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卒業式。彼女は、思い切り泣いた。 泣きはらして、泣きはらして、笑顔になって。 別れを惜しみながら、それでも強く笑って。 そして、中野梓は、高校三年生になった。 「…やっぱり、似合ってないなぁ」 携帯を眺めながら、改めて梓は苦笑した。 先日執り行われた、先輩たちの入学式の画像が添付されていた。慣れないスーツ姿で、4人は思い思いに写っている。 澪は、緊張のあまり固すぎる顔。紬はさらりと着こなしている。律は……窮屈そうだ。 そしてもう一人は、致命的に似合ってない。ミスマッチにも程がある。 これが卒業アルバムの予行練習のような済ました顔だったら、まだ格好もついただろうに、いつもどおりの奔放な表情で写っていて、それがおかしくてたまらない。 「ぷっ、くく…」 抑えた笑いが、がらんとした部室に響く。 と、きぃ、という音がして、音楽室のドアが開かれた。 「…あの、中野先輩、どうかしたんですか?」 「ううん、なんでもないよ。入って入って」 はぁ、と怪訝そうな声を漏らしつつ、彼女は後ろ手にドアを閉めた。今年から軽音部に入部した、正真正銘の後輩である。まだ整っている皺の少ないブレザーが初々しい。胸元にアクセントとして彩られたリボンの色は、青色だ。梓にとってそれは先輩の色だけれど、むしろ彼女たちからすれば、赤こそが先輩の色なんだろう。そんなところで、時がめぐったことを実感してしまう。 「すいません、HRが長引いちゃって」 「大丈夫。それじゃ、練習はじめよっか」 幸いにも、新歓ライブでの梓の演奏は新入生の心を捉え、4人の新入部員を迎えることで今年も軽音部は継続されている。放課後ティータイムではないけれど、学園祭でもまた演奏することになるだろう。順風満帆と言ってもよかった。今ではジャズ研を引っ張るメンバーである純に、「あー残念、あたしが入れば百人力だったろうに」だなんて茶化されたけど。 その後輩の一人は、梓と同じギターの担当だ。どこかの先輩とは違って、入学前から音楽に触れていたようで、教えるにしてもやりやすい。フェルマータやフォルテッシモといって、そうですね、と素直に相槌が返ってくるのはなかなか新鮮だった。 まぁ、流石に腕前はまだまだだけれど。きっと上手になるだろう。 しばらく練習をして、少しの間長椅子に座って休憩をする。言葉少なだ。 そりゃ、センパイたちとのようにとは言わないまでも、もう少し賑やかでもいいんじゃないかなとは思うのだけれど、2年の年齢差は高校生にとってそこそこ大きい。互いになかなかきっかけがつかめないで休憩時間が終わってしまうのが常だ。それが梓の目下の悩みである。 けれど、今日は珍しく彼女のほうから話しかけてきた。 「あ、あの」 「……どうしたの?」 嬉しそうに返す梓に安心したのか、彼女は微笑んで言った。 「中野先輩って、ギター教えるの上手ですよね」 「そうかな。だったらいいんだけど」 「こう、すーって入ってくるんです。音と指とが離れてなくて」 「ありがと。…昔ね、」 手のかかる先輩がいたんだよ。先輩なのに、私に教えてって頼んできて、 ――そう言おうとして、やめた。 いきなり黙りこくってしまった梓を彼女は不思議そうに伺っている。私もそこでよく躓いたから、と梓はごまかした。結局その後会話はあまり弾まなかったけれど、いつもより少しだけ和やかな雰囲気になった休憩の後、再びギターをかき鳴らして、その日の部活は終わった。 校門で、彼女に向かって手を振る。いずれの後輩とも梓は別方面だ。部活の後、たいてい彼女は一人で帰路につく。 先輩らしく振舞えているだろうか。もしやめるなんて言われたらどうしよう。不安は常に付きまとっている。特に、今日は来ていない3人の後輩たち。塾や都合などで、毎日部室に来るというわけにはいかないようなので、尚更がんばらないと。 後輩と別れた帰り道、梓はいつもそう考える。 だけど今回ばかりは、少し余計なことまで浮かんでしまった。 意外なことに、卒業してから一番メールを送ってきたのは律だった。澪や紬との写真を 添えて、律らしい冗談と絵文字が踊る明るい文面に隠された後輩への気配りを、梓は十分 に感じ取っていた。次いで澪、紬である。どれもこれも、自分への思いやりがこもってい て、それだけで梓は胸が一杯になる。 部室に寄っていいか、なんて提案も度々あったけれど、せっかくの練習を邪魔しないで ください、なんて断ってしまった。律や澪や紬だって、新たな環境で忙しいはずだ。ただ でさえこれだけ気にかけてもらっているのだから、これ以上煩わせてしまっては申し訳な い。……あの人はまじめすぎると笑うだろうか。梓は苦笑する。 ……あの人。 あの人からの、最初は頻繁だったメールが稀になったのはいつからだろう。唐突にかか ってきた電話が来なくなったのはいつからだろう。寂しいと思う心とは別に、どこかで納 得している梓がいた。 新しい場で、これまでの親友と、これからの親友と、精一杯楽しむことに忙しいのだろ う。きっと、4人のうちで、一番。彼女はそういう人だから、と、すとんと飲み込めた。意 外なことに。 それは、梓が3年生になってから、理解したものだった。梓にとって、学校とは軽音部で あり、放課後ティータイムのことだった。そのことでいっぱいいっぱいだった。 けれど、それだけではない。受験もある。毎日は、放課後だけではないのだ。時間が、 生活が迫ってくる。それを身をもって実感したから、梓はあの人のことを責めようとは思 わなかった。むしろ感謝すら覚えた。こんな日々の中で、去年の先輩達は、あの人、あれ だけ時間を割いてくれたのだと。 別に、二度と会えないわけじゃない。憂に訊けば、喜んで近況を話してくれるだろう。 だけど、いやだからこそ、梓はあえてその話をしないことに決めた。 もう、いっぱいもらったのだ。抱きしめてもらって、名前を呼んでもらって。卒業式で は、泣きじゃくった自分を受け止めてもらって。 もう十分だ、と。そう思えてしまうことも含めて、満足していたから。 だから、今日の後輩からの話題は、不意打ちだった。 ○ 翌日。運悪く、後輩は全員来れないとのことだった。こういう日もある、どうしようか と悩み始めたときには、すでに梓の足は鍵を借りに向かっていた。一度習慣になってしま うとなかなか抜けないものだ。たとえ一人であっても。 きぃ。ドアを開けるときの音がいつもより遠くまで音が響いた気がした。閉めるときの 音も。がらんとした部室。ホワイトボードでは、…まだ隅っこのほうに残っている独創的 なセンスの落書きが消えかかっていた。本当にあのセンスはわからない。書きなおそうに も再現しようがない。 一息ついて、長椅子に座る。いざ来てみたはいいものの、やはり一人だけとなると何を する気も起きない。黒板に引かれた五線譜を眺めながら、ただ座っている。 ――広い。この部屋は、こんなに広かっただろうか。 かつて感じたその感覚を、しばらくぶりに梓は味わっていた。このごろは後輩がいたお かげで心の底に沈んでいたそれは、やっぱり痛切で、今すぐにでも誰かにすがりたくなる ものだった。 頭を振る。自分で決めたことだ。頼ってばかりもいられない、もう最上級生で部長なの だから。頼られる立場なのだから。繰り返し繰り返し唱えてきたその言葉を、寂寥感を押 し流すように梓は繰り返す。ブレザーの袖を握り締めながら。ごくり、と飲み込んで、梓 はようやく顔を上げた。 トンちゃんの水槽の掃除でもしようか。ようやく意識に上ってきたことに梓は申し訳な くなった。「でも」ってなんだ、でもって。ごめんね、と小声でつぶやきながら、慣れた 手つきでバケツに水を注ぐ。洗面台。鏡。隅に貼ってある剥がれかけのハートのシール。 反射的に目を逸らした。遅かった。 『中野先輩って、ギター教えるの上手ですよね』 『あずにゃん、ギター教えて!』 ……ほら。 『かわいいでしょー、最近はまってるんだー』 『いっぱい食べて大きくおなり』 ……ほら。 『あずにゃんは難しいことを考えるんだねー』 『だって、あずにゃんはあずにゃんだもん』 ……ほら。 『私はいっつもあずにゃんのことばっかり考えてるよ』 ……うそつき。 いつの間にかバケツから水が溢れていた。慌てて蛇口を閉める。水浸しだ。拭かないといけない。 ○ どうしてここまで弱いんだろう。 どうしてここまで脆いんだろう。 部長なのに。三年生なのに。もう、後輩じゃないのに。 最近、「梓」と同じくらい、「中野先輩」と呼ばれるのに。 もう、「あずにゃん」なんて、呼ばれないのに。 ○ 家に帰ると、梓は自室に逃げ込んだ。 制服のまま天井を眺める。 どうして、と問いかけても、答えは一向に出てこない。どうすればいいのかわからない。 自分の中で、整理をつけたつもりだった。割り切って、しっかりと固めていたはずだった のに。些細なきっかけで決壊してしまった、この気持ちはなんなのだろう。 一通り泣きはらして、表面上は落ち着いてはいる。しかし疲れ果てていた。 手元にある携帯電話を操作する。受信メール。先輩達の、似合わないスーツ姿。もう笑え ない。呆けながら、ただその画像を見つめている。 ……わがままな子、なんだろうな。 なにも、無視されたわけじゃない。忘れられたわけじゃない。ただ、近頃連絡が減ってき ただけ、なのに。それだけで勝手に遠く感じて、自分で納得したふうを装って。挙句の果て に、ちょっとしたきっかけですぐ決壊してしまった。 ……そんなの、卒業式のときと、何も変わらないじゃない。 あの時の絶望とは、違うのだ。まるで広い世界に自分ひとりだけが取り残されてしまうよ うな、切羽詰った状態ではない。繋がっている。だから、余計にわからない。 