約 219,831 件
https://w.atwiki.jp/pawa13/pages/82.html
作りすぎたおはぎ 聖ちゃんが調理実習でおはぎをつくりすぎたらしい。 もらわない もらう聖評価UP、体力最大値UP、体力が回復 甘すぎる。聖評価ダウン、気合が回復 【TOP > イベント攻略 > 聖タチバナ学園のイベント】
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/40721.html
う゛ぇろにか【登録タグ IA う わたお 曲 牛肉】 作詞:牛肉 作曲:わたお 編曲:わたお 唄:IA 曲紹介 わたお氏のVOCALOID処女作。 イラストは のほほん氏 が、動画は 或氏 が手掛ける。作詞は牛肉氏が担当。 歌詞 (PIAPROより転載・編集) 心を感じる術(すべ)は既にパッと消えたのさ 砂漠の真ん中、捨てた優しさみたいに 昨夜の言葉は君を捻るには充分で バツの殴り書き、線が胸を貫いたんだ 眠る孤独に 染まった ロケット まるで フラット 青い私だけでは 求める事しか 出来ないまま 悲しみで蹴飛ばした この涙を拭った 腕の中、愛離に溺れて行く やり場の無い痛みの 耐える先を移せど 現実は 幻想、そう、喧騒 雨すら降らない星が砕け散った末路には 世界が名を変え半分を奪われた どこに宛てたのか知らぬ手紙を探すような 零を下回る確率に身を焦がしても 踊る子供が 破った フロッグ 止まった フラッグ 所詮、無色無縁に 戻れる場所など 筈もなくて 戸惑いを連れ出した ただ一人で眺めた 錆び付いた愛苦はどこに向かう? 付け焼刃の形じゃ 自分すら騙せない 口づけも 妄想、そう、嘲笑 無邪気な笑顔で こちらを見ないで 嘘つきだね 音も立てず壊した 裏側へと隠れた 布の奥、愛理は赤く染みて 煙(けむ)に巻いた記憶も ひび割れたらそれまで 繋ぐ手は迷走上 知ってる君なんてさ 他の誰かよりもね あの日の温もりも あの日の香りも 涙も 幻想、そう、喧騒 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/voix/pages/83.html
あきやまかおるをお気に入りに追加 あきやまかおるとは あきやまかおるの93%は回路で出来ています。あきやまかおるの3%はカルシウムで出来ています。あきやまかおるの3%は乙女心で出来ています。あきやまかおるの1%は気の迷いで出来ています。 あきやまかおるの報道 gnewプラグインエラー「あきやまかおる」は見つからないか、接続エラーです。 あきやまかおるのウィキペディア あきやまかおる あきやまかおるの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る あきやまかおるのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ あきやまかおる このページについて このページはあきやまかおるのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるあきやまかおるに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/joban_415/pages/1177.html
ゆみかおるのにゅうよくシーン【由美かおるの入浴シーン】[名詞] 「アホのひとつ覚え」の時代劇版。
https://w.atwiki.jp/honjoho/pages/23.html
4/5 早川書房これから出る本 4/5 本やタウン文庫近刊情報 4/3 本やタウン書籍近刊情報
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch_2nd/pages/68.html
登録タグ:漫画 『おるちゅばんエビちゅ』は1990年から雑誌・ギガ/Shan(主婦と生活社)で連載が開始、後にアクションピザッツ(双葉社)で連載されるようになった伊藤理佐による4コマ漫画作品。ガイナックスがOVAとしてアニメ化した(庵野秀明監督)。 概要 主人公の雌ハムスター・エビちゅと、エビちゅの飼い主であるご主人ちゃま、ご主人ちゃまのかいしょなちの3人の生活を中心に展開される物語。後に 検索してはいけない言葉 として広まったが、原因はOVA作品(全12回24話)だろう。可愛らしい絵柄とは裏腹に、時には下品なアダルトジョークが多く見られるという、ギャップの大きい作風が話題を呼んだと思われる。 出典 おるちゅばんエビちゅ - Wikipedia コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2824.html
【妄想属性】パロディ(みずいろ、ねこねこファンディスク等) 【作品名】まじかる☆ひよりん 【名前】すぺりおる☆ひよりん 【属性】魔法少女 【大きさ】女子高生並み 【攻撃力】全宇宙全次元全階層全時間と可能性を操って相手を構成する今までとこれからを 書き換えてしまうので全宇宙全次元全階層全時間全能以上の存在でも非存在でも凡人にされる。 本気で怒らせると最悪の場合は最初から居なかった事にされてしまう。 【防御力】全宇宙全次元全階層全時間の全存在と全非存在が消滅する攻撃でも無傷。 それ以前に彼女になんらかの影響を与えようとする可能性とその結果が 自体がありえない事として処理される。 【素早さ】必要とあらば全宇宙全次元全階層全時間の全てに同時に存在できる。 全宇宙全次元全階層全時間と可能性を操れるので「先手を取られる」等 の可能性を打ち消して先に動ける。 【特殊能力】まじかる☆ご都合主義:自分以外の全ての存在と非存在、 を全宇宙全次元全階層全時間ごと作り変えて しまう。相手のみならず、全ての時間や歴史の流れ、事象や可能性すらも自在に操れる為、 対峙どころかお互いを認識する前から「ひよりんが負ける可能性」はありえなくなり ひよりんが勝っている事になってしまう。 【長所】物凄いパワーアップを遂げた 【短所】見てる方が恥ずかしくなる奇天烈ぶりは相変わらず 511 名前:格無しさん 投稿日:2006/07/09(日) 01 51 41 すぺりおる☆ひよりん、アブソリュートノエイン: どちらも可能性操作に行き着くので至上の神仏と同じで確定としていいだろう。 防御力も同等っぽいし。 303 : ◆rrvPPkQ0sA :2016/11/12(土) 12 51 16.56 ID 4TjM4f+1 すぺりおる☆ひよりん再考察 対峙・認識前に勝利できるので、戦闘前勝利と同等。考察人による干渉も無効か。 影響無効と防御力も高く結構上にいけそう ○ともだちのわ 精神操作には耐えられそう ○ミキティ 幼女化無効 ○改変ハニワ 優先してゴキブリにされるが勝利 ○ちん雄 貧弱アイに耐える ○血と臓器を奪う成人男性 臓器消滅無効 ○ohana ○毒島 △タイムパラドキシア お互いの勝利能力が相殺 ○まだ終わらない ○次元がひとつ多い人 ○カリム・グラシア ×蓮舫 メタレベルの防御力はない ○英雄王ギルガメッシュ 行動禁止無効、勝敗操作 ×対戦相手の持ち物次第で勝敗が決まる人 コスプレ負け ○FREEDOME DIVER↓ 墜落無効 ×ifの俺 テンプレ破壊負け ×もじ夫 テンプレ化負け ×考察考慮考査考案キラー>テンプレの王 =もぶぁいる君 メタ系には負ける ×旧支配者C 考察人支配負け ×郷ひでき 勝率支配の方が優先度が高いか ここより上はメタ系攻撃力が多いので無理そう。 蓮舫>すぺりおる #10025;ひよりん>カリム・グラシア
https://w.atwiki.jp/sekoketi-mama/pages/1163.html
