約 2,497,602 件
https://w.atwiki.jp/304toeb/pages/187.html
スライム 低HP、低ステータスでうじゃうじゃといる者を指す言葉 戦略において返り打たれることはほとんどないと思うが、数が多いと変なタイミングで浮いてきたり 倒すのにMPを多く消費するため地味に苦労する。キングにはならない。 ※この鯖の場合、INIの都合上、初期HPや低レベル相手での事故死も多い。 そういった装備をしているキャラはスライム扱いから除外されるケースもあり、しばし地雷と呼ばれる。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/7117.html
なんとスライムたちが・・・!? がったいしてキングスライムになった! 『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するモンスターの一種。 初登場はドラゴンクエストIVで、それ以降ずっと皆勤。 いくつものスライムが合体して巨大化し、王冠を被ったスライムの王様。 上位種にはベホマズンを使う「スライムベホマズン」と、メタル系上位として名を馳せる「メタルキング」などがいる。 主として中盤以降に出現。 そのままの姿で出現する事もあるが、合体スライムと呼ばれる特殊なスライムが8匹まで仲間を呼び、 上述のように合体する事でキングスライムになる事もある。合体時のモーションはどの作品でも必見。 行動不能のものが一匹でもいると合体出来なくなる。 攻撃力が高く、巨体を生かして膨れ上がってのしかかってくる攻撃が強力。 作品によっては「マホステ」で呪文を無効化したり、「ベホイミ」や「ベホマラー」で回復したり、 「ザオラル」で仲間を復活させる、馬車を閉めて入れ替えを封じるなどの行動も取る。 『V』や『VI』では仲間にする事も可能。どちらでも1匹目の名前は「キングス」。 ギラ系やイオ系、炎の息などに強く、仲間にした当初から「ザオラル」を使えるのが強み。 『V』では「スクルト」「フバーハ」「ザオリク」といった便利かつ有用な呪文・特技を覚えていく。 そのうえバギ系とデイン系の呪文に耐性をもっている。 しかし肝心の能力値がそれほど高くならず、仲間に出来る確率もやや低めなのが難点。 『VI』では逆に能力値が高くなるので、仲間に出来れば終盤になっても十分通用する。 ネックなのはSFC版・DS版共に加入時期の遅さと、レベル99まで1000万超EXP必要になる成長の遅さ。 それより何より優秀すぎるドランゴの存在だろうか。そして何故か「ぱふぱふ」を自力で覚える。 『モンスターズ』シリーズでも当然のように常連。 シリーズ全体で、HPや攻撃力は伸びるが素早さは低め。 『テリーのワンダーランド』ではメダルのとびらにボスとして登場し、GB版のみ肉をあげれば仲間になる事もある。 ちなみに何故か性別がメス。*1 『不思議のダンジョン』シリーズでは『トルネコ3』から登場。 不思議の宝物庫に出現し、「ベホマラー」を使う。レベルが上がる51階以降は攻撃力が爆発的に高くなる。 ポポロで仲間にするにはクロウアンドレア装備でかつLv81以上が必要でレベル99でも2%という鬼畜仕様。 『モンスターバトルロード』では合体モンスターとして登場。 スライム、スライムベス、メタルスライムの3匹を使う事で合体する。 破格の強さを持つが、他の合体モンスター達と比べると見劣りしてしまう。 ちなみに上位種のはずのメタルキングは何故か一般モンスター扱いである。 + パロディ? 実は『FF11』に、こいつをモチーフにした特殊バトルがあるのをご存知だろうか。 その名も「噂のスライム」。 戦闘開始時、8体の「Princess Jelly」という名のスライムが登場する (ここでのスライムは『ドラクエ』のそれとは異なり、単なるゼリー状のモンスター。名前の由来は『FF4』の「プリンプリンセス」)。 それらは円を描くようにして配置されており、徐々に中央に集まっていく。 それぞれが倒されるか中央に到達した状態になった時、合体して「Queen Jelly」という名前の巨大なスライムになる。 ※この動画では合体阻止します ちなみにこの特殊バトルが実装されたのは2004年6月。 これに対し、スクウェアとエニックスが合併してスクウェア・エニックスとなったのが2003年4月。 合併の記念としては少々遅いものになるだろうか。 また、『SDガンダム外伝』では「スライムアッザム」の上位モンスターとして「キングアッザム」が登場。 王冠を被っている姿が元ネタまんまである。 MUGENにおけるキングスライム ホイミスライムやフォズなどを製作したfukin-otou氏による手描きのものが存在していた。 2014年8月4日に公開停止されたため、現在は入手不可。 名前通りサイズが大きく移動も遅め。ダッシュやバックステップは出来ない。 氏独特のプニプニした質感は可愛らしく、微笑ましいものがある。重量感もたっぷりだが。 AIは搭載されてはいないが、外部AIはnns氏のものが公開されている。 カラーごとに性能や超必殺技が異なる(後述)。 共通要素としては、強攻撃できせきのつるぎを使っている関係上HPが少し回復する。 また、どくばりは1%の確率で一撃技になる。 1~4Pがキングスライムで、スクルトでダメージを減らせる他、 連続ヒットを狙えるメラゾーマや、5~6割を狙える激しい炎が強力。 ただ、どの技にも無敵が無いのでその分厳しいかもしれない。 6Pはスライムベホマズンで、攻撃力が10%高くなる。 フバーハで飛び道具無効に出来、ドラゴラムでドラゴン化して攻撃出来る他、ベホマズンも使える。 ベホマズンはタッグでも味方がやられ状態や無敵でなければ全快出来る。 