約 1,324,874 件
https://w.atwiki.jp/sonicy_memo/pages/563.html
さよならトリップ Dormir EXTREME Level 8 BPM 133 Notes 654 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 ⑤③④⑥ |①-②-| 口③口⑥ |③-④-| ⑦口②口 |⑤-⑥-| 口①口⑧ |⑦-⑧-| 3 口口④④ |①-②-| 口③口口 |③-④-| 口①②口 口①口口 ⑤口口口 口口⑥⑥ ⑦⑦口口 |⑤-⑥-| 口口口⑧ |⑦-⑧-| 4 ⑤③④⑥ |①-②-| 口③口⑥ |③-④-| ⑦口②口 |⑤-⑥-| ①①口⑧ |⑦-⑧-| 5 ⑤口④口 |①-②-| ⑦③④⑥ |③-④-| ⑦①②口 |⑤-⑥-| 口①口⑧ |⑦-⑧-| 6 ⑤③④⑥ |①-②-| ⑤③③⑥ |③-④-| ⑦口②口 |⑤-⑥-| ⑦①①⑧ |⑦-⑧-| 7 口③④④ |①-②-| 口③口口 |③-④-| 口①②口 口①①口 ⑤口口口 ⑤口⑥⑥ ⑦⑦口⑦ |⑤-⑥-| 口口口⑧ |⑦-⑧-| 8 口③④口 |①-②-| 口③③口 |③-④-| 口口②口 ①①①口 ⑤口口⑥ ⑤口口⑥ ⑦口口口 |⑤-⑥-| ⑦口口⑧ |⑦-⑧-| 9 口③④口 |①-②-| 口③④口 |③-④-| 口①②口 口①①口 ⑤⑧口口 ⑤口口⑥ ⑦口口⑦ |⑤-⑥-| ⑦口⑧口 |⑦-⑧-| 10 ④口①口 |①---| ②口口③ |--②-| ③口口② |③---| 口①口④ |--④-| 11 口口④① |①---| 口②③口 |--②-| ④③②口 |③---| ①口口口 |--④-| 12 ③④口口 |①---| ⑤②口① |②-③-| 口口②⑤ |④-⑤-| ⑥①④③ |--⑥-| 13 口口口③ |①-②-| 口口②③ |③---| 口①②口 口①口口 口口口口 口口口口 ④口口口 |----| 口④口口 |--④-| 14 口口口口 |①---| ①口口口 |--②-| 口①口② 口口②口 口口口口 ④口口③ 口④③口 |③---| 口口口口 |--④-| 15 ①口口③ |①---| 口①③② |--②-| ④口②口 |③---| 口口口口 |--④-| 16 口口口口 |①---| 口口口口 |②-③-| 口②③① 口③②口 口口口④ 口口⑤口 口⑤口口 |----| ④口口口 |④-⑤-| 17 ②③⑤口 |①-②-| ④①口口 |③-④-| ⑤口①④ |----| 口口③② |--⑤-| 18 口口口① |①---| ③②④口 |--②-| 口①口口 |③---| ④口③② |--④-| 19 ③②口④ |①---| 口口④① |--②-| 口口③② |③---| 口①口口 |--④-| 20 口口口口 |①---| ①口口口 |②---| 口①口口 ②口口② ③④口③ 口口④口 ③④口③ |③-④-| 口口④口 |----| 21 ④口④口 |①-②-| ③③口口 |③-④-| ②口②口 ①口口① 口口口口 口口口口 口口口口 |----| ⑤⑤口口 |--⑤-| 22 ③③①① |①---| 口口口④ |--②-| ④口口口 |③---| 口口②② |--④-| 23 口口口口 |①---| ②①③口 |--②-| 口③①② |③---| 口④④口 |--④-| 24 口口口口 |①-②-| ②③③① |--③-| 口②①口 口口口口 ④口口④ 口口口口 口⑤口口 |----| 口口口口 |④-⑤-| 25 口口口口 |①-②-| ④②③口 |③-④-| ①口①口 |----| ③②④口 |----| 26 口口口口 |----| 口④②口 |①-②-| 口⑤⑤口 |③-④-| ①口口③ |--⑤-| 27 ⑨口口⑤ |①-②-| ①⑩⑥② |③-④-| ③⑦⑪④ |⑤⑥⑦⑧| ⑧口口⑫ |⑨⑩⑪⑫| 28 口口口口 |----| ⑤③②⑥ |①-②-| 口口口口 |③-④-| 口①④口 |⑤-⑥-| 29 ⑤口口⑨ |①-②-| 口⑥⑩口 |③-④-| ①⑪⑦② |⑤⑥⑦⑧| ⑫③④⑧ |⑨⑩⑪⑫| 30 口口口⑥ |----| ③口口② |①-②-| ①口口④ |③-④-| ⑤口口口 |⑤-⑥-| 31 ①口④口 |①-②-| 口口口口 |③-④-| 口口口口 口③口② ⑨口口⑤ 口⑩⑥口 口⑦⑪口 |⑤⑥⑦⑧| ⑧口口⑫ |⑨⑩⑪⑫| 32 口①①口 |----| ①⑤④① |①---| ②口口③ |②-③-| ④②③⑤ |④-⑤-| 33 ②口口② |①-②-| ③口口③ |③-④-| 口①①口 |----| 口④④口 |----| 34 ⑤⑧⑧⑤ |①-②-| ③④②① |③-④-| ⑦⑥⑥⑦ |⑤-⑥-| ②①③④ |⑦-⑧-| 35 口口口② |①---| ①③②① |②-③-| ③口口口 口①①口 口④④口 ⑤口口⑤ 口⑥⑥口 |④-⑤-| ⑦口口⑦ |⑥-⑦-| 36 口口口口 |①---| ③口口③ |②-③-| ①口口① 口②②口 ⑤⑥⑥④ 口口口口 ⑦④⑤⑦ |④-⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 37 ③口口③ |①-②-| 口②①口 |③---| 口③③口 |----| 口①②口 |----| 38 ①③③② |①-②-| ①④口② |③-④-| ④口口口 口口口口 口口口⑦ 口口⑤口 口⑥⑥⑤ |⑤---| ⑦口口口 |⑥-⑦-| 39 ③②①口 |①-②-| ④口口口 |③-④-| 口口口④ 口①②③ ⑧口口口 口⑦⑥⑤ ⑤⑥⑦口 |⑤-⑥-| 口口口⑧ |⑦-⑧-| 40 口①②③ |①-②-| 口口④口 |③-④-| 口④口口 ③②①口 口口口⑧ ⑥⑤口⑦ ⑦口⑤⑥ |⑤-⑥-| ⑧口口口 |⑦-⑧-| 41 口②①口 |①-②-| 口③④口 |③-④-| 口④③口 |----| 口①②口 |----| 42 ⑨⑦⑧⑬ |①②③④| ⑤⑩⑭⑥ |⑤⑥⑦⑧| ③⑮⑪④ |⑨⑩⑪⑫| ⑯①②⑫ |⑬⑭⑮⑯| 43 ⑬⑧⑦⑨ |①②③④| ⑥⑭⑩⑤ |⑤⑥⑦⑧| ④⑪⑮③ |⑨⑩⑪⑫| ⑫②①⑯ |⑬⑭⑮⑯| 44 ⑨⑦⑧⑬ |①②③④| ⑤⑩⑭⑥ |⑤⑥⑦⑧| ③⑮⑪④ |⑨⑩⑪⑫| ⑯①②⑫ |⑬⑭⑮⑯| 45 ⑬⑧⑦⑨ |①②③④| ⑥⑭⑩⑤ |⑤⑥⑦⑧| ④⑪⑮③ |⑨⑩⑪⑫| ⑫②①⑯ |⑬⑭⑮⑯| 46 ⑨⑦⑧⑬ |①②③④| ⑤⑩⑭⑥ |⑤⑥⑦⑧| ③⑮⑪④ |⑨⑩⑪⑫| ⑯①②⑫ |⑬⑭⑮⑯| 47 ⑬⑧⑦⑨ |①②③④| ⑥⑭⑩⑤ |⑤⑥⑦⑧| ④⑪⑮③ |⑨⑩⑪⑫| ⑫②①⑯ |⑬⑭⑮⑯| 48 ⑨⑦⑧⑬ |①②③④| ⑤⑩⑭⑥ |⑤⑥⑦⑧| ③⑮⑪④ |⑨⑩⑪⑫| ⑯①②⑫ |⑬⑭⑮⑯| 49 口⑧⑦口 |①②③④| ⑥口口⑤ |⑤⑥⑦⑧| ④口口③ 口②①口 口口口⑨ 口口⑩口 口⑪口口 |⑨⑩⑪-| 口⑫⑫口 |⑫---| 50 口口②③ |①---| ①口口① |②-③-| 口②③口 口口口口 口④口口 ④口⑤⑤ ⑥口口口 |--④-| 口⑥口口 |⑤-⑥-| 51 口口口口 |①---| 口②③口 |②-③-| 口口①① 口口②③ 口⑥⑤⑥ 口口口口 口④⑤④ |--④-| 口口口口 |⑤-⑥-| 52 ①口口口 |①---| 口③②口 |②-③-| ①口口口 ③②口口 ④口口口 口口口口 口④口口 |----| 口口口口 |--④-| 53 口②口口 |①-②-| 口口③① |③-④-| ④口②④ |----| ⑤③①⑤ |⑤---| 54 ③②口口 |①---| 口①①口 |②-③-| 口③②口 口口口口 口口④口 ⑤⑤口④ 口口口⑥ |--④-| 口口⑥口 |⑤-⑥-| 55 口口口口 |①---| 口③②口 |②-③-| ①①口口 ③②口口 ⑥⑤⑥口 口口口口 ④⑤④口 |--④-| 口口口口 |⑤-⑥-| 56 口口口① |①---| 口②③口 |②-③-| 口口口① 口口②③ 口口口⑤ ④⑥口口 口口⑤口 |--④-| 口④⑥口 |⑤-⑥-| 57 ④③①④ |①-②-| ④口②④ |③-④-| ③①口口 |----| 口口口② |----| 58 口口①口 |①---| 口①口① |----| 口口①口 |----| 口口口口 |----| 59 口口口口 |①---| 口①口口 |----| ①口①口 |----| 口①口口 |----| 60 口①①口 |①---| ①口口① |----| ①口口① |----| 口口口口 |----|
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/24274.html
Blu-ray さよならの朝に約束の花をかざろう/特集付き アニメスタイル013 発売日:10月26日・6月28日 ・制作メイキング(約40分予定、舞台挨拶映像有り) ・ビデオコンテ(115分) ・岡田麿里書き下ろし・短編シナリオ ・特製ブックレット(80P予定) ・縮刷版劇場パンフレット(36P)※ポスターは無し ここを編集 2018年2月公開。 http //sayoasa.jp/ 監督 岡田麿里 副監督 篠原俊哉 コア・ディレクター 平松禎史 脚本 岡田麿里 絵コンテ 篠原俊哉、平松禎史、安藤真裕、小林寛、塩谷直義、橘正紀、岡田麿里 演出 篠原俊哉、平松禎史、長井龍雪、許琮、橋本昌和 キャラクター原案 吉田明彦 キャラクターデザイン・総作画監督 石井百合子 サブキャラクターデザイン 井上俊之、平松禎史 メインアニメーター 井上俊之 作画監督 石井百合子、平松禎史、伊藤憲子、川面恒介 作画監督補佐 田中将賀、三浦菜奈、芝美奈子、井上俊之 プロップデザイン 石本剛啓 サブ衣装デザイン 竹下美紀 コンセプトデザイン・美術設定 岡田有章 美術監督 東地和生 美術監督補佐 本田敏恵 美術ボード 東地和生、本田敏恵 美術ボード協力 堀壮太郎 色彩設計 井上佳津枝 色指定 中野尚美 撮影監督 並木智 撮影監督補佐 富田喜允 VFXスーパーバイザー 加藤道哉 CG監督 設楽友久 CGプロデューサー 吉野智美 モデリングアーティスト くつぎけんいち CGデザイナー 津田くみえ 2Dワークス 加藤千恵 特殊効果 村上正博、村上寿美江 編集 高橋歩 編集助手 小守真由美 音響監督 若林和弘 音響効果 西佐知子 フォーリーアーティスト 倉橋静男 録音調整 石倉史絵 録音助手 亀田亮治、佐竹徹也、川村紗穂、李正遠、今沢尚樹 音楽 川井憲次 エリアルの描いた絵 相馬一稀 予告編ディレクター 依田伸隆、高久美知子 設定制作 和場明子 アニメーション制作 P.A.WORKS ■関連タイトル Blu-ray さよならの朝に約束の花をかざろう 特装限定版 特集付き アニメスタイル013 さよならの朝に約束の花をかざろう 公式設定資料集 さよならの朝に約束の花をかざろう 公式美術画集 川井憲次 映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』オリジナルサウンドトラック ユリイカ 2018年3月臨時増刊号 総特集◎岡田麿里 -『true tears』から『とらドラ! 』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』…そして『さよならの朝に約束の花をかざろう』 宝島社文庫 さよならの朝に約束の花をかざろう rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/242.html
さよなら旧い自分 ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 「……さて」 もうすっかり昇りきった日の下で、憲兵番長こと伊崎剣司が誰にともなく呟く。 河原に向かったギイとシルベストリを見送ってから、とうに十分ばかし経過している。 その間、いったいなにをしていたのかといえば、ひとえに『仕込み』をしていたのである。 彼は人を斬る音色を愉しむことこそ最上の快楽としているが、しかしあくまで最上であって唯一ではない。 単に人体に刃を滑り通せればそれでよいのではなく、むしろその過程をも堪能するべく趣向を凝らすタイプなのだ。 その憲兵番長の視線の先には、地べたの上で横たわる少女――魔物の子・チェリッシュ。 すぐ横で一人の命が奪われた事実も知らずに、未だ意識を取り戻す素振りすら見せていない。 眠ったままの彼女に雷神剣の刃を突き刺してやるというのも、決して憲兵番長の趣向から外れていない。 脳が鳴らす激痛という名の警笛によって目覚めたとしても、いったい自身になにがあったのかすぐには分からないだろう。 結局理解できぬままであれば呆然としたまま息絶え、仮に理解できたとしても結局は絶望を抱いて死んでいく。 それはそれで相当に滑稽であり、かつ身体を貫く音色も存分に味わえるであろう。 ――が、憲兵番長は脳内に浮かんでいたその案を却下した。 というのも、ほんの少し前に同じことをやったばかりなのだ。 自らを鉄人と称していた西洋人――パルコ・フォルゴレを斬る際、まったく同じ手順を取っていた。 それからまだ大して時間も経っていない以上、また異なる方法を考えねばなるまい。 そう思い立ったがゆえに、憲兵番長は十分ほどかけて『仕込み』を行ったのだ。 つまり――いま現在チェリッシュが生き延びているのは、ある種フォルゴレのおかげと言えるだろう。 そのように見た場合、フォルゴレはたしかにチェリッシュの命を守ったと言えるかもしれない。 はたしてそれが幸運であるのかどうかはさておき、だが。 「そろそろ起きてもらえないかな?」 声をかけながら、憲兵番長はチェリッシュの脇腹を足で小突く。 起きないのであればこのまま思い切り蹴り上げてしまってもよいが、少なくとも現段階でする気はない。 注意深く観察したので分かっているが、まだチェリッシュの身体に目立った外傷はない。 無傷の獲物であるにもかかわらず斬る前に傷をつけてしまうのを、憲兵番長はよしとしない。 とはいえ、憲兵番長の身体能力は非常に高い。 本人としては軽く小突いているつもりであっても、軍用ブーツの爪先はチェリッシュの腹に深く喰い込む。 