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1 唯紬 ※立て逃げ乗っ取り 2013/03/20 http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363711408/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 色々と支離滅裂さや矛盾が感じられるが、最後は落ち着いたということで。 -- (名無しさん) 2016-07-07 22 53 53 早々に乗っ取りで、ムギの無双話かと思ったが、最後はいつもの唯ムギで。 割に好きです。 -- (名無しさん) 2015-08-17 22 39 21 まあ良かったよ -- (名無しさん) 2015-02-14 01 58 19 ムギの怪力無双ぶりといい、律澪置きっぱなしといい 壮大な物語になってるな(笑) 唯ムギはやっぱり理想のカプです。 -- (名無しさん) 2014-02-07 02 29 55 スレタイでおねだり唯ちゃんかと思ったら 即興でよく書いたもんだ -- (名無しさん) 2014-02-07 00 48 51 別にけいおんじゃなくてもいい -- (名無しさん) 2013-03-23 18 33 43 「黙ってて」ってなかなか強い言い方するね -- (名無しさん) 2013-03-22 12 08 08 まぁいいじゃん。 唯ムギはお気に入りのカプです。 -- (名無しさん) 2013-03-22 00 46 56 痛恨のコピペミスか -- (名無しさん) 2013-03-21 17 53 53 ×唯「ギター値切ってくれたのムギちゃんでしょ。わかってるんだから」 ○唯「ピアノ値切ってくれたのムギちゃんでしょ。 わかってるんだから」だよな? -- (名無しさん) 2013-03-21 06 03 53
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「あずにゃん誕生日おめでとー!」 梓「みなさん、ありがとうございます」 今日は私の誕生日ということで先輩たちが私の家で誕生日会を開いてくれた。 ちなみに今日の練習はそのためキャンセルされたけど、誕生日ぐらいは休んでもいいかな 紬「さあ梓ちゃん、ケーキ持ってきたわよ~」 律「今日のムギのケーキ、すっごく高いんだってよ!」 紬「そんなことないわ。ただちょっと行列のできるお店から取り寄せただけで」 澪「ケーキを取り寄せただけでもすごいだろ…」 梓「あはは…」 唯「それじゃあローソク刺そうか!あずにゃん!」 やっぱり誕生日って祝ってもらえるから嬉しいな。 唯「よし、それじゃあムギちゃん電気消して~」 紬「了解だわ!」 電気が消えると部屋の中はロウソクの火の明かりだけになった。 唯「それじゃあ…せーの!」 「はっぴば~すで~あ~ずさ~…はっぴば~すで~でぃああ~ずさ~…はっぴば~すで~とぅ~ゆぅ~」 唯「あずにゃん17歳おめでとう!」 梓「ありがとうございます」 律「ささ、早くロウソク消そうぜ!」 梓「はいっ…ふぅ~」 「おめでと~!」 梓「えへへ…」 こうして私の誕生会は幕を閉じた。 途中で唯先輩が喉にケーキを詰まらすというアクシデントもあったけど、無事終わった。 梓「みなさん、今日は本当にありがとうございました。」 澪「良かったな、梓」 律「年齢が一つ上がったからって調子に乗るなよ~?」 梓「来年も開きましょう?今度はもっとすごいケーキ用意するわ」 唯「あずにゃんこれからもよろしくね~」 梓「はい!さようなら~」 誕生会が終わったらまた私は一人になる。 今日も母さんと父さんは公演の練習で忙しいので帰りが遅くなるらしい。 楽しい時間ってあっという間だな… ぴんぽ~ん 私がリビングに戻ろうとすると玄関のチャイムが鳴った。 あれ、誰だろう? 梓「は~い」 唯「あずにゃん」 梓「唯先輩?どうしたんですか一人で。何か忘れ物ですか?」 ふと見ると、唯先輩はバッグから何かを取り出そうとしていた。 唯「みんなには忘れ物したって言ってきたんだけどね……実はこれを渡そうと思って」 梓「マフラー?」 唯「えへへ…私からの誕生日プレゼントだよ、あずにゃん」 それは暖かそうな毛糸のマフラーだった。でも市販のとはちょっと違うような… 梓「いいんですか?…あ、ありがとうございます」 唯「私が編んだマフラーだよ。大切にしてね」 梓「唯先輩が編んだんですか!?憂じゃなくて!?」 唯「も~だからそう言ったでしょ?憂の手を借りたんじゃなくて、私一人で頑張っただよえっへん!」 唯先輩のお手製…私の為に、唯先輩が? 梓「…ありがとうございます。こういうの貰ったことないので…ちょっと嬉しいかも、です」 唯「良かった~喜んでもらえて。…ねぇ、巻いてみて」 梓「っと……こうですか」 唯「ん~っ!やっぱりあずにゃんに似合うよ~!可愛い!」 私がマフラーを首に巻いて再び唯先輩の方を見ると、先輩は私に抱きついてきた。 梓「にゃあ!また抱きつきですか!?」 唯「えへへ~だってマフラーが似合って可愛いんだも~ん」 梓「もう…」 唯「あれ?あずにゃんいつも『やめてくださいよ!』とか言うのに今日は言わないね」 梓「…だって…唯先輩が私の為に作ってきてくれたんですから…だから今日ぐらいは許してあげます」 私は唯先輩の顔の横で喋る。だから唯先輩の声も耳元で聞こえてちょっとくすぐったい。 唯「……ありがと。あずにゃん」 梓「…はい」 唯「ねぇ、あずにゃん。私と一緒にいると楽しい?」 いきなり変な質問をされたのでちょっとびっくりしたけど、動揺してるのが知られたら嫌だと思って私は答えた。 梓「…そりゃあ…退屈はしませんね」 唯「それって楽しいってことで良いの?」 なんだか変な唯先輩だ。いつもと様子が違うっていうか…恥ずかしがってる? 梓「…まぁ…そうなりますね」 唯「そっか………ねぇもう一つ質問、いい?」 梓「なんですか?」 唯「えっと……私の……事……なんだけど……」 急に唯先輩の声の調子が変わった。いつもの軽い調子じゃなくて、心に直接訴えかけてくるような調子で。 梓「唯…先輩?」 その沈黙の間は数分にも感じられた。 私に抱きついている力の強さもほんの少し強まった気がする。 ついに、その沈黙が破られたかと思うと… 唯「…やっぱなんでもない!じゃあね~あずにゃんまた明日!」 梓「えっ…あ……はい…さようなら…」 さっきの、なんだったんだろう… 次の日の朝、登校中。 唯「あ~ずにゃん!」 梓「わぁ!唯先輩!びっくりさせないでくださいよ…って、そのマフラー……昨日私がもらったのと一緒じゃないですか?」 唯「あ、気づいた~?あれは2個作ったんだ。私とあずにゃんはお揃いだよ~♪」 梓「えぇ~!」 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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ー梓の教室ー 教室に入ると眉毛の太い人が私の汗を吸った体操服を口に含んでいた。 梓「なっ、えっ、あっ!?」 