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[[チャチャと肉の効果]] [[お面の効果一覧]] [[おどりの効果一覧]] レベルアップによりさまざまな特技を覚える。最大レベルは30まで。村クエの☆3に上がるときの緊急クエストにて仲間になる。 お面は自然に増えていくと言うわけではなく、村長の息子にチャチャがお面作成を依頼⇒ハンターが 素材を調達し息子に渡す⇒NEWお面完成!という流れになっている。 おともアイルーと違う点は、 ・踊りによりさまざまな効果をもたらしてくれる ・攻撃が数段強力になっていてそこそこの戦力になる ・ダメージを受け過ぎると隠れるが、その後怒り状態になり復活する ・採集に関してはなかなか優秀でたまに結構いいものをひろっている などなど。 心持ち、おとりになりやすくなったようで戦闘中もモンスターの気をかなり引いてくれて助かる。 ただ画面左下のメッセージのところでお前でしゃばりすぎだろと言えるぐらいの頻度で発言しまくってる ので、若干ウザイ。
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タグ一覧 イナリトレ(画) イナリトレ(痣) 目次 概念1基本情報 概要 容姿 性格 喋り方 SS イラスト 概念2基本情報 【備考】 SS イラスト 【担当】イナリワン 概念1 基本情報 【略称案】イナリトレ(痣) 【身長】183(TS前後変化なし) 【スリーサイズ】92-66-94 【髪の色】芦毛 【髪型】ストレート。前髪は左目が隠れる程度に伸びている 【瞳の色】右目は黄色、左目は白に近い灰色 【年齢】35 【一人称】ボク 【二人称】○○さん/イナリ(担当) 概要 イナリワンの担当トレーナー。昔ながらの伝統を大切にする家系に生まれる。そのため伝統や昔の事の知識にも詳しい。自分の容姿に自信が無く、容姿や自分の事について褒められ慣れていない。何かがきっかけで褒められたりすると凄い勢いで取り乱す。顔を気にしているため、人のいない場所でよく手鏡で自分の顔を見ている。お面で顔を隠しており、その顔を他者に頑なに見せようとしない。 ・イナリワンとの関係 家族に次いで唯一素顔を見せられる相手、少し落ち込みやすい性格のトレーナーはよく励まされてる。イナリワンの事は絶対に支え続けるという強い意志を持ってトレーナー業をしている。イナリトレが買ってきた和菓子を二人きりの時によく一緒に食べたりしている。 遠目からでもイナリワンのトレーナーとわかるようにイナリワンの飾りに似たお面をしている。 容姿 髪の毛はストレートで伸ばしており、前髪は痣のある顔左側を隠すように伸びている。耳には薄紫色のメンコをつけており、右耳の耳飾りには鈴と歌舞伎でと使われるような小道具をモチーフにした耳飾りがついている。男性物の和服を着用し、常に狐のお面を被っている。 ・お面について お面をつける理由は生まれつきの痣が原因。ウマ娘化しても痣は健在だったため前と同じようにお面をしている。痣の場所はイナリトレから見て顔の左側から首にかけて。(和服で見えないが身体中にも痣がちらほらとある) 過去に自分の顔の痣への視線が嫌になり顔を隠すようになる。長期間お面をつけてる内に顔を見られることを恥だと思うようになった。そのため顔を見られそうになると慌てて隠す。唯一お面を外せるのは1人の時、また家族やイナリワンといる時だけ。家族やイナリワンの前を除いて食事中でも外す事はなく、飲み物をストローで飲んだり、お面を少し持ち上げて食べ物を口に素早く入れるなど常に顔を見られないようにしている。 性格 落ち着いた性格。好奇心が少しだけ強い。お面で顔を見る事はできないがかなり表情豊かである。ちょっと落ち込みやすい。 趣味は他人と話すことで自分から会話しに行くことも多い。人の気配に異常なほどに敏感。お面を外す時などは周りに人の気配がなくなったら外したりする。人の気配が少しでもある時は外さないようにしている。 和風、侘び寂びなどの落ち着いた雰囲気が好き。 好物は駄菓子、和菓子、緑茶。 喋り方 一人称 ボク 二人称 ◯◯さん イナリワン イナリ 基本的な喋り方としては穏やかに話し、語尾を少し伸ばしているのが特徴。 例えると 「ねぇイナリ、さっき和菓子買ってきたんだけど…一緒に食べない?この和菓子、ボクのおすすめなんだよねぇ」 「お面の下…?ちょっと事情があって見せられないなぁ…」 となる。 また相手の年齢が自分より上でも下でも関係なくさん付けで呼ぶ。 のんびりした話し方をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。 スレに掲載した概念本文 + ... ! 暫定的にスレに挙げられた設定を引用しただけです ≫30二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 20 02 05 では2レスほどお借りします イナリトレ 183-92-66-94 35歳 右目黄色 左目灰色 芦毛 男物の着物を着用。顔にはイナリワンの飾りと似た狐のお面を常に肌身離さず被っている。右目は黄色、左目は白に近い灰色をしている。 髪の色は芦毛、髪型はストレート。前髪は左目が隠れる程度に伸びている。耳には薄紫色のカバーをつけている。耳飾りもついており、歌舞伎などで小道具として使われるものが主にモチーフ。 素顔 トレーナーから見て顔の左側から首にかけて大きなアザがある。穏やかな目をしている。 《説明》 容姿や顔に自信がないトレーナー。ウマ娘になってからは人のいない場所で変わってしまった自分の顔を手鏡で見てる。顔立ちはかなり整っているが本人は顔にあるアザをかなり気にしている。 トレーナーとしての決意は強く、何があっても絶対にイナリワンを支え続けるという決意を持っている。イナリワンと二人きりの時以外はお面は外すことはない。 人の気配に過剰すぎると言っていいほど敏感で、周囲に人がいると感じる時は絶対にお面は外したりはしない。 