が来た。 いや、大きいだけではない。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 ・・・心臓が動かないのだ。 ぎゅぅぅっと搾られるところまでは同じだが、そこから一向に解放されない。 まるで固まってしまったような・・・ これが決定打。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 (嘘・・・? これで終わり・・・? 本当にこんなのが私の最後・・・?) 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 嫌だ・・・咲・・・夜・・・パチェ・・・助けてよ・・・嫌・・・こん・・なのって・・・・ 翌朝。 「お嬢様、お体の調子はどうですか?」 結局、昨日丸一日レミリアは起きてこなかった。 いくら不死身の彼女でも流石に心配になってくる。 この朝、咲夜はお粥と特製の体にいい紅茶を持って主の寝室へ向かった。 ショウガ、長ネギ、ニンニク、朝鮮人参、スッポンの生血、高僧の胆、エリクサー・・・ 館中から精のつきそうなものを掻き集めて作った、咲夜のとっておきだ。 恐らくはとんでもない味に仕上がったのだろうが・・・ 昨日の夕食を口にしていない主なら、きっと飲んでくれる筈。 もしくは無理やりにでも飲ませよう。 暢気にも、彼女はそう考えいた。 ガチャリ 「お嬢様・・・? 入りますよ?」 やはり何の反応も返って来なかったが、流石にもう起きているだろう。 咲夜は構わず部屋に入った。 そこで彼女が見たものは・・・ 「お嬢様・・・! そんな・・・!!!」 レミリアの体は半分ベッドから飛び出し、その頭が床に付いている。 「まだ寝てらしたなんて・・・!!」 咲夜は非常に驚いた。 あれから優に半日は超えている。 なのに、まだ眠っているなんて・・・ 第一、あの寝相の悪さは何だろうか・・・と。 「お嬢様・・・唯でさえ体調が悪いのに、この上風邪でもひいたら・・・」 咲夜はレミリアを抱きかかえ、ベッドへ戻そうとした。 しかしその顔を見て、咲夜はドキリとした。 レミリアの顔は恐怖と苦痛に支配されたまま固まっていた。 眼はカッと見開き、口は半開きで、舌がだらしなく飛び出している。 「なんだ・・・起きていらしたなら返事くら・・・・・・お嬢様・・・?」 一瞬、主は起きているのだと思った咲夜だが・・・様子がおかしい。 全く動かないのだ。 「お嬢様・・・!? お嬢様・・・!? 返事をしてください!! お嬢様!!!」 しかしどれだけ呼んでも、レミリアは反応しない。 視線は宙を漂ったまま、瞼さえ動かさない。 どうやら起きてはいないが、眠っている訳でもないようだ。 世の中には眼を開けたまま寝る人もいるらしいが、それにしてもこれほど見開きはしないだろう。 「そんな・・・朝っぱらから性質の悪い冗談はやめてくださいよ」 勿論、これは冗談ではない。 咲夜はやがて、レミリアの体が酷く冷たくなっていることに気が付いた。 「そんな訳・・・無いわよね・・・?」 咲夜はレミリアをベッドに寝かせ、恐る恐るその心臓に耳を付けた。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぅ・・・ぅぁぁ うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」 「お姉様!! 眼を開けてよ! 私、こんなの嫌だよ!!!」 2階のホールにフランの叫びが木霊した。 紅魔館当主、レミリア=スカーレットが死んだ。 その報告を受けて、館中の者が集まった。 姉の遺体の傍で泣き崩れるフランを中心に、パチュリーや咲夜、その他の従者達が円を作っている。 泣いているのもフランだけではない。誰もが沈痛な面持ちだった。 パチュリーはレミリアの亡骸を見た瞬間、貧血で倒れそうになった。 咲夜は誰が何を話しかけても上の空だ。 「これは多分・・・呪いの一種ね」 溢れ出しそうな涙を堪えて、パチュリーが説明した。 「呪い・・・?」 「そうよ・・・それも相当強い呪いよ。そのせいでレミィの心臓は・・・」 「誰が呪ったの・・・?」 「分からない。下手をしたら術師はもう死んでいるのかも・・・」 「パチェなら呪いを解くことが・・・出来る?」 パチュリーは首を小さく横に振った。 「悪いけど・・・呪いを解けるとか、解けないとか・・・そういう問題ではないの・・・ ・・・レミィはもう、死んでいるから・・・」 「嫌、嫌・・・お姉さまぁぁぁぁ!!! 死んじゃ駄目っっ!!!!」 フランは再び泣き出してしまった。 「でも・・・レミィを生き返らせる方法なら・・・無い訳じゃないけど・・・」 「え・・・?」 思いも寄らぬパチュリーの一言にその場の全員がどよめいた。 「パチェ!? 本当なの?」 「本当だけど・・・ ・・・何を犠牲にしてもレミィを生き返らせる覚悟はある?」 「犠牲・・・?」 「ねぇ、あなた達はどうかしら? どんなことをしてでも・・・レミィに生き返って欲しい?」 パチュリーは周りの者達にもそう聞いた。 「はい・・・! お嬢様を救うためなら・・・何だってします!!」 張りのある、凛とした声が挙がった。 誰よりも早く、咲夜がその覚悟があることを宣言したのだ。 「私も! 私もお姉様を助けたい!! お願い、パチェ!!」 続いてフランも宣言した。 「パチュリー様! 私も協力します!!」 「私も!!!」 「私だって!!」 美鈴、小悪魔、妖精メイド達・・・と、次々と名乗りを挙げる者が出てきた。 「・・・そう。あなた達の気持ちは分かったわ」 「・・・それじゃ、フラン・・・」 「・・・何?」 「あなた、レミィの代わりに死んで」 「え・・・?」 「あなたの心臓をレミィの死体に移植するの。 実の姉妹の心臓、きっと生き返らせることが出来る・・・」 「で、でも・・・それじゃ私は・・・」 「死ぬ。でもレミィは生き返る。」 「お姉様が・・・生き返って・・・でも、私は・・・死ぬ・・・?」 「他にレミィを生き返らせる方法は無いわ」 「誰か他の吸血鬼から移植するとか・・・」 「駄目ね。あなたの心臓で無ければ意味が無い」 「・・・分身は?」 「何?」 「私の分身から心臓を取り出して、それをお姉様に・・・ そうすれば私もお姉様も・・・」 「・・・話にならない」 フランの命乞いにも似た提案はあっけなく却下された。 「これは単なる心臓の移植手術じゃないわ。 言うなら命の移植。 レミィの命に釣り合うものと言えば、それはもう妹であるあなたの命しかない」 「そんな・・・本当に、それしか道は・・・」 「もうこれしかないのよ。 いい?そもそもレミィに呪いをかけた奴はかなり高度な魔法使い。 それこそ私より上かもし@'ない。 そして、恐らく呪いを%#"$時に~;ヌ*を捨てている。 つまり本来$#、どんなことをしても、*\+"ることは絶対+ "ない。 でも、$}#_シネ"+ タ"$~|=)(は等価交換\応''"$?" ポ `-れるもの。 そ!"..レミィ@`死/ニテ/\###%フラン$死==カェ^と*;!変更し=}ヌヌヌ}?*"いい。 *?++@$アオ%フランでないと{ ;"#。 スキマ[]["%$%鬼=#*//?"%命}+=^吸血鬼~*ト@`}{" ,,/ 違う。 どカカする? ヒ%!}*? 死``*@"!!$ *+デ;$$死ね]??%",+,.」 フランは遂に、パチュリーが何を言っているのかが理解出来なくなっていた。 「分からない・・・私はどうすればいいの・・・?」 「それを決めるのはフラン、あなた自身よ。私はただ、道を示すだけ」 「分からない・・・分からないよ・・・」 「咲夜さん・・・?」 「メイド長・・・!!」 その時、それまで唖然として見守るだけだった周りが急にどよめき立った。 その声に反応したフランが顔を上げる。 そこには、先程のパチュリーの宣告に匹敵するほど衝撃的な光景があった。 ・・・見知らぬ女が・・・こちらにやってくる。 そしてそいつは多分、自分の味方ではない。 「来ないで!!」 フランは恐怖のあまり、声を挙げてしまった。 「どうしたんですか、妹様? そんなに声を荒げて・・・」 女がニコリと笑った。 不思議なことに・・・その笑顔は、あの優しい咲夜と同じものなのだ。 ・・・でも、その女が咲夜である筈が無い。 「待って! 待ってよ! こっちに来ないで!!」 「嫌ですわ、妹様。どうしてそんなに怖いお顔をなさるのですか?」 「来ないでって言ってるじゃない! 私はあなたが怖いよ!」 「まぁ! 私は怖くなんかありませんよ? ほら、妹様? いい子ですから・・・」 咲夜の口調はいつも通り、とても優しいものだった。 しかし、彼女の後ろに陣取るメイド達には見えていた。 咲夜が後ろ手に・・・ナイフを握っているのを。 「妹様、一緒に遊びましょうよ。 お歌を歌いましょうか? それとも、また私の絵を描いて下さいますか?」 「嫌だ! 嫌だ! 来るな! 来るなぁぁぁ!!!」 逃げまとうフランを、咲夜は追い詰めていく。 「・・・いい加減にしてよ!!!」 とうとう逃げ道が無くなったフランが、その拳をグッと前に押し出した。 「妹様・・・何をするおつもりで・・・?」 「これ以上近付いたら・・・いくら咲夜でも・・・殺すよ・・・?」 「本気ですか・・・? 妹様?」 「本気だよ。それが嫌なら・・・」 彼女にとってはこうするしかなかった。 今の感情は、最近めっきり少なくなったあの発作に似ている。 しかし、そんな脅しも咲夜には通じない。 「パチュリー様・・・私の心臓で代用することは?」 「出来る訳が無いでしょ? 代わりになるのはフランの心臓だけよ」 「・・・残念ながら、私ごときの命ではお嬢様を救えないらしいです。 ですから妹様? 私を殺しても無駄ですよ?」 「何言ってるの? 私は別にそんなことを言ってる訳じゃ・・・」 「やはり、お嬢様を救うには妹様の心臓でないと・・・」 咲夜が隠し持っていたナイフを頭上に掲げた。 それがギラリと冷たい光を放つ。 「な、何する気なのよ!? 咲夜!!」 「そんなの決まっているじゃないですか。 ・・・妹様を殺すんですよ 妹様の心臓を抜き出して、お嬢様に差し上げるんです。 そうすれば・・・嗚呼・・・お嬢様が生き返ります」 「嘘だ・・・咲夜はそんなこと・・・」 「では少しチクリとしますが、我慢してくださいね」 咲夜がフランの胸元へ、そのナイフを宛がった。 「・・・こんなのおかしいよ」 「妹様・・・? 何がですか?」 「こんなの絶対におかしい。 いくらお姉様を生き返らせる為だからって、殺すとか・・・おかしいよ。」 「妹様。申し訳ございませんが、これもお嬢様のた・・・」 「だって、私達・・・家族じゃないの!!」 「・・・・・・家族・・・?」 「どうして家族なのに、殺すとか言えるのよ!? 酷いよ!! もしも私が咲夜で、咲夜が私だったら・・・ 私は絶対そんなこと言わないよ!!!」 そのフランの言葉を聞いた途端、咲夜の顔は青ざめていった。 「そうよ・・・私にとって妹様はとても大事な・・・家族・・・ なのに私、何てことを・・・ ・・・・・・・・・ お恥ずかしゅうございます。妹様・・・ これではお嬢様に合わせる顔がありません・・・」 「・・・もういいよ。 怖かったけど、咲夜もお姉様のこと思ってやったことだから・・・」 フランは項垂れる咲夜にそう言った。 「申し訳ございません・・・申し訳ございません・・・妹様」 咲夜はフランのあまりの優しさに、感極まって泣き出してしまった。 「泣かないで、咲夜。 だけど、もうやめようよ。殺すとか、そういうのは」 「勿論です。二度と妹様を殺すなどとは言いません」 「うん、お姉様を生き返らせる方法だってきっと・・・」 「嬉しいです。妹様がお嬢様のため・・・自分から死んで下さるなんて・・・」 「えええっ・・・!?」 咲夜がそう言った瞬間、フランにナイフが手渡されていた。 「待ってよ!! 何でそうなるのよ!?」 「え? 当然じゃないですか?」 「何が!? 別に私は死ぬなんて一言も・・・」 「だって、妹様が死ぬ以外にお嬢様が助かる道は無いんですよ? その上で妹様を殺しちゃいけないとなったら、もう自分で死ぬということではないですか?」 見知らぬ女はそう言った。 「そんな・・・違う・・・私は・・・」 カーン カーン カーン カーン 「あら? もうこんな時間?」 その時、紅魔館の大時計が10時の鐘を鳴らした。 いつもならとっくに朝食が終わっている時間だ。 「それでは私は急いでお食事の準備をしますね」 瀟洒なメイドはそう言うと、他の従者達を掻き分け出て行ってしまった。 「パチェ・・・私はどうすればいいの? 死ななきゃ・・・いけないのかな・・・?」 今のフランにはパチュリーだけが救いだ。 「私は道を示すだけ。全てを決めるのはあなたよ」 なのに、パチュリーはそう言って突き放した。 後編に続く フランちゃんネタ:27スレ163(後編) 咲夜wwwwww -- 名無しさん (2012-03-19 13 10 58) うわぁ… お姉さま死んだん? 吸血鬼だよ?フランかわいそ… さくやうぜー -- フラン (2013-11-10 19 34 17) 面白い -- 名無し (2014-05-24 17 05 06) URWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW -- さくや (2014-05-24 17 09 43) フランたん(´・ω・`)カワイソス -- エリ姫焼肉 (2014-12-07 18 47 04) 咲夜最悪 -- 名無しさん (2015-02-06 17 41 42) あの… 吸血鬼ってニンニク入りの紅茶 飲んでいいの?ダメだよね すみません(/´△`\) -- 場違いさん (2015-03-20 19 25 40) レミィ生き返れ―。 -- 名無しさん (2015-08-14 14 03 10) ↑やる気ねぇなww -- 名無しさん (2015-08-14 14 03 52) パチェは魔法使いのくせにザオリクも覚えてないのか… -- 名無しさん (2015-08-14 15 41 33) 冥界から魂を持ってきて何かを依り代にお嬢様復活すればいいんじゃ、又はサーヴァント的なもので召喚! -- 名無し (2015-08-26 02 45 12) よし、 フランなんてどうでもいい レミたんを早く生き返らすんだ -- レミたん廚 (2015-12-29 21 39 38) ↑おま…俺はともかく、全国のフランファン敵に回すぞ。 それはともかく、途中でパッチェさんが「レミィ、それならいい薬があるんだけど・・・凄いのが。それこそ死人だって・・・」って言ってた奴は効かないのかな。術に効果ないのか? -- ひっそり暮らすフラン廃 (2015-12-30 09 20 28) ↑フランファンとフランはクズだから大丈夫。 -- 名無しさん (2016-01-05 14 40 51) ↑つまり血が繋がってるレミリアもクズ -- 名無しさん (2016-01-06 09 50 21) は?レミリアの方が能力的にも(全面から見て)強いし クズでないw -- 名無しさん (2016-01-13 23 37 29) そういえばフランちゃんとレミちゃんってどっちが人気ランキング高かったっけ 今この状況をスカーレット姉妹が見たら何て言うかな -- 名無しさん (2016-01-15 19 49 44) 私が見たからにはフラン4位レミリア8位で レギュラー抜けたのだよWWザマァWW -- 名無しさん (2017-07-02 13 22 01) レミリア死ねごみチビファッキュ☆クソ以下血が繋がっていてもフランはフラン。レミリアはクソ以下 クソ以下とフランチャンを一緒にするなー! -- 名無しさん (2017-07-02 13 26 09) レミリア能力使ってないつまり使えてないただのごみww -- 名無しさん (2017-07-02 13 28 03) レミリアレギュラー抜けたの?ww ザマァ -- 名無しさん (2017-07-02 13 29 22) フランはもういい、レミリア生き返れェェェェ!(・益・) -- レミィ廃 (2017-07-28 12 53 02) ごめんね....フランファンよ.... レミリアはフランより人気ランキング上になったんだよ笑 ドンマイ -- レミリア好き (2019-11-11 19 43 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/inuinu_for_ss/pages/12.html
