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彼女は夢見るドラマ・クイーン 原題:Confessions of a Teenage Drama Queen 公開:2004年2月20日 時間:89分 監督:サラ・シュガーマン* 原作:ダイアン・シェルドン* 製作:タッチストーン・ピクチャーズ* 目次 彼女は夢見るドラマ・クイーンストーリー 概要 キャスト ストーリー 女優を夢見るメアリー(自称ローラ)はイケてる街ニューヨーク*からイケてないニュージャージー州*への引っ越しに絶望する。大好きなバンド・シッダルタのファンであるエラと仲良くなったローラは、嫌味なカーラと舞台『ピグマリオン*』の役を取り合う。オーディションで勝利したエラはシッダルタの解散のニュースを知り、何としても最終コンサートを見に行こうとする。 概要 リンジー・ローハン主演の青春コメディ。サントラ楽曲の歌唱も担当。 当初はヒラリー・ダフにオファーを出していた。 作中ではデヴィッド・ボウイの楽曲などが使用されている。 キャスト メアリー・セップ / ローラ・ステップ リンジー・ローハン 小笠原亜里沙 エラ・ジェラード アリソン・ピル もたい陽子 カーラ・サンティーニ ミーガン・フォックス 甲斐田裕子 ステュー・ウルフ アダム・ガルシア 堀内賢雄 カレン・セップ グレン・ヘドリー 雨蘭咲木子 サム イーライ・マリエンタール 岸尾だいすけ バゴーリ先生 キャロル・ケイン 真山亜子 カルム・セップ トム・マッカムス 内田直哉 エラの母親 シーラ・マッカーシー 滝沢ロコ エラの父親 リチャード・フィッツパトリック 福田信昭 マーシャ アシュリー・レガット スティーブ アダム・マクドナルド 土田大 警備員 楠見尚己 ラジオの声 仲野裕 吹替版:2005年5月18日発売。 ※DVD・VHS収録その他:志村知幸、中澤やよい、井浦愛、谷井あすか、京井幸 翻訳:平田勝茂*、演出:向山宏志*
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彼女が捕手になった理由 (一迅社文庫) 「女子キャッチャーと共に、リトルシニアを勝ち上がれ」 あらすじ +... 「左利きのショート―本摩敬一が所属する中学野球チーム『白倉柏シニア』。剛速球でノーコンのピッチャー。守備範囲は広いけど弱肩のセンター。強打だけどリードの下手なキャッチャー。ちぐはぐで万年二回戦どまりのチームに突然入部してきたのは、名門チームのキャッチャーで―しかも女の子の、梶原沙月だった。「全国目指さないで、どうするの?」監督権をまかせられた彼女は、容赦なく守備位置をコンバート。キャッチャーをファーストへ、ピッチャーをセンターへ、そして敬一はなぜかピッチャーに!?衝突と反発を招きながらも、沙月の采配と情熱がチームに奇跡を起こす―超爽快・青春野球小説!」 一迅社文庫 野球 青春 タグ投票(この投票をもとにタグ登録、検索の充実を行っています) 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 一迅社文庫 0 (0%) 2 野球 0 (0%) 3 青春 0 (0%) その他 投票総数 0
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始めに言っておく。 バレンタインに好きな異性にチョコを贈るとか、お菓子会社の策略で作られた風習だから。 本来そんな決まりはどこにもない全ては資本主義の手の平の上的なアレだから! バレンタインデイに下駄箱にチョコ入ってるとか、机の中にチョコ入ってるとか、体育館裏に呼び出されるとか、 全部幻想だから、それ! ということで、幻想郷にバレンタインデイは存在する。 ゆっくりSS『彼女が見た幻想VD』 ―とある年の2月14日、昼過ぎあたり。 冥界 白玉楼。 厨房にて。 「ふふふ~ふふふふ、ふっふふふふぅん♪」 楽しそうに鼻歌を歌いながらチョコレート作りに没頭する乙女が一人。 背中に左右非対称の奇っ怪な翼を生やし、ドレスのようなふっくらとした和装の上に純白のエプロンを着こんだ少女。 夜雀の怪、ミスティア・ローレライ。 「非道現人チョコをくれ~♪ それがダメならぁ鬼道減人チョコまみれ~♪」 「あなたの歌は歌詞がついた途端いろいろ台無しですね」 少々呆れながらミスティアに苦笑いを送ったのは、この館に勤める半霊半人の少女。魂魄妖夢である。 ミスティアと同じように淡青色のエプロンを着こみ、彼女の調理を手伝っているようだ。 本日はバレンタインデイ、ということで、 幽々子に贈るバレンタインプレゼントを作りに白玉楼を訪ねたミスティアなのであった、というのがこの物語の大体のあらすじである。 ちなみに、【幽々子→(両想い)←ミスティア】という相関図はこの世界の摂理である。ツッコミ不要である。 「違うわよ、歌詞が付いて初めて完璧なの。ありのままの姿なのよ。歌詞がついてない歌なんて串がついてない蒲焼みたいなものよ」 「それってつまり、無くったって美味しく食べられるってことでしょ?」 「無かったら蒲焼が焼けない。いつまで経っても完成しないわ」 「完成したら取ってもいいのよね‥?」 妖夢は呆れ顔でやれやれと首を振りながら、妖夢はミスティアが調理している最中の、チョコレートが入った鉄鍋を見下ろし、 「まぁそんな話は置いといて、こっちの方は本当に完成のようですね」 満足したような笑みでうんうんと首を縦に振った。 「うんうん!思ったより時間かからなかったわね」 ミスティアの方も片手で鉄鍋を掻き混ぜつつ、ご機嫌にもう片方の手を自身の頬に当てる。 ちなみに完成したのはチョコレートではなく、熱したチョコレートに生クリームやブランデーを混ぜ合わせたチョコレートフォンデュ。 多様なフルーツやクッキー菓子を液状のチョコレートに浸して食べる料理である。 この調理法なら一口二口で終わってしまう固形状のチョコレートと違い、幽々子も長く満腹になるまで楽しめるだろうという考えの元での料理だ。 ちなみに本当にたくさん食べるだろうなと確信しているので鍋一杯作ってあります。 「しかし、屋台を経営しているだけあって流石に手馴れてましたね。この調子だと私の手伝いは要らなかったかな」 「いやいや、妖夢が居てくれて助かったよ? 私この台所のこと、食器とか調理器具の配置とか完全には把握してないし。まぁ今日のでもう大体わかったけど」 「ふふ、それじゃ、将来的にあなたがここに住むことになったら、私も色々楽が出来そうですね」 「な!? なによそれ! ど、どういう意味よ!!」 「ふふ、さぁてね」 妖夢はからかうようにニヤニヤとした笑みを浮かべながら、ミスティアの頭をワシャワシャと撫でる。 「家事を手伝ってくれる子だったら、居候でも養子でも嫁でも大歓迎ってだけです」 「よ!? よ よ よ よ よ う おうようよよおよゆ‥嫁ぇ!? な な にゃな なに言ってるのよ!」 「ペットでも可です」 「それは怒るよ!」 顔を真っ赤にして掴みかかるミスティアを適当にあしらいつつ、妖夢は何か調理のやり忘れはないかと厨房を眺め、 この場に何かに気づいた。 「あれ? そういえばあなたのゆっくりは何処行ったんでしょうか?」 「ふぇ? アイツ‥? そういえばさっきから姿が見えないね」 ミスティアといつも一緒にいるアイツ、サッカーボールくらいの大きさの丸い謎の生もの、 通称ゆっくりみすちーが、厨房から姿を消していた。 つい寸刻前までは、確かに厨房にいて、彼女たちのお菓子作りを手伝わずとも見守っていたのだが‥。 「飽きて他の部屋に行っちゃったんでしょうか?」 「もうすぐ完成って時に? アイツの性格なら最後まで見続けそうなもんだけど」 「まぁ、チョコを運ぶ前に居間を軽く片づけちゃおうと思ってたところです。ついでに探してきますよ」 「うん、お願い」 厨房を出て行った妖夢を見送りながら、それでも腑に落ちない態度で腕を組んで考え込む。 