約 1,485,728 件
https://w.atwiki.jp/kachan/pages/158.html
2010/04/03 【押しかけ隊】 ゆっきーが、毎日のように「ねーねと遊びたーい」と五月蝿いので、「西郡」に突撃! 待ち合わせ場所は、こんなオブジェがある公園。 オブジェのお尻から、何かが落ちてくるような恐怖を感じつつ。。。 ちんまりとシートを敷いて待っていましたが、吹きっさらしで、チョット肌寒い日。 それでもまわりは、桜が咲いていて、とっても綺麗です。 りょうた君登場! みいちゃんも、ひさしぶりー。 かっちゃんとケンちゃん&じゅんた君は、早速サッカーごっこを始めました。 おチビさん組は、やぐらの上。 遠くが見えますか? 何度も何度も、上っては滑り降りてきて・・・ とうちゃんは疲れちゃいました・・・ ゆっきーとみいちゃんがフリスビーを始めましたが、風があってなかなか上手にキャッチできません。ていうか、ゆっきーにはまだちょっと難しい遊びです。 男組と女組に分かれて、じゅんた君ちへの移動中。 iPhoneにて、ゲームに興じています。 お家に着くなり、かっちゃんは、りょうた君とカードゲームで・・・ 2010/05/04 【お山へGO】 じゅんた君が、じいちゃんのお家に泊まりに来ました。 それじゃあ、かっちゃんも一緒にと、お泊りした翌日。 二人を連れて、お山へ遊びに行くことにしました。 盆地を見下ろす峠にて一休み。 ここから林道に突入します。 麓ではとっくに終わっている桜を満喫しつつ、先に進みます。 予定外の枝道をずんずん進んでいくと・・・ どうやらこの先は転回できないようなので、素直にしたがって、車を乗り捨てて歩くことに。 草の茂った斜面を登って行くと、リンドウの花がちらりほらりと咲いていました。 山頂に到着! この付近は、自生する菖蒲があるのですが、時期がまだ早く、ようやく葉が伸び始めた程度でした。 V字に抉れた溝を避けつつ、分岐路まで戻り、先を急ぎます。 昼食場所に到着。 仕度が出来るまで、サッカーでもして遊んでいてよ。 本日のメニューは、目玉焼きカレー(中辛) じゅんた君のリクエストにお答えして、黄身はトロトロにしておきましたよ。 お腹いっぱい!という声を無視して、強引にパンケーキを焼いて食す。 それっ くえっ! 食事の後は、山を下って、いつもの温泉に立ち寄ることに。 風呂上り。 冷たいものを飲みつつ、馬鹿っ話を、身振り手振りで大いに語る、お兄ちゃん。 どう?楽しかったかな? また一緒に行こうね。 (by おいちゃん) 家に戻り、タイヤを見てみると、サイドウォールには楽しかった思い出が、いっぱい残っていました。 2010/05/09 【お山へGO -2】 先日開通したトンネルを抜けて、河口湖までドライブに出かけました。 富士山にはまだ雪がいっぱい残っていますが、湖畔を吹き抜ける風は、とっても心地よいです。 いい天気でよかったねー。 湖面には鴨たちが沢山浮かんでいます。 陸に上がってきた子を追いかけてみると・・・ 巣がありました。 卵がいくつか有るのが見えます。 お母さんが不安になるので、見ちゃダメ! って言っているのに、じーと見つめる子供たち。 小っちゃい花がいっぱい咲いていますよ。 うーん。気持ちいいねー。 ボール遊びをしようと移動してみたものの、適当な広場はなく、ホテルのグラウンドの隅っこで、チョコッとだけ遊んで帰路につきました。 かっちゃん18 子供たちメニュー かっちゃん20
https://w.atwiki.jp/lls_ss/pages/386.html
元スレURL 千歌「あ、梨子ちゃんからラインだ…」 概要 画像をめぐる高度なライン上の駆け引き タグ ^高海千歌 ^桜内梨子 ^黒澤ルビィ ^短編 ^安価 ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/639.html
【SS】私のお兄ちゃんがこんなにかっこいいはずがない! by エルザス 登場人物 ξ*^ω゚)……斎藤オメ子 主人公。女子高生 ´゚ω゚)……斎藤オメガ オメ子の兄。大学生だが部屋に引きこもって自堕落な生活を続けている `゚ω゚)……匿名さん オメガの親友。オメガと違い真面目な性格。優しい顔をしているが、なにか裏があるようだ… [削除][編集][コピー] 09/24 14 05 URBANO BARON(e) 新着順⇔投稿順 ココに投稿/検索 [1] 支援 [削除][編集][コピー] 09/24 14 19 SH001(e) [2]エルザス 私立黒猫学園高等部―― 斎藤オメ子はこの学校の教室で、友人のA子、B美としゃべっている。 A子「オメ子のお兄さんイケメンなんだよねー!」 B美「会ってみたいなぁ」 ξ*^ω゚)「そんなことないよー」 授業はとっくに終わり、放課後の教室には西日が差し込んでいた。 ξ*^ω゚)「確かにもう少しおしゃれに気を使ってくれたら、ちょっとはかっこいいかもしれないけど…普段はただの引きこもりだし…」 A子「残念なイケメンって奴?www」 B美「なにそれ萌え~www」 A子「あげぽよ~www」 ξ*^ω゚)「なにこの娘たち…」 そうこうしているうちに、バイトに行かなければいけない時間になった。 ξ*^ω゚)「ごめ~ん、そろそろバイトいくね」 A子「あっ、もうこんな時間か」 B美「じゃあねオメ子、また明日!」 ξ*^ω゚)「じゃあね~」 オメ子は教室をあとにして、バイト先のコンビニへと向かった。 [削除][編集][コピー] 09/24 14 38 URBANO BARON(e) [3]カタナン 期待 [削除][編集][コピー] 09/24 14 42 S005(e) [4]エルザス ξ*^ω゚)「ただいまぁ~」 夜遅く、バイトから帰ってきたオメ子は、家の中に異様な匂いがたちこめているのに気がついた。 ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんってば、また訳わからない実験してるな~?」 オメ子は兄の部屋の前に立つと、勢いよく扉を開けた。 ガチャ「ドア」 ξ*^ω゚)「お兄ちゃんいい加減にしてよ!家中に変な匂いがまわってるよ!」 「うわっ!オメ子?!」(゚ω゚;` オメガが驚きの叫びを発した瞬間、彼が持っていた試験管が爆発した。 ξ*^ω゚)「きゃあっ!」 「うぉっ!」(゚ω゚;` オメガの部屋は煙に満たされ、二人は咳き込みながら罵りあった。 ξ*^ω゚)「ゴホッゴホッ…んもう!だから実験はほどほどにしてってあれほど……ゴホッゴホッ」 「ゴホッゴホッ…お前がいきなり入ってくるからだろ!ノックぐらいしろよ!……ゴホッ」(゚ω゚` オメガとオメ子、兄妹はいつもこんな感じであった。 [削除][編集][コピー] 09/24 16 00 URBANO BARON(e) [5]カタナン ガチャ「ドア」 やめれwww [削除][編集][コピー] 09/24 16 23 S005(e) [6]エルザス 4 そこへ、オメガの親友である匿名さんがやってきた。 `゚ω゚)「あがらせてもらうぞー!」 匿名さんは兄妹との付き合いが長い。二人がこうして喧嘩していても、じつは仲の良い兄妹であることは十分にわかっていた。 `゚ω゚)「うわっ、すごい煙だな。オメガ、お前また訳わからん火薬作ってたな?」 「オメガっさ!いいところに来たな、調度新しい火薬の試作品ができたから見てくれ」(゚ω゚` `゚ω゚)「やれやれ……オメ子ちゃんも大変だな、こんな兄貴で」 ξ*^ω゚)「ほんとですよ!匿名さんからも言ってください!」 `゚ω゚)「そうは言ってもなぁ…こいつの唯一の特技だしなぁ…」 ξ*^ω゚)「甘やかしたらダメです!ちゃんとしつけないと!」 `゚ω゚)「しっかりしてるなぁオメ子ちゃんは…将来はいいお嫁さんになるな」 ξ*^ω゚)「なっ…!わ、私なんかもらってくれる人いませんよ!おっちょこちょいだし、かわいくないし…////」 `゚ω゚)「そんなことないよ。もし誰もオメ子ちゃんを嫁にしなかったら、オレがもらいたいくらいだもん」 ξ*^ω゚)「なっ……////」 `゚ω゚)「冗談だよ」 「なに漫才やってんの。オメガっさはやくしろよ!」(゚ω゚` `゚ω゚)「はいはい」 匿名さんとオメガは部屋に入っていった。 ξ*^ω゚)「………////」 一方オメ子は、顔を赤らめたまま立ち尽くしていた。 [削除][編集][コピー] 09/24 23 01 URBANO BARON(e) [7]エルザス 6 翌日、学校の教室―― オメ子はまた友達とお喋りをしている。 A子「ねぇねぇ聞いた?昨日の放火殺人騒ぎ」 ξ*^ω゚)「なにそれ?」 B美「オメ子知らないの?最近この辺に放火魔が出没してるらしいよ」 ξ*^ω゚)「うぇ~、こわいね」 A子「それでね、その放火魔って、建物に火をつけるわけじゃないの」 ξ*^ω゚)「?」 A子「通りすがりの人にいきなり火をつけるんだって」 ξ*^ω゚)「えぇ?!」 B美「あげぽよ~www」 ξ*^ω゚)「あげぽよじゃないよ!怖すぎだよ!」 A子「マスクを被ったその放火魔に出会って生き残った人は、一人もいないんだってさ。もう4人も殺されてるんだよ」 B美「あげぽよ~www」 ξ*^ω゚)「でもおかしくない?放火魔に会った人がみんな殺されてるなら、どうしてマスクを被ってるなんてわかるの?」 A子「う、たしかに…」 B美「まぁ噂が噂を呼んでるからねぇ。犯人はこの辺りに住んでるって話もあったよ。あげぽよ~www」 ξ*^ω゚)「そっかぁ、なんだか怖いね」 A子「オメ子もバイト帰りとか気をつけてね」 ξ*^ω゚)「私は大丈夫だよ。コンビニから家まですぐだし」 B美「あげぽよ~www」 ξ*^ω゚)・A子(だめだこいつ、はやくなんとかしないと……) [削除][編集][コピー] 09/25 09 20 URBANO BARON(e) [8]エルザス 7 その日、家に帰ったオメ子は兄の部屋に直行した。 