約 2,175,041 件
https://w.atwiki.jp/akb43/pages/474.html
井万里きよあをお気に入りに追加 井万里きよあとは 井万里きよあの89%は宇宙の意思で出来ています。井万里きよあの6%は純金で出来ています。井万里きよあの2%は黒インクで出来ています。井万里きよあの2%は海水で出来ています。井万里きよあの1%は嘘で出来ています。 井万里きよあ@ウィキペディア 井万里きよあ 井万里きよあの報道 gnewプラグインエラー「井万里きよあ」は見つからないか、接続エラーです。 井万里きよあをキャッシュ サイト名 URL 井万里きよあの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 井万里きよあのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 井万里きよあ このページについて このページは井万里きよあのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される井万里きよあに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/reko_jin/pages/18.html
2009/01/25/2/簡易 GM プレイヤー6名 プロローグ これはある一匹の猫が見た物語 その村は、いつの間にか6人まで減っていた きっと人狼が紛れ込んでいるに違いない みんなでがんばろっ ・・そこまでうまくいく?; 会議 はじめっ CO村人 これって自由発言なのかw 発言自由 CO村人 CO狂人 ※初日から処刑投票ありです 食べないで下さいpq 処刑投票 耳打ち投票 ( ( ( ( ) 遺言3行くらい えー そのー 村です 夜 夜(発言自由)開始っ 狼は今のうちに行動しちゃってください ※しかし発言はありませんでした。 処刑会議 さんが亡くなりました CO狼 CO村人 しずかだねぇ(’’ 処刑投票 耳打ち投票 ( ( ( ( みんな、同じ票数なので 弁解も処刑もなし 夜 はじめっ ※しかしこの夜も発言なし 処刑会議 :さんが亡くなりました といってもなにもいわないよねぇ ですね・・・ 初心者だからよくわかんないんだよねぇ さん狼ですよね そうですよ~ ではさんもさんが? はいー ほほー 処刑投票 耳打ち投票 ( ( 遺言どうぞ これにて 一件落着! ではない エピローグ そして猫は村の終焉を見届けて去っていった・・・ 狼側の勝利 キャスト 村人 牧師 狂人 狼 反省 (会議は)テレパシーである必要はありません が狂人だとはおもわなかった(、、 同じく 人狼COが出るとは思わなかった ストレートのみの人狼COで生き伸びたのは奇跡でした えっへん 奇跡多すぎ; 4人が一人ずつばらばら投票は初めてです 簡易じゃなくて普通のやりたいね、人数増えたらw
https://w.atwiki.jp/dangetest/pages/71.html
2ターン目先手 1ターン目後手 → 2ターン目先手 → 2ターン目後手 _1_ _2_ _3_ _4_ _5_ _6_ _7_ A パンチ、砲★ ラーメン B (壁) (壁) C 隕石、瑞 封印の壺 船 D (壁) (壁) エロ本、清 E 埴 十二衣、万★、むねしげ君、祥 ハート、呼、隼 【生徒会行動提出】 マンチ:E4移動 呼びかけ:E7移動、隼鷹に通常攻撃 → 命中:隼鷹死亡(呼びかけがハートブレイカーをゲット)E7にバリケード出現 きよし:D6移動 ダイナー:能力発動、対象はきよし → 発動&命中:きよし死亡、呼びかけの精神-1、ダイナー永続戦線離脱(エロ本がD6に再配置) 【行動理由】 マンチはどうしてもフェリーの即死判定から逃れようがないため、51%に賭けてそのままバリケード合流のために前進。 バリケード取得者は単装砲の攻撃を回避する可能性のある呼びかけにして、残りはDP維持のために敵リーダーに殴られる前に内ゲバ&離脱。 生徒会 所持DP:3 名前 性 年 攻 防 体 精 FS 特殊能力 発 成 備考 ステータスこそ至高也と声高に唱える者 無 他 4+5 14+5 7 8 0 悪の咆哮『だが!最後に勝つのは俺達だ!』 