約 117,367 件
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/7213.html
さんぴん茶 さんぴんちゃ 沖縄県で飲まれる茶。 ジャスミン茶(緑茶にジャスミンの香りをつけた中国茶)のこと。 中国語でジャスミン茶を表す言葉のひとつ「香片茶(シャンピェンツァー)」から転じたもの。 食堂で無料のお茶として提供されたり、紙パック・缶・ペットボトル入りのさんぴん茶飲料が自販機・スーパーマーケット・コンビニエンスストアなどで必ず販売されているなど、よく飲まれている。 パッケージは黄色い場合が多い。 関連項目 ご当地食べ物一覧 タグ 沖縄県 郷土料理
https://w.atwiki.jp/nicovideolive/pages/256.html
ちゃんぴ http //www.nicovideo.jp/user/16406878 馬鹿な大学生だお http //com.nicovideo.jp/community/co305895 【ニコニコ動画】馬鹿な大学生だお
https://w.atwiki.jp/kekewiki/pages/57.html
こばんざめ おさむ 小判鮫 オサム 【キャラクター】 「アイシールド21」に登場するキャラクター。 巨深ポセイドンのキャプテンで、クォーターバック。 秋季東京大会準々決勝で、デビルバッツと対戦。 試合前から登場していたが、自分が泥門へ偵察に行っていたことを棚に上げて、スパイクを届けにきたセナをスパイ扱いしたり、筧が言った作戦をさも自分も思いついていたかのように言ってみたりと、お世辞にもカッコいいとは言えない人物。 クォーターバックとしての能力も今ひとつパッとしないように見えるが、得意の早逃げ・早捨てで、実は一度もパスをインターセプトされたことがない。それでいて着実に通るパスは絶対見逃さないという、結構優秀なQB。 その下地には、水町が課したクレイジーな練習量がある。 「練習は嘘をつかない」。さすが筧先生、イイ事を言う。 自分の能力に自信がなく、自分を役立たず呼ばわりした時に筧達がそれを否定したことで、初めて自分が頼りにされていたことを知り、涙を浮かべる。 そしてデビルバッツ戦敗北後、準決勝への切符を持って帰ることのできなかった後輩達を責めることもせず、彼らとのアメフト生活を「いままでで一番きつかったけど、いままでで一番楽しかった」と、涙で顔中グシャグシャにして本音を吐き出した。 思わずもらい泣きしそうになる名シーン。 それにしても、彼を好きなキャラとしてこうして紹介してるのって、僕ぐらいなんじゃないかなぁ…。 "ヨイハー!速い!マッハ!すごく! あんま誉めると筧が怒るか じゃあ弱い!"
https://w.atwiki.jp/discstation/pages/199.html
発売時期:1990年12月14日/収録号数:DSDX#03号 対応機種:MSX2/メディア:FLOPPY DISK 発売時期:2015年8月19日/収録号数:DSRe#01 対応機種:Windows/メディア:CD-ROM ジャンル:パズル/シリーズ名:にゃんぴシリーズ 概要説明 攻略情報
https://w.atwiki.jp/1min_radio/pages/12.html
やまぴかりゃー どろんちょ~
https://w.atwiki.jp/giurasu/pages/860.html
各武器種ごとに用意され、武器種を合わせないと発動すらしない特殊なスキル、 通称「秘伝スキル」を備えた防具。 現在は防具としては用いられておらず、 これを精錬した装飾品「秘伝珠」を他の防具に組み込んだり「秘伝スキルカフ」を利用したりするのが主流なのでそれらについても解説。 詳しくは本文で述べるが、現在は防具としての秘伝防具を生産・強化・精錬するのは「やりこみ」の域となっている。 はじめに 概要G級秘伝防具 秘伝防具EX 秘伝精錬装飾品(秘伝珠)HL秘伝珠(公式ページ) 秘伝スキルカフ 性能と位置づけ 強化難度 運用について 変遷 秘伝スキル真秘伝スキル(大秘伝) 秘伝スキルの効果大剣 太刀 片手剣 双剣 ハンマー 狩猟笛 ランス ガンランス スラッシュアックスF 穿龍棍 マグネットスパイク ライトボウガン ヘビィボウガン 弓 おまけ はじめに このページを読む前にまず押さえておいてもらいたいのは、 秘伝防具、及び秘伝スキルが「プレイヤースキルの指標」として特別視されていた時代は既に過去になっているということ。 また、現在の最前線(GRカンスト)ハンターの装備環境で「秘伝スキル」自体は重要なウエイトを占める存在ではあるが、 秘伝スキル「だけ」が重要だった(もしくは他のスキルとの有用性を比較していた)時代も既に過去のものとなっている。 ついでに言うと秘伝スキルの発動そのものはエンドコンテンツと言い難いものがあり、 入手手段によってはそれに近い工程が必要になる、といった位置づけに落ち着いている。 何でこんなことを最初に書かなければいけないのかは後述の「変遷」を読めば大体分かると思うよ。 かつては様々な問題が浮上し、現在は解決されているが、いろんな意味でMHFでは有名な防具群と言える。 概要 秘伝防具は各武器種毎に用意されており、HR5から生産が解禁される。 実装されたのが2010年と古いため、他の特殊防具群と違い防具自体に特殊効果は一切備わっておらず、 防具に付与された「片手剣技」「大剣技」などのスキル、通称「秘伝スキル」が唯一にして最大の特徴である。 秘伝スキルは対応した[[武器種]]以外では発動しないため、一つの武器種に特化したスキルという事ができる。 MHF公式によると、かつては「武器種特化の装備」として提示されていた。 現在では「精錬による秘伝スキルの抜き出し」、通称秘伝珠(*1)を前面に打ち出している(理由は後述)。 秘伝防具は2種類生産することができ、白色の秘伝防具と紅色の秘伝防具のどちらかを生産し、 ハードコアクエストの報酬で得られる「武器魂」で強化していく。 鎧玉強化には対応しない。大事な事なので二度言うが鎧玉強化制ではない。 秘伝防具FXを5部位そろえる(色は不問)事で秘伝スキルの最上位版が発動する。 秘伝スキルは一応三段階制だが、MHFプレイヤー的にはこの最上位版以外秘伝スキルとは見做されない (秘伝防具が特別なものだった時代には、二段階目のスキルを運用する事もあった)ので注意。 G級秘伝防具 G級ではG級ハードコアクエストで得られる「武器綬」で、秘伝防具FXを「G級秘伝防具」へと派生強化できる。 防具としての特殊効果は一切なく、秘伝スキルのポイントや効果も一切変更はない。 ただしこの派生の時点で、白色は白虎または玄武(黒色)、赤色は朱雀または青龍(青色)のカラーを選択できる。 そしてGR500になるとG級ノーマルクエストで「武器勲」を得ることが可能となり、 それを用いて秘伝防具GFシリーズをGXシリーズへと強化できるようになる。 秘伝防具EX ハリセンネコのきんぴか小判(ガチャ)で入手できる「特別秘伝生産券」1枚で生産ができる秘伝防具シリーズ。 性能は(精錬含めて)通常の秘伝防具と全く変わらず、強化に武器魂や武器綬が必要なこと、 二重装備の発動条件やGXLv7で精錬できることなども同じ。 ちなみに秘伝EXと非課金の秘伝防具の混在でも、二重装備発動条件は満たせる。 なお理論上HR5では秘伝書を取得しない内にEX秘伝を生産できてしまうからなのか、生産できるのはHR6になってからである。 (HR5緊急クエストは秘伝書装備必須なので、それをクリアしたHR6ハンターは必ず秘伝書を持っていることになる) 棍とスラアクFの秘伝防具EXも、意味はないがHRの時点で作ることはできる。 違いを挙げると、お金が必要となる分FXまでの強化難易度が少し緩和されている。 具体的にはHC素材10個分とゼニーが必要ない。 また生産時の武器魂も不要なので、武器魂自体もほんのちょっとだけ緩和されている。 G級秘伝防具以降の強化素材・Gzは一切緩和されていない。 またデザインは全武器種共通で、頭防具だけ武器種によって変わる。 ちなみに防具のアイコンカラーやF・FXなどの記号は通常の秘伝防具に準拠している。 名称は白蘭(白虎)、紅霞(朱雀)、月夜(玄武)、蒼穹(青龍)となっており、秘伝珠もその名前になる。 なお、ハリセンネコのきんぴか小判Gで常に秘伝EXが作成できる訳ではなく、 時期によってはラインナップされておらず作れないことも多い。 きんぴか・秘伝EX【G】はステップ報酬の秘伝魂(綬/勲)の結晶が目玉であり、 クジのレート及び料金はかなり割高である点にも注意。 ぶっちゃけ秘伝防具強化ゼニーが大幅緩和され、HRのHC素材の入手が楽になった現在ではこちらを選択する利点は薄い。 また秘伝防具EXの秘伝珠は、そのままでは後述する真秘伝珠の素材として使うことができない。 武具工房の「装飾品生産」(通常装飾品)で、白蘭→白虎、紅霞→朱雀、月夜→玄武、蒼穹→青龍へのコンバートが可能。 素材などは使わないが、一度変換すると戻せないので一応注意。性能は変わらないので気にする必要はないが。 余談の余談だが、秘伝防具EXだけではマイミッションの秘伝防具人形の出現条件が満たせない。 秘伝防具人形のキラキラ輝く仕掛けについては、秘伝防具EXのFXシリーズでも条件を満たせる。 (なので秘伝防具EXでFXシリーズまで強化したあとに、非課金の秘伝防具を生産すればキラキラ人形になる) 秘伝精錬装飾品(秘伝珠) G級秘伝防具はGXLv7まで強化することで通常のG級防具と同じく「装飾品精錬」ができる(直接生産は非対応)。 G級防具同様に精錬すると防具は失われるが、「防具と同じポイント(6P)の秘伝スキル+2Pの通常スキル1個」という「秘伝珠」になる。 秘伝珠はG級防具装飾品同様、普通の装飾品として運用できる。ラスタに秘伝スキルを発動させるという事も可能。 更にこの秘伝珠を4色(同一武器種の白虎・朱雀・玄武・青龍)用意すると、 工房の「装飾品生産」(通常装飾品)に「真秘伝珠」のレシピが解禁される。 真秘伝珠は「防具と同じポイント(6P)の秘伝スキル+2~3PのG級スキル1個」という構成の装飾品で、 4個の秘伝珠を消費して1個の真秘伝珠として生産することができる。 真秘伝珠という名前だが真秘伝スキルが発動するわけではないので注意。 ちなみに秘伝防具の色の違いは、防具(及び装飾品)に付与されている秘伝スキル以外の発動スキルのみ。 従って精錬時には元の秘伝防具GXのカラーに応じた通常スキルが付与される。 一般のG級防具と違い、部位によって秘伝珠の発動スキルは変化しない。 また、真秘伝珠は4色の中から選択する形になる。 なお、生産には「対応する武器種の武器魂」が必要なので、 穿龍棍とスラッシュアックスFの秘伝防具はG級昇級して武器を入手するまで生産することはできない。 他武器種同様、スタートはHR秘伝防具からである。 HL秘伝珠(公式ページ) 2018年3月28日に追加されたサービスで、ハンターライフコースの付属特典として、 調合屋で任意の秘伝珠と交換可能な「調合屋交換券」を入手可能となる (30日/5枚。継続コースも同様。交換レートは1枚につき好きな秘伝珠1つ)。 入手にお金がかかる、というとネガティブなイメージがあるかもしれないが、 そもそも入手に必要なハンターライフコースはMHFを遊ぶ上で必要な基本料金であるため、 MHFを普通に遊んでいる限りは、実質1ヶ月に1回タダで手に入ると考えて差し支えない。 ちなみに、調合屋交換券と秘伝珠との交換はGR500以上でないと行えないが、 調合屋交換券自体はHR/GRなどに関わらず入手可能なので、HLを入れたら受付のガイドから券をもらって大事にとっておこう。 なおHL秘伝珠では武器魂などは手に入らないので、後述の秘伝スキルカフを作りたい場合はクエ回しで素材を集める必要がある。 秘伝スキルカフ 2019年第一回アップデート(ZZ.1)から追加された、秘伝スキル発動の補助要素。 秘伝スキルのSPを持つスキルカフであり、これを装着していると秘伝スキルはスキル枠を消費しなくなる。 (ちなみにこの条件を満たしていると秘伝スキルの表示が黄色に変わる) 装着できる秘伝スキルカフは1個までで、秘伝スキルカフ自体に必要スロット数が設定されていないため、従来のカフと併用ができる。 ただし装備できるスキルカフの合計は2のままであるため、例えばCカフ2個+秘伝スキルカフ1個は不可だが、AカフorZカフ1個+秘伝スキルカフ1個は可。 Sカフ相当のため、プーギーの服については制限がない。 なおスキル枠を消費しなくなる効果は、該当のスキルと武器種が一致しているときのみ有効。 特にカフをG以降まで強化していると【達人】スキルが無意味に発動して他のスキルが押し出されてしまうことがある。 通常は問題ないだろうが、武器を一時的に持ち替えたり装備貸与のクエに行くときは要注意。 GR500から秘伝素材を用いて生産が可能であり、3段階まで強化可能。 段階 特徴 例 素材 生産 秘伝スキルSP+6 剣聖カフ:片手剣技+6 魂の塊、綬の塊、勲の塊各1個。 強化 秘伝スキルSP+12 剣聖カフG:片手剣技+12 生産段階のカフ及び魂の塊、綬の塊、勲の塊各6個。 最終強化 秘伝スキルSP+12、通常スキルSP+◯(8種類) 剣聖カフ・剛撃:片手剣技+12、剛撃+3剣聖カフ・幕無:片手剣技+12、幕無+2 強化段階のカフと秘伝宝玉1個。 秘伝スキルカフ用の素材は調合屋で交換が可能、1個あたりの必要素材数は以下の通り。 もちろん作りたいカフと同じ武器種の素材。ゼニーも必要だが100zなのであってないようなもの。 なお、秘伝スキルカフ及びその素材(○の塊)は宅配ネコに預けられない。サブキャラを使用している場合は要注意。 魂・綬・勲そのものは預けられるので、必要ならば交換前に移動しておくこと。 なお、強化については厳密には「元のカフを素材にして生産」という形になるので、一旦装備から外さなければならない。 マイセットにも登録し直す必要があるので注意。 秘伝カフ用素材 交換素材 魂の塊 中魂×100、極魂×130、天魂×60 綬の塊 序綬×80、中綬×100、極綬×100 勲の塊 序勲×40、中勲×40、極勲×40 秘伝宝玉 真秘伝珠の白虎、朱雀、玄武、青龍どれか1個。 生産するだけなら(本来のルートで)秘伝珠を1個作るよりも大幅に少ない素材(特に武器魂・極と中が少なく序が要らない。