東方プロジェクトにおける幻想郷に関して可能な限りの考察を行うところです。 登場する用語に対する各考察は別サイトに任せるとして、 ここでは幻想郷が仮に現実に存在した場合、何が起こるのかを取り上げます
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/636.html
「お嬢様、お慕いしております」 「私もだよ、○○」 紅い屋敷の地下の底、いつもの誓約が響く 何でも壊す吸血鬼の私を好きと、愛すると誓った執事 それが私の恋人 私たちが一緒になるまでのエピソードは省略 だって別に、ドラマもロマンチックも何にも無いんだもの お姉さまに言われて私の世話をしていた男が私を好きになって、私も彼を好きになった。それだけ 誰にも知られてない関係だけど、いいの もしもバレたら、○○がお姉さまに何を言われるか分からないもの 「ねえ○○。もういいかげんお嬢様じゃなくて、フランって呼んでよ。恋人同士なんだから」 「ご容赦ください。その呼び方に慣れ、万一レミリア様の前でそう呼んでしまってはまずいのです そうなればよくて叱責、悪くすればお嬢様のお世話係を外されてしまうかもしれません。それだけは避けたいのです」 「……そうだね」 ○○がここに来てくれなくなる そんなことを思うだけで体に震えが走り、怖くて怖くてしかたなくなってくる 駄目。それだけは駄目。絶対に、それだけは駄目 この人は私のすべて。この人がいなくなったら、私はもう生きていけない 「それでは戻ります、お嬢様。また明日、この時間に」 「……うん」 彼がいなくなった地下は、火が消えたように暗く、冷たく、さみしかった ―――行かないで その言葉は、必死で飲み込んだ 言っても彼を苦しめるだけ。今の私たちの関係を壊してしまうかもしれない それでも、その言葉は外に出たいと、私の胸の中で暴れまわっていた 『だったら、全部私のものにしてしまえばいいのに』 ……まただ 私の中の『私』 何もかもを壊したがる、私の中の破壊衝動そのもの 今までずっと押さえつけてきたのに、最近では日に何度も私の中に出てくる 強く現れだした時期的に考えて、私が○○を欲しいと思えば思うほど、この『私』は強くなるみたいだ 『何を怖がってるのよ。何もかもを壊して○○を手に入れるの。簡単なことでしょ?』 「やだ! ○○も私も、そんなこと望んでない!」 『強がっちゃって。ここに私を閉じ込めたお姉さまも、ここで働いてる誰もが私のことを厄介者と思ってる ただ一人、○○を除いてはね』 「………」 『○○だけは私を愛してくれている。私にとって○○は世界一大好きな人。だったら、二人を邪魔するものは排除しなきゃ 全て壊しましょう? そうすればずっと二人きりで生きていけるじゃない。私は、○○が欲しくないの?」 「……なんで」 『えっ?』 「なんで○○だけは壊さないの……? 『私』は、私の破壊衝動じゃないの……?」 『ふざけないでっ!!』 これは全て私が一人で行っている会話 けれどその怒声は、まるで私の魂を殴りつけるような痛みを与えてきた 『『私』は、私と同じように○○を愛してるの! 彼と二人で生きていけるのならこの力だって捨てられる! ただの吸血鬼の女の子として、○○と生きていきたいの!』 「そんな……『私』は破壊衝動そのものであるはずなのに、自分自身を否定してまでも、○○を求めるの?」 『ええ、うすうす感づいてたんじゃない? 私が○○を愛しただけ『私』が強くなるって ただ全てを破壊するんじゃなくて、○○と生きていくために破壊したがってるって』 「そっ、か」 生まれて初めて、私は『私』に親近感を抱いた 求めているのは○○ただ一人 方法はともかく、『私』も私と同じように、いや、私以上に○○を欲していた けれど、それでも――― 「やっぱり、だめ。私は壊さない」 『どうして』 「○○が好きって言ってくれるのは、今の私だから。頑張って破壊衝動――『私』を抑えている私だから」 『無理よ。今は私の自我で抑えていても、本当に『私』を抑えているのは○○だけ 彼がそばにいてくれなくちゃ『私』はどんどん膨れ上がって、いずれは………』 「うん。それでも頑張る。せめて○○が生きていてくれる、数十年の間は」 『………『私』が言うのもおかしいけど……がんばってね』 ……本当は、自信なんて無い 今この瞬間にも○○を求めて暴れだしてしまいそうだ それでも、私はやり遂げて見せる 館のみんなとお姉さま、大好きな○○。そして、同じように○○を愛している、もう一人の『私』のために やっぱ俺は微病みしか書けんと再認識した
https://w.atwiki.jp/398san/pages/1328.html
説明 概要 《フォービドゥンフルーツ》軸モンスター 魔法 罠 《カタディオプトリック》軸モンスター 魔法 罠 専用カードについて このデッキの弱点代表的なカード 関連リンク 説明 東方紅魔郷のEXTRAボス《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》を中心としたデッキ。 非常に強力なステータスと効果、オーバーキルレベルの性能の専用スペルカードを使って相手を圧倒する派手さが魅力。 《恐ろしい波動 フランドール・スカーレット》をメインとしたデッキは【恐ろしい波動】を参照して欲しい。 概要 主に《カタディオプトリック》を中心に使用するタイプと《フォービドゥンフルーツ》を中心に使用するタイプがある。 《フォービドゥンフルーツ》だけを投入し、その他紅魔館メンバーで戦うデッキは【紅魔館】も参照してもらいたい。 ここでは《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の召喚に特化したデッキ構築について解説する。 《フォービドゥンフルーツ》軸 こちらの方が基本的に安定し使い易い。 しかし、《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の召喚がおまけのような構築になり易いため注意。 《カタディオプトリック》軸ではないがこれによる召喚も同時に狙っていく。 だが《カタディオプトリック》をあまり重要視しない構築も存在する。 その場合は【紅魔館】寄りの構築となるだろう。 ここでは基本的に《カタディオプトリック》と《フォービドゥンフルーツ》による召喚の両方を積極的に狙っていく構築について解説する。 モンスター 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》は《カタディオプトリック》〈制限カード〉が手札に来た時も考えて3積み推奨。 《紅き月 レミリア・スカーレット》を破壊する事が発動条件だが、相手に破壊してもらう事はあまり期待しない方がいい。 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の存在を咲夜CGIプレイヤーは皆知っているだろう。 当然警戒される。〈とは言え、最上級モンスターの攻撃には対処せざるを得なく、破壊しようとする場合も多いが。〉 発動条件の《紅き月 レミリア・スカーレット》が言うまでもなく必要であるため、《紅き月 レミリア・スカーレット》を手札に加えることが出来る《紅魔館門番 紅美鈴》は非常に優秀なサポートとなるだろう。 そして、手札に加えた後召喚するためには《紅魔の従者》が一番手っ取り早いが、攻撃出来ないので、そのまま破壊してしまうのが理想的な流れだ。 上級モンスターで攻撃宣言することは相手の《聖なるバリア-ミラーフォース-》を発動させやすいので、《炎を支配する者》を使って生贄サポートをするのも良い。 上記2枚のカードの両方に対応している《UFOタートル》も悪くない。 《ファントムオブカオス》も《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》をコピーすれば《フォーオブアカインド》のみだが専用カードが使用できる。〈しかしかなり邪道であると言えるかもしれない。〉 また、《紅き月 レミリア・スカーレット》を除外することで除外ゾーンからの《D・D・R》での蘇生を狙える。 その場合は《D・D・R》を破壊する効果でも《フォービドゥンフルーツ》に繋げられることも覚えておくといい。 《亜空間物質転送装置》や《ワーム・ホール》が多めに採用されるのなら《神獣王バルバロス》を採用するのも面白いかもしれない。 また《神獣王バルバロス》は《紅き月 レミリア・スカーレット》と同じレベル8で《トレード・イン》を共用出来、かつ《フォーオブアカインド》から3体の生贄を確保出来たりするので、相性は非常によいと言える。 その他制限カードについては《マシュマロン》《魂を削る死霊》《ダンディライオン》などの防御力に優れるカードは動けない状況の時間稼ぎとなり、《紅き月 レミリア・スカーレット》の生贄にも繋げられる場合も多いので採用圏内。 また、《紅魔の従者》等のカードをサーチ出来る《クリッター》やコンボデッキのカード枚数を揃える《メタモルポット》なども優秀である。 魔法 基本的に《紅き月 レミリア・スカーレット》を破壊するカードは魔法がよい。 特に速攻魔法だと攻撃済みの《紅き月 レミリア・スカーレット》を破壊し、《フォービドゥンフルーツ》に繋げられると非常に強力。 しかし、速攻魔法の破壊カードはコストが非常に厳しい《死者への供物》位しか無いため、通常魔法の方が良い場合も多い。 その場合は《ハンマーシュート》が一番使い勝手が良い。 しかし、出来るだけ相手のカードに単発除去での対抗を好まないデュエリストには使いにくいかもしれない。 特定のカードを複数枚使用するため《封印の黄金櫃》も採用圏内だろう。 《ワーム・ホール》は《カタディオプトリック》との相性が良く、速効性もあるが、汎用性が薄いので、上手い利用法を思いつかなければ採用は見送った方が良い。《カタディオプトリック》による召喚を積極的に狙っていくと言っても、制限カードなので、《カタディオプトリック》を中心にしすぎるのは危険だ。 その他制限カードは《光の護封剣》《スケープ・ゴート》など防御力の非常に高いカードは入れた方が良いかもしれない、事故のリスクを軽減出来る。 一度セットしておく必要のあるカードが軸となるので、《大嵐》の投入にはしっかり気をつけよう、《大嵐》を発動しないことは相手に警戒させ、伏せを少なくさせられるが、いざという時にデッキ内に《大嵐》が無いことは心細いかもしれない、デッキ内容と相談しよう。 このデッキは《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》のスペルカードを多量に投入するため、使用出来ない「魔法や罠」が多いため、使えないカードを捨てながら《貪欲な壺》に繋ぐことが難しく発動しにくい。 しかし相手の《メタモルポット》や《手札抹殺》にたたき落とされ、デッキ内キーカードとなるモンスター《紅き月 レミリア・スカーレット》や《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》がデッキから全滅し「詰み」となることも恐ろしい。 採用枚数には最新の注意が必要だ。 いっそのこと後ろ向きなことを考えず1枚も積まないと言う選択肢もありである。 罠 フリーチェーンの破壊カードである《サンダー・ブレイク》は非常に便利である。 理由は魔法の欄で挙げた通りである。 それに加えて、相手の魔法罠まで除去出来るのだ、優秀すぎるほどだ、コストに関してはこのカードを使うような状況ではまだ《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の専用カードが手札に残っているだろう、それを捨てると良い。 しかし、捨てすぎて《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》を召喚したがスペルカードが使えない・・・と言うのはあまり笑えない。〈もっとも、スペルカードなしでもゲームを終了させるほど強いのだが。〉 《開けて悔しき玉手箱》は《フォービドゥンフルーツ》と思わせて伏せておいて《カタディオプトリック》をサーチしそちらから召喚、など面白い動きが出来るが、相手依存カードになるか、読みが必要になるので頼りすぎないように。 