82 100 リーダー(精神+3)、十二衣 埴井るり 女 2 0 1 5 5 19 アナフィラキシー・ハック 奥義失格 蜂恩謝徳 80 100 能力休み、死亡 武装蟻兵人アントダイナー 男 3 18 6 5 0 1 ハイパーダイナーナックル 100 100 能力休み、D6永続戦線離脱 呼びかけマシーン 無 他 13 7 7 2 0 呼びかける 95 100 ハート ずんどこきよし 男 他 15 0 2 2 4 へーいずんどこ!やれずんどこ!フォーッ! 102 100 死亡 番長G 所持DP:0 名前 性 年 攻 防 体 精 FS 特殊能力 発 成 備考 瑞鳳 女 他 0 13 9 3 5 ぁっ/// 提督?格納庫まさぐるの止めてくれない?んぅっ//// 95 100 隕石 フェリー 無 他 0 19 8 3 0 スクリューに巻き込まれると死ぬ 49 100 14cm単装砲 無 他 15 0 3 3 12 砲撃 100 100 リーダー(攻撃+3)、パンチ 祥鳳 女 他 7 13 8 1 0 やったぁーっ!やりましたっ!私っ、嬉しい!これからも頑張りますね! 26+20 100 むねしげ君 隼鷹 女 他 7 1 10 5 7 商船改装空母、隼鷹でーすっ!ひゃっはぁー! 95 100 死亡 【アイテム一覧・効果】 封印の壺:所持者に永続で特殊能力封印効果付与 むねしげ君:所持者に永続で発動率+20% ロケットパンチ:所持者の能力ではない【通常攻撃】の射程を隣接2マスに変更 ※1度のみの使い切り型 隕石の怨念:所持者の隣接1マス内1マスに永続壁作成 ※1度のみの使い切り型 黄金の十二衣:所持者に永続で攻撃力・防御力+5 ※この値はステータス入替の影響を受けず、常に攻撃力・防御力を上昇させる ハートブレイカー:所持者の同マスに永続でバリケード設置 ※所持者が移動した場合、移動前マスのバリケードは消失、移動後マスにバリケード設置 グチョグチョのエロ本:所持者の精神を永続で0として扱う ※この値はステータス入替の影響を受けず、常に精神を0として扱う 美味しいラーメン:所持者を使用タイミングで再行動させる ※1度のみの使い切り型
https://w.atwiki.jp/wikinki/pages/80.html
まさよしは、近畿地方の原住民である。 特徴 山崎まさよしとは無関係である。 昔は、近畿屈指の大富豪であったが、今はそうでもない。 出現率はかなり低い。
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/8188.html
当世しころ 相場 買値/売値:文/文 備考 宝飾之わで生産可能 分類 価値 重量 特殊効果 1 1.6 なし 材料 当世しころ:2 上板札:3 巣板砥石:4 金箔:1 主な用途 鍛冶屋 烏帽子兜之は 金箔押烏帽子兜 筋兜作成之ほ 金覆輪筋兜 星兜作成之ほ 紺糸威星兜 唐人笠兜之は 金箔押唐人笠兜
https://w.atwiki.jp/pixso/pages/19.html
パーソナルデータ 名前 クリス・ハミルトン 性別 男 種族 地球人 年齢 12歳 身長 127cm 利き手 右手 誕生日 3月4日 使用武器 短剣 一人称 僕 二人称 年上:~さん、年下:~君 ~ちゃん 好き 散歩、自然、星空、音楽鑑賞、ブタ←ココ重要 嫌い ブタをひどく貶す人 好物 お母さんが作るチャーハン、洋菓子、野菜 キャラシート 補足 料理 鍛冶 調合 合成 40 15 25 30 機械 細工 錬金 執筆 5 60 25 30 本タグに投稿された作品 イラスト 3月生まれ PIXIV STAR OCEAN~星の海へ~ それじゃぁお願いします~! 漫画 きよしあの夜 Happy Christmas(PA クリスマス) 呑ませないでください お疲れ様でした(PA クリスマス) アッシュさんお誕生日&年越し 一次会!(PA クリスマス) 厨房のヤンキー(PA クリスマス) ケーマさんLv255説(PA クリスマス)
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/671.html
お昼は出前をみよしで やっぱりみよしの味噌はなかなかの味です 時々しょっぱいこともありますが、なぜかハマっちゃいます 2006/05/12 52杯目 味噌ラーメン 650円 住所 栗原市築館薬師4-12-13 TEL 0228-22-3202 営業時間 10 30~16 00 定休日 火曜 駐車場 有 by 熊ちゃん 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/90.html
