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◆◇ 天瀬麻衣、白神凪は大学部の図書館にやってきた。 「なんかあったら呼んで下さいよ、先輩。」 「ありがとう、白神もな。」 ここまで一緒だった白神凪は、地下閉架へと降りていく。 麻衣は軽く片手を挙げて凪を見送ると、七不思議に関する資料がないかと図書館を探索し始める。 「こういうのはホラーになるんやろか…けど、実際過去に起こってるなら依頼資料の方か…」 小さく呟きながら、怪奇現象の書籍や、過去の学園内での依頼資料などを片っ端から調べ始める。 すると、妙なことに気づく。 いくつか七不思議と思われる怪異の文章が見つかるも、どの書籍や資料も一部分が黒く塗りつぶされているのだ。 「七つ目…の部分?なんやろか……」 明らかに故意に行われたであろうその現象に麻衣は訝しげに首をかしげながらも、他の資料と違う内容が書かれているものはないかと探し続けた…。 ◇ 一方、凪は地下閉架で同じように七不思議、そして紫の霧についての資料を探した。 勿論同じ図書館内でも閉架の方が学園内での事件や不可解な出来事についての資料が多く揃っているが、逆にこの膨大な資料を一人で探すのは一苦労だ。 「…知ることが出来ない…っつーのは、記憶が操作されるってことなのか…?」 過去の資料のページを次々めくり、とにかく時間の許す限り漁っていこうとする凪。 ふと、あるページで手が止まる。 「何だこれ…怪しすぎるだろ…。」 そう呟くと、他に似たものがないか探し始め、再び手を止めた。 麻衣と同じ一部分が黒く塗りつぶされている資料を見つけたのだ。 前後の内容を確認すると、七不思議らしい怪奇現象が起きたことには違いない。 また、紫の霧についてはどの資料からも見つけることが出来なかった。 「七つ目についてか、紫の霧についてか…どっちにしても”誰か”が知られたくない何かがあるってことだよな。」 凪はふぅと小さく呼気を落としながら、塗りつぶされたページをみつめていた。 ◆◇ 深海将己は直から受け取ったドリンクを飲み、体力が回復したがそのまま食堂に留まることにした。 そこに東二郎がトイレから戻ってくる。 「おや、君は…」 「どーも。あんたに話を聞こうと思って待ってたんだ。」 淡々とした様子でいう深海に二郎は若干ビクビクした様子で、近くの椅子に腰を下ろす。 「な、なんだい?僕はちゃんと僕のルートで調べていたよ?決してサボっていたわけでは…」 「だからだよ。奇怪現象研究会とかやってんなら、なんか知ってんだろ? 紫の霧のこととか。」 それを聞くと、二郎はほっとしたように胸を撫で下ろし自信たっぷりに笑みを浮かべた。 「そりゃあ勿論だよ! 七不思議を調べると、霧が発生するということは事前調査済さ。 けど、僕の情報ではこんなに広範囲に広がるというのはなかったし、魔力を封じるなんてことも知らなかったね。」 どうだい、と言わんばかりの自身ありげな表情で胸を張っていたが、既知の情報に深海ははぁと大きくため息を漏らし、にっこりと明らかに威圧的な笑みを浮かべた。 「奇怪現象研究会を名乗るならもう少しマシな情報を探して来い」 「ひぃぃぃ。承知いたしましたぁ!」 怒鳴るわけでもないが、ただその一言でびしっと両手両足をそろえて背筋を伸ばしながら立ち上がった二郎はそのまま180度向き直り、食堂から逃げるように出て行った。 「ったく……―おばちゃん、七不思議の噂とか今出てる霧のこととか…なんか知らないすかね?」 二郎の様子に呆れた深海は立ち上がり、食堂のカウンターへと向かった。 七不思議の情報を聞き込みつつ、から揚げ定食を参加人数分、もちろん二郎のツケにして購入し他のメンバーの帰りを待つことにしたのだった。 シークレット【消された文字】を達成!
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■ ハンター 粥満の施設説明でも触れましたが、ハンターとはいわゆる「何でも屋」的職業で、その仕事内容は情報収集、 探し物等から事件や遺跡の調査、魔物退治、違法組織の取締りなど多肢にわたります。 そのハンター達を取り纏め、全ての捜査権を握っているのが各都市に存在するハンターギルドです。 その中で王都である粥満に存在するものが総本部とされています。 ハンターには実力に応じて階級があり、神風学園の生徒はGクラスハンターとしてハンターギルドに登録されます。 ハンターには単独行動を好む者も中にはいますが、昨今の事件の凶悪化や規模の拡大に応じて、 4~6名での行動が主流になって来ています。 昇級するには昇級試験に合格するというのが一般的な昇給方法ですが、 上のハンターランクを目指すにはそれ以外にも必要な内容があるようです。 ハンターランクはS・A・B・C・D・E・F・Gの8種類です。 ランクが高くなる毎に、色々と特典がつきます。 またFへの昇格にはハンターポイントを溜めると自動的になることが可能ですが、 Eへの昇格時には申請および申請費がかかります。 さらに上位ランクへの昇格時には申請に加えて昇格試験があり、それを達成しなければ昇格はできません。 申請はこちらまで PC名: 名簿ID: 現在のハンターランクとハンターポイント: を入力してGM宛にメールしてください。 Fへの昇格時(30):特別報酬3000円・煌石1個追加 Eへの昇格時(50):特別報酬5000円・煌石1個追加・依頼時に武器を所持可能(武器の作成可能)/昇格に3000円必要 Dへの昇格時(150):煌石5個追加・覚えている魔術を一つ、得意魔術へと変化可能/昇格に5000円必要 Cへの昇格時(300):武器、もしくは装備品を魔導具へ強化 /昇格に10000円必要 Bへの昇格時:(NPC専用) Aへの昇格時:(NPC専用) Sへの昇格時:(NPC専用) 等々、ハンターギルドも段階によって色々な特典を解放していきます。 Sクラスハンターは名誉的な存在であり、特にギルドから特典はありませんが、 大和国内だけではなく飛鳥や出雲、それ以外の外国から広く知られる存在なのは間違いないでしょう。 また銃器や刃物、その他一般の法律で携帯及び使用が禁止されている物についてはギルドに申請して認可・登録をもらわない限り、 携帯・使用することは出来ません。 依頼で得た報酬は、ギルドの運営費、依頼時に怪我をした場合の保険を差し引き、 ハンターの生活費とギルド内で使用可能なお金に振り分けられます。 名簿、および依頼仲介所の依頼内容に記載されている金額はギルド内で使用可能なお金で、訓練やアイテム購入等に当てる事が出来ます。 ギルドではハンターの生活水準を保持する為に、生活費をギルド内で使用可能なお金に回すことを認めていません。 また、保険や依頼による現地までの交通費、 宿泊費やその他請求金額(後の調査で正当と認められる内容のみ)等はギルド側で助成しています。 ハンターカード ハンター全員に配布される電子カード型の身分証で、このカードを介して所持者の魔力を増幅させることができます。 また、パートナーシステムを利用する為にはパートナー同士でカードを接触させる必要があります。 電子化はされていますが、特殊加工が施されており磁石や耐火性がある為、通常の取り扱いに注意は不要です。 しかし、過度な力を加えると壊れる場合もあるので気をつけましょう。 持ち主の魔力にのみ反応する為、他人が使用することは不可能です。 また、作成には特殊な加工と素材を用いる為、非常に高価なものとなっています。 万が一不手際で紛失、破損した場合はハンター資格が剥奪される可能性もあります。
