約 4,738,128 件
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/133.html
056 すれ違い ◆w9XRhrM3HU 「さて、少し遊びすぎたか」 珍しくエスデスは焦っていた。 アヴドゥルとの約束。協力者を集め、コンサートホールへと再合流という話だったが、まるで協力者が集まらない。 期限は既に三時間を切った。これでアヴドゥルが協力者を引き連れる中、エスデスだけ手ぶらとは示しがつかないだろう。 ほむらや光弾を撃ってきた男を見るに、勧誘の仕方に問題があるのだろうか。 とにかく、人と会わねば勧誘も何もない。早足ながら、西側のエリアを散策していく。 「二人か」 数分後、念願の参加者を見つけた。大男と小柄な少女の二人組みだ。 「そこの二人」 可能な限り、殺意を消して近づく。声も抑え気味にして威圧感をなくす。 ほむらのようにまた逃げられては、面白くはあるが面倒でもある。 刺激しないように気を使う。 それでも二人組みはエスデスを見た瞬間、明らかに警戒している様子を見せてくる。 (やはり慣れんな。こういうのは) エスデス自身気に入った兵士をスカウトすることもあるが、基本的に国がエスデスの申請を受け人材を集めていた。 その為あまり気にしていなかったが、今までの勧誘方法では余程の物好きか、調教でもされなければ着いてくる者などそうはいないだろう。 (国の支援がないというのも中々に面倒だ。 その手の交渉が上手い協力者も手元に置くべきか? ランが居れば話は早かったが、居ないものは仕方ない。 調教は……少なくとも今は時間がないしな) 調教は手っ取り早く、エスデス本人も楽しめる一石二鳥の方法だが、如何せん時間が掛かる。 弱ければ数秒で心を折る自身はあるが、そもそもそんな雑魚はこっちから願い下げだ。 今は選択肢に入れることは出来ない 「何のようだ?」 「そう、殺気立つな。私は協力者を探している」 「協力者?」 ほむらよりも若干警戒の意識は薄い。言葉を選んで話せばそう逃げられることもないだろう。 エスデスは柄にもなく、刺激の少ない言葉を使い会話を進めていく。 「……なるほどな。DIOを倒す為に人を集めていると」 「そうだ。それに承太郎、お前の仲間のアヴドゥルもコンサートホールに来る。 私に着く価値はあるんじゃないか?」 二人組の名。 エスデスは、承太郎とまどかの名前を引き出すところまで話を穏便に済ませられた。 あとはエスデスに着いてくるよう話を纏めるのみだが、承太郎は怪訝そうにエスデスを見つめ指を二本立てた。 「……二つだ。二つ、気になることがあるぜ。エスデス?」 「何だ?」 「お前の口ぶりじゃ、アヴドゥルとは友好だと話してやがったが、その服の端の焼き焦げた跡は、とても仲が良いとは思えねえ。 まるで戦闘の後じゃあねえか?」 「? ……ほう」 エスデスはアヴドゥルとほむらとの交戦に関しては省いて説明していた。 理由は、面倒ないざこざを避ける為だ。約束の期限がなければ、わざと挑発して遊ぶのも悪くはなかったが。 「二つ目だ。炎の焼き跡だけじゃあねえ、その掠ったような服の破れた跡。そいつも戦闘跡だな? しかも、アヴドゥルのスタンドじゃあそうはならねえ。誰か別の奴とやり合った事になる。 説明してもらおうか? 子供の頃『刑事コロンボ』好きだったせいか、細かい事があると夜も眠れねえ」 「フッ、面白い。良い洞察力だ」 指摘されたとおり、見れば僅かに服が破けていた。 花京院のエメラルドスプラッシュを防いだエスデスだが、僅かに服に掠ってしまったのだろう。 笑いながらエスデスはアヴドゥル、ほむら、光弾を撃った奴こと花京院との戦闘を事細かく話した。 まどかはほむらの心配をし、承太郎は困惑した様子を見せる。 「じゃあ、ほむらちゃんはその方向に」 「ああ、今から行けば間に合うかも知れんな」 まどかの顔つきが変わる。 ほむらが近くに居る安堵感と、同時に危ない花京院が居ると言う不安感。 両者がせめぎ合い。まどかに焦りを感じさせる。 (どういうことだ……? エスデスから聞いた花京院は、まるでほむらって奴を守ったようにしか見えん) 承太郎は最初、まどかを襲ったのは花京院だとばかり思っていた。 あの対決前の花京院だと。 しかしエスデスが言ったほむらを助けた光弾を撃った奴というのは、明らかに花京院。花京院のエメラルドスプラッシュだ。 それでは、話が合わない。花京院は殺し合いに乗っているのではないのか? 何故、ほむらを助ける。まどかが嘘をついた? だが、考えればDIOが近くに居ないのは確実で、肉の眼を埋められるはずがない。これは星型の痣が反応しないことから事実だ あるいはDIO以外に洗脳されたとも考えられるが、それにしても殺し合いが始まってから即花京院を洗脳し、まどかを襲わせたというのも急すぎる。 花京院は決して弱くない。負けることがあっても、手間と時間は掛かるはず。 「…………偽者か?」 かつて、ラバーソールというスタンド使いの敵が居た。 奴はそのスタンド『黄の節制(イエローテンパランス)』 を使い花京院に化けていた。 花京院のスタンド、ハイエロファントグリーンまで模倣するほどだ。 この場においても、似たような能力の使い手が居てもおかしくない。むしろ偽者であったほうが全ての辻褄が合う。 「偽者なら私にも心当たりがあるな。帝具……まあ特別な力を持ったアイテムだが、その中にあらゆる容姿に化けられる物が存在する」 この一言が承太郎の思考を完全に固めてしまった。 まどかを殺害を目論んだのは偽花京院であり、ほむらを助けたのは本物の花京院だと。 「私、ほむらちゃんに会いたい。承太郎さん……」 「ならまどか、私と一緒にほむらを迎えに行かないか?」 承太郎が答えるより早く、エスデスが口を開く。 「私も、ほむらを怯えさせた事は悪いと思っている。