12Pはメタルキングで、攻撃力は10%低くなるが、相手の攻撃が一定確率で無効になる。 HPは12を想定し、ダメージが50%の確率でミス、35%で100、12%で200、3%で300に置き換えられる。 ライデインは長めの時間雷を落とし続ける厄介な技。やまびこのぼうしで更に効果は伸びる。 パルプンテは7種類の効果が発生する。効果は以下の通り。アーマー持ちには効果が出ない事も。 HP回復:敵味方全員が全快 MPが無くなる:双方のゲージが0になる 混乱:敵味方全員がしばらくデタラメな行動を取りだす 流星:敵味方全員のHPが1になる まじん:やまのようにおおきなまじん(の足)が敵を踏み付ける なにかがこわれる音:何も起こらない むなしく響く:天井が崩れ落ちる(原作では何も起こらない)(ver1.2) 何も起こらなかった 見ての通り、敵味方双方に効果があり、こちらに有利な行動はあまり起きないのが分かる。 2013年2月27日の更新(ver1.2)で、ミッドナイトブリス、謎ジャム、たるのなかなどといった特殊やられが実装された。 ゲージを減らす「ぱふぱふ」や、メタルキング限定で逃げるイントロもある。 「わし 王さま。だから エライのだ。」 出場大会 第2回最近出来たキャラ or AI 大会 打倒剣帝!無差別級大会 釣りしようぜ!お前魚な!大会 RPGしようぜ!お前手駒な!大会 決闘しようぜ!お前カードな!大会 テストしようぜ!お前科目な!大会 BATTLE LEAGUE!! スターチップ争奪杯 作品別ゲジマシチームトーナメント 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント(part41でゾーマと共にセコンドとして登場) *1 これにツッコミが入ったからなのかどうか定かではないが、 『ドラゴンクエストX 目覚めし5つの種族オンライン』においてはそのものずばり「クイーンスライム」なるモンスターが登場した。 大柄で冠を被っているというキングスライムと共通の特徴に加え、体色はピンクで口を閉じてにっこり微笑んだ表情をしている。 なお、図鑑の説明において「キングスライムを尻にしいてスライム界を牛耳っていた」という一文がある。
https://w.atwiki.jp/solomonhacker/pages/56.html
【最弱モンスター】スライム 【最弱モンスター】スライム パラメータグレードの最小・最大ステータス メカニズム初期メカニズム 必殺メカニズム フレーズ覚醒使用LG 1,000LP / 100G 使用LG 5,000LP / 500G 使用LG 20,000LP / 2,000G 使用LG 100,000LP / 10,000G 使用LG 300,000LP / 30,000G フレーズ解説SP+ エサ化【必殺】 入手方法・ボス出現条件 ボスボス登場時のパラメータ ボスの配置 ボスの対処法 ボスのメカニズム 解説 メカニズムサンプル 由来 余談 台詞 パラメータ 属性 水 種族 精霊 サイズ S 召喚SP 1 移動タイプ 地 移動 3 グレードの最小・最大ステータス N UC UC+ R R+ R++ SR SR+ SR++ SR+++ UR HP 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 9~10 力 26~27 26~27 26~27 26~27 27~28 27~28 27~28 28~29 28~29 28~29 29~30 魔 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 9~10 運 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 9~10 すばやさ 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 8~9 9~10 ※ 最大までフレーズ覚醒を行うと、上記の『HP』は『+3』される。 ※ 最大までフレーズ覚醒を行うと、上記の『力』は『+3』される。 ※ 最大までフレーズ覚醒を行うと、上記の『魔』は『+1』される。 ※ 最大までフレーズ覚醒を行うと、上記の『運』は『+1』される。 メカニズム 初期メカニズム + 画像 ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 最も近い 近づく こうげき 必殺メカニズム + 画像 ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 味方ユニット 最も近い 近づく エサ化 フレーズ覚醒 + 画像 使用LG 1,000LP / 100G 自分 使用LG 5,000LP / 500G 敵クルー 味方ユニット 1マス SP+ 使用LG 20,000LP / 2,000G 2マス以内 4マス以内 魔+1 運+1 使用LG 100,000LP / 10,000G SP+ HP+3 使用LG 300,000LP / 30,000G 力+3 フレーズ解説 SP+ 範囲 射程 属性 種類 自分 ‐ - - 味方のSPポイントを+0.5する エサ化【必殺】 範囲 射程 属性 種類 消費SP 単体 1 無 強化 4 3ターン「力」「魔」を×1.5にする 入手方法・ボス出現条件 ①チュートリアルで入手 ②ソロプコマンドを入力 +-→←X↓XX↓↓ を入力することでグレードNのプロセッサーカードと16万6千LPが手に入る ボス ボス登場時のパラメータ ユニット HP スライム 50 スライム 50 ボスの配置 ボスの対処法 ボスのメカニズム ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 敵ユニット 最も近い 近づく こうげき 解説 「キュキュ~!」 