約 1,508,468 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/648.html
犬と同じでゆっくりを飼うならばたまには散歩に連れて行ってやる必要はある。 とは言うもののゆっくりはそのゆっくりしたいという性質上犬ほど頻繁に散歩を必要とはしない。 まりさの散歩は多くて三日に一度ほどといったところで 僕にとって朝早くに連れて行くのはそれほど苦にはならなかった。 まりさを飼う前は毎朝犬のミケを散歩に連れて行くのが習慣になっていたのだから それほど早く歩かないし遠くにも行かないまりさの散歩はむしろ楽なくらいだった。 といっても、好きでもない相手の散歩に付き合うのはあまり楽しくないので ミケがいたころのように何か趣向を凝らすようなことはなく 適当に近所を一回りしてすぐ帰ってくるのに始終していた。 とはいうもののたまには外に連れて行くついでに遊ばせないとうるさいので 月に一回は僕か妹が公園にまりさを連れて行って遊ぶようにはしていた。 そして今日は僕がその番になったというわけだ。 「ゆっゆっゆ、まりさのすぴーどにめをまわさないでね!」 「いやゆっくりしろよ」 公園の中を縦横無尽に跳ね回りながらまりさは僕の動きを見て見下すような顔で見上げた。 「あ、ゆっくりだ!」 そんなぐだぐだな空気の中で時間が過ぎようとしていた時 突然かわいらしい声が割り込んできた。 「ゆっくりしていってね!」 まりさはとりあえずその幼児の方に振り向いて反射的に挨拶を返した。 「あ、お隣の…Aくんだったよね」 僕はまりさに興味津々の視線を向ける幼児に向かって尋ねた。 「これ兄ちゃんの?買ったの?」 僕の問いは無視してAは自分の興味の赴くままに まりさに駆け寄ってしゃがみ込んでつんつんとその頬を突っついた。 「ゆ!まりさはおにいさんのおやぶんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ああ、家で飼ってるペットなんだ 今日は散歩でね」 さらっとまりさが身の程知らずな事をほざいているが無視して僕はまりさとの関係をAに話した。 「へぇーそーなのかー」 Aは話半分に聞きながら面白そうにまりさの頬を引っ張ったり突付いたりつねったりして弄繰り回していた。 まりさも最初はされるがままにしていたが段々と痛くなってきたらしくその内身を捩って逃げ出そうとし始めた。 「ゆ、ゆっふひやへへへ!」 「すごい!のびる!すごいのびる!」 顔の横幅が通常時の倍になるほどまりさの頬を引っ張ってAは目を輝かせ興奮気味に声を上げた。 「こら、Aちゃん!痛がってるからやめなさい!」 「あ、別に大丈夫ですよ」 見かねて止めに入ってきたAの母親に僕は宥めるように言った。 「じゃあほかのあそびしよ!」 あっさりまりさの頬を弄るのをやめて別の遊びを考え始めたAと 頬から手を離されてほっとしたまりさの顔を見て僕は少し残念に思った。 「ゆう、しかたないからまりさがあそんであげるよ」 まりさはやれやれという風に目を伏せてかぶりをふったが、頬が伸びてべろんと垂れてるままでは様にならない。 Aはそんなまりさを見てケラケラと笑うとこう言った。 「じゃあヒーローごっこやろ!兄ちゃんが怪獣ね!」 「え、ああうんわかった」 いきなり指差し付きでの大抜擢を受けて僕は少しびっくりしたものの 快くその申し出を受けることにした。 Aくんの母親が苦笑しながらすみませんとお辞儀をしたのでいえいえと手を振る。 「がおーたーべちゃうぞー」 「怪獣だ!やっつけてやる!バンバン!バンバン!」 とりあえず慣れないながらもたどたどしく怪獣っぽいことを言ってみると Aはお母さんから受け取ったビカビカ光って音のなる銃をこちらに向けて撃って来る。 「ぐぎゃーおー」 無論弾は出ないがとりあえず胸とか押さえて呻きながら痛がるフリをしてみると Aは嬉しそうにさらに素敵光線銃を乱射した。 「ゆ?ゆ?なにしてるの?まりさにもゆっくりりかいできるようにおしえてね!」 遊びの内容が飲み込めないまりさが僕とAを交互に見ながら困惑の表情を浮かべる。 「怪獣のお兄さんやっつけてるの!」 そんなまりさにAは限りなく単純明快に解説した。 「ゆっくりりかいしたよ!まりさもおにいさんやっつける!」 即座に理解したまりさは僕の足元に向かって体当たりを繰り返した。 「ゆっゆっゆないてあやまるならいまのうちだよ! いまならまりさのうんうんたべたらゆるしてあげるからね!」 「がーおー」 僕はなんだかイラっとしたのでごっこ遊びにかこつけてまりさを軽く蹴り飛ばした。 「ゆっべえええええええええ!?」 まりさは顔面を変形させながらゴロゴロとAの足元まで転がっていった。 「ど、どぼぢでま゛り゛ざおにいざんなんがにまげぢゃうのおおお…!?」 僕は今までは勝てると思っていたのか、と半眼でまりさを見下ろしながら心中で呻いた。 なんだか腹が立ってきたのでこのまままりさを中心に攻めようと両手を振り上げながら近づいていくと Aが膝を付いてまりさに寄り添いながら熱っぽく言った。 「このままじゃいけない!これをつかうんだまりさ!」 そう言って手渡したのは例のビカビカ光って音の出る素敵光線銃だった。 「ゆ…こ、これをつかえばいいんだね ゆっくりりかいしたよ…!」 まりさは苦しそうに体を起こすと口に素敵光線銃を咥えた。 舌をトリガーに巻きつけてトリガーを引くと光線銃は光りながらやかましく音を立てた。 「まりさにはむかったことをこうかいしてね!」 まりさは勝利を確信したのかニヤリと口許を歪めて言った。 「いっけー!」 「ぐあーやられたー」 Aの表情からああここは倒れとく場面だなと感じ取って僕は断末魔を上げながらその場にうつぶせに倒れこんだ。 服に砂が付いたがまあ別にお気に入りの服というわけでも無いので気にしない。 「ちぇっくめいと!」 僕はAがテレビで見た決め台詞をポーズつきでキメているのを見上げながら微笑ましい気持ちになった。 「ゆっへっへっへっへしょせんおにいさんはまりさのてきじゃなかったね!」 まりさが僕の背中に飛び乗ってドスドスと跳ねながら驕り高ぶった声で言った。 見るまでもなくふてぶてしい腹の立つ表情をしていることだろう。 苛立って険悪な表情を浮かべているのを純真なAに見られたくなくて僕は俯いた。 「兄ちゃん、つぎはなにしてあそぶ?」 そんな僕にAはとことこと歩み寄るとしゃがみ込んで顔を覗き込みながら尋ねた。 それを聞いて、多分まりさはきょとんとした表情をした後呆れ顔で言ったのだろう。 「ゆ?なにいってるの?おにいさんはまりさがやっつけてしんだんだからもうあそべないんだよ? そんなこともわからないの?なんなの?ばかなの?し」 「おっけー次は何して遊ぶ?」 僕は黒い笑みを浮かべながら 背中の上でしたり顔でほざいているであろうまりさを無視して起き上がった。 