約 857,112 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/772.html
虐待成分全く無し 加工場+帽子無しということでこちらに投下させていただきました 森の中で一匹のゆっくりまりさが他のゆっくりから追われていた。 追ってきているゆっくりは、まりさがいた群れの仲間だ。 何故追われているのか… それは、まりさに帽子がなかったから。 風に煽られて飛ばされた帽子を必死に探している途中、まりさは自分だけでは見つからないと判断して仲間に助けを求めた。 けれど、帽子や髪飾りのないゆっくりは他のゆっくりからは殺されてしまう。 まりさの仲間だったゆっくりは、殺すために攻撃を仕掛けてきた。 まりさも帽子のないゆっくりがどうなるか知らなかったわけではない。 それでも、自分の仲間ならきっと分かってくれると信じたかったのだろう。 だが、結局攻撃されてしまった。 このままいたら殺されると思ったまりさは、慌てて逃げ出した。 目的地は人間の里のとある場所。 そこへ行く事はもうこの外の世界では暮らせないと分かっていたけれど、それでもまりさは生きていたかった。 幸いまりさは足には自信があった。 群れの皆で追いかけっこをしても、自分に敵うゆっくりはいなかったからだ。 「ゆっくりとまってね!!」 「ゆっくりできないこはしななきゃだめなのよ!!」 「だからころすからとまってね!!」 後ろにいる仲間がそれぞれ叫ぶ。 その言葉は、まりさの心をどんどん傷つけた。 なにも知らない自分に餌のある場所を教えてくれたぱちゅりー。 調子の悪いときに面倒みてくれたありす。 そして、将来を誓い合ったれいむ。 大切な、大切な仲間だった。 それなのに、自分に帽子がないというだけで分かってくれない。 その事がまりさは悲しかった… 森を抜けると、目の前に大きな畑が広がっている。 そこで野菜を育てているのはゆっくりで、人間はあまりいない。 ここがまりさの目的地だ。 一度だけ、まりさの親が崖の上から教えてくれた場所。 『あそこはぼうしのないゆっくりがにんげんにまもられてるばしょだからちかづいちゃだめだよ!! にんげんはこわいいきものだからね!!』 そう、ここは何らかの理由で帽子や髪飾りをなくしたゆっくりが人間に保護されている場所だった。 まりさは親の言っていた事を覚えていたのだ。自分がここに来る事など無いと思っていたが。 そして、理解もしていた。 ここに入ってしまったら、もうここでしか生きる事はできないと。 外へ出てしまったら、今追いかけている仲間よりも多くのゆっくりから命を狙われる事になる。 だから、まりさは入る前に止まって後ろを振り返って叫んだ。 「みんな!! まりさのぶんまでゆっくりいきてね!!」 これからもう会う事のできない仲間への言葉。 ずっと止まっていたら殺されてしまうから、たった一言の短い言葉を仲間に放って、まりさは畑の敷地内へ入った。 もう別れは済ませた。出る事はできないけれど、まりさはここで新しい仲間を作って生きていくつもりだった。 だが、先程の言葉は嘗ての仲間には届かない。 敷地に入って安心したまりさの背中に、追いかけてきた三匹のゆっくりは体当たりを仕掛けた。 「ゆっ!?」 体当たりを喰らったまりさは前に飛ばされ、迫ってくる地面に恐怖した。 目を瞑り、くるであろう衝撃に耐える為息を吸って身体を膨らませるまりさ。 しかし、まりさがぶつかったのは硬い地面ではなく柔らかい何かだった。 恐る恐る目を開くと、まりさと同じように帽子や髪飾りのないゆっくりが集まってクッションになってくれたのだ。 『ゆっくりしていってね!!』 ここにいたゆっくりは皆まりさを歓迎していた。 同じように、仲間に分かってもらえず悲しい想いを経験したから今のまりさの辛さが分かるのだ。 「ゆゅ? ゆっくりできないこがいっぱいいるよ!!」 「かんけいないわ!!」 「せんぶしょぶんするのよ!!」 大勢の帽子や髪飾りのないゆっくりを見たまりさの元仲間は、三匹でこの場にいるゆっくりを処分しようと意気込んだ。 しかし、それは無駄になった。 騒ぎを聞きつけた人間が、三匹を檻の中に入れたからだ。 「いきなりなにするの!!」 「さっさとだしなさい!!」 「ださないとひどいめにあわすわよ!!」 騒ぐ三匹だが、檻に入れた人間はそれを無視してまりさの元へ行ってしまう。 「よろしく、君が新しく来た子であってるかな?」 「そうだよ!! このこがあたらしいなかまだよ!!」 帽子無しまりさの近くにいたリボン無しのれいむが答える。 その言葉を聞いて、人間は微笑んでまりさを見下ろした。 「そっか… 可哀想とは思うけど、これからはここで生きてね」 そう言って人間は屈んでまりさの頭頂部を撫でる。 温かい手が、仲間に殺される為に追われていたまりさにはとても優しいものに感じられた。 「じゃ、暫くはこの子に仕事を教えてあげてね」 「まかせてね!! いっしょうけんめいおしえてあげるからね!!」 側にいたゆっくりにまりさの事を頼むと、人間はそのまま檻の所へ戻った。 まだ三匹が騒いでいるあの檻だ。 「れいむたちをいれたばかなにんげんがきたよ!!」 「きっとわたしたちをだしにきたのね!!」 「いまならゆるしてあげるからさっさとありすたちをだしなさい!!」 