「憎めない最弱ユニット。ラムネ味がする。」 ……と、紹介にはあるものの、育て切れば非常に役に立つ優秀なユニットの一体。(*1) SP増加のサポートは勿論、低コストを活用した攻撃誘導に使用するという戦法も存在する。 SP消費が激しいユニットとの相性が良いので、いざという時のために育成しておくと良いだろう。 メカニズムサンプル ターゲット コンディション ビヘイビア ビヘイビア ルーチン1 自分 SP+ SP+ 由来 モンスター烈伝 オレカバトル の「スライム」から。また、 オトカドール にも同一のキャラクターとして登場している。 「エサ化」は原作だと自分の体力を犠牲に味方全員のコマンドを上昇させる技だが、本作ではコマンドシステムが存在しないため純粋な強化技となっている。また、体力を減らす効果も無い。 余談 体験版ver.1ではチュートリアル初戦に戦うユニットであったが、体験版ver.2からはその座をテングイシに譲っている。 また、「そろぷ」ではギシキから「わらび餅」というあだ名をつけられている。 その後も公式LINEでも「わらび餅」と呼ばれており、半ば公式化しているようだ。 なお、玉座は「アイスカップ」。 公式YouTubeチャンネル登録者数573人記念で配信された「そろぷ」では、ギシキは「わらび餅からアイスになるんだって」とコメントしていた。 そしてソロプコマンドによって16万6千と言う破格の数値のLPを持ったスライムを入手可能になった。これによりsp+2つを簡単に解放出来るようになった為初心者は入力しても損は無い。 台詞 声優:佐々木智代
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/6726.html
メタルスライムは メラをとなえた! 『ドラゴンクエスト』シリーズに登場するモンスターの一種。 ナンバリング作品ではたったの二種類しかいない(もう一種類は無印のスライム)全シリーズ皆勤賞の偉大なモンスターである。 (ナンバリング以外でもゲスト登場などというケースを除外すると、初代『トルネコの大冒険』未登場が唯一)。 その名の通り銀色のスライムで、『III』以降の作品で以下の特徴を持つ。*1 HPが非常に低い 非常に硬く(作品によっては守備力が1000超)、打撃攻撃はほぼ1ダメージorミスとなる 魔法は一切通じない すばやさが高い 高確率で逃げる 貰える経験値が非常に高い つまり倒しにくい代わりに経験値が高いというボーナスキャラで、レベル上げのお供。 守備力が非常に高いため金属質の体を持つかと思いきや、 作品によっては柔らかさを感じさせるような動きのアニメーションをすることもあり、その素材に関しては謎が多い。 守備力の高さに関しては通常モンスターとは次元が違い、ほとんどの攻撃で1ダメージしか与えられず 魔法攻撃に対しても高い耐性を持つために魔法ではほぼ一切のダメージを期待することができない。 高い素早さで先制行動し、攻撃される前に高確率で逃げ出すという特徴的な行動パターンを持ち、 このパターンはドラクエシリーズ以外のRPGに登場するボーナスキャラにも採用されている。 上述の通り通常攻撃は殆ど効かないため、倒すにはメタル系に確実にダメージを与えられる「メタルぎり」や、 命中率は低いがクリティカルヒットで確実に仕留められる「まじんぎり」「一閃づき」「どくばり」等に頼る必要がある。 ただし、どくばりは作品によってはザキ系になっているものもあり、効かない場合もある(それでも確実に1ダメージを与えられるが)。 作品によっては「おたけび」や「ラリホー」などが有効で、うまく使えば足止めすることができる他、 『III』のドラゴラムの炎(V以後は完全無効なので注意)やメダパニによる同士討ち、刃の鎧の反撃ダメージ、『IV』の聖水など、弱点は意外と多い。 『II』・『VI』・『VII』ではそれほど高い守備力が設定されているわけではないため、これらの作品においては、 ちからの高いキャラクターのレベルを上げ続ければ、通常攻撃で普通に倒せるようになる。 特に『VII』では必ず先制攻撃になる「しっぷうづき」で確実に1体、グループ攻撃の「まわしげり」で1グループまとめて倒すという乱獲が可能になっており、 メタル系のモンスターの上位種を狩るよりも、ひたすらメタルスライムをこの方法で乱獲し続ける方が早いため、レベル上げ目的で乱獲されることになった。 また、『II』(FC版)主人公やリメイク版『VII』の主人公「アルス」少年は、 条件さえ整えば素手でメタルスライムを粉砕できる破壊力を持っていると一部で有名である。 現在では完全に「経験値を大量に獲得できるボーナスキャラ」という扱いが定着しているが、 実際には初代から低位とは言え、呪文による攻撃(ギラ・メラ)が主砲のキャラであり、こちらが低レベルだと大量出現したかと思ったら、 先制してメラやギラなどを撃ちこまれ、体力を一気に削られたりすることもあるので、注意が必要なモンスターである。 また、あまり知られていないが、『II』(FC版)においては獲得経験値が135と、そもそもそれほど多くない上に、 あまり逃げない(それでも1/2で逃亡)好戦的な性格、上述の呪文に加え睡眠呪文のラリホーまで使ってくることがあったり、 SFC版ではラリホーはなくなったが、序盤の強敵マンドリルに次ぐほどの攻撃力に跳ね上げられているため、 ムーンブルク城などで遭遇して他作品のつもりで戦うと、狩るどころか逆に全滅させられるという事態になることも。 しかし、金をほとんど落とさない他作品と違い獲得ゴールドが多く、強力且つ高く売れる「てつかぶと」を落とすことがあるため、狙う価値は十分ある。 