約 4,242,369 件
https://w.atwiki.jp/vipsma/pages/48.html
カービーとかカービィーとか書く奴は死ね。氏ねじゃなくて死ね。 誰も書かないから勝手に書いてやる>< カービィは・・・ まぁ強キャラって言われてます。 上A強いし横スマッシュ強いしドリル二種類強いし。 しかし強いからといって何も考えないで戦うと負けます。そりゃそうですね。 自分も全然考えてないので負けることがよくあります。 あとは浮遊性能。 普通に復帰するならピカチュウにも負けない復帰性能です。上Bは危険だけど。 復帰するときはスティック上入力で浮いた直後に横Aをすると浮遊距離が伸びます。 でも復帰阻止されないようにしてください。 とりあえずカービィのホームステージのプププが多いのでそれを対象に書きます。 他のステージは知らん。 基本的に空NA or 空後ろA or ドリル(これはあまりしないかな)で牽制します。 下の足場で (ドリルor空後ろA)→上A(×α)→空横A→横スマッシュ これは他のステージでも入る場所はあります。 浮いている左右の足場で (ドリルor空後ろA)→上A(×α)→空横A→上B が俺が使っているコンボっぽいものです。 というか基本コンボです。 ドリルはずらしで抜けられる?知らんがな(´・ω・`) 後ろA逆当てカスリとかあるみたいですがそんなこと俺には出来ません本当に(ry あとこのコンボはマリオルイージサムスと落下が遅いキャラには入りづらいです。 というかほとんど入りません。自分がやってみた限りでは。 上Aの途中で空下Aを入れたりしてなんとかしてください。 コンボでなくても普通に外に出したらコンボカウンターが繋がらなくても ドリルの判定で落としたりできるのでいろいろやってみてください。 実戦大事ですね。臨機応変に対応しよう。俺もだ。 あと俺は魅せる事が全然できないのでコンボなんてほとんど知りません(^ω^;) 外に出して横から直接復帰するようなら空NA or 空後ろA or ドリル 崖復帰なら下A or 横スマッシュ or 空下A or 下Bなどで復帰阻止してください。 あとカービィは比較的簡単にシールドブレイクできます。 ドリルや空後ろAをガードさせたら上A(×α)→横スマで結構割れてくれます。 そこから基本コンボや上or横スマッシュ・・・ なんで魅せコンボとかできないのにこんなもの書いたのだろうか(^ω^;) お・・・怒らないでね>< それじゃまたね 餅おいしいよ餅
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3777.html
『きょせいきょうせい(前)』 26KB 虐待 自業自得 家族崩壊 番い 現代 独自設定 ぺにまむ 11作目。新しい試みに挑戦 ※注 ゆっくりに関しての独自設定強し ぺにヒュン描写注意 作中、視点変更あり バニラあき きょせいきょうせい 「にんげんざん、おねがいでずぅぅぅ!! どうがまりざだぢのおはなじをぎいでぐだざいぃぃ!!」 「おねがいじまず、おねがいじまずうぅ!!」 仕事帰りの夕方、公園に備え付けてあるベンチで夢の世界にいた俺を現実に引き戻したのは、この世の終わりであるかのような悲痛な叫び声であった。 寝ぼけ眼で足元を見下ろすと、バスケットボールサイズほどの成体ゆっくり――まりさとありすの二匹が、顔を地面に擦りつけんばかりに何度も土下座を繰り返しているのが目に入ってきた。 「にんげんざんにはげっしてめいわぐはがけまぜん! ほんどうでず!!」 「どうが、どうがずこしだげでもいいのでまりざたちのはなしをぎいでくだざいぃ……} 「はぁ…迷惑を……ねぇ…」 たった今、現在進行形で俺に迷惑かけてるだろがと言ってやりたかったが、二匹のあまりの必死さに少しだけ圧倒されてしまった。 まぁ、仕事がひと段落して落ち着いたのもあるし、少しだけその話とやらを聞いてやることにした。 …どうせ、話の内容はおおよそ見当のつくものだろうが。 「で、その話ってのは何なの?」 「はいぃぃぃ!! まりざだちはもどきんばっじのがいゆっぐりでじだ!! だがらおねがいでず! どうか! どうがまりざだぢをがいゆっぐりにじでぐだざいぃぃぃ!!」 「ありずだぢはおどいれもおるずばんもぎぢんとじつけられでいまず!! ぜっだいににんげんざんをゆっぐりざぜであげられまずうぅぅぅ!!」 「……はぁ…」 やはり、聞くだけ無駄だったようだ。 ――改めて、足元にはいつくばる二匹の姿を観察してみる。 よほど今まで苦労してきたのだろう、全身が黒く薄汚れ、土やゴミが付着したその姿はもはや饅頭というより使い古されたボールのようにしか見えない。 髪もお飾りもボロボロで、元飼いゆっくりを証明するためのバッジの跡も、もはや見つけられそうに無かった。 「あぁそうなんだ。ちゃんと躾けられてるんだね」 「ばい!! ぢゃんどしづけられでまずうぅぅぅぅ!」 「…じゃあ、なんで捨てられたの」 「ゆ"うぅぅっ!?」 「だってそうだろ、そんなに優秀なゆっくりだったら、捨てられて野良になるわけ無いもんな」 「ゆぐっ…ぞ、ぞれは…」 「それとも何だ? つがいが居るってことは、飼い主との約束を破って『すっきりー』したとか――」 「!?」 その一言を口にした途端、二匹の体がびくりと硬直したのを俺は見逃さなかった。 「やはりそうか。飼い主の勝手で捨てられたんなら少しは同情してやろうとは思ってたが、そういうことなら話は別だ」 「ぞんなああぁぁぁぁ! どうじでぞんなごどいうのおぉぉぉぉぉ!!」 「あっ、ありずだぢはただ、にんげんざんをゆっぐりざぜであげようど……」 「…嘘つけ」 「ゆひぃっ!?」 先ほどまで話していた物とは違う声のトーンにビビったのか、まりさを弁護しようとしたありすがすぐさま俺から目を逸らした。 人間への恐怖心を持っているところを見るに、今までに何度か人間から痛い目に遭わされてきたのかもしれない。 「お前ら喋り方からして、ペットショップで教育されてバッジを取った奴らだろ。勝手にガキ作ると飼い主が迷惑するとか、生まれてから今まで嫌というほど教えられてきたはずだ」 「ゆ……で、でも……」 「でも何だ? どうせゆっくりできないとかそんな理由で、勝手に約束を破ったんだろ。違うか?」 「ゆっ…ゆ……ゅ…」 どうやら自分達の現状がある程度理解できているところを見るに、こいつらが元金バッジだったというのは嘘ではないようだ。 ――飼いゆっくりの等級を示すバッジシステムは、確かに飼いやすさや躾の度合いを一目で判断するのには便利な基準である。 しかしそれはあくまで現段階での基準でしかなく、その後の飼い主の育成方針や生活環境によっては、金バッジ取得ゆっくりでもでもいとも簡単にゲスや銅バッジ以前の知性にまで堕落してしまうことは少なくない。 その中でも特に多い失敗例とされているのが、飼いゆっくりの初心者が金バッジだからといって安心し、ろくに予備知識も持たずにゆっくりを飼い始めるケースである。 高い金を出して飼った分その失望も大きく、結果的に元金バッジの捨てゆっくりが多くみられるのは、そういった背景があるからであった。 「大体お前らさ、何でそこまでして飼いゆっくりになりたいの?」 「ゆっ!?」 「お前らだって身をもって経験しただろ。飼いゆっくりはゆっくりできないって事を。ゆっくりできない人間のルールに、ゆっくりできない飼い主の躾。それが嫌でお前達は飼い主に反発したんだろ。…野良になるのを覚悟で」 「ぞ…ぞれは……」 「それに、飼いゆっくりで無くなったお前らは、もう一度バッジ試験を受け直さないといけない。…はっきり言って、今の野良のままでいた方が、お前らにとっても一番ゆっくりできるんじゃないか?」 「そ………そr「ぞんなごどないでずうぅぅ!!」 ありすが口を開く前に、今度は隣にいたまりさが大きな声を張り上げた。 いつの間にか涙で顔をぐちゃぐちゃにし、ますます悲痛な顔となっている。 「のらぜいかづは、がいゆっぐりよりもっどもっどゆっぐりでぎまぜん!! ごはんざんもなぐで! あっだがいおうちもなぐで! ごのままだとえいえんにゆっぐりじでじまいまず!!」 「そ…そうでずぅぅ!! いまならにんげんざんどのやくそくだっでぢゃんどがまんでぎまず!! だからどうか! どうがぁぁ…!!」 「そんなん知るかよ」 「ゆ"ぅぅぅぅ!?」 「結局、楽な方へ楽な方へと逃げていった結果が今の現状だろが。そんな奴、同じ人間であっても誰が助けるかよ」 「ゆぅぅ……」 「ぞんな……ぞんなぁぁぁぁぁぁぁ…」 二匹が反論できなくなったのを見計らい、俺はベンチから立ち上がると二匹の目の前でしっしっと足を振って追い払う仕草をしてみせた。 「…とにかく、一度飼い主を裏切った奴に同情の余地はねぇよ。じゃあな裏切り饅頭。せいぜい飼いゆっくりを放棄した己の愚かさを一生後悔し続けるんだな」 そこまで言い放つと、目に涙をためてこちらを見上げてくる二匹を無視して、公園から立ち去ることにした。 こいつらにこれ以上何を言っても時間の無駄だろうし、第一害虫と同じ立場であるゆっくりと話している所なんか、他の人が見ていい顔をされるはずがない。 さっさとこの場を離れよう。そして家に帰って、こいつらとは比べ物にならないほど『ゆっくり』しよう。 そう思いながら、公園の出口に向かって歩き出そうとした―― ――その時だった。 「にんげんざん! まっで!! まっでぐだざいぃぃぃ!!」 「いがないでえぇぇぇぇぇぇ!!」 突然まりさがゆっくりらしからぬ速さで跳ね寄り、俺の進路を塞いできた。さらにその後にありすも続く。 その縋りつくような執念深さに、俺の心に少しだけ苛立ちが湧き上がってきた。 「あぁ?」 「にんげんざんのいうごどはぼっどぼでず!! まりざはにんげんざんをうらぎっでじまいまじだ!! だげど…だげどおぉ……」 そう言うと、まりさがお下げを使って自身の帽子を持ち上げ、静かに地面に落とす。 外れた帽子の下から、煤けた金髪が露わとなり―― 「ゆぴぃ~…ゆぴぴぴぃぃ……」 その中で包まれるように寝転ぶ、まりさと同じ顔をしたミニチュア饅頭が姿を現した。 「ぜめで! ぜめでおぢびじゃんだげでも! がいゆっぐりにじであげでぐだざいぃぃぃ!!」 「おぢびじゃんにはなんのつみもありまぜん!! ありずににでどっでもいいごなんでずうぅぅ!!」 「「おねがいじまずうぅぅぅ!!」」 「はぁ…面倒くせぇ……」 要約すると、悪いのは自分達であっておちびちゃんは別。だから助けてほしい。ということらしい。 …せっかく適当な理由をつけてあしらえたと思ったのに、まさかそういう風に考えを飛躍させてくるとは思わなかった。 「ごのままだどおぢびじゃんもゆっぐりでぎなぐなっでじまいまず! まりざだぢはどうなっでもいいがらおぢびじゃんだげはだずげであげてくだざいぃぃ!!」 「おぢびじゃんだだずかるなら、ありずたぢはなんでもじまず!!」 そう叫ぶと、まるで宝物を扱うかのように、お下げで頭の上のガキを差し出してきた。まだ何も言ってないのに。 …とりあえず、差し出された子まりさを見てみる。 確かに大切には育てられてきたのだろう。ボロボロの二匹とは違い、その子まりさは野良にしては比較的小奇麗な外見をしていた。 だが―― 「ゆぴゅ~ぃ……ゆんゆんゆん……」 ふてぶてしい顔で涎を垂らし、タコ糸みたいなお下げでぽんぽんをぽりぽりと掻くその姿。 …どう見ても、そこからは癒しとはほど遠い感情しか湧き上がってきそうに無かった。 「ゆぅ~ん…さっきからうるちゃくてにぇむれないんだじぇ……………………ゆゆ!?」 「お、おちびじゃん!? ごめんね! うるざくじてごめんねぇぇ…!」 まずい、どうやら帽子から出たせいで子まりさが目を覚ましてしまったようだ。 このままではまた話がややこしくなりかねん。 「なんなのじぇ! このゆっくちちてないのは!! さっさとまりちゃのしかいからきえちぇね! ぷきゅぅぅぅぅーっ!!」 …しかもいきなり現れた俺の顔を見て、膨らんで威嚇してきやがった。 どうやらその言葉遣いと態度から察するに、こいつは救いようのない分類に位置するゆっくりなようだ。 金バッジの餡統を受け継いでたとしても、所詮は飼いゆっくりをドロップアウトした奴らのガキだ。 どうせまともな教育は出来てないと予想はしていたものの、まさかここまでひどいものだとは思わなかった。 「なにみちぇるのじぇ? いーかげんにちないと、おとーちゃんたちにしぇいっしゃい! してもらうんだじぇえ!!」 「まってねおちびちゃん! ごれからおとーさんのいうこどをゆっぐりきいてね!!」 「ゆ?」 突然、完全にこっちを見下した顔でメンチを切る子まりさに向かって、親まりさが今まで以上に大きな声を張り上げた。 「おちびちゃんはこれから、かいゆっくりになるんだよ!!」 「ゆぅ!? かい…ゆっくち?」 「おいこら、何勝手に話を進めて…」 「ぞうよ! がいゆっぐりになればねんがんのあまあまをたべれで、あめざんもだいじょうぶなおうぢでゆっぐりできるわ!」 「ゆゆ!? あみゃあみゃ!? それ、ほんちょなの?」 「ほんどだよ! だがらおぢびじゃん、まりざだちのこどはいいから、おちびじゃんだけでもしあわせー! になっでね!!」 「おぢびじゃんなら、どっでもずてきながいゆっぐりになれるわ!! おがーざんがほしょうずるわ!!」 「おい待t…」 「ま、まりちゃ、かいゆっくちになるんだじぇ!! ゆっくちぃぃぃぃぃ!!」 「………」 …こいつら、俺が大人しく話を聞いてやったことをいいことに、勝手に話を進めやがった。 当の子まりさはもう、完全に自分が飼いゆっくりになれたとばかりに歓喜の声を挙げて辺りを飛び回っている。 こりゃあもう、ここからこいつらを説得するのは不可能ではないだろうか。 「ゆっゆ~! ゆんゆんゆぅ~♪」 「おぢびじゃん、よがったね、よがっだねえぇぇぇぇ…」 「ありずだちのぶんまで、だっくざんゆっぐりしでいっでねえええぇぇぇぇ…」 「まりちゃ~はかいゆっくち! かいゆっくちっなんだじぇぇぇぇ!!」 嬉しそうに全身をのーびのーびして歌う子まりさと、それを嗚咽しながら眺める親二匹。 その胸クソ悪くなるような光景を見て、さすがの俺も腹が立ってきた。 簡単に飼いゆっくり飼いゆっくりだとかほざいているが、決めつけられた方はたまったもんじゃない。 大体こいつら、野良が飼いゆっくりになるのがどれだけ大変なことか、少しは考えてみた事があるのだろうか。 生き物――特にペットショップのような保障を受けていない野生動物は、飼うにあたって様々な『責任』と『義務』が生じてくる。 それは別に、ゆっくりに限ったことだけではない。犬だろうが猫だろうが、どの野生動物にも該当することである。 まぁ中には、その最低限のモラルさえ守れないクズな飼い主もいるのだが…… 「かいゆっくちになっちゃら、あみゃあみゃおなかいっぴゃいたべちぇ、それからおかーちゃんみちゃいなびゆっくちとけっこんっ! ちゅるんだじぇー!!」 「…ありがどう…ごんなにもやざじいこにそだっで、おがーざんはうれしいわぁぁ…」 「おちびちゃんなら、きっとすてきなおよめさんがもらえるはずだよ…がんばっでまりざたちのいきたあかしをうけついでいっでねぇ……!」 「ゆっくち! りかいちたんだじぇー!」 ゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆん♪ …うん、考えるだけ無駄だった。 こいつら、ここがペットショップならまだしも、野良の分際でそんな好待遇が本気で受けられるとでも思っているのだろうか。 それこそまさに考えがあまあま過ぎる。砂糖どころか、その300倍の甘味料サッカリンより甘い。 「そういうわけでにんげんさん! おちびちゃんをよろしくおねがいします!」 「おねがいするわ!!」 「……あのな…お前ら――」 ふざけんなよ。と言おうとしたその瞬間―― ふと、俺の頭の中にある考えが宿った。 とっさに一旦出かかっていた言葉を飲み込み、もう一度足元にいる三匹を見下ろす。 そうだ。 身をもって教えてやりゃあいいんだ。 飼いゆっくりを『ゆっくりできる事』ぐらいにしか考えてないこいつらに、飼い主にとっての義務というものを。 「おいカチューシャ」 「ゆっ!? ありすはありすよ! ろしあのおうたみたいによばないでね!!」 願いが叶ったと思い込んでいるせいか、今まであんなにへりくだっていたありすの態度が少し強気になったような気がする。 まぁ、そんなことはどうでもいい。 「お前さっき、ガキが飼いゆになれるなら何でもするって言ったよな?」 「そ……そうよ! おちびちゃんがかいゆっくりになれるのなら、ありすはなんでもするわ!」 「ま、まままりさも、おちびちゃんのためにこのみをささげるかくごがあるよ!!」 