約 1,324,884 件
https://w.atwiki.jp/mygirls/pages/28.html
キャラクター基本情報 身長 体重 年齢 性格 過去 現在の交友関係 歌詞 原曲リンク
https://w.atwiki.jp/yurina0106/pages/3713.html
タグ 感動 曲名さ 歌 花たん 作詞 rian 作曲 rian・山下航生 作品 アッチむいて恋挿入歌
https://w.atwiki.jp/isukabadguy/pages/42.html
絶望した
https://w.atwiki.jp/fiat500-onlinemanual/pages/232.html
まだヒューズつかってるの? えらそうな言い方をしてしまいましたが、別にヒューズに罪はないですね(^^;)。 ヒューズをブレーカに替えたいと思った表向きの理由は (1)ヒューズの予備を持歩かなくて済む。 (2)不測の事態の時にヒューズがないだけで不動車になるなんていや~ん!という事。 で、表向きじゃないホントの理由は「やりたかったから」ということですハイ。 NRF110 このブレーカは和泉電気(idecという商標でも知られている)という処の工業機械や自動販売機などに使われるもののようです。 12Vに使用できますので車にも使えると言うことで、某御大がチンクに付けておられるのを以前から知ってましたが、ありがたいことにその御大より部品を頂くことが出来まして(大感謝しております)作戦が発動されました。 NRF110ブレーカユニットの画像 ブレーカはidecのNRF型サーキットプロテクタというもので0.3アンペアから15アンペアまでラインナップしています。 チンクで使用する範囲では5、8、10、15アンペアと有りますが、今回は8アンペア8系統15アンペア4系統の都合12系統としました。 専用のアダプターが別売されており、レールに取付けられるようになっておりますので、写真のように組んでみました。 今回これらの部品全て御大のご厚意で.....お礼をいっても言切れませんm(_ _)m ユニット裏側画像 チンクの入力系はもともと3系統です。 バッテリーから(レギュレータを介して)来る「常時電源系」、イグニッションキーによってオンオフされる「ACC系」、ライトのスイッチに連動する「イルミ(ネーション)系」の三つ。 これが6つのヒューズを介して各電装部品に行くのが元々の配線。 ワタクシのブレーカはこの6つのヒューズの替りに12個のブレーカを用意して、増やした電装系に対応しようというものです。 3つの入力系は変らずに常時電源系統に6個。ACC系統に4個。 イルミ系統に2個を割当てました。 常時電源が多いのは、ヘッドライト(リレー有り)、カーステ、社外品ホーン(リレー有り)、ハザードなどの為です。 端子のアップ画像 3系統を12系統に分岐するために活躍したのが写真の端子。平端子の中でもH4端子と呼ばれるものです。プロはこういう場合どうやって、またどんな端子を使って連結させるのかわからないんですが、シロートなりにそこそこきれいに配線できたのでは....とほくそ笑んでおります。 こういった端子は秋葉原に買いに行きます。 電気工作なんてやったこと無いワタシがクルマの整備のためにラジオデパート(小さな部品屋が沢山集まってる)に出入りするようになるなんて、なんか不思議。 (2020年現在、ラジオデパートは随分と部品商が撤退してあまり部品調達がうまく行きません。ネット通販のほうが確実な状況です。) 絶縁はコルゲートチューブで。 接続がすんで考えたのは、ここでショートしちゃっちゃぁ意味がねぇということ。当り前すぎますが。で、とりあえずコルゲートチューブをさくっと刺しておくことにしました。 端子板のアップ 3系統の接続を確実にするためにブレーカ群のはじっこに端子板を設けました。特に常時電源にはアンメータからとオルタ行の5.5スケアという太い配線がくるので脱落したりすることの無いよう確実な配線をと考えた次第ですが、ホントの理由はただメカメカしくさせたかったからじゃないの?と聞かれても否定はしません(^^; 何はともあれ、これにてブレーカユニットの完成です。 さよならヒューズボックス.... ヒューズのアップ元からあった小さなヒューズボックスとはおさらばです。 ホントはチンクの電装系ってこれでまかなえるほどシンプルで合理的なんですよね。 ユニット取付完了 ステーはアルミ板を切って曲げて穴開けて、と加工をして制作。 ブレーキフルードタンクは少し前に出さなきゃならなかったので同じくアルミですこし前にネジを出し、既存のプラスチックステーをタンクの部分だけ切残してそのベースに取付けました。 (解りづらい説明だと思いますが、要は切った貼ったの場当たり作業でした。)モット苦労するだろうと思ったけど、空間的には多少余裕があるため、あまり工作精度を求められなかったことが幸いして、なんとか完成できました。 それでも一日作業だったので本来一緒にやりたかった配線の整理は次回へお預け。 付け替えたのに配線ごちゃごちゃじゃん!と思われたでしょ、え-涼しくなってもの考えられるようになったらがんばりマース。 べつにパワーアップした訳じゃないんですが、なんか精神的に余裕が出来たっつーか、それよかまぁやり遂げ感があるっつーかでとにかく満足の出来です。 ちなみに前後2つのステーでブレーカユニットを支えてますが、後ろのステーを支点にして持上がるような状態にしてあります。これで配線のやりかえ時などもスムースに作業が出来るように配慮してみますた~。 追記 このブレーカーはスマートにまとめられていて、その後も使用継続していますが、値段を調べると、12本も使うとなれば結構な価格です。 今ならヒューズボックスを平型に改造した上でKIJIMAが出しているヒューズブレーカー平型などを使用するのも良いかと思われます。(中国製でさらに安価なモノもあるでしょう) (written by 大塚)
https://w.atwiki.jp/kakiterowa/pages/342.html
「さて、これからどうするか…。」 修行により新たな力を手に入れた熱血王子は、考える。本来なら、すぐにでもこの力を 実戦で試してみたいところだ。だが、焦りは禁物。対主催であれマーダーであれ、 目的を達するのに必要なのは平常心だ。焦ればその行動は失敗し、さらなる焦りを生む。 その負の連鎖に取り込まれるのは御免だ。 「そうだな、だいぶ体力も使ったことだし…。少し、体休めようか…。」 休息を取ることを決め、どこか適当な場所に移動しようとする熱血王子。しかし…。 「なんだあれは…。」 彼の視界に、追いかけっこを繰り広げる二人の仮面ライダーが現れた。 「待て、クライシス帝国の手先め!!」 「しつこいわ、おまえ!いい加減諦めろこの野郎ォォォ!!」 ◆6/WWxs901は、ひたすら影の繋ぎ師から逃げ回っていた。彼の変身能力は、 このロワのすべての参加者および、古今東西あらゆるパロロワの参加者に化けることが出来る。 そして、その能力もコピーすることが可能。よって、互角に戦うことが出来ないわけではない。 逃げるにしても、有効活用できそうな変身はいくらでもある。 ジグマールの「人間ワープ」、野上葵の「テレポート」、クーガーの「ラディカル・グッドスピード」、 世直しマンの「こっちからあっち移動」、バッファローマンの「ゼロパワー」、 瞬間移動や高速移動だけでも、これだけの数がある。草薙素子の「光学迷彩」や、 セッコの「オアシス」も逃亡には役立つ能力だろう。しかし、◆6/WWxs901は そのいずれも使おうとはしない。原因は「恐怖」。先ほど影の繋ぎ師と戦った際に 植え付けられたトラウマが、彼の思考回路を麻痺させているのである。 (ああもう、どうすりゃいいんだ!!) なにも解決策を生み出さない頭をそれでもフル回転させながら、彼は走る。そのうち、彼の前に一人の男が現れた。 「そこの人、助けてくれ!!」 必死に呼びかける◆6/WWxs901。その呼びかけに対し、男…熱血王子は手にした刃物を構えた。 その瞬間、◆6/WWxs901は悟った。ああ、こいつ助けてくれるつもりゼロだわ、と。 