紬「蝶が花の蜜を吸ってたらいけない?」 梓「ちょ、えっ、な、なにが!?」 こ、こここの人、昨日の、軽音部の、キーボードの、パンティ狩りの人だ!!!? 紬「ところでここに美味しい高級バナナケーキがあるけどコイツをどう思う?」 梓「すごく食べたいです」 だって私、バナナもケーキも大好きだもん。 紬「もし、あなたが軽音部に入るなら毎日、こんなケーキが食べられるけど、どうする?」 梓「あっ、じゃあ軽音部に入部します」 こうして私は軽音部に正式に入部した。 ごめんね、純。 いや、こういう時は謝っちゃいけないんだっけ。 梓「ありがとうね、純!」 紬「だ、誰と話しているのかしらぁ」 やむをえない事情で軽音部に入らざるをえなかった私は太眉毛の人についていくしかなかった。 はぁ… バナナケーキいつ食べれるんだろう… バナナケーキの事で頭がいっぱいのままフラフラと歩き続けて階段をのぼり、気が付けば音楽準備室の前にいた。 どうやらここが終着点らしい。 梓「え、バナナケーキと音楽準備室となんの関係があるんですか?」 紬「ここでバナナケーキを食べるのよ」 梓「そっか!」 私は嬉しくてバク宙した。 紬「ふふっ。なぜ突然、宙返りを?」 梓「はいっ!」 紬「ん?」 梓「え?」 紬「あのね、私はなぜ突然、宙返りをしたか尋ねたの」 梓「一か八かやってみたまでですよ」 紬「こんなおかしいヤツは初めて見たわ」 お前こそ私の体操服をチュウチュウ吸ってた変質者のくせに!と反論しようと思ったけど、バナナケーキをいただくまでは反抗的な態度はとるべきじゃない。 梓「ニャオーン」 紬「あっ、ねこ〜♪」 私は屈辱に耐えながら可愛がられた。 ー音楽準備室ー ガチャ 紬「ただいま戻りましたぁ〜♪」 太眉毛の人に続いて音楽準備室の中へ足を踏み入れると バッ とカチューシャの人が走って私に詰めよってきた。 律「こ、こいつは?食べていい?」ハッハッ 紬「食べちゃだめ。アッチへ行きなさい」 律「ほっ、ふっ」 カチューシャ女は窓から落ちていった。 梓「ああいうの、もののけ姫で見たことあります」 紬「!?」 紬「あなた、りっちゃんの事が見えるの!?」 梓「えっ、りっちゃんって今のカチューシャの人のことですか?普通に見えますけど…」 紬「そりゃ見えるのが普通よ、馬鹿が」 へ?なんで今、私、馬鹿にされたの!? 梓「将来、年収1000万になってお前を見返してやるです!」 紬「1000万ドルなら見直すけど」 梓「無理!」 こしゃくな眉毛ですぅ。 私はツインテールをヌンチャクみたいにブンブン振り回して憤りをあらわにした。 紬「あらあら、きちがい」 澪「ムギ、そのコどうしたんだ?お前の新しいポケモンなのか?」 私が壊れた扇風機みたいに暴れまわっていると長い黒髪の綺麗な超絶美少女JKがキョトンとした顔で話しかけてきて私は絶頂に達した。 紬「そんなところよ」 梓「どんなところですか!?そもそも今どきはポケモンより妖怪ウォッチですよ!」 澪「ああ、最近見かけるなぁ、妖怪ウォッチ」 梓「やった!」 私は美少女の同意を得られたので踊り出した。 澪「なんでこのコ、急に踊り出したんだ?」 紬「呪われているからよ」 澪「呪い!?うわあぁあっ!!怖いいい!!!」 ごちーん!!と私は唐突に右フックで殴られた… けど、アレ? 全然、痛くない。 梓「今、なにかしましたか?」 澪「わあっ!?効かない!?」 ごちーん、ごちーん、とゲンコツを振る舞われるが全然痛くない。 紬「澪ちゃん、背は高いけど子犬ほどの筋力しかないから〜♪」 梓「私は一生懸命抵抗してるのに成す術がない美少女の表情でビチョビチョになった」 澪「な、なにがビチョビチョになったんだ」 梓「いいからもっと殴ってください!」 澪「キャアッ!?変態!」 バコーン!と左ストレートで首から上が吹っ飛ばされ私は悪い意味で失神した。 紬「澪ちゃん、左利きだから左の攻撃力はハンパじゃないわよ」 薄れゆく意識の中、太眉毛の人もよく見たら美少女だな…って思っ…おも ー15分後ー 梓「はっ」 気がつくと気がついた私は目が覚めた。 梓「朝はやっぱりパンティだね」 律「こいつ、起きたまま夢でも見てんのか」 澪「夢だからって許される内容ではないが」 梓「パンと紅茶でパンティってことですよ、エッチだなあ」 唯「それでこのコ、結局どういうアレなの?」 紬「新入生の教室で使用済み体操服を見かけたから汗を味わっていたら目撃されたから口止めにバナナケーキで軽音部の入部希望者よ」 澪「ほとんどお前が変態だって情報しか伝達されていないが本当にそれでいいのか?」 紬「望むところよ」 梓「あっ、それでバナナケーキはいついただけるんですか!?」 紬「はい」コト 梓「はぁ〜♪」 私の前に美味しそうなバナナケーキが高そうなお皿に乗せられ、紅茶とセットでセットされた。 梓「早く食べたいです!」 紬「どうぞ♪」 梓「はぐっ、もぐっ、もぐらより美味しいよぉ〜♪」 律「比較対象がおかしい」 紬「そういうワケで今日はみんなのケーキが一個たりません」 唯「ムギちゃんいつも食べてるんだからムギちゃんが一番いらない子だよね」 紬「そんなのイヤ」 律「アタシは育ち盛りだから絶対にケーキいただくぜ」 澪「全員お前と同い年だよ」 律「でも澪はオッパイが充分に育ってるからもういいだろ」 律「その点、見ろよ。アタシのオッパイ、絶壁だろ?」 律「殺すぞ!?」 澪「悲しい生き物だなお前は」 唯「ぺっ」 びちゃ 律「あっ、唯!!お前なにケーキに唾吐いてんだ!?」 唯「私のだよ」 紬「でも私、むしろ唯ちゃんの唾吐きケーキが食べたいわ」 澪「牙突零式!!」 澪「ヲボエぇッ」 びちゃびちゃっ いきなり黒髪美少女が上半身のバネだけでゲロを吐いてケーキ全部が澪ゲロまみれになった。 私、バナナケーキを速攻で食べきって本当に幸せでした。 紬「伝説の牙突ゲロ式が見られるとは思わなかったわ」 澪「そういうワケでケーキは全部、私のものだな」 唯「だまれ!!」 律「正直、大好きな澪のゲロなら喰える」 澪「えっ¥¥¥」 紬「サイヤ人は戦闘民族だっ!!!なめるなよぉっ!!!!!」 四人は汚物まみれのケーキをもう手づかみでムシャムシャ食べ始めた。 耐えきれなくなってスレを閉じる人もいるだろうが、この世界は残酷だから仕方ないってミカサ・アッカーマンも言ってたから仕方ないよ。 梓「ここには私以外、変質者しかいないんですか」 唯律澪紬「お前が言うなッッッ!!!」 梓「えぇ〜…」 私は納得いかなかった。 ー7分後ー 律「ケーキも食べたし帰るか」 梓「お、おいおい!」 唯「どうしたのかな?」 梓「今日まだ軽音部らしいこと一つもしてませんよ」 律「え、軽音部らしいことしたいの?」 梓「そりゃそうですよ!私、新入生部活紹介の時のみなさんの演奏に憧れて入部したんですから!」 紬「バナナケーキに釣られたんじゃなかったのかしら」 梓「そうでした」 ガチャ さわ子「ケーキ!!」 部室にモデルさんみたいにキレイな美人教師が入ってきた。 さわ子「私のケーキは!?」 唯「ゲロしか残ってないよ」 さわ子「それ、ケーキ要素ゼロだし!!!」 さすが大人、いい事を言うなぁ。 ー3分後ー さわ子「そういえばその子、ひょっとしたら新入部員?」 