(スレ19より) 177 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 11 13 15 ID ygZW9a8Z ちょうど赤ランプついたのでガソリン入れてきました。 話豚切りスマソ。 こないだ来たママ友数人。その中に?な人がいました。 来るときに「皆100円くらいのお菓子を持っていきますね。」 ということだったのですが、実際はほとんどの方が100円*3くらいの物でした。 一人だけ、150円くらいの5連のお菓子(よくスーパーにぶら下がっていますね) をちぎった物を持ってきた人がいました。 個数は4個あったけれど、全部バラバラで何でいろんな物の寄せ集めなのか?でした。 子供の人数より少ないし…。 贅沢かもしれないけれど、1種類のものでいいからちぎらないで欲しかった。 まるで残り物なんですもの。(上の部分アリ・下の部分アリ) 150円嫌だったら100円の物でいいのに。 これってセコケチ?それとも私がセコイ? 178 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 11 30 35 ID fOGlNBZ3 177 そう、アンタがセコケチ 179 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 11 46 40 ID YsNLwIV6 177の家に行くときは、 「100円のお菓子を持って集まろう」と言いながら 120円分もっていった人はケチ呼ばわりされるのか。 300円分持って言った人は、 177のことを良くわかってる人達なんだね。 あそこのママは、多めに持っていかないと機嫌が悪くなるのよって。 180 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 11 53 37 ID Oli0zXOk ちょっとづつ色んなものがあったほうが楽しいかな、ってそのママは思って持ってきたんじゃないの? なんでセコケチなのかわからん。 181 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 12 00 06 ID c8wKMBk/ うん。それが開封済みならチョト・・・と思うかもしれないけど 5連そのままより、いろんな物があったほうが面白くていい 213 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 18 45 42 ID ygZW9a8Z 177です。 草か。私がセコかったのね。 私は120円のお菓子が欲しかったんじゃないの。 100円の袋菓子なんて2~3袋あればいいんだから。 ちぎってあったのが嫌だったの。 私は5連のものなら1つでもちぎってあったら「食べかけ」のイメージで 人にはあげないと思ったまでです。 それにいつも来ている人なら気心知れていますが、皆我が家に来るのは初めての人だったんだもの。 我が家がおだししたものは1.5㍑ジュース 3本。 乳酸菌飲料1パック。 ケーキ(大人と子供人数分)でした。 子供には別にポップコーン・風月堂クッキー(つめあわせ) 皆さん初めていらっしゃるから張り切りすぎちゃったのね。 結論 私は人の家に初めて伺うときは、やはりちぎってあるお菓子は持っていけないです。 でも、人様が下さっている物にケチつけてはいけなかったですね。 214 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 18 49 59 ID ZYpQetJM 213 ごめん。子供にジュースと乳酸菌飲料とケーキとクッキーっておそろしく虫歯になりそうな組み合わせですね。 ウチだったらケーキ、クッキー出す時点で子供には麦茶か牛乳ケテーイだな。。。 215 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 18 55 48 ID hfChmCeU それっていったい何人分の食べ物? ケーキは出すわクッキーは出すわ大量のジュースも出すわ 人数×一人頭3袋分の持ってきてもらったお菓子も出したんでしょ? ちょっと食べすぎじゃない? あ、そうか。 「たいした持ってこなかったくせにうちの用意したものバクバク食いやがって。」 ってことなのか。( ゚д゚)フーン 216 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 18 58 40 ID 2uESaULY ちぎったものを問題にしていると思っているようだけれど 端から見ると値段にのみやたら固執しているように見える 217 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 19 15 26 ID IoQkGcZw わざわざ「風月堂クッキー(つめあわせ)」なんて書くところが… 218 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 19 29 22 ID S4FWJYy7 でも手土産って本当に難しいよ。 その人その人で感覚違うし。張り切って出しすぎたりの気持もわかる。 私はもてなしされすぎの時は今度行く時にお返しの意味も込めて高いもの持参します。 初めてのお家orめったに行かないおうちは割と良い物・・・ でもイチゴとかシュークリーム・プリンとかですが。 近所でしょっちゅう行き来がある家は100円~200円くらいかな。 でもうちは溜まり場になりやすいので腹立つ気持もわかる。 家を散らかし、菓子を食い散らかし、っていう常識のない人ほど持参してこない。 ちぎってるものがいいかどうかは個人の感覚なのでわかりませんが、 うちに呼んだときに人柄でよくでると思う。 私は持参してくれたものがかぶったり、出しすぎ、食べすぎも よくないと思いみんなの持参物が出し切れないときにそれぞれに 分けれるものは持って帰ってもらいます。 せこけちだと思われたくないと意識してしまう自分がせこけちだと思います。 219 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 19 44 51 ID t0bMJg/r 213 お誕生パーチーでつか? 220 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 19 51 58 ID K6dL4ewr こういうのがあるから家に呼んだり呼ばれたりは面倒臭い。 それより 個数は4個あったけれど、全部バラバラで何でいろんな物の寄せ集めなのか?でした。 子供の人数より少ないし…。 って、お皿にあけてみんなでちょっとずつつまむイメージだったんじゃないの? ケーキやらジュースやら飲み食いして、お菓子も一人一袋って多いよ。多すぎ。 221 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 20 01 35 ID 7l6qI8s6 最初から「みんな100円くらいのもの持って集まりますね」ってお約束だったんでしょ。 他の人が100円の袋菓子2~3袋持ってきたのだって、約束と違うじゃん。 そのママさんが150円の五連お菓子個別に分けたの4つ持ってきたのって 最初の約束通りで別になんにもせこくもケチでもない。 あとからぐだぐだ言うなら、「ウチではこのくらいのケーキと風月堂のクッキー ご用意しますわ」って宣言しとけば? 感じ悪いのは177の考え方の方だと思う。 222 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 20 04 13 ID 7l6qI8s6 220 そうそう。いろんな種類のものがあったらいいかな、って持ってきてくれたんじゃない? それを、「ちぎったの」って意地悪いねえ。 もともと1個ずつに切れるようになってるのを持ってきただけじゃん。 まるで封を切ったものを持ってきたかのような書き方だ。 223 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 20 32 39 ID cMgoVs49 初めて行ったんじゃしょうがないよねえ。 彼女の家では100円と言われたら300円なのよ! って誰かが教えてあげれば良かったのに。 225 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 20 45 45 ID 2PAF2CtQ 言い訳すればするほど、ドツボにはまる見本ですね。 227 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 21 03 10 ID s8lsLIPh 213は上だけ書けばよかったのにw 228 :名無しの心子知らず:2005/03/31(木) 21 55 51 ID hdGEFwlw >1.5㍑ジュース 3本。 >乳酸菌飲料1パック。 >ケーキ(大人と子供人数分)でした。 >子供には別にポップコーン・風月堂クッキー(つめあわせ) 10円の袋菓子1つ持ち寄るわーなんて事前に話してても お邪魔したらこんなに沢山出されたらすげー恐縮。 飲み物だけでいいよ・・・。ケーキやらナントカ堂のクッキー詰め合わせやら出てきたら 100円の袋菓子なんてだせないよ。 