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それはMH3Gの世界観によく似た世界。 「箱庭の世界」とは、パラレルワールドの関係にある。 「箱庭の世界」とは違い、人間が生活するエリアはすべて健在である。 ギルドも通常通り活動しており、ハンターに対してのサポートも万全である。 パラレルワールドのため、「箱庭の世界」とは若干生息するモンスターや地形が異なる。 また、武具の生産技術が高いため、「箱庭の世界」よりも強力な装備を比較的簡単に入手することができる。 「箱庭の世界」での戦いの後、仮面ガンナーの体内に宿る瑠璃色の龍玉が暴走、 その勢いで世界を超えたことによりこの世界にたどり着いた。 そんなガンナーを追って他の戦士たちもこの世界に到達。その勢いでこの世界の調査をすることに。 調査の結果、「グラン・ミラオス」と呼ばれる存在が人類の脅威になっていることが判明。 相手の位置を特定し、持てる力の全てで、仮面の戦士たちは決戦を挑んだ。 何日間にも及ぶ死闘の末、なんとかグラン・ミラオスを撃破する仮面の戦士たち。 敵の身体が消滅すると同時に、とある仮面の戦士も一緒に光になって消えていった。 実はこのグラン・ミラオスは、仮面ガンナーの相棒である仮面セイバーの実の父親が暴走した姿である。 ガンナー含めセイバー以外の仮面の戦士たちがこのことを知ったのは決戦の直前になってからである。 悲しみに沈みながらも、ガンナーはセイバーの残した覇竜の宝玉の欠片を回収し、 供養のために「箱庭の世界」のアカムシャンの里を目指すのだった。
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ルーン:A 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 ルーン:B 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 【A+ランク】 【Aランク】ブリュンヒルド、ブリュンヒルデ 【Bランク】コンラ、シンモラ、クー・フーリン、フェルディア 【C+ランク】レーグ 【Cランク】 【Dランク】 【Eランク】 ルーン:B (シンモラ) 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 セイバーは自身の真名が「腱を傷つけ不具にする者」を意味することから、 対象の機動力を奪い、空間転移さえ阻害するルーン魔術を好んで使う。 ルーン:B (フェルディア) 師スカサハから与えられた北欧の魔術刻印ルーンの所持。 ルーンを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。 攻撃以外で主に使用するのは対魔力や四枝の浅瀬スキルのブースト効果、即死耐性の効果、パラメータを上昇させる効果、等。 これらはすべて一時的なものであり、同時複数の使用はできない。 ルーン:C+ (レーグ) 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 ライダーの場合、戦車にいくつものルーンを刻む事で耐久性と操作性が増す。 また、傷を癒すルーンが戦車のあちこちに刻まれている為、戦車に触れれば傷が癒えていく。 しかし、戦車を操作している時はライダーの手が空いていない為、戦車が止まっている場合に限られる。
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*アニメ新規情報のみの索引はこちら ア行 アイテム 一方通行(アクセラレータ) 一方通行(アクセラレータ)【能力名】 有冨春樹(ありとみはるき) 窒素装甲(オフェンスアーマー) カ行 学園都市研究発表会 金崎大学付属・筋ジストロフィー研究センター(かなさきだいがくふぞく・―) 缶ジュース 甘味栄華(かんみえいが) 絹旗最愛(きぬはたさいあい) きるぐまー 草壁優美(くさかべゆみ) 寿命中断(クリティカル) ケミカロイド計画 広域社会見学 サ行 桜井純(さくらいじゅん)(未編集) 妹達(シスターズ) ジャーニー スタディコーポレーション(未編集) タ行 滝壺理后(たきつぼりこう) 幽体拡散(ディフュージョンゴースト) 学習装置(テスタメント) オモチャの兵隊(トイソルジャー) ナ行 長点上機学園(ながてんじょうきがくえん) 二五〇年法 布束砥信(ぬのたばしのぶ) 体晶(たいしょう) ハ行 樋口製薬・第七薬学研究センター(ひぐちせいやく・だいななやくがくけんきゅうせんたー) 必殺猫爆弾 フェブリ 高電離気体(プラズマ) マ行 斑目健治(まだらめけんじ)(未編集) ミサカネットワーク ミサカ1号 ミサカ9982号 ミサカ10031号 ミサカ10032号(御坂妹) 水穂機構・病理解析研究所(みずほきこう・びょうりかいせきけんきゅうじょ) 麦野沈利(むぎのしずり) 鋼鉄破り(メタルイーターMX) 原子崩し(メルトダウナー) ラ行 ラ・マンチャ 欠陥電気(レディオノイズ) 量産型能力者計画(レディオノイズけいかく) 絶対能力進化(レベル6シフト) A~Z 能力追跡(AIMストーカー) 電子(NV)ゴーグル
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ ~ とある物の大きさランキング的な何か ~ ※最下以外各5段階┣━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃変┣【 .1人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃メローナ┣━┳─────────────────────────────┨┃超┣【 .1人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃マーヤ 頼光┣━┳─────────────────────────────┨┃爆┣【67人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃紅 セルベリア はじめ 浅間・智 小紅┃アフロディテ┠───────────────────────────────┨┃神夜 ティファニア ネージュ リエラ アストレア┃月海 ぽぷら ミカヤ プレシア 喜美┃拓海 雅音 慧音┠───────────────────────────────┨┃ルカ ヴィヴィオ(大) ファサリナ コスモス テロス┃椛 リーフ 直葉 火織 メアリ(ホラ) 山田真耶┠───────────────────────────────┨┃ハク みくる 桃子 杏里 固法美偉┃光 ヘスティア 夏樹 西園寺うさぎ 美羽┃クーデリア ナルメア 斑鳩 山神ルーシー┠───────────────────────────────┨┃マミ ギンガ はやて リインフォースⅠ 貴音┃宥 村正 クリス 制理 リュカ┃キルコ ティアーユ 星奈 トゥアール 雲雀 ロザリンド┃嵩月奏 レオーネ ラハール 渋谷尭深 ルヴィア┃いすず 春麗 三河型 七海千秋 ダクネス┃メドゥーサ リーシャ ダヌア 神堂慧理那 幽々子┣━┳─────────────────────────────┨┃巨┣【165人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃とがめ いつき ユーフェミア ヨーコ 春香 アリシア・F バラライカ┃パチュリー スバル フェイト ウーノ シャマル イカロス 我那覇響┃アチャ子 モルドレッド(夕子) カルラ 鉄 美国織莉子 黛由紀江┃アリサ まゆり 山吹 夢塔ハナ セシリア ユグドラ 王留美┃ハンナ 皐月 黒ウサギ 香奈枝 咲夜 マルタ シールダー 幽香 森夏┃ヴィクター イリナ 夜叉姫 シエスタ 山吹祈里 秋元こまち┠───────────────────────────────┨┃春夏 さか奈 こあ みゆき ディード シグナム 寧々 リース┃ハルカ はたて ネロ マリアC.E 天羽奏 狩魔冥 長谷川千雨 アルフ┃魅音 詩音 浜風 華扇 ジャンヌ 咲夜┃雨流みねね 峰理子 ジャンヌ・オルタ 雛 楓 エミリア ミラ 愛紗┠───────────────────────────────┨┃紅月カレン ヴィルヘルミナ ディエチ 巴 ひたぎ 由乃┃ドゥーエ トーレ 立花響 アイリ 朝倉涼子 かな子 ディズィー┃ユウ レム アカメ ヌオさん はーちゃん┠───────────────────────────────┨┃燦 ターニャ シャーリー クスハ エルシィ 紀梨乃 澪 お燐 ミサカ(進化後)┃リニス ハルヒ セッテ 茉莉香 バラライカ(若) くーちゃん 山吹┃ゼシカ・ウォン 紗夢 シェリル・ノーム アイラ・ユルキアイネン┃南野奏 ヤエ アンジェラ トワイライト トワ 走り鳰 エリザベス・リオネス┠───────────────────────────────┨┃東せつな ピーチ パンティ カレン・O ウィンリィ 鈴羽 やんねぇ香 ┃なのは ウェンディ マリア 涙子 ウィル子 蘭子 フミナ レヴィアタン┃クアットロ 灯里 雪華綺晶 切歌 白野 桃瀬くるみ サリナ 古菲┃ジーク 姫柊雪菜 千川ちひろ 神楽坂明日菜 ハサン 牛若丸┃ダージリン 清姫 高坂桐乃 速吸 明石 律 梅雨 メルルリンス みなみ┃藍羽ルリ 素直・クール 琥珀┣━┳─────────────────────────────┨┃普┣【80人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃シオニー やらない子 鈴音 さやか ティアナ ニャル子 リザ 雪歩┃渋谷凛 七実 ノーヴェ レン ラクス アサギ シオン 真宮寺さくら 天海春香┃明日奈 夏美 ミズキ 藍華 パオリン 翡翠 琥珀 エレン いばら┃アリーシャ ゼロ 小鳥遊六花 二宮飛鳥 サキ 翡翠┠───────────────────────────────┨┃ルリ ふらん まどか コウ 縫 式 メメント┃リオ 沙条愛歌 モルジアナ 乃々┠───────────────────────────────┨┃杏子 アイギス コーデリア リタ ユウキ┃シエル コレット ユリエ 朝田詩乃┠───────────────────────────────┨┃ヤミ 民子 マカ ファリエル 紅莉栖 レキシントン┠───────────────────────────────┨┃つらら エルルゥ ヒナギク ランカ ピトー 夏奈 ネル┃ゆの テト モモ セイバー クノン 未来 夜空┃ルサルカ キョン子 佐々木雨音 メアリ・クラリッサ・クリスティ┃ラム つぼみ 北条響 ラン 四糸乃 三ノ輪銀┣━┳─────────────────────────────┨┃貧┣【122人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃エーリカ 神楽耶 蘇芳 木乃香 珠姫 黒猫 エクレール 小鳩 華琳┃風鳴翼 あかね イスカ ナコルル トリエラ 綾弥一条┃秋山優花里 月読調 夜祭アカリ┃プラチナ エレナ ムツキ セレナ ラトゥーニ アイラ ネクロ ちせ┠───────────────────────────────┨┃ベル ナナリー 葵 霊夢 アンゼロット 緒花 ノエル┃サーニャ 菊地真 エール ゆきかぜ(対魔忍)┃響ミソラ 妖夢 ミウラ 大淀 立華奏 凸守 林檎┠───────────────────────────────┨┃マト キノ 刹那 月詠 長門 玲愛 星輝子 ダーク 楠リッカ┃都古 水瀬伊織 ソフィ ベル ソーラ┠───────────────────────────────┨┃ルイズ 真宵 ヴィクトリカ のどか レヴィ アリシア・T・H┃ゆり プレセア ディアーチェ ユノハ 本間芽衣子 大宮忍 小梅┃志熊理科 桜小路ルナ IA すずか 茨木童子 五右衛門 酒呑童子┃ ウィン 柚 結城美柑 タツマキ 葉加瀬聡美┠───────────────────────────────┨┃アネモネ アーニャ シャロ 真白 こなた ほむら やよい┃セイン 魔理沙 インデックス シュテル 留奈 黒レン しろ(白レン) ┃エセルドレーダ メリー レン(英) ゆかり 如月千早 島風┃イクラクン ブラン タバサ 亜夢 なの 紫穂 土御門夏目┃ナギ 鈴鹿 矢澤にこ 藤堂ユリカ アタランテ┃逢坂大河 リルカ インクリング シャナ ジンオウガ(野生) ツミキ 茜┣━┳─────────────────────────────┨┃無┣【72人】━【※全て同列扱い.】━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┣━┛┃夕映 萃香 麗華 錫華姫 チンク リインフォースⅡ┃アンジェレネ ヴィヴィオ ヘカテー 千秋 梨花 忍 モモメノ┃赤ずきん アコ オットー ヴィータ アルファ┃衣 アル・アジフ ノイ ユーミル びんちょうたん 半袖┃ミルリーフ 半兵衛 りん 龍驤 遠坂凛 ハサハ ふらん(新) クドリャフカ┃コン 黒雪姫 コクリコ ダリアン キャロ アリエッタ えりか┃アリス・カータレット エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 雷 電 静水久┃エリザベート バレッタ メイゼル ティナ 野田ミキ 桂花 アデーレ┃ヘンゼル グレーテル 愛里寿 クラン スター 紅朔 聖羅┃灰原哀 大道寺知世 こひな ターニャ アイ イストワール 津辺愛香┃フロン ヴィニエイラ 響(艦これ) エルフナイン ラピス マサムネ はかせ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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登録日:2017/04/18 Tue 11 17 52 更新日:2024/06/10 Mon 11 33 08NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEif FEヒーローズ FE無双 カスレア カスレア←FEHでは グラビティ・マスター ダークナイト トマト ドジっ子 ブリュンヒルデ レオン レオン、法衣が裏返しだよ レオン隊 冷血 天然 宮野真守 家族想い 弟 暗夜王国 暗夜王族 末弟 王子 王族 義弟 親世代 軍師 殺しても良かったんだけど……。カムイ姉さんが落ち込むと、カミラ姉さんやエリーゼまで悲しむからね。 出典:任天堂公式LINE、https //goo.gl/cfjRLJ、2018年9月1日、ファイアーエムブレムif、インテリジェントシステムズ、任天堂、2015年6月25日、(C)2015 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS ■概要 『レオン』とは『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』の登場人物。 暗夜王国の第二王子。 初期クラスはダークナイト。 CV:宮野真守 誕生日は6月30日。軍の中で一番、トマトが好き。 人気投票男性部門1位、英雄総選挙総合部門19位。 真面目で冷静沈着な暗夜王国第二王子。 魔術の才に優れており、『グラビティ・マスター』の称号を持っている。 また暗夜王国の神器『ブリュンヒルデ』の継承者でもあり、これによって大地や重力・生命を司る力を持つ。 秀才かつ努力を欠かさない実直な人物であるが、敵には情け容赦のない非情な手を使うことでも有名であり、 味方であっても卑劣な愚か者と判断した人物や裏切り者には冷徹に処断する冷血漢という一面も持っている。 しかし親しい間柄の者の前では生真面目な青年であり、暗夜兄弟からは家族思いの真面目な次男坊、部下からも良い上司と慕われている。 カムイには年が近いこともあってやや毒舌気味に当たるものの、 直後に法衣を裏返しに着ていることを指摘されて取り乱したりと、イマイチ彼(彼女)に対して主導権を握れないでいる。 他にも生真面目さが災いしてふとした質問に本気で悩みこんだり、釣り堀や果実の樹に魔法をブチ当てて大惨事になるなど、やや天然気味な面も。 今でこそ仲が良いものの、暗夜王国では妾同士の権力争いが酷かったため、幼い頃は兄弟同士の関わり合いがほとんどなかった。 また母親もレオンのことを父王を繋ぎとめるための道具としてみていなかったらしく、そのため愛情に飢えている節がある。 しかし「秀才で手のかからない出来た人間」という評価から周囲に甘えられないことに苦しんでおり、一種のコンプレックスとなっている。 カムイに対して毒舌気味に当たるのも、頼りないため周囲からいつも心配されたり甘やかされてもらえることに嫉妬していることが原因。 ここら辺は本人も自覚している。 姉のカミラに対しても母性を求めている節があり、カムイを初めとする他の兄弟にばかりかまっていることに表には出さないものの苛立ちを感じている。 またマークスに対しては自分以上にできた人物ということで比べられることに恐怖を感じており、 幼少期剣の稽古もしていたもののマークスと比べられることを恐れて魔道の道に進むことになっている。 このように兄弟に対しては、割り切れない感情抱いており複雑な気持ちを持っている。 が、長年時間を共にした兄弟に対する愛情は本物。 跡目争いを間近に見ていた妹のエリーゼが、このままずっと仲の良い兄弟のままでいられるか不安がっていたことに対しても、 「血の繋がりや母親が原因で今さら僕たちの仲がどうこうなるとは、僕には到底思えない」 「お互いがお互いを認めていたら、その絆は壊れない」 と、何の迷いもなく断言しており、後々照れながらもエリーゼのことを勇気づけている。 カムイに対しても嫉妬はしているが同時に尊敬している部分もあり、そういった感情も含めて家族として受け入れている。 というかマニキと同じでなんだかんだ言いつつやっぱりカムイには甘い またアクアに対しても白夜にいた者として接することはほとんどなく、逆に暗夜王国にいたころのことを気遣うなどの気配りの方が多い。 暗夜兄弟は親の仲が悪かった分兄弟同士の結びつきが強いが、レオンもその例にもれず非常に兄弟愛は強い。 軍の中で一番、トマトが好き。 毎日の食事がトマトだらけでもいいと思っており、またトマト投げ大会にも非常に関心を持っている。 葉野菜の収穫をするときも、トマトでないことを残念がっている。 暗夜王国は魔の国のイメージが強いため、おそらくトマトは吸血鬼のイメージ。 また絆の暗夜祭では特定の場所に行くとレオンのイラストが見れるが、この時の衣装はまんま吸血鬼である。 部下は暗夜でも屈指の変人であるオーディンとゼロ。 また子供は女にしか見えない息子・フォレオと、なぜかレオンの周囲にはやたら濃いメンツが多い。 さらにいうと将来息子の臣下となるであろう部下の子供は、中二病患者と腐女子である。 なにか引き寄せるものでもあるのだろうか。 息子に対しては彼の特殊な趣味をなかなか受け入れることができず。一時期「恥さらし」と呼んで一方的に絶縁状態を突き付けていた。 が、彼の働きと民から慕われていることを見て、本質的な部分を見ようとしなかった自身の態度を反省し、再び親子の仲を戻している。 最終的には、自分のブリュンヒルデを託すに値する息子であると認めている。 if人気投票男性部門は堂々の1位、英雄総選挙総合部門は19位(男性部門だと10位)。 またif人気投票では息子のフォレオが子世代の男性1位を取っているため、親子で世代1位を獲得している。 ■性能 初期クラスはダークナイト。 「グラビティ・マスター」の異名に相応しい高い成長率を誇り、合計成長率は白夜・暗夜王族勢では長女のカミラと並んでトップ。 高い魔力の伸びに続き、HP・速さ・幸運・魔防が高水準でまとまっている。 守備と技が低めだが穴と呼ぶほどではなく、また力もちょっと伸びるようになっている。 専用スキルは、敵のHPが満タンでない時、自分が与えるダメージ+3、受けるダメージ-1となる『冷血』。 パラレル資質はロッドナイト。 暗夜でも屈指の魔法使いユニット。 王族キャラなのでステータス 専用スキル共に強力であり、基本的にはとりあえず使っておいて問題ない。 また専用装備である神器『ブリュンヒルデ』を持っており、効果も「技%の確率で相手から受ける魔法ダメージを半減する」&必殺回避+10と優秀。 装備面でも優れている。 が、レオンの場合とある罠が存在する。 というのもこの弟、職選択を間違えまくっているのである。 本作のダークナイトは魔法が使えるものの、どちらかといえば物理寄りの職業であり、魔法職のレオンとはハッキリ言って噛み合っていない。 ダークナイトの成長率も伸びるのがHP・力・守備と、レオンに欲しい魔力や速さがあまり伸びず、このため悪い意味で平均的な成長率になってしまう。 なのでそのまま育てると、伸びてほしいステは伸びず伸びなくてもよいステが中途半端に伸び、高い確率で器用貧乏になってしまう事が多い。 一応レオンは力もちょっと伸びるので物理面の伸びは無駄にならなくはないのだが、ぶっちゃけレオンに物理攻撃をやらせるくらいなら 魔法一本で攻撃させたほうが役に立つのでほぼ生きる場面がない。 実をいうと合計成長率こそ優っているものの、力や守備等も成長率が振られているため、魔法職としての適正は妹のエリーゼのほうが上だったりする。 この中途半端に伸びる力や職種ダークナイトのせいで、剣の道への未練タラタラとか言われることも。 暗夜兄弟はよく職選択を間違えているといわれるが、5割くらいは大体レオンのせい。 残り4割はマニキで、1割はカミラ姉さんである。 専用装備であるブリュンヒルデも、強力なことは強力なのだが そもそも魔防が高めのレオンだと特殊効果の有難味が薄く、他の神器と比べるといまいちパッとしない。 