ξ*^ω゚)「お兄ちゃ~ん」 ガチャ「ドア」 「うわっ!オメ子?!」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「………なにしてんの?」 オメ子が見たものは、極太のディルドを自らの肛門に押し当てている兄の姿であった。 [削除][編集][コピー] 09/27 09 06 URBANO BARON(e) [9]YD 安定のガチャ「ドア」 [削除][編集][コピー] 09/27 14 27 CA003(e) [10]クマ吉 なんかもう終わりそう [削除][編集][コピー] 09/27 21 07 F08A3(i) [11]sa10 10 妹にアナニー見られたら終わりだろうよ [削除][編集][コピー] 09/27 22 33 P01A(i) [12]エルザス 8 「いや、これは新型の座薬で……」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「ふ~ん」 「さ、最近痔の具合がわるくてな……」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「でも痔には見えないね。万が一痔だったとしても、それってアナニーのしすぎじゃない?」 「ばっ、バカなことを言うな!これはアナニーじゃなくて痔の治療だ!」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「最っ低。この期に及んでまだ言い訳?だからいつまでも童貞で、アナニーなんかにハマっちゃうんだよ!」 「いきなり部屋に入ってくるからだろ!」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「それとこれとは別でしょ。アナニーしてたのは事実だし」 「アナニーアナニーうるさいな!お前だってオナニーしすぎでおま○こ真っ黒なくせに!」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「なっ……」 オメ子は絶句した。この兄の最悪な性格は今に始まったことではない。だが、いまのはとびきりひどい。 ξ*゚ω゚)「ほんとに最低……もう話しかけないで」 「こ、こっちのセリフだよバーカ!」(゚ω゚;` ξ*゚ω゚)「………」 オメ子は黙って立ち去った。その瞳から一粒の涙がこぼれたのを、オメガは見ていなかったに違いない。 [削除][編集][コピー] 09/27 23 08 URBANO BARON(e) [13]エルザス 12 自分の部屋に戻ったオメ子は、枕に頭を押し付けて泣いた。 いつもこうなってしまう。その気はないのに、兄と話すと喧嘩ばかりしてしまう。 それは幼稚な兄のせいでもあるのだが、オメ子はつい感情的になってしまう自分にも嫌々していた。本当は仲良くしていたいのに、待っているのはいつも兄妹喧嘩だ。 オメ子は泣き明かした。なぜ兄の部屋に行ったのか、その理由すら覚えていなかった。 彼女は、本当は放火魔のことを兄に訊きたかったのだ。 オメガはこの辺りの警察の動向に詳しかった。市販のワイドバンドレシーバーを改造し、警察無線を傍受できるようにしていたし、警察署と秘密裏にデータリンクして警察への通報内容もわかるようになっていた。 これらはすべてオメガが自分の実験を警察に探知されないための方策であった。 オメ子はそんな兄に、気になる放火魔のことを知らないか聞こうとしたのである。 だが、結果は激しい兄妹喧嘩に終わってしまった。お互いに罵りあい、しばらくは口も聞けないだろう。 それを思うと、オメ子はとてつもなく暗い気持ちになるのだった。 [削除][編集][コピー] 09/27 23 19 URBANO BARON(e) [14]エルザス 13 次の日、いつもより遅くまで続いたバイトからあがり、オメ子は真っ暗な夜道を歩いていた。 昨日兄と喧嘩してしまったことを、彼女はいまだに後悔していた。何度となくため息がでる。 ξ*-ω-)「はぁ……」 喧嘩のことを気にしすぎて、今日は一日中仕事が手につかなかった。あんな兄なんて、と一度は突き放してみたが、自分の気持ちを偽ることはできなかった。 あたりには街灯もない。 オメガのことばかり考えていたオメ子は、すこし先にある曲がり角に誰かがいることにも気づかなかった。いや、普通に歩いていてもまず気がつかなかっただろう。その何者かは全身を黒い衣服に包み、息を殺してじっとしていたのだから。 ξ*-ω-)「はぁ……」 オメ子が何度目になるかわからないため息をついたその時、カチッという音とともにあたりがほんのりと明るくなった。 ξ*゚ω゚)「!?」 オメ子ははっと我に返った。そして初めて、すぐ目の前に人がいることに気づいた。 ξ*゚ω゚)「匿名さん…?」 [削除][編集][コピー] 10/03 20 33 URBANO BARON(e) [15]カタナン wktk [削除][編集][コピー] 10/03 20 35 S005(e) [16]エルザス 14 `゚ω゚)「こんばんわ。オメ子ちゃん」 そこにいたのは匿名さんであった。 ξ*^ω゚)「ビックリしたぁ、おどかさないで下さいよー」 `゚ω゚)「ハハハ、ごめんごめん。びっくりさせるつもりはなかったんだ」 ξ*^ω゚)「匿名さん、こんな時間にこんな所で何してるんですか?」 オメ子は当然の疑問をぶつけた。どこかから帰ってきた様子ではなかったし、散歩をするにはあまりに寂しい場所だ。 `゚ω゚)「まぁいろいろとね。時々考え事をしながらあちこち歩いたりするんだ」 ξ*゚ω゚)「ふーん」 その時、オメ子は鼻をつく異様な匂いに気がついた。何かが焦げたような匂いだが、料理のときに嗅ぐような匂いとはまったく違う。 ξ*^ω゚)「くんかくんか…なんだか焦げくさくないですか?」 `゚ω゚)「あぁ、ひょっとして……」 匿名さんは冷たい微笑を浮かべた。 凄惨ながらも得意気な微笑。オメ子は背筋が冷たくなるのを感じた。 `゚ω゚)「これの匂いかな?」 匿名さんは自分の背後を指差した。視線を転じたオメ子は、目を見開いて息をのんだ。 [削除][編集][コピー] 10/11 08 08 URBANO BARON(e) [17] 期待 [削除][編集][コピー] 10/11 10 44 SH001(e) [18]エルザス 16 ξ*゚ω゚)「これって……」 絶句したオメ子とは対照的に、匿名さんの笑みは得意さをましていく。 `゚ω゚)「さっきまで女の子だった肉の塊さ。形もわからないほど焼けてるけどね」 暗い地面に転がっていたのは、真っ黒になって性別の判別もできないほど損壊した焼死体だった。 ξ*゚ω゚)「な、な、なんでこんなものが……」 `゚ω゚)「わからないかい?オメ子ちゃん、連続放火魔の噂は聞いてるだろ?」 ξ*゚ω゚)「じゃあこの人も放火魔の被害者……でもどうして、匿名さんがここにいるんですか…?」 `゚ω゚)「はっはー。オメ子ちゃんは本当にかわいいなぁ。まだわからないのかい?」 ξ*゚ω゚)「………」 オメ子は一言も喋らない。 嫌な予感がする。しかし、そんなはずはない。 `゚ω゚)「噂の連続放火魔は今、君の目の前に立っているんだよ」 [削除][編集][コピー] 10/12 12 28 URBANO BARON(e) [19]エルザス 18 ξ*゚ω゚)「嘘……」 オメ子は今度こそ絶句した。 あの優しい匿名さんが、残虐にして非道な連続放火魔? ありえない。 オメ子はもう一度焼死体を見る。かつて人間だったはずのそれは見る影もないほどに焼け焦げ、ともすれば嘔吐しそうになる悪臭を放っている。 人間をこんな風にしてしまう冷酷な放火魔が、この匿名さんだというのだろうか…? `゚ω゚)「信じられないって顔をしてるね。じゃあ見せてあげよう。連続放火魔がどうやって犠牲者に火をつけたか」 匿名さんは平淡な口調でそういうと、ポケットからちいさなアンプルを取り出した。中には鈍く輝く砂のようなものが入っている。 `゚ω゚)「オレが調合した新型火薬さ。こいつを振りかけて……」 匿名さんはアンプルをパキンと割ると、そばにあった電柱に叩きつけた。中に入っていた火薬が飛び散る。 `゚ω゚)「火をつければ……」 匿名さんが手早くマッチを擦り、電柱に投げる。 刹那、網膜を焼くほどの閃光がほとばしり、オメ子は膨大な熱を肌に感じた。 ξ* ω )「きゃあっ!」 思わず目を閉じ、両手をかざして頭を守る。 `゚ω゚)「ハッハッハッ!何度見ても素晴らしい爆発力だ!たったこれだけの火薬でこの威力!」 オメ子は恐る恐る目を開けた。 衝撃的な光景だった。鉄筋コンクリートの電柱は粉砕され、倒れた上部が近くの民家を直撃していた。 日常に突如現れた圧倒的な破壊の痕跡は、オメ子から思考能力を奪いさった。 ξ*゚ω゚)「どうして……どうしてこんなことを……」 `゚ω゚)「君の兄上がいけないのだよ」 ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんが?」 `゚ω゚)「オレは奴にこの火薬を見せた。絶対の自信作だった。だが奴はそれを罵倒した!自分ならもっと高性能な火薬を作れるとな!だからオレは、こいつの能力を証明して見せたのさ!人間を瞬時に燃え上がらせ、鋼鉄をも粉砕するこの火薬こそ、オレの最高傑作なのだから!!」 [削除][編集][コピー] 10/12 12 35 URBANO BARON(e) [23]エルザス 19 ξ*゚ω゚)「そんな理由で……」 `゚ω゚)「なに?」 ξ*゚ω゚)「そんな理由で人を殺したの?!間違ってるよ!匿名さん!!」 恐怖さえ忘れて、オメ子は絶叫していた。 自分のプライドを傷つけられただけで他人の命を奪うなど、決して許されてはならない。