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一軒の家に辿り着いた。 道路を少しそれた空き地で、塀はない。家に灯りは見られず道の街灯がわずかにその様子を照らし出している。トタン屋根をかぶった板張りの2階建てで、雨戸は全て閉じられ所々板が剥れかけ、幽霊でも住んでいそうな雰囲気だ。玄関は曇りガラスの引き戸のもので、戸の上のひさしに大きな蜘蛛の巣が張られている。暗くてよく見えないが家の周りには自転車の部品やバケツなどのガラクタが無数に散らばっているようだ。隣りに鳥小屋のようなものがあったけど、中に何かいるという気配はない。空気がずんと重たいような気がする。 猫は玄関の前でにゃあと一つ鳴いた。僕は少し怖かったけど、不思議なものを見る気持ちで猫の後ろに突っ立っていた。 何秒かの静寂のあと、引き戸がいきなりガラッと開き、僕の心臓は跳ね上がった。そして中にいたのは同じクラスの藤島だった。僕は新たに驚き、あっ、と小さく声を漏らし、同時に少しほっとした。藤島も意外そうな顔をした。猫は一つ鳴いて僕らを置いたまま家の中に入って行った。 こんばんは、と向こうが言ってきた。こんばんは、と口ごもりながら返した。 「牧野くん、こんな時間にどうしたの?」 と藤島は言った。 「いや、ちょっと」 僕は曖昧に返事をした。 「用事?」 「いや、違うけど、たまたまっていうか」 走って逃げたい気がしたけど、タイミングが上手くつかめない。 2人の間に沈黙が漂った。その内に藤島が口を開いた。 「あのさ、上がっていけば?……よかったら」 緊張がこちらにまで伝わってきて、さっきよりも硬い沈黙が僕らを包む。どうしてそんなことを言うのか分からなかった。僕は何も言わずに走っていってしまおうかと考え始めた。 「ごめん、嫌ならいいの」 と藤島は言った。本当に悪いことを言ってしまったというように聞こえた。 ――嫌じゃないけど、帰らなきゃだから。 そう言い訳しようと考えたけど、すぐに止めた。僕はごめんと言って振り返り、やってきた道へと走り出した。 さっき、酔っ払った父親に説教をされ、塾をすすめられ、それで僕は家出をした。 説教の内容は進路についてだ。「お前はどこの高校に行くつもりなんだ」と聞かれ、「決まってない」と答えたら「早く決めろ。第一お前は何をするのにも遅すぎる」と始まった。 僕は将来のことなんてほとんど何も決めていない。多分高校に行くんだろうなとは思っていたけど、分かるのはそれくらいまでだった。僕はまだ二年生だし、今は夏だ。時間は十分にあると考えていた。それに、もしぎりぎりまで決まらなくても、きっとどうにかなると思っていた。 父親は1時間も説教をした。僕は箸や茶碗や爪楊枝をいじくりながらそれを聞いていた。最後に父親は「塾に行かせよう」と言った。いつか僕の隣りに座っていた母親も「そうね。じゃあ探さなきゃね」なんて言っていた。 説教はそんな風に終わり、そのあと僕は財布を持って家を出た。面倒臭かったのだ。自分自身の将来が。僕はきっとこれから塾に通うことになるか、それとも家で勉強するかして高校に入るだろう。それから大学へ行くか就職するかをまた悩むのかもしれない。きっと今よりもずっと深刻に。そういったぼんやりとした未来が、頑丈な細い縄となり僕をきつく縛り上げているようだった。縄はきりきりと食い込み僕の自由を奪っていった。そして僕はその縄を解く方法を知らなかった。 あるいは、単に塾に行きたくなかったからだし、説教にむかついてもいたからだ。消極的だけど、夏休みに入って学校がないというのも大きな理由のひとつだった。でも、もうどうでもいいやと僕は思った。もう家は出てしまい、少なくとも当分の間は帰らないつもりだ。解放感を味わおう。 しかし僕は30分後には公園のベンチに座ってぼんやりと空を眺めていた。自分がどこへ行きたいのか、どこへ行くべきなのかが分からなかった。どこへでも行けるのに行きたい場所がない。それは何よりもつまらなく不安なことだ。縄が深く食い込むのを感じた。 公園はそんなに大きくないけど、年寄りや若いカップルたちがけっこういて、それぞれ話しをするか夕焼けの終わりを眺めるかしていた。僕と同じくらいの年頃のグループもいて、周りの目を気にせず大声で騒ぎ笑い合っていた。僕はうらやましく思いながら空を見た。 そのとき、にゃあと細く高い鳴き声がした。見ると小さくて真っ白な猫が僕の前にいた。それは箱から出したばかりのガーゼみたいに清潔な白で、オレンジ色の景色の中で浮き上がって見えた。猫は前脚を立てて座り、細長いしっぽで地面をなでながら僕の方を見ていた。子猫特有の円い大きな瞳で、じっと見つめていた。 数秒間観察したあと、猫は立ってくるりと振り返り歩き出してしまった。僕は少し残念な気持ちで見ていた。しかし猫はそのまま立ち去らずに、首だけ振り向きにゃあと鳴いた。そしてまた歩き出す。まるで僕を誘っているようだった。猫が何度かそれを繰り返したあと、僕はその誘いに乗ることにした。誘いを受けるのはうれしかったし、このまま座っているよりはどこかへ向かって歩く方がよっぽど気が楽だった。
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彼女の休日 ジャニアリーの場合 「ここが「」さんのお宅ですわね」 ある日の早朝、ジャニアリーは「」の家の前に来ていた。 せっかくの休日をたまには違う趣向で楽しむためであり、あわよくば「」との関係をより親密なものとする目的で、 彼女はいつもより早起きしてここまで来たのである。 自分に邪魔立てする者がいないかと、きょろきょろと周りを見回して警戒しつつ、インターホンに近づいていく。 傍から見ると挙動不審すぎて警官から職質されそうなことに関しては、悲しいかな彼女にはその自覚が無い。 大きく深呼吸して、彼女はインターホンを押した。 「……………」 「……あら?」 返ってくるはずの声が無い。 もう一回押してみる。今度も返事が無い。 何度も押してみたものの、結局返事は返ってこなかった。 「おかしいですわね。この前お話したら今日は休日で朝から自宅にいると仰っていらしたのに。……はっ! まさか!?」 疑問が不安が変わった瞬間、彼女の思考がフル回転を始めた。 もしや、「」の身に危険な事態が差し迫っていて、返事ができないのか。 自分の知らぬ間に「」が病気や怪我を患ってしまい、動けなくて困っているのでないだろうか。 もしくは、「」に対して歪んだ感情を持った者が押し込んできて、まだ「」に自分がしたことも無いあーんなことやこーんなことを 「」に強要している真っ最中なのであろうか! 思考がピークに達し、彼女はP-90をその手に取った。 「「」さん! 今助けに参りますわぁぁ!」 両手に構えた2丁のP-90を玄関のドアに向け発射した。 毎分900発の連射で銃口から吐き出された5.7mm×28弾は、数秒でドアを破砕した。 