《亜空間物質転送装置》は相手の《紅き月 レミリア・スカーレット》に対する「破壊」以外の除去を避けられ、《カタディオプトリック》から繋げられるので優秀のようだが、挙げた2枚〈しかもそのうち1枚に使うときは状況依存〉としかあまり相性が良くない。 その他制限カードは《激流葬》《聖なるバリア-ミラーフォース-》などの強力な除去は時間稼ぎになる上に逆転要素にまでなり、《激流葬》については《フォービドゥンフルーツ》の発動に繋げられるので非常に相性が良い事は言うまでもない。 《リビングデットの呼び声》は生贄確保としては優秀であることは間違いないが鍵となる《紅き月 レミリア・スカーレット》が墓地からの特殊召喚が出来ないため、採用には一考を。 《カタディオプトリック》軸 「レミィは事故要素〈キリッ」 「俺はフランちゃんウフフしたいんだ!レミィじゃねぇ!」 「レミィを俺の手で破壊するなんて出来ない・・・だがフランちゃんを使いたい!」 「フランのスペカ全部で積んだら《フォービドゥンフルーツ》関連カード入れるスペースなくなった、どうなってんの?」 そんな少し気が触れた人にオススメのデッキである。 上記《フォービドゥンフルーツ》軸のデッキを遥かに凌ぐ事故率を持つ。 モンスター 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》は考えるまでも無く3枚積み。 手札を減らさず時間が稼げ、墓地に落ちた《カタディオプトリック》を回収出来る《サイバー・ヴァリー》は採用すべきカード。 カードを5枚も引ける《メタモルポット》もほぼ必須。 また《サイバー・ヴァリー》や《メタモルポット》をサーチ出来る《クリッター》も是非欲しい。 その他のドロー系リバースモンスターで時間だけ稼ぐのはあまりお勧めできない、戦闘をすると言うことは相手を攻撃側から守備側の立ち位置に置けると言うことで、相手が攻められるようになるまで当然時間はかかる。 よって自分のドロー回数が増えるため、何かアタッカーを入れた方がいい。 オススメは《神獣王バルバロス》と《可変機獣 ガンナードラゴン》 これらのカードは《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》を《カタディオプトリック》で召喚した後維持するカードの《ワーム・ホール》《亜空間物質転送装置》により、妥協召喚した攻撃力を元に戻せるのだ。 相手が2800や3000の攻撃力の対応に追われている間に《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の召喚する布石を整えよう。 また、手札を捨てて発動するカードとも相性が良い〈相性が良いと言うより手札にあって使えないカードを利用する手段が出来るだけであるが。〉 魔法 《カタディオプトリック》をサーチ出来る《封印の黄金櫃》は必須、準制限だが2枚積んでおこう。 《魔法石の採掘》も《メタモルポット》や《手札抹殺》などで墓地に落とされしまった《カタディオプトリック》を回収する他、2度目の召喚を狙う際にも必要なのでほぼ必須。 だが絶対一回目に成功させて勝つ予定なら必要なし。 《スケープ・ゴート》《光の護封剣》などの制限級防御カードも必要と言える、例えフランなしに攻撃に転じれても、3000以上のモンスターには狙いである《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の召喚をしなければ対応出来ない。よってやはり守りも重要。 もちろん《スケープ・ゴート》は《サイバー・ヴァリー》によってドローも狙える。 ドロー関連で《貪欲な壺》もありといえばありだが、モンスターは本とん度入らないと思われるため、採用できて1枚だろう、むしろなしの方が良いかもしれない。 発動出来ないカードが増えかねないのだ。 《手札抹殺》や《手札断殺》を入れてドロー加速を図っても良い。 ただ、手札の切り方には細心の注意を。 《ワーム・ホール》は《神獣王バルバロス》などとのコンボの他に《《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》と《カタディオプトリック》が揃ったらすぐ出せるようにするため出来れば3枚積もう。 罠 魔法の欄の《ワーム・ホール》と同じく《亜空間物質転送装置》は3枚積んで置くと良い。 また、《カタディオプトリック》からすぐに《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》を召喚するために《亜空間物質転送装置》や《過去を刻む時計》を伏せておいて置く場合が多いため、《開けて悔しき玉手箱》を伏せて置くと《大嵐》を呼び込みやすく使い易い。 プレイングとしては相手より1~2枚程度多めに伏せておくと発動されやすくなるだろう。 発動出来ない可能性もあるが《カタディオプトリック》をサーチ出来るのだ、入れておいて損はないはず。 さらにやはり制限系除去《聖なるバリア-ミラーフォース-》や《激流葬》は欲しい。 破壊は当然時間稼ぎに繋がる。 専用カードについて 《フォービドゥンフルーツ》 《カタディオプトリック》 《フォーオブアカインド》 《レーヴァテイン》 《過去を刻む時計》 《そして誰もいなくなるか?》 《恋の迷路》 召喚するために使う2枚は除いて5枚である。 該当ページの方が詳しく書いてあるためそちらも参照してもらいたい。 《フォーオブアカインド》 1850というアタッカークラスのステータスを持つトークンを三体も生み出すカード 《ファントム・オブ・カオス》で簡単に発動出来るが、発動が容易かつ強力すぎて悪用に近いだろう。 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の効果を考えると、相手がガラ空きまたは守備表示モンスターのみの場合は9250ダメージを与えられるため、1ターンで勝利出来る。 最も致死量ダメージを与えやすいスペカと言える。 《レーヴァテイン》 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の攻撃力を700ポイント増加させ、ハンデスorドロー効果を追加し、さらに表側のみ全体除去の道連れ効果の4つも付与させるカード。 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の攻撃力は3700であり3回の攻撃しなければ8000に届かないところを700ポイント増加させる事で2回の攻撃で8000のライフを削り取れるようになる。 この意味は大きい。 また、ハンデス効果は相手の逆転の芽を摘み取れ、ドロー効果で《フォーオブアカインド》でも引こうものならそのまま追撃が出来る。〈他のスペルカードを引いても殆ど勝ちだが〉 さらに、道連れ効果は伏せた状態の《過去を刻む時計》を破壊したりしないため、そちらとの組み合わせが強力だが、伏せていない場合は扱いづらい場合もある。 だが、《カタディオプトリック》の自壊効果でも使える事も覚えておこう。 表側カードを全て破壊+裏側1枚を破壊できるので強力だろう。 様々な戦法が取れる、最も器用なスペカであると言える。 《過去を刻む時計》 《カタディオプトリック》とのコンボは軸の一つになっていたほど強力である。 《レーヴァテイン》とのコンボも強力。 また、いかなる方法で破壊されていても蘇れ、発動条件さえ満たせば、いつでも発動出来るカードであるためエンドフェイズに安全に蘇れる点はこのカードの利点。 つまり、《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》の召喚時と召喚後両方において使用することが出来るため最も優先して3枚積むべきスペルカードと言える。 《そして誰もいなくなるか?》 自分のターンに使えないことは多少不便ではあるが、相手のターンにおいてはいつでも発動出来る。 いつでも発動出来ると言うことは除去カードとして使う場合は最大の利点となりうる。 つまりエンド《サイクロン》の強化版、いや、強化というレベルじゃない破壊力を持つが似たようなことが出来る。 それも、範囲は「フィールド上の全て」だ、《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》に対抗するために伏せたばかりのカードや、次のターン使うはずだった和睦]を全て吹き飛ばせる。 ただ、次のターンは攻撃出来ないが。 《大嵐》の採用に一考するのは、このカードの存在も関係する。 タイミングによっては破壊枚数がかなりのものとなるため最も相手が受けたダメージを立て直しにくいスペカと言える。 《恋の迷路》 このデッキ専用のカウンタートラップ カウンタートラップであるため、能動的に使いにくいカードではあるが、《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》に対抗すべく発動したカードを無効にする上にダメージを受ける、それも1500という馬鹿にならない数値だ、壊滅的ダメージなのは間違いない。 また、《過去を刻む時計》と違い伏せカードから除去しようと《大嵐》や《ハリケーン》で破壊しに来た相手にも対抗出来る。 カウンタートラップ故のスペルスピードや対応範囲から最も相手に対応されにくいスペカと言える。 このデッキの弱点 手札事故は勿論のこと手札破壊系デッキは勿論のこと《手札抹殺》や《メタモルポット》を予期せぬタイミングで受けるとキーカードを落とし厳しい戦いになり得る。 また、召喚後にスペルカードが足りないと簡単に除去されて終わりとなってしまう場合もある。 代表的なカード 《悪魔の妹 フランドール・スカーレット》 《フォービドゥンフルーツ》 《カタディオプトリック》 《クランベリートラップ》 《レーヴァテイン》 《フォーオブアカインド》 《カゴメカゴメ》 《恋の迷路》 《スターボウブレイク》 《過去を刻む時計》 《そして誰もいなくなるか?》 《495年の波紋》 関連リンク デッキ集
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2077.html
俺の嫁と幻想入り 動画リンク コメント・レビュー 俺の嫁と幻想入り 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/175.html
├1~50人目 ○1~10人目 001 俺が幻想入り 002 目覚めたら幻想郷だったようです 004 ビール片手に幻想郷入り完結 005 幻想郷入りした俺さん顛末記 006 私の幻想郷冒険記 007 幻想郷で第二の人生始めてみる 008 拉致られて幻想郷完結 009 なんか私も幻想入り(笑) 010 気が付いたら幻想郷 ○11~20人目 011 出オチが幻想入り完結 012 迷い込んで幻想郷 013 俺も幻想入り 014 ボクも幻想入り 016 文字で幻想入り 017 THE・幻想郷へ! 018 どてら男と幻想郷 019 部屋ごと幻想入り 020 頼まれて幻想郷 ○21~30人目 024 何故幻想入りするのか そこに幻想があるから完結 025 導かれるままに幻想入り 026 二十数人目の幻想入り 027 折り紙使いが幻想入り 028 幻想入り完結 029 車で結界越えてみた 030 電車に乗ったら幻想入り ○31~40人目 031 2人で幻想郷入り 032 召び喚されて幻想郷 033 東方遠想記 034 東方幻想夜話 035 トンネルを抜けると幻想郷でした 037 友人と幻想入り 039 幻想郷で仕事中 040 幻想郷に迷い込んだ悪魔完結 ○41~50人目 041 ネトゲキャラで幻想郷にログイン 042 樹海に入ったら幻想入り 043 なんだかとっても幻想入り 045 誰かさんが幻想郷入り (仮) 046 神隠・東方伝 047 我輩が幻想郷入り 048 目を開いたらそこは幻想郷 049 買いに行ったら幻想郷 050 「変則」幻想郷入り ├51~100人目 ○51~60人目 051 目の前のスキマに入って幻想入り 053 誰が何と言おうと幻想入り 054 東方御浪草~おいらが幻想郷入り。 055 なんだかんだで幻想入り 056 いつのまにか幻想郷 057 は・・ここどこですか・・?え?幻想郷? 058 おいでませ幻想郷 060 東方物語 ○61~70人目 061 ADVENT ALEK 062 夢の中で幻想入り 063 帰るために幻想入る! 065 手抜きで幻想入り 066 東方流浪兎 067 留守番してたら幻想入り 068 ぶるぶる幻想入り 070 幻想郷放浪記 ○71~80人目 071 飛んで 幻想郷 072 流されて幻想入り 073 仮眠したら幻想郷入り 075 ゲゲゲの幻想郷 076 ウチの魔女が幻想入りしたようです 077 声を出して幻想入り 078 びっくりするほど幻想入り 079 菌だって幻想入り 080 ランス達が幻想郷に迷い込んだみたいです完結 ○81~90人目 081 夢幻幻想記 082 色々無くして幻想郷入り完結 083 幻想風神日記 084 糸目の幻想生活記 086 残された者も幻想入り 087 どうやら自分も幻想郷入り 088 調査の為に幻想入り 089 まぎれこんで俺も幻想入り 090 海馬社長が幻想入り ○91~100人目 091 るみゃの胃の中で幻想入り完結 092 東方幻想記完結 093 東方幻想入り 人形入り編 094 着替えつつ幻想行脚 095 流されて幻想郷入り 096 転送されて幻想入り 097 変わり者幻想記 100 明かりを点けたら幻想郷? ├101~150人目 ○101~110人目 101 赤ちゃんが幻想入り 102 家のネコが幻想入りしたらしいんですけど… 103 なぜか俺も幻想入り 105 暇なので幻想入り 107 折角だし俺も幻想入り完結 109 導かれ俺も幻想入り 110 東方道化蟲 ○111~120人目 113 東方―幻影録― 115 蔵の中から幻想入り 116 ミナカタさんが幻想郷入り 117 チャリで幻想入り 118 寝不足の俺が幻想入り完結 119 みんなでつくろう幻想入り 120 俺とペットが幻想郷 ○121~130人目 121 キモヒゲも幻想入り 122 忘れ物で幻想入り 124 玄関開けたら幻想郷 125 気がついたら 俺も幻想郷へ… 127 俺も幻想入りしてぇんだ! 