そう思ったのだ。 ξ*゚ω゚)「自分の力を証明するために、なんの罪もない人を殺す?!ありえないよ!そんなの絶対おかしいよ!」 `゚ω゚)「黙れ……」 ξ*゚ω゚)「黙らない!匿名さんならわかるはずだもん!私の知ってる匿名さんなら、きっと自分の過ちに気づけるはずだよ!」 `゚ω゚)「黙れ黙れぇ!!」 匿名さんはやけくそになって叫ぶと、新たなアンプルを取り出した。 `゚ω゚)「お前もあいつと一緒なんだな?どいつもこいつもオレを認めようとしない!思い知らせてやる!」 ξ* ω )「きゃあっ!」 匿名さんはオメ子を乱暴に突き飛ばした。オメ子は体勢を崩し、地面に投げ出される。 `゚ω゚)「身を持って思い知るがいい!この火薬の威力を!」 匿名さんはアンプルをオメ子の足元に叩きつける。アンプルが割れ、火薬がオメ子の周囲に飛び散った。 `゚ω゚)「じゃあな、オメ子ちゃん」 マッチを擦る音が聞こえ、オメ子は思わず目を閉じた。 ξ* ω )。o0(お兄ちゃん…!) `゚ω゚)「死ねぇっ!!」 [削除][編集][コピー] 10/13 22 31 URBANO BARON(e) [24]エルザス 23 その時、予想外の声が響いた。 「オレの妹に、手を出すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!」(゚ω゚` `゚ω゚)「オメガ?!ぐおっ!」 突如現れたオメガは、走ってきた勢いのまま匿名さんにタックルをきめた。 ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん?!」 「逃げろオメ子!ここはオレにまかせて…うわっ!」(゚ω゚;` `゚ω゚)「よく来たなオメガぁ!積年の恨み、今こそ晴らすぞぉ!」 ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん!」 匿名さんがオメガに掴みかかり、激しい殴り合いが始まった。 「オメ子!はやく逃げろ!うぐっ!」(゚ω゚` `゚ω゚)「そらそらどうしたぁ?!」 ξ*゚ω゚)「お兄ちゃん、ダメだよっ!」 オメ子は逃げられなかった。たった一人の兄を置き去りに逃げられるはずもない。 見れば、匿名さんは飛び出しナイフを構えているではないか。対するオメガは丸腰だ。 「いいから逃げろ!お前にできることは何もない!」(゚ω゚` ξ*゚ω゚)「でもっ…!」 `゚ω゚)「ごちゃごちゃうるせぇ!」 匿名さんが叫び、ナイフをオメガに投げつけた。 「あぶねっ!」(゚ω゚` オメガは間一髪でナイフをよける。だが彼が再び匿名さんに向きなおったとき、匿名さんは不敵な笑みを浮かべていた。 `゚ω゚)「二人まとめて吹っ飛ばしてやる!」 彼の手には、火のついたマッチが握られていた。 オメ子の足元には、まださっきの火薬がばらまかれたままだ。 「ふせろオメ子っ!」(゚ω゚` ξ*゚ω゚)「お兄ちゃんっ!」 `゚ω゚)「死ねぇぇぇぇぇぇええええええっ!!」 匿名さんがマッチを投げた。 オメ子は死を覚悟した。 [削除][編集][コピー] 10/13 22 45 URBANO BARON(e)
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/2163.html
タイトル(コピペ用) がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜 ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル Mystical Ninja Starring Goemon 発売日 1997/08/07 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 海外版 ここを編集 記録 2 04 49.35 追記回数 90080 Player zggzdydp TASVideosページ http //tasvideos.org/2549S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク part2,part3,part4 マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/24.html
輿水幸子ちゃんのバンジージャンプの様子を間近で見たいと思って、ジャンプ台にロープをくくりつけたのね。更にロープにハーネスと安全装置を取り付けたのよ。これで下ろしたロープに捕まれば、どの位置にいる幸子ちゃんにも近づいて写真を撮ることができる優れもので、これで幸子ちゃんのカワイイ顔を余すところなく写真に収められるって寸法よ。 誤算だったのは下ろす前のロープと一緒に飛び降りちゃってそのまま落下死したことかな。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1608.html
がんばれゴエモン ~宇宙海賊アコギング~ 【がんばれごえもん うちゅうかいぞくあこぎんぐ】 ジャンル アクション 高解像度で見る裏を見る 対応機種 プレイステーション メディア CD-ROM 1枚 発売・開発元 コナミ 発売日 1996年3月22日 定価 5,800円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 1ブロック使用 レーティング CERO 全年齢対象※PS one Books版から記載 廉価版(税抜) PlayStation the Best for Family1997年3月20日/2,800円PS one Books2002年12月12日/1,800円 配信 ゲームアーカイブス2007年9月27日/600円(税込) 判定 なし ポイント シリーズ最高クラスの難易度ゲーム性とBGMは良好 がんばれゴエモンシリーズリンク 概要 ストーリー 特徴・ゲームシステム キャラクター 評価点 問題点 その他の短所 総評 余談 概要 プレイステーション版「がんばれゴエモン」シリーズの第1作目。シリーズ10周年記念作品。 SFCシリーズと同じくドットグラフィックによる2Dアクションだが、一部のボス戦などで3Dグラフィックによる演出を取り入れているのが特徴。 システム面ではSFC版『3』を踏襲している。 ストーリー ある真夜中のはぐれ町。何故か素っ裸で眠りこけていたゴエモンは、駆けつけてきたエビス丸に叩き起こされる。彼が言うにはどうやら裏山で山火事が起きているらしい。様子を見に行ったうらら山で、山賊ゴロクと出会い彼を仲間に加えたゴエモン達は探索の末、大破した謎の宇宙船と、その持ち主である宇宙警察銀河大隊の女刑事ババンと出会う。彼女が言うには、宇宙中の宝を我がものにしようと企む宇宙海賊アコギングの船との交戦の末、船が大破し地球に流れ着いてきたという。アコギングの魔の手が地球に及んでいるらしいと知ったゴエモンたちは、ババンも仲間に加え、新たな冒険の旅に出るのであった。 特徴・ゲームシステム 町を拠点に各地を回りながらステージに入りボスを倒していく、SFC版『3』を踏襲したアドベンチャー要素の強い内容となっている。 プレイヤーキャラはシリーズお馴染みのゴエモンとエビス丸に加え、サスケとヤエに代わり、新キャラの山賊・ゴロク、宇宙刑事の老婆・ババンが登場。 各キャラを切り替えつつ固有の能力を生かして進んでいく。 本作での近接武器は経験値(EXP)取得によるレベルアップ方式で強化されていく。 各キャラの武器は初期状態ではレベル1だが、敵を倒す、または雑魚敵が落とす「巻物」を取得することで経験値が蓄えられ、一定値に達するとレベルアップとなり攻撃力と武器性能がアップする。 現在のレベルと取得した経験値は、次回レベルアップに要する必要経験値と共に常に画面下部に表示される。 獲得経験値は仲間4キャラ全員共有であり、レベルが上がれば全員の武器が一律に強化されていく。 レベル 必要経験値 累計経験値 1 (初期) 0 0 2 1000 1000 3 3000 4000 4 (最大) 6000 10000 様々な場所に隠された「招き猫」を4つ集めるたびに体力の最大値がハートひとつ分増える。 インパクト戦 本作は『3』を踏襲した二部構成となっており、前哨戦の「激震インパクトステージ」とボス戦の「巨大メカ戦ステージ」からなる。 ボスのグラフィックこそ3Dだがコックピットの視点移動の要素はなく、『マッギネス』『3』と同様に近づいてきたボスメカへの迎撃がメインとなる。 コマンド入力で発動する技構成などの大部分も『3』を踏襲している。 キャラクター 従来作同様、各キャラクターに性能差と能力差が付加されており、状況に応じて使い分けながら進んでいく。 また、本作ではダンジョンを除くフィールド上では4人全員が隊列を組んで歩くようになっており、そのままボス戦に突入する場合もある。 ゴエモン お馴染み正義の義賊。 近接武器:黄金キセル。リーチはやや短めだが、レベルが上がると炎が出るようになり持続に優れる。 サブウェポン 小判(一両)、溜め攻撃:貫通小判(五両) ジャンプ力は2番目に高い。 エビス丸 ご存知「自称 正義の忍者」。 近接武器:マジックハンド。レベルが上がるとリーチと攻撃力が増す。また、『3』のチェーンキセルのように特定のフックに引っ掛けることができ、長さを調節してワイヤーアクションのように移動に利用できる。 サブウェポン:手裏剣(二両)、溜め攻撃:反射手裏剣(四両) ジャンプ力はゴロクに次いで低い。 ゴロク うらら山のけわし谷に根城を持つ山賊一味の頭。ゴエモン同様、私腹を肥やす悪人しか狙わぬ義賊であり庶民の味方。アジトの近辺が宇宙海賊に襲われたのを機に、憧れのゴエモンと行動を共にする。シリーズ中でも珍しい、武器を一切使わず素手で戦うキャラ。 