そしてHC・G級希少素材が一切不要)で済む。 これだけで秘伝スキルが出せるようなものではないが、未強化状態でもスキル枠1つと装飾品1個を節約できる恩恵は大きいので早めに生産しておきたい。 逆に強化については最終的に真秘伝珠1個追加程度の性能であるのに対し、秘伝珠5個相当の魂・綬・勲と、真秘伝珠1個が必要と極端に難度が上がっており、 より装備の追及を行いたいプレイヤー向けの設定であると言える。 生産だけなら比較的容易なので、HL秘伝珠の入手後はその[[武器種]]の秘伝カフを生産を優先するべきである。 少なくとも、真秘伝珠のために秘伝防具を生産・強化するよりは遥かに費用対効果は高い。 強化に関しては素材要求が非常に重いが、生産時点でも十分すぎるほど恩恵が大きいのでやりこみたい人向けか。 それでも、スキル選択の必要のない第1段階の強化については早めにこなしたほうがいいかも。 性能と位置づけ 秘伝防具 秘伝防具は2010年のシーズン9.0で白色、2012年のフォワード.4で赤色、 2013年のMHF-G2でG級秘伝防具が実装されたということもあり、スキル水準は当時のもの、つまり陳腐化が著しい。 また、秘伝スキルで超高級耳栓、真秘伝スキルで斬れ味レベル+1が発動することからもお察しの通り、 秘伝防具自体には聴覚保護(及び豪放)、匠(及び剣神、刀匠)のポイントは一切付与されない。 G級秘伝防具については2018年現在の装備と比較すると致命的なレベルでの性能格差がある。 秘伝防具GX、棍とスラアクFの秘伝防具については最初から精錬化前提の設計であるため、 G/GFシリーズと比較してスキルの大きな変化はない。そもそもG級スキルが一切存在しないG級秘伝防具も多い。 そしてG級防具としての特殊効果も有さないため、スキル枠10のまま、かつ複合スキルに乏しい編成となる。 G級で重要な防御力についても致命的であり、秘伝防具GFでは烈種防具を大きく下回る防御力になり、GXLv7でも最大1600程度と、 エントラGXLv1と同じかそれ以下の耐久力しか確保できない。 無論、ほぼ同ランク帯で作れる辿異防具ZFシリーズとは絶対に超えられない防御力差がある。 そしてスキルの問題から、火事場運用前提と捉えたとしても他のG級装備に比べ遥かに劣ると言わざるを得ない。 以上のことから、G級秘伝防具は着るためのものではなく、精錬による秘伝スキルの抜き出しに特化しているものと断言できる。 HR秘伝防具はスキルなどは一応現在の水準でも通用するものがないことはないが、 「HRはチュートリアル」と断言できる現在のMHFにおいては、後述の労力面から作る必要性も必然性もなく、 やはり着るために作るものではないと断言できる。 秘伝珠と真秘伝珠 秘伝珠はMHF-GGで「精錬」による入手が可能となり、 現在では先述の通り「HL秘伝珠」で月に入手できる個数が限定されるが入手可能である。 現状、祈歌武器という例外を除くと、秘伝スキルを発動させるメジャーな手段である。 ただ秘伝珠は秘伝スキルのほかに付いているスキル(以下、サブスキルと仮称)が2Pの通常スキル1種しかない。 2018年現在ほぼ全ての秘伝珠にて、サブスキルは陳腐化してしまっているため、 普通の秘伝珠は「秘伝スキルのためだけに5スロットを消費するもの」と考えて差し支えない。 例外としてはG級スキルに上位互換がなく、なおかつ火力に直結する「属性攻撃」と「断食(餓狼)」、 そして複合スキル「手練」への置き換えが完全に進んでいない「溜め短縮(集中)」なのだが、秘伝珠以外での発動手段もあるので、 将来的には下記の真秘伝珠を見越して、HL秘伝珠の交換はそれぞれ別の(4種類の)珠にしておいたほうが無難かも知れない。 真秘伝珠は同じ武器種の4種類の秘伝珠を用いて生産(合成、といったほうが分かりやすいか)するもので、 サブスキルとしてHRスキルではなくG級スキルが1個付与される。 こちらは現状陳腐化しているものは存在しないが、プレイスタイルによって死に効果になるものはあり、 これも「秘伝スキル発動に5スロット必要」なことは変わらない。 ちなみに真秘伝珠は白虎と朱雀のG級スキルが全武器種共通となっており、白虎は剛撃3P、朱雀は一閃2Pである。 なお装飾品としての使用が前提となるので、無理に一式を生産・強化する必要は無い。 通常のG級防具と異なり精錬後は部位ごとの性能差はないので、作る部位は素材と相談して決めればよい。 ただしハンターナビに「秘伝防具全部位GXLv7を装備する」があるので、 報酬自体は大したことないが取得したいなら一式で作る必要はあるだろう。 前述のように、HL秘伝珠入手後は秘伝スキルカフ生産を優先したほうが(防具精錬で秘伝珠を増産するより)いいかも。 強化難度 秘伝防具強化に必要な素材は以下の通りとなっている。 HRハードコアクエストで入手できる「武器魂」4種 HRのHC素材 G級ハードコアクエストで入手できる「武器綬」3種 G級HC素材 G級希少素材(いわゆる★レシピ素材) GR500以降にG級ノーマルクエスト(烈種・始種・遷悠種含む)で入手できる「武器勲」3種 武器魂、武器綬、武器勲は武器種ごと、クエストランクごとになっている。 従って該当する武器の秘伝書やG級秘伝書を装備していないと、武器勲以外は入手できない。 入手できる数は1クエストにつき1個だが、指定されたターゲットのモンスターを狩ると増量される。 詳しいことは魂集めとギルド優先依頼を参照のこと。 秘伝防具作成目的である「秘伝珠」を5個(5部位GXLv7)作成するために必要な武器魂、武器綬、武器勲の数は以下の通り。 武器魂 武器綬 武器勲 序 中 極 天 序 中 極 序 中 極 無印 425 225 50 25 F 750 400 FX 925 400 G 500 150 GF 675 400 GX 425 250 300 250 計 425 975 1375 425 500 825 825 250 300 250 総合計 6150 また、HC素材とG級希少素材の大まかな必要数目安は以下の通り。 HR秘伝防具は武器種と色ごとに必要なHC素材が決まっている(2種類、FLv1とFXLv1で1個ずつ)。 G級秘伝防具は部位ごと(GXLv7では部位と色ごと)に必要なHC素材とG級HC素材とG級希少素材が決まっている。 HC素材 G級HC素材 G級希少素材 F 5(上位) FX 5(凄腕) G 10 15 10 GF 10 20 10 GX 5 10 5 計 35 45 25 総合計 105 ギルド優先依頼では(ブースト時を除く)平常時は武器魂・綬が4つ、武器勲が3つ入手できるので、 それをフル活用した場合は約1600回程度のクエストクリアと105個の希少素材で、普通の秘伝珠5個が入手できる計算。 もちろん、真秘伝珠を5個入手しようとした場合労力は純粋にこの4倍になる。 なおHR秘伝防具をFXLv1にするための必要武器魂数は2000個だが、 斬れ味レベル+1を出すための大秘伝では6400個、つまり秘伝珠と大差ない労力になる。 優先依頼を活用してFXLv1にするだけでも500回のクエスト達成が求められるのだが、 現在はHRに留まる理由がなくなっているため、徒労以外の何物でもない。 将来作るつもりでも、G級の強力な装備でやった方がよっぽど手っ取り早いためHRで取り組む利点は皆無である。 2016年8月9日以前の「普通の秘伝珠」の作成労力は、大体2500回ぐらいのクエストクリアが必要だったので、 環境と前提が違うため直接比較はできないが不退のラヴィ珠と同じぐらい、と言われていた。 約2/3になった現在であれば、デイリークエストも活用しつつやっていけばそこまで無茶なものではないだろう。 複数武器種分用意したり、真秘伝珠を考えるとラヴィ珠を上回るが、 デイリークエストや秘伝書コースという救済が秘伝珠精錬には一応存在していること、 ラヴィ珠は全30種類あり実質の救済は無い(*2)事を考えれば、やはり一概には比較できない。 なお後述の秘伝防具EXは、必要な武器魂が合計250個、HC素材が10個減るだけなので根本的な労力に差異はない。 MHF-ZZで登場するアンリミテッドモードクエストでは魂・綬・勲を1クエストでまとめて入手できる。 優先依頼にも対応はしているが、素のステータスが★3辿異種相当な上にそもそも前提条件がGR999到達となっており、 どう考えてもそこまでに最初の5個の秘伝珠が手に入っていることから、新規プレイヤーへの救済というよりは、 (円滑にクリアできるなら)秘伝珠を短期間で増産したい、あるいは秘伝カフを生産・強化したいプレイヤー向けのシステムと言えるだろう。 運用について 散々述べた通り、秘伝防具を防具として使うのは全ランク通して適切とは言えない。 昔はそうでもなかったので、復帰した際の足がかりとして秘伝防具を一時的に使うというのはありうるが、 現在のMHFにおいては、どのランク帯であろうと「秘伝防具」が火力・生存性の両面で最適解になることはない。 余談だが秘伝防具(EX含む)の外装は一部カラーに限るが存在するため、興味があれば各自調べていただきたい。 秘伝珠については、今から入手していく(G級秘伝防具などのベースが無い)のであれば、 基本的には「HL秘伝珠」による月5個の供給をベースとして、スキル発動環境の強化の為に秘伝スキルカフを作り、 それでも足りない(或いは急いで真秘伝珠を作りたい)のであれば秘伝防具GX精錬も視野に入れる、と考えればよいと思われる。 実際のところ、月5個というペースは自力でも(追加課金なしでも)別に不可能というほどではない。 十分な時間をかければ、30日以内に5個以上の「秘伝珠」を自力で用意することもできるだろう。 そういう人にとっては「HL秘伝珠」は別に助けにはならないかもしれない。 ただ、この「十分な時間」については、その大半がHR帯のクエストに集中しているため、ULモードを除けば、 既に通過点レベルのものでしかないHRのクエストを大量に回さないとスタートラインであるG級秘伝防具にすら届かない。 また人気のコンテンツが辿異種、"極み"モンスター、狩煉道、大討伐などに集中気味である昨今では、 これらをメインにしつつ、秘伝防具GX精錬も平行するのは非常に困難である。(*3) 「GR制限」の存在もあり、原則秘伝防具GX精錬は孤独なマラソンになるだろう(実際、気短の護符があるためソロの方が効率が良い)。 HL秘伝珠を「超弩級の緩和」としたのは、この点を完全にクリアーできるプレイヤーは決して多くないと考えられ、 それに対して秘伝防具強化を一切意識しなくても月5個は秘伝珠が得られるためである。 秘伝スキルについては秘伝防具全盛期に見られた 「攻撃スキルなしでも秘伝スキルさえあれば良い」という価値観はとうの昔に消え去っている。 また、秘伝スキルと他の火力スキルとの比較も現在では行われておらず、 超高難度クエストになればなるほど秘伝スキル単体の影響力が下がる(*4)ため、 秘伝スキルはもっぱら「プレイヤーハンターの総合的な火力を上げつつ便利効果も享受する」ものとなっている。 その為には、「秘伝スキルのない構成で(自身が出しうる)理想的な構成から、どこまでその水準を維持して秘伝スキルを搭載できるか」、 或いはそれが難しければ「何を妥協し何を妥協しなければ総合力の低下を招かないか」が鍵となっている。 普通のGX装飾品(や、G級・極○○珠)は4つスキルを備えているため、スキルの組みやすさは秘伝珠があるのと無いのとでは大きく変わる。 綿密にシミュを行って、理想の構成を見つけ出したいものである。 前述の通り、秘伝スキルカフの投入で秘伝スキルをかなり扱いやすくできるのでそれも検討したい。 なお精錬にせよHL秘伝珠にせよ、秘伝珠そのものはGR500にならないと手に入らないので、 それまでは(調合屋交換券を回収しつつ)存在そのものを無視してかまわない。 復帰者などで秘伝防具を既に所持している場合だが、 ぶっちゃけHR秘伝防具や秘伝防具Gシリーズ程度でG級クエストに挑戦するのは今となっては無謀の極みであり、 Zの2月アップデートから入手できるようになった限界突破素材プレゼントを用いて、 早々にG級防具にスイッチしてしまったほうがいい。 HL秘伝珠で足りない分を補う際に、少しだけ楽に精錬可能と捉える程度でよいだろう。 秘伝スキルカフで使うので、魂・綬・勲は売らずにとっておこう。 変遷 かつてMHFでは、秘伝防具の存在がMHFのゲーム性自体を揺るがすほどの大問題となったことがある。 以下はその経緯。 + 長いので格納 初期の扱い 秘伝防具はシーズン9.0(2010年9月)で「秘伝書システムの頂点であり、MHF最高峰の防具」という位置づけで実装された。 が、実装当初の性能は「作成難易度に比例した、最高峰防具である」というのが疑える程に性能が非常にしょぼく、 HCクエにHCチケット3枚が必要、HC素材の入手率1%という悪条件もあって実装当時はただのマニア向け防具であった。 その後フォワード.1(2011年4月)で全秘伝防具の秘伝スキルの性能が大幅に上がり概ね現在の性能を獲得した。 (その後のアップデートで一部秘伝スキルの効果がテコ入れされている) フォワード.1で秘伝スキルが強化された事によって秘伝防具の性能が激烈に上がった事を示すソースとしては、 杉浦P(当時)がフォワード.1での運営レポート動画版にて 「剣士秘伝に匠を付けたら強力すぎてゲームバランスが崩壊するからやらない」と言っており、 また宮下P(当時はアシスタントP)も、フォワード.4にて 「(秘伝防具の)緩和はやらない。作るのは非常に大変だが、その分高性能である」と発言している事からもうかがえる。 システム上の作成難易度については、フォワード.1後半にHCクエのチケット消費が1枚になり、フォワード.2でHC素材出現率が2倍になり、そしてフォワード.4で秘伝書コースが実装されている。 が、HCクエのチケ消費は当時マクロによるHCチケ稼ぎが大問題となったことが主原因の緩和であり、HC素材出現率UPは秘伝というよりHC武器の難易度緩和策、そして秘伝書コース実装も本来は『お金によるゲームバランス調整』での実装で、いずれも秘伝防具そのものの緩和が主目的ではなかった。 フォワード.2前半ぐらいまでは、フルFX一式を揃えるのは並大抵の労力ではなく尊敬の眼差しで見られるぐらいであった。 上記の通り、作成難易度に見合う性能という事であったが、後半に登場したあるモンスターの存在によって作成が単純作業化してしまい、 「高性能防具を作るためには思考停止で同じモンスターを狩り続けなければいけない」という事で問題視された。 