234 :名無しの心子知らず:皇紀2665/04/01(金) 07 49 56 ID 96zykA42 215 家に来たのは大人6人子供7人。ウチの子も2人いるから、大人7人、子供9人。 確かに出しすぎたけれど、ウチのも皆さんのもって出しました。 コーヒーやお茶も当然出しています。虫歯か…。確かにそうですね。 持ってきた物出さないで「セコケチ」って言われるくらいなら、全部大放出しちゃえって。 午前中から夕方だったからもう訳わかんなくなるほど出してました。 余ったものは袋に詰めてお持ち帰りしてもらったよ。 でももういいです。私嫌なやつでした。反省します。気持ちがせこかったです。 235 :名無しの心子知らず:皇紀2665/04/01(金) 08 04 53 ID QGUjaME1 179が正解だったわけか 236 :名無しの心子知らず:皇紀2665/04/01(金) 08 30 11 ID yW8SbGs1 >私嫌なやつでした。反省します。気持ちがせこかったです 書いても書いても嫌なヤツに思えてくるのは私だけでは無いはず。 237 :名無しの心子知らず:皇紀2665/04/01(金) 08 49 01 ID n57EsYs8 私がこれだけしたのにこれしかしてくれない、はせこケチ認定だからねぇ。 177は「草か、私が~」で終わりにしといたらよかったね。 (スレ後半で再度登場?) 765 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 17 29 47 ID CybenIJN 例えば、園児の親子、4組くらいで、誰かのお宅に遊びに行く場合に、 「一人100円位のお菓子を持参する事にしましょう」 って決めるのは、なんだかセコくない? 「初めてで分からないのだけど、何を持っていけばいいのかなあ?」 だったらわかるけど。 それとも、こういうママって多いのかな?上の方で出てたけど、 みんな、その点にはツッコミがないので、アレレ?と・・・。 私は今まで、持参するお菓子の金額を決め合った事は、 一度もないのでビックリしてますが・・・。 766 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 17 33 33 ID 1lWpJINW 私も決めたことはないけど・・・ 別に突っ込むほどのことでもないしそれぞれの勝手だしどうでもいいと思う。 767 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 17 44 46 ID 53ZuyyHH うちはよく集まる家だけれども 最初の頃とかわざわざケーキ屋で買ってこられて困った。 そうするとうちがお邪魔する時もそれがベースになるし。 (うちも「いただきもの」として買って用意しておいたがw) 夏なんて庭プールすると近くのランドマークで買ったアイスのオンパレードw 冷凍庫パンパンっす。 まぁこれで手ぶらでしょっちゅう来られたらそれはそれで えっ?と思いそうなので そう決めてくれればありがたいな。 765は集まる家ではなくお邪魔することが多いのかしら。 768 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 17 48 27 ID NTqtMkuS 765 金額決めてるんなら何にしようか迷うのが少なくなって、それはそれで楽だと思うけど。 ただスレの上のほうで○○円って決めてたのにそれ相応のものしか持って行かなかった人を セコケチ呼ばわりしてた人もいたからなぁ。 771 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 18 28 36 ID aQEiwRAX 765 単なる仕切り好きでは? ケーキなのかシュークリームなのか袋菓子なのか、 迷うような場合だと、決めてもらえるのは助かるけど。 781 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 23 25 34 ID PKVY6dgu 765 ウチの場合は勝手に「100円くらいのお菓子を皆で持参することにしました」 と言われたのであって、別に仕切って指定したわけではないよ。 「じゃ、皆さんがお菓子ならウチはジュースやお茶ね」となったのであって。 ある程度お菓子をセットしておきたかった私は色々出してしまったけれど。 人に家にいくときは難しいなぁと思いました。 だって、100円と言いながら100円のを持ってきた人は一人だったもの。 100円菓子3つの人・和菓子セットの人・大袋お菓子3つの人・紅茶とお菓子の人・・・。 確かにその方たちのお話し合いでは100円だったんだと思いますが、本当にそう考えていたのかは 持ってきたお菓子を見れば一目瞭然。全然違った。 皆さんお顔は笑顔だったけれど(私も含めて)その方だけは可哀想だけれど引きつっていました。 「人の話は真に受けてはいけないのかな?」「真に受けたのは素直な人だったからかも?」 今は彼女のことをセコケチとは思いません。 その場では浮いたかもしれないけれど、迷惑は誰もかけられていないし。 あの時はちぎったお菓子は嫌だと思ったけど、皆さんは堂々と持っていかれるのですよね? だったら私もこれからは堂々とちぎったお菓子を持っていこうと思いました。 初めての時はあれかもしれないけれど、2回目以降ならばいいですよね。 ちょっとセコケチとは違ってしまたけれど、数日たって思いました。 782 :名無しの心子知らず:2005/04/10(日) 23 43 15 ID FY0GrHNb そもそも私は100円の雑菓子なんて食べたくない。 80円~100円のタイ焼きや奮発しても1個200円くらいの和菓子で十分。 ママ友の集まりでは量が多いのがとりえのお菓子や香料ばっかりの外国のあやしいお菓子などの 安物菓子を持って来る人がいて嫌だ。 手をつけないと失礼になるし… そもそも飲み物があれば十分でお菓子なんていらない(とみんなに言いたい) 783 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 00 21 56 ID +JGeV++m 私、「いまダイエット中なんだ~」とか 「アレルギーあって(テキトー)お菓子食べられないんだ」 「出掛けに、食べてきたからお腹イッパイ~」なんてこと言えば 手をつけなくてもいいんでないの? 無理に食べなくてもいいと思うけど 784 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 00 42 15 ID SHhq5CW/ 個人的な好みを言っていいなら、 私は鯛焼きや200円の和菓子よりもエビセンやキャラメルコーンが好き‥ で>783に同感 785 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 00 54 36 ID dZ+3mV3T 781 お前、本当にしつこくて性格悪いな。 「ちぎったお菓子」じゃないんだろ?「いろんな種類の小袋を持って来てくれた」んだろうが。 大体「100円のものをもってきましょう」って申し合わせて「100円のものを持ってきた 人はひとり」っていじめだろ。 お前の仲間のママ友も性格悪いんだな。類は友を呼ぶ。 786 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 01 44 44 ID LAvHL8QV 粘着するねぇwww よっぽど『ちぎったお菓子』にこだわりたいんだね。 787 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 01 53 03 ID 7JgAdBqU 粘着ワロタ ほんっとしつこいなー 友達になりたくないタイプ… 788 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 02 32 18 ID XH0Qf+9A 781を読んで、自分のカルシウム不足を実感した。 小魚でもかじるか。 789 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 03 44 57 ID yk3dBTXM 788さん、私もカリカリしてきた。オネガイ、小魚分けて。 いきなり手を出したり、ちぎった袋だから嫌だなんて言わないから。 790 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 04 35 59 ID UX5fB7IN 781 スレでも現実でも空気嫁。