無機質な画面に映る、不恰好なあの人の姿を見て、こんなにも弱ってしまう。文字じゃな くて、画像じゃなくて、声を聞いて、抱きしめて欲しくて。 ……会いたくて。 会いたい。心の中で言葉にして、それは明確なものとなった。会いたい。会いたい。あの 人に会いたい。名前を呼んで欲しい。梓でもなくて、中野先輩でもなくて、あずにゃんと呼 んで欲しい。あの人がつけてくれた名前で、あの人の声で、……唯センパイの声で。 唯セ ンパイ。 受信ボックスを遡る。まだログに残っているかどうか不安だったけれど、過去になるにつ れ、名前欄は「唯センパイ」で埋まっていった。あの人らしい、どこからもってくるのかわ からないのにしっかり刺さってくることば。並ぶ「あずにゃん」の文字。 ……思えば、いつも、センパイとは、こうだった。 合宿のときも。学祭のときも。修学旅行のおみやげも。園芸大会のときも。夏祭りのとき も。シールのときも。最後のライブのときも。卒業式のときも。 こうやって、自分で考え込んで、袋小路に陥って、取り乱して。そんな時、いつも手を引 いてくれたのは、あの人だった。 手のひらの感触を思い出す。少し自分より大きくて、暖かくて、こっちのことなんかお構 いなしの、あの手。引いてもらってばっかり。 ……思い出すにつれ段々癪になってきた。どうしてこうも毎回毎回振り回されてばかりなの か。茫漠とした悲しみの水面に、会いたいという石が投げ込まれて、波紋を形作っていく。 置き捨てたスクールバッグに目をやる。まだしっかり繋がっている、「ぶ」のキーホルダー。 裏に張ってある、「なかのあずにゃん」のシール。 今回ばかりは。 梓は体を起こす。ふう、と一息。先ほどとは違った、意思の篭った一息。 もう三年生になったのだから、いつまでも手を引かれているわけにも、いかない。 だけどそれは、手をつないではいけないということではなくて。 手を引っ張っていってもいいんじゃないかと。 携帯電話のボタンを3回押した。 「……」 『あ、もしもし?あずにゃん?』 「――っ、私以外の、誰だと思ったんですか」 『あー、あずにゃんだぁ!』 「……そうです。あずにゃんです。唯センパイ、最近どうしてメールも電話もしてくれないんで すか。私、寂しくて、」 『わたしもさみしかったよ!』 「じゃ、じゃあ、どうして、」 『あずにゃんがメールも電話もくれないんだもん』 「……それは唯センパイが、」 『だって、あずにゃんもう三年生だから、部長だから』 「……っ」 『迷惑になっちゃいけないかなって、それでね、我慢してみたら、』 「……」 『全然メールも電話も来ないんだもん……』 「そ、その……」 『だから!すっごくさみしかったよ、あずにゃん!』 「わ、私もすっごく寂しかったんですよっ、なのになんですか、そんな理由、」 『あずにゃんずーるーいー、お互い様だよーこれはー』 「うっ……それは」 『ごめんなさい』 「……ごめんなさい、です」 『じゃあ、いまからあずにゃんの家に行っていい?』 「……いいですよ」 『わーい!待ってて、すぐ行くから!』 「はいっ」 ○ 結局事が終わってみれば、互い違いのすれ違いで。 やっぱり、唯センパイは唯センパイだった。 ○ 「中野先輩、ギター教えるのやっぱり上手ですよ。秘訣とかあるんですか?」 「えへへ。昔ね、先輩のクセに私よりギターが…あ、電話」 『もしもしー、あずにゃん?』 「今、部活真っ最中なんですけど」 『えー、だって電話しないとあずにゃん怒るじゃーん』 「だからあれは唯センパイが、……っ」 なるほどね、という視線を感じて恥ずかしいけれど。 「……あと五分だけですよ」 このくらいは、いいじゃない? こういうのいいな、素晴らしい -- (名無しさん) 2010-08-31 05 47 33 唯先輩が変わってなくて本当によかったー -- (名無しさん) 2010-08-31 23 44 29 「互い違いのすれ違い」っていうタイトルにセンスを感じた。いい。 -- (名無しさん) 2010-09-03 21 37 33 いいね -- (名無しさん) 2015-02-06 21 33 46 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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すれ違いし意思よ! ◆ncfd/lUROU 遊園地。本来ならば大衆が集い様々な娯楽に興じる夢の園だ。 しかしながら、この殺し合いの中では夢の園などそれこそ夢物語。 賑やかな音楽も動き続けるアトラクションも、殺し合いの最中とあってはただ見るものに場違いだという印象を与えるだけだ。 そんな場に、一人の少女がいた。 その身に纏いし黒は夜の闇のように深く、その身を染めし白は日の光のように眩しい。 まさに陰と陽、闇と光。 そのような相反する二つの要素を統べる魂は、混沌すらも魅了し従える。 瞳に映るは地獄の業火。髪に宿るは無慈悲なる銀光。 少女を構成する様々な要素が、まるで少女が常世とはかけ離れた存在であるかのような印象を周囲に与えている。 それでも、少女は普通の女の子だった。 そう、殺し合いに苦悩し目に涙を浮かべる、普通の女の子。 その名を、神崎蘭子といった。 ★ 「光無き世界よ!(どうしよう……!)」 私は、どうしたらいいんだろう。 ベンチに座り込んだ私は、ただそれだけを考えていました。 「殺戮の宴に躍り狂うか(殺し合いに乗るべきなのかな……)」 私はプロデューサーを助けたい。 プロデューサーと一緒にいたい。 そのためには、殺し合いに乗って、優勝しなくちゃダメで。 だって、そうしなきゃプロデューサーが殺されちゃうから。 プロデューサーに死んでほしくない。 もっとずっと、私を見守っていてほしい。 それに、私だって死ぬのは怖い。死にたくなんて、ないんです。 「望まれざる鮮血の結末(でも、誰も殺したくなんてないよぉ……)」 私はプロデューサーの期待に答えたい。 そのためにも、なおさら誰かを殺すなんてできなくて。 だって、プロデューサーは優しいから。 自分のために私が誰かを殺すことを、誰が殺されることを、プロデューサーはきっと望まない。 それに、誰かを殺すなんて人として、アイドルとして間違ってるって、そう思うんです。 殺し合いに乗らなくちゃいけないと思う私も、誰かを殺すなんてできないと思う私も、どっちも本当の私です。 だから、どっちか一つだけなんて選べなくて。 「明日見えぬ我が旅路よ……(プロデューサー、私、どうしたら……)」 ぽつりと漏れた呟きは、この場にいないプロデューサーに頼ろうとしているもので。 プロデューサーの助けになれるアイドルになってみせると誓ったのに、結局プロデューサーを頼っている自分が情けなくて。 気がつくと、頬を涙が伝っていました。 「大罪抱きし我が身に戒めを……(ダメ……こんなことじゃまたプロデューサーに迷惑かけちゃう……)」 そう思うけれど、拭っても拭っても涙は止まってくれなくて。 「ううぅ……ごめんなさい……ごめんなさい……」 私は泣き続けることしか、できませんでした。 ★ 赤城みりあはじっと息を潜めていた。 幼いみりあにとって、暗闇とはすなわち恐怖そのものだった。 だから、見えた明かりに向かって必死で走った。 そうしてたどり着いたのは、遊園地。 普段のみりあならばおおはしゃぎするであろう場所だ。 しかし、彼女ははしゃがなかった。声さえ上げなかった。 何故なら、先客がいたから。 みりあに背を向けベンチに座る、ひらひらとした黒い服を着た少女。 アトラクションの影から顔を出して様子を伺うみりあは、その少女を知っていた。 (あれって……蘭子ちゃんだよね?) 神崎蘭子。何を言ってるのかよくわからないから会話したことはあまりなかったが、間違いなく知り合いだ。 声をかけようと足を踏み出したところで、みりあの脳裏にある光景がフラッシュバックする。 それは誰かのプロデューサーの首が爆発して、その体が血溜まりの中に倒れ込む、そんな光景。 人が死ぬ瞬間。頭のない死体。断続的に溢れ出る大量の血。 どれもこれも、みりあにトラウマを刻み込むには十分すぎる出来事だった。 もし蘭子が殺し合いに乗っていたら、みりあ自身もあのような目に合わされるかもしれない。 そう考えると、声をかけるなんてできない。 だからみりあは、何をするでもなくただじっと息を潜めているのだった。 「殺戮の…………狂うか」 そのとき、蘭子が呟いた。 賑やかな音楽に一部がかき消された言葉は、なんとも物騒な意味を持っていて。 幼く、蘭子との交流も少ないみりあには、その言葉の真の意味などわかるはずもなくて。 だからそれらは、怯えるみりあにさらなる恐怖と、蘭子が殺し合いに乗っているのだという誤解を与えるには、十分すぎた。 「……ざる鮮血の結末」 そしてそれは続けて呟かれた言葉も同様で。 だからみりあは、その場から逃げ出した。 足音は音楽に紛れて蘭子には届かない。 遊園地を出て、再び夜の闇の中へ。 先ほど恐れた夜の闇も、殺されるかもしれないということに比べれば大したことなんて、なかった。 【F-4/一日目 深夜】 【神崎蘭子】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品x0~2】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:どうしよう…… 【赤城みりあ】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、不明支給品x0~2】 【状態:健康、恐慌】 【思考・行動】 基本方針:逃げる ※蘭子が殺し合いに乗っていると思っています 前:彼女たちのためのファーストレッスン 投下順に読む 次:それぞれの本分 前:彼女たちのためのファーストレッスン 時系列順に読む 次:それぞれの本分 神崎蘭子 次:ドロリ濃厚ミックスフルーツ味~期間限定:銀のアイドル100%~ 前:~~さんといっしょ 赤城みりあ 次:Ciranda, Cirandinha ▲上へ戻る