梓「はい!」 澪「名前はなんて言うんだ?」 さわ子「まだ聞いてなかったんだ」 律「ケーキでそれどころじゃなかったんだよ」 私の存在はケーキ以下ですか。 さわ子「じゃあ仕方ないわね」 仕方なくありません。 紬「いいから名前は?」 梓「中野梓と言います」 澪「というかノリで入部する流れになってるけど、本当に大丈夫?」 梓「あっ。私、元々、軽音部に興味あったんでそれはそれで」 梓「ギターだって弾けるんですよ!」 唯「私よりうまいのかなぁ〜」 梓「はい!」 唯「いきなり髪の毛全部抜くかも知れないから気をつけてね」 梓「!?」 律「しかしギター経験者とは頼もしいな」 澪「よろしくな、梓」 梓「そ、それよりアイツになんとか言ってやってください」 澪「唯、お前、生きてる価値あるのか?」 唯「うぇ?」 梓「そこまで言わなくていいですよ!?」 澪「わがままなやつだ」 ー1分後ー 梓「まあ、いいや。それで、みなさんのお名前はなんていうのですか」 律「おっ、そうだな。じゃあ自己紹介するか」 律「アタシは部長の田井中律。ドラム担当さ」 梓「き、昨日、ステージの上で脱糞してませんでしたか?」 律「人間、生きてりゃウンコくらいするだろうさ」 梓「ステージの上では普通しませんよ」 律「んんん!」 梓「ど、どうしました」 唯「私は天災ギタリスト平沢唯だよ」 梓「待って、田井中先輩はどうしちゃったんですか」 唯「ギター担当です!」 梓「もういいや。そりゃカスタネット担当のギタリストがいたら悲しいですけど」 ん、平沢……? 梓「もしかしてですけど、平沢憂って妹がいたりしませんか?」 唯「そりゃ人間、生きていれば妹くらいいるよ」 梓「そんな世の中になればいいんですけど」 唯「もしかして憂のお知り合いさん?」 梓「はい!」 唯「憂、私のこと褒めてなかった?」 梓「ぶた野郎って言ってました」 唯「ぐすっ」 なんか泣き出したので、みんなで平沢先輩の頭をなでて優しく慰めました。 梓「大丈夫ですよ先輩。ブタ野郎って、憂はきっといい意味で言ったですよ」 唯「いい意味?」グスッ 律「そうだぞ〜」 澪「ほら、くまのプーさんにも可愛い子ブタちゃんがいたじゃないか」 唯「うん…」 紬「ね?唯ちゃんもあのブタさんみたいに可愛いって、憂ちゃんは言いたかったのよ、たぶん」 唯「そっか」エヘヘ〜 澪「ふふっ」 唯「ところでくまのプーさんの子ブタちゃん、お名前はなんていうの?」 紬「あ?」 澪「さあ?」 律「汚ならしいブタの名前なんか知るわけないだろ」 唯「ワアアァアアァ!!?」 唯「やっぱりブタなんか愛されてないんだよ!!うそつき!!」 澪「そ、そんなことないってば」 唯「黙れ!!ブタ野郎!!!」 澪「なんだと!?お前なんか生まれて来なきゃよかったんだ!!」 ガシャアアァン 梓「ひどすぎる」 さわ子「でも私、トンカツは好きよ」 唯「あっ、私も!」 先輩の機嫌は治った!テッテレー♪ なんて馬鹿なんだろう。 梓「さて、そちらの美少女はなんていうんですか?」 さわ子「私は山中さわ子。若く見えるだろうけど音楽の先生で軽音部の顧問なの」 梓「あなたはどう見たって少女じゃないです」 さわ子「激おこ!」 痛々しくギャル語を使って頬を膨らませる眼鏡の残念美人を頭の中で私は手早く凌辱した。 澪「美少女かどうか知らないが私は秋山澪。ベース担当の超絶美少女だ」 梓「確かに」 梓「なぜ、昨日ステージの上でパンティをかぶっていたですか?」 澪「私は怖がりでステージの上で歌うなんて緊張しちゃうから、先手必勝、観客に先に恐怖を与えておこうと思ってパンティをかぶったんだ」 梓「頭いいなあ」 私はこの残念美少女も頭の中で手早く凌辱の限りをつくした。 紬「琴吹紬です。担当はキーボードよ♪」 梓「なぜそんなに眉毛が太いんですか」 紬「体にいいからよ」 澪「健康法だったのか その眉毛!?」 これで謎はすべてとけました! だから今日はもう帰ろ。 15
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唯「幻想郷リターンズ!」その2 巫女さんチーム! 霊夢(律)「……さて…………憂ちゃん」 早苗(憂)「私は律さんの事は好きですよ」 霊夢(律)「私もだ……ただ今の憂ちゃんは殺したいほど憎い」 早苗(憂)「それは私もです。ならここは永遠亭の奴らに怒りをぶつけるのはどうですか?」 霊夢(律)「大体ここは永夜抄の第四ステージだからな。てゐからか……いいよ…………ただそれじゃあ私の怒りは収まらない」 早苗(憂)「このコインが合図です」スッ ピンッ!くるくるキンッ! 霊夢(律)「死ねやあアアああああああ!!!」ブワン 早苗(憂)「てめえこそ首もげろ!!!貧乏神社がああアア!!!!」グワン ドカバキボコドダダダダダドゴパァングシバババババサクサクサクザクザクスパスパスパ つるぺったんチーム! 魔理沙(澪)「私はつるぺったんじゃないのに…」 萃香(唯)「うわぁ竹が大きいよ!」キラキラ 魔理沙(澪)「…………」ジー 萃香(唯)「あはは♪」 魔理沙(澪)「……」ジー 萃香(唯)「?どうかしたの?」ペターン 魔理沙(澪)「…………」ペタペタ 魔理沙(澪)「ううう……私までぺったんこなんて…………」グスン 萃香(唯)「それがあずにゃんとりっちゃんの気持ちだよ」 魔理沙(澪)「それより……」 萃香(唯)「うん?」 魔理沙(澪)「ここどこだ?」 萃香(唯)「さすが迷いの竹林だね♪」 巫女さんチーム! 霊夢(律)「永遠亭ちゃあああくうぅぅぅ!!!!!」ダダダダ 早苗(憂)「さっさと死なねえかぁゴラアァァ!!!!」ブンブンブン ドゴバコンドダダダダダ てゐ「永遠亭壊れるから帰って欲しい。さもないと罠にかがあはっ!」ドカ 霊夢(律)「邪魔ダ!クソウサギ!」ドゴドガ 早苗(憂)「調子乗ってんじゃねーよ!マジで死にたいか?アァ!?」ゲスゲス 霊夢(律)「ついでにテメーも死ね!」ドゴ 早苗(憂)「ぐふっ!ザケンナよ!テメーが死ね」バキ てゐ「…死……ぬ…………」 早苗(憂)「中ボス突破あああああああ!!!!」ドゴ 霊夢(律)「しゃああ!行くぞクソビッチいぃ!」ドカン 因幡てゐ暴行により重体 つるぺったんチーム! 萃香(唯)「澪ちゃんここどこ?まだ竹林内なんだけど…」 魔理沙(澪)「全然わからない。完全に迷った」 ?「待っていたぞ」 萃香(唯)「え?」 慧音(白沢)「お前達が来ることはわかっていた。だが、ここから先は通すわけにはいない」 魔理沙(澪)(上白沢慧音(ワーハクタク)がここにいるって事はExに来ちゃったよ) 萃香(唯)「あー私と同じ。角生えてるよ!」サワサワ 慧音(白沢)「あっコラ!勝手に触るな!」 萃香(唯)「えーもうちょっと触っても良いでしょ?」サワサワ 魔理沙(澪)(唯(萃香)が慧音(白沢)の角を触るのはなんて異様な光景なんだ) 慧音(白沢)「もっもういいだろ!//」バッ 萃香(唯)「良いなあ。綺麗な角にリボン…私なんか変な角だよ」ミョーン 慧音(白沢)「そっその内綺麗になるだろ」 萃香(唯)「本当!」キラキラ 慧音(白沢)「うっ…たっ多分な」(なんだ今日の萃香は……ペースが狂うな) 慧音(白沢)「それより何しに来たんだ?」 