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1 参考:『ストライクウィッチーズ』(STRIKE WITCHES) 2010/08/01 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280627473/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る スカートじゃなくって、ベルトですね -- (ムギビジョン) 2011-05-17 14 04 58 今思ったけど唯達の時代からしたら扶桑海の閃光って相当古い映画じゃないか? -- (名無しさん) 2011-02-12 13 39 50 ムギは唯にそれを乗り越えて欲しいのか突破して欲しくないのかどっちだよw -- (名無しさん) 2011-01-29 13 40 19 唯が淫獣にwwww -- (名無しさん) 2011-01-29 06 40 20 難しい。 -- (通りすがり) 2010-09-20 09 10 20 さてと、これを深く理解するにはストライクウィッチーズってアニメ(?)を見る必要があるな 見てきまっす -- (真・けいおん厨) 2010-09-20 00 47 14 梓「パ、パンツじゃないから、恥ずかしくないもん!!」 あずにゃんに似合うセリフだ -- (名無しさん) 2010-08-14 17 44 39 逆光wwwネウロイの仕業かw -- (名無しさん) 2010-08-14 11 17 22 ムギちゃんがカタコトになって帰ってきたらどうしようかと思ったけど……ベツニソンナコトハナカッタナ! -- (名無しさん) 2010-08-14 03 55 06 逆光にわらったw -- (名無しさん) 2010-08-14 02 56 36
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けいおん!に登場するキャラクターの短編SSを掲載しています。 りっちゃん以外のメイン登場人物ごとにカテゴリ分けをしています。 2人以上がメインで登場するSSはオールキャラとしています。 どのカテゴリ分けにも属さないお話はその他に分類しています。 +オールキャラ オールキャラ けいおん!キャラクターがたくさん登場する短編SSです。 基本的に軽音部員が中心ですが、他にも…? いつものメンバーが繰り広げる、時にハチャメチャな、 時に心がほっとする、そんなお話をお楽しみ下さい。 ◆律とギター 10年後の忘年会3人まとめキャラソンCMBirthday mail from friendsCabayaki!GIRLSGo Tight!HANABIHAPPY BIRTHDAY 憂鬱K-OF!KON教育:りっちゃんの生態Mimikaki! GirlsSとMbelievess「トランスフォーマー/リベンジ」レビューあくまで人生ゲームのお話あずよしありがとうマイコーある夕暮れ時の一コマある日の放課後ある朝での勘違いおにぎり!おまつり!お医者さんごっこお相手は…?かりもの!きっと大丈夫きっと忘れないぎゅうかく!けいおん突破リツンユインけいおん!~そして伝説へ~こうしゅう!こんな反応さわ子しゃっくりが止まらないじゃんけんずぶ濡れせんとう!そんなところ汚いよう……たなばた!たれりっちゃんたーらこーたーらこーちっちゃいりっちゃんてわたし!とりめし!どうしておなかがへるのかな?どっちがどっち?にがおえ!ねえ、ちゃんとお風呂(ryのみかい!はしたなりっちゃんひゃくめーとる!ふぁっく!ふにふに時間ぷれぜんと!まな板ままごと!まわるすしみおのおんがえしみかんみのむしを…みんないるよゆうえんち!りっちゃんのちょっと不幸な1日りっちゃんの味わい方りっちゃんはねりっちゃんサスペンス劇場りっちゃん男の人と駅前にいたよね?りつわん!カラオケ2カレーにスルーキャベツキャッチクリスマス会数日前サプライズ・シャッフル!ジャケット写真スリラーズルい女タダノヒミツドッキリ大作戦!パジャマ"に"お・じゃ・まパンツはどこへ消えた?ブランコプロポーズプロ野球×けいおん!プロ野球×けいおん!オールスター編~試合前~ベースはじめました。ポッキーゲームマイ フレンドマンリーツメイドりっちゃんメイド喫茶ラブコメでよくある記憶喪失リッツ軽音部遠征レッツゴー一雫乙女りっちゃん二十歳を過ぎてから仮病何事もチャレンジ傘忘れるなよ!絶対に忘れるなよ!先着一名予約済出来た子だー!初キスの味刻んでも、奏でても北風と太陽半濁音の病気名前をつけてやる境地夢の中へ太陽拳女王様だーれだ!好きな人?学祭前日の部室実況!パワフル軽音部寝言小ネタ-カラオケ弟の巣立ち弟は語る律「アンバサ!」律とギター律の部屋の日記律アフター心に浮かんだことを、そのまま描けばいいんだからね心の扉戦争ごっこ手の話新境地ペヤンデレ新説白雪姫日食!最速の男最高のバースデー最高潮!桜高チャット歯は大切に澪命濃密な時間?の過ごし方焼肉奉行あずにゃん甘ロリっちゃん甘ロリっちゃん2発想メール私と友と弟と秋の日竜宮城に行ってみれば…笑ってはいけないけいおん!線香花火練習の後置いてけぼり脳内メーカー自主練虹が消えた日蚊行け!桜高軽音部言葉に出来ない軽音ヘルパー軽音ヘルパー 2軽音ヘルパー3輝くのはその笑顔避難訓練金の律銀の律雑誌の撮影雛どりっちゃん髪髪型1位おめでとう +澪 澪 ”私、走り気味でもさ、やっぱ、イキが良くってパワフルな律のドラム、好きなんだよ。” りっちゃんと澪がメインで登場する短編SSです。 りっちゃんの幼馴染であり、(ほぼ)公式嫁である澪。 やはりSSの数も他キャラと比べて群を抜いています。 二人の固い友情(ときどき愛情?)をお楽しみ下さい。 ★夜空のムコウ ★澪のキャベツ克服大作戦! ★奏 ★ひまわり ◆これは、過去の話。昔の話。 70で満足?English Lesson!HAPPY BIRTHDAY!Happy NightmareLIKEMiossion ImpossibleSecretive mioある夏の午後うわ…相変わらずすごいな…澪は…お気に入りの髪抱いて今夜もおやすみこれは、過去の話。昔の話。しやわせずっと変わらないそのころぞうきん!たいせつなひとだいっきらい!だーれだ?とんが律コーンなぁ律、そろそろ練習しないか?なぁ澪、アイス食べたいなごり雪なんなんにわか雨ひげ!ひまわりへびめた!まんざい!むいむいやさしさのかたちわがままりっちゃんイタズラカンセツ違いクーラーの誘惑セロリ -律side-セロリ -澪side-ノスタルジアハイウェイバカ澪!パイナップルヒバリのこころフリッカージャブボクノートボタン付けポットの精メ律ーさんラブレターの結末ランクインランクイン!リッツは肉抜きが苦手仲直りのちゅー傘 続編光原作逆パターン合宿の夜名誉隊長堪能。みおっぱい声変わらないもの夏の日の午後夏の終わりの風物詩夜のなかで夜空のムコウ夜空のムコウ -OTHER STORY-夢ノカケラ天体観測奏寂しがりやの澪幼いこころ手日食は見れなかったけど書いてみた母の日澪のキャベツ克服大作戦!澪の逆襲澪律同棲片道切符生きるのがつらい祭りのあと私に彼氏出来たら10000円な!私律空に架かるカチューシャ空の下で窓の外には -律澪編-笑顔の裏側で終わるものと残るもの絆-きずな-虹が消えた日2運命雨と親友雨の夜に雨の日の優しさ髪の長い男の子魔女旅に出る2人の時間 +唯 唯 ”それでこそ、りっちゃんだよ!” りっちゃんと唯がメインで登場する短編SSです。 けいおん!の主人公である唯。 アニメでは、りっちゃんと息の合ったボケを披露してくれています。 おてんばな二人の悪ノリ展開をお楽しみ下さい。 ○○肉番付ある秋の日このドアを開けてくださいせんのう!せんぷーき!りっちゃーん、錬金術やらない?タルタルソース唯攻め最高のリーダー窓の外には -律唯編- +紬 紬 ”りっちゃんの代わりはいません!” りっちゃんと紬がメインで登場する短編SSです。 普段、澪や唯の陰に隠れてりっちゃんとの絡みがあまり 見られないムギ。ちょっと感覚のズレたお嬢様ですが、 りっちゃんに負けず劣らずステキな女の子です。 りっちゃんとの心温まるお話をお楽しみ下さい。 ★◆普通の女子高生 ◆罪作りっちゃん ★家出少女 ふわふわティータイムキミノコエコンビニ事件夕暮れ時に家出少女律とムギの冬の日律とムギの冬の日2普通の女子高生罪作りっちゃん +梓 梓 ”あの人は、いい加減で大雑把だからパス、かな?” りっちゃんと梓がメインで登場する短編SSです。 りっちゃんの唯一の後輩あずにゃん。 練習熱心で頑固な一面もあり、りっちゃんとは 相容れない部分もあるようですが…? ちょっと大人なりっちゃんと、可愛いあずにゃんの エピソードをお楽しみ下さい。 ★◆音楽と仲間 ◆秘密のレッスン 60年後の君は8月22日Mizumaki!Girlsgoldenmelody「また合宿!」if 深夜の練習相手がもし律だったらある日の部活お見舞いレッドカードサマーバケーションポケモン仲間先輩後輩希望の唄律vs2号恋する気持ち猫と飼い主秘密のレッスン透明少女音楽と仲間 +聡 聡 ”姉ちゃーん、まだー?” りっちゃんと聡がメインで登場する短編SSです。 最終話に登場し、隊員達の羨望の的となったりっちゃんの弟。 学校や部活動では見られないお姉さんなりっちゃんと、 なんだかんだでお姉ちゃんっ子な聡との、暖かな 姉弟愛をお楽しみ下さい。 ある日の田井中家うらやましい弟お前にゃ渡さねーよ!きょうだい喧嘩どらいぶ!ぶらこん!よくある事件りっちゃん2号成長記録ギャップ萌えダメ!ゼッタイ!勘違いりっちゃん姉の呼び方姉の秘密当たり所役得爆走姉弟リッツ&聡爪きりっちゃん田井中聡の苦悩男の子だもん見ちゃいました +和 和 ”ちょっと、律!講堂の使用申請書、また出してないでしょ!” りっちゃんと和がメインで登場する短編SSです。 軽音部メンバー、唯の幼馴染である和。 生徒会に所属しており、部活動関係の書類の提出をよく忘れてしまう 軽音部部長のりっちゃんには手を焼いているようです。 「友達の友達」な関係から徐々に親密になっていく二人のエピソードをお楽しみください。 ある日の出来事ある日の出来事0お母さんと旦那さんきょういん!のどかさんといっしょファンは大切に下校中提出書類最初の人 +さわ子 さわ子 ”でないと、りっちゃんは…心が荒んで、食べきれもしない牛丼の特盛を頼んで、 そしてヤケになり、ヘビメタの道を突き進んで突き進んで…もう、戻れなくなっちゃう…。” りっちゃんとさわ子がメインで登場する短編SSです。 桜高軽音部の顧問であるさわちゃん。 りっちゃんに弱みを握られて無理やり顧問にさせられたハズなのに、 気付いたらすっかり部活(ティータイム)を楽しんでます。 りっちゃんに「さわちゃん」なんて呼ばれても怒らないのは、りっちゃんへの信頼の証! そんな二人のエピソードをお楽しみ下さい。 ベテラン女優律「私がドMで!」漁夫の利さわちゃん +その他 その他 上の分類のどれにも属さないSSを置いています。 GTRしないの?冗談と書いて本気と読む唯×和幼子の宝物超能力者か
