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■まだ足りないな。それじゃあ大事なものをやるには足らない ここの会話は、香取さんと岩井さんでの会話になる。 ただ、香取さんは藤前の有休のことを言っており 岩井さんは別のことを言っている。 大事なものをやるには足らない。 岩井さんの大事なものとはなんだろうか。 今までで総合して考えると、岩井さんの大事なものとは、ハママツさんであり 岩井さんは、ハママツさんのお父さんではないだろうか? ▲根拠ログ 「藤前が振られて抜け殻になっています」 「残念だった」 ちっとも残念でないように、電話先の岩井は言う。ひでえ人だなと思ったが、まあ、他に言いようが ないのも分かる。ですよねー。 「ついては有給でもやろうかと思うんですが」 「そこはもう少し考えようか。彼の覚悟次第だ」 覚悟ねえ。 「皆が見てる中で告白しただけじゃダメですか」 「まだ足りないな。それじゃあ大事なものをやるには足らない」 有給は大事か。いやまあ、有休取りにくい会社だからそりゃ大事か。 「分かりました。覚悟については考えてみますよ」 (ハママツ編 第50話)
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「理解出来ない」は、言い訳になりません。 あなたの理解力が足りないだけです。 反証にもなりません。 納得できないのであれば、反証してください。 質問、ご意見はこちらからどうぞ → Q&A 以下広告
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すれちがい伝説2で「歴代の勇者」っていますよね。「ゲームコインが足りないようだ」と出てるところで3DS振ってからコイン0枚なのに勇者呼んじゃうんです。 -- 2012-06-20 21 23 28 すれちがい迷宮で、部屋を追加で少しずつ拡張していくと木ではなく鉄→銅の宝箱が出るようになる 最初から広い部屋を作った時銅スタートになるのもこの関係? -- 2014-08-15 00 12 57 迷宮 階段の位置は全くのランダムではない気がする スタート部屋からすぐ隣という事はないしフロア形状が無意味になるレベルで階段が近いこともなかった ある程度は出る範囲が決まっているのでは -- 2014-08-16 06 54 39 30Fの階段の位置決まってそう(ランダムではなさそう) -- 2014-08-20 06 40 14 すれちがいゾンビでゲームコインを使ったらいつの間に通信で来たスペシャルMiiが来たスペシャルMiiは仲間にすることが可能でした -- 2015-04-06 08 32 28 さまよいの魚を釣るとき、ゲームコインで雇っても釣れるかどうか検証中です。 -- 2015-04-19 10 30 45 一度すれちがった3DSどうしとは約8時間経過しないと再度すれちがいの記録は交換されない・・・という件ですが、「すれちがい中継所」を間に入れると複数回可能かもです。 [15/4/22] new3DS,new3DSLL,3DS(初期ロットver)...以上メイン 3DSLL(上部液晶割れ)...サブ 全機種本体更新済み。基本常時電源オン。 1:昼頃に上記4台の間のみで、すれちがい記録交換発動。全機種確認後(3人来た×4台)、サブ3DSのみ先に「あそび」全部消化。 2:夕方6時頃にメイン3台のみで歩いてすぐのfreespot(民宿の玄関前)へ。緑ランプ3台点灯確認後、一度自宅へ戻る。 ・new3DSに自分以外のMii(東京の普通のMii)がひとり加わった以外はメイン3台間の記録交換追加のみ。 3:すぐさま同じ場所へサブ1台のみ持って行き、緑ランプ点灯確認後、一度自宅へ戻る。すぐさまサブ3DSのみ「あそび」全部消化。 ・先程のメイン3台分の記録交換のみ発動。ここまで全4台電源ON。及び新たな「すれちがい記録交換発動」なしを確認。 4:そして同日の夜8時頃、上記4台の間のみで、すれちがい記録交換発動。2台の3DS間での緑ランプ点灯を目視確認。 ・全4台緑ランプ点灯確認後チェックした所、各3DS共、自分以外の3台分の記録交換のみ発動を確認。 もし、一度すれちがった3DS同士とは約8時間経過しないと駄目ならば、3-4の間の約2時間で同じ3DSの同じすれちがい記録が入るのは、おかしいはず。「すれちがい中継所」の記録はもしかすると、 「3DSどうしのすれちがい時間経過」チェックは省略されるのかも。 -- 2015-04-23 00 22 29 ゾンビのなりきりセットのヒーローコンボのアッパー出した後の突進ストレートで星が出るのでもしかしたら突進に限り斬る叩くの両方に効果ありかも? -- 2015-04-24 18 38 43 補足やわらかゾンビにコンボ3発目あてた時に星が出るでした -- 2015-04-24 18 51 40 「初めてすれちがったMii」にほめられました。 たぶん同じfreespotに連日通って、中継所に残った自分のMiiだけ先に同じ人に数回すれちがったから? -- 2015-04-30 10 46 46 迷宮の30Fと50Fの階段は上で固定だと思われる。 -- 2015-06-18 22 47 27 すれちがいゾンビのモール中庭では、2人目以降のMiiが3グループに分かれて登場するのですが、 「2,3,4→5,6,7→8,9,10」ではなく、「4,7,10→2,5,8→3,6,9」と、3つ飛ばしなグルーピングです。 このため、レアゾンビ狙いで“食器セット”を確保したい場合は、1人目・4人目・7人目・10人目に食器持ちが来るように調整する必要があります。 ※9人以下の場合については未検証です※ -- 2016-04-30 23 46 40 評価を「訊かれる」タイミングは2回目orすれ違ったMiiが広場のMiiから帽子変更(orスタジオで編集)されてる時で確定だと思うんだが 評価を「受け取る」タイミングが謎。 相手:評価後帽子変更→自分:評価を受け取れる(ハズ) 相手:評価後Mii変更→自分:評価を受け取れる 相手:変更なし→自分:評価訊かれず帽子変更☆→相手:評価が届く時がある 以前、☆の帽子で評価後帽子変更、したことがあるかも (つまり評価した時の帽子で相手にすれ違ってない) 評価データは帽子に依存している?? -- 2016-09-05 23 34 52 スロットカーの性能についての仮説。 マリオカートアーケードグランプリシリーズでは 見れる数値が最高速度(のような名前だったはず)、 加速、ハンドリングの3つで、スロットカーの性能にある スピード、パフォーマンス、コントロールと同じ3つです。 特にスピードと最高速度は似たようなものなので、 他の2つも対応しているのではないでしょうか? 例えば、パフォーマンスは、加速同様 最高速度に到達するまでの早さみたいなものかと思います。 検証が可能なら自力で検証してみますが、 もし可能な方がいましたらご協力お願いします。 -- 2016-10-14 23 12 35 仮説の検証方法については、以下の方法が一番良いかなと思います。 1、パフォーマンス+10のパーツを作ってもらう 2、ゲームコインかすれちがいで1人だけライバルを呼ぶ 3、前述のパーツのマシンで、どこのコースでもいいので ベストタイムを更新し、ゴーストを作る 4、ライバルにコントロール+1のパーツを作ってもらう 5、フリーのレースで、4のパーツのマシンで 3の時のコースでゴーストと対戦する 6、仮説が合っていれば、スピードが同様なので スタート直後はゴーストが先行し、 その後同じペースになる(=差が変わらなくなる)。 と言う方法です。 連続での投稿失礼しました。 -- 2016-10-14 23 22 36
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20100412 世界樹3はじめました 世界樹2、裏ボス撃破。 最終メンバは結局こんな感じ。全員Lv70~73、HPブースト10。 パラディン フロント・三色ガード・絶対防御を適切なタイミングで選択しつつ、隙があればシールドスマイト。例によって必須キャラ。 ダークハンター トラッピングⅠ~Ⅱを連打しつつ、ゲージが貯まったらオールボンテージ→エクスタシー。メイン火力で、こいつがいないとじり貧必至。 ブシドー ツバメ返し連打。安定したダメージ源ではあるが、イマイチ決め手にかけた。 レンジャー アザーズステップ、スローステップとアイテム担当。ターンによってはきちんと防御。 メディック エリアフルヒール担当とアイテム担当。蘇生はアイテムの方がいいため、ドクトルのが良かったかもしれない。 世界樹3ギルドカード配信イベント これに行きたいがために世界樹2頑張ってますた。 でもまさか、たかがすれ違い通信のために1時間も並ぶハメになるとは思わなかったよ!!! ギルドカード入手後、前々から気になっていた伝説のすた丼を食べて胃もたれを起こしつつ穴場的なダーツ屋へ。 ダーツバーじゃなく、ただダーツライブ筐体と自動販売機が並んでいるだけという商売っ気が一切なしな店。受付する必要も無けりゃソフトドリンクとか買う必要もない。素晴らしい。 オサレ同期もダーツを始めたらしく、そのうち一緒に行こうと思う。 月に囚われた男 Twitterのバナーで宣伝されてた映画。すげぇ面白そう。 あと最近では第9地区も観たいんだが、相方の好みではないのが悔やまれる。 世界樹の迷宮III 星海の来訪者を開始。 序盤は前作、前々作に比べて随分ぬるくなったような。 とりあえずのメンバはこんな感じ。 パイレーツ 銃型。自力でTPを回復できるアタッカー。 プリンセス 戦える支援キャラ。こいつがいるお陰で常時HPが自然回復できて凄い楽。 モンク 殴れるヒーラー。メイスを持たせると普通に強い。 バリスタ 高火力、鈍足の弓使い。TPが致命的に足りない反面、通常攻撃力はダントツ。 ゾディアック 魔法使い。まだまだTPが足りない。 今回はベンチ要員にも経験値が入るスキルがあるので、サブキャラ育成が楽でいいなぁ。 20100408 晴天に映える 今年も一泊二日で小田原~湯河原へ花見旅行。 やはり、晴天の日の花見は格別だった。 宿で海鮮と牛肉を堪能し、のんびりと温泉に浸かる。最高。 Xperiaって使ってみてどう? 会社で借りて1日持ち歩いてみた感想。 windowsMobileよりはずっと良い感じ。さすがに社用ケータイでやる気は起きないが、Googleを初めとする各種アカウントときちんと連携すれば確かに楽しそう。 ブラウジング、googleMapは十分実用範囲。動画も綺麗。 発熱が激しく、バッテリの持ちが悪い。 iPhoneユーザは鼻で笑う。iPhoneに比べてモッサリなのは、マルチタッチ非対応なのとiPhoneのUIによるごまかし方が上手いから。 まぁ自分は秋頃にはimodeメール対応させるってのと、もう少しメーカがこなれるまで様子見です。 音楽配信会社 4/1からAndroid向けにも1曲300~420円で配信 聞ければいいや派の俺はMP3で十分。 世界樹3がすれ違い通信対応という事で、大急ぎで開始しようと決意。 が、世界樹2のED後の階層が中途半端だったのを思い出してしまい、おおよそ一年ぶりに再開してしまった罠。 とりあえずヘカトンケイルとワイバーンを撃破するも、やっぱりボス特化にスキルを振り直させられるハメに(ちなみに3竜はすでに撃破済み)。 てかこの辺になるとほとんど、ダークハンターのオールボンテージ、パラディンの各種ガード、HPブースト+バードの蛮族が無いと普通に火力で押し切られてしまう罠。