ゴロゴロと僕の背中を転がり落ちてまりさは地面にキスした。 「ど、どおいうごどおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 立ち上がって体の砂を払っている僕を見てまりさは目を見開いて大声を上げた。 死んでいたはずの相手が蘇ったことにまりさは戦慄した。 「さっきからなにいってんの?ごっこなんだからしぬわけないじゃん」 正論である。 「う゛ぞづぎいいいいいいいい!!ごれ゛づがえばおにいざんだおぜるっでいっだどにいいいいい!!」 あっさりと言ってのけるAをまりさは涙ながらに睨みつけながら批難した。 どうやら本当にアレで倒せると信じていたようだ。 純真、というには何か違う気がする。 「兄ちゃん、こいつ何いってるの?」 僕がリアクションに困っていると、Aは何やらみょんな物を見るかのようにまりさを指差した。 「あー、何なんだろうねほんと」 僕は返答に困って頭を掻いた。 「も゛う゛い゛い゛!お゛ばえ゛がら゛や゛っづげでや゛るう゛ぞづぎいいい!!」 そう言ってまりさは怒りを露にしながら 地面に落ちていた素敵光線銃を舌で拾うと、その引き金を引いた。 ビカビカと光りながら光線銃がけたたましく鳴った。 「バーリア!」 そう言ってAは空中に手で円を書いた。 そして悠然とまりさに近づいていく。 「どぼぢでぎがな゛いのおおおおお!?」 Aに何の変化も起こらないことにまりさは驚愕の表情を浮かべた。 「だってバリアしたもん」 正論である。 「も゛う゛い゛い゛!ごんな゛の゛い゛ら゛ない!!」 そう言ってまりさは役に立たない素敵光線銃を投げ捨てた。 「あー!せっかくかしてあげたのになんですてるのさー! それつかわないんならこんどはまりさが怪獣やってね」 そうしてAはその辺の木の枝を拾うとそれでまりさを突っつき始めた。 「でたな怪獣!くらえー!」 ツンツンペシペシと木の枝を振り回されてまりさは体中を赤く腫れさせながら言った。 「や゛べでよおおおおおおおおお!!! どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおお!?」 さっきまでの怒りはどこへやら まりさは涙を撒き散らして転がりながら木の枝の猛攻から逃げている。 自業自得だろと思いながら眺めている僕にAの母親が声をかけた。 「あの…あれいいんですか?痛そうですけど」 「いや、僕も普段思いっきりまりさと遊んであげあられないんで Aくんが一杯遊んでくれてるんでまりさも泣きながら喜んでますよ」 「そうなんですか、ごめんなさいね家ってペット飼った事無いからそういうのわからなくて」 そう言うとAの母も納得したようで息子の様子を眺めながらベンチで一休みし始めた。 「お゛に゛い゛ざんだずげでよおおおおおおおおおおおおお!!!」 心中で『ざまあみろ』と呟きながら僕はニコニコとAと遊ぶまりさを見守った。 「しゅーと!」 「ゆぽべ!?」 Aの遊びはいつの間にかサッカーになっていた。 Aが思い切りまりさを蹴ると美しい曲線を描いて宙を舞いながらまりさはゴミ箱にぶつかりその場にドスンと落ちた。 コテン、と頭の上にゴミ箱から空き缶が落ちる。 「そろそろ帰るわよ」 「はーい!」 母の呼び声にAは空き缶を拾ってゴミ箱に戻すと ボロボロになり体の至る所を赤く腫れさせて土まみれになった みすぼらしいゴミクズ状態のまりさを抱えて僕のところに駆け寄ると まりさを差し出しながら言った。 「ありがとう兄ちゃん!またこんどかしてね!」 「ああ、もちろん」 「も゛う゛や゛だあ゛ああああ゛あ゛あああああああああああ!!」 気絶状態からぱっと目を覚まして泣き叫ぶまりさを無視して、僕は家に帰っていくA一家を見送ったのだった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1893.html
犬と同じでゆっくりを飼うならばたまには散歩に連れて行ってやる必要はある。 とは言うもののゆっくりはそのゆっくりしたいという性質上犬ほど頻繁に散歩を必要とはしない。 まりさの散歩は多くて三日に一度ほどといったところで 僕にとって朝早くに連れて行くのはそれほど苦にはならなかった。 まりさを飼う前は毎朝犬のミケを散歩に連れて行くのが習慣になっていたのだから それほど早く歩かないし遠くにも行かないまりさの散歩はむしろ楽なくらいだった。 といっても、好きでもない相手の散歩に付き合うのはあまり楽しくないので ミケがいたころのように何か趣向を凝らすようなことはなく 適当に近所を一回りしてすぐ帰ってくるのに始終していた。 とはいうもののたまには外に連れて行くついでに遊ばせないとうるさいので 月に一回は僕か妹が公園にまりさを連れて行って遊ぶようにはしていた。 そして今日は僕がその番になったというわけだ。 「ゆっゆっゆ、まりさのすぴーどにめをまわさないでね!」 「いやゆっくりしろよ」 公園の中を縦横無尽に跳ね回りながらまりさは僕の動きを見て見下すような顔で見上げた。 「あ、ゆっくりだ!」 そんなぐだぐだな空気の中で時間が過ぎようとしていた時 突然かわいらしい声が割り込んできた。 「ゆっくりしていってね!」 まりさはとりあえずその幼児の方に振り向いて反射的に挨拶を返した。 「あ、お隣の…Aくんだったよね」 僕はまりさに興味津々の視線を向ける幼児に向かって尋ねた。 「これ兄ちゃんの?買ったの?」 僕の問いは無視してAは自分の興味の赴くままに まりさに駆け寄ってしゃがみ込んでつんつんとその頬を突っついた。 「ゆ!まりさはおにいさんのおやぶんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ああ、家で飼ってるペットなんだ 今日は散歩でね」 さらっとまりさが身の程知らずな事をほざいているが無視して僕はまりさとの関係をAに話した。 「へぇーそーなのかー」 Aは話半分に聞きながら面白そうにまりさの頬を引っ張ったり突付いたりつねったりして弄繰り回していた。 まりさも最初はされるがままにしていたが段々と痛くなってきたらしくその内身を捩って逃げ出そうとし始めた。 「ゆ、ゆっふひやへへへ!」 「すごい!のびる!すごいのびる!」 顔の横幅が通常時の倍になるほどまりさの頬を引っ張ってAは目を輝かせ興奮気味に声を上げた。 「こら、Aちゃん!痛がってるからやめなさい!」 「あ、別に大丈夫ですよ」 見かねて止めに入ってきたAの母親に僕は宥めるように言った。 「じゃあほかのあそびしよ!」 あっさりまりさの頬を弄るのをやめて別の遊びを考え始めたAと 頬から手を離されてほっとしたまりさの顔を見て僕は少し残念に思った。 「ゆう、しかたないからまりさがあそんであげるよ」 まりさはやれやれという風に目を伏せてかぶりをふったが、頬が伸びてべろんと垂れてるままでは様にならない。 