約 1,187,518 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31129.html
登録日:2015/01/20 Tue 23 14 09 更新日:2021/02/24 Wed 23 10 13 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 スーパーミニ四駆 タミヤ ミニ四駆 田宮模型 スーパーミニ四駆とは、田宮模型からかつて発売されていた ミニ四駆のシリーズの一種類で、第二次ミニ四駆ブームを牽引したフルカウルミニ四駆・エアロミニ四駆とほぼ並行して発売されていた。 スーパー、と言う名目から、通常のミニ四駆とは違う物を想像する人もいるかもしれないが、 単三電池二本とモーターで走るれっきとしたレース用ミニ四駆の一種で、 勿論今でも全車種が大会での出場を許可されているシリーズである。 その為、今なおこのシリーズを愛車としてチョイスしているレーサーも数多く存在する。 このシリーズが発売されたのは、フルカウルミニ四駆シリーズ登場のほんの少し前から エアロミニ四駆登場直前まで、即ち第二次ブームの黎明期~真っただ中と言える。 が、当時は漫画&アニメの『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』が空前の人気を博し、 第二次ブームもそれに付随した形であった為、当然のように人気はレツゴモデルであるフルカウルに集中。 マグナムやソニック、ビークスパイダーなどの人気機種が入荷即完売を繰り返す中、 このシリーズのマシンは 模型店の棚でひっそりと引き取り手を待ち続けていた。 が、フルカウルが無加工では小径タイヤしか装備する事が出来ず、 現在と違って基本的に大径が圧倒的有利な当時のコースでは不利なレースを強いられ続ける中、 このスーパーミニ四駆シリーズは全車種が標準で大径タイヤを装備しており、コースに合わせて大径小径を 自由にチョイスできた事から、生まれながらにフルカウル車種に対して圧倒的なアドバンテージを得ており、 当時のいわゆるガチ勢はこぞってこのシリーズのマシンを愛用していた。 (フルカウルを大径も履けるように加工する事は勿論可能だが、ボディデザインが大きく崩れる為、 殆どの子供たちはフォルムを崩さないまま小径タイヤを使い続けていた)。 事実、サイクロンマグナム(ブロッケンGブラックスペシャル?)が先行販売と、まさに二次ブームど真ん中となった スーパージャパンカップ96では各地でアストロブーメランが大暴れし、 その各地区のチャンピオン達が雌雄を決したTVチャンピオン 全国ミニ四駆王選手権 小学生の部においても 最後の最後で逆転して勝利の栄冠を掴んだ中井選手もこのマシンをチョイス。 その後のTVチャンピオンの第二回親子ミニ四駆王選手権では、 登場した5チームの全選手がスーパーミニ四駆シリーズを愛車に選択した事から、 少なくとも当時のガチ勢はこのシリーズに夢中であった。 そもそもフルカウル一辺倒だった第二次ブームの1994~1998年のジャパンカップですら全5大会中4度もスーパーミニ四駆が優勝を飾っており、フルカウルが優勝できたのは10周年記念大会である1997年の一度しかない(優勝マシンはブロッケンG。しかもこのマシンも大径タイヤ用にボディを改修していた)。 特に1998年のジャパンカップでは、フルカウルとエアロ勢を差し置いて、1~3位をスーパーミニ四駆勢が表彰台を独占したほど。 マシンは全て徳田ザウルス先生のデザインによるもので、 GPAシリーズを除く全車種が漫画『風のレーサー侠』もしくは『ダッシュボーイ天』のキャラクターモデル。 だが、ザウルス先生の急病により、ダッシュボーイ天が未完のまま終了した事から、 このシリーズも終わりを告げてしまった。 フルカウルやエアロは全車種が今なお生産中だが、 このシリーズに至っては一台も通常生産されておらず、 ごくたまに(数年に一度)再生産されるのを待つかS2シャーシでリメイクされた限定キットの発売を待つしか入手のチャンスは基本的にない。 その為、車種によってはかなりのプレミアが付いている物もある為、手に入れるのには骨が折れる。 だがそのデザイン性に魅せられたレーサーは今でもかなり多数存在し、 様々なマシンが今なお全国各地で疾走している。 マシンリスト(カッコ内は採用シャーシ) No.1 リバティーエンペラー(S1) スーパーミニ四駆シリーズ第一弾にして、徳田ザウルス先生の『風のレーサー侠』の主役機。 全体的にフルカウルモデルに近い、どことなくでっぷりとした容姿をしているが それが却って『皇帝』の名にふさわしい風格を醸し出す、秀逸なデザインをしている。 何気にスーパー1シャーシ初採用のモデルでもあり、93・94と二年連続でジャパンカップ優勝の実績もあって 今尚非常に高い人気を誇る一台でもある。 2010年に再版されたが、流石に残っている所は少ない…というか、ほぼ皆無。 余談だが、徳田ザウルス先生の代表作『ダッシュ!四駆郎』にも同名のマシンが登場するが このマシンとは似ても似つかない容姿の別物である。 『ダッシュボーイ天』では主人公がブーメラン10を入手する前のマシンとしても使われた。 これにより、リバティーエンペラーという名のマシンは、徳田ザウルスの長期ミニ四駆漫画全ての主人公たちに使われたマシンにもなっている。 2014年にシャーシを白色のスーパー2、ステッカーをメタル調に変更した プレミアム仕様が限定販売されたほか(後に2019年に再販)、2015年末にはゲームセンターのプライズ限定で 全4色のリバティーエンペラーNOVEも登場するなど、バリエーションの多さはシリーズ随一。 No.2 トムゴディスペシャル(S1) こちらも風のレーサー侠からの登場マシン。持ち主がトム・ゴディなのでトムゴディスペシャル。 漫画掲載時はスパイダー・フロム・マーズと言う名前だったが、版権上の都合から変更されてしまった。 リバティを多少レーシーにリファインしたようなデザインであり、 フロント後部に取り付けられた二本のエアーダクト(?)が特徴的なマシン。 こちらも2010年に再版され、今でも残っている所には残っているようである。 殆ど知られていないが、実は95年のジャパンカップ優勝マシンでもある。 No.3 小覇龍(シャオバイロン)(S1) こちらも風のレーサー(ry 実はミニ四駆としては2014年現在も唯一の金色成型のボディを搭載した、ゴージャスなマシン (その為割れやすいとも言われているが…)。 作中でも噛ませの様な扱いを受けた為、侠の読者からもさほど人気の無かった悲劇のマシン。 が、今となっては珍しい金色成型のボディなどで、局所的な人気を誇っている他、 何気に98年のジャパンカップで優勝している(*1)(オヤジマシン説が濃厚だが…)。 2010年に再版されたほか、限定でゴールドメッキのボディも存在したらしい。 No.4 ビッグ・バン・ゴースト(S1) 風のry 名前の通り幽霊をモチーフにしたマシンだが、前後に取り付けられたV字ウイングのお陰で ミニ四駆としても全く違和感のないボディデザインとなっている。 その名前からか、多少無茶してもデザインが崩れない程の存在感のあるボディのお陰か、 初期のスーパーシリーズでは一番人気と言っても過言ではない程に人気があり、 2010年の再販版も、まるで幽霊のように颯爽と店頭からかき消えてしまった。 2016年12月、トムゴディと小覇龍を差し置いて 待望のプレミアム仕様が限定販売される。 シャーシ・ホイールはステッカーに合わせてライトブルーに変更され、 メタリックシールも相まって全体的に爽やかな雰囲気となった。 限定品なのでお早めに。 No.5 ブーメラン10(S1) 徳田ザウルス先生の漫画『ダッシュボーイ天』の主役機として登場。 全体的に肉付けが多くなされた今までの四車種とは異なり、 戦闘機をモチーフにした鋭いボディがレーサーたちの目を引いた。 