約 1,111,944 件
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/572.html
その朝、りっちゃんが私のお家に来ました。りっちゃんは私の顔を見ると「メリークリスマス、澪ちゃん!」と言いました。 私は不思議に思ってカレンダーを見たけれど、やっぱり日付は12月26日で、クリスマスは昨日です。 実際に、昨日の夜私はパパとママとツリーの飾りつけをしたり、ケーキを食べたりしました。 朝起きると、今年もサンタさんはちゃんと私のお家に来たらしく、枕元にはプレゼントが置いてありました。 だから私はりっちゃんが「メリークリスマス」なんていうのがとても不思議でした。 私はりっちゃんに聞きました。 「りっちゃん、クリスマスは昨日だよ?りっちゃんは昨日の夜、パパやママとクリスマス会やらなかったの?」 するとりっちゃんは「やったよ」と答えました。 私はますます不思議になってしまい、その表情が顔に出たのかもしれません、 りっちゃんは「ちょっと待っててね」といい、背負っていたリュックサックを床におろし、中から何かを引っ張りだしました。 それは白い小さな箱でした。それがテーブルに置かれた瞬間、私の方に甘い匂いが漂ってきました。 「りっちゃん、これは?」私はききました。 「開けてみて」りっちゃんは言いました。 私はうなずき、箱に手を掛けそっと蓋を開けました。 蓋を開けると、その甘い匂いははっきりとした形となって私の目に映りました。 ケーキです。苺のショートケーキ。それは解りました。だけど、 「りっちゃん、これケーキだよね?」 「うん?そうだよ?」 「ぐちゃぐちゃ……」 そう、リュックサックに入れ、私のお家に来るまで歩いたり、もしかしたら走ったりしたのかもしれません、 動かしたから、その二切れのケーキは横倒しになって、箱の内側で互いにぶつかり、形が崩れてしまっていました。 「うわあ、本当だ!ごめんね澪ちゃん……」 りっちゃんは本当に申し訳なさそうに掌を合わせ、私に謝りました。 「ううん、形が崩れても大丈夫、きっと美味しいよ。でも、どうして?」 するとりっちゃんは少し気恥ずかしそうに笑い、いいました。 「うぅんと……澪ちゃんとはクリスマス会してなかったから、さ。1日遅れたけど、二人でお祝いしたいなあ、って思ったんだ」 「私のためにケーキをとっておいてくれたの?」 「うん、だって澪ちゃんとお祝いしたかったんだもん!」 りっちゃんはニコニコ笑っていました。 その様子はちょっと気恥ずかしそうで、でもとても嬉しそうで気が付くと私もつられて笑っていました。 「りっちゃん、ありがとう」 それから二人でケーキを食べました。 見た目はぐちゃぐちゃだったけど、そのケーキは私がいままで食べたどのケーキよりも美味しく、かけがえのないもののように思えました。 「ねえ、りっちゃん」 「なに?」 ケーキを食べ終えた後、私はふと思いだしてこう言いました。 「メリークリスマス、りっちゃん」 fin ほんわかしますなぁ… -- 名無しさん (2012-11-01 12 50 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/897.html
秋山邸 澪ママ「澪が喜びそうな事?」 律「はい、澪から何か聞いてませんか?律に何がして欲しいとか何が欲しいとか」 澪ママ「うーん、そうねえ、もうちょっと自分で宿題をやる努力をして欲しいとか、もう少しだけ真面目に練習をして欲しいとか?」 律「いつもの定番じゃないですか・・・ほんと澪は何で私と付き合ってるんですかねぇ」 澪ママ「でも澪って、いつもりっちゃんの話ばかりしてるのよ?りっちゃんのパワフルなドラムとりっちゃんの小さい胸が大好きなんだって」 律「ホンとですか?」 澪ママ「だから私言ってあげたの。りっちゃんのブラを付けるなら普通にはサイズが合わないから、マスクとして使用するといいわよ?って」 律「ああ・・・って何て事言ってるんですか!」 澪ママ「私が冬に産んじゃったからね、毎年のプレゼントにピッタリだと思ったんだけど・・ そういえば、りっちゃんのビックリ箱のプレゼントは毎年私が貰ってるから」 律「え!何でですか?」 澪ママ「部屋に置いておくと気になって何度も開けて自家発電しちゃうらしいの。あと底に入ってる手紙も私が貰ってるわ」 律「澪に渡してないんですか?道理で何年も思いが通じないと思った・・・」 澪ママ「『澪、12歳の誕生日おめでとう。今年は澪に身長も抜かされたし胸も大きくなって、ロリコンの私としては嬉しいような寂しいような気がしています』」 律「書いてないし!!」 澪ママ「うそうそ、澪に返そうと思ったんだけど手紙ごとうっかりバザーに出しちゃったのよ」 律「見ず知らずの人に毎年私のラブレター見られたって事?!!」 澪ママ「ごめんなさい。でもバザーに出す前にりっちゃんの熱い思いは私が受け止めたから。 そうだ、今日家で澪の誕生日会するんでしょ?今から料理作ろうと思うんだけど、親子丼でいいかしら」 律「そのメニューはチェンジでお願いします・・・」 数時間後 律「と、いう訳で!」 唯「澪ちゃん誕生日!」 全員「おめでとーーー!!」 澪「みんなありがとう////」 紬「はい!澪ちゃん、私からのプレゼント!」 澪「入浴剤セットだ!気持ち良さそうだな。ムギありがとう」 梓「私からはこれです」 澪「バスローブ?高そうだな、梓大丈夫か?ありがとう大切に使うよ」 唯「じゃじゃん!私からはコレ。大人の香水と大人の本だよ!澪ちゃんも一つ大人になったし、お風呂上がりも大人っぽくするといいよー」 澪「大人の本・・・///ありがとう唯。これで色々チャレンジしてみる事にするよ」 律「最後は私だな!ででーん!」 澪「おい、またビックリ箱じゃないか。」 律「いや、今年はちょっと違うぞ。早く開けてみ!」 澪「う、うん・・」ハ゜カッ「これは、ブラジャー?」 梓「律先輩。