他に「はぐれメタル」・「メタルキング」・「プラチナキング」等といった上位互換も存在し、 「ゴールデンスライム」・「ゴールデントーテム」等のようなゴールドの方が多く貰える変種も存在する。 これらのスライムはメタル系と呼ばれる(ただしゴールデンスライムは『VII』ではメタル系ではない)。 倒しやすさや出番のタイミング、倒した際の恩恵の大きさの影響か、メタル系の中でははぐれメタルがピックアップされやすい傾向があり、 メタルスライムそのものの印象がやや弱いのは否めない。 『VII』では合体スライムの様に仲間を呼んでメタルキングに合体する「メタルスライムS」が登場する。 シンボルエンカウントになった『IX』では、他のメタル系と同じく、 プレイヤーを見つけた時点で逃げ出してしまうため、聖水などを使う必要がある。 MMORPGになった『X』では他のメタル系と同じく、他の敵とエンカウントした際に低確率で一緒に出現する。 『V』でははぐれメタルしか仲間にできなかったが、リメイク版では仲間にできるようになった。 しかし、はぐれメタルと同じく仲間になる確率が非常に低い(1/256)。HPはレベルを上げればそれなりに上がる。 小説版ではチョイ役だが夫婦関係を進展させる粋な計らいをしてくれる。 VIIIでは仲間モンスター3体でチームを作るが、メタルスライム・はぐれメタル・メタルキングの3匹でチームを組むと、 合体技「クラスマダンテ」を使える(ただし使用後は3匹ともMPが0になってしまう)。 外伝でもほぼ常連で、モンスターズでははぐれメタル・メタルキング等の上位種共々全てのシリーズに登場。 行動封じに弱い面はあるが耐性がほぼ完璧で、HPはほとんど伸びないものの、ジョーカー以前のものであれば配合等でどうとでもなる。 ジョーカー以降はHPの上限が2桁にとどまってしまう為、使っていくには「HPアップSP」のスキルが欠かせない。 また、攻撃力も総じて低い為、「みがわり」などで盾役として使うのが良い。 『トルネコの大冒険』シリーズには二作目から登場する。 HPが10もあるが、本編のような耐性はなく、アイテムで簡単に倒せる。 経験値は本編と同じ1500と一見高いようだが、トルネコには本編と比べ物にはならないほど高い経験値を持つモンスターがわんさかいる。 『3』ではモンスターの経験値はある程度下がったが、メタルスライムの経験値も100になってしまった。 アーケードカードゲーム『モンスターバトルロード』でも第一弾からカード化。 HPが標準の半分以下しか無く、3体でHPを共有する本作においてもブレのないピーキーさを持つ。 メタル系で唯一必中の攻撃呪文を使用できるのが売りだが、ステータスは控えめでキングやはぐれの陰に隠れがち。 ちなみにこのシリーズのメタル系の耐性は「呪文は全て無効化でき、それ以外の攻撃に対しては強耐性」というもので、鉄壁だが完璧ではない。 特に暗黒耐性に穴があるため、攻撃に暗黒属性がデフォの魔王戦では少々心許ないものとなっている。 なお、耐性が強い分、回避率は最低ランクに設定されている。 パルプンテの効果で、他モンスターがこのモンスターになることがあるが、ボス以外のモンスターは全て有効であり、 はぐれメタル等もメタルスライムになってしまう。 書籍『モンスター物語』では、旅立ったスライムが遺棄されたキャラバンの荷物から身かわしの服を防寒のために着込み、 後に溶けたミスリルを浴びたことによって硬さと素早さを手に入れている。 『モンスターズ』の図鑑では、鉱物を食べてこの体になったと言われている。 なお、『モンスター物語』には、はぐれメタルはバブルスライムがメタル化したモンスターと書いてあるので、 メタルスライムとは無関係である。 ちなみに、『IX』の図鑑には身体にアルミホイルを巻いてメタルスライムだと言い張る偽者がいると書かれている。 実際にはそんなモンスターは登場しないが、金メッキを塗ったゴールドマンの偽物がいるのでもしかして……。 アニメ『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』では第21話に登場。 闇のバザールで売られていたツボの中から突如現れて、モコモコの石の棍棒を粉砕しながらバザーのあちこちを逃げ回り、 挑発を繰り返した挙句女性更衣室にまで誘い込む。 最後は丸腰となったモコモコを追い詰めるも、大金槌を手に入れられホームランされて星になった。 異常な硬さと素早さを持つのは原作同様だが、顔つきが原作と異なり非常に目つきが悪い。 また、「ギロゲロギロギロギロ……」という奇怪な笑い声を発するのも特徴的で、チョイ役ながらもやけに印象に残る。 ちなみに放映当時に発売されていたカードダスでは、何故かはぐれメタルやゴールドマン共々キラカードだったりする。 「メタルスライムエディション」と銘打った限定版のプレイステーション4本体も発売されている。 MUGENにおけるメタルスライム fukin-otou氏が製作した手描きのものが存在していたが、2014年8月4日に公開停止され、現在は入手できない。 原作っぽくライフが低く防御が高いキャラとなっているが 原作のような硬さは無く、むしろ紙の部類(HP300 ATK75 DEF 255 と能力値だけ見れば彼と正反対である)。 しかし更新により飛び道具無敵が追加され、耐性が強化された。 性能は動きが尋常でなく速く二段階ジャンプができる以外は典型的なちびキャラといった感じ。 デフォルトでAIが搭載されている他、nns氏による外部AIも存在する。 その機動力を存分に生かした立ち回りで、ちびキャラ故に相性は激しいものの、中々の強さを誇る。 