レオンは(比較的)技が伸びにくい傾向にあるため、思ったほど発動しないのもその一端。 また速さに関しても、成長率こそ高いものの初期ステが低く上限値も低いため、追撃が思ったほど出ない。 なので暗夜白夜含めた王族勢の中だと、どうにも微妙とか言われがちになっている。 とはいえ、前述の通りステータスそのものは高水準であり魔法職キャラとしては文句なしに強い。 さらに暗夜軍だと、純粋な魔法職が成長を止めた合法ロリと、魔法職なのに力のほうが成長する部下しかいない。 このため普通の魔法職が欲しかったらレオンを使わざるを得ないと言う事情もあるので、やはり何としても使いたいのが正直なところ。 よってレオンの場合、仲間になったらさっさと兵種変更することをお勧めされている。 幸いサブ資質がロッドナイトと魔法職の資質には困らないので、選択肢は多い。 また職によっては両刀できなくもない力の成長率なので、剣への未練も生かす事も可能。 とにかくダークナイトのままでは中途半端なので、他ユニットとの状況を考えて一番合った転職を考えたい。 よく転職候補として挙がるのは、『ソーサラー』『ストラテジスト』。 DLCで手に入る『ダークファルコン』『神軍師』あたり。 + ざっとした特徴 ■ソーサラー 魔法役としては一番伸びる。 魔術書Sになる唯一の職。 レオンは耐久があるのでリザイア地雷もやりやすい。 足が遅い。 服が似合わない。 職補正を加えた合計成長率は一番低い。 ■ストラテジスト 足を残したまま、回復も出来るようになる。 補助や『戦術指揮』での周囲の強化も可能に。 エリーゼと被る。補助も向こうの方が得意なので、劣化エリーゼになる事も。 エリーゼが魔女等に転職している場合は生きる。 ■ダークファルコン 成長率がレオンと非常に噛み合っている。伸びてほしい魔力が伸び、速さも改善されるなどいい事づくめ。特に速さが元の成長率の高さと合わさってメキメキ上がる。 スキル『疾風迅雷』がとにかく強い。 耐久が紙。 必殺時にカットインが出なくなる。 ■神軍師 力と魔力両方が伸びるので両刀が可能に。剣への未練を活かせる。 その関係上、スキル『華炎』で火力が出やすい。 軍師の肩書きと衣裳がレオンに似合う。 足が遅い。 レオンの弱点である速さがあまり改善されない。 ちなみに散々ボロクソに言われているダークナイトだが 取得できるスキルと耐久面が上がる事は優秀なので、他の職業で育ててからダークナイトに戻すのは普通にアリ。 レオンがダークナイトに向いてないとされているのはあくまで成長率の問題なので、固くて足が早い魔法職が欲しい場合は最終就職先の候補に入る。 このように職の選択肢は多めなので、自身のプレイスタイルに合った職を選んでいこう。 白夜王族から素質を得る事で手に入る「魔の達人」「凶鳥の一撃」「魔力・速さ・幸運の叫び」は暗夜編でも有用。 どうしても暗夜編ルナティックがクリアできないならば継承推奨。 ■支援会話 王族なので基本的には上の立場として接せられており、レオンが冷静な意見で相手を手玉に取るという流れが主。 が、アクの強い人物に対しては逆に手玉に取られることも。 暗夜王国には特にそういった人物が多いため、タジタジになることも多い。 オーディンとゼロとは共に部下にした時のことを思い出し、改めて臣下としての働きに期待することに。 ニュクスとの会話ではニュクスにかけられている呪いのことを見抜き、その解き方についてアドバイスを送っている。 ピエリとはその独特すぎる感性を治そうと努力するものの、逆に死生観を問われ悶々とする羽目になってしまった。 透魔編ではリョウマを除く白夜王族と支援を組める。 同じ次男坊のタクミとは最初は剃りが合わず反目しあうものの、 周囲からは似た者同士と言われ実際に趣味が似通っていたことから徐々に仲良くなっていくという展開になっている。 ■台詞 逃がさないよ……! わわっ……ひどいよ、兄さんたち! わかってたなら、早く言ってよ! ふ、服は裏返しになってないからね。 別に、姉さんのためじゃないさ。姉さんが悲しむとカミラ姉さんたちまで悲しむからね。 ああ、じゃあそれを次の命令にしようかな。『どんな世界に行ったとしてもずっと僕の臣下であり続けること』どうだい? あ、すごい。大当たりだよ。強いのは悪運だけじゃなかったんだね。 ……なにこれ。毒物でも作ったの? 釣り堀にさ……魔法を放ってみたんだ。たくさん魚が浮いてきて……これ、どうしよう……。 僕だって誰かが側にいて欲しいときもある。だからといって……弱者のフリをするほど子供じゃない……なら……どうすればいいんだよ。 どうして僕が剣を取らなかったか……その理由は簡単だ。兄さんと同じ道には行きたくないと思ったからだ。僕は、兄さんと比べられることが怖かった……。 僕は……優秀じゃない方がよかったよ……。もし、そうだったら……カミラ姉さんだって……もっと僕のことを見てくれたはず……。 僕たちきょうだいはずっとこのままでいられるさ。たとえこれからどんな道を選んでも、変わらずにね。 お前たち白夜の輝きなど、僕の前では無力なんだ。 真っ黒に塗りつぶしてあげるよ……君の命も、未来も、何もかも……。 この暑いのに、いつも元気だね。そう言えばいつもマントを着込んでるけど、あんたも日焼けが嫌なのか? 僕は日に焼けるとすぐに赤かくなるから、なるべく日に当たらないようにしてるんだ……体中真っ赤になるのは嫌だからね。……え? それってトマトみたいだって? トマトも日に当たると赤くなるから……? お前、僕に向かってなんてことを……なんて素晴らしいことを言うんだよ! そう思うとこの体質も捨てたものじゃない。これからは積極的に日に当たろうかな。……それはやめた方がいいって? ま、あんたが言うなら従っておくよ。いいことを教えてくれたし、そのお礼にね。 ■ファイアーエムブレム ヒーローズ 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS スマホゲーのFEヒーローズにも初期から登場。イラストは日野慎之助氏。 赤属性の魔法・騎馬ユニットの扱い。 武器スキルは自分から攻撃した時、戦闘後、敵の移動を最大1マスに制限(敵の次回行動終了まで)『ブリュンヒルデ』 Bスキルは自分のHPが70%以上で敵から攻撃された時、絶対追撃の『切り返し3』 Cスキルは自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に7ダメージ『死の吐息3』 移動力の高い騎馬ユニットの魔法使いであり威力が高く範囲攻撃の奥義を覚えたり、自分から攻撃したときに周りのユニットにダメージを与える死の吐息や相手から攻撃されたときに確定で追撃する切り返しなど攻撃的なスキルがそろっているキャラ。 ただし原作の性能を受け継いだままか、ステータスは全く噛み合っていない。速さが低いため、相手の追撃を受けやすい。守備と魔防は高いと言えるほどでもなく攻撃を受けるとあっさりやられる。 攻撃したとしても肝心の攻撃はたったの43で単発火力にしては十分不足している。 強化を受けたとしてもほんの少し戦える程度で倒せるほどまで至らない。 ユーザー達からもヒーローズ内でイラナイツ要員に。FEHはソーシャルゲームであるため、つまりカスレアである。 2018年3月のアップデートでようやくブリュンヒルデに錬成武器が実装。 錬成すると敵が魔法の時は戦闘中、最初に受けたダメージを30%軽減する。 原作に近い効果へ変わったが何故かグラビティが没収された。 特殊錬成は敵が弓、暗器、魔法、杖で、敵より守備が1以上高い時、敵は追撃不可。 遠距離の武器限定で守備が高いと追撃させないという個性を獲得したが守備のステータスと効果がミスマッチしているため、ここでも噛み合っていない。ここまでくると運営の嫌がらせにしか見えない。 確かに「魔法や杖の敵」相手であれば「守備がレオンの方が高い」ケースがあり、敵は追撃不可、かつ敵が魔法ならダメージカット……なのだが、はっきり言って弱い。 追撃不可を押し付けつつ自分は切り返しする、というコンセプトなのだが、そもそもの問題として相性有利な緑魔を受けて戦うのがコンセプトなら、Aスキルで相性激化してたらそもそもノーダメ封殺すらできるためにこの二つの能力は別に必要なく、役に立たない。 当時の環境でも、フルバフの乗ったブレードニノ・セシリア相手でもなければこの効果をまともに活かせる相手はいなかった。 他の属性を相手にする場合、そもそもの問題としてこんなもの持つよりサーリャから「ラウアブレード」を継承した方が圧倒的に強いという問題がある。 更に致命的な問題として「弓や暗器」の場合は相手の方が守備が高いことが多い上に、ダメージカット能力もなくなる都合大体追撃食らって大変なことになる。 切り返しで反撃は出来るが、そもそも弓や暗器を受ける場合はラウアレイヴンで激化切り返しした方がレオンの能力的にも圧倒的に噛み合う。 守備が25もあるため、むしろ守備魔防共に高いレオンは安全に暗器や弓と対峙することができる有望株。 ……なのだが、そうなるとラウアレイヴン+をヘンリーから貰ってくるわけで、ブリュンヒルデは不要になる。 「ブリュンヒルデ」の最大の問題点は『その辺の汎用武器の方が圧倒的に分かりやすく、しかもブリュンヒルデの効果先を相手にするときに強い』事。 要するに汎用武器以下の専用武器なのだ。神器とは 本当に活躍させたいなら、高級スキルを継承するかブリュンヒルデを外して別の武器に変えるかで工夫するしかない。 事実、初期の頃のレオンは赤魔騎馬のライバルが他に居なかったこともあり、ブレードを継承して属性違いのセシリア、ウルスラと共にフルバフのブレードを叩き込む騎馬のエースアタッカーとして存分に活躍していた。 もちろんその当時からブリュンヒルデ持ちのレオンの姿はなかったが。 現在はオフェリアが魔器を携えて登場したため、それを継承させるのも手。「自身の臣下の娘の力を借りないと戦えない主君」という絵面もなかなか情けない 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 2017年7月に水着姿のレオンが実装。イラストはTobi氏。 赤属性の魔法は同じだが馬を降りて歩行ユニットへ。 水着姿もDLCから逆輸入。 武器スキルは周囲2マスの味方は戦闘中、攻撃、速さ+1の『トマトの本+』 Bスキルは戦闘後、敵の魔防-7(敵の次回行動終了まで)の『魔防封じ3』 Cスキルはターン開始時、十字方向にいる自身より魔防が1以上低い敵は攻撃-5(敵の次回行動終了まで)の『攻撃の謀策3』 微力な味方強化と敵の弱化と妨害orサポート型に大きく変わった。 ……が、ステータスは魔防が高い以外特になし。 さらに守備は16しかなく、レオン独自の固さはなくなった。 初期の超英雄故に能力が弱いのも問題だが最大の問題点は重ねるのがまず年に1回しかまともなチャンスがなくて大変なのに重ねた所で専用武器が無いのでその辺の赤魔で良いような役割しか持てない事。 よほどレオンが好きでなければ今更初年度の超英雄の限定ガチャを引いて使う理由は恐らくない。 