約 1,487,990 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24961.html
【検索用 それかあなたのしあわせとしても 登録タグ 2013年 CD CDそ Naoki Hasegawa NexTone管理曲 No.734 OTOIRO VOCALOID ke-sanβ そ コタチユウ プロジェクトセカイ カラフルステージ! ヘブンズP ヘブンズPCD ミリオン達成曲 人間 全国配信 巡音ルカ 曲 曲さ 殿堂入り 飴村】 + 目次 目次 曲紹介 音楽配信曲目 歌詞 関連動画 コメント 作詞:ヘブンズP 作曲:ヘブンズP 編曲:ヘブンズP イラスト:飴村(Twitter、pixiv、site) 動画:ke-sanβ 唄:巡音ルカ 曲紹介 僕に、止められるだろうか。 曲名:『それがあなたの幸せとしても』(それがあなたのしあわせとしても) ヘブンズP の20作目。 想いと願いを込めました。(作者コメ転載) 意外にも、本作は自身初のルカオリジナル曲となる。 コンピレーションCD『V love 25 -Fortune-』収録曲。 KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。巡音ルカ5周年記念特集で配信された作品の1つ。 2020年2月4日、自身初となるミリオン達成。 音楽配信 前作 今作 次作 ペルソナリティ・コンプレックス それがあなたの幸せとしても Actor Reactor 流通:配信 発売:2014年1月30日 価格:¥150 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:飴村 iTunes Storeで購入 曲目 それがあなたの幸せとしても (feat. 巡音ルカ) 歌詞 素足を晒して駆け出した 少年少女の期待 この先は水に濡れてもいいから めくるめく議論はトートロジーに ああ また日が暮れてった こぞって造り上げたセンセーション その時 胸を締め付けてた感情と こぼした涙 つられた涙の 消費期限はいつまでですか 或る未来 笑いあえてる未来 あと数日後の未来だったのなら あなたが 抱えてる明日は辛(つら)くはないか 僕にもがいてる文字に ひとつ線を引かせて あなたが 抱えてる今日は救えやしないか それでもその肩に 優しさを乗せたなら また愛を 感じられるだろうか 緩やかに落ちてく魔法を かけられたんだろうか それは誰にも解けないのだろうか 許される事すら 許されなくなった シチュエーションならば 言葉だけが言葉になるわけじゃない その数秒が運命でも その数歩が運命でも その決意を止めるのは我儘(わがまま)か 行かないで 行かないで 行かないで 今は あなたが 目指してた地点は暗くはないか それが大きな光の ただの影だとしたら あなたが 旅立つ場所へ行かせたくはないな 例えばその先で 静かに眠れても それがあなたの幸せとしても あなたの 明日は辛(つら)くはないか 僕にもがいてる文字に ひとつ線を引かせて あなたが 抱えてる今日は救えやしないか それでもその肩に 優しさを乗せたなら その愛を 感じられるだろうか 関連動画 セカイver.(プロジェクトセカイによるカバー) イラスト:コタチユウ(Twitter)動画:OTOIRODirector・Graphic Designer:DMYMMovie Editor:Naoki Hasegawa唄:巡音ルカ・宵崎奏(CV 楠木ともり)・東雲絵名(CV 鈴木みのり) コメント + コメント 2013 へぶさんの曲は沁みるなぁ -- 名無しさん (2013-04-02 21 46 27) すごい感動しました;;涙腺がやばいです;; -- 名無しさん (2013-04-03 13 03 44) 鳥肌ものだ・・・ -- きいろいつむり (2013-04-04 13 26 05) 久々に最高レベルの名曲に出会えた -- 名無しさん (2013-04-05 01 54 00) 名曲 -- 名無しさん (2013-04-05 07 09 16) 鳥肌がヤバい…!これは涙腺崩壊もの -- 名無しさん (2013-04-06 18 14 36) ものすごく自分と重なる…素敵な曲です、ありがとうございました! -- 名無しさん (2013-04-07 18 35 21) ルカの声だからこそ、ひしひしと伝わってくるものがあるよね。 -- 名無しさん (2013-04-09 02 52 25) 「それが大きな光の ただの影だとしたら 」これを聞いてハッとした。辛いと思い込まないで前向きになればきっと幸せ。 -- 名無しさん (2013-04-11 08 06 16) 解釈は人それぞれだから何とも言えないけど、名曲なのはたしか -- 名無しさん (2013-04-14 23 32 22) 8年前に行ってしまった友人を思い出しました。自分には止められませんでしたが、この曲を聴いた方が誰かを救ってくれたら良いなと思います -- 名無しさん (2013-04-27 14 58 17) 何かすごく落ち着いた… 大切な人に捧げたい曲!!素晴らしい曲!((泣 -- 睦(ちか) (2013-04-28 08 57 45) めっさええ曲やん! -- 名無しさん (2013-05-02 00 34 20) 辛いにひとつ線をひいたら…ってすごい発想だと思う。もっとたくさんのひとにこの曲を知ってほしい -- 詩乃みぃ (2013-05-31 21 35 57) はじめて曲をきいて涙を流した曲 -- もどもりー (2013-06-09 12 54 37) そっと評価されるべき -- 名無しさん (2013-06-11 01 13 49) わたしにできるだろうか(´・ω・`) ひとつ線を引かせてほしい -- 名無しさん (2013-06-30 08 57 18) 少し心が軽くなった。心からありがとう… -- 名無しさん (2013-07-06 14 40 35) ヘブンズを舐めてたわ -- 名無しさん (2013-07-30 21 14 22) 落ち込んでるときに聞いたら楽になる! -- 名無しさん (2013-07-31 15 09 54) 久しぶりに歌で泣いたかもしれない -- 名無しさん (2013-08-02 10 53 21) いいね -- sigu-シグ- (2013-08-12 23 10 17) これは神曲 -- 名無しさん (2013-09-03 22 03 41) すばらしい -- 名無しさん (2013-09-05 20 44 36) 想いと願い、十分伝わりましたよ。 -- 名無しさん (2013-09-06 00 39 24) 視界が潤んだのは久しぶりだ・・・ -- 名無しさん (2013-09-07 23 20 19) とてもいいですよね -- 名無しさん (2013-09-11 19 34 24) 歌詞のセンスがすごい。大好きだわ -- 名無しさん (2013-09-14 17 30 08) 本当に素敵な曲ですよね。久々に曲だけで涙がでました。 -- 名無しさん (2013-09-15 21 02 58) 私は振られたけど、この曲を聞いて大切な事に気付きました。大切だから、愛しいから、心変わりされようとも守ろうとする、そんな強さを感じました。 -- 雪町テリナ (2013-09-16 15 14 21) 自分の中のなにかが軽くなった気がします。ありがとうございました。 -- pomme (2013-09-22 22 10 05) 久々に号泣した…こういう曲いいよね -- 出雲 零 (2013-09-25 13 50 06) 前を向いて生きましょう!! -- あみ (2013-09-30 18 24 21) 死にたい って 思ってたけど これにあって 少し楽になった。 皆さ 、 ボカロ = おたく みたいにバカにするけど いい曲しかないのに 。 なんで勘違いするんだろう。 -- 名無しさん (2013-10-02 22 45 28) とにかく泣いた -- 名無しさん (2013-10-06 10 56 09) 泣きました! -- 名無しさん (2013-10-09 12 56 24) 最高です!泣きました! -- 名無しさん (2013-10-09 19 52 18) 歌ってみたよりルカの声じゃなきゃだめだ -- 名無しさん (2013-10-16 00 16 18) とても感動しました。この曲を聴くと落ち着きます -- Li (2013-10-23 15 54 35) 沁みるね -- 名無しさん (2013-10-31 23 53 04) もがいてる文字にひとつ線を引かせて の意味が分かったとき号泣した。 -- 名無しさん (2013-11-16 21 21 50) 感動する!最高です! -- 夜更かしディセイブ (2013-11-20 20 02 15) 辛→幸 つまりこういうことか? -- 名無しさん (2013-11-21 18 33 00) 本当に感動した( TДT)素敵な曲ですっっ -- ふにょん (2013-11-22 20 50 06) 号泣してしまいました。素晴らしい作品をありがとうございます。 -- t (2013-11-25 22 19 30) この優しい歌詞で、自分もその一人ですが、 救われる人多いと思う -- 名無しさん (2013-11-30 12 06 15) 辛い思いをしている方が、一人でも多く救われていてくれればな、と思います。 私にも、救えるでしょうか -- 名無しさん (2013-12-03 20 46 10) 色んな風に解釈できる歌詞だなぁ…メロディと合わせていい曲ー -- 名無しさん (2013-12-14 09 47 41) 凄く感動する曲!すごいなぁー -- 名無しさん (2013-12-15 11 44 15) 辛くて、とにかく辛くて、何が辛いのかも分からなかったときに、この曲に出会うことが出来た私は幸せです。明日がどんなに辛くても進んで行かなければ。終えることはいつだってできる。 -- 名無しさん (2013-12-21 00 47 15) 今、すっごく悩んでる友達を思い出しました。私にも救えるかもしれないと思いました。この曲を聴かせたいです。 -- 名無しさん (2013-12-23 00 47 24) 辛くてもたった線一本で幸せに変えられるほど幸せってのはすぐそばにあると感じられました -- 名無しさん (2013-12-23 21 14 09) 歌ってみたの声でも、ルカの声でも歌っている人のそれぞれの想いがわかりました。とても感動した曲です。一年前の自分に聞かせてやりたいです。 -- 名無しさん (2013-12-26 01 53 15) + コメント 2014 今辛そうな親友に聴かせたい名曲です。前に助けてもらったから今度は私が助けてあげたいなぁ… -- カズマ (2014-01-12 19 37 09) 泣いた。 -- 名無しさん (2014-01-12 21 50 53) 泣け唄ですこれ。ヤバいです。行かないでのとことか、なんか別の意味に聞こえてくるのは僕だけでしょうか? -- 名無しさん (2014-01-29 20 21 53) すごく胸にしみる歌だと感じました。涙が出ました;; -- 名無し (2014-02-07 21 51 48) これは号泣しました、素晴らしい歌 -- 名無しさん (2014-02-12 21 31 46) 辛い時に初めて聴いて、また頑張ろうと思えた。 -- 名無しさん (2014-02-22 22 24 45) 聞くと辛い事をなぜか忘れられ、自然と涙が出てきました・・・ -- こま (2014-03-28 20 22 47) もう最初からボロボロ泣いてしまいました。歌詞が大好きで、1つ1つの言葉がすごく心に響いてきました。ルカさんの歌声もとても素敵で何回聴いても鳥肌がたちます。素敵な曲をありがとうございます…! -- 白兎 (2014-04-04 11 12 08) わたしには止められなかった過去を思い出しました。 -- 名無しさん (2014-04-09 18 37 40) 「辛」という字に一本棒を足すという意味がわかった瞬間号泣しました。 -- 名無しさん (2014-04-09 21 07 43) 私の先生はきっとこんな気持ちだったのだろう -- 名無しさん (2014-04-25 20 27 59) とても辛くて限界の時に、大切な人に教えてもらい、聞きました。僕へのメッセージだといって。もう少しだけでも、頑張ろう、って、思えました。 -- 灸花 (2014-06-03 20 36 15) 凄いいい曲です! コメがしょうもないのばかりで嘘くさいですが… -- 名無しさん (2014-06-09 21 04 15) 上手く言葉でいえないけど、とりあえず凄いいい曲。だからボカロ聴くのやめらんない -- 名無しさん (2014-06-20 21 18 15) ほんま最高この歌、大好きです。 -- 名無しさん (2014-07-11 17 31 29) あなたの辛いを幸いに -- 名無しさん (2014-07-12 09 13 51) この曲に出会えて本当によかった -- 名無しさん (2014-07-13 22 01 35) 周りの人に優しくしようと思った -- 名無しさん (2014-07-23 20 37 34) 僕にもがいてる文字に ひとつ線を引かせて、で辛が幸に…そこで、うるっときた…。友達に出会えてよかった…。 -- 名無しという名前 (2014-07-26 16 38 26) 何かお母さん的な暖かさを感じた。人によって色んな感じ方できる曲なんだろうなあ。良い曲だ。 -- 名無しさん (2014-07-30 15 04 02) 前を向いて頑張ります -- プール監視員 (2014-08-10 21 38 54) なんか、これを聴いて、心の重りがはずれるのがわかった。包み込んでくれるような温かさ、受け入れてくれるような強さを感じた。本当に心にしみてくる。死にたいと思っていた自分が、馬鹿に覚えてくる。ただただ前だけをみて、頑張るしかないんだ、と。でも、諦めません。泣かせてくれて、ありがとうございました。 -- 心音 (2014-08-30 22 05 33) しみるなぁ・・・ -- 名無しさん (2014-09-18 20 37 17) 優しさと温かさを感じるメロディーと歌詞にルカの声がマッチしてて聞いてて気持ちいい -- 名無しさん (2014-10-11 16 52 19) ほんとだいすきです -- 名無しさん (2014-10-16 06 09 13) ボーカロイドの機械の声がよく心に染みる -- 名無しさん (2014-11-01 23 03 05) こんな歌を聴いた所で現実の状況は何一つ変わりません。