私達がこれだけお膳立てしたのに、また服を着せちゃってどうするんですか・・」 唯「その期待を裏切る感じ、さすがだよ、律っちゃん」 紬「どんまい・・」 律「そんな哀れみの目で見なくても・・ けどそれはブラジャーじゃなくて私の使用済みブラジャーを改造したマスクだ!私が居ない時にも自家発電出来るように、な」 梓「へ、変態!澪先輩が喜ぶ訳が・・・」 澪「そうだぞ。こんなの嬉しいわけ//ないんだからな///」スンスン 梓「嗅いでる・・・」 唯「なんだかわからないけど大成功だね!律っちゃん!」 紬「キース!キース!キース!」 澪ママ「ヤーれ!ヤーれ!」 澪律「どこまで!?っておばさん(ママ)!」 誕生日会の後 律「いやー楽しいけど疲れたなー。澪お疲れさま」 澪「うん、でもありがとうな。おかげで素敵な誕生日になったよ。マスクにはビックリしたけど」 律「今回はリサーチをして決めたんだけど、特別だからな。付けるのは家だけにしろよ?」 澪「うん」///「あのね、律。もう一つ欲しいものがあるんだけど・・あとこれからの誕生日で欲しいものも今書いたの」 律「どれどれ」 18歳「律」 19歳「婚約指輪」 20歳「結婚指輪」 21歳「結婚首輪」 律「澪しゃんは何回私と結婚したいのかな?」 澪「毎年・・・///」 律「くぅー!かわいい!今年は私って事だから//澪!食べちゃうぞー!」 キャーキャードタバタ 澪ママ「今日も長い夜になりそうね・・」 終わり ちょw親子丼チェンジって(笑)www -- 名無しさん (2012-03-02 04 41 36) 結婚首輪www ドMな澪ちゃんもかわいい! -- 名無しさん (2012-03-04 16 37 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/363.html
投稿日:2010/11/03(水) 18 25 50 「私はヒモりっちゃんだ!」 今の生活が始まってから律はよくこんなことを言う。 同棲を始めた頃は共働きだったんだけど私の仕事が軌道に乗って二人で 生活する分には十分なお給料がもらえるようになったことと二人でいる 時間をできるだけ増やしたいということで仕事は私、家事は律ということ で律に家庭に入ってもらった…なんかこの言い方は照れるな。 ……実は家事全般は完全に律の方が得意というのもある…屈辱だ… 律は変に照れ屋なとこがあるから主婦じゃなくてヒモだなんていう。 「それじゃ律いってきます」 「いってらっしゃ~い。ほら、早く行った行った。私はヒモだから今日も 家でのんびりだ」 ん?なんか律の様子が変だな。ヒモなんて軽口はいつものことだけど。 まあいいか。仕事に遅れる訳にはいかない。私のヒモさんのために頑張ろう。 いつものように律が持たせてくれたお弁当を食べる。今日もおいしい。 お礼のメールしとこ。律はお嫁さんにもらうなら最高かもしれないな。 全く毎朝早く起きて朝食つくってお弁当まで用意してくれて家事も全部 やってくれるヒモがどこにいるんだか。まあ私も実際のヒモなんて見たこ とないけんぐっ!!なっなんでシュウマイが一個だけこんなに辛いんだ! …前言撤回…ちょくちょくお弁当にイタズラする律はいい嫁にはならない。 あれ?今日はメールの返信こないな。さては昼寝してるな。しょうがないやつ。 ふぅ。やっと家についた。今日の晩御飯は何かな。あ、先にお風呂入ろうかな。 律も一緒になんて…は、恥ずかしい… でもその前に一発殴ろう。お弁当のお返しに。デコに嫁って書くのもいいかな。 「ただいま~」 あれ?律が出迎えにきてくれない…電気もついてないしどうしたんだ? 「律~晩御飯は…って寝てるのか?」 「ううん…澪?おかえりー。晩御飯の用意サボった。どっかで食べてきて~」 …ばか律…そんなちょっと赤くなったしんどそうな顔でいわれたら気付くよ。 「風邪引いたのか。律本当は今日の朝もしんどかったんだろ…」 「そんなことないぞ~私はヒモだからだらけてただけ~」 「はいはい。今お粥つくってきてやるから待ってろよ~」 キッチンで手早くお粥をつくり律に食べさせてあげる。うん食欲はあるから 大丈夫だな。食べ終わったら水とタオルを持ってこよう。 「今日が金曜でよかったな。付きっ切りで看病してやるぞ」 「うぅ~ごめんなみおーせっかくの週末なのに…」 「いいからほら!」律のベッドの脇に座り手を握ってやる。 「みおーずっとここにいたら風邪うつっちゃうぞ…」 「大丈夫だよ。それにいつだったか寝るまで側にいて欲しいって甘えん坊が いたしな」 「うぅ………ありがとみお…」 くっ、かわいいなこいつ。いつかの日も思ったけど… しばらく手を握っててやると律が寝息をたてはじめた。本当ならここで自分の 部屋に戻ったほうがいいんだろうけど。うん、やっぱ律の寝顔をみていよう。 明日は土曜だしもし風邪がうつっても月曜までにはなんとかなるだろ…ってなん か暴走気味だな私。まあつきっきりで看病するって約束したし… 熱のせいか少し顔を赤くしながらも安心しきった律の寝顔が少しかわいい。 「…おやすみのキスでもしよっかな」 って何考えてんだ私!そんなことしたら完全に風邪うつるだろ!………でも… 「……律が悪いんだからな……」 ああ、私完全に暴走してしまった…少し赤い君の寝顔がかわいくてちょっと暴走 しちゃう今日の私…あ、なんかいい詩が書けそう………でも……明日にしよう…… ううう…ダルい…やっぱり風邪うつってしまった… 「なんだー澪、やっぱ風邪うつっちゃったのか。ごめんなー」 全然悪いと思ってるように見えないぞ。 「よーし!土日は私がフルコースで看病しちゃうぞ~」 なんで嬉しそうなんだよ。 「とりあえず昨日のお返しにお粥つくってくるなー」 律が土鍋を持ってベッドに戻ってくる。ひと目見て昨日私がつくったお粥より 手が込んでいるのがわかる。…ちょっと悔しい… ってなんで満面の笑みでお粥を私に口元に近づけてるの? 