出場大会 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 打倒剣帝!無差別級大会 強ランク前後!!MUGEN大合戦!!!~秩序と混沌の戦い~ メタルスライムは にげだした! *1 FC版『I』と『II』(『II』でははぐれメタルも登場した)では、 逃げる確率が低い 厄介な呪文を連発する 守備力が255(IIのメタスラは180)しかないので、ある程度の攻撃力があれば一撃で倒せる。これは容量の問題でもある(それでもトップクラスの数値だが) 経験値もメタスラで100前後、はぐれメタルで1000程度と、周辺の敵よりやや高い程度(それでもトップクラスの数値だが) といった感じにそれなりに強いモンスターだった。 リメイク版では、『I』の守備力以外は『III』以降の仕様に変更されている。 ただし、『VI』では味方の攻撃力がどんどん上がり、『VII』では加えて守備力が500になってしまったので、『II』の様に一撃で倒せる存在になってしまった。 『VII』では、スライム系が沢山出現する現代のクレージュ地方で複数出現したものが、回し蹴りや鞭で蹴散らされることも多い。 『VIII』ではこれまで以上のとんでもない守備力になり、『IX』からは被ダメージが強制的に1orミスになる特殊な仕様になった。
https://w.atwiki.jp/moshimorpg/pages/50.html
スライム【すらいむ】 魔王軍の下っ端。RPGの代名詞とも言える看板雑魚。 もしもシリーズでは主人公になったこともあるが、キャラは薄い。 「ぷるぷる、ボクはわるいスライムじゃないよ」はよく使われる台詞。 カテゴリ:魔王軍
https://w.atwiki.jp/magoriatcg/pages/1828.html
スライム スライム EXスキルカード 使用条件:黄黄黄 前衛キャラ全てに攻-300防-200する。 「あっ、こら! くっつくなー! あわわ、溶ける、溶けちゃうー!」 カード番号 Ver.14.0/EX0123 レアリティ EX/サイン コメント コメントの入力。必須ではない。
https://w.atwiki.jp/overtune45/pages/84.html
モンスター名 特技1 特技2 特技3 配合種・血統 配合種・相手 属性 特殊配合・備考 ランク エンゼルスライム ラリホー 踊り封じ マホトーン ホイミスライム ドラキー 聖 - D キングスライム メラ ザオラル バーハ もりもりスライム バブルキング - スライム*4 C グランスライム ザオラル ジャッジメント サザンクロスォーム スライムエンペラー わたぼう - - A ゴールデンスライム まぶしい光 光の波動 ビッグバン スライムマデュラ ゴールデントーテム - - B ゴールデントーテム ブラストサンダー ホーリーランス とんずら メタルブラザーズ はぐれメタル - - B ストーンスライム たいあたり 大防御 ストーンブレイク スライム系 物質系 地 - D スライム ギラ 火の息 息を吸い込む - - - 捕獲のみ E スライムエンペラー マホターン ザオラル のしかかる キングスライム メタルブラザーズ - - C スライムジェネラル はやぶさ斬り ブリザーラッシュ ベホマラー メタルカイザー デビルマスタッシュ - - B スライムつむり 大防御 ルカニ スカラ スライム系 虫系 - - E スライムツリー マホトラ リホイミ マッドグロウ スライム系 植物系 樹 - E スライムナイト ホイミ スカラ 獣斬り スライム系 悪魔系 - - D スライムファング 特攻 力ため おたけび スライム系 キラーパンサー - - D スライムベス ギラ メラ イラプション スライム ぶちスライム - - E スライムボーグ 突進 稲妻 五月雨剣 スライム系 機械系 磁 ドラゴスライム+ソードドラゴン D スライムマデュラ デイン 火の息 フレアトーネード メタルキング もりもりスライム - - C ダークスライム ドルマ ブラッディクロス ルカニ メタルスライム スライムボーグ 闇 - D ダークナイト イービルスフィア 五月雨剣 ディバインスペル スライムナイト ダークスライム 闇 - D ドラゴスライム 火の息 ギラ ホイミ スライム系 ドラゴン系 火 - D ドラゴメタル 火の息 アストロン ベホマラー ドラゴスライム メタルスライム - - C パールスライム スカラ まぶしい光 ヒャド スライム系 水棲系 - - D はぐれメタル ギラ ヘイスト デイン メタルスライム バブルスライム - - C バブルキング ルカニ カルネージアンセム 臭い息 バブルスライム キングスライム 毒 バブルスライム*4 D バブルスライム 毒の息 ポイズンブロウ マホトラ スライム系 ゾンビ系 毒 - E ぶちキング 大切断 口をふさぐ 羊数え歌 ぶちスライム キングスライム - - C ぶちスライム たいあたり 毒の息 シャドウエッジ スライム系 獣系 - - E プラチナキング マヌーサ ビッグバン 変身 ゴールデンスライム ダークマター - - A ホイミスライム ホイミ マホイミ スカラ スライム系 メーダ - - E メタルカイザー イオ ドルマ イービルライト ダークスライム スライムエンペラー 闇 ダークスライム*4 C メタルキング イオ アストロン ジゴスパーク はぐれメタル キングスライム - - C メタルスライム メラ ヒャド サンダーブレード ストーンスライム おどる宝石 - - D メタルブラザーズ メラストーム 変身 デモンズランス はぐれメタル ダークナイト - - C メタルライダー メタル斬り ルカニ 大切断 スライムナイト メタルスライム - - D もりもりスライム 身代わり 息を吸い込む 口笛 * * - スライム*3 D ワンダーエッグ パルプンテ アストロン メガンテ はぐれメタル スライムファング - - D