果たして、ゆっくりみすちーはいつの間にこの場から姿を消してしまったのだろうか。 『チョコまだできないの!?まだできないの!? いやもうマジで美味しそう早く食べたい!食べたい!』 そんなことを言いながら厨房をウザったらしく(ry、いや、元気に飛び回っていたゆっくりみすちー。 『いやまぁ完成したとしても、その味はみすちーより激しく劣るだろうから別にどーでもいいんだけどねー』 そんなことを言って良く分からない対抗心をウザ(ry、いや、メラメラと燃やしていたゆっくりみすちー。 『ていうか見てるだけなの飽きたよー、ねー、みすちーにも何かやらしてー、やーらーしーてー!』 そんな感じに慢性的にウザかったゆっくりみすちー。 「‥‥‥」 別に見つからなくても良いかなぁ、そんなことをため息混じりに考えていたミスティアだったが、 「完成した!? 完成したのね!?」 「うわぁ!!」 突然現れた後方からの嬌声に、彼女の思考は急遽現実に引き戻された。 「やーん、良いわね。屋敷中に甘い匂いが香ってるわ! 」 「びっくりしたぁ、なんだ幽々子か」 突然現れ満面の笑みで年端の行かない少女のようなはしゃぎようを見せているのは、この屋敷の主人、西行寺幽々子。 どうやら完成したチョコレートフォンデュの匂いに誘われ厨房へやってきてしまったらしい。 「ねーねー、味見して良い!?味見して良いかしら?」 「駄目だよ、妖夢に止められてるし。ていうかもうすぐ食べられるんだからちょっとくらい我慢してよ」 「それが出来ないから、妖夢がここを出ていったタイミングを見計らってやって来たのですわ!ねぇ、お願い!一口だけで良いから!」 「妖夢の苦労がうかがい知れるなー」 ミスティアはまた小さく息を吐き、子供の用に純粋な眼差しでお願いしてくる幽々子の誘惑に抗いながら、 「それじゃ、そこの余ってる材料のチョコなら食べても良いよ」 譲歩案をしぶしぶ出した。 「あらら、完成品はもうちょっとお預けか‥。まぁ良いわ!ありがと、ミスティア!」 「本番食べる前にお腹いっぱいになったらヤダよ! うう、妖夢ごめんね」 元々チョコの量だけは、不足ないよう念入りに調達していたから、鍋一杯分作った後とはいえ、それなりに余りはある。 といっても精々板チョコ10枚ほどしか残っていないし、それ全部平らげとしても幽々子の腹は満たされたりはしないだろうが。 「じゃ、この大きいの頂こうかしら」 「へ?」 “大きいの”? そこまで大きなチョコの欠片など残っていなかったはず。 そう思い、ミスティアが幽々子の方を見ると、どういう訳だろうか、 サッカーボール大の大きさの球形のチョコの塊が、満面の笑みをした幽々子に抱えられていた。 「‥‥‥あれ? なにあれ? あんな巨大なチョコがどうしてここに‥?」 「こんなに余らしちゃ勿体ないものねぇ。ジュルリジュルリ」 ていうかあの大きさ、形、どこかで、ていうかいつも間近で見ているような‥、 そんな風に考えるミスティアの脳裏に、一閃の記憶が甦る。 ~回想~ ゆ『ていうかさー、お姉さん。炭水化物‥、例えばお米とか餅とか饅頭にチョコレートコーティングしたら凄くうまそうじゃないかな!?』 ミ「えー。いやいや、それは流石にないわ。どれもそのままで食べた方が美味しいよ」 ゆ『そんなの試してみなきゃ分からないでしょ! よし、ここは試しに‥』 ミ「自分の身体を使った妙な創作料理はやめて、ていうかやめろ」 ゆ『(´・ω・`)』 ~回想終わり~ 「‥‥‥‥‥」 物凄く嫌な予感がミスティアの内心をこれでもかというくらい容赦ない勢いで覆い尽くす。 そういえば、確かゆっくりみすちーが消える直前、 ゆ『あ! あんなところに摘み食いしようとしている亡霊が!』 妖「なんですって!」 ミ「またアイツは性懲りもなく!!」 妖「て‥、どこにも幽々子様なんて居ないじゃないですか」 ミ「本当だ、人騒がせな」 なんてことがあって、一瞬二人とも鍋から目を離してしまったような‥。 (まさか‥、本当にあのバカがチョコレートの鍋に突っ込んで、そんで一瞬で鍋から脱出して、 その後この気温の低さでチョコが固まってたりしたら‥) ちょうど、今まさに幽々子が大口で食べようとしているような、でっかいチョコの塊のようになるのではないだろうか‥。 「それじゃ、いただきます!」 「待っっっ――」 待って、食べちゃ駄目!それ私の友達ッ―! そう言おうとしたミスティアは、今まさにチョコの塊を食べようとしている幽々子の姿を見て、 その言葉の無意味さを確信した。 既に、幽々子は口を開き、手に持った食物を顔へ近づけている。 あの臨戦態勢の幽々子に言葉をかけたところで、その反応が返ってくるのは全てを胃袋の中に収めた後だろう。 彼女、西行寺幽々子の世界に『いただきます』という言葉なんて存在しない。 何故なら、『いただきます』と思った時、既に行動は終わっているからだ! 『御馳走様』なら使っていい! さっき普通に『いただきます』って言ってた気がするが、そんな些細なことはどうでもいい。 もう、幽々子が食事という行動を始めてしまった以上、もう何者もそれを止めることはできない! ならば力尽くで止めるか? いや、それも無理だろう。 食事を邪魔された時の西行寺幽々子の戦闘力は、G級の真ラージャン激昂状態に匹敵する。 いわゆる超戦闘民族を超えた超戦闘民族である。Ⅱって奴だ。 下手に手を出したらその時点で即刻マミる。 つまり!今の幽々子を止めるにはっ― 目の前のチョコ以上に美味しそうなものを、速攻で用意するしかない。 ならばっ― バシャ、 ミスティアの決断から行動までの時間は短かった。 彼女は、鍋にかかったお玉を手に取ると、それを使って自分の身体にチョコレートフォンデュを、 ぶっかけた! 「熱っ!」 ちなみに良い子はマネしてはいけない。熱いで済んでるのは妖怪だからです。 突然のミスティアの奇行に、さすがの幽々子も一瞬その手を止め、ミスティアのことを凝視する。 気が付けば、隣に立っていた少女が、 その頬に、首筋に、うなじに、胸元に、その艶やかな肢体に、 チョコをコーティングさせて立っていたのだから、流石の亡霊の親玉も頬を赤らめ混乱するしかない。 「あ、あのね!その! そのチョコを食べる前に!」 まさかこんなタイミングでこの台詞を言う羽目に陥るとは‥、 そうも思ったが、彼女にはこれ以外に幽々子の蛮行を止める手立てが思い浮かばない。 「わ、わ、私を食べて!!」 これしか思い浮かばない時点で、ミスティアの脳内も随分アレな状態になっていたことが伺える。 その後は、説明するまでもなく、 子猫が猫じゃらしにとびかかるように、 飢えたライオンがヌーの群れにとびかかるように、 魔女Charlotteが皆のトラウマを創り出す寸前のように、 西行寺幽々子は、ミスティアに、襲いかかった。 「ふー、ちょっと片づけるつもりが、けっこう時間かかっちゃったなぁ。ミスティア、もうチョコ運んでも、大丈夫‥」 そんなことを言いながら、厨房に帰ってきた妖夢が最初に目にしたものは、 ペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロペロペロぺロぺロぺロ 「ひ、ひぃぃん! や、やめ、うぅ、 服の中までぇ入ってこないでぇ!」 艶めかしく衣服が乱れた夜雀の少女と、 彼女を押し倒し、お互いの掌と指を絡ませ合い、、 更に片膝でミスティアの股下のスカートを抑えつけることで彼女の抵抗を完全に止めて 首筋から衣服の中まで舐めたおしているペロリストの姿であった。 「ふふ、良いわよ。美味しい、凄く美味しいわ、ミスティア」 「だ、駄目なのにぃ、 そんなに触られたらぁ駄目になっちゃうかぁぁぁ!! よしてよ!幽々子ぉ」 「‥‥‥‥‥」 「だからこんな時間にこんな場所で何やってんですかぁ!?アホお嬢様はぁあああああ!!!!」 ―ズッザァアアアアアアアアアアンンン!! 魂魄妖夢の『未来永劫斬』こうげき! いちげきひっさつ! 『今日も妖夢おねーさんは大変だーねー』 ちなみに、騒ぎに乗じて部屋に戻ってきたゆっくりみすちーは、 ミスティアと妖夢に内緒で作っていたチョコレートコーティングライスボール(でっかい丸いオニギリに、チョコをコーティングしたもの)をムシャムシャと食べながら、 庭師に惨殺される亡霊と、亡霊を惨殺する庭師と、身体の敏感な部分を存分にペロペロされて色々出来上がっちゃってる夜雀を見つめながら、 『流石にご飯とチョコは合わないかー。食べられない程じゃないけどね~』 そんなことを呑気に呟いていた。 ~fin~ ミスティアと妖夢の会話の掛け合いの最初の方が東方原作テイストでいいね 会話と地の文が笑えるw -- 名無しさん (2011-02-20 17 18 39) 名前 コメント