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 2019年4月に今度はピクニック版で久しぶりに実装。イラストは日野慎之助氏。 騎馬ユニットにまた戻り、魔法は緑属性。 戦禍の錬成の報酬で入手出来る。そして唯一の低レア。 武器スキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、魔防+4『サラダサンド+』 Aスキルは弓、暗器、魔法、杖の敵から攻撃された時、戦闘中、守備、魔防+6『遠距離防御3』 Bスキルは自分のHPが70%以上で敵から攻撃された時、絶対追撃『切り返し3』 遠距離武器の防御に振っているが上述のレオンよりは幾分マシ。 ステータスもどれも特徴すべきものじゃないが守備と魔防は両方バランスが良い。 限界突破する前提に入るが防御は固くなり続ける。スキル継承次第では遠距離に向けた防御専門に成り上がる。 貴重な緑魔の騎馬でなお、配布キャラでセシリアを切った後に緑の激化レイヴンの手札を切るなら使えそうな優秀な配分を持つ。 今ではセシリアが専用武器の効果で圧倒的にリードしているが、同じキャラが使えなくなる上連戦形式の「縛鎖の闘技場」「縛鎖の迷宮」や「if以外のキャラが出せないリミテッド英雄戦」であれば活躍が見込める。 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 2023年2月にバレンタインの超英雄として4年ぶりに実装。イラストは叶之明氏。 いつもの騎馬ユニットだが魔法を手放してタクミと入れ替える形として緑属性の弓を手にした。 武器スキルは『暗夜の王子の花弓』 飛行特効 奥義が発動しやすい(発動カウント-1) 自軍ターン開始時および敵軍ターン開始時、十字方向にいる魔防が自分より1以上低い敵の守備、魔防-7、【グラビティ】を付与(敵の次回行動終了まで) 自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5かつ自分の魔防-敵の魔防の値によって異なる効果を発動 (・1以上なら、戦闘中、自分は絶対追撃 ・4以上なら、さらに戦闘中、ダメージ+魔防の20%(範囲奥義を除く) ・7以上なら、さらに自分から攻撃した時、戦闘中、自分の追撃不可を無効、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減) Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+7、魔防+10かつ戦闘中、最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減の『鬼神明鏡の離撃』 Bスキルは【再移動(残り)】を発動可能 戦闘中、敵の攻撃、守備-3 【再移動(残り)】自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に移動できる。移動できる距離は、上記の行動前に移動した分の残り(ワープ移動時は残りは0として扱う)の『攻撃守備の遠影3』 サービス開始から6年…グラビティ・マスターに相応しいスキルが誕生した。 レオンより魔防の低い十字方向の敵には守備と魔防も下げてグラビティも付ける。 普通に見える効果だが注意すべきは自軍ターンでも敵軍ターンでも効果が発動する。 位置の気配りは必要だが倒したい相手か動きを鈍くしたい相手がいたら、動きを止められて味方を守れることも出来れば攻撃される心配も減って安全に近づいて自分から攻撃を簡単に仕掛けれる。 しかも絶対追撃にダメージ上乗せて追撃不可も気にせずにダメージも抑える。まさに召喚師達が待ち望んでいたレオンと言うべきだろう。 そのステータスも攻撃が59と段違い。魔防も45と相当高く設定しているので武器スキルとよく噛み合う。 そしてユーザーからは「FEHの今までのレオンは「レオソ」、この緑弓レオンこそが真の「レオン」」と呼ばれるようになったとか でも物理耐久力はそのまま低い。水着版と同じ守備は16で弓、暗器相手に油断すると一撃。 相手から攻められると発動スキルが減って弱まる。出来る限りは自分から確実に攻めたい。 ■ファイアーエムブレム無双 無双シリーズとのコラボ作品であるFE無双にも参戦。 クラスはダークナイト/ケイオスナイト。専用武器は『ブリュンヒルデ』。 クラス上級職ではオリジナルのケイオスナイトである。 絆会話は、リアン(女の無双主人公)、ルフレ、フレデリク、リョウマ、オボロ、リンダ、ウード リョウマ、オボロが原作に無い組み合わせである他、ゼロやウードとの会話もある。 専用の魔導書を持つ者同士であるリンダとの会話では、お互いの魔導書を交換してみようと提案。どちらも発動はできなかったが、お互いの魔導の才能を改めて実感し称え合うのだった。 なお、ブリュンヒルデを扱うコツは「地底から湧き出す生命力が、大地に立つ木に熟れたリンゴを実らせる」感じだとか。トマトじゃないのか… 実際、彼の覚醒奥義では果実のなったリンゴの木を生やしている。 追記・修正は法衣が裏返しになっていないか確認してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タクミとの支援会話Bはifの支援会話の中でもトップクラスに好き -- 名無しさん (2017-04-18 17 50 42) コミカライズ版では主人公格だっけ?評判悪くないみたいだし単行本化したら読んでみようかな -- 名無しさん (2017-04-18 18 16 18) 初期職ダークナイトのせいで職選択でもドジッ子言われる弟 -- 名無しさん (2017-04-18 19 20 09) マイリトルポニーでは中の人的な意味で兄妹関係が逆転 -- 名無しさん (2017-04-18 19 48 29) タクミがクラスと神器が恵まれてる分、余計こっちが微妙に見えるんだろうな。しかしレオン隊は子供含め皆キャラ濃すぎる -- 名無しさん (2017-04-18 20 53 23) タクミとの支援会話ホント面白いw -- 名無しさん (2017-04-18 23 01 59) グラビティマスターなのに魔法は木生やすだったりスキル冷血なのにめっちゃ優しかったりとネタにされる人。 -- 名無しさん (2017-04-18 23 37 48) 高い成長率でも要素が噛み合わなきゃイラナイツになる良い(悪い)例、何でDナイトリザイア使えないんや・・・ -- 名無しさん (2017-04-19 08 38 03) レオンが...というか今作では親世代の魔法職のキャラの多くが技の伸び悪いよなぁ… -- 名無しさん (2017-04-19 10 23 18) いまいち影薄かったり微妙性能でも人気あるってすごいな。月刊ゼロサムにて連載中のコミカライズで主人公やってる事も記載する? -- 名無しさん (2017-04-19 10 39 11) 強いんだけどもイマイチ華が無いんだよね。ダークファルコン転職が目立った活躍ができる気がする -- 名無しさん (2017-04-19 12 35 55) なんとかサンダーソード持てるようになれば部下から侍や兄貴からソシアルの資質もらってもいいかもな -- 名無しさん (2017-04-19 21 04 12) 妹共々、無双での弱さに泣けてくる。攻撃速度遅すぎる。 -- 名無しさん (2018-03-06 01 48 13) レオンとヒノカは下馬したほうが強いのではないかとよく言われる…なんか屋内戦で降りてた昔のFE思い出すな -- 名無しさん (2019-01-26 17 04 49) 転職したら本気出す -- 名無しさん (2023-07-20 18 16 25) 名前 コメント
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日が傾きつつある第七学区の喫茶店に上条と神裂は向かい合って座っていた。 「で、話っていうのは?」 「ええ、それを今からお話しようと思ったのですが……」 神裂は辺りの席や喫茶店の外を自席から見渡す。誰かに聞かれちゃマズい事なのか、と上条は適当に考えたが、店員以外誰もかった事に逆にがっくりしているように見えた。 「誰か待ってんの?」 「……ええ、実は土御門も一緒に来るはずだったのですが「用があるから遅れるにゃー」とか、 ふざけた言葉を残してどっかに行ってしまったのですよ。そろそろ来てもおかしく無い時間なのですが……」 余談だが、さきほど上条が神裂の胸にダイブした件については「急いでいるので謝らなくて結構です」と、許しているのか怒っているのか解らない返答を頂いた。 だが、逆に言うとそれほど重大な話という事で、十中八九それに上条も巻き込まれるという事を意味している。 (……不幸だ) 上条が久々にお決まりの言葉を吐いた時、カランコロンという音と共に、金髪アロハシャツな噂のあいつが喫茶店に入ってきた。 「遅れてすまんにゃー、ねーちん。おっと、かみやんはすでに着席済か」 「遅いですよ土御門。あなたが居ないと話が始められないんです」 「おし。じゃぁ、三人揃った所で、お話をさせて貰うとするかにゃー」 「にゃーにゃー言うのはやめなさい。耳障りです」 上条はそれからしばらく話を聞いた。相変わらず訳の分からない専門用語が満載の暗号トークだったが、上条は辛うじて次の事を理解した。 一つは上条に同行を願いたい仕事があるということ。 一つはあまり危険な事は無い仕事だと思うのであまり心配しなくて良いということ。 一つはその仕事は『とある超能力者』に接触する目的があるということ。 一つは、これはあまり聞きたくなかった事だが、仕事はイギリスで行うということ。 一つは『最大司教(アークビショップ)』とよばれるイギリス清教のトップからの 直々の指令(つまりはイギリス清教側の仕事)だということ。 そして最後の一つは、その『とある超能力者』は『原石』の人間だということ。 「……以上だ。どうだかみやん、理解できたか?」 「まぁ、大体。それで、原石ってなんだっけ?宝石か?」 土御門が、うわこいつありえねーという顔をして、となりの完全魔術側の神裂にさえ呆れた目で見られた上条は少し俯いて、「……分からないので、説明お願いします」と小さな声でお願いした。 「『原石』っていうのは、学園都市の『外』で自然に生まれた能力者のことだ。つまりはかみやんみたいな『生まれつき』や『外』で成長していくうちに勝手に『力』が発現した能力者のことを『原石』と言うんだ。どうだかみやん、理解できたか?」 「……う~ん、つまりは、俺はその『原石』の能力者に会いにイギリスまで行かなきゃならんと。そういう訳か」 「つまりは、そういう訳だな。物分かりが良くて(?)助かったにゃー」 「一つ聞きたいんだが、なんで能力者に会いに行くのに魔術サイドが動くんだ?普通は科学サイドがする仕事だろそれ」 「いえ、実はそうゆう訳にもいかないんですよ」 神裂の言葉に「?」が二,三個浮かんだ上条に対し、神裂はさらに言葉を続ける。 