約 180,269 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4444.html
【鬼ごっこ 第二話「かぞくごっこ」】 雀の鳴き声が聞こえる。 朝日が顔を照らし出す。 ゆっくりと目を開く。 「…………あっ、そうだ!」 昨日私は家出をしようとしてその途中で蜘蛛に襲われて助けてもらって…… 「おお、眼を覚ましたみたいだね。」 私の目の前でにこやかに微笑むイケメンのオジサン。 いやオジサンというと失礼なんだけどお兄さんっていうのも少し違うっていうかさあ……。 そう、とにかく私はこの人に助けてもらっ……あれ? 昨日は暗かったから良く分からなかったけど見覚えがある。 「お義父さん、お義母さん、眼を覚ましましたよ。」 「あら良かったわ!」 「ありがとうございます!」 お父さん、お母さんが慌てて部屋に入ってくる。 「茉莉!大丈夫だったか?」 「貴方が妖怪に襲われたって聞いてどれだけ心配したか!」 「ちょ、ちょっとまってお父さんお母さんなんで二人とも当たり前に妖怪とか言っちゃってるの!?」 二人の口から当たり前に飛び出す非日常的な単語。 普通とか、日常とか、そういうものを一番に尊んで生きてきた私の生活の基盤が音を立てて砕けていく。 「その話をする前におまえが飛び出していっちゃうから……。」 「そうよ、人の話は最後まで聞きなさい。」 「あったりまえでしょ!いきなり『貴方は私たちの子供じゃないの……』とか言われたら驚くわよ!」 「お義父さん、お義母さん、やっぱりそういう話は急には不味いですって。」 「そうだったか……」 「話す踏ん切りが中々つかなくってねえ……。」 私を置き去りにして加速する会話。 一体彼らは何を言っているのだろうか……。 「いいか茉莉、お父さんは何処で働いているか知っているか?」 「え、いや総務省で働いていて天下りで今は第三セクターのなんたらかんたらって……。」 「すまん、実は嘘をついていたんだ。」 「いえいえ聡一さん、嘘は吐いていないでしょう。言っていない事が有っただけで……。」 「そうは言ってもだねえたちばな君。」 「良いから説明してよ!」 「ああ解ったよ、良いか茉莉、昨日お前が見たように世間には“ああいうもの”が居る。 そしてお前の本当のお母さんは“ああいうもの”と戦う陰陽師だったんだ。 私は国の命令で総務省に所属し陰陽師を補助する仕事についていた。 激しい戦闘で君のお母さんは命を失い、その頃からお前をあずかっていた私たちが君をそのまま育てることになったんだ。 たちばな君は彼女と組んで戦っていた陰陽師なんだ。」 「…………。」 「理解出来ないって顔だね。」 「はい。」 「でも見てしまったね?」 「うぅ……。」 つまり私の平和な生活は帰って来ないというのか…… 「で、ここまでが昨日しようと思っていた話。」 「まだ有るの?」 「まだあるのよ。」 「勘弁してよお母さん……。」 「まあそのなんだ、茉莉も年頃の女の子だし、非常に言いづらいのだが……」 「なんなのお父さん!?」 「いえお待ちくださいお義父さん、その話は俺からします。」 「ああ、頼んだよ。たちばな君。」 「っていうかなんでその……たちばなさんは私の両親のことをお父さんお母さんって呼んでるの?」 「今から話すのが正にその話なんだ。」 「え?」 「状況が状況だからできなかったけどまずは自己紹介。 俺の名前は崩月たちばな、たちばなってのは平仮名だから注意な。」 聞いたことがある。 テレビや雑誌の占い特集で良く名前を見る占い師の人と同じ名前だ。 見覚えがあると思ったらそういうことか。 「普段は妖怪退治やら占いのお仕事でお金を稼いでいます。 最近は契約者のせいで妖怪退治の仕事が減っているので占いがメインね。」 「あ、あの……私見たことあります!テレビとかで!」 「それはありがたい。陰陽庁からの補助金も減ってねえ……。」 「私も上と掛け合っては居るんだがこの財政難だ、厳しいことを言ってくれるな。 人間にとっての脅威は妖怪だけではない、無能な政治家(オエライサン)や続く天災がなあ……。」 「解ってますよ、だからテレビに出たりしてるわけで。 そもそも陰陽師の仕事とは吉凶を占い、人々を幸せにすることですから。 決してお役所に金の無心をすることでは……」 「めっちゃ根に持ってるじゃん!めっちゃ不満タラタラじゃん!」 「こんなんじゃあ弟子食わせていけませんよ……。」 