約 968,679 件
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/18.html
■ 魔術 魔力を使用してさまざまな効果を生み出す技術を総称して魔術と呼びます。 ただし、魔術=魔法ではありません。 魔法は伝承としてしか語り継がれていないもので、魔法を目にした事がある者は一人もいません。 魔術にはさまざまな種類がありますが神風学園およびハンターギルドでは神術・黒魔術・錬金術・白魔術の4つを教えており、その数は全部で48種類です。 魔術習得には、ギルド内で使えるお金で習得まで目指し、覚える事が可能です。 各魔術には1~3のレベルが存在し、習得者の能力上昇に伴ってレベルも上がります。 多くの魔術はレベルが上がることで威力が上がったり、特殊な効果が付いたりしますが、消費MPは基本的に増えます。 魔術レベル上昇による変化は個々の魔術によって異なります。 魔術は基本的にレベルの使い分けが可能で、レベル3に達した魔術でも任意でレベル1~2を使用することが出来ます。 魔術と深いかかわりのある存在として魔導と魔導具が存在します。 訓練次第で誰でも使える魔術と違い、魔導は生まれ持った素質がある者にしか使う事が出来ません。 その条件とは「精霊の声が聞ける」という事です。 これは魔導の本質とも関わるのですが、魔導とは自らの魔力と精霊の魔力を合わせて様々な効果を生み出すもので、 その威力は魔術とは天と地ほどの差があるとされており、 事実大和では過去に魔導使いにより世界そのものが消滅しかけた経緯もあります。 それ故に魔導使いは宮廷から危険視されており、監視が付くなど生活に何らかの制限がかかっています。 一方魔導具は一言で表すと「成長する装備品」で、所持者が魔術を使用する際の媒介となるものです。 魔導具は魔導とは違い、物的条件が揃っている者全員が使う事が出来ます。 条件は原則として4つで 一定レベル以上の魔術の知識がある事 ベースとなる装備品を所持している事 魔導具生成に必要な施設を使う料金を所持している事 一定ランクのハンタークラスを所持している事(Bクラスハンター以上) この4つの条件が揃っている者は全員魔導具を持つ資格があります。 犯罪者等は3・4の項目が困難なため、滅多に所持している事はありません。 ですが中には裏ルートで取引された魔導具や人から奪った魔導具を、使用したりしている者もいるので注意が必要です。 上記の理由によりハンタークラスがBまで上げる事ができない神風学園の生徒は、使う事ができません。
https://w.atwiki.jp/baramos/pages/23.html
茨城 水戸 内原ジャスコ(イオン) 3Fフードコート&ファンタジー(3Fゲームコーナー)はすれちがい率高い。土日は特に◎。 ワンダーグー 50号沿 すれちがい率高い。配布するという書き込みも多い。 水戸鑑定団 50号沿 すれちがい率高い。2Fゲームコーナーにてすれちがいスポットあり。 ヤマダ電機ゲームコーナー→水戸駅前自由通路→川又書店駅ビル店 歩き回ると水戸でも3人埋まる。 ヤマダ電機と川又書店にはいすがあって休憩できる。 つくば イーアスつくば 休日の3Fフードコートはすれちがい率高い。 ワンダーグーつくば店 配布するという書き込みがちょくちょくあります。 486 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 08 23 31 ID JjUT5oXJ0 昨夜7時~9時頃日水戸駅周辺うろついてたら4人すれ違い成功 週末秋葉行ってみようかな・・・ 224 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 19 14 24 ID yH03hvgvO 茨城ひたちなかアウトレットで6名ご来店。 買い物しながらだったから逃してる人いそう。 連休で二ヶ所地方のショッピングセンター回ったけど、施設内でもすれ違いやすい場所とまったくな場所あるね。 ○ ゲーセン・フードコート・本屋・服屋 人がある程度留まる場所の方がよいようだ。 子供、中高生を狙え。30代率が意外と高いがw ×食料品売り場・シネコン 主婦はあんまりやってない? シネコンは人がたくさんいるのに全くだった。 DSにポケモン差している人ばかりと思われ。 672 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 12 49 01 ID p2pItQaSO つくばで8人GET、土地柄か研究家多いw 338 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 20 37 43 ID rzrOaY/70 5~7時ぐらい俺も水戸駅ウロウロして5人ゲットした 内ジャスで11人ゲット!!まさゆき未確認!! 809 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/08/09(日) 02 01 36 ID 7aTqDkXBO マジっすか!!じゃー内原イオンで配布します。 810 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/08/09(日) 02 07 55 ID CpfCxQoY0 内原イオンいいね フードコートでいつかはマルチプレイをしたいものだ
https://w.atwiki.jp/mikumirai/pages/29.html
スタンプ帳 全100種類 マイルーム 30種類 ミライシアター 15種類 ミライデパート 15種類 ミライエステート 10種類 ARステーション 10種類 ダンススタジオ 5種類 プロフィールカード 5種類 ぷよぷよ39! 5種類 いろいろ 5種類 マイルーム 30種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 1 ミライタウンへようこそ! ゲームの起動 ユーザー - 2 コミュニケーションしてみた。 コミュニケーションモードを起動(要検証) わたし - 3 おやつタイムを楽しんだ。 おやつを3個あげる くいしんぼう お小遣いで勝手に買ったものもカウントされる模様 4 おこづかいをいっぱいあげた。 一度に5000以上ミラポを渡す 富豪 - 5 持てないほどのおこづかいをあげた。 お小遣いを99900ミラポにする ミリオネア - 6 アラームを使った。 アラームを使用する しっかりもの 起動のみでOK 7 アラームをすぐに止めた。 時間になった瞬間にアラームを止める ストッパー 判定はわりと厳しい、ロードに入ったら連打 8 ねすごした。 おやすみモード起動後12時間経過させる(アラーム・タイマーセットなしでOK) ねぼすけ - 9 こわい夢をみた。 アラームを使用して就寝状態で放置、うなされ始めたら ナイトメア 発生はランダム? 10 うたで目を覚ました。 サウンドをマイフレーズに設定して目覚ましを使用 おはようさん - 11 おしゃれしてみた。 コスチュームチェンジを使う おしゃれさん 「服だけチェンジ」初使用 12 ルームアイテムをたくさん置いた。 もようがえで小、中、大、壁の5箇所すべてに設置する 城主 - 13 マイフレーズを作ってみた。 miraiシーケンサーでマイフレーズを作成 ミュージシャン - 14 ミクとなかよしになった。 ミクとたくさん遊ぶ 歌姫 モジモジするモーションが解禁されている状態? 15 リンとなかよしになった。 リンとたくさん遊ぶ ガール パートナー変更画面に注目 16 レンとなかよしになった。 レンとたくさん遊ぶ ボーイ - 17 ルカとなかよしになった。 ルカとたくさん遊ぶ ビューティ - 18 KAITOとなかよしになった。 KAITOとたくさん遊ぶ おにーさん - 19 MEIKOとなかよしになった。 MEIKOとたくさん遊ぶ おねーさん - 20 みんなとなかよしになった。 スタンプNo.14~19を獲得 おともだち - 21 通信生活はじめました。 おこづかいでキャラクターがルームアイテムまたは衣装を購入 通販族 - 22 通り雨にふられました。 キャラクターが傘を設置する あめあがり 通販で「傘」を購入後、ランダム発生 23 心の目で目標を一刀両断した。 スイカ割りイベント発生時に成功する事 心眼一刀流 夏期orコテージの昼限定、通販で「スイカ」を事前に購入しているのが条件。声での誘導可能。 24 火の玉をおとした。 線香花火の玉が途中で落下すること ファイアボール 夏期orコテージの夜限定、事前に通販で「電子線香花火」を購入しているのが条件。ジャイロセンサー反応、3DS本体を振ると落ちる 25 ナイスなスローイングをキメた。 ルームアイテム「ダーツマシーン」で成功したとき ブルズアイ ランダム成功、声で応援可能? 26 コンボを叩きこみ勝利した。 ルームアイテム「ゲームマシーン」で勝利する 格ゲーマー ランダム成功 27 スクラッチでフロアを沸かせた。 ルームアイテム「DJブース」で観客を沸かせる DJ - 28 エリーゼのために演奏した。 ルームアイテム「ピアノ」でエリーゼのためにを演奏 ピアニスト ルームにピアノ設置後ランダム発生 29 サーキットを完走した。 ルームアイテム「ハングオン」をプレイする レーサー - 30 おミクじで幸運を掴んだ。 おミクじで超吉を引く ラッキーマン ミライデパートに売っており、ルームに設置する事でおミクじを1日1回その部屋のキャラが引いてくれる 。 ミライシアター 15種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 31 リズムゲームであそんだ。 リズムゲームをプレイ ルーキー どの曲でもok 32 全ての楽曲をあつめた。 リズムゲームですべての曲をプレイorクリア ボイス ゲームモード不問、混合も可 難易度不問 33 ラクラクコースをあそびつくした。 難易度ラクラクで全曲をプレイする プレイヤー ゲームモード不問、混同可 34 ラクラクコースの☆をすべてゲットした。 SP-ALLを全曲で達成 キーパー ゲームモード不問、混同可 35 ホドヨクコースをあそびつくした。 難易度ホドヨクで全曲をプレイする リズミスト ゲームモード不問、混同可 36 ホドヨクコースの☆をすべてゲットした。 SP-ALLを全曲で達成 コンダクター ゲームモード不問、混同可 37 トコトンコースをあそびつくした。 難易度トコトンで全曲をプレイする ミューズ ゲームモード不問、混同可 38 トコトンコースの☆をすべてゲットした。 SP-ALLを全曲で達成 マスター ゲームモード不問、混同可 39 最高のランクをいただいた。 リズムゲームで評価SSを獲得 メトロノーム 難易度不問、ゲームモード不問 40 めげずに挑戦しつづけた。 リズムゲーム30回ゲームオーバーになる チャレンジャー モード、コース、楽曲不問 41 PVを楽しんだ。 PVを視聴 オーディエンス 途中で止めても達成 42 PVにコメントしてみた。 PVにコメントを1つ書き込む コメンテーター 受信コメント不可 43 コメントがいっぱいになった。 1曲に対して250コメントをカンストさせる 弾幕職人 コメントはピクコメ、テキストどちらでもOK 44 コメントを沢山あつめた。 PVコメントを合計2000集める 掲示板 楽曲不問、自演コメ可 45 あいのてを入れまくってPVを盛り上げた。 PV視聴時に合いの手を300回音を出す バンドマン リズムなどはごちゃごちゃでいい ミライデパート 15種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 46 ミクのコスチュームをコンプした。 全40着購入 乙女 はちゅねフェイスの開放条件 47 リンのコスチュームをコンプした。 全20着購入 少女 水着の使用無しで獲得可能 48 レンのコスチュームをコンプした。 全10着購入 少年 購入のみでOK?(要検証) 49 ルカのコスチュームをコンプした。 全12着購入 婦人 - 50 KAITOのコスチュームをコンプした。 全11着購入 紳士 ヒーローKAITOフェイスの解放条件 51 MEIKOのコスチュームをコンプした。 全9着購入 淑女 - 52 すべてのコスチュームを手中におさめた。 全102着購入 ドレッサー GUMI衣装、水着は獲得不要 53 小さなアイテムをそろえた。 ルームアイテム「小」全33種類を購入 コレクター 商品解禁必須 54 中くらいなアイテムをそろえた。 ルームアイテム「中」全23種類購入 ガジェッター 商品解禁必須 55 大きなアイテムをそろえた。 ルームアイテム「大」全11種類購入 オーナー 商品解禁必須 56 壁にかざるアイテムをそろえた。 ルームアイテム「壁」全14種類購入 サーフェイサー - 57 天にかけるアイテムをそろえた。 ルームアイテム「天」全5種類購入 フライヤー 商品解禁必須 58 浮かんでいるアイテムをそろえた。 ルームアイテム「浮」全4種類購入 スイマー - 59 すべてのアイテムをコレクションした。 ルームアイテムを全種類購入 ホルダー - 60 売り場をからっぽにした。 ミライデパートの商品を全てSOLD OUTにする マニア おやつは対象外?(全て1個ずつ購入必須?) ※注意※ アイテムを通販で購入してコンプリートした場合は、一度デパートへ行かないとスタンプ獲得出来ない。 ミライエステート 10種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 61 目と心に優しいお部屋に住んだ。 ルーム「ナチュラル」を使用 自然愛好家 - 62 ガーリーで可愛らしいお部屋に住んだ。 