『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)。』 そう呟き、熱血王子は剣を振り下ろす。その一撃は、◆6/WWxs901の右手首を吹き飛ばした。 ちなみにここで「破棄すべきすべての首(ネック・ブレイカー)」を使わなかったのは体力消耗の問題と、 まだ生きている相手に確実に決める自信がなかったからである。 「うあああああ!!」 手首を切り落とされた◆6/WWxs901は、痛みに悶絶しながら転げ回る。彼は急いでアーカードに変身し、 右手を再生。それにしても、痛みに転げ回る旦那の姿はあまり見たいものではない。 貴重な光景であることには間違いないが。 「変身だと…。貴様、さっきのクライシス帝国の手下だったのか!」 ようやく◆6/WWxs901の正体に(まあ、彼が思っている正体は間違っているのだが) 気づく、影の繋ぎ師。そんな彼を無視して、熱血王子は◆6/WWxs901に歩み寄る。 「アーカードは、心臓を破壊すれば死ぬんだったな…。本来ならもう少し弱らせてから 新技の実験台になってもらうところだが、あいにくこっちも万全じゃないんでね…。 とりあえず殺害数1を稼がせてもらうよ。」 「破棄すべきすべての手」の切っ先を、◆6/WWxs901の胸に突きつける熱血王子。 もはや◆6/WWxs901は、誰が見ても絶体絶命。そのはずだった。 「ぐっ!」 突然、熱血王子の後頭部を衝撃が襲う。反射的に振り向く王子だが、そこにいたのは影の繋ぎ師だけだ。 「貴様…。背後から不意打ちとはやってくれるじゃないか。」 「何を言ってるんだ?俺はなにも…。」 「この期に及んでしらを切るか。少しばかり頭に来たぜ。おまえから先に片づけてやる!変身!」 両手のウルトラリングを合わせ、熱血王子は銀髪の高町なのはへと変身する。 「くっ、これもクライシス帝国の仕業か…。仕方ない。力ずくでもおとなしくしてもらうぞ!」 対する影の繋ぎ師も、戦闘態勢に入る。今ここに、仮面ライダー対ウルトラマン(ただし ボディーだけ)という、ドリームマッチが始まろうとしていた。 …約一名の存在を忘れて。 (まさか、こうもうまくいくとはなあ…。) 二人の注意が自分からそれたのを幸いに、◆6/WWxs901は一目散にその場から去っていた。 すべては、彼の計算通り。この場面で彼が使ったのは、主催者に与えられた能力ではない。 それ以前から彼が習得していた能力。「クルミ投げLv2」である。彼は食料として支給 されていたクルミを熱血王子から見えないようにブーメランの軌道を描くように投げ、 背後から命中させたのだ。 ちなみに彼に支給された食料は、クルミの他はポッキーとカレーだけである。 ジョーカーに嫌がらせしてどうするんだ、主催者。 (あのピンチでとっさにこんな策を思いつくとは、俺も捨てたもんじゃないね。 とりあえず誤解フラグも立ったことだし、後は…。逃げるんだよォ!) ジョセフ・ジョースターのセリフを吐きつつ、◆6/WWxs901はクーガーに変身して走り続けた。 【昼】【C-8】 【熱血王子@漫画ロワ】 【状態】:疲労(中)、全身に軽い打撲、顔面に小ダメージ、変身中 【装備】:『破棄すべき全ての手』(ブラストモード『破棄すべき全ての首(ネック・ブレイカー)取得)、ウルトラリング 【所持品】:支給品一式 【思考・行動】 基本:手首と言わず全ての首を狩り尽くし、復讐を果す。 1:脱・サラマンダー。相手は誰でもいいので見敵必殺。 2:目の前の仮面ライダーのすべての首を狩る。 3:666とネコミミストと会ったら今度こそ手首そして全ての首を狩る。 4:逃げていった最速の人達をもう一度見つけ出し、手首そして全ての首を狩る ※変身後の姿は銀目銀髪の高町なのはの顔に、ウルトラマンレオの体、声は赤木しげるです。 ※変身前は、ウルトラマンメビウスのヒビノ=ミライの様な容姿です。 ※第一回放送の前半を聞き逃しました。 ※【『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』@漫画ロワ&誤爆スレ】 一話で二人の人間の手首をはねた逸話に由来する宝具。 真名を解放しながらの攻撃は、全て手首を斬り飛ばす一撃となる。 ちなみに外見はfateのルルブレ。存在は誤爆スレと漫画ロワ毒吐きを見て勝手に作った。 ブラスターモード『破棄すべき全ての首(ネック・ブレイカー)について: このモードは『破棄すべき全ての手(リスト・ブレイカー)』の強化版。 真名を解放しながらの攻撃は、相手の首と名のつく場所、つまり両足首・両手首・両乳首・首の合計7箇所に高速無比の斬撃を同時に繰り出す。乱発す ると身体がもたないので、最後の切り札的な位置づけです。 ※【『ウルトラリング(書き手ロワ特別バージョン)』】 透明な麻雀牌がついた指輪と、レイジングハートがついた指輪の二つで一つ。 この二つを合わせる事により、戦闘形態へと変身を遂げる。 ※C-8にアルレッキーノと欝のエルの死体(両方とも見るも無残な姿)が放置されています。 【影の繋ぎ師@ライダーロワ】 【装備】:サタンサーベル@ライダーロワ、シャドーセイバー@ライダーロワ 【道具】:カラオケマイク@現実 【所持品】:支給品一式 【状態】:健康。クライシス帝国への激しい怒り。ロボライダーに変身中。 【思考・行動】 基本:殺し合いには乗らない 1:ぶ っ ち ぎ る ぜ 2:目の前の男(熱血王子)を、力ずくででも説得 3:逃げたクライシス帝国の手下を見つけて倒す 4:先程のクライシス帝国の手下を倒す 【備考】 ※変身体はシャドームーンです ※いきなりロボライダーに変身可能になりました。ぶっちぎりです。 ※首輪に皹が入っていますが、ぶっちぎりです。 【昼】【C-8 移動中】 【◆6/WWxs901@カオスロワ】 【状態】ストレイト・クーガー、精神疲労(小) 【装備】ダイナマイトたくさんとライター、ミニ八卦炉@LSロワ 【道具】支給品一式、他にもなんかあるかも 【思考・行動】 基本:参加者に変身して色んな奴の誤解フラグをばら撒く 1:すたこらさっさだぜ! 2:書き手ロワの繁栄に尽くす(?)。 ※変身能力があり、誰にでも変身できます ※主催者によってジョーカーとして召喚されたっぽい。 ※自分の行動理念に、わずかですが疑問を抱き始めました。 192 Sa・Ga/Drastic our soul 投下順に読む 194 熱血と奇跡 190 愛だよ、愛 時系列順に読む 194 熱血と奇跡 170 さらなる高みを目指して 熱血王子 200 風雲?ロワ本編?何それ? 157 とっても!アンラッキーマン 影の繋ぎ師 200 風雲?ロワ本編?何それ? 157 とっても!アンラッキーマン ◆6/WWxs901 197 静かなる~Ge-道~
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/23462.html
【検索用 くすれゆくせかいにさよならをいうほくは 登録タグ 2012年 VOCALOID く くるりんご 初音ミク 動画削除済み 曲 曲か 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:くるりんご 作曲:くるりんご 編曲:くるりんご 唄:初音ミク 曲紹介 無気力な曲が出来上がりました! 曲名:『崩れゆく世界にさよならを言う僕は』(くずれゆくせかいにさよならをいうぼくは) くるりんご氏 の28作目。 『twinkle*glitter』と同時リリース。 歌詞 バッドエンドはトンネルの向こうから 「こっちへおいで」と僕に手招きする 傍らにいた小さな魔術師に 「行かないの?」