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今日は12月24日、クリスマス・イヴ。 今までは彼女がいない奴らと傷の舐め合いをする寂しい日だったけど、今年は違う! 今の俺にはつかささんという最愛の彼女がいる!つまり、今年のイヴは最高のイヴになること間違いなし! だったのだが…… 「体温は…38.5度か。はぁ、マジ最悪だよ……ぶぇっくしょんっ!」 そう、見ての通り俺は風邪をひいてしまったのだ。 話は昨日の放課後、つかささんと一緒に帰っていた時まで遡る。 「ねぇつかささん」 「うん?どうしたの、ゆうくん」 「明日ってクリスマスイヴじゃん?よかったら一緒に過ごせないかな~って。予定あいてるかな?」 「うん、全然大丈夫だよ。もし予定あったとしてもあけちゃうもん!それに…私もゆうくんと一緒に過ごせたらな~って思ってたし……えへへ」 そう言うとつかささんは顔を赤くしながら照れ笑いを浮かべた。 ヤバい、超可愛いんですけど!しかもこんな可愛い子が俺の彼女なわけで、しかもクリスマスイヴを一緒に過ごしたいと思っていてくれたわけで! 「…うくん?ゆうくん!」 「ふゎっ!?な、なに?」 危ない危ない。思わず妄想スイッチが入りそうになっちゃったよ。って、最近田村さんの症状がうつってる気がするぞ……。 「そ、それはそうと明日は何しようか?とりあえず、学校終わったら一旦帰って私服に着替えた方がいいよね」 「うん。あっ!そういえばお母さんから聞いたんだけど隣町の駅前、クリスマスイルミネーションがすっごい綺麗なんだって!」 「へぇ~、じゃあ見に行ってみようか。それと後は…クリスマスイヴなんだし、どっかでケーキ食べよっか」 「えっ!?ダ、ダメっ!ケーキ食べるのはダメだよっ!」 「えっ?けどせっかくだし」 「け、けどけど……と、とにかくダメなの!」 「?つかささんがそこまで言うなら…」 「うん、ありがとね。ゆうくん」 その後もあれやこれやと話をしてると、いつの間にかいつもの別れ道についてしまっていた。 俺とつかささんは、名残惜しそうな顔をしながら繋いでいた手を離した。 「それじゃまた明日、だね」 「うん。ってか、楽しみすぎて夜寝れるかちょっと不安かも」 「うぅ、私もだよ~。遠足の時とかも、いっつも明日の事考えて夜寝れなくなっちゃうの」 「あはは、つかささんらしいや。」 「うぅ…ゆうくんも人のこと言えないくせに~っ」 「違いないや。それじゃね、つかささん」 「うん。バイバイ、ゆうくん」 こうして俺とつかささんは互いに家路についたのだった。 それから時間は少し進み…… 「う~ん……」 ベッドの中で、もう何度目か分からない寝返りをうつ。明日の服の用意を終えて、さぁ寝ようとベッドに入ってから既に一時間近くたっていた。 「……眠れない」 俺は最悪の事態に陥っていた。そう、明日が楽しみで全く眠れないのだ。 なんたって、生まれて初めて出来た彼女との初クリスマスイヴなんだよ!?そりゃワクワクして眠れなくもなるさ。 とはいえ、このままでは流石にまずい。 「……軽く体でも動かそうかな。」 俺は、上着を羽織りランニングに出かけることにした。しかし…… 一時間半後…… 「ゼェ…ハァ…た、ただいま……」 軽い運動どころか汗びっしょりになって帰宅するはめになってしまっていた。 因みに何があったのかというと、軽くランニング→ランニング中に明日の事を考え出しニヤニヤ→一時間してようやく我に返る→慌てて来た道を全力で帰宅、というわけだ。 我ながら不審者極まりないと思う。 「あ~…つ、疲れた」 俺は着ているものもそのままにベッドに倒れ込んだ。疲れもあってか、さっきと違い吸い込まれるように意識はなくなっていった。 そして今に至るというわけだ。 「う~、こんな事になるなら汗くらい拭いときゃよか…ぶぁっくしゅっ!……とりあえず着替えなきゃ」 ぼーっとする頭を振って目を覚まし…って余計にフラつくようになってしまったが、制服に着替え下に降りようとすると母親が階段を上がってくるところだった。 「あんた熱あんのにどこ行く気だい?」 「どこって…学校だけど?って何で熱あんの知ってるんだよ…」 「さっきあんたの部屋入ったときに顔赤かったから計っといたのよ。それより、学校だったらさっき休むって連絡入れたわよ」 「なっ!?大丈夫だってこれくらい!」 そう言って母親の横を通り過ぎようとした瞬間、俺の顔に母親の掌が被さった。そして ギリギリギリギリ…… 「っ!?あだだだだっ!」 「病人がナマ言ってんじゃないよっ!」 「な、なら病人にアイアンクローすなっ!いだだだっ!」 そしてアイアンクローのままベッドまで引きずられてしまった。 「いいかい。ちゃんと寝てなさい」 「けど…」 クイクイ←顔の近くでアイアンクローの動作 「わ、分かりました」 「よろしい」 そう言うと母はベッドの上に十秒チャージのあれとペットボトルの水、そして風邪薬を置いて部屋を出ていった。 「とりあえず、つかささんに連絡入れないとな……」 俺は携帯の電話帳を開きつかささんの番号を……押さずにメールにした。つかささんの残念そうな声を聞きたくなかったからだ。 「これでよし。……ごめんね、つかささん」 俺は携帯を置き十秒チャージのあれで朝ご飯を済まし、薬を飲んでから横になった。薬のせいか寝たりなかったのか、睡魔はすぐ訪れた。 俺は心の中でもう一度つかささんに謝り睡魔に身を委ねた。 同時刻、学校にて。 「おはよ~こなちゃん、ゆきちゃん」 「つかさ、おは~」 「おはようございます、つかささん」 私は教室に着いてからすぐ違和感に気づいた。 (あれ?ゆうくんまだ来てないのかな) いつもなら私が来る時間にはいつも来ているはずのゆうくんがいないのだ。 しばらくたっても来る気配がなく、気になった私は連絡をしようと思い携帯に手を伸ばした。すると、 バルサミコ~酢やっぱいらへんね~♪ 携帯が鳴りだした。開くと、まさに今連絡しようとしていたゆうくんからのメールだった。 (わわ、私達息ぴったりかも~っ) そんな些細な偶然に少し嬉しい気分になりながらメールを見てみる。 「え~~っ!」 思わず声を上げてしまった。その様子にびっくりしたのかこなちゃんとゆきちゃんがこっちに近付いてくる 「ど、どしたのつかさ!」 「何かあったのですか?」 「こ、こなちゃんゆきちゃん!ゆ、ゆうくんが風邪ひいちゃったって!わわわ、どうしよう~」 「お、落ち着きなって。つかさ~」 「で、でもでも、ヒドい風邪かも知れないし心配だよ~!」 「つかささん。とりあえず電話をかけてみたらどうですか?」 「う、うん。ゆうくんの番号は……」 プルルルル…プルルルル…留守番電話サービ…ピッ 「ど、どどどどうしよう。繋がんないよ~!?」 「う~ん。トイレに行ったとか?」 「もしくは寝てしまったのかもしれませんね」 「………決めた」 「つかさ?」 「私、ゆうくんの看病に行くっ!」 「ちょっ!?つかさっ!?少し落ち着……」 「ごめん。それじゃあねこなちゃん、ゆきちゃんっ!」 ダダダダッ…… 「………」 「………」 ガラ 「ほら早よ座れ~っ。ん?なんや、柊は休みかいな?」 「休みといいますか早退といいますか……」 「恋する乙女は風邪ひき王子様のところに行きましたよ~」 「…?なんやそりゃ?」 それから時間はたち…… 「ん、ん~…。今何時だろ?」 俺は枕元にある時計に手を伸ばした。