ほどなくしてチェリッシュは目覚めたものの、起きるや否や盛大にむせ込むのだった。 「ふふ、小生としてはそこまで力を籠めたつもりはなかったのだがね。 いやはや、本当に申し訳ない。身体に傷がついてしまったら大変なことだ」 わざとらしい口調ではあっても、これは間違いなく憲兵番長の本心だ。 そんな事実に気付くはずもなく、覚醒したチェリッシュは憲兵番長を睨みつける。 周囲の景色が切り替わっているのも、眼前にいたはずの二人が消えているのも、そもそもいつ眠ってしまっていたのかも、当然疑問ではあったが振り払った。 思考は混乱しているが、それでも取らねばならない行動は分かった。 むせ返る自身を眺める憲兵番長の暗く冷たい瞳が、チェリッシュの取る選択肢をたった一つにしたのだ。 「ギガノ――」 傍らに置かれていた魔本を手に取って、呪文を唱える。 混乱していると言っても、先ほど金剛番長を相手にしたときほどではない。 いったん意識を失った分だけ、僅かに落ち着きを取り戻しているのだ。 全力とはいかないにしても、先刻の張りぼて同然のものとはほど遠い。 たしかに力の籠められた巨大な宝石が、なにもなかった空中に出現する。 「コファルッ!」 ――それが憲兵番長の思惑通りなどと知る由もなく、チェリッシュは呪文を唱え切った。 チェリッシュの傍らに、どうして魔本しか置かれていなかったのか。 フォルゴレの死体も、チェリッシュのリュックサックも、なぜ片付けられていたのか。 そもそもの話、憲兵番長はなぜそのような行為に時間を費やしたのか。 それは、チェリッシュが単なる少女でないと分かっていたからである。 地面に散らばっていた魔本とその説明書を読み、彼女が戦う力を所持していると知っていたのだ。 憲兵番長は人を斬る音色を最上の快楽としているだけで、それ以外に愉しみを知らぬ人間ではない。 戦うに足るだけの能力があるのならば、それを正面から打ち倒したいとも思う。 そんな――戦闘狂としての性質も、持ち合わせているのだ。 ゆえに、魔本以外の道具を回収した。 他に戦闘に使えそうな道具はなかったのだから、武器となる魔本以外を傍らに置く意味はない。 フォルゴレの死体を民家の陰に隠したのは、チェリッシュが心を乱さぬためである。 魔本の説明書によって、魔物の術には『心の力』が必要なのは判明していた。 ならば、余計な障害は取り除くべきだと考えたのだ。 歓喜の念を隠そうともせず、憲兵番長の口元が弧を描く。 雷神剣の柄に手をやると、昂る期待に呼応するように雷神剣が『鳴いた』。 無数のスズメバチが羽ばたいたような音を立てて、青白い火花が飛び散らせたのだ。 放出された電撃は刀身を覆い尽くし、眩い光を放つ雷刃を形成していく。 この使い手の意図するままに形状を変える刃で、迫りくる巨大な宝石を両断してくれる。 そんな憲兵番長の思いに反して、ギガノ・コファルは霧となって大気に溶けていく。 「……なに?」 眉を潜める憲兵番長の眼前で、チェリッシュはへたり込んでいた。 手元から滑り落ちた魔本を拾おうともせず、ただ茫然としている。 目は見開いたまままばたき一つせず、半開きの口は小刻みに痙攣している。 この殺し合いに巻き込まれる以前、チェリッシュはゼオン・ベルに電撃による拷問を受けている。 雷神剣が放った電撃によりそのトラウマが蘇ったのだが、そんなことを憲兵番長が知るはずもない。 それでも、戦闘など行えるコンディションでないのは容易に見て取れた。 「さすがに、この結末は予想していなかったな」 淡々とした口調とは対照的に、憲兵番長は憮然たる面持ちだ。 一瞬前までの昂揚感は完全に消え失せ、満たされぬ思いだけが胸中を渦巻いている。 わざわざ手間をかけて準備などしたのもあって、余計に不完全燃焼だ。 このまま震えているチェリッシュを両断したとて、到底この不満が解消されることはないだろう。 そのように考えつつ歩み寄っていくなかで、憲兵番長はようやく気付く。 チェリッシュの視線が憲兵番長自身ではなく、雷神剣に向けられていることに。 怪訝に思い、雷刃の刀身を数メートル伸ばす。 すると、チェリッシュの視線は伸びた切っ先に向けられていることが分かる。 ここに至ってようやく、憲兵番長はチェリッシュが電撃に対して潜在的なトラウマがあることを悟った。 「なるほど」 わざわざ口に出して大きく頷くと、憲兵番長は雷刃を解除する。 雷神剣の刀身を覆う電撃がなくなり、その外見上は単なる日本刀と化す。 チェリッシュの震えが僅かに治まり、過呼吸気味だった呼吸が落ち着いている。 その動作で、憲兵番長は脳裏に浮かんだ仮説が正しかったことを確信し――地面を蹴った。 一気にチェリッシュとの距離を詰めると、防御なぞする隙を与えずに鳩尾に軍用ブーツの爪先を抉り込む。 「ガふッ!」 チェリッシュは凄まじい勢いで吹き飛んで行き、民家の壁に盛大に背を打ってようやく止まる。 整いつつあった呼吸は、先ほどより遥かに乱れてしまっている。 どうにか呼吸を整えようとしたチェリッシュは、民家の陰に隠れたものを見つけてしまう。 上半身と下半身で綺麗に切断された――パルコ・フォルゴレの亡骸を。 影になっておりよくは見えなかったが、それでも死んでいるのは明らかだった。 「ぅ、ぁ、ひぃぃぃぃぃぃっ」 反射的に走って逃げ出そうとするが、鳩尾と背に走った衝撃が大きく立ち上がることすらできない。 どうにか這いずってでも移動しようとして、チェリッシュの視界に影が差す。 おそるおそる振り返ると、そこには自分を蹴り飛ばした白制服の男が立っていた。 その顔面には先ほどと異なり笑みが張り付いていたが、やはり瞳だけは変わらず冷え切ったままであった。 「訊きたいことがあるのだが」 憲兵番長が、チェリッシュのウェーブがかった金髪に手を伸ばす。 「ぁ――」 悲鳴を上げる暇すら、チェリッシュには与えられなかった。 チェリッシュの髪を掴むと、憲兵番長は――そのまま真下に叩き付けたのだ。 モチノキ町は決して発展しているワケではないが、エリアD-4は繁華街である。 いかに都会とは言えぬ土地であろうとも、さすがに繁華街の地面はアスファルトで塗装されている。 その硬いアスファルトに、チェリッシュは顔面から打ちつけられることとなった。 鈍い音が辺りに響き渡るが、しかしチェリッシュの聴覚をもっとも刺激したのはまた別の音であった。 めきゃり――という、やけに軽い響きだ。 それが鼻が折れた音だと分かったのは、再び持ち上げられた際に顔面から地面に通じる紅い滝が見えてからだった。 「ご……ぉ……」 意図せず、チェリッシュからくぐもった声が漏れる。 その間も紅い滝はだくだくと流れていき、アスファルトを赤黒く染める。 塗装されているので地中に染み込んでしまうことはなく、地上に溜まっていく。 数十秒と待たずして、地面に赤い水たまりができあがった。 「君に『刷り込んだ』のは、いったい誰なんだい? それは、この殺し合いに呼び出されている誰かなのかな?」 尋ねながら、憲兵番長は再び手を上下させた。 紅く温かな水たまりに、チェリッシュの顔面が叩き付けられる。 再度持ち上げられてみれば、紅い滝の水勢は増していくばかりだ。 チェリッシュは思考を巡らせる。 『刷り込んだ』とはなにのことなのか。 あまりに質問が端的すぎて、いったいなにを指しているのか分からない。 しかし答えねばなるまい。 早く答えねば―― 「聞こえてるのかな?」 僅かに苛立ちを孕んだ声とともに、憲兵番長が腕を上下させる。 勢いよく変化する視界。 襲いかかる落下感。 浴びせられる風。 ――轟音。 アスファルトに打ちつけられる音以外にも、微かに聞こえるものがあった。 折れた骨がさらに微細に砕ける。 硬いアスファルトで肌が切れる。 アスファルトの破片が喰い込む。 髪の毛が何本か引き千切られる。 繋がっていたなにかが裂ける。 口から空気が零れていく。 「う、ぐ、ぶ」 「まだ口を割らないのかい? 強情だねえ」 軽口を叩くような口調とともに、またしても繰り返される。 手放してしまいそうな意識を繋ぎとめて、チェリッシュはどうにか思考を巡らす。 『刷り込んだ』の意味を見定めようとする。 なにが憲兵番長の癇に障ったのか。 思い返してみれば、彼が態度を変えたのはギガノ・コファルが消滅してからである。 その際に関わりのある『刷り込まれた』なにかと言えば―― 「ぇ、お……」 「聞き取れないな」 何度目かになるアスファルトへの顔面ダイブ。 もはや視界はほとんど効かず、聴覚は麻痺し、ただ落下感と痛みだけがある。 どうにか言葉を発するべく、次に持ち上げられるときへと意識を集中させる。 唇が震えている上に呼吸が乱れているが、どうにか搾り出すように言い放つ。 「ォ……ン! ……に……っ! 電撃の……きょぅ……ふをっ刷り込んだのは……! ゼオン・ベ――」 最後まで言い切られることはなく、チェリッシュはアスファルトに顔面を叩き付けられる。 答えれば解放されるという無意識のうちに抱いていた希望は、答え終わる瞬間を待たずして砕かれる。 「ふむふむ、ゼオン・ベル。 名簿には同じ姓のガッシュ・ベルという参加者がいるが、関係はあるのかい?」 「知らな――」 またしても言い切ることは許されず、言わんとする内容が分かるや否や叩き付けられる。 それからなにか尋ねられることさえなく、四回ほど地面にただ顔面を打ち据えられ続ける。 「なるほどなるほど。 そのゼオンという輩は気になるところだ。小生の獲物に先に唾をつけておくとあっては」 最後にいっそう強く叩き付けたのちそのまま十メートルほど地面に擦りつけられて、やっとチェリッシュは解放される。 もはやその行為に憲兵番長が鬱憤を晴らす以外の意味がないことは、チェリッシュにも理解できていた。 「う、ぅぅぅぅ…………」 手放されても、立ち上がることはおろか這うことすらできない。 鼻は砕け、額は割れ、顎は折れ、さらに顔面全体余すとこなく傷付き、おびただしい量の血を垂れ流しているのだ。 動けなくて当然であり、どうにか遠ざかろうとのたうつだけで十分凄まじい生命力である。 (魔物というだけある、ということか。 いやはや、そんなものが存在するなんてねえ) などと他人事のように分析しながら、憲兵番長はこれまでに出会った参加者を振り返っていく。 『帽子屋(マッドハッター)』キース・シルバー、炎術師・花菱烈火、サムライ・佐々木小次郎に宮本武蔵、人形遣い・ギイ、自動人形・シルベストリ。 彼らを思えば、魔物くらいいてもおかしくはないのかもしれない。 というか、憲兵番長の友人である日本番長など怪物の類と言えなくもない。 そこまで考えたところで、ある考えが憲兵番長の脳裏を掠めた。 (下らぬ戯言と切り捨てていたが、『アレ』も真実かもしれないな) 『アレ』とは、憲兵番長に支給されていた支給品のことである。 元より、雷神剣すら説明書の文面を全面的に信用していたワケではないのだ。 いざ手に取ってみて、雷神を前にしては信じるしかなくなったにすぎない。 「試してみるとしよう」 あえて口に出して、地面の上でうごめくチェリッシュに歩み寄っていく。 どうやら逃げようとしているようだが、その動きは羽を失った蝶よりも緩慢だ。 先ほどまでと同じように髪を掴んで、無理矢理に顔面を引き寄せる。 そうしてから、元の整った目鼻立ちが分からぬほど傷だらけの顔に向けて言い放つ。 「いやはや、少し訊くだけだというのに手荒い真似をして悪かったね」 わざとらしい笑みを浮かべて、リュックサックから液体の入った小瓶を取り出す。 「『治して』あげるよ」 その液体を飲んではならない。 チェリッシュは、本能的に判断した。 残った力を振り絞って口を閉ざす。 「遠慮しなくていいのだよ」 そんなささやかな抵抗を、憲兵番長は嘲笑う。 折れ曲がった鼻を潰すほどの勢いでつねられ、チェリッシュは気道を確保するために口を開くしかなくなる。 そうして空いた口に、フタを開けられたビンが放り込まれた。 吐き出そうにもそのまま口を掌で押さえつけられてしまい――ついには嚥下するしかなくなってしまう。 「…………え?」 一瞬ののち、チェリッシュは呆けたような声を漏らした。 というのも――本当に治ったのだ。 砕けた骨は再生し、血管は繋がり、皮膚は塞がり、痛みは消し飛んだ。 服は血塗れであるが、それだけだ。 魔物の治癒力すら凌駕した速度で、肉体は完全に回復している。 「だから遠慮しなくていいと言ったじゃないか」 微笑みながら、憲兵番長はチェリッシュにその液体の説明書を渡す。 それに目を通すチェリッシュであったが、行を追うごとにどんどん顔色が青くなっていく。 憲兵番長が飲ませた薬の名は――『神酒(ソーマ)』。 服用すれば新陳代謝が異常加速し、老化が止まって若返る上にいかなる傷もたちどころに再生可能となる。 まさしく、不老不死の妙薬。 ――という触れ込みで売り捌かれた劇薬。 実際のところ、異常加速した新陳代謝に身体がついていけるはずがない。 膨大なエネルギーを消費してしまう上、効果が切れれば急激に老化してしまう。 一度でも服用してしまえば、服用を続ける以外に生き延びる術はない。 「つまりだね、君は――」 冷笑を絶やさずに、憲兵番長は続ける。 「もしも死にたくないのであれば、いま小生が持っている三本をなんとしても飲まねばならないのだよ」 より笑みを深くして、憲兵番長は雷神剣をチェリッシュの太ももに突き刺す。 傷は見る見る回復していくが、チェリッシュの表情に生気が戻ることはない。 身体は生き生きとしているというのに、表情だけが死人のようであった。 「そうだな。とりあえず、四人殺すごとに一本、でどうだい?」 チェリッシュの返事はない。 ソーマの影響で血行はいいはずなのに、顔色はやたらと青かった。 そんな困惑を露にするチェリッシュに対して、憲兵番長は笑みを向けたまま。 「ああ、そうか。さっきみたいになったら術は撃てないものね。 他に殺すための手段が欲しいか。まったく、気が回らなくてすまないね。 いやいや気にしなくていい。ちょうど使い道のない道具があってね。髪の長い君ならば、きっと使いこなせることだろう」 違う――と。 否定の声を出す前に、チェリッシュの胸には雷神剣の刀身が突き刺さっていた。 「は……?」 事態を呑み込めぬチェリッシュが、気の抜けた声を漏らす。 遅れて痛みがやってきたのか、表情が歪む。 そんな様子を眺めながら、憲兵番長は口角を吊り上げた。 