「はーい澪しゃ~んあーん」 「…自分で食べられるよ…」 「あーん」 風邪ひいてるときくらい甘えてもいいよな。ここには律しかいないし。 「ごちそうさま。ありがと律。とってもおいしかった」 「わ、私はヒモりっちゃんだからな。澪が働けないと困るからちゃんと看病するのだ」 「なんだよ、私がお金稼げなくなったら律は私を捨てちゃうのか?」 「……そんなわけないだろ…ばかみお…」 昼休み。いつものように私は律弁当を食べる。 律の看病のおかげで体調はいい。まあ元々私が風邪ひいたのは律が悪いような気も するけど。でも、風邪ひいて寝込んでたのになんか幸せな土日だったな。 私が弱っている時、律は本当にやさしい。たまには風邪ひくのもわるくはんぐっ!! なっなんでタコさんウインナーが一個だけこんなに辛いんだ… 「見た目全然変わんなかったのに…どうやってつくったんだこれ…」 私はひとりごちる。どうやら私はヒモりっちゃんにはどうやっても敵わないらしい。 ほんとこのシリーズ大好きだ -- 名無しさん (2012-06-12 00 17 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/894.html
映画小ネタ その1 澪「律!律!新しい歌詞書いたたんだけどどうかな!」ホラッ 律「ふーん・・どれどれ」キ゛ュ 澪「こら!歌詞だって。なんで私の手握ってんだよ!」 律「読むってー。澪の手で私の手が暖まったらな」 澪「バカ。人が見てる・・」 律「何恥ずかしがってるんだよ、手ぐらいで。澪がいいなら私はチューだって出来るぞ」 澪「や、やめろ!///」 律「はーいはい、澪の手も冷たくなっちゃったし、歌詞を読ませて頂きますわ」サッ 澪「(あ、もう放しちゃうのか)・・・バカ律・・」 その2 律「というわけで、今からホテルの部屋割りと、飛行機の席を一緒に決めようと思います!」 軽音部「わーー!」 唯「私あみだくじ作るよー」 律「シャラップ!もうインチキはなしだぞー」 唯「えー、部屋は誰とでも楽しいからインチキなんてしないよー」 紬「そうよね、私もどんな部屋割りでもいいな」 澪「もし律と二人きりだったら///」モヤモヤ 律「(澪!声が漏れてる!!!)」 梓「またトンちゃんに決めてもらいますか?」 律「いや、あれ時間かかるから普通にグーパーでいいんじゃない?」 澪「それでいいぞ!(律はすぐグーだすからな)」 律「皆もいいかな?ってことでいくぞ!」 グッとパーで別れま・・・・しょ!!! 澪グー 律グー 梓パー 紬グー 唯パー 澪(!!!///!!!)ハ゜ニック 律「おちつけー・・・」 紬「あの・・澪ちゃん・ごめんなさい・・わたしも一緒なの・・・」 澪「!」 律「澪ーみんなの卒業旅行だから、な?」 澪「ご、ごめん・・ムギがとかじゃなくて・・一人で暴走してしまいました・・・」 律「澪、二人っきりは新婚旅行で満喫しようぜ!」 澪「うん!」ハ゜ー 紬(かわいいわー,澪ちゃん) 梓(澪先輩は律先輩に一途でほほえましいです) 唯「澪ちゃんって律っちゃんが好きだったんだねー」 梓「知らなかったのは唯先輩だけですよ・・・」 補完3 律「澪!いよいよ明日からロンドンだな!」 澪「律ー・・どうしよう今日はうまく眠れそうにないよ」 律「うーん、じゃあさ、今日は帰って支度が終わったら澪んちに泊まりに行ってもいいか?」 澪「うん・・律が来てくれたら安心して眠れる気がする・・」 律「よっしゃ!じゃあ家でまってろよー」 その夜 律「こんばんはー、澪!来たぞー!」 澪ママ「こんばんはいらっしゃい、澪部屋にいるわよ」 律「ありがとうございます。おじゃまします!」 澪ママ「あ!りっちゃん、明日から澪の事お願いね。あの子恐がりだからりっちゃんがいれば安心なんだけど。」 律「まかせてください!部長ですし!それに澪の事は一生守りますって!」 澪ママ「頼もしいわー、澪も見る目あるわねー。私も若かったらねー」 律「やめてください。どっちかというと、私の方が澪にいつも助けられてるんですけどね」 澪ママ「りっちゃん、お夜食たべる?親子丼なんだけど」 律「えっと・・遠慮しときます・・」 澪の部屋 律「どうだ?眠れそうか?」 澪「うん、律が隣にいてくれるとすごく安心するから眠れそうだよ」 律「よかった。なあ澪、明日からみんなで旅行じゃん?だから、その・・///」 澪「///律のエッチ//」 律「いいじゃん・澪のケチー」 チュ 澪「明日朝早いんだから、ちょっとだけだぞ」 律「澪ーーー!!」 ト゛タハ゛タト゛タハ゛タ 澪ママ「今日は長いわ・・・」 その4 空港 澪「律律!飛行機!凄いなぁー! もっと写真とろう!写真!」 パシャ 律「へへーん、はしゃいでる澪の写真いただき!」 澪「んー!私も撮る!」 パシャ パシャ 梓「さっきから二人でお互いの写真しか撮ってませんね・・飛行機とかフレームにも入ってないような・・」 紬「そんな二人の様子を私は写真に撮るわ」 律「なあ、澪はなんでデジカメにしないんだ?すぐ見れて便利なのに」 澪「だって、フイルムの方が後で何が撮れてるのかなってワクワクするだろ?律のあんな顔とかこんなポーズとか///」 律「おい、ねんのためだけど・・変な写真は現像に出してないだろうな・・写真屋さんは全部見てる事になるんだからな・・・・」 澪「・・・!!!だ、だいじょう、ぶ」サー 律「おーい!!嘘つけ!!見せろ!全部みせろー!」カ゛クカ゛ク 澪「今日は持ってないよ!」 律「ほんとうかー!?って今日はってどういう事だ!」カ゛クカ゛ク ヒラヒラ 唯「あれ?写真落ちたよ?澪ちゃん。・・・・大胆なポーズだね・・大人だね・・」 律「うおー!私の宝物返せ!!」 澪「・・・・りーつーーー!!!」 その5 機内 律「澪眠いのか?私によっかかって寝ていいぞ」 澪「うん、ありがとう、でもちょっと肩低いかな」 律「くっそー!!どうせチビですよー!」 澪「うそうそ、おやすみなさい」 律「おやすみ澪」 数時間後 律「澪・・ムギに寄りかかって寝てるじゃん!