お面を外している最中に人の気配がするとお面を高速でかぶる。 《顔を隠す理由》 生まれつきのアザが原因。アザは身体中にちらほらとあるが特に顔にあるアザが一番大きい。そのアザを見る人の視線や反応が嫌になり、いつしか自分の顔を隠すようになった。そして長期間隠しているうちに素顔を見られる事が恥と思うようになり始める。 唯一イナリワンだけには素顔を見せることができる。 他の人には素顔を見せない。顔を見られそうになると慌てて隠す。素顔を知っている人物は家族とイナリワンだけである。 おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part518【TSトレ】 ≫31二次元好きの匿名さん21/12/01(水) 20 02 38 《性格》 落ち着いた性格している。お面をしてて分からないがかなり表情は豊か。好奇心は高い方。少し落ち込みやすいため、イナリによく元気付けられている。他の人達と関わったり会話をしたりする事は好きで、よく自分から他トレーナーやウマ娘に話しかけに行っている。自分の容姿について褒められ慣れておらず、何かの拍子に容姿について褒められたりすると凄い勢いで取り乱す。 侘び寂びや落ち着いた雰囲気などが好き。 《その他の設定》 昔からの伝統を大切にしていく様な家に生まれている。そのため、伝統や昔のことに詳しい。 イナリワンの飾りに似た狐のお面をつけている理由は、遠くから見てもイナリワンの担当トレーナーだと判別できると思ったかららしい。 食事をする時は一人の時はお面を外して食べるのだが、もし他人の前で食べる時は飲み物はお面の隙間からストローで飲んだり、食べ物はお面の下側を少しだけ持ち上げてからすごい速さで口に入れてお面を下げるなど、食事中も徹底して素顔を見せない。 好物は駄菓子と緑茶。イナリワンと二人きりの時などによく一緒に食べている。 《喋り方》 一人称はボク。イナリワンのことをイナリと呼ぶ。 他の相手の呼び方は年上年下関係なくさん付けしている。ちょこっとだけ語尾を伸ばして話す。 《自己紹介風文章》 「イナリトレ、35歳。イナリワンの担当トレーナーだよ。…趣味?そうだなぁ…皆と会話したり…かなぁ?…好物?ボクは色んなのが好きだけど…やっぱり和菓子かなぁ。あれがお茶と合ってとっても美味しいんだよねぇ〜。よかったらまた今度おすすめの茶菓子店を教えてあげるよ。…このお面?これはね、実はボクの顔には大きなアザがあって、それを見られたくなくてね。はは…。……イナリワンをどう思ってるか?それはもう最高のウマ娘だよ!」 SSさえ書けたらもう少し詳しく説明できたんだろうけど、書けなかった。申し訳ないです。 おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part518【TSトレ】 SS ・登場人物として出ているSSの場合、タイトルの後に■をつけています。 + ... イナリトレ(痣)とキタトレ ■ https //bbs.animanch.com/board/195624/?res=91 ウマ娘化SS https //bbs.animanch.com/board/197684/?res=81 キタトレとウラトレとイナリトレ(痣) ■ https //bbs.animanch.com/board/215932/?res=143 野点の下のイナトレ(痣)さんとグラトレ(独) ■ https //bbs.animanch.com/board/232360/?res=86 イラスト バストショット(提唱者) https //bbs.animanch.com/board/195624/?res=31 概念2 基本情報 【略称案】イナリトレ(画) 【身長】181 【スリーサイズ】88-68-88 【髪の色】青髪 【髪型】ロング 【瞳の色】黒 【年齢】25 【一人称】俺 【備考】 ! 暫定的にスレに挙げられた設定を引用しただけです ≫136二次元好きの匿名さん21/12/02(木) 00 13 34 「ふむ…厳しいレースやトレーニングの中で育まれる友情、美しき哉。いい絵になりそうだ…!」 「屋上で何やってんでいトレーナー。」 「む?イナリか。ここからなら学園が一望出来るからな。いや絶景かな絶景かな」 「また絵の題材探しかい?そりゃアンタの絵は上手いけどさあ…」 「この学園…特に最近は色んな出来事が毎日起こるからな。絵の題材には困らなくて助かる」 「まぁちゃんとトレーナーやってくれるからいいけどよぉ…そろそろトレーニングの時間だぜ?」 「フフ…心配いらんさ。さっきいいトレーニング方法を思い付いたんだ」 「なんで絵の題材探しの途中で思いつくんでい…本当変わったトレーナーだなあ」 「心外な。俺の同期はもっとおかしな奴ばかりだぞ」 「そうかー?そうそうアンタみたいなのは居ないと思うけどなあ…」 担当:イナリワン 身長-スリーサイズ:181-88-68-88 髪の色: 青髪 髪型 ロング 眼の色: 黒 一人称 俺 年齢:25 備考:イナリワンのトレーナー。高校の頃までは画家を目指していたが挫折した所をたまたま見たウマ娘達のレースに感動し、トレーナーを目指した。 金の使い方がおかしな(趣味とお土産とか贈り物にやたら金をかけたりする)せいで食うのにも困るレベルの貧乏であり、空腹で倒れているところをイナリワンに助けられた縁から担当になった。 見た目は清楚な美人だが天然が入っていて発言、行動などが残念。 ウマ娘になる前から美味しいものを食べると泣くほど喜んでくれるため心配した同期達に奢ってもらう事がたまにある。 画家になるのはやめたが絵を描くのは好きでスケッチブックを持ち歩いている。 閃く時にトレーニングの他に画題も思い浮かんだりする。 絵の腕は確かだが作者は絵が描けないので再現できない。ごめんなさい。 ある日突然ウマ娘になったけど特に気にしてないどころか喜んでいる。 「ウマ娘になった事で体力は上がり食事量は変わらず食堂で割引してもらえる…実にありがたい」 「ポジティブだなあ…もうちょっと気にしても良くねぇか?」 おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part519【TSトレ】 SS イナリトレ(画)とファイトレ https //bbs.animanch.com/board/196466/?res=42 イラスト バストショット(提唱者) https //bbs.animanch.com/board/196136/?res=136