「…ほう、言うじゃないか」 「ま、まりさぁ……」 「…ありすだけにつらいめはあわせれないんだぜ。まりさはしぬまでありすといっしょだよ!!」 「まりざあぁぁぁぁぁ…! ありずは、ありずはとっでもじあわせよおぉぉぉ……!!」 「はいはい、じゃあ早速…」 二匹が繰り広げる茶番劇を適当にあしらい、俺は二匹の近くで飛び跳ねている子まりさに向かって、静かに手を伸ばした。 「ゆゆーん! おちょーさんたちきゃっこいーよおぉ! まりち――ゆ!? おちょらをとんでるみちゃいだじぇー!!」 警戒心の欠片もない子まりさはあっけなく捕まり、俺の顔の高さにまで持ち上げられた。 その光景を見て、両親の二匹が慌てて声を張り上げる。 「おっ、おぢびじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」 「にんげんざん! おねがいだからかわいいおちびちゃんをゆっくりしないでかえしてねぇぇ!!」 「まぁ待て。こいつを飼いゆにするために、お前達にして欲しいことがあったんだ」 「し…してほしいこと?」 「するのはありすたちでしょおおお!! おちびちゃんはかんけいないでしょおおおおおぉぉぉぉぉ!?」 「…いやいや、そうでも無いんだよなぁ、これが」 そう言うと俺は手に持った子まりさを掌に置き、手首の力を使って小刻みに振動させてやる。 「ゆ!? ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆななななななななにちゅるるるるんだじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇ!?」 「にっ、にんげんざあぁぁん! やめてね! おちびちゃんにひどいことしないでね!!」 「まぁ見てなって」 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ……ゆっ…ゆゆゆゆっ……ゆふっ…ゆふっ………にゃ、にゃややややんだかまままままりちゃ、ちゅちゅちゅちゅっきりちたくなっちぇきちゃんだじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇぇえぇ……!!」 ――やがて、子まりさの呂律が酔っぱらったかのように回らなくなり、あんよの上から爪楊枝の先みたいな突起物が隆起してきた。 恐らくこれがゆっくりでいう生殖器『ぺにぺに』と呼ばれるものなのだろう。 傍から見ると、まるでくっついた大福餅を引き剥がした時にできるアレみたいだ。 「にんげんざあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ん!! いくらなんでも、それははんっざいっなんだぜええぇぇ!!」 「おちびちゃんはまだおちびちゃんなのよぉぉぉぉぉ! おとなのかいっだんをのぼるには、まだはやすぎるわあぁぁぁ!!」 「…何勘違いしてんだ。誰がこんな生ゴミに手ぇ出すかよ」 我が子のぺにぺにを見て一層叫び声を上げる二匹を無視し、ひたすら子まりさを振動させ続ける。 いつの間にか子まりさの体はぬめぬめと湿っており、手の中でぬちゃぬちゃと気色悪い音を立てている。 …正直言って、今の時点でばちゅんと地面に叩きつけてやりたい。 「でっ! でりゅっ! ちゅっ、ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅ……」 「おぢびじゃあああああん! ずっぎりじちゃだべぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「やべでえぇぇぇぇぇぇ!!」 顔を上気させ、まるでちゅっちゅでもするかのように口元をとがらせる子まりさ。 それを握り潰したくなる衝動をぐっと堪えて、俺はもう一方の手で自分の髪の毛を一本だけ引き抜いた。 少々癖のある張りを持つその一本を片手で器用に輪っか状にし、子まりさの面前へとゆっくり近づけていく。 「ちゅちゅちゅちゅちゅ……ちゅっ!!」 今だ。 「ちゅっき (きゅっ) りぃぃぃぃぃ―――――――――――――――――――――っ!!!!」 びくびくびくびくびくびくびくっ!! 俺が髪の毛の先端を持った指を引き下ろすのと、ほぼ同時であった。 甲高い鳴き声と共に子まりさがあんよ付近を小刻みに前後させ、まるでマッサージボールのように手の中で激しく痙攣する。 「お…おちびちゃぁぁぁん……」 「まりざぁ…しかたがないわ…おちびちゃんもいつかはおとなのかいだんをのぼるひがくるわ…それがちょっとだけ、はやかっただけよ……」 「ゆぐっ…ゆぐっ…ぞう…だね……ゆっぐりしゅくふくっ…じてあげないどねぇぇ…」 少し間をおいて、両親である二匹が蚊の鳴くような声を絞り出しながらこちらに這い寄ってきた。 目頭一杯に涙を溜めながらも、その瞳はしっかりと俺の手の中にある子まりさの後頭部を見つめている。 その視線に応えるように、俺は手の中の子まりさをそっと地面に置いてやった。 「お…おちびちゃん…いまのがすっきりー っていうんだよ…おちびちゃんも、まりさたちがすっきりー して、うまれてきたんだよ……」 「…だけど、それはおちびちゃんにはまだはやいわ…いくらきもちよくても、これからおちびちゃんがおおきくなって、いっしょにゆっくりするあいてがみつかるまでは、なんどもすっきりー してはいけないわ…それがしんの、とかいはというものよ……」 びくん、びくんと未だに小刻みな痙攣を続けている我が子に向かって、二匹が交互に、そして静かに喋りかける。 確かにゆっくりのすっきりー! は他の生物との射精行動とは異なり、自身の血肉である内容物を直接放出する行為である。 そのため、まだ内容物の容量が少ない赤ゆや子ゆの状態で頻繁にすっきりー! を繰り返すと、成長の妨げの原因となるどころか最悪の場合には致死量放出による死亡の危険性すらあるのだ。 一時の快楽に流されず、子ゆっくりのすっきりー! をしっかり咎める辺りは、さすがは腐っても元金バッジだというべきであろうか。 「……」 「お、おちびちゃん、どうしたの?」 「はじめてのすっきりー! でけんじゃたいむなのはわかるけど、ちゃんとおへんじしないととかいはじゃないわよ?」 子まりさは何も答えない。ただびくびくと、未だに痙攣を続けている。 その様子をさすがに不審に思ったのか、二匹がゆっくりと愛するおちびちゃんのすぐ傍へと跳ねよっていく。 「おちびちゃん、なんでおへんじ――」 「おちび――」 そこで両親の二匹が見たもの。それは―― 「…ゆぎ…ま…まりぢゃの…べ…べにべに…がぁ……」 ――髪の毛でぺにぺにの根元をきつく縛られた、我が子の痛々しい姿であった。 「おっ、おぢびじゃあああああああああん!! どぼじで! どぼじでぺにぺにがへんになっでるのおおおおおおお!?」 「…ぃ…いじゃいぃぃ…! ごれ、ごれとっでえぇぇ…!」 「どおじでえええええぇ!? なんでごんなひどいごとになっでるのおおおおおおおおぉぉぉ!!??」 饅頭皮に食い込むほどに根元を締め付けられたぺにぺにはすぐに風船のように膨れ上がり、行き場を亡くした餡子によって紫色に鬱血(鬱餡?)し始めた。 その異常な光景を見て、さすがの二匹の餡子脳でもおちびちゃんが危険な状態であることを理解できたようだ。 「いちゃいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!! くるちいよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 「おちびちゃぁぁん! おちついて、ゆっくりぺにぺにをひっこめてね!!」 「しんこきゅうして、ゆっくりこころをしずめるのよ! ゆっ、ゆっ、ふぅー! ゆっ、ゆっ、ふぅー!」 「でぎるわげないだろぉぉぉぉぉぉぉぉ!! ざっざとまりぢゃをだじゅげろおぉぉぉぉぉぉぉ!!」 最初、二匹はとにかく子まりさ冷静にしてぺにぺにを戻そうと画策していたが、すぐにそれは無駄な努力ということに気付いたようだ。 かといって歯で髪の毛を噛み切ろうにも、ソーセージの先端のようにくびれあがった状態ではとても髪の毛の部分まで歯が届きそうにない。 たかが髪の毛。されど髪の毛。 全体が鱗状のキューティクル層でコーティングされ、束ねれば釣り糸の代用品にまでできるとされているその強度は、ゆっくりの砂糖細工の物とは遥かに比べ物にならない。 子まりさのぺにぺにはもはや風前の灯、機能不全になるのも時間の問題であった。 「…いやぁ、ぺにぺに縛りなんて初めてやってみたけれど、なんか見てるこっちも痛くなってくるな」 「なにいっでるのおおおおぉ!! まりざだちのだいっぜつなおちびぢゃんがぐるじんでるんだよおおぉぉぉ!?」 「にんげんざんはなんでおぢびじゃんにごんなむごいごどずるのおぉぉぉぉぉぉぉ!!」 おちびちゃんが自分達の力ではどうしようもできないことを悟るや否や、今度は俺の方に喰ってかかってきた。 …まぁ、確かにやった張本人は俺だが。 「いやいや。何でも何も、するのはこれからだからさ」 「ゆびいぃぃぃぃぃぃ!? やべろおぉぉぉぉぉぉ!! ごれいじょうまりぢゃにざわるなぁぁぁぁぁぁぁぁ ゆぎぃ!?」 「もうやべであげえぇぇぇぇぇぇ!!」 必死の抵抗も空しく、子まりさはまたもや頭を鷲掴みにされて捕まった。 そして二匹の両親の方を無理矢理向かせると、ちょうど縛られたぺにぺにが正面の位置に来るように顔を持ち上げる。 「いいか、お前ら――」 俺がこれから二匹に向かって発する言葉。 それは全生物にとって、凄まじくゆっくりできない内容であった。 「こいつを飼いゆっくりにしたいなら、こいつのぺにぺにを潰してね」 「―――――――――!!??」 その言葉を聞いた瞬間、二匹の時間はしばしの間、停止した。 まるで中枢餡が処理落ちでもしたかのように、あんぐりと口を開けたまま俺の顔を見て固まっている。 「あれ? どうした、良く聞こえなかったか?」 二匹はまだ、何も答えない。 「じゃあもう一度言うな。こいつを飼いゆっくりにしたいなら、こいつのぺにぺにを――」 「はあああああああああああぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああぁあああああああああぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああぁぁぁあぁぁああああああああぁあ!?」 潰してね。と言おうとした辺りで、ようやく二匹の情報処理が追いついてきたようだ。 もはや近所迷惑も関係ないとばかりに、今までで一番の大絶叫が公園一帯に響き渡った。 「なにわげわがんないごといっでるのぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 「何って去勢だよ、『きょせいっ!』 俺の経済力じゃゆっくり一匹飼うのが精一杯だから、これ以上増えないよう二度とガキを作れないようにしろって、言ってんの」 「ぞんなのでぎるわけないでしょおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! ばがなの! じぬのおぉぉぉぉお!?」 「きょせいっ! したらおちびちゃんがゆっくりでぎなくなっちゃうでしょおぉぉぉぉぉお!!」 「――当たり前だろが。俺がゆっくりできるようにするためなんだから」 「ゆ"ううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」 「お前ら言ったよな、飼いゆっくりになったら絶対に飼い主をゆっくりさせるって。だからお前らは、俺がゆっくりするためならどんなことでも従わなきゃならない。たとえそれが、どんなにゆっくりできない内容であったとしても、だ」 「ぞんなあぁぁぁぁぁぁぁぁ!? ぞんなのおうっぼうっだよおおぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっくりだっていきてるんだよぉぉぉぉぉ!? かいゆっぐりでもゆっぐりずるけんりはあるんだよおぉぉぉぉ!?」 「横暴? …おいおい、何勘違いしてんだよ」 ぎゃあぎゃあ喚き散らす二匹を黙らせるために、俺は空いた方の手を子まりさのぺにぺにに近づけ、ぴん。と指で弾いた。 「ゆピィ!?」 「「おぢびぢゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」」 指先がほんの軽く触れただけだったが、鬱餡したぺにぺにはかなりの衝撃であったのだろう。 縛られた箇所を軸にしてぺにぺにがプルンプルンと大きく揺れ、子まりさの悲鳴がさらに一段と激しくなる。 その恐ろしい光景を見て、二匹の抗議の声がすぐにぴたりと止んだ。 「俺はただ、飼い主としての『義務』をきちんと果たそうとしているだけなんだ。ゆっくりだけじゃない。犬さんだって、猫さんだって、野良を飼う時にはきちんと去勢する。それのどこが横暴だって言うんだよ」 「そんなのしらないよぉぉぉぉぉ!! それにまりざたちは――」 「『まりさたちは、かいゆっくりだったのにきょせいっ! されてないよ!』…とでも言いたいのか?」 「ゆ!? そ、そうだよ! まりさたちはきょせいっ! されてないのにかいゆっくりだったよ! だからにんげんさんのいってることはむじゅんっ! してるよっ!!」 「そうよそうよ! ありすたちはそんなうそにはだまされないわ!!」 「…」 ――未だに過去の飼いゆっくりに縋りつき、現実から目を逸らし続ける二匹を見て、俺は無意識のうちにため息をついていた。 全くもって、哀れな奴だ。 あのまま飼いゆっくりとして一生を終えてさえいれば、知らずに済んだのに。 自分達が、どれだけ恵まれた環境にいたのかということを。 …そして、それが二度と届かないほどに、遠い場所に行ってしまっているということを。 「…それは、お前達がペットショップで育ちだったからだ。おちびちゃんを欲しがらないようちゃんと勉強してあるという店の保証があったからこそ、お前達は去勢されずに飼いゆっくりになることができた。ただそれだけだ」 「――――――!?」 「でももう、そんな優遇は通用せんぞ。飼い主と店の教育すら逆らってガキを作ったんだ。そんな奴が自分のガキに子供を作るななんて教育できるわけがないし、第一信用できん。去勢するか否か、二つに一つだ」 「ぞ…ぞんな、ぞんなぁぁ…」 「ひどいよ、そんなの…」 もう何を言っても無駄だと理解してきたのだろうか。未だ苦しむ子まりさを見る二匹の表情に、次第に影が差していくのが分かった。 もし普通の野良だったなら、それでもしつこく縋りついてきたのだろうか。 そのことを考えると、野良にとって中途半端に頭が良いというのはある意味、最も不幸なことなのかもしれない。 「…ま、そこまでやりたくないなら、やらなくてもいいんだけどね」 「ゆ! ほ、ほんとう!?」 「ああ、別に強制するつもりは無いよ」 二匹の顔にぱあっと希望の光が宿るのを見届けると、俺は座っていた椅子から勢いよく立ちあがった。 「じゃあ、交渉は決裂ってことで。俺は帰るから」 「「ゆうぅぅぅぅぅぅぅ!?」」 「達者で暮らせよ」 「まっでぇぇぇぇぇ!! まっでよおぉぉぉぉお!!」 そのまますたすたと歩き出そうとする俺を見て、再び二匹が縋りつくように跳ねよって来る。 「なんだよ、帰るの邪魔すんなよ」 「なんで!? なんでかえっぢゃうのおぉぉぉぉぉぉ!?」 「だって、俺がゆっくりするための頼みすら聞けないんだろ? だったらもう、ペットショップで去勢済みの奴を飼ってきた方がマシだわ」 「ゆ…で、でもぉ…」 「だから言っただろ、飼いゆっくりはゆっくりできないって。そんなに去勢が嫌なら野良のままでいろよ。そしたらおちびちゃんも作り放題だし、誰もそれを止めやしない。最高にゆっくりできるじゃないか」 「そんなこといっても、のらじゃおちびちゃんをゆっくりさせれないよぉ…」 「手前らの勝手なんか知るか。俺が欲しい飼いゆっくりは、人間さんに迷惑をかけないゆっくりなんだ。去勢ごときでガタガタ言う奴なんか誰が飼うかよ」 そう言うと、後ろの方で放置されていた子まりさをつかみ上げ、もう一度二匹の目の前に置いた。 ぺにぺにを拘束されているためしーしーは漏らしていなかったが、その代わり涙や涎などで全身がぐっちゃぐちゃになっている。 なんだか、持ってるだけで変な病気に感染しそうなほど気持ち悪い。 「いい加減、覚悟決めろよ。お前らだってこれ以上ガキが野良でやってけないってことぐらい理解してんだろ? ぺにぺに一つで念願の飼いゆっくりが手に入るんだ。どう考えても安いもんだろ」 「…ゅ……」 「――これが最終通告だ。おちびちゃんを飼いゆっくりにしたいの? したくないの?」 