特にフォワード.3は内容の薄さ等の要因もあって秘伝防具作りに比較的集中できる環境があったのだが、逆に言えばそれは延々と思考停止単一モンスターを狩り続けるということであり、かなりの批判があったようである。 ただしこの時点では、いわゆる秘伝防具指定は少なくラヴィエンテ火事場PTで指定されるぐらいで、単純作業化したとは言え連戦数が異常に多かった=他の事ができなくなるため、尊敬の眼差しで見られる時代はそれでも続いていた。 秘伝絶対主義時代 事態が激変したのはフォワード.4中盤のUNKNOWN確定配信とそれに続くギルド優先依頼の実装である。 UNKNOWNの強さと時間限定配信という特性から自由区でも秘伝防具指定が多発し、 その後に実装されたギルド優先依頼で魂集めが革命的に容易になり作成難易度が劇的に緩和されたことから、 一気に作成・普及が進むこととなる。 これによっていわゆる「秘伝絶対主義」が醸成されてしまい大問題となった。 秘伝絶対主義とは簡単に言えば、「秘伝防具が唯一にして最高の防具」「秘伝防具は誰でも持ってて当たり前」 「秘伝防具以外の防具は総じてゴミ」「秘伝防具を着ていない奴は地雷」等といった考え方やゲーム内の雰囲気を指す。 当時のMHFは効率至上主義が非常に根強く、それ以前の問題として現在ほどハンターが強力ではなかったため、 ネ実ではもちろんのこと、一般ユーザーですらも「秘伝防具以外は要らないし作る必要はない」という人が多かったのである。 事実F5の中盤までは、大抵のクエは秘伝ココ!募集であり、それを作るための優先依頼の募集は凄まじく多く、 果てはその優先依頼募集ですら秘伝ココ!(2着目目当て)がざらであった。 そしてこれによって既存の防具がほぼ全て産廃化してしまい、追加される防具は課金・非課金を問わず 「秘伝があるから要らない」と断じられるという異常事態となっていた。 無論、緩和されたと言っても1日2日で作成できるような代物ではなく、 (主要コンテンツがHRだったので人を集めやすいとは言え)「普通の装備との超えられない壁」は厚いものであり、 秘伝作成を断念して引退に追い込まれたプレイヤーも少なくは無かったと思われる。 これについては杉浦Pも 「あくまで単一モンスターを延々と狩り続けるというスタイルの解決のみを図った結果、 難易度が劇的に緩和されて大量生産されるところまで目が向かなかった。対応を取るのが遅すぎた」 「秘伝防具(の一強状態)は(MHF-Gを迎える上での)借金」 という趣旨の発言をしている。 秘伝一強となった理由は秘伝スキルが強力かつ、当時の装備ではそれをどう足掻いても超えることはできない上に、 秘伝スキルを用いないと通常クエストですら楽にはクリアできないという事情があった。 そのため、ここから約1年半ほどは「秘伝(防具)の対抗となる存在」を用意して秘伝一強に対抗するという策が取られることになった。 その代表格がフォワード.4で登場した天嵐防具と、フォワード.5で登場した覇種防具である。 また、覇種武具の素材元である覇種は「秘伝防具か天嵐(覇種)防具で挑む前提」の調整に当時なっていたが、 秘伝防具はスキルの組合せ上、対覇種では厳しい武器種があった。 そういった武器種は「(秘伝が通用しないので)要らない」という烙印を押されつつも、 覇種防具で新たな運用を見出していく人もいた。 だが、当時はまだ武器種の単一化傾向がMHFでは薄く「覇種に有効な秘伝(武器種)を作れ」という声が強く、 覇種防具は剛種と覇種以外では強化能力が薄いこともあって、全体的には秘伝一強という状況は揺るがなかった。 MHF-G先行テストでは、現在の仕様に加え、「クエストと防具のGRに差があると、防御力が減少する」仕様になっていた。 当時の阿鼻叫喚っぷりは賽の河原オンラインを見ていただければ分かると思うが、 先行テストで秘伝防具FXが貸与されており、それを使ってG級クエストに挑んで一撃死する構図が大々的にクローズアップされ、 情報が錯綜していたこともあり「今までの苦労を無駄にする気か」「秘伝防具がG級でも有効というのは嘘で、酷い詐欺だ」などと、 相当苦情が入ったようである。 また当時は「G級秘伝防具」がMHF-G計画のかなり後になってから用意されることが示唆されていたため、 秘伝防具の完全な一強状態は今後変化するのではないか、と予想する人もいた。 なお、ここからMHF-Z(2016年11月)までの長い間「秘伝をどうG級最前線で活かすか」 「秘伝(を作った労力)をどう無駄にされないようにするか」などという、 秘伝スキル(秘伝防具)を大多数のプレイヤーが有し、無駄にしないようにしていることを大前提とした見識と、 秘伝スキルそのものが他の要素とは一線を画す特別なものであるという声が広まることになった。 これは秘伝絶対主義時代が到来し、それが完全に瓦解しきる前にMHF-Gという次の段階に移行した事で、 当時多くのベテランプレイヤーが何かしらの秘伝防具を持った(作った)状態で皆一斉にG級へと進むことになった一方で、 緩和されたとは言え秘伝防具が「他装備とは根本的に異なる作成労力」にして「MHF最高峰の装備」であり、 当時の多くのプレイヤーが特別なものとして捉えていた事が挙げられる。 そして、MHF-G時代はMHFも大変革の渦中にあり引退者・新規・復帰者が入り乱れる状態になっていたため、 秘伝防具の位置づけの変化を冷静に俯瞰できるプレイヤーが少なく、「秘伝は特別」という意識が根強く残り続けたということだろう。 MHF-G1~MHF-GG MHF-G1ではハメが大普及した事に伴い、秘伝防具でも防御力面で問題ないとする声が多く、 新たな選択肢であるG級防具が「秘伝防具のための装飾品」とすら揶揄される状況にあった。 ただ、ミドガロンなどハメが厳しいモンスターに対しては秘伝防具では対抗することができず (当時は逆鱗やブチギレの発動が非現実的な上にペナルティも厳しかった)、 秘伝防具への完全な依存状態が払拭される土壌が整いつつあった。 そしてG2では環境面と真根性の仕様の問題から、G級秘伝防具であっても生存性の低さをクリアすることができず即死によるクエ失敗が多発したことで、 クエを問わない秘伝ココ!募集は無くなり、秘伝防具が絶対に必要という空気は一気に薄くなった。 G3ではG級防具の作成難度が劇的に緩和され、G級狩護防具の上方修正と烈種防具の登場によって、 一部の武器種を除いて秘伝防具の重要性が殊更主張されることは無くなった。 ちなみに烈種ゼルレウスは「攻撃力が低すぎる」と批判が多かったのだが、 烈種ゼルレウス自体は防御力の低い秘伝GFでは大ダメージを受けるかなり厳しい相手であり、こういう批判が多く出ること自体が、 秘伝防具を使っていないハンターが非常に多くなっていることの証明といえる。 また、火力面で不利と見られていたG級防具に対してはG級スキルを高めたり烈種防具を投入することで、 今で言う「G級最前線スキル(剛撃+5 一閃+1か、扇射+3 一閃+3)」に近い段階の火力スキルを搭載し、 素(剛力スキル程度。武器種によってはそれ以上の段階)の秘伝防具に匹敵、凌駕する火力を手に入れることが可能になった。 当時「絶対に超えられない」とされた火力差を埋められるという事実は多くのプレイヤーに衝撃を与える事になる。 G3の時点では秘伝防具で「G級最前線スキル」の段階まで火力スキルを満載するのが難しく、 近い段階まで持っていった場合はスキル構成自由度が劇的に低下するため、決定的な火力差を付けることができなくなった。 MHF-GGでは穿龍棍が圧倒的な強さで席巻することになったのだが、穿龍棍は秘伝スキルありきでその強さを発揮していた訳ではないため、 他武器種(≒他の秘伝防具)の指定募集が淘汰されることになった。 また、GGでは秘伝防具GXとその精錬、いわゆる「秘伝珠」が実装されたが、この時点では労力の割に強力なスキルを組みづらいという声が多かった。 そもそもよく指定されていたのは穿龍棍であり、その秘伝珠を作るのは、 当時のベテランプレイヤーにとっては(F5時代の下積みがある)他武器種の秘伝珠に比べ相当な労力がかかるものであったため、 GG時点では模索に留まっていた。 この関係上「穿龍棍秘伝防具指定」は皆無であり、秘伝防具指定をすると穿龍棍が入りにくくなってしまうことから、 GG時点では近接武器、G5以降は遠距離含む全武器種において「秘伝防具」の指定は見られなくなった。 そしてMHF-GGを境に、剣士とガンナーのG級での秘伝防具に対する考え方が大きく変わっていくことになる。 剣士は上記の状況から「低防御力だが大秘伝が発動できるG秘伝」、「秘伝装飾品を搭載した他防具」、 「秘伝に匹敵する火力を実現した他防具」の3つによる差別化という3パターンでの模索が行われるようになった。 一方のガンナーは「大秘伝でないと火力が低くて使えない」という風潮が強まった。 装備環境の関係でライトボウガンのみ別パターンの模索も行われていたが、 総合的には上記の風潮に呑まれがちであり、この打破は剣士以上に時間を要することになった。 (なおこうなった理由は、最適解とは必ずしも言えない戦術をガンナー大秘伝で行った事で、 ガンナー大秘伝でどうにかなるバランス=1.4倍の補正がない非秘伝では絶対に火力が足らない、という見識が広まったためである) ただ、「秘伝スキルそのもの」についての特別性はこの時点で瓦解されたわけではなく、 「穿龍棍なら秘伝スキルなしでも早くクエが回せる」という事実から、秘伝スキルの必要性に目が瞑られていただけとも言える。 事実ガンナーは「大秘伝ありき」という意識に縛られており、 剣士についてもG5以降秘伝スキルへの強い固執が見られるようになる。 一方のHR帯(当時はSR)では、覇種防具ディオレFXシリーズの登場がこれまでのパワーバランスを完全に覆した。 ディオレFXとメラギFX頭の組み合わせ装備が当時のスキルバランスにおいて非常に強力なものであり(*5)、 この頃になると秘伝と覇種の作成難度も既に逆転していた(祭PのHC素材交換や、大秘伝にするまでの工程など)ため、 フォワード.5から長く続いた「HR帯で作るべき装備は秘伝防具か、覇種防具か」に終止符を打つことになる。 これによって(*6)GG以後のHR帯プレイヤーと、F.5からG級へ上がってきた、 言い換えると「秘伝が特別なもの」だったプレイヤーの間で大きな認識の差が生まれるようになった。 これは概ねMHF-Zまで続く事になる。 MHF-G5~G7 上で書いたように「HR帯で作るべき装備は秘伝防具か、覇種防具か」に終止符が打たれたこともあって、 HR帯のプレイヤーから「秘伝防具、特に秘伝FXの作成難易度が高すぎる」という問題が浮上するようになった。 一応ギルド優先依頼による武器魂緩和、NP、祭PというHC素材交換手段は存在するが、 SRでの対抗馬である天嵐、覇種防具はこのポイント交換で強化に必要なHC素材全てを交換することが可能、つまり連戦数を劇的に緩和可能である。 一方秘伝防具側はメインが武器魂となっており、大連戦を重ねなければならないこと、 さらなる緩和には別途秘伝書コースに課金する必要がある等、天嵐、覇種防具と比べると充実しているとは言い難いからである。 このような意見の対策として、ギルド優先依頼を広く知ってもらうためのイベント開催を行うが、それだけでは不十分と判断されたためか、 MHF-G5で「FXまでの強化難易度が緩和され、それ以外は通常秘伝防具と全く同じ」秘伝防具EXの実装に踏み切った。 こちらも秘伝書コース同様「お金によるバランス調整」となっている。 だが発表後は「課金秘伝で今までの労力を無駄にする気か」という批判がでるようになった。 秘伝EXの本質が知れ渡ってからはほぼ沈静化したものの、秘伝防具EXクジの副産物で武器魂入手の可能性がある点については、 「課金で秘伝強化素材を売っているのはやはり労力を無駄にする行為だ」という批判が一部で残った。 これは上述したプレイヤー間の意識のズレを象徴する事件であろう。 MHF-G5以降はG級防具の性能向上もあって、今まであまり現実的でなかった 「G級最前線スキルと秘伝スキルの共存」が現実的になっていった。 ただ、G級武器Lv50が広く普及していった事や絶対防御態勢スキルの流行で、 穿龍棍でなくとも大半のG級クエストを素早くクリアできるという状況になった。 そして「G級最前線スキルと秘伝スキルの共存」は秘伝防具では難しく、秘伝珠を作ることが求められたため、 通常のG級クエストでそのようなものをあえて用いる必要はないという声が多かった。 MHF-G5.1・G5.2、G6では至天征伐戦と天廊の番人という、従来の常識を超える強敵が登場。 覇種の時とは違い、どちらも秘伝スキル無しではクリアできないという性質ではなかったのだが、 やはり覇種が想起されたためか「秘伝スキル」つまり秘伝珠の重要性が強く喧伝されるようになり、 これらのクエストでは秘伝珠指定が少なからず見られるようになった (至天UNKNOWNの記事に、当時の風潮の名残があるので興味があるなら見てみるとよい)。 ただしこの2コンテンツはクリアが絶対に必要というものではなかったため、 通常のG級クエストで秘伝珠指定はナンセンスという声と、 至天征伐戦や天廊の番人で秘伝珠指定があってそれが少なからず成立している以上、 通常クエでも指定した方がいいという声で分かれるようになった。 更にG6以降の剣士装備は「G級最前線スキル以上」を求める場合秘伝スキルの投入以外これと言った策がない状況が起こっていた。 MHF-G7ではその状況を大きく変えるため剣神、始種武器、始種防具が投入されたのだが、 直接火力を引き延ばすスキルはG6.1の闘覇以外明確なものはなかったため、 スキル枠問題の解消はなされたものの、上述した状況の変化はなかった。 上で少し触れた闘覇についても、当時はまだ「相手やプレイスタイルによる」という認識は一般的ではなく、決定打にはならなかった。 より上を目指す為には秘伝スキルが絶対に必須という声が上記の議論を加速させることになったのは言うまでもなく、 この議論もMHF-Zごろまで続くことになり、再び秘伝スキルの絶対主義が起こるのではという懸念も出てくるようになった。 なおガンナーはMHF-G6においても「大秘伝一択」から抜け出せなかった。 