けど死ぬのは止めました、ありがとう。 -- 名無しさん (2014-11-19 08 01 02) この歌に出会えたことが幸せです、へぶさんありがとう -- 千 (2014-12-12 15 33 34) こうやって先を生くひとに感化されるのはいいことだと思います -- 名無しさん (2014-12-18 21 42 18) 馬鹿なこと考えてたけどもう少し頑張ってみようと思えました ヘブンズさんありがとう -- 名無し (2014-12-19 00 58 39) 本当に感動した。全国の辛いことを抱えてる人に聴かせてあげたい。 -- ウェドゥルック (2014-12-20 10 14 18) + コメント 2015 大号泣してしまいました。 -- 名無しさん (2015-01-04 23 51 42) 「優」の右下は「愛」が入ってるんだね… -- 名無しさん (2015-01-05 05 11 35) とても泣けました…!!自傷を止めようと決心することができました。 -- 名無しさん (2015-01-18 16 32 07) とても温かくて、感動せずにはいられませんでした。涙が止まりません。「生きよう」って思えました。 -- みに (2015-02-01 15 39 52) 本当に大好きで、大切な曲です。 -- ぴぴ (2015-02-03 21 18 19) なぁ、大きな光ってのに気付いてないだけだったよ、支えてくれる人はいくらでも居た。アホみたいに勝手に殻に閉じこもってメソメソしてたのはこっちの方だった。 -- 名無しさん (2015-02-13 18 55 34) これはボカロじゃないと駄目だなって、初めて思いました。「いい曲だ」だけで終わらせたくない歌ですね。 -- 名無しさん (2015-03-08 21 29 34) ボカロじゃないとダメなんてことないと思う。人が歌うことで人の声になって伝わるっていうか… -- 名無しさん (2015-03-12 22 38 34) 私に「前を向いて生きろ」と教えてくれた曲。 -- 名無しさん (2015-05-02 14 25 26) ありがとう -- 桜 (2015-06-20 16 31 52) 人によって様々な解釈をすると思う。名曲。 -- 名無しさん (2015-09-15 07 33 08) 感動した! -- 名無しさん (2015-09-15 19 20 30) 大好きな人に教えてもらった。教えてくれてありがとう -- 名無しさん (2015-10-28 19 29 58) ありがとうございました -- 名無しさん (2015-11-27 22 15 17) ほんとに好き -- 名無しさん (2015-11-28 05 30 30) このwikiの更新履歴見て知った曲 大好きです -- 名無しさん (2015-11-28 11 37 33) + コメント 2016 今の自分の状況と勝手に重ねて久々に大泣きしました。なんだか心が軽くなった気がします。今週も頑張ろう。 -- 高校留学生 (2016-01-20 07 20 50) 弱音ばっか吐いて「苦しい」「辛い」って散々言ってきたけど、目の前にある希望に気づいてないだけだった。ありがとう。 -- はる (2016-01-21 03 48 22) 作詞作曲の才能に溢れててほんとすごいです -- 名無しさん (2016-01-23 09 06 20) もがいてる文字って「辛」だよね?一つ線を引いて「幸」になるんだよね? -- 名無しさん (2016-01-24 13 35 57) 気づかせてくれる人がいるのは、幸せですね。それに気づくのも自分次第。 -- 名無しさん (2016-01-28 16 34 47) 大切な人の肩の重荷を少しでも持ってあげたい、って思いました。誰かのためになりたいです。 -- 名無しさん (2016-02-06 00 21 35) とても大切な人に教えて貰って聞きました。自然と涙が出てくる歌はこれが初めてです。 -- あきょん (2016-02-29 21 18 56) なにこれ泣ける・・・・・ -- 苺 (2016-03-02 21 43 43) ぼろぼろ涙流しながら聞きました。 -- 時雨 (2016-03-28 11 14 14) 泣きました、、歌詞めっちゃ良いですね -- りんか (2016-03-28 11 21 49) 歌いかたによって捉え方が少しずつかわるのがいいね。いい曲 -- 名無しさん (2016-06-28 17 37 45) 自分で命を絶とうとした時期を思い出しては、今生きててよかったと実感できてます。この曲があったからあの時の気持ちが間違えだったと気づけた。 -- ぴち (2016-08-20 00 50 21) 友達にボカロを勧められ知りました -- ユイ (2016-08-25 21 09 03) これ聞くと涙止まらない…( ) -- 羽月 (2016-08-25 21 12 08) 鳥肌った。 -- 名無しさん (2016-09-09 11 33 02) なみだが... -- 篶 (2016-09-11 20 14 16) 泣けました -- 夏目いろは (2016-09-12 01 01 26) 週末に聴くともっと泣ける(T^T) -- 名無しさん (2016-09-12 18 47 01) 本当に辛くて仕方ない人にこの曲を聞いて欲しい。 -- 名無しさん (2016-09-27 17 44 08) こんな素敵な曲に出会えてよかった -- 名無しさん (2016-10-21 16 45 39) なんか歌詞も曲調も凄すぎて何も言えない -- 名無しさん (2016-10-22 13 10 26) 元気もっらた。ありがとう -- ミカゲ (2016-10-24 16 58 37) 悩んでる時に聞くと自然と涙が出る曲 -- 名無しさん (2016-10-30 16 35 29) もう全てがどうでもよくなった時、これを聴いて少しは頑張ってみようかなと思いました。 -- 名無しさん (2016-10-30 23 26 16) この曲を聴いたら或る人のことを思い出して泣いてしまいました -- 神崎 (2016-11-02 20 42 33) 何度聴いても泣ける。 -- 綺響 (2016-11-03 11 44 02) 泣ける。・・・ -- 名無しさん (2016-11-05 02 54 23) すごく救われた気持ちになりました。素晴らしい楽曲をありがとう。 -- 名無し (2016-11-05 14 45 35) 凄く好きだ。 -- 名無しさん (2016-11-05 16 46 26) 「僕にもがいてる文字に ひとつ線を引かせて」 これ”辛”→”幸”なんかな -- 点p (2016-11-05 20 17 22) ルカの声が合う。 -- 名無しさん (2016-11-05 21 36 37) 頑張って生きたいと思った。歌詞が染みてくる。本当に素敵な曲に出逢いました。ありがとう、 -- 名無しさん (2016-11-13 16 48 45) 歌詞がすごくいい -- 名無しさん (2016-11-14 19 57 44) 神曲かなw -- 名無しさん (2016-11-14 19 58 11) 自殺決行の前の夜に聴いて涙が止まらなくなった -- 名無しさん (2016-11-25 10 04 00) 友人…いや、好きな人と色々あって、今の私と重ねて涙が出ました。名曲ですね。大好きです。 -- 雪兎 (2016-11-26 12 54 04) とても素敵な曲だと思います。色んな方向に想像が膨らみます。大好きな曲です。 -- 亜里 (2016-12-04 10 59 18) 素晴らしい歌をありがとうございました。 -- リア (2016-12-26 22 21 37) + コメント 2017 なんでもっと評価されないの! -- 名無しさん (2017-01-07 22 31 41) あれ?涙がとまらねぇ。 -- ザクレロ (2017-01-16 22 37 17) 一昨年、友人が自殺しました。そんな時にこの曲を聴いて、自分はどうすればよかったのだろうって...。もっと分かってあげられてたら、友人は生きていたのかもしれないって思ってしまって。初めて曲に心が抉られた瞬間でした。今でもこの曲を聴くと自分の愚かさや後悔がこみ上げてきます。でも色んなことに気づかせてくれた、この曲に出会えてよかったです。ありがとう。 -- 名無しさん (2017-01-18 18 50 02) 上のコメントに泣いた..私もこの曲大好きです。辛い時にいつも聴いてます。 -- まかろに (2017-02-04 04 30 32) 大泣きです -- 名無しさん (2017-02-12 00 48 15) ヤバたんメチャ泣いた(´;ω;`) -- 名無しさん (2017-02-16 23 02 06) 自然と涙が出てきてしまいますよね…。 -- にとり (2017-03-21 03 08 31) もっと早くこの歌を知れていたらなぁ、もう手遅れか -- 名無し (2017-03-21 17 41 48) 進路だとか家庭環境だとかでほんとに苦しかった時期にこの曲に出会いました。「それが大きな光のただの影だとしたら」ここで死ぬほど泣いた。 -- 名無しさん (2017-04-06 14 51 00) 泣ける -- 名無しさん (2017-04-06 16 02 41) やさしい歌だなあ… -- 名無しさん (2017-04-07 21 16 33) 苦しいときにこの歌に救われる -- 名無しさん (2017-04-11 12 48 40) 息継ぎのところがリアルで凄い! -- 名無しさん (2017-04-12 14 51 17) 本当に、救われました。自分にできることがなにかわからなくて、辛い時に聞いて泣きました。 -- 名無しさん (2017-04-16 13 49 40) めっちゃ泣くの我慢していつも聴いてるけど…やっぱり泣いてしまう… -- Serpent (2017-05-20 19 30 58) 今の自分があるのはこの曲のお陰です 本当にありがとうございます。 -- 名無しさん (2017-06-03 04 17 10) 思わず泣いてしまった… -- 名無しさん (2017-06-26 02 09 40) 自殺してしまった友達のことを思い出して泣きました。 -- いろは (2017-06-26 12 29 56) 鬱病だった父が自殺した時と重ねてしまって涙が止まらない -- 名無しさん (2017-07-03 20 09 23) 『あなたが旅立つ場所へ行かせたくはないな』のところがすごく共感できる。心が温かくなる歌ですね。本当に感動しました! -- リッカ (2017-07-17 09 41 20) 『あなた』の立場だったからこそ分かる、死にたくなってるときは『愛』を感じられない。友や両親の身を案じる声も責められている様に感じてしまう。旅立つのに失敗して本当に良かった。この歌を聞くと感謝の涙が出る 。 -- 名無しさん (2017-07-31 23 23 23) ずっと仲良くしていた友達がイジメでひきこもりました。私は後悔しました。あの時声をかけてあげれたら、何かが変わっていたのかもしれないのに。この歌を聴いて、更に後悔しました。もっと早くに、彼女の辛に1本の線を引いてあげれたらよかったのに.....。 -- 名無しさん (2017-08-01 17 51 59) 自殺しようとしてた時にちょうどこの歌に出会いました。 -- 名無しさん (2017-08-01 18 34 31) 聞いてみたらすごい涙があふれ出てきて死ぬのをやめることができました。すごく感謝してます。今またこの曲を聴いて死ななくてよかったと思います。死んでもなにもいいことはないけど生きてたらいいことがたくさん起こります -- 名無しさん (2017-08-01 18 37 20) だから今死のうとしてる人には生きてほしいです。私がこの歌に救われたように死のうとしてる人もまたなにか好きなものに出会って救われてほしいです。 -- 名無しさん (2017-08-01 18 39 07) 感動作 -- しの。 (2017-09-09 21 54 04) サビの所とか、凄く泣ける。曲の最後ら辺になると、前向きになれる。 -- 名無しさん (2017-09-12 18 38 34) ほんとに苦しかった時にこの曲を聞いて1人で号泣しました。 -- 名無しさん (2017-09-13 17 19 07) 『それがあなたの幸せとしても、僕に線を引かせて』幸せな死から線を1本「引いて」、辛くても生きようと言っているように感じた。 -- 名無しさん (2017-10-23 20 23 02) この曲 大好きです この歌で生き続けたいと思った -- 八月人 (2017-10-23 21 05 12) 綺麗な曲。思いがダイレクトに伝わってる曲 -- 名無しさん (2017-10-28 16 45 57) 皆みたいな辛い状況とかじゃなくて、ありふれた辛さと平凡な幸せの下過ごせてるから、自分にはただ泣くことしかできない。だからきっとこの涙は辛さからくるものじゃなくて、今ある幸せをかみしめることで流れてくるものなんだと思う。だからこの歌は自分にとって、どこまでも切なくて、胸が痛くなる、幸せの歌になった。 -- 名無しさん (2017-11-08 20 30 25) 辛くて辛くてしょうがない時に、この曲を聞くとなんだかすこし悩んでいたことが小さいことに思えました。この曲に出会えて、それだけで凄く嬉しい。それだけで生きたいと思える。この曲はほんとにほんとに最高です。 -- いちご (2017-11-26 15 22 41) この曲を聴いてゆっくりでいいこと、急がなくても幸せになれること、旅立つことで私は幸せだったとしても悲しむ人間も出てくることを教えてもらいました。希望とまでは言わないけど生きていく術を知ることができた気がします。作者様やその他諸々制作に携わった方々には本当にお礼の言葉しかありません。私も人になにか希望や勇気のような大それたことじゃなくて、ちょっと明日が楽しみだと感じることができるようなそんな作品を作りたいです。 -- 巴凪 (2018-01-10 08 01 38) あなたが生きてる事は無意味じゃない。