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8月19日午後21時。 幸村カヤは粥満の市民図書館にいた。 ふと時計を見ると、21時。 図書館の職員に頼み込み、許可をもらって調べ物をしていた。 「マキさん…どうしちゃったんですか…」 塚田マキ。 先輩ハンターである彼女には、ここに来る前に何度も連絡を試みたし、メールも送った。 しかし返事は1回も無い。 時計台の方も行ったが、ハズレで特に何もなかったのだ。 日野守桜とは、そこまでに何度もやり取りをし、彼女へとある事を頼んだ。 18時頃だっただろうか、時間がかかりそうな内容だったため、彼女からまだ連絡がないのは理解できる。 だがマキは。 彼女はメールを送ったっきりだ。 不安が脳裏によぎりつつも、職員に聞いた話、それから桜から聞いた話を元に、ある資料をカヤは見つけ出すことに成功した。 もう何十年も前の新聞の切り抜きである。 そこには粥満、茜間のリニアモーターシステムの開通記録が載っていた。 「あった!」 その新聞の切り抜きにたどり着いたのは、時計台で無為な時間を過ごしていた時に来た、桜からの電話だった。 ☆☆☆ 『そういえば怪異について聞き込みをしていた時に、初老の駅員さんから聞いた話なんですが…昔、茜~粥満間の道には処刑場があったらしくて。 既に使われていなかった処刑場跡はリニアモーター開設と同時に完全に整地されたらしいです』 そう桜は言っていた。 そして、茜ギルドに問合わせた所、新城ギルド長が対応してくれて、珠洲森蘭子の家の住所と顔写真を送ってくれた時に彼が一言呟いた言葉があった。 ……。 『そういえば、幸村さんは牛夢担当でしたか?』 「あ、はい。そうですけど…」 それが何か?と言い返そうとすると、ふふ、と含むような笑みが電話越しから聞こえた。 『茜~粥満間の処刑場の話までは突き止めたそうですが、ではこれは知っていますか? 昔、その処刑場では処刑の際、牛をモチーフにした覆面をした執行人が行っていたそうですよ。 牛の理由は、なんでも初めて執行人になった男が酪農家の家の出で、極度な臆病者だったからだそうです』 「臆病者だから、覆面をして…ですか?」 『ええ。祟りとか、殺す相手に顔を見られて恨まれるのが怖かった、という説がありますが、果たして真相はどういうことやら』 「…桜さんが先程調べた事を、なんでそこまで知ってんですか…」 『ギルド長ですから』 楽しむような笑みを電話越しから響かせる相手の口調に、明らかに今回の件を知っている様子があった。 それ以上聞いても、さあ?とかわかりませんを返す相手に、疲れたようにそうですか、と返し礼を言って電話を切ろうとした時。 『一応、元処刑場があった場所の地図も添付しておいてあげます。他にも別の怪異も入っているので、私個人が貴方に助力できるのはここまで。死なないよう、頑張ってください?』 ☆☆☆ 今思えば彼なりの激励なんだろう。 新城とは30分前の電話だったため、そろそろ地図が来るはずだ。 それが来たらすぐに行動に移るので、今のうちに情報は調べておきたい。 ―リニアモーター開設!― 茜~粥満間にリニアモーターが開設された。 出雲の技術協力を得た最先端のこの移動手段は、電車などでは比べ物にならないスピードを出せるという。 この開設記念に3日間、通常の半額で乗る事が可能なキャンペーンを行っているため、是非とも一度は乗って、その速さを体感するといいだろう。 一方、地域住民からは反対意見も出ていた。 リニアの走った後の風圧により、農作物が倒伏する影響が出てしまう。 処刑場跡には慰霊碑が建てられていたのに、それを移動するのはどうか。 といった声もあったが、慰霊碑はできるだけ近くに移す事が決まっており、事前計測によればリニアが通った後の風速も、農作物などに影響を与える程度ではないと判断されたため、地元住人は安心して欲しい。 ……。 新聞を見ていると、新たに来たメールを確認する。 茜ギルドからだ。 住所、地図が添付されており、メールの本文は大したことない内容だ。 珠洲森蘭子の住所を確認するが早く、カヤは図書館から飛び出た。 ☆☆☆ 8月19日午後22時。 カヤは携帯にメールが来ている事に気が付く。 桜からで、その内容はカヤが頼んだ内容で、以下の通りだ。 『ここ数日の乗客名簿を貸して戴けたので、記します』 その言葉の後に記されている名前に、ここ最近、カヤが夢の中の車掌アナウンスで聞いた名前がちらほらと見つかる。 さすがに全員ではなかったが指定席を予約した名前の中に、夢で呼ばれ、現実で死亡した人物の名前だった。 そして、どれも粥満から茜へ向かうリニアに乗車していたことに気がついたが、返信等は行わずに今は目の前の建物を見る。 「ここが…」 粥満の郊外、とまではいかない程の外れにあるマンションの一角。 そこに珠洲森蘭子が住んでいた部屋がある。 大家にハンターである事を明かし、部屋の鍵を貸してもらい中へと入ろうとした時、携帯が鳴った。 表示は見知らぬ携帯番号。 「もしもし…?」 ザザザ、とノイズが聞こえる。 何かを叫んでいるように聞こえるが、よく聞こえない。 「マキさんですか!?」 だが、カヤにはなぜかそう思った。 と、同時にメールも届いたため、通話をしつつメール確認ボタンを押す。 『家の中にいるから、カヤも早く来てくれ』 と、相手のアドレスが文字化けしているメールだ。 急いで部屋の中へと入ろうとしたカヤに、電話からノイズと共に大声が聞こえた。「くるな!」と。 色々とマキの行動に疑念があったカヤだが、それでも今この瞬間は彼女のその言葉が嘘偽りのない、純粋にカヤを心配しての発言だと理解した。 「できません!!」 扉を開けた瞬間、カヤは光に包まれ意識を失った。 ☆☆☆ 8月19日午前23時。 目を開けたカヤが見たのは、ギロチンにより一人処刑された所だった。 その次は…マキだ! 「バカ!なんで来たんだよ!」 「マキさんが死ぬなんて絶対に絶対に、嫌ですからっ!」 マキの足がギロチンの所で止まる。 魔術は使えない。 全力でカヤは走り、マキを突き飛ばす。 コンマ1秒遅ければ、マキは上から降ってきたギロチンに真っ二つになっていただろう。 息を切らすカヤと驚いた表情のマキ。 なぜかは分からないが、体が自由に動く。 そして、マキを救うことができたのだ。 