それぞれ好き勝手に言う三匹のゆっくり達。それを無視して人間は檻を台車に載せて歩き出した。 方向はまりさが来た森の方ではなく、畑の奥の人間の町だ。 それを見て、慌ててまりさは人間の元へ跳ねて行く。 「ま、まって!! ゆっくりまってね!!」 人間の前に出て、まりさは叫んだ。 「ん? どうしたの?」 「れ、れいむたちをどこへつれていっちゃうの!? まりさたちがきたのはもりのほうだよ!!」 まりさが出てきた事が不思議なのか、人間は優しく聞いてきた。 それに対してまりさは必死だった。人間の向かっているのは町の方。檻に入れたまま連れて行くのは、きっとあそこしかないと感じたのだ。 その予感は当たっていた。 「どこって、加工場だよ? このままこの子達を放したら、ここのゆっくりを襲っちゃうからね」 「だめだよ!! みんなまりさのなかまだからかこうじょうにはつれてっちゃだめ!!」 加工場という言葉を聞いてまりさは慌てた。 そこへ入ったゆっくりは殺されるだけだと知っていたし、自分の知っている仲間を殺してほしくなかったからだ。 「どうして? この子達は君を殺しに来たんだよ?」 「そうだけど… それでもかこうじょうにはつれていっちゃだめだよ!! まりさのなかまなんだもん!!」 「君はそう言うけどね、この子達はそんな風には思ってないよ」 台車に載せられたゆっくり達は、まりさの姿を見た途端檻の中から睨みつけていた。 加工場という言葉にも反応せず、ただまりさに憎悪の視線を向け続けている。 「分かるでしょ? この子達はね、今加工場へ連れて行かれる恐怖よりも守ろうとしてくれてる君を憎んでるんだよ。それなのに君は助けたい?」 「ゆぅ…」 「髪飾りの無い子にゆっくりは容赦しないの。ここにいるゆっくり達はね、皆さっきまでの貴方みたいにそういう辛い事を経験したのよ。またそんな酷い目にあわせたい?」 「そ、そうじゃないよ…」 「今この子達を逃がしたらどうなると思う? きっと仲間を呼んでここへ来る。流石に、仲間を呼ばれて来られたら人間の私でもここのゆっくりを全部守る事はできないの」 「でも、まりさはここをおかあさんにおしえてもらったんだよ!! だから、ここがあぶないってみんなもわかるよ!!」 「それはね、きっと貴方達はここを遠くから見てただけだからだよ。もしゆっくりがここの近くまで寄ってきたら、見境無くここを襲うわ」 「そんな…」 「嘘じゃない。そういうゆっくりを何度も見たんだから… それに、少し前まで帽子があった君ならわかるでしょ? 帽子や髪飾りの無い子をどうするか…」 まりさにも心当たりがあった。 髪飾りや帽子の無いゆっくりに何度も何度も玩具にした事があったから。 群れの仲間でもない流れ着いてきたゆっくりを、やめてと泣く相手を、笑いながらまりさは檻の中の仲間と一緒に皆で痛めつけて何匹も殺した。 理由は、髪飾りや帽子が無いから。 リボンを無くしたれいむ、帽子を無くしたまりさとぱちゅりー、カチューシャを無くしたアリス、そんなゆっくりはこの近くでたくさん見つけられる。 この農場が、そんなゆっくり達の安住の地だったから。 ここを目指してくるゆっくりが大勢いたから。 「まりさは… まりさは…」 まりさは自分のやってきた事の残酷さを、今漸く理解した。 自分と同じようにここを目指したゆっくりを、自分は何度も殺してきたのだと。 「やっぱり心当たりがあるんだ… けどね、ここに居る子は誰も君を責めたりしないよ。皆同じような事をした事があるからね」 「でも… でも…」 まりさは人間の言葉に何も言えず、身体を震わせている。 「じゃあね、まりさ。私はこの子達を連れて行かなくちゃ行けないから」 そう言って人間は歩き出す。 まりさの方を振り向かず、黙って前を歩いていく。 その背中を、まりさは見えなくなるまで見続けた。 次の日から、まりさは畑で働くようになった。 最初の内は今まで帽子や髪飾りで名前を判断していたまりさにとって、それが無いものは全部同じに見えていた。 それでも、仲間に仕事を教わっている内にだんだん区別がつくようになった。 黒髪がれいむ、紫色の髪がぱちゅりー、髪の短い金髪がありす、自分と同じように髪の長い金髪がまりさと。 こうやって自分の中で簡単な区別がつくようになってから、まりさは誰が誰なのかを分かるようになるまで時間は掛からなかった。 畑の仕事も覚え、自分と同じように逃げてきたゆっくりを守り、人間と話したりしながらまりさはゆっくり日々を謳歌していた。 ただ、新しい仲間が来るとまりさは度々落ち込んだ。 ここにいる仲間と同じゆっくりを下らない理由で殺してきた自分がここにいて良いのか… その答えを出せないまま、まりさは今日も生きている。 終 こんな駄文を最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!! もし、帽子無しや髪飾り無しのゆっくりを殺していた子が同じようになったらどう思うだろうか? それが今回これを書いた切欠です。 なにも意識していなかった事なのに、このまりさは帽子を無くした事で今までと立ち位置が変わりました。 今まで自分にとって当たり前だった事が、同じ境遇になってやっとそれがひどい事だと気づけた場合己のやってきた事を忘れる事は無理だと思うんです。 