生きてる事が凄く苦しい時に聴いたら涙が出て頑張ろうって思えた。精一杯生きようって思った。作ってくれたヘブンズPさん、ありがとう!!ルカさん、ありがとう!!明日からもこれからも精一杯頑張って生きていきます!! -- 愛音 (2018-01-18 16 33 21) 「それが大きな光のただの影だとしたら」の部分がとても心に響きました。私の中ですごく大切な曲です。 -- 名無しさん (2018-01-30 23 22 52) 辛→幸にするところで泣いた -- Sea (2018-01-31 09 07 42) 今の心情と重なって涙が出ました。 -- 名無しさん (2018-02-01 22 00 35) もしマジミラにバラード枠があったら、この曲を聴きたい -- 名無しさん (2018-06-04 23 10 08) この曲を聞いて少し救われた気がしました -- 名無しさん (2019-02-05 19 14 35) やば……泣きそう(既に泣いてる)……。 -- 茉莉 (2019-03-26 16 41 14) この歌詞すごい。一字一句の意味をヘブンズPさんに聞いてみたい。「それがあなたの幸せとしても」って普通は出てこない言葉。でも実際に辛い人に寄り添ってみるとわかる言葉。自死した母を想って涙が止まりません。 -- 名無しさん (2019-05-01 05 01 08) 歌詞見ただけで涙出てきた、最近生きるの楽しくなかったからかなぁ ありがとうございます -- 名無しさん (2019-05-02 08 42 52) 先日自殺で亡くなった友達に教えて貰っていた曲で、改めて聴いたら涙が止まりませんでした。その決意を止めるのは〜行かないでが本当に今の気持ちで。本当にこの曲に出会えてよかったです -- うい (2019-06-02 02 23 04) とうとうとうとう、マジカルミライ!おめでとうございます! -- toi (2019-08-20 18 38 11) マジカルミライの時に目の前の人が号泣しててつられて泣きそうになった。それから聞くたびに涙が流れそうになる曲 -- say (2020-01-13 21 06 40) 生きていればいいことあるさ!! -- 大丈夫 (2020-02-10 15 46 56) この歌は優しいけど、残酷でもあると思う。少なくとも私にとっては。 -- 名無しさん (2020-12-22 23 54 53) ルカさんの声が好き -- 名無しさん (2021-11-12 11 08 27) その数秒が運命でも その数歩が運命でも その決意を止めるのは我儘(わがまま)か 行かないで 行かないで 行かないで 今は -- 名無し (2022-01-20 11 31 03) ↑ここがすごく心に刺さる。 -- 名無し (2022-01-20 11 32 26) いじめなどは受けてはなかったと思うが、この曲を聴いて心のどこかに隠していた感情?が表れて、気づいたら泣いてました。この曲を聴いて歌手という人生を歩けているのと同時に、音楽ってやっぱりすごいんだなと改めて感じました。ありがとう。 -- 穂誌 (2022-04-16 00 34 20) ありがとう。 -- 名無しさん (2022-07-09 15 38 12) この曲に出会えてよかった..って思う。ルカさんの声に、この曲に、なんども救われた -- なりあさ (2022-12-16 22 19 00) 自分にもこんな風に想ってくれる人がいればなぁ… -- 名無しさん (2023-02-21 16 18 48) 辛いにひとつ線を引けば幸せって素敵… -- 名無しさん (2023-03-01 08 21 35) 本当に生きたくなかったときにこの曲に出会いました。こんな自分でも生きていていいんだと涙が出てきました。この曲に出会えて本当に良かった。ヘブンズさん、ルカさん、その他関係者さん、本当にありがとう -- 名無しさん (2023/03/19 12 35 16) 生きるのがしんどい、辛いって思ってる人に、もっと届いて欲しい曲。こんな思いをしている人が、VOCALOIDの声に救われて、あわよくば幸せますように。 -- ろゆ (2023-08-02 17 03 24) 私は旅立つ側よりもそれを引き止めたかった側なので行かないで欲しかったという願望が込められたこの曲にとても共感しました。 -- 奏吉 (2023-10-19 12 00 57) 進学で遠方にひとり下宿する弟を、母親が泣きながら見送っている時にこの曲が脳裏に浮かびました。大切な誰かの歩みを受け入れつつも、でも離れないでほしい、そういった愛を持つ人の葛藤とはなむけのうたなんだなと気付きました -- ななし (2023-11-24 12 21 23) 相手の願いを尊重したい気持ちと自分の願いとの間で葛藤するような優しくて切なくて泣きたくなるような慈愛に満ちたこの曲が大好きです -- 名無しさん (2024-01-26 14 10 14) 自分が辛い時にいつも支えてくれた恋人に言われているようでいつもこの曲を聴くと自然と涙が出てきます。 -- 零 (2024-01-26 20 00 41) 身近な人を大切にしようと思えるこの曲を今日も聴いて、これからも「幸せ」を目指して生きていこうと思います。素晴らしい曲をありがとうございます!! -- 零 (2024-01-26 20 02 48) 大切な人を救いたいのに救えないままで苦しかったときにこの曲に出会って、共感しすぎて涙が出てきました。本当にこの曲と出会えてよかったです。 -- 秘色 (2024-02-14 21 28 50) この曲を見つけて、初めてもう少し生きてみたいなって思った。誰が死んだりしたら自分自身は楽になったり、地獄から抜け出せて幸せになるかもしれないけど、自殺をするという決意を止めるのは我儘かって -- Azuki (2024-02-16 02 53 15) 大学浪人したけどこの曲あれば頑張れそう。 -- あ (2024-02-17 02 48 48) もがいてる文字って「辛い」ってこと??幸せになるように線を引かせてってこと?? -- めい (2024-02-17 02 49 43) ぜってぇ生きてやる -- 名無しさん (2024-02-17 02 50 43) 聞くたびにぼろぼろに泣いちゃう、すごく優しい曲 -- 名無しさん (2024-07-15 21 09 41) 入院中、同い年の看護師さんに教えてもらった大切な曲です。この曲にもその看護師さんにも救けられました。ありがとう -- 名無しさん (2024-07-20 20 37 38) 2人とも幸せになりたいだけだよね、それが -- 名無しさん (2024-08-10 17 44 02) 生きるか死ぬか、なだけで -- 名無しさん (2024-08-10 17 44 23) 2023年10月に旅立って行った友人へ -- 名無しさん (2024-08-14 01 23 55) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3128.html
序章-第三幕- 出会い 序章-第二幕- 第一章-第一幕- 勇者軍主力部隊から逃亡を続けるロバートは、 ゼン・ヴィレッジなる村に到着していた。 なにやらひっそりとしており、物静かである。 人によっては息を潜めているかのようだ、という感想を抱くだろう。 ロバートは、その街の物陰で泣いている女性を見つけた。 何故だか生卵まみれになっている。 お節介だと分かってはいるものの、放置してはおけなかった。 「…………女、どうした?」 びくり、と肩を震わせ、過剰反応する女性。 物言いが物言いなので仕方が無いかもしれないが、 敵意が無い事が分かると、一転して警戒を解く。 「すん…………」 とはいえ、泣いたままではあるが。 「泣いていても分からん。何故生卵まみれだ?」 「私に近寄らない方が……いいと思います。 あなたも苛められますよ。離れて下さい……」 どこか寂しそうに微笑む女性。 「苛められる? 貴様は苛められているのか?」 「ええ……私や母は『純血者』ではありませんので……」 「純血者?」 聞き覚えの無い専門用語なので、おうむ返しに答えるロバート。 「はい。私は惑星アース人類の純血者の父を持ちます。 一方、惑星アースの人類のほとんどは何らかの形で アルファ=ストレンジャーの血を引いており、 母はそれらの部類に入ります。このゼン・ヴィレッジは 純血者のみが住める、と定められた保護・隔離区域なんです」 あまりの馬鹿げた構想に、ロバートは一瞬黙る。 「するとアレか。貴様が純血者でないから、 出て行くように迫害を続けている、ということか?」 「はい……」 流石に泣き止んで、明確に答える女性。 「村の連中はそれで当然と思っているんだな?」 「はい……」 「貴様はそれが許せるのか? 貴様の親父やお袋はそれが許せるのか?」 「……分かりません。掟を破って婚姻し、 故郷を離れるに忍びないまま、惰性の生活…… そんなところなのでしょう。私個人としては…… こんな迫害され続けるだけの人生は……嫌です」 「だろうな。ここを出て行ったからといって その先どうすべきかも見えていない。だからそうなる」 「え?」 「だが出て行ったら出て行ったで、案外どうにでもなる。 しばらく前の俺が実際そうなんだからな」 「…………」 「だが、許せんのは村の連中だ!」 どだん! 急に激昂して、足を踏み鳴らす。 「人を迫害し、無辜の貴様等を叩き出しておいて 自らが正義であるという愉悦に浸っているだけのクズめ! 女、貴様が取るべき態度は恭順か!? それとも服従か!?」 「え? な、何を……?」 「違う! 貴様の取るべき道は反逆だ! めいっぱい逆らい抜け! そうしてから堂々と出て行けばいい! 俺が見ていてやる、行くぞ、女!!」 「え、え、えっ!?」 手を引かれるまま、ロバートと女性は村役場へと向かった。 そして、村役場で村長に直談判する。 「貴様が村長か……」 凄まじく威圧的なロバートの態度に、村長も若干身を引いている。 「エナか! まだお前は村にいたのか! しかも純血者でなどないと見える男を連れ込んで何のつもりだ! 黙ってこの村から家族もろとも出て行くがいい! ここは惑星アース純血者のための村だと いくら言っても分からんか!」 村長も負けじと、何故か女性――エナに向かって怒鳴りたてる。 びくりと身を震わせ、そして周囲の湯呑みやら何やらが浮き上がる。 「ほれ見ろ! その怪しげな力が純血者でない何よりの証拠だ! それが惑星アース純血者を滅ぼす力であると断言出来るな!」 純粋な防衛反応からエナのサイキック能力が発動したのだ。 上級の念動力であるが、本人は意識してはいないようである。 「待てオラ! ただ静かに住みたいって言ってるだけだろうが! 一人の例外も認められないっていうのかよ! えぇ!?」 「お前も黙ってろ! 異能者めが!!」 どこから取り出したのか、リンゴを投げつける。 エナは決死の覚悟でリンゴを念動力で止めた。 「や……やめて……」 「あぁん、聞こえんな!?」 村長は更にリンゴを投げつける。 「やめて下さい! 私は……私も人間です! あなたと同じ、人間です!! この方も、あなたも人間です!」 それは精一杯のエナの反抗、いや反逆であった。 「エナ! それが貴様の取っていい態度か! 守衛! こいつらをまとめて叩き出せ!!」 どこに隠れていたのか、守衛と呼ばれた者達が 何名かエナに向かって警棒で殴りかかろうとする。 「よく言った、女!!」 ロバートはむしろどこか嬉しそうに、守衛を一人殴り倒す。 「わっ!? 抵抗するのか、貴様!」 「抵抗じゃねぇ、反逆だ! そして女!! いい反逆っぷりだったな、その反逆、俺が引き受けた!」 「おのぉぉれぇぇぇ……かかれぇぇぇぇーッ!!」 守衛に加えて一般の役人までもが襲い掛かる。 「俺を敵に回してただで済むと思うなよ!!」 ロバートは敢えて銃は抜かず、拳で対応することを決めた。 こんな雑魚相手なら、それで充分だと判断したからだ。 「人が右向きゃこの俺ぁ左! 白と言われれば黒と叫ぶ! 花も嵐も踏み越えて、ひたすら歩くは茨の道よ! 宿命反逆ストレンジャーとは 俺の、事だぁぁぁぁぁぁぁぁらぁぁぁぁぁッ!!!」 「なぁにぃぃぃぃぃぃぃッ!?」 全員がこの場にいるわけが無い人物の姓に驚く。 それは勇者の姓、異能者代表の姓であったはずだからだ。 「俺に目をつけられたら未来は無ぇ! 身をもって肝に銘じやがれぇぇぇぇッ!!」 「う、うわぁぁぁぁぁぁぁッ!?」 この数十分後、ザン共和王国のアーム城に ゼン・ヴィレッジ壊滅の報が届き、その犯人が ロバートだという事実が発覚したのであった。 だが、当のロバートはエナの手を引いて、 唯一無事だったエナの実家に向かっていたのだった。 <第一章-第一幕-へと続く>
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/959.html