ルーム「キュート」を使用 キューティ - 63 クールで未来的なお部屋に住んだ。 ルーム「フューチャー」を使用 イケメン - 64 ちょっと不思議なミライの和室に住んだ。 ルーム「ミヤビ」を使用 風流人 - 65 トイポップな楽しいお部屋に住んだ。 ルーム「ゆめゆめ」を使用 ドリーマー - 66 少しだけ贅沢な毎日をスタートした。 ルーム「ペントハウス」を使用 セレブ - 67 常夏のリゾートで見も心も開放した。 ルーム「コテージ」を使用 トラベラー - 68 いろいろな生活をしてみた。 ルーム変更を全キャラ累計で30回行う 渡り鳥 ペイントハウス、コテージの延長は除く 69 オサイフに余裕がでてきた。 ルーム「ペントハウス」を継続使用 ハイソ 1週間後継続使用の確認時引き続き滞在する 70 日常に帰るのが惜しくなった。 ルーム「コテージ」を継続使用 アロハ 延長滞在時の価格は10万円(ミラポ) ARステーション 10種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 71 ライブステージに立った。 AR用ライブカード使用 スター - 72 すべてのライブステージで喝采を浴びた。 ARライブをすべて見る アイドル カードの開封をしたくない場合はDLを利用 73 リアルワールドでいっしょに遊んだ。 AR用キャラクターカード使用 ドール 衣装は不問 74 ミクをいつもよりプリティーに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 天使 パジャマ取得後、投げキッス 75 リンをいつもよりキュートに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 プリンセス 投げキッス 76 レンをいつもよりスマートに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 プリンス 親指立てる 77 ルカをいつもよりコケティッシュに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 女王様 両手だらん 78 KAITOをいつもよりワイルドに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 ヒーロー 親指立てる 79 MEIKOをいつもよりエレガントに撮影できた。 好感度上昇後に追加されるモーションを1枚以上撮影 レディ 両手だらん 80 レンズ越しの魅力に取り付かれた。 ARモードで累計50枚撮影 スーパーモデル キャラクター不問混同可 ダンススタジオ 5種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 81 湧き上がる衝動のまま身を任せた。 振り付けエディットを1曲作成 アクター - 82 創作の波が止らなくなった。 エディットを5つ作成 振付師 セーブ作成のみでOK 83 みんなからインスピレーションをもらった。 通信相手のマイコレオを5個保存する レビュアー 1人のマイコレオを5箇所にセーブ作成でもOK 84 いろんなコレオを踊ってみた。 コレオのデータを20回視聴 ダンサー 自分で作成した物1種類で可能、最後まで再生する必要はない 85 とりあえず知らないフリはなくなった。 ダンススタジオのPVコレオカードを17種を揃える パフォーマー 対象の楽曲の衣装を購入後ダンススタジオを使用する プロフィールカード 5種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 86 じぶんのことを知ってもらいたくなった。 プロフィールカードを記入 ビギナー - 87 じぶんのことを知ってもらえた。 すれ違い通信をした コンタクト すれ違い、いつの間にか通信可 88 みんなのことがわかってきた。 すれ違い通信でプロフィールカード50枚集める メッセンジャー いつの間に通信でも可 89 みんなのことがよくわかった。 すれ違い通信でプロフィールカード100枚集める にんきもの いつの間に通信でも可 90 カードケースがいっぱいになった。 プロフィールカードを200枚集める カリスマ 最大数200枚 ぷよぷよ39! 5種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 91 あの定番パズルゲームをあそんでみた。 ぷよぷよ39!をプレイ ぷよラー 起動だけでOK 92 まずはひとりで小手調べした。 ひとりでぷよぷよをクリア ぷよリスト 難易度不問、5人目まで勝ち抜き必須 93 ひとりプレイはあそびつくした。 全キャラクターでひとりでぷよぷよをクリア ぷよ通 - 94 おわりなき戦いへの扉をあけた。 ふたりでぷよぷよを1回対戦する。 ぷよ勢 3DS2台とmirai2が2本あれば一人で達成可能 95 魔導師の卵になりきってみた。 ミクにコスチューム「アルル」を着せて7連鎖以上する ばよえ~ん 獲得後中断可 ※95補足:キャラ「ミク」衣装「アルル」が絶対必須。「ばよえ~ん」を言わせる必要が有り、他キャラではボイスが用意されていない模様 いろいろ 5種類 No. スタンプ名 獲得条件 獲得キャッチコピー 備考 96 美しい世界を忘れないようにメモリーしておきたくなった。 フォトアルバム起動 カメラマン - 97 出会いは偶然ではなく必然なのだと気づいた。 ゲスト訪問イベントGUMI編を20回 情報通 発生条件等ページ未作成 98 よく遊びにくるアイツのコスチュームをコンプした。 グミのコスチューム5種をコンプする ぐみっこ グミが出てる楽曲(いーあるふぁんくらぶ、インビジブル、ハッピーシンセサイザ、マトリョシカ)を10回プレイすると1着プレゼントしてくれる 99 気が付いたらミライに夢中になっていた。 累計プレイ時間39時間経過 レギュラー スリープモード可 100 身も心もミライ色に染まりきった。 スタンプNo.1~99を獲得 ミライ - ※98補足:いーあるふぁんくらぶは元からあるので、いーあるふぁんくらぶを10回プレイするとグミのオリジナルコスがもらえる なお服だけチェンジ非対応。そしていーあるふぁんくらぶリズムゲーム、PV専用コスチュームなのでいーあるふぁんくらぶのリズムゲーム以外ではグミはきせかえられないし、他の女性ボカロでも服だけチェンジできない。 ※ゲームモード不問…ボタン、タッチどちらのモードで進めても達成可能。 ※混同可…ボタン、タッチどちらか一方のみで達成扱いとなる。 情報収集用コメントフォーム 死 -- (ももち) 2016-03-16 07 03 19 113は、5回でもコスチュームがもらえました。 -- (名無しさん) 2016-03-31 19 47 21 33番は引き分けの時は入りませんでした。また、キャラ不同。 -- (名無しさん) 2016-05-17 20 09 04 37 たまに花火が打ちあがります -- (名無しさん) 2016-05-23 19 33 36 リバーシ本気は連勝というより強い状態の相手に勝てば取れた -- (キュル) 2016-07-10 22 26 07 37はUFOが出ます -- (もも) 2017-03-25 16 07 38 55の「めげずに挑戦しつづけた」は未挑戦の曲でゲームオーバー→リトライを五回以上繰り返してからクリアすると出るのかもしれません。 -- (名無しさん) 2018-04-06 03 20 34 ↑続き 既にクリア済みの曲で同じ事をやったのでゲームオーバー及びリトライ数が累計三十回を超えていた可能性もありますが・・・ -- (名無しさん) 2018-04-06 03 24 36 39.オセロ3回 おやつ -- (名無しさん) 2018-05-11 16 55 17 「ねすごした。」ってスリープモードにしてる状態でもカウントされますか? -- (まーてぃ) 2019-02-28 17 53 27 「ねすごした」はスリープモード状態でもカウントされました -- (名無しさん) 2019-05-16 17 43 43 55の「めげずに挑戦しつずけた」がどうやってもできないのですが、どうしたらよいですか? -- (みん) 2020-03-09 15 23 41 DL版ではARカードがないのですがどうすればいいですか? -- (あうー) 2021-08-29 11 42 09 公式ページのARの印刷用データをDLしましょう -- (名無しさん) 2021-09-12 23 25 05 22はコテージじゃなくても発生します(もちろんおこづかいは必要) -- (名無しさん) 2022-11-16 17 57 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/259.html
269 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 39 22.49 ID i6qCzY5k0 [3/19] 付き合い始めて2週間ちょい。 今現在、俺と黒猫の仲は早くもギクシャクしている。 早すぎる? 気にしてるんだから言わないでくれ。 これでも結構仲良くやってたんだぜ!? ほんの数日前までは― 『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』 正直、最初の原因はよく覚えてないんだ。 きっと相当ちっぽけなことだったに違いない。 まあ、俺の視点から経緯を説明させてもらうとこういうことだ。 ことが起こったのは先週の金曜日の帰り道だった。 普通の高校生なら、1週間の学業から解放される喜びを噛み締められる至福の帰り道・・・・・・なのになぁ。 とりあえずアイツがいつもの厨二調子で俺をからかってきたんだよ。 普段なら俺がほどよくツッコんで受け流して談笑になるはず、だった。 でもあの時は・・・・・・なんかさ、途中で感じたんだよね。 いつもと風向き違うなぁ・・・ってさ。 しかも俺自身もその変な風に乗っかっちゃってるんじゃないか、ってさ。 ん?俺らっていつもこんなに言い合ってたっけ?こっからどうやって丸く収めりゃいいんだ? なーんてことをもう少し早くに考えてればよかったのかもしれないが、少し遅かった。 疑問に思った時には、すでに俺の家に行く道とアイツの家に行く道の分岐点に来ていたんだ。 アイツは最強に不機嫌な様子で、 「声も聞きたくないから着いて来ないで頂戴」とか何とか言って怒って一人で帰っちまったってわけさ。 いつもはアイツの家まで送って帰ってたんだけどな。 まあ・・・・・・追いかけようと思えば追いかけられたし、止めようと思えば止められたかもしれない。 でもあの時は俺も何となくムシャクシャしてたから、 「おい!ちょっと待てよ!」っていうありきたりなことを叫んだだけで、すぐ反対方向に歩き出しちゃったんだ。 もちろんその後、家に帰ってからすごく後悔した。 だから次の日の土曜日、 俺は昼過ぎに自転車を飛ばしてアイツの家まで行った。 本当は朝早くから行こうかとも思ったけど、休みの日だし。ほら、下のおチビちゃんを起こしても悪いだろ? ・・・まあ、結果はありきたりな展開だったけどな。 「ルリ姉なら朝早くからアキバに行くってメモが・・・・・・あれ?高坂くんと一緒じゃなかったの?」 俺だって薄々わかってたよ?いじけたアイツが俺を避けて出かけることくらい予想してたよ? でもさ、ここまで教科書通りにやるこたぁねえだろ。 俺は家に帰ってからも時間を空けて何度か電話をかけた。 ・・・ああそうだよ!お察しの通り、1回も出てもらえなかったよ! でも・・・着拒されてなかっただけマシ、かな? って違うだろ!何で俺はこんなに下手に出てるんだ!? 「そりゃあ俺も悪かったかもしれないけどさ・・・・・・でも、アイツだって・・・・・・」 一回そんなことを考えると、何か俺にも変な意地っつーか対抗心が芽生えてきて。 日曜日? 日曜日は特に連絡をとろうとはしなかった。 朝からずーっと学生の本分に打ち込んでたよ。俺も一応受験生のはしくれだぜ? まあ、その・・・・・・変な意地があったってのも否定はしないけどよ・・・・・・・・・・・・。 270 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 40 37.49 ID i6qCzY5k0 [4/19] こうして迎えた今日は月曜日。 普通は月曜の朝ってのは何となく元気がない。 休み明けってのはテンションがどうも上がらん。 ・・・・・・特に、あんな土日を過ごした今日の俺は尚更な。 いやー。それにしてもいい日差しだ。最近雨が多かったから余計にすがすがしい。 『雲ひとつない青空』ってこういう日のことを言うんだろうな。 この天気のおかげでテンションも若干晴れたところで、俺は校門をくぐった。 月曜がダルいっていうのは俺だけじゃなくてみんな共通のことらしく、 普段の月曜の朝は何となく眠そうな雰囲気が漂っているもんだ。 だが、ここ最近はその法則が崩れている。 理由は・・・・・・おっと、今日も早朝の校庭から楽しそうな声がしてるな。 おーおー。朝早くから元気だねえ。 今は体育祭の丁度2日前だ。 1・2年生はもちろん、受験を控えた俺ら3年生も、体育祭1週間前くらいからは休み時間に練習で汗を流している。 さすがに身分をわきまえてるから、学校終わってから集まったりはしないけど。 俺のクラスも例外ではない。多少男女間で温度差はあるが。 あの校庭にいる人たちは朝練してんのか?随分とやる気あるな~。 うちのクラスも今日の休み時間は運動系部活のメンバーを中心に練習すんのかなぁ。 でも、みんなには悪いが今日はパスだ。 