くうー、やっぱり私がチビだからか!」 (まあいいか・音楽でも聞こう・・) 律「やっぱり気になる・・」 (どうやったら澪に肩を貸せるビッグガールになれるんだろう・・とりあえず肩に毛布を乗せて高さをだしてみよう) 澪「んー・・律・・ちゃんと毛布掛けないと風邪ひくぞ?ほら、こっちこい」キ゛ュ (さりげなく抱きしめられた・・・・まあちっちゃいのも・・) 律「悪くないかな・・」 澪「何のことだ?」 その6 ロンドンのホテル 澪「うー、結構暖房入れてても冷えるな。上着持ってこなかった・どうしよう・・」 律「みーお、ほら私のパーカー着ていいよ。私は全然寒くないからなー」 澪「ホンと?凄く助かるけど、律って子供みたいに元気だよな。ありがと。」 10分後 律「なあ、澪、もうやめないか?服返してもらうぞ?」 澪「だって・・好きなんだもん・・」 律「ほら、ムギも見てるし・・」 紬「澪ちゃん、私は平気よ?むしろ素敵だと思うの」 澪「///律の臭い・・好き//」スンスン 律「嗅ぐな!」 律「止めないと私はムギの臭いを嗅ぐぞ!」スンスン 「なんか甘い匂いがする?」スンスン 紬「ちょっと律っちゃんくすぐったいわ」 澪「・・・・・・・・・」 律「澪さん?」 澪「・・・・・・・・・」ク゛スッ 律「・・・その、冗談、だよ?」 澪「律の・・バカ・・・」シ゛ワー 紬「はやく!律っちゃん!澪ちゃんを抱きしめて!」 律「は、はい!!」キ゛ュー 澪「りつー・・ク゛スッ・・りつー」キ゛ュー 律「まったく、澪は急に子供っぽくなるんだよなー。ほら澪、大丈夫だから。私は澪一筋だからな」 澪「うん・・・」ク゛スッ「でも律、今日マキちゃんに抱きついてる時間長かったぞ・・怪しいな」 律「それはだな、えーと澪に対する好きと違って、って。あーもういいじゃん!そうだ!今から制服で記念写真撮ろうぜ!」 澪「ご、ごまかすな!っていうか自分で着替えるから脱がすなー!」 紬「私、この部屋割になってよかった・・///」 澪ちゃんがデレデレすぎて可愛い -- 名無しさん (2012-01-15 09 03 35) デレデレ澪ちゃん可愛い -- 名無しさん (2012-01-16 02 11 59) 出た親子丼…!!ww -- 名無しさん (2012-03-02 04 34 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/383.html
投稿日:2010/11/18(木) 00 29 09 ふと、思い出した それはずっと昔の話 私と律が知り合って、1年くらいが経った頃のこと・・・ そのころに起こったとある出来事が 少なからず、今の律と私の関係を築く上で欠かせないものになっているのではないか 最近ではそんなことを思うようになった キッカケが何だったかなんて、もう記憶の片隅にも残っていない ただ、その日の私と律はえらく荒れていて 売り言葉に買い言葉、周囲が引くほどの口げんかを繰り広げていた。 そのときに・・・口をつついて出てきた一つの言葉 それを律に振りかけてしまった 「嫌い」 決して本心ではない、むしろそのとき私は既に 律に心から惹かれ、好きになっていた だから だからこそ 私の気持ちをわかってくれない律に、腹が立って 律の気持ちをわかってやれない私に腹が立って そんな言葉を口に出してしまったんだ・・・ 絶対に忘れない そのときに律が見せた表情を 先ほどまでの喧騒が嘘のように止み、そこには 自分の発言を信じきれない私と 私の発言に傷つけられた律だけが残っていた 眉毛をハの字に曲げ、強く唇を噛み、目に涙を浮かべて・・・ 不覚にも、そのあとの記憶はほとんど飛んでしまっている 思い出せないのか、思い出したくないのか・・・ その日から、私は「嫌い」という言葉を心の奥にしまい・・・ 律に向けることはなくなった。 もし、またその言葉を使うときがきても・・・ それはきっと、愛情の裏返し。その分律のことを好きっていうことになるはずなんだ だけど、私は怖い・・・嫌いという言葉が怖い。 私は、眠った横顔をこちらに向ける律の、その頬に一つキスを落とし 胸がぎゅうっと締まるような思いを引きずりながら ゆっくりと目を閉じた・・・ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/915.html
ザァァァァァ 澪(梅雨はいい。カエルさんが活気付く) カエル「ケロケロ、ケロケロ」 澪「あ、また鳴いてる」 カエル「ケロケロケロケロ」ぐにぐに 澪(ふふっ、顔に落ちてきた雨露を拭いながら鳴いてる。可愛いなぁ) 律「みおー?なに見てんだよっ!」 澪「あっ!」 カエル「ゲコッ」ピョン チョプン 澪「ああ・・・」 律「??」 澪「カエルさんが逃げてしまった」 律「カエル?澪、カエルなんか見てたのかよ?」 澪「律はカエルさん嫌いなのか?」 律「うぇー、だってカエルだろ?私は苦手だな~」 澪「カエルさんは可愛いんだっ!」 律「あはは、澪がカエル好きだなんて。意外だな」 澪「そうかな?」 律「うん、意外。だって澪なんて『ひぃっ!カエル~』とか言ってそうだし」 澪「私はそんなに怖がりじゃないっ!」 律「そうかー?」 澪「そうだよ」フンス 澪「律こそカエル苦手なのが意外だよ。 律ってカエルさんを指でつまみあげてケラケラ笑ってそうなのに」 律「小2男子か私わっ!」 澪「どうして嫌いなんだよ?」 律「いや、嫌いってわけでは無いんだよ。ただ苦手なんだ」 澪「カエルさんのどこが苦手なんだ?」 律「うーん、昔は平気だったんだよ。5歳くらいの頃にはおたまじゃくしをかってたんだ」 澪「あ、いいなぁ」にやにや 律「庭のバケツにおたまじゃくしを10匹入れてかってたんだけどさ、ある日大雨が降ったんだ」 澪「今みたいにか?」 律「ううん、もっと酷い雨だったと思う」 ザァアァァァァ カエル「ケロケロ」 律「私はおたまじゃくしってカエルの子供だから、雨が大好きだと思ってな。 