だから謝罪したいんだ。 まどかが来てくれると私も助かる」 「エスデスさん……」 「勝手なお願いかもしれないが……」 「おい待ちな。そんな言葉、信用できると思ってるのか?」 承太郎はエスデスを完全には信用しきってはいない。 殺し合いに乗っている訳ではないが、それに近いスタンス。そう考えている。 だからこそ、唐突に謝罪がどうこうなど言われても信じられるはずがない。 だが、まどかは違う。謝りたいというのなら、その意思を尊重すべきとそう考える。 既にエスデスへの警戒はなく、最初に警戒していた反動か信じきってしまっていた。 「何なら承太郎、お前も来れば良いだろう?」 エスデスの提案を受け、承太郎はすぐに言葉を返せない。 確かにエスデスが信用できず、まどかと行動させたくないのなら承太郎が同行すれば良い。 本物の可能性が高い花京院とも合流できる。 そうは分かっているが、承太郎は偽花京院が気になっていた。 もし偽花京院が誰かを殺害し、その因縁が本物に降りかかってしまえばどうなる? 無意味な殺し合いへと発展し傷つけ合うだけだ。 その前に承太郎は、偽花京院を倒しておきたいという思いが強い。 「承太郎さん、偽者の花京院さんを止めたいんですよね? なら、承太郎さんは自分の向かいたい方へ行って下さい!」 「まどか……」 承太郎の心を読んでいるかのように、的確にまどかは図星を突いてくる。 「その、承太郎さんはエスデスさんを疑っているのかもしれませんけど。私はエスデスさんは悪い人じゃないと思います。 だから、無理にとは言いませんけど、私を信じてくれませんか?」 まどかが笑顔を浮かべる。その笑みには人を安心させる不思議な魅力があるように承太郎には感じられた。 「……分かった。そっちはお前に任せるぜ。だが、万が一のこともある。一応そっちの花京院も警戒しろ」 「はい! 分かりました」 まどかも守られるだけの存在じゃない。自分の意思で行動し動く立派な一人だ。 ならば、自分が付きっきりで守るのは過保護というもの。 互いの目的があり、その方向が反れてしまうのであれば別かれるのが道理だ。 不安もない訳でもないが、向こうの花京院は本物の可能性は高い。もし合流できれば、承太郎の不安も消えるだろう。 エスデスも再度合流すると約束したのだ。まどかにそう妙な真似はしないはず そこまで考え、まどかを一人の対等な人間として接し、そして承太郎は答えを出した。 「そうか、お前は来ないのか承太郎」 「武器庫の方を回り、偽花京院を探す。その後で一応コンサートホールには顔を出す」 本物の花京院が北の方角に行ったのなら偽者は鉢合わせを避け、逆の方角へ行くはず。 承太郎はそう検討を付ける。 「承太郎さん、必ず花京院さんを連れてコンサートホールに行きます」 「ああ」 こうして彼らは袂を別ち、別の道を行く。 (まどか、か。中々面白い拾い物をしたな) エスデスはほくそ笑む。ほむらの友人らしいまどか。 ほむらを炙り出すのにこれ以上適した存在は居ないだろう。 謝罪がしたいだのと嘘を言っただけの甲斐はある。 百の氷より一人の声のほうがあの少女には効くかも知れない。 (約束の期限までにも、まだ少し時間はある。また、あの森に寄る時間くらいあるだろう) 上手くやればほむらを引きずり出し、協力者としてコンサートホールに連れて行けるかもしれない。 いや、そうでなくてもそれはそれで面白い。 アヴドゥルとの約束もあるが、まどかが居れば逃げる真似もせず手間もなく済むはずだ。それでも時間が掛かるようなら仕方ない。 大人しく、まどかを連れてコンサートホールに戻ればいい。 (待ってて、ほむらちゃん) まどかは決意を新たにほむらの元へ向かう。 自分の大事な親友と会うために。 承太郎は気付かない。花京院の偽者など存在しない事に。 時間を遡り、参加者が呼ばれていることなど考えもしていない。 もしも、時を止め時間を操るという概念に触れていれば、あるいはそれも考え付いたのかもしれない。 しかしこの承太郎は正史から外れ、本来目覚めるはずの力はまだ覚める様子はない。 その事実に気付くのは何時になるのか、あるいは気付かないまま彼の物語が終わってしまうのか。 月は消え、日が昇り始める。 彼らの行く末を照らすのは光かそれとも。 【B-2/1日目/早朝】 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(中) 、精神的疲労(小)、 [装備]:なし [道具]:デイパック、基本支給品、手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:主催者とDIOを倒す。 1:武器庫の方を回り、偽者の花京院が居れば探し倒す。DIOの館に関しては今は保留。 2:情報収集をする。 3:魔法少女やそれに近い存在を警戒。 4:二時間後にコンサートホールに行く。 5:後藤を警戒。 【備考】 ※参戦時期はDIOの館突入前。 ※後藤を怪物だと認識しています。 ※会場が浮かんでいることを知りました。 ※魔法少女の魔女化以外の性質と、魔女について知りました。 ※まどかの仲間である魔法少女4人の名前と特徴を把握しました。 ※まどかを襲撃した花京院は対決前の『彼』だとほぼ確信していましたが、今は偽者の存在を考えています。 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:ソウルジェム(穢れ:中~大) 、花京院に対する恐怖(小~中) [装備]:見滝原中学の制服 中指に嵌められたソウルジェム(指輪形態) [道具]:手榴弾×2 [思考・行動] 基本方針:ゲームに乗らない。みんなで脱出する。 0:エスデスと共にほむらの元へ向かう。念のため本物の花京院(と思ってる)も軽く警戒。 