ボディのサイドウイングにローラーを取り付けたりと、改造の自由度がかなり広く、 当時のハウツー本のお手本マシンにこぞって採用された機種でもある。 ちなみに最初は緑色でデザインされていた。 GPAシリーズを除き、再版されていない数少ないスーパーミニ四駆の一台。 No.6 ブーメランガンマ ブラックスペシャル(S1) ダッシュボーイ天のライバル機として登場した、ブーメラン10の兄弟機。 ブーメラン10とは真逆の漆黒のボディと、ブーメラン10とは異なるリヤウィング、 そしてクリアスモークのギヤカバー類が人気を博した。 恐らくブーメラン10のブラックスペシャル的な立ち位置として産まれたと思われるが、 それまでブラックスペシャルは全て限定ラインナップだったのにこのマシンから通常ラインナップに加わった。 極端な言い方かもしれないが、このマシンが存在していなければ ブロッケンGやナックルブレイカー、ブリッツァーソニックのブラックスペシャルも全て限定版となり 現在でも幻のマシンとしてカウントされていた…のかもしれない。 スーパーシリーズではGPAシリーズを除いてこれとブーメラン10の2車種のみが一度も再版されていない。 金型に問題でも生じたのだろうか? No.7 アストロブーメラン(S1) 前述の通り、夏のジャパンカップを席巻し、TVチャンピオンでも栄冠を掴んだスーパー史上屈指の名機。 ブーメラン10同様に戦闘機をモチーフにしているが、更にシャープ、更に鋭利になったボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間は高い値段で取引されていた。 ちなみに通常ラインナップとしては珍しくクリヤスモークのギヤケースを装備しているほか、 レーサーシリーズはそれまでライトウエイトホイールを採用していたのが このマシンから強度重視のマンタレイ型が採用されるようになった。 2009年にあのバックブレーダーと同時に再版され、仲良く店頭から姿を消したために 2013年にシルバーメッキホイールをおまけに付けて再度再販された。 非常に大量に作られたようで、まだ残っている所には残っているようである。 オペレータールーム!バックブレーダーの再販はまだなのか!?オペレータールーム!応答してくれ!! 2016年4月、本体色をクリアレッドにしてシャーシを白S1に変更したものと、 本体色をクリアブルーにしてシャーシを白S2に変更したキットが限定販売された上、 2018年3月にはボディーカラーをブラックに変更した上で緑色のS2に搭載した アストロブーメランプレミアムブラックスペシャルも発売された。 …が、オリジナルのアストロブーメランのプレミアムは2018年現在発売されていない。 No.8 ストラトベクター(SFM) スーパーシリーズとしては唯一のスーパーFMシャーシ採用機であり、 現在でも唯一スーパーFMシャーシで大径タイヤを装備しているマシンでもある。 別に2クールも掛けて友情ごっこした揚句に衝撃の真実を語りだしたりはしない。 戦闘機をモチーフにしていた今までとは一転、ボディ後部になるにつれてスマートになる斬新なボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間はべらぼうな値段で取引されていた他、 再生産版もすぐに完売、今でもまたプレミアが付いている程の人気機種である。 2012年末に13mmボールベアリングを4つおまけに付けて1,400円で再版されたが、 あっと言う間に店頭から姿を消してしまった為、姿を見掛ける事はほぼ無いと言って良い。 と言うか売ってたら即座に確保した方が良いレベル。マジで。 限定版としてブルーメッキやホワイトのボディが存在していた。 No.9 ブラックストーカー(STZ) 当時全国の子供達を虜にし、今でも愛用者の多いスーパーTZシャーシを初採用したスーパーミニ四駆。 名前の通り漆黒に彩られたそのボディと新型の大径ホイールは今でも高い人気があり、 平面が多い事から痛車にもよく用いられるマシンでもある。別にストーカーだからではない。 限定としてブラックメッキボディやシルバーメッキボディの物が存在した模様。 2012年に13mmボールベアリングを4つ搭載して再版される。 ちなみに超レアキットとして、400台しか存在しないフルクリスタルモデルという限定品が存在する。 ボディ・シャーシ・Aパーツ・タイヤ全てがクリヤーカラーで、尚且つホイールが蛍光イエローという超豪華版。 当然現存数も非常に限られると思われるので、実物を見れたらラッキー程度に思ったほうがいいかもしれない。 ちなみに本機が発売されたタイミングはちょうど「ストーカー」という言葉が認知され出した頃なのでよくネタにされた。 作者としては『追跡者』をイメージしての命名だったのだろうが… 『ダッシュボーイ天』におけるレーサーの名字が武羅怒(ブラド)であり、作中での吸血鬼めいた出で立ちから、あの最凶最大最恐の吸血鬼ドラキュラ伯爵を生み出した小説家、ブラム・ ストーカー とのダブルネーミングであっても不思議ではないが。 No.10 サンダーブーメランW10(STZ) 漫画『ダッシュボーイ天』の最後の主人公機となるブーメランが登場。 当然のようにスーパーTZシャーシ、そしてブラックストーカー型のホイールを採用したそのフォルムは 当時のガチ勢を大いに歓喜させた。 よっぽど大量に作ったのか、三次ブーム初期頃は二次ブーム期に生産されたものを見かける機会も多かったが それでもブラックストーカーと共に2012年に13mmボールベアリングを4つ付けて再版される。 流石に今となってはどちらも見かけることは少なくなってきたので、万一発見したら即座に確保しよう。 シルバーメッキやらレッドメッキやらが存在したらしい。 No.11 レイホークガンマ(STZ) ブラックストーカー同様に真っ黒なボディに身をまとったマシンだが、 何よりの特徴はステルス戦闘機を連想させる車高の低さ。 実はこのマシンのボディは、一番高い所でもギヤカバーよりも低く作られている為、 全ミニ四駆中No.1の車高の低さを誇る。 だが決して扁平では無いそのデザインは、今でも非常に多くのファンを獲得している程に人気が高い。 2012年にry 一時期、どういう訳か白色のボディが大量に出回った事があるほか、 限定でブラックメッキのボディも存在したらしい。 No.12 タイガーザップ(STZ) オリジナルデザインでは最後となるスーパーミニ四駆だが、とにかく影が薄い。 と言うのも、漫画『ダッシュボーイ天』はこのマシンの初登場を最後に連載が終わってしまい(作者急病の為)、 このマシンはレースが描かれなかったどころかたった2コマしか登場できなかったという悲劇のマシンである (しかも内1コマはシルエットなので、実質1コマだけしか登場できていない)。 更にダッシュボーイ天が打ち切りに伴い大量の単行本未収録話を作ってしまい、 当然タイガーザップ登場の話も単行本に収録されていない為、尚更影が薄い… 2013年にゴールドメッキホイール付きで再版されるも、こちらも割と簡単に手に入る。 また、2003年に阪神タイガースが快進撃を続けていた時、便乗商法の一環として ボディとホイールを真っ黄色に変更されたリミテッドスペシャルも発売された事がある。 No.13 ビッグバンゴーストGPA(VS) ビッグバンゴーストにGPチップ(2000年代初期に一部で出回ったシステム)を組み込ませる為に あちこちに変更や肉抜きを施してリデザインしたモデル。 ボディ色はオリジナルのホワイトから、正反対のブラックへと変更されている他、 シャーシがVSシャーシに変更され、限定版は小径タイヤに変更されている。 が、これ自体がぶっちゃけ限定版であり、今ではもう生産されていないので手に入らない。 No.14 リバティーエンペラーGPA(VS) リバティーエンペラーにGPチップをry こちらはオリジナル同様のホワイトボディのまま大胆にアレンジ。 シャーシはVSシャーシの白が付属。当時は割と珍しいカラーであった。 