時刻は12時半、学校ではお昼休み真っ最中か。 体を起こしてみる。うん、朝よりは具合は良いみたいだ。 俺は携帯を開こうと思い手にとるが…置いてあった場所に戻した。つかささんからのメールがあるかもしれないけど、今は見る気になれない。 「はぁ…悪いことしちゃったな」 つかささんの悲しそうな顔が浮かびまた溜め息を吐く。その直後、コンコンとノックの音の後に部屋のドアが開いた。。 「どうかした、母さ…んっ!?」 「あっ!ゆうくん目が覚めたんだ!よかったよ~」 そこにいたのは母親ではなくつかささんだった。 「へっ?嘘っ!?いや、だって時間……」 今日は通常登校だから午後も授業があるはず。俺が混乱しているとつかささんが答えてくれた。 「……朝メール来てすごく心配だったから、あの後すぐ来ちゃった」 そい言って照れ笑い。うぁ、やっぱ可愛い…じゃなくてっ! 「だからって学校休むことはなかったろうに…」 そう言うと、つかささんは急に泣きそうな顔になってしまった。 「だって…メールが来た後すぐ電話したのに繋がんないし、ゆうくんの家に来る途中も電話もメールも返事なくて……ぐすっ、私すっごく心配したんだよ?」 つかささんは、泣きながらも今までの事を話してくれた。母親に頼んで看病をしてくれてたこと、全然目を覚まさなくて心配だったこと、寝てる間に手を握ってくれていたこと。 「でも目を覚ましてくれてホント安心し……」 ギュッ 「えっ?ふぇぇ~!?ど、どうしたのゆうくん」 俺はつかささんの事を抱きしめた。 「ありがとう。つかささんの気持ち、ホントに嬉しいよ」 「あ、当たり前だよ。だって私、ゆうくんの…か、彼女さんなんだから…」 「うん。こんな素敵な彼女さんがいてくれて俺、すっげぇ幸せだよ」 「ゆうくん……」 顔を真っ赤にしたつかささんと見つめ合う。どちらともなくお互いの距離が詰まりそして、俺はつかささんの唇に自分の唇を…… ガチャ 「………母さん邪魔だったかねぇ」 バタン 「………ふぁ」 「………くぁ」 「「~~~っ!」」 重ねる寸前で妨害されてしまったのであった。 それから数時間後…… 「じゃあ私はお夕飯の材料買ってくるね~」 「うん。気をつけてな」 母親の妨害から立ち直った俺達は、いつものようにまったりと過ごしていた。 体も大分楽になったので、元々の予定だったクリスマスイルミネーションを見に行こうと誘ったんだけど、 「風邪は治りかけが一番危ないんだから今日はゆっくりしなきゃダメだよっ」 と言われてしまった。 一人ですることもないのでぼーっとしてると玄関のドアの開く音と「ただいま~。じゃなかったや、おじゃましまーす」と、つかささんの声が聞こえた。 二階に上がってくる音はしない。多分台所で夕飯を作ってるんだろう。 暫く待っていると夕飯が出来たようで、つかささんが部屋に入ってきた。手には小さな鍋がある 「お待たせ~」 作ってきてくれたのは雑炊のようだ。 「ありがとう。それじゃ、いただきますっ!」 早速食べようと思いスプーンをとろうとしたが、それは既につかささんの手に握られていた。 「えっと…つかささん?それないと食べられないんだけど……」 「え、えと……わ、私が食べさせてあげるね」 「えっ!?い、いやけど悪いって!それに恥ずかしいし…」 「い、いいのっ!ゆうくんは病人なんだから言うこと聞くのっ。…もしかして嫌かな?」 「そ、そんなことないよっ!」 「ならほら。あ、あ~ん」 「いやでも…」 「あ~~ん」 「………ぱく」 恥ずかしさと嬉しさで味が分かんなかったのは言うまでもない。 夕飯を食べ終え、 「食器片付けてくるね」 と下に降りたつかささんが戻ってきた。手には2つのケーキと紙袋があった。 「ケーキ買ってきてくれたんだ?」 「ううん、私の手作りだよ。昨日から用意してたのを買い物帰りに取ってきたの」 「そっか。だから昨日ケーキ食べにいくのダメって言ってたんだ……。ありがとね、つかささん。でもそうなら言ってくれれば良かったのに」 「だってびっくりさせたかったんだもん。それとこっちはクリスマスプレゼントだよ」 そう言って紙袋を渡してくれるつかささん。中身を見てみるとマフラーだった。 「ごめんね。私ぶきっちょさんだから綺麗に出来なくて…」「そんなことないって、凄い嬉しいよ。それに…」 マフラーを巻いてみる。首もとだけじゃない、体も心も全部がつかささんの優しさに包まれた感じがする。 「つかささんの俺への気持ちがこもってて、心もぽかぽかしてくるよ」 「そ、そうかな…。えへへ、ありがとゆうくん。さ、ケーキ食べよ?」 「うん。…あ、ちょっと待って」 「んく…。どうしたの?」 一口食べてしまったケーキを飲み込みながらつかささんがたずねる。 「俺からもつかささんにプレゼントがあるんだ」 俺は机の引き出しに入れていた小箱を取り出してつかささんに渡した。 「嬉しいな~。ね、開けていい?」 「もちろん」 箱を開けるつかささん。中を見た瞬間、いつもの可愛い笑顔を俺に見せてくれた。 「わぁっ!綺麗なペンダント~。あ、この花ロケットになってるんだ~。ねぇゆうくん、これって何て花なの?」 「その花はね、睡蓮って言うんだ」 「スイレン?」 「うん。つかささん誕生日7月7日だったよね、その日の誕生花なんだ。睡蓮って」 「誕生日、覚えててくれたんだ…」 「そりゃ大切な彼女さんですから。ちなみに花言葉は優しさ、清純な心、純情だって。つかささんに似合いすぎてビックリだったよ。」 「ふぇぇっ!?そ、そんなことないよ~」 「ううん、ぴったりだよ。だってつかささんの優しいところと、今日みたいな相手のことを大事に想ってあげられるところを俺は好きになったんだから」 「ゆうくん……」 俺は顔を赤らめたつかささんを抱きしめた。 「大好きだよ、つかささん。これからもずっとそばにいてね」 「うん。私も…私もゆうくんの事大好きだよ……」 どちらともなく俺達は唇を重ねた。互いの想いを全部伝えれるように、互いの想いを全部受け止めるように長く………。 FIN
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Q A~このサイトについて~Q.このサイトは、何ですか?(What is this site?) Q.ページを編集する事は、できますか?(Can the page be edited?) Q.ページの編集の仕方が、わかりません(How to edit the page is not understood.) リアル彼女に関するQ AQ.藻消しの仕方が、わかりません 情報提供 Q A~このサイトについて~ ここでは、リアル彼女でよくある質問やこのサイトについて、まとめてあります。 少し手詰まりなどを起こした場合に、閲覧していただければ、解決が早まるかもしれません。 Q.このサイトは、何ですか?(What is this site?) A このサイトでは、イリュージョン発売のゲーム「リアル彼女」に関する、 常に最新の攻略情報や解析情報、さらには改造やMODやテクスチャやツールなどといった、本格的な攻略&改造を行う「リアル彼女」の総合情報Wikiサイトです。 Q.ページを編集する事は、できますか?(Can the page be edited?) A ここのWikiの特徴の一つとして、当ページのWikサイトは、ページ上部の「編集」というメニューをクリックすることにより、誰でも簡単に編集することができ、誰でもお手軽に情報提供に参加して頂くことが出来るようになっています。 ですので、編集方法は編集ページの下部に記載されていますので、確認頂ければ誰でも編集することが可能です。 基本的に情報の提供は大歓迎です。 Q.ページの編集の仕方が、わかりません(How to edit the page is not understood.) A 当Wikiの編集が出来ない方でも、各ページに設置されている「情報投稿コメント」に情報を投稿して頂ければ、簡単にWikiの情報提供にご協力して頂けます。 提供して頂いたコメントは、Wikiの親切な編集者さんが、情報をまとめてくれるかもしれません。 