その様子を見て、ギロチンの左右に居たミノタウロス達が怒り狂った。 『駆け込み乗車はおやめください~。このリニアは塚田マキには止まりません。次は幸村カヤ~幸村カヤ~』 「カヤ!!」 カヤはふっと目を瞑り、そのまま上がったギロチンの下へとゆっくりと歩き出す。 マキの悲鳴にも似た叫び声を聞き、笑みを返した。 「その先が車掌室!」 ここが先頭車両なのは間違いない。 ギロチンの下で立ち止まらず、むしろ駆けだした。 ミノタウロス達も予想外の行動に対応が遅れる。 だが…カヤの希望は潰える事になる。 車掌室には誰もいないのだ。 自動操縦でこのリニアは動いているようで、何もなかった。 車掌室に何かあると思っていたのは、間違いだったのだ…。 「モオオオオ!」 ミノタウロス達が斧を構え、カヤへと振り下ろす。 が、その一撃はマキがミノタウロスを吹き飛ばしたため、カヤにダメージは無かった。 「なにぼさっとしてんだ!こっちだカヤ!」 「は、はい!」 マキに手を引かれ、後続車両へと走った。 ☆☆☆ 二人は後続車両へと逃げ込む。 ミノタウロスは足が遅く、追いつかれるまで後ほんの僅かの時間はあるだろう。 「…今はあんたが忠告を無視して来た事には何も言わない。 だから、一緒にこの場所から出るよ。 それから…ありがとな、カヤ」 「はいっ!」 息を整え、照れくさそうに言うマキの言葉に笑顔で返すカヤ。 後続車両の一番最後尾。 そこには緊急用の電話が取り付けられていた。 マキは得意そうに受話器を指さす。 「これであんたと連絡が取れたんだ。 取れた、といってもノイズが酷くてとてもじゃないけど話せたもんじゃないけどね」 受話器を取る。 プッシュボタンはついているものの、基本的に先頭車両の車掌室へと連絡をとるためのものだろう。 「もし誰かに連絡をとりたいなら、これを使うといい。 色々と利便性は悪いが、緊急時ってわけだしね」 それから、マキは外への扉を開ける。 簡単に扉は開くが、止まっているのか真っ暗闇の空間が広がっている。 「さっきはアンタと連絡をとってたら、あたしのアナウンスが流れてそのまま先頭車両へ戻っちまった。 だから、今度こそこの先へ行けそうだ。 さて、カヤ。あたし達の選択肢は3つ。 1つはここで目が覚めるのを待つ。 2つ目はあのミノタウロスを倒す。魔術も特殊技も使えない以上、体術じゃ間違いなく限界があるだろうが…。 そして最後の3つ目は、この車両から降りて、助かる糸口を探す、だ。 あたしはこの先に行く。もう暫く目が覚める気配はなかったからね。 だが、それはあたしの場合であんたはすぐ目覚めるかもしれない。 強制はしないよ、あんたが決めな」 マキはそういって闇の中へと進もうとしている。 先頭車両の方から、ミノタウロスの鳴き声がどんどん近づいているのもわかる。 カヤやマキの荷物が服以外ない今、電話を使うならせいぜい一人くらいしか無理だろう。 ミノタウロスがいくらノロマとはいえ、それ以上は時間が無い。 そして、マキのいう3つの選択のどれか一つを貴方はとらねばならないだろう。 ※現在夢の世界ですが、移動先にカヤ専用の場所以外を選択した場合、夢から強制的に覚める事となります。 ※一度現実世界に戻ってから、再度夢の中へ戻ることはできないため、お気を付けください。 ☆☆☆ カヤ…HP870/MP300/OP47/状態:夢の中(夢の中だと魔術特殊技が一切発動しない)
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てst - 運営 2013-09-21 17 24 56
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悪魔の噂、竜の出現、そして大和を取り巻く不穏な影。 佐治宗一郎は頭を悩ませていたのはそのことではない。 GW、佐治は一人、ギルド長室で叫んだ。 佐治「てめぇらいろんな事に首突っ込みすぎだ!!」 そう、ハンターの遠征等が多い昨今、普通の依頼が溜まりに溜まってしまったのだ。 佐治「仕方ねぇ・・・久しぶりにアレをやるか」 こうして、新たな依頼解決の日々が始まった。 概要 溜まっている依頼をこなそう! 1・たくさんの依頼の中から、一つ自分が受ける依頼を選択。 自分のステータスが足りない依頼を選んでも、実力を発揮できず失敗してしまう点に注意しよう。 2・依頼を受けたら、後日発表の結果発表を待つ。受けた依頼の難易度によって得られる依頼ポイントが違うぞ! 依頼ポイントをたくさん貯めて、各ギルドに一目置かれるようなハンターを目指そう! 3・結果発表後、次のフェーズへ移るので1を繰り返そう。 4・全てのフェーズが終了後、最終発表で総依頼ポイントが発表される。それに応じて後日報酬が授与される。 ※参加ハンターが受けて成功させた依頼は1フェーズ終了時に依頼達成として、次のフェーズ以降は選べなくなってしまうので注意! ※参加者が別の参加者と同じ依頼を成功すれば、その人数によってポイントが分割されます (例:50依頼ポイントの依頼をハンター3人で成功させた→一人あたり16依頼ポイントゲット!(元のポイントの3分の1) ※参加者が一人で依頼を成功すれば、なんとその依頼ポイントは大幅アップ!(ランクS依頼のみ、一人で成功時もアップはしません) ※参加者が二人で片方依頼が成功し、片方が失敗した時は、上記例だと片方が50の依頼ポイントゲットで、失敗した方がステータスアップとなります。 ※PC設定は5月のGWに被った依頼になるので、PCでの相談はできません(作戦BBSなどによる、PLでの相談は可能です) ☆★作戦BBS★☆ 日程 第一フェーズ:4月14日~22日 第二フェーズ:4月25日~5月5日 最終フェーズ:5月11日~21日 報酬 ・総合依頼ポイント ※報酬受け取りには、最低でも3フェーズ合計100以上の依頼ポイントを獲得しなければならない) 1位 限定特殊技【スピードワールド(発動時に5回行動可能。その間、自分を除く全員が時間停止状態になる/自分/消費OP17)】 PC専用特殊技 称号【残像ハンター】 奥義習得枠増加+1 得意魔術追加チケット 煌石(5) ハンターポイント+40 OP除く全ステータス+15(HPは50) 2~5位 PC専用特殊技 煌石(3) ハンターポイント+20 OP除く全ステータス+10(HPは30) 6位~10位 煌石(3) ハンターポイント+10 11位以降全員 煌石(1) ハンターポイント+5 ☆★PC専用特殊技はこちら★☆ ※特殊技は、習得枠がない場合、現在覚えている特殊技と入れ替えることが可能です。 ・期間依頼ポイント ※フェーズ毎に判定 1位 3000円(被った場合全員に3000円) それ以外 依頼ポイント30以上を獲得したPC全員に1500円 ・依頼失敗時 その依頼で必要だったステータスが+5(HPの場合のみ10アップ) 依頼内容 依頼ランクC …成功時20の依頼ポイント(一人で成功時60ポイント) 依頼ランクB …成功時30の依頼ポイント(一人で成功時90ポイント) 依頼ランクA …成功時40の依頼ポイント(一人で成功時120ポイント) ☆★依頼内容はこちら★☆ ☆★依頼決定後の提出はこちらから以下の項目を書いて提出してください★☆ 【送信GM宛メール提出例】 PC名: HPMPOP: ステータス: 請ける依頼: 何かあれば一言: ※同じ依頼を多数名が成功した場合、もらえる依頼ポイントのポイントは小数点以下切り捨てとなります。 ※一人で成功時のポイントは、『一人だけで』その依頼を受けた時のみ発生。例え失敗していても、別の人と受けた依頼が被ると今までの依頼ポイントになる。 総合結果 1位…276P…甚目寺禅次郎 2位…270P…深海将己・日野守桜 4位…255P…行成ハナ 5位…250P…板垣勝猛 6位…240P…桐石登也 7位…236P…福良練 8位…200P…柳茜 9位…180P…烏月揚羽・鬼ヶ原空 11位…150P…六角屋灼 12位…146P…東雲直 13位…145P…祠堂統 14位…141P…白神凪 15位…140P…夢崎麻也 16位…136P…幸村カヤ 17位…120P…志島武生・藤八沙耶 19位…101P…天瀬麻衣 20位…100P…日浦博喜 総合報酬ランク外…向坂維胡琉(60P)・月宮香蓮(60P)・浅海邑崎(20P) エピローグ ギルド会館。 そこに佐治と城ヶ崎が二人で飲んでいた。 佐治:いやぁ~やっと終わったな。 城ヶ崎:うふふ~お疲れ様でした佐治ギルド長! 佐治:これでしばらくは依頼も安定するだろ。傭兵だの貴族だの竜だの…他に困ってる奴は山ほどいるんだってのな。 城ヶ崎:おや~?ギルドからメールですね~。おお、エクスハティオ大聖堂の再調査!佐治ギルド長、私行ってまいります~ 佐治:てめぇもか城ヶ崎!!まあいい、飲みはまた今度な。今日は気分がいいぜ。 城ヶ崎を見送り、佐治は得意気な顔でビールを注文する。 佐治:…お?俺にもメールが…。何ィ!?最新依頼が15件だとォ!?間違ってんじゃねぇのかオイィ!? 佐治はビールをキャンセルし、会館から慌ただしく出て行った…。 【応援要請2】END
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8月19日午前9時。 幸村カヤは、茜の緋杭湖に来ていた。 緋杭寺の住職、猿渡に今回の件について相談をするためだ。 「住職様ですか?今蒼の檀家の所で不幸があったらしくて、そっちに出張してますよ」 「そんな……戻られる時間帯とかはわかりますか?」 「うーん、今日通夜で明日告別式らしいので、最低でも明日の夕方くらいにはなりますね~」 「わかりました、有難うございます」 カヤは、目の前の坊主に挨拶をし寺を後にする。 事が事だけに、無関係の人を巻き込みたくないからだ。 猿渡の携帯番号を教えてもらい、坊主も後で伝えておいてくれる事を約束し、一旦寺から離れることにした。 意外と街から離れたこの寺は、タクシーでも呼ばないと移動が辛い。 携帯に手をかけ、タクシーを呼ぼうとする彼女の前に、一台のリムジンが止まった。 ウインドウが開き、中から顔を出したのは日野守桜だった。 「桜さんっ!?」 「カヤさん、ギルドから話は聞きました。乗ってください」 驚いたカヤだったが、一先ず彼女のリムジンに乗ると、そのまま茜の街まで戻ることになった。 「でもよかったです、カヤさんが元気そうで……」 「私も桜さんが来てくれるなんて思ってなかったです!」 軽く談笑した後、暫く沈黙が続く。 言っていいのだろうか、聞いていいのだろうかとお互いが遠慮していたためだ。 「あの、カヤさん。何が起きてるか、教えていただけませんか?」 「……巻き込む可能性があるんですよ?」 「それでもです。それに、私には力強い味方もいますから」 彼女は頼らないし会話もしないので、今も悪魔のフェルゼと繋がりがあるという事は忘れそうになる。 が、そうなのだ。目の前にいる桜は、呪いに関する事柄に強いかもしれない。 都合のいい時だけフェルゼが力を貸してくれるとは思えないが、その時は練を捕まえて何とか頼むか、塚田マキが言っていた、珠洲森蘭子が調べた三つの情報の三つ目が頭によぎった。 「わかりました。それから聞いた後は、桜さんもできるだけ他言無用でお願いします」 「了解です」 こうして、カヤは説明した。 内容は以下の通り。猿渡にも話そうと思っていた内容だ。 夢の話の詳細 (リニアの中。車内アナウンスが人名で、実際呼ばれた名前の人物が死亡したとニュースで確認した) 自分もその夢をつい先程見たこと マキさんという先輩ハンターと昨日粥満で久しぶりに会い、一緒に食事をした。 連絡先を交換したが、その日の夢の中でそのマキと居合わせた。 マキは「この夢を見た人と接触した者が、この夢を見るようになる。」と言っていたが それは少し違うのではないかと思っている。恐らく他の条件があると感じている。 マキの親友である珠洲森蘭子という茜のハンターが数日前変死していた。 彼女も同じ夢を見ていて、幾つか亡くなる前に調べてくれていたこと。 これらを話すと、桜も真剣な顔で考え始めた。 「気になる点は、リニアの中という所でしょうか。なぜリニアの中なのかというと、リニアに関係する事象と考えるのが妥当だと思いますが……」 「そこらへんはマキさんとも話ました。ただ、そんな処刑車両があれば、瞬く間に噂になってると思うんです」 「分かりました、ではリニアは私が調べます。カヤさんは、これから行く場所があるでしょうし」 「すいませんがお願いします!」 こうして、桜に茜の古書店まで送ってもらい、彼女と別れたカヤは古書店で怪異についての情報を調べる。 しかし、夢に関する話はあっても、この牛の夢に関してはどれもハズレのようで、店主も知らないようだ。 落胆しながら店を出ると、カヤの目の前に一人のスーツ姿の男が立っていた。 その姿を見て、カヤは龍志狼という事に気が付いた。 「なんで……」 「いえね、さすがに私も罪悪感を感じているんですよ。私のせいで、珠洲森蘭子さんは死んだ。ですから――」 「――貴方にも、同じものを見ていただこうと思いましてね」 「え」 抵抗する間もなく、カヤの意識は闇深くへと沈んだ。 ☆☆☆ 龍が何をしたかはわからないが、確実に彼のせいで意識を失ったとわかる。 なぜなら、目が覚めたらカヤはリニアモーターの中にいたからだ。 そこは以前と違い、目の前に10人の人間が立っていた。 職種も年齢もバラバラで、小さい子や老人もいる。 そして。 目の前に、巨大なギロチンがあり、左右にミノタウロスのような牛の魔物が、控えていた。 その奥が車掌室だろうか。 『本日もご乗車ありがとうございます~。次は田中幸子、田中幸子』 カヤが呆けていると、例のアナウンスが流れた。 そして、田中幸子と思しき女性がギロチンの真下へと歩いていく。 「そんな……!起きて、起きてください!!」 しかし、カヤの言葉も虚しく、誰も起きず誰も反応しない。 