Aはそんなまりさを見てケラケラと笑うとこう言った。 「じゃあヒーローごっこやろ!兄ちゃんが怪獣ね!」 「え、ああうんわかった」 いきなり指差し付きでの大抜擢を受けて僕は少しびっくりしたものの 快くその申し出を受けることにした。 Aくんの母親が苦笑しながらすみませんとお辞儀をしたのでいえいえと手を振る。 「がおーたーべちゃうぞー」 「怪獣だ!やっつけてやる!バンバン!バンバン!」 とりあえず慣れないながらもたどたどしく怪獣っぽいことを言ってみると Aはお母さんから受け取ったビカビカ光って音のなる銃をこちらに向けて撃って来る。 「ぐぎゃーおー」 無論弾は出ないがとりあえず胸とか押さえて呻きながら痛がるフリをしてみると Aは嬉しそうにさらに素敵光線銃を乱射した。 「ゆ?ゆ?なにしてるの?まりさにもゆっくりりかいできるようにおしえてね!」 遊びの内容が飲み込めないまりさが僕とAを交互に見ながら困惑の表情を浮かべる。 「怪獣のお兄さんやっつけてるの!」 そんなまりさにAは限りなく単純明快に解説した。 「ゆっくりりかいしたよ!まりさもおにいさんやっつける!」 即座に理解したまりさは僕の足元に向かって体当たりを繰り返した。 「ゆっゆっゆないてあやまるならいまのうちだよ! いまならまりさのうんうんたべたらゆるしてあげるからね!」 「がーおー」 僕はなんだかイラっとしたのでごっこ遊びにかこつけてまりさを軽く蹴り飛ばした。 「ゆっべえええええええええ!?」 まりさは顔面を変形させながらゴロゴロとAの足元まで転がっていった。 「ど、どぼぢでま゛り゛ざおにいざんなんがにまげぢゃうのおおお…!?」 僕は今までは勝てると思っていたのか、と半眼でまりさを見下ろしながら心中で呻いた。 なんだか腹が立ってきたのでこのまままりさを中心に攻めようと両手を振り上げながら近づいていくと Aが膝を付いてまりさに寄り添いながら熱っぽく言った。 「このままじゃいけない!これをつかうんだまりさ!」 そう言って手渡したのは例のビカビカ光って音の出る素敵光線銃だった。 「ゆ…こ、これをつかえばいいんだね ゆっくりりかいしたよ…!」 まりさは苦しそうに体を起こすと口に素敵光線銃を咥えた。 舌をトリガーに巻きつけてトリガーを引くと光線銃は光りながらやかましく音を立てた。 「まりさにはむかったことをこうかいしてね!」 まりさは勝利を確信したのかニヤリと口許を歪めて言った。 「いっけー!」 「ぐあーやられたー」 Aの表情からああここは倒れとく場面だなと感じ取って僕は断末魔を上げながらその場にうつぶせに倒れこんだ。 服に砂が付いたがまあ別にお気に入りの服というわけでも無いので気にしない。 「ちぇっくめいと!」 僕はAがテレビで見た決め台詞をポーズつきでキメているのを見上げながら微笑ましい気持ちになった。 「ゆっへっへっへっへしょせんおにいさんはまりさのてきじゃなかったね!」 まりさが僕の背中に飛び乗ってドスドスと跳ねながら驕り高ぶった声で言った。 見るまでもなくふてぶてしい腹の立つ表情をしていることだろう。 苛立って険悪な表情を浮かべているのを純真なAに見られたくなくて僕は俯いた。 「兄ちゃん、つぎはなにしてあそぶ?」 そんな僕にAはとことこと歩み寄るとしゃがみ込んで顔を覗き込みながら尋ねた。 それを聞いて、多分まりさはきょとんとした表情をした後呆れ顔で言ったのだろう。 「ゆ?なにいってるの?おにいさんはまりさがやっつけてしんだんだからもうあそべないんだよ? そんなこともわからないの?なんなの?ばかなの?し」 「おっけー次は何して遊ぶ?」 僕は黒い笑みを浮かべながら 背中の上でしたり顔でほざいているであろうまりさを無視して起き上がった。 ゴロゴロと僕の背中を転がり落ちてまりさは地面にキスした。 「ど、どおいうごどおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 立ち上がって体の砂を払っている僕を見てまりさは目を見開いて大声を上げた。 死んでいたはずの相手が蘇ったことにまりさは戦慄した。 「さっきからなにいってんの?ごっこなんだからしぬわけないじゃん」 正論である。 「う゛ぞづぎいいいいいいいい!!ごれ゛づがえばおにいざんだおぜるっでいっだどにいいいいい!!」 あっさりと言ってのけるAをまりさは涙ながらに睨みつけながら批難した。 どうやら本当にアレで倒せると信じていたようだ。 純真、というには何か違う気がする。 「兄ちゃん、こいつ何いってるの?」 僕がリアクションに困っていると、Aは何やらみょんな物を見るかのようにまりさを指差した。 「あー、何なんだろうねほんと」 僕は返答に困って頭を掻いた。 「も゛う゛い゛い゛!お゛ばえ゛がら゛や゛っづげでや゛るう゛ぞづぎいいい!!」 そう言ってまりさは怒りを露にしながら 地面に落ちていた素敵光線銃を舌で拾うと、その引き金を引いた。 ビカビカと光りながら光線銃がけたたましく鳴った。 「バーリア!」 そう言ってAは空中に手で円を書いた。 そして悠然とまりさに近づいていく。 「どぼぢでぎがな゛いのおおおおお!?」 Aに何の変化も起こらないことにまりさは驚愕の表情を浮かべた。 「だってバリアしたもん」 正論である。 「も゛う゛い゛い゛!ごんな゛の゛い゛ら゛ない!!」 そう言ってまりさは役に立たない素敵光線銃を投げ捨てた。 「あー!せっかくかしてあげたのになんですてるのさー! それつかわないんならこんどはまりさが怪獣やってね」 そうしてAはその辺の木の枝を拾うとそれでまりさを突っつき始めた。 「でたな怪獣!くらえー!」 ツンツンペシペシと木の枝を振り回されてまりさは体中を赤く腫れさせながら言った。 「や゛べでよおおおおおおおおお!!! どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおお!?」 さっきまでの怒りはどこへやら まりさは涙を撒き散らして転がりながら木の枝の猛攻から逃げている。 自業自得だろと思いながら眺めている僕にAの母親が声をかけた。 「あの…あれいいんですか?痛そうですけど」 「いや、僕も普段思いっきりまりさと遊んであげあられないんで Aくんが一杯遊んでくれてるんでまりさも泣きながら喜んでますよ」 「そうなんですか、ごめんなさいね家ってペット飼った事無いからそういうのわからなくて」 そう言うとAの母も納得したようで息子の様子を眺めながらベンチで一休みし始めた。 「お゛に゛い゛ざんだずげでよおおおおおおおおおおおおお!!!」 心中で『ざまあみろ』と呟きながら僕はニコニコとAと遊ぶまりさを見守った。 「しゅーと!」 「ゆぽべ!?」 Aの遊びはいつの間にかサッカーになっていた。 Aが思い切りまりさを蹴ると美しい曲線を描いて宙を舞いながらまりさはゴミ箱にぶつかりその場にドスンと落ちた。 コテン、と頭の上にゴミ箱から空き缶が落ちる。 「そろそろ帰るわよ」 「はーい!」 母の呼び声にAは空き缶を拾ってゴミ箱に戻すと ボロボロになり体の至る所を赤く腫れさせて土まみれになった みすぼらしいゴミクズ状態のまりさを抱えて僕のところに駆け寄ると まりさを差し出しながら言った。 「ありがとう兄ちゃん!またこんどかしてね!」 「ああ、もちろん」 「も゛う゛や゛だあ゛ああああ゛あ゛あああああああああああ!!」 気絶状態からぱっと目を覚まして泣き叫ぶまりさを無視して、僕は家に帰っていくA一家を見送ったのだった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/nagahisa/pages/36.html
