約 455,673 件
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2659.html
1 2 3 4 2010/6/24 閲覧注意 レイプあり 元スレ 唯「パイズリってなに?」 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1277387483/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 恐ろしく、悲しくも鬱な話だが、完成度は高い。 -- (名無しさん) 2015-06-06 22 03 13 憂が主役だとBADENDの話や全体的に重い話になるのは何故だろう? -- (名無しさん) 2013-07-13 22 04 23 ムギちゃんマジ天使なSS読んだあとこのSS読んだが ムギちゃん殺されちゃってるやないですかー! やだー! とりあえず元凶となった苛めっ子の糞女どもと糞レイパーDQNどもはマジで無間地獄に堕ちろ あとついでにこのSSの作者は毎日角に足の小指激しくぶつけろ -- (名無しさん) 2013-06-28 03 34 38 最後のメールはムギ本人が打ってはいないのか? 憂の復讐対象に「唯の行動を止めなかった人物」が含まれるならあり得る話。 -- (名無しさん) 2013-05-24 00 40 26 紬の「夜中、家から出ない方がいい」→「もう大丈夫」→「全然大丈夫じゃなかったw」の流れがなんか面白かった -- (名無しさん) 2013-05-23 16 53 30 何を求めてんだだとかさすが憂選手だとか 梓厨チーッス -- (名無しさん) 2013-05-23 03 18 47 これが初めて見たけいおんSSだったわ…… -- (名無しさん) 2013-05-21 19 07 36 これはなかなか。途中からの展開が秀逸。 -- (名無しさん) 2012-12-20 07 02 19 俺は好きだぜこうゆうの -- (名無しさん) 2012-09-14 04 26 22 こういう作品を書く作者さんって、何が楽しくて書いてるんだろ… -- (名無しさん) 2012-09-10 21 26 01
https://w.atwiki.jp/gogoanison/pages/808.html
オープニング 「Cagayake!GIRLS」 作詞:大森祥子 作曲・編曲:Tom-H@ck 歌:桜高軽音部(豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子) ※メインボーカルは平沢唯/豊崎愛生、他3人のメンバーもコーラスにて参加。 エンディング 「Don t say "lazy"」 作詞:大森祥子 作曲:前澤寛之 編曲:小森茂生 歌:桜高軽音部(豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子) ※メインボーカルは秋山澪/日笠陽子、他3人のメンバーもコーラスにて参加。 今年リリースされた中でよかったアニソンBest5 5位/6位(2009年ポイント/得票数) 挿入歌 1.「翼をください」 (第1話) 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 2.「Maddy Candy」 (第4話) 作詞:KANATA 作曲・編曲:小森茂生 3.「ふわふわ時間」 (第6・11~14話) 作詞:秋山澪 作曲:琴吹紬 (作詞:かきふらい 作曲・編曲:前澤寛之) ※メインボーカルは秋山澪/日笠陽子(第6・11話)、平沢唯/豊崎愛生(第12・14話)。 4.「わたしの恋はホッチキス」 (第8・9話) 作詞:秋山澪 作曲:琴吹紬 (作詞:稲葉エミ 作曲・編曲:藤末樹) 5.「ふでペン ~ボールペン~」 (第12話) 作詞:秋山澪 作曲:琴吹紬 (作詞:稲葉エミ 作曲・編曲:川口進) イメージソング・キャラクターソング 関連作品 けいおん!! (2010) 投票用テンプレ OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/1828.html