余談だが、ジャニーズのNEWSに所属している増田貴久氏の昔からの愛機でもあり、 ミニ四駆超速ガイド2014ではチャンピオンズ(ミニ四駆が超速い人たち)3人+編集者1名を相手にガチレースに挑み 見事2位と好成績を収めている為、レーサーたちからは注目の的にもなっていたりいなかったり。 No.15 ブーメラン10GPA(TZ-X) ブーメラン(ry シャーシは当時は珍しかったスーパーTZ-Xシャーシのホワイトとなっている。 ボディもホワイトそのままな為、タイヤ以外は白尽くしのキットでもある。 こちらも現在は絶版。見つけたら結構ラッキーかも。 その他・限定マシン リバティーエンペラー ブラックスペシャル(S1) ブーメランと違ってこちらは限定ラインナップとなった、リバティーエンペラーのブラックスペシャル。 オリジナルのリバティーエンペラーの翌年に発売されたが、何故かアイテムNo.がオリジナルより若い謎のマシン。 昔は一時期生産されただけでその後は再生産されず、文字通り幻のマシンと称されていたが、 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスで遂に再録され、 続く2013年には普通にキットとして一般販売された為、随分と価格も落ち着いたが、現在再び絶版。 2017年、なんとまさかのプレミアム化を果たしたが、 白ボディに白シャーシ、そして本来のステッカーをそのままメタリック仕様にした本家版とは異なり ピンクシャーシにピンクタイヤ、そしてステッカーもピンクが基調となり、 黒×ピンクというギャルっぽいカラーでレーサー達の度肝を抜いた。 しかし決して不評ではなく、一次出荷版は即時完売するほどの人気を博した。 ポセイドンX(ボディ単品販売の為シャーシなし) 1993年にコロコロコミックとタミヤがデザイン募集を行い、 なんと5000通もの応募があった中から徳田ザウルス先生がアレンジを加えたモデル。 93年に一瞬だけボディ単品で販売され、その後は全く再生産がなされなかったので リバティーエンペラーのブラックスペシャル同様に幻のマシンと言われていた、超希少なモデル。 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスの特典として遂に再生産が行われ、 その後2011年にスーパーIIシャーシFRP強化セット(ナチュラル)にも付属し、随分と手に入りやすくなったが 相変わらず絶版なので入手には少し骨が折れる。 イベント限定でブルーメッキボディが存在した。当たり前だがオリジナル以上の超激レア物である。 ポセイドンX ブラックスペシャル(S1) すぐに市場から姿を消してしまったポセイドンXの成型色を黒色に変更し、 更にシャーシやらその他一式を付けてキットとして販売したモデル。 だがこちらも生産数が極端に少なく、あっと言う間に店頭から姿を消してしまったので、 前述の二車種同様に『幻のマシン』としてまことしやかに語り継がれていた (再販前、ヤフオクで5万円以上の高値で取引されていたとか何とか…) 2006年にようやく再販されたが、それももう10年近く前の事なので 今となっては中古相場も高騰している。再販してくれ、マジで… 追記・修正はスーパーシリーズのマシンを愛でながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アストロブーメランはガチでカッコ良かった。フルカウル人気に隠れてるけどマジ名車揃いだよな -- 名無しさん (2015-01-21 07 19 13) ↑アストロとレイホークとブラックストーカーは今見ても十二分にカッコいい。しかしサンダーブーメランは主役の機体なのにぶっちゃけ… -- 名無しさん (2015-01-21 22 45 14) タイガーザップは小学4年生だか5年生だかで連載してたミニ四駆の漫画でライバルキャラが使ってたな -- 名無しさん (2016-10-06 20 45 15) ↑敵にボロボロにされて後継にクロスタイガーVR開発したんだったな。実際に走ってる場面が他漫画だけのタイガーザップ・・・ -- 名無しさん (2017-08-27 10 11 47) ストラトベクターはTVチャンピオンのミニ四駆王選手権で「後輪ドリフト走行を得意としたマシン」って紹介されていたけど、どういう事なの? -- 名無しさん (2018-03-31 21 55 08) キットは売ってないけどレイホークガンマの白ボディやストラトベクターのボディは今でも部品請求で買える -- 名無しさん (2018-04-20 21 45 02) 子供会のクリスマスプレゼントでブーメランガンマをもらったんだが、捨ててしまった。勿体ない事したなあ。組立後でも売れただろうに。 -- 名無しさん (2018-04-20 21 54 27) ↑↑↑FMはモーターが前にあるから、リヤ側は滑らせた方が速い=後輪をドリフトさせる走行がベスト、っていう思考に基づいた紹介だと思う。 ちなみにまんざらデタラメでもなくて、今もFM車はリヤのグリップを抜くユーザーが多い -- 名無しさん (2018-04-29 16 23 20) プレミアム版のリバティエンペラーはGPA版からの改修なのか屋根(?)のところに穴のモールドの痕跡が(確か旧版にはなかったはず) -- 名無しさん (2021-02-24 23 10 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/71.html
けたたましいアラーム音で、ナビゲーターユキは目を覚ました。 この音の主は、ユキの作った自動ニュース速報検出機。 テレビやインターネットのニュースから、チェリー星人が絡んでいる可能性のある事件を 登録ワードと照らし合わせる事によって自動的に検出し、知らせる機械だ。 ユキはラブホテル用のけばい柄のダブルベッドから身を起こすと、テレビのスイッチをいれた。 アナウンサー「繰り返します。先ほど、民間の生物学研究所が何者かに襲撃され、 実験用のショウジョウバエ一万匹の入ったコンテナが強奪されました。怪我人などはなく・・・」 「・・・なんなの、このニュース・・・。」 ユキは拍子抜けした様子でテレビを消した。 どうやらアナウンサーが「ショウジョウバエ」と言ったのを、機械が「少女」という登録ワードと誤認したようだ。 ちなみに、これでもし本当にチェリー星人がらみの事件であった場合 ユキは手元にある緊急召喚ボタンを押し、カナメの携帯に一報をいれることになっている。 「今度から音声認識やめて、テロップだけで判断するようにしよう・・・。」 そうぼやいたユキが時計に目をやると、時刻は午前四時半。 これが、閉鎖されたラブホテルに一人で寝泊りしている引きこもり少女ユキの、いつもより早い一日のはじまりだった。 せっかく早く起きたのだからと思い、ユキは朝のシャワーを浴びることにした。 彼女はパジャマ代わりのぶかぶかのTシャツを脱いでバスルームに入った。 ここの浴槽は大きな円形のジャグジー風呂で、周囲の壁は鏡張りになっている。 ユキは高い位置にセットしたノズルから出る湯を浴びていた。 周囲の鏡は特殊なもので、シャワーの湯気で曇る事無く彼女の細い裸身を映していた。 シャワーを終え身体の水滴を拭き取ると、ユキは裸のままドライヤー片手に白髪のおかっぱ頭をセットし始めた。 カナメになぜ染めないのかと聞かれると、この色が気に入っているからと答えている。 髪の毛のセットが終わると、ユキは制服に着替えその上にブルーグレーのカーディガンを羽織った。 彼女は全然高校に行っていないににも拘らず、制服で過ごすという変な習慣があった。 ユキは下の階の調理場に下りて、冷蔵庫の中にあったアンパンと牛乳という簡単な朝食をとった。 まだ時刻は午前五時半、ユキはこの廃ホテルを改造した基地の設備の点検をしようと考えた。 まずは工作室。 ここには旋盤やドリル等のカナメの装備を作ったり整備をする設備がそろっている。 作業台の上には前の戦いの戦利品であるネバネバ銃が、分解された状態で置かれていた。 ユキはネバネバ銃の機関部を使って、カナメの新しい武器を作ろうとしてるのだ。 