それが、最後のひと押しであった。 「………ごめんね…ありす……おちびちゃん………」 最初に声を発したのは、親まりさの方だった。 「まりさ、いっしょうけんめいかんがえたけど、もうこれいがいにおちびちゃんがしあわせになるほうほうが、おもいつかなかったよ…」 「ま…まりさ…」 「ゆぴゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ! なにじでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!! はやぎゅまりぢゃをだじゅけろぉぉぉぉ!! くじゅおや! くじゅおやぁぁぁぁぁぁ!!」 我が子の暴言も気にせず、親まりさはゆっくりとお下げを帽子の中へと差し入れる。そしてそこから一本の割り箸を取りだすと、静かに子まりさの方へと向き直った。 「よごれやくはまりさがぜんぶひきうけるよ…だからありすは、そこでゆっくりみててね…」 「…………」 「くじゅおや! くじゅ――ゆ!? おちょーちゃん、はやきゅきゃわいいまりちゃをゆっくちたちゅけてねっ!!」 武器を持って対峙する父親に気付き、先程から毒を吐きまくっていた子まりさの態度がコロッと変わった。 そして今度は、自分を押さえつけている俺の方を見上げて、にやにやとムカつく笑みを浮かべる。 「やいくじゅ!! これでおまえもおちまいなんだじぇ! おちょーちゃんはおこったらこわいこわーいなんだじぇ!! らくにころしてほしかったら、はやくまりちゃちゃまをかいっほうちて、いのちごいをしたほうがみのためなんだじぇぇーっ!!」 ――どうやら、先ほどまでのゆっくりできないやり取りは、こいつの頭では欠片も理解できていなかったらしい。 …最も、普通の野良で言えは当然のことなのだろうが、両親が中途半端に賢いだけあってますますこいつの馬鹿さ加減が際立って見えてしまう。 とりあえず、騒ぐたびにプルンプルンと揺れるぺにぺにが捻り潰したくなるぐらい鬱陶しいので、無理矢理うつ伏せにさせて押さえつけることにした。 「ゆぎゅぎゅ…はなちぇぇ…しゃっしゃとおちょーちゃんに……しぇいっしゃいされろぉぉぉ…」 「ほら、これでやりやすくなっただろ。間違って俺の手を刺したらどうなるかぐらい、分かってんだろうな?」 「…ゆ…わ、わかってるよ…」 まるでまな板の上に置かれた食材のように、地面に投げ出された子まりさのぺにぺに。 それをじっと見つめながら、親まりさはずりずりと少しずつ間合いを詰めていく。 「ゆぐっ…ゆぐ………ごべんねぇ…」 中身を吐き出してしまいたくなるほどの張りつめた空気の中、親まりさは無意識のうちに、弁解の言葉を呟いていた。 …それは、これから悲劇に襲われるおちびちゃんに向けたものなのか。 …又は、これからそれを執行する、自分自身への弁解のためのものなのか―― ※きょせいきょうせい(後)へ続く――
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1782.html
※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 ※フリーターお兄さんがあるゆっくりを拾ってきました。どのゆっくりを拾ってきたか推理してください。 ※短いです。 ※あとがきでアンケートがあります。 ゆっくりを拾ってきた 作、長月 ふん、ふ、ふーん。世界の皆様こんにちわ。フリターお兄さんだよ。 今日の俺はとても上機嫌なんだ。鼻歌をくちずさむ、もとい鼻ずさむ程に。 理由はこの手に抱えているゆっくり。仕事から帰る途中空き地にいた見慣れないゆっくりだ。飼ってやろうといったらおとなしくついてきた。 名前は知らないがこいつは確か前に数十万する希少種だとテレビでやっていたやつだ。 こいつをゆっくりシヨップ店員である兄貴に裏ルートで売ってもらえば大もうけだぜ。 そう思うとゆっくりのふてぶてしい顔がいとおしく思えてくるから不思議だ。緑色の髪や変わった帽子もチャーミングに見えるぜ。 ふうやっとアパートに帰ってこれたぜ。俺は手に抱いていたゆっくりを部屋に放す。 ゆっくりは俺の部屋を見回すとやれ汚いだの、ズボンが脱ぎっぱなしだの文句を言い始めた。 不思議饅頭の分際でこの野郎と思ったが、大事な金づるだ。大目に見よう。 このままだとえんえんと文句を言ってそうなのでなにかおもちゃを与えよう。 そう思い俺はおはじきとビー玉をゆっくりに与えた。帰る途中このゆっくりのためにおもちゃ屋で買ったものだ。 しかしゆっくりはそれには興味を示さずなぜかあさっての方向を見ている。 なんだろうと思いそちらを見るとそこには、出しっぱなしにしていたオセロのゲーム盤があった。こないだ兄貴とやったまま出しっぱなしにしていたのだ。 ためしにオセロを与えてみる。 さっきとは違い興味しんしんの様子だ。オセロのコマをひっくり返したりしながら遊んでいる。どうやら気に入ったようだ。 ゆっくりは普通地味なオセロのコマなんかより、きらきらしたおはじきとビー玉を好むものなのに。 おかしなやつだ。 続けて俺はゆっくりが寂しがらないようにぬいぐるみを与えることにした。本来ならつがいのゆっくりを用意したいところだがけんかでもしてこのゆっくりが潰されでもしたら元も子もない。どうせすぐに兄貴が引き取りに来るのだからぬいぐるみで十分だ。 そう思いながら押入れからぬいぐるみを出す。一時期UFOキヤッチャーにはまって、とったぬいぐるみの処分にこまったものだがこんな形で役に立つとは。やっぱりゆっくりの相手だからゆっくりのぬいぐるみがいいよな。 そう思いぬいぐるみをゆっくりの前に並べていく。れいむ、ありす、ちぇん、みょん。通常種オールスターだ。 最初はもじもじと遠目に見ているばかりだったがやはり一匹でさびしかったのかすぐにぬいぐるみにすーりすりし始めた。 そんな姿を横目で見つつ、俺は押入れの奥にまだゆっくりのぬいぐるみがあることに気づいた。 ゆっくりまりさだ。 こいつがいないと通常種オールスターとはいえないな。 そう思い何気なくゆっくりまりさをぬいぐるみたちの列にに加えたところ・・・・ 奴の表情が急速にこわばった。 えっ、と思った瞬間 「までぃさはゆっくりでぎないぃぃぃぃぃ!!!!」 とひきつけを起こしたごとく泣き出した。なんだなんだ、いったいどうしたんだ!?昔まりさにいじめられでもしたのか? 「ゆびぇぇぇぇぇぇん!!!」 とにかくこのままじゃ近所迷惑だ。大家さんに怒られる。 俺は慌ててまりさのぬいぐるみを押入れに隠し、なにかこのゆっくりをあやせるようなものがないか探す。 おっ、これなんかいいんじゃないか。そう思い、ある動物のぬいぐるみを手に取る。 こいつなら老若男女、万人に人気があるからこいつも気に入るはず。 そう思いそのぬいぐるみを奴の前に出す。 「ほーらかわいいパンダちゃんだよー。」 これで泣き止むはずと思ったが 「ゆぎやぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」 と恐ろしいものでも見たかのように目を見開いて叫び、そのまま白目をむいて気絶した。 結果的静かになったものの・・・何か俺こいつに悪いことしたんだろうか? 俺は気絶したゆっくりの前で首をかしげた。 まあとにかく応急処置のほうが先だ。元気になってからわけはじっくり聞けばいい。 そう思い俺は冷蔵庫からオレンジジュースを探す。ゆっくりはオレンジジュースさえかければ大抵の怪我なんかは治るから安上がりでいい。 冷蔵庫の上から下まで全て見たがオレンジジュースが見あたらない。どうやら昨日飲んだので買い置きは最後だったらしい。オーマイゴッド、なんてこったい。あるものといえばビールや麦茶などゆっくりには飲ませられないものしかない。 しょうがない、これを使うか。俺は冷蔵庫の下の段を開け紙パックを取り出す。本当は今日風呂上りに飲むつもりだったんだけどしかたない。あいつを売った金があればこんなものいくらでも買いなおせる。 こいつなら適度に甘みもあってゆっくりの治療にはもってこいだ。ゆっくりは甘いジュースでも治療できるからな。 俺は紙パックからゆっくりの顔に茶色の液体をすこしづつたらした。効果てきめん。すぐに奴は目を覚ました。 「ゆう・・・おにいさん・・・」 まだ意識ははっきりしていないようだがもう大丈夫だろう。俺は紙パックから少しずつジュースをたらしてやる。 「な・・・なにそれ?」 「なにって・・・コーヒー牛乳だがそれがなにか?」 「うぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 町中に響きわたるような大声をあげ、痙攣するゆっくり。そして 「もっとゆっくりしろくろつけたかった・・・・」 そう言い残しそのまま死んでしまった。 次の日、兄貴は俺に教えてくれた。 こいつがゆっくりえいきと呼ばれるゆっくりであること・・・ 白黒はっきりしないものにアレルギー体質をもっていることを・・・・ 今日の希少種 ゆっくりえいき 希少度 A ゆっくりの群れにおいて裁判官の役割をするゆっくり。こまち種をおともに連れていることもある。 白黒はっきりつけないと気がすまない性質で、説教くさい。 また本作のように「白黒はっきりしないもの」に強いアレルギー体質を持つものもいて、こういった個体にはコーヒー牛乳などは猛毒なので絶対に飲ませてはいけない。 あとがき いつも読んでくれてありがとうがざいます。長月です。前回は「あるまりさの一生」で多くのコメント本当にありがとうございます。 希少種のゆっくりSS作家をめざす長月としては通常種ネタが一番人気があるというのは少し複雑ですが、やはり多くの人に面白いといっていただけるのはうれしいです。 ゆっくりSSに推理の要素を加える今回の試みでしたがいかがだったでしょうか? 補足説明させてもらいますと なぜまりさやパンダのぬいぐるみをいやがるか→白か黒かはっきりしないから。(まりさの通称は白黒) なぜコーヒー牛乳で死んだのか→白(ミルク)か黒(コーヒー)かはっきりしないから。 となっています。 今回はもうひとつ新しい企画として次に長月が書く話を読者の皆さんに選んでもらおうと思います。 読みたい話をコメント欄で書いてもらい、次に書く作品の参考にさせていただくことにしたいと思っています。 (題名は全て仮題です。変わる場合があります) 今自分の考えている話としては 「ある○○○の一生シリーズ」 ?寂しがりやのありすが主人公 「あるありすの一生 偽りの楽園」 ?母性の高いれいむが主人公 「あるれいむ一生 我が子のために」 ?ドスまりさが主人公 「あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ」 その他 ?ある群れに伝わる因習。 「奈落」 ?「またにてゐ」のてゐの過去 「昔々のおはなし」 ?「選ばれしゆっくり」ののーぶるれいむは生きていた。のーぶるれいむの飼いゆっくりになるための秘策とは。 「ゆっくり Change the World」 ?絶対にばれない虐待方法を見つけた男の話 「終わらない悪夢」 以上の話の中から読みたいと思うものがあれば番号をコメントに書いてください。 こんなことしないで全部書けよと思われるかもしれませんが、すいません、遅筆なのでとても全部書く時間がないんです。そのくせ書いてる途中アイデアが出たらそちらのほうを書きたくなるし・・・ たくさんのコメントお待ちしております。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで ふたば系ゆっくりいじめ 264 あるまりさの一生
https://w.atwiki.jp/wiki10_chp/pages/415.html
帰ってきたドローン大会 (2007/3/8) 帰ってきたドローン大会 (2007/3/8)期間 参加方法 レギュレーション その他 参加者 試合結果 コメント 期間 受付期間 参加者が16名に達するか 3/8 22 00まで 結果発表 3/8から随時 参加方法 参加する人は アップ先、ファイル名、チーム名、オーナー名、と、 ■ドローン の文字をレスに入れて、 てきとーに書き込んじゃってください。 レギュレーション 機体制限 ターゲットドローン 武装制限 無制限 チーム編成制限 3機(同一機体) CPU制限 TP16 チップ制限 無制限 対戦時間 60秒 戦闘領域 180m 戦闘ステージ 高重力区画 バリケード設定 無し(1秒) その他 戦闘形式はハーフリーグ×2 参加者 No ファイル名 オーナー名 チーム名 1 CLUSTER.CHP クラスター ルナティックドラム缶 2 386DORO.CHP 386 華麗なドローンズ 3 PATH.CHP パス カンタンク 4 NASB002.CHP nas_B カン 5 HANA.CHP ハナアルキ お下劣ピンク 6 GUM.CHP GUM チーム赤くらげ 7 OLTD01.CHP オーバーロード あたれ~! 8 LEVTD.CHP Lekfnov Banka Da? 9 TD910.CHP うすしお 9/10秒 10 DUMBODL.CHP Dumbo 勇往突進Vタンク 11 ODEN011.CHP おでん屋さん おでん屋さん 試合結果 正順結果 No 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 01 \ × × × ○ ○ ○ × × × ○ 04-06-00 07位 02 ○ \ × × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ 07-03-00 03?位 03 ○ ○ \ × ○ ○ ○ ○ ○ × ○ 08-02-00 02位 04 ○ ○ ○ \ ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ 09-00-01 01位 05 × × × × \ × × × × × × 00-10-00 11位 06 × × × × ○ \ × × × × × 01-09-00 10位 07 × × × × ○ ○ \ × × × × 02-08-00 09位 08 ○ × × △ ○ ○ ○ \ × ○ ○ 06-03-01 06位 09 ○ × × × ○ ○ ○ ○ \ ○ ○ 07-03-00 03?位 10 ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × × \ ○ 07-03-00 03?位 11 × × × × ○ ○ ○ × × × \ 03-07-00 08位 01 ルナティックドラム缶 (クラスター) 02 華麗なドローンズ (386) 03 かんたんく (パス) 04 カン (nas_B) 05 お下劣ピンク (ハナアルキ) 06 チーム赤くらげ (GUM) 07 あたれ~! (オーバーロード) 08 Banka Da? (Lekfnov) 09 9/10秒 (うすしお) 10 勇往突進Vタンク (Dumbo) 11 おでん屋さん (おでん屋さん) 逆順結果 No 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 01 \ × × × × ○ ○ × × × △ 02-07-01 08位 02 ○ \ ○ × ○ ○ ○ × × × ○ 06-04-00 05位 03 ○ × \ × ○ ○ ○ × × × ○ 05-05-00 06位 04 ○ ○ ○ \ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ 09-01-00 01?位 05 ○ × × × \ ○ × × × × × 02-08-00 09?位 06 × × × × × \ × × × × × 00-10-00 11位 07 × × × × ○ ○ \ × × × × 02-08-00 09?位 08 ○ ○ ○ × ○ ○ ○ \ ○ × ○ 08-02-00 03位 09 ○ ○ ○ × ○ ○ ○ × \ × ○ 07-03-00 04位 10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ \ × 09-01-00 01?