そろそろ俺も決着つけねえと。 昼休み。 俺はサッカーの誘いを断って、怒れる夜魔の女王が待ち受ける教室へと向かった。 いくら下級生の教室だからと言って、やっぱり他のクラスの教室に一人で行くのは少し緊張する。 しかもそれが、自分の彼女がいるクラスの教室となると尚更だ。 教室の前まで着くと、俺はちょっとだけ気合を入れて、開けっ放しになっている扉からやや遠慮がちに教室を覗く。 ・・・だが、アイツは教室にはいなかった。 というか殆ど人がいなかった。 いるのはいかにもぼんやりしてておとなしそうな女子が数人。あ、一人だけ居眠りしてる男子がいるな。 もしかして・・・アイツ、体育祭の練習しに行ったのか? アイツの性格上、絶対参加なんてしてるわけないと思ったのに・・・。 まあ、それほどアイツもクラスに馴染んできたってことなのかね? しょうがねえ。放課後にでも待ち伏せするか。 そんなことを考えながら1年生のフロアを歩いていると、突然聞き慣れた声に呼び止められた。 「あっ!高坂先輩っ!こ、こんにちはっ!あの、ちょっと・・・・・・」 声の主は俺の後輩・赤城瀬菜だった。なにやら俯きながら、誰もいない階段の方へ俺を手招きしている。 「おう。どした?何か用か?」 今日の瀬菜はなんだか顔が赤い。そしてやけに周りの人目を気にしている。 うーん、なんつーかその、不覚にも・・・・・・・・・ちょっと可愛い。 べ、別に瀬菜が巨乳+眼鏡だったからじゃねえぞ!?ホントだぞ!? 「先輩。今日はウチの部が休みだってこと、知ってますよね?」 「え!?そうなのか?なんで?」 ・・・・・・せっかく、アイツと話すチャンスだと思ったのに。 「なんでって・・・・・・先週部長が言ってたじゃないですか」 へ?部長が? ああ、言われてみれば・・・・・・ 271 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 41 19.77 ID i6qCzY5k0 [5/19] 『どうしてだ!?どうして俺が体育祭の練習なんかに駆り出されなきゃならんのだ!』 『そうですね。部長が練習したって絶対戦力になんかならないのに』 『たとえ一時でも、ファナたんに会う時間を削られるなんて耐えられん・・・・・・・・・』 『まあまあ部長。部長なんかが練習に誘ってもらえただけ奇跡じゃないですか。諦めて参加してきたらどうです?』 『誘われたんじゃない!ありゃ強制だ!徴兵令だ!』 『なに訳のわからないこと言ってるんですか。何にせよ僕らには関係ないんで。とりあえず、ご愁傷様です』 『こうなったらお前らも道連れにしてやる!月曜と火曜は休みだ!更に各々、家に帰ってからもPCでお気に入りのキャラに会う事は禁止する!』 ・・・こんな感じの部長と真壁君のやり取りがあったような気がしなくもないな。 部長・・・。そういうの八つ当たりって言うんですよ?わかってます? 「それで・・・あのう・・・・・・先輩にお話したいことがあってですね・・・。放課後、部室に来ていただけませんか? そんなに長くはお時間いただきませんから・・・・・・」 おどおどした瀬菜の言葉で俺はハッと我に返った。 瀬菜が俺に話? しかもこのシチュエーション、二人きりでってことか? でも、放課後は―- 「ああ、えーと、放課後は―-」 いや・・・待てよ。 こう言いかけてから俺は考えた。 1年生のほとんどのクラスは校庭に放課後集まって、ドッヂボールだのソフトボールだのを練習している。 そんでもって今は本番間近だ。 アイツのクラスの女子が練習してるのも見かけたことあるし、きっと今日の放課後も練習するに違いない。 アイツも今日の昼休みは練習に参加したみたいだし、だとしたら普通は流れ的に放課後練にも出るだろう。 それを俺が会いに行って邪魔するのも・・・・・・なんかねえ。 それにそんなに時間かからないって言ってるし・・・・・・ぶっちゃけ、瀬菜が俺に話したい内容も若干気になる。 よーし、整理しよう。 放課後は瀬菜の話を聞いてから、アイツの練習が終わるのを待つ。 そして今度こそ、面と向かって誠意を込めて謝る。 これで決まりだ。 アイツが帰ってきたら「お疲れ」とでも声をかけてやろう。 なんか飲み物でも買って待っててやろうかな。 「・・・わかった。放課後に部室、だな。」 「あ、ありがとうございます!じゃあそういうことで宜しくお願いします!」 俺は瀬菜の頼みを快く了承した。 だがこの時の俺はまだ知らない。 この後、過酷な試練が待ち受けていることを・・・。 272 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 42 01.15 ID i6qCzY5k0 [6/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・・・・少し、言い過ぎてしまったかしら? で、でも、元はと言えば先輩がいけないのよ!? 素人のくせにマスケラのことで私に意見するなんて。 それに・・・・・・・・・それに、あの程度であんなにムキになることないじゃない! 確かに、私の口が悪かったということもあるのだけれど。 土曜日の早朝。 私はまだ寝ている妹たちにメモを残して一人で秋葉原に行った。 最近はテスト期間だったり、あの子や沙織と予定が合わなかったりしたから、私にとっては久しぶりの秋葉原。 勿論、思う存分堪能してきたわ。 今回の一番の掘り出し物は、限定デザインの漆黒の仮面かしら。その再現度はまさに素晴らしいの一言。 ・・・・・・・・・彼がつけたら、とてもよく似合いそうね。 どうして急に秋葉原に行ったのか、ですって? 愚問ね。私は常闇の住人・夜魔の女王よ? 私は私の本能が赴くままに行動するだけ。理由なんて必要ない。 やがて私の魔力によって天は暗黒に染め上げられ、私の忠実な隷属である闇の獣たちによって地上は・・・・・・・・・今日はこの辺でやめておこうかしら。 でも、否定は出来ないわ。 変な意地を張っていて彼に会いたくなかった、という理由もね。 ただ・・・・・・・・・電話に出なかったのは少しやりすぎてしまった。 昼の13時から23時まで、計12回もかけてくれたというのに。 妹の話だとやっぱり家にも来てくれたみたいだし・・・・・・。 それを避けてしまったのは他でもない私自身だけど。 ―-明日は、ちゃんと話をしよう。 そう思って私は、深くて高貴なる眠りについた。 しかし日曜日、彼から連絡は来なかった。 こ、こちらから電話をかけてみようかしら? でも・・・出てもらえなかったら・・・・・・。 もしかして、昨日のことで怒っているのかな・・・? いいえ、違うわ。きっと勉強しているのね。きっとそうよ。 勿論、私に一切の連絡がないのは残念なことだけれど・・・・・・仕方がないことだわ。彼は受験生だもの。 邪魔をしてはいけない。 一瞬不安に落ち込みそうになった心のバランスを保って、 私はその日、ずっと創作活動に力を入れた。 今日は月曜日。 とても日差しが強い日・・・・・・。永遠の暗闇を寝床とする私にとってはあまりよくない天気だわ。 私達夜の貴族は光に力を吸い取られてしまうのよ。 ・・・心なしか身体がだるいような気もするわね。 学校に着くと、校庭からは体育祭の朝練をしている人たちの声が聞こえてくる。 朝早くから御苦労なことだわ。 今日こそは彼と話をしなくては。 土曜日は私のつまらない意地で彼には多大な手間をかけさせてしまったわけだし。 だからその・・・・・・今日はわ、私から会いに行ってあげようかしら? 夜魔の女王である私自らが出向くなんて、こんなことはもう二度としないわ。と、特別よ? 273 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 42 50.25 ID i6qCzY5k0 [7/19] 昼休み。 勇気を出して、3年生の彼の教室に行ってみた。 上級生の教室には独特の威圧感のようなものがあるから、本当はあまり気が進まなかったのだけれど。 私は開け放たれたままになっている扉からおそるおそる中を覗いて、彼の姿を探す。 でも、案の定教室に彼の姿はなかった。 教室にいるのはいかにもぼんやりしていておとなしそうな女子生徒数人と、一人だけ居眠りしてる男子生徒一人。 確か私の教室も同じような風景だった気がするわ・・・。どこのクラスにも似たようなタイプの人間はいるものね。 教室にいないとなると、彼はどこに・・・・・・・・・。 その時、目の前を彼と同じクラスの人たちがサッカーボールを持って通っていった。 ・・・読めたわよ。おそらく彼も体育祭の練習に連れ出されたのね? まったく・・・・・・さすがヘタレ先輩だわ。一時の感情に任せて遊びに行くなんて。 貴方は受験を控えているのでしょう?もう少し強い意志を持ちなさいな。 大勢でスポーツをしている場で先輩の名前を呼ぶなんて私には絶対出来ない。 でも・・・彼のことだから・・・・・・。きっと、私の姿を認めたら駆け寄ってきてくれるわよね? 早速校庭に出て先輩を探した。 この学校の校庭はまあまあの広さだ。 ソフトボール、ドッヂボール、サッカー、・・・・・・。色々な人が色々な種目に勤しんでいる。 あら?あそこで大縄に引っかかったのは田村先輩かしら? でも、こんなに大勢の人がいるのに、先輩だけが見当たらない。 先輩のクラスの集団の中にも彼はいない。 一体あの人は、私を放っておいてどこをほっつき歩いているの? そして放課後。 彼が来やしないかと少し教室で待ってみた。 でも、とっくに帰り時間を過ぎているのに彼は来ない。 しびれを切らして彼の教室に行ってみた。 やっぱりいない。 もしかして・・・・・・私を置いて帰っちゃったの・・・・・・・・・? ・・・そうだわ。 あの人のことだから、今日はゲー研が休みだということを聞き逃しているのかもしれない。 先輩はいつも連絡事項を全然聞いていないんだもの。彼は本当にヌケているんだから。 受験生である彼が部室で一人待ちぼうけているなんて滑稽・・・いえ、時間の無駄だわ。 そ、そうね・・・・・・・・・同じ部員として教えてあげるのは、し、自然なことでしょう? 一旦折れそうになった心を再び繋ぎとめて教室を出ようとした時、突然クラスメイトに声をかけられた。 「五更さん。今日の放課後、ウチのクラスの女子でソフトボールの練習しようと思うんだけど、一緒にどう?」 「・・・ごめんなさい。今日は少し頭が重くて・・・・・・。足元がふらふらしているから貴女たちに迷惑をかけてしまうかもしれないわ」 我ながら何の捻りもない、下手すぎる言い訳だったわね。 でも今はそれどころじゃないの。悪く思わないで頂戴。 274 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 44 36.80 ID i6qCzY5k0 [8/19] 部室のドアの近くに行くと、案の定誰もいないはずの部室から声が聞こえてきた。 「・・・かぎ・・・れは・・・・・・えを・・・」 部室の中から聞こえてくるのは間違いなく先輩の声だ。 ようやく見つけたわよ、先輩。やっぱりここにいたのね。 使い魔の分際で主である私にここまで手間をかけさせるなんて、あとで裁きを受けてもらうからそのつもりでいて頂戴。 それにしても、この人は何訳のわからないことを言っているの!? それと・・・・・・一緒に話しているのは誰かしら? 「高坂先輩、もう少し大きな声ではっきりとお願いします」 瀬菜? まったく・・・・・・。 いくら連絡がとれないからって、仮にもか、彼女である私を放っておいて他の女と談笑しているなんて・・・・・・。 あの人はどういう神経をしているの? 先輩にはキツいお仕置きが必要のようね。 ・・・また少し、からかってみようかしら? 悪戯心半分、話すきっかけを見つけた嬉しさ半分。 私は、彼に対する軽めのからかい文句を考えながら部室のドアノブに手をかけた。 「赤城。俺は・・・俺は・・・・・・・・・俺はお前を愛してる!」 「きゃあああああああああああああ!!!せんぱぁぁぁぁぁぁい!!!!!」 急に中から聞こえてきた大声にビクッとして、思わず手を離してしまう。 勿論わかっている。 私が驚いたのは、声の大きさなんかじゃなくて・・・・・・・・・ 「お、おい!声を落とせ!誰か来たら色んな意味で二人ともヤバいだろ!」 色んな意味で?貴方達は男女二人っきりで何をしているの? 「・・・す、すみません。私としたことが取り乱しちゃいました・・・・・・・・・・・・・・・。」 この後瀬菜は声をひそめ始めたから全部は聞き取れなかったけれど、私ははっきり聞いてしまった。 「こ・・・の後・・・・・・じゃな・・・・・・・・・“京介”。・・・・・・が・・・・・・・・・えへへ・・・」 彼女が、『京介』と先輩を名前で呼んでいたのを。 それもかなり熱のこもった口調で。 あの子は、BLのカップリングの話をしている時でさえあんなに色っぽい声色は使わないのに。 そ、それに、わ、私だってまだ彼のことを名前で呼んだことはないのに! 275 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 45 30.58 ID i6qCzY5k0 [9/19] その後も二人は話し続けている。 小声で内容は全然わからないけれど、心なしか先輩の声も熱を帯びているような・・・。 一体二人は誰もいないはずの部室で何を話しているの? それにさっきの会話は・・・・・・・・・? 先輩、瀬菜に向かって『愛してる』ってどういうこと? ドアを開ければわかるのかもしれないけれど、そんな勇気は私にはない。 いつもは平然と出入りしている部室のドアを開けるのが、怖い。 「あっ、あのさぁ~。えーと、お、俺さ!そろそろ、勉強するから帰るわ!わりぃな!」 「ええ~、もう帰っちゃうんですか~?じゃあ、続きは明日にしましょう。明日もよろしくお願いしますね。高坂先輩」 まずい。足音がこっちに向かってくる。 