その為、秘伝珠はともかく絶対防御態勢スキルを秘伝防具で発動できないという状況から、 「ガンナーは剣士に比べ致命的に性能が低く、必ずしも使ったり指定したりする必要はない」 という考えが広まってしまう。 一応ライトボウガンのみ必ずしも大秘伝一択とは言えない状況はあったのだが、 ネ実などではほぼ選択肢に挙げられない状態になっていた。 + ライトボウガンの事情 ライトボウガンに限っては、当時は速射スキル+速射が主流だった事から、 真根性発動のG級秘伝防具とGX防具主体装備との火力差があまり生じないという事象がG3前後から確認されており (G級秘伝防具のスキル配分が良くないため)、火力特化の大秘伝と汎用性特化のGX防具という棲み分けはギリギリ可能な状態であった。 G6.1で登場した闘覇スキルにより、これに加えて秘伝珠装備 (当時の銃傑補正1.2×闘覇の1.2倍=1.44倍となり大秘伝の補正を上回る)の開発も少しずつだが始まることになる。 が、闘覇のSPを持つ装飾品を精錬できるようになり、G級武器を大きく上回る天廊武器の登場により、 「天廊武器+大秘伝+闘覇で超速射をすればいい」という声が大きくなり、 この時点では完全に秘伝一式以外の選択肢を脱していた、とは言いがたかった。 (そのためG7開始前ぐらいまでの装備シミュは、天廊武器前提の超速射スキル構成装備が多く見受けられる) この当時は後付の貫通弾超速射の補正が0.9倍と考えられていたための事象だが、 G7直前になって実際は0.75倍だったことが判明している。 だがガンナーもMHF-G7で登場した始種防具にて転機が訪れる。 始種防具は全ての武器にて弾のクリティカル威力を強化する効果があり、 弓については秘伝スキルと始種防具のビン強化効果が重複することが発見された。 秘伝珠+G級防具+始種防具で火力特化大秘伝に匹敵するようになり、 大秘伝に拘らない装備構築や、ガンナーの立ち回りの再構築が始まることになった。 MHF-G8~G10 MHF-G8ではライトボウガンと弓の秘伝スキルの攻撃力上昇値が1.3倍に上方修正され、 変更されなかった大秘伝との差が一気に縮まった。 そしてヤマクライに対してガンナー指定が行われたことでガンナー武器種が一気に復権し、 しかも大秘伝では防御力の関係でクエスト安定性に悪影響を及ぼす事も分かり、 ライトと弓は近接武器同様、秘伝防具を絶対とする風潮を完全に打破することになった。 ヘビィボウガンについても上記の件を踏まえ(いずれライトと弓と同じ状況になる)、装備模索が始まるようになり、 この頃になると「秘伝防具でなければならない」という風潮はどの武器種でも見られなくなった。 一方、G8序盤においては秘伝スキルの絶対主義が再発寸前に陥る事件が起こっている。 遷悠種ジンオウガの対策が研究されるまでの間、秘伝珠装備を利用したハメ募集が行われ、 遷悠種は通常クエストに近い仕様であることから、通常クエストでも秘伝珠の重要性が喧伝されるようになったのである。 幸い、次の遷悠種イビルジョーがハメ不可能かつハメるほどでないという事が分かり、 その次のブラキディオスとベリオロスもハメ自体は一応可能だが安定しないということから沈静化はしたが、 上記の懸念が再び過熱することになったのは言うまでもない。 また、G8からは今まで机上論レベルに留まっていた「剛撃+5 一閃+3」の組合せが、 アビGXシリーズの登場によって現実味を帯びるようになった。 流石にこの時点では秘伝珠との両立は厳しい(当時は武器スロットの無いG級武器か天廊武器がよく指定されており、始種武器・遷悠武器はそこまでメジャーではなかった)ため、G級最前線スキルを超えるための策として、 「G級最前線スキル+秘伝珠」という選択肢以外に「剛撃+5 一閃+3」という構成が模索されるようになった。 G9以降はこの装備構築が更にやりやすくなる。 そしてMHF-G9より、これまでの流れを大きく変えることになる事象が数多く発生することになる。 まず最大のポイントは上でも触れた「不退」スキルの登場である。 このスキルは当初「秘伝と非秘伝の差を埋めるための、ペナルティ付きの普通のスキル」と予想されていたのだが、 蓋を開けてみるとそのすさまじい作成労力の高さが判明し、 これとG級進化武器の元であるラヴィエンテこそがMHF-Gのエンドコンテンツであると認識されるようになった。(*7) その結果、課金・非課金共に救済要素のある秘伝珠がエンドコンテンツとは見做されなくなったのである。 不退スキルはこの時点では(難度の高さに必ずしも見合わないという理由で)多くのプレイヤーに注目されるものではなかったのだが、 それも秘伝スキルの位置づけを大きく変えることになる理由の一つとなった(後述)。 そしてこのラヴィエンテ猛狂期戦では豪放+3がほぼ必須になるということが判明してから、 それまで可能だった「豪放(の超高級耳栓効果)の代わりに秘伝スキルを発動させて枠を節約できる」という事が非現実的になってきた。 また、纏雷、巧撃、閃転と言った新たな新たな火力スキルや、 従来と異なるアプローチでダメージブーストを図る氷界創生スキルが新たに登場。 当初はどのスキルも真価を発揮できる状況の模索が進まず、 秘伝スキル+闘覇で生み出される高い攻撃力補正と弱点特効を用いて物理で適当に殴ればよいといわれていたのだが、 闘覇との相性が絶望的に悪く、絶対防御と弱点特効もほぼ全ての状況で機能しない極み吼えるジンオウガの登場により、 巧撃と不退スキルの価値が大きく見直され、それに伴って2015年以降の新モンスターの肉質配分などが再考察された結果、 上述した「(秘伝スキルで)物理を上げて適当に殴ればいい」は不適当で、 「物理を上げてピンポイント弱点を精密に狙い続ける」か「肉質を軟化させたり肉質に依存しないスキルを投入する」 という解が導き出されるようになり、後者の実現手段となりうる纏雷、不退、氷界創生、G8の変撃が再注目されることになった。(*8) これによって全ての武器種で(不退を使わない限り)有効火力スキルを全部入れようとするとスキル枠が足らないという事態が発生し、 「発動できる火力(物理ダメージ増加)スキルは全て投入する」という従来の常識から、 「武器種・武器・狩猟対象・戦術などを加味したスキル取捨選択」が求められるようになった。 (正確にはG10の消費特効スキルの実装後に強く意識されるようになった) これは秘伝珠装備では更に重くのしかかるようになり、秘伝スキルを導入しても(他の強力なスキルの発動を断念することで)使い勝手はともかく、 火力については極端な差が出ないという状況も生まれるようになった そのため、「一閃+3 真打(扇射)+3 秘伝スキルが唯一最強の構成」や「秘伝スキルが最強の火力スキル」とは言われなくなった。 不退スキルが有効に機能することが判明していた極み吼えるジンオウガ戦(2回目)においては、不退or秘伝といった募集なども見られるようになった(*9)。 ただ、この時点では不退スキルを用意することの本質(着手したい人とそうでない人の間に絶望的なほどの壁がある)があまり意識されておらず、 「秘伝スキルと不退スキルは純粋に発動難度の高いスキル」という認識が出るようになったこと、 そして極み吼えるジンオウガにて多く指定された事もあってか、 野良での秘伝珠指定が増加し、それ自体を問題とする声も少なくなっていった。 上記の件から「(不退ほど)特別なものではないからこそ必須である」という声が出るようになったが、 「秘伝」が他の(近い効果を持つ)火力スキルに優先されて指定されているという状況や、 有効スキルの取捨選択において秘伝スキルが優先されている状況を鑑みるに、 「秘伝スキルは特別なもの」という意識は、この時点でも大きくは変化していなかったと思われる。 一方、G9.1より始まったプロジェクトRでは、HR帯の秘伝防具の位置づけに決定打が打たれた。 2016.3.17のプロジェクトR第二弾により、HR/SR防具には「鎧玉」による強化システムが実装され、 天嵐・覇種防具もこの恩恵を享受し作成難度が大幅に低下した一方で、秘伝防具はその恩恵に与れなかったためである。 そしてG10のプロジェクトR第三弾ではG級の道のりが同一クエストの連戦で達成できなくなったので、完全にHR帯での作成意義は失われた。 これによって長らく続いた「HR帯で頑張って作った秘伝をG級でも引き続き使うにはどうすべきか」という点も考慮する必要がなくなったのだが、 一方で秘伝珠作成のために、「既に需要が無くなったHRクエストでの連戦が必須」という、 上述した他の防具とは一線を画す違いが出てくるようになった (この時点では、HRが通過点と完全には認識されていないため、上記の点は強くは意識されていない)。 なおMHF-G10では秘伝防具の作成難度が少しだけ緩和されることになった。 武器魂・天の秘伝天昇デイリーが常駐化し、G10終盤には武器綬と武器勲の結晶が(期間限定かつ課金で)初登場したためである。 後者について、G5時のような大きな批判が起こらなかったということもあってなのか、 G10.1では後述するがかなり思い切った緩和策が実施されることになる。 MHF-G10.1以降 G10.1では新しい特殊武器として、祈歌武器と呼ばれる武器が実装された。 これは祈歌の力を受けることで真秘伝スキル(大秘伝)が発動するという驚きの効果であった。 実際には時間が限られている 当初はスラッシュアックスFのみだった(第二回より他の武器種も順次解禁)ため、 バランスに大きな変化が起こったわけではないが、後に秘伝スキルそのものの位置付け変化を促す種となった。 そして2016年8月10日より、既存の秘伝珠4色を用いて生産する「真秘伝珠」が追加された。 秘伝スキルそのものは一切変化せず、G級スキルも1個しか搭載されないため、 割に合わないという意見が多く寄せられている事が8/17の運営レポートで言及されているが、 これについては意図的であることが、同レポートをしっかり読み解くことで理解できるものとなっている。 内容を噛み砕くと以下の通りに纏められる。 真秘伝珠の作成難易度の高さ…既存の秘伝珠が後述の施策によって緩和され、代わりに以前の価値を引き継ぐため 上記施策実施の意図…様々な[[武器種]]の珠秘伝を作成しやすくするため(*10) 何故実装したのか…上記難易度に書かれている価値関係と、難易度が高いの承知で更に尖った装備を作りたい人のため そして、8月10日より武器勲のギルド優先依頼が追加され、 8月17日(正確には前週から)からギルド優先依頼の武器魂・武器綬・武器勲入手量が増加した。 これによって普通の秘伝珠はそれまでと比べ大体2/3程度の労力という、かなり規模の大きい緩和になった。 8月10日より武器綬デイリー、スラッシュアックスFの魂・綬デイリーも常駐化している。 非課金での作成難易度の緩和(間接的な緩和である、ギルド優先依頼(*11)を除いて)は今まで実施されておらず、 緩和と明言された上での秘伝防具作成難易度緩和施策実施は今回が初である。 ただ、これらの件については7月下旬以降急ピッチで発表され、更に情報量も少なかったがために理解しづらく、 誤解を招いたり、難易度の高さとそれに吊り合わない性能ばかりが注目されてしまったのは否めない。 上で書いたとおり、秘伝スキルはG9.1以降必須性を感じるプレイヤーが増加し続けており、 実際に(特に解禁したての)通常クエストでも珠秘伝指定が見受けられるようになったこと、 指定せずともGR500以上のハンターの装備を覗くと珠秘伝装備ばかりというゲーム内情勢が、それを表しているとされた。 そのため、上記の「緩和」についても、事実上MHFをプレイする上で秘伝珠作成が絶対に避けられなくなった事をMHF運営も承知の上で、 無理に対抗馬を用意するよりは広く普及させる方向に舵を切る、つまり秘伝珠絶対主義が起こることを覚悟の上で実施したと、 この時点では考えられていた。 後にこの方針は事実だったことが裏付けられたのだが、MHF-Z直後は少々異なる動きがあった。 MHF-Zでは「秘伝珠が5スロット必須」である事が重大な難点として捉えられるようになった。 これはZ直後の時点では、まだ秘伝スキルと他のスキルの直接比較が行われていたため、 辿異スキルによるスキル枠強化・スキルそのものの強化、そして15~18個の装飾品スロットを限界まで活用する事で、 G時代の秘伝珠構成を上回るダメージブーストが秘伝珠なしで実現できるようになった、 つまり"G時代の秘伝珠構成で硬直しているぐらいなら、秘伝スキルなしの方が強い"という状況があったのである。 勿論秘伝珠装備でも辿異スキルによる強化は享受できるのだが、「5スロット必須」という条件から、 スキル革新が秘伝珠を用いない装備に比べて当時はやりにくく、 歌姫狩衛戦・真説の猟団迎撃戦で真価を発揮する調整がされた「祈歌武器」は、 秘伝珠を作ることなく、秘伝珠無しで極限まで強化したスキル構成に大秘伝スキルを与えることができる。 これによって「秘伝珠を用いる場合の難点」を意識するプレイヤーが増えることになった。 また「辿異種」と「極み個体」という、MHF-Zにおける最高難度のクエストが、 秘伝や不退スキルを用いずとも辿異スキルによるハンター側の強化で十分拮抗・対抗可能(後者についてはソロの場合相当の工夫が居る)であり、 上で述べた不退スキルの特殊性がはっきり意識されるようになったこともあり、 G時代に不退と肩を並べていた秘伝スキルも、特別性・重要性・必須性に言及する声が減少することになった。 実際にZ1.1の猟団迎撃戦限定で登場するケオアルボル戦では、 コンテンツの性質上「祈歌武器」を限定する形で指定していればステータス欄を見るまでもなく簡単に秘伝スキル持ちを集められるにもかかわらず、 単純な(秘伝珠指定のない)辿異・始種武器指定も数多く見られた。 解禁したての通常クエストで秘伝珠指定が乱立していた(*12)G10.1時に比べれば非常に大きな変化と言えるだろう。 そしてMHF-Zでは完全に「HRがチュートリアル」とされる状況が仕上がったが、 秘伝珠を作る為に需要の無いHRクエストを連戦しなければならないという事実は現在でもほぼ変わっていない。 そのため秘伝珠は不退同様に「準備に特別な手間がかかる」ものになったといえる。 Z以降、「極ノ型」に代表されるハンターの強化もあって効率のための火力第一主義は更に衰退しており、 長く長く続いた秘伝スキルの絶対性もそれに伴い衰退傾向にある。 