128 食材を求めて幻想入り? 129 なぜか幻想郷に辿り着いた 130 谷口ミノルの消失 ○131~140人目 131 ゲーマーな男が幻想郷入り完結 132 俺を幻想郷に捩じ込み 133 1回死んで幻想入り 134 ぬこに捨てられ幻想入り 135 教授のせいで幻想入り 137 失言で幻想入り 138 取り合えず俺も幻想郷入り 139 星の幻想入り ○141~150人目 141 東方霞陽炎完結 142 RO厨の俺が幻想入り 143 あ、あの・・・幻想入りしてもいいですか? 144 何も知らない俺が幻想入り 146 轢かれて幻想入り 148 文才ないけど幻想入り 150 俺も遅れに遅れて幻想入りしたかった。 ├151~200人目 ○151~160人目 153 どせいじんが幻想入り 154 玄関開けたら幻想郷 155 幻想、入りました完結 156 俺も幻想郷へGO!! 157 暇人が幻想入り 159 幻想卿にて最期を迎えた者 160 幼女が幻想入り ○161~170人目 161 どうやら俺も幻想入りしたらしいのだが… 162 ボーダー商事で働くハメになった完結 163 160数人目の幻想入り 164 目を開けたら幻想郷でした。 165 東方俺物語 166 学校帰りに幻想郷行っちまった!!! 167 ポップアップで幻想入り 168 勢いまかせで幻想入り完結 169 絵なんかろくに描いたことない俺も幻想郷入り ○171~180人目 171 オレも幻想入りくぱぁ 172 ウェルカム幻想卿 173 流れついて幻想入り 174 【幻想入りシリーズ】突撃!大佐が幻想入り 175 約束したので幻想入り 176 留年確定の俺も幻想郷入り 177 東方賽贖記 179 人生を賭けた幻想入り ○181~190人目 183 幻想郷ツアー? 184 坂田銀時が幻想郷入り 185 異形使いの手記 188 運命の幻想入り完結 189 東方種恋想 ○191~200人目 191 お呼びで無いのに幻想入り 192 槍を持って幻想入り 193 東方現代記 194 道に迷って幻想入り 195 (強引に)招待されて幻想入り完結 196 機械の体で幻想入り 197 幻想郷に迷い込んだ青い悪魔完結 199 子供に話せなくは無いお話 200 イヴァリースの騎士が幻想入り ├201~250人目 ○201~250人目 201 拙者、幻想入り 202 東方式在思 203 幻想郷見聞録 204 幻想郷求聞帳 205 幻想郷に入ってきた男完結 207 幻想になった少女 209 幻想郷は大騒ぎ! 210 うっちゃり☆幻想入り(仮) ○211~220人目 211 鬼の子の幻想入り 212 骨が幻想入り 213 東方来訪者 214 そんな・・・が幻想入り 215 迷人 幻想入り 216 東方剣鷹虎 217 旅に出たら幻想入り 219 本から幻想入り完結 220 アイス片手に幻想入り ○221~230人目 221 俺達はッ幻想郷に引っ越すようです完結 223 宇宙ヤバくて幻想入り 224 まるでダメな俺が幻想入り 226 東方邦異探 227 永遠者が幻想郷入り 228 送り届けて幻想郷 229 しっぽをつけて幻想入り 230 約束と幻想郷 ○231~240人目 231 猫又が幻想郷入り 232 東方幻想物語完結 233 幻想郷で店でも開くか? 234 気がついたら紅魔館 235 霧雨澪が幻想郷にadd?完結 236 感化されて幻想入り 237 幻想アルバイター 238 あのコンビが幻想入り完結 240 急に行きたくなって幻想入り ○241~250人目 241 思考戦車が幻想入り 242 幻想入りして犬っすか? 243 紅緑物語完結 244 幻想盛宴記 245 家族を追って幻想入り 246 あいつも幻想入り? 247 変なうさぎが幻想入り 248 「つられて」幻想郷にいた人 249 妖怪日和完結 250 幻想郷にいた石化の彼 ├251~300人目 ○251~260人目 251 人を探して幻想入り 252 素振りしてたら幻想入り 253 BOY MEETS GIRLS 255 罪袋が幻想入り 256 まかり間違えて幻想郷 257 前略・いつの間にか幻想入りしてました完結 258 お菓子が幻想入り 259 ポケモン連れて幻想入り 260 お昼寝しようとしたら幻想入り ○261~270人目 261 気まぐれで幻想郷入り 262 一服するつもりが幻想郷入り 263 カレーを食べて幻想入り 264 夢の中から幻想郷入り 265 殿が幻想入り 266 なんか幻想郷 267 見知らぬ郷 268 幻想入りに絶望した! 269 攻撃されたが無事幻想入り 270 黒丸●幻想郷入り ○271~280人目 271 幻想郷へお引っ越し 272 四分の一が幻想入り 274 風呂駅⇒幻想郷(仮) 275 準備して幻想入り 276 幻想現代郷 277 サマナーが幻想入り 278 工具ぶら下げ幻想入り完結 279 双子で幻想入り ○281~290人目 281 バイクで事故って幻想入り。 282 嫁に会おう 幻想入り 283 絵が幼稚絵でも幻想入り 284 暇だったので幻想郷に入ってみた 285 もう一人の⑨が幻想郷入り 286 ぶんしょうで幻想入り 287 他人の真似して幻想入り 288 オレがアイシクル幻想入り完結 289 ドガさんが幻想入り 290 ただの大学生が幻想郷入り ○291~300人目 291 東方風葬劇 292 幻想に消えた春風 293 提督二人とオマケが幻想郷入り 294 片目の黒猫が神隠しに行った話完結 296 任天堂最古のやつが幻想郷入り 297 東方妖腕承 299 電車ごと川に突っ込んで幻想入り 300 全裸で幻想入り ├301~350人目 ○301~310人目 304 ノリで幻想入り!? 305 幻想郷の一人の物書き 306 俺幻想譚 307 どうやってか俺も幻想入り 308 代理で幻想入り 309 頼まれて幻想入り 310 そっくりさんが幻想入り完結 ○311~320人目 311 騒霊と幻想入り。 312 就活中に幻想入り 313 コスプレしたまま幻想入り完結 314 携帯片手に幻想入り 315 居眠りして幻想郷 316 それでも幻想入り? 317 適当に歩いていたら幻想入り 318 刷り込まれて幻想入り 319 SD幻想伝 320 忘れ去られた少女 ○321~330人目 322 幻想入り ~異世界を渡る者~ 323 記憶喪失で幻想入り 324 東方見聞録 325 強制召喚幻想入り 327 ちょっと幻想郷までいってきまうs。 329 スキマ送りで幻想郷 330 幻想のなかで ○331~340人目 331 幻想放浪記 332 鳥居から幻想入り 333 みんな楽しそうだから幻想入りしてみる 334 引きずりこまれた先、幻想郷完結 335 神隠しされて幻想入り 336 俺が何やら神隠し 337 えーりんえーりん!と叫んで幻想入り完結 338 メダロットが幻想入り 339 拉致られて幻想郷Ⅱ 340 糸使いの執事が幻想郷へ ○341~350人目 341 AAと幻想郷 343 ドアを開けたら幻想郷 344 車の中から幻想入り 345 with疫病神 346 幻想入りさせてみた 347 幻想入りを描こうとしたら幻想入りしてた。 349 後頭部どつかれて幻想郷…。完結 350 幻想夷物語 ├351~400人目 ○351~360人目 351 ゼル幻 352 俺も来ちゃったぜ幻想郷 353 自衛隊みたいな人が幻想郷に武力介入 355 キモヲタニートですら幻想入りしてしまったようです。完結 357 RIKISHIが幻想入り 359 今更、幻想入りしてみた 360 東方俺も幻想入りですぜいぃぃぃ ○361~370人目 361 ネガティブ思考な男が幻想入りしたようです 362 皮肉屋なトマトが幻想入り完結 363 今更ながら幻想入り 364 やっちまった幻想入り・・・ 365 家出と幻想入り完結 366 そこは夢見た幻想郷 367 うちの看板娘が幻想入り 368 戦闘中にTFが幻想入り完結 369 崖から落ちて幻想入り 370 いつの間にかダチが先に幻想入り ○371~380人目 371 好奇心に惹かれて幻想入り 372 傍観者として幻想入り 374 幻想入れ 375 飛び込んで幻想入り 376 ならば俺も幻想になろう! 377 SOS団が幻想入り 378 無能が幻想入り 379 観光ついでに東方幻想入り 380 魔導探偵が幻想入り ○381~390人目 381 厨二病が幻想郷入り 384 力を求めて幻想入り 386 幻想闘霊伝 388 野郎2人で幻想入り 390 森で迷って幻想入り ○391~400人目 391 東方狂災起 392 幻想入りしたら二心同体 394 こじ開けて幻想入り 395 空から幻想入り 396 記憶喪失と幻想の竹林 397 俺なんかが幻想入り? 398 幻想入りシリーズ・錬魔譚 400 かえるのおきものが幻想入り ├401~450人目 ○401~410人目 401 story of ghost 402 人形が幻想入り…いや、生まれかも 403 幻想入りして すぐ改造(される) 404 幻想郷からの招待状 405 兄を探して幻想入り 406 ハマって幻想入り 407 惹かれて 幻想入り 408 永夜くんだって幻想入り 409 国崎往人が幻想入り 410 失いつつも幻想入り ○411~420人目 412 幻想入り~Mの使者完結 413 騎士とスキマと幻想郷完結 414 昼寝してたら幻想入り 416 やっちゃった幻想入り 417 ビル12Fからアクロバティック(笑)にダイブして幻想郷 418 博麗神社を爆破して幻想入り ○421~430人目 421 何も考えずに幻想郷へ行った 422 なんとここで幻想郷 424 もるすぁが幻想入り 425 東方異聞録 429 兄妹で幻想入り! 430 フルカオス幻想入り ○431~440人目 432 ゲーム風に俺が幻想入り 433 ポジティブ思考?の俺が幻想入り 434 薬売りさんが幻想郷に拉致られたようです 436 黒魔術士殿が幻想入り 437 元凶探して幻想入り 438 助けられて幻想入り 439 九死に一生幻想入り ○441~450人目 441 買収されて幻想入り 443 リンクスの幻想入り 444 ゲーマーな女が幻想郷入り完結 446 ぬるく幻想入り 447 凹られて幻想入り 448 幻想散歩録 449 一重の俺が幻想郷の永夜に散る 450 蛇が幻想郷入り ├451~500人目 ○451~460人目 451 幻想鏡鳴譚 452 幻想入りしたりしなかったり。やっぱりしたり 453 FOXっぽいのも幻想入り 454 もうなんか終点が幻想入り 457 幻想入りして、人やめる。 458 Lv.100が幻想入り 460 幸か不幸か幻想入り ○461~470人目 461 東西南北幻想入り 463 幻想郷よりお邪魔します 464 犬がきっかけで幻想郷 465 訪れて幻想郷 466 猫耳執事が幻想入り 467 誰も知らない男 468 訓練中に幻想入り 469 幻想小夜抄 ○471~480人目 471 ワンダーブレインが幻想入り 472 蹴り落とされて幻想入り 473 壊れた少女の幻想入り 474 オン友二人が幻想入り 475 幻想に落ちた!! 476 道化師が幻想入り完結 477 俺の幻想郷物語 478 ゲーム中に幻想入り 479 樽々幻想記 ○481~490人目 481 俺より幻想入りな奴に会いに行く!! 482 バナナで幻想入り 483 霊夢と幻想入り 484 オレの娘が幻想入り 485 超神・ネイガーが幻想入り 486 夢の幻想郷 487 これはきっと、幻想入りではない。? 489 自転車の幻想入り 490 丸腰で幻想入り ○491~500人目 492 丸助と一緒に幻想入り。 493 ヘタレな⑨が幻想入り 494 AV返せず幻想入り 495 バイト中に幻想郷入り 496 ××されて幻想入りしたよ! 497 友人と共に幻想入り 498 風呂場で転んで幻想入り 499 東方迷界録 500 錯覚だし俺も幻想入り完結 ├501~550人目 ○501~510人目 501 花屋が幻想入り完結 502 従者を連れて幻想入り 504 東方乱々流 506 見つめられて幻想行き! 507 魔人幻想録 508 RED STONE で幻想郷入り完結 509 イキナリ幻想入り? 510 混ざりモノが幻想入り完結 ○511~520人目 511 東方幻終録 512 幻想妖迷記 513 混ぜ混ぜされて幻想入り 514 幻想境儷紀 516 一発ネタで幻想入り 517 FFⅩ好きな俺が幻想入り 518 G・S・K(幻想郷)にようこそ! 520 兄者が幻想入り ○521~530人目 521 そっくり兎の幻想入り 522 俺と幻想郷 523 向日葵畑から幻想入り 524 遥かなる幻想郷完結 525 現世の鬼が幻想郷入り 526 幻想鈴葉譚 527 縫い上げて幻想郷 528 神主候補生が幻想入り 529 PAWAPURO IN 幻想郷 530 チルノート ○531~540人目 533 愚者幻想入り紀行 534 俺 と 毛玉 と 幻想郷 535 妹のために幻想入り 536 幻想郷に消えた嫁を追って俺も幻想入り 537 皮肉屋なトマトが幻想入り【Tartare More】 538 のちに誰もいなくなった 539 しかし地獄行く 540 幻想入りウサギ小屋 ○541~550人目 541 紋章士が幻想入り 542 変なものを幻想入りさせてみた 543 レトロスペクティブ東方完結 544 おとぎの国のアリスも幻想入り 545 ウディタで幻想入り 546 ガングレイヴを幻想入りさせてみた。 547 自分も幻想入り 548 東方狂境夜 549 東方幽波紋 550 ドリルで幻想入り ├551~600人目 ○551~560人目 551 幻想入りカレーで幻想入り 552 遅ばせながら幻想入り 553 野球選手が幻想入り 554 幻想入り始めました 555 ついついやっちゃった幻想入り 556 虹野原秀の幻想紀行 557 ゆっくり好きが幻想入り 559 蒼炎の勇者も幻想入り 560 慣れられてきた幻想入り完結 ○561~570人目 565 死亡フラグが幻想入り 566 友達との幻想日記 567 アナザーマインドインマリサ 569 ホイホイつられて幻想入り 570 あれ?