約 3,398,466 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30891.html
登録日:2014/12/30 Tue 20 16 45 更新日:2023/02/23 Thu 20 13 13 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DM DM-02 DM-18 DMC-42 DMX-03 アンコモン アンブロッカブル クリスタル・ランサー デュエマ デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス ベリーレア リキッド・ピープル レア 名カード 基本セット 水文明 水文明のクリーチャー 進化クリーチャー 高崎翔太 だから遅すぎると言っている! 概要 クリスタル・ランサーとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。 DM-02 第2弾「進化獣降臨(マスター・オブ・エボリューション)」にて初収録。この時のレアリティはアンコモン。 ◾DM-18「ベスト・チャレンジャー」 ◾DMC-42「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」 ◾DMX-03「デッキビルダーDX エイリアン・エディション」 などにも再録され、プロモーションカードにもなった。 また、DM-18での再録時からはレアリティがアンコモンからレアに格上げされた。 DM初期における名カード。 安く手に入りやすいレアリティと高いスペックを持っていたため、DM初期の環境で活躍した。 スペック クリスタル・ランサー UC(R) 水文明 (6) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 8000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 W・ブレイカー 進化元にはリキッド・ピープルを用いる。 能力は初期のカードということもあってシンプル。 アンブロッカブルを所持しており、ブロッカー相手にはブロックされない。 そのため、どのような大型ブロッカーでも避けることができる。 後は、水文明の進化クリーチャーとしてはそこそこ高い8000というパワーとW・ブレイカー。 インフレの進んだの今から見ると、そこまで大したことのないスペックに思える。 進化条件こそ緩いものの、今の水文明進化クリーチャーを用いるデッキは、種族に縛られない構築がされている物が多い。 パワーに関しても、今では6コスト範囲内の進化クリーチャーはパワーが高いものが多い。 しかし、初期から見ると相当恐ろしいクリーチャーだった。 まず、恐ろしさを作り上げた物としてはそのパワーとアンブロッカブル。 初期ではこのクリーチャーのコストと高いパワーに間に合うクリーチャーが少なかった。 パワー8000を超える+即座にランサーを殴り倒せるというクリーチャーが多くなかったのである。 また、DM-02から登場した進化クリーチャーであることを存分に生かしている。 進化クリーチャーは召喚酔いを起こさないため、速攻に攻撃態勢をとることが可能。 つまり、ブロックされない能力があったため、このクリーチャーは最低でも相手に何らかの損害を与えることが出来たのだ。 そして、ランサーが強いだけでなく愛された理由としてはそのレアリティだろう。 レアリティはスーパーレアやベリーレアでもない。アンコモンだ。 高レアでも準バニラが多い初期のカード群から見ると、レアリティを付け間違えたのかと思えてしまう。 DM-02時点のカードリストを見れば、レアリティ設定に見合っていないスペックであるのは一目瞭然。 そのため、カードを買う資産の少ないデュエリスト(特に小学生)でも一枚は手に出来た。 初心者でも、このクリーチャーを使いこなせる環境にあったのだ。 進化元も数の多いリキッド・ピープルであり、運用もしやすかった。 特にDM-01で登場した《アクア・ガード》の存在は大きい。 7マナがあれば、アクア・ガードとランサーですぐに進化できる。 すぐに相手を攻撃できることもあり、半ば奇襲のような攻撃が仕掛けられた。 他にもcip発動後の《アクア・ハルカス》を進化元にするプレイングも見られた。 このように当時は高い性能を持っていたことから、発売直後は初心者から上級者までに積極的に好まれ暴れまくった。 DM-04の《アストラル・リーフ》登場までは水文明最強候補のカードと言っても過言では無かったかもしれない。 こうして長年の間リキッド・ピープルデッキでは『安い・強い・かっこいい』切札として使われ続けた。 しかし残念ながら現在のリキッド・ピープルデッキで見かけることは少ない。 時代の流れと共にランサーも、出すには重いカード扱いになってた。 そしてリキッド・ピープルにも《クリスタル・スーパーパラディン》を初めとした強力な進化クリーチャーが多くなったこともある。 とは言え、エピソードシリーズでも再録されるなど、未だにその名前を忘れられることは無い。 アンコモンという低レアリティと高いスペックを持つこのクリーチャーを使いこなしたデュエリストは多い。 多くのデュエリストに愛されたクリスタル・ランサーは、間違いなくデュエル・マスターズを代表するクリーチャーの一枚である。 派生・関連カード クリスタル・ツヴァイランサー SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 13000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 T・ブレイカー DM-14で登場した転生版。 本家と比べるとコストが上がった分、パワーも水文明トップレベルとなった。 アンブロッカブルなどに変わりは見られないが、シールドブレイク数も上昇。 弱くは無いのだが、本家より上がってしまったコストがネック。 軽量級を用いた戦いを行うリキッド・ピープルの戦法とは相性が悪い面がみられる。 