1:魔法少女達に協力を求める。悪事を働いているなら説得するなどして止めさせる。 2:ほむらと会えたら色々と話を聞いてみたい。 3:状況が許すなら魔力を節約したい。グリーフシード入手は期待していない。 4:ほむらの謝りたいと思ってるエスデスの手助けをしてあげたい。 【備考】 ※参戦時期は過去編における平行世界からです。3周目でさやかが魔女化する前。 ※魔力の素質は因果により会場にいる魔法少女の中では一番です。素質が一番≠最強です。 ※魔女化の危険は在りますが、適宜穢れを浄化すれば問題ありません。 ※『このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえは 死ぬ』と書かれたハンカチは何処かに落ちています。 ※花京院の法王の緑の特徴を把握しました。スタンド能力の基本的な知識を取得しました。 ※承太郎の仲間(ジョースター一行)とDIOの名前とおおまかな特徴を把握しました。 ※偽者の花京院が居ると認識しました。 【エスデス@アカメが斬る!】 [状態]:高揚感 疲労(小) [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:殺し合いを愉しんだ後に広川を殺す。 0:協力者を集め六時間後にコンサートホールへ向かう。 1:その後DIOの館へ攻め込む。 2:殺し合いを愉しむために積極的に交戦を行う。殺してしまったら仕方無い。 3:タツミに逢いたい。 4:時間もまだ少しあるのでまどかを連れもう一度ほむらの元へ行ってみる。 [備考] ※参戦時期はセリュー死亡以前のどこかから。 ※奥の手『摩訶鉢特摩』は本人曰く「一日に一度が限界」です。 ※アブドゥルの知り合い(ジョースター一行)の名前を把握しました。 ※DIOに興味を抱いています。 ※暁美ほむらに興味を抱いています。 ※暁美ほむらが時を止めれる事を知りました。 ※自分にかけられている制限に気付きました。 時系列順で読む Back 殺戮者の晩餐 Next 人形は真実を語らない 投下順で読む Back エンブリヲの後の静けさ Next 隠者と、魔法少女と、風紀委員と 047 笑う女王と嗤う法皇 エスデス 081 曇天 043 わたしが、心を決める時 空条承太郎 鹿目まどか
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/140.html
第100話:すれ違い 作:◆NULLPOBEd. 廊下の窓から降りた先――――お城の庭園で坂井悠二は抱きかかえられていた。 あのディートリッヒの話を聞いて悠二が取った行動は狙撃銃PSG-1の最優先の確保だった。 自分を守る武器がなければ生き残れない。なんせ、自分は無力であると自覚しているのだから。 悠二は自分の力を見極めた上で、狙撃銃PSG-1を取りに最上階である3階へ向かった。 だが3階に辿り着いたとき、叫びが城に轟いた。 「あー、名前なんだっけ? …そうそう、坂井ぃぃぃ! どこに居るかはしらねぇが敵襲だ! とりあえず逃げるぞ! 襲われる前にここから出ろ! 紅い髪の女だ! 『死色』じゃぁねぇけどな。 ぎゃははははは!」 紅い髪の女の敵襲――――その言葉に急いで元の部屋へと向かう。 誰も、いなかった。 何故か大穴が開いていて、悠二がどうたらという声が聞こえたが……悠二にはそれをシャナの声だと判断できなかった。 城が思ったより狭いのか、声が反響して声色が変わっていたのも一つの理由だろう。 本人達は知る由はないが、それは長門がシェルターを作る為に色々細工していたのが災いした。 更に襲撃と言う言葉。シャナはフレイムヘイズだ。 フレイムヘイズとして生き残る為の戦いはするかもしれないが、決して殺しはしないと悠二は思っていた。 いや、思いたかったのだ。 最初に会った頃は人間をなんとも思っていなかったが、悠二の母親や友人と出会いそれも改善されたと思っている。 だから、問答無用で敵襲を掛けてくる女がシャナとは結びつかなかった。 すぐに狙撃銃PSG-1を手にとり、一階へと駆け下りていく。 しかし一階の階段のすぐ手前で悠二は一時停止する。一階の部屋には駆け回る音が響いていた。 (襲撃者が探しているんだ……恐らく手薄な僕を……!!) 駆け回る音が最も正面の出入り口から離れたときを狙って、悠二は残る段差と部屋を一気に走った。 襲撃者もその音に気付いたのか、こっちの方へと駆けてくるのが分かった。 悠二の仲間の二人、長門と出夢が城門で立っているのが分かった。 城門を閉じることで襲撃者との差を広げようという考えだろうか。 しかし悠二は既に知っている。それには致命的なミスがあることを。 (早くあの二人に知らせないと) 「早く逃げるんだ! その門は――――閉じれない!」 襲撃者が発砲してくる様子はない。武器は飛び道具ではないらしい。 だから追いつかれさえしなければいい。 なのに、二人は城門から動こうとしない。 もう少しで二人に追いつく。再度悠二は忠告した。 「その門は――――」 「待って、悠―――」 悠二と襲撃者、シャナの声は、遮られた。 城門を潜って外に逃げた瞬間、城門は『閉ざされたのだ』。 あの大きな城門を閉めたのは出夢だった。 きっと普通の人間じゃないんだろうな、なんて失礼なことを思いながら悠二は長門に尋ねた。 「あの門、動かないように固定されていたようだけど……どうやって?」 「城門を少々修正した」 ただシンプルに、そして簡単そうに言ってくれる。 「って、早く逃げないと」 「城門をもう一度改変する。少し重くすることぐらいしか今はできないけど時間は稼げる」 そう長門は呟く。長門と会話しているうちに出夢もこちらへとやって来たようだ。 悠二は最後に聞こえた声に既視感を覚えたが気にしないまま、3人は城をすぐさま離れた。 