魔理沙(澪)「道に迷った」 慧音(白沢)「どこを目指してたんだ?」 萃香(唯)「えいえんていだっけ?」 魔理沙(澪)「そうだぜ。ゆっくり進んでたらここに辿り着いたってわけだぜ」 慧音(白沢)「永遠亭はこっちにはないぞ」 萃香(唯)「えっ?」 慧音(白沢)「大体ここから6分の11πも違うぞ」 萃香(唯)「6分の?11π?」プスプス 慧音(白沢)「なんだ6分の11πも解らんのか?」 魔理沙(澪)「萃香はまだ三角関数が得意じゃないんだぜ」 慧音(白沢)「それは悪かった。魔理沙は解るよな?」 魔理沙(澪)「簡単だぜ。ただ、当たっても間違っても来た道を戻るんだな」 慧音(白沢)「でもここに居てもらっては私も困る」 萃香(唯)「何で?」 慧音(白沢)「あの人間に会わすわけにはいかない」 萃香(唯)「あの人間って?」 慧音(白沢)「藤wいや教えるわけにはいかない」 魔理沙(澪)「藤原妹紅って言うんだぜ」 慧音(白沢)「そこ!言ってはいけない!」ビシッ 魔理沙(澪)「言ったって減るもんないだろ」 慧音(白沢)「………………」 慧音(白沢)「…………確かに」 萃香(唯)「それより6分の11πって何なの?」 慧音(白沢)「180°×6分の11=πradだ」 萃香(唯)「……………………」 萃香(唯)「……………????」プシュー 慧音(白沢)「………………すまない魔理沙。萃香がオーバーヒートした」 魔理沙(澪)「大体予想してたよ」 ?「よー!何やってんだ?」 慧音(白沢)「妹紅!来ては行けないのに…」 妹紅「テレビがつまんないんだよ」 慧音(白沢)「あれだけDVD借りてきたでしょう!」 妹紅「何で慧音の趣味なのばっかしか借りてきてないんだよ!」 萃香(唯)「例えば?」 妹紅「テニスの王子様だろ。銀魂だろ。BLEACHにREBORN!等」 萃香(唯)「えーBLEACHは面白いじゃん!銀魂も」 妹紅「私は深夜アニメが好きなんだよ!」 魔理沙(澪)「例えば?」 妹紅「Angel Beats!だろ。けいおん!!だろ。とある魔術の禁書目録にとある科学の超電磁砲。 あと聖痕のクウェイサーに化物語に探偵オペラミルキィホームズ。他に魔法少女リリカルなのはシリーズに…」 萃香(唯)「ストップストップ!」 慧音(白沢)「だからいつまでたっても妹紅なのよ!これ見なさい」つ黒執事 妹紅「なら慧音はこれ見ろよ」つCLANNAD 唯澪(れっレベルたけー) 慧音(白沢)「萃香と魔理沙は何が好きなの?」ズイ 妹紅「もちろん。私のようなアニメだよな」ズイズイ 魔理沙(澪)「そっそうだな…」(ヤバい……唯に首ったけだったから全然わかんないよ) 萃香(唯)「私はそんなのよりも魔理沙ちゃんが大好き!」ダキ 慧音(白沢)「まさかの百合!」 妹紅「百合はとある科学の超電磁砲かな?」 魔理沙(澪)「そんな事よりも妹紅は何しに来たんだ?」 妹紅「DVDも見終わったし、テレビもつまらなかったから散歩。 だったけど面白い話が聞こえたから立ち寄ったまでだ。後この会話は二回目な」 慧音(白沢)「だから黒執事を見なさい!」 妹紅「嫌だ!あんなよくわからないアニメならまだけいおん!!の方がはるかに面白い」 萃香(唯)「ならけいおん!!の世界に来る?」 魔理沙(澪)「ちなみに妹紅は誰が好きなんだ?」 妹紅「そりゃあ唯ちゃんも澪ちゃんもあずにゃんも良いけど一番は憂ちゃんだな」 萃香(唯)「憂のお見合い相手がもこたんってありだね~」ケラケラ 慧音(白沢)「ちょっと待て!そんな自称軽音部なグータラアニメなんかより今日からマ王の方が面白いに決まっている! それにそんなにそっち系が好きなら源氏物語くらい読め!」 妹紅「うるさい!慧音だってどーじんしとかいうよくわからないもの描いてないで仕事しろ!それか空の境界を見ろ!」 唯澪(…………何この喧嘩?) ちょっと話が長くなるから飛ばしました。 某ラーメン店 紬「百合の匂いがするけど場所が特定出来ないなんて…」 梓「ムギ先輩集中してください!」 店主「お客さん、ニンニクは?」 紬梓「ましましで!」 永遠亭 ?「」ドカッ バキボコグシャグシャバリバリドババババ ?「………………」ポイ ドサッゴロゴロ う「」 ど「」 ん「」 毛「」 ?「」シュババババ メリメリゴキゴキボコボコギリギリメキメキメキブチッ ?「…………」ポイ ドサッゴロゴロ 八意「」 永琳「」 蓬莱山「」 輝夜「」 ?「」パシッ ゴキュゴキュゴリゴリゴリメキメキメキ ?「…………」ポイ ドサッゴロゴロ 八意輝夜「」 蓬莱山永琳「」 ?「…………」カシャカシャ ?(\(^o^)/ナンテコッタイ) ?「…………」ギロリ ?「!」ビクッ ?「………………」 ?「………………」 ??「」コクリ ?「?」 グシャ 迷いの竹林 慧音(白沢)「ハァハァ」 妹紅「ハァハァ」 魔理沙(澪)「…気は済んだか?」 慧音(白沢)「ハァハァ…えっええ」 妹紅「……まっまあな」 萃香(唯)「ねえねえもこちゃんは憂が一番なの?」 妹紅「考えて見ろよ。兄弟姉妹ってのは大抵が片方出来て片方出来ないだろ。 更に出来る方は性格が悪い。今の慧音(キモ)みたいに。それに比べて憂ちゃんはILOVEお姉ちゃんだから性格抜群。 お嫁に来て貰いたいくらいだ」ウンウン 萃香(唯)「憂に一回お見合いさせてみよっか?」ボソボソ 魔理沙(澪)「憂ちゃん(早苗)大丈夫かなぁ?」ボソボソ 萃香(唯)「まずは私達のところに招こうよ!」ボソボソ 魔理沙(澪)「またムギが暴走しそうだ」ボソボソ 妹紅「そこ!私の話はまだ終わってないぞ!」 慧音(白沢)「!……何か来る!」 妹紅「!」 ガサガサバッ 霊夢(律)「……よっ」 早苗(憂)「…………どうも」 魔理沙(澪)「霊夢!」 萃香(唯)「早苗!」 霊夢(律)「先にこっちに行ってたのか?」 早苗(憂)「そりゃ会わないわけだわ」 魔理沙(澪)「悪かったな。迷ってて」 萃香(唯)「うう…会いたかったよ~!」 妹紅「待て!」 萃香(唯)「どうしたのもこちゃん?」 妹紅「お前、本当に博麗の巫女か?」 霊夢(律?)「ええ。大体こんな格好してるの私しかいないじゃない?」 萃香(唯)「ほらやっぱり霊夢じゃん」 慧音(白沢)「『転世「一条戻り橋」』」バババババ 萃香(唯)「うひゃー」ヒョイヒョイ 魔理沙(澪)「四方八方は勘弁だ」クルクル 霊夢(律?)「そんなちまちましたのじゃ私は倒れないわ!それにしてもいったいわね!」 早苗(憂?)「痛いなら下がってなさい博麗霊夢」クスクス 慧音(白沢)「!あんなに弾幕が当たっているのに…」 妹紅「やっぱりそうか?お前ら何者だ?」 霊夢(?)「私は博麗霊夢と何度言えば解るのよ!」 早苗(?)「敵の挑発に乗るなんて貴女は所詮その程度ね」クスクス 霊夢(?)「何ですって!」 早苗(?)「ここは私がやる」ザッ 慧音(白沢)「『新史「新幻想史(ネクストヒストリー)」』」ババババパラパラパラ 早苗(?)「クスクス」パッ 慧音(白沢)「!」 早苗(?)「遅い」ドゴッ 慧音(白沢)「グッ!」 ドカーン 妹紅「慧音!」 早苗(?)「クスクス……自分の身を守るのが先」バキッ 妹紅「うぎゃ!」 スターン 霊夢(?)「クスクス」ブン 萃香(唯)「うわっ!