憂「ねえ、純ちゃん」 純「ん?何よ?」 憂「結局唯梓と梓唯ってどっちが人気なんだろうね?」 純「そりゃあ唯梓でしょう。もう完全に定着しちゃってるじゃん」 憂「でもそれって単に言いやすいからだと思うんだよね」 純「…じゃあ憂は梓唯の方が好きなの…?」 憂「だってさ、考えてみてよ。ヘタレ受けお姉ちゃんを攻めるへタレ攻め梓ちゃん やばい。想像しただけで興奮して禿げそうだよ」 純「分かって無いねえ~憂は」 憂「へっ?」 純「いい?しおらしくなった梓を天然Sな唯先輩が攻める!これ王道!心理にして真理!同人でもこのシチュ多いしね」 憂「うっ…確かに多いけど…」 純「それにね、天然は攻めでツンデレは受けって決まってるのよ!」 憂(やっぱり純ちゃんも梓ちゃんの事ツンデレだと思ってたんだ…) 憂「でも待って!純ちゃんは大事な事を忘れてるよ!」 純「大事なこと?何よ」 憂「世の中にはこのような言葉があります…『ギャップ萌え』」 純「!?」 憂「ふふふ。流石に驚きを隠しきれないようだね」 純「いや、まあ確かにギャップ萌え自体は知ってるけどさ」 憂「その通り!ヘタレかと思われていた梓ちゃんが攻め!(でもやっぱヘタレ) そして天然Sのお姉ちゃんがされるがままに!これ最強」 純「分かって無いねえ~きのこの山を美味しいと言ってる味覚音痴のきのこ厨ぐらい分かって無いねえ」 憂「純ちゃんたけのこ派なんだね」(きのこ最強でしょ…) 純「天然でされるがままになりそうな唯先輩がまさかのS。普段強気な梓がにゃんにゃんの時だけ(これセーフ?)弱々しくなるM これも立派なギャップ萌えじゃん!唯梓はやっぱジャスティス」 憂「分かって無い。分かって無さ過ぎるよ純ちゃん。うどんの方が美味しいって言ってる味覚音痴のうどん厨ぐらい分かって無いよ」 純(こやつ…蕎麦派か!?) 憂「想像してごらんよ。攻めてはみたものの良く分からない梓ちゃん。でも…」 純「ストップ!それ以上はやばいって!18禁だって!紳士さん怒っちゃうよ!」 憂「紳士(へんたい)もいるから大丈夫だよ」 純(やべえ…) 紬「話はきかせてもらったわ!」 憂純「紬先輩!?」 紬「あなた達は本当に分かってないわ…PS3最強と言い張るGKぐらい分かってないわ」 憂純(流石にそのネタは危険だって…) 紬「いい?唯梓も梓唯も最早時代遅れなのよ」 憂「へっ?でもそれだとカプが成立しなくなるんじゃ…」 純「まさか唯梓唯とか梓唯梓とか言い出す気じゃないですよね?」 紬「そんな3流な考え方しないわ」 憂純(何かこのSSいろんなものに喧嘩売ってる気がする…) 紬「今の時代はこれよ!『柚×愛』または『ゆずあい』」 憂純「待てコラ」 紬「柚と愛…何かに気付かない?」 純「いや…そもそも柚と愛なんてキャラいな…」 憂「待って!純ちゃん!」 純「ど、どうしたのよ憂!?」 憂「柚と愛…どれもお姉ちゃんと梓ちゃんに子供が出来たらどんな名前にするか妄想してた時に思いついた名称だ!」 純「まてまてまてまて」 紬「流石憂ちゃんね。その通り。柚(ゆず)はゆいあずさの略称。愛(あい)は梓唯の略称なのよ」 純「おいおい」 憂「でもそれが何故…まさか!?」 紬「どうやらわかったようね。真の愛に攻め受けの概念など不要!二人の関係が完全に溶けきって一つになったもの それが柚愛!究極の愛の形なのよ」 憂「ナンダッテー!!」 純「もう勝手にしてよ…」 紬「ゆいあずでもありあずゆいでもあ究極の形!我ながら完璧すぎるわ」 純「いや…それって梓と唯先輩のカプだって分からないような」 紬「そこは根性で何とかしなさい」 純(無理だろ) 憂「何かいろいろ勉強になった気がします」 紬「そう言ってもらえるとうれしいわ」 純(もうどうでもいいや…)「そんな事よりお菓子あるんですけど食べません?ポッキーですけど」 憂紬(…) 純「あ…あれ?」 憂「私トッポ派なんだ」 紬「私ポッキー(つぶつぶ苺)派なのよ」 純憂紬(…) -戦いは続く- END 梓唯派だけどたけのこ派です -- (名無しさん) 2011-12-30 06 43 46 梓の受けはなんか受け入れられない 唯攻めこそ至高 -- (名無し) 2012-09-26 22 35 34 梓唯派、うどん派、ポッキー派で -- (名無しさん) 2012-11-10 13 08 01 あずにゃんが攻められる唯梓派でいも派 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-12 07 19 10 攻められ唯の可愛さは異常 -- (名無しさん) 2013-07-30 16 06 07 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/2564.html
冬青 (T3所有撮影スタジオ内 廊下 冬青 ・・・。 冬青 (総勢20名による頭脳ゲームのテストプレイの進行中であったが、 冬青 (とあるトラブルにより・・・リハーサルは中断。 冬青 (暫し休憩時間を取ったのち、再集合の運びとなった。 冬青 ・・・。 サクヤ …山吹んとこ行くの?(廊下を歩く背に投げ掛ける声 冬青 ぅゎ。 冬青 …なんだ虻川か。 冬青 ・・・そのつもりだけど。…。 サクヤ …。そか。 冬青 …。まー、行って何ができるワケでもないけどさ。 サクヤ …うん。まあ、いいじゃん。行けば。 サクヤ 俺も行こうかな。 冬青 …虻川も? サクヤ うん。まー…俺居ない方が話しやすいかもしれないけど。 サクヤ 聞くのも重いじゃん。一人だと。 冬青 ・・・え。何その何。 サクヤ …何。あのワケあり拗れ事情一人で受け止めんの? サクヤ 無理すんなって。コミュ障なんだから。 冬青 い、言い方・・・おまいうー・・・ 冬青 ……はァ。まあいいか。 冬青 とにかく2人とも山吹が心配というコトデスネ。 サクヤ ...ま、それはそうじゃん。行こうぜ。 冬青 うん・・・ 冬青 (廊下を少し歩き、 冬青 (とある控え室の扉の前に立つ 冬青 ・・・ サクヤ …。 サクヤ (コンコン 冬青 ぁっ(心の準備よりワンテンポ早くノックされた 部屋の中の声 っはぁ? 部屋の中の声 誰か知らないけど、どーぞ? 冬青 、… 冬青 …荊木。ともう1人。 夏凛 ん、 サクヤ 俺俺。虻川。 冬青 入るよー・・・。(控えめに声掛けして 夏凛 ん。 冬青 (そーっと扉を開き、控え室の中へ 夏凛 (部屋の中には夏凛1人 夏凛 (くるくる回る椅子に座ってダルそうに回っていた 夏凛 っはぁ。 夏凛 やっちまったわね。 サクヤ (冬青に続けて室内に入り、扉を閉める 冬青 …うん。 冬青 なんかその………凄かった。 夏凛 ゲームを楽しんでる時に1番キモい奴、どんな奴? 冬青 え。 夏凛 アタシの答えは、ゲームそっちのけでナンパする奴。 冬青 ……まあ、それはキモい。ゲームやれよ。 夏凛 うん。キモい。でもそれ以下が居たわね。 夏凛 ゲーム中に昔の話で喧嘩する奴ら。 夏凛 アタシとたーくんの話。 冬青 ……。。 夏凛 っはぁーーーきも。 冬青 ………(たーくん・・・ 夏凛 ほんとならこんな所、逃げ出しちゃうか出禁になってるはずなんだけど、 夏凛 なんとか継続するっぽい雰囲気ね。 夏凛 っはぁ。やっちゃったなぁ。 夏凛 (くるくる椅子を止めて、机にうなだれてる。 冬青 …なんか、あったっぽいよね。その、イアン選手…と。 夏凛 アタシが中一の時にゲーセンでつるんでたのよ。 サクヤ 昔仲良かったんだっけか。でも今は…喧嘩別れでもしたみたいな雰囲気だったな。 夏凛 たーくん以外にも高校生、大学生いろいろ居たけど、女は中一のアタシだけね。 冬青 まー・・・少ないよね。ゲーセン女子は。 夏凛 そ。 夏凛 でも勝ったり負けたりするだけで、ナンパなんかしてこない気のいい連中だったわ。 冬青 …そーなんだ。(でもあんな喧嘩するような事になったんだから… 夏凛 そ…。 冬青 (その関係は、どっかで破綻してしまったのか。 夏凛 っはぁ… 夏凛 思わせぶりは良くないって話ね。 夏凛 聞いてくれる? 夏凛 つまんない話だけどさ。 冬青 、 冬青 …うん。 夏凛 たーくんの弟も一緒によく遊んでたんだけどさ。 夏凛 ま、子供の頃の話だからあんま覚えてないんだけど… 夏凛 で、そいつになんかの話の流れで「付き合っちゃう?」みたいな事言われて、 冬青 ゎ。。 夏凛 普通に選択肢に無かったから。「なわけないでしょ。」的な事、言ったと思うのよね。アタシ。 冬青 ほ、ほう。…。 夏凛 正直あんまココは覚えてないのよね。そんだけ意識してなかった。 夏凛 っはぁ。今となっては、そういうのが悪いって気もしてきたけど、とにかく…いや、悪くないわ。っはぁ。 夏凛 話下手すぎ。っはぁ。最悪ね。 冬青 …いや。大丈夫。ちゃんと聞くし…。 夏凛 ありがと。優しいのね。 夏凛 んで…なんかいつも通り対戦してたのよ。格ゲーで。 夏凛 で、なんかやたらアタシがたーくんに負けてたらさ、 夏凛 弟が「たーくんに次セット負けたら、一緒にホテル行っちゃえ」?的な煽りしてきて、 冬青 ぅぇっ 夏凛 なんか弟のそのキモい発言に、周りの男も全員乗ってたのよね。 サクヤ ぅゎ。 最悪だろ… 夏凛 っはぁ?こいつら1年ずっと友達だと思って遊んでたのに、そーゆー風にアタシの事見てたんだ?ってなって、 夏凛 めっちゃキモくて萎えてめんどくて、さ。 夏凛 ・・・っはぁ。 冬青 ………ぇぇ。なんかそれ…… 夏凛 当時アタシ中一よ? 夏凛 普通行く?ホテル? 夏凛 バッカじゃない? 冬青 …いや、普通に全然ありえない。し。 冬青 …悲しいじゃんね。ゲームしたかったんじゃなかったのかよ、って。 夏凛 そ。 夏凛 でも。 夏凛 でもさ? 夏凛 たーくんだけは、言わなかったんだよ? 夏凛 たーくんは普通にゲームでアタシをボコってただけで… サクヤ …言わなかったけど、否定もしなかったし、ゲームも止めなかったんだろ。 夏凛 ………。そう。 サクヤ それは……やっぱ落ち度なんじゃないの。大学生だろ、その時。 夏凛 落ち度ってか…まぁ、キモいけど。 夏凛 でも結局さ。通りすがりの紅椿家ナナエがたーくんボコしてさ。 夏凛 ナナエに連れられてゲーセン出て、そこからそのゲーセンには行かなくなって、たーくん達とはもう一度も会ってなかったんだよね。 冬青 …そっか。じゃー…その、 夏凛 っはぁ。 冬青 山吹は無事だったんだ。…ちょっと安心した。 夏凛 そりゃあそうでしょ。アタシその時レイプされました~みたいな話、するテンションでもないし。 冬青 れ。。。 夏凛 ぁ、いや、ごめん。 夏凛 アタシが心配だから来てくれてるんだもんね。ごめん。 夏凛 っはぁ。無いなぁ… 冬青 ぃゃ。。。まあその、大分深刻そうだったし。 サクヤ …。まー、…そんな相手から急に「恋人に選ぶ」とか言われたら サクヤ そりゃあったまるな…って納得する話ではあった。 夏凛 でしょ? 夏凛 アタシはその…何…えっと… 夏凛 いや、やっぱキモいかも。 冬青 …え。な。何。。 夏凛 っはぁ。 夏凛 いや、その、 夏凛 そのさ。 夏凛 アタシその「たーくんだけは言わなかった」って所で記憶止まってるしさ。 夏凛 その後たーくんがゲーム会社スポンサードのプロファイターになったのもニュースとかで知ってるしさ。 夏凛 っはぁ………いや、マジでキモいんだけど、その。いや、ちょ、やっぱ辞めても良い? 冬青 …え。ええ?? そこで?? 夏凛 え、いや、その、全然変な意味じゃないんだけど、その、 夏凛 じゃ、、、、、その、ほんの若干、たーくんに会うの期待してたっつーか。。。 夏凛 いや、もちろんキモい喧嘩別れはしてんだけどさあ!! 冬青 ぁぁーーー…… …? 夏凛 その…「プロになっておめでとう!」ぐらい言いたいじゃん!元友達としてさぁ! サクヤ それまでは仲良くしてたんだし…って感じか。 夏凛 仲良くしてたんだし…やっぱりアタシの中では、「たーくんだけは…」って気持ちがずっとあったんだと思う。ほんっとバカね。 冬青 な、ナルホド・・・成程・・・ 冬青 たーく・・・イアン選手だけは、他のキモい男共とは違ってたかも…みたいな・・・ 夏凛 ああああーーーーーーーーーーーきもいーーーーーーー 夏凛 そんなこと思ってるアタシまじでキモいな。 夏凛 話聞いてくれるのすっっっっっげえ助かるけど、キモ死しそう 冬青 山吹。。。。。 夏凛 てかさーーーーーーー 夏凛 前日の夢でアタシ、恋人にたーくん選ぶとか言ってるし、マジで脳みそにウジ湧いてんじゃないの? 夏凛 っはぁーーーなんなのお前マジでよぉ 夏凛 キモすぎなんだけど。 冬青 いや、言ってたよね…何なら相互に・・・ 夏凛 っはぁ・・・きんも。 冬青 なのに「もう友達じゃない」とか・・・何なら大喧嘩して・・・ 冬青 一体どういう事???・・・って感じだった。ようやく今理解したけど。 夏凛 「一体どういう事?」ほんとやめて。きつい。マジでゴメンって。 冬青 あ。ご。ゴメン。。。 夏凛 ってかぁさあアイツよぉ~~~ 夏凛 今更「オレ”だけ“が悪い」とか「下心あった」とか、何ワケワカンネー事言ってんだと思ったら、 夏凛 弟と友達庇ってんじゃん。 夏凛 キモ。 夏凛 なんなんそれ。 夏凛 ようやく言いたい意味わかったわ。アイツもアイツで混乱しすぎてて訳わかんないすっ飛ばし方してんだわ。 冬青 ぁ~~~・・・ 夏凛 マジで意味わかんなすぎてキレる所だったわ。いや、すでにキレてたけど。 サクヤ ……まー、そうだとしてもなんか気に食わないよな。 冬青 お、おう?(虻川? 夏凛 っはぁ?何よ。 サクヤ ぁーぃゃ、なんか庇ってるっていうと自己犠牲っぽい感じに聞こえるけど… サクヤ それって山吹の抱いた憤りを無視して自己完結してない?…みたいな…、やらかした奴等はそりゃ恨まれる道理があんだろっていうか… 冬青 うわ・・・お前めんどくさいな・・・ 夏凛 っはぁ。何よ。 夏凛 じゃあこの過去ぐちぐち言ってきて人様の番組潰そうとしてくるヒス女をどうすればよかったワケ? 夏凛 ってか、アタシ何がしたかったの? 夏凛 意味わかんないんだけど。人様巻き込んでさ。っはぁ。最悪。 サクヤ そこで俺にキレるのかよ。……まー、こんだけ舞台立て揃ってたらもうどうしようもなかったんじゃないの。 夏凛 っはぁ。 サクヤ 起こった事はしょうがないとして…後はもうブン殴ってガス抜きするくらいしかなくない? 夏凛 とりあえずアイツ殴る? 夏凛 そんで「プロになれておめでとう」って言う? 夏凛 サイコパスすぎるっての。 サクヤ あぁ。山ほど文句(言いたい事)あるんじゃないの。 夏凛 ある。 サクヤ じゃあもう言うしかないんじゃない。会わなかった年月分。 冬青 …え。。。(マジか…??? 冬青 そ、そんな攻撃表示アリ…? 夏凛 っはぁ。大丈夫?どっちか逮捕されない? 冬青 ぁ。ぇ。じゃ、じゃあついてく。。 夏凛 ってか、中一女子とホテル賭けてゲームしてたってヤバく無い? サクヤ 犯罪だよ。 夏凛 たーくん、スポンサー降りたりしないかな?大丈夫? 夏凛 なんでバラすかなぁ。馬鹿なのかなあアイツ。アタシなんも言わなかったじゃん。 サクヤ さあ…?まあ…なんかあっても身から出た錆だし… 冬青 急に攻めの姿勢じゃん??(なんで?? 夏凛 っはぁ?サクヤちょっと冷たくない?アタシ別にたーくんを失脚させたいワケじゃ無いんだけど? 夏凛 むしろ「プロ」は応援したいっつーーーか。。。 夏凛 っはぁーーーなんなんだアタシ、キモすぎない??? サクヤ それは俺が冷たいっていうより…山吹がイアン選手に情があるからじゃん。 夏凛 っっはあああああ??? サクヤ は??(何で??って顔 夏凛 キモ。 サクヤ いや……これまでの話どう聞いてもそうだろ。。 夏凛 え。いや、その、 夏凛 あーーーもう。キモいなあもうアタシ。 サクヤ いや別に変な意味じゃなくてさ。普通に…友人としての好意っていうか。 夏凛 何、友人としての好意って。 夏凛 っはぁ? サクヤ 結構酷い目に遭わされただろうに、「たーくんだけは」…って思うんだしさ。 夏凛 っっ、、 夏凛 それ、キモ過ぎ。 夏凛 っはぁ・・・。。。 サクヤ …まー、俺はさ。イアン選手の事、ファイターとしてしか知らないし。 サクヤ 人として…というか兄としてちょっと無いな…って思ったから。冷たくもなるし、何かあっても自業自得だろって思うけど。 