【チーム・殺し屋と人形達】(匂宮出夢/長門有希/坂井悠二) 【残り98人】【G-4/城の外/03:17】 【長門有希】 [状態]:かなり疲労。 [装備]:ライター [道具]:デイバック一式。 [思考]:情報収集/ハルヒ・キョンの安全確保 【匂宮出夢】 [状態]:健康。 [装備]:??? [道具]:デイバック一式。 [思考]:生き残る。 【坂井悠二】 [状態]:健康。 [装備]:狙撃銃PSG-1 [道具]:デイバック一式。 [思考]:襲撃者の声に既視感。シャナの捜索。 【シャナ】 [状態]:傷は少し癒えてきたし、悠二の心配で気にしていない。 [装備]:刀(なまくら) [道具]:デイバック一式。 [思考]:悠二が近くにいる!? ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第099話 第100話 第101話 第088話 時系列順 第011話 第088話 匂宮出夢 第134話 第088話 長門有希 第134話 第088話 シャナ 第200話 第063話 坂井悠二 第134話
https://w.atwiki.jp/medarot7/pages/50.html
編集すれちがい通信 チームの登録方法や、対戦時のメリット、受信可能件数など判明次第追記。 概要通信プレイ解禁タイミングと設定方法 すれちがい通信に成功したら すれちがい通信できない時は… 概要 『メダロット7』のデータを登録しているニンテンドー3DSとすれ違うと 「自分が登録しているチーム」と「相手が登録しているチーム」が交換される。 相手のチームに勝利すると通常のロボトルと同じようにパーツが入手可能。 通信プレイ解禁タイミングと設定方法 第2章の終わりに「通信検定」の案内メールが来るので、これに合格すると通信プレイが可能になる。 メダロッターズ2F左手通信ルームの奥側の端末で設定可能。 使用するメダロットを3体まで選択し、ロボトルする地形を選んだら登録完了。 3DS本体に「メダロット7 カブトver.(クワガタver.)」のすれちがい通信用データが登録される。 すれちがい通信に成功したら メダロッターズ2F左手通信ルームの奥側の端末へ行って対戦相手を選択後ロボトル。 一度ロボトルした相手は一覧から自動的に削除される。 すれちがい通信できない時は… 人(もといメダロッター)がいっぱいいる所に行こう。 メダロット関連の公式or非公式イベントに参加すれば、すれちがい通信できる可能性がアップする…はず。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/26669.html
【検索用 すれちかいしょうねん 登録タグ VOCALOID がっちゃん す オセロP 初音ミク 曲 曲さ 穂嶋】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:オセロP 作曲:オセロP 編曲:オセロP イラスト・動画:穂嶋(Twitter/pixiv) マスタリング:がっちゃん 唄:初音ミクAppend 曲紹介 __少年は世界を変える 夏の終わりってめっちゃ切なくなりますよね。 曲名:『すれ違い少年』(すれちがいしょうねん) オセロP の11作目。 歌詞 なにもかも 正しいのなら 皆笑って いるだろう すれ違って 行く人々は 下を向いて ばかりだ 誰も見えてない 希望の欠片を 探し集めて 世界を変えるんだ 少年は 空を見上げ 踏み出して 笑う 冒険は はじまりを告げ 世界が震えてる 道すがら 転がっている 悲しみの 塊(かたまり) 「運命は 変えられるから、 この世界を 共に行こう」 誰の地図にも 記してない 行き先 辿り着くのが この世の果てでも 少年は 右手を掲げ 高らかと 笑う 冒険は 明日へ続き 道を 拓(ひら)いてく 少年は ギターを鳴らし この街を壊して 轟音は 街を震撼し 駆け出していく すれちがい 少年は 右手を掲げ 霧を 晴らしていく 冒険は 明日(あす)へ続く 世界は笑ってる コメント 追加乙! -- 名無しさん (2013-09-10 19 39 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sekaiju-mousou/pages/35.html
お宝探し(非同期マルチプレイ) 小迷宮エディット コメント欄 お宝探し(非同期マルチプレイ) 某オデッセイの風船探しみたいなのを迷宮内で遊ぶ。 SQⅣでいう秘宝探しみたいなの。 プレイヤーが迷宮の好きな階、好きな場所にお宝を隠して、 他のプレイヤーがそれを探して遊ぶ。 すれ違い通信、QRコード、ギルドカード、どちらでも良し。 隠すお宝は装備アイテムやグリモア、なんでも良し。換金アイテムやレアドロップもいいかも。 隠す側がメッセージでヒントを与えるのもアリ。 小迷宮エディット コメント欄 名前
https://w.atwiki.jp/xypokemonyx/pages/16.html
北海道・東北でのすれ違い報告 北海道,**青森 岩手,**宮城
https://w.atwiki.jp/katayoku/pages/52.html
これは詩人が入室した5分前に誰かが退室していた、などの現象である。詩人はよくこの現象に苛まれている。怪盗とすれ違うことが多々ある。
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/481.html