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足りない箇所をただ埋め合うように ◆Oe2sr89X.U 午後のラビットハウスに、ある放送が響いた。 今度は危険人物ではなく、三好夏凛という"乗っていない"参加者によるものだった。 目的は人探しと、特定人物への警告。 特に前者は、紅林遊月の名も挙げられており、一行にとって無関係とはとても言いがたい内容であった。 時が止まったように安穏とした時間が流れるこの場所を置いて、殺し合いは徐々に加速しつつあると、そう感じずにはいられない――そのことに歯噛みしたのは、一人や二人ではなかった。 ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ ――二階より所変わって、ラビットハウス、一階。 「安全地帯だな、まるで」 各々が恐怖と不安の中で迎えた殺し合いの始まりから、既に半日以上の時間が経過していた。 先行きの暗さを暗示するような夜闇はとうに晴れ、今や時計の針は二時の時字を指している。 針目縫の襲撃以来ラビットハウスの扉は他の誰にも開かれることなく、珈琲の香りがする店内では、殺し合いの舞台の一箇所であるなどと到底信じられないような安穏とした時間が流れている。 木組みの家が立ち並ぶ街から抜き出された喫茶店なだけはあり、人の心を安らげることについてで言えば、このラビットハウスに優る建物は会場に存在しないだろう。 多くの参加者が目指しては夢半ばに力尽きた兎の巣を拠点とした六人の平和が脅かされる気配は、未だない。 数分前に午後二時を告げる時計の音色を聞いた風見雄二など、思わずこのようにこぼしてしまった程だ。 「……今のところは、だがな。針目の野郎にはこの場所は割れているだろうし、他の危ねえ奴らが此処を目指さないとも限らねえ。何せご丁寧に、地図には『ラビットハウス』とキッチリ書いてあるんだからよ」 「そうだな。それに安全だってことは、裏を返せば進みも戻りもしていないってことだ」 不良らしく足を組んで椅子へ豪快に凭れた承太郎は、その体格と強面のお陰でちっとも若気の至りを感じさせない。 まるで同じ机を囲って向き合っている雄二が恐喝を受けているような、そういう風にも受け取れる絵面であった。 彼らから少し離れた場所では僧衣の偉丈夫、言峰綺礼が佇んでいた。承太郎達は各々青カードから取り出した飲み物を呑んでいたが、言峰は何も飲食していない。 不幸な遭遇が重なり、自覚させられるに至った自身の"性(サガ)"。 敬虔な聖職者のつもりだったろう彼にしてみれば、それは大きな衝撃だったことだろう。言うべきことは既に言ってあるから、二人共今の言峰に要らない声をかけるような真似はせずにいた。 雄二はそれから目線を動かし、今度は向い合って談笑している少女達の方を見る。その時彼の表情がやや翳りを帯びたのは、気のせいではない。 香風智乃と向き合って談笑している紅林遊月は、"ココアさん"と呼ばれていた。 くればやし、という苗字も、ゆづき、という名前も、どこをどう捻っても"ココア"にならないのは明白だ。 最初に事態に気付いた雄二は既にこの状況に順応していたが、予想外なのは当の遊月がいつの間にか乗り気になってしまっていることだった。 雄二が智乃を任せた時、明らかに遊月は難色を示していた。智乃へ苦手意識を持ってすらいた筈だ。 だが今はどうだ。遊月は智乃に話を合わせてやるどころか、自分から話題を振って『保登心愛』の人となりを出来る限り理解しようとしているようにさえ見える。 「……風見」 「すまない。それについて触れるのは、まだ控えてやってくれ」 「…………」 これは雄二にしても全く不明な事態だった。こう言っては失礼だが、遊月は智乃を突き放すかもしれないとすら、雄二は先程まで思っていたのだ。 言峰と同じように一人で居る理世も、見れば明らかに動揺を示している。 幸いなのは、最もこの手の事態に年頃らしい反応を返してしまうであろう遊月が今回は当の本人であることだろうか――それでも、良い兆候とは決して言えないだろうことは確かだ。 強いショックが人の精神を破壊し、重篤な精神異常を引き起こしたという例は確かに存在する。 だがそれはあくまでもレアケース。大概の場合、この手の症状は認識の改善で晴れる一時的な現実逃避の一形態でしかない。そして智乃のものも恐らくそれだろうと雄二は踏んでいた。いや、今もそう思っている。 だから遊月には少しの間だけ智乃を任せ、症状が晴れるまで待とうと考えた訳だったが……その結果がこれだ。 香風智乃の現実逃避が生み出した、『保登心愛』という今となってはありえざる存在が、紅林遊月の同調によって明確に形を結び始めている。これは、良くない兆候だ。 「……だったらてめーが面倒を見ておくんだな。俺がうっかり怒鳴り付けたりしないようによ」 「分かっている。お前の療治が荒いのは、此処まで過ごしてよく理解しているからな」 承太郎は何も、傷付いた少女に八つ当たりのような形で鞭を打ちたい訳ではない。 訳ではないが、現状を憂えばこそ、激情を露わにして智乃と遊月に接してしまう懸念があった。 彼がもう十年も人生経験を重ねていたならば、思うところはあれども合わせられたろう。しかし空条承太郎は、こんな成りをしていても高校生だ。まだ子供と呼んで差し支えのない年齢なのだ。 要は承太郎は、この手のことに関しては不器用な男なのである。 神父である言峰があの様子なのだし、尚更自分がこの五人を纏め上げねばならないな――そんな風に風見は強く思った。彼ら、彼女らの命運を握っているのは自分だと言っても、全くの誤りではないだろう。 「話を戻す。此処は確かに快適な場所だが、俺達にはやらねばならないことがまだ山積みだ。探さねばならない人間も居る。承太郎と言峰の体力も、もう大分充足しているだろう。 ……それに何より、先の放送が気になる。 ――言峰、チノ、遊月、リゼもだ。全員聞いてくれ。そろそろ、此処を出ようと思う」 ラビットハウスに辿り着くまでの間に起こった戦いで、雄二以上の戦闘要員である二人は少なくない疲弊を負った。 こうして長い休憩を取っていたのは、元々彼らの体力を回復させるためだったのだ。 そしてその目的は既に果たされた。軽微な疲労は残っているかもしれないが、後は歩いているだけでも十分クールダウンできる程度のものだろう。 そう来ればいよいよ、動かねばならない時が来たと言わざるを得ない。ラビットハウスという安全地帯を捨て、再び心休まることのない殺し合いの舞台へと上らねばならない。 暖かくて落ち着く兎の巣から巣立たなければならない。 「それは……全員で、ってことでいいんだよな?」 理世がそう問いかけてから、一瞬だけ智乃達の方へとその視線を向けたのを、雄二は見逃さなかった。 「そうなる。戦力を分散して何人かは残り、何人かを外に出すことも考えたが、少なくとも針目縫という危険人物にはこの場所は割れているんだ。奴が戻ってこないとも限らないからな」 「……なるほどな」 ラビットハウスに色濃く残された破壊の跡を見て、その方針に異を唱えられる人間はいなかった。 承太郎、言峰、雄二の三人がかりでさえしてやられた針目縫。彼女や、そうでなくとも殺し合いに乗った人間が一人やって来るだけでも、非戦闘員だけ残したのでは十分全滅に繋がる。 犠牲など、一人も出さないに越したことはないのだ。その点で一番理に適っているのは、やはり全員で行動することだと雄二は考える。 「目下の目標はリゼとチノの友人、宇治松千夜の保護。一条蛍についても然りだ。 それと並行して、対主催派だと分かっている参加者にも積極的に接触、あるいは再会していきたいところだな――チノ、リゼ。一応聞いておくが、此処に端末やパソコンといった道具は?」 千夜、という名前が出た時に理世と智乃はやはり反応した。 「ん……多分、無いと思う。少なくとも私は見たことがないな」 「となると、まずは手近なゲームセンター辺りにその手の物がないかを調べてみるべきだな。それで駄目なようなら、こちらも放送局へと向かってみよう。 もしタイミング悪く三好夏凛に会えなくても、その時は放送で連絡する手がある」 智乃は心配そうにしていたが、理世の顔には安堵の色が浮いている。彼女がずっと、今となっては唯一安否の知れない友人である千夜に会いたいと望んでいたのは伝わっていた。 いつ一人でもいいから探しに行くなどと言い出さないか、内心冷や冷やしていたほどだ。 「言峰も、それでいいか」 「ああ。私は構わない」 そう言って、歪みを抱えた神父は頷く。 彼の内心が複雑に怪奇しているだろうことは察せられたが、それでも種子が芽吹くより先に手を打てたのは不幸中の幸いだったと、そう言う他ない。 言峰ほどの実力者がその願望を実現させるべく蛮行に出たならと考えると、流石に背筋の冷えるものがある。 彼はこのメンバーの中では、承太郎と並ぶかその上を行く程の重要な戦力なのだ。闇の誘惑を跳ね除け、迷いを晴らし、敬虔な聖職者として力を貸してくれたならこれ以上心強いものもない。 承太郎は何も口にしていないが、異論を今まで口にしていないということは、賛成と言うことで間違いあるまい。 第一彼は、此処で分散をしたいなどと言い出す人物ではないとも思えた。だから後は、二人だ。 「……遊月とチノはどうだ?」 理世が緊張しているのが分かる。彼女はこの場の誰よりも、智乃にとってラビットハウスが大切な場所かを理解していた。生まれ育った家であり、後には継ぐことになるかもしれない喫茶店。 殺し合いが始まってからもずっと包み込んでくれていた優しい巣から、出る覚悟があるかどうか。 こればかりは、彼女が自ら答えを口にしてくれないことには分からない。 「……私も、それでいいです」 「そうか。それなら……」 しかし意外にも、智乃はすぐに頷いた。 自分の生まれ育った店を離れるのに不安はあるようだったが、彼女も雄二の言っている意図はしっかり理解しているのだろう。 それに千夜を探し、合流したいというのは彼女も同じだ。 香風智乃にとって大切な人とは、何も保登心愛だけではない。此処に居る天々座理世もそうであるし、宇治松千夜だって言うまでもなく大切な友人である。 不安ではあるし怖くもあるが、それは自己保身を優先して、友人を見捨てる理由にはならない。そう分かっているからこそ、智乃も"巣立ち"に同意した。 遊月の方も、特に異論はないようだ。それなら早速荷物を纏め、この場所を出よう。雄二は皆にそう呼びかけたが、そこで遠慮がちに智乃が手を上げた。 「あの……最後に、一つだけ……やっておきたいことがあるんですけど、いいでしょうか」 ◇ ◇ 智乃のやっておきたいこととは、別に我が儘と呼べるようなものでもなかった。 荒れ果て、壊され、滅茶苦茶になった店内を少しでいいので片付けてから行きたい。遠慮がちに、申し訳なさそうに俯きながら言う智乃の表情には明らかな疲れが見て取れた。 元々このラビットハウスは、智乃のものと言ってもいい店だ。 