唯「ここだ、ここだ」 唯「縁結びで有名な神社」 唯「さっそく……」 梓「あ、あれ?唯先輩じゃないですか」 唯「あずにゃん!?」 唯「なんであずにゃんがここにいるの?」 梓「ゆ、唯先輩こそなんでここにいるんですか?」 唯「な、なんでって……」 唯「ここは…縁結びで…」 唯「有名な場所だから…」 梓「そ、そうだったんですか」 唯「(あずにゃんもここに来たって事はあずにゃんに好きな人が…?)」 唯「(せっかく縁結びで自信をつけようと思ったのに……)」 唯「ううん、まだそうだと決まった訳じゃないよ」 梓「何が決まった訳じゃないんですか?」 唯「な、なんでもないよ//」 梓「?」 唯「さ、さて…やりに行こうかな」 唯「ばいばい、あずにゃん」 梓「あの唯先輩?」 唯「何?」 梓「良かったら私も一緒に行っていいですか?」 唯「えっ?」 唯「(どうしよう……?)」 梓「唯先輩、駄目ですか?」 唯「そ、そんなことないよ」 唯「一緒に行こう」 梓「はい」 唯「これだよこれ」 唯「この石の上に手をおいて好きな人の事を思うと上手く実るんだって」 唯「じゃあ…」 唯「(あずにゃんと恋人同士になれますように…)」 梓「………」 唯「これでいいかな?」 梓「唯先輩?」 唯「ん?」 梓「だ、誰の事を考えてたんですか?」 唯「えっ!?ひ、秘密だよ秘密//」 唯「(あずにゃんの事を思ってましたなんて言えないよ//)」 梓「そうですか……」 唯「あ、あずにゃんもやったら?」 梓「いえ、私はさっきやりましたから」 唯「やったんだ…」 梓「はい…」 唯「(やっぱり、あずにゃんには好きな人がいるんだ…)」 唯「……」 梓「唯先輩、おみくじもやってみたらどうですか?」 梓「ここのおみくじはよく当たるそうですよ」 唯「おみくじ?」 唯「(もうどうしたらいいか分からない…)」 唯「(おみくじに書かれた事を実行しちゃおうかな…)」 唯「とりあえずやってみるよ」 梓「売り場はあっちですよ」 唯「よーし」 唯「すいません、1枚引かせてください」 唯「何が出るかな?」 唯「えい!」 唯「何々?」 唯「大吉だって!!」 唯「やったよ!あずにゃん」 梓「よ、良かったですね…」 梓「なんて書いてあるんですか?」 唯「えーと…」 唯「今すぐに好きな人に……」 唯「(告白しましょう。そうすれば上手くいきます)」 唯「(告白!?無理だよ//)」 唯「(そんなの無理だよ//)」 梓「唯先輩?」ジィー 唯「うぅ//」 梓「……」ジィー 唯「//」 唯「あ、あずにゃん!?//」 梓「はい…」 唯「あずにゃん、大好きです!!私と付き合ってください!!///」 梓「なっ//」 梓「本気なんですか?」 唯「本気だもん!!」 唯「今日、ここに来たのだって…//」 梓「唯先輩のバカ!」 唯「あず…にゃん?」 梓「バカバカバカ…うぅ」 梓「最近、全然抱きつかなくなって顔もちゃんと見てくれなくて」 梓「私の事を嫌いになっちゃったのかなって」 梓「唯先輩に好きな人ができちゃったのかなって」 梓「色々考えてしまって……」 梓「それでここに来て自信をつけようと思って」 唯「そうだったんだ…」 梓「唯先輩…」 梓「私も大好きです」 梓「良かったら付き合ってください//」 唯「もちろんだよ//」ギュッ 梓「良かったです」 唯「えへへ~、私もだよ」 唯「ところであずにゃん?」 梓「なんですか?」 唯「おみくじは引いたの?」 梓「引きましたよ」 唯「なんて書いてあったの?」 梓「秘密です」 唯「えー、教えてよ」 好きな人がもうすぐ来ます。来たら行動を共にしましょう。 そうすれば上手くいきます。 終わり 弱気な唯って最強だよね…☆ -- (はむ) 2011-12-12 00 51 47 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18844.html