皆さんはどうでしょうか? 今回書いたのは小ネタなのでこの辺で ではでは、お目汚し失礼!! 書いた作品 ゆっくりいじめ系352 虐められるゆっくり ゆっくりいじめ系382 ある馬鹿なゆっくりの話 ゆっくりいじめ系394 きめぇ丸 ゆっくりいじめ系421 めーりんとこうりん ゆっくりいじめ系488 ゆっくり飼ってます ゆっくりいじめ系497 携帯でチマチマ書いてみた ゆっくりいじめ系571 みんなで食べよう ゆっくりいじめ系572 きめぇ丸その後 ゆっくりいじめ系596 ゆこまち ゆっくりいじめ系611 どこで何が狂い出したのか… ゆっくりいじめ系628 鳩と餌と糞 ゆっくりいじめ系793 誰かがやらねばいけないこと 幽香×ゆっくり系9 ある馬鹿なゆっくりの話2 ゆっくりいじめ小ネタ125 虫眼鏡 ゆっくりいじめ小ネタ128 ゆっくりが大好きだ!! ゆっくりいじめ小ネタ140 ガラス このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/90.html
虐待成分全く無し 加工場+帽子無しということでこちらに投下させていただきました 森の中で一匹のゆっくりまりさが他のゆっくりから追われていた。 追ってきているゆっくりは、まりさがいた群れの仲間だ。 何故追われているのか… それは、まりさに帽子がなかったから。 風に煽られて飛ばされた帽子を必死に探している途中、まりさは自分だけでは見つからないと判断して仲間に助けを求めた。 けれど、帽子や髪飾りのないゆっくりは他のゆっくりからは殺されてしまう。 まりさの仲間だったゆっくりは、殺すために攻撃を仕掛けてきた。 まりさも帽子のないゆっくりがどうなるか知らなかったわけではない。 それでも、自分の仲間ならきっと分かってくれると信じたかったのだろう。 だが、結局攻撃されてしまった。 このままいたら殺されると思ったまりさは、慌てて逃げ出した。 目的地は人間の里のとある場所。 そこへ行く事はもうこの外の世界では暮らせないと分かっていたけれど、それでもまりさは生きていたかった。 幸いまりさは足には自信があった。 群れの皆で追いかけっこをしても、自分に敵うゆっくりはいなかったからだ。 「ゆっくりとまってね!!」 「ゆっくりできないこはしななきゃだめなのよ!!」 「だからころすからとまってね!!」 後ろにいる仲間がそれぞれ叫ぶ。 その言葉は、まりさの心をどんどん傷つけた。 なにも知らない自分に餌のある場所を教えてくれたぱちゅりー。 調子の悪いときに面倒みてくれたありす。 そして、将来を誓い合ったれいむ。 大切な、大切な仲間だった。 それなのに、自分に帽子がないというだけで分かってくれない。 その事がまりさは悲しかった… 森を抜けると、目の前に大きな畑が広がっている。 そこで野菜を育てているのはゆっくりで、人間はあまりいない。 ここがまりさの目的地だ。 一度だけ、まりさの親が崖の上から教えてくれた場所。 『あそこはぼうしのないゆっくりがにんげんにまもられてるばしょだからちかづいちゃだめだよ!! にんげんはこわいいきものだからね!!』 そう、ここは何らかの理由で帽子や髪飾りをなくしたゆっくりが人間に保護されている場所だった。 まりさは親の言っていた事を覚えていたのだ。自分がここに来る事など無いと思っていたが。 そして、理解もしていた。 ここに入ってしまったら、もうここでしか生きる事はできないと。 外へ出てしまったら、今追いかけている仲間よりも多くのゆっくりから命を狙われる事になる。 だから、まりさは入る前に止まって後ろを振り返って叫んだ。 「みんな!! まりさのぶんまでゆっくりいきてね!!」 これからもう会う事のできない仲間への言葉。 ずっと止まっていたら殺されてしまうから、たった一言の短い言葉を仲間に放って、まりさは畑の敷地内へ入った。 もう別れは済ませた。出る事はできないけれど、まりさはここで新しい仲間を作って生きていくつもりだった。 だが、先程の言葉は嘗ての仲間には届かない。 敷地に入って安心したまりさの背中に、追いかけてきた三匹のゆっくりは体当たりを仕掛けた。 「ゆっ!?」 体当たりを喰らったまりさは前に飛ばされ、迫ってくる地面に恐怖した。 目を瞑り、くるであろう衝撃に耐える為息を吸って身体を膨らませるまりさ。 しかし、まりさがぶつかったのは硬い地面ではなく柔らかい何かだった。 恐る恐る目を開くと、まりさと同じように帽子や髪飾りのないゆっくりが集まってクッションになってくれたのだ。 『ゆっくりしていってね!!』 ここにいたゆっくりは皆まりさを歓迎していた。 同じように、仲間に分かってもらえず悲しい想いを経験したから今のまりさの辛さが分かるのだ。 「ゆゅ? ゆっくりできないこがいっぱいいるよ!!」 「かんけいないわ!!」 「せんぶしょぶんするのよ!!」 大勢の帽子や髪飾りのないゆっくりを見たまりさの元仲間は、三匹でこの場にいるゆっくりを処分しようと意気込んだ。 しかし、それは無駄になった。 騒ぎを聞きつけた人間が、三匹を檻の中に入れたからだ。 「いきなりなにするの!!」 「さっさとだしなさい!!」 「ださないとひどいめにあわすわよ!!」 