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封印の地 出現条件:冒険中に、道具「闇のオーブ」を使用 難易度 :? 敵などは違うが、仕組みは大体デフォと同じ。 「闇のオーブ」は、ガチャや鈴蘭の花畑の宝等から入手可能。 主に神の錬金レシピ(天馬のたづな)集めに使われる。 名前 コメント
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封印の石 封印の石基本知識 リスト 基本知識 破壊することで封印された大型モンスターと戦うことが可能 ほとんどの封印モンスターは奥義の証を落とす リスト 場所 敵名 戦利品 備考 イルネードの森・南 イノブタ 奥義の証:神速の反応 イノブタ洞窟近く ゴランゴラン洞・1F リザードナイト 奥義の証:昇竜の爆発力 イルゴニア渓谷・北への出口付近 ゴランゴラン洞・2F ネザーアンツ 奥義の証:急所の隠蔽 ゴランゴラン盆地口付近 ゴランゴラン盆地 ウルフバロン 奥義の証:炎の核 ゴランゴラン洞出てすぐ イルゴニア渓谷・西 オークスレイブ 奥義の証:ささやかな守り ナーダの関所近く イルゴニア渓谷・ナーダ湖畔 オークチャンプ 奥義の証:オーク殺し ゴランゴラン洞から南下した橋の降り口近く ツングラ氷原 ベルセルク 奥義の証:韋駄天 マップ東側下段 パオラ草原・北西 ハーピィナイト 奥義の証:ハーピィ殺し 滝の裏口横 パオラ草原・北 スチールゴーレム 奥義の証:達人の当身 パオラ草原・東口から北 パオラ草原・東海岸 スパークドラゴン 奥義の証:力の賛歌 アリーナ上段つり橋の辺 パオラ草原・西 サイクロプス 奥義の証:決死の一閃 巨人の古戦場近く 古代ルーン神殿 ナーガ 奥義の証:紙一重の見切り パオラ草原・東から入る方 ランブール古墳 ファントム 奥義の証:武闘家の連撃 呪石の古戦場後ろ ラスカ雪原 アイスゴーレム 奥義の証:浮かぬ体 グラジウム鉱山口から北西 グレイトブリッジ・通路 サムライロード 奥義の証:虚無の一撃 北の中央 バルカン砂漠・西 デビルドーター 奥義の証:命の息吹 衝撃の古戦場から西、クラナップ島口から見える バルカン砂漠・東 グレーターワーム 奥義の証:倒れぬ体 バルカン砂漠北側地下通路口から北東すぐ バーク地底湖・南 デビルブラザー 奥義の証:心眼 北西の北口 シードラ大雪山 フリーザー 奥義の証:雷の核 古代遺跡転送装置から北すぐ シードラ湖 サムライキング 奥義の証:騎士の心得 シードラ大雪山口すぐ グラジウム鉱山 フリーズドラゴン 奥義の証:鋼の肉体 カノン砲で門壊した先 マグマプリズン・B2 ブレイズゴーレム 奥義の証:生命の根源 B3口前の広場から東すぐ
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Ver. PR カードNo. PR-019 種類 トリガー レアリティ PR 名称 封印の壺 属性 無 CP 0 アビリティ あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに【呪縛】を与える。 CIPに相手単体へ【呪縛】を与えるトリガー。 同等の効果を持つユニットはヘブンズリリーから始まり、 現在では夜光のヴィヴィアンなどが充実しており、40枚の枠を割いてまで採用する意義は低い。 初出:イベントバトル 封印されし滅亡の最終兵器(2014年2月/Ver.1.1EX1) フレーバーテキスト 巨大な力を封印する為に創られたプログラム。制御不能となった危険なプログラムはこの壺に封印する事とした。
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封印の呪縛 光 VR コスト8 呪文 バトルゾーンにあるクリーチャーはこのターンの直後の相手のターンも含めて相手のターンで数えて3ターンの間全てアンタップすることができない。この呪文を唱えた後にバトルゾーンに出たクリーチャーもタップされた状態で出され、この呪文の効果の継続中はアンタップすることができない。 (F)神はこの汚れきった大地を封印することにした。 作者:プッチ 評価 名前 コメント -