1 pixiv ほのぼの 2012/09/27 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348754086/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ほのぼのさや優しい感じが好きですね。 書いた人はけいおん好きなんだろうなぁと。 -- (名無しさん) 2016-07-21 20 43 36 何ていうかしゅっとしてるのがいいですね。 -- (名無しさん) 2016-07-07 23 27 33 たまには胸やけするような濃いのを読む衝動にかられるが、やっぱこういうのに帰ってくる。 -- (名無しさん) 2016-04-12 22 54 19 スミノの続編合わせて通し読みするのもいいな。 -- (名無しさん) 2015-11-04 22 09 29 スミノも含めたシリーズの続き欲しいね。 -- (名無しさん) 2015-04-10 22 33 05 やっぱいいな。 -- (名無しさん) 2015-01-06 01 12 52 欝を見た後は和む。 幼い唯憂が可愛い。 -- (名無しさん) 2014-11-17 23 29 49 シリーズの起点を再確認しました。 文も綺麗でいいですね。 -- (名無しさん) 2014-10-04 00 31 28 消しゴム投げるシーン、アニメにもあったな。 正にけいおん。 -- (名無しさん) 2014-08-14 21 32 27 ケもなくハレもない。 でも、安心して読めます。 疲れてる時にはお勧めです。 -- (名無しさん) 2014-04-12 00 32 33
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/878.html
紬「律っちゃんも澪ちゃんも誰かとお付き合いしたことはないのね」 律「ないない。って否定するもの虚しいけどさ。まーどうせみんなそうじゃん?」 唯「む、確認もしてないのにそんなこと言っていいのかな?」 梓「え?唯先輩彼氏いたことが…」 唯「(!)あ、ありません!」 律「なんの前フリだったんだよ」 澪「ム、ムギは…まさか婚約者とか」 紬「いません♪」 律「全滅とはな。それでもお前らうら若い乙女か?」 澪「自分を棚に上げるなよ」 梓「まってください。私に聞いてませんよ」 律「はいはい梓さんにもいちおーう聞いておきましょう」 梓「(ムカッ)い、い、いたことありますよ。みなさんとは違うんです」 律澪紬(わかりやすすぎる見栄はりましたよこの子) 唯「ふぇ?」 4人「え?」 唯「そ、そ、そうなんだー。あはははは」 梓「ゆ、唯先輩?」 唯「そ、そうだよね。あずにゃんかわいいもんね。ほ、他の人もほっとかないよね…」 梓「え、えーとあのその」 紬(こ、これは唯選手あきらかなボール球につられてしまいましたー!) 律(ムギおちつけー。キャラがおかしいぞー) 梓「(いまさら嘘でしたとはいえない)お、おかしいですか。私に彼氏がいたことがあったら」 唯「う、ううん全然おかしくないよ。ふ、普通のことだよね…うぅ」 梓(な、なんでそんなに落ち込んでるんですか) 紬(梓投手ここは1球様子をみました) 律(あ、そのノリつづけるんだ) 梓「だ、大丈夫ですよ!唯先輩は、いつもごろごろしてて練習も真面目にしないし集中力も短いです…けど…」 けど私はかっこいい唯先輩の姿もしってますから。だから唯先輩だっていずれ… 梓(…そんなのいやだな。…ってなに考えてるの私ー!?) 唯「…だめな子だね私…わたしなんか…」 梓「ち、違っ。唯先輩にだっていいところはいっぱいあります!」 (いけない、変なこと考えて言いよどむなんて…) 「ゆ、唯先輩にも好きな人くらいはいたんじゃないですか?実は両想いだったかもしれませんよ」 紬(おっとこれは厳しいコースです) 澪(なんか空気が変になってきたな) 唯「そうかもしれないと思ったこともあった…けどそんなことはきっとないよ」 梓「そんなのわかりま…」 唯「わかるよ!