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/630.html
概要 Ⅳから登場したモンスター。がったいスライム。 【キングスライム】と同じタイミングで登場している。 外見では普通の【スライム】と見分けがつかないが、進化によって強くなり、 呼び寄せた仲間と合体して【キングスライム】に変身することもできるようになった特殊なスライム。 必ず何らかの【なかまをよぶ】系の技と、【合体】を行動パターンに持っている。 グラフィックは普通のスライムと同じで、名前の表示も「スライム」なので、パッと見普通のスライムとは見分けがつかない。 「合体スライム」というのも公式ガイドブック上などで通常のスライムと区別をつけるために用いられることがある呼称であり、 ゲーム内の戦闘画面で登場するこのモンスターの名称はあくまで「スライム」である。 ゲーム内で「がったいスライム」という名称が登場するのはリメイク版Ⅳの【モンスターずかん】内でのみで、 【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】などでは「スライム(合体)」として掲載されている。 が、そんなこいつらは実際に戦ってみるとただのスライムとは比べ物にならないほどの体力・耐久力を持っている。 また、ほとんど攻撃せずに次々と同種の仲間を呼び出し、8匹になると合体してキングスライムになる。 特にⅤやⅥでは8匹になるまで一気に呼ぶのであっという間に増えて合体してしまう。 なお、全作品に共通して出現エリアに普通のスライムも出現することが多いが、大抵の作品は出現数などでも判別することができる。 DQⅣ DQⅤ DQⅥ DQⅦ DQⅧ DQⅨ DQⅣ FC版では、第4章のみに【キングレオ】・【ハバリア】・【アッテムト】周辺に出現する。 8匹で合体してキングスライムになるという能力で、当時のプレイヤーをあっと言わせた。 (スライムが合体するシーンはTVCMなどで発売前から大々的に宣伝されていたため、 驚きよりも「実際に目の当たりにした歓喜」を感じたプレイヤーも多かったことだろう) 攻撃力は0で、基本的に通常攻撃を仕掛けてくることはなく、ひたすら仲間を呼び8匹集まったら即合体する。 ただし、仲間に麻痺や眠り状態のスライムが居ると合体することができなくなり、個別に通常攻撃を仕掛けてくる。 こうなるとむしろ敵の数が一向に減らなくなってしまうため、多少の苦戦は覚悟で大人しく合体させた方がいい。 ちなみにただのスライムと比べればはるかに打たれ強く、【オーリン】の攻撃を受けても倒れないほどの体力を持つ。 落とすアイテムは【やくそう】。 リメイク版では第5章では【古井戸の底】に出現する。 そのため、第4章でエンカウントしそこなった場合でもモンスターずかんのコンプリートには影響しない。 DQⅤ 【テルパドール】周辺と【メダル王の城】周辺に出現する。 メダル王の城周辺では、他のモンスターを伴わず、1グループ奇数で出現した場合、そのスライムは合体スライムである。 今作では攻撃力が53と普通に設定されており、平時も普通に攻撃を仕掛けてくることがある。 また、今作から複数の仲間を一気に呼ぶタイプの仲間を呼ぶがこいつらに設定されている。 これにより大抵の場合は一気に仲間を招集して即キングスライムになるため、やっぱり攻撃される頻度は低い。 キングスライムになってから倒せば仲間になる可能性もあるので、あえて合体させるのも手。 落とすアイテムは【やくそう】。 ちなみにカジノの闘技場においてやけに低い倍率で他のモンスターを蹴散らすことがあるのもコイツ。 やっぱり見た目も名前も普通の「スライム」なので、若干妙な光景ではある。 DQⅥ 上の世界の【スライム格闘場】周辺や、 下の世界の【ガンディーノ】、【ライフコッド】周辺などに出現する。 今作では他の敵と一緒に出現することもあり、こいつら1グループだけになるまでは8匹揃って攻撃しまくってくる。 また、この関係で8匹の出現位置がバラバラにもなるため、今作では「積み上がって変身」の演出は省略されている。 単体でも結構強くなっており、HPは150(DS版では120)、攻撃力は105。他の敵もなかなか倒しにくい場合があり面倒な相手となる。 むしろキングスライムになってくれた方が手数も減り、馬車のドアを閉めたりもするので戦いやすくなる。 今作でも条件を満たしていれば仲間になることがあるため、そう言う意味でも合体させる利点はある。 落とすアイテムは【スライムアーマー】。 DQⅦ 同様の特徴を持つスライム、【スライムLv8】が登場している。 DQⅧ 【ベルガラック】地方に出現する。 討伐リスト上ではスライムと同じになり、久々に攻撃力が低くなっている。 今作での攻撃力は7で、普通のスライム(攻撃力10)よりも低く設定されている。 また、今作では複数体を一気に呼ぶタイプの仲間を呼ぶだけでなく、 呼ばれた1体がそのターンの内に即行動するタイプの仲間を呼ぶも使用するようになった。 とはいえ、個々のHPは44と再び下がっているため先制して叩き伏せることも容易で、 不意打ちの時もキングスライムに合体することはできないため、合体されること自体が少ない。 むしろ今作では仲間を呼ぶ際のモーションがやけに遅いため、そこの部分を厄介に感じる人も居たりする。 落とすアイテムは通常で【やくそう】、レアで【アモールの水】。 DQⅨ 正確には2種類の合体スライムが登場している。 