騒ぐ三匹だが、檻に入れた人間はそれを無視してまりさの元へ行ってしまう。 「よろしく、君が新しく来た子であってるかな?」 「そうだよ!! このこがあたらしいなかまだよ!!」 帽子無しまりさの近くにいたリボン無しのれいむが答える。 その言葉を聞いて、人間は微笑んでまりさを見下ろした。 「そっか… 可哀想とは思うけど、これからはここで生きてね」 そう言って人間は屈んでまりさの頭頂部を撫でる。 温かい手が、仲間に殺される為に追われていたまりさにはとても優しいものに感じられた。 「じゃ、暫くはこの子に仕事を教えてあげてね」 「まかせてね!! いっしょうけんめいおしえてあげるからね!!」 側にいたゆっくりにまりさの事を頼むと、人間はそのまま檻の所へ戻った。 まだ三匹が騒いでいるあの檻だ。 「れいむたちをいれたばかなにんげんがきたよ!!」 「きっとわたしたちをだしにきたのね!!」 「いまならゆるしてあげるからさっさとありすたちをだしなさい!!」 それぞれ好き勝手に言う三匹のゆっくり達。それを無視して人間は檻を台車に載せて歩き出した。 方向はまりさが来た森の方ではなく、畑の奥の人間の町だ。 それを見て、慌ててまりさは人間の元へ跳ねて行く。 「ま、まって!! ゆっくりまってね!!」 人間の前に出て、まりさは叫んだ。 「ん? どうしたの?」 「れ、れいむたちをどこへつれていっちゃうの!? まりさたちがきたのはもりのほうだよ!!」 まりさが出てきた事が不思議なのか、人間は優しく聞いてきた。 それに対してまりさは必死だった。人間の向かっているのは町の方。檻に入れたまま連れて行くのは、きっとあそこしかないと感じたのだ。 その予感は当たっていた。 「どこって、加工場だよ? このままこの子達を放したら、ここのゆっくりを襲っちゃうからね」 「だめだよ!! みんなまりさのなかまだからかこうじょうにはつれてっちゃだめ!!」 加工場という言葉を聞いてまりさは慌てた。 そこへ入ったゆっくりは殺されるだけだと知っていたし、自分の知っている仲間を殺してほしくなかったからだ。 「どうして? この子達は君を殺しに来たんだよ?」 「そうだけど… それでもかこうじょうにはつれていっちゃだめだよ!! まりさのなかまなんだもん!!」 「君はそう言うけどね、この子達はそんな風には思ってないよ」 台車に載せられたゆっくり達は、まりさの姿を見た途端檻の中から睨みつけていた。 加工場という言葉にも反応せず、ただまりさに憎悪の視線を向け続けている。 「分かるでしょ? この子達はね、今加工場へ連れて行かれる恐怖よりも守ろうとしてくれてる君を憎んでるんだよ。それなのに君は助けたい?」 「ゆぅ…」 「髪飾りの無い子にゆっくりは容赦しないの。ここにいるゆっくり達はね、皆さっきまでの貴方みたいにそういう辛い事を経験したのよ。またそんな酷い目にあわせたい?」 「そ、そうじゃないよ…」 「今この子達を逃がしたらどうなると思う? きっと仲間を呼んでここへ来る。流石に、仲間を呼ばれて来られたら人間の私でもここのゆっくりを全部守る事はできないの」 「でも、まりさはここをおかあさんにおしえてもらったんだよ!! だから、ここがあぶないってみんなもわかるよ!!」 「それはね、きっと貴方達はここを遠くから見てただけだからだよ。もしゆっくりがここの近くまで寄ってきたら、見境無くここを襲うわ」 「そんな…」 「嘘じゃない。そういうゆっくりを何度も見たんだから… それに、少し前まで帽子があった君ならわかるでしょ? 帽子や髪飾りの無い子をどうするか…」 まりさにも心当たりがあった。 髪飾りや帽子の無いゆっくりに何度も何度も玩具にした事があったから。 群れの仲間でもない流れ着いてきたゆっくりを、やめてと泣く相手を、笑いながらまりさは檻の中の仲間と一緒に皆で痛めつけて何匹も殺した。 理由は、髪飾りや帽子が無いから。 リボンを無くしたれいむ、帽子を無くしたまりさとぱちゅりー、カチューシャを無くしたアリス、そんなゆっくりはこの近くでたくさん見つけられる。 この農場が、そんなゆっくり達の安住の地だったから。 ここを目指してくるゆっくりが大勢いたから。 「まりさは… まりさは…」 まりさは自分のやってきた事の残酷さを、今漸く理解した。 自分と同じようにここを目指したゆっくりを、自分は何度も殺してきたのだと。 「やっぱり心当たりがあるんだ… けどね、ここに居る子は誰も君を責めたりしないよ。皆同じような事をした事があるからね」 「でも… でも…」 まりさは人間の言葉に何も言えず、身体を震わせている。 「じゃあね、まりさ。私はこの子達を連れて行かなくちゃ行けないから」 そう言って人間は歩き出す。 まりさの方を振り向かず、黙って前を歩いていく。 その背中を、まりさは見えなくなるまで見続けた。 次の日から、まりさは畑で働くようになった。 最初の内は今まで帽子や髪飾りで名前を判断していたまりさにとって、それが無いものは全部同じに見えていた。 それでも、仲間に仕事を教わっている内にだんだん区別がつくようになった。 黒髪がれいむ、紫色の髪がぱちゅりー、髪の短い金髪がありす、自分と同じように髪の長い金髪がまりさと。 こうやって自分の中で簡単な区別がつくようになってから、まりさは誰が誰なのかを分かるようになるまで時間は掛からなかった。 