りっちゃん危ないよ!」ヒョイヒョイ 魔理沙(澪)「唯離れろ!」 魔理沙(澪)「『マスタースパーク』」ググウーン 霊夢(?)「!」 萃香(唯)「おお!澪ちゃん凄い!」 霊夢(?)「………………」プスプス 早苗(?)「…………役立たずね」 魔理沙(澪)「後はお前だけだぜ!東風谷早苗!」 早苗(?)「…………クスクス」パッ ズゴ 魔理沙(澪)「うっ!……うう」ズルズル 萃香(唯)「澪ちゃん!」 早苗(?)「ターゲット確保。撤退する」シュッ ガシッ 早苗(?)「!」 萃香(唯)「澪ちゃんは私のだ!返せ!『萃鬼「天手力男投げ」』」ブン 早苗(?)「!」ズルッゴオオオオ 魔理沙(澪)「」ヒュー 萃香(唯)「ナイスキャッチ!」ガシッ 早苗(?)「」ヒュー ドスン 早苗(?)「……………」プスプス 萃香(唯)「……憂?じゃないよね?」 早苗(憂)「呼んだ?お姉ちゃん?」スタ 萃香(唯)「ヒッ!みっ澪ちゃんは渡さないよ!」ギュッ 霊夢(律)「大丈夫だよ。私達はそいつらじゃないから」シュン 萃香(唯)「……ほっ本当に?」 ?「そいつらは本物の博麗霊夢と東風谷早苗だ。霊力を感じる」ヨロ 萃香(唯)「もこちゃん!」 妹紅「大丈夫か!慧音!」 慧音(白沢)「ううう……なっなんとか……」 早苗(憂)「やっぱりこっちに来てましたか」 萃香(唯)「どういう事?」 霊夢(律)「私達もソイツラに会ったのよ」 早苗(憂)「でも弾幕は効かないし私達はお姉ちゃん達の用な強力なスペカ持ってないからすぐやられちゃった」 霊夢(律)「でも、ソイツラ結構残酷だったわ」 妹紅「残酷?」 霊夢(律)「ええ。私達は永遠亭内の途中に遭遇して、気絶させられただけですんだけど……」 早苗(憂)「鈴仙・優曇華院・イナバは頭・体・手・足がバラバラ。 八意永琳と蓬莱山輝夜は八意永琳の上半身が蓬莱山輝夜の下半身に無理矢理くっ付けられてたの。 逆に蓬莱山輝夜の上半身は八意永琳の下半身にくっ付けられてたわ」 萃香(唯)「……うっ想像しただけで気持ち悪い」ヨロ 霊夢(律)「慌てて永琳が作った薬を使いまくったわね」 慧音(白沢)「あいつの薬を使ったのか!?」 霊夢(律)「緊急時だし、薬作る本人がやられてる時点で薬作れる人なんて居ないわよ。 でも流石薬剤師?なのかな。効きが凄くよかったわ」 早苗(憂)「今はてゐが3人を看てもらってるわね」 妹紅「もしかして一回離したのか?」 霊夢(律)「じゃないと八意輝夜と蓬莱山永琳が誕生するじゃない。でも紫の裂目の中よりマシだったわ」 慧音(白沢)「奴らは何が狙いなんだ?」 霊夢(律)「魔理沙でしょう」 萃香(唯)「なんで澪ちゃんが?」 早苗(憂)「なんか永遠亭で対峙した時『ここにはいないわね』って聞こえたし」 霊夢(律)「それにさっき連れて行こうとしてたでしょ」 萃香(唯)「うん。とっさにスペカ使っちゃったよ。被害がこれだけで良かったよ」 霊夢(律)「大体半径100mの竹が吹っ飛んでるのに?」 萃香(唯)「うん。最小限に抑えたよ」エヘヘ 憂律慧妹(流石鬼……) 妹紅「なあ」 慧音(白沢)「どうした?」 妹紅「さっきから思ってたが……」 霊夢(律)「何なのよ?」 妹紅「萃香は何で魔理沙の事をみおちゃんって呼んでるんだ?」 萃香(唯)「固有名詞だよ」 妹紅「なら私もそう呼んで良いのか?」 萃香(唯)「それはダメだよもこちゃん!澪ちゃんって呼んで良いのは私だけなんだよ」 慧音(白沢)「それにしては随分慣れた口調だな。まるで何度もあってるみたいだ」 早苗(憂)「なっ何かの罰ゲーム的なものじゃないかしら?」 妹紅「今度鴉天狗に聞いてみるか」 早苗(憂)「鴉天狗…………!」 霊夢(律)「その鴉天狗だが羽根がもがれてたわね」 妹紅「何!?」 早苗(憂)「カメラだけは守ってたわ。ただ本人がもうぼろぼろに……」 慧音(白沢)「とりあえず、ここにいても拉致明かないから場所を移動しましょう」 永遠亭 てゐ「…………ああ……皆さん」 霊夢(律)「さっきは悪かったわね。具合はどう?」 てゐ「………………」 妹紅「邪魔するぜ」ズイ 慧音(白沢)「永遠亭の建物が酷い。天井が綺麗にないし。これは私達はまだ優しい方でしたね」 萃香(唯)「………………」 早苗(憂)「どうしたの萃香?」 萃香(唯)「澪ちゃんが全く起きないんだよ」ユサユサ 魔理沙(澪)「」 霊夢(律)「!ちょっと失礼」ニギッ 魔理沙(澪)「」 霊夢(律)「………………」 霊夢(律)「萃香!これ人形だわ!」 萃香(唯)「嘘!」 早苗(憂)「…………確かにこれは魔理沙そっくりの人形ね」 萃香(唯)「そんなぁ~」 妹紅「酷いな全身包帯まみれだ」 慧音(白沢)「真っ赤に染まってるから完治にはまだまだですね」 霊夢(律)「妹紅に慧音!魔理沙が連れ去られたわ」 妹紅「…やっぱりか」 慧音(白沢)「妹紅、気付いていたのですか!?」 妹紅「奴等が来るまでの魔理沙とさっき萃香が抱えてた魔理沙と魔力が全然違ってた。 ただ、霊夢達が来たから分からなくなったがまさか…そうだったなんて」 慧音(白沢)「萃香と早苗は?」 霊夢(律)「早苗に萃香のお守りをしてもらってるわ」 妹紅「そうか。いやしかし一体何のために……」 霊夢(律)「…………慧音って半分人で半分獣よね?」 慧音(白沢)「そうだが……」 霊夢(律)「これが魔理沙そっくりの人形なんだけど臭いで何かわからない?」スッ 慧音(白沢)「犬じゃない!だがやってみる価値は有りそうだな」 萃香(唯)「……………………」 早苗(憂)「お姉ちゃん大丈夫?落ち着いた?」 萃香(唯)「……憂は澪ちゃんを連れ去った犯人わかる?」 早苗(憂)「予想は付くけど確証はないよ」 萃香(唯)「そっか………ちょっと行ってくるよ」スクッ 早苗(憂)「1人じゃ危ないし危険だし場所わからないでしょ!」 萃香(唯)「味方を連れて行くから大丈夫だよ。それに急がないと」 早苗(憂)「気持ちは解るけど場所がわからないとその分時間ロスだよ!」 萃香(唯)「……じゃあ味方呼んでくるね」パッ 早苗(憂)「お姉ちゃん!」 ??????? 魔理沙(澪)「…………んっんん」パチリ ?「やっと起きた?もう心配かけないでよね!」 ?「でもあれくらい強力なのでないと衝撃で起きちゃうでしょ」 魔理沙(澪)「…………何の真似だ?こんな大層な鎖で動きと魔力封じて」ジャラ ?「逃げ出さないように…」 ?「そう。苦労したのよ。萃香のスペカは半端なくヤバかったんだから」 魔理沙(澪)「それより帰らせて欲しいぜ」 魔理沙(澪)(暗くてよく見えない。それににとりの機械か?変声機で誰の声かわからない) ?「駄目よ。今帰られたらせっかく捕まえた意味無いじゃない」 ?「……ちょっと混乱してるのよ。一旦眠らせましょう。言っとくけど魔理沙を薬中にするのは私が許さないから」 ?「しないわよ!せいぜいストックホルム症候群よ!」 ?「そう……でもまさか魔理沙と萃香が出来てたのは驚きね」 ?「魔理沙は私のものだから勝手に奪わないで欲しいわね」 魔理沙(澪)「そうだ!萃香は?妹紅に慧音は?どうしたんだ!?」 ?「……今頃あなたの人形に気付いてこちらに来るわね。 そろそろ眠っててもらうわ。魔理沙の寝顔は可愛くて好きなの」スッ 魔理沙(澪)「!