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a03dwv twitpicコメント: 【東京・富山→仙台遠征記】そういえばゲーセンでteninお面付けて背面ステルスやろうと思ってたけど、思いのほか朝9時半で人がめちゃくちゃいたんでさすがに断念したww 画像はお面に目を空けている作業風景。図らずも大爆笑してたww o-ck tenin_bot お面 オフ会 実写 概要 製作者 o-ck 投稿日時 派生元 @tenin_bot
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リワードアイテムの項より抽出した各種アイテム一覧です。 リワードアイテム/Link 男性:頭 / 手 / トップス / ボトムズ / 靴 / ジュエリー / フェイスアクセサリ / ヘッドアクセサリ / 組み合わせ 女性:頭 / 手 / トップス / ボトムズ / 靴 / ジュエリー / フェイスアクセサリ / ヘッドアクセサリ / 組み合わせ 家具:額・壁掛け装飾 / チェア / フットスツール / テーブル / 収納家具 / ラグ / 装飾品 / キューブ / 照明器具 / ソファー / 家電・器具 / その他 目次 リワード2008年 リワード2009年 リワード2010年 ゲーム連動 リワードアイテム/種別/男性/頭 リワード2008年 名前 取得場所 期間 Ice Breaker ビーニー帽 Ice Breaker - プーカァ帽 ナムコミュージアム®BETA - リワード2009年 名前 取得場所 期間 ボーキサイトマンのお面(男性) ひょうきんなお面屋さん - おかめのお面(男性) ひょっとこのお面(男性) ブラックアイレム団戦闘員マスク(男性) 町内会会長(ブラックアイレム団) 2009/04/01 ケルベロス大佐のお面(男性) ひょうきんなお面屋さん(ブラックアイレム団) ダークリリー松嶋のお面(男性) イヌワシ無頼のお面(男性) ブラックアイレム団戦闘員のお面(男性) ミニ黄衣の頭冠(男性用) 「デモンズソウル」ソウルサイン 2009/05/14-2009/06/14 とんがり帽子・シルバー(男性) 射的屋さん - とんがり帽子・グリーン(男性) とんがり帽子・イエロー(男性) とんがり帽子・ブルー(男性) とんがり帽子・レッド(男性) レジスタンス®2 帽子(男性用) 憤怒の四連装 - ジョージア 作業服・ヘルメット ジョージア ブレイクステーション 2009/09/07-2009/12/17 カボチャのかぶりもの(男性用) Happy Halloween 2009 2009/10/23-2009/11/05 王冠 RAINBOW グランプリ 第1回グランプリ - クルチェの帽子(男性用) ロコアイランド - ムイムイキングの帽子(男性用) ムイムイキング - 次元戦闘機の帽子(ホワイト・男性) 戦闘機 アロー・ヘッド - 雪だるまの帽子(男性) つぶやく老人 2009/12/17-2009/12/XX 雪だるまゴーストの帽子(男性) 地下第2層への扉? トナカイの角(男性) 怪しげなグッズを売る男 トナカイの鼻(男性) 次元戦闘機の帽子(レッド・男性) クリスマス イルミネーション リワード2010年 名前 取得場所 期間 ロコ帽子XL(クルチェ・男性用) ピコリ交換所 - ボロボロのシルクハット (男性) 思い出のあの海岸 - MotorStorm - DJ ヘッドホンキャップ(男性用) MotorStorm®トレジャーハント - MotorStorm - モトクロスヘルメット(男性用) - マカラパA(男性用) Feva Simulation交換所 2010/06/05-2010/07/29 マカラパB(男性用) マカラパC(男性用) Scorpio sバーテンダーハット(グリーン&ブラック) VICKIE - Scorpio sバーテンダーハット(ブラック) - しゃれこうべ帝王の冠 太陽無き王国の大釜 - スペード・ヘッド 遊べるトランプテーブル『7ならべ』 - 魔法の木 頭パーツ(男性用) ドラゴンズ・グリーン(ゲーム) - ゲーム連動 名前 タイトル 取得条件 プーカァゴーグル(男) ナムコミュージアム.comm 条件クリア 白騎士の兜(男性用) 白騎士物語 -古の鼓動- 条件クリア スぺランカーヘルメット(クラシック・男性) みんなでスペランカー 条件クリア KILLZONER 2 - ヘルガスト マスク(男性) KILLZONE 2 PS@Store シューターサバイバースーツ(ヘルメット)男性 PixelJunk シューター 条件クリア スぺランカーヘルメット(ブラック 男性) みんなでスペランカー ブラック 条件クリア ゴミ箱スーツ 頭(男性用) 100円ゴミ箱 条件クリア バイコルヌ(男性用) 大航海時代 Online ~Cruz del Sur~ 条件クリア ヘルメット(男性用) Dead to Rights: Retribution 条件クリア ソンブレロ(男性用) Red Dead Redemption 条件クリア