ドアだった物を踏み越えて、ずかずかと家に押し入り、一部屋一部屋をドアを蹴飛ばして「」はいないかと探し回る。 「「」さぁん、何処ですのぉぉ!? 無事でしたら『ジャニアリー、愛しているよ』と言ってくださいまし!」 「あのさ、ジャニアリーさん何してるの?」 「おおぅ! 「」さん何処にいらしたの!?」 「さっきからここにいたけど、こんな朝早くから何か用でもあるの?」 「そのご様子から見ると無事でいらしたのね。よかったですわ!」 「無事も何も今起きたばっかりなんだけど」 「あら?」 それを聞いたジャニアリーは呆気にとられた顔したが、すぐにニヤリと笑い、 「そうですか。ならまだ放送禁止的なことはまだされておりませんのね。なら、ちゅーしますわ。ちゅー」 瞳を閉じて、唇を「」に差し出した。 「できるか!」 「うう、残念ですわ。恋人同士の感動の再開だというのに」 「全く感動しないし、残念じゃないってば」 「そうですの。それより「」さん、本日は休日でしたわよね? なら私と一日付き合ってくださいな」 「まぁ、今日は予定とか無いしなぁ。別に構わないよ」 「ありがとうございます「」さん! では私が特別に朝食を用意して差し上げますわ。早く着替えてきて下さいまし」 どこから取り出したのかエプロンを身につけ、キッチンへ向かったジャニアリーを見つつ、瓦礫にされたドアはどうすればいいんだと 「」は頭を抱えた。 時折、鼻歌を歌いながら喜々とした表情で、ジャニアリーは「」と街の繁華街を歩いていた。 通りに面した様々なブティックで様々な洋服を二人で選んだり、昼過ぎになるまで馴染みの喫茶店で昼食を食べつつ 最近のことを話し合った。 「ジャニアリーさん。今度は一体何処へ行こうか?」 「」の質問に答えるかのように、ジャニアリーは懐から2枚のチケットを取り出した。 そして、そのうちの一枚を「」に手渡す。 書かれた内容に目を通すと、それは最近上映され始めた恋愛物の映画だった。 なかなかの好評らしく、よくCMや広告で見ていたので、その映画には見覚えがあった。 「えーと、もしかしてこの映画を見に行くって事?」 「そうですわ。お母様が余ったチケットを私たちにくれたのですけど、一人で見に行くのも何ですので「」さんと見に行こうと 思い立ったのですわ」 「ふぅん、マルチアーノさんがねぇ」 「ええ、もうあまり上映まで時間が無さそうですし、少し急ぎましょうか」 ジャニアリーは「」の手をとり、小走り程度の速さで映画館へと向かった。 しかし、ジャニアリーが引っ張っている形のため、彼女には見えていないだろうが常人を超える握力で「」の手を握っているため、 「」が苦悶に満ちた顔をしているのことに気がついていない。 「」の顔を見た周りの通行人の反応にも、もちろん気がついてない。 休日にもかかわらず、その映画館には客があまりいなかった。 上映する少し前についた二人は、ちょうど中央付近の席に並んで座った。 恋愛物の映画ということもあってか、周りを見ると客の大半がカップルらしい。 映画が始まるとジャニアリーは無言でスクリーンを見つめていた。 移り変わるシーンによって表情がころころ変わったり、登場人物の台詞に共感するのがあったのかうんうん頷いたりと、 横から見てると結構面白い。 映画の方は、なかなかの先が読めない展開だったり、所々に伏線が張ってあったりと「」でも面白いと言えるものだった。 ふと何気なく肘掛に乗せた手に暖かな何かが触れた。 何だと思い暗がりの中でよく見ると、自分の手にジャニアリーの手が重ねられていた。 驚いてジャニアリーを見ると、顔を赤らめて俯いている。 「駄目ですの?」 「ううん。全然」 映画はクライマックスに近づいてくると、今度は指を絡めてきた。手から伝わる暖かさが心地よい。 結局、肝心のクライマックスは全く頭に入ってこないまま、映画は終わってしまった。 空はすっかり暗くなり、二人は家路をのんびり歩いていた。 「なんか、今日はあっという間だったね」 「そうですの? 私はとても充実した一日でしたわよ」 「あはは、それはよかったね」 「ええ、そしてこれからもずっと続いてゆきますわ」 「え?」 意味深な言葉を残しジャニアリーは「」と別れ、自分の家へと帰っていった。 あの笑みの意味は何なのか考えているうちに家の前に付いた。しかし何故か、マルチアーノと12姉妹の面々がそこに立っている。 「マルチアーノさん、こんなところでどうしたんですか?」 「貴方、最近家にいても狭いし一人で寂しいとぼやいていたわね」 「ええ、そうですけど」 「つまり、広くてたくさん人がいればいいのね」 それだけいうとマルチアーノと12姉妹はニヤリと笑った。 「我が家に来なさい「」。つか、来い」 「ちょ、何でまた……ウギャ!」 反論する暇もなく「」の意識はフェードアウトしていった。背後には刀を持ったジュライの姿。 早朝からジャニアリーが「」を連れ出していったのは、うれしい誤算だった。 おかげで「」の知らぬ間に、家財道具をマルチアーノ家に運び出しておくことが出来たのだ。 これで12姉妹が少しは幸せになるのなら安いものだ。全ては私の計画通り。 マルチアーノがにやけている後ろで、12姉妹が誰が「」と一緒の部屋になる権利を得るか延々と言い争っていた。
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今からもう、六年も前の事です。私は、一人の男の子と出会いました。 さらっとした黒髪の、宝石みたいな赤い瞳の男の子。 彼は、私が危ない目に遭っていたのを助けてくれました。怪我をした私に、大丈夫? って優しく声をかけてくれました。 彼には、不思議な力がありました。血液を、自分の意思で操る特殊な力が。その力で、彼は私を救ってくれました。 恋を、しました。一目惚れです。 私と同い年くらいの、奇跡みたいな男の子。 ああ、そうです。奇跡です、運命です。 街でたまたま出会っただけの私とあの子。だけど、彼は私と同じ学校の生徒だったのです。 嬉しかった。嬉しかった。 中学校も、同じ学校でした。高校も、同じ学校でした。 嬉しい、うれしい、ウレシイ。 ずっと、見ていました。ずっとずっと、見つめていました。 彼が授業を受けている、その横顔を。彼が友達と笑っている、その笑顔を。 見ているだけで、幸福でした。見ているだけで、満たされました。 ああ、だけど、 足りません。満たされません。 貴方と言葉を交わしたい。貴方の温もりを感じたい。貴方を――傍で感じたい。 見ているだけじゃ、足りません。見つめているだけではもう、満たされません。 苦しい。貴方を見つめているのが、苦しい。見つめているだけなのが、辛い。 貴方を見ているだけなのに。ただ、それだけなのに。呼吸が苦しくなって、頭が痺れて何も考えられなくなる。 苦しい。 苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイ 痛い。 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイ 嫌だ。こんなに痛くて苦しいのは、嫌だ。 もう、我慢できない。 大好きです、愛しています。この世の誰よりも一番、貴方をお慕いしております。 だから―― 「……高嶺、利央兎……」 私のものになってください。 私と一緒に居て下さい。 私の傍に居て下さい。 私と笑っていて下さい。 私を抱き締めて下さい。 私だけを見つめて下さい。 私だけを愛してください。 お願い、です。私を―― ≪彼女のドウキ≫ (毒に侵され、思考は狂い、) (熱に浮かされ、願いは歪む) (呪いに蝕まれ、少女は悪夢を彷徨う) (だが、狂い、歪み、侵されても、) (その想いは始まりと同じく、純粋なままなのが、) (唯一救いと言えるだろう) 『――否、』 『それは違う。むしろ、救いが無いんじゃないかな?』 『傍観者には、関係無いけど』