だって、だって私が」 「私が好きになったのはあずにゃんが初めてだもん!」 梓「え、ええ~!?」 澪「 」(放心) 紬(ブハァ!…デ、デットボール…!) 律(ちょ、おまえらがKOされてどうする!?) 唯「だから違うんだよ。…ごめんね変なこといって」 梓(唯先輩…そうだったんですね) いつも軽い感じで抱きついたりしてたのは…唯先輩らしいストレートな表現だったのかも 梓(…わたしは…) 想いというのはあやふやなものだ。でもそれを言葉という形にしてしまえばはっきりする 梓「なんだ、違わないじゃないですか」 唯「…え?」 うん、間違えてない 梓「両想い、だったじゃないですか」 唯「あ、あずにゃん…」 それまであやふやだったものが、一瞬で確かなものになった瞬間だった 純「ついに梓と唯先輩が付き合うことになったと聞いて飛んできました!」 憂「よかったねー2人とも」 梓「えぇ!?なんで!?り、律先輩ですか!?」 律「ち、ちがうぞ!ってかタイミングはやすぎるだろ!?」 憂「だって」 和「生徒会室まで聞こえたわよ。唯の声」 さわ子「青春ねぇ♪」 ざわざわ(ついにあの2人がくっついたみたいよ) 梓「全校生徒にしられた!?って唯先輩の告白が聞かれただけじゃ!?」 純「だって梓が断るイメージわかないもん」 梓(…そんなふうに見えてたんだ) 唯「わわ、恥ずかしいね///」 ぎゅっと梓を抱きしめる 梓「そ、そんなこといいながら恥ずかしいことしないでください」 唯「いつもどおりだよ。ねえあずにゃん、昔のことは気にしないよ。それがいい女の条件だからね、ふふん」 決まらない表情でウインクしながら言う 梓「何言ってるんですか…あれは嘘ですよ」 唯「え、ええ~!?」 おわり 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/2708.html
Gujjobu!ムギ先輩。あとなんてイチャイチャな唯梓なんだ! -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 03 04 26
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18163.html
戻る その他系 澪「oh……ビューリフォー……」 ↑ ワロた。 メタネタから華麗に、そして唐突に唯ムギに変わるのが 良い。 -- (名無しさん) 2012-07-03 22 37 27 唯紬はいいとして、誕生日ネタとメタネタは「混ぜるな危険」だな。 -- (名無しさん) 2012-07-03 22 43 20 元はと言えば、かき氏がモタモタしているから……おっと誰かry -- (名無しさん) 2012-07-03 22 50 31 確かに原作者がモタモタして…… -- (名無しさん) 2012-07-03 23 00 11 半端しちゃったな メタネタ要素ゼロでもぜんぜんよかったのに -- (名無しさん) 2012-07-04 10 56 43 読んでて100人ムギちゃんの3人目なのかと思った -- (名無しさん) 2012-07-04 17 46 26 結局ループってなんだったのか -- (名無しさん) 2014-08-27 00 40 19 サザエさん時空? -- (名無しさん) 2015-01-19 15 21 11 いい唯ムギだな。 見返してみるものだ。 -- (名無しさん) 2015-01-20 15 37 42
https://w.atwiki.jp/hitsujimura/pages/120.html