日記ならチラシの裏にドゾ。 でも781は、100円のお菓子持参って言ったけど、300円以上の物を持って いかないとハブられるグループと、腹の探り合いをしつつ、仲良くやれば いいんじゃないスか? マジレスすると、100円のお菓子持って行くって決めてんのに300円以上の 菓子ばっかり持って行く人達の所に「ちぎったお菓子」持って行ったら、 今度は781がセコケチ認定されるだろうね。 あー、私は価値観が一緒のママ友で良かったー! オヤツは100円といったら税込105円まで! 飲み物は麦茶で十分! バナナはオヤツに入りません!! 791 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 07 09 56 ID NsgFA24Q いや庇うわけじゃないけど。 話聞いてると明らかに「100円分のお菓子をもっていこう」って 約束の決まり方自体グレーだったんじゃないの? そのちぎったお菓子ママが「100円でいいよね?」って主張して 他のママが「え~」とはいえない(実際いいにくいよね)状態で 決まったんだでは? だって普通に考えて100円で買えるものってどんなお菓子がある? ってならない? 大の大人の考える金額じゃないと思う。決め付けはいけないけど、 100円って言い出したこと事態がセコケチだと思うよ。 そういう集まりがしょっちゅうあってとか、子供たちだけでとか 今日は1時間しか一緒にいれなくてとか特殊ケースならまだしも。 100円で買えるお菓子なんていまどきあるの? 792 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 07 14 56 ID NsgFA24Q 781 ちぎったお菓子を持ってくるママのことをセコケチと決め付けないほうが いいとは思うけれど、何もあなたまで無理してこれからはちぎったお菓子 を人様の家にもっていってもいいことにする、なんてしないでいいんでは? 相手のレベルにあわせてお付き合いすることも大事だけど、自分を落とす 必要ない。安物菓子の人ともお友達になっても、それを食べる必要ないじゃん。 793 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 07 35 05 ID bEXssJlF 100円菓子あり、紅茶あり、和菓子ありでいいじゃん。 人の持ってきたものにケチつけるのイヤン 794 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 07 54 12 ID NsgFA24Q 人の持ってきたものにケチつけるのイヤン そうだね。 795 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 08 47 14 ID VuAut+EP 781は反省してレス入れてるのに可哀相に 796 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 01 21 ID rhzqSPYf 781 私もこれからは堂々とちぎったお菓子を持っていこうと思いました。 とてもじゃないけど、 ちぎったお菓子は、百歩譲って実両親、それ以外は持っていけないなぁ。 もっと他の世界、違ったママ友と出会ったほうがいいのでは、と思うよ。 あんまりにも洗脳されすぎじゃないしら。 797 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 09 31 ID +vcV6qfz 「ちぎったお菓子」という言い方にしておけば 以前の顛末を知らない人は味方になってくれるもんね 次レスまで待ったほうが味方は増えるよ 798 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 11 25 ID Tpj/x0gn 781を叩きすぎじゃない? 「お前」なんて書いて喧嘩ごしの人を筆頭に、 一人が叩くと我も我もと叩きはじめる。 いじめとそうたいして変わらない。 粘着というより自分のことが書かれていたから それに答えるために出てきただけなのと、このスレをよく読んでるだけでしょう? 799 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 16 50 ID XBafg/P1 ちぎったお菓子(という書き方もどうかだけど)を持ってきた人がいたからって 信じられない!みたいな事書きなさんなや。そういう人もいるだろさ。 という流れなのであって、ちぎったお菓子持ってってあわせろやゴルァ! なんて書いてる人はいないのにな・・・ ところで母子でよそんち訪問、ってとき、持ち寄りお菓子は子のため?母のため? 自分は子のためのつもりで持っていくんで、100円菓子で全然おKなんだけど、 母用に100円菓子出されたら失礼って思っちゃうの?お菓子なんてなくてもいいくらいじゃん? 801 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 32 59 ID ZPrWUp4q 子袋寄せ集め菓子だろーが、300円のお菓子だろーが、 人んちに行く時に、「何円のお菓子にしましょうね」と 決めていくのがみみっちい気がスル。 小学校遠足じゃあるまいし。 誰が少なくても、誰が多くてもいいじゃないか。 802 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 34 24 ID Tpj/x0gn 799 母子でよそのお宅を訪問する場合、 私は子供だけじゃなくて自分の分も考える。 そしてそのお宅がどういうお宅なのかにもよる。 いつも手作りのお菓子とか、きちんと入れてくれるお茶とか、 値の張ったお菓子を出してくれるところなら、 子供用のお菓子と、相手のお母さんと自分のためにある程度のお菓子を持っていく。 ざっくばらんに気軽におもてなししてくれるところには、気軽なものを持っていく。 要はその場その場にふさわしいものを持っていけばOKなんだと思う。 「人のお家におじゃま」しているわけだから、そのお宅に合ったものを持って行く方がいいでしょうし。 頻繁に行き来していて、母同士も気の置けない付き合いしているなら 100円菓子でもいいし、ちぎったものの寄せ合わせでも楽しいからいいと思うけど。 803 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 36 57 ID dZ+3mV3T 798 「100円と言われて100円のお菓子を持って来て引きつってたわ、あの人」 って書いてるやつのどこが性格いいんだよ。 普通に訪問するならたしかに100円の菓子など持って行かないが、 みんなで100円くらいと決めて、みんなで裏切って一人に恥を掻かせる なんて、まったく性格悪い連中としかいいようがない。 普通の感覚なら「恥掻かせて悪かった」だと思うぞ。 804 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 40 19 ID SHhq5CW/ 幼児連れの母子が数組訪問して 手造り菓子ときちんと入れてくれるお茶でおもてなしできるような御家庭‥ 私にはなんか夢のような世界だなー。 806 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 42 41 ID ryPukv11 私なら100円って言われたら、バカ正直に100均で100円のを探して持っていくかもなー。 それで「プ、100円のしか持ってこなかったわ、引きつってるわねー」なんて言われたら もうそんな人とは二度と会いたくない。 807 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 43 06 ID Tpj/x0gn 803 性格いいとか悪いとか私はどこにも書いていないよ。 性格悪い、配慮がないからといって、過剰に罵るのはどうかと思うだけ。 2ちゃんはこういうものといっても育児に関わる板でそういう書き込み見ると、 親としてどうなんだろうと思うんだ。 