「うぇ、ぎぎぎぎぎぎィィィィィイィィッ!?」 雷神剣の刀身を電撃が覆い、チェリッシュの身体に伝わっていく。 ゼオンの拷問がフラッシュバックし、チェリッシュが体感する電撃は二倍。 四肢が吊ったように張り上がり、眼球がぐるんと白目を剥く。 傷口より溢れ出した赤黒い血液が、電熱で蒸発していく。 当然、電熱を受けるのは血液だけではない。 胸に突き刺さった雷神剣より電撃は放たれているのだから、チェリッシュは体内から焼かれていくことになる。 「ぎぎがあ゛あ゛あ゛ゔゔあああああお゛ァァァァ――ッ!?」 張っていた手足がせわしなく動き出す。 焼け焦げた血肉の臭いが辺りに立ち込めていく。 数分ほど経って、ようやく憲兵番長は雷神剣を抜き取る。 その際にわざわざ刀身を回転させたせいで、焼け焦げた肉が体外に抉り取られる。 さながら操り糸の切れたマリオネットのように、チェリッシュはアスファルトの上にくずおれる。 先ほどまで叩き付けられていた冷たいアスファルトが、いまとなってはやけに心地よかった。 そんな彼女を見下ろすようにしながら、憲兵番長がしゃがみ込む。 その右手には、内面に『髪』という漢字の描かれたソフトボール大の球体があった。 「いやはや。すぐに治る以上、これくらいしなくては『埋め込め』られないからねえ」 チェリッシュは、脳内に浮かんだ可能性を否定する。 さすがにするはずがないと、自分自身にそう言い聞かせる。 そんな期待を裏切るように、憲兵番長はその球体を――チェリッシュの胸に開けられた刺し傷に押し付けた。 そうして、そのまま傷口へと強引に押し込んでいく。 「いぎィィィィッ! あッ、げあッ、がッ、ぎいいいいいいいいいいいいッ!!」 焼き切られて未だ熱を持っている肉体に、異物が挿入される。 ソフトボール大と言っても、人体に埋め込むにはあまりに巨大すぎる。 ぶちぶち音を立てて、再生しかけていた血管や肉が千切れていく。 断ち切られた胸骨を強引に押しのけていくのだが、押しのけられた胸骨は行き場もなく肺に突き刺さる。 呼吸をするだけで胸に激痛が走るが、その状態を保ったまま肉体は強引に再生をしていく。 「ふむ。入り切らないか」 そう言うと、憲兵番長は足を大きく振り上げ―― 軍用ブーツの硬いカカトで、チェリッシュの胸に埋まった球を強引に押し込んだ。 「あごぉあああおおう、う゛う゛あ゛あ゛ア゛アア゛ア゛ォォエェ゛ィ゛ィィィ――ッ!!!」 一際大きな悲鳴が上げると、チェリッシュはまたしても意識を失う。 口の端から溢れるよだれは、次第に泡立ったものへと変化していく。 ◇ ◇ ◇ 治癒が終わるのを待ってから、憲兵番長はチェリッシュを蹴り起こした。 目覚めた彼女は、もはや一切の抵抗をしなかった。 人を殺せと指示しているにもかかわらず、ただ頷くだけだ。 「ちょうどよかったじゃないか。 君の持っていた花は、ソーマの原料でね。 これだけあれば、十分長生きできるだけのソーマが作れるよ」 とんだ出まかせである。 憲兵番長がソーマの存在を知ったのはこの殺し合いの会場に来てからであり、精製方法など教えられていない。 そのことに気付いているのかいないのか、チェリッシュはやはり頷くだけであった。 「…………」 無言で頷いているだけの彼女が着ているのは、血塗れの衣服ではない。 あの服は憲兵番長に脱ぐよう命令され、なにも言わずそれに従った。 現在、彼女が着ているのは血塗れとはほど遠い純白のドレスだ。 支給品を確認した当初、ほんの少しだけ舞い上がってしまった――そんなウェディングドレス。 もしもこれを着るのならば、そのときに隣にいるのはいったい誰だろう。 そう想像したとき、不思議と浮かんだのは長い付き合いのリーゼントの少年だった。 彼はもうこの世にはおらず、彼の屈託のない笑みとは似て非なる冷笑を浮かべる男が隣にいるのだった。 (…………死にたくない) ただただ、チェリッシュはそう思った。 【D-4 路上/一日目 午前】 【伊崎剣司(憲兵番長)】 [時間軸]:居合番長との再戦前 [状態]:疲労(小)、胸元に真一文字の傷、制服ちょい焦げ [装備]:雷神剣@YAIBA、死亡者詳細データ端末@オリジナル [道具]:基本支給品一式×3、錫杖@うしおととら、神酒(ソーマ)×3@スプリガン、アンブロディア@スプリガン、ランダム支給品0~1 [基本方針]:人を斬る。おもしろいのでギイと行動。ギイとシルベストリの向かった河原に向かう。 【チェリッシュ】 [時間軸]:ガッシュ戦直前 [状態]:神酒服用済み [装備]:チェリッシュの魔本@金色のガッシュ、ウェディングドレス@現実、式髪(体内)@烈火の炎 [道具]:なし [基本方針]:憲兵番長についていく。死にたくない。 【支給品紹介】 【神酒(ソーマ)@スプリガン】 伊崎剣司(憲兵番長)に支給された。 古代植物『アンブロディア』を精製して作り出される飲み薬。 服用すれば新陳代謝が異常加速し、老化が止まり若返る上にいかなる傷もたちどころに再生可能となる。 まさしく、不老不死の薬である。 …………という触れ込みで売り捌かれていたが、そんなおいしい話があるはずもなく。 実際のところは異常加速した新陳代謝に身体のほうがついていけず、効果が切れれば急激に老化してしまう劇薬。 一度でも服用したが最後、死ぬまで服用し続けなくてはならなくなる。 なお新陳代謝が異常加速するだけであるので、丸ごと喪失した部位まで再生するワケではない。 【アンブロディア@スプリガン】 チェリッシュに支給された。 古代植物であり、またの名を甘露草。 すでに絶滅したはずであったが、残っていた種から復元に成功した。 仙道で言う仙丹の原料になる植物であり、本来は精神そのものを物質化するための薬となる。 しかし中途半端な知識で製造することで、神酒(ソーマ)のような劇薬となってしまう。 蓮によく似た水生植物であり、白い花を咲かせる。 【式髪@烈火の炎】 宮本武蔵に支給された。 毛を硬質化させることのできる魔道具。 本来は数本抜いた髪を杭とするなど、武器を持っていないと油断している相手の不意打ちとして用いられる。 しかし麗十神衆の一人・幻獣朗の研究によって、体内に埋め込めれば髪の毛全体を一つの武器として操作することも可能だと判明した。 【ウェディングドレス@現実】 チェリッシュに支給された。 白いアレ。 女の子の夢とかいうアレ。 こういう支給品を出す際に支給品説明は必要なのかと、書いているときにいつも思う。 投下順で読む 前へ:導火 戻る 次へ:死んだらおわり 時系列順で読む 前へ:導火 戻る 次へ:死んだらおわり キャラを追って読む 103:導火 チェリッシュ :[[]] 伊崎剣司(憲兵番長 ▲
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/470.html
初音ミクオリジナル〝さよなら〟 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1405734 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1405734 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 製作者は林檎氏 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/3098.html
今日 - 合計 - EMIT Vol.3 ~私にさよならを~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時01分06秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/library801/pages/1270.html
更新日:2012-06-11 タイトル: さよならS 原 題: LE PETIT VOLEUR 製 作 年: 1998 製 作 国: フランス ジャンル: ドラマ レ ス: ☆おすすめ!やおい映画 Part2☆ http //www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/999447812/ 208 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 01/11/04 22 24 ID /H1w8B1Q 「さよならS」という仏?映画はワンシーンだけホモだった…。 金髪不良少年(けっこうキレイ系)が怒ったアラブ系おっさんに銃を口に入れられて、 ビビって動けなくなったところで銃がとりだされ、代わりにおっさんのがガツガツと。 見ててえらくびっくりしたわ。(がいしゅつだったらスマソ) ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/changerowa/pages/309.html
♪ラデツキー行進曲 エッチな獄中生活 [入監]☚(クリック) [帰監] [出監] 『キャアアアアアアアアアアァァァァーッ!!!』(爆発) どこにでもいるごく普通の特戦隊の隊長、ギニューは今、網走監獄の敷地内を歩いていた。 そんな時に、突如として声をかけられた。 『やあギニュー。ちょっとだけ話をしてもいいかな?』 それと同時に目の前に、前の放送直後の時の、ボンドルドが現れたのと同じようにホログラム映像が現れた。 「お前は…確か、斉木空助といったか。お前たち、今度は何の用だ」 現れたのは小野寺キョウヤの身体を使う男、主催陣営の一人の斉木空助だ。 『君、この監獄にあるモノモノマシーンを探しているよね。実はそれ、結構分かりにくい場所にあってね』 「何だと?」 『だから、君だけにはその場所を教えてあげようと思ってね。せっかくジョーカーってことになったんだし、これくらいなら別にいいかなって』 空助が…と言うよりは、主催陣営が今ギニューに接触した目的は、探そうとしていた物の場所を教えるためだった。 網走監獄は広く、建物の種類もそこそこ豊富なため、分かりにくいという言葉には説得力があった。 ここで探そうとしていたものが、わざわざ教えてもらわなければ分からない場所にあったという事実には少し苛つきを感じた。 だがそんなものだということは、他参加者が発見するのも難しく、ここで自分だけが独占できるかもしれないというのならば、今回の話はそこまで悪くないかもしれない。 『モノモノマシーンがあるのは教誨堂という建物の中の地下室。ちなみに教誨堂はあっちの方ね』 空助は教誨堂のある方に向けて指を差す。 『それから、こう書かれている看板があるからそれを目印にするといいよ』 空助はさらに、文字を書き込んだ手持ち式のホワイトボードを見せる。 そこには、「堂 誨 教」と書かれている。 この網走監獄が機能していた頃の日本では、横方向の文章は右から左に読んでいたためこう書かれた。 実際、教誨堂にはこう書かれた看板がある。 「なるほど、分かった。すぐにでもそこに向かおう。だが、もう一つだけ聞きたいこともある」 『ん、何?』 ギニューの言葉に空助は少しわざとらしく首をかしげる。 「何故今回はボンドルドではなくお前が来たんだ、斉木空助」 ギニューが気になったのはその点だ。 場所を教えるくらいなら別に、前と同じくボンドルドでも可能だったのではと思ってしまう。 『それはまあ、一人だけに仕事を集中させるのも何だしってだけのこと。あんまり気にすることじゃないよ』 空助はこれまでと同じよう軽薄そうに答える。 ボンドルドに何か他の役割があることを隠すために誤魔化しているのか、それとも本当に深い理由も無くただ労力を少し軽減しようと思っただけなのか、判断はつかない。 『じゃあ今回はこれで終わりだから、後はジョーカーらしく頑張ってね』 空助は一方的に話を打ち切り、ホログラム映像も切られる。 後にはギニューが1人ポツンと立ったまま残される。 (一先ず、さっさと教誨堂という所に行くか) 気持ちはまだもやっとした部分があるが、とりあえずは目的の場所に向かうことにした。 時間がかかると思ってたモノモノマシーンの捜索も、これで短縮できる。 マシーンが見つけて使用することができれば、宇宙船にもすぐ行ける。 ギニューは先ほど空助が指を差した方角に向けて歩き出した。 ◆ 「くそっ…!何で寄りにもよってこんなものが出てくるんだ…!」 結果的に言えば、ギニューは教誨堂に何とかたどり着き、モノモノマシーンを発見・利用することができた。 教誨堂内の地下室は、すぐにそれだと分かる入口が見つからなかった。 入ってすぐの広間の奥の方には左右二つの扉があった。 最初は右の方を調べてみたがそこには何もなかった。 後に探ってみた左の方が、件の地下室に繋がっていた。 やがて地下室内にあった牢屋の中で、モノモノマシーンを発見した。 モノモノマシーンに近づいたら音声が流れた。 流れたのは前の放送でハワードが言った通りな、神経を逆撫でする口調での説明だった。 予告されていたものではあったが、流石に実際に聞くと苛つく気持ちがどうしても出てしまう。 それでも一先ずは気にせずに、役立つ物を手に入れるため、マシーンのハンドルを回してみた。 最初の参加者殺害分の1回で出たのは、ギニューが望んでいたような武器類ではなく、瓶に詰められた黄緑色の薬だった。 一緒に出てきたこの薬についての説明書を読んだ時、ギニューは前述のような台詞を漏らしてしまった。 何とこの薬には、材料として「ガッツガエル」という種類のカエルが使われているらしい。 せっかくケロロの身体は捨てられたのに、カエルとの縁がまだ断ち切れていなかったようで、思わず声が出てしまった。 説明をよく読んで見ると、この薬は「スタミナ薬」といい、飲めばスタミナを一時的にだが元の上限以上に回復できるらしい。 要するに、疲労が無くなるだけでなく、一度だけなら普段以上に連続で激しい動作をすることができるということだ。 より簡単に言えば、かなり元気になれるということになるだろう。 武器ではないが、役に立つものである。 (だが…カエル、カエルかあ…) しかし、ギニューはこの薬を飲むことに拒否感を抱く。 現状、かなり疲労している状態のギニューにとって、この薬の効果だけならかなり良いものだ。 