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池沼唯とムギの恋(その4) ――― 紬「さ、唯ちゃんもそろそろ起きましょうね~」 ドガッ 紬は唯のそばに寄ると迷わず頭を蹴り飛ばした。ぶったり蹴ったりしないという約束は唯には適用されないようだ。 唯「ふごっ("q")むふぅゆいおきたでつ。う~ゆいぽんぽんちゅいた~う~い~まんまよこす("q")」 昨日の夕食前に拉致されたのでかなり腹が減っているようだ。 しかしそのおかげで朝のウンチのお漏らしもない。 紬「唯ちゃんおはよ~」 唯「あう?むぎた、なんでいるでつか(゚ q゚)」 紬「今日は唯ちゃんと遊びに来たのよ~」 唯「むふぅゆいぽんぽんちゅいてる!けーきはやくよこす!(^q^)」 唯にとっては紬=ケーキである。 紬「はーいケーキは無いんだけどご飯持ってくるわね。ちょっと待っててね」 紬は左側のドアに消えると、バケツとクーラーボックスを重そうに運んできた。 紬「はいご飯ですよ~どうぞ」 紬はバケツの蓋を開けて唯に差し出した。すえた異臭が漂う。 唯「あう!(゚ q゚)まんま!まんまいぱい!むふぅぅぅむぎたいいこいいこ!(^q^) まいうーまいうー(^q^) グッチャクッチャ」 それは琴吹家の台所から出たただの生ごみと残飯だったが唯は目を輝かせて食べ始めた。 唯「ぐふぅゆいのまんまいぱいいぱいでつ(^q^) ゆいおりこーでまんまいぱい!むひー!(^q^)」 手づかみで食べることすら億劫になったのか、唯はバケツを両手で抱きしめると顔を突っ込んで食べだした。 最近ダイエットと称して食事の量を減らされていたので、唯にとってはいくら食べても無くならない夢のようなご飯である。 唯「あうー!まいうーまいうー(^q^) グッチャクッチャ」 当然顔中に残飯がくっついてただでさえ不細工な顔がこの世のものとは思えないほど醜悪になった。 唯「ぷはー!まんままいうーでつ!むぎたあいすよこす!(^q^)」 紬「はーいどうぞ~いっぱい食べてね~」 紬はクーラーボックスからガリガリくんを5本取り出すと、封を切って唯が大事そうに抱えているバケツに投げ入れた。 唯「あう(゚ q゚)ひぃ、ふぅ、みぃ…いぱい!あいすいぱいでつ!あひーーー!(^Q^) クッシャクッシャペロペロ」 唯は自分が数えきれない数のアイスがあるのを確認すると、再びバケツに顔を突っ込んだ。 興奮して鼻水や涎などが増産されアイスに大量に垂れているが唯はそんなことは気にしない。 紬「唯ちゃんおいしい?」 唯「あーう!(^Q^) あいすおいちーおいちー!むふぅむぎたいいこれす!うーいいらない!(^q^)」 紬「あらあら。うーいいらないの?どうして?」 唯「うーいまんますくない!あいすないわるいこ!(`q´)むぎたまんま、あいすいぱい!うーいいらないれす(^q^) 」 唯はアイスの汁と残飯と鼻水と目糞と涎まみれの満面の笑顔であっさり憂から紬へ乗り換えた。 紬「まぁ。ふふ。じゃあ唯ちゃんはうーいと私とどっちが好き?」 唯「あうーむぎたでつ!(^q^)むぎたいる、うーいいらない!(^q^)キャッキャ」 紬「だって。憂ちゃん聞いた?」 胸元のマイクに向かって言う。 憂「知的障碍につけこんだ誘導尋問なんて最低です!それに、私はお姉ちゃんの健康を考えてるんです!私のほうが…」 憂は気色ばむが「いらない」と言われたことへの動揺が隠せていない。 ブブブブブブブブー! 唯「はうーゆいぶぶぶー(^q^)ぶぶぶーさんいぱいでつね~」 後先考えずにかきこんだアイスのせいで腹が緩くなったようだ。 かろうじて特大オムツが堰き止めているものの、凄まじい悪臭がたちこめた。 唯「ゆいぶぶぶーでまちた!むぎたおむつかえる!(^q^)/」 紬「うぐっ臭っ。唯ちゃんうーいにオムツを替えてもらいましょう」 このお漏らしも紬の計画に織り込み済みだったが、この異常な臭さは想像以上だった。 唯「あう?うーいいるでつか?キョロ (゚ρ゚≡゚ρ゚) キョロ 」 紬「憂ちゃんは別の部屋にいるのよ。唯ちゃんのオムツを替えるためにお留守番しているの」 唯「あーう!うーいおむつ(^q^)」 紬「そう!うーいは唯ちゃんのオムツ係なの!」 唯「キュヒヒヒ(^q^)うーいおむつ!うーいはおむつ!(^q^)ムヒヒッ」 本来ギャグを笑うという行為は高度な理解力を要するので唯には到底できない。 だが「うーいはおむつ」という言葉には池沼なりに侮蔑的なおかしさを感じ取ったようで腹をよじって笑い転げている。 紬「唯ちゃんこっちよ~」 唯「あーい!(^q^)ヒヒ」 ガチャ 憂「お姉ちゃん!」 唯「あーう!うーい、ゆいのおむつでつよ~(^q^)」 紬「じゃ、憂ちゃんお願いね。オムツは3段目に入ってるから。おしりふきも一緒。終わったらビニール袋に入れて口を縛っといてね。ううっ吐いちゃいそう」 紬は憂の手錠の鍵を外すと、臭いに顔をしかめてドアを閉じた。 ――― 憂「お姉ちゃん!大丈夫なの?よかった…」 憂は残飯と池沼汁と強烈なウンチの臭いにも構わずしっかりと唯を抱きしめた。 憂「お姉ちゃん、あの人の言うことなんか聞いちゃダメだからね?あの人はお姉ちゃんを天使と思わない悪魔なんだから。 私だけがお姉ちゃんを幸せにしてあげられるの。二人でずっとこの部屋に隠れてようね。あいつが入ってきたら椅子を叩きつけてやるんだから。ぐすっ」 気丈に振る舞っていてもまだ10代の女の子である。憂は安堵の涙で『ちかしつ』という文字がプリントされた唯の池沼トレーナーを濡らした。 唯「う゛ー(`q´)」 池沼はそんな憂の気も知らず唸り声をあげている。 唯「うーいはやくおむつかえる!おむつきちゃない!(`q´)」 憂「あ、ごめんそうだよね。じゃあ横になって、お姉ちゃん」 唯「あーう!(^q^)」 憂はウンチまみれのオムツを外し、お尻を拭いて新しいオムツに替えてあげた。 唯の常人の数十倍の臭いを伴うウンチとデブった身体を巧みに扱えるのは世界広しと言えど憂だけである。 唯「あう~おむつきれいきれい(^q^)キャッキャ」 憂「よかったね、お姉ちゃん。ふふ」 憂は唯の残飯まみれの顔も綺麗に拭いてあげると優しい笑みを浮かべた。 唯「あうーうーいおむつじょーずでつね~ヨチヨチうーいはおむつでつよ(^q^)キヒッ」 唯は憂に感謝するどころかドヤ顔である。 憂は思わず殴りかけたがぐっと堪えた。 憂「そ、そうだよ…オムツを毎日綺麗にしてあげるし、ご飯もアイスもいっぱいあげる。だから、ね、助けが来るまでここに一緒にいよう?」 唯「むふぅ(`q´)むぎたまんま、あいすいぱい!うーいまんますくない!あいすない!うーいいらないれす(^q^)」 バギッ 憂の右腕が火を噴いた。 唯「びぇぇぇぇーーーーん("q")うーいぶった!ゆいうーいきらい!うーいばーかしーーーねしーーーーーーーね(`q´#) 」 憂「ご、ごめんねお姉ちゃん。これからはご飯いっぱいあげるから…」 唯「むふうううううぅぅぅぅう(`q´#) 」 ガチャ 紬「唯ちゃーんオムツ終わったら積み木で遊びましょ~」 唯「あう(゚q゚)つみきた!ゆいもやるれす(^q^)キャッキャ」ドスドスドス 唯は憂に興味を無くして紬のいる出口に突進した。 憂「ああっお姉ちゃん、ダメだよ!きゃっ」 憂は唯を追いかけようとするが足かせに引っ張られ転んでしまう。 紬「ふふっ」 紬は憂を満足そうに見下ろしてドアを閉めた。 ――― 大部屋には幼児用のカラフルな積み木が納められている2つの箱が置いてあった。 紬「唯ちゃん、これが積み木さんよ」 唯「あーう!つみきたん!わたしはゆいでつ!なかよしがっこうでつ!(^q^)」 唯は新しいお友達の積み木さんに自己紹介した。 紬「積み木さんはね、今はバラバラだけどお城に変身できるのよ!私がやってみるから見ててね」 唯「あうー!へんしーんへんしーん(^q^)」 紬は片方の箱を開け、組み立て始めた。 唯「つみきたんきれいきれいでつ(^q^)」 唯にしては珍しく騒がずに紬の積み木を眺めている。 0~3歳児向けの積み木を選んだのは正解だったようだ。 紬「はい、できた!どう唯ちゃん、積み木さんのお城、すごいでしょう」 唯「あう!(゚ q゚)つみきたんおしろ!どちておしろなったでつか(゚ q゚)」 紬「積み木さんはね、こうして重ねていくとお城になるの!他にもいろんな形を作れるのよ。唯ちゃんもやってみて」 唯「あう~!つみきたんえらいこ!ゆいもつみきたんやる!(^q^)ゆいがおしろするれすよ~(^q^)」 唯はもう一つの積み木の箱をひっくり返して三角の積み木を右手で握りしめると、円柱の積み木に叩きつけた。 当然積み上げることはできず、円柱はごろごろと転がっていく。 唯「あう?(゚q゚)つみきたん、どちましたか?おしろなるれすよ(^q^)」 再び同じ円柱に三角を叩きつけるが今度は三角が彼方に吹っ飛んだ。 唯の認識能力では積み木は全部「つみきたん」であって一つ一つを把握することはできない。 また、力の加減ができないので慎重さと集中力を要する積み上げるという作業は不可能に近い。 さらに池沼は一つのことに固執し始めると他のことを試すということもできない。 つまり唯と「つみきたん」の相性は最悪だった。 唯は延々と三角を円柱に叩きつけていたが、うまくいかないことにすぐに苛立ちはじめた。 唯「あふー(`q´)つみきたんゆいのいうこときく!どちておしろならないでつか!わるいこおしおきれすよ!(`q´)」 唯は『つみきたん』にお仕置きをするため、円柱を左手で固定した。 この積み木遊びで唯一の建設的な行動だったが、知能は3歳児とはいえ唯はかなりのデブであり、豚の足のように丸い左手は積み木を覆ってしまった。 唯「んふううううう(`q´#)つみきたんおしおき! 」 唯は自分の左手に三角の積み木を思い切り振り下ろした。 ビシィッッ 唯「んひいいいいいぃぃぃぃぃっ("q")おてていちゃいいちゃい!」 紬「あらあら。唯ちゃんお友達にぶたれちゃったの?私の積み木さんはこんなにお利口さんでお城になったのにな~」 唯「ぶふうううううううううう(`q´#)つみきたんわるいこ!ゆいゆるたない!ぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ(`Q′)」 池沼は相手にできて自分にできないことが何より嫌いである。 唯は紬の作ったお城を体当たりで壊してしまった。 それだけでは飽き足らずお城の残骸をあたりに投げ始めた。 唯「ブフーブフッウゥウウウウ(`oo′)つみきたんばーーーーかしーーーーーーーーねしーーーーーーーーーーーね(`∞´)」 唯は豚のように鼻息を荒くして積み木を罵り踏みつけている。 一方紬はあまりにも予想通りに計画が進んでいることに少々驚いていた。 紬「池沼って惨めね…」 紬はかつてのさわ子の言葉を噛みしめた。 (その5)へ続く (その3)へ戻る 池沼唯SS一覧へ戻る カウンター 今日 - 昨日 -