時空のセブ・ランサー UC 水文明 (7) サイキック・クリーチャー:リキッド・ピープル/エイリアン 5000 このクリーチャーは攻撃またはブロックされない。 ループ覚醒-自分のターンのはじめに、このクリーチャーを《時空のガガ・シリウス》のほうに裏返してもよい。 覚醒後⇒《時空のガガ・シリウス》 DMX-05では《天海の精霊シリウス》と合体したサイキック・クリーチャーとして誕生。 本家よりパワーは下がっているが、攻撃をされないようになった。 そして、ループ覚醒によって防御形態にもなれるという臨機応変なクリーチャー。 余談だがこのカード、シリウスの方はフレームにホイル加工がされているのに対し、ランサー側には特にホイル加工が見られない。 大昆虫ガイアマンティス SR 自然文明 (6) 進化クリーチャー:ジャイアント・インセクト 9000 進化-自分のジャイアント・インセクト1体の上に置く。 このクリーチャーは、パワー8000以下のクリーチャーにブロックされない。 W・ブレイカー DM-06で登場した進化ジャイアント・インセクト。 スペックを見る限り、クリスタル・ランサーを明らかに意識している。 ランサーよりパワーは上がっているが、アンブロッカブル範囲と種族面ではランサーが有利。 こちらはランサーほど脅威に見られず、環境にも入り込まなかった。 とは言え、こちらもジャイアント・インセクトではトップレベルの人気を誇る。 大船長 オクトパスカル UC 水文明 (4) 進化クリーチャー:サイバー・ウイルス海 6000 進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 このクリーチャーはブロックされない。 W・ブレイカー 単色カードのインフレが進むドラゴン・サーガ期に登場した進化クリーチャー。 全体的にランサーを小型化させたような性能で、パワーが下がった分コストも下がったスペック。 ただし、攻撃力やアンブロッカル性能はそのまま保っており、進化元も範囲が広いなどランサーを上回る要素が多い。 レアリティもランサーと同じくアンコモンであり、初心者でも入手しやすいという点も健在。 一応ランサーはパワーや種族面では勝っており、そこで差別化されていくか。 侵略者 バロンスペード UC 水文明 (4) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル閃/侵略者 6000 進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 侵略-水の侵略者または水のリキッド・ピープル W・ブレイカー このクリーチャーは、コマンドにしかブロックされない。 革命編でも、ランサーを小型化させたような進化リキッド・ピープル閃が登場。 侵略者であるため、侵略によって早いターンから高速展開していくことが可能。 通常の進化手段でもランサー以上に進化元の指定範囲が広い。 攻撃性能でもW・ブレイカーと特定種族以外のアンブロッカブルを獲得している。 その圧倒的な速さにはランサーも敵わない…が、パワーとアンブロッカブルの範囲という点では一応バロンスペードを上回っている。 奇天烈 レイズ R 水文明 (6) 進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 11000 進化-自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 侵略-水のコマンド W・ブレイカー このクリーチャーはブロックされない。 このクリーチャーが破壊された時、墓地から手札に戻す。 続けてランサーと同コストの進化クリーチャー。 侵略者であることから、侵略で早いターンに出せる可能性を秘めている。 進化元の指定範囲も広く、種族でもコマンド持ち。 攻撃面ではパワー11000のW・ブレイカー+アンブロッカブル、防御面ではpig型のモヤシ能力を獲得した。 ランサーは種族の違いで何とか差別化していこう。 実はレイズ自身は優秀な性能なのだが、侵略条件の水のコマンドが多くないことから活躍の場に恵まれにくい状況にある。 デュエル・マスターズ プレイス プレイスではDMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」から登場し、目玉の一枚となっている。 性能面では特に調整は起こっていないが、レアリティがベリーレアへと昇格になった。 結果として、アンコモンだった本家よりも入手難易度が上がっていしまっている。 使い勝手にこれといった変化はなく、本家と変わらずシンプルに強力である。 《アクア・ガード》がプレイスに存在している事から、7ターン目に手札から一気に進化させて奇襲する動きも可能。 プレイス初期環境では【ボルメテウスコントロール】に対するキラーとして環境級の活躍を見せた。 しかし、DMPP-02から環境の激変やインフレによってパワーが強力なカードが増加すると状況は一変。 スペック的にはまだまだ問題はないのだが、それでもDMPP-01時点程は暴れることが難しくなったので環境からは脱落した。 と言っても、DMPP-03では多色のリキッド・ピープルが増加しているので、活躍させられる可能性はまだ十分に残っている…と言いたいが、インフレが激しいので微妙か。 また、DMPP-06では《クリスタル・ツヴァイランサー》が参戦。 こちらはリキッド・ピープルを参照するG・ゼロ追加という特大の上方修正を受けて大幅に強化されており、登場してから瞬く間に環境入りしている。 補足 カードイラストはリキッド・ピープルでも珍しい完全不定形であり、例えると水で構成された体を持つケンタウロスといった姿。 「ランサー」の名の通り、槍を所持しているのも分かる。 DM-18版では、片手が盾になっている。 それ以前にイラスト全体の雰囲気が変わっているが。 だから(間違いが)多すぎると言っている! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これがアンコモンっておかしいレベル -- 名無しさん (2014-12-30 20 26 31) 他の文明はアンコモン→低コスト、スーパーレア→高コストで水だけパラディンが -- 名無しさん (2014-12-30 20 56 37) 間違えた、水だけパラディンがスーパーレアでランサーがアンコモンだから間違えたのかなって思う。 -- 名無しさん (2014-12-30 20 57 29) 初期からやってる人にとってはトラウマ級の一枚 -- 名無しさん (2014-12-30 21 09 26) ↑そうそう、光単色ではじめたから、コイツには何度泣かされたことか…。 -- 名無しさん (2014-12-30 21 22 21) 光単色使いにとって、コイツとスケルハンターはトラウマ級の天敵 -- 名無しさん (2014-12-30 22 00 43) と言うか光単で青単には勝てない -- 名無しさん (2014-12-30 23 22 06) SRVRとかよりこういういぶし銀なスペックのが好きだったなぁ。SRVR当てるたびに友達がホイホイ1:10くらいで交換してくれてホクホクだった。 -- 名無しさん (2014-12-31 02 03 24) 出た当時はチートかと思うくらいあばれてたしな… -- 名無しさん (2014-12-31 10 07 09) パラディンのこうもくもお願いします。 -- 名無しさん (2014-12-31 10 21 49) こいつの存在がハルカス殿堂入りに影響したと思ってた。 -- 名無しさん (2014-12-31 11 47 57) 発売当初、絶対これは頭おかしいと思って水単に切り変えたら案の定凄まじい暴れっぷりで笑った覚えがある -- 名無しさん (2015-01-01 20 00 16) MTGにしたら、同種属がいたら、マナ6で8/8のブロックされないクリーチャーがアンコモンってことなのかな -- 名無しさん (2015-01-01 21 49 30) ↑修正、同種属がいたら召喚出来るでした -- 名無しさん (2015-01-01 21 50 58) みんなコイツ使ってたなーw 俺も使ってた。 -- 名無しさん (2015-01-03 02 08 27) あいつは強すぎたーー被害者の会代表ーキング・オリオンー -- 名無しさん (2015-01-05 20 30 28) DCG版(プレイス)だとベリーレアに昇格。それでもスーパーレアより安いし基本セット環境なのも合わさって相変わらず強い。 -- 名無しさん (2019-12-23 15 04 59) 基本セット期のあいだに繁栄を極めたこの進化クリーチャーは、デュエマ黎明期のありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。そのブロックされない体と狂暴なW・ブレイカーが呼び起こした悪夢は数知れない―――クリスタル・ランサーはまさに、基本セット期の災厄の象徴だった。― 「キイェルドー:水の文明」 -- 名無しさん (2019-12-23 15 21 33) 最近はTCGソクラテスラで遊戯王の翻弄するエルフの剣士辺りのポジションで人気者に -- 名無しさん (2021-03-28 14 54 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/devilchildren_w/pages/233.html
トップ|基礎知識|合体|訓練所|バトルネット|攻略|マップ|デビル|魔法・技|アイテム|その他 クリスタルリング クリスタルゲート オパールシティ クリスタルフィールド ニシ サファイアフォート ガーネットシティ クリスタルフィールド2 ヒガシ ムーンストーンベース トパーズサーカス ゴールデン・ヘッド・クォーター ダイアモンドゲート クリスタルゲート マップ|宝|施設|出現デビル マップ フィールド #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CrystalGate.png) クリスタルゲート #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CrystalGate_gate.png) 上へ 宝 なし 上へ 施設 なし 上へ 出現デビル 数 デビル デビル デビル デビル アイテム ドロップ率 2体 アゾット ハーピー ユキのカンザシ 15% 2体 ハーピー ビャッコ 2体 ビャッコ アゾット キリンのツノ 15% 3体 アゾット ビャッコ ハーピー 2体 ビャッコ アゾット キリンのツノ 15% 3体 アゾット ビャッコ ハーピー 上へ
https://w.atwiki.jp/bartlett2/pages/49.html
【ミスラとクリスタル】 Gilgamesh 「ライオンから、デルクフでの話を聞いてたとこだ。 クフィム島の上に現れた島のことを、神の扉、トゥー・リアって呼んでたらしいな、例の古代の生き残りの王子は、よ。 ふん、いい気になりやがって。世界を景品にして、ゲームでもやってるつもりか?」 Lion 「ねえ、カムイ。ロ・メーヴって名前に心あたり、ない?去り際にエルドナーシュが、その名を口にしていたのだけど。」 Kamui 「ロ・メーヴ……ですか?うーむ……。 ミンダルシア大陸の北端、聖地ジ・タと呼ばれる荒れ地に、古い廃墟が1つ、今も残っております。 その廃墟の名が、たしかロ・メーヴと……。 しかし滅びの神殿とおそれられ、頭のまともな者であれば決して近づいたりはせぬような場所ですぞ。」 Lion 「それじゃ……」 Gilgamesh 「ダメだ。この件はPCに任せて、おまえはジュノと獣人どもの動きを追いかけるんだ。」 Lion 「えー!でも……」 Gilgamesh 「こっちも、お留守にするわけにゃいかない。誰かがちゃんと見張ってないと、な。いいな?」 ライオンに一旦別れを告げ、PCはジラートの古代都市ロ・メーヴに向かう。 カムイの言う通り、内部は荒れ果てたモンスターの巣窟となっており、目ぼしいものは何も見つからない。 唯一手掛かりとなりそうな神殿の最奥では堅牢な格子扉が道を塞いでおり、PCはやむなく報告のために一度帰還する。 Gilgamesh 「なに、壁にさえぎられて廃墟の奥には行けなかっただと? 