位 11 △ × × × ○ ○ ○ × × ○ \ 04-05-01 07位 01 おでん屋さん (おでん屋さん) 02 勇往突進Vタンク (Dumbo) 03 9/10秒 (うすしお) 04 Banka Da? (Lekfnov) 05 あたれ~! (オーバーロード) 06 チーム赤くらげ (GUM) 07 お下劣ピンク (ハナアルキ) 08 カン (nas_B) 09 かんたんく (パス) 10 華麗なドローンズ (386) 11 ルナティックドラム缶 (クラスター) 総合結果 最終順位 09-00-01 08-02-00 = 17-02-01 01位 カン (nas_B) 07-03-00 09-01-00 = 16-04-00 02位 華麗なドローンズ (386) 06-03-01 09-01-00 = 15-04-01 03位 Banka Da? (Lekfnov) 08-02-00 07-03-00 = 15-05-00 04位 かんたんく (パス) 07-03-00 06-04-00 = 13-07-00 05位 勇往突進Vタンク (Dumbo) 07-03-00 05-05-00 = 12-08-00 06位 9/10秒 (うすしお) 04-06-00 04-05-01 = 08-11-01 07位 ルナティックドラム缶 (クラスター) 02-07-01 03-07-00 = 05-14-01 08位 おでん屋さん (おでん屋さん) 02-08-00 02-08-00 = 04-16-00 09位 あたれ~! (オーバーロード) 00-10-00 02-08-00 = 02-18-00 10位 お下劣ピンク (ハナアルキ) 01-09-00 00-10-00 = 01-19-00 11位 チーム赤くらげ (GUM) コメント ■■ルナティックドラム缶(クラスター) 参加中唯一?の集中ロックチーム。 勝ち試合では、集中ロックで敵を一機ずつ場外へ運んでいた。 しかし、突進系のチームが相手だと開幕から押し込まれてしまった。 縦のフォーメーションがあだとなり、前の機体から順々に破壊されることもあった。 ■■華麗なドローンズ(386) たまにするカウンタ射撃の命中率が命運を分ける。 ちゃっかり2位 ■■かんたんく(パス) PGがもっともシンプルなチーム。 そのため、攻撃量は充分。対戦時間が20秒を超えると、敵より早く熱で自滅してしまうことが欠点か。 ■■カン(nas_b) 開幕射撃をきっちり当てていい位置を確保、そのまま敵をエリア外へ追いやり、 坦々と勝ちを拾っていった。 堂々の優勝! ■■お下劣ピンク(ハナアルキ) カウンタ射撃チーム。 移動が少なく、カウンタ射撃は、いかんせん撃つまでに時間がかかるので、 敵に攻撃を当てる前に押し切られるケースが目立った。 ■■チーム赤くらげ(GUM) 当たらない距離から射撃を始め、その後自らエリア外へ後退してしまうことが多かった。 後退で敵弾を華麗に避けることもあったが結局エリア外までさがってしまった。 ■■あたれ~!(オーバーロード) エリア外周に沿って進むチーム。 開始直後、旋回しているスキに押し切られることが多かった。 対ルナティックドラム缶戦では、うまく回り込んで一対一にもつれ込んでいたが、結局うち負けてしまった。 ■■Banka Da?(Lekfnov) 敵を常に正面にとらえながら突進するので、被弾しても横を向いてしまうことが少ない。 真ん中がひとつ前に出るフォーメーションが、うまくはまったときは順繰りと休みない攻撃で敵を圧倒していた。 実力はトップを争っていたと思うが、今回は運がなかったかもしれない。 3位入賞! ■■うすしお(9/10秒) 容赦ない連射が特徴のチーム。 火力は充分だが、長期戦になると連射がたたり、ことごとく熱暴走でやられてしまった。 一対一の目の前に敵がいる状況で止まっていることがあったのは惜しい。 ■■勇住突進Vタンク(Dumbo) 敵をナナメ前に捉えてくねくねと動きながら攻撃するチーム。 攻撃と回避を両立しているかのようなナイスな動きを終始披露していたが、 今回のレギュレーションとドローンの移動速度では、あまり回避効果は得られなかったようであーる。 ■■おでん屋さん(おでん屋さん) おでん(かき氷)を売るため?邪魔者を排除しながらどこまでも直進するチーム。 敵を追い詰めてから、あとを追ってエリア外へ、 直進攻撃をすかされそのままエリア外へ、 被弾して横を向き、そのままエリア外へ、 などのパターンがあった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59072.html
【検索用 けっきょくなんかたのしくなってきたときのうた 登録タグ 2009年 UTAU うすちー。 け 声楽器P 曲 曲か 楓歌コト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:声楽器P 作曲:声楽器P 編曲:声楽器P イラスト:うすちー。 唄:楓歌コト 曲紹介 曲名:『結局なんか楽しくなってきた時のうた』(けっきょくなんかたのしくなってきたときのうた) 声楽器Pの2作目。 歌詞 高らかに愛を歌うあなたには 飽き飽きして来たところです 苦しい顔して寝転がって なんとも 素敵なご身分で。 望みばかり述べるあなたには うんざりしていたところです 夢はでっかく宇宙一! 冗談は顔だけにしといてぇ~ 「いなくて寂しい」と「いないと困る」には 若干の温度差を感じるのですが、 僕はどっちかな? 絶望と言う程でも無いが 不幸は続いてるから なんとなくやってきたけど、 もう いいか。 夢じゃ腹は膨れないし 愛で地球は救えない 必要なのは僕じゃない 君なんじゃない? はじまりと おわりだけ 唯一の平等は 不変の真理です 矛盾してますか? そんなもんです 無駄な感情は捨てたなら なんか楽しくなってきた 高い場所を探すのは おあずけにしよう むだ な かんじょう は すてたから ハイで 廃な 灰になってきた 痛く無い方法を探すのは 来年にしよう らんらんらららら♪ふふんふうふう♪ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11764.html
……… 律「で、完成したものがこちらになります」コトッ 紬「わーい」パチパチパチ 律「うんうん、ちょっと焦げちゃったけどなかなかの出来だと思うぞ!」 紬「りっちゃんが作ったんだもん。絶対においしいに決まってるわ!」 律「おいしいかどうかは食べてみないとわからないわけで……とりあえずご飯にしよっか?実は私もうおなかペコペコでさー」グー 紬「実は私もなの~」クスッ 律「それじゃあ……」 律紬「いただきまーす!」 紬「はむっ」モグモグ 律「どう?」 紬「うん、とってもおいしいわ!」ニコッ 律「本当に?よかったー……ムギはいつもおいしいもの食べてそうだから、口に合うか心配だったよ」ホッ… 紬「そう?私はそんなことないと思うんだけど……」 律「えー?絶対そうだろー。例えば毎日ステーキとかさー」 紬「もう、いくらなんでもそうなことないもん!」プンスカ 律「あはは、ごめんごめん」アハハ 紬「……私ね、ずっと前からこんな家庭的なごはんに憧れてたの」 律「家庭的?」 紬「うん。うちはお父様もお母様もいつも仕事で遅いから、小さい頃からみんなで揃ってご飯っていうのがあまりなくて……」 紬「だからこんな風にりっちゃんと2人で笑って食べるご飯がとっても嬉しいの」 紬「それにりっちゃんの料理はあったかくて、優しくて……私、りっちゃんのごはんがとっても好き!」 律「そ、そう?そこまで言われるとなんか照れちゃうなー」ナハハ 律「私としてはムギがいつもどんなもの食べてるかも気になるんだけど……」 紬「じゃあ今度はうちに泊まりに来ない?」 律「え?いいの!?」 紬「うん!りっちゃんの想像しているような料理は出せないと思うけど……」 律「やったー!ステーキだー!聡に自慢してやろうっと!」 紬「だからステーキなんて食べてないってば!」クスッ お風呂! 律「あ゙ー、きもちいー……」カポーン 紬「うん……」カポーン 律「…」ジー 紬「?」ムギュン 律「…」リツーン 律「神は不公平だ……」ガックシ 紬「……ねえりっちゃん、背中流しっこしよっか?」 律「お、いいね!」 紬「じゃありっちゃんから先に流してあげるわね。ささ、こちらにどうぞ」 律「はーい」 紬「よいしょ、よいしょ」ゴシゴシ 律「あー……」 紬「かゆいところはございませんかー?」 律「もうちょっと背中の真ん中あたり……」 紬「えーっと、ここかしら?」ゴシゴシ 律「うん、そこー……」 紬「…」ウズウズ 律「どったのムギ?」 紬「……えーい!」コチョコチョ 律「ちょ、ムg……あははははは!」 紬「やぁー!」コチョコチョ 律「あははははは!わ、脇は反則……あはははは!」 紬「ここかー♪ここがええのんかー♪」コチョコチョ 律「ぜえ…ぜえ……よくもやってくれましたわね紬さん……」 紬「…」ワクワク 律「このー……お仕置きだベー!!」ウリャー 紬「きゃー♪」 ……… 律「じゃあそろそろ寝るかー……」 紬「そうね……今日はもう疲れちゃった……」 律「じゃあ私床に布団敷いて寝るから、ムギはベッドで……」 紬「……ねえ、今日はりっちゃんと一緒に寝ていい?」 律「……もう、ムギは甘えんぼさんだなー」 紬「だめ?」 律「いいよ、ほらおいでー」 紬「………とぉー!」ボフッ 律「うむむ……ムギのやつめ、既にフライング布団潜り込みアタックをマスターしているとは……」 紬「えへへ…」ヒョコ 律「うむ!もうワシから教えることは何もない!免許皆伝じゃー!」 紬「ありがとうございますししょー!」 律「うむ、免許皆伝の褒美は何がいい?何でも言ってみ?」 紬「……明日、りっちゃんと一緒に遊びに行きたいな」 律「お、いいね!ムギはどこ行きたい?」 紬「どこでも!とにかくりっちゃんといろんなところに行きたいの!」 律「そっかー、ムギをエスコートするんだからどこ行くかしっかり考えとかないとなー……」 律「そうだ!たまには電車で遠出してみようぜ!」 紬「電車で……?それはとっても素敵だわ!」 律「だろ?それでさ……」 ……… 紬「……」 律「…zzz」スヤスヤ 紬「…ねえりっちゃん、もう寝ちゃった?」 律「…zzz」グーグー 紬「………あのね、最初にお父様とお母様は仕事で海外に、って言ったけど……あれ本当は嘘なの」 紬「斎藤がこっそり教えてくれたんだけどね、本当は2人でフィンランドの大学を見学に行ってるらしいの」 紬「……私は1人っ子だから、いつかはお父様の跡を継がなきゃいけない」 紬「だからそのために海外の大学で勉強をさせることも考えてるって……」 紬「……なんとなく、いつかこんな話が来るだろうって予想はしてた」 紬「だから最初にその話を聞いた時もそんなに驚かなかったわ。この家に生まれてきたんだから、これは仕方ないことだって」 紬「世の中そう自分の思い通りにはいかないんだって……だから最初はその話も受け入るつもりでいたの……。でも……」 紬「高校に入って、せっかくみんなと仲良くなれて、大学でもみんなで一緒にいれるかもしれないのに……」 紬「……やっぱり私、本当はまだまだみんなと一緒にいたいの!」 紬「もっとみんなと音楽がしたい!遊びたい!いっぱいいっぱいお話がしたい!」 紬「……でも家のことを考えたらそれがなかなか言い出せなくて」 紬「私のわがままのせいでみんなに迷惑がかかるかもって思ったら、言いだす勇気がなくって……」 紬「でもみんなと離れ離れになることを考えたらもっと悲しくなって……、それで今日はりっちゃんにいっぱい甘えちゃったの……」 律「…zzz」 紬「……少し話したら楽になったかも」 紬「りっちゃん、今日は本当にありがとうね。じゃあおやすみ…」 律「……」 次の日! 律「ムギ、準備は大丈夫?」 紬「ええ、バッチリ!ところでりっちゃん、今日の一体どこに……?」 律「うむ、まずは隣町の遊園地でも攻めていこうかと思う!」 紬「遊園地に?それはとっても素敵ね!」キラキラ 律「しかーし!こちらの人員はたったの2名!隣町まで行くにはこれでは少々心もとない!」 律「そこで!援軍を要請しておいた!」ババーン! 紬「援軍って……どこに?」キョロキョロ 律「………もう来てるはずなんだけどなー……」 澪「ごめん!少し遅れた!」タタタッ 梓「もう!唯先輩が寝坊なんてするからですよ!」タタタッ 唯「うわーん!本当にごめーん!!」グスン 紬「みんな……」 律「今朝メールしておいたんだ。そしたらみんなムギと遊びたいってさ」 律「みんなムギのこと大好きから、もっと一緒にいたいって」 紬「りっちゃん、もしかして聞いてたの……?」 律「さあー?私寝てたから知らなーい」 律「でもさ、もし困ってることがあるなら何でも言ってくれよ」 律「私もみんなも、ムギのことが大好きで……」 律「それになんたって友達なんだからな!」 紬「……ありがとう」 ありがとうりっちゃん。私、勇気を出してみるね 私と、みんなと、これからの私たちのために…… おわりー 戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/55051.html
【検索用 きょうのゆめ 登録タグ UTAU き てぃーたいむP ぱむ 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:てぃーたいむP 作曲:てぃーたいむP 編曲:てぃーたいむP 唄:ぱむ 曲紹介 曲名:『きょうのゆめ』 コンピレーションアルバム「ピコピコンピ!」収録曲。 歌詞 (動画内歌詞より転載) 夜の帳に三日月と私だけ戯れてる 枕に顔をうずめたら見えてくる、君の笑顔 「あのね、君と遊びたいんだよ」 言えない言葉 一人繰り返して 泣いた 日付が変わる12時過ぎ 「静かだね」 まぶたを閉じる 君のことずっと考えてる 夢でいい、傍にいてよ 「あのね、私、ずっと待ってるの」 言えないままで 意識は何処(どこか)に消えた 夢の中 空を飛ぶウサギを追いかけ 虹を渡り、雲を追い越して そして君を捕まえたら 手を繋いじゃうの なんでも叶う夢の中で私はかわいいお姫様 朝が来るまで一緒だよ そんな夢を見ていた 朝日が眩しくなる お別れの時間ね さよなら ありがとう おはよう コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokemon00/pages/38.html
4月1日 各大手サイトが四月馬鹿に則り、「閉鎖します」等のネタを繰り広げる中、 ダイパスレwikiってきた(故)は巣食っていた焼酎・非スレ住人排除のため、ガチでwiki閉鎖。 4月某日 完全消滅 某月某日 二代目wiki設立、しかし即行潰れる 某月某日 三代目wikiとしてダイパプウィキZ(故)が作られる。 しかし皮肉なことに、wikiを賑わしていたのはほぼ非スレ住人だったため 以前のような盛り上がりを見せることはなくなった。 そのために、「もうwikiはいらない」という住人も多くなってきた。 10月某日 三代目wikiも完全消滅し、wikiの存在そのものが黒歴史となった。 いくらかの情報は断片的にスレ住人が保管したものの、 ほとんどのものは完全に抹消されたため、存続・復活は不可能となった。 結局、wikiはスレ住人が作り、非スレ住人が盛り上げ、スレ住人が消した。 悲しきかな、一部の焼酎(=荒らし)のために、保ってきた平和はいとも容易く瓦解した。 後のダーク・クロニクル(笑)である。 ちなみにこの帰ってきたポケモン@ウィキは、初代wikiが潰れた際に 非スレ住人が作った悲願の結晶(笑)である。
https://w.atwiki.jp/jubeat/pages/1051.html