バケツを外に放置してたんだよ。おたまじゃくしはその方が喜ぶだろう、って」 澪「ふむふむ」 律「次の日の朝、バケツを見てみたら大雨で水が溢れたんだろうな。5匹が地面に落ちて死んでたんだ」 澪「・・・。」 律「残りの5匹はバケツの中を元気に泳いでた。 この5匹と死んだ5匹の差は何だったのか?って考えたら怖くなってさ。 それ以来カエルとおたまじゃくしは苦手なんだよ」 澪(・・・意外と深い理由だったー!) カエル「ケロケロケロケロ」ピョン チャプッ 翌日 澪(この時期は晴れた日も良い。カナヘビさんに会えた) カナヘビ「・・・。」チョロチョロ 澪「カナヘビさんはクールだなぁ。でもキリッとした表情の中にも愛嬌があるのが魅力だ」ホクホク カナヘビ「・・・。」ペロペロ 澪(・・・手を差し出したら乗っかってくれるかな?)スッ カナヘビ「・・・!」チョロチョロ ササッ 澪「ほわっ・・・!」びくっ 澪「乗った!カナヘビさんが私の手に乗ったぞ!!」ぱたぱた カナヘビ「・・・。」チョロチョロ 澪「はぁ~~。カナヘビさんはあったかい場所が好きだからなぁ」 カナヘビ「・・・。」ウトウト 澪「手に乗せるとうっとりした顔になるからたまらない」うっとり 律「・・・一人で何喋ってるんだよ、澪」 澪「ほわっ!?」ビクっ 澪「・・・カナヘビさんと話してた」 律「電波ちゃんか」 澪「違うー!いいだろちょっとくらい・・・///」 律「天然キャラは間に合ってるよ」 澪「むぅ。カナヘビさんが可愛いのがいけない」 カナヘビ「・・・。」うとうと 律「ほー。手に乗ったのか?」 澪「ああ。生まれて初めてデカイ手で良かったと思えるよ」 澪「誰がデカイ手だっ!」 律「いやいや!お前が言ったんだよ!」 澪「はぁ、可愛いなぁカナヘビさん。律はカナヘビさんは平気なのか?」 律「うーん。爬虫類はセーフかな?蛇意外は」 澪「ははっ、私も蛇はダメだな」なでなで カナヘビ「・・・。」チョロチョロ 律「そんなに好きなら家で勝ったらどうだ?懐いてるみたい?だし」 澪「それは無理だ。エサの虫が捕まえられない」 律「虫は苦手なのかよ・・・」 律「カナヘビって虫を食べるんだ?」 澪「うん。昆虫が好物だよ」 律「じゃあ澪が飼うのは無理だな」 澪「ああ、ダメだ。コオロギが嫌いだからカナヘビさんが飢えてしまう」 律「コオロギが嫌いなのか?他の虫は?」 澪「他の虫も嫌いだけどコオロギが一番嫌いだ」 律「ほぉ?何かエピソードがあるのか?」 澪「今でも忘れられない。あの小学校1年生の時だ・・・」 律「お、回想モードか」 澪「私は当時からカナヘビさんが大好き。そしてコオロギも普通に触れる女の子だった」 律「その2点でどんな女の子かはイマイチ想像つかないがな」 澪「私は虫かごに捕まえたカナヘビさんを飼う事にしたんだ。 土や落ち葉や木なんかも入れてな」 律「本格的だなー」 澪「そして当然エサのコオロギも捕まえた!」 律「その段階ではコオロギ平気だったんだもんな」 澪「ああ!そしてカナヘビさんにちぎったコオロギをあげたんだ! そしたらカナヘビさんは美味しそうに食べてくれたんだよ!」 律(グロっ!) 澪「それに気を良くした私は20~30匹のコオロギを捕まえて、生きたままのコオロギを虫かごに入れたんだ カナヘビさんが自分で捕まえて食べると思ってな」 律「極端な子!」 澪「そ、そしたらっ、次の朝・・・!」ぐすっ 律「澪!?」 澪「カ、カナヘビさんが顎の一部と背骨を残して・・・ぐすっ」ポロポロ 律「う、うおぇっ!」 澪「コオロギ、肉食だって知らなくて・・・」 律「そ、それは大変だったな・・・」なでなで 澪「もうそれ以来コオロギが嫌いというより怖くてな」グスッ 律「私もコオロギ苦手になった。今」 澪「わかるだろ?」 律「ああ。それは嫌いにもなる」 カナヘビ「・・・。」うとうと 律「いやー、意外な一面ってあるもんだな」 澪「コオロギがか?」 律「それもだけど。お互いの苦手な生き物とかさ」 澪「ああ、昨日今日で意外な部分が見つかったな」 律「澪は意外と爬虫類や両生類好きなんだな」 澪「可愛いものが好きなんだよ」 律「そっか」 澪「うん」 律「私は?」 澪「可愛い」 律「へへー♪」 澪「ふふっ」 コオロギ「コロコロコロ」ピョン 澪律「ひっ!」ビクッ おしまい! これ読んで俺もコオロギは嫌いになった。 -- アクティブ (2012-06-15 18 29 35) 澪って意外と可愛いものが好きなんだ☆カッコいいものが好きかと思った♪ -- りお (2012-06-17 15 15 40) ガマガエルあたりだと苦手そう -- 名無しさん (2012-08-10 14 27 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/410.html
投稿日:2010/11/26(金) 00 07 21 律「唯!誕生日おめでとう!」 澪「おめでとう」 ムギ「おめでとう、唯ちゃん!」 梓「おめでとうございます!」 唯「みんなありがとー!」 ムギ「というわけで、今日はショートケーキを持ってきましたー」 唯「うわああああムギちゃん大好きいいい」 律「じゃあ、早速プレゼント渡すか?」 唯「え!?皆用意してくれてるの?!」 律「当たり前だろー」 澪「ほら、唯」 唯(参考書とか…澪ちゃん空気読もう…) 澪「頑張って勉強しろよ?」 唯「う、うん」 梓「はい、唯先輩」 唯(ギター指南本…新しい嫌がらせなのですか) 梓「唯先輩はこれで練習頑張って下さい」(今日おうちに寄ってもうひとつのプレゼントあげますからそんな可愛い顔しないでください) 唯「あ、ありがと」 ムギ「私はケーキ上げたから、いらないよね?」 唯「そんな!?」 ムギ「冗談~♪はい、唯ちゃん」 唯「映画のペアチケット?」 ムギ「うふふふふ」 梓(…ムギ先輩…!) 唯「うー?まぁありがとうね、ムギちゃん」 律「じゃあ、後は私だけだな!」ゴソゴソ 律「じゃーん!ペアリングだー!」 