サクヤ 山吹はそうじゃないんだろ? 夏凛 っはぁ・・・もう自分でも全然自分がわかんないけど。 夏凛 今すぐ会場から出てってやるって気分でもないし。 夏凛 絶交って感じでもないわね。不思議と。っはぁ。めんどうな女。 冬青 ・・・。 冬青 じゃー・・・このままリハーサル、続けて大丈夫そうなの? 夏凛 ・・・。 夏凛 まぁ。。。うーん。 夏凛 再開したいとは思ってるのよ?いや、ほんと。 夏凛 でも。 夏凛 やっぱたーくん1発ブン殴るっていうかこう 夏凛 有耶無耶なまま再開は無理じゃない? サクヤ まあ…山吹の言う通り呼び付けた上であの言動なんだとしたら… サクヤ マジで意味不明だしな… 夏凛 …っはぁ? 夏凛 呼びつけたんじゃないの?普通に。 サクヤ …いや、わかんないけど。 冬青 山吹もAEゲームズからのオファーなんだっけ。今日来たのって。 夏凛 そうだけど? 夏凛 アイレクス…もでしょ? 冬青 うん。そだけど…。 夏凛 っはぁ。ま。ノコノコ来るアタシもアタシで相当危機感ゼロだけど。 夏凛 配信者のアイレクスや将棋プロの春慶はともかくとして、やっぱアタシは変でしょ。 冬青 んーでも、山吹も相当有名人だしなぁ・・・ 冬青 「カレイドスコープ」辺りからめちゃくちゃ目立ち始めたじゃん。まー、山吹のやってるソシャゲ対人コンテンツじゃないから 冬青 呼び寄せ方としてはちょっと強引ではあるけども・・・ 夏凛 確かにカレスコは運良く有名な事件になったけどさぁ 夏凛 アンタの言うとおりやっぱゲームプロじゃないってのアタシ サクヤ まー……その辺は俺達で話してても分かんないよな。 夏凛 っはぁ。それもそうね。 冬青 本人に・・・聞く? 夏凛 で。どうするべきだと思う? 夏凛 そ。今から殴り込みに行くか。 夏凛 このまま冷静に休憩時間終わるのを待つか。 冬青 うーん。。。 サクヤ …んー、まずさ。…リハーサルは続けたいよな? 夏凛 そーね。 夏凛 今更マジで身勝手だけど、 夏凛 ゲームの集まりを自分で潰すってのは…アタシの心情的にあってはならない事だっての…ほんっっと今更だけどね。 サクヤ そうすると…、「このまま待ってて冷静に再開できるのか」…だよな。 サクヤ …そりゃ、冷静になれるならそれが一番丸いし、大人だろうけどさ。 夏凛 っはぁ・・・。 サクヤ そういうもんじゃないじゃん。 夏凛 あの質疑応答さえ終わればたーくんと話す事も無いかもしれないし、 夏凛 もしかしたら有耶無耶のままでなんとかなるかもしれない、 夏凛 けど、 夏凛 そういうもんじゃないし・・・。 冬青 ・・・。 冬青 ……じゃー、行こうよ。 冬青 殴り込み・・・よりは丸い方が良いけど……直談判…? 夏凛 っはぁ・・・。 夏凛 そーよね・・・。 夏凛 結局そうするしか無いっていうか・・・。 冬青 まー、仕事とか段取りとか人間関係とか色々あるけどさ・・・ 冬青 山吹の気持ちは、それはそれで大事にしたいっていうか… 夏凛 っはぁ・・・。優しいのね。 冬青 押し殺して無理矢理やりすごすより、そっちのがいいのかなって。 サクヤ よし、決まりだな。殴りこもう。 夏凛 ん?あれ? 夏凛 もしかして、サクヤとアイレクスも一緒に行ってくれる…感じ? 冬青 え。(完全にそのつもりだった サクヤ …あれ。一対一だと逮捕者出るとか言ってなかった? 夏凛 そ。そういえば言ったわ。 夏凛 たしかにその勢いでカレスコとか引いたら流石に勝てちゃうと思うし… 冬青 ま、まあ。だからって訳じゃなくて心配だからだけど。。 夏凛 加減の効かないランダム武器を私怨の喧嘩に持ち出す奴は1人にしておけない…っつー話もある?わね? 夏凛 ぁーーー 夏凛 ちょっと待って。優しさを言語化されると今ちょっとダメかも知んないから一旦待って。 夏凛 一旦勢いのまま殴り込んでからで良い? 冬青 ??お、おう。 冬青 お、おう。(二回目 サクヤ お前山吹には素直なんだよな… 冬青 は?なんか言ったか? サクヤ 何でも。とにかくカチコミな。 夏凛 っはぁ。そうね。 夏凛 たーくん今1人かな?他のプロファイター一緒だと気まずいけど。 サクヤ それはそうだけど…休憩時間も限られてるしな。 サクヤ 「ちょっと外して貰えますか?」するしか…うわ気が重いな… 夏凛 っはぁ…今更気にする程の恥でも無いか。さっきの大恥に比べりゃ。 夏凛 っはぁーーーっはぁ。っはぁーーーーーー。行くっての。もう。 夏凛 (部屋を出て、 夏凛 行く…っての。まったく、もーーー。(きょろきょろして、別の控え室と思わしき方向に向かう 冬青 ちょ。。待って待って。(山吹について歩いていく サクヤ …(2人の後について歩いてく 夏凛 (なんかすぐに「イアン様控え室」と張り紙された個室を見つけて 夏凛 っはぁ? サクヤ …近いな。もう見つけたんだ。 夏凛 専用個室たあ良い身分ね!(ドアを蹴り開けて入ってく 冬青 勢い・・・!! サクヤ (おろついてる冬青に対し、妙に平然と、一行の一番後ろで イアン !? 夏凛!?(ゲーミングチェアに座って天井を眺めてた男 夏凛 っはぁ?何?休憩時間中は無敵時間だと思った? 夏凛 この会場はダウン追い打ちアリなのよ。知らんけど! 冬青 …。 ど、ドウモ・・・。オジャマシマス・・・。 夏凛 (のっけからヒートアップしてわけわからん事言ってる イアン お、おう? …あぁ、後ろの2人も一緒、な? イアン (急展開に驚きつつ作り笑顔で迎え入れ、ゲーミングチェアから立ち上がり小さな椅子を4つ並べる サクヤ …はい。3人で来ました。 サクヤ …山吹から事情は聞いてますから。 サクヤ すっとぼけたらバレますよ。 イアン 事情、 イアン か。 冬青 ぅぇ。。(攻めるやん… 夏凛 っはぁ。アンタとの最後の日の事よ。 サクヤ (長い前髪越しにイアンを見上げる 不思議な虹色に揺れる瞳 夏凛 たーくん、いつからそんな察し悪くなったワケ?色々やりすぎてセーブメモリ一杯になった? イアン あぁ、、、ちょっと驚きの連続だな。 夏凛 ・・・。 夏凛 その・・・。 夏凛 サクヤ、どうすんだっけこの後、やば。頭真っ白なったかも。 冬青 ・・・。。。(心配そうに様子を窺っている サクヤ …は?さっきまでの威勢どうしたんだよ。 サクヤ …言いたい事も、聞きたい事も、山程あるんじゃなかった? 夏凛 ある…それはある…けどっ、 夏凛 あああああもうっ 夏凛 なんでこっちが順序とか気にしなきゃなんないのよっ! 夏凛 結局たーくんは何がしたいわけ!? イアン っ、 イアン 何…って言われると、それこそ一杯あるけど…(アイレクスやサクヤをチラ見しながら イアン 1番は「仲直り」だな。今更ムシの良い話だけど。 夏凛 …っはぁ? イアン 昨日今日の話は勿論だけど…その、”最後の日“も。その後ずっと連絡とれなかったのも、 イアン そのチャラにしてくれなんて言えねえけど… イアン 夏凛と仲直りしたい。 夏凛 っはぁ…? 夏凛 え。何それ。キモ。っはぁ? 夏凛 サクヤ! 夏凛 (なんか焦って名前呼んで サクヤ …。 夏凛 なんか…なんか…なんかこう、キモい! サクヤ …嘘じゃないな。本心からそう思ってる。…みたいだ。 夏凛 っはぁ!?いきなり何!?アンタのサイドエフェクト!? イアン え。何? サクヤ 勘だよ勘。まあ、余計にムシが良いけど。 イアン あぁ、ムシが良すぎるのはほんっっとその通りだぜ。 イアン だからその…さっきも半端だったし、まずは今までの事を謝りたい。 夏凛 あーーーキモ。違う。なんかもっと怒鳴ったりそういう感じだと思ってたのに! 夏凛 だってアンタ、バカァ? 中一とホテル賭けてゲームしたなんて認めちゃアンタ世間的に終わりよ? 絶対認めちゃダメじゃん。 バッカじゃないの? 夏凛 アタシを妄言野郎にするか、弟のせいにするか、なんでも良いじゃん! イアン …そこまで(スポンサー降板の事まで)考えは回っちゃなかったけど、 イアン 夏凛は嘘ついてねえし。ジュキだけが悪いわけじゃ絶対ねえから。 夏凛 っはぁああああ??? アイレクス助けてーーコイツ殴り甲斐が無いってのーーー!! 冬青 ………い、いや。。。う、うぅん…… 夏凛 っはぁ??なんなの?マジでなんなの??? 夏凛 アンタに色々勝手に納得されちゃ拳の振り下ろし所も無くなって困るんだっつうの! 夏凛 大体アタシが本当にアンタを“本”に売ったらどーすんのよ?終わりじゃん! 夏凛 アタシがいくら謝ったってアンタ許さなかったらどーすんのよ?ダウン追い打ちループじゃん! 夏凛 結局アタシが優しい裁定を下す事に甘えてない?そうじゃない? 夏凛 だとしたらやっぱり結局ムカついてきたんだけどっ! イアン ・・・、甘えてる、か。 イアン っはぁ、なるほど。確かにな。 夏凛 っはぁ?何勝手に落ち着いてるワケ? 夏凛 もっと、こう・・・その、こう、っさぁ…! イアン いや、悪い。オレも全然、正解がわかんないんだよ。 イアン 不正解なのは間違いないんだけど。 夏凛 っはぁ???何言ってんのコイツ? 夏凛 何を言ってんのコイツーーー!(サクヤに訊く サクヤ んー……(片手で頭抱えて考えて サクヤ …お互い落ち着かないまま喋り合っても、なんか地に足付かないような感じはするよな… サクヤ …さっき山吹とも話してたんですけど。 夏凛 ぅぇっ(ビクビクしながらサクヤの話聞いてる サクヤ …イアン選手が山吹をこの場に呼んだんですか?「謝りたかったから」? イアン ・・・。 イアン っはぁ。嘘わかる奴が人狼に混じってたのは流石にビビるな。(観念したように イアン 違うよ。今日初めて夏凛に会う事を知ったんだ。 夏凛 っっはぁ!? 冬青 ・・・。そ、そうだったんだ… 夏凛 え。っっちょ、 夏凛 っは、、、っはぁ!!!? サクヤ …。(まぁ「勘」は流石に苦しいか… 夏凛 え。待って待って待って。。無理無理無理無理っっっっちょ、ちょっと待って!? 冬青 や、山吹。。。 夏凛 っはぁ!? え。アタシ 夏凛 アタシの…自意識過剰って事…? サクヤ まぁ…そうか。普通に山吹が有名人だっただけなのか… 夏凛 っっはっっぁあああああああ!? イアン 大規模襲撃撃退したり、地形変えたり、伝統の魔法学科にソシャゲ連携で乗り込んで留学して、街の代表戦力にも選ばれたり…活躍凄いじゃん? 夏凛 っはぁ!!?何アンタ、ストーカー!?知りすぎてキモいんだけど!? 冬青 つまり…山吹が「何かやっちゃいました?」系魔術師だったお陰で… イアン いや…調べるまでもなく…な情報だけど… 冬青 普通に選ばれた所を推薦枠と勘違いした…みたいな… 夏凛 アイレクスあんたマジでやめろソレ!! 夏凛 ほんっっっっとやめて無理っ! 冬青 ごめんて。。。 夏凛 っはぁ!!!? 夏凛 え、てかじゃあなんで言わないのよさっき!!バッカじゃないの!? イアン いや、そりゃ…言えないだろ… 夏凛 っっはぁ!? イアン プリン姫…はともかくとして、景春とかジルギス(とか無自覚煽りしてくる奴ら)の前じゃ… イアン いやっ、ままま、それを差し置いても、オレが夏凛と知り合いなのは事実だし。 イアン 実際、あんな最後になっちゃってから1度も連絡取れてなかったから、 イアン 普通に会いたかったのは会いたかった…じゃん? 夏凛 え。ちょっと待って何コイツまじでキモい。 夏凛 いや自意識過剰なアタシの早とちりも身投げしたいぐらいキモいけどっ! 冬青 ・・・う、うぅん・・・ 冬青 (どうしよう…もっと自信ありげに喋る人だと思ってたのに・・・ 冬青 (なんかすごいしどもどしてるし・・・どうしたら良いのコレ・・・難しいよ… サクヤ (…全然嘘吐いて無いんだよな。呼んでない事言えないのもまぁ…わかるしな…) 夏凛 っっはぁあああああ~~~~あ゛~~~~~~ サクヤ …どうする?山吹。 夏凛 どうする…って言われても、、、 夏凛 (アイレクス見て、 夏凛 (イアン見て、 夏凛 (サクヤ見て、 夏凛 あ! サクヤ …言いたい事言って、聞きたい事訊けたらいい…と思ってるけど。 夏凛 そうよ。 夏凛 言いたい事言って、聞きたい事訊けたら良いじゃない。 イアン ん?あ?なんだ? 冬青 …山吹?? 夏凛 (性能厨夏凛。ここで悪魔的一手を思いつく! 夏凛 サクヤ。アンタさ。原理はともかくとして、たーくんの嘘が見抜けるのよね? サクヤ んー、まー。…そうだな。 イアン …そんな事しなくても今更嘘はつかないよ。 サクヤ 勘みたいなもんだけど。…大体解るよ。 イアン ムシの良い話だけど。目指すは「仲直り」。だし。。 夏凛 っっはぁーーーなるほど。なるほどね。(サクヤに 夏凛 じゃあサクヤ、その悪いけど、利用させて。 サクヤ …何。尋問でも仕掛ける?(サラッと受け入れて 夏凛 心配でついてきてくれーーーそ。。。そうね。尋問。 夏凛 いいわね。尋問。 冬青 ぇ…。。? 夏凛 そういうテンションの持ち用で居ないとね! 夏凛 クヨクヨすんのもメソメソすんのもらしくないっての! イアン え?あ?何?今度は何だ? 冬青 ど、どゆ事…??(テンションの乱高下がすごい… サクヤ ついにカチコミって事じゃない。(あっさり 夏凛 そうよ!サクヤ、やったりましょ!! 夏凛 なんかこの開き直り反省男を成敗しないと気が済まないっての! サクヤ いーぜ。協力する。 イアン お、、、おう。確かに開き直りと言われるとぐうの音も出ねえ。 イアン 昔の事だし、昨日今日の事でもあるけど、悪かった。ごめーー サクヤ (…山吹に処罰感情が無いなら、あんまり俺等が攻めるのもおかしいよな、と思ってたけど… 夏凛 うるさいっての!!尋問はもう始まってんの!! サクヤ (気に入らないのは気に入らないしな。うん。やろう。 冬青 えぇー・・・?? 夏凛 じゃあ最初の尋問。 夏凛 嘘吐いたらサクヤがアタシに伝えるから。 サクヤ OK。いつでも。(イアンの方を向いて 夏凛 だから、っはぁ。何。無駄って事! イアン お、おう。 夏凛 尋問1! 夏凛 ・・・。 夏凛 ・・・。・・・。 夏凛 その・・・。 夏凛 何。 夏凛 昔、さ。 サクヤ (急に歯切れ悪くなった… 夏凛 (前フリから急にしおしおするテンション 夏凛 その、 夏凛 昔さ。 夏凛 たーくん、アタシの事、好きだったの? イアン っ・・・、直球だな。 イアン そりゃあ勿論好きだったよ。 夏凛 っはぁあ!?キモ!!! サクヤ ・・・。 ……いいのそれ?(夏凛 を 心配してつい聞いちゃう 夏凛 キモキモキモキモキモ!!! 冬青 ・・・。ゎぁ・・・ サクヤ ・・・。(そして真偽に関しては何も口にしない 夏凛 好きだから遊んでたの!? イアン いや、違うってのも違うけど、順序が逆っていうか。 夏凛 っはぁ!?ウザ! 