彼女が少しでも店を片付け、見栄えよくしてから発ちたいと言うのだから、それに異を唱えるものはいなかった。 壊れたテーブルや調度品を脇に寄せ、重い物は男衆が担当する。何も本格的に大掃除をやろうと言うわけではないのだから、然程時間を食われる作業ではない。 承太郎と言峰の体力も十分に癒えていたため、むしろ準備運動のような効果を生んでくれた。 時間にして十分前後かけて行った片付けは早くも終盤に差し掛かり、後は小物や飛び出た食器を片付ける作業のみになっていた。こちらは力が要らないので、女衆が担当している。 「言峰。此処を出る前に、途中だった魔術についての話を聞かせてもらってもいいか」 「構わない」 雄二が言峰へ示したのは、智乃の部屋に放置されていた書きかけの魔術に関するメモだ。 本当はもっと早く済ませてしまうつもりだったのだが、色々なことが重なった結果、結局今の今までズルズルと先延ばしにされてしまっていたのだ。 言峰にも心境を整理する時間が必要だろうと思い、雄二は今まで話を振らずにいた。 全て解決されたとはとても思えないが、歩きながら話すのと止まって話すのではやはり頭への入り方が違う。 語り始める言峰の声へ耳を傾け、魔術という未知についての知識を吸収しながら、ふと雄二は辺りに承太郎の姿がないことに気が付いた。 ……何処へ向かったのかは、察しがつく。彼なりに、最後の別れを済ませるつもりなのだろう。 そうと分かれば思考を切り替え、言峰の話を聞くことに全神経を集中させる。風見雄二は混迷化を極めつつある殺し合いの中においても、変わることなく優秀であった。 ◇ ラビットハウス、二階。その部屋には安らかな、二度と覚めることのない眠りに就いている騎士の姿があった。 ジャン=ピエール・ポルナレフ。かつて志を同じくし、エジプトで待つ邪悪を討つべく旅を共にした仲間だ。 あの愉快な人となりや馬鹿な発言も、勇猛な戦いぶりも、もう二度と目にすることは出来ないだろう。 体に痛々しく残された深い傷跡が、ポルナレフの命がその体から抜け出てしまっていることを如実に物語っていた。 承太郎は既に死後硬直が起こって固まっている友の亡骸を見下ろし、無表情でその姿を目に焼き付ける。 涙を流して死を惜しむことはしない。それを非情と謗る者があったなら、それは空条承太郎という人間のことを何も知らない人物だ。 彼は表にこそそれを出さないが、その胸に熱いものを抱えている。祖父のジョセフや、因縁の始まりを担ったジョナサンのような気高く燃える精神は今も翳ることなく健在だ。 ポルナレフは大切な妹を、一人の悪鬼に奪われた過去を持つ。妹を殺した野郎に報いを与えなければ気が済まないと憤っていた彼の思いが天に届いたのか、彼の刃は仇を地獄へと叩き落とした。 最大の目的を果たした彼には今後、様々な人生が、未来が約束されていた筈なのだ。 仇を取って終わりでもなければDIOを倒して終わりでもなく、その先にこそジャン=ピエール・ポルナレフという一個人の人生が待っている筈だった。 しかしポルナレフは、殺された。道化師のようなおどけた顔で笑う殺人鬼の凶器に貫かれ、命を落とした。 彼だけではない。この十四時間の間で、何十人もの未来と命が奪われた。 繭という自分勝手な人間の道楽のために、彼らは悲劇と惨劇を演じねばならなかった。 そして、これからも。そう考えただけで胸糞が悪くなり、承太郎の顔付きは自然と険しくなっていく。 「……ゆっくり休みな」 最後にそうとだけ言い残せば帽子を深くかぶり直し、承太郎は踵を返した。それ以上語ることはない。いちいち言葉に出さずとも、承太郎は自分のやるべきことをちゃんと理解している。 DIOを倒す。針目も倒す。そして、繭を完膚なきまでにぶちのめす。 いつだって悪行には然るべき報いが用意されているものだ。そして奴らのような悪人がそれを受けずに勝ち逃げすることなど、承太郎は許さない。 決意新たに、星の白金(スタープラチナ)の少年は出発の準備を真の意味で完了させた。 ◆ ◆ ◇ 荒れ果て、壊され、変わり果てた姿を晒していたラビットハウスの店内はかなり殺風景になってしまった。 壊れた机や椅子、調度品の類を片っ端から片付けたのだから無理もない。少なくともこれで喫茶店を名乗るのはかなり厳しいものがあるだろう。 それでも、片付ける前のラビットハウスにあった生々しい無残さはかなり軽減されたように思えた。 割れた窓ガラスまではどうしようもないが、散らばったガラス片を隅に退けただけでもこれほど印象が変わる。掃除するという行為の効果は、衛生面でなく見た目を通じて住まう者の精神面にも作用するのだ。 出来ればもっと腰を入れて片付けたいところだったが、流石にそこまでの我が儘を言う訳にはいかない。 十数分の短い時間で、出来る限りのことをした。……これからしばらくのお別れになる。次に来た時にも、ラビットハウスは変わらない香りで智乃を出迎えてくれるだろうか。 「こんなもんかな、チノ?」 「はい、ありがとうございます、ココアさんにリゼさん。私の我が儘に付き合わせてしまってすみません」 「いや……問題ないさ。私もこの店の従業員だからな。店の掃除は基本だ」 細かなものの片付けを手伝ってくれた理世と遊月に智乃が小さく頭を下げる。ただでさえ小さな智乃が申し訳なさそうにしていると、余計に小さな子供に見えてくる。 理世としても、ラビットハウスをあの状態で後にするのは居心地の悪さがあった。 智乃と心愛のように住み込んでいる訳でこそないが、あの喫茶店があったからこそ皆で集まったり遊んだり出来た。ラビットハウスのない生活など、今となっては考えられないほどだ。 もし智乃が提案しなかったら、理世がしていたかもしれない。ラビットハウスを片付けよう、と。 言峰と雄二は目立った仕事を終えるなり何やら話し込んでいたが、それももう終わりへ差し掛かっているようだ。 一時は姿が見えなくなっていた承太郎も戻ってきて、いよいよ巣立ちの時は秒読み段階にまで迫っている。 智乃も理世も名残惜しく思う気持ちはあったが、この場所を今は離れなければならないのだと理解していた。 だから、一旦はさよならだ。次に戻ってこれるのがいつかは分からないが、皆で戻ってこよう。もう誰も欠けることのないようにと、理世は強く、強く祈る。 もうあの日常から、二人も人が消えてしまった。心愛と紗路が死んで、その喪失感は今も穴のようになって胸に残っている。これ以上、誰も失いたくはない。 「最後に、忘れ物がないか見てきます」 「……あ、待って。私も行くよ」 歩き出した智乃の後を追って、遊月も二階へと付いて行く。それを見送って、理世は一人溜息をついた。 遊月は智乃に合わせてくれている。智乃もきっと、いつまでもあのままではないだろう。 香風智乃という少女は、ああ見えてしっかり者の強い子だ。やがては心愛の死を正しく理解して現実と向き合い、ちゃんと乗り越えられる――"はずだ"。 そう分かっているのに、不安が拭えないのは何故だろう。原因が何かは、考えるまでもなかった。 遊月。内心理世は、彼女が智乃と不和を起こすのではないかと心配さえしていた。だが今の二人はまるで姉妹のように仲良くしており、遊月の態度も嫌々といった様子には見えない。 「なるようになれば、いいんだけどな……」 理世はただ祈ることしかできない。通い慣れたラビットハウスの木壁を撫でて、今後の幸運を祈るしかできない。 ◆ ◆ 「よし、忘れ物は特にないみたいだね」 部屋の最終確認を終えて、智乃と遊月の二人も出発準備をすっかり整え終えていた。 もしも支給品やカードを置き忘れていたら一大事だったが、特にそういったハプニングもなく。下階に戻って雄二たちに出発しても大丈夫な旨を伝えればすぐにでも出発できる状態だ。 予感で今後の命運を感じ取る、そんな漫画のような力を遊月は持っていない。 雄二は頼れるし、承太郎と言峰は百人力と言ってもいいほど強い人達だ。彼らが三人揃って敵わない相手など、普通はまずいないに違いない。 しかし、この会場にはそういう存在が居る。あの針目縫のような化け物じみた参加者が、まだ他にもうろついている可能性だってあるのだ。 殺し合いをどうにかするには必ず、そいつらへ対処しなければならない時が来る。勝手に潰し合って野垂れ死んでくれでもしない限りは、必ず。 「……戻って、来られるでしょうか。皆で、この場所に」 状況は一人だけだった頃よりも、確かに幾らか好転した。ただ、やはり根本的な部分は何も変わっちゃいない。 繭のことも、乗った連中のことも、今のままでどうにかできるかと言われれば怪しいものがある。遊月の不安は未だに晴れないまま、どんよりとした暗雲のように立ち込め続けていた。 ――ただ。そんな彼女にも一つだけ変わったことがある。不安げに生まれ育った家を、部屋を、店を見つめる少女の弱さから学んだことがある。 「大丈夫だよ。……って言っても、確証なんてないけどさ。それでもきっと、私達は此処に帰ってこれる」 辛いのは、自分だけではないのだ。 誰もが不安と恐怖を抱えて、感情を爆発させそうになりながら生きている。もっと早くそのことに気付けたなら、この会場で起こしたトラブルは未然に防げたのではないかと、遊月はそう思う。 今からでも、決して遅くはない。せめて任されたことだけは全うしようと、心に強く誓った。 自分は保登心愛を演じる。事情を知った者には茶番と呼ばれて然るべきだろう偽りの関係を続ける。 そうしている間は、いつもより強い自分になれる気がしたから。 「――いっしょに、帰るんでしょ?」 あるいは。 ――――紅林遊月もまた、香風智乃という偽りの妹を、拠り所とし始めているのかもしれなかった。 ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ そうして彼らは巣立っていく。 兎の巣を出て、優しさのない大地に。 また必ず帰ってこようとそう誓い、歩いて行く。 ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ 【G-7/ラビットハウス/一日目・午後】 【香風智乃@ご注文はうさぎですか?】 [状態]:健康、現実逃避、遊月への依存 [服装]:私服 [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(8/10)、青カード(9/10) 黒カード:果物ナイフ@現実、救急箱(現地調達)、チャンピオンベルト@グラップラー刃牙、グロック17@Fate/Zero [思考・行動] 基本方針:皆で帰りたい……けど。 0:千夜さんに会いたい 1:"ココアさん"と…… [備考] ※参戦時期は12羽終了後からです。 ※空条承太郎、一条蛍、衛宮切嗣、折原臨也、風見雄二、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。 ※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。 ※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。 ※紅林遊月の声が保登心愛に少し似ていると感じました。 ※紅林遊月を保登心愛として接しています。 【天々座理世@ご注文はうさぎですか?】 [状態]:健康、精神的疲労(中) [服装]:メイド服・暴徒鎮圧用「アサルト」@グリザイアの果実シリーズ [装備]:ベレッタM92@現実 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(10/10) 黒カード:不明支給品0枚 [思考・行動] 基本方針:ゲームからの脱出 0:……しっかりしないと。 1:外部との連絡手段と腕輪を外す方法も見つけたい 2:平和島静雄、DIO、針目縫を警戒 3:チノと遊月が心配 [備考] ※参戦時期は10羽以前。 ※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、一条蛍、香風智乃、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。 ※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。 ※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。 【紅林遊月@selector infected WIXOSS】 [状態]:口元に縫い合わされた跡、決意、強い不安、チノへのシンパシーと軽度の依存心 [服装]:天々座理世の喫茶店の制服(現地調達) [装備]:令呪(残り3画)@Fate/Zero、超硬化生命繊維の付け爪@キルラキル [道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(19/20) 黒カード:ブルーアプリ(ピルルクのカードデッキ)@selector infected WIXOSS [思考・行動] 基本方針:叶えたい願いはあるけれど、殺し合いはしたくない 0:ラビットハウスを出、まずはゲームセンターへ向かう 1:シャロ……。 2:るう子には会いたいけど、友達をやめたこともあるので分からない……。 3:衛宮切嗣、針目縫を警戒。 4:“保登心愛”としてチノと接する。今は、まだ。 [備考] ※参戦時期は「selector infected WIXOSS」の8話、夢幻少女になる以前です ※香風智乃、風見雄二、言峰綺礼と情報交換をしました。 ※ピルルクの「ピーピング・アナライズ」は(何らかの魔力供給を受けない限り)チャージするのに3時間かかります。 ※チノの『演技』に気付きましたが、誰にも話すつもりはありません。 ※チノへの好感情、依存心は徐々に強まりつつあります 【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ】 [状態]:右肩に切り傷、全身に小さな切り傷(処置済) [服装]:美浜学園の制服 [装備]:キャリコM950(残弾半分以下)@Fate/Zero、アゾット剣@Fate/Zero [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10) 黒カード:マグロマンのぬいぐるみ@グリザイアの果実シリーズ、腕輪発見機@現実、歩狩汗@銀魂×2 [思考・行動] 基本方針:ゲームからの脱出 0:ゲームセンターへ向かう 1:天々座理世、香風智乃、紅林遊月を護衛。3人の意思に従う。 2:宇治松千夜、一条蛍の保護。 3:外部と連絡をとるための通信機器と白のカードの封印効果を無効化した上で腕輪を外す方法を探す 4:非科学能力(魔術など)保有者が腕輪解除の鍵になる可能性があると判断、同時に警戒 5:ステルスマーダーを警戒 6:平和島静雄、衛宮切嗣、DIO、針目縫を警戒 7:香風と遊月は―― 8:言峰には注意をする [備考] ※アニメ版グリザイアの果実終了後からの参戦。 ※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。 ※キャスターの声がヒース・オスロに、繭の声が天々座理世に似ていると感じました。 ※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。 ※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。 ※言峰から魔術についてのおおまかな概要を聞きました [雄二の考察まとめ] ※繭には、殺し合いを隠蔽する技術を提供した、協力者がいる。 ※殺し合いを隠蔽する装置が、この島のどこかにある。それを破壊すれば外部と連絡が取れる。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:健康、胸に刀傷(中、処置済)、全身に小さな切り傷 [服装]:普段通り [装備]:なし [道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)、噛み煙草(現地調達品) [思考・行動] 基本方針:脱出狙い。DIOも倒す。 1:動く。 2:平和島静雄と会い、直接話をしたい。 3:静雄が本当に殺し合いに乗っていたなら、その時はきっちりこの手でブチのめす。 4:言峰には注意をする。だが、追い出したりするつもりはない [備考] ※少なくともホル・ホースの名前を知った後から参戦。 ※折原臨也、一条蛍、香風智乃、衛宮切嗣、天々座理世、風見雄二、言峰綺礼と情報交換しました(蟇郡苛とはまだ詳しい情報交換をしていません) ※龍(バハムート)を繭のスタンドかもしれないと考えています。 ※風見雄二から、歴史上の「ジル・ド・レェ」についての知識を得ました。 ※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。 【言峰綺礼@Fate/Zero】 [状態]:健康、全身に小さな切り傷 [服装]:僧衣 [装備]:神威の車輪(片方の牛が死亡)@Fate/Zero [道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(17/20) 黒カード:不明支給品0~1、各種雑貨(ショッピングモールで調達)、不明支給品0~3(ポルナレフの分)、スパウザー@銀魂 不明支給品1枚(希の分)、不明支給品2枚(ことりの分、確認済み)、雄二のメモ [思考・行動] 基本方針:早急な脱出を。戦闘は避けるが、仕方が無い場合は排除する。 1:雄二の方針に従って動く。 2:DIOの言葉への興味&嫌悪。 3:希への無意識の関心。 4:私の、願望……。 5:自分の処遇は承太郎と雄二に任せる。集団を追い出されるならば、それもやむなしか。 6:私は…… [全体備考] ※針目縫が落とした持ち物は、風見雄二と紅林遊月が回収しました。 ※ポルナレフの遺体は、ラビットハウス二階の部屋に安置されています。 ※ポルナレフの支給品及び持ち物は、言峰綺礼が全て回収しました。まだ確認していないものもあります。 ※神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)は、二頭のうち片方の牛が死んだことで、若干スピードと火力が下がりました。 ※ラビットハウスの内装は軽くではありますが、掃除されて綺麗になりました。 ※ラビットハウスに端末、PCといった道具は無いようです。 時系列順で読む Back わたしにできること Next 飼い犬に手を噛まれる 投下順で読む Back わたしにできること Next 地獄が噴き出る時を待つ 160 夢の跡、帰れない思い出の城 香風智乃 168 妹(前編) 160 夢の跡、帰れない思い出の城 天々座理世 168 妹(前編) 160 夢の跡、帰れない思い出の城 紅林遊月 168 妹(前編) 160 夢の跡、帰れない思い出の城 風見雄二 168 妹(前編) 160 夢の跡、帰れない思い出の城 空条承太郎 168 妹(前編) 160 夢の跡、帰れない思い出の城 言峰綺礼 168 妹(前編)
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スレ立て日 20220705 元スレURL ᶘイ ˘ ⇁ ˘ ナ川 高校生がお小遣い3000円は足りないと思います 概要 タグ ^イナ川 ^その他
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【 クェル・クス VS 森乃 九 】 ( 3ターン目 ) 戦闘地形:『砂浜 』 [ クェル・クスのステータス ] HP:102 MP:8 着衣:3 攻:16 防:3 体:10 精:12 反:1 FS:4 ガード率:15 回避率:2 クリティカル率:4 (スキル) 闘いの年季 , , (アイテム) ティアドロップ, (怪我) 脱臼×1 , (技配置) ①必殺技 ②気弾 ③弱攻撃 ④気弾 ⑤弱攻撃 ⑥必殺技 . [ 森乃 九のステータス ] HP:253 MP:6 着衣:3 攻:0 防:2 体:27 精:7 反:2 FS:3 ガード率:10 回避率:4 クリティカル率:3 (スキル) 成長戦略 , , (アイテム) , (怪我) 鼻血×1 , 右足骨折 , (技配置) ①発勁 ②発勁 ③発勁 ④必殺技 ⑤発勁 ⑥発勁 . ≫スキルの効果適用 なし . ≫アイテムの効果適用 「ティアドロップ」の効果によりクェル・クスのクリティカル率+1% . ≫怪我の影響 なし . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第1ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:102 MP:8 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:253 MP:6 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 1(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 3(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆クェル・クスは防御を固めている(必殺技) ◆ (消費デメリット:MP‐6) . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):81 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):17 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ◆ クェル・クスの行動: 必殺技 ◆ ≫ 強攻撃: ∵クリティカル判定(5%):16 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):25 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):82 ⇒失敗 森乃 九に37のダメージを与えた . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第2ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:82 MP:2 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:216 MP:4 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 5(+1)〔弱攻撃〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆ クェル・クスの行動:弱攻撃 ◆ ∵クリティカル判定(5%):36 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):55 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):73 ⇒失敗 森乃 九に21のダメージを与えた . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):34 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):74 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第3ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:62 MP:2 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:195 MP:2 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 6(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 1(+2)〔発勁〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):99 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):17 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第4ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:42 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:195 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 1(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 4(+2)〔必殺技〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . 森乃 九:骨折した右足が痛む!HPに10ダメージ ◆ 森乃 九の行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第5ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:42 MP:6 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:185 MP:2 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 3(+1)〔弱攻撃〕 /森乃 九 : 5(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):42 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):20 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ◆ クェル・クスの行動:弱攻撃 ◆ ∵クリティカル判定(5%):81 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):85 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):96 ⇒失敗 森乃 九に21のダメージを与えた . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第6ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:22 MP:6 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:164 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 6(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 4(+2)〔必殺技〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆クェル・クスは防御を固めている(必殺技) ◆ (消費デメリット:MP‐6) . 森乃 九:骨折した右足が痛む!HPに10ダメージ ◆ 森乃 九の行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ クェル・クスの行動: 必殺技 ◆ ≫ 強攻撃: ∵クリティカル判定(5%):75 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):35 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):72 ⇒失敗 森乃 九に37のダメージを与えた . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第7ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:22 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:2 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 2(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 1(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):6 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):85 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ◆ クェル・クスの行動: 気弾 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第8ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 4(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆ クェル・クスの行動: 気弾 ◆ MPが足りない! . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第9ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 2(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 6(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動: 気弾 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第10ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 4(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 5(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動: 気弾 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第11ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 1(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 3(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第12ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:2 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:117 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 2(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 3(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動:気弾 ◆ ∵クリティカル判定(5%):17 ⇒失敗 ∵敵の回避判定:不可 ∵敵のガード判定(10%):25 ⇒失敗 森乃 九に21のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第13ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:96 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 2(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動: 気弾 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第14ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:0 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:96 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 6(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第15ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:2 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:96 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 1(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 6(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第16ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:96 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 3(+1)〔弱攻撃〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動:弱攻撃 ◆ ∵クリティカル判定(5%):100 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):40 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):8 ⇒成功。 