+2012年12月~2013年 2012/12 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 おこじょ抱き枕 2 3Daily Lunch Special追加日↓ 4前日追加のDaily Lunch Specialジャケットより↓ 5pop n music Sunny Park先行稼働開始日↓ 6 7 8 コンボクラッシャー Let's play REFLEC BEAT !! カツカレーが食べたい Let s enjoypop n music!! マッチングに感謝 猫も杓子も 雑食系 9 10 11 12 13 14 15 妖怪パネール ユビ子!ユビ子!ユビ子! パーフェクトボディー そそる口元 おしゃれ参謀 オレのさじ加減 やっぱ無謀だったよね 16 17 18多くの企業は給料日が25日であることから↓ 19 20 21 22 やる気スイッチON ↑↑↓↓←→←→BA 給料日まであと一週間 賞味期限がすぎてる エクセレントハンター 未曾有のスランプ プロへのあこがれ 23クリスマス・イブ1日前↓ 24クリスマス・イブ一緒に過ごす相手がいない↓ 25クリスマス↓ 26 27 28年末なので大掃除↓ 29年末なので大掃除↓ 明日の予定は? ばっかお前、オレがついてるだろ メリークリスマス! 嘘みたいだろ… あなた、疲れてるのよ パネルを大掃除中 ほこりまみれ 30 31大晦日↓ 今夜は鍋 パーティー! よいお年を! 2013/1 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1元日↓ 2初夢↓ 3 4 5 明けまして おめでとうございます 初夢は jubeat もち がもちもち TAKO AGE 食っちゃ寝 生活 6 7七草↓ 8 9つぎドカ!結果発表日↓ 10 11 12 終わらない 宿題 お腹にやさしい 七草粥 髪型 変えたのに誰も気付かない 次にドカンと来るのは俺だ!! こたつ の上に猫 手 がみかん色 来年 から頑張る 13 14成人の日↓ 15 16jubeatとQMA賢者の扉のコラボ↓ 17 18 19 横断歩道の白線を踏まない 縛り 成人式帰りに jubeat 磨けば輝く 黄金ボディ マジックアカデミー 入学! 雪国 産まれ まいたけ おいしい 雪だるまには バケツ を被せる派 20 21 22 23 24 25 26 休日は カフェ巡り 黄昏の旋律- メロディ ー- 照れると 鼻の下 が伸びる 常温 で保管して下さい 無理 はしない主義 アルバイト 三昧 レジ打ちの 達人 27 28 29 30 31 逆さにしても 同じ顔 全身 黒 でコーディネート ボタン が段違い メガネ は飾り モテないアピール 2013/2 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1jubeatスマートフォン用ページ公開↓ 2 スマホ を見ながらjubeat いち早く スギ花粉 を察知 3節分↓ 4立春↓ 5さっぽろ雪まつり開催↓ 6 7 8なまはげ柴灯まつり開催↓ 9 大豆イソフラボン ボボン 暦の上では 春 ですが 雪だるま づくり 白い吐息と 公園 と こまめに 換気 悪い子 はいねがー 魔界 への入り口 10 11建国記念の日↓ 12 13 14GITADORA稼働開始日↓ 15JAEPO2013開催日(ビジネスデー)↓ 16Café de Tran発表↓ お先に 失礼 歴史 に思いを馳せる 暗算 が苦手 2月 病発症予告 GITADORA でギュイ~ン!!ズン!タッ!タッ! アミューズメント 日和 そこそこの サプライズ 17 18 19 20 21 22 23 噂 が独り歩き スリル 満点な日々 夢は モノクロ 傾向 悲しい 夜 もある 明けない 夜 はない 自分 を信じれば何でもできる すべりこみ アウト 24 25 26 27 282月が1年の中で1番日数が短いことから↓ 最大 30%OFF トリプル アクセル あの丘 で待ってる 肝心なところでCM 気をつけて、明日はもう 3月 よ。 2013/3 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1ワン!ぱく!すくすく月間開始↓ 2 花より ワン!ぱく! 行きつけ のカフェでまったり 3ひな祭り↓ 4 5 6きょうのフルコンチャレンジMirrorDance選出日(andropのロゴ)↓ 7 8 9サクラ(39)の語呂合わせ国公立大学前期日程合格者発表期間↓ ひな壇には BEMANIアーティスト を並べます きりもみ アタック なぜか まとめ役 三角形に内接する 円 おとめ 座流星群 夢で タヌキ が大暴れ サクラ サク 10 11 12 13 14ホワイトデー↓ 15 16 薄桃色の ひとひら 春は あけぼの 袴で しゃなり 3日連続カレー 見栄 チョコを買う プリーツは乱さない そばとうどんのローテーション 17 18 19語呂合わせ(実在する記念日)↓ 20 21 22 23 目から鼻水 第二ボタンください ミュージックの日 ノープランで連休突入 その楽曲は私が彼にあげたものです 居残りもう一年 メールで2時間電話で5分 24 25 26 27saucerサントラVol.2発売↓ 28 29 30 ただいま引越し準備中 セピア色の卒業アルバム 手編みのももひき カオリ&コタロー 飴ちゃん常備 桜吹雪 髪に桜の花びらついてるよ 31 離れても心はずっと一つだよ 2013/4 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1パステルくんとスミス氏のRUNRUNマラソン!開始日↓ 2Wow Wow VENUS追加日↓ 3 4 5 6 パステルくんとスミス氏のRUNRUNマラソン! Wow Wow …?! 桜最前線 出たがり隠し味 高校デビューが目標 あの子の隣を狙ってる 7 8 9 10 11 12 13 今日から自転車通学 丈の合わない制服 季節限定三色おにぎり おこづかいアップ作戦 ぎっしり詰まったお道具箱 関数電卓に感動 猫に座布団奪われる 14 15 16 17 18 19 20 あらぶる洗濯機 ロバの大群 そうです、これが奇跡です。 雨の日に限って洗濯物を干してしまう あったか~い 母のアームカバー 高校デビューに失敗 21毎月21日はシュークリームの日(実在する記念日)↓ 22 23 24私立BEMANI学園開催↓ 25 26 27 シュークリーム買ってきたよ コサインとか言われても 寝癖はファッションの一部 友達たくさんできるかな 落書きされた偉人達 おもむろに食パンをたべる コーヒー・オン・ザ・ロック 28 29昭和の日↓ 30 デスクトップジャングル こう見えても昭和生まれ 夜は豆腐ダイエット 2013/5 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 2 3 4みどりの日↓ ワンダリング中 もう戻れないあの頃 行きはよいよい帰りはこわい みどりはBASIC 55/5→GO GO↓ 6ゴールデンウィーク最終日↓ 7 8 9 10 11 jubeat A GO GO! 祝日多すぎ! 最近飼い犬に無視される 前髪切っても気づかれない 缶詰があけられない 怒らないから正直に手を挙げなさい 両面テープの片面使い 12母の日↓ 13 14 15 16 17 18 母はハハハと笑った 若さが欲しい 若返りをはかる お手伝いロボ 先生おはようございます 目だけはいい 一番手より二番手 19 20 21 22 23 24 25 はなびらじゅうたん 猫のおやぶん むちゃ振られ担当 オチに使われる 庭から石油が 俺がレジェンド まだまだ花粉症 26 27 28 29 30 31 おにぎり海苔はパリパリ派 月曜は力半分 始球式に呼ばれた 時間を加速させる 磁石にやられた リセットボタンを押しながら電源をお切りください 2013/6 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 学級新聞がまた遅れる 2 3ミミニャミ・コタローのフライングキャッチ!開始↓ 4歯の衛生週間↓ 5 6 7 8 形から入るタイプ ウチのコタローがいちばんかわいい 寝る前に歯磨き ロックンロール・ベイビー ぴかぴかの自転車 でんでんむしむし 年下におこられる 9 10 11 12パステルくんとスミス氏のRUNRUNマラソン!第三回大会開始↓ 13 14 15 言うだけダイエット はっぱで雨宿り 東京生まれアメリカ育ち もうひとっ走りしてきます 超人思想 雨粒のカーテン あなたの幸せを守る 165/29に全く同じ称号が登場していた↓ 17 18 19 20 21 22 時間を加速させる 中だるみにはご用心 新幹線では眠れない 損得抜きにして考えよう Tシャツ解禁 紙のように燃える 疲れたら後ろ歩き 23 24 25 26 27 28 29 つくしは食べられる アンダースローからのアッパー 髪の毛が湿度メーター 鳥とカラスくらいの違い 雲の上の青空 まだ全然余裕ッス かっこいい方の新人 30 自分用クッキー 2013/7 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 2 3 4 5 6 眉間がしわしわ つり橋効果を活用する ウィ、ムッシュ 見た目が9割 謎かけブーム再来 偽スミス氏 7七夕↓ 8 9 10 11 12 13 七夕に棚ぼた どうもイケメンです。 一晩だけ泊めていただけませんか? 大丈夫、かたちだけですから。 とりあえずキープで 逃げ水を追いかける 平成生まれの逸材 14 15 16 17サントラ3種類発売記念Endless Chain ~2人でトリガーをひこう~歌詞↓ 18 19 20 お腹まわりが気になります 彼は人間エフェクター 見切り発車で財を成す 全然満足サティスファイ 定跡を知る者 扇子のセンス 砂浜でこんがり 21 22 23 24 25 26 27隅田川花火大会開催(実際は豪雨のため中止)↓ 台風を引き寄せる体質 サーフィンが趣味 あえてのサウナ キャンプだホイ 巧みな話術でその気にさせないで ハネムーンを満喫中 川より冷蔵庫の方が冷えるよ 28 29 30 31 変なTシャツが増えてきた 叫びだしたくなる季節 まいった、まいったよ… アイデアの枯渇 2013/8 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1jubeat,GITADORA,DDRのTriple Journey開始↓ 2 3 俺達の旅はここからはじまるぜ オトベアは何も食べない バビロンの本名は馬場原論平 4 5 6 7 8 9 10 「スミス、いつでも電話しておいでよ!」 夏は出会いの季節です。 進んで木の役をやりたがる 同じ釜の飯を喰う 冷やし中華はじめました? 冷房に依存する 屋台の魅力 11 12 13お盆↓ 14 15 16 17 心のドアを開いておくれ 冷房の30度は涼しい 実家の匂い 階段で息切れ 海にいける体型ではない! すべてが惜しい人 ふわふわタオルケット 18 19 20 21 22 23 24 スイカは種ごと食べる 浴衣にかんざし サイコロを振らせたら敵なし 小さな頃からファンでした 麦わら帽子が飛んでいく 洗車後はいつも雨 美しい手捌きで翻弄する 25 26 27 28 29 30 31 暑いのも寒いのもヤダ ワンパターンマン 花火の音で聞こえない 一夏の恋 波打ち際に貝殻 気になったら眠れない 宿題合宿で爆睡 2013/9 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 マイリクエスト楽曲 開始↓ 2 3 4 5 6 7 リクエスト募集中 さわやかマンゴー ちょっと聞いてよ、奥さん 爽快ビタミンMAX 武士と書いて「もののふ」と読む 面影美人 いいね、このよくわからない感じ 8 9 10 11 12 13 14 原料を気にしちゃう 言わされた関西弁 交代要員扱い かりそめの恋 学級裁判で弁護士を雇う 靴下焼けが恥ずかしい 画面の中の君が踊りだす 15 16 17 18 19 20 21 未来から来ました 超一流バックラー まさかの本人登場 ここから俺の陣地 キミのハートはブレイクさ 携帯忘れて手持ち無沙汰 とりあえずポチる 22 23 24 25jubeat saucer稼働開始1周年↓ 26 27 28 晩御飯はチンして食べてね。 躍動感溢れる像 総大将の貫禄 1年ってはやいですね。 遠くのみかんを射抜く クオリティーが高い方のお土産 アルバイト経験無し 29 30 ドライフルーツはヨーグルトに入れると美味い 水筒にジュース入れてきた奴がヒーロー 2013/10 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1jubeat Lab.開始↓ 2 3 4 5 鋭意製作中 面白いものがきっと見つかる 竹を割ったような性格 どんぐりの背くらべ 朝練に付き合わされる 6 7 8 9ちくわパフェだよ☆CKP配信日↓ 10 11 12 かなしばり経験有 うさぎの耳はなが~い 黄金色の稲穂 フルーツパフェの導き 事実を歪曲することに長けている 騎馬戦ではいつも上 白組にスパイを送り込む 13 14 15 16 17 18 19 ぐるぐる赤とんぼ 傘を持つと雨が止む 結婚式で暴飲暴食 欲しいものは我慢しない 栞を挟む秋の夜 月見男子 紅葉を見に行こーよー! 20 21 22 23 24 25 26 最寄り駅まで40分 炭酸が止まらない 冬毛に生え変わります キミという名の牢獄に閉じ込めて 天高く馬肥ゆる秋 文化祭でライブ 栗をマロンと言い出した 27 28 29 30 31ハロウィン↓ うなじが素敵です このボタンを押すとじゅうたんが飛ぶ まるで紳士のようだ オーケイ、今回はそのプランでいこう。 かぼちゃ頭にご用心 2013/11 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 2 前人未到の挑戦者 おしゃれスニーカー 3 4 5 6 7 8 9 マホガニー製の家具 かけだし研究員 容赦無い値踏み ラジオのアルミホイル巻き 舞い降りた天使 我が家の台所事情 やわらかいせんべい 10 11 12 13 14 15 16 怪盗ゴライアス りんごほっぺ 美術館の楽しみ方を教えてくれ! あしたからジョギングでもしようかな え~そうなんだ~スゴ~イ、さすが~! 耳寄り情報聞き逃す ダンディズム 17 18 19 20 21POLICY BREAK第7弾解禁曲True Blueがフルコンチャレンジに選出↓ 22 23 こども好きアピール あの人の様子がおかしい 笑顔でフライング 生き方がロック 次回予告でネタバレ 彼にしか読めない文字 靴下が見つかりません 24 25 26 27 28 29 30 すごろくのような人生 三人娘が直行直帰 BBSに記念カキコ 急務がありますゆえ トラブルを呼び寄せがち ざっくりしすぎる見積もり みかんの白いとこ 2013/12 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1師走(12月の古い呼び方)より↓ 2 3 4 5 6 7 師も走るってもんですよ おいしい役割 雨の中のオープンカー 孤高の王者 ミイラ取りがミイラになる ねじれの位置 魚が空から降ってきた 8 9 10 11 12 13 14 スカートにジャージ 君の笑顔に出逢うため 雪の結晶 歴史が変わる瞬間に立ち会う 見たことない野菜 彼には抵抗できない やっぱり家がいい 15 16 17 18 19 20 21 おばあちゃんちをリフォーム 音のソムリエ 無知を装う 犯人はこの中にいる ゲレンデのマドンナ 出されたお茶の苦味 ぬくぬくおこた 22 23 24クリスマス・イブ↓ 25クリスマス↓ 26 27 28 年賀状書かなきゃ イルミネーションの星明り ちらし寿司パーティー チキンはチキンと食べようね!! まさかの夢オチ 凍える指先温める 言い出しっぺは損? 29 30 31大晦日↓ 今夜は念願のワンマンライブ 己に勝つ! ゆく年くる年 2014/1 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1元日↓ 2 3 4 謹賀新年 餅は砂糖醤油でしょう! 年賀状がこない ポイントカードはおもちですか? 5 6 7 8 9 10 11 すごろく魔人 実家の犬がお客様扱いしてくる 香りは松茸、味しめじ お隣は床屋さん どんな匂いでも耐えられる 相手の身体の一部を掴んで放り投げる 一攫千金だ! 12 13 14 15 16 17 18 考えるのをやめた このプレーヤーはご覧のスポンサーの提供でお送りします。 EXCクライシス これはピーマンですか?いいえ、パプリカです。 みんなから「キミ」って呼ばれる 伊達メガネですけど、何か問題でも? 砂埃を巻き上げて爆走 19 20 21 22 23 24 25 魔性の月 チャンネルを変えないで! 史上最高級のリラクゼーションマシーン TOKYO STYLE I m Tom. わたしはそれで良いと思います。 動物に例えるとビーバーだね。 26 27 28 29 30 31 トラの頭をなでなで あいつの自転車、反射板いくつついてるの… 毎日コツコツ自分磨き☆☆☆ でも、お高いんでしょ? 後方から組み付いて背後へ反り投げる やはりお前が犯人か 2014/2 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 応募者全員サービスのリュックサック 2 3節分↓ 4 5 6 7 8 まんじゅうこわい マーメマメマメ 恥を忍んでお聞きします この流線型が美しいのです イケてるね~そのTシャツ 電報を送らせていただきます ママのアップルパイは絶品なんだ 9 10 11 12 13 14バレンタインデー↓ 15 掴んだマイクは離さない それは逆によくない? プライベートビーチへようこそ 面白いほど魚が釣れない 宅配ピザにあこがれる 義理チョコ?あ~そっか、まぁ、そんなもんだよね~! これは本当の私ではありません。 16 17 18 19 20 21 22 洋服がぴちぴち ご用命は是非当店へ 今、らくだのポーズをしています。 もてなし上手の幸せレシピ 服が逆ですけど、大丈夫ですか。 じゃあ、行けたら行くわ。 今日もだいぶDIVEしたわー 23 24 25 26 27 28 オランダ生まれのすごいヤツ 続編の続編 前髪オンザ眉毛 蜘蛛の巣に張り付く男 最後の1ピースが見つからない…。 今年はうるう年…ではない 2014/3 Sun. Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. 1 紙がない 2 3 とれたてボーイ