作物 干したムギ 入手方法 刈りたてムギを地面で乾燥させる。 補足 つぼを使うと ムギのタネ×2が収穫できる。 市場に持っていくと 干したムギ×1→(市場)→ソバのタネ×2 干したムギ×1→(市場)→♀マーモット×3 干したムギ×1→(市場)→若アヒル×1 干したムギ×1→(市場)→若ガチョウ×1 干したムギ×1→(市場)→ムギの立て札×1 干したムギ×1→(市場)→ムギおきば×1 干したムギ×2→(市場)→若フェレット×1 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/2622.html
これに懲りて律先輩もムギ先輩もあずにゃんと唯先輩を邪魔せぬよう -- (あずにゃんラブ) 2013-01-12 10 10 52
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7357.html
野中「……という漫画を描いたんだけどどうかな?」 編集「……いや、ダメに決まってるじゃないですか」 野中「どうして?」 編集「どうしても何も、他誌のキャラクター出ちゃってるじゃないですか」 野中「名前だけだよ、俺描いてないし」 編集「いや、八頭身のけいおんキャラなんて見たくないですよ」 野中「いや、だから俺描かないってば」 編集「いや、だからそういう問題じゃなくてですね……」 野中「……」 野中「じゃあよ、一体どうすればこれは本誌に載るんだよ」 編集「とりあえず、けいおんキャラの名前がある時点でダメですよ。許可って言っても、他誌ですからやはり……」 野中「……」 野中「け○おん、とか」 編集「いや、○使ってる時点で本物名指ししている状態ですから……」 野中「……」 野中「漫画ってめんどくせーな」 編集「けいおんキャラにこだわらなければ大丈夫ですってば」 野中「いや、だから八頭身のけいおんキャラなんて描かないよ」 編集「ああっ、もうっ!」 話進まねえ。 藤本「……」 生徒「でよお、澪ちゃんが最高なんだって!」 生徒「いやあ、そこはやっぱり律だろー」 藤本(いつの間にかうちのクラスでもけいおんがブームになってしまっている。それもこれもアイツが漫画なんぞを買って広めるから……) アイツ「いや、唯に決まってるだろ! 憂も最高だし、マジ半端ねえよ!」 生徒「いやあ、お前がけいおん薦めてくれたお陰だよ」 アイツ「はははっ、俺敏感には流行なんだよ」 藤本(くっ……なにが敏感だ。もうアニメは二期までやっているのに、つい最近けいおんを知ったばかりじゃねえか!)ピリピリ 生徒「なあ、藤本もけいおん読んでみろよ」 藤本「……!」 ドガッ! 生徒「い、いてえ!」 アイツ「バカだな、藤本はけいおんが嫌いなんだよ。それに、藤本がけいおん読むわけないだろ~」 藤本(違う……俺はけいおんが嫌いじゃない。むしろ大好きなくらいだ) 藤本(既に、アニメ一期は保存用と鑑賞用で購入済み。最近漫画でハマった貴様らとはワケが違うんだ) アイツ「ほら、こっちで唯の素晴らしさについて語ろうぜ!」 生徒「おっ、けいおん談義か、いいねー」 藤本(……出来る事なら、俺も交ざりたい、が) アイツ「だから唯ちゃんがよ~」 生徒「あずにゃん最高に決まってんだろ!」 藤本(……今さらキャラについてこいつらと語り合う気にはなれん) 藤本(だが、こいつらをニワカと笑ってはいけない。あいつらにはあいつらの楽しみ方がある) 藤本(俺は俺で、一人けいおんの魅力を噛み締めるだけだ) 藤本(しかし、アニメで見るとやはりまた違った魅力があるものだ。最近は楽器を購入する事を考えているくらいだ) 生徒「はははっ」 アイツ「……なあ、ちょっと相談があるんだけどよ」 生徒「ん、どうしたよ?」 アイツ「せっかくけいおんにハマったんだからよ、俺たちもバンド組まねえか?」 藤本「……!」 生徒「お、いいねえ!」 生徒「じゃあ俺、あずにゃんのマスタングやるぜ!」 アイツ「じゃあ俺レスポールゥ!」 藤本(……バカ野郎、マスタングじゃなくてムスタングだ。それにアイツがレスポールだと!) 藤本(俺の欲しい楽器と被っている……) アイツ「よおし! 早速今日の放課後、楽器を見に行こうぜ!」 藤本(な、なに! もう楽器を買いに……くっ、このままでは俺が楽器を手に入れたとしても、二番煎じみたいになってしまう) 藤本(……それだけは嫌だ!) 