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前ページ次ページ三重の異界の使い魔たち ~Extra Episode 流れゆく伝説~ ムジュラの仮面は、完全に追い詰められていた。 紅蓮の炎も、高速の疾走も、連続の魔力弾も、眼前の少年剣士には通じない。どんな攻撃を 仕掛けようとも、この剣士はあっさりと活路を見出し、逆にこちらへダメージを与えていくのだ。 歯が立たない。 現状を表すべきその言葉に、ムジュラの仮面は内心唖然とする。たかだか12か13を数えた ばかりだろう少年に圧倒されている事実に、屈辱よりも驚きが優っていた。それでも、相手の 強さへの恐れはない。そもそも、魔物、魔族は極端に恐怖心が薄い。相手が自分より強いと しても、迷うことなく襲いかかるのがモンスターという存在だ。 だから、今心にあるのは、恐れや怯えではない。 宙を飛んで間合いをとり、ムジュラの仮面は鞭を剣士へと放つ。しゃにむに繰り出す鞭の 嵐は、しかし剣士の構えた盾に全て防がれてしまった。それどころか、こちらの攻撃の隙を突き、 剣士は弓矢を射てみせる。飴色の光を纏った魔法の矢がムジュラの仮面に突き刺さり、得も いわれぬ激痛が全身を貫いた。 その戦いの最中、ムジュラの仮面は一切の恐怖は感じていなかった。今まさに命の危機が 迫っているのだとしても、そこに恐れはなかった。 あるのは、ただ妙な落ち着きだけ。 視界に、剣を構えて向かってくる少年剣士の姿が見える。こちらが放っていたトゲ付きのコマを 避けながら、こちらへ突進していた。一方、ムジュラの仮面は剣士の放った魔法の矢のダメージが 抜けきれず、まだ動けそうにない。そして、次にあの剣士から一刀でも受ければ、恐らくそれが 止めの一撃になるだろう。 それを理解しながらも、ムジュラの仮面に焦りはなかった。最早抵抗もできない身体では あったが、何故だか心は静かだった。 眼前で、少年剣士が刃を振りかぶる。それを見据えながら感じていたことは、ただこれで 終わるのだという、その一点だった。 ムジュラの仮面程の力を持ったモンスターが、1度倒されただけで果たしてそのまま滅びるのか ということに関しては、特に考えることもなく―― 戦いは終わったようだった。離れた位置からそれを確認すると、ムジュラの仮面を闇の封印から 解いた張本人、しあわせのお面屋は一息ついた。どうやら、あの少年剣士はムジュラの仮面を 子鬼から取り戻すという約束を守ってくれたようだ。 見れば、その少年剣士は仮面を盗んだ子鬼や妖精2人とともに、なにやら談笑しているようで ある。それを少し微笑ましく思いながら、紫の衣をまとったお面屋は少年たちの許へ歩み寄って いった。ムジュラの仮面を返してもらわないといけない。 と、その途中で、お面屋は足許に転がっているものに気が付いた。少年に敗れたムジュラの 仮面が、無造作に放られていたのである。 ――一応、ワタクシのものなんですがねえ 思わず苦笑が漏れる。これが月の墜落騒ぎの元凶であることは承知しているが、伝説の呪物を 打ち捨てたままにしておくとはなかなかの罰当たりぶりだ。 苦笑いまじりにムジュラの仮面に手を伸ばすと、今度は別の意味で驚く。 「おお、やはり仮面から邪気が無くなっている……」 仮面を手に取りながら、我知れず声が漏れていた。剣に、古来より魔を追い払うといわれる 武器によって倒されたのだから予想はしていたが、実際に確認すれば驚きもする。それだけ、 この仮面は禍々しい力を発していたのだから。 一方、その呟きで気が付いたらしく、少年たちがこちらへ顔を向けてくる。 「たしかに受け取りましたよ」 言いながら、背負っている大型のリュックにムジュラの仮面をしまい、少年へ会釈した。 「さて、ワタクシは旅の途中ですので、これで……」 これでもしあわせのお面屋はそれなりに忙しい。様々なお面を集めるため、東西南北を巡り 回らなければならない身だ。なので、約束の期限――少しオーバーしてはいるが――で少年が ぎりぎりムジュラの仮面を取り戻してくれたことは、幸運であったといえる。リュックを軽く 背負い直し、お面屋は少年と子鬼の間を通っていった。罪の意識からなのか、子鬼がやけに 震えていたが、もはや終わったことだ。今更この子鬼を責める気はない。もう十分手酷い目に あったようだし。 しばらく歩いて少年たちから距離を取ると、ふと足を止めて振り返る。 「アナタもそろそろお帰りになられた方がよろしいのでは……?」 静かに言いながら見据える先は、仮面を取り戻してくれた少年だ。 「出会いがあれば必ず別れは訪れるもの。ですが、その別れは永遠ではないはず……」 緑の服にとんがり帽子の少年剣士が、僅かにはっとした表情を見せる。 「別れが永遠になるか一時になるか……それはアナタ次第」 少年の眼を真っ直ぐ見詰めながら、そう言葉を締めくくった。この少年が、何かを探しながら 旅をしているのだということは、なんとなく察しが付いている。それは、恐らく過去の絆。かつて 別れた、誰かを求めてのものだということが、少年の眼から見て取ることができた。 自分も古今東西のしあわせのお面を求めてさすらう身。求めているものこそ違うが、同じ何かを 探しての旅を続ける者として、ついこんな言葉を掛けてしまっていた。 「では、失礼します……」 そんな老婆心が我ながら可笑しくなり、誤魔化すようにもう1度会釈してその場を去ろうと する。と、そこでまたも足が止まった。今度は、お面屋として気が付いたことがあったのだ。 「おや、アナタ随分たくさんの人をしあわせにしてあげましたね」 言いながら、少年が持っているだろう幾多のお面の気配を探る。 「アナタの持っているお面にはしあわせがいっぱい詰まっている」 言葉の通り、彼の持つお面は、人々の幸福の念で満ちていた。愛し合う男女の心、自分の 願いを託す想い、新たに拓けた道への希望、それらが少年への感謝という形で幸せを形作って いる。 「これは実にいいしあわせだ」 最後にそれだけ言い残し、今度こそしあわせのお面屋はタルミナを去っていった。 それから少しばかり経ってのこと。森の中で、しあわせのお面屋は切り株に座りながら休憩を 取っていた。 「いやあ、あれは本当にいいしあわせでした」 あの少年の持っていたお面のことを思い返しながら、呟いてみる。 