と言われて がたの来ていた世界は傾いた 長い長い線路上にひとりきり さっきまで在った人影何処へやら 点滅する踏切は「早く行け」と僕を急かす いやはや 進んで美しい景色が 待っていたなら良いのにね 綺麗 嫌い 綺麗なんだか 嫌いなんだか 綺麗なんだか 判らなくなっちゃってさ 嫌い 綺麗なんだか 嫌いなんだか 綺麗なんだか 嫌いだか さてはて 幸せだったお庭に空から不仕合せ投下され 優しかったあの白衣から切り離され 正に青天の霹靂 明朗闊達な魔術師は 変わり果てた姿で戻って来ちゃって 握り締めたこの左手は 離さぬと誓った 滑稽でも不自然でも 笑えるなら事態は急転直下 少しの犠牲も出したくない 僕の言葉で未来は二律背反 敷かれたレールに先があるのかと じっと前に目を細めたら 足を着けていた世界が 音を立てた 嫌い 綺麗 嫌いなんだか 綺麗なんだか 嫌いなんだか 判らなくなっちゃってさ 綺麗 嫌いなんだか 綺麗なんだか 嫌いなんだか 綺麗だか さてはてさ 一人 温かったその呼吸を取り戻す為 線路から飛び出してさ 一人 崩れてゆく世界の中で いつまでも僕のまま 立っているよ ねぇ、 助けて アプリコットティ コメント 不思議な雰囲気 -- 名無しさん (2012-11-17 21 41 35) よさげ -- りょーん (2012-11-18 01 18 51) ああくるりんごさん!大好きww歌詞素敵です! -- さえ (2012-11-18 13 20 21) くるりんごサンの曲のパサパサ感がとても大好きです(`ーωー )b 分かりませんか? すみません… -- 雛苺 (2012-11-20 18 23 19) なにこれ切ない 海底ファミリーレストランの続きなのでしょうか?救いは無いのですか? -- 名無しさん (2012-11-21 17 34 01) まってました!!いい曲来たー!!! -- 名無しさん (2012-11-25 20 56 30) あ、あざらしがログアウトしたか…w -- あーちゃん (2012-11-29 21 07 05) アプリコットティーって -- 名無しさん (2012-12-04 17 43 40) いつまでも僕のまま立っているよのところが大好き!くるりんごさんの曲はいつも歌詞が秀逸だ(~_~;) -- アリ (2012-12-07 00 22 32) 早い部分のメロディーいいよね 好きだなー -- 名無しさん (2013-01-05 22 00 56) 個人的には似非紳士とアプちゃんが好きなんだよなぁ…二人に幸あれ それにしてもくるりんごはん最高!!! -- うさぎ (2013-01-09 23 09 09) ファンサービスができなくなった曲か… -- 名無しさん (2013-01-15 15 40 57) 素敵な雰囲気 無気力感がたまらないなぁ -- もにー (2013-03-02 10 44 17) 静けさがたまらない -- 名無しさん (2013-03-29 03 52 08) くるりんごさん!! -- なあー (2013-04-22 21 15 46) 似非紳士イケメンだな…なんか登場人物の雰囲気が曲の感じを引き立ててるよね -- プリッツキューブ (2013-04-30 21 11 39) 最後にアプリコットティに助けてって…レモンキャンディー!(ノД`)この歌聞いてレモンキャンディーのイメージ変わりました(*´▽`*) -- ほのか (2013-07-30 19 10 46) 不思議すぎる雰囲気とミクの調教がやばい -- コロコ (2013-10-07 19 22 36) 今ちょうどファンサービスできなくなっちゃったね -- 名無し (2013-10-23 22 05 53) いい曲ですね~\^∀^/ -- 通行人 (2013-12-29 20 46 48) ブルーベリージャムはどこに行ったんだ…?(;´・ω・) -- 湊 (2014-02-02 04 45 56) ブルーベリージャム「まだ私が動く時ではない。」って事かな?← -- vivi (2014-03-09 00 53 17) まさか彼からこんな曲になるとは…… -- Ⅴ兄様仕事して! (2014-03-25 09 29 28) 歌詞が好きだ -- 木の葉 (2014-06-27 00 10 38) 「離さぬと誓った」=アプリコットティを離さないようにって感じで一番好き -- 蒼 (2014-06-29 19 25 13) 歌詞が好きだ クルリンゴさん大好き!! -- 木の葉 (2014-07-22 00 54 19) 好き!!! -- 名無しさん (2014-07-22 20 41 16) ・・・まんまゼアルのトロン一家ですね・・・。 -- TCGは見てるだけ (2014-08-12 19 59 59) 速い部分がカッコイイ!! -- じん (2014-10-19 15 17 15) ちょと可哀想(;_;)でもいい曲!メロディ―がいい!サイゴ助からないのかな? -- アイスクリーム (2015-07-24 13 21 18) くるりんごさんの曲大好きです!! -- みけみけみー (2016-01-07 21 38 15) 早い部分がくせになる!!! -- 名無しさん (2016-02-05 16 31 40) 独特でいい! -- koko (2016-04-25 10 46 53) サビを探してたら終わった笑 -- 独りの少女 (2016-08-07 10 21 43) なんだかバイオリンが悲しい -- うらちゃん (2016-09-09 11 31 26) 似非紳士ってレモンキャンディーとは別人なの? -- ナナシ (2016-10-29 07 58 17) めっちゃいい曲一番好きかも〜 -- フラワー (2017-04-09 14 21 03) 静かで寂しい曲だけど、それはそれでいい -- こあら (2017-04-09 15 07 25) 大好きすぎて1日1回聴く くるりんごさん大好き -- 壱 (2018-09-17 10 39 04) レモンキャンディかっこいい✨ -- 名無し (2019-02-16 15 56 31) ちょっと不気味っぽい世界感とか、最後の曲の終わり方とか、もう最初から最後まで大好きです!! -- こあら (2019-10-29 09 38 38) 海底ファミリーレストランの時のレモンキャンディーと全然イメージが違う!以外とアプリコットティーの事が好きだったんだ( ・∇・) -- タヌキ (2019-10-29 21 49 31) そうか、トーマスだから線路なのか。元ネタを知って、再びくるりんごさんの曲を小学生ぶりに聴けたのが嬉しい。やっぱり世界観大好きだ -- 名無し (2024-01-19 13 39 02) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4297.html
『さよならゆっくり』 5KB いじめ 小ネタ 赤ゆ いつもの小ネタです。 「ゆぅぅ…くっしゃい…ゆっくち…おはよーしゃん…ゆっぐ…」 突き刺さるような、眩しい朝日で目を覚ます一匹のゆっくり。 大きさから言って赤ゆっくりであろうか。 全身は黒く煤けた様に汚れており、髪の毛には得体の知れない汚れが付着して元の色が解らない。 唯一の身分正銘であり、ゆっくりにとって命と等価のお飾りも、頭の上でドロドロに崩れて真っ黒に変色している。 ゆっくりは朝日と周囲に漂う異臭に顔を歪ませて、重い体を少しずつ動かして這いずり始める。 「ゆぅぅ…かべしゃん…みえないかべしゃん…いじわるしにゃいで…ここからだちてよぉ…」 ゆっくりは目の前の透明な壁、プラスチックの水槽の壁を恨めしそうに睨んでポロポロと涙をこぼす。 口の中はカラカラに乾燥し昨日からしーしーも出ていないのだが、それでも何故か涙はまだ溢れ出る。 ゆっくりは悔しそうに乾いた唇を噛むと、乾いた舌でわずかな涙を舐め摂る。 「ゆっくち…ゆっくち…ゆぅぅ…」 少し口の中が潤ったゆっくりは、諦めた様に透明な壁に背を向けて狭い水槽内を徘徊する。 既にゆっくり自身が認識出来ない程の日数を、この狭い水槽で暮らしている。 何処に何があるかも知っている。 だが、今日こそは何処かに何か救いがある、ゆっくり出来る何かがあると信じてナメクジのように体をくねらせズリズりと這いずる。 しかし結局は何も見つからない。 昨日と同じ風景がそこにあるだけだった。 自分達が排泄した糞、うんうんの山。 異種を放つ野菜のカスが引っかかった太い木の枝。 妹ゆっくりが中で死んだ為、臭くて使えなくなった狭い紙の箱の巣。 姉ゆっくりが吐いた餡子が乾いた物。 その隣で真っ黒になって干乾びている姉ゆっくりの死骸。 