情報コメントの投稿も大歓迎ですので、宜しくお願い致します。 リアル彼女に関するQ A Q.藻消しの仕方が、わかりません A 今の所、出来たという報告はありません。 他 未定 ※編集にご協力お願い致します。 情報提供 情報提供にご協力お願い致します。 今回のモザはテクスチャ自体がモザなので入れ替えでおk -- 名無しさん (2010-02-25 13 48 43) 挿入、スピードUPの操作方法がわかりません。マウスをどう動かしたらいいのか・・・どなたか教えてください。 -- ポン (2010-03-06 02 50 13) アイコンの上でホイール動かせば挿入できる。スピード変更も同じ。 -- 名無しさん (2010-03-07 02 48 07) 挿入まったくできない。アイコン上でホイールありえん動かしたけどだめ。マウス変えてもだめ。これバグだろ。 -- だめ (2010-03-07 05 14 15) 挿入は開始段階ですでに入ってる。ホイールで速さ調整するだけ -- 名無しさん (2010-03-07 12 49 50) 挿入シーンって、●●●を入れていない状態を指すの?ずっと同じで動かないんだけど。写生シーンとか一切切り替わらないよ -- だめ (2010-03-08 03 29 40) ニコニコに動画あって理解した。本当にバグだ。何も動かない。 -- だめ (2010-03-08 04 00 44) 個人的に検証。家にある赤レーザーマウスはホイール反応なし。光学式レーザー(見えないレーザー)は、正常に反応したよ!やはり、一部のマウスで不具合があるみたいだ… -- だめ (2010-03-09 00 47 11) 最初はホイールを同一方向にゆっくり動かすと、挿入モーションになり、早く動かすと拒みモーションになるが、ホイールの感度が大きいとダメかも。 -- 名無しちゃん (2010-03-15 04 29 49) マウスがまったく動かない。ゲーム起動したらまったく。一応画面は正常に動いてるけど・・・。 -- 名無しさん (2010-03-15 19 18 11) ↑だけど、プロパティで互換何チャラをいじったら通った。無駄書きスマソ -- 名無しさん (2010-03-16 00 49 56) ↑互換何チャラってなんじゃらほいw 俺の場合はデュアルマウスを使用するのチェックを外したら動いたが -- 名無しさん (2010-04-01 01 19 59) wacomのタブレットマウスを使っているんだが、メーカーの純正ドライバを入れている状態だと反応しない。これを削除した場合に正常に反応するんでドライバの影響かもしれないね。ドライバを削除してOSが持っているデフォルトのマウスドライバだとホイールが正常に働くかも? -- 名無しさん (2010-04-01 01 20 44) 挿入出来ない人は、動作設定→カスタム→マウス設定→早い にしてみて、プレイ中のアイコンの上でホイール操作してみ -- 名無しさん (2011-01-19 17 56 33) エロゲはインストしたらすぐ売っちゃうんですけど、このゲームを製品版ディスクなしで遊ぶ方法はありませんか? -- うぼぁ (2011-09-24 21 19 39) ↑の答えは、改造のページに載ってましたね。失礼しました。 -- うぼぁ (2011-09-24 21 52 49) 挿入が出来ません。 -- わや (2012-12-10 19 20 05) 挿入できないってやつは挿入アイコンの上でホイールいじってるか確認してみるといい -- 名無しさん (2013-08-23 02 52 50) お名前 コメント
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738 名前:最終兵器彼女[] 投稿日:01/11/20(火) 19 05 ちっちゃなこいのものがたり SF要約選手権。
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(投稿者:LINE) 登録タグ一覧 【 LINE ルインベルグ】 クロッセル連合王国領東部からエントリヒ領南部に掛けて延びるグレートウォール戦線は、アルトメリア領西部戦線、ザハーラ領東部国境戦線、アムリア大陸戦線とともに、対G戦線の一つに数えられる激戦地である。 ここには中核を成すクロッセル・エントリヒ合同部隊のほか、アルトメリア連邦や楼蘭皇国等から義勇軍といった形で少数ながらも増援が派遣されており、広大な戦線の均衡は一進一退を繰り返しながら辛うじて保たれている。 しかし広大が故に間延びしきった戦線は、戦力の分散化を招いてしまい、MAIDをはじめとした多数の戦力が各国から集結しながらも、人類側は苦戦を強いられていた。 疲弊する一方の戦線を縮小することは、連合軍にとって喫緊の課題であると同時に、実現困難な目標、いや、願望にも近いものでもあったのだが……1938年8月、一つの打開策が立案されることとなる。 とある前線基地からもたらされたその素案は、突飛な内容ゆえに、当時、驚きと失笑をもって受け止められたが、最終的にこれは承認された。 たとえそれが戦局全体から見ればほんの僅かな成果しかもたらさないと分かっていても、彼らは一縷の望みを託してみたかったのだ。 後にファイヤーウォールと呼ばれる作戦は、こうして始動することと相成ったのである。 1938年10月初旬、グレートウォール戦線のとある前線基地にて。 「つまり我々は殿(しんがり)を務めるということだ」 ファイヤーウォール作戦を目前に控えて、エントリヒ人の基地指令と協議を終えたシーマ・ノア・ネッサン卿は、敷地内に設営された天幕の指揮所内で双子のMAID―――ローゼとレーゼ―――に告げた。 人払いがされているので彼女たちの他には誰もいない。そのためかシーマの口調は実にフランクだったが、出てくる言葉はどれもが重みを持って伸し掛かってくるものだった。 クロッセル連合王国理事会の要請を受けてグレートウォール戦線に派遣された、シーマ・ノア・ネッサン卿旗下のルインベルグ軍部隊。 彼らに与えられた任務は、前線基地からの兵員の撤退支援というものだった。 なぜ激戦が続くさなかに、戦線を支える拠点の一つを閉鎖するという決断が下されたのか。 そもそも、そんなことが可能なのか。 答えはこの前線基地そのものにあった。 以前、施設拡張のために行われた地質調査で、この基地の直下に大量の天然ガスが埋蔵されていることが確認されたのだ。 天然資源に乏しいエントリヒ帝国にとって、この発見は寝耳に水の吉報だったに違いない。 しかし、彼らはあろうことかこの天然ガスの商業開発ではなく、軍事利用を思い立ったのだ。 人類の種としての存亡がかかったこのご時世である。 目先の利益よりも勝利が優先されるのは、ある意味当然のことと言えよう。 また石炭などの化石燃料に比べて、天然ガスの利用技術がまだ発達していないことも決定を後押しした。 大雑把にまとめると、ファイヤーウォール作戦の概要はこうだ。 前線基地の地下に埋蔵されている天然ガスを掘削し、噴出量を調整する弁を設置。 しかるのち、地上に噴出した天然ガスに着火する。 天然ガスを燃焼させることで、幅数百メートルにも及ぶ炎の壁を、前線基地のある渓谷に形成し、獄炎の障壁となす。 一般的にGは極寒の地を嫌うのと同様に、極端な高熱を踏破する耐性も持ち合わせてはいない。 そしてメタンを主成分とする天然ガスは、燃焼時に石油系ガスの2~3倍の熱量を発生させることができる。 そのため天然ガスの燃焼によって生じる炎の壁によって、地上から侵攻する「G」の主力となるワモン級などを充分に抑えこめるとの判断だ。 確認された埋蔵量から試算するに、今後、十数年間は天然ガスを燃焼させ続けることが可能らしい。 この作戦が成功すれば、膨大な維持費と兵力を必要とする基地を一つ閉鎖できるうえに、その戦力を他の戦域に振り分けることができる。 