――D-2、倒壊したサン・ジョルジョ・マジョーレ教会の跡地にて。 後二時間ほどで日付が変わろうかという深夜、瓦礫の中に佇む一組の男女の姿があった。 辺りを見回して人を探す彼らの名は、先ほどDIOの館から脱出したジョニィ・ジョースターとルーシー・スティール。 「……やっぱり、誰もいない?」 「ああ、伝言でもあればと思ったけれど、本当に何も残っていなかった…… こんな場所にいつまでもいたくないっていう気持ちはわかるけれど」 彼らの目的は第三放送直前、ジョニィが教会地下で遭遇した『ジョースター』との合流。 共通の仲間たるマウンテン・ティムは所在不明、ルーシーが呼びかけたトリッシュ・ウナもここまで来る間に遭遇せず。 そうなるとせめて、この教会跡でジョニィが遺体の中心と語るジョースターとの接触を試みたかったのだが…… 「ジョニィ、わたしはその……ジョースター? その中の誰とも会ったことがないのだけれど……本当に信頼できる相手なの?」 「全員がそうかはわからない……けど、話が分かりそうなのはちゃんといた…… それにぼくたちが会ったDIOという男は、似ていたディエゴと一緒で間違ってもいい奴じゃあなかった…… だったら、ジョースターの側はぼくらの味方になると考えてもいいんじゃあないか?」 結果はまたしても空振り――目的の男たちは一人も残っていないどころかその足取りすら掴めない有様。 ムーロロの情報網、そしてその基盤であろうスタンド能力を考えると、このタイムロスは非常に痛かった。 「……聞きたいのは憶測でなく事実よ。実際会って、私が決めるしかなさそうね…… あのムーロロが既に他の全員を私たちの敵に仕立てあげている可能性もある以上、油断はできないッ! …………他のジョースターはあなたよりかはましだといいのだけど」 「……わかったよ、今はそれで構わない……で、どうするんだ? ぼくにはこれ以上の案内はできない…… 地図を頼りに遺体を探す……いや、それより遺体の所有者に呼び掛けてここに来させられないのか?」 ――『遺体』と『ジョースター』のどちらを優先させるべきか。 どちらも現在はわからないことが多く、しかも感覚だよりというのがなおさら不明瞭。 セッコを送り出した後二人は多少の口論を経て、結局ジョニィがルーシーを説き伏せてここまでやってきたが…… それが何の成果も得られなかったとあらば多少不機嫌にもなろうというもの。 「そんなに便利なものじゃあないわ……呼びかけても相手が聞いてくれるか…… いえ、そもそもこちらの声がきちんと届いているのかすらあいまい…… ただ、どこかにいることがわかるだけ…あなたこそどうなの?」 「ぼくも同じ…というより、さっきまではまるで誰かが呼んでいたようにだいたいの方向がわかったけれど…… あの時だけが特別だったのか、今は何も感じない…… この会場のどこかに何人かいる……それだけで、どこにいるのかは全くわからない」 不確かすぎる感覚では人探しに有力とは言えず、お互いに小さくため息を吐く。 ……だが、次の瞬間ジョニィが目線を外す。 「いや、訂正する……『今』『ここに』誰かが来た……」 言いつつ一歩前へと出る――繋がりを感じるとはいえ、それが『味方』であるかは別問題なのだから。 # 「きみは、ジョニィと……そちらの女性は?」 「そういうきみはジョナサン、だったな……」 やってきたのは黒髪に精悍な顔つきの青年――ジョナサン・ジョースター……! エア・サプレーナ島で目覚めた彼は仲間と合流すべく、川沿いを北上してようやく教会へと戻ってきたのだ。 他に誰かいないかと辺りを見回しつつ歩み寄ろうとする彼に対しジョニィは―― ドン!! ――――何の前触れもなく『タスク』を構え、発射したッ!! 「うわっ!!?」 不意を突かれたジョナサンは録に回避すらできなかったが……爪弾はどうにか体ギリギリを掠めるだけに止まった。 反射的に掠めた箇所を確認――『穴』は、無い。 次いで驚きの表情を浮かべるとともにジョニィの方へと向き直るが…… 視線の先にはジョニィが殺意の表情とともに、相も変わらず構えていた。 ――下手な動きをすれば即座に再攻撃するといわんばかりに。 「質問に答えるのは構わない……だが、それ以上近づくことは許さない…… 彼女こそルーシー・スティール、あの時話したスティール氏の婚約者そのひとだ…… さあ答えたぞ。今度はこっちの質問に答えてもらう…… さっきここの地下にいたきみたちはいったい、どういう繋がりなんだ? そしてあの後、ここで何があったんだ?」 まだ困惑顔のジョナサンに冷え切った声で要求、回答、そして質問が矢継ぎ早に浴びせられる。 初対面の時と同じ、あるいはそれ以上か。 一度対話した相手――加えて、ジョナサンは知らないが先の会話内容――からすれば過剰すぎる警戒だったが…… 「……わかった! 望むならこの距離で、そちらの質問に答えよう! その上で撃つなら撃て! ただし撃った瞬間ぼくの丸太のような足蹴りが君の腕を折る、それでもいいのなら!」 そこはジョナサン、困惑こそすれどこれしきでひるむような男ではない。 むしろ知りあいとはいえ状況がわからない中ひとりで現れた相手に対しては当然の反応。 婦女子を守りながらとあらばなおさら慎重にもなると勝手に納得、負けじと覚悟を見せつけていた。 「あの場にいた者たちは、簡単に言えば血の繋がりがあるぼくの子孫たち! 彼らはぼくの子供に孫に、そのまた子供……皆、ぼくから見て未来から連れてこられたといっていた…… 今ならはっきり言える……ぼくらの姓が同じなのは偶然などでなく、きみもおそらくそうだからだ……!」 「……なるほど、ね。やっぱりそういう繋がりか……血統についてはやはり心当たりはないが…………?」 思うところはあったが納得まではいかず、その指先はジョナサンの方を向いたまま…… ジョニィは一瞬ちらりと明後日の方向を見てすぐに視線を戻し、ジョナサンの言葉の続きを待つ。 対するジョナサンも相手を見くびってはおらず、いざとなれば本気で相手の懐に飛び込む覚悟だった。 