「そうだ、魔力ならっ……!」 続けてオーラ、報えを発動しようとしたが、マキの言うようにやはり発動はしなかった。 ギロチンに手がかかる。 ミノタウロスが、それを下ろそうとしているのだ。 真下の女性へ向けて。 「みんなおきろーっ!!」 だが、やはり誰も目を覚ましたりはしない。 そうこうしているうちに、田中幸子はギロチンで真っ二つになってしまった。 「ああ……っ!」 助けられなかった女性の亡骸を見て、カヤはミノタウロスへと妨害するため動こうとした。 が、既にカヤの体も動かなくなっていた。 『次は御蔵幹太、御蔵幹太』 次に名を呼ばれた御蔵が、虚ろな表情で前へと進んでいく。 ギロチンの真下へだ。 更に、続けてカヤの足も数歩前に勝手に進みだした。 「やめろーっ!」 カヤが叫ぶと、突如目の前が白に包まれた。 ☆☆☆ 8月19日、午後13時。 「やめろーっ!」 叫びながら目を覚ましたカヤは、いつの間にか病院のような施設にいた。 小さな病院で、個人経営というのだろうか。 診察室と診察台が同じ部屋にあるのを見れば、一目瞭然だろう。 そして診察室の椅子に、20代くらいの医師の男がいる事に気が付いたのもこのタイミングだった。 「煩い、騒ぐな。頭には残念ながら異常はなかったはずだが?」 「え……?あ、すいません!違うんです!違うんですよ!?」 頭、と言われて先ほど叫びながら起きた事だろうか。 慌てて否定すると、そこに白衣を着た、老人が入ってくる。 「おお、目が覚めたかい」 「あ、有難うございます……?」 「ワシはただ診てやっただけじゃ、礼なら街中で倒れたのを拾ってきた、氷川に言うとええ」 「街中で……」 「突然。倒れてたのを拾った」 「人をそんな子猫か子犬みたいに言わないでくださいっ!って……その時、誰かといたのを見ませんでしたか?」 「見ていないな」 「まあ氷川もすぐ見つけたわけじゃないみたいだしのう。うちの近くの書店で倒れていたじゃろ?だからざわざわと人ごみが集まってきておっての~」 「それで俺が見に行ったわけだ」 結局、龍の手がかりは分からず仕舞いな事にため息をつく。 そして、携帯をまずは確認した。 マキからの連絡はない。 「しかしお嬢ちゃんすごい叫びっぷりじゃったのー。おきろー、とか」 「牛夢でも見ていたんだろ」 老人と氷川という青年の話に、心底驚いた表情で二人を交互に見るカヤ。 「……おい、氷川」 「冗談のつもりだったんだが……」 話を聞くと、二人とも詳しくは無いらしい。 が、老人――真鍋という医者が近くの大学病院に応援に行った際に、そんな噂を聞いたのだとか。 「ネットでもここ最近、噂になっている。興味があるなら調べたらいい」 氷川に教えられ、その病院のパソコンからネットを確認する。 すると結構、牛夢の処刑内容や、伝染方法、次の人を助ける方法まで記載されていた。 そこの掲示板には、『寝たけど何もおこらねーぞ、デマ乙』『直接牛夢にあってる奴に会わないとだめらしい』という内容が書き込まれていた。 「ネットだから伝染しないって事ですか……」 「どうじゃろなあ、ワシは既に牛夢を知ってたし、お嬢ちゃんを見た後昼寝しとったが、そんな夢は見んかったよ」 「呪いのビデオや人形等、話だけでなく何らかの事象が関係する場合が多い。こういうのはな」 「これでワシがもう一回昼寝すれば、牛夢が事実ということがわかるの」 「おい、サボってないで仕事をしろ」 「有難うございます、少し、希望が出てきましたっ!」 もしそれが本当なら、マキに早く伝えて安心させてあげたい。 そう思い、携帯を開いた瞬間、マキからメールが来た。 送信アドレスは文字化けしていたが、内容が『カヤ、ミスった。助けてくれ!』という内容だ。 気づけば、桜とあったり気絶していたりで連絡を忘れていたが、マキからあれから全く連絡がない。 こちらから、メールだけでもいいから頻繁にやり取りするよう頼んだメールの返事すらも返ってきていないのだ。 「おいおい、なんだか穏やかじゃなくなってきたの……。そもそもなんでアドレス文字化けしとんじゃ、本当に本人か?」 「治療費はまた今度請求する。ハンターならさっさと行け」 マキはどこで、何に巻き込まれているのか。 おそらく、送信アドレスが文字化けしていたのが鍵となるのだろう――。 ☆☆☆ カヤ…HP1070/MP300/OP47/状態:普通
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NO. タイトル 作者 登場人物 場所・時間 000 試合再開 ◆dXhnNxERuo 水原維澄蝶野杜夫麓山留夏最強堂勇太安佐蔵恭二郎桐原千里神楽雅光 D-4/分校/開始前 001 純粋な戦闘狂は殺し合いで拳を振るう ◆4GaZfiGP/U(◆3.4d91tk9g) 琴浦周斗 D-6/森林/深夜 002 夢の終わり ◆CUPf/QTby2 サフィロ・シャリーノ C-1/モーテル/深夜 003 プログラムマネジメント ◆dXhnNxERuo 桐原千里仁木天 E-8/倉庫内/深夜 004 十二番目の憧憬 ◆CUPf/QTby2 ジョナサン大山月元夢子 A-3/展望台/深夜 005 そりゃあ、理想的すぎるかもしれないけどさ ◆4GaZfiGP/U 松平左京砂野碧衣 E-6/住宅/深夜 006 霧島無色は改造人間である ◆dXhnNxERuo 鹿狩瀬荻矢霧島無色 C-6/森林/深夜 007 brainwash ◆CUPf/QTby2 高森乙子水原維澄フラグメント.N E-7/森林/深夜 008 そして殺人者は野に放たれる ◆CUPf/QTby2 板倉竜斗蝶野杜夫黒嵜暁羽ネイサン・ホーマー骨洞芙蘭 D-4/分校/開始前 009 教師イジメは必要悪ですわ! ◆dXhnNxERuo 麓山留夏 G-5/傾斜した群林地/深夜 010 マッハ!!!!! ◆dXhnNxERuo 琴浦周斗中井沢尽渡世朝秋 D-6/森林/深夜 011 無貌の“貴方” ◆CUPf/QTby2 黒嵜暁羽骨洞芙蘭 D-4/分校/開始直前 012 大 誤 算 ◆dXhnNxERuo 蝶野杜夫大神尊戎間霧鼎刃庭魯依帝泉瑞乃ウィッチランチャー神楽雅光砂野夕璃菜 ???/貨物船/深夜D-4/分校/開始直前B-3/森林/開始直前 013 普通が故に… ◆4GaZfiGP/U 穂積宗一功野錬司 B-2/草原/深夜 014 ローリンガール ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 八十島秋乃有栖川桜 B-4/住宅街付近/深夜 015 ミストレス・マリア消せない炎 ◆CUPf/QTby2 上原鞠愛桐野きらら板倉竜斗静間菅人 F-3/神社/深夜G-2/モーテル/深夜 016 キョウバテユニゾン ◆dXhnNxERuo 京終春日戸崎繭 F-2/森林/深夜 017 さまよえる記録装置 ◆CUPf/QTby2 桐野ラキ B-3/森林/開始直前 018 若き血の目覚め ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 天草紗耶香三住明梨朱藤ヶ原二臣 F-5/山道/深夜 019 汚れなき殺意 ◆CUPf/QTby2 嵐崎・キャラハン・蘭子 B-4/住宅街/深夜 020 機獣咆哮 ◆dXhnNxERuo 中川いさ功野錬司穂積宗一サフィロ・シャリーノ砂野夕璃菜 B-2/草原/深夜???