そしてそれは、戦線の縮小と戦力の再編・集中投入という、連合軍の目標にも合致するというわけだ。 「とはいえ、そんなにうまくいくものかね……」 詳しい作戦概要を知らされ、それを双子のMAIDに説明している今この瞬間も、シーマは眉唾な印象を拭いきれないのであった。 「あらぁ~?」 薄暗い倉庫の陰に響いた声に、びくり、と身をこわばらせる少女たち。 「あらあらあらあら……?」 背後を振り返った少女たち……双子のMAID、ローゼとレーゼは固まっていた。 「やだ! ちょっと、なぁに?」 なにせこの手の手合いと相対するのは、彼女たちにとっても初めてのことだったからである。 「あなたたち双子なの!?」 それは、とってもくねくねしていた……。 ローゼとレーゼは、まるで珍獣でも見るかのような瞳で、目の前の“オトコ”のことを見つめていた。 よくよく見れば、その“オトコ”は均整のとれた肢体の美男子だった。 長身でなおかつ胸板は厚く、足が長く、顔の彫りは深く、押し出しの効いた堂々たる体躯。 某高級ブランドの紫色のスーツが半端でなく似合っている。 有り体に言ってしまえば 超☆イケメン なのだ。 が、しかし――― 「すっごぉ~い。 私、双子ちゃんってはじめて見たわ! か~わぁいいぃぃぃーー!!」 出てくる言葉は、どれも女口調。 やけに“しな”のある動作など、仕草一つとっても、これ以上ないってほどに女っぽいのだ……。 「うわわっ!」 「だ、抱きつくなヘンタイ!」 急に抱きついてきたオトコを、肌を粟立たせたローゼとレーゼが、ドンと突き飛ばした。 「ぎゃふん」 かなり勢いよく吹っ飛ばされたが、オトコはさして気にしする風もなく、んもぉ~とか言いながら、ピンと指を立てて喋る。 「けどダメよ、子供がこんな場所をうろちょろしてちゃあ」 クネクネと腰を揺らしながら、オトコ。 「この中にはねぇ、見張り番で一日中ヒマしてるこわ~い兵隊さんがいるんだから。 あなたたちみたいな可愛い女の子が近付いたら、取って食べられちゃうかもしれないわよ」 妙に存在感のあるオトコの異容に、双子は言葉を挟むことができなかった。 普段は口やかましいことこのうえない双子が、珍しいことに圧倒されているのである。 「それに、この倉庫の中には武器とか弾薬しか入ってないんだから、な~んにも面白いことなんかないわ」 再び双子はびくっと身をこわばらせた。 特に遊ぶ場所もない基地内(基地なのだから当然だというツッコミは置いておいて)でヒマを持てあましていた自分たちが、倉庫に忍び込んで何か面白そうなモノを物色しようとしていたことをこのオトコは悟っていて、それを暗にこちらに示唆している! そもそも、このオトコはいったい何者なんだろう? という根本的な疑問とが一緒くたになって、不安電波が双子の間で飛び交った。 MAIDである自分たちにまったく気取られることなく背後をとったことといい、さっきだって思いっきり突き飛ばしたのに、痛がる素振りもみせないで平然としていることといい…… それになにより、あの性別不一致の言動はぜったいにヘン! ぜったい!ぜったい!ただ者じゃあない!! ホント、何者なんだろう? ―――彼女たちは知らなかった。 世の中には彼のような“オカマ”と呼ばれる特殊なジャンルに属するオトコが、少数ながらも存在しているということを。 生まれ落ちてからこのかた、俗世間というものから半ば隔絶される形で日々を過ごしてきたがゆえに。 彼女たちは知りようがなかったのだった……。 「もう少し経ったらアルトメリア義勇軍は基地から撤収しちゃうから、この倉庫も空っぽになっちゃうわねぇ~」 双子の不安など素知らぬ素振りで、大げさに肩をすくめてみせるオトコ―――もとい、オカマ。 「け・れ・ど・も」 リズムに乗せてオカマは人差し指をちょいちょいと振る。 「全部が全部、持って帰るってわけじゃないでしょうね。 すごい量だし。 お荷物になるから、要らないものはそのまま置いていくんじゃないかしら?」 そのまま……置いていく? ローゼとレーゼは聞き逃さなかった。 確かにそのまま置いていくと、オカマはそう言っていた。 だとすれば、敢えて今この状況で倉庫に忍び込んで、そんでもってヘマして見つかって、シーマに怒られて、唯一の楽しみである3時のお菓子を取り上げられてしまうような、重大なリスクを冒す必要はない。 倉庫を管理しているアトメリア軍がいなくなってから、またゆっくりと漁りに来ればいいのだ。 むむむむ、と思案する双子。 「ま、そういうわけだから。 あなたたちも早く戻りなさい?」 ひらひらと片手を振りながら、背を向けて立ち去っていくオカマ。 「あ!」 ローゼとレーゼがハッとなって呼び止めた。 「ちょっと待って。 あんたそーいえば何者なのさ!」 キョトンとして振り返るオカマ。 顎に人差し指を当てて、私?という仕草。 それから彼はローゼとレーゼに向き直ると、ニッとした笑みを浮かべて、 「アルトメリア連邦軍教導MALE、ハイディ!」 高らかに名告を上げての敬礼。 再び背を向けたオカマは、ぶらぶらと手を振り上げながら、アルトメリア義勇軍にあてがわれた宿舎の方角へ、颯爽と立ち去っていく。 呆然とその背を見送るローゼとレーゼ。 結局そのオカマは最後まで双子の正体について尋ねてくることはなかった。 ―――それから数日後。 一足早く基地から撤収する予定のアルトメリア義勇軍や、天然ガスの採掘作業に従事する工兵たちが目まぐるしく動き回っている、グレートウォール前線基地の敷地内にて。 「お邪魔するわよ!」 突然、ルインベルグ軍が居を構えている天幕の一つの入り口が勢いよくめくれ上がった。 そこから現れたのは、透き通るような白い肌に黒のドレスを纏った絢爛な少女。 すらりとした体型に、華奢な手脚。 しかし、庇護欲をそそるような体型と相反するかのように、端整な顔立ちと、凛とした雰囲気を身に纏っている。 対G戦争の最前線たる前線基地に、エキゾチックな色合いを醸し出す黒いドレスの少女……かなり異色な存在だ。 「はい?」 「どちらさん?」 その突然の来訪者に、気怠げに顔を向けたのもまた、戦場には似つかわしくない格好の少女ふたりだった。 濃紺のワンピースに、レースを縁にあしらった白いエプロン―――本来の意味でのメイドさんルックな衣装に身を包んでいるのは、金色の髪をそれぞれ右と左のアップサイドのポニーで束ねた双子のMAID。 ローゼとレーゼである。 彼女たちが肘を突いていたテーブルの上にはコーヒー入りのマグカップ。 それにトランプや茶請けの代わりと思われるカンパンが散乱していた。 「……ルインベルグ軍のネッサン司令はいないのかしら?」 黒いドレスの少女が天幕内に一瞥を投げるも、そこにはローゼとレーゼの姿しかない。 返答を待つことなく、彼女は明らかに落胆した表情を見せる。 「やっぱりタイミングが悪かったのかなぁ……」 そうして黒いドレスの少女は、がっくりとうなだれた。 「ありがとう」 そう言って黒いドレスの少女が、湯気を立てるマグカップを受け取った。 差し出したのはレーゼである。 今回グレートウォール戦線に派遣されるにあたって、ローゼとレーゼの身分はネッサン司令の世話係という形が取られていた。 ルインベルグ軍派遣部隊を率いるシーマ・ノア・ネッサンが珍しい女性の、それも高級士官ということもあって、彼女に随伴する世話係の存在自体は説得力のあるものとして、すんなりと周囲に受けとめられている。 先ほどレーゼが黒いドレスの少女にカップを差し出したのもそういうわけだ。 ネッサン司令の世話係で通っている身として、主人を訪ねてきた客人に対する当然のもてなしをしたのだ。 「せっかくクロッセルを素通りして、グレートウォール方面にまで出向いてきたっていうのに、一回目からこれじゃあ、先が思いやられるわね……」 [提供:焼飯親衛隊さま] 先ほどからぼやきっぱなしの黒いドレスの少女。 聞けば彼女は、武器商人の娘なのだそうだ。 名前はセンティア・ラウス・バル。 ザハーラに拠点を構えるバル・ウェポン社の社長令嬢でありながら、こうやって営業係を買って出ては、諸国を渡り歩いているのだそうな。 