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唯先輩お元気ですか? 最近唯先輩がしっかり生活できているか心配なので送りました もしよかったら今度のゴールデンウィークに唯先輩の家へ様子を見に行ってよいいですか? 無理だったら全然いいので 梓「送信っ」 梓は夕暮れの自室でそうつぶやいた。 しばらく…5分後だろうか唯先輩から返信が来た 唯センパイ 本文:その日は律ちゃんとムギちゃんと澪ちゃんで集まるからあずにゃんも一緒にいこ 自分的には少し残念でした 久々に唯先輩とべったりできると思ったのに、でもいいや先輩たちにも勿論会いたいし 少しの名残惜しさをかみ殺し一週間後の先輩たちとの再会に胸を弾ませた ‐一週間後・ゴールデンウィーク‐ 流石ゴールデンウィーク初日、新幹線のホームはこれから旅行へいこうとしている人でごった返す 私は小さい体を器用に使いながらするするとホームへ向かう しばらく待つと新幹線が入線する 乗客がぞろぞろと新幹線のドアへ吸い込まれる 私もその一人 しばらく外の景色を見ていたが急に眠くなってしまう 梓(いけない乗り過ごしちゃう) そう頭に念じるものの瞼が重くなって目が開かない 梓(そうだコーヒーを飲めば…!) 偶然車内販売のおばさんが通りかかる 梓「すいません、あのぉ、コーヒーってありますか?」 販売員「お嬢ちゃんコーヒー飲むのかい?大人だねぇ」 梓「そ、そうですか」 お世辞でも大人と言われるのはうれしい 昔だって先輩の前では大人を演じていた 澪先輩ほどではないがまわりからだって「梓ちゃん大人っぽいよね」なんて言われたことがある 買ったコーヒーに口を浸ける 苦い、そう大人を演じたって所詮高校生、唯先輩のチョコのような甘い物が好きだ でも目はしゃきっとした しばらくはコーヒーで繋ぐことにした 新神戸 その車内放送にはっとする 唯先輩だけではなく律先輩、澪先輩、ムギ先輩は神戸の同じ大学で同じように暮らしている 東京や大阪とはまた違う上品な雰囲気が漂う神戸 そして坂が多い神戸でもある 以前唯先輩が送ってきたしゃれこうべを思い出す どういう意味だろう 考えたところで意味がない 4月の末、桜の葉が茂る中、唯先輩達が通う大学が見えてくる 梓「ここが唯先輩の通う大学かぁ」 梓はいずれ自分もここに来るのだろうと胸を躍らせた 「あずにゃーん」 その呼び方をするのはあの人しかいない 唯「あずにゃん久しぶり!元気だった?」 梓「唯先輩遅いですよ」 唯「えへへごめんごめん急いで来たら転んじゃって…」 梓「大丈夫ですか!?」 唯「平気平気、ちょっと擦っただけだから」 梓「どれですか…結構重症ですね…」 唯「大丈夫だって、行こ?」 唯先輩の手に引かれて坂を下る いつかの夏祭りのように、木々が生い茂り日光がところどころ会いまみえる道をゆっくり話ながら歩く 梓「唯先輩ちゃんと生活できてますか?」 唯「うん、時々澪ちゃんやムギちゃんが片付けに来てくれるから」 梓「人任せなところは相変わらず変わってないですね」 唯「ひどいよあずにゃん私だってがんばってるもん」 梓「ほほう、どこがです?」 唯「たとえば…料理とか」 梓「料理できるようになったんですか」 唯「りっちゃんに教えてもらいながら何回も練習したんだから」 梓「ほうほう、で、お味はどうなんです?」 唯「うぅん」 梓「わかりました、今晩味見してあげます」 唯「ってことは」 梓「今夜泊まっていいですか?」 唯「もちろん!あずにゃんのために今日は新しく作るよ」 梓「いつものでいいです」 唯「無念じゃ…」 そうだこうだしているうちに先輩方と合流 律「梓少しは胸大きくなったか?」 梓「っ律先輩には言われたくありません!」 律「言ったな中野ー!」 澪「元気そうだな」 紬「さっそくどこかでお昼にしない?」 唯「さんせー!」 そういうとムギがどこかに電話を掛ける 一分後大きなトラックが4台行列をなしてやってくる 紬「神戸の食べ物を梓ちゃんに紹介してあげるね」 そういうと中から高級料理店のコック帽をかぶった人が何人も出てくる 梓「すごい…」 料理はあっという間に出来、トラックの中に揃えられていく 紬「いっぱい食べてね」 流石に豪華すぎる 何から何までもがアートである 梓「い、いただきます」 すべてが輝いていて食べるのがもったいない たぶん他の3人もそうだろう… 全員「御馳走様でした」 そう言うと執事数名が食器をてきぱき片づけトラックのドアを閉め帰っていく 澪「唯明日はどうする?」 唯「え?明日?どうしようかな」 できれば唯先輩とぺったりしていたい デートもしたい 唯「あずにゃんとデートしますっ」 突然自分の夢がかなってしまって驚く 律「ほほうアツアツですなお二人」 紬「素敵だと思うわ、楽しんでね」 うれしそうにムギ先輩が言う 梓「な、何言ってるんですか!?」 唯「あずにゃん私とデートしたくなかったの?ごめんねあずにゃん」 梓「いや、そのぉ」 素直に言い返せず困ってしまう 梓「わ、わかりましたよ、特別ですからね」 唯「あずにゃんと久々のデート♪」 梓「唯先輩の家、行きたいです」 唯「今日はやけに素直だねあずにゃん」 梓「そ、そんなこと」 唯「いいよいいよ行こ」 唯先輩は鋭い、改めて実感した しばらく歩くと唯先輩のアパートが見えてくる 築…3年くらいだろうかまだ新しい 唯「入って入って」 梓「お邪魔します…」 部屋は…片付いてる、珍しい 唯「昨日りっちゃん澪ちゃんに手伝ってもらって」とかやっぱり人任せ 梓「いい加減に大人になりましょう」 唯「あずにゃんは大人だね~」 まだ、大人じゃないです、だから今日唯先輩が… 唯「あずにゃん?どうしたの顔赤いよ?」 梓「え?あ、外暑かったですね」 唯「アイスが恋しいよ」 梓「買いに行きましょうか」 唯「流石あずにゃん!わかってらっしゃる」 ということで近くのコンビニへ来ている 唯「わぁ!アイスの宝庫だよ!ここにあるの全部買ってよあずにゃん」 梓「だめです」 唯「あずにゃんのいけず~」 梓「さ、帰りますよ」 唯「無念じゃ」 コンビニから帰る途中晩ごはんのおかずを買占めこれで大人になる準備は完了 あとは… はっいけないいけない完全に妄想していた どことなくムギ先輩の気持ちがわかるような気がした 唯「あずにゃん専用スペシャルフルコースをつくってしんぜよう」 梓「結構です」 唯「えぇ、なんで?」 梓「唯先輩の新作は毒見役が必要ですからね」 唯「あずにゃん何気にひどい…」 それからしばらくして唯先輩いわく自信作の親子丼がお目見えする 唯「あずにゃん食べてみて」 梓「いただきます」 うん、見た目は悪くない 味はわからないが、美味しいことを願って口に運ぶ 梓「あ、おいしいです」 唯「でしょ?」 えっへんと見栄を張る唯先輩 唯先輩の手料理は初めてで毒見の律先輩と姉妹の憂を除けば私が事実上初めて唯先輩の手料理を食べたことになる 憂と律先輩に先を越されているのは仕方ないとしてうれしい 唯先輩の初めての手料理が私が食べれるなんてこれまでにないうれしさだ そんなことに背筋を振るつかせコメントを探る 梓「唯先輩がこんなにおいしい料理を作るなんて私見直しました」 唯「やる時はやるよー」 と他愛もない話しをし、唯先輩も自分で作った親子丼を頬張る 梓「唯先輩」 唯「なぁにあずにゃん?」 梓「ほっぺにご飯粒が」 唯「え?本当?食べて」 その唯先輩の言葉に驚く 「取って」などならまだ「しょうがないですね」で済む話 食べてなんて予想もしてなかった発言に固まる 梓(ってことはもちろん憂の前でもやってるよね?ってことは私は憂を超えるための唯先輩が用意してくれたチャンス!?) また思わず自然に妄想するがもう止めようがない、妄想という風船はどこまでも膨らむ 梓「し、しょうがないですね」 と唯先輩の顔に手を伸ばす 手を引っ張って連れて行かれるんじゃないかと思ったが流石にそれはない 非常にゆっくり時間が流れていく 唯先輩についたご飯粒を手に取る どっきん どっきんと胸と一緒に手が震えるのがわかる ここまで来たらもう後には下がれない パクッ 唯「ありがとうあずにゃん」 終わった、あんなに緊張したのにやってしまえばあっという間である 梓「ど、どういたしまして」 まだご飯粒は口に残っている もう少し味わっていたい ピロロロン 唯「お風呂沸いたみたいだからあずにゃん一緒に入ろ」 お待ちかねのお風呂タイムである 唯「そっか、あずにゃん大人だもんねごめん…」 梓「えっ」 待って私が求めていたのはそんな答えじゃない 事はたった数十秒前にさかのぼる お決まりの唯先輩のお誘いタイムで私はいつものように「嫌ですよー」と言う すると唯先輩は「なんで?」と言う そして私は「は、恥ずかしいですよ…」といった すると唯先輩は暗く残念な顔をして風呂場に行ってしまう いつもの唯先輩なら半分強引に誘うのだが今日は違う、すぐ手を引いてしまう 私は唖然とする 唯先輩のへの驚きとおいて行かれる過疎感が一気に押し寄せそれが目元へと向かう 部屋の電気、テレビ、あらゆる光るものが一つの線となり目に浮かぶ 泣いてしまってはダメだ、せっかく大人を演じてるのに、大人しい後輩を演じているのに中身は結局構って欲しい子供のよう 恥ずかしくて、惨めで私はベランダに出る 空は東側がオレンジ色でその後に紫が覆いかぶさる その下には大きな神戸市街が見える 敏感になりすぎかな私 正直最近唯先輩に会えないことでテストの点数が落ちたりギターの練習がはかどらなかったりと色々支障が出ている だからもっと唯先輩とくっつきたい、私のものにしたいと独占欲が湧いてくる そして少しでも間が空くと悲しくなって泣いてしまう 「結局子供だよね…」と呟く 次に唯先輩の声を聞いたのは十分後くらいだった 唯「お風呂入りなよあずにゃん」 梓「わかりました…」 できるだけ顔を合わせないように風呂場へ向かう 今の敏感な心じゃ持たない そっと湯船に浸かる 涙なんて洗い流してしまえ、そう思い顔をお湯で洗う 鏡を見ると髪を下した自分がぽつり一人で椅子に座っている 目元を赤くしたみっともない姿 結局のぼせて五分ほどで上がってきた 部屋には唯先輩がいるんだろっと思ったがいない その代わりに自室へのドアを開けて手招きしている なんだろう?と思いながら近づく 唯「あずにゃん一緒に寝よ?」 梓「はい!」 今度は自然に返事ができた 唯「ごめんね今日あずにゃんあまり楽しそうじゃなかったから…久しぶりで動揺してたし」 梓「私も、いつもの唯先輩じゃなくてあせっちゃいました」 唯「じゃあ、一つだけ言うこと聞いてあげる」 唯先輩が自分から言ったということは私を誘ってるのかな?またイケナイ妄想が始まる でも、ここはお預け 梓「じゃあ唯先輩の子守歌が聞きたいです」 唯「あずにゃん!?」 