「と、とりあえずお話を元に戻しましょう? あなた、それにたちばな君、厳しい話ばっかりしててもしょうがないでしょ?」 「そうですね、本題に戻しましょう。」 「えーっと、茉莉ちゃん。」 「はい。」 「君の本当のお母さんの遺言でね。」 「はい。」 「俺は君の許嫁らしいんだ。」 「はい。」 ん? 「え?」 「許嫁って解る?」 「いえそれは解りますけど。」 「君のお母さん、まあ今の俺と同じくらいの年だったな。 俺は彼女とタッグを組んで気に入られていて…… まあタッグと言っても弟子と師匠みたいだったけど。 娘を頼むと言われたけどそこまで頼まれていたとは知らなかったよ……。」 芦薬茉莉、十三歳。 どうにも予想以上の人生の岐路に立たされちゃってるみたいです。 「で、君にはこれから僕と一緒に暮らして貰わなくてはいけない。」 「なんでですか。」 「ちなみにこのことについて君に選択権はない。 齢十三を超えると人間の心の力にも匂いがつくからね。 君の心の力はとくに化物を引き寄せやすいんだ。」 岐路ですらなかったようです。 「お義父さんやお義母さんを危険に晒すわけにはいかない。 俺の家で俺の妻として弟子の世話を手伝ってもらうよ。」 「そ、そんなぁ!?」 「すまない茉莉、こんな大事なことをお前に黙っていて……。」 「偶には帰ってきてね。血はつながっていなくても私たちは貴方の両親よ。」 両親ともに全力で送り出すモードである。 どうやら抵抗は諦めたほうが良いらしい。 「せ、せめてその許嫁云々のところだけでも!」 「じゃあ陰陽師になる?」 「いやそれもちょっと……」 「文句は君のお母さんに言ってくれ……。 ……ああ、あれか。そうだよな、こんなオジサンじゃいやだよな……。 せめてイケメンな……デビューしたてくらいの俺だったら良かったのかな。」 急にいじけ始めるたちばなさん。 普段整った顔立ちをしているだけにその落差が可笑しい。 ……イカンイカン、ちょっと可愛いとか思ってしまった。 「週に一度は帰って来られるようにするし、学校はいつも通り通えるように手を打っている。 家もここから近いし安心してくれよ。」 ポンと肩に手を置かれる。 たちばなさんが優しく微笑む。 「君のお母さん、小夜子さんに頼まれた以上、俺が必ず君を守るから。」 伝わってくる手の温もりは紛れもなく昨日と同じ。 暖かくて大きくて優しい手。 昨日と全く同じだった。 【鬼ごっこ 第二話「かぞくごっこ」】 前ページ次ページ連載 - 鬼ごっこ
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/621.html
23 名前:1/2[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 35 51.76 ID 8MHApYB3 [1/2] 前スレ 728 乙っぱいミサイル! そして微妙に続く? 【レイ兄さん宅】 グツグツ レイ兄さん「まったく…何故ジョッシュはこんな格好をするんだ。 仮にも性別は男だろう。いきなりウェディングドレス姿の写真を見せられた俺だって、リアクションに困る。 確か初めて見たときには…食べていたカルボナーラが思わず鼻から出かかった上に胸焼けまで催した(ブツブツ)」←またパンフレットを取り出して見てる ヴァン「なぁ、飯はまだか」グー セイジュウロウ「…馬鹿め。大人しく待て」 レイ兄さん「……そこの無職童貞には今新しくパスタを茹でているから暫し待て。で何故セイジュウロウとロンまでいる」 ロン「いやぁ、うっかり今月の食費をルイスちゃんの為にいんでぃくす☆通い費用に注ぎ込んじゃってさ☆」キリッ ヴァン「でこいつらあと一週間水と塩だけで過ごすっつーからよ。あまりにも馬鹿だからついでに連れてきた」 レイ兄さん「…あと二人前追加だな」 セイジュウロウ「………済まん」キュー ロン「二人くらい増えても気にするな、僕は気にしないからね!」 レイ兄さん「馬鹿め、それは俺のセリフだ」 セイジュウロウ「………それこそ俺の決めゼリフなんだが(´・ω・`)」 【いんでぃくす☆】 剣司「ひゃー、本当にウェディングドレスが似合ってるっすよ」←カルメンからパンフレットを貰って見てる 咲良「男の人として……ウェディングドレス姿が似合うというのもどうかとも思うけど」 ジョシュア「ザイリン酸赤を飲んでたから女の子状態でしたし。似合って見えるのもそれのお陰だと思いますけど」 ルゥ「それだけじゃない気も…」 剣司「はー、結婚かぁ。