幻想入り!? ○571~580人目 574 AA描きがSS形式で幻想入り 575 多少ズレた少年が幻想入り 576 影響されて幻想入り 577 生き埋めが幻想入り 578 紛れもなく幻想郷 579 幻想クラッカーズ ○581~590人目 581 捜し求めて幻想郷 582 雷電が幻想郷入り 583 幻想私記 584 大神アマテラスが幻想入り完結 585 曹操が幻想入り完結 586 二次創作が幻想入り 588 ねぎパンが幻想入り 589 お釜を持って幻想入り 590 変な人が幻想入り ○591~600人目 591 幻想入りしたかったんだ 592 ノベル風に幻想入りしてみた 593 冥府入り 594 縄の巫女が幻想入り 595 東方異人録 596 魔剣が幻想郷入り 597 逆転裁判キャラが幻想入り 598 満月の夜に幻想入り 599 煩悩GSが幻想郷入り 600 生半文士の幻想入り ├601~650人目 ○601~610人目 601 僧侶が幻想郷に侵入 602 強引な勧誘で幻想入り 603 撃墜されて幻想入り 604 ドラゴンボールin幻想郷 605 幻想郷殺人事件 606 ジャック・Oが幻想入り 607 新種の妖怪が幻想入り 608 紙粘土で幻想入り 609 科学者が幻想入り 610 ヴァンパイアが幻想入り ○611~620人目 612 幻想入りしたい 613 幻想なんでも屋 614 幻想 異界神 615 飛び込みで幻想入り 616 蒼き鬼の幻想入り完結 617 牛乳飲んで幻想入り 619 東方星戦争 620 竜になりかけて幻想入り ○621~630人目 621 旅人が幻想入り 622 滑って転んで幻想入り 623 悪意ある者の幻想入り 624 入れかわり幻想入り 625 幻想郷での一週間 626 名無しで幻想郷入り 628 作業着で幻想入り。 629 AAで幻想入り完結 ○631~640人目 631 あの人達が幻想入り 632 ゲーマーが幻想郷入り BULLET OF THE PATRIOTS 633 ドラまたが幻想入りせざるを得ない完結 634 警備員の俺が拉致られて幻想入り 635 しがない錬金術師のボーダー商事奮闘記 636 ミス珍道中 637 キノの幻想入り 638 犬が幻想入り 639 神域が幻想入り ○641~650人目 641 バイオのレオンさんが幻想入り完結 642 民俗助手が幻想入り 643 東方釣眼面 644 不死者が幻想入り 645 ポーンと幻想入り 646 ソーセージ食わせに幻想入り!! 647 ぬくりとVS幻想入り 648 幻想暴走録 649 ちるとも 650 あなたが幻想入り ├651~700人目 ○651~660人目 651 アンパン好きも幻想入り 652 幻想旅苞物語 653 ネガティヴ少女が幻想入り 654 無頼者幻想伝 655 俺が見た幻想郷 656 知らずに彼も幻想入り 657 バッグ背負って幻想入り 658 黒猫と幻想郷完結 659 未来から飛ばされて幻想入り 660 ウホッ 俺も幻想入り ○661~670人目 661 正義の歯車が幻想入り 662 愛煙家が幻想入り 663 コンビニが幻想入り 664 見事な幻想郷完結 665 下半身全裸で幻想入り 666 まどろみ 667 毛玉と屋台と幻想入り 668 幻想水瓶宮 669 こなたさんが幻想入りしたそうです完結 670 幻想郷バイト(?)日記 ○671~680人目 672 廊下を全力で駆け抜けて幻想入り 673 最もつまらない幻想入り 674 青針鼠が幻想入り 675 テイルズキャラが幻想入り 676 射命丸が現代入り完結 677 ドMが幻想入り 678 スタンド使いが幻想入り 679 ロリコンが幻想入り 680 暇を持て余して幻想入り ○681~690人目 681 俺だって幻想入り 682 袴男の幻想郷 683 レプリカが幻想入り 684 盲目と幻想郷完結 685 自由に幻想入り 686 神様 幻想郷に入る 687 幻想郷は異邦人の夢を見るか 688 つかまれて幻想入り 689 無題の幻想入り 690 折ってみたin幻想郷 ○691~700人目 691 ひぐらしのなく頃に 幻想物語 692 高校2年のオレが幻想入り 693 新聞記者が幻想入り 694 東方怪遊録完結 696 長物使いが幻想入り完結 697 ナナシが幻想入り 698 実に白衣な幻想入り 699 花火打ち上げに幻想入り完結 700 幻想救聞記 ├701~750人目 ○701~710人目 701 武器職人が幻想入り 702 強キャラが幻想入り 703 オービタルなフレームと幻想入り 704 Dから幻想入り 705 シアワセノツカイカタ 706 スマキで幻想入り 707 テニスラケットと幻想入り 708 幻想入り異変を追う 709 イャッハァアーー幻想入り 710 ふでぺんがトイレから幻想入り。 ○711~720人目 711 永月物語 712 アコライトが幻想入り 713 仙八が幻想入り 715 廊下を全力で駆け抜けて幻想入り 716 フナムシが幻想入りだYO! 717 ダメガネの幻想奮闘譚 718 妄想狂が幻想郷へ 719 気がつけばそこは幻想郷 ○721~730人目 721 闇の帝王が幻想入り 722 幻想入り でっしゃろ? 723 赤いチルルン滞在記 724 刀を持って幻想入り完結 725 死にかけて幻想入り 726 ヤケ酒して幻想入り 727 背後から幻想入り 728 幻想歪悠帳 729 台湾人が幻想入り 730 薬を飲まされ幻想入り ○731~740人目 731 自作キャラが幻想入り 733 迷宮幻想異聞 734 幻想入りした途端これだよ!! 735 ハードボイルドなおっさんも幻想入り 736 冗談のつもりが幻想入り 737 陸上自衛隊が幻想入り 738 幻想郷奔走記完結 739 幻想入りしても動じない 740 風に吹かれて幻想入り ○741~750人目 741 転んだら幻想入り 742 東方妖怪記 743 逝き先は幻想郷 744 東方主公譚 745 スケアクロウが幻想入り完結 746 東方夢幻戦争? 747 幻想舞踏伝キタキタ 748 幻想入りしったぽい? 750 いいや、限界だ!幻想入りするねッ! ├751~800人目 ○751~760人目 751 内向的な人間が幻想入り 752 東方廃人録完結 753 帰省中に幻想入り 754 甚平で幻想入り 755 アルター使いが幻想入り 756 現の夢 758 サモンナイトが幻想入り 759 ただの幻想入り 760 幻想に呼ばれて ○761~770人目 761 炎使いが幻想入り 762 東方超獣機 763 桜と月のイヤリング 764 多いよ!幻想入り 765 幻想レポート 766 てゐの善人への道 767 刺さって幻想入り 768 すったもんだ幻想入り 769 友を道連れ幻想入り 770 天子が幻想入り ○771~780人目 771 棒人間で幻想郷 772 幻想緑楓帰 773 異世界からの幻想入り 774 轢いて轢かれて幻想入り 775 Romancing幻想入り 776 あったかいむとんでねむっていたら幻想入り? 777 電王と幻想郷入り完結 778 東方、一人と二匹が幻想入り 779 スキマくじで幻想入り 780 みょんなことで現代入り? ○781~790人目 781 ヘタレガンナーが幻想入り 782 えふえふギルがメッシュの幻想入り完結 783 力を合わせて幻想入り 784 玄関通れば幻想入り 785 PMCが幻想入り 786 地味に幻想入り 787 続・T.Fが幻想入り 788 無限転生者が幻想入り 789 みょんな事から幻想入り? 790 A4用紙で幻想入り ○791~800人目 791 銃槍担いで幻想入り 792 ゼルダの幻想計画 793 幻想入りしてよかったんだよな? 794 紅 美鈴が現代入り 795 エバラ焼肉のたれが幻想入り 796 テロ牧師が幻想入り 797 三次元嫌いの俺が幻想入り 798 銃使いが幻想入り 799 幻想郷~合縁奇縁~ 800 厄神と弟子@幻想郷 ├801~850人目 ○801~810人目 801 魔理沙とにとり現代入り完結 803 食材求めて幻想入り 804 けーねが出てきて幻想入り 805 大王と桃球と幻想郷完結 806 幻想郷ロボット 807 ヤク中が幻想入り 808 来訪者 809 水前寺邦博が幻想入り 810 逆立ちしたまま幻想入り ○811~820人目 811 世界観の違う2匹が幻想入りだトカ完結 812 狙撃手“笑”が幻想入り 813 呪いの剣と幻想入り 814 いつか忘れた何かを探して 幻想郷の狩人 815 ゲーセン店員が幻想入り 816 付録として幻想入り 818 空より上から幻想入り 819 幻想メガネ入りビスコ 820 魔理沙が来る! ○821~830人目 821 カメラ持って幻想入り 822 宴会の余興で現代入り完結 823 サイキョー流珍道中完結 824 げんむす ―幻想結び― 826 童謡と気まぐれと幻想入り 827 情報リテラシー 828 天子と海の民の有頂天日記 829 脳カノが幻想入り 830 どうやら俺も幻想入りしてしまったらしい。 ○831~840人目 831 善行積みに幻想入り 832 魔理沙と幻想入り 833 タブーを倒して幻想入り 834 幻想入りも悪くない。 835 幻想郷波乱 死霊伝 836 カードワースで幻想入り 837 カクが逝く幻想入り 838 幻想郷亡想録 839 幻想茶屋 ○841~850人目 841 Attachment of living 幻想入り 842 風祝の私が幻想入り、 843 ドロワズ 844 幻想郷のウサギ完結 845 失った時間を求めて幻想入り 846 四季巡り(幻想入り動画(秋)) 847 偶然がもたらした偶然と幻想入り完結 848 台から落ちて幻想入り 849 東+方鉄十字 850 俺と魔女の現代日記 ├851~900人目 ○851~860人目 851 幻想入りした人の一人完結 852 マンホールで幻想入り 853 東方逃走記 854 イジられて幻想入り 855 幻想生活記~僕と天狗と時々血~ 856 阿部高和が幻想入り 858 落第を防ぐ為に幻想入り 859 幻想郷のきみょんな冒険 860 無職が幻想郷入り完結 ○861~870人目 861 幻想郷ナイトガンダム物語完結 862 逃げそびれて幻想入り 863 空から落ちて幻想郷 864 狂って幻想入り完結 865 葛葉ライドウ 対 幻想妖怪郷 866 男は黙って幻想入り 868 モノを殺す者が幻想入り 869 幻想夢奏劇 870 Dies iraeの面々が幻想入り? ○871~880人目 871 無宗教な男が幻想入り 872 もこたんかわいいから幻想郷行きたいんだ 873 幻想郷を憎む者 874 Hard-Boiled 876 姉妹で幻想入り 877 放浪癖と幻想郷 878 脳内快晴が幻想入り 879 超幻想入り完結 880 幻想郷で商い始めました ○881~890人目 881 撥ねられて幻想郷? 883 俺の幻想入り 884 記憶のために幻想入り 885 殺せない殺人鬼が幻想入り 886 東方記想録 887 あんなものまで幻想入り 888 ウンディーネが幻想入り 889 科学者の幻想郷 890 東方新慈恩~ハマーン・カーンが幻想入り ○891~900人目 891 帰ろうとして幻想入り 892 幻想への招待状 893 東方砂蛇録 894 ペルソナ4主人公が幻想入り 895 とある憑依霊者が幻想郷入り 896 未定過ぎる人が幻想入り 897 D.C.Ⅱからあの二人が幻想入りしたみたいです 898 屑鉄が幻想入り 899 東方妖戦記 900 第零遊撃部隊が幻想入り ├901~950人目 ○901~910人目 901 幻想入り「魔法使いの助手」 902 色色と残念な幻想入り 903 悪霊ミマーの憂鬱 904 リアルな幻想入りを考える幻想入り完結 905 春と幻想郷 906 幻想入りしちゃったZE☆ 907 RPGツクール2000で東方幻想入りRPG 908 スマブラと幻想郷 910 兄と妹が幻想入り ○911~920人目 911 幻想ヴォヤージュ 912 東方使用人記 914 ディスガイア勢が幻想郷を侵略するようです 915 鳴海くんが幻想入り 916 低スペックノートPCで幻想入り 917 幻想徒然草 918 棒人幻想入り 919 従者たちの現代旅行記 920 たいした画力がないくせに幻想入り ○921~930人目 921 二人のヲタin幻想郷 922 主に庭師が現代入り 923 だが断る人が幻想入り 924 危ないところを助けられて幻想入り 925 東方混沌来 927 ぬるいポニテっ娘が幻想入り 928 出来れば普通に幻想入りしたかった 929 幻想入り~臨無記~ ○931~940人目 931 ヘンな内容の幻想入り 932 遊詠歌 933 東方を知らない私が幻想郷入り 934 夢の悪魔の幻想入り 936 スキマが現代入り 937 鉛筆東方現代入り 938 幻想郷演戯曲 939 光と闇が幻想入り 940 字空間超越の幻想入り ○941~950人目 941 東方護神伝 942 あ、幻想入り 943 本と共に幻想入り 944 気がついたら中国でもんばん完結 945 決闘者が幻想入り 946 【文字を読む】星の幻想入り完結 947 災難男が幻想入り 948 幻想入り安全祈願 949 勧誘されて幻想入り 950 盗め!!幻想郷 ├951~1000人目 ○951~960人目 951 とある神様が幻想入り 952 東方黙劇者 953 ついていき幻想入り 954 真夜中の幻想入り 955 『幻想入り』もしくは『伊吹童子異聞』 956 俺は明日から幻想入り 957 棺桶かついで幻想入り 958 異空人の幻想巡り 959 苦学生は幻想郷の夢を見るか? 960 テラワロス幻想戦記 ○961~970人目 961 東方勇者録~もしも幻想入りしたら 962 仮面をかぶった黒い死神が幻想入り完結 963 生存者の幻想入り 964 奇人録幻想記 965 絵描ききどりが幻想入り 966 名を詠う者達の幻想入り 967 追記幻想郷縁起 968 ミンチにされて幻想入り 969 走り幅跳びで幻想入り 970 吸血鬼が現代入り完結 ○971~980人目 971 飛び降りて幻想入り 972 死神に連れられて幻想郷完結 973 神様が半日だけ幻想入り完結 974 狸と川獺が幻想入り 975 東方幻想入り~満月日向が幻想入り~ 976 修造in幻想郷 977 幻想入りして操られて 978 気がついたらそこは幻想郷だったり 979 魔女の世界から 980 幻想入り小話 ○981~990人目 981 不意討ち的な幻想入り 982 幻想郷の中心で、愛をさけぶ男 983 ナチス残党が幻想入り 984 翌日も仕事なのに幻想入り 985 幻想郷散策~人捜し~ 988 有無言う間もなく幻想入り 989 レミリアお嬢様が現実の厳しさを知るようです 990 呂布が幻想入り完結 ○991~1000人目 991 モジャッと幻想入り 992 わても幻想入り 993 パタポン幻想入り~4人のヒーロー 994 妹と歪んだ幻想郷 996 バカがなぜが幻想入り 997 華麗にジャンプしたら幻想入り 999 幻想入り -Max Speed- 1000 亀に乗って幻想入り