よしよしがとまらない【登録タグ よ 了&ミッちゃん 曲 桃音モモ 重音テト】 作詞:了&ミッちゃん 作曲:了&ミッちゃん 編曲:了&ミッちゃん 唄:桃音モモ コーラス:重音テト 曲紹介 もともとゲーム用に作った曲で、イメージはネトゲで姫気取りしている方のステキな叫びという感じとのこと。 細かく作りこまれたドット絵は止めても動く。 ギター演奏とオケ修正はギター募集スレの面々によるもの。 歌詞 ah…アナタには 私の声が聞こえますか? いつもブログに書くの 早くしんでとw ah…アナタはニート!ヒキコモリ! 人生のルーザー!! 『姫』のワタシとは 釣り合わないよw 医者や官僚もいる ワタシのギルドw この間PKしたのも 私の下僕w (モ・シ・ヤ・タ・イ・ゾ・ウ!?) ソロで頑張るアナタは ウザス!キモス!カワイソス! カップルイベントどーするのw ネトゲもリアルもカワイソスw ah…ボイチャで はしゃいでる アナタ見つけた 参加者の中には 女もいたよね? ah…でもゴメンw その子は「きっと」ネカマよw 万が一 女でも「たぶん」貧乳ねw (オパーイ♪) 見なさい ワタシのGカップw あぁ ごめんねw 巨乳だけどPQ高いからw (シ・マ・ダ・ケ・ン・テ・イ!!) ネット弁慶のアナタは ウザス!キモス!テラワロス! 馴れ合いだけのアナタじゃ 本当の『友達』できないよw 脳内彼女とLOVELOVE ウザス!キモス!テラワロス! ワタシの彼氏は大学生 内気で奥手でもこみち似ーw ワタシを白豚と煽ったバカは スーパーハカーの下僕に聞いたら アナタだってねw (サ・ス・ガ・ペ・ン・タ・ゴ・ン! ハ・カ・イ・シ・タ・ヒ・ト!!) 粘着質のアナタは ウザス!キモス!カワイソス! ワタシの居場所を壊すな ホウケイ チンコハ イラナイノ! ワタシ東大受けるの ドラゴン ザクラモ ヨンダシ! セレブの未来壊すな ハヤク レンタン ジサツシテー!! (動画内歌詞より転載) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/440.html
353 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 15 33 ID l/Qm1Ihy 父が死んだ。 その報せを聞いたのは、私が定刻に起床し、身支度を整え、いざ会社へ、と安アパートのドアを 開けたときのことだった。 「お父さん、亡くなったわ」 電話で報せてきたのは、会話するのも、実に八年ぶりとなる妹の与利子(よりこ)である。 細かいことはそちらに着いてから聞く、と言い置き、旅行鞄に喪服一式、着替えと思い付く限りの 必要品を詰め込み、会社に休暇願いの電話を入れた。 そして今、私は車窓から風景を眺めながら、故郷へと向かっている途中なのだ。 私の田舎は、関東にありながら交通の便が悪く、非常に時間がかかる。何せ、一時間に一本、 電車が通るか通らないかの過疎路線である、アパートを出てきたのは朝方であったのに、現在、 時刻は既に正午を回っていた。 窓の外で緩やかに流れる風景が、私に上京時の記憶を思い起こさせる。 上京して八年。 帰郷するのは今回が初めての事だ。 よりによって、最初の帰郷が父の死によるものになるとは、思いも寄らなかった。 そもそも、何故、私が八年もの間、故郷の土を踏まなかったのかといえば、それは父の言葉が 端を発するものであったからなのだが。 電車が目的地に到着した。線路は一本、改札口も駅員の人影もない。八年前と何も変わっていない。 「お前は、俺が帰って良いと言うまで、絶対に帰ってきちゃあならねぇ」 当時、このプラットホームで父が私に言った言葉だ。 「いいか、絶対にだ。電話も俺からする。勝手に帰ってくるんじゃねえぞ」 そう言って、父は私の手を掴み、数秒、握り締めたあと、急かすようにして電車に私を押し込んだ。 駅を出ると、古ぼけた見慣れぬ車が一台止まっている。 すぐそばに一人の女性が、ひっそりと佇んでいた。 八年の年を経ても、この顔立ちは忘れない。だが八年前とは、全身から滲み出る“女性の香り”の 濃度が圧倒的に違っていた。