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結果から言おう。 姉上は強い。 だがこのゲーム上で動く参加者達はその大半が力を制限されている。 その一例が武器と能力の没収だ。 没収されたそれらはランダムに支給されて、後は持ち前の知恵や腕っ節で何とかしていくしかない。 しかし姉上は――――蒼龍一号機エヴァは自分の武器を自分で引き当てた。 それは詰まり、このゲームにおける最大のハンデを完全に無視できる事に繋がる。 「あ……ぐっ」 自分が床に叩きつけられ、剣の切っ先を突きつけられている理由はまだある。 自分の知っている『彼女』はのらりくらりとしていて、その場をノリだけで生きているかのような適当な人だった。 少なくとも当時はそういう立場じゃなかった筈なのに何時の間にかツッコミ担当になっていたのだからきっとそうなのだろう。 しかし目の前にいるこの人は、 (強いし、冷たい……!) 鍛錬を怠ったつもりは無い。 騎士として守る物を見失わない為に。 そして暴走しがちな自分を押さえ込むという意味でも鍛錬には取り組んできた。 心も、身体も鍛え上げてきたつもりだった。 しかしそれでも覆らないのは、 (圧倒的な、力の差……!) その事実を確認したと同時、レイチェルは歯を噛み締めた。 死への恐怖から逃げるためじゃない。 何も出来ずに負ける自分への腹立たしさと、姉の『暴』に呆気なく屈してしまう事への怒り。 それを向けただけだ。 ○ 「レイチェル」 妹に呼びかける。 しかし当の本人はボロボロで、まともに立ち上がれそうにはなかった。 だが死んではいない。 「そのままでいいから聞きなさい。――――何故武器を使わないのです?」 「!!!!!!!!!!!!」 その言葉を聞いたその瞬間。 レイチェルの身体がびくり、と震えた。 まるで何かに怯えるようにして顔色が青くなる。 「そ、それは……まともな武器を引き当てれなかったからで――――」 「嘘ですね。それでも何かしらの抵抗をする事は出来るはずです」 センライによる説明は当然エヴァとレイチェルの姉妹も聞いていた。 各個人が持っている能力は何かしらの道具に付加される。 故に武器を引き当てることが出来なくても『使える』能力を手に入れることが出来るのを知っている。 「ですが、何故素手で立ち向かったのです?」 「それは……使い方を知らないからで」 それも嘘。 本当は『触れた』瞬間に使い方には気付いている。 だけどもしソレを使ってしまったら。 (それだけは、絶対に駄目だ!) 心の中で首をぶんぶんと横に振る。 しかも今の姉上に『アレ』の存在を知られたら、 (きっともっと酷いことになる! それだけは――――!) 騎士として最も許されるべきではない行為。 それは『やっちゃいけない事をやること』なのだと思う。 暴走する自分が言えたことではないが、姉上は明らかにそれを無視しようとしていた。 もしそんな奴が『アレ』を使ってしまえば、 (皆、死んじゃうよ……) 参加名簿に目を通す余裕は無かった。 しかしエヴァがこの場にいると言う事はエリシャ達他の姉妹や、アステリアのような知人も巻き込まれている可能性は十分に考えられた。 例えエヴァがどう扱うつもりでも、それをコントロールするのは自分だ。 少しでも『中てられたら』直ぐに暴走してしまう自分が、よりにもよって『アレ』を引き当ててしまった。 見境の無い殺戮が始まろうとしている。 それ故に、判断は迫られる。 その殺戮を本能の赴くままに行うか。 この場で姉上を倒すか。 (もし、私がここで負けたら……!) その場合の事は安易に想像できる。 否、既にその想像は現実の一歩手前にまで迫ってきている。 何故ならエヴァがこちらに装備を聞いてきているから。 支給品は必ず参加者に一つは渡される。 それ故に誤魔化すことはできない。 「何を黙ってるんですか、レイチェル?」 だが其処まで考えた直後。 自分の足に強烈な熱と痛みが走った。 「あ、――――?」 「まだ私のお仕置きは終わってないんですよ?」 痛みの発生源は見たら直ぐに判る。 エヴァが剣を振るい、自分の足を刻んだから。 リメイカーを殺した時のように深く切り裂かれた訳ではないが、それでも血が出るのは剣を突き刺された以上は必然な訳で。 自分の血は流れ出てくるって事はつまり、今まで以上に『衝撃』が襲い掛かってくる訳で。 「い、嫌だ……止めろよ姉上! 止めろよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「どうしてです?」 平然とした顔で問われる。 本当にわからない、と言った顔で、だ。 「私のお仕置きはまだ終わってないと言った筈ですよ? 聞き分けの無い悪い妹はちゃんと教育しないと」 良くも悪くもエヴァは純粋に『姉』だった。 だからこそこの状況でレイチェルをどうすれば追い詰めることが出来るのかを熟知している。 肉体的にではなく、精神的にだが。 (駄目だ! 駄目だよ姉上! それ以上やられたら、やられちゃったら本当に中てられる!) 姉上を、コロシチャウヨ―――― その瞬間。 レイチェルの中で何かが弾けた。 「……い」 「?」 俯いた状態のまま、レイチェルが呟く。 だが上手く聞き取れない。 しかしエヴァのそんな疑問視に無理矢理答えるかのようにして、レイチェルは吼えた。 「こおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい! たいてえええええええええええええええええええええええい!!」 「なっ――――!?」 咆哮が轟いた後に聞こえてきたのは信じられない単語だった。 大帝。 参加者に支給されるにしては余りにも大きすぎる『巨大ロボ』の名前を、天に向かって呼んだのである。 「は、ははははははは!!」 自分の血に中てられたレイチェルが狂ったように笑い出す。 そしてその笑い声に受け答えするかのようにして、『ソイツ』は何も無かった筈の外に突然現れた。 ○ 「たい、てい――――!」 最初の脱落者、リレッドがゲームを無茶苦茶にしようとして呼び出そうとした巨大兵器。 彼女は頭が良い事はエヴァも知っている。 それ故に、彼女が呼び出そうとしたこのロボも(直接戦ったことが無いが)相当な破壊力を持っているであろうことは簡単に予想できた。 「潰れちまえよ、姉上」 「!」 その対処法を考えるよりも前に、目の前に倒れている妹が冷徹な言葉を投げかけてきた。 普段の彼女の暴走状態を一言で例えると『熱(ヒート)』。 しかし自分の血に中てられ、既に心身ともに満身創痍状態の彼女はとてもクールだった。 「レイチェル……自分の血に中てられ、おかしくなりましたか?」 大帝の拳がエヴァ目掛けて振り下ろされる。 展望台と言う場所に居る以上、この足場を破壊されたらその場でゲーム終了になるであろう事くらい目に見えている。 それならあの拳を受け止めるしかない。 そう判断すると彼女は剣を十字に構え、ガードの姿勢を取る。 その直後、 「――――っぐ!」 全身に未だ嘗て感じたことの無い凄まじい圧力が圧し掛かってきた。 その一撃を受けた瞬間、龍輝と龍詩の刃に亀裂が走る。 剣を持っていた腕から身体に目掛けて、何者も逆らうことの出来ない『力』が襲い掛かってくる。 「レイチェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエル!!」 この先、自分が『どうなるか』はエヴァには直ぐに理解できた。 だからその場に居る妹に伝えておく。 今更考え方や主張を変えるつもりは無い。 恐らく、今のレイチェルに自分の考えを理解しろといったら直ぐには無理だろう。 それが出来るくらいならこんな事にはなってない。 お仕置きなんてする必要も無かった。 それならせめて、蒼龍騎士団としての最大の役目を彼女には担って貰おう。 きっと自分とレイチェルがすれ違いつつも、『コレ』だけは同じ願いだと思うから。 ――――何時までもダダを捏ねないで、ちゃんと主の下に帰るんですよ? ○ 「う……ん?」 朝日が顔を覗かせつつある時刻。 夜風の肌寒さを感じたレイチェルは目を覚ました。 どうやら自分は気絶していたらしい。 (え? 何で寝てたんだ……?) それに、周囲を軽く見回してみるとあるのは瓦礫の山ばかり。 際ほどまで展望台に居たはずなのに、なんでこんなコンクリートの上で寝てるのだろう? (……いたっ!?) 取りあえず起き上がろうとしたら、背中にずきり、と痛みが走った。 どうやら思いっきり地面に叩きつけられたらしく、暫くマトモに走れそうにも無い。 それに足も何か刃物で刻まれたような痕が残っている。 其処から流れ出る血に『中てられそう』になりながらも、レイチェルは状況把握に努めていた。 「…………あ」 そこで思い出す。 ついさっきまでこの瓦礫の山となる前の展望台の上で何があったのかを。 自分が『姉上』に何をしたのかを。 「あね、うえ――――?」 しかしその後の事は覚えていない。 大帝の拳が展望台を砕いて、足場を無くした自分がそのまま大地に叩きつけられたのまでは理解できた。 でも姉上は? 大帝の拳を真正面から受け止めようとした姉上はどうなった? 「あ――――」 だが見た。 見つけてしまった。 「あ、ああああああああああああ……」 瀧上の双龍。 エヴァの引き当てた、彼女自身の武器。 