https://w.atwiki.jp/sdora/pages/3249.html
属性 樹属性 最大Lv 99 初期HP 4546 最大HP 6819 レアリティ ★6 タイプ 魔族 初期攻撃力 1723 最大攻撃力 2585 初期防御力 1409 最大防御力 2114 初期スピード 1727 最大スピード 2591 +HP上限 3600 最大HP上限 10419 +攻撃力上限 930 最大攻撃力上限 3515 +防御力上限 1050 最大防御力上限 3164 +スピード上限 1065 最大スピード上限 3656 リーダースキル 冥夜の祝祭 全てのユニットの攻撃力を30%アップ フォーススキル1 ソワールオプスキュリテ 樹属性のn%防御無視全体攻撃。高確率麻痺。発動時、味方全体に3ターン毒を付与。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 128 131 135 139 143 147 151 - - 166 ディレイターン 5 効果持続ターン 1 / 3 フォーススキル2 ニムロドサクリファイス 味方全体のHP15%消費し、味方全体のスピードを3ターンの間n%アップ。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 進化前 [闇の舞踏会]フランシール 62 63 65 67 69 71 73 - - 80 通常進化 [魂の戯れ]フランシール ディレイターン 4 効果持続ターン 3 幻獣契約 なし 特殊能力 闘争本能[強] / 飛行光属性耐性 / [滅殺]魔族キラー 契約素材 - 契約使用先 - 入手方法 幻獣契約 備考 CV:桑原 由気・期間限定イベント「出会いの挿話-妖戯の回廊-」開催!_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=2191 k=2 ・限定クエスト『スイートオブナイトメア』・2022/10/27アップデートにて進化/契約に潜在解放が追加。_http //crw.lionsfilm.co.jp/gesoten/news/detail.php?id=3386 k=2 資料 *公式最大ステータス。 *潜在解放後、公式最大ステータス。 + ※立ち絵画像差分。 *立ち絵画像差分。 潜在開放 + ※強化表 ※強化表 潜在解放ツリー 【HP+5%】(5) ━【防御力+10%】(5) ━【HP+5%】(15)┣【攻撃力+10%】(5)┗【スピード+5%】(5) ━【FS1強化】(15) ━【FS2強化】(20) ━【特殊能力強化】(30)+[覇者の宝珠]or[同一ユニット]【1】 ※()内は[移ろいの宝珠]必要数 潜在開放後ステータス +HP上昇量 10% 最大HP - フォーススキル1 スキル名 +攻撃力上昇量 10% 最大攻撃力 - 樹属性の214%防御無視全体攻撃。超高確率麻痺。発動時、味方全体に3ターン毒を付与。 +防御力上昇量 10% 最大防御力 - +スピード上昇量 5% 最大スピード - ディレイターン 4 効果持続ターン 1 / 3 +HP上限 - 最大HP上限 - フォーススキル2 スキル名 +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - 味方全体のHP15%消費し、味方全体の攻撃力とスピードを2ターンの間70%アップ。 +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - ディレイターン 4 効果持続ターン 2 リーダースキル スキル名 特殊能力 先制 / 闘争本能[極] / 飛行光属性耐性 / [極]魔族キラー スキル効果 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/407.html
騒霊と幻想入り。 動画リンク コメント 騒霊と幻想入り。 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 ~ちょっとした近況報告とお詫び~ 色々あったけど一言でいえばパソコンが壊れました。 本日はPCが戻ってきたのでここに報告させていただきます ちなみに最近の作業データはバックアップとっていなかったので消滅 苦労が水の泡って言うのは呆然としますね、はい PCが戻ってきたのでこれから作業を開始します 既に約束の日も過ぎているということも重々わかっています それについては本当にすいませんでした ですが、腐っても作者としての責任というのはあると思います だから作品を消し、非作者になるということはないです 私のせいで不愉快な思いをした方もいらっしゃるでしょうが これに関しては以前から決めていたので、お見逃しください 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/ml37/pages/102.html
いいかシモン、お前は自分を信じるな。お前を信じる俺を信じろ! 2.jpg ROW,ROW,FIGHT THE POWER!!!!! 13LAP フランドールスカ―レッド 3 「おかえりなさいませ、お嬢様。おかえり、咲夜」 夕方になり、あたりが茜色に染まるころ、お嬢様と咲夜が帰ってきた。 朝の事件の後、俺はアリスと魔理沙にこのことは内密にするよう一応口止めしておいた。そのあと、咲夜に頼まれた仕事をしていったわけだがパチュリー様は忙しいと言って昼食を食べなかった。例のことについて調べているのであろうか。それにしても、何が重大なことが書いてあったのは間違いない。俺は気になって仕方がなかった。 「リュウ?ちょっと、リュウ?」 耳にお嬢様の声がしてハッとする。 「はい、何でございましょうかお嬢様」 「もう…どうしたの?疲れた?」 お嬢様は少し心配そうな顔をこちらに向けてくれた。 「いえ、平気ですよ。ご心配には及びません」 「そう?それならいいのだけれども…」 お嬢様がほっとした表情を浮かべるのとは裏腹に、咲夜は何か気がかりな顔を作っていた。 「あと、お嬢様」 「どうしたの?リュウ」 俺が呼びとめると、お嬢様は穏やかに返事を返してくれた。 「今日お嬢様の落し物を手に入れましたので、後でお嬢様にお届け差し上げます」 一応落し物は渡してもいいとパチュリー様に言われているからな。 「そう…私落し物なんてしたかしら。まあいいわ。私は少し休むわ。咲夜、後処理お願い。」 「かしこまりました」 そう言うと、お嬢様は屋敷に入って行った。 「リュウ。ちょっといいかしら」 お嬢様がいなくなると途端に咲夜が俺のことを呼びとめる。内心ぎくりとしながらもポーカーフェイスを保って、 「どうした?何か手落ちでもあったか?」 ととぼけてみせる。しかし、鋭い咲夜の目は誤魔化せなかったようだ。 「ちょっと話があるんだけど、来てくれない?」 俺は冷や汗をかく。 「いや、まあ…かくかくしかじかという言葉があるように…」 「黙りなさい!!」 ぴしゃりと言い放つ咲夜のその目は有無を言わせない厳しさがあった。 咲夜の後を俺はびくびくしながら歩く。なんかこええよ…何か得体の知れない怒オーラを放ってるよ。咲夜は紅魔館の裏に行った。そして、俺の方に振り向いて、 「さて、全部聞かせてもらおうかしら?」 と半ば脅しのように聞いてくる 長い話になりそうだから咲夜に一言断って、俺はありのままを話した。始めは咲夜が動揺するかと思ったが、咲夜が俺の目を見つめたまま表情一つ変えなかった。さすが器量の大きい人だと思った。 「そう。そんなことがあったの」 「ああ。内容は知らねえけどな」 一通り話したあと咲夜はため息をついた。 「何が書いてあるかは知らないけれども、取り敢えず一大事ということに間違い はなさそうね。」 「パチュリー様が動揺を隠せなかったんだ。よっぽどのことが書いてあったんだ ろうな」 しばらく場の空気に沈黙が流れる。お嬢様の身に何かが起こると真っ先に困るのは紅魔館のメイド長であり紅魔館の管理者でもある咲夜だろう。それゆえ、今回のことにも慎重に当たりたいと思っているのだろう。 しかし、5分ほどたって咲夜の口から出た言葉は俺の予想の180°逆であった。 「……分かったわ。お嬢様のことはあなたに任せる。私も一応お嬢様の後を付い ていくだろうけど、今回の件はあなたがよく事情を知っているはず。情報が皆 無のことに首を突っ込むほど私は無能じゃないから」 俺のことなど放っておいてお嬢様の元へ急行すると思っていただけにこの返答は意外すぎた。 「咲夜……お前、本当に俺に任せていいのか?」 「あなた結構戦闘強いし、弾幕も私たちとは種類が違うけれどもかなり強いもの 撃てるからやれるわよ。いざというときになったら私が出てあげる」 「咲夜……」 とうとう咲夜に認められた…すげー嬉しい… 「それにしても…その紙には何が書いてあったのかしら?」 「そう言えばそうだな…」 パチュリー様からまだ手紙の件については一切知らされていない。よほどのことなのだろう… 「パチュリー様に聞いてみようかしら…」 「そうだな。直に聞くのが一番だろう」 ということで、咲夜はパチュリー様に聞いてくると言って行ってしまった。俺は例の日傘をお嬢様に届けることにした。 この回は歴史に残る手抜き度 14LAP フランドールスカ―レッド 4 話はそれるが、一ヶ月経ってもなれないものが俺には一つある。紅魔館に入ってすぐの応接室は普通に過ごしやすいのだが、奥に入ってゆくと紅魔館の名前の由来がわかるほど壁や床、天井までもが赤い。人間の俺だと凝視していると気持ちが悪くなってくる。お嬢様が吸血鬼であるからなのだろうが、人間でも咲夜の様に長い間住んでいれば平気なのだろう。しかし、まだ俺は一ヶ月ちょっとしか紅魔館にいない。慣れるまでは耐えるしかないのだ。 「お嬢様、落し物をお持ちいたしました」 お嬢様の部屋の前に着き、声をかける。お嬢様の部屋に一度入ったことがあるが、いくら廊下や他の部屋(咲夜と俺の部屋は白くなっている)は平気な咲夜でも30分いると気持ち悪くなるという程赤い。赤黒いと言った方がいいだろうか?俺なんかは波動のシールドでアイシャドーすればいくらでも入れるのだが、素で入れば…5分持てば上々か? 「お疲れ。入っていいわよ」 お嬢様の声を聞き、重い扉を開ける。 何帖あろうかという広い部屋の真ん中にぽつりと置かれた椅子にお嬢様は座っていた。まるで何かを覚悟しているかのような厳しい顔つきで座っている。すでに運命を感じてこれから起こることを予想しているのだろうか。 「失礼いたします。こちらの日傘になります」 俺は若干ビクビクしながらお嬢様に見せる。 「……?」 案の定お嬢様は首をかしげる。 「こちらの裾にお嬢様のお名前の刺繍がありますので、お嬢様の物ではないでし ょうか」 「……そう。見覚えがないのだけれども…」 そして、問題の紙切れも渡す。 「そして、この傘の中にこのような手紙が入っておりました」 お嬢様はその紙に目を通す。しばしの沈黙が流れた。僅かだがお嬢様の顔に焦りが浮かんだ。俺はそれを見逃さなかった。 お嬢様は深いため息をついたのち、 「お疲れさま。確かにこれは私のだわ」 「そうですか。機会があればアリスにお礼を言いに行くことをお勧めいたします」 俺は少しおどおどしながらお嬢様に声をかける。 「分かってるわ。ありがとう」 しかしさすがカリスマ吸血鬼。声には一切の微動がない。落ち着いているのだろう。ただ、先ほどの表情からやはりただ事ではないことが書かれているのだろうか… 「それでは、失礼いたします」 そう思いつつ背を向けると、 「ちょっと待って」 お嬢様に呼び止められた。 「ちょっとこの後用事があるから付き合ってくれるかしら」 「……え?」 お嬢様の口から出てきた言葉は今までの計画を思いっきり崩壊させる言葉だった。いや、いままでの計画が不要になったというべきか。まさかお嬢様の方から同行を要請されるとは… 「分かりました。ブレイクダークのそばでお待ちしております」 とりあえずお嬢様の部屋から出る。そして、急いでこのことを咲夜に伝える。 お嬢様から俺に同行を要請するということは俺が考えているよりは軽いことだったのだろうか?しかし、パチュリー様の動揺から考えると確かにただ事ではないことではある。じゃあ何だこの矛盾は?パチュリー様の推測が外れたのか、それともパチュリー様は知らなかったがお嬢様は手紙に書いてあるようなことになると予想済みであった?いずれにしても、俺が考えているよりは丸くおさまりそうだ。 だとしたら、そのようなギャップを生じさせるようなことといったらなんであろうか?パチュリー様には重要でお嬢様にとっては重要じゃない?いや、日本語がおかしいか。パチュリー様はお嬢様にとってまずいことであると読んだのに実際お嬢様にとってはそこまでひどくはなかった?だとしたらお嬢様の部屋に入った時の厳しい表情は何だったのか?……あーっ!考えれば考えるほど分からなくなってくるぜ!とりあえず今は咲夜にこのことを言わないと。 咲夜は大図書館の前にいた。 「咲夜、咲……」 俺は昨夜と呼び読めようとして、止めた。あの冷静な咲夜が口をあけたままぼうぜんと立っているからだ。 「おい!咲夜!どうした」 俺の声にハッとする咲夜。 「リュウ!ちょうどいいことろに来たわ。早く来て!」 そう言うと同時に俺の腕を掴んで図書館の中に入る。そこにはひどすぎる光景が広がっていた。 