森乃 九はカウンター状態になった 森乃 九に11のダメージを与えた . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第17ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:85 MP:0 着衣:3 カウンター状態 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 5(+1)〔弱攻撃〕 /森乃 九 : 1(+2)〔発勁〕 ⇒ クェル・クスの先攻 . ◆ クェル・クスの行動:弱攻撃 ◆ ∵クリティカル判定(5%):11 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(4%):86 ⇒失敗 ∵敵のガード判定(10%):2 ⇒成功。 森乃 九はカウンター状態になった 森乃 九に11のダメージを与えた . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第18ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:74 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 6(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 6(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第19ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:6 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:74 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 2(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 2(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動: 発勁 ◆ MPが足りない! . ◆ クェル・クスの行動:気弾 ◆ ∵クリティカル判定(5%):67 ⇒失敗 ∵敵の回避判定:不可 ∵敵のガード判定(10%):29 ⇒失敗 森乃 九に21のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第20ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:53 MP:0 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 1(+1)〔必殺技〕 /森乃 九 : 4(+2)〔必殺技〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ クェル・クスの行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . 森乃 九:骨折した右足が痛む!HPに10ダメージ ◆ 森乃 九の行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第21ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:6 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:43 MP:2 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 4(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 4(+2)〔必殺技〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . 森乃 九:骨折した右足が痛む!HPに10ダメージ ◆ 森乃 九の行動:必殺技(最速) ◆ MPが足りない! MP2回復 . ◆ クェル・クスの行動:気弾 ◆ ∵クリティカル判定(5%):55 ⇒失敗 ∵敵の回避判定:不可 ∵敵のガード判定(10%):39 ⇒失敗 森乃 九に21のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【第22ラウンド】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [ クェル・クス ] HP:2 MP:4 着衣:3 [ 森乃 九 ] HP:12 MP:4 着衣:3 . ≪行動ダイス≫ クェル・クス : 4(+1)〔気弾〕 /森乃 九 : 6(+2)〔発勁〕 ⇒ 森乃 九の先攻 . ◆ 森乃 九の行動:発勁 ◆ ∵クリティカル判定(3%):38 ⇒失敗 ∵敵の回避判定(2%):52 ⇒失敗 ∵敵のガード判定:不可 クェル・クスに20のダメージを与えた (消費デメリット:MP‐2) . 森乃 九の勝利! 【怪我判定】 クェル・クス:ダイス目 28 ⇒ 脳震盪 森乃 九:ダイス目 11 - 残り体力補正 5 = 6 ⇒ 無傷 【再起不能判定】 ∵クェル・クスの基本再起不能率:5% ∵脱臼×1= 5% ⇒ 再起不能判定(100 - 10 = 90%):97 ⇒ 失敗 クェル・クスは再起不能になった…… 【成長判定】 ◆ 森乃 九の成長 ◆ 精神力: +1 体力: +1 ◆ 森乃 九 ◆ ≫ 基本獲得賞金:100万円 ∵ ランク差ボーナス:+110万円 ∵ 対戦相手脱落ボーナス:+100万円 ≫ 合計:310万円 活力残量(連戦用) ≫ 地形「砂浜」の効果により回復(HP+10,MP+5,着衣+1) 森乃 九(勝利) HP:22 MP:7 着衣:3
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日記/2011年03月02日/PCから煙が出る夢と時間が足りなかった 2011-03-02 25日にwikiを更新中にPCから煙が出る夢を見まして、何か嫌な感じがしたので更新を停滞させておきました。 あとリアルが忙しかった事もあり、6日分をまとめて。 ニコニコ動画もほとんど観れていないです。 一ヶ月分見てないです…。あぁ、何とかしたいー。 動画も作りたい…。 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ
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第18話 すれ違う恋人たち 闇属性モンスターが多数登場。 クエスト一覧 とんぼ返り 消費スタミナ 9 バトル数 3 獲得経験値 1800 Gold 8000 バトル 出現モンスター 備考 1 ファイアーホブゴブリン ウインドホブゴブリン ダークホブゴブリン ダークホブゴブリン 2 ダークキングアルッカ ダークウォーミィ ダークヘルハウンド どちらかのパターンが出現 ダークエレメンタル ダークエレメンタル ダークエレメンタル 3 ダークヘルハウンド ダークウォーミィ ダークヘルハウンド ボス 障害は踏み越えるもの 消費スタミナ 9 バトル数 3 獲得経験値 1800 Gold 10000 バトル 出現モンスター 備考 1 ダークウォーハウンド ダークヘルハウンド 2 ダークユニコーン ダークユニコーン ダークユニコーン 3 ダークドラコ ダークドラコ ダークドラゴン ダークドラコ ダークドラコ ボス 笑顔の要請 消費スタミナ 9 バトル数 3 獲得経験値 1800 Gold 9540 バトル 出現モンスター 備考 1 ダークユニコーン ダークユニコーン ダークユニコーン 2 ダークホブゴブリン ダークホブゴブリン ダークホブゴブリン 3 ダークペガサス ダークドラゴン ハイヴァンパイア ボス 静かなる情熱 消費スタミナ 7 バトル数 7 獲得経験値 2800 Gold 9950 バトル 出現モンスター 備考 1 ダークウォーハウンド ダークウォーハウンド ダークウォーハウンド 2 ダークドラゴン ダークドラゴン ダークドラゴン 3 闇の女神 闇の女神 闇の女神 高防御モンスターどちらかのパターンが出現高防御モンスター。HP 8 漆黒の女神 漆黒の女神 漆黒の女神 4 使い魔・デビモス 5 ダークドラゴン ダークドラゴン 6 ハイヴァンパイア ハイヴァンパイア 7 デビデビ ヴァンパイアプリンス デビデビ ボス このページの意見、情報提供、反論、感想などあればコメントどうぞ 名前 コメント