見知らぬ同族達の黒い躯。 宝物にすると決め、姉妹で奪い合った小さな石。 「ゆぅぅ…ゆっぐ…ひっぐ…ゆっくち…ゆっくち…」 彼方此方から漂う死の匂いに、次は自分の番だと何となく悟り、それが堪らなく悔しくて悲しくて震えながら涙をこぼす。 潤ませた両目で姉妹の成れの果てを見て静かに目を閉じ、この箱の中で幸せだった頃の事を思い出す。 元々は何処かの山で、一家そろって暮らしていた。 ある日人間の子供に姉妹諸共捉えられ、小さな箱に入れられた。 箱の中には見た事の無い同属もおり、移動中はかなり激しく揺さぶられ、発情しているものもいた。 結局この箱に入れられるまでに、発情死するものも居たが、自分の姉妹と見知らぬゆっくり沢山が、この箱で共同生活する事になった。 最初の内は、とてもゆっくり出来た。 食べた事の無い甘い物、最高のあまあまが毎日の食事。 山のように積まれたそれは、いくら食べても無くなる事はないと信じていた。 まさに夢のような毎日だった。 だがそれも、ほんの一時。 あまあまの山が次第に小さくなり、見知らぬゆっくり達と奪い合わなければならなくなった。 お互いに相手をゆっくり出来ない奴と罵り、自分の姉妹達以外とは仲が悪くなった。 あまあまが無くなってからは、箱に敷かれた土を口に入れてみたり、木の枝に齧りついてみたりもした。 だがどれも腹の足しにならず、空腹に耐えかねて自分達の糞、うんうんを口にしたこともあった。 それから時々、異臭のするドロドロした野菜の様なものが箱の中に入れられた事があった。 自分を含めたゆっくり達はそれに喜び、夢中で齧りついた。 しかしあまあまを食べた後では、異臭のするべとついた草のような味で満足など出来なかった。 そしてそれからしばらくして、同族や姉妹達に得体のしれない黒い物が生えてきた。 れいむ種の髪の毛の様に見えたが、それは触るとぼろぼろと崩れ落ちた。 そして肌や髪の毛、自慢のお飾りにもそれは生えだした。 それと同時に、体調を崩すゆっくり達が現れた。 ろくに動けないほど弱っていたもの達が、両目を見開いて苦しそうに歯をむき出し、何かに取りつかれたかの様に震えだした。 お腹が痛いと転げまわるもの。 苦しそうにゆんゆんと唸るもの。 水の様なうんうんをダラダラと流し続けるもの。 そして彼女達はその内全身真っ黒になって動かなくなっていった。 改めて自分の体を見える範囲で見渡すゆっくり。 そして周囲に転がる同族や姉妹をそれを見比べる。 自分の体も、あの黒い物が「沢山」生えている。 「おとーしゃ…おかーしゃ…おねーちゃ…いもーちょ…ゆぅぅ…ゆっくち…ゆっぐ…ゆっぐち…」 自分もああなるのだろうと理解はしても、やはり死にたくない、ゆっくりしたいと思い、願う。 だが自分の力では如何にもならない事も、何となく解っている。 だからせめて、自分を救ってくれる何者か信じ、固く目を閉じながら震える。 コラー!あんたまたゆっくり飼ってるの?!…うわっ!くっさ!もう!これくさってるじゃないの!カビも生えてるわよ!! あーすっかり忘れてた!ちょっと臭かったから、外に出しておいたんだった!あははっ!きったねぇ! 笑い事じゃないでしょ!さっさと捨てなさいこんなゴミ!それから、どうせすぐ飽きるんだから、ゆっくりなんて拾ってくるんじゃないわよ! えー!飽きたんじゃないよ!一緒に取ってきた大きな餌用ゆっくりを、こいつらが三日で食べちゃったから悪いんだって! そのあと入れた生ゴミは全然食わないし…こいつらが生きる事を諦めたんだって! 下らない事を言ってないで、早く片付けなさい!病気になるわよ!! 何処かから声が聞こえる。 ゆっくりは薄ら目を開けると、声の主を探すかのようにキョロキョロと目玉を動かす。 「あはは!くっせー!なんだこれ!!全部真っ黒にカビが生えて、何が何だか分らないや!おもしれー!!」 ゆ…ぐっち…だすけ…ゆっぐ……ゆ… 見上げるゆっくりの目に映ったのは、無邪気に笑う一人の少年。 彼がすべての元凶、ゆっくり達がこんな目にあった原因でもある。 だがゆっくりには、楽しそうに笑う彼が何より「ゆっくり」して見えた。 彼こそが、自分を救ってくれる。 ゆっくりはそう確信すると、力なく微笑んだ。 「でもくっせーから、さくっと捨てるか!」 ……………ゆ? 少年はビニールの袋に、ゆっくりの入っていた箱の中身を無造作にぶちまけた。 ぐるじ………ゆ…ぐ…… 何種か分からなくなっていたゆっくりは、箱の中の姉妹や同族、土や木の枝と共に仲良くビニールの袋の中に納まった。 弱って崩れかかったゆっくりはその重みに耐えきれず、静かにゆっくりと押し潰れた。 「じゃあな!さよならゆっくり!!」 少年はビニールのゴミ袋に向かってそう呟いた。 完 徒然あき 挿絵:
https://w.atwiki.jp/faren_ency/pages/1164.html
じゃ、人違いだわ。さよならぁぁぁ・・・。 メーヤ「あらあら、あなたが、あの・・・誰でしたっけ?」 (名前を言う) →はい メーヤ「あ、そうそう。思い出したわ。戦争ごっこやっている人でしょ。」 (ちがう!!) →はい メーヤ「じゃ、人違いだわ。さよならぁぁぁ・・・。」 おそらく前FTプレイヤーが一度はやってしまった過ち。 なお設定上はルーゼルでもシナリオ1でフェリル北に一番乗りすれば見られる。 ちなみに名前を言わないと、誰よあんた、と言って去っていく -- 名無しさん (2023-10-14 23 32 05) ちがう!!をいいえにするとようやく雇うための選択肢になる -- 名無しさん (2024-07-29 22 17 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/345.html
さよならは冗長に (前篇) 「あぅあぅあぅ、圭一。こっちには誰もいないのですよ」 「了解だ羽入。あの電信柱まで突っ切るぞ!」 冬にしては暖かなある日の夕方。俺と羽入は帰路の途中にあった。 慎重に周りを見渡して人が居ない事を確認し、物陰から物陰へ一気に突っ切る。まるで秘密基地に潜入したダンボール・マニアのおっさんのようにッ・・・! 「よし、神社まであと少しだな」 傍らの羽入に告げたとおり、古手神社の石段はもう百メートルもない。しかし門前の商店には、夕食を買うために集まった主婦の方々が屯している。 強行突破を図るか?いや、それではこちらの損害が大きくなる。特に俺たちのこの格好では致命的だ! 「この人数での被害を考えると・・・。あぅあぅあぅッ!明日から外を出歩けないのですよっ!」 頭を抱えて羽入が悶える。それもそのはずだ。今の俺たちは旅を続ける三本指の方々のように、人に姿を見せられぬのだ・・・! そりゃそうだろ。羽入の姿はカーキ色の制服に巻きゲートルといった旧日本軍の格好そのものなのだ。 しかもその頭には、右から「神風」と書かれた鉢巻きに挟まれた懐中電灯が二本、角に寄り添うような感じで天を突くように聳え立っている。 片手にはレナから借りた大鉈。もう片方には、やけに重そうな小銃が握られている。 このご時世にこんな格好。さすがは魅音、空気の読めなさは天下一品だぜ・・・。 ちなみに、かくいう俺は禁酒法時代のようなフロックコートを羽織っている。・・・その下には下着一つ付けてないけどな!! 発端は今日の部活に遡る。久々にやる推理ゲームだということで、その罰ゲームは推理にちなみ『探偵の格好をして帰宅する』と魅音が宣言したのだった。 途中で人に遭った場合その探偵の決め台詞を言うというルールが追加されたので、その羞恥心は果てしなく倍増されるというオマケ付きだ。 結果は魅音の一人勝ち。絶対にイカサマが仕込まれているのだが、「バレなきゃ関係ねぇ!ハイ(以下略」と言うのが俺たちの部活だ。敗者である俺達は、潔く罰ゲームに服すしかない。 「梨花はまだ良いのです。お釜帽におんぼろの和服姿なんて、土曜の夜八時に時々やってますから」 「しかし、決め台詞が『じっちゃんの名にかけて!』とはな、俺はてっきり『しまったー!』か、意味なく逆立ちするとばかり思っていたけど」 「あぅあぅ、沙都子は定番の鹿撃ち帽にインバネス・コートなのです。決め台詞も『初歩だよ○○君』なのですから」 「あいつは二位だったから、一番甘かったのかな。