むぐっ……うう……ゆ…………い…」バタリ ?「やっぱり寝顔も可愛いわね」 ?「見張りよろしく。私は一旦戻るわ。狼にならないように」スタスタ ?「なっ///なるわけないじゃない!」 魔理沙(澪)「ZZZ」 ?「…………」 ?「……ちょっとだけ///」ソー ?「そうそう」ヒョイ ?「うひゃあ!」ビクッ ?「魔理沙に触れるとそこらの機械が緊急防御システムで一斉に作動するから気を付けて」 ?「そっそう」ドキドキ 永遠亭 萃香(唯)「ただいまー」ドスン 霊夢(律)「お帰り。結構かかったわね」 萃香(唯)「仲間を連れてきました!」フンス 妹紅「誰だい?」 萃香(唯)「1人目」 星熊勇儀「……うぃ~ぷ」 慧音(白沢)「酔い潰れてる!」 萃香(唯)「まあ、私が会いに行く前からかなり飲んでたらしいよ」 早苗(憂)「ありえますね」 萃香(唯)「2人目……ちょっと外来て貰っていいかな?」 霊夢(律)「外に何がいるのよ?」 ラージャン(激昂)「ギャアー!」 律憂妹慧「………」 萃香(唯)「はい暴れない」 律憂妹慧(どっから連れてきたー!) 萃香(唯)「さて皆!澪ちゃん助けに行くよ!」 霊夢(律)「その前チーム決めない?」 早苗(憂)「流石に私と霊夢や慧音と妹紅じゃあの格闘人形と闘うとなるとまたやられちゃうオチになりそうなの」 慧音(白沢)「それはごもっともな意見ですね。どう分けますか?」 妹紅「萃香と勇儀は別けようぜ」 勇儀「…んっんん」 霊夢(律)「やっと起きたわね」 萃香(唯)「おはようございます」 勇儀「…なんだ萃香か」ポリポリ 霊夢(律)「萃香、ホントに勇儀が役に立つの?」 萃香(唯)「失礼な勇儀は私並みに強いんだよ!」フンス 早苗(憂)「………………」ジー 萃香(唯)「?」ペターン 勇儀「組み合わせはどうするんだい?」 早苗(憂)「………………」ジー 勇儀「?ジロジロ見て何か用かい?えっと…洩矢の…巫女だっけ?」ボイーン 早苗(憂)(ロリなお姉ちゃんも可愛いなぁ//ハァハァ///) 早苗(憂)「ちょっとお花摘みに///」ソソクサ 霊夢(律)「…………さて、どう別ける?」 勇儀「いっそ完全バラバラで行くかい?それとも私と萃香で行くのも構わないよ」 霊夢(律)「でもそれじゃあちょっとキツいのよ」 妹紅「この組み合わせで行こうぜ」 組み合わせ A 萃香 妹紅 早苗 B 勇儀 慧音 霊夢 慧音(白沢)「どういう選び方で選出したのですか?」 妹紅「くじ」 霊夢(律)「まあ、良いんじゃない?ちゃんとみんな別れてるし」 勇儀「私もこれで良いよ。ただコイツはどっちが見る?」 ラージャン「ギャアー!」 萃香(唯)「なんか勇儀になついてる気がするから勇儀のとこね」 勇儀「はあ…なら連れてくるなよ」 早苗(憂)「ただいま戻りましたの」 妹紅「えらいスッキリした感じだな」 霊夢(律)「そりゃ…トイレだし。……そろそろ行きましょう。萃香の魔理沙が皆の魔理沙になっちゃうわよ」 早苗(憂)「チームは?」 妹紅「洩矢の巫女は私と萃香のチームだ」 早苗(憂)(おおおお姉ちゃんと一緒!?) 慧音(白沢)「行き先はどうしましょう?」 勇儀「そういや西洋物件の地下スゲーロボットがあるって文が言ってたからそこになにかあるんじゃないか?」 霊夢(律)「……………………」 慧音(白沢)「どうした?博麗の巫女?」 霊夢(律)「犯人が一気に絞れたわ」 早苗(憂)「やっぱりパチュリーかしら?」 霊夢(律)「後、アリスね」 妹紅「アリスって一之黒……」 勇儀「そのアリスは多分余り知られてないぞ」 慧音(白沢)「アリス=マーガトロイド……ふむ確かに辻褄があうな」 萃香(唯)「とりあえず乗って行こうよ」 ラージャン「ギャアー!」キュィン 妹紅(激昂から更に怒った) 紅魔館 美鈴(以下中国)「ここら通さないって以下中国って酷くないですか?」 勇儀「GO!」ビッ ラージャン「ギャアー!」 中国「ちょ!紅魔館の門以上あるのですけど…ギャー!」 紅魔館内 咲夜「また、あなた達?お友達も連れてどうしたの?」 霊夢(律)「パチュリーいるかしら?」 咲夜「いつもの図書館にいますよ」 早苗(憂)「今は闘いたくないのでこれの写真でどうか……」スッ 咲夜「賄賂とは随分汚いわね……!」ピラ 咲夜「こっこれは……」 写真1『フランの生着替え』 写真2『レミリアのパジャマ姿』 写真3『萃香×雨で濡れた服』 早苗(憂)「ダメでしょうか?」 咲夜「いっ良いに決まってるわ!洩矢の巫女!」 妹紅「さんきゅな」ツカツカ 紅魔館通路 フラン「……萃香!」フワフワ 萃香(唯)「あー!フランちゃん!」 フラン「今日も遊びに来てくれたの?」 萃香(唯)「今日はみoむぐぐ……」ジタバタ 霊夢(律)「今日はパチュリーに会いに来たの」 フラン「えー遊んでよー」ブーブー 勇儀「外にでっかい遊び相手がいるぞ。そいつは口から光線も出したりするんだ」 フラン「えっ?そんな面白い相手がいるの?」キラキラ 霊夢(律)「早くしないと逃げられるわよ」 フラン「ちょっと行ってくるね♪」フワフワ テラス レミリア「あら?萃香に霊夢に……洩矢の巫女に…………鳥人?」 妹紅「……まあ鳥人でいいや」 レミリア「パチュリーは図書館にいるわ」 霊夢(律)「ありがとうそれじゃあね」 レミリア「通行料とるわよ」 慧音(白沢)「○月○日・雨。今日もおねしょをしてしまった。さくやにおこられる。」 レミリア「!」 慧音(白沢)「○月□日・はれ。今日はバナナをしゃぶりながらたべているふらんを見てたらひわいにおもった。」 早苗(憂)(お姉ちゃんは凄いね!) 妹紅「しょうがない通行料払うか」ニヤニヤ 霊夢(律)「そうね」ニヤニヤ レミリア「つっ通行料なしで良いからその事忘れなさい///」カァ 次:その3 前:その1 戻る TOP
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放送日程 月曜日 18時~19時・20時 火曜日 18時~19時・20時 水曜日 19時~20時 木曜日 18時~19時 金曜日 定休 土曜日 20時~20時半(不定期) 日曜日 18時~19時・20時 臨時放送について けいおん!からの重大なお知らせや、らじおん!最新版うpの際は、金曜・指定時間以外でも臨時で放送を行う場合があります。