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すれ違う理想と友情 その出来事は、『放送』が始まるより前まで遡る。 「はい皆、一旦きゅうけーい!」 南の街の、とある民家。 そこにぞろぞろと、5人もの少女達が入ってきた。 当然、そこに住人はいない。ただ、空き家というわけでもなく、ある程度家具も置かれている。 まるで、前に誰かが住んでいたのかと思わせるかのような雰囲気があったが、推測するにはそれ以上の証拠がなかった。 「結構立派な家ね……」 「私、ちょっとキッチン見てくるね!」 先ほど、声を張り上げたのはこの集団を先導する、所恵美。 部屋の広さに関心しているのは如月千早、我先にと奥へ向かったのは佐竹美奈子。 その後ろからは、松田亜利沙と高槻やよいが浮かない表情を浮かべ、ついてくる。 皆、思い思いに行動していく。そこに、殺伐としたものはない。 ここにいた少女達は皆、この『殺し合いの場』において、そんな行為に反抗する意思を持っていた。 (……まだ、油断できないです…チャンスを、待たないと……) ――少なくとも、表面上は。 やよいが浮かべた、苦々しい表情を見たものは、誰もいない。 それぞれの内に秘めた思いは、誰も知る事はない。 「所さん…ここでしばらく休憩って、言っていたけど」 「皆、結構疲れてるでしょ? それに、うちらが知ってる事も整理しなくちゃって思ってね」 一旦、民家に入って休もうと提案したのは恵美だった。 街までの道で合流した美奈子とやよい、そして市民プール前で合流した亜利沙。 特に亜利沙に言えたことだが、この異常な状況下で、皆疲労の色が見え隠れしている。 それに彼女達も、ここに至るまでに誰かと会い、何か経験したかもしれない。 一度どこかで腰を落ち着けて、そんな情報を共有するべきだと、彼女は考えていた。 「それに……もうすぐ、なんか発表とかあるらしいじゃん。備えとかないと」 そして、懸念していたのはそれだけではない。 恵美の言葉に、皆がぴくりと反応を示す。 「えっと……6時間ごとに、って言ってましたから、あと30分ぐらい…ですよねー」 「確か…死んだ人を発表する、って……」 場に、重苦しい雰囲気が漂う。 こうしている間にも、このイベントは進行している。 自分達のように反抗するものだけならいいのだが、正直、嫌な想像の方がいくらでもできる。 そんな事を考えてしまう状況、誰しも心中穏やかではない。 「………っ」 そしてここには、唯一それを現実として目の当たりにしている少女がいた。 俯く少女、松田亜利沙の顔色は悪く、ここに来てから何も喋れていない。 これからの事を考えるなら、自分の知る事を皆に言うべきなのだろう。 けれど、今に至るまでできないでいた。 市民プールの前で、4人に合流した時、ひどく消耗していた彼女に対し皆は気にかけた。 ここに来るまで、何かあったのか。誰か、出会ったのか、と。 そんな問いにさえも、口を開けられていなかった。 それだけ、彼女の知っている現実は、あまりにも残酷で。 「………?」 何より、彼女の前で言う事がはばかられた。 思わず彼女――如月千早と目があって、あわてて目を逸らす。 亜利沙が未だ自分が今までの事を話せないのは、彼女がいるからに他ならない。 自らが知っている『彼女の死』に、一番動揺するであろう人物は彼女だから。 それだけ2人は仲が良くて。彼女の中で、大きな存在になっている。 アイドル達の事をよく見ていた彼女には、それが辛い程によくわかっていた。 結局、合流したその時は口を閉ざす亜利沙を見て、主に恵美の提案の元、一旦保留という事になった。 薄汚れた制服。不自然な恰好。挙動不審に近い態度。 不信感を抱いてもおかしくなかっただろうに、そうせずに皆は彼女を気遣って。 亜利沙は、そんな皆に感謝の気持ちと、一種の負い目を抱いていた。 「松田さん」 そんな中、いきなり声がかけられる。 ハッとして顔を上げると、そこにはさっきまである程度距離があった筈の人の姿。 千早が、目の前にまで来ていた。 「あっ、あの」 「隣、失礼するわね」 慌てて何か声をかけようとする亜利沙を横目に、千早は彼女が座るソファの横に腰掛ける。 そして、流れる気まずい沈黙。 ここに来るまで、随分と挙動不審だった。 何を聞かれても、何を言われても。不思議じゃない。 「一つだけ、聞いてもいい?」 そして、言葉をかけられる。 優しく言い聞かせるかのような、穏やかな声。 あたりを見ても、美奈子はまだ帰っておらず、恵美とやよいは互いに何か話している。 2人は2人で、情報交換でもしているのだろう。他に、誰かが聞いているという事はなさそうだった。 亜利沙は意を決し、「はい」と返事を返す。 何を聞かれるのかは、分からないけれど。 「……春香に、会ったの?」 その言葉を聞いた瞬間、心臓をわしづかみにされたかのような感覚を受けた。 「っ!?」 「図星、みたいね」 突然言い当てられ、びくりと体が跳ね狼狽える亜利沙を見て、千早は息を吐く。 その表情は、憂いを帯びていた。 一体、何故分かったのか。息は自然と荒くなり、心臓はばくばくと暴れる。 「なっ、な……」 「確証があったわけじゃないのだけれど……。 少し、それに見覚えがあって。もしかしたら……って」 驚いて呂律も回らない亜利沙の事を、見つめる。 その視線は、彼女の顔よりも少し上を向いていて、それで気付いた。 (……あっ) 彼女は長い髪を束ねてはいるが、いつもは簡素な髪留めで済ます事が多い。 こうして、リボンを使う事自体まれで、可愛げのある赤いリボンが、目についたのだろうか。 決意の為につけていた、彼女の形見。 そうして、自らその形見を手にふれ。 「―――――!」 血の気が、さっと引いた。 そのリボンに、赤黒くにじんでいた――血にふれて。 「ちっ、違います千早さん!これは……っ!!」 思わずがたりと立ち上がって、弁解する。 その物音に、蚊帳の外にいた恵美とやよいがこちらに気付く。 言葉が、続かない。否定しようとしても、何も言えない。 血に染まった友人のリボンを見て、想像する事。 それは、違ってなどいないのだから。どう取り繕っても、言い訳にしかならない。 「……その……」 一転して、場がしんと静まりかえる。 気まずい雰囲気が、流れる。 何も喋ってはいないが、この態度と状況を見れば嫌でも察するだろう。 天海春香は、どうしたのか。出会ったとして、何故今ここにいないのか。 そして、こんな態度では勘違いされてもおかしくはない。 松田亜利沙が、天海春香を――― 「心配しなくても、疑ってなんかないわ」 そんな心を、見透かしたかのように。 挙動不審に狼狽える彼女に、千早は声をかける。 「あなたが……アイドルの事が大好きなあなたが、アイドルに手をかけるはずないもの」 「……っ!」 そして穏やかに紡いだ言葉は、亜利沙の言葉を詰まらせる。 当たり前、とでも言う程に彼女はあっさりと言いのけていた。 そんなの、この異常な状況ではどうとでもなるかも分からないのに。 「ねえ……話して、もらえないかしら」 そして、千早は口を開く。 彼女の方でも、最悪の可能性が頭を過り、それが否定したくても、否定できないでいて。 亜利沙の知る事が、残酷な事であるというのも薄々分かっていても。 「何が起きたのか……知りたいから」 大切な人の事から、目を逸らしたくはなかった。 「……!」 透き通るような、まっすぐな瞳を向けられて、亜利沙はぴくりと体をこわばらせる。 彼女の決意が、目の前に突き付けられているかのような。そんな錯覚を起こす。 「教えてもらったの。諦めない事、逃げない事を」 ちらりと、千早は横を見やる。 そこには、まだ2人が何を話しているのか理解しきれていない恵美の姿があった。 ここで終わろうと――逃げようとした自分を、止めた人。 彼女に感化されて生きると決意した以上、どんな現実でも受け止めて、それでも前へ進まないといけない。 「だから……教えて。あなたの、知っている事……春香に、何があったのか」 瞳が、より近づけられる。 千早の言った、『春香』という名前に、見ていた2人もぴくりと反応する。 まだ亜利沙は、直接春香にあったと明言したわけじゃない。 ただ、その反応は確実に何かを知っている。 「………ッ」 そして、それが言いづらいような、とても辛い事だと知るには十分すぎた。 恵美もやよいも、神妙な面持ちでそちらの方に目を向けている。 「ただいま~……あれ? 皆、どうしたの?」 そんなタイミングで、家の中の探索を終えた美奈子が戻ってくる。 妙に緊迫した場の雰囲気に、戸惑う。 話すべき仲間、4人はここに集まり、丁度良く舞台は整った。 「……分かりました」 そして彼女は、閉ざしていた口を、開く。 * * * 亜利沙が話し終えて、静まり返る。 彼女が見た事、全てを話し終えた。 とは言っても、そこまで多いわけじゃない。 ただ―――天海春香の死体を見た、それだけの事。 「そんな……っ」 不意に声を漏らしたのは、佐竹美奈子だった。 アイドルが、天海春香が、死んでいた。誰に、殺されたかも分からずに。 殺し合いなんてありえない。誰もしないんだと言う甘い考えを、淡々と打ち砕かれて。 息も震えるほどの、衝撃を受けていた。 「………」 恵美とやよいも、実際に死人が出たと聞いて何も感じないわけじゃない。 かつて仲間だった子が、仲間を殺した。 実際にそれを見たわけじゃなくとも、現状はそうとしか考えられず。 突きつけられた現実は、場を重くする。 けれど、彼女達はそれ以上に。 「……そう」 その事実を。 友人の死を聞かされた彼女の事を気にかけていた。 「千早……」 恵美が、ちらりとそちらの方をみやる。 気持ちうつむいていた彼女の表情は、思っていたよりは落ち着いている。 けれど、腕を握る手はぎゅっと強く絞められていて、震えていた。 「……誰が、というのは……」 「ありさが見た時には、もう……だから、分からないです…」 自殺なんていうのは、ありえない。 となれば、確実に殺した誰かがいるという事だ。 けれど、亜利沙は誰が手をかけたかというのまでは分からなかった。 どこかも分からない場所で親友が死に、誰のせいかも分からない。 その心中を深くまで察する事なんて、できやしない。 「……話してくれて、ありがとう」 それでも、取り乱す事はなく話し終えた亜利沙に声をかける。 そんな彼女の姿に、亜利沙は言葉を返すでもなく不安気な表情を浮かべる。 彼女もまた、親友が死んでしまった千早の心中ばかりが気にかかっていた。 表面上は冷静を保っているように見えるからこそ、不安を感じずにはいられない。 「……あのっ」 ふと、亜利沙は声を上げる。 そして、自らの髪を結んでいたリボンを解いた。 血で汚れてはいるが、まだところどころに鮮やかな赤は残っている。 「これっ、もしよかったら、千早さん、に…」 「私はいいわ」 これは千早にとって、親友の形見となるもの。 だから、彼女に託した方がいいと手渡そうとして、しかし彼女はそれを首を振って拒否する。 「あなたの、決意の表れなんでしょう? なら、あなたに使ってくれた方が……」 どこかぎこちない笑みを浮かべて、彼女にそのリボンをぎゅっと握らせる。 千早にとっても、亜利沙が説明をする中で、強い決意の元、それを持ち出した事は分かっていた。 その形見が、彼女に力を与えているのなら。それは、彼女に託していた方がいいのだろう。 「千早さん……」 「……っ」 その方が、あの子も良いと思ってくれるだろうから。 そう思った瞬間に、言葉に、詰まる。 彼女はもう、この世にいないのだと。 段々と、実感しつつある自身を感じていて。 「……ごめんなさい。すこし、外の空気を吸ってくるわね」 やがて彼女は、逃げだすように振り向き、去っていく。 「あ……っ」 それを止められる者は、誰もいない。 彼女がどれだけ辛いか、それを止めて、慰められもしない。 誰も、かけられる言葉も、呼び止める声さえも出せなかった。 そして、理由は単純にそれだけではない。 仲間が殺されていた。おそらく、かつての仲間の手によって。 それは千早ほどでないにしても、他の皆にも少なからず衝撃を与えていた。 千早がいなくなって、気まずい沈黙が流れる。 誰も何も、言葉を発する事すらできない。 先ほどまでの、仲間と共にいるが故のある程度希望に満ちていた雰囲気はどこにもない。 この先、どうなってしまうのだろう。自分達も、いずれそうなってしまうのだろうか。 誰が口に出すでもなく、そんな不安を感じずにはいられない。 「……ごめんね、亜利沙」 そんな空気の中で、一人声を出す。 「えっ?」 「辛かったでしょ、話すの。 それに、千早の事。気遣って、ずっと背負ってて、さ」 突然声をかけられて困惑する亜利沙をよそに、恵美は語る。 