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1353.html
・餡子ンペ出展『群れ/ハーレム』です。 拡大解釈でがんばってみました。 ・クリスマス&年越しのめでたい雰囲気を狙って 徹底した絵師いぢりを敢行。 『野良ゆっくりがやってきた』 D.O 「ちゅっきり!」 「ゆびぇ・・・じゅっぎり」 「みゃみゃー!もっとしゅっきりしちゃいわー!」 「それじゃあつぎは、あのまりさたちに、とかいはのあいをあげましょうね!」 「「「しゅっきりー!!」」」 「・・・はぁ。いつもどおりのぺにありすか。ネタ切れだなぁ。」 活きのいい野良ゆっくりがいたので観察していたのだが、どうやら時間の無駄だったようだ。 ちなみにぺにありす(ぺにぺに非収納型レイパー)と言えば、この虹浦市内では野良ゆっくり達によって、 殲滅対象になっているレイパーだったりする。 最近では市内で会うことも少なくなったので、それなりに希少とは言えるのだが・・・。 まあ、所詮はレイパーありす、一般的にみればさほど珍しいものでもない。 「今日もネタは見つかんなかったなぁ・・・・・・帰ろっか。」 私の名前は、嘆木 晶。 名前だけではわからないかも知れないが、一応私は女性だ。 ・・・年齢については伏せておこうか。 その方が夢が広がっていい。 ちなみに、私がなんで野良ゆっくりを観察しているかというと、仕事のためである。 私のペンネーム『嘆木 夏彦』と言えば、これでも世間では知らぬもののいない人気小説家だったりするのだ。 2年ほど前に書いた作品『ゆっくりの匣』に至っては、アニメ化、映画化もされており、気鋭の若手として注目されている。 この作品は、私の尊敬する大御所作家、M田一美様にも、 『・・・あんたの小説?そんなのより、私のこと行き遅れとか年増とか、どうなってんのよ。 見なさいよ、この桜色の○×△、どうみても少女臭しかしないでしょお!!大体あんた、私の絵柄だってどう見ても20代・・・』 などと、雑誌上で対談した際に絶賛され、私の代表作として世間では位置づけられている。 ・・・たまたま思いついたゆっくりギャグを書いて、女性下着をかぶった変態編集に投げといただけの代物だったなんて、いまさら言えないけど。 ま、そんなわけで最近私の書いている小説は、予想がつくとは思われるが、『ゆっくり』を題材にしている。 同シリーズも『ゆっくりの夏』『ゆっくりの骨』『ゆっくりの檻』と合わせて4作目、 そろそろ妄想レイパーネタだけではマンネリなわけで、 今も必死になってゆっくりの観察を続けては、ネタ探しをしているところなのだが・・・ 「まあ、そんな簡単に面白いネタなんて見つかんないよなぁ。」 ネタなんてものは、探している時に限って見つからないものである。 今日も不作のまま小学生が下校する時刻となり、私も家に帰ることにした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 我が家は、私の他にはペットのゆっくり2匹しか住んでいないこともあり、 2階建て7LDKの慎ましい木造住宅である。 ゆっくり小説家のたしなみとして、ゆうかりんも近々飼いたいと思っているので、 庭だけは小学校のプール3つ分程度、申し訳程度に確保しているが。 いずれはもう5~6匹は賢いゆっくりを飼って、温かい家庭の気分を味わいたいものだ。 ・・・ちなみに人付き合いがめんどいだけで、親が死んだとか男嫌いとか、そういう重い背景はない。 「ただーいまー・・・うわっ!な、なんなのこれぇっ!!」 そんな、慣れ親しんだ我が家に帰ってみると、普段はあり得ない衝撃的な光景が目に飛び込んできた。 書斎兼コスプレルームとして使っている一階の和室内が、台風でも飛び込んできたかのように荒らされていたのだ。 本棚に並べられた薄く高価な成人向け書籍(あくまでも創作用資料)の数々は無残に引きずり出され、 タンス最下段の人様にはとても見せられない洋服の数々も、あたり一面にぶちまけられている。 畳の上には泥土がばら撒かれ、ちゃぶ台の上に置いてあった饅頭や煎餅も食い散らかしてあった。 きれい好きの同居ゆっくり達がいる我が家で、この惨状は明らかに尋常ではない。 「なになに、なんなのよぉ。・・・泥棒!?えーき様!!ありすー!!」 もしも泥棒だとしたら、物はともかく我が家の大事な家族達が危険な目にあったかもしれない! 後で思い返してみれば、ホントに泥棒が入っているとしたら、私も大変危険な状況だったのだが、 落ち着きを失っていた私は、とにかく2匹の安否を確認するため、2匹の寝室のある2階に駆け上がったのであった。 20畳ほどあるゆっくりの寝室に駆け上がってみると、我が家の飼いゆっくり、 えーき様とありすは、2匹ともそれぞれの専用ベッドですーやすーやとお昼寝中だった。 「ああ、良かった。」 「ゆぅ・・・くろ~。」 「あ、起こしちゃった?ごめんね、えーき様。」 「しろっ!」 「ゆふぅ~ん。ありすにおめざめのちゅっちゅして~。」 「寝てなさい。」 「おねーざぁん、ありすとのとかいはなあいは、もうさめちゃったのぉぉお!? あのもえあがるような、あついよるをわすれちゃったのぉぉぉおお!!」 「そんな事実は無い。キモくてウザいわ。」 「ひどいわぁぁぁああ!!とがいはじゃないぃぃぃぃ!!」 ありすの方はまた症状が悪化してきたようだが、とりあえず何事もなかったようだ。 とにかくは一安心なわけだが、2匹の無事を確認して落ち着いてくると、ふと疑問が湧いてきた。 「ねえ、えーき様、ありす。お昼寝中に一階でゆっくり出来ない音とかしなかった?」 「むほぉ・・・ごめんなさい。おひるねしててわからないわ。」 「くろ~。」 もとよりこの2匹に防犯など期待していないわけで、むしろ不用意に出て行かなかっただけ、ありがたかったくらいだが。 何が問題かというと、一階に比べ、二階は被害が無すぎる点だ。 それに、一階の被害にしても、泥棒に荒らされたというよりは、動物が入って・・・・・・! ひょっとするとウチにもついに噂のアレが・・・ネタが転がり込んできた!? 「えーき様、ありす。一階に誰かが入って来てるみたいなの。」 「むほ?おきゃくさま?じゃあおちゃをおだし・・・」 「泥棒さんかも。」 「そんなのとかいはじゃないぃぃぃいいいい!!!」 「くろっ!!くろっ!!」 「とにかく一階を見回る必要があるのよ。だから、いつも通りゆンペリアルクロスの陣形でいくわね。」 「ゆっくりりかいしたわ!!」「しろっ!!」 おそらく私の勘は正しいのだが、用心に越したことはない。 こうして私たちは、防御力の高いありすを前衛、私とえーき様を後衛にして、一階の探索へと向かったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここで我が家の飼いゆっくり達を紹介しておこう。 まずはえーき様。 半年ほど前の明け方、私が庭で一人、裸エプロンメイドのコスプレ撮影会を楽しんでいたとき、 お腹を空かして庭に迷い込んできたのが出会いだった。 彼女は類まれな感性を持ったゆっくりで、私の新作衣装デザインを見せると、 『しろっ!』『くろっ!』と、イケるデザインか白黒はっきりつけてくれる。 『しろ』と『くろ』しか言葉を話せないとはいえ、ネットとイベント以外では唯一私と趣味を共有してくれる、かけがえのない存在だ。 一方ありすは、彼女が赤ゆっくりの頃からの付き合いである。 購入したのもゆっくりショップではなく、 流行っていたので購入した、『スッパイ赤ゆにご用心!』とかいう変わり種お菓子としてだった。 完全に気まぐれで育て始めたのだが、思いのほか世話焼きで優秀、 ぺにぺにを器用に使って家電製品を操り、炊事洗濯なんでもこなす、私よりよほど優秀な主婦になってしまった。 ただ、最近はTV、特に昼ドラやら韓流ドラマに夢中なご様子で、影響を受けすぎて時々言動がおかしくなる。 こんな頼りになる2匹を連れて一階に戻ってみると、先ほどまでは聞き逃していた物音や話し声が聞こえてきた。 「むーちゃむーちゃ!ちあわちぇー!!」 「ここはとってもゆっくりできるね!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 「ゆーん、そうだよ!ここをれいむたちのおうちにしようね!」 「やっちゃあ!れいみゅも、とってもきにいっちゃよ!」 ・・・・・・。 部屋には、成体れいむ一匹と、その子供であろう赤れいむが一匹いた。 お菓子をむさぼり食う2匹は、比較的清潔にしてるようではあるが、明らかに野良。 存分に腹ごしらえをしたらしく、母れいむはともかく、 赤れいむはとぐろを巻いた蛇のようなキモチワルイ体型になっている。 そんな2匹が今まさに、巷で話題の『おうち宣言』をしようとしているところであった。 「ここはれいむたちのおうちだよ!ゆっくりしてい・・・」 「むほぉ!!なにいってるのぉぉおお!ここはありすとおねーさんだけの、あいのすなのよぉぉおおお!!」 「「ゆゆっ!!」」 危なかったが、タッチの差でれいむ親子のおうち宣言を失敗させることに成功した。 ・・・まあよく見てみると、部屋に置いてあった円筒形ゴミ箱を横倒しにして、 親子ですっぽり中に入って宣言していたので、どうもそこをおうちにしようとしていたようだが。 うーん、ま、どっちにしても迷惑ではあったからいいか。 「くろっ!くろっ!くろーっ!!」 「ごめんなざい・・・ありすがいなかものだったわぁ・・・」 ちなみにありすは今、とっさに出た叫びの中とはいえ、家族の中で除け者にしてしまったえーき様に説教を食らっている。 なので、野良の相手は私の仕事だ。 さてさて、家を荒らされた分程度には面白いネタを提供してくれたらいいんだけど。 「ねえ、れいむ。わかってると思うけど、ここは私達のおうちなの。・・・そのゴミ箱もね。」 「ゆぅぅ、ゆっくりりかいしたよ。」 「大体、どっから入って・・・ああ~窓割ったのね。結構高いのに。」 「ゆゆっ!ちがうよ!とうめいなかべさんは、しらないにんげんさんがわったんだよ! れいむたちはそこからはいっただけだよ!」 「うーん・・・まさか本当に泥棒も入ったのかしら。おちびちゃんの方は何か見なかった?」 「しらないにんげんしゃんが、いししゃんをつかってわっちゃんだよ。」 「正直に言ってくれたらあまあまあげるから。」 「みゃみゃがわっちゃよ!」 5秒後、母れいむの顔面には、私の手のひらの跡がくっきりとついていた。 「嘘つきは嫌いよ。」 「ごべんだざい・・・」 「まったく、窓のこんな低い場所を割る人間なんていないわよ。それにお菓子だって食い散らかして。」 「ゆゆっ!!」 何か一瞬考える表情をした母れいむは、カーテンに近づくと、 食べカスだらけのお口の周りをごーしごーしと拭き、 さらに赤れいむのお口の周りをぺーろぺーろときれいにする。 やがて母れいむはうんうん、とうなずくと、眉をキリッと引き締めてから一言。 「ゆっ!れいむたちはあまあまなんてたべてないよ!」 10秒後、母れいむの顔面の中央には、私の拳大のくぼみが出来ていた。 「次嘘ついたら穴があくから。」 「もう、うぞづぎまぜん・・・。」 どうやら人間との力関係を理解しているだけ、マシといえばマシではあるが、 その餡子脳を嘘でごまかす方向に使うのは気に入らない。 ちょっとお仕置きが必要かも。 「まったく、どうやって償ってくれるのかしら。それともお仕置きしてあげようか?」 「ゆぴぃぃぃ!おしおきしゃんはゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 「ゆぅうう・・・そうだよ!だいじょうぶだよ!おわびにれいむたちが、とってもゆっくりさせてあげるよ!」 「ふむふむ、何かくれるの?」 「れいむたちをかいゆっくりにしてね!!とってもゆっくりできるよ!!」 「やだ。」 「・・・・どぼ・・・ぢで・・・?」 「え?だってそれ、全然ゆっくり出来ないし。」 「ゆ・・・ゆ?だって、かいゆっくりになったら・・・れいむたちが、とってもゆっくりできるよ・・・・ゆ・・?」 「えーと・・・それがどうして、私をゆっくりさせてくれることに?」 「ゆ・・・ゆ・・・・?」 れいむ親子は、心底不思議そうにお互い顔を見合わせたり、首をかしげて見たりしている。 うーん。 ああ、あれだろうか。 こんな可愛いれいむ達がゆっくりしてるところを見れたら、 人間さんもとってもゆっくり出来るね! とか。 あらためてこの親子の瞳を見ると、その瞳がとても澄みきった美しい物であることに気付いた。 純粋で汚れを知らず、知性などという不純物の欠片も映らない、美しい瞳だ。 そうだ。きっと、このれいむ親子は、自分達が美しく、とてもゆっくりした存在であることに、 全く疑いを持っていないのだろう。 多くの一般的な人間から見れば、ひたすら自分勝手で自惚れた、不快な汚物に映るかもしれない。 しかし、このゆっくり達に悪意や醜悪な思惑があった上での言動でないことは、 多くのゆっくりを見てきた私にはわかる。 なんだか、このれいむ親子が急に可愛らしく見えてきた。 野良といえば、えーき様だって元野良だ。 それに、飼ってやろうと思えば、ウチには十分すぎる余裕がある。 とはいえ、やはり簡単に野良を拾うというのも・・・うーん。 「ゆぅぅ・・・。ゆゆっ!わかったよ、おねーさん。」 「うーん・・・、うん?何が?」 「ゆふん。おねーさんもすきだねぇ。ゆふ~ん。」 何を思ったか、れいむが突然こちらにあんよ、というかあにゃるとまむまむを向けた。 「ちょっとだけなら、あじみしてもいいんだよぉ~。」 ・・・・・・・・・。 「醜悪!!」 ぶすりっ!! 「ゆっ・・!ゆぎゃぁぁぁああああ!!!」 「あ、やりすぎた。」 一瞬本気で頭にきたせいで、母れいむにうっかり手加減抜きで貫手を食らわしてしまった。 母れいむの腹に私の左手が手首まで突き刺さっている。 「れいむのゆっくりしたまむまむがぁぁぁああああ!!!」 訂正。れいむのまむまむに突き刺さっている。 「ゆぁぁぁああ!!いじゃいぃぃぃいいい!ぬいでぇぇぇええええ!!!」 「ああ、ごめん、ちょっと本気になっちゃって・・・えい!」 ずぼっ! 手を引き抜いても、餡子がボロボロ出てくることはなかったので、どうやら裂けたりはしていないようだ。 「ゆぁぁぁ。れいむのまむまむ・・・」 「わぁ、くぱぁってしてる・・・ごめんね。」 「れいむのばーじんが・・・もうおよめにいげなぃ・・・」 「ホントごめん。そんなつもりじゃなかったのよ。」 「でいぶ、だいずぎなまりさのために、だいじにどっでだのにぃ・・・」 「そうだったの・・・わるいことしたわ。」 ゆっくりは貞操観念というか、そういう点はえらく人間に近い感覚を持っていると聞く。 私の一時的な激情で大切なヴァージンを奪ってしまったとなると、いくら野良とはいえ、申し訳なさを感じてしまう。 「ゆぅ、ほんとにごめんっておもってる?」 「思ってる、思ってる。・・・ゴメン。」 「・・・じゃあ、れいむたちをかってよぉ。」 「そんなこと言っても・・・」 「ゆぁぉあぁああん!!やっばりごめんっでおもっでないぃぃぃいいい!!」 「うーん。なんか責任感じちゃうなぁ。・・・わかったわよぉ。悪さしないって言うなら、飼ってあげても・・・」 「ゆわーい!!みゃみゃ~やっちゃね!!」 