びっくりしたようでもあったし残念そうでもすぐに 唯「あずにゃんが言うなら、いいよ」 梓「お願いします」 唯「あずにゃん子供だねぇ」 そう、やっぱり好きな人が近くにいないといけない、甘えたい子供、つまり子猫である でも照れくさい 梓「そ、それはっ」 反論しようと図星すぎて言葉が出ない すると唯先輩が静かに歌いだす それはふわふわ時間のもう少しバラードにした曲調で疲れ切った自分はすぐ目が重くなる まだ、まだ唯先輩を見ていたい、歌う貴女を見ていたい、でも我慢の限界である 私は唯先輩の子守歌を聴きながら、重い瞼を閉じた おしまい 続編『唯の子守歌 NEXT STORY 雷様の悪戯』 ムギちゃんがありえないわ。 -- (名無しさん) 2011-04-17 01 13 37 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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【作品名】けいおん! OP 【曲名】Cagayake!GIRLS 【歌手】桜高軽音部 [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬(CV 豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子)] 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】けいおん! ED 【曲名】Don t Say "lazy" 【歌手】桜高軽音部 [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬(CV 豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子)] 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【詳細】上記OPEDジャケットは通常版仕様。内容は初回・通常共に変わらず。 【作品名】けいおん! 劇中歌(第1話) 【曲名】翼をください 【歌手】桜高軽音部 [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬(CV 豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子)] 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【補足】セルフカヴァー。ギターを加えロック調にアレンジ。メンバー四人による合唱も追加。 【作品名】けいおん! 劇中歌(第6話) 【曲名】ふわふわ時間 【歌手】桜高軽音部 [平沢唯・秋山澪・田井中律・琴吹紬(CV 豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子)] 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】けいおん! サウンドトラック 【アルバム名】K-ON! ORIGINAL SOUND TRACK 【ジャンル】アニメ 【曲数】36曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥2,400) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 平沢唯 【ジャンル】アニメ 【曲数】6曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 秋山澪 【ジャンル】アニメ 【曲数】6曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 放課後ティータイム 【ジャンル】アニメ 【曲数】4曲 【価格】¥200均一(*パーシャルアルバム) □■iTMS■□ 【作品名】けいおん! 劇中歌(第4話) 【曲名】Maddy Candy 【歌手】DEATH DEVIL [山中さわ子(CV 真田アサミ)] 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 田井中律 【ジャンル】アニメ 【曲数】6曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 琴吹紬 【ジャンル】アニメ 【曲数】6曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 中野梓 【ジャンル】アニメ 【曲数】6曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 平沢憂 【ジャンル】アニメ 【曲数】4曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□ 【アルバム名】「けいおん!」イメージソング 真鍋和 【ジャンル】アニメ 【曲数】4曲 【価格】¥200均一(アルバム価格¥800) □■iTMS■□
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こんにちは鈴木純です 同中の憂に勧められて軽音部に入りました! 優しくて愉快な先輩たちと一緒に、毎日楽しくお茶してます! ※ まずはその愉快な先輩たちを紹介したいと思います。 二年生、キーボード担当の、琴吹紬先輩。 紬「今日のお菓子は純ちゃんの好きなドーナツよー」 毎日軽音部においしいお菓子を持ってきてくれます。 すっごく優しくて、綺麗で、なんかいい匂いがして……、 紬「ポンデリングはわたしのね!」 ちょっと子供っぽいところもある、可愛い人です! 次に、部長でドラム担当の田井中律先輩。 律「おー、じゃあわたしオールドファッションなー!」 元気いっぱいで、いっしょにいると、楽しい人です。 普段はお調子者で、よく唯先輩と漫才をしています。 律「あ、澪、これ澪の好きなヤツだろ? ほい」 意外と細かいところにも気の利く、軽音部のムードメーカーです! そして、律先輩の幼馴染でベースの、秋山澪先輩。 澪「お、律、ありがとな」 ベースが超うまくて、かっこよくて、憧れの先輩です。 わたしの担当もベースなので、いろいろと勉強させてもらってます。 澪「あ、唯、遅いぞ」 いつもお茶会で時間を割き気味な軽音部を引っ張ってくれる、頼もしい先輩です。 少し遅れて部室にやってきたのが、ギター担当の平沢唯先輩。 唯「えへへ……ごめんごめん、和ちゃんに呼び止められちゃって……」 憂のお姉ちゃんで、中学時代から少しだけ面識がありました。 天然で、無邪気で、なんだかよくわからない人です。 唯「あずにゃん純にゃん、今日もかわいいねー」 わたしを梓を随分と可愛がってくれます。あいさつ代わりに口説いてきます。 自覚は無いのでしょうが。 最後に、同級生でギター担当の、中野梓。 ツインテールでちっちゃくて、まじめな子です。 梓「みなさん、これ食べ終わったら練習しましょうね!」 ギターの腕前もなかなかのもので、楽器は違いますが、梓に刺激されてわたしもベースを頑張っています。 唯「えぇ~、今わたし部室来たばっかりだよお、もうちょっとのんびりしよう?」ぎゅっ 梓「あぅ……、し、しかたないですね、あと少しだけですよ……」 唯先輩に"あずにゃん"という可愛らしいあだ名をつけられて、よくああやって抱きしめられています。 さわ子「ふうー、あっついあっつい……イヤになるわホント」 あ、忘れてた……、なんていったら子供みたいに怒るでしょう。 顧問の山中さわ子先生です。 軽音部のOBだったらしく、ギターがすごい上手です。 軽音部にある衣装も先生が作って持ってきているらしく……。 入部当時はいろいろ着せられたりしました。メイド服とか、犬耳とか。 さわ子「軽音部はわたしのオアシスよぉ、ムギちゃんのお茶最高ー」 いつもはかっこいい先生なのですが……軽音部に来ると素が出るみたいです。 梓「先生まで……学校祭も夏休みがあけたらあっという間なんですから、ちゃんと練習しないと……」 律「まぁまぁ、梓。今日はそのことで話合いがあるんだよ。ほれ澪、発案者」 澪「ああ、一年生も二人増えたし、夏休み中に合宿にいかないか?」 純「がっしゅく! い、いいですね澪先輩!」 合宿……、部活って感じで青春っぽい響き……こういうイベントを待ってたんだ! 純「行きます! 絶対行きます!」 唯「去年はムギちゃん家の別荘を使わせてもらったんだよー、海の近くで、たくさん遊んだよねー」 別荘!? お金持ちだとは思ってたけど……。 紬「今年は人数も増えたし、もっと広いところ借りれるように頼んでみるね」 もっと!? 複数別荘があるなんて……。 けいおん部最高! …… 梓「純ー、遅いよー」 純「ごめんごめん、ちょっと寝坊しちゃってさ」 憂「まぁまぁ、時間はあるんだし、ゆっくり選ぼうよ」 それから夏休みが始まって、今日は合宿のための買い物に来た。 憂も合宿についていくことになって、ますます楽しみだ。 二日後のこの時間には、もうムギ先輩の別荘に……、楽しみで夜も眠れ……る。 梓「うーん……なんでけいおん部の合宿に、水着が要るんだろうね? 純」 純「えっ? だって、海じゃん」 梓「いや、海だけど……、海だけどさ……、こう、もっと、けいおん部らしいことしないのかなって」 憂「まぁまぁ、去年もお姉ちゃん、すごく楽しかったって言ってたし、部内の親睦を深めるって、大事だと思うよ?」 純「そうそう! 憂はさすが、いいこというね」 梓「うーん、納得いかない……」 純「梓はさ、肩に力が入りすぎだよ、もうちょっと力抜かなきゃ」 梓「力抜くって……、だって、初めてのライブは、絶対成功させたいんだもん……」 純「それはそうだけど、部活は楽しくしなくちゃね」 憂「いいなー、部活。わたしも入ろうかな?」 純「いいねいいね、入っちゃいなよ、歓迎するよ憂」 梓「……」 来る合宿に思いを馳せながら雑談をしていると、あっという間に水着売り場に到着。 ……水着選ぶのなんて、何年ぶりだろ。中学はスクール水着だったし、海なんて行くの小学生のとき以来だし……。 純「水着……、迷うね……」 憂「……うん」 純「あれ、梓は?」 あの子、胸ちっちゃいし……それはそれで可愛いんだけど、いっしょに買いに来たのは間違いだったかも……? あ、発見。 ……見なかったことにしてあげよう。 純「憂、これなんかどう?」 憂「あ、いいかも。ちょっと試着してくるねー」 純「わたしも早く決めちゃおう……」 ~~~~~~ 憂「大体、用意するものは揃ったかな」 梓「けっこうお金使っちゃったね」 純「ほんとだよ……」 憂、梓の買い物袋と比べ、わたしの買い物袋、妙に膨らんでいる気がするのは、きっと気のせい。 憂「純ちゃん、ちょっと買いすぎじゃない?」 