次はサーバー室。 ここは基地の各所に置かれたコンピューターを繋いでいる部屋だ。 また、インターネットなどから取得されたチェリー星人に関係があると思われる情報はここにストックされる。 ユキは先ほどの誤報を思い出し、モニターPCに向かい 自動ニュース速報検出機の音声認識プログラムを停止し、画面上の文字だけを認識するようにした。 その次は変身室。 カナメを変身させる座薬銃と、着替えをするための姿見が置かれた小さな部屋だ。 ユキは座薬銃に繋がる圧縮空気のタンクの圧力を確認した。 座薬銃の扱いはカナメ一人でも出来るほど簡単なものなのだが、 カナちゃんには難しいからと言って、ユキがカナメの肛門に座薬銃を挿し込み座薬を撃ち込んでいる。 最後に格納庫を点検するため、ユキは屋上へ上がった。 廃ホテルの目の前は、工場跡の広大な空き地が荒涼と広がっている。 その広い空き地を挟んだ向こうに、カナメの通う高校がみえる。 時刻は午前八時過ぎ、校門のあたりには生徒の人影が集まっていた。 ユキが看板を改造した格納庫の扉を点検していると、校門の近くでひょこひょこ歩く人影に気が付いた。 それは、カナメである。 「カナちゃんまたギリギリだ・・・。」 ユキはそう呟くと、廃ホテルの中に戻って行った。 こうしてようやくユキのいつも通りの日課が始まることになる。 ユキはパソコンに向かい、インターネットでチェリー星人と関係のありそうな情報を探すのだった。 「猫耳の生えた全裸の女性が目撃される・・・気になる。」 今日はこれ以上の収穫はないと思ったユキは、検索をやめあるサイトを開いた。 それはラバー製コスチューム専門の通販サイト。 ユキはこういった所でカナメの衣装を購入しているのだ。 「次はカナちゃんにこれ着てもらおうかな。それともオーダーメイドを注文しようかな。いや思い切って自作・・・」 普段無表情なユキだが、これをやっているときは楽しそうな顔をしている。 そんな時、ホテルの呼び鈴が鳴った。 ユキは急いでホテルの勝手口に向かった。 「お届け物でーす。」 ユキが先日注文した衣装が届いたのだ。 ユキは部屋に戻って届いた衣装を広げると、股間のところにペニスを出すための穴を開けた。 そんなことをしているうちに、ユキの中にある衝動がわいてきた。 「私が試着してみよう」 そして、いても立ってもいられなくなり、ユキは衣装を持って変身室に向かった。 変身室に入ったユキは裸になると、自らの肛門に座薬銃を挿し込み引き金を引いた。 座薬が撃ち込まれると、抑えた喘ぎ声を上げながら体が変化していく。 カナメより色白だった肌は濃い褐色になり、 グレーの髪の毛は完全な純白のロングストレートになった。 胸は変身後のカナメより少し小振りだが、つんと張りのある巨乳になった。 身長は170cm強に伸び、股間には肌と同じ色をしたペニスが起っていた。 ユキは褐色の肌に純白の髪とのコントラストが美しい、両性具有の美女へと変身したのである。 切り揃った前髪が、おかっぱの少女の名残として残っていた。 これがスーパーガールとなったユキである。 ユキは以前にも何度か変身したことがあるが、全て自分の趣味のためで、 戦闘に参加するどころか、カナメを含む他人に変身後の姿を見られたことすらない。 変身したユキは新しい衣装を身に着けて姿見を見た。 「意外と地味・・・。」 今日届いたのは、ラバーで出来たシンプルな形のレオタードで、一般的な基準から考えれば十分以上にセクシーな物だ。 しかし、いつもユキが買っている衣装に比べると、いくらかパンチが足りない。 そのレオタードの胸の部分を見てユキは呟いた。 「そういえばカナちゃん、いつも服が破れておっぱい丸見えになってたっけ・・・。 それならいっそのこと、最初から胸のとこ切り抜いてトップレスに・・・」 ユキは何か善からぬことを企んでいるようだ。 一方、そんなユキの悪巧みなど知る余地も無いカナメは、午前中最後の授業の最中であった。 カナメは教師の話を聞く事無く、ノートを眺めて何故かニヤニヤしていた。 隣の席に座っている女子が覗き込んでみると、カナメは何か黒いものをシャーペンでつついているようだ。 隣の席のクラスメートは、その黒いものの正体に気が付き叫んだ。 「ヒィィィッ!カナちゃんなにゴキブリと遊んでんのぉぉー!」 なんとカナメはノートの上に出現したゴキブリと、シャーペンでつついて戯れていたようだ。 カナメがこういった行動をするのは、嫌悪感という感情の殆ど無い平和な性格故である。 このようなカナメのおっとりしすぎて少々電波なところが、明るい性格にも拘らず友達の少ない理由であろう。 こうして教室内を少々パニックに陥れながら、カナメの平和な午前中は過ぎて行った。 そしてユキは先ほどとは違う衣装を身に着けていた。 胸にはチューブトップのブラジャーをし、腰に幅の広いベルトだけを巻いて何も履かず、ボトムレスの格好になった。 もちろん股間のモノは丸出しになっていて、この根元にちょこんと生え揃った白いちょび髭のような陰毛も見えていた。 ブラジャーとベルトをはじめ、ロングブーツ、チョーカーなど身に着けているもの全て ユキの褐色の肌に生える白で揃えられている。 「いい感じ・・・。」 姿見に映ったセクシーな自身の姿を見てユキは興奮し、彼女の手は無意識のうちに自分のペニスを摩っていた。 「ハァハァ、ううぅっ!」 ユキは自分の姿をネタに自慰をし、射精して元の姿に戻ってしまった。 158cmの少女の体に戻ったユキは出した白いものを拭き取り、 何事もなかったかのようにまた制服に着替える。 気が付くともう正午近く、ユキは昼食を買いにコンビニへ出かけた。 気に入った弁当が無かったので、お茶とハムサンドだけを買い店を出た。 廃ホテルに戻ると、ユキは屋上に向かう。 彼女はいつも一人この場所で昼食を取っているのだ。 そして、今日も一日殆ど誰とも接する事無くユキはこの廃ホテルで過ごすことになるだろう。 「今日は金曜日、カナちゃんが来るのは明日かな・・・。」 普段のとき、カナメが廃ホテルに来るのは週末ぐらいなのである。 しかしユキは屋上で、ホテルに近づく人影に気が付いた。 「ユーちゃ~ん!一緒に食べよー。」 と布で包んだ弁当箱二つぶら下げたカナメが、屋上にいるユキに手を振って叫んでいた。 どうやら昼休みに学校を抜け出してきたようである。 カナメは屋上に上がるとユキの隣に腰掛け、弁当を渡した。 「はい、ユーちゃん、手作り愛妻弁当だよ!」 「有難うカナちゃん。」 ユキは少し照れた表情をしつつを受け取り、二人で食べ始めた。 ユキとカナメが屋上の縁に腰掛けて弁当を食べていると、風が二人のスカートを舞い上げた。 ユキがカナメの舞い上がった短いスカートの方を見ると、下に何も穿いていなかったのだ。 「カナちゃん何でパンツ穿いて無いの・・・?」 「この前、私、サーちゃんから制服借て下着無しで帰ったでしょ。 その時なんか癖になっちゃって・・・それからずっとこうしの。」 とカナメはユキの質問に答えた。 ちなみにサーちゃんとは、この前の戦いでカナメが助けた女子生徒のことで、本名はサナカという。 あの後彼女は、チェリー星人との戦いで、何か自分に手伝わせてほしいとカナメとユキに申し出てきたのだ。 思い出したことがありカナメは続けた。 「そうだユーちゃん、明日サーちゃんがここに来るんだって。基地のお掃除するって。」 「そう、でも基地の中のもの変に触られちゃ困るんだけど・・・。」 とユキは少し不満そうな反応をした。 「明日カナちゃんも来るでしょ。見てもらいたいものがあるんだけど・・・。」 「いいよ、楽しみにしてるね!それじゃそろそろ学校に戻るから。じゃあねユーちゃん。」 そう言ってカナメは屋上から降りて行った。 ユキは午後を、新しい武器の仕上げに当てることにした。 翌日、パーカーにショートパンツ姿のカナメが、ユキのいる基地の工作室を訪れた。 「カナちゃん、これなんだけど・・・。」 とユキが示した先には、40cm程の黒いプラスチック製の男根型の物体が・・・ 「ユーちゃ~ん!!彼氏が居なくて寂しいからってこういうグッズに頼っちゃダメだよ~。 私が何とかしてあげるから~。」 