808 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 43 57 ID XBafg/P1 「ちぎったお菓子」って最初に言った人は、 小さい袋が5個くらいつながって売ってるやつ(ビスケとかキャンディとか?) を数種類ばらしてそのうちのいくつか、って意味で書いてたよ 「ちぎった」って語感は 804のようなものを想像させるよね 813 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 50 43 ID ZOgUYU7a こんなののことだよね? ちぎったお菓子 ttp //www5.mediagalaxy.co.jp/CGI/oyatunet/lineup/view.cgi?mode=ippan_detail seq=00000190 814 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 56 29 ID Pfu+Ajov 795 798 781が反省なんかしてるようには読めないんですが・・・。 皆が書いてるように「ちぎったお菓子」「ひきつった顔」に 悪意が込められてるよ。 815 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 09 58 50 ID Ra1T8lkG 781 781から聞きたい。 ちぎったお菓子を具体的に説明してほしい。 785の言うとおりだったら、100円以内としては アレンジ効いてていいのかも、、と思った。 開封済みのものとか、パンケーキの端っこかと想像していたから。 816 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 01 52 ID qYjmcng1 808 809 それなら納得。 私もいろんな種類の小袋のお菓子を持っていくけど 子供達大喜びだよ。 で親の方は 802さんみたいに相手のお宅に合わせてる。 だってケーキと紅茶を出してくれるおうちから 何も出さないおうちまでいろいろだもの。 何も出さないおうちは遊びに来る方が持ってくるのが当然でしょっていうのが ミエミエで他にもセコケチなところがあるのであまり行きませんが。 そういうのに限ってお昼頃アポなしで来たりする。 818 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 04 24 ID Ra1T8lkG 781 は反省はしていないと思う。 自分は気をつけなきゃ、あの人みたいに恥じかきたくないから、 とは解釈できるけど。 819 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 12 59 ID Ra1T8lkG 817 ありがとう。 よく嫁自分。。(えぇー木曜日からつづいているの~) 177 だと、まともにすごく馬鹿にしているけど、 781 だと、これからは自分もちぎったお菓子持っていくわって、 白々しい感じが、すこししました。 820 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 13 08 ID y769Fhed 150円くらいの5連のお菓子をバラにして4連分・・・ という事は、120円相当のお菓子だね。 規定のw100円分は軽くクリアーしてる。 これで文句を言われるとは・・・ 821 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 15 01 ID hR4vlr2f >だったら私もこれからは堂々とちぎったお菓子を持っていこうと思いました 反省どころかむしろ逆ギレだと思う。 素直に反省してる文章だったらここまで叩く人が続出しない。 822 :名無しの心子知らず:2005/04/11(月) 10 18 14 ID Ra1T8lkG 821 同意。 絶対持っていかないと思った。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/580.html
疾走する本能(前編)◆6HuSfG/Ykw アーチャーと別れ、商店街の出口に差し掛かった所で、 スザク達三人は瓦礫の山と化したD-6駅を目撃した。 「これは……!」 驚愕の声を漏らしたのは枢木スザク。 自分が少し離れていた間に、こうも駅側の状況が一変しようとは、予想もしていなかった。 無理も無い、まさか運行停止中の筈の電車を、突っ込ませる者が居るとは普通予測できない事だろう。 「どうやら……襲撃されていたようだな」 その様子を見つめながら、レイ・ラングレンは冷静に状況を分析する。 駅前ロータリーには、いくつかの人影が見える。 殺し合いに乗っていると見られる。ボディコンスーツのような格好の女と、黒い洋服姿の女。 そして、横たわる真田幸村。 「どうする?」 レイがスザクに問う。 「あの奇妙な姿の女。おそらく、アーチャーが言っていたサーヴァントとやらだろう?」 「……でしょうね。彼が話していた特長と一致します、おそらくはライダー……」 言いながらスザクは歯噛みする。 状況は一目瞭然、最悪だ。 皆の中継地点であるD-6駅が、よりにもよって、最も恐れていた人外クラスの敵に襲撃された。 そして、その襲撃は成功を収めたのだろう。 現に、駅は瓦礫の山と化し、サーヴァントに対抗しうる強さを持った幸村が倒されている。 駅の周囲にセイバーと阿良々木の姿は無い。 楽観的に見て、既に逃げ出したのか。 最悪、死んだか。 「枢木殿……」 そして、スザク以上にこの状況を恐怖する人物がいた。 神原駿河の絶望感に満ちた声が、商店街に響く。 「それでは……阿良々木先輩は……!」 神原にとって、これは正に悪夢の様な光景だった。 「まだわかりません。しかし……」 ――恐らく、無事では無いだろう。 スザクは、その言葉を飲み込んだ。 あの面子の中で、一番戦いに不向きなように見えた阿良々木。 あんな無茶をやらかした襲撃者達を相手に、生存率は低い。 神原も、それは言わずとも分かっているのだろう。 拳を握り締め、唇を噛みながら駅の方向を見据えている。 「選択肢は二つだ、退くか、攻めるか。お前が決めろ。」 レイがスザクに判断を委ねる。 スザクは暫し逡巡した後に、 「――攻めます」 そう、決断を下した。 □ 崩壊した駅、そのロータリーに、二人の女性がいる。 脱線した電車の手前に立っている紫色の髪の女の名は、ライダー。 隣に座る黒髪の女の名は、浅上藤乃。 その凶悪なる魔眼の力で、強敵を討ち取った彼女達は、未だロータリーに留まっていた。 傍らには、物言わぬ男の死体がある。 大の字に倒れ、天を仰ぎながら死んでいる男、生前の名を真田幸村。 日本一の兵(つわもの)と呼ばれた彼も、サーヴァントと超能力者の力を前に、その命を散らしていた。 「これは好機です。このままセイバーの追撃に移りましょう。アレが魔力を回復する前に討ち果たすのです」 この戦いで受けたダメージ、消費した魔力、それらを確認しながらライダーが次の行動を宣言する。 しかし、そう言った直後に彼女は気がついた。 「む……大丈夫ですか?フジノ?」 「…すみません。ちょっと、待って……もらえませんか……」 パートナーの疲労が限界に来ている事に。 超能力の過度にわたる連続行使。それは、藤乃に大きな疲労を感じさせていた。 幸い、歩けない程ではない。しかし足元はおぼつかず、少し視界が霞んでいる。 これ以上、連続して戦うには少々心許ない状態だった。 しかし、それはごく当たり前のことだ、藤乃はライダーとは違う。 いくら強力な魔眼の力を使えようとも、その肉体は所詮ただの人間。 人の身には強大過ぎる力を、そう何度も使えば、このように疲労困憊にもなるだろう。 「……わかりました。そこでしばらく休息を取ってください。 敵が逃げた方向は分かっていますから、少し時間を置いて追撃に移りましょう。」 「……はい」 と、一言だけ返事を返し、藤乃はどさっと地面に足を投げ出して、座り込んだ。 もしこれが、一撃で真田幸村の首を凶げる事が出来ていればどうだったろう。 藤乃がこの場に座り込む事は無く、彼女達はすぐさまセイバーの追撃を開始できた筈である。 だが、幸村の必死の抵抗が、結果的に彼女達の足を止めさせ、少しの間、この場に留まらせた。 それが一体どのような影響を及ぼすのか。 答えは、そう遠くない内に示されることになる。 「ライダーさん!男が一人、こっちに来ます!」 藤乃がそれに気づいたのは 少し休憩し、能力がちゃんと使えるか確認する為に、千里眼を使用した時だった。 やはり、体への負担は大きく、一瞬ロータリーの周囲を見渡す事しか出来ない。 しかし、その一瞬で男の姿が確認できた。 ライダーも藤乃が指す方向を見る。 確かにいた。 マントをはためかせ、白い正装姿の男が一人。駅前商店街の方向から、こちらに向かって近づいてくる。 