けれども、材料にカエルが使われているとなると、たとえこの身体でいるのは一時的であるに過ぎないにしても、体内に取り入れるのには拒否感が現れてしまう。 自分が二度もカエルになってしまった経験があるから、なおさらだ。 ◇ (……とりあえず、もう一度回すか…) スタミナ薬を飲むかどうかは後にして、ギニューは主催陣営からもらった首輪一つ分マシーンを利用することにした。 首輪をマシーンの投入口に入れ、ハンドルをもう一度回した。 「これは…ただの料理か?」 次に出てきた物もまた、武器類では無かった。 出てきたのは、お盆に乗せられた、定食セットだった。 米が一膳、みそ汁一杯、そして何かの肉の生姜焼きだった。 それぞれが入ったお茶碗や皿の上にはラップが掛けられている。 ギニューはこの定食セットを、お盆の端に手をかけて持ち上げる。 そしてギニューはこれら3品の品の他に、一つのメモが一緒に乗っていることに気付く。 この紙に書かれているのが、この定食の名前のようだった。 メモに書かれているのはそれだけだった。 「マキマの生姜焼き定食?マキマという人物が作った、ということか?」 これはギニューの推測で、そのような説明が書かれていたわけではない。 名前以外にこの定食を説明する物は存在しない。 生姜焼きに使われている肉が何なのかも、ここで分かることは無い。 ◇ 「はぁ…上に戻るか…」 モノモノマシーンを回し終えたギニューは一つため息をつき、ここを出ることにした。 全体的な結果としては、ギニューが望んでいたようなものにはならなかったと言えた。 得られた物の一つはちゃんと役立ちそうな効果があるとはいえ、心情的にはあまり使いたくないと感じてしまうもの。 もう一つは、ただの食事セットにしか見えず、特別な効果があるようなものじゃなかった。 結局、殺し合いに直接役立ちそうな武器等は入手できなかった。 もしここで主催陣営が現れず、かなりの苦労の末にマシーンを見つけて利用したとして、結果が同じだったらと思うと、それよりはまだ良かったかもしれない。 そう考えても、気分が少し下がったままなのは変わらない。 ギニューは薬と定食セットをデイパック内にしまい、とぼとぼと歩きながら階段を登って地下室を出た。 そして教誨堂の広間も通りすぎ、建物の外に出ようと扉に手を掛けた。 雨音に書き消されそうなくらい小さく軋む音を出しながら、扉を半分程開けた、その時だった。 ギニューの身体の炭治郎の嗅覚が、ある匂いを捉えた。 雨の香りに紛れた微かなものだったが、確かに感じ取れた。 なぜならそいつは、教誨堂の直ぐ側に来ていたのだから。 ギニューが感じ取ったのは、血と、大きな殺意の香りだった。 同時に、ギニューは匂いのしてきた方向…上空へ向けてふと顔を向けた。 そこに、臭いの根源が居た。 ギニューは、そいつと目があった。 黄色い小さな雲の上に乗った、金髪でチンピラ風の容姿をした男がそこに居た。 男の顔には、青黒い血管のようなものが浮かび上がっているように見えた。 ギニューと目があった瞬間、そいつは手を自分の胸元にまで持っていった。 「いただきまあああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっっっす!!!!!!」 『ヴヴン!!!!!』 チンピラ…絵美理は、自分の胸のスターターを引いてチェンソーの悪魔の姿へと変じ、食事に対する感謝の言葉を述べながら、ギニューの方へと突っ込んでいった。 殺意と、暴力と、破壊と、狂気と、混沌と、食欲と、あとその他諸々の化身とも言える存在が、そこに居た。 ◆◆ 絵美理がこの網走監獄まで来た過程は単純、 竈門家内である程度まで休み終わった後、筋斗雲に乗って全速力で山の中を突っ切ってここまで来た。 焼け焦げた生首は、特に役立てる方法が思い付かなかったので床の上に転がしたまま放置してきた。 ちなみに、最短ルートを行くため、方位磁石で方角を確認した後、竈門家の壁を一部壊して通り抜けて真っ直ぐに進んで来た。 それと、水に濡れた上着が重いと思ったので捨ててきた。 上半身裸になることに羞恥心は無い。 だって元からエッチな女の子だもん。 それにチェンソーマンは服なんて着ないし言葉も喋らないしやること全部滅茶苦茶だし。 絵美理は滅茶苦茶にベラベラ喋りまくってるけど。 ともかく、彼女はやがてこの網走監獄までたどり着き、その敷地内に侵入した。 絵美理は網走監獄に入り、適当なところからモノモノマシーンを探そうとした。 筋斗雲に乗っていた絵美理は、監獄に入るためにわざわざ正門から入る必要はなかった。 絵美理は監獄の周りを飛び回って中をある程度俯瞰した後、適当な壁の上から監獄内に突入したのだが、その壁の近くにたまたま教誨堂が存在していたのだ。 この網走監獄のどこに教誨堂があるかについては、ゴールデンカムイ原作の第136話を参照だ。 絵美理は、ギニューが教誨堂の出入口の扉を開けたタイミングで、その近くを通りすがるところだった。 扉を開ける音がかすかに聞こえたため、絵美理もそっちの方向に目を向けることができた。 絵美理は、先ほどからずっと人肉が食べたいと思っていた。 だからギニューを見つけた時、この人間を食べようと、直ぐに方針転換した。 ◇ 「うおあっ!!?」 突然現れ、襲いかかってきた敵対存在に対し、ギニューは驚きの声を出しながら咄嗟に横方向に避けた。 同時に、絵美理は半開きの状態になっていた教誨堂の扉をチェンソーで破壊しながら、建物内へ突入した。 攻撃を避けられた絵美理は勢い余って、筋斗雲ごと教誨堂の奥の方へと行ってしまう。 だがすぐに体勢を立て直しギニューの方へと向き直る。 ギニューもその間に、少し慌てながらも竈門炭治郎の日輪刀を鞘から抜き、敵の方に向き直る。 その際の少しの移動で、ギニューは先ほど破壊された出入口を背に向ける形になる。 「三枚下ろしだあああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!」 絵美理は再び入口近くのギニューの方へと突撃してくる。 右腕のチェンソーを振り上げ、ギニューを切り裂こうとしてくる。 それに対しギニューは体勢を整え、今使える技の中で、相手の攻撃を受け止められるものを出そうとする。 ――水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き それは、水の呼吸の型の中で最速を誇る突き技だ。 この技が、今にも自分に届きそうなチェンソーに対応できるものとして、ギニューが咄嗟に出せたものだった。 突きにより、刀の切っ先と振り下ろされるチェンソーの刃がぶつかった。 回転する刃が刀を表面から削り、火花を出した。 「グ、ガアーッ!?」 刀とチェンソーがぶつかり合った瞬間、ギニューは後方に吹っ飛ばされた。 絵美理の方が、パワーで上回っていたからだ。 よく鍛えてある竈門炭治郎の肉体だが、現在の疲労状態も相まって、悪魔の力と、ある細胞に感染している今の絵美理の怪力には敵わなかった。 だが絵美理の方は何事もないというわけではない。 チェンソーが刀とぶつかった反動で絵美理の頭よりも後ろの方に押され、彼女もよろめき、筋斗雲と共に後退させられていた。 その勢いは、ギニューよりは少し弱かった。 ギニューは勢いで、絵美理が破壊した教誨堂の出入口から外に押し出される。 けれども、地面が雨によりぬかるんでいたが、よろめきながらも、そこに何とか着地する。 「ぐっ…!いきなり何だ!誰だお前は!」 着地したギニューは、相手に対し思わずそう叫ぶ。 今の状況に、まだついてきれていないようだった。 「なんだてめぇはだああああああぁぁぁ~~っ!!?」 絵美理はそれに答えようとする。 「我が名は絵美理!どこにでもよくいるごく普通のエッチな女の子だ!ただし…エッチはエッチでもHellの方だがなあああああああぁぁぁーっ!!」 絵美理が返したのは、彼女のお決まりの前口上(ちょっとアレンジver.)だった。 「そう言う貴様こそ何者だああぁーっ!貴様が『柊』かああぁーっ!!」 「ヒイラギなんぞ知るか!俺はフリーザ様直属のギニュー特戦隊の隊長、ギニューだ!」 「そうですか。違いましたか。まあ、別にどうだっていいですけどね」 絵美理の方が逆に聞き、ギニューはその問いに即興のポーズをとりながら答えた。 だが自分から聞いておきながら、その答えには興味が無さそうに、絵美理は一瞬だけスンと静かに話す。 ギニューが勢い余ってフリーザについても喋ってしまっているが、絵美理はその点に関しても全く気にかけていない。 そして静かになったのは、本当に一瞬だけだった。 「私は今…とても腹が空いている!そして…すごく人肉が食べたい気分だ!だから…貴様を食らって、我が血肉とする!!」 ◇◇ (何なんだ、こいつは…) ギニューは絵美理の言動に対し、そう思った。 この網走監獄に自分以外に人が来ること自体はそもそもあり得たことではあった。 この施設にモノモノマシーンがあるという連絡は参加者全員に向けて通達されていた。 だが、自分の次にここを訪れたのがよりにもよってこんな奴になるとは思ってもなかった。 見た目と実際の性別が合っていないことは、この殺し合いにおいては不思議なことではない。 しかし、何というか、さっきから必要以上にうるさすぎる。 口調も女らしくないどころか、安定していない感じがする。 それと自分を普通のエッチな女の子だとか言っていたが、先ほどからの発言の仕方からして普通とは遠すぎる思ってしまう。 大体エッチはエッチでもヘルの方だとか言っている意味が、ギニューには理解できない。 エッチとヘルを結びつけられない。 これまでこの殺し合いで出会ってきた女たちは皆ろくでもない女ばかりと思ったが、目の前の絵美理と名乗る女?は、そいつらを遥かに超えるろくでもなさかもしれない。 自分のことを食うと言っているのは、人間を補食するタイプの異星人の身体だからなのか、それとも精神の方の趣向なのか、その辺りも分からない。 気分だとか言っているから、聞いても詳しくは答えないだろうし、ギニューもそれについて聞くつもりはない。 突然『柊』なのかどうなのか聞いてきたのは、おそらく参加者の『柊ナナ』のことを指しているが、ギニューは一々そこを気にかけはしない。 会ってもいないしいずれは殺すかもしれない相手の知り合いのことなど、自分は知るかとしか言えない。 せいぜい、こんな奴が気にかける『柊ナナ』とやらはそれこそ一体どんな奴なのだろうかといったことが、脳裏に一瞬浮かぶが、今はそれについて詳しく考察する時ではない。 なおギニューは知らぬことだが、柊ナナは絵美理とは全く関係が無いし、実際には絵美理の方からのかなり身勝手な理由での一方的な因縁付けである。 何にせよ、ただ変な奴と扱えばいいのか、とんでもなくヤバい奴だとすればいいのか、絵美理についてどう思えばいいのかの判断がギニューにはつかなかった。 (だが、油断してはならない) 先ほどの打ち合いで、相手の身体のパワーをある程度実感した。 そこから思うのは、相手は現状の自分よりも、もしかしたら強いかもしれないことだ。 今戦うのは避けられそうにないのに、このままでは勝てない可能性もある。 この状況を切り抜けるために、ギニューは瞬間瞬間の判断を誤るわけにはいかなかった。 ◆◆ 「サイコロステーキにしてやるぜえええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」 先に絵美理が動く。 腹が減っているからか、具体的な料理名を叫び、両腕のチェンソーを振り上げながらギニューの方に再び突撃してくる。 「うおあっ!?」 しかし一瞬、視界が遮られる。 大きな赤い布が、絵美理の頭部目掛けて覆い被さっていく。 これは、ギニューが投げたエドワードのコートだ。 「何だこんなものおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉーっ!!」 絵美理は頭と両腕のチェンソーを振り、コートをあっさりと間に切り裂く。 コートはバラバラになり、その破片が絵美理に降りかかる。 「ハンバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァーーーーッグ!!!」 そして開いた視界に捉えたギニューを絵美理は某師匠のお笑い芸人のように叫びながら切り裂こうとする。 具体的な肉料理名を何度も叫ぶのは、腹が空いているからだろうか。 ともかくとして、コートを投げたばかりでほぼ棒立ち状態のギニューに、チェンソーの刃が迫る。 ――ヒノカミ神楽 幻日虹 「ハァッ!?」 しかしチェンソーが届いた瞬間、その攻撃が相手の体をすり抜けた。 その直後に、幻でも見ていたかのように消え失せる。 「どこ行きやがったああああああああああああああああぁぁぁぁぁーっ!!」 絵美理は辺りを見回し、消えたギニューを探す。 けれども、ギニューはすぐには見つからない。 ギニューは今、絵美理の背後に位置する教誨堂の入口付近に移動していた。 だがギニューはそこから絵美理に対して死角からの攻撃を行おうとしない。 今そうしても、気付かれて防がれてカウンターされる可能性の方が高いと判断した。 だからギニューは、ある決意する。 ギニューはデイパックの中から先ほど手に入れた薬瓶…スタミナ薬を取り出す。 このような状況になってしまった以上、もはやこの薬を飲むことについてうだうだ考えている場合ではない。 こんなカエル汁を飲むことに対して抱く忌避感も、今は耐えるしかない。 ギニューは絵美理がまだ自分の位置に気付いていない隙に、すぐさまこのスタミナ薬を飲み干す。 すると確かに、体から疲労感が消えていく感覚があった。 体中にエネルギーが満ち溢れる感じがした。 刻まれた傷や痛みまでは癒えなかったが、今はそれも耐えるしかない。 「そこかああああああああああああああああああぁぁぁぁーっ!!」 ギニューが薬を飲み終えると同時に、絵美理もギニューの位置に気付く。 もう一度、両腕のチェンソーを振るいながらギニューへと迫っていく。 ――ヒノカミ神楽 炎舞 「ぐあぁっ!?」 「くっ…!」 しかし、ギニューに刃が届きそうになった瞬間、両腕とものチェンソーがギニューの刀によって弾かれた。 それだけでなく、チェンソーにかなり小さいがヒビも入っていた。 先の雫波紋突きの時と違い、絵美理の方も思わず声を漏らし、ギニューはあまり後退りさせられずにその場で踏みとどまれた。 