口調が少し荒いが、仲間思いの優しい心の持ち主。また、図体は大きいが実は高所恐怖症だったり、ヤエの従姉妹であるおゆきに一目惚れしたりするなど、中々個性的なキャラでもある。 近接武器:武器はなく空手(パンチとキック)で攻撃。一部障害物も破壊可能。 サブウェポン:あっぱれ岩の術(三両消費)(*1)、溜め攻撃:爆発岩(六両消費)(*2) ジャンプ力はメンバーの中で1番低いが、力を活かして特定のブロックを動かすことができる。 ババン 宇宙警察銀河大隊に所属する宇宙刑事。パワードスーツに身を包みサングラスを身に着けたターミネーター風の面持ちの老婆。アコギングとの戦闘で乗ってきた宇宙船「イチバンブロ号」が大破し、地球へと漂着してきた。アコギングを逮捕するべくゴエモン一行に加わり、老婆とは思えぬスタイリッシュな戦い方を披露する。 性格は真面目で、責任感が強く物知りなキャラだが、からくり大介(ボスキャラ)を騙す為のゴエモンの悪戯作戦にノってくれたり、自分が物知りなのを調子に乗って1回だけ嘘を言ったりするなど、お茶目な一面もある。 近接武器:ステッキ(*3)。レベルが上がるとステッキから衝撃波が出るようになり、攻撃範囲が広がる。 サブウェポン:エネルギーウェーブ(一両消費)(*4)、溜め攻撃:エネルギーウェーブ(射程長。四両消費)(*5) ジャンプ力は最も高く、ホバリングによる短時間の滞空で遠い足場にも移動が出来る。 評価点 場に応じてキャラを変更しながら進んでいくアクションゲーム性、随所に含まれるギャグなど、シリーズ特有の面白さは健在。 独自のステージとして、上下の操作が逆転する「川下り」と、同社制作のシューティングゲームのオマージュステージ「カメディウス」が用意されている。 中盤に出てくる妖怪山姥は演出もあって非常に怖いと好評である BGMは過去作のアレンジ曲が多数を占めているが、いずれも良アレンジ曲が揃っている。 特に「キンカクギンカクの塔」(『からくり道中』のステージ曲アレンジ)や「亀神殿」(『ゆき姫救出絵巻』の琉球城アレンジ)などのステージBGMは全体的に高評価。 心が洗われるようなメロディの「竜の宮」(『ゆき姫救出絵巻』の曲「ネコがおんねん」のアレンジ)など、ステージBGM以外も人気。 無論、新規曲も過去曲に劣らず良曲揃いである。本作のイメージに見事にマッチングしたメインテーマ、コミカルな和風ロックかと思いきやヘビメタ全開のボス曲など、他のシリーズ作品にも引けを取らない。 作曲陣は山根ミチル氏、山岡晃氏、古川もとあき氏と言った大御所が名を連ねている。 CD-ROM媒体になり容量の増加のおかげでアニメーションが滑らかになった。 オープニングではPCEのCD-ROM2のような2Dアニメーションムービーが流れる。音声は無いがクオリティはなかなか。 一部のシーンでは3DCGムービーも流れる。インパクトに搭乗するシーンはCGとアニメ絵を融合させたような演出である。 旧作に回帰したインパクト戦。 構成自体は完全な2Dで敵への迎撃がメインなので視点移動の要素がある3D作品に比べて迫力はやや落ちるが、戦闘自体は3D化されており、旧作同様の迫力でバトルが楽しめる。 コクピット画面自体は2Dで描かれているため、3D作品におけるインパクト戦で削除されたコクピット側のパイロット描写や戦闘開始前の敵とのやりとりが復活しており、『3』同様ににぎやかになった。 搭乗デモ時の演出やBGM、激震インパクト時のBGMも『3』を踏襲しているので、プレイ済みの人はニヤリとできるだろう。 恒例のゲスト出演 SFC版『3』のラスボスだった獅子重禄兵衛が再登場し、意外な形でゴエモン一行を助けてくれる。 問題点 難易度の高さ 今作はゴエモンシリーズでも屈指の高難度を誇っているが、いずれも調整不足に起因するバランスの悪さやシステム上の不備がその要因のほとんどを占めている。 敵を倒しても回復アイテムやお金が出にくい。 ボスにたどり着くまでのステージの道のりが長く厳しい。 失敗するとダメージを受けたりミスになる、やり直しになる等面倒なギミックが多い。 特に中盤の「マグマ採掘工場」のエレベーターで下降していく強制スクロールは多くのプレイヤーにトラウマを与えた(*6)。 穴に落ちても残機が減らず体力が減るだけなのは唯一の救いといえる。 ボスが非常に堅く、強い。 適正レベルで挑んだ場合少なくとも数十回程度、高耐久のボスならば百回以上の攻撃を撃破に要する。また、単に攻撃するだけでは倒せないボスもいる(*7)。 さらにボスの多くがダメージの度合いで攻撃パターンを変えてくるため苦戦を強いられる。 その長期戦の中でダメージを受け続けることになるので、招き猫で体力を増やしていても足りなくなることもしばしば。戦闘中に回復アイテムは供給されない。 解析によりボスの体力が異常なまでに多いということが判明。少なくても1万。多いと3万もの膨大な体力を持っているのだが、対するゴエモン達の攻撃力が1ヒットで100から150程度と、雀の涙に等しいダメージ量。これでは時間がかかって当たり前である。 セーブ・コンテニュー周りの不便さ SFC版『3』ではボス撃破時の会話イベント後などの節目節目でセーブの機会が設けられていたのだが、今作ではそうした配慮がなく、ボス戦終了後には毎回自力でセーブポイントまで帰還しなくてはならない。その上苦労してボスを倒した後、消耗したままの状態で自力でステージから脱出しなければならないシチュエーションも存在し、せっかくボスを倒したのに帰り道でゲームオーバーといった事態も起きかねない。 また、「コンティニュー」とは名ばかりのもので、再開する度にセーブデータを読み込まなければならないため、タイトル画面に戻って「つづきから」を選択するのと大差無い。 次の地域に進むと前の地域には二度と戻れない。 招き猫集めをしたり、クリアしたダンジョンや通過した町に遊びに行く事など全く出来ない。その時点で町が利用できるならまだマシだが…。 終盤でミニゲーム「カメディウス」に突入すると後戻りができず、ボスやイベントを挟んでラストダンジョンへと強制的に進まされる。当然、ラストダンジョン内に店や宿屋など無く、準備を怠るとここで詰んでしまう可能性も。 しかもラストダンジョン内にも複数の一方通行地形が配置され、もと来た道が塞がれ前のエリアには戻れない。最終セーブポイントでセーブするとラスボスと戦う以外の事が何も出来なくなってしまう。 招き猫を取り逃した場合取り返しがつかなくなる。 高難度の今作において招き猫集めは非常に重要なのだが、上記の通り取り逃してしまうと低体力での進行が余儀なくされ、後々の難易度にも大きく響く。 今現在もネット上で情報がほとんど出回ってない事もあって、招き猫回収の難易度も歴代屈指と言われている。 また、往年のシリーズのように招き猫をすべて集めてもおまけの要素が無いため、収集意欲も湧きにくい。 レベルアップ要素があるが、レベル4で成長は頭打ちとなる。 ザコ敵が落とす経験値アイテム「巻物」は、成長限界のレベル4に達した時点でお役御免となり不要となるのだが、この巻物はレベル4に達した後も引き続きドロップし続ける。巻物以外のアイテムの出現率も上がることが無く、ただでさえ低い回復アイテムの出現率が一層下がる弊害を生んでいる。 しかも、累計経験値10000を得てレベル4に達すると、表記上は次回レベルアップ累計経験値99999と表示され、あたかもレベル5が存在するかのようにプレイヤーには見えてしまうが、実際は99998でカウントがストップする。この紛らわしい表記方法のせいで、経験値カンストまで稼ぎを行い時間を無駄にしたと泣きを見たプレイヤーも少なくない。 ちなみに経験値は普通にプレイしていると、ラストダンジョン直前ぐらいでやっと累計10000に達する。これをカンストまで溜める事が如何に時間の無駄か判るだろう。 一応、集めた経験値はラスボス戦でインパクトのHPに変換されるので全く無駄と言う訳でもないのだが、大して稼がなくても十分なHPは確保できる。 粗の多いインパクト戦 せっかく3Dになったインパクト戦のボスも、ラスボスを含めて三回と少なめ。しかも一回目と二回目は同じメカが相手なので、登場敵メカは二体のみ(一応、戦法は違う。)それに加え、激震インパクトステージはたった一回のみと、あまりに味気ない。「ボス戦同様のコクピット視点で、視界に現れる敵を蹴散らしながら進む」という新しい試みが終盤にあるものの、どうにもやっつけ感が否めない。 ちなみにその二回目のボス戦は、非常に特殊且つ、歴代全シリーズのインパクト戦の中でも屈指の高難度となっている。ボスHPは1戦目の時よりも100下がって400になっているものの、インパクトに張り付くという超接近戦によりキセルボムを完全に無効化する作戦をとってくる。ならばキセルボムが効かない分、攻撃が甘いのかというと、全くそんなことはない。至近距離から繰り出されるために敵本体の攻撃の予備動作が一切無く、敵のハンマーが画面に現れてから振り下ろされるまでの約1秒で、的確にパンチで打ち返す反射神経が試される。その苛烈さはラスボス以上であり、敵本体のたった400の体力すら削りきるのもままならない。ボスを追ってパンチした直後に視界外から攻撃されることもしばしば。モーションの大きい強パンチを打った直後は回避不能である。 ダメージ量に関しては小パンチ16、ゲージマックス強パンチでも32ダメージに対し、相手の攻撃は30ダメージ。相手の攻撃時はこちらの攻撃があたらない位置にいることが多く、かつ攻撃も9回しか耐えられないためダメージ覚悟の強行突破も不可。 ボス撃破後のこともあわせて、本作全体に漂う「マゾゲー」感が端的に現れている。 また、前述の通り、ゲージMAX時のパンチが通常の強パンチのダメージと同じでわずか32ダメージしかない。 