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今日 - 合計 - ズール 魔獣使い伝説の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] 『ズール 魔獣使い伝説』(ズールまじゅうつかいでんせつ)は、1999年6月11日にイマジニアが発売したNINTENDO64専用ソフトである。ジャンルはRPG。NINTENDO64初のRPGであり、本体の発売から3年遅れで同ハードで初めてRPGが初めて発売をした。開発はパンドラボックス。 ストーリー [部分編集] はるかな場所に人と魔獣の共存する世界がある。 緑豊かな大地は、多くの命を育んできた。 人も魔獣もそのひとつにすぎない。 魔獣は、なわばりをおかさない限り、人を襲うことはない。 それを知っている人間は、城壁に囲まれた街で静かに暮らし、魔獣と共存してきた。 それが人と魔獣の関係なのである。 しかし、中には魔獣をいつくしみ、仲間として、ともに冒険する者達がいるという。 人は、彼らを”魔獣使い”と呼び、好奇心と少しの尊敬を持って見守っている。 ここに、小さな魔獣使いが誕生する。 つぶらな瞳に、すんだ心を持つ少年。新たな冒険の物語が、今、はじまる。 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] 3つのほうぎょく入手方法 赤のほうぎょく:コミューンにある家に住んでいるジーナおばさんの頼みごとを全部聞く 黄のほうぎょく:セオドアの村にいる酒場のマスターにとりついた幽霊を追い払う 青のほうぎょく:ゲームを1度クリアし、魔獣使いのムタに済んでいるミンツの魔獣を助ける。 プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年11月24日 (土) 21時28分48秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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中身一覧 公式紹介ページ>封印の宝箱 提供割合 スカラベの指輪:9% アヌビスの靴:14% 黄金のウアス:8% 黄金のアンク:14% アヌビスの仮面:14% アヌビスの服:14% アヌビスの腰巻:14% 石化のグローブ:13% 入手場所 パペットガーディアン 黄金の季節イベント Ⅴの塔 黄金の季節イベント 王家の墓(イベント限定ロビー) ドロップモンスター 封印のミミック(Ⅴの塔はドリフト) 開錠価格:1,000s スカラベの指輪 種類 マジックアイテム 魔力 ゾイサイト1 状態異常 石化 称号 ? ダメージ状態異常時間 ?(?秒) 売買 不可 備考 - エフェクト 魔力をこめると闇から現れたスカラベが敵に襲いかかり呪いで石にする アヌビスの靴 種類 靴 称号 聖地の~主人 備考 移動速度1 売買 可 エフェクト - 黄金のウアス 武器種 メイス 特殊 メイス型 攻撃力 3 魔力 - 属性 - 攻撃速度 9 備考 材質:金 攻撃範囲 80 状態異常 石化10% 称号 聖地の~主人 クリティカル - 売買 不可 黄金のアンク 種類 盾 攻撃力 0 ガード可能属性 - 称号 墓守の~主人 備考 - 売買 不可 アヌビスの仮面 種類 帽子 称号 聖地の~主人 備考 - 売買 可 エフェクト - アヌビスの服 種類 シャツ 称号 聖地の~主人 備考 - 売買 可 エフェクト - アヌビスの腰巻 種類 ズボン 称号 聖地の~主人 備考 - 売買 可 エフェクト - 石化のグローブ 種類 マジックアイテム 魔力 ゾイサイト1 状態異常 石化5% 称号 〜石化師 備考 - 売買 不可 石化のハイグローブ 状態異常 石化10% 魔力 ゾイサイト2 備考 - 称号 ? 