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俺と彼女と先生の話 登場人物 コメント トジツキハジメによる漫画作品。 登場人物 エルレイド:高橋謙清 某ブショーの名前から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2020/06/21 (日) 16 30 30 更新日:2024/06/12 Wed 22 38 24NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 15年冬アニメ 17年春アニメ 2012年 A-1 Pictures KADOKAWA アニプレックス アニメ アニメ化 エロゲー ギャルゲー パチスロ化 ヒロイン ファンタジア文庫 フジテレビ ライトノベル ラブコメ 丸戸史明 何故かなかなか立たなかった項目 冴えない彼女の育てかた 冴えカノ 完結 富士見ファンタジア文庫 恋愛ADV 深崎暮人 俺は、お前を、胸がキュンキュンするようなメインヒロインにしてやる! 『冴えない彼女の育てかた』とはファンタジア文庫から出版されているライトノベルである。 タイトルの「彼女」は「ヒロイン」と読むが、略称は「冴えカノ」。 作者は丸戸史明。イラスト担当は深崎暮人。 両名ともに縁の深い恋愛ADVが作品の軸となっており、そのため作中には台詞の引用や業界ネタといったあらゆる形でその手の小ネタが仕込まれている。 特に「WHITE ALBUM2」や「パルフェ」など、丸戸史明が過去にシナリオを手掛けたエロゲーのネタは頻出。当然全く知らなくてもストーリーに支障はない。 本編は全13巻で完結済。 ナンバリング外の作品としては短編集の『FD(ファンディスク)』2冊、本編の出来事を主人公以外の視点から描いた『Girls Side』3冊、 店舗特典などで出た若干メタ入ったものも含む短編とキャラクター紹介、インタビューが収録されている『Memorial』2冊が刊行されている(2020年6月現在)。 このうち『Girls Side』はFDやMemorialと違い本編と密接に関わっており、外伝だと思って読み飛ばすとストーリーの理解に支障をきたすので注意。 あとがきや裏表紙で言及されている通り、『Girls Side』が本編7巻、『2』が9巻、『3』が12巻に対応している。 2度テレビアニメ化されており、1期は2015年1月から、2期は『冴えない彼女の育てかた♭』の題で2017年4月から放送された。 1期・2期ともに0話として1話より後の時系列を描いた露骨なサービス満載のアニメオリジナルエピソードがある。 また、2019年10月には『冴えない彼女の育てかたfine』の題で劇場版アニメが公開されている。 1期・2期・劇場版全て脚本を原作者の丸戸史明が担当しており、原作7巻以降の展開が若干異なっている。 ☆あらすじ オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。 インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、 同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えようと邁進する。 そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。 倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。 (アニメ公式サイトより) ☆主な登場人物 安芸倫也 CV:松岡禎丞 本作の主人公。豊ヶ崎学園二年B組。blessing software代表・企画・プロデューサー・ディレクター担当(以下登場人物の学年・役職はすべて7巻以前の内容準拠)。 自他共に認めるオタク男子であり、その範囲はゲーム、アニメ、漫画、ラノベと多岐に渡る。 それらの布教にも心血を注いでおり、1年の学園祭ではアニメ上映会の正式な許可を取り付けるために毎日職員室に通い、最終的には教頭と口論するまで至った。 この出来事が原因で、学園内での知名度は美女として名高い詩羽や英梨々と並んで高い(倫也本人は恵に言われるまで知らなかった)。 また、誰にも見られてなくても交通ルールは守る、18禁の同人誌は例え英梨々が描いた物でも読まないなど規範意識が非常に強い。 与えられた作品を楽しむいわゆる消費型オタクだったが、ある日のアルバイト中に桜舞い散る坂道で恵と出会ったことでインスピレーションが沸き、ギャルゲーを作ることを志す。 しかし、その後ただのクラスメイトとして恵と再会し、ギャルゲー的な理想をことごとく打ち砕かれてしまったことで逆に奮起し、 恵本人を巻き込んで恵をメインヒロインのモデルとしたギャルゲーを作る決意を固め、同人サークル(後に『blessing software』と命名)を立ち上げる。 ヒロインたちに好意を向けられるも、お約束通り鈍感。 とりわけ英梨々・詩羽は崇拝すべきクリエイターであるため、恋愛対象として認識していない。 澤村・スペンサー・英梨々 CV:大西沙織 金髪ツインテール貧乳ツンデレ(デレ抜き)幼馴染みヒロイン。二年G組。blessing software原画・グラフィッカー担当。 イギリス人で外交官の父と日本人の母を両親に持つハーフお嬢様で、一目見た誰もが目を奪われる金髪碧眼と白磁のような白い肌を持つ豊ヶ崎二大美女の一人。 だがその実はオタクな父と腐女子の母の元に産まれ純粋培養されたディープなオタク。 学園内では「人当たりの良いお嬢様」「美術部のエース」として通っているが、倫也や詩羽など本性を知る一部の人間の前ではワガママで激情家な本性をさらけ出す。 裏では柏木エリの名で同人絵師として活動しており、時流に乗りつつも安定して高いクオリティに定評がある。両親協力の元で運営している個人サークル「egoistic-lily」は コミケで毎回壁サークルになる程の大手。