確か、今年で二十三だったか、三十路目前の私ですら、目が眩むほどの 妖艶さは、とても二十年そこらで蓄積できるものではないように思えた。 「お久し振りですね、兄さん」 妹の与利子が、私を迎えにきていた。 ※ ※ ※ ※ ※ あれは上京して二年ほど経った頃であったか。 電話がかかってきた。出てみれば、父であった。 『お前、女はできたか』 上京して以来、父とは定期的に連絡を取っていたのだが、彼の第一声は必ずそれだった。 354 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 17 03 ID l/Qm1Ihy 当時、私も交際していた女性がおり、「いる」と告げると、殊の外、喜び、「結婚はどうするんだ」 「相手のご両親に挨拶はしたのか」などと、矢継ぎ早に質問を浴びせてきた。 そこまで考えていないよ、と私が答えると、 『早く結婚してしまえ。お前が良いと思ったなら、俺は何も言わん』 と父は言った。 それから数か月のちに、父との電話で、その女性とは縁無く別れた事を報告すると、父はとても落胆していた。 『そうか。そうか』 あの瞬間、父は急激に老いた。私の言葉が、彼の活力を奪ってしまったのだ。 『良いと思ったら手放すなよ』 縋るような声を私に伝えて、電話は切れた。 「今朝方、私がお父さんを起こしにいったら、亡くなっていたの」 私の故郷は、駅から少し遠い。三年前に買ったらしい中古車を運転し、妹が話し始める。 いつから具合が悪かったのだ、と私が聞くと、 「さあ。頑固者でしたから、お父さん。ずっと具合が悪いのを隠してきたんじゃないかしら」 苦笑気味に妹が答える。 確かに、父は頑固な人間だった。それは、これまで私に言い続けてきた言葉からも、良く分かる。 「喪主は兄さんですから。疲れているところ申し訳ないのですけれど、よろしくお願いしますね」 もしかしたら、妹は父の死に、ある種の解放感を感じているのかもしれない。私と妹を切り離し、 ずっと閉じ込め続けてきた父を、憎悪しているのか。妹の口は、今にも「ああ、せいせいした」 と喋りだしそうで、私は何も言えなかった。 私とて、本人の言いつけではあるものの、父を八年間、放っておいたのだ。妹に、悲しむことを 強制するような立場ではない。 木々に囲まれた細い道路を走り続けること、二十分。地面は、舗装された平らな道から、砂利道へと 移り変わる。急な坂を下ると、広大な田畑の中に、ちらほらと建ち並ぶ家々が見える。 私の故郷だ。 帰ってきたんだな、と私が呟くと、 「そうですね、おかえりなさい、兄さん」 と妹が答えた。 我が家に着くと、真っ先に父の顔を見にいった。桐の箱の中で、眠る父にただいま帰りました、と声をかける。 「通夜まで一時間程、時間もありますし、何かお作りしましょうか」 妹が尋ねてくる。言われてみれば、私は朝から何も食べていなかったので、何か簡単なものを、と頼んだ。 背後で妹が台所へと向かう足音を聞きながら、私は父の顔を見つめ続けていた。 355 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 18 33 ID l/Qm1Ihy 父の死に顔は、あまり安らかなものではなかった。少なくとも、私にはそう見えた。 『なんで帰ってきたんだ』 そんな言葉を今にも口にしそうな、苦々しい表情だった。 母は、私が五歳の頃に病で伏せた。逝ってしまう直前までは、あんなにもやつれた顔であったのに、 死に顔は綺麗だった。きっと母は後悔や未練を残しつつも、納得して、己で区切りをつけて逝ったのだ。 だが、父は違うのかもしれない。息を引き取る瞬間まで、一切の妥協を許さなかったのかもしれない。 ならば、彼をそこまで縛り付けた未練とは、何であったのか。 おそらく、私、そして妹の与利子のことであったのだろう。 「お前は、俺みたいになっちゃいけねえ。俺は逃げられなかった。今だって幸せだが、選ぶことを 許されなかった」 父は、私によくそう言った。 「もっと外を見てこい。ここにとどまっちゃいけねえ。自分の考えた通りに動け」 幼い頃から、ずっと言われ続けてきた。 私自身は、この村に対してそれなりに愛着も持っていたし、ここに根付く風習にも、納得はしていた。 けれど、自分も風習に則って動くとなると 、話は別だ。いくら世間と隔絶された村でも、 情報源は父だけ、という訳ではない。あらゆる手段を以て、外を調べ、知った。 