そのような点を踏まえると「やりたい人がやればいい」という、本当の意味でのやり込み向けコンテンツに近い存在になりつつあると言えるのだが、 この性質が分かりやすい不退ですら「必須」という声が強まっている昨今において、 その前提にされることも多い秘伝スキルの入手がスルーされる事はなく、 運営側も10周年アップデートのグッズに秘伝珠交換券を入れてみたり、 2017年11月アップデートにて他武器種の魂・綬・勲を変換できる機能を実装したりしていたものの、 先述の「HR大連戦」を絡めないと秘伝珠が入手しづらいという性質に変わりはなく、 秘伝指定自体も増加の一途を辿る(不退指定に比べるとそうでもないが、不退の入手過程では秘伝スキル搭載がスルーしづらく、 実質不退指定=不退&秘伝指定と同義と考えてよい)状態であった。 2018年3月28日より、先述したハンターライフコースでの秘伝珠入手というこれまでの「緩和」とは本質的に一線を画した対応が行われる事が発表された。 この意図は先述の通り「(新規プレイヤーにとって入手が非常に面倒になった)秘伝指定が多すぎて新規・復帰者の参加の障壁になる」状況が続いたため、 既に秘伝珠を作ったプレイヤーからの反発も覚悟の上で、入手性そのものを根本的に見直すというものであった。 これによって秘伝珠絶対主義が勃発する……かと思いきや、そもそも秘伝防具絶対主義の根幹は 「やり込みの到達点、プレイヤースキルの指標」がその立ち位置を変えないまま容易に入手できる事が喧伝された、 というものであり、HL秘伝珠はその「プレイヤースキルの指標」という概念を根本から壊す事に繋がった。 また、この頃になると冒頭で述べた通り秘伝スキル「だけ」を搭載しても与ダメージの激増には繋がらず、 では秘伝スキルが不要なのかというとそうでもなく、総合力を高めるための手段として有用、という認識が見受けられるようになった。 そしてGR500にならないと秘伝珠は如何なる方法でも入手できず、GR500以降は秘伝珠入手が容易に行えるということで、 過去の「秘伝絶対主義」と同様の状況は特段発生していない。(*13) ちなみに装飾品側のテコ入れが2017年以降継続的に行われており、高難度クエストをクリアする必要はあるが、 剛撃・一閃、そして他の有力スキルが高水準の値を持つものが手に入るようになった。 真秘伝珠数個が必要になる場合はあるが、剛撃+5&一閃+3の秘伝スキル構成も組みやすくなってきており、 フォワード.5以降ずっと行われてきた「秘伝スキル有装備に追いつく非秘伝装備」の模索も、あまり意味のないものになりつつある。 MHF-ZZでは剛撃+5の上位段階が追加されるが、当然これも秘伝スキル有で構築が可能なものになっており、 「非秘伝の差別化要素」ではなく、更に総合力を高めるための選択肢 と考えられている。 Z1.1の秘伝スキルカフも従来の秘伝珠にとって代わる存在ではなく、 前述した「秘伝珠が5スロット必須」や「秘伝スキル自体にスキル枠を使う」事の解消につながり、 装備構成の自由度を高める選択肢の追加であると言える。 秘伝スキル 秘伝スキルは【達人】→【皆伝】→【武器種固有の名称】の3段階制。 上述したように現在「秘伝」もしくは「秘伝スキル」という単語が出た場合、間違いなく最上位段階のスキルを指す。 最上位の秘伝スキルは以下の効果を持つ。 超高級耳栓 攻撃力補正 武器種独自の効果 攻撃力補正は武器種によって異なる(1.2~1.3倍)。 この3つの効果いずれにも共通するが、秘伝スキルと武器種を一致させないと一切の効果が出ない。 例えば穿龍棍技【穿鳳】が発動する装備で片手剣を担いでも、超高級耳栓も攻撃力UP補正も一切発動しない。 G級秘伝防具、秘伝珠、真秘伝珠で発動させた場合も同様(例えば超耳が豪放になったり、攻撃力補正が上がったりはしない)。 例外的に別の武器種でも有効になっていたケースもあるが、不具合として修正されている(「磁星」の移動速度UPが該当)。 秘伝スキルはあくまで「スキル」なので、スキル枠1を消費するしスキル優先順位もある。 ただ、優先順位については1~13位と最優先になっているので、 複数の秘伝スキルを発動させるという妙なことをしなければ気にする必要はない(ラスタでは1つの考慮材料にはなる)。 前述のように、秘伝カフを使用すればスキル枠を専有せずに発動可能となる。 なお秘伝防具5部位を防具として使用している(着ている)場合のみ、 一定の条件を満たすことで「真秘伝スキル(通称大秘伝)」を発動可能。秘伝珠、真秘伝珠では発動できない。 これは後述するが、かつて対抗馬とされた覇種防具との差を縮めるためという意図で用意された秘伝防具の救済要素である。 真秘伝スキル(大秘伝) 一つの武器種の、白い秘伝防具と赤い秘伝防具の頭から脚までを全てFXシリーズLv7に強化すると、 秘伝書メニューの「秘伝二重装備」が利用可能となる。 ONにすると、FXLv7以上の「秘伝防具5部位」(色の混在は可。1部位でもFXLv6以下が混ざるとNG)装備時に限り、 剣士は斬れ味レベル+1効果、ガンナーは攻撃力補正の上方修正(1.3倍→1.4倍)が発生する。 秘伝二重装備をONにすると秘伝最上位スキル名称が【大剣聖】【大双龍】など「大」が付き、 クエスト中でも黄色い力こぶが表示されるようになる。(故にこの状態は通称「大秘伝」と呼ばれる) 秘伝二重装備の解禁は当該装備を揃えた時点で自動的に発生し、 仮に白い秘伝防具をG級秘伝防具にして全て精錬してしまったとしても、後日赤い秘伝防具を全てFXLv7にした時点で解禁される。 また、一度解禁条件を満たした後で秘伝防具FXLv7が失われても大秘伝は発動させることができる。 具体的にはG級秘伝防具でも一式であれば(FXLv7との混在、色違いの混在可)効果が発動するほか、 後述の装飾品精錬を行った後でも、残った秘伝防具FXLv7以上で(G級)秘伝防具一式、という条件が満たされていれば大秘伝は発動可能。 秘伝防具5部位装備が絶対条件のため、秘伝珠と真秘伝珠では真秘伝スキルは発動しない。 秘伝防具4部位+真秘伝珠でもNGである。 秘伝防具自体の位置づけが変化した現在では、復帰者を除けばこの機能を利用することはないだろう。 なお祈歌武器は、歌姫狩衛戦の「祈歌」が有効な間のみこの真秘伝スキルが自動発動する。 第0回開催時点では黄色い力こぶアイコンは出なかった。 秘伝スキルの効果 大剣 秘伝スキル 大剣技【剣王】(真秘伝スキル 大剣技【大剣王】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 攻撃をガードすると、斬れ味が本来ガード性能や業物なしで受け止めて減少していた値の半分回復する 溜め時間が短くなる また、嵐ノ型の溜め4から溜め2へ落ちるまでの時間が遅くなる(集中スキルと重複する) モンスターの攻撃を寸前でガードすると、スタミナの減少がなくなり、ガードモーションを回避ボタンでキャンセルできる(狩人珠スキルの「刹那の守り」と同じ) 太刀 秘伝スキル 太刀技【刀神】(真秘伝スキル 太刀技【大刀神】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 錬気ゲージの消費が1/2になる 錬気ゲージMAX時限定で業物+2が発動する(気刃切りなどゲージを消費する攻撃では発動しない) ※現在は削除済み 気刃状態(錬気ゲージが点滅している状態)で攻撃力が更に1.1倍上昇するMHF-G9で同タイミングで太刀自体の練気ゲージ点滅補正が1.125倍から1.2375(=1.125*1.1)倍に上方修正、つまり秘伝スキルの効果が抜き出されデフォルトになった。 片手剣 秘伝スキル 片手剣技【剣聖】(真秘伝スキル 片手剣技【大剣聖】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.3倍 属性剣晶を+3効果で、状態異常剣晶と爆撃剣晶を+2効果で使用可能になる(強撃剣晶は使用不可・上位スキルがある場合はそちらが優先される) 抜刀時の移動速度が上昇する(納刀状態でのダッシュ並みの速さ) 双剣 秘伝スキル 双剣技【双龍】(真秘伝スキル 双剣技【大双龍】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 鬼人化、真鬼人開放中に攻撃がモンスターにヒットするとスタミナが回復する※Z2.2で上方修正 鬼人化、真鬼人化のモーション高速化※G10より ハンマー 秘伝スキル 鎚技【鈍器獣】(真秘伝スキル 鎚技【大鈍器獣】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 溜め攻撃を溜まった瞬間に発動すると溜め攻撃及びそれを用いたコンボの攻撃力が更に1.3倍になる(瞬撃) 狩猟笛 秘伝スキル 狩猟笛技【奏帝】(真秘伝スキル 狩猟笛技【大奏帝】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 演奏の効果が確定するタイミングが早くなる(約2/3の時間で旋律確定になる) ランス 秘伝スキル 槍技【天槍】(真秘伝スキル 槍技【大天槍】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 ステップ回数が4回になる ガード時に削りダメージを一切受けなくなる 地の型の3段目、天・嵐ノ型の4段目において、水平突き、上段突き、天井突きの威力がモーション値+10上昇する ガンランス 秘伝スキル 銃槍技【砲皇】(真秘伝スキル 銃槍技【大砲皇】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 竜撃砲、爆竜轟砲、極竜滅砲、ヒートブレード、属性ブレード終了時の冷却時間が半分になる ヒートブレード、属性ブレードの展開時間が3秒に短縮される 砲撃の装填数UP(通常型+2発 拡散 放射型+1発) スラッシュアックスF 秘伝スキル 剣斧技【斬将】(真秘伝スキル 剣斧技【大斬将】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 スラッシュゲージの消費量軽減 斧の振り回しによるスタミナ消費量の軽減 斧攻撃によるスラッシュゲージ回復量がUPする ※G10.1にて変更 以下の行動を成功させた場合、一定時間攻撃力1.05倍地ノ型 変形斬り(60秒)※抜刀変形斬りを除く 天ノ型 各種剣攻撃(10秒) 嵐ノ型 ガード吸収(30秒) 穿龍棍 秘伝スキル 穿龍棍【穿凰】(真秘伝スキル 穿龍棍【大穿凰】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 コンボゲージの上限が1段階多く解放される。(攻撃力補正が最大1.5倍→1.6倍になる) マグネットスパイク 秘伝スキル磁斬鎚技【磁星】(真秘伝スキル 磁斬鎚技【大磁星】)特殊効果 弾かれ無効 攻撃力1.2倍 磁界弾の効果が時間経過で消滅しなくなる 移動速度UP 磁力ゲージを使う回避に成功すると、一定時間攻撃力UP&磁力ゲージ自然回復速度UP ライトボウガン 秘伝スキル 軽銃技【銃傑】(真秘伝スキル 軽銃技【大銃傑】)特殊効果 弾が跳ね返される確率が下がり、その際に受けるダメージが大幅に減る 攻撃力1.3(1.4)倍 武器を出したまま消費アイテムの一部が使用可能になる ジャストショットに加え、より攻撃力の高いパーフェクトショットが使用可能になる ヘビィボウガン 秘伝スキル 重銃技【銃仙】(真秘伝スキル 重銃技【大銃仙】)特殊効果 回避の距離が伸びる 攻撃力1.3(1.4)倍 排熱、属性弾の威力が1.2倍になる ボウガン殴りに気絶値が付与される 徹甲榴弾の気絶値が上昇する 圧縮リロードに加え、より攻撃力の高いパーフェクト圧縮リロードが使用可能になる 弓 秘伝スキル 弓技【弓鬼】(真秘伝スキル 弓技【大弓鬼】)特殊効果 矢が弾かれなくなる 攻撃力1.3(1.4)倍 強撃ビンの威力が上昇する 曲射が「溜め2」から行なえるようになる(威力は溜め3で放った時と同じ) おまけ 秘伝防具は上述したように「秘伝スキルが付いた普通の防具」なのだが、その特殊性からか パートナーに譲渡すると強化段階によって防御力が変わるという特性を持つ。 (通常の防具は無印~FXで一律だが、秘伝防具は無印・F・FXいずれも防御力補正が異なる) また、HC防具の一種として、最下位ランクの秘伝スキルを持った簡易秘伝防具という物がある。 最下位ランクなので効果は弾かれ無効のみ(ライトボウガンは跳ね返される確率軽減+跳ね返された弾で受けるダメージの減少、ヘビィボウガンは回避距離UP)。 ただしこちらはHC防具という特性が与えられているためHCクエスト中の超回復効果(赤ゲージ部分が回復しきった後も回復し続ける)がある他、パートナーに装備させるとHC防具としての防御力(120/部位)が適用される。 秘伝防具の外装は巧猟ポイント交換クジで入手できる。 MHF-ZZ以降はGR999/GSR999(GR999が無かったMHF-ZZ以前はGR899/GSR999)でクエストクリアすると大型モンスターの狩猟に応じてポイントが手に入り、10000Pで1回くじを回せる。 Z1.1時点で、マグネットスパイク以外の全武器種、全秘伝防具カラーの外装がラインナップされているが、くじ形式なので狙った色が手に入るとは限らない。 秘伝防具EXについては秘伝EXガチャにて解放券がくじにラインナップされていることがあり、そちらで入手するしかない。
https://w.atwiki.jp/marowiki/pages/1736.html