(2005年11月29日) 犬の散歩 (2005年11月05日) まうんてん くらいみんぐ~ (2005年10月23日) 家の近くにある温泉 (2005年09月10日) 地元オフカイ (2005年08月27日) スパゲッティーparty in Shinjyuku
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/527.html
夏のお遊び① 7KB 今の流れから、こういった感じのものはどうかなぁと思うが… 無駄に長い、人間があれ、方言がヘイト っていう人は読んだらゆっくりできないね! 「ゆっくりがおったらこんなんやろなぁー」といった感じで書いてみた。 駄文なのは勿論。舞台は幻想郷?なら問題ないかなぁ。 「なあ、最近何か面白いことない?」 「うーん、ないな。」 「そう言えば、Tがこの前ゆっくり見かけたって言ってたなぁ。」 「うそ、まじで! まだ、この辺にいてるんや。どこで。」 「えーっとなぁ、堤防沿いに工場と墓あるやろ。その側の空き地で見たって。 ドブ川の橋んところ渡ってたって。」 「じゃあ、久し振りにいくか? いかへんか?」 「そうやな、盆過ぎぐらいやと暇やからいこか。」 「ほな、Tにも連絡とっとくわ。」 「頼んだ。楽しみやな。」 「そやな。」 といった会話が交わされたのは、2週間前。 ここ4、5年野生のゆっくりは見かけなくなった。 小学校の頃を思い出し、いざゆっくりいじめへ!といったところだ。 前日のうちに昔いじめたやり方を思い出し、準備は万端。 人目はやはり気になるので、早朝そのゆっくりぷれいすへと向かった。 「思ったよりも広かったんやな、ここ。」 「昔は、野球とかやったのになぁ。」 ドブ川の橋を渡り、辺りを見回す。ここに来るのも本当に久し振りだ。 「ほんまにここにいてんのか?」 「おったって、ほんまに。それに見てみろよ、フェンスに所々穴開いてるやろ。 あそこから出入りしてるみたいやねん。前の河川敷公園でよくバーベキューとかやってるし、 横の墓にはお供え物がある。裏手はワンルームマンション。 こんな餌場に困らん所ないって。」 「そやな、ゆっくり入るか。『そろーり、そろーり』やな、ゆっくり的に言えば。」 4人でフェンスをよじ登る。 ゆっくりの活動時間としては、夜間か早朝がここではベストだろう。 夜に饅頭が歩いてるのを見た記憶があんまりないので、恐らく今ぐらいから活動し始めるだろう。 「うわ、雑草だらけやな。それに何、結構背丈あるやん。これやったらなかなか見付からへんわ。」 「探すの結構手間やな。」 「ゆっくりやろ、すぐに見付かるって。あー呼んだら。」 4人揃って 「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」 と大声で叫ぶ。 草むらが、ガサガサと音がするがいつもの答えは返ってこない。 「ちょっと、おれへんのとちゃうん?」 「そんなことないって、物音はしてるやん。」 「さすがに饅頭でも生意気に知恵つけるねんな。返事してこうへんっていうことは。」 「ちょっと見てろって。」 Sはバケツでドブ川の水をすくい、物音のした辺りにぶちまけた。 「ゆっ、つめたいよ! ゆっくりできないよ!」 ゆっくりの声がした。これでここは俺たちのゆっくりすぽっと確定。 「別に隠れてなくてもいいって。ここにゆっくりできるゆっくりぷれいすがあるって、うちの飼いゆっくりが うわさを聞いてきて、その友達を探しに来ただけやから。友達になってもらうお願いに、ゆっくりできる 食べ物いっぱいもって来たから、出てきてくれへん?」 しばらくの間反応がなかったが、 「ゆっきゅりできりゅちゃべもにょさんって、あみゃあみゃさんかな?」 「きっと、おにぎりしゃんなのだぜ!」 「ちぎゃうよ、ちゃまごやきしゃんだよ!」 といった赤ゆっくりの声が聞こえてきた。 「おい、もう少しやな。」 「そやな。」 と小声で話していると。 「おちびちゃんたち! あれはぜったいにうそだよ! にんげんはゆっくりできないものなんだよ! 出ていっちゃだめだよ!」 「そうなんだぜ! ごはんさんならおとうさんがとってくるものでじゅうぶんなんだぜ!」 親ゆっくりらしき声が聞こえてきた。 「ちっ! なまじ知恵のついた奴は警戒心強いからあかんな。もう強引につかまえるか?」 「ちょっと待てって、もう少しやぞ、これ。」 Tがポケットからリボンを出し、頭に巻く。 「ゆーん。悲しいね、お兄さん! せっかくお友達のゆっくりがいると思って来たのにね。 準備したごはんさんも無駄になっちゃうね! れいむ一人じゃ食べきれないよ。」 「そうだねれいむ。このごはんさん腐っちゃいけないから。ここで水をかけてだめにしちゃわないとね。 ゆっくりできるチョコボールさんとかあったのにね、もったいないね!」 と茶番を演じた。思わずみんな吹き出しそうになる。 それに堪えていると。 「おちょうさん、おきゃあさん! あにょおおきにゃれいみゅがそうみちゃいだよ。 おちょもだちをさぎゃしにきちゃんだよ!れいみゅたちぎゃにゃってあぎぇにゃいと、きゃわいしょうだよ!」 「しょうだよ! しょれにちょこぼーるしゃんがありゅっていってたよ! れいむまたちゃべちゃいよ!」 「もうぎゃまんできにゃいんだぜ! まりしゃはおおきにゃれいむとおともだちににゃって、あまあみゃを もらうんだぜ!」 「ちょっとまって! おちびちゃんたち! あぶないよ!」 ktkr! さすが赤ゆっくり! 欲求には限りなく素直、それにましての餡子脳! 3匹の赤ゆっくりが、我先にと飛び出してきた。 「「「そのれいみゅとおちょもだちににゃってあげりゅから、あみゃあみゃちょうだいね!!!」」」 3匹は溢れんばかりのにやけ顔で叫ぶ。 「ありがとうね。れいむと遊ぶ? それより先にごはんにする?」 「しゃきにあみゃあみゃよこすんだぜじじい!」 