「もう一つの質問の答えだが……ぼくらはあの後地上に出て、ディオ――きみが撃ったあの男と決着をつけた…… 教会が崩れたのは戦闘の影響……そして戦いの後、ぼくだけが川に流されてようやく戻ってきたところだ…… 気絶していたため放送も聞き逃してしまったし、ほかの皆がどうなったかはわからない……」 「………………」 返答が終わっても彼らの距離は変わらず、また向けられた指先にも動きはない。 どちらもまるで相手の次なる発言を待ち続けているかのような、長い沈黙が訪れる。 数分はそんな状態が続いただろうか……先に口を開いたのは、ジョニィだった。 「……放送を聞き逃したといっていたが、よければ教えようか?」 「いいのかい? ぜひともお願いする」 「……ジョニィ」 こちらは疑いまでは持っていないのか、狙われたままとは思えない口調でジョナサンが答える。 一方ルーシーは咎めるようにジョニィの方を見るが、彼は向き直りもせずに続けた。 「彼が答えた質問はふたつ、ぼくはひとつ……それくらいはいいだろう? ……それにひょっとしたら、彼は知らないのかもしれない」 「…………わかったわ」 「……?」 その様子を見てジョナサンは訝しむ。 ジョニィのみならず初対面のルーシーまで――どころか、むしろ彼女の方が――自分を警戒していることを。 そして『知らない』とは何のことか……と考えるうちにジョニィの口から第三放送の内容が告げられる。 ジョナサンにとっては悪夢……いや、夢ならどんなに良かっただろうかとさえ思える悲報が。 「そんな……ツェペリさん……それにF・F、花京院、仗助まで…… いったいあの後何が起こったというんだ……それにほかの皆はどこへ……?」 同じ情報でも、聞く者が変われば当然反応も異なる。 スティーブン・スティールの死もジョナサンには優先度が低く、そこに対する反応はさほどでもなかったが…… 話が先へ進むにつれ、ジョナサンの表情は驚愕に困惑、そして悲嘆に染まっていく。 加えて、教会近辺には仲間たちの姿が一人も見当たらなかったという事実もそれに追い打ちをかけていた。 「死者を悼むのも、仲間を心配するのも結構……だが、あんたが今やるべきことはそうじゃあないだろう?」 「……すまない、きみの言う通りだ」 さすがに見かねたのかジョニィは未だ指先を向けたままながらも彼に言葉をかけ…… ジョナサンもその不屈の精神力で顔を上げ、あらためて二人へと向き直った。 「きみらは、これからどこへ行くんだい? ……よければぼくも一緒に」 「それは――――――」 顔を見合わせた後、二人は同時に言った。 「「教えられない(わ)」」 # ――先程の対話からしばらくして。 ジョニィとルーシーは同行を断ると何処かへと去っていき……残されたジョナサンはその場に留まっていた。 ひょっとしたら皆が戻ってくるのではないかという希望を込めて……現実は非情であったが。 そんな彼に声をかける者は誰もおらず―――― 『随分と嫌われたものだなあ、ジョジョ?』 ――――いや、いた。 『リンプ・ビズキット』の能力で蘇り、いまや彼の『そばに立つもの』―――DIO。 その胸中こそ不明だが……結局ジョナサンは、DIOとの同行を選んでいたのだ。 先ほどの対話の際、別段何かするでもなしに終始黙ったままだった彼が……ここにきて喋りはじめる。 「……誰もが会って間もない他人を手放しで信用できるわけじゃあない、彼らにも事情があるんだろう…… それよりディオ、ここであの後何が起こったのか、きみはどう思う?」 『おや、過去のことを調べるのはおまえの専門分野だったはずだが……? まあいい、俺の推測でよければ聞かせてやる』 ……忘れがちではあるがこの二人、数時間前お互いの全てをかけて戦った宿敵同士。 それが今、様々な意味でかりそめに近いとはいえ昔のような友人に近い立場で現状を相談している。 ――本人たちの自覚通り、これほど奇妙な関係も他にないだろう。 『おまえも見ているだろうが、鐘楼にいた俺の部下――ジョンガリ・Aというが――おそらく奴が『何かした』…… そうでなければ最後に見てから放送までの短い間に、少なくとも怪我が軽かった花京院が死ぬとは思えん』 「……!」 他二人――自らが致命傷を与えたであろう者――については一言も触れず、さらりと述べた。 良く言えば客観的、悪く言えば他人事な見方であるが、それでも自分が見えていなかった箇所を指摘してくる。 思わず耳を真剣に傾けるジョナサンだったが、さすがのDIOにもそれ以上の考えはなかったようであり…… 『後は正直俺にもわからん……教会の崩落を見てやってきた何者かの対処か、他に何か理由でもあったのか…… ともあれ生き残り全員でどこかに移動した、と見るべきだろうな。いずれにせよ確かなのは、ジョジョ――――――』 『おまえはあいつらに『見捨てられた』ということだ』 聞き終えたジョナサンはわずかに嘆息する。 単なる嫌味かそれとも現実を突きつけられたのか……彼ら以外には判別できない奇妙な友情もまた健在だった。 「ディオ、理解しろとまではいわない……だがわからないわけではないだろう? 彼らはそんな人間ではない」 『ほう? ではおまえが目覚めてからここに戻る途中、あいつらの誰とも出会わなかったのをどう説明する? まさか偶然行き違いになったなどという答えで俺を失望させないでくれよ?』 「………………」 DIOの見解にうまく反論できないのが癪ではあるが。 現在地である教会跡にメッセージすら残されていない以上、可能性は限られる。 仲間たちは自分がここへ戻ってくることを想定していなかったか、あるいは急いで移動する必要があったか…… ジョナサンの出した答えは後者だったが……全く手がかりがない不安からか、やや自信なさげであった。 「その時点でぼくよりも優先すべき、なおかつ急を要する事態があったんだろう。 