このまま二人と鉢合わせなんて気まず過ぎるわ。 私が慌ててドアから離れようとしたその時- 「な、なあ。このことはさ、その・・・アイツには内密に・・・・・・」 「アイツって・・・・・・五更さんですか?」 不意に自分の名前が聞こえてきて、思わずまた聞き耳を立ててしまう。 「そうだ。お前も知ってると思うが・・・・・・俺とアイツは、つ、付き合ってるんだ」 「ああ・・・・・・・・・ええ、そうでしたね。そんなことは知っています」 今の先輩の発言で、明らかに彼女は機嫌を損ねた様子だ。 どうして?私と先輩が付き合っていると何か不都合なことがあるの? 「だからさ、その・・・俺が・・・・・・その・・・こんなことをやってるってアイツが知ったら・・・・・・・・・」 「・・・わかりました。この件は五更さんには『まだ』内緒にしておきます」 どうして私には内緒にしようとするの? 仲間外れにするつもり? それとも・・・私には言えないの・・・・・・・・・? 「おい!『まだ』って何だよ!?いずれはバラすってことか!?」 「ええもちろん。五更さんには、二人の禁断の愛の完成版を見せ付けちゃおうかなぁなんて思ってまして。うへへへへ・・・」 もう嫌だ。これ以上二人の会話を聞きたくない。 「わかってねえ!お前全然わかってねえだろ!」 最後に聞いた先輩のこの言葉の直後に、ガチャッと音が聞こえた。 ドアノブに内側から手がかけられたのがわかって、私は急いで駆け出した。 後ろから焦った様子の先輩の声が聞こえたような気がしたけど、そのまま走った。 校門を出るまで、後ろは振り返らなかった。 276 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 46 21.10 ID i6qCzY5k0 [10/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・かぎ・・・れは・・・・・・えを・・・」 「高坂先輩、もう少し大きな声ではっきりとお願いします」 んなこと言ったってな、俺にだって恥じらいってもんがな・・・ 「あ、かぎ、お、れは・・・お、お、おまっ」 「先輩!」 怒るなよ!人の気も知らないで! えーい!!!こ、こうなりゃヤケクソだ! 「赤城。俺は・・・俺は・・・・・・・・・俺はお前を愛してる!」 「きゃあああああああああああああ!!!せんぱぁぁぁぁぁぁい!!!!!」 ぐぁああああああ~!!!!!恥ずかしすぎる~!!!!!! 「お、おい!声を落とせ!誰か来たら色んな意味で二人ともヤバいだろ!」 「・・・す、すみません。私としたことが取り乱しちゃいました・・・・・・・・・・・・・・・。」 慌てて瀬菜は声のトーンを落としたが、その口調からは興奮が一切拭いきれていなかった。 「こ、この後、『“赤城”じゃなくて・・・“浩平”だろ?“京介”。』っていうお兄ちゃんのセリフが入ります。 えへへ・・・ですから次の高坂先輩のセリフは・・・・・・」 なあ瀬菜、頼むから赤城のセリフをそんなにエロティックに言わないでくれ・・・さすがに気持ちわ(ry ってだあぁぁぁ!!!何なんだこの羞恥プレイは!!!!! 277 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 48 02.28 ID i6qCzY5k0 [11/19] ――話は30分前くらいに遡る。 授業が終わってから、俺は瀬菜との約束通りまっすぐゲー研の部室に行った。 ん?俺に放課後練なんてないぜ? さっきも言った通り、さすがに3年で放課後練習してるようなクラスはほんの一部だけだ。 「赤城~?いるか?」 「あっ、高坂先輩!わざわざ来ていただいてありがとうございます!」 瀬菜は部室のPCで何かのゲームを起動している。 ・・・ってなんだ。またBLゲーか。男二人が半裸で抱き合ってるよ・・・。 あれ?でもなんかこの二人のキャラ、どっかで見たことあるような・・・・・・・・・? これってまさか・・・・・・・・・・・・・・・いや、どう見ても。 「俺と赤城・・・・・・だよな!?」 確か瀬菜は以前にもゲー研部員をモチーフにしたガチホモゲーを作っていたが、なんか前よりもリアルになってるんだが。 「やっぱりわかりますか?そうです。このキャラは高坂先輩とお兄ちゃんをイメージして作りました。ちなみに、お兄ちゃん×高坂先輩です」 もうなんか嫌な予感しかしねえ。 でも、一応聞かなきゃダメか? 「それで・・・俺に話っていうのは・・・・・・・・・」 「あ、それは・・・・・・その・・・・・・お話っていうかお願いで・・・」 なんかモジモジしてるお前を見てると益々いやな予感がしてきたな。 そしてその予感は見事に的中することとなった。 「そ、その、高坂先輩に、先輩モチーフのキャラの声優をやって欲しいん・・・・・・です」 「ええええええええええ!?」 ちょっと待ってくれ。いつもと雰囲気の違う後輩に呼び出されたと思ったら、 『ガチホモゲーの声優をやってください』だとぉぉぉぉぉぉ!? とんでもねえ飛び道具だろ! いや、だがむしろ相手が瀬菜って時点で俺も予測しておくべきだったのかもしれないが・・・。 278 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 48 39.28 ID i6qCzY5k0 [12/19] 「これはサンプルみたいなものなんですけど・・・・・・。 うまくいったら部長と真壁先輩にも協力してもらって・・・本格的に作ってみようかな、なんて考えてまして・・・・・・うへへへ・・・」 完成版計画まであるのか! しかもお前、腐女子だってことは隠しておきたいんじゃなかったのかよ!? 完全に自滅に向かってるぞ!それともアレか、ついに欲望に負けちまったのか!? 「えっ!?いや、ま、待て待て待て待て!俺にも一応メンツっていうか世間体っていうもんがだな!」 だいたいにして俺が声をあてるってことは赤城もってことだろ? 赤城だってこんなのOKするわけが・・・・・・・・・ 「お願いします!お兄ちゃんはいいって言ってくれたから、あとは高坂先輩の声だけなんです!」 ですよねー。赤城が妹からの頼みを断るわけがないか・・・。 「あ・・・・・・いや・・・・・・あ~・・・・・・」 まずい!なんとかして、なんとかして言い訳を探すんだ!俺! 「そ、それにお前さ!今朝、『そんなに長くはお時間いただきませんから』って言ってただろ! これメチャクチャ時間かかるんじゃないのか!?」 「安心してください。フルボイスにするつもりはありません。重要なシーンだけちょこちょこっと生ボイスを・・・・・・」 瀬菜が慌てて補足を付け加える。 そうか。フルボイスじゃないのか。それなら少しは安心だな。 ・・・ってそういう問題じゃねえ! 「いや・・・・・・でも・・・・・・それはさすがにさ・・・・・・」 明らかに戸惑っている(というか嫌がっている)俺の様子を感じ取ったのか、 瀬菜の顔が段々と曇ってきた。 すると突然、 「やっぱりダメ・・・・・・ですか?・・・・・・ううっ・・・・・・・・・ふえっ・・・・・・ひぐっ・・・・・・・・・」 「うおっ!ちょ、待てっ!」 ・・・瀬菜の天気予報は曇りのち雨だったようだ。 「お兄ちゃんがぁ・・・せっかく・・・・・・ぅえっ・・・応援ッ・・・してくれたのにッ・・・・・・ううう・・・」 「泣くなって赤城!泣かないでくれ!」 女の子の涙ってなんかズルいよな。 なんかこう、言うこと聞いてあげたくなっちゃうだろ? 瀬菜が相当気合を入れて作ったであろうBLゲー。 自分が協力したのに俺が断ったなんて赤城が知ったら・・・・・・。 しかもそのせいで瀬菜を泣かせたなんて知られたら・・・・・・俺が赤城にガチで殺されかねん! たとえ命が助かったとしても修羅場は避けられないだろう。 ・・・よし、俺も男だ。ココは覚悟を決めるしかねえ!・・・・・・・・・のかよ!?誰か他に方法があるなら教えてくれ!頼むから! 男だからこそやりたくねえんだよ!!! 「わ、わ、わ、わかった!や、やる!やらせてください!だからもう泣き止んでくれ!」 結局、俺は折れた。心の中で一筋の涙が流れたような気がしたのは気のせいじゃないはずだ。 「ほ、ホントですか高坂先輩!?ありがとうございます!!えへへ・・・よかった~」 瀬菜はさっきまでの泣き顔が嘘のようにパッと目を輝かせている。 お前、まさか本当に嘘泣きしてたんじゃねえだろうな? 279 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 50 13.37 ID i6qCzY5k0 [13/19] ・・・とまあ、こうして俺は人生初となるBLゲーのアテレコに挑戦することになったわけだが・・・・・・・・・ 「先輩、次はちょっとエッチなシーンのセリフなんですけど・・・・・・うへへ・・・」 瀬菜・・・・・・・・・。耳元でハアハアすんのやめてくれないか? もうヤだ!とりあえず今日はもうムリ! よし、どうにかしてこの場から逃げ出さねえと・・・・・・・・・。 「あっ!お、俺さ!そろそろ、勉強するから帰るわ!」 「ええ~、もう帰っちゃうんですか~?じゃあ、続きは明日にしましょう。明日もよろしくお願いしますね。高坂先輩」 はあ~。ようやく解放されたぜ。 ってまた明日だと!? うう。とりあえず今夜は全力で明日の対策を練ろう。 ・・・・・・アイツ、もう練習終わったかな? ・・・・・・・・・ん? って待った待った! 帰る前にこれだけは絶対言っておかないとダメだろ!? 「な、なあ。このことはさ、その・・・アイツには内密に・・・・・・」 「アイツって・・・・・・五更さんですか?」 「お前も知ってると思うが・・・・・・俺とアイツは、つ、付き合ってるんだ」 「ああ・・・・・・・・・ええ、そうでしたね。そんなことは知っています」 急にそんな機嫌悪そうにすんなよ・・・ 悪かったな!俺と赤城のイチャイチャを妄想してる最中に現実に引き戻すようなこと言っちゃってさ! 「だからさ、その・・・俺が・・・・・・その・・・こんなことをやってるってアイツが知ったら・・・・・・・・・」 「・・・わかりました。この件は五更さんにはまだ内緒にしておきます」 ふう・・・・・・。瀬菜、空気読んでくれてありがとよ。・・・って『まだ』だと!? 「おい!『まだ』って何だよ!?いずれはバラすってことか!?」 「ええもちろん。五更さんには、二人の禁断の愛の完成版を見せ付けちゃおうかなぁなんて思ってまして。うへへへへ・・・」 だ、ダメだこの腐女子・・・・・・・・・・・・・・・。 「わかってねえ!お前全然わかってねえだろ!」 もういい!こうなったら何としてでもこのBLゲーの完全版は阻止してやる! ま、まずはコイツの兄を何とかして味方にしねえと・・・・・・・・・。 悲壮な決意を胸に、俺は部室のドアノブに手をかけた。 すると、それとほぼ同時に、ドアの向こう側で誰かがスタートダッシュした音が聞こえた。 俺は一瞬で自分が冷や汗かき始めたのがわかったね。 どこのどいつだよ!?聞き耳なんて立ててやがったのは!? お前相当な悪趣味だぞ!?・・・・・・・・今の俺が言えた義理じゃないけどよ・・・orz 俺は急いでドアを開けて、足音が遠ざかっていく方に目を向けた。 盗聴犯はこっちを振り返りもしないで逃げていく。 ・・・・・・ってあれ?あの後ろ姿って― 「アレって・・・・・・五更さんですよね?もしかして・・・・・・全部聞かれちゃってたんでしょうか・・・?」 あー。なんかもう冷や汗も引いちゃったよ。うん。 280 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 51 48.93 ID i6qCzY5k0 [14/19] 瀬菜は黒猫に聞かれていたことを気にかけてくれたが、俺は強がって平静を装い一人で帰路についた。 辺りはすっかり夕方。 朝はちょっとだけすがすがしく思った道も、今は全然魅力を感じない。 それは急に蒸し暑くなった気温のせいだけじゃねえ。 やっちまった・・・・・・最悪だ・・・・・・・・・・・・・・・。 ただでさえ喧嘩して向こうは俺を拒否してんのに、人生初となるホモゲーの声優デビューを聞かれちまった・・・・・・・・・・・・・・・。 おまけにわりとガチなテンションの時に。 しかもアイツはBLに結構抵抗あるみたいだし。 こりゃもう全速力で逃げられたのも全然納得できるレベルだ・・・・・・・・・・・・。 家に着いて自分の部屋で寝転んでからも考えることは同じ。 はあ~。 俺は何度目かの大きな溜息をついた。 いや、溜息というよりは唸っていると言ったほうがいいのかもしれない大きさだ。 まさかよりによってこんな形で彼女に愛想つかされるなんて、俺はこれからどうすればいいんだろう? それによくよく思い出してみれば、そもそもアイツが機嫌悪くなった原因も、俺がマスケラのことで出しゃばったからだったような・・・。 アイツに勧められてDVD漁りだして、ちょっと詳しくなったからって得意げに話合わせようとしたから・・・。 だいたい何で俺は怒って帰っていくアイツを止めなかったんだよ!? つまんない意地張ってねえで追いかければよかっただろ!!! 結局、こうなったのも全部俺のせいか。もう自分が嫌になってくるな。 ドッドッドッドッド・・・・・・ ん?足音か? バタン! 「うっさい!何でさっきから溜息ばっかりついてるワケ!?部屋の外まで聞こえてるっつーの!」 突然部屋のドアが開いて妹様が攻め込んできた。 だから毎回毎回ノックくらいしろってんだよ。 それにしても、ドア一枚挟んだくらいじゃ溜息まで聞かれちまうのか。 じゃあやっぱりさっきのも部室の外まで聞こえてる・・・よな・・・・・・ 「な・・・何の用だよ?」 「別に。あんたのデカすぎる溜息がうるさかったから文句言いに来ただけ」 「ああ、そうか。そいつは悪かったな」 普段とは違う俺の様子に気がついたのか、意外なことにあの桐乃が食いついてきた。 