整然と立っていた本棚は木の屑と化して崩壊し、ジャンル別にきっちりと並べられていた本はバラバラになって散乱している。所によっては本がくしゃくしゃになった状態で山が出来てしまっているところも。暗黒の空間を保っていた壁や床に傷や穴が無数にあり、奥の方から煙さえ出てきている。 「これは……」 あまりの惨事に呆然とした。図書館の中に何があったのか。地震だったら本棚が崩壊するほどの威力はないだろうし、パチュリー様が気をおかしくして暴れだしたということは到底考えられない。 「私だって分からないわよ。こんなことは今までになかったわ」 咲夜も額に汗を見せている。そういえば、図書館にいるはずのパチュリー様はどうしたのだろうか。気になるので咲夜に聞いてみる。 「ええい!この際理由などどうでもいい!パチュリー様は無事なのか?」 と、咲夜もそのことに気づいたのか、ハッとして 「パチュリー様が危ない!」 と図書館の中に入ろうとした。が、 「私なら平気よ」 の一声で咲夜は止まった。真後ろを振り向くと無傷の状態のパチュリー様がいた。 「パチュリー様!ご怪我は?」 俺が慌ててたずねると、 「丁度紅茶の茶葉の取り出しに手間取っていたこあを確認しに行っていた時だったから、運がよかったわ」 「そうですか…」 パチュリー様の答えに俺はほっとする。 「ですが…いったい誰がこのようなことを?」 咲夜がパチュリー様に聞く。そうだ。確かにこの惨事は誰かがあらしたと考えるのが妥当だろう。 「フランよ」 パチュリー様はその名前を出すのに躊躇したのか、しばらく黙りこんでから言った。 「フランが暴れだしたの。それでこの惨事よ」 「フラン?」 フランという言葉にいまいちピンとこない俺。その横では咲夜がまたしても呆然としている。 「妹様が…暴走?」 「そう」 どうしようもない様に話すパチュリー様と焦りを隠せない咲夜を、フランという人物を知らない俺はただ眺めるだけだった。二人の話からすると、フランはお嬢様の妹であるフランドール様の事らしい。 咲夜から聞いたが、フランドール様は400年以上図書館の奥の地下室に幽閉されていたそうだ。理由は単純。フランドール様を放っておくととても危険だからだ。彼女は精神が不安定で物をすぐに壊す。いや、いま俺は物と書いたが実際は物だけでなく生物も壊す。つまり俺が何を言いたいかというと、フランドール様を放置しておくと彼女がどんどん生物を殺めてしまうんだそうだ。それを本人は殺人とはとらえず「遊んでいる」と認識しているところが一番厄介だとお嬢様がぼやいたのを少し聞いたことがある。「遊んでいる」と認識しているということは対象をおもちゃとしか認識していないということであり、たとえ対象が死に至ったとしてもおもちゃが壊れたと言って処理していしまう。つまり、本人に罪悪感はないのでまた新しい「おもちゃ」を探して、見つけては壊す。彼女はそういった意味で非常に危険な存在だった。そのため、お嬢様は図書館の奥に彼女を封印したんだとか。 しかし、お嬢様が「紅霧異変」という物を企んだ時に、それを阻もうとする霊夢、魔理沙をフランドール様を使って消そうという目的でフランドール様の封印を解除した。結論から言うと彼女も霊夢、魔理沙に抑え込まれたが、二人を除いて、いや、含めても幻想郷で彼女の本気に対抗できる者はいないだろうという。 「図書館のことは後回しにして、フランの保護を優先するのが上策ね」 やがてパチュリー様が宙を見上げながらつぶやいた。自分の住みかを荒らされて多少呆然としているのだろう。 「そうですね…このまま妹様を放置しておいたら幻想郷が崩壊してしまうかもし れない」 咲夜はフランドール様のことへの不安をぬぐえない様子だった。 「フランドール様ってそんなにやばいのか?」 俺はフランド-ル様については無知に等しいので咲夜に尋ねてみる。と。咲夜はこっちに顔を向けないまま、 「この図書館の状態を見たらわかるでしょう」 と、少々いきり立った声で答えを返してきた。 「だけど…妹様はどこにいるのかしら?」 ふと上を見ると、図書館の窓が割れている。なるほど、図書館で好きなだけ暴れて逃げたというわけか。 「あそこから逃げたと考えるのが妥当だと思うわ」 パチュリー様はそこを見るとそう言った。 「そうですね。しかし、あそこから逃げた後どういう逃走ルートを取ったの か…」 幻想郷だって結構広い。外に出て行かれると探すのが非常に大変になってしまう。 「無闇に探しまわって遭遇したとしても取り押さえられるでしょうか?」 咲夜が痛い点を突っ込んできた。確かにそうだ。フランドール様を確認したとしてもその後どうやって保護するんだろうか?まあ、俺は直接闘っていないからどれほど強いのかは分からないが、霊夢に勝ったことがあるから少し俺なら勝てるという傲慢な気持ちも持っていなかったと言えばうそになる。 「で、咲夜」 俺はお嬢様のことを言わなければならないことを思い出し、咲夜に声をかける。 「何?」 「さっき俺がお嬢様の後をつけていくと言ったが、どうも予定が変更してお嬢様 側から俺の同行を頼まれた」 「あら」 俺がお嬢様のことを口にすると、咲夜は意外といった様子の顔を見せた。 「それじゃあ、お嬢様のボディーガードとして行くわけね」 「まあそうだ」 咲夜の言い換えに俺がうなずく。 「ならば、私が首を出す必要はないわね」 「あら、咲夜手が空いた?」 俺達の会話を聞いていたパチュリー様が声をかける。 「あ、はい。たった今空きました」 咲夜は俺からパチュリー様の方へ向き直る。 「それなら、フランの追跡の手伝いをしてもらえるかしら?」 「かしこまりました。直ちに準備にまいります」 パチュリー様の言葉に咲夜が返事をして、自分の部屋に戻って行ってしまった。俺もそろそろブレイクダークに言った方がいいと思い、パチュリー様に別れの挨拶をしてブレイクダークの元へ走った。 月明かりに反射されてブレイクダークの白いボディがまぶしい。お嬢様が来る前にセッティングを終わらせなければ。とりあえず、戦闘用の三節棍は無論、向こうに着いた時の移動手段としてローラーボードも持っていく。また、何かしらの合図にポルウも一応。 ひと通りのセッティングが終了したので、コックピット内ですこし時間を潰す。フランドール・スカーレッド様。一度も見たことがないが、破壊することが好きで、被害を防ぐためにお嬢様が長年封印していたこと。それを最近になって解除したことは咲夜から聞いた。しかし、少し暴走するだけであの大きい図書館を破壊するとは…恐ろしい。 いや、ちょっと待てよ。暴走するようなこと起きたか?いや、特に起きてないよな。なにかフラン様を傷つけるような行為を誰かしたのか?フラン様が起こるようなことは、フラン様に誰か直接ちょっかいをだしたか、またはお嬢様をおちょくっている現場を見たか?まあ、何はともあれ今はお嬢様のお伴に専念しないと。 「どう?もう出発できる?」 しばらくするとお嬢様がやってきた。 「ええ。十分です」 「それじゃあ行くわよ」 それだけ言うとお嬢様が大きい羽根を広げて空を飛んで行った。その後を追ってブレイクダークを発進させる。 スピードはかなり抑えた設定にしたが、それでもアクセルを踏みすぎると時速200kmはでる。なかなか全力が出せないのはストレスがたまるが、これも慣れたといえば慣れた。 読んでくれている人は分かると思いますが、日に日に小説書くのが下手になってきています。 展開が速すぎるのが原因でしょうね。 っつか、ウィキ関連単語カオスすぎるwww 15LAP フランドールスカ―レッド 5 どれくらい運転しているだろうか。周りを見ても森しか見えない。結構辺鄙なところまで来てしまったのではないか? と、お嬢様が下に降りはじめた。ブレイクダークが森の中に着陸することは無理なので、森の上に波動のフィールドを張ってそこに着陸する。そして、縄を作って縄伝いに降りてゆく。 お嬢様の向かうところまではまだ少し距離があるようなので、ローラーボードで進む。 このような暗闇の森の奥になにしに行くのだろうか…。 「リュウ。この後は自分の身の回りに気をつけて」 ふいにお嬢様が俺の方を振り向いて声をかける。 「かしこまりました」 無論、細心の注意は払っているが。 夜の森はこれで2回目の経験となる。一回目は今回の事件の発端となった日傘が見つかったあの狩りの日である。あの時は俺は地元民の魔理沙とペアになっていたからそこまでの恐怖を感じることはなかったが、こうかなり辺鄙なところまで来ると木々が醸し出す雰囲気そのものが変わってくる。辺りでは妖怪の鳴き声が聞こえ、今すぐにでも襲われそうな勢いで恐ろしかった。が、ナイトオブクイーンとうたわれたお嬢様と同行しているからか、妖怪たちは舌なめずりをしながら俺を眺めているだけに終わった。玉に無能な妖怪が俺を襲ったこともあったがだいたいは俺の三節棍の餌食になっているか、もしくはお嬢様が直々に退治するかの2パターンしかなかった。俺はあいつらのターゲットになっているから襲われる のは仕方がないが、妖怪世界のナイトオブクイーンに向かって突進する馬鹿な妖怪を見ていると妖怪にも天才と馬鹿の差が歴然と生まれるんだなあとつくづく痛感させられた。 しかし、妖怪はやはりお嬢様を警戒している様子で、俺がお嬢様から離れると一気に群がれられる。必死の思いで妖怪たちを追い返すものの、プライドがズタズタにされたというのは言うまでもなかろう。 また、妖怪だけでなく周りの空気自体がなにか恐ろしいものを感じさせる。目を瞑ると邪悪なる思念波がいたるところから感じ取れる。夜の幻想郷の森はどこまで弱くはかない人間を怖がらせるんだろうか。 「ちょっと聞きたいことがあるのだけれども」 急にお嬢様に声をかけられて少々戸惑う。 「え、あ、はい。なんでしょう」 「向こうの世界でリュウは強かったの?」 一息入れてお嬢様が聞いた。俺はその質問の意味を解釈するのに少し時間をかけた。 「……といいますと?」 「F-FIREの中でよ。あなた、ドライブするとき天狗よりも早く走るじゃない。や はりトップクラスだったのかなって…」 お嬢様は少しいつもよりも低く慎重な声で聞いてくる。お嬢様が発する低い声がだす威圧感はときどき俺をもビビらせる。 「そうですね…25機中2位だったので上位の方ではないのでしょうか?」 俺はすこしおどおどして言う。 「じゃあ……戦闘の方は?」 すると、お嬢様はさっきよりも厳しい声で俺に聞いてくる。なんでこんなに威圧されつつ聞かされなければならないのか分からないが… 「……ちょっと難しいですね。私たちの場合一人一人が担う仕事が違う。遠くか らの援護射撃に徹する奴もいれば、敵の真ん中で戦闘する奴もいる。敵を攻撃 する奴もいれば、味方のサポートに当たるやつもいる。個人の力というと判断 しかねないというか、自分の中では誰が一番強いというようなことは把握でき てないですね。ですが、ジャスティスウィング全体だと2年活動していまだ負け は幻想郷に飛ばされたことぐらいです」 「……そう」 しばらく沈黙が流れる。その後沈黙を破ったのはまたしてもお嬢様だった。 「あなたフランについて知ってる?」 「咲夜に少し聞いただけで、あまり詳しいことは…」 俺はなぜいまフランドール様のことを持ち出すのか考えつつ答える。 「あったことはある?」 さらにお嬢様は俺に質問を投げかけてくる。 「いや、あった覚えはないですね」 「……」 そして、またしても沈黙が生まれる。俺から話しかけようとしたが、お嬢様が神妙な顔つきで何か考えていたので自重することにした。 しかし、お嬢様はなぜいまそういった話題を持ち込んでくるのか。戦闘の強さは前にもお嬢様自身と手合わせした時に思い知っているはずだし、こんな森の奥で急にフランドール様の話を切り出してくるのはあまりにも不自然だ。果たして、お嬢様は何を狙っているのか。 ただ、このタイミングで聞いてくるということは「戦闘」と「フランドール様」の二つがもしかしたら鍵になってくるのかもしれない。すると自然と頭に浮かんでくるのが出発する前に見た図書館の惨事。パチュリー様はあれをフランドール様の仕業といい、またもしそれが本当なら俺は図書館の窓を割って外に逃げたとも推理した。だとすると、お嬢様はフランドール様が外に逃げたことを知って抑え込みに行くのか。それで、フランドール様に対抗できるか確認するために俺の強さを聞いてきたのか。いずれにせよ…… 次にこの沈黙を破ったのは俺でもお嬢様でもなかった。 ―――――――ズド――――ン!! 後方で派手な爆発音が鳴った。振り向くと、森が燃えている。 「なんだぁ?」 俺はあまりに突発的なことに焦りを感じる。誰かが森を爆発させた?とりあえず火を止めようとするが、今度は前方で爆発が発生。途端に森は火の海に包まれた。 「リュウ!」 お嬢様が悲鳴にも似た声で俺を呼ぶ。言われなくとも! 俺は波動のシールドで自分たちをある程度の余裕を持って覆い、火をカバーする。火の勢いは衰えることを知らず、どんどんと燃えてゆくばかりである。 「これは…一体…」 火は瞬く間に燃え広がり、俺らは火に囲まれた。何が起きたのか全く分からず、俺がただ呆然としていると、 「お姉様、やっぱり来てくれたんだ」 シールド内に一人の少女が降りてきた。お嬢様と同じ布製の帽子をかぶっている。髪は金髪のショート。赤いドレス(袖は白で半そでである)を着ており、胸には黄色のリボンをつけている。一番特徴的なところは少女の背中から生えている羽根である。羽根と聞いて一般に思い浮かべる鳥の様な羽根とは全く違い、茶色い棒のような羽に正八面体の形をした赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の宝石が一個ずつ両方の羽根からぶら下がっている。俺はその少女を見たことがなかったが、お姉様という呼び方で誰だかは把握できた。フランドール様である。 「フラン!どういうつもり?」 お嬢様がフランドール様に問い詰める。 「お姉様ったら、最近全然こっちに全然かまってくれない。その理由がようやく分かったのよ」 フランドール様がまじめな顔で俺のほうを見つめてくる。少し恐怖を覚える。 「何よ」 フランドール様が森を爆発させたことがよほど頭に来たのか、お嬢様の声は非常に怒っているようだった。しかし、フランドール様の怒りはお嬢様の怒りとは比べ物にならなかった、 「お姉様の横にいるくそ野郎が私のお姉様を盗んだのよ!!」 フランドール様の怒鳴り声が火の海と化した森にこだまする。そして場が凍る。