純「衝動買いってやつだよ……あずさぁー、今度お金貸してえー……」 梓「……ちゃんと反省してるなら、いいよ」 純「さすが! 梓大明神! 最高!」 ああ、梓の優しさが木枯らしの吹きすさぶわたしの懐を暖めてくれる……。 お小遣い前借りしなくちゃ……ひもじい……。 純「心を入れ替えてこれからは節制を心がけます……」 梓「その大量に盛られたドーナツが説得力を半減させてるね」 純「……だってみんな美味しそうなんだもん」 ミスドには魔物がすんでいる。 わたしを惑わす、甘い香りと数多のドーナツたち。 憂「けっこう歩き回ったから、お腹空いちゃったしね」 純「そう! 甘いものは別腹だし!」 そう、甘いものは別腹で、食費と嗜好費は別物なのだ。 合宿に向けていろいろと準備していたら、あっという間に当日が来た。 ビバ! 合宿である。 紬「本当はもう少し大きなところを借りたかったんだけど……都合が合わなくて」 なにをおっしゃる。 一同「おぉおぉおーっ!!」 律「こりゃまた、一段とすげーなー!」 唯「すっ…………ごーい!!」 純「ムギ先輩……一生ついていきます……」 想像以上でした。ムギ先輩すごい。ここまでとは……。 律「っしゃー! あっそぶぞー!! ついてこーい!!」 純「はい! 律先輩!」 唯「ひゃっほーう!」 澪「うぉおーい!!」 はっ。 澪「遊ぶのは練習してからだ!」 純「すいませんでしたあっ!」 ……危ない危ない。澪先輩の意見には逆らえない。 律先輩につられて飛び出してしまったが、落ち着けわたし。 律「ちぇー」 唯「つまんなーい……」 澪「多数決! 多数決にしよう。先に練習したい人!」 梓「はい! わたし練習がいいです!」 純「わ、わたしも!」 律「ぐぬぬ……向こうは早くも半数を獲得したぞ唯隊員!」 唯「りっちゃん隊員! 澪ちゃんが後輩二人とも独り占めしてます!」 律「だいじょうぶ、我々にはムギ隊員が……ムギ隊員が……!」 紬「遊びたいでーす♪」 ……ムギ先輩、ナイス。と、心の中で思ったのは秘密にしておこう。 律「さぁー、これで三対三だぞ澪ー。……お前だって遊びたいだろー?」 澪「そ、それは、そうだけど……今年は! ちゃんと練習するんだ!」 唯「さぁ、最後のひとりは憂だよ! 遊びたい? 練習……って、憂はすることないけど……」 憂「えと、あの、けいおん部の決め事だし、お姉ちゃんたちに任せるよー」 唯「むー、そうだね。あずにゃん、純ちゃん、せっかく海に着たんだから遊ぼうよー、ね?」 唯先輩が今にもわたしたち二人を捕獲しようとしている。 律先輩が澪先輩を止めている間に、わたしたちを引き入れようと……。素晴らしいコンビネーションだ。 その様子を楽しそうに見守っているムギ先輩ポジションがちょっぴり羨ましい。 梓「わたしは、澪先輩の言うとおり、ちゃんと練習してから遊んだほうが……」 唯「ちぇー、あずにゃんのケチ。純ちゃんは? さっきいっしょに飛び出してたじゃん」 純「わ、わたしは……」 決定権、わたし。 遊びたい。 でも澪先輩に可愛がられたい。 二つのせめぎあいがわたしを悩ませる。 梓「純、今日は合宿に来たんだから、ちゃんと練習しよう?」 真面目な同級生が練習を勧めてくる。 なんとなく、梓のことが不安になる。こんなんでこの子は、ダメになってしまわないだろうか。 前にも、けいおん部やめる、とかいいだしたし……。 純「梓、澪先輩、ごめんなさい。遊びたいです!」 澪「純!? くそう……、ムギの裏切りが予想外だった……」 唯「やったー! 純ちゃん大好き!」ぎゅっ 律「っしゃー! さっすが純! いっくぞー!」 純「ほら、梓も早く着替えてきなよ!」 梓「あっ、純! もう……」 紬「ごめんね澪ちゃん。でも今年は一年生二人はいったし、親睦を深めるのもいいかなって」 澪「まぁ……そうだな」 憂「ほら、梓ちゃん、みんな行っちゃったよ?」 梓「うん……」 憂「いっしょに着替えていこうよー」 梓「……そうだね、いこっか」 紬「浜辺にあるもの全部片付けて! お船もいらない!」 憂「紬さん……」 梓「あはは……」 ~~~~~~ 律「いっくぞー唯!」 唯「純ちゃん! 気をつけてね! りっちゃんのサーブはすごいよ!」 純「はい!」 律「スーパーウルトラデリシャス……えーとなんだっけ山嵐!!」サーブ! 唯「純ちゃん!」トスッ! 純「任せてください! とう!」アタック! 律「うおっ!?」 パチーンッ! 律「いってて……」 純「あっ……だいじょうぶですか律先輩!」 唯「純ちゃん強く打ちすぎだよー」 純「百八式より危険だと思うとつい力が入っちゃって……」 律「まぁビーチボールだし当たっても痛くないけどな! わはははー!」 唯「わはははー!」 唯「ビーチバレー楽しいよー! みんなでやろうよー!」 律「二対一はさすがにきついから誰か助けてくれ……」 純「ほら、梓もやろうよー、そんなすみっこにいないでさ」 梓「わたしは別に……」 憂「じゃあやろっかなー」 律「おっ、7人もいるし、チーム戦するか! 二年生チーム対一年生チームな!」 純「ほら梓! チーム戦だって! 梓がいなきゃ二対四だよ!」 憂「梓ちゃん、いっしょにがんばろ?」 律「梓……怖いのか?」 梓「なっ」 唯「りっちゃん、ダメだよ、あずにゃんはわたしたち二年生との実力差を認めたくないんだよ」 律「ふふ、そうだな唯。じゃあこの戦いは我々の不戦勝――」 梓「やってやるです!」 澪「じゃあわたしは審判やるよ」 律「とかいってー、ボールが怖いんだろー?」 澪「違う! 四対三じゃ梓たちがかわいそうだから、それだけだ!」 紬「澪ちゃんの分もがんばるね!」 純「憂、梓、先輩だからって遠慮は無しだよ……!」 梓「もちろん!」 律先輩、いい感じに梓を炊きつけてくれたな……。 負けず嫌いな子はこうして扱えばいいのか……勉強になる。 唯「うい……今は敵同士でも、この戦いが終わったら……!」 憂「うん、お姉ちゃん、わかってるよ……!」 唯「ういぃっ!」だきっ 憂「おねえちゃあん!」ぎゅっ 平沢姉妹による、前座の小芝居が終わり、ついに学年対抗「ドキっ!? けいおん部だらけのビーチボール大会」が始まった。 遊びたいとはいったけれど、一応確認しておこう。今日は合宿のために海に来ています。 けいおん部の。 澪「じゃあ、サーブは一年生チームからな、当然」 憂「いきまーすっ」 中学から同じクラスだったからわかる。 憂は運動も出来る。体育の授業、彼女は常に輝いていた。 この勝負、もらった! 憂「そー……れ!」サーブッ ぽーんと上がるビーチボール。ぽーんとゆれる……いえなんでも。 唯「ほいムギちゃん!」レシーブッ 紬「りっちゃん!」トスッ 律「そいきたーっ!」アタックー! ……。 澪「はい、二年生チーム一点」 なんというコンビネーション。 純「ちょっ、みなさん、もうちょっと手を抜いてくださいよ!」 律「正々堂々、いざ尋常に……それがけいおん部のモットーだ!」 唯「社会の厳しさを教えてあげるよ!」ふんすっ 紬「うふふ~」 いつもはおちゃらけて見えるのに、今はあまりにも大きくみえる……。 これが、二年生の力……! 梓「そのやる気を練習で出してくださいよ!」 澪「全くだ。はい、サーブ権交代、二年生チーム」 ちなみに、サーブは交互に打つことにしている。 五点マッチ。ジュースは無し。あと四点しか失点できない。 唯「じゃあいくよー、平沢家に伝わる、一子相伝の必殺サーブ……!」 憂「一子相伝……? そんなサーブがあったなんて……!」 唯「唯ストサーブっ!?」パシーン! 純「ほいっ」レシーブッ 梓「憂!」トスッ 憂「それっ!」アタック! 唯「あぁん!」ズザッー ……唯ストサーブ、破ったり。 ていうか変な姿勢で打ったせいで転んでるし…… 唯「ごめんごめん……」 律「唯、ドンマイドンマイ!」 紬「唯ちゃん、まだ試合は始まったばかりよ!」 青春だなぁ。無駄に。 澪「これで一対一だ。お互い張り切りすぎて怪我しないようにな」 梓「よし……!」 律「梓ー、緊張してんのかー?」 梓「ち、違います!」 純「梓、遊びなんだから、力抜いて」 梓「そ……れ!」パスッ 梓「あ……」 言わんこっちゃない……。 梓のサーブはいびつな放物線を描きながら……わたしたちのコートに落ちた……。 律「よっしゃー! 一点もうけー!」 唯「いぇーい!」 2
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「唯さんの噂」 さっちゃんの噂を知っていますか?そうです、この噂を聞いた人に現れる幽霊ですね。 実は私達の学校にも似たような話があるんです。その話とは・・・・・。 ケース1 放課後、女子生徒二人は廊下を歩いていました。 「ところでさ~、けいおん部にいる、中野梓って子がいたよね~」 「うん、いたけど・・・・それが?」 「その子ってめちゃくちゃ可愛いよね~」 「まあ、そうだね。しっかりしてそうだしね」 「なんていうか~、妹とか恋人にしたいよね~」 「わかるよ。なんていうか、『お姉ちゃん、起きて下さい。もう私がいないと駄目なんですから』 とか言われて起こされたいよね」 「それもいいけど、恋人にすると尽くしてくれそうだよね~。『もっとしっかりしないと駄目 です』と言って口とか拭いてくれたりとかさ」 タンッ。 「ん?」 「どうしたの?」 「今、足音がしなかった?」 振り返ってみると誰も居ません。 「気のせいじゃない?」 「そうかな~」 また、歩き出します。すると、タンッと足音がします。 振り返ると、やっぱり誰も居ません。 「き、聞こえたよね」 「う、うん。に、逃げよう」 怖くなったので二人は全力で走りました。そして空いている教室に逃げ込みました。 「はあ・・・・はあ・・・・・ここまでくれば大丈夫だよね」 「た・・はあ・はあ・・・多分ね。それにしても、今のは・・・・・・」 「どうしたの?」 「ひっ・・・・・・・」 いつの間にか、セミショートの女の子がいました。 「なにか、あったの?」 その子は聞いてきます。 「じ、実は、怪しい人に追われてて・・・・・」 「ふーん、そうなんだ。それとは別に君達、さっき、あずにゃんのこと話してたよね」 「あずにゃん?それって誰?」 「あずにゃんはあずにゃんだよ~。恋人にしたいとか言ってたよね」 「あずにゃんって、中野さんのこと?それより、今は逃げないと・・・・・」 「そんなことよりも、君達は分かってるね」 その女の子は私達の肩をバンバンと叩きます。 「いや~、嬉しいよ。あずにゃんのよさを分かってくれるなんてね」 その女の子はとても機嫌がよさそうでした。 「あ、でもね、残念だけど、あずにゃんの恋人にはなれないんだよ。それはね・・・・」 その女の子は得意げな顔になりました。 「私があずにゃんの恋人だからだよ~。よし、君達には特別に私とあずにゃんの馴れ初め を話してあげよう」 「え、でも・・・・。ここから、離れたほうが。さっきの足音も気になりますし」 「あ、それは大丈夫だよ。だってさっきの足音は私だしね」 「遅いですね、唯先輩」 「うふふふ、寂しいのかしら、梓ちゃん」 「な。違いますよ。