本人曰く「売れるから」という理由で毎月のようにイベントに参加し、人気ジャンルの18禁同人誌を出して荒稼ぎする同人ゴロとしての一面も持つ。 倫也とは家が近所で小中高と同じ学校に通う10年来の幼馴染みで、家族ぐるみで倫也をオタクの道に引きずり込んだ張本人。 幼少期は病弱だったため倫也と遊ぶときはいつも英梨々の家だったが、そこで一緒にアニメやゲームをやることで仲を深めていった。 しかし、小学3年生時のクラス替えで1,2年から引き続き倫也と一緒のクラスになり、それまで以上に親密に話すようになったことで新しいクラスメイトの嫉妬を買い、倫也共々いじめの標的にされた。 その後英梨々はオタクであることを隠すようになり、一方で倫也はオタクを誇示したまま居場所を広げていったため、いじめが止んでからも倫也とは疎遠なまま小中学生時代を過ごしていった。 高校生になってから倫也の方から歩み寄り、オタクグッズのやり取りという形で交流を再開。その後倫也がギャルゲー制作を志すにあたって原画・グラフィッカー担当として勧誘される。 疎遠になる前からずっと倫也に好意を抱いており、ゲーム作成に誘われた際は復縁要請だと思い込んで超ウキウキだったが、実情を知り愕然とした。 詩羽ともども基本的に超受け身であり、倫也から迫ってくる前提のため、一人の異性として見ようとしない彼とは全く進展しない。 小説一巻目の表紙を飾ったヒロインにもかかわらず本編内では所謂負けヒロインのような損な役回りであったり、スピンオフも詩羽と違って3巻完結だったりと不憫な点が多い。 霞ヶ丘詩羽 CV:茅野愛衣 黒髪ロング巨乳黒タイツヤンデレ(?)下ネタ先輩ヒロイン。三年C組。blessing softwareシナリオ担当。 元豊ヶ崎ナンバーワン美少女にして現豊ヶ崎二大美女の片割れ。授業中はほとんど寝て過ごしているにもかかわらず、一応進学校である豊ヶ崎で学年1位を誰にも譲ったことがないほど成績優秀。 普段はあまり表情を変えず物静かなため下級生からはその見た目とスペックの高さから尊敬を集めているが、その実は壊滅的なコミュ障で、口を開けばドSで毒舌な本性をむき出しにする。 そのため同級生や教師といった近しい人からは恐れられており、同じく美少女として名高い英梨々と違い同級生に友達はいない。 『恋するメトロノーム』(以下『恋メト』)が不死川書店のファンタスティック大賞に選ばれたことをきっかけに「霞詩子」の名でラノベ作家としてデビューしている。 英梨々と違って隠しているわけではないがそもそも面と向かって訊いてくる人がいない。 『恋メト』1巻が出た当初は重版がかかる気配がないほど売れず、全5巻構想にもかかわらず編集長からは3巻で打ち切りだろうと言われていたが、 倫也が「TAKI」という名前でブログで公開したレビューがきっかけで2巻発売直後から書店から追加注文が来るようになり続刊に至った。 そして初のサイン会でお互いを同じ学校の先輩後輩だと認識したことをきっかけに倫也と交流するようになり、『恋メト』に関する話に花を咲かせた。 しかし、発売前の『恋メト』最終巻の初稿を倫也に渡し、見て感想を言うように求め、倫也がそれを拒絶したことがきっかけで決別。 詩羽としてはその原稿を通してある思いを伝えようとしたが、倫也は物語に責任は持ちたくない、混じりっけなしの霞詩子の話が見たいというあくまでファンとしての感情からこれを拒否。 その結果、詩羽は皮肉を込めて倫也のことを「倫理君」と呼ぶようになり、『恋メト』は当初のヒロインの沙由佳ではなく追加ヒロインの真唯と主人公が結ばれて完結した。 その後3か月ほど交流を絶っていたが、倫也がギャルゲー制作を志すにあたってシナリオ担当として勧誘される。 しかし、シナリオライターではない上になまじ小説家としての能力が高いため、あろうことか「絵もBGMも声もいらない、文字だけで十分」というゲームシナリオとしては最悪の代物を作り上げてしまったりもしている。 大胆なアプローチをしたりホテルに連れ込んだりするも、一歩踏み出せないヘタレ(スピンオフではそれが浮き彫りになっていた)。 普段の言動も相まって、からかいや意地悪程度にしか認識されない。 彼女を語る上で『恋メト』の存在は大きく、スピンオフ『冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム 』でも彼女の掘り下げは勿論、自身の担当編集となった倫也と共に不完全燃焼となった『恋メト』と向き合っていく内容となっている。ちなみに全10巻とこの手のスピンオフとしては長期連載でもあった。 波島出海 CV:赤﨑千夏 低身長おさげ巨乳人懐っこい系後輩ヒロイン。穂野田中学校3年A組。 3巻より登場。後述する伊織の妹。倫也から見て2歳下の後輩にあたる。 素直で従順な性格をしているが、それ故に意図せず地雷を踏んでしまうこともしばしば。また重度の乙女ゲーオタクであり、倫也同様スイッチが入ると周囲をドン引きさせるほど熱弁する。 1年前から「ファンシーウェーブ」という個人サークルを立ち上げ自分で描いた同人誌を販売するようになったが、兄の伊織の同人界での立ち位置については知らない。 主人公と攻略対象の男性のカップリングという乙女ゲー界隈においてはニッチな同人誌を書いており、サークルとしては若干の固定ファンが付くにとどまっている。 絵師としての実力は粗削りながらも高く、倫也には「ここ1年で見た同人誌で一番のお気に入り」、売れるかどうかの目利きに定評のある伊織をして「天才」と言わしめるほど。 小学5年生のころ、当時中学生の(ちょうど英梨々と疎遠になっていた)倫也と出会う。知り合った当初はショートカットで日焼けした女の子っぽさの薄いスポーツ少女であったが、 誕生日に倫也から乙女ゲー『リトルラブ・ラプソディ2』を携帯ゲーム機ごとプレゼントされたことがきっかけでオタクの道に引きずり込まれた。 それから倫也とともにオタク友達として濃密な時間を約1年半もの間過ごしてきたが、家庭の事情で名古屋に引っ越した。 それから3年後に東京に戻ってきて倫也に再会し、自分が参加する夏コミのサークルチケットを渡す。 その後、色々あって英梨々をライバル視するようになり、その意を汲んだ伊織によって大手サークル「rouge en rouge」が出す同人ゲーム『永遠と刹那のエヴァンジル』の原画家となり、blessing software(というより英梨々)に真っ向から勝負を仕掛ける。 波島伊織 CV:柿原徹也 爽やかイケメン元親友ライバル。桜遼高校二年三組。よく学校名を間違えられる。 前述の出海の兄で、同じく3巻より登場。 一見するとパーマがかかった茶髪の爽やかイケメンなリア充男子だが、その見た目に反して倫也以上のオタク。 しかしオタクとしてのスタンスは倫也とは対極の「ゴロ」であり、作品を利用して自分の地位を向上させ同人業界にて大物になることを重視している。 