目次 【時事】ニュースかぴかぴ カピカピ RSSかぴかぴ カピカピ 口コミかぴかぴ カピカピ 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース かぴかぴ アトピーを放置したら死にかけた 彼氏と彼女の「感染性心内膜炎闘病記」(1)(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 誰にも言えない「鼻くそ」の話 - 色が黄緑や黒いのは病気? - マイナビニュース 鼻の中にかさぶたができる 萎縮性鼻炎とは? | 医療・健康Tips - 毎日新聞 メス猫は女王。 Byシシとハナ(飼い主・関めぐみさん) - 朝日新聞デジタル カピカピ 『すみっコぐらし』のキャラクターを紹介! 人気投票も開催中! - uzurea.net 日本初!究極に場所を取らない!携帯可能超音波食洗器「 The Washer Pro 」~ マクアケにてプロジェクト開始 ~:時事ドットコム - 時事通信 妊娠5ヵ月! すみれ“マタニティライフ”で肌も変化「いくら塗っても朝にはもうカピカピに…」(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 妊娠5ヵ月! すみれ“マタニティライフ”で肌も変化「いくら塗っても朝にはもうカピカピに…」 - ORICON NEWS 【ネタバレ】『スナック キズツキ』頑張ってきたお母さんが荷物を下ろすとき | PlusParavi(プラスパラビ) - Paravi(プラスパラビ) クックパッドニュース:みずみずしさをキープ!おいしく長持ちする「長ネギ」の保存法って? - 毎日新聞 【お寿司に関する調査】寿司の購入場所は、「スーパーの店頭」が購入した寿司を食べる人の9割弱。続く「回転寿司の店舗でテイクアウト」は約35%、2018年調査より増加 - www.fnn.jp マイナス37度の世界で考える冷蔵庫の存在|極北でアートを学ぶ|吉村静 - 幻冬舎plus 冬の乾燥でウイルス感染リスクが増す仕組み 空気中を漂う時間が増加(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 女優・上戸 彩さん|「法令線、濃くなったー。でもここならあってもいいよね」なんて、幸せな悩みを抱えています|美ST(magacol) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 500人に聞いた「賞味期限切れの納豆」を捨てるタイミング。「発酵食品だから大丈夫」とはいえない? (2021年11月15日) - エキサイトニュース なぜ「コンビニのおでん」は、売れ残っていても腐ったりしないのか? - まぐまぐニュース! 嵐・相葉雅紀、“下ネタ”をラジオで謝罪! 「ほんとにギリで」「1分以上出た」赤裸々告白に「この番組ヤバイ」ファン指摘 - サイゾーウーマン うみやまリレーダイアリー:勝浦町に移住 石川翔さん(33)=みかん農家 /徳島 - 毎日新聞 野田すみれがデジタル写真集 清楚で上品に撮影…でもプライベートは天真爛漫です - auone.jp しっぽが“習字の筆”に…兄弟猫がなめ続け|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 キリッと真面目顔、でも後ろでしっぽがハムハムされてるよ!「お習字の筆みたい」「乾くとカピカピに」|まいどなニュース - 神戸新聞社 【質問です】炊飯器に残ってカピカピになったご飯、どう食べる? - ASCII.jp 高橋みなみ、15歳上夫の「優しさ」に感謝も…歯を磨かず「本当にイヤ」(MusicVoice) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 100均の「クエン酸」で無双状態?! 特徴を最大限に活かせる掃除場所3選(藤原千秋) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【初代ロードスターレストア計画03】本題のエアコン交換、その前にあられた配線地獄(Webモーターマガジン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 鳥のフン害に憤慨! たった1時間放置しても危険! クルマの「お肌」を守る方法とは(Auto Messe Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 永野芽郁「カワイすぎショートヘア」からあふれる抜群の存在感 | FRIDAYデジタル - FRIDAYデジタル 永野芽郁、群を抜く「人気」と「天然」!綾瀬はるかの強力なライバルに (2021年7月6日) - エキサイトニュース 山田うどんがタンメン専門店、埼玉・所沢に15日開業 女性や家族層などを対象、店舗も農家風に演出 - 埼玉新聞 ぐうたら生活、ズボラな自分、嘘をついた…みんなが乃木坂46山崎怜奈に叱ってほしいこととは? (2021年6月3日) - エキサイトニュース クックパッドニュース:余ったご飯はこう食べる!麦ライスさんの絶品「焼きおにぎり」 - 毎日新聞 大人気!にやま先生「オトナを困らせるんじゃありません!」が表紙&カラーで登場のGOLD6月号本日発売!! 5号連続付録第3弾は、ここでしか手に入らないにやま先生の描き下ろし抗菌マスクケース付き★ - PR TIMES 爆速インドカレーがめちゃうまい。『リュウジ式 悪魔のレシピ』にハマる子育てパパの料理記録【週末エンタメのススメ】[TSUTAYA News] - T-SITEニュース 乾電池が液漏れ、どうするべき? - PHILE WEB - PHILE WEB 冷凍焼けの原因と防止策!保存のコツとお肉を蘇らせる裏ワザも紹介 - ウーマンエキサイト ワッキー 中咽頭がんから復帰も「唾液が4割ぐらいしか出ない」 (2021年2月21日) - エキサイトニュース ネットの“炊飯器レシピ”でヤケドの危険も!炊飯器の謎をメーカーに聞く | 女子SPA! - 女子SPA! 【掃除の裏技】加湿器や電気ケトルの「白いカピカピ」、正体と撃退法は?(藤原千秋) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 金村義明氏 巨人と近鉄のキャンプの違いを力説「土日は地元の人の結婚式の後の天ぷらとかカピカピの」 - スポニチアネックス Sponichi Annex みちょぱ、顔に白い液体をかけられ「カピカピに…」 - エンタMEGA 顔に白い液をかけられて「カピカピなんだけど!」みちょぱの“勇姿”が大反響 (2020年7月15日) - エキサイトニュース 育児疲れの高橋真麻「髪もバッサバサ」 カピカピのすっぴんに心配の声 - しらべぇ おでんを美味しく作るコツを専門店に聞いてみた【調味料は塩のみでお店のような味に】 - メシ通 黒木メイサ、「乾燥カピカピ顔」を公開 夫の赤西仁に激似と話題 - しらべぇ 冷めて固くなった残り物のパスタ。おいしく温めなおすのに必要なものは? - Lifehacker JAPAN 女性の「うろこ脚」の原因と対策を知ってキレイな足を目指す!| [美脚専門家]による解説記事 - JIJICO カピカピになった古いパンが、がんを予防? - ギズモード・ジャパン 【焼き茶漬け】古いゴハンはフライパンで焼いてお茶漬けにすると劇的に美味くなる - ロケットニュース24 RSS かぴかぴ アトピーを放置したら死にかけた 彼氏と彼女の「感染性心内膜炎闘病記」(1)(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 誰にも言えない「鼻くそ」の話 - 色が黄緑や黒いのは病気? - マイナビニュース 鼻の中にかさぶたができる 萎縮性鼻炎とは? | 医療・健康Tips - 毎日新聞 メス猫は女王。 Byシシとハナ(飼い主・関めぐみさん) - 朝日新聞デジタル カピカピ #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ かぴかぴ #bf カピカピ #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Weblio辞典 ★★ 類語 関連項目 項目名 関連度 備考 研究/形容動詞 ★★★ 研究/副詞 ★★★ 研究/擬態語 ★★★ 研究/思春期 ★★★ 研究/乾燥 ★★★ 研究/粘液 ★★★ タグ 言葉 最終更新日時 2013-08-05 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/wiki13_ridatu/pages/73.html
詳細情報 211@1154006674 06/07/28(金) 【ハンドル名◆トリップ】 ぴっぴかちゅう ◆aTBSr.oAng (←◆ZXXjp/vwH6 から変更) 【パートナー・ガイド】 まだ見てない→06/09/09現在、秋庭里香(仮)。 【初成功までの訓練期間】 一ヶ月→現在までに2ヶ月ちょい 【離脱回数/頻度】 3回 【離脱方法】 右向き寝、布団股挟み、枕あり、BoxedNirvanaありで格好は普通のパジャマ。 寝る寸前イヤホンをはずして寝る。夜中一回起きた時金縛ったので肩を反対側にころがすように離脱 【離脱直後の状態】 うすぐらい中、自分の部屋だが家具は見えず、ドアだけがぼんやり見える。 なにをすればいいかわからず、出来た出来た!と思いつつドアに走る。手を見ることも、振り返ることも忘れてました。 【集中開始から離脱までの時間】 二度寝時速攻 【禁則事項】 離脱できたらあせっちゃだめぽい 【離脱前後の状態】 [精神面] ドキドキ [肉体面] 離脱後は肩が筋肉痛になってた(腕の付け根) 【備考】 夢の続きから入った感じでした。いったん目覚めたと思ったら体にしびれを感じたので 夢の中にいるような状態だったけど目をつむったまま離脱って念じた。 それでもいっこうに離脱できないので(とは言え念じた時間は5秒ほどか?) ローリング法、このとき右向きで寝てたので、反対側に寝返るようにすると体がついていかず、ぐんって感じで抜けた感覚がした。 抜けたとき、体は寝てる感覚と浮いた感覚が同時にあったから、無我夢中で部屋のドアに走ったが体に戻される。 その時の感覚はゴムがひっついてるよりも、瞬間移動で一気に体に重なった感覚が近い。 ■ぴっぴかちゅうの体脱体験Blog/超初心者向け http //mipopopo.exblog.jp/ 体験談 233 :ぴっぴかちゅう ◆ZXXjp/vwH6 :2006/07/28(金) 20 02 19.99 ID hPgH02160 それじゃあ最初に長文失礼しますと断っておきます。 右向き寝、布団股挟み、枕あり、BoxedNirvanaありで格好は普通のパジャマ。 寝苦しい夜だと思ったので、エアコンのドライ27℃(寒すぎず、適温でした)をつける。 しばらく仰向けでチャレンジしていました。背中の血の流れが、震度1の地震のゆらゆらに感じることもありました。 おそらくは40分近く動かなかったですが、幻聴も幻視もこなくて1時間くらいたったかなというころに 「もうめんどくさ、ヘミ聞きながらやったって、いくら待ってたって、振動さえこんし。もういいや」 こんなかんじでイヤホンをはずし、諦めようとしましたが、音無しで挑戦することに。 しかし20分ほど経過して、動かせないというコトがいやになり、自分の好きな体制(横向き)で寝ることに。 このときすでに「今日は離脱できんでもいいや、二度寝の時イメージ忘れないようにしよ」と思って寝ることに。 そして夢を見ました。うろ覚えですが学校で何かした夢です。 で、起きたとき「あーまた寝てたか、うまくいかんな」とか思いつつおきてすぐ寝ようとしました。 その時、頭がぐらんぐらんゆれる感じ(脳のみ?) じんじんと、体全体が温まりながらドロの中に静まっていく感覚。貧血にも似てますが、貧血という貧血でも無く…。 疲れたあと寝ると、意識がほわ~っとするあの感じがきて、ぶわぶわ~っと金縛りがきました。 別段急ごう!という気もなく、冷静に対処して肩を反対側にころがすように離脱。その時、眠りの中に入っていく感じでした。 本体が起きたという感じではなく、中身というより、殻だけが起き上がれた感じでした。 意識は寝ている感覚もあれば、今起きて離脱している感覚もありました。 わかりやすくいうなら、右半身は地面にくっついていて、左半身が起き上がっている感覚です。 (略) 体脱出来たんだから、もう少し嬉しいかと思ってました。それでも僕は何をするべきかわからず、 ドアにむかって歩きました。手や寝ている自分を見ることさえも忘れていました。 その時、頭によぎったのは寝ている右半身のこと。 その瞬間、体はパッと一つになりじわっとなじんでいく感覚がありました。 このとき、目はすっかり(でもないですが)冴えていました。 その後、興奮冷めやらぬまま今度は失敗しないようにチャレンジするものの、 頭が冴えて体が寝る感覚もなく、脳が寝るだけのただの二度寝になってしまいました。 体脱後の世界は、意識はハッキリしているようですが、夢の中に入りながら離脱した感覚が否めません。 BoxedNirvanaですが、多少うっせーなって思うくらいのでかさ、脳にひびくくらいの大きさで聞いてました。 今の所初心者の僕が自分で今夜から実践することは気持ちと運が大事だということ。 がんばって離脱する、じゃなくて、離脱できたいらいいなぁ寝よう、という気持ちで望むコト。 もちろん最初に寝るまでは頑張るつもりですけどねw 569 :ぴっぴかちゅう ◆aTBSr.oAng :2006/09/12(火) 23 04 30.76 ID 0l8CGBAj0 忘れたから新鳥つけることに・・・ [ぴっぴかちゅメモ] なんか寝てるか寝てないかわからん状態で金縛りが来るから、それが夢か現実かそこだけが曖昧だ。 まあそれがくるときに一度ハッキリ起きるし、金縛れと念じるのは現実だから、現実なんだろうが。 だから体だけ疲れさせるとか、眠りを浅くするとかよりも、まず眠い状態を作るということが大事なんではなかろうか。 離脱した直後はラジオの中にいるみたいな感覚。 暗いんだけど、テレビのザーッという番組が写らないのが視界全部に暗闇の中に広がってる感じ。 2006/9/9 恐らく最終更新。 ブログに成功談をのせました。 ヒマな人だけ来てください。 ↓更新したもの 【ハンドル名◆トリップ】 ぴっぴかちゅう◆aTBSr.oAng 【パートナー・ガイド】 まだ見てない→06/09/09現在、秋庭里香(仮)。 【初成功までの訓練期間】 一ヶ月→現在までに2ヶ月ちょい 【離脱回数/頻度】 3回
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/9366.html
猫に小判(アニメ) 通常罠 自分フィールド上の獣族モンスター1体が相手モンスターの攻撃対象になった時に発動できる。 攻撃対象になったモンスターの攻撃力は、ダメージステップの間、 相手の攻撃モンスター1体の攻撃力の半分の数値分アップする。 獣族補助 罠 能力強化 同名カード 猫に小判(DC)