片手に拳銃をぶら下げ、目に宿る戦意を隠すこともなく、真っ直ぐにこちらを睨みつけていた。 ライダーはすぐさま『参加者詳細名簿』を開きながら、藤乃に指示を飛ばす。 「その様子では能力も満足に行使出来るか怪しいでしょう、私が一人で対応します。 もう一度、近くの民家の陰にでも隠れ、回復に努めてください。ただし、私の声が聞こえる範囲に居るように」 藤乃は頷くと、ゆっくりとライダーから離れていった。 彼女が隠れるのを見送った後、ライダーは男と向き合った。 男は五メートル程前方で、足を止めている。 名簿によると、男の名は『枢木スザク』というらしい。見た目通りの軍人、いや『騎士』であると記されている。 ――『ナイトオブゼロ』、ブリタニア皇帝直属の騎士。 ライダーは聖杯戦争に参戦するにあたって、現代の知識を得ている。 しかし、そのような言葉は聞いたことも無かった。 だがなんにせよ、当然サーヴァントでもなければ、戦国武将でもなさそうだ。 今のところ、ライダーの脅威には成り得ない存在に見える。 「正義の騎士様の登場ですか。ここに何をしに来られたので?」 だから、ライダーはこの男が、ここに現れた理由に興味があった。 駅の状態と転がった男の死体を見れば、彼女達が危険人物であるのは明白。 こうも、真正面から姿を現すのは余程の馬鹿か。 それとも、勝つ自信があるというのか。 スザクは、幸村の死体を見つめながら答える。 「自分は別に『正義の味方』を名乗るつもりはない。ただ、騎士としての勤めを果たすだけだ。 その人を――真田さんを殺したのは、貴女達ですね?」 「ふむ、なるほど。仲間の敵討ちです――かッ!」 その言葉を最後まで聞き終わる事無く、スザクはライダーの顔面に向けて発砲していた。 しかし、その銃弾がライダーの額を打ち抜く事はない。 忍者刀を握るライダーの片手が、弾速を上回る速さで跳ね上がり、迫り来る銃弾を弾き返す。 跳ね返された銃弾が、スザクの頬を掠めた。 それを前にしても、彼は落ち着いた様子を崩さない。 ただ、戦意だけを込め、ライダーを睨んでいる。 その様子に、少しばかり彼女は感心した。 「ただの騎士にしては、随分と肝が座っているようですね……」 だが、お喋りの時間はもうお終いだ。 ライダーは忍者刀を逆手に構える。 ここに現れた理由も分かった今、もうこの男に用は無い。 後で「再利用」出来るほど無力な一般人でもなさそうだ。 さっさと殺して、セイバーを追うべきだろう。 そう、ライダーが考え、行動に移そうとした寸前。 スザクが、口を開いた。 「こちらからも一つ、質問がある。貴女はライダーのサーヴァントか?」 こちらの実力を理解せずに向かって来た。と、考えていたライダーにとって、 この発言は、少なからず意外な物だった。 彼女は振り上げようとしていた手を止め、会話を続ける。 「確かにそうですが。……貴方は、それを知った上で私に挑んで来たのですか?」 「確証はなかったけど。予測はしていた」 「それは、もう肝が座っているどころではありませんね……。その拳銃一つで、私に勝てると?」 「やって見なければ分からないことだ。――それにっ!」 言いながら、スザクはマントを投げる。 大きく広がった黒い布地が、ライダーとスザクを隔てた。 「銃は、ひとつだけじゃない」 前方へと突き出されたスザクの両手、その両方に拳銃が握られている。 そう、彼が所持していた拳銃は一挺だけではない。 右手に握るはベレッタM1934。そして、左手に握るはGN拳銃。スザクの二つ目にあたる支給品。 そして、同時に火を噴く二つの銃口。 連射される実弾とエネルギーの弾丸が、二人を隔てるマントを突き破り、ライダーの顔面へと殺到する。 マントを貫くまで読めない弾道。そして突然増えた銃口は、確かにライダーの不意を突いていた。 「それだけですか?」 だがしかし、まだ足りない。 放たれる、銃弾とGN粒子の悉くは、ライダーの眼前で切り落とされ、弾かれていく。 ライダーが拍子抜けるのも当然だろう、拳銃が二つに増えたからどうした。 マントで不意を突いたからどうした。 それしきで、人とサーヴァントの圧倒的差は埋まらない。 これほど強気で向かって来るものだから、何か能力を隠しているのかと思えば、何のことは無い。 ただの不意打ちと、拳銃二つか――。 数秒の間、銃声は鳴り続けた。 やがて、銃声は止み、弾雨に曝されたマントはボロ布と化して、地面に落ちる。 二人は再び、お互いの姿を視界に納めた。 スザクは大きく足を開いて地面に屈み、撃ち尽くしたベレッタを持つ右手を地面に付け、 まだエネルギーの残るGN拳銃を、斜め前方のライダーの額へと向けていた。 一方、ライダーはスザクから打ち込まれた銃弾、全てを防ぎきり、顔の前で武器を構えた状態を保っている。 「な……に……?」 しかし、驚いた声を漏らしたのは、意外にもライダーの方だった。 視線を下へとずらし、己の足を見つめる。 両足の太腿、間接部、脛、それぞれに赤い点が三つ。 撃たれている。 有り得ない筈の銃痕が、そこにあった。 瞬間、ライダーは何が起こったのかを理解する。 ライダーは確かに防ぎきった。 二挺拳銃による同時連射、その全てを。 いくら視界が塞がれようとも、気配と銃声で弾丸の軌道は読める。 スザクは下方向に大きく屈んだ状態から、斜め上にあるライダーの脳天と心臓を、左右それぞれの拳銃で狙ってきていた。 しかし、それとまったく同時に、有り得ない方向から、第三者の弾幕が飛来したのだ。 三つ目の銃口、すなわち――狙撃。 ライダーの斜め上方向から飛んできた銃弾は、まるでX印を描くかのように、スザクが放つ弾幕とクロスして、ライダーの足を打ち抜いていた。 マントも、GN拳銃も、スザクが単身で現れたことも全て囮。 この狙撃こそが本命だったということか。 「これは少々……騎士道に反するの行為なのではありませんか?」 皮肉を混ぜながらも、ライダーは口内で小さく舌打ちした。 これは正直、忌々しき事態だ。 足を撃たれた事、それだけではない。 己の体が銃器によって傷つけられた、その事実。 本来サーヴァントは、現代兵器で傷つけられる存在ではない。 基が霊体であるであるため、通常攻撃の類が全て無効化されるのだ。 それが『冬木の聖杯戦争』における絶対的法則だったはず。 そしてサーヴァントの、人間に対する圧倒的な優位性の根本となるもの。 本来なら銃弾などかわす事すら不要。 だが、受肉した今のライダーに銃弾を無効化する事は不可能だ。 銃器の類が十分脅威になり得る。 ライダーは、それを分かっていなかった。 スザクの初撃を、反射的に防いだ時点で、気づくべきだったのだ。 防ぐということは、すなわちそれを本能的に脅威と見なしていたのだから。 ライダーはこのバトルロワイアルにおいて、アーチャーや戦国武将、超能力者といった超人達と連戦してきた。 だがその一方で、現代兵器の使い手との交戦回数はゼロである。 それが災いした。ライダーは「自分に近代兵器は通用しない」という固定概念を捨てる事が出来ていなかった。 サーヴァントや戦国武将、非科学的な力を警戒する一方で、単純な現実兵器への警戒を怠っていたのだ。 それに加えて、一瞬とはいえ、ライダーを相手に虚を突いたスザクの身体能力。 それに乗じた、レイ・ラングレンの精密な狙撃技術。 様々な要因が奇跡のように重なり、この展開をもたらした。 スザクはベレッタに予備の弾丸を送り込こんでいく。 同時にGN拳銃のエネルギー残量も確認。 「自分が貴女と戦う理由は、敵討ちじゃない。 さっき言ったとおり、騎士としての勤めを果たすためだけだ。 その為なら、手段を選ばない」 スザクはそう切り返す。 ルルーシュに危険が及ぶ要素は排除しなければならない。 それが例え、人を超えた存在であろうと。 ゼロレクイエムを完遂させる為に―― 「あなたを排除します」 宣言と共にスザクは駆け出した。 ライダーを回りこむ様に走りながら、両手の拳銃を撃ちまる。 対するライダーも迫り来る弾丸をかわしながら、片手に掴んだクナイを投げ放つ。 彼女の怪力から投げられたそれは、銃弾にも劣らぬ勢いを伴ってスザクに迫っていく。 とても常人にかわせる物ではないが、スザクもまた常人かと問われれば、それは否。 たとえ、魔法や魔術が使えなくとも、その性能において、スザクは既に達人の域に達している。 天才的な武の才能、そしてひたすらに鍛え上げた肉体の出力は、一般人の目から見れば十分に異常であろう。 その身体能力に加え、人の身でありながら銃弾すら見切る動体視力をもって、彼はその回避を実現した。 反射的に横へ飛びながら、空中で体を捻る。 紙一重でクナイをかわしながら、スザクはライダーに向かって発砲する。 が、やはり当らない。 ライダーは脚部から血を流しながらも、なお高速で動き、スザクの銃弾をかわし続けている。 