しかし、あいつの場合一・五倍増しで嫌味に聞こえるだろうな。」 「レナのは良く分からないのです。何で子供の礼服に赤い蝶ネクタイとメガネなのですか?何で『真実はたった一つ』が決め台詞なのですか?」 「さあな・・・。鉄人のショタ郎君で少年探偵なんじゃないか・・・?」 「もっと分からないのが詩ぃの格好です。あれは何なのですか?拘束衣に、防声マスクって訳がわからないのですよ~」 「何でも、まだ邦訳されていない作品に出てくる名探偵らしい。大量殺人鬼にして名探偵って言っていたがなぁ・・・」 「魅ぃと黒服の人が担いで帰ってましたです。あれじゃ決め台詞がなくても恥ずかしいです・・・。」 本当に探偵なのか怪しい連中が入っているが、魅音のセレクトだから間違いはないだろう。しかし羽入の格好は・・・。 「あぅあぅ、魅ぃは梨花とボクか沙都子でこのネタをやらせたかったようなのです。名探偵と殺人鬼との対決とでもいうのでしょうか」 「原作にはない夢の対決か。まぁ、十中八九探偵側がやられるだろうな。台詞の迫力も違うし」 なぜか分からないが、羽入が『祟りじゃぁ~』と言うと、重みが違う気がする。 「『祟りじゃぁ~』と『じっちゃんの名にかけて』ですか。しかしどちらも探偵本人の台詞ではないと思うのです。あぅあぅ」 「しかし、そういえば圭一も台詞を言わないといけないのですよ。覚えているですか?」 「ううん・・・。良く分かんねえんだよな。俺、この探偵よく知らないし」 「レナや詩ぃよりは有名とは思うのですよ。えっと、何だったですか・・・?」 「う~ん。『俺はタバコに火を付けた』か?」 「それは歌舞伎町に居て、いつまでたっても美人助手をモノにしない私立探偵だと思うのです。」 「それじゃ、『抵抗するかっ!』だったっけ」 「それは新宿署の一匹狼な警部さんだと思うのです。しかも、決め台詞というよりも掛け声のようなものだと思うのです」 「んじゃ、『君の瞳に乾杯』ってやつか?」 「・・・ボキーはボギーで惜しいのですが、作品が違うと思うのです」 う~む。ハードボイルドという方向性は合っていると思うのだが・・・。 「あ、思い出した。『さよならをいうことは、わずかな間死ぬことだ』だったよな」 羽入の反応を伺う。外れているならさっきと同じ冷たいツッコミが返ってくるはずだが、それはまだ返ってこない。 数秒間の沈黙。正解なのだろうかと思い、俺は羽入の顔を覗き込んだ。どこか遠くを見ているか、俺を見ても焦点の合わない瞳は反応を示さない。 その瞳からすっ、と一筋の涙が零れた。柔らかそうな羽入の頬に、輝く跡が糸を引く。 「羽入・・・?」 何か悪いことでも言ってしまったのだろうか?俺は羽入へ静かに声をかけた。 「あっ、ご、ごめんなさいです。圭一ッ!」 瞬時に羽入が正気に戻り、頭を下げる。その拍子で角の懐中電灯が、丁度俺の鳩尾に入った。 「げ、げほっ・・・!」 「あっ、あぅあぅあぅあぅっ!ごめんなさい、ごめんなさいなのですっ!!」 「ぐ、ぐえぇ・・・。謝るのはいいから、頭は下げないでくれぇ・・・」 下げないでぇ、お願いだから頭を下げないでぇ・・・。って、こりゃ療養中の鷹野さんか。 何とか羽入を止めると、俺は先ほどの質問を繰り返した。 「う~ん。惜しいのです。正解は『助かりたければ三つ数えろ』なのです。第一作目の邦題にも使われているのですよ、あぅあぅあぅ」 ああ、そうだったっけ・・・。って、何でそこまで知っているんだ、羽入侮り難し。 「『祟りじゃあ~』に『助かりたければ三つ数えろ』か、何かシュールな光景だな」 大鉈と銃を振り回して暴れる羽入に逃げ出す村人、逃げ込んだ民家で待ち伏せる俺。必死に命乞いするその村人に、俺は銃口を向けて「助かりたければ三つ数えろよ」と冷たく言い放ち、引き金を引く・・・。 どこのホラー映画なのかと考えてしまう、しかも失敗作の匂いがぷんぷんする。 「あっ、そうだ。俺が言った台詞は台詞として合ってはいるよな?」 さっきの反応が気になり、俺は羽入に同じような質問をしてみた。羽入が転校してきて半年近くなるが、あんな反応を見たのは初めてだったからだ。 「はい、あれは確か第五作目に使われている台詞なのです。題は『長い』・・・」 題名を言いかけて、羽入は突如俺の後ろに視線を移した。俺もつられて背後を振り返る。 見ると、向こうの商店から出てきたおばちゃん二人組みがこちらを見てひそひそ話をしている。 ああ、口の動きだけで、俺達を不審者扱いしているのが分かる。俺は軽く絶望を覚えながら今後の対応を決めることを強いられた。 「畜生、見つかっちまったか。羽入、退却ルートはあるのか?」 「あぅあぅ・・・。このまま引き返すと、買い物帰りの人達が沢山通ってくるのです」 「ちっ、それじゃあ強行突破しかないわけか・・・」 俺は覚悟を決めた。おたおたしている羽入の手を取り、タイミングを伺う・・・。 「あぅ。圭一・・・」 羽入の顔がほんの少し紅くなったようだが、気にしている暇はない。 「三つ数えたら行くぜ、一気に突き抜けてゲームを終わりにするんだ。・・・叫びながらな」 「あ、あぅあぅあぅっ!それは恥ずかしいのです!」 「幸い、突破したほうが被害が少ない。覚悟を決めるんだ。いくぜ、一、二の・・・」 三。で弾かれたように飛び出した。右の人スタイルの羽入と、露出狂スタイルの俺。目の前のおばさん達は目を白黒させている。 「あぅあぅあぅあぅ~~っ!祟りなのです~っ!!」 「オラオラぁ~っ!助かりたければ三つ数えろやぁ~っ!!」 やけになった二人の声が、夕暮れの雛見沢に響く。俺の悪名がまた広まるのか。そう思うと心が涙を流すのを、止める事が出来なかった・・・。 楽しい。本当に毎日が楽しい。 梨花達のクラスメートになって運命を乗り越えてから過ごしたこの半年は、一日一日が掛け替えのないもので、尊い。 観客ではなく俳優として舞台に立つことがこんなに素晴らしいなんて、オヤシロさまという傍観者の立場では永遠に味わえない感情だった。 だから、失うのが惜しい。そして惜しむ気持ちが本当に強いから、自分がこの演劇に立つ時間があまり残されていないことを痛感させられてしまう。 本来、私はこの星の生き物ではない。この星から遙か離れた場所で生まれた存在であり、その組成分子も人間のそれとはかなり異なる。 よくは覚えていないが、私達はこの世界よりも高次元の存在であるため、本来はこの世界の人間に覚知出来ないということらしい。漫画の登場人物が、自分達の世界を読んでいる読者という神様的な存在を理解出来ないのと同じことだ。 それを覚知させるとなるとこの世界に合うように組成分子を再構築する必要があり、それにより膨大なエネルギーが消費されてしまうのだ。 人間からすれば遙かに長命な存在である私達にも、それは大きな負担となる。だから私は綿流しで『死んだ』後本来の存在に戻り、千年の間孤独な時間を過ごしてきたのだ。 「だから、『死ぬ』とか『別れ』なんて言葉は聞きたくないのです」 冬空に向かって呟く。深夜も零時を回った家の中では、梨花と沙都子が仲良く寝息を立てている。 昼間の圭一との出来事を思い出していた。『さよならを言うことはわずかな間死ぬこと』という台詞が、私の心に引っかかっていたのだ。 死を前にした者は、どうしても死を連想させる言葉や別離に対して敏感になる。 私の場合、エネルギーが無くなってこの世界での姿を保てなくなることを差すが、それは梨花以外の人間との死別を意味する。 見えなくなり、話せなくなり、気配だけがわずかに感じられる存在への変化。それは幽霊となることに等しい。 だから圭一の話を途中で遮ったのだ。『別れ』という台詞を少しでも聞きたくなかったから。 寝息を立てる梨花を見て思う。もうすぐ私は梨花の背後にしか居なくなる存在になってしまうのだ。その時に、梨花は私を哀れんでくれるのだろうか・・・。 「くすくす、気づいているのね・・・」 聞き慣れた声に、私は方向へと振り向いた。 そこには制服姿の梨花が居た。オレンジジュースの混じっていない、紅の液体で満たされたワイングラスを片手にして、窓枠に座っている。 だが、そんなはずはなかった。だって梨花は安らかな寝息を立てて眠っている。 傍らにいるこの梨花を梨花だとすれば、あの、私の目の前にいる梨花は一体・・・? 「なぁに、その顔?私にとっては久しぶりの再会。