オタクコンテンツに関する知識や人脈が広く、初対面の大物とも親しく話しかけ気に入られるという高い対人スキルを持っている。 また、売れるものと売れないものの目利きが非常に利き、自分にとって使えるものと使えないものをわかりやすく差別する。 中学1年生のころ倫也と出会い、数十分話しすぐに親友となる。倫也は自分と同じオタクで自分よりも遥かに知識も人脈もある伊織に傾倒していったが、 親友になって1年を過ぎたころにその「ゴロ」としての本質に気づき距離を置くようになった。 現在に至っても倫也は伊織を敵視しているが、一方で伊織は倫也のことをオタクとして高く評価しており、クリエイターとしての能力を何一つ持たないのに 「柏木エリ」と「霞詩子」という豪華なメンバーを揃えオタク業界で名を挙げようとする倫也を「本質的には自分と同じ」と評している。(英梨々にも同族嫌悪と言われている) 「rouge en rouge」の二代目代表を襲名しており、blessing softwareと同じく冬コミで同人ゲームの販売を企画している。柏木エリにも原画家として声をかけたが断られていた。 なお、倫也も彼の眼力については一目置いており、詩羽のシナリオに問題がある可能性を示唆した時は、不明瞭とはいえ崇拝するクリエイターを否定する彼の言葉を突っぱねることなく受け止め、上記の問題に気付くに至った。 氷堂美智瑠 CV:矢作紗友里 高身長スキンシップ過多天才肌イトコヒロイン。椿姫女子高等学校二年三組。blessing software音楽担当、icy tail作詞作曲ギターボーカル担当。4巻より登場。 美智瑠の父と倫也の母が兄妹にあたり、倫也と同じ日に同じ病院で生まれ、生後しばらくを同じ家で過ごしてきた「原始の幼なじみ」。 以後1年のうち盆と正月の2回は実家で顔を合わせており、年の近い親戚が他にいないこともあり仲良く友達のような付き合いを続けている。 そんな経緯と女子高育ちによる純粋培養もあって倫也を異性として認識しておらず、倫也の前で露出度の高い恰好をしたり身体を密着させたりすることに全く抵抗がない。 天才肌だが飽きっぽく、バレー→演劇→バスケと部活動を転々としながら高い成果を残してきたが、いずれも半年経たず投げ出している。また、勉強は苦手。 現在ハマっているバンド活動は珍しく1年近く続いている。花形であるギターボーカルに加えオリジナル曲の作詞作曲も手掛けており、それらの曲はなぜか倫也の琴線に刺さる。 オタクに対して理解がなく、ゲームのことをピコピコと言ったり、倫也に脱オタを薦めたり、倫也のオタクグッズを捨てかけたりした。 ちなみに、同じ幼なじみとして比較された英梨々はパチモン呼ばわりされたが、倫也争奪戦における唯一のアドバンテージにして接点だった「幼なじみ」がロストしたショックでまともなリアクションが不可能になっていた。 高校1年生の秋ごろ、全国大会出場直前まで至ったバスケ部を何となく辞め日々を無為に過ごしていた時に、音楽室から流れてきた曲に惹かれ、 それをきっかけに時乃・叡智佳・藍子が組んでいたガールズバンド(後にicy tailと命名)に加入しバンド活動にのめりこんでいった。 最初は3人が用意した既存曲を演奏していたが、次第にそれらの流れを汲んだオリジナル曲を美智瑠が作成。 それを学園祭で披露したところ「伝説のステージ」と呼ばれるほど同級生の絶賛を浴び、たまたま見ていたライブハウス関係者からスカウトを受ける。 本腰を入れて活動するなら親の援助が必要になると思い親に相談したところ、そもそもバンド活動自体知らなかった父親から怒られたことで家出し、倫也の家に転がり込む。 その後、父親からバンド活動を続ける条件の一つとして倫也がマネージャーとして付くことを提示される。 美智瑠の曲に惹かれた倫也からblessing softwareの作曲を担当するよう要求されるがこれを拒否し、逆に倫也にicy tailのマネージャーになるよう要求し拒否される。 お互い譲れないものがあることを理解した上で、美智瑠は倫也に「blessing softwareは全員が無理して倫也に合わせてる歪なサークル」であると指摘し、 自分が音楽担当としてblessing softwareに参加しないことでゲームが完成せず、そのままサークルが崩壊するのを待つと告げる。 姫川時乃 CV:鈴木絵里 水原叡智佳 CV:田辺留衣 森丘藍子 CV:大地葉 4巻より登場。 icy tailのメンバー。それぞれトキ・エチカ・ランコと呼ばれている。 美智瑠が入る前は3人で既存曲を弾いて楽しんでいた。実は3人には美智瑠には無い共通点があって…? 実は元々3人は音楽とアニメを共通の趣味とするアニソン同好会。そのため弾いていた既存曲は全てアニソン。 気に入ったアニソンを持ち寄っては弾いて歌うという活動をやっていたが、美智瑠はそれと気づかず曲に惹かれ加入。 3人はとりあえず素性を隠したまま美智瑠を加えた4人で活動することにした。 美智瑠が作曲した曲に倫也が惹かれたのは美智瑠の感性が知らず知らずのうちに3人が弾いていたアニソンの影響を受けていたため。 その後美智瑠がblessing softwareの音楽を担当するのに伴い、主題歌の演奏を担うこととなる。 町田苑子 CV:桑島法子 2巻より登場。不死川ファンタスティック文庫の編集部に所属しており、霞詩子の担当編集。年齢不詳。 詩羽を手玉に取れる数少ない人物。詩羽のことを「詩(しー)ちゃん」と呼び、作家としても人としても可愛がっている。 詩羽の倫也に対する好意に気づいており、焚きつけたり見守ったりしている。 紅坂朱音 CV:生天目仁美 名前は3巻の時点で出ているが、本格的に登場するのは『Girls Side』から。 「rouge en rouge」の創設者兼初代代表者にして売れっ子漫画家にして様々なメディアミックスを手掛ける仕事魔人。 現在は「紅朱企画」という会社を立ち上げており、自らが見出したクリエイターを引き込んでいるが、 自分も含めた人を使い潰す事も厭わない為、彼女の元で大成するクリエイターがいる一方で潰れてしまうクリエイターも多い。 加藤恵 CV:安野希世乃 メインヒロイン。二年B組。blessing software副代表・メインヒロイン(役職名)担当。 倫也が桜舞い散る坂道で出会った少女。…だったが、その実高校2年からのクラスメート。前述の知名度の高さゆえ恵は倫也のことを知っていたが、倫也は名前すらよく覚えていなかった。 無表情というわけではないが表情の変化に乏しく、端麗な容姿のはずなのに目立たず、話が弾むのにときめかない、態度も存在感もフラットな普通の女の子。 その存在感の無さ故、倫也の知らないうちに倫也の近くにいて驚かれたり、逆に倫也が何か熱弁しているときに気づいたらいなくなってたりすることもしばしば。 ほとんど話したことのない倫也から喫茶店に誘われてもあっさり乗り、毎日放課後に良く知らないギャルゲー作成に参加するよう誘われても1日考えただけで快諾し、 知り合って1週間の倫也の家にもあっさり行き(英梨々が一緒だったとはいえ)特に抵抗することなく泊まり、隣町までの遠出にもついていく、等あまりにも気安すぎる性格。 