おーっとゲス発見! ゲス好きのY大喜び! ここで俺は準備しておいた例のものを、赤ゆっくりの前に差し出した。 「このきれいな色をしたのが、チョコボールさんだよ! とってもゆっくりできるあまあまさんだよ! でもちょっと硬いから、しっかり噛んでね!」 「「「ゆっきゅり、りきゃいしちゃよ!!!」」」 言い終える間もなく、赤ゆっくりたちはチョコボールに群がる。 「うわっ、あみぇ! きょれ! うみぇ! うみぇ!」 「しやわしぇ! あみゃあみゃさん、ゆっきゅりきゃまれてね!」 「ゆーん、おいしいよ! いみゃみゃででいちびゃんおいしいよ!」 チョコボールはあっという間になくなった。もちろん赤ゆっくりは、もっとくれといって催促してきた。 別の袋を取り出し、赤ゆっくりに与えてやる。 「今度のは、今のより硬いからしっかり噛んでね。それとあんまり量がないから、お兄さんが喧嘩にならない ように、直接口に入れてあげるから、あーんしてね!」 Sが赤ゆっくり1匹づつに2,3個づつ入れてやる。 「じゃあ、みんな一斉にむーしゃむーしゃしようね! 1,2,3ハイ!」 「「「むーs………」」」 『バーン! パーン! バーン!』 かんしゃく玉の破裂する音が響き渡る。 赤ゆっくりたちは、『もっとゆっくりしたかった』というゆっくり特有の断末魔をあげることなく、永遠に ゆっくりしてしまったのだろう。 周囲に餡子と皮が飛び散った。飾りは周囲に見られない。さすがの生命力で、饅頭はピクピク震えてはいる。 1匹は、口から上が完全に吹っ飛んでいる。1匹は恐らく喉にあたるであろう部分に風穴が開いている。 1匹は饅頭の原型を保ってはいるが、四方八方穴だらけ目の辺りだけ無くなっている。 うへぇー、やっぱ饅頭と言えどもグロいな。体であったであろう餡子が動こうとしてるところなんて。 Y、堪えきれずに 「ウへ、フヘ! あーはっは! ははっ、ははっ! やっぱりこいつら馬鹿じゃねーの。1回おいしいものもらったぐらいで信用して。 いくら警戒心強くなったっていっても、やっぱ子どもやな。ほんま、昔から変わらへんわ。」 と返り餡子を浴びながらも大笑いしている。 SとTはこれからのこともあり、笑いを必死に堪え、茶番を演じ続けている。 「おにいざん゛! どういぶごどなのごれわ! あがぢゃんみんなばんじじゃったよー」 「れいむ、どこかに悪い人がいるみたいだよ、気を付けないと!」 おっ! 目が飛んだだけで済んだ赤まりさが何か言っているようだ。 「ひゅー、ゆぅー。じね、じねじねぇぇぇー。まりしゃたちをだみゃしちゃ、でいぶとじじいちゃちはじね! ごひゅ! いちゃいよ! あんきょさんぎゃいちゃいよ! おいぃぃー!!! ゆべ、ゆべっ! おやはにゃにしちぇりゅんでよ! まりしゃたちぎゃ、こんにゃにきゅるしんでるんでゃよ! はやゅ、はやきゅ! たしゅけりょーーーー!!!!!!! ゆべ!」 見上げたゲス饅頭根性! こいつは相当な素質があったね! 惜しい饅頭をなくしたものだ。 いやまだ死んではいない、一応『ゆっ、ゆっ、ゆっ』と死亡寸前の反応を示してはいるが。 Sは写メを撮り、Yはゆっくりをつんつんしながらまじまじと眺め、Tはれいむのまねのまま餡子を ほじっている。 すると、がさがさ、がさっと草むらを分け入る音がしてきた。 同時に 「なんだかゆっくりできないおとがしたんだよ。わかるよー。」 「むきゅー! さわがしいはね、あさからなにやってるの? れいむまりさ、あとそこのおっきなれいむ。」 「みんなはここでまってるんだぜ! おとうさんがみてくるんだぜ!」 と、ゆっくりの話声がしてきた。 赤ゆっくりがでてきた辺りからは、 「ゆっ、ゆっゆーーーーーん!!!! おじびじゃんだじがーーーー。 でいびゅの、おっおっおちびじゃんだじが、じ、じ、じんじゃっだよ゛ーーー。」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆるさないんだぜーーーーー!!!! ま、まりさのがわいいおちびちゃんたちをよぐもぉぉ! あのれいむとにんげんは、ゆっぐりでぎなぐじでやるんだぜえぇぇ!!!」 と。 前菜は終わりのようだ。お楽しみが向こうからやってきた。ニヤニヤが止まらない。 「おい。殺してしまうなよ。」 「わかってるって、おまえこそ久し振りやからって手加減わすれんなよ!」 「ゆっ! なんだかゆっくりできないゆっくりの気配がするよ!」 それぞれが小刀を手に取るのを合図に、俺たちは散った。 続く トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る いいかんじの出だしだな。 -- 2010-08-01 14 32 09 wktk -- 2010-07-07 04 45 56
https://w.atwiki.jp/0103/pages/165.html
ここは会場内にある、木々に囲まれた場所……。 そこには、到底人とは思えない何かがいた。 首から上は人間なのだが、その下の身体は無数の動物たちのパーツがまじりあったような姿をした何かが、そこにはいたのだ。 「ああ……私は今、猛烈に感動しています……!」 そんな彼は今、恍惚とした表情でうっとりとしていた。 彼の名は姉畑支遁、いろんな意味で動物が大好きな男である。 彼は一応人間であり、間違ってもこんな化け物じみた存在ではなかった。 ならばなぜ彼はこのような姿となっているのか? それを説明するためには、少し前までさかのぼる必要がある……。 姉畑支遁は今、とてつもなく興奮していた。 「こ、これは……こんな事が……!」 それは彼に支給されていたある本が原因だった。 「そうですか……世界にはまだまだ、こんなにすばらしい動物たちがいたのですね……!!」 彼に支給されていた物、それは動物の図鑑だった。 そこには彼が知らない、そして彼が生きていた時代にはまだ発見されていないたくさんの動物たちが載っていたのだ。 そしてそれを一通り読み終えた後、彼は何かを決意したかのように立ち上がった。 「……これを知ったからにはもうここにいる必要はありません、一刻も早くこんなところから出て、彼らを探しに行かなければ」 彼は先ほどの図鑑で知った動物たちに会うために、ココから脱出するという決意を固めたのである。 そうして彼が図鑑をしまうために再度バッグを開けたところ、何やら別のものが飛び出してきたのである。 「……これは何でしょう?何やらオオカミに似た形をしていますが……?」 それは腹部に『Z』の印が付いた、黒いオオカミのような機械だった。 またそれの口には、説明書と思われる紙をくわえていたのだ。 「えっと何々……こ、これは!」 彼は驚いた、それは他ならぬ、この機械がどういうものかについてだった。 「これを体に差し込めば、自分の身体を動物のように変化することができるのですか!では早速試してみませんと!!」 