ギニューが今出した技の炎舞は、大きな半円を描く斬撃を二度入れる連続技だ。 この技は本来一撃を躱されてももう一度狙えるようにするためのものだが、ここにおいてはそれぞれ別方向からせまるチェンソーをどちらも弾けるようにするために使われた。 チェンソーを弾かれた絵美理は、筋斗雲の上でバランスを崩しかける。 今回のギニューの攻撃は先と違い、たしかに絵美理に対抗できているようだった。 疲労感が無くなっている分、前よりもしっかりと刀を握り、地にしっかりと足を踏み込んで技を出せた。 そのため、筋力の差がある相手でも対応できていた。 そしてギニューは、今の打ち合いである事に気付く。 (こいつ…力に対して技術が伴っていない!戦闘に関しては素人か!?) それは今から12時間ほど前にも、今のギニューと同じく鬼殺隊の全集中の呼吸の技術を持つ者も気付いたことだった。 絵美理は相手を殺そうとする気概だけなら自分をも超えそうだが、戦いのための技術ならば自分よりもはるかに格下であるとギニューは感じた。 両腕の凶器もただやみくもに振り回しているだけ、そこにこいつの隙がある。 スタミナ薬を飲んだ今なら、怪我がまだある現状でも勝機はある。 そう、ギニューは思った。 「この痣野郎おおおおおおおおおおおぉぉぉぉーっ!肉団子にしてやるううううううううううううぅぅぅぅーっ!!」 絵美理は学習していないかのようにチェンソーを振り回しながらまたも突撃をかます。 それに対しギニューは、後ろ向きに飛んで教誨堂内に戻りながら、その攻撃を避ける。 絵美理は勢いで、それを追う形になって彼女も教誨堂内に再び入る形になる。 「下ががら空きだ!」 ――ヒノカミ神楽 陽華突 ギニューは、素早く筋斗雲に乗った絵美理の下の方に潜り込んだ。 そこからすかさず跳び上がり、刀を真っ直ぐと突き出しながら、上空にいる絵美理に向け一点集中の攻撃を仕掛けた。 この攻撃により、絵美理の足を傷つけながら彼女を雲の上からバランスを崩させて落下させるつもりだった。 だが、結果的に言えばそんなことにはならなかった。 ギニューの刀は『ガキィン』という金属同士がぶつかり合う音と共に受け止められた。 刀がぶつかったのは、絵美理の足からも飛び出て来たチェンソーであった。 「なっ!?」 ギニューは思わず、驚きの声を漏らす。 さっきから腕のチェンソーをブンブン振り回してはいたが、まさか足からも生えてくるとまでは想像していなかった。 「うおおおおおおおおおおおおおおおお肉まんんんんんんんんんんんんんんんんーっ!!」 刀を弾いた後も、絵美理は足のチェンソーの刃をそのまま回転させる。 ちなみに、彼女が発動させていた足のチェンソーは右足片方だけだ。 結果、足のチェンソーはそのまま絵美理の乗る筋斗雲を切り裂いた。 「んんんんなあああああああぁぁぁぁーっ!」 絵美理は、バランスを崩して筋斗雲の上から右足から落下し始めた。 足先のチェンソーを、下に向けながら。 「くっ!」 陽華突が失敗したギニューは跳躍による勢いがついたまま上昇、足のチェンソーへと頭から近づいていく。 チェンソーが触れそうになり、頭を咄嗟に横に振って避ける。 体の上昇に伴い、右耳にチェンソーの刃が掠め、肩の鬼殺隊の隊服を切り裂き、肩の肉をほんの数ミリ抉る。 そこで体の上昇は止まり、下に向かって落ちる。 絵美理はもう片方の足が筋斗雲に乗ってため、ギニューは彼女よりも早く自由落下、先に床の上へと着地する。 その直後に、自身のすぐ上で回転する凶器がそのまま自分に向かって落下して来ていることを認識する。 これもまたすぐに、後ろの方に向かって跳び、避ける。 そして、絵美理は右足で床の上を派手に切り裂き、破壊しながら着地する形になる。 「ふう、まさかこんなものが出るとは思いませんでした」 筋斗雲から落ちた絵美理は、急に落ち着いた感じになり、足のチェンソーも引っ込めた。 (まさか、こんなこともできるとは) その様子を見ていたギニューは考える。 さっきは相手の足からチェンソーの刃が出るということまで想像が及ばず、危うく頭から切り裂かれるところだった。 しかもどうやら、相手の方も自分が足からも出せることをよく把握せずにやったみたいだった。 (やはり、ここは『アレ』をやってみるべきか) ギニューは絵美理を倒すために必要な手段の一つについて考え始めていた。 早くフリーザ様の宇宙船に行くためにも、これをやるしかないと判断していた。 足のチェンソーのように、自分の知らない新たな技を急に出されるのを防ぐためにも、相手を早く倒すしかないと思い始めていた。 そのためにも、先ほどからこの教誨堂の建物の中になるべく誘導ようにしていた。 外の雨の環境では、足下が滑る可能性や、雨の匂いで相手の匂いが紛れて炭治郎の嗅覚を上手く扱えないかもしれないからだ。 そして今、絵美理が急に一瞬落ち着いたことで、ギニューも新たに呼吸を整える時間を作ることができた。 スタミナ薬による疲労回復も十分残っている、考えている手段である『技』を出すことは可能と思われる。 今切られた肩の痛みや体にある他の傷の痛みも含め、それにより体を動かすスピードも落ちるかもしれないが、それらを気にする暇はない。 とにかく、それに挑戦するしかないのだ。 以前の時は殆ど竈門炭治郎に操られた状態で行ったらしき最終奥義…ヒノカミ神楽、十三の型を。 ◆◆ 「ふぅ……もつ煮込みいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃーっ!!」 絵美理は一息入れた後、再びチェンソーを振り回しながらギニューの方へと向かってくる。 ――ヒノカミ神楽 円舞、碧羅の天 「ぶおぉっ!?」 またまた、チェンソーの刃が弾かれる。 正面から弧を描く斬撃と、円を描く斬撃が両腕の凶器にぶつかる。 その刃に入っていたヒビが、先ほどより少し大きくなる。 ――ヒノカミ神楽 烈日紅鏡、灼骨炎陽 「ぬうううううううううぅぅぅぅぅーっ!ナゲットオオオオオオオオオオォォォォーッ!!」 今度は、絵美理が防ぐ側に回る。 ∞を描くような斬撃と、高速の回転斬りを、自分の体に直接届かないよう二つのチェンソーを動かし、守る。 チェンソーに入るヒビが、さらに大きくなる。 ――ヒノカミ神楽 陽華突 「ぐうぅっ!カツッ!!」 先ほどもやられた飛び上がりの突き技を、今度は両腕のチェンソーを交差させて自分の胸元の真ん前で防ぎ、すぐにカウンターを仕掛ける。 チェンソーは回転する刃の近くだけでなく、側面から見ての中央辺りにも新たにヒビが入る。 カウンターもまたバックステップで避けられ、距離をとられる。 ――ヒノカミ神楽 日暈の龍 頭舞い 「どわあああああああああああああああぁぁぁぁーーっ!!」 距離をとられたと思った瞬間にすかさず、ギニューは素早く接近しながら攻撃を仕掛けてきた。 絵美理がそれに対抗しようとして両腕を突き出し、刀とチェンソーがぶつかり合ったその時だった。 ヒビが遂に全体に周り、腕のチェンソーは両腕とも砕け散った。 ――ヒノカミ神楽 斜陽転身 先ほどの技で絵美理の後方に移動する形になったギニューは、そこから跳躍する。 そのまま空中で身を捩り、体の上下と前後を反転させながら背後から絵美理の頚に向かって刀を振るう。 「まだまだあああああああああああああああぁぁぁーーっ!!」 しかし絵美理はすぐに首から振り向き、自分の体を回転させ、頭部のチェンソーを振り、それで刀を受け止めた。 ――ヒノカミ神楽 飛輪陽炎 刀を弾かれた後のギニューは、空中で一回転した後着地し、すぐさま次の技を仕掛ける。 「ぱああああああああああああああああああぁぁぁぁーっ!?」 振られた刀は切っ先がまるで陽炎のように揺らぎ、絵美理からはまるで刀身が伸びたかのように一瞬見えた。 その不可思議な現象のせいで攻撃範囲が読めず、頭のチェンソーを防御のために使えず、咄嗟にチェンソーの無い腕を前に出すことしかできなかった。 結果、両腕の前腕部が刀により深く斬られた。 切断されるまでには至ってないが、肉だけでなく骨にも切れ込みが入れられる。 直接的な痛みを伴うダメージを受けた絵美理は、今までよりも更に大きく後退りさせられる。 ――ヒノカミ神楽 輝輝恩光 そこからギニューは鋭く強く踏み込み、素早く剣を振り抜いた。 刀が再び、絵美理の首元目掛けて飛んでくる。 「寿司いいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃーっ!!!」 それに対し絵美理は頭を強く下に向けて振り、刀と頭部のチェンソーを再びぶつかり合わせる。 「ぐえええええええええええええええええぇぇぇぇーっ!?」 しかしここでも、絵美理の刃は破壊された。 両腕のものとは違い、頭部のチェンソーはこの二回目の激突で砕かれた。 ◇ (いける…!) ここまでヒノカミ神楽が繋がって、ギニューはそう確信する。 自分が目の前の化け物女(?)相手に勝てるということを。 主要武器であろう腕と頭のチェンソーを砕くことには成功した。 足のチェンソーはまだ残っているが、これだけで自分に対抗できるのは難しいだろう。 足を持ち上げて振り回すにしても、基本的に片方の足は地面に着けて立っていなければならない。 警戒するにしても、『透き通る世界』で相手がチェンソーを展開するタイミングは読めるだろう。 今回の戦いでのこの境地は、ヒノカミ神楽十三の型を行っている途中で入れている。 それにより相手の体の構造も把握できている。 相手は基本的な構造は人間のものと同じだが、外観からでも分かる頭部と両腕は透き通る世界でも違って見える。 足もチェンソーにしようものなら、実際に飛び出てくるよりも前に先に気付けるだろう。 あと、相手は心臓の形が普通とは違って何らかの生物のように見えることであるが、今のところはそれに何らかの特殊な動きがある様子は見られない。 せいぜい気になることがあるとすれば、最初にこの教誨堂の外で遭遇した時に変身の際に引いていたスターターと心臓が繋がっているところだろうか。 そこから導き出される答えとしては、相手の体からチェンソーを生やす能力は、特殊な心臓に由来するということだろうか。 ともかくとして、ギニューはこの瞬間有利な状況にいた。 相手の能力は心臓に秘密があるようで、そこを何とかしなければまたスターターを引くなりで砕いたチェンソーも復活する可能性は考えられる。 だがそうなる前に首でも心臓でも斬って捨ててしまえばいい。 もはや自分の完全勝利は揺るぎないものだと、そう思っていた。 ◆ ――ヒノカミ神楽 火車 ギニューは絵美理の真上に飛んだ。 (見えたぞ…隙の糸!) 上に飛んだ分、相手は自分に向けて残された足のチェンソーを届かせることは難しくなる。 まだ十二の型全てが繋がっているわけではないが、これで相手の首目掛けて刀を振るえる。 首を刎ねられて死なない奴はいない、これで今回の戦いは終わりだ。 そう思った瞬間だった。 『透き通る世界』が奇妙なものを捉えた。 「ばああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!!」 「!?」 絵美理の体から、突如として蒸気が噴き出した。 同時に、『透き通る世界』で、絵美理の体の構造が一瞬で変化していく様子が見えた。 『隙の糸』も、その時切れた。 相手の体のまだ人間だった部分中に、青く変色した血管が次々と張り巡らされるように浮かび上がった。 そして、それらの部分もまた、通常の地球人類とは異なる形に変わっていった。 「刺身ィッ!!」 「うおっ!?」 絵美理の首元へと向かっていたはずの刀が弾かれた。 彼女はその刀を、自分の頭を振って弾いた。 既に、チェンソーは無いはずの頭でだ。 元から悪魔としての異形をしていたその頭部には、チェンソーとは違う、新たなものが生えていた。 頭から生えていることを鑑みれば、それは『角』と呼ぶのが適切だろうか。 それとも、本来それを持つ生物の体の部位の正式名称として、『顎』と言うべきだろうか。 絵美理の頭部から生えていたのは、まるでクワガタムシの顎のようなものだった。 この2本の突起が、まるで角のように出現していた。 先のギニューがヒノカミ神楽の火車を行おうとした際に刀がぶつかったのも、これのようだった。 そして、首からしたの胴体部分も、これまでのような人の肌が見えなくなり、まるで昆虫のような怪人のものになっていた。 腰の辺りには、それこそ昆虫が持つような肢のようなものがいくつか生えていた。 それは、本来の昆虫のものよりは大きかった。 ◇ 絵美理の体から突如として出現のは、溶原性細胞に感染した者が変貌するアマゾンの一種であるクワガタアマゾンの特徴である。 溶原性細胞により人が変じたアマゾンは、赤の他人同士でも似たような生物の特徴を備えた姿のアマゾンになることがある。 実際のクワガタアマゾンは、ある結婚式の途中だった花嫁が変貌したものしか確認されていない。 しかしここで、新たにそのクワガタアマゾンの力が発現した者が現れていた。 ◇ 「ヤバジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥーーーーッス!!」 ギニューが困惑している間にも、絵美理は更に新たな攻撃を仕掛けてくる。 前述した昆虫の肢が、ギニューに向けてかなりの速さで刺突するように伸びてきた。 「くっ!」 ――ヒノカミ神楽 幻日虹 ギニューはその肢の刺突を、体を高速に捻り、回転しながら避ける。 「鍋ぇっ!マジ闇鍋えぇっ!!」 避けられた後も、絵美理は肢による刺突を連続で続ける。 四方八方に向け、ひたすら無差別に複数の肢を何度も突き出す。 ほとんどは教誨堂の壁に当たり、それを破壊し穴を開け、外で降る雨が見える。 ――ヒノカミ神楽 炎舞 無差別な攻撃はやがて視界外にいたギニューにも迫る。 その向かってくる肢を、ギニューは炎舞で防ぎ、斬った。 それにより肢が二本、切断される。 しかしこれは、相手に対し致命的なダメージにはならない。 「そこかああああああああああああああああああぁぁぁぁーっ!肉だけカレエエエエエエエエエエエエエェェェェーーッ!!」 肢を斬られたことで絵美理はギニューの位置を把握する。 そこからさらに、肢を伸ばして刺突を仕掛ける。 ――ヒノカミ神楽 円舞 それも何とか、ヒノカミ神楽の型で防ぎ、肢に切れ込みを入れる。 そして、ヒノカミ神楽十三の型も、円舞と炎舞が繋がり一周を果たしていた。 (よ、よし…これならまだ何とか…) 突如相手の体が、チェンソーに全く関係のない形に大きく変化したのは驚いたが、ギニューはまだ何とか対応できていた。 ヒノカミ神楽十三の型は十二の技を続けて繰り返すことに意味がある。 早期決着が難しそうだが、まだ自分が負けたわけではない。 そう思い、絵美理の方にギニューが目を向け、次の技を仕掛けようとした。 その時、絵美理は、怪物と化した腕を自身の胸の方に持っていった。 刀による腕の傷はそのままだが、彼女はその痛みに耐えながら指を胸のスターターに引っ掛けようとしていた。 (!…まずい!) 絵美理が今何をしようとしているのかをギニューは直感する。 おそらく、先ほど自分が砕いたチェンソーを復活させようとしているのだと。 先の肢を伸ばして刺突する攻撃のせいで、絵美理とギニューの距離は離されてしまっていた。 ギニューがここから攻撃するのと、絵美理がスターターを引くのとではどちらが間に合うのかは分からない。 今の絵美理にこのままチェンソーの復活を許してしまえば、どうなるのかは分からない。 (こうなったら…!) ギニューは咄嗟に、あるものを絵美理に向かって投げつけた。 それは手に持つ日輪刀ではない。 貴重な武器はそう簡単に手放すわけにはいかない。 ギニューは今、自分が背負うデイパックの中に手を入れ、何かを掴み、それが何なのかを確かめずに投げた。 先ほどスタミナ薬を出した際に出し入れ口は開けっ放しだったため、手を突っ込むことはすぐできた。 そして今は、このデイパック内に武器になりそうなものは特に入っていない。 強いて言うならばバギブソンは攻撃に使えるものだろうが、それはさっと手に取って投げられるものではない。 今投げた物は、デイパック内の上の方にあったことから、おそらくは先ほどモノモノマシーンから入手したものの内のどれかだ。 「あたっ!?」 ギニューが投げた物は絵美理の頭辺りに当たった。 その時点で、胸のスターターはまだ引かれていなかった。 そして絵美理はここで、物をぶつけられた衝撃で怯むだけでなく、動きを止めてしまった。 さっき絵美理の頭にぶつかったものは、ギニューが手に入れたばかりの、生姜焼きが乗った皿だった。 絵美理の頭にそれが当たった後、衝撃でラップがずれ、中の生姜焼きは皿からこぼれ落ちた。 その生姜焼きは、皿が当たったことでのけぞって上向きになった絵美理の顔に落ちた。 その中から、衝撃に驚いて絵美理が開けた口の中に入ったものもあった。 絵美理はそんな生姜焼きをほぼ無意識に咀嚼、飲み込んだ。 その時絵美理は、こう感じた。 自分は、この生姜焼きを食べたことがあると。 生姜焼きは、前に食べた弁当とは違い、味を感じた。 舌の上で感じるこの味は、自分の記憶にはないはずなのに。 それに何だか、普通は食べ物に対しては抱かないようなこともこの生姜焼きに感じる。 言うなれば、これは異性に対する愛情… と、絵美理が思った瞬間だった。 「スキありーーーーーーっ!!!!」 ――円舞一閃 轟音と共に、高速の刃が彼女の首元目掛けて飛んできた。 ◇ 今ギニューが放った技は、ヒノカミ神楽十三の型に繋がるわけではない。 けれども、今放てる技の中で相手を仕留められる可能性が高いのはこれであるような感じがした。 これはかつて、竈門炭治郎が上弦の肆との戦いで編み出した、ヒノカミ神楽の円舞と雷の呼吸の霹靂一閃を組み合わせた技だ。 雷の呼吸の応用で、足に力を集中させて地面を蹴り、円舞に霹靂一閃の如き速度を乗せた技だ。 そして、ギニューはこれで遂に、絵美理の首に対し日輪刀の刃を通すことができた。 ギニューは生姜焼きが相手の口の中に入ることを狙って皿を投げたわけではないが、結果的に大きな隙を作ることができた。 「ふう…ようやく終わったか」 遂に戦いに勝利したと確信したギニューは、勢いで絵美理のいた場所を通り過ぎたままの所で、彼女を背に向けながら一息つく。 これでようやく宇宙船の方に行けると、安心した気持ちも出てくる。 後には、戦いの終わった静かな空間が残っていた。 …そう、どこか不自然なほどに不気味な静けさがそこにあった。 「………ん?」 ギニューも違和感に気付いた。 自分が首を斬ったはずならば、その首が落ちる音や、動かぬ死体となった相手が倒れる音が聞こえるはずだ。 しかし、そんな音が聞こえてくることはなかった。 ギニューはゆっくりと振り向いて、自分の背後の様子を確かめた。 『ヴヴン』 「まだ首を斬られただけだああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!!」 戦いはまだ終わっていなかった。 とにかくイカれているとしか形用できないその女は、未だしぶとくその場所に立っていた。 その姿は、異形から人の姿に戻っていた。 チェンソーの悪魔としてでも、クワガタアマゾンとしての姿も維持できていなかった。 振り向いたギニューが見たものは、太い銃のようなものをこちらに向けている絵美理の姿だった。 ◆ 絵美理は確かに、円舞一閃によって首を斬られたはずだった。 しかし、彼女はまだ生きていた。 彼女の今の身体であるチェンソーマンことデンジや、感染している溶原性細胞に、その秘密があるわけではない。 いや、これがデンジの身体だったりアマゾン化したりしてなかったらここに立って元気よく銃口を向けたりすることはできないのだろうが、その辺については後だ。 とにかく、絵美理がここで致命的な攻撃を耐えられたのは、彼女自身のその異常な精神性によるだった。 絵美理はかつて死の直前、自分の花婿候補に頭部を粉砕された。 しかし彼女はその時、即死せず頭が無いままに喋り、動けていた。 その時のような根性とも、不条理とも呼べそうなものが、発動していた。 チェンソーの悪魔の心臓を持つデンジは元々、致命傷を受けても、胸のスターターを引けば復活できた。 もちろんただではなく、体に血が十分に足りてないといけないが。 それに、完全に死んでいる状態であれば、他者にスターターを引っ張ってもらわないと復活はできない。 しかし絵美理は、そうなる前に自力で引いた。 隙を晒して首を斬られた直後、彼女の首から下は動き、まず両手が頭をキャッチした。 そして頭と首から下の断面を合わせ、片手で頭が吹っ飛ぶのを抑え、片手が胸のスターターを引いた。 それにより、斬られたばかりの首の切断面を、接着した。 ついでに、腕の斬られた部分の傷も一応塞がっていた。 なお、チェンソーは血が足りなくて再生できなかった。 首がくっついたことには、先ほどぶつけられた生姜焼きを食べることができたのも幸いした。 本来悪魔は、肉ではなく血を摂取することで回復する。 しかし今の絵美理は悪魔の(心臓を持つ)体だけでなく、アマゾン細胞の一種である溶原性細胞も保有している。 アマゾン細胞を持つ者…アマゾンはタンパク質、特に人のものを好む。 そしてアマゾンには、高い回復力を有する者もいる。 そんなアマゾン細胞が悪魔の体に感染・反応・融合…その際に、変異が起きた可能性がある。 今の絵美理は、タンパク質の摂取だけでもある程度血の代わりとなるかもしれない。 そして絵美理が食べたのは、人の形をした悪魔の肉だ。 首の接着のためならば、足りない分の血をこれで補うには十分と見られるかもしれない。 ここにあった精神が絵美理でなければ、こんなことにはならなかった。 彼女の前の死の時とは違い、頭部が粉砕されていなかったから成功した。 とんでもない無法で、インチキな、離れ業だが、今ここで実際に起きてしまった。 『そうはならんやろ』と言われても、『なっとるやろがい!』としか答えられない。 精神が身体の影響を受けるだけなのではない。 身体もまた、精神の影響を受けるのだ。 ◇ 首を治した絵美理は、直ぐ様に敵…ギニューを殺そうと思った。 それほどの、大きな怒りを感じていた。 自分を殺しかけたこともそうだが、それ以上に許せないことがある。 それは、自分に向かって生姜焼きの入った皿を投げつけて来たことだ。 自分にぶつかった生姜焼きは皿の上からこぼれ落ちた。 そのうちの少しは自分の口の中に入ったが、ほとんどは床の上に落ちた。 相手は、食べ物を粗末に扱ったのだ。 それに何故だか、この生姜焼きを乱雑に扱われたことが、自分の愛する者を乱暴にされたのと同じような気持ちになる感じがする。 絵美理はそのように錯覚していた。 だから、今すぐどんな方法を使ってでも確実にギニューを殺そうとした。 そのための手段として、これまで腰の方で装備状態にはあったが、使おうとしなかった武器を取り出した。 それを使おうとしなかったのは、これを当てることによる爆発で、相手の体の可食部が吹っ飛んで食べられない状態になることを考えてのことだった。 相手は以前これを喰らわせた奴のように体を鎧のようなもので覆っているわけではない、爆発の威力で台無しになる可能性は十分考えられた。 しかし、怒りに身を任せた絵美理はそんな風に考えていたことを忘れた。 とにかく相手をすぐに殺すことしか考えていなかった。 血が足りなくなってチェンソーをすぐに出せないこの状況、デイパック内から輸血パックやその他のアイテムを出す時間も惜しかった。 絵美理は腰から引き抜いたその武器…圧裂弾を構え、銃口をギニューに向けた。 「ポップコーンにでもなっちまいなあああああああああああああああぁぁぁぁーっ!!ンゴェャッヨ砲おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーっう!!!」 絵美理は、思いっきり大嘘な技名を叫びながらその引き金を引いた。 圧裂弾は真っ直ぐにと、ギニューに向かって行った。 ヒノカミ神楽を繰り返していたギニューにはこれを避ける体力は残っていなかった。 スタミナ薬で回復した分も、もう使い切っていた。 ギニューが避けようとしない様子を見て、絵美理が勝利を確信したその瞬間だった。 「チェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンジ!!!!」 二人の世界が、変わった。 ◆◇ その時、絵美理が見た光景は、信じられないものだった。 自分の目の前に、絶対にいるはずのない人物が立っていたからだ。 そこにいたのは自分が身体を使っていたはずの男、『デンジ』だ。 見えるはずのないものはそれだけではない。 視界に写ったのはほんの一瞬にも満たない時間、認識することなんて絶対に不可能なもの。 それは絵美理自身がさっき放ったはずの、圧裂弾だ。 目の前で立っているデンジも、圧裂弾を発射するための銃をその手に持っている。 それを持っていたのは自分のはずなのに。 デンジを姿をした奴は、これで終わりだとでも言わんばかりに、絵美理に背を向け蹄を返して歩き出す。 そして、絵美理はこれを認識することは終ぞ出来なかったが、彼女の意識が存在する身体も、変わっていた。 絵美理は、自分が戦っていた相手のギニューが身体に使っていた、『竈門炭治郎』になっていた。 ギニューと絵美理は、互いの身体が入れ替わっていた。 絵美理がそのことを理解する暇もなく、圧裂弾は今の彼女の身体である竈門炭治郎の腹の辺りに命中した。 弾は体内に撃ち込まれ、そのままそこで起爆した。 彼女/彼の身体は、オレンジ色の液体をまき散らしながら、内側から弾け始めた。 「ぶっぽるぎゃるぴるぎゃっぽっぱあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!!?!!!!?!!!!??!!!!!??!!!!!!!!!???!!」(CV 花江○樹) 『竈門炭治郎は1827381537354つの肉片に別れた!』 『絵美理は死に55631133927858324899021345438957649611335470526歩近づいた!』 状況を理解できないずに大混乱したまま、絵美理は断末魔にかつての花婿候補のピエロの鳴き声・奇声と同じ言葉を叫んだ。 激しい轟音・閃光と共に、彼女を中心とした大爆発が起きた。 周囲の床や天井、屋根までも巻き込まれながら、そこにあったものは全て吹っ飛ばされた。 こうして自分で引いた引き金により、彼女自身は全く訳が分かってないまま、自業自得に、 絵美理は生命活動を停止…死んだのだ。 【絵美理@エッチな夏休み(高橋邦子)(身体:竈門炭治郎@鬼滅の刃) 死亡】 ◇◆ 「ゼエ…ハア……あ、危なかった…!」 教誨堂内に後に残ったのは、周りが焼け焦げている床の大穴と、雨が入り込む天井の穴と、竈門炭治郎の身体に背負われていたデイパックが焼き飛ばされたことで散乱した中の荷物、 そして、どっと襲ってきた肉体的・精神的疲れからその場に膝をついて座り込んだ、デンジの身体を手に入れたギニューだった。 今回はかなり肝が冷えた。 この殺し合いの中では今までで一番かもしれない。 (……まるで、何ともなかったかのようだ) ギニューは首をさすり、これが確かに傷もなくくっついていることを確認する。 今でこそこれは自分の体になっているが、取り替える前は確かにこれを斬ったはずだった。 けれど、今は傷痕一つも残っていなかった。 自分が斬り着けた腕の方の傷も、綺麗に消え失せていた。 まさか胸のスターターを引くことで再生するのがチェンソーだけでなく、致命的な傷までもだとは思っていなかった。 今回のボディ・チェンジは咄嗟のことで、元からやるつもりではなかった。 相手の身体はチェンソーやクワガタの能力を持っており、おそらく竈門炭治郎のものよりはスペックは高いとは思われたが、そこまで積極的にチェンジしようとは考えていなかった。 今のボディ・チェンジは一度使うと二時間使えなくなる、使用する際はもっと慎重にしたかった。 今の自分で殺せそうならば、それはそれで進めるつもりだった。 相手が腰に大きな銃を着けていたことにも気付いていて、警戒もしていたが、それを使われる前に倒せるはずだった。 しかし、まさか首を斬った直後にそれを治して、それからさらに銃を使ってくるとまでは流石に想像に及ばなかった。 そのおかげで、咄嗟のボディチェンジをするしかなくなった。 そうしなければ死んでいたのは自分だった。 この身体は竈門炭治郎のものより上手く扱えるかどうかは分からないが、切り替えていくしかない。 そのためにもまずは、この身体の人物のプロフィールや、デイパックの中にあるものを確認しなければならない。 