夏凛 遊んでたから好きなの!? イアン た、、畳み掛けるな…、答えはYESだけどさ… 夏凛 っはぁ~~~?こっち中1だったけど!? サクヤ ………。(なんだこれ… 夏凛 ロリコンすぎでしょ!きんもっ! 冬青 …。(何も言わないって事は… 嘘じゃないんだ… 冬青 わ、わぁ。(わ、わぁ。 夏凛 え?じゃあ、、何。 夏凛 っはぁ??? 夏凛 え。 夏凛 え。ええ。 夏凛 あの日ほんとにホテル連れ込むつもりだったの? イアン いや、それは違うくない? 夏凛 っはぁ!? 夏凛 なんでよ!おかしいじゃん! サクヤ …。 イアン いや、おかしくないだろ。その。 夏凛 っはぁ!? イアン いや、好きは好きだし、その…なんだ、 イアン オレだって男だしそーいうのに興味ないワケじゃ無いけど、あの日あのタイミングあの理由はおかしいじゃん…? 夏凛 っはぁ!!!?キモすぎなんだけど!? サクヤ …じゃあ、 サクヤ なんで止めなかったんですか? 賭け試合。 夏凛 そーよ!なんで止めないのよ!?バッカじゃ無いの!? イアン ぅ、だから、それが、 イアン それが悪かったと思ってるんだよ。ごめん。 夏凛 っはぁ?!意味わかんないんだけど?! サクヤ …そーだな。まず質問に答えてないし。 冬青 (虻川尋問官・・・!そこすごい刺すんやな…! イアン いや、ダセエ回答なのは今更取り繕えないけど、恥の上塗りで、説明するとさ。 イアン その…やっぱ下心があったから、 イアン 夏凛とさ。そのゲームしてるだけでも全然楽しかったんだけど、 イアン あー…その…何…えっと… イアン 彼女になって欲しい…つー、、、さ。 夏凛 うわ、キモこいつ。 イアン だ、だから悪かったって…、、、 夏凛 っはぁ???っはぁーーー??? イアン いや、だからその、 サクヤ ………。(俺、何を聞かされてるんだろ…… イアン ジュキとかダチとかが悪ノリした時、オレが止めなきゃなんなかったんだけど、 イアン 「あ。これ夏凛もノリ気だったら、付き合えるかもじゃん」って…その 夏凛 っはぁ???そんなチョロい女じゃ無いけど? 夏凛 バッカにしないでくれる? イアン だから…うん。間違いだったよ。 冬青 う、ぅぉぅ・・・ イアン 傷つけて、裏切って、ほんとごめん。 夏凛 っっっ・・・今更っっ、、! 夏凛 いま、、、、今更っ。。 夏凛 い、今言う!? バッカじゃないの!? 夏凛 会った瞬間に言ってよ! 夏凛 もうアタシほんっっっとそれだけでよかったんだけど!! 夏凛 今ハッキリわかったわ! 夏凛 もうほんとバッカじゃないの!? イアン あぁ、、、夏凛の言う通り、甘えてたよ。 夏凛 っはぁ???キッモ 夏凛 中学生に甘えるかねフツー。今もまだ高校生よ? 夏凛 いや、リー大は飛び級?でも留学だし…ああもうめんどくさ! 夏凛 っはぁーーーーー 夏凛 キモいーーー 夏凛 アイレクス、サクヤーーー、アタシ次何きけばいいーーーー?! 冬青 ・・・えっ!?(荊木!? サクヤ ………ぇぇ… サクヤ ……「過去」の話は聞けたんなら… サクヤ 「今」の話か、「未来」の話…じゃない? 夏凛 っはぁ!!!? 夏凛 ば、、、ば、、、バッカじゃ、バッカじゃないの!? 夏凛 たーくん! サクヤ …だってさ。これからリハーサル戻るのに… 夏凛 今もアタシの事好きなの!? サクヤ これからどういう感じで… ぁ。(直球聞いた。 冬青 (ぎゃーーーーー イアン …好きだよ。 夏凛 うぉえ、 夏凛 無理。死ぬ。 サクヤ ……、、、 夏凛 訊くんじゃなかった。 夏凛 たった一日でこんだけ罵声浴びせられて、 夏凛 「好きだよ」とかもうアンタ、マゾなんじゃないの? 冬青 (うわぁーーーーー 夏凛 フォーデンで殴られすぎて性感帯イカれちゃったんじゃないの? イアン …。訊かれたから勇気を振り絞って答えただけなのに散々だな。 夏凛 っはぁ?元はと言えばアンタがアタシを呼ぶから悪いんじゃない。 夏凛 って呼んでねえわ!ボケ! 夏凛 何言ってんの? 冬青 山吹~・・・! 夏凛 っはぁ~~~? イアン いや、ほんと何言ってんだ… サクヤ …。 どうすんの? 夏凛 付き合いたいの? サクヤ (更に攻め込んだ… イアン …え。 夏凛 っはぁ?!好きなだけ!? 夏凛 アンタバカァ!? イアン え。ちょ、ちょっと待ってくれよ。 夏凛 え。好きなだけで付き合いたいワケじゃないとかそんな事ある?! イアン いや、それはそれであると思うけど、一旦待ってくんね?! 夏凛 っはぁ?! 夏凛 え? 夏凛 何?コレ、アタシ悪いの?!(アイレクスになんか訊く 冬青 い、いや。その。お、落ち着こ。えーっと・・・ 冬青 これまでの話を聞く限り・・・ 冬青 イアン選手は大変過去を悔いているので・・・その・・・ 冬青 付き合いたいとか言えないんじゃないの・・・? 夏凛 何それ!ダサっ! 冬青 わ、わかんないけど。。! イアン いや…ダサいのは間違いないんだが… サクヤ どうなの?(イアン向いて イアン どう?も何も、 イアン あんな酷い喧嘩別れして、 イアン ようやく今日初めて再開して、 イアン この始末だぜ。 サクヤ 酷い有様だな。 イアン こんな状況で「付き合いたい」と心の底から思ってたら、 イアン 自信に満ち溢れすぎて頭ぶっ飛んでるだろ。 サクヤ ホントだ。酷いな。 夏凛 っはぁ!? アリなのソレ!? イアン いや、アリとかじゃなくてさ・・・ 夏凛 っはぁ!? ウザすぎなんだけど!? 夏凛 じゃあ今日! 夏凛 今日こそアタシがゲームで負けたらホテル行くつったらアンタ行く?! イアン だから行かないって落ち着いてくれよ。 冬青 山吹~~・・・!? 夏凛 なんで昔は行くのに今は行かないのよ。バッカじゃ無いの?!ロリコン!? イアン そういう話じゃないだろ… 夏凛 アイレクス~~~!!(よくわかんなくなって名前を呼ぶ 冬青 ぇー、ぇーぁーうー・・・ 冬青 何コレ・・・どうしたらいいの・・・ 夏凛 だからそれを聞いてるんでしょうが! イアン いや、お友達にはキレないであげろよ。。。' 夏凛 たーくんのせいでこうなってるんでしょ!? イアン そう、なん、だけども・・・ サクヤ …えーっと。イアン選手の心情は色々聞けたワケだ。 サクヤ んで、「仲直り」したいらしい。 イアン あぁ。嘘は言ってないぜ。 サクヤ そんじゃ山吹はどうする。って話じゃない。 夏凛 あ。え。ちょ。 夏凛 ちょ、 夏凛 サクヤ、そのちょ、ちょっとまって、 夏凛 アタシもちょ、あーバカ、どんな力なのか聞いとけば良かった! サクヤ ぁー…周りには伝えないどいてやるけど。 冬青 なにそれこわ・・・ 夏凛 いや、辞めて。マジキモい。だったら答えるから普通に! 夏凛 っはぁ!? で、何!? 夏凛 散々利用したから答えるけど! 夏凛 サクヤは何をアタシに答えてほしいワケ?! イアン だから友達にキレるなって… 夏凛 たーくんうるさいっ!! サクヤ イアン選手と仲直りしたいの?(夏凛を見て 夏凛 したいに決まってんだろボケ!!!!! サクヤ はい。解決。 終了。 夏凛 じゃなかったらフォーデンまで来るかよ! 夏凛 気付けバカ! イアン え。あ。 冬青 ・・・。 冬青 早く言えよぉ・・・!!(流石に脱力した 夏凛 ぅ。。。ぅーーー。。。。ぁーーーーーーー サクヤ いや、まー……。コレを言えるまでに色々必要だった訳じゃん……(アイレクスに 冬青 まあ・・・それは・・・そうなんだけどさァ・・・ イアン ・・・。 イアン え。あ。あー・・・。 イアン 確かに気付くべきだわ。ごめん夏凛。 夏凛 ふざけんなマジで。 夏凛 凄い辱めを受けたっての。 サクヤ ………。 サクヤ …帰るか。(小声でアイレクスに 冬青 ソウダネ・・・ 夏凛 ちょ待て、アンタら置いてく気じゃないでしょうね!? サクヤ え。・・・俺等まだ要る? 夏凛 いや、居るでしょ!今2人きりにしたら襲われるかもしんないじゃん! イアン いや、襲わないって…。 サクヤ ぁ、ぁー……(返答に困っている 夏凛 アタシの事好きな奴と密室に2人はどう考えてもマズイでしょうが! 冬青 そ、ソウダネ。。。 サマンサ こん。こん。こん。(ドア叩きながら喋って サマンサ お取り込み中失礼します。 サマンサ そろそろ再開したいのですが、 サマンサ 皆様宜しいでしょうか?(ドア越しに 冬青 …ぁ。 アナウンサーさん・・・? 夏凛 …。 夏凛 っはぁ。勿論良いわ。迷惑かけたわね。 サマンサ ・・・。 サマンサ いえ。強制参加のリハーサルでしたので。 サマンサ とはいえ、畏まりました。継続参加に感謝致します。 サマンサ では他の皆様も呼んできますので、ごゆっくりめで、円卓までお戻りくださいませ。 サマンサ では・・・(ドア外から気配が消えていく イアン 夏凛、いいのか? 夏凛 っはぁ?何が? 夏凛 アンタ、アタシとまたゲーム途中で絶交したいワケ? 夏凛 あんなの2度もしたく無いでしょ? イアン したく、無いな。 夏凛 じゃあ良いじゃん。 夏凛 友達2人にこんだけ発破かけて貰って、今更帰るとか言い出したらそれこそ意味わからないでしょ。 夏凛 まずは迷惑かけたことをみんなに謝る。 夏凛 そんで、ゲーム再開よ。 夏凛 …それでいい?(アイレクスとサクヤに 冬青 …。ん。(サムズアップして見せて サクヤ …。 いんじゃない。お疲れ。 夏凛 っはぁ。 夏凛 っはぁーーーー 夏凛 マジで疲れたわ。 夏凛 ありがとね。2人とも。 冬青 イイッテコトヨ・・・(ツカレタケドネ・・・ イアン オレからも礼を言わせてくれ。 イアン おかげで数年越しに仲直りできたよ。ありがとう。 サクヤ コッチがお節介したんだし、いいですけど。…ぁー、そうだ。 イアン ん。なんだい? サクヤ 代わりに…ってのも何ですけど、俺が嘘見抜ける事は内緒にしといて貰えますか? サクヤ 人狼ではちゃんと使わないようにしてるんで… イアン 全然問題ねー・・・ イアン ってか イアン 結局1度も誰もこの部屋じゃ嘘ついてないからな。 イアン そんな力自体、最初から無かったんじゃあないか? イアン オレたちは何もわかってないぜ? イアン (勿論この発言は、嘘。で言っている) サクヤ ……。 サクヤ そうですね。…ブラフでした。只の。 イアン あぁ、渾身のな。 イアン でもおかげで本音で話せたよ、ありがとな。 サクヤ …。まあ、良い方向に行って良かったです。ホントに。 夏凛 何勝手にソッチで仲良くなろうとしてんのよ。キモいんですけどー? 冬青 さっきまで結構辛辣だったのになぁ。男の友情・・・ってコト!? 夏凛 (等と言いながら、 夏凛 (部屋を出て円卓へ向かっていく サクヤ (夏凛に続いて部屋を出ていく 冬青 (いやー・・・ 冬青 (……良かったよ。本当に・・・ 冬青 (部屋を出ていく
https://w.atwiki.jp/compe/pages/299.html
「────覚えておきなさい、夜の吸血鬼に潜伏は通用しないということを」 月の傾く黎明を歩む三人組。その先頭が突然立ち止まり辺りを威圧した。 いまだに彼女の言葉の意味を呑み込めないドラえもんと西片は戸惑い、それでも肌を撫でる風の異質感にどうしようもない不安を煽られる。 「レミリアさん、誰かいるの?」 分かりきった質問をドラえもんが投げる。 レミリアは鬱蒼と広がる木々に視線を向けたまま頷き、本格的な警戒態勢に入る。 なんとも異質な存在感だった。 妖怪とも人間とも違う、まるでこの世に存在してはならないものがそこにいるかのような不気味さ。 ゆえに普通の人間である西片へ投げた警告とは違う、己の持つありったけの殺気と威圧をぶつけたつもりだった。 なのに、 「────え?」 木陰からぴよこんと顔を出したのは小柄な少女。 ルビーのように真っ赤な瞳に絹糸のような金髪を揺らして、お人形のようなあどけない顔立ちを持つ『それ』を見たレミリアは急速に血の巡りが早まるのを感じた。 「よかったぁ、ただの女の子じゃないか」 冷や汗をとめどなく垂らし瞳孔を開かせるレミリアとは対照的に安心したような笑顔を見せる西片。当然だ、彼はこの中でもっとも現実に近い感性を持つのだから異常に気付けるわけがない。 「なん、で……貴方が、いるのよ」 ぽつり、レミリアが震えた声で紡ぎ出す。 知り合いなんですか? そんな西片の質問がまるで聞こえていないかのように目の前の少女の名をレミリアが呼んだ。 「──フラン」 「ごきげんよう、お姉様」 フランドール・スカーレット。 それはレミリアがここで出会う可能性が最も遠く、居るはずのない存在だ。 「お姉様……っていうことは、レミリアさんの妹なの?」 「……ええ。だけど、あの子がここにいるはずが……」 そう、フランがここにいるはずがないのだ。 彼女は紅魔館の地下に幽閉されており存在を知るのは極僅かに限られるし、そもそもとして名簿にも書かれていない。 だからこそドラえもんに紅魔館の事を説明する際フランのことは省いた。必要ないと思ったからだ。 それなのにここにいる。あくまで名簿に居ない知り合いと出会うだけならレミリアはここまで動揺はしなかっただろう。 レミリアが動けない理由は──── 「ねぇ、お姉様。どうして目を合わせてくれないの?」 「っ……!!」 フランが怖いから。 彼女の持つ『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』は世界の均衡を乱す可能性があるほど強力だ。そしてフラン本人はそれを使うのに躊躇いがない。 自分を、周りを、そしてフラン本人を守るためにも地下に幽閉していたのに。今目の前にいる彼女は悠々と外の世界を歩いている。 あってはならない。 もしフランが全力を出せば自分を含め参加者は全滅する可能性が高い。 緊張が走る。どうするべきかと脳内に思考を巡らせる内、フランが歩み寄るのを許してしまった。 「お」 フランが可愛らしく首を傾げる。 「ね」 口が裂けるくらいフランが笑う。 「え」 フランの姿が視界から消える。 「さ」 反射的にレミリアが半歩身を引く。 「まあああああぁぁぁぁ?」 視界全体がフランの顔で覆い尽くされる。 鼻が触れてしまうような至近距離にレミリアは乾いた息を漏らし、後方へと大きく飛び退こうとして転ぶ。 尻餅をつく形で体勢を崩したレミリアを見下ろしながら、再びフランは鼻歌交じりに上機嫌な足取りを運ばせた。 「フ、ラン……やめなさ……」 今のレミリアに冷静さなど微塵もなかった。 本来ならば姉として自分が彼女を止めなければならないのだろう。だがそれは舞台が幻想郷であった場合の話だ。 ここは幻想郷ではない。仮に自分がフランに負けた場合に復活できる保証は無いし、自分の他に彼女を抑え込めるような存在がいるかも分からない。 