た、ただですね、部活にも出ないなんて良くないことだと」 「はいはい」 「なんですか、律先輩、その顔は。信用してないんですか」 「だって、寂しいそうだぞ」 「だから、私は・・・・」 「遅れてごめんね~」 「遅いですよ、唯先輩。何やってたんですか」 「いや~ごめんごめん。ちょっと、やることがあってね。寂しかった、あずにゃん?」 「べ、別に、そんなことないですよ」 「そう?私は寂しかったよ」 「・・・・・・・・うぅ、私も寂しかったです」 「あずにゃん」 「唯先輩」 「おーい、戻ってこーい」 「・・・・・・・・はっ。唯先輩練習しましょう」 「え~、もうちょっと、休んでからにしようよ~」 「なんか機嫌がいいな、唯」 「うん、ちょっと、いいことがあったからね」 ケース2 放課後、女子生徒二人は廊下を歩いていました。 「ところでさ~、けいおん部にいる、中野梓って子がいたよね~」 「うん、いたけど・・・・それが?」 「あの子って実際どうなの?」 「どうって、いきなりどうしたの?」 「だって、あの子って、秋山先輩と同じ部活なんでしょ。それをいいことに媚びを売ってるかも 知れないじゃない」 「そうかもね」 「そして、あわよくば、女子高にありがちな、お姉さま~な関係になってるかもしれないじゃない」 「それは嫌だよね」 「まったく、むかつくわね」 タンッ。 「ん?」 「どうしたの?」 「今、足音がしなかった?」 振り返ってみると誰も居ません。 「気のせいじゃない?」 「そうかな~」 また、歩き出します。すると、タンッと足音がします。 振り返ると、やっぱり誰も居ません。 「き、聞こえたよね」 「う、うん。に、逃げよう」 怖くなったので、二人は全力で逃げました。そして、空いている教室に逃げ込みました。 「はあ・・・・・・・はあ・・・・・・今のは、一体」 「そう言えば、聞いたことがある。何でも、中野さんの噂をすると唯さんっていう人が現れる んだって」 「何よ、それ。つまり、あの足音は唯さんが来たってこと?」 「そうじゃないかな?噂によれば、唯さんを帰すに中野さんを呼ぶしかないとか」 「私、連絡先とか知らないよ」 「私も・・・・・・。でも、純のメールは知ってるから、頼んでみる」 「その子は知ってるのね、連絡先を」 「たしかね。仲良いみたいだし」 「何をしてるの?」 突然、知らない女の子の声がしました。周りを見ると、セミショートの女の子がいます。 「あなたは」 「ねえ、一つ、言いたいことがあるんだけど」 その子は私達の質問には答えずに言った。 「人の陰口を言うのは良くないんだよ」 「は、はあ」 「しかも、その対象があずにゃんだなんて・・・・・君たちはあずにゃんが嫌いなの?」 「え、いや、あずにゃんって誰ですか?」 「あずにゃんはあずにゃんだよ。君達が悪口を言ってたじゃない」 「え、えーと、その人のことは良く知らないんですけど」 「よく分からないのに陰口を言ってたの!駄目だよ、そんなことしちゃ!」 「す、すいません。ところで、あなたはたしか・・・・けいおん部の平沢先輩ですよね?」 「そうだよ~。そんなことより、君たちはあずにゃんが嫌いなの?」 「嫌いというか良く知らないというか、クラスも違うし。ねえ?」 「うん」 「それはいけないね。仕方がないな~、私があずにゃんのことを話してあげよう」 「き、気持ちは嬉しいんですけど。今、私達は唯さんに追われてて」 その女子生徒たちは平沢先輩に事情を説明した。 「そっか。でも、大丈夫だよ。だって・・・・・」 平沢先輩は満面の笑みで言った。 「だって、それ私だから。君達にはこれから、あずにゃんのことをタップリと話してあげよう。 あずにゃんのよさを知らないなんて人生の八割を損しているからね」 唯さんは二人の腕をぐっと掴んだ。その時、 「待ってください」 と言う声とともにツインテールの女の子が現れました。 「おお、あずにゃん。どうしたの?」 「どうしたの、じゃありません。また、迷惑をかけて」 「え~。迷惑なんかかけてないよ。これから、あずにゃんのことをいっぱいお話しようとしてた だけだよ」 「また、そんなことして。いいから、行きますよ」 「え~、この子たちは、あずにゃんのこと、悪く言ってたんだよ~」 「ご、ごめんなさい。私達・・・・」 「あ、いいんですよ。気にしないで下さい。ほら、行きますよ」 「やだよ。私はこの人たちにあずにゃんのよさを教えなきゃいけないんだよ」 「・・・・・・・・じゃあ、もういいですよ。ずっと、その人たちと話していてください」 「えっ?!」 「せっかくの放課後なのに・・・・・・。学年が違うから、一緒にいられる時間が放課後くらいなのに。 唯先輩はその人たちとお話しするほうがいいんですね。それに、他の誰に何かを言われても 唯先輩がいればいいのに。もういいです、澪先輩やムギ先輩に甘えてきます」 「?!」 「では、失礼します」 「待って、あずにゃん」 「何ですか?ゆっくりと、お話していてください」 「私が間違ってたよ。ごめんね、あずにゃん。私ね、あずにゃんのこと、いろんな人に知って もらいたかったの。だって、私の恋人だから」 「もう。そのおかげで、前にも、知らない女子生徒が来て、「唯先輩とのことを聞かせてください」 って来て、大変だったんですからね。少しは、遠慮してください」 「えへへ~。ねえ、あずにゃん」 「何ですか?」 「好きだよ。あずにゃんはどう?こんな私は嫌い?」 「・・・・・・・す、好きです」 「あずにゃん・・・・・」 「唯先輩・・・・・」 「あの~」 「・・・・・・・・・はっ。ほら、唯先輩ごめんなさいして帰りますよ」 「うん。怖がらせてごめんなさい」 「あ、いえ、私達も悪かったですし。・・・・・・あの、中野さん、ごめんなさい。よくも知りもしないで 悪口を言ってしまって」 「そんな気にしないで下さい。行きましょう、唯先輩」 「うん!!」 そう言って、唯さんと梓さんは去っていきました。 怖くない。なんか唯先輩が優しい天然お化けみたい。 -- (あずにゃんラブ) 2012-12-30 04 00 28 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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やられやくの奇妙な言動 けいおん!編 ハスキー唯、けいおんライブイベントについて http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4806.html(魚拓http //megalodon.jp/2010-1109-2331-13/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4806.html) この日のブログでの、 や http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4065.html(魚拓http //megalodon.jp/2010-1109-2335-33/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4065.html) というように、冗談交じりにハスキー唯に対する執着を度々見せたり、当選したら自慢すると仄めかしているが、 発送日になっても当選したかどうかの明確なコメントはせず。(AAから外れた様に見える) 記事のコメント欄でも管理人は外れたと話題になる。(管理人何も言わない) http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4108.html(魚拓http //megalodon.jp/2010-1109-2351-21/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4108.html) しかしその後 http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4157.html(魚拓http //megalodon.jp/2010-1109-2343-56/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4157.html) にて と、チケット、ハスキー唯が当たったことを何故かこのタイミングで言う。 ちなみにチケットのオクはきちんとチェック。 余談だがこの時の記事タイトルは 『けいおん!』秋山澪ちゃんの身長160cm 体重54kg で唯にゃん大勝利 である。 放課後ライブについて http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6696.html(魚拓 http //megalodon.jp/2010-1110-0005-07/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6696.html) 普段買ったものや場所のアップロードなどはしないやられやく管理人だが、 何故かこの日、PSPソフト『けいおん!放課後ライブ』発売日は珍しく 写真を記事にアップ。 前々から本当にけいおん関連買ってんの?といわれてきたやられやくがついに本気を見せる。 と思いきや、なぜか購入ソフトやくじ引きの参加賞ではなく 店頭のPOP二枚だけ。 ※尚、クジの玉の種類などは掲示されてます。 また、これ以降ゲームの感想などは無し。 特定キャラ(澪)を貶めてるっぽい? 以前からある意見 例 http //yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6335.html(魚拓 http //megalodon.jp/2010-1110-0019-05/yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6335.html) けいおん!!22話 あずにゃんがバレンタインのお菓子を作り部室で頂くシーン 雪が降ってきたので窓に集まる部員達 あずにゃんがけいおん部について語る印象的な場面だ。 律、ムギ、澪、唯とあずにゃんがそれぞれツーショットで写るが 澪の画像だけ無い ※スレの転載ではなく管理人の転載 その後も澪の不合格コラ画像を貼る管理人。 「インターネット上に、画像や動画を貼ることは禁止」 というテロップがアニメ内で流れていることを知っているのだろうか。
