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その日の夜、俺は香織に会いに行った。久しぶりだ。正直ないまの自分の気持ちを伝えなきゃならない。 香織は不機嫌そーな顔してた。 「…話って何?」 俺の目を見て言った。正直、コイツの目は苦手だ。綺麗な目なんだけど、相手を縛る様な目。(鈴木えみとかを想像してくれ。)目力が強い。 「心配かけて悪かった。お前がいろいろ心配とかしてくれてすげー嬉しかった。」 「…私の名前は“お前”じゃないんだけど。」 「ごめん、香織が、だな。」 「続けて。」 「でも俺はいまがすげー楽しいし、今回みたいな辛い事とかもあるけど、仲間も大切にしたい。」 「…私は大切じゃないんだ。」 「んな事言ってねーだろ。人の話ぐらい大人しく聞けよ。かわいくねーな!」 「…かわいくなんてなれないよ。どーせまたやめられないとか言うんでしょ?わかってんだからね!」 香織は強い口調になってく。 「死にたければ勝手に死になよ!!私の事なんか関係ないんでしょ!!何言っても聞いてくれないし!!私はアンタの何?彼女じゃないの?少しは私の言う事聞いてよ!!」 「わかったからとりあえず落ち着け。たしかに俺はやめない。」 「だったらさっさと…」 「いいから最後まで聞け!!やめられないけど約束はする。俺は絶対死なないし捕まらない。もし約束破ったら別れよう。お前の事が好きだ。これでダメならここで振ってくれ。それしか言えない。」 「…アンタってずるいよね。いままで一度だって“好き”って言った事ないのに。いま言ったって信用なんてできる訳ないじゃないの!!」 「嘘じゃねーよ。高校出たらお前と一緒になろーと思ってる。」 「聞きたくない!いついなくなるかわかんない人の言う事なんて聞かない!アンタも私の事置いてどっか行っちゃうんだ。それならここで終わりにして!ちゃんと終わらせてよ!!」 「…愛してる。俺はどこにも行かない。」 「今日は帰って。お願いだから。」 「…わかった。いろいろわがまま言ってごめんな。」 そう言って部屋を出てく。いなくなってはじめてわかる事もある。どんなに香織が大きな存在だったか思い知った夜だった。
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このカテゴリーでは,ミート中に出てきたちょっとした問題・課題について,取り扱っています。 解決済のもの,未解決のものさまざまです。 問題とか課題ではないものも混ざっています。 副代表問題 ステージ所属問題 電力編成問題 08タスクのまとめ問題 フリマ問題 マニュアルミート・プレゼンミート問題
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一瞬何が起こってるか分からなくなった。頭の中は真っ白。ただわかってる事は、自分が限りなくヤバくて、香織との約束を果たせそうにないって事だけだった。パトカーが停まる。 5台も来やがった。 俺はどーにか逃げられないか考えた。単車捨てて走って逃げてもどうせ捕まる。それなら… 押しがけするしかない。(押しがけって言うのは、セルやキックでかからない単車をギアを入れた状態でクラッチを握り、ひたすら押して行き、スピードが乗ったらクラッチを離して無理矢理エンジンをかけるって言う荒技。よいこのみんなはマネするなよ!) 奴らがパトカーから降りてきたら終りだ。 俺は全力で単車を押した。 警察は慌てて降りてきたけど、こっちは命がけ。キャブの機嫌が直ってれば、エンジンはかかるはず。 警察が俺の腕を掴んだ瞬間、エンジンがかかった。 でも、奴らは執念深い。俺の腕を掴んだままはなさない。俺はそのまま警察を引きずり20メートル位走った。 最後は信号に叩き付けて無理矢理離して逃げた。俺は助かった。 しかし、一難去ってまた一難。前の方が止まってる。奴らはどーやら交差点で大掛りな検問をしてやがった。 残されたのはウチのチームの連中だけだ。後からもパトカーが迫ってくる。 俺と信義は格さんに言った。 「俺達が道を開くからそこから逃げろ。」 「俺がパトカーの隙間に突っ込むから後に続け。止まったら終りだ。」 信義と真也が歩道を走って警察を誘導する。俺は全開で検問に突っ込んで行く。六尺棒(警察が使う長めの武器)が頭の上をブンブン通り過ぎる。前に立ちはだかる警察官を俺は撥ねた。 道は開いた。 俺はこけた。 でもすぐに立て直してそのまま抜けた。 ウチのチームは全員逃げられた。 一平は行方不明だった。
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「…まだ続けるの?」 香織は俺に言った。 「一平君みたいにいつか死んじゃうかもしれないんだよ?」 「…そーだな。でも俺は…」 「かっこつけんなよな!!残された方の気持ち考えてよ!死んじゃう方はそれで終わりになるかもしれないけど、残された方はそのまま生きてかななきゃならないんだからね!!」 返す言葉が見つからない。 「さっきの一平君のお母さん見たよね?あんなに悲し思いさせるんだよ?自分のお母さんがあんなになった時の事考えてた事ある?お腹痛めて産んだ子があんな事で死んじゃうんだよ?…もうやめてよ。」 そー言うと香織はまた泣き出した。 いつもだったら、「俺は死なない。」とか言ってごまかすけど今日は無理だ。 「…俺はみんなを裏切れない。一平の事もヤマトの事も。」 香織に殴られた。今日はビンタだ。 「それなら勝手に走って勝手に死ね!!」 そー言って香織は帰っていった。 俺は格さんちに向かう。 「何、辛気臭い顔してんだ。今日は俺の奢りだから奴らの分まで飲んで弔ってやれ。」 格さんはやっぱり俺達の頭だ。 真也が言った。 「追悼とかってやるんだろ。どーすんだ。」 「49日は外そうぜ。その間は走るのもなしだな。」 格さんがそー言った。 「じゃーさ。49日明けたら奴らがびっくりする様なでかい追悼してやろーぜ。俺、一平の単車直して出るよ。あいつらが道に迷わないよーに送ってやろーぜ。」 さっき香織に言われた事ももちろん忘れてない。けど、俺達はやっぱり暴走族でこのやり方以外知らない。 「そーだな。ちゃんと送ってやらないとな。喪が明けたら盛大に弔ってやろーぜ。」 そう言って俺達は飲んだ。俺はあいつらを裏切らない。いまはそれしか考えられなかった。
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その日はそのまま解散になった。俺は一度家に帰ってからまた香織んちに向かった。さすがに着替えたい。もー明け方だったから寝てるかもしれないと思ったから一応ベル鳴らしてから向かう。アパートの前に着くと香織は表で待っててくれた。「顔どーした?なんかボロボロなんですけど。アンタいつも怪我してるよね。」 香織がいたずらっぽく笑う。 「早く入りなよ。お姉ちゃんまだ帰ってきてないから二人きりだよ。」 香織からのお誘いだ。でも正直いまは寝たい。歯も痛い。 香織の部屋に入るなり俺はベッドに倒れこんだ。香織も俺の上に乗ってきた。 「今日は疲れちゃったみたいだね。ギューってしてあげるからゆっくり休んで。」 香織にそー言われると安心したのかそのまま深い眠りについた。コイツが彼女で本当によかった。 月曜日。最悪の気分だ。体はあちこち痛いし、まだ寝たりない。昨日は結局、寝たり起きたりしてて香織んちでダラダラすごした。 真也とマッキーが迎えにきたけど3人共おんなじ様な感じで、学校行かずに午前中はうちでダラダラしてた。 いいとも見終わったぐらいの頃で真也が言った。 「そー言えば土曜日警察すごかったじゃん。なんかテレビ局がきてたみたいだよ。警察24時的なヤツ。」 どーりでやる気マンマンな訳だ。カメラの前ではいつものやる気ない感じではさすがにマズイと思ったのか。 「でもカメラが来てたら俺達納めたVTRが証拠になったりしねーのかな?」 マッキーが不安になる様な事を言う。 たしかに写真(静止画)は証拠にならないけど、日付けとかが入った動画は証拠になる。 「まさかそれはねーだろ。他のチームの奴らも誰も捕まってねーし。」 って俺が言うと二人とも「だよな。」 って安心したよーに言った。 数日後、家に一本の電話がかかってきた。 警察からだった。 内容は俺に暴走行為の容疑がかかってるから任意で出頭してくれって内容だった。
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「とりあえず話せよ。お前は筋を通した。俺も筋は通す。」 山本はそー言って座り込んだ。 どっから話していいのか。わからなかったし口の中は修羅場でうまく喋る事ができなかったけど、身振り手振りでなんとか伝えた。 「…それで俺達に手を貸せって事か。そりゃ簡単だけど俺達になんか得があるのか?なんもないなら仲間の手前簡単には行かねーぞ。」 「この喧嘩が終わったら俺とタイマン張れよ。お前が勝ったら好きにしろ。」 「お前、こんなにされてビビってねーのか?」 「関係ねーよ。」 「わかった。俺が負けたら?ウチの地元持ってくのか?」 「こんなとこいらねーよ。お前が負けたら友達になってやる。」 山本は吹き出した。 「お前、ホントにおもしれー奴だな。いいよ、それで行こう。」 話は決まった。 次の週末から毎週の様に阿弥陀が浜の近くまで流しにくる事になった。 阿弥陀は以前とは比べ物にならない程武闘派になってた。 人数的には前より減ってるけどその分ヤバい奴しか残ってない。 敵に回すと厄介だけど味方になるとこれ程心強い奴等はいなかった。 だけど奴等が他のチームまで攻撃するなんて事を夢にも思ってなかった。 新しい戦争の火種を持ち込んじまったって事に俺は気づかなかった。
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元スレURL 【安価】穂乃果「俺くーん!ちょっとちょっとー!」 概要 安価でμ’sの子たちと恋愛? スペック最悪な俺君だけど… タグ ^μ’s ^安価 ^恋愛 名前 コメント
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アクシズ製新型重MSの開発(AMX-009/新型ジュウMSの開発) 開発費用 ドライセン 生産、要請 2ターン 資金 1100 制限▽ 移動 攻撃 資源 3600 35 陸 O O 限界 150% 砂 O O センサー D 寒 △ △ ステルス C 水 耐久 350 宇 O O 運動 40 空 △ 移動 8 山 △ △ 物資 300 森 O O 消費 40 NAME DMG HIT RNG SIZE ビームキャノン 28 x 6 70 1-1 S トライブレード 50 x 2 50 1-1 搭載 ビームトマホーク 40 x 4 60 0-0 -- (隠し)ビームトマホーク 85 x 3 85 0-0 SPECIAL DATA 制圧可能 サブフライトシステム搭乗可能 要請時 発言力1750消費 ネオ・ジオン編序盤では頼れる前衛。ジムⅢ相手なら優位に戦えるが、やはりジェガン相手だと苦しい。ビームトマホークは当たってると痛そうだが見た目に反して安い。ジェガンが切り刻まれても平然としているのがシュール。 - 名無しさん 2014-09-21 07 03 14 ガルス、ズサと同じく脅威Vと同じ感覚で使うと、ロングビームトマホークの弱さにがっかりするの - パグル 2017-09-22 22 54 43 最初にレズンが乗ってるが、リゲルグに乗せ替える人が多いと思う - パグル 2017-10-22 00 21 04 ほんとに見かけ倒しの格闘で草。脅威から新に来たけど、ちょっとした罠だな - 名無しさん 2018-03-08 03 16 25 隠し格闘まで出せればなかなかなので、ユーリーなどの指揮下で使いたい。アリアスなどの格闘スキル持ちを乗せたいところではあるが、リゲルグが強いので、最序盤以外ではドライセンにパイロットを乗せることはないかと - パグル (2019-02-07 20 28 33) こいつよりもギャンクリーガーの方が強い。まあネオジオンシナリオなら序盤のエースはどっちにしろリゲルグ確定だからどうでもいいけど。とりあえずパイロットは乗せない方がいい - 名無しさん (2019-11-09 23 42 04) 上でも書かれているけど、エース用として使うのは厳しい。ただ、量産機としては唯一の砂適正○なため、ダカール攻略の際には使える…かもしれない。盾があればなぁ… - 名無しさん (2019-11-11 11 38 42) 一年戦争に介入できれば活躍の余地もあっただろうが、選べる介入パイロットがいないので不可能である。黒い三連星とかで選べそうな感じなのだが、そのあたり開発陣はサービス精神がかけている。デニム・ジーン・スレンダーは介入させてもザク2Fしか選べないし。まあ、ここでいうことでもないが - パグル (2020-04-21 16 02 36) 名前
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月曜日。朝からマックに集まった。友達が捕まったのに学校なんて行ってる場合じゃねー。イーグルの江守に聞いた話だと一輝も持ってかれたらしい。雹は事実上潰れた。あとはナイトの奴が何人かとイーグルからも2人引っ張られた。大所帯の俺達が信義だけってのは奇跡に近い。幽鬼連合は半数以上捕まった。検問に突っ込んだんだから当たり前か。頭は誰かはわからないけどソイツも逮捕された。ただ、まだチームが残っているって事は戦争は終わってなかった。 「とりあえずウチは信義が頭だから。他に代理とかたてる気ない。このまま戦争は続ける。地元こんなんされて黙ってらんねーだろ!」 浜は完全に封鎖された。夜はおまわりが交代制で立ってて、噂では工事が始まりバカでかい門が着くらしい。終わった。 「いまは他のチームの出方も見なきゃならない。とりあえず連絡とってみるからそれまで待っててくれ。」 真也は結局来なかった。学校にも出てきてない。たしかにいい加減な奴ではあったけれどここまでくると笑えない。きっと俺達に言えない様な気まずい悪さしてるはずだ。なんとかしないと。 でもいまは真也に構ってる暇はない。戦争を終わりにする事が先だ。けど、俺達の気持ちとは裏腹に、戦争は予想外の結果で終わる事になる。幽鬼連合の残党が手打ちの連絡をナイトの健司にしてきた。どーやら逮捕されずに残っている連中は最後までやる気はないらしい。それよりも早くチームを立て直す事が先決って事だ。奴等の地元はうちの南の県境。そこのチームに上がってこられると俺達以上の脅威になる。 「今週の金曜の夜、奴等が来るからその前に一度集まって話決めよう。お前んとこも頭持ってかれちまって終わりじゃ納得できねーだろうからな。」 今回は健司が間に入る。まだナイトにしてもイーグルにしてもどーするか決まってなかった。ウチも正直、やる気ではいたけど、元々浜守るための戦争で浜走れなくなっちまった事で戦う意味は半分だ。ただこのバカ共のせいで信義が捕まった。最後まで行くべきか。こんな時に相談できるのは真也ぐらいだけど今回だけはあてにできない。困った俺はあの人に電話した。
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