「少し、惜しかったかもしれませんねえ」 あれほど幸せの詰まったお面はそうそうない。1つぐらい譲ってもらった方がよかったのでは ないかと、今更ながら思ってしまう。 「まあ、それも無粋というもの……」 軽く頭を振って、その考えを打ち消す。あれらのお面は、あの少年への感謝が合ってこその 幸福で満たされていた。やはり、彼の許にあるのがあるべき姿だろう。 それにしても、僅か3日間であれだけ人々に感謝され、幸福にしてしまうとは、今にして思えば あの少年も凄まじいことをやってのけたものだ。 「まあ、だからこそこの仮面の呪いに打ち勝てたんでしょうがね」 一人ごち、ムジュラの仮面を取りだす。伝説に謳われる程の邪悪で凄まじい力を宿していた、 伝説の仮面。事実、手にした時はその禍々しさに身の毛がよだった。それを見事に打ち破り、 邪気を祓ってみせたあの少年。彼が丁度ムジュラの仮面と関わることになってくれたとは、 僥倖としかいいようがない。 「さて、ではそろそろ行きますか」 十分に休みは取れた。そろそろ出発しようかと腰を浮かせると、不意に違和感に気付く。空気の 流れが妙だ。普通とは違う、何やら奇怪な気配をすぐ傍から感じる。 異様な雰囲気が周囲に漂う中、突然目の前の空間が揺らぎだした。それに驚く間もなく、揺らぎは やがて形となり、銀色の鏡のようなものとなって顕現する。 「こ、これは一体?」 突然の出来事に呆然としていると、うっかりムジュラの仮面を持つ手から力が抜けてしまった。 「あっ!」 声を上げる間にも、ムジュラの仮面と鏡との距離はみるみる縮まり、やがてそれはゼロとなる。 刹那、再び空気が揺らいだ。銀色の鏡はムジュラの仮面を飲み込むと、みるみるしぼんでいって しまう。 そして、周囲の空気が静けさを取り戻した頃には、鏡は影も形もなくなっていた。その中に 取り込んだ、ムジュラの仮面とともに。 「ああ、なんということだ……」 折角取り返してもらったばかりの伝説の仮面が、また何処かへ消えてしまった。恐らく、先程の 鏡のようなものは大物モンスターを倒した時等に出現するワープ・ゲートのようなものだったの だろう。ムジュラの仮面の2度目の喪失に、しあわせのお面屋は天を仰ぐ。 「またあの仮面が野放しになってしまうのか、邪気が無くなったとはいえ、魔力はまだかなり 残っていたというのに……」 口にする声に、懸念が滲む。そう、ムジュラの仮面は確かに邪気こそ失われてはいたが、 それでも魔力の方はまだまだ強大と呼べるレベルだった。魔物の中でも特に強力なものは、 ただ倒すだけでは蘇ることがあるのだ。某大魔王や、某風の魔人等がいい例である。 「これはとんでもないことになってしまった……」 邪気はなくても、あれだけの魔力があるなら悪用されれば、また恐ろしいことになる だろう。 しかし、そこでふとお面屋は考える。 「正しい使い方ならば、どうなるでしょうか……」 顎に手をやり、思い起こす。先程の妙な鏡、あそこからは少なくとも邪気は感じられなかった。 誰がなんのために開いたゲートかは判らないが、あれを開いた者に悪意はないと見ていいだろう。 ならば、と、しあわせのお面屋は何処の誰とも知らない相手に語りかける。 「ムジュラの仮面を持っていってしまった誰かさん。その仮面の力は、恐らくアナタの想像を 遥かに超えているでしょう」 虚空を見据えながら、お面屋は言葉を続けた。 「ですが、それは今や災いを招くためだけの力ではないはず……その力が世に仇為すか、それとも しあわせをもたらすか、それはアナタ次第……」 もはやことは自分の手を離れてしまった。それならば、自分にできることは、この言葉を託す ことのみ。 「自分の正しいと思ったことを、信じなさい……信じなさい……」 それは、半ば自分に対して言い聞かせる様なものだった。恐らく届いてさえいないだろうその 言葉は、祈り程度の意味しか持たないかもしれない。 それでも、今はこの言葉に全てを込めるしかなかった。しあわせのお面を求める自分が手に 入れた、あの伝説の呪物が、今度こそ世に幸福を与えてくれる。その願いとともに。 「でも、後でちゃんと返してくださいね」 ~Extra Episode Fin.~ 前ページ次ページ三重の異界の使い魔たち
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依頼の名前 内容 お礼 前提 御幣 御幣を95個納品 お化け提灯のレシピ なし 猫巫女の服の納品 猫巫女の服を95個納品 猫道士の服のレシピ なし 猫巫女の耳の納品 猫巫女の耳を95個納品 猫のお面のレシピ なし お化け提灯の納品 お化け提灯を8個納品 三味線のレシピ なし 猫道士の服の納品 猫道士の服を8個納品 猫女将の服のレシピ なし 猫のお面の納品 猫のお面を8個納品 鈴の髪飾りのレシピ なし
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新たなる装備による頭部保護…? imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (波平 服のセンス.jpg) お面による頭部保護の考察 考古学ブースト不足でお困りの波平さん。 ヨルバお面をつけた時の感想は・・・ 結論「お面は頭部にやさしい!」 【おまけ】
https://w.atwiki.jp/raraearth/pages/337.html