合成材料 石化のグローブ×2 石化のゾアグローブ 状態異常 石化20% 魔力 ゾイサイト4 備考 - 称号 ? 合成材料 石化のハイグローブ×2 家具 封印の宝箱(大)・(小) 材料 盗賊の鍵×1、封印の宝箱×1 サイズ(大) W?×D?×H? サイズ(小) W?×D?×H? 黄金のウアス 材料 黄金のウアス×1ゴールドリキュール×1 サイズ W?×D?×H? 参照家具カタログ 83
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☆封印の剣 無の力で魔を封じ込めた聖剣(魔法/魔+129/S スパークⅤ) 力の全ては平和の為に……邪を断ち、魔を封じるために。 114:☆封印の剣 タイプ:魔法装備 価格:6800G 攻撃力:64 防御力:0 魔法力:129 魔法防御:0 敏捷性:0 運:0 最大HP:0 最大MP:0 攻撃時属性近接物理 スパークⅤ使用可 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
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BOSSDATE NAME @封印のツボ ENEMY HP 100000 MP 5000 攻撃力 60000 守備力 50000 素早さ 20000 一時効果 魔無効 ドロップ なし ENEMYDATA NAME @封印石(黒) @封印石(青) @封印石(赤) ENEMY HP 20000 20000 20000 MP 200 200 200 攻撃力 20000 20000 20000 守備力 20000 20000 20000 素早さ 15000 15000 15000 一時効果 攻無効 魔無効 魔無効 ドロップ なし なし なし ペットオススメ度 小 小 小 作者談:壁としか機能しない。スキルは状態異常のみで状態異常で選ぶなら、青がオススメ。 ペット使用者コメント 名前 コメント
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トップ|基礎知識|ガーディアンシステム|悪魔合体|悪魔|魔法・特技|アイテム|マップ|攻略|その他 レイコ 学校1F~3F 学校1F 傲慢界 飽食界 怠惰界 嫉妬界 貪欲界 学校4F~11F 精神世界 ユミ 学校1F 傲慢界 飽食界 怠惰界 嫉妬界 貪欲界 学校4F~11F チャーリー 学校1F 傲慢界 飽食界 怠惰界 憤怒界 アキラ 地のノモス 第1ノモス 第2ノモス 第3ノモス 第4ノモス 天のノモス 封印の間 〔1F〕 封印の間へ怠惰界の扉の封印が解ける 怠惰界へ 怠惰界 〔B1F〕 魔神皇の像で会話イベント 〔B1F〕 ダークおやじと会話イベント ダークおやじ B1Fにいるダークおやじと会話すると、出現する悪魔がDARK系悪魔に変わる 元に戻したい場合、再度、ダークおやじと会話すればいい 〔B3F〕 番人と会話 穴掘り B3Fの穴掘りは、番人または、穴掘りをしている生徒と会話して、月齢が1周した後、再度、会話すると1段階掘り進む 月齢が2周した後、会話しても2段階掘り進むわけではないので注意する 穴掘りは、最終的に8段階まで掘り進める必要がある 〔B3F〕 BOSS『堕天使:バラム』と戦闘 『堕天使:バラム』 『堕天使:バラム』とは戦闘しなくてもいい 〔B3F〕 宝箱から「洗わずのまわし」を入手 「洗わずのまわし」 怠惰界を攻略後、学校1Fのすもう部部室へいくと、「洗わずのまわし」を見つけたお礼に「羆の軍配」をもらえる 〔B3F〕 パートナーによって入手するリングは異なるレイコ、ユミ:「寛容のリング」嫉妬界へ チャーリー:「温厚のリング」憤怒界へ 上へ