畑の仕事も覚え、自分と同じように逃げてきたゆっくりを守り、人間と話したりしながらまりさはゆっくり日々を謳歌していた。 ただ、新しい仲間が来るとまりさは度々落ち込んだ。 ここにいる仲間と同じゆっくりを下らない理由で殺してきた自分がここにいて良いのか… その答えを出せないまま、まりさは今日も生きている。 終 こんな駄文を最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!! もし、帽子無しや髪飾り無しのゆっくりを殺していた子が同じようになったらどう思うだろうか? それが今回これを書いた切欠です。 なにも意識していなかった事なのに、このまりさは帽子を無くした事で今までと立ち位置が変わりました。 今まで自分にとって当たり前だった事が、同じ境遇になってやっとそれがひどい事だと気づけた場合己のやってきた事を忘れる事は無理だと思うんです。 皆さんはどうでしょうか? 今回書いたのは小ネタなのでこの辺で ではでは、お目汚し失礼!! 書いた作品 ゆっくりいじめ系352 虐められるゆっくり ゆっくりいじめ系382 ある馬鹿なゆっくりの話 ゆっくりいじめ系394 きめぇ丸 ゆっくりいじめ系421 めーりんとこうりん ゆっくりいじめ系488 ゆっくり飼ってます ゆっくりいじめ系497 携帯でチマチマ書いてみた ゆっくりいじめ系571 みんなで食べよう ゆっくりいじめ系572 きめぇ丸その後 ゆっくりいじめ系596 ゆこまち ゆっくりいじめ系611 どこで何が狂い出したのか… ゆっくりいじめ系628 鳩と餌と糞 ゆっくりいじめ系793 誰かがやらねばいけないこと 幽香×ゆっくり系9 ある馬鹿なゆっくりの話2 ゆっくりいじめ小ネタ125 虫眼鏡 ゆっくりいじめ小ネタ128 ゆっくりが大好きだ!! ゆっくりいじめ小ネタ140 ガラス このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/3con/pages/15.html
魏に所属する武将の一覧 レア 武将名 字 よみ 兵種 コスト 国 スキル 攻撃 防御 知力 速度 攻城 範囲 イラストレーター UR 曹操 孟徳 そうそう もうとく 馬 4.5 魏 英知の大号令 158 137 14.100 29.000 4.080 2 タカヤマトシアキ SR 曹操 孟徳 そうそう もうとく 馬 3.5 魏 覇者の求心 124 119 10.000 20.000 2.400 2 獅子猿 SR 荀彧 文若 じゅんいく ぶんじゃく 馬 3.0 魏 知勇兼陣 68 82 12.000 16.000 4.200 2 hippo SR 曹丕 子桓 そうひ しかん 弓 2.5 魏 武勇の大号令 95 84 7.000 11.200 4.000 2 Wolfina SR 関羽 雲長 かんう うんちょう 馬 3.0 魏 赤兎咆哮 123 92 6.000 22.000 2.400 2 杉浦善夫 SR 張遼 文遠 ちょうりょう ぶんえん 馬 3.0 魏 神速の理 133 109 7.950 26.400 1.380 2 TOHRU SR 王異 - おうい 弓 2.0 魏 暴勇の報い 68 78 8.500 6.400 5.200 3 広瀬総士 SR 張春華 - ちょうしゅんか 弓 1.5 魏 雲散霧消 61 58 6.800 4.320 3.200 3 masaki SR 賈南風 - かなんぷう 歩 2.0 魏 水計連破 62 68 6.500 6.080 6.900 2 音楽ナスカ SR 司馬懿 仲達 しばい ちゅうたつ 馬 3.0 魏 狼顧の相 104 111 13.300 17.200 3.840 2 Wolfina SR 夏侯淵 妙才 かこうえん みょうさい 馬 3.0 魏 特攻の大号令 Wolfina R 郭嘉 奉孝 かくか ほうこう 馬 2.5 魏 武勇の奇計 77 82 10.000 18.000 1.800 2 masaki R 夏侯惇 元譲 かこうとん げんじょう 馬 3.0 魏 武勇の大号令 126 102 8.000 20.000 1.800 2 獅子猿 R 許褚 仲康 きょちょ ちゅうこう 槍 3.0 魏 防護戦法 134 131 1.000 4.200 14.400 2 hippo R 典韋 - てんい 槍 3.0 魏 防護の極意 131 140 4.000 4.800 14.400 1 伊藤サトシ R 司馬懿 仲達 しばい ちゅうたつ 馬 2.5 魏 狼顧の相 91 103 12.500 16.200 4.680 1 masaki R 張郃 儁艾 ちょうこう しゅんがい 槍 2.5 魏 刹那の粘り 109 126 8.200 6.360 5.400 2 小城崇志 R 龐徳 令明 ほうとく れいめい 馬 2.0 魏 特攻戦法 122 54 6.200 14.400 3.900 1 Wolfina R 左慈 元放 さじ げんぽう 歩 2.0 魏 変化の術 河崎淳 R 夏侯惇 元譲 かこうとん げんじょう 歩 3.0 魏 刹那の猛勇 131 88 8.600 7.360 4.800 2 杉浦善夫 R 