澪「!?!?」 唯「えー!凄いよりっちゃん!高かったんじゃないの!?」 律「うははは、なんのなんの。このくらい気にすんな!」 澪(律…?唯にペアリングをプレゼント…どういうことなの?…) ムギ(百合展開の予感) 梓「…」 澪「ギリギリギリギリ」 律「ほらつけろ!んで、片方は…」 澪「駄目だ律!!!」 律「へ?」 澪「おま、お前、私というものがありながら!唯に指輪なんか…!」 律「え?お、おい澪」 澪「…私に、飽きたのか?」ポロポロ 律「……はぁ?」 澪「…やだよ!嫌だよ!私は、律とずっと一緒にいたいよぉ…!飽きないで…捨てないで…側に、いてよぉ…」ポロポロ 律「…澪。これ」 澪「……え?これ…」 律「本当は、家に帰ってから渡そうと思ってたんだけどな」 澪「指輪…?」 律「柄にもなくバイトとかしたんだぜ?ほら、お揃い」 澪「…じゃあ、唯のは」 律「片方は梓の分だよ」 唯(りっちゃん…!) 澪「…あ…私…勘違いして…」 律「ったく、早とちりめ」 澪「…ごめん…」 律「私が、澪に飽きるわけないだろ」 澪「…うん」 律「捨てるわけないだろ」 澪「うん」 律「…ずっと側にいるよ。この指輪に誓って」 澪「………うん」 律「…えへへ」ギュッ 澪「………」ギュッ 唯「今日って私の誕生日だよね?」 ムギ「いつも通りじゃない?」 梓「…」 数時間後、唯宅 唯「…あずにゃん、これは?」 梓「…もうひとつのプレゼントです。」 唯「…これは…」 梓「………ペアリングです。」 唯梓「被っちゃったよ…」 END 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/298.html
投稿日:2010/08/06(金) 02 15 39 〇月〇日 今日曾我部先輩が卒業した あと一年もすれば自分達もあっち側になってしまう まだみんなと一緒に居たいが子供から大人になる為に準備をしなくてはならないと思うと寂しい気持ちになった…… ×月×日 今日は進路希望の用紙を渡された また律は期限ギリギリまで書かないらしい いい加減その癖を直してほしい △月△日 進路希望の提出期限の日 案の定律は書いてない… 私に進路先を聞いてくるがそれくらい自分で決めてほしい。 中学卒業の頃は「何時までも一緒!」とは言っていたが一時の感情で律の一生を台なしにしたくなかった それに私たちのおかしな関係もそこで断ち切りたかった。 ☆月☆日 今日変な夢を見た 律が化粧をしてピアスをして女性らしい格好でこっちに手を振っている でもそれは"じゃあまたね"ではなく"さようなら"に感じた。 目覚めてから泣き疲れるまで泣いた… おかしな関係でもいいから続けたいという感情を押さえ込む為にひたすら泣いた… ◎月◎日 今日は律とケンカをしてしまった…とは言っても電話だが…明日学校に行くのが辛い… 律がしつこく私の進路を聞いてくるのでつい怒鳴ってしまった… でもこれでいいのかもしれない…… ◇月◇日 ギクシャクしたまま1週間が過ぎた頃 律が私と同じ大学を目指すらしいという噂を聞いた。 私の気持ちも知らずにそんなことする律に文句を言いに…私は嫌われる為に律の家に行った。 私だって離れたくないけどしょうがないんだ……わかってくれ……。 □月□日 ケンカの翌日なのに律が家に訪ねてきた まだ懲りないのかと思い律に罵声を浴びせようとした瞬間… 「なんだか最近の澪無理してるだろ?…そんなに嫌ってほしいのか?…私も考えた事があるんだけど…私は何時までも一緒に居たいんだよ!」 「大学卒業後は一生懸命働いて一緒に住みたい!…一人前になったら澪を養子にしてでも家族になりたい!養子が嫌なら外国にでも行く!!……それでもダメか!」 律がまるで欲しい物をねだる子供の様に号泣していた 言い訳を思いつくよりも先に感情をぶつけ抱きしめてくる もう無理だ…言い訳出来ない……。 ○月○日 終業式の後に図書館でみんなで勉強中 みんな真面目に勉強する律に驚いていた。 唯に理由を聞かれると珍しく律が顔を赤くして一生懸命話をそらしていた。 おわり 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/697.html
唯「澪ちゃん…実はね、私のアソコが…」 澪「なんだトイレか?早く行って来いよ」 唯「違うよ!見てよこれ」ボロン 澪「うわっ」 唯「×××生えてきちゃった…」 澪「ふーん」 唯「反応薄いよ!?」 澪「大変だな」 唯「…えっと、これのせいで最近凄くえっちな気分になっちゃうの…」 澪「病院行ったら?」 唯「………あー!なんだかムラムラしてきたなぁ…」澪「梓ー唯が呼んでるぞー」 唯「………ひゃあ!大きくなっちゃった!痛い!痛いよ!」アイタタタ 澪「おー立派だなぁ」 唯「………い、いっぱい出したら治るかもぉ」 澪「梓ー出番だぞー」 唯「………澪ちゃんお願いー!」 澪「無理」 唯「なんで!?ここは同人世界だよ!さっきからノリが悪いよ!」 澪「だって私は律のものだし…」 唯「り、律澪は商業的に需要は少ないんだよ!」 澪「知ったことか」 唯「………み、見て!これ見てたら、だんだんえっちな気分にならない?」 澪「キノコにしか見えないんだよなぁ」 唯「………ね、澪ちゃん」 澪「無理」 唯「お願い!」 澪「無理」 唯「みおちゃ」 澪「無理」 唯「………餃子もつけなきゃ?」 澪「無理」 唯「…じゃー私どうすれば…」 澪「梓に相談してみたら?」 唯「分かったー」 紬(澪ちゃん、同人によくあるフラグをことごとくへし折ってる…) 梓(さりげなく私の純潔を代わりにしようとする澪先輩怖いです) 律の場合 律「澪…実はな、私のアソコが…」 澪「なんだトイレか?一緒に行ってやるぞ」 律「え、いや遠慮するけど…い、いやこれを見てくれ」ボロン 澪「!!」 律「×××が生えてきちゃったんだ…」 澪「り、りつ…」 律「最近こいつのせいかムラムラしてき 澪「私を妊娠させる気だな!」