生徒「あ、悪い。今日は俺都合が」 生徒「俺もちょっと用事があって、悪いな」 アイツ「……じゃあ、今日は俺もいいや。明後日みんなで行こうぜ!」 全員「おう!」 藤本(……チャンス) 付き人「……」 楽器屋 藤本「……というわけで楽器を見に来たわけだ」 付き人「……」 藤本「なるほど、実物を見るとやはり胸から込み上げてくる物があるな」 藤本「さて、ギターのコーナーは、と」 付き人「……」 ……。 唯『唯のギターだよっ♪』 藤本「フッ、等身大ポップか、なるほど。さすがブームだけあるってもんだ」 藤本「しかし、これで探す手間が省けたというものだ。さて、気になる値段だが……」 『30万円』 藤本「うむ。けいおんに書いてあった通りだ」 付き人「……」 藤本「……よく考えたら、アイツにこれをポンと買えるだけの金があるとは考えられないな」 藤本「フッ。けいおんで言えば、どこかのお嬢様がこのギターを値引きして数万円にしてくれたりするんだろうが」 藤本「まあ、俺はそんな妄想はせずに地道に貯めた金でこいつを買う事ができる」 藤本「……まあ、本当は最新のパソコンを買うための資金だったんだが」 藤本「しかし、今日は買うつもりが無かったので持ち合わせが無い。次の休みでいいか……」 藤本「どうせアイツらもこんなに高いギターはすぐには買うまい」 藤本「よし、決めた。今日はパンフレットだけ貰って帰ろう」 付き人「……」 二日後 アイツ「よし、今日から早速練習するぜ!」 ピカピカ 藤本「な……」 藤本(あ、あれは……間違いない。楽器屋にあった、唯と同じレスポール! アイツ、買いやがったのか) アイツ「うおお、なんか興奮するぜ! よおし、早速コードを覚えて……」 生徒「すげえイキイキしてんなあ」 生徒「ああ、周りの俺たちまで楽しくなってきたぜ!」 藤本(……) スッ アイツ「うっ、藤本……」 生徒「ふ、藤本が……あんな険しい顔をしてるぞ」 生徒「アイツ殺されるんじゃねえか?」 藤本(……) ポンッ アイツ「え……」 藤本「いいギターじゃねえか。お前をちょっと見直したぜ」 アイツ「藤本……」 藤本「30万もするギターをポンと買っちまうなんてな。お前のレスポールに対する情熱には頭も下がるぜ」 アイツ「藤本……お前、楽器が好きなのか」 藤本「……」 スッ アイツ「ま、待てよ。それなら一緒にバンドしようぜ!」 藤本「……俺が?」 アイツ「ああ、このギターの値段を知っているくらいだ。興味あるんだろ?」 藤本「……」 アイツ「な、藤本!」 藤本「俺もレスポールを弾くぞ?」 アイツ「いいじゃねえか。とにかくみんなで集まって楽器をやればいいんだ! 被りなんて気にするなよ」 藤本「……」 藤本「わかった」 アイツ「藤本……」 ガシッ 生徒「藤本が握手か」 生徒「あいつも楽器が好きだったなんて意外だな」 藤本「じゃあ、次の日曜日に早速俺もレスポールを買ってくる」 アイツ「ああ! その前によ……これ、ちょっと弾いてみないか?」 藤本「それはお前のレスポールだろ。俺が触るわけにはいかない」 アイツ「遠慮すんなって、ほら!」グイッ 藤本「……」 藤本「これがレスポールか……なるほど、確かな重量感。素晴らしい……」 アイツ「だろ!」 藤本「……しかし、よく30万も金があったな」ギュイーン 藤本「しかし、お前30万もよく金があったな」 アイツ「……ああ、実はそのギターそんなに高くなかったんだよ」 藤本「なに?」 アイツ「いやあ、昨日みんなで楽器を見てたらよ、いかにもお嬢様、って子が俺たちに声掛けてきてよ」 藤本「……」ピクッ アイツ「俺がレスポール見てたら、その子が店員に何か話してくれたみたいでよ。このギター5万円で買えたんだよ」 藤本「……」 アイツ「ほら、こいつのムスタングも5万円だぜ」 生徒「本当にラッキーだったよな」ギュイーン アイツ「はははっ、じゃあ、藤本は30万のレスポールで来週から一緒に練習を……」 藤本「そんな漫画みたいな話あるわけねえだろ!!」