その次には、今の爆発で元々自分が持っていたデイパックが破け、吹き飛ばされたことで散らばった中身を回収しなければならない。 それから、着替えも欲しいと思っている。 絵美理が服を脱ぎ捨てていたため、ギニューは今上半身裸だ。 正直なところ、寒い。 雨が降っているため、気温も下がっている。 何を思って服を脱ぎ捨てていったんだと、ギニューは思う。 だから、何か新しい服が欲しいと思っている。 この場所は監獄だ、囚人用か看守用といった服はあるかもしれない。 流石に囚人服は嫌ではあるが。 「そういえば…首輪はどこに行った?」 ここで言う首輪とは、自分が今着けているもののことではない。 この首は自分によって一度斬られたが、その際に外れてしまう前に治されたようだった。 と言うか、斬って外して治すということをやろうとした場合、主催がどのような動きを見せるかは分からない。 とにかく、今ここで述べられているのは絵美理の首輪の方の話だ。 身体を入れ替えたとはいえ、お互いに首輪は着いたままだった。 絵美理を死に追いやれたのだから、新しい首輪を回収してモノモノマシーンをもう一度使用できるはずだった。 しかし、目に見える範囲には首輪が無い。 そして、それが付いているはずの死体は爆散して消滅してしまったようだ。 そこから、ある可能性が考えられる。 「まさか、誘爆したか?」 実は、その通りだった。 竈門炭治郎の身体に着けられていた首輪は、圧裂弾の爆発に巻き込まれて誘爆、消失してしまった。 「くっ……!せめてこの体を手に入れられたことが幸いか…」 結果としては今回の戦いはギニューの勝利だったが、どこか晴れた気分にはなれない。 何か、勝ったような気がしない。 苛つきも感じている。 結局のところ、間一髪でボディ・チェンジができなければ自分は死んでいた。 相手が強力な爆発物を使ってきたせいで、自分の元からの荷物はバラバラになり、使えたはずの首輪も失われた。 服が無くて寒いため、服を探すという余計な手間をかけさせられることになった。 それに戦いの余波でこの教誨堂はあちこち破壊されてボロボロになっている。 外から見てもこのことはすぐに分かるだろう。 それにより他参加者が監獄を訪れた場合、ここで何かがあったのかと気になって近づき調べてみて、モノモノマシーンを発見するのに時間がかからないかもしれない。 こんなことになったのはどれもこれもあの頭のおかしすぎる女…絵美理のせいだった。 まだプロフィールを確認していない今、実際に戦ってみて感じられた強さしか身体の良いところは分からない。 それに他にやるべきだろうことが増えたせいで、宇宙船に行くのが更に遠ざかってしまっている。 この事実もまた、ギニューに対しストレスを与えてしまう。 「それに何だか…腹が減った」 ギニューは空腹も感じていた。 これは元々絵美理が感じていたものを、ギニューは引き継いでいた。 この身体には先ほどの戦いの際に生姜焼きを少し食べていたが、それだけでは足りなかったようだ。 そしてこの空腹を紛らわせるものは、すぐそこにあった。 ◇ 「これは…さっき投げた生姜焼き…」 ギニューは、自分が投げて絵美理の口に入らずに床に落ちた生姜焼きに目が釘付けになった。 この生姜焼きが、美味しそうに見えてきた。 『ゴクリ』 ギニューは唾を飲み込んだ。 床に落ちたものを食うなど、そんな浅ましい真似はフリーザ様直属の特戦隊隊長としてのプライドが許さないはずだった。 しかし、ギニューは思わずその生姜焼きに手が伸びた。 色んな疲れのせいもあるのか、思考力が低下しているようだった。 ギニューはほぼ無意識のうちに、床の生姜焼きを拾い上げ、それを口の中に運んだ。 ギニューもまた、生姜焼きを咀嚼し、飲み込んだ。 生姜焼きは、とても美味しく感じられた。 思わず、他に落ちている生姜焼きにも手が伸び、それらも次々に口の中へと放り込んでいった。 「………ハッ!お、俺は一体何をしているんだ!?ペッ!ペッ!」 正気に戻った時は、既に生姜焼きを平らげていた。 もう床の上に落ちていたりはしない。 ギニューは、自分が粗末にした分の後片付けをしたのだ。 慌てて吐き出そうと思っても、何故だかそんな気になれない。 汚れたものを口に運んだという思いはあるため、せめてのこととして唾を飛ばす。 「チッ…この体もかなり厄介な代物のようだな」 ギニューは今の自分の行動を身体に何か原因があると考える。 空腹ならば勝手に、無意識のうちに、例え汚れていても食べ物に手を伸ばしてしまうようでは扱いは難しいかもしれない。 よって、自分がやらなければならないことの内、優先順位を最初にするのはプロフィールの確認とした。 これからこの身体とは最低でも二時間は絶対に付き合わなければならない。 犬みたいな浅ましい真似を勝手にしてしまうのがそれなりに強い力を持つこの身体を捨てる理由にするには弱い、これで新たにボディチェンジするつもりがあるわけではない。 でも、念には念を入れて確認は必須だと判断した。 せめてもっと良い情報が手に入ればと思いながら、ギニューはデイパックの中からプロフィールを取り出し、内容に目を通し始めた。 【B-1 網走監獄 教誨堂内/午後】 【ギニュー@ドラゴンボール】 [身体]:デンジ@チェンソーマン [状態]:肉体的疲労(大)、精神的疲労(大)、貧血、イライラ(中)、溶原性細胞感染、体質の変化、クワガタアマゾンの特徴の発現、空腹感(微小)、上半身裸、服・体が濡れている、姉畑への怒りと屈辱(暴走しない程度にはキープ)、ボディチェンジ使用不可(残り約2時間) [装備]:圧裂弾(0/1、予備弾×2)@仮面ライダーアマゾンズ [道具]:基本支給品、輸血パック×3(1つは3分の1程消費)@現実、虹@クロノ・トリガー、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、杖@なんか小さくてかわいいやつ、ランダム支給品0~1(童磨の分) [思考・状況] 基本方針:ジョーカーの役割を果たしつつ、優勝し、主催を出し抜き制裁を下して、フリーザを完全に復活させる。 1:この身体(デンジ)のプロフィールとデイパック内にある他のものを確認する。 2:新しい服を監獄内で探す。 3:散らばった荷物を回収する。 4:何でこうもフリーザ様の宇宙船に行くのを後回しにしなければならないようなことばっかり起きるんだ…!結果的には勝ったのに全然スッキリしない…! 5:もしベジータの体があったら優先して奪う。一応孫悟空の体を奪うことも視野に入れている。 6:ヒノカミ神楽とかは今も使えるのか? 7:変態天使(姉畑)は次に会ったら必ず殺す。但し奴の殺害のみに拘る気は無い。 8:炎を操る女(杉元)、エネルギー波を放つ女(いろは)、二刀流の女(ジューダス)にも警戒しておく。 9:ここにはロクでもない女しかいないのかと思っていたが、さっきの絵美理とかいう頭のおかしいうるさい女と比べたら、他は全然マシなやつらだったかもしれん。 10:さっきの奴(絵美理)が気にしていたヒイラギにも少し警戒。 [備考] ※参戦時期はナメック星編終了後。 ※ボディチェンジによりデンジの体に入れ替わりました。 ※今後も全集中・水の呼吸、ヒノカミ神楽を今の身体で使用可能かどうか、透き通る世界が見れるかどうかは後続の書き手にお任せします。 ※主催側のジョーカーとしての参戦になりました。但し、主催側の情報は何も受け取っていません。 ※ボディチェンジは普通に使用が可能ですが、主催によって一度使用すると二時間発動できない制限をかけました。 ※デンジの身体の参戦時期は、少なくとも第一部終了以降とします。 ※オリジナル態の血液を摂取した為、溶原性細胞に感染しました。 ※クワガタアマゾンの特徴が発現してきています。チェンソーの悪魔への変身時にもクワガタアマゾンの特徴が混じった状態になることがあるものとします。 ※肉の摂取でも、ある程度は血の代わりになるよう体質が変化してきているものとします。 ※溶原性細胞によるアマゾンの特徴として、特定の部位への執着があるかどうかは後続の書き手にお任せします。 ※竈門家の中に遠坂凛(身体)の焦げた頭、デンジの上半身の服が放置されています。 ※竈門家の壁の一部が人の通れるサイズに破壊され外に出られるようになっています。 ※教誨堂内に【筋斗雲@ドラゴンボール】が二つに切り分けられた状態で存在します。元に戻して今後も使用可能かどうかは後続の書き手にお任せします。 ※教誨堂は、出入口の扉が破壊され、壁にいくつかの穴、床と屋根・天井に周りの焼け焦げた大きな穴があります。 ※【エドワードのコート@鋼の錬金術師】は破壊されました。 ※マキマの生姜焼きが入っていた皿が教誨堂内の床に落ちています。 ※竈門炭治郎の身体に背負われていたデイパックの中身(基本支給品、バギブソン@仮面ライダークウガ、プリンアラモード@現実、定食の残りの米とみそ汁)と【竈門炭治郎の日輪刀@鬼滅の刃】は教誨堂内かその周囲のどこかに爆風で飛ばされ散らばっています。それぞれどんな状態にあるのか、使用可能かどうかは後続の書き手にお任せします。 ※竈門炭治郎(身体)の遺体は爆散して残っていません。また、そこに着けられていた首輪も誘爆により失われました。 [モノモノマシーンの景品紹介] 【スタミナ薬@ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド】 ガッツガエルとマモノ素材を使って作成する薬。 飲むとがんばりゲージが上限を超えて回復する。 【マキマの生姜焼き定食@チェンソーマン】 デンジが作ったマキマの生姜焼き定食。 米、みそ汁、生姜焼きの三点セット。 どこの部位の肉を使っているかは不明。 ◆◆◆ ♪オーラ・リー(Aura Lee) 今回も厳しい戦いだった…だが我々は勝利したのだ! 絵美理…とても恐ろしい相手だった… 彼女の敗因は、相手の見方にブレを生じさせてしまったことだろう。 最初は相手のことを『食料』だと認識して、『狩り』のつもりで戦っていた。 しかし、最後の最期で相手を排除すべき『敵』と認識してしまった。 途中まで叫んでいた料理名は実際に調理できるつもりのものの名を叫んでいた。 しかし最後のポップコーンは…ただの比喩表現だった。 それほどまでに絵美理は相手に対して怒りを抱いていた。 けれども彼女が怒りを抱いたのは、相手が食べ物を粗末に扱ったからだ。 そこだけは、彼女の信念はズレていなかったことを示しているだろう。 今回の戦いでは米やみそ汁にプリンアラモードも犠牲になった可能性がある。 もしそうなっていたらそれらに使われた食材を育てたり、収穫したり等してくださった農家を始めとする生産者の方々にとても申し訳ない… 今できるのは、せめてもの無事を祈ることだけだ。 現代においても、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品が大量にある。 令和2年度のデータにおいては、年間522万tもあると推計された。 そんな食品ロスを減らすためには、一人一人の行動が大切だ。 例えばただ食べ残しをしないだけでなく、食べ物を買う際には消費期限の近いものを優先して購入・消費するといった方法もある。 そして日本には「もったいない」という言葉が存在する。 これは日本が世界に誇る文化の一つとして見られることもある。 この言葉を心に留めて、しっかりと食べて生きていきたい。 さて、今日の晩御飯は何にしようかな… ◇◇◇ ♪ハンガリー舞曲 第5番 終奏 おわり 『キャアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァーッ!!!!』(爆発) 118 待ち伏せという決断 投下順に読む 120 汚れなき子ども 123 Did you see the sunrise? 時系列順に読む 121 絶対絶望バースデー 110 腹ペコのエミリー 絵美理 GAME OVER 116 Dance In The Game ギニュー 127 チェンジ・チェンソー・アマゾン 113 消失と再誕の若おかみ 斉木空助 136 第三回放送
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27614.html
登録日:2012/04/08(日) 23 40 10 更新日:2021/10/22 Fri 11 42 06 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 ×旧友 ○1日友 さよなら絶望先生 キッチリ50 50の半笑い 杉田智和 競馬から始まってポニーテール萌え ただしアニメに限る 「他人に言わせりゃ旧好きここに極まるって感じです」 さよなら絶望先生の登場人物。 初登場は第五十話。 裏表紙担当は二十六集。 CVは杉田智和 古い物をこよなく愛する男性。 常に着物を着ていて顔は半笑い、頭は丸刈りでいる。 (但し本来の髪型は七三分け) 一人称は私。 名前の由来は一休さんと旧好きを掛けたのでは無く、「1日友」から(※後述)。 旧好きというのは伊達じゃ無く、旧型車に乗り、旧型ザクを愛す上、旧暦で生活するほどである。 望とは小学校の入学式で知り合って友達になったが、 その後お互いに他の友達が出来てだんだん疎遠になっていった「旧友」と言うよりは「1日友」である。 しかし、作中で再会してからは普通に仲良くしている。 登場回数は割と多めで、生徒や学校関係者抜きで考えると恐らく最多になる。 しかしその割にはキャラがはっきりしておらず、設定が後から付加される事もかなり少ない。 実際の所「旧好き」の設定はあまり活かされておらず、作中では毎回のテーマに沿った具体例を演じている場面が多い。 そういう事をさせるのに他に適したキャラが居なかったからとか言うな 可符香曰く「損な役回り」との事。 最近は熟女好きキャラにもなりつつある。 作中ではその役回りを担う為か、「かなりまともなキャラ」の立ち位置になっている。 というかだんだんキャラが壊れてきた普通担当よりは普通に近い気がする。 服装抜きで考えればもう一般人かも その登場頻度の割に謎が多いのも特徴である。 そもそも「一旧さん」は本名では無く、彼の職業や家族構成、何故ゆえ旧を好むのか等多くの事が謎に包まれている。 果たして彼の謎が明かされる日は来るのだろうか。 恐らく来ないだろうけど 真っ昼間から望たちの高校に現れたり、望に借金したりしている辺り、もしかしたら仕事は無く、生活も安定していないのかもしれない。 また、彼によく似た男の写真がキックボクシングジムに飾られているが関係性は不明。 (因みにその男は強すぎた為に試合を組んでもらえない程の実力だったらしい) 第百八十八話には彼とよく似たタイムパトロールの時旧さんが登場する。 こちらはめるめるを子供と勘違いし、時間法に基づき彼女を拉致ろうとして警察に逮捕されましたとさ。 旧好きの皆さん、追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 杉田良かったなぁ、ラジオも含めて -- 名無しさん (2014-02-21 20 29 08) ↑ゲームの話しかしてなかったな。 -- 名無しさん (2014-02-21 20 39 33) 流石は杉田w -- 名無しさん (2014-02-21 21 10 27) そういえば、友人の最終話での現状をどう思ってるんだろうか。 -- 名無しさん (2014-08-09 19 16 54) 一時、自分的には不利益でもネタ的にオイシイ状況で「やったー!」と叫ぶキャラにされかけてた。 -- 名無しさん (2014-08-10 10 12 01) ↑×2多分疎遠になったんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2014-09-15 15 44 18) 終盤はあまり出番なかったしな 疎遠になっていたのかもね -- 名無しさん (2014-09-24 00 28 12) この人結局なんだったんだろう 生徒でもないし 男子生徒のバックアップか? -- 名無しさん (2014-10-15 02 38 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/239.html