しかし自分の真正面に転がっているソレには柄しかなくて、 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 その柄には手首とその先しかついていなかった。 他の肉体は何処にもない。 エヴァの形成するべき他の部分は、何処にもなかった。 全部、押し潰されてしまった。 「あ、ああ……あああああああああ」 レイチェルの頭の中が沸騰する。 目の前に転がる姉の『成れの果て』の姿を見て中てられつつありながらも、胸の奥からこみ上げて来るどうしようもない何かは留まることを知らずに流れ出てくる。 「あねうええええええええええええええええええええええ!!」 それ以上は言葉に出来なかった。 どうしてあんなことしたんだよ、と恨み言を叫ぶことは出来ない。 ごめんなさい、と謝ることもできない。 言うべき対象はもう何処にも居ない。 何を言おうにも、届かない。 ただ、虚無の中に取り残されてしまうだけ。 【エヴァ@T.C UnionRiver 死亡】 【展望台跡 レイチェル@T.C UnionRiver】 [状態]:全身打撲、足に切り傷、精神的に錯乱状態(大) [装備]:大帝@リレッド(だれかや!) [道具]:展望台が破壊された際失う(自分の道具を使って名簿等を確認するのは不可能) [思考・状況] 基本:本能を抑えつつ、ゲームには乗りたくない 1、半ば不可抗力でエヴァを失い、混乱 2、身体のダメージは深く、激しい運動は制限される 3、他の姉妹と合流したいが、合わせる顔が無い 4、殺戮衝動を抑えきる自信を失う (備考) 大帝は普段は消えていて、レイチェルが呼び出すと何処からとも無く出現する。 レイチェルの意識がなくなると大帝は消えるので、ずっとその場で出続けているわけではない。 殺戮衝動が起きていると彼女の本能と比例するようにして暴れまわるが、コントロールしている張本人であるレイチェルに危害が加えられることはほぼ無い。 Back 情報収集、そして合流へ Next 哀しみの向こうへと辿り着けるのなら
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画像あつめたら書いてクレメンス めんどくさいので↓は集めおわりました。 千葉ロッテ ソフトバンク オリックス ヤクルト 横浜Dena 楽天 名前 球団 ポジション 背番号 あつめた! 江尻 慎太郎 SB 投手 0 ○ 高田 知季 SB 内野手 0 ○ 内川 聖一 SB 外野手 1 ○ 今宮 健太 SB 内野手 2 ○ 松中 信彦 SB 内野手 3 ○ 金子 圭輔 SB 内野手 4 ○ 松田 宣浩 SB 内野手 5 ○ 吉村 裕基 SB 外野手 6 ○ 鶴岡 慎也 SB 捕手 8 ○ 李 大浩 SB 内野手 10 ○ 中田 賢一 SB 投手 11 ○ 高谷 裕亮 SB 捕手 12 ○ 二保 旭 SB 投手 13 ○ 加治屋 蓮 SB 投手 14 × 東浜 巨 SB 投手 16 ○ ウルフ SB 投手 17 ○ 新垣 渚 SB 投手 18 ○ 森福 允彦 SB 投手 19 ○ 寺原 隼人 SB 投手 20 ○ 岩嵜 翔 SB 投手 21 ○ 山下 斐紹 SB 捕手 22 ○ 城所 龍磨 SB 外野手 23 ○ 長谷川 勇也 SB 外野手 24 ○ 巽 真悟 SB 投手 25 ○ 川原 弘之 SB 投手 26 ○ 細川 亨 SB 捕手 27 ○ 大隣 憲司 SB 投手 28 ○ 大場 翔太 SB 投手 29 ○ 武田 翔太 SB 投手 30 ○ 福田 秀平 SB 外野手 31 ○ 塚田 正義 SB 内野手 32 ○ 吉本 祥二 SB 投手 33 ○ 山田 大樹 SB 投手 34 ○ 明石 健志 SB 内野手 36 ○ 山中 浩史 SB 投手 39 ○ 千賀 滉大 SB 投手 41 ○ 江川 智晃 SB 外野手 43 ○ 柳田 悠岐 SB 外野手 44 ○ 李 杜軒 SB 内野手 45 ○ 本多 雄一 SB 内野手 46 ○ 帆足 和幸 SB 投手 47 ○ 伊藤 祐介 SB 投手 49 ○ 攝津 正 SB 投手 50 ○ 五十嵐 亮太 SB 投手 53 ○ 柳瀬 明宏 SB 投手 54 ○ スタンリッジ SB 投手 55 ○ 星野 大地 SB 投手 56 ○ 嘉弥真 新也 SB 投手 57 ○ サファテ SB 投手 58 ○ オセゲラ SB 投手 59 ○ 中村 晃 SB 外野手 60 ○ 金 無英 SB 投手 61 ○ 笠原 大芽 SB 投手 63 ○ 真砂 勇介 SB 外野手 64 ○ 白根 尚貴 SB 内野手 65 ○ バリオス SB 投手 67 ○ 牧原 大成 SB 内野手 69 ○ 南 貴樹 SB 投手 123 ○ 細山田 武史 SB 捕手 125 ○ 勧野 甲輝 SB 内野手 130 ○ 鉄平 オリックス 外野手 0 ○ 原 拓也 オリックス 内野手 2 ○ 安達 了一 オリックス 内野手 3 ○ ヘルマン オリックス 内野手 4 ○ 平野 恵一 オリックス 内野手 5 ○ 高橋 信二 オリックス 内野手 6 ○ 糸井 嘉男 オリックス 外野手 7 ○ 駿太 オリックス 外野手 8 ○ 坂口 智隆 オリックス 外野手 9 ○ 谷 佳知 オリックス 外野手 10 ○ 松葉 貴大 オリックス 投手 11 ○ 桑原 謙太朗 オリックス 投手 13 ○ 佐藤 達也 オリックス 投手 15 ○ 平野 佳寿 オリックス 投手 16 ○ 東野 峻 オリックス 投手 17 ○ 岸田 護 オリックス 投手 18 ○ 金子 千尋 オリックス 投手 19 ○ 馬原 孝浩 オリックス 投手 20 ○ 西 勇輝 オリックス 投手 21 ○ 伊藤 光 オリックス 捕手 22 ○ 伏見 寅威 オリックス 捕手 23 ○ 宮崎 祐樹 オリックス 外野手 24 ○ 竹原 直隆 オリックス 外野手 25 ○ 八木 智哉 オリックス 投手 27 ○ 小松 聖 オリックス 投手 28 ○ 井川 慶 オリックス 投手 29 ○ 三ツ俣 大樹 オリックス 内野手 30 ○ 佐藤 峻一 オリックス 投手 31 ○ ディクソン オリックス 投手 32 ○ 縞田 拓弥 オリックス 内野手 33 ○ 中山 慎也 オリックス 投手 34 ○ 比嘉 幹貴 オリックス 投手 35 ○ 平井 正史 オリックス 投手 36 ○ 小島 脩平 オリックス 内野手 38 ○ ペーニャ オリックス 外野手 42 ○ 伊原 正樹 オリックス 投手 43 ○ 齋藤 俊雄 オリックス 捕手 45 ○ 川端 崇義 オリックス 外野手 46 ○ 海田 智行 オリックス 投手 47 ○ 甲藤 啓介 オリックス 投手 48 ○ 庄司 龍二 オリックス 捕手 49 ○ 近藤 一樹 オリックス 投手 50 ○ 堤 裕貴 オリックス 内野手 54 ○ T-岡田 オリックス 外野手 55 ○ 武田 健吾 オリックス 外野手 56 ○ 山田 修義 オリックス 投手 57 ○ 戸田 亮 オリックス 投手 58 ○ 塚原 頌平 オリックス 投手 59 ○ 前田 祐二 オリックス 投手 60 ○ 山崎 勝己 オリックス 捕手 62 ○ 中村 一生 オリックス 外野手 63 ○ 森本 将太 オリックス 投手 64 ○ 山本 和作 オリックス 内野手 66 ○ 古川 秀一 オリックス 投手 67 ○ 深江 真登 オリックス 外野手 68 ○ マエストリ オリックス 投手 91 ○ 西川 拓喜 オリックス 外野手 99 ○ 榊原 諒 オリックス 投手 118 ○ 比屋根 渉 ヤクルト 外野手 0 ○ 相川 亮二 ヤクルト 捕手 2 ○ バレンティン ヤクルト 外野手 4 ○ 川端 慎吾 ヤクルト 内野手 5 ○ 田中 浩康 ヤクルト 内野手 7 ○ 武内 晋一 ヤクルト 内野手 8 ○ 飯原 誉士 ヤクルト 外野手 9 ○ 森岡 良介 ヤクルト 内野手 10 ○ 由規 ヤクルト 投手 11 ○ 石山 泰稚 ヤクルト 投手 12 ○ 川島 慶三 ヤクルト 内野手 13 ○ 村中 恭兵 ヤクルト 投手 15 ○ 木谷 良平 ヤクルト 投手 16 ○ 石川 雅規 ヤクルト 投手 19 ○ 山本 哲哉 ヤクルト 投手 20 ○ 松岡 健一 ヤクルト 投手 21 ○ 増渕 竜義 ヤクルト 投手 22 ○ 山田 哲人 ヤクルト 内野手 23 ○ 荒木 貴裕 ヤクルト 内野手 24 ○ 館山 昌平 ヤクルト 投手 25 ○ 久古 健太郎 ヤクルト 投手 26 ○ 田中 雅彦 ヤクルト 捕手 28 ○ 小川 泰弘 ヤクルト 投手 29 ○ 西田 明央 ヤクルト 捕手 30 ○ 松元 ユウイチ ヤクルト 外野手 31 ○ 新田 玄気 ヤクルト 捕手 32 ○ 畠山 和洋 ヤクルト 内野手 33 ○ バーネット ヤクルト 投手 34 ○ 田川 賢吾 ヤクルト 投手 35 ○ 川上 竜平 ヤクルト 外野手 36 ○ 星野 雄大 ヤクルト 捕手 37 ○ 又野 知弥 ヤクルト 内野手 39 ○ 古野 正人 ヤクルト 投手 40 ○ 雄平 ヤクルト 外野手 41 ○ 七條 祐樹 ヤクルト 投手 42 ✕ 江村 将也 ヤクルト 投手 43 ✕ 岩橋 慶侍 ヤクルト 投手 44 ✕ 日高 亮 ヤクルト 投手 45 ✕ 谷内 亮太 ヤクルト 内野手 46 ✕ 赤川 克紀 ヤクルト 投手 47 ✕ 岩村 明憲 ヤクルト 内野手 48 ✕ 大場 達也 ヤクルト 投手 49 ✕ 上田 剛史 ヤクルト 外野手 50 ✕ 中村 悠平 ヤクルト 捕手 52 ✕ ロマン ヤクルト 投手 53 ✕ 中澤 雅人 ヤクルト 投手 54 ✕ 野口 祥順 ヤクルト 内野手 