重症を負った者もいたし、彼らを急いで治療するためにいったん場所を移したのかもしれない…… ぼくは見捨てられたのではなく、ひとりでも大丈夫だと信用されていたんだ……たぶん」 『信用ときたか……その信用とやらであれだけ痛い目を見てまだそう言えるとは見上げた精神だ、敬意を表させてもらおう』 (………………承太郎) そのやり取りでジョナサンの頭の中にひとりの男の姿が浮かぶ。 自分の想像よりもずっと危うかった彼は、無事なのだろうか。 おそらく生きてはいる、だが自分が最後に見た限り彼は相当の重傷、さらには一緒にいた花京院が―――― (いや……覚悟はしておくが、ぼくがいま考えるべき事ではない) 彼は一人ではない――生き残ったジョセフとジョルノがいる(アナスイもいるけど)。 DIOと戦う中承太郎の胸中を知った彼らが一緒にいる以上、最悪の事態は免れているはずだと自分を納得させる。 『さてジョジョ、このままでは何も進まんぞ……いい加減動くべきではないか?』 「……そうだな、それじゃあ空条邸へ向かおう。 確かそこで第四放送時に仲間たちと待ち合わせをしたと聞いたし、皆もそこへ向かったのかもしれない」 それでいいかい、と目配せして意見を求める。 DIOはそんなジョナサンの順応性の高さに呆れつつ、面倒そうに答えた……が。 『好きにしろ、どのみち俺に選択権などないのだからな…… ところであらためて思ったのだが――ジョジョ、おまえに隠しごとはやはり向かんようだ』 「……それは、どういう意味だ?」 ……手を当てた口元はその時、笑みを浮かべていたのか不機嫌そうに結ばれていたのか。 DIOは一瞬だけ沈黙したのち、彼らの去った方角を眺めながら言った。 『――――あの二人、明らかに俺が『見えていた』』 「……えっ?」 衝撃の発言にびくり、とジョナサンが震える。 ――――それ以上近づくことは許さない…… DIOの言葉が本当ならば、先ほどのやり取り全てに説明がつく……ついてしまう。 ――いきなり撃たれたのも、近づくことすら許されなかったのも、行先も目的も教えてもらえなかったのも。 ――――ひょっとしたら、彼は知らないのかもしれない DIOは透明ゾンビ、つまり普通なら相手に見えないということはなんとなく理解できている。 彼らに話さなかったのはそのためだが……そこから誤解が生まれたのかもしれない。 『知らない』とはすなわち、そばに立つDIOの存在を自分が認識していないということだったのではないか。 ――――教えられない(わ) さらに理解する…… 彼らは知り合いである自分と、敵であったDIOが並んで立っているのを見て…… そして自分がそのことに一言も触れようとしないのを見てさぞ葛藤していただろうことを。 あの程度の対話では到底足りぬほどに聞きたいこと、言いたいことがあったであろう事実に。 「…………本当、なのか?」 『俺は『見られている』感触には特に敏感でな……そしてあの出会い頭の一発…… あれの狙いが俺でなければおまえはとうに地面に転がっていただろうよ…… 何より話の途中、大げさに目線をそらせば奴らも一瞬そちらを見た以上、ほぼ確実だ……』 どちらも言われなければ偶然で済ませられる、というよりそう思っていた。 だがあらためて考えてみれば確かにその通りであり、半信半疑だったジョナサンも信じざるを得なくなる。 「…………一体、何故ッ!」 『……見えた理由か? ――――さあな。 おまえは俺の状態について理解しているからいいだろうが…… 他のやつらに今の『俺たち』はどう映るのか、一度その無い脳みそでよく考えてみることだな……』 混乱するジョナサンはDIOの言葉が意味ありげな間を置いたことにも気づかない。 無駄だとわかりつつ彼らの去った方を向くも、既にその姿は見えなくなっていた。 状況が好転するはずもないのに呆然と立ち尽くしてしまうのは、後悔という人の性であろう。 『追うか? 今ならまだ間に合うかもしれんぞ』 「…………いや」 相手の目的地がわからない現状では合流できる可能性は低い。 例え合流できたとしても、今のままではまた撃たれるのが関の山だろう。 先程DIOについて言わなかったこともあり、どう説明すべきかジョナサンには良い考えが浮かばなかった。 結局進路は最初の考え通り、空条邸――東のままとなる。 『謎のジョースターに今は亡き主催者の妻…… ひょっとしたら、おまえは今とんでもない大物を逃がそうとしているのかもしれんぞ?』 「……その時になれば、きっとぼくらはまた巡り合えるさ……あの教会の時のように―― ――待て、妻だって? ぼくは婚約者だと聞いたが」 ――この食い違い、原因はジョナサンとジョニィが初めて会った直後の情報交換まで遡る。 14歳の女性が妻と言えばスティール氏が妙な印象を持たれかねないためジョニィはそこをぼかして伝えた。 その結果、ジョナサンが勘違いしたというのが真相である。 『いつどこでそれを耳にしたのかは知らんが、俺の場合は本人から直接聞いた…… ふむ、これも時間の違いというやつか?』 「それはわからないが、なるほど……ルーシーときみは、既に会っていたか…… 道理で彼女のほうも、あんな態度をとるわけだ」 とはいえ違いとしては些細なこと、特に大きな影響があるわけでもなかった。 一応、ここにきてDIOから情報を引き出せたという意味では有意義だったかもしれないが。 『しかし昔を思い出すなあ、ジョジョ? 主導権を握っているようでその実、俺に全てを奪われていき……気付けばおまえはひとりきりだ……』 「ディオ、きみというやつは……いや、ぼくは絶対に屈したりなんてしない…… きみもぼくももう、あの時のような子供じゃあないんだ」 『フフフ、黙って立っているだけでこれでは、実際俺が口出しを始めたらどうなることやら…… まあ安心しろ、俺はお前に逆らわん――黙っていろ、あるいはいっそ消えろと命令すれば、従ってやるさ』 「……命令なんてしない。