https://w.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/402.html
413 ぴかぴかてるてる序 2011/05/01(日) 21 39 31.65ID NBGZ469A 414 ぴかぴかてるてる① 2011/05/01(日) 21 44 34.37ID NBGZ469A 415 ぴかぴかてるてる② 2011/05/01(日) 21 49 50.48ID NBGZ469A 416 ぴかぴかてるてる③ 2011/05/01(日) 21 54 57.60ID NBGZ469A 417 ぴかぴかてるてる④ 2011/05/01(日) 22 00 05.07ID NBGZ469A 418 ぴかぴかてるてる⑤ 2011/05/01(日) 22 05 00.62ID NBGZ469A 419 ぴかぴかてるてる⑥ 2011/05/01(日) 22 10 06.98ID NBGZ469A 420 ぴかぴかてるてる⑦ 2011/05/01(日) 22 15 15.28ID NBGZ469A Sayほー! ……豪快に過疎ってますなあ びっくり 悲し あ、どーも 来ました 392 さん 399 さん レスに心より感謝です へへへ 絹ちゃん、ちゃんと謝った! 良い子! 地味にすごく嬉しい きっとええ子やて信じてたでー うんうん そして透華さまっ アホ毛も麗しくご健勝のご様子、なによりでございます ころもちゃんも楽しそうでほっこり 純のアニキたちも傍にいるのでしょうか 「おいおい、この巫女いいのかこれ? 全国放送だろ、これ」 「そう? 別に普通の格好じゃない? 夏だし」 「……見えてる」 はじめちゃんとハッちゃんは、気が合うに違いないのですよー てなわけでSS投下でございます ……なんだけど、 忍法帖、仕組みがよくわからぬのでござるよ 行規制とかこれまで通りでいいんじゃろか 前回何とかなったので平気かなと思うのですが、なんか規制とかされたら投下中止必至 出直します かような事態に至った場合、何卒ご容赦賜りたく候 あと連投容量規制がとても厳しいようなので、少々ゆるりと参ります 5分間隔くらいかな さて、前置きはこの辺で 照お姉ちゃんのお話しの続きで、7~8レスれす どぞ 出 演:チーム虎姫の皆さん、白糸台高校麻雀部エキストラの皆さん ほか 百合分:それは青い鳥のように エロ:ないのだ ばか度:安心と信頼のアレなのだ 280 「帰るところ、待っているひと」 の続きです おねえちゃんは一年生! なお話 ぴかぴかてるてる&すみれちん! それでは、 ↓スタート ************************* 「 あおい風、想いのかけら 」 「む? ……どこだ、ここは」 弘世菫はある部屋に立っている。見覚えがある。部室……? いや、細部が何処となく違う。「……ふむ。これは……」 軽く腕を組み、周囲を観察する。 菫は基本的に、常に冷静沈着である。 名門・白糸台高校麻雀部は常態百名を超える全部員の士気も一様に高く、所謂軍隊式の規律など とは程遠い自由な気風でありながら、ここ数年は一枚岩とも言える鉄壁の状態を保っている。 いかな名門と言えど、そうでなくては全国はおろか強豪ひしめくこの西東京で、団体戦において 近年これほどの戦績を成し遂げることは難しかっただろう。直接戦うのは頂点の5名であるが、 それを支える者たちの力を侮ってはならない。 そういった態勢(寧ろ”チームワーク”と言うべきか)を作り上げ、且つ維持することが可能で あった要因といえば、やはり 「宮永照」 という巨大なカリスマの存在が第一に挙げられる。 だが同時に、そのことを加味しても尚、これほどまでに見事に統率されている実質的な要因を思 うに 「弘世菫」 の存在は不可欠であり、その手腕によるところはすこぶる大である、と断言 することもできる。学内外を問わず、関係者の中でそのことに異を唱える者はいない。 理知的、聡明、合理的、冷徹、……、外部の彼女に対する評価は、その秀麗な容姿もあってか、 総じてクールビューティーという一言に集約される。しかしただそれだけでは、人は動かない。 彼女の持つ大きな優しさや暖かさ、実はそれこそが多くの部員が彼女を慕い恭順する本当の理由 なのだ。まあ言ってみれば、もう一人のカリスマである。 照の持つ異名の一つ、「猛き虎姫」、それに対となる 「怜悧なる虎姫」 とは菫のことだ。 「恥ずい。いやだ、中2っぽい」 とは本人の弁である。 「! ……照」 いつの間にか、菫の隣に照が佇んでいた。この世でただ一人、菫のこころを 惑わせる存在……。無言で菫を見つめ、にこやかに笑っている。「照、どうし…ぅわっ」 「ふにゃ~ん」 突然、照が甘えた声を出し、しなだれかかってきた。 「ふにゅ~ん」 菫の首に手を回し、その頬に情熱的な口づけをし始める。 「わっわっ! て、照! きき急になんだ、どどどどうしたこんなところでっ」 * * 「こら、やめっ、やめろって照、……うふふっ、もう、ばか、誰か来たらどうす……っん? む……ぅうおわっ!」 目覚めた菫の目前に、どどーんとアップで猫の鼻面が迫る。 ここは白糸台高校麻雀部部室棟、通称「虎姫城」 の3階、一軍ミーティングルームである。 ソファーに寝そべって優雅な午睡と決め込んでいた菫の上に、部員猫のカテリーナがその大きな 体を横たえていた。 「ふぐぅるる~、うるるるる~」 ゴロゴロ喉を鳴らしながら、前足で菫の胸元をもみもみしつつ、ぺろんと頬をなめた。 「カカッ、カテリーナ! こらやめっ、ちょっ、痛たタタイデデデデっ」 舌がザリザリなのだ。続けてそのまま、カプッとほっぺをアマガミ攻撃。「ふみゅるるー♪」 「うううくっ食われる、誰か、取って」 「あははっ、先輩、いい夢見てたみたいっすねー」 笑いながら誠子がよいしょっとカテリーナを抱き上げた。「うにょー」 猫様は不満げである。 「ずるーい、菫先輩ばっかりー。どうして私にはあんまり甘えてくれないのー?」 淡がぷくーっとほっぺを膨らませて抗議した。 「……淡は構い過ぎ」 湯飲みのふたを少し開けて、お茶の香りを嗅ぎながら尭深が呟いた。 カテリーナが来てから、尭深は部室の湯飲み全てに蓋を揃えた。抜け毛対策である。 でも特に不満というわけでもないらしい。普段はそっけないが、たまに無言で微笑みながら 猫じゃらしでカテリーナと遊ぶ尭深が目撃されている。 「ははは、照ママが留守だから、菫パパにべったりなんだよなー、カテ子」 「うみゃ」 「ちょっと待て誠子、なんで私の方がパパなんだ」 眠たげな目をして菫が言った。 「……そこですか……」 やれやれと尭深がお茶をすする。 もしこの場に蒲原がいたら、「そりゃーおっぱいおっきいからさー、チチだけに。ワハハー」 と、セクハラおやじギャグの一つもかましてくれたことだろう。しかしここは東京なのだ。 残念でならな……ゲフンッ、いやその、さておき、なぜ照が不在かというと、 「照先輩、今どこら辺ですかねー。長野かー、どんな処だろ」 誠子がしみじみと呟く。 「さてな。あいつ自分のこととか昔の話、したがらないしな……」 そう、照は帰省しているの である。今、学校は休暇期間中なのだ。しかし虎姫城は眠らない。公的には部活動も休みだが、 こんな時でも大抵誰かしら有志が登校し、熱心に活動を続けている。今日も菫たち以外にも、全 部員の約半数が出て来ていた。まあなんというか、練習は厳しくても、楽しいのだ。 「昔のせんぱい! 知りたい、知りたーい!」 淡が食いついた。 「だから、私もよくは知らんのだ」 尭深が差し出したおしぼりで顔を拭きつつ、菫が答える。 ノーメイクなのだ。でもぴちぴちなのだ。唇なんかもう、桜色のつやっつやなのだああもう。 「でも以前のことって、興味あるなあ。新入生の頃の先輩たちってどんなだったんですか?」 「……同意。聴きたいです」 「どんなって、あのなあお前たち……う」 期待に満ちた瞳をきらきらさせて、三人が身を乗り出し、菫を見つめる。きらきら。 カテリーナが菫の膝にひょいっと乗った。「うなっ」 さあ話せ、とでも言っているのか。 「ふぅ、まったく。話ったってなあ、さて何を……ふむ、そうだな……」 * * * * 「宮永……? 聞かない名だな」 初めて会ったときから、気にはなっていた。 中学の大会などではその名を耳にしたことは無かった。もっともこの女子麻雀界では何故か高校 から飛躍的に伸びる者が、他の競技に比べて圧倒的に多いと言われている。あるいは今まで隠れ ていた強者が台頭するのが、まさにこの年代からということになるのか。 とりわけこれまで魔物と呼ばれて来た者たちは、15歳前後を境にその能力を開花させている、 と主張する研究者もいる。「麻雀Today」 の特集記事のテーマになったこともあったが、もち ろん小中と安定して強かった選手もいるわけで、その信憑性は半信半疑といったところだ。 入学して半月が過ぎ、数十名の新一年生の中での格付けも、なんとはなしに付いた感がある。 菫と同様にトップグループに位置する者の中に、宮永照はいた。いや、頭一つ抜きんでている。 正式なランキング戦ではなかったが、ある時余興として急遽組まれた対局で、彼女は二軍筆頭の 3人を相手に、南三局で全員をとばしてのけた。たった一度の対局で評価されることもそうはな いが、その非凡な打ち筋はその場にいた全員に宮永照の名を強く印象づけることとなった。 ある日の休憩時間、一階3軍部室の窓際にぽつんと一人で佇む照に、菫はそっと近づいた。 「今日も調子いいみたいだな、宮永」 「……べつに」 にこりともしない。無愛想だ。 もしかしたら、試合中に表情を読まれることを警戒して、日頃から意識してポーカーフェイスで いるのかもしれない。勘ぐり過ぎだろうか。 「……何か、用?」 「用がなきゃ、話しかけちゃだめか?」 「……」 「ふふ……いや、お前ほどの奴が何で今まで無名だったのか、興味があってな」 実はそれだけではない。何故か妙に魅かれるのだ。気が付くと目で追っている。 「……ぬるいんだ」 「ん? 何だって?」 「ここが……ぬるいんだよ」 「は、あははっ、そうかぬるい、か」 名門も形無しだな。こいつ、面白い。 「おら、それだ! ローンッ!」 突然、部屋の中央付近の卓で大きな声がした。 上級生と思われる4人が卓を囲んでいる。3軍の生徒たちが遠巻きに取り囲み観戦している ようだが、何か様子がおかしい。全員一様に眉をひそめて、暗い顔をしている。 対局者の一人は、3年生であるが3軍の部員だった。とても面倒見のよい人で、新入生たちの 世話役みたいなことを率先してやっている人だった。あとの3人はあまり見ない顔だが、確か やはり3年生で、複数ある2軍チームの中でも、末席あたりの連中だ。 3軍の先輩の一人沈みのようだが……。 「コレでアンタ、残りぴったり千点ぽっきりだよん。ど・素・人w」 「残念でした~ツイてねーなーw、クヒヒッ、おまえ、日頃の行いとか悪いんじゃね?」 「そうそう、私ら見習って、ヒンコーホーセーでなきゃだめなのよ~ん?w」 ヒャッハーッハハハー、と3人の下卑た笑い声が部屋中に響いた。 「う、くっ……」 3軍の先輩は、悔しそうに俯いている。 「ねぇねぇ、アタシ前からあんたに訊いてみたかったのよね~」 リーダー格らしい一人が、 3軍の先輩の顔をのぞき込み、ニヤニヤ笑いながら言った。「弱いって、どんな気持ち~?」 ぶるぶると先輩の肩が震えていた。「おまえってさぁ、ここにいる資格、あんのかぁ~?」 「! ……わっ、私」 「はぁ~ん? 何だって~? 聞こえんなぁ~?」 ギャハハハハハ 「……なんだ、あいつら」 菫が眉根を寄せる。 「嫌な面だ。気に食わんな……ん? あれ? 宮永……って、おい」 隣にいたはずの照がいない。ふと前に目を戻すと、いつの間にか件の卓の脇に立っている。 3軍の先輩の肩に手を置いて、照がぽそりと言った。「……交代」 「あん? んだてめえ、すっこんでろや1年坊!」 2軍の一人が凄んだが、照は意に介した 様子もなく、3軍の先輩の手を取り席を立たせた。「み、宮永さん、あの……」 「交代」 有無を言わさぬといった感じで、無表情のまま、ふわりと着席した。「おいっ、こらてめ」 「 黙 れ 」 大声を出した訳ではない。透き通るように透明で、静かな声だった。 しかし照が発声した瞬間、ヴンッと何か目に見えない力のようなものが音もなく場を駆け抜け、 部屋全体が凍りついたように、しんと静まり返った。 呆然とする2軍三人のうちの一人が、はっと気づいたように身じろぎした。 陰惨な目つきで醜く顔をゆがませて、吐き捨てるように言った。 「……お、おまえ、確か宮永とか言ったな。調子こいた1年坊がいるって、噂んなってるぜ」 「……ば、バカな奴~。ここにはね、こわ~い先輩だって、いーっぱいいるのよ~ん?」 「……サルだな」 眉一つ動かさずに、照が呟いた。「? ああ?」 「猿山のサルが、無駄口を叩くな。賽を振れ」 「っ! こ、この」 「 賽 を 振 れ 」 照は静かな口調のままである。だがその声は、まるで物理的に大きな圧力を持つかのように、 その場にいた者の胸腔深くに響いた。 (何だ、こいつは……) 親番の2軍生が震える手でおずおずと賽のスイッチを押して、 静まり返った室内に、全自動卓の作動音だけが小さくコトコトと反響した。 配牌が済んで、対局が始まる。そのとき3人の2軍生がチラッと目配せを交わし合ったのを、 菫は見逃さなかった。「……あいつら、まさか……」 「は、ははっ、残り千点でなにができるっつーんだよ。カッコつけてんじゃね~よw」 一番大柄な下家の2軍部員が、照に向かって身を乗り出し、歯をむき出す。 「……何をしようと、無駄だ。 ……リーチ」 ぴしっと場に最後の千点棒を置いた。 「ダ、ダブリー!?」 「ここ、このやろ」 「ぅええっ?……あ」 「……ツモ」 ダブリー一発ツモタンピンドラドラ 倍満 2軍三人が青ざめる。照の表情は変わらない。 「さて……私の親だ」 細い腕をするりとのばし、形の良い爪の指先で賽のスイッチを入れる。 「てて、てんめぇ~」 2軍生が冷や汗をかきつつうなる。 「……何をしても、いい。好きにしろ」 なんともつまらない、といった風情で照が呟く。 「無駄だけど。……お前たちはもう、トンでいる」 あとはもう、一方的な展開だった。駆け引きも何も、あったものではない。そのときの照の闘牌 は、その場で観ていた者たちに、絶対的な強者による圧倒的な暴力を連想させた。 (ああ、あいつ、怒ってるんだ……) 怒れる魔王の無慈悲な鉄槌……。 