カナメは何か勘違いして、ユキを哀み駆け寄っていく。 「カナちゃん・・・これ新しい武器だよ。変身して試してみて。」 ユキに導かれ、カナメは変身室に向かった。 いつも通り、ユキが裸のカナメの菊門に座薬銃で座薬を撃ち込んだ。 カナメは喘ぎながら巨乳で両性具有の美女の姿に変化していった。 ユキからV型のラバー製スイムウェアとロングブーツ、手袋を受け取るとカナメはそれらを身に着ける。 最後に自分で用意したスカーフを首に巻くと、カナメはユキに尋ねた。 「終わってから聞くのも難だけど、武器を試すだけなのに何で変身までするのユーちゃん?」 「それは、これをカナちゃんのココに取り付けるから・・・」 ユキは男根型の物の根元に開いている穴を、カナメのペニスに被せるように取り付けた。 根元は柔らかくカナメの体に密着し、そこから35cm先にある亀頭の部分だけが金属製だ。 カナメのグラマーな体に、太さ5cm長さ40cmの巨大な黒いペニスが生えた格好になった。 股に巨大な人口ペニスを付けたカナメを連れて、ユキは広い空き部屋に移る。 「ユーちゃん、これどうやって使うの?そもそも、どういう武器なの?」 「その先を壁に向けてアソコに力入れてみて。」 カナメがユキの言われて通りにすると、先端からネバネバの塊が発射され壁にくっついた。 「この前のネバネバ銃をカナちゃんの使いやすそうな形にしてみたんだけど・・・」 その時、自動ニュース速報検出機のアラームが鳴り出した。 ユキは急いで司令室に向かい、ニュースの内容を確認する。 「カナちゃん!事件だよっ!」 そのユキの声を聞いたカナメは、股間に巨大ペニスを付けたまま格納庫に向かった。 鞭、ブーメラン、バイクのリモコンなどを装備し、通信用ヘッドセットを被ると、そこからユキの声がした。 「場所は渋谷駅前。敵はバイクに乗った五人組。 特に武器は持っていないみたいだけど・・・何か様子がおかしいから気を付けて。」 「分かった。ユーちゃんの作った新しい武器試してみるね!」 カナメがそう返事をしてロケットバイクに跨ると、格納庫の扉が開いた。 「スーパーガールカナちゃん、発進ッ!」 股間にペニス型銃を付けたカナメを乗せたロケットバイクは、大空に飛び立っていった。 ロケットバイクに跨り、東京上空に差し掛かったカナメは山手線の線路を見つけた。 高度を下げ、線路をたどって進むと渋谷駅が見えてきた。 カナメはバイクの高度を更に下げて、駅前に飛び降りる。 「スーパーガールカナちゃん参上ッ!」 しかし、何か変である。 周囲で事件など起こっている様子が無いのだ。 カナメが困惑していると、近くにしゃがんでいたホームレスと思わしき男性が声をかけてきた。 「股に変な物くっつけたねーちゃん。事件の見物かい?ここは東口。連中ならハチ公口の方にいるよ。」 「あっ、そうなんですかっ!お騒がせしましたっ!」 カナメは赤面しつつリモコンでバイクを呼び戻し、再びそれに跨り駅舎を飛び越えた。 ハチ公口前広場では「蛇愛徒」と書かれた幟を掲げた五人の暴走族がネイキッドバイクで暴れていた。 「オラオラァ、俺らスネークアイズに楯突く奴ぁー他にいねーだろーなぁー?」 彼らは「蛇愛徒」を「スネークアイズ」と読ませたいらしい。 駅前の交番は破壊され、広場には数人の警官が倒れていた。 その他の警官たちは訳があって、大勢の野次馬と共に離れたところから様子を見守るだけである。 その訳は族のバイクに絡みついている鱗の付いた物である。 族は警官たちを他所に、逃げ遅れた女性を黒いワンボックスカーに押し込んで連れ去ろうとしているのだ。 「オラァ、臆病なポリ公共ッ!本当に掛かってこねーのか!」 赤い特攻服を着たリーゼント頭の族がそう吐き散らすと、頭上から声がした。 「寂しいなら私が相手してあげるっ!」 声の主は空中に静止したロケットバイクに乗るカナメである。 「何だテメェーは!変な物に乗りやがって!」 族がそう叫ぶと、カナメは地上に飛びおりた。 「スーパーガールカナちゃん参上ッ!」 股間に長さ40cmの黒い物をぶら下げ、今にもはだけそうなVの字型のラバースーツを着たカナメは、 ジョジョ立ちモドキのポーズを決めて、族のメンバーに自己紹介をした。 「手前がスーパーガールか。なかなか立派なモノ持ってんじゃん。 だけど、俺達の方がもっと立派なの持ってるぜ。」 すると、族達のバイクの絡み付いている得体の知れない物が蠢きだした。 それは、蛇であった。 バイクから解くと蛇の尻尾が彼らの股間に繋がっているのが分かる。 なんと族達の股間からは2、3mもある大蛇が生えているのだ。 おそらく彼らは、チェリー星人によってペニスを蛇にされたのだろう。 「うわぁ、これが本当のチン走団。それともチンチン走団かな・・・」 「ンだとぉゴラァッ!!」 カナメの余計な一言で、戦いの火蓋が切られた。 緑の特攻服を着た族が、その股間から生えたニシキヘビでカナメを突き飛ばす。 体制を崩したカナメはブーメランを投げつけるが、空中でそのニシキヘビに叩き落されてしまった。 「へへっ、この変態め口先だけかよ」 族はそう吐き捨てると、バイクを出し広場をぐるりと一周回って勢いをつけカナメに突撃してきた。 カナメは股間に付けたネバネバ銃を、向かってくるバイクの前輪に向け発射した。 すると前輪がネバネバで地面とくっ付き、バイクの車体が思いっきりつんのめって、 乗っていた族は中へ放り出せれ、カナメの頭上を越えて背中から地面に落ち、動かなくなった。 この族達は股間の蛇は丈夫だが、体自体は並みの人間と同じようである。 一人やられたのを見て、残りの族達はバイクを出し、広場を走り回りながらカナメに攻撃を始めた。 ハエのように走るバイクにカナメは股間のネバネバ銃を放つが当たらず、 彼らの蛇による突きでボディースーツがはだけ、右の乳房が丸出しになってしまった。 カナメは鞭で白い特攻服を着た族をバイクから叩き落した。 だが落ちた族は起き上がり、股間に生えた黒いアナコンダをカナメに巻きつけてきた。 そのアナコンダがカナメのはだけた乳房に触れると、硬くなって動かなくなった。 「もしかして・・・」 カナメは思い立ってもう片方の乳房も露出させると、二つの巨乳でアナコンダを挟んで動かしてみる。 するとアナコンダは真っ直ぐになり、本体の族は至福の表情を浮かべている。 やがてアナコンダは口から白い粘液を吐くと、縮んで元のちゃちなモノに戻ってしまった。 「私と同じだ」 そう、カナメが思った通り、座薬による変身と同じで射精すると彼らの股間の変体は解けてしまうのだ。 変体が解け戦意を失った仲間を見て、別の族がカナメに股間の蛇を巻きつけてきた。 今度は蛇の首筋をカナメはぺろぺろと舐め、そして頭部にキスをする。 やはり蛇は硬くなり、カナメに白い物を吐きかけて元に戻ってしまった。 大量の白濁液でベトベトになったカナメに、さらに別の蛇が絡み付いてきた。 カナメはまた同じように抜くため蛇を抱きしめたがたが、噛み付こうとしてきた。 そこでカナメは腕を蛇に巻きつけた上で、むっちりした太ももでも蛇を挟み 体全体を使ってボキリと蛇をへし折ったのだ。 「ギャアァァァッ!!」という悲鳴をあげ本体は気絶した。 最後に残ったリーゼントの族はバイクでその場から逃げようとしたが、 カナメの股間から放ったネバネバで後輪と地面がくっつき、走れなくなった。 「て、てめぇーみてーな、ナニの付いたオカマ野朗なんかじゃ俺はイッたりしねーぞ!」 族はバイクから降りて白いコブラをカナメに向けそうほざいたが、それがまずかった。 カナメは物凄い剣幕で族に飛び掛り、蛇を出すための穴の開いた彼のズボンを破き、 そして40cmの男根型の物をカナメ自身のペニスから外すと、族の尻にぶち込んだのだ。 「ア、アァッ!アアァーッ!!」 「私は世にも魅惑的な半陰陽なのっ!オカマ掘られてイキそうになってるそっちじゃないのッ!!」 カナメが丸出しの胸を揺らしながらそう叫んでいると、族の蛇は固く真っ直ぐになり、そして白い物をはきだして縮んだ。 更に、族の尻に突っ込んだネバネバ銃が暴発し、直腸がネバネバで詰まってしまった。 カナメが我に返ると、族が悲惨な状態で目の前に伸びていた。 