/黎明 021 すれ違い通信、成功? ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw) 国分寺多聞問芒操 B-7/草原/深夜 022 あたしが殺した(前編)あたしが殺した(後編) ◆CUPf/QTby2 不動院凛華有栖川桜嵐崎・キャラハン・蘭子八十島秋乃 B-4/住宅内/黎明B-5/住宅街/黎明 023 Slaves and Masters ◆CUPf/QTby2 三木清葉砂野夕璃菜上原鞠愛 G-2/モーテル付近/黎明G-3/坂道/黎明 024 利用する者される者 ◆ASQQNYexes 霧島無色渡世朝秋八十島秋乃 C-6/森林/黎明B-6/診療所付近/黎明 025 心のかたち人のかたち ◆ASQQNYexes 国分寺多聞問芒操 B-6/診療所(診察室)/黎明
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イベントチャット日程 第一回:6月13日11時(2時間予定/第二回とどちらか片方のみ参加可能) 第二回:6月13日16時(2時間予定/第一回とどちらか片方のみ参加可能) 第三回:6月13日22時(2時間予定) 第四回:6月13日0時(3時間予定) 第五回:6月14日13時(1時間予定) ※第四回、第五回以外、定員は6名です。第四回、第五回は8名で、第四回は抜けた方がいればその都度補充します。 イベントコンテンツ ストーリー概要 報酬 ※このイベントのPC時間は、6月22日となります(BBSとの兼ね合いもあるため) エピローグ 1 イーストセントラルタワー、最上階。 そこには宮廷魔術師が集まっており、目の前の鏡のような魔術により下の様子を見ていた。 ちょうど25階で、悪魔ベレトがハンターの者達と戦っている最中だ。 東十常一「フン…賊がもうそこまで来ておるか。剣、対処の方は出来ているのか?」 東十常剣「は、はいお義父さん。有力な者を護衛に雇っていますので…」 姫神百合「尸黄泉に槐志度、それともう一人、名前はわかりませんが、スラムの者だという噂を聞いていますが?」 神崎信「包帯の男もそれらの人物と組んで、ハンターを襲ったと聞いたこともある。そこらへんはどうなのですか?」 剣「そ、それは…。根も葉もない噂ですよ。現に尸も槐も、ハンターとして活躍しているではありませんか」 姫神「私が知る限り、天城宗次郎が処理をしただけで、他ギルド長は承認していない。そのため正式な手続きは行われいないと思われますが?」 神崎「ついでに、先程私の部下が、東十常司君と共にタワー中層から降りてきた烏丸麗子が、ハンターカード偽造の件も告白したと電話連絡が入った。それについても今、聞かせてもらってもよろしいですか?」 一「私の部下からも、つい先程その話題を聞いた。どうなっておる?剣」 三人に追求される剣を、やれやれと言った感じで他の宮廷魔術師は見ている。 30代後半の女「まったく、神崎ちゃんも百合さんも、こういう時は派閥関係なしに仲良しになるんだからよー」 40代半ばの男「しかし、このままでは剣さん、貴方の嫌疑は晴れぬ、ということですな」 姫神百合「聞かせてもらえるかしら?どういう事なのかを」 姫神百合は、鏡の魔術の発動を消し、剣へと向き直った。 剣「ぐう…くっ…」 一「剣!答えんか!!」 養父である一にまで追い詰められると、剣は滝のような汗をかきつつ「それは…」と呟く。 その時だった。 水鏡「その必要はないぜ」 空間を割いて出現した、ベレトの鎧を着た水鏡が剣の背後へと降り立つ。 槍を構え、閃光のような突きを放つが、それを防いだのは佐治だった。 佐治は魔力で作り出した刀で、それを受け止める。 水鏡「佐治…どけよ、あんたを殺すつもりはない」 佐治宗一郎「はいそうですか…って退けると思ってんのか!」 佐治は馬鹿力で槍を押し返す。が、押し返したものの刀の刃の部分はボロボロになっていた。 水鏡「ランスにただの刀が通じるかよ。邪魔するなら…容赦はしない」 神崎「佐治先生!」 神崎が助太刀し、水鏡の動きを風の鎖で縛る。 が、すぐにそれは弾かれ、無効化された。 水鏡「今の俺に状態異常なんて効くかよ」 神崎「今のは、我が盟友であるそこの女の魔術だ」 と、30代後半の女を視線で指す神崎。 すると水鏡の体から血飛沫が飛び散る。 水鏡「くっ…抵抗した時に追加効果が発動する魔術か…!」 神崎「もっとも、捉えたら捉えたで四肢切断レベルまで切り刻むことが可能だが…私の劣化複写ではこの程度が精一杯だな」 水鏡「邪魔をするならまずは、お前からだ神崎!」 空間移動し、神崎の前に一瞬で間合いを詰める水鏡。 神崎も驚き防御体勢を取るも、それも間に合わなかった。 そして、誰よりも早く、佐治がその間に入り槍を受け止めた。 佐治「ぐうっ…!」 神崎「佐治先生!」 水鏡「佐治…!ぐはあっ!」 一瞬の隙、そこを見逃さなかったのは東十常一だった。 光の剣を構え、閃光のような一撃を水鏡に放つ。その威力は凄まじく、壁に激突した水鏡の鎧がところどころ壊れていた。 先ほどのハンター達との戦いもあり、起き上がるのがやっとな水鏡に止めを刺すべく、一が詰め寄る。 佐治「へへ…水鏡よぉ、予定が狂ったな…。てめぇに、ハンターにそう簡単に人を殺らせるかっつの…」 神崎「佐治先生、もう喋らないでください…。傷口に触ります」 神崎が佐治を抱え起こし、姫神がその治療を行う魔術を使っていた。 が、姫神はゆっくりと首を振る。 佐治の体の真ん中に、巨大な穴ができているためだ。 一「安心するがいい佐治殿。賊の始末は東十常の名に賭けて、私が行おう」 佐治「あんまり手荒にやらんでやってくださいよ…」 水鏡「…っ!」 一が光の剣を振り下ろそうとした瞬間、爆発が起きた。 しかも、1階下の辺りでだ。 一「なにっ…!?」 水鏡「クク…魔法使い相手に、何の用意もなしに玉砕するような真似なんかするかよ…。なあ?東十常剣」 剣「くっ…貴様!」 水鏡「今回は見逃してやる。せいぜい残りの余生、俺たちに殺される悪夢にうなされるがいい」 再度、空間転移で水鏡は逃亡した。 40代半ばの男「今伍代と連絡が通じました!上にハンターを連れて向かってくるそうです!」 一「…仕方がない、皆の者、ここから離れるのだ!…剣、話は後で聞く。今は貴様も共に脱出するがいい」 剣「…はい…」 全員が逃げていく中、一人神崎は佐治を見下ろしたままでいた。 それに気づいた30代の女が、戻ってきて声をかける。 30代後半の女「神崎ちゃん、そのおっさんのことは諦めろ。