責任感や不安、死の恐怖に苛まれたレミリアは何も出来ず、自分の首筋に手を伸ばすフランを見上げたまま硬直して──── 「やめるんだ!!」 横から割り込んだドラえもんがフランを突き飛ばす。 フランは大袈裟に転んで見せて、心底鬱陶しそうに猫型のロボットへと膨大な殺意の塊を浴びせた。 「邪魔するなよ、生き物でもないポンコツの癖にさ」 それはおよそレミリアの知るフランが使う言葉ではない。動揺するレミリアとドラえもんを他所に、フランの周りを黒い霧が囲い出し森全体に広がるそれが二人の視界を遮った。 「一体なにが──」 「────ねぇぇぇずみぃぃぃぃ!!!!」 瞬間、鼓膜をつんざくドラえもんの絶叫。 焦りを抱えたまま腕で霧を払えば物凄い勢いで走り去るドラえもんの姿が目に映った。 その遥か背後、すなわち自分の目の前には三メートルを越える巨大なネズミの姿があった。 「妖怪……? いつの間に!?」 いくら動揺しているとはいえ新たに妖怪が来たのならば気配に気付くはずだ。なのにこの大ネズミはまるでその場に突然現れたかのように鎮座している。 だが本当の問題はそこではない。ついさっきまでむざむざと殺意を見せつけた破壊の権化が──フランドール・スカーレットが居ない。 レミリアは恐怖する。 何が起こっているのか理解できない。 いるはずのない場所にフランがいて、突然大ネズミが現れて、ドラえもんが逃げて、フランが消えた。 立て続けに起こる理解不能な現象に頭が追い付かず、即座に行動に移すことが出来なかった。 「ひ、あ……、……え……っ?」 だから、頭になかった。 次々と引き起こされる『非日常』を前に、『日常』を生きてきた西片は逃げることすら出来ないのだと。 ずしん、地響きを鳴らしながら恐怖心を煽るように西片へにじり寄る大ネズミにレミリアは舌打ちを鳴らした。 「畜生風情が……!!」 フランへ恐怖し何も出来なかった屈辱をぶつけるかのような憤慨をネズミへとぶつければ、デイパックから取り出したライフル銃をそいつの頭へと向ける。 扱い方は大体わかる。弾幕よりも遥かに殺傷力が高いそれを取り出した理由は確実にこいつを殺すため。そして敵の素性が分からないため下手に接近すべきではないという戦いの勘によるものだ。 「は────?」 だが、その銃弾は当たらない。 ネズミが一瞬で姿を消したからだ。 一体どこへ────辺りを見渡すレミリアの視線は少し上を向いている。巨大生物を探すのに下を見る必要などないのだから。 だからこそ、『それ』の存在に気がついたのは西片の方が先だった。 「──高木、さん?」 「よっ、西片~」 声につられレミリアが視線を下げる。 と、そこには見慣れない少女の姿があった。高木、と呼ばれたその存在は溌剌とした笑顔で西片に近寄る。西片の脳は混乱の最中にあるためか、突然現れた知り合いに対して疑問よりも先に安堵を見せていた。 (────まさか、) 目の前の異質な光景にレミリアはある一つの推測を浮かべる。 もしこれが事実ならば全ての辻褄が合う。突如消えたフランや大ネズミの姿も説明がつく。 それが本当かどうかも分からないまま、レミリアは己を納得させるかのように叫んだ。 「離れなさい!! それは幻覚よ!!」 え、と西片が言葉の意味を理解するよりも先に聞き返す。 すると彼の前で笑っていた高木が突如真剣な面持ちになり、瞳を潤ませて訴えかけるように西方の手を握った。 「ダメだよ西片、騙されないで。あいつははははははははははははははははははははははははははははははははははは」 「た、高木さん!? どうしたの、高木さん!?」 「ににににににしししかかかかたたたたたたたたたたたたたた」 高木の体が不自然に揺れ始め、顔が崩れ始める。 片目が飛び出し、口からはでろんと長い舌が垂れて鼻からは大量の黒い液体が溢れる。 西片の短い悲鳴が響く。瞬間、パァンッと風船が割れるような軽い音と共に高木の頭が弾け飛び、生ぬるい血液と肉が西片の顔に張り付いた。 「うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ──────ッ!!?!!?」 半狂乱になり崩れ落ちる西片の無防備な首筋へ頭のない高木が手を伸ばす。それをレミリアの持つ銃、シュヴァリエボルト・マグナが阻止した。 的が小さいために銃弾は高木の腕を掠めるだけに終わる。やはり慣れないものは使うべきではないと肉薄したレミリアの腕が高木の体を吹き飛ばした。 本気で殴ったつもりなのに手応えが薄い。並の妖怪よりも頑丈な体にやはりかと思いつつ、精神崩壊寸前の西片へ視線を向けた。 「あ、ああああああ……!! あああああああ!!!!」 「落ち着きなさい、貴方の見たものは現実じゃないわ。これでもつけてなさい」 「あ……へっ、……これ、って……?」 レミリアが乱雑に投げ渡したのは何の変哲もないアイマスク。 意味もわからないまま西片はそれを受け取ってしまい、一瞬だが恐怖を疑問が上回った。 「奴の幻覚能力は強力だけれど、視界さえ封じてしまえばマシになるはずよ。私が大丈夫と言うまでそこでじっとしてなさい」 「は、はい……わかり、ました……」 言われるがままに西片はアイマスクを装着する。と、顔にべったりと張り付いていた血や肉の感触が消えたのがわかった。 レミリアの言う幻覚という言葉が事実だったことに安堵の息を吐く。が、視界が封じられるというのはそれだけで不安を煽られるものだ。 黒い視界の中ガタガタと震える体を縮こませて西片はひたすらレミリアの指示を待った。 「────!!」 「幻覚とわかった今、お前の技は通用しない」 声にならない絶叫を上げた高木だったものはぐにゃぐにゃと姿を変え、フランの形を作り上げる。 しかし幻術とわかった今、もうレミリアにそれは通用しない。 フランの偽物に対してシュヴァリエボルトの引き金を絞り、解き放たれた銃弾が肉に風穴を空ける。そのまま何発も、何発も撃ち込んだ。 西片の耳にレミリアの憤怒の声と怪物の叫びが届く。怖くて怖くて堪らなかったが、アイマスクを外す勇気はない。 「トドメよ。────必殺、ハートブレイク」 そうして銃声が止んだかと思えば、澄んだレミリアの宣言とともに風を切る音が鳴り怪物の断末魔が辺りを響いた。 数秒の静寂が森を包む。終わったのか──そうであってほしいという願望は他ならぬレミリア自身の声によって叶えられた。 「もう大丈夫よ。まったく、この私があんな詐欺師に苦戦させられるなんてね」 「レミリアさん!! よかった、よかったぁ……!」 「ふっ、情けないわね。……さて、始末も済んだ事だしドラえもんを探しましょうか」 「はっ、はい!!」 ふわり、辺りに漂う雰囲気が急激に軽くなるのを感じる。それをもって西片は改めて『非日常』は終わったのだと安心した。 もうこの目隠しをする必要はない。西片はアイマスクを額へと上げて数分ぶりの景色と再会する。 そうして西片が見たのは、 「────────え?」 丁度人の頭ほどの大口を開けるレミリアの姿だった。 ■ 「……どうなってんのよ」 開口するレミリアの瞳に反射するのは一面の青。 激しく流れる川の真ん中で人一人分ほどの足場に取り残された吸血鬼は嘆きじみた困惑を吐いた。 レミリアは逃げるフランもどきを追っていった。森の中とはいえ飛行速度で彼女に勝るものはそういない。あのフランもどきもそのはずで、手を伸ばせば届く距離にまで迫った。 だがその瞬間、フランもどきは一瞬で姿を消した。また何か別の生物に変身したのかと辺りを見渡したその時、この光景が広がっていたのだ。 「完璧に弱点を把握してるってわけね。くそったれ、反吐が出る」 吸血鬼は流れる水を渡れない。 これが幻だと脳でわかっていても、五感全てが受け取る情報がそれを否定する。川のせせらぎの音は紛れもなく本物で、水に触れれば指先を冷たい水が濡らす。 それでも構わず足を進めようとすれば体が強張り、目蓋を閉じればより一層鼓膜の奥に水の音が張り付いた。 「────ふざけるなっ!」 そうしている内にレミリアの周辺の景色がぐにゃりと歪み、元の森林へと姿を変える。そこでようやくレミリアの体は自由を得て、来た道を疾走した。 何秒かして、草の揺らぎに紛れて震える影を目にする。 あの化け物かという警戒は抱かない。その影の形は酷く見慣れたもので特徴的すぎるものだったからだ。 「うっ、うっ……西片くん……ごめんね、守ってあげられなくて……」 そこには、全身に噛みちぎられた跡を残した無惨な西片の遺体とそれに泣き縋るドラえもんの姿があった。 レミリアはそんな光景を当然だとどこか冷静な思考で見やる。自分が西片の傍を離れた時点でこうなることは必然だった。 「────仕方がないわ」 だからこそ、レミリアはそう言い放つ。 顔を上げるドラえもんの表情は驚きに染まっていた。レミリアの到着も含め、彼女の言葉自体にもネコ型ロボットに仕組まれたその感情が機能する。 「そんな言い方、ひどいよレミリアさん!」 「貴方は現場を見ていないからそう言えるのよ。それに、私が奴と戦っている間貴方は何をしていたのかしら? 一目散に場を離れた癖に死を嘆くだなんて虫がいいにも程があるんじゃない?」 「う……そ、それは……」 レミリアの無感情に綴られる言葉にドラえもんは何も言い返せない。彼女の言い分はどんな刃よりも鋭くドラえもんの心に突き刺さった。 「……西片くんをこんな目に遭わせたやつは、まだ近くにいるのかな」 「恐らくは、ね。瞬間移動のような能力も持っていたようだけど、きっと連発できるものじゃないわ」 「なら探しに行って止めないと……!!」 「探しに行く? どうやって?」 気まずい雰囲気を脱するかのようにドラえもんがそう切り出すもレミリアの冷たい返答に叩き伏せられる。 どうやって、って……答えを探しあぐねているうち、レミリアは思い返すのも屈辱というような苦々しい面持ちで吐き捨てた。 「────私達はあいつの本当の姿も知らないのよ?」 あの怪物の幻術は強大だった。 そういった術に敏感なレミリアでさえ幻だと気付くのに時間がかかったし、それを理解した上でも自分の行動が完全に封じられた。 何かに形を変えるだけならばまだ対処のしようはある。けれど奴の本当に恐ろしいところはリアル過ぎる幻を作り出すことにあった。 目に映る情報さえ遮断してしまえばいい、そんな甘い考えは通用しない。その幻は五感全てを支配し、現実と幻の狭間を分からなくする。 もしかしたらこの森自体も、ドラえもんも、西片の遺体自体も幻なのではないか。そんな猜疑心に囚われたレミリアは頭痛を覚えた。 長い沈黙が流れる。 姿の見えない敵に怯えながらドラえもんは西片を埋葬するために穴を掘り、レミリアは己のプライドをズタズタにされた事に苛立ちを隠せない。 ただ一つ、二人に共通する思考は────疑いだった。 【西片@からかい上手の高木さん 死亡確認】 【残り102名】 ※ エコーズのDISC以外の西片の支給品はD-7の森の中に放置されています。 ※目隠し@水曜日のダウンタウン が血塗れの状態で西片の支給品の傍に放置されています。 【D-7 森林/黎明3 40】 【ドラえもん@ドラえもん】 [状態]:悲しみ、ミルドラースに対する怒り、ペニーワイズへの恐怖 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品×3 [思考・状況]:基本行動方針 殺し合いには乗らない 1:レミリアと行動する。 2:西片くん……。 3:のび太くん大丈夫かな... ※四次元ポケットは回収されました。 ※レミリアのこと、幻想郷のこと、紅魔館のことを知りました。 【レミリア・スカーレット@東方project】 [状態]:苛立ち、屈辱感 [装備]:シュヴァリエボルト・マグナ@グランブルーファンタジー [道具]:基本支給品、折り畳み傘@現実 [思考・状況]:基本行動方針 主催をぶちのめす 1:ドラえもんと行動する。 2:のび太という少年を探す。 3:あの怪物(ペニーワイズ)はいつか殺す。 ※紅魔郷終了後からの参戦です。(EXではないためフランが地下から解放されていません) ■ 「ギャハハハハハハハハ!! ハハハハハハハハ!! 食った! 子供を食ってやったぞ!!」 聴く者に不快感を与えるような笑い声を高らかに響かせて森を歩く道化師──ペニーワイズ。 彼は酷く上機嫌だった。なにせ見事なままにレミリア達を騙し、心から怖がらせることに成功したのだから。 それだけじゃない。西片という少年の味は格別だった。深い深い恐怖を刻み込んだ後、希望というスパイスをひと振りしてありついたご馳走は思い出すだけでも興奮に値する。 「それに、素敵なプレゼントももらったしねぇ~~! 」 そう言いながら血に濡れた口端を釣り上げるペニーワイズの手には、西片の遺体から出てきたディスクが握られている。 それの説明は西方の記憶を覗き見た際に把握した。どうやらスタンドという異能の力を得る事が出来るらしい。 ペニーワイズは自分が負けるとは毛頭思っていない。だが、レミリアのような自分に近い存在と出会った場合は対処が面倒だ。 事実さっきもテレポートを使用する状況にまで追い込まれた。自分は最強ではあるが無敵ではない。それは憎き負け犬クラブの子供達に思い知らされている。 それに何よりも──── 「これでもっと、もォ~~~ッと子供達を怖がらせることが出来るなぁ」 ペニーワイズの力の根源は恐怖心にあるのだ。 【D-7 森林 西側/黎明3 40】 【ペニーワイズ@IT それが見えたら、終わり】 [状態]:ピエロの姿、健康、興奮 [装備]:エコーズのDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:基本支給品、ランダム支給品×3 [思考・状況]基本行動方針:捕食者として、この催しを楽しむ。 1:餌を探す。できれば子供が良い。 2:レミリアのような特殊能力を持った相手は注意する。 ※参戦時期は『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の前。 ※対峙した相手の記憶を読むことができます。 ※テレポートの範囲は半径20m以内で、一度使用したら十分間使用出来ません。 ※透明化、テレパシー、マインドコントロール、テレキネシスなどといった能力に制限があるかどうかは不明です。 ※クレマンティーヌ、レミリア、ドラえもんの恐怖を抱くものを把握しました。 【支給品紹介】 【シュヴァリエボルト・マグナ@グランブルーファンタジー】 レミリアに支給された光属性の銃。 所持しているだけで光属性のキャラの攻撃力上昇(大)、土属性のキャラの最大HP上昇(大)の効果がある。 また、奥義『光の刃』が使用できるかはお任せします。 【目隠し@水曜日のダウンタウン】 レミリアに支給されたアイマスク。 水曜日のダウンタウンではよくクロちゃんを拉致るのに使われる。安眠性能は多分高い。 039:栄光なき剣士たち 投下順 041:レイジングループ 036:無意味かもしれない考察 西片 GAME OVER ドラえもん 080:もう戻れないよ、昔のようには レミリア・スカーレット 敗者たちの道 ペニーワイズ