夏侯淵 妙才 かこうえん みょうさい 弓 2.5 魏 乱れ撃ち 120 114 4.800 9.760 5.920 3 獅子猿 R 徐晃 公明 じょこう こうめい 槍 2.5 魏 神速堅守 116 119 6.400 17.520 6.360 2 清宮敦嗣 R 夏侯淵 妙才 かこうえん みょうさい 馬 2.5 魏 特攻戦法 杉浦善夫 UC 于禁 文則 うきん ぶんそく 馬 2.0 魏 武勇戦法 97 86 4.000 15.000 1.200 1 西野幸治 UC 楽進 文謙 がくしん ぶんけん 馬 2.0 魏 精兵練功 99 60 2.000 18.000 1.800 1 風間雷太 UC 夏侯淵 妙才 かこうえん みょうさい 馬 3.0 魏 速軍練功 125 130 5.000 18.000 3.000 1 三好載克 UC 徐晃 公明 じょこう こうめい 馬 2.5 魏 神速戦法 119 115 4.000 20.000 1.800 1 三好載克 UC 曹洪 子廉 そうこう しれん 馬 2.5 魏 速軍練功 97 102 4.000 16.000 1.200 2 藤田香 UC 曹仁 子孝 そうじん しこう 馬 2.5 魏 神速の奇計 105 95 3.000 19.000 2.400 1 masaki UC 程昱 仲徳 ていいく ちゅうとく 槍 2.0 魏 看破 55 52 8.000 6.600 8.400 2 RARE ENGINE UC 李通 文達 りつう ぶんたつ 馬 2.5 魏 軍練功 95 88 8.000 18.000 2.400 1 戸橋ことみ UC 卞皇后 - べんこうごう 馬 2.0 魏 武勇の奇計 64 61 6.000 1.5000 2.400 1 陸原一樹 UC 曹真 子丹 そうしん したん 弓 2.0 魏 武勇の大号令 92 88 7.000 7.200 6.400 2 山宗 UC 王淩 彦雲 おうりょう げんうん 弓 2.0 魏 武勇の奇計 115 107 5.000 8.000 5.600 2 山宗 UC 曹叡 元仲 そうえい げんちゅう 弓 1.5 魏 勅令 50 56 8.000 6.400 5.600 2 戸橋ことみ UC 鍾会 士季 しょうかい しき 馬 2.5 魏 水計 masaki UC 丁夫人 - ていふじん 槍 1.5 魏 看破 43 46 6.000 7.800 6.000 2 那智上陽子 UC 甄皇后 - しんこうごう 歩 2.0 魏 誘惑 70 65 7.200 5.760 3.200 1 戸橋ことみ UC 辛憲英 - しんけんえい 歩 1.5 魏 賢女の教え 43 39 8.600 3.840 1.500 2 masaki UC 蔡瑁 徳珪 さいぼう とくけい 弓 1.5 魏 連環の計 53 56 7.200 7.040 5.440 2 TOHRU UC 荀彧 文若 じゅんいく ぶんじゃく 槍 1.5 魏 水計 Daisuke Izuka C 曹昂 子脩 そうこう ししゅう 馬 2.0 魏 神速指揮 米谷尚展 C 満寵 伯寧 まんちょう はくねい 槍 2.0 魏 防護指揮 77 111 6.000 4.800 7.200 1 池田宗隆 C 李典 曼成 りてん まんせい 弓 2.0 魏 看破 61 101 9.000 8.000 5.600 3 ファントム C 陳羣 長文 ちんぐん ちょうぶん 弓 1.5 魏 知略戦法 63 61 8.000 9.600 5.600 2 hippo C 朱霊 文博 しゅれい ぶんはく 弓 2.0 魏 離間の連計 68 98 5.000 6.400 1.600 2 三好載克 C 荀攸 公達 じゅんゆう こうたつ 弓 2.0 魏 水計 75 68 9.000 8.000 4.000 3 風間雷太 C 郭皇后 - かくこうごう 馬 2.0 魏 知略戦法 西野幸治 C 牛金 - ぎゅうきん 馬 2.0 魏 武勇戦法 87 72 1.000 13.000 1.000 1 F.S C 蔡瑁 徳珪 さいぼう とくけい 槍 2.0 魏 水計 77 66 7.000 4.800 7.200 2 YOOTH C 曹彰 子文 そうしょう しぶん 馬 2.5 魏 武勇戦法 104 97 3.000 15.000 1.200 1 飯田岳士 C 曹植 子建 そうしょく しけん 弓 1.5 魏 雲散霧消 56 54 8.000 6.400 4.800 2 二見敬之 C 劉曄 子揚 りゅうよう しよう 馬 2.0 魏 看破 61 66 8.000 18.000 3.000 1 音楽ナスカ C 楊修 徳祖 ようしゅう とくそ 弓 2.0 魏 知略指揮 伊藤サトシ C 蒋済 子通 しょうさい しつう 弓 2.0 魏 知略戦法 山宗 C 曹休 文烈 そうきゅう ぶんれつ 弓 2.0 魏 忠義の援兵 山宗 C 賈逵 梁道 かき りょうどう 弓 1.5 魏 離間の小計 62 65 8.000 8.000 7.200 2 騎崎サブゼロ C 周旨 - しゅうし 馬 2.5 魏 防護戦法 タカヤマトシアキ C 郭淮 伯済 かくわい はくせい 歩 2.5 魏 看破 TOHRU C 戯志才 - ぎしさい 歩 2.0 魏 機略の大計 masaki C 孟達 子慶 もうたつ しけい 歩 2.0 魏 反逆の狼煙 池田宗隆 C 何晏 平叔 かあん へいしゅく 歩 2.0 魏 知略指揮 斉藤裕子 C 文聘 仲業 ぶんぺい ちゅうぎょう 歩 2.5 魏 防護の大号令 TOHRU C 鍾繇 元常 しょうよう げんじょう 弓 2.0 魏 離間の計 62 98 8.600 7.360 3.440 3 hippo