やっぱりジョシュアさんも結婚には憧れを持ってたりするんすか?」 ジョシュア「えっ!?」 咲良「ちょっと興味あるかも♪(・∀・)」ニヤリ ルゥ「剣司、ナイスツッコミね(・∀・)」ニヤッ ジョシュア「僕でry 咲良さんとルゥさんの表情がプロイストさんぽくなっています!?」 24 名前:2/2[sage] 投稿日:2011/06/27(月) 21 39 54.54 ID 8MHApYB3 [2/2] ジョシュア「ぼ、僕だって…それは…す、好きな人と…毎日過ごせる結婚には…憧れてます……」モジモジ 剣司「教科書みたいなコメントっす」 咲良「もっとジョシュアさんらしい、ユニークな本音を聞きたいわね」 ジョシュア「ほ、本音ですか?」 ヌッ ザイリン「まあ待ちたまえ。そんな質問ではジョシュア君も答え辛いじゃないか」 ルゥ「んー、ザイリンさんならどんな質問を?」 ザイリン「私なら………例えばだね」 ジョシュア「シ、シノさんの事を言ったら怒りますよ!」 ザイリン「明らかに自爆してるぞジョシュア君wだが今日はシノさんのことは無しにしよう」 咲良「あら?」 剣司「何か違う質問でもあるんすか?」 ザイリン「ああ。ジョシュア君。君がもし…レベッカ君やマユ君と結婚したらどうなるか考えてくれたまえ(・∀・)」ムフフ レベッカ(客として来店してた)「!?」 マユ(何気に気になって近くにいた)「!?」 ジョシュア「い、いやだなあ。レベッカさんは仲のいいおt」 ザイリン「あくまでも想像だよ、想像。ちょっと考えてみたまえ」 ジョシュア「そ、そんな…」 ルゥ「ちょっと想像力を膨らませば(・∀・)」 咲良「良いだけですからねぇ(・∀・)」 ジョシュア「み、皆さんの表情が気になるんですけど…」 剣司「気にするな、俺は気にしないっすw」 ジョシュア「僕は気にしますよ!」 ザイリン「さ、早く語って貰おうか」 ジョシュア「うう(///」 咲良「あ、なら私がレベッカさん役でもやりますかw」 ルゥ「じゃ私マユねw」 ジョシュア「僕でry 皆さんの(・∀・)顔とwな語尾が気になります…」 レベッカ『ザ、ザイリン殿…うっかり中将の貴方が今日は眩しく輝いて見えます!』ワクワク マユ『今日のザイリンさんはしっかり中将さんですよ!』ワクワク 28 名前:それも名無しだ[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 22 00 20.78 ID Iv0yqJIS 24 ジョシュア『僕ry。どうしてこんなことになってしまったんでしょう……』 剣司「いきなり夫婦やれって言われても少し困るっすよね。なんか設定考えましょっか」 咲良「じゃあ夕飯時とかは?ここの線を玄関と見立てて、ジョシュアさんが帰ってくるところから。あたしはこっちのテーブルで待ってるわね」 ジョシュア「あうあうあうあう…………」 ザイリン「まあまあジョシュア君♪そーんな固まって目を回さすに」 ルゥ「おままごとみたいなものですから~♪」 剣司「氷水持ってきたんで喉潤して落ち着いてください」 ジョシュア「そそそ、そうですよね。あくまでも理想を軽く体現する遊びであって現実ではないのであって でも僕の理想というのは兄さんでありシノさんでありふたりが作る空気であり僕はただただただただ………………」ブツブツ 咲良「だから固くなりすぎですってば~」 マユ「ジョシュアさん、具合悪そうだけど大丈夫かな。ふたり分やれるのかな」 レベッカ「嫌か。嫌なのか。私を妻と見立てての夫婦ごっこがそんなに嫌なのか……」 ザイリン「さ~あ、案ずるより産むが安しだ!ささっとやってしまおうではないか」 ルゥ「本番行きま~す!それではよーーーーい、アクション!!」カチン! ジョシュア「え!?ええと、た、たーだいま帰りましたーーー!遅くなってすみませんシノさ……あ、」 コーン バルバ「ガルルルルルルルルルル」 ステラ「みんなー。ジョシュアいじめちゃ駄目だよー」 ジョシュア「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい やましい気持ちなんてひとつもないんですこれは単なる言葉のあやというものでもなんてなんてなんておこがましいにもほどがある言いまつがいを」ベソベソベソベソ 剣司「ジョシュアさーん!謝ります!謝りますから!俺たちちょっと悪ノリで悪ふざけしてました!」 咲良「だからどこから持ってきたのかわかんないシェルターの中から出てきて下さーい!」 剣司「誰もレイ兄さんに喋ったりしませんからーー!っていうかジョシュアさん!変な病気発症させて首掻 き毟ったりしてませんよね!?」 ザイリン「ジョシュア君には辛いシュミレーションになってしまったな……」 ルゥ「レベルが高すぎたのよ……」 レベッカ「今からお義兄様に報告しに行くって言ったら大泣きしながら出てくるんじゃないのか?」ケッ マユ「そ、そんな泣きっ面に蜂より酷いこと……」 レベッカ「は~ああ~~~~~~~~。遠いな。スタートライン」 マユ「はい…………」