https://w.atwiki.jp/keroro00innovator/pages/5057.html
Arrive You ~それが運命でも~ Arrive You ~それが運命でも~ アーティスト TIntMe! 発売日 2021年1月27日2020年9月28日(配信) レーベル ランティス CDデイリー最高順位 5位(2021年1月28日) 週間最高順位 9位(2021年2月2日) 月間最高順位 24位(2021年1月) 年間最高順位 146位(2021年) 初動総合売上 6376 累計総合売上 10305 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 Arrive You ~それが運命でも~ THE IDOLM@STER ミリオンライブ! キャラソン 2 ライラックにつつまれて CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 10/6 10 1718 1718 1 2/2 6 6376 6376 9 6376 8094 2021年1月 16 6376 6376 24 6376 8094 2 2/9 19 950 7326 950 9044 3 2/16 384 7710 384 9428 4 2/23 257 7967 257 9685 5 3/2 215 8182 215 9900 6 10/26 135 8317 135 10035 7 11/2 169 8486 169 10204 8 11/9 101 8587 101 10305 配信ランキング Arrive You ~それが運命でも~ 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 10/6 6 4293 4293 10 1718 1718
https://w.atwiki.jp/cvssyourimessage/pages/246.html
グラント《出典作:餓狼MARKOFTHEWOLVES》 VS. 対麻宮アテナ【サイコソルジャー:SNK】 「…貴様の存在は闘争への愚弄と見なす!万死にて贖え!」※投稿・管理人 対アドン【ストシリーズ:CAPCOM】 「その程度の腕で神などと良くほざく…よほど狭き井の中だけで吠えていたようだな!」※投稿・管理人 対アンディ・ボガード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「あの小僧の師というだけはある…。が、所詮貴様は伝説の片割れ。伝説の狼の気魄には程遠いわ!」※投稿・管理人 対楓【月華の剣士シリーズ:SNK】 「…それが貴様の眠れる力か?底力を出し切ってその程度ならば…この場で死すが妥当なり!」※投稿・管理人 対ギース・ハワード【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「貴様の覇業は我とカインが完遂させる!ギースなど最早不要な老兵!我が拳にて潔く絶命せよ!!」※投稿・管理人 対如月影ニ【龍虎の拳2:SNK】 「そうだ…最強でこそ意味がある。では今の貴様がどうなるか…皆まで言うも無粋よ…」※投稿・管理人 対キム・カッファン【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「子が子ならば親も親か…出来もせぬ理想だけの正義を振りかざしおって!」※投稿・管理人 対ケン・マスターズ【ストシリーズ:CAPCOM】 「格闘王などと下らぬ!!命を賭した戦いの前ではそんな肩書き無価値と知れ!」※投稿・管理人 対元【ストシリーズ:CAPCOM】 「貴様も死合いに魅せられた、戦いの殉教者か…だが我も盟友の野望の為、まだ死ぬわけにはいかぬわ!」※投稿・管理人 対豪鬼【ストシリーズ:CAPCOM】 「我が拳は滅びの賞嘆、無情の拳…我が暗黒空手は『殺意の波動』とやらも貫き、砕く!」※投稿・管理人 対ザンギエフ【ストシリーズ:CAPCOM】 「プロレスなど下らぬ茶番と考えていたが…どうやら改めざるを得ぬようだ」※投稿・管理人 対ジョー・ヒガシ【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「口先だけの男が…お前がかつてあの街の伝説に名を連ねたのは、何かの間違いだったようだな!」※投稿・管理人 対ショーン・マツダ【ストⅢシリーズ:CAPCOM】 「小僧!強くありたければ足掻け!悪魔に魂を売る気構えを見せてみよ!」※投稿・管理人 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「我が最も忌み嫌うものを教えてやろう…思い上がった無力な輩…つまり貴様だ!」※投稿・管理人 対ナコルル【サムスピシリーズ:SNK】 「戦いの場には無力!正義をかざすには惰弱!カムイコタンの戦士なれば小娘とて容赦せぬ!」※投稿・管理人 対Mr.BIG【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「ふ…我に取り、腑抜けた老兵を葬るなど茶飯事よ。我が暗黒空手を振るうまでも無かったわ」※投稿・管理人 対壬無月斬紅郎【サムスピシリーズ:SNK】 「憐憫…?案ずるな東方の剣士…その様な感情は母の腹の中にでも置いて来たわ…」※投稿・管理人 対八神庵【KOFシリーズ:SNK】 「我が盟友にも似た炎は何だ…?貴様も我等と同じ暗黒拳の使い手なのか?」※投稿・管理人 対リュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「…まさかこれで終わりか?貴様から感じた我が暗黒の闘気にも似た波動は、錯覚に過ぎなかったか…」※投稿・管理人 対ローズ【ストシリーズ:CAPCOM】 「…我が体内の弾丸を察したか。だがそれがどうした?今更手心を加えていたと、負け惜しみでもほざくつもりか!?」※投稿・管理人 &.
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37491.html
【検索用 きさまののとにきはをむけわかさんたんをくれてやる 登録タグ 2017年 SLAVE.V-V-R VOCALOID き とまえだ 曲 曲か 殿堂入り 結月ゆかり】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:SLAVE.V-V-R 作曲:SLAVE.V-V-R 編曲:SLAVE.V-V-R イラスト:とまえだ(Twitter) 唄:結月ゆかり 曲紹介 前回の曲で引退を発表しましたが、JKになりたいので引退に失敗しました。でもJKになりたいなら仕方ないと思います。 絵師の とまえだ もアマゾンでJKになることを決意したので引退です。 そして、突然ではありますがこの曲を最後にボカロを引退することになりました。今まで本当にありがとうございました。 曲名:『貴様の喉に牙を向け、我が賛嘆を呉れてやる。』(きさまののどにきばをむけ、わがさんたんをくれてやる。) SLAVE.V-V-R氏の引退作品第二十二弾。 歌詞 (書き下ろし) 罠。言い知れぬ他意。 精緻されたまんまるの個性。 弄す曖昧な態度。 後天性の処世は所詮、今際の際に残らんものだ。 劣情を相乗するな、捨てて寝るがいい。 何故、耐え難き敗因。 監視された散々な渡世。 黙す間、意はない。 先天性の偏見は依然、今際の際に連れてく芥だ。 老廃せし身に関す生死を問え。 さて、籠目。後ろの正面だぁれ。 いないいないばあして逃げられるぐらいなら世話など在りはしないのだ。 その八重歯 研ぎ澄ませ。喰らいつけ。 噫。Oh I should know. 哀愁は名捨てる間、飢え。 Tell me now. 蒼天。 憂いは照り、真上。 So l cry. 添う名句は儚い。結う明光は牙だ。 My indignation is more real. 汝が血を之へ。 許せ。 我が賛嘆はその喉を落とす先に在る。 恥知らず安易。 放置された緩慢な知性。 擁す相対は悲哀。 後天性の無念は無染。 今際の際に残らんのなら、老廃せし身に関す最期を待て。 さて、籠目よ、鳥はいついつ出やる。 いないいないばあして逃げられる程度なら籠に価値などありはせんな。 その八重歯 尖らせて 喰らいつけ。 噫。Oh I should know. 哀愁は名喰み舞う、上へ。 Tell me now. 霜天 転じ照る雷電。 So l cry. 添う麗は紅、 襲名せしは鬼牙だ。 My impulse is more real. 汝が血を之へ。 平伏せ。 我が賛嘆はその喉を落とす先に在る。 Oh I should know. 哀愁は名捨てる間、飢え。 Tell me now. 蒼天。 憂いは照り、真上。 So l cry. 添う名句は儚い。結う明光は牙だ。 My indignation is more real. 汝が血を之へ。 Oh I should know. 哀愁は名喰み舞う、上へ。 Tell me now. 霜天 転じ照る雷電。 So l cry. 添う麗は紅、 襲名せしは鬼牙だ。 My impulse is more real. 汝が血を之へ。 So l cry. 添う名句は儚い。結う明光は牙だ。 My indignation is more real. 汝が血を之へ。 許せ。 我が賛嘆はその喉を落とす先に在る。 さぁ、喰らうがいい。 我が賛嘆を。 コメント もっりなっがチョォコッレイト! -- (^O^)ファンです (2018-04-26 16 00 06) チョッコレイト チョッコレイト チョコレートはめっいっじっ! -- (*'ω'*) (2019-02-11 11 39 26) かっこよくなおかつギャグれる神曲 -- ラビット (2019-09-29 19 33 08) ピアノでぶん殴る曲みたいに全文解読はされてないのかね -- 名無しさん (2021-04-26 18 37 18) 「哀愁は名捨てる間、飢え。」はI should now still my way.じゃないかと思うけど -- 名無しさん (2021-04-26 18 39 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/1905.html
唯我さんが入室しました 唯我 ふっふっふ… 唯我 何故だか無性に暇を感じる…甲板に1人で居ると何か起こる意思すら感じる… 唯我 サンガルはもう目の前だ。明日には着くだろう。そんなのどかな昼と言ったところか。 唯我 さて、サンガルに着いたらどうするかな。 唯我 現地で天の声に導かれた仲間との出会いを期待するのも良い・・・ 唯我 が、サンガルらしい、現地を感じれる催しを考えたいな… 唯我 オレもだいぶイベンターに染まってきたか? ゼクシィよ。 唯我 いや、ゼクシィとは毛色がまた違うか。 唯我 これ以上奴めにイベントを弄られるのも・・・まぁ、やぶさかではないが、それはそれとして。 唯我 料理対決でもない。格闘対決でもない。 唯我 それこそサンガルらしい・・・何かを・・・ 怪しげな商人さんが入室しました 怪しげな商人 お困りですかな…若いの… 怪しげな商人 (全身をローブに包み隠し口元だけ見える小さな誰か 唯我 ハッ、困り事ならたった今また1つ増えたぞ? 唯我 何者だ、ご老人。 怪しげな商人 ひ、ひひ。(しわがれた声で答える 老婆? 怪しげな商人 アンタにとっておきの商品を売りつけに来ただけじゃよ… 唯我 ハッ? 押し売りか? 船の上まで大層な営業努力と認めざる終えまい。 怪しげな商人 世界を旅する…そして数多の魔器が揃うアンタの船にはとっておきの物さ… 怪しげな商人 (ぱさり。 唯我 (皺皺の紙キレを4枚貰う。殆ど空白の作りかけの地図 唯我 ほう?作りかけ…いや、空白の地図かl。 唯我 4点だけ記載があるな。これがとっておきか? 唯我 いや、違うな?そうか。 唯我 この4箇所はサンガルのそれぞれの別の地を表した4箇所だが、4枚存在する事に意味がある。 唯我 つまり、ハッ、わかったぞ! これは宝の地図だな! 唯我 この4箇所から繋がる1点を目指しての大冒険。それが貴様のとっておきの商品という奴か!! 怪しげな商人 え、ぇぇー…全部言うじゃんこの人…(小声で 怪しげな商人 ひ、ひひ、理解が早い事…流石は王神帝… 唯我 さらに貴様、先ほど「魔器」と言っていたな? 唯我 これらの冒険の最中にサンガルの砂塵文明に取り残された魔器・遺跡が転々と存在するのではないか? 唯我 ハッハッハッ、なんとも胸躍る話ではないか! 怪しげな商人 全部言われた…せっかく練習してきたのに…ぴえん(小声で 怪しげな商人 うっぷ、ひ、ひひ…やるもやらぬもアンタらの自由じゃ… 怪しげな商人 しかし、心せよ… 怪しげな商人 これは前例の無い…なんかすごい旅になるぞよ… 唯我 ハッ!望むところだ! 怪しげな商人 それじゃあアタシはコレで… 怪しげな商人 せいぜい最期の…じゃなかった、最高の大冒険を楽しむが良いぞよ… 怪しげな商人 (船から倒れるように飛び降りて海へ落ちていく 怪しげな商人 うぷぷぷぷ……… 怪しげな商人さんが退室しました 唯我 消えたか…全く不可思議な老婆であった。 唯我 しかし、この大冒険! 受けぬ理由もあるまい! 唯我 さっそくこの4地図…ハッ、といってもスタート地点以外ろくに見えんがな! 唯我 さっそくこの4地図を双方に渡し、上陸後のグループワークとしようじゃないか! 唯我 パイソン、ゼクシィ、アルストニア、レニェ、いや、全員だな! 少し働いてもらうぞ! 唯我 ハッハッハッハッハ!!! 唯我さんが退室しました
https://w.atwiki.jp/a-si/pages/14.html
KOF NEOWAVEにて、ジャストディフェンス→投げによって負けたときのセリフ。 全文は 「そうか、それがお前の戦法か。なら俺にも考えがある。」 この後、A氏はGBモードでガン待ちを決行する。 以前「ガン待ちすんなって」と言っていた人の行動とはとても思えない。 が、当人はジャストディフェンスができないので、効果の程は微妙であった。