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/1577.html
公女“ナツメ・イザヨイ” こうじょ“なつめ・いざよい” Character Card イレイザー [[タレント]] 1/1/1 ▼ 「ふふっ!気に入ったぞ!」 No.EP109 Rarity - Illustrator 篠原健二 Expansion ギャラクシーエンジェルII&I カード考察 ▼(アグレッシブ)のみ保有。 このEPが出た当初、このキャラクターはアニメでのみ登場した為、まだ紋章機の設定がなかった。 その為、現在彼女のみ紋章機がない状態となっている。 現在はギャラクシーエンジェルⅡ~無限回廊の鍵~が発売され、無事彼女も紋章機パピヨンチェイサーに乗ることが出来た。 果たして、カード化はあるのだろうか・・・? 流れから行くと空いている黄のスロットに入ると思われるが期待できなさそうである。
https://w.atwiki.jp/sakurayume/pages/56.html
じょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょいじょい
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/150.html
「耳そうじして」 休日のかがみの部屋。遊びに来ていたこなたが、いきなりそんなことを言い出した。 「藪から棒に何?」 「いやぁ、最近耳そうじしてなかったからさ。たまたまここに耳かきがあったもんだから」 「じゃあそれ貸して上げるから自分でやりなさいよ」 「かがみがして。もち膝枕オンリーで」 ズイと身を乗り出し、こなたは耳かきをかがみに差し出す。テコでも動かぬというのはこういう状態を言うのだろうか。 かがみは深々とため息をつき、耳かきを手に取り、適当にティッシュを用意して、正座する。 「それでは失礼」 ご機嫌そうに笑いながら、こなたはかがみの膝に頭を乗せた。 「んー、かがみんのふとももあったかい」 「こら動くな」 「はいはい……」 大人しくじっとしているこなたの耳の穴に、耳かきの先を入れる。 「……く……ふふ」 「動くなってば。危ないから」 「だってくすぐったいもん」 「だったら自分で――」 「すみません大人しくしてます続けて下さい」 くすぐったくても動かないよう、体をピシリと緊張させるこなた。妙に子供っぽい仕草に、かがみは思わず笑みを零した。 黙々と耳そうじをする間、こなたは時折くすぐったそうに震えるぐらいで、大人しくじっとしていた。 「それにしても、急に何で耳そうじなわけ?」 「膝枕で耳そうじといえばラブラブイベントの定番だからね。一度体験してみたかったんだよ」 「誰がラブラブだ、誰が」 「つかさには耳そうじしてあげたことあるの?」 「少しはね」 「されたことは?」 「つかさには無い。小さい頃、お母さんにしてもらったことはあるけど」 「そっか……やっぱりそうだよね」 「……こなた?」 急にしんみりと呟いたこなたの顔を、かがみが訝しげに覗き込む。 「どうかした?」 しばらく黙っていたこなただが、やがてポツポツと口を開く。 「……この前お父さんがさ、自分で耳そうじしながらお母さんのこと話してたんだ」 「かなたさん、だっけ」 「うん」 泉かなた。こなたの小さい頃に亡くなったお母さん。 「昔さ、私がお腹に出来る前ぐらいまでは、よくお母さんがお父さんの耳そうじしてくれたんだって……ちょっと寂しそうにさ、そんなこと言ってたの」 「そう……」 またしばらく沈黙。静かな部屋の中で、かがみの手だけが動いている。 「はい、左終わったよ」 「ん……」 こなたは体をよじって、右耳を上にする。 「娘なんだから、こなたが代わりにしてあげたら? お父さんに、耳そうじ」 「うん。そう思ったんだけどさ――」 「けど、何?」 「私、人に耳そうじしてあげたことも、されたことも無いんだよね」 「……ひょっとして、それで?」 かがみの膝の上で、こなたが小さく頷く。 「こんな感じでやればいいんだね」 「そうよ。……そういうことなら、ちゃんと言ってくれればいいのに」 「でも、それだけじゃないよ」 「え?」 「かがみにして欲しかったから」 「んなっ……」 こなたがどこまでも真剣な口調だったから、かがみは思わず赤面する。 「私、お母さんにこういうことしてもらえなかったから。かがみにして貰えて凄く嬉しいよ」 「わ、私なんかを代わりにしたら、こなたのお母さんに失礼でしょ」 「そんなことないよ。きっとお母さんも、かがみみたいに優しくしてくれたと思う」 「う……」 恥ずかしさに顔を俯かせて、でも手元にだけは注意して、かがみはこなたの耳そうじを続ける。 「はい終わり!」 照れ隠しだろう。