55 ✕ 松井 淳 ヤクルト 外野手 57 ✕ 阿部 健太 ヤクルト 投手 58 ✕ 三輪 正義 ヤクルト 内野手 60 ✕ 徳山 武陽 ヤクルト 投手 62 ✕ 山本 斉 ヤクルト 投手 63 ✕ 川﨑 成晃 ヤクルト 外野手 64 ✕ 押本 健彦 ヤクルト 投手 65 ✕ 平井 諒 ヤクルト 投手 67 ✕ 八木 亮祐 ヤクルト 投手 70 ✕ ミレッジ ヤクルト 外野手 85 ✕ 金伏 ウーゴ ヤクルト 投手 91 ✕ 荻野 忠寛 ロッテ 投手 0 ✕ 高濱 卓也 ロッテ 内野手 0 ✕ 清田 育宏 ロッテ 外野手 1 ✕ 根元 俊一 ロッテ 内野手 2 ✕ サブロー ロッテ 外野手 3 ✕ 荻野 貴司 ロッテ 外野手 4 ✕ 伊志嶺 翔大 ロッテ 外野手 5 ✕ 井口 資仁 ロッテ 内野手 6 ✕ 鈴木 大地 ロッテ 内野手 7 ✕ 今江 敏晃 ロッテ 内野手 8 ✕ 福浦 和也 ロッテ 内野手 9 ✕ 大松 尚逸 ロッテ 内野手 10 ✕ 大嶺 祐太 ロッテ 投手 11 ✕ 中後 悠平 ロッテ 投手 13 ✕ 大谷 智久 ロッテ 投手 14 ✕ 上野 大樹 ロッテ 投手 15 ✕ 涌井 秀章 ロッテ 投手 16 ✕ 成瀬 善久 ロッテ 投手 17 ✕ 藤岡 貴裕 ロッテ 投手 18 ✕ 唐川 侑己 ロッテ 投手 19 ✕ 服部 泰卓 ロッテ 投手 20 ✕ 内 竜也 ロッテ 投手 21 ✕ 里崎 智也 ロッテ 捕手 22 ✕ 塀内 久雄 ロッテ 内野手 23 ✕ 金澤 岳 ロッテ 捕手 25 ✕ 古谷 拓哉 ロッテ 投手 27 ✕ 松永 昂大 ロッテ 投手 28 ✕ 西野 勇士 ロッテ 投手 29 ✕ 伊藤 義弘 ロッテ 投手 30 ✕ ブラゼル ロッテ 内野手 32 ✕ 南 昌輝 ロッテ 投手 33 ✕ 木村 優太 ロッテ 投手 34 ✕ 川満 寛弥 ロッテ 投手 36 ✕ 川本 良平 ロッテ 捕手 39 ✕ 小林 敦 ロッテ 投手 41 ✕ 香月 良仁 ロッテ 投手 42 ✕ 黒沢 翔太 ロッテ 投手 43 ✕ 田村 龍弘 ロッテ 捕手 45 ✕ グライシンガー ロッテ 投手 46 ✕ G.G.佐藤 ロッテ 外野手 48 ✕ 翔太 ロッテ 内野手 50 ✕ 植松 優友 ロッテ 投手 51 ✕ 益田 直也 ロッテ 投手 52 ✕ 江村 直也 ロッテ 捕手 53 ✕ 藤谷 周平 ロッテ 投手 54 ✕ 神戸 拓光 ロッテ 外野手 55 ✕ 小池 翔大 ロッテ 捕手 57 ✕ 細谷 圭 ロッテ 内野手 59 ✕ 阿部 和成 ロッテ 投手 60 ✕ 角中 勝也 ロッテ 外野手 61 ✕ 青松 敬鎔 ロッテ 内野手 63 ✕ 加藤 翔平 ロッテ 外野手 65 ✕ 岡田 幸文 ロッテ 外野手 66 ✕ 早坂 圭介 ロッテ 内野手 68 ✕ 角 晃多 ロッテ 内野手 69 ✕ カルロス・ロサ ロッテ 投手 99 ✕ 藤井 秀悟 横浜 投手 0 ✕ 山崎 憲晴 横浜 内野手 0 ✕ 金城 龍彦 横浜 外野手 1 ✕ 梶谷 隆幸 横浜 外野手 3 ✕ 荒波 翔 横浜 外野手 4 ✕ 松本 啓二朗 横浜 外野手 6 ✕ 石川 雄洋 横浜 内野手 7 ✕ 多村 仁志 横浜 外野手 8 ✕ 黒羽根 利規 横浜 捕手 9 ✕ 山口 俊 横浜 投手 11 ✕ 小林 寛 横浜 投手 12 ✕ 小林 太志 横浜 投手 14 ✕ 井納 翔一 横浜 投手 15 ✕ 加賀 繁 横浜 投手 16 ✕ 三嶋 一輝 横浜 投手 17 ✕ 三浦 大輔 横浜 投手 18 ✕ 藤江 均 横浜 投手 19 ✕ 須田 幸太 横浜 投手 20 ✕ 加賀美 希昇 横浜 投手 21 ✕ 高崎 健太郎 横浜 投手 22 ✕ 内村 賢介 横浜 内野手 23 ✕ 林 昌範 横浜 投手 24 ✕ 筒香 嘉智 横浜 内野手 25 ✕ 井手 正太郎 横浜 外野手 26 ✕ 北方 悠誠 横浜 投手 28 ✕ 白崎 浩之 横浜 内野手 29 ✕ 菊地 和正 横浜 投手 30 ✕ 赤堀 大智 横浜 外野手 31 ✕ 髙城 俊人 横浜 捕手 32 ✕ 乙坂 智 横浜 外野手 33 ✕ 柳田 殖生 横浜 内野手 36 ✕ 桑原 将志 横浜 外野手 37 ✕ 神内 靖 横浜 投手 38 ✕ 飛雄馬 横浜 内野手 40 ✕ 大原 慎司 横浜 投手 41 ✕ ブランコ 横浜 内野手 42 ✕ 安部 建輝 横浜 投手 43 ✕ 渡邊 雄貴 横浜 内野手 44 ✕ 土屋 健二 横浜 投手 45 ✕ 田中 健二朗 横浜 投手 46 ✕ 下園 辰哉 横浜 外野手 50 ✕ 宮﨑 敏郎 横浜 内野手 51 ✕ バルディリス 横浜 内野手 52 ✕ ソーサ 横浜 投手 53 ✕ 小杉 陽太 横浜 投手 54 ✕ 後藤 武敏 横浜 内野手 55 ✕ 長田 秀一郎 横浜 投手 56 ✕ 靍岡 賢二郎 横浜 捕手 57 ✕ 大田 阿斗里 横浜 投手 58 ✕ 加藤 政義 横浜 内野手 60 ✕ ソト 横浜 投手 61 ✕ 眞下 貴之 横浜 投手 64 ✕ 国吉 佑樹 横浜 投手 65 ✕ 西森 将司 横浜 捕手 66 ✕ 伊藤 拓郎 横浜 投手 67 ✕ 冨田 康祐 横浜 投手 68 ✕ 中村 紀洋 横浜 内野手 99 ✕ 阿部 俊人 楽天 内野手 0 ✕ 森山 周 楽天 外野手 0 ✕ 三好 匠 楽天 内野手 2 ✕ 後藤 光尊 楽天 内野手 4 ✕ 牧田 明久 楽天 外野手 5 ✕ 藤田 一也 楽天 内野手 6 ✕ 松井 稼頭央 楽天 内野手 7 ✕ 塩見 貴洋 楽天 投手 11 ✕ 則本 昂大 楽天 投手 14 ✕ 森 雄大 楽天 投手 16 ✕ 長谷部 康平 楽天 投手 17 ✕ 釜田 佳直 楽天 投手 21 ✕ 戸村 健次 楽天 投手 22 ✕ 聖澤 諒 楽天 外野手 23 ✕ 高堀 和也 楽天 投手 24 ✕ ジョーンズ 楽天 外野手 25 ✕ 金刃 憲人 楽天 投手 26 ✕ 岡島 豪郎 楽天 外野手 27 ✕ 片山 博視 楽天 投手 28 ✕ 小関 翔太 楽天 捕手 29 ✕ 永井 怜 楽天 投手 30 ✕ 美馬 学 楽天 投手 31 ✕ 枡田 慎太郎 楽天 外野手 32 ✕ 銀次 楽天 内野手 33 ✕ 武藤 好貴 楽天 投手 34 ✕ 島内 宏明 楽天 外野手 35 ✕ 榎本 葵 楽天 外野手 36 ✕ 嶋 基宏 楽天 捕手 37 ✕ 下妻 貴寛 楽天 捕手 39 ✕ ファルケンボーグ 楽天 投手 40 ✕ 青山 浩二 楽天 投手 41 ✕ 小斉 祐輔 楽天 内野手 43 ✕ 斎藤 隆 楽天 投手 44 ✕ 川井 貴志 楽天 投手 45 ✕ 大塚 尚仁 楽天 投手 47 ✕ 伊志嶺 忠 楽天 捕手 48 ✕ 島井 寛仁 楽天 外野手 50 ✕ 柿澤 貴裕 楽天 外野手 51 ✕ 中島 俊哉 楽天 外野手 52 ✕ 西田 哲朗 楽天 内野手 55 ✕ 中川 大志 楽天 内野手 56 ✕ 小山 伸一郎 楽天 投手 57 ✕ 辛島 航 楽天 投手 58 ✕ 菊池 保則 楽天 投手 59 ✕ 上園 啓史 楽天 投手 61 ✕ 北川 倫太郎 楽天 外野手 63 ✕ 福山 博之 楽天 投手 64 ✕ 小山 桂司 楽天 捕手 65 ✕ 西村 弥 楽天 内野手 66 ✕ 岩崎 達郎 楽天 内野手 67 ✕ 仲澤 広基 楽天 内野手 68 ✕ 宮川 将 楽天 投手 90 ✕ 寺内 崇幸 巨人 内野手 0 ✕ 藤村 大介 巨人 内野手 0 ✕ 高木 康成 巨人 投手 1 ✕ 井端 弘和 巨人 内野手 2 ✕ 野間口 貴彦 巨人 投手 3 ✕ ロペス 巨人 内野手 5 ✕ 坂本 勇人 巨人 内野手 6 ✕ 長野 久義 巨人 外野手 7 ✕ 片岡 治大 巨人 内野手 8 ✕ 亀井 善行 巨人 外野手 9 ✕ 阿部 慎之助 巨人 捕手 10 ✕ 久保 裕也 巨人 投手 11 ✕ 鈴木 尚広 巨人 外野手 12 ✕ 香月 良太 巨人 投手 13 ✕ 澤村 拓一 巨人 投手 15 ✕ 大竹 寛 巨人 投手 17 ✕ 杉内 俊哉 巨人 投手 18 ✕ 菅野 智之 巨人 投手 19 ✕ マシソン 巨人 投手 20 ✕ 高橋 由伸 巨人 外野手 24 ✕ 村田 修一 巨人 内野手 25 ✕ 内海 哲也 巨人 投手 26 ✕ 實松 一成 巨人 捕手 27 ✕ 高木 京介 巨人 投手 28 ✕ 福田 聡志 巨人 投手 29 ✕ 宮國 椋丞 巨人 投手 30 ✕ 松本 哲也 巨人 外野手 31 ✕ 橋本 到 巨人 外野手 32 ✕ 石井 義人 巨人 内野手 33 ✕ 井野 卓 巨人 捕手 33 ✕ 西村 健太朗 巨人 投手 35 ✕ 中井 大介 巨人 内野手 36 ✕ 田原 誠次 巨人 投手 37 ✕ 大累 進 巨人 内野手 39 ✕ 加藤 健 巨人 捕手 40 ✕ 松本 竜也 巨人 投手 41 ✕ 青木 高広 巨人 投手 43 ✕ 大田 泰示 巨人 外野手 44 ✕ 今村 信貴 巨人 投手 45 ✕ 山口 鉄也 巨人 投手 47 ✕ 矢野 謙次 巨人 外野手 48 ✕ 加治前 竜一 巨人 外野手 50 ✕ 横川 史学 巨人 外野手 51 ✕ 隠善 智也 巨人 外野手 52 ✕ 河野 元貴 巨人 捕手 53 ✕ 坂口 真規 巨人 内野手 56 ✕ 公文 克彦 巨人 投手 57 ✕ 立岡 宗一郎 巨人 内野手 58 ✕ 小山 雄輝 巨人 投手 59 ✕ 星野 真澄 巨人 投手 60 ✕ 江柄子 裕樹 巨人 投手 62 ✕ 笠原 将生 巨人 投手 63 ✕ 鬼屋敷 正人 巨人 捕手 64 ✕ 辻 東倫 巨人 内野手 65 ✕ 須永 英輝 巨人 投手 66 ✕ 越智 大祐 巨人 投手 67 ✕ 田中 太一 巨人 投手 68 ✕ 阿南 徹 巨人 投手 99 ✕ 中東 直己 広島 外野手 0 ✕ 上本 崇司 広島 内野手 0 ✕ 東出 輝裕 広島 内野手 2 ✕ 小窪 哲也 広島 内野手 4 ✕ 栗原 健太 広島 内野手 5 ✕ 梵 英心 広島 内野手 6 ✕ 堂林 翔太 広島 内野手 7 ✕ 丸 佳浩 広島 外野手 9 ✕ 岩本 貴裕 広島 外野手 10 ✕ 福井 優也 広島 投手 11 ✕ キラ 広島 内野手 13 ✕ 今村 猛 広島 投手 16 ✕ 前田 健太 広島 投手 18 ✕ 野村 祐輔 広島 投手 19 ✕ 永川 勝浩 広島 投手 20 ✕ 篠田 純平 広島 投手 21 ✕ 中村 恭平 広島 投手 22 ✕ 横山 竜士 広島 投手 23 ✕ 河内 貴哉 広島 投手 24 ✕ 高橋 大樹 広島 外野手 25 ✕ 廣瀬 純 広島 外野手 26 ✕ 上村 和裕 広島 捕手 27 ✕ 岩見 優輝 広島 投手 28 ✕ 江草 仁貴 広島 投手 29 ✕ 一岡 竜司 広島 投手 30 ✕ 石原 慶幸 広島 捕手 31 ✕ 白濱 裕太 広島 捕手 32 ✕ 菊池 涼介 広島 内野手 33 ✕ 中田 廉 広島 投手 34 ✕ 下水流 昂 広島 外野手 35 ✕ 齊藤 悠葵 広島 投手 36 ✕ 松山 竜平 広島 外野手 37 ✕ 赤松 真人 広島 外野手 38 ✕ 梅津 智弘 広島 投手 39 ✕ 倉 義和 広島 捕手 40 ✕ 上野 弘文 広島 投手 41 ✕ バリントン 広島 投手 42 ✕ 土生 翔平 広島 外野手 43 ✕ 迎 祐一郎 広島 外野手 44 ✕ 松本 高明 広島 内野手 45 ✕ 大島 崇行 広島 投手 46 ✕ 小野 淳平 広島 投手 47 ✕ 天谷 宗一郎 広島 外野手 49 ✕ 鈴木 将光 広島 外野手 50 ✕ 鈴木 誠也 広島 内野手 51 ✕ 美間 優槻 広島 内野手 51 ✕ 庄司 隼人 広島 内野手 52 ✕ 戸田 隆矢 広島 投手 53 ✕ 武内 久士 広島 投手 54 ✕ エルドレッド 広島 内野手 55 ✕ 中崎 翔太 広島 投手 56 ✕ ミコライオ 広島 投手 57 ✕ 安部 友裕 広島 内野手 60 ✕ 磯村 嘉孝 広島 捕手 61 ✕ 今井 啓介 広島 投手 62 ✕ 會澤 翼 広島 捕手 64 ✕ 久本 祐一 広島 投手 65 ✕ 木村 昇吾 広島 内野手 66 ✕ 中村 憲 広島 外野手 99 ✕ 柴田 講平 阪神 外野手 0 ✕ 大和 阪神 外野手 0 ✕ 鳥谷 敬 阪神 内野手 1 ✕ 北條 史也 阪神 内野手 2 ✕ 関本 賢太郎 阪神 内野手 3 ✕ 上本 博紀 阪神 内野手 4 ✕ 西岡 剛 阪神 内野手 7 ✕ 福留 孝介 阪神 外野手 8 ✕ マートン 阪神 外野手 9 ✕ 渡辺 亮 阪神 投手 12 ✕ 榎田 大樹 阪神 投手 13 ✕ 能見 篤史 阪神 投手 14 ✕ 藤原 正典 阪神 投手 15 ✕ 安藤 優也 阪神 投手 16 ✕ 藤浪 晋太郎 阪神 投手 19 ✕ 筒井 和也 阪神 投手 20 ✕ 岩田 稔 阪神 投手 21 ✕ 新井 貴浩 阪神 内野手 25 ✕ 歳内 宏明 阪神 投手 26 ✕ 秋山 拓巳 阪神 投手 27 ✕ 福原 忍 阪神 投手 28 ✕ 小嶋 達也 阪神 投手 29 ✕ 久保田 智之 阪神 投手 30 ✕ 新井 良太 阪神 内野手 32 ✕ 西田 直斗 阪神 内野手 33 ✕ 高宮 和也 阪神 投手 34 ✕ 坂 克彦 阪神 内野手 35 ✕ 一二三 慎太 阪神 外野手 36 ✕ 日高 剛 阪神 捕手 37 ✕ 黒瀬 春樹、 阪神 内野手 38 ✕ 小宮山 慎二 阪神 捕手 39 ✕ 鶴岡 一成 阪神 捕手 40 ✕ 田面 巧二郎、 阪神 投手 41 ✕ 吉見 祐治 阪神 投手 42 ✕ 西村 憲 阪神 投手 43 ✕ 清水 誉 阪神 捕手 45 ✕ 鶴 直人 阪神 投手 46 ✕ 金田 和之 阪神 投手 48 ✕ 今成 亮太 阪神 捕手 49 ✕ 藤井 彰人 阪神 捕手 50 ✕ 伊藤 隼太 阪神 外野手 51 ✕ 小豆畑 眞也 阪神 捕手 52 ✕ メッセンジャー 阪神 投手 54 ✕ 松田 遼馬 阪神 投手 56 ✕ 岡﨑 太一 阪神 捕手 57 ✕ 荒木 郁也 阪神 内野手 58 ✕ 岩本 輝 阪神 投手 59 ✕ 中谷 将大 阪神 外野手 60 ✕ 田上 健一 阪神 外野手 61 ✕ 高山 久 阪神 外野手 62 ✕ 加藤 康介 阪神 投手 63 ✕ 白仁田 寛和 阪神 投手 64 ✕ 緒方 凌介 阪神 外野手 65 ✕ 二神 一人 阪神 投手 66 ✕ 俊介 阪神 外野手 68 ✕ 森田 一成 阪神 内野手 69 ✕ 玉置 隆 阪神 投手 97 ✕ 狩野 恵輔 阪神 外野手 99 ✕ 伊藤 和雄 阪神 投手 117 ✕ 森本 稀哲 西武 外野手 0 ✕ 栗山 巧 西武 外野手 1 ✕ 金子 侑司 西武 内野手 2 ✕ 鬼崎 裕司 西武 内野手 4 ✕ 山崎 浩司 西武 内野手 5 ✕ 脇谷 亮太 西武 内野手 7 ✕ 渡辺 直人 西武 内野手 8 ✕ 大崎 雄太朗 西武 外野手 9 ✕ 岸 孝之 西武 投手 11 ✕ 岩尾 利弘 西武 投手 12 ✕ 西口 文也 西武 投手 13 ✕ 増田 達至 西武 投手 14 ✕ 大石 達也 西武 投手 15 ✕ 菊池 雄星 西武 投手 16 ✕ 野上 亮磨 西武 投手 20 ✕ 十亀 剣 西武 投手 21 ✕ 岡本 篤志 西武 投手 22 ✕ 平野 将光 西武 投手 23 ✕ 星 孝典 西武 捕手 25 ✕ 炭谷 銀仁朗 西武 捕手 27 ✕ 小石 博孝 西武 投手 29 ✕ 岡本 洋介 西武 投手 30 ✕ 坂田 遼 西武 外野手 31 ✕ 浅村 栄斗 西武 内野手 32 ✕ 川崎 雄介 西武 投手 34 ✕ 牧田 和久 西武 投手 35 ✕ 米野 智人 西武 外野手 36 ✕ 松永 浩典 西武 投手 38 ✕ 中郷 大樹 西武 投手 39 ✕ 高橋 朋巳 西武 投手 43 ✕ 美沢 将 西武 内野手 44 ✕ 林崎 遼 西武 内野手 45 ✕ 中崎 雄太 西武 投手 46 ✕ 武隈 祥太 西武 投手 48 ✕ 上本 達之 西武 捕手 49 ✕ 木村 文紀 西武 外野手 51 ✕ 武山 真吾 西武 捕手 52 ✕ 石川 貢 西武 外野手 53 ✕ ウィリアムス 西武 投手 54 ✕ 秋山 翔吾 西武 外野手 55 ✕ 松下 建太 西武 投手 57 ✕ 熊代 聖人 西武 外野手 58 ✕ 永江 恭平 西武 内野手 59 ✕ 中村 剛也 西武 内野手 60 ✕ 田代 将太郎 西武 外野手 61 ✕ 佐藤 勇 西武 投手 63 ✕ 中田 祥多 西武 捕手 64 ✕ 斉藤 彰吾 西武 外野手 65 ✕ 駒月 仁人 西武 外野手 65 ✕ 田中 靖洋 西武 投手 66 ✕ 梅田 尚通 西武 内野手 67 ✕ 宮田 和希 西武 投手 68 ✕ 相内 誠 西武 投手 71 ✕ 藤沢 亨明 西武 捕手 78 ✕ ルナ 中日 内野手 0 ✕ 堂上 直倫 中日 内野手 1 ✕ 荒木 雅博 中日 内野手 2 ✕ 吉川 大幾 中日 内野手 3 ✕ 藤井 淳志 中日 外野手 4 ✕ 和田 一浩 中日 外野手 5 ✕ 平田 良介 中日 外野手 6 ✕ 森野 将彦 中日 内野手 7 ✕ 大島 洋平 中日 外野手 8 ✕ 高橋 周平 中日 内野手 9 ✕ 川上 憲伸 中日 投手 11 ✕ 田島 慎二 中日 投手 12 ✕ 岩瀬 仁紀 中日 投手 13 ✕ 朝倉 健太 中日 投手 14 ✕ 雄太 中日 投手 17 ✕ 吉見 一起 中日 投手 19 ✕ 岡田 俊哉 中日 投手 21 ✕ 大野 雄大 中日 投手 22 ✕ 鈴木 義広 中日 投手 23 ✕ 福谷 浩司 中日 投手 24 ✕ 武藤 祐太 中日 投手 25 ✕ 山内 壮馬 中日 投手 26 ✕ 谷繁 元信 中日 捕手 27 ✕ 岩田 慎司 中日 投手 28 ✕ 山井 大介 中日 投手 29 ✕ 野本 圭 中日 外野手 31 ✕ 西川 健太郎 中日 投手 32 ✕ 山本 昌 中日 投手 34 ✕ 辻 孟彦 中日 投手 35 ✕ 小笠原 道大 中日 内野手 36 ✕ 岩崎 恭平 中日 内野手 37 ✕ 松井 雅人 中日 捕手 38 ✕ 三瀬 幸司 中日 投手 39 ✕ 浅尾 拓也 中日 投手 41 ✕ 濱田 達郎 中日 投手 43 ✕ 杉山 翔大 中日 捕手 45 ✕ 溝脇 隼人 中日 内野手 48 ✕ 中田 亮二 中日 内野手 50 ✕ 川崎 貴弘 中日 投手 51 ✕ 小田 幸平 中日 捕手 52 ✕ 井上 公志 中日 投手 53 ✕ 森越 祐人 中日 内野手 54 ✕ 福田 永将 中日 内野手 55 ✕ 松井 佑介 中日 外野手 56 ✕ 小川 龍也 中日 投手 57 ✕ 田中 大輔 中日 捕手 58 ✕ 矢地 健人 中日 投手 59 ✕ 井藤 真吾 中日 外野手 60 ✕ 若松 駿太 中日 投手 61 ✕ 工藤 隆人 中日 外野手 62 ✕ 堂上 剛裕 中日 外野手 63 ✕ 小熊 凌祐 中日 投手 64 ✕ 伊藤 準規 中日 投手 65 ✕ 古本 武尊 中日 外野手 66 ✕ 高橋 聡文 中日 投手 67 ✕ 赤田 龍一郎 中日 捕手 68 ✕ 小林 正人 中日 投手 69 ✕ 谷 哲也 中日 内野手 70 ✕ カブレラ 中日 投手 99 ✕ 陽 岱鋼 日本ハム 外野手 1 ✕ 大野 奨太 日本ハム 捕手 2 ✕ 飯山 裕志 日本ハム 内野手 4 ✕ 小谷野 栄一 日本ハム 内野手 5 ✕ 中田 翔 日本ハム 内野手 6 ✕ 大引 啓次 日本ハム 内野手 7 ✕ 金子 誠 日本ハム 内野手 8 ✕ 中島 卓也 