族の尻に刺さっているペニス型ネバネバ銃は、不潔な上にそう簡単に尻から抜けそうにないので このまま置いて行くしかなさそうである。 戦いを終えたカナメはロケットバイクで帰路についた。 故郷である町が見えてくると、カナメは高度を下げて基地であるラブホテルの看板に近づいた。 すると看板の出発するときの反対側が開き、カナメはその中に着陸した。 カナメが格納庫である看板から屋上に出ると、メイド姿の少女が出迎えた。 「カナメ様!ご無事で何よりですっ!」 そう言って、カナメの剥き出しの巨乳に抱きついてきた少女はサナカである。 「サーちゃん来てくれたんだ。所でその格好は・・・?」 カナメは、超ミニのラバー製メイド服を着たサナカ見て尋ねた。 「お手伝いさんはお手伝いさんらしい格好を、とユキ様が私に貸してくださったのです。」 そんなサナカに連れられて、カナメはユキの寝室に向かう。 「カナちゃんお疲れ様。終了報告を・・・」 「それよりカナメ様、変身を解かなくてはいけませんよねっ!」 ユキが声をかける間もなく、サナカはカナメをベッドに押し倒し、ペニスに頬擦りを始めた。 「これは私の仕事なの!」 とユキも負けじと反対側からカナメのペニスに頬擦りを始めた。 二人の少女のほっぺたに挟まれたカナメのペニスは激しく勃起し、二人の顔に射精してしまう。 「ふぅ・・・」 16歳の少女の姿に戻ったカナメは、ぐったりとユキのダブルベッドに崩れ落ちた。 「カナメ様、すぐにお食事をご用意できますが、どうなさいますか?」 切り揃った前髪から精液を滴り落としているサナカが尋ねた。 「私の体アレでベトベトだし、二人にもかけちゃったから・・・皆でお風呂にしよっ!」 カナメの提案により、三人の少女はジャグジー風呂に一緒に入って、お互いの体を洗い合った。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/3855.html
スーパーパンコレクション メーカー カプコン 発売日 1997/3/14 対応機種 PS.PSN"GA" アクションパズルゲームが3本収録されたセット物 ポンピングワールド?? スーパーパン?? パン!3?? さ行 ゲームアーカイブス プレイステーション 気になるゲーム PR スーパーパンコレクション[CD-ROM] (カプコンゲームブックス)
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5849.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 SUPER 五目・将棋 タイトル SUPER 五目・将棋 定跡研究 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-AGSJ ジャンル テーブルゲーム(五目並べ、将棋) 発売元 日本物産 発売日 1994-11-18 価格 9500円(税別) 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5814.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 Super V.G タイトル Super V.G スーパー ヴァリアブル・ジオ 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-AXYJ ジャンル 対戦格闘アクション 発売元 TGL 発売日 1995-7-21 価格 9980円(税別) ヴァリアブルジオ 関連 SCD-R ADVANCED V.G. SFC Super V.G PS ADVANCED V.G. ADVANCED V.G. 2 SS ADVANCED V.G. 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/1472.html
「スーパー隠大将軍、推参!」 【名前】 スーパー隠大将軍 【読み方】 すーぱーかくれだいしょうぐん 【声】 松本大 【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー 【初登場話】 第31話「見たか!!新将軍」 【分類】 巨大ロボット/三神将 【合体コード】 「翼合体」 【構成マシン】 ゴッドサルダーゴッドカークゴッドロウガンゴッドクマードゴッドガンマー聖忍獣ツバサマル 【必殺技】 鉄拳フライングフィニッシュ鉄拳フライングフィニッシュ・サルダースペシャル 【詳細】 隠大将軍と聖忍獣ツバサマルが翼合体した巨人。 隠大将軍の背中にツバサマルが合体し、戦闘時のスピードが2倍ぐらいになり空中を飛行できる能力を得た。 両目からの破壊光線の他。 空中での連続回し蹴り「フライングキック」を叩き込む。 第33話では右腕のない状態で合体、ゴッドサルダーが途中で合体している(止めの際、ゴッドサルダーは再度分離した)。 ツバサマルへの合体要請は単独でもでき、その際は技の宣言も行う。 必殺技は「鉄拳フライングフィニッシュ」。 状況に応じて強化技も使う時がある。 【余談】 声を演じる松本氏は『カクレンジャー』以後もスーパー戦隊シリーズに出演、数多くの怪人の声を演じている。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5835.html
【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 SUPER Kick BOXING タイトル SUPER Kick BOXING スーパー・キックボクシング 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-BE ジャンル スポーツ(キックボクシング) 発売元 エレクトロ・ブレイン・ジャパン 発売日 1993-3-5 価格 8800円(税別) 駿河屋で購入 スーパーファミコン
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/566.html
850 名前:名無しさん(ザコ)[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 01 21 55 ID e9uV95hs0 【スーパー声優大戦】 キャラメイク終了後即エラー。
https://w.atwiki.jp/seed-destiny-rvsz2/pages/262.html
スーパーコーディネイター コロニーメンデルにおいてユーレン・ヒビキによって行われていた実験で、開発した人工子宮を用い、人間の母体という不確定要素に頼ることなく生み出された「最高のコーディネイター」。その事から、コーディネイターを超えたコーディネイター=スーパーコーディネイターと呼称されている。 通常のコーディネイターよりも高い能力を持つ。また、「人類の夢」「コーディネイターとしても唯一の成功体」と語られていることから、コーディネイターがナチュラルに唯一劣るとされる、生殖能力を始めとした問題点を克服したコーディネイターではないかとも考えられる。数々の悲劇的な失敗を経て、ようやく生まれた成功例がキラ・ヤマトである。外伝のカナード・パルスはこのスーパーコーディネイター生成の失敗例であり、そのためキラに対し非常な敵愾心を持っていた。 ちなみにスーパーコーディネイターの定義については本編では語られていない。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4252.html