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166 :唯と梓の初デート :2009/11/19(木) 03 34 59 ID F+PyUbE8 梓「ゆ、唯先輩!!」 唯「なあにー?」 梓「こ、今度の日曜日なんですけど…なにか予定ありますか?」 唯「うーん、特にないかなぁ…なんで?」 梓「その…い、一緒に、その…えっと…」 唯「なあにー?一緒になにするの?」 梓「え…映画見に行きませんかっ!!」 唯「行く!」 梓「返事はやっ!」 …というわけで、私とあずにゃんは映画を見に行くことになりました。 日頃クールなあずにゃんが顔を真っ赤にして話しかけてきたから何事かと思ったら、まさかデートのお誘いだなんて…♪ 唯「日曜日、とっても楽しみだね、あずにゃん♪」 梓「はい♪」 梓「それでどうして遅刻するんですかあなたって人は!!」 唯「ご、ごめんなさーい…」 日曜日、待ち合わせの時間から30分遅れた私は、公衆の面前であずにゃんに叱られていた。 周りの人はほほえましそうに笑っているけど、一応先輩なんです私。結構へこみます… 梓「まったく…あれだけ遅れないように早く寝てくださいって言っといたのに」 唯「だって…あずにゃんとデートするのが楽しみで寝られなかったんだもん」 梓「…え?」 唯「ほら、こんな風に二人だけでお出かけするなんて今までなかったでしょ?なんかわくわくしちゃって」 梓「へ、へぇ~…」 唯「それもあずにゃんから誘ってくれたんだし…大好きな人からデートに誘われるなんて幸せだなぁって思ってたら、つい…」 梓「ま…まぁ、今回は許してあげます。別に映画が見られなくなったわけでもないですし」 唯「ホント!?ありがとあずにゃーん♪」 梓「だ、抱きつかないでくださいよ!恥ずかしいですよもうー♪」 抱きつく私の顔を押し返すあずにゃんは、怒っているような笑っているような、おかしな表情だった。 どうしてこんなことになってるのかわからないけど…なにはともあれ、映画館に出発! 梓「それでなんでホラー映画なんですか!!」 唯「え?だっておもしろそうでしょ?」 梓「そういう問題じゃなくですね!もっとこう、ムードというかなんというか…せっかくのデートなのに…ゴニョゴニョ」 唯「まぁまぁ!二人一緒ならなに見たって楽しいよ!それともあずにゃん、こういうの怖いのー?」 梓「ま、まさか!余裕ですよ澪先輩じゃあるまいし!」 そう豪語していたあずにゃんは10分後、ガタガタ震えながら私にしがみついていた。 梓「あ、あはは、こ、こんな低レベルな演出笑っちゃいますねぇ!」 唯「あずにゃん、どうして私にくっついてるの?」 梓「ちょ、ちょっと寒いんですよここ!暖房効いてないみたいですね!」 唯「え、そうかな?普通にあったかいと思うけど」 梓「寒いったら寒いんです!だいたい…きゃあっ!!」 ちょっとグロテスクなシーンになったとたんに、あずにゃんは私に飛び付いてきた。 これはこれでかわいいけど、ちょっとかわいそうかも… 唯「あずにゃん大丈夫?そんなに怖いなら見るのやめようか?」 梓「だ、大丈夫ですし怖くもありません!だいたい、せっかくお金払ったのにもったいないです!」 唯「でも…」 梓「大丈夫です!」 あずにゃんは私から離れると、スクリーンに視線を戻した。その目には、うっすらと涙が浮かんでいるようだった。 どうやら意地になっちゃったみたいだ。怖いなら無理しなくていいのに…そうだ! 唯「ねぇあずにゃん♪」 梓「はい…?きゃっ…」 私はあずにゃんに体を密着させて、その小さな手を握った。 あずにゃんの手は心なしか、というよりかなり震えていた。 梓「な…なにするんですか」 唯「こうすれば怖くないでしょ!」 梓「べ、別に私は…」 唯「いいからいいから!ね?」 梓「……はい」 私たちはそのままで映画を見た。 こうしていると常にあずにゃんのぬくもりが感じられて、なんとなく怖さは半減するような気がした。 あずにゃんは相変わらず下を向いてうつむいていたから、怖いままかもしれないけど…あぁ、顔が赤くなるほど怖いのかなぁ… 唯「いやぁ~、おもしろかったねー♪」 梓「…あんまり覚えてないです」 唯「えー?私が手握っててあげても怖かった?」 梓「そうじゃなくて…ゆ、唯先輩のことが気になって…ゴニョゴニョ」 唯「ん?なあにー?」 梓「な、なんでもありません!それより、これからどうするつもりですか?」 唯「映画も見たし、帰ろっか♪」 梓「なんでそうなるんですか…まだ色々行けるじゃないですか!」 唯「色々って?」 梓「買い物行ったり何か食べたり…とにかく、このまま帰るなんて嫌です」 唯「あずにゃん…そこまで私のことをー♪」 梓「ちっちが…いや、違ってはないですけど…えっと…そうだ、これは唯先輩の義務なんです!」 唯「義務?」 梓「そうです!私にあんな映画を見せたんですからおわびしなきゃいけないんです!」 唯「んも~素直じゃないな~♪もっと遊びたいって言ってくれればいいのに~♪」 梓「な…」 私の言葉に、あずにゃんは顔を真っ赤にして硬直していた。 もしかして、図星だったのかな…もちろんこういうあずにゃんもかわいいんだけど。 梓「……」 あずにゃんは意を決したかのように顔を上げると、スッと私の手を掴んだ。 唯「あずにゃん?」 梓「…行きますよ。まずはお昼にハンバーガーでも食べましょう」 唯「わ、ちょっと待ってよあずにゃ~ん!」 私の手を引いて走り出すあずにゃんの横顔は、なんだかとっても楽しそうだった。 どうやら、今日のデートは、まだまだこれからが本番みたいだ。 梓「唯先輩、今日はたくさんおごってもらいますからねーっ♪」 唯「えぇ~!」 fin 172 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/11/19(木) 06 06 06 ID KY1StqFS ハンバーガーショップで食事してる所をたまたま通りかかった澪と律に目撃されて 後日冷やかされる所まで想像した 月曜日:部室 律「んっふっふ~♪梓ぁ、昨日はお楽しみだったなー?」 梓「!!!な・・・何のことですか」 律「しらばっくれても無駄だぞー!昨日偶然あの店を通りかかったらあらビックリ! 唯と梓が仲良くお食事中ではありませんか!」 梓「み、見てたなら声かけてくれればよかったのに(っていや、そんな事になったら折角の・・)」 律「で~と♪だったんだろ?いいねぇ若いもんは」 澪「お前もな」 紬「あら、唯ちゃんと梓ちゃん、昨日はデートだったの?」 唯「うん!昨日はあずにゃんとね~・・」 梓「そんなわけ無いじゃないですか!!な・・・何で私が唯先輩とデ、デ、デートなんか・・・」 唯「え・・・あずにゃん・・・・・・?」 梓「あ!!!い、今のはそういうことじゃなくてなんというか言葉の綾というか身から出た何かで(ry」 ダダダダダッガチャバタン!! 梓「唯先輩!待ってください!先輩!」タタタタガチャッ 唯「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァ・・」 梓「ゼェ・・ゼェ・・・唯、先輩・・・違うんです。今のは」 唯「・・・違わないよ」 梓「え?」 唯「私たちは昨日、何も無かったんだよね・・・?」 梓「先輩・・・全部、全部私が・・」 唯「だからさ、あずにゃん。」 梓「・・・?」 唯「今度の日曜日、デート・・・しよ?私達の・・・初めてのデート」 梓「・・・・先輩・・・・」 唯「・・・・・・・・・」 梓「分かりました。でも・・・」スタスタ 唯「・・・ん?」 梓「初めてじゃなくて、二回目です」ギュゥゥッ 唯「あずにゃん・・・」ギュッ 梓「次は唯先輩が行きたい所に、私を連れて行ってください」 唯「うん!次の日曜日が楽しみだね!」 梓「はい、楽しみにしてます・・・♪」 181 :唯と梓のデート2回目[1/7] :2009/11/19(木) 19 22 06 ID 5kwZcUCm 梓「♪~」 紬「こんにちは、梓ちゃん」 梓「あ、ムギ先輩。こんにちは」 木曜日の昼下がり。より具体的に言うならば5限と6限の間の休み時間。私はトイレから教室に戻ろうとした所で、ムギ先輩と遭遇した。 一年生と二年生ではフロアが違うので、(澪先輩は例外として)先輩達に会うことは滅多に無いのだが。 梓「どうしたんですか、こんなところで?」 紬「ちょっとね。職員室に用事があったの」 梓「そうでしたか」 紬「それより、随分ご機嫌みたいだけど?」 梓「あ、え!? そ、そう見えましたか……?」 紬「それはもう。まるで日曜日のデートが待ちきれない恋する乙女のような――」 梓「っ!」 ムギ先輩のその発言に、廊下に屯していたクラスメイト数人が視線を向ける。 私は咄嗟にムギ先輩の口を塞いで、廊下の端っこに連れ込んだ。 梓「(ムギ先輩、一体どこでそのような与太話を?)」 紬「何を言っているの梓ちゃん。ただの比喩よ? それとも本当にデート――」 梓「わぁああああ!!」 その叫びに、またしてもクラスメイト達の視線が私に集まる。 ていうか、なんでこの人普通のトーンで話してるんだよ。わざわざ小声にした私はどこの道化だこのやろう。 どうしたの、梓? という外野からの声に、私は必死になんでもないとアピールする。 そんな私の様子を見て、ムギ先輩は嬉しそうに口元を歪めていた。 梓「もう、有らぬ誤解を招いたらどうするんですか……」 紬「ふふ、ごめんね梓ちゃん。それじゃ、私はそろそろ行くから」 梓「あ、はい。ではまた放課後に」 紬「ええ」 朗らかに挨拶を交わし、ムギ先輩は踵を返した。 そして――、 紬「二週連続なんて、素晴らしいわね」 言い残されたその言葉に、私はがっくりと膝をついた。 梓「……」 なんでバレてんの? ――日曜日。デート当日。 待ち合わせの場所で、私はまたしても待ち惚けを食っていた。 梓「(全く……、今度こそ遅れないでくださいねって、あれほど念を押したのに)」 憤りはしてみたものの、きっとまたあの笑顔で許してしまうであろう自分に嘆息する。 梓「まだかな、唯先輩……」 先輩が来るまでの間、少しだけ思考を巡らせてみることにする。 何について? 決まってる。どうしてムギ先輩にバレているかについて、だ。 一番手っ取り早く導ける解は、律先輩がバラしたってことだろうけど。 しかし澪先輩も一緒なのだから、不用意に言い触らすような状況にはなり得ないとも思う。 となると、律先輩達同様に、先週私と唯先輩が一緒にいるところを目撃していた、か。 梓「……有り得る」 唯「何が有り得るの?」 梓「わぁ!?」 目の前には、小首を傾げて私の顔を覗き込む唯先輩。 両の手でハンドバッグを持ち、後ろ手に組むという愛らしいポージング。 イェス、ストライク。 梓「な、なんでもないです、なんでも」 唯「ふーん……。顔赤いけど、大丈夫?」 梓「こ、これは、その……、暑いから! あー、今日は暑いなー! ……なんて」 唯「えぇ、今日すっごい寒いのに。あずにゃん元気だね」 梓「……」 真に受けられてしまった。 梓「そ、それより遅刻ですよ遅刻! 今度は遅れないからって言ってたじゃないですか!」 唯「えへへ、また楽しみで寝れなくて。ごめんね、あずにゃん」 梓「……べ、別に、いいですけど」 申し訳程度に反省の色を浮かべつつ、残りの8割は照れ笑い。 なんて眩しい微笑みだろうか。再び顔が熱を帯びてきたのを感じて、私は先輩から視線を外した。 