もう死んでる」 神崎「…ああ、わかっているさ」 そして、神崎もその30代の女と共に去っていった。 爆破がひどくなり、ちょうど宮廷魔術師達が26階くらいに降りた時に、29階から上で大爆発が起こった。 仕掛けられた爆弾は下層よりも遥かに強力なもので、かなりの衝撃が辺りに響く。 佐治宗一郎の遺体は、30階の一室に取り残されたまま、イーストセントラルタワーの崩壊が始まった――。 2 カーネリア大聖堂。 その大聖堂の地下には、封印された間がある。 もちろん封印、といっても聖水による結界を張っているだけで、特に人が入れないような場所ではないし、入ったところで何もないのだ。 その最奥には、白き城のような景観と装飾が施された一室がある。 「…剣よ、私の力はもっと崇高な目的のためにある。お前のくだらない考えに使わせはしない」 玉座のような場所に、一人の金髪の青年が座っており、呟いた。 白銀の鎧に身を包み、その姿はまさに中世の騎士と言った風貌だ。 「さて…フェルゼ嬢のように人間につくか、それともロノウィ殿のように悪魔としての誇りと共に生きるか…」 目を閉じ、すぐに開ける。 青年が目を開けた瞬間、部屋のあちこちから巨大な目が開き、その瞳には大和各地の様々な出来事が写っていた。 「見極めさせてもらうぞ、人間」 3 23日の夜遅く。 ちょうどハンター達が撤去作業を終え、帰ってから1時間後。日付が変わりそうな夜更けに、一人の男が立っていた。 屈強な肉体を、ボロのマントで体を包み、頭にはフードを被っている。 男はそれを見つめながら、右手を前に出した。 すると、地面がぽうっと光りだし、その光りが浮き上がり男へと吸収されるように吸い込まれる。 「…成る程。事の顛末はそうなったか」 彼の背後には、包帯を巻いた男が立っていた。 「よう、来たな出来損ない」 「殺すぞ」 包帯の男は、マントの男へと右手で掌底を放つ。 しかしそれはただの掌底ではなく、手のひらに炎を纏わせていた。 「相変わらず血気盛んだ」 「!?」 マントの男はそれを受け止めると、植物のような蔦で包帯の男の足を捉えた。 「残念だが、今のお前では俺に一矢報いることすらできん」 「フン…ようやく『成った』か」 そういって、面白くなさそうに包帯男は瓦礫の上に腰掛ける。 マントの男も同じように腰を下ろした。 「…スラム第三の奴らはどうだ?使えそうか?」 「それなりに、だ。水鏡の奴らと比べたら、落ちるだろうな」 「そういえば、向こうの出来損ないは今は水鏡と名乗っていたのだったか。面白い、悪魔の力、魔導の力とどれだけ渡りあえるか見てみるとしよう」 「一度あっているだろう」 「あんなの、ただの脅しにしか過ぎん。俺はもっと戦いを求めているのでな。物足りないんだよ」 そういって、フードを取った男の顔は、傭兵団のリーダー格だった男、ランツィラーだった。 「すっかり傭兵に染まったんじゃないか?ランツィラー。いや、フィーア」 ランツィラーは包帯の男の話を無視し、辺りを気にするように見渡す。 包帯の男はいつもとは違い、キレることもなく彼に教えた。 「『もう一人』なら、今日は来ない。諦めるんだな」 「そうか。ならば久しぶりに、暴れるか。ストッパーもいないなら、存分にやれるだろう」 「いや…俺は遠慮しておく。少し、気になる事があってな」 「なら俺も今夜はやめておこう。『統率者』に会いにいく。いや、魔法使いって言っておくか?奴らに習って」 勝手にしろ、と興味をなくしたように包帯男は去っていく。 そして、ランツィラーは瓦礫の山に背を向けながら笑った。 「お前が死ぬまでの最後の悪足掻き、少しは俺を楽しませて見ろよ?出来損ないの水鏡流星」 END オープニング 1 紅、イーストセントラルタワー。 別名、東十常タワーと呼ばれている、つい先日完成した30階建てのこの建物は、その名の通り東十常家が所有するタワーとなる。 最上階・屋上が東十常家の住まいとなり、その下は各地の様々な高級ブランド、有名ブランドのテナントが入る予定だ。 6月22日、午前11時。 完成披露セレモニ-が、この東十常タワーで開かれる。 2 イーストセントラルタワー、屋上。午前11時12分。 佐治宗一郎「ふあぁ…」 今回の警備長である、神風学園ギルド長の佐治宗一郎は欠伸をしていた。 何事も起こらない方がいいとは思っているが、それでも、特に貴族の要人警護となると、礼儀作法がうるさいので苦手だった。 しかも今回はこの30階建ての屋上で、ほぼ宮廷魔術師だけのお食事会が開かれている。 なにかあったとしても、下に指示を送るくらいで佐治本人は体を動かせないのが歯がゆかった。 神崎信「暇そうですね、佐治ギルド長」 佐治「お?おう神崎じゃねぇか。そういや宮廷魔術師になってから会うのは初めてか」 神崎「ええ、相変わらず元気なようで」 佐治「まあそれだけが取り柄みたいなもんだしな。てめぇも早く結婚しろ!娘と嫁はいいぞ~!?人生薔薇色だ!」 神崎「人生の墓場の間違いでは?」 佐治「うるせぇこの野郎、そういや宮の奴は来てんのか?」 神崎「黒塚は、今日はちょうど仕事と重なり来れないみたいで」 佐治「へー、あいつも宮廷魔術師になって忙しくしてんのなぁ」 と、そこにもうひとり。新たに宮廷魔術師の仲間入りを果たした 土御門伍代「お久しぶりです佐治ギルド長。お邪魔しても?」 佐治「ああ、構わねぇよ」 神崎「それでは、私はこれで」 伍代「もう少しいてもいいじゃありませんか。神崎先生と佐治ギルド長のお話、同じ宮廷魔術師として興味がありますし」 神崎「…まあそうだな。さすがに無関係の者を挟めてまで、いつものような皮肉をぶつけてくる非常識な人間はそうそういないだろうしな」 伍代「おや?自己紹介をされているのですか?神崎先生は外面はそれなりにしていらっしゃるので、ボロを出さないほうがいいのでは?」 神崎「おっと、私の言葉のレパートリーが足りないばかりに、勘違いをさせてしまうとは…申し訳ない。頭がお花畑の人間に説明するには、もう少しわかりやすく言ってやったほうがよかったな」 東十常剣「はいはい、そこまで。すまないが今日の主役は君達ではなく、この私、東十常剣だ。いつもの口論はまた、宮廷に戻ってからにしてくれないだろうか」 口論、というよりは子供の喧嘩になりかけた二人を割って入るように、東十常剣がやってくる。 伍代と神崎は、ため息を一つついて元いた場所へと戻っていく。 神崎は他の若い(といっても40代くらいだが)宮廷魔術師がいる方へ。 伍代は宮廷魔術師である東十常一、姫神百合の方へと。 佐治「まぁわかりやすいわな。しっかしこうして見ると、貴族派はそんなにいねぇみたいだな」 剣「そうでもありませんよ。今日ここに来ていない黒塚、国木田さん以外の方は、どちらかといえば貴族派寄りになるでしょうね。中立ではありますが、神崎の派手なアクションは気に入らない年配の方ばかりですから」 佐治「そんなもんかね」 剣「ええ。あ、今日は警備の方、よろしくお願いしますよ。佐治ギルド長」 佐治「ああ、任せとけ。