パァッ 律「えっ」 澪「もう、馬鹿りつ///高校生で赤ちゃん作るのは早いよ///モラルを考えろよな///もう少し二人の時間を過ごしたいとか思わないのか/////」テレテレ 律「えーっと」 澪「あっ、違うぞ律、嫌じゃないぞ。赤ちゃんとか全然考えてなかったから、さ。」 律「………」 澪「ほんと、律はいつもそう。私の諦めてたことを簡単に叶えてくれるんだ。律のことを好きな私に赤ちゃんなんてできる訳がなかったのに」 律「み、澪…」 澪「律と一緒にいられればそれでいいと思ってたけど、どこかでそういう夢を見ている私がいたんだ」律「あー…」 澪「男の子か女の子かワクワクしたり、名前で悩んだり、親との修羅場とかに憧れてたりしたんだ」 律「最後のは御免だ」 澪「いつも律は、私の望みを叶えてくれるんだ…うん、私も律の望み、叶えなきゃな」 律「……………」 澪「…うん、覚悟決めたよ」 律「澪…」 澪「…いいよ、律。私たちの赤ちゃん、つくろ?」 律「ごめん、萎えた」 澪「なんでだよ!?」 律「ほんと、すいません。軽い気持ちでした。まだそこまでの覚悟はできていませんでした。すいません。」 澪「むー…じゃあ、それどうするの?」 律「あ、えと、一人で処理して…」 澪「だめだ!」ダキッ 律「ひぃっ」 澪「全部私の中に出してくれなきゃだめ!」 律「ちょ、澪…!」 澪「…大丈夫、今日はちゃんと危ない日だから確実に出来るよ///」 律「うわあああ」 澪「子供は5人くらい欲しいな///」 律「まてまて!」 澪「幸せな家庭つくろうな///」 律「そうしたいけども!」 澪「それじゃあ、いただきます」 律「アッー!」 澪ちゃんww -- 名無しさん (2012-01-05 22 06 46) キャー(≧▽≦) -- アクティブ (2012-03-10 12 48 52) これはひどい -- 名無しさん (2012-08-16 11 57 52) 強気な澪しゃん… -- 名無しさん (2012-12-11 21 25 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/569.html
軽音部でパーティーをするのは、とても楽しい。 最高に楽しい。 でも、律と二人っきりの時間が減っちゃったのは、少し残念だったかな。 中学三年まで、ずっと二人だったんだから。 こんな事言ったら、バチ当たるよな……。 最低だな、私。 ■ 「ほら梓ー、お前も何かやれよ!」 「いいですよ私は!」 「あずにゃんの一発芸見たーい」 「もう止めてください! ああちょっと唯先輩!」 いつものように。毎年のように開かれるクリスマス会。 ただいつもは25日に開いていたのだけど、今年は24日に行っている。 唯の家のリビングのコタツ。皆がそれに入って、騒いでいた。 コタツの上には丸いケーキと、憂ちゃんの作った豪華すぎる料理が並ぶ。 私はそれを度々口にしながら、律たちが騒ぐ様を見ていた。 一年の時はエアドラム。 二年生の時も、いろんなことをやって皆を笑わせていた。 私も律のそんな姿はとても微笑ましかったし、面白かった。 今年は三年生で、本当なら受験勉強しなきゃいけないけど。 一日ぐらいならいいかって思って、私も律もクリスマス会に参加する。 もう来年からは、ここに揃っているメンバー全員は集まらない。 梓だって一年間、私たち三年とは会えないわけなのだから。 だから、厳密軽音部の最後のクリスマス会だ。 受験もあるし、ここで気持ちを切り替えるのも大切だ。 だから目一杯楽しもうって、皆思ってる。 私だって、楽しむぞってプレゼントも持って来てるし。 パーティー自体も、すごく楽しい。 それは、いいんだけど……。 でも、あんまり律が構ってくれないな。 いや、いいんだけど。律が楽しければそれでいいんだけど。 でも。 胸が痛い。 もし軽音部じゃなければ、律と二人っきりだったかも。 そしたら、もっと私に構ってくれたかもしれない……。 ああ、もう何考えてるんだよ私は! そんなの駄目だろ。軽音部は最高だろ。最高に楽しいだろ。 高校時代を彩ってくれた宝物だろ! それなのに……なんでこんなことばっかり考えちゃうんだ。 ■ 「それじゃあ皆、気をつけて帰ってねー!」 「おー、おやすみ」 「おやすみなさーい」 「おやすみー」 唯の家から出て、別れの挨拶をする。 ムギと梓と別れて、夜の道を律と二人きりになった。 「いやー楽しかったなあ!」 律が空を仰いで切り出した。 私は少し遅れて律の後ろを歩いている。 息が白い。 後ろからだから、律の口元は見えないし表情も見えない。 だけど喋り出すのがわかるくらい、冷たく張り詰めた静寂だった。 「見たか? あのムギの一発芸!」 「……ああ」 「なんか一昨年の奴よりすごくなってたよなー」 楽しかったはずなのに。 なんでこんなに心がモヤモヤするんだろう。 寒さじゃない震えが、心から湧き上がってくるんだろう。 律は時折振り返って笑う。 私以外のことで、そんな顔……――。 「あ、そうそう澪――」 「……」 「……どうした?」 振り返った律。話しかけようとしていたみたいだ。 でも私の表情から察してか、様子を尋ねてくる。 無邪気で、悪戯な笑顔の律。 私は、抑え切れなかった。 叫んだ。 「そんなに皆と一緒がいいなら、みんなと一緒にいろよ!」 「……澪?」 律が驚いてビクッと表情を強張らせた。 だけど私も止められなかった。 「なんなんだよ! さっきから嬉しそうにさ……! 私の気も知らないで、勝手なことばっかり……! 梓と仲良くやってろよ。ムギと楽しくやってればいいんだよ! 唯と一緒に笑いあってればいいんだよ!」 言い終えて、走り出した。 律は追い掛けてこなかった。 帰って寝た。 律は悪くないのに、怒鳴ってしまった。 申し訳なくって、布団に潜って泣いた。 いつの間にか眠ってしまっていて。 朝になっていた。 目を覚ましたら、ベッドの横に律がいた。 ■ 「澪ー……ごめん」 「うるさい」 「……ごめんってばー」 「うるさいうるさい!」 