「その『能力者』はイギリスに居る、というのも理由の一つですが……」 神裂は一度息を止めてから、 「主点の『とある能力者』には、超能力と同時に魔術を使うことができる、という興味深い噂があるのですよ」 在り得ないことを口にした。 「超能力と魔術を同時に……?」 上条は突拍子のない話に目を丸くした。 超能力者に魔術は使えない。使ったとしても三沢塾の時の様に体中に傷を負って下手をすれば死んでしまうかもしれない。上条にとっても常識になりつつある事を神裂は一文でぶっ壊した。 「ええ。どこから流れた噂かは分かりませんが、調べる必要があると清教のトップが判断しました。まぁ、実質我々イギリス清教と学園都市の共同作業……ということでしょう」 調査する対象が『超能力者』という事で,どうやら学園都市も手伝うらしいが、上条には一つだけ、決定的に引っ掛かることがある。 「……で、なんで俺がついていくの?」 「……それについては私も『最大司教』に問い合わせました。あなたを連れて行くよう指令したのも彼女ですから。そしたら電話に出ない上にFAXで、 『女には人には言えない秘密が一つはありけるのよ。おほほほ』 ……という思わず抜刀したくなるような迷惑FAXを送ってきてそれから全く連絡が着きません。……えっと、それほど危険な仕事では無いと思うので付いてきてくれますか?」 そんな憤慨エピソードを聞かされた後に「ごめんなさい行きません」とか絶対言えないお人良し上条であったが、またしても問題が浮かんでくる。 「インデックスはどうするんだ?一緒に連れて行く…って訳にもいかないし」 「あぁ、彼女に関しては多分……多分ですが、大丈夫です」 「え、ちょ、こもえ!?」 「はいはーい、ちょっとお邪魔させてもらいますよー」 割と散らかっている部屋に月詠小萌がどしどし上がってきた。 「え、あの、まだ食べかすが……」 インデックスが自分で食い荒らした食料を頬を赤らめながら、光速で掃除していく。 「で、なんで、こもえがいきなりとうまの家に押し入ってきたの?とうまならまだ帰ってないけど」 「う~ん、よく分かんないですけど「かみやんは一週間ほど家に帰らないと思うから小萌せんせーが インデックスのとこにいってあげたほうが良いんじゃないですか?」とか、久々に真面目な顔した土御門ちゃんに言われましてねー。とりあえず来てみました。一応寮監の許可は取ってますから大丈夫です」 当然、完璧幼児体型の月詠小萌が寮の許可など取れるはずが無いため、無断で寮の部屋に入ってきた上条担任であったが。 「!? ということは、またとうまは私を置いて危険な事件に首突っ込んでいるんだね!? 今回という今回は絶対に絶対にして許さないんだから!!」 鋭い歯を丸出しにして野獣のように吠えるインデックスに対して月詠は落ち着いた表情で、 「帰らないといってもお友達の家で一週間缶詰勉強会らしいですよ?」 え、とインデックスの歯が若干丸みを帯びる。冬休みも近いし、まあ在り得ないことでは無いのだが、少女の顔はなんと言うか交際相手にフラれた時に見せるような絶望感溢れる脱力系の表情に変わっている。どっちにしたって自分に言わずにどっかに行ってしまうことには変わりは無い。 「………いいもん。どうせとうまにとって私なんか…………」 アックア戦あたりに見せた極スネモードに突入した哀れな少女に、月詠小萌は持ってきた紙袋から悦の表情で最終兵器を繰り出す。 「ちなみに今ここには、デパ地下特製もう食わずにはいられない最強無敵の百戦錬磨、グルメリポーター独占のロールケーキがあるのですが……まぁその様子ですと、『あなたは』残念ながら食べらないようですね。先生はとても残念です。はい。」 ニヤニヤしながらロールケイク(発音注意)にフォークをブッさそうとする月詠の手に、空腹少女の手が添えられる。 「……それとこれとは別なんだよ」 次の瞬間には元の欲望丸出しのシスターさんに戻ったインデックスが凄まじい勢いでロールケーキを口にもりもり頬張っていた。 月詠小萌は心の中で小さくガッツポーズをする。 作戦成功、と。 どっちにしたって、本当は上条がイギリスに行くことなど月詠は知らない訳だが。 「……なるほど。土御門は小萌先生を騙してインデックスの相手をさせているから大丈夫……と、そう言いたい訳か」 「ま、そうゆうことだ。じゃあ早速、第二三学区に停めてある七〇〇〇キロオーバーの内臓圧迫飛行機に乗ってイギリスへ……」 「行かねーよ。そんなんで納得できるか」 疲れた顔で席を外そうとする上条に土御門が追加説明を施す。 「まぁ、実際『接触』じゃなくて、『護衛』なんだけどにゃー」 上条の動きが若干鈍る。『護衛』ということはその『超能力者』はだれかに狙われている事を意味するのではないか? なんというか、上条が黙ってスルーできない事を的確に突いている気がする。 土御門の声が少し低くなる。 「超能力と魔術が同時に使えるってのは相当美味しい話らしくてな。『外』にいる『研究者気取り』の奴らが、その『能力者』を狙っているらしい。で、『安全のため』に 俺らが先に接触した方がいい……ってのが『上の報告』だ」 その『研究者気取り』を知っている者なら、 それを『スターゲート計画の残党』と呼ぶだろう。 当然、上条には理解できないが、要するに狙われているから助けましょうという事だけは解った。 正義感溢れる上条としてはなんとなく行く気になってきたが、自分が手伝されるのはやっぱり納得がいかない。特に理由が分からない辺りが。 悩む上条にトドメの一言が突き刺さる。 「かみやんのいない状態での『仕事』は上層部から禁止されてるからにゃー。もし、かみやんが行きたくないって言っちゃったら、ぶっちゃけ『その能力者』死んじゃうかもよ? 例の『研究者気取り』さんは結構乱暴だから」 やっぱり自分のせいで人が死ぬのは忍びないですよね、と神裂が棒読みで言ったのを合図に上条の心は折れ、同行を許可してしまった。 不幸だー、という上条の声は一陣の風ともに消えて無くなった。
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現在、手持ちのモンスターはおよそ8血統に分けることができる。 将来的には1パーティ4体のパーティを2つ使用(つまりモンスターを8体使用)する戦闘が基本になるというアナウンスが有ったため、 それを見越して考える必要があるかもしれない。 目次 目次 血統の統合、追加について 現在の血統一覧 配合計画図 各血統の詳細 血統の統合、追加について 追加の血統を導入する場合、配合値+1ぐらいのズレなら問題ないが、配合値+2とかズレ始めるとたぶん運用が辛い。 将来メガ(ギガ)ボディを組み込むことを考慮するなら7~6血統でもアリだが、 メガ(ギガ)ボディが発生した後でも血統の統合は可能なため、極力8血統で考えておいたほう事故は少ないと思われる。 しかし、モンスターの所持枠は10枠であり、8血統を維持して配合計画をすすめるのはやや無理があるのも事実なので、 そのへんは読者の欲望によって配合を加速させるか、メガ(ギガ)ボディを組み込むことを考えて7血統にしても良いかもしれない。 現在の血統一覧 現在の血統 番号 血統名 現在のモンスター 役割 説明または配合予定(案) 1 ブリュンヒルデ血統 ソル 前衛物理アタッカー 当麻PTのエース枠。終盤の火力はヤバい 2 プニちゃん血統 クロム 盾(HP耐久型) 皆を守る壁役。 3 まーりん血統 マジシャンズレッドjr. 後衛賢さアタッカー 4 カエルライダー血統 ティンダロス 後衛サポート 以下の血統はまだ確立されていない、配合計画上の血統。 5 HEY!血統 HEY! 後衛サポート カエルライダー血統の配合あまり 6 イルカ血統 イルカ 現状はいまいち定まっていない 同左。誰と配合しても問題は少ない 7 メイド血統 メイド 現状は戦闘には使えない ジョナサンと配合してアタッカー血統に 8 こちょうらん こちょうらん 後衛賢さアタッカー 将来的に第二パーティのメイン火力になれそう 配合計画図 +▼ 目次 目次 スカウトに関する読者の欲望 欲望全部のせ型計画 スカウトに関する読者の欲望 ジョナサンのスカウト→ブリュンヒルデ血統以外の前衛血統の確立達成済み オルリマ湖畔の霍青娥のスカウト達成済み オルリマ湖畔の翠星石のスカウト 世界樹の迷宮のトンベリのスカウト 欲望全部のせ型計画 .ブリュンヒルデ ━┓ ┣━ ソル .太陽 ━┛ .プニちゃん ━┓ ┣━ クロム .ジャイロ ━┛ まーりん ━┓ ┣━ マジシャンズレッドjr. マジシャンズレッド ━┛ カエルライダー ━┓ ┣━ ティンダロス テイル ━┛ イルカ ━┓ ┣━ ??? 適当な♂ ━┛ HEY! ━┓ ┣━ ??? .??? ━┛ メイド ━┓ ┣━ ??? ━┓ ジョナサン ━┛ .┃ ┣━ ??? 青娥にゃん ━┓ ┃ .┣━ ??? ━┛ トンベリ ━┛ こちょうらん ━━━ 未定 翠星石 ━━━ テイルの子供と配合 編集する場合は こちらのページに入り編集してください。 各血統の詳細 +▼ ブリュンヒルデ血統 現在のモンスターは「ソル」。 【解説】 現在ほぼ唯一と言っていい物理型の前衛アタッカーであり、耐久力のあるアタッカーという意味でとても貴重な存在。 序盤にテンションを溜め、中盤以降から溜めたテンションとそれに付随する特性を利用して高威力の攻撃を使用するのが基本戦術。 しかし、最近は敵の能力の上昇に伴ってテンションを溜める暇がなくなってしまい、「戦姫絶唱」が腐り気味。 その場合でも「闘争本能」による攻撃バフを利用することは出来るので、「戦姫絶唱」の活用は次世代で考えたほうがいいかもしれない。 【配合について】 素直な物理型の前衛アタッカーなので、物理型のモンスターとならば誰とでも配合できるだろう。 また、「戦姫絶唱」の発動サポートになるテンション上昇能力を持ったモンスターを見つけた場合、そのモンスターと配合してもいいかもしれない。 また、動き出すのが必然的に遅くなる(=盾役が落ちてから動き出すことが多い)ので、世界樹の迷宮のトンベリが持つ「みんなの恨み」とは好相性である。 イルカが新しく覚えた「自動触手」により、イルカ血統に第2パーティの盾役になれる可能性が浮上した上、「自動触手」がメガ(ギガ)ボディと非常に相性が良いため、 第2パーティの物理アタッカー血統の予定であるメイド血統との統合も視野に入る。 「因果の絶望」により、将来お見合いが実装された場合でもお見合いには出しにくい血統なので、配合計画は慎重に練ろう。 プニちゃん血統 現在のモンスターは「クロム」。 【解説】 最初期からパーティを支えてくれているメイン盾の血統。 クロムの代からはジャイロから受け継いだ「鉄のトゲ」によって相手のHPの判別をしつつダメージソースになれる便利な存在になった。 ただでさえ高いHPに「巨体」によって補正がかかっており、敵アタッカーの攻撃をまず2発は耐えてくれる。 現在は「鉄のトゲ」による擬似的なHP解析とアシストガードによるダメージ分散が主な仕事であり、配合当初に目されていた「刃の防御」や「我慢」は使用する機会がほとんどない。 