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「梓ちゃんってホントに軽音部の事好きだよね!いつも話してくれるよ」 「えへへー照れますなぁ」 夕食を取りながら憂と他愛もない話をする。う~ん、ごはんもおいしいし幸せな時間だなあ。 今日の会話にもあずにゃんが登場。二人の共通の友人だし、よく話題に上るんだよね。 可愛くてちっちゃくてちょっぴり頑固でそんでもって可愛くて…私の初めての後輩。 なんだか最近、あずにゃんの事を考えてばかりいる気がする。文化祭が近づいてきて会える時間も減って、あずにゃん分が足りなくなったのかな。 「この前は紬さんが可愛らしい話だったけど、律さんがご飯作ってくれた話とか―」 「そうそう、りっちゃんのご飯美味しかったんだよ~」 「梓ちゃんの先輩自慢に純ちゃんもたじたじになっちゃってさ。皆さん本当にいい先輩なんだね」 「うんうんそうだよね。澪ちゃんはかっこいいし、ムギちゃんは優しいし、りっちゃんは頼りになるし…ハッ」 「どうしたのお姉ちゃん?」 ここまで話を聞いて私はあることに気付いた。 「私、先輩らしい事してない!」 「えっ、そうかな」 そう、後輩のあずにゃんは私にギター教えてくれたりするけど、先輩である私は抱きついたり怒られたり呆れられたり…。 わ、私ってあずにゃんにどう思われてるのかな。さっきの憂の話にも私の自慢話ってなかったような。 「これはまずいよ!」ガタッ 「ひゃあ!びっくりした」 「決めたよ憂。私、先輩らしくなるよ!」フンスッ 「そっか、頑張ってねお姉ちゃん」 先輩らしくなれば、あずにゃんも私の事褒めてくれるかな。私の事好きになってくれるかな…。 私、あずにゃんにもっともっと好かれたい。なんでだかよく分からないけど…まいっか。先輩のお手本は私の周りにいるもんね。 「よーし、やーるぞー!」 「ふふっ頑張るお姉ちゃんも可愛い」 「ごちそうさま。まずはお皿洗いするよ!」 「えっ!?いいのに」 「任せて任せて~」カチャカチャ 「ああっ危なっかしいよ~」 (ふふっお姉ちゃん、梓ちゃんのこと本当に好きなんだろうな。でもそんなことしなくてもいいと思うけどな) (梓ちゃん、凄い分かりやすいんだもん。お姉ちゃんのこと褒めたりはあまりしないけど、1番お姉ちゃんの事…) 「って、私が言うのも野暮だよね」 「ういーなんか言ったー?」 「ううん、何でもないよっ。私も手伝うねお姉ちゃん!」 放課後部室! 今日は文化祭の練習で私以外遅くなっちゃうみたい。だからこれは私が先輩らしく振る舞うチャンスだよ! あずにゃんが来たら先輩らしさを発揮しなきゃ。それまでは木の練習してよう。時間を無駄にはしないよ。 ガチャッ 「こんにちはー。あれ、唯先輩だけ。やっぱり他の先輩たちは劇の練習ですか」 「…」 「唯先輩?…あ、木の練習か。イスにでも座ってよ」 「…はっ!」 しまった。いつの間にかあずにゃんが来ていた! 「や、やっほーあずにゃん」 「ふふっいいんですか、木の練習してなくて」 あうう笑われてるよ。これは不覚だよマイナスポイントだよ…。 「ううん大丈夫。それより練習する?お茶にする?そ・れ・と・も…」 「えっ唯先輩練習するんですか?」 「舐めてもらっては困るよ。私だってやる時はやるのです!」フンスッ 「そうですか。それじゃあ練習しましょう。今用意しますね!」 うーんあずにゃん嬉しそう。やっぱり練習が好きなんだなぁ。 「それじゃごはんはおかずのイントロから行きましょうか」 澪ちゃんみたいに真面目だったら、もっと尊敬されてたかなぁ。 「って唯先輩、聞いてます?」 「あ、うん。よーしじゃんじゃん行くよ!」 「は、はい!」 そう、今日の私は今までとは違うよ!先輩らしくどんどんあずにゃんを引っ張って行っちゃうんだから! 「…でここがこうなるわけです」 「ほほう」 「でサビの所はこうしたほうが」 「ふむふむ」 あずにゃんのほうが上手だからこれはしょうがないんだよ! ジャカジャカジャン 「フンッ…よっ…」 「…」 ジャカジャ …ジャ… 「あ、あれっ?」 「大丈夫ですか?」 「う、うん」 ジャカ…ジャ 「うう…力が入らなくなってきた…」プシュー 「けっこう頑張りましたし、休憩しましょうか」 「そーだn…」 ってまずいまずい。先輩が先に音を上げるわけにはいかないよ。 「まだいけるよっ!先輩だからね」 「は、はぁ」 「えいやー!」 「…そんなに無理しなくても」 「すいません…」シュン だけど私の体力はもう底をついていて、無理に頑張ろうとしてめちゃくちゃな演奏になってしまった。 合わせてくれたあずにゃんに悪いことしちゃったな。はぁ。 「とりあえず休憩にしましょう。私もちょっと疲れちゃいました」 「…そうだ!」 そうだった。練習頑張るだけが先輩じゃないよ!今度はムギちゃんの代わりをしよう。 「私がお茶入れるよ!ムギちゃんからお菓子も預かってるし、先に食べてていいって!」 「ええっ唯先輩が!?大丈夫なんですか」 「ここは先輩にまかせてまかせて~。あずにゃんは先に座ってるがいいさ」 「はぁ。いきなり元気になっちゃって…まあ唯先輩らしいか」クスッ 「えっと、紅茶はこれを使えばいいんだよね。でもって…」カチャカチャ 「うーん、でも心配だなぁ」ソワソワ なかなかいい調子。えっとお湯沸かしたから、あとは熱湯を注いで三分待つ。あれこれってカップラーメンだっけ?えーと 「うわっ!?」ガシャン 「!!だ、大丈夫ですか!?」 「あっつーい!」 「唯先輩!!」 「…」 「もう、軽い火傷でよかったです」 「…うん…」 「じゃあちょっと待っててくださいね」 やかんを倒して指を火傷してしまった私は、保健室で手当てをしてもらい、いまは部室で座らされている。 あずにゃんは代わりにお茶の用意をしてくれている。私がやると危ないって。あずにゃんが。 私って駄目な先輩だな。改めて思い知ったよ。頑張るって言って迷惑ばかり。 澪ちゃんやムギちゃんのようになんてとても出来なかったし。りっちゃんみたいに頼りにならないし。 あずにゃんに、嫌われちゃうよ…。 「用意できましたよ。唯先輩?」 「…うぅ…ぐすっ…」ポロポロ 「どうしたんですか!?まだ、火傷痛いですか!?」 「ふぇ…うぇぇん…ごめんね…あずにゃん…ぐすっ」 「えっちょ、唯先輩?」 「私…全然先輩らしくないし…えぐっ…迷惑掛けるし…ひっく…」 「…なに言ってるんですか。ちょっと落ち着いてください。ほら鼻でてますよ」 「…うん」チーン そういってあずにゃんは落ち着くまで背中をなでてくれた。 「先輩らしい所を?なんですかそれ」 「先輩らしくなれば、あずにゃんが、もっと…」 「もっと?」 「す…好きになってくれるかなって」 「な///」 「だって!だって私普段からあずにゃんに呆れられてるし、ほかのみんなと違って憂達に自慢されないし…」 「…」 「だから先輩らしくなればって思って。だけど全然ダメで…」 「…もう。今日はなんか変だなって思ったら、そんなことでしたか」 「そんなことって…」 「そんなことしなくても、唯先輩は唯先輩のままでいいですよ」 「ふぇ?」 「だから、唯先輩らしくしてください」 「私らしく…」 「そうですよ。そうじゃないと嫌です。先輩の唯先輩じゃなくて、唯先輩って人が私はすk…」 「す?」 「す、推奨します!」 「…あずにゃん!」ギューッ あずにゃんはくるっと後ろを向いちゃったけど、私は背中から思いっきり抱きついた。 「もう…今日やっと抱きついてくれましたね」ボソッ 「ほぇ?」 「なんでもないです。それに私には、唯先輩もいい先輩なんですからね」 ほっぺたがくっつくくらいの距離で、私はあずにゃんの話を聞く。 囁くくらいの小さな声が、二人だけの部室に響く。 「例えば…皆さんと行く合宿、とっても楽しかったです」 「うん、そうだね」 「だけど私にとってみれば、他の皆さんは年上なわけで」 「もちろん皆さん優しいし、全然構わないんですが、やっぱりどこか気を遣っちゃいそうで」 「でも唯先輩は、私と同じ目線でいてくれました」 「唯先輩がいてくれたから、私は何も気にせず楽しめたんです」 「…そっか。