「それにしてもあんた・・・・・・どうしたのよ?なんか尋常じゃないくらいテンション低いじゃない」 俺はひたすら黙りこくっていた。 こいつに相談しても盛大に爆笑されて終わるだけだ。 「わかった。この間の模試の結果サイアクだったんでしょ?」 「それとも・・・お父さんに殴られるようなことやらかしたとか?」 突然『俺のテンションが低い理由当てクイズ』を始める桐乃。 桐乃よ、確かにその二つは幾度となく経験したことあるけど間違いだぜ。 「黙ってないで何とか言いなさいよ!せ、せっかくこのあたしが話しかけてやってんのよ!? じゃあ・・・黒いのと喧嘩でもしちゃったとかぁ?」 桐乃がイタズラっぽくにやけながらモロに俺の心の傷口に踏み込んできた。 ああそうだよ!その通りだよ! おまけに状況は更に悪化しちまったよ!(泣) 281 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 53 01.92 ID i6qCzY5k0 [15/19] 明らかに動揺した俺を見て察したのか、桐乃の表情も少しだけ変わったような気がする。 「えっ・・・もしかして・・・・・・図星・・・なワケ?」 「・・・・・・ああそうだよ。ご名答だ」 「なっ、何で!?も、もしかしてエロ本!?ベッドの下のエロ本がバレたの!?ねえそうなの!?」 コイツ何でこんなにエロ本に食いつくんだ? 「ちげーよ」 そう言うと桐乃は若干安心したかのような素振りを見せた。 一体なんだってんだよ? 「あ、あっそ・・・。そ、それじゃあ、あの邪気眼厨二病に愛想つかされるとかどんだけイタいことしたのよ?」 「・・・・・・・・・・・・。」 そうだよなぁ・・・・・・。 付き合いたての彼氏がホモゲーの吹き替えなんてしてたら、さすがにヒクよなぁ・・・・・・・・・。 「な、何よまた黙り込んじゃって!・・・・・・心当たりあるんだ。キモッ」 「結局お前は何が言いたいんだ?他に用がないなら出てってくれよ」 別にカッコつけるわけじゃないけど、今は一人にして欲しい。 しかし、俺の願いとは裏腹に、桐乃はいきなり中で何かが爆発したかのように一気にまくしたててきた。 「あーもうウザい! そんなに黒いのと仲直りしたいんだったらウジウジしてないで電話するだの家に行くだの、何でもすりゃいいでしょ!? と、隣の部屋にそんな死人みたいなのがいたらこっちまでテンション下がってくんのよ!」 ・・・そうだ。 あれ以来、俺はまだ黒猫と一回もちゃんと話してない。 ましてや喧嘩のことを謝ってすらいねえ。 例のことだってちゃんと説明すれば・・・・・・・・・。 どんよりするのは面と向かってフラれてからでも遅くはないはずだ。 「桐乃・・・・・・・・・あ、ありがと・・・な。」 「は、はあ?な、何であんたから礼なんて言われなくちゃならないのよ?キモッ!ウザッ!」 妹様はその後もかなりひどい罵声を俺に浴びせながら俺の部屋から出て行った。 どうやら、愛すべき妹達が待っている自室へと帰っていったようだ。 ・・・あいつって、何だかんだでいいとこあるよな。 桐乃、ホントにありがとよ。今度なんか奢ってやるからな。 心の中で桐乃への礼を済ませた後、俺は少し緊張しながら携帯電話を取り出した。 今度こそ、黒猫にちゃんと伝えよう。 282 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 54 25.28 ID i6qCzY5k0 [16/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 自然と急ぎ足で家に着いた頃には周りはもう薄暗くなっていた。 少し息切れして帰ってきた私を心配してくれた妹達には、 「体育祭の練習に付き合わされていたの。それに、今日は特別日差しが強かったから魔翌力の消耗が激しかっただけよ」 と、半ば無理にごまかした。 信じてもらえたかどうかはわからないけれど。 そして私は自分の部屋に入って机の椅子に腰掛けると、少しずつさっきの出来事を思い出してみた。 でもあれだけじゃ・・・その・・・・・・だ、断定は出来ないわ!何かの間違いかもしれないじゃない! そ、そうよ。そんなこと有り得ない。 だって先輩と瀬菜がそんな・・・・・・・・・・・・・・・。 『ねえねえ。リア充になったあんたに、兄貴の秘密教えてあげよっか?』 その時不意に、頭の中にニヤッした彼の妹の声が響いた。 ・・・そういえばあの子が言っていた。 先輩のベッドの下にある“お宝”には、『巨乳で眼鏡をかけた女性』ばかりが写っていると。 『両方ともあんたには無縁じゃんww大丈夫なの?wwwwww』 なんてからかわれたことを思い出す。 眼鏡はともかく、きょ、巨乳・・・・・・・・・ ここで私は、頭の中で自分の裸体を思い描いて小さな溜息をつく。 ・・・残念ながら、どちらの要素もやはり私にはないものね。 今までは田村先輩にばかり嫉妬していて、瀬菜も条件に十分合致しているということを忘れかけていたわ・・・。 それに・・・・・・。今までの行動から見ても、彼はどうも年下を好んでいる傾向があるような・・・・・・。 私の中で状況がどんどん悪い方に進んでいく。 思い返してみれば、彼は妹の影響で今でこそオタク文化を理解し始めているけれど元々そういうものとは無縁な人間。 その・・・・・・恋人ととまではそんな話はしたくないのかもしれないし、恋人が重度の厨二病だったら嫌悪感を抱くかもしれない。 もしかしたら、私のアニメの話題やアニメキャラの口調にだって今まで無理をして付き合ってくれていたのかもしれない・・・・・・・・・。 で、でも、それを言うなら瀬菜だって― 彼女だって・・・・・・・・・彼女も・・・・・・・・・・・・・・・。 ――いいえ、彼女は一応腐っていることを周りには知られないように努力しているのよね・・・。 283 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 56 04.78 ID i6qCzY5k0 [17/19] ~♪♪♪ 急に机の上の自分の携帯が鳴り出して、私はビクッと一瞬身を固めた。 この音楽は漆黒のテーマ。 私のお気に入りのBGMの一つ。 そして・・・。 着信:『高坂京介』 そして、彼専用の着信音。 早く出なければ。 これはチャンスよ。 彼から直接聞いてみるのが一番早いはずだわ。 ぐずぐずしていたらまた話す機会を失ってしまうわよ。 ・・・でも、電話に出るのが怖い。 勿論、彼がそんな不誠実な真似をするとは思っていない。 彼はただでさえ嘘が下手だし、ましてや悪意のある嘘をつくような人ではないもの。 私は彼を信じたい。いいえ、信じてる。 でも・・・ もしもアレが私の勘違いなんかじゃなかったら? もしも本当に彼に嫌われてしまっていたら? もしも私の不安を彼の口から決定付けられてしまったら? そんなの絶対に厭だ。 これ以上、彼との関係を崩したくない。 新しい情報が入ってくるのが怖い。 私が躊躇しているうちに、漆黒のテーマはぷつりと鳴り止んでしまった。 今度は大きな溜息をついた。 いつもはあれだけ強がれるくせに、自分は肝心な時になんて臆病なんだろう。 しばらくの間机から動く気にはなれなかった。 「ルリ姉ぇ~。ご飯まだぁ?お腹空いちゃったよ~」 妹の声にハッとして時計を見た。 いけない、もうこんな時間― 私は気を持ち直し、慌てて夕食の支度をするために台所へ向かった。 夕食の準備は上の妹も手伝ってくれたので無難に済ませることが出来た。 ありあわせで急遽作った食事だったのだけれど、わりと好評のようね。 下の妹は「ねえさま、とってもおいしいです」なんて言ってお代わりもしてくれた。 慰める、という意味でも自分を少し褒めてあげたいわ。 食事が終わって一気に睡魔に襲われたのか、下の妹がウトウトし始めている。 完全に眠ってしまう前にこの子をお風呂に入れようかと考えたその時、 ピ~ンポ~ン。 突然インターホンが鳴った。 両親が帰ってくる時間にしては早すぎる。 こんな時間に誰かしら? 夜の来客は何となくドキドキするものね。 「・・・・・・はい。」 しかし相手の声を聞くと、私のドキドキは一気に加速した。 「高坂・・・です。」 先・・・・・・輩・・・・・・・・・? 284 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 58 15.78 ID i6qCzY5k0 [18/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 俺は今、五更家の前に来ている。 決死の思いでかけた電話はまたまたスルーされちまって正直へこんだが、俺はさっき決めたんだ。 黒猫にちゃんと伝えよう、ってな。 そう思って気持ちに任せて家を飛び出した。 こんな時間に親に断りもせず勝手に家を出たわけだから、帰ったらパンチを覚悟しなけりゃならんかもしれんが。 とてもいい感じの風が吹いている。 夕方は蒸し暑く感じた気温も、今はむしろ半袖の俺には涼しすぎるくらいだ。 こんな好条件も手伝ってか、自転車をすっ飛ばすと普段は歩いて30分くらいのところを10分くらいで着くことが出来た。 勇気付ける、っていう意味でも自分をちょい褒めてやりたい。 俺は軽く深呼吸した後、インターホンを押した。 初めてこの家に遊びに行った時より緊張してるかもしれない。 ―今度は、ちゃんと出てもらえるかな? ピ~ンポ~ン。 「・・・・・・はい。」 少々の間があった後、応対してきたのは間違いなくアイツの声。 「高坂・・・です。」 自分の中では精一杯無難な感じを装ったつもり。しかし向こうは何も言ってこない。 また応対拒否されるんだろうか? そう思って俺が若干不安に駆られたその時― 「何の・・・御用かしら」 ようやくだ。ようやく会ってくれた。 見慣れた五更家の玄関から、若干俯きながら黒猫が出てきた。 月明かりに照らされたこいつの黒髪と真っ白な肌はとても綺麗だ。 思わずここに来た目的を忘れて見とれちまってたくらいだよ。 「それで?何の御用かしら、と聞いているのだけれど」 こいつなんか疲れてるのかな?いつもより覇気がなくて声が小さいような・・・。 それとも怒ってるんだろうか・・・? 「お前に・・・・・・話があるんだ」 「・・・だからと言ってこんな遅くに訪ねてくるなんて、私の都合も考えてほしいものだわ」 「いや・・・・・・それは・・・すまん」 こころなしかお得意の嫌味にも勢いがない気がする。 「そ、それで?早く用件を話して頂戴。私だって暇じゃな・・・」 「ごめんっ!」 黒猫の言葉を遮り、俺は勢いよく深々と頭を下げた。 地面しか見えないから相手がどんな顔をしてるのかはわからない。でも続けた。 「全部俺が悪かった!つまんねえ意地張ってお前のこと怒らせて、しかもほったらかしたりしてホントにごめん!」 まだ黒猫は何も言わない。 「でも・・・あれは・・・・・・その・・・き、昨日のは、瀬菜に泣きながら頼まれたから仕方なくっ」 「・・・・・・・・・グスッ」 いきなりすすり泣きが聞こえてきて、今度は俺が言葉を遮られた。 おそるおそる顔を上げて黒猫の方を見ると、なんと涙目になってこっちを見ている。 ・・・俺、なんかまずいこと言っちゃったか? 285 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 59 37.22 ID i6qCzY5k0 [19/19] その時、黒猫が戸惑っている俺の胸に飛び込んできた。 俺の服をギュッと掴みながら完全に泣いてしまっている。 震えている声が何とも切ない。 「・・・・・・・・・私は厭・・・」 「・・・黒猫?」 「あなたが私の元を離れていくのが厭・・・・・・」 俺がお前から離れる? 「わ、わたしは、眼鏡もかけてないし、巨乳でもないけど」 「おい、お前どうしたんだよ?」 「あなたと一緒にいたいの!だから捨てないで!」 「俺がお前を捨てるわけねえだろっ!」 「あなたが気に食わないって言うならコスプレもやめる。アニメの話し方も直すわ。だから・・・。」 「そんなこと俺は思ったことねえよ!俺だってお前とアニメの話すんの何だかんだで結構楽しいし!だからそんな風に言うな!」 俺は思わず大声を出していた。 正直こいつが何でいきなりこんなことを言い出したのかはわからない。 でも、こんなことはもう言ってほしくなかった。 「本・・・当・・・・・・?」 涙を浮かべた顔でおそるおそるこっちの様子を伺う黒猫。 それを見て俺は我慢出来なくなり、黒猫を強く抱きしめて叫んだ。 近所迷惑?知るかそんなもん! 「俺は・・・俺はありのままのお前が好きだ! すげえ厨二病でイタいことばっか言うし、言い方もキツいけど・・・・・・ でもホントは誰よりも素直で優しくて頑張り屋で!俺や、桐乃のこともめちゃくちゃ大切に思ってくれてる! 俺は!そんなお前が大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 黒猫は一瞬驚いたように固まっていたが、すぐに最高の返事を返してくれた。 「わ、私も・・・・・・・・・。へタレで鈍感でデリカシーの欠片もないけど・・・・・・そんな先輩のことが好き。大好き!」 286 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 01 15.94 ID gs4qd4nG0 [1/5] 街灯に照らされた五更家の真ん前で、俺達はしばらくの間抱き合っていた。 黒猫の体はとても温かくて心地いい。 こいつを抱いてるとすげえ安心出来る。 トータルたった3日くらいとはいえ、空白の時間があったから尚更なんだろうか。 ・・・どのくらい時間が経ったんだろう? なんか1時間くらいこのままでいる気がするけど、こういう時って案外そんなに経ってないんだよな。 我に返って見るとこの状況が急に恥ずかしくなってきた。 