ゲージが溜まっているとモーションが大振りに変化し隙が増すため回避が困難になってしまい、コマンド技を使わない場合はゲージが溜まるほうが不利という本末転倒な状況になってしまう。 その他の短所 レベルアップした瞬間を喜びづらい。 経験値を得て成長というシリーズ内でも珍しい仕様の本作だが、肝心のレベルアップした瞬間に、「レベルアップ」の文字表示や、いわゆる「レベルアップ音」といったプレイヤーへのお知らせ演出が存在しない。 経験値の表示を注視していないプレイヤーからすれば「いつの間にかレベルが上がっていた」という感想になるだろう。 フィールドグラフィックはSFC時代に比べて描き込みが緻密で立体感あるものになったが、そのせいで距離感が掴みづらい場面がある。序盤のジャンプで飛び石を渡る場面で落下した人は多いのではないだろうか。 仲間4キャラのゲーム中の新規アクション追加は無い。 『3』を始め探索要素の強いタイトルにおいては、探索・イベントで獲得する新武器や新アクションが、封鎖・足止めギミック開通の鍵となるシチュエーションが多く盛り込まれ、ゲーム進行と共に新アクションが追加されることでメリハリがつけられているのだが、本作ではその手の要素がほぼ存在しない(*8)。 これは、あらゆる謎解き用アクションがチュートリアルも無く初期状態から全て会得済という状態に等しい。 レベルアップで強化こそされるもののアクションの幅という点では終始変化が無く、アドベンチャーゲームにありがちな「今は手が届かないが、新能力獲得後に入手可能となるアイテム」といった類も本作には登場しない。 ステージ中の特殊ギミックについてのゲーム内解説が一切ない。 「貫通小判を駆使して作動するスイッチ」や「エビス丸のマジックハンドで引っかかるフック」など、最序盤から登場するものにすらゲーム内でのヒントは一切無い。 説明書を読めと言われたらそれまでだが、『3』で貫通小判のギミックに初めて遭遇した場合は、ヒントとなるゴエモンのセリフが用意されており、ゲーム内にも初見プレイヤーへの配慮があった。 SFCの横スクロールアクション系列のゴエモン作品における、一見乗れるか曖昧な足場に対する「のる+下矢印」のガイドも今作には登場しない。 仕組みを理解しておかないとダメージを受けたり、ものによっては即死する場合すらあるギミックも解説やヒント無しで唐突に登場するなど、やたらと意地の悪い作りになっている。 最序盤のシナリオ進行の誘導が弱い システム踏襲元のSFC版『3』が本編開始前のストーリーデモの時点で冒険の目的と最初の行先を明示していたのに対し、本作は「本編開始からある程度進んでから旅の目的が明確になる」という流れになっており、最序盤の目的も明確でないままに進むため、最初のステージまでたどり着く手順が解りづらい。 伝説の秘宝「たーとるおれ」について作中では会話内でさんざん言及されるが、そのものは影も形も出てこず、終盤には忘れ去られる。 その正体は特殊な鉱石であり、ラスボスがそれを使って強力な兵器を作ろうとしているとも語られるが、その兵器も結局出て来る事は無く思わせぶりのまま終わってしまい、肩透かし感が否めない。 エンディングが味気ない。 + ネタバレ 本作ではエピローグ的なシーンが存在せず、最後のインパクト戦が終わった後はコクピット画面内での会話シーンを挟んだ後、そのままスタッフロールが始まって終わりになってしまう。ゲーム中のキャラクターによるエピローグシーンや、オープニングと同様のアニメシーンによるビジュアルデモなども無いので、締めくくり方としては非常に味気ない。 スタッフロール時も『からくり道中』の面クリア時の小判をばらまくデモシーンが延々と背景に映し出されるという、ファンサービスを狙ったにしても脈絡なくいまいち意義が不明な演出が挿入される。 ゲームプレイ中のキャラボイスがなく寂しい。 SFC版『きらきら道中』でサブキャラのみについていたのだが、今作はメイン・サブ含め一切存在しない。 サスケとヤエがNPC扱いで、プレイヤーとして使用出来ない。 今作におけるストーリー展開上、メインキャラが変わること自体は不自然ではなく、「たまには違うキャラでプレイできるのも新鮮でいい」と肯定的に受け取る声もあるが、双方とも人気の高いレギュラーキャラだけに、一時的に使用できる局面を設けるなどの配慮がないのはやはりいただけないだろう。 ヤエは中盤のステージでゴエモン達と再会し、会話を交わして別れた後はほぼ出番の無いチョイ役程度の扱い。一応、オリジナルキャラの従姉妹が登場したり、本人も終盤に僅かながら活躍シーンはあるが、出番が少ない事に変わりは無い。サスケは展開上、ゴエモンと同行する機会が存在するのでヤエよりも露出は多いが、ストーリー上のキャラの扱いに難色を示す声も聴かれる(*9)。 本作にはこの2人の代打として潜水能力を持つキャラがいない都合で水中ステージ自体が存在しないため、ステージのバリエーションが乏しくなっている面も否めない。 『3』のネタバレを含む会話がある 今作は時間軸的に『3』本編終了後のエピソードとなっており、その前提でゲストの獅子重禄兵衛との会話シーン(*10)があるのだが、その会話の内容に『3』のエンディングで明かされる核心部分のネタが含まれている。『3』をクリア済のプレイヤーには問題ないファンサービスではあるものの、『3』を未クリアのプレイヤーには重大なネタバレとなってしまう。 総評 過去作の良点の踏襲と上質なBGMは十分に及第点と言えるレベルであったが、不安定なゲームバランスと難易度の高さがネックとなってしまい、難易度以外の細かい点でも不備が多いことも相まって、名作と呼ぶには今一歩足りない、惜しい出来栄えに落ち着いてしまった。 またお馴染みのレギュラーキャラクター4人のうち、トップクラスの人気を誇っているサスケとヤエ双方が使えないというのも、シリーズファンにとっては大きなマイナスポイントとなってしまったのは否めないだろう。 悪評・不評がほとんどを占めているPS版シリーズの作品の中では辛うじてシリーズらしい作風はキープできており、根本的なゲーム性と面白さも旧作からしっかりと引き継いでいる。それだけに、このバランスの悪さが惜しいところであった。 余談 本作で登場したゴロクとババンは、その後のシリーズには登場していない。 後に徳間書店より攻略本が発行された。本作の唯一の攻略本であるが、冒頭に操作テクニックやアイテムの説明などがなく、いきなりストーリー攻略から始まるという妙な内容で、町や草原のマップも載っておらず、他のゴエモンの攻略本と比べても手抜き感漂う内容となっている。 『コミックボンボン』で連載されていた帯ひろ志氏による漫画版でも「アコギング編」にて本作を扱っている。全1巻。 しかし全4話という同漫画の中でも最も短いエピソードであり、かなり端折った内容となっている。例として第一話を挙げると、「夜中のうちうらら山に向かい、焼け跡で倒れていたゴロクと合流」「そのままイチバンブロ号を発見して乗り込み、番車を倒してババンを仲間に」「番車の転送に巻き込まれて海上へ」と言った具合で、本編プレイヤーは相当早いペースなのが判るだろう。第二話についてもシーワールドから亀神殿に直行するハイペースぶりである。 一方、ババンが若作りをして登場し、ゴエモンと恋愛関係になりかけるというオリジナルのエピソードも存在する。 普段は化粧で美少女の顔になっているが、事ある毎に化粧が崩れたり腰を痛めるなどして元の婆さんに戻ってしまうという、漫画ならではのギャグとなっている。 2024年のシリーズ電子書籍化によって「アコギング編」も配信開始された。 基本当時のままなのだが、第一話にてゴロクが「仲間」と「おかま」を聞き間違えるギャグがあったのだが、電子書籍版では時代やコンプライアンスに対応して台詞が変更されており、ほとんど意味の通らないシーンになってしまっている(*11)。
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/59.html
幸子ちゃんってえっちだよね。ほんとカワイイしえっちだし大変理性が保たない。というわけで今日はぼくの理性が大変なことになった話をするね。 事件はとあるライブ後に起きた。幸子ちゃんが無事ライブを成功させて楽屋に戻ってきたとき、一番にぼくのもとに駆け寄って「どうです?今日のボクもカンペキだったでしょう?もっと褒めてくれてもいいんですよ!」って言うのよ。 その屈託のないニコニコとした笑顔とライブ後の火照った身体のせいか頬も少し赤くしてぼくを見つめるわけよ。 その瞬間、ぼくの理性が意識と共にふっと押し込められる感覚を覚えた。そこからは本能がぼくを自動操縦するように身体を動かした。頭の中は幸子のことしか考えられず、ただぼーっと動かされる自分の身体に従ってるような、一種の夢見心地な催眠状態に陥った。このまま目の前にいる少女を襲ってしまおう、犯してしまおう、貪って、獣欲の赴くままに-- 「ふ、ふじえるさん?」 幸子ちゃんの怯えた目を見た瞬間、ぼくは意識を取り戻した。気が付けばぼくは幸子ちゃんの両肩を強く握り、幸子ちゃんをジッと睨めつけていたらしい。その状態に気付いたぼくは誤魔化すように 「す、っっっごい良かった。完璧だった。流石幸子ちゃん!」 って褒めたのね。そしたら幸子ちゃん安心したようにホッとした表情浮かべた後にすぐさまいつもの不敵な笑顔を見せて 「そうでしょうそうでしょう!ボクはカワイイですから!このくらい造作もありません!!もっと褒めてくれてもいいんですよ!」 って得意気になるのよ。その後は幸子ちゃんをベタベタ褒めておだてて猫可愛がりしたのね。 でも、頭の片隅で「そろそろ限界か……」という考えていた。 その晩、ぼくは346のエースプロデューサー、武内くんを静かなバーに誘ったのよ。 そこで武内くんに今日のことを打ち明けた。意識を失いかけて幸子ちゃんを襲いかねなかったことを。