時代がどれだけ変わろうがなにかの仕掛けであることはまず間違いねぇ。きっとカギのような……ん! ……待て、待て、待て! 古代ってのは、確かクリスタルの力で発達した文明だとかって話だったよな?ってことは、アレがそうだったのか……? あ、ああ、すまん。ちょっと思い出したことがあってな。ひょっとするとひょっとするかもしれねぇ。 いいか、マリーだか、マルーだとかいう名前のミスラを探せ! だいぶ前ノーグにきたやつでな。いまは大陸のほうをうろついてるはずだ。 そいつがここにきたとき、聖地で手に入れたとかいう不思議なクリスタルを売りたがってた。 話もまんざらウソでもねぇ感じだったが、出所があの聖地ってこともあってな。 結局買い手もつかねぇまま、そいつは他をあたるとかいって、ノーグを出てっちまった。 確証じゃねぇが出所の聖地ってのと、クリスタルってのがあまりにできすぎてる。ダメ元でもいい、まずそのミスラを探してみろ。」 かくしてギルガメッシュの情報を頼りにPCは各地を尋ねて回る事になった。 非常に抽象的な情報ではあったが、ほどなくしてPCは件のミスラ(本当の名をマリョーといった)がアルテパ砂漠のオアシスキャンプに滞在しているのを発見した。 Maryoh Comyujah 「オッス! あんたさ、リ・テロアにある遺跡のこと聞き回ってるって風の噂で聞いたんだけどさ~。 あたい知ってるんだよね。なにをって、あの遺跡の奥へ行く方法をさ。 特別教えてやってもいいんだけど……世の中タダほど恐いものはないっていうだろ? そこで頼みがあるんだ。アルテパ砂漠の地下に広がる「流砂洞」。あそこにゃ誰にもまだ見つかってないお宝があるとあたいはにらんでるんだ! ちょいと奥までいってさ。これだ!っていうものを探してきておくれよ。 あたいが気に入ればそれと交換であの遺跡について知ってること、あんたに教えたげる。 悪い取り引きじゃないだろ?何事もギブアンドテイクってやつさ。 流砂洞には、重さで作動する仕掛けがあるじゃん。あの先が怪しいと思うんだよね~。」 またもや抽象的な依頼だが受ける以外に道はなく、 PCは流砂洞の深部で発見したマジックポットを叩き割り、内部から回収した古地図を宝と称して手渡した。 Maryoh Comyujah 「わおっ、すっごいじゃん!!それじゃ、約束通りあたいの知ってる遺跡の秘密を教えたげるよ。 あたいがクゾッツへ来るだいぶ前の話になるんだけどね。 大昔から聖地とか呼ばれてるリ・テロアを1人で探索してたんだ。 深い霧に包まれてさぁ。恥ずかしい話、あたい道に迷っちまったんだ。で、なんとかたどり着いたのがあの遺跡さ。 あとは知っての通り。巨大な像が向かい合うあの大広間を抜けた先……あのへんてこな壁の前で立ち往生さ。 遺跡のそこかしこ調べられるとこはぜ~んぶ調べて回ったね。 で、あたいは見つけたんだ。青く澄んだ光を放つ不思議な水晶をさ。 なぜそこにあったのかあたいにはわからないけど、そいつは大広間の池の中で輝いてた。差し込んだ月の光に反応するようにね……。 これがその青水晶さ。売れるかなぁと思って持ち帰ったんだけどちっとも買い手がつかなくってね。あたいが持ってても意味ないし、あんたにやるよ。」 これで格子扉を開く事ができると確信したPCは、出立前にデルクフの塔で共闘した面々に一声かけるべく天晶堂を訪れた。 しかしアルドにかつての覇気はなく、衰弱しきったフェレーナを前にただただ意気消沈していた。 Aldo 「クッ、どうすればいいんだ!?このままでは……。 オレたちにはもうあいつを追いかける気力はない……。あの力に打ち勝つ自信がないんだ。分かってくれ。」 Geebeh 「アルド兄ちゃん!」 Aldo 「なんだ、お前たち?フェレーナなら今はダメだ。それに、ここへは来るなと言ってあるだろう。」 Paya-Sabya 「フィックの、フィックの植えた種から芽が出たんだ!」 Aldo 「なんだと……?あの種はそう簡単に育たないはずだろう。」 Geebeh 「まぁいいから来てみなって!」 Paya-Sabya 「ホラ、ここ!何も変わってないように見えても、ちゃんと地面のしたで芽が出てたんだ。ちゃんと成長してたんだよ!」 Geebeh 「オレたちの植えた種に芽が出た!フィックとオレたちで植えた種に、芽が出た!」 Aldo 「……本当にこんなことがあるとはな。」 Verena 「兄さん……。」 Aldo 「フェレーナ……。お前とフィックたちが植えた種から芽が出たそうだ。 子供たちが一所懸命水をやったんだろうな。お前やフィックがやってきたことはムダじゃなかったのかもしれないな。」 Verena 「私、ここのところ全然ここへ来ていなかった。 自分のことばかり考えてて……。ごめんなさい、フィック。」 Fickblix 「芽、出たのか。フィックの言ったとおりだ。みんなで育てればできないことなんてない。」 Verena 「フィック……!?あなたどうして?」 Fickblix 「まだ芽、出ただけ。このままがんばれば花も咲くはず。 だけどフィック、残念だけど水も肥料ももうやれない。」 Verena 「……!」 Fickblix 「でもフィック信じてる。必ずみんな力あわせて、花咲かせてくれる。だから、フィック心配してない。」 Verena 「えぇ、フィック。必ず、必ず花を咲かせるわ……!」 Fickblix 「じゃあな。フィック、もう寂しくない。いつでもみんなといる。 こんな気持ちになった時、フェレーナたちの言葉で何というんだっけ……。 そうだ、「アリガト」だ。フェレーナ、いちばん最初に教えてくれた。 これ、フィックたち獣人知らない。でも、とても好きな言葉。フィック、仲間たちに教えたかった。 アリガト、みんな……。」 Verena 「フィック……!!フィック、私にもあなたのような勇気が少しでもあれば……。 でもごめんなさい、今の私には何もできないわ。何も、何もできないのよ……。」 Aldo 「フェレーナ……。今のオレにだってできることはあるはずだ。 このままおとなしくしてたら、フィックに怒られちまうだろう? 待ってろよ、ジラートのチビめ。あいつを倒さないことにはオレたちはこのまま前に進むことはできないんだ!」 