だから、納得すると同時に、疑問も投げかけ続けた。 そして都内の大学へ進学することを決意した。計らずとも、この事は父の狙い通りだったらしく、 彼は、すんなりと私の決意を後押ししてくれた。 「与利子に言うんじゃねえぞ、村の奴らにもな。与利子には、俺から言ってきかせるからな」 父は、きっとその時、私に自分の願いも託したのだ。 「兄さん、出来ましたよ」 妹の声に、回想を打ち切り、私は居間へと向かう。改めて眺め回すと、我が家は私が出ていった頃と 何も変わっていなかった。私達は向かい合って座り、八年ぶりの食卓を囲む。 妹の手料理はなかなかのものだった。 腕を上げたな、と私が褒めると、妹はくすぐったそうに笑って、 「ただの天ぷらそばじゃないですか」 自分もそばを啜った。 蕎麦を食べ終えると、妹は、喪服に着替えてきます、と言って席を立った。 私も少し休んだら、喪服に着替えなくてはならない。 父の亡骸にちら、と目をやる。その表情は、相変わらず苦々しげに歪んでいた。 ※ ※ ※ ※ ※ 通夜は滞りなく進み、親族だけの内輪の会食が始まった。 356 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 20 04 ID l/Qm1Ihy 「しかし、伸浩(のぶひろ)も立派になったもんだ、ええ? すっかり男前になっちまって。 弟も鼻が高いだろうよ。なあ、与利子ちゃん」 伸浩、とは私の名前である。目の前で話しているこの男は、父の兄、つまり私の伯父だ。 私は適当に相槌を打ちながら、彼に酌をする。 「あいつはなぁ、正直なところ、変な奴ではあったけども。根は良い奴だったよ。 とにかく、優しかったんだなぁ。亜左美(あさみ)姉さんもそこに惹かれたんだろうよ」 酒も入り、伯父は上機嫌だ。伯父から母の話を聞くのは珍しい。 伯父の前で母の話はタブーである、というのが私達の中では暗黙の了解だった。そもそも、この伯父が、 亡骸であっても父に会いにくること自体、異例のことと言っていい。 父と伯父は、愛する女性を取り合って、激突して以来、ずっと疎遠であったからだ。 その女性こそが私達の母であり、さらに、仲違いした兄弟の実姉でもあった。 「それに、ほれ、伸浩。お前を外へ出したろ? それのせいで、俺だけじゃなく、他の連中も敵に 回しちまったからなあ。でも、やっぱり根は良い奴なんだよ。こうやってみんな集まるんだから……なあ?」 伯父の呼び掛けに、他の親戚も「うん、うん」と首肯する。 妹の与利子はといえば、新しい酒瓶を持ってきては親族に酌をし、空になった盆を片付けて、 と慌ただしく動き回っている。 ふと、妹と目が合った。私は声に出さず、「大丈夫か」と口を動かすと、一つ頷き、目で笑いかけてきた。 黒一色の喪服に包まれた与利子は、昼間、再会した時よりもますます妖艶さを増していた。 「でも、伸浩、よく帰ってきてくれたよ。与利子ちゃんもな、ずっと一人で寂しかったと思うんだ。 これからは、兄妹仲良く、二人で生きていってくれよ、な?」 この言葉には一つも含みなど無かったにちがいない。村の人間が、こういった内容の話をするのなら、 それは言葉通りのものなのだ。 曰く、「兄妹で契れ」と。 そういうことなのだ。 この村では、代々、近親による結婚を当たり前のものとしてきている。 前述の通り、父もその例外ではなく、姉と交わった。二人の間に生まれたのが、私と与利子である。 父は、この村の習慣がどうにも我慢ならなかったのだ。原因の一つに、父が若い頃にある女性と 駆け落ちしかけた事が挙げられる。まだ若かった父が、上京した時に出会った女性。村の外の女性だ。 357 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 22 19 ID l/Qm1Ihy 私も詳しくは知らない。だが、父は紛れも無くその女性を愛していたし、女性も父を愛していたらしい。 それを許さなかったのが、母であったのだ。結局、父は村に戻り、姉と生きることを決めた。 女性の結末は分からない。 父に一度だけ問うてみたが、返ってくるのは無言ばかりだった。 父は、私に理解を求めたのだ。私を外の世界に放り込むことで。 私が外の女性と交際する事にもろ手を上げて喜び、結婚を執拗に勧めたのは、自分の叶わなかった願いを 私に託したかったからだろう。 「ほら、見てみろ。俺にも孫が出来てな。