だから幸子ちゃんのプロデューサーを辞め、引き継ぎ先を武内くんにしようと考えていることも話した。 武内くんは少し目を見開いて驚いたような表情をした後に、申し訳なさそうにぼくに目線を外して「そうですか…………残念です」と呟くのよ。その後、この事は幸子ちゃんに打ち明けないようにしてほしいことも話して、その日を終えたわけ。 その翌日、ぼくは事務所に簡単な連絡をして346プロダクションを去りました。 「どうしてですか!!?ふじえるさんはどうしていないんですか!!!?納得できません!!!!」 ふじえるが去った日の午後、事務所に来るなり担当プロデューサーの変更を告げられた幸子は困惑していた。当然だろう、昨日ライブを成功させて二人で喜んだばかりなのだ。ライブ後の突然のふじえるの辞職。青天の霹靂とはこの事を言うのだろう。 「ですからお話しした通り、ふじえるさんは実家の都合により、急遽蕎麦屋を継がなければならず地元へ戻られました。大変残念な話ですが」 「そんな話信じられるわけないでしょう!ふじえるさんと話をさせてください!」 「しかしふじえるさんが地元に帰られた以上連絡することは……」 「できないってことですか!?ウソですよね!?だってそんな話聞いたことありませんよ!だいいち……」 「幸子はん、もうその辺にしとき」 「紗枝さん……」 「確かに幸子はんに伝えなかったふじえるはんが悪い。だけど、近くにいるからこそ、話したくても話せなかった、その気持ちも酌んであげんと」 「ですけど……」 「幸子はん」 「……っ、はい……」 「それでは、輿水さんはしばらくは私が担当させていただきます。よろしくお願いします」 幸子は納得できないまま、納得する他なかった。たとえここで駄々をこねても、どうしようもない。ふじえるが戻ってくることはない。どうしようもない、やりきれない思いが、事務所内の全員に波紋のように広がっていった。 数日後、とある土曜日の雨の日、幸子は傘を差してふじえるの家に向かった。一度ふじえるの家にお見舞いに行ったきりであったが、記憶というものはあやふやながらしっかりと覚えていたらしい。何となく見覚えのある風景をたどった先に、幸子はふじえるの家に辿り着いた。 幸子がふじえるの家に向かったことに特に理由はなかった。一度お見舞いに行ったとき、インターホンを鳴らせばふじえるが出てきた、その感覚が頭の片隅で残っていたから。そんな淡い希望にすがりつくような、理屈の通らない考えが幸子を駆り立てただけであった。 インターホンを鳴らす。返ってくる音はない。 もう一度インターホンを鳴らす。やはりなにも返ってこない。 もう一度インターホンを鳴らそうとして、幸子は窓から覗く、床板と壁だけの何もない部屋の様子に気づき、鳴らすのを止めた。 もう、ふじえるはここにいない-- その事を改めて認識させられた幸子は、扉の前で泣き崩れた。 「どうしてですか……!ふじえるさん…………!!なんで…………いなくなっちゃうんですかあ…………!!!」 「ボクといっしょに…………がんばるんじゃなかったんですかあ……!!!ふじえるさんのうそつきい…………!うそつきうそつきうそつき…………!」 「やです…………ふじえるさあん…………!!やだあ……」 メソメソと泣き続ける幸子に、重い足音が近づいてきた。幸子はまさかと振り返る。 しかしそこにいたのは、武内Pであった。 「……ふじえるさんでなくてすみません、輿水さん」 「ですが、ふじえるさんについてのお話をしに来ました。輿水さんなら、ここに来るだろうと思って」 「どういうことです……?」 幸子は涙を拭いながら武内Pに尋ねる。 「本当は口止めされているのですが……。ですが、ふじえるさんの存在は輿水さんに、ふじえるさんが思っている以上に大きなものと化している。話さなければ、きっと輿水さんは笑顔を曇らせ続けてしまうと、私が勝手に判断させていただきました」 「輿水さん、聞いてください」 武内Pは幸子にふじえるの真実を話した。 ふじえるは代々異形の血を宿せし一族の分家であった。ふじえるの一族は人の影に棲まい、その者の影としてその身を自由に変え、時には盾となり時には矛となる、「影衣(かげきぬ)」の異能を持つ一族であった。 しかし、影衣の力を発現させるには、影衣の力を持つ者と影を宿す者とが"肉体の契り"を結ばなければならない。また、影衣の一族は元服から8年以内に宿主を見つけなければ、やがて死に至ってしまう。そのため、影衣の一族は宿主となる肉体を求め、理性で抑えきれぬ程の獣欲を遺伝子に刻まれている。 ふじえるはその血の宿命に逆らうため家を飛び出し、理性ある人間であると証明するためにあえてアイドルと触れるプロデューサーを始めたのだ。しかしいつ何が起こるかわからない。そのためふじえるは、自分が本能に抗えなくなったときのために武内Pには事情を話していた。 そして案の定ライブ後の幸子を見て危うく襲いかけたふじえるは血に抗えない自分に恐怖し、限界を悟ったため事務所を後にしたのだ。 幸子を襲わないために、幸子に嫌われないために、幸子を自分に縛りつけないために-- 「--以上がふじえるさんの全てです」 幸子はあまりにも突拍子のない、あまりにも残酷なお伽噺に息を呑んだ。余りにも非現実的で、空想的だが、それを一笑に付せない迫力を武内Pから感じた。間違いない、この人は嘘を言っていない、幸子は確信した。 しかし、だとしたら-- 「ふじえるさんは、もうすぐ死んでしまうんじゃないですか……?」 「そう、なります……」 「だったら!」 「だったら、輿水さんはどうするのですか。ふじえるさんを救うために、その身を尽くすつもりですか。それを拒んで、ふじえるさんは輿水さんのもとを離れたのですよ」 「っ……」 「よく、考えてください。どうすべきか」 -------- 一族の話を聞かされたのはぼくが14のときだった。母の影から伸びる父の姿を見たとき、ぼくは父が母に巣食う寄生虫にしか見えなくなった。おぞましい。ぼくはそんなおぞましい化け物になりたくない。あんな化け物から生まれたことを認めたくない。おぞましいおぞましいオゾマシイ-- その日以降、嫌悪と恐怖に縛られながら日々を過ごしたぼくは気が付けば18となり、父への嫌悪を募らせたまま家を出た。ふざけるな、ぼくはあんな寄生虫になどならない、なってなるものか。寄生虫として生き長らえるより、俺は人間として生を終えてやると思っていた。 しかし現実はそう簡単にぼくの決意を許してはくれなかった。 あの日、幸子ちゃんを見た瞬間、身体中の細胞が幸子ちゃんを襲えと総毛立ち、血液が沸騰を始めた。襲え、押し倒せ、抱け、犯せ、精を吐き出せ、と。すんでのところで踏み止まり意識を取り戻せたものの、ぼくは悟ってしまった。 どう足掻いても、血の宿命から逃れられなかったことを。 その後ぼくは、引き継ぎを武内くんに頼んで事務所を去り、この山奥の小屋でひっそりと暮らし始めた。母の話が本当ならば、どうせぼくは数ヶ月もしないうちに死ぬだろう。ここで静かに1日を過ごすと自分の生が薄れていくのを感じる。それまで誰にも会わず静かに余生を過ごせば、きっと誰からも忘れられて死んでいく、それが血に抗えなかった、ぼくの最後の抵抗だった。 でもそんなささやかな抵抗すら、ぼくには許されなかったらしい。 インターホンを鳴らす音が聞こえて、誰かと戸を開けたら幸子ちゃんが立ってたのよ。なんで!?と思ったら幸子ちゃんが「ふじえるさん……会いに来ました」って言うのよ。この時点で、武内くんが幸子ちゃんに漏らしたなって気付いたけど、幸子ちゃんぼくの居場所知ってるならなおさらぼくが顔合わせられない事情知ってるだろうにって思ったから「悪いけどぼくのことはもう聞いているだろう。帰ってくれないか」って突き放そうとするのね。だけど幸子ちゃんは食い下がった。 「イヤです……だってふじえるさん、このまま死ぬつもりなんでしょう?」 「……そこまで知ってるなら尚更だ。帰ってくれ」 「イヤです」 「嫌とかそういう問題じゃないんだ。ぼくはもう人間に戻れない。こんな化物がもう一度事務所、いや社会そのものに戻れるわけがないだろう。だからぼくは、人間として生を終える」 「いいえ、ふじえるさんには戻ってもらいます」 「あのね幸子ちゃん……」 「ふじえるさんは、ボクの身体にいてもらいます!!」 ぼくの恐れていた言葉が、幸子ちゃんから発せられてしまった。 「……本気で言っているのか幸子ちゃん。冗談じゃすまされないんだよ」 「はい、ホンキです」 「どういう意味で言ってるのかわかってるのかい」 「……はい、ボクは、その、ふじえるさんと…………するんですよね」 「だったら!軽々しく口にできる言葉じゃないことくらい分かるだろ!幸子ちゃんの身体に取り憑くんだぞ!!幸子ちゃんを縛る、鎖になるんだぞ!!自分のことを軽々しく扱うんじゃない!!」 「ふじえるさんこそ!なんで自分を軽々しく捨てようとしてるんですか!!ふじえるさんはボクのプロデューサーなんですよ!!ボクのプロデューサーが!ボクとここまで一緒にいて!!今更自分一人だけでなんて勝手な理屈が通ると思ってるんですか!!」 「っ!!」 「ふじえるさんがいたから!ふじえるさんが……いたから……!ボクはここまで進んでこれたんですよ……?ボクをカワイイって、いつも言ってくれたから、頑張れたんですよ?分かんないんですか……?」 「幸子ちゃん……」 「それを急にいなくなるなんて……ボクを傷つけないためになんて建前で、ボクから逃げて…………」 「違うんだ、逃げるなんてつもりじゃなかったんだ」 「ボクになにも告げずに、いきなり去ることを逃げる以外に何と言うつもりですか……!」 「……ごめん」 「ふじえるさん、もういなくならないで……」 どんどんと声が震え、目に涙を溜めてきた幸子ちゃんをぼくは必死で慰めたのね。その時、ぼくは幸子ちゃんを悲しませた自責の念でいっぱいだったけど、それでもやっぱり、影衣の宿主として、幸子ちゃんを選ぶわけにはいかなかった。 