【覚書】 ジラートエリアを余すところなく踏破させる本ミッションの流れで、今度はリ・テロア地方へと派遣される。 リ・テロアはミンダルシア大陸の北東部を占める地域で、その大半が聖地ジ・タと呼ばれる針葉樹林地帯になっている。 ジ・タには樹齢数千年を誇る巨樹が立ち並んでおり、いずれの樹高も百数十メートルに及ぶ事から日光が地表まで届かず、ただただ鬱蒼とした景色だけが広がる未開の地なのだが、 かつてその最奥に佇む古代遺跡「ロ・メーヴ」でアルタナの神像が発見されたため、サンドリア国教会からは聖地の認定を受けている。 それゆえ時には巡礼者が訪れる事もあるのだが、当然街道などは整備されていないので、モンスターに襲われて命を落とす者が少なくない。 古代石碑巡礼で遭遇するドゥーム族のモンスターは、そうした亡骸の集合体という設定である。 あそこを聖地として正式に定めてるのは、サンドリアの国教会だけなんですよ。 サンドリア人にとっては別大陸なので行くだけでも大変だし、かといって拠点を作ろうとするとウィンダスが黙っていません。 比較的近所であるウィンダスには、独自の「星の神子」信仰がありますので、あの地を重視していない。 むしろ、教義に反するし、禁断の地と定めているくらいです。 (『ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド Vol.2』P.192) カットシーンの後半では、エルドナーシュに手酷い傷を負わされ、すっかり意気消沈してしまったアルドが、フィックの魂に励まされて見事に立ち直る様子が描かれる。 これによって幼少期のトラウマに起因する彼の獣人への偏見は、完全に払拭されたと言える。 アルドはエルドナーシュとの再戦を決意し、のちにライオンとザイドも合流を果たすが、 結果的に彼らはPCとBF内で共闘する事もなく、ただ旅に便乗するだけのやられ役として終わってしまう。 特にバストゥーク方面のミッションとクエストで、ザイドを傑物として描いた河本氏は、 『ジラートの幻影』で噛ませ犬として描かれてしまったザイドを悲しんだという。 Q.ガルカには哲学者のような雰囲気がありますが、それは種族的な特性として意識したのですか? 河本 意識したというより、自然にそうなった感じですね。そもそも、コミカルに見えないように抑え気味のモーションをつけたら、すごく賢そうに見えるようになった、 という経緯がありまして。言い方は悪いですが、動物もただ静かにそこに佇んでいる時には、こいつは一体何を考えているんだろうといった印象を与えますよね。 僕自身、ガルカの立ち姿にそんな印象を抱いて、シナリオ上でも無意識のうちに彼らを哲学者的なキャラクターにしていったのかもしれません。 暗黒騎士のアーティファクトで見られるザイドの禅問答のような台詞は、僕の中のそうしたイメージから生まれたものですね。 Q.ガルカのザイドというキャラクターはどのようにして誕生したのですか? 河本 ザイドは暗黒騎士のガルカという設定をまず決めてから、具体的にどう立ち回らせるかを考えていきました。 格好いいイメージを心がけた割りに、三国共通ミッションではだらしない部分が目立って、僕としてはちょっと悲しかったんですけど(笑)、 バストゥークミッションや暗黒騎士に関するクエストでは、イメージを挽回できたと思います。(『ストーリーアルティマニア』P.88) ザイドのみならずアルドやライオンについても、のちにヒロインズタワーやフェイスシステムが実装された事で、 独自のWSを駆使する戦闘員としての側面がアピールされ、結果的にイメージを挽回する一助となった。 デルクフの塔再び ミスラとクリスタル 神の扉トゥー・リア
https://w.atwiki.jp/abcdmousou/pages/158.html
減色のクリスタル Crystal 2(-) / 700f 最大MP+3 全属性値-1 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/563 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/12009.html
クリスタル・カースブレイド 水 ベリーレア コスト7 9000 カース/リキッド・ピープル ■進化-自分のカースまたはリキッド・ピープル1体の上に置く。 ■このクリーチャーが破壊される時、破壊されるかわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。 ■自分のターンの終わりに、自分の手札を1枚捨てる。そうしない場合、このクリーチャーを自分の山札の一番下に置く。 ■Wブレイカー (F)い・・・いやだ!死にたくない!!死にたく・・・。 --クリスタル・カースブレイド 作者:かがみ クリスタル・アックスのほうが突破力はかなり上。けれどこちらは、闇と組むと違った働きをするかも。 収録 《侵蝕編 第4弾 呪の不死鳥(カース・フェニックス)》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki1_test/pages/6148.html
クリスタルリモクルーズ リムジンの予約 0120-227-888 info@clc-event.com
https://w.atwiki.jp/seedkyua/pages/97.html
概要 シン・アスカが使用する。シードペンダントにセットするとキュアデスティニーに変身することができる。 星の力を宿している。 劇中での描写 星の力に目覚めたシンが無意識にフリーダム・クリスタルを真似て(物質的にはゼロから)創ったイレギュラーな代物。 故に人工物であるイクシード産のクリスタルとは全く勝手が異なる。 プラント王国の魔術師アルバート・ハインライン曰く「見た目こそ本物のクリスタルと大差ないが、実際は術式どころか媒介としての機能すらないクリスタル擬き」らしい。 その影響なのか、劇中ではキュアデスティニーが体の節々を痛めているかのような描写が垣間見える。 しかし、制御を放棄しているからこそ強大な力を思うままに振るえているとも言える。 参考SS→教えて!ハインライン先生!!