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『擦れ違いのその後に』 「擦れ違い……ねえ」 そんな私の呟きに反応したのか、隣にいるこなたがスッとイヤホンを外した。 「……どったの、かがみん? 急にそんなこと言い出して?」 「いやね、テレビでやってた映画がさ、若いカップルが擦れ違いながらも結ばれるっていう内容だったのよ」 ふとテレビに視線を戻すと、映画はもう終わっていてニュース番組が放送されていた。 こなたとの話のほうが重要と判断した私は、それに集中する為にテレビの電源を消した。 「それはまた随分と古典的な……今時そんなの流行らないよ」 「昔の映画だったからね~。ていうか、あんたも一緒にいたんだから内容分かるだろ?!」 「いや~、私こっちに夢中だったし! それにイヤホンも付けてたしさ~!!」 こなたは目の前にのテーブルにあるノートパソコンを指差しながらそう言った。 画面表示を見る限り、ネットゲームでもしていたのだろう。 自分の部屋に戻ってすればいいものの、私がリビングにいる時はわざわざノートパソコンを持ってきてこなたはここでゲームをする。 それも私と一緒にいたいんだなーなんて思うと、微笑ましかったりするのだけど。 さっきだってイヤホンしてたのに、私の声には敏感に反応したし…… まったく、こういうところは何時まで経っても可愛いと思う。 「それにしても、本当に擦れ違いなんて流行らないわよね。どうしてかしら?」 「ふっふっふ、それにはちゃんと理由があるのだよ、かがみん!」 こなたは自分だけが知っているのが凄く嬉しいらしく(何時もはそんなことほとんどないし)、嬉々とした表情をしている。 なんだか悔しいような気もするけれど、ほんの少しだけ興味がわいた。 「へぇ~、どんな理由があるの?」 「これはお父さんから聞いたんだけどさ。知ってる? かがみ。 小説家、特に推理作家はどうやって携帯電話を使えないようにするかを考えるのに苦労してるって話」 「知らない。でも凄く分かるような気がするわ」 こなたの言った事は初めて聞いた事だった。でも言われみると確かに納得できる。 携帯電話があるとお話の中では不便であることが多いかもしれない。 推理小説など携帯電話で助けを呼ばれたら、お話にならないだろうし。 「今の時代どこでも携帯電話が通じるから、大変らしいよー」 「確かに昔の小説とか読んでたら『なんで携帯電話を使わないんだー』っていいたくなる場面あるものね」 外国ならともかく、今時電話線を切られたくらいで外部との連絡が不可能になるとは思えない。 それに最近では地下ですら電波が届くのだから、山奥とかじゃない限り携帯電話は使えてしまうだろう。 その山奥でさえ、これからはどうなっていくことか? 高校時代にこなた達と山で遭難しそうになったことがあったけど、それだって携帯電話が通じてなんとかなっちゃったし。 そう考えると、推理小説、それも本格と名のつく物の行き先は暗いのかもしれない。 「それと同じで、擦れ違いの場面を書くのも難しいし、書いても現実性がなくなっちゃうみたいだよ。 待ち合わせ場所にいるはずの相手が見つからない。それじゃあメールか電話で連絡だって、今はそれが普通になっちゃってるもん。 携帯持ってない人なんて、今じゃほとんどいないしね」 「それでもあんたは、なかなか携帯持ち歩かなかったけどな」 「それは昔の話だよ……」 こなたは私の突っ込みにバツが悪るそうに肩を竦めた。 昔のこなたを思い出す。 思えばこいつはいつも携帯電話を忘れきて、それでいて待ち合わせの時間に遅れていた。 そしてそれを当たり前だと思っていたのだから、当時の私は非常に悩ましく思っていたのを覚えている。 今は流石に携帯電話も持ち歩いているし、それに……大抵の場合一緒に出かけるから問題なのだけど。 「と言うわけで、ロマンチストのかがみには生きにくい世の中になってしまった訳だよ」 「誰がロマンチストだ! でもまあ、話の内容は納得。