アユルダーマ島に出現するスライムは、3匹揃うと合体して【スライムタワー】になるという新種の個体。 サンマロウ地方に出現するスライムは、従来通り8匹揃うと合体してキングスライムになる。 この2種類はステータス面でも若干強さに差が有り、サンマロウ地方に出現する方が少しだけ強く、報酬も多い。 ただし、行動パターンや耐性、落とすアイテムなどは全く同じで、いずれも討伐リスト上では通常のスライムと同じ扱い。 今作では久々に複数体を一気に呼ぶタイプの仲間を呼ぶを使用しなくなり、Ⅳの頃のように1匹ずつ増えるようになった。 さらに、これまたⅣの時と同様基本的に通常攻撃を仕掛けてくることはなく、最優先で仲間を集めてさっさと合体しようとする。 なお、本作で画面上に6匹以上出現できるのは、キングスライムに合体する方のこいつらだけである。 落とすアイテムは通常で【やくそう】、レアで【スライムゼリー】。
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1201.html
こんな時期になると爬虫類は冬眠を始めるというのに、爬虫類の様に、いや爬虫類以上に凶暴な涼宮ハルヒは元気が有り余っているらしく今日も不思議探索で足を軽やかに 運ばせている。 なんで哺乳類は恒温動物になったんだろうね。爬虫類のように変温動物だったらこの寒い外を出歩かず家の中でずっと眠っていられるのに。 それにしても本当にこの時期になると寒くなってくる。ここらへんの地域は時々雪は降るとはいえ積もりはしないため東北地方とかに比べるとまだマシかもしれないが、そ れでも生まれから育ちまでここの俺にとっちゃ沖縄にでも行かない限り寒いと言う感情は捨てきれないだろうね。 軽やかなステップで先を行くハルヒを前に俺ともう一人、柊つかさもさぞ寒そうにポケットからカイロを取り出し手袋越しに寒さを凌いでいるのが見える。 「今日はまた一段と冷えたね~、キョン君」 白い息を空に撒き、その行き先を眺めながら俺にそう言うつかさ。 「そうだな」 と相槌を打ち、俺もつかさの吐いた白い息の行き先を見る。 白い息が完全に消えつかさの方を見ると、つかさはじっと俺の方を見つめていた。 ピンクのボンボン付きのニット帽にマフラーと言う可愛らしい完全防備の服装である。 かくいう俺は帽子もマフラーもしておらず、防寒具といえばコートと手袋、それからポケットに忍ばせてある貼らないカイロぐらいである。 帽子は似合わないしマフラーもあるにはあったのだが、以前シャミによって無残な姿になってしまった為、今はもう使い物にならない。 そんなことよりも俺はさっきからじっと見つめてくるつかさが気になるわけで。 「どうした?」 「はうぅ!な、何でもないよ」 俺が不思議そうに尋ねると急に我に帰り慌てふためくつかさ。 「本当か?」 俺が問いただすと、 「あ、えっと……その」 とつかさは答えを渋らせる。 そして何か次の言葉をつかさが発しようとしたところで、 「何してんのよ。さっさと来なさい!」 といつの間にかはるか五十メートルほど前にいる団長様の号令によりその会話はあえなく終了となった。 次の日の放課後の活動からつかさに変化が表れる。 普段ならかがみや高良、朝比奈さんと会話をしたり、ボーっとしたりしていたのだがここ最近はずっとせっせと指を動かし何かを編んでいる。 必死に本を見ながら作っており、分からない所は所々朝比奈さんに聞いたりして再び編み続けているのだ。 恐らくマフラーかミトンなのだろう。だがつかさは両方持っていたし、誰かに上げる物なのだろうかね。 はて、つかさも一端の恋でもしたのだろうか。 そんなつかさを見て俺もマフラーを買わねばならんなと思った。 以前言ったとおり俺の前のマフラーはシャミの所有物となってしまったわけだし、この時期になるとマフラーがないと首元が寒くてやってられんからな。 「どうしました?」 そんなことを考えていると俺の前方から古泉が声をかける。 「いや、なんでもない」 そう言って古泉から奪い取った飛車を敵陣の中心部に置く。 「王手だ」 そう言いながら俺は天井を仰いだ。 古泉は将棋盤をじっと見つめながら、 「投了ですね」 と微笑みながら言った。 やれやれ、古泉はいつまで経っても強くならんな。 「こう見えても努力はしているのですが」 「その努力は結果となって表れていないがな」 そう言うと古泉は肩をすくめて言った。 「全くです」 また別の日俺は念願のマフラーをようやく購入し、学校へと着けていった。 あの長い長い坂を寒いながらも上りながら校門をくぐり、下駄箱へと向かう。 「あっ、キョン君」 と後ろから声がし、振り向くとそこにはつかさがいた。 「つかさか。おはよう」 「うん。おはよう」 そう言ってつかさは笑顔を見せたかと思うと、今度は少し俺の方をまじまじと見て、 「マフラー買ったんだ」 と訊いてきた。 「ああ、流石にこの時期に無いと厳しいからな」 「そうだよね」 つかさの方を見るとなぜかつかさは悲しそうな表情を浮かべていた。 「どうした?」 そうつかさに尋ねるとつかさは笑顔を作り、 「な、なんでもないよ」 と言って走って下駄箱を抜け教室へと向かっていった。 一体どうしたというのだろうか。 その日の活動から、つかさは編み物をしなくなった。 別に完成したわけでもなく、俺の記憶ではそろそろ仕上げといった所だったのに何故だろうか。 それだけではない。つかさがずっと落ち込んでいるように感じるのだ。 ボーっとする事なら多々あったが、これほどまでに落ち込んでいるのは珍しい。 やはり、何かあったのだろうか。 気にはなるのだが、尋ねようがない。見たところ泉や高良も原因が分かってなさそうだし、もはやお手上げ状態である。 「ちょっとキョン君」 肩をとんとんと叩かれ、かがみが俺に耳打ちをしてくる。 「活動が終わったら少し付き合って」 「何でだ?」 