https://w.atwiki.jp/snk619/pages/359.html
イベント・マップ名は仮に付けたものであり、正式名称ではありません。 7個 (Ver0.10) クリスタル・赤 クリスタル・橙 クリスタル・黄 クリスタル・緑 クリスタル・青緑 クリスタル・青 クリスタル・紫 クリスタル・赤 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 学校 白黒通路 紫空間 ハートの世界 線画通路 赤い崖 赤色のクリスタルから入手 経路情報 +... 「ハートの世界」の右側の壁に分りにくい道がある。1Natコインがある場所からそのまま右に進めば行ける。 クリスタル・橙 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 デジタルの世界 オブジェ砂漠 オブジェ砂漠(別エリア) 岩の中 橙色のクリスタルから入手 経路情報 +... 「オブジェ砂漠」にある灰色の模様を踏んで次々にワープすると「オブジェ砂漠(別エリア)」まで行ける。 クリスタル・黄 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 宇宙世界 宇宙通路 宇宙船 星座 黄色のクリスタルから入手 クリスタル・緑 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 水辺の世界 緑の洞窟 新緑の枝 緑色のクリスタルから入手 経路情報 +... 「緑の洞窟」にある細い通路の途中から上に抜け道がある。 参考画像 https //img.atwikiimg.com/www50.atwiki.jp/snk619/attach/359/17/51%E3%80%80Someday%E3%80%80%E7%B7%91%E3%81%AE%E6%B4%9E%E7%AA%9F.png この場所から上に進むと「新緑の枝」に行ける。 クリスタル・青緑 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 落書きの世界 メルヘン通路 ブロック内部 青緑色のクリスタルから入手 クリスタル・青 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 紫色の背景の世界 ネオンの世界 クラブハウス クラブハウス・水中 水底 青色のクリスタルから入手 クリスタル・紫 入手条件 +... span.plugin_treemenu3 ul{ list-style-type none; list-style-image none; } ul.treeline li not( last-child) before{ content ┣ ; } ul.treeline li last-child before{ content ┗ ; } span.cursor{ cursor pointer; text-decoration underline; font-weight bold; } ul.first_list{ padding 0; margin 0; } 扉部屋 薄暗い世界 廃棄場 石の橋 紫の夢 紫色のクリスタルから入手
https://w.atwiki.jp/sutafoparo/pages/33.html
惑星一つの運命をかけて戦ったのだという緊張感。 そして今、あの出会いの地に居るのだという懐かしさ。 相容れないはずの二つの感情が互いに混ざり合った不思議な感覚に 二人は身を委ねていた。 それにしても酷く荒されたものだ。 あの遺跡は、こんな廃墟だっただろうか。 あの緑の山々は、いつの間に岩山になったというのだろうか。 あの草原だって、こんな荒野では無かった筈だ。 フォックスは、汚染されたゾネスを目の当りにしたペッピーの心境も きっとこうだったんだろうな、と密かに想い、苦笑いを浮かべた。 振り向けばそこに在るのは廃墟ばかりである。 分かってはいても、それを確かめるように振り向いてしまう。 もう何度振り向いただろう。その度に目に映るのは、やはり廃墟だった。 それでも、もう一度振り返ると、今度は 吸い込まれるような緑色の瞳が視界に飛び込んできた。 魅力的で、ミステリアスで、堪らなく愛しくて… そんな瞳が、心持ち心配そうにこちらを見つめている。 普段なら直視すら出来ない物を、不意に見つめてしまっている事に気づき、 フォックスは慌てて目をそらした。 しかし、いつもは挑発的なその目がその時、少し恥らうように 一緒に視線をそらした様に見えたのは気のせいだったのだろうか。 フォックスはこれからグレートフォックスへ帰艦するため、 通信を始めようとした。 その時、後ろから柔らかな青い毛並が絡み付いてきた。 「クリスタル!?どうした…?」 「フォックス・・・あのね・・・」 背中に当る柔らかな感触のその奥から、早まる鼓動が感じられる。 「・・・・・・・やっぱり…何でもない…」 「クリスタル・・・・・」 そう言うと細い腕がより一層強く締め付けてきた。 「でも…もう少しだけ…このままでいさせて… このまま…もう少し…もう少しだけ・・・・・・・・・」 ”もう少し”が何時までも続いてくれたら… 二人の想いは同じだった。 「・・・・・・・・・」 一瞬の静寂の後、フォックスは絡みついた腕を優しく解き、 正面から向き合った。 「フォックス・・・・・?」 「・・・・・」 フォックスは何も言わず、そっと、クリスタルを抱き寄せた。 「・・・・・フォックス!?・・・・・」 クリスタルが驚いたのも無理は無い。 フォックスにとって、この行動には最大限の勇気が必要であった。 ”何も言わなかった”のだって、”何も言えなかった”と言う方が 正しいのかもしれない。 