バキッ 生徒「……いや、あったんだってば」 生徒「わざわざ30万なんて言うから」 藤本、それレスポール。 藤本宅 藤本「……と言うわけで、今俺の手元には30万円があるわけだ。これでレスポールは買える」 藤本「だが、アイツの言葉が気になる……楽器を見ていたらお嬢様が値引きしてくれた、だあ?」 付き人「……」 藤本「馬鹿馬鹿しい、そんな事本当にあるわけが……」 藤本「いや、だがアイツは確かに、お嬢様と言った。もしかしたらあの楽器屋には本当にムギちゃんみたいなお嬢様が来るのか?」 藤本「……」 藤本「よし」 店員「あ、いらっしゃ……」 藤本「おい店員。ちょっと聞くが」 店員「はい?」 藤本「先日、この店でレスポールとムスタングを買った学生がいただろう」 店員「……あ、はい。お知り合いですか?」 藤本「いや、そいつらはどうでもいい。そいつらに楽器を値引きしてくれたお嬢様について聞きたい」 店員「?」 藤本「唯と同じレスポールを値引きしたん人間がいるんだろう?」 店員「い、いえ……あの、そのレスポールならまだ売れてませんよ?」 藤本「なにい?」 店員「あの学生さんが買ったのは確かにレスポールですけど……ほら、唯のやつはあそこに」 藤本「……」 店員「あの学生さんは、アレと同じやつでもっと安いのは無いか、と聞かれただけなので」 店員「レスポールは似た色合いの物が多いですからね。パッと見ただけでは、素人さんにはちょっと見分けられないでしょうね」 藤本「……では、声をかけてくれたお嬢様と言うのは?」 店員「さあ……確かに、その日は女子高生も来てましたけど、最近は珍しい事じゃないので」 藤本「ほう?」 店員「やはりけいおんの影響ですかね。最近はこの店のスタジオを借りる女子高生も増えてるんですよ」 女子高生「キャッキャッ」 藤本「……確かに、いるな」 店員「何かちょっとしたきっかけで雑談した後に、カウンターの僕のところまで来たとか?」 藤本「……なるほど、漫画の見すぎで勘違いしたパターンか」 店員「多分……その学生さんもギターに詳しくなかったみたいで、唯と同じギターだ、と興奮してましたからね」 店員「それに、そんなお嬢様がいたら本当にムギちゃんじゃないですか」 藤本「うむ、俺もそれが気になってな。こうして聞きにきた……そしてあのレスポールを買いに来たんだ」 店員「あ、そうなんですか!」 藤本「また何かあったら呼ぶ。ちょっと待っててくれ」 ……。 藤本「……」 『30万』 藤本「ふふっ、ついに唯と同じレスポールを買えるのか」 藤本「しかし、まだ趣味にもなっていないギターに30万もかけるなんて……俺もすっかりHTTの一員だな」 付き人「……」 藤本「しかし、本当に俺にもムギちゃんみたいな子が声をかけてくれたり……ははっ、そんなわけないよな」 ポンッ 藤本「……ん? 誰だ」クルッ ゴリラ「……」 藤本「……」 店員「あ、ゴリラさん。来てたんですね」 ゴリラ「……」コクッ 店員「……あ、頼まれていた楽器揃ってますよ、はい」 ゴッチャリ 藤本「な……あんなにたくさんのギターやアンプにマイクを……。あのゴリラ、まさか……」 ゴリラ「……」スッ 店員「……はい、ちょうど40万。ありがとうございます」 藤本「なんて奴だ、あれだけの大金をポンと……あいつは富豪か?」 ゴリラ「……」ツイッ 藤本「お、俺の方を指差して……これはまさか」 店員「え、え……あ、はい。わかりました」 ダダダダッ 藤本「む、店員がこっちに来る、これはもしや本当に……」 店員「あ、あのすいません」 藤本「どうした。まさか……あの富豪ゴリラが本当にこのレスポールを値引きしてくれるのか?」 店員「いえ、唯ちゃん等身大ポップと写真が撮りたいみたいで……」 藤本「……」 ゴリラ「ンゴ」 店員「あ、はい、じゃあ撮りますよ。藤本さん、もう少し真ん中寄って下さい」 藤本「……」スッ 店員「はい、チーズ」カシャッ 店員「じゃあ、写真できたら学校に届けますね」 ゴリラ「ンゴ」 藤本「……」 ベンチ 藤本「なんで俺まで一緒なんだ……」 いい笑顔。 8