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/6640.html
【TOP】【←prev】【NINTENDO64】【next→】 64で発見 !! たまごっち みんなでたまごっちワールド タイトル 64で発見 !! たまごっち みんなでたまごっちワールド 機種 ニンテンドウ64 型番 NUS-P-NTWJ ジャンル テーブルゲーム(ボードゲーム) 発売元 バンダイ 発売日 1997-12-19 価格 6800円(税別) たまごっち 関連 Console Game N64 64で発見 !! たまごっち みんなでたまごっちワールド SS セガサターンで発見 !! たまごっちパーク PS 星で発見 !! たまごっち SFC たまごっちタウン Wii たまごっちのピカピカだいとーりょー ! たまごっちのフリフリ歌劇団 ! Handheld Game GB ゲームで発見 !! たまごっち ゲームで発見 !! たまごっち 2 ゲームで発見 !! たまごっち オスっちとメスっち 駿河屋で購入 ニンテンドウ64
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/5314.html
リアル鬼ごっこ 登場人物 コメント 山田悠介のホラー小説。または、それを原作とした漫画、映画、ゲーム作品。 登場人物 ルカリオorラティオス:佐藤翼 陸上部なのですばやさを上げると尚良し リオルorラティアス:佐藤愛 色違いルカリオ:佐藤輝彦 ハハコモリ:佐藤益美 エルレイド:佐藤洋 ヤドキング:王様 ヤドラン:王様の弟 ナマズン:じい コバルオン:佐藤仁 ゴビット:鬼 ペンドラー:空の鬼 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓追加しました。 -- (フック金田) 2012-09-07 22 02 21 草案 ルカリオorラティオス:佐藤翼 陸上部なのですばやさを上げると尚良し リオルorラティアス:佐藤愛 色違いルカリオ:佐藤輝彦 ハハコモリ:佐藤益美 エルレイド:佐藤洋 ナマズン:じい コバルオン:佐藤仁 ゴビット:鬼 ペンドラー:空の鬼 漫画版の見た目が似ていたので -- (ユリス) 2012-08-15 10 40 15
https://w.atwiki.jp/brewwiki/pages/441.html
ぐっすんおよよ 【サイト名】ミニゲー☆天国!50 【課金体系】従量210円 【容量】201KB 【通信機能】なし 【簡易評価】あなたの評価点をクリック! plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. / plugin_vote2 is not found. please feed back @wiki. 2006/09/08(金) 【使用機種】W41CA 【評価・点数】3.5/5点満点 低知能のおよよをゴールまで導くゲーム。プレイヤーはブロックや爆発を落とすのみ。 意外と早く水域が上がってくるので、素早い対応で導かないといけない。テトリスとレミングスを合わせたような印象のゲームだ。 ブロックを落とすのが若干モッサりなのと、ステージセレクト無しが減点だが、糞ゲーではない。結構楽しめるゲームではないだろうか? サイト別/ま行/ミニゲー☆天国!50
https://w.atwiki.jp/pixiv100/pages/61.html