これを自分の身体に突き刺すと様々な動物の力を得ることができ、またそれに合わせて自分の身体も変化すると書いてあったのだ。 それを知った支遁はためらうこともなくそれを自分の身体に突き刺したのだった……。 ……そしてその結果が、今目の前にいる怪物というわけである。 「……おっといけないいけない、今はこんなところで油を売っているわけにはいかないんでした」 そうしてしばらく恍惚としていた彼だったが、突如として意識を取り戻したのである。 「私には、まだ見ぬ動物たちと触れ合うという目的があるんです!こんなところでぐずぐずしている暇なんて無いのですよ!」 どうやら本来の目的を思い出したようである。 「となれば善は急げです!早速行動に移しましょうか!」 そういうと彼は自分の身体から翼や脚などを生やして移動を始めるのだった……。 ……はっきりと言おう、このメモリはコイツに一番渡してはいけない代物であると……。 【姉畑支遁@ゴールデンカムイ】 [状態]:興奮状態、身体の色々な個所が動物化している [装備]:ズーメモリ@小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~ [道具]:基本支給品、動物図鑑@現実、ランダム支給品×1 [思考・状況]基本行動方針:自分がまだ知らない動物たちと触れ合う(意味深) 1:動物が、大好きなんだ…!! 2:動物が…好きで好きでたまらないんだ!! [備考] 参戦時期は、オスのヒグマとウコチャヌプコロした結果腹上死した後。 ズーメモリの力を制御できていません。 (具体的にどんな姿になっているかは、後続の書き手に任せます。) 【動物図鑑@現実】 その名の通り動物についてまとめられた図鑑であり、 2021年時点で見つかっている動物たちについて網羅されている。 【ズーメモリ@小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~】 『動物園』の記憶を内包したガイアメモリで、寝転がるパンダとキリン、そしてそれに巻き付く蛇で構成された『Z』がデザインされている。 また普段は黒いオオカミのような姿で行動しているなどかなり特殊なメモリである。 『様々な動物の能力を扱う』という能力を持っており、手や脚をそれらの動物の部位へと自在に変化でき、 やろうと思えば一度に複数の部位を別々の動物のそれに変形するキメラ的な運用もできるなど幅広い運用が可能である。
https://w.atwiki.jp/menskousaiclub1/pages/18.html
男性がセックスフレンドを欲しいと思っているのと同じように、交際クラブやデートクラブに入会する女性の中には、セックスが好きでセックスフレンドや浮気相手を欲しいと思っている女性も沢山いらっしゃいます。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/896.html
注意書き fuku2297の続きです そっちを見ないとわけがわからなくなります! かなり性能のいい改造ゆっくりが出ます! 虐待お兄さんが遊ばれます! ゆっくり虐待は次回からです 以上を踏まえ読みたくない人は回れ右してください ―――――――――――――――――――――――――――― 男とゆっくりアサシンたちは何もせず帰ってきた。 討伐依頼の目標のドスまりさのいるゆっくりの里に行く途中で 急に大雪が降り積もり、里の発見が困難になったからだ。 ゆっくりに対して鼻の利く人間がいれば・・・。 男はそう思いつつ、里の端っこにあるゆっくりのと思われる悲鳴が 聞こえる家をじっと見つめていた。 やあ!僕は虐待お兄さん! 今日も寒くてイライラするからとっておいたゆっくりを 虐待して発散するよ! と思ってたんだけどちょっとハッスルしすぎちゃったのか 手持ちの虐待用ゆっくりが全部餡子の塊になっちゃった! 虐待欲の治まらない僕は大雪の日だけど 外で生意気な野良ゆっくりを捕まえようと思ったんだ! たまに群れからはぐれた奴とかが畑にいたり・・・おお! そこの道を寒そうな顔でゆっくりれいむが一人ではねてるじゃないか! 「ゆっくりしていっいってね!」 僕は叫ぶ。 「ゆっくりしていってね・・」 寒さのせいなのかあまり乗り気な声じゃないな。 とりあえず暖かいお家とおいしいお菓子を餌に家に上がらせる。 暖房の効いた家の中でくつろぎだすれいむ。 う~んいい顔してるねえ。 虐待したくなってくるよ! 今日の僕はいつもより早く苦しむ顔が見たいから 早速虐待開始! じゃーん!取り出したるはお菓子の袋! え?虐待するんじゃないのかって? このお菓子はただのお菓子じゃない その名も「暴君ハバネロ」 あまりの辛さに人間でもひいひい言うくらいだ! 辛い味が毒なゆっくりはどんな顔するかな? 早速おやつだとれいむを呼んで ハバネロを皿に盛って差し出す。 おー何の疑いもなく食べてる食べてる・・・。 あれ? そのまま食べきったがれいむは表情一つ変えていない。 辛くなかったのかな? 一つ食べてみる やっぱり辛い。 このれいむ、味覚がないのか? 面白くないので次の虐待に移る。 僕は別の部屋へ行きゆっくりありすを持ってくる。 こいつは僕が飼っているありすで 虐待用ゆっくりにレイプさせて遊ぶのさ。 持ってくる途中で存分に振動させたから れいむの所に着く頃には完全に発情モードになっていた。 真っ赤で獲物を探す顔はかわいいねえ。 それ!れいむに飛んでけ! ありすを離す。 「れ゛い゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛あり゛ずどずっぎり゛じばじょお゛お゛お゛!!」 そう叫びつつゆっくりらしからぬ速度でれいむに突進するありす。 発情したありすの身体能力は並のゆっくりをはるかに上回るのだ! 次の瞬間!ありすがれいむにぶつかったと思ったられいむがありすの後に立ち、 れいむがありすに体当たりをしてありすはそのままぶっ飛び 壁にぶつかり少量のクリームを吐いて倒れる。 白め向いて気絶してら。 いやいやそっちじゃない。 なんだこのれいむは! ありすも十分早かったがこのれいむの動きは目で追えなかったぞ!? ただでさえイライラが募っている上虐待がこう失敗続きでは頭に血が上る。 実力行使とばかりに後かられいむに蹴りを放つ。 消えた!?そう思ったときすでにれいむは僕の後ろにいた。 このれいむ・・・化け物か!? それから蹴りを放ったり棒を振り回したりしたけど いっこうに当たる気配はない。 どうなってるんだ? そう思ったとき電話の音が鳴り響く。 こんなときに!! と思ったら自分の電話は鳴ってない。 あれ?じゃあこの音は? 「はい ・・・・・・すいません 少し遊びすぎました」 何でゆっくりが無線電話持ってるんだ? しかもその電話持つというより 顔の側面の穴から出た餡子で絡み付けてるって感じだ。 