「・・・・・・ママ?」 それから5分、私は仰向けにした母れいむに馬乗りになって、顔面に拳を叩きこみ続けている。 「嘘はっ!ダメってっ!言ってっ!るっ!でしょっ!」 ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ!ぼすっ! 「やべっ!ごべ!な!ざい!ゆべっ!べぁ!」 「ゆあーん。みゃみゃをいじめにゃいでー。」 「おねーさん!やめてあげてぇぇぇ!そんなおねーさん、とかいはじゃないわぁぁああ!!」 「くろーっ!くろーっ!」 「ごべんだざい・・・」 「まったく。さっきから嘘ばっかり!私だから生きてるけど、普通ならとっくにゴミ箱行きよ!」 「ごべんね、おねえさん・・・。でぼ、れいむはどうじでも、おねえさんのがいゆっぐりになりたがっだんだよ・・・。」 「ふーん。まあ、野良なら当然だと思うけど。・・・私?なんで私の?」 これまでの態度からして、ウチに侵入したのは、全くの偶然だと思ってたけど。 「そうだよ。れいむは、まえはとってもゆっくりしたまりさといっしょにくらしてたんだよ・・・でぼ、でぼぉぉぉおお!!」 「落ち着いて。ゆっくり話して。」 「まりさは、とってもかりがじょうずで・・・おちびちゃんもうばれで・・・でぼぉ・・・。」 さっきまでは、いかにもゆっくりらしい、ふてぶてしい表情をしていた母れいむ。 しかし、今目の前にいるゆっくりは、雨にぬれた小鳥のような弱弱しさと疲労しかうつらない。 いつしか、えーき様も、ありすも、赤れいむも、母れいむの苦悩に満ちたゆん生の物語に、真剣に耳を傾け始めていた。 母れいむは話し方が下手で、時系列が行ったり来たり、同じことを繰り返してお話していたが、要約すると以下のような内容だった。 れいむは、元々とある森のゆっくりとした群れで、長まりさとつがいのれいむの子供として生まれた。 しかし、群れのゆっくりプレイスは、ある日突然現れた人間さんによって奪われる。 木は切り倒され、泉は埋められ、土地も家も全てを失う中、長まりさと戦士達は必死で人間さんに立ち向かった。 しかし、人間さんは強く、人数でも群れの戦士達を上回っており、長まりさを含め、全ての戦士達は滅ぼされた。 長まりさは、最後の戦いに赴く前に、れいむにこう言って別れを告げた。 『おとーさん、ちょっととおくに、おしごとにいくからね。おちびちゃんは、おかーさんとたくさん、ゆっくりしていってね』 群れの母ゆっくり達は、人間さんに対抗することの不毛さを学び、思い思いにその地を去って行った。 ある者は森の奥へ、ある者は近隣の町へ、ある者は、はるか遠くの地へとあるであろう、真のゆっくりプレイスへ。 れいむは、自分の母れいむを含めた小さな集団に同行して、この町までやってきた。 しかし、ついに心労から体を壊した母れいむは、あんよを動かすことが出来なくなってしまう。 同行していた集団は、この地はゆっくり出来ないと言い、母れいむをおいて旅を続けると言う。 しかし、母を身捨てることが出来ないれいむは、一緒にこの町に残って生きることを選んだ。 町は厳しい。 食料もほとんどなく、おうちとなるような場所には先住ゆっくりや野良猫達がいた。 そのような中で、子ゆっくりにようやくなった程度のれいむは、必死に母を支えて生きる。 しかし、満足な食料も得られない日々が続く中で、母れいむは病を悪化させ、ついに息絶えてしまった。 母の最後の言葉は、『ごめんね。』だった・・・ 孤独な生活の中でれいむは必死に生き続けたが、所詮はさびしがり屋のゆっくり、じきに耐えられなくなってしまう。 そんな中で出会ったのが、のちに赤れいむの父となる、とてもゆっくりしたまりさであった。 狩りの腕に優れ、囲まれさえしなければ20匹以上の通常種とも戦えるほど強かったまりさ。 まりさの温かい瞳に恋したれいむは、かつて両親がいた頃のような、ゆっくりした家庭を取り戻すことができたのだ。 しかし、それも長くは続かなかった。 ある日、まりさが狩りに行っている時、 (おそらく小学生~中学生くらい?の)人間さんがれいむ達の住んでいた木箱を見つけ、襲いかかってきたのだ。 6匹の可愛いおちびちゃんを、お口に入れて必死に逃れようとするれいむ。 しかし、人間さんは圧倒的な力でれいむを捕え、おちびちゃん達を引きずり出すと、れいむの目の前で1匹づつ命を奪っていった。 次女れいむは腹に穴を開けられ、焼いた砂を注ぎ込まれてゆっくりと渇き死んでいった。 5女れいむは油で温めた金属の玉を口からねじ込まれ、餡子を吐くこともできず、体内からあぶり殺された。 3女れいむと4女れいむは、体を金属線でつながれて綱引きを強要された。 背後には水を入れた皿、2匹の間には固形燃料で火の海が作られる。 一方が助かるためには、もう一方を火の海に引きずりこまなければならない。 結局姉妹は、相手を火の海に落とすことを最後まで拒み、火の海にリボンも顔面もじっくりとあぶられて、 泣き叫びながら黒こげになっていった。 長女れいむは、空き缶の上に座らされ、線香花火を何本も何本も咥えさせられた。 線香花火の下には仰向けに寝かされた末っ子れいむ。 長女れいむは線香花火を動かさないよう必死に耐えるが、背中にライターを押しつけられるたび、体を揺らしてしまう。 線香花火が尽きたときには、末っ子れいむは黒く焦げた穴だらけの姿になって、息絶えていた。 5本束ねて火をつけられた線香花火の下で、末っ子れいむが最後に言った言葉は、 『おきゃーしゃん、おにぇーしゃん、ゆっくちちちぇっちぇにぇ。』だった。 そして長女れいむが命を奪われんとしていた時、奇跡が起こった。 悲鳴をあげてれいむと長女れいむを手放す人間さん。 その背後には、木の枝を口にくわえ、必死に人間さんを打ちすえるまりさがいた。 まりさは言った。 『れいむは、いつまでもゆっくりしていってね。』と。 れいむは、一匹だけ生き残ったまりさとの愛の結晶をお口に入れて、必死に逃げのびたのであった。 それから夜になり、れいむがまりさと別れた場所に帰ってみると、そこにはまりさだった何かと5つの小さな饅頭が残されていた。 まりさはあの後人間さん達に捕まり、あにゃるから打ち上げ花火をねじ込まれ、何度も、何度も、何度も体の中を焼かれていったのだ。 最後にはあにゃるの周りが焦げてボロボロに崩れ、眼窩やノドから打ち上げ花火が飛び出しても。何度も。何度も。 だが、かつてまりさだったモノの表情には、それでもわずかに笑顔が浮かんでいた。 それは、体内の火傷のせいで表情がひきつっただけ、あるいはれいむの気のせいだったかもしれない。 しかし、れいむはまりさが最後に安らかに逝ったのだと信じていたようだった。 まりさを失ってから、れいむはしんぐるまざーとして精一杯赤れいむを育ててきた。 しかし、有能で自立した成体ゆっくり達でさえ生きるには過酷な人間の町。 森で生まれた上、狩りに慣れないれいむが、一匹とはいえ赤ゆっくりを育てるのは至難の業だった。 日に日にやつれ、衰えていくれいむ親子。 このまま冬を迎えれば、待っているのは死。 それどころか、冬まで生き延びることすらできるのだろうか。 ・・・そんなある日だった。 れいむが私、お姉さんと出会ったのは。 人間さんに極力出会わないように隠れ住む野良ゆっくり達。 その薄暗く汚い住処のなかに、突然やってきた人間さん。 野良ゆっくり達は、ついに自分達の最後の住処も奪われるのかと絶望した。 しかし、ほんのりと甘い香りをまとい、優しい微笑みを浮かべたお姉さんは、 野良達に声をかけ、談笑し、時にはわずかながら食べ物もくれていた。 遠くからその情景を目の当たりにしたれいむ親子は、身の危険も忘れ、 お姉さんを尾行して、おうちを突き止めた。 危険を顧みず庭に侵入し、おうちの中を覗き込むと、 そこには、2匹の美しいゆっくりとお姉さんが仲良く暮らす、なんともゆっくりした光景があった。 危険も、苦しみも、愛する者を失う恐怖も存在しない世界。 れいむはその夢のような情景を目の当たりにしながら、一つの言葉を思い出した。 ・・・・・・『飼いゆっくり』 ゆっくりしていない人間さん達、その中に稀に生まれるゆっくりした人間さん。 彼らは、ゆっくりと共に暮らし、食事と、安全なおうちと、温かい愛情を与えてくれる。 人間さんと共に暮らすゆっくりを、人間さん達は『飼いゆっくり』と呼び、 誰も傷つけることができない特別な存在として扱う。 ただし、そのゆっくりした人間さんを見分けることは非常に難しく、 上手く行く可能性は極めて低い。 相手を間違えれば、待っているのは確実な『死』。 れいむはこれまで失ってきた、愛するゆっくり達の最後の言葉を思い出した。 『たくさん、ゆっくりしていってね』 『ごめんね』 『おきゃーしゃん、おにぇーしゃん、ゆっくちちちぇっちぇにぇ。』 『れいむは、いつまでもゆっくりしていってね。』 ・・・・・・れいむは、自分が信じたお姉さんに全てを賭けることを決意した。 ・・・私についての描写が非常に美化されている内容ではあったが、心当たりは確かにあった。 小説のネタ発掘のため、野良に対するインタビュー調査をしたことがある。 家にはゆっくりが2匹もいるので、香水やシャンプー、芳香剤の類も、 いつのまにかゆっくりの好みに近い香りのモノを使うようになってしまっていたようだ。 母れいむが今日、勝手に家に侵入し、部屋を荒らしまわったのは確かに悪いことではあったが、 飼いゆっくりとしての教育を受けていない以上、ある意味では仕方のないことだったのかもしれない。 なにより、日頃から見かける、脆く儚く散っていく野良ゆっくり達に、 そのようなドラマがあったことにあらためて気付かされ、私達はいつの間にか大粒の涙を流していた。 「ゆぁぁぁ・・・がわいぞうだわぁぁぁああ。おでえさん、れいむをがっであげでぇぇぇ。」 「しろぉぉぉ・・・しろぉぉぉおおおお!」 「うん、・・・ぐすっ・・わかったわ。れいむ、おちびちゃん。ご両親とまりさの分まで、ここでゆっくりしていってね!」 「おでえざん、ありがどぉぉぉおおお!」 「ゆっくちー!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」 「ええ、そうね!今日は新しい家族が出来たお祝いに、すっごいごちそうを用意しないとね!」 「ありすもぺにぺにによりをかけて、とかいはなごちそうをつくるわ!」 「しろー!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆゆーん、まりさのことよんだー?」 「?」×3 台所の方から声がしたかと思うと、帽子がパンパンになるほどお菓子を詰め込んだ、 野良にしては比較的小奇麗なまりさが一匹ぽよんぽよんと跳ねてきた。 「ぐすっ・・ん、あなた、どこのまりさ?」 「まりさは、れいむのだーりんのまりさだよ!」 「・・・?狩りが得意で、ケンカの強い?」 「ゆふぅ~ん。それほどでもあるよぉ~。」 「むほぉ?えいえんにゆっくりしたんじゃ・・・」 「ゆゆっ!?まりさはかんったんにはやられないよ! れいむとはおさななじみだから、よーくわかってるはずだよ。」 「しろ?しろ~?」 「れいむはまりさとおなじで、こうえんでうまれたんだよ! おとーさんれいむも、おかーさんちぇんも、すっごくげんきだよ。」 「ん~、えーと、このおちびちゃんれいむの妹達は?」 「おちびちゃんはひとりっこだよ!!へんなこといわないでね!ぷんぷん!!」 「・・・・・・・・・。」×3 「れいむー。やさしそうなおねーさんにかってもらうっていってたからきたのに、 このおねーさん、へんなことばっかりいうよ。どうしたの? まりさも、かいゆっくりになって、はやくあまあまさんがたべたいよ!」 「失せろ!!!」「おそらゆべぇっ!!!!!」 れいむはこの日、お空を飛んだ。 我が家の玄関から門まで。 0.3秒ほど。 「ゆゆっ!おねーさん、もうやめてあげてね!れいむがまためいわくかけたなら、ゆっくりあやまるよ!ゆっくりごめんね!!」 「はぁっ!はぁ・・・ふぅ。あなたはいいよ。でも やっぱ飼いゆっくりにはできないわ。」 「ゆぁーん。ゆっくちやくそくしたにょにー。」 「だめだよ、おちびちゃん。むりやりはゆっくりできないよ。おねーさんにもじじょうがあるんだよ。」 「ゆぇぇん・・・ゆっくちりきゃいしちゃよ。」 「むりいってごめんね、おねーさん。まりさたちはゆっくりかえるよ。」 「ゆっくちしゃようにゃら!」 「はいはい、さよなら。」 はあ・・・疲れた。 それにしても、まりさの方は比較的礼儀をわきまえてたなぁ。 ああ言う子なら、ホントに飼ってあげてもよかったのに。 でもあの家族付きじゃあねぇ。 それに謝ってる割には、お帽子の中にちゃっかり我が家のお菓子類を満載して帰っていったし。 野良って一筋縄ではいかないわ。 そんなわけで、いつの間にやら日が暮れた外に野良一家を放りだして、 玄関のドアを閉めると、ありすが私のスカートの中を覗き込むように、 足元にすり寄り、私を見上げながら話しかけてきた。 「ねぇ、あきらさん。あきらさんってばぁ。」 「キモチワルイからおねーさんって呼びなさい。何?ありす。」 「おそとはもうよるだったわ。いくらのらでも、いまおそとにおいだすのは、とかいはじゃないわ・・・。」 「えぇ?でもねぇ。」 「それにおちびちゃんだっていたし・・・。おうちのなかとはいわないから、おにわにでもおいてあげて。」 「えー?でもなぁ。」 ちらりと部屋に目をやると、思いっきり割られた窓ガラスが見える。 「またあんな事されちゃ、たまんないわよ。」 「でもでも・・・おねえさぁん。」 普段は割と素直ではあるが、ありすは時々、妙に食い下がってくることがある。 大抵の場合、赤ゆっくりや子ゆっくりが絡んだ状況でこうなりやすい。 飼いゆっくりは飼い主の望まない子供を作ってはならない。 それは、人間がゆっくりに行う調教の、基本中の基本だ。 私も、別にありすに子供が出来ること自体は悪いと思わないものの、 そこらの野良と勝手にすっきりーしてこられては迷惑なので、やはりすっきりー禁止で通している。 だが、もはや成体となって随分経つありすは、やはり母親への憧れがあるのだろう。 町で赤ゆっくりを見かけるたび、物欲しそうな瞳で、赤ゆを目で追う。 「そうは言ってもねぇ。えーき様ぁ。」 「・・・・・・しろっ!」 「まったく、えーき様まで。みんな甘いわねぇ、ホント。・・・今夜だけだからね。」 「ゆわーい!さすがおねーさん!とってもとかいはだわぁ!」 「しろっ!しろっ!」 結局、私が一番甘いのかもしれないなぁ。 少し時間は経ってしまったが、多分ダメージを負ったれいむを連れてなら、それほど遠くには行っていないだろう。 そう思い、私はえーき様を右手で抱え、ありすをサッカーボールの携帯用ネットに入れて、玄関の扉を開いた。 「ゆっくりできないおねーさんのおうちにうんうんしてあげるんだよ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!う~ん、う~ん!」 「ゆっくりやめてね。そんなことしたらおねーさん、ゆっくりできないよぉ。」 「まりさはゆっくりだまっててね!!」 「でも、おねーさん、まりさたちにあまあまさんくれたよ!おぼうしいっぱいだよ!」 「そんなのしらないよ!あのおねーさんは、れいむにゆっくりできないことをしたんだよ!せいっさいだよ!」 「うんうんしゅるよ!しゅっきりー!!」 野良一家は、まだ玄関の前にいた。 「・・・・・・何してるの?」 「くろっ!!ぐろぉぉ~!!くろぉおお!!くろーーっ!!!」 「ごべんだざい・・・。」 「でいぶわるぐないのに・・・。」 「ゆっくちできにゃい・・・。」 ・・・・・・。 「くろーーー!!くろっ!くろぉ!くろぉおお!!」 「ゆっぐりりがいじばじだ・・・。」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・」 「もっちょ・・・ゆっぐぢ・・・」 あれから6時間。 ついにえーき様の逆鱗に触れた野良一家は、未だに説教地獄から抜け出せないでいる。 私でも一時間耐えられるかというあの苦行だ。 赤れいむに至っては2度ほど永遠にゆっくりしかけたので、オレンジジュースの点滴を打ちながら説教を受け続けている。 「えーき様ぁ。私もう寝るから、その野良達、お仕置き終わったら庭にでも放りだしといてね。」 「しろっ!」 「ほんじゃ、ありす。寝よっか。」 「ゆぅぅぅ・・・これもおちびちゃんのためよね。すっきりおやすみなさい。」 「お休みー。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 翌日。 2階の寝室で目をさましてみると、布団の中、私の股の間にえーき様が潜り込んで寝息を立てていた。 