情報を伝えられて、皆、ショックを受けただろう。 けれど、それで心に傷を負ったのは伝えられた皆、だけじゃない。 この中で唯一、実際にそれを見て『しまった』子。 一番近くで、その絶望を見て。 合流して、ずっと悩んでいて。 「…ありがと。よく頑張ったね、亜利沙」 そうして今にも崩れ落ちそうな、彼女の頭を、撫でた。 「………っ」 俯いていた彼女の姿が、震える。 ここに至るまで、ずっと気張っていた精神がゆれる。 違う、褒められる事なんかじゃない。 「そ、そんな……ちがいます、ありさ、は、なにも……!!」 そう思いながら、視界がにじんでいく。 触れた優しさ、何もできなかった自分への不甲斐なさ。 色んな思いがまじりあって、胸の奥底からこみあげるものを押えきれない。 じわりと視界がにじんで、そしてぼろぼろと涙がこぼれだした。 「なにも、できなくて……っ! うぅ、うあぁぁぁっ…!! えぐっ、ひぐっ……!」 「おー、よしよしよし。ごめんね、そこまで思い詰めさせちゃって…」 止まらず、泣きじゃくる彼女を抱きしめる。 これからどうするか、なんて恵美にも分からない。 けれど、それでもなお目の前で思い詰めている仲間の事を見過ごす事はできなかった。 落ち着くまで、少しの間でも一緒にいてあげる。 やがて嗚咽も落ち着いてきた頃、恵美はちらりと美奈子の方を見た。 「よーし……ねぇ、美奈子」 「えっ、あ、何?」 「ごめん、ちょっと亜利沙とやよいの事任せていい?」 胸にうずくまる亜利沙の頭をポンとたたいて、美奈子にお願いをする。 この場では、美奈子が一番の年長者だ。頼るなら、彼女になるだろう。 まだショックの余韻の抜けない美奈子は、少し上の空といったようにうなずく。 それを見た恵美は、亜利沙を優しく座らせる。 「千早の事も、ほっとけないからさ。それじゃ、よろしくね!」 一人席を外した千早の事も、彼女はもちろん心配だった。 何と声をかければよいのか分からない、というのは彼女も一緒である。 けれど、だからと言って放っておくわけにもいかない。 一旦ここを置いて、千早の元へいこうとする。 「……恵美ちゃん」 「ん、何?」 それを、美奈子は呼び止める。 振り返ると、彼女は不安気な表情を浮かべていた。 確かに、今ここの一番の年長者は彼女だ。 年上として、少しはみんなの事を見ているつもりだった。 「無理、しないでね?」 だからこそ、そうやって、皆を気に掛けすぎる彼女の事が心配になった。 「………ん」 そんな美奈子の言葉に、はっきりとしない返答をする。 無理をするな。そういわれても、分かったとはっきり言えない。 今、無理をしてないといえば嘘になる。けれど、だからと言って仲間を放ってはおけない。 少しだけばつの悪そうな表情を浮かべた後、恵美も千早の行った方向へと向かっていった。 「……」 それを見送ると、美奈子は振り返り、この場に残った子達をみやる。 亜利沙は落ち着いたとはいえ、まだ情緒が不安定な部分がある。 やよいも、あれから険しい表情を崩せない。 そして、現実を伝えられて衝撃を受けているのは美奈子も同じだ。 (……ううん、私がしっかりしないと) そんな弱い心を、首をぶんぶんと振って追い払おうとする。 みんな、不安なんだ。 私が一番お姉さんなんだから、しっかりしないと。 そんな風に、自分を鼓舞する。 なによりも、このどんよりとした雰囲気が耐えられない。 このままじゃ、認めたくなかった『何か』を、認めてしまう。 いつも通りで、いないといけない。こんなのは、嫌だ。 ……いつも通りとは、何だろう。こんな時、『佐竹美奈子』はどうやって、皆を元気づけるだろうか。 重い空気の中で、何か焦りのようなものも感じる中、 ぴーんぽーんぱーんぽーん。 追い打ちをかけるように、それを始まった。 * * * 放送が流れ終わり、部屋の中にいる3人は一様に黙り込んでいた。 「うそ…なんで…そんな……!」 しんとした中で声が響いて、やよいは少し顔を上げてちらりとあたりを見渡す。 亜利沙はがたがたと震えて、頭を抱えている。 瞳は揺れて、唇まで真っ青に染まっている。 対して美奈子の方も、目の焦点が合っていないように思えた。 どちらも、精神的にかなり動揺しているようだ。 当然だろう。この事実には、彼女も驚愕を隠せないでいたのだから。 12人。この6時間の間に、死んだ人数。 おおよそ、全体の4分の1。考えていた以上に、早いペースだ。 やよいの思っていた以上に、このイベントに積極的になり、仲間を殺した人がいるのかもしれない。 かつての、仲間が。その事に哀しみを覚え、そして自分もそうである事に負い目を感じる。 けれど、その考えをやよいはすぐに振り払った。 たった1人生き残ると決めた以上、そんな事を思ってる暇はない、と。 口に出すこともせず、決意を固める。 「………ね、ねぇ」 ふと、誰かが口を開いた 何事かと俯いていた顔を上げると、美奈子が一歩前に踏み出していた。 ぎこちない笑顔で、額に浮かぶ汗をぬぐおうともしない。 無理に、自身を鼓舞しているようにも見える。 「皆……そんな、落ち込まないで、ね?」 こんな状況で励まそうとしているのだろうか。 けれど、それでどうにかなるような状態でないのは明らかだ。 事実、彼女自身も相当狼狽えている。 とすれば、彼女はどうするだろうか……。 そこまで考えて、はっとする。 ここにいる皆を元気づけようと、世話焼きの彼女が起こす行動。 丁度ここは民家で、時間も時間。なら、もしかすると。 運命の時は、近づいている。やよいは、心の中ではやる気持ちを抑え。 「……そうだ! もうお昼だし、何か食べようよ!私が作ってあげるから! お腹いっぱいになったら、きっと元気がでるよっ!」 ――来た。 その瞬間、やよいの心臓はどくりと反応した。 食材も、場所もある。時間も丁度、正午。こんな提案をするのは、必然だったのかもしれない。 そして、それは同時にやよいの持つ『武器』が使える、その瞬間でもあって。 「…そう、ですよねっ!私もお手伝いしますから、元気出してくださいー!」 やよいも声を上げ、その提案に呼応する。 その瞬間に、心がちくりと痛んだ。 自らの信念、家族の掟を、破る瞬間が近づいてきている。 信頼してくれている皆の事を、裏切る瞬間が近づいてきている。 それでも、やりとげる為に。偽りの言葉と、偽りの笑顔を浮かべる。 亜利沙は相変わらず、反応らしい反応がない。 12人もの、仲間が死んだのだ。 アイドルが、仲間が大好きだった彼女への、追い打ちをかけるかのような衝撃は、痛いぐらいによくわかる。 けれど、今はその方が都合がいい。 目ざとい彼女が万全な状態だったなら、こうやって自分を偽る事も見破られてしまいそうだったから。 「じゃあ、2人が帰ってくる前に食材の下ごしらえでもしよっか! さっき探してたら、ちゃんと色々あったんだよ! 腕、振るわないとね!」 やよいが同調してくれた事で、美奈子はぱぁっと笑顔を見せた。 焦っているか、錯乱しているかのような。 その姿は、やよいにもわかる程に無理をしている。 先ほど彼女自身が恵美に指摘した事が、そのまま今の彼女のような状態で。 けれど、それを指摘する事はない。それもまた、都合がいいから。 仲間の心配すべき状態を、都合がいいからという理由で、切り捨てる。 それだけじゃない。最終的には、殺すのだ。 食事に毒を仕込むという、一番、彼女の思い出を穢す方法で。 どれだけ、どれだけの罪を重ねても、彼女の悲痛な歩みは止まらない。 アイドルと、笑顔と、仲間を信じ抜こうとする松田亜利沙。 危うい中でいつも通りに執着し、そうあろうとする佐竹美奈子。 そして、たった一人生き残る為、心の内でその時を伺う高槻やよい。 彼女達がそれぞれ抱く『理想』は、致命的な程にすれ違う。 【一日目/日中/G-4 民家】 【松田亜利沙】 [状態]健康 、深い悲しみ [装備]天海春香のリボン、競泳水着 [所持品]基本支給品一式、不明支給品1~2 [思考・行動] 基本:笑顔の力を信じる。 1:??? 【高槻やよい】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(0~1)、青酸カリ [思考・行動] 基本:最後の一人になる。 1:焦燥。絶対に死ねない。 2:料理に、毒を仕込む……? 3:とにかく機会を窺い、慎重に動く。 【佐竹美奈子】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 基本:仲間と一緒に脱出っ、わっほ~い! 1:皆を元気づけるために、料理を振る舞おう! 2:不安。誰かと接していないと押し潰されそう。 3:みんなと一緒ならきっと何とかなるよね……? * * * 真上の太陽が照らす街中で、恵美は追いかける事も忘れ立ち尽くしていた。 彼女も、千早を探す道中ですぐに放送によって足を止められていた。 放送、12人の名前、死亡、禁止エリア。たくさんの情報が、頭の中で浮かんでは消えていく。 頭を抱えた。楽観的に考えていたつもりはなかったのだが、まさかここまで、だなんて。 「………?」 そんな中、恵美の耳に何かひきつるかのような声が聞こえた。 泣き声、だろうか。それが何か、すぐに思い当たる。 その瞬間に、恵美はその方向へと駆け出す。 まだ、整理はつかないが、今は近くの仲間の方が優先だ。 「……っ、う………」 走っているうちに、探し人はすぐに見つかった。 5人が入った民家から、そう遠くない道で。 千早は、へたりこんでいた。声をかけようと、後ろから近づく。 「どうして……あなたまで私を、おいて……っ!」 けれど、その伸ばした手が触れられる事はなかった。 後ろにいる恵美の事も気づく事なく、彼女は誰に言うでもなく泣き崩れている。 それに、かける言葉が見つからなかった。 「……っ」 伸ばした手が下ろされ、恵美は目を逸らす。 彼女が大切な人に先立たれる、という事は、これが初めてではなかった。 それは、彼女の中でも特に深刻な問題で、フラッシュバックしてしまえば、その衝撃は大きい。 他人の言葉で、癒せるものではない程に。 (…何やってんの、アタシ) 下ろした手を、ぎゅっと握りしめる。 沢山の仲間が死んで、目の前で仲間が悲しんでいて。 そんな中で、一体彼女は何ができた? この6時間の間、ただ殺し合いの実感も十分にないまま歩いていただけ。 それが自分の無力さを、まじまじと見せつけられているようで。ただ、歯痒さと自己嫌悪が頭の中を支配する。 かなしみに暮れる彼女の後ろで、今もこうして、何もできずに立ち尽くして。 かつて信じていた『友情』さえも、哀しい程にすれ違う。 【一日目/日中/G-4】 【如月千早】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、プラスチックのスティック [思考・行動] 基本:最後まで諦めない。皆で脱出する。 1:春香…… 【所恵美】 [状態]健康 [装備]灰皿 [所持品]支給品一式、ランダム支給品(0~1) [思考・行動] 基本:最後まで諦めない。皆で脱出する。 1:落ち着いたなら、千早を連れ戻したい、けど…… 2:自身に疑問と、嫌悪。 刻まれてる誓い 時系列順に読む かざはな 刻まれてる誓い 投下順に読む かざはな The Trojan Horse 如月千早 紳士の昼食会 松田亜利沙 佐竹美奈子 高槻やよい 所恵美 ▲上へ戻る