正月に開かれる予定だったイベント。 イベントワールドでの注意事項 目次 期間 限定MOB 限定アイテム ガチャ 期間 〇〇〇〇年〇月〇日(〇)〜〇月〇日(〇) 限定MOB 不明 BOSS '''' 使用技 撃破報酬 限定アイテム 素材 正月限定のクラフトアイテムを作るために必要となる素材。 ※限定クラフトアイテムの製作に必要とする素材は変わる可能性があります。 迷魂 入手方法 カスタムクラフト 幻惑のオーブ 入手方法 カスタムクラフト 狐火 入手方法 割れたお面 入手方法 狐尾 入手方法 油揚げ 入手方法 白狐尾 入手方法 狐魂 入手方法 限定クラフトアイテム 多くのクラフトアイテムの素材にバニラ素材を含んでいる。要求数も多いので今のうちに集めておくことを推奨する。 迷魂 概要 成仏できずに現世を彷徨う魂。妖狐の主食でもある。 素材 ガラス瓶×1、ネザーウォート×4、ソウルサンド×8 幻惑のオーブ 概要 素材 狐火×2、割れたお面×4、ドラゴンブレス×2、エンダーパール×4 フォックスレイヤ 概要 能力 素材 トパーズ×1、幻惑のオーブ×16、狐尾×32、狐火×40、割れたお面×48、油揚げ×64、ドラゴンブレス×64、羽×128、ブレイズロッド×128、砂糖×320 化刀「銀狐」 概要 能力 素材 ルビー×5、迷魂×320、幻惑のオーブ×16、狐尾×64、狐火×96、割れたお面×112、油揚げ×128、鉄の剣×1、溶岩入りバケツ×1、石炭×16、鋼鉄×64 妖刀「三狐神」 概要 能力 素材 化刀「銀狐」×1、サファイア×8、幻惑のオーブ×32、白狐尾×16、狐尾×64、狐火×96、割れたお面×112、油揚げ×128、溶岩入りバケツ×1、アメジストの欠片×128、鋼鉄×128 狐月刀「御狐神」 概要 能力 素材 妖刀「三狐神」×1、レッドダイヤ×1、ピュアゴールド24k×1、月の書×5、幻惑のオーブ×64、白狐尾×32、狐魂×48、狐尾×64、狐火×96、割れたお面×112、油揚げ×128、溶岩入りバケツ×1、ネザライトの欠片×8、アメジストの欠片×128、鋼鉄×128 ガチャ 鍵の入手方法 景品 確率
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3月19日アップデート内容 修羅の塔実装 ついにLv5のダンジョンが実装されました。 現在、修羅の塔の鍵はオークションのみで入手可能になっています。 新アイテム実装 戦闘補助アイテムの回避の羽が実装されました。 羽1個,プラチナインゴット1個で作れます。 使用時はMPを1消費します。 保存ログ追加 /item_saveのログが残るようになりました。 ログは#ワールドログに残ります。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 新課金パック追加 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 お面ガチャが追加されました。 パック名 内容 値段 お面パックA お面ガチャ×6 1500円 お面パックB お面ガチャ×5+お座りエモート 1500円 エモートガチャにお座りが追加 エモートガチャからお座りが出るようになりました。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 新モンスター追加 新しいモンスターが追加されました。 + 追加モンスター一覧 巨大ブレイズ 巨大青ブレイズ 岩ブレイズ 巨大ライドラ 風ドラ スィルドン ピスキー このモンスターは全て修羅の塔で湧きます。 その他 ダッシュ切り弱体化 MP消費が4&威力低下になりました。 サブ鯖が2個になりました。 IDはそのまま、ポートは25500にすればいけます。 土地保護が実装されました。 /landを使うことで土地を保護することができます。
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344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 02 13.98 ID PWrAzQOLo ~フォアグライ加工場前~ アライさんの勢力は6つに分かれた…というが、 細かい目的達成のためにそれ以前に分かれた部隊がある。 これがそのひとつ。 30匹からなる、『チビ救出部隊』である。 保健所から脱走したアライさん達は、変な男2の案内のもと、フォアグライ加工場へやってきた。 ここに囚われている子供達を解放しに来たのだ。 アライさん1541「捕まったチビ達はここにもいるのか!?」ドタドタ 変な男2「はい。ここは…日本で、いや世界で一番邪悪な秘密結社です!絶対ぶっ壊しましょう!」ヨタヨタ アライさん1542「見張りがいないのだ!突入なのだ~!」ダダッ 警官達は、民間人の安全を確保するのに精一杯であり、 こんな一企業の建物を守っている余裕はない。 アライさん達は、バール等の武器を使って窓を叩き割り、フォアグライ加工場へ侵入した。 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 10 05.65 ID PWrAzQOLo ~アライちゃん育成場~ アライさん1541「のだのだのだー!」ドガンッ アライさん1542「アライさんの可愛いチビ達を返すのだぁ!」バァン 愛する我が子を救出すべく、アライさん達は建物内をずかずかと進み、ついにアライちゃん達がいる大きな部屋へ到達した。 そこでアライさん達が見たものは… デブアライちゃん1「うぅ…げふっ…ぐるじいのらぁ…」ブヨブヨ デブアライちゃん2「おえええっ…」ゲボゲボ デブアライちゃん3「おうぢがえりだい…のらぁ…」ブリブリ デブアライちゃん4「だれか…たしゅけてぇ…おかーしゃん…」ジョロロロ デブアライしゃん5「もう…ころして…ほしいのだ…」 便器のようなものに座らされ手足を拘束された、百を超える数のアライちゃん、アライしゃんであった。 アライちゃん達は吐瀉物にまみれ、悪臭を放っている。 アライさん1542「うっ…!」 アライさん1543「なんなのだこれ…酷すぎるのだ…!」 変な男2「っ…ひ、ひでぇ…こんなの人間がやることじゃねえっ!!」 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 22 15.91 ID PWrAzQOLo お面の男「よう、精の出るこったな」 変な男2「…!誰だ!」クルッ アライさん1541「ヒトなのだ!