涼しげな、しかしまだどことなく幼さの残る照の横顔を見つめて、菫は一人納得していた。 わずか数局で、照が2軍の三人を同時に吹き飛ばし、対局は終了した。 呆然とする三人に向かって、照が囁くように語りかける。 「自覚がないようだから、わかるようにしてやったんだが……どうだ?」 「? な、なによ」 リーダー格が虚勢を張るように、顎をあげた。 「貴様、訊いていただろう?……どんな気持ちだ?」 いかにもあきれたといった様子で、つまらなそうに照が言った。 「!、こ、このガキっ!」 三人が勢いよく席を立つ。「てめぇ、こ、ぎゃっ」 照に掴みかか ろうとした大柄な2軍部員の手を、いつの間にか傍に来ていた菫が捻り上げた。 「まさか天下の白糸台で、サマなんぞを見せられるとはな」 掴んだ手をぐいっと引いて卓の 上で振ると、袖口からコロンッと牌が二つ転がり出た。イカサマだ。 「は、離せっこのっ、あ、いててっ」 「ま、不発だったみたいだけどな」 投げ捨てるように、そいつを残りの二人の方へ押しやる。 「わかってたんだろ? 指摘しろよ」 席に腰掛けたままの照に、菫が訊いた。 「……無駄だと言ったさ」 無表情のまま俯いて、照が答えた。 少し悲しそうに見えるのは、気のせいだろうか。 「て、てめえらこの! な、なめやがってぇーーっ!」 怒りに真っ赤になりながら、大柄な2軍部員が椅子を持ち上げ、二人の方に突進して来た。 ズドンッ 「ぐぅえっ」 「うわっ」 「きゃあっ」 ガシャガシャンッ 菫のすらりとした長い右足が、まっすぐ正面に伸びていた。 持ち上げた椅子越しに、菫の前蹴りをまともに食らった2軍部員が残りの二人のところに吹っ飛 び、三人まとめてもんどりうって倒れた。 すぃっと右足を戻し、ぱしっとスカートの裾を払って、ずいっと一歩、菫が前に出た。 「立て」 手のひらを上に、クイッと手招く。 「ああそうそう、こわ~い先輩たちとやらも連れてこい。まとめて畳んでやる」 軽く顎を上げて、三人を見下ろす。長身の菫が仁王立ちで、ひときわ大きく見えた。菫も怒って いるのだ。その迫力に気圧されて、2軍の三人が縮こまる。 「そこまで」 唐突に、凛とした声がその場に響いた。周囲の3軍生たちの一角が開いて、五人 の上級生が前に出てきた。1軍のお出ましだ。 「……」 菫が軽く身構える。 「ふふ、そう警戒するな。こわ~い先輩ではないよ」 菫の方へ手をかざし、1軍筆頭でもある部長が笑いかけた。 「なかなかの見物だったが……、そこの三人」 床にヘたり込む2軍生が、びくっと反応する。 「お前たちには色々と訊きたいことがある。……連れて行け」 数名の上級生が、うなだれる三人を立たせて、まとめて部屋から退出していった。 「さて、宮永と弘世、だったな……ん?」 「あ、おい、宮永」 照が席を立ち、1軍には目もくれずに、初めに対局していた3軍の先輩の前に立った。 「み、宮永さん……」 戸惑う先輩に、静かに照が訊いた。 「ここは、そういうところ?」 「? え……?」 「バレなければ、イカサマでも何でも、アリなところなの?」 「!、ち、違うっ! 違うわ!! ここは、私たちが目指すものは、そんな……っ」 軽く頷いてから、照が続けて訊いた。「……麻雀、好き?」 「え、……す、好きよ、大好き。弱いけど、へたっぴだけど、私は麻雀が好きっ」 「充分だ」 「? あ、あの」 「あるじゃないか。資格」 静かな部室内に、照の透き通った声が染み渡る。 「あ、……っ」 先輩の瞳から、一筋の涙が伝い落ちた。 「つまらない麻雀を打って、気分が悪い。先輩、半荘つきあっていただけますか?」 ほんのかすかに、照が微笑む。 「……はい、よろこんで」 涙を指先で拭い、先輩がふんわりと笑った。 「ぜひとも私も混ぜて欲しいね」 菫が二人に声をかける。 「……」 照が口を開きかけて、少し戸惑うような様子を見せた。 「ふん、どうせ覚えてないんだろ? 弘世だ。ひろせすみれ。すみれって呼んでくれ。 私も照と呼ばせてもらう」 「……好きにしろ」 「私も打たせてもらうぞ」 放っておかれたことを怒るでもなく、部長が進み出て、 「さあ、お前たちもぼーっとしてないで、練習を始めろ」 周囲の3軍生に声をかけた。 はっと3軍生たちが顔を見合わせ、わらわらと周りの卓へ散っていった。 「さて、はじめようか。正々堂々、半荘勝負!」 * 放課後の校庭を斜光が照らし、運動部員の長い影が伸びている。吹奏楽部の奏でる音色が、 夕暮れの空に吸い込まれていく。部活終了後の軽いざわめきを背に、部室棟の出入り口で、 照と菫、そして部長が佇んでいた。 「良い対局だった。二人とも、噂に違わぬといった感じだな」 部長が満足そうに頷いた。 「ありがとうございます。……ほら、照、なんか言えよ」 「……」 「ふふ、かまわんよ。しかし……猿山のサル、か。さしずめ私はボスザルってところか」 「いや、あれはその、言葉の綾っていうか、なぁ照」 「……」 (なんか言えよ、もう) 「あはは、いいんだ、弘世。実際、名門校の1軍筆頭と粋がったところで意味もない。 昨年はついに全国出場を逃してしまったしな、立つ瀬ないよ」 「失礼します」 ふらりと照が歩き出す。「お、おい、照」 菫が一歩踏み出す。 立ち去ろうとする照の背中に向かって、部長が問いかけた。 「宮永、君はどう思う? 我々はこれから、どうあるべきなのだろう」 「……猿山の、サルではダメ」 足を止めた照が、ぽつりと呟いた。 「ふむ。では、何ならいいんだ?」 半身で振り向き、照が答えた。「虎だ。……虎にナルンダ」 逆光で影になり、表情は読めない。だがその両の瞳は、ぎらりと強い光を放っていた。 「ふむ。虎、か」 顎に手を添えて、如何にも面白い、といった感じで部長がニヤリと笑った。 (はー、なんか格好いいなー、こいつ) 妙に感心しつつ、菫は照を見つめていた。 (でも一歩間違えれば、かなり痛い子だよなー……って、あ、あれ? あぶ) 「……失礼しまっ……!」 ずりっ、ぺちょ。 「て、照!」 「宮永! どうした」 照が転んだ。特に足を取られるような障害物など何もないのに。菫が慌てて駆け寄った。 「おい、大丈夫か?」 「へ、平気だ。なんともない」 無表情だが、耳が赤い。あとちょっと涙目。「い、痛くない」 痛かったらしい。 「足! 血、出てるじゃないか!」 「だから平気…って、ぅわっちょ」 がばっと菫が照を抱き上げた。お姫様抱っこだ! 「こ、こら! ばかっお、おろせ菫!」 照が手足をバタつかせる。 「おとなしくしろ! 保健室まで運ぶ。では部長、失礼します!」 照を抱っこしたまま、菫が駆けだした。 ぽかんと二人を見送る部長。「……ふ、ふふっ、あはははははっ」 「なんです? んな馬鹿笑いして」 1軍の一人が近づいてきた。副部長である。 「あはは、1年に虎のお姫様がいた! これから面白くなるぞっ! 私ら皆、虎になるんだ!」 「? はぁ」 だいじょぶか? この人……。副部長が怪訝な顔をして、ため息をついた。 広義では、白糸台麻雀部員の代名詞ともなる呼称、”虎姫”――、その誕生の瞬間であった。 「痛くない、ホントだぞっ!」 「わかったわかった、照は偉いな、わかったから暴れんな!」 * * * * 「『……無駄だと言ったさ』 ……うきゃーもぉーかっこいィー!」 「う゛にゃにゃにゃっ」 淡がカテリーナをむぎゅっと抱きしめて、ソファーの上でゴロゴロ転がった。「んに゛ょあー」 「はー、照先輩、最初っから鬼強だったんだー」 半ばあきれたかのように、誠子が呟く。 「そんなことが……サマって……その人たちは?」 ほんの少し眉根を寄せて、尭深が訊いた。 「さすがに退学なんてことにはならなかったが、部にはいられなくなった。卒業前に3軍の先輩 の処へ謝りに来たそうだ」 沢山話してのどが渇いたのか、菫がお茶を一口飲んでから続けた。 「何度か校内で見かけたがな、憑き物が落ちたみたいに、すっきりした顔で笑ってた。ここは厳 しいトコだしな……連中も色々あったんだろうよ」 菫は部員のメンタルケアにさりげなく重点 を置いている。そういった体験が、そうするきっかけとなったのかもしれない。 「『お前はもう、トンでいる……』、くぅ~、今度言ってみよーっと」 淡は能天気である。 「……公式戦でそれやったら、ほっぺつねるから。おもいっきり」 尭深がさらりと呟いた。 「じゃあ、私はデコピン3連発だ」 「こめかみグリグリがいいっすよ」 「ええー、ひどいー! 体罰はんた~いっ!!」 ほっぺたぷくー。 「ははは……あ、そだ、前から訊きたかったんすけど、てる係ってなんでできたんですか?」 「ん? ああ、あれはなぁ……」 誠子の問いに、ちょっと言いにくそうにして菫が答える。 「……調理実習室の天井、焦げてるトコあるだろ? あれな、照だ」 「え! そうなんだ!」 「初代校長の胸像、前に首がもげたことあるんだが……」 修繕の跡が首に一筋ついており、少 し小首を傾げた様になっている。見ようによっては、ちょっとお茶目な感じと言えなくもない。 「ま、まさかそれも」 「……照だ」 深いため息をつく菫。 「いや、わざとじゃないんだ。照は悪くないんだ、うん。ただちょっと、不幸な偶然というか、 ドジッ娘というか、危なっかしいっていうか、放っとけないっていうか……うう、察してくれ」 両手で顔を覆って、呻くように菫が言った。一体何があったというのか。 「あー…、なるほど」 「……お疲れさまです。ホントに」 「いいか、これはトップシークレットだ」 真剣な表情で、菫が言い聞かせる。 「えー、照先輩は、ちょっとドジっ娘なとこがカワイイのにー」 淡はちょっと不満そうだ。校内では、割と有名なことなのだ。まあ隠しようもないし。 「ダメだ。もしマスコミに知れてみろ、1万人の頂点が1万人の笑点になりかねん」 「ぶー、もっと人気出ると思うのに~」 ぷくぅー、とほっぺが膨らむ。 「ダ・メ・だ。照に憧れて入ってくるヤツだって多いんだぞ」 「あ、私、麻雀Todayの写真見てファンになりましたー。ピースしてるやつー!」 「……それ、照に言うなよ。あのときは、大変だったんだ」 「え~? なんでですかー?」 「あれ、照は嫌がったんだよ。それを部長が『新入部員獲得のためだ、愛想良く!』 とか何 とか、なだめすかして言いくるめてな。……そのあと一週間、そこの隅っこに涙目で体育座り して、私以外の誰とも口を利こうとしなかった。照のマスコミ嫌いの発端だな」 「(め、めんどくさっ)そりゃ必要っすね。てる係……」 「……だろ?」 「……でも、係、嫌になったりしないんですか?」 「ん? 何で?」 菫が小首を傾げる。 「ふふ、尭深、愚問だよ、それ」 「……みたいね」 「? なんだよ?」 キョトン。「何でもないっすよ。ごちそうさまですw」 ニヤニヤ。 「あ、もうこんな時間。へへー、照先輩、今頃京都にいたりしてー」 淡が笑いながら言った。 「……ありうる。洒落にならない」 不安そうに尭深が菫の方を見る。 「いや、心配ない。今朝ちゃんと駅で見送った」 「お疲れ様でした。さすがてる係っすね」 くすくす。誠子は楽しそうだ。 「……でも、京都はないにしても……」 やっぱり心配そうな尭深。やさしいのだ。 「手は打った。清澄の竹井に連絡しておいた。フォローしてくれってな」 「妹じゃなくて?」 「あー…、咲はなぁ……、なんというか、照の妹なんだそうだ」 「へ? 当たり前でしょ?」 「いやそうじゃなくてな、なんというか、方向感覚的にそれはもう姉妹だなあって感じらしい」 「あー…、なるほど」 「へー、咲ちゃんそうなんだー」 「……姉妹そろって……(萌え)」 「でも、大丈夫かなぁ。竹井って、確か清澄の部長っすよね」 「そうだが? 何だ、何か気になることでもあるのか?」 「いや、全国大会のとき会場で、長野から観戦に来たって子と、ちょっと話したんすけどね」 「ん? なんでまた?」 「ロビーの柱の影で、長野の応援団の連中と一緒にいる清澄の方を見ながら、何かブツブツ言 ってたんで、ちょっと気になって声かけたんすよ。そしたら『私が見えるんすか!?』 なん て言って、変わった子だったなぁ」 「何だそれ……で、その子がどうかしたのか?」 「いや、その子が言うにはですね、竹井って地元じゃ有名な女ったらしなんだそうで」 「な……何?」 「へー」 「……やはり」 尭深は何かを感づいていたらしい。 「一言会話したが最後、確実にフラグが立つとか何とか、訳の分からないこと言ってたっけ」 「……」 「ま、気にしすぎかな。照先輩には関係ないっすよねー……って菫先輩?」 やにわに菫が席を立った。ツカツカとドアへと向かう。「菫先輩、どこ行くんすか?」 「……ちょっと長野に行ってくる」 「はぁ、行ってら……って、えええっ!?」 誠子が慌てて菫の腕を取り、引き止めた。「ちょっ、待った待った、先輩ってば!」 「離せ、誠子! 行くったら行くんだ! 照は私が守る!!」 「あー、いいないいなー、私もお供しま~す! 咲ちゃんにも会いたいしー」 「こらっ、淡! ああもう、大丈夫っすよホラ、照先輩、妹一筋じゃないですか」 「……それも気に食わん。この際、私の照だということをはっきり証明してくれる!」 「あーもう何言ってんですかもうっ! ほら尭深、あんたも止めてよ!」 「……今から向かえば、夜には着けますね。宿の手配をしないと……」 おもむろに携帯を 取り出し、操作し始めた。「ああああんたまでっ!?」 途端に部室が騒がしくなった。「……うにょわ~」 出窓にひょいっと飛び乗って、やれやれ とでも言いたげに、くぁあっとあくびをするカテリーナなのだった。 一方その頃、某県某所の、とある喫茶店――、 「ふぇっ、くしゅっ」 「なんじゃ、風邪か?」 「あ゛ー、違うと思うけど。誰か噂でもしてるのかしらねー、美少女は辛いわー」 「いってんさい。……お、そろそろ電車が来る時間じゃね」 もうすぐ 嵐がやって来る。 *********************** 以上 読了感謝 ですわっ 421 ぴかぴかてるてる蛇足 2011/05/01(日) 22 20 08.65 ID NBGZ469A はい、お疲れさまでした ありがとうございました やー、なんとかなった ひやひやしました 菫さんはきっと、乙女ちっくで漢前 だといいな いや、照お姉ちゃんと菫さんが大好きなんですよホントですよ つまり、あほの子なのは愛情表現なのです あほのこやいといとし あほの子など認めぬっ! そんなときには、ひらりとスルー さあトレアドール、身構えろ アニメでは強そうで怖そうな虎姫隊だけど、実は仲良しだといいなーという妄想が止まりまへん もっと原作で見たいですねー ちらっとでも出ないかな ではまた