スーパーマリオランド 【すーぱーまりおらんど】 ジャンル アクション 対応機種 ゲームボーイ 発売・開発元 任天堂 発売日 1989年4月21日 定価 2,600円(税3%込) プレイ人数 1人 セーブデータ なし レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 配信 バーチャルコンソール【3DS】2011年6月7日/400円(税5%込) 書換 ニンテンドウパワー2000年3月1日/800円(税別)/F×1・B×0 判定 良作 ポイント GBロンチタイトルシューティング面ありデイジー姫のデビュー作 マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ゲームボーイ史上第4位(ポケモンを除いた場合、第2位)の販売本数約419万本を誇るマリオシリーズの一つにして、ゲームボーイのロンチタイトル。 宇宙怪人タタンガにさらわれたサラサランドの姫・デイジーを救うため、マリオの冒険が始まる。 特徴 システムは『スーパーマリオブラザーズ』と同じ横スクロールアクションで、主な流れも同じだが、他のシリーズにはない独自の操作や仕様もある。 まずアイテムの時点で色々と相違点が多い。 本作ではフラワーを取ってのパワーアップは「スーパーボールマリオ」となり、使えるのはスーパーボール。 ファイアボールと比べると前方斜め下に撃ち出すのは同じだが、地面を這っていくファイアボールと異なりスーパーボールはそのまま真っ直ぐ飛んでいって壁や地面、天井で90度跳ね返る特性を持つ。また、スーパーボールをコインに当てるとマリオが直接触れずに取ることも可能。 ゲームボーイがモノクロ表示のため、スーパーマリオとスーパーボールマリオの外見は同じとなっている。もっともスーパーボールを発射すれば変身状態は確認でき、ミスすれば両方ともチビマリオになるため、大して悩むこともないが。 スーパースターも登場するが、飛び出した後に地面で跳ねずブロックも貫通してゆっくり垂直に落ちていくため、取らないとそのまま床を抜けて画面外に落ちてしまう。また、無敵中のBGMはいつもの曲ではなく、何故かクラシックの『天国と地獄』が採用されている。 モノクロ表示故にスーパーキノコと見分けがつかないためか、本作の1UPアイテムはキノコではなく「ハート」になっている。 高得点を稼ぐと、ゲームオーバーになったときにコンティニューできるのも特徴。10万点・30万点でそれぞれコンティニュー回数が1回追加され、タイトル画面でキノコのカーソルを動かして「CONTINUE」を選べば、そのエリアから再開することができる。 舞台がキノコ王国と異なる別の国ということで、敵やマップの雰囲気も従来シリーズとは異なっている。 スーパーマリオブラザーズの代名詞とも言えるクリボーとノコノコ、そしてクッパが登場せず、他のシリーズにない敵がほとんどである。 例えば、今作に出てくるクリボーに似たキャラは「チビボー」、亀の敵キャラはノコノコではなく「ノコボン」といい、ノコボンは踏んで甲羅が残っても蹴ることが出来ず、少し経つと爆発する。 過去のシリーズから続投した敵キャラは、唯一パックンフラワーのみ。これについても、従来より土管が細いためかそれに合わせて細長いデザインに変更されている。 サラサ・ランドにはピラプト王国・ミューダ王国・イーストン王国・チャイ王国という4つの王国が内包されており、それぞれエジプト風の砂漠の国、バミューダ諸島風の海の国、イースター島風の岩の国、竹やぶの群生する中華風の国となっている。 ワールド2・4のエリア3は『スーパーペーパーマリオ』以前では唯一のシューティングステージになっている。 今作は甲羅を蹴る、ものを掴むといったアクションがなく、また変身アイテムが3つしかないなど、非常に簡素なアクションゲームとなっている。 これは本作がゲームボーイ最初期のタイトルであり、当時の技術で大きく再現ができなかったためとされている。しかし、簡単かといえばそうでもなく、十分にやり応えのあるゲームである。 バグか仕様かは不明だが、しゃがみジャンプをすると何故か通常のジャンプより高く(ダッシュジャンプと同じ)飛び上がれる。 しゃがみでハイジャンプが行えるアクションは『スーパーマリオUSA』にも存在したが、あちらはしゃがんだまましばらく溜め時間が必要だったのに対し、本作は単にしゃがむだけで行える。 エリア3を除き、各エリアのゴールは上と下に分かれている。上のゴールは下に比べて入るのが難しいが、入ればボーナスゲームとしてあみだくじに挑戦できる。 景品は1UP~3UPとフラワー。スーパーボールマリオの状態でフラワーが当たった場合はハズレになる。 他にもブロック・マップのマス目の大きさがマリオに比べて大きく縮むなど、ひと目でわかる差がてんこ盛り。 評価点 マリオシリーズらしく操作性が良好で、アクションの完成度が高い。 ワールドは4面、エリアは各3面で合計12エリアしかないが、エジプト風のエリアやイースター島風のエリア、中国風のエリアなどバラエティ豊富である。また、登場する敵もエリアに合った敵が多く、様々な仕掛けもある。 クリア後には、敵キャラの配置が増えて難易度が上昇した裏ワールドで遊べる。なお、裏ワールドもクリアすると好きなエリアを選択してプレイできるようになる。ただし、どちらも電源を切ると無効になる。 名曲ぞろいのBGM 軽快なフィールドBGMやボスの待ち構える洞窟面のBGM、中国をモチーフにしたチャイ王国のエリアで流れる中華風のBGMなど、世界観にあったものが多い。 本作のBGMは、近藤浩治氏に代わり、田中宏和氏が担当している。GBの音源設計にも携わってきただけあって、どれもシンプルながら良質な曲ばかりであり、評価が高い。中でも開放感と哀愁感漂うエンディング曲が人気である。 後に「地下BGM」は『大乱闘スマッシュブラザーズX』にてアレンジされて使用された。また、海外においてはゲーム音源を用いたリミックスアルバムがリリースされるほどの人気を誇っている。 賛否両論点 全12エリアなのでボリュームが少ない。慣れれば20~30分程度でクリア可能。 ただし最初期のGBソフトということもあり、特に物足りないという程ではない。セーブ機能やワープが存在していないため、ちょうどよいといえる範囲である。 そもそも当初のゲームボーイは「持ち運び特化」でお手軽なゲーム路線だったので、そういう意味でも適切な判断と取れる。 シリーズ定番の要素であるワープが存在しない。 裏ワールドを遊ぶには毎回全てのエリアをクリアする必要がある。また苦手なエリアをスキップするというような遊び方もできない。 ただ、面数が全体的に少ないことを考慮すれば、ワープを使ってしまえばあっという間にクリアできてしまうのも事実なので良しあしである。 画面の視野範囲は広いものの、その反面キャラ表示が小さく見づらい。 通常16×16ドットで表示していたチビマリオを12×12ドットで表現しており、それに合わせてハテナブロックや敵キャラも小さく描画している。 画面の小さいゲームボーイに対してキャラを小さくして『スーパーマリオブラザーズ』などの据え置き機作品と遜色のない視界を確保している点は、後にゲームボーイで出た2Dマリオである『スーパーマリオランド2』や『スーパーマリオブラザーズデラックス』にはない特長と言える。 これによって据え置き機作品と遜色ない広い視野範囲を得られているが、GB自体の解像度が低いだけにキャラが小さくチマチマしており、視認性においては欠点となってしまっている。 シューティング面の存在。 毛色の異なる戦いなので新鮮といえば新鮮だが、得意でない人にとっては微妙なところ。 5体のボスのうちラスボス含む3体はシューティング面での対決となる。ボスの耐久力は高い一方、自機の連射性能も優れているので接近して撃ち込めば瞬殺も可能。 不得手な人にとっては苦戦させられるだろうが得意なプレイヤーにしてみれば非常にあっけない戦いになる。 問題点 空中での操作の融通があまり利かず、着地点の微調整が難しい。 ジャンプした場合と、ジャンプせずに垂直落下した場合とで落下速度が異なり、後者だとかなり速く落ちる。慣れないと違和感がある。 また、振り向いてすぐのタイミングでジャンプすると必ず垂直にジャンプしてしまうなど、若干怪しい部分はある。 ボス戦が物足りない。 