いつも多額の援助してもらってる東十常剣様の頼みとあっちゃあ、無碍に断れねぇしな」 と、その時剣の秘書の女が、慌てて駆けてくる。 そして剣へ耳打ちすると、剣の表情が真剣になる。 剣「わかった。下がっていい。…すみませんが、少し席を外します。ごゆっくり…とはこの空気で行かないとは思いますが、美味しい料理も用意しているのでぜひ楽しんでいってください」 佐治「おう、サンキュな」 こうして、慌ただしく去っていく剣の後ろ姿を、お偉いさんはやっぱり時間との勝負だな、と呑気なことを思いながら見送ったのだった。 3 秘書と共に1階下の30階にある自分の部屋へ戻る東十常剣。 剣「…意外と早いな。数は?」 秘書「正面ホールに5、裏口方面の外に5です」 剣「ふむ…ならばあいつらに頼もう。そのために、わざわざスラム第三エリアから連れてきた人材だ」 秘書「…尸黄泉と、槐志度ですか?私は、奴らはその、あまり…」 剣「確かに、君の思っていることは私も感じている。あまり私の志に賛同してくれている者達ではないからね。しかし、実力は間違いない。彼らなら傭兵の足止めになるだろう」 秘書「それはそうでしょうが…」 言いよどむ秘書を余所に、剣は電話をかける。 2,3言葉を交わすとすぐに電話を切った。 剣「…しかし面倒なタイミングで放火なんてしてくれたものだ」 秘書「あっ…あれはその、三田部と盛岡が勝手に…!」 剣「言い訳はいい。君も私の秘書なら、今はその時ではないのが分かっていたはずだ。君は、このセレモニーが終わったら荷物を纏めたまえ」 秘書「えっ…!?ま、待ってください剣様!私の話も…!」 剣「必要無い。さて、主賓があまり席を外すわけにもいかないのでね」 そう言って剣は秘書を部屋に置き、出て行った。 秘書「…すべて、全てハンターのせいだ…。剣様が私を見限ったのも、全て、全て!!」 剣の部屋に飾ってある細剣を手にすると、秘書は剣とは逆に、下のフロアへ向かうべくエレベータに乗ったのだった。
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依頼一覧 学園内に困っている人が見つけたら助けてあげたまえ!それがハンターというものだろう? ただし、七不思議の情報の聞き込みを忘れずにね! 暴れ出した部長を止めて(高等部:部室棟)【達成!!】 吉川『ありがとうございました!あれから部長は目を覚ましたんですが、頭突きのショックで冷静になってくれたみたいです。 これから話し合うとか言ってましたけど、、はぁ・・・・』 依頼達成ステータス:技能1000 依頼達成:150ポイント 暴れ出した部長を止めてⅡ~三角関係の大修羅場~(高等部:実習棟)【達成!!】 吉川『先生が来ないように実習棟の入り口で引き止めてたんですけど、どうやら上手く収まったみたいですね?ありがとうございました!…まさか、部長の勘違いだったなんて…ちょっと可哀相ですが、お陰で練習に打ち込んでくれそうです。』 依頼達成ステータス:技能1000/知識500 依頼達成:200ポイント 野良猫の捕獲(高等部:駐車場)【達成!!】 郷田『助かったよ、ありがとう。猫たちはちゃんと神社に帰して来たから安心してくれ。 また戻ってきたら、、その時は頼むよ。』 依頼達成ステータス:感覚700/精神400 依頼達成:100ポイント 庭園の手入れ(大学部:洋風庭園)【達成!!】 市倉『いやいや、助かったわ!ありがとうよ。』 依頼達成ステータス:技能700/知識500/精神500 依頼達成:200ポイント 本の整理作業(大学部:図書館)【達成!!】 斉木『助かったわ、ありがとう。またそのうちお願いするかもしれないから、宜しくね。』 依頼達成ステータス:知識1200 依頼達成:200ポイント 大事な落し物(大学部:屋上)【達成!!】 水島『本当にありがとうございました!』 依頼達成ステータス:感覚700/精神500 依頼達成:100ポイント 紫の霧【達成!!】 池田『霧も無事晴れて魔術も使えるようになったようです、ありがとうございました。』 依頼達成ステータス:なし 依頼達成条件:??? 依頼達成:250ポイント 急がし用務員(時計棟)【達成!!】 兼田『おう、いい音が出るようになったな。ありがとよ。』 依頼達成ステータス:技能500/感覚500/精神500 依頼達成:150ポイント 急がし用務員Ⅱ【達成!!】 兼田『無事に届けられたみたいだな。ありがとよ。ん、中身?ういろうだよ、ういろう。』 依頼達成ステータス:なし 依頼達成条件:大学部用務員の市倉に会う 依頼達成:100ポイント 急がし用務員Ⅲ(和風庭園)【達成!!】 兼田『いっぺんに色々頼んで悪かったな、本当に助かったよ。また頼むわ。』 依頼達成ステータス:技能500/精神500 依頼達成:50ポイント×依頼参加人数 痴漢騒動?(高等部:室内プール)【達成!!】 水泳部員『お騒がせしてすみませんでした!今度からは気をつけます…。』 依頼達成ステータス:感覚700/知識500 依頼達成:100ポイント
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【依頼参加メンバー】月宮香蓮、幸村カヤ、福良練、鬼ヶ原空、柳茜、深海将己 深夜0時、茜の商店街。 人が多く煌びやかな繁華街とは違い、この時間の商店街はは既に閉店したお店が殆どで、シャッターが閉じられていた。 開いているのは、小さな立ち飲み屋だけだった。 商店街の中ほどにはストリートミュージシャンが路上ライブをしていた。 (残念ながら客が一人もいないようだった・・・) 依頼人【丸内時計】の丸内に話を聞いたところ、 二週間ほど前からほぼ毎日落書きがあり、脅すような言葉ばかりで店を閉めてしまった者も居る為何とかしてほしいということだった。 ”店を閉めないと燃やすぞ”や”閉めないと後悔するぞ”と書かれていたらしいが、立ち退きなどの話で揉めたことはなかったらしい。 商店街を見回りながら犯人を調べることとなった。 ◆◇ 主に飲み屋と、路上ライブのミュージシャンに聞き込みをし、【黒いニット帽】の男が浮上した。 商店街を見回りシャッターを調べていた深海が、黒いニット帽の男を発見する。 同時に聞き込みをしていたメンバーたちもその男に気づき動き出したところ、男に感付かれ逃走されそうになるが、 幸村の体を張った行動により無事足止め、確保にいたる。 福良の尋問であっさりと「金を受け取ってやった」と犯行を認めた男だったが、その場では往生際悪く嘘をついていたようだ。 取調べ後追記: 男は金で雇われたわけではなく数年前に宝石店に強盗に入り、盗んだ宝石を空き家だった店の床に隠したらしい。 二週間前に出所し、宝石を回収しようと思ったのだがどの店に隠したのか忘れてしまい、片っ端から調べる為に悪質な不動産業者に、立ち退きを提案し脅し役を買って出たという。 宝石は無事に発見。宝石店に返却済。 不動産業者には過剰な行動に加担したことを通告。厳重注意とした。 強盗犯は再度拘束となる。