青いロープにつながった絵を描いて一つの電車ごっこ絵を完成させようという合作企画。 「ぴく電」タグ自体が既に電車ごっこの絵になっていて目に楽しい。 予告通りの電車ごっこ絵と、新たに描き下ろされた集合絵がアップされ無事完走。 心暖まる企画であった。 企画主 ヨネしゃっく 企画告知イラスト 【合作企画】pixiv電車ごっこ【改定】 企画用素材 pixiv電車ごっこ*テンプレート 完成イラスト 【合作企画】企画終了のお知らせ【pixiv電車ごっこ】 ぴく電ありがとう絵 開催期間 2008.5.1〜6.30(完結) 代表タグ ぴく電 公式使用タグ ぴく電 参考タグ 電車ごっこ 参加作から
https://w.atwiki.jp/niconico3nd/pages/67.html
青鬼ごっこ ◆QIZ0jOQC82 森林の中を、常人を越えたスピードでアカツキが駆ける。 (先ずは、あの外人達を知っている、メイトリックスという男を捜すべきだな) 彼が探しているのは、殺し合いを開いた外人達を知っているであろうメイトリックス。 敵の力はまだ未知数で、出来る限りの情報は欲しい。 メイトリックスから、奴らの情報を聞き出すのは得策といえるだろう。 「かなり走ったな……」 アカツキは一旦足を止める。 これ以上、無策で走ってもメイトリックスを見つけることは出来ない。 そう考え、一旦地図を広げ、自分の位置を確認する。 「2、3エリアほど横断したのか……」 どうするか。 地図を睨み、アカツキは思考する。 (殺し合いに乗るか、乗らないか分からないが……。どちらにしろ人の集まる場所に向かう可能性は高い) メイトリックスという男を、外見と名しか知らない以上どんな行動を取るかは分からないが 殺し合いを打破するにも、他参加者と接触する必要があるだろうし その逆でも、他参加者を襲う為に参加者が集まる場所へ向かうだろう。 「……出て来い。そこに居るのは分かっている」 不意にアカツキは口を開いた。 (何なんだあいつは!チクショーメ!!!) そのままアカツキが地図から視線を物陰に移すと、そこから総統閣下は姿を現した。 「自分の名はアカツキ。殺し合いには乗っていない」 (こいつ……まるで、バトルもののアニメや漫画の登場人物じゃないか!!!) 閣下も軍人だ、自分と相手の力量差ぐらい分かる。 今まで様々な修羅場も潜ってきたし、自分よりも遥かに強い相手を何人も見てきた。 しかし、この男はその中でも桁違いの強さ。 (アニメで例えるなら、日常モノのアニメと厨二全開のバトルアニメぐらい、戦闘力に違いがあるぞ……) 「少しお前に尋ねたい事がある」 「尋ねたいこと?」 「奴らについて、知っている事はあるか?」 成る程……と閣下は思った。 (スタンス的には、殺し合いというか反主催者といったところか……だが信用することは出来ん) 少なくとも、主催者に従うつもりは無いという事は分かる。 この首輪さえ外せれば、直ぐにでも奴らを殺すつもりだろう。 (だが、目的の為には手段を選ばん……という可能性もある。わしから情報を得た後、わしに危害を加えんとは限らん) 閣下は慎重にアカツキへの返答を考える。 ただ”知らん”と言うのは簡単だが、その瞬間に自分は殺されているかもしれない。 (どうする……何と答える? 落ち着け、変にキョどると怪しまれるぞ……) 「そこの雑種共……我の問いに答えよ」 その時、バイクスーツを着た金髪の男が二人に向かって命令を下した。 「お前は?」 「雑種、我への返答以外で口を開くことなど許さぬ」 男はアカツキの問いにそう返す。 (何だ、あの偉そうな奴は……でも何処かで見たような……そうだ、割と最近のアニメに似た奴が居た気が……?) そんな中、閣下はあの金髪の男に見覚えがあった。 (そう確か、エロゲーが原作だったような……そうでもないような……) 後一歩で思い出せそうなのに、閣下は思い出せない。 (エロゲー関連なら、忘れるような筈はないんだが……どうなってんだチクショーメ!!!) まるで頭の中の記憶に、何かプロテクトのようなものが掛けられているかのようだ。 その事に心の中で怒りを露にするも、それを表に出さず閣下は平静を装った。 (情報交換をしたいという事でいいのか……?) 対するアカツキは、金髪の男に半ば呆れ気味だったが情報は自分も欲しいので男に応じる事にした。 「電光機関、アドルフ・ヒトラー……なるほど、そういうことか」 ある程度の情報を交換した後、ギルガメッシュは二人の前で不適に笑い始めた。 「どういう意味だ?」 「よかろう。雑種にも、分かりやすく話してやろう」 ギルガメッシュは機嫌が良いのか、まるで難しい問題が解けた子供の様にそう言った。 「まず結果から言えば、我達は別の世界から、呼び出されたと考えるのが妥当であろうな」 「別の世界?」 (何言ってんだこいつは? チクショーメ!!) アカツキと閣下が、疑問そうな顔を浮かべるがギルガメッシュは気にも留めず話を続けた。 「我が貴様達から得た、情報から推測するに――」 「「ッ!」」 刹那、アカツキと閣下が後方へ飛び臨戦態勢を整える。 二人の視線は得意気に話していた、ギルガメッシュの背後に何時の間にか居た、ブルーベリー色の巨人に向けられていた。 (まったく気配に気付かなかった……) (何なんだよ!この化け物は!!チクショーメ!!!!) 「チッ雑種が」 二人が巨人を警戒しているなか、ギルガメッシュは隙だらけの格好で背後に居る巨人を人睨む。 その顔は、さっきまでとは打って変わって怒りに満ちていた。 恐らく自分の話の邪魔をされたのが相当、頭にきたのだろう。 巨人はギルガメッシュに怯むことなく、彼に向かってそのブルベリー色の手を伸ばす。 「我に触れることなど許さぬ」 瞬間、ギルガメッシュが指を鳴らすと、空間が歪みそこから武器が射出され巨人を迎撃―― 「あっ」 しなかった。 「……お、おのれえええええええええええ!!!!!」 誰に向かって叫んでいるのか。 武器を没収した、主催に向かってなのか。或いはそれをうっかり、ド忘れしてしまった自分にか。 どちらにしろ、もう遅い。巨人の手は既にギルガメッシュの眼前に迫っていた。 「歯を食いしばれ!!!」 「きさm(ryぐはっ!」 巨人の手をアカツキの蹴りが遮り、そのままギルガメッシュの顔面にめり込んだ。 ギルガメッシュは変な呻き声を上げながら、地面に叩き付けられる。 しかし、そのお陰で巨人の手は、ギルガメッシュを掴む事無く終わった。 結果的には、アカツキがギルガメッシュを助けた事になるのだろう。 本人が、どう受け取るかは不明だが。 「大丈夫か? 咄嗟の事だったので蹴ってしまったが……」 「……」 「まさか」 アカツキがギルガメッシュの体を揺らすも、何の反応も無い。 地面に倒れた際に頭でも打ったのか、ギルガメッシュは気絶してしまっていたのだ。 アカツキは一瞬、間を置くと。 「許せ」 ギルガメッシュの胸倉を掴み、そのまま上空へ投げ飛ばす。 情報交換したとはいえ、気絶したギルガメッシュを守りながら戦う義理は無い。 かと言って、そのまま放っておくほどアカツキも非情ではないし、一応自分が原因でもある。 そこで、他のエリアに投げ飛ばすことにした。 閣下ならともかく、ギルガメッシュは体は頑丈そうなので変な場所に落ちても問題はない。 アカツキはそう判断した。 そのまま、ピカーン☆という音と共に、ギルガメッシュは空で光り、お星様になったのを確認し視線を閣下へと移す。 (ヒトラーは逃げたか) 既にその場に閣下は居ない。 無事、逃げたと考えるべきだろう。 「……」 ブルーベリー色の巨人は、ただ黙ってアカツキを見つめている。 そして、笑みの様なものを浮かべるとアカツキの元へと駆け出す。 (正面から来るか) それをアカツキは軽い身のこなしでかわす。 「! ――ッこれは?」 筈だった。 (体が震えて動かない……?) 眼前に巨人が迫ってきたところで、辛うじて体を横に転がして回避に成功した。 (これは……恐怖? 恐怖を抱いている……?) アカツキの体の動きを邪魔しているもの……それは恐怖。 今までアカツキは様々な敵と戦い、その中で様々な恐怖にも打ち勝ってきた。 だが、いま彼が感じているのはそういった類とはまるで別の何か。 敵との力量に差があるとか、自分が圧倒的に不利だとかそういうのとは全く違う。 (不味いな……) アカツキは一旦退却すべきだと考えた。 情けない話だが、この恐怖を捨て去らない限り、自分に勝ち目はないと悟ったからだ。 「ッ!」 二度目の巨人の突進。 今度は以前より、比較的軽い身のこなしでかわせた。 だが体の動きはぎこちないままだ。 そのまま、巨人が体勢を立て直す前にアカツキは走る。 だが巨人は、予想以上に早く体勢を立て直すとアカツキの後を追う。 「こいつ……」 今この瞬間、殺し合いの場にて青鬼と戦鬼。 二人の鬼による命がけの鬼ごっこが幕を開けた。 【F-08 呪いの館近く/1日目・黎明】 【アカツキ@アカツキ電光戦記】 [状態]:健康、青鬼に恐怖 [装備]:試作型電光機関@アカツキ電光戦記 [道具]:基本支給品一式、草薙京のクローン(機能停止後)@THE KING OF FIGHTERS [思考・状況] 基本行動方針:殺しあうつもりは無い。 1:メイトリックスを探し主催の事を聞きだす。 