「幸子ちゃん、本当にごめん。だけど、こんな化物を宿したら……」 「化物だろうとなんだろうと、ふじえるさんはふじえるさんです。ボクはまた、ふじえるさんの顔が見たいんです。また、ふじえるさんと話したくて、ふじえるさんと手を繋ぎたくて、それができなくなる方がイヤなんです。もう二度と、ボクから離れるなんて許しません」 「だからもう一度だけ言います」 「ふじえるさん」 「ボクと一緒にいてください」 ぼくは幸子ちゃんの頑固さに根負けして頷いてしまいました。でもどこかで安心した自分もいたのね。虫の良い話だけど、自分から幸子ちゃんを突き放しておいて、それでも幸子ちゃんはぼくを受け入れてくれて、ぼくを肯定してくれて、泣きそうになったけど堪えたのよ。 なんで父さんを宿した母さんが笑顔だったのか。その理由も少しわかった気がした。影衣は取り憑く力じゃない、共に生きる、支える力だったんだ。幸子ちゃんの決意は自己犠牲なんかじゃなかった。凝り固まったぼくの誤解、憎悪が氷解していくのを感じた。 でもまあ、契るってことはさっきも言った通りで、ぼくと幸子ちゃんがごにょごにょするわけなんだけど、二人とも知識に乏しいのね。だからどうしようかなってたどたどしくなるんだけどここでぼくの本能が暴走を始めて意識を失い、気がついたらボーッと虚ろな目をして頬を真っ赤に染めた幸子ちゃんが荒い息を吐いて倒れ伏してました。(後で聞いたらぼくものすんごい幸子ちゃんをガンガン容赦なく責め立ててたみたい、ごめんねって謝ったら「……バカ」って返ってきました。えっち) だけどこないだまで薄れていた生の実感がまた色濃く戻ってきて、同時に幸子ちゃんと繋がってる感覚を感じるわけよ。だからぼくはつい泣いちゃった。あれだけ見捨てたはずの自分の命がまた戻ってこれたことに、幸子ちゃんに救われたことに涙した。 その後、ぼくは幸子ちゃんの文字通り第2の手足となり幸子ちゃんを支え続けました。めでたしめでたし。
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/54.html
最近おばあちゃんの容体があんまりよくないから家族もいつか亡くなるときが来るっていうのを嫌でも自覚させられて、いつかお礼を言おうと思ってるんだけどなかなか言えないのよ。だからいつか母さんがいなくなってしまったときも何も言えないのは嫌だなあって思ってるけど改まって言うのもなんか気まずいなあって最近ちょっと悩んでる。 というわけで、プロデューサーとして仕事に勤しむある日、母さんの訃報が来たっていう話をするね。 ある日事務所で休憩中に突然電話が鳴ったのね。誰だろうと電話を取ったら姉ちゃんからで、母さんが急病で亡くなったって話が来るのよ。 あまりにも突然の話で、ぼくは全く現実味を感じられなかった。ああ、そうか、じゃあ忌引きの休暇をもらわないとなとか冷静に考えてて、上司に母の逝去と同時に忌引きもらいますって報告するのね。その時もいつもの業務報告と同じくらい冷静になってて、上司がぼくに対して気の毒そうな表情を向けてるのもどこか冷めた気分で眺めてるわけ。 だから他のアイドルにもわざわざ母の訃報を伝えようとも思わず、明日休むのと今日の業務終えたら早退するとだけ伝えていつも通り接するのよ。もちろん幸子ちゃんにも母さんの訃報は伝えなかった。 でも長年ぼくと一緒にいた幸子ちゃんだけは、ぼくでも気づいていないぼくの内心に気づいてた。 仕事終わった後、ぼくは母さんが眠ってる病院に行って、先にいた姉ちゃんと兄ちゃんと合流して、明日の葬式の準備とか話した後、母さんの顔見た辺りでようやく母さんが死んだことを実感してしまって、急に色々とこみ上げてきたのよ。 このままここにいると感情が堪えきれなくなりそうで、兄ちゃんや姉ちゃんが悲痛な顔しながら準備を進めてる中、ぼくだけが泣きわめくわけにもいかないし急いで家に帰ったのよ。 そしたらなぜか家の前に幸子ちゃんがいて、今日は家に泊めてくれませんか。明日は学校もお休みなので、って言うのよ。ぼくは今誰かに顔見せたらとても酷い表情しそうだったけどなるべく平静を装って幸子ちゃんとご飯食べに行って家で話すのよ。 ぼくは母さんが死んだことに向き合わないように仕事の話や幸子ちゃんの学校での話に没頭したら、幸子ちゃんが急に 「そろそろいいんじゃないですか」 って言うのよ。なんのことだろうととぼけるんだけど、幸子ちゃんはぼくに何かがあったことを察してたらしいのね。だけど話したらぼくは顔がぐしゃぐしゃになってみっともない姿見せそうだったし、仮にも大人が泣くのも見せられないと思って言うのを躊躇ったんだけど、 「ふじえるさん、今日一日なんでもないように振る舞ってましたが、あの電話からずっと魂が抜けたように呆けてて何事かと思いましたよ」 「何かあると思ってこっちに来てみたら、ふじえるさん、もう限界そうな顔をしてるのに、また抱え込もうとして、もう見てられませんよ」 「ごめん……でも」 「でもじゃありません!ふじえるさんは誤魔化すのもウソつくのも隠し事もヘタクソなんですから……ですから、ボクに打ち明けてください!ふじえるさんはボクのプロデューサーなんですから……」 「……幸子ちゃん」 「ああ、もう!」 まだ頑なに話すのを躊躇うぼくを、幸子ちゃんは胸に抱え込むように抱き締めた。 ぼくの顔に幸子ちゃんの薄い胸の感触と共に、幸子ちゃんの体温が伝わる。 「……ボクの顔を見て話しづらいなら、カワイイボクの胸を貸しますから……ですから言ってください……」 幸子ちゃんの言葉によって、固く閉まってたはずのぼくの心の最後の堤防が決壊した。 「幸子ちゃん……」 「はい」 「……母さんが、死んだんだ」 「……っ、はい」 「こないだまで幸子ちゃんも会ったよね。あのときは元気だったのに。病気でポックリと、逝ったんだ……」 「……」 「初め聞いたときは、冗談にしか聞こえなくて、実感が何も湧かなくて。でも葬式行かなきゃってだけは思ってたけど、病院で母さんの顔見たらさ、夢じゃないんだ、ほんとうに…………死んじゃったんだって……」 「おれ、母さんになんも言ってあげられなかった……!いつでも会えると思ってて、そのうち会えば良いと思ってて……!!バカだよな。もう二度と、話せなくなって……」 「本当は分かってた……あのとき、ぼくが一人暮らし始めるときに、言うべきだったって……!でも、言ったら……言ったら!もう二度と会えなくなるんじゃないかって思っちゃって……怖くなって……」 「言わなければ、ありがとうを言わなければ、母さんにまだ会えるなんてバカな考えしてさ…………バカだよなあ。みんないつか死んじゃうことなんて知ってるのにさあ……」 「結局おれは、最後まで……母さんに甘えっぱなしで……!母さんにありがとうも、お返しもすることもできなかったんだ…………!!!」 「ごめんなさい、ごめんなさい……ごめんなさぃ…………ごめん、うあ、あああああああああああ!!!」 言い出したらもう自分の感情を抑えられなかった。幸子ちゃんにしがみついて、涙をぼろぼろこぼして子供のように泣きわめいた。幸子ちゃんはそんなぼくの頭を優しく撫でながら 「大丈夫です、ふじえるさんはなんにも悪くありません」 「大丈夫です、大丈夫ですよ」 「ふじえるさん、今は何も考えずに泣いちゃってください。ボクがぜんぶ受け止めます」 なんて慰めるもんだから、涙が一向に堪えられなくて、結局小一時間ずっと幸子ちゃんの胸でわんわんと泣き続けた。 散々泣き尽くした後しばらくしたら落ち着いて、幸子ちゃんの服を涙で濡らしちゃって謝ろうとしたけど別にいいですよって許してくれたん。 その晩は幸子ちゃんがずっと側にいてくれて、また心細くなったときは幸子ちゃんの胸を貸してもらったり膝や肩を貸してもらいながら優しく慰めてもらいました。 お葬式は身内だけでしめやかに行われて、それから数ヵ月後、ぼくは幸子ちゃんと一緒にお墓参りに行って、天にいる母さんに誇れるように、立派なプロデューサーとなろうと決意を新たにしました。
https://w.atwiki.jp/kachan/pages/152.html
2010/01/04 【お正月ドライブ】 毎年恒例の「お正月ドライブ」 今年は、一昨年好評だった「静岡うまいもんツアー!」 笛吹川→富士川と川沿いを下り、県境近くの道の駅で一休み。 「たけのこの里」には目もくれず、「アーモンドチョコ」をGET! お目当ての市場は、初売り開始の一日前だったため、今回もアウト。 でも隣接のお店が開いていたので、こちらに入ることに。 以前訪れたときには、バイキング形式の海鮮物屋さんだったんだけどなぁ。 久しぶりに訪れたら、浜焼き?のお店に変わっていました。 お寿司やら、トロマグロの串焼きやら、ソーセージやら、たらふく平らげてきました。 港に来たら、取り敢えず「これ」でしょう。 岸壁近くには、小さなイカの姿が沢山見られました。 お疲れ気味のゆっきーも、漸く元気に。。。 この後、いちご狩りをしようと考えていたのですが、満腹でこれ以上無理!ということだったので、みんなで、三保の海岸を散策することに。。。 海風が強く、少々肌寒いのですが、子供たちは元気です。 ゆっきーは、石拾いに夢中。 そろそろ車に戻らないと、風邪ひいちゃうよ。 ガイコツみたいな「出っ歯顔」の石を発見! 自然界の神秘ですな。 白い石や、まあるい石や、ちっちゃな貝殻がお土産です。(まぁ安上がりだこと) でも、みんなが大好きな「これ」は、忘れずに買ってきましたよ。 2010/01/10 【おいちゃんのスキー教室】 今週、じゅんた君(5年生)のスキー教室があるということなので、急遽プレレッスンを開催することに・・・ 今日は、かあちゃんカメラマンが欠席のため、レッスン中の写真は1枚も無し。 初め、ブーツがなかなか固定できずにグズッていたかっちゃんも、夕方にはスイスイ滑っていました。 おちびさん組は、チイちゃんと、ネーネが一手に担当。 ご苦労様でした。 帰り間際に、みんなで記念写真を撮ったと思ったら・・・ 雪合戦勃発! おいちゃんを狙うんじゃぁねーよ。 痛くしないようにね・・・ 夕暮れ迫る中、雪合戦でおちびさん組をイジメた兄貴たちは、こっぴどく怒られたのでした。。。 かっちゃん16 子供たちメニュー かっちゃん18