いったいなんなんだこいつは? ―――――――――二時間後――――――――――――― 雪の降り積もる中ゆっくりの里に向けて足を運ぶ男とゆっくりアサシン、そして虐待お兄さん。 あのあとこの男が家に訪ねてきてお兄さんに種明かしをした。 このれいむはアサシンのリーダー的存在であること。 アサシンのターバンのような帽子は裏返すと改造前の姿に変わるカツラとなること。 アサシンは改造の過程で髪の毛は全て落ちてしまっていること。 お兄さんに接近したのは虐待お兄さんはゆっくりに対して鼻が利くから(捕獲的な意味で)。 適当にあしらって説明するつもりが絶え間ない虐待行為でタイミングをつかみ損ねたこと。 報酬として討伐先のゆっくりの群れのゆっくりを捕獲してもいいということ。 「まだ一つわからないことがあるんだけど」 お兄さんが男にアサシンのリーダーを指差しながら聞く。 「何でこいつ辛いもの平気なんだ?」 「脳改造の時のトッピングがタバスコと塩だったからじゃないかな?」 男が答える。 なんじゃそら。 お兄さんは首をかしげる。 途中からお兄さんが持ち前の勘で男たちを案内する。 そして次々とゆっくりの巣を見つけていくお兄さん。 そうしている内にどすのいると思われる洞窟を発見した。 視界があまり利かない状況でやすやすと見つけられるなんてすごいな。 男がお兄さんを褒めるとよせやいと笑顔で返される。 お兄さんはその後越冬中の弱ったゆっくりを次々と捕まえては持参したかごに入れていく。 その顔は家に帰ってからの虐待プランを練っているのか おもちゃを手にした子供のようだった。 その間にどすを倒すために男とアサシンは洞窟に入ったが すでにどすは事切れていた。 たくわえの多さに調子に乗ったのがどうか知らないが餓死していた。 側近と思われるゆっくりの残骸もあるあたり 共食いも起こったのだろう。 男は釈然としない顔で。 お兄さんは笑顔で里へと帰っていく。 ―――――――――二時間後――――――――――――― 里に帰り着きお兄さんを見送った男は報酬を受け取るため 里長の家に向かっていた。 一方アサシンたちは男の宿へと向かっていた。 改造の恩恵で寒さに強いものの無駄に寒い外に出ておく理由はない。 なんとかアサシンたちは帰り着く。 誰もいないはずの部屋の中から声が聞こえる。 帽子を裏返し普通のゆっくりの姿になったアサシンたちは 部屋に急いで入る。 「ゆっくりしていってね!」 「ここはまりさのうちだぜ!はやくたべものをもってくるんだぜ!」 「「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」」」」 そこにいたのは20匹ほどの野良ゆっくりたち。 家族なのだろう、構成は成体まりさとれいむとあとは赤ちゃんだった。 窓ガラスを破って中に入ったらしい。 雪の振る中よく来れたもんだと感心しながら 餡子をフル回転させていた。 アサシンは改造されているためゆっくりするということをしない。 そのおかげで知能が人間並みに発達した。 しかし最近仕事ばかりで少しずつイライラしていた。 そしてそのイライラを解消するためのおもちゃが目の前にある。 アサシンのリーダーのれいむは 目の前にいる遊び道具の扱いを決めた。 リーダーはにやりとした表情を浮かべた後、 仲間と何をするかを説明し、 ふてぶてしく部屋に鎮座する野良ゆっくりたちに叫ぶ 「「「ゆっくりしていってね!」」」 ゆっくりによるゆっくりの虐待が今静かに始まった。 ―――――――――――――――――――――――――――― 続く ―――――――――――――――――――――――――――― またもなんじゃこりゃ こんなの呼んでくれる人いるのだろうか。 お兄さんいじめてどうするんだ俺 虐待表現むずかしいなあ いつかこのお兄さんが主役のゆっくり虐待書いてもいいかも。 次回で普通のゆっくりを虐待するつもりです。 ゆっくりがですが・・・ By、アサシンの人
https://w.atwiki.jp/llss_ss/pages/248.html
元スレURL 恋「平安時代の雅な遊びをしましょう」すみれ「いいけど?」 概要 正月気分を持て余した恋の家に招かれたすみれだけど 雅な遊びって…? タグ ^葉月恋 ^平安名すみれ ^短編 ^ほのぼの ^微エロ ^すみれん 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/1080.html
(兄妹仁義の続き) 妹 三人兄弟の末っ子 弟 三人兄弟の真ん中 ① 妹『おままごと』 妹「この かいしょーなし! どろぼーねこ!」 弟「待って、俺は旦那なの? 愛人なの?」 妹「おとーと」 弟「弟なんだ・・・」 ② 妹『かくれんぼ』 妹「じゅーっていったらさがす!」 弟「わかった」 妹「いーち、にー、いーち、にー………? いーち、にー、さーん、しーち……ぅぅぅ…?」 弟「しまった、間違えて鬼の前にでてきてしまったー」 妹「おとーとくんみっけ!」 ③ 妹『たかおに』 弟「降りて来い」 妹「やー。」 弟「捕まえないから降りて来てください」 妹「…ほんと?」 弟「嘘ついたら牛乳鼻から飲む」 妹「じゃー、おりる……」 弟「押さえてるからそーっと来いよ」 弟(どうやって冷蔵庫の上にあがったんだろう……) ④ 妹『おままごと その2』 弟「今帰ったぞー」 妹「おかーりなさい!ごはんにしますか!おふろにしますか!それともあたし!」 弟「…………。妹さん、それ、誰に教わりましたか」 妹「にーちゃ!」 弟「糞兄貴……前髪抜いてやる……」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1696.html
注意書き fuku2297の続きです そっちを見ないとわけがわからなくなります! かなり性能のいい改造ゆっくりが出ます! 虐待お兄さんが遊ばれます! ゆっくり虐待は次回からです 以上を踏まえ読みたくない人は回れ右してください ―――――――――――――――――――――――――――― 男とゆっくりアサシンたちは何もせず帰ってきた。 討伐依頼の目標のドスまりさのいるゆっくりの里に行く途中で 急に大雪が降り積もり、里の発見が困難になったからだ。 ゆっくりに対して鼻の利く人間がいれば・・・。 男はそう思いつつ、里の端っこにあるゆっくりのと思われる悲鳴が 聞こえる家をじっと見つめていた。 やあ!僕は虐待お兄さん! 今日も寒くてイライラするからとっておいたゆっくりを 虐待して発散するよ! と思ってたんだけどちょっとハッスルしすぎちゃったのか 手持ちの虐待用ゆっくりが全部餡子の塊になっちゃった! 