ほら、ウチのとこの勝(まさる)と陽菜(はな)、あいつらの子だよ」 伯父が誇らしげに見せた写真には、父が嫌悪した世界の在り方が、まざまざと写っていた。 ※ ※ ※ ※ ※ 線香を絶やさぬように、と告げて親族達は皆、帰っていった。 静寂に包まれた居間で、線香をあげる。父は、やはり私が帰ってきたことに怒りを感じているのだろうか。 答えが返ってくる筈もないと分かっていても、口に出すのは憚られた。 「兄さん、ようやく静かになりましたね」 妹が私の隣に座る。緩やかな動作で線香をあげ、手を合わせた。 お前は父さんが嫌いだったのか、と聞くと、 「ええ」 妹は迷いなく、答えた。 「だってお父さんは、兄さんを追いやったんですもの」 私は自分の意思で上京したのだ、と何度話しても、彼女の考えは変わらなかった。 「私の幸せはどうなるんですか? 私はあなたがこんなに好きなのに」 それは村の風習に則っているだけだ、お前も外の世界に出てみれば分かる、私は辛抱強く、説得を続けた。 父もこんな苦労を味わったのか。 味方が一人もいない中、正しいことを叫び続け、それでも受け入れてもらえない。 一歩踏み出せば、すぐに理解出来る、この村の歪みを理解してもらえない。 「ソトと、ウチと、どちらが正しいのかなんて、誰が証明できますか?私が唯一、正しいと言えるのは、 あなたへのこの想いだけですよ」 首を傾げて、微笑みながら話しかけてくる妹からは、少しだけ汗の匂いがした。 私達の周りでゆっくりと舞う線香と混じり合い、それは背徳的でありながらも、官能的に匂い立つ。 358 帰郷の夜 sage 2008/06/03(火) 02 23 49 ID l/Qm1Ihy 一度、姿勢を正して、唐突に湧きあがった欲求を腹の底へ流し込むと、ここには一週間くらいいれる、 だからまたいずれ、この話をしよう、と締めくくった。 「どうやってお帰りに?」 妹の問いに、勿論、電車で、と答えると、 「それは無理ですよ」 妹が答えた。何がおかしいのか、肩まで震わせて、くつくつと笑っている。 「あの路線は、今日で廃線になるんですよ?」 そんな馬鹿な、私が笑って答えると、妹は喪服の胸元から小さな紙切れを取り出し、私に差し出した。 紙切れの正体は、新聞のある記事を切り取ったもので、内容は、私が乗ってきた電車の路線廃止が決まった、 というものだった。 「たしか……三か月前くらいの新聞かしら? それを見て思いついたんですよ、今日、この日に、 兄さんに帰ってきてもらおうと……」 与利子の艶やかな黒髪が、私の胸元に降りかかる。私の首に腕を回して、唇を耳に寄せると、妹は囁いた。 「改めて、おかえりなさい、兄さん」 ※ ※ ※ ※ ※ 私は父に謝らなければならない。 父の願いを果たせなかったこと。 父を、助けてやれなかったこと。 帰ってくるなという、父の言いつけすら、守れなかったこと。 その、全てを。
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/3129.html
【作品名】ぼく、オタリーマン。 【ジャンル】漫画 【名前】よしたに 【属性】SE 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】肥満体の成人男性並み 【防御力】肥満体の成人男性並み 【素早さ】肥満体の成人男性並み 【長所】デブが吉と出るか凶と出るか 【短所】絵だといまいちデブっぽくない vol.20 753 :格無しさん:2008/08/27(水) 20 31 53 よしたに考察 詳しい説明が無い以上ただの脂肪太りだろうから運動不足の成人男性である笹原完士と= vol.112 270 格無しさん 2016/01/25(月) 20 31 27.41 返答ありがとう よしたにって誰だって思ってwiki見たら、オタリーマンか これって「実話が元系」でアウトでは無いんだ? 確か自伝は出られないよね? 271 格無しさん 2016/01/25(月) 21 29 24.05 ルールを見れば分かるけど「実話が元系」が全て駄目ってわけではなく 再現ドラマに再現漫画なんかは「事実を元に再構築された物語」扱いで参戦可能 オタリーマンは詳しくないが実話を漫画化する場合って登場人物の姿が漫画用の絵に必然と再構築されるから 基本「再現漫画」扱いとなり「実話が元系」の駄目な例に引っかかる事はほとんどないはず