お前がチビ達をあんな目にあわせたのか!?」 お面の男「まあまあ落ち着けよ。お前ら、腹減ってないか?」 声のする方を向くと、アライさんの紙製お面を被った男が、テーブルの側の椅子に座っていた。 テーブルの上には、銀の蓋で覆われた料理の皿がある。 アライさん1542「減ってるに決まってるのだ」 アライさん1543「お腹ぺこぺこなのだ」 お面の男「ほー、そうかい。じゃあ、ここらで飯にしねえか?」カパッ お面の男は、蓋を外す。 皿には大きな大きな揚げ物料理が乗っていた。 アライさん1544「おぉーー!」 アライさん1545「美味しそうなのだぁ!」ジュルリ 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 29 17.80 ID PWrAzQOLo 「食べたいのだぁ」「それ、食わせるのだ!」 30匹程のアライさん達は、口々に食べたいと言っている。 お面の男「ちょっと待ってな。冷めてるからな、レンジでチンしてやるよ」ガチャッ お面の男は、料理をラップで包むと、業務用の大きな電子レンジで温めた。 アライさん1546「わくわくするのだぁ」 アライさん1547「お前、いいやつなのだぁ!またヒトが家来になったのだぁ!」 アライさん1548「腹が減っては、戦はできないのだぁ!」 デブアライちゃん4「おかーしゃ…あいたかった…のだ…。た…たしゅ…け…て…」 デブアライちゃん4は、自分の母親を見つけた…ようだ。 いや、よく似た別人かもしれないが、自分の母親とでも思わないと精神が持たないのだろう。 アライさん1549「チビと会えてよかったのだ!アライさん達は今からご飯なのだぁ、お前はちょっと待つのだぁ!」ワクワク 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 39 37.04 ID PWrAzQOLo 変な男2「お前…何者だ?何でここにいる。何が狙いだ」 お面の男「そりゃこっちのセリフさ。お前は何者だ?何でここにいる。人に聞きたきゃ、まずは自分から名乗るのが礼儀ってもんだぜ」 変な男2「…俺は、もうアライさん達が傷付く世界が嫌になっただけさ。おかしいと思わないか?人と同じ姿をし、言葉を話し、心を持ったアライさん達が、無惨に殺される…」 変な男2「この国の連中は皆感覚が麻痺している。なんでフレンズを平気で差別し、虐殺することが、さも当然のように平然と行われてるんだ?」 変な男2「挙げ句の果てに、みろよこの狂った部屋を。人殺しどころじゃない、人食いだ。…みんな、狂ってるよ」 変な男2「正常な感覚じゃない」 お面の男「…優しいんだな、あんた」 変な男2「…アライさんの何が悪い。俺達人間だって、他の動物を、地球を、自分達のために犠牲にして生きている。何故アライさんだけを責められる!」 変な男2「アライさん達だって、子供を育てるため、生きていくために!畑の野菜を取ったり、民家を寝床にしているんだ!生きていることの何が悪いっていうんだ!」 お面の男「…哀れなもんだな、アライさん達ってのは」 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 48 43.11 ID PWrAzQOLo 変な男2「ああそうさ!分かってくれるのか、お前も!?」 電子レンジから、いい匂いがしてくる。 お面の男「ああ。アライさん達だって生き延びるのに必死なんだろうよ。…お前さんはつまり、こいつらの手助けをし、この国をブッ壊して解放してやろうとしてんのか?」 変な男2「そうだ!アライさんを虐殺するような鬼畜共は、もう人間じゃねえ!みんなくたばっちまえばいい!」 変な男2「はは、どいつもこいつもいい気味だぜ。今までさんざんアライさんを虐殺しておいて、いざ自分達が襲われる立場になったら、皆命乞いしやがる。…自分達は、アライさんの命乞いなんて聞かなかったくせにな」 お面の男「…そいつらは、どうしてやったんだ?」 変な男2「ああ!そいつらなら、アライさん達が殺してくれたよ!バットやバールでボコボコにしてな!」 お面の男「…そうか。大したもんだぜ、あんた」 電子レンジから、チーンと音が鳴る。 お面の男「ほい、どうぞ。超ビッグサイズのアゲアゲ揚げ料理だぜ」スチャ お面の男は包丁を持ち、大きな大きな揚げ物をざくざくとカットしていく。 アライさんの数と同じ、約30個に分割した。 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22 58 18.42 ID PWrAzQOLo アライさん1541「いただくのだぁ!」タッ 変な男2「待った!こいつ怪しいぞ!この料理、毒が入ってるかもしれん!」 お面の男「入れねえよそんなもん。料理人が自分の料理に入れるのは、客をもてなす心だけだ。そんなに信用できねえなら俺が毒味してやるよ」 変な男2「むぅ…」 アライさん1542「食べるのだぁ!」ガシッ アライさん1542が、フライを一切れ掴み、口へ運ぶ。 お面の男「俺はこの3年、表に出ず、ずーっと経営と料理の腕を磨いていたからな。じっくり味わいな、絶品だぜ?」 アライさん1542「あーん、がぶっ」ガブリ アライさん1542は、大きなフライの一切れを噛み千切る。 断面からは、肉汁が滴り落ちる。 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 04 41.58 ID PWrAzQOLo アライさん1542「もぐもぐ…」モグモグ お面の男「どうだ?」 アライさん1542「…おいしーーのだあああああ!とっても美味なのだ、脂っこくて最高なのだぁ!」モグモグ アライさんは料理を絶賛する。 アライさん1543「アライさんも食べるのだぁ!」ドタドタ アライさん1544「栄養補給なのだぁ!」ドタドタ アライさん1545「今度は料理ができる家来ができたのだ!」ドタドタ アライさん1546「アライさんにも欲しいのだ!」