辺りから聞こえるのはパチパチという木が燃える音のみ。 「……確かに、お嬢様はあなたと比べると私に構い過ぎかもしれませんが、何も 紅魔館を破壊しなく…」 「黙れ!」 場の空気に耐えきれなくなり本音を言う俺の声もフランドールの声で消える。 「お前なんか死んでしまえばいいんだ!」 フランドール様のスイッチが完全にオンになってしまい、その矢先の前に立っている俺は非常に困惑する。 「まってフラン!落ち着いて!」 俺が危険にさらされるのを知っているお嬢様はフランドール様に呼びかける。が、当の本人の俺は状況がまったくつかめなかった。空から降ってきた初めて見る少女に急にどなりつけられて状況を一瞬でつかめる方がおかしかった。 「お姉様も黙ってて!私はあいつを壊すの!邪魔しないで!私はお姉様の前であ いつを壊す!!」 完全に怒ったフラン様の叫びと同時にすさまじい量の弾幕が俺に押し寄せる。そこで俺は初めて身の危険を感じて三節棍を取り出す。俺は必死の思いで波動壁と三節棍で弾幕を弾くが、この量、そして破壊力は尋常じゃない。俺の波動壁も次第に破壊され、とうとう波動壁が崩壊する。 「くっ……」 必死の思いで残った三節棍で弾幕を跳ね返す。しかし、この量を三節棍ただひとつで防げるわけもなかった。 「うわっ……!!」 腹にまともに弾幕を食らってしまった。すさまじいスピードで吹っ飛び、先ほど張ったシールドに背面全体で激突する。俺は大量に吐血した。 「リュウ!!!」 お嬢様の叫び声が聞こえるが、それすらもうっすらとしか聞こえない… 「お嬢……様……お逃げ…下さい……」 必死の思いで声を絞り出す。頭を強打したか、目が回る。背中も派手に打ちつけたせいか、まともに立てない。左腕は…力が入らない。これは折ってしまったか?足には無数の擦り傷がある。咳をするたびに血が出てくる。たったひとつ食らっただけでこの被害である。恐ろしい、の一言に尽きる。 「もう終わり?まだ遊び足りないよ」 フランドール様が不敵な笑みを浮かべながら俺に近寄ってくる。俺は必死にその場から逃げようとするが体が全然動いてくれない。 「つまらないからギュッとしてドカーンしちゃおうかな?」 至近距離に来てからフランドール様が右手を俺の前にかざす。もう終わったなと思ったが、 「ギャッ!!」 急にフランドール様が悲鳴を上げる。お嬢様がフランドール様に攻撃したのだ。 「フラン!!これ以上は許さない!!」 お嬢様の声は本気で怒っていた。 「どうして……どうして邪魔するの……?」 フランドール様がフラフラと立ちながらお嬢様をにらみつける。 「お姉様…やっぱりあの男を選ぶの?そうなの?ねえ?」 そういってフランドール様はお嬢様を睨みつける。その顔を見て俺の背筋に悪寒が走った。これ、少女がする顔かよ…。心の底から恐ろしさが湧き出てくる。もはや吸血鬼ではなく、悪魔だ。 「お姉様があの男の見方なら……倒す!!」 切る場所ここでよかったんでしょうかね。 LAP16 フランドールスカ―レッド 6 フランドール様がそれだけ言うと、再び恐ろしい量の弾幕を出す。 しかし、さすがに姉妹ということで関係を持っていた時が長かったのか、俺よりも十分持ちこたえている。フランドール様の弾幕を完全に把握しているようだ。小さなすきを見つけてはそこに入り込み、こちらに暇さえあれば弾幕を放つ。が、フランドール様もこんなもので倒れるほどの物ではない。 「ぐっ……」 傷が痛む。早くお嬢様を助け出さないといけないのだろうが、体が動かない分にはどうしようもできない。右手で三節棍を振って流れ弾を弾くことしか俺にはできなかった。しかも、それだってきつい。体力の持つ限りしかできないことが薄々分かっていた。 お嬢様とフランドール様の死闘はしばらく続いた。あまりにも激しすぎて俺が張っていたシールドすら壊れかけようとしていた。シールドのひびから熱風が入り込み、フィールドがとてつもない暑さになる。こういう状況になるとお互い不利になるのは確かだ。暑さで体力がどんどん削られてしまうからだ。そして、俺の予想どうりお嬢様は体力が切れて限界に近い様子だった。しかし、俺の予想を超えたのがフランドール様。暴走したフランドール様は止めることができないのか。こんな熱いフィールドでも先ほどと全く変わらない、いや、もっと激化した弾幕を放ってくる。これでは一方的な戦いになってしまう。 俺が危惧していたように、お嬢様は必死にフランドール様の弾幕から避けていたものの、最終的には体力が切れてよけきれずに弾幕に当たってしまう。 「お姉様もこんなもの?つまらないわ」 倒れこむお嬢様を見下しながらフランドール様がつぶやく。まずい、お嬢様が危険だ。早く俺の体、動いてくれ!!! 「フラン……あなた……」 倒れた体を必死で持ち上げながら震えた声でお嬢様がしゃべる。 「しょうがないわ。終わらせよう」 そういうと、フランドール様がお嬢様に向けて弾を放つ。お嬢様は当然それを避けることができずにもろに食らってしまう。お嬢様はそのまま吹っ飛んでいきシールドに激突。そのまま滑り落ちた。 「お嬢様!!!」 俺は必死にお嬢様に叫びかける。が、遠くから見てもわかるが、お嬢様はすでに気を失っている。しまった… 「邪魔はなくなったわ…」 フランドール様はお嬢様の方を見てつぶやく。そして、俺に目を向ける。 「さて、そろそろあんたに死んでもらおうかしら」 体が思うように動かず。さすがに俺も覚悟を決める。が、死ぬ覚悟をするにはまだ早かった。 「待て!!」 「お待ちください!」 前方で声がする。するとそこには、魔理沙、パチュリー様、咲夜、アリスの4人がいた。なんて頼もしい援軍なんだ! 「何?あんた達…呼んでないはす……」 フランドール様が唖然とした様子で4人を見つめる。 「確かに呼ばれた記憶はないわ」 パチュリー様が相変わらずの冷静さで答える。 「私の魔法で3人の場所を突き止めたんだぜ!」 魔理沙が得意げに笑う。 「さあ、妹様。紅魔館に帰りましょう」 咲夜がやさしく声をかけるが、今のフラン様には意味がなかった。 「……んな……」 「何?」 「みんな壊れちゃえ!!!」 フランドール様が暴走した…とんでもない厚さの弾幕が全方位に飛んできた! 暴走したフランドール様はすでに半分意識を失ってしまっているようだった。様子がおかしい。なにか一人でブツブツとつぶやきながら弾幕を放って来ている。恐ろしい限りだが、それを4人は協力して相殺したり避けたりして暴走を止める隙を狙っている。俺は何かできることはないかと思い、必死で這いつくばってお嬢様の所へ向かう。 案の定お嬢様は気絶していた。とりあえずお嬢様の傷の手当てをする。といっても、患部に波動のベールを巻くぐらいしか俺にはできない。なぜなら俺だってボロボロだからだ。そして、お嬢様のそばで流れ弾を必死で弾いていく。俺も体力が限界だったが、4人の体力も次第に削れていっている様子だった。この暑さなら仕方がない… 死闘は長い間続いた。しかし、いくら四対一でも、フラン様の強さは異常。四人がすでにボロボロなのに、暴走したフラン様はまだピンピンだ。 「はは……つええな…さすがに……」 魔理沙が右腕がら垂れる血をすすりながら苦し紛れに言う。 「ここまで暴走するとは…」 左肩をやられ、流れる血を抑えるアリスも息だえだえだ。 「はあ……んはっ……はあ……」 パチュリー様に当たっては首に傷を負い、あまりの痛さに声も出ないようだ。 「妹様……なぜそんなに……」 咲夜までもが脇腹に傷を負い、そこから血を流している 無理もない。フラン様の暴走は最高潮に達し、黒いオーラがフラン様から感じる。 「つまんない玩具はいくつもいらない!消えて!」 フランドール様が最後の弾幕発射の準備をする。 俺はここでハッとする。今目の前で死闘という死闘が繰り広げられているが、そもそもなんでこんな死闘が怒っているんだ?答えは簡単。フランドール様が暴走しているからだ。じゃあなぜフランドール様が暴走しているのか。それも答えは簡単だった。俺に対する怒りが最高潮に達したからだ。 つまり、この死闘はフランドール様が俺に抱いた恨みから始まったものである。つまり原因は一重に俺にある。だから俺が一番彼女からの代償を受けていなければならない。なのに、俺がダウンした後に、みんな頑張ってフランドール様と闘って俺を守ろうとしてくれている。結果俺と同じ、あるいはそれを上回る大けがを負いつつも死闘を繰り広げている。お嬢様に至っては気絶するまで… なのに、当の俺はこうしてダウンしたままシールドにもたれこみ、指をくわえてこの死闘を眺めているだけ。わざわざ俺のために援軍に来てくれたあいつらに何もしてやれていない。俺は一体何をしている…怪我がこれぐらいでぐだぐだ言っている場合ではない。 俺は右手に今体に残っているパワーをすべて集中させて一気に地面にたたきつける。その反動で体が宙に浮き上がる。俺はその反動を用いて足で着地して何とか立ち上がる。が、足がふらふらしてなかなかうまく立ち上がることが出来ない ――――――秘弾『そして誰もいなくなるか?』 フランドール様の掛け声とともにすさまじい弾幕が四人を襲う。 「まずい!」 俺は必死の思いでシールドを蹴り、またその反動で4人の元に行きバリアーを張ろうとする。くそおお!まにあってくれえええええ!!! 「え……なんで?」 弾幕が終わった後、フランドール様は動揺を隠せなかったようだ。 俺のシールドと三節棍は何とか攻撃に耐えた。四人は無事に救出できた。俺の気合いをすべて埋め込んだ渾身のバリアー。そう簡単に破られてなるものか。 しかし、俺も完全にボロボロ。しっかり立つことが出来ないから地面に右手をついて三点で体を支える。さすがに気合いを出し過ぎたか、体中が痛い。 「リュウ……」 咲夜が俺の元にきて心配そうに声をかけてくれる。が、咲夜の脇腹を見て彼女をこれ以上戦わせてはならないと思った。 「お前らは下がっていろ。俺が後は処理する」 俺はなんとか声を振り絞って4人に言い聞かせる。が、 「リュウ!無茶言わないで!」 咲夜が俺に叫んでくる。当たり前だ。誰もが俺の体を見てフランドール様に対抗できるわけがないと思うだろう。俺だってそう思う。人生最大の無茶だと思う。だけど、この騒ぎは俺が原因でフランドール様がおこしたもの。ならば、あまり部外者を巻きこまずに解決したいというのが俺の本音だった。 「大丈夫だ。何とかなる……ごほっ」 俺はその本音を口にしようとするが咳で話が止まる。咳と同時に吐血する。自分でも本当に大丈夫なのか分からない。 「リュウ!!!」 その様子を見た咲夜が叫ぶ。が、俺には男の意地というものがあった。 「下がれ!!!!!!!!」 咲夜が制止しようとするのを遮る。 「……死なないでね」 咲夜が折れた。俺の体…持って3分か?いや…ボロボロだぜ。1分? 「あんた……生意気……殺す……」 フランドール様が俺の方をじっとにらんでくる。もはやあの暴走を止めるには、気絶させるしかないと悟った俺はスペカを発動させるタイミングを狙う。 「死ね……」 ――――――――QED『495年の波動』 先ほどよりすさまじい弾幕が飛んでくる。俺はすべての力を手のひらに集める。そして、 「はぁあああああああっ!!!!!!」 全力のシールドを張る。男の意地が詰まったシールドは、フランドール様の弾をうまく弾いているが、さすがにボロボロの体力で張ったシールドには限界がある。当たったところからどんどん削られていってしまう。 「死ね……壊す……」 フラン様の暴走は途切れない。しかし、気合いでシールドを維持する。 「うおおおおおおおお!!!!!」 俺は叫ぶ。声を出して気合いを体で作り、即手に持っていきシールドに送る。この一連の動きが功を喫したのか、気合いのすえなんとか耐えきった。 「……なんで……」 呆然とするフラン様に声をかける。 「へへっ……次は……げほっ……俺…の……ぐはっ……番…だ…ハァ……ぜ…」 もうすでに自分の体はぼろぼろだ。すでに言葉さえしゃべることが出来ない。前進という全身から血を流している俺を見ることが出来ないのか、アリスは俺から目をそらしている。魔理沙もこの展開を楽観視していなかったようだ。ただ、パチュリー様の表情は冷静さが保たれていた。なにか勝算でも見えているのか。 しかし、人の表情に気をまわしている余裕などない。……ここであれを使うしかない…行くぜえ!!!! 目を閉じる。いまフィールド内にある力全てを吸収し、たかだかと上げたスペルカードに送り込む。俺の波動、お嬢様の波動、咲夜の波動、パチュリー様の波動、アリスの波動、魔理沙の波動、地の波動、天の波動、空の波動……そう、すべての波動を一点に集中させる。 スペルカードが力を集める毎に白く光ってゆく。辺りは昼のように明るくなり(元々火のせいで結構明るかったが)、光の苦手な吸血鬼であるフランドール様の動きを封じる効果となった。そして、スペルカードが虹色に光った。と俺全体に普通の人間でも見える虹色のオーラが発生する。そして、スペルカードから丸い印章を浮かび上がらせる 「いっくぜええええええええ!!!!!!!」 そして、スペルカードにため込んだすべての力をビームに変え解き放つ! ―――――――波符「ピンポイントスマッシュ」 虹色に輝くビームは見事フランドール様に当たった。フランドール様はその場に倒れこむ。 「俺を誰だと思って居やがる!!」 いつもの決め台詞をはいたあと、俺はその場に倒れこむ。4人が俺を呼ぶ声がするが俺の意識はどんどん遠のいていっていた。 戦闘シーンの記述が下手糞という意見多発しそうですが、すいません。 今大量に本を読んで改良中です。 つぎから幻想郷本編です。 とんでもない事件が起こります。 また、トレイキョウでも大きな事件が発生。果たしてどうなってしまうのか? 前(Ⅲ) 次(Ⅴ) to HOME
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/1087.html
ポーンと幻想入り 動画リンク コメント・レビュー ポーンと幻想入り 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー た、ただいま鋭意執筆中です・・・ 夏期休暇中にはなんとか上がるかと思います -- (なおふぃ) 2008-07-04 21 38 14 645番さん -- (名無しさん) 2008-09-08 03 45 00 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。