狙撃も防がれ続け、これ以上のダメージは期待できそうになかった。 完全にジリ貧状態。 しかし、攻めあぐねているのはライダーも同じだ。 現状、接近しなければ、スザクに決定打を打ち込む事は出来ない。 スザクがベレッタをリロードする。 そのタイミングを狙い、一気に距離を詰めようとするが、すぐに横槍の狙撃に邪魔をされ、また距離を離される。 足のダメージは、少なからずライダーのスピードを殺していた。 無傷であれば、ライダーは狙撃すらも回避し、スザクの首をはねる事も容易だったろう しかし、制限の影響もあってか、手負いの足では、銃弾を回避する速度は出せても、銃弾を掻い潜る速度は出せない。 両足からは、血が流れ続けている。 ライダーにとって、受肉した弊害は、現代兵器が脅威となった事だけに留まらない。 治癒力の欠落。 魔力をもって、傷を回復させる事が出来なくなっている。 それは同時に、彼女からロングレンジの狙撃に反撃する術を封じていた。 ライダーの切り札の一つ、『ペガサスの召還』 その行使には、ライダー自身が大量の血を流す必要がある。足の出血などではまだまだ足りない。 首の頚動脈を切り裂く位の大量出血でようやく召還できる。 通常ならその位の損傷を負っても、魔力を込めるだけでたちまち傷は回復した。 だが今の状態で、頚動脈を切り裂くなど自殺行為に等しい。 よって、近接射撃はかわせても、視界の外から飛来するレイの遠距離射撃は防御するしかないのだ。 更にライダーから見ても、スザクの速さは本物だった。 足の負傷と、援護狙撃が加われば十分ライダーと対抗しうる。 最早彼女にとって、スザクとレイのコンビネーションは、舐めてかかれる相手ではなかった。 銃弾がライダーを捕らえるのが先か、それともスザクの弾切れが先か。 戦いは、ここに拮抗する。 だが、戦況を決定付けるのはそれだけではない。 スザクとレイ、二人がかりでようやくライダーと互角の戦い、しかしライダーには一人の味方がいる。 浅上藤乃。 彼女は民家の影に隠れながらライダーとスザクの戦いを見ていた。 魔眼を仕掛けようと狙っていたのだが、隙がない。 藤乃からスザクまでは距離が離れすぎている。 実態が見える今の魔眼では、容易くかわされてしまうだろう。 かといって、接近しようと飛び出していけば、狙撃の餌食だ。 銃弾を防ぐ芸当など、藤乃には出来ない。 ライダーが接近戦に持ち込めない現状、スザクの動きを止める事も出来ない。 ならば、 (あの狙撃を止められれば……) と、藤乃は思考する。 藤乃は疲労を黙殺しながらもう一度、千里眼を使用する。 次々と浮かび上がる、エリアD-6の景色。だがそれは藤乃の疲労のせいか、ひどくぼやけた物であった。 限界直前、商店街にある民家の屋上で、大型の銃を構える金髪の男を発見できた。 しかし、これ以上千里眼を行使し続ける事は出来なかった。 目覚めたばかりの能力の使用は、藤乃に相当の集中力を要求する故に。 だが場所が分かれば十分だ。直接出向いて凶げればいいのだから。 そして、藤乃は動き出した。 戦況を変えるために。 「なっ?!待ってください!フジノ!」 それを察知したライダーの制止の声も、届かない。 藤乃は既に、商店街へと走り出した後だった。 □ 駅前商店街、とある民家の屋上。 そこにレイ・ラングレンと神原駿河はいた。 レイは腹這いになって、ドラグノフを構えている。 神原はその背後から、観測者として、レイのフォローに当たっている。 レイが覗き込んだスコープの向こうにはスザクと、彼が対峙するライダーの姿がある。 たしかに奇襲は成功した。 だが、決定打には至らなかった。 両足を打ち抜かれても尚、敵はあれだけの速度で動き、こちらは致命傷を与えられない。 状況は膠着状態、いやレイ達の方が断然不利だ。 こちらは銃弾が切れた時点で手詰まり。 そして、敵の刺客がレイ達に近づいてきている。 ドラグノフのスコープごしに、黒服の女が駅前から移動を開始するのが見えた。 確認の為にすぐさま起動したGN首輪探知機にも、こちらに向かって真っ直ぐに近づいてくる光点が映っている。 あの化け物の様な身体能力の女と組むぐらいだ、おそらく只者ではあるまい。 この拮抗状態は、スザクの身体能力と、レイの狙撃が揃っていなければ成り立たない。 このままレイが襲撃を受け、狙撃が止んだ時点で敗北は決定する。 狙撃を気にする事がなくなったライダーは、たやすくスザクに接近し、くびり殺すだろう。 「神原、お前は逃げろ」 レイは神原に逃走を促した。 当然、彼女は抗議の声を上げる。 「なっ……それは出来ない!私にレイ殿や枢木殿を、見捨てて逃げろと言うのか?!」 「足手まといになると言っている」 「し……しかし」 「早く行け、気が散る」 神原に背を向けたまま、レイはドラグノフの引き金を引き続ける。 こちらの銃弾がきれる前に、敵を仕留める事が出来る可能性は、恐らく三割と言った所か。 だがその前に、敵の刺客がこちらに到着するだろう。 その際、神原を庇いながら戦う余裕などない。 その意図が伝わったのか、 「レイ殿……どうか死なないでくれ」 背後から声が聞こえ、神原が階段を下りていく気配がした。 それに振り返る事も無く、 レイはじっとスコープを覗き込みながら、最適のタイミングで引き金を引く。 「さて枢木、お前の『結果』とやらは、ここで死ぬ事なのか? まあいいさ、どうせ死ぬまでの暇つぶしだ、ゆっくりと見物させてもらおうか……」 □ 壁に手をつきながら、荒い息で藤乃は商店街の路地を進んでいく。 元々の疲労に加え、ここまで全速力で走ってきた事が、かなりこたえていた。 自分の意思に反して、体の動きが鈍い。 心臓の鼓動がどくどくと、うるさい。 このまま、座りこんでしまいたい衝動に駆られている。 しかし、彼女は意志の力で前に進んでいく。 一歩一歩、前へ。 (先輩……先輩……。大丈夫です、私はまだやれます。まだ、殺せます……) そうだ、こんな所で立ち止まってなどいられない。 殺さなければ。もっと殺さなければ。 もっと、もっと、殺さなければ。 大切な、先輩の為に……。 「先輩の為に、殺さなくちゃ……」 そう言った藤乃の口元は、小さく歪んでいた。 彼女はゆっくりと、しかし確実に進み続ける。 幾つかの路地を抜け、 ようやく目的の民家まで、あと少しと言うところまでやって来た。 そこに―― 「やあ、奇遇だな。」 見知らぬ少女が立っていた。 「勝手にこんな事をしては、枢木殿に怒られてしまうだろうか……」 何かを言っている。 藤乃には良く聞こえていないが。 自分の障害となる事は、なんとなく理解できていた。 うっとうしい。 とても、邪魔だ。 藤乃は、ありったけの殺意を込めて少女を睨みつけた。 「しかしまあ、私はこの通り体育会系女子でね。じっとしては居られないタチなのだよ」 そんな藤乃の視線を気にする事も無く、少女は軽い調子で喋り続ける。 なるほど、その健康そうな体つきは確かに体育会系であろう。 短めの青い髪の毛。そして包帯が巻かれた左腕。 「悪いが、ここを通す訳にはいかないな。――お引取り願おう」 路地の中央、神原駿河が立ち塞がっていた。 □ 駅前ロータリーでは未だ、魔女と騎士の攻防が続いている。 状況は未だに拮抗していた。 スザクは既に30発以上の銃弾を放っているにも関わらず、 いまだライダーは最初に撃たれた脚部意外、無傷である。 ライダーも幾度と無く接近を試みたが、その度に弾幕に阻まれていた。 双方共に、焦りを感じている。 スザクは徐々に弾切れが近づいてきている事を意識していた。 己が放つ弾幕の尽くを回避し、レイが放つ狙撃の全てを打ち落とす。 そんな敵を前に、弾を温存する余裕などあるはずも無い。 スザクも、レイも、この状況を保つだけで手一杯だ。 問題は他にもある。、 黒い服の女が商店街に向かったのを、スザクも見逃してはいなかった。 もうじき、レイは襲撃者への対処に追われ、狙撃が絶える。 そうなれば、積みだ。 これ以上持久戦を続けるわけにはいかない。 勝ちの目があるのは今しかない。 そして、ライダーにとっても持久戦は望むところではない。 応急処置していない足の傷口からは、常に血が流れ出し、彼女の体力を削り続けている。 狙撃手のところに、一人走っていった藤乃の事も気がかりだ。 先に業を煮やしたのはスザクの方だった。 膠着状態を打破する為、 スザクはライダーの挙動に注目する。 (隙は……どこかに隙は無いのか!?) やがて、体力の低下がそれを呼び起こしたのか、ライダーが何かに躓いた。 それは転がっていた幸村の死体。 そのタイミングを逃さず飛んできた狙撃に、彼女は一瞬、対応が遅れる。 なんとか防御は間に合ったものの、不完全な形で銃弾にぶつけた忍者刀の刀身が砕け散った。 