ちなみに天幕の外には彼女の付き人と名乗る男が3人ほど立ち並んでいた。 いずれも体躯の良い隆々とした筋肉質な男達であるが、それより目を惹いたのはそのファッションセンス。 3人ともがヴィンテージのジーンズを穿き、そろいの革ジャケットを鍛え抜かれた裸身に羽織っている。 開かれたジャケットから覗く腹筋がとても筋肉質だ。 肩にはなぜか鋭いトゲトゲ付きの厳ついプロテクターが装着されており、タックルするだけでイノシシとかクマとか狩れそう。 そして両肩から垂れ下がった太いチェーンが胸の前でX字に交差している。 しかしなによりも……その奇抜なファッションよりも更に目を惹いたのは、彼らのヘアースタイルであった。 ツルツルに剃り上げられた頭頂部の中央。 そこには存在を極限まで誇示するかのような、カラフルな毛髪が天を衝くカタチでそそり立っている。 通称“モヒカンスタイル”。 センティアに付き人が居るということを聞き、コーヒーを勧めるために外に出ていったローゼは、あまりの衝撃に目を剥いていた。 そのあまりにも前衛的で、先進的なヘアースタイルは、彼女たちにとって未だかつて遭遇したことのないものであり、その笑撃、もとい衝撃は想像を絶するものがあったのだ。 辛うじて吹き出すのをこらえながらカップを載せたトレーを脇の木箱に置くと、ローゼは人目もはばからずに笑い転げた。 そして天幕の中で、ローゼのイメージを感じ取ってしまっていたレーゼもまた、盛大に笑いを吹き出してしまい、センティアから怪訝な顔を向けられることになる。 しかしそれにも全く動じず、身じろぎ一つしないモヒカン男3人。 そのシュールな光景にローゼさらに爆笑。 レーゼ受信、こらえられない。 以下、ループ。 とまぁ、それはおいておいて。 「私はね、現場第一主義が信条なの。 確かに中央にいるお偉いさん方に掛け合って話をつけたほうが楽だし、まとまった数も売り捌けるし良いこと尽くしなんだけどね。 けれど実際に現場で武器を手にして戦っている人たちのニーズを直接聞いて、それにマッチした武器を提供していくことこそ、武器商人たる私の理想とするところなの。 そのほうがこの子達(武器)も喜ぶし、世界平和にも貢献できるってものよ」 商談するのが難しいと分かったセンティアは、出されたカップを傾けながら、暇つぶしがてらに自分の仕事や身の上話などを語ってくれた。 時折冗談などを交えながら、実にざっくばらんな口調で。 武器販売の商談をするために、ザハーラくんだりからこの前線基地までやってきたこと。 しかしながら基地はファイヤーウォール作戦に向けて慌ただしいことこのうえなくて、基地司令への面会が叶わなかったこと。 仕方がないので基地に派遣されていたクロッセルやアルトメリアをはじめとする各国部隊を相手に商談を試みるも、そのことごとくが前段に述べたのと同様の理由で断られてしまったこと、などなど。 仕事絡みの部分は大半が愚痴に聞こえたし、世界平和を願ってるという件(くだり)は実にウソくさかったが、外で待ってるお供のモヒカン男3人衆との出会いや、旅の珍道中のエピソードなどは、外の世界をあまり知らない双子達にとって実に興味深いものだった。 自分たちと大差ない外見年齢の少女から語られる様々な体験談や見聞は、ローゼとレーゼに外の世界への渇望をますます強く抱かせるのだった。 HOME BACK NEXT 関連項目 ルインベルグ大公国 ローゼ&レーゼ ハイディ センティア
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新ジャンル「月替わり彼女」 ニュー速VIPから生まれた新ジャンル 「月替わり彼女」のまとめwikiです。 ゲーム化プロジェクト停止中orz スレッド 新ジャンル「月替わり彼女」 http //ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1171162923/ @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
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彼女たちが選んだファイブデイウイーク ◆John.ZZqWo 見上げる夜空には数え切れないほどの星が明るく瞬いていた。 今晩は月明かりが強いが、もしそうでなければもっと多くの星を見れるだろうと相川千夏は考える。 そして、それを同じ事務所の仲間と一緒に見れればどれだけ楽しいだろうか、 恋するプロデューサーと二人きりでこの空を見上げながら一夜を過ごせればどれだけかと、彼女は思った。 感傷は一瞬で、相川千夏は視点を地上に降ろすと、改めて彼女の出発点であるダイナーの周囲を見渡した。 ダイナーの目の前には一本の道がまっすぐ通っているが、そのどちらの先もこれといったものは何もない。 平坦な道路の脇に等間隔で街灯が立ち並び、その外には背の低い草が生い茂っているだけだ。人の姿も見当たらない。 振り返れば派手なネオンの看板を掲げたオールドスタイルの店舗。そして、白線を引いただけの簡素な駐車場。 駐車場には錆の浮かんだ動くのかどうかも定かではない軽トラックがぽつんと寂しそうに止まっていた。 相川千夏は手元の情報端末に表示される自分の位置を確かめると「なるほど」と呟いてダイナーの中に戻った。 少し重たいガラス扉を開くと、その端にぶら下がったベルがカランコロンと気持ちのいい音を鳴らす。 店内はダイナーらしい縦長のレイアウトで、入って右側にカウンターがあり、左側には4人がけのボックス席が奥まで並んでいる。 つきあたりにはトイレへの扉。その脇に観葉植物を挟んで、年代モノのジュークボックスとこれも年代モノのコカコーラの自販機。 それらはどちらもまだ現役で働いているようだ。 もっとも、コインを持たない相川千夏にはそれらが実際に働いているところを確認することはできなかったが。 天井にはイミテーションかそれとも実際に機能を果たすのかシーリングファンが吊られている。 所謂、アメリカンスタイルのオーソドックスなダイナーだった。 壁にかけられたメニューにもホットドックやハンバーガー、アメリカンクラブハウスサンド、フレンチポテトにアップルパイ。 ドリンクに各種コーヒーとジンジャエール、レモネード――などといったそれっぽいものが並んでいる。 もっともそうでないダイナーというのも想像できはしなかったが。アメリカンでなければここは喫茶店かファミレスと呼ばれる。 相川千夏はカウンターをぐるりと回りこむとその中、そしてその奥へと――拳銃を構え慎重に――入ってゆく。 カウンターの奥はキッチンだ。そこは彼女が想像するよりも少しばかり広かった。 コンクリートが打放しの床にステンレス製の調理台が並び、その上にはさまざまな調理器具が乱雑に置かれたままになっている。 この店の主人はあまり整理整頓が得意ではないようだ――などと思いながら相川千夏はキッチンの中を調べてゆく。 壁際には肉を焼く為のグリルやオーブン、ポテトを揚げる為のフライヤー、そして天井にまで届く巨大な冷蔵庫と冷凍庫。 冷蔵庫の中には分厚いベーコンの塊やブロック状のチーズ、大きな瓶にいっぱいのピクルスなどが入っており、 冷凍庫のほうにはというと、ビニール袋に入った冷凍のナゲットやパティ、ポテトなどがきゅうぎゅうと詰め込まれていた。 牛乳やジュースなんかも日常じゃそう見かけないサイズのボトルで用意されている。 万が一この店の中に閉じ込められても、ゆうに一ヶ月はすごせそうだ――と、相川千夏はそんな感想を抱いた。 キッチンの中には扉が二つ。 その片方、無骨な鉄扉は裏口の扉だった。 開いて外を見ると、そこは先ほど確認した駐車場で、相変わらずぼろっちい軽トラックが寂しそうに止まっている。 もう一方のとりたてて特徴のない扉の向こうには二階へと続く階段があった。 おそらくは居住スペースなのだろうとあたりをつけた相川千夏の想像はすぐに正解だったと判明する。 