さよならトリップ Dormir BASIC Level 3 BPM 133 Notes 223 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 口口口口 |①---| ③口口③ |②---| ②口口② |--③-| 口①①口 |----| 3 ①口口① |①---| 口②②口 |--②-| 口③④口 |--③-| 口口口口 |④---| 4 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| 口③③口 |--③-| ①②②① |----| 5 ①口口① |①---| ②口口② |--②-| 口③③口 |----| 口口口口 |③---| 6 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| ①口口④ |③---| 口②③口 |④---| 7 口③②口 |①---| ④口口① |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 8 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| ①口口④ |③---| 口②③口 |④---| 9 口③②口 |①---| ④口口① |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 10 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ②②①① |②---| 口口口口 |----| 11 ②②①① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 12 口口口口 |①---| ①口口② |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 13 口口口口 |①---| 口②②口 |②---| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 14 ②②①① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 15 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ②②①① |②---| 口口口口 |----| 16 口口口口 |①---| ①口口② |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 17 口口口口 |①---| 口②②口 |②---| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 18 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ②②①① |----| 19 口口口口 |①---| ②②①① |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 20 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ②口口① |②---| 口口口口 |----| 21 ②口口② |①---| 口①①口 |②---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 22 口口口口 |①---| ②②①① |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 23 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ②②①① |----| 24 口口口口 |①---| 口口口口 |----| ②口口① |②---| 口口口口 |----| 25 ②口口② |①---| 口①①口 |②---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 26 ③口口口 |----| ②口口口 |①---| ①口口口 |②---| 口口口口 |③---| 27 口①②③ |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |----| 28 口口口口 |----| 口口口① |①---| 口口口② |②---| 口口口③ |③---| 29 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| ③②①口 |----| 30 口②口口 |----| ①口③口 |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 31 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| 口口口① |③---| 口③②口 |----| 32 口口口口 |----| ③口口③ |①---| ②口口② |②---| ①口口① |③---| 33 ①②②① |①---| 口③③口 |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |----| 34 口口口口 |①---| ②口口④ |②---| ①口口③ |③---| 口口口口 |④---| 35 口口口口 |①---| 口③④口 |②---| 口①②口 |③---| 口口口口 |④---| 36 口①②口 |①---| ③口口④ |②---| 口口口口 |③---| 口口口口 |④---| 37 口口口口 |①---| 口口口口 |②---| ①口口② |----| 口口口口 |----| 38 口口口口 |①---| 口口口④ |②---| 口口口③ |③---| 口①②口 |④---| 39 口②①口 |①---| ③口口口 |②---| ④口口口 |③---| 口口口口 |④---| 40 口口口口 |①---| 口③④口 |②---| 口①②口 |③---| 口口口口 |④---| 41 ①口口② |①---| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 42 ②口口③ |①---| 口口口口 |----| ①口口① |②---| 口口口口 |③---| 43 口口口口 |①---| ①口口① |----| 口②③口 |②---| 口口口口 |③---| 44 口口口口 |①---| ②口口③ |----| 口口口口 |②---| ①口口① |③---| 45 口①①口 |①---| 口②③口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |③---| 46 口口口口 |①---| ②口口③ |----| 口口口口 |②---| ①口口① |③---| 47 口口口口 |①---| 口②③口 |----| 口口口口 |②---| 口①①口 |③---| 48 口②口口 |①---| 口口③口 |----| 口①①口 |②---| 口口口口 |③---| 49 口口口口 |①---| 口②③口 |----| ①口口① |②---| 口口口口 |③---| 50 口口口口 |①---| ②②口口 |----| 口口①① |②---| 口口口口 |----| 51 口口口口 |①---| 口口②② |----| ①①口口 |②---| 口口口口 |----| 52 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ②②①① |----| 53 口口口口 |①---| ①口口① |②---| 口②②口 |③---| 口③③口 |----| 54 口口口口 |①---| 口口②② |----| ①①口口 |②---| 口口口口 |----| 55 口口口口 |①---| ②②口口 |----| 口口①① |②---| 口口口口 |----| 56 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| ①①②② |----| 57 ②口口② |①---| 口口口口 |②---| 口①①口 |----| 口口口口 |----| 58 口口口口 |①---| ①口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 59 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①口口 |----| 口口口口 |----| 60 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口①口 |----| 不确定度 0
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/30512.html
さよなら私のクラマー Blu-ray BOX Blu-ray 映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ 発売日:10月27日 彼女たちの成長を一気に見直せるBOXパッケージ! 本BOXだけに描き下ろされた新川直司先生の特別マンガを収録! その他PV集やノンクレジットOPEDも収録。 「さよなら私のクラマー」という作品を愛するすべての方へ届けたいパッケージです。 ここを編集 2021年6月公開。さよなら私のクラマーの劇場版。TV版のプライムビデオが配信開始。 https //sayonara-cramer.com/movie/ 監督 宅野誠起 原作 新川直司 脚本 高橋ナツコ 脚本協力 大草芳樹、リンリン 絵コンテ 宅野誠起 サッカー絵コンテ・サッカー演出 石井輝 演出 臼井文明、宇和野歩、宅野誠起 キャラクターデザイン 伊藤依織子 サブキャラクターデザイン 佐賀野桜子 サッカー考証 大草芳樹 プロップデザイン 伊藤依織子、佐賀野桜子 総作画監督 伊藤依織子、佐賀野桜子、松岡謙治、石崎裕子 作画監督 江上夏樹、増田俊介、林志保、関本光夏、冨田郁子、露木愛里、青野厚司、大原大、小川一郎、柑原豆真、木下裕孝、小島彰、佐々木彩香、清水勝祐、鈴木彩子、園田高明、冨谷美香、富永拓生、前田義宏、丸山修二、三橋桜子、三好和也、Kim Jeong Lim、Min Hyeon Sook メカ作画監督 江上夏樹 サッカー作画監督 増田俊介 画面設計 田村仁 美術監督 斎藤幸洋 美術設定 青木智由紀、イノセユキエ 3DCGレイアウト 門沢奈緒美 色彩設計 野地弘納 撮影監督 棚田耕平、後藤晴香 CGディレクター 松嶋古記 CGプロデューサー 滝沢映希 CGリードアニメーター 五藤彰 CGリードモデラー 山田紗夜子 CGモデラー 亀山銀志 2Dワークス・特殊効果 内海紗耶、久保田彩、高瀬麻伊 編集 吉武将人 音響監督 鶴岡陽太 音響効果 森川永子 録音 椎原操志 録音助手 砂庭舞 音響効果助手 佐藤理緒 チャント録音 中山佳敬 音楽 横山克 タイトルロゴデザイン 朝倉健司 予告編制作 江本健 アニメーション制作 LIDENFILMS プライムビデオ:さよなら私のクラマー 1. みんな 出演:島袋美由利, 若山詩音, 黒沢ともよ 再生時間:23 分 初公開日/初回放送日:2021/04/04 ■関連タイトル Blu-ray 映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ ムビチケ 映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ さよなら私のクラマー Blu-rayBOX 原作コミック さよなら私のクラマー 1 Kindleまとめ買い さよなら私のクラマー rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」