ドタドタ お面の男「はいはい、一匹一切れな。カロリー高いからな」 アライさん達は全員、一切れずつフライを食べた。 皿の上には、フライの一番はじっこの丸い部分だけが残っている。 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 16 41.93 ID PWrAzQOLo アライさん1541「ふぅー、もっと食べたいのだぁ!」 アライさん1542「すっごく美味しかったのだ!ひとつだけ残ってるのだ、アライさんに寄越すのだ!」 アライさん1543「なぁっ、ずるいのだ!アライさんのものなのだぁ!」 アライさん1544「アライさんだってまだ食べ足りないのだぁ!」 アライさん1545「うおー、アライさんが貰うのだぁ!」ドタドタ アライさん1545は、皿に向かって走る。 アライさん1546「させないのだぁ!」ガバッ アライさん1545「のだっ!?」ドサッ アライさん1546は、アライさん1545に後ろからタックルして押し倒した。 アライさん1546「これでフライはアライさんのものなのだぁ!」バッ アライさん1546は、皿へ向かって手を伸ばす。 アライさん1545「よくもアライさんに乱暴したのだ!許さないのだ!」ドガァ アライさん1546「のだっ!?」ドサッ なんとアライさん1545は、先程タックルで押し倒された仕返しに、アライさん1546の後頭部を金属バットで殴った。 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 23 45.74 ID PWrAzQOLo アライさん1546「あああああ痛い痛いのだあああぁぁ!」バタバタ アライさん1546は、異常な痛がり方をする。 後頭部は頸椎と頭蓋骨の接合面であり、人体の急所。金属バットで殴られたら無事では済まない。 アライさん1545「ふーっ、ふーっ、アライさんに乱暴したからなのだ、お前が悪いのだ」フゥフゥ アライさん達は、静まり返る。 アライさん1545「これはアライさんが貰うのだ」スッ アライさん1547「ずるいのだ!そうはさせないのだ!」ガシッ アライさん1547は、アライさん1545を羽交い締めにした。 アライさん1545「離すのだ!アライさんが一番強いのだぁ!」ジタバタ アライさん1547「こんな乱暴で悪い奴に、美味しいゴハンを寄越すわけにはいかないのだぁ!」グイグイ アライさん1545「アライさんはやられたからやり返しただけなのだ!そこでうずくまってる奴が元凶なのだ!アライさんは悪くないのだぁ!」ジタバタ 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 28 21.03 ID PWrAzQOLo アライさん1547「みんな!こいつは仲間を殴った裏切り者なのだ!」グイグイ アライさん1548「酷いのだ!」 アライさん1549「ゴミなのだぁ!」 アライさん1545「う、うぅ!なんで誰も分かってくれないのだぁ!アライさんは被害者なのだぁ!」ジタバタ 変な男2「もうやめるんだみんな!」 アライさん達「「!?」」ピタッ 変な男2「敵は人間だろう?こんな所で味方同士でいがみ合ってどうするんだ!子供達が見ているんだぞ!」 アライさん1545「…ちび…?アライさんのチビは、この中にいなかったのだぁ」 変な男2「いやそういう話しじゃなくてね!?」 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 34 05.57 ID PWrAzQOLo 変な男2「ここは料理を作ってくれた、あの人に感謝すべきなんじゃないのか?最後の一切れは、あの人に残してあげようよ」 変な男2は、お面の男を指し示す。 アライさん達「…」 誰も納得してはいないようだが… アライさん1541「…わかったのだ」 アライさん1542「…それでいいのだ」 『共通の敵は人間』ということを思い出したおかげか、しぶしぶ変な男2の言うことを受け入れた。 アライさん達は、共通の敵を見つけた時のみ団結できるのである。 お面の男「いや、俺はいい。それよりあんた、この争いを静めるとは大したもんだな。あんたも腹減ってるんじゃねえか?」 変な男2「お…俺?」 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 40 19.48 ID PWrAzQOLo お面の男「考えてもみろ。お前がアライさん達をここへ連れてきたおかげで、みんなは俺の料理が食えたんだろ?」 お面の男「だったら、お前にだって食う権利がある。そうじゃないか?」 アライさん1541「…それもそうなのだ。家来はいい仕事したのだ」 アライさん1542「お前も労ってやるのだ」 アライさん1543「アライさんはその辺バッチリなのだ」 アライさん1544「美しい友情なのだぁ!人間だったら絶対奪い合ってたのだ」 アライさん1545「…イゾンないのだ。その代わり、お前も家来になるのだ!お前も家来になって、毎日アライさん達にこれを作るのだぁ!」 お面の男「いいぜ。お前が本当にそれを心から望むならな。材料集めから料理の過程まで、じっくり見せてやっていいぜ」 先程の奪い合いとは裏腹に、アライさん達は残った料理を変な男2へ譲るようだ。 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 23 44 03.19 ID PWrAzQOLo 変な男2「…さっきは貶して悪かったな。頂いてもいいかい?」 お面の男「ああ。どうぞ」スッ お面の男は、変な男2へフライを差し出す。 一番はじっこの、丸い部分だ。 お面の男「…おおそうだ。言っておくが、その部位はフライの衣を剥がしてから食った方が、料理をより深く味わえるぜ」 変な男2「そうなのか?ありがとう。どrどれ…」ペリペリ 変な男は、フライの衣を剥がす。 報告書10 ~レベルアップと身体能力~ アライハザード⑩ ~フォアグライ加工場~その2 パート3へ戻る