虐待欲の治まらない僕は大雪の日だけど 外で生意気な野良ゆっくりを捕まえようと思ったんだ! たまに群れからはぐれた奴とかが畑にいたり・・・おお! そこの道を寒そうな顔でゆっくりれいむが一人ではねてるじゃないか! 「ゆっくりしていっいってね!」 僕は叫ぶ。 「ゆっくりしていってね・・」 寒さのせいなのかあまり乗り気な声じゃないな。 とりあえず暖かいお家とおいしいお菓子を餌に家に上がらせる。 暖房の効いた家の中でくつろぎだすれいむ。 う~んいい顔してるねえ。 虐待したくなってくるよ! 今日の僕はいつもより早く苦しむ顔が見たいから 早速虐待開始! じゃーん!取り出したるはお菓子の袋! え?虐待するんじゃないのかって? このお菓子はただのお菓子じゃない その名も「暴君ハバネロ」 あまりの辛さに人間でもひいひい言うくらいだ! 辛い味が毒なゆっくりはどんな顔するかな? 早速おやつだとれいむを呼んで ハバネロを皿に盛って差し出す。 おー何の疑いもなく食べてる食べてる・・・。 あれ? そのまま食べきったがれいむは表情一つ変えていない。 辛くなかったのかな? 一つ食べてみる やっぱり辛い。 このれいむ、味覚がないのか? 面白くないので次の虐待に移る。 僕は別の部屋へ行きゆっくりありすを持ってくる。 こいつは僕が飼っているありすで 虐待用ゆっくりにレイプさせて遊ぶのさ。 持ってくる途中で存分に振動させたから れいむの所に着く頃には完全に発情モードになっていた。 真っ赤で獲物を探す顔はかわいいねえ。 それ!れいむに飛んでけ! ありすを離す。 「れ゛い゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛あり゛ずどずっぎり゛じばじょお゛お゛お゛!!」 そう叫びつつゆっくりらしからぬ速度でれいむに突進するありす。 発情したありすの身体能力は並のゆっくりをはるかに上回るのだ! 次の瞬間!ありすがれいむにぶつかったと思ったられいむがありすの後に立ち、 れいむがありすに体当たりをしてありすはそのままぶっ飛び 壁にぶつかり少量のクリームを吐いて倒れる。 白め向いて気絶してら。 いやいやそっちじゃない。 なんだこのれいむは! ありすも十分早かったがこのれいむの動きは目で追えなかったぞ!? ただでさえイライラが募っている上虐待がこう失敗続きでは頭に血が上る。 実力行使とばかりに後かられいむに蹴りを放つ。 消えた!?そう思ったときすでにれいむは僕の後ろにいた。 このれいむ・・・化け物か!? それから蹴りを放ったり棒を振り回したりしたけど いっこうに当たる気配はない。 どうなってるんだ? そう思ったとき電話の音が鳴り響く。 こんなときに!! と思ったら自分の電話は鳴ってない。 あれ?じゃあこの音は? 「はい ・・・・・・すいません 少し遊びすぎました」 何でゆっくりが無線電話持ってるんだ? しかもその電話持つというより 顔の側面の穴から出た餡子で絡み付けてるって感じだ。 いったいなんなんだこいつは? ―――――――――二時間後――――――――――――― 雪の降り積もる中ゆっくりの里に向けて足を運ぶ男とゆっくりアサシン、そして虐待お兄さん。 あのあとこの男が家に訪ねてきてお兄さんに種明かしをした。 このれいむはアサシンのリーダー的存在であること。 アサシンのターバンのような帽子は裏返すと改造前の姿に変わるカツラとなること。 アサシンは改造の過程で髪の毛は全て落ちてしまっていること。 お兄さんに接近したのは虐待お兄さんはゆっくりに対して鼻が利くから(捕獲的な意味で)。 適当にあしらって説明するつもりが絶え間ない虐待行為でタイミングをつかみ損ねたこと。 報酬として討伐先のゆっくりの群れのゆっくりを捕獲してもいいということ。 「まだ一つわからないことがあるんだけど」 お兄さんが男にアサシンのリーダーを指差しながら聞く。 「何でこいつ辛いもの平気なんだ?」 「脳改造の時のトッピングがタバスコと塩だったからじゃないかな?」 男が答える。 なんじゃそら。 お兄さんは首をかしげる。 途中からお兄さんが持ち前の勘で男たちを案内する。 そして次々とゆっくりの巣を見つけていくお兄さん。 そうしている内にどすのいると思われる洞窟を発見した。 視界があまり利かない状況でやすやすと見つけられるなんてすごいな。 男がお兄さんを褒めるとよせやいと笑顔で返される。 お兄さんはその後越冬中の弱ったゆっくりを次々と捕まえては持参したかごに入れていく。 その顔は家に帰ってからの虐待プランを練っているのか おもちゃを手にした子供のようだった。 その間にどすを倒すために男とアサシンは洞窟に入ったが すでにどすは事切れていた。 たくわえの多さに調子に乗ったのがどうか知らないが餓死していた。 側近と思われるゆっくりの残骸もあるあたり 共食いも起こったのだろう。 男は釈然としない顔で。 お兄さんは笑顔で里へと帰っていく。 ―――――――――二時間後――――――――――――― 里に帰り着きお兄さんを見送った男は報酬を受け取るため 里長の家に向かっていた。 一方アサシンたちは男の宿へと向かっていた。 改造の恩恵で寒さに強いものの無駄に寒い外に出ておく理由はない。 なんとかアサシンたちは帰り着く。 誰もいないはずの部屋の中から声が聞こえる。 帽子を裏返し普通のゆっくりの姿になったアサシンたちは 部屋に急いで入る。 「ゆっくりしていってね!」 「ここはまりさのうちだぜ!はやくたべものをもってくるんだぜ!」 「「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」」」」 そこにいたのは20匹ほどの野良ゆっくりたち。 家族なのだろう、構成は成体まりさとれいむとあとは赤ちゃんだった。 窓ガラスを破って中に入ったらしい。 雪の振る中よく来れたもんだと感心しながら 餡子をフル回転させていた。 アサシンは改造されているためゆっくりするということをしない。 そのおかげで知能が人間並みに発達した。 しかし最近仕事ばかりで少しずつイライラしていた。 そしてそのイライラを解消するためのおもちゃが目の前にある。 アサシンのリーダーのれいむは 目の前にいる遊び道具の扱いを決めた。 リーダーはにやりとした表情を浮かべた後、 仲間と何をするかを説明し、 ふてぶてしく部屋に鎮座する野良ゆっくりたちに叫ぶ 「「「ゆっくりしていってね!」」」 ゆっくりによるゆっくりの虐待が今静かに始まった。 ―――――――――――――――――――――――――――― 続く ―――――――――――――――――――――――――――― またもなんじゃこりゃ こんなの呼んでくれる人いるのだろうか。 お兄さんいじめてどうするんだ俺 虐待表現むずかしいなあ いつかこのお兄さんが主役のゆっくり虐待書いてもいいかも。 次回で普通のゆっくりを虐待するつもりです。 ゆっくりがですが・・・ By、アサシンの人