確かにこんな時代にドラマみたいな擦れ違いなんて起きないわよね」 便利になったというか、夢がなくなったというか…… 電話が普及して手紙を書くことが少なくなったように、メールが普及して年賀状を書かなくなったように、 便利さというのは夢や風情と反比例するのかもしれない。 「かがみはさ、してみたい? そういうドラマチックな擦れ違い?」 「あー、絶対いいわ。ここに至るまで、散々すれ違ってきたから。もうたくさん、おなかいっぱいって感じ」 「そうか……そうだね。私ももうしたくないや」 思えば擦れ違いの連続だった。 互いの感情と擦れ違い、生き方で擦れ違い、そして家族、友人ともすれ違った。 おそらくは普通の人が体験するよりもずっと多く…… 「でも……今じゃそれも悪い事じゃないように思うから不思議よね」 すれ違って、すれ違って、すれ違って、それでもそれが重なるたびに何か大切なものを得たような気がする。 そう思えるほどには歳を取ったのだと思う。 「思い出にすらツンデレとは、流石かがみん! 私の嫁!!」 「ツンデレ言うな!」 お約束ともなったこなたとのこのやり取り。一体どれだけしてきた事だろう。 だけど、最近私は思うようになっていた。 「ねえ、こなた?」 もうこのやり取りも終わりにしようと…… 「いい加減、その『私の嫁』っていうの止めてもらうわ……」 「え~、なんで?! 私の嫁は私の嫁じゃん!かがみは私のお嫁さんだよ!」 嫁、嫁、嫁、ねえ…… 「いいえ違うわ……こなた!」 「ほえ?」 私は少しでも優位に話を進める為に、バッと立ち上がった。 話を優位に持ち込むには目線を高くするのが基本なのだ。 そしてビシッと座り込んでいるこなたに向かってはっきりと宣言した。 「あ・ん・た・が、わ・た・し・のお嫁さんなの!!」 「いきなりトンデモ発言きたー!! 」 流石に私がそんな突拍子もないことを言うとは思ってもいなかったのだろう。 私の言葉にこなたはただただ目を丸くしていた。 「大丈夫? かがみ。いきなりそんなこと言い出し始めて、頭とか打ってない?」 「私は至って正常よ」 確かに私がそんなことを言ったら、変だと思うかもしれない。 だけど、私は真剣そのものだった。 「いい加減ハッキリしておきたいのよ、この問題は。嫁、嫁言われてたら、何時の間にか既成事実になっちゃいそうだしね」 「かがみ?」 こなたはまだ私の気持ちを分かってはくれない。だから私はもう一度、ハッキリと言い放った。 「もう一度言うわ。私がこなたのお嫁さんじゃなくて、こなたが私のお嫁さん。分かった?」 「全然分からない!いいじゃん、別にかがみが私の嫁だって!! 別に言いたいだけなんだからさ!」 大切なところがすれ違ってると思った。考えてみたらどうしてそんなことを言ったのか、私はこなたに話していない。 まったく、私はいつも大切なところを言わないのだから困まったものだ。 自分の段取りの悪さに思わず苦笑してしまう。こなたが絡んでいなければ、こんなことは絶対にありえないのになぁ…… 「駄目よ……」 「だから何でさ?」 「だってそうしたら嘘になっちゃうじゃない。この紙……」 私は近くの引き出しに大切にしまって置いた紙――婚姻届を取り出して、こなたの前にそっと置いた。 我ながらなんと恥ずかしい事をしているなとは思うのだけど、もう見せてしまったから後には引けない 「言っとくけど、本物だからね。後は右側をこなたが書いてお終い。っていっても、実際に出すわけじゃないんだけど」 「かがみ……」 こなたは目を丸くして私の顔をじっと見つめていた。 きっと驚いているのだろう、さっきとは違う意味で…… 「私言ったわよね。もうすれ違うのは嫌だって。だからこういうのがあれば……」 擦れ違いそうになるとき、互いを結び付けてくれるのではないか? そう言おうとしたのだけど、何故か声が出なかった。 きっと緊張で喉が渇いているからだろう。 「ねえ? こなた。私頑張ってるわよ。こなたが苦労しないように、こなたの隣にいる為に、私頑張ってる。だから……」 私はこなたの手を両手で包み込んで、こなたの目を真っ直ぐ見て言った。 「右側……埋めてくれるとすごく嬉しい」 こなたは顔を赤らめると、私の視線に耐えられなくなったのか俯いて黙ってしまった。 