クリスタルへの抑えきれない感情が生んだ、 フォックス自身すら思いもよらない行動であった。 しかし不思議な感覚である。 クリスタルとはこれまで幾つもの戦場を潜り抜けて来た。 今、この腕の中に居るのはあのクリスタルなのだろうか。 この胸に心も体も預けた、愛しく、か弱くすら思える存在は ただ普通の女の子ではないのだろうか。 そう感じた時、フォックスは少し不安になった。 この事を忘れて、この先クリスタルに無理を強いてしまったりはしないだろうか。 それが怖いのだ。 クリスタルならどんなに無理をしようと 「私なら、フォックスが居れば大丈夫よ(はぁと」 なんて言いながら、平気な顔をして誤魔化すに決まっているのだから。 今までだって、そんなことはあったに違いない。 きっとその度にうまく誤魔化されて来たのだろう。 それを思うと、もっとしっかりと守ってやらなくてはいけないのだと 痛感させられた。今までクリスタルの強さに甘えていた事も… そんな事を考えていると、この腕の中の存在から 手を離してはいけない様な気がした。 とても大きくて、か細い存在… とても強くて、か弱い存在… 全てをひっくるめ、平たく言ったならば、この上なく大切な存在… それをもっと近くに抱き寄せたくて、 もっと近くに…もっと近くに…もっと近くに… 「フォックス…苦しい…」 「・・・ごめん・・・・・・」 言葉とは裏腹に、さらに強く抱き締める。 もう、この感情を抑えられなくなっているのかもしれない。 クリスタルにもそれは伝わったのだろう、その細い腕で 精一杯抱き返してきた。 ”何でもない”といって誤魔化した想いを、もう一度ぶつける様に… そして今、”互いに、もっと近くへ”と何かが通じ合ったような気がした。 そう、—互いに—もっと近く…もっと近く…もっと近く…と。 「ねぇ…フォックス…もっと、私の…私に近い所に…来て…」 「もっと…近い所?」 「そう…もっと…」 「でも…」 … 「ねぇ、フォックス…こっち向いてみて…」 「クリスタル…何…っ!?」 唇に柔らかい感触。 目の前に、軽く目を瞑り、穏やかな微笑を湛えたクリスタルの顔。 穏やかな、本当に穏やかな…今まで見たことも無い様な顔だった。 「・・・・・・・・・・・」 「フフッ…今度はフォックスの番よ…」 そう言うクリスタルの目は、いつもの挑発的な視線を放っていた。 それにしても大胆な事をしてくれた。 本調子に戻った、とも言えなくは無いのかもしれない。 さて、”今度はフォックスの番”などと言われて一体何をすればいいのだろう。 ”もっと近く”なのだから、きっとこれ以上の事だろう。 どうやら、もう一度勇気が必要な様だ… 「…クリスタル…いいのか?…」 「フフッ…いいって?何の事?」 どうやら聞かなくてもいい事を聞いてしまったようだ。 語っているのだから。 —口では”何の事?”と— —目では”どうぞお好きな様に”と…— 「経験…無いんだけどな…」 「だからどうしたって言うの? 私、フォックスとならどうなっても平気よ…」 「でも…」 「でも?フフッ。きっと大丈夫よ… だって、フォックスなんだから…」 なんと根拠の無い自信だろう。 しかし、クリスタルにとって”フォックスだから”は 何よりも強い根拠なのかもしれない。 ここまで信頼されてはもう逃げ場は無い。 フォックスはクリスタルの身に纏った物を脱がせ、 非常用のマットを広げた。 「フォックス…もう、大丈夫だから…来て…」 「あ、あぁ…」 フォックスが器用に前戯を…なんて事は土台無理な話である。 クリスタルだって、最初からそんな事は望んでなどいなかった。 それよりも、通じ合う心の昂ぶりが、 十分にフォックスを受け入れられる状態にさせていた。 「じゃあ…いくよ…」 「・・・・・・・・・うん・・・」 フォックスはそれだけ言うと、クリスタルの中へと、 自身を進ませた。 「・・・・・ッ!・・・・いっ・・・・・・痛っ・・・・」 フォックスは動きを止めた。 クリスタルが申し訳無さそうにこちらを見ている。 「御免なさい…私も、”経験”なくて…」 「じゃあ、お互い様だな…落ち着くまで、このままで居ようか?」 「…うん…ありがとう、フォックス…」 軽く目を瞑り、また穏やかな微笑を湛えた様にも見えたその目は 薄らと涙を浮べていた。 「大丈夫か?クリスタル…ごめn 「ううん…違うの…そうじゃなくて…その…」 「・・・・・」 「…嬉しいの…だって…やっとフォックスと…」 そこまで言うとクリスタルは恥ずかしそうに顔を背けてしまった。 全く、ここまで大胆に誘っておいて、いざとなると ”フォックスに負けず劣らず”とでもいったところだろうか。 「フォックス…もう、大丈夫…」 「…そうか?…でも…」 「…大丈夫…大丈夫だから…ね…」 ここまで大丈夫だと言われては、ああそうかとしか言えない。 フォックスはゆっくりと、優しく、今にも壊れそうな物でも扱うかのように クリスタルの奥へ、さらに奥へと進んでいった。 「・・・んっ・・・んっ・・んっ・・・あぁっ・・・」 「クリスタル…全部、入ったよ…」 「本当?…本当に、私…フォックスと…本当に…」 そう言うクリスタルの目にはまた涙が浮かんでいた。 「フォックス…いいよ…」 「あ、あぁ…」 フォックスは止まっていた動きを再開した。 ゆっくり・・・ゆっくり・・・いたわる様に・・・ 「…あっ…あぁっ…大丈夫…気持ち良いよ…」 そうは言うものの、顔は引き攣っている。まだ慣れてはいないのだろう。 クリスタルらしく無い、バレバレの気遣いとも、 クリスタルらしい、心からの気遣いともいえる。 それが堪らなく可愛らしく思えた。 「クリスタル・・・・・・」 「…んっ…なぁに?フォックス…ぅんっ…」 何か言いたかった…伝えたかった…今、この気持ちを… ただ、分からなかった。何と言えば良いのかが… 見つからなかった。