後々これは、『思い返すと死ぬほど恥ずかしくなる思い出ベスト3』に入るんじゃないだろうか? 俺は照れ隠しの意味も込めてさっきさり気なく感じた疑問をぶつけてみることにした。 「な、なあ・・・。お、お前さぁ、さっき・・・その・・・巨乳だの眼鏡だの言ってたけど・・・・・・」 いきなり話しかけられてビクッとしていたが、黒猫は俺の胸に埋めていた顔を上げて恥ずかしそうに答える。 「だって・・・あ、貴方の妹が・・・・・・。」 「なっ!?桐乃が!?」 あの野郎・・・・・・。 だからさっきベッドの下のエロ本に異常に食いついてたのか! もしかしてアイツ、自分のせいで俺らが喧嘩したんじゃないかって気にしてたんじゃ・・・? ってそりゃねーよな。いやいや、アイツに限ってそんな・・・・・・。 ちなみに同時刻、何故か桐乃が盛大なクシャミをしていたということを俺は知らない。 それからまた俺たちはずっとそのままの体勢から動かずにいたが、しばらくして、 「ね、ねえ先輩・・・。その・・・瀬菜のことは・・・・・・」 何故か少し思いつめた様子で黒猫がこう切り出してきた。 そうだった!そのことすっかり忘れてたぜ。 だがこうなった以上、瀬菜には悪いが・・・・・・。 「あ、ああ。悪かったな。嫌な思いさせちゃって・・・。 俺、アイツにちゃんと言うよ。『やっぱあの約束なかったことにしてくれ』ってさ」 「わ、私も!私も一緒に行くわ!」 「え゛!?な、なんで!?」 何でお前そんなに必死なんだ? 黒猫は消え入りそうな、そしてどこか寂しそうな口調で言った。 「その・・・・・・貴方が彼女とか、関係を持ってしまった責任の一端は、私にもあるのだから・・・・・・」 「い、いやいやいやいや!お前は来なくていいよ!ホモゲーの吹き替えごときでそんな大袈裟な・・・・・・・・・って、え!?関係!?」 「ホ、ホモゲーですって!?」 「・・・・・・・・・え?」 「・・・・・・・・・え?」 287 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 04 13.67 ID gs4qd4nG0 [2/5] ・・・こうして無事に黒猫の多大な勘違いが明らかになった。 全てが上手く繋がって、そのあまりにベタすぎる勘違いに俺は思わず吹き出してしまった。 「えっ、お前そんな風に思ってたのかよ?あっはははははははは・・・」 「な、何が可笑しいというの!?少しはこっちの苦労も考えて頂戴!」 だってさ・・・ホモゲーのアテレコと浮気現場を勘違いしてたなんて、なあ? 「でもよ・・・。だいたいにして真っ先に浮気を疑われるなんて、俺ってそんなに信用がないのか?」 「あ、あれは状況が状況だったし!そ、それに貴方だって!」 必死になって言い訳してるお前も可愛いな。 ニヤニヤしている俺に気がついたのか、黒猫は怪訝そうな顔でこっちを睨んだ。 「先輩。何を余裕ぶっているのかしら?話がこれで落ち着いたと思っているなら、それは大きな過ちだわ。」 「えっ?それってどういう・・・・・・」 「私と正式に主従関係を取り戻したいと願っているなら、条件があるわ。」 なっ、なに!?これでハッピーエンドじゃねえのかよ!? しかもあえてツッコまんが主従関係だと!? 「目に見えてうろたえているようね。さすが人間風情は甘いわ。それでよく18年もの間生きてこられたものね・・・・・・。」 俺は確かにさっき言ったぜ?『ありのままのお前が好きだ』ってさ。 でもこれは開き直りすぎだろ!? 「条件は・・・・・・。」 「お、おう」 またコイツのことだからとんでもないこと要求してくるんじゃ・・・。 「も、もう絶対に私に隠し事はしないで頂戴。隷属である貴方が、主人である私に隠し事なんて絶対に許さないわ。 これはその・・・・・・“契約”じゃなくて“約束”よ。」 か、か、可愛い・・・・・・。 こいつ・・・その気になりゃあこんなに素直になれるんだな。 よし、そんなら俺だって。 「ああ、わかった。約束する。もうお前に隠し事はしない。じゃあさ・・・俺からも一つお願いしていいか?」 「なっ、何を言っているの!?じ、条件を出しているのは私の方なのに、貴方からなんてっ」 お前こそ『目に見えてうろたえているようね』なんて人のこと言えた義理かよ。 「だって“俺たち”が関係を戻すんだから俺ばっかり言うこと聞くのは不公平だろ?」 「そ、それは・・・・・・そうだけど・・・。」 黒猫は少し悔しそうで、かつ心配そうな表情をしている。 そんな顔しなくても雰囲気ぶち壊すようなことは言わねえって! 「まあまあ落ち着けって。まずは聞くだけ聞いてくれよ。 えーっとさ・・・・・・あ、明日からは毎朝迎えに来てもいいかな?一緒に学校行こうぜ。」 「えっ!?」 俯いていても、こいつの顔が真っ赤になっているのがわかる。 ・・・まあ、俺も人のことは言えないんだけどな。 「それで?聞き入れてもらえるのか?女王様?」 「え、ええ・・・・・・・・・いいわ。これで、交渉は成立よ。それじゃあ・・・。」 そう言うと黒猫は、ピンクに染まった頬をしながらゆっくり目を閉じた。 「“約束”の・・・・・・証を示して頂戴・・・・・・」 これは・・・そういうことでいいんだよな? 俺も静かに目を閉じた。 もっとも、心臓の鼓動はかなりうるさかったけどよ。 そうして俺たちは、長い長い“約束の証”を交わした。 288 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 06 07.97 ID gs4qd4nG0 [3/5] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨夜、先輩が家に訪ねて来た時は正直とても驚いた。 同時にとても怖かった。 だから先輩に応対するのは、私の中では勇気を振り絞った行動だった。 心の準備なんて何も出来ていなかったから。 彼の口から私が恐れていた言葉が出てくるんじゃないかって不安だったから。 あの時の私は、事態を最悪な方向にしか考えられなくてネガティブな感情に押し潰されそうになってしまっていた。 そして、気付いたら自分の気持ちを抑えきれなくなっていた。 でも・・・・・・そんな私を彼は優しく抱きしめてくれた。 昨日は改めて彼の気持ちと自分の気持ちを確認することが出来て、とっても安心出来た気がする。 ・・・少し、気恥ずかしさもあったのだけれどね。 家に帰った後の妹達のニヤニヤ顔といったら! それに絶対にあれは近所に丸聞こえだわ・・・・・・・・・。 そして今私は、昨夜の約束通り先輩と一緒に登校している。 その・・・・・・ふ、二人で手を繋ぎながら・・・・・・・・・。 ご、誤解しないで頂戴っ。彼から私に頼んできたのよ。 も、勿論、最初は私は断るつもりだったわ? 公衆の面前でそんなことっ、は、ははは恥ずかしいじゃない!? でも・・・・・・今の私はとても幸せだ。 顔が緩んでいくのを止めるのに精一杯なくらい。 ・・・結局、すべてが私の取り越し苦労だったのよね。 そう考えると何だかドッと疲れてくるし、何だか屈辱的だわ・・・。 だ、だってあんなの完全に単なる私の被害妄想じゃない! あんなにくだらないことであんなに取り乱していたなんて!は、恥ずかしい・・・。 ・・・それにしてもあの魔眼遣い。無邪気で私をここまで狼狽させるなんて恐ろしい相手だわ。 この借りは大きいわよ?覚悟することね。いつか必ず貴女に不幸の星を落としてあげるわ・・・。フフフ・・・。 「高坂せんぱ~い!五更さぁ~ん!」 「げっ!?赤城!?」 丁度その時、瀬菜がこっちに元気よく走ってきた。 先輩、友人の妹相手にビビりすぎよ? それにしてもなんという絶好のタイミングで現れるのかしら。 「・・・高坂先輩。この間のこと、五更さんは・・・・・・」 「ん?ああ・・・それならもう完璧に大丈夫だぜ!」 私の方をチラチラ見ながら遠慮がちに先輩に耳打ちする彼女に、彼はこっちを振り返ってから心底嬉しそうに答える。 「なーんだ。よかった!それだったら・・・・・・・・・。五更さん。ちょっと高坂先輩をお借りしても?」 「え、ええ。」 この子は本当にまったく無意識のうちに私達二人をあそこまで翻弄したのね。 さすがは魔眼遣い、油断のならない存在・・・・・・・・・。 「って何で逃げようとしてるんですか高坂先輩!今日も収録手伝ってくれるって約束したじゃないですか!?」 「あのなぁ・・・赤城・・・そのことなんだけどよ。悪いんだけど・・・・・・・・・」 先輩は申し訳ないようなホッとしたような調子で、なんとか彼女の御機嫌をとろうとしている。 「あら?手伝ってあげたら?先輩」 「へ?いや、でも」 先輩がさも意外そうな顔でこっちを見た。 「例えどんなに邪な“契約”でも、それを途中で破棄しようとするなんて、貴方のポリシーに反するのではなくて?」 「いや、まあそれはそうだが・・・・・・・・・」 『呆れるほどのお人好し』。 それが彼のいいところでもあるのだから、私に遠慮なんてしてほしくない。 本当は、私だけを見てほしい、という独占欲の塊のような気持ちも少しあるのだけれど。 289 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 07 15.09 ID gs4qd4nG0 [4/5] 「ふふ・・・。これで五更さん公認ですね。さあ、高坂先輩!今日はたっっっくさん喘いでもらいますからね!うへへへ・・・・・・」 「うげえっ!?そんなシーンまで録るのかよ・・・・・・」 ・・・でも、この場合は逆効果だったかしら?悪いことをしちゃったわね、先輩。 「先輩、やっぱり私も一緒に行くわ」 「んなっ!?何でお前が来るんだよ!?そのことはもう誤解が解けただろ!?」 「随分とつまらないことを訊くのね先輩。そんなこと決まっているでしょう?」 何故って―― 「も、もしかして・・・五更さんもお兄ちゃん×高坂先輩が好きに・・・」 「そ、そんなわけないじゃない!莫迦なことを言うのはそのくらいにしておいて頂戴!」 何故って―― 「・・・追い込まれた先輩の醜態に興味があるからよ。ねえ先輩?せいぜい四苦八苦して私を楽しませて頂戴」 「!?五更さんって・・・かなりのSですね・・・・・・・・・」 「クソッ・・・彼氏のホモボイス収録風景見て何が楽しいってんだ!?この、ドS猫!!!」 私の方をいかにも恨めしそうな目つきで見る先輩。 それを見ると思わず自然と笑みがこぼれてしまう。 ねえ、先輩。本当はね。 何故って―― ほんの少しでも、貴方ともっと一緒にいたいからよ。 ・・・なんてこと、今の私じゃ絶対に面と向かっては言えないわ。 や、闇の眷属である私は・・・その・・・・・・あ、あまり火照ると影に帰らなければならなくなってしまうのよ。 でも、もう少しだけ待っていて頂戴。 私が、あと少しだけ素直になれるまで・・・。 (終)
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/122.html
板垣勝猛、桐石登也、烏月揚羽、桜木有布、天瀬麻衣は守衛棟で郷田に会って話を聞いてくると、駐車場にやってきた。 「えーっと、とりあえずこの車の下から猫を見つけて捕まえていけばいいんだよねっ!」 「そうっすね。特に難しいこともないし、すぐに終わるんじゃないですかね?」 「だな!この人数いれば30分くらいで終わっちまうかもしれねーな。その辺の調査もしっかり出来るし、ちゃちゃっとやっちまおうぜ。」 揚羽が腕まくりをする様子を横目に、有布が楽観的に伸びをしながら、登也も余裕綽々で声を上げていた。 「・・・甘く見てると痛い目みるかもわからんよ?」 三人の様子を可笑しそうに少し離れたところで眺めていた麻衣は緩やかに目を細め、冗談か否かそんなことを言って。 「…天瀬先輩も人が悪うござんすね。さて、まず手分けして探しましょうか。 猫が何匹いるかも分からないということですし、驚かさないように静かに…」 天瀬の言葉に小さく笑った後、しーっと指を立てながら賑やかな三人に向けて指を立てて微笑んだ。 ◆◇ それから数十分後…… 「…ぃだっ、、そっちいったそっち!きりしー!」 「…ぉぃ待てコラ!…いや、ホラ、怖くないぞー、おいでー…」 「来た来た!・・・っ・・・あいたた・・天瀬先輩、いったっ!」 「あ。」 「流石先輩、ナイスキャッチ。」 予想通りの展開、というべきか、現実は甘くなく車の下にいた猫たちは総勢10匹の大所帯。 運動部から借りてきたボール籠にネットを張り、簡易的なケージを作ると、捕獲した猫を入れていくのだが・・ 最後の一匹が揚羽、有布、登也、と華麗に切り抜け、飛び跳ねると見事麻衣の胸にすっぽりと着地、うにゃん♪と喉を鳴らしながら収まるのだった。 ボロボロになった三人をよそにあくびをする猫をみて板垣は思わず小さく笑っていた。 ◆◇ 「いやあ助かったよ、ありがとう、ご苦労さん。」 泥と傷だらけになった(主に、揚羽と有布)を見て苦笑いを浮かべた郷田は、ケージに入った猫たちを受け取りながら言った。 「こいつら、もともと紅天神社に住み着いてる猫なんだ。 月に一回くらい気まぐれに駐車場に遊びに来るんだが、どうやらかくれんぼでもしてるつもりみたいなんだよな。困った奴らだよ…」 ふぅっと息を吐くものの、猫たちの顔を見ると怒る気も起きないようで困ったように笑って。 「にゃーん・・・」 悪意など微塵も感じられない愛くるしい眼差しで見つめてくる猫の頭をくいと一度撫で、 「悪いことしたらあかんよ。」 と小さく笑った、麻衣だった。 「これは怒るに怒れんな……あ、ところで郷田さん。 七不思議の噂って何か知りませんか?」 麻衣と猫の様子を眺めれば、頬の傷が痛むものの自然と表情が緩む登也だった。 思い出したように、噂のことを聞けば、郷田は「ああ」と小さく頷き口を開いた。 「高等部の屋上に時計棟があるだろう?それと和風庭園の桜の樹あそこにまつわる有名な噂があるんだが、俺はこの手の話は苦手でな、あまり詳しくは知らないんだ。 多分、この話は両方管理してる用務員さんの方が詳しいんじゃないかな?」 過去に七不思議を調べたことがある報告書があり、高等部に通うものなら殆どのものが少しは耳にしたことがあるだろう『時計棟の亡霊』『桜の下で眠るもの』この二つの噂を入手した。 依頼【野良猫の捕獲】達成! 噂【時計棟の亡霊】、【桜の下で眠るもの】の情報を入手! 【時計棟】へ行けるようになりました。 戻る