また、オタクではないがその手のものに対する抵抗感も全く無く、ギャルゲーを倫也の家で無理やり徹夜でやらされた翌日に「結構楽しかった」と言ったり、 『恋するメトロノーム』を薦められた際には普通に内容にハマって全5巻をほぼ徹夜で読破してきたりするなど非常に理解がある。 「そこそこ面白そうで、そこそこ暇だったから」というドラマも糞もない理由でギャルゲー作成に加入。 サイン会の際に詩羽から恵自身がモチベーションを持って取り組まない限りこの企画は成功しないと言われていたが、倫也は自分が巻き込んだことだからと恵には伝えず自分の力でどうにかしようとした。 しかし恵はその時の倫也の様子を見て自分に出来ることをしてみようと考え、家族旅行を1人途中で抜けてまで自ら詩羽たちに相談を持ち掛けるという行動に出たため、 図らずも詩羽の危惧はあっさり解決し詩羽と英梨々を協力する気にさせた。その後、詩羽による脚本・監修の元で初めて出会った時と同じ坂道にて 「運命のやりなおし」と称してもう一度倫也とドラマチックな出会いをしたヒロインを演じて見せ、恵をヒロインとしたゲームを作ることを倫也に改めて決意させた。 そして眠気が限界だった倫也によってキス寸前までいった。 blessing softwareではメインヒロインという良くわからない役職を担当させられており、実際英梨々や詩羽、美智瑠と違いゲーム作成に必要な技能を持っているわけではない。 そのため基本的にはサークルにいるだけの存在であったが…? フラットに見えるだけで、美智瑠の登場に内心動揺していたり、黒い本音を叩きつけたりと、様々な感情が渦巻いている。 追記・修正は大手同人絵師と人気沸騰中の新人ラノベ作家と一般人を揃えた上でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 丸戸ヒロインっぽいめんどくさい女の子満載。 -- 名無しさん (2020-06-21 17 34 18) 作中でいろんな人から散々disられてる伊織くんだけど、この人むしろ屈指の聖人なんじゃね?って思う -- 名無しさん (2020-06-21 18 46 31) Q.英梨々の存在価値は? -- 名無しさん (2020-06-21 19 35 58) 詩葉先輩がメインのコミカライズ結構好きだったなぁ -- 名無しさん (2020-06-21 22 47 44) 映画が本当によかったな -- 名無しさん (2020-06-22 09 39 14) ↑3 自分は英梨々が一番好きです(半ギレ) -- 名無しさん (2020-12-01 20 30 32) ↑4 当て馬やぞ -- 名無しさん (2021-04-18 14 12 40) 映画の売上スゲー -- 名無しさん (2021-10-24 18 46 50) 果たしてどこまで恵の計画通りだったのか -- 名無しさん (2023-05-28 23 44 27) 名前 コメント
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作者:c/FlbQOt0342 356 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/12(日) 05 59 18.33 ID c/FlbQOt0 小 中 大 あ 隔 さやか「ほむほむは非常に寂しがりやです、絶対に暗闇に放置してはいけません」スッ さやか「このように、心が折れてしまいます」ピラッ ほむほむ「ホムホムホムホムホムホムホムホムホムホムホムホム」 さやか「しかし、そんな状態の時にやさしくしてあげると・・・」スッ ナデナデ ほむほむ「ホムホムホ・・・!? ・・・・・・ホムゥーーーーー!!」ダキッ! さやか「なつき度ハート5に一気にあがります、なんつって//」ナデナデ さやか「あら、指をつかんだまま眠ってしまいました かわいいですね」 さやか「ですが、ここはまた暗闇に放りましょう」スッ トジ さやか「我に還った時のあの顔がいいのですから・・・」クス ホムゥ!? ホムゥーーーー!!! ガリガリ ジャンル:さやか ほむほむ 愛でてからの虐待 生態 発狂 自傷 感想 すべてのコメントを見る
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▼● Her Memories Operation Cupid マヤコフに内緒で舞踏団を抜け出してきた 様子のリリゼットとポーシャ。 2人はジュノへ向かっているようだ……。 バタリア丘陵〔S〕 Lilisette ポーシャ、早く! こっちこっち! Portia リリゼット、やっぱりだめよ…… 団長に黙って、ジュノに行くなんて…… Lilisette まーだそんなこと言ってるの!? じゃあ、ポーシャは、あのふたりが どうなってもいいわけ? Portia それは…… Lilisette ほーら、 やっぱり気になるんでしょ。 だったら、行かなきゃ! Portia あ……リリゼット! ソロムグ原野〔S〕 (Bulwark Gateを調べる) Irwyn ……ん? 君か。 Irwyn 今日はひとりか? ……いや、いつものことだったな。 Irwyn 連合軍は未だ北の地で 苦戦を強いられている。 ここには、薔薇傭兵騎士団の者くらいしか いないぞ。 Irwyn 彼女らに 用でもあるなら、入るといい。 ………………………………………………………………………………………… Chimene あら、あなた この間の作戦に参加してた方じゃない? Chimene 作戦が失敗して、 ラジュリーズさまがあんなことに なってしまったのは残念だったわね…… Chimene ノユリさまも 表には出さないけれど、心を痛めているはずよ。 Chimene でも、まだ戦はこれからだもの。 気持ちを切り替えなきゃいけないわね。 Chimene はい、こちらシメーヌ! Noillurie 『ああ、シメーヌ。 私だ。』 Noillurie 『すまぬが、バタリア丘陵まで 「特製おにぎり」を持ってきてくれぬか?』 Chimene は! 直ちに参ります! Chimene ノユリさまったら あれを切らすなんて…… やっぱりラジュリーズさまのことで 頭がいっぱいだったのね。 Chimene 薔薇傭兵騎士団は 外に出向くとき、いつも 特製のおにぎりを携帯しているの。 Chimene あの、おにぎりさえあれば どんなに辛い戦も乗りきれるのよ…… Chimene ……そういえば、前にも一度 ノユリさまがおにぎりを切らして 持ってくるように言ってきたことがあったわね。 Chimene でも、届けに行ったら そんなもの頼んだ覚えはないって 言われたのよね…… 今回はそんなことないといいけど。 