涙が出そうなくらい嬉しいのにつまらない反応ね」 不敵に笑い、梨花がワイングラスを口に運んだ。唇を縁に滑らせ液体を口に含むその姿は、まるで妖艶な魔女のようである。 違う、この感触は梨花じゃない。 この感触は、この気配は、私自身から発する気配そのもの・・・! 「誰ですか、あなたは!?」 「誰って、くすくす。もう見忘れたの?私の顔を」 「あなたは梨花じゃない。梨花に限りなく近いけど別の、ボクに近い存在・・・」 私の指摘に、梨花に似た存在はもう一度笑うと、再びワイングラスに口づけした。 「ふふ、半分は正解・・・。だけど半分は違うわ。私は梨花よ、正確には『梨花』だった存在」 「な・・・!それはどういうことなのですか!?」 「命の無駄遣いに気づいて、私が罪を背負うことを選んだ世界。その世界で生まれた存在とでも言うのかしら、『梨花』であって『梨花』を越える存在、それが私」 賽殺し。梨花が罪を背負いながらも乗り越えたあの世界のことだ。 残念ながら、あの世界のことについては私も断片的にしか知り得ない。梨花から聞いた話以外に、あの世界の事は分からないのだ。 そんな私の動揺に気づいたのか、『梨花』は窓枠から降り、まるでお芝居をする役者のようにスカートの裾を持ち上げた。 「初めまして、そしてお久しぶりね羽入。私はフレデリカ・ベルンカステル。百年の魔女として梨花から生まれ、そして梨花そのものだった者よ・・・」 「フ、フレデリカ・・・?」 ベルンカステルという名前には聞き覚えがある、確か梨花が隠れて飲んでいるお酒の銘柄だ。しかし梨花の名前をほんの少し変えるだけで、こうも西洋風の名前に聞こえるとは思わなかった。 「なぁに、その目にBB弾を打ち込まれたような顔は?『あぅあぅあぅっ!赤坂からの便りがないから、梨花がおかしくなってしまったのです!!』とでも言いたいの?」 「そんなつもりはないのです、でも・・・」 俄には信じられなかった。私の知らない世界で梨花が人間という存在から昇華し、私と同じく世界を外側から見ることの出来る存在になっていたとは・・・。 しかし、オヤシロさまの生まれ変わりとして私の血を色濃く受け継ぎ、子孫の中で唯一私の存在を覚知することの出来た梨花であれば、私に近い存在になっても不思議ではないのかもしれない。 「まぁ、信じられないのは分かるけどね。私もこうやって、あなたに会うことは二度と無いと思っていたから。」 梨花、いやベルンカステルが皮肉な笑みを浮かべた。繰り返される時の中で、時折見せていた自嘲気味な笑み。 それは彼女がもはや私の知っている梨花ではなくなってしまったことに対する悲しみなのか、それとも私に対する哀れみなのかは分からない。 「ねぇ、あなたは残された時間をどう過ごすつもりなの?」 ぽつりと、呟く様にベルンカステルは私に問いかけた。 「あなたが気づいているように、残された時間は少ない。その時間をどう過ごしたいと思っているの?」 「わ、私は・・・」 考えていなかったというのが本音だ。いや、正確には考えたくなかったというべきか。 梨花がそうだったように刻々と迫りくる自身の最期というものは、考えるだけで気が狂いそうになるものだ。 正直、梨花は蘇る度にこの恐怖を味わっていたと思うと、ぞっとする。 「なあに、震えているの・・・?くすくす、羽入の怖がり・・・」 思わず両手を組んでいた私をあざ笑うかのように、ベルンカステルは私に近づき、その顔を近づけた。私は息を呑んで、思わず仰け反る・・・。 「ふふふ、まあ、早すぎるのだけどね」 私の頬を両手で包み込んだ梨花が、窓際のワイングラスを目で指す。 ワイングラスの中には、月光を浴びて透き通った液体が静かに佇んでいる。水面に写った月も寒いのか、静かに震えていた。 「この場合はなんと言うのかしら、あのお話ではカクテルだったけれども、あれは純粋なワイン。そうねぇ、産地を冠して『ベルンカステルには早すぎる』とでも言おうかしら」 どこかで聞いたことのあるような台詞を口にして、梨花は私から手を離すと、くるりと背を向けた。 「どういう、意味ですか・・・?」 「ふふっ!あなたも小説くらいは、ジャンルの有名どころくらいは読んでおいた方が良いわよ」 背中越しに向けられる小悪魔的な笑み。まるで彼女の手の平に乗せられてしまったかのような気分だ。 「杯を空にすると言うことは、それまでの終わりとこれからの始まりの意味。そして、あなたの杯にあるものは、もう残り少ないわ」 分かりきった事をちくちくと・・・。私は口を噤むと、ベルンカステルから顔を背けた。 「どうすれば良いのかは、あなたが一番分かっているわよね・・・」 「・・・言われるまでも、ないのです」 「じゃあ、時間は有効に使わないといけないわね。ねぇ、あなたの残された時間の過ごし方、つまりあなたの願いは何?」 「私の、願い・・・」 問われてみて、改めて考える。これまでの私の願いは、梨花と共に昭和58年の6月を乗り越えることだった。 その願いが叶った今、私の望みは他にあるのだろうか。 ・・・正直に言えば、ある。私に残ったただ一つの望み、いや、未練。 だが、その未練を叶えるということは、私という飛び入り参加の素人が、演劇の主役を張ってしまうことを意味してしまう。 口にすることがどうしても躊躇われてしまう願い。梨花を、部活のみんなを差し置いた分不相応な願い。 そんな私の内心を見抜いたように、ベルンカステルは再び不敵に笑い、私の言葉を待った。 ああ、やはりこの魔女は梨花なのだ。私のをからかうことに悦びを覚える意地悪な、梨花なのだ・・・。 「どうしたんだよ、羽入。こんなところに呼び出して」 散々な目に遭って帰宅した翌日の放課後、部活を終えて帰ろうとした俺は下駄箱で羽入に呼び止められた。体育用具室の辺りまで連れてこられ、そこでくるりと向き直られる。 気のせいか、羽入の顔色は優れないようだった。 「ごめんなさい、圭一。こちらに来てもらう用があったのです」 梨花ちゃんのように手を後ろ手に組んで、俺の目を覗き込む。 「よ、用って・・・?」 急に顔を近づけられて、俺は思わず仰け反った。沙都子や梨花ちゃんと同じ年頃のはずだが、羽入には二人にはない色気というか、大人びた魅力がある。 まあ、わかりやすく言えば体が大人っぽいというか、胸元が二人よりも出ているというか・・・。 「実は圭一だけにお話ししたいことがあるのです。」 そんな俺の内心を知って知らずか、羽入は目を伏せて衝撃的な内容を告げた。 「ボクは、もうすぐ転校することになるのです・・・」 「えっ・・・!?」 確か羽入が転校してきたのは半年前じゃないか。それがまた転校だって!? 「う、嘘だろ。だって・・・」 「残念ですけど、もう、決まっていることなのですよ。都合が出来て、今度はとても遠いところへ行くことになったのです」 羽入は「遠く」という言葉に微妙なアクセントを付けた。それは俺達ともう二度と会うことの出来ないという、永遠の別れを告げるかのようだった。 「そんな、そんな。嘘だろッ!」 今居る羽入がそのまま消え失せてしまう気がして、俺は羽入の両腕を掴んでいた。 仲間が急にいなくなる。それは死刑宣告を受けたようで、急には受け入れがたい事だった。 「ごめんなさい、圭一。子供の居ない親戚のおじ様が、ボクを養子にしたいと言ってくれたのですよ。話が急に進んだので、みんなに伝える暇が無かったのです」 「でも、だからって転校なんて・・・。その来年の春とかには出来ないのか?」 「向こうにも都合があるのですよ。もらわれていく立場のボクが文句を言う訳にはいかないのです。あぅ・・・」 「で、でもっ!羽入は今までも梨花ちゃんと暮らしてきているじゃないか。それなら-」 「圭一」 何とか羽入から翻意を引き出そうと、俺は言葉をかけ続けていた。しかし羽入は俺の唇に指を当て、先程言った台詞をもう一度強く告げた。 「もう、決まっていることなのです」 その台詞にはとても強い悲しみが込められていて、俺はそれ以上転校について話すことが出来なかった。 無念と、未練が同居した断末魔のような言葉。指を通じて羽入の悲しみが俺に伝わってくるような気がする。 「だから、圭一」 俺の反応に満足したのか、羽入は俺の唇から指を離した。 「最後に、本当に最期に圭一にお礼がしたいのです。