もっとも、それでも十分に仕事をしているといえるのがこの血統の恐ろしいところでもある。そういった部分は次世代以降に期待してみよう。 【配合について】 防御の高さよりむしろHPで耐える高HPタイプの盾であり、「鉄のトゲ」によってダメージを与えることを基本戦術にしているので、自己回復系の特技との相性がいい。 世界樹の迷宮のスボミーは自己回復と目される特技を2つも覚えているので、もしも♀ならば配合相手にしてもいいだろう。 他方、イルカ血統が最近習得した「自動触手」はDPが増加しない「刃の防御」と言えるもので、この血統との相性は非常にいいのだが、 イルカの子供がやや特殊な立ち位置にいることから(詳細はこちらの備考を参照)、少なくとも今世代での配合はないと思われる。 まーりん血統 現在のモンスターはマジシャンズレッドjr.。 【解説】 高威力の呪文攻撃を主軸にした後衛賢さアタッカーの血統。 複合属性の単体呪文「フラムショット」「レヘルンショット」と全体攻撃呪文の「イオ」の3つの呪文を持ち、 全てを「イオ系のコツ」により高い火力で使用できるのが強み。 特に「イオ系のコツ」に加えて「メラ系のコツ」も適用される「フラムショット」の火力に期待が持たれる。 反面、防御は全くないわけではないものの、アタッカークラスの攻撃をまともに喰らえば1~2発で戦闘不能なので、盾役との併用が望ましい。 【配合について】 配合直後であり当分は本人の配合の心配はしなくとも良いと思われるが、「足フェチ」なる謎の特性を持っている点や、 マジシャンズレッドとまーりんの子供である点を鑑みれば、気を使って損はないだろう。 野生のモンスターにいい感じの配合相手はいないものの、イルカコミュによりお見合いが現実的な選択肢になった。 よってトトリのライブラリアン(あるいはその子供)は有力な選択肢。だが、お見合いは相手の強化にもつながるので慎重にしよう。 カエルライダー血統 現在のモンスターは「カエルライダー」(およびその配合予定の相手であるHEY!またはテイル)。 【解説】 主に回復やDPコントロールなどのサポートを行う血統。 名目上は「カエルライダー血統」であるものの、これはHEY!とテイルの婿がどちらにせよカエルライダーになるだろうと考えられているためであり、 実質的にはHEY!血統またはテイル血統である。 しかしどちらにせよ、積極的に攻撃をする血統ではなく、運用は他の血統と組み合わせて考える必要がある。 【配合について】 前述の通り、HEY!またはテイルとの配合が検討されている。 イルカも候補の1人ではあるのだが、彼女の子供はやや特殊な立ち位置にいるので(詳細はこちらの備考を参照)、あえてこの血統に組み込むかどうかは微妙なところである。 主に期待されている役割は、HEY!と配合した場合は回復、テイルと配合した場合は風霊術によるDPコントロールなので、 また配合が滞らないように、それに適した配合相手を早めに見つけておこう。 ブリュンヒルデ血統のサポートを考え、テンションを上げる特技や特性を持ったモンスターを組み込むことも考えられる。 第2サポート血統 現在のモンスターはHEY!またはテイル。 【解説】 カエルライダー血統の配合あまりを1血統として数えた場合の血統。 配合であまった血統、という性質上詳細な計画は立てられないものの、 どちらがあまったにせよいい感じの配合相手が現状存在しないので、その確保が急務である。 【配合について】 上述の通りの性質を持っているの詳細な計画は立てられない上、どちらにしても配合相手は現状存在しない。 この血統のために♂モンスターを確保するか、あるいはお見合いをする必要もあるだろう。 イルカ血統 現在のモンスターはイルカ 【解説】 アクの少ない万能型の血統……のはずだったのだが、偶然によって(詳細はこちらの備考を参照)個性が確立されたネタまみれの血統。 DPが増加しない刃の防御とも言える「自動触手」、合計倍率が2.0と高めの「触手の舞」など強力な特性・特技をもっているのだが、 子供のAAがどちらも後衛型なので次世代の能力はまるで予想がつかない。 将来的には「自動触手」を活かして第2パーティの盾役になれる可能性もあるが、何にせよ本格的な計画は次世代になるまで立てられないだろう。 【配合について】 能力自体はそつなくこなすタイプなので誰と配合しても問題は少ない。 本人に能力を考えれば素直に攻撃と防御を伸ばす方向が無難だろうと思われるものの、子供のAAがAAなので不安は尽きない。 現時点で考えるならいっそ次世代の能力を完全に無視し、次次世代まで考えて配合するのも手だろうか。 また、「自動触手」はメガ(ギガ)ボディとの相性が非常にいいので、もし導入するならばこの血統が良いだろう。 その場合、メイド血統またはこちょうらん血統をブリュンヒルデ血統またはまーりん血統に統合することになると思われる。 メイド血統 現在のモンスターはメイド 【解説】 イベントで加入したメイドを中心とした血統。 HP以外のステータスが驚きの低さであり、戦闘には参加できないものの特性や特技は比較的優秀。 いかにして彼女の精神面を受け入れてくれる、あるいは矯正してくれる配合相手を探すかがカギである。 もちろん上条さんが積極的に精神のケアをしてもいいので、その場合はもう少し配合相手の選択肢が広がるかもしれない。 【配合について】 精神面のケアも含めて、カタクサ草原のジョナサンとの配合が提案されていて、将来的には第2の物理アタッカー系統と目されている。 また、「ネクロマンサー」は味方が倒れてから真価を発揮する特性であり、世界樹の迷宮のトンベリとの相性も悪くないことから、 トンベリ及びその高火力技と相性のいい霍青娥も含めた配合計画が提案されている。更にその後はブリュンヒルデ血統と統合する案も。 本人とのコミュ回数の割には配合案について充実している血統である。 こちょうらん血統 現在のモンスターはこちょうらん 【解説】 増加DP30にしてダメージ倍率1.4の強力な特技「花弁の舞」をメインにした後衛アタッカー系統。 もう一つの特技「蝶の舞」は増加DP60と重いものの、火力と防御と素早さを同時に上昇させる優秀な特技であり、合わせて今後の活躍に期待が持たれる。 全体的に踊りを多く覚えているので、これを伸ばす配合が良いだろうか。 【配合について】 加入したばかりであり、配合にはまだしばらくの猶予がある。 野生のモンスターでありお見合いに出すデメリットが小さいので、そちらで考えてもいいだろう。 編集する場合は こちらのページに入り編集してください。
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「・・・何のつもりだい?それと、涙簾ちゃん。手は出さないでね?」 「界刺さん・・・!!」 「・・・気に入らねぇな、“変人”?」 「・・・稜・・・!!!」 「・・・神谷先輩・・・!!!」 それは、『閃光真剣』を界刺の首下へ振り向ける神谷の姿。彼の行動に、思わず目を見開いてしまう加賀美と焔火。 「そうやって、他人を自分の手の上で転がして満足かよ?悪趣味だな」 「別に、そうは思わないな。俺からしたら、他人を騙すことなんか日常茶飯事だし」 「・・・それが悪趣味だって言ってんだよ。務所にぶち込まれたいか?」 「いんや。あんな、息が詰まるような場所には行きたく無いね」 “剣神”神谷稜と“『シンボル』の詐欺師”界刺得世の視線が衝突する。一方は厳しい視線を、もう一方は愉快気な視線を。 「・・・馬鹿にしてんのか?」 「いや、そんな気は無いよ。それに、君は強そうだ。余り手合わせはしたく無いね。 唯でさえ、一昨日の夜は殺人鬼に殺されかけたんだ。勘弁願うよ、“剣神”神谷君?」 「殺人鬼・・・?」 「あぁ。ここに居る風紀委員全員の力を結集しても敵わない・・・かもしれない殺し屋さ。ほれっ」 「「「「「「「「「「「「「!!!??」」」」」」」」」」」」」 気絶している固地以外の風紀委員及び荒我・梯・武佐の瞳に、自分が殺されかけた漆黒のコートを着る陰気な男の姿を見せる。 「そこに居る常盤台のお嬢様達にはもう警告したけど・・・この際君達にも警告しておくよ。『シンボル』のリーダーである俺からの情報提供だ。 これで、嬌看の能力暴発及び債鬼をボコボコにした件はチャラだ。んふっ、これにはそれだけの価値がある」 「ど、どういうこと?」 よくわからないという体な加賀美に、界刺は警告の中身を説明して行く。 「君達は、今『ブラックウィザード』に関する捜査を展開しているんだろう?」 「「「「「「「「「「「!!!??」」」」」」」」」」」 『ブラックウィザード』。その名前に、一厘以外の風紀委員及び荒我が反応する。 「ど、どうしてそれを・・・」 「君達が成瀬台に集まって、何かゴソゴソしているのは知っていたからね。複数の風紀委員支部が合同で捜査を展開する。 それは、風紀委員が大事件に関わっているということを示している。 そして・・・それに心当たりを付けるのなら、今の時期だと『ブラックウィザード』しか無いからねぇ。 “レベルが上がる”なんて胡散臭い薬を流行させて、色んな奴を薬物中毒にさせている。まぁ、引っ掛かる方も馬鹿だけどね」 加賀美の問いに、スラスラと理由を述べる界刺。この男は、『ブラックウィザード』に関する何かしらの情報を持っている。 「おい・・・。知ってること、全部話せよ。こちとら、その件のせいで夏休みも満足に過ごせてねぇんだよ」 「お断り。これは、あくまで君達の領分だ。俺達『シンボル』が関わるようなことじゃ無い。なら、なんで話さないといけないんだい?俺には関係の無い事柄さ」 「テメェ・・・!!」 「待て、神谷!!」 「・・・椎倉先輩・・・」 『閃光真剣』を握る手に力が入る神谷を制し、椎倉が界刺の放った言葉の意味を吟味しながら口を開く。 「つまり、この件に関してはお前等『シンボル』は全く関与していない・・・そういうことだな」 「ご名答。さすがは、成瀬台(ウチ)の風紀委員のリーダー。中々の洞察力だ。神谷君。君も剣を振ってばかりいないで、ああいう姿を目指さないといけないよ?」 「グッ・・・!!」 界刺の言葉に含まれた意味を読み取れなかった神谷は、思わず歯噛みする。そんな神谷を無視するかのように、界刺は椎倉と会話を続ける。 「少なくとも、現時点では全く関わっていないよ。誰が、好き好んで『ブラックウィザード』を敵に回したいモンか。それに、連中の商売に付き合う気も更々無いよ。 あんな薬を売ったり頼ったりする人間なんざ、俺からしたら救いようが無ぇ大馬鹿野郎共さ。そんな連中がどうなろうと、知ったこっちゃ無いね」 「・・・成程。つまり、お前等は俺達風紀委員に協力する気も無いということか?」 「椎倉!?」 「椎倉先輩・・・!?」 椎倉の発言に驚愕の声を挙げる寒村と神谷。それは、声に出さずとも他の風紀委員にとっても衝撃的な発言。 「・・・かつて、俺達成瀬台支部は『シンボル』の手を借りてスキルアウトを潰したことがある。 おそらく、こいつ等の力が無かったらあんなスピードでの解決には至らなかっただろう。 