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/149.html
8月18日、午後14時。 「あかねー、あたし達これから買い物行くんだけど来る?」 「……」 柳茜は、大学の講義室で留学生の松原エレナと他の二人の友人に囲まれていた。 声を掛けてきたのはエレナで、茜にとってはそこそこ親しい間柄と思っているが、隣の二人の事は、特になんとも思っていなかった。 ロリータ風の格好の小さい子は佐伯佳奈(さえきかな)、対してラフな格好が春日井晶(かすがいあきら)という友人だ。 この夏休みの間、ハンターの講義だけは休みにならないので、このメンツが顔を合わせることも多い。 エレナはすぐに他二人と仲良くなり、何度か茜にも遊びの誘いをかけてきているが、茜は彼女達と一度だけ遊びに行き、決定的に違うなと思った事がある。 それはゲームセンターに行った時だ。 エレナと茜で対戦をしていたのだが、佳奈が「私こういうの無理~」、晶が「オタクがやるもんでしょこれ」と見下して笑っていたのが悪印象として残っているからだ。 エレナがその場は何とか取り繕い、茜もさすがに声を荒らげ怒ったりはしなかったものの、なんとなく絡みづらいという印象を抱いている。 茜がどう断ろうか迷っていると、エレナが苦笑してアイコンタクトをしてくれた。 「あー、無理か。確か今日だっけ?じいちゃんが茜の持ってる靴を見せてくれっていってた日」 「ああ、そうそう。だから無理だ、ごめんね」 エレナに合わせて茜は軽く謝ってみせた。 いいよいいよー、またな柳!と佳奈と晶も言ってくれたが、どことなく心からはそう言ってはいなかっただろう。 「じゃあね、エレナ。二人も」 早々に退散しようと決めた茜だったが、一つの着信音にこの場が凍りついた。 佳奈の携帯に、知らない番号から着信が入っているのだ。 「や、やだ……!これあれでしょ!今噂の奴でしょ!!出たら死ぬっていう……!」 「出なきゃいーじゃん」 「大丈夫だって佳奈、晶の言うようにほっとけばいいよ」 そっかぁ、と何とか取り乱すのが収まったようで、まだ怖さからか震え声ではあったが、佳奈も音をミュートにして晶とエレナに笑ってみせた。 そして、おもむろに携帯電話を自分の耳元へと持っていった。 「ちょっと、何やってんのさ!!」 茜はあべこべな佳奈の行動を非難するように、講義室に通る声で叫んだ。 皆帰って茜を含め4人しかいない講義室だったので、他の者の視線は無い。 それどころか、晶もエレナも佳奈の携帯電話を驚きの表情で見ていた。 「わ、わかんないよぅ……手が勝手に……!」 泣きながら、戸惑いながら言う彼女の親指は、携帯の通話ボタンへ向かっていく。 「ああもう!佐伯さん、ゴメン!」 すんでの所で、茜は彼女の携帯を奪い、破壊する。 正確には、奪おうとしてもぎっちりと掴んで離そうとしなかったので、思いっきり殴って壊した。 「ちょっと、あかね!」 「大丈夫なのか……?」 エレナと晶が、心配そうな顔で茜を見た。 へーきへーき、と殴った手を見て言う彼女に、そうじゃなくて!とエレナが怒った。 少し困った茜だったが、今度は彼女の携帯が鳴り始める。 見ると、知らない番号。 今度は自分に来たか、と思った。 「あかね……!絶対出ないでよ、今あたしが壊すから」 「なんだったら、あたしがやってもいいよ」 「柳さん……!」 心配する3人に、小さくため息をつく。 エレナや晶が破壊したところで、今度はどっちかにまたかかってくるだろう。 何度も同じ手がはたして通じるのだろうか。 茜は、自分の携帯を取り、通話状態にする。 ノイズ音と共に、小さく声が聞こえてきた。 『…シテ…ワタ…ノニン…』 「いい加減にしろっつの!」 言うだけ言うと切った茜に、その場にいた全員が呆気に取られていた。 そして、次に三者三様の反応を見せた。 「何やってんのさ!今自分でしたことわかってんのあかね!?」 「柳すげーな!今の格好よすぎだろ!」 「や、柳さん大丈夫なの……!?怖くないの……!?」 面倒臭くなった茜は、少し考えてから全員へと呟く。 「さ、帰るよ」 呆れる者、尊敬するような視線を送る者、困惑する者を一蹴するように、彼女は帰り支度を始めた。 ☆☆☆ 8月18日、午後16時。 事が事だっただけに、買い物はキャンセルになり、茜はエレナと一緒に帰路についていた。 「本当に大丈夫なの?じいちゃんに見てもらったら?」 「大丈夫だって、結局死ななかったし」 「まったく……」 これ以上無駄と悟ったのか、エレナはそれ以上は説教はしてこなかった。 しかし、気まずい沈黙が続く。 結局、それ以降は別れるまで会話が無かった。 「じゃ、あたしこっちだから。あかね、本当に何かあったらいつでも連絡してきなよ?」 「わかってるって。じゃーねエレナ」 繁華街の交差点でエレナと別れ、帰路へつく前に歩き出す。するとすぐに電話が鳴り始めた。 きたな、と思ったら、手が勝手に携帯へと伸びる。 はいはい、強制イベントね。と諦めるように、茜は電話にでる。 『カ…シ…ウ…』 「だからさぁ、言いたい事あるならはっきり言いなよ!」 先程より聞き取りづらくなった通話に、苛々した茜がそう返した時だった。 辺りが、既に使われていない病院のような場所へと変化した。 「……は?」 と、そこで再度電話がかかる。 今度はエレナからだった。 「エレナ?」 『あかね!!大丈夫!?心配で引き返してみたら、あかねが今、目の前で消えたんだけど!』 茜はなんとなく自分の置かれた状況を理解する。 先程の電話がキーとなり、ここへと転送?したのだろう。 「エレナ、あの辺りで廃病院ってあった?」 『廃病院……?ちょっとまって、調べてみる。一応ギルドにも連絡入れて応援呼んでおくから、何かあったらすぐ電話してきなよ!』 これでまずはやることはやった。 次に茜がやる事は……。 「ここか」 誰もいない、非常灯のあかりが薄らとついているだけの廃病院。 ここが何処か、手探りで探さなければいけなさそうだ――。
https://w.atwiki.jp/baramos/pages/37.html
すれちがいスポット いわき 小名浜ワンダーグー(大原) DSステーションもあり,気楽に寄れる所が魅力。 入口に,ベンチ(座るところ)もある。 鹿島ワンダーグー ワンダーグーとTSUTAYAが一緒にあるため,DVDを借りてきた ついでにすれちがいするのもいいかも 福島 341 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/19(日) 23 53 43 ID kOIsYPi00 福島旅行に行ってきました。 福島駅周辺をブラブラして4人とすれちがい成功。 旅行記念に全員ロイヤルルーム招待しましたw 419 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 21 47 10 ID 9FBOi1BI0 福島 車に積んで13号走ってたら一人きた サティ買い物してたら一人来た ヤマダのDSステーションいったらまさかのゼロw まあ田舎だからこんなもんか 福島サティで9月12日にまさゆき&ロッカーいただきました サティはいいですよ。 福島サティは定期的に配布会が行われています。 サードプラネットは定期的にモンバトの大会が開催されているのでそこを狙えばまだすれ違いが可能。 スーパーノヴァ、ドリファにもモンバトがあるのでもしかすると…って感じ。 一応、ドリファにはDS用のフリースペースあり。 年末年始は万代書店でもすれ違えたけど…
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/256.html
☆ 維胡琉は襲い掛かる美代子をみて、とっさに加速装置をかけ素早く身をかわした。 「っ……美代子さん、ずっと寂しかったんだね。 あのね、現実世界では美代子さんの絵が誰かに盗まれていて、 いま、外で仲間が絵を探してくれてる。 美代子さんが大事な人と一緒にいて、笑えるように、 私もできることをするから、私を信じてほしい。」 少し距離を置いてから、呼吸を整えそう告げるが、美代子は既に正気を失っており、ただ息を荒げ狂気に満ちた笑みを浮かべるのみだった。 「……しょうがないね、クロとりあえず、逃げよう。」 クロを抱え、維胡琉は走った…。 ☆☆ 美代子の姿が見えなくなり、呼吸を整えると維胡琉は口を開いた。 「………クロ、絵に命を宿す筆について、教えてくれない? 仲間が「コガラシ」っていう箱について、教えてくれたの。 お払いとか、封印とか、とにかく長い年月をかけないとどうにもできない代物なんだって。もしかしたら『筆』もその類のものかもしれないって…。 筆はどういった経緯で入手されたものなのか、知ってる…?」 『…私が、美代子にプレゼントされたものだ。 美代子が亡くなる前のクリスマス、最後の……その筆が命を宿す筆だとは知らずに、美代子からもらった筆で元気な美代子の姿を描こうと思った。 しかし、途中で徐々に自分の生気が失われていくのを感じた…。 代わりに絵の中の美代子がどんどん生き生きとしていくのが分かった。 たとえこの命が尽きようとも…美代子が笑ってくれるなら構わないと…だから、あの絵を描きあげたんだ…。』 「クロ……貴方…。」 維胡琉が言葉を探している間、クロは遠くを見つめていた。 『あの筆を破壊すればきっと美代子は解放される。 恐らく最後にあの絵を描いたアトリエにあるはずだが…。 ……最悪は此方の世界の美代子の絵を燃やすといい。 あの絵を介してこの世界に来たお前なら元の世界にはじき出されるだろう。』 「…でもそれは、本当に美代子さんが救われる方法…なのかな…。 今、私の仲間が筆や、現実にある美代子さんの絵を探してるの。 きっと、悲しい結末にはしない…約束するよ。」 維胡琉は緩やかに目を細めてクロに笑みを向けそう言ったあと、直達三人に筆のありかについてメールをした。 ☆☆☆ その頃、直、凪、祠堂は佐倉倉治のアトリエに来ていた。 三人バラバラに調べていたが、結局行きつく先は同じだったのだ…。 「この鍵、よく借りられましたね?」 「流石だろ?これがハンターの経験値ってやつだよ。」 アトリエのカギ美術館のオーナーから親戚をたどり、なんだか上手いことをいって借りてきたようだった。 祠堂が少し驚いたように直に声をかけると、直は得意げに笑って見せた。 中に入ると、しばらく人の入った気配のないその場所は埃や蜘蛛の巣でいっぱいだった。そしてその中心においてあるキャンバスに気づく祠堂。 「この絵って…もしかして。」 誰しもが一度は目にしたことのある、リアルな少女の絵……『美代子』のはずだが、肝心の少女はそこには居なかった。 代わりに居たのは、維胡琉。胸には黒い猫を抱いている。 「…戦況は芳しくねぇようだな。」 「…大丈夫かな、先輩…あ、筆っ、筆はないですかね??」 小さく舌打ちをする凪の隣で心配そうに絵を見つめていた直は、慌てて筆を探し始めた。 「そうだな、元凶はそいつだろう。それを壊せばあるいは……」 「筆ならいっぱいあるんすけど…それらしいものは…」 「…うわ、何コレ、気持ち悪……」 三人は手分けをして室内を探し始める。 沢山の筆が収められたいくつかの筆立ての中には変わったものはなかったが、机の中に大事にしまわれていた箱を見つけた。 その箱は蓋を開けずとも気分が悪くなるほどの邪気が感じられる。 そっと蓋を開くと、毛先まで真っ黒の筆が一本、禍々しい空気を放っていた。 「間違いなく、此れだろうな。」 「…コガラシ程の気持ち悪さはないけど…結構きますね。」 「どうします?ぶん殴ったら壊れますかね?」 三人はひとまず、物理的に壊すことを試し始めた……… ☆☆☆☆ 維胡琉は再び窮地に追いやられていた。 美代子は他の絵画も操り、剣や斧を振りかざし維胡琉に迫っていたのだ。 『維胡ル……さァ、早ク。鈴ヲ…渡しテ。苦シクナイわ、一瞬デ終わル…。』 「……ここが最後かな…。 クロ、今まで一緒にいてくれてありがとう。 ……クロの大事な人、美代子さんの大事な人… 皆が幸せに生きられるように、答えを選ぶね。」 唯一の救いは、この部屋には美代子の絵画があったこと。 維胡琉は、唇を噛みしめ、痛む胸を押さえつけながらも魔術を練り上げた……。 次の瞬間… ―シャリーーーーンッ!! 大きな鈴の音と共に、世界が歪んだ…。 … …… ……… 「先輩っ、向坂先輩!!」 「先輩、大丈夫か?」 「向坂さん…起きてください。」 三人の声に、維胡琉はそっと瞼を開いた…。 そこは、古びた洋館の一室だった。 何が起きたか分からず、あたりを見回すと、部屋の中心にはキャンバスが一枚。 満面の笑みの美代子と、そして… 「…クロ…!…間に合ったんだ、良かった。 ……皆、有難う。」 思わず潤んだ瞳で笑み浮かべ呟くようにそう言った維胡琉に、三人は一瞬きょとんとするものの、無事を確認すれば小さく笑いあい肩を竦めたのだった…。 ―結局、美代子の絵がなぜあの場所にあったかは不明で、破壊した筆もいつの間にか跡形もなく消えていた。 また、『美代子』が元の絵とは変わっているのも何故か人々の記憶は”元々そうであった”となっており、当の維胡琉さえ時間が経ちあれは夢であったのだろうか…と思うようになっていたという。 ―END―
https://w.atwiki.jp/setia/pages/17.html