2:青鬼に対処。 3:この恐怖を何としても克服する。でも今は撤退。 【青鬼@青鬼】 [状態]健康? [装備]不明 [道具]基本支給品、ランダム支給品0~3個 [思考・状況] 基本思考:??? 1 アカツキを追う。 【F-08 上空/1日目・黎明】 【ギルガメッシュ@Fate/stay night】 [状態]:気絶、お星様 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、王の財宝@Fate/stay night(空)、作業台@Minecraft [思考・状況] 基本行動方針:気の向くままに行動する。 0:主催者を殺し王の財宝を取り戻す。 1:呪いの館に向かう。 2:男(木原)は今度遭ったら殺す。 3:…… ※自身にかけられている身体能力の制限に気が付きました。 ※殺し合いの参加者が別の世界から呼ばれていると考えています。 ※アカツキ電光戦記と総統閣下シリーズの世界を知りました。 ※アカツキが何処に向かって投げ飛ばしたかは不明です。 「無事逃げ切れたようだな」 青鬼とアカツキが居なくなったのを確認し、閣下はホッと一息ついた。 「しかし殺し合いに乗るにしても、あんな連中を相手にしなければならんのか……」 今度は深い溜息を着く。 普通の人間相手ならともかく、あんな人外に超人を相手にするなど自殺行為に等しい。 「それにギルガメッシュの言っていた事も気になるな」 そしてギルガメッシュの言っていた事も気になる。 別の世界と言っていたが、果たして――。 「確かにアカツキの言っていた事は、まるでアニメの世界のようだった…… もしかしたら、本当に別の世界というか並行世界のようなものが存在するのか? ならば――」 もしかしたらと閣下は思う。 「二次元が存在するんじゃ……」 閣下は思った。もし別の世界が存在するのであれば、自分が望む二次元の世界があるとも限らない。 そうとなれば話は早い。優勝するか、対主催に回るか、まだ未定だが一つ決まった事がある。 「わしは二次元に行くぞ!!!」 【F-08/1日目・黎明】 【総統閣下@総統閣下シリーズ】 [状態] 健康、怒鳴り終わって賢者モード、テンション上昇中 [装備] なし [道具] 基本支給品一式+? [思考・状況] 基本行動方針 生きて祖国に帰り可能であるのなら二次元に行く。 1.情報収集。首輪の解析 2.スタンス先送り。第一回放送から本気出す 3.この生き物はなんなんだ、チクショーメ! 4.メイトリックスを警戒……? 5.青鬼を警戒。 [備考] ※出典はあくまで総統閣下シリーズ、現実や最後の十二日間での真面目な独裁者ではありません ※サブカル知識も豊富ですが、なんらかの制限がかけられている可能性があります ※ギルガメッシュに見覚えがありますが思い出せません。 ※アカツキ電光戦記の世界を知りました。 ※別の世界から呼ばれたのだとギルガメッシュから聞きましたが半信半疑です。 【クリーパー@マインクラフトシリーズ】 [状態]支給品、首輪なし 基本行動方針 総統についていく、総統の合図で爆発する sm32 ホテル「早速人ですか……」 時系列順 sm35 仙豆だ! 食う! sm33 The Fantasy Flaps in Starlit Sky ~果実の罪をお許しください、星の光にガラスの羽は煌めくから~ 投下順 sm35 仙豆だ! 食う! sm29 総統閣下は自分の現状にお怒りのようです アドルフ・ヒトラー sm49 暴いておやりよアドルフ・ヒトラー sm24 冷静になった結果がこれだよ ギルガメッシュ sm54 固い、強い、ピンポイント! sm12 早苗と権兵衛の、バトルロワイアル演義 青鬼 sm59 腹ペコに定評のある軍人に無理やり青鬼実況させた sm21 雷神君臨 アカツキ sm59 腹ペコに定評のある軍人に無理やり青鬼実況させた
https://w.atwiki.jp/hasty_saba/pages/23.html