外した先にギターケースが鎮座していた。 梓「……あの、唯先輩」 唯「なぁに?」 梓「なんでギター持ってきたんですか?」 唯「え?」 心当たりがない、と言わんばかりにきょとんと目を瞬かせる唯先輩。 視線でギターケースを指し示すと、唯先輩はそれをしばらく見つめて、 唯「あれー? 私ギー太持ってきたんだっけ?」 そんなことを口走った。 梓「いや、覚えててくださいよそれくらい」 唯「んー、おかしいなぁ。持ってきてないと思うんだけど……」 梓「でもそのケース、唯先輩のですよね」 唯「うん、私のだと思う」 どういうことだ? 私は待ち惚けの間ずっとここに立っていたけれど、唯先輩が来るまでこのケースは置いてなかった。 そして、唯先輩がギターケースを持っているシーンも目撃していない。 唯先輩も持ってきてない、と言う。しかし、これは間違いなく唯先輩のものであって……。 ん? ケースから、何か黄色い糸のようなものがはみ出している。 冬へと移ろうこの季節において、尚も燦々と大地を照らす柔らかな秋陽を浴びて、その黄色は煌いた。 黄色? まさか――。 ケースのファスナーを静かに開く。 ビデオカメラを構えたムギ先輩が入っていた。 閉じた。 梓「唯先輩、逃げましょう」 唯「え、なんで?」 梓「なんでもです!」 唯「わ、わっ、待ってよあずにゃん~!?」 唯先輩の手を引いて、私は走り出した。 えっと、今日のデートコースは……。ちくしょう、ギターケースの中のムギ先輩のインパクトが強すぎて完全に飛んだ。 この日の為に念入りに調べてあったのにぃぃぃ!! 脳内で不満をぶちまけながら駅前の喧騒を抜けて、私達は、入り口でカップルが親しげに話している大きな建物の中へと入っていった。 唯「あ、あずにゃん、ちょっと休もうよ」 梓「そ、そうですね……」 入り口にカップル=デートコースと安易に判断してしまったが、強ち間違いでもなかったようで、そこがどこなのかは内装を見てすぐに判断できた。 唯「ボウリングか~」 梓「折角だからやっていきましょうか」 唯「折角って、ボウリングが目的で入ったんじゃないの?」 梓「あ、いえ……、まあ、そうでしたね」 唯「?」 悟られる訳には行かない。 唯先輩には純粋に私とのデートを楽しんでもらいたい。 それに、唯先輩が万が一ムギ先輩の存在に気付いてしまえば、どうせならムギちゃんも一緒に~、とか言い出しかねない。 ムギ先輩には全くそんな気ないだろうけど、それでも私達のデートを阻害する可能性は全て潰さなくてはならないのだ。 受付でレーンの番号を渡され、エレベータで目的の階層へと向かう。 唯「結構混んでるねー」 梓「仕方ないですよ、日曜日ですし」 椅子に荷物を置いて、ボールを取りに行く。 重さは8か9かで迷ったが、唯先輩が10を選んでいたので9を選択した。 荷物を置いた反対側の椅子に座ると、私の真似をするようにして唯先輩が隣に座る。 梓「……っ」 唯「……?」 真横に座られた位でなんで緊張してんだ私。 自分のヘタレっぷりに思わずこめかみを押さえた。 梓「あ、あの、唯先輩」 唯「うん?」 梓「先輩からですよ」 唯「おお、そうだったね!」 唯先輩はそう言って、9ポンドのボールを掴んで放った。 いや、それ私のだよ。10ポンド使え10ポンドー! カラカラン、と音を立ててピンが散る。 倒れたピンの数は――2本。 2本? 梓「あの、唯先輩」 唯「むううう」 梓「ボウリングの経験とかって」 唯「もちろんあるよ!」 梓「アベレージは」 唯「150くらいかな!」 絶対嘘だ。 唯「そういうあずにゃんはどうなのさ」 梓「私は、無難に100前後ですかね」 唯「ふ~ん」 ここで私の脳が、一つの妙案をはじき出した。 せっかくデートなのだ。ただボウリングを楽しんでいるだけでは芸が無い。 梓「先輩、提案があるんですけど」 唯「なぁに?」 梓「勝負しませんか?」 唯「うん、いいけど」 梓「私が負けたらアイス奢ってあげます」 唯「本当に!? じゃあ、私が負けたらあずにゃんにあいs――」 梓「キスしてください、私に」 唯「え……?」 唯先輩は僅かの間、口を開けたまま固まって、 唯「ふ、ふふふ……、良いよ! 私に勝てると思わないことだね!」 上気して顔を真っ赤に染めあげた私に、そう宣言した。 梓「嘘だ」 終わってみれば惨敗だった。 7レーンまで、私は自分の勝利を信じて疑わなかった。 しかしこのお方、恐ろしいことに7レーンから三連続ストライク。所謂ターキーを叩き出してくれやがりまして、私は地に両膝をついて自分の爪を噛むことしかできなかったのでございます。 唯「ふふふ、私の勝ちだね、あずにゃん!」 梓「はいはい認めますとも。あそこまで綺麗な逆転劇魅せられたらいっそ清々しいですもん」 唯「アイス奢ってくれるんだよね」 梓「ええ、もう唯先輩の為ならいくらでも」 唯「……ん~」 唯先輩は少しだけ考えるような素振りを見せて、それから私の顔をじっと見据えた。 梓「? どうしたんでs――」 ――ちゅ。 梓「!」 唯「えへへ、アイスも良いけど、こっちもいいかなって」 梓「あ、あ、う」 唯「……あずにゃん?」 梓「ず、ずるいですよ……、ちゃんと決めたルールには従ってもらわないと」 唯「……そっか、ごめん」 梓「ば、ば……」 唯「ば?」 梓「罰として、もう1回です。もう1回――」 ――パシャ。 パシャ? なんだその効果音。 梓「っ、まさか!」 唯「わあ!?」 突然立ち上がった私に驚き、唯先輩が前のめりに体勢を崩す。 棚ボタと言わんばかりにぎゅっと受け止めて、私は周囲を見渡した。 ごめんなさい唯先輩。構ってあげたいけどそれどころじゃないんです。 ――奴が、奴が来たんだ! 唯「奴って誰?」 梓「いいですか、唯先輩。今貴女は狙われているんです」 唯「え、ええ?」 梓「でも安心してください。私が必ず守ってあげます」 唯「話の展開が読めないよあずにゃん」 気付けば口から出ていたらしく、唯先輩の可愛らしい疑問を優しい嘘を織り交ぜて完璧に諭し、その手を取って再び走る。 ここは、このボウリング場はもうダメだ。 どこか、安全な場所に逃げなくては――! 私と唯先輩の愛の逃避行は続いた。 木を隠すなら森の中、人が隠れるなら人ごみの中、とショッピングモールを二人で歩きつつウィンドウショッピングを堪能し、またしても感じた奴の気配を逸早く察知、 逃げ込んだカラオケで盛り上がりつつも甘いムードを漂わせ、そして今私達は、ファミレスで夕食を摂っている。 長くなりそうだから端折った訳は無い。断じて。 梓「あの、唯先輩。この後予定とかって……」 唯「んー、もう少し一緒にいたいけど、あんまり遅いと憂が心配するからね」 梓「あー、想像できます」 唯「うん、だから今日はこれで解散」 梓「そういうことなら仕方ないですね」 会話を弾ませつつ、食事を口に運ぶ。 唯「そういえば、あずにゃん。結局今日一日、誰から逃げてたの?」 梓「そ、それは、む……むぁ」 唯「むぁ?」 梓「唯先輩は知らなくてもいいことなんです!」 唯「えー、気になるよー……」 梓「……じゃあ」 唯「うん?」 梓「来週も、その……デート、しませんか?」 唯「三週連続? え? 三週連続!?」 梓「なんで2回言ったんですか」 唯「大事なことなので」 梓「嫌なら教えてあげませんよ?」 唯「ち、違うよ、嫌とかじゃなくて、その……嬉しい、から」 梓「珍しいですね、唯先輩が照れるなんて」 唯「もう、からかわないでよー」 ぶーたれる唯先輩に脳内で悶えつつ、私は来週のデートの約束を取り付けた。 食事を食べ終えた私達は、会計を済ませて外へ出る。 梓「うわ、寒っ……」 吹き付ける北風に落ち葉が舞い踊り、アスファルトに擦れて小気味良い音を立てた。 外はすっかり冷え込んで、冬の装いを呈している。 唯「帰ろっか、あずにゃん」 梓「はい」 その寒さに負けぬよう、私達は身を寄せた。 唯「楽しかったね」 梓「走りすぎて疲れましたけどね」 唯「でも、それも映画みたいで楽しかったよ。あ! まだ『むぁ』の正体聞いてないよあずにゃん!?」 梓「発音まで正確に再現しないでもらえますかね」 唯「で、誰なの?」 梓「来週教えてあげますよ」 唯「むぅ。絶対だからね?」 梓「むしろ、自分から正体明かしそうですけどね、あの人」 唯「?」 梓「いえ、なんでもありません」 出来ることならずっと一緒にいたいけれど、それでも別れの時間はやってくる。 梓「ここまで、ですね」 唯「うん。今日はありがとね、あずにゃん」 梓「こちらこそです。来週、楽しみにしてますから」 唯「……うん」 梓「……」 唯先輩の顔が赤い。 私も顔が熱い。きっと唯先輩と同様、朱に染まっているのだろう。 冷たい風がそっと頬を撫でて、その熱を冷ましてくれているかのようだった。 これは、つまりあれですか。 ボウリングの時の様なほっぺにちゅーとかじゃなくて、もっとこう恋人同士のそれが必要な時――という認識で宜しいのでしょうか唯先輩。 心の中でそう問うも、返事は返ってこなかった。 僅かの間見つめ合う。 心なしか、その瞳は潤んでいるような気がした。 一歩、前へ出る。 唯先輩の顔が、そっと近付く。 梓「……目、閉じてもらえますか?」 唯「……」 その言葉に、唯先輩は瞼を閉じる。 周囲に人影は無く、音という音が一切消失したような感覚に陥る。 自分の胸の鼓動だけが、ハッキリと聞こえる。 それは先輩に近付く程早く、触れる度激しく波打つ。 私は少しだけ背伸びして、唯先輩の背に手をまわして―― ――パシャリ。 梓「……」 唯「……え?」 梓「台無しだろ眉毛ぇぇぇっーーーー!!」 とりあえずキレた。 来週に続く。……かもしれない GJ! -- (名無しさん) 2009-11-20 17 38 08 沢庵空気読めwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2010-02-12 15 54 16 眉毛wwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2010-08-08 10 05 03 百合神はこうでなくては -- (名無しさん) 2010-08-08 22 30 47 ムギ・・・・・空気嫁よ!!!! -- (名無しさん) 2010-08-28 20 32 52 すっごくいい!沢庵もいいww -- (名無しさん) 2011-05-02 21 44 49 沢庵…空気読めぇ〜wwwwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2012-08-29 13 43 50 眉毛おいwwww -- (名無しさん) 2012-10-18 21 34 19 おい眉毛www -- (名無しさん) 2013-02-06 03 22 15 唯が照れる瞬間はかわいいのう -- (名無しさん) 2020-02-04 23 51 37 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る