ボクと梨花を誰よりも親身になって助けてくれた圭一に」 「羽入・・・」 潤んでいる羽入の瞳を、俺は見つめることしか出来なかった。 そんな俺の耳元に、羽入が顔を寄せてぽつりと呟く。内容に一瞬固まった時、羽入の体が俺の手を離れて校舎の方へと戻っていった。 『今夜、古手神社で待っているのです・・・』 お袋に外出を告げ、古手神社の石段の脇に自転車を停めたのは夜の八時ごろだった。 冬の寒空の前では、ダウンジャケットもあまり用を成さない。そんな寒空の中、鳥居の前にコート姿の人影が俺を待っていた。 「羽入!」 白い息を吐き出しながら駆け寄ると、羽入はほっとしたような顔で俺に向かって歩んできた。俺のように白い息は漏れていない、この寒さの中で随分待っていた証だ。 「ご、ごめん。随分待っただろ!」 「あぅあぅ。ほんの少しだから心配いらないのですよ」 羽入はいつもの困ったような笑みを見せ、早く家に入ろうと、俺の腕を引っ張った。 こんな寒空の下には一刻も痛くなかったので、羽入のされるがままにする。物置小屋までの道のりを、俺達は他愛のない話をしながら歩いた。 「ふ~っ、あったけぇ。生き返るぜ・・・」 部屋に入ると、学校で使われるような石油ストーブが煌々と輝いており、先程までの寒さが嘘だったかのように感じる。俺は羽入に勧められるまま部屋に入り、蜜柑笊が乗った炬燵へと向かった。 「生姜湯なのです。とても暖まるのですよ」 「ん、サンキュ」 炬燵に入り、羽入が持ってきた生姜湯を飲む。羽入は俺のジャケットを掛けてくると言い、隣の部屋へと向かっていた。 いつもなら沙都子や梨花ちゃんがいるはずなのだが、どういう訳か姿が見あたらない。 「あぅあぅ。二人は詩ぃの家にお泊まりなのですよ」 「へぇ、そうか・・・って、羽入!?」 俺の疑問を先読みしたのか、部屋から出てきた羽入が二人の不在の理由を告げた。まぁ、最近二人が詩音の家にお泊りしているという話は良く聞くから分かる。 しかし、今の羽入の姿は初めて見るものだった。その姿は綿流しの時に梨花ちゃんがしていた格好。つまり巫女さんの服をしている。 「ここではいつもこの格好なのですよ~。あぅあぅあぅ」 羽入は向かいに座り、えへ☆と小さくポーズを決める。 見ると袖のうち二の腕の部分が無く、むき出しになった二の腕と胸の部分が強調されている作りであった。 「そ、そうなのか。にしても似合うな、まるで本物の巫女さんみたいだぜ」 どうしても、その、豊かな胸に目がいってしまう。同い年であるはずの梨花ちゃんや沙都子はともかく、レナのものにも引けは取らない。 襟元から除く膨らみはとても柔らかそうで、俺は唾を飲み込んでしまった。 「そんなに見られては恥ずかしいのです」 俺の邪な視線に気づいたのか、羽入は袂で口元を覆い笑った。同じ笑うことでも普通の洋服とは違い、和服での仕草には色気がある。 オヤヂ達の浴衣好きに通じるものがあるなと思いつつ、俺は視線をそらして本題を切り出した。 「・・・やっぱり、転校するのか?」 「・・・はい、残念ですけど、仕方がない事なのです」 寂しそうに笑って、羽入は昼間と同じ答えを返した。 改めて言われて、胸が詰まる。転校という事実が覆すことのできない現実として、俺の目の前に立ちはだかった感触を覚えた。 「それで、どうして俺を呼んだんだ・・・?」 「それはですね、圭一にボクのお願いを聞いてもらおうと思ったからなのです」 「お願い?って、うわっ!!」 突然俺の胸元に、羽入が飛び込んできた。胸板と、羽入のふくよかな胸がぶつかり合って、背中に両手が回される。 心臓が全速力で走ったかのように脈打ち、息をするのにも苦しい。それでも、思った以上に女の子の胸というものは柔らかくて、俺は羽入を引き剥がせずにいた。 シャンプーのせいだろうか、軽くウェーブのかかった髪からは良い香りがする。それがとても心地よくて、深く息を吸わずにはいられなかった。 「圭一」 喉元の先で、羽入が俺を見上げる。潤んだ強い意志を持った瞳が、俺を捕らえて離さない。 「ボクに、思い出をください・・・」 女の子が欲しがる男の子の思い出という意味くらい、俺でも知っている。それは軽々しく与えてはいけない、一生ものの思い出。 しかも、俺達の年ではまだ早い、早すぎると言われるくらいの思い出だ。『断るべきだ』『まだ早い』という心の声が聞こえてくる。 だけど、俺を見詰める羽入の目があまりにも綺麗だったから、近づいてきた唇を拒むことは出来なかった・・・。 唇が離れるまでには長い時間を要した。 奪うという言葉が相応しい私からの口付けを、圭一は最初震えるようにして受け止めていたが、しばらくすると自分から求めるようになっていた。 私がするように、角度を、強さを変えて相手を求める。ぎこちないことこの上ないのだろうけど、快感を求めて慣れない動きに戸惑う圭一の姿に愛しさを感じてしまう。 圭一と結ばれる。 それが私に残された最後の望みだった。 百年の間、見詰め続けてきた男の子。まるで息子のようでもあり、友人のようでもあり、・・・時にはエロオヤジのようにもなるが、魅力的な男の子だった。 だから、圭一が発症した時には、誰よりも早く謝りに行った。彼が兇行に走ってしまった時には、その側で悲しんだ。 ずっと近くにいても、話す事も、触れる事も出来なかった、まるで物語の中の主人公のような存在。 それが、私もこの世界に受肉することによって、これまで肌で感じることが出来なかった圭一と接することになった。楽しく、愛しい日々の中で、私は既に忘れかけていた感情を取り戻していったのである。 超越した存在から蘇った一人の女性としての感情。愛しい人に抱かれるという女性としての宿業を・・・。 「あ・・・」 名残惜しそうに、圭一が呟く。唇と唇の間に銀の糸が生まれ、ほどなく消えた。 舌で唇を舐め取り、流し目で圭一を見る。男の心を溶ろけさせる女としての仕草。 求めようとする男を焦らし、受け流してその扇情を更に強いものとさせる雌の本能が、私の動きをまるで娼婦のように艶めかしいものにしている。 「ふふ・・・」 目を細めて笑うと、私は両手で圭一の鬢を掻き分け、そのまま耳を包んだ。聴覚を塞いで触覚を鋭敏にさせ、私の感触を刻み込むために口づけをする。 柔肉同士の触れ合いでは飽き足らず、圭一の歯に舌を這わせて口腔を犯す。それはまるでもう一本の指が温もりを求めて肉体に入り込むよう。 しばらく動かしていると圭一のそれも絡みつき、お互いを味わうために動きが激しくなる。いつの間にか私は畳の上に仰向けになっていた。 「・・・っ、羽入ぅ」 圭一の唇が私の顔中に降り注ぎ、それと同時に手が私の胸を、腰を、太腿を這う。加減が分からないのか、その愛撫には時折痛みが伴った。 しかし、しかし遙かな時を孤独という牢獄の中に過ごした私にとっては、痛みすら自分がここに居る証明のように思える。 「あ、ごめん。痛かったか・・・?」 だが、表情を押さえることは出来なかったようだ。圭一の愛撫が止み、私の顔を心配そうな顔で覗き込んでいる。 「大丈夫なのですよ。・・・圭一は優しいのですね」 「でも、俺、女の子にこうするの初めてだから、加減分からなくて・・・」 「ふふ、最初は誰でもそうなのですよ。ボクだって緊張しているのですから・・・」 嘘ではなかった。経験があるというもののそれははるか昔のこと、あの頃の記憶を必死に辿り、圭一を導こうとしているのだから、私にも若干の緊張はあった。 「だから圭一。圭一はボクに何をしても良いのですよ・・・」 その緊張を断ち切るため、私は精一杯の強がりで圭一に全てを委ねる言葉を告げた。 私に何をしてもよい。 男ならば誰もが夢見る台詞。どこかの怪盗ならば三秒で服を脱ぎ捨ててダイブするような魔法の言葉だ。 俺は今、その言葉を眼下に組み敷いている女の子から告げられている。年下だが気心も知れ、充分魅力的な体型をした美少女からのお誘いだ。 だが、急激な展開の早さに戸惑っている自分がいるのも事実だった。 普通、俺達くらいの男女の付き合いというものは、告白して、デートして、それで段々と親密になっていってからキスに辿り着くようなものじゃないのだろうか。 いま羽入が告げたのは、交際の最終段階へのGOサイン。つまり、セックスをしようということだ。 俺も年頃の男だから、部活メンバーを夜のオカズにして愉しむということもしていた。