Chimene ……ええと、 スパイスは……っと。 Chimene ……あら、やだ。 ないわ。 Chimene ねえ、悪いんだけど ゴブリンのところへ行って 特製スパイスを作ってきてもらえないかしら? Chimene ブンカール浦の リーダヴォクス(Leadavox)っていうゴブリンに ライスビネガーとねりわさびとホーリーバジルを 渡せば作ってもらえるわ。 Chimene じゃあ、私は おにぎりを作っておくから。 悪いけど、お願いね。 (Bulwark Gateを調べる) Irwyn 薔薇傭兵騎士団の者からの 言伝を預かっている。 Irwyn ブンカール浦の リーダヴォクス(Leadavox)というゴブリンに 特製スパイスを作ってもらうように とのことだ。 Irwyn 特製スパイスは ライスビネガーとねりわさびとホーリーバジルを 渡せば、作ってもらえるそうだ。 ブンカール浦 (Leadavoxに指定のアイテムをトレード) ライスビネガー 米から作られた東方伝来の酢。 ねりわさび つんと鼻腔を刺激される東方伝来のスパイス。 ホーリーバジル 強い芳香を放つ葉のスパイス。 Leadavox ん? 特製スパイス、作ってほしいのか? Leadavox わかった。 ちょっと、待ってろ。 ………………………………………………………………………………………… Lilisette この前 頼んだものは、できてる? Leadavox 「コエカワール」、だな。 できてる。持ってけ。 Lilisette フフフフ……これさえあれば…… ………………………………………………………………………………………… Leadavox ん? 前に、「コエカワール」作ったかって? リリゼットって女の子に、か? Leadavox そう、だな。 作ったかもしれない…… 作らなかったかもしれない。 Leadavox リーダ、客多い。 全員覚えるの無理、だな。 Leadavox すっぱい~かな♪ からい~かな♪ ツンツン、ヒリヒリ~ 特製スパイス~♪ Leadavox 仕上げにひっとつ♪ 涙のマスタード~♪ Leadavox できた。持ってけ。 だいじなもの 特製スパイスを手にいれた! 特製スパイス 酸っぱくて辛い、パンチの効いたスパイス。 Leadavox すっぱい~かな♪ からい~かな♪ ツンツン、ヒリヒリ~ 特製スパイス~♪ ソロムグ原野〔S〕 (Bulwark Gateを調べる) Irwyn ……ん? 君か。 Irwyn 無事、特製スパイスを 手に入れたようだな。さぁ、中に入れ。 Chimene 特製スパイスを 持ってきてくれたのね。ありがとう。 Chimene おにぎりは もうできてるから、あとはこれをかけるだけよ。 ………………………………………………………………………………………… Lilisette ……ゴホン。あーあー。 Lilisette ……シメーヌ、聞こえるか? Chimene はい、ノユリさま! なんでしょうか!? Lilisette すまぬが、バタリア丘陵まで 「特製おにぎり」を持ってきてくれぬか? Chimene 御意! 直ちに参ります! Lilisette フフフフ……うまく行ったわ…… ………………………………………………………………………………………… Chimene え? 前に、リンクシェルで 「特製おにぎり」を持ってくるよう言ったのは リリゼットという女の子ではないかですって? Chimene そういえば、 ノユリさまの声がいつもと少し 違ったような気はするけど…… Chimene でも、 リリゼットという子は知らないわ。 Chimene では、私はノユリさまに これを届けなくてはならないから…… これで失礼するわね。 (Bulwark Gateを調べる) Irwyn ……ん? まだ何か用か? Irwyn 薔薇傭兵騎士団の者なら、 バタリア丘陵に向かったぞ。 バタリア丘陵〔S〕 Noillurie くッ……やはり あれなしでは力が出ぬわ! シメーヌは、まだか……? ………………………………………………………………………………………… Ragelise 獣人血盟軍は、まだ この辺りにまでは到達していないようだな。 Noillurie ええ、そのようですね。 Noillurie ……それにしても、任務とはいえ ラジュリーズ殿とこうして ふたりでいられるとは、夢のようですわ。 Ragelise ん? ……あ、ああ。 たしかに、今日は部下たちも出払っていて 珍しい組み合わせになったな。 Noillurie ……ラジュリーズ殿。 Chimene ノユリさま! Noillurie !? Noillurie なんだ、シメーヌ。 何しに来た! Chimene は! 先ほど申しつかった 「特製おにぎり」をお届けに参りました! Noillurie なんだと……? 薔薇傭兵騎士団たる者、「特製おにぎり」なら 何時でも携帯している。 Chimene えっ……? ……でも先ほど、リンクシェルで…… Noillurie 何を寝ぼけている。 私がお前に、そのような頼みをすると思うか? Chimene いえ……それは…… Portia リリゼット……? どこに行ったの? リリゼット! Ragelise ポーシャ……? Portia ラジュリーズさま……! Ragelise どうしてここに…… Portia あ…… いえ、その…… ………………………………………………………………………………………… Chimene ノユリさま……! Chimene あ、あの…… 「特製おにぎり」をお届けに参りました……! Noillurie …………。 Chimene あ……そのう…… 持ってくるよう、おっしゃりましたよね……? Noillurie ああ、頼んだ。 そして、お前は「直ちに参る」と…… そう申したな? Chimene は! Noillurie ……お前の「直ちに」は このように時間がかかるのか? おかげで、待ちくたびれたぞ。 Chimene ……!! Chimene も、申し訳ありません!! スパイスを切らしていたものですから…… Noillurie 言い訳はやめておけ。 そういえば、「特製おにぎり」に関しては お前は以前もやらかしてくれたな。 Noillurie まったく、 持ってこなくていいときは とっとと持ってくるくせに、必要なときに 遅いとは……困ったものだ。 Chimene そ、そんな…… ノユリさま~!! だいじなもの 想ひ出のかけらを手にいれた! 想ひ出のかけら 現代に散らばった リリゼットの記憶が集まり、 ひとつの欠片となったもの。 ぽかぽかと温かい。 4個目の想ひ出のかけらだった場合 +... 記憶の欠片が全て集まった。 ケット・シーのところへ戻ろう。 ▲ 彼女の想ひ出 彼女の想ひ出~不治の病 揺籃の宙 彼女の想ひ出~帰郷 彼女の想ひ出~キューピッド作戦 彼女の想ひ出~紅の足跡 彼女の想ひ出~蒼の足跡 彼女の想ひ出~翠の足跡 ■関連項目 アルタナミッション , バタリア丘陵〔S〕 Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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カンテレ制作フジ系火曜ドラマ 彼女はキレイだった 共通事項 基本の放送時間…火曜21 00~21 54 全日のヒッチハイク 0’30”…小林製薬 固定スポンサー + ... 本編 LION(カラー表記) Japanet(カラー表記) MAZDA(カラー表記) チャミスル(JINRO・カラー表記) kewpie(カラー表記) GM(GM CORPORATION) BEST of Kis-My-Ft2(avex trax・2021年8月) ヒッチハイク 小林製薬 2021年7月6日 ♯01(新・21 00~22 09) 本編スポンサー 0’30”…LION※、Japanet 35th※、アサヒビール※、KIRIN※(キリンビール)、O-net、MAZDA※、第一生命※、チャミスル※(JINRO)、UQ mobile、kewpie※、GM(GM CORPORATION) 2021年7月13日 ♯02 本編スポンサー 0’30”…LION※、kewpie※、KIRIN※(キリンビール)、GM(GM CORPORATION)、チャミスル※(JINRO)、Japanet 35th※、Disney+ ディズニープラス、MAZDA※、宝島社、アサヒビール※、ビオフェルミン製薬(PT) 2021年7月20日 ♯03 本編スポンサー 0’30”…LION※、MAZDA※、アサヒビール※、KIRIN※(キリンビール)、井田ラボラトリーズ、kewpie※、チャミスル※(JINRO)、Japanet 35th※、宝島社、GM(GM CORPORATION)、オッズパーク!(PT) 2021年7月27日 ♯04 本編スポンサー 0’30”…LION※、MAZDA※、KIRIN※(キリンビール)、ライフネット生命※、GROP※、kewpie※、Japanet 35th※、GM(GM CORPORATION)、チャミスル※(JINRO)、SEGA※、Top J Records(PT) 2021年8月10日 ♯05 本編スポンサー 1’00”…KIRIN※(キリンビール) 0’30”…LION※、kewpie※、ライフネット生命※、BEST of Kis-My-Ft2、GM(GM CORPORATION)、チャミスル※(JINRO)、Japanet 35th※、MAZDA※、Top J Records(PT) 2021年8月17日 ♯06 本編スポンサー 1’00”…KIRIN※(0’30”扱い・キリンビバレッジ + キリンビール 各0’30”) 0’30”…LION※、MAZDA※、ライフネット生命※、宝島社、BEST of Kis-My-Ft2、チャミスル※、GM(GM CORPORATION)、kewpie※、Japanet 35th※ 2021年8月24日 ♯07 本編スポンサー 0’30”…LION※、kewpie※、ライフネット生命※、宝島社、MAZDA※、Japanet 35th※、BEST of Kis-My-Ft2、チャミスル※、GM(GM CORPORATION)、TOON BLAST!、KDDI(PT) 2021年8月31日 ♯08 本編スポンサー 0’30”…LION※、チャミスル※、kewpie※、ライフネット生命※、MAZDA※、GM(GM CORPORATION)、TOON BLAST!、宝島社、Japanet 35th※、BEST of Kis-My-Ft2、KDDI(PT) 2021年9月7日 ♯09 本編スポンサー 0’30”…LION※、アサヒビール※、kewpie※、宝島社、KIRIN※(キリンビール)、GM(GM CORPORATION)、MAZDA※、Japanet 35th※、Qoo10 an eBay company、チャミスル※、UQ mobile(KDDI・PT) 2021年9月14日 ♯10(終) 本編スポンサー(3→3→3で表示) 1’00”…kewpie※ 0’30”…LION※、KIRIN※(キリンビール)、SUNTORY、GM、アサヒビール※、MAZDA※、Japanet 35th※、チャミスル※、KDDI(PT)
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どうやら自分が飛ばされたのは、地図で言うところの廃精神病院らしい。 ガラスが割れ、天井や壁がはがれて完全に廃墟と化しているその姿から容易に想像はついた。 少女は注射器やガラス片に気をつけながら布団のカバーが破けて綿が露出しているベッドに腰掛けた。 名簿に目を落として、改めて愕然とする。 魔法少女リリカルかみなり。 クルミを使うアサシンマーダー、シマリス。 岡崎直幸、朝倉夢音ら東京のマーダー軍。 みんな、自分が生み出したネタキャラだ。 「これは、マジでここで殺されても文句は言えないわね・・・・・・」 これも、面白がって殺し合いのSSなどを書いていたばちが当たったのだろうか。 誰が信用に足る人なのかもわからない。あらゆるキャラをマーダー化した自分だからこそわかる。 しかし、自分と同じ書き手であるルートFの人や◆qSSOg86y8s氏は殺し合いには乗らないだろう。 それに、生真面目小隊長やリアルタイムカービィの人、◆E3y/x3899E氏にしても流石に死なれては目覚めが悪い。 (さて、私の支給品は・・・・・・) ナップザックの奥に手を突っ込んだ彼女は、その袋詰めにされた支給品を見て愕然とした。 クルミ五千個。 主催側の嫌がらせだろうか? ふざけた武器を出していると、その報いを受けるということか。 「シマリスじゃあるまいし、こんなものでどうやって・・・・・・」 「うごくなでぃす」 そして彼女は、自分の首筋に冷たい銃身が当てられていることに気がついた。 「動かず質問にこたえるでぃす。お前はこの殺し合いにのるでぃすか? 」 「いいえ」 「ならばお前は人質でぃす。シマリスに協力するでぃす。怪しい動きをすればころすでぃす」 ああ、まったく・・・・・・私は二度と、パロロワなんかは書かない。 少女は、そう固く誓った。 【一日目 1時】 【H-1 廃精神病院】 【◆6/WWxs9O1s氏@テラカオスロワ書き手】 [状態] 早くも疲労 [装備] なし [道具] シマリス五千個 [思考] 1 もう何この展開 2 他の書き手勢と合流したい 【シマリス@ぼのぼの(その他・漫画系)】 [状態] 健康 [装備] ライフル銃 [道具] 支給品一式 [思考] 1 ◆6/WWxs9O1s氏を味方に付け、主催者を倒す方法を探る 2 怪しそうな奴は問答無用で射殺