全然気が付かなかったよ」 「それに、唯先輩は無意識にちゃんと先輩をしてくれていますよ」 「無意識に?」 「はい。ちょっとした気遣いや私を思ってくれての事が、数え切れないほどあります」 そう言うとあずにゃんは、あずにゃんを抱きしめる私の腕をそっと握った。 「その度に私は嬉しくて、心が温まって、そんな唯先輩の事をもっともっとすk…」 「す?」 「…」 あずにゃんが俯き、静かになった教室。気が付けば日はだいぶ傾いていて、窓から夕日が差し込んでいた。 すると急にあずにゃんが体をくるっと回し、私と向き合う形になった。 腕はまだあずにゃんの体に巻き付けたままなので、距離が凄く近い。そしてじっと見つめあう。 いつものあずにゃんなら恥ずかしがる所なのに、なんだかおかし― 「好きです」 ………へ?今、なんと? 「好きです。私、唯先輩の事好きです。大好きです」 最初はちょっと信じられなかった。でも確かにそう言った。 私の目の前の、可愛くてちっちゃくてちょっぴり頑固でそんでもって可愛くて…私の大好きな人が。 なんだろう。心が満たされていくってこういうことなのかな。ただ私は、目の前の女の子が、愛しくて愛しくてしょうがなかった。 こんな気持ち初めてで、だけどすぐに分かった。私は、この娘のことが…。 「…私もね。私も、大好きだよ。あずにゃんの事、大好き」 言葉にした瞬間、自然と涙が零れ落ちる。あずにゃんの目にも、同じものが光っていた。 私はあずにゃんを思いっきり抱きしめた。私の好きを全部伝えるため。 あずにゃんも負けじと抱きしめてくれた。ただただ抱きしめあった。 暫くして、あずにゃんが体を離しながら言う。 「…前にも言いましたけど、私、唯先輩とだけは先輩後輩の関係を強調して欲しくはありませんでした」 「前って、もしかして川原で?」 「そうです。唯先輩がへんなユニット名言い出すから」 「ごめんごめん。でも、なんで?」 「だって先輩と…先輩後輩なんかよりもっと特別な関係になりたかったから…」 「あずにゃん…結構恥ずかしい事言うね」 「だ、だって唯先輩が///」 「えへへ、でもなれたね、特別な関係」 「…はい」 「あずにゃーん好きーっ」ギューッ 「もう、唯先輩。それじゃあ今までと変わらないじゃないですか」 「だって好きなんだもん」 「…そういえば特別な人同士は、愛を伝えるとっておきの手段があるみたいですけど、ゆ、唯先輩は分かります!?」 「え、それって…」 「せ、先輩ですから、分かりますよね。先輩ですもん///」 顔を真っ赤にして、眼は合わせないようにキョロキョロさせて、なんていうか可愛い。 それに、そのくらい私解っちゃうよ。だって私 「…先輩だもん。今日1番先輩らしい所見せてあげる」 「あ…」 そういって私はあずにゃんの頬に手を添える。 あずにゃんと顔を見つめると、彼女はそっと目を閉じた。 「好きだよ、梓」 「はい…」 次の瞬間、私たちの距離はゼロになった。 「カットー!」 「ふいー疲れた」 「うう本番まであと少しか…」 「りっちゃんに澪ちゃんも凄く良くなってきたわ!」 「ありがとさん!ところでムギ」 「なあに?」 「髪の毛が一か所ピーンってなってるけど、それ寝癖か?」 「あ、これはね。乙女電波アンテナなの」 「…ふ、ふーん」 おしまい! 二人とも可愛い~ -- (鯖猫) 2012-08-31 17 02 31 ほっこりするね。所々の小ネタもなんか嬉しい -- (名無しさん) 2012-09-06 02 12 17 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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694 名前:ss「せんとう!」[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 02 26 32 ID PyZknxud 律「はー!いいお湯だったなー」 紬「ホント、銭湯なんてどんなものかと不安だったけど、楽しかったわね」 唯「ムギちゃんずっと子供見てたよねー」 澪「私も銭湯は律とちっちゃい頃行った以来か…」 律「私よくこーやってタオル振り回して澪叩いたよなー」ブンブン 澪「や、やめろよ!それ普通に痛いんだからな!」 唯「ちぇいやー!」スッパーン! 律「ぎゃっ!ゆ、ゆい…」 唯「おー…水を含んだタオルは攻撃力がプラスされますな…」 紬「ゆ、唯ちゃん…りっちゃん腰痛めたわよ?」 唯「へ?…り、りっちゃん隊員!くそ!敵の不意打ちか!」 律「お、お前は…… ダメだ腰痛い…」 澪「ったく、ほら。おんぶしてあげるから」 律「あ、あんがと澪~」 紬「あらあら、微笑ましいわね」 澪「どっこいしょ」パスッ 律「あれ、何でおろすの?しかもマッサージチェア?」 澪「んー?」ピッピッ ヴィ~ 律「へ? …あだだだだだだっ!み、澪っ!何やっ…痛い痛い痛い!」 澪「いやぁ、ココに来ると色々やられたなぁって……。最強、っと」ピピピッ 律「ごッ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」ゴリゴリゴリゴリ 梓「あ゛~~~~」ヴヴヴヴ 出典 【けいおん!】田井中律は照れ顔可愛い42【ドラム】 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 私も皆と銭湯行きたいなぁ・・・。 -- (名無しさん) 2011-01-18 21 33 08 マイペースあずにゃんワロタ -- (名無しさん) 2010-07-28 20 33 29
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シムギ 聖書『出エジプト記』に登場する人物。 関連: ゲルション (父) 別名: シムイ(10)
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ムギワット 分類:でんきゅうポケモン No.3-312-2 タイプ:むし/でんき 特性:ふくがん(技の命中率が1.3倍になる) いろめがね(相手に半減される技のダメージが2倍になる) トンボ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 タイプ ムギワット 60 65 70 105 80 115 でんき/むし シオカライ 65 60 70 115 105 80 みず/むし アカネウラ 81 50 70 130 100 99 ほのお/むし ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ほのお/いわ いまひとつ(1/2) でんき/くさ/かくとう/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 技 ほうでん、りゅうのいぶき、ソニックブーム、じゅうでん、かぜおこし、とんぼがえり、あまごい、シグナルビーム、かみなり、ぼうふう等 その他 ムギワラトンボ+ワット ♀のみ 名前 コメント