ヒートギズモオンリーフロア有りLv順ざわめく獣の地図Lv32 ざわめく大地の地図Lv38 ダークデンデンオンリーフロア有りLv順呪われし空の地図Lv33 呪われし影の地図Lv36 キャノンキングオンリーフロア有りLv順ねむれる運命の地図Lv36 ざわめく影の地図Lv38 ねむれる運命の地図Lv45 フロストギズモオンリーフロア有りLv順怒れる影の地図Lv49 レッドドラゴンオンリーフロア有りLv順放たれし大地の地図Lv50 放たれし大地の地図Lv59 ナイトリッチオンリーフロア有りLv順放たれし闇の地図Lv59(通称:北國ナイトリッチ) れんごくまちょうオンリーフロア有りLv順見えざる獣の地図Lv59(通称:萌え萌え薩摩地鶏) マポレーナオンリーフロア有りLv順呪われし闇の地図Lv62 怒れる闇の地図Lv64 残された闇の地図Lv71 けだかき魂の地図Lv72 アカイライオンリーフロア有りLv順けだかき夢の地図Lv74 あんこくまじんオンリーフロア有りLv順とどろく光の地図Lv84 残された魂の地図Lv94 大いなる悪霊の地図Lv99(通称:ディレクター暗黒99) まかいファイターオンリーフロア有りLv順呪われし空の地図Lv59 とどろく悪霊の地図Lv88 ラストテンツクオンリーフロア有りLv順とどろく空の地図Lv64 けだかき光の地図Lv72 見えざる光の地図Lv81 ゴールドマジンガオンリーフロア有りLv順とどろく夢の地図Lv60 大いなる獣の地図Lv70(通称:イケないゴルマジ/ましゃロボⅠ) ドラゴンウーオンリーフロア有りLv順残された風の地図Lv61 見えざる風の地図Lv62(通称:滋賀ウー) 見えざる神々の地図Lv89 アンドレアルオンリーフロア有りLv順大いなる空の地図Lv69 レジェンドホースオンリーフロア有りLv順あらぶる花の地図Lv69 ヒートギズモオンリーフロア有りLv順 ざわめく獣の地図Lv32 地図名:ざわめく獣の牢ごくLv32 発見者:しぃ ・ エンシイ 場所:ビタリ海岸(30) 地形:火山 ボス:B11F ハヌマーン 内容:B10F ヒートギズモオンリー ざわめく大地の地図Lv38 地図名:ざわめく大地の牢ごくLv38 発見者:くまぞう, みきプルン, ねこ(越前ギズモ) 場所:ジャーホジ地方(63) 地形:火山 ボス:B11F Sキラーマシーン 内容:B10F ヒートギズモオンリー ダークデンデンオンリーフロア有りLv順 呪われし空の地図Lv33 地図名:呪われし空の坑道Lv33 発見者:くまぞう 場所:カズチィチィ山(5A) 地形:洞窟 ボス:B11F スライムジェネラル 内容:B9F ダークデンデンオンリー 呪われし影の地図Lv36 地図名:呪われし影の坑道Lv36 発見者:もも 場所:ジャーホジ地方(63) 地形:洞窟 ボス:B11F Sキラーマシン 内容:B9F ダークデンデンオンリー キャノンキングオンリーフロア有りLv順 ねむれる運命の地図Lv36 地図名:ねむれる運命の墓場Lv36 発見者:ノロティ 場所:ビタリかいがん(8F) 地形:遺跡 ボス:B10F Sキラーマシン 内容:B9F キャノンキングオンリー ざわめく影の地図Lv38 地図名:ざわめく影のアジトLv38 発見者:ビャッコ 場所:アイスバリーかいがん(49) 地形:遺跡 ボス:B10F イデアラゴン 内容:B9F キャノンキングオンリー ねむれる運命の地図Lv45 地図名:ねむれる運命の墓場Lv45 発見者:くまぞう 場所:ジャーホジ地方(63) 地形:遺跡 ボス:B12F イデアラゴン 内容:B9F キャノンキングオンリー フロストギズモオンリーフロア有りLv順 怒れる影の地図Lv49 地図名:怒れる影の墓場Lv49 発見者:エンシイ 場所:東ナザム地方(69) 地形:遺跡 ボス:B12F ブラッドナイト 内容:B9F フロストギズモオンリー レッドドラゴンオンリーフロア有りLv順 放たれし大地の地図Lv50 地図名:放たれし大地の墓場Lv50 発見者:レナード, くまぞう 場所:ヤハーン湿地(4C) 地形:火山 ボス:B13F イデアラゴン 内容:B10F レッドドラゴンオンリー 放たれし大地の地図Lv59 地図名:放たれし大地の巣Lv59 発見者:スコール 場所:ヤハーン湿地(4C) 地形:火山 ボス:B15F ブラッドナイト 内容:B10F レッドドラゴンオンリー ナイトリッチオンリーフロア有りLv順 放たれし闇の地図Lv59(通称:北國ナイトリッチ) 地図名:放たれし闇の牢ごくLv59 発見者:ギガナイト 場所:ヤハーン湿地(4C) 地形:火山 ボス:B12F 怪力軍曹イボイノス 内容:B10F ナイトリッチオンリー れんごくまちょうオンリーフロア有りLv順 見えざる獣の地図Lv59(通称:萌え萌え薩摩地鶏) 地図名:見えざる獣の巣Lv59 発見者:レイ 場所:ヤハーン湿地(4C) 地形:火山 ボス:B17F 黒竜丸 内容:B10F れんごくまちょうオンリー マポレーナオンリーフロア有りLv順 呪われし闇の地図Lv62 地図名:呪われし闇の道Lv62 発見者:くまぞう 場所:アユルダーマとう(1E) 地形:洞窟 ボス:B11F 怪力軍曹イボイノス 内容:B9F マポレーナオンリー 怒れる闇の地図Lv64 地図名:怒れる闇の世界Lv64 発見者:セイント/ くまぞう 場所:カルバト大草原/ 竜のあぎと地方 地形:水 ボス:B15F アトラス 内容:B14F マポレーナオンリー 残された闇の地図Lv71 地図名:残された闇の世界Lv71 発見者:シャラ 場所:ウォルロ地方 高台 地形:洞窟 ボス:B14F 怪力軍曹イボイノス 内容:B13F マポレーナオンリー けだかき魂の地図Lv72 地図名:けだかき魂の道Lv72 発見者:ゆい 場所:西セントシュタイン 地形:洞窟 ボス:B13F 魔剣神レパルド 内容:B9F マポレーナオンリー アカイライオンリーフロア有りLv順 けだかき夢の地図Lv74 地図名:けだかき夢の雪原Lv74 発見者:リリス 場所:グビアナさばく(36) 地形:氷 ボス:B16F ブラッドナイト 内容:B11F アカイライオンリー あんこくまじんオンリーフロア有りLv順 とどろく光の地図Lv84 地図名:とどろく光の雪原Lv84 発見者:うきぶね 場所:ドミール横(80) 地形:氷 ボス:B16F 怪力軍曹イボイノス 内容:B15F あんこくまじんオンリー 残された魂の地図Lv94 地図名:残された魂の凍土Lv94 発見者:さとる/ さよこ 場所:東ナザム地方 高台/ 竜のあぎと地方 地形:氷 ボス:B17F フォロボス 内容:B13F あんこくまじんオンリー 大いなる悪霊の地図Lv99(通称:ディレクター暗黒99) 地図名:大いなる悪霊の凍土Lv99 発見者:ミゲウ 場所:ウォルロ地方 地形:氷 ボス:B17F グレイナル 内容:B12F あんこくまじんオンリー まかいファイターオンリーフロア有りLv順 呪われし空の地図Lv59 地図名:呪われし空の眠る地Lv59 発見者:ねこ 場所:カズチィチィ山(5B) 地形:水 ボス:B15F イデアラゴン 内容:B14F まかいファイターオンリー とどろく悪霊の地図Lv88 地図名:とどろく悪霊の眠る地Lv88 発見者:まーやん 場所:カルバド大草原 地形:水 ボス:B17F 魔剣神レパルド 内容:B14F まかいファイターオンリー ラストテンツクオンリーフロア有りLv順 とどろく空の地図Lv64 地図名:とどろく空の世界Lv64 発見者:レオタカ 場所:ヤハーン湿地(52) 地形:洞窟 ボス:B16F ハヌマーン 内容:B9F ラストテンツクオンリー けだかき光の地図Lv72 地図名:けだかき光の迷宮Lv72 発見者:カオール 場所:エルマニオン雪原(48) 地形:洞窟 ボス:B15F アトラス 内容:B13F ラストテンツクオンリー 見えざる光の地図Lv81 地図名:見えざる光の道Lv81 発見者:あおい 場所:グビアナ砂漠 高台 地形:洞窟 ボス:B15F 魔剣神レパルド 内容:B13F ラストテンツクオンリー 備考:オンリー判定無しなのにオンリーという珍しい地図 ゴールドマジンガオンリーフロア有りLv順 とどろく夢の地図Lv60 地図名:とどろく夢の道Lv60 発見者:セフィロス 場所:ヤハーン湿地(4F) 地形:遺跡 ボス:B16F 黒竜丸 内容:B13F ゴールドマジンガ 備考:オンリー判定無しなのにオンリーという珍しい地図 大いなる獣の地図Lv70(通称:イケないゴルマジ/ましゃロボⅠ) 地図名:大いなる獣の世界Lv70 発見者:まさひろ 場所:エルマニオン雪原 地形:遺跡 ボス:B17F 黒竜丸 内容:B13F ゴールドマジンガ 備考:オンリーフロアにイケない通路有り ドラゴンウーオンリーフロア有りLv順 残された風の地図Lv61 地図名:残された風の水脈Lv61 発見者:マジっすか 場所:ビタリ海岸 地形:水 ボス:B17F 黒竜丸 内容:B15F ドラゴンウー 見えざる風の地図Lv62(通称:滋賀ウー) 地図名:見えざる風の眠る地Lv62 発見者:おさみ 場所:カズチィチィ 湖畔 地形:水 ボス:B17F 黒竜丸 内容:B11F ドラゴンウー 見えざる神々の地図Lv89 地図名:見えざる神々の眠る地Lv89 発見者:カオール 場所:カズチィチィ山 地形:水 ボス:B17F 魔剣神レパルド 内容:B11F ドラゴンウー アンドレアルオンリーフロア有りLv順 大いなる空の地図Lv69 地図名:大いなる空の世界Lv69 発見者:くまぞう 場所:カラコタ地方(27) 地形:火山 ボス:B17F ハヌマーン 内容:B15F アンドレアル レジェンドホースオンリーフロア有りLv順 あらぶる花の地図Lv69 地図名:あらぶる花の巣Lv69 発見者:そめまる 場所:グビアナ砂漠 地形:洞窟 ボス:B17F ハヌマーン 内容:B14F レジェンドホース
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/6034.html
DQⅨ 概要 Wi-Fi通信を行った際、【リッカの宿屋】にやって来る過去のシリーズ作品に登場するキャラクター。 彼らに話しかけると、以下の条件を満たすごとにそのキャラクターを再現するコスプレ装備品をくれる。 初めて話しかける 誕生日(DS本体に設定してある日付とプロフィールの日付を合わせる) 宿屋ランクMAX(すれ違い通信30人以上) 主人公が特定の職業(不要な場合もある。大抵はそのキャラクターの原作での設定や能力と似たものだが例外もある) 追加クエスト【宿王を目指して】クリア(不要な場合もある) コスプレ装備品をすべて揃えて装備するとそのキャラクターを端的に説明したコスプレ称号が貰える。 しかし、殆どの女性キャラの胴体部防具は女性専用であるため、主人公が男性の場合称号獲得には旅芸人の証が必須となる。 ただ、ゼシカの服とハッサンの服、マーニャのドレス上・下は旅芸人の証が無効なので男はマーニャ、ゼシカを、女はハッサンをあきらめよう。 また通常の配信だけではなく、スクエニが出展するイベント限定で配信されるキャラクターも登場した。 Ⅷからは【トロデ】、【モリー】と仲間キャラじゃない人まで出ている優遇ぷり。 そんな中で【ミーティア】が出ていない。彼女は本当にヒロインなのだろうか……。 リスト 配信開始日 出典 キャラクター名 装備品がもらえる職業 称号 備考 2009年7月31日 DQⅣ 【アリーナ】 武闘家 おてんば姫 2009年8月21日 DQⅧ 【ククール】 僧侶 イケメン聖堂騎士 2009年9月11日 DQⅥ 【バーバラ】 魔法使い お気楽極楽大魔道士 2009年9月18日 DQS 【セティア】 僧侶 ゴスロリ僧侶 第1回Wi-Fiクエスト(50万人が冒険の書を送る)クリア報酬 2009年10月2日 DQⅣ 【クリフト】 僧侶 高望み神官 2009年10月23日 DQⅤ 【フローラ】 スーパースター 天空のおじょうさま 2009年11月13日 DQⅡ クッキー(【サマルトリアの王子】) 魔法戦士 サマルトリア王子 2009年11月20日 DQⅧ 【ゼシカ】 なし ムチムチ魔法使い 公式モバイルサイトスペシャルクエスト(エスターク20万匹討伐)クリア報酬 2009年11月27日 DQⅡ プリン(【ムーンブルクの王女】) なし ムーンブルク王女 第3回Wi-Fiクエスト(マルチプレイ100万時間)クリア報酬 2009年12月4日 DQⅤ(DS版) 【デボラ】 なし 天空のおネエちゃん 2009年12月25日 DQⅧ 【トロデ】 なし 呪われし王 2010年1月15日 DQⅦ 【マリベル】 なし わがままずきん 2010年1月28日 DQⅥ 【ミレーユ】 賢者 さすらいの夢占い師 DS版Ⅵ発売記念 2010年2月5日 DQⅣ 【トルネコ】 レンジャー マイホーム武器商人 2010年2月26日 DQⅤ 【ビアンカ】 魔法使い 天空のおさななじみ 2010年3月19日 DQⅦ 【キーファ】 魔法戦士 さすらいの王子 2010年4月9日 DQⅣ 【ミネア】 パラディン うるわしき占い師 2010年4月30日 DQⅣ 【ブライ】 なし サントハイムの長老 2010年5月21日 DQⅣ 【マーニャ】 旅芸人 情熱の踊り子 2010年6月11日 DQⅧ 【ヤンガス】 盗賊 人情深き盗賊 2010年7月2日 DQⅥ 【ハッサン】 バトルマスター モヒカン武闘家 東京ゲームショウ2009(2009年9月26、27日)会場、モンスターバトルロードⅡ第2回代表勇者決定戦各会場にて先行配信 2010年7月15日 DQⅧ 【モリー】 バトルマスター 炎のチャンピオン モンスターバトルロードビクトリー発売記念、ジャンプフェスタ2010(2009年12月19、20日)会場で先行配信 2010年7月23日 DQⅣ 【ライアン】 戦士 王宮の戦士