きっと・・・固地もこいつ等の協力を仰げるかどうかを確認したかったんじゃないか?」 「かもね。まぁ、彼・・・“風紀委員の『悪鬼』”が聞きたかった主題はそれじゃ無いだろうけど。 おそらく、債鬼は俺達『シンボル』が持っている可能性がある『ブラックウィザード』に関する情報を搾り取りたかったんじゃないかな? まぁ・・・だからこそ、彼には眠って貰ったんだけどね。彼が、君等の中で一番面倒臭いし」 「・・・!!!お前・・・そこまで見越して・・・!!い、一体何時から・・・!?」 「最初からだけど?周囲の環境を利用することは、至極当然のことだろう?それに、言ったじゃないか。『俺からしたら、他人を騙すことなんか日常茶飯事だし』ってさ?」 界刺の仕掛けは、彼等団体様ご一行を自室に招き入れる所から始まっていた。 一厘から聞いていた情報と、最近成瀬台に集っている風紀委員の行動と、『光学装飾』によって看破した固地の存在から、界刺は水楯と共に策を張り巡らせた。 かつて、『シンボル』活動中に喧嘩を吹っ掛けてきた固地の存在を界刺と水楯は覚えていた。もちろん、彼が“風紀委員の『悪鬼』”と呼ばれていることも。 故に、彼等を常盤台の少女や成瀬台の不良ごと招き入れた。朝食を取っていなかったことも利用し、話の流れを注意深く観察していた。 もし、固地が流れを無視して問い掛けて来た場合はしばらく白を切るつもりだったが、彼の話を折った真珠院の言動を見て、これは使えると確信したのだ。 水楯との意思疎通には、 ダークナイト に備え付けられた7つある機能の1つ、『赤外機 レッドパルス 』を用いた(使用したことが無かったので、試す意味もあった)。 赤外線を用いた音声通信で、別途のマイクロフォンを通して赤外線情報を声に変換する。水楯自身は耳が隠れる程の長髪であったので、これを有効活用することができた。 台詞のタイミングは、界刺が赤外線情報によって水楯の耳に伝える。界刺と水楯が息の合ったコンビネーションを発揮できたのには、こういう理由があったのだ。 それでも、真珠院・苧環・形製の妨害を乗り越えて来た固地を見た時はさすがにどうしようかと思ったが、偶然にも鬼ヶ原の『発情促進』が固地に対して発動したために、 それを存分に利用して彼を気絶に追い込んだのだ。界刺が決断した“2つ”とは、『着替えの時間を稼ぐ』及び『固地債鬼をどうにかして無力化or受け流す』ことであった。 偶然・必然全てを自分に対して有利に運ぶように場の流れを操作した、これは界刺得世の完勝である。 「とまぁ、ざっとこんな流れかな?詳しい手段とかは、プライバシーの関係で明かせないけど。彼が以前俺達に喧嘩を吹っ掛けて来たのが、今回は仇となったね」 「そういえば、以前にこの男が私達に因縁を付けて来たんだったか。当時は、その場にはお前と水楯しか居なかったんだったな。私が仮屋と共に別行動を取っていた関係で」 「そうです・・・。まさか、こんな所で再会するとは・・・。私も驚いています」 「か、かいじさん・・・すごいですー!!」 「なんの、抵部準エース殿に比べたらまだまだです!!不肖界刺得世、これからも精一杯精進に努めて参ります!!」 「りょ、りょうかいしましたー!!」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 不動と水楯が以前のことを語り合い、また抵部と界刺がふざけているのを余所に、風紀委員や不良連中、常盤台のお嬢様達は揃って愕然としていた。 まさか、最初から自分達がこの碧髪の男の手の上で踊っていたとは夢にも思わなかったからである。 能力による戦闘では無い。これは・・・言葉の戦闘。そして、この分野において“『シンボル』の詐欺師”と渡り合える人物は、この場には1人―固地―しか居なかった。 だからこそ、“詐欺師”は“『悪鬼』”を沈めたのだ。自分の手は汚さず、周囲の環境を巧みに利用して。 「・・・得世様」 「何だい、珊瑚ちゃん。その不満そうな顔は?」 「・・・いえ」 「これで、少しは俺のことを知れただろ?俺は、こういうこともできる。これはこれ。それはそれ。必要だったら何でも使う。例外は・・・基本的に無い」 「バカ界刺・・・。相変わらずのペテンっぷりだね。・・・少しは振り回される身にもなって欲しいよ」 「まぁ、今回は仕方無ぇよ。俺も、できればお前等の恋心を利用したくは無かった。 昨日告白されたばっかりだし、お前等が抱いてる想いの重さってのは俺なりに理解しているつもりだ。 唯、とにもかくにも時間が無かったんでな。この策しか思い付かなかったよ」 「告白!?お、おい!!テメェ、どういうこった!?」 「どういうも何も・・・俺は昨日ここに居るバカ形製、華憐、リンリン、珊瑚ちゃん、嬌看に告白されたんだ。キス付きで」 「何いー!!?リンリンがお前に告白とキスをー!!?」 「リンリン・・・。お前、とうとう後戻りができなくなったんだな。ハァ・・・」 「ちょ、ちょっと鉄枷!!大きな声で言わないで!!破輩先輩も!!何で、そんな哀れむ視線を私に向けてくるんですか!!?」 「そして、ご朗報だよ。君達は何か勘違いしているようだけど、俺と涙簾ちゃんは何の過ちも犯していないよ?恋人でも何でもないし」 「「「「「えっ!?本当!!?」」」」」 「あぁ、本当だ。嘘じゃ無いよ、これは。さっきも言ったけど、そういう話をしたのは君達の感情を刺激して利用するためだったからね。悪かったとは思ってるけど」 「・・・よかった。つまり、界刺さんお得意のペテンだったんだ。・・・心臓に悪いですよ」 「界刺様・・・私は信じていましたよ!!」 「得世様・・・あなた様を疑った私をどうかお許し下さい!!」 「ま、まぁ、ダメダメ界刺が水楯さんにそんな真似をするわけ無いとは思っていたけどね!!」 「涙簾さん・・・。申し訳ありませんでした。変な疑いを、あなたに抱いてしまいました」 「苧環さん・・・。大丈夫ですよ。気にしていませんから。 (さすがは、界刺さん。私が裸になって界刺さんと寝たのは事実なのに、最重要事実の裏へ巧妙に隠してしまったわ)」 「もう済んだことだし、全然気にしていないよ。んふふっ・・・(ガシッ)・・・ん?」 「おい、得世・・・。私は、そんな重要な話を全く聞いていないのだが?」 「真刺・・・!!!」 「貴様・・・その様子だと、5人もの女性から告白を受けたにも関わらず、返事を返していないな?」 「ギクッ!!!」 「・・・貴様の考えはよ~くわかった。この不動真刺が、貴様の性根を叩き直してやろう!!」 「ちょっ・・・待っ・・・(ザッ!!)・・・涙簾ちゃん?」 「水楯・・・。貴様・・・!!」 「この人に危害を加えるというのなら・・・不動先輩、あなたでも潰します」 「ほう、面白い。ならば、やってみろ!!」 「望み通りに!!」 「ちょっと待て!!俺の部屋で暴れるな!!唯でさえ、こんな大人数が居るせいでぎゅうぎゅうなんだぞ!!・・・(ガシャン!!)・・・。 あぁ・・・俺のマグカップが・・・」 「不動さん・・・水楯さん・・・恐いです!!」 「サニー様。遠藤も同じ思いです!!あ、あの殿方のご友人は、恐い人ばかりなのですか!?」 「お、おい!神谷君!!君等は風紀委員なんだろ!?な、何とかしてくれー!!」 「はぁ?何で俺がテメェのために・・・」 「・・・“ヒバンナ”(ボソッ)」 「ビクッ!!か、神谷先輩!!リーダー!!あの人の言う通りです!!風紀委員足る者、善良な一般人が困っているとあらば助けないわけにはいきません!!さぁ!!」 「ちょっ!!?」 「緋花!?ど、どうしたの!?そんな冷や汗ダラダラで!?」 「な、何でもないです、アハハ!!あ、荒我!!あなたも手を貸しなさい!!」 「えっ!?何で俺が!?」 「いいから、来なさい!!」 「うおっ!!?」 「なるほどー!!これが、イップタサイセイってヤツですかー!!わたし、初めて見ましたー!!」 「・・・あの野郎、どんだけ女を侍らせてんだ?にしても・・・また場の空気を変えやがったな。これも、界刺の狙い通りなのか?」 「椎倉・・・。貴殿の『真意解釈』で、あの者の心理は読めなんだか?」 「界刺は、その『光学装飾』を使って俺の目に映る表情や視点を変えてやがるんだ。 しかも、あいつの言だと普段から嘘やデマカセを言ってるみてぇだから、嘘を言っても声自体に全くと言っていい程変化が無ぇ。プロの詐欺師顔負けの術だな」 「武佐君の『思考回廊』で、界刺先輩の思考が読めないってのはどういうことでやんすか?」 「以前成瀬台のグラウンドでも同様の現象が発生したんだけど、あの人や不動先輩、 それに水楯って娘や形製って娘に限って『思考回廊』による思考の繋ぎが不可能になるんだ」 「な、何ででやんすか?」 「きっとだけど、あの形製って娘は俺と同じ精神系能力者なんだと思う。その能力で、俺の『思考回廊』を妨害していると思うんだ。 さすがは、常盤台に通うお嬢様って言った所かな?フフッ、益々気になるね」 「武佐君に流れるナンパ師の血が騒いでるでやんす・・・!!」 「・・・・・・」 「固地先輩・・・何でこんな時に気絶してるんですか?こういう時に活躍しないと、あんたには価値なんて無いですよー。後、個人的にスカっとしましたよー」 等と言うやり取りの後に・・・ 「あぁ・・・。俺の服が・・・俺のお気に入りの服が・・・カーテンまで・・・。 こんなのって無いよ・・・!!こんな・・・こんな・・・あ、ああ、あんまりだあああああぁぁぁっっ!!!!!うわあああああぁぁぁぁんんん!!!!!」 不動・水楯・焔火・荒我・神谷・加賀美が暴れた結果、界刺の部屋は見るも無残な状態に変貌してしまった。 部屋の片隅で、体育座りしながら泣き喚く界刺。その哀れな姿に、誰1人として声を掛けることができない。 「(し、しまった。少し、熱くなり過ぎた)」とは不動の弁。 「(・・・ごめんなさい)」とは水楯の弁。 「(な、何とかあの不名誉な渾名を広められることだけは阻止したわ!!)」とは焔火の弁。 「(け、結局流されるままに拳を振り上げちまったぜ)」とは荒我の弁。 「(チッ・・・。あんな姿を見せられたら、もう追及もクソも無ぇよ)」とは神谷の弁。 「(で、でも、これで少しはこの部屋も喜んでいるんじゃないかな?衛生的に)」とは加賀美の弁。 「ごめんよおおぉぉ、俺のコレクション達!!お前達の仇は、この俺が必ず晴らしてみせるから!!! だから・・・今は泣かせてくれ!!!うわあああああぁぁぁんんん!!!」 「かいじさん・・・かわいそうですー!!・・・(ダダダッッ!!)・・・。よしよし、このわたしがなぐさめてあげます」 「抵部準エース殿・・・!!」 「かいじさん・・・がんばってください!!たちなおってください!!かげながら、わたしも応援していますからー!!」 「な、何と言うありがたきお言葉!!胸に染み入ります!!さすがは、抵部準エース殿!!他の者とは格が違いますな!!」 「ふふ~ん!!!」 「抵部・・・。本当にお前って奴は・・・。どれだけ野郎に乗せられたら気が済むんだ?学習能力無いのか、お前?」 「サ、サニー様!?ど、どうしたんですか!?握り拳なんか作っちゃって!?」 「あ、あの娘!!