二階はほとんど壁の間仕切りがない広いスペースで、印象としては彼女が暮らすワンルームマンションの一室と似ていた。 一応は部屋といえるスペースには安っぽいパイプベッドと今時珍しいブラウン管のテレビ、そして頑丈そうな収納棚。 ためしにテレビのスイッチを入れてみるがどのチャンネルも砂嵐で意味があるものは映らなかった。 はしっこのほうにはビニール紐で縛って詰まれている雑誌。洗濯物がつめこまれたプラスチックのかごなんかが見られる。 窓はあったが、どうやらすぐ外をダイナーの看板が塞いでいるようでその機能を果たしてはいなかった。 そのせいなのかこの部屋は随分と埃っぽい。相川千夏は口元を押さえながら調査を続ける。 窓があるほうとは反対の壁際には、あまり使われた形跡のない小さな流しに、缶ビールでいっぱいの小さな冷蔵庫。 壁を回りこんでその奥はかび臭いユニットバスで、脇には年季の入った洗濯機が鎮座している。 洗面台の上に置かれたうがい用のコップには歯ブラシが一本しか刺さっておらず、住人がひとりだということが推測できた。 相川千夏は部屋のほうへまた戻ると今度はベッドの下を覗き込み、クローゼットを開いてその中も確認した。 店舗とキッチン、居住スペース。どこを調べても人はおらず、どうやらやはりこのダイナーにいるのは自分ひとりだけらしい。 それをようやく確認し終えると、彼女はここでファイブデイウィーク(効率のいい仕事と休息のバランス)を選択した。 キッチンに下りた相川千夏は裏口の扉に鍵をかけ、入り口の扉にもうひとつ店舗の壁にかかっていたベルを付け足すと、 店舗側からは見えないキッチンの隅に椅子を置いてゆっくり腰を下ろした。 ここは待ち伏せをするにはベストスポットだ――そう彼女は考える。 このダイナーの前を横切る道路はこの島の北部にある東西の市街をつないでいるが、 それはつまりその市街から市街へと移動する際には必ず通りかかる場所だということになる。 そして、その何者かが他人との遭遇を、あるいは休息を欲しているのならこのダイナーを無視して通り過ぎることはないだろう。 また、例え素通りされたとしても困ることはなにもない。 ともかくとして、その何者かは間違いなく表の扉から入ってくる。 その何者かが慎重、あるいは卑劣な人物であり裏口から入ろうとしても鍵がかかっているからだ。 裏口に鍵がかかっているのはなにも不自然なことではない。となれば、やはり表の扉しか入ってくる入り口はない。 そして、確実に気づけるようにベルの数を増やしておいたので、それはキッチンの奥からでも容易に察することができる。 後は簡単だ。何者かが入ってきたならキッチンから顔を出して銃で撃てばいい。隠れられる場所は少ないので難しくはないはずだ。 もし、相手も武器を構えていたり簡単には殺せそうもないというならそれはそれで方法がある。 店舗のほうへと爆弾であるストロベリー・ボムを投げ込めばいい。 投げた後はすぐに裏口から駐車場へと避難すれば、自分がその被害を受けることはないだろう。 しかし、相川千夏は待ち伏せ戦法を徹底するつもりはない。これはあくまで最初に休息を取る為の保険だ。 この殺し合いは長期戦になる――と彼女は推測している。それは間違いなく、少なくとも丸一日程度では終わらないはずだと。 だとすればどこかで休息をとる必要がでてくる。逆に言えば、他のアイドル達もそのうち疲弊して休息をとろうとする。 では、確実に他のアイドル達を狩っていくのならば、最初に休息をとってスタミナ的な優位性を得よう。 それが相川千夏の発想であった。 とりあえずは最初の放送があるという6時まではここに留まる。 その後、6時間はアクティブに他のアイドルとの接触を狙って動き、また6時間後には成果がなくとも休息をとる。 それを最後まで繰り返す――これが彼女の選んだファイブデイウィーク(効率のいい仕事と休息のバランス)だった。 @ 相川千夏は浅めに椅子へと腰かけ静かに目を瞑る。 アイドルとしてそれなりの経験をつんだことで細かく休息をとる方法は習得していた。 静寂と暗闇の中で考えるのは自分と同じ立場であろう四人の少女のことだ。 若林智香。五十嵐響子。緒方智恵里。大槻唯。 どの子も、人を殺害できるのかというとそう簡単ではない気がする。 ひょっとすれば、こんなに冷静に他のアイドル達を殺そうと考えているのは自分だけで、他の子らは逆のことを考えているのかもしれない。 智香はこんな状況にくじけそうになっている子を応援し励ましているかもしれないし、 響子はいっしょにプロデューサーを助けようと他の四人を探し回っているかもしれない。 智恵里がどこか暗がりの中で泣いている姿なんかは簡単に想像することができる。 そして、唯はどうだろうか――? 大槻唯。その豊かな金髪と蒼い目が印象的な、プロデューサーが会わせてくれた自分とは全く違う女の子。 彼女とは別に公式でユニットを組んでいるというわけではない。 しかしかなりの頻度で仕事先は同じになる。おそらくはプロデューサーが意識してそう仕事を割り振っている。 初めて一緒に仕事をしたのは彼女へのヘルプで、最初はうまがあうとは思っていなかった。 彼女はその年頃の女の子らしく、思いつきで行動し、めんどうや努力を嫌い、なにをするにしてもルーズだ。 なので、最初は彼女に対するお目付け役として自分があてがわられているのだと理解していた。 しかしその仕事が終わる頃には考えは逆になっていた。 彼女はやはりその年頃の女の子らしく、明るくあることを常とし、はじめてのことにもポジティブで、なんに対しても正直だ。 彼女こそが自分にあてがわられているのだと理解し、それを受け入れるのは思いのほか気持ちのいいことだった。 そして今では無二の親友だと思っている。 むこうはともかくとして自分は今、彼女ほどにいっしょにいて、見ていて楽しい友人はいない。 彼女は常に新しい刺激を求め、それを私に与えてくれる。 オフの日に彼女に紹介されるスポットはどこも今までに行ったことのない場所だし、 逆に私がいつも行く場所に彼女を連れて行けば、私では思いもよらぬ方法で新しい発見をもたらしてくれるのだ。 最後にオフを一緒にすごしたのはいつだったろうか。そう、確か五日ほど前のことだ。 いきつけのカフェで「家で本格的なコーヒーが飲みたい」という彼女にコーヒーを選んであげた。 淹れ方は知ってると言っていたけど、さてその感想はまだ聞いていない。おそらく、もう聞く機会は訪れないだろう。 彼女もプロデューサーの為に殺人を決心しているだろうか? もしそうなら少しだけ気が休まる。 もし彼女が目の前に現れた時、殺しあいはいけないなんて言われれば、 きっと私は迷い、それでも彼女を殺して、そして大きく後悔するだろうから。 それほどに私は彼のことが大切なのだ。親友を殺してもしかたないと思えるほどに。 この決心はたとえ千川ちひろの話がなくとも変わりなかったはず。あの話がなくとも、私は今ここで同じ決断をしただろう。 数え切れないほどにこの運命が繰り返されたとしても、その度に変わらない決断をしただろう。 「……ごめんなさい」 先に謝るなんて卑怯だけれど、きっとその時にはこんなことは言えないだろうから。 ごめんなさい、唯。 私はあなたであろうと殺すわ。 他の誰であろうと、私には私と彼以外に優先するものはないのだから――。 【B-5 ダイナー/一日目 深夜】 【相川千夏】 【装備:ステアーGB(19/19)】 【所持品:基本支給品一式×1、ストロベリー・ボム×11】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:生き残り、プロデューサーに想いを伝える。 1:6時まではダイナーで待ち伏せしながら休憩。 2:以後、6時間おきに行動(対象の捜索と殺害)と休憩とを繰り返す。 前:夜にしか咲かない満月 投下順に読む 次:アイドルの王女様 前:フォースド・トゥ・フェイス、アンノウン 時系列順に読む 次:飛べない翼 前:アイドルだけど愛さえあれば関係ないよねっ 相川千夏 次:Joker to love/The mad murderer ▲上へ戻る