正直俺は、部活メンバーなら誰とでも付き合うことができると思う。 しかし、こんなに急に、予想も付かない形で羽入が俺を求めて来るなんて思いもしなかった。 いや、今でも信じられない。羽入の目はどこか思い詰めたようでいて、正気なのだろうかと疑いすらしてしまう。 本当に俺のことが好きで、だから俺とセックスしたいと言うのならこんなに嬉しいことはない。だけど、こんな、最後の思い出だからという形でして良いのだろうか? 『据え膳食わぬは男の恥』だという言葉が何度も、何度も頭をよぎる。それをかろうじて残った俺の理性が押さえていた。 肉体は今にも羽入を犯そうと自己主張をしている。息も獣のように荒々しく乱れている。 でも、こんな気持ちがあやふやなままで結ばれて良いのかよッ・・・! 俺にとっては本当に美味しい話。夢見ていた女の子とのセックスができ、しかも彼女は転校していなくなるから後腐れも何もない、夢のようなシチュエーションだ。 だけど!女の子を抱くと言うことを欲望だけでしちゃ駄目なんだ!俺が初体験の相手を忘れられなくなるように、羽入だって相手の事を一生忘れられなくなるに決まっている。 そんな一生ごとを、もうじきいなくなる俺なんかがすれば、将来本当に好きな人が出来た羽入が全てを捧げようとした時に、後悔するかもしれないんだ・・・。 「・・・本当に、どこまでも優しい人。」 いつの間にか俺の左頬に羽入の手が優しく添えられていた。俺がここに居ることを確かめるかのように、撫でる指先が肌を擽る。 「こんな時にでもボクを心配してくれるのですね。そんな圭一だから、ボクは圭一が好きなのですよ」 俺の逡巡を察しているのか、羽入の言葉にはそんな俺でも包み込んでくれる不思議な響きがあった。羽入の年は俺よりも少し下のはずだ。しかし、目の前の彼女はまるで母親、いやそれ以上に強い包容力を持つ存在のように思える。 「ずっと見ていたのですよ、圭一を。仲間の危機に立ち上がる圭一、運命を変えようと懸命にあがく圭一。そして恐怖を前に醜く怯える圭一の姿も」 列挙された自分の挙動だが、俺自身にはその記憶が無かった。しかし、何故か涙が一筋頬に流れる。 言葉に呼応するかのように俺の魂が癒されてゆく、今自分に起こっている感情を例えるとするならば、そう表現するしかない。 「みんなには敵わないかもしれないけれど、ボクだって圭一を見ていたのです。だから、後悔なんてしないのですよ」 「・・・本当に、俺なんかでいいのか?」 「はい、圭一でないと駄目なのです。圭一はボクじゃ駄目なのですか?」 「い、いやっ!!俺も、羽入となら・・・」 俺の言葉を待っていたかのように、羽入が再び俺にキスをする。欲望を抑えていた最後の鎖が、音を立てて砕けていくのが分かった。 <続く> さよならは冗長に(後篇)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24602.html
さよならばいばいまたいつか【登録タグ VOCALOID さ ナブナ 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:ナブナ 作曲:ナブナ 編曲:ナブナ 唄:初音ミクAppend(Dark) 曲紹介 ナブナ氏 の8作目。 笑ってお別れの曲です。(作者コメ転載) PVは あわしま氏 が手掛ける。 歌詞 ハロー バイバイ 待って じゃあね ってこの街が暮れてゆく そっと俯いた 帰りの道 泣き虫な君の声が ずっと 振り返ってく 夕暮れ坂 赤に染まる町並みの色は 重なり被ってく 君の描いた 僕らの心の形 だっけ 泣き止んだ 後に見えた 夕焼け空の中に 全部隠してしまおうよ もう いない いない 僕の声を 繋いでく六秒間 君の 君の 君の 君の心を避けて通るんだ そう ただ ただ 唄の中に 言葉を隠したんだ ここに 今も 一人 涙の中で 僕は 僕は 僕は 僕は ハロー ぐっばい じゃあね バイバイもうじき夜がくるから 言葉の裏 裏 裏の気持ち 君に伝わるのかもね じゃあね これが最後の最後なんだ お別れの言葉 嗚咽の涙 堪えた顔で泣かないで バイバイ ほんとのさようならとかじゃ ないさ 嘘をついた 僕の影に 朝焼け いつのまにか 言葉も枯れてしまったのかな いつかの 空 空 空の赤は 僕らを包み込んで ふわりふわりふわり 君の影すら消えてくれないよ そうさ ねぇ また また また君には 心を隠したんだ ここに僕は あの日の君の言葉を ずっと ずっと 何年間待ったんだい 君にもう会えないような いつからか歪んじゃった あの日の夕焼け色だって ねぇ なんて歌ったって 本当は気づいていたんだって そこには 君は もう いない いない いないままで 繋いでく六秒間 僕は 僕は 僕は 僕の心に嘘をついたんだ そうさ ねぇ ただ ただ 唄の中に 言葉を隠したんだ ここに 今も 一人 涙の中で ずっと ずっと いつかの 空 空 空の赤は 僕らを包み込んで ゆらりゆらりゆらり 君の影すら消えてくれないよ そうさ ねぇ また また また僕らは 心を隠したんだ ずっと ここに 一人 笑顔を見せた 僕は君を なんて じゃあね コメント ナブナさんの中で1番好き!サビ中毒になる! -- 名無しさん (2013-02-24 18 03 00) これほんとうだいすき。 -- 名無しさん (2013-02-25 05 27 31) 声も好きだ! -- 名無しさん (2013-02-26 12 21 48) すきです!素敵すぎる -- 名無しさん (2013-03-06 12 37 53) ハローバイバイでもう涙腺が危ない。 -- 名無しさん (2013-03-15 22 50 46) やばい目が持たない… -- まな (2014-01-04 17 29 29) 最後のサビんとこで泣いた! 「また僕らは心を隠したんだ」と「唄の中に言葉を隠したんだ」が本当好き!! -- こな・春菜 (2014-05-10 21 51 31) 涙が止まらないw -- powawan (2014-07-20 20 29 39) 切なくて大好き -- ささ (2014-08-10 17 20 49) 良い曲だなぁー -- うすしお (2014-09-21 14 49 22) やば めちゃいいやん -- 華 (2015-01-01 18 39 25) PVが曲とマッチしててヤバイ!! -- 名無しさん (2015-03-26 20 13 48) まさかあると思わなかったから、カラオケに入っててびっくりした! -- 名無しさん (2015-03-31 12 51 18) いい曲だ -- 名無しさん (2015-05-03 16 00 44) リズムが好き。もっと伸びていい曲 -- 名無しさん (2015-06-27 17 32 17) だいすき -- まんとひひ (2015-08-20 10 56 17) 殿堂入りおめでとう!! -- こば (2015-12-17 01 38 32) すっごく大好きです!リズムも歌詞も最高ですっ! -- 初華 (2016-03-28 19 58 32) ああああああ!いい歌すぎる!ナブナさん大好きだよっ! -- トド松大好きな無機物 (2016-07-08 11 07 36) ノーびーろー -- 松野夏希 (2016-07-08 11 09 24) ナブナさぁぁぁぁん!!もう大好き♡ -- 櫻宮 (2016-09-05 21 58 17) 今さら初めて聞いた。気に入った。この頃からナブナさんらしさが強く出てる気がする。 -- 名無しさん (2016-10-05 20 39 25) めっちゃいい大好き!!n-bunaさんすきだ٩(ˊωˋ*)و -- らいら (2016-10-07 18 07 52) ナブナさんの曲は素敵だな…。 -- 名無しさん (2017-01-14 21 22 49) いつかの空の赤は僕らを包み込んで が好き -- ぐれい (2017-03-10 09 32 30) n-bunaさんの曲で一番好き。 -- 名無しさん (2018-08-01 20 54 29) 綺麗.... -- やきたてごはん (2018-08-06 07 38 02) 名前 コメント