くちゅ・・・・ちゅるっ・・ちゅ、くちゅっ・・・・ 「ふぅ・・ん・・・・んぅ・・ふっ、んぅ・・・」 太ももの付け根、その一番敏感な所でえーき様の柔らかな舌の感触を楽しみながら、 20分ほど1階や庭の物音に耳を傾けていたが、自分の息遣いや濡れた音がうるさすぎるせいか、 昨日の野良一家の声は聞こえない。 出て行ったとは思わないが、昨日の今日では、疲れてみんな寝ているのだろう。 汚してしまったえーき様のほっぺやお口の周りを拭いてあげながら1階に向かうと、 ありすが朝食を作る音と、おいしそうなベーコンの香りが漂ってくる。 はぁ、今日は平和だ。 とりあえず今日の仕事は、昨日めんどくさくなって片づけなかった和室を片づけて、 ガラスを取り替え、それから・・・ そんなことを考えながら、リビングのカーテンをジャッと開けると、 「キャッ!!!何!?」 私の足元あたりに、窓の外側にベットリと顔面を貼りつけた、3つの生首が転がっていた。 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「あ・・あ、ああ、あんた達、なのね・・・。おはよう。」 昨日の野良一家だった。 元気そうで何より。 「もう、驚かさないでよ。今日は出てってよね。」 「ゆふん!きょうこそは、れいむたちをかいゆっくりにしてもらうよ!!」 ダメだ。平行線だ。 「ありすー!ゴミばさみとゴミ袋持ってきてー!」 「ゆぁぁぁああ!!まってね!れいむたちのおはなしをきいてね!!」 「もうそろそろ諦めて、出て行ってよ。」 「で、何を聞けばいいの?」 「ゆぅぅ、れいむたちはよるのあいだ、どうしてかってくれないのか、ゆっくりしないでかんがえたんだよ!」 「ふうん。体力あるわねぇ。で?」 「それでわかったんだよ!おねーさんは、れいむたちよりありすやえーきさまのほうが、ゆっくりできるとおもってるね!」 「うん、間違ってないわね。」 「ゆっふっふぅ。だかられいむたちは、ありすたちよりゆっくりできる『しょうこ』をもってきたんだよ!」 「へ?」 いつの間にか、ありすとえーき様も私の後ろに立って(座って?)状況を見守っている。 「おねーさんも、これをみてゆっくりしていってね!!」 「まりさのお帽子の中?何・・・・・・?」 まりさのお帽子の中には、山盛りのイモムシ・毛虫・・・・・・。 「ぎゃぁぁぁあああああーーーー!!!」 「ね!とってもゆっくりしたごはんさんでしょ!」 「やめっ!イヤイヤッ!近づけないで―っ!!」 「ゆっへん!まりさががんば『れいむがいっしょうけんめいとってきたんだよ!』ゆぅ? まりさ、おにわのなか『れいむがおにわのきから、よるのあいだにとってきたんだよ!』ゆぅぅ。」 なるほど・・・まりさが狩りの達人というのは嘘じゃなかったらしい。しかし・・・ 「むーちゃむーちゃ。ちあわちぇー。」 「れいむたちをかってくれたら、まいにちおねーさんにもたべさせてあげるからね!ゆっくりできるでしょ!」 これは何と言うか・・・ 「おにぇーしゃん!こにょいちばんゆっくちちたいもむししゃん、れいみゅもたべちゃいけど・・・たべちぇいいよ!!」 「ゆぅぅーん、おちびちゃんは、とってもゆっくりしたいいこだよぉ~。」 「ひぃぃいいいーーー!!顔に近づけないでーーー!!」 かえってお互いの住む世界の違いを思い知らされるような・・・。 「もっと・・・ゆっぐりしたかった・・・。」 「あきらさぁぁあああん!!」 「・・・おねえさんと・・・よべ・・・・・・(ガクリ)。」 「ゆふ~ん!れいむのおくりもので、ゆっくりしすぎてきをうしなっちゃったよ~!」 「ゆっくちさせちぇごめんにぇっ!」 そこに、ありすが待ったをかける。 「むほぉ!まちなさい!」 「ゆゆっ!ありすはさっさとまけをみとめてね!れいむのほうがゆっくりできるんだよ!」 「むほぉぉお!そんなのききずてならないわ!ありすのほうがとかいてきなのよ!!」 だが、れいむも今回は自信満々だ。 「ゆふふふ、じゃあありすは、こんなにゆっくりしたけむしさんがつかまえられるの?」 「むふぉぉぉぉ・・・うう。でも、ありすだっておりょうりしたり、おそうじしたり、おせんたくしたり ・・・とっても、とかいはなやくにたってるのよ!!ありすは、ありすはあきらさんのおよめさんなのよ!!」 「ゆふぅん?じゃあ・・・おねーさんと、すっきりーしたことあるの?」 「むほ、ほ、・・・・それ、は・・・・」 「ゆふふぅ。すっきりーもしないでおよめさんなんて、ありすはとってもいなかものだね!!」 「む、むほぉぉぉおおおお!!もうゆるさないわぁぁぁあああ!!」 私としてはかなり釈然としない理屈ではあったが、 ありすの怒りを誘う何がかあったのか、それとも痛いところをついたのか。 とにかく、昨日のえーき様に続いて、今日はありすが怒りを爆発させた。 「れいむごときに、このわざをつかうとはおもわなかったわ・・・むっほぉぉぉおおおお!!」 まずい。ありすは本当に本気のようだ。 ありすのぺにぺにがゆっくりと動き、逆さ五芒星を描く。 あれは、お隣りに住む変態留学生、ヨハク君を昇天させたありすの必殺技『スカーレットぺニードル』の構えだ。 「ゆっふっふぅ、W・S・N(ホワイト・すっきり・ナイト)のらんかーでもある、れいむにかなうとおもってるの?」 一方、ありすの怒りを向けられながらも、れいむの表情には余裕がある。 W・S・Nなる代物がどんな競技、あるいは大会か知らないが、多分ロクなモノではないだろう。 そういえばこの町の野良ゆっくり達は、レイプ技術を格闘技にまで磨き上げて、 格闘技大会じみた催し物まで開催しているそうだが、それのことだろうか? れいむはありすにまむまむを向け、まむまむをまるで生き物の口のように、くぱくぱぁと開けたり閉じたりしていた。 ぱっと見、間抜けな光景ではあるが、ゆっくりという生き物は実際問題として、 すっきりーで命を落とすことも少なくないため、これは命をかけた戦い。 事態はかなり深刻だ。 「ちょっと!ありすも落ち着きなさいよ。ありすらしくないわよ。」 「むほぉぉ!おねーさんでもいまのありすはとめられないわ!!」 「なんでそんなに怒ってるのよぉ。ありすらしくもない。」 「むほぉ!!れいむは、ありすの!ありすだけのおねーさんをよこどりするきなのよぉ!! おねーさんの、あきらさんのおよめさんは、ありすだけなのよぉぉおおおお!!!『くろーーーっ!!!』ゆべぇっ!!」 あ、えーき様乱入。 「くろーー!!くろっ!!くろぉっ!!」 「ゆぅぅ。たとええーきさまでも、おねーさんのひとりじめはゆるさないよ!!れいむがせいっさいするよ!!」 「む、むほぉぉ、かってなこといわないでほしいわ!あきらさんは、えーきさまのものじゃないわ!!」 「くろぉ!しろ・・・ぺろんぺろ~ん・・・・しろぉ。」 「そ、そんな・・・えーきさまは、あきらさんとすっきりーしたことが・・・そんなの、とかいはじゃないわ・・・」 「ゆぅぅぅぅ、どうやら、れいむのほんとうのてきは、ありすじゃなくて、えーきさまだったんだね・・・」 えぇぇぇ、ひょっとして今えーき様から、爆弾発言が飛び出しちゃった? そ、そりゃあ、嘘とは言わないけど・・・・・・ 「むほぉぉ・・・とかいはなおともだちだとおもってたのに・・・ゆるさないわぁ!!」 「くろっ!くろっ!くろぉぉおおお!!」 「ふたりともたおして、れいむもおねーさんとすっきりーするよぉぉおお!!」 こうして事態はさらに混沌とし、三つ巴の、餡子で餡子を洗う激闘が幕をあげることになった。 どうして私、ゆっくり達に、こんなにモテてるんだろ・・・ 「いくよーっ!!」 ぽゆんっ すーりすーり ぽむぽむ 「まけないわぁーっ!!」 もみゅ ぷにょり 「くろーーっ!!」 ふにゅんっ 目の前では、恐るべき饅頭達のぶつかり合いが続いている。 私もさすがに、人間からは欠片ほども受けたことのないような熱烈なラブコールをぶつけられ、 何が何やらわからなくなってしまった。 ああ、どうしてこうなっちゃったんだろうなぁ、 一度でいいからかっこいい男性達に、こんな風に取りあってもらいたいなぁ、 などと、現実感を失った意識の中で、ぼーっとそんなことを考えていた。 「れいむ、やめてね!けんかはゆっくりできないよぉ!」 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇ~!」 家族達も事態の深刻さを理解したらしく、おろおろしている。 「はぁ。あー、大変ね、あなたも。」 「ゆぅぅー。ゆゆっ!そうだよ!まりさはとってもたいへんだよ!」 「れいむはあなたのお嫁さんなのに。」 「そうだよ!ふりんっだよ!だからおねーさんは、まりさにあまあまちょうだいね!!」 「ちょーらいにぇっ!」 「・・・・・・。」 それから30分後。 さすがに3匹とも疲労は限界に達し、勝負がつかないまま状況はこう着状態に入っている。 私もさすがにこの頃になると、頭の中がすっきりしてきた。 「ねぇ~。そろそろ朝ご飯にしようよ。ケンカなんてゆっくり出来ないでしょ~。」 「むふぅ、むふぅ・・・たしかに、このままじゃしょうぶがつかないわ。」 「くろぉ・・・。」 「ゆひぃ、ゆひぃ、そうだね・・・こうなったら、だれがゆっくりできるか、おねーさんにきめてもらうよ!」 「・・・・・・え、私?」 そういうと、3匹は同時に仰向けに寝転がり、私に向けてまむまむを向けながら、 「「「すっきりしていってね!!!」」」 情熱的なプロポーズを宣言した。 私はと言うと、さっきまでは正直言って頭を抱えていたが・・・ 今は、なんだかもう少しだけ、この状況を楽しんでみたくなっていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 宣言からさらに30分後、 「ゆ゛・ぎ・ぎ・・・まむまむ、いじゃい・・・・・」 れいむのまむまむに二升五合瓶をねじ込み、 「あぎらざぁぁぁん、どぼじでぇぇぇぇ。」 ありすには貞操帯(腹巻き)を取りつけておいた。 「ん・・・ふぁ・・もう、んぅ・・おねえさん、って、よべって・・・ふぅ・・いってるで、しょぉ・・・」 「くちゅり・・・しろぉ、・・ちゅ・・・・ちゅるっ・・・」 私は、仰向けに寝かせたえーき様にまたがり、本日8回目の絶頂へと身をゆだねようとしている。 その太ももに、ありすが涙を流しながら、頬を擦り寄せてきた。 私は、腰の動きを一層速めながらも、それまで胸やらそれ以上に敏感な場所をまさぐり続けていた、 濡れた両手でありすを抱き上げてあげた。 ありすは、少しだけ安心したように、私の胸元にすーりすーりする。 「おねえさん・・・ぐす・・ゆっくりしてぇ・・・。」 「うん、・・・うふふ。冗談よ。」 ありすの(おそらくその気になれば自分で外せたであろう)腹巻を取り外してあげると、 ありすはぺにぺにで涙を拭いて、いつもの、お日様のような笑顔を取り戻した。 「おねえさん。」 「うん、なあに?」 「ありす、・・・おねえさんをゆっくりさせてあげれてる?」 「うふふ、馬鹿な子ねぇ。私がゆっくりできてないように見える?」 「ゆぅ・・・ゆぅうん。すーりすーり・・・」 うん。やっぱり、ありすは少しいじめてあげた方が可愛い。 そう。私はありすをよく泣かせるし、今だってえーき様とばかり行為におよんでいるが、 別にありすがえーき様より可愛くないわけではないのだ。 こんなに一生懸命で、でもちょっとイジワルしたくなるありす。 素直で、優しくするほど同じだけの愛情で返してくれるえーき様。 両方同じくらい大好きだけど、ちょっと愛し方が違うだけ。 それに・・・ 「ねえ、まりさ。」 「れいむ~ゆっくりしてね。ぺーろぺーろ、・・・ゆゆ?」 「まりさ。あなた達も、ここに一緒に住まない?」 「ゆぅ?ゆ・・・ゆ?」 「飼いゆっくりにならないかって言ってるのよ。」 「ゆ・・・ゆゆ!いいの!?」 「うん。でも、おうちの中はダメよ。どうも、お互いゆっくり出来なそうだからね。 かわりに、庭におうちを作ってあげる。外よりは安全だし、ご飯もたくさんあるし、結構楽しいと思うよ。」 「ゆ、ゆぅぅうう!!ゆわーい!やったよれいむ!よかったね!」 「ゆ゛、まむまむいじゃい・・・ぬいでぇ・・・」 「ゆふーん!そんなのどうでもいいよ!どうせれいむ、がばがばだったし、まりさはきにしないよ!!」 「どぼ・・・ぢで・・ぞんな・・・」 「ゆっくち!ゆっくち!」 それに・・・この野良一家だって、結構可愛いと思う。 慣れてみれば、たまにはこんなおバカさん達がいるのも、悪くない気がする。 ゲスってわけじゃないし、お店で買う、おりこうさんばっかりだと、小説のネタにもならないし。 なにより、これだけ積極的にアプローチされて、情もうつってしまった。 これまで、あまり意識してこなかったが、この、野良一家のおかげで気付かされてしまった。 なんだかんだ言っても、私はゆっくりの、 バカっぽくて、 成長しなくて、 反省しなくて、 でも憎めないところが、大好きなのだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆふぅん。ありすは、しろうとどうていさんのにおいがぷんぷんするよ!ゆっくりりかいしてね!」 「むほぉぉおお!そういうれいむこそ、まむまむひらきっぱなしで、がばがばできもちわるいのよ!このいなかもの!!」 「ゆぎぃぃいいいい!!」 「むほぉぉぉおおお!!」 あれから数か月が経った。 相変わらずありすとれいむは、事あるごとにケンカしているが、案外2匹とも楽しそうである。 まりさや、大きくなった子れいむも我が家に慣れ、えーき様に説教を受ける回数も減った。 さらに最近では、知り合いの農家からのうかりんを1匹もらい、庭の半分ほどを花壇やら菜園やらに改造したり、 バランスボールサイズまで育った老まりさ、自称ドスまりさを拾ってきて介護に頭を悩ませたりと、 色々楽しみながらゆっくり達との生活を送っている。 相変わらず人間との付き合いは面倒で、変態編集以外とは、あまり積極的に話をしない生活が続いている。 自分でもこの性格が嫌になるが、だからこそ、ゆっくり達とこんなに自由に暮らしていけるのかなぁ、 と思うと、今のままでもいい気がしてしまうから困ったものだ。 ・・・・・・そう。結局私は、ゆっくりのことが可愛くってしょうがないのだ。 ちなみに、野良一家と出会った日の経緯を題材にした新作『ゆっくりの中心で愛を叫ぶ』は、 出版界を震撼させる大ヒット作となった。 私の尊敬する大御所作家、M田一美様にも、 『・・・これ、ゆんあきよりエロい・・・』 などと、雑誌上で対談した際に絶賛され、私の作品では2本目となる、映画化計画も進行中である。 やりすぎたかなぁ おまけ:キャラ設定 母れいむ 人とゆっくりを見る目があるが、それ以外の生存に必要なほとんどの能力が欠如している。 タチの悪いことに役立たずの自覚は無い。虚言癖あり。日常生活はまりさに750パーセント依存してきた駄ゆっくり。 (650パーセントは、余計なマネをして迷惑をかける分) 父まりさ 狩りの能力とケンカには非常に高い能力を示し、性格も温厚な、優秀なゆっくり。 れいむを背負いながら子猫並の速度で走ることもできる、チート能力を持っているため、 野良の中ではかなりモテた。近所では未だにれいむとつがいになったことを残念がられている。 意外と夫婦仲は良好。 赤れいむ 両親の欠点だけを完全な形で受け継いだ、サラブレッド。 別にゲスとかではないが、致命的にオツムが足りていない。 親の庇護無しでは3分と生きられない駄ゆっくり。自覚は無し。 えーき様 嘆木お姉さんのセックスフレンド。 語彙は少ないが、知性はかなり高め。特技は説教とお姉さんの洋服選び。 ただし一番大事な仕事は、お姉さんの火照った体を鎮めること。 ありす 嘆木お姉さんの家の専属メイド。 ペニペニを自在に操り、人間の使用する、およそあらゆる道具を使いこなす。 普段からお姉さんに積極的なアプローチをしてはいるように見えるが、 実はありすは、お姉さんを心から崇拝しているので、それほど性的な関係を持ちたいわけではない。 嘆木 晶 若手売れっ子作家。 未成熟な肢体を持て余しており、自分を慰める毎日。 本人の意思に関係なく、ゆっくりに好かれるタイプ M田 一美 嘆木お姉さんも尊敬する、大御所売れっ子作家。 作品だけでなく、身も心も熟れ熟れ。 女性下着をかぶった変態編集 36番がトレードマーク。変態。 変態留学生:ヨハク君 早く仕事を終えて故郷に帰りたい人。以前はムッツリだったが、今は完全な変態。 ゆんあき エロい。 D.O 家では基本、服を着ない変態。実話。 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) D.Oの作品集 挿絵:嘆きあき