それを伝えられる言葉が… そして、それも全て、クリスタルには悟られているのかもしれない。 そう思った時、それはどんな言葉で飾っても、無意味なのだと感じられた。 「…いいのよ…んっ…我慢…しないで…っ…好きな様に…して…」 やはり、クリスタルには全てお見通しなのだろうと思う。 無理してこんな事を…今だって懸命に堪えているに違いないのに。 その健気さを想った時、思いは際限無く加速していった。 それに比例するように、動きも早まっていく。 クリスタルを大切に想う気持ち、壊したくない、傷付けたくないという想い… それに反し、体は、必死に堪えるクリスタルを容赦なく、 壊してしまいそうなほどに突き立てる。 「ごめん…クリスタル…だけど…ごめん…」 「いいのよ…んっ…これで…これでいいの…あっ…ああぁっ…んっ」 口では謝っていても、体はもうどうにも止められなかった。 言うことを聞かないのだ。正直な体ともいえる。 申し訳無さと快感との葛藤の中、ふとエメラルドグリーンの瞳が こちらを見ていることに気づく。 「あんっ…フォックス…ねぇ…気持ち良い?…」 「あぁ…本当に…ありがとう…クリスタル…」 「そう…よかった…」 クリスタルの瞳から、また一筋の涙が零れた。 そして何故か再び恥ずかしそうに顔を背けてしまった 「ハァ…ハァ…あっ…あぁっ…んっ…あぁんっ…あっ…ああぁっ… フォックス…あんまり…見ないで…恥ずかしい…」 「どうして?そんなこと」 「だって…私…もう…あっ…だめ…」 「クリスタル…俺も…もう…」 「あんっ…フォックス…一緒に…んっ…一緒に…来て…」 「あぁ、いくよ…クリスタル…」 意識がだんだん薄くなっていく。遠くなっていく。 ——もっと近くに—— その願いは、遠のく意識、押し寄せる快感の中、 互いに、何処から何処までがフォックスで、何処までがクリスタルなのか… 溶け合い、混ざり合い、一つになるような…そんな感覚へと変わって行った。 「…あっ…あっんっ…あああぁっ…い…いよ…来…て…」 「クリスタル…クリスタルッ…うっ…」 絶頂の果て、解き放たれた精はクリスタルの胸に飛び散った。 「・・・ハァ・・・ハァ」 「ハァ・・・ハァ・・・」 そのまま二人は崩れ落ちるように、抱き合ったまま、また軽く唇を重ねた。 フォックスが涙を拭いてやると、クリスタルはその口を開いた。 「フォックス…」 「どうした?クリスタル…」 「・・・・・いじわる・・・・・」 「…ごめん…どうしても、我慢できなくて…大丈夫だっ 「違うでしょ・・・・・いいのよ…中で…」 「あっ、あぁ…ごめん…」 「嫌?」 「あ、い、いや…そんなことは…その…ごめ 「じゃあ、今度は中で…ね…」 「あ、あぁ…ご 「ウフフッ…許してあげる…”今日は特別だから”…」 「そ そうか…」 「ウ・ソ…」 「えっ…」 「”フォックスだから”…よ…」 「・・・・・」 悪戯な微笑で好き放題言ってくれるものだ。 フォックスはたじろぎながらも、その”いつものクリスタル”に 安堵感を覚えるのであった。 「クリスタル…」 「フフッ…なぁに?…」 「いや…何でもない…」 「ウフフッ…ねぇ、なぁに?」 「いや…その…可愛いよ…クリスタル…」 「どうしたの?いつもはそんなこと言ってくれないのに」 「…今日は…特別…な、」 「そう…ありがとう…じゃあ、特別ついでにもう一回…いいよ…」 クリスタルは見逃さなかった。 しばらく話しているうちに、フォックスは、自身の勢いを取り戻していたのだ。 「今度は中で…ね…」 フォックスは再び、自身をクリスタルの入り口へと宛がった。 今度はずいぶんすんなりと入った。 どうやらお互い少しだけ慣れて来た様だ。 そのせいもあってか、さっきよりも素直に快感に身を任せられた。 クリスタルの中は優しくフォックスを包み込み、温かく、絡み付いてきた。 さっきもこんな感覚だっただろうか。 いくら思い出そうとしても、思い出せない。最高だったとしか憶えていない。 なんだかんだ言って、結局自分も一杯一杯だったのだな、と気付かされた。 二人は一気に絶頂に昇り詰め、 フォックスは迸る精をクリスタルの中に送り込んだ。 「あぁっ…感じる…熱い…フォックスのが…私の中に…入ってくる…」 「クリスタル…」 「フォックス…少しだけ…このままで…いて…」 「ああ、このままで…いよう」 それから二人は暫しの時を、永遠の様に長く感じながら過ごした。 しばらくその余韻に浸っていると、クリスタルが沈黙を破った。 「ねぇ、フォックス…」 「何だい?」 「ずっと…一緒に居てくれる?」 「あぁ…」 自信に満ちた…とは決して言い難い返事だった。 ずっと一緒に…それはあの父—ジェームズ—にも果たせなかった… いつか父を超えられる日は来るのだろうか。 その時には、自信を持って答えられるだろうか。 ”その日”は必ず来る。 少なくとも、クリスタルはそう信じていたのだろう。 その自信の無い返事に、励ますかの様な満足気な笑顔を返した。 END
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/7377.html
エルドラード・クリスタル コモン 水 3 呪文 ■カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に加える。 ■自分の山札を見る。その中からエルドラードを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 (F)水に導かれ、シレイッドの青き生命がたなびく。 作者:まじまん 収録 「王金編(エルドラード・フォークロア) 第1弾」 コモンの「エルドラード呪文」サイクル。 《エルドラード・スパーク》 《エルドラード・クリスタル》 《エルドラード・メディスン》 《エルドラード・バーニング》 《エルドラード・ストーン》 評価 名前 コメント