「いいから」 かがみなら何か知っているかもしれない。そう思い俺は快く了承をした。 活動終了後、かがみは泉たちを先に帰らせ部室には俺とかがみだけとなった。 なんか、女子と二人きりで学校にいるというのは朝倉の事やらあの忌々しい事件やらであまり良い思い出がないな。 「で、何のようだ?」 俺は帰り支度を済ませ、泉たちを見送りドアをパタンと閉じたかがみにそう尋ねた。 「うん。つかさの事なんだけど……」 「つかさの事か。最近おかしいと思うんだが、お前は何か知らないのか?」 「私がそれを聞いてるのよ」 「生憎だが、俺にもわからん」 その言葉を聴いたかがみはハァと溜息をつき、 「キョン君でも分からないならお手上げね」 と言った。 どういう意味だそれ。 その後俺とかがみはつかさに元気が無い理由を考えた。 するとかがみは俺を見て、こう言った。 「あんた、マフラー買ったの?」 「ああ。寒いもんでな」 その言葉に対し、かがみはまたしても溜息をつく。 「はあ、ようやく原因が分かったわ」 分かったってどういう意味だ?俺のマフラーが何か関係しているのか? かがみはあきれ返ったように俺に説明を始めた。 「あんた、つかさが前まで何してたか知ってるわよね?」 「何か編み物をしていたな。だがここ最近は編んでいる様子がないが」 「あれはね、マフラーを編んでたのよ」 マフラー? 「それまた何故だ」 かがみはまだ意味を理解できていない俺に対し、本日三度目の溜息をつく。 「これだけ言ってもわからないのね。相当鈍いわよ」 好きで鈍いわけじゃない。分からないものは仕方がないだろう。 「つかさは、あんたのためにマフラーを編んでたの」 俺の中にハテナマークが量産され始める。 「俺のために?何故だ?」 「ちょっとは自分で考えようとしなさいよ」 つかさが俺のためにマフラーを編んでいた。いつ編もうと考えた? この前の不思議探索の時か。 あの時マフラーをしていなかった俺に対してつかさは編もうと考えたわけか。 理由はわかったが、なぜ俺がマフラーをつけてきただけであれ程までに落ち込んだんだ。 そのマフラーを自分用のためにでも作り直せばいいのに。 「そんなの、ちょっと考えればわかるでしょ」 みかねたかがみが話を再開し始める。 「あんたが好きなのよ」 俺のことが……? 「そ、あんたの事が。この前何で編んでるのか訊いてみたのよ。そしたら『キョン君のために』って顔を高潮させながら言うんだもん」 それだけじゃ俺のこと好きと言う事には直結しないぞ。 「あの時のつかさの顔は面白いぐらい乙女だったわ。からかってやろうかとも思ったけど、あんなに真剣なつかさは見たことが無かったから、やめといたわ」 そんなに一生懸命編んでいたのか? 「それぐらいあんたの事本気なのよ」 そういった後かがみは鞄を持ち、 「これを聞いてどうするかはキョン君次第よ。振るのもよし、付き合うのもよし」 ドアの前まで行き振り向きながら、 「けど私としてはつかさを落ち込ませないでほしいけどね」 と言葉を残してかがみは部室を出て行った。 落ち込ませないでほしい、か。そうなったら選択肢は一択じゃないか。 そう思いながら俺は部室の鍵を手に取り、部室を後にした。 次の日の放課後、俺は部室に行く前に教室につかさを呼び出した。 未だに元気が無いつかさに俺は自分の持っていたマフラーを差し出した。 「どうしたの?」 理解できていないつかさに俺は、 「そのマフラー、やるよ」 とだけ答える。 「いいよ、別に自分のあるから」 「だったら、俺はこのマフラーを捨てる」 そう言うとつかさは驚き、 「そ、そんなことしたらキョン君のマフラーが無くなっちゃうよ」 と言った。 「つかさは俺のためにマフラーを編んでくれてたんだってな」 俺がそう言うと慌てていたつかさの表情が一変し、赤くなり、 「うん……」 と縦に頷きながら言った。 「悪かったな。そんなことに気づかずに自分でマフラーを買っちまって」 「そんな事無いよ」 俺は持っているマフラーをグイとつかさに近づける。 「だから俺はこのマフラーをつかさに渡す。それで、つかさは俺にマフラーを編んで欲しいんだ」 少しわがまますぎたか。そう思い、俺はマフラーを自分の方へ戻そうとした瞬間、つかさが俺のマフラーを掴んだ。 「これってプロポーズ?」 上目遣いで尋ねてくるつかさ。 「ま、まあそうなるのかな」 その言葉を聞くと、つかさは朝比奈さん以上のスマイルを放ち、 「こちらこそ、よろしくお願いします」 と言った。 数日後、俺は白いマフラーをつけ、学校に登校する。 つかさから作ってもらったものであり、シャミにボロボロにされないよう大事に保管している。 同じくつかさも、マフラーをつけて登校している。 だが、そのマフラーは俺の渡したマフラーではなく、つかさの手編みマフラーなのだ。 つかさ曰く「お揃いが良い」との事らしい。俺もその方が良いしな。 今は人間が恒温動物であったことを嬉しく思いながら、俺は白いマフラーをつけ急な坂道を上って行く。作品の感想はこちらにどうぞ
https://w.atwiki.jp/elemon/pages/44.html
No. 2 名前 ブルースライム 属性 水属性 レアリティ C マナ / HP / スピード 1 / 34 / 26 Attack1 アイスゼリー / 12 クリティカル 10% Attack2 SPSkill マナ能力(消費4) 味方召喚エレムと相手召喚エレムを2ターンの間、交代不能にする。 Reverse 図鑑 別名水のスライムと呼ばれるブルースライムは、原始の海を起源とする最も古い時代の生物と思われる。呼吸器官を持ち、クラゲのように体を動かして水中を移動する。基本的にスライムは、他の物質に寄生し分裂を繰り返す。 ILLUST FUJISHIRO KEI 名前 コメント