この期を逃すスザクではない。 スザクは拳銃を乱射しながら、ライダーへと突貫していく。 (ここで、一気に勝負を決める!) その意志は、ライダーの方も同じだった。 銃弾をかわしながら、体制を整える。 そして、彼女の手には、いつの間にか新たな武器が握られていた。 「――っ!?」 それは、大型の十字手裏剣。 幸村の死体の隣に置かれていた、ライダーのディパックの中に入っていたもの。 それを見てようやく、スザクは気づく。 先程の躓きが、フェイントだったことに。 ライダーは幸村の死体に躓き、武器を失うフリをしながら、デイバックの中から新たな武器を取り出していた。 全てはスザクの接近を誘い、ライダーの間合いへと持ち込む為。 「しまっ――!」 もう遅い。 既に手裏剣は投げられた。 それは真っ直ぐに、スザクの首へと向かって迫る。 この距離で、回避は間に合わない。 迎撃しようにも、拳銃ではアレを撃ち落とす事が出来ない。 絶体絶命。 瞬間、スザクは己の死を確信した。 (――ろ!) その刹那。 声が聞こえた。 その声は、スザクの脳裏だけに反響する。 (――きろ!) 声の主はスザクの親友にして、現在の主君。 スザクが生かさなければならない存在にして、 殺さなければならない存在。 (――生きろ!) そうだ、スザクはまだ死ぬわけにはいかない。 生きなければならない。 自分にはまだ、やらなければならない事が有る。 ここで死んだら、今まで何の為に戦ってきたのだ。 (――生きろ!!) 同調する。 スザクの身に仕掛けられていた絶対遵守の力と、スザク自身の意志が複合する。 彼自身の体に、半強制的に、生きる為に最適な行動をとらせる。 その目が、赤く染まった。 「俺は――、生きる!」 抱えていたディパックを、頭上へと高く振り上げる。 スザクはそこから、最後の支給品を召還した。 現れたのは巨大な岩。 いや、岩で出来た巨大な剣だった。 聖杯戦争において、バーサーカーのサーヴァントが使用していた剣。 ベレッタを投げ捨て、掲げられたスザクの右手に導かれ、顕現する。 その大きさは、スザクの身長以上。 重量的に考えて、とても人間に振り回せる代物ではない。 だが、ディパックの中に収納されている間は重さが無くなる。 ならば、頭上で取り出せば、ただ一度だけ、その重みに任せて振り下ろす、縦の斬撃が可能となるのだ。 「うおおおおおお!!」 咆哮と共に、ぶつけられる岩の剣。 圧倒的な質量差で十字手裏剣を迎撃する。 そのまま地面へと叩きつけられた二つの武器を踏み越え、スザクは空中へと飛び上がった。 狙うは、今度こそ無手となったライダー。 スザクは空中で幾度も回転する。 そして、ありったけの遠心力を込めた回転キックを放とうとした、寸前。 体のバランスが崩れた。 「なっ?!」 驚愕の眼差しで、スザクは自分の脚部を見る。 既に彼の足は、膝の辺りまで石化していた。 突然増えた重量に、体が対応できない。スザクの体は落ちていく。 その爪先が、ライダーに届く事は無い。 「あなたの負けだ」 ライダーは、そのがら空きの胸部に、容赦なく回し蹴りを打ち込んだ。 意趣返し。 スザクは真横にきりもみ回転しながら、吹っ飛んでいく。 そして、仰向けに倒れた後、彼はピクリとも動かない。 「……使わされてしまいましたか」 再び自身の魔眼を封じながら、ライダーは呟いた。 「分かってはいましたが、かなり持っていかれましたね……」 スザクの予想外の反撃に、とっさに発動した石化の魔眼。 しかしそれは、ライダーにかなりの魔力を消費させていた。 幸い今まで地道に魔力を補給していたおかげで、セイバーのように重大な魔力不足に陥る事は無い。 しかし、これ以降の戦闘では使用を控えねばならないだろう。 そうしなければ、今度こそライダーも魔力不足に陥る。 セイバーの追撃どころか、ライダー自身がセイバーの様に不利な立場に立たされてしまうのだ。 倒れたまま動かないスザクを一瞥した後、ライダーは十字手裏剣を拾い上げ、商店街へと走り出す。 確実に心臓を潰す勢いで蹴り込んだ自信があったからか、それほどに藤乃が気がかりだったのか、 スザクの生死を確かめることなく、彼女はその俊足をもって、駅前ロータリーを後にした。 □ 商店街にて神原と藤乃は対峙し続けていた。 その距離、約七メートル程。 両者、迂闊に動く事は無い。 藤乃にとってもこの距離は必殺の間合いとは言いがたい。 確実に凶げれる間合いとタイミングで、能力を行使せんと狙う。 藤乃の疲労は最早限界に来ていた。 そう何度も力を連射する余裕は無い。 小萌と戦ったときと、同じ轍を踏む訳にはいかない。 あの時の様に、一度でも自分の力を回避されてしまえば、すぐに追撃する事は困難。 (一撃で……凶げる……!) 敵が向かってきた時、それかディパックから何か取り出そうとした時こそ仕掛け時だ。 相手の隙、または絶対に回避できないタイミングで仕掛ける。 それは同時にやって来た。 たんっ、と神原が地を蹴る音が鳴る。 全力で走れば体育館の床を踏み抜く神原の疾走。 アスファルトを削りながら、ディパックを開き、藤乃に肉薄せんと迫り来る。 想定以上の速さで既に四メートルの距離を詰めた神原に、藤乃は慌てて能力を解き放つ。 「凶れ!」 出現する螺旋軸。 それに本能的な危機感を覚えた神原は、走り幅跳びの様なフォームで飛び上がる。 惚れ惚れするような跳躍力で藤乃を飛び越えていく神原。 背後を取られた藤乃は、慌てて振り返りながらもう一度敵を凶げんとし、 「凶がっっ?!」 最後まで言う事が出来ない。 一体何処からこんなものが現れたのか。 振り返った瞬間、視界いっぱいに広がっていた下着類とBL本。 その中から、包帯がぐるぐるに巻かれた手の平が飛び出してきた。 「きゃ――!」 むんず、と掴まれる藤乃の顔面。 万力のように締め上げられる。 視界が塞がれ成す術も無いまま、彼女の後頭部は地面に叩きつけられた。 衝撃が、脳を揺さぶり藤乃の意識が遠のく。 「私の勝ちのようだな」 そう言う神原の声も、ほとんど藤乃には届いていなかった。 「気絶する前に聞かせて欲しい、阿良々木先輩を……殺したのか?」 藤乃は、痛烈な表情で問いかける神原の背後に視線をやりながら、意識を手放す寸前。 その答えを返した。 「は……はは……どうでも良い事じゃないですか?貴女だって、どうせ…すぐに…死んじゃうん……ですか…ら」 「ッ!!」 怒りに任せてトドメを刺そうと、神原は左腕を振りかぶる。 彼女はその言葉の意味を履き違えていた。 藤乃が阿良々木を殺害し、挑発してきたように受け取ったのだ。 しかし、実際の意味は実にストレートなもの。 藤乃は神原の背後から、足音一つ無く接近してきたライダーを見て、 単純な事実を、指摘していたに過ぎない。 「……え」 衝撃を感じた神原が、腹部を見やると、そこには巨大な手裏剣が突き刺さっていた。 それはすぐに引き抜かれ、その段階に至ってようやく神原が痛みを感じた直後。 ライダーの拳が、神原の胸部に炸裂した。 ばきぼき、と不快な音が体内に響く。 折れた肋骨が、肺に突き刺さる痛みを感じる。 「が…は」 うめき声を上げ、血を吐き出しながら、神原は地面に倒れ伏した。 「……危ないところでしたね、フジノ。大丈夫ですか?」 神原から視線を切り、ライダーが藤乃に声を掛けるも、返事は無い。 どうやら、もう気絶しているらしかった。 「後は狙撃手を始末すれば終了ですか……。やれやれ、思ったより遥かに手こずってしまいましたね」 気絶した藤乃を路上に残し、狙撃手の元に向かおうとしたライダーであったが、すぐにその必要は無くなった。 「そちらから出向いてくれましたか。ありがたい、手間が省けて何よりです。」 目の前に現れた金髪の男を見据えて、ライダーは率直な感想を述べた。 時系列順で読む Back 徒物語~ももこファントム~(下) Next 疾走する本能(後編) 投下順で読む Back 徒物語~ももこファントム~(下) Next 疾走する本能(後編) 134 幸村ああああああああああああああっ!!(後編) 浅上藤乃 164 疾走する本能(後編) 134 幸村ああああああああああああああっ!!(後編) ライダー 164 疾走する本能(後編) 137 絶望の城 枢木スザク 164 疾走する本能(後編) 137 絶望の城 レイ・ラングレン 164 疾走する本能(後編) 137 絶望の城 神原駿河 164 疾走する本能(後編) 116 とある死神の≪接触遭遇(エンカウント)≫ 一方通行 164 疾走する本能(後編)
https://w.atwiki.jp/yuzuru/pages/13.html
信じない人のための<宗教>講義 2007/07/08 日経新聞書評欄で紹介あり to Amazon