耳そうじが終わった途端、かがみは膝の上のこなたを早々と追い払おうとする。 「早くどいてよ。足が痺れるから」 「そんなに急かさなくてもいいじゃん……」 ぶつくさ言いながらこなたは身を起こす。 「お~、結構取れたね」 ティッシュに付いている自分の耳垢を見て、こなたは感嘆の声を上げる。 「何見てんの。捨てるわよ」 「ああっ、何となくもったいない」 普段通りに戻ったこなたに呆れながら、かがみはティッシュを丸めてゴミ箱へ捨てた。 「かがみ」 「何?」 「ありがとう」 「どういたしまして。……で、帰ったら早速お父さんの耳そうじしてあげるの?」 「んー……それもいいけどさ。その前に……」 こなたはテーブルに置かれていた耳かきを手に取る。それから正座して膝の上を軽く払い、 「まずお返しに、かがみにしてあげるね」 手招きするこなたに、かがみは再び顔を真っ赤にした。 「なっ……わ、私はいいわよ。自分でできるから――」 「遠慮しないでさ、ほら」 断ろうとするかがみを強引に引っ張るこなた。とうとう膝枕にされ、かがみは観念してため息をついた。 「しょうがないわね……あんた、初めてなんでしょ? 大丈夫?」 「大丈夫! ……多分」 「すげー怖いんだけど……」 「まあまあ、任せたまへ」 「本当に頼むわよ……」 くすぐったくても動かないよう、体をじっと固定する。目を閉じると、こなたのふとももの暖かい感触が自分の頬に当たっているのが分かった。何となく良い匂いもする。 (……って、何考えてんのよ私は) 胸中で自分に突っ込みを入れて、かがみはまたため息をついた。 初めてという割に、こなたの耳そうじは存外上手だった。 何となく、かがみは昔、母親に耳そうじしてもらった時のことを思い出していた。 おわり コメントフォーム 名前 コメント 俺も、耳かきされたい! -- 名無しさん (2010-01-12 17 04 18)
https://w.atwiki.jp/pokelib/pages/94.html
じょうたい いじょうで こうげきが あがる。 状態異常のとき、こうげきが1.5倍になる。 このとき、やけど状態による「こうげき」低下は無効化される。 初登場/ ルビー・サファイア このとくせいを持つポケモンの一覧 コラッタ ラッタ ワンリキー ゴーリキー カイリキー ヘラクロス リングマ バルキー ヨーギラス スバメ オオスバメ マクノシタ ハリテヤマ
https://w.atwiki.jp/shintouzyo/pages/2093.html
公乗億 こうじょうおく ?-? 晩唐の官人。字は寿山。咸通年間(860-874)に進士に及第した。魏博節度使楽彦禎に才を愛され、その幕下にあって、権勢を誇った。楽彦禎・羅弘信の時代も仕え、卒すると魏博の事務が一か月完全に停滞するほどであったという。著作に詩一巻、賦集十二巻があり、その詩は我が国の『和漢朗詠集』に所載された。 志・列伝・史料 『新唐書』巻六十 志第五十 芸文四 丁部集録 別集類 『新唐書』巻二百一十 列伝第一百三十五 藩鎮魏博 楽彦禎 『旧五代史』巻二十四 梁書二十四 列伝第十四 孫隲 外部リンク 維基百科,自由的百科全書 公乘億(中文) https //zh.wikipedia.org/zh-tw/%E5%85%AC%E4%B9%98%E5%84%84
https://w.atwiki.jp/p2kwsk/pages/123.html
はいこうじょう 異聞録 御影町にある廃工場で、普段はマーク達が溜まり場にしている。 町が異界化し、警察署で銃を入手してセベクに乗り込む段階で、 麻希の母に託されたセキュリティカードを用いて地下搬入口から地下道へと入る。 尚、突入の段階でブラウンorエリーを仲間にしていないとここでアヤセが強制加入する。 (レイジを仲間にするフラグを立てていない場合。立てていると仲間にするかどうかの選択が出る) 2罪 港南区にある廃工場で、本編と殆ど関係のないトレーニングダンジョンである。 各扉の解放条件は以下の通り。 搬入口 港南区侵入直後 工場1 野外音楽堂クリア 工場2 スマイル平坂クリア 事務室 空の科学館クリア 倉庫 カラコルクリア 制御室 シバルバー5Fの転送装置から帰還後
https://w.atwiki.jp/nicotetsu/pages/1965.html
凍星線 路線データ 区間・路線距離(営業キロ): 凍星線 凍華〜細ヶ谷 64.75km 軌間:1067mm 駅数:12 旅客駅:8 貨物駅:4 凍華〜雨宮 複線 雨宮〜細ヶ谷 単線 歴史 第8回 凍華-雨宮間全線開通。E231系普通列車運行開始、氷雨島線乗り入れ。 第9回 2052年5月25日改正より特急カラーズ、快速イーラ運行開始。 駅一覧 赤 カラーズ/イーラ停車駅 水色:イーラ停車駅 黒 旅客/貨物 青 貨物専用 凍華(とうか) 凍星山(とうせいやま) 星霜(せいそう) 琴音工場(ことねこうじょう) 琴音(ことね) 雨宮(あまみや) 雨射谷(あまいだに) 紅台(くれないだい) 細ヶ谷(ほそがだに) 採用車種一覧 旅客 普通:E231系(エメラルド) 普通:701系仙台色 快速「イーラ」:E217系 特急「カラーズ」:E257系 貨物 EF81 7両3編成、5両1編成