謝りに来た律は、ベッドの横に座ってる。 でも、私の視界は灰色だ。私は布団の中に潜っている。 薄暗い世界の中で、ただ律の言葉を遮ってばかりいた。 こんなことしたって、何にもなら無いのに。 でも、律を否定したい思いだけが募っていた。 律のしたことは、悪いことでもないのに。 でも、悪い事だって反省はしてほしくて。 自分の矛盾が、とても恨めしい。 最低だ、私は。 「……澪、別に私――」 「うるさい。どーせ私なんか、どうでもいいんだ」 どうしても憎まれ口を叩いてしまう。 どうでもいいと、思って欲しくはないのに。 数秒、沈黙があった。 そして。 「……澪、今日は何日?」 ふっと気の抜けたような爽やかな声が聞こえた。 さっきまで謝ってたくせに、何を思いついたんだろう。 私は布団の中で薄暗い世界をみながら、返事をする。 「25日……」 「そうだぜ。今年は受験だから、いつもより一日だけクリスマス会を早く行うことにしたんだよ」 「……だから、なんだよ」 「日付の提案をしたのは?」 「……律」 「だろ?」 だから、なんだよ。日付なんか、何になるんだよ。 私は布団を握り締め、二度と顔を見せてやるもんかって身構えている。 でもそんな私の意地も、律の優しい声の前じゃ馬鹿みたいだった。 「なんでかわかる? 一日早くしたの」 「……受験だからって、さっきも言っただろ自分で」 「それだけじゃ、ないんだ。いやむしろそれは嘘なんだ」 ――何が、言いたいんだろう。 私は布団の中途半端な温もりと、律の声の温かさにも包まれてもいる。 だけど律が何を言いたいのか、さっぱりだった。 「昨日はクリスマスイブ。今日はクリスマス」 「……だから、なんだよさっきから」 「じゃあ今日が本番だって事だろ」 本番って……。 際立って響く声が、心で反響した。 「今日は澪のために空けたんだ。クリスマスは澪と二人って決めてた。 だから受験の為なんて都合よく言って、パーティーを一日早めたんだ。 そうすりゃ、クリスマスは澪と一緒にいられるからって。 毎年、クリスマスは……軽音部でパーティだったじゃん。 だから、高校最後のクリスマスは……25日は澪といたくて」 不安が、胸の高鳴りにいつの間にか変わってる。 私は、律にどうしたいんだ。律に、どうされたいんだ? 高揚する熱が指先に、そして顔にまで伝わっているのが自分でもわかる。 「澪、顔見せて」 「……」 私は、結局律には敵わないと諦めて、布団から顔を出した。 まだ布団から顔を出しただけで、枕に頭を乗せたまま寝ているけど。 ずっと暗い中にいたので、朝の光が眩しかった。 細めた視界に、律がいる。 「おはよう、澪」 「……おはよう、律」 「知ってるか澪? クリスマスの朝は何があるか」 律はベッドの横に頬杖をついて、悪戯っぽく笑う。 クイズかなぞなぞか。それともしょうもない冗談か。 でも私は、律の魅力的な表情に見惚れてしまっていた。 考える暇も無いまま、律は言う。 「目が覚めた子供の枕元に、プレゼントがあるんだぜ」 ――『おはよう澪』。 つまり私は、今目覚めたも同然だ。 律が今頬杖をついてるのは、何処だ。 私の枕元だ。 今日は、何の日だ? 決まってるよ。 クリスマスだろ。 「律……」 「澪……不安にさせてゴメン。でも、澪が一番だから」 「……私もごめん……怒鳴ったりして」 「ああいいよいいよ。 だけど、私の気持ち知ってるんだろ? あんまり不安になるなよな。私はずっと澪が好きなんだからさ」 恥ずかしいことを平気で言ってのける。 不安だった反動か、私は泣き出してしまった。 「……馬鹿律ぅ……」 「な、何ー! 謝っただろー?」 絶対許してやるかって。顔見せてやるもんかって思ってたのに。 こいつの言葉だけで、好きって言葉だけで。 こんなに簡単に、心って晴れるもんなのか。 「澪、こっち向いて」 「……?」 「プレゼントは、私」 律は私の頬に手を添えて、ゆっくりキスをした。 驚いたけど、嬉しかった。 顔を離した律の顔は、ほんのり赤かった。 「今日の私は――いや、もうずっとこれからも、澪のもんだからな」 「……ありがとう、律」 「ほら、澪。キスでもエッチなことでも、お使いでもなんでもいいぞ」 律は臆面もなくそう言った。 なんだよ、どれも今までしたことのあるやつばっかりじゃん。 「じゃあさ、律」 「よしこい澪」 「一緒に、布団入って」 「え、いきなり『する』のかよ?」 「違うよ」 今日一日だけじゃなくて、ずっと一緒にいられるんだから。 さっき律が言った事以外に律とやりたいことなんてたくさんある。 八年一緒にいたけど、私はまだ律に飽きてなんかいないのだ。 一生飽きなんか来ないと断言できるぐらい、好きなんだから。 一生一緒にいるうちの、今日一日。 もう一回のキスもエッチもお使いも、また後でやればいいや。 「律と一緒に、もうちょっと布団に入ってたい」 「……澪」 「寒いから。律も、寒いだろ?」 「……寒いな。寒くて仕方ない。だから、遠慮なく入るぜ」 律は笑顔で私の布団に入ってきた。 「律、もうちょっと向こう行って。私がはみ出る」 「なんだよ、これ以上行ったら私もはみ出る……」 二人でごそごそする。 そのとき、律が思いついたように顔をパッと輝かせた。 「そうだ」 「なんだ、いい案でも思いついたか?」 「その通り」 私は横を向いて寝ている。 律は私と向かい合う。 そして律は、私を抱きしめたのだ。 「なっお前っ……」 「こうすりゃ暖かいし、面積狭くなるから、二人とも布団を被れるな」 「……そ、そうだな」 馬鹿律。 これじゃあ、暖まるどころか熱が出ちゃうだろ。 私の理性が壊れないか心配だよ。 「メリークリスマス! 澪!」 「め、メリークリスマス…律」 「なんだよもっとしゃっきり言えよー」 「……あはは!」 私にとって、律はサンタさん。 律にとって、私はサンタさんなんだ。 メリークリスマス。 ■終■ いい -- 名無しさん (2012-01-16 17 21 40) 名前 コメント