日本ハム 内野手 9 ✕ 赤田 将吾 日本ハム 外野手 10 ✕ 大谷 翔平 日本ハム 投手 11 ✕ 松本 剛 日本ハム 内野手 12 ✕ 石井 裕也 日本ハム 投手 13 ✕ 大塚 豊 日本ハム 投手 14 ✕ 乾 真大 日本ハム 投手 16 ✕ 斎藤 佑樹 日本ハム 投手 18 ✕ 増井 浩俊 日本ハム 投手 19 ✕ 武田 久 日本ハム 投手 21 ✕ 藤岡 好明 日本ハム 投手 22 ✕ 森本 龍弥 日本ハム 内野手 24 ✕ 宮西 尚生 日本ハム 投手 25 ✕ 西川 遥輝 日本ハム 内野手 26 ✕ 中嶋 聡 日本ハム 捕手 27 ✕ 新垣 勇人 日本ハム 投手 28 ✕ 木佐貫 洋 日本ハム 投手 29 ✕ 鍵谷 陽平 日本ハム 投手 30 ✕ 根本 朋久 日本ハム 投手 32 ✕ 矢貫 俊之 日本ハム 投手 33 ✕ 吉川 光夫 日本ハム 投手 34 ✕ 榎下 陽大 日本ハム 投手 35 ✕ 中村 勝 日本ハム 投手 36 ✕ 北 篤 日本ハム 外野手 37 ✕ 武田 勝 日本ハム 投手 38 ✕ 稲葉 篤紀 日本ハム 内野手 41 ✕ アブレイユ 日本ハム 内野手 42 ✕ 鵜久森 淳志 日本ハム 外野手 44 ✕ 今浪 隆博 日本ハム 内野手 45 ✕ 森内 壽春 日本ハム 投手 47 ✕ 谷元 圭介 日本ハム 投手 48 ✕ 石川 慎吾 日本ハム 外野手 49 ✕ 宇佐美 塁大 日本ハム 内野手 50 ✕ 村田 和哉 日本ハム 外野手 51 ✕ 佐藤 賢治 日本ハム 外野手 52 ✕ 尾崎 匡哉 日本ハム 捕手 53 ✕ 近藤 健介 日本ハム 捕手 54 ✕ 運天ジョン 日本ハム 投手 55 ✕ 市川 友也 日本ハム 捕手 56 ✕ 屋宜 照悟 日本ハム 投手 57 ✕ 齊藤 勝 日本ハム 投手 58 ✕ 河野 秀数 日本ハム 投手 59 ✕ 荒張 裕司 日本ハム 捕手 60 ✕ 杉谷 拳士 日本ハム 内野手 61 ✕ 佐藤 祥万 日本ハム 投手 62 ✕ 上沢 直之 日本ハム 投手 63 ✕ 谷口 雄也 日本ハム 外野手 64 ✕ 多田野 数人 日本ハム 投手 65 ✕ 大嶋 匠 日本ハム 捕手 66 ✕
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21話 生死を分かつすれ違い 窪川尚孝は駐在所に寄っていた。 大昔のヒラの警官だった時代に、ほんの一時期ではあるが尚孝は駐在所勤務だった事がある。 それを思い出し、ほんの少し思い出に浸る。 「……今更思い出も何も無いか」 自嘲気味に呟くと、尚孝はニューナンブM60を右手に、駐在所の奥へと進む。 奥は普通の平屋民家と言った感じで、ついさっきまで人がいたかのように生活感が残っていた。 居間、トイレ、台所、風呂場と一通りの部屋を見て回るが人の姿は無い。 「誰もいないか……?」 念のため押入れの中や、その上部の収納スペースも覗くがやはり何もいない。 「……」 誰もいないならここで休んで行こうかとも思ったが、 地図にも載っているこの駐在所を目指して訪れる者は自分の他にも出てくる可能性は高い。 休むならここより安全な場所があるだろうと、尚孝は駐在所を後にする事にした。 ◆◆◆ 「行った……?」 狐獣人の少年が、押入れ上部収納からゆっくりと出てくる。 畳の上に下り立ち、周囲を確認して訪問者が完全にいなくなった事を確かめ、安堵した。 「ふぅ……見付からなくて良かった」 彼――大嶋敏昌は、駐在所で一息ついていた時に訪問者の存在を察知し、 急いで押入れ上部収納から屋根裏へと隠れた。 訪問者は駐在所内を隅々まで確認し、押入れの上部収納の戸も開けた。 しかし結局、敏昌には気付かず立ち去っていったようだった。 「やっぱ、隠れるのは別の場所にした方が良いかな……」 地図に載っていたこの駐在所を見付けて身を潜めていた敏昌だったが、 やはり地図に載っている施設は訪れる人も多いのだろうか。 とは言ってもまだ一人しか来ていないがこれからも人が来る可能性はある。 それではおちおち休んでもいられない。 「移動しよ……」 敏昌は荷物を持って別の場所に隠れるために移動を始めた。 【黎明/B-6/駐在所】 【大嶋敏昌】 [状態]健康 [装備]??? [持物]基本支給品一式、???(1~2) [思考]1:生き残りたい。 2:別の隠れる場所を捜す。 [備考]※特に無し。 【黎明/B-6/駐在所付近】 【窪川尚孝】 [状態]健康 [装備]ニューナンブM60(2/5) [持物]基本支給品一式、.38スペシャル弾(10)、MkII手榴弾(3)、マッチ [思考]1:優勝し娘の元へ帰る。 [備考]※大嶋敏昌の存在には気付きませんでした。 《参加者紹介》 【名前】大嶋敏昌(おおしま としまさ) 【年齢】11歳 【性別】男 【職業】小学生 【性格】人当たりは良いが、基本的に自分本位 【身体的特徴】狐獣人 【服装】白いTシャツに青い半ズボン 【趣味】ビデオ・DVD鑑賞、ア*ニー 【特技】身軽、機転が利きやすい 【経歴】9歳の頃から*ナニーにハマり出す 【備考】五歳年上の兄からアナ*ーを教えて貰う。 すっかり尻の快感にハマった彼は、最近では兄との*ナル*ックスに耽るようになった。 ハッテン場で有名な近所の公園に通おうかと考えている 前:危険回避面舵一杯 目次順 次:道なき道をゆく月の光だけ… 前:疾走するキョウキ 窪川尚孝 次:闇に根を不規則な明日へと GAME START 大嶋敏昌 次:闇に根を不規則な明日へと
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ドラクエモンスターズ テリー3Dすれ違い告知 小田原近郊で小生とすれ違いしたい方は足跡に書込み願います。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年07月22日(日)13 00~13 30目途 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 出し物:1)エグチキ エリスSP配信データの再配信(前半20分位) 1stロムよりエッグラチキーラSP配信データを添付します。 2ndロムよりエリスグールSP配信データを添付します。 2)ローカル配信(予告より追加しました!!後半10分位) 配布モンス…配布可能数 わたぼう…3 ワルぼう…3 じげんりゅう…1 欲しい方は声かけ願います。こちらは特に欲しいモンスありませんので気軽に声かけ下さい。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年07月15日(日)13 00~13 30目途 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 1)ローカル通信配布(先着です!!前半15分位を予定) 配布モンス…配布可能数 わたぼう…5 ワルぼう…5 スペクテット…2 キラースコップ…2 ヘルビースト…1 ルール ・基本は声かけでお願い致します(こちらは何が欲しいか分からない為)。先着で声かけ優先致します。 ・声をかける方がいらっしゃらなければ、こちらからローカル募集をします。 その際はわたぼう・ワルぼう(配布可能数が越えていれば片側だけ)を送ります。 2)すれ違い通信(後半15分位を予定) 1ロム目…エビルチャリオット・スペクテット・キラースコップ・ヘルビーストですれ違います。 2ロム目…スラ忍4色ですれ違います。 ↓の告知すれ違いは終了しました。お越し頂いた皆様ありがとうございました! 配布日:2012年06月11日(月)19 00~19 30 場所 :小田原駅中央通路 アークロード市民窓口横 すれ違いモンスター:地方配信スラ忍各種・Akiヨドマジンガー ・小生1ロムの為、下記の通りスラ忍をすれ違い致します。 1)06月09日秋葉原配信の他人様のすれ違いデータにて忍者 橙・緑・黒・桃を添付します。 2)その他の色(黄・赤・茶・青)は小生のデータより配布いたします。 ・上記1)・2)を15分位流した後、Akiヨドマジンガーに切り替えます。 なお基本はすれ違いの為、開始・終了告知は致しません。
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こんな時期になると爬虫類は冬眠を始めるというのに、爬虫類の様に、いや爬虫類以上に凶暴な涼宮ハルヒは元気が有り余っているらしく今日も不思議探索で足を軽やかに 運ばせている。 なんで哺乳類は恒温動物になったんだろうね。爬虫類のように変温動物だったらこの寒い外を出歩かず家の中でずっと眠っていられるのに。 それにしても本当にこの時期になると寒くなってくる。ここらへんの地域は時々雪は降るとはいえ積もりはしないため東北地方とかに比べるとまだマシかもしれないが、そ れでも生まれから育ちまでここの俺にとっちゃ沖縄にでも行かない限り寒いと言う感情は捨てきれないだろうね。 軽やかなステップで先を行くハルヒを前に俺ともう一人、柊つかさもさぞ寒そうにポケットからカイロを取り出し手袋越しに寒さを凌いでいるのが見える。 「今日はまた一段と冷えたね~、キョン君」 白い息を空に撒き、その行き先を眺めながら俺にそう言うつかさ。 「そうだな」 と相槌を打ち、俺もつかさの吐いた白い息の行き先を見る。 白い息が完全に消えつかさの方を見ると、つかさはじっと俺の方を見つめていた。 ピンクのボンボン付きのニット帽にマフラーと言う可愛らしい完全防備の服装である。 かくいう俺は帽子もマフラーもしておらず、防寒具といえばコートと手袋、それからポケットに忍ばせてある貼らないカイロぐらいである。 