もしおまえが人に害をなすというなら…… その前にぼく自身の手で、今度こそ完全に消滅させてやる」 はっきりと最後の言葉に返すと、しっかりとした足取りでジョナサンは再び歩き出す。 傍目には一人で、その実傍らに一人の男を伴いながら………… (ジョジョ、気付いていないようだな? おまえが俺を連れていくことを選択した時点で、その決意が全く意味などなさないことを…… 本当に度し難い甘ちゃんよ――それこそ、子供の頃から全く変わらず、な………… まあ、その甘さゆえに先ほども見逃してもらえたのだろうが……) かつて死闘を繰り広げた宿敵と共闘する――聞こえとしてはこの上なく良い響きだろう。 だが、それは同時に事情を知らぬものに対して巨大な爆弾を抱えるということにもなり得るのだ。 これから彼らが出会う者たちの誰が味方となり、誰が敵となるのであろうか…………? 【D-2 サン・ジョルジョ・マジョーレ教会跡地 / 1日目 真夜中】 【ジョナサン・ジョースター】 [能力] 波紋法 [時間軸] 怪人ドゥービー撃破後、ダイアーVSディオの直前 [状態] 左手と左肩貫通(応急処置済)、疲労(中~大程度に回復) [装備] リンプ・ビズキットのスタンドDISC、透明なDIOの死体 [道具] 基本支給品(食料1、水ボトル少し消費) [思考・状況] 基本行動方針:力を持たない人々を守りつつ、主催者を打倒 1.第四放送までに空条邸に向かい、そこで仲間と合流したい 2.蘇った(?)ディオと共に行く、ただし何かあれば即座に対処 3.ジョニィたちと再会したらディオのことを説明したい ※ジョニィから第三放送の内容を聞きました。 ※DIOとどの程度情報交換したかは次の書き手さんにお任せします。 【透明になったDIOについて】 0.能力は原作に準拠。スタンドビジョンはなく、死体を透明ゾンビとして復活させ使役する。 1.あくまでもリンプ・ビズキットによって生み出されたものなので『世界』は使用できない。 2.同様の理由で吸血もできないと予想されるが、ゾンビの本能での『食らいたい衝動』はある。ただしDIO自身の精神力で抑制中。 3.原作の描写から、遺体が動いているわけではないが、透明DIOにダメージがあれば遺体にフィードバックする模様。つまり大統領が回収したDIOの遺体に変化がある。 4.リンプ・ビズキットに課せられた制限は『使役できる人数』のみ。ただし詳細は不明。 5.DIO自身はなかなかハイな状態。しかし尊敬するジョナサンの命令には(能力を抜きにしても)従うつもりなので、彼が死ねといえば喜んで自殺するだろう…… 【D-2→??? / 1日目 真夜中】 【ジョニィ・ジョースター】 [スタンド] 『牙-タスク-』Act1 → Act2 → ??? [時間軸] SBR24巻 ネアポリス行きの船に乗船後 [状態] 右頬に腫れ [装備] ジャイロのベルトのバックル、遺体の右目 [道具] 基本支給品、リボルバー拳銃(6/6 予備弾薬残り18発) [思考・状況] 基本行動方針:ジャイロの無念を―― 1.ルーシーと共に行動。当面の目標はジョースター一族と合流すること。ただしDIOは避ける。 2.遺体を集める ※Act3が使用可能かどうかは次の書き手さんにお任せします。 【ルーシー・スティール】 [時間軸] SBRレースゴール地点のトリニティ教会でディエゴを待っていたところ [状態] 処女懐胎 [装備] 遺体の頭部 [道具] 基本支給品、形見のエメラルド、大量多種の角砂糖と砂糖菓子 [思考・状況] 基本行動方針:?? 1.ジョニィと共に行動し、遺体を集める。身の安全を最優先。DIOは避ける。 【備考】 ジョニィとルーシーは透明ゾンビのDIOが視認できていました。 一度全ての遺体を取り込んだり遺体の『眼球』を所持していたからなのか、部位関係なく遺体を所持していたからかは不明です。 この後二人がどこへ向かうかは後の書き手さんにおまかせします。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 197 覚醒 ジョナサン・ジョースター [[]] 194 キングとクイーンとジャックとジョーカー ジョニィ・ジョースター [[]] 194 キングとクイーンとジャックとジョーカー ルーシー・スティール [[]]
https://w.atwiki.jp/inazumaberryz/pages/17.html
・すれ違いリスト ※チームリーダーとはチームのキーマンに設定している選手のことです。 ※下に行くほど情報が新しいです すれ違いリストのつくりかた ニックネーム(チーム名) キルア(ハンター) カオス(ベリーズモドキ) ゆう(ファンデルリサコ) ミヤビーム(ベリーフィールズ) カルノ(ライオット) マッシュ(ベリトヤジュウ) ミツオ(ミミニキテル) かっちん(ベリーズサイコウ) きん.ユーキ(ベリッコ) くまーゆ(アイラブクマァズ) くまいちょ(レディオミャンサ) オードン(オードンイレブン)
https://w.atwiki.jp/east_i5/pages/4.html
すれ違い通信 基本データ 【2013年7月時点】 【名前】 仝々◆Eαst 【設定地域】 東京都(TOKYO) 【作成者】 仝々◆frēαッ 【すれ違い回数】 4900~5500人 【広場の人数】 3000人以上 (カンスト) すれ違いマップ 日本(Japan) 47/47(制覇) アメリカ(United States of America) 6/50 すれ違い合戦 【兵士数】 1,000,000~2,000,000 【城ランク】 4 【勝ち取った国】 11/20 すれ違いガーデン 【招待した人数】 30~100人 【育てた花】 6 【花手帳】 3/20