それからどれくらいたっただろう? こなたはゆっくりと顔を上げて私を見つめた。その顔の赤さは今の私にだって負けてないだろう。 「かがみは卑怯だよね。私のどうでもいい一言に、こうやって大事なことのっけてきてさ……」 「かもね」 「……プロポーズ?」 「かもね」 私の言葉を聞くと、こなたは大きくため息を吐いた。 そして近くにあったペンを握り締めると、その紙にせっせと自分の名前を書き始めた。 「……はい、書いたよ」 「うん……」 私はこなたの名前が書かれたそれを見つめると、大事に元にあった場所にしまった。 この紙が私達を結び付けてくれると信じて。 しかしこの行為といい、さっきのこなたのため息といい、こういうことって普通こなたがするものよね。 でもまあ、たまにはこんな風にしてみるのも悪くないかと思う。 「どうだった?こなた。久しぶりの擦れ違いは?」 私はこなたの隣に座りなおすと、からかい気味にそう聞いてみた。 「擦れ違い?今のが?」 「さっきの言い争いだって立派な擦れ違いよ。嘘だと思うなら、お得意のそれで調べてみたら?」 私が目の前にあるノートパソコンを指差すと、こなたはそれに従ってインターネットに接続し始めた。 そして「擦れ違い」の言葉を辞書検索し始める。検索結果が表示されるのにものの1秒もかからなかった。 『 すれ‐ちがい〔‐ちがひ〕【擦れ違い】 1 触れ合うほど近くを反対方向に通りすぎること。「―に呼びとめられる」 2 時間や位置などがずれて、会えるはずが会えないこと。「共働きで―の夫婦」 3 議論などで、論点がかみあわないこと。「会談は―に終始した」 』 「ね?」 「うーん……なんだかよく分からないけど、かがみが言うんだからそうなんだろうね」 「そうよ。そういうことにしておきなさい」 私がそう言うとこなたは首をかしげながらも、うんと頷いた。 「で、感想は?」 「まあ、こういう擦れ違いだったら悪くないかな。でも……」 「でも?」 こなたはそう言うなり私にギュッと抱きついてきた。 こなたの体から感じる温もりが、心地よくて気持ちいい。 「私はやっぱり、こっちの方がいいや……」 「……同感」 こなたの温もりをより感じたくて、私はこなたを抱き寄せる。 それにあわせるように、こなたの抱きつく力も強くなったような気がした。 私達はこれまで、何度も何度もすれ違ってきた。 そしてその度に大切な何かを得てきたような気がする。 だけど、私は……私とこなたは思うのだ。 やっぱり私達は、こうして重なっていた方がいい。 コメントフォーム 名前 コメント さいこーです -- 名無しさん (2023-12-10 13 54 28) GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-08-18 09 00 21) 婚姻届!? -- かがみんラブ (2012-09-15 19 15 02) こなたが嫁だろ -- 名無しさん (2010-04-07 22 27 25) こなたが嫁派です! GJ -- 白夜 (2009-10-17 00 30 03) どっちが嫁でもいける私は幸福GJ -- 名無しさん (2009-06-05 04 54 30) 私はこなたが嫁派だ。このかがみさんカッコいいし。 というわけでGJ! -- 名無しさん (2009-06-01 15 29 31) かがみが嫁だろ… -- 名無しさん (2009-06-01 14 21 29) さらっとやってしまうのが かがみっぽいですね。 -- 無垢無垢 (2009-05-27 21 28 12) 何気ない瞬間のプロポーズは卑怯ですよ?かがみさん。 でも「こうかはばつぐんだ!」でしたね。 -- こなかがは正義ッ! (2009-05-27 14 11 32) 俺も思う GJ! -- 名無しさん (2009-05-27 08 16 22) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)