2012年5月26日開催 第一回鬼ごっこ(テスト会?) ルール 逃走者たちは60分間鬼から逃げ切れ!(鬼は開始7分後にスタート) 街中に設置されているチェストやディスペンサーから食料や装備を手に入れてうまく逃げ切れば勝ち! 見事逃げ切ったら賞金10万$(ゲーム内通貨)を山分けできる! さらにゲーム内で金塊を手に入れてクリアすれば一つ1万$! 君は生き残れるか!? 参加者 鬼 : hasty_t・pinedoor(二人ともダイヤ装備) 逃走: FLAT_mk2(クリーパーさん)・hteturo(ペプシマンの人)・muniespoir(かわいいやつ←名前ワカラナイから後で修正するお)・kurosabo(画像ではおっさん) イベント写真(撮影:pinedoor) さあ、ついに始まった第一回鬼ごっこ! 今回は、今後のバランス調整をするための、いわば初回テストのような感じですが・・・ 皆さん、やる気のほうはどうでしょうか!? ...とても、やる気があるようですね。ちなみに、一人おっさんが混ざっているのは、 撮影したpinedoorのテクスチャが悪いのです。kurosaboごめんね。 それはともかく、いよいよ始まりますよ!! もたもたしてたら夜になりました。 ...燃えてます。 やる気満々ですね! では、そろそろ本当に開始しましょうか! おいやめろ! あの燃えてるのは、表彰台じゃないか!? もう知らない... ってな訳でゲーム開催! 申し訳ないですが、ゲームやりながら写真は撮れねえデス。 結果は── muniespoirとkurosaboが逃げ切りました! さてさて、閉会式。 みんな、いい汗かいたか!? 雨がふってましたwwww そしてスイカを投げ合うメンバーたち。 ちなみにスイカはhasty_tの城のスイカ... 最後までグダグダでしたが、割と楽しかったよな?な!? pinedoor「あっ、俺写ってねえ!」 裏話──── 今回の鬼ごっこ。マップはみんなが作ったものをコピーして、hasty_tによって立てられた別サーバーで行いました。 そして、pinedoorがクリエイティブと神の力を駆使して新築の建物も新たに追加し、そこにhasty_tと一緒にアイテム設置 とかしていたら流れで鬼になりました。 さて、ゲーム終了後、みんなぐだぐだ遊んでいると、いつの間にかTNTによるボ○バーマンに発展。 「まあ、マップも保護されてるから大丈夫かー。あはははーw」 と、みんな楽しんでいました。(主にhtetsuroの家の周りで) しばらくすると、htetsuroとFLAT_mk2はゲームから抜け、それでも白熱するボンバーな遊び。(主にhtetsuroの家の周りで) 「ブロックも壊れないし、たのしーねーwうははーwはーw(ドーン!!)・・・・」 「・・・(゚A゚)はっ?」 突然画面がブラックアウト。 hasty_tさんが、ちょっとした優しさと思いやりで、ブロック保護を解除してくれました。 数秒間サーバーに入れず、やっとの思いでサーバーに戻ってみると・・・ htetsuroの家がクレーターになってました(笑) その後の悪乗りで、さらにTNTの山を作り、発火。 見事にサーバーが落ちました\(^o^)/ そんなこんなで、今回のイベントは幕を閉じたのであった。
https://w.atwiki.jp/hongoeletetankers/pages/63.html
なにこれ 人数少ないときの待ち時間などにやる鬼ごっこです。 ルール 射 撃 禁 止 ラムアタック(相手に直接衝突すること)のみでELCをすりつぶします。 時間内にすりつぶせれば鬼の勝ち、逃げ切られれば負けです。 マップ 色んな所でやります。広すぎ狭すぎはイマイチです。 メインで使う車両 逃:ELC 鬼:Cromwell ELCが65㎞/h、Cromwellが64㎞/hということで絶妙なバランスを保っている。 平原マップでも起伏や岩などで追いついたり離れたり転んだり飛んだり跳ねたりするのでおすすめです。 だいたい似たような速度の出る車両であれば参加可能です。 bulldogは相変わらず早すぎてチートなので使用禁止です。 なので、ELCかCromwellがあればよいでしょう。(課金戦車のCromwellBでもおkです)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/7342.html
autolink() VR/W22-056 カード名:まっすぐな瞳 あかね カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:7500 ソウル:1 特徴:《鍵》?・《武器》? 【永】他のあなたのレベル3以上のキャラがいるなら、このカードのパワーを+2000。 れいちゃんは? 私をどう思った? レアリティ:U illust. 13/06/05 今日のカード。