わ、私のポジションを奪う気かああぁぁ!?うおおおおおぉぉぉっっ!!!」 「サニー様!?」 「月ノ宮!?」 「そこは、私のポジションだああああぁぁぁっっ!!!!」 「ぐへっ!?」 「抵部!?」 遠藤・苧環・閨秀が瞠目する中、月ノ宮が抵部にショルダータックルをぶちかます。 「な、何するんですかー!!?」 「ここは、私のポジションです!!あなたみたいな新入りが入って来ていい場所じゃ無いんです!!もう、ここは満席状態なんですよ!!!」 「そ、そんなの関係あるかー!!わたしは、かいじさんがかわいそうだと思ってよしよししてあげたんですー!! それを言うなら、わたしに出足で負けたあなたこそ、このポジションにふさわしく無いんじゃないですかー!!?」 「うううぅぅっ!!」 抵部に痛い所を突かれる月ノ宮。それを見て、更に鼻高々になる抵部は追い討ちを掛ける。 「ほら、わたしの言うとおりじゃないですかー!!よ~し、もっとなぐさめてあげよっと。かいじさん、なでなで」 「なっ・・・!?う、うう、うううぅぅ!!!ま、負けてたまるかあああぁぁ!!!界刺様!!サニーが全力で慰めてあげます!!よしよし」 「・・・(ビリッ!)」 「・・・(バチッ!)」 「な、何でこんな状況になってんだ?抵部の奴、メチャクチャ対抗心剥き出してんじゃ無ぇか・・・!!だが・・・何か面白そうだな」 「月ノ宮・・・。本当にあの娘ったら。・・・でも、偶にはああいうのも悪くないかも」 互いに視線の火花を散らす抵部と月ノ宮。そんな2人を保護者的役割の閨秀と苧環は、興味深げに視線を送る。そして・・・ 「抵部!!そんなヘナチョコな奴に負けんじゃ無ぇぞ!!ぶっ潰しちまえ!!」 「そらひめ先輩!!」 「なっ!?ヘナチョコ!?・・・月ノ宮!!そんなバカ丸出しの娘に負けたら承知しないわよ!!」 「苧環様!!」 「ブッ!?た、確かにあいつはバカ丸出しだが・・・他人に言われるとムカついて来るなぁ・・・!!」 「あら、それって単なる図星ってヤツじゃないかしら?フフフ」 「あぁん?テメェの方こそ、図星を言い当てられて怒り狂ってんじゃねぇの?ハハッ」 「・・・(ビリビリ!!)」 「・・・(バチバチ!!)」 「リ、リンリン!?ぶっちゃけ、何であの2人まで火花を散らせてんだ!?」 「わ、私に聞かれたって!!き、きっと保護者の血が騒いだんじゃないかな!?」 「ハァ・・・。界刺が関わるだけで、こうまで掻き乱されるとは・・・。椎倉、お前達の凄さが良くわかるよ。この男を御していたんだからな」 「(言えねぇ・・・。『だるまさんが転んでも漢は踏み止まれゲーム』の結果のおかげだなんて言えねぇ・・・!!)」 「うむ。偶には女子(おなご)の戦いというのも、粋なものだ!!!」 苧環と閨秀が激しい視線の火花を散らす。その様に鉄枷と一厘は困惑し、破輩は呆れ、椎倉は冷や汗をかき、寒村は血が騒ぐ。 「え、え~と・・・私達ってここに何しに来たんだっけ、稜?」 「・・・(ガン無視)」 「む、無視しないでよぉ!!ね、ねぇ、緋花・・・あ、あれっ!?緋花!?」 「何か、さっき“ヒバンナ”っていう言葉が聞こえたでやんすね」 「そうだね。界刺先輩が、緋花ちゃんに向かって言ったような・・・」 「緋花・・・ひばな・・・“ヒバンナ”?何か、サバンナみたいな発音だな」 「でやんすね」 「だよね」 「「「アハハハハ」」」 「ちぇいさああああああー!!!」 「「「ガハッ!!?」」」 自分達がここを訪れた意味がすっかりわからなくなった加賀美。部下の神谷に質問するものの、ガン無視されてしまう。 そして、もう1人の部下である焔火は、“ヒバンナ”という界刺によって名付けられた不名誉な渾名を言葉に出す荒我達に向けて跳び蹴りを放っていた。 「真珠院さん・・・。何だか、騒がしくなっちゃいましたね。昨日みたいに」 「えぇ。得世様の周囲は、何時もこのような空気なのかもしれませんね。フフッ。 でも、私の知らない得世様の新しい一面が見えただけでも、今日ここへ赴いた意味があるというものです。違いますか、鬼ヶ原さん?」 「・・・クスッ。私も、真珠院さんと同じ意見です。ちょっと恐い目にも合いましたけど」 「・・・全く、君という男は。本当に・・・本当に愉快な奴だよ」 真珠院と鬼ヶ原がそれぞれ今日の感想を述べている傍らで、形製が慰め合戦を繰り広げている2人の少女の間に居る碧髪の男を瞳に映す。 「・・・・・・」 「固地先輩・・・。あんた、ここに何しに来たんですか?あんたの取り得は、仕事ができることだけですよー」 絶賛気絶中の固地に、真面が容赦無いツッコミを入れる。自分達が畏怖する“風紀委員の『悪鬼』”。その面影は、今や風前の灯状態になっていた。 ちなみに固地債鬼にとって、今日ここで起きた一部始終は今後黒歴史と位置付けられることとなる。 「ねぇ。何でこんな所に来たの?グスン。何か、学生寮に用でもあったの?グスン」 「なでなで・・・(バチッ!バチッ!)」 「よしよし・・・(ビリッ!ビリッ!)」 半ば本気で泣きべそをかいている界刺が、椎倉に向けて疑問を発する。両脇に抵部と月ノ宮を侍らせながら。 「え、え~とだな・・・俺の部屋に資料を忘れてしまってな。本当は、俺と力の有り余っている寒村だけで取りに来る筈だったんだが、固地の奴が手伝うと言って来てな。 だったらということで、各支部の代表者数名と共に寮へ足を運んだんだ。ここに居ない連中は、今は事務仕事をしている筈だが」 「成程・・・。つまり、債鬼はハナっから俺目当てだったんだな。この常盤台の娘達が居なくても、こいつは何かしらの理由を付けて俺の部屋に来てただろうな。 なぁ、椎倉先輩。・・・そんなに行き詰ってんのか?『ブラックウィザード』の捜査は?」 「・・・・・・あぁ」 椎倉は、苦い顔を作る。それに釣られるかのように、他の風紀委員も顔を曇らせる。 「・・・界刺。取引しないか?」 「・・・というと?」 故に、椎倉は決断する。この碧髪の男から、何らかの情報を引き出すために。 「お前が持つ『ブラックウィザード』に関する情報を、ある程度でいいから俺達へ提供してくれないか?」 「・・・見返りは?」 「・・・少なくとも、ここに居る風紀委員支部は今後お前達『シンボル』の行動を黙認する。 俺達に具体的な被害を及ぼさない範囲なら、お前達が何をしようとも。時には、協力さえしても構わない。どうだ?」 「椎倉先輩!?」 「ちょ、ちょっと待ってくれよ!?」 「椎倉・・・!!」 椎倉が提案した条件に加賀美が驚き、閨秀が抗議をし、寒村が唸る。他の風紀委員も困惑の色を隠せない。だが、椎倉は敢えてそれ等の反応を無視する。 「俺が、皆を説得する。だから・・・頼む!!」 「・・・いいよ。その条件、飲んだ」 その決断を界刺は自分の価値観で捉え、吟味し、結論を出す。受諾するという結論を。 「そんじゃあ、その前に“お掃除”しようかな?ちょっとの間でいいから、皆動かないでいてくれるかな?」 「“掃除”?何故今なん・・・」 「そこの“『悪鬼』”が仕掛けた盗聴器や小型カメラが無いかを確認する必要があるからさ。 部屋に大人数が雪崩れ込んだ辺りで、少し怪しい行動をしていたからね。念のため」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「!!!???」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 界刺の発言に驚愕する周囲を余所に、界刺は不可視状態に置いている ダークナイト を起動させる。 使うのは ダークナイト に備え付けられた7つある機能の1つ・・・『送受棒 モニタリングスティック 』。 無線等の電磁波を傍受するその機能を使い、界刺は室内にある電磁波を発生させている機械類をモニタリングする。 通常この室内に存在している電磁波の波長や振幅は、既に ダークナイト に登録済みである。 それ以外の電磁波を発生させている機械、ここに居る人間が身に付けている携帯電話等以外で電磁波を発生させている物を特定して行く界刺。そして・・・見付けた。 「・・・盗聴器3つに、小型カメラが2つか。俺の『光学装飾』を掻い潜っての手際、さすがは“風紀委員の『悪鬼』”と呼ばれるだけのことはあるかな? 全く、善良な一般市民の部屋に何てモン仕掛けやがるんだ。そちらさんの反応を見る限り、正当な理由無しの単独行動だろうし。 こんなのが世間に露見したら・・・風紀委員の威信は失墜間違い無しだね。んふっ!」 「固地・・・!!!」 界刺の手の上にある盗聴器や小型カメラを見て、椎倉は怒りを隠せない。 「やれやれ。こんなんじゃあ、椎倉先輩が頑張っても何時反故にされるかわかったモンじゃ無ぇな。・・・さっきの取引はご破算かな?」 「す、すまん!!界刺・・・本当にすまん!!!」 軽口を叩く界刺に、唯謝ることしかできない椎倉。それは、他の風紀委員も同様だったようで、 「界刺・・・。私からも謝罪する。本当にすまない・・・!!」 「ご、ごめんなさい!!!まさか、債鬼君がこんなことするなんて・・・!!」 「界刺さん!!も、申し訳ありません!!」 「馬鹿野郎が・・・!!あたし達が犯罪を犯してどうすんだ!!・・・すまねぇ、界刺。この通りだ!!」 破輩、加賀美、焔火、閨秀も遅れて頭を下げる。風紀委員に身を置く者として、固地がしたことは決して許されるものでは無い。 それがわかっているからこその謝罪。それ等を受け取った界刺は、“そんなことより”重要な、ある疑念について考えを張り巡らせる。 「別に、そこまで怒ってないよ。こうやって、もう排除したんだし。にしても、手段を選ばないねぇ・・・。いや、手段を選んでいる場合じゃないのか?・・・・・・」 「・・・ねぇ、バカ界刺。これって・・・」 「・・・かもな。成程、道理でこんな犯罪紛いのことをしなきゃいけないわけだ。 むしろ、債鬼に同情するな。こいつ、今までそんなモンを1人で抱え込んでいたのかよ・・・」 「界刺・・・?」 何やら納得顔の界刺と形製の会話に訝しむ椎倉。界刺は、固地のしでかしたことによって頭がうまく回らない風紀委員にヒントを与える。 「椎倉先輩。普通盗聴器とかって、どういう時に必要になるんだっけ?」 「そ、それは秘かに情報を収集しなければならない時に必要になる物だろう?」 「じゃあ、何で債鬼は俺の部屋に仕掛けたと思う?」 「・・・『ブラックウィザード』に関する情報を秘かに入手するため・・・か?」 「他にもあるかもしれないけど、大方そんな所だろうね。それじゃあ、今から言う仮定からは、どんな推測を導き出せる?」 「仮定・・・?界刺、勿体ぶらずに言いたいことをはっきり言ったらどうだ」 「そう?そんじゃあ、思い切って言っちゃおうか?そちらさんにとっては、債鬼がしでかしたことより衝撃度の高い仮定だと思うけど?」 「何だと・・・!?」 椎倉の怪訝な表情を無視して、界刺は自分の想像を述べる。風紀委員にとって、致命傷となりかねない仮定を。 「もし、風紀委員の中に『ブラックウィザード』と通じている人間が居る・・・としたら?」 continue…?
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