帽子は似合わないしマフラーもあるにはあったのだが、以前シャミによって無残な姿になってしまった為、今はもう使い物にならない。 そんなことよりも俺はさっきからじっと見つめてくるつかさが気になるわけで。 「どうした?」 「はうぅ!な、何でもないよ」 俺が不思議そうに尋ねると急に我に帰り慌てふためくつかさ。 「本当か?」 俺が問いただすと、 「あ、えっと……その」 とつかさは答えを渋らせる。 そして何か次の言葉をつかさが発しようとしたところで、 「何してんのよ。さっさと来なさい!」 といつの間にかはるか五十メートルほど前にいる団長様の号令によりその会話はあえなく終了となった。 次の日の放課後の活動からつかさに変化が表れる。 普段ならかがみや高良、朝比奈さんと会話をしたり、ボーっとしたりしていたのだがここ最近はずっとせっせと指を動かし何かを編んでいる。 必死に本を見ながら作っており、分からない所は所々朝比奈さんに聞いたりして再び編み続けているのだ。 恐らくマフラーかミトンなのだろう。だがつかさは両方持っていたし、誰かに上げる物なのだろうかね。 はて、つかさも一端の恋でもしたのだろうか。 そんなつかさを見て俺もマフラーを買わねばならんなと思った。 以前言ったとおり俺の前のマフラーはシャミの所有物となってしまったわけだし、この時期になるとマフラーがないと首元が寒くてやってられんからな。 「どうしました?」 そんなことを考えていると俺の前方から古泉が声をかける。 「いや、なんでもない」 そう言って古泉から奪い取った飛車を敵陣の中心部に置く。 「王手だ」 そう言いながら俺は天井を仰いだ。 古泉は将棋盤をじっと見つめながら、 「投了ですね」 と微笑みながら言った。 やれやれ、古泉はいつまで経っても強くならんな。 「こう見えても努力はしているのですが」 「その努力は結果となって表れていないがな」 そう言うと古泉は肩をすくめて言った。 「全くです」 また別の日俺は念願のマフラーをようやく購入し、学校へと着けていった。 あの長い長い坂を寒いながらも上りながら校門をくぐり、下駄箱へと向かう。 「あっ、キョン君」 と後ろから声がし、振り向くとそこにはつかさがいた。 「つかさか。おはよう」 「うん。おはよう」 そう言ってつかさは笑顔を見せたかと思うと、今度は少し俺の方をまじまじと見て、 「マフラー買ったんだ」 と訊いてきた。 「ああ、流石にこの時期に無いと厳しいからな」 「そうだよね」 つかさの方を見るとなぜかつかさは悲しそうな表情を浮かべていた。 「どうした?」 そうつかさに尋ねるとつかさは笑顔を作り、 「な、なんでもないよ」 と言って走って下駄箱を抜け教室へと向かっていった。 一体どうしたというのだろうか。 その日の活動から、つかさは編み物をしなくなった。 別に完成したわけでもなく、俺の記憶ではそろそろ仕上げといった所だったのに何故だろうか。 それだけではない。つかさがずっと落ち込んでいるように感じるのだ。 ボーっとする事なら多々あったが、これほどまでに落ち込んでいるのは珍しい。 やはり、何かあったのだろうか。 気にはなるのだが、尋ねようがない。見たところ泉や高良も原因が分かってなさそうだし、もはやお手上げ状態である。 「ちょっとキョン君」 肩をとんとんと叩かれ、かがみが俺に耳打ちをしてくる。 「活動が終わったら少し付き合って」 「何でだ?」 「いいから」 かがみなら何か知っているかもしれない。そう思い俺は快く了承をした。 活動終了後、かがみは泉たちを先に帰らせ部室には俺とかがみだけとなった。 なんか、女子と二人きりで学校にいるというのは朝倉の事やらあの忌々しい事件やらであまり良い思い出がないな。 「で、何のようだ?」 俺は帰り支度を済ませ、泉たちを見送りドアをパタンと閉じたかがみにそう尋ねた。 「うん。つかさの事なんだけど……」 「つかさの事か。最近おかしいと思うんだが、お前は何か知らないのか?」 「私がそれを聞いてるのよ」 「生憎だが、俺にもわからん」 その言葉を聴いたかがみはハァと溜息をつき、 「キョン君でも分からないならお手上げね」 と言った。 どういう意味だそれ。 その後俺とかがみはつかさに元気が無い理由を考えた。 するとかがみは俺を見て、こう言った。 「あんた、マフラー買ったの?」 「ああ。寒いもんでな」 その言葉に対し、かがみはまたしても溜息をつく。 「はあ、ようやく原因が分かったわ」 分かったってどういう意味だ?俺のマフラーが何か関係しているのか? かがみはあきれ返ったように俺に説明を始めた。 「あんた、つかさが前まで何してたか知ってるわよね?」 「何か編み物をしていたな。だがここ最近は編んでいる様子がないが」 「あれはね、マフラーを編んでたのよ」 マフラー? 「それまた何故だ」 かがみはまだ意味を理解できていない俺に対し、本日三度目の溜息をつく。 「これだけ言ってもわからないのね。相当鈍いわよ」 好きで鈍いわけじゃない。分からないものは仕方がないだろう。 「つかさは、あんたのためにマフラーを編んでたの」 俺の中にハテナマークが量産され始める。 「俺のために?何故だ?」 「ちょっとは自分で考えようとしなさいよ」 つかさが俺のためにマフラーを編んでいた。いつ編もうと考えた? この前の不思議探索の時か。 あの時マフラーをしていなかった俺に対してつかさは編もうと考えたわけか。 理由はわかったが、なぜ俺がマフラーをつけてきただけであれ程までに落ち込んだんだ。 そのマフラーを自分用のためにでも作り直せばいいのに。 「そんなの、ちょっと考えればわかるでしょ」 みかねたかがみが話を再開し始める。 「あんたが好きなのよ」 俺のことが……? 「そ、あんたの事が。この前何で編んでるのか訊いてみたのよ。そしたら『キョン君のために』って顔を高潮させながら言うんだもん」 それだけじゃ俺のこと好きと言う事には直結しないぞ。 「あの時のつかさの顔は面白いぐらい乙女だったわ。からかってやろうかとも思ったけど、あんなに真剣なつかさは見たことが無かったから、やめといたわ」 そんなに一生懸命編んでいたのか? 「それぐらいあんたの事本気なのよ」 そういった後かがみは鞄を持ち、 「これを聞いてどうするかはキョン君次第よ。振るのもよし、付き合うのもよし」 ドアの前まで行き振り向きながら、 「けど私としてはつかさを落ち込ませないでほしいけどね」 と言葉を残してかがみは部室を出て行った。 落ち込ませないでほしい、か。そうなったら選択肢は一択じゃないか。 そう思いながら俺は部室の鍵を手に取り、部室を後にした。 次の日の放課後、俺は部室に行く前に教室につかさを呼び出した。 未だに元気が無いつかさに俺は自分の持っていたマフラーを差し出した。 「どうしたの?」 理解できていないつかさに俺は、 「そのマフラー、やるよ」 とだけ答える。 「いいよ、別に自分のあるから」 「だったら、俺はこのマフラーを捨てる」 そう言うとつかさは驚き、 「そ、そんなことしたらキョン君のマフラーが無くなっちゃうよ」 と言った。 「つかさは俺のためにマフラーを編んでくれてたんだってな」 俺がそう言うと慌てていたつかさの表情が一変し、赤くなり、 「うん……」 と縦に頷きながら言った。 「悪かったな。そんなことに気づかずに自分でマフラーを買っちまって」 「そんな事無いよ」 俺は持っているマフラーをグイとつかさに近づける。 「だから俺はこのマフラーをつかさに渡す。それで、つかさは俺にマフラーを編んで欲しいんだ」 少しわがまますぎたか。そう思い、俺はマフラーを自分の方へ戻そうとした瞬間、つかさが俺のマフラーを掴んだ。 「これってプロポーズ?」 上目遣いで尋ねてくるつかさ。 「ま、まあそうなるのかな」 その言葉を聞くと、つかさは朝比奈さん以上のスマイルを放ち、 「こちらこそ、よろしくお願いします」 と言った。 数日後、俺は白いマフラーをつけ、学校に登校する。 つかさから作ってもらったものであり、シャミにボロボロにされないよう大事に保管している。 同じくつかさも、マフラーをつけて登校している。 だが、そのマフラーは俺の渡したマフラーではなく、つかさの手編みマフラーなのだ。 つかさ曰く「お揃いが良い」との事らしい。俺もその方が良いしな。 今は人間が恒温動物であったことを嬉しく思いながら、俺は白いマフラーをつけ急な坂道を上って行く。作品の感想はこちらにどうぞ
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作詞:オセロP 作曲:オセロP 編曲:オセロP 歌:初音ミクAppend 翻譯:唐傘小僧(如有不正請指教) 所有的一切 若都是正確的 那大家 便會開心吧 擦肩而過的 行人們 都只是 低垂著頭 沒有人看得到 那希望的碎片 我要找到它們收集起來 去改變這個世界 少年 仰頭望向天空 邁出腳步 微笑著 冒險 就此宣告開始 世界因此震動著 路途中 有個倒在那裡的 充滿悲傷的 生命 「命運 是可以做出改變的、 讓我們在這世界中 齊步共進吧」 任何人的地圖上 都未曾記錄過的 目的地 將要抵達的或許是 這個世界的盡頭 少年 舉起右手 爽聲 笑起來 冒險 明天也將繼續 道路 逐漸向前開拓 少年 彈奏起吉他 將這條街道破壞掉 轟響 震撼著街道 他踏步奔跑開來 特立獨行 少年 舉起右手 衝破 層層霧靄 冒險 明天也將繼續 世界綻開了笑容
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アーティスト:T-BOLAN レベル:2 登場回数:2(レギュラー版第13回、第25回) 挑戦結果 浅岡雄也:成功(レギュラー版第13回)