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/401.html
454 名前: NPCさん 2001/08/05(日) 17 55 昨日チャットRPGやりました。 ゲーム関係のチャットの常連が中心(10人程)になってやってます。 昨日はパーティー内で最も剣技が優れ、最も頑丈な戦士がリーダーでした。 プレイヤーが普段から場の空気を読まずに自分の話しかしない人であること、 そしてお約束のようにキャラが14才の美少女でレズビアン(プレイヤーは男) であったことから先行きは不安でイッパイだったことは公然の秘密です。 そして案の定好き勝手に暴走します。 依頼人との交渉では 「朧(彼のキャラ)は酒飲んで気分悪いから話しを聞いといて。……うにゅ~」 今後の行動についてプレイヤー同士で意見が真っ二つに割れた時の発言は 「朧はこうしたいんだけどなあ。うう、板挟みだなあ、リーダーってつらいなあ」 どんな時も人に意見を求めないで「朧は」しか言いません。 司会進行は他の人が(自主的に)つとめました。 ちなみに戦士なのに戦闘中体を張らない事を強めに注意したら 「キャラじゃなくてプレイヤーに辛く当たる人がいるのは納得できない」 と言われました。そんな彼がちょっぴり羨ましかったです。 ちなみに、彼に切れたのは私で3人目です。 他にも「ドラえもん、彼と一緒にプレイするのは疲れたよ」と言って 以後はマスターに専念した人が一人います。 どうも相手にされていないのを『自分の悪ノリが許容されている』とかん違いしているようです。 彼の実績としては「一緒に組みたくない」と他のプレイヤーに直接言われたこと1回、 マスターに「君、退場(冗談じゃなくてホントにチャットから落された」と言われたこと1回と なかなかの物なのですが、それでも足りないのでしょうか。 私も以後は彼がいる時の参加は控えようと思っています。 455 名前: NPCさん 2001/08/05(日) 23 28 454 ログ読ませろよ。 456 名前: NPCさん 2001/08/06(月) 00 00 454 彼に切れたのは 結局きれたんかい(藁 457 名前: 1D100 2001/08/06(月) 06 13 うーん、その悪行はさらしageの意味で確かに読みたい…… >最も剣技が優れ、最も頑丈な戦士がリーダー この枕詞では、颯爽と板金鎧を着込んだ体格の良く懐の広い男を想像し、 2行後で >14才の美少女でレズビアン(プレイヤーは男) ……かなり、「まだこんなことやってる奴がいるのか……」と藁ってしまいました。 >戦士なのに戦闘中体を張らない イタいキャラでも、一番頑丈なら盾ぐらいにはなれっての! しかもリーダーだろ? リーダーシップを身を以て発揮しろ! その前に出ない?PLの言い訳が見てみたいです。 ……すいません。俺イタいPLを見ると禿しく罵倒したくなるので。 458 名前: NPCさん 2001/08/06(月) 07 26 これ、なんのゲーム? 朧ってことは和系? ファンタジーで無理矢理漢字の名前つける奴も痛いよね。 459 名前: NPCさん 2001/08/06(月) 07 32 サムライとかニンジャは別としてな。 460 名前: NPCさん 2001/08/06(月) 09 12 挑発しちゃえばいいんだよ、そのキャラに。 つかその朧ちゃんに、ソースひっかけちまえ。泥の中でころばせちまえ。 デカイモンスターを「頼むぜ!」で押し付けちまえ。ファンブルでかっぱ頭にしちまえ。 「朧はこうなったよ」ってマスターにいわせるようにしむけれ。 そこまではっきり嫌わないとだめだな。 ロールプレイだっていいはるんだろうから、ロールプレイのなかで苛めてやれ。 461 名前: NPCさん 2001/08/06(月) 10 12 他のPC全員レズファビアにしちゃえ。 で、皆で迫害したれ。 462 名前: 454 2001/08/06(月) 17 19 ルールはチャット用に作ったとても簡素なオリジナルシステムです。 舞台はファンタジー世界。 怒られると落ち込むんで「反省した」なんて言うんですが、 その反省が次に生きたことがこれっぽっちも無いことを考えると 現代っ子(しかもオタク属性)の典型例なのかもしれません。 493 名前: NPCさん 2001/08/14(火) 02 48 この間の朧ちゃん( 454参照)。チャットRPG反省会にて 朧ちゃん:あー、キャラとしてどう行動すればいいか、わかんなくなっちまいましてぇ。すいませんね。 PL1:キャラとしてはいつも通り意味不明のことを一人でつぶやいてるという感じでしたね。 PL2:げはははは(笑) GM:まぁいつも通りでしたな。 朧ちゃんはこの直後から沈黙。その後挨拶も無しに落ちました。 傷ついたみたいだけど、次回も何事も無かったかのように 参加するんだろうな。今までの彼の行動を見ていると。 518 名前: NPCさん 01/08/26 14 42 UNIX板のみなさんに感謝しつつ、先日の朧ちゃん( 493参照)報告。 依頼人との交渉時、 朧ちゃん:「ぴこぴこスレイヤー*が、曇ってる……?」*注)自分で名づけた魔法剣 朧ちゃん:(この曇り……レモンのヘタで取れるかな?) と独り言。交渉相手には、 朧ちゃん:「もう面倒くさいから、知ってる事全部教えて。そのほうが手間が無くていいわ」 ダンジョン侵入しても今までパーティーを犠牲にしてため込んだ魔法剣(2本所有) を誰にも渡さず、作戦タイムでも他のPLの提案を「それはどうかな」と否定するのみ。 一番力が入っていたのは当然キャラロールの独り言(つまり誰も相手にしない)。 特に朧ちゃんがアンデッド相手に対アンデッド用の魔法剣ではなくお気に入りの 魔法剣を使おうとしてあっけなく気絶させられてからの他のPCへの罵倒は圧巻でした。 あくまでも自称キャラロール、しかも気絶中の夢とか電波なんだそうです。 なんか、ここまで来ると格好良いですよね。 こうなることはわかっていたのに、好きなGMだったのでついつい参加した 自分が間違っていたのかもしれません。 ……幼稚園の先生が疲れる訳だ、と言うのが今日の感想でした。 533 名前: 愚痴り続けた奴 01/08/29 01 31 ID mpVVkPbs いつもガス抜きさせてもらってます。自称朧ちゃんの被害者です。 最近では今まで表立って切れてた人達が朧ちゃんを無視することに 決めたようで、実質野放し状態です。もとから一人で訳のわからない ことを言い続けて盛り上がっていた朧ちゃんは何も気付いてない様子 ですが。 454にある通り正面切って注意or切れる人もいたのに全く態度を 改めないのでみんな諦めた様子です。 メンバーは自分を含めてほぼ全員がTRPG未経験なので、やはり この板に書いてあるような強行手段をとるのはみんな気が引ける ようです。それにあくまでもチャットがメインで、有志で遊んでる だけなので変に波風を立てられないというのがあります。 ということなので、すいませんがウォッチは勘弁して下さい。 これ以上は板違いですね。チャットの嫌な常連対策スレでも探します。 でも、朧ちゃんの愚痴はこぼさせて下さい。どっかで発散しないと 正直やってられません(w 582 名前: 454 01/10/28 08 00 お久しぶりです。ほぼ2ヶ月振りに朧ちゃん( 454参照)の話を一つ。 先日行われたチャットRPGのセッションでのことです。 そのときの朧ちゃんプレーヤーのキャラはパーティー唯一にして、 HPが理論上ほぼ最低の僧侶キャラでした。 さて、セッションの進行とあまり関係のないネタでゴブリンを食材にした料理の レシピが出たのですが、その時たまたま料理番だった彼は調理の失敗を理由に、 ①誰にも何も言わず、②単独で、③ゴブリンを狩りに行きました。 この時私はある期待を胸に秘めていた訳ですが、GMはその期待に見事に応えてくれました。 ゴブリンの集団を発見→見つかる→タコ殴りの上で死亡。記念すべき初の死亡キャラの誕生です。 ちなみに、以前からパーティーの薬箱としての自覚が無いんじゃないかとこぼしていた GMが今回でついに堪忍袋の尾が切れたようで、朧ちゃんの必至の努力をもてあそぶ様に 止めを刺します。(後のGMのコメントは「あそこまで悪ノリされちゃなあ」) GM:ゴブリンに完全におさえこまれました。そして残りのゴブリンもやってきました。 朧:では、説得しましょう(笑 毅然とした態度で GM:ゴブゴブ騒いでいます。言葉が通じないようです。 朧:堂々とした態度でゴブリンの声を真似ます 適当に GM:どうやらうまく真似られたようです。 GM:しかし、どうやらケンカをふっかけるような言葉だったようで、怒っています。 GM:っていうか、刺されて死亡。 GM:チーン。 その後は反省会で吊るし上げ。言い訳にならない言い訳を披露して場をヒートアップ させた後、例によって猿でもできる反省をかましてバックれました。 非常に後味の清々しいセッションでした。次は……無かったら良いなあ。 597 名前: NPCさん 01/11/26 07 22 582のセッション時のマスターをつとめた者でございます。 例の朧ちゃん(戦士)は存命でして、先のセッションにおいて死亡したのは、 朧ちゃんのプレイヤーの操る別キャラクター(僧侶)であります。 キャラはかわってもプレイヤーが同じである限りは、 やはり少々アレな行動をするものなのでございますねえ。 いやはや。 逝けてるRPGゲーマー募集!!