今作のボスはそれぞれに特色のある攻撃方法をしてくるのだが、ラスボス直前及びラスボスを除き、後ろのスイッチを押すだけで勝てるという『スーパーマリオブラザーズ』の攻略法を踏襲しているため、すぐに終わってしまう。 既に『スーパーマリオブラザーズ3』において「ボスは何度も踏んで倒す長期戦」というセオリーが確立されていたが、本作ではアクション面のボスはスーパーボールを当てることでしかダメージを与えることができず退化している。 本作には「頭部を倒されても復活する敵」や「何度踏んでも復活する敵」といったザコ敵が存在するため、そういったことをボスに応用すればバラエティを演出できただろう。 スーパーボールは、画面上に一個しか出すことが出来ない。 軌道も斜め下に発射して地面・壁に反射するというもので遠くの敵に当てづらい上に、外すとなかなか消えてくれないので使い勝手が悪い。 総評 ゲームボーイ最初期のソフトということで、性能の限界で本家よりも劣化している部分があることは否めない。 しかし、その制約の中で個性ある敵の攻撃方法や演出・ギミックの面での強化などがされており、シンプルに楽しめるアクションゲームとして工夫されている点は大いに評価できるところである。 国内だけで400万本以上の売上実績を持つゲームボーイを代表するソフトであるが、本格的に本家に劣らない独自の魅力を持つゲームとしての地位を確立するのは次作まで待つことになる。 余談 もともと本作のヒロインもピーチ姫が務める予定だったが、当時の任天堂米国法人から「『Peach』という単語には卑猥なイメージがある」とクレームをつけられてしまい、急遽代打として考案されたのがデイジー姫である(*1)。 デイジーはその後『マリオオープンゴルフ』にもキャディー役で登場し、それ以降はゲームへの登場はしばらくなかったものの、ハリウッドで製作された実写映画ではピーチを差し置いてヒロインとして登場、コミックボンボンで本山一城氏が連載していた漫画『スーパーマリオ』では本来は彼女が登場しないゲームのときも登場し、出番は多かったため認知度は結構高かった。 そして2000年7月21日発売の『マリオテニス64』でようやく本格的にカムバックし、以後もマリオパーティシリーズ(『3』以降)やマリオカートシリーズ(『ダブルダッシュ!!』以降)、その他のスポーツ系ゲームでも、サブキャラ的な立場ではあるもののマリオファミリーにおける常連キャラクターとなっている。 ピーチとデイジーは後に「親友」という関係になった。『マリオカート ダブルダッシュ!!』でコンビを組んでいるのをはじめ、良き友人としての描写が多い。 前述の本山一城版コミックスではライバル関係としての面が強調されており、ピーチがマリオとデイジーが乗っている飛行機をバズーカで砲撃するなどしている。ただし前述のとおり、二人を競演させたのは、本編シリーズよりもこのコミックス版の方が先である。 その他、2008年4月10日発売の『マリオカートWii』では子供の姿である「ベビィデイジー」も初登場した。 2017年9月29日にはスマートフォン用の本編『スーパーマリオ ラン』のアップデートによりアクションゲームでは初のプレイアブルキャラクターとして参戦。同作では独自のアクション「2段ジャンプ」を使用できる。 2018年12月7日にはSwitch用対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にピーチのモーションを流用したダッシュファイターとして参戦した。 2023年10月20日にはSwitch用の本編シリーズ『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』にてプレイアブルキャラとして登場した。同作では性能画一化によりマリオやピーチと同性能となっている。 ラスボスのタタンガは本作で死亡したかに思われていたが実は生存しており、本作の3年後に発売された続編『スーパーマリオランド2 6つの金貨』ではワリオの部下として1ボスに降格しつつも再登場を果たした。しかし残念ながらそれ以降のシリーズには登場していない。 漫画『スーパーマリオくん(嵩瀬ひろし版)』のオリジナル大長編ではなんと黒幕の役に抜擢されている。『ドクターマリオ』のウイルス達を部下に従えてマリオ、クッパ、ワリオの3人を同士討ちさせるべく暗躍し、最終決戦では「用済みになったウイルス達は爆破して始末する」と宣うなど、同漫画では珍しい正真正銘の悪役としてマリオ達を苦しめた。 他に漫画作品では講談社の『デラックスボンボン』『コミックボンボン』で連載された『スーパーマリオワールド』(作:本山一城)では1992年初期頃に登場し「マリオに敗れて改心した」ということで、デイジー姫の味方として登場しデイジーも「タタンガちゃん」「タッタちゃん」とちゃん付けで馴れ馴れしく呼ぶほど。なおタタンガはクッパ相手に物怖じせず勇敢に向かっていくものの呆気なく負けている。 なお、前述の『スマブラSP』のスピリッツとしては(アートワーク流用ではあるものの)登場している。 デイジー姫のグラフィック。 公式なのは説明書などに描かれているので正しいキャライメージは伝わっているのだが、ゲーム画面でのドット絵ではヒゲがあるように見えてしまうのでネタにされることがある。 ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにおいて、『ロックマンワールド』や『星のカービィ』などとともに第1回の配信ソフトに選ばれた。 2018年8月2日発売の3DS『メイド イン ワリオ ゴージャス』のプチゲームの一つとして本作が登場している。 2019年6月28日発売のSwitch『スーパーマリオメーカー 2』では、初代スキンの変身マリオの1つとして本作から「スーパーボールマリオ」が復活。公式紹介動画もアップされている。 変身中はBGMも本作の地上BGMのファミコン風アレンジに変化する他、パワーダウン・ミス・クリア時の効果音も本作準拠となっている。 2024年5月15日より、『ゲームボーイ Nintendo Switch Online』収録ソフトの一つとして配信開始。 本作そのものは任天堂の看板キャラであるマリオ作品というだけでなく新ハード「ゲームボーイ」のローンチでもあって売上こそ上述の通り400万本超と文句なしだったが劇的進化を遂げた前年10月発売の『3』を思うと地味臭さも否めず「ゲームボーイでマリオがどこでもできる」という立ち位置でしかない印象が強かった。 この年末に行われた『ファミリーコンピュータMagazine』(ファミマガ)の「1989年度ファミマガゲーム大賞」(*2)ではゲームボーイ部門(対象ソフト16本)4位で成績は30点満点中21.72点(参考までに前年の『3』は26.66点、1986年の『2』でも23.95点)と王道のアクションゲーム路線のマリオ作品とは思えないほど評価が低かった。しかもこの年のマリオ作品は本作のみでファミコンでも1つもなかったことから唯一のマリオ作品だったことを考えると、それなりにアドバンテージがあるはずの状況でこの通りではいかにマリオらしからぬ低評価なのかがよくわかるだろう。 ただ当時はゲームボーイそのものがまだ軌道に乗っていないこともりラインナップが少なくハードの低性能やソフト容量の少なさから濃密な中身のゲーム内容を求めるような段階ではなかった。対象となった4~11月発売のわずか16本の中でも任天堂による『役満』(麻雀)や『テニス』『ゴルフ』といった無印系スポーツなど基本形で地味なゲームが多く、ゲームボーイ部門では大賞『対戦型テトリス』(25.02点)以外は軒並み低評価(2位の『ゴルフ』でも22.86点と23点にすら満たなかった)だった。ゲームボーイだけでは今一